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番外編 戒能良子を膝枕 良子「硬いですね」 京太郎「当たり前だろ。男の膝枕なんだから7」 良子「でも…悪くないです」ニコニコ 京太郎「急にどうしたんだ?慌てて帰ってきたと思ったら膝枕しろとか」 良子「…少しホラーな夢をみたんです」 京太郎「ホラー?」 良子「はい…京太郎が私の弟じゃなくて……」震えて 京太郎「…それは嫌な夢だな。でも俺はずっと義姉さんの弟だからな」 良子「そうですね…京太郎は私の大事な家族です」 良子「私は幸せ者です」 カン! 848 名前: ◆qV6dwdDny6[saga sage] 投稿日:2014/03/13(木) 12 02 31.47 ID e52DtbqcO [1/5] リクエスト 智葉「今日は良い手羽が手に入ったからな」鍋を見ていて ネリー「流石、さとはだよー」 明華「楽しみですね」 メガン「最後はラーメンです!」 京太郎「いやいや、おじやですよ」 メガン「…おぅ、京太郎は鬼デス」 慧宇「餃子焼けましたよ?」 スタスタ… 智葉「今更だが何故餃子だ?」 ネリー「テレビでやってたから」.ニコニコ 明華「ああ、あの刑事の」 メガン「それなら私も見まシタ、バリ5.羽5.ニンニク増しデスネ」 京太郎「なんですかそのおぞましい注文は」 メガン「たかまるらしいデスヨ」ボソ… 京太郎「俺、ちょっと餃子焼いてきます」 智葉「馬鹿者」 カン!
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登録日:2011/12/08 Thu 06 01 10 更新日:2024/06/09 Sun 13 11 46NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 ZAT ウルトラマン ウルトラマンタロウ ウルトラマン主人公 チート ボクサー 主人公 勇敢 名言製造機 好青年 完璧超人 愛すべきバカ 東光太郎 漢 爽やか 生身で怪獣に立ち向かう男 白いマフラー 真の漢 笑顔 篠田三郎 鋼メンタル 青年 頑丈 黄金の精神 ボクシングをやりたいんだ。男らしい仕事だと思う 本当に強い人は普段はとっても優しいんだ 君との約束を果たすんだ。俺には大事なことなんだ 東光太郎とは、円谷プロダクション制作の特撮テレビドラマ『ウルトラマンタロウ』の主人公。 演:篠田三郎 概要 年齢22歳。ウルトラマンタロウと合体し、ウルトラバッジを掲げて変身するZAT隊員。 字的には『新造人間キャシャーン』のキャシャーン=東鉄也の父親と同姓同名だが、あちらは「あずま」でこちらは「ひがし」と読む。 明るく子供好きで子供相手の約束を軽く見ていない一面、やりかけたことを最後までやり遂げようとする一面、生身で怪獣に飛びかかる破天荒さを見せる。身寄りはなく天涯孤独の身。ZAT隊員としての任務に当たるときは、白いスカーフを首に巻く。 ZAT入隊前は世界各国を旅しながらボクシングの修行を積んでおり、ZAT入隊後もボクシングジムに通い、朝のロードワークを行っていた。 ボクシングは最後の最後まで戦い抜くと同時に、自分自身のためにやっている。ボクサーこそ男らしい職業と考えている。 第10話では減量に耐えながら日本アマチュア新人王戦に臨み、KO勝ちしたが、ボクシング関連の描写は同話が最後となった。 第1話で白鳥船長の船に乗って日本に帰国かと思ったら、到着間際に海に飛び込んで帰国。直後に現れた超獣オイルドリンカーをクレーンを駆使し、撤退させる。 その知恵と勇敢さを朝日奈隊長に見込まれてZATに入隊。宇宙大怪獣アストロモンスによって瀕死の重傷を負うが、ウルトラの母やウルトラ5兄弟に導かれてタロウと合体、新たな存在として生まれ変わった。 今は亡き母親の写真を大事にしまっており、その姿はウルトラの母が変身した緑のおばさんに瓜二つ。 普段は白鳥家に下宿しており、長男・健一とは本当の兄弟のように仲が良く、姉で長女・さおりからは好意を寄せられてたりする。ポチというペットもいたが…… ZAT内ではメンバーの入れ代わりが激しいにもかかわらず仲が良く、二谷副隊長とは走りあったり、森山隊員からは好意があるような描写もある。 上野隊員とは後輩・先輩の関係であるが、主人公が新人隊員であることが多いウルトラシリーズにおいて、上野隊員は初めてできた主人公の後輩隊員である。 タロウと合体したものの基本的に人格は光太郎の意識が優先されている。 しかし、光の国帰還時やウルトラ兄弟と再会時にはタロウの意識が垣間見える。 『タロウ』の物語の性質上、子供たちとの交流が多く、餅が食べられない子供たちのために餅つき大会を開いたり、自転車に乗れない少年を励ましたことも。 最終回(第53話)では健一に真の勇気を示すため、一人の人間として生きることを決意。ウルトラのバッジをウルトラの母に返し(*1)、変身せずにバルキー星人を倒すとZATを退職。 新たな人生を始めて“勉強”をするために再び旅を始め、雑踏のなかに消えていった。 篠田氏は「その後は人間として平和のために頑張っている」と考えている。 『ウルトラマンメビウス』放送時に作られた裏設定として、1986年にUキラーザウルスを封印して変身能力を失ったモロボシ・ダン=ウルトラセブンよりウルトラバッジを授かり(*2)、タロウに変身して光の国へ旅立ったというものが作られた。 しかし、『大決戦!超ウルトラ8兄弟』の初期企画「ウルトラマンメビウス ウルトラ兄弟2」では、光太郎はタロウと分離していた(*3)。 【他作品での活躍】 ●『コメットさん』(1978年大場久美子版)第43話「初恋の人ウルトラマン」 コメットさんの初恋の相手タロウの人間体として登場。下塚誠氏が演じた。同作は円谷プロ制作でないため、『タロウ』を含めたウルトラシリーズとは無関係。 ●『ウルトラマンレオ』(内山まもるの漫画版) 「ウルトラキラーゴルゴ」 ZATを退職後、一人の人間として生活を送っていたある日、MACからメディアを通して呼び出されるが、当初はそれを拒絶。しかし、どうして今更自分を呼び出したのかが気になったため、結局MACへ行くことにするが、その道中で見たものは…… 詳細は項目参照。 【主な台詞】 「タロウー!」 「俺は俺のやり方でやります」 「君と俺は親友じゃないか」 「約束したことは必ず守る」 「誰かのためでなく自分のためにやっている」 「たとえ相手が怪獣でも悪いことをしなければ、ZATはいじめはしません」 「これが俺の選んだ仕事なんだ!一生をかけてやっている仕事なんだよ!」 「僕も東光太郎ですからね」 「君も僕もZATの隊員だ。だからこそ、今、ZATの隊員として、一番しなければならないことをやるんだ!」 「誰でも勇気を出して頑張ればできるのさ」 「君は心のどこかでタロウに助けて欲しいと思っていたんだ。お父さんやタロウがいなかったら、君はどうやって生きていくんだ!」 「僕も一人の人間として生きてみせる!僕はウルトラのバッチをもう頼りにはしない!」 「タロウではない、東光太郎だ」 「この地球は人間の手で守ってみせる!」 「よく見ておくんだ!人間には知恵と勇気があることを!」 「健一君見ろ!人間の力で星人をやっつけたぞ!」 ウルトラマンタロウ(石川版) 「おらあ、こじきじゃねえぜ」 「小さなこどもをなぶりやがって、うすらみっともねえぜ」 「はあ、まあ……宿なしボクサーっていうのはみじめなもんですよ」 「あの町は、なににのろわれている!!」 「こんなものは今のうちに、殺してやる!」 「救世主だと!!笑わせるな。それは地球人から見れば侵略なのだ!!」 「人類はおまえの考えるほどおろかではない」 「そうさ……おろかじゃないさ…」 「ゆるさねーぜ!純真な子どもの心を盗んで……自分の世界を作り出す怪物!」 「フフフ……人間は進歩している!! もう、おまえたちがたち打ちできる相手ではなくなっているんだよ!!おとなしく自分の星に帰るんだな!!」 「かえれ!」 【余談】 篠田氏は前作『ウルトラマンA』第20話にもゲスト出演しているが、実はこの時点で番組プロデューサーは次回作の主人公は篠田氏にすることを決めており(*4)、撮影現場の空気を体感してもらおうと思ったためオファーを送っていたとのこと。 なお、ゲスト出演時の篠田氏の役柄(ちなみに役名は篠田一郎。まんまである)は船乗りを目指すやや小生意気な熱血漢……と、光太郎を彷彿とさせる設定なことから、この時点である程度光太郎の方向性は決まっていたのでは?とする意見も。 光太郎がZATの隊員服に袖を通している時に首に巻いている白いスカーフだが、『タロウ』の主演が決まった後に撮影を見学している時に主人公の北斗星司がマフラーをしているのを見て、「自分も巻いてみたい」と思いスタッフに提案したからとのこと。 他のウルトラ兄弟の客演とは違い、『タロウ』終了後は人間体としての登場はない。 これは人間として始まらせて人間として終わらせるというスタッフの構想によるものらしい。 後に篠田氏に出演オファーがかかったこともあるが、本人が辞退していずれも実現していない。 『大決戦!超ウルトラ8兄弟』の次の映画には篠田氏にも出演してもらおうと企画を練り上げた上で粘り強く出演交渉が行われたが、篠田氏の出演には至らなかった。 だが篠田氏が東光太郎としての再出演を辞退しているのは決して「嫌いだからもう出ない」ということではない。 『タロウ』という作品には愛着があり、「『タロウ』は自分にとっての財産」と語り、光太郎役を貰えたこと自体も「1年も主役ができる」と思って嬉しかったらしく(*5)、篠田氏は当時の映像を見返して「光太郎を演じる自分がとても楽しそうにしている」と語っている。 若き日の思い出を大事にしているというだけの話らしい。 とある作品で共演し、言葉を交わした後輩ウルトラマンの吉岡毅志氏(『ウルトラマンガイア』主演)いわく、「出演しないことが篠田氏にとっての『愛の形』である」とのことである。 光太郎としての出演はしていないものの、関連インタビューなどは積極的に受けている。 2013年に放送されたBS朝日の『極上空間』ではウルトラバッジを手に変身ポーズを披露している。しかもウルトラアイを持った森次晃嗣氏や、レオリングを付けた真夏竜氏と一緒に、ポーズを披露するという豪華なものであった。 毒蝮三太夫氏のYouTubeチャンネルにおける対談でも、所属である劇団民藝の舞台においてウルトラマンの恰好で現れたファンの姿を見て 「天国にいる劇団の先輩が知ったら驚くでしょうねえ」と苦笑しつつも、ここまで長く愛される作品になったことに驚きと感慨を語っている。 ちなみに劇団民藝はこのようなファン層を知ってか、後には初期ウルトラシリーズで企画脚本を担当した金城哲夫氏を描いた舞台劇を行っている。 2019年にはタロウの息子・ウルトラマンタイガが登場することを知らされると、驚きとともに先人への敬意の言葉と作品に対する応援のメッセージを送っている。 隊長、お世話になりました 荒垣さんにも宜しく 仕方がない 一度言い出したら言うことを聞かないお前だ 元気でやれ、その代わり お前の言う勉強とやらを 精一杯やってくるんだ はい! 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- コメント欄 テンペラー星人戦だけ兄に頼ったり調子に乗ったりしてるけど、普段の光太郎は誠実な人間です。 -- 名無しさん (2013-10-02 00 22 29) おらあ、こじきじゃねえぜ以降ホントに光太郎のセリフ? -- 名無しさん (2013-10-02 00 52 39) ↑おそらく石川版タロウの光太郎の台詞。 -- DCD (2013-10-02 01 03 52) シリーズ前半のトラブルメーカーっぷりはイライラしたなぁ。 -- 名無しさん (2013-10-26 16 23 31) レオ時代では1回くらいはゲンやダンの所に顔出ししたんだろうか? -- 名無しさん (2013-11-09 21 01 14) ボクサー志望だったのに変身後は別にボクシング技を使ったりはしない。 -- 名無しさん (2013-11-09 22 58 51) ↑テンマレンジャーの仲間だ! -- 名無しさん (2013-11-09 23 02 02) ↑2一応アトミックパンチというメフィラスの腹ブチ抜いたりムカデンダーの胴体粉砕した必殺パンチはあるが・・・・・・ -- 名無しさん (2013-11-09 23 12 09) 実は松平健氏も光太郎役のオーディションを受けていたそうな。 -- 名無しさん (2013-12-12 20 57 38) アストロモンスの間違いじゃね? -- 名無しさん (2014-02-22 10 49 16) 外も内もイケメン -- 名無しさん (2014-02-24 02 45 55) 「メビウスでも光太郎さんが登場予定だった」とあるが、「ウルトラ8兄弟」の前身企画「メビウス ウルトラ兄弟2」のことかな? -- 名無しさん (2014-05-09 11 46 23) コメットさんに出たのは東光太郎じゃないよね。あれは太郎さんと言う別人だったと思うが… -- 名無しさん (2014-05-09 20 13 35) ヒーロー戦記だとあっちの光太郎と共演 -- 名無しさん (2014-10-22 19 16 51) ギンガタロウがノリノリでボクシングの司会やってたのは彼の意識が残ってたからだったりして。 -- 名無しさん (2015-01-06 13 16 05) 何で漫画版こんな口調洗いの? -- 名無しさん (2015-01-20 10 53 25) ↑マルチバースであれだけケン・イシカワ時空だから。 -- 名無しさん (2015-01-20 11 22 55) 「少ない悪人のために、多くの良い人を見捨てるわけにはいかない!」>現実世界ではその逆だよね -- 名無しさん (2015-01-20 11 39 15) ↑政治家の事かな? -- 名無しさん (2015-01-20 11 41 37) ↑2 悪人の基準が低すぎる気もする。死んでも良いと見棄てるレベルの奴なんて意外と周りにはいないだろ -- 名無しさん (2015-01-20 12 01 06) ↑×2 俺が言いたいのは、現実世界では「少ない悪人のために多くの良い人が見捨てられてる」というのが前提だってこと -- 名無しさん (2015-01-20 12 35 44) ↑ごめん。