約 45,733 件
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/56.html
【禁書目録】 【禁書目録】項目別索引 【スレッド内ネタ】 【その他の作品】
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/190.html
【種別】 七不思議ネタ 【元ネタ】 学校の七不思議in禁書スレ 【初出】 鎌池和馬スレッド40「とある魔術の禁書目録」にて 【解説】 一[[フレキシブル]]・主人公の行くところには必ず美形の女性が存在している。 二フレキシブル・主人公の腕力は気合と比例する。 三フレキシブル・主人公の不幸=[[フラグ]]である。 四フレキシブル・主人公の行く所に必ず事件が起こる。 五フレキシブル・どんなに悪そうな人でも信念はある。外道はいない。 六フレキシブル・命を賭ければ女は落ちる。 七フレキシブル・全てはフレキシブルの一言で解決する 主にとーまさんのフレキシブルさについてのまとめか。 【関連】 学園都市の七不思議 禁書スレの七不思議
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/163.html
【種別】 禁書スレの主成分。 【元ネタ】 Chaos=「混沌」 【初出】 3スレ目>>344 344 名前: イラストに騙された名無しさん 04/09/25 02 22 58 ID wiErH2DZ つーかこのスレ色んなネタが飛び交いすぎだ なんか混沌としてるぞ 【解説】 どんなネタでも飲み込んで吸収してしまう禁書スレを評して。 現在、誤爆から足洗邸の住人達まで殆ど何にでも反応する事が確認されている。 ただし、『何をしても許される』というわけではないので注意。 【コメント】 ◆カオスっていうか何でも食っちゃう不思議生物? ◆飲み込んでは巨大化していく…それが禁書スレクオリティ。 ◆グロいのは苦手らしい。 ◆エロイのは大好物らしい。 ◆だが、18禁画像を貼るのはNGらしい。
https://w.atwiki.jp/indexssindex/pages/16.html
SS自作スレまとめ トップページ ここは禁書板「SS自作スレ」のまとめページです。 禁書板内のSS自作スレに投下されたSS(二次創作小説)、予告等を格納しております。 スレッド案内 現行スレとあるSSの禁書目録 Part7 過去スレSS自作スレ、Part2、Part3、Part4、Part5、Part6 連載中の作品 ミサカ、巫女と美琴 とある暗部の未元物質 長編まとめ 完結 とある天使の灰姫遊戯(シンデレラストーリー) とある世界の『告白儀式』(ハートトゥハート) とある乙女の恋愛革命 とある能力者の暗躍 When You Wish Upon a Star(星に願いを) When will I see you again? (天使のささやき) とある少女の一つの願い とある上条と姫神秋沙 とある美琴の他寮生活<アウトドア> 並行世界(リアルワールド) 打ち切り とある打ち止めと座標移動 異世界からの招待状 A_Gate_of_the_Strange_World Festival of large star IF お食事券と激突する女達 とある悪魔の真実告知(ビリーブストーリー) 更新停止中 『彼女にとってはすぺしゃるな週末』 とある授業の社会見学 とある魔術の禁書目録外伝~僕たちの聖杯戦争~ 月姫クロスオーバー『DEEP BLOOD』 とある世界の『空白少女』(ブランクガール) とある風紀の活動日誌 とある忘却の再認識 とある少年の失くした日常。 とあるお嬢の看病奮闘記 とあるお嬢の酔いどれ騒動 短編まとめ 大富豪大貧民 Strongest_and_More(未編集) ネクロノミコン(未編集) とある少女の恋愛節句 とある○○な吹寄制理(未編集) 桃色郷~妄想展開真っピンク~(未編集) とある世界の三重記号(未編集) とある教師の進路相談 Weed とある九月の振替休日(未編集) 桃の節句と黒一点 ‐Girls’_Party‐(未編集) 魔砲少女リリカル・カナミンA`s 第12話 「夜の終わり、旅の終わり」 禁書目録・嘘最終巻後日談(未編集) 旗男の苦痛~翻弄する寝癖~(未編集) とある戦士の幻想殺し(未編集) 守る者と護る者(未編集) 投下ログ SS自作スレログ/1スレ目 SS自作スレログ/2スレ目 SS自作スレログ/3スレ目 SS自作スレログ/4スレ目 SS自作スレログ/5スレ目 SS自作スレログ/6スレ目 SS自作スレログ/7スレ目 SS自作スレログ/8スレ目 ※投下ログ内のテキストをむやみに改訂することは、たとえ作者であってもご遠慮ください。 ログ編集をされる方へ wiki編集者詰め所(未編集)
https://w.atwiki.jp/meteor089/pages/196.html
禁書「おなかへったんd「やかましいうっとおしいぞこのガキッ!」 ① ② ③ 前へ 戻る 520 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/07(火) 00 46 50.36 ID M/mGSFA00 禁書「《第一層カラ第三層マデノ全結界ノ改竄ヲ確認》」 禁書「《対象魔術ノ術式ヲ逆算開始…逆算失敗 再度逆算開始…失敗》」 禁書「《結界修復魔術『大天使の羽根』ヲ開始シマス》」 禁書「《結界ノ修復…不可 不可 不可 不可》」 承「こいつ…どうなってやがる…」 神裂「危険です! 下がってください! これは…彼女に埋め込まれていた防衛機能だと思われます」 承「防衛機能?」 ステイル「そうだ。 僕達は今まで彼女に魔力はないと思っていた。 だから彼女は魔術が使えないんだと」 ステイル「だけどもし…防衛機能というたったひとつの魔術に全容量の魔力を注ぎ込んでいたってことか」 神裂「今、目の前で魔力を用い魔術を行使している彼女がいるのです。 おそらくその推測で正解でしょう」 522 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/07(火) 01 01 26.76 ID M/mGSFA00 仗助「承太郎さんッ! 露伴のヤローは安全な場所に置いてきたッスよ!!」 億泰「つーかこれ一体どうなってんスかぁ~?」 承「さてな…俺にも判らん」 禁書「《警告シマス》」 禁書「《ワタシハ英国清教内第零聖堂区「必要悪ノ教会」所属ノ魔道図書館》」 禁書「《Dedicatus545 正式名称Index-Librorum-Prohibitorumデス》」 禁書「《当該結界ノ改竄ハ第三章第三節ニ抵触シタ事態ト判断》 禁書「《コレヨリ10万3000冊ノ『書庫』保護ノ為》」 禁書「《迎撃戦闘ヲ開始シマス》」 承「……やれやれだ」 599 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/08(水) 01 01 01.82 ID z2uQlWW40 ゆらりと。 幽鬼のように立ちあがった少女。 その瞳には何も映らず。 ただただ虚無が広がっていた。 禁書「 《防衛魔術『聖ジョージの聖域』ヲ発動シマス》 」 小さく紡がれた言葉と同時に。空間が。 裂けた。 それは彼岸と此岸の境目。 幽界の領域。 漏れ出てくる瘴気がじわりと空間を侵蝕していく。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 仗助「スタンド攻撃かっ…!? 違ぇ…こんなおぞましいモンがスタンドなわきゃあねぇっ!」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 億泰「お、おい! やべーぜ仗助ッ! 何だかわかんねーがとにかくヤベエッ!!」 空間の亀裂の裡にあるものを直視してしまった仗助と億泰。 承「ッ!! 仗助ッ! 億泰ッ!」 自動防衛機構として稼働している少女に、棒立ちの人間を撃ちぬくことに対しての躊躇いなどある筈もなく。 立ち尽くしてしまった仗助と億泰の2人に無数の光弾が襲いかかっていく。 605 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/08(水) 01 24 42.14 ID z2uQlWW40 億泰「な、なんだぁっ~~!?」 承「スタンドだ! スタンドを出して身を守れっ!」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 仗助「ダメだっ!! スタンドがっ!! 間に合わねえっ!!!」 驚愕。 恐怖。 寒気。 それは僅かな…ほんの僅かな逡巡だった。 しかしそれは致命的なタイミング。 守ることも避けることも間に合わなかった仗助と億泰が閃光に包まれる。 承「な、なんだとっ!? 仗助ッ! 億泰ッ!」 