約 27,879 件
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/2376.html
【種別】 人名 【初出】 とある魔術の禁書目録SS 第6話 【解説】 必要悪の教会に追われる魔術師。 破綻した理論の研究を続け、周囲への被害を出すことが懸念されている。 明け色の陽射しにも目を付けられていて、財産の保管庫や魔草の栽培場などが度々襲撃された。 不老不死を専門に研究を行うが、特に目的がある訳ではなく趣味の域で研究を行っており、 自分の力で他者を振り回すのが好きなだけという酔狂な人物。 他の物品や素材に人の命を移し変える研究でペースト状にした脳味噌と石灰を素材に魔弾を作ったりもしている。 不老不死を求める過程でそれに最も近いと考えられるモノとして魔道書の『原典』にまで手を出し、 その風化も破壊も許さない防衛機構を人の身に宿す原典アーマーなるモノの作成を試みた。 が、『汚染』を受けてしまい、廃人化は免れるもののバードウェイが言うにはいい具合に頭が飛んでしまったそうだ。 拠点『ビフロスト』は特殊な場所に存在し、 辿り着くには大気も重力も無い漆黒の空間にオーレンツが作った道を通らねばならない。 地脈や龍脈の力が極端に届き難い環境に拠点があるため彼が持つ『原典』の力は弱まっているが、 それを逆手に取り本来ならば自らの手には余る『原典』の力を扱えている。 なお、拠点構築の技術に関して一部は学園都市など科学サイドに接触し得たものであるという。 また、地脈の流れから遠い高空ないし無重力空間という、 「地球の回転」に深く関係する場所に拠点を築いていることから、 惑星内部への『最後のルーン』の刻印を目指すブリュンヒルド=エイクトベルと接触していた可能性がある。
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/3225.html
【種別】 魔術・霊装(仮) 【初出】 とある魔術の禁書目録SS -『必要悪の教会』特別編入試験編- 第1章 なお、この名称はあくまで初期形態の呼称であり、霊装の正式な名称は不明。 正しい綴りは死蝋(しろう)。屍蝋は旧字体のものである。 【解説】 イギリス清教が地下鉄迷宮の各所に設置した霊装。 罪人の屍蝋に魔女の薬を織り交ぜて作られている。 初期の形状は幅50センチ、直径3メートルほどの歯車で、 ぬらぬらと光を照り返す油めいた質感の真っ赤な物体。 感知領域内の生命力に反応し、自動で攻撃を加える。 初期状態の『歯車』では車輪刑を基とした大質量での突撃を行う。 また、蝋であるために破壊・溶解されても別の形を取り、攻撃を加えてくる。 作中では一度溶かされて形状を失った後、 『ギロチン』と『アイアンメイデン』に形を変更して攻撃を続けていた。 その本質は「対象の血液を取り込むことで、絶対に死に至らしめる攻撃方法を完成させる」ことであり、 系統としては「呪いの蝋人形」に代表される蝋を使った民間伝承に基づく『感染魔術』の一種。 一度血液を取り込むと、採取した人間と同じ背格好の赤い人型となって攻撃してくる。 血液を採取されてしまうと呪いの効果を受けてしまい、 その攻撃を避けることも反応することも出来なくなってしまう。 特別編入試験に挑む天草式十字凄教の面々の前に、 イギリス清教が仕掛けたトラップの一つとして複数個が登場。 五和・対馬ペアを追い詰めたが、 術式の特性を看破した五和が発動させた『イヴの術式』によって行動を乱され、自滅した。
https://w.atwiki.jp/indexssindex/pages/21.html
元スレ:とあるSSの禁書目録 Part3 SS 3-7(未編集) 3-7 とある嘘14巻 SS 3-18(未編集) 1-641 とある授業の社会見学 第二章(2) SS 3-37(未編集) 3-37 とある忘却の再認識 Prologue(予告) SS 3-44(未編集) 3-37 とある忘却の再認識 第一話(1) SS 3-52(未編集) 1-641 とある九月の重陽演義 SS 3-59(未編集) 3-59 とある九月の振替休日 SS3-68(未編集) 3-37 とある忘却の再認識 第二話(2) SS3-87(未編集) 1-641 とある九月の中秋名月 SS3-91(未編集) とある乙女の恋愛革命 1 SS3-97(未編集) 3-91 とある乙女の恋愛革命 2 SS3-105(未編集) 3-91 とある乙女の恋愛革命 3 SS3-109(未編集) 3-37 とある忘却の再認識 第三話 SS3-115(未編集) 3-91 とある乙女の恋愛革命 4 SS3-117(未編集) 1-169 とある喫茶店の一日 〜Mad_Tea_Party〜 SS3-129(未編集) 3-91 