何が言いたいのかイマイチわからない。「見棄てるわけにはいかない」っていう道理の話と関係あるのか? -- 名無しさん (2015-01-20 13 51 58) 光太郎さんは最終回後白鳥姉弟やZATの面々と再会したのか気になる。 -- 名無しさん (2015-08-13 21 49 29) 41話の変身シーンがすげーカッコいい。根っからのヒーローだこの人。 -- 名無しさん (2016-03-06 19 38 30) 前作Aでは、船乗りを目指す男として登場。けっこう喧嘩っ早い性格だった。(俳優ネタ) -- 名無しさん (2016-07-06 15 15 40) 南光太郎とヒーロー戦記出であった時にどっちも光太郎で紛らわしいからタロウと呼ぶっていわれたんだっけw -- 名無しさん (2016-07-06 15 33 07) むちゃんこ爽やかイケメンだよね光太郎。漫画版ではもはや流竜馬だけど。 -- 名無しさん (2016-07-30 09 15 07) 思えばウルトラマンに変身後も変身前と声や人格が同じなのはセブン以来だな そして次のレオも同じという奇遇 -- 名無しさん (2016-10-21 18 01 11) タロウと合体する前から身体能力が凄まじい人。タロウに出てくる人間はだいたい強いが -- 名無しさん (2020-07-26 12 17 10) ↑2 セブンとレオはウルトラマンが地球人の姿に変身しているから、両者の声が同じなのはある意味当然。では光太郎とタロウの場合はどうなんだろう? -- 名無しさん (2022-10-29 02 56 50) まぎれもないヒーローなんだけど、怪獣騒動の発端を作っちゃってるのも幾らかあるのよねえ。第1話のアストロモンスから始まってるし、ケムジラの時なんか子供の母親から「あなたのせいでこうなったのよ!」な批判をとうとうされたし。 -- 名無しさん (2023-01-24 12 02 48) ↑7 篠田さんが以前に演じてたシルバー仮面の春日光三のイメージが入ってたのかも -- 名無しさん (2023-09-08 19 17 33) 名前 コメント
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IF 原作に行った京太郎 京太郎「Kで健夜義姉さんを思い出したがもっとこういうのに適した奴がいた」 カピー「……」 京太郎「なあカピー、お前実は喋れるだろ」 カピー「……」ダラダラ 京太郎「どうなんだ?」 カピー「パカパカ」 京太郎「ほぅ…あくまでシラを切るつもりか。だがなカピー、お前は今決定的な間違えを起こした」 カピー「パカパカ…!」 京太郎「普通のカピバラはパカパカなんて鳴かないんだよ」 カピー「パカパカ(まじかよ」 京太郎「ああ、まじだ」 カピー「パカパカ(…それで私の華麗な擬態を見破って何が聞きたい」 京太郎「…この世界はなんだ?」 カピー「パカパカ(実際の世界だ」 京太郎「実際の世界?」 カピー「パカパカ(そうだ。主の両親が生きていて、主はそこてま愛されて育つ。それが実際の世界の筋書きだ」 京太郎「待て待て、それじゃあまるで俺が居た世界が偽物に聞こえるぞ」 カピー「パカパカ(あの世界も所詮はIFの世界。人々の思いで紡がれた本来は存在しない世界だ」 京太郎「ふざけるな!それじゃあ何か?健夜義姉さんとの出会いも良子義姉さんとの約束も全てが嘘だと言うのか?」 カピー「パカパカ(嘘ではない。だが本来はあり得ない事だった」 京太郎「……」 カピー「パカパカ(私は主にこの世界で生きて欲しいと思ってる」 京太郎「なんでだ?」 カピー「パカパカ(ここには主を傷付ける者も居ない。駄目なのか、主?親の愛情に触れ、覇の後継者と共に平穏に生きたら?それが主の…」 京太郎「ナンセンスだ。俺は元の世界に帰る。絶対にだ」 カピー「パカパカ(だがそれは…また傷付くかもしれないんだぞ」 京太郎「それでもだ…俺にはこの世界の生活が眩しすぎる」 カピー「パカパカ(そうか…なら欠片を集めるといい。時を超え、次元を経ても主と交わした絆を持ちし者達はいる」 京太郎「……ごめんな、カピー。こんな駄目な主で」 カピー「パカパカ(全くだ。私の主はあの時からずっと私の願いを裏切っていく」 なでなで カピー「パカパカ(だがそれでこそ主だ。この****、いつまでも主と共にある」 京太郎「ありがとう」
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美穂子「……えと、綺麗な玄関?ですね」ニコ 京太郎「あ、ありがとー……ございまーす……」 美穂子「わあ、あれ、あの、あれですね、あの、綺麗な玄関」ニコ 京太郎「玄関……お好きなんですか?」 美穂子「い、いえ……」カアア 京太郎「あ、そうなんすか……えと」ウツムキ 美穂子「……」ウツムキ 京太郎「(……なんでこんなことになったんだったかしら……)」 …… … 優希「おお犬!見ろ!まるで城のようではないか!」 京太郎「え、お前そんなあれだっけ、口調だっけお前」 優希「そうだじょ」 京太郎「それそれ!なんだお前普通じゃん」 優希「おかしなやつだじょ。あの城にいってみよう」 京太郎「あの城って魔王が住んでるって噂じゃん、なんかこえーよ」 優希「マジ?ちょー行ってみたいんだけど」 京太郎「いやだなー」グイグイ そして俺は引っ張られるままに魔王の城へ向かったのだった…… …… … 京太郎「う……むにゃ」パチン 京太郎「?」キョロキョロ 京太郎「あれ、ここは……」 美穂子「あ、あの……」 京太郎「?」 美穂子「あの、清澄高校の方、ですよね……」 京太郎「ええ……そちらは……」 美穂子「あ、えと、風越女子高校麻雀部のきゃぷてんをやっております、福路です」ペコリ 美穂子「あの、もう決勝始まってるんですけど……」 京太郎「え、マジっすか!?」 美穂子「おはなをつみに……その、きたんですが、気持ちよさそうに寝てらしたので……」モジモジ 京太郎「あ、すみません、どうも……」ポリポリ 美穂子「宮永さんが活躍されてますので、早く見に行ってあげたほうがいいんじゃないでしょうか?」ニコ 京太郎「そうですね……起こしてくれてありがとうございます、じゃ、行ってきます!」タタタ… ポツーン 美穂子「(かわいい……)」 タタタ 美穂子「あれ?」 京太郎「あの、メルアド聞いてもいいッスか?」チャラッ …… … 京太郎「(そんで、決勝終わってメールしたら……)」 無題 京太郎ッスけど、さっきは本当にありがとうございました! Re いえいえ、まにあってよかったですね Re あの、怒ってます? Re おこってないです Re ……あの、今度食事とか一緒にどうです? Re いいです 京太郎「(どっちなんだ……!!!!!!!!!)」 ~食事処『でいさーびす・ぱらだいす』~ 京太郎「……変な店名っすね」 美穂子「しーっ、ですよ」クスッ ~ 京太郎「福路さんはその、キャプテンとかやっててよかったって思うことあります?」 美穂子「そうですね……なんていうか、私だけ三年生で、みんな年下なんですけど」 美穂子「みんないい子たちなんです。かわいくて、大好きで」 美穂子「目に入れても痛くないっていうか……そんな子たちと一緒に麻雀してると、ぽかぽかするんです」ニコッ 京太郎「そうなんですか……いいなあ」 美穂子「須賀くんも、そうじゃないんですか?」 京太郎「あ、そういえばそうっすね。……みんな、良い奴だし……大好きっす。でも……」 京太郎「……や、なんでもないっす」ニコ 美穂子「?」 …… 美穂子「らからぁ、もうすぐそつぎょーなのぉ!!!!!!!」机バーン 美穂子「もう……これまでみたいに、みんなに会えなくなっちゃうの……」グスッ 美穂子「もーどーしていいかわかんないよ!!!!!!」 京太郎「(コーラでめっちゃ酔ってる……)」 京太郎「……でも、それはみんなも同じことっすよ」 美穂子「ふぇ?」 京太郎「みんな、福路さんがいなくなるのが悲しいんです。でも、しょうがないじゃないっすか」 京太郎「学校っていうのはいつか卒業しなくちゃいけないものなんす」 京太郎「そういうシステムなんすよ……」 美穂子「しすてむ……むーっ……!!!」 美穂子「……ふふっ」 美穂子「ありがと、須賀くん、おもしろかったよ」ニコッ 京太郎「いえ」ニコッ 美穂子「……あ、須賀くん、さっきなんか言いかけてなかった?」 京太郎「あ、いや、あれは……しょーがないことっつーか」 美穂子「……つべこべいわず、お姉さんに打ち明けるのだーっ!!!!!!」ガバッ 京太郎「」ジタバタ 京太郎「……実はその、麻雀は俺からっきしで……」 美穂子「ふんふむ……」 京太郎「いっつもみんなに迷惑かけるんすよ。俺がもっと上手かったら、咲の練習相手にだってなってやれるのに……!」 美穂子「……咲?ああ、宮永さんのこと……」ムスッ 京太郎「……でも、しょうがないんすよ……そんな早く強くなれるわけねーし」 京太郎「だから、もっと頑張らなきゃ、ダメなんす……」ニコ 美穂子「……い」ボソッ 京太郎「へ?」 美穂子「しょーがないことなんてない!!!!!!!」机バーン 美穂子「きょーたろーくんわぁ、つよくなりたいんでしょ?」 京太郎「……はい」 美穂子「じゃあ甘えんな!!!!!浸るな!!!!!貪欲になればいーじゃん!!!!!!」 京太郎「」 美穂子「男の子がそんななよなよしてちゃダメだよ!!!!!」 美穂子「私が見こんだ男の子なんだから!!」蒸気プスーッ 京太郎「……え?」 美穂子「あ、えと、そーゆう意味じゃないから!!!!!!」アタフタ 美穂子「えっと、」 美穂子「今度から特訓だよ!!!!家に雀卓あるんでしょ?私が特訓してあげるよ」 京太郎「ま、マジっすか……?」 美穂子「うん、マジ」 京太郎「……ありがとう……ございます!!!!!!よろしくお願いします……っ!!!!」ペコ 京太郎「……俺、強くなりたいっす……!!!!!」ポロポロ 美穂子「泣くな泣くなー」ナデナデ …… 美穂子「」ハッ 美穂子「あ、あれ……?」 美穂子「ここは……」 美穂子「京太郎くん……あ、肩貸してもらっちゃってる……ありがとうございます……」ペコ 美穂子「あ、あれ……?なにこれ」 路上 吐瀉物 京太郎「福路さん、その……さっき」ユビサシ 美穂子「……まじ、ですか?」 京太郎「マジっす」 … …… 京太郎「(……ってことが)」 美穂子「(あったんだっけ……)」 二人「………」 二人「……えと」 京太郎「あ、お先に」 美穂子「う、うん……あの、ですね」 京太郎「はい」 美穂子「かえって、いいですか?」 京太郎「だめです」 美穂子「そう、ですか」 京太郎「いや福路さんが言ったんじゃないっすか来るって!!!!!!」 美穂子「私はその!!!!!酔っただけでその……あれだし……勢いっていうか……」ゴニョゴニョ 京太郎「……俺、あのとき嬉しかったんすよ」 美穂子「……それは……ありがとう、ございます……」カアア 京太郎「……福路さん」 美穂子「はい」 京太郎「お願いします」ペコ 美穂子「(……断れないの、知ってるくせに……)」 京太郎「」チラ 美穂子「……いいです」 京太郎「どっちですか!?」 美穂子「いいですー」ニコッ 後ろ手にドアが閉じられて、カン
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○桃太郎 産まれる前かよっ……! 打撃/刺突/斬撃 装備可:アナ・アイ スキル習得721 (固有OD技:バーミヤン) こんなのが武器になるのかと思うが、 そこはさすが桃太郎、生まれる前からかなりの戦闘力である。 桃の身でありながら、葉っぱカッター、 ろっかくーん、バーミヤン等、 多彩な技を披露して戦ってくれ――バ、バーミヤン!? アジ・ダハーカの卵が装飾品であった事を考えても、 桃太郎殿の戦闘への意欲は並々ならぬものがあるなと感心する。 桃から出てくるのが正義の子であればいいが、 悪だとするとアジ・ダハーカより世界がやばい。
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?- 京太郎「ん、今日はあるんだな」 「そうだな」 京太郎「えっと、俺はどうすれば良いんだ?」 「自分で考えろ」パチンッ 京太郎「はやりさんのとこに行くか」 「お前もこりない奴だな」 京太郎「はやりさんは俺のためだって言ってたけど」 「あながち間違いではない」 京太郎「そっか」ギィッ 「自分のためでもあるだろうけれどな」 バタンッ 京太郎「ここも久しぶりだな」 はやり「京ちゃんッ♪」ダキッ 京太郎「びっくりしたぁ!」 はやり「今日はどうしての?」ニコニコ 京太郎「一世代前の大罪のことなんですけど」 はやり「……うん、良いよ」コクッ 京太郎「えっと」 はやり「次はなにを聞く、あとは嫉妬と怠惰だけど、別に他の人たちの詳しい話でも良いんだよ!」 京太郎(様子がおかしい?) 京太郎「嫉妬と怠惰って、俺が知ってる人ですか?」 はやり「嫉妬はね、前の暴食と色欲の慕ちゃんの友達の石飛閑無ちゃんって言って、まぁ可愛い子だったよ♪」 京太郎「女性ばっかですね」 はやり「そうだねー前回はね☆」 京太郎「で、怠惰なんですけど」 はやり「……どうしても、聞く?」 京太郎「へ?」 はやり「本当に聞いて、京ちゃんは平気?」 京太郎「それって……どういう?」 はやり「怠惰……聞きたい?」 京太郎「聞きたいです……」 はやり「そっか、怠惰……残る一人の一世代前の大罪は、三尋木咏……京ちゃんの師匠こと咏ちゃんだよ」 京太郎「……はい?」キョトン 京太郎「いやそれはないですよ、だって俺がはじめて喰った時だって知らないって」 はやり「知らないわけないよ、京ちゃんを騙してたんだよ……ずっと近くにいて、それでも京ちゃんに大罪のことを黙ってた」 京太郎「いや、だましてたなんて、そうだ自覚がなかったとか!」 はやり「私たちと一緒にいて知らないわけないし、昔は戦いあったし」 京太郎「いや、いやいやいや!」 はやり「まぁ信じるも信じないも自由だよ、結局は東京で会えるし、京ちゃんは電話もできるでしょ?」 京太郎「まるで本当みたいな言い方じゃないですか」 はやり「本当のことだよ、京ちゃんはずっと騙されてた」 京太郎「……」 はやり「また会おうね☆」ニコッ 7月27日 111日・昼前- 京太郎「今日も起きるの遅くなったけど……まぁ良いか」 京太郎「それにしても、なんでだろ」ハァ 京太郎「なに暗くなってんだ!