声を荒げる承太郎。 だが巻き起こった白煙により彼等の姿を確認することができない。 そして…ゆっくりと白煙がひいていく。 613 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/08(水) 02 07 43.15 ID z2uQlWW40 そこには…真紅に燃え盛った炎を見に纏う巨人が立っていた。 ステイル「フン。 何をぼんやりしているんだい?」 仗助「な、何が起こりやがった?」 億泰「こ、こいつはっっ!!」 自分たちを守るように両手を広げ、その身に無数の光弾を受け止めた巨人。 その身体からはブスブスとした黒煙がたちのぼり、身体の至る所が欠けていた。 ステイル「…さすがは聖ジョージの聖域だね。 瞬間的な火力では太刀打ちできそうにないよ」 その言葉と共に、崩れていく炎の巨人。 億泰「テメーまさかッ!! 俺達を庇って!?」 ステイル「…勘違いしないでくれ。 別に君達を守ろうとしたわけじゃないさ」 ステイル「ただ…インデックスを救うためには頭数が必要だと思ってね」 614 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/08(水) 02 10 17.12 ID EGG65a+g0 うほ 616 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/08(水) 02 15 43.14 ID sMopzdy50 ヤムチャさん役に立ってるじゃないですかw 619 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/08(水) 02 37 34.71 ID tdmHcxJT0 承りが時止めてインデックス直接攻撃すればと思ったが、歩く教会があったな 何このチートイカ娘 621 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/08(水) 02 44 14.99 ID z2uQlWW40 億泰「けどよぉ…こんなになっちまったら…」 そう呟いた億泰の先にあるのは重油のような黒くドロドロした巨人の名残。 もはや戦闘など続けられそうにない。 だが、そんな億泰の不安そうな問に返ってきたのはからかいの調子が混じった声だった。 ステイル「確かに…あれじゃもう動くことも出来そうにないね」 億泰「…すまねえ」 ステイル「おや? まさかこの僕を心配してくれているのかい?」 億泰「テメー! 人が優しく言ってやりゃあ調子に乗りやがってっ!!!」 そう言って詰め寄ろうとする億泰。 だがその動きを止めたのはステイルの決意がこもった眼光だった。 ステイル「大丈夫さ」 ステイル「なにしろ僕は…彼女を守るためだけにルーンを刻み続けていたんだ」 623 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/08(水) 02 54 52.07 ID z2uQlWW40 目前に立つは彼が守ると誓った少女。 ステイル「ずっと待っていたんだ」 守るため。 そのために自らの手で記憶を殺し続けてきた。 憎まれてきた。 ステイル「諦められるわけないじゃないか」 だが、いま目の前に見えるのは違った結末の可能性。 ステイル「今…手を伸ばせば届くのかもしれないんだからね」 ―それは魔術師と魔女の存在を激しく糾弾した偉人の名 IINF IIMS ステイル「その名は炎、その役は剣」 ―異教徒を糾弾し殲滅し駆逐しつくしてきた恐るべき聖人の名 ICR MMB GP 「我が身を喰らいて力と為せ」 ―炎髪の少年がその崇高な存在の名を叫ぶ イノケンティウス! ステイル「顕現せよ! 魔女狩りの王!」 624 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/08(水) 03 04 26.14 ID ptXhe/ip0 ステイルさんが格好良い……だと!? 629 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/08(水) 03 33 54.43 ID z2uQlWW40 爆炎と共に再び立ち上がる炎の巨人が魔道図書館の昏い瞳に映る。 禁書「 《新タナ敵兵ヲ確認 攻撃目標ヲ切リ替エマス》 」 その言葉と共に放たれた光弾が今度は炎の巨人に吸い込まれ、破裂していく。 ステイル「まだだっ! 僕のイノケンティウスはまだ耐えられるっ!!」 超速再生により欠けていく手足を瞬時に回復させながらステイルが吠える。 その場から動こうとせず、ただただ攻撃を受け止めるだけの若き魔術師。 彼の狙いをいち早く見抜いたのは当然ながらもう一人の魔術師だった。 神裂「ステイル…まさか貴方っ!」 ステイル「そうだっ! 彼女の全魔力を注ぎ込んだこの魔術! これさえ壊すことが出来ればっ!」 神裂「…わかりました。 今加勢します!」 そう言って腰を沈めた神裂に承太郎の静止の声がとんだ。 承「待ちな。 そっちだけで話を進められちゃあ困る。 俺たちにもきっちり説明をしてくれ」 神裂「…わかりました。 一刻を争うので大まかに話します」 637 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/08(水) 04 19 30.21 ID z2uQlWW40 神裂「彼女は今、全魔力を持って防衛魔術を行使しています」 神裂「彼女の魔術を破壊、もしくは魔力を枯渇させることができれば自動書記も沈黙せざるを得ません」 神裂「ステイルは放出されている魔力の光弾を受け止めることにより彼女の魔力を削っているのです」 神裂「彼女の前に魔法陣が見えるはずです。 私も今からあの聖域へ向けて攻撃を加えるつもりです」 承「…アイツのガソリン切れを待つ…もしくは目の前に浮かんでる壁のような物体を壊すことが出来れば何とかなるということだな?」 神裂「そうですが…壊すのはおそらく無理でしょう。 魔力を消費させて消滅を待つしか手はないと思います」 神裂「……ですがこれより先はあまりにも危険です。 どうか一刻も速くここから避難することをお勧めします」 神裂「以上です。 では」 そう言って愛刀・七天七刀を携えた神裂が飛び出していく。 疾風のような速度で駆け、ステイルに迫らんとする魔術の弾丸を打ち落とす。 そんな神裂に注がれる感情のない意識。 壊れた人形のように首だけを傾け魔道図書館が宣言する。 禁書「 《新タナ敵兵ヲ確認》 」 641 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/08(水) 05 14 21.34 ID z2uQlWW40 展開された魔法陣から無数に吐き出されてくる光を尽く撃ち落としていく。 聖人。 それは神の力という強大すぎる能力をその身に宿した人の子のことである。 彼女にとって何の意思も感じない無機質な攻撃を捌くのはそう難しいことではない。 だが。 神裂火織の胸の内はひどく揺れていた。 ……目を閉じなくても鮮明に思い出すことができる。 ――かおりーっ! トテトテと石畳の上を走る小さな足音を。 ――どうしたのですか? こちらが問いかければ一生懸命答えようとするその姿を。 ――んとねー…おなかへったんだよ 顔いっぱいに嬉しさをはりつけたその笑顔を。 ――ではステイルも呼んで三人でおやつにしましょうか 家族のように暮らせたあの時間を。 ――ほんとにっ? えへへー やったー! 確かな絆で結ばれていたあの日々を。 646 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/08(水) 06 41 05.83 ID z2uQlWW40 いつからだろうか? 彼女の目に映る憎悪の光に耐え切れなくなったのは。 いつからだろうか? ならばいっそのこと、憎まれるようにと振る舞いだしたのは。 『人から好かれるとか嫌われるっていうのは…ほんの微妙な気の持ち方からじゃと思うんじゃ』 『あの娘さんに何遍忘れられて、何遍嫌われても…』 『そのたびに仲良くするってことは無理なんかのォ~?』 …無理ではなかったはずだ。 神裂「…皮肉ですね」 体捌きが段々と鈍くなり、ついにはその場に縫いつけられたかのように立ち止まってしまう。 神裂「救われぬ者に救いの手を…ですか」 そう呟いて、顔を伏せる。 それはまるで虚ろなまま光弾を吐き続けている少女に詫びているようにも見えた。 そして…その時を待っていたかのように数を増した光弾が一斉に彼女を殺し尽くさんと飛来していた。 647 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/08(水) 06 43 14.22 ID z2uQlWW40 神裂「…それでも私はこう名乗るのです」 ゆっくりと顔をあげた神裂火織の顔に僅かな微笑。 