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登録タグ グロ パワーワード ホラー 危険度2 小説 黙読注意 残虐系ネット小説のサイトで、狂気太郎は管理人のHN。 その独特のニヒリズムに基づいた人間の持つ狂気や現実の無慈悲な残酷さ、人在らざる者たちの超人的な戦いなどを描く作品が多い。 + 主な作品一覧 お父さん(いじめ ミクミク) ずれ(「一日が二百時間というのは皆さんも知っていることだろう」のフレーズで有名) 殺人鬼探偵シリーズ 分類:グロ、ホラー 危険度:2 コメント ↑(いじめ ミクミクが) -- (名無しさん) 2020-11-15 16 17 21 そうだよな、釘バットじゃあケツに入らないもんな。いやホウキでも入らないやめてくれ。 -- (名無しさん) 2020-11-29 09 59 45 ハンドルネームが僕のハンドルネームより100倍インパクトが高いな。 -- (ゲーム太郎) 2021-03-10 22 20 17 狂気さんの作品狂おしいほど好き。青少年~は定期的に読みたくなる面白さ。 -- (ミルメーカー) 2021-04-05 18 31 37 モラルは名作 -- (名無しさん) 2021-04-19 19 58 36 数ある太郎シリーズ(駕籠真太郎、チンカス溜め太郎)の中でも一番なんか好き -- (ナイル) 2021-05-02 22 35 49 ゲゲゲの鬼太郎みたいな名前だな -- (グロキン) 2021-06-06 12 38 09 正直めちゃくちゃ面白い チェンソーマンとかドロヘドロが好きな人はハマると思う -- (とねりこ) 2021-06-24 12 10 37 スプラッターに走りすぎてて微妙なのもままあるがけっこう面白いのもある 「地獄王」と書籍化もした「ずれ」とかオススメ -- (名無しさん) 2022-12-12 00 56 03 おう、実験地区13の原作小説の紙媒体本と漫画版の新刊、あくしろよ。 -- (谷岡俊三) 2023-10-28 15 01 45 名前 コメント すべてのコメントを見る
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京太郎「なんだよチクショーまたラスかよ!!」 京太郎「毎回クソ配牌とクソヅモなのは何でなんだよ!! リーチかけても全然和了れねえし!」 京太郎「何で俺んときは最後まで流れるクセに相手がリーチすると一発でツモんだよおおお!!」 京太郎「もうやだこのゲーム!! 帰る!!! 帰るもん!!!」 和「須賀くん、いい加減奇声上げるの止めてください。うるさいですよ」 京太郎「うぅ……和ぁ……」 和「またラスとったんですか? コレで何度目ですか」 京太郎「多分……二桁超える……」 和「……いくらなんでも下手過ぎでしょう……」 京太郎「うぅ……俺の何が悪いんだよ……やっぱ運なのかよ……」 和「ああもう、ウジウジしないでください。男の子でしょう?」 京太郎「男だって泣きたい時はあるさ……」グスッ 和「……はぁ……」 和(しょうが無いなぁ……)スッ カチッ カチッ....カチッ.... 京太郎「……」 カチッ....カチッ.... 京太郎「……?」 和「……」カチッ...カチッ... 京太郎「……何してんだ? 和」 和「牌譜見てるんです。 須賀くんの対局の」カチッ ロンッ 京太郎「あっ! それ! 俺が親ッパネ振った時の!」 和「見ればわかりますから」 京太郎「せっかくジュンチャン三色見えてたのにー!! あークソ! クソぉおおお!!!」 和「……」カチッ...カチッ.... ツモッ 京太郎「あ、それ!! せっかくトイトイ張ったのにダマでツモられたやつ!! マジ死ねよ和了ったやつ!!」 和「……」カチッ...カチッ... カチッ.... ロンッ 京太郎「あーこれも!!せっかくのホンイツがこいつのせいでパーだよチクショウ!!」 和「……」カチッ カチッ... ロンッ 京太郎「とか思ってたらチンイツ振り込むっていうよぉ!! 俺なんかしたか!? なぁ!!」 和「……」カチッ 京太郎「………」 和「……」カチッ 京太郎「なあ和。 もしかして俺、うるさい?」 和「言わないとわかりませんか?」 京太郎「……お茶淹れてきます……」シュン... 和「……」 カチッ...カチッ.... 和「……」カチッ ― 4位 SUGA・KY -8,200 ― 和「………」 京太郎「お茶です……」コトッ 和「あ、どうも」スッ 京太郎「……」 和「ズズッ……」 京太郎「………」 和「……ズズッ……」 京太郎「………あの……」 和「…………ズズッ………」 京太郎「……あの……和さん……」 和「今お茶飲んでるんですが」 京太郎「は、はい、すいません……」 和「……ふぅ……」コトッ... 京太郎「……あ、お茶片付けま」 和「須賀くん」 京太郎「ひっ。 あ、は、はいっ」 和「結論から言います」 京太郎「は……はいっ」 和「あなたは下手です」 京太郎「おふっ」 和「まず、基礎がなってません」 京太郎「がはっ」 和「ドの付く程の初心者丸出しです」 京太郎「うぼぁっ」 和「お茶おかわり」スッ 京太郎「あ、はい」 京太郎「……そんなに酷かったか」 和「ええ。 正直、見てて苦痛でした」 京太郎「そ、そんなにか……」 和「……すいません、少し言い過ぎました」 和「見てて思ったのは、牌効率と捨て牌読みがなってないかな、と」 京太郎「牌効率と捨て牌読みねぇ」 和「須賀くん、好きな役は何ですか?」 京太郎「え? なんだ急に」 和「当ててみせますよ。 タンヤオ、三色、トイトイ、染め。 でしょう」 京太郎「え、凄い。 何でわかったんだ?」 和「さっきの打ち方がそれらの役しか狙ってないってわかるからですよ。あからさま過ぎます」 京太郎「そんなにか」 和「バレバレを超えてスケスケのレベルです」 京太郎「マジかよ。エロいな」 和「ホント、エロエロですよ」 和「ごほん」 和「まぁとにかく、須賀くんの悪いところは最初から決め打ちしているところですね」 京太郎「決め打ちは駄目か」 和「一概には言えませんが、普通は色々な役を視野に入れながら打っていくものです」 京太郎「うーむ」 和「それと、今あげた4つの役は鳴いた場合基本相手にバレやすい役です」 京太郎「そうなのか?」 和「そりゃそうです。鳴いた牌、及びメンツの種類がシンプルですから」 和「タンヤオは2~8までのいずれか。染めは一色ですし、トイトイは刻子だけ。三色は2色も鳴いたら確定ですし」 京太郎「確かに」 和「かと言って鳴かずにタンヤオ以外のこれらの役を作るのは難しいですからね」 京太郎「じゃあどうすりゃいいのさ」 和「ですから、これらの役だけに決め打たず、もっと幅広く役を受け入れやすい様に打っていくのがいいんですよ」 京太郎「ふむ」 和「須賀くんはもう役は全て覚えていますよね?」 京太郎「点数計算はサッパリだけど、流石に役はな」 京太郎「でも……どう打てばいいのかわからなくてなぁ」 和「ふむ」 京太郎「和はどう打ってるんだ?」 和「私ですか? さっき言ったとおりですよ。受け入れを広くしながら打つ様に」 京太郎「だからそこがよくわかんないんだ。どう打てば受け入れが広くなるのか……」 和「……ふむ」 和「わかりました。 では打ちながら説明しましょうか」 京太郎「おっ、そりゃいい」 和「……なにしてるんですか?」 京太郎「俺の膝の上が空いてるぜ?」ポンッ 和「いいから椅子持ってこい」 京太郎「あ、はい、すいませんでした」 カチッ 和「……1位と2位が0の3位2回、4位が21回……」 京太郎「どうよ」 和「どうしようもないですね」 京太郎「辛辣ぅ!」 和「まずは門前、つまり鳴かずに打つことが重要です」カチッ 京太郎「鳴きは禁止か?」 