昼だな、昼!」 京太郎「どっか食べに行くかぁ」ヨット 京太郎(誰か誘ってみるかな?) 京太郎「一人で行くか、うん!」 京太郎「どこ行くかなぁ」 京太郎「たまには、じゃないけどワスバーガー行くかなぁ」 ワスバーガー- 京太郎「何食べるかなぁ」 京太郎(咏さんとは東京でだったしなぁ) 京太郎(なんか、寂しい気もするなぁ……) 京太郎「はぁ……」 京太郎(一人で考えるには丁度良いのかぁ?) 京太郎「ふぅ、食べた食べた……」ケフッ 京太郎「どうするかなぁ」 京太郎「よし、咲にメールしてみるか」 京太郎「あれ、返ってこないな……?」 京太郎「俺ってほかに清澄の人メアド知らないからなぁ……って帰ってきた」 差出人:咲 本文『ごめんね、今日部活休みなんだ それに体調崩しちゃったから』 京太郎「なるほどなぁ、お大事になっと」 京太郎「どうするかなぁ」 京太郎(清澄の人たちに会うなら、Roof-Topに行けば良いんだな)ウン 京太郎(ちょっくらふらついてみるかぁ) 京太郎「ん、優希じゃんか」 優希「ん、京太郎じゃないか」モグモグ 京太郎「相変わらずタコス食ってるなぁ、最近はどうだ?」 優希「んむ、咲ちゃんが元気無いなぁ、のどちゃんが転校したからっていうのもあるだろうけど」モグモグ 京太郎「へぇ、そっかぁ、そう言えば今日清澄に行こうと思ったんだけど部活してないのか?」 優希「んぐっ、最近は学校じゃなぁ、部長はプロに行くって言っててさ、染谷先輩も家があるし……どっちかっていうとRoof-Topに集まることが多いしな」 京太郎「そうか、今度からそっちに行くとするかな」 優希「おう!」グッ 京太郎(咲のやつ……元気無いって、大丈夫か?) 夕方- 京太郎「さて、どうするかなぁ……もう夕方だしなぁ」 京太郎(池田もいないし、この時間から行くか……?) 京太郎「いや今日はやめとくか、行くならもっと早いうちだな」ウン 京太郎「なんか買いに行くかぁ」 京太郎「服でも買いに行くかぁ、東京にいっても大会出る時以外は私服なわけだしな!」グッ 京太郎(つか、俺も有名人みたいだしちょっとは気を使わなければ) 京太郎(店に来たは良いけれど) 京太郎「ん~どうするか~」 京太郎「あれ、竹井さん」 久「あら須賀君、服を買いに来たのよね、東京に備えて?」 京太郎「そんなとこです」ハハッ 久「へぇ、私が見繕ってあげましょうか?」 京太郎「え、良いんですか?」 久「良いわよぉ、男の子の服を見繕うなんてことめったにないしねぇ」 京太郎「……大丈夫ですよね?」 久「任せなさい♪」パチッ 京太郎「では、お願いします!」 京太郎「それじゃありがとうございました」 久「いえいえ、あぁでも今度なにかおごってもらおうかしら♪」 京太郎「撤回します、まぁ構いませんけど」 久「ふふっ、楽しみにしててねー!」 京太郎「はい、それじゃ」 久「うん、それじゃぁね!」フリフリ 京太郎「さて、帰るかな」 夜- 自宅- 京太郎「ふぅ、どうするかなぁ」 京太郎(これ、初心者かここまで来た人間にしかわかんないだろ、色々と)フンフム 京太郎「ちょっとは良くなったか?」 京太郎「んぁ、メールだ……」 京太郎「ん、誰からだ?」 京太郎「歩からか」 差出人:歩 本文『もうすぐで東京だけど、ちゃんと準備はしてる』 京太郎「母親かお前は」 本文『問題ないぞ、みんなの方はしっかりとしてるか?』 差出人:歩 本文『当然、うちには誰がいると思ってるの?』 京太郎「さすがハギヨシさん」 本文『なら安心だな、東京までもう少しだ、頑張ろうぜ』 差出人:歩 本文『うん、お互い頑張ろうね! おやすみ』 京太郎「まだ日にちはあるのになぁ、おやすみなっと」 京太郎「次は、咲か」 差出人:咲 本文『今日はごめんね』 京太郎「ん」 本文『気にするな、それよりも体調直しておけよ インハイ長野一位なんだから』 差出人:咲 本文『わかってるよ、心配しょうなんだから それじゃあまた東京でね おやすみ』 京太郎「ん」 本文『おう、体調早く治せよ おやすみ!』 京太郎「ふぅ、大丈夫かほんと」 京太郎「さて、寝るかなぁ……カピー?」 京太郎「……居ないかぁ」ハァッ 111日目終了- ?- 京太郎「はぁ……」 「三尋木咏のことか?」 京太郎「ん、まぁな……」 「騙されてたからな」ククッ 京太郎「そういうわけじゃ、ねぇだろうけど……」 京太郎「あの人に会いに行くか」 「まぁなにかあるならあいつが良いだろうな」 京太郎「一体何者なんだ?」 「お前の世界に干渉できるほどの奴ってことだけ」 京太郎「わからん」ギィッ 「身近なやつかもな?」 バタンッ ?「久しぶり」 京太郎「ん、久しぶり」 ?「ごめん」 京太郎「なにが?」 ?「いや、色々とね……とりあえずなにか聞きたいことがあって来たんでしょ?」 ?「暴食のこと、か……そうだな、どこから言おうか」 ?「早い話、池田を見ていればわかるが暴食を限界まで酷使するとああなりかねない」 ?「最強技の一つや二つは打っても問題はないだろうけれど、限界を超えた能力の酷使は気をつけろ」 ?「ある意味では、大罪の運命と言っても良いんだがな、最終決戦は出し惜しみなしで行けということだけ伝えておく」 ?「暴食は愛した力なんだから、信用しろ」 7月28日 112日目・朝- 京太郎「ん、どうするかなぁ……朝日がまぶしい」 京太郎「出かけるかなぁ」 京太郎(今日も睦月さんいないかー) 京太郎「とりあえずなんか勝って帰るか……お、ヤンガンだ」 昼前- 京太郎「さて、どうするかなぁ」 京太郎「透華たちのところに行くか……誰かに連絡入れてみよう」 衣『もしもし、どうした?』 京太郎「そっち行って平気かぁ?」 衣『大丈夫だぞ、お昼も今からだから早く来ーい』 京太郎「了解だ、すぐ行く!」 龍門渕家- 京太郎「お邪魔しまーす」 透華「あら京太郎、いらっしゃい」ニコッ 京太郎「お、おう」 衣「お前は次になんかテンション高いな、と言う!」 京太郎「なんかテンション高いな……ハッ!?」 純「実は今日、取材が来るんだよ」 京太郎「え、俺邪魔じゃね?」 一(むしろ向こうにとっては願ったりかなったりでしょ) 智紀「とりあえずお昼……」 京太郎「そういやそうだな」 ハギヨシ「お待たせしました」スッ ※お昼パートはスキップします 京太郎「さて、まだ取材が来るまで時間はあるんだろ?」 純「そうだぜ、な萩原さん?」 ハギヨシ「はい」 京太郎「なら……」 京太郎「そういや智紀、鶴賀のことだけどさ」 智紀「詳しく」 京太郎「おう、隣座るな」トサッ 智紀(近い……)カァッ 京太郎「で、みんなのぶんを話すか」 夕方- 京太郎「どうするか……」 京太郎「ハギヨシさん、付き合ってください」キリッ 一同「」ガタッ ハギヨシ「ふふっ、まさか京太郎君から誘ってくださるとは」 京太郎「まだ、俺は貴方のことを知らない……」 ハギヨシ「良いでしょう、やりましょうか……」 一同「」ガタタッ 京太郎「……麻雀卓のある部屋にいきましょうか」 ハギヨシ「えぇ、私も本気でお相手いたしましょう」 一同「」ガターンッ 京太郎(二人でやるか、四人でやるか……) 京太郎「いきましょう」 ハギヨシ「えぇ」 バタンッ 透華「……」 純「透華が冷えてる!」 衣「ふんっ!」ゴッ 透華「」ばたんきゅ~ 一「ふぅ」 智紀「偵察に行く」 純「オレも」 衣「私もだ」 一「ボクも」 ハギヨシ「では、はじめましょうか」 京太郎「二麻ですから、一対一の正々堂々とした勝負ですね」グッ ハギヨシ「えぇ、本気で行かせていただきます」ゴッ 京太郎(や、やれるか……オレ!) ハギヨシ「愉しくやりましょう」フッ 京太郎「ですね……でも、本気でやらせてもらいます!」ニッ ハギヨシ「はい、そうですね……本気でぶつかりあいましょう」ニッ 京太郎「行きますよ!」 P能力『色欲:発熱』自動発動 効果:相手全員の点を-5する EX能力『NEVER』自動発動 効果:自分へのマイナス効果を10軽減しプラス効果を10上昇させる ハギヨシ「えぇ、見せてください……“ここ”の貴方の実力を」 P能力『あくまで執事』発動 効果:相手の能力で点がマイナスされない 効果2:能力が発動する度に点数が+10される 京太郎(なんとか良さげだな!) ハギヨシ(ふむ、おもしろいことになってきましたね)フフッ 京太郎 226+74=300 ハギヨシ 226+22=248 京太郎、ハギヨシの順 京太郎「いきますよ!」スッ ハギヨシ「ほぉ、食した能力をコピーする……存分に使っていますね」フッ 京太郎(見える!) 能力『青眼の預言者発動』 ハギヨシ「では私も……」 能力『ファントムペイン』発動(残り0) 京太郎(来たかッ!) 京太郎(させない!)キュィンッ ハギヨシ「ッ!?」 ハギヨシ(正直、驚きましたよ)フッ 京太郎(斬り刻む!)ギンッ 能力『牌を殺すということ』 判定:特殊ステータス以下 須賀京太郎:魔眼『100』 判定:成功 京太郎(視える!) ハギヨシ(これは、いささかマズいですね) ◇効果処理開始 京太郎「これが……牌を殺すということだ!」ザンッ 能力『牌を殺すということ』 判定:クリティカルヒット 効果:チェーン上の相手の能力すべてを無効にする ハギヨシ「これは、さすがですね」フッ 能力『ファントムペイン』無効 京太郎「そして、見る!」 能力『青眼の預言者』 効果:点が+15され、その後一度の和了安価の数値が+10 ◇効果処理終了 京太郎「ロン、8000!」 ハギヨシ「満貫ですか、すでに見られていましたか」フッ 京太郎(まだ、油断できないな) 京太郎「さらに行きます!」ギンッ P能力『暴食(愛)』発動 効果:能力『魔物喰い』が失敗しない P能力『クリア・マインド』自動発動 効果:すべてのオカルト能力が相手のオカルト能力にチェーン発動可能になる ハギヨシ「えぇ、私の実力を超える力、見せていただきましょう」フッ P能力『あくまで執事』発動 効果:相手の能力で点がマイナスされない 効果2:能力が発動する度に点数が+10される 京太郎(これはっ) ハギヨシ(おや、良くありませんね)クッ 京太郎(ハギヨシさん、終わらせる!) 能力『卓の死点』を発動 ハギヨシ「その動きは光の速度とすら言われる素敵滅法の力、お見せしましょう」フッ 能力『素敵滅法』をチェーン発動(残り0回) 京太郎「トップ・クリア・マインドは光の速度すら超える!デルタ・アクセル!」ゴゥォッ! 能力『トップ・クリア・マインド』自動発動 効果:相手の能力の発動を無効にする ハギヨシ(これは、やられましたね、しかしまだ終わりませんよ!) 能力『星の白金』を発動(残り0回) 京太郎(ハギヨシさん、喰わせてもらいますよ!) 能力『魔物喰い』発動 ハギヨシ(私の“これ”を、喰うことができると?甘くみられたものです)フッ 能力『世界』発動 効果:相手の能力の発動を無効にする 京太郎(なっ、防がれた!?だけど!) 京太郎(考えろ、暴食が防がれた、ならどうする!) (まだお前には戦う術が山ほどあるだろう) 京太郎「そうだ、クリア・マインド!」ゴッ 京太郎(暴食の力……)ズズズッ ハギヨシ(これは!?) 京太郎「喰らえぇッ!」ゴォッ 能力『暴食:ベールゼブブ』発動 対象:ハギヨシ固定 ◇効果処理開始 京太郎(暴食の力!)ギンッ 能力『暴食:ベールゼブブ』 効果:対象の点を半分を奪う ハギヨシ(これは、さすがです……完全なる覚醒!しかし、星の白金!)ゴゥッ 能力『星の白金』発動 効果:相手の能力でマイナスされた分相手の点数もマイナスする 京太郎(ぐっ、なんだこの重さ……でも、これでどうだ!) 能力『卓の死点』発動 効果オカルト80以上の全員を点を-30する ◇効果処理終了 京太郎(ハギヨシさん、やっぱり強い!) ハギヨシ(やはり、京太郎君はすでに高くにいますか……終わりですね)フッ 『卓の死点』効果適用 ◇順位 トップ 京太郎 93+51=144 ラス ハギヨシ 53+50=103 京太郎「はぁっ……」 ハギヨシ「京太郎君、君の勝ちです」フッ 京太郎「ありがとう、ございました」ニッ ハギヨシ「いえ、やはり貴方はその運命にあるべき人物だったようです」 京太郎「どういう、ことですか?」 ハギヨシ「いえ……なんでもないです」 夕方2- 京太郎「あれ、そう言えば取材は?」 ハギヨシ「そろそろですよ」 リンゴーン 京太郎(すごい重い音するインターホンだな) ハギヨシ「では、私はお出迎えに行くので」シュバッ 京太郎「……さすがだなぁ」 応接室- 透華「あら、遅くってよ京太郎!」ビシィッ 京太郎「おう悪かったよ、ってその人」 順子「須賀君!」 京太郎「あ、どうもです」ペコッ 一「知り合い?」 京太郎「前に取材してくれた人」 順子「ありがとうね、売れたわよあの号」 京太郎「そりゃなによりです」ハハッ 順子「せっかくだし須賀君にも取材しようかしら、一通りは終わったから」 衣「衣も沢山答えたぞ!」エッヘン 京太郎「えっとぉ……」 京太郎「じゃあ、せっかくなので」 順子「ありがとう!」 京太郎(長くなりそうだなぁ) 夜- 京太郎「すっかり夜だなぁ」 純「泊まって行ってもいいんじゃねぇか?」 透華「それは良いですわね、泊まっていく?」 京太郎「あぁ、その手があったか……」フンフム 京太郎「せっかくだし泊めてもらうかな」 衣「わーい、京太郎がお泊り!」 智紀(よし、今回こそは……) 京太郎「とりあえず家に連絡するわ」 ハギヨシ「準備はおまかせください」 京太郎「ありがとうございます」 客間- 京太郎「相変わらずハギヨシさんの料理は美味しかったなぁ~」 京太郎(さて、誰かの部屋に行ってみるかなぁ) 京太郎「衣~」 衣「ん、京太郎!」ダキッ 京太郎「おう」 衣「どうしたんだ?」 京太郎「暇だったから話でもなと」スッ 衣「うむ、良いぞ!」トサッ 京太郎(膝に乗るのか) 京太郎「結局、どうだったんだ?」 衣「なにがだ?」 京太郎「能力、戻ったか?」 衣「戻りはしないけれど、新しい力は手に入れたな」ニッ 京太郎「さらにか」 衣「京太郎のおかげだぞ、衣が強くなれたのは」ニコッ 京太郎「そうか?」 衣「そうだ♪」 京太郎「そういえば……」テクテク ハギヨシ「どうなされました?」 京太郎「さすがのタイミングですね、風呂っていつ頃入って大丈夫ですか?」 ハギヨシ「今なら平気ですよ」 京太郎「じゃあ、行ってきます~」 ハギヨシ「今(の好感度)なら(怒られないから)平気ですよ」ニコッ 風呂- 京太郎「ん~相変わらずうちより全然広いなぁ」 京太郎「ん、あれ……誰か」 京太郎「あ、歩!?」 