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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1266820218/676-680 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第092回 その後もコスプレ大会は順調に進行していった。可愛い女の子が次々に現れ、一芸を披露してはステージの後ろに消えていく。 それだけなら特に文句もないのだが、困ったのは会場の熱気が冷めず、嫌な臭いがどんどん濃密になっている点だ。 臭いの主を殴り倒して遠くへ引き摺って行きたいところだが、四方八方から臭ってくる為に誰がそうなのか判断がつかず、次第に俺は気持ち悪くなってきた。 隣の桐乃は平気なのか、それとも慣れてでもいるのか、片方の鼻の穴に捩ったティッシュを詰め込みながら出場者に歓声を送っている。 「萌え萌え――っ! 可愛い過ぎいっ! 今パンツ見えたあっ! 脱いで中身も見せてええっ! つーか見せろやあああっ!」 中年親父のような発言内容はピンク半纏集団よりも質が悪い。 兄として注意をしておくかと口を開き掛けた瞬間、ステージ上のくららが声を張り上げた。 「注目してくださぁい! 次はみんな、ちょっと驚くと思いまぁす! エントリーナンバー二十一番っ、現役女子中学生のメルルのコスプレで~す。では、かなかなちゃんどうぞ~っ♪」 「はあ~いっ♪」 甘ったるい声を返して現れたのは、ディープピンクのミニスカートに胸リボン付きのチューブトップ、ニーソックス姿のツインテール少女だった。 その他にも細々とした装飾品を身に着け、紺色のランドセルまで背負っている。 桐乃に勧められて何度か一緒にアニメを観賞したことがあるが、衣装も顔もメルルそのものだ。だが、その顔には見覚えがあった。 「……おい、あれ、加奈子じゃね?」 「可愛いいいいいいいっ! なにアレなにアレ? CG? CGなの? 質量のある立体映像をイリュージョンあたりが開発したの? レイプレイ万歳っ! 人工少女3万歳っ!」 またしても俺の問い掛けを無視し、桐乃はもう一方の鼻穴からも血を垂らし始めた。だが、興奮する気持ちも判らなくはない。 それ程までにステージ上のメルルは愛くるしく、例え加奈子本人だったとしても、見た目だけなら天使のようだ。 他の観衆たちも呆然として見惚れ、次いで会場に怒号が響き渡った。 「うおおおおおおおおっ! スゲええええええええええっ!」 「メルル最っ高ぉ――っ!」 「かなかなちゃん可愛いよおっ! ロリ可愛いよおっ!」 「メ、メメメっ、メルルがついに三次元に降臨なされたでござるうううううっ!」 そんな絶叫の中、突如スピーカーから音楽が流れ始めた。どうやら一芸としてオープニング曲を歌うらしい。 メルルはマイクを手の中でクルクルと器用に回しながら、イントロに合わせて軽やかにステップを踏み始めた。 その様子を見て、俺は矢張り加奈子当人であることを確信した。 何故なら媚びるように笑顔を振り撒いてはいるものの、その視線は冷ややかで、明らかに観客を小馬鹿にしている。 と言うか、汚物でも眺めているかのようだ。客の殆どはそのことに気付いていないようだが、こんな性悪が加奈子でない筈がない。 「♪めーるめるめるめるめるめるめ~、宇宙にきらめ~く流れ星から~」 予想以上に上手い歌を聴きながら、俺はその度胸に感嘆の吐息を漏らした。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第093回 予想通りと言っていいのかどうか微妙なところだが、コスプレ大会の優勝者は加奈子に決定した。審査員から得た点は百点満点だったそうだ。 二位は九十九点のブリジットで、二人は賞賛の声の嵐の中、ステージの上で固い握手を交わした。 それなりに感動的な場面ではあったものの、相手の健闘を讃えるような爽やかな笑顔を浮かべる加奈子を見て、俺は吹き出さずにはいられなかった。 大会終了後、すぐに桐乃の携帯に加奈子からメールが届いた。一緒に帰りたいので控え室まで来て欲しいとのことで、俺たちが来ていることに気付いていたらしい。 簡単に控え室に入れるとは思えなかったが、試しに近くの係員に知人であることを告げると、どこかと無線機で連絡を取った後、呆気なく部屋まで案内してくれた。 「お兄ちゃ~ん」 ドアを開けて控え室に入ると、コスプレ衣装のまま加奈子が抱き付いてきた。見ると、部屋にいるのはブリジットだけで、その他の出場者の姿は無い。 その理由を尋ねると、加奈子が返答する前にブリジットが怖ず怖ずと口を開いた。 「か、かなかなちゃんが、みんなに、じゃまだから出てけって、それでわたしだけに……」 「あァ? 加奈子はお前にも言ったんだよっ。早く出てけや、このくそガキがぁ。これからお兄ちゃんとイチャイチャすんだからよっ。先輩だからっていい気になってんじゃねえよっ」 「あう……」 項垂れるブリジットを見て、俺は加奈子に文句を言った。 「こんな小っちゃい子を虐めんな。可哀想じゃねえか。それにお前、今、生理中だろが」 「だってぇ、せっかくお兄ちゃんと会えたのにぃ。セックス以外ならいいんでしょお?」 「じゃあじゃあ、ブリジットちゃんはぁ、お姉ちゃんとイチャイチャしよっか? ブリジットちゃん相手ならぁ、お姉ちゃん禁断の道に走ってもいいよぉ。って言うか、あたしぃ、もう辛抱堪んないだけどぉ」 桐乃のその言葉と、両の鼻の穴にテッィシュを詰めてニタニタ笑う姿に怯えたのだろう。 ブリジットは涙目になって部屋の隅へと逃げて行き、震えながら背中を向けて膝を抱え込んだ。 「可愛いいっ! 小動物みたいっ! ねえ兄貴っ、これ、飼ってもいいっ? いいよねっ?」 「落ち着け」 俺はそう言って桐乃の額にデコピンを喰らわせた。 「ったぁ~っ。だって、すっごい可愛いじゃない、この子」 「桐乃ってば、ばっかじゃねぇの? 優勝したんだから加奈子のが可愛いっつーの。 つーか、鼻に詰めてんの何? どゆこと? 加奈子の魅力に気付いて鼻血でも出したん?」 俺は桐乃と加奈子を無視してブリジットに近寄ると、背後からそっと頭を撫でてやった。 「ごめんな。お兄ちゃんたち、すぐ部屋出てくから」 優しい口調でそう言ってやると、ブリジットは恐る恐る振り向いて俺を見上げてきた。 「……ううっ」 潤んだ瞳で縋り付くような視線を送ってくる姿は、確かに桐乃の言う通り愛玩動物として手元に置いておきたい程に可愛い。 それだけに現在の状況は不憫だ。俺はもう一度だけブロンドの髪を撫でると、桐乃と加奈子に向かって言葉を掛けた。 「帰るぞ。加奈子、荷物があるなら持ってやる。桐乃は鼻血が止まってんなら、ティッシュ抜いとけ」 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第094回 帰り掛けに話を聞くと、つい先日加奈子は所属事務所が決まり、ブリジットはそこの先輩に当たるらしい。 それ故に加奈子に文句を言われても帰らなかったのかもしれない。 コスプレ大会に出たのも事務所の指示で、まだCDデビュー等の話はないが、当面はコンテストや催事に参加し、ある程度名前が売れた時点で今後の方針を決める予定になっているとのことだった。 目出度い話だが、先々忙しくなって会えなくなるのは困る。俺がそう言うと加奈子は嬉しそうに笑い、それなら何時辞めてもいい、と言ってくれた。 そういうことも考えて、規模は小さいが後々揉めたりしないような事務所を選んだのだと言う。正直、加奈子に知性を感じたことは皆無だが、それなりに強かではあるようだ。 結局その後は加奈子を連れて自宅に帰り、優勝祝いに料理を振る舞ってやることにした。好物なら既に知り尽くしている。 食事の途中、加奈子から今回の優勝トロフィーである『EXメルル・スペシャルフィギュア』を手渡され、桐乃は小躍りして喜んだ。 「いいのか? 記念の品だろうに」 「だって加奈子、アニメに興味ないもん。だから桐乃、今晩お兄ちゃん貸してくんね?」 「うんうんっ、好きに使ってっ。ああっ、こんなプレミアもんのフィギュアが手に入るなんてえっ。あたしこの原型師の大ファンなのおっ」 「……おい、お前ら。って言うか、加奈子、泊まってくのかよ?」 「お願い、お兄ちゃん。加奈子、セックス抜きでも我慢するから。一緒に寝よ?」 「じゃあ、あたしはこのフィギュアと寝よっと。んはぁ、萌え~っ」 真顔の加奈子と蕩けた笑みを浮かべる桐乃を見て、俺は渋々と頷いた。二人が満足するのなら今回だけは大目に見てもいい。 加奈子相手に添い寝だけで済むとは思えないが、二、三度精液を飲ませてやれば納得して眠りに就いてくれるだろう。 「わ~い、お兄ちゃん大好き。でも、一緒にお風呂はダメなんだよね?」 「生理中はな。でも、明日には終わんだろ? そしたらまた入ってやるから」 「うんっ。それに明後日からは夏休みだし、ずっと一緒にいられるね?」 「ダメだよ、加奈子。今回はあやせ優先なんだから」 「ちっ、しゃーねーか。ま、加奈子もあの清楚振ったブスがヒイヒイ喘ぐとこ見てえし」 加奈子の辛辣な発言に俺は眉を潜めた。 「おい、加奈子? お前ら親友なんだろ? 本当は仲悪いのかよ?」 「だって、あの女ぁ、最近加奈子のこと無視して桐乃とばっか喋ってんだも~ん。それも目をギラギラさせてだよ? 態度見てるとレズっぽいし、気味悪~い」 「……うん、確かに。近頃なんか急に胸とかお尻とか触ってきたりすんだよね。