約 449,909 件
https://w.atwiki.jp/doroboumama/pages/1033.html
自由研究奥 30 :名無しの心子知らず:2007/08/14(火) 20 10 28 ID 9FPM8K9D 息子が作った自由研究を盗んだ親子に息子がやらかしたDQ返し。 担任に自由研究の一部の写真を見せて相談したうえで作文での提出許可を貰い、 新学期最初の父兄参観日の自由研究発表のときに、クラス全員+親の前で名前 だけ伏せて、DQ親子が言い放った台詞を読み上げた上で、 「僕は何故この人たちがこう考えてしまうのか研究したかったのですが、 時間が足りませんでした。なので、もっとよく観察してみたいと思います。 それでもきっとわからないので、大学へ行ってもっと勉強してみたいと思います」 とやらかした。 クラス中大爆笑。誰の事だか一発で判ったらしい。 後で聞いたら、クラス全員が何かしらの形でこのDQ親子にクレクレされたり こっそり盗まれたり、時には強奪されたりしていたそうだ。 勿論、息子はあとでがっつり〆た。 お前がやった事は大人の社会では犯罪になっちゃうんだから、やっちゃ駄目。 たとえ悪い人でも、みんなの前であの人は悪い人だって言うのはいけない事。 でも悔しかった気持ちはお父さんもお母さんもよく判ってる。 あとは大人の役目だから。 と説明して納得させた。 その後、PTA懇親会で出るわ出るわ苦情の数々。 ボッシーを言い訳にPTA会の備品まで着服していたのがわかって、 親子は逆ギレしながら他所の学区に転校して行った。 31 :名無しの心子知らず:2007/08/14(火) 20 25 00 ID xXiqMWiC 30 DQ親子が言い放った台詞を読み上げた上で、 ここkwsk 32 :名無しの心子知らず:2007/08/14(火) 20 33 19 ID 9FPM8K9D ・どうせ拾ったもんなんでしょ!貰ってあげたの! ・いーじゃん、もっかいジジイと拾いに行けよ ・息子ちゃんに見せびらかしたお前たちが悪い ・もううちの物!強盗する気?!警察呼ぶよ! ・ケチくせーよ!いーじゃん、金あんだろ、買えば? ・うちはボッシーで大変なんだから貰ってあげるのが普通なの こんな感じ。 親子3人で凸して、そういう問題じゃない、いいから返してくれと言ったら、 いきなりすっぱ臭い味噌汁掛けられましたよ。 登校日に同じ班で集まって自由研究の仕上げをしてた時に盗まれたらしい。 息子が作ったのは、実家の近くの浜や磯で集めた貝の標本。 ボッシー息子はボッシー母に「盗みやすそうなのを貰ってきちゃえ☆」と 指示されてたと、教室で怒鳴りあって擦り付け合って暴露してくれた。 33 :名無しの心子知らず:2007/08/14(火) 20 42 02 ID Q5y3U2+B 30 息子さんにはGJと言いたい。 だが犯罪は言いすぎだと思う。 いろいろ公然と盗みをやっていたとの事だが転校先の学区には連絡済だよね? 向こうの人を新たな被害者にする前に前情報を学校側だけ にでも知らせる必要はあると思う。 何かあった時に初犯と前科有とは対応が違うからね。 34 :名無しの心子知らず:2007/08/14(火) 20 47 08 ID xXiqMWiC 32 うわぁ。ひどすぎ。 そんな罵声をあびせられて心が折れなかった息子さんGJ。 気の弱い子ならPTSDだよ。 だから、犯罪は言い過ぎに一票。 担任の許可とって、わざわざ名前伏せて晒し上げたんだから。 35 :名無しの心子知らず:2007/08/14(火) 21 02 47 ID 9FPM8K9D 勿論連絡済>転校先 6年だったから転入先もかなり渋ってたけど、そこは学校同士の大人の事情で。 出て行けと言ったんじゃなくて、出て行くと言ったんだし、詳しい事情は知らない。 担任に許可を取ったのは「作文で提出」のところだけだったから、 後で担任から苦笑いで 「事情はわかっているし個人的には息子さんを誉めてやりたいが、 ちょっとやりすぎですね」とさりげなく言われた。 そうか、言い過ぎだったかな。 確かに言い過ぎだったかもしれない。 帰り道、悔し泣きするのを夫と二人で励ましたけど、心のケアが足りてたか ちょっと心配になってきた。 息子は後で自分で調べてきて、名誉毀損になるのかな?ならないのかな?と 悩んでたけど、1年経って落ち着いただろうし今度ゆっくりと話してみるよ。 指摘ありが㌧。 36 :名無しの心子知らず:2007/08/14(火) 21 12 11 ID xXiqMWiC いい息子さんだよ。 知的で、精神も強い。いい育て方しましたね。 きっとひとかどの人物になると思うよ。 と、見ず知らずのねらーも言ってたと、よければ伝えて下さいw 37 :名無しの心子知らず:2007/08/14(火) 21 23 37 ID S1h1jU4J 35 名前言った訳じゃないし、最終的につるし上げっぽくなった事だけを 家族で反省したらいいんじゃないの? でも、つるし上げになった事だって自業自得だと個人的には思うよ。 38 :名無しの心子知らず:2007/08/14(火) 21 40 02 ID IvixrQIy 先生も個人的にはGJと思っても、一応仕事として個人攻撃や反撃・復習の 類は諌めないといけないからね。 親が「でも先生も酷いわよね」とかいわないでおけば、いつか消化するよ。 41 :名無しの心子知らず:2007/08/14(火) 22 41 47 ID RVY3u1Fz 30もちょっと頭変だな。 息子可哀相。 42 :名無しの心子知らず:2007/08/14(火) 22 57 28 ID kk5p/Pzd そうか? 両親そろって抗議に行き、情理両面から諭し受け止めてやり 今も息子のケアを考える良い親だと思うが。 高校くらいなら、社会生活ではDQN返しが必要な場合もある、 やられっぱなしはナメられると教えても良いだろうけど 小学生なら基本的な善悪の理念を言い聞かすのが大切じゃないか? その意味でも、名誉毀損なのかって息子さんが自分で考えたのも偉いと思う。 41はどうすれば良いと思うのか、どのへんが頭変なのか参考までに教えてくれw 44 :名無しの心子知らず:2007/08/15(水) 00 06 35 ID Ko8YloUJ 叱った 30が頭変だとは思わないが厳密に言えば犯罪にはならないだろ。 クラスの人間が心当たりあるのも、ボッシー親子が墓穴を掘ったのも 30子ちゃんとは関係ない。 名を伏せた事から30の子はボッシーの社会的立場を侵してしない訳だから。 出来すぎるくらい出来た子だよ・・・。^^) 敢えて出すとするなら、今回はうまくいったが 一人立ち回りで大事を成す事のリスクかな。 相手が上手なら全く反応せず、つるし上げ失敗した挙句、静かに行為の復讐を される危険も有った訳だから。 正義を確信しているなら、家族・先生・さもなくば友人たちと協力し合う事によって リスクを抑える事ができる事を教えると学園生活の意義もあると思うよ。 45 :名無しの心子知らず:2007/08/15(水) 03 32 25 ID RcpNNXAZ 30息子GJだね。 個人的には「悪いものは悪いと言える勇気」はとても大切だと思うから 今回息子さんが〆られたのはちょっと?だけど。 「犯罪だから悪いと言っちゃダメ」ではなく「やりすぎ!!」と注意すれば それで息子さんはちゃんと理解できると思った。 52 :名無しの心子知らず:2007/08/16(木) 02 23 51 ID qUWPzB8B 30の息子さんのこれ 「僕は何故この人たちがこう考えてしまうのか研究したかったのですが、 時間が足りませんでした。なので、もっとよく観察してみたいと思います。 それでもきっとわからないので、大学へ行ってもっと勉強してみたいと思います」 何度読んでも吹いてしまうw そりゃあマトモな人間ならセコケチの思考回路なんていくら観察しても理解できんわなw 次のお話→ミニベロ奥(56)
https://w.atwiki.jp/shutaro47/pages/26.html
新しい国富論の必要性について② 3.仕事の減少とパラダイムシフト 先進国における産業の空洞化は、その国の雇用不足を招くのは当然である。しかし、昨今の雇用不足はそれだけが原因ではないような気がしている。コンピュータの登場により情報化社会が到来し、インターネットの普及により仕事の形態が大きく変化した。コンピュータを操作する仕事が増え、コンピュータを管理する業務が急速に増大してきた。昔ながらの仕事の形態は影をひそめ、仕事そのものの大きなパラダイムシフトが起きてきたと言えるであろう。そして今日、また大きなパラダイムシフトが起きようとしている。コンピュータソフトウェアの急速な発展によって、仕事の効率化がさらに一段と向上し、人間がコンピュータを管理するのではなく、人間を管理するコンピュータプログラムが出現し、作業効率を向上させている。イギリスにおけるアマゾンドットコムの仕事内容に対するある論評「貧しくなる資本主義 アマゾンの人間オートメーション」は、ある意味ショッキングな内容である。単純なロボットと化した人間をコンピュータが操作し、効率を上げていると言う。人間は考えなくていい、考えるのはコンピュータであるというわけである。今日の高度化したコンピュータシステムは、ある程度の高い知能を持つ人間よりも優れているということになる。そのうち、IQ200以下の人間はコンピュータの指示に従いなさいと言う時代が来るのかも知れない。 ロボット産業は日本は盛んである。特に産業用ロボットの開発は世界的であろう。人間を雇うよりロボットを購入した方がメリットがあるのならば、多くの企業はロボットを導入することになるであろう。ますます人々の雇用は減ることになり、雇用不足は深刻となっていくことになる。他の産業の中で、サービス業があるが、ここでもコンピュータ化の波は大きい。教育サービス分野においては、教育そのものがコンピュータ化されつつある現状がある。まだ、教育システムが不十分な働きしかしない状況なので、専門の教師が必要であり、人間の仕事が必要とされている。しかし、教育ロボットが登場し、教師はいらないということになれば、教育界は大騒ぎとなるであろう。 人間とそっくりのロボットが開発され話題となっていたが、接客用ロボットが開発されるのも時間の問題かもしれない。そうなると、喫茶店やガソリンスタンドで人間そっくりのロボットが活躍するようになるかもしれない。サービス業全般においても、どこかの未来において、人々の雇用がなくなっていくことになる。 そもそも、コンピュータの導入により仕事の効率化が行われてきた。仕事の効率が上がるということは、雇用する人間の人数は少なくて済むということになる。また、大量生産の工場が世界中にでき、あっという間に世界中の何十億という人々に大量の商品を届けることができるようになってきた。モノが溢れ、インターネットにより流行が世界中に共有されるようになり、売れる商品はあっという間に世界中に伝わり、大量生産して届けられるような状況になっていると言えるであろう。多くの人々の生活に必要な様々な製品は、コンピュータや産業用ロボットによって高効率化した工場で大量生産され、世界中に配送されることになる。その結果として、企業はますます高効率の利益追求企業になり、雇用はますます減少していくことになるであろう。このような大量生産の時代に、逆に少数の付加価値の高い商品を開発することは、少数の高額所得者やマニアを他と差別化することで満足させるモノになっていくであろう。また、差別化された高付加価値のサービスなども特権階級を満足させるモノになっていくのかもしれない。 今世界は、ますます競争社会へとなっているが、国の枠を超えた多国籍企業達が利益追求を繰り返し、発展しているように見える。企業に多額の税金を課そうとすると、するりと掻い潜って税金の安い他国へと逃げてしまう。貧富の格差解消の問題は、今や一国では解決できず、全世界の国が協力し合う形でしか解決できないのかもしれない。しかし、ただの一国でも「どうぞ、わが国では法人税は安いですよ。労働者の賃金も安いですよ。」という国が現れたら、多くの多国籍企業はそこに向かうであろう。 4.富の再分配による新たな雇用の創出 多国籍企業の問題はさて置くとして、多くの人が納得するような富の再分配を考えてみよう。日本の中央銀行による通貨の大量供給は、長期国債の市場からの間接購入の形で行われている。国債は政府が発行するものであり、政府は国債を売って得たお金を財源として、様々な政策を行う。公共工事などが主であるようではあるが、子育て支援、高齢者の医療補助や介護、様々な学問分野の研究資金、生活保護の充実、教育助成などやるべきことはたくさんある。国民全体の社会保障やベンチャービジネスに対する資金援助と失敗した時のセイフティーネットなども充実させるべきであろう。一度失敗したらあとは地獄では果敢に新しいことに挑戦できない。政府は儲ける必要はないのである。様々な国民一人ひとりの可能性を後押しし、何度でもやり直しができるよう支援してあげるのが好ましい。 大量の通貨を供給することは、通貨の価値を下落させることにつながる。政府の公共工事などを通して貧困層や一般庶民にお金が回り、富裕層の円ベースの資産価値が減っていくことなり、富の再配分が起きることになる。富裕層の資産価値が高ければ、通貨の国際的評価はなかなか落ちない。しかし、富裕層の資産価値が低ければ、インフレが起き、日本という国の経済は沈滞するかもしれない。今、アメリカやヨーロッパでは金融緩和を継続的に行い、大量の通貨を供給し続けている。そのため、円を供給してもなかなか通貨の国際的価値が下がらない状況である。世界中の国々が通貨を同じ割合で供給し続ければ、為替レートはほとんど変わらないことになる。何が変わるかというと、富裕層から低所得者層への富の再分配が世界的規模で常に行われることになる。 