歩「ひゃっ、京太郎!?」ビクッ 京太郎「す、すまんすぐに出るから!」 歩「待って!」 京太郎「お、おう?」 歩「ま、前もだったし、別に良いよ」 京太郎「そ、そっか……じゃ、じゃぁ……」 ザァァァァッ 京太郎(無感情でただ頭を洗え) チャプン 京太郎「……」 歩「あはは、温かいねー」 京太郎(前より、近い……?) 歩「あのさ」スッ 京太郎「ち、近いぞ」 歩「……女として見てくれてるんだ?」 京太郎「そりゃ、確かに気楽に話しかけられるやつの中でもお前ってトップクラスだけど、女として見ないとかはないし」 歩「ははっ、じゃあ、無理ではない……かなぁ」 京太郎「は?」 歩「京太郎と付き合う、とか」カァァッ 京太郎「へ?」 歩「だ、だからっ……そ、そういうこと」フィッ 京太郎「え、えっと……」 歩「どう、かな?」 京太郎「無理じゃないだろ、普通に考えて」 歩「へ?」 京太郎「だってさ、お前って可愛い方だろ明らかに」 歩「ふぇっ」カァァッ 京太郎「メイド服でスカート上げてあげてるとことか男は放っておかないって」 歩「ちょ、なにをっ!?」 京太郎「もうちょっとおもちがあればとは思うけど」 歩「う、うっさい!」 京太郎「だからさ、その……待っててくれよ、な?」 歩「えっと、なにが?」 京太郎「どうなるかわかんないけど、返事だよ」ポリポリ 歩「……うん!」ニコッ 三年後- 京太郎「卒業だな」 歩「そうだね」 京太郎「お前、あんまり変わらなかったな」 歩「……ごめん」 京太郎「なに気にしてるんだよ」ギュッ 歩「だって、こうして手をつないでるのは良いんだけど……腕組む時に当たってないでしょ?」 京太郎「べつにおもちがなくっても、柔らかいし」ニッ 歩「なななっ!」カァァッ 京太郎「まぁともかく、さ……」スッ 歩「へ?」 京太郎「えっと、もうプロとしての契約も済んでるしさ……結婚、しないか?」 歩「え……」 京太郎「透華たちに土下座したんだぞ『歩をくれ』って」 歩「そ、そんなことまで?」 京太郎「当然だろ……それで、これからもさ、こうやってなんでもない日常を過ごせたらなって思うんだよ……」 歩「うん」 京太郎「だから、一緒にさ、暮らさないか?」 歩「うん、これからも、京太郎と一緒が良い……」ギュッ 京太郎「おう」ニッ 歩「ずっとね♪」ニコッ 杉乃歩EXED チャプン 京太郎「……」 歩「あはは、温かいねー」 京太郎(前より、近い……?) 歩「あのさ」スッ 京太郎「ち、近いぞ」 歩「……女として見てくれてるんだ?」 京太郎「そりゃ、確かに気楽に話しかけられるやつの中でもお前ってトップクラスだけど、女として見ないとかはないし」 歩「ははっ、じゃあ、無理ではない……かなぁ」 京太郎「は?」 歩「京太郎と付き合う、とか」カァァッ 京太郎「へ?」 歩「だ、だからっ……そ、そういうこと」フィッ 京太郎「え、えっと……」 歩「どう、かな?」 京太郎「……」 歩「京太郎?」 京太郎「……」ボチャンッ 歩「京太郎!?京太郎!?メディック!メディ―――」 ハギヨシ「お待たせしました」 歩「京太郎が!」 ハギヨシ「のぼせてますね、おまかせください」 自室- 京太郎「ん、ここは俺の部屋……」 ガチャッ 京太郎「ん、透華?」 透華「起きてたんですの?」 京太郎「のぼせたのかそう言えば」 透華「えぇ、大丈夫ならこれはいりませんでしたわね」 京太郎「氷か?」 透華「えぇ」 京太郎「せっかくだしもらおうかな、せっかく透華が持ってきてくれたんだし」ニッ 透華「え、ど、どうぞ」カァッ 京太郎「あぁ、冷やっこい」 透華「そう」フフッ 京太郎「……あんま騒がないな」 透華「あっ、ま、毎度騒いでるわけじゃないでしょう!」 京太郎「おうおう」ナデナデ 透華「うぅ」カァァッ 京太郎「昔から、透華は人気者だったよな、なにもしないでも目立つし」 透華「京太郎もでしょう?」 京太郎「俺は悪目立ちだよ、中学の頃は不良だと思われるし」 透華「へぇ……」 京太郎「同じ金髪なのになぁ」 透華「そうですわね」スッ 京太郎(ち、近い……そういや透華のやつ俺のこと好きなんだよなぁ) 京太郎「んっ」ギュッ 透華「ひゃっ!?ななな、なんですの!?」 京太郎「いぃや、なんかまったく環境も家族も違うのに、こうやって一緒に居られるのって不思議だよなぁ、だいたい龍門渕に俺が入学できたってのもなんとも……」 透華「い、一緒にいたかったからですわ……」ギュッ 京太郎「おう、わかってるよ……」ナデナデ 透華「本当に、わかってますの?」 京太郎「わかってるさ、今はわかる……俺もお前がいないとダメだからな」 透華「へ!?」カァァッ 京太郎「そのまんまの意味だよ」 数年後- 歩「京太郎ーが帰ってきましたー!」 一「ん、海外に行ってたわりに早いねー」 智紀「いつもより早い」コクコク 京太郎「一応、俺ここの主人なんだけど?」 純「へ~敬語が良いのかぁ」 衣「衣もか?」 京太郎「いや……はぁ、もう良いかぁ……」 透華「お帰りなさい京太郎」ニコッ 京太郎「透華~!」ダキッ 透華「ちょっ、お腹の子に触りますわよ!」ドンッ 純「まぁそうなるわな」 一「まだ大きくなってないみたいだけどねぇ」 智紀「透華に弾き飛ばされて可哀そう」ギュッ 京太郎「智紀~」ギュッ 衣「衣もだ!」ギュッ 透華「人の旦那になにしてやがりますか!」 京太郎「いや、役得」 透華「う、浮気ですの京太郎!?」 京太郎「いや、そういうわけじゃ」 衣「そういえば今回の仕事は咲たちとも一緒だったと聞いた!」 京太郎「おま、変なことを!」 透華「ま、まさかぁっ!」 京太郎「落ち着け!」 透華「う、浮気なんて許さなくってよ!」 京太郎「違うって!」 一「まぁ、浮気なんてないだろうね」 純「だろうなぁ」 智紀「するとしたら館内の誰かだと思うけど」 衣「愛人なら衣がなるぞー!」 京太郎「なに勝手にへんな議論してるんだよ!」 透華「京太郎のへっぽこ旦那ぁ!」 ハギヨシ「やれやれですね」フフッ 龍門渕透華EXED 京太郎「ん、透華?」 透華「起きてたんですの?」 京太郎「のぼせたのかそう言えば」 透華「えぇ、大丈夫ならこれはいりませんでしたわね」 京太郎「氷か?」 透華「えぇ」 京太郎「せっかくだしもらおうかな、せっかく透華が持ってきてくれたんだし」ニッ 透華「え、ど、どうぞ」カァッ 京太郎「あぁ、冷やっこい」 透華「そう」フフッ 京太郎「……あんま騒がないな」 透華「あっ、ま、毎度騒いでるわけじゃないでしょう!」 京太郎「おうおう」ナデナデ 透華「うぅ」カァァッ 京太郎「昔から、透華は人気者だったよな、なにもしないでも目立つし」 透華「京太郎もでしょう?」 京太郎「俺は悪目立ちだよ、中学の頃は不良だと思われるし」 透華「へぇ……」 京太郎「同じ金髪なのになぁ」 透華「そうですわね」スッ 京太郎(ち、近い……そういや透華のやつ俺のこと好きなんだよなぁ) 京太郎「……」ナデナデ 透華「んっ……」 京太郎「……可愛いなぁ」 透華「ふぇっ!?」カァァッ 京太郎「やべ」 透華「そ、そろそろ寝ますわ!おやすみなさい!」シュバッ 京太郎「はえぇっ!って、嫌われてないよな?」 京太郎「ん、誰かからメールだ」 京太郎「誰からだろ?」 京太郎「ん、シロからか」 差出人:白望 本文『調子はどう、万全?』 京太郎「もうすぐ東京だからなぁ」 本文『もちろんだ、そっちはどうだ?』 差出人:白望 本文『豊音とエイスリンがもうテンション高い』 京太郎「ダルいのか」 本文『ちゃんと付き合ってやれよ』 差出人:白望 本文『うん、それじゃみんな楽しみにしてるから、東京で会おうね おやすみ』 京太郎「そうだなぁ」 本文『あぁ、東京でな! おやすみ!』 京太郎「お、良子さんからも来てる」 差出人:良子 本文『お久しぶりです、もうすぐインターハイですけれど大丈夫ですか?』 京太郎「おぉ、さすがにみんなインターハイの話題かぁ」 本文『えぇ、心の準備もできてますよ、東京も慣れてますからね』 差出人:良子 本文『なら平気ですね、もしかしたらはやりさんやすこやさんに絡まれるかもしれないので気を付けてくださいね』 京太郎「気を付けようがない」 本文『はい、心に留めておきます』 差出人:良子 本文『でも、私が呼び出したら来てくださいね?』 京太郎「ははぁ……」 本文『了解です(笑)』 差出人:良子 本文『冗談です、それではまた東京で good night おやすみなさい』 京太郎「おやすみなさいっと」 京太郎「お、次は雅枝さんだ」 差出人:雅枝 本文『もうすぐ東京やな、すっかり久しぶりやから、楽しみにしとるよ♪』 京太郎「それは嬉しい」 本文『俺も楽しみにしてますよ、また千里山の人たちと麻雀もやってみたいですし』 差出人:雅枝 本文『私とも打ってなぁ』 京太郎「ん」 本文『もちろんですよ、楽しみにしてます』 差出人:雅枝 本文『ありがとうな じゃあまた、おやすみな!』 京太郎「おやすみなさいっと」 京太郎「さて、ねるかなぁ」 京太郎「……もうすぐ東京だなぁ」 112日目終了- ?- 京太郎「今日もか」 「まぁな、もうすぐだぞ」ククッ 京太郎「んあ?」 「ほら、早くしろ」パチンッ 京太郎「お、おう?」 京太郎「恭子さんに会いに行くか」 「ん、そうか、あいつもか」 京太郎「はぁ?」 「いやなんでもない、都合が良いのか悪いのか」ハッ 京太郎「……?」ギィ 「どちらにしろ、もうすぐだ」 バタンッ 恭子「京太郎君か」 京太郎「……なんか疲れてます?」 恭子「なんかな、ん……荒川憩とやりあってからなぁ」 京太郎「そんなに強いんですか」 恭子「ん、正直化け物レベルやな、全力でなんとかやりあえて……まぁ勝ったけど」ハァッ 京太郎「本当に疲れてるんですね」 恭子「うん」 京太郎「姫松ってどうですか?」 恭子「主将は相変わらず強いし、漫もオカルトの発動がなんとかなりはじめたし、結構ええんとちゃうんかなぁ……あ」 京太郎「どうしました?」 恭子「主将が京太郎と会えんと寂しい~言うてたし、メールや電話だけでもしとき?」 京太郎「ん、はい」 恭子「告白までされたんやろぉ?」 京太郎「うぇ、なんで知ってるんですか!?」 恭子「へぇ、そうなんや」 京太郎「騙しましたね!」 恭子「ふふっ、でも羨ましいな」ボソッ 京太郎「へ?」 恭子「なんでもないよ」ニコッ 7月29日 113日目・朝- 京太郎「ふぁ……そういえば」 京太郎「誰に電話してみるかなぁ」 京太郎「美穂子さんに電話してみよう」 プルルルルッ 美穂子『もしもし?』 京太郎「あぁ美穂子さん、こんな朝にすみません」 美穂子『起きてたから気にしないで、どうしたの?』 京太郎「いえ、そういえば美穂子さんと池田の二人はいつ頃行くつもりですか?」 美穂子『そうね、八月の二日ごろには着くようにするつもりよ』 京太郎「なるほど」 美穂子『京太郎君はどうするの?』 京太郎「ん~、聞いてみないことにはどうにも」アハハ 美穂子『そう、なるべく早く会いたいわね』 京太郎「そうですね、じゃあこれで!」 美穂子『えぇ、またね』 京太郎「はい」 京太郎(朝ご飯までもうちょっと時間あるか)ウン 京太郎「せっかくだし朝ご飯まで時間つぶすかなぁ」 ガチャッ 京太郎「ん、衣だ」 衣「ん、おはよう京太郎!」 京太郎「朝から起きてるなんて珍しいなぁ」 衣「衣ももう子供じゃないからな、朝食だって作ってやるぞ!」 京太郎「おぉ、そのうち頼むよ」ナデナデ 衣「うむ!」 京太郎「昨日の話なんだけどさ」 衣「ん、魔断の力、わずかによみがえってきたきがするぞ」ニッ 京太郎「そりゃ安心だな、インターハイは化け物揃いだからな」 衣「うむ、心してかからねば!」グッ 京太郎「頑張れよぉっ!」ナデナデ 衣「うん!」ニコッ 京太郎「ふぅ、ハギヨシさんの御飯は相変わらずおいしかったぁ」 ハギヨシ「京太郎君もすっかりお上手になっているじゃないですか」 京太郎「うれしいですねー」 京太郎「そういえば、お前あれからどうだ?」 歩「あれからって?」 京太郎「普通に、麻雀の話だよ、一応麻雀部の補欠なんだから頑張ってもらわないとな!」 歩「うん、調子が良いと思う……あともうちょっとなにかれば掴めそうなんだけど」ムムッ 京太郎「頑張れよ!」ナデナデ 歩「うん、ありがと」ニコッ 京太郎「さて、どうするかなぁ」 京太郎「一、特訓だ!」 一「またぁ、絶対食べないでよ?」 京太郎「おう」 一「目を見て答えてよ」 京太郎「よし、精神統一だ」 一「えー」 京太郎「強くなるためだ!」 一「はいはい」スッ 京太郎「……」 一「」チラッ 京太郎「……」zzz 一「寝てるのかい!」バシッ 京太郎「へぶっ」 昼前- 京太郎(さて、どうするかなぁ) 京太郎「ハギヨシさん」 ハギヨシ「どうしました?」 京太郎「ハギヨシさんは、悩みとか無いんですか?」 ハギヨシ「……無いわけではないですよ」 京太郎「たとえば?」 ハギヨシ「私がいなくなったら龍門渕家はどうなるのかと、いや、正確には私が安心して透華お嬢様や衣様を任せられるに人間がいないことが悩みです」 京太郎「え、なにかあるんですか?」 ハギヨシ「えぇ、私がいなくなったら……京太郎君に後を継いでもらいたいと、いかがでしょう?」フフッ 京太郎「……」 京太郎「……」コクッ ハギヨシ「ありがとうございます、すぐにでも出ていきたいのですが君に色々と引き継がねばならないこともありますからね」 京太郎「はい……」グッ ハギヨシ(ええ、貴方なら安心です) 10年後- 「帰ってきましたね」 ギィッ 「ハギヨシ、お帰りー!」 パァンッ 「これは、どういうことですか?」 衣「おぉ、ハギヨシが驚愕しているぞ!」 透華「はじめてみましたわね」 ハギヨシ「どうして、わかりました?」 純「うちの執事は優秀なんで」 一「ほんと、どうかしちゃったかと思ったけどねぇ、もう8年以上も姿くらましてたハギヨシさんが帰ってくるなんて言い出して」 歩「やっぱりハギヨシさんほど尊敬できないのが良いところです」 ハギヨシ「……なるほど」フッ 京太郎「お帰りなさい、ハギヨシさん」 ハギヨシ「すっかり、板についていますね」 京太郎「そりゃ、もう10年近くやっていますから」 透華「いつまで経っても私たち相手にだけ執事っぽくないのですわ!」 京太郎「それが俺の良さだからな」フッ 透華「まぁ、その方が私としても良いですわ……京太郎は京太郎、ハギヨシはハギヨシですもの」ニコッ ハギヨシ「……」 京太郎「お帰り……ハギヨシ」ニッ ハギヨシ「えぇ、ただいまお戻りしました、京太郎」フッ ハギヨシEXED 京太郎「ハギヨシさん」 ハギヨシ「どうしました?」 