迫り来る光の弾幕の向こうにいる少女に向けて笑っていた。 慈愛に満ちたその笑顔は、少女と共に過ごしていたときに溢れていたそれと同じもの。 神裂「Salvare000――と」 静かな、それでいて美しい音が響き渡る。 澄んだ音と共に斬り裂かれ弾け飛ぶは無数の光弾。 それは鍔鳴りの音。 2メートル超える異様な大太刀、七天七刀が発した音色だった。 魔力も込めないたった一回の抜刀術。 しかし次々と消滅していく光弾の数が抜く手も見せない超高速の抜き打ちの威力を物語っていた。 鞘に刀を収め、残心を保ったまま。 こう告げた。 「インデックス…私は貴方とまた親友になりたいと…そう思っています」 717 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/09(木) 01 30 56.64 ID fF4vajKd0 人形のように感情を排除したまま光弾を放つ魔道図書館。 しかし唸りをあげる光弾はすべてステイル=マグヌスと神裂火織という二人の魔術師に防がれていた。 超速再生を利用したイノケンティウスによる炎の壁と鋼をも切り裂く七閃の壁。 だが魔道図書館の無尽蔵ともいえる魔力から放たれる光弾はますます数と速度を増していく。 神裂「さすがは禁書目録です… 人の身でありながら魔神の力をここまで行使するとは」 ステイル「まったく…まるで怪物を相手に戦争をしているような気分だよ」 鍔鳴りの音を響かせながら呟いた神裂の言葉を聞き、額ににじむ汗を拭いながら軽口を返すステイル。 しかし、それも束の間。 がくんと炎の巨人イノケンティウスの動きが遅くなっていく。 ステイル「な、なんだ!?」 その声に答えるかのように返ってきたのは魔道図書館の機械的な言葉。 スペルインターセプト 禁書「 《阻害魔術『強制詠唱』ヲ発動シマシタ》 」 720 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/09(木) 01 39 06.44 ID fF4vajKd0 阻害魔術『強制詠唱』 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ それは術式に割り込みを掛け、誤作動を起こさせる魔力を必要としない魔術である。 禁書「 《続イテ対象魔術ノ術式ノ逆算ヲ開始シマス》 」 動きが鈍くなった炎の巨人を幾つもの光弾がすり抜けていく。 神裂「ステイル! 危ないっ!」 魔女狩りの王を操るために魔力を精製し、集中していたステイルにとってそれは避けようがない。 ステイルを守るために駈け出そうとするも飛来する光弾を無視することが出来ず動くことができない神裂。 ステイル「くっ…ダメか」 回避が不可能であることを一瞬のうちに判断し、諦観の呟きをもらすステイル。 彼の目の前に黒い影が立ち、叫んだ。 ・ ・ ・ ・ ・ 「ボケてんじゃあねーぜステイルッ!!!」 722 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/09(木) 02 14 03.91 ID fF4vajKd0 ガオン!!! 空気が引き裂かれたような形容のしがたい音。 億泰「さんざんカッコつけといてよぉ~油断してんじゃねェぜテメェ~~」 そう言ってステイルの隣に立つは虹村億泰。 狙いを定めたかのように打ち出された魔術の光弾をギロリと眺める。 億泰「俺は頭ワリーから何が何だかまだよく判ってねぇーけどよぉ~」 背中から浮き上がるようにして現れたものは人の形をしていた。 億泰「触らずに攻撃してーんならよぉ~」 ヴィジョン それはパワーをもった像。 億泰「オレの『ザ・ハンド』に任せなっ!」 ありとあらゆる物を空間ごと削り取ることができる右手が光弾を叩く。 ガオン!!! 空気が引き裂かれるような音と共に消滅する魔術の光弾。 725 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/09(木) 02 41 22.16 ID fF4vajKd0 それは使い手の「傍に立つ」。 故にこう呼ばれていた。 スタンド 幽波紋と。 陽炎のように揺らめくスタンドを背後に億泰がステイルに右手を伸ばす。 億泰「それとよぉ…」 ・ ・ ・ ・ 億泰「さっきのテメーの啖呵は気に入ったぜぇ~ステイル?」 差し出された手をぼんやりと眺め、ようやく自らが尻餅を付いていたことに気付くステイル。 ステイル「フン。 別に君に気に入られるために言ったわけじゃないさ」 憎まれ口を叩くステイル。 だがその手はしっかりと億泰の手を握っていた。 ステイル「それと…さっき僕は君を助けてやったんだからこれでチャラだろ? 礼は言わないよ」 立ち上がりながらも強がるステイルをニヤニヤ眺める億泰。 億泰「おーおー! 相っ変わらず生意気だよなぁ~ ステイルくんはよぉ~?」 ステイル「…君付けで呼ぶのはやめてほしいんだけどね」 億泰「さぁーってなぁ~ どーすっかな~~」 ステイル「フン…君と話していると無性に煙草が欲しくなるね」 729 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/09(木) 03 56 17.16 ID fF4vajKd0 億泰「けど、おまえよぉ~ 調子悪いんじゃねぇのかぁ?」 スタンド、ザ・ハンドで光弾を迎撃しながら、ちらりとイノケンティウスに目をやる億泰。 しかし棒立ちになったまま光弾を受け続けている自らの魔術を目の端に捉えたステイルの目には光が戻っていた。 ステイル「あぁ…強制詠唱ね。 確かにあれは厄介だ」 ステイル「だけど万能じゃあない。 簡単に言えばあれは素数を数えている人のそばで出鱈目な数を言って混乱させるような魔術さ」 ステイル「術式を混乱させられているなら更に強固に術式を組み直すだけだ」 ステイル「事前にこの街の全域にルーンによる結界を刻んでおいた甲斐があったよ」 その言葉と同時に再び白熱の輝きを取り戻す魔女狩りの王。 億泰「ほぉ~… 便利なもんだなぁ~魔術ってやつはよぉ~」 ステイル「…僕のイノケンティウスをこともなげに削りとった君に言われると皮肉に聞こえるよ」 ・ ・ ・ ・ 億泰「さてと…もう足引っ張んじゃあねーぜ? ステイルよぉ~?」 ・ ・ ステイル「…それはこっちのセリフだよ億泰」 何もかもを燃やし尽くす魔術師の少年と何もかもを削りとるスタンド使いの少年が並ぶ。 瀑布のような暴力を前に一歩も引かないその姿はまさに気高い戦士のようだった。 730 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/09(木) 04 03 15.87 ID 7am+4HVoO 捨ていぬに黄金の精神が宿るだと…… 945 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/09(木) 20 10 53.98 ID YmUP/0Uy0 空間を削る億泰のスタンドを虚ろな瞳に写した魔道図書館が口を開く。 禁書「 《《新タナ敵兵ノ用イル対象魔術ノ術式ノ逆算…失敗》 禁書「 《戦闘思考ヲ変更》 」 ドラゴン・ブレス 禁書「 《『竜王の殺息』ヲ収束 発動》 」 発生した空間の亀裂から放たれたのは収束した極大光の柱。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 億泰「まずいぜっ! 線の攻撃じゃあっ! いくらザ・ハンドでも削りきれねぇっ!」 ステイル「さがるんだ億泰っ! イノケンティウスッ!!」 億泰の眼前に立ちその身を呈してかばったのはステイルが操る炎の巨人。 神裂「気をつけてください! これは竜王の殺息です!」 神裂「伝説にある聖ジョージのドラゴンの一撃と同意なはずです!」 ステイル「大丈夫だっ! 僕のイノケンティウスの超速再生ならっ! 竜王の殺息にだって耐えられるっ!」 950 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/09(木) 20 14 51.54 ID YmUP/0Uy0 両の手を開きその身に降り注ぐ光の線を受け続ける炎の巨人。 だが、それをあざ笑うかのように魔道図書館が言葉を続ける。 禁書「 《第二二章 第一節 炎ノ魔術ノ術式ヲ逆算ニ成功》 」 禁書「 《曲解シタ十字教ノ教義ヲルーンニヨリ記述シタモノト判明》 」 禁書「 《対十字教用ノ術式ヲ組ミ込ミ開始 第一式、第二式、第三式組ミ込ミ完了》 」 エリ・エリ・レマ・サバクタニ 禁書「 《命名、『神ヨ、何故私ヲ見捨テタノデスカ』発動」》 」 じわりと光の柱が純白から血の様な真紅に変色。 ステイル「なんだ!? 再生速度が遅い…? いや無くなってきている?」 バリバリと音を立てながら砕ける魔女狩りの王。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ステイル「まさかっ! …この短時間で竜王の殺息の効果を変質させたのかっ!?」 