しかし、貧富の格差はある程度必要であろう。そうしなければ、誰も仕事をしなくなる。仕事をしなくても生きていけるからである。仕事に成功して高額所得者となったもののみが得られる余得がなければ、頑張る気概が持てない。ここが難しいところであろう。あまりに充実した生活保障を行えば、日本は国際競争に負けてしまうことになる。アジア諸国間の熾烈な経済戦争を勝ち抜き生きていかなければならない。政府は微妙なさじ加減を駆使して、国民にやる気を持たせながら、貧困をなくし、社会保障を充実させていかなければならない。 仕事そのものがなくなってきている現在、運良くいい仕事が得られた人達は、言わば勝ち組と称せられる。しかし、多くの人は負け組と称せられ、厳しい社会生活を強いられる。「年収100万円だけど、多くの友人を持ち、私は幸せな生活を過ごしている。」という話があるが、負け組と称せられる人々の数が圧倒的に増えたため、同じ状況の仲間が互いに寄り添って楽しく生きていこうとしているように見える。また、逆に金権主義に対するアンチテーゼでもある。「お金がすべてではない。幸せはお金では買えない。お金がなくとも幸せになれる。」ということを社会にアピールし、今や多数になった負け組に存在意義を与えようとしているようにも見える。しかし、年収100万円はやはり、厳しい。とてもまともな生活ができるとは思えない。 人間の存在意義とはどういうものであろうか。自分は社会に必要とされていると思うか、社会に必要とされていないと思うのか。日本における自殺者の数は多い。幾度の困難に挫折し、自ら命を絶ってしまう。社会から必要とされていると思うことが大切なのであろうか?何か存在意義を与えなければ生きていけないのであろうか?この問題は宗教や思想とも関わってくるので、ここで深く追求するつもりはないが、仕事不足による生活苦の問題が大きな原因のように思える。 ならば、社会に必要とされる仕事を作ればよいのではなかろうか。多くの人は友を欲し、楽しく語り合う空間を欲している。また、共に困難に立ち向かう仲間を欲している。すべての人に何らかの役割分担が回ってくるようなコミュニティー、運命共同体を作り、そこに新しい雇用を創出するのである。しかし、一部の地域のためだけのモノではない何かであり、ある意味社会のために役立つ何かである。そして、多くの人が必要と納得できるものでなければならない。この新しい雇用は一般の企業とは異なり、利益追求が目的ではない。社会に役立つ何かである。今のところまだぼんやりしていて形をなしていないが、富の再分配を行うための名目として、多くの国民が参加できる雇用であり、多くの国民が賛同できる仕事でなければならない。再分配される側の富裕層も賛同できることが大切である。自分は社会から必要とされているという思いを実感させ、そこそこの給料を貰いながら、社会に参加する形の雇用、人と人を区別しない、貧しい者、裕福な者が一緒になって共同作業を行えるような何か、である。 新しい国富論の必要性について③へ
https://w.atwiki.jp/kolia/pages/1784.html
<目次> ■1.1 憲法と国家◆1.1.1 実質的意味の憲法と形式的意味の憲法憲法の2つの意味 ◆1.1.2 実質的意味の憲法と国家国家とは 国家はなぜ行動できるか 国家の存在と実質的意味の憲法 ◆1.1.3 国家の正当性に関する諸理論社会契約論 共同体主義 ◆1.1.4 法の3つの役割◇(1) 調整問題の解決調整問題とは 市場取引のルール ◇(2) 公共財の提供ただ乗り問題 公共財の供給と民主主義 ◇(3) 人権の保障個人の生まれながらの権利 - 人権 国家と人権保障 ■1.1 憲法と国家 ◆1.1.1 実質的意味の憲法と形式的意味の憲法 憲法(〔英〕 constitution, 〔仏〕 constitution, 〔独〕 Verfassung)という言葉はさまざまな意味で用いられる。 一般に行われる意味の分類としては、まず、実質的意味の憲法と形式的意味の憲法という区分が重要である。 憲法の2つの意味 実質的意味の憲法とは、国家の根本秩序についての規律とされ、すべての国家に必ず伴うものであって、これを持たない国はない。 この実質的意味の憲法が憲法典あるいは成典憲法という特別の形式を備えた場合、それを形式的意味の憲法という。 現在の我が国においては、「日本国憲法」という名称の法典がそれであるが、イギリスのように、形式的意味の憲法を持たない国もある。 また、ドイツ連邦共和国基本法(Grundgesetz fur die Bundesrepblik Deutschland)のように形式的意味の憲法であるにもかかわらず、歴史的な事情により、それが「憲法(Verfassung)」という名で呼ばれていない場合もある。 実質的意味の憲法の範囲を厳密に確定することは不可能であるし、そうする実益も少ない。 実質的意味の憲法の範囲は、形式的意味の憲法の内容とも、また憲法学の研究・教育の対象とも論理必然のつながりがないからである。 むしろ、重要なのは、すべての国家に必ず実質的意味の憲法があるのはなぜかという問題である。 それを解明するためには、国家の性質をまず考える必要がある。 ◆1.1.2 実質的意味の憲法と国家 国家とは 国家については、それが主権、領土、国民の3つの要素から構成されると説明されるのが通常である(三要素説)。 国家といわれるものが、これら3つの要素を備えているという意味であれば、この言い方はあながち間違いではない。 領土のない国家や国民の全くいない国家は想定しにくい(もっとも主権については 1.2.3 の説明を見よ)。 しかし、主権、領土、国民という3つのものが寄り集まることによって国家が形成されるという意味であれば、それは誤解を招く表現である。 主権や領土も国民も、国家があって初めて存在し得るものだからである。 国家とは一体何だろうか。 株式会社や私立大学などと同様、国家は抽象的な存在であり、目に見えないし、手で触ることもできない。 目に見える形で存在するのは、たとえば国の象徴とされる旗、国の役所として使われている建造物、国の領土として存在する山や川などに過ぎない。 富士山や利根川は、自然の山や川であり、それが「日本の領土」であるのは、我々がそういう眼鏡をかけて、富士山や利根川を見るからである。 これらの背後に想定されている観念的な存在が国家である。 国家はなぜ行動できるか このように国家には実体がなく、従って、それ自身は目も口も、また手足も持たないので、「行動する」こともないはずである。 ところが、人々は、あたかも国家が人間と同じように意思を持ち、それに従って行動したり、他の国家と交渉を持つかのように考える。 とりわけ、国家は、会社や大学と違って、国民の自由や財産を強制的に奪い、ときには生命まで奪うことがある。 このように、人々が人間のアナロジーで国家の構造や行為を理解することが出来るのは、特定の個人の行為を、国家の行為として考えるという約束事があるからである。 実質的意味の憲法とは、個人の具体的行為を国家の行為として解釈するための最終的な拠りどころに他ならない。 言い換えれば、実質的意味の憲法は、誰が、如何なる手続で、如何なる内容の権限を国家の名において行使し得るかを定めるルールである。 徴税職員による税の徴収が強盗と異なるのは、前者が法律によって徴収の権限を与えられているからであり、法律がそのような権限を与え得るのは、国会議員と呼ばれる人々が憲法の定める手続に則って法律を制定したからである。 その結果、実際に行動しているのは徴収職員たる具体的人間であるにも拘わらず、我々は、国が税を徴収していると考えることになる。 議員や徴収職員、警察官や兵士のように、国家の名において行動する人間は、国家の「機関(organ)」と呼ばれる。 個人が口や手や足などの器官(organ)を通じて行動するように、国家という抽象的人格は、機関を通じて行動する。 私の手の行なったことが私の行為とされるように、機関と呼ばれる人々の行為は、国家の行為と見なされる。 国家の存在と実質的意味の憲法 このように、国家という約束事を成立させるための最終的な拠りどころが実質的意味の憲法であるならば、およそ、すべての国家にそれが伴っていることは当然である。 国家が存在するということと、実質的意味の憲法が存在するということは、同一のことを異なる言い方で述べているに過ぎない。 チェスが存在するということと、チェスのルールが存在するということが同じであることと事情は同様である。 【国家の法人性】本文で説明した国家の特質、つまり国家は抽象的な存在であり、実質的意味の憲法によって機関として指定された具体的個人を通じてのみ行動し得ることを捉えて、国家は法人であるといわれることがある。株式会社のように、自然人ではないにも拘わらず、権利義務の主体とされる存在を法人と呼ぶ。法人たる国家が統治権の主体であるとする国家法人説は、国民主権論を否定し、民主的な制度改革を阻むイデオロギーとして機能したといわれることがあるが、国家が法人であること自体は、国家に関する通常人の言い方や考え方を説明するためには前提とせざるを得ないものであり、またそれは必ずしも国民主権論や制度の民主的改革と矛盾するわけではない。徹底した民主政論を唱えたルソー(Rousseau, J.-J.)も、国家が法人(personne morale)であって理性の産物に過ぎないことを当然の前提としていた。 ◆1.1.3 国家の正当性に関する諸理論 国家というものは、突き詰めれば我々の頭の中にしかない約束事であるから、その存在を認めないという考え方を採ることも出来る。 実際、アナーキストと呼ばれる人々は、国家の正当性を否定し、国家などない方が人々は幸福に暮らすことが出来ると主張する。 このように、考えようによっては、無くても済ませることが出来るのに、なぜ、人々は国家という約束事を受け入れているのであろうか。 ときにはこの約束に従って、個人の自由や財産、さらには生命までが強制的に奪われることを考えると、この疑問は切実となる。 この国家の正当性という問題には、古来、さまざまな回答が与えられている。 以下、その幾つかを見てみよう。 社会契約論 まず、社会契約論といわれる一群の議論によれば、人々は以前は国家のない状態、つまり自然状態で暮らしていたが、そこで起こる不都合を解決するために社会契約を結んで国家を設立したとされる。 そのため、国家の正当性も自然状態における不都合が何であったか、そして、社会契約がそれを如何に解決したかに依存することになる。 ホッブズ(Hobbes, T.)が『リヴァイアサン』において主張したように、自然状態における万人の万人に対する戦争状態を終わらせるために、人々はその自由を放棄して主権者への服従を誓ったのだと考えれば、国民の自由を否定する国家が正当化されることになる。 もし、個人の手元に自由を残せば、その限りにおいて、戦争状態が残されることになるからである。 戦争を終結させ、人々の生命と財産を守るためには、人々がその自由をすべて主権者に譲り渡すことが必要となる(ホッブズ [1992] 第2部)。 これに対し、ロック(Locke, J.)が『統治二論』において述べたように、国家は人々の利己的な行動によっては達成され得ない外交や防衛・警察などの公共サービスを行い、人々の生命や財産を保護するために設立されたのだと考えるならば、国家の行動範囲はこの公共サービスの提供に必要な限度を越えてはならないはずであり、とくに人々の生来の権利を侵さないよう、厳格に拘束されるべきこととなる(ロック [2007] 第2篇第9章)。 ロックの考え方は、現代の経済学の考え方とも通ずるところがある。 経済学の標準的な議論によれば、個人の自由な行動を通じて社会の福祉の最大化を実現する市場メカニズムが良好に機能している限り、国家は人々の行動に干渉すべきではない。 国家の介入が許されるのは、市場によっては効率的なあるいは公正な結果がもたらされない場合に限られる。 もとより、何がそのような場合にあたるかについては、時代により場所により、考え方の違いがある。 おおまかにいえば、近代初頭のヨーロッパにおいては、市場の機能が相対的に高く評価され、国家の任務は外交・防衛と国内の治安維持に限られるとの夜警国家思想が強かった。 しかし、現代の福祉国家においては、市場機構の機能不全がいろいろな点で指摘され、所得配分の是正や景気変動・経済成長の調整、道路・港湾・住宅などの社会資本の整備など国家に非常に広汎な任務が期待されるに至っている。 いずれにしても、個人の権利や利益を保障し実現するための手段として、国家に一定の正当な機能や任務を認める立場からすれば、国家の正当な活動範囲もそれによって限界づけられる。 国家がこの限界を超えて個人の自律的な領域に入り込むこと、とりわけ人生の目的や意義に干渉することは、個人の尊厳を侵すものとして禁じられる。 そして、現実の国家が与えられた機能や任務を適切に果たしていないことは批判の対象とされ、究極的には、法律への服従義務からの解放や、革命による新しい国家の設立が正当化されることになる。 共同体主義 これに対して、個人は特定の社会に所属し、その中で自己の位置に応じた役割を遂行することによってのみ人生の意義を掴むことができるという共同体主義に従うならば、社会全体の利益と競合する個人の利益はあり得ず、国家の栄光と繁栄は、各個人の人生の目標と一致することになる。 ヘーゲル(Hegel, G. W. F.)は、人間は自分があるところのすべてを国家に負っているのであって、「人間の持つすべての価値と精神の現実性は、国家を通していしか与えられない」と述べる(ヘーゲル [1994] 序論B(C))。 このような考え方は、国家は個人の利益を実現するための道具に過ぎないという啓蒙主義の中心的思想と対立する。 