和「そこまでは言いませんが、基本門前が好ましいですね」カチッ 和「現代麻雀だと一発に裏ドラ有りとリーチした時のメリットが高いですから」カチッ 京太郎「無いルールもあるのか?」 和「競技麻雀だとそうですね。一発、裏ドラ、槓ドラ、赤ドラなし。 運の要素を切り捨ててます」カチッ 京太郎「ほぇぇ」 和「私はむしろそっちのルールのほうが好きですけどね」カチッ 和「……っと」 和「須賀くん、問題です。 ここは何を切ったらいいですか?」 京太郎「ん?」 北家 ドラ4m 6巡目 245m3455679p334s ツモ5p 京太郎「むっ……むぅ」 和「始まったばかりなので点数の変動なしです」 京太郎「タンピンを目指すなら……浮いてる9pでいいんじゃないか?」 和「まぁそれも正解です」 京太郎「ということは、和なら何を切るんだ?」 和「私ならこれですね」 カチッ 打:2m 京太郎「2m? 9pを残すのか?」 和「ええ、8pのツモを考慮すると4-7pの受けが残る分こちらのほうが効率はいいです」 京太郎「でもそうなると234の三色は切り捨てに……、あっ」 和「345が残りますね。 もちろん3sが雀頭になってもいいし、鳴いてもテンパイの早い。有効牌の多い選択ですよ」 京太郎「ふぅん」 和「ドラ表示牌が3mということもありますし、さいあく三色が崩れてもタンピンでリーチもいいです」 京太郎「見るのは役だけじゃないんだな」 和「私が見ているのは結局は麻雀の基本ですからね」カチッ 京太郎「麻雀の基本?」 和「なるべく早く、高く、そしてリーチをかけてツモりやすい手を作ることです」 京太郎「メンタンピンでツモ和了りが基本か」 和「まぁ、打ち方は個人と状況次第でいくらでも変わりますけどね」カチッ 京太郎「おっ」 リーチッ 和「ふふっ」 京太郎「見事メンタンピンでツモ和了り。流石は和」 和「三色も裏ドラも乗りませんでしたけどね。 出だしは好調でした」カチッ ロンッ 和「えっ?」 京太郎「はっ?」 ホンイツ、トン、ハク、ドラ1。 ハネマン。 和「………」 京太郎「………」 京太郎「せっかくの満ツモが……」 和「こ、こういう時もあります! ていうか3巡目でこれは読めませんよ普通!」カチッ 京太郎「……やっぱり俺って呪われてるんじゃ……」 和「ま、まだ始まったばかりです! 頑張ってここから逆転しましょう!」カチッ 京太郎「……もう死にたい……」 和「もう! 落ち込みすぎです!!」カチッ 和「んっ……」カチッ 和「須賀くん」 京太郎「はいはい。 問題?」 和「この手牌なら何を切ります?」 東2局 西家 5巡目 ドラ9m 持ち点 2,0700 346789m5p444599s ツモ3s 京太郎「ハネ直くらった後だしなぁ。孤立牌だし5p切ればイーシャンテン……」 京太郎「あ、いやでも基本はタンピンだし……4s雀頭に9s切りとか?」 和「どちらも不正解ではありませんね」 京太郎「……じゃあ和なら?」 和「私は……」 カチッ 打:4s 京太郎「えっ、4s切り? せっかくの暗刻なのに切っちゃうのか?」 和「今回の場合、ドラが9mですからタンヤオに固執する必要はありません」 和「門前を前提とするなら受け入れが多いのは4s切りですね」 和「上手く孤立牌の5pにくっつけば345の三色が見れますし3445sは34sと45sのリャンメンと見る方がいいと思います」 京太郎「でも9mは邪魔じゃないか? ドラとは言え持ってても最終的に切っちゃうようだったら……」 和「ああいえ、この4s打は三色だけじゃなくもう一つの役も見てるんですよ」カチッ 京太郎「? ピンフ三色ドラ1以外に何か……?」 京太郎「……あっ、もしかして……」 和「はい、一気通貫も見てます。シャンテン数なら一通も345の三色も同じですからね」 京太郎「ほぇぇ」 和「跳満を直撃したわけですし、狙うならより高いほうがいいですからね」カチッ 京太郎「なるほどなぁ。 おっ」 ロンッ 京太郎「おーっ、すげえ」 和「よしっ」グッ 和「なんとかトップのままオーラスまで来れましたね」 京太郎「こ、これを勝てば初のトップに……この俺が……!」ガタガタ 和「打ってるの私ですけどね」 リーチッ 和「むっ」 京太郎「うげっ」 和「親リーが入っちゃいましたね」 京太郎「振り込んだらまたラスに……う、うわぁぁ……」ガタガタ 和「落ち着いてください。 要は振らなきゃいいんです」 京太郎「簡単に言うなよ! それができたらこんなに4位取ってねえよ!」 和「あ、す、すいません」 京太郎「ハァッ……ハァッ……」 和(息荒げてまで……) 和「……まぁちょうどいい機会ですし、今度は捨て牌読みをしましょうか」 京太郎「ハァッ……おっ……お願いしまっ……ハァッ……ハァッ……」 和「…………」 和「まずは須賀くん、跨ぎスジと裏スジという言葉は知ってますか?」 京太郎「マンスジなら知ってるけど」 和「帰っていいですか?」 京太郎「冗談っす」 京太郎「それってアレだろ? メンツ構成時に出来る余剰牌のスジ、のことだっけ?」 和「そうです。それぞれの意味は知ってますか?」 京太郎「んっと、裏スジが334とかからの3で……」 和「え?」 京太郎「跨ぎスジが235からの5、だよな?」 和「ぎゃ、逆です逆! 裏スジと跨ぎスジの意味を履き違えてますよ!」 京太郎「え?マジで!?」 和「裏スジと跨ぎスジを逆に覚えてたんじゃ放銃率もそりゃ高くなりますよ……」 京太郎「あ、だーから俺、敵リーチにボンボン振り込んでたのか!! なるほど!!」 京太郎「通ると思った牌全部当たったからな! なーんだ逆だったのか!! 流石は和だ!!」 和「……どうも……」 和「とまぁ誤解が解けたようで再確認しますが」 和「235からの5切りの1-4待ち、568からの8切りでの4-7待ちなど。これらを裏スジと言います」 京太郎「ふんふむ」 和「そして334からの3切りでの2-5待ち、677からの7切りでの5-8待ちなど。これらを跨ぎスジと言います」 京太郎「よくよく考えれば名前の意味のまんまだな」 和「ホント、なんで気づかなかったんですかレベルですよ」 和「基本的に序盤で切られた中張牌……つまりは2~8の牌は裏スジがあり」 和「終盤、及びリーチ宣言牌などは跨ぎスジが多い傾向があります」 京太郎「ほぉ」 和「勿論、これはあくまで傾向なだけであって必ずしもそうだといえるわけではありませんからね?」 京太郎「了解っす。 ……ふむ」 京太郎「……序盤は跨ぎ……リーチは裏……」 和「いや、だから逆です逆」 京太郎「……あれ? ハイ、和先生ッ」バッ 和「どうぞ、須賀くん」 京太郎「数牌の場合はわかりますが、字牌切りリーチの場合はどうなんですか?」 和「ふむ。 良い所に気が付きましたね、須賀くん」 和「一般に字牌切りリーチをする人には次の3つの傾向があります」 京太郎「個人レベルの問題かぁ」 和「1つは、少しでも待ちを読みにくくしたい人の場合」 和「例えば須賀くん、この手牌であなたは何を切りますか?」 京太郎「んっ」 566888m67p11s67s北 ツモ8p 京太郎「こんなの北一択だろ。 イーシャンテンで受け入れも多いのに何処切るんだよ」 和「そうですね。 しかしこの状態から6mを打つ人も少なくは無いんですよ」 京太郎「へ?」 和「理由を説明しましょう」 和「先ほど言った跨ぎスジと裏スジの話は覚えてますね?」 京太郎「ん、ああ。 序盤が裏スジのリーチが跨ぎスジ、だろ?」 和「そうです。 それを踏まえた上でこの手牌を見てみましょう」 566888m67p1167s北 ツモ8p 和「この手から北を打った次巡、8sを引いたとすると……」 566888m678p1167s ツモ8s 京太郎「まぁ、6m切りでリーチじゃないか?」 和「それが妥当ですね。