億泰「おいっ! ボーっとしてんじゃあねえぜこのスッタコ! 再生とやらをさっさとしやがれっ!!」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ステイル「無理だっ! ルーンを完全に解析されたんならっ! 止める手段がないっ!」 952 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/09(木) 20 16 48.66 ID YmUP/0Uy0 霧散していく炎の巨人をかいくぐるように神裂が駆け込む。 神裂「七閃ッ!」 鍔鳴りの音と共に魔道図書館の足元が破壊され、ぐらりとバランスを崩す。 魔女狩りの王を貫き、その後ろにいるステイルと億泰を狙っていたであろう光の柱が天井を楽々と貫通していく。 ぽっかりと開いた天井からふわふわと舞い落ちる無数の光。 仗助「…な、なんだぁこいつはよぉ~? 羽毛布団でも一緒に吹き飛んだのかぁ!?」 光の羽をつまもうとした仗助に神裂の鋭い制止の声が飛ぶ。 神裂「触らないでください! それは余波の『光の羽根』です!」 神裂「『竜王の殺息』で破壊された物質ですが、それに触れてしまえば人の体など容易く破壊されます!」 仗助「うおっ! マジかよぉっ! 危ねぇ~!!」 慌てふためく仗助。 そして承太郎が神裂に問いかける。 承「何度もすまねーが もう一度だけ確認しておく」 959 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/09(木) 20 22 49.49 ID YmUP/0Uy0 糸に操られた人形のように立ち上がろうとしている魔道図書館を横目で見据えつつ口を開く承太郎。 承「アイツの目の前にある光の障壁。 …あれさえぶち壊せばいい筈だったな?」 神裂「ですから危険すぎると何度もっ! だいたいそれを知って何になると言うのですか!?」 承太郎の問に噛み付くようにして答える神裂だが仗助は彼の言わんとすることを理解していた。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 仗助「ちょ…ちょっと待ってくださいよ承太郎さんっ! あんたまさかっ!?」 承「あぁ…おまえが考えているとおりだ仗助」 仗助「そ、それなら俺も一緒に!」 承「駄目だ。 おまえのクレイジー・Dは自分自身の怪我を治せない」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 承「おまえが再起不能になるくらいの怪我を追われるのは困る」 仗助「じょ、承太郎さんっ! あんた…何を考えてっ!?」 承「…かっタルイことは嫌いなタチでな」 そういって歩みを進める承太郎が自動書記ヨハネのペンとして稼働している禁書目録の前に立った。 976 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/09(木) 20 28 42.56 ID YmUP/0Uy0 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 承「確か…おまえの頭の中にある魔道書を使えば『世界』の常識を変えることができると…そう言っていたな」 禁書「 《戦場ヲ検索 現状ノ敵勢力ヲ再確認》 」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 承「だが…『世界』の常識を変えることができるのは…テメーひとりじゃあねえ」 禁書「 《『空条承太郎』ノ破壊ヲ最優先シマス》 」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 承「…それより先にだ… 俺がテメーを縛り付けている常識を破壊する」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 展開された魔法陣に光が収束する。 しかしその光は放たれる寸前に止まっていた。 『それ』は光を越え、時を越えた承太郎だけの世界。 動きを止め、時間が止まった静寂の世界。 モノクロの世界で承太郎がインデックスに語りかける。 承「俺が3秒間、時を止めた。これから全てを叩き込み…ブチ壊させてもらう」 993 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/09(木) 20 33 55.43 ID YmUP/0Uy0 スタープラチナ・ザ・ワールド タロットカードの大アルカナ17番目のカード「THE STAR」を象徴したそれは完成された史上最高、最強のスタンド。 【残り2,59秒】 「オラァッ!」 スタープラチナの渾身の一撃が聖ジョージの障壁を叩く。 しかし。 聖ジョージの聖域はびくともせず。 逆に承太郎は右拳に鈍痛を感じていた。 【残り2,52秒】 承「ン…想像はしていたが…やはり随分と固いな」 承「だがそんなことは大した問題じゃあ…ないっっ!!!」 【残り2,47秒】 「オオオオォォォォォォッ!! オラオラオラァァ!」 ラッシュ 雄叫びのような気合と共に放たれたのは両拳による連打。 47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /09(木) 22 21 08.15 ID YmUP/0Uy0 【残り1,08秒】 ビシリと。 空間が割れるような音ともに展開された魔法陣に亀裂がはしった。 自身の血で赤く染まったダイヤモンドすらも砕くその拳を握り直す。 承「まったくテメーが来てからこの数日…ロクなことがなかったぜ」 【残り0,95秒】 承「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァァァッッ!!!」 ラッシュ 静止した時の中、光を超える速度でくりだされる無限の拳打。 残像すらも質量をもったかのような凄まじい拳戟がヒビのはいった防壁の一点に集中。目掛けて繰り出されていく。 …そして。 攻撃の手が止まった。 承「だがやれやれ…どうやら間に合ったようだな」 ぐいっと帽子を深くかぶり直した承太郎が宣言する。 【残り0,01秒】 承「…そして時は動き出す」 【残り0,00秒】 56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /09(木) 22 33 42.56 ID YmUP/0Uy0 かつて…「無」から「有」は生まれないという表現がよくされていた。 だがそれは昔の話。 現代の物理学では「無」とされる「絶対真空」の中に「素粒子」が生まれることが確認されている。 その「素粒子」はエネルギーに変身し突然発生したり消滅したりするのだ。 それは人間の引き出すエネルギーにも当てはまる。 たとえばそれは「魔術」と表現されたり、「超能力」と呼ばれたり「スタンド」と名付けられた。 「AIM拡散力場」として観測されていたりもする。 つまり「無」から「有」は生まれる。 「無」とは「可能性」のことなのだ。 “絶対”の防御壁と呼ばれる聖ジョージの聖域ですら“可能性”を否定し切ることは出来ず。 ガラスのシャワーのように粉々に砕けちった。 禁書「 《警…告 『聖ジョージノ聖域』 致命的ナ…破壊 》 」 聖域が消滅したのと同時にビクリと痙攣する禁書目録。 58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /09(木) 22 49 23.55 ID YmUP/0Uy0 禁書「 《修復 不可 魔力量急激ニ不足 自動書記…強制…終了》 」 その言葉を最後に倒れる禁書目録。 まるで状況が理解できずに驚きの声あげたのはステイルと神裂だった。 ステイル「なっ!?」 神裂「いったい…何が…?」 しかし、彼等に返ってきたのは答えではない返事。 承「ま…確かに硬い壁だったが…叩き割ってやったまでのことだ」 呆気に取られたままのステイル達を尻目にコートの裾についた埃を払いつつ禁書目録に向かう。 承「おい…起きろ」 承太郎の胸の中で禁書目録がゆっくりと瞳を開く。 禁書「…」 何事かを呟いた禁書目録の瞳に確かな意思の光が宿っているのを確認する承太郎。 しかし承太郎はひとつ見落としていた。 インデックスの瞳に映るもうひとつの小さなそれ。 天から舞い落ちる『光の羽根』を。 61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /09(木) 23 04 52.95 ID YmUP/0Uy0 音もなくひらひらと動く数枚の光の羽根はゆっくりと、しかし真っ直ぐにインデックスと承太郎に向かい落下していく。 仗助「ッ!! 承太郎さんっ!」 一番最初に気づいた仗助が危険を察知し声を荒げる。 だが、承太郎は帽子のつばが邪魔で上空を確認できない。 