ヘーゲルが家族や職業団体の重要性に着目したように、共同体主義は、社会生活の絆となり人生に意義を与えるものとして国家と個人の間に位置する中間団体を重視する。 そして、個人主義の提唱する個人の自律が、実は何の指針をも与えない否定的で無内容な自由に過ぎず、虚無的な秩序の破壊をもたらす危険を指摘する(ヘーゲル [1978] §5 参照)。 ◆1.1.4 法の3つの役割 本書は、国家の必要性と正当性は、国家や民族あるいは社会等の集団そのもの持つ価値からではなく、個人の権利や利益から導かれるとの考え方から出発している。 ここでは、国家の主要な任務として、3つのものを取り上げて説明する。 第一は調整問題の解決であり、第二は公共財の提供であり、第三が人権の保障である(長谷部 [1991] 第3章参照)。 第一と第二の任務は、なぜ国家の存立が正当視されるかを説明し、第三の任務は、いったん成立した国家がもたらす危険へ対処する工夫を国家組織自体の中に組み込むべきことを説明する。 ◇(1) 調整問題の解決 調整問題とは 世の中には、どれでもよいが、とにかくどれかに決まってくれなければ困る事柄、つまり調整問題(coordination problem)が沢山ある。 車が道の右側を通るべきか左側を通るべきか、について、事々しく議論をしても仕方がない。 むしろ、どちらかに決まっていること、そしてすべての人がその決定に従うことが肝要である。 複数の選択肢が想定できるとき、とにかくその中のどれかに決まっていることですべての人が利益を得られる問題は世の中に無数にある。 礼儀作法や言葉遣い、文法規則のように、慣習が決めている問題もあるが、法が適切に決定し得る事柄もある。 市場取引のルール 遺言をするために証人が要るか否か、小切手を振り出すには何を記入すべきかなどの財産権や契約法上のルールも、調整問題を解決する法の例である。 市場取引を成り立たせるルールが何等かの形で決められていれば、そのルールを前提としたうえで、人々は互いに他者の行動を予測しながら、自己の利益の最大化を目指す計算を行うことが可能となる。 市場における自由な行動を通じて社会全体としての利益も増大するはずである。 ◇(2) 公共財の提供 ただ乗り問題 法が解決すべき問題は、いったん解決されると万人が等しく利益を得る調整問題だけではない。 警察による治安サービスを例にとると、自分は腕に覚えもあるし盗まれるほどの財産もないから、警察を養うための税金など払いたくないという人からも税金を徴収しなければ、多くの人は同様の理由をつけて税の支払いを免れてただ乗りをしようとするため、財政的に警察組織は維持し得なくなり、その結果、生ずる治安の悪化は、すべての人に不利益をもたらすであろう。 このように警察、消防、環境保全などの公共財といわれるサービスは、経費を負担しない人もその恩恵に与かることができるため、人々が自分の目先の利害のみを眼中に置いて行動する市場を通じては、適切に供給されない。 そこで政府が法制度を通じて公共財を提供し、その費用は税金として、社会全体から公平にかつ強制的に徴収することになる。 公共財の供給と民主主義 どのような公共財をどの程度、提供すべきかは、国民が社会全体の長期的な利害を勘案しながら、投票を通じて多数決で決めるべき事柄である。 多数決で敗れた少数派も、政府が公共財を提供しない場合に比べれば、不満の残る決定でも従った方が有利であるし、少数派と多数派をあわせた社会全体の利益は、多数決に従うことで最大化する。 ◇(3) 人権の保障 以上の2つは、万人が同様に利益を得るか、多数派と少数派とで利害が対立するかの違いはあれ、社会全体にとっての利益が問題となる状況である。 これに対して、第三の人権の保障は個人の自律にかかわっている。 個人の生まれながらの権利 - 人権 人々が日々の生活の中で下す決定の中には、他の誰でもなく、その人自身が自由に決めるべき事柄がある。 朝食の献立やテレビ番組は何を見るかという趣味や好みの問題から始まって、自分の進路の如何や尊厳死を選ぶか否かという世界観や人生の目標の問題にいたるまで、社会の慣習も議会の決定も左右し得ない事柄は多い。 人の生まれながらの権利、つまり人権という観念は、個人が決めるべき事柄に、社会や政府を含めた他者は介入し得ないはずだという考え方に支えられている。 人は根源的に平等であり、自分の生き方を決めるのは自分自身でしかない。 その決断を通じて、人はその人生に自ら意味を与えていく。 社会全体の利益が、このような意味での人権の制約を正当化することはあり得ない。 逆にいえば、人権には、社会全体の利益を理由とする政府の行為の正当性を覆す「切り札」としての働きがある。 人生観や世界観について、根底的に異なる考え方を抱く人が共に暮らす現代社会において、たとえ社会の多数派の支持があったとしても、政府が特定の価値観に基づいて個々人の生き方に介入するならば、それが政府の公正な活動として受け入れられることはなく、かえって深刻な社会的対立を生み出すであろう。 多数派と異なる価値観を抱く人を平等な個人として承認していないことを意味するからである。 「切り札」としての人権をすべてのメンバーに平等に保障することは、価値観の相克する社会で、それでもなお人々が社会生活の便益とコストを公平に分かち合うことを可能とするための基本的な枠組みとなる。 国家と人権保障 このような人権を法によって保障する必要が生まれるのは、国家が存在するからこそである。 調整問題状況や公共財の供給の必要から、人々が国家という約束事を正当視し、その法に従おうとするとき、逆に、国家がその正当な権限を超えて人々の生来の人権を侵害する危険が生まれる。 国家は、その領域内における正当な実力の行使を独占しており、国民の生命・自由・財産を奪い取る力を持っているため、その権限を限定する必要性も大きい。 権力の分立、政治部門から独立した裁判所による違憲審査制度や人権保障という工夫が要請される最大の理由はそこにある。
https://w.atwiki.jp/wolpitto654/pages/21.html
■ドリームランド(レイス) ◎エルフ エルフは、ゲルマン神話に起源を持つ、北ヨーロッパの民間伝承に登場する種族である。日本語では妖精あるいは小妖精と訳されることも多い。北欧神話における彼らは本来、自然と豊かさを司る小神族であった。エルフはしばしば、とても美しく若々しい外見を持ち、森や泉、井戸や地下などに住むとされる。また彼らは不死あるいは長命であり、魔法の力を持っている。 ◎使用用途 NPC or PC。 ◎エルフ/麗しき者(status) 能力値 ロール 最大値 STR 3D6 18 CON 3D6 18 SIZ 2D6+6 18 INT 2D6+6 18 POW 3D6+6 24 DEX 3D6 18 EDU 3D6+3 21 APP 2D6+6 18 移動 8 耐久力 18 最大ダメージ・ボーナス +1D6 エルフ専用技能 弓 初期値 50% 跳躍 初期値 50% 聞き耳 初期値 50% 回避 初期値 50% 呪文 3D6の呪文を覚えている。 (ドリームランドの呪文または下記にある、ドリームランド専用の呪文のみ) %E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%95.jpg?dl=1 ※シャドウバース ◎ドワーフ ドワーフ(dwarf、英語の発音はドゥウォーフに近い)は、人間よりも少し背丈の小さい伝説上の種族。民話、神話、童話、ファンタジー作品などに登場することが多い。高度な鍛冶や工芸技能をもつとされており、外観は男女共に背丈が低いものの力強く屈強で、特に男性はその多くで長い髭をたくわえているとされる。 ◎使用用途 NPC or PC。 ◎ドワーフ/小き強者(status) 能力値 ロール 最大値 STR 3D6+6 24 CON 3D6 18 SIZ 1D6+6 12 INT 2D6+6 18 POW 3D6+6 24 DEX 3D6 18 EDU 3D6+3 21 APP 3D6 18 移動 8 耐久力 18 最大ダメージ・ボーナス +1D6 ドワーフ専用技能 斧 初期値 50% 値切り 初期値 50% 回避 初期値 50% 隠れる 初期値 50 呪文 INT*2成功で1D3の呪文を稀に覚えている。 (ドリームランドの呪文または下記にある、ドリームランド専用の呪文のみ) %E3%83%89%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%95.png?dl=1 ※フィンガーナイツ ◎ホビット ホビットは、身長2 - 4フィート(60 - 121cm)で、わずかに尖った耳をもつ。足裏の皮が厚く、毛に覆われているので、靴をはくことはない。かれらは、冒険的でない牧歌的な暮らし、すなわち農耕・食事・社会生活を好む。ホビットは人間より若干長い寿命を持ち、しばしば120歳まで生きた(平均寿命100歳)。33歳で成人し、50歳のホビットは中年である。ホビットたちは、トールキンのインスピレーションである英国の田舎の人々と同様、酒場でエールを飲むことを好む。中つ国のなかでもホビットらが住む地域の名としてトールキンが選んだ"the Shire"(ホビット庄)という名前からは、イングランドの「州(Shire)」をはっきり連想することができる。 平和と食事を何よりも愛し、たいてい太っている。しかしいざとなると驚くべき芯の強さを見せる。目が良いので石投げと弓矢の扱いが上手い。髭を生やしているものは一部の氏族を除いて殆どいない。 ◎使用用途 NPC or PC。 ◎ホビット/素早く賢い者(status) 能力値 ロール 最大値 STR 3D6 18 CON 3D6 18 SIZ 1D2+2 4 INT 2D6+6 18 POW 3D6 18 DEX 3D6+4 22 EDU 3D6+3 21 APP 3D6 18 移動 10 耐久力 18 最大ダメージ・ボーナス +-0 ホビット専用技能 盗む(行動) 初期値 50% 隠す 初期値 50% 回避 初期値 50% 隠れる 初期値 50 呪文 覚えない。 %E3%83%9B%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%88.jpg?dl=1 ※ホビット ◎魔法使い 魔法使いとは、魔法、妖術、幻術、呪術などを使う者たちの総称である。 ◎使用用途 NPC or PC。 ◎魔法使い/理を知る者(status) 能力値 ロール 最大値 STR 3D6 18 CON 3D6 18 SIZ 2D6+6 18 INT 2D6+6 18 POW 4D6+6 30 DEX 3D6 18 EDU 3D6 18 APP 3D6 18 移動 8 耐久力 18 最大ダメージ・ボーナス +1D6 魔法使い専用技能 精神分析 初期値 50% 変装 初期値 50% 魔法学(知識) 初期値 50% 回避 初期値 50% 呪文 4D6+6の呪文を覚えている。 (ドリームランドの呪文または下記にある、ドリームランド専用の呪文のみ) %E9%AD%94%E6%B3%95%E4%BD%BF%E3%81%84.png?dl=1 ※この素晴らしい世界に祝福を ◎ダークエルフ ダークエルフは、ファンタジー小説やテーブルトークRPGなどに登場する架空の種族。多くの場合、エルフの近縁種とされ、エルフに敵対する存在とされる。 ◎使用用途 NPC or PC。 ◎ダークエルフ/麗しき反逆者(status) 能力値 ロール 最大値 STR 3D6 18 CON 3D6 18 SIZ 2D6+6 18 INT 2D6+6 18 POW 3D6+6 24 DEX 3D6 18 EDU 3D6 18 APP 2D6+6 18 移動 8 耐久力 18 最大ダメージ・ボーナス +1D6 ダークエルフ専用技能 槍 初期値 50% 追跡 初期値 50% 言いくるめ 初期値 50% 回避 初期値 50% 呪文 3D6の呪文を覚えている。 (ドリームランドの呪文または下記にある、ドリームランド専用の呪文のみ) %E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%95.jpg?dl=1 ※ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり ◎獣人 獣人は、伝承やフィクションに登場する、人型と他の動物の外見を合わせ持つ人物を指す。古くは民間伝承に現れ、神話学や人類学で論じられた。さらに現在では、これらに加えて小説・ゲーム・漫画・アニメ作品に登場し、サブカルチャーにおいて特殊な地位を得ている。 ◎使用用途 NPC or PC。 ◎獣人/森の民(status) 能力値 ロール 最大値 STR 3D6+6 24 CON 3D6+4 22 SIZ 2D6+6 18 INT 2D6+6 18 POW 3D6 18 DEX 3D6+4 22 EDU 3D6 18 APP 2D6+6 18 移動 10 耐久力 20 最大ダメージ・ボーナス +2D6 獣人専用技能 マーシャルアーツ 初期値 50% 追跡 初期値 50% 獲物を嗅ぎつける(探索) 初期値 50% 回避 初期値 50% 呪文 覚えない。 %E7%8D%A3%E4%BA%BA.png?dl=1 ※クロスサモナー 冒険家WOLFのDreamLand
https://w.atwiki.jp/kurogiri_all/pages/223.html