兄貴に言われたようにこっちからも触ってはいるんだけど、全然嫌がらなくなったし」 二人の申告を聞いて俺は腕を組んだ。桐乃たちから性的な会話やスキンシップを受けている内に、変な方向に目覚めてしまったのかも知れない。 だとすれば、堕とし方に一工夫必要だろう。処女膜を桐乃に譲る気はないが、裸で同席させておけば勝手に興奮してくれるかもしれない。 「使えそうだな、その話」 俺はそう言って桐乃と加奈子に笑い掛けた。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第095回 食事を終えて全員が入浴を済ませた後、俺は加奈子を自室へと招いた。 生理用ショーツ一枚の姿でベッドの上へと座らせ、自慰をしながら腋の下に亀頭を擦り付けてやると、加奈子は頭の後ろで両手を組んだまま切なそうに身を捩ってきた。 「ふはぁ……くすぐったいよぉ……はぅん……加奈子ぉ、臭汁塗れになっちゃうぅ……」 「臭い付けは嫌いか?」 「んふぁ……大好きぃ……くはぅ……お兄ちゃんにされるのなら何でも好きぃ……」 そう言って加奈子は先走り汁に濡れた自分の脇へと顔を近付け、うっとりとした顔で臭いを嗅ぎ始めた。 小さな薄紅色の乳首を徐々に尖らせながら、両脚を切なそうに何度も擦り合わせている。 ステージでの姿が愛らしかったので髪はツインテールにさせたままだ。俺は特にメルルのファンではないが、こうしていると本当にアニメキャラに悪戯をしているような気分になる。 目新しい刺激に一物は猛り、そろそろ一度目の限界が近い。 「もう少しで出すからな? どこに掛けて欲しい?」 「くぅん……お口の中ぁ……あふぁ……そのままお掃除もするぅ……」 中腰で陰茎を扱く俺を見上げ、加奈子は大きく口を開けてきた。一物を差し入れてやると夢中になって舌を這わせてくる。 本来は淫靡な光景だが、加奈子が相手だと妙に可愛く見える。 「んぼっ……れおっ……ぶもっ……んぐっ……ろれっ……あもっ……んむっ……おぼっ……」 「出すぞ? ほらっ」 「おぶもごぶっ……おぼむおっ……んごくっ……ぼもおごっ……んごくっ……ごくっ……」 繰り返し大きく喉を鳴らしながら、加奈子は放出する度に口中の精液を飲み下していった。 当初は多少顔を歪めていたものだが、近頃は恍惚感に満ちた表情をするようになっている。 喉に粘液が引っ掛かることもあるだろうに、咽せたり吐き出したりすることはなく、行為が終わってからも文句の一つさえ言ってこない。 他人に対する平素の口調や態度からは想像も付かないほどの献身振りだ。 「もがぼっ……んごくっ……ごくっ……ぷはあっ……はい、お兄ちゃん、あ~ん」 精液を全て嚥下したことを証明しようと、加奈子は指示も受けずに再び口を開いた。 俺が頷くと満足気に頷き返し、改めて陰茎を咥えて丁寧に舌で掃除をしていく。 そんな素振りを見ている内に、俺は加奈子にも愛していると言ってやりたくなった。 まさか桐乃のように尿を漏らすことはないだろうが、別にベッドの上を濡らされても構わない。 奉仕の礼の意味も含め、少しでも喜ばせてやりたい。俺はそっと加奈子の頬を撫で、小さな声で囁いた。 「ありがとな、加奈子。愛してる」 加奈子は一瞬だけ口中の動きを止めて目を見開き、次いで再度舌を使いながらポロポロと涙を流し始めた。 顔付きから嬉し涙だということは判ったが、奉仕を終わらせようと俺が腰を引いても身を乗り出し、陰茎を渡そうとはしない。 「んれっ……ふぐっ……うぶっ……すんっ……おぶっ……ぐひっ……ぶむっ……」 「加奈子?」 俺の呼び掛けに加奈子は身体をビクンと震わせ、瞳から大粒の涙を零した。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第096回 十数分後。泣き止むと同時に陰茎を解放してくれた加奈子に尋ねると、奉仕継続の理由は単純なことだった。 途中で止めたら大泣きしてしまいそうだったとのことだ。つまり、嗚咽を防ぐ物理的手段として一物を咥え続けていたらしい。 言葉一つでそこまで感激してくれたことは素直に嬉しいが、矢張り阿呆だ、阿呆の子だ。 「別に俺の前で泣いたっていいじゃねえか。前にも泣き顔見たことあんだし。それよりだな、自分の口塞ぐのに人のチンポ使うな」 「だってお兄ちゃん、急に言うから……。どうしていいか判んなくなっちゃったんだもん」 加奈子はそう言って照れ臭そうに顔を伏せた。多少は自分の行いを恥じているようだ。 「まあ、突然言ったのは悪かったけどな。でもよ、予告して言うもんじゃねえだろ?」 「……うん。でも、ほんと? 加奈子のこと愛してる?」 顔を上げて真剣な表情で目を覗き込んできた加奈子に向かい、俺は穏やかに微笑んだ。 「ったりめぇだろ?」 「えへっ、嬉しいっ。加奈子ね、男の人に愛してるって言われたの初めてだよっ」 安堵したように笑う加奈子を見て、俺はふと疑問を抱いた。 「……父親は? 一度くらい言われたことあんだろ?」 そう尋ねると、加奈子の笑顔に陰が差した。下唇を噛んで再び俯き、小さく肩を震わせている。 俺が自分の失言に困惑していると、やがて加奈子は静かに言葉を紡いできた。 「……一度も言われたことない。ウチのジジイもババアも、加奈子のこと嫌いみたい。 加奈子も両方大嫌いだから別にいいけど……。あんな喧嘩ばっかりしてるバカ親なんか……」 どうやら加奈子の性格の歪みの原因は両親にあるようだ。アイドルを目指しているというのも、親に自分の価値を認めさせたいからなのかもしれない。 何とかしてやりたいが、大本が夫婦の不仲ならば手に余る。俺は加奈子に近付き、身体を優しく抱きしめてやった。今は他に術がない。 「え? お兄ちゃん?」 「なら、俺がこの先、何度でも言ってやる。耳にタコができるくらいにな」 「……お兄ちゃん」 「加奈子、愛してるぞ」 「……お兄ちゃん、大好き。加奈子もお兄ちゃんのこと、すっごく愛してる」 俺の背に手を回し、加奈子はそっと抱き付いてきた。そこにいるのを確かめるように、何度も背中を擦りながら顔に頬を押し付けてくる。 俺は腕に力を込め、そんな加奈子を強く抱き竦めた。 口が悪かろうと、根性が曲がっていようと、知性が足りなかろうと、寂しい思いをしているのならその分を俺が埋めてやる。そんな決意の表れだ。 「加奈子、愛してる」 もう一度囁くと、加奈子は大声で泣き出した。
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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1266820218/18-22 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第106回 初の膣内射精時には大声で泣き叫んだものの、二度、三度と射精してやると、あやせは次第に涙を止めて無表情になっていった。 まだ膣が痛むのか、時に小さく呻きはするが、何の感情も見受けられない眼差しをただ天井に向けている。 全てを諦めたかのような態度であり、もう逃れようともしない。まるで人形を相手にしているような気分だ。 正直に言えば、そんなあやせの態度に俺は胸が痛くなった。流れに任せてはみたが、まともに相手を強姦するなんて加奈子の初調教以来のことだ。 加奈子には事前に明確な怒りを抱いていたが、あやせに対しては特に不満もなかった。堕とす条件が整いつつあったから手を出しただけだ。 性交するにしても、もう少し違うやり方があったろう。どうにかして会う機会を増やし、瀬菜のように和姦に持ち込むべきだったかもしれない。 そう考えながらも、俺は正常位で腰を振り続けた。 過ぎたことを悔やんでも仕方がない。こうして強引に犯してしまった以上、一刻も早く快楽に溺れさせてやるのがせめてもの慈悲というものだ。 幸いにして、あやせは然程感度が悪い訳ではないらしい。乳首の尖り具合や愛液の分泌状態から察するに、単に状況に絶望し、快感に耐えているだけのようだ。 俺は抽送を速めながら手を伸ばし、既に勃起していた陰核を優しく擦り上げてやった。反応を見る限り、現時点ではそこがあやせの一番の性感帯だ。 「んっ……くぅ……はぁ……んんっ……ふはっ……あうっ……うくっ……んあっ……」 あやせは微かに喘いで身体をくねらせ、悔し気に下唇を噛み締めた。矢張り自尊心が強いらしく、感じてしまう自分が許せないといった素振りだ。 「んくふぅ……あやせってばまだ我慢すんのお? ……はふぅん……もう痛みも引いてんでしょお? あふはぁ……ほんとはチンポ気持ちいいくせにぃ……」 桐乃が横から羨ましそうに言葉を掛けてきた。先刻からベッドの傍らに座ってM字に足を開き、二本の指を膣内に入れて延々と自慰を楽しんでいる。 もちろん、事前に手錠と縄とであやせの両腕をベッドに拘束した上でだ。 この際、もっと協力させた方がいいかもしれない。桐乃からの行為なら、あやせも受け入れ易いだろう。 「桐乃、お前も可愛がってやれ。好きなことして構わねえから」 そう言うと桐乃は嬉しそうに何度も頷き、俺の上半身を引き起こして正面から力一杯に抱き付いてきた。 見ると、あやせの顔を跨いで自らの股間を押し付け、腰を前後に動かし始めている。親友の顔面の起伏を使って快楽を得るつもりのようだ。こいつも中々に容赦がない。 「もぼあっ……んぶごっ……おぶもっ……んぶおっ……おごぶっ……ぶぼもっ……」 途端にあやせは鼻と口を塞がれて苦しそうに暴れ出した。桐乃も自分の行いが呼吸の障害になっていることに気付いたのか、僅かに腰を持ち上げた。 「ああ、ごっめぇん。