ハギヨシ「5日からのことですか、“彼女”にも聞いたでしょうけれど、宮永咲さんとの決戦があります」 ハギヨシ「まず朝にその日、決戦へ赴くかどうかですね、行かなくても行くでもどちらでも良いでしょう」 ハギヨシ「しかし、そのまま放置すれば大変なことになるのでできる限り早く行きましょう、最も楽なのが5日に戦うことでしょう」 ハギヨシ「そして5日からできることと言えば今までと変わりません、違うことと言えば一部を除いた他県の生徒たちも一いるということでしょう……以上です」 ハギヨシ「あぁあと……やはり貴方に龍門渕を任せて良かった、京太郎」フッ 京太郎(どうするか、このまま昼食いただくか、それとも出て他のとこで食べるか……)ムムッ 京太郎(電話でもするか、誰にしよう?) 京太郎「咏さんに電話してみるか」ソソクサ プルルルッ 咏『もしもし、どうしたん?』 京太郎「いえ、なんとなく電話してみたくなったんで」 咏『へぇ、なんとなくであたしに連絡したんだぁ~嬉しいかも』 京太郎「あはは、なんか照れます」ハハッ 咏『まぁもうすぐ東京なんだし、そしたら沢山会えるし!』 京太郎「そうですね、じゃあまた!」 咏『うん、またね!』 プツッ 京太郎「……さて、頑張るかな!って昼かぁ」 昼過ぎ- 京太郎(結局昼御飯もいただいたな……) 京太郎「さて、どうするかなぁ」 京太郎「これが、俺の素敵滅法!」 ハギヨシ「まだまだですが、光るものはあります」フッ 夕方- 京太郎(さてと、そろそろ帰るのも手か……) 京太郎「ハギヨシさ~ん♪」 ハギヨシ「おやおや、どうしました?」 ハギヨシ「危険ですか、そうですね……選択による危険ですが、件の三尋木咏さんは東京に行けば強制的にイベントが発生するでしょう」 ハギヨシ「そして一番の問題は『??』が溜まっている方ですけれど、こちらでは誰一人として危険な方はいません」 ハギヨシ「危険な方は、そうですね……愛宕洋榎さんが危ないでしょう、連絡は早めにとっておかないと東京に行った時が怖いですよ」フッ ハギヨシ「では、また細かいなにかを聞きたい時は……3ですね」ニコッ 夕方2- 京太郎(んっと……) 京太郎「メールを誰にするかなぁ」 京太郎「洋榎さんにメールしてみるか、恭子さんにも言われたし」 本文『今、暇ですか?』 差出人:洋榎 本文『暇!久しぶりやなガースー!』 京太郎「おぉ」 本文『久しぶりです、中々連絡取らずにすみません』 差出人:洋榎 本文『寂しかったで(怒) まぁこうしてメールくれたから良かったけど』 京太郎「あぁ」 本文『ほんとすみません、東京でまた会いましょうね!』 差出人:洋榎 本文『うん、絹もおかんも会いたがってるから、また泊まりに来たりもするやろし!』 京太郎「楽しいからなぁ、あそこの家」 本文『また行かせてもらったりもあると思います それじゃ、また東京で!』 差出人:洋榎 本文『うん、楽しみにしとるよ~♪』 京太郎「ん、洋榎さんと絹恵さんの写メか……良いね!」グッ 夜- 京太郎「うわ、もう暗い!」 透華「またですの?」 京太郎「そういや前もあったなぁ……さて、帰るか、ありがとな」ナデナデ 透華「べ、別に構いませんけど……気を付けて」 京太郎「おう、それじゃぁな!」 深夜- 自宅- 京太郎「どうするかなぁ」 京太郎「ネトマでもするかな!」 一人目 グラマス 二人目 とよねー 三人目 どらごん 京太郎「健夜さんに豊音さんに玄さんかぁ」 グラマス:さて、やろうか!私に勝って見せてね! キョータロ:頑張ります! とよねー:よろしくねーがんばるよー どらごん:お任せあれ! 京太郎「お前の運命は俺が決める……!」 トップ グラマス 二着 京太郎 三着 とよねー ラス どらごん どらごん:やっばいのです とよねー:ちょーつよいよー キョータロ:もう無理 グラマス:あはは、最近自信ついてきたよ! キョータロ:いや、ほんと……これでまだ力があるんだから勘弁ですよ グラマス:普通にやればこれだね キョータロ:見抜けなんだ どらごん:お疲れ様! とよねー:おつかれさまだよー 京太郎「お疲れ様っと」 京太郎「豊音さんからか」 とよねー:ちょー強かったねー、京ちゃんでも勝てないなんてー キョータロ:あの人は別格ですよ、まぁ俺が勝てない人なんて案外いたりしますけど とよねー:えーちょー気になるよー、でも東京でまた会えるね、楽しみにしてるよー キョータロ:俺も楽しみにしてます! とよねー:またねー 京太郎「ん、ログアウトしたのか……さて、どうするかな」 京太郎「玄さんからか」 どらごん:インターハイ、私大丈夫かな? キョータロ:大丈夫ですよ! どらごん:だって私ボロボロで キョータロ:相手はとんでもだったんで大丈夫ですよ! どらごん:その中にキョータロ君が入ってるんだけどね? キョータロ:まぁとりあえず、また東京で会いましょう! どらごん:うん、またね! 京太郎「ログアウトしたかぁ」 京太郎「さて、寝るかなぁ」 京太郎「カピー?」 京太郎「……寝るか」パチンッ 113日目終了- ?- 京太郎「ん?」 「大罪同士で争わないんだな」ククッ 京太郎「は?」 「なんでもない」パチンッ 京太郎「はぁ?」 京太郎「淡に会いに行くかな」 「好きにしろ」 京太郎「おう」ギィッ 「どうなるか、だな」ククッ バタンッ 京太郎「よう淡」 淡「京太郎だ!」 京太郎「おう淡!」 淡「どうしたの?」 京太郎「なんとなくだよ、会いたくなっただけ」 淡「へぇ~嬉しいなぁ~」ギュゥッ 京太郎「抱きつくな!」 淡「やっこい?」 京太郎「もうちょっと大きくなってから言え」 淡「……えっち」カァッ 京太郎「うるせぇよ」 京太郎「白糸台って、どうなってたんだ?」 淡「ちょっとピリピリしてきたねー三連覇がかかってるから」 京太郎「だよなぁ、うちも見習ってほしいよ」 淡「えー大変だよー?菫なんて生理かってぐらい」 京太郎「そういうこと言うなよ!」 淡「う、うん、とりあえずみんな会いたがってたからね、またね!」フリフリ 京太郎「お、おう、またな!」
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7月30日 114日目・朝- 京太郎「ふぇ、あぁ夜更かししたもんなぁ」ググッ 京太郎「昼はどうすっかなぁ」 京太郎「さて、なにか買ってこないとなぁ」 京太郎「ないない、ノーウェイノーウェイ……とりあえず弁当でも買って帰るかなー」 昼過ぎ- 京太郎「ふぅ、食べた食べた……さてと、どうするかなぁ」 京太郎「誰かに電話してみるかなぁ」 京太郎「恭子さんに電話してみるかな!」 プルルルルッ 恭子『もしもし?』 京太郎「あぁ恭子さん、今大丈夫ですか?」 恭子『うん、暇やからね』 京太郎「練習とかいいんですか?」 恭子『もうすぐ東京やからね、ちょっと休み入れんと』 京太郎「なるほど、また全員集合ですねー」 恭子『そやねー、最近はなんか疲れてるから』 京太郎「インハイまでに体調直してくださいね、うちもそうじゃないと勝った気しませんし」フッ 恭子『ほぉ、言うやん、楽しみやなぁ』 京太郎「そうですね、それじゃまた!」 恭子『うん、それじゃ!』 プツッ 京太郎「よし、頑張ろう……俺関係ないけど!」 夕方- 京太郎「ん~いい天気だなぁ」 京太郎「どっか行くかなぁ」 京太郎「適当にふらつくかなぁ」 京太郎「ん、優希じゃないか」 優希「ん、また京太郎だじょ!」 京太郎「またってなんだよ……」 優希「東京行っても元気でやれよ」 京太郎「引っ越さねぇよ!?」 優希「はははっ、まぁあたしも行くけどな!」 京太郎「ん、そうなのか?」 優希「のどちゃんと向こうで会う約束してるしなぁ」 京太郎「あぁ、納得」 優希「まぁとりあえず、あっちでもまた会おうじぇ」 京太郎「おう」 優希「あぁあと、お前のタコスおいしかったからまた作ってくれ」グッ 京太郎「任せとけ」ハハッ 夕方2- 京太郎「ん、どうするかな」 京太郎「もうちょっとな」 京太郎「あれ、竹井さん」 久「あら須賀君、偶然ね」 京太郎「そうですね、前はありがとうございました」 久「気にしないで、そう言えば前の買い物のお礼はどうなるのかしら?」フフッ 京太郎「ん、また今度ですかねぇ」 久「なるべく東京に行く前が嬉しいんだけどねぇ、私も行くけど」 京太郎(結局行くんですか!) 京太郎「ん~」 京太郎「晩御飯でもどうですか、お礼もかねて」 久「あら、ナンパ?」 京太郎「嫌ならいいですけど」 久「嘘嘘、行きましょ!」 京太郎「どこ行きますかぁ」 久「あそこのレストランとか」 京太郎「学生が行ける値段じゃないですね、適当にステーキハウスとかにしときましょう、安い」 久「えー」 京太郎「えーじゃありません、行きますよ」 久「まぁいっか」フフッ 京太郎「待ちますかぁ」 久「そうねぇ……須賀君はこうやって女の子を手籠めにしてるわけね」 京太郎「ひ、人聞きが悪いですね」 久「でも美穂子も咲もでしょ、それにあの三尋木プロも須賀君を見る目が違ったし」フフッ 京太郎「色々わかるんですね」ハハッ 久「へぇ、そうだったんだ」 京太郎「鎌かけましたね」 久「まぁね、須賀君と話てると楽しいわぁ」 京太郎「弄ばれてる気がしますけどね」ハァッ 久「あら、御飯来たわよ」 京太郎「清澄ってメンバーギリギリでしたよね、そう言えば」 久「そうね、私が卒業すれば三人だけど……来年には四人目が来ることは確定してるし団体戦に出るならあと一人」 京太郎(ん、負けたから転校することになったらしいしなぁ) 久「……気にしすぎよ」フフッ 京太郎「えっ、いや!」 久「顔に出てるわよ」 京太郎「あ、ははっ……わかりやすいですか?」 久「かなりね、まぁホントただの優男って感じねぇ、なんで咲や美穂子が好きになったかわからないわ」 京太郎「余計なお世話ですよ」 久「冗談よぉ」フフッ 京太郎(遊ばれてるなぁ) 久「でも須賀君みたいな人、結構好きよ」 京太郎「だから遊ばないでくださいって!」 久「あははっ」 夜- 自宅- 京太郎「さて、どうすっかなぁ」 京太郎「電話するかぁ」 京太郎「照ちゃんに電話してみるかぁ」 プルルルルッ 照『もしもし、京ちゃん?』 京太郎「あぁ、なんとなく電話してみたんだけどさ」 照『ん、もうすぐ東京で会えるのに』 京太郎「まぁまぁ、東京にいるうちになんか奢るからさ」 照『ほんと!?』 京太郎「おう」 照『早く来てね!』 京太郎「せめてインハイが終わってからなぁ」 照『インハイ終わった後じゃ京ちゃん落ち込んじゃうんじゃない?』 京太郎「はぁ、言うなぁ」 照『まぁね、私たちが勝つから』フフッ 京太郎「はいはい、それじゃ、良い時間潰しになったよありがとう」 照『うぅん、またね』 京太郎「おう、またなー」プツッ 京太郎「ん、メールか?」 京太郎「誰からだろ?」 京太郎「淡からだ」 差出人:淡 本文『夢で会えるだけじゃ寂しいぞ!』 京太郎「めっちゃ電波!」 本文『おう、悪い悪い、東京行ったらなんか奢ってやるから、照ちゃんと一緒に行こうぜ』 差出人:淡 本文『ゲスだね』 京太郎「なんで!?」 本文『わけわかんねぇよ』 差出人:淡 本文『照に私も一緒に行くこと言っといてね』 京太郎「ん?」 本文『おう』 差出人:淡 本文『それじゃ東京でね、おやすみ!』 京太郎「おう、おやすみっと……ん、メールって透華からか」 差出人:透華 本文『いつ頃から東京入りしますの、こちらは準備はできているので京太郎しだいでしてよ』 京太郎「ん、俺に合わせてくれるのか……」 京太郎「二日に行こうぜっと」 京太郎「さて、寝るかなー」パチンッ 京太郎「カピー……?」ボソッ 京太郎「……寝るかぁ」 114日目終了- ?- 京太郎「今日もかぁ」 「落ち込んでるな」ククッ 京太郎「うっせぇよ」 「ほらよ」パチンッ 京太郎(やな奴……・) 京太郎「恭子さんのとこに行くかなぁ」 「最近お気に入りか?」 京太郎「嫌な言い方すんなよ」ギィッ 「まぁ、あいつも役立たず候補だからな……丁度良さそうだぞ」ククッ バタンッ 京太郎「どうも恭子さん!」 恭子「ん、京太郎君」ニコッ 京太郎「調子はどうですか?」 恭子「うん、悪くはないけど絶好調でも無いんよ」 京太郎「迷惑でした?」 恭子「大丈夫やよ」ニコッ 京太郎「姫松、どうですか?」 恭子「あぁ、主将がご機嫌やったらしいよ」 京太郎「へぇ、なら良かった」 恭子「……ちゃんと自分のこと好きになった相手のこと考えたりや?」 京太郎「はい、そうですねぇ」 恭子(……やっぱ私はおさえとこ) 京太郎「どうかしましたか?」 恭子「うぅん、なんでもあらへんよ」ニコッ 7月31日 ※あと2日 115日目・朝- 京太郎「ん、今日は早く起きれたなぁ」 京太郎「誰にするかなぁ」 京太郎「胡桃さんにメールしてみるか」 本文『もうすぐインハイですけど、いつ頃現地着くつもりですか?』 差出人:胡桃 本文『三日に着く予定だよ』 京太郎「じゃあ一日違いかぁ」 本文『なるほど、東京で会える日が楽しみですね』 差出人:胡桃 本文『京ちゃんのおかげでだいぶ楽になったからね』 京太郎「能力取りに行ったしなぁ」 本文『そりゃ良かったです、また今度打ちましょうね!』 差出人:胡桃 本文『うん、それじゃそろそろ出かけるから、またね!』 京太郎「またっと……」 昼前- 京太郎「ん、どうすっかなぁ」 京太郎「よし、食べに行こう!」グッ 京太郎「さすがに一人は寂しいよなぁ」 京太郎「たまにはモモでも誘うかぁ」 プルルルルッ 桃子『もしもし京さん!貴方の隣のステルスモモっすよ!』 京太郎「おうおう、昼でも一緒にどうだ?」 桃子『すぐ行くッす!どこですか!?』 京太郎「あぁ、えっと」 京太郎「じゃあファミレスあたりにしとくか」 桃子『了解っす!すぐ行くっすよ!』 京太郎「俺も今から行くからゆっくりでいいからな」 桃子『はいっす!』 京太郎「じゃ、また後でな~」プツッ 京太郎「さて、行くかぁ」 ファミレス- 京太郎「えっと、俺の方が先だな良かった」 桃子「丁度良かったっすね!」グッ 京太郎「そっか、じゃあ入ろうぜ」 桃子「はい!」 店員「ではお二人様どうぞ」スッ 京太郎「!?」 桃子「ふふふっ、私も進化してるっすよ……意識してないけどまた消えますけど」 京太郎「大変だなぁ」 京太郎「さて、注文もしたしドリンクバーも行ってきたし……なんでお前隣座るんだよ」 桃子「数少ない同学年じゃないっすかぁ~」 京太郎「いや、そういう問題じゃないだろ」 桃子「そうっすか?」 