とある乙女の恋愛革命 5 SS3-139(未編集) 3-91 とある乙女の恋愛革命 後日談 SS3-153(未編集) 3-91 とある狂気の最終報告 SS3-158(未編集) とある2人の平和な時間 SS3-162(未編集) 3-91 とある教師の進路相談 1 SS3-166(未編集) 3-37 とある忘却の再認識 (3) SS3-170(未編集) 2-233 とある風紀の活動日誌 第五話『対人指向性散弾地雷の日常』have a break 1 SS3-180(未編集) 2-233 とある風紀の活動日誌 第五話 2 SS3-190(未編集) 2-233 とある風紀の活動日誌 第五話 3 SS3-201(未編集) 2-233 とある風紀の活動日誌 第六話『破滅狂走曲 第惨番 破綻調』 第一章 give me a break〜じわじわと侵食しながら〜 SS3-212(未編集) 2-233 とある風紀の活動日誌 第六話 第一章 2 SS3-220(未編集) 2-233 とある風紀の活動日誌 第六話 第一章 2 SS3-236(未編集) 3-91 とある教師の進路相談 2 SS3-241(未編集) 3-91 とある教師の進路相談 3 SS3-252(未編集) 高機動幻想殺し(嘘予告) —おまけつき— SS3-268(未編集) 序章 SS3-273(未編集) とある学園の前日談録(プロローグ) SS3-282(未編集) 3-37 とある忘却の再認識 (4) SS3-293(未編集) 3-91 とある世界の三重記号 第一章-1 SS3-301(未編集) 3-91 とある世界の三重記号 第一章-2 SS3-306(未編集) 2-785 とある師走の学生事情 SS3-311(未編集) 3-91 とある世界の三重記号 第二章 SS3-325(未編集) 替え歌『秘密』ver.御琴(シンフォニック=レイン) SS3-327(未編集) 替え歌 天罰!エンジェルラビィVer.美琴 SS3-329(未編集) 1-641 とある睦月の人日宴席 SS3-339(未編集) 浜面with滝壺 SS3-348(未編集) 替え歌『恋のミサカ伝説』 SS3-349(未編集) 替え歌『フラグでしょでしょ』 SS3-355(未編集) 3-273 とある旗男 SS3-391(未編集) 3-391 桃の節句と黒一点 ‐Girls’_Party‐ SS3-407(未編集) 3-37 とある忘却の再認識 (5) SS3-438(未編集) とある第三位の新婚旅行 序章-1 SS3-442(未編集) 3-438 とある第三位の新婚旅行 序章-2 SS3-450(未編集) 2-233 とある風紀の活動日誌 第六話『破滅狂走曲 第惨番 破綻調』 第二章 ネコ科の魔術師は愛に生きる 1 SS3-460(未編集) 2-233 とある風紀の活動日誌 第六話『破滅狂走曲 第惨番 破綻調』 第二章 2 SS3-470(未編集) 2-233 とある風紀の活動日誌 第六話『破滅狂走曲 第惨番 破綻調』 第二章 3 SS3-482(未編集) 2-233 とある風紀の活動日誌 第六話『破滅狂走曲 第惨番 破綻調』 第二章 4 SS3-491(未編集) 2-233 とある風紀の活動日誌 第六話『破滅狂走曲 第惨番 破綻調』 第二章 5 SS3-501(未編集) 2-233 とある風紀の活動日誌 第六話『破滅狂走曲 第惨番 破綻調』 第二章 6 SS3-511(未編集) 2-233 とある風紀の活動日誌 第六話『破滅狂走曲 第惨番 破綻調』 第二章 7 SS3-536(未編集) 3-438 とある第三位の新婚旅行 序章-3 SS3-553(未編集) とある美琴の出張看護 SS3-559(未編集) 序章 悩める乙女の事情 be iovesick. SS3-563(未編集) 3-559 第一章 突然の訪来者 change one s school. 1 SS3-569(未編集) 3-559 第一章 突然の訪来者 change one s school. 2 SS3-579(未編集) 3-559 第一章 突然の訪来者 change one s school. 