お詫びに好きなだけあたしのトロトロマンコ舐めさせてあげるね? つーか、舐めてよ? 丁寧にだかんね?」 悪怯れずにそう言うと、桐乃は俺の胸に乳房を押し付け、唇にキスを浴びせてきた。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第107回 瀬菜の引っ越しの手伝いとあやせへの責めで疲れ切っていたのだろう。桐乃は舌での奉仕を受けて何度か果てると、体力の限界なので寝る、と言って俺の自室へと向かった。 その頃にはあやせの顔は白く濁った愛液と潮とでびしょ濡れになっていた。少しくらいは尿も混じっていたかもしれない。 それでも矢張り桐乃を交えたことが功を奏したようで、息を乱しながら恍惚とした表情を浮かべ始めていた。 交渉するにはいい頃合いだと思い、俺は六回目の膣内射精を終えてから陰茎を引き抜くと、ぐったりとしているあやせの脚をも念の為に拘束し、後に優しく問い掛けた。 「なあ、お前、桐乃のことが好きなんだろ? こんなことになってもまだ好きか? 一緒にいてえか?」 その言葉を受けてあやせは冷めた顔付きになり、息を整えながら俺を睨み付けてきた。大の字に捕らえられて身動きできない状態だというのに気丈なことだ。 曝け出した陰部から血の混じった精液を大量に漏らしていることなど気にも留めていないらしい。 「ふはぁ……そんなの当たり前じゃないですか……はぁ……そんなことより桐乃を騙してこんなことさせて…… はぁ……もう後悔しても遅いですからね……はぁ……わたし、このこと警察に通報しますから……はぁ……お兄さんにされたこと全部話しますからね……」 「別にいいけどよ、お前がこの部屋に来てからのこと、全部録画してあっからな? 捕まる前にネットにバラ撒かせてもらう。お前の親父さん、議員なんだろ? 色々と困るんじゃねえのか? それに桐乃は今じゃ俺の言いなりだしな。俺のことを通報するようなら、お前とはもうこんなことしなくなると思うぞ? それでもいいんだな?」 「くうっ……こ、この強姦魔っ! それでっ、わたしをどうするつもりなんですかっ?」 「時々はこうして俺に抱かれろ。その分、桐乃を貸してやるから。加奈子も付けてやる」 加奈子の名前が出てきたことに驚いたのだろう。あやせは目を丸くして息を呑んだ。が、すぐに今まで以上に怒気を含んだ声を放ってきた。 「そんな条件呑める訳ないじゃないですかっ! ブチ殺されたいんですかこの変態っ! それに加奈子までなんて……強姦魔っ! 犯罪者っ! 色情狂っ! 今すぐに死ねッ!」 あやせの荒々しい発言に俺は少なからず驚いた。清楚な見た目とは裏腹に、感情が昂ぶると辛辣な言葉を吐くようになるらしい。口調には加奈子以上の凄味がある。 この様子では口先だけで納得させるのは無理だろう。 俺は溜息を吐きながらベッドを降り、バッグの中へと再び手を入れた。目当ての物を取り出してコンセントに電気コードを差し込み、スイッチを入れてみる。 鈍い振動音が周囲に響き始めると、あやせは眉根を顰めて怯えた声を上げてきた。 「なっ、なんですかっ、それっ? それでどうするつもりですかっ?」 「ん? ただの電気マッサージャーだぞ? 初めてのセックスで疲れたろ? これで少し身体を解してやろうかと思ってな」 「そんなの結構ですっ! もう何もしないでっ! 家に帰らせてっ!」 「まあ、落ち着けよ。天国に連れてってやるから」 そう言って笑いながら、俺はあやせの下半身へと近付いた。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第108回 数十分ほどマッサージャーで秘所を責めてやると、あやせは苦しげにのたうち回り、息も絶え絶えになった。 ざっと数えていただけでも十五、六回は達していた筈だが、それでも俺の言葉を聞こうとはせず、掠れた声で罵ってくる。 仕方なく俺は一旦行為を中断し、自室で瀬菜に電話を掛けて加奈子を呼び寄せることにした。 あやせを犯す前に連絡を入れ、今夜は瀬菜の新宅に泊まるように告げてあったのだが、調教を手助けしてくれる人間が必要だ。 時刻は午前零時を回っていたが、加奈子は即座にやってきてくれた。 「ねえ、お兄ちゃん? どこまでしちゃっていいの? 加奈子に任せてもらえんなら、すぐに言うこと全部聞くようにさせんよ?」 俺の部屋で服を脱ぎながら、加奈子は意地の悪い口調で問い掛けてきた。確かに全て任せてしまえば楽だが、そうなると麻奈実のように半壊させかねない。 あやせに対してはもう少しゆったりと、なるべく俺自身の手で調教していきたい。 「そりゃ駄目だ。もうちっと楽しみてえしな。取り敢えず二、三時間仮眠取るから、マッサージャーで休みなくイかせ続けといてくれ。 時々水分補給させて、必要ならトイレにも連れてってやれな? 腹が減ってるようだったらキッチンにあるもの適当に喰わせていいから。 あと、叩いたり蹴ったり、肌に傷つけんのは禁止な。下の毛も剃ったり焼いたりすんなよ?」 「おケツはどうすんの? 拡げとく?」 「お前に任せるけど、バイブは駄目だぞ? スティックのLまでだな」 「は~い。えへっ、加奈子頑張るから、先にご褒美欲しいな?」 すぐ傍のベッドで桐乃が眠っているにも関わらず、加奈子は精液と愛液と血で汚れたままの陰茎をそっと握り締めてきた。 優しく扱き上げながら指先で尿道口を刺激し、もう一方の手を俺の尻に回して菊門に指先を這わせてくる。 その滑らかな指使いも尻穴への愛撫もまだ教え込んでないことであり、今までの奉仕では見られなかった動きだ。快感に浸りながらも俺は加奈子に尋ねてみた。 「加奈子、どした? 無茶苦茶上手くなってんじゃねえか。それに尻までなんて」 「えへへっ、お兄ちゃん、気持ちい~い? 全部、瀬菜ちゃんに教わったの」 「瀬菜ちゃん?」 「うんっ。一日で仲良くなっちゃった。なんだこのメガネブス二号、って最初は思ったけど、話してみると面白いし、色んなこと教えてくれんの。加奈子、気に入っちゃった」 その言葉に俺はしばし唖然とした。二人には共通の話題など何もないと思っていたからだ。 どうも加奈子の方が慕っているようだが、互いに笑い合っている場面など想像も出来ない。とは言え、仲良くしてくれるのならありがたいことではある。 意気投合した挙句、加奈子まで腐女子になったりしたら嫌だが、当面は口を出さずに成り行きを見守ることにしよう。 「でね? ぜんりつせん? っていうのコチョコチョってすると、男の人って気持ちいいんでしょ? やり方教わったから、加奈子がしてあげるね?」 あどけない声でそう言うと、加奈子は徐ろに俺の尻穴に指を挿し込んできた。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第109回 加奈子に強引に射精させられたこともあって、ついうっかりと寝入ってしまい、目を覚ました時には午前六時を回っていた。 隣でまだ眠っている桐乃を起こさないようにしてベッドを抜け出すと、俺は慌てて隣室へと向かった。 予定より長時間となってしまった加奈子の責めに、あやせが耐えきれているか不安だったからだ。 ノックもせずにドアを開けて部屋に入ると、案の定、あやせは大の字のまま失神寸前となっていた。 艶やかだった髪はボサボサで、身体の彼方此方に体液をこびり付かせており、どこを見ているのか判らない目は白目がちで、口からは舌を出している。 辛うじて意識を保っているといった感じだ。それでも尻穴にアナルスティックを入れられ、股間に電気マッサージャーを当てられて身体をひくつかせ、不規則な呼吸をしながら喘ぎ続けている。 「はぎっ……ぶべっ……が、奈ご……あへっ……止め、でえっ……おぶっ……びあっ……」 「あン? んなこと言われて止めるわきゃねぇだろが。おめーは黙ってマンコ汁とションベン垂らしてりゃいいんだよ。このぶりっ子ブスがぁ。それともまた潮噴いてみっか?」 流石は加奈子。親友に対しても言葉責めを忘れていない。が、感心している場合でもない。俺は加奈子に近寄り、手にしていたマッサージャーを取り上げた。 「あア? って、なんだ、お兄ちゃんか。おっはよー。ゆっくり休めた?」 言葉からすると、入室してきた俺に気付かない程、夢中になって嬲っていたらしい。俺は失笑しながら頭を軽く撫でてやった。 「ああ、助かったよ。ご苦労さん。で、何回イかせた?」 「んとね、大っきくイったのは、まだ八十九回。もちょっとで百回だから、そこまで加奈子にやらせて?」 「いや、もう充分だ。しっかし、この部屋、すげえ臭いだな」 「だってあやせ、オシッコ漏らしっ放しなんだもん。その分ジュースは何度か飲ませたけど、ご飯は食べたくないんだって。あ、そうそう、潮も噴かせてみたよ?」 そう言って加奈子は目を閉じ、唇を突き出してきた。褒美としてキスをしてくれと言うことだろう。俺は短く口付けをしてやり、あやせに向かって言葉を掛けた。 「あやせ、どうだ? 俺の言うこと聞く気になったか?」 「かは……ひぅ……嫌、あ……んっ……く……絶対、に……はぁ……嫌……ぁ……」 「んだァ? まだ足んねえの? お兄ちゃ~ん、やっぱ、も少し加奈子にさせて?」 「ちょっと待て。なあ、あやせ? よく考えろよ? 録画したもんがネットに流れたら、残りの人生は悲惨だぞ? 親父さんのこともあるしな。 それにお前は桐乃が好きなんだろ? 引っ越す羽目にでもなったら生き別れだ。それなら俺に従って、あいつの身体を自由に弄んだ方がよくねえか? それとも桐乃に弄んで欲しいのか? 返事次第でどっちも可能なんだぞ?」 諭すように優しい口調で言ってやると、あやせは目の色を少しだけ変えて押し黙った。