億泰「承太郎さんっ! 上だっ!」 承「!? なんだとっ!?」 その声と共にスタンドを再度出そうとするも一手遅い。 このままではその腕に収めたインデックス諸共、光る羽根が直撃することになる。 しかし…光の羽根は飛び込んできた二つの手が握りしめたことにより承太郎たちに危害を加えることはなかった。 耳を塞ぎたくなるような肉の焦げる音。 飛び込んできた勢いのまま床に転がり苦痛に身悶えているのは神裂とステイルだった。 神裂「くっ!!!」 ステイル「痛っぅ!!!」 光の羽根を人の身体で受け止める。 それは頭に当たれば重大な機能障害を起こし、腕に当たればその腕が使い物にならなくなることを意味する。 63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /09(木) 23 22 06.40 ID YmUP/0Uy0 ステイル「これはっ…想像以上にっ…痛いもんだねっ…」 神裂「っ…腕で受け止められたが…不幸中の幸いでしょう…」 ブスブスと黒煙をあげる腕を抱えながらもステイルと神裂が強がる。 億泰「おいステイルっ! しっかりしやがれテメーッ!」 ステイル「大丈夫さ…今まで僕達が…インデックスにしてきたことを思えばこれくらいっ…」 神裂「…やっと…わたしはこの手でインデックスを守ることができたのです」 今も尚、その腕を食い荒らす光の羽根を身に受けて笑う二人の魔術師。 その二人の背後に東方仗助が立った。 仗助「なんつぅ~かよぉ~… グッときたぜぇ~」 ビジョン ゆらりと力をもった像がたちのぼる。 仗助「守る者のためなら我が身を厭わないってその姿勢っ!!」 この世のどんなことよりもやさしい能力をもつスタンド・クレイジーダイヤモンド。 仗助「けどこれからもそいつを守るってならよぉ~片手だけじゃあ不便だよなぁ~~?」 65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /09(木) 23 25 12.44 ID ZjSf68No0 さすがクレダイさんやでぇ・・・ 66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /09(木) 23 34 30.50 ID 3yy/y56p0 仗助はグダグダ言ってないで早く治しやれよ 67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /09(木) 23 42 29.16 ID YmUP/0Uy0 神裂「まさか貴方…」 仗助が何を言っているのか察した神裂。 以前、ジョセフ・ジョースターとやりあったときに義手を目の前で復元してみせた能力。 神裂「無理です…光の羽根でおった傷は魔術による回復ですら難しいのですから…」 だが、そんな神裂の呟きを仗助はまったく気にもとめない。 仗助「魔術だろうが超能力だろうがよぉ~…単なる怪我ならよぉ~」 クレイジー・ダイヤモンドが二人の身体に触れる。 仗助「俺に任せろよなぁ~?」 ズキュン! 用は終わったとばかりにクレイジーダイヤモンドが立ち上がる。 呆気にとられたのは神裂とステイル。 神裂「そんな…信じられません…」 ステイル「嘘…だろ?」 光の羽による酷い傷跡が瞬時に消えていたのだ。 仗助「こんぐらいならよぉ~ 朝飯前っつーもんスよぉ~?」 68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /09(木) 23 45 05.52 ID OUPsfepT0 上条「魔術だろうが超能力だろうがよぉ~…単なる異能ならよぉ~」 71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /09(木) 23 53 58.98 ID fNmut2Nc0 原作と同じくうっかり忘れそうになっていたが・・ さすが4部の主人公だぜ・・ 72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /09(木) 23 58 23.76 ID YmUP/0Uy0 承「やれやれ…ようやく終わったようだな」 気を失ったままのインデックスを抱える承太郎。 承「とりあえず俺たちは家に戻るが…君達はこれからどうするんだ?」 神裂「わかりません…」 ステイル「…僕達は彼女へ術式をかけなかった。 それどころか」 神裂「結果的にとはいえ…インデックスにかかった防御機構を破壊してしまったのです」 ステイル「まずは本部へ連絡をして…その後はどうなるか…」 億泰「おっ! それならよぉ! オメーらも杜王町に住めばいいじゃねぇーか!」 ステイル「そういうわけにもいかないんだよ」 承「コイツを助けたこと…後悔しているのか?」 ステイル「後悔なんてしていないさ」 神裂「ええ…この結末は私達が望んだことでもあります。」 承「…そうか」 75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /10(金) 00 17 50.72 ID T3qD/ylY0 ―ロンドン中心部・聖ジョージ大聖堂― 黒檀の机に向かうはイギリス清教の最大主教ローラ=スチュアートである。 Prrrrrrr!Prrrrrrr! 机の横に備え付けられた電話が鳴り出す。 ローラ『とぉるるるるん♪とぉるるるるん♪』 ローラ『もしもし? あらステイル? お久しぶりだわね』 ローラ『禁書目録が監視の役目ご苦労であったわ』 ローラ『あら? 畏まっちゃって…なにか大事な話でもありけるのかしら?』 ローラ『……へぇ。 やはり禁書目録の「首輪」が外れたということ報告なわけね』 ローラ『さにありける。 えぇ当然知っているわ』 ローラ『…誰に? おかしきことを聞くのねステイル。 貴方達が報告をしていないなら決まっているわよ?』 ローラ『我が英国が誇る生ける英雄から聞いたのよ? …誰かって? おかしなことを聞きますのねステイル』 ローラ『英国どころか世界中にて医療支援を行うSPW財団。 その影に見え隠れする不動産王からね』 ローラ『…あら? これでも判らない? まったく魔術の勉強にかかりきりすぎだったのじゃあなくて?』 ローラ『…究極の進化を遂げた完全生物を駆逐した男。 ジョセフ・ジョースター卿よん♪ 』 76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /10(金) 00 18 59.35 ID sC2DbYgY0 やっぱ有名人かジョセフ 78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /10(金) 00 22 39.36 ID wqHGaeRL0 吸血鬼狩りの権威の家系だったり 79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /10(金) 00 24 08.03 ID sC2DbYgY0 貴族の血筋だし、何百年も吸血鬼とかとバトルしまくってるし そう考えればかなり有名だよな 80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /10(金) 00 38 35.50 ID T3qD/ylY0 ローラ『久方ぶりに我を忘れるほど話し込んでしまうだなんて…まったく反省のしきりだったわ』 ローラ『そうそう。 禁書目録の事だけれども』 ローラ『大至急連れ戻せ…というのが上層部の見解でしょうけれども気にしなくても別によくてよ』 ローラ『彼女の枷が外れたのですもの』 ローラ『10万3000冊を操る魔神を易々と懐にいれるほど愚かしいことはなくてのことよ』 ローラ『貴方達に対するお咎め? 気になるでしょうけれどそれも無くてよ』 ローラ『ええ。 ジョセフ・ジョースター卿から頼まれたのだから聞き入れぬわけにいかないわよ』 ローラ『何でですって? いいわ…申せしましょう』 ローラ『…敬意よ。 ジョースターの血統に敬意を払う。 これは決して忘れてはならぬこと』 ローラ『そう、 そういうこと。 これからも其を引き続き監視をしていることが貴方達の任務よん♪』 ローラ『それじゃあまた。 用事ができたらこちらから連絡するでしょうよ』 84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /10(金) 00 51 11.89 ID T3qD/ylY0 ―翌日・杜王グランドホテル― 禁書「zzz」 承「おい」 禁書「zzz」 承「おいっ!」 禁書「ひゃっ! ひゃいっ!?」 承「いつまで寝てるつもりだ? とっとと起きろ」 禁書「あ…じょーたろー?」 承「なんだ?」 禁書「えっと…あの…やっぱりなんでもないかも…」 承「…今から出掛ける。 テメーも一緒にだ」 禁書「え? …うん! あ、でもじょーたろー? 