部品構造 大部品 魔法使い国家資格認定法令 RD 7 評価値 4部品 国が認める魔法使い 部品 資格の認定条件と剥奪条件および認定者の割合 部品 得られる法的優遇 部品 経済的補助について 部品 国家への協力義務 部品 藩国部隊の魔法使い 部品 『認定を受けない魔法使い』について 部品定義 部品 国が認める魔法使い 玄霧藩国では、国が能力・人格面で条件を満たしたと認められた魔法使いに対して、国家からの認定資格を付与している。 魔法という大きな力を使う上で生じる数多くの危険を抑えるための施策であるが、 国民に対して制限を課すというよりは、魔法使いたちが魔法を人々のために生かすことで収入を得られるようにするという意味合いが強い。 部品 資格の認定条件と剥奪条件および認定者の割合 国家資格の認定条件は大きく分けて3つある。 中位魔法(個人習得範囲における高レベルの魔法)を習得している。 人格、素行に対する師からの認定と推薦を受けている。 国が発行している法律を始めとした社会の秩序を守っている。 中位魔法の習得は原則的に、魔法の師からの長い期間(基礎の習得を含めて通常8年と言われる)の修行を経ねば到達できず、 高レベルの魔法の習得そのものに倫理的制限もかかっている事から、中位魔法の習得を済ませた上で師からの推薦を受けられているという事が、すなわちその人物の能力・人格の保証にもなっている。 後は国家という秩序の視点からその人物を判断し、問題がないと判断できればよい。 審査は公正に下されるべく、確かな保証を受けた職員によって行われる。 魔法使いとしての資格認定が行われる条件に反する行い、人々の平和を乱し、略奪や破壊などを好んで行ったと判断され刑事処罰を受けた場合や、 資格を受けた後1年間の活動実績の届け出がないもの(または虚偽の届け出を行ったもの)については、 この資格は剥奪され、各種優遇措置は失われる事となる。資格の再認定にはより厳しい審査を受けなければならない。 国から認定を受けられる資格保有魔法使いの人数は、おおよそ全国民の2%ほどと想定されている。 高度な魔法を習得するには条件が厳しい事や、一般的な国民は魔法を生活の一部としてはいても、魔法だけで暮らすことは出来ないからである。 部品 得られる法的優遇 得られる法的優遇 魔法使いとしての国家資格を有する場合、藩国の法律における制限のうち、一部の条件が緩和される。 規模の大きな魔法の研究、開発はその一つで、これらは兵器開発に近しいものと考えられるため、国家資格者以外では従事することが認められない。 もちろん、国家資格を持っていても、公的な届け出や研究内容の定期的な報告、監査の受け入れは義務付けられる。 その他、緊急時・人命救助時などに効果の大きな魔法を使う際の制限が通常よりも緩い、 研究用の施設やマジカルポニーの飛行高度を借り受ける許可を受けやすいなどの優遇措置がある。 取引に制限のある高密度魔力触媒の入手についても、正しく申請を行えば受理されやすい。 また、魔法教育を行う者としての教育者資格の側面も持つ。 幼い子供たちが魔法を正しく覚え、安全に行使できるよう教え導く事で後進を育て、 子らが社会生活の中で魔法を活かせる人材になる下地を作る事で対価を受けとる事ができる。 優れた教え子の中に希望者がいた場合、この中から自身の後継者ともいえる弟子を選び、育成する事も認められている。 部品 経済的補助について 資格を持つ魔法使いがその活動実績を残している場合、国から活動費および魔法の研究費補助として支援金が年度ごとに出る。 支援額の基準はおおよそ『その魔法使い1名および助手2名までの1年間分の生活費用』の2倍の額であり、 加算分は研究のための魔力触媒の確保費用を主な用途としている。 これ以上の予算が必要な研究の場合、それは個人レベルではなく組織として行う研究の領分に入るが、 研究の目的や実績が加味されて増額を受ける事も(審査は厳しいが)不可能ではない。 生活費についての明細は要求されないが、研究予算と決算の報告は義務付けられているし、活動内容の正しい報告も怠ってはならない。 なお、これらの資金を犯罪行為に用いた場合、当然ながら公的資格は剥奪されるし、法の裁きを受ける事となる。 部品 国家への協力義務 各種優遇を受ける対価として、国家からの協力要請を受ける義務を負う。 これは国家の命令になんでも従わなければならない、と言う訳では当然なく、 基準として設けられた条件を満たす(藩国の存亡の危機であったり、多くの人命がかかっている場合等)時に、 藩国から通達される協力要請があった場合、可能な限り従わなければならないという義務である。 医療支援や国家防衛、災害救援といった目的で魔法使いの招集が行われる他、 魔法技術についての専門的知識の面での協力を求められる事もある。 これらの出動に応じた場合、労働および危険行為への従事等の手当てが出される。 部品 藩国部隊の魔法使い 国家への協力には、藩国軍における魔法使い部隊の一員として兵役につく事も含まれる。 この任務は従事期間が長いため、研究者や教育者としての魔法使いを希望する人員は招集されず、 基本的には希望者のみを集めて兵としての教練を受けた後、任期が終わるまで国軍の一員として藩国部隊に所属する。 この兵役に対しても対価は発生し、また任期終了後には税制等での優遇も追加で受けることができる。 若い頃に兵役に就き、任期後に研究をしながら弟子を取る、という魔法使いも多い。 部品 『認定を受けない魔法使い』について 魔法の能力を国家に資格として認定・管理される事を厭う魔法使いがいる場合でも、その事は特に罪となったりはしない。 ただし資格の取得による各種優遇措置は受けられないため、平時での規模の大きい魔法行使に制限がかかったり、 補助金を受け取れない、魔法教育者としての職につけないなどの不利要素は否めない。 国としては、国家認定を受けない魔法使いも、認定試験を受けられない魔法使いも、社会の一部として受け入れるものとして説明している。 玄霧藩国は魔法の強大化を抑制する文化が弱いため、公的に幅広く制限をかけた上で、それでも魔法使いたちが生活していけるよう、 彼らの魔法文化が人々の助けになる形で伸びていくよう、この制度を定めている。 なお、この資格の認定を受けようとして審査に落ちた魔法使いたちが暮らしに迷う事のないよう、 就労支援として行政から職能教育を受けられる環境が作られている。職能教育を受けていて、かつ魔法能力が一定の高レベルに達している働き手は貴重であり人気が高い。 提出書式 大部品 魔法使い国家資格認定法令 RD 7 評価値 4 -部品 国が認める魔法使い -部品 資格の認定条件と剥奪条件および認定者の割合 -部品 得られる法的優遇 -部品 経済的補助について -部品 国家への協力義務 -部品 藩国部隊の魔法使い -部品 『認定を受けない魔法使い』について 部品 国が認める魔法使い 玄霧藩国では、国が能力・人格面で条件を満たしたと認められた魔法使いに対して、国家からの認定資格を付与している。 魔法という大きな力を使う上で生じる数多くの危険を抑えるための施策であるが、 国民に対して制限を課すというよりは、魔法使いたちが魔法を人々のために生かすことで収入を得られるようにするという意味合いが強い。 部品 資格の認定条件と剥奪条件および認定者の割合 国家資格の認定条件は大きく分けて3つある。 ・中位魔法(個人習得範囲における高レベルの魔法)を習得している。 ・人格、素行に対する師からの認定と推薦を受けている。 ・国が発行している法律を始めとした社会の秩序を守っている。 中位魔法の習得は原則的に、魔法の師からの長い期間(基礎の習得を含めて通常8年と言われる)の修行を経ねば到達できず、 高レベルの魔法の習得そのものに倫理的制限もかかっている事から、中位魔法の習得を済ませた上で師からの推薦を受けられているという事が、すなわちその人物の能力・人格の保証にもなっている。 後は国家という秩序の視点からその人物を判断し、問題がないと判断できればよい。 審査は公正に下されるべく、確かな保証を受けた職員によって行われる。 魔法使いとしての資格認定が行われる条件に反する行い、人々の平和を乱し、略奪や破壊などを好んで行ったと判断され刑事処罰を受けた場合や、 資格を受けた後1年間の活動実績の届け出がないもの(または虚偽の届け出を行ったもの)については、 この資格は剥奪され、各種優遇措置は失われる事となる。資格の再認定にはより厳しい審査を受けなければならない。 国から認定を受けられる資格保有魔法使いの人数は、おおよそ全国民の2%ほどと想定されている。 高度な魔法を習得するには条件が厳しい事や、一般的な国民は魔法を生活の一部としてはいても、魔法だけで暮らすことは出来ないからである。 部品 得られる法的優遇 得られる法的優遇 魔法使いとしての国家資格を有する場合、藩国の法律における制限のうち、一部の条件が緩和される。 規模の大きな魔法の研究、開発はその一つで、これらは兵器開発に近しいものと考えられるため、国家資格者以外では従事することが認められない。 もちろん、国家資格を持っていても、公的な届け出や研究内容の定期的な報告、監査の受け入れは義務付けられる。 その他、緊急時・人命救助時などに効果の大きな魔法を使う際の制限が通常よりも緩い、 研究用の施設やマジカルポニーの飛行高度を借り受ける許可を受けやすいなどの優遇措置がある。 取引に制限のある高密度魔力触媒の入手についても、正しく申請を行えば受理されやすい。 また、魔法教育を行う者としての教育者資格の側面も持つ。 幼い子供たちが魔法を正しく覚え、安全に行使できるよう教え導く事で後進を育て、 子らが社会生活の中で魔法を活かせる人材になる下地を作る事で対価を受けとる事ができる。 優れた教え子の中に希望者がいた場合、この中から自身の後継者ともいえる弟子を選び、育成する事も認められている。 部品 経済的補助について 資格を持つ魔法使いがその活動実績を残している場合、国から活動費および魔法の研究費補助として支援金が年度ごとに出る。 支援額の基準はおおよそ『その魔法使い1名および助手2名までの1年間分の生活費用』の2倍の額であり、 加算分は研究のための魔力触媒の確保費用を主な用途としている。 これ以上の予算が必要な研究の場合、それは個人レベルではなく組織として行う研究の領分に入るが、 研究の目的や実績が加味されて増額を受ける事も(審査は厳しいが)不可能ではない。 生活費についての明細は要求されないが、研究予算と決算の報告は義務付けられているし、活動内容の正しい報告も怠ってはならない。 なお、これらの資金を犯罪行為に用いた場合、当然ながら公的資格は剥奪されるし、法の裁きを受ける事となる。 部品 国家への協力義務 各種優遇を受ける対価として、国家からの協力要請を受ける義務を負う。 これは国家の命令になんでも従わなければならない、と言う訳では当然なく、 基準として設けられた条件を満たす(藩国の存亡の危機であったり、多くの人命がかかっている場合等)時に、 藩国から通達される協力要請があった場合、可能な限り従わなければならないという義務である。 医療支援や国家防衛、災害救援といった目的で魔法使いの招集が行われる他、 魔法技術についての専門的知識の面での協力を求められる事もある。 これらの出動に応じた場合、労働および危険行為への従事等の手当てが出される。 部品 藩国部隊の魔法使い 国家への協力には、藩国軍における魔法使い部隊の一員として兵役につく事も含まれる。 この任務は従事期間が長いため、研究者や教育者としての魔法使いを希望する人員は招集されず、 基本的には希望者のみを集めて兵としての教練を受けた後、任期が終わるまで国軍の一員として藩国部隊に所属する。 この兵役に対しても対価は発生し、また任期終了後には税制等での優遇も追加で受けることができる。 若い頃に兵役に就き、任期後に研究をしながら弟子を取る、という魔法使いも多い。 部品 『認定を受けない魔法使い』について 魔法の能力を国家に資格として認定・管理される事を厭う魔法使いがいる場合でも、その事は特に罪となったりはしない。 ただし資格の取得による各種優遇措置は受けられないため、平時での規模の大きい魔法行使に制限がかかったり、 補助金を受け取れない、魔法教育者としての職につけないなどの不利要素は否めない。 国としては、国家認定を受けない魔法使いも、認定試験を受けられない魔法使いも、社会の一部として受け入れるものとして説明している。 玄霧藩国は魔法の強大化を抑制する文化が弱いため、公的に幅広く制限をかけた上で、それでも魔法使いたちが生活していけるよう、 彼らの魔法文化が人々の助けになる形で伸びていくよう、この制度を定めている。 なお、この資格の認定を受けようとして審査に落ちた魔法使いたちが暮らしに迷う事のないよう、 就労支援として行政から職能教育を受けられる環境が作られている。職能教育を受けていて、かつ魔法能力が一定の高レベルに達している働き手は貴重であり人気が高い。 インポート用定義データ [ { "id" 97540, "title" "魔法使い国家資格認定法令", "description" null, "part_type" "group", "created_at" "2017-09-07 11 09 21.062408", "updated_at" "2017-09-07 11 09 21.062408", "children" [ { "id" 97533, "title" "国が認める魔法使い", "description" "玄霧藩国では、国が能力・人格面で条件を満たしたと認められた魔法使いに対して、国家からの認定資格を付与している。\n魔法という大きな力を使う上で生じる数多くの危険を抑えるための施策であるが、\n国民に対して制限を課すというよりは、魔法使いたちが魔法を人々のために生かすことで収入を得られるようにするという意味合いが強い。\n", "part_type" "part", "created_at" "2017-09-07 11 09 20.854976", "updated_at" "2017-09-07 11 09 20.854976", "children" [], "character" { "id" 252, "name" "階川 雅成" }, "localID" 1 }, { "id" 97534, "title" "資格の認定条件と剥奪条件および認定者の割合", "description" "国家資格の認定条件は大きく分けて3つある。