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風船巫女コパミ 登場弾 第38弾 復活の炎・前編 レアリティ UR 属性 光 種族 ヒューマン アビリティ じたばた パワー 3900 持ちすぎた。 ミメイアと行動していたがはぐれてしまい、追いつくために風船を使用したコパミ。 空中移動により目的地へ近づいていたが雲断ちの忍ガイが風を斬ったことで思わぬ方向へ飛ばされてしまった。 風船の空気が抜けないと着地することも出来ないため困っている。 別バージョン 名前 登場弾 がんばり巫女コパミ 第3弾 エネミーコレクション 奇跡の巫女コパミ 第6弾 魔界の侵攻 コパミと邪龍 第9弾 龍王の閃光 迷子の巫女コパミ 第12弾 異世界の誘い 神変の巫女コパミ 第19弾 英雄の帰還・前編 ミメイアとコパミ 第26弾 支配された死界 風船巫女コパミ 第38弾 復活の炎・前編 別バージョン(スペシャル・スターター) 名前 登場弾 がんばり巫女コパミ(ST) スターターパック第1弾 始動 名前 コメント すべてのコメントを見る
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【巫女名】エウフィミア=バイコヤーニ 【出身地】ギリシャ 【身長】153cm 【体重】45kg 【年齢】20 【3size】74/56/76 【一人称】私 【血液型】A型 【好きな食べ物】キュケオーン 【イメージカラー】日没直前の空のような紫 【アライメント】中立・中庸 【所属組織・グループ】オリュンポス 【最大シンクロ率】82% 【私服】グレーのパーカー、タータンチェックのスカート、黒タイツ、星と三日月の髪飾り 【巫女装束】深い紫のフード付きローブ、十字架型の杖 ミステリアスな雰囲気を纏うライラック色の癖っ毛をミディアムショートで整えたスレンダーな体型の女性。前髪を伸ばし、私服や巫女の状態であってもフードを目深に被っているのでその双眸を拝むことのできる機会は少ない。 内気かつ恥ずかしがり屋な性格で小さな声で囁くように喋り、何かあれば特に自分に非が無くとも「ごめんなさい」と謝罪を連呼している。似た気質のコリンナ=アタナシアディスとは、宿す神性の関係もあってかお互いにシンパシーを感じている。会話は少ないが部屋の隅っこに並んで読書をしている光景をよく目にする。 身体は細身だが地味に『オリュンポス』の中ではかなりの健啖家。そして食い意地も張っており、事務所や楽屋の冷蔵庫に持ち主の名前が書いていない食べ物があれば問答無用で胃の腑に収めてしまう。周囲も呆れて、もはや「書いていなかった方が悪い」という不文律がまかり通ってしまっている。 【神名】ヘカテー 【権能】冥路照らす魔貌の月(ヘカトス・フェンガーリネ) 多くの魔女の師匠を務めた伝承に違わない優れた魔術の使い手。特に火にまつわるものと疑似魂魄の使い魔を操る死霊術を得意とする ヘルメスと同じく三界を自由に行き来していた逸話から、拘束や障害物に対して突破することに補正がかかる。 見上げるような巨人すらも一瞬で炎上させる松明を持つ。対象を燃やし尽くすまで消えることはない。 勝負における運を引き寄せる。大局を一気に左右するにまで影響を及ぼすことはないが、拮抗していた場合は勝利するための「あと少し」を掴み取ることができる可能性を齎す。 【信仰度】ギリシャ神話における夜と魔術を司る女神。オリュンポス十二神には数えられていないが、知名度はまったく劣らず広くに渡って信仰されている。意外と武闘派。
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  神無月の巫女 エロ総合投下もの 姫千歌風呂 その1   「千歌音ちゃーん、居る?」 ここん、と軽やかなノックに続いて、姫子がドアの隙間から顔を出す。 そのタイミングではノックはまるで用を成していないのだけれど、そんな事気づいても いないのだろうはしゃぎようが可愛らしくて、千歌音は目を細めた。 「ええ、姫子。どうしたの?何か用?」 「えと…別に、用ってほどの事じゃないんだけど…ごめん、邪魔だった?」 手に持っていた本を閉じて姫子を室内に招き入れる。窓からの光が丁度手元に 差し掛かるころだったので、そろそろ読書も終わりにしようと思っていたところだった。 なにより、一人読書に勤しむなんて、いくら読書の秋とは言え勿体ない。 せっかく姫子と一緒にいられる休日なのだから。 「いいえ、そんな事は無いわ。用事なんて無くて良い、いつでも私の部屋に来てくれて 構わないのよ、姫子」 姫子をこの屋敷に迎え入れて、一緒に暮らすようになってからもう数ヶ月はたつのに、 いまだに姫子はどこか遠慮がちに邸内を歩く。その様が慣れ親しんでくれないと寂しくもあり、 また可愛らしくもあるのだ。 もう大人と言っても良い歳になっているのに、きょろきょろと少し怯えたように慣れぬ屋敷で 過ごす姫子はなんだか小動物じみていて、やはり千歌音の知る姫子なのだと少し嬉しくもなる。 「うん。…えへへ」 たとえば、こういう笑顔に。 髪は幾分短くなって、大人の面差しを見せる姫子だけれど、千歌音に向ける顔やふとした 仕草は昔のままで。 それが、どうしようもなく千歌音の心を温める。冷たく閉ざされた数年間を越えて。   「…ふふ。姫子、お茶は何が良い?」 「あ!そうだ、私ね、千歌音ちゃんをお誘いに来たの」 ぽん、と手を打ってニコニコと姫子が説明するには、先刻一人で庭を散歩していて、 裏庭にひっそり建つ紅葉の美しい東屋を見つけたのだそうだ。 「あぁ、東屋…そういえば、忘れていたけれど裏庭にもそんなものがあったわね」 裏庭はたしか秋の庭。秋を彩る木々と植物たちを多く配置してあった筈だ。他の季節に 庭のどの場所が美しいのかまでは、今は思い出せなかった。 「それでね、千歌音ちゃんがよければそこでおやつ…じゃない、お茶できないかな、って」 「そうね…」 くすり、と笑って、ふと考えをめぐらせる。 この時期なら、お茶は、お茶請けは何が良いだろう。 