3 SS3-612(未編集) 1-641 『魔砲少女リリカル・カナミンA`s』 第12話 嘘予告 SS3-626(未編集) 1-641 『魔砲少女リリカル・カナミンA`s』 第12話 嘘予告 SS3-628(未編集) 3-612 『魔砲少女リリカル・カナミンA`s』 第12話「夜の終わり、旅の終わり」 SS3-657(未編集) とある脳の複数回路(プライラルサーキット) 予告編 SS3-669(未編集) とある少年の(不本意な)結婚願望 SS3-677(未編集) 3-669 とある少年の結婚願望 SS3-705(未編集) 3-37 とある忘却の再認識 (6) SS3-720(未編集) 2-233 とある風紀の活動日誌 第六話『破滅狂走曲 第惨番 破綻調』 第三章 空間移動は決別を描く 1 SS3-735(未編集) 2-233 とある風紀の活動日誌 第六話『破滅狂走曲 第惨番 破綻調』 第三章 2 SS3-747(未編集) 2-233 とある風紀の活動日誌 第六話『破滅狂走曲 第惨番 破綻調』 第三章 3 SS3-787(未編集) 【コトバのカケラ〜Christmas Present〜】 SS3-801(未編集) とある魔術の聖杯戦争 予告 SS3-803(未編集) とある妄想の世界 SS3-808(未編集) 3-801 とある魔術の聖杯戦争 序章 SS3-813(未編集) 3-802 とある少年の失くした日常。 序章 SS3-821(未編集) 3-802 とある少年の失くした日常。 幕間 SS3-832(未編集) 3-802 とある少年の失くした日常。 第一章〜錬金術師と魔法使いなディープブラッド〜 SS3-840(未編集) 3-802 番外編 とあるシスターの長い一日。 SS3-845(未編集) 3-801 とある魔術の聖杯戦争 序章(2) SS3-848(未編集) 3-802 とある少年の失くした日常。 第一章(2) SS3-852(未編集) 3-802 とある少年の失くした日常。 第一章(3) SS3-857(未編集) 3-854 並行世界(リアルワールド) 1 SS3-866(未編集) 3-802 とある少年の失くした日常。 第一章(4) SS3-870(未編集) 3-854 並行世界(リアルワールド) 2 SS3-876(未編集) 3-802 とある少年の失くした日常。 第一章(5) SS3-880(未編集) 3-802 とある少年の失くした日常。 第一章(6) SS3-881(未編集) 3-854 並行世界(リアルワールド) 3 SS3-895(未編集) 3-802 とある少年の失くした日常。 第一章(7) SS3-897(未編集) 3-854 並行世界(リアルワールド) 4 SS3-905(未編集) 3-802 とある少年の失くした日常。 第一章(8) SS3-906(未編集) 3-854 並行世界(リアルワールド) 5 SS3-910(未編集) 3-802 Weed「姫神編」 SS3-912(未編集) 3-854 並行世界(リアルワールド) 6 SS3-918(未編集) 3-802 Weed「五和編」 SS3-919(未編集) 3-854 並行世界(リアルワールド) 7 SS3-928(未編集) 3-802 Weed「御坂編」 SS3-930(未編集) 3-802 Weed「ミサカ編」 SS3-938(未編集) 3-854 平行世界(リアルワールド) 2日目(1) SS3-942(未編集) 3-802 Weed「白井編」 SS3-945(未編集) 3-854 平行世界(リアルワールド) 2日目(2) SS3-953(未編集) 3-802 Weed「風斬編」 SS3-957(未編集) 3-802 Weed「小萌編」 SS3-962(未編集) 3-962 とある悪魔の禁書目録 SS3-964(未編集) 3-802 Weed「バードウェイ編」 SS3-967(未編集) 3-854 平行世界(リアルワールド) 2日目(3) SS3-977(未編集) 3-802 Weed「神裂編」 SS3-978(未編集) 3-854 平行世界(リアルワールド) 2日目(4) SS3-983(未編集) 3-854 常盤台嬢の恋愛競争(旧版) SS3-989(未編集) 3-802 Weed「禁書編」 SS3-991(未編集) 3-802 とある少年の失くした日常。 第一章(9)
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/67.html
【種別】 人名 【初出】 九巻 【CV】 柚木涼香 【解説】 運び屋として魔術業界では有名なフリーの魔術師。 追跡を振り切るためなら手段を選ばず、追手を確実に振り切ることから『追跡封じ』の異名を持つ。 魔法名は『礎を担いし者(Basis104)』。 【人物】 ロールをかけた金髪に青眼の美女で、前髪は右目を覆うほど長い。 極めて肉感的なスタイルを誇り、胸はHカップと作中屈指の爆乳。 身長は不明だが、上条との比較から170cmはある模様。 通称「歩く18禁」。 際どい服装でエロティックな表現の言葉遣いを多用し、それらを女の武器として惜しげもなく見せびらかす存在自体がセクハラなお姉さん。 何気に作中で初めて上条を口説き落とした人物でもある。 そんな彼女だが、上条の見立てによると18,9歳。実は結構若い。 