でもその場合このリーチの6mは典型的な跨ぎスジ4-7,5-8m待ちというのが解りやすいんです」 京太郎「あ、そっか」 和「しかしここで6mを先に打ってみましょう」 56888m678p1167s ツモ8s 京太郎「この場合で北切りリーチなら……」 和「直前に6mは切られてますが跨ぎスジとしては取りづらくなりますよね」 京太郎「確かに……これなら6mの裏スジっぽいかも……」 和「このように、少しでも相手に待ちを悟られにくくする為に字牌を最後まで残すタイプがあります」 京太郎「でもコレって牌効率で言えば6m切りの方がいいよな?」 和「そうですね。 でも、捨て牌に迷彩を入れる場合はセオリーとは外れた打ち方をしなくちゃなりませんからね」 和「今回のこの字牌切りリーチは『ツモ和了りしやすくする』というよりは『出和了りを期待する』打ち方に入るかもしれません」 京太郎「ふぅむ」 和「では続いて字牌切りリーチの2つ目の場合」 和「ハッキリ言ってコッチの傾向が1つ目より多いかもしれませんね」 京太郎「というと?」 和「チートイツや国士無双、及び単騎待ちをテンパイした場合です」 和「まぁ、国士無双をテンパイしてリーチにいく人は滅多にいませんけどね」 京太郎「そもそも俺、国士張ったこと無いぞ」 和「というわけで機会の多い単騎待ちとチートイツを考えて行きましょう」 京太郎「チートイなぁ……あれは待ちが読めない役だよな」 和「そもそも単騎待ちというのは一番セオリーに属さない待ちですからね、読むのは難しいです」 和「というか、正直に言うと単騎待ちを読むのは不可能です」 京太郎「えっ」 和「麻雀の性質上、単騎待ち自体があまりリーズナブルとは言えませんからね。 そんなわけで単騎待ちは読めません」 京太郎「じゃあどうすんだ?」 和「まずはチートイツの読みからなんですが、これは有名な説が2つあります」 和「1つ目。 捨て牌に法則性の無いシュンツ系のターツ落としが多い時はチートイツ」 和「まぁ、これはなんとなく解るんじゃないですか?」 京太郎「チートイ狙ってる時に変にシュンツのターツ出来たら困るしなぁ」 和「とは言え、チートイは偶発性の高い役です。 最初からチートイ狙いで打つ人はあまりいないと思いますけどね」 和「続いて2つ目。序盤より後半の方がヤオチュウ牌の捨て牌が多い場合はチートイツ」 京太郎「……そうなのか?」 和「一応単騎待ちは3枚しか和了り牌が無いわけですから」 和「少しでも和了りやすくするためにヤオチュウ牌を手に持って置く傾向はあるとは思いますけど」 和「正直これについてはあまり信憑性があるとは思えませんね。国士無双の可能性もあるわけですし」 和「とまぁチートイツも含め、単騎待ちは『出和了りを狙う』傾向のほうが高いです」 和「だから場に2、3枚切れてる字牌よりもまだ見えていない字牌や老頭牌で待つ方が多いってことですね」 京太郎「字牌の後出しは別の字牌、老頭牌へ待ちを変化したからってわけか」 京太郎「……それだったらダマでもいいんじゃ?」 和「確かにダマのほうが和了る確率は高いですね。 でも単騎待ちは必ずしもダマで行けるとは限りませんから」 京太郎「役なしの場合とか……点数を見て?」 和「そうですね。 凧と麻雀、あがってなんぼですから」 京太郎「じじ臭えこと言うなぁ」 和「お黙り」 和「そして字牌切りリーチする人の3つ目。 完全安牌をテンパイするまで抱えるタイプです」 京太郎「完全安牌?」 和「他家に必ず通る牌のことですね。 字牌なんかはよく完全安牌になりますよ」 京太郎「それって必要無くないか? なんで持っておくのさ」 和「まぁ、言わば『保険』ですね」 京太郎「保険?」 和「1つ想像してみてください」 京太郎「む」 和「自分があとイーシャンテン。 そんな時に他家からリーチがかかりました」 京太郎「うわぁ……」 和「そんな時、なんと自分もテンパイ。 この5sを切ればリーチが出来る……でもその牌は危険牌!」 京太郎「……おえぇぇ……」 和「なんとか通せっ……通ると信じて5s切り!」 京太郎「おおっ!」 和「……結果放銃。 4位に転落」 京太郎「…………死にたい……」 和「あの時もっと早めに5sを打っておけば……5sじゃなくて字牌をキープしとけば……」 京太郎「……死のう………」 和「とまぁ、こんな事にならないように、テンパイ直後まで完全安牌を持つ人も居るわけですね」 京太郎「なるほどなぁ。死にたい」 京太郎「その場合はどう読めばいいんだ?」 和「完全安牌キープの場合だと、持ってるターツのほとんどがリャンメン系です」 京太郎「?」 和「須賀くんはこの手牌からこのツモで何を打ちますか?」 ドラ3m 持ち点18000 346m344556p4588s ツモ北 京太郎「ん……普通ならツモ切りだけど、この北は?」 和「ハイ、完全安牌です」 京太郎「だったら6mかなぁ。 456の三色があるけど46mでの5m待ちは嫌だし、それにドラ筋の6mは危険だしなぁ」 和「ではその後、北を切ってのリーチが入りました」 京太郎「完全安牌の北を切ってのリーチ……あ、それじゃあ」 和「はい。この場合は直前打の6m裏スジである可能性があるんです」 和「裏スジの余剰牌は持ってても要らないものですからね。安全度の高い完全安牌を保持するほうが良いというわけです」 京太郎「んなるほど。 完全安牌切りのリーチは裏スジが有力ってことか」 和「勿論。例外として344というターツに完全安牌を持ってきて4を切る人もいなくは無いですが」 京太郎「それはセオリーとしてはあまり良い選択ではない、と」 和「そうですね。 まぁ、何事も例外はあるということです」 和「これで字牌切りリーチの説明は終わりです。この他にも間四軒というものがあります」 京太郎「なんだそりゃ」 和「手牌に1346とあったら34のターツを固定するために1,6と捨てる。 この捨て方を間四軒と言います」 和「今の例だと1,6捨ては2-5待ちの間四軒ですね」 京太郎「へえ。 それじゃあ2457と有っての2,7捨ても?」 和「ええ、3-6待ちの間四軒です」 和「間四軒には次のタイプしかありません。 1→6。2→7。3→8。4→9の4つだけです。勿論、9→4の切り順も間四軒に入りますよ」 京太郎「逆も同じなんだな」 和「間四軒は意外と無意識にやってしまう捨て方なので、待ち牌を見極められたくない場合は注意が必要ですね」 京太郎「ふんふむ」 和「さて、以上を踏まえた上でネト麻に戻ってみましょう」 京太郎「いやー長かったなー」 和「相手も待ちくたびれてるでしょうね」 和「あ、、ネット麻雀中に少し時間を空けるようなことがあった場合は必ずツモ切りモードにしておくことがマナーです」 和「ほとんどのネト麻には打牌の時間制限がありますが」 和「少しでもスムーズに進める方が自分も相手も気持ちよく麻雀が打てますからね」 京太郎「皆も途中退席する場合はツモ切りをonにして置くようになっ」 北 9p 1m 中 4s 1p 3p 6m 北(リーチ) 和「これが相手の捨て牌ですね」 京太郎「いい感じに字牌切りリーチか。 早速読んでみるか」 和「徹底してオリる場合は現物牌を。 現物牌が無い時は通りそうな牌を考えて打つことです」 和「まぁ、まずはこのリーチからオリてみましょう」 京太郎「おっけおっけ。 よーっし、ぜってー振り込まねえぞー」