\n\n・中位魔法(個人習得範囲における高レベルの魔法)を習得している。\n・人格、素行に対する師からの認定と推薦を受けている。\n・国が発行している法律を始めとした社会の秩序を守っている。\n\n中位魔法の習得は原則的に、魔法の師からの長い期間(基礎の習得を含めて通常8年と言われる)の修行を経ねば到達できず、\n高レベルの魔法の習得そのものに倫理的制限もかかっている事から、中位魔法の習得を済ませた上で師からの推薦を受けられているという事が、すなわちその人物の能力・人格の保証にもなっている。\n後は国家という秩序の視点からその人物を判断し、問題がないと判断できればよい。\n審査は公正に下されるべく、確かな保証を受けた職員によって行われる。\n\n魔法使いとしての資格認定が行われる条件に反する行い、人々の平和を乱し、略奪や破壊などを好んで行ったと判断され刑事処罰を受けた場合や、\n資格を受けた後1年間の活動実績の届け出がないもの(または虚偽の届け出を行ったもの)については、\nこの資格は剥奪され、各種優遇措置は失われる事となる。資格の再認定にはより厳しい審査を受けなければならない。\n\n国から認定を受けられる資格保有魔法使いの人数は、おおよそ全国民の2%ほどと想定されている。\n高度な魔法を習得するには条件が厳しい事や、一般的な国民は魔法を生活の一部としてはいても、魔法だけで暮らすことは出来ないからである。\n", "part_type" "part", "created_at" "2017-09-07 11 09 20.897307", "updated_at" "2017-09-07 11 09 20.897307", "children" [], "character" { "id" 252, "name" "階川 雅成" }, "localID" 2 }, { "id" 97535, "title" "得られる法的優遇", "description" "得られる法的優遇\n魔法使いとしての国家資格を有する場合、藩国の法律における制限のうち、一部の条件が緩和される。\n規模の大きな魔法の研究、開発はその一つで、これらは兵器開発に近しいものと考えられるため、国家資格者以外では従事することが認められない。\nもちろん、国家資格を持っていても、公的な届け出や研究内容の定期的な報告、監査の受け入れは義務付けられる。\n\nその他、緊急時・人命救助時などに効果の大きな魔法を使う際の制限が通常よりも緩い、\n研究用の施設やマジカルポニーの飛行高度を借り受ける許可を受けやすいなどの優遇措置がある。\n取引に制限のある高密度魔力触媒の入手についても、正しく申請を行えば受理されやすい。\n\nまた、魔法教育を行う者としての教育者資格の側面も持つ。\n幼い子供たちが魔法を正しく覚え、安全に行使できるよう教え導く事で後進を育て、\n子らが社会生活の中で魔法を活かせる人材になる下地を作る事で対価を受けとる事ができる。\n優れた教え子の中に希望者がいた場合、この中から自身の後継者ともいえる弟子を選び、育成する事も認められている。\n", "part_type" "part", "created_at" "2017-09-07 11 09 20.922997", "updated_at" "2017-09-07 11 09 20.922997", "children" [], "character" { "id" 252, "name" "階川 雅成" }, "localID" 3 }, { "id" 97536, "title" "経済的補助について", "description" "資格を持つ魔法使いがその活動実績を残している場合、国から活動費および魔法の研究費補助として支援金が年度ごとに出る。\n支援額の基準はおおよそ『その魔法使い1名および助手2名までの1年間分の生活費用』の2倍の額であり、\n加算分は研究のための魔力触媒の確保費用を主な用途としている。\nこれ以上の予算が必要な研究の場合、それは個人レベルではなく組織として行う研究の領分に入るが、\n研究の目的や実績が加味されて増額を受ける事も(審査は厳しいが)不可能ではない。\n生活費についての明細は要求されないが、研究予算と決算の報告は義務付けられているし、活動内容の正しい報告も怠ってはならない。\n\nなお、これらの資金を犯罪行為に用いた場合、当然ながら公的資格は剥奪されるし、法の裁きを受ける事となる。\n", "part_type" "part", "created_at" "2017-09-07 11 09 20.939616", "updated_at" "2017-09-07 11 09 20.939616", "children" [], "character" { "id" 252, "name" "階川 雅成" }, "localID" 4 }, { "id" 97537, "title" " 国家への協力義務", "description" "各種優遇を受ける対価として、国家からの協力要請を受ける義務を負う。\nこれは国家の命令になんでも従わなければならない、と言う訳では当然なく、\n基準として設けられた条件を満たす(藩国の存亡の危機であったり、多くの人命がかかっている場合等)時に、\n藩国から通達される協力要請があった場合、可能な限り従わなければならないという義務である。\n\n医療支援や国家防衛、災害救援といった目的で魔法使いの招集が行われる他、\n魔法技術についての専門的知識の面での協力を求められる事もある。\nこれらの出動に応じた場合、労働および危険行為への従事等の手当てが出される。", "part_type" "part", "created_at" "2017-09-07 11 09 20.954895", "updated_at" "2017-09-07 11 09 20.954895", "children" [], "character" { "id" 252, "name" "階川 雅成" }, "localID" 5 }, { "id" 97538, "title" "藩国部隊の魔法使い", "description" "国家への協力には、藩国軍における魔法使い部隊の一員として兵役につく事も含まれる。\nこの任務は従事期間が長いため、研究者や教育者としての魔法使いを希望する人員は招集されず、\n基本的には希望者のみを集めて兵としての教練を受けた後、任期が終わるまで国軍の一員として藩国部隊に所属する。\nこの兵役に対しても対価は発生し、また任期終了後には税制等での優遇も追加で受けることができる。\n若い頃に兵役に就き、任期後に研究をしながら弟子を取る、という魔法使いも多い。", "part_type" "part", "created_at" "2017-09-07 11 09 20.967616", "updated_at" "2017-09-07 11 09 20.967616", "children" [], "character" { "id" 252, "name" "階川 雅成" }, "localID" 6 }, { "id" 97539, "title" "『認定を受けない魔法使い』について", "description" "魔法の能力を国家に資格として認定・管理される事を厭う魔法使いがいる場合でも、その事は特に罪となったりはしない。\nただし資格の取得による各種優遇措置は受けられないため、平時での規模の大きい魔法行使に制限がかかったり、\n補助金を受け取れない、魔法教育者としての職につけないなどの不利要素は否めない。\n\n国としては、国家認定を受けない魔法使いも、認定試験を受けられない魔法使いも、社会の一部として受け入れるものとして説明している。\n玄霧藩国は魔法の強大化を抑制する文化が弱いため、公的に幅広く制限をかけた上で、それでも魔法使いたちが生活していけるよう、\n彼らの魔法文化が人々の助けになる形で伸びていくよう、この制度を定めている。\n\nなお、この資格の認定を受けようとして審査に落ちた魔法使いたちが暮らしに迷う事のないよう、\n就労支援として行政から職能教育を受けられる環境が作られている。職能教育を受けていて、かつ魔法能力が一定の高レベルに達している働き手は貴重であり人気が高い。", "part_type" "part", "created_at" "2017-09-07 11 09 20.98243", "updated_at" "2017-09-07 11 09 20.98243", "children" [], "character" { "id" 252, "name" "階川 雅成" }, "localID" 7 } ], "character" { "id" 252, "name" "階川 雅成" }, "expanded" true, "localID" 0 } ]
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/13.html
【種別】 地名 【初出】 一巻 【元ネタ】 アニメ各シリーズで共通化されている街並みは、東京都立川市の立川駅周辺および多摩市の多摩センター駅周辺がモデル。 『超電磁砲』原作版では同じく東京都町田市の町田駅周辺が背景モデルとして描かれる。 いずれも作品設定上の「学園都市」のエリアに含まれる地域。 【概要】【政治・行政】 【地理】 【軍事】 【社会生活】 【暗部】 【正体】 【沿革】 【余談】 【関連】 【概要】 東京西部(いわゆる多摩地域)に位置する、最先端科学技術を研究・開発している完全独立教育研究機関。 とあるシリーズの主要な舞台。 「記憶術」や「暗記術」という名目で超能力研究、即ち「脳の開発」を行っている。 総人口は230万人。 そのうち約8割(=180万人)は学生である(※下記【余談】の節も参照)。 設立の目的は、「人間を超えた身体を手にすることで神様の答えにたどりつく」ことらしい。 大勢の学生を集めて「授業の一環」として脳の開発を行っており、学生の数は総人口の8割に及ぶ。 学生たちは原則的に親元を離れて都市内に居住し、都市内にある学校に在学しなければならないため、 学校や学生寮などの数も半端ではなく、教育機関を中心とした造りから「学園都市」と名付けられている。 能力開発以外の科学技術もぶっ飛んでおり、最先端の技術を実験的に実用化・運用しているため、 外よりも2, 30年分ぐらい文明が進んでおり、機密漏洩防止のため厳重な警備が敷かれている。 【政治・行政】 建前の上では日本の一都市であり法令も日本のものが適用されるが、 内部はほとんど治外法権状態であり、実質的には日本と異なる一つの独立国家である。 日本政府の意地で学園都市独自の法令は全て条例として扱われているが(*1)、司法についても独立性が高く、 作中では日本国の司法制度の一審に相当する、学園都市汎用裁判所という施設が登場している。 運営・自治は12名の統括理事からなる学園都市統括理事会が担い、 首長は統括理事会のトップ「統括理事長」が務める(初代:アレイスター=クロウリー → 第二代(現職):一方通行)。 独立記念日は10月9日で、祝日となっている。 治安維持に関して外部の警察組織の介入は許されておらず(*2)、 代わりに武装した教員らで構成される警備員と、 能力者を始めとした学生で構成される風紀委員が治安維持を担当している。 治安の警戒状況は『警備強度(セキュリティコード)』という4段階の指標で区別されている。 通貨は日本円だが、貨幣の発行は学園都市内の造幣局が担っており、 紙幣自体もICチップが取り付けられた特殊なデザインになっている。 詳細は学園都市の貨幣を参照。 作中では、最先端の科学技術の研究・開発は基本的に全て学園都市が独占していて、 学園都市で生み出された科学技術は全世界に輸出される。 このように全世界の各国が学園都市の恩恵を多かれ少なかれ何らかの形で受けているため、 学園都市の国際社会への影響力は極めて大きく、覇権国家的な側面を持つ。 【地理】 東京西部を一気に開発して作り出され、東端は東京都新宿に面している。 敷地の一部を神奈川・埼玉・山梨に及ばせながら、東京都の3分の1の広さを占めており、完全な円形になっている。 内部は学区と呼ばれる23個の行政区画に分かれていて、学区ごとに特徴がある。詳細は学園都市の区分を参照。 立地の関係上、海には面していない(*3)。 【軍事】 都市内部の機密情報を外部に漏洩させないため、非常に厳重な警備が敷かれている。 都市内の各種インフラ系は世界最大の防御力を持つと言われ、 外部との交通の遮断に加えて周囲が高さ5メートル・厚さ3メートルの壁で囲まれている上に、 上空に向けて極めて指向性の高い妨害電波が発せられており、壁を超えるような通信は一切遮断されている (外部接続ターミナルを経由すれば外部との通信は可能)。 さらには街全体を三機(二巻以降は二機、十四巻で四機目を発射)の監視衛星が常に監視しており、 加えて街全体に統括理事長直通の情報収集用ナノデバイス『滞空回線』が、およそ5000万機ほど秘密裏に散布されている。 ……はずなのだが、魔術師は結構ぽんぽんと侵入している。 これは単純に魔術的防御をしていないのか、あえて見逃しているのかは不明。 (初代統括理事長の正体を考えれば、おそらく後者) かつてカエル顔の医者がイギリスの片田舎でアレイスターの命を救い匿った後、 この街の仕組み作りに協力している。 