私にはインデックスっていう名前があるからテメーだなんて」 承「…やれやれ」 86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /10(金) 01 07 29.21 ID T3qD/ylY0 ―杜王町・カフェ・ドゥ・マゴ― 仗助「おっ! 承太郎さーん! こっちッス! こっちこっちぃ~!」 神裂「ひ、東方仗助…その、あんまり大きな声を出すと周りの人に迷惑が…」オロオロ 億泰「だからよぉ~! いっぺん喰ってみりゃあわかるっつってんだろぉ~!?」 ステイル「フンッ プリンなんて女子供の食べるものじゃないか そんなものに感動しただなんてどんだけ君は子供じみてるんだ?」 億泰「…テ、テメー言いやがったなステイルッ! ジョートーじゃねえかっ! これ終わったらすぐにトニオさんのとこ行くぞコラァ!!」 ステイル「ま、構わないけどね。 あぁそうだ…そこって禁煙かい?」 億泰「あったりめーだろぉ! トニオさんの店で煙草なんて吸いやがったらどうなるか判りゃしねーぜっ!」 ジョセフ「どうかね露伴くん その後体の調子が悪くなったりしとらんかのぉ~?」 露伴「大丈夫ですよジョースターさん。 でも…フフフ ほんとーにサイコーだったなぁ。 あの体験は…フフフ」 ジョセフ「…わしゃもう老眼であんまりマンガみたいな細かい文字が読めんのじゃが…魔道書みたいなマンガは描かんでくれよ?」 露伴「ええ。 僕は面白いマンガを描きたいわけで、読むだけで気が狂うようなマンガなんて描く気は起きませんよ」 ジョセフ「そ、そうか。 それなら安心じゃのぉ~ (気が狂うようなマンガも描けるって…それはマズイんじゃないかのぉ…)」 87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /10(金) 01 08 35.49 ID /5Vx5sUy0 ホント露伴ちゃん元気だな 94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /10(金) 01 21 49.43 ID T3qD/ylY0 禁書「ね…じょーたろー…あそこにいるのは私を追ってきた魔術師だよね?」 承「そうだ。 だがテメーと俺を救ったのもヤツラだ」 禁書「……危険だよ」 承「…それはテメー自身で確かめな」 禁書「あ、待って! まだ心の準備が!」 仗助「ほら来たッスよ? やっぱこーいうのはちゃんと話さないと駄目っスからねぇ~」 神裂「ま、待ってください東方仗助っ! く、口の中がカラカラなので水をっ!」 仗助「なーに逃げようとしてんスかぁ~ 友達になるって言ってたじゃないスかぁ~ あン時の覚悟がありゃラクショーっすよラクショー」 億泰「おらステイルゥ~ 何ボーっと突っ立ってんだよぉ~」 ステイル「…すまない…やっぱり僕抜きじゃダメかな?」 億泰「あぁ~? テメェーなぁーにヒヨってんだぁ~?」 ステイル「いや、そういうわけじゃなくてだな。 その…やっぱり僕がいるよりかは神裂一人のほうが…」 億泰「グダグダうっせーんだよぉ さっさといきやがれテメェー!」 96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /10(金) 01 32 55.45 ID T3qD/ylY0 神裂・ステイル「…」 禁書「あ…」 ステイル「…イ、インデックス?」 禁書「…な、なに?」 神裂「あの…ですね…」 禁書「う、うん…」 神裂・ステイル「…えっと」 承「…やれやれだ」 仗助「なんつーか…ザ・お見合いって感じッスね… 見てるこっちがヒリヒリしてきますよこりゃあ…」 億泰「アッ! やべっ! なんか涙腺緩んできた! …グスッ …俺ダメなんだよなぁ~こーゆー話の展開ってよぉ~」 露伴「うーん…ま、ありきたりだけどストーリを絡めれば悪くはない構図かもね… 一応スケッチはしておこうかな」 ジョセフ「まったく…どうにもなりそうにないのぉ…仕方あるまい…」 ジョセフ「おーい。 記念写真一枚撮りたいと思うんじゃが…いいかのぉ?」 97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /10(金) 01 44 56.86 ID T3qD/ylY0 禁書「・・・そ、それはっ!? キャメラッ!?」 神裂「大丈夫ですインデックス! 別に寿命が縮まったりするような魔術的トラップはありませんよから」 ステイル「君…そんなザマでよく逃亡生活を続けられたもんだね?」 禁書「で、でも! キャメラに撮られたら魂が抜かれるといった伝承はほぼ世界中に散らばっているんだよ?」 ジョセフ「撮っちゃうからのぉ~?」 禁書「ひゃああっ!」 カシャリ 神裂「私の後ろに隠れてどうするんですかインデックス?」 ステイル「そうだ! なんで僕の方にこないんだ!?」 ジョセフ「このままじゃ埒があかんのぉ~」 ジョセフ「いっそのこと全員で撮るとするかのぉ~」 101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /10(金) 02 08 19.15 ID T3qD/ylY0 億泰「ステイルゥ~ テメーもっと奥に詰めろよなぁ~」 ステイル「悪いけど…この場所は譲らないよ」 仗助「別によォ~ そのチビッコの両脇はアンタたちのもんでいいんだけどよぉ~」 禁書「だから私の名前はインデックスって言うんだよ! もうこのセリフ何回言ったか判らないくらいなんだよ?」 露伴「おいちょっと待ちな仗助。 それじゃあ僕が映らないじゃあないか? もしかして…わざとやっているのかい?」 仗助「偶然肘がかぶっただけじゃねースか …ったくよぉ…大概あんたは俺のこと嫌ってるよなぁぁ?」 神裂「あ、あのすいません。 なんだか胸が苦しくなってきたんですが…」 ジョセフ「…別に写真を撮るときに呼吸を止める必要はないんじゃぞ?」 禁書「あ! じょーたろー! 私の後ろが空いてるんだよ! ここだよここっ!」 承「やれやれだぜ」 カシャリとシャッターが落ちた。 104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /10(金) 02 32 53.78 ID T3qD/ylY0 ―その後― 空条承太郎さんとジョセフ・ジョースターさんは船に乗り渡米していった。 承太郎さんは 「やれやれ。 予定より4人も多いだなんて思ってもいなかったぜ」 と愚痴をこぼしていた。 やっぱり禁書目録、神裂火織、ステイル=マグヌスの三人が一緒に渡米したいと言い出したからだろう。 3人の関係はいまだにギクシャクとしているらしいけど、それでもいいと二人の魔術師は言ったらしい。 ジョースターさんはそれを聞いて 「まぁそんなこともあるわい わしも若い頃を思い出すのぉ」と笑っていたらしい。 露伴先生は画風のタッチが変わったらしい。 人体をそのままデッサンしたかのような作画は見るものを惹き込み、発売日を待ちきれない中毒者が続出しているとのこと。 考えたくはないけれども…もしかしたら魔道書がなにか関係しているのかもしれない。 ここまでが僕が仗助君と億泰君から聞いた事の顛末だ。 こうして魔術師とスタンド使いが触れ合った数日は一枚の写真に刻まれて。 終わった。 105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /10(金) 02 36 21.95 ID l4UEh/zM0 乙? 107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /10(金) 02 38 04.59 ID T3qD/ylY0 終わりで。 次立てるときは最後まで書き溜めることにするわ。 110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /10(金) 02 41 01.28 ID BlbG2vYa0 広一君が語り部かよ 116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /10(金) 04 34 10.88 ID tz+LGo730 乙!!!!!11 禁書とジョースター家の末裔の絡みお見事でした 承太郎さんと木山先生の絡みがみたかったなー 前へ 戻る
https://w.atwiki.jp/index-ss/pages/2.html
INDEX-SS 最終更新日時 0000-00-00 00 00 00 メニュー トップページ 更新履歴 編集上の注意 移転作業進捗 検索 【まとめ一覧】 SSスレまとめ TSスレまとめ 【リンク】 禁書板系 禁書板 禁書wiki とある魔術の禁書目録 自作SS保管庫 禁書板二次創作データベース 外部板系 製作速報VIP(クリエイター)板seisoku-index
https://w.atwiki.jp/index-ss/
