約 1,243 件
https://w.atwiki.jp/maid_kikaku/pages/1874.html
(投稿者 Cet) 世界の中心を求めて旅に出た ◇ 世界は移ろう。 しかし消えることはない。 そして法則もまた消えはしない。 巨大な蜘蛛が青年の心の中を歩いていた。 糸を張りめぐらせながら。 青年もまた歩いていた。 心を疲弊させながら。 暗闇の底で、青年は男に出会った。 青年にとって彼は、初めて出会う男だった。 「よお」 青年は声を掛けた。 男は胡乱さを感じ取ったかのように視線を上げる。 「……誰だ」 「なあ、誰でもいいじゃないか」 「そうだ、何だっていい」 どこに居たって意味は変わらない。 誰もが何かを崇める限りで意味を見出すことを可能とする。 そして、誰もがそのことを辞めれやしないのだ。 「俺は蛇が好きなんだがね」 「……どうして」 「蛇は永遠の命のメタファーだろ? だからさ」 「我々は常に永遠な存在だ。 無いものになれないとすれば、我々は消えることができない」 「シンプルな哲学だ」 「……哲学ではない、信仰だ」 「何だっていいさ」 青年は心の中に蜘蛛を飼っていた。 「『ああ! 俺の心の中を、たくさんの蜘蛛が這いずりまわる』」 いかにも演技をするようにして、青年が言った。 青年に対して男が投げかける視線のほとんどが、胡乱さを糾弾する為のものだった。 「稀代の詩人を容易く模倣するな」 「模倣じゃないさ、実情だよ」 青年は常に飄々と喋った。 「……お前の信仰は何に向けられている?」 ある時男が投げかけた問いに、青年は答えた。 「夏さ」 「夏?」 「そう、それは停滞と旅立ち!」 青年の返答に、男は暫く考える素振りを見せる。 「珍しい信仰だ」 「そうでもない、皆似たようなものだからね」 「そうだな」 相槌の後、間があった。 思考を経て、青年が口を開く。 「故郷を持たない人間は、常にそれを探し求めずにはいられないのさ」 「そうか」 ……ノスタルジーについて。 「戦って戦って戦って……無限の奉仕をすることが君の生きる意味というやつかい、いやそれならそれで良いんだが、それじゃまるで奴隷階級、まさにサーバントの状態だぜ。 奴隷も熟練すれば生きる意味を見いだせるとかなんとかそういう話もあるけれど、否定と止揚の果てに一つの道具のようなものになることに、意味があると思うのか?」 青年は夢を見る。 「きみにとって本当に大切なものは何だ? 今君は何をやらなければならない? 君を動かすものは何だ? 何が君を本当の意味で生かしているのか、それを考えるんだ」 青年の言葉は、暗闇の中に浮かび上がって見える少女に向かって投げつけられる。 少女は無表情で立っている。 少女は青年に向かって歩み寄る。 「きみは……」 青年の頬に手を当てる。 暫し青年と、名前の無い少女は見つめ合う。 少女とは対照的に、青年の顔は悲哀に染まっていた。 そして、どろどろと少女は溶けていく。 青色の何かへと変化する。 したたり落ちる。 暗闇だった全てが溶け落ちて、青緑色に染まっていく。 青年は沈黙する。 故郷などなく、空などない。 青緑のそこは、まるで海の色だ。 ◇ 「それで、例の」 肩のラインと星の数が目に付く場所だった。 「マザーウィル……正式にはバードイーターでしたか」 「そう、それだ。 酷い状況になっている」 水差しからガラスの器に水を酌みながら、男は言った。 幕営には長机が正方形に組まれており、十人程の男たちが中心を向いて椅子に座っていた。 幕営に灯りの類は無かったが、布から染み込んでくる自然光がそれの代わりをしている。 「何でも、出現に前兆がなく、追跡することも不可能であるらしいですな」 「そうだ、現実的な手立てがない」 ふむ、と男たちは俯いた。 「何でも、兵士たちは色々とあだ名を付けて呼んでいるそうです」 「余計なことを言わなくていい」 茶化した男も、咎めた男も、どこかしら憔悴した表情をしていた。 沈黙が降りる。 「つまり、どうしようもないということかな」 三十代くらいの男が気だるげに言った。 ◇ 時は変わって、夜半の前線宿舎である。 悲鳴が聞こえて、そして、騒がしい雰囲気が生まれ、暫し漂い、消えた。 灯りは点かなかった。 ぜいぜいと息を吐く少女を、抱きすくめるようにして、更に小柄な少女が寝台に抑えつけていた。 小柄な少女は、喘ぐ少女を落ち着かせるべく背中を撫でる。 双方の少女は寝巻を着ていた。 「……落ち着いて下さい、私です、――――です、私です」 「あ、ああ、ああ……」 抑えつけられた少女は、口をぱくぱくと動かして、涙をぽろぽろと落としていた。 「夢を見たんですね……大丈夫ですよ。 落ち着くまでこうしていましょう」 小柄な少女が掛ける言葉に、反応らしい反応は――ぶるぶると震える体と、うわ言のような繰り返しを別にすれば――返ってこない。 繰り返し、繰り返しうわごとは口にされた。 小柄な少女は、背中を撫でてやりながらも、その反復の中から特徴を見出そうとする。 「一体、どんな夢を見たんです?」 突然、ベッドに押し倒され、抱きすくめられていた少女が起き上った。 小柄な少女は体制を崩すも、何とか対面している姿勢だけは確保する。 「……蛇、いや、いやだ」 小柄な少女の肩を、強い力で掴みつつ、囁くような叫び声が上がる。 他の兵士に聞かせる訳にはいかないという意識が、モラルとして染みついていたのだ。 小柄な少女は少しばかり面喰っていたものの、すぐに微笑を浮かべる。 「分かりました、話したいことがあれば、何でも話して」 その言葉に、少女はただただ頷いてみせた。 ◇ 夜明け前に、小柄な少女は自室で目を覚ます。 些かの鈍りすら伴わない所作で、身支度を整えて、水差しの中の水を少しと、少しの塩を舐めてから、宿舎を後にした。 T字型のプレハブの外は、グレートウォール戦線の乾いた土壌である。 稜線からの僅かな灯りに照らされて、小柄な少女以外に、もう一つの影がそこにいた。 走って、影の持ち主のもとに近づく。 その人は、宿舎に背を向けて、稜線の方へと視線を向けていた。 間もなく、宿舎の方が騒がしくなり始める。 まろぶように、少女らがこぞって宿舎から飛び出し、そして二人の元へと駆けてくる。すぐに影は七つになった。 宿舎に背を向けていた影が、ぽつりと言う。 「点呼を」
https://w.atwiki.jp/bf_4/pages/506.html