姫子の身体が冷えてはいけないから、ブランデーなどを持って行っても良いだろうか。 姫子も一応もう大人であることだし―― 「千歌音ちゃん?」 黙りこむ千歌音に不安になったのか、姫子が上目遣いで千歌音の袖を引いて、 千歌音の物思いは中断された。 「…駄目、かな?」 そんな姫子の様子に、自然に頬が緩んで笑いが漏れてしまう。 答えなんて、決まっている。 「もちろん、大賛成よ」 名前を知っていたり知らなかったりする裏庭の木々は、秋のまだ高い陽に照らされて とても眩しく輝いている。ひらひらと舞い落ちる黄葉した葉が、その向きを変えるごとに 光を浴びて綺麗だった。 「わ…やっぱり綺麗」 「あ、姫子。あまり急ぐと転んでしまうわよ」 簡単なティーセットを持って裏庭へ向かう。後ろからたしなめる様に、でも楽しげに 響く千歌音の声に、姫子はなんだかとても幸せな気分になった。 こんな風に、声が届く距離にお互いが居るってなんて贅沢な事なんだろう。 ただ、一緒にいるだけで。言葉を交わせるだけで、こんなにも嬉しい。 目を奪われる程の景色の美しさよりも、ずっと感動的だった。 くるりと振り向くと、微笑む千歌音の顔がすぐ近くにあって、心が浮つくような感じがする。 「大丈夫だよ、もう私、子供じゃないんだから。ね、千歌音ちゃん早く――ッ!?」 ぐらり、と身体が傾ぐ。踵が何かに引っかかったのだ。 ――転ぶ。 分かっていても後方に身体が傾いでいるから、もうどうしようもなくて。 「…っ!」 息を呑んで目を閉じる姫子の耳に、切羽詰ったような千歌音の声が聞こえた。 「姫子!」 ――ゆっくりと丁寧に包帯を巻く。 傷の上に当てられたガーゼを押さえて、包帯を巻きつける音だけが、微かに室内に 響いていた。 たおやかな細い手に青白いそれが巻きつけられる様が、痛々しくてなんだか哀しい。 「ごめん…っ、千歌音ちゃん、ごめんね、私のせいで」 「姫子に怪我が無くて良かったわ」 千歌音は、転びかけた姫子をかばって傷ついたのだった。 後ろ向きに倒れこんだはずなのに、気がついて目を開けば姫子は千歌音に抱きしめ られていた。したたかに背中を打ちつけたのだろうに、千歌音は平気な顔をするから すぐには気づかなかったけれど、千歌音は姫子を庇って怪我をしていたのだ。 「急ぐと危ないって言ったでしょう?下草に隠れて分かりにくいけれど、あのあたりは 庭石の段差が大きいの」 千歌音の声はどこまでも優しい。 「長袖を着ていて良かった。…これはね、姫子。受身を取る時に小石で傷つけただけ だから、そんなにたいした怪我ではないのよ」 「千歌音ちゃん…っ、でも手首だって捻って…」 「ね?泣かないで、姫子。姫子に泣かれる方が、ずっと痛いわ」 包帯の巻かれた右手で、柔らかく姫子の頬を撫でて、優しく覗き込んでくる。 「ごめんね、千歌音ちゃん…」 「良いのよ、姫子。…なんだか、思い出すわね」 千歌音が、ぽつりと呟いた。 「え?」 「あの時とは、反対だけれど…」 なんだか懐かしげな声音と遠くを見る目に、姫子もようやく思い当たった。 千歌音と過ごした一夜の思い出。 姫子にとっては数年、千歌音にとっては生まれてからの十数年。それだけの 年月が経った今でも心の奥に確かに眠っている最後の優しい時間のこと。 「そっか…うん、あったね、こんな事。あの時は私が怪我してて、千歌音ちゃんが 手当てしてくれたんだよね」 温かくて、そしてどうしようもなく切ない気持ちになる、ひとときの記憶。 「ええ」 「あの時の千歌音ちゃん、すごく優しかったなぁ…」 「あら、今の私は優しくない?」 くすり、と千歌音が笑う。つられて姫子も笑った。 いつも、こうして千歌音は姫子に元気をくれる。 「今度は、私が優しくする番だね」 「え?」 頬に当てられていた千歌音の手を取って軽く口付ける。包帯の上からだけれど、 千歌音は軽く身じろぎして頬を染めた。 「千歌音ちゃんの怪我が治るまで、私が千歌音ちゃんのお世話するから!」 「千歌音ちゃん。はい、あーん」 「え?ひめ…来栖川さん?」 「ほら、利き手の怪我だから、ナイフ使いにくいでしょ?」 「いえ、でもね」 「……来栖川さま?そのようなことなさらずともお嬢様のお食事は本日、きっちり一口サイズに 切り分けてお出ししております。来栖川様のお手を煩わせずとも…ええなんでしたらこの私が」 「でも、千歌音ちゃんが怪我したの私のせいですし…。はい、あーん」 「あ…」 「…えへへ。美味しい?千歌音ちゃん」 「ええ」 「冷えてきたね。…んと、上着はっと…」 「あ、姫子。そのくらい自分で…」 「だめ。千歌音ちゃんはじっとしてて?…これで良いかな。はい、腕貸して」 「……来栖川さま?お嬢様のお召しかえは私ども侍女が致します。お客様のお手を 煩わせずとも…」 「ううん、今日は私がしたいんです。乙羽さんたちは休んでいてください」 「ちょっと失礼するわね」 「あ、千歌音ちゃんどこ行くの?」 「え?あ、その……お手洗いに」 「あ、うん」 「……」 「…えと、て、手伝えること無いよね?外で待ってるから、困ったことがあったら呼んでね」 そんなこんなで、今日は一日中千歌音には姫子がべったりくっついて回って、 甲斐甲斐しく世話を焼いたのだった。 「お風呂も?」 「当然じゃない。怪我してるんだから、一番大変だもの」 「でも、そのね、姫子。姫子が私のために色々してくれるのは嬉しいのだけれど、 ちょっと恥ずかしいわ」 「え?お風呂なんていつも一緒に入ってるよ?」 「お風呂のことだけじゃなくて。その、人目があるでしょう?」 「あ…そっか。気がつかなくてごめんね、千歌音ちゃん」 「分かってくれたのなら良いのよ」 「でも、お風呂は二人っきりだから大丈夫だよね!さ、行こ。千歌音ちゃん」 「あああ…」 姫子に手を引かれて浴場へ向かう。 足腰に怪我をしているわけではないから、手を引いてもらわなくても普通に歩ける のだけれど、姫子の手のぬくもりが心地良くて黙っていた。 姫子がこうして甲斐甲斐しく千歌音の身の回りのことを世話してくれるというのは、 人目があれば気恥ずかしいけれど、その実すごく嬉しいことでもあった。 