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リクエスト if 宮守勢と義姉さん達と海に行く。 京太郎「青い空、青い海、そして美少女達…俺、生きてて良かったと真面目に最近思うですよ」 塞「はいはい、そんな馬鹿な事を言ってないでさっさとBBQセットを組み立てなさい」←緑のビキニ+パレオ 京太郎「あっ、それなら全部終わってますよ。あと、シロさん用の巨大浮き輪と胡桃さん用のそこそこの浮き輪、日焼けクリームも皆の者とエイスリンさん用のもありますし、パラソルやその他諸々の飲み物とかも全部できてますよ」 塞「…改めて京太郎が化け物に見えるわ」ハァ… 京太郎「なにいってるんですか、男ならこれくらいできて当たり前ですよ?」 塞「世の中の男が君見たいならそれはそれで恐ろしいよ」 京太郎「??」 豊音「きょーたろーくん?」←黒のビキニで走ってくる 京太郎「ああ、駄目ですよ豊音さんあんまりはしゃぐとこけ…」 トン…バタン! 京太郎「ああ…大丈夫ですか?」 豊音「だ、大丈夫だよ?」グスン… 胡桃「豊音、先に行ったら駄目だよ!」←学校指定スクール水着 シロ「…ああ、怠い」←水色のビキニ エイスリン[追いかけている絵]←白のスクール水着にパレオ装備 京太郎「…眼福だな」ツー←鼻血を垂らす 塞「…変態」 豊音「た、大変だよ、京太郎君が鼻血垂らしてるよ!」 胡桃「何時もの事だから大丈夫、大丈夫」 京太郎「大丈夫ですよ、豊音さん。それよりもそのビキニよく似合ってますよ。普段着があんまり露出が少ないから肌がより綺麗に見えますし」 豊音「あ、ありがとう」カァァ… 胡桃「また京太郎のジゴロの毒牙が…」 エイスリン[蛇の絵が書かれている] シロ「…だる」 京太郎「あれ、なんで胡桃さんはスク水なんだ?確か水着を買…」 胡桃「あー、それよりも京太郎のお姉さん達は何処にいるんだろ?」 塞「誤魔化したな…」ジト目 豊音「誤魔化した…」 胡桃「ご、誤魔化してないから!あれは今度京太郎と遊びに行く時に…はっ!」 塞「ほう…遊びに行くのか?」 豊音「気になるの…」 胡桃「わ、私は何もしらない!」ダッ… 塞「豊音!」ダッ… 豊音「大丈夫!」ダッ… 京太郎「皆、元気だな」 トントン… 京太郎「うん?」 エイスリン「に、にあう?」モジモジ 京太郎「oh、 very good」 エイスリン「Thank you」真っ赤 シロ「………京太郎、おんぶ」 ガシ… 京太郎「えっ、あっ、シロさん、それは色々と不味い!」 シロ「…怠くない」ダラぁ 健夜「し、シロちゃんは京君から離れるべきだよ!」←紺のスク水タイプ 良子「久しぶりの海ですね…」←赤のビキニ シロ「……フッ」←健夜の全体を見て鼻で笑う 健夜「…!久しぶり怒っちゃおうかな?」ゴッ…! 京太郎「はいはい、そんなつまらない事で怒らない。でも残念だな…健夜義姉さんのビキニ見たかったんだけどな」 健夜「うっ……京君のご飯が行けないんだー!」ダッ… 京太郎「なんだったんだ?」 シロ「京太郎が悪い…」 エイスリン「きょーたろー」[サンオイルを塗っている絵] 京太郎「…それは駄目だ」 エイスリン「ブー(拗ねている絵)」 シロ「私も怠いから塗って」 京太郎「俺、用事を思い出した…」 ぎゅう… シロ「逃がさない…」 京太郎「…あれ詰んだ」 胡桃「京太郎がオイル塗ってくれるの?」 豊音「私も塗って欲しいよ?」 塞「わ、私も…」 良子「私もお願いします」 健夜「わ、私も…」 京太郎「……あれ、でも役得なんじゃ」 カン!
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覆面太郎 ふくめんたろう。「剛力仮面」。 09年8月EXIT-20 CORONAにて地下プロレス初登場。 「UNDERGROUND JAPAN TAG LEAGUE 2009」準優勝。 (パートナーはロスフェイス) 初代覆面太郎は66年、国際プロレスでデビュー。 正体はストロング小林(ストロング金剛)。 二代目覆面太郎は93年W★INGでデビュー。レッスル夢ファクトリー、ナイトメア等で活躍。 長身と怪力を活かしたパワフルなファイトスタイルが特長。 合計: -
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番外編 京太郎の実力がばれる前の日常 久「須賀君、買い出し頼める?」 京太郎「お茶っぱとお菓子、あとコピー用紙なら買っときましたよ?」 久「えっ、あっ、そうなの。ありがとうね」 優希「おーい犬ー」 京太郎「一々、大声を出すなタコス娘。タコスならもう作ってるから食べるんならさっさと食べろ」 優希「流石犬だぜ!」 まこ「のう、京太郎…」 京太郎「大丈夫ですよ、皆の麻雀見てる方が楽しいですから」 まこ「お主がそう言うならいいんじゃが…」 和「須賀君」 京太郎「なんだ和…ああ、また裁縫教室か?部活が終わったらな。今日はかがり縫いとボタンのかんたんな留め方な」 和「わかりました」 咲「ねえ京ちゃん」 京太郎「どうしたんだ、咲?」 咲「あのね、よかったらまた麻雀打たない?」 京太郎「そうだな…また義姉さんたちが帰って来たら打つか」 咲「えっ、いやそうじゃなくてここで…」 京太郎「いや、宅うまってるしまた今度な」 咲「うー…オカシイよ、京ちゃんがここで一番強いのに誰も信じてくれないし」 京太郎「いやまあ、俺は弱いし」 咲(それは京ちゃんの周りが強すぎるだけだよ!!) カン!
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朝 京太郎「今日が決勝か…なんでだろ、麻雀じゃなくてそれ以外で修羅場になりそうな気がする」 京太郎「…ふぅ、まあ、少しぶらつくか」 京太郎「あれって、妹尾さん?」 佳織「大丈夫…私なら大丈夫…」 京太郎「どうかしたんですか?」 佳織「は、はい!な、なんだ須賀君か…ちょっと、ちょっとだけ怖くなったの」 京太郎「…プレッシャーか?」 佳織「すごいね、須賀君。相変わらずなんでも解るんだね。うん…ちょっとだけ怖いんだよ。智美ちゃんや部長は私に期待してくれてる…でもね、私はそれに応えれるかわからないんです」 ギュ…服の裾を握りしめ 佳織「麻雀の勉強をして、モモちゃんに色々と教えてもらって勝ち続けてる。でもいつ迄それが続くか解らない…勝てなくなったら、期待されなくなったらと思うと少しだけ怖いんです」 京太郎「力が欲しいんですか?」 佳織「うんうん…力なんていらない。ただ、自信が欲しい」 ギュ…京太郎が佳織の手を握る。 京太郎「俺は楽しみにしてるんですよ…妹尾さんが俺のステージにきてくれる事を。だから今回が最後です。一回目は出会った時、二回目は麻雀、三回目は今回。三顧の礼なんてね…あれ、これ間違ってるか」 佳織「えっ…どういう事?」 京太郎「ただこれは…そのなんか気持ち良くなるみたいだから気をつけてくださいね」 佳織「気持ち良くって…」 京太郎(……この人に…ほんの少しだけ自信を持てるよう力を) ドクン… 佳織「えっ、これ、なに…あっ…」 ドクン…ジュワッ… 佳織「ハァ…ハァ……今の…なに?」 京太郎「おまじないです」 佳織「お、おまじない…?」 京太郎「はい。おれにもよくわからないんですけどね」 佳織「そ、そうなん…だ…ハァ…」カァァ 京太郎「決勝…清澄、龍門渕、鶴賀、風越。これは楽しい麻雀が見れそうだ」 美穂子「よろしくお願いします」 純「よろしく」 優希「よろしくお願いします」 睦月「よろしくお願いします」 純「俺が親だな」 優希(タコスパワー、ぜんかいだじぇ!) 美穂子(この子…一番やっかいね) 睦月(妹尾さんに繋げればどうにかなるはず…) 美穂子(様子を見る) 純「ツモ、500オール!」 美穂子(鶴賀を削っておかないとあの役満の子は危ない) 純(流れが操れない) 睦月(削られないように…) コトン… 優希「ロン、一本は8300!」 睦月「は、はい…」 優希(このまま連荘だじぇ!) 純(また聴牌できてない…) 美穂子「ツモ、1000オール!」 美穂子(龍門渕を止める?まだ、清澄の子が落ち着いてから) 優希(跳満聴牌だじぇ!) 純「ツモ、1100.600」 睦月(あがれない…) 美穂子(…清澄は親を流せばどうにかなるはず) 純(はやすぎるだろ) 優希「今度こそ、ツモ、6000.3000!」 美穂子(これ以上は暴れさせてはいけない!) 敬愛の芽発動! 優希「…来なくなったジェ…」 純(っ!なんだ今の感覚) 優希(大三元聴牌!!) 