何かを思案しているらしく、理性的な光を瞳に徐々に取り戻している。 「……もう……勝手に……好きに、したら……いいじゃないです、か……」 一頻り沈黙が続いた後、あやせは力なく呟いた。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第110回 後々のことを考え、デジカメで何枚か裸の写真を撮ってから、俺はあやせの拘束を解いた。 あやせはずぶ濡れになっていたベッドシーツの上に横座りになり、力なく項垂れたまま自嘲するように薄く笑い、後に泣き出した。 無理もない。強引に処女を奪われ、性的な奴隷になることを余儀なくされたのだ。涙を流さない方がどうかしている。。 「うぐっ……こんなことにっ……ひっぐ……こんなことになるなんてっ……ぐすっ……わたしっ……うえっ……わたしが何をっ……ぐひっ……何をしたって言うんですかっ……」 掠れた声で恨み言を口にする姿に俺は再び胸を痛めた。 言いなりになることを承諾した記念に舌で奉仕をさせようと思っていたのだが、そんな気分も失せてしまい、風呂の準備をしておくように指示して加奈子を部屋から退出させると、 俺はあやせの正面に胡座を掻いて穏やかに語り掛けた。 「なあ、あやせ。俺が――」 「ひぐっ……呼び捨てにしないでくださいっ……ふぐっ……馴れ馴れしいですっ……」 声を掛けた途端、あやせは僅かに顔を上げて潤んだ目で睨んできた。大粒の涙が途切れることなく頬を伝っていく。 取り付く島もないとはこんな状態のことを言うのだろう。だが、ここが肝心だ。 絶望しきった心にほんの少しの光明を与えてやれば、後に精神を隷属させる為のきっかけを掴むことが出来る。 「お前も何か条件とかあるなら言ってみろよ? 一方的に約束させたんじゃ悪いからな」 少し考えてからそう言うと、あやせは微かに目を見開いた。次いで先刻のように思案顔になり、怖ず怖ずと口を開いてきた。 「ぐすっ……じゃあっ……うぐっ……今すぐっ……すんっ……死んでくださいっ……」 俺はその言葉を鼻で笑ったが、内心、少しばかり感心していた。まだ気丈に振る舞おうとするだけの精神力が残っていることにだ。 どうやら予想以上に強情な性格らしい。しかし、一人ぐらいはこんな反抗的な奴隷がいてもいい。 物言いに腹の立つこともあるだろうが、その不快感は性行為で晴らせばいいだけの話だ。。 「……そりゃ却下だな。そうだな、こういうのはどうだ? 二時間ほど俺の相手をしたら、桐乃と四時間過ごさせてやる。つまり倍の時間な。 俺と一時間なら桐乃と二時間だ。もちろん、その間に邪魔したりなんかしねえよ。 んで、お前が俺を心底満足させてくれた時点で、録画したデータも、今さっき撮った写真も消去してやる。こんな条件でどうだよ?」 信じられないとでも言うように、あやせは涙を止めて何度も瞬きを繰り返した。それはそうだろう。 済んでしまったことはそれとして、桐乃と二人きりの時間を認められ、場合によっては動画や写真で脅されることがなくなるかもしれないのだ。 あやせにとって好条件であることは間違いない。とは言っても、当面、俺の相手をすればの話だ。その点について葛藤しているのならば、もう一押ししておくべきか。 「まだ駄目なのかよ? んじゃ、おまけにもう一つ約束してやる。お前を抱くのは夏休みの間だけで、二学期になったら解放してやる。 例え態度が悪くても、夏休みが終わったらデータも消してやる。これでどうだ? 言っとくけど、これ以上の条件は出さねえぞ?」 その言葉にあやせは小さく頷くと、急に近付いて来て俺の右手首を左手で握り締めた。 何事かと思ってあやせの顔から手首、そしてまた顔へと視線を移した瞬間、俺は頬に強烈な平手打ちを受けてよろめいた。 「……あ、やせ? ……ちゃん?」 「約束、守ってもらいますからね?」 「あ? ああ、もちろんだ」 「それと、わたし、お兄さんのこと絶対に許しません。このことだけは忘れないでください」 きつい口調で放たれた言葉に、俺はゆっくりと頷いた。
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book_bunko_img04.png ISBN978-4-04-867934-3 本体価格:550円 発売日:平成21年8月10日 帯の推薦コメント ”彼女さん”(『放課後プレイ』) 「さ、はやく『私の兄貴がこんなに格好いいわけがない』の執筆作業にもどんのよ。…は・や・く。お願い」 あらすじ 「人生相談、次で最後だから」京介がそう桐乃に告げられてから既に数日が経過していたが、肝心の相談内容について桐乃は一向に知らせてくることがなかった。 そうした中、京介は、意外な人物から突然相談を受けることになる。桐乃の親友であるあやせが、陸上で好成績を収めたお祝いとして桐乃に贈るプレゼントを何にするかについて、相談に乗って欲しいというのだ。 夏の事件以来あやせのことを忌避していた京介であったが、彼女の可愛さと桐乃を想う心にほだされて、相談を受けることになる。 沙織や黒猫の意見を聞き、京介は、コスプレ大会の優勝賞品であるメルルの特製フィギュアがプレゼントとして最適であると考えた。 全裸に近い衣装を着てコスプレ大会に出場し、優勝賞品をゲットすべし。その大胆な計画を明かした京介は、当然のこととしてあやせに罵倒され蹴り飛ばされた。 だが、結局計画は実行され、あやせの策謀によりコスプレ大会に出場させられた加奈子の尊い犠牲の下、彼等は桐乃のプレゼントを手に入れることに成功する。 この事件を通じ、京介は、今までクソ生意気な小娘に過ぎないと想っていた加奈子の長所を知ると共に、あやせの底知れぬ恐ろしさを再認識したのであった。 こうしてプレゼント騒動も一段落したある日、京介は、親のいない自宅に麻奈実を連れ込んでいた。 だが、京介が親がいなくとも妹はいるということを忘れていたため、麻奈実は桐乃と鉢合わせをすることになってしまう。 麻奈実のことは別に嫌ってないと言っていた癖に、その顔を一目見るなり敵愾心を露わにした桐乃は、まるで小姑の嫁いびりのごとく麻奈実に嫌がらせを繰り広げた。 だが、それらの嫌がらせはことごとく空回りして、麻奈実に軽く流されてしまった。 業を煮やした桐乃は、京介の部屋にエロ本をぶちまけ妹もののエロゲーを起動させておくとうトラップを設置した。 しかしそのトラップは、麻奈実ではなく京介の精神に深い傷を負わせることになったのであった。 桐乃のトラップの傷が癒えぬまま、鬱々と毎日を過ごしていた京介であったが、沙織から桐乃の小説出版祝いをすると言って呼び出された。 なにやら妙な雰囲気のうちパーティーは始まったのだが、桐乃と黒猫からの度重なる嫌がらせのような仕打ちをうけ、遂に忍耐力の限界に達した京介は一人立ち去ろうとする。 しかし、皆に必死で呼び止められた京介は、そこで桐乃からプレゼントと、謝罪と、そして感謝の言葉を受け取る。 そう、そもそもこのパーティーは、桐乃のためのパーティーではなく、京介を元気づけるためのものだったのだ。 真相を知った京介は、桐乃からの感謝を感じ、不覚にも涙を流してしまうのであった。 そしてある日、京介は桐乃に呼び出される。いよいよ「最後の人生相談」を受けるときがやってきたのだ。 だがその相談内容というのは、真夜販売に並んでエロゲーを買ってきて欲しいという、見ようによっては拍子抜けするようなものだった。 桐乃の願いを聞き、首尾良くエロゲーを手に入れた京介であったが、終電を乗り過ごしてしまう。 その日のうちに帰ることを諦めて桐乃に連絡をした京介であったが、電話口での桐乃の様子から、その日絶対に帰らなければならない何かを感じ取る。 そして京介は、男気溢れるオタクの協力を受け、痛チャリを飛ばし一路家へと駆け戻るのであった。 汗だくになりながら帰宅した京介は、桐乃の求めに応じて一緒にエロゲーをクリアした後、彼女から押し入れの奥にしまわれていた大切なものを見せられる。 こうして京介が桐乃とゆったりとした時間を過ごし、今まで知らなかった彼女の新たな一面を知った次の日、桐乃は、京介に一言も告げずにアメリカに旅立った。 桐乃が陸上選手としての可能性を求めて飛び立った後、新学期となり3年となった京介は、新入生の中に意外な顔を見つける。 「おはようございます、先輩」 そこには、真新しい制服に身を包んだ黒猫の姿があった。