何かにつけて千歌音の用事を探し、ちょこちょこと動き回る姫子は本当に可愛い。 くす、と笑うと、姫子が怪訝そうに振り向いて曖昧に笑った。 そうこうするうちに、脱衣所にたどり着く。 「じゃ、脱ごうか千歌音ちゃん」 「ええ」 言うなり、姫子は自分の荷物を適当な棚に置いて、千歌音の背後に回る。 千歌音が何を言う暇もなく、脇のスカートのホックを外して、チャックを下ろしにかかった。 「あっ!…姫子。片手でも脱ぐだけなら出来ると思うの…」 姫子に着衣を脱がされるなんて、初めてのことではないけれど。 侍女や乙羽たちに入浴の付き添いを任せることもあるけれど。 やはり、姫子にこんな明るいところで脱がされて、見られてしまうというのは恥ずかしい。 浴室のように湯煙が身体を隠してもくれないから、なおのことだ。 「だーめ。千歌音ちゃん、ちょっと足上げてくれる?」 腰元から姫子の声がする。それに従って片足ずつ上げ下げすると、するりとスカートが 落とされて、抜き取られた。 「ん…」 さわさわと肌をすべる布の感触と、腿に添えられた姫子の手の感触に微かに声が 漏れて恥ずかしかった。 姫子に聞かれていないと良いのだけれど。 心臓の鼓動を落ち着けるように胸に手を当てるけれど、そんな事で落ち着くはずも無くて。 ドキドキしてやたらと過敏になっている自分の身体を、千歌音はもてあましていた。 手遊びにショーツの縁のあたりをなぞる姫子の指が、熱く感じられる。 スカートを籠に置いて、姫子が立ち上がった。 「千歌音ちゃんの脚、やっぱり長くて綺麗…。じゃ、次は上だね」 満面の笑みでそんなことを言いながら、前に回りこんで一つずつ丁寧にシャツの ボタンを外していく。 見ていられなくて、千歌音は視線をそらした。 シャツの前を全部外して、姫子はそれを肩を滑らせて落としていく。 その動作が妙にゆっくりで、じれったく感じられて。 布地と一緒に肩を、腕を滑る姫子の手の感触にぞくぞくした。 片腕ずつ抜き取って、床に落ちる前に姫子がシャツをすくい上げる。それを、 スカートと同じく籠に入れて、そのまま背中に手を回された。 「っ姫子、後ろからのほうが外しやすいんじゃ…」 「大丈夫だよ、千歌音ちゃん。慣れてるもん」 「…っ」 どうして、とは、何に、とは聞けない。 意識しているのかどうか知らないけれど、今の姫子は意地悪だと思う。 無邪気に笑いかけてくるから、なおさらだ。 ――何も、こんな時に情事を思い出させるようなことを言わなくても。 俯いて目をそらす千歌音を、姫子は首をかしげて覗きこんだ。 「千歌音ちゃん?もしかして熱でもあるの?」 「いいえ…っ、大丈夫だから、姫子…はやく」 もしかして怒ってるのかな? 心当たりは…無いわけでもない。 千歌音の身体はやっぱりものすごく綺麗で整っていて、しかもこんな明るいところで まじまじと見る機会なんて無かったから、ついじろじろ見てしまったり、余計なところを 触ってしまったりした。 それが嫌だったのかもしれないし、時間が掛かると脱ぎ掛けだから寒いのかもしれない。 「うん。ごめんね、千歌音ちゃん」 すべすべの背中に手を回して、ホックを外す。外し方は心得ているから、金属の かっちりしたそれは、いとも容易く外れて肩紐が緩んだ。 下着の圧迫から開放されても、千歌音の胸はぴんと張っていて、真ん中には 深い谷間が影を作っているから、ちょっと羨ましいと思う。姫子だとこうはいかない。 姫子だって特別小さい訳でもないけれど、やっぱり大きい胸は女の子には憧れ なのだった。 落ちかかる布を剥ぎ取ろうと摘み上げると、千歌音の両腕が胸を庇うように組まれた。 「…千歌音ちゃん、腕どけてくれないと脱がせられないよ」 「……ん…」 頬を紅潮させて、千歌音が片方ずつ肩紐から腕を抜いていく。 その仕草と表情が妙に色っぽくて、心臓の鼓動が強さを増した。 ただでさえさっきからドキドキしっぱなしなのに…。 いけない、と自制する。 これから千歌音ちゃんのお世話をして、お風呂に入るんだから。 いけないことを考えていては駄目だ。 「――はい。遅くなってごめんね、千歌音ちゃん」 極力千歌音を見ないように目をそらしながら、姫子は最後の一枚を 両足から取り去ると、千歌音を浴室に送り出した。 「私もすぐ行くから、ちょっと待っててね」 脱衣所と浴室とを仕切るドアが閉まったのを見て、姫子も急いで服を脱ぎ始める。 「…どうしよう。大丈夫かな、私…」 「お待たせ、千歌音ちゃん」 「え、ええ」 タオルを身体に巻いて浴室へ行くと、千歌音はもう鏡の前に座って身体を洗う 準備をしているところだった。 「じゃあ、洗うね」 後ろに跪くと、柔らかいスポンジを選んで石鹸を泡立てる。 白くしなやかな腕を取って、そっとこすり始めた。細い手首から肘、無駄が無いのに 柔らかい二の腕、まろやかで小さな肩。 綺麗な肌。千歌音の肌は、羨ましいくらいに白くて、頬擦りしたくなるくらい滑らかだった。 いっそ、スポンジなんかでなくて手で直接触れたいと思ってしまうくらいに。 こんな風に擦って、傷がついてしまわないか心配になる。 「千歌音ちゃん、痛くない?」 「ん…大丈夫よ」 「良かった。気持ち良い?」 「っ…!え、ええ……」 何故か身を強張らせて、千歌音が俯く。 それに、先ほどから千歌音は姫子と目を合わせようとしない。 「千歌音ちゃん?」 「なんでもない…から」 首を傾げながら両肩に手を置いて、ふと鏡の中の千歌音を見て、姫子は息を呑んだ。 うわ……っ。 艶っぽい。 白い肌、完璧なくらいに整ったプロポーション。 背中を流すために今は肩から前面に、身体を隠すように流れる艶々の黒髪。 軽く伏せられた目に、微かに寄せられた眉。 上気した頬と、ほんのり色づいた身体。 それらすべてが、どうしうもなく艶かしかった。 目が離せない。心臓がドキドキして、耳の奥が痛いほどにうるさい。 それなのに、何故かはっきりと聞こえるのだ。 千歌音の薄く開かれた唇から漏れる、艶を帯びた吐息が。 「姫子…?」 鏡の中の千歌音が、鏡越しに姫子を見る。すぐに視線は伏せられてしまったけれど、 それは姫子をハッとさせた。 