美穂子(勝つのは私達…風越よ!) 慈愛の一撃発動! 睦月(これで…) コトン 美穂子「ロン、清老頭、32000です」 美穂子 7700 ツモ 純(あがれない…) 睦月(…とばされないように) 優希(力がでないじぇ…) 美穂子「ツモ、2000.3900」 美穂子(鶴賀を飛ばせるかしら?) 純(よし、聴牌!) 優希「ツモ、1000.2000!」 優希(やっぱりタコス成分が…) 睦月(あと二局…) 美穂子「ロン、3900」 純(当てられた) 純(取り返さないと…) 睦月(これで最後…) 優希(私はまだ諦めないじぇ!) コトン 美穂子「ロン、8000です」 美穂子 148200 純 90500 優希 112200 睦月 48600 先鋒戦が終了しました。 アナウンサー「それでは今の試合について藤田プロにお話を聞いてみたいと思います」 靖子「風越の一人勝ちだろ。清澄の三倍満を止めて、役満で親を流す…風越だけレベルが違った」 アナウンサー「ですが片岡選手も序盤、高打点をだしていましたが…」 靖子「清澄は二人のプロの影ちらつく…あの二人みたいな火力なら今ごろ全員飛んでいるがな」 アナウンサー「プロといいますと?」 靖子「それは伏せさせてもらおう。だけど…今年の長野は本当に二枠になって正解だった」 アナウンサー「そうですね。複数人のプロの推薦により今年の長野県大会は団体戦二枠、個人が5枠用意されています」 靖子「こらからの試合はさっきよりもひど…凄いのが見れる」 ーーーーーーー 京太郎「美穂子さんの一人勝ちか…優希ももうちょっと集中力があればな」 美春「よろしくお願いします」 智紀「よろしく」 まこ「よろしくお願いします」 佳織「よろしくお願いします」 美春「私が親…」 まこ(鶴賀の役満に気をつけろと言われても……牌の切り方が独特すぎる) 智紀(自分の打ち方を突き通す) 美春(振り込まなければ勝てる) コトン… 佳織「ロン、8000です」 佳織(…なんだろう、大丈夫な気がする!) 美春(まだ、まだ大丈夫…) まこ「ツモ、1000.2000!」 佳織(親番…ここで稼がないと!) まこ(この盤面ならこっちじゃ…) 未春(き、キャプテン…) 智紀(…させない!) 智紀「チー」 理論の華発動! まこ(流れ…盤面が変わった?) まこ以外「聴牌」 まこ「ノーテン…」 佳織(えっと…これで満貫かな?) 智紀(……) 未春(私なら大丈夫…私なら…) コトン まこ「ロン、2000!」 佳織(…っ…あがれた) 智紀(鶴賀がくる…) まこ(これはあがれんの…) 未春(まだまだ…) 佳織「ツモ、緑一色?8000.16000!」 まこ(…読み間違えた?) 智紀(最後の親番は流させない!) 理論の華発動! 佳織(あれ…こなくなった?) 佳織、未春「ノーテン」 まこ ツモ 満貫 佳織(よし、できた!) まこ(あれは不味い顔じゃ…ずらすか) 先見の先眼発動! まこ「ツモ、2000.4000!」 佳織(…あがれない、清澄のひとのせいなのかな?) 未春(このままトップで…) 智紀(…これ) コトン まこ「ロン、3900」 まこ(連荘狙いの安上がり…流石に追いつけそうにないの) 智紀(これから…) 未春(意外に私できる!) コトン… 佳織「ロン!タンヤオドラ4、12000です!」 まこ(ドラ麻雀じゃと!) 智紀(これを上がったら逆転できる…) まこ(緑一色聴牌!) 先見の先眼発動! 未春(な、なにが起きてるの?) 香織(須賀君…私に力を貸してください!) 開闢の幸運発動! まこ(これなら通る…) コトン 香織「ロン、国士無双、48300です!」 香織(や、やったよ、須賀君!) まこ(はやすぎるじゃろ…) 智紀(もう一回!) 未春(華菜ちゃん…) 佳織「ツモ!2000.4000!」 未春 109500 智紀 75700 まこ56100 佳織 149200 次鋒戦が終了しました 靖子「役満二回に満貫三回…凄まじいな」 アナウンサー「私もここまで凄まじい試合は初めて見ました」 靖子「清澄と龍門渕がいなければここで鶴賀が全てを蹂躙して終わってただろ」 アナウンサー「そうかもしれません…。風越もよく頑張りましね」 靖子「……魔物を抑えた二人の戦士に護られたただの平民だっただけだろ」 アナウンサー「毒舌ですね」 靖子「そうか?事実は事実だ。褒められるとしたら間違いなく清澄と龍門渕だ」 京太郎「…藤田プロがプロらしい事を言ってる…あれ、プロだったからあってるのか」 京太郎「ぶらつくか」 ゆみ「須賀君?」 京太郎「ああ、お久しぶりです」 ゆみ「モモに来ているとは聞いていたが…元気にしているのか?」 京太郎「ええまあ」 ゆみ「そうか」 京太郎(……しゃべる事が思いつかない) ゆみ「君の眼からみて鶴賀は全国に行けそうか?」 京太郎「えっ?」 ゆみ「だから、」 京太郎「いや、言ってる事はわかるんですが俺になんで聞くんですか?」 ゆみ「私は君がモモや妹尾を超える魔物だと思っている」 京太郎「……」 ゆみ「だから私は君の意見が聞きたい」 京太郎「…今からが本番です。清澄の竹井、原村、宮永の三人、龍門渕の国広、透華、天江の三人…この六人は俺の知り合いの中で俺と普通の麻雀が打てます」 ゆみ「そうか。先は長いな…」 京太郎「それが麻雀ですよ」 京太郎「珈琲かコーラか…」 ポチ… 京太郎「えっ?」 久「珈琲にしときなさい」 京太郎「久か…次の試合、期待してるから」 久「頑張れ勝てるのか?じゃないのね」 京太郎「……隣にくるんだろ?」 久「ふふふ…覚えてたんだ」 京太郎「まあな」 テクテク… 一「あれ、京太郎何してるの?」 久「京太郎?」 京太郎「おう、一か。清澄に居た頃から仲良くしてる…」 久「竹井久よ。貴女は龍門渕の国広さんで合ってたかしら?」 一「そうですけど…」 久「私の京太郎に何かようかしら?」 一「私のって…どう言う事なのかな?」 京太郎「えっ、あの、その…」 久「貴方には関係ないでしょ。ねえ京太郎」 ギュ…腕を組み 一「か、関係ある!京太郎は私達の家に泊まってた!」 久「京太郎が龍門渕家に泊まってた?…ど、どう言う事なのかしら?」 ぎゅうぅぅう… 京太郎「いや、あのその」 久「京太郎!」 一「京太郎!」 アナウンス「間もなく決勝中堅の試合が始まります。選手の方は会場におこしください」 久「…試合が終わったら尋問ね」 一「そうだね…試合が終わったら大切な話があるから」 久「まあ、勝つのは私だけど」 一「負け犬ほどよく吠えるって知ってる?」 久「なっ…口だけはうまいのね」 一「っ!」 久「…決着は…」 一「試合で決める!!」 久「よろしくお願いします」 一「よろしくお願いします」 智美「よろしくお願いします」 星夏「よろしくお願いします」 一(この人だけには…) 久(負けない!) 久「私が親ね」 久(よし、順調…) 星夏(手がすすまない…) 智美(逃げ斬るぞー) コトン… 一「ロン、1000」 久(流された…) 一「ふん…」 久(……そっちがその気なら私にも考えがあるわよ)ゴゴゴ 久(これが来た…ならこっち) 逆転させし者発動! 悪運の因果律発動! 星夏(き、キャプテン…) 一(…流れが変わった。でも貴方の出番なんてこないよ!) 幻影の奇術師発動! 智美(まだまだ大丈夫…のはず) コトン… 一「ロン、12000!」 久(攫われた…)ピキピキ 一(聴牌…) 星夏(これでいいはず…) 智美(な、泣かないぞ…) 久「ツモ、四暗刻単騎.8000.16000」 一「なっ…!」 久「どうしたのかしら?」ニヤニヤ 一(ここで流れを止めていかないと…) 星夏(まだいけるはず) 智美(ワハハ…モモ、すまん) 久(これが来た…普通はこっちをきるのよね。でもまあ、私は私の信じる方を切る) 逆転させし者発動! 悪運の因果律発動! ヒュ、バン! 久「ツモ、4000.8000!」 一(態度悪いな…) 一(…止められないな。