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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1257382677/691-696 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第017回 泣き止んだ後の麻奈実は平素の態度に戻っていた。俺が改めて詫びると、麻奈実は照れ臭そうに笑い、許すから一つだけ願い事を聞いてくれと言い出した。出来ることなら何でもすると言った以上、俺は頷いてその内容を話すよう促した。この後すぐに場所を移し、もう一度ちゃんと抱いて欲しい、と麻奈実は言い、俺は再度頷いた。望まぬ初体験のやり直しを要求していることは理解できたし、この後すぐというのも、それを放置したままではいられないということだろう。場所はラブホテルでいいとのことで、俺は麻奈実を連れて部屋を出た。 途中、帰りが遅くなる旨の連絡を入れておこうと桐乃の携帯に電話をしたが、仕事中なのか出ず、留守電にその旨の伝言を残し、麻奈実にも同様の電話を自宅にかけさせた。時刻は十七時を回っていたが、これで多少の時間が稼げたことになる。 ついでにコンビニで貯金を卸し、薬局に寄ってコンドームと一緒に、市販されたばかりだと言う新型の経口避妊薬なるものを購入した。薬局の親父の話によると、『ネオピル』というその避妊薬は、呑んで十数分後から約二十四時間は効果があるとのことだった。仕組みはよく判らないが、桐乃にも使えると思い、俺は大量に仕入れておくことにした。先日までは桐乃が妊娠したら堕ろさせようと思っていたが、これでそんな心配も不要になる。考えてみれば、制服姿の俺によく売ってくれたものだと思う。 二人とも明らかに未成年の成りをしていたにも関わらず、ホテルでもフロントから人が出てくることはなかった。見過ごしてくれるのなら薬局と共に事ある毎に贔屓にしてもいい。そうするだけの金ならある。海外生活中で日本の物価に疎い両親からは結構な額の仕送りがあり、それは俺が管理している。 大型パネルで麻奈実に部屋を選ばせると、まずは一緒に風呂に入ることにした。恥ずかしがりはするものの、麻奈実は俺が身体に触れても拒むことはなく、従順に身体を任せてきた。 「んふあぁ……きょうちゃあん……はうあぁ……きょうちゃあん……」 「何だお前、乳首捻られるのが気持ちいいのか? マゾじゃねえの?」 レンタルルームでは面食らったが、通常の態度に戻った以上は俺も遠慮はしない。浴槽の中で背を抱きながら執拗に乳首だけを愛撫してやると、麻奈実は身悶えしながら身体を押し付けてくるようになった。先刻まで湯が染みて秘所が痛いなどと言っていたのが嘘のようだ。 「あんんぁ……だってきょうちゃんがぁ……ふうあぁ……だってきょうちゃんがあぁ……」 「馬鹿の一つ覚えみてえに俺の名前ばっか呼んでねえで、どこが気持ちいいのか言ってみろ」 「くふうぁ……きょうちゃんが触ってる胸ぇ……んはあぁ……胸が気持ちいいよぉ……」 指示通りに麻奈実は声を上げ、尻を揺らして一物を擦り上げてきた。狙ってやっているのではないだろうが、それなりに気持ちいい。泣き止んでからの麻奈実は以前にも増して俺に依存し切っている。身体の感度もよく、正直に言って桐乃より堕とすのが楽そうだ。 「お前が気持ちいいのはここだけだろ? 勃起乳首弄られて感じてますって言ってみろ」 言いながら両乳首を嬲ってやると、麻奈実は更に尻を押し付け、腰全体を何度も引く付かせ始めた。 「はんあぁ……勃起乳首ぃ……んくふぁ……弄ばれてぇ……あくうっ……感じてますぅ……」 麻奈実の切ない喘ぎを聞いて俺も堪らなくなってきた。既に購入した避妊薬を呑ませてあるので妊娠の心配はない。だが、麻奈実が望まぬ初体験のやり直しを希望している以上、この場で犯すのも可哀想だ。乳首に触れていた手を麻奈実の肩に当てて身体を引き剥がし、その手を握って浴槽から出ると、俺は濡れた身体のままベッドへと歩き出した。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第018回 「あふはぁ……きょうちゃあん……はあうぁ……気持ちいいよぉ……」 事前に丹念な愛撫をしてから正常位で挿入し、膣内に二度ほど射精してやると、麻奈実は苦痛に顔を歪めることがなくなった。今では乳首を尖らせ、適量の愛液を分泌しながら俺の行為を気持ちよさそうに受け入れている。とは言え、もう時刻は二十一時を回っている。そろそろ帰宅させないと不味い。 「どこが気持ちいいのか、さっき教えたろ? 言ってみろ」 「あふうぁ……言うからぁ……ふうあぁ……キスしてぇ……んうふぁ……きょうちゃあん……うふあぁ……ちゃんと言うからぁ……はんうぁ……お願いキスしてぇ……」 「ちゃんと言えたら考えてやるぞ? ほら言え、言ってみろ」 未だ一度もキスを交わしていないことが不満なのか、ベッドの上で行為を始めてから麻奈実は度々キスをして欲しいと言ってくる。だが、それこそ俺の思う壺だ。調教の餌として充分に活用させてもらう。 「うふああぁ……オマンコ気持ちいいぃ……んくうふぁ……オマンコ気持ちいいぃ……」 「教えたのはそれだけじゃねえだろ? ちゃんと全部言ってみろ」 「あふうあぁ……勃起オチンポで犯されてぇ……ひううあぁ……オマンコ気持ちいいぃ……」 言い終わるの待って、俺は一瞬だけ麻奈実の唇にキスをしてやった。 「はううあぁ……きょうちゃんもっとぉ……ふうはあぁ……もっとキスしてぇ……くふふあぁ……何でもきくからぁ……んうあふぁ……言うこときくからぁ……」 「じゃあ、もう出すから、さっき教えたおねだりを言ってみろ。出す時にキスしてやる」 「はあふうぁ……麻奈実のオマンコにぃ……くふふあぁ……中出ししてくださいぃ……あうはうぁ……オチンポ汁でぇ……ふくんうぁ……オマンコをドロドロに汚してくださいぃ……」 「上出来だ」 俺は再び麻奈実にキスをし、舌を入れて絡ませながら膣内へと射精した。 「んむっ……んむごっ……んむぼっ……れうおぼっ……ぶむもごんもむおおっ!」 麻奈実は体内に精液を浴び、俺の太腿に足を絡めて身体を引き寄せると、幸せそうに全身を痙攣させ始めた。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第019回 「ちょっと、帰り遅過ぎ」 麻奈実を自宅に送り届けてから帰宅すると、パジャマ姿の桐乃が玄関で俺の帰りを待っていた。腰に両手を当てて仁王立ちし、きつい目つきで俺を睨んでくる。表情と態度だけを見れば以前と何ら変わらないが、俺の帰りを待つなど初めてのことだ。 「携帯に伝言入れといたろうが」 言いながら頭を撫でてやると、桐乃は気持ちよさそうに目を細めた。 「でも、遅い。遅過ぎ。どこ行ってたの?」 穏やかな笑みを浮かべながらも、口調だけは拗ねている。 「麻奈実と勉強してた。まだ試験期間中だしな」 「……こんな時間まで地味子と一緒?」 桐乃は以前から麻奈実のことを地味子と呼んでいる。当人には悪いが、上手いネーミングと言えなくもない。 「お前だって、仕事で遅くなるって言ってたじゃねえか」 「でも、あたしはなるべく早く戻ってきたしぃ。なんでこんな時間まで地味子とぉ」 「前から思ってたけどよ、お前、麻奈実のこと嫌いなのか?」 「……別に? ってか、よく知らないしぃ」 そう言って桐乃は頬を膨らませた。俺が麻奈実と一緒にいることが多いので嫉妬しているのだろうが、元々見た目もいいだけにそんな素振りも可愛い。麻奈実との性行為で疲れてはいるが、相手が違えば別腹だ。俺の帰りを待っていたこともあるし、御褒美を与えてやるか。 「桐乃、ケツ出せ」 言って俺は玄関の鍵を閉めた。 「え、ここですんの?」 「早くしろ」 「あ、うん」 桐乃は言われた通りにパジャマのズボンとショーツを膝まで下ろし、壁に手を付いて俺に尻を差し出してきた。避妊薬を呑ませてはいないが、たまには外出しでもいいか。 「じゃあ、挨拶からだ」 「うん。えっと、桐乃のオマンコに、勃起オチンポ入れてください」 桐乃の言葉を聞きながら、俺はズボンとパンツを脱いで勃起しかかった陰茎を扱き、そのまま亀頭を淫裂に押し当てて上下に擦り始めた。 「準備できるまで、自分で言葉を考えておねだりしてろ」 「ふぁ、うんっ、んぁ、専用オマンコに、んっ、オチンポ入れてください、あっ、勃起オチンポで、んんっ、躾けてくださいっ、ふあっ、気持ちいいっ、んあっ、オマンコ気持ちいいっ」 亀頭の愛撫を受け、桐乃の秘裂からはじわじわと愛液が溢れてきた。その滑りの心地よさに陰茎の準備も整ったが、もう少し焦らしてやりたい。 「今は感想を聞いてんじゃねえ。どうだ、欲しいか? 言ってみろ」 「んふあっ、入れてぇ、はんあっ、勃起オチンポ入れてぇ、くふあっ、専用オマンコにぃ」 自分から陰茎を取り込もうと桐乃は尻を押し付けてきたが、俺は腰を引いてそれを避け、尻たぶを軽く叩いてやった。 「勝手なことしてんじゃねえよ。入れてやんねえぞ?」 「ふああっ、だって欲しくてぇ、んくはっ、早くしてぇ、ふうあっ、早く入れてぇ」 そのあからさまに発情した態度に俺は苦笑いしながら、桐乃の膣口に亀頭を押し当て、虐げるようにゆっくりと陰茎の半分ほどを入れてやる。 「んふあああっ……入ってきたぁ……んんうはぁ……ヤダもっと奥までぇ……」 桐乃は陰茎を根元まで膣で咥え込もうと、再び尻を押し付けてきた。その尻に俺は手を当てて押し止め、優しい口調で問いかけた。 「なあ、桐乃。どうして欲しい?」 「あくふあぁ……ちゃんと入れてぇ……んくふあぁ……早く全部ぅ……ふうんあぁ……お願いだからぁ……はふうあぁ……全部入れてよぉ……んふうあぁ……こんなの辛いよぉ……」 「じゃあ、お前がそのまま、腰を振れ」 言い終わると同時に尻に当てていた手を離してやると、桐乃は返事もせずに貪欲に腰を振り始めた。 「あふひあはあっ……オマンコ気持ちいいっ……んふひうああっ……オマンコ気持ちいいっ……はひうはあっ……これ大好きぃ……ひうふあはぁ……勃起オチンポ大好きいぃ……」 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第020回 「なあ、桐乃」 「むんごぷっ……んぼむおっ……ぷはあぁ……、ん? なに? またするの?」 口腔で掃除していた陰茎と自身の唇との間に糸を引きながら、桐乃は嬉しそうに俺を見上げてきた。玄関での性交後、俺の部屋のベッドに上に場所を変えてから、ずっと二回目のセックスを待ちわびているようだ。露出した下半身を隠そうともしない。 「……まあ、いいか。じゃあ、お前から上に載ってこい。但し、許可するまで動くなよ?」 「うんっ」 胡坐をかいた俺を跨ぐと、桐乃は一物に手を添えて自身の膣へと呑み込んでいく。 