本質は「人の為になること」を行おうとする女性なのだが、 『純粋な善意』が「偶然」相手を結果的に傷つけたり、 『正しいと思ったこと』が裏で悲劇を起こしたりした事に何度も遭遇した結果、 誰も確実に傷つかず幸せになれる「確かな基準点」が作られることを求めた。 それが誰のための基準であるかは問題ではなく、確実にそれが設けられることを望んでいる。 無償の善性や基準点のためなら科学魔術を問わない姿勢など上条と似ている点が多々あり、 ファンからは「行動が裏目にでる上条」と呼ばれることもある。 【能力・スキル】 使用する獲物は自作の簡易魔道書『速記原典』。 単語帳のような形をしており、一枚一枚に魔術が記されている。 詳細は項目に譲るが、これ一つで様々な魔術を使える上に汎用性も応用力も高い優れもの。 ただオリアナはその性質から、『一度使用した魔術は二度と使用しない』というポリシーを掲げている。 また魔術師としては珍しく格闘術も修めており、それも土御門と渡り合えるほどの腕前。 これに加えて魔術を搦め手で使うため、接近戦でも手強い。 相手の行動を分析する頭の回転の早さと速記原典の高い対応力を武器に、行動を先読みしてカウンターで封殺する。 上条、ステイル、土御門の三人相手に策略や戦闘で優位に立ち、準備さえすれば聖人とも戦えると豪語するなど、 一般的な戦闘系の魔術師としては上位に位置する実力者である。 【作中での行動】 善悪の基準点を定める大望のために リドヴィア=ロレンツェッティと手を組み、 『使徒十字』発動の陽動作戦に参加。 戦闘には敗北したが、それすらも計算の内だった。 敗北した後は捕縛されていたようだが、 14巻時点では学園都市とローマ正教の対立により発生した『事態』に対して、 『指導者リドヴィア=ロレンツェッティの手による弱者達の保護』 という取引を行い、イギリス清教との一時契約を結んでいる。 時期を同じくして勃発した新たなる光によるテロ鎮圧に駆り出されることで 一時的に恩赦を得たが、その際に上条と再会。思わぬ成り行きでコンビを組むこととなった。 レッサーが狙撃され、その治療のために上条がイギリス清教女子寮を目指した段階で別れており、その後の消息は不明。 ただ、その後戦場で色黒の女魔術師を一撃でどつき倒してあっという間に担いで逃げていった、 やたら派手なエロい格好の女が見かけられたとかられなかったとか。 魔術サイドであるため超電磁砲への出演はない。…と思われていたが大覇星祭中の第四十五話「伏兵」にて一コマ登場。 モブに混じって、『刺突杭剣』(…に見せかけたアイスクリーム屋の看板)を運ぶ後ろ姿が描かれている。 【口調】 一人称は「お姉さん」。 言葉の一つ一つをエロい方向に持っていく。 大人のお姉さん的振る舞いで、溺れてしまいたいような優しさを感じさせる。 一方で魔法名を名乗る時など、シリアスな場面では一人称は「私」になる。 例)「うふふ。 魔力を使い意思を通した炎ならともかく、ただ物理的な燃焼だけではお姉さんを熱くする事はできないわね。 もっとも、少々焦って濡らしちゃったけど。見てみる? 下着までびちゃびちゃだよ」 「私の名は『礎を担いし者(Basis104)』。…宣言したからには、必ず勝たせてもらうわね。」 【余談】 とある魔術の禁書目録ノ全テで、 原作者の鎌池和馬が禁書キャラの中で付き合いたくない相手に選んだ。 声を充ててる柚木氏はアニメ「とある科学の超電磁砲」で柳迫碧美も演じた。 遠藤綾氏の鉄装とオルソラに並ぶ2度目の声優の使い回しで、同じく科学・魔術サイドに分けられている。
https://w.atwiki.jp/index-ss/pages/634.html
最終決戦を制した上条勢力。 魔術、科学の「世界の崩壊」を望まぬ者達の活躍と、覚醒した三人の超能\力者と一人の幻想殺し、三人の聖人と二対の天使によってアレイスター率いる敵を撃破した。 そして、禁書目録は上条当麻に別れを告げる。 「とうま、私はこれから壊れ果てた世界を直す為に、いろいろな所を旅しなきゃならないの」 なら俺も付いて行く、上条がそう言うが、禁書目録は止める。 「とうまは短髪…みことを護るって約束があるでしょ!だから、これでお別れ。…とうまと逢えて楽しかったよ!もう会えないかもしれないけど、とうまはみことと幸せになってくれなきゃ嫌かも!…かおり達が呼んでるからそろそろ行くね!」 「禁書目録……。あぁ、わかった。それじゃあ、運が良かったら一万二千年後にまた会おうぜ!」 飛びきりの笑顔で禁書目録は去っていった。 「インデックス…笑ってたけど辛そうだったわね…」 「美琴…。そう、だな。…それじゃ俺達も行きますか!」 「どこに!?」 「決まってんだろ。美琴の両親に挨拶だよ」 絶対能\力者の一人、御坂美琴の叫び声が木霊した。 「皆さん、それでは宜しいですね?」 