最初に意地を張ったのが悪かったかな?) 星夏(……聴牌にもならない…) 智美(聴牌ったぞ) 久「ツモ、4000.2000!」 一(……またこうなった) 星夏(このままじゃ駄目なのに) 智美(やばいのに止めれないなー) 久(もう少し無理してみようか!) 逆転させし者発動! 悪運の因果律発動! 久「ツモ、6000オール!」 久(これでよしっと…) 一(…それはさせないよ!) 手品師の因果律発動! 一「ポン!」 久(ずらされた…) 一同「聴牌」 久(…有効牌しかこない、これは駄目かしら) 智美(頑張って凌ぐぞー) 一「ツモ、2100.4100!」 久(…特定条件で防げるのかしら?) 一(またか…でも止めないと) 手品師の因果律発動! 一「チー!」 久(……条件を見つけないといけないわね) 久(少し様子を見る…親だけど無闇矢鱈に突っ込むよりマシだわ) 星夏(清澄が降り気味?) 智美(攻めるから今か?) 一「ツモ、3900オール!」 久(おかしな所はない…でも私のアガリを二回止めた。デジタルではない何かを持っているはずな) 星夏(またベタ降り?) 一「ツモ、4000オール!」 久(……解らないか。でもまあ、それならそれで仕方ないか) 久「立直!」 一(…ずらしても意味が無い。はぁ、もう少し稼ぎたいんだけどな) 星夏(…現物) 智美(アンパイをきるぞ) スッ…シュ、バン 久「ツモ、4200.8200!」 一(…まだ、ボクにだってできる!) 一「立直!」 智美「それ、ポン」 久(なんでずらすのよ!) 一「ツモ、2000.4000!」 久(オーラス…) 星夏(やった、数え役満聴牌!これさえあがれば…) 一「ツモ、300.500」 星夏「えっ?」 星夏 66900 一 101000 久 132700 智美 97400 中堅の試合が終了しました。 アナウンサー「全国の魔物とはこれ以上なのでしょうか?」 靖子「それはない。あれ以上など小鍛冶プロが山ほどいると言ってるのと同じだ…」 アナウンサー「それはすごい事ですね」 靖子「麻雀牌が握れなくなる高校生が続出しかねないがな」 アナウンサー「今回の試合についてどう思われましたか?」 靖子「龍門渕は守りの得意な打ち手、清澄はエース級の対決だった。他は生き残った事だけで褒めて良いと私は思う」 アナウンサー「なら清澄のエースは竹井ということなのでしょうか?」 靖子「そうでもない…私の経験が確かなら大将はあれを凌ぐ打ち手だ」 廊下 久「…いい勝負だったわ」 一「嫌味ですか?」 久「違うわよ。ただ、また良かったら私と打ってくれないかしら?」 一「……機会があれば」 久「そう、ありがとう。それとね 私、まだ京太郎の恋人じゃないから」 一「えっ?」 久「あら、京太郎の事が好きなんでしょ?」 一「なっ、そ、そうだけど…」 久「なら好敵手ね」 すっ…手を差し伸べ 一「…負けないから」 ギュ… 久「こっちこそね」 久「後は頼むわよ」 和「できる限りの事はします」 久「…まあ、何時も通りの和なら大丈夫か」 和「私はぶれません」 久「そうね、京太郎も見ているしね」 和「す、須賀君は関係ないです!」カァァ 久「はいはい、それじゃあ私は少し遅いランチに行ってくるわ」 和「はい」 ーーーーーーーー 一「ごめん透華、追いつけなかった…」 透華「上出来ですわ。私がここから華麗に逆転する…理想的な展開ですもの」 一「ふふふ、透華らしいや」 透華「見ておきなさい、私の活躍を!」 純代「よろしくお願いします」 透華「よろしくお願いします」 和「よろしくお願いします」 桃子「よろしくお願いします」 和(親……気にせずにいきます) コトン… 透華(原村和…この方がのどっちなのでしょうか?) 純代「ツモ、2000.3900」 和「……」 シュ、コトン… 純代(ノータイム…) 透華(私の親、ここで華麗にあがる!) 桃子「ツモ、立直ツモ七対子ドラ2…3000.6000」 透華(立直ですって?………少し、ホンキでいきますわ) 零度発動 桃子(雰囲気が変わったたすよ…) 透華(……) 純代(これで…) 和「ツモ、4000.8000」 和「…ポン」 シュ、バシ… 透華(……) 桃子「ツモ、6000オール」 純代 53800? 透華 83000? 和 135800 桃子 121400? 和「立直」 透華「……」 純代(降りる…) 桃子(私は誰にも振り込まない…) コトン… 和「……」 桃子(なんでツモらない?まさか…) 和「ロン、4200」 和(連荘) 桃子「立直」 コトン… 純代(…これで聴牌) コトン 桃子「いいんっすか、それ。ドラっすよ?ロン、16000」 純代「えっ?」 和(連荘) 桃子「立直」 コトン… 純代(…これで聴牌) コトン 桃子「いいんっすか、それ。ドラっすよ?ロン、24000」 純代「えっ?」 和(少し和了を優先します…) 大天使のどっちver3発動! 桃子(高くて役満…) 純代(……) コトン… 和「ロン、12000」 純代(キャプテン…) 和(……) 透華(……) 桃子「ツモ、3000.6000」 純代(……どうすればいい) 透華(……) 桃子「立直」 和「ロン、7700」 純代 11800 透華 80000 和 157700 桃子 144500 副将戦が終わりました アナウンサー「……」 靖子「今年の長野は本当に魔境だな」 アナウンサー「全国決勝を観てる気分になりますね」 靖子「…優しいな。今回の勝負、龍門渕、鶴賀、清澄の三人の実力は拮抗してた。差が出たとしたなら運の差だ」 アナウンサー「…そうなんですか」 靖子「ああ。風越のあの副将も良いデジタルの打ち手だったが格が違いすぎた。例えるなら戦車対自動拳銃みたいなものだ」 アナウンサー「厳しいのですね」 靖子「優しい言葉は誰にだって吐ける」 和「後は頼みました」 咲「うん、頑張ってみるよ」 和「咲さんなら大丈夫ですよ」 咲「……龍門渕の天江さんは京ちゃんに似た感じがしたから油断できない」 和「須賀君ですか?」 咲「うん…でも勝って全国に行くよ」 和「はい!」 ーーーーー 透華「面目ありませんわ…」 衣「任せろ。今の衣には義兄様から貰った力がある…それに今日は勝つ為に打つ」 透華「…そうですわね。勝ってファミレスに行かないといけませんわ」 衣「…そうだな。またエビフライを食べよう」 大将戦開幕 華菜「よろしくお願いします」 咲「よろしくお願いします」 衣「よろしくたのむ」 ゆみ「よろしくお願いします」 咲(…聴牌) ゆみ(あと一手…) 華菜(なんで聴牌できないんだよ!) コトン… 衣「ロン、3900」 衣(役満……これを直撃さしたら勝てる) コトン ゆみ「ロン、3900」 衣(くっ…) 華菜(…まだだ、まだ諦めないし!) 咲(……) ゆみ(振り込まなければいい…) コトン… 衣「ロン、24000」 ゆみ「なっ!」 華菜(…キャプテン)ウルウル 咲(聴牌できない) ゆみ(どうにかしなければ…) コトン… 衣「ロン、24000」 咲(……和了れないよ) 華菜(……っ) ゆみ(落ち着け…ここで落ち着かないとモモ達の頑張りが無駄になる) コトン… 衣「昏鐘鳴(こじみ)の音が聞こえるか?世界が暗れ塞がると共に――おまえたちの命脈も尽き果てる!!ロン!四暗刻単騎!」 ゆみ(っーー!) ゆみ(……すまない、モモ) 咲(置物と変わらないよ…) 華菜(はぁ…まだ大丈夫) コトン… 開闢の満月発動! 衣「…いつもの衣なら慢心し、このまま遊んだだろう。だが、今の衣は義兄様との約束、透華達と約束がある…だから果てろ。ロン、24000」 華菜 -16100 衣 184000 咲 157700 ゆみ 68040 大将戦が終了しました。 一位の龍門渕、二位の清澄が全国に行きます。 靖子「あの二人が間違いなく全国トップクラスの実力者だ」 アナウンサー「二人?清澄の宮永もですか?」 靖子「そうだ。唯一、天江衣から直撃を貰わず凌いでいる。