「はふああっ、この、入ってくる時が、すごく好きぃ」 「まだ動くなよ?」 そう言って俺は桐乃のパジャマの上着のボタンに手をかけた。寝る時にはブラを付けないように言ってあるので、愛らしい乳房がすぐに姿を現す。 「こうして見ると、お前の胸、やっぱ可愛いな」 「ふああっ、嬉しいぃ、ねえ触ってぇ、好きにしていいからぁ」 パジャマの袖を抜き終わると、桐乃は蕩けた笑みを浮かべ、俺の片手を取って自分の乳房へと押し当てた。そのまま俺が優しく揉んでやると、乳首が徐々に尖ってくる。 「んふあぁ、おっぱい気持ちいいぃ、はうあぁ、もう動いていいぃ?」 「まだ駄目だ。なあ、桐乃。お前の友達で生意気なチビガキがいたよな?」 「ふうあぁ、加奈子のことぉ? んくふぁ、それがどうしたのぉ?」 加奈子というのは桐乃の友人の一人で、家に遊びに来ていた時に何度か俺と顔を合わせている。こいつがまた以前の桐乃以上に生意気な女で、ジュースを出してやれば無視するは、わざと俺に聞こえるように悪態を吐くは、たいして見知った仲でもないのに驕慢な態度を取ってくる。桐乃同様、いつかは仕返しをしたいと思っていた相手だ。勢いに乗じて桐乃と麻奈実を犯した以上、ついでに加奈子も調教してやろうと俺は考えていた。だが、一切優しくしてやるつもりはない。レイプしてやった上で、いたぶり、嬲り、恐怖によって俺に隷属させてやる。 「今度また、家に連れて来て泊まってもらえよ。その時は事前に俺に言え」 「くふあぁ、加奈子に何か、はうんぁ、するつもりなのぉ?」 「犯す」 その言葉には桐乃も驚いたらしく、喘ぎを止めて目を見開き、次いで我に返って懇願してきた。 「ダメよそんなの! 加奈子はあたしの親友だもん! それはダメ!」 こんな桐乃の反応は予想済だ。だからこそ話す前に挿入させたとも知らず、桐乃は何度も俺に向かって止めるよう頼み込んできた。俺は僅かに腰を動かし始め、胸を揉む手を乳首へと移した。 「黙って俺に協力しろ。そうすれば望むだけ可愛がってやるから、な?」 「ふうあっ……ダメダメぇ……んくふあっ……あたしがするからぁ……あふふあっ……あたしがなんでもぉ……あうふあっ……してあげるからぁ……ひうんあっ……加奈子はダメぇ……」 快楽に耐えながら桐乃は拒否し続けるが、接合部から溢れた愛液は粘りを帯びている。指先と腰の動きを少しずつ速めてやりながら、俺はもう一度説得を試みた。 「お前の親友なら尚更だ。加奈子って奴のことを大切に思うなら俺に協力しろ。この先、親友が変な男に騙されるより、俺が大切に扱う方が安心だろ? もちろんそれ以上にお前のことは大切にするから、な?」 詭弁にもなっていない身勝手な台詞だが、まだ短期間とは言え、桐乃の身体を散々に弄り回してきた俺には確信がある。今の桐乃なら性欲に抗い切れず、そんな言葉でも自身を納得させようとするに違いない。 「あくはあっ……だってそんなのぉ……うふはあっ……そんなのおかしいよぉ……」 「お前は今、俺とこうしていて不幸か? もしも幸せなら、親友も幸せにしてやりたいとは思わないか? お前が幸せに思うものを、親友にも分け与えたいとは思わないか?」 「ふわああっ……だってだってぇ……はふうあっ……やっ、その動き方ダメぇ……」 身悶えし続ける桐乃の様子を観察してみると、どうやら残り数分でどうにかなりそうだ。その時間を早めるべく、俺は桐乃の乳首を口に含んだ。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第021回 二日目の試験を全て終えると、俺は一旦家に帰って私服に着替えてから街へと出かけた。これで試験の残りは土日を挟んだ月曜日の四科目だけだ。割と得意な科目ばかりなので事前に勉強をしなくても赤点になることはないだろうが、一応は明日、麻奈実に家庭教師を依頼してある。試験科目とは違うことを存分に学ぶつもりだ。 街の繁華街を抜け、歓楽街の目当ての店へと入ってみると、中には所狭しと様々な淫具が置かれていた。昼から営業開始となるこの店は淫具の専門店、大人の玩具屋だ。予め必要なものはインターネットで調べてある。それらを手早く購入すると、レジの中年親父のお愛想を聞きつつ店を出て、次の目的地へと向かった。 ホームセンター、家電専門店、PCショップ、書店、薬局、ブティック、衣装屋などを巡り、目当てのものを購入して家に戻った時には日が暮れていた。俺は購入した品々を自室のクローゼットへと仕舞い込み、既に帰宅していた桐乃と一緒に夕食を取って風呂に入ると、互いにパジャマを着せ合った後で包装された一つの品を差し出してやった。 「えっ? あたしに?」 目の前に突き出された包みを見て桐乃が目を丸くした。俺に何かを贈られるなどとは思っていなかったに違いない。だが、従順な態度でさえあれば、たった一人の妹だ。身体のことはさて置き、それなりに愛しくもある。加奈子の件で協力するとの言質を得た以上、後々の為にも見返りを与えておくに越したことはない。 「お前の為に買ったんだ。開けてみろ」 「う、うん」 桐乃はいそいそと包装紙を取り、中の品を見て心底嬉しそうに俺を見上げてきた。 「ほ、ほんとにっ? これ全部、あたしの為に買ってくれたのっ?」 四つの箱を抱きかかえて笑みを浮かべる桐乃を見て、俺は危うく吹き出しそうになった。と言うのも、俺が買ってやったのはエロゲだったからだ。『いもうと奴隷調教』『マゾ妹奴隷アスカ』『お兄ちゃんの臭い中毒』『禁断の妹・隷属編』の四つのタイトルから判るように、桐乃の嗜好に合わせてはいるが、今後の行為を少しでも受け入れやすくする為に、調教物ばかりを選んである。それでも桐乃は箱を抱いたまま俺に身を摺り寄せてきた。 「すごく嬉しいっ。ちゃんとバカにしないで認めてくれたんだ?」 お前の精神を汚染する為にな、との言葉は取り敢えず伏せ、俺はその身体を優しく抱きしめてやった。快楽を覚えた肉体だけでなく、これで心も今まで以上に俺に依存してくる筈だ。 「けど、よく判んなくてな。お前の趣味に合ってるか不安だったんだけど」 「ううん、大丈夫。すごく嬉しい。兄貴にちゃんと感謝しながら、このゲームやるね」 「じゃあ、今からやろうぜ。ゲームも、それ以外も」 俺の言葉に一瞬目を見開いた後、桐乃は頬を染めながら首を縦に振った。
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求人募集要項 求人募集要項 勤務地 いわき工場 職種 自動車製造に関する各種作業 及び 自動車製造設備のメンテナンス作業 雇用主 直接雇用 契約期間 6か月※更新あり(生産状況などによる) 正社員登用 あり 給与 時給1200円1日8時間勤務 日給9,600円1日7.5時間勤務 日給9,000円時間外30%増、休日出勤40%増、深夜25%増 月収例 31万7000円(実働 8.0h/日 × 21日勤務)※諸手当含む 手当詳細 満了慰労金10万円/6ヶ月皆勤手当8万円/2ヶ月毎赴任手当2万円/1回 食事代補助1万円/毎月入社祝金30万円NEW!!※増額期間平成30年8月~平成31年3月末迄(予定)の入社者対象 製造未経験 歓迎 応募資格 18歳以上設備メンテナンス作業・旋盤・フライス盤加工経験者 勤務時間 (早・遅番)6 30~15 0016 00~24 30(2交替)8 30~17 30 20 30~5 30 休日 土日祝※会社カレンダーによる※部署により4勤2休もあり 自動車通勤※寮以外 自動車・オートバイOK※メーカー問わず 待遇 社会保険完備有給休暇作業着貸与食堂利用(150円~) 選考情報※情報求ム 選考日程 日産HP日程 書類審査 筆記試験 実技試験 面接交通費 保証人 必要 健康診断 コア年齢 服装 NG項目 日産自動車の応募ページ 他工場の情報はこちら栃木工場九州工場追浜工場横浜工場 ☆日産自動車の他工場へ ☆日産自動車の寮情報へ ☆日産自動車のQ Aへ ☆日産自動車のリンク集へ コメント 入社祝金アップしてますね。情報ありがとうございます。 by管理人 (2015-11-11 05 30 54) 今祝金20万にアップしたよね。 (2015-10-17 22 38 11) いわき工場のみ現在、入社祝金15万円の支給を始めています。 (2015-01-28 13 35 12)
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【検索用 かせかないて 登録タグ VOCALOID か みふる 曲 曲か 殿堂入り 猫アレルギー 音街ウナ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:猫アレルギー 作曲:猫アレルギー 編曲:猫アレルギー 絵:みふる(Twitter) 唄:音街ウナ 曲紹介 「世界が終わった」 曲名:『風がないて』(かぜがないて) 歌詞 (概要欄より転載) 子供の頃夢を見てた この先にはさ 僕らの知らない世界があると 背丈が伸びて 目線が高くなってさ この世界が思ったより小さいと知った 8月の空を部屋の隅で カーテン越しに眺めていた 世界が終わった 道端に落ちた命も知らずに 道行く人は目的地へと向かう 昔のことは覚えてないけど 子供の姿の僕が睨むんだ 十年前の空を見上げ 動かない心で立ち上がった 世界が終わった 人の優しさが心を蝕む 拙い心が人を傷付けた 大人になれよってたくさん言われた 今なら少しだけ分かる気がしたんだ 世界が終わった コメント 名前 コメント