京太郎「そうだよ……まぁ良いけどさ」 桃子「京さん大好きっすよ~」ギュゥー 京太郎(おもちがおもちだよ、おもちぃ!) 桃子「ふふふっ、当ててるっすよぉ」ニコニコッ 京太郎(話をそらさんと!) 京太郎「オンオフが前より楽になったなら色々と変わったか?」 桃子「いえ特にって感じっすねぇ、特に変えたいとも思ってないせいかもしれないっすけど」 京太郎「そうなのか?」 桃子「京さんに見つけてもらって、先輩や部長さんたちにも見つけてもらって……私は満足っすよ」 京太郎「……んなことで満足してんじゃねぇよ」ナデナデ 桃子「へ?」 京太郎「お前はこれからもっと光れる、俺が保障する!」グッ 桃子「……えへへ、やっぱり京さんは京さんっすね」 京太郎「は?」 桃子「なんでもないっすよ」ニコニコ 昼過ぎ- 桃子「この後はどうするっすか?」 京太郎「ん、そうだなぁ」 京太郎(とりあえず桃子と別れるかこのままどっか行くかだなぁ) 京太郎「デートでもするか!」ニッ 桃子「え、今日デートしてもいいんすか!?」 京太郎「あぁ、どこでも良いぞ」 桃子「やったっす!」 桃子「遊園地行きましょう!デートっぽく!」 京太郎(前も行ったけど) 京太郎「オッケーだぜ!」グッ 遊園地- 京太郎「混んでるなぁ」 桃子「土曜っすからね!」 京太郎「はぐれないように手ぐらい繋ぐか」ギュッ 桃子「!」パァッ 京太郎(ま、前ので少し慣れたァッ!!) 桃子「きゃーっ♪」ギュゥッ 京太郎(おもちに耐性は一生つかんぞ!)ビクッ 桃子(京さんったら冷静で、カッコいい!) 夕方- 京太郎「次はどうするかぁ」 桃子「ポップコーンがおいしいっす!」 京太郎「食べ終わってからなにか乗ろうな」ナデナデ 桃子「あはは、もっと回すっすよー!」グルグル 京太郎「やめろモモ!これ以上はっ!」ウッ 桃子「さっき食べたポップコーンがっ……」ウッ ※諸事情によりカットさせていただきます 京太郎「……ははは」 桃子「ごめんなさぃ~」エグエグッ 京太郎「大丈夫だぞ~」ナデナデ レイプメ 夕方2- 京太郎「次はなに乗るか!」 桃子「どれにするか迷うっすね!」 京太郎(お化け屋敷も前言ったしなぁ) 桃子「うぅ、怖いっすよ~」 京太郎「大丈夫だからなモモ」ナデナデ 桃子(まったくビビッてない!さすが京さんっす~)キュン 京太郎(おもちがやばい) 桃子(頼りになるっす!)ギュゥッ 京太郎(ピィッ!?) 夜- 京太郎「さて、あと一個ぐらい乗って帰るかぁ」 桃子「そうっすね!」グッ 桃子「やっぱ最後は観覧車っすよねぇー」 京太郎「いや、そうかもしれんけど、こんな密着しなくても良いだろ……」 桃子「えぇ、なんでっすかぁ?」ムギュッ 京太郎「……」カァッ 桃子「えへへ、京さんを落とすための必殺武器っすからね!」 京太郎「おもちは武器じゃない」キリッ 桃子「へぇ、じゃあ平気っすよね~?」ニコニコ 京太郎(ど、どうする!?) 京太郎「モモッ……」 桃子「京さんのこと好きなんっすよ?」 京太郎「そりゃ、俺もだよ……」 桃子「へ?」 京太郎「俺も好きだよ、これからずっと一緒にいたいぐらいには、好きだ……」 桃子「ほ、本当っすか?」 京太郎「嘘は言わねぇよ」 桃子「え、えへへっ……京さんっ!」ギュッ 京太郎「!?」 桃子「大好きっす!」 京太郎「俺もだよ」ハハッ 東横桃子ED2 桃子「やっぱ最後は観覧車っすよねぇー」 京太郎「いや、そうかもしれんけど、こんな密着しなくても良いだろ……」 桃子「えぇ、なんでっすかぁ?」ムギュッ 京太郎「……」カァッ 桃子「えへへ、京さんを落とすための必殺武器っすからね!」 京太郎「おもちは武器じゃない」キリッ 桃子「へぇ、じゃあ平気っすよね~?」ニコニコ 京太郎(ど、どうする!?) 桃子「京さぁ~ん」ムギュッ 京太郎「」プツンッ 京太郎「も、モモ!」グィッ 桃子「ひゃっ、か、観覧車ではまずいっすよっ!」 ガタンッ 桃子「へ?」 『大変申し訳ありませんお客様方、不具合のため止めさせていただきました、しばらくお待ちください!』プツッ 桃子「えへへ、しょうがないっすねぇ」スッ 桃子「こんなこともあろうかと用意はしてきてあるっすよ~まぁ三つあれば平気っすよね」ニコッ 京太郎「すまん」 桃子「どうぞ、京さん♪」グィッ 一年後- ゆみ「そう言えば、桃子だがな」 智美「ん、京太郎と結婚したよな、しかもデキ婚」ワハハ ゆみ「さらに胸が成長したらしい」 智美「ワハ!」ガタッ! 咲「」ガタッ ゆみ「いつ来た宮永」 京太郎「お待たせしました~」 桃子「先輩たち久しぶりっす~」 咲「と、東横さんが抱いてるのって!」 透華「間違いなく京太郎との子供!」 ゆみ「いつからいた龍門渕」 美穂子「あらあら」ニコニコ ゆみ「福路もか」 京太郎「うちの可愛い息子ですよー」 桃子「京さんに似て可愛いっす」 京太郎「桃子に似た可愛い子に育てよぉ」 美穂子「あらあら、私たちの前に来て」 咲「そんなにいちゃつくんだぁ?」 京太郎「おっと失礼」 桃子「ついついいつもの乗りで、京さんったらあまり家に帰らないからぁ」 京太郎「いやぁ、プロもつらいよ」 桃子「でももうすぐで二人目も作れるっすよ」 京太郎「よし、頑張ろう!」 桃子「楽しみにしてるっすよ、あなた♪」 ゆみ「誰か止めてくれ」 京太郎「どうしましたゆみさん!?」ガタッ 桃子「どうしたっすか先輩!?」ガタッ ゆみ「うん、もう放っておいてくれ……お前たちが今幸せなら何でもいいから、野球チーム作れるぐらい頑張れ」 京桃「はい!」ニコッ 桃子「んふふ、私たちの子づくりはこれからっすよ!」 京太郎「あぁ!」グッ 桃子「大好きっすよあなた~!」 京太郎「俺も二人が大好きだぞー!」ギュッ 東横桃子ED1 桃子「やっぱ最後は観覧車っすよねぇー」 京太郎「いや、そうかもしれんけど、こんな密着しなくても良いだろ……」 桃子「えぇ、なんでっすかぁ?」ムギュッ 京太郎「……」カァッ 桃子「えへへ、京さんを落とすための必殺武器っすからね!」 京太郎「おもちは武器じゃない」キリッ 桃子「へぇ、じゃあ平気っすよね~?」ニコニコ 京太郎(ど、どうする!?) 京太郎(とっさに撫でてみたら) 桃子「えへへ~」ニコニコ 京太郎(押し付けてこなくなったから良しとしよ―――) ガコンッ 京太郎「ん?」 『大変申し訳ありませんお客様方、不具合のため止めさせていただきました、しばらくお待ちください!』プツッ 京太郎「面倒なことになったなぁ」 桃子「京さんとこうして同じ場所にいられるなら嬉しいっすよ♪」 京太郎(かわいい) 桃子「それにしてもここからの景色は綺麗っすねー」 京太郎「もうすぐてっぺんだったんだけどなぁ」 桃子「てっぺんで止まればロマンチックだったんすけどねぇ」 京太郎「ははっ……」 桃子「えへへ」ギュッ 京太郎(だからくっつくな、とは言えないよなぁ)ナデナデ 桃子「えへへ……」 桃子「えへへ~♪」 京太郎(かわいい) 桃子「ん~♪」スリスリ 京太郎(エロい) 京太郎「ふぅ、予期せぬハプニングに巻き込まれたがなんとかなったな」グッ 桃子「あのままでも良かったっすけど」ニコッ 京太郎「勘弁してくれ」ハハッ 桃子「ん、そろそろお別れっすねー」 京太郎「だなぁ……」 京太郎「モモ……これからもさ、こうやってずっとお前とくっついてたい」 桃子「へ?」 京太郎「ほら、お前を一番最初に見つけた立場としてはやっぱりお前とずっと一緒に居たいって言うかさ……」ポリポリ 桃子「えっと、それってつまり……」 京太郎「だから、俺と付きあ」 桃子「結婚っすね!」 京太郎「早い!早すぎる!たとえるなら名古屋から東京まで1時間!」 桃子「じゃ、じゃあ子作りっすか!?」ポッ 京太郎「まだ早い!御徒町から新宿間3分!」 桃子「じゃあ、つ、つまり……」 京太郎「だから、お前のことが好きだって言ってるんだよ……」 桃子「ほ、本当っすか?」 京太郎「あぁ、本当だよ」 桃子「や、やったす!」ギュゥッ 京太郎「も、モモっ!?」 桃子「良かったっすよ~」ポロポロ 京太郎「……ははっ、泣くなよ」ナデナデ 桃子「嬉しいんだからしょうがないっす~」ボロボロ 京太郎「ははっ」ナデナデ 3年後・雀荘『龍門渕』- 京太郎「だから卒業してからで良いだろうに」 桃子「いえ!今すぐ書いてもらわないと心配っす!」 京太郎「いや、ほらあと二ヶ月で卒業だからそれと同時に」 桃子「京さんモテモテすぎっすー!ほら、ちゃんと京さんのお義父さんとお義母さんにも許可もらって、私のお父さんとおお母さんにも許可もらったじゃないっすか!」 京太郎「いや、お前のご両親が泣いて喜んでた時は俺もくるものがあったけどな……けど、早いって!お前は!」 桃子「この世の理はスピードっすよ!」 ゆみ「またやってるのかあの二人は」 智美「OGとして身に来たらこれだ」ワハハ 睦月「らしいと言えばらしいんですけどね」 一「いや、見に来てあれはちょっと」 佳織「け、喧嘩してるよ!」 衣「犬も食わんぞ」 智紀「二人は食いあっt」 純「言わせねぇよ!?」 透華「私をさしおいて目立ってますわ!」 後輩「せ、先輩方すみません!」ペコペコ 後輩2「放っておいてあげてください!」ペコペコ 京太郎「俺が信用できないのか?」 桃子「そ、そんなわけないっす」 京太郎「ならさ、ほら……指輪ももう用意してあるんだぞ」スッ 桃子「きょ、京さんっ」パァッ 京太郎「だから、な?もう少しだけ我慢してくれ」 桃子「……はいっす!」ニコッ 京太郎「良い子だ」ナデナデ 京太郎「さてみんな、練習はじめるか!」 みんな「」タンッ タンッ 桃子「どうしたんっすかね?」 京太郎「どうしたんだろうな?」 桃子「み、みんなが見てない今ならキスぐらいっ」バッ 京太郎「まったくしょうがないな」ニコッ 二人は幸せなキスをして――― 東横桃子EXED 京太郎「ふぅ、予期せぬハプニングに巻き込まれたがなんとかなったな」グッ 桃子「あのままでも良かったっすけど」ニコッ 京太郎「勘弁してくれ」ハハッ 桃子「ん、そろそろお別れっすねー」 京太郎「だなぁ……」 京太郎(胸ばっか押し付けるモモにいたずらしてやろう、そうだ!) ムニュッ 桃子「へ?」 京太郎「良いさわり心地だ」ムニュムニュッ 桃子「ひゃんっ!」ビクッ 京太郎(いや、俺なにやってんだ、もれなく犯罪だろ)スッ 京太郎「すまんモモ」 桃子「ぜ、全然平気っすよ!」 京太郎「この借りはいずれ返す、すまぁぁぁぁん!」ダッダッダッ 桃子「えへへ、京さんならもっとしても……って京さん!?」イナイ! 深夜- 自宅- 京太郎「若干自己嫌悪だが、たまらんかったな」ニヘラ 京太郎「ネトマをしよう!」 一人目 のどっち 二人目 とよねー 三人目 かまぼこ 京太郎「よし、やるぞ!って原村さん!?」 のどっち:よろしくお願いします とよねー:のどっちだー!よろしくねー♪ かまぼこ:ワハハ、でっかい胸を借りるつもりでやるぞー キョータロ:それじゃ、よろしくお願いします! 京太郎「さて、楽しむとするか!」 トップ 京太郎 二着 のどっち 三着 かまぼこ ラス とよねー のどっち:さすがですね とよねー:相変わらずつよいよーのどっちも強かった! かまぼこ:ワハハ、やっぱり勝手が違うなぁ キョータロ:ネトマですからね のどっち:私はネトマの方が調子が良いのですけれど 京太郎「だろうなぁ」 京太郎「あれ、豊音さんからだ」 とよねー:今度東京に行くんだよ! キョータロ:俺もですって とよねー:うん、一杯遊ぼうね! キョータロ:はやりんとか小鍛冶プロとかも紹介しますよ とよねー:ありがとーちょー楽しみだよー!サイン色紙一杯もっていかなきゃ! キョータロ:じゃあ、また今度! とよねー:うん!おやすみー 京太郎「ん、ログアウトした」 京太郎「ん、原村さんからか」 のどっち:お久しぶりです キョータロ:久しぶり、東京に行く前以来だな のどっち:はい、結局帰ってきてしまいました キョータロ:良いんだよ、自分のやりたいことをやれば……まだ子供なんだしな のどっち:おもしろい言い回しですね(笑) キョータロ:確かにちょっとおかしかったかも(笑) のどっち:でも、不思議と心に響きました キョータロ:そりゃよかったよ のどっち:また、一緒に打ちましょう キョータロ:あぁ、またな! 京太郎「ログアウトしたか」 京太郎「寝るかぁ……カピー、もう帰ってこないのか?」パチンッ 115日目終了- ?- 京太郎「よし、今日は誰に会いに行くかな!」 「なんだ、ずいぶんご機嫌だな」ククッ 京太郎「うっせぇ」 「ふん」パチンッ 京太郎「さて、どうするかな!」 京太郎「シロに会いに行くかな」 「行ってこい」 京太郎「珍しいな」ギィッ バタンッ 「……特に言うことがないからな」フッ 京太郎「ようシロ!」 白望「ん、京太郎?」 京太郎「おう、相変わらずぐてってるなぁ」 白望「ダルい……」 京太郎「そうだなぁ」 京太郎「宮守ってどうだ?」 白望「みんな会いたがってるよ」 京太郎「東京にいったら会いに行くよ、一日そっちのが遅いみたいだけどさ」 白望「うん、ついたらメールするね」 京太郎「おう、楽しみにしてるよ」ニコ 白望「……うん」コクリ 京太郎「どうした?」 白望「京ってモテるよね」 京太郎「お、おう?」 8月1日 116日目・昼前- 京太郎「ん、昼前かぁ……」アァ 京太郎「昼飯どうするかー」 京太郎「よし、食べに行くかな!」グッ 京太郎「よし、誰誘うかなぁ」 京太郎「妹尾さんを誘ってみよう」 プルルルッ 佳織『も、もしもし!?』 京太郎「あぁ妹尾さん、一緒にお昼でもどうかなって……平気ですか?」 佳織『うん、全然大丈夫だよ!』 京太郎「そりゃ良かった、じゃあ……」 京太郎「じゃあ喫茶店にしましょう」 佳織『うん、それじゃまた後でね!』 京太郎「それじゃまた後で!」プツッ 喫茶店- 佳織「お待たせ京太郎君!」 京太郎「いえ、大丈夫ですよ妹尾さん」 佳織「だから佳織で良いって」ニコッ 京太郎「そうでしたね、佳織さん」ニコッ 佳織(きゃー!デートっぽい!)グッ 京太郎「とりあえず」 佳織「アイスコーヒーかな、食べ物はまた決めてからで」 京太郎「じゃあアイスコーヒー二つ!」 京太郎「インターハイに向けてどうですか?」 佳織「次鋒だからね、頑張らないと」 京太郎「みなさんずいぶん強くなってましたらかね、しかも本気じゃなかったみたいですし」 佳織「私はいつも本気なんだけどねー、ゆみ先輩と智美ちゃんと睦月ちゃんはなんだか余裕があるみたいで」 京太郎「あぁ、別格に強くなりましたよねあの三人……」 佳織「うんインターハイもこれで頑張れるよ!」