「進んだ科学によって未知を征服する」「科学の力によってあらゆる不可思議な闇を薙ぎ払う」などという思想から、 駆動鎧のHsPS-15などを始めとして、 学園都市製の最新鋭兵器群は、共通して自然科学(Hard Science)のイニシャルこと『Hs』の名を持つ。 しかしMSR-001やMPS-79のように、用いられた技術が旧世代のものに関してはその限りでもないようだ。 軍備も極めて強力であり、上述の『Hs』のコードを持つ種々の最先端兵器が実戦投入されている。 第三次世界大戦時には、一つの都市でしかないにもかかわらず、学園都市どころか日本列島への侵攻を完璧に防ぎつつ、 ロシアの防空域を対空砲火もお構いなしに悠々と飛行したり、 果てはロシアの雪原に即席の拠点を設営してのけるなど、恐るべき戦力差を見せつけている。 常軌を逸した最新兵器群と相対した百戦錬磨のロシア軍のパイロットには 「奴らのほうがよっぽどオカルトに足を突っ込んでいるじゃないか」と言わしめている。 ちなみに、本来なら日本国は保有できないはずの爆撃機を一都市でありながら保有しており、 この点からも学園都市の治外法権ぶり・勢力の強大さが伺える。 【社会生活】 生徒達の生活費は奨学金や補助金がほとんど。 税制は学園都市特有のものが施行されており、 地の文に曰く、基本的には学園都市は勉強をするための所なので、 それに必要のない物品や嗜好品については税をかけても問題なし、という風潮があり、 子供の好きそうなものに課税されるのが暗黙の了解になっているという。 代わりに、一般的に寮の家賃や学食などが激安になるので結局プラマイゼロだったりする。 激安の理由は大学や業者の試作品だからである。 その為、怪しい缶ジュースやら、意味もないハイテク携帯電話やら、 携帯のワイヤレスP2Pサービスの格安提供などが跋扈する。 はいむら氏によれば、キャラクターデザインについて鎌池氏から 「学園都市のトレンドは、外界のそれとはちょっとズレている」という指定を受けたという。 また、学生にあまり関係のないベビー用品を買える場所は少ない。 カジノのような賭博場も合法なものは存在しないか知られていない。 学バスや教材などで儲けようとする学校もあるにはあるようだ。 原則、一度入学すると学園都市内に居住しなければならなくなるらしい。 それを利用した置き去り等の問題も抱えている。 大覇星祭や一端覧祭等、学園都市中の学校が参加する合同行事もある。 文明が外部より遥かに進んでいる一方、 学園都市外部で一般的なIoT技術や、それを使ったスマート家電・スマートハウスのような代物は普及していない。 これは学園都市が「IoTという新技術が注目されて社会に浸透する」という段階を既に超えており、 むしろ「IoTのせいで生まれるリスクを反省して自重する」という方向に価値観が一周しているためらしい(*4)。 学園都市外部と同じ交通系ICカードやスマホ決済アプリ、スマホOS「アルカロイド」なども一般的に使われているため、 外部のテクノロジーが必ずしも学園都市の住民から見て時代遅れというわけでもない。 【暗部】 ※詳細は学園都市の暗部を参照 極めて高い科学技術を有する一方で、その裏側の暗部では非人道的な研究・開発も行われている。 置き去りなどを用いた人体実験など、完全に人権を無視した凄惨な研究も多く、 国際法に抵触しかねないような危険な軍事兵器の生産も進められている。 違法な闇取引・人身売買も横行していて、暴走して私益を目的に機密の漏洩を目論んだり、 学園都市に対する破壊工作を働こうとする暗部組織・人物も多い。 またそうした事案に対処するため、学園都市上層部からの指令で、 暗殺などの汚れ仕事を請け負う暗部組織も多く存在する。 学園都市の学校に入学すると必ず都市内に居住しなければならず、 かつDNAや技術情報などの流失防止のため自由に都市の外へ出られない事情から、 能力開発などで行き詰まった、あるいは何かの犯罪などに巻き込まれたからといって、 「学園都市から離れる」「実家へ帰る」といった選択は不可能であり、 そういった児童や学生を保護する仕組みも整っていない。 よって、敷かれたレールから脱線してしまうと、逃げ場がどこにもなく、 最終的に暗部へ身を落とすしかなくなってしまう者も多い。 第三次世界大戦が終わり、一方通行が学園都市と交渉したことで暗部組織はすべて解体されが、 学園都市上層部や暗部の人間の中にはその結果に不満を抱く者がおり、再結成された組織も多数ある。 創約一巻では一方通行がこのとき果たせなかった暗部の解体を、自身が自首することによって確実に果たそうとした。 【正体】 その正体は「形を変えたテレマ僧院」。 『思春期の少年少女を一カ所に集め、独自の教えを広めて、薬物投与も辞さない方法で叡智への接近を試みる』 という点でテレマと共通しており、土御門は「テレマの再来」と表現している。 かつて失われた僧院は、元々の創設者であるアレイスターによって 「『幻想殺し』を宿した上条当麻という存在を最大限に活躍させる為に『悲劇』を発生させる箱庭」 という役割を与えられ、再び蘇る事となった。 「超能力を開発する科学技術機関」の形になった理由も、 「幻想殺しという『異能無効化能力』を最大限に活躍させるには、『異能が当たり前に使われる場所』が最適」であるため。 「街のシステムに穴があり、大人達が暗部で私欲を満たす企みをする闇がある」のは 「その穴を利用し上条を憤らせる事件を多発させる」ため。 例えば上条がもし将棋好きの頭脳派少年なら将棋を中心とした棋士育成機関に、 料理好きの感覚派少年なら料理バトル中心の調理師育成機関に、 登山好きの肉体派少年ならロッククライミング合戦の登山家育成機関になっていた。 アレイスター曰く「上条の自由な法(テレマ)が手本となった」。 学園都市が今の「超能力を扱う少年少女達の裏で目を背けるような闇がある超能力育成機関」となったのは 上条当麻が「拳で悲劇を解決することで最も輝く存在」だったからにすぎない。 すなわち上条が学園都市に所属するようになったのは、幻想殺しによって誘発される不幸を科学で回避しようと考えた父親の意向などではなく、その遥か前から施されていたアレイスターの根回しによるものだった。 他の数多の学生は別としても、こと上条に限って言えば、彼はこの学園都市に入るべくして入ったと言っても過言ではない。 一方で、アレイスターのプランで必要とされるものの中には、 ヒューズ=カザキリ・一方通行・ミサカネットワークなど、構築のために学園都市が必要であったと思われるものも多く、 学園都市が本当に「上条を活躍させるため『だけ』の代物」だったのかには疑念が残る。 十九巻では、エイワスが一方通行のことを「君(※アレイスター)が五〇年以上もかけてこんな酔狂な街を作り、ようやく発現させることに成功した」と語っている。 【沿革】 エイワスの言によると、アレイスターがこの街を作り始めたのは50年以上昔である模様。 木原脳幹のモノローグでは、アレイスターは「戦後のどさくさに紛れて」渡航してきたと語られているので、 アレイスターの公的な死亡年である1947年より少し後に作られ始めたと考えるのが妥当か。 現代の日本で東京西部にこのような一大機関を設立するチャンスはそれくらいしか無かったのだろう。 なお、旧約22巻の地の文で「すでに六〇年以上前に死亡したと公式報告は出ていた」とあるため、 作中時間は少なくとも西暦2007年以降であると思われる。 設立初期はアメリカ合衆国と協力関係にあり、冷戦期にはアメリカやソ連が超能力開発に失敗する中、 世界で唯一安定した超能力開発に成功した(初の成功例が『発祥検体』の少女である)。 エリスとシェリーの件を考えると、 少なくとも1巻から20年ほど前の時点で既に能力者を生み出せる程度には発展していたようだ。 9月30日には『0930』事件により大混乱に見舞われたが、10月下旬の第三次世界大戦ではロシアに勝利を収めた。 その後、12月上旬に発生した大熱波で数日間都市機能が完全にダウンし、学園都市全域に甚大な被害を被った。 12月11日、大熱波後の混乱に乗じたコロンゾンの侵攻により学園都市の管理権が簒奪される。 しかしコロンゾンが学園都市から離れていた隙に、学園都市をコロンゾンにとって無価値なものにするため、 アレイスターが書庫に『アレイスター以外の頭脳では駆除に最低でも2万年はかかるコンピュータウィルス』を感染させ、学園都市を事実上ロックした。 その結果、学園都市全域がブラックアウトし、学園都市の資産たる技術情報や無人兵器も利用不能に陥った。 そして、インフラ復旧のメドが立たないことを理由に、アレイスターは住民を街から集団疎開させることを宣言した。 かくして学園都市は人っ子一人いない、1ビットの情報も引き出せないゴーストタウンと化し、 統括理事長の宣言をもってここに学園都市は事実上の終焉を迎えた。 加えて『プラン』が破綻したことにより、学園都市は本来の存在意義を完全に失うこととなった。 その後、イギリスの決戦にてメイザースに衛星爆撃を敢行するため、アレイスターによってロックが解除された。 またアレイスターが一方通行に統括理事長の全権限を譲渡したことにより、復興のメドが立った。 新約二十二巻リバースにて完全に復旧作業が完了し、集団疎開していた生徒や教師も帰還を果たした。 創約一巻にて正式に一方通行が第二代統括理事長に就任し、 これによって学園都市は名実ともに「アレイスターのプランのための街」ではなくなったのであった。 【余談】 インデックスが学園都市に来て暫く経っていることを挙げ、 普通の道なら完全記憶能力を持つ自分が未だに道に迷う事は無いのに、と疑問を感じている。 また、アレイスターも「この街の本当の形をまるで理解していない」と強調して話していた。 何らかの仕掛けがあるのかも知れない。 総人口は序盤と中盤以降で一貫していない(6巻辺りまでは学生が230万人、9巻辺り以降は総人口が230万人)。 が、人口の8割が学生と言う設定は一貫している。学生のほぼ全員がなんらかの超能力に目覚めているが、 その内の6割弱は無能力者(レベル0)である。 ちなみに英語表記では「Science Worship」。直訳すると「科学崇拝」的な意味になる。 これは各組織の名称に対応している七巻英字章題や、『超電磁砲』の樹形図の設計者利用申請などで確認できる。 しかしこの設定はあまり浸透しておらず、 英訳版や英語圏のファンの間では「Academy City」「Academic City」という直訳が使われることが殆どである。 【関連】 →学園都市の区分 →学園都市の貨幣 →学園都市汎用裁判所 →学校一覧表 →缶ジュース
https://w.atwiki.jp/nsr4/pages/71.html
作成全般について SR世界には大まかに5種類の種族と、多様な職業があります。 作成段階において、ある程度のイメージを作っておくといいでしょう。 作成におけるBPは「400BP」となっており、このポイントを割り振って、キャラクターを作成します。 度を超えて使えないのも困り物ですが、本ゲームの趣旨は「最高のキャラクターを作る」事ではありません。遊び心を入れつつ、ストリートに生きる生身のキャラクターを作っていきましょう。 種族 まず最初に種族を決めるのですが、各種族で得意分野があります。 人間・・・・・・特に得手不得手はありません オーク・・・・・強靭な肉体と筋力を持ちますが、論理力が低いため、 サムライやアデプトに向いています。 ドワーフ・・・・優秀な種族で、強靭力と筋力と意志力が高く、 反応力が低いですが、すべての職業に向いています。 エルフ・・・・・敏捷力と魅力が高く、魔法使いの中でも、 シャーマニズム様式に向いています トロール・・・・強靭力及び筋力が非常に高く、ポイントの関係上、 サムライに向いています。 魔法使いにはあまり向いていません。 能力値 次に能力値を購入しますが、能力値は合計200BP以内までです。 これを超えてはいけません。そして最大値にするときの、最後の1点は10BPではなく、25BP消費することをお忘れなく。 このとき能力値を「1」にする人もいるでしょうが、お勧めできません。 なぜならば例に魅力をあげますが、これの1というのはグール並で、様々は社会生活においてとても不利になります。 装備品の購入や援助を求めるときなど、とても困難です。 能力値は最低でも2にしておくことをお勧めします。 そして、魔力・共振力・エッジですが、これは能力値の200制限に含まれません。魔法使いやアデプト、テクノマンサーはできだけ多く振りましょう。 エッジはこの無情な世界を生き残るのに必要な切り札です。 できれば3以上、最低でも2は振っておくべきでしょう。 イニシアティブは反応力+直観力ですが、サイバーウェアや魔力でこの数値とイニシアティブパスが変わるので注意してください。 ここで注意すべきなのが、バーンアウトメイジorアデプトをする際、この時点で魔力にBPを払い、後の装備で魔力を減算する、という事です。 サイバーウェア等は最大値が減るだけではなく、現在値も減算されるという点をお忘れなく。 技能 技能についてですが、能動技能、知識技能、言語技能の3つにわかれており、能動技能はBPを消費して覚えますが、他の2つは(論理力+直観力)×3点を消費して覚えます。さらにいうと、 能動技能:6が1つで他は4以下 5が2つで他は4以下 のどちらか 専門化には2BPが必要 知識技能:6が1つで他は4以下 5が2つで他は4以下 のどちらか 専門化には1BPが必要 言語技能:特に制限は無し ただし6が最大とみていいでしょう となっております。特に知識技能に注意してください。 能動技能は4BPで上げることができます 専門化は既に習得している1つの技能につき1つだけ可能です。 能動技能には技能グループというのがあり、これを1上げるには10BP 必要です。技能グループは最大4LVで、専門化できません。 