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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1257382677/720-725 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第022回 「で、アスカは今、誰に何をされてんだ?」 「んふあぁ……身体を縛られてぇ……あふうぁ……兄さまにオチンポをぉ……はうあぁ……オマンコに入れられてるぅ……ふうあぁ……お尻に指もぉ……うふあぁ……入れられてぇ……」 俺の部屋のパソコンデスクの前、桐乃は椅子に腰掛け、下半身を露出したまま大きく足を開いている。右手でマウスをクリックし、秘所に当てた左手を絶え間なく動かして、ゲーム中継をしながらの自慰中だ。桐乃の陰唇は色素の付着もほとんどなく綺麗だが、その慣れた手つきを見ると以前からエロゲで自慰をしていたことは明らかだろう。俺はデスクの下に座り、陰茎を扱きながらその様子を見ている。桐乃は秘裂を撫で、陰核を弾き、今では一本の指を膣内に取り込んでGスポットを擦っているようだ。薄い陰毛は艶やかに濡れそぼっている。 「アスカは何て言ってんだ? お前が台詞を読んでみろ」 更なる淫語を桐乃に覚えさせる為、ゲームはキャラクター音声をオフにしてある。 「はうはあぁ……アスカは兄さまのメス犬ですぅ……うくふあぁ……子宮をえぐって孕ませてくださいぃ……淫乱マンコをぉ……あはふあぁ……もっと虐めてくださいいぃ……」 「で、お前はそれが羨ましいんだろ? お前も俺に同じことされたいんだろ?」 「くふふあっ……されたいよぉ……あんんふあっ……されたいのしてえぇ……」 桐乃は嬌声を上げながら腰を前にずらし、俺の前へ陰部を近づけて自慰を見せ付けてきた。秘所を触って欲しいのだろうが、折角の機会だ。俺は左手の小指を桐乃の尻穴に当て、少しだけ中に挿し入れた。第一関節まで入れた状態で、腸壁を擽ってやる。 「ひゃうああっ……そっそこお尻ぃ……んふひうあっ……お尻の穴だよおぉ……」 「アスカもこうされてんだろ? お前も同じことされて嬉しいよな?」 「はふひうああっ……嬉しいよおぉ……んくひふうあっ……アスカとおんなじぃ……」 余程尻穴が気持ちいいのか、桐乃は何度も大きく足を開閉させながら腰を上下に動かし始めた。前に動けば膣内の自分の指、後ろに動けば腸内の俺の指に刺激され、爪先を反らせては恍惚の表情を浮かべている。俺は入れた指をそのままに椅子を押し下げ、机の下から出て桐乃の膣に陰茎を突き入れた。腰を動かしながら桐乃の腸内に小指を少しずつ埋没させていく。 「はくひゃああっ……アスカとおんなじぃ……んくはうあああっ……お尻にも入ってくるうぅ……あふあひうああっ……ダメこれダメぇ……うはあひああっ……気持ちよ過ぎるうぅ……」 「ほら、桐乃。アスカの台詞を自分に合わせて言ってみろ」 「んはんはああっ……桐乃はメス犬ですうぅ……ひくあひああっ……えぐってオマンコぉ……ふわふひああっ……淫乱オマンコおぉ……あふあひああっ……オマンコ虐めてぇ……」 恍惚とした表情で俺にしがみ付きながら、桐乃は腰を淫らに動かし始めた。熱く濡れた膣内の蕩けるような感触に、俺も射精を我慢しきれそうにない。 「出すぞ、桐乃」 「あひふあはあっ……出して出してぇ……んくひうはあっ……あたしももうイくうぅ……」 「ほらよ」 「ふおあはあっ……きたきたきたぁ……んあふあはあっ……熱いのがきたぁ……くっはふああっ……イくイっちゃうイきそおぉ……イくイくイくうっ……オマンコイくうはあああっ!」 桐乃の絶頂の叫び声と共に、その尻穴は俺の小指を根元まで呑み込んだ。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第023回 桐乃の絶頂後に一休みすると、今度は俺が椅子に座ることにした。裸の桐乃は俺の膝の上、背面座位の格好で秘所を貫かれながら懸命に『マゾ妹奴隷アスカ』をプレイし続けている。腰を振ることを桐乃に禁じた上で、トゥルーエンドを迎えないと俺も動かないと言ってやった為だ。時々触れてやる乳首と陰核は限界まで膨張し、膣内も物欲しそうにヒクヒクと動き続けてはいるが、一切考慮してやるつもりはない。桐乃は要所要所でデータをセーブし、途中からテキストの表示速度や未読スキップなどの設定も変え、本気で攻略を始めている。 「んくはぁ、なんでよぉ、あんんぁ、なんでこの選択じゃ、んんあぁ、ダメなワケぇ?」 「またそっちかよ。ほれ、罰だ」 バッドエンド時には片乳首と陰核を十回だけ指先で擦ってやることに決めてある。どんなにねだられても決してそれ以上はしてやらない。 「あふああっ、ねえもうダメぇ、はうああっ、しようよぉ、ふはああっ、してよぉ」 「ほれ、早くロードしろ。チンポが萎えたら引き摺り出して俺は寝ちまうからな」 「んんあぁ、判ったからぁ、はうあぁ、少し待っててよぉ、うはあぁ、またここからぁ?」 焦らされ続けて半目になりながら、桐乃はキーを操作して既読文章を早送りしていく。 「はんあぁ、こ、ここの選択はこれでぇ、うふあぁ、こっちは違うからぁ、くふあぁ、これかなぁ、あはあぁ、なにこれぇ、んくんっ、兄さまって変態じゃないのぉ」 「おいこら、俺に言ってんじゃねえだろな?」 「んふあぁ、違うってば、ふああぁ、アスカの兄さまだってばぁ、んくあぁ、兄さま鬼畜ぅ」 身を乗り出してゲーム画面を見てみると、件の兄さまはアスカの膣内に小便をしているようだ。俺も今すぐそうしてやろうかと思ったが、自室を汚すのも気が引ける。また今度にしておこう。 「んはくぁ、これで後はぁ、んんあぁ、これでどうよっ、はうあぁ、え? 当たりぃ?」 画面が後日談らしきものに切り替わったところを見ると、どうやら無事にエンディングを向かえたらしい。桐乃は嬉しそうに背中を押し付けてきた。 「んはあっ、早く早くぅ、ふああっ、攻略したんだからぁ、んんあっ、早く動いてよぉ」 「最後にスタッフロールがあんだろうから、それが終わったらだ。スキップは禁止な」 桐乃の両乳首を軽く摘みながら、俺は優しく言ってやった。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第024回 「んっ、私がまだ若く、今よりも心が傷つきやすかったころ、あっ、ちっ、父が私に……」 「ちゃんと読めよ。出題範囲なんだから」 「ふぁ、ち、忠告し、してくれたことがある、はぁ、そ、それ以来そのことが、うぁ、心から去らな……、んあっ、きょうちゃん、んんっ、ちゃんと勉強しようよぉ」 教科書を音読していた麻奈実が困り顔で言ってくるが、俺は顎をしゃくって続きを促した。先日のラブホテルの別部屋のベッドの上、二人とも既に全裸だ。まだ交わってはいないが、俺は麻奈実を正面から膝の上に抱え、背筋を何度も撫で上げ続けている。 「はうっ、こ、心から去らない、ふあっ、だ、誰とは限らないが、くうっ、もう無理ぃ」 「お前、本当に身体中敏感なんだな。もうマンコ濡らしてんのか?」 確認の為、麻奈実の陰部に手を当ててみると湿っている。俺は秘裂に指を這わせて愛液をすくい取り、濡れた指先を当人の目の前に差し出してやった。 「へぇ、こんなんで濡らしてんだ、お前」 「やだやだ見せないでよぉ、きょうちゃんのいじわるぅ」 麻奈実は真っ赤な顔を教科書で隠して俯いた。その動きに合わせて乳房が揺れるのを見て、俺は辛抱堪らずに素早く陰茎を握って麻奈実の膣へと挿し入れた。 「はあうううっ、きょ、きょうちゃん、んくあっ、そんな、はんあっ、いきなりいっ」 「教科書読めねえんだったら、腰ぐらい振ってみろ。俺は動かねえから」 「えっ、ええっ? わ、わたしがするの?」 「この前、俺がたくさん振ってやったろ? 今度はお前が振れ」 「は、はうう……」 情けない声を出しながらも、麻奈実はぎこちなく腰を動かし始めた。前後に揺らして陰核を押し付けてくる桐乃の動かし方とは違い、ただ上下にばかり動かしている。桐乃は陰核が一番の性感帯のようだが、麻奈実は膣奥がそうなのかもしれない。 「はああっ……きょうちゃあん……んふあっ……どうお? ……あくうっ……気持いいぃ?」 「もう少し早く、チンポももっと奥まで咥え込め」 「うはあっ……判ったぁ……んっくはあっ……これでいいかなぁ……あはうあっ……これってぇ……くふあうっ……これってぇ……」 「言いてえことはちゃんと言え。この前、言葉も教えたろ?」 「うあはあっ……オマンコが気持ちいいのぉ……んくひあっ……きょうちゃあんっ……はんふあっ……オマンコ気持ちいいのぉ……ふくんうぁ……わたしのオマンコがあっ……」 俺の首に腕を回して背を反らせ、麻奈実は徐々に腰の動きを速めていく。愛液を溢れさせているが故に、俺と繋がった陰部からは下品な音が鳴り続けているが、それさえも気にせず快感に酔っているようだ。桐乃にはそれなりの時間と回数が必要だったが、どうも麻奈実には元から床上手になる素質があるらしい。なんて楽な女だ、幼馴染でよかった。 「そろそろ一回出すけどな、そのまま腰を振り続けてろよ? お前がイっても絶対に休むな。俺が三回出すまではこのままだ」 「はううあぁ……そんなの無理だよぉ……ひううあぁ……おかしくなっちゃうよぉ……んうあふぁ……わたしももうダメえぇ……くふふあぁ……オマンコ気持ちいいぃ……」 「駄目だ、絶対に休むな。それと、俺が出す前のおねだりはどうした?」 