「あっ、ご、ごめんね千歌音ちゃん」 慌てて目を戻して、肩から背中を洗い始めるけれど、一度意識してしまえば、 もう駄目だった。 泡立てたスポンジで擦りながら、首筋から肩、背中から腰のラインにうっとりしてしまう。 ――どうしよう。触れたい。 スポンジが邪魔でどうしようもない。 何度もスポンジを往復させて、背中を洗い上げる。力を入れるのが恐いから、 その分丁寧に擦って綺麗にした。 元々、洗う必要があるのか疑問なほど綺麗な肌ではあるけれど、そういう 問題じゃないだろう。 「千歌音ちゃん…前、洗うね。包帯が濡れるといけないから、右手上げておいて」 一方の肩から前に垂らされた長い髪を、背中に流す。 「あ、ええ……」 大人しく従って、千歌音が軽く腕を上げる。その脇を通してスポンジを当てた。 前に回りこむのが、なんだか気恥ずかしくて。正面から千歌音を見たら、 もうどうしようもなくなってしまいそうだったから。 後ろから抱きしめるように腕を回して身体を密着させる。 「ひ、姫子…っ」 「こうしないと、安定しないから…」 これは本当。 背中側から力を加えて洗う分には良いのだけれど、前面から…となると、 ともすれば後ろにひっくり返してしまいそうで恐いのだ。 多分に、千歌音と触れ合っていたいという気持ちもあるのだけれど。 肌に、スポンジを走らせる。 「あ…っ、く…、…ぅん」 すぐ近くで熱い吐息と共に漏れ出る小さな声に、ゾクゾクして我を忘れてしまいそうだった。 鏡は視界に入っていて、少し目を下ろせば直接今洗っているところを確認できる けれど、それを直視する勇気が無いから、どうしても手元がおぼつかなくなってしまう。 洗いやすいお腹から擦っていて、胸の膨らみにスポンジを持った手が触れるたび、 その豊満さを実感してドキリとした。 ――いつまでもお腹ばかり擦ってたら変…に思われるよね。 文字通り手探り状態で、姫子は千歌音の胸元にスポンジを這わせた。 「…っ!」 千歌音の身体が、びくりと跳ねる。 でも何も言っては来ないから、良いのだろうと判断してスポンジを動かし始めた。 「ん…っ、…っふ」 時折、堪えるような吐息が、千歌音の唇から漏れる。 どうして千歌音はそんな声を出して、姫子を悩ませるのだろう。 どうしよう。 ドキドキして、なんだか手元がおぼつかない。 「あっ」 「……んんっ!」 手元が滑って、姫子の手が直接千歌音の胸に触れる。 「ご、ごめんね、千歌音ちゃん…」 すぐにスポンジを持ち直すために手を引こうとして、ふと違和感を感じた。 ――え?あれ? どうして姫子は、こんなにも優しく触れてくるのだろう。 ぼんやりとした頭で、千歌音はそんなことを考えながら、姫子に身体を任せていた。 痛いわけがない。 柔らかいスポンジで、本気を出してさえ決して強いとも言えない姫子の力で。 ――それどころか、むしろ。 堪え切れなくて、時折声が漏れてしまう。 姫子は何も言わないけれど、気付いているのだろうか。 気付いていないといい。段々呆けていく思考の中で、それだけをただ願った。 いっそ、痛いくらいに力を込めて擦ってくれたら良いのに。 そしたら、こんな風にならなくて済むのに、と思う。姫子が優しくしてくれるのは、 気遣ってくれるのは、本当に嬉しいのだけれど。 そうこうするうちに、姫子の手が前に回る。抱きしめられて背中が姫子の胸に密着して しまって、ドキリとする。 触れた肌から、心臓の鼓動が伝わってしまうのではないかと思うと、千歌音は 気が気ではなかった。肌が熱い。まだ湯船に浸かっても居ないのに、のぼせてしまいそう。 相変わらず優しく優しく千歌音の肌を滑る姫子の手に、涙が出そうだった。 身体の中がじりじりしている。耐えられないくらいに。 どうしたら良いのだろう。こんな風になっていることに気付かれたらと思うと、恥ずかしくて 消えてしまいたい心持になる。 不意に。 姫子の手がずれて、スポンジでない肌が直接、過敏な胸に触れた。 「んんっ!」 ――しまった。 不覚にも声が出てしまって、姫子が慌てて手を引こうとする。 その動きが胸を刺激して、目を瞑って声を堪えるのに必死だった。 身体は強張って、反応してしまったけれど。 と、姫子の動きが止まる。妙に長い静止に、訝ってそろそろと目を開ける。 ちらと鏡を見ると、姫子がなんだか呆けた顔で、ぼんやりと鏡の中の千歌音を見ていた。 頬が紅潮している。姫子の手が少し動いて、指先が胸先に触れた。 「あっ…!姫…」 「あれ?…ええと、あの、その……千歌音ちゃん、もしかして」 頭を振る。 いやだ。恥ずかしい。 それ以上、何も言わないで欲しい。続く言葉を聞きたくない。 でも。 「もしかして――感じて…る?」 「…っ!」 ――慙愧に堪えない。 此処が、寝所であれば。 そういう時だったのなら、まだ素直になれるけれど。 姫子は千歌音の世話をしてくれているのに、怪我をしているから身体を洗って くれているだけなのに……と考えると、それに感じてしまっている自分がどうしようもなく 淫らな生き物になってしまったような気がするのだ。 姫子の顔を、視界の端にでも見ていられなくて。 千歌音はただ、俯いて頭を振った。
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Break Card 極星帝国 4F/3C モンスター♀/霊能者♀/スキャナー♀ 5/5/4 このキャラクターがアタック目標にアタックした場合、≪このキャラクター≫の攻撃力に+10して判定する。 No.0736/0751 Rarity R/RPF Illustrator 末弥純 Expansion 金色の閃姫 カード考察 エルナトはおうし座(金牛宮)ベータ星。