お前らPS4のUSBミュージックかけてバギーでここドライブしてみろwwwww爽快だぞwwww - 2014-10-28 19 02 59 このマップで戦車やIFVの機銃を空に向けて暴発してスパイ行為をするのマジで止めてほしい。敵の攻撃機とかへりとかから丸見えになる - 2014-09-05 22 57 45 Fばかり取り合いしてて重要なAとBを忘れられる。そんなマップ - 2014-08-19 23 09 37 やっぱ開幕はDの確保が重要だと思うんだけど、自軍は自分一人で相手は戦車がどっと来ると開幕から萎えるのよね(´・ω・`) - 2014-08-03 17 55 02 わかる。D大事。 - 2014-08-22 10 12 29 広いし明るいし戦車に最適。ただし敵に回すと憂鬱 - 2014-07-24 14 45 10 ゼーロウ高地の闘いと思いながらやってます - 2014-07-09 15 33 51 チャ~チャ~チャチャ~♪♪(FHSWのロード曲) - 2014-08-03 18 22 21 (自走砲)でキャベツ野郎共皆殺しにしてやる - 2014-07-23 01 34 50 BC2の追加マップを思わせる - 2014-03-19 21 43 31 ここ全部の兵が活躍できて好き - 2014-02-06 07 40 52 あまり使われないが列車に据付けられた.50calの威力がえげつない。肉薄した攻撃ヘリを一瞬で鉄くずにできるレベル - 2014-02-03 22 05 13 そんなに強かったのか・・・ - 2014-03-11 16 23 39 そんなものがあったのか・・ - 2014-03-05 18 57 03 戦車が使いやすいマップNo.1だね。 上手く斜線を利用すればノーデスでかなり稼げる。 - 2014-02-02 21 38 37 稜線…? - 2014-02-06 09 53 50 すまない - 2014-02-16 17 39 18 壮絶な自走砲の取り合いがよく起こるw - 2014-01-20 23 20 34 コンクエはD(列車)が全てだと思う。他の拠点は混戦になりがちなので、Dの差はでかい - 2014-01-14 13 09 39 車両と航空機が一番輝くマップだな。 - 2014-01-13 01 38 58 ここの音バグ率がほぼ100%すぎてつらい。面白いマップだから余計におしいわ - 2013-11-30 14 08 29 他のマップより爆発によるクレーターができやすい印象。オブリにて目標にできたクレーターの穴が深すぎて爆弾が設置できなかった - 2013-11-28 12 00 16 ここは面白い - 2013-11-21 18 03 40 コンクエすると列車が消えているバグあり - 2013-11-13 01 03 13 たまにっつーか頻繁に音が消える - 2013-11-12 15 33 31 ここのコンクエたまに音がおかしくなる - 2013-11-10 14 46 41
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/56288.html
【検索用 もるけんろーと 登録タグ CeVIO nino shuuya も 可不 寺田てら 曲 曲ま】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:nino 作曲:nino 編曲:nino 絵:寺田てら 動画:shuuya 唄:可不 曲紹介 厭んなってもいーよ 曲名:『モルゲンロート』 歌詞 (piaproより転載) 厭んなってもいいよ 閑話 彼岸 稜線 期待感 その先に楽園があるんだ 木漏れ日に肖って 濡れた兵糧貪って これからの無事を祈った 夥しい生命の痕跡をなぞった先で 生きてきた背徳感を知った 「常套句だけ吐いて、どうぞ。」 つまんないように見えるかい? 愛されたっていいよ いいよ いいよ 暗闇に表情 色づいたら ずっと赤く染まったあんたを見てたいな くだんないこと 投げ棄てちゃって そして穿って腐った感情を置いていこうか 笑ってくれよ モルゲンロート どうして? tsurai-tsuraiとtry-tryしdye-dyeにcry 靉靆な徘徊に甲斐甲斐な賽 厭んなってもいいよ 理不尽 惰性 辛抱 使命感 その先に楽園があるんだ 浄罪に充てがっていけるような 希望を、証拠を出涸らしになっても舐った 陽炎のように去っていくんだ 経文に似た好き嫌い 壊されたっていいよ いいよ いいよ 頭痛と苦悶 治ったなら ずっと赤く染まったあんたを見てたいな 見てたいな こんな厭離穢土 洗い流して、どうか 笑ってくれよ モルゲンロート ずっと赤く染まったあんたを見てたいな くだんないこと 投げ棄てちゃって そして穿って腐った感情を置いていこうか 笑ってくれよ モルゲンロート どうして? tsurai-tsuraiとtry-tryしdye-dyeにcry 曖昧な廃材に感慨はない 靉靆な徘徊に甲斐甲斐な賽 厭んなってもいいよ コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
https://w.atwiki.jp/suzukisign/pages/100.html
詩 地理 地理(水駅・習作) 「方法の午後、ひとは、見えるものを見ることはできない。」 (『娼婦論』・荒川洋治) 塩駅 塩の街は雲母の切片を了解し、失してなお在る。馬車は理路を竦まない。罅割れた潜熱を行間に濡らす、星により近い高原において、明晰する等高線は言葉に伸びる。牛の骨が歴史を晒す。窪地。生死の女が群れている。黒のドレスには夥しい襞が、弛む。ここに距離に采配を阻まれた葬列がある。木霊に磨かれた砂漠の地図を、停止するこいびと。朗読者。陸路を水瓶に爆ぜている魚鱗。改行を泳ぐ漣を受け、詩人の紫煙は立ち枯れている。 窪地にかかる薄紅の結晶を誰が刻んだというのか。寂寞として塩は在り、絹の道を弾劾する。あけぼのとよやみは灰になった。鳥を帯びた石英。焔が点される。一帯にはカイロスが満ちている。風雨の頃。おずおずと感光した化石ではない。彼女たちはそこかしこにまるみを対立させ、すぐれた稜線を通読してゆく。 稠密があった。いにしえには月が泳いでいた。 逆上が葡萄を殺しあぐねる。村が裂かれきった。空が完結していくとき、耐えた海は遠地に据え置かれる。女は経穴を垂れ、しめやかに国境をなす。一つとして冷えるものは無い。そして駅。文明の差し向かいで咽ぶ標榜がある。