とある魔術の禁書目録 Index SSまとめ ようこそ『とある魔術の禁書目録-Index-SSまとめ』、通称『禁書板 SSまとめ』へ。 このwikiは作家、鎌池和馬の作品『とある魔術の禁書目録』について取り扱う『禁書板』の、 二次創作(SS)作品についてのデータベースです。 (注意!!) まとめの内容には本編・他作品へのネタバレの危険性があります。 また、二次創作である都合上、登場キャラクターが暴走したり トンデモ設定が付け加えられていたりする場合があります。 留意の上で閲覧してください。 ネタバレ解禁は小説・漫画版・その他情報源含め公式発売日の24:00です。 それ以前に新たに開示された情報を書き込むのはおやめください。 このWebサイトは一部のページを除き、だれもが自由に編集できます 項目を編集される方は、事前に必ず編集上の注意を読み、 他ページなども参照の後、規定の書式を使って更新してください。 なお、「禁書wiki管理人」様ならびに「禁書板管理人」様、その他まとめサイト管理人様と、当ページの管理人とは無関係です。 現在、このwikiでは「SSスレ」と「TSスレ」の内容のまとめを掲載しています。 「デルタフォーススレ」ならびに「いちゃいちゃSSスレ」の内容のまとめについては、 左側リンクの「とある魔術の禁書目録 自作SS保管庫」から別のまとめサイトをご覧ください。 上条さんが噛み付かれた回数(2010/01/15(金)から流血開始) 総合: - 回 今日: - 回 昨日: - 回
https://w.atwiki.jp/goronka/pages/2078.html
【作品名】 とある魔術の禁書目録SS 【ジャンル】アニメ『とある科学の超電磁砲』のBD/DVDに収録されている小説 【先鋒】海洋牢獄 【次鋒】女性 【中堅】少女 【副将】神裂火織 【大将】ブリュンヒルド=エイクトベル 【参考】クワガタ:黒い革と銀の鎧で作られ、ハサミの部分には太いスプリングや金具がゴテゴテと付けられた5m以上の金属製クワガタ アップヒル島:一周17km、南北に2km程の大きさの島 見えない砲撃:対象の体に着弾すると、強制的に生命力を魔力に変換して、勝手に体内で暴走させる砲撃 全身の血管がランダムに破れ、神経系に多大なダメージをくらってしまう 対象の扱っている魔術、対象から立ち上る魔力の匂いのようなもので解析するので、十数秒に一発の速度で発射する 【名前】海洋牢獄 【属性】魔術の潜水艦 【大きさ】潜水艦並み 【攻撃力】潜水艦並み 【防御力】防弾樹脂で出来た潜水艦並み 【素早さ】潜水艦並み 【長所】潜水艦 【短所】武装無し、ナグルファル化の影響で海に潜れない 【備考】中に500-数人の常人が乗っている 【備考】本来は遠隔操作されて動く潜水艦だが 囚人の何人かが死んで、ナグルファル化されたおかげで中の囚人に制御権が移っている 【備考】ナグルファル:死者の爪を素材とし、『神々の敵対者』が乗るという船ナグルファルの伝承に基づいた魔術 巨大な船とそこに乗る罪人、そして死者の爪という魔術的記号を用いることで船の制御を奪う 伝承におけるナグルファルに潜行機能は無いので、海面に浮かんで航行する 【名前】女性 【属性】人間、白人、女性、魔術師の女性 【大きさ】背中にリュックを付けた成人女性並み 【攻撃力】打撃:周囲の風の力、波の反発力で上乗せする蹴りや殴りの一撃 直撃すれば、的確に防御しないと副将が骨格レベルで破壊され行動不能になる威力 波:海面に浮かぶヴィーダルの靴を強く踏みしめて発動 全方位へ海水が凄まじい速度で飛ぶ 副将にダメージを与え、副将が避けられない速度 【防御力】副将に全力で蹴られて無傷 【素早さ】副将と同等、10mぐらい跳べる ヴィーダルの靴を海面にばら撒けば、その上を踏んで海を走れる 【特殊能力】ヴィーダルの靴:背中のリュックの中にある一片が数cm程度の革 使用者に身体強化の特性を付与し、バラ撒けば周囲の環境を武器にする 移動する最中や、戦闘してる最中に景気良くばらまいても無くなる様子が無いので数千単位でリュックの中に収められている様子 【短所】ヴィーダルの靴の三角形を(一辺を曲線に切られたりして)三角形じゃなくならせたりしたら力を失うし ヴィーダルの靴を増やしたら(0.数mmの物を数万単位)、力が爆発的に上昇して自滅する 名無し 【名前】少女 【属性】人間、白人、女性。魔術師の少女 【大きさ】10歳ぐらいの白人の少女+アップヒル島の1/3を水没させる量の海水 【攻撃力】鉄骨を両断できる切れ味のワイヤーを左右に手を伸ばして引き千切る腕力 ユミルの洪水:奇妙に赤く粘性を持った不自然な海水。 、塩分濃度が調節され、通常では有り得ない粘性が与えられ、人間は脱出できずに海底に沈むしかない 大型船舶であっても海の藻屑に変え、そこらの軍艦程度ならひっくり返せる 十数m後ろからやられたのを副将が察知しても、そこから行動が不可能な速度で津波が体を襲い、3km程を押し流される速度 一発でアップヒル島の1/3、全力ならアップヒル島の全てを洗い流せる範囲で行える 塩の柱:ユミルの洪水を操作し、塩の結晶を凝縮させた巨大な杭を海水から出現させる事が出来る 塩の柱は太さ3m、長さ20m 副将が避けないといけないので、最低でも副将に当たら傷つけられる威力 一瞬に、海面が白色でびっしり埋まるぐらいの本数の杭を突き出せる(数百本ぐらいだろう) 突き上げる他にも、相手めがけて勢いよく飛ばせる、弓矢並みの速度だろう 【防御力】少女並み 両手の掌が半ばまでパックリ割れても平気 ユミルの洪水の操作で、自分に向けて洪水を放っても平気、自分の周囲だけを器用に避けられるように操作できる 【素早さ】少女並み 【特殊能力】ユミルの洪水:自分の血中の塩分濃度を操り、海水のそれと均質化する事によって大量の海水へ魔術的にアクセスして操る魔術 【長所】大規模破壊 【短所】海水と同濃度の塩水は体内器官を致命的に傷つける ので、魔術の使用中は見えないロープで手首を強く縛って血流を止めている 長時間もすると細胞が壊死する 名前が出てこなかった 【備考】背後が海の環境+操っている海水を武器とした状態で参戦 【名前】神裂火織 【属性】人間、女性、魔術師、聖人 【大きさ】成人女性並み 【攻撃力】自分の周囲数十mに渡って散った0.数mmの三角形の革の一辺を正確に曲線状に切り取れる攻撃精度、それを一瞬で数十個の革に対して出来る 蹴り一発で、分厚いコンクリ壁が粉々に吹っ飛び、左右50mに渡って伸びる壁が全て津波のように雪崩れ込む威力 唯閃:2mを超える長さの日本刀から放たれる斬撃 クワガタを一刀両断できる 自分の蹴りにも耐えられる奴を一撃で両断できる威力 刀と剣の隙間が数cm開けば鋭角的に超音速の斬撃で攻撃可能 七閃:ワイヤーを使って一度に七つの斬撃を放つ 射程数十m、速度超音速 鉄骨を軽く両断できる切れ味 【防御力】自分の蹴り並みの打撃をくらっても戦闘続行可能 自分の魔力を、十字教、神道、仏教と様々な術式の物に変化させる事で、見えない砲撃が直撃しても無傷にさせられる 【素早さ】超至近距離で放たれる(挿絵を見る限り30cm、40cmぐらい)マシンガンより短い間隔の超音速の斬撃を七天七刀で弾き続けられる反応速度 超音速で走れる 20m近い上空まで跳躍できる 空き缶、ペットボトル、流木、海藻の切れ端、設置された仕掛け網ぐらい流れていれば海の上を走って渡れる 【特殊能力】発信機:七閃のワイヤーを相手の首に一周巻き付ける すると単純な位置情報と、魔力の使用状況を追跡できるようになる 視力は両目ともに8.0 【長所】本編と違って特に時間制限は書かれてない 【名前】ブリュンヒルド=エイクトベル 【属性】人間、女性、魔術師、聖人、ワルキューレ 【大きさ】成人女性並み 【攻撃力】主神の槍:トネリコの樹の柄を中心に、何枚もの鋼の板が組み合わさって出来ている3mサイズの槍 刃の部分を当てれば副将を両断できる 武器破壊:鋼の板が歯車のように複雑に噛み合いながら槍の表面を蛇のように這いずる 直前で刀を引かなければ、副将の七天七刀が万力で押し潰すように折られる威力 気象操作:主神の槍は落雷、洪水、震災、竜巻、噴火などのありとあらゆる自然災害を起こせる 上空3500mから雷を落とす 地面から溶岩を噴出させ、槍の動きに合わせ、液状のハンマーのような動きをさせる 地面から大量の水を真上に噴き出す 地面を埋めて土壌を変える量の塩を床一面に広がらせる 半壊した廃工場が内側から爆発(おそらく溶岩の噴出) 一つ一つが5mを越える数十の岩を降り注がせる 槍の一撃一撃に暴風の刃や純白の爆炎の災害を宿らせる ブリュンヒルドの起こした災害は、その全てが神罰となる 雷なら紫電じゃなく純白の聖なる光になり、溶岩なら眩く白い神々しきマグマとなり、水なら内部から聖なる光を放つ破壊の水となる 物理的な他にも魔術的な威力も合わせ持っているだろう 最後のルーン:掌サイズの板に描かれた一文字。たった一文字で原典に匹敵する『汚染』を起こす ほんの一瞬、視界に入れただけでも頭蓋骨の内側から外へと杭を打ち込むかのような激痛が炸裂する 知的生命体としての本能が目を瞑って全力の逃走を選ばせていなければ、副将がその場で廃人になっていたかもしれない程 【防御力】副将並み 【素早さ】副将並み 【長所】最後のルーンの効果 【短所】三ヶ月の間の数日間だけ聖人の力とワルキューレの力が拮抗して完全に常人並みになる 参戦 vol.99 286-289