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ナコルル 陣営 ボイドビジター 英雄タイプ 敏捷型 職業 レンジャー メインロール 爆発アタッカー スキル 必殺技 疾走 流転胸撃刃 完全版 前方の敵を転倒させ、ターゲットに付与されている全てのシールドを破壊し攻撃力×520%のダメージを与えるこのダメージは防御力と無敵効果を無視する。 Lv.1 前方の敵を転倒させ、ターゲットに付与されている全てのシールドを破壊し攻撃力×460%のダメージを与えるこのダメージは防御力と無敵効果を無視する。 Lv.2 ダメージが攻撃力×490%に増加 Lv.3 ダメージが攻撃力×520%に増加 スキル カムイ リムセ 完全版 前方範囲内の敵に3回攻撃を仕掛ける。1回ごとにつき攻撃力×210%のダメージを与え、使用中のスキルを中断させる。追加でダメージの40%を吸収。 Lv.1 前方範囲内の敵に3回攻撃を仕掛ける。1回ごとにつき攻撃力×190%のダメージを与え、使用中のスキルを中断させる。 Lv.2 ダメージが攻撃力×200%に増加 Lv.3 追加でダメージの40%を吸収 Lv.4 ダメージが攻撃力×210%に増加 パッシブ シチカプ アム 完全版 後列の敵一体が必殺技以外のスキルを使用すると、ママハハがその敵を襲撃し、ナコルルの攻撃力×220%のダメージを与え、2秒間スタンさせる。4秒に1回発動可能。 Lv.1 後列の敵一体が必殺技以外のスキルを使用すると、ママハハがその敵を襲撃し、ナコルルの攻撃力×220%のダメージを与え、2秒間スタンさせる。6秒に1回発動可能。 Lv.2 発動間隔が5秒に短縮 Lv.3 発動間隔が4秒に短縮 スキル カムイ ムツベ 完全版 戦闘中HPが初めて70%以下、40%以下になるとそれぞれ発動するナコルルがママハハに掴まり最も弱っている敵に突進し、攻撃力×320%のダメージを与える。ママハハにぶら下がり中、ナコルルは攻撃を受けず、合計で攻撃カx400%のHPを継続的に回復する。 Lv.1 戦闘中HPが初めて70%以下、40%以下になるとそれぞれ発動するナコルルがママハハに掴まり最も弱っている敵に突進し、攻撃力×280%のダメージを与える。ママハハにぶら下がり中、ナコルルは攻撃を受けず、合計で攻撃カx400%のHPを継続的に回復する。 Lv.2 ダメージが攻撃力×300%に増加 Lv.3 ダメージが攻撃力×320%に増加 専用装備/宝刀・チチウシ 段階 専用装備スキル 強斬り 初期 通常攻撃がクリティカルヒットすると敵をノックバックさせ、1.5秒間スタンさせる。 +10 戦闘中、通常攻撃の速度が20%上昇 +20 戦闘中通常攻撃の速度が40%上昇 +30 スタン時間が3秒に増加 家具スキル/大自然の助っ人 家具 専用スキル 3/9 スキル「カムイムツベ」の発動条件が最大HP30%のHPを失った時になり、1度のバトルで3回まで使用できる。 9/9 スキル『カムイムツペ』の発動条件が最大HP30%のHPを失った時になり、1度のバトルで5回まで使用できる。 入手方法 駐在傭兵(疑似的な入手)
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Permanent Card 阿羅耶識 1F/1C -/-/- ドロー+1 ≪このキャラクター≫は分類・霊能者を得る。 ≪このキャラクター≫は勢力・阿羅耶識のファクターを1つ持つ。 No.2200 Rarity UC Illustrator 宮下未紀 Expansion 絶神の戦車 カード考察 SagaIIでは2F0Cで精神ダメージを受けない巫女服、 SagaIでは1F1C巫女装束でパワーカード1枚刺しの巫女装束だったが今回はこのようになって収録された。 精神ダメージを無効化し自分で戦うための巫女服に比べて (その時点で阿羅耶識であれば精神ダメージとバトル外ダメージを無効化する玄武巫女“阿武 巳弥”がいたが) このサイクル全般に言えることだが、補給線として考えるとドローとファクターが1増えるため実質軽ブレイク的な運用が出来るだろう。 しかも、分類を問わないという点では軽ブレイクに勝っている。 ただし、セットしたキャラクターが除去されると同時に除去されてしまい、コストを含めて最低3枚の損失となるため、そこで軽ブレイクに劣っている。 総合的に見ると分類を得る能力を少しでも生かせなければ、軽ブレイクを優先した方がよいだろう。 とはいえ阿羅耶識は展開が苦手な勢力である。また耐久力が高くシールド持ち等も多いためこのサイクルのカードとは相性がよい勢力といえる。 阿羅耶識を中心としたデッキで使うならドロー+1と阿羅耶識ファクターで補給を支えるカードといえる。 使うなら、なるべくシールド持ちにセットしたいところ。 しかし何よりこのカードの意味は好きなキャラクターに巫女コスプレをさせられる点であると思われる。 その効果は巫女ステラが大人気を博したことによって実証されたといってよいだろう。 地味に男性キャラクターにセットすることでトランスヴェスタイトする事ができるのも見逃せない。 サイクル 絶神の戦車に収録された「ドロー+1、特定の分類、その勢力のファクター」を得る、アンコモンのパーマネントカード ネコミミメイド 巫女衣装 執事服 キングタイガー 飛行機械 なりきりアンドロイドセット
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がんばり巫女コパミ 登場弾 第3弾 エネミーコレクション レアリティ UR 属性 光 種族 ヒューマン アビリティ 天雷の光 パワー 3900 幼い巫女。がんばって悪を祓う。 『忍の里』出身の巫女見習い。 世代が違うため雑魚の者ガイとの面識は無い。 孤児であり両親のことは覚えていない。 強い光の力をその身に宿しているが本人はまだ気付いていない。 一人前の巫女になるため、最近出現したという怪異・猿樹メンデスを祓いに行く。 武器はお祓い棒と清めのお札。 ツクバにライバル視されているが気付いていない。 別バージョン 名前 登場弾 がんばり巫女コパミ 第3弾 エネミーコレクション 奇跡の巫女コパミ 第6弾 魔界の侵攻 コパミと邪龍 第9弾 龍王の閃光 迷子の巫女コパミ 第12弾 異世界の誘い 神変の巫女コパミ 第19弾 英雄の帰還・前編 ミメイアとコパミ 第26弾 支配された死界 風船巫女コパミ 第38弾 復活の炎・前編 別バージョン(スペシャル・スターター) 名前 登場弾 がんばり巫女コパミ(ST) スターターパック第1弾 始動 名前 コメント すべてのコメントを見る