「はい、火織」 「もちろんだよ」 「良いのよなー」 その他大勢のアニェーゼ部隊や、天草式のメンバー、女子寮のメンバーが神裂の問いに答える。 「それじゃあかおり、行こ!」 禁書目録はその先頭に立ち、世界を直す長い旅に出た。 「舞夏ー、今帰ったにゃー」 「やっと帰ってきたなー。正直…帰って来ないかと…思ってたん…だぞ…」 「ごめんな…舞夏」 とある学生寮では感動の再開を果たし、 「さてと、絶対能\力者と言えど、修行を怠ってはならねーな!」 またある場所では一人の熱血漢が修行を始め、 「またパシリかよ…」 とあるマンションでは平和に暮らす少女と、それを守る無能\力者が居て、それぞれが勝ち取った平和を楽しもうとしていた。 そして─。 「本当にこの道で合ってンだろうなァ?」 「ミサカが嘘付くわけ無い、ってミサカはミサカは断言してみる!」 絶対能\力者の中でも最強の一方通行と、彼を支え続けた打ち止めが、ある目的地を目指していた。 「確かこっちだったよな」 「ね、ねぇ…本当に行くわけ?」 「ん?あぁ。俺は一秒でも早く美琴と一緒になりたいからな」 「…バ カ」 後に世界を救った英雄として語り継がれる上条当麻と、生涯、彼を支え続ける妻となる御坂美琴もある目的地を目指していた。 「そこだな」 「そこか」 ここで二組の足は止まった。 「あなた方もここに用事ですか…って一方通行!?」 「奇遇ですね…って当麻!」 「あら、打ち止めも一緒ね」 「わーいお姉様!ってミサカはミサカは久しぶりの再開にはしゃいでみる!」 上条当麻と一方通行は驚き、御坂美琴と打ち止めはさも当然のように抱き締めあう。 「えーっと、一方通行もご挨拶的な?」 「そういう当麻もかァ?」 こういう時だけ仲良しな二人。最終決戦で互いに背中を預け合った仲である。 「そ、それじゃあ行くぞ…」 「あ、あァ…」 ピンポーン、とチャイムを鳴らす上条。 程なくして一人の女性が出てきた。 「どちら様ですかーって白い子…確か一方通行 途中から消えたっぽいから続きから 君に当麻君、それに打ち止めちゃんに美琴ちゃんじゃないの!どうしたの?」 御坂美鈴。上条と一方通行を結び付ける一因の女性だ。 「今日は大切な話があって来ました」 「同じく。重要な用件なンだよ」 「そ、そんなに改まって…美鈴さん困っちゃうな…。と、とりあえず上がって」 いつもとは違う雰囲気の二人に気圧される美鈴。ひとまず家の中に入るように指示する。 「一方通行、第一段階はクリアだな」 「次が難関なンだよな」 家の中に二人は入っていく。 どうやら二人は共同戦線を張るつもりらしい。 「お姉様ー、この二人はいろいろ正反対なのに中身は一緒だったりするよねー、ってミサカはミサカは面白がってみたり」 「そうね。ま、そこが二人の良いとこなのよね」 打ち止めと美琴は、二人の後を追う。 御坂家にお邪魔する上条と一方通行。美琴と打ち止めは実家に帰ってきた。 「さて、何の用だ?上条当麻君に一方通行君。まぁ、そこに座りなさい」 美鈴に案内され、居間にやってきた上条と一方通行は、そこに待ち構\えていた一人の父親ー御坂旅掛のオーラに体が硬直する。旅掛に言われた通り、テーブルを挟んで旅掛の向かい側に正座する二人。 「きょ、今日はお義父さんに話があって来ました」 「同じく。大切な用件があって来ました」 上条の隣には、美琴が。 一方通行の隣には打ち止めが座っている。 「ふむ…君達の意志は本気のようだ。声色を聞けばわかる。だが、君達にお義父さん、等と言われる筋合いはない」 その一言に背中に冷や汗が流れる二人。 「しかし、君達の話を聞かせて貰おう」 旅掛は、いつの間にか美鈴が煎れていたコーヒーを一口飲み、言い放った。 「最初に一方通行君から聞かせて貰おうか」 指名された一方通行は一瞬、少しだけ震えたが、自分の意志を旅掛に伝える。 「お、俺は今日、打ち止めを貰いに来ました!」 「却下だ。どうやら君は敬語と言うものを知らないのかな?そんな奴に打ち止めは任せられない」 次は当麻君、と言われ上条は深呼吸する。隣の一方通行が俯き、涙を溜めたのが見えた。 意識を集中させて宣言する。 「答えは却下だ。挨拶に来たというのに、なんだ?そのボロボロの服は。挨拶に来るならもっとマシな格好で来るべきだな」 正論を突きつけられ、反論出来ない二人。 「…悪い、一方通行……仇取れなかった…」 「…別に構\わねーよ……」 「用件が済んだなら帰りたまえ」 意気消沈する二人を見て旅掛は帰ることを勧める。 無言で立ち上がり、玄関に向かおうとする二人。 (このまま帰ったらいつまで経っても了承はしないぞ?良いのか?若造共…) 旅掛は二人の背中を見つめ、問い掛ける。 「なぁ、一方通行」 「なんだ当麻」 「俺は諦めが悪いようだ」 「奇遇だなァ。俺もそう考えてたとこだ」 上条と一方通行は旅掛に背中を向けたまま、会話を交わす。 