窪地は無限に高踏していく。そして生きて死に、肌を風化させる一糸は湖に伸びている。眼前に飽和した塩の街に、燃やされた芥子が留まり、灰を均している。 陵墓 アトラス、墓の海。積疫に干された石柱を押しつぶして花崗岩が萌芽してゆく。徒に地理がある。なつかしい衰微がある。そして由来の黄土をみる少年を滲ませる。低く連綿と続く礫。隊列が歴史の真ん中をとおってゆく。緩やかな毛並みの駱駝を伴いながら蜃気楼を去り、地図を離れていく。ここは死者の布がたなびくまどろみである。屍は夜に残り、底冷えする賽の河原を行く。再び少年よ、かのアニムス、永劫を斜線するもの。 石の街に空白するアポクリフォス、乾燥の水際に従う建築に、ヒトよ、生きた小麦をやめよ。脆く欠け去る砂の門にいずる数理は、綿のターバンを巻く彼岸を回遊する。久しく在る霊魂の墓標に、彼らは歩法を誤る。 さして夢遊する。零時。夜闇を踏みしだく。人は悉く鳥を殺す。眼球は鉄道を串刺し、晴雨のしじまを氷解する。全ての文学、冷たく硬い金属の上に裸足で立つ女は横たわった。アスリージョの花を孤独する。ここに微かな草が拮抗する。車窓より、砂漠は終わっていく。 * 「彼女はパゴダ上に皺深く俯瞰する(あらゆるかなしみとは)。」 岸 海岸線を抜ける列石。リアスの枕木。植物の木立に永訣のリズムを読み取ることが出来る。かつての恋慕を横なぎにしていた。梢との連立を走るとき、汽水湖を浮かぶ淡い球体はまろぶ。飛沫がメルカトルを断絶させていく。たおやかに光り、視界を往還する彼らの眼差しを憶えていた。森の道には赤い計画が組み敷かれていた。 かくて夜ざめは深い緑に縁取られる。その海抜は気高くある径轍を押しつぶす。そこで存在は青く語る。君は演奏を座席の裏にでも隠して推論に黙る。あれからずいぶん来た。行商の祖もまた、尺度を離れている。森があり、行き倒れたひとの腐敗がある。 湖上の熱に女はまぎれる。驟雨のえらを思い起こしながら、縮路の駅にいて、冷えた踝で鉄を区切り、ほころぶ。これほどに破線の純潔が保たれる、萩の葉は毟られて、その手でにじる。白い親指の間から若草がむせる。 桟橋港 中心を持たない砂地を来た。都市の多数はじりじりとあとじさり、近日点に清められる。その痕跡だけを残して、透徹の家禽の声を聞く。聞くのみだ。 大陸は風を鎮める。デルタが行き過ぎた少女の最後を浮靄に溶かす。社稷の記号は隔意される。海流が統治する。あらゆる慕情に藁葺きの屋根が加えられるだろう。いっそうに水位が際立つ。心臓の鼓動にも似て、波音ばかりが功徳へ滑りこんでは、積み立てられていく。 裸の松林に絡まる残響 海を歩哨する悔恨 うつろさに駆動する楼閣 されど日向の駅はまどろみとされなければならぬ。短髪の少年と髪をまとめた女が朗らかに笑いあい、石を蹴る、明るいつま先がある。そして静かな電極を記す国家がある。豊かに閉ざされた深い海溝があり、ただひとつ、繊維の機関が沖で名を名乗った。小高い砂丘らを選別するエクソダス。 山岳 峻険の外套に陸が延焼する。人と、あくなき恋人。際限なく容赦は所与とされ、尾根を伝うもの。今ここに一里塚が据えられる。石女は欲望。さぶしさは欲望。くもの糸は涼しくみちのくを知らぬ。渓谷の中で寒村が枯れゆくさま。標高の次元。政治の右手が距離を殺してきた。高山を拓き、燃え立つ駅がある。 方眼の彼岸さえ在りて在る ひろがり ここで緑よ 地平の鋭利を 鈍く 粟立った市民の口から、縮尺が描かれ、地図。労働者の草臥れる靴に、象徴が記され、地図。コミューンを生きる国民の境界が、山河に稜線を導いてゆく。そしてそれは地図である。なやましい視線が地理を遊牧していくとき、ジプシーの衣装をまとい、山頂点に綴じられ、女は偏在の痕跡を衰退させる。後に残るのは塩の結晶である。人の葉脈、湿された路線を肥沃する。橋桁を超える。差し向かいの恋人は少し寒いと羽毛を採る。焚かれたくろけむりから、空常は重みを増して轍をつたう。 雪国 [#include] しじまの夜 雪の窓をぬぐう 煌々とした明かりは ふもとで溶ける Mizu no Eki wo dete Yoru ni kanojo ha Inakatta Kokkyo no Nagai Tunnel wo nukeruto sokoha [void] ようこそ ひかりのくに ようこそ ひかりのくに 君のために きょりはむこうになり ひかりはにじへほどけ 気体分子と薄くゆれる泡を たえまなく往復する [printf("Hello,World!\n");]] 反古 二十四時を回って、雪が止む。赤切れするほど冷え切った夜だった。地面はいつになく腫れぼったい。結晶構造を置き去りにして、枝葉があいまいになり、繊細に橋渡しをしている氷がさくい。捌けられた氷の丘、を、踏むと、Sの子音ばかりがざわめき、常夜灯の白い光を閉じ込めたまま砕け、音は木霊に写されていく、その一部始終。危うさゆえに雪を踏みさし、コンバースの薄いゴム底を隔てながら、私は雪に乗る、永遠的なみぞれ、崩さないでは、月と氷と音と植物の、あんまりな類似を反古に出来ず、塩だけがぬくい。吐いた息も凍える。今晩は全てが光。 * 「過去に括られていた。乾いてしまった粘土のような、大切であった記録だけだなと思う。そのような塑像群が私の行く末に立ち込めるのは、それが懐かしみによるものかも知れず、しかしすぐに失われ、今では思い出すことが出来ない」
https://w.atwiki.jp/is_sevenspiral/pages/239.html