「んああふあっ……麻奈実のオマンコにぃ……ひあひうはあっ……中出ししてくださいぃ……あうひはああっ……オチンポ汁でぇ……くふんうああっ……オマンコ汚してくださいぃ……」 「よし」 麻奈実の腰を抱えて陰茎を根元まで押し込み、精液を膣奥へ浴びせてやる。 「んむひはああっ……きょうちゃんの出てるうぅ……あふひはうあっ……中に出てるぅ……はふうあはあっ……わたしもきちゃうよぉ……んくひっ、あっあっ、ああっ、オ、オマン、コ……イ……く……オ、オマンコいくうううううう!」 下半身を淫らにうねらせながら麻奈実は高みへと昇り詰め、やがてぐったりと俺に凭れ掛かってきた。その尻を軽く叩いて、俺は継続を要求した。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第025回 日曜日。桐乃の友人が遊びにくるというので、俺もリビングでの会談に参加させてもらうことにした。インターネット上の『オタクっ娘あつまれー』と言うコミュニティの仲間で、エロゲやアニメのことを学校の友人たちに内緒にしている桐乃は、以前からネット上で同好の士と連絡を取り合っていたそうだ。来るのは仲間内の近場に住む二人で、俺とは初対面になると言う。恐らく桐乃がアニメのDVDケースにエロゲを入れたのは、この友人たちの家に持って行くつもりでいたからだろう。桐乃は困り顔をしていたが、俺としても見知らぬ女二人と知り合いになれる機会を逃す気はなく、半ば強引にリビングのソファの上に陣取った。もちろん相手が可愛ければ、いずれ桐乃の協力を得て犯すつもりだ。 やがて約束の時間となり、流石にコミュニティ名が『オタクっ娘あつまれー』というだけあって、やって来たのは二人のオタク少女だった。 まずは一人目。沙織・バジーナと名乗った少女は十五歳の中学三年生とのことで、頭にバンダナを巻き、ぐるぐる眼鏡をかけ、チェック柄の長袖シャツの裾をズボンに入れ、丸めたポスターを挿したリュックサックを背負うという典型的なオタクの格好をしていた。更に会話中、自分のことを拙者と言い、言葉の末尾にはゴザルとか付けてくる。だが、出るところは出ている。麻奈実以上に大きい胸と尻が服装と喋り方のせいで台無しだ。機会があれば裸に剥いてみてもいいが、俺的には早急にどうにかしたいと思える相手ではなかった。 二人目。黒猫と名乗ったゴスロリ服を着た少女は、同じく十五歳の中学三年生。前髪を揃えた長い黒髪、真っ白な肌、切れ長の瞳、左目目の下に放きぼくろという和風美少女だった。どうも服はコスプレの一環らしく、所々に変な飾りが付けられ、当人も赤いカラーコンタクトを嵌めていた。他人を見下すような発言や痛々しい言動があるものの、少なくとも外見は俺の好みだ。加奈子の次には黒猫をどうにかしてやりたい、と考えたのは当然だろう。 二人の少女は本名を名乗らず、沙織は桐乃のことも『きりりん』氏というハンドルネームで呼んでいた。俺は自分から話しかけることはせずに、問いかけられれば答える程度でしか会話に加わっていなかったのだが、大凡の人間関係は把握できた。桐乃と黒猫は嗜好性の違いから反目しながらも内心では互いを認め合い、沙織は時に調停役となって二人のその関係を温かく見守っているらしい。 話題は当初からエロゲや同人誌など一般的にはハードルが高いものだったが、アニメの話になった途端、桐乃と黒猫の口喧嘩が始まった。 「ふ、バトル系魔法少女なんて、いまさら流行らないのよ。あんなのは超低脳のお子様と、萌えさえあれば満足する大きなお友達くらいしか観ない駄作。だいたいね、視聴率的にはそっちが裏番組でしょう? くだらない妄言はやめて頂戴」 「視聴率? なにソレ? いい? あたしが観てる番組が『表』で、それ以外が裏番組なの。コレ世界のしきたりだから覚えておいてね? だいたいアンタ、以前から裏番組のオサレ系邪気眼厨二病アニメに夢中で、一度もメルル観てないでしょ。あーかわいそ! アレを観てないなんて! 死ぬほど燃える押入歌に合わせてメチャクチャぬるぬる動くってーの! キッズアニメなめんな!」 「あなたこそ口を慎みなさい。なにが厨二病アニメよ。私はね、その漢字三文字で形成される単語が死ぬほど嫌いだわ。ちょっとそういう要素が入っているというだけで、作品の本質を見ようともせずにその単語を濫用しては批判する蒙昧どももね。あなたもそんな豚どもの一匹なのかしら?」 桐乃の好きな『星くず☆うぃっちメルル』は黒猫の好きなアニメと同じ時間に放映されているとのことで、お互い自分の見ている番組の方が良いと譲る気配がなく、俺は困惑して残りの一人に視線を移した。が、こんなことは日常茶飯事のようで、まだ自分の出るような事態ではないとでも思っているのか、沙織は涼しい顔で出されたジュースを飲んでいた。仕方なく俺は仲裁に入ろうとして、迂闊にもオタク相手だということを忘れて言い放ってしまった。 「お前ら、たかがアニメで喧嘩してんじゃねえよ」 「たかがアニメ?」 「……少し議論する必要がありそうね」 桐乃と黒猫に同時に睨まれ、その後の説教と各アニメの解説は三時間ほど続いた。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第026回 夜になって沙織と黒猫が帰ると、俺はいつも通りに桐乃と夕食を取り、風呂に入ることにした。脱衣所で桐乃の服を脱がせ、俺の服を脱がさせる。互いに裸になったとは言え、こんなことにはもう慣れた。特に興奮することもなく洗い場の風呂椅子に座り、桐乃を正面に跪かせて新たな調教の開始だ。 「今日は俺の身体中、お前が舌で綺麗にしてくれ。但し、チンポとケツ穴は舐めなくていい」 「えっ? オチンポ舐めなくていいの? ほんとに?」 信じられないとでも言うように桐乃は目を丸くした。二人きりになってからは甘えた口調に戻っている。 「舐めたいか?」 「うん、舐めたい」 「お前が上手く出来たら舐めさせてやる。始めろ」 桐乃は二つ返事で頷いて、俺の顔から首、爪先まで丹念に舌を這わせてきた。蕩けるような舌使いで、時に俺の乳首を吸い、足の付け根の臭いを嗅ぎ、それだけで秘所を濡らしている。献身的な愛撫を受けて、俺の陰茎も完全勃起状態だ。 「じゃあいいぞ、チンポ舐めても。そうだな、挨拶してみろよ?」 陰茎と椅子に面した尻以外の場所を舐めさせた後、俺は優しく言ってやった。 「うんっ。オチンポ舐めて綺麗にしま~す、んれろっ、んろっ、えろれっ、んちゅっ、はぷっ」 一心不乱に陰茎を舐める桐乃は完全に俺の奴隷だ。そう思うと正直、桐乃のことが心から愛しく感じられる。そして愛しいと思う分だけ、もっと調教してやりたくもなる。 「すっかりチンポしゃぶんのが上手くなったな。気持ちいいぞ、桐乃」 「んれろっ、んっ、嬉しい、じゃあもっと気持ちよくしたげるから、あむっ、んろれっ」 桐乃は蕩けた笑みを浮かべながら、カリ首に強く舌を這わせて恥垢をこそぎ取っていく。そんな姿を見ている内に不意に胸が痛んだ。罪悪感だろうか? 俺は自分の妹を隷属させることに罪を感じているのだろうか? 確かに今の桐乃は可愛い。恋人として常に優しく接してやってもいい。以前の傲慢な態度も、俺への照れ隠しだったと思えば許してもやれる。そんな意識に満たされそうになり、俺は頭を振って一連の考えを追い払った。桐乃を犯したことで性欲の制御が効かなくなっていたとは言え、麻奈実の事もある。今更善人の真似事などしても仕方ない。ここまでして来た以上は後戻りなどせず、桐乃も麻奈実も加奈子も黒猫も、気が向けば沙織も他の女も、全部犯し尽くしてやる。快楽と恐怖と偽りの愛情を餌にして、全て隷属させてやる。俺は桐乃から陰茎を取り上げ、椅子を立って背を向けた。 「次はケツ穴を舐めろ。初めてだからって手を抜くなよ?」 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第027回 翌週の火曜日の放課後、俺は男友達で級友でもある赤城の家に遊びに行くことにした。赤城が中学三年生だという自分の妹のことを「世界でいちばん可愛い」と常日頃から言い張るので、一度見てやろうと思ったからだ。リビングで紹介されたのは、既に学校から帰宅していた瀬菜という名前の眼鏡をかけた少女で、若干気が強そうではあるが、赤城の言う通りなかなか可愛い巨乳娘だった。聞けば十五歳ということで、沙織や黒猫と同じ齢、同学年でもある。知り合いか聞いてみたかったが、俺は沙織と黒猫の本名を知らず、それは断念することにした。 初対面ということで互いに挨拶をし、三人で他愛無い話をしている途中、俺は瀬菜の態度がおかしいことに気付いた。何度も俺と赤城とを見比べ、何かを想像しているような遠い目をしたままニヤニヤと笑っている。脳が腐っているのかとも思ったが、話す口調は理知的だ。放っておくのも何なので、俺は当人に直接尋ねてみることにした。 「えっと、瀬菜ちゃんさ、どうかした?」 途端に瀬菜は真顔になった。様子が一変し、元の態度に戻っている。 「……何がですか?」 「いや、何か、様子が変だったから。顔つきとか」 「元からこういう顔なんです」 瀬菜は毅然とした口調で言ってきた。 「あ、ごめんな。別に、馬鹿にしてるわけじゃなくて……」 そう言って俺は謝り、また三人で会話を続けていると、先刻同様に蕩けた顔で「えっへっへ」と瀬菜が笑っていたりする。だが、俺の視線に気付くと我に返ったように、また冷静な話し振りへと戻る。赤城の方を見ても特に瀬菜の豹変振りを気にしている様子はなく、もしかしたら身内以外には言えない特殊な病気なのかもしれない。もしそうならば可哀想とは思うが、正直に言えば気味が悪い。伝染性がないことを祈りつつ、急用を思い出した、と言って俺は赤城宅を辞した。