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新米らしきロンギヌスが仲間を抱えて逃げ出すのを確認し、ナイトメアは再び冥魔の方に向きなおる。 「…ふん。まだまだやる気は十分、と言ったところか」 仮面がひび割れ、右手を失ってなお立ちあがってくる冥魔。 それを一瞥してナイトメアが言う。 「…しぶとい」 それに答えるのは、巨大な銃を抱えた、紅い髪の少女。 「攻撃力に優れる姫宮空の攻撃に耐えきるとなると、少し厄介」 緋室灯がナイトメアの横に立ち、無表情のまま言う。 「うむ。パワーアップのペースを考えると、いずれお前の射撃でも撃破が困難になりかねんな、どりぃ~む」 灯の言葉にナイトメアが頷く。 ここ最近、世界各地で出現している仮面をつけた冥魔。 目的も何も無く暴れまわる彼らを撃退し、元を断つと言う依頼を受けて編成された、絶滅社の精鋭部隊。 若手ながら魔王クラスとの戦闘経験もある実力あるウィザードのみで編成された彼らは、すでに相当数の仮面の冥魔を撃退している。 だからこそ、分かる。この冥魔が、段々強くなっていること。このままではいずれ彼らの手にも負えなくなると言う事が。 「やはり一刻も早く元を断つ必要があるか…だが今は目の前の冥魔を…うん?あれは?」 再び意識を冥魔の方に戻して、ナイトメアは気づいた。 コワイナアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!! 起き上がった冥魔の攻撃対象が、いつの間にか部隊のメンバー以外になっていることに。 * 「うおおお!?なんでコワイナーが!?」 羽音を響かせながらブンビーは必死に攻撃を避ける。 「待て待て!大体何で私に攻撃してくる!」 コワイナアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!! だがコワイナーの方は意に介さず、ブンビーに対しての攻撃を続ける。 「お前の敵はプリキュア!私は違うの!結局リーダーにはならなかったの!OK!?」 ブンビーの必死の説得。だが、それに対する返答は。 コワイナアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!! 更に苛烈になった攻撃にて返された。 「ええい、いい加減にしろ!温厚な私にも我慢の限度ってものが…」 ブンビーは冥魔の仮面の方へとその腕を向ける。正確に狙いをつけ… 「…あるんだよ!」 その腕から巨大な針が発射された次々と仮面に突き刺さる。的確な一撃に冥魔が苦しみもだえた。 「いくら落ちぶれたと言ってもね、たかがコワイナーごときに負けるほど、私は弱くないんだよ!」 だが、ブンビーの活躍もそこまでだった。 「ははははは…うぷ…」 がくんと。 ブンビーの高度が落ちる。 「やばい…」 急激に動いたせいでさっきまで浴びるように飲んでいた酒が、一気に回ったのだ。 「ぎぼぢわるい…」 胃からこみあげてくるものを必死に戻さないように口を押さえるブンビー。 とてもじゃないが戦うどころじゃない。 だが、こんな所で逃げ出すわけには…と考えたところでブンビーは気がついた。 「ぐぇ…考えてみたら戦う必要、まっだぐないじゃないか…」 襲われたのでつい応戦したが、いつものように瞬間移動で逃げれば良いことに。別に街が壊れたからって困らないし。 「ぞうとわがれば…」 いつものように逃げ出そう、そう考えたときだった。 「ガンナーズブルーム」 すぐ横から囁くような少女の声と同時にコワイナーの仮面が完全に砕け散る。 アアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!! 仮面を砕かれ、断末魔の悲鳴を上げて、コワイナーが消滅する様子を、ブンビーは呆然と見ていた。 「…あれ?」 この世界にはプリキュアはいないはず。なのになんでコワイナーが倒されているんだ? っていうか誰が? そんなことを考えながら辺りを見回したブンビーは気づく。 自分がいつの間にか、囲まれていることに。 「な、なんだお前ら?」 周りを見回したブンビーが困惑して問いかける。 怪しい集団だった。 プリキュアたちより少しだけ年上の、紫色の制服を着た少女が2人と地味な少年、そして…1人の怪しい男。 「その姿…人狼?魔物使い?」 2人のうちの1人、紅い髪の少女が人間離れした姿のブンビーに驚くことも無く無表情に淡々と謎の質問を投げかける。 その手には少女が持つには似つかわしくない、巨大な銃を抱えている。 その様子からすると先ほどコワイナーを倒したのは、この少女なのだろう。 「え~っと…大丈夫ですか?」 それとは対照的に、にこやかに笑いながら声をかけてくるのは、茶色い髪の少女。 紅い髪の少女と違い、手ぶらである。何故か服の右腕の袖だけが破けていたが、それ以外は特に変わったところは無い。 「鈴木さん、この人です。さっき、冥魔に襲われてた人」 地味目な少年がこちらをうかがいながら男と話している。その手には小さめのナイフのようなもの。 確かプリキュアと時代劇村で戦ったときに見た、クナイとか言う奴だ。 「ふむ…たまたまここを歩いていたウィザードか…すまない、少し話を聞かせてもらえないだろうか、どりぃ~む」 ブンビーの顔を観察しながら渋い声で呟く、男。 今までの彼らの会話からすると、この集団のリーダーかも知れない。だが。 「な、なんだその変な格好!?」 ファッションセンスがぶっ飛んでいるせいで色々台無しであった。 「変?どこがだ?これは妻の愛の詰まった、夢使いのフォーマルなコスチュームだが?」 「嘘つけ!そんなもん贈る妻がいてたまるか!大体お前らは一体…」 思わず突っ込みを入れながら、ブンビーははっと気づいた。 「まさかお前ら…エターナルの追手か!?」 そう考えれば説明はつく。