詠唱防御 イラスト 作戦 攻撃の的にならないよう、稜線や丘の上などの高所をさけ、低地を移動する。 地形地理や自然条件、建築物などを盾や目くらましとして使い、防御・回避を行う 予め攻撃が来る方向を予測しておき、遮蔽になるであろう物を見つけておく。 凹凸のない場所はなるべく避ける。 敵の攻撃を集中させないようにできる限り広く分散する。 四方八方にちらばることで間隔をできる限り広く取る。 分散移動することで敵の照準を絞りにくくする。 有視界内では仲間との連携をブロックサインで密に取る。 レーザーを防ぐために煙幕や土煙を利用する。 相手が攻撃してきた際は体全体を攻撃線からはずすようにして防御する。 回避するときは常に建物の壁を背にする。 遮蔽物や塹壕、地面のへこみなどを利用して直接敵の攻撃をくらわないようにする 各員が常に情報リンクする事で、敵情報を速やかに伝達し、回避がスムーズにできる。 防御に使える物は全部使い、伏せの可能不可能に関わらず身を限りなく低くする。 敵の射戦に対して、90度に移動するようにする。 防御するため、しっかりとした足場を立ち回れるようにする 敵に接近して走り回ることで相手の視界から見えなくなり反撃を防ぐ 部隊員と死角を補い合う 力みすぎないよう心がける(動きに柔軟性がなくなるから) 相手の勢いや距離、間合いを意識する 自分にとってベストの間合いで戦うことを意識する 気を抜かず、最後までしっかり防御に集中する 即座に行動できるよう自身の姿勢を意識し、常に維持する 敵の攻撃を回避する時はただ後ろに下がるのではなく斜め前方か後方に移動して回り込みすぐに反撃できるように体勢を整える。 敵の目の動き(赤い光の動き)から回避動作を選択する 夜目の効く猫妖精・鼻の効く犬妖精に判断を仰ぎながら戦う 視界が不良でも、オペレートによって位置情報を連絡してもらうことで、統率の取れた防御動作が可能となる。 敵の挙動をつぶさに観察し、少しでも不審な動きをすればすぐに回避行動を行う 望遠ズームやセンサーを最大限駆使し敵情報を速やかに得ることで回避がスムーズにできる。 不正規機動(重心を揺らしてふらふらと移動する)で、予測射撃を防ぐ。 RP ウル@ゴロネコ藩国「ここが踏ん張りどころっ」 ウル@ゴロネコ藩国「大事なものは後ろにまわして!」 ウル@ゴロネコ藩国「当たるものか」 ウル@ゴロネコ藩国「危ない危ない、痛いのは堪忍っと」 ウル@ゴロネコ藩国「銃弾の雨だろうが傘さして防げば同じっ」 ウル@ゴロネコ藩国「よけるさける逃げまくるっ」 ウル@ゴロネコ藩国「効かぬ、効かんぞぉぉおぉ!」 ウル@ゴロネコ藩国「反撃のチャンスを見極める…」 ウル@ゴロネコ藩国「呼吸を乱さず、落ち着いてっ」 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wot_agrwiki/pages/26.html
修道院 5ライン 敵LTは5ラインの建物内部を目指して攻めてくる場合があります。これの対処は同じくLT数台で押すしてしまう方法と登りきらず稜線を使って上がってくる敵を後方支援により対処する方法が取られると思います。後方支援者がいる場合は後者のほうがリスクが少なく処理しやすいかと思います。 ここのMAP中心を制圧した場合6ライン進軍中の敵を目取れるのと8ラインの一部が撃てます。ただ南スタートの場合はBラインの狙撃手が比較的隠れながら目取れる撃てるのに対し北スタートで同じことをした場合反撃を喰らう確率がかなり高くなっております。 内部で単独行動した場合後から敵が入ってくる可能性があるのでおすすめしません。また重戦車や駆逐戦車でここに行ってしましますと1、2ラインと8ラインの攻防が不利になるためオススメしません。 1,2ライン このマップの動きが激しい主戦場だと思います。 2ライン側の戦場は豚飯、頭出しをうまく利用し戦いましょう。こちらがわをうまく押すことができますと敵が下がって1ラインと十字砲火が取れます。積極的に狙いに行きましょう。artyの射撃は入りやすいほうだと思います。見方のartyには火力支援(T key)敵のartyには気をつけましょう 1ライン側は2ラインの防衛といった形になる事が多いです。1ラインを上がってくる敵を阻止しましょう。また2ラインの攻撃が押し込める形になった際はプッシュをかけるのも大切です。こちらも後ろの方はartyが狙撃可能ですので前の壁をうまく利用しましょう。 1,2ラインで気をつけることは1,2ラインの逆側がどうなっているかミニMAPを常に把握して行動すること、また8ラインの敵の数によって押すか留まるか戻って守るかを的確に判断しましょう。 8ライン このラインは軽戦車、中戦車の場合はは開幕に目取りに入ることをオススメします。 目取った後に後方支援で敵の足を止めることが成功した場合7ラインと8ラインで十字砲火を行うことが可能です。 重戦車、駆逐戦車は複数機E.Fラインまで進軍できることが望ましいです。また1、2ラインの敵の数がおおまかに把握できた場合その場で進軍を検討するのも可能になります。 またここのラインは戦況の進行が比較的遅めなので戦車の数が多くない場合このラインは責めずに守り切る気持ちを持ったほうがいいと思います。 6ライン このラインは進軍には向いていません。攻め込んだ場合狙撃手により一方的に狙撃される可能性があります。 ただここを誰も見ていないと8ライン、またはartyが危険にさらされる可能性があります。ただ敵が来なかった場合に遊兵になってしまいやすい場所なのでその辺りを加味し、留まるのか他の支援に行くのかを判断しましょう。
https://w.atwiki.jp/is_sevenspiral/pages/223.html
防御 イラスト ref(猫防壁.jpg) 作戦 攻撃の的にならないよう、稜線や丘の上などの高所をさけ、低地を移動する。 地形地理や自然条件、建築物などを盾や目くらましとして使い、防御・回避を行う 予め攻撃が来る方向を予測しておき、遮蔽になるであろう物を見つけておく。 凹凸のない場所はなるべく避ける。 敵の攻撃を集中させないようにできる限り広く分散する。 四方八方にちらばることで間隔をできる限り広く取る。 分散移動することで敵の照準を絞りにくくする。 有視界内では仲間との連携をブロックサインで密に取る。 レーザーを防ぐために煙幕や土煙を利用する。 相手が攻撃してきた際は体全体を攻撃線からはずすようにして防御する。 回避するときは常に建物の壁を背にする。 遮蔽物や塹壕、地面のへこみなどを利用して直接敵の攻撃をくらわないようにする 各員が常に情報リンクする事で、敵情報を速やかに伝達し、回避がスムーズにできる。 防御に使える物は全部使い、伏せの可能不可能に関わらず身を限りなく低くする。 敵の射戦に対して、90度に移動するようにする。 防御するため、しっかりとした足場を立ち回れるようにする 敵に接近して走り回ることで相手の視界から見えなくなり反撃を防ぐ 部隊員と死角を補い合う 力みすぎないよう心がける(動きに柔軟性がなくなるから) 相手の勢いや距離、間合いを意識する 自分にとってベストの間合いで戦うことを意識する 気を抜かず、最後までしっかり防御に集中する 即座に行動できるよう自身の姿勢を意識し、常に維持する 敵の攻撃を回避する時はただ後ろに下がるのではなく斜め前方か後方に移動して回り込みすぐに反撃できるように体勢を整える。 