それにあいつは態と和了しなかったようにも見えた」 アナウンサー「それはどういう…」 靖子「本人にしかわからない。私は今日、全国決勝を見た気分だよ」 アナウンサー「私もです」 京太郎「……流石だな、衣。すこしぶらつくか。ここにいたら久と一になにを言われるかわからないからな」 美穂子「……」 スッ…人気の無い所に行く 京太郎「あれって…」 ダッ… 美穂子「……」ポロポロ 階段の裏手で膝を抱えて泣いている 京太郎「…」 スッ…上着を美穂子に被せて 美穂子「えっ?」ポロポロ スタ…隣に座り 京太郎「…お疲れ様でした」 美穂子「す、須賀君?」 京太郎「…俺ちょっと上着を何処かにおいてきたんで落ち着いたら一緒に探してくれません?それまでまってますんで」 美穂子「上着ならここ…」 京太郎「泣きたい時に泣けばいい。俺と美穂子はそういう関係だったはずだ…強がらなくていい。キャプテンなんて俺は美穂子を呼ばないし、気が済むまで泣けばいい。俺がそうしたように」 美穂子「っ!」 ギュッ…京太郎の服の裾を掴む 美穂子「…ごめんなさい…」ポロポロ 京太郎「馬鹿だな、ありがとうって言う所ですよ」 美穂子「…そうね、ありがとう京太郎」大泣きし ーーーーーーー 十分後 美穂子「もう、大丈夫」 スッ…服の裾を離して 京太郎「そうか、俺の上着を探しに行かないとな」 美穂子「そ、その事なんだけど…私が見つけて岩手に送ってもいいかしら?」 京太郎「…ならお願いしようかな」 美穂子「はい。ちゃんと洗って返すわ」 ギュー 上着を抱きしめて 美穂子「そろそろ行かないと華菜達が待ってる」 京太郎「そうか。また今度ゆっくり話そう」 美穂子「ええ…」 美穂子「また」 京太郎「ええ、また」 ーーーーーーーーー 京太郎「久とご飯に行く約束をしてたからとりあえずメールするか」 ♪~ 京太郎「はやいな」 京太郎「父母会か…俺が行くわけにはいかないな。さてどうしたものかな」 京太郎「……抜け出せないか聞いてみるか」 ーーー 久「珍しい…京太郎が踏み込んでくるなんて。どうしようかしら」 From 竹井久 9時にあの公園で待ってるわ 京太郎「今、8時だから…急がないと間に合わねえ」 ダッ… ーーーーーーー 公園 久「それで私を呼び出してどうかしたのかしら?」 京太郎「いや、久に会いたくてな」 久「全く…そういえば私、京太郎に聞きたい事があったのよ」 京太郎「えっ?」 久「龍門渕家に数回泊まったらしいわね」 京太郎「なんでそれを…」 久「一が教えてくれたわ…さて、理由をきりきりと吐いてもらいましょうか!」 京太郎「えっと……まあ、いいか。あれは買い物に行ってた事で…」 説明中 久「つまり麻雀で勝ち続けた結果こうなったと」 京太郎「まあ、そういうことです」 久「第一級フラグ建築士ね…全く」 京太郎「フラグなんて建ってませんよ」ワハハ 久「刺されるビジョンもみえないのがタチが悪いわ」 京太郎「それって褒めてますか?」 久「褒めてるのよ」 京太郎「そういえばこれからどうしますか?」 久「……」 久「新幹線の時間にはまだあるんでしょ?少し話しましょう」 京太郎「いいぞ」 ーーーーー 久「京太郎、私達は二位だったけど全国に行くわ」 京太郎「……」 久「あの時の約束は覚えてるかしら?」 京太郎「俺の今居る高校、宮守と全国で闘うって話だな」 久「そうよ。だから来週、結果を楽しみにしてるわよ」 京太郎「知ってたのか」 久「当たり前じゃない」 ? 京太郎「…大丈夫だ。シロ達と俺は確実に全国に行く」 久「信頼してるのね」 京太郎「仲間だからな」 久「私達の事は?」 京太郎「大切な友人だな」 久「もう…切り返しがうまいから皮肉るが言えないじゃない」 京太郎「 皮肉を言わなくていいじゃないか」 久「いやよ。京太郎の前では素で居るって決めたんだから」 京太郎「なんだそれ」 久「わからなくてもいいわよ…そろそろ時間ね」 京太郎「送って行こうか?」 久「別にいいわよ。私はこっちをもらっていくから」 チュ… 京太郎「…っ!また、勝手に!」カァァ 久「顔を真っ赤にして…子供ね」 京太郎「ひ、久のせいだろ!」 久「それじゃあね、京太郎。全国で会いましょう」 京太郎「…ああ、全国で会おう」 ーーーーーーーーーー 京太郎「…さて岩手に帰るか」 京太郎「よし無事に乗れたぞ」 岩手に帰ります ーーーーーーーーーー 朝 京太郎「…やべえ…眠い」 カピー「パカパカ(なんだ種馬主、帰ってきてたのか?」 京太郎「あ、あのカピーさんなんでそんななに怒ってるんですかね?」 カピー「パカパカ(合宿中に12人で乱行パーティーをしたからだろ」 京太郎「待て、俺はそんな事してないぞ」 カピー「パカパカ(…記憶がないとは幸せだな」 京太郎「さらりと恐ろしい事を言われた気がする。それよりアトランティスはどうだったんだ?」 カピー「パカパカ(魚料理と言って人魚が出てきたから半殺しにして太陽にぶち込んできた。全く、私は女だぞ」 京太郎「……それってやばくないのか?」 カピー「パカパカ(大丈夫だ、良い年して霧になって女を孕ませるジジイや色気を振りまくしかない嫉妬女は全治三週間だからな」 京太郎「頭が痛くなってきた」 カピー「パカパカ(守銭奴と仲良くしたい?女神像か指輪を砕けるばそれでいいだろ……真面目に応えるとアレは成りたくてなった守銭奴ではない。金の重要さを知らないと生きていけない環境にいた存在だ」 京太郎「貧乏って事か?」 カピー「パカパカ(そこは伏せる。そうだな…強制力二つと神託……今度東京に行って会う事になったらそれでいいだろ。難しい事は考えるな」 京太郎「最近、そればっかりだぞ」 カピー「パカパカ(主が万能すぎるからだろ」 京太郎「それって良い事だろ」 カピー「パカパカ(それを私に聞くな」 京太郎「はいはい…まあ、東京に行く機会はあるから覚えとく」 カピー「パカパカ(まあ、全ては私達以外の意思だからな」 京太郎「学校どうしようか…疲れてるしゆっくりしときたいんだが…」 京太郎「休むか……今日は寝るぞー」 ーーーーー 夕方 ピンポーン 京太郎「はーい」 ガチャ 京太郎「おう、久しぶりだなエイスリン」 エイスリン「英(まだ三日しか経ってないよ。それより京太郎、体調大丈夫?」 京太郎「ああ、まあ大丈夫だ。お土産もあるし上がって行くか?」 エイスリン「英(うん、私も久しぶりに京太郎とお話したいし」 ーーーーーーーーー エイスリン「英(長野はどうだった?」 京太郎「楽しかったぞ。大会も見てて面白かったしな」 エイスリン「英(清澄と龍門渕が勝ったんだよね。試合の中継見てたけどドキドキした」 京太郎「そうだな…俺も見ててハラハラしたよ」 エイスリン「英(私達も今週だね」 京太郎「…大丈夫。勝つのは俺達だ」 エイスリン「英(そうだね…勝つのは私達だよ」 京太郎「そういえば晩飯作ってたんだが食べて行くか?」 エイスリン「ウン!英(なにを作ってたの?」 京太郎「……」 京太郎「ハヤシライスだ」 エイスリン「英(京太郎の料理は美味しいから好きだよ」ニコニコ ーーーーーーーーー 京太郎「どうだ?」 エイスリン「オイシイヨ」 京太郎「そうか」ニコニコ エイスリン(相変わらず、料理を褒められると嬉しいんだね) エイスリン「アーン」 京太郎「えっ、いや、同じのだし」 エイスリン「アーン」」 京太郎「…アーン」 パク…もぐもぐ エイスリン「オイシイ?」 京太郎「…エイスリンの味がする」 エイスリン「えっ?」カァァ 京太郎「なんてな」ワハハ エイスリン「バカ…」 ーーーーーー ガチャガチャ… 京太郎「こうやって洗い物を一緒にしてると夫婦みたいだよな」 エイスリン「英(二回も夫婦になってるんだから普通だよ」 京太郎「エイスリンと二回も家族になってるのか…幸せだな俺」 エイスリン「英(私も幸せだったよ」 京太郎「過去形なのか…俺捨てられるのか、悲しいな」 スッ…京太郎の顔にてを添えて エイスリン「英(私は京太郎を捨てないよ」 京太郎「えっ?」 