https://w.atwiki.jp/indexssindex/pages/68.html
~~♪~~♪~~~ 禁書目録本体から切り離された自動防御プログラムが暴走する。 立ち向かうのは、俺たち学園都市チームと、そして、そして……!? 禁書目録事件の、これがきっと、最終決戦! 次回、魔砲少女リリカル・カナミンA`s 第12話 「夜の終わり、旅の終わり」 長い夜も、もう終わるから……。 CAST 一方通行…………嘱託魔道士。『白い悪魔』 御坂美琴…………嘱託魔道士。『黒の一番』 インデックス…………魔道書の主。 結標淡希…………図書館司書。サポート。 白井黒子…………使い魔。サポート。 ステイル…………執務官。 初春飾利…………管制官。 小萌先生…………提督。未亡人。一児の母。 神裂火織…………守護騎士。剣の騎士。 オルソラ…………守護騎士。湖の騎士。 アニェーゼ…………守護騎士。鉄槌の騎士。 シェリー…………守護騎士。盾の守護獣。サポート。 風斬氷華…………管理プログラム。 アウレオルス…………禁書目録解決の為に裏で画策してた提督。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/8459.html
登録日:2012/06/14 Thu 18 11 56 更新日:2024/03/19 Tue 19 45 04 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 いろいろ異端児 とあるシリーズの登場人物 とある魔術の禁書目録 キィハラチャアアアアン マッドサイエンティスト 学園都市 新約 木原がゲシュタルト崩壊 木原ってなんだっけ 木原サイド 木原一族 木原円周 木原家の一族 木原木原木原、馬鹿みたい 真似っこ 科学サイド 科学者 落ちこぼれ? 黒髪 うん、うん。分かってるよ、数多おじちゃん。 こういう時、『木原』ならこうするんだよね。 木原(きはら) 円周(えんしゅう) とある魔術の禁書目録の登場人物。 初登場は新約四巻。 あの『木原一族』の一人であり、学園都市の命を受けバゲージシティを襲撃した三人の『木原』のうちの一人。 木原一族と言えば基本的に非常に癖のある狂ったような見た目や人格を持つ人物ばかりであるが、その中においてある意味最も異彩を放つ存在。 黒髪に左右のお団子を備えた髪型をした小柄な中学生ぐらいの少女で、 モコモコなセーターにミニスカートとストッキング、といった具合に、『木原一族』とは思えない程普通な見た目をしている。 首から下げた携帯電話や小型ワンセグテレビといった大量の精密機器類を除けば。 絵師いわく『まっとうな木原一族から逸脱したデザイン』を意識したらしく見た目だけなら普通にヒロインしてても違和感無い。 更に性格のほうも『木原』にしては常識的で、仲間意識も強い(基本的に『木原』に仲間意識は存在しない)。 故に彼女は『木原としては及第点と言えない存在』とされている。 このような特異な性質は彼女の特別な生い立ちに関係している。 彼女は幼少期の頃、ある『正義』を名乗る者達によって連れ去られ監禁されていた。 『木原』という存在に驚異を感じていた彼らは、 「『木原』は『木原』を学ぶから『木原』らしくなる」 と考え、彼女を『木原』から、更に言えば人間としての『学び場』から切り離したのだ。 それも人間としての基本的な情報を大量入力されるべき幼少期に。 そうする事で彼女は『木原』らしくなくなると思っていたのだ。 …もっとも、この行為の真意は『正義』ではなく、単に『木原』という才能に嫉妬した者の陳腐な自己満足だが。 『木原』という存在を自分より下に置いておきたいという歪んだ欲求を満たしかっただけである。 実際、彼女はそのような環境に置かれたおかげで九九も出来なければ、漢字はおろかカタカナすら読み書き出来ない。 円周ちゃんマジアホの娘wwwバカスwwwwww …と、なるはずだったが『木原』はそんなに甘くはなかった。 彼女はそんな環境の中でさえ、 『一見落書きにしか見えない冷凍睡眠装置の基礎理論の証明式』を書き上げ、 床に散らばったクレヨンで『完全な黄金比のバランスを超越した美しさ』を描き、 くしゃくしゃに丸められた紙のシワで『並列演算装置のチップの図面』を示し、 フロアランプの光りによってできる影で『見る者の深層心理を浮き彫りにするテスト』を行う …等々、平然と『木原』を行使していたのだ。 『木原』が『木原』である事に、後天的な情報入力など必要無い。 『木原』は『木原』であるだけで、科学という概念から目一杯愛される。 彼女ら『木原』は科学を他人から学ばずとも世界を構成する物質から科学を読み取る。 部屋を舞う埃や、プラスチックの質感、水の一滴のような些細な物ですら彼女にとって絶好の科学の参考資料となりうる。 『木原』から科学を奪うにはこの全世界を欠片も残さず破壊する以外に方法など無いのだ。 なにそれ、こわい 天才ってレベルじゃねぇぞ!! むしろ彼女は何も教育されなかったおかげで善悪のボーダーラインがわからないようになり、その科学には歯止めが利かない。 故に彼女は監禁された事に一切の不満などなく、一方で彼らを恩人とも思っていない(というか恩人という概念すらわかっていない)ため、 純粋に実験を行う過程で彼らを葬っている。 しかしそれでも彼女がまともな教育を受けた他の『木原』と比べて『木原』が足りないのは事実。 彼女はそれを補うために首から下げた精密機機器に数多おじちゃんを始めとする『約五千人の木原一族の思考パターン』をインプットし、 そこから『発想』を得て足りない『木原』を補充するという戦闘スタイルを取っている。 つまり高度な『真似っ娘』。 また木原一族だけでなくあの上条当麻(当麻お兄ちゃん)の善性もインプットされておりそれも戦闘に利用する。 原作者いわくそのコンセプトは『普通の女の子が木原のアイテムを使って華麗に変身♪』らしい。 ちなみに初期案ではAIだったらしい。 劇中ではこの『発想』を得る力を使ってバズーカぶん回したり、トラップ作ったり、カビから生物兵器作ったり、雪の中のコンテナを大炎上させて崩したりと大暴れ。 しかしこのスタイルには欠点があり、いくら『発想』を得てもそれを取捨選択するのは彼女自身の思考パターンに過ぎない。 つまり完全にその人物に成り切れる訳では無く、その『発想』の中には彼女自身の行動パターンが確実に存在しているため、そこを見抜けば対処可能。 (雲川鞠亜曰く、他者のデッキを真似してカードゲームをするようなもの) 作中ではその弱点を雲川鞠亜に突かれ彼女らのコンビネーションの前に敗北した。 尚、追い詰められた最後の最後で木原らしい口汚い言葉を叫んだ。 案外、こっちが素だったりしたのだろうか? ちなみに原作者が言うに、彼女は単純な頭の良さに関してなら木原一族の中でも上位らしい。 …もし拉致される事なくまともに教育を受けていればどんな化け物になっていたのだろうか… うん、うん。分かってるよ、アニヲタお兄ちゃん。 こういう時、『wiki籠り』ならこう追記・修正するんだよね。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 一応、上条さんの義妹・・・? -- 名無しさん (2013-08-08 22 52 24) 多分生きてるし 再登場希望 -- 名無しさん (2014-07-05 10 18 31) 別作品のあの木原の力を使えば…… -- 名無しさん (2014-08-10 18 15 08) ↑冥王様もわりとこいつらと同類だね -- 名無しさん (2014-08-10 19 29 31) ↑一通さんの木原君発言の際に、アレイスターの声優さんが冥王様と同じ人だったのでネタにされてたけど、まさかこんなに木原が増えるとは思わなかったとです -- 名無しさん (2014-08-10 20 33 11) これで上位ってことはまだ上がいるのか -- 名無しさん (2015-01-02 13 55 46) まあ犬までいる一族ですし -- 名無しさん (2015-01-02 14 00 18) 最新刊で無茶振りされて放置プレイになったね、レイプ目になった円周ちゃんprprしたいんじゃあ -- 名無しさん (2016-04-13 19 22 50) かわりものメタモン -- 名無しさん (2017-05-11 02 57 40) 再登場しないすっね~ -- 名無しさん (2022-02-05 17 07 55) 名前 コメント