視界が不良でも、オペレートによって位置情報を連絡してもらうことで、統率の取れた防御動作が可能となる。 敵の挙動をつぶさに観察し、少しでも不審な動きをすればすぐに回避行動を行う 望遠ズームやセンサーを最大限駆使し敵情報を速やかに得ることで回避がスムーズにできる。 不正規機動(重心を揺らしてふらふらと移動する)で、予測射撃を防ぐ。 RP ウル@ゴロネコ藩国「ここが踏ん張りどころっ」 ウル@ゴロネコ藩国「大事なものは後ろにまわして!」 ウル@ゴロネコ藩国「当たるものか」 ウル@ゴロネコ藩国「危ない危ない、痛いのは堪忍っと」 ウル@ゴロネコ藩国「銃弾の雨だろうが傘さして防げば同じっ」 ウル@ゴロネコ藩国「猫の機動性甘く見るなよぉ~」 ウル@ゴロネコ藩国「よけるさける逃げまくるっ」 ウル@ゴロネコ藩国「効かぬ、効かんぞぉぉおぉ!」 ウル@ゴロネコ藩国「反撃のチャンスを見極める…」 ウル@ゴロネコ藩国「呼吸を乱さず、落ち着いてっ」 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kuriki_fan/pages/104.html
2012年秋のエベレスト遠征で、悪天候を理由にBCに戻ってきた際に下記のようなブログのエントリーをアップした 大学山岳部の時に、冬の北海道二ペソツ山では身体ごと飛ばされたことがあり、稜線で身体を風の方に倒してようやくバランスが取れる程の強風だった。 マッキンリーに向かう訓練で一人、冬の富士山に向かい山頂でテントを張るが、あまりにも強風で、テントのポール2つが一瞬で折れ、ただのビーニル袋の中で一夜を経験したことがある。 龍が蠢く ちなみに栗城がマッキンリーに登山したのは6月。具体的な月は書いていないが、夏のマッキンリーに登るのに冬富士(※)で耐寒訓練することのおかしさはいうまでも無い。 そもそも在学中ならば北海道にいるはずで、富士山に遠征せずとも道内で耐寒訓練に適した場所があるはずなのだが・・・。 因みに山頂は国立公園特別保護地区なのでテント、キャンプが禁止されている(国立公園内のテン泊は指定野営地のみ許可されており、それ以外は単に「黙認」「非常時の野営」が建前である)。 このことは栗城自身2008年のブログで書いているのだが・・・。→夏富士登れない人 テクニカル的なことを付記すれば、山頂は道中の斜面と違い風向きがどの方向であろうと遮る物が無い上、火口の複雑な形状が影響して予想もつかない巻上げなどに襲われるため冬季の耐寒訓練、元旦のご来光狙いであっても山頂にテントを張るのは非常に危険で避けるのが普通である。 例を挙げると2004年にK2に登頂したどさんこ同人会の高所合同訓練では5月の訓練時に8合目にテント泊、2010年1月3日に放送されたTV番組「世界の果てまでイッテQ!新春3時間珍獣祭りスペシャル」において内村光良氏が冬富士に挑戦した際には、天野和明(明治大学炉辺会)、中島ケンロウ(WECトレック)等海外遠征豊富な登山家がガイドとして同行しているが、テント泊予定地の八合目の白雲山荘(3200m)が強風で危険なためさらに手前の太子館(3100m)に変更している。 参考リンク どさんこ同人 K2登山隊 訓練同行記 下 世界の果てまでイッテQ!新春3時間珍獣祭りスペシャル(動画116 30~) (※)気象学、社会通念上「冬」とは12月~2月(欧州の場合は冬至~春分の日前日)の3ヵ月であり、二十四節季でも立冬(11月7日前後 旧暦の9月中旬~10月中旬)~立春(2月4日前後 旧暦の12月中旬~1月中旬)である。山岳気象においては春の訪れは遅いため3月までを冬とすることがあり、富士山でもGW頃に豪雪になることがあるが、「冬」とは言わず「積雪期(残雪期)」と称するのが普通である。
https://w.atwiki.jp/wiki11_twc/pages/81.html
北アルプス長期合宿の記録 ※実際に山行に行ったメンバーが執筆した記録です。 1日目 新穂高温泉/わさび平/鏡平山荘 雨の中、新穂高温泉を出発した。川の流れる音が大きかった。しばらく林道を歩くと最初の山小屋、わさび平小屋に到着した。屋根のあるところに荷物を降ろして、少しほっとした。あとから思うと、初日の歩くペースはかなりゆっくりだったと思うが、そのときは重いザックに慣れていなくて精一杯だった。林道が終わり、登山道に入ると雨が一段と激しなり、またところどころに雪渓が残っていて歩きにくかった。誰かが、「なんだ、この雨は?舐めてるのか!?」といった。たしかに初日からこれだと気が滅入る。もちろん、眺望などない。そんなで、ずっと沢沿いに上って歩いていった。このあたりの記憶は少ない。足を交互に前に出すことしか考えられなかったからだと思う。鏡池山荘に着いたときには、全身濡れていたし、ヘトヘトだった。だから双六小屋まで行くのをあきらめて、ここで小屋泊まりにすることになった。突然もう歩かなくてよくなると、気持ちが楽だった。しかも今晩は布団で寝られるのだ。本当なら池にきれいに映って見えるはずの槍・穂高は見えなかったけれども、とても居心地のいい小屋だった。 2日目 鏡平山荘/すごろく小屋/三俣山荘 この日の行程は、尾根まで1時間くらいで登って、後は三俣山荘まで縦走するというものだった。途中、双六小屋で休憩をとった。寒い。やっぱりとまると合羽から浸透した雨に体温を奪われて、寒い。でも、ここまでは結構すんなりと来られたので、こんな感じならいけるなと思った。どうせ何も見えないし、残雪もあるらしいということで、双六岳と三俣蓮華岳は迂回することになった。こんな調子でいったら全然ピークを見ないで終わってしまうのではないかと少し心配だったが、そんなことはなかった。あと一時間ほどでテント場だというあたりで、初めて晴れ間が見えた。「本当はここはすごいところを歩いているんだよ」と誰かが言った。本当だった。テント場に着いたころにはさらに太陽が照っていたので、濡れたものを干した。 3日目 三俣山荘/鷲羽岳/水晶小屋/野口五郎岳/烏帽子小屋 三俣山荘から、鷲羽岳を登った。初めてのピークだった。この日はとても疲れたが、中でも水晶小屋に向かう3本目が特につらかった。鷲羽の頂上などでは元気だったのが、三本目に入って急にどっと疲れた。こんなでは、烏帽子に着く頃にはゾンビみたいになる気がした。以来、自分のなかでは、3本目は「魔の3本目」になった。