エイスリン「英(京太郎が私を捨てるんだよ」 何を言ってるんだろう…京太郎には記憶がない。記憶がないのに捨てられたとは酷い言い方だと自分でも思う。 「エイスリン…」 聞き慣れた彼の声がする。下を向いた顔を恐る恐るあげる。彼と視線が合う瞬間に彼の顔が私に迫ってきた。 「っ…!」 少し乱暴だけど彼の唇が私の唇を塞ぐ。私は彼の身体を抱きしめて、彼の口の中に舌をいれた。ハヤシライスの味がするがそんな事はどうでもいい…懐かしいのに初めてのそれを私は淫らな音をたてながら味わって行く 「えっ、…え、すり…クチュ…」 彼が離そうとするが離さない。 もう止められないし、止まるつもりがない。彼は良く私に言っていた。男からキスをしたなら責任をとらないといけないと…ならとってもらおう。私の子宮はもう彼の精子を待ちわびてるのだから 「ぷはぁ…英(責任とってね、京太郎」 息が乱れ、頬が熱くなる。私はまた京太郎に抱かれる事が嬉しくて仕方がないのだ 「…ここでやるのか?」 頬をかきながら訪ねてくる。あの癖は覚悟をきめかねてる時の癖だ。 「英(当たり前だよ。私は京太郎に抱かれたいの)」 そう言って私は服を脱いでいく。制服を脱ぎ、下着を脱ぎブラジャーを外してストッキングだけはつけておく。これは京太郎が好きだからだ。 「英(ほら見て京太郎、私のここ濡れてるんだよ?」 彼の目の前で態と秘部を弄る。彼に見られてる事とこれからの事で私の秘部からは大量のみつが溢れていた。 ギュ… 彼が私の事を抱きしめてくれる…これは合図だ。彼は次に 「もう知らないから…俺の子を孕むまで抱くぞ」 繋がりが欲しい彼らしい言葉。私はそっと彼のズボンボタンを外し、そこに手をいれる。そこにはパンツ越しにでもわかる京太郎の一物があった。 「英(愛してる、京太郎」 私は彼を抱きしめ耳元で囁いた。 「英(俺もだ、エイスリン。愛してるぞエイスリン)」 塞達には悪いが私は今日、あの薬を持ってきている。生まれるのはちょうど来年の3月あたりか…それでもいいかもしれない。 私は彼に押し倒されながらそう思った。 後日談 孫「ねえ、おばあちゃん。おじいちゃんってどんな人だったの?」 おばあちゃん「優しい人だったよ。浮気をして良いって言ってるのにおばあちゃんだけを愛してくれた人」 孫「でも僕、おじいちゃんが浮気ばっかりしてたって聞いたよ?」 おばあちゃん「あれは違うのよ。寝てるおじいちゃんをおばあちゃんとおばあちゃんの友達が色々したからそう思われてるだけ」 孫「そうなんだ…おばあちゃんはおじいちゃんと居れて幸せだった?」 おばあちゃん「ああ、幸せだったよ。70数年いっしょに居たけどいつも幸せだった」 孫「そうなんだ…僕、末っ子だからおじいちゃんを知らないんだ」 おばあちゃん「誇りなさい。貴方のおじいちゃんは立派なひとだった」 孫「そうなんだ…。またくるね、おばあちゃん」 おばあちゃん「ああ、さようなら……さて私もそろそろかね、京太郎…少しばかり遅れたが私もそっちにいくよ。また二人でハヤシライスを作らないとね」 END
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member 小川文明, 斎藤孝太郎 CDONE LiveLive @ Coffee Bigaku, Gakugei Daigaku, Tokyo March 1st 2014 sat CD ONE 2013 1. This Summer Days / 2. Tammy / 3. Tania / 4. Inprovisation at July Afternoon / 5. Introduction / 6. MOBARA / 7. From Distance Sea / 8. Castle Of Flower / 9. March of WAKAME Live Live @ Coffee Bigaku, Gakugei Daigaku, Tokyo March 1st 2014 sat
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山田太郎 名前 山田太郎 種族 人間 能力 ネットを通して幻想郷を覗く程度の能力 二つ名 覗き魔太郎 性格・特徴 むっつりスケベ 派遣社員、今月末でクビらしい 能力は覗くことが出来るだけで干渉できない 幻想卿内部ならどこでも覗ける、咲夜がパッドなのか、リグルにおちんちんが付いているのかと言うきわどい疑問も全て知っている
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autolinkTOP>【み】>南光太郎 南光太郎 (みなみこうたろう) 分類4【人称】 ジャンル2【仮面ライダー関連】 日食の日に生まれゴルゴム世紀王になる事を運命づけられていた。 19歳の誕生日に改造手術をうけ、記憶を消される前に脱出し、仮面ライダーBLACKとしてゴルゴムと闘う。 ゴルゴムを倒した後にクライシス帝国に変身機能を破壊されたが、体内に秘められたキングストーンが機能し太陽の光を浴びて復活。仮面ライダーBLACK RXとなって、クライシス帝国に闘いを挑んだ。 2作品を続けて2年間主役をはった(現在唯一となっている)南光太郎を演じたのは、倉田てつを。 登録日 2004/01/13 【み】一覧 みえみえ 見切り発車 ミクロイドS ミクロ系 岬ユリ子 ミスジ ミスター・ルーキー Mysterious 水木一郎 水谷豊 見せパン 見立て殺人 三田村邦彦 乱れ牡丹 ミックスジュース 密室 ミッシング・リンク 蜜の味 御堂筋線 南光太郎 ミナミの帝王 南野陽子 箕面大滝 箕面温泉スパーガーデン 美濃囲い 宮内洋 宮村優子 未来少年コナン ミルキー みんなのうた ■ トップページへ移動 ▲ このページ上段に移動
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07/09/09(日)22 37 29 No.10512819 ■童話世界■ 吉備津 桃太郎(きびつ ももたろう) 言わずと知れた昔話の英雄、桃太郎の血を引く一族の一つ吉備津家出身の13歳。 桃色の髪と瞳が印象的な少女と見紛うほどの美少年だが、 長大な剛刀「鬼討丸(きとうまる)」を細腕で軽々と振り回して勇敢に戦う。 桃太郎の名乗りは各家で最強の者のみが許されており、現在吉備津家で桃太郎を名乗れるのは彼だけである。 幼少時より明るく純粋無垢な性格であったが、村の若者達と山へ芝刈りへ行って以来、 まれに妖しい色気を帯びた笑みを浮かべるようになった。 現在はかぐや姫の戦士隊に所属しているが、時折一部の仲間に妙な視線を向ける事も。 村の若者達の間では「桃尻太郎」と呼ばれていたらしい。ちなみに彼の本名は知利(ともとし)である。 ■童話世界■吉備津 桃太郎(きびつ ももたろう) Name としあき 07/04/07(土)23 39 29 No.9263800 言わずと知れた昔話の英雄、桃太郎の血を引く一族の一つ吉備津家出身の13歳。 桃色の髪と瞳が印象的な少女と見紛うほどの美少年だが 長大な剛刀「鬼討丸(きとうまる)」を細腕で軽々と振り回し、 お供の犬・猿・雉の三匹に的確な指示を与えて勇敢に戦う。 桃太郎の名乗りは各家で最強の者のみが許されており、 現在吉備津家で桃太郎を名乗れるのは彼だけである。 幼少時より明るく純粋無垢な性格であったが、 ある日、村の若者達に誘われるまま山へ芝刈りへ行って以来、 まれに妖しい色気を帯びた笑みを浮かべるようになった。 現在はかぐや姫の戦士隊に所属しているが、時折一部の仲間に妙な視線を向ける事も。 村の若者達の間では「桃尻太郎」と呼ばれていたらしい。 ちなみに彼の本名は知利(ともとし)である。