基本的にエターナルは服装に縛りが無い分、変わった格好をした連中も多かったから。 「…何の話だ?聞いたことのない組織だが。それと我が妻の選んだこの服の侮辱はやめてもらおうか」 一方の男はブンビーの出したエターナルと言う名にむっとしながらも答える。 「僕たちは絶滅社の傭兵です」 リーダーらしき男のそばに立つ少年がフォローするように答える。 「絶滅社?」 「うむ。今回の冥魔事件を追っている。少なくともエターナルとやらでは無い」 その答えにブンビーは内心安堵する。奴らが追ってこないように逃げ込んだ先なのだ。 速効で見つかったら、来た意味が無い。 「そ、そうか…いや、分かった。ブンビーだ。よろしく頼むよ」 とりあえずエターナルでないのなら、仲良くしておいて損は無い。 瞬時にそう判断し、人間の姿に戻り笑顔で握手を求める。 「うむ、俺の名はナイトメア。クラスは夢使いだ…うん?どうした変な顔をして」 名前を名乗った瞬間、なんとも言えず微妙そうな表情を浮かべたブンビーに怪訝そうな表情で問いかける。 「…いや。何でも無い。ただちょっと昔を思い出しただけだ。気にしないでくれ」 それを慌てて誤魔化す。 自分が昔いた組織と同じ名前を名乗った男に対して。 「そうか?まあいい。それと彼らが」 「斉堂一狼です。忍者をやってます。よろしくお願いします」 「姫宮空です。人造人間です」 「…緋室灯。強化人間」 3人の少年少女がそれぞれの名前とクラスを名乗る。 「ああ、分かった。そちらも、よろしく頼む」 正直人造人間だの強化人間だのの意味はさっぱりだったが、とにかくプリキュアのように戦う力を持っているんだろうってことで納得する。 「さて、お互い名乗ったところで、今度はこちらの質問に答えてくれないか?」 頃合いを見計らい、ナイトメアが切り出す。 「お前が先ほど戦った冥魔についてな」 「冥魔?…ああ、コワイナーのことか」 「そう、ブンビー、君がコワイナーと呼んでいるものについてだ」 ブンビーがポンと手を叩いて納得したのを見て、ナイトメアはやはりと確信する。 「どうやらその様子だと我々がまだ知らぬ何かを知っているとみた。情報の提供を頼みたい。相応の礼はする」 相手は情よりも利でもって動く人間であると判断したナイトメアが交渉を行う。 「礼、か…」 ブンビーはしげしげと目の前の男を観察する。 無表情の男。その身から漂うのは張り詰めてはいないが決して油断はしていない、程よい緊張感。 元々戦闘任務が主体の組織に在籍していたブンビーには分かった。この男は、場慣れした、本物の“プロ”だと。 「…分かった。私が知っていることならば教えてやろう。その代り、条件がある」 自然と自らも真面目な表情となり、承諾する。 「条件?」 つられるようにナイトメアが聞き返す。 そして、ブンビーはその条件を口にする。 「…宿泊先を用意してくれ。酒が抜けるまで休めるようなところを」 逃亡者ブンビー。現在の地位は…住所不定無職。 手もちも寂しい彼には、非常に重要なことだった。 ← Prev Next →
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【グループ名】オリュンポス 【活動地域】地中海地方 【神話体系】ギリシャ神話(一部ローマ神話) 地中海地方を中心に活動している巫女グループ。 元は同地域を守護する自警組織だったが、昨今の時流に乗ってアイドルグループに転向した。 世界的に地名度の高い神話体系を司るだけあって、『臨界者』複数人を含めた幅広く質の高いメンバーが集められている。 この世界におけるトップクラスの実力を誇ると称されるに相応しい精鋭集団。 メンバー イリス=A(アルター)=イルテリアス(リーダー) グラロス=イポヴリキオン(自称「超ボス」) カサンドラ=イプシランティス ソフィア=カラマンリス コリンナ=アタナシアディス クロエ=ノロシダ コロニ・アトパイオス カロス・マルガタリ レイナ•ブラックローズ ヴァレンティナ・タスカ ミモザ=ナルキッサ テオドシア=コスモブロス フィラメナ=アガペッサ エウフィミア=バイコヤーニ カリス=ラリス キュテリラ=アンゲロプロス フィアンメッタ・ランド ルディア(半分ソロ) オッタビア=グリエルモ(裏方) フィアマ・ロッシ(裏方) ルナ・ボウ(移籍) アストリア=ディアマンティス (移籍) ゾイ=アンブロシア(脱退) 関係者 マリヤ=ノヴァツスキー (マネージャー) 一部メンバー同士間のコメント CASE イリス=A(アルター)=イルテリアス グラロス 我にとって唯一友という存在がいるとすれば、汝がそれに当たるのだろうな。時折「イリス」なのか「ゼウス」なのか曖昧になる我とは異なり、自我を保っている意志の頑なさは驚嘆する。強き者。尤も、「我の次に」という冠が頭に付くがな。 カサンドラ 苦手……ではない。我が身に宿りし主神の神格が何故か怯えているだけで……。うむ、今度共に茶でもどうだ?……断る?そうか……そうか……。…………難儀だな。 コリンナ もう少しばかり明朗さを覚えれば、我やグラロスと並び立つことも夢ではない。それとハデスにあまり「キモい」などと言ってくれるな。彼の冥府神の心は傷が奔り易い。当代風に言い表すならば「豆腐メンタル」という奴だな。わかり易かろう。 クロエ 些か浅慮な面が見受けられるが、真っ先に龍へ切り込む危険な役目を率先して務めるその姿勢は軍神を宿すに相応しい。だが勇猛と蛮勇は紙一重。努々履き違えるなよ。 オッタビア 表舞台に立つ我等と異なり、脚光を浴びることのない任だろうとも誇りを抱いて臨む姿には我を含めて皆が感謝している。ただ語気を少しばかり柔らかくすることを勧めるぞ。いや、汝が別段常に憤っているわけではないことを我は承知している。だが、分別の付かぬ者もいる故な。 CASE グラロス=イポヴリキオン イリス なーにがリーダーじゃーい!だったらわたしさまは「超ボス」なのだ!何?「ならば此方は『超超リーダー』」?ま、負けたっ!?ぐぬぬ……、お、覚えておれよー! カサンドラ 何者にも高圧的だが、イリスをあしらっている時が一番楽しそうに見えるのだ。