そして─。 「俺は美琴を貰う!」 「俺に打ち止めを寄越せっ!」 振り向き、吠える。 「なっ…当麻…」 「一方通行…」 覇気を取り戻した二人に美琴と打ち止めが驚く。 が、それに驚いたのは二人だけではない。美鈴と旅掛も同じだ。 「何度言っても無駄だ。却下だ」 その答えは予\想通りとも思われる表\情の上条と一方通行。 「そうだと思ったぜ」 「演算無しでもわかるってことだなァ」 満身創痍。まさしくこの言葉が合う二人だった。 深呼吸をして意識を高める上条と一方通行。 「俺は何度も打ち止めに救われたァ。そして今日もコイツに救われた…。最初は鬱陶しいと思ったこともあったがよォ、いつの間にか俺は打ち止めが居ねェと寂しくなっちまうんだよ。だから俺から打ち止めを取り上げるんじゃねェ!…それでも却下するってェなら俺は打ち止めをかっさらって行ってやンぞ!」 拳を握り締め、自分の想いを旅掛にぶつける一方通行。 「良くやった一方通行…次は俺の番だッ!俺は美琴を愛してる…。最初から愛していたわけじゃない。だけど!学園都市で過ごして行く中で美琴は俺の掛け替えのない存在になった!これからも美琴と一緒に居たい!それでも却下するなら…その幻想は俺がぶち殺す!」 一方通行に続き、上条が想いをぶつける。 二人は互いに拳と拳をぶつけ合い、行動を賞賛した。美琴と打ち止めは初めてみる想い人の一面に圧倒されていた。 「全く…若いって良いよな」 黙って聞いていた旅掛が動く。 「お前達は本当に娘達を幸せに出来るんだな?」 勿論、と二人は頷く。 「もし幸せに出来なかったら覚悟しておけよ?俺は容赦しないからな。美琴、打ち止め。幸せになるんだぞ」 その言葉を聞いた4人(+話を聞いていた美鈴)は最高の笑顔になった。 激闘を終え、御坂家を後にした4人は学園都市まで戻ってきた。 「なぁ一方通行」 「あァン?」 「良かったな、了承貰えて」 「てめェもな、当麻」 二人はどちらともなく右手を差し出し、握手していた。 「ホント、無茶苦茶よね…あの二人」 「でもそんな当麻お義兄さんに惚れたんでしょーってミサカはミサカは悪戯に質問してみるー!」 「なっ…アンタねぇ!…そう言う打ち止めもそこに惚れたのよね」 「ギクッてミサカはミサカは姉妹の遺伝子は怖いって思ってみたりー!」 御坂美琴の体細胞クローンの打ち止め。しかし美琴の妹達である打ち止めだが、一生を共に歩む男性は違った。が、本質は似たようなものだったりするのだが。 「そういえばアンタ、さらっと当麻義兄さんとか言わなかった?」 「だってお姉様の旦那様は義兄になるわけだよ、ってミサカはミサカは当たり前のことを言ってみる」 この一言が、夕日をバックに未だ握手し続ける旦那達に波乱を呼ぶことになるのだが、それはまた別のお話し。
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/2576.html
【種別】 施設 【元ネタ】 北欧神話。ヴァルハラに繋がる虹の橋の名前。 Wikipedia - ビフレスト 【初出】 とある魔術の禁書目録SS 第6話 【解説】 魔術師オーレンツ=トライスの拠点。 自身の『原典アーマー』理論の行き着く先であり、 拠点全体を『原典』化することで、内部にいる者へ魔道書の防衛機構による加護と絶対的な防御を与える。 オーレンツの弁では、ピラミッドにも同様の理論が用いられており、 壁画に宗教的な神話を描くのは、王の墓全体を『原典』化することで、 王の遺体に何らかの干渉をしようとした証だ……ということらしい。 ……と上記部分まで本人の主張ではあるが、 原典アーマーと同じく理論が破綻しているため、実現には至っていない。 差し向けられた神裂火織に何一つ理論の説明がされなかったのは、 絶対的な防御が実現できていない以上、力押しでどうとでもなるからである。 なお、地脈や龍脈の力が極端に届きにくいところに建造されており、 補給物資も資材搬入用『コンテナ』を、無酸素・無重力の航路を通して届ける仕組み。 航路そのものはオーレンツの意思で消失・構成が可能だが、 「コンテナ一つだけを廃棄」といった器用な真似は出来ない。 オーレンツが魔道書を扱えるのは、地脈・龍脈からの力の供給が不十分である事が大きい。 なお、拠点構築の技術に関して一部は学園都市など科学サイドに接触し得たものであるという。 また、地脈の流れから遠い高空ないし無重力空間という、 「地球の回転」に深く関係する場所に拠点を築いていることから、 惑星内部への『最後のルーン』の刻印を目指すブリュンヒルド=エイクトベルと接触して得た技術の可能性もある。
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/2432.html