資質 資質には「GMの許可が必要」なものが多数あります。 このように書かれる理由は様々でしょう。 その資質を持つキャラが乱立すると世界観が崩れてしまう恐れがあるもの、 扱いが難しく熟練者でなければ使いこなせないと予想されるものなどです。 それ以外にも、ゲームを楽しむために資質の取得を制限する事があります。 ご協力いただければ幸いです。 様々な有利不利な資質がありますが、アデプトをするのならば、アデプトの資質、魔法使いをするのならば魔法使いの資質が必要です。忘れずに取りましょう。 不利な資質ですが、これには注意しなけばならない資質があります。 グレムリンは全ての機械製品の扱いにマイナス修正があり、これには銃器でさえも含まれます。サイバーウェアは除外されます。 この時代に生きるにはとてもマイナスが多い資質です。 社会不適合は性格や信条などで、そのまま社会的な生活を営むのが困難なものを持っている、という資質です。 世界的にははみだし者のシャドウランナーに似つかわしい資質かも知れませんが、注意して下さい。一緒にテーブルを囲んでいるゲーム仲間はシャドウランナーではありません。 取っても大丈夫かどうか空気を読みましょう。読めないなら取るのをやめましょう。読めても周りに許可を取りましょう。ゲーム仲間は親しい仲間なら本音で可否を判断してくれるでしょうし、そうでなければ苦笑いしながらあなたの居場所を確保してくれるか、土壇場で笑いながらあなたを捨て駒にしてくれるでしょう。 資産 BPを消費して所持品をそろえます。1BPにつき5000新円で、最大50BP250000新円まで取得することができます。 レーティングは6、入手値は12までです。余りは作成終了時点で、無くなってしまいますが、開始時所持金ロールに違いがでます。 よく考えて買いましょう。 入手値にあるR及びFの記号ですが、Rが規制品、Fが禁制品で、禁制品の所持がバレると大変なことになるのと、ゲーム開始後は入手がとても困難になるということに注意しましょう。 収束具は作成段階ではカルマ消費はありませんが、そのフォースと等しいBPが必要となります 入手値と価格に注意して購入しましょう。 ちなみに、結合した収束具の合計フォースは魔力の5倍までです。 ライフスタイルですが、本キャンペーンではストリート及び不法居住は避け、下流以上を支払ってください。 魔法の資産 呪文を1つ取得するのに3BP必要です。キャラクター作成時に取得できる呪文の数は、呪文行使or儀式呪文行使技能のうち、高い方の2倍までです。 精霊は一時的なものにはBPは必要ではありませんが、 作成段階で束縛精霊を取得するには、助力数と同じBPが必要です。 そして束縛されている精霊のフォースは、魔力と同じ値です。 取得できる精霊数は、魅力の数値までとなります。 テクノマンサーの資産 テクノマンサーの資産には複合体とスプライトがあり、複合体を取得するのはレーティング1あたり1BP必要です。 購入できる複合体の最大数は、論理力×2までで、レーティングは関係しないので注意してください。 電子精霊ともいえる、スプライトはキャラクター作成時に取得するのに、タスクの数と同じBPが必要です。タスク数はコンパイル技能までで、超えてはいけません。レーティングは共振力までで、取得最大数は、魅力までです。 コンタクト キャラクターは様々な知り合いを持ち、力になってくれる存在を、コンタクトといいます。必要BPは、コネ値+忠実度です。 コネ値はコンタクトによっては低くても問題ないでしょうが、忠実度2以下欲しいところです。できれば3以上で取りましょう。 コネ値・忠実度に関するルールもあわせて参照して下さい。 コンディションモニター いわゆるHPとMPですが 身体ダメージ列:「8+(強靭力÷2切り上げ)」 精神ダメージ列:「8+(意志力÷2切り上げ)」 となっており、魔法などで一時的に強靭力が上がったときなど、この数値に変化するので注意を。 尚、サイバーリム1個につき身体ダメージ列が1個増えます。 開始時所持金 資産時の残金は持ち越すことができませんが、残金があれば、100新円ごとにダイスを1つ増やすことができます。 増やせる数は、振るダイスの3倍までです。 以上となりますが、作成が終わったらもう一度確認しましょう。 どこか抜けている箇所があるものです。ご確認を。
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/9213.html
123 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/05/11(日) 10 50 50.03 ID tOZquv+50 [1/3] 落ち着いたところでプチ困報告。 被害者は俺ではないが、目の前で起こってて こっちに来てたら間違いなくウゼェと思った コンベでの出来事で、常備化(セッションを跨いでアイテムを持ちこせる)があるシステム。 Aが支援担当でキャラを作り、金がたくさん入るが、その金で買ったのは常備化できない、 というスキルを取り、その金でポーションを大量購入していた するとB(以下困)が突然Aに噛みついてきた 「こいつ常備化する気ねーのかよ。そんなんじゃまともなロールプレイなんでできるはずねーな!」 という謎理論だった。Aは全てスルーしていたが、困はAに延々その謎理論で吠え続ける 戦闘でヒロインを守る時でも、Aの支援範囲と壁役(俺)のカバー範囲に ヒロイン捉えてるから安心して前に出てもらおうとしても 困「お前等ヒロイン守る気ないのかよ!」と一人ヒロインと同じマスから動かない。 なお、困は白兵型アタッカーである そんな困のロールプレイは、NPCヒロイン相手に下半身ロール、それ以外は置物 もしくはGMと身内ネタで一人で舞い上がろうとするだけ (GMと困は知り合いで、テストプレイに参加していたらしい) GMは身内ネタは全てスルーしており、振られるたびに困った顔をしていた という調子で卓の空気を悪くしながら最終戦闘 そこで困はグンシサマスタイルを発揮し、とにかく自分の言う通り周りを動かそうとしていた。 Aは「はいはい」といった感じで、困の指示で無駄に減ったMPを 大量購入したポーションで回復しながら戦線を維持 しかしそれも困のせいでやばくなり、いよいよまずいことになった 俺が切り札なしではカバーしきれなくなり、それを切ろうとしたら困が止めた。 「AのMPがまだあるんだから、それを先に使え」というので使わせた それが原因で、Bのキャラはボスの攻撃を受けて、結果死亡 なお、Aが2行前のやりとりの時に「本当にいいの?」と聞いてたのは こうなることが予想できてたためなんだと思う エンディングは困の戦死を受けて、Aがヒロインと仲良くなるエンドを展開 そこで困はムギャオってAに「人のヒロインNTR(寝とり)するんじゃねぇ!」 と叫ぶが「死んだ人は黙っててねーww」と卓上全員から言われ轟沈 セッション終了後も困はAに文句を言い続けるが、Aはまったく相手にぜずに 他の人と談笑を始めたので、困は文句を叫びながら帰って行った 絡まれたAは災難だったが、これ俺に来たらブン殴る寸前までいってたかもな・・ 124 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/05/11(日) 10 53 22.44 ID RDBzJH2K0 [1/2] うむ 清々しいほどの馬鹿だな 125 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/05/11(日) 10 55 59.13 ID /csJ3ver0 [3/5] ちょっぴり社会生活をまともに送れるのか心配になるレベルだな 126 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/05/11(日) 10 57 36.25 ID d3GqDzLB0 スルースキル高いAさんマジ尊敬するわ。 127 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/05/11(日) 11 00 30.14 ID tOZquv+50 [2/3] 結構な長文になってしまったようだ、すまん ついでに言うと、Aは最初アタッカーを希望していたが 困は「俺がPC1なんだから、アタッカーにならないとおかしいよな」 とガンとして譲らず、結果Aが支援役に変更したりもしている 128 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/05/11(日) 11 03 10.89 ID TqhoQ4sl0 [2/3] 123 乙 人にアレコレ言う前に自分の事を見直した方が良い典型例だな 129 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/05/11(日) 11 05 40.53 ID x/ocEks/0 うん、まごうことなき馬鹿だそいつ 123乙でした 130 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/05/11(日) 11 12 57.19 ID enZFsKqc0 123 普通に出禁になってもおかしくないレベルの馬鹿だな なんと言うか乙 131 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/05/11(日) 11 25 03.29 ID 6ORilmAr0 [1/4] 113 濃厚な友だち集団に紛れ込んだだけの話だな。 初対面の人間が居るとこで・・・というのはよくわかるが、 113がお邪魔した経緯と状態がわからんのでなんとも言えんな。 その鳥取では許されてるので、部外者である 113がなんやかんや言う事じゃないと思うわ。 愚痴スレ案件っぽい感じ 123 乙 下半身直結 + 俺ルール + 地蔵 + グンシサマかw 132 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/05/11(日) 11 45 02.29 ID gN2OAzhR0 テストプレイヤーをやりながら臆面なく本番にも参加し 他人を押しのけてまでPC1とアタッカーを固持する厚かましさ スタート時点で結構困な気がする 123 乙 133 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/05/11(日) 11 48 14.79 ID onfJQGr90 [1/4] 123 乙 個人的には恋人でも夫婦でもないならNTRも糞もないわー…彼氏気取りか 実際には勘違い変質者状態のくせに しかし >そんなんじゃまともなロールプレイなんでできるはずねーな! >そんな困のロールプレイは、NPCヒロイン相手に下半身ロール、それ以外は置物 この手の困のブーメラン率はすごいな 自分を客観視できないのか……出来てたら困なんてなってないか 134 名前:123[sage] 投稿日:2014/05/11(日) 12 33 53.69 ID tOZquv+50 [3/3] 意外と早いレスに驚きw 132 のために追加情報を出しちゃおう 今回のGM、数か月後に同じシナリオを、別のコンベで立てようとした。 困が普段来ないコンベだったが、わざわざ来て、また入ってた 俺はさすがに前やったから入らなかったけど、終わってから聞いてみたら PC1とアタッカー枠は譲らず ロールプレイは相変わらず 特攻して死ぬことを無上の喜びとするPLと同卓になり混乱 という話だった 135 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/05/11(日) 12 56 37.27 ID NuyOSRCo0 134 困にストーキングされたGMが一番災難だなそれは・・・。 スレ382
https://w.atwiki.jp/ik-ben-wakei/pages/124.html