水晶小屋から野口五郎、烏帽子へと続く稜線はとても長かった。霧の中から次々と山がでてきて果てしがない感じだった。それと、風。野口五郎の最後の登りは飛ばされそうなほどの強風が吹いていた。山は、人間のためにあるのではないことを感じた。野口五郎小屋からは、あとは平らな道のりか下りだった。それに太陽も出たのでやっと少し笑うことができた。「要塞みたいな」と誰かが言った烏帽子岳が見えてきた。なんとか日没までには間に合いそうだった。それから一時間くらいで烏帽子小屋に到着した。自分はこの日バテてかなり滅入っていたのだが、先輩たちはスタスタ歩くし、「今日調子いい」と言っていた人もいて驚異的だった。 4日目 烏帽子小屋に停滞 いつものように3時に起きると、リーダーの判断で停滞が言い渡された。内心ほっとして、またシュラフを広げた。この展開を予期して、シュラフの中で待機していた人もいた。そして、再び寝た。 5日目 烏帽子小屋/不動岳/南沢乗越/船窪乗越/船窪小屋 まだ暗い中、烏帽子小屋を出発した。昨日烏帽子岳は空身でピストンしていたので、今日は通過した。不動岳、南沢岳と尾根を歩いてく。たしかこのときも霧がかかっていて景色は見えなかった。危険といわれていた南沢乗越は、たしかに足場がジャリジャリしていてそのうえ切り立っていたので注意を要した。そのあとは樹林帯のなかをしばらく下っていく道だった。もともとそういう場所なのか、天気のせいなのか、ほとんど人には会わなかった。後のほうの白馬岳あたりとは大分違う。船窪岳の前後はギザギザしていた。鎖や梯子でたくさん下ったかと思うと、コルがあってまた登りだった。そしてそれが何度か繰り返された。まだかまだかと歩いていくと、突然トイレが現れた。その先に少し開けたところがあり、それがテント場だった。雨が降り始めていたので強風のなか急いでテントを立てた。自然は容赦してくれなかった。夜、テントの中で話し合いがあった。思ったように進めていないので、親不知をあきらめることも選択肢に入れなければならないということだった。「メンバーの体力を過信していた」「こんなに余裕のないのはまずい」と厳しい言葉が出た。テントをたたく雨の音を聞きながら、寝た。 6日目 船窪小屋/蓮華岳/針ノ木小屋 幸い、テントをたたむときには雨は止んでいた。風と雨が強い中、足元だけをみて進んでいった。雨はもうたくさんだった。テント場をあとにしてから3時間くらい、ずっと同じような道を黙々と歩いていった。蓮華ののぼりの手前で1本休憩をとったときには、太陽が出て少し温かくなっていた。思えばこのとき以降は、ほぼ好天に恵まれたのだった。蓮華の大登りは、岩にはりつくような登りからはじまった。頂上の手前の、斜面をジグザグに上がっていく道沿いにはコマクサが生えていた。そして、突然霧が晴れたのだった。山の下のほうまで見えたし、遠く南には槍ヶ岳がしっかりみえた。はじめて山に来ているんだという気になった。蓮華岳の山頂でお茶を沸かしているとまた霧が出てきてしまったが、こんな景色はこれからたくさん見られることだろう。針ノ木小屋まで下っていった。テント場ではすばらしいことが起こった。 7日目 針ノ木小屋/赤沢岳/新越山荘/種池山荘 針ノ木岳への登りでは、この山行で初めて日の出を見ることができた。サポートに来てくださった先輩方とは山頂で別れた。ここからは、1時間ごとくらいにピークを踏んでいった。針ノ木岳、スバリ岳、赤沢岳、鳴沢岳、というふうに。雲海を見下ろしながらの稜線歩きは気持ちがよかった。赤沢岳からは、景色の終わりに日本海が見えた、ような気がしたが本当に見えていたのかどうかは分からない。いずれにしても、まだ海は遠かった。昼ころには、新越山荘に着いた。ここからコースタイム2時間30分でテント場だ。ただ、このころにはうすうす感じていたのだが、一日の行程で最もきついのは、テント場につく前の2~3時間なのだ。これは、一日5時間の日だろうが11時間の日だろうが大差ないから不思議だ。たぶん、もうすぐ着くはずだという期待が、まだ着かないという苛立ちを引き起こし、その苛立ちが疲れを増すのだと思う。この日も例外ではなく、新越山荘から種池山荘までの植生ゆたかな道のりは、太陽にじりじり炙られて苦しかった。少し前までは、有り難かったお日様なのに。人間はわがままで、弱い。種池山荘のテント場には所狭しとテントが張られていた。小屋からは今日出発した針ノ木小屋が小さく見えた。 8日目 種池山荘/爺ヶ岳/冷池山荘 種池山荘からはすでに、冷池山荘が見えている。爺ヶ岳の三つのピークを越えれば、2時間あまりで今日のテント場に到着した。なんて楽なんだろうと思った。テント場は日差しが異様に暑かった。すこし涼しくなったところで、皆でトランプをしていると脇を登山客が多く通った。中学生の一行もいたし、なかには扇沢から鹿島槍岳を日帰りで登っているという、強者のおじさんもいた。 9日目 冷池山荘/鹿島槍ヶ岳/八峰キレット/キレット小屋 久しぶりに、朝から雨だった。真っ白な中を淡々と歩いていくと、いきなり布引山の頂上に着いた。結構いいペースで来ているみたいだ。さらに1時間ほどで鹿島槍南峰に来た。しかし、数メートル先が見えないような霧だったので、写真を一枚撮って先へ進んだ。北峰へ向かう道との分岐を過ぎると、しばらく急な下りだった。そして、本日の危険箇所、八峰キレットは絶壁に梯子が貼りついている感じで恐ろしかった。よくこんな所にルートを作ったと思った。霧が濃かったので分からなかったのだが、キレット小屋は意外と近かった。小屋に一番乗りで入り、お茶を飲んだり漫画を読んだり、ゆっくり過ごした。そのうちに小屋はたくさんの登山者で埋まった。そのなかには筑波大の先輩の方もいた。この日の夕飯、五目御飯と麩の蒲焼はおいしかった。夕方は雲が取れたので、小屋の窓から夕日が差し込んできた。 10日目 キレット小屋/五竜岳/唐松山頂小屋 キレット小屋から五竜岳までの稜線歩きは結構タフだった。4Gとか5Gとか、峻険な小ピークをいくつも越えていかなければならない。しかも、水平距離にしてもかなり長かった。前方の五竜岳と後方の鹿島槍とを見比べては、どっちが近いか測っていた。でも朝の時間に稜線を歩くのは気持ちがよいものだった。五竜岳に着いた時には、出発から5~6時間は経過していたように思う。ザックをおろして少し離れたピークまで歩いていった。ザックがないと、嘘のように体が軽い。「跳んでいけるぜ!」と誰かが言った。