【種別】 魔術 【元ネタ】 Wikipedia - ユミル 【初出】 とある魔術の禁書目録SS 第2話 【解説】 北欧神話における巨人ユミルの伝承を元とした、海を操る魔術。 ユミルの血は世界を洗い流し神々に匹敵する存在を溺死させたとされ、 この術式では海水と術者の血とリンクさせ、その血を操ることで海水も自在に操作する。 なお伝承に加えて、自身の血中の塩分濃度を海水と均質にすることで偶像の理論も利用している。 その一撃は外周17キロの島の3分の1を一瞬で飲み込み3キロ先まで敵を押し流すほどである。 あまりの規模の大きさに超音速で動ける聖人でも回避行動を取るのは困難。 支配下に置かれた海流は赤く変色して異様な粘性を持ち、触れた相手を強力に拘束する。 水だけでなく海水から塩を抽出し、それを巨大な杭として放つことも可能。 ただし血中の塩分濃度を高めているのは手に集中させた一部のみで、 血流をそこで止めているため、長時間の使用はできない。 『魔術結社がアップヒル島で使用準備を進めている』と目された大規模破壊霊装の正体。 町を一撃で壊滅させる規模の術式であるとされていた。 その実態は、地形レベルでの破壊を巻き起こすにもかかわらず、個人で使用できるという凶悪な術式。 これを使用した魔術師はわずか10歳ほどの少女であった。 海流という「惑星内部の液状物体」の流れに関係する魔術であることから、 惑星内部への『最後のルーン』の刻印を目指すブリュンヒルド=エイクトベルとの接触によりもたらされた可能性が高い。
https://w.atwiki.jp/index-ss/pages/71.html
SSスレまとめ 並行世界(リアルワールド) 【本文】 1日目 序章 07 00 11 00-12 09 12 30-17 30 13 20-16 11 19 01-19 23 23 05 02 59-in London 2日目 序章 00 13 07 11 08 39-09 00 10 01 10 22-10 28 10 39 10 42 10 55-11 22 12 00 12 06 12 12 12 13 12 14 12 14 13 33-14 47 15 26 16 55-17 00 17 04 Epilogue 1 Epilogue 2 【初出】 2008/10/02 SSスレPart3で連載を開始 2010/01/05 SSスレPart7で完結 【著者】 toto (3-854 トリップなし) 【含有】 独自設定 オリジナルキャラあり 【あらすじ】 ある朝、いつものように目覚めた上条当麻。しかし、その状況は彼の知っているものとは一変していた。 料理のできるインデックス、自分の恋人であると主張する御坂美琴。 そして、自分は学園都市最強の「絶対能力者」であり、周囲から英雄と讃えられていて。 さらに「今日」は上条の知る「昨日」から1年が経っていた…。 【解説】 普段の「禁書目録」世界とは大きく異なる並行世界での物語。 それゆえ、禁書色は他のSSに比べてやや薄いが、高い自由度で、あたかも少年漫画のようなストーリーが展開されていく。 一日目は違和感に包まれる上条と一方通行、そして彼ら(おもに上条)のラブコメ、 二日目は巻き起こるとんでもない事件と彼に連なる者たちのバトルを描いている。 なお、こちらに掲載されているのは著者toto氏自身の手で加筆・修正がなされた訂正版である。 +状況まとめ 状況まとめ 並行世界に迷い込んだのは上条当麻、一方通行の二人。 「1日目」は上条と一方通行の「昨日」から1年後の日付。 作品世界に「超能力」は存在しない。原作の能力者たちは上条を除いてほぼ、開発によって限定的な「魔術」が行使できる、という設定。これを「能力」として使用している。 「絶対能力者」は第一位『幻想殺し』上条当麻と第二位『一方通行』一方通行の二人。しかし、両者の能力間には大きな開きがある。 「超能力者」の総数は五名(7-1-1で『未元物質』垣根と『原子落し』麦野が死亡。「戦争」で第六位と第七位削板が死亡し、新規メンバーが三名存在する)一方通行の格上げと垣根帝督の死亡により、繰り上がりで御坂美琴が一位。 かつて魔術側と学園都市とで戦争がおこった。上条の活躍によって事態は終息を迎えたとされている。 主要キャラクター別 上条当麻 見た目はやや父親似になっており、短くなった分ツンツン頭ができない。 今季から以前の高校ではなく、長点上機学園に編入。 さらに「絶対能力者」第一位、第七学区風紀委員委員長の座に就いている。 禁書目録 成長。ただ食べるだけではなく、たまには料理もするようになった。 自動書記の完全破壊によって、一〇万三〇〇〇冊の魔道書を有する『魔神』となっている。 御坂美琴 ショートの髪の毛がロングヘアになっている。上条当麻の恋人。 ツンデレというより完全「デレ」。