あれが最近流行りの「つんでれ」というものなのか?いや、おそらく違うな……。うーむ、昔はあんなに素直で可憐だったのに……。時の流れとは残酷だのう。 コリンナ ボソボソ喋るので何を言っておるのかわからーん!言いたいことが有るならはっきり言わぬか!……おぉう!?泣くな!わたしさまもちょっと言い過ぎたのだ!だから少しずつ直していこう?な? クロエ あちこちに噛みつこうとする気性の荒さは感心せんのう。喧嘩にせよ地位にせよ、どちらが上か下かに拘るなぞ馬鹿馬鹿しいのだ。何?「お前が言うな」?いや、でもわたしさま超ボスだし!超偉いし! オッタビア わたしさまのトリアイナ(三叉槍)の調整に買って出てくれるのでよく世話になっているのだ。しかし無闇に「じぇっと」や「どりる」を付けようと魔改造しようとするのは如何なものか……。ポセイドンの奴も「マジ無いわー」と呆れておるのだ。 CASE カサンドラ=イプシランティス イリス 好きよ。ついイジめたくなっちゃうくらいに。最強の主神の巫女がたった一人の女に傅くなんて、これ以上面白いことなんて無いでしょう?ゾクゾクしちゃう。楽しませてくれるなら幾らでも妾が愛を注いであげる。 グラロス 「昔は可愛かったのに」ですって?えぇ、今じゃすっかり美しくなったものね。時間は女を変えるのよ。逆にあなたは少し丸くなったかしら。いや、体型の話じゃなくて。 コリンナ オドオドとした態度に苛立ちを覚えるわね。妾が見たいのは踏みつけられたら情けなく泣き叫ぶ姿ではなくて、奮起して反骨心を燃やす姿なの。だから精々乗り越えてみせなさい。「女神の試練」を。 クロエ その納得できないもの全てに牙を剥こうとする向こう見ずな性格、なかなか良いじゃない。ヘラと違って妾は「英雄」が好きよ。力が欲しいのなら声をかけてちょうだい。たっぷり調教してあげる。 オッタビア 生まれついてのハンディキャップに負けず、己の為すべきことを弁えてる実直さには好感を覚えるわ。それと面白いことにあなたを前にすると、普段はお喋りなヘラが急に黙るのよ。ヘファイストスのせいかしら?ふふっ、親子って難しいのね。 CASE コリンナ=アタナシアディス イリス 目をかけてくれているのは理解してますけど、あまり期待しないでください。ウチは見合ってない癖に運良く強いカード(神)を引いただけなので……。え?「我と同じだな」?……………はぁ。 グラロス イリスさんと同じく尊大だけど結構話しやすい人。小さいのにすごく強いのは素直に羨ましいです……。ウチなんて図体ばかり大きいだけの役立たずなのに……。 カサンドラ トレーニングの面倒を見てもらっているので一応師匠にあたるんでしょうか?でも、厳しいし泣き落としが通用しない人なので結構苦手……かも。なんかウチにだけメニューが多いような気がしますし……。 クロエ 正反対のタイプなので性格面で合わないところはありますけど、ドラゴンとの戦いではよく戦車に乗せてもらってます。フヒッ……自分でやる理不尽コンボって楽しい……。 オッタビア 声が大きいので会話が噛み合わない……。いや、ウチの声が小さいのが悪いんですけど。仲良くなるキッカケ作りに、今度空を飛べるアイテムでも頼んでみようかな。いや、迷惑かも……。うーん、どうしましょう。 CASE クロエ=ノロシダ イリス 『オリュンポス』入ってソッコーケンカ仕掛けたらボコられた。マジでつえー。ま、でっけぇ目標が出来たことは良いことに違いねぇ。いつか必ず勝ァつ! グラロス 色んな意味で人間味が薄れてる『臨界者』の中じゃケッコー話が通じる方だな。ガキみてぇなナリだが下の連中をよく見てる。偉そうだけど良いヤツ。 カサンドラ グループ内で一番おっかねぇ女。コイツが笑ってる時は大抵碌でもねぇコト考えてやがる。ぼーっとしてると無茶振り吹っ掛けられるから要注意だな。 コリンナ 笑顔が不気味な得体の知れないヤツ。こっちから話しかけたら飛び上がって逃げるしよ。露骨にビビってるヤツにまでケンカ売るようなマネは流石のアタシもしねぇってば。せっかく歳はタメなんだし、一度腹を割って話そうぜ。 オッタビア また今度槍と戦車の改造頼むぜ!とびきりかっけーヤツをな。アレスの野郎も俄然ノリ気だから遠慮はいらねぇ!思う存分やっちまえ! CASE オッタビア=グリエルモ イリス 難しい言い回しをすっからたまーに何が言いてぇのかわかんねぇけど、アタイみてぇな偏屈を雇ってくれてんのは感謝してるさ。さて大将、本日のご注文は? グラロス よく茶を飲む間柄だが、武器に関してのセンスだけは合わねぇなぁ。絶ッッッ対ぇ改造を施した方がイカしてるってぇのに。もっとロマンってモンを学べ!ロマンを! カサンドラ 「一度ステージに出てみないか」、だってぃ?いんや、そういうのとはとっくに折り合いつけてっから遠慮しとくぜ。今の状態が一番アタイの性に合ってらぁ。……おおっとぉ、お前さんが素直に謝るなんて!ははっ、珍しいこともあんだな。 コリンナ 暗い!湿っぽい!声が小せぇ!せっかく良いツラとでっけぇガタイで生まれたんだから、もっと手前ェに自信を持って前向きやがれってんだ!そうすりゃ自然と実力も伴って来るってもんよ。 クロエ 好き勝手改造させてくれるお得意の客だぜぃ。お互い口が悪ぃから小競り合いはしょっちゅうすっけどな。ま、そいつも気の置けない仲の証にゃ違いねぇってこった!なぁ、ダチ公!
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コメント 諏訪子戦で神隠しの偉大さを思い知ったのであった、まる 天地人・天-天空の巫女- Leader Lv4 博麗 霊夢 1x 昔のことは気にせず 3x パターン避け 2x 香霖堂 2x 森羅結界 1x タイムリミット 3x 夢符「二重結界」 3x 霊符「夢想封印 散」 3x 神技「八方鬼縛陣」 3x 大結界「博麗弾幕結界」 3x 神霊「夢想封印 瞬」 3x 無題「空を飛ぶ不思議な巫女」 2x 調伏 3x 無重力 3x 天賦の才 1x 夢戦「幻想之月」 2x 陰陽玉 2x 神技「天覇風神脚」