五竜岳の360度の眺めを楽しんだあと、五竜山荘まで下った。後ろを振り返ると、今さっきまでいた五竜岳は黒い雲の中だった。危なかった。だんだん日差しがうっとうしくなってくる時間帯のなか、唐松山荘までてくてく歩いていった。唐松山荘は斜面に平行に伸びた巨大な山小屋で、下の方に点々と張られたテントを見下ろしていた。剣岳がとてもよく見えた。 11日目 唐松山頂小屋/不帰キレット/天狗の頭/天狗山荘 長期用に持ってきた3枚のエアリアマップのうち、最後の一枚に入った。そろそろ終わりが見えてきた。唐松岳山頂で小休止をして、いよいよ不帰瞼だ。不帰Ⅱ峰南峰と言うところから、一気に鎖をつたって降下し、しばらく北へ進むと大きな一枚岩を下った。途中、足場が悪いところがあって、後ろから来た登山客が石を落としてしまい、あわや下で待っていた人たちにぶつかるところだった。そういう不注意から山の事故は発生するのだろう。「不帰キレット」と呼ばれる地点を過ぎると、天狗の400mの登りだった。急な斜面を上がりきると、平坦な道が天狗の頭へと続いていた。ここの道は気持ちが良くて、別天地に来たようだった。お花畑も点在していた。天狗山荘は、大きな雪渓のふもとに建っていたので、水場では雪渓の冷たい水が豊富にでていた。その水で足や顔を洗った。テントを張ってのんびりしていると、雪渓の上から3人の先輩方が現れた。2回目のサポート隊だった。この日の夕飯は、下界でもないくらいの豪華さだった。 12日目 天狗山荘/鑓ヶ岳/杓子岳/白馬山頂宿舎 鑓ヶ岳は真っ白な石でできた山だった。じゃりじゃり登っていった。山頂からの眺めはとてもよかった。少し下ってまた登って、杓子岳の山頂に着いた。今日は日程に余裕があるので、ここでは長めの休憩をとった。皆で、太陽の下で昼寝をした。山の頂上で昼寝をしたのは初めてだった。白馬山頂宿舎のテント場は、尾根から脇へ、少し窪んだところにあった。斜面に黄色い花がたくさん咲いて、青い空に(不吉でない)雲が浮かんでいた。あまりにも長閑だったので、「ここは天国か!?」と思わず叫んだ人がいた。でも、本当にそんな感じだった。時間が経つと、人が次第に増え、テント場はみるみる埋まっていった。60梁はあった。大雪渓を登ってきたのだろう。とても小さい子を連れた人もいた。初めの方の三俣・烏帽子などとは大きな違いだ。ハガキを書くなどして時間をすごすと、また日没の時間になった。白いはずの鑓・杓子が真っ赤に染まっていた。 13日目 白馬岳/雪倉岳/朝日小屋 日の出を白馬岳山頂で見るには間に合わず、歩きながら朝日を拝んだ。白馬岳は2932mで、今回の山行の最高峰だった。北の方角をみて、ここから日本海までの道のりを遮るものはもはや何もない、と思った。白馬岳から雪倉岳までのルートは、遠くまで見渡せたし、丸い斜面に花がたくさん咲いていて、良かった。赤い朝日小屋の屋根が遠くに小さく見えた。雪倉岳からはぐんぐん高度を下げていき、樹林帯に入った。朝日岳を巻く水平道に残っていた雪渓のうえで長めの休憩をとった。暑くて仕方がなかったからだ。真夏の雪を楽しんだあと、最後の一本で朝日小屋に到着した。暑い、暑い、これぞ夏だ。長引いた梅雨が開けないまま高山帯に突入した我々にも、夏が到来したようだった。 14日目 朝日小屋/朝日岳/栂海小屋/白鳥小屋 親不知は近い。しかし、それには今日のコースタイム11時間を歩ききらなければならない。パーティーの皆にそういう緊張感があった。だから、最後の2000m級だった朝日岳も、10分きっかりの休憩で後にした。草原の中に敷かれた木の道の上を歩いていった。4時間くらい歩いたところで南北に走る尾根の上に乗った。なんだかもう半分下界にいるような気がしていたのだが、まだ山の上にいるのだった。その尾根の上を、のぼりくだりを繰り返しながら栂海山荘まで歩いていった。ここから白鳥小屋まで3時間半。疲れはしたが、まだ余力はある。もしかしたら今日の行程は、心配したほどには過酷ではないのかも知れなかった。一時間ほど歩いたところに、黄連の水場という場所があり、今日の分の水を汲んだ。このころには、ザックを開けたり閉めたりするのも嫌なくらい疲れていた。でも日が暮れる前に着かなくてはいけないので進んだ。ここからの下駒ケ岳ののぼりはとても急で、息があがった。最後のほうは、30分に一回くらい休憩をとらざるを得ないような状況だったが、無事に白鳥小屋にたどり着くことができた。梯子で小屋の屋根に上がると、日本海が見えた。海は、夕日に赤く染まっていた。海岸線は、すぐ足元にあるみたいだった。 15日目 白鳥小屋/親不知海岸 白鳥小屋からはぐんぐん下っていった。なにしろ、今日は標高0mまで行くのだから。深い森のなかを歩いた。太陽は出ていたが、それは木漏れ日となってやわらかく降り注いだ。気持ちのよいさわやかな風が吹いた。海の予感がする気がしたが、思い込みだっただろうか。久しぶりに見る車道の上で休憩をとり、さらに下っていった。残り400mのくだりを残すのみとなったところで、最後の一本をとった。「海に着くまで転ぶなよ」とリーダーが言った。たしかに、心がはやって転んでしまいそうだった。最後は赤っぽい杉の斜面を下りていくと、国道が現れた。国道を渡ると日本海だった。
https://w.atwiki.jp/lilia/pages/235.html
(ハンゲーム) [MOACT] 2009/7/24更新 キャラ:格闘家、メイジ、女性ガンナー、シーフ 4種 +特殊アバター2種 2Dスクロール型アクションゲームでMO。 パーティを組まなければ一人でステージを楽しめ、一人でもだいたい攻略可能な難易度になっている。 アクションのためパッド推奨。 格闘家、メイジのダメージボイスは3種、KOで1種。質は良く、その方面でも評判。 女性ガンナーのダメージボイスは5、6種くらいはありそう。KOで3種。小清水亜美がボイスを担当している。 やられの質もなかなか。敵モンスターの一部は掴み攻撃を持っている。 しかし掴み攻撃の時はダメージボイスがでない敵が多い。 メイジは魔法使いで小さい女の子の外見。ダメージボイスは格闘家より派手にあえぐが2種類程度。(3種あるが2種が似ているためわかりづらい) あまり知られていないが、メイジ及び格闘家は、特定のアバター(メイジ「ビノーシュセット」格闘家「レイスセット」)一式を揃えると、ダメージ及び死亡時のボイスが女性MOBの声に変化する。 両方とも割と上質な声なので、リョナラーなら是非揃えておいた方が良い。 