上条の女難に吠えることもしばしば。上条とすでに経験済み。 黒子からは「貧乳ツンデレお姉様が巨乳天然系お嬢様にクラスチェンジ」と評された。 一方通行 基本的に容姿面での変更は乏しい模様。 打ち止めとの意識共有により、単独での能力使用ができるようになっている。 作者オリジナルの設定が加えられているが、此処では割愛。 打ち止め 一年間の間で肉体を喪失。現在は一方通行の脳に意識のみで存在している。 【オリジナルキャラ】 羽平 くるる(はねひら くるる) 長点上機学園の女子生徒。風紀委員の一人でもある。 至宝院 久蘭(しほういん くらん) 長点上機学園の女子生徒。 作品世界内における「超能力者(レベル5)」第3位『心理掌握(メンタルアウト)』。 制服の上には、常に黒のマントを着用しており、その端麗な風貌と優雅な振る舞いから『黒の女帝(ザ・クイーン)』と畏怖を込めて呼ばれている。 「常盤台嬢の恋愛競争」での折りに、上条当麻を恋い慕うようになる。 なお、toto氏の別作品「常盤台嬢の恋愛競争」からのカメオ出演である。 剣多 風水(けんだ ふうすい) 常盤台中学特有の遊戯、『派閥』の最大権力を持つ『久蘭派閥』の二代目当主であり、自称「終身久蘭専属メイド」でもある常盤台中学二年生。 久蘭には崇拝に近い忠誠心を抱いており、御坂美琴を敬愛する白井黒子と類似している点が多い。 学校時間以外は、常にメイド服を着用している。メイドとしての資質は、常盤台で働いているメイドたちにも一目おかれており、彼女たちからは『メイド長』とも呼ばれている。 能力は『大能力(レベル4)』の『金属使い(メタルオブオーナー)』。 金属を操る能力であり、原始的な剣や砲台を精製することができるが、周囲に金属が存在しなければ『無能力者』同然。 だが、純粋な武力としては『超能力者』と遜色がなく、御坂美琴に「レベル5の仲間入りをしてもおかしくはない」と言わせるほどの実力者でもある。 『ドラゴン』 物語のキーマン。
https://w.atwiki.jp/index-ss/pages/324.html
◆───────────────────────────────◆ ◆とある魔術の禁書目録11 ◆ ◆【著/謙池和馬 イラスト/仄村キヨタカ 定価 599円】 ◆ ◆───────────────────────────────◆ 最終局面に達した科学サイドと魔術サイドの戦い。 その中当麻は両サイドのあいだで葛藤する。科学につくか?魔術につくか? 彼の迷いもむなしく事態はついにレールガンと10万3千冊の正面対決までに向かうが・・・ そのとき現れた巨大宇宙船、彼らは吸血鬼の宇宙人であった ここぞとばかりに当麻は停戦調停を行うべく奔走する。 出された停戦の条件は宇宙船を落とすこと。 外部からの破壊は不可能、ならば内部からと当麻は姫神を送り込むことを決断する。 科学と魔術が手を組むとき新たなる物語が生まれる。
https://w.atwiki.jp/indexssindex/pages/97.html
Date 2006/03/12(Sun) Author SS1-149 「えー、なにやら背後からアブない気配というか殺気のようなモノを感じるのですが気のせいでせう?」 学園都市の裏路地。 ”運悪く”こんな時間まで不良に追い掛け回され、ようやく撒いたと思った矢先のコト。 上条当麻はピンチの予感に身を強張らせていた。 「あー、これがあれですか。通り魔ってやつですか。しかしこういうのって普通は女を狙うヤツが多いんじゃないんですかー!?」 きゃー、と女々しい悲鳴を上げて上条は走り出す。 バタバタと音を立てて駆ける上条。 スタスタと着いて来る通り魔(?)。 「————、やばッ!」 そして”運悪く”、上条は袋小路へと足を踏み入れてしまった。 逃げ場はない。入り口に戻ろうとしても、もう手遅れだ。 振り向けば袋小路の入り口に、通り魔(?)らしい男が立っている。 「よう、そんなに慌ててどうしたんだ?」 男は心底不思議そうにそう言って、不気味に口を歪めてシニカルに笑った。 その笑みを見て、自分が追い詰められたコトを上条は自覚する。 「どこの誰か知らねえけど、まあ”運が悪かった”と思って諦めてくれや」 袋小路の入り口にいるのは異様な外見の小柄な男。 色の抜け落ちた髪。顔全体を覆う禍々しい刺青。極め付けに、耳のピアス穴には携帯ストラップがぶら下がっている。 何かを勘違いしているような、非常に現実味のない刺青の男。 その男を現実と結び付けているのは、現実味があり過ぎるほどにあると言える程、鈍い光沢を放つナイフだった。 「そんじゃぁいっちょ……殺して解して並べて揃えて晒すとしますか」 とある魔術の禁書目録×戯言シリーズ(零崎シリーズ) なんとなく書きたかったから書いた。次は何にしようか迷っている。