グッ 京太郎「決勝で会いたいですね」 佳織「そうだね!」ニコッ 昼過ぎ- 佳織「このあとどうするの?」 京太郎「ん、そうですね」 京太郎(どうしようかな、佳織さん誘ってどこか行くか……ていうか来てくれるか?) 京太郎「それじゃ、一緒に出かけませんか?」 佳織「うん!」 京太郎「それじゃどこ行きますかぁ」 佳織「動物園行こうよ!」 京太郎「じゃあ行きますかぁ」 佳織「そうだね!」 佳織(デート!人生初デート!) 京太郎「うお、なんか懐かしい感じ」 佳織「そうだね、久しぶりだよねぇ」 京太郎「どこ行きます?」 京太郎「やっぱり動物園っていえばここですね!」 佳織「へ、蛇だよ蛇!」 京太郎「いやぁ、じめじめしてますけど楽しそうでなによりです」 佳織「ほらイグアナ!舌びよーんって伸びる!」 京太郎「あはは、それはカメレオンです」 佳織「うわぁ、すごいなぁ~じめじめしてるけど」 京太郎「そうですね、なぜか蛇とかイグアナって水族館でも見ますよね」 佳織「そういえばそうだね、飼いやすいのかな?」 京太郎「そうなんですかねー」 京太郎「じめじめしましたね」 佳織「でもおもしろかったよ」ニコッ 京太郎「なら良かった」 京太郎「メガネザルですよ、あんま動かないですね」 佳織「そうだね、動かないねぇ」 京太郎「まぁ動物園の動物ってそうですよねぇ」 佳織「うん、眠くなってくるね」 京太郎「ほら、ネズミですよノネズミ、こっちはプレーリードック」 佳織「わぁ可愛い!!」ユサッ 京太郎(かわいい) 夕方- 京太郎「なんか疲れましたねぇ」 佳織「色々歩き回ってるからね」 京太郎「ほら、ゾウですって」 佳織「歩いてるだけだね」 京太郎「動物ですからねぇ、あっちはトラ」 佳織「ホワイトタイガーいないかな?」 京太郎「いないですねぇ、お、ライオン」 佳織「そういえばライオンのオスって可哀そうだよねぇ」 京太郎「そうなんですか?」 佳織「うん、一夫多妻制なんだけどね」 京太郎「へぇ」 佳織「あっ、ま、まぁここから先は」カァッ 京太郎「へ?はい……?」 夕方2- 京太郎「あとは、どこ見ましょうか」 佳織「そうだねぇ」 京太郎「おぉ、カピバラですね」 佳織「本当だぁ」 京太郎(……カピー) 佳織「あ、ヤギだよヤギ!」タッタッタッ 京太郎「佳織さん、あんまりそいつらに近づくと!」 ヤギ「んめぇぇぇぇ!」ガブッ 佳織「きゃぁぁっ、服がぁっ!」 京太郎「言わんこっちゃうない!」バッ ヤギ「んめぇぇぇぇぇ!?」 京太郎「……」ゴゴゴゴゴゴッ ヤギ「んめぇぇぇぇぇ!?」タッタッタッ 佳織「こわかったよー」ウェーン 京太郎「おぉ、可哀そうに」ナデナデ 夜- 京太郎「閉園ですって」 佳織「楽しかったぁ~」 京太郎「俺もですよ」 佳織「さ、帰ろうか♪」ギュッ 京太郎「そうですね」ギュッ 佳織(す、好きかもっ!)カァッ 京太郎「それじゃまた」バッ 佳織「うんまたね!」ギュッ 京太郎(さすが鶴賀!おもちがっ!) 佳織「今度は東京で会おうね♪」タッタッタッ 京太郎(可愛い!) 深夜- 自宅- 京太郎「ふぅ、どうするかなぁ」ググッ 京太郎「誰かに電話してみるか!」 『咲』 京太郎「咲に電話してみるか」 プルルルルッ プルルルルルッ プルルルルッ 京太郎(出ないな……) プルルルルッ プルルルルッ プルルルルッ 京太郎「……?」 『留守番電話サービス』 京太郎「ダメか……留守電入れる必要はないよな」プツッ 京太郎「ん~残念だ」 京太郎「それにしても明日から東京だしさっさと寝るか!」ウシ 京太郎「東京から帰ったらカピーが帰ってきてますように」パチンッ 116日目終了- ?- 京太郎「さて、明日から東京だ!」 「終わりも近いな」ククッ 京太郎「は、終わり?」 「あぁ、終わりの始まりだ」パチンッ 京太郎「ドローソースだな」 京太郎「よし、この扉だ!」 「忘れるくせに」 京太郎「無駄じゃないだろ?」 「まぁな」 京太郎「よし!」ギィッ 「さぁ、終わりが近い」 バタンッ ?「久しぶり」 京太郎「ん、久しぶり」 ?「ごめん」 京太郎「なにが?」 ?「いや、色々とね……とりあえずなにか聞きたいことがあって来たんでしょ?」 ?「5日目以降の朝の決戦に出るかどうかの安価によって出るかどうか決まるわけだが決戦をすればその時点でその週は終了と思っていい、あとはエピローグが待ってる」 ?「だからと言ってこの週での好感度やら立場やらを惜しんでいるとろくなことにならないとだけは伝えておく」 ?「まぁそこまで緊迫した雰囲気が漂うわけではないから安心しといて」 ?「5日からできることはいつもとそれほど変わりないから、とりあえず好きにしといてね」フフッ ?「あと、明日を最後に夜は強制的にあたしと一緒だから覚えておくように」ビシッ 8月2日 117日目・朝- 京太郎「ふぁ~」 ハギヨシ「おはようございます京太郎君」 京太郎「おはよう、ハギヨシさん!」 ハギヨシ「ではどうぞ」 京太郎「お邪魔しまーす、おはよー」 透華「おはようございますわ!」 衣「都入りだぞ!」 京太郎「楽しみだな!」 純「行こうぜ京太郎!」グッ 智紀「データは沢山ある」クィッ 一「ボクらが優勝するんだから!」 歩「精一杯頑張ろう!」 京太郎「よし、行こうぜ!」 昼- 東京- 京太郎「いやぁ、東京だなぁ!」 透華「東京ですわね!」 衣「一年ぶりだ!」 歩「私は初めてです」 純「前回は京太郎も歩も連れてこれなかったからなぁ」 衣「昼時だぞ、あれだ!」 智紀「そう、あれだね」 一「あははは、行くんだ」 透華「もちろんですわ!」 京太郎「なにが?」 透華「ファミレスですわよ、このファミレスのプロ龍門渕透華、ファミレッサーとお呼びなさい!」 京太郎「それはちょっと……」ドンビキ ハギヨシ「では私は車の方で」 京太郎「行きましょうよハギヨシさん」グイッ ハギヨシ「おっと?」 京太郎「ね?」 ハギヨシ「……」 衣「行くぞハギヨシ!」ニコッ 透華「さぁ、行きますわよ!ハギヨシ!」 ハギヨシ「……はい」フッ ファミレス- 京太郎「なるほど、そんなことが」 歩「なんだか、良いですね」 純「あぁ、なんか良いよなぁ」 智紀「うん、良いね……」 京太郎「……本当に普通のファミレスなんだなぁ」 透華「当然でしてよ!」 一「透華、店内では静かに」 透華「むっ、そうですわね」スッ 衣「わーい、エビフライだ……また、タルタルソースが少ないぞ」シュン 京太郎「」ブチッ 透華「」ブチッ 一「すみませーん!」バッ ハギヨシ(危うくお二人が激怒なさるところでしたね)フッ 衣「皆のも来たな!」 京太郎「さて、食うか!」 透華「ん、ハギヨシや京太郎の足もとにもおよびませんが、なんとも言い難し美味!」 京太郎(ぜんぜんファミレッサーじゃねぇじゃん) 一「ん~久しぶりの味」 純「ん、結構いけるな!」 智紀「……」モグモグ 歩「メイド服でこさせられなくて本当に良かった!」 京太郎(一の服で目立たないんだったらメイド服程度目立たないと思うけどなぁ) 衣「でも、来年で最後かもしれないな」 京太郎「毎年来ることになるだろ、なぁ歩?」 歩「そうですよ、卒業してもその一年後には行くことになりますし、毎年来れるんだから」 純「……そうか」ハハッ 透華「できればインターハイのついでに来たいですわねぇ?」 歩「お、おまかせください!」 智紀「頑張ってね」 一「期待してるよー」 ハギヨシ「……期待してますよ?」 京太郎「誰に言ってるんですか、これでもハギヨシさんに勝ったんですから」エッヘン ハギヨシ「フッ、頼もしいですね」 夕方- 京太郎「そういや泊まるところって?」 透華「どんな場所だと思いますの?」 京太郎(たぶん会場からそんな離れた場所ではないよなぁ……)ウム 京太郎「ホテルか?」 透華「まぁそうですわね」 京太郎「おい、なんでつまんなそうな顔するんだよ、正解だろ」 透華「まぁそうなのですけれど、ほら着きますわよー」 京太郎「今日はとりあえず休むのか?」 透華「それが一番ですわねー」 夕方2- ホテル・自室- 京太郎「さて、暇だなぁ」ハァッ 京太郎(ハギヨシさんは隣の部屋なんだよなぁ) 京太郎「とりあえずどうするかなぁ」 京太郎「出かけるかな」スクッ 京太郎(どこ行くよ?) 京太郎(夜御飯までには戻らなきゃならないからなぁ) 京太郎(連絡も完了したし) 京太郎「さて……」 歩「お待たせ!」 京太郎「なんで着替えてるんだ?」 歩「べ、別に良いでしょ」フィッ 京太郎「あぁ、そうだよなぁ……」 歩「さ、買い物行こ!」 京太郎「おぉ、東京の服屋……」 歩「長野の服屋とそれほど変わらないね」 京太郎「商品が違うだろ、ほれ買ってやるから」 歩「え、ほんと?」 京太郎「ほんとほんと」 歩「ありがと!」ニコッ 夜- ホテル- 京太郎「うん、美味いな!」 透華「美味しくなかったら訴えてますわ」 京太郎「そりゃ怖い」 一「本当、おいしいね」 純「量もあるしな!」 智紀「……さすがに、食べきれないかも」 衣「衣が全部食ってやる!」 京太郎(無理だろうなぁ) 京太郎「ふぅ、風呂も入ってさっぱりしたし……どうするかな」 京太郎「誰かに電話してみるかぁ~」 京太郎「新子さんに電話してみるかな」 プルルルルルッ 憧『もしもし、京太郎?』 京太郎「ん、おう憧、今東京なんだが阿知賀はもう来てるのか?」 憧『うぅん、明日そっちに着く予定よ』 京太郎「やっぱ基本的に三日かぁ」 憧『四日に抽選と開会式だから当然ね』 京太郎「じゃあ、当たっても悔いなくやろうぜ」 憧『やるのはあんたじゃないでしょ?』 京太郎「まぁそうなんだけどさ」ハハッ 憧『それじゃまたね!』 京太郎「あぁ、また!」 京太郎「ん、メールが来てる?」 京太郎「誰からだろ?」 京太郎「あれ、健夜さんから?」 差出人:健夜 本文『もう東京にいるのかな?』 京太郎「おぉ」 本文『はい、もういますよ、他校は明日からくるとか言ってましたけど』 差出人:健夜 本文『私も解説で出るから東京にいるんだけど、会いたくなったらいつでも連絡してね!』 京太郎「優しいなぁ健夜さんは」 本文『はい、会いたくなったら連絡させてもらいます!』 差出人:健夜 本文『うん、また今度 おやすみ!』 京太郎「おやすみなさいっと……はやりさんだ」 差出人:はやり 本文『京ちゃん、明日の夜にみんな集合ね!』 京太郎「へ?」 本文『どういうことですか?』 差出人:はやり 本文『集合しないと大変なことになっちゃうゾ☆』 京太郎「……」 本文『わかりました、場所は?』 差出人:はやり 本文『また明日にでも送るよ、それじゃあまた明日ね! おやすみ♪』 京太郎「ふぅ」 本文『では、また明日 おやすみなさい!』 ホテル・自室- 京太郎「さて、寝るかなぁ」パチンッ 京太郎「眠い……」zzz 117日目終了- ?- 京太郎「明日みんな来るらしいよなぁ」 「もうすぐだぞ」ククッ 京太郎「だからなんだって」 「好きに考えろ」パチンッ 京太郎「わけわからん」 京太郎「池田に会いに行ってみるかなぁ」 「あぁ、好きにしろ」 京太郎「珍しいな」ギィ 「どうなるにしろ、最後かもしれないからな」 バタンッ 京太郎「よう池田」 華菜「ん、須賀ァ……いい加減後輩だって自覚ぐらい持てし!」 京太郎「前までに比べればお前元気になったよな」 華菜「そうだな、大分回復したし!今度は個人戦でも華菜ちゃん大勝利だし!」 京太郎「おう、頑張れ頑張れ」ポンポン 華菜「や、やめろし」カァッ 京太郎「なんだか、おかしいんだよ」 華菜「おかしいって?」 京太郎「俺がこうしてお前たちのところに来るときにさ、必ず俺の恰好をした奴が出てくるんだけどそいつが終わりが始まるって言ってたんだ」 華菜「……お前病気だし」 京太郎「そうじゃねぇよ!」 華菜「そうじゃないって、どういうことだし?」 京太郎「だから、なにかあるんじゃないかって、あいつが言うってことは俺たちに関係あることが」 華菜「安心しろし」 京太郎「?」 華菜「あたしが助けてやるし、アホな後輩のためだからしかたないな」ハハッ 京太郎「……ありがとな」 華菜「おう、お前のピンチはあたしのピンチだし……きょ、京太郎」ニコッ 京太郎「……ありがとうな、華菜」ニッ
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番外編 成香と京太郎 チンピラQ「だからさ、俺達とちょっとお茶しないって誘ってるだけなんだよ」 チンピラW「相変わらずQはロリコンだな…まあ、上物だから俺も味見はするけどな…ガハハハ」 成香「えっ、いや、私はこれから…」 チンピラQ「えっ、なに?俺の誘い断っちゃう訳?うわー、傷付いた…俺の心傷付いたよ!」 チンピラW「Q!そんなに悲しむな、きっとこの上物は俺達と遊んでくれる…なあお嬢ちゃん?」ゴゴゴ… 成香(うっ、うう…誰か助けてください) バタン←恐怖のあまり気絶 チリンチリン… ??「あっ、やばい目の前のゴミを引きそうだ(棒読み)」 ゴン! チンピラQ「なっ…痛ぅぅう!」 バタバタ←自転車が衝突してのたうちまわる。 チンピラW「お前、なにしてくれとるんじゃ!!」 京太郎「嫌だな…偶々、汚物を引いただけでしょ。怒らないでくださいよ」 チンピラW「このガキが、なめ腐りやがって!」 バン…←京太郎の顔を殴るが京太郎は一切動かない 京太郎「よし、これで正当防衛だ…覚悟しろよ、チンピラ…お前は手を出しちゃいけない人に手を出した!」 バキ…ドキ…ガタ…ボキ… ーーーーーーーー 成香「あ、あれ…ここどこ?」 京太郎「あっ、気が付きました?」 成香「す、須賀君!」 京太郎「どうかしました?」 成香「うんうん…なんでもないよ」 京太郎「そうですか」 成香「あの須賀君、私お茶が飲みたい…」 京太郎「あっ、待っててください、今すぐに煎れますから」 成香(須賀君の顔があざだらけだった。ごめんね、須賀君) 京太郎「はい、お茶です」 成香「あ、ありがとう」 ズズッ。 成香「す、須賀君も良かったらどうですか?」 京太郎「いや、おれはいいっすよ」 京太郎(口を切って飲めないなんて言えない) 成香「……こっちにきてもらえすか?」 京太郎「えっ、はい」 トボトボ… 成香「…」 ピタ←京太郎のあざにさわる 京太郎「…っ!」 成香「ありがとうございます、須賀君」 京太郎「な、なんの事か…」 成香「…これはお礼です」 チュ…←ほほにする 成香「いつも感謝してるんですよ?」 カン!