スキルの振り方によってどの職業でもダンジョンをクリアするのは大変になってしまうので、 金を溜めてアバターなどを揃えたいのであればWIKIやしたらばを見てスキル振りを決めると良い。 ちなみにアバターはいわゆる期限付きではない。 疲労度というシステムがあり、ゼロになるとダンジョンに入れなくなるので注意。 リアル一日間でまた満タンになりますが普通のプレイではあまりゼロにはならないと思います。 SIで練習モードの実装により疲労度やコインや回復アイテム等を気にしなくてもいけるようになった ☆これからの実装予定の中に男格闘、女性鬼剣士、女性プリーストがある。男メイジはじいさん? <やられ要素> ・ルガル系の噛み付き とびついてきてかみ付く。ダメージボイス無し。 グランプロリス全域、ベヒーモスジャングル、迷妄の塔、ビルマルク帝国試験場、無限の祭壇など幅広い ビルマルク帝国試験場に出るブラッドガルは出血攻撃をしてきて出血するとブラッドガルたちの攻撃頻度があがる ルガルはマークウッド深部(Lv4~)で出現、無限の祭壇の1部屋目で大量に出現するパターンあり ・ゾンビ系の噛み付き ゾンビは出血攻撃をしてきて出血するとゾンビたちはより攻撃頻度が上がる。ダメージボイス無し 闇のサンダーランド(Lv14~)、ベヒーモス煉獄、死亡の塔に出現 (悲鳴の洞窟は変更により出現しなくなった) 無限の祭壇3部屋目に大量発生する ・テンタクルのHP吸収張り付き タコのような軟体生物が張り付いてくる。張り付き時は真っ暗になり自キャラ以外は見えなくなる。ダメージボイス無し GBL信徒のHP減少時に召喚してくる場合がある(その際GBL信徒は死亡) ベヒーモス全域(Lv27~)、GBL支部に出現 ・デンドロイド系の掴み攻撃 木のモンスターが使用、対象との距離があり手前に他の攻撃できる対象がいると使用 腕を伸ばしてきて掴み締め付ける、同種のゴリデンは掴んで叩きつける攻撃を使用 ボスモンスターのロディンクローは両方を使用するが、締め付け攻撃の回数が少ない ベヒーモス デンドロイドのジャングル(Lv28~)に多く出現、第一脊椎、迷妄の塔にも出現する ・ロータスの触手締め付け ベヒーモスのボスのロータスがしてくる。 上空から一本触手が伸びてきて捕まり締め付けられる。ダメージボイスは最後の1発のみ 第二脊椎(Lv34~)のボスとして出現 ・バントゥエリート戦士のベアハッグ 普通のバントゥ戦士も過去にはやってきたが今はそれより強いエリート戦士しかやらないようだ。 ダウンすると投げ飛ばす攻撃もしてくる。ベアハッグされるとダウンするのでコンボになることが多い。 ダメージボイスはあり。 稜線(Lv40~)や死亡の塔で出現 ・レイス系のキッスでHP,MP吸収 口付けされHPかMPを大幅に減らされる。ダメージボイスなし アンダーフット全域(Lv38~)に出現 ・子グモの掴み しばらく身動きができない。ダメージボイスは掴まれた時の1回(出ないときもあり) アンダーフット蜘蛛の巣窟(Lv39~)で出現 ・アイスタイガーの噛み付き攻撃 見た感じ大型ネコ科動物の噛み付き攻撃。ダメージボイス無し(掴み時に1回あり) 攻撃判定はタイガーの手の正面辺り、密着してると当たらない模様 ストームパスの稜線(Lv40~)やホワイトランドに出現 ・ミョジン猟犬のダウン噛み付き ダウンすると噛み付いてくる。ただあまりやってこない。ダメージボイスあり(掴みではない) ノースマイアの堕落した泥棒(Lv49~)や死亡の塔で出現 ・マッドネス団員系の掴み 掴んできてしばらく身動きできない。ダメージボイス無し ノースマイア(v49~)で出現 ・噛み鼠の噛み付き 捕まれてかみつかれる(噛み付きとあるが描写はどうみても腰振り)。他の鼠はやってこない模様。ダメージボイスあり(掴み時の1回のみ) ノースマイア誘惑の街ハーメルン(Lv50~)で出現 ・インベーダーの飛びつき攻撃 飛びついてプレイヤーに振れると体内に侵入し混乱状態となる、ダメージボイス有り 進入時と出てくるとき2度ダメージボイスあり、ダメージ事態は出てくるときだけだが両方のけぞる GBL研究所(Lv46~)で出現 ・ヌゴルの幼虫の噛みつき 噛みつきと同時に出血効果も。4HIT ダメージボイスあり 悲鳴の洞窟(Lv51~、古代D)で出現 ・タランチュラの上空連れ去り 上空に高く飛び、対象の真上から降りてきて掴みに来る 掴まれると逆さ向けにされ上空に持ち上げられた後攻撃を受ける、ダメージボイス有り PT時はダメージモーションのまま固まるバグがあるため注意 スカサの巣(Lv54~)で出現 バグがあるせいかSIで行動が削除された模様 ・ディレジエの幻影の丸呑み 高頻度で使用してくる掴み技。ダメージボイスあり(掴み時の1回のみ) 分身技があるため、連続で丸呑みされる事も。古代Dのため高難易度+コイン制限がネック SIでの練習モードの実装によりコイン制限の問題が解消された ノイアフェラ(Lv53、古代D)のボス ・カメナイの槍 槍に刺されると、分身のカメナが刺された対象を集中攻撃する。ダメージボイス有り 4人PT必須ダンジョンの為、ソロでは行けない(即戻りPTで募集する事で行く事は可能。が難易度は高い) SIにより制限人数が3人以上になり出現部屋が最初になった うごめく城(Lv60、異界D)で出現 ・AM-9クランキーのHA飛びつき→噛み付き かなり頻繁に使用してくる、ダメージボイスあり 正確には飛びつきはただのダウン攻撃で直後の追い討ちでほぼ確実に噛み付きを使う、噛み付きは3HITのボイスあり 雑魚のAM-2バイターも噛み付きは持ってる模様 補給路遮断戦(Lv61)の4部屋目に3体出現 ・モスクイーンの繭攻撃 高頻度で使用してくる掴み技、最大20HITし全てにダメージボイスあり 羽を広げて包み込んだ後繭に閉じ込める技だがキャラのグラフィックが繭の前に来てしまうため閉じ込められてるようには見えない ダメージがかなり大きい為練習モード推奨、ヒーローズでは次々召喚される雑魚が邪魔になるの注意 血蝶の舞(Lv63)のボス ・冷竜スカサの竜巻 巻き込まれると超ヒットによりLv70でも即死(HA持ちなら逃げられる) 死亡後空中に巻き上げられてスキル終了まで延々嬲られる(10秒程) KO追い討ち好きにはたまらない ・女性型MOBを嬲る 各ダンジョンに登場する女性型MOBもしっかりダメージ&死亡ボイスが用意されている