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実写の鬼太郎で四兄弟の遠い親戚。 主に体を張ったオチを担当。 (2007-11-03 11 54 47) 「歴代一ちゃんちゃんこがモサモサしている鬼太郎」らしい。 (2007-11-03 20 54 58) 三次元であるが故の立場の弱さからか、総じて碌な扱いを受けられずにいる。 (2007-11-03 20 55 07) 鬼太郎一族の中で唯一砂男走りが出来るらしい。 (2007-11-03 20 55 16) 一族での立場はセロハンテープの上ぐらいらしい。 (2007-11-03 20 55 26) 髪の毛がヅラなのはウエンツ鬼太郎最大の秘密らしい。 (2007-11-04 02 18 38) おやじさんは映画の撮影でプロンプとして使われていたハリボテだ (2007-11-04 13 16 32) 所謂ヘタレな役どころだが、根はやっぱり鬼太郎。悪い相手には容赦しない (2008-01-29 12 34 02) ウエンツは他の鬼太郎からいじめられて殴られて叩かれて落とされたりも有るがめげない、奴なのです。 (2008-08-31 23 06 59) 実は宿敵である西洋妖怪の血が半分流れている。 (2008-10-13 20 24 50) 時々父さん(目玉おやじ)に無理矢理グリーンカレーを食べさせようとする。 (2009-01-08 01 15 39) 髪の毛針を使うと一瞬ハゲになる。 (2009-02-21 15 06 42) 逃げ足ナンバーワン (2009-02-27 17 35 46) 空気がときどきよめてない時がある (2009-05-20 15 13 29) 携帯電話の使い方を知っている。どうやら猫娘に教えられたらしく、そのおかげで記憶を消されている人達と一緒に写っている自分の映像を消すことができた。 (2009-07-27 22 21 20) 義眼コレクションを持っていて、気分で使い分けているらしい。 (2010-01-04 01 11 55) 歴代一イケメンのはずなのに、サトリ戦ではリアルうんち棒持ちになってた。 (2010-10-04 23 08 11) 「…君、どこの生徒?」「墓の下中学中退です」 には吹いたw (2011-02-11 08 58 27) しかも350歳。だのに貫禄は一番下。特に高山には辛辣な言葉で返されることが多いが、慣れちゃったのか、わりと平気。 (2011-03-05 12 58 55) コメント
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1383565944/ 準決勝の早朝――宿舎 チュンチュン 京太郎「ふぁ……優希のやつのタコス、また今日も作ってやらないとな」 京太郎「俺にはこれぐらいしかみんなに貢献できないし、気張って作らないと――ん?」 美穂子「~♪」 京太郎「あれは……風越の部長の?なにか作ってるのかな」 京太郎「邪魔するのも気が引けるけど、作らなかったら優希がまずいからなぁ」 京太郎「でもまだ試合までは時間があるし、そっとしておこうか」コソッ 美穂子「♪♪」 京太郎「それにしても綺麗な人だなぁ……」 ガタッ 美穂子「!?」ビクッ 京太郎「やばっ……!その、えっと……おはようございます」 美穂子「ぁ……その、見て、ました?」 京太郎「……すみません」 美穂子「い……いやああああ……!」ヘタッ 京太郎(へたり込んじゃった!?……って、この状況誰かに見られたら相当ヤバイぞ!) 京太郎「し……失礼しました!すぐ退きますんで!」 美穂子「ま、待ってください!」 京太郎「へっ?」 美穂子「わ、悪いのは私の方ですから……ここを勝手に使ってましたし」 京太郎「勝手にって……俺だって予約してたわけじゃないですし」 京太郎「……というか、失礼ですが俺のことご存知なんですか?」 美穂子「清澄の須賀京太郎さんですよね?上埜さんからお噂はかねがね」ニコッ 京太郎「っ……う、上埜さん?」 美穂子「あ……その、そちらの部長さんからです」 京太郎「部長から……?それはそれは」 京太郎(やっぱりよくわからないけど、深く詮索しないほうがよさそうだな……) 京太郎「改めまして清澄1年の須賀京太郎といいます。よろしくお願いします」 美穂子「あ……すいませんご丁寧に。風越3年、部長の福路美穂子です。以後お見知りおきを」ニコッ 京太郎「それで……何をお作りしてらしたんですか?」 美穂子「茶巾寿司です。その下拵えで栗を剥いていまして」 京太郎「茶巾寿司、ですか?」 美穂子「はい」 京太郎「茶巾寿司……随分凝ったものをお作りするんですね」 京太郎(といってもほとんど食べたこともないから知ったかぶりだけど) 美穂子「そうですね……うえ、じゃなくてそちらの方々のおつまみにでもと思いまして」 京太郎「部長たちの為にわざわざ作ってくださるんですか!?」 美穂子「ええ。私、そういうのが好きなので」 美穂子「私の個人戦は明後日以降ですし、案外こうでもしないと手持ち無沙汰なんですよ」 京太郎「なるほど……しかしなんだか申し訳ないです」 美穂子「好きでやっていることですから。ところで、あなたはどうしてここに?」 京太郎「俺ですか?俺は優希……先鋒のやつにタコスを作ってやるつもりでして」 美穂子「ああ、あの小柄で可愛らしい子ですね。私もお手合わせしました」 京太郎「そういえばそうでしたね……あいつ福路さんの腕にびっくりしてましたね」 美穂子「ふふっ、私なんてまだまだですよ」 京太郎「ご謙遜を……とまあ、そういうわけでここに来ましたら、福路さんがご先客として」 美穂子「なるほど……やっぱりごめんなさいね」 京太郎「いえいえ、とんでもないですって」 京太郎「それで、その……茶巾寿司って、どのぐらいかかるものなんですか?」 美穂子「だいたい30分ぐらいでしょうか。一番時間がかかる米は事前に炊いてますし」 京太郎「なるほど……それでしたら、何かお手伝いできることはありますか?」 美穂子「えっ?そんな、悪いですよ」 京太郎「うちのためにやっていただける事なのに放っておくほうがすっきりしませんし」 京太郎「それに、その程度の時間で済むならタコスは後からでも間に合いますし、2人で作った方がきっと早いですよ」 美穂子「そう言われると、甘えたくなっちゃいますね」ニコッ 京太郎「っ」 京太郎(なんでこういちいち笑顔が可愛らしいんだろうこの人は!) 美穂子「あ、あと……」 京太郎「なんでしょう?」 美穂子「その……オーブンレンジを使う部分だけ、お任せしてもいいですか」 京太郎「それは構いませんけれど、どうかしたんですか?」 美穂子「そ、その……私、そういうの全然駄目でして」 京太郎「そういうのって……レンジの操作が、ですか?」 美穂子「ええ……コンロとかスイッチ一つで済むようなのは大丈夫なんですけど、 ちょっと複雑なものになるとすぐパニックになってしまって」 京太郎「…………失礼ですけど、携帯とかどうしてらっしゃるんですか?」 美穂子「持つには持ってますけど、通話ぐらいしか使えないです。お恥ずかしながら」 京太郎「ああ……わかりました。お任せください」 美穂子「ありがとう」 調理中 京太郎「よっ……と」ジュージュー ヒョイッ 美穂子「すごい。お上手ですね、薄焼き卵作るの」 京太郎「ある程度のテクニックはとある方から一通り仕込まれているので」 美穂子「とある方、ですか」 京太郎「ええ。ご存知かわかりませんが、龍門渕の執事の方です」 美穂子「透華さんの後ろにお控えなさってた方ですか……流石龍門渕の執事ですね」 京太郎「全くです。それに、そちらこそ盛り付けがお上手で」 美穂子「ふふっ、慣れてるだけですよ」 美穂子「こんなものかしら……須賀さん」 京太郎「はい?」 美穂子「はい、どうぞ」スッ 京太郎「な、なっ!?」 美穂子「味見をしていただきたいんですけれども……」キョトン 京太郎(こ、これはいわゆる『あーん』というやつでは……!?) 美穂子「どうしました?早くしないと落としてしまいますよ」 京太郎「は、はい!(ええい男は度胸!)」パクッ 美穂子「お味はどうですか?」 京太郎「く、栗の甘みが効いててとても美味しいです」 美穂子「本当ですか?それはよかった」ニコッ 京太郎(あまり味が印象に残らなかったなんて言えない……美味しかったのは間違いないけど)ドキドキ ―――――――――― 美穂子「これで完成ですね。本当にありがとうございました」ペコリ 京太郎「どういたしまして。それじゃあ俺は引き続きタコスを……」 美穂子「それなんですけれど、そちらも私がお手伝いしても構いませんか?」 京太郎「え?そんな、悪いですよ」 美穂子「こちらはお手伝いしてもらっておいて、そちらはいらない、というのはずるいと思いませんか?」ムッ 京太郎「まあ……そうですね。そちらに差し支えなければお願いしていいでしょうか?」 美穂子「もちろんです」ニコッ 調理中 京太郎「それじゃあ、俺が肉を焼きますんで野菜の仕込みをしていただきたいんですけど……」チラッ (玉葱) 美穂子「どうかしました?」 京太郎「いえ……その、玉葱のみじん切りは福路さんに悪いかなって……」 美穂子「むっ……それは、私の右目のことを気にしてなさるんですか?」 京太郎「それは……はい、そうです」 美穂子「この福路美穂子、たまねぎなんかに負けたりしません!」キリッ 京太郎「それはまあそうかもしれませんが……そこまで言うのなら」 美穂子「ガッテンです!」 美穂子「うぅ……」ポロポロ 京太郎「……」 京太郎「慣れてたって辛いものは辛いでしょうと思ったんですよ……こればっかりは」 美穂子「面目ないです……」ポロポロ 京太郎「はい、キッチンペーパーです」スッ 美穂子「あ、ありがとうございます」キュッキュッ 京太郎「隠してるのも勿体ないと思うんですけどね、その目。そんなにお綺麗なのに」ジュージュー 美穂子「――っ」 京太郎「よっ……と。あれ?どうかいたしました?」 美穂子「な、なんでもないですっ」 京太郎「――ふぅ。これだけあればあいつもご満悦だろうて」 美穂子「すみませんね、なんだかお力になれなくて」 京太郎「とんでもないですよ。結局一人でやり切ったじゃないですか、野菜」 美穂子「まあ……意地みたいなものですよ」 京太郎「ああ、ありますよねそういうの。一度始めだしたらってやつ」 美穂子「ふふっ」 京太郎「……そういえば、つかぬ事をお聞きしてもいいですか?」 美穂子「ええ。なんでしょう?」 京太郎「……どうして、部長にそんなに尽くしてくれるんですか?」 美穂子「!」 美穂子「ど……どういう意味でしょう」 京太郎「今日のお話だけを聞いていても、やっぱり美穂子さんの部長に対する執心は他とは違う気がします」 美穂子「……」 京太郎「……いえ、聞くだけ野暮の極みでしたね。忘れてください」 美穂子「……いや……そうですね。確かにそうかもしれません」 京太郎「……」 美穂子「なんのかんの理由をつけても、やっぱり私はただ単にあの人に認めてもらいたいだけなのかもしれない」 美穂子「私があの人――上埜さんに会ったのは中3のインターミドルの時でした」 美穂子「私があの人と戦って感じたことは『なんて楽しそうに麻雀を打つんだろう』って事でした」 京太郎「楽しそうに……ですか?」 美穂子「ええ。ちょっとマナーは悪かったけど、あの人の麻雀にかける想いはまさに本物でした」 京太郎(姫松の愛宕洋榎さんなんかもそんなふうに見えたなぁ) 京太郎(咲や和は……今楽しく打ててるんだろうか) 美穂子「それでこんな風にまた再会できて、とても嬉しかった」 美穂子「なんというか、こういう気持ちに理屈はないんでしょうね」 京太郎「まあ……あれであの人も色々難がある人ですけど、それを差し引いても魅力的な人だとは感じます」 京太郎「インハイが終わればもっとマシな指導をしてくださると信じたいところですがね……鬼が笑いそうですけど」 美穂子「……指導、してもらってないんですか!?」 京太郎「ええ、まあ……今は部長もやっと頭数が揃って舞い上がってるところでしょうし」 美穂子「まったくひどいお人ね。それなら――はい」サラサラ 京太郎「これは?」 美穂子「私の電話番号です。何かあったら気軽にかけてください、相談に乗るわ」 京太郎「ありがとうございます。そろそろ試合の時間ですね。一緒に行きますか?」 美穂子「いえ、なんか色々整理したくなっちゃった。それ、一緒に持って行ってもらえますか?」 京太郎「わかりました。部長によろしくお伝えしますね」ペコリ 美穂子「……ええ。ありがとう」ペコリ ―――――――――― 個人戦開始の日・早朝 美穂子「さてと――あら?あれは――須賀君?」 京太郎「おはようございます。なんとなく来ると思っていました」 美穂子「それってどういう――え?」 京太郎「福路さんのためにお作りしました」スッ 美穂子「これって……お弁当?」 京太郎「……俺もうまく言葉にできませんけど、このインハイは、福路さんには自分のために打ってもらいたくて」 美穂子「自分のため……」 京太郎「ええ。風越のみなさんをはじめとして、福路さんが助けたみんなが福路さんを支えている」 京太郎「俺も、そんな風に福路さんの負担を減らして全てを麻雀にぶつけてもらいたい。そんな一心で作りました」 美穂子「っ……」ポロポロ 京太郎「味は保証しかねますけど――って、え!?どうして――」 美穂子「こ、これは……そ、そうです!たまねぎのせいです!間違いありません!」 京太郎「……あはは」 美穂子「……ふふっ」ポロポロ 京太郎「あ……えっと」スツ 美穂子「これって……ハンカチ?」 京太郎「福路さんって涙もろい気がしまして。よろしければ使ってください」 美穂子「もう、そんな……でも、ありがとう」 美穂子「――でも、須賀くんの温もり、確かに伝わったわ」ニコッ 京太郎「――っ」 美穂子「でも、自分のためだけっていうのは私には無理ね。情けは人のためならず、だもの」 美穂子「みんなのため、上埜さんのため、須賀くんのための思いがこれからの私を力をくれるの」 美穂子「なーんて、ちょっとクサすぎたかしら」 京太郎「全くですね」 美穂子「ふふっ……須賀君、あのね……」 京太郎「……?」 美穂子「……やっぱりなんでもない。インハイが終わったら、また会いましょう」 京太郎「――ええ、もちろんです!頑張ってくださいね!」 カン!