学校は教える教育内容を通常もっているものであり、国家的な教育制度であれば国全体として教えられている内容がある。それが基準となっているかどうかは国によって異なるし、また基準の内容と現場で実際に教えられている内容にはずれがあるのが普通だが、基準の問題は重要な論点を含んでいる。 学校教育の目的はそれぞれの学校に応じて学校教育法で定められている。小学校については まず旧規定を見ておこう。 第17条(教育の目的)小学校は心身の発達に応じて、初等普通教育を施すことを目的とする。(中学は35、高校は41条) 第十八条 小学校における教育については、前条の目的を実現するために、次の各号に掲げる目標の達成に努めなければならない。 一 学校内外の社会生活の経験に基き、人間相互の関係について、正しい理解と協同、自主及び自律の精神を養うこと。 二 郷土及び国家の現状と伝統について、正しい理解に導き、進んで国際協調の精神を養うこと。 三 日常生活に必要な衣、食、住、産業等について、基礎的な理解と技能を養うこと。 四 日常生活に必要な国語を、正しく理解し、使用する能力を養うこと。 五 日常生活に必要な数量的な関係を、正しく理解し、処理する能力を養うこと。 六 日常生活における自然現象を科学的に観察し、処理する能力を養うこと。 七 健康、安全で幸福な生活のために必要な習慣を養い、心身の調和的発達を図ること。 八 生活を明るく豊かにする音楽、美術、文芸等について、基礎的な理解と技能を養うこと。 第十八条の二 小学校においては、前条各号に掲げる目標の達成に資するよう、教育指導を行うに当たり、児童の体験的な学習活動、特にボランティア活動など社会奉仕体験活動、自然体験活動その他の体験活動の充実に努めるものとする。この場合において、社会教育関係団体その他の関係団体及び関係機関との連携に十分配慮しなければならない。 (旧学校教育法) 対応する中学校の部分は以下の通りである。 第三十五条 中学校は、小学校における教育の基礎の上に、心身の発達に応じて、中等普通教育を施すことを目的とする。 第三十六条 中学校における教育については、前条の目的を実現するために、次の各号に掲げる目標の達成に努めなければならない。 一 小学校における教育の目標をなお充分に達成して、国家及び社会の形成者として必要な資質を養うこと。 二 社会に必要な職業についての基礎的な知識と技能、勤労を重んずる態度及び個性に応じて将来の進路を選択する能力を養うこと。 三 学校内外における社会的活動を促進し、その感情を正しく導き、公正な判断力を養うこと。 (旧学校教育法) ところが教育基本法改訂を経て、改訂された学校教育法では、この部分が構成も含めて変化した。 新法では、義務教育の目的と内容が合わせて説明されている。 第二十一条 義務教育として行われる普通教育は、教育基本法 (平成十八年法律第百二十号)第五条第二項 に規定する目的を実現するため、次に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。 一 学校内外における社会的活動を促進し、自主、自律及び協同の精神、規範意識、公正な判断力並びに公共の精神に基づき主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと。 二 学校内外における自然体験活動を促進し、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと。 三 我が国と郷土の現状と歴史について、正しい理解に導き、伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する態度を養うとともに、進んで外国の文化の理解を通じて、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。 四 家族と家庭の役割、生活に必要な衣、食、住、情報、産業その他の事項について基礎的な理解と技能を養うこと。 五 読書に親しませ、生活に必要な国語を正しく理解し、使用する基礎的な能力を養うこと。 六 生活に必要な数量的な関係を正しく理解し、処理する基礎的な能力を養うこと。 七 生活にかかわる自然現象について、観察及び実験を通じて、科学的に理解し、処理する基礎的な能力を養うこと。 八 健康、安全で幸福な生活のために必要な習慣を養うとともに、運動を通じて体力を養い、心身の調和的発達を図ること。 九 生活を明るく豊かにする音楽、美術、文芸その他の芸術について基礎的な理解と技能を養うこと。 十 職業についての基礎的な知識と技能、勤労を重んずる態度及び個性に応じて将来の進路を選択する能力を養うこと。 そして小学校と中学校の部分については、内容規定は省かれている。これは、小学校と中学校の内容の統一性を図るだけではなく、近年顕著になってきた、小学校と中学校を統合したり、統合した上で年数の区切りを変更したりすることを、より容易にする措置であるも考えられる。 となっている。具体化する「教科」については文部科学大臣が定めるとしており、具体的には学校教育法施行規則によって次のように定められている。 学校教育法施行規則 第五十条 小学校の教育課程は、国語、社会、算数、理科、生活、音楽、図画工作、家庭及び体育の各教科(以下この節において「各教科」という。)、道徳、特別活動並びに総合的な学習の時間によつて編成するものとする。 2 私立の小学校の教育課程を編成する場合は、前項の規定にかかわらず、宗教を加えることができる。この場合においては、宗教をもつて前項の道徳に代えることができる。 第七十二条 中学校の教育課程は、必修教科、選択教科、道徳、特別活動及び総合的な学習の時間によつて編成するものとする。 2 必修教科は、国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術・家庭及び外国語(以下この条において「国語等」という。)の各教科とする。 3 選択教科は、国語等の各教科及び第七十四条に規定する中学校学習指導要領で定めるその他特に必要な教科とし、これらのうちから、地域及び学校の実態並びに生徒の特性その他の事情を考慮して設けるものとする。 なお高校については普通科や職業科など多様な類型があるのでひとつの条文によって規定されているのではなく、表で示されている。(詳細は六法参照) より具体的な教育課程の編成については、まず「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」第23条によって、「5 学校の組織編成、教育課程、学習指導、生徒指導及び職業指導に関すること。6 教科書その他の教材に関すること」が教育委員会の職務権限であることが示され、更に同法33条が次のように規定している。 第33条(学校等の管理) 教育委員会は、法令又は条例に違反しない限度において、その所管に属する学校その他の教育機関の施設、設備、組織編成、教育課程、教材の取扱その他学校その他の教育機関の管理運営の基本的事項について、必要な教育委員会規則を定めるものとする。(略) 2 前項の場合において、教育委員会は、学校における教科書以外の教材の使用について、あらかじめ、教育委員会に届け出させ、又は教育委員会の承認をうけさせることとする定を設けるものとする。 最後の規定については文部省通達で、すべての教材に関するものではないという断りがあるが、この規定によって、補助教材等も届け出ることが法的には求められている。 教育委員会は学校管理規則を定めることになるが、教育課程に関わる規定の例をひとつあげておこう。以下の規則は小松市立の管理規則であるが、平成14年制定の新しいものである。ちなみに学校管理規則はインターネットで見られるものも少なくない。 (教育課程) 第9条 教育課程は,学習指導要領及び教育長の指示する基準に基づいて,校長が定める。 (教育課程以外の行事) 第10条 校長は,教育上有効適切であり,かつ,教育課程の実施に支障のない限り,教育課程以外の行事を行うことができる。 2 前項の行事のうち,教育長の指示のあるものについては,これに基づいて実施しなければならない。 (行事の承認と届出) 第11条 学校が,教育活動の一環として,宿泊を伴う行事(修学旅行,合宿訓練等)を行う場合は,あらかじめ教育長の承認を受けなければならない。 2 前項のほか,次の行事等を行う場合は,あらかじめ教育長に届け出なければならない。 (1) 遠足,校外学習,野外活動,校内マラソン等 (2) その他教育委員会が特に必要と認めるもの34)http //www.city.komatsu.ishikawa.jp/pre/reiki/reiki_honbun/ai10405921.html さて以上法令の定める構造を確認したが、これで分かることは、日常的な教育課程は校長の責任において各学校で定めるものであるということである。国家教育権論と国民教育権論が対立していた時代には、この点は明確に対立する争点であったが、現在は権限論に関してはその対立点はほぼ解消されている。 国家教育権説においては、教育課程は国家が詳細に定めることができるという立場をとっており、それは学習指導要領において定められ、教科書検定において実施されているとされていた。この論により近いものとしては、戦前の国定教科書制度がある。この論では学習指導要領は極めて詳細なものであったために、国民教育権論の立場では、教育課程の編成については国は「大綱的基準」に限定して定めることができるだけでなるとしていた。そして、文部大臣の権限は「指導助言」であり、教育課程の編成は各学校で行うと主張していたのである。 現在では学習指導要領そのものが非常に大綱的基準に近いものになっており、最低基準であるとされている。従ってこれに肉付けして教育課程を編成することが求められるのであり、学校の主体的な編成が重要になっているのである。
https://w.atwiki.jp/kameyama2011/pages/65.html
2011.2.14 亀山ゼミ 輪読 亀山純生『人間と価値』青木教養選書,1989 担当:菊地明暢 第三部 欲求と疎外 ―生に“埋め込まれた”批判的価値意識への視角― 第4章 現実世界における疎外(P.209-228) マルクスはフォイエルバッハの疎外概念を継承しつつ、現実における疎外、すなわち人間の生活の諸必要の生産と分配の場面での疎外をあきらかにした。 ⇒「労働の疎外」と「社会的関係の転倒=物象化」 一 労働の疎外(P.209-215) 資本主義的生産様式の特徴:労働と資本の分離 労働者は労働力を資本に売り、資本家はそれと自ら所有する生産手段を用いて生産 →生産物は資本家の所有に帰する →物、富を持つ資本家による、もたざる者の労働の支配 商品生産としての生産の目的=利潤最大化 →賃金の抑制、労働時間の延長、労働強度の強化 マルクスはこの賃労働が「疎外された労働」であることを次の4点から指摘する。 ①生産物からの疎外 生産物が資本家の所有→労働者にとって生産物は商品として独立、疎遠な存在となる(自己性の損失) 労働者は自身の意図とは無関係に商品としての生産物を生産し続けなければならない 資本の蓄積による労働の合理化、機械の導入、過剰生産→労働者の賃金の抑制・低下、失業 →主格の転倒、労働者の自己損失 ②労働そのものからの疎外 本来の労働: 自発的意欲に基づき、自己を確認し発展させることのできる、それゆえ充実した喜びにみちた活動 賃労働: 資本家・商品生産のための活動 →労働者にとっては、不自由で肉体的精神的エネルギーを消耗させる、苦痛に満ちた強制労働 ③人間の類的本質からの疎外 賃労働において、人間の類的本質はそれ自体目的ではなく手段である (資本家にとっては利潤獲得の手段、労働者にとっては生活の手段) →獲得される能力や知識は一面的で偏ったものでしかなく、労働者を非人間化し心身の健康を損なう ④人間からの人間の疎外 労働が本質的契機として含んでいた共同的な人間関係が失われ、人間同士が疎遠になり、対立 労働者 vs 資本家 ←階級的利害をめぐって 労働者 vs 労働者 ←労働力=自己の商品化による競争 意識の疎外の現実的基礎=人間の現実的関係の疎外(転倒)に由来する、労働の疎外 生産手段の私有制: 労働の主体(労働者)と、生産物に依存する客体(資本家)との関係が転倒された関係 活動の主体である人間と、対象・生産物である“もの”とが転倒し、“もの”に人間が支配される関係 ⇒物象化(物化) 二 現代の疎外と物象化(P.215-219) 人間の物象化(物化)Versachlichung, Verdinglichung: ①人間の自由で個性的・意識的な主体的活動力が、量的にのみ評価される物(象)として扱われること Ex.労働力の商品化 ②人間の活動や人間関係が物象に従属し、物の運動や物と物との関係として現象すること Ex.賃金(貨幣)に従属する人間関係 ③人間の行動や人間関係が、物質的過程のように、外的必然的な法則性に従属させられること Ex.強制としての労働、競争、効率主義 ④人間の歴史的産物としてそれ自身社会的物象である資本の自立と人間支配 貨幣の物神性 物神性Fetischcharakter: 単なる物体が人間の幸不幸を左右するものとして神秘的魔術的な呪力を持つとされること 人間相互の必要物質の交換・流通の手段→それ自体が価値・神秘的威力を持つもの →手段としてではなくそれ自身が目的として限りなき所有・蓄蔵の対象 →商品経済において人間を支配して限りなく増え続けようとする自立した運動体(貨幣が神となる) ◎資本主義とは資本本位の関係であり、物象化された人間の社会的関係・行為、物象相互の関係が、 一方では、物象・商品・資本の自然的性質によって生じたものとして 他方では、平等で自立した人格の自由な振る舞い(例えば自由意志に基づく契約)として あらわれる (物神崇拝の倒錯性) 三 生活の疎外(P.219-223) 現代の疎外: 全面的に物象化現象として顕現 労働過程のみならず、人間の生活と活動のあらゆる領域において(地球的規模で)浸透・深刻化 ◎生活の疎外(「疎外された労働」の四規定を敷衍して) (1)生活活動の所産からの人間疎外=生活活動の対象、生活条件からの疎外 ①生活活動のほとんどの対象が商品化され、しかもその領域がますます拡大しつつあること Ex. 教育、レジャー、子供の保護や老人の介護などの商品化 商品化された生活手段は、生活主体そのものを抑圧する敵対物に転化する様相すら示す ②生活条件としての住宅環境はじめ文化的・社会的、自然的環境が、資本の論理による恣意的生産と商品化の中で荒廃し、非人間的条件と化していること Ex. 環境問題 ③人間の生活活動の産物としての社会制度・規範や組織などからの人間の疎外 Ex. 財界(資本)の意向にそった人材養成をめざす学校教育制度 (2)生活活動そのものからの人間の疎外 官僚制や国家統制の強化、公共的業務や文化的活動などの商品化、マスメディアの発達、情報社会化 →諸個人の自由で意識的な主体的生活の喪失「たえず口を開いて生活している」という「受容的構え」 (3)生活における類的本質からの疎外 類的本質:一面では極度に発達させられながら、全体の連関を欠き、人間の成長・発達の法則を無視 →逆に主体確立を阻害 Ex. 受験体制のもとでの能力開発、身体の基礎的能力・健康の阻害 類的本質・類的能力の実現・形成それ自体が生活の目的とはされず、自己を労働力商品となすことの手段とされる 類的本質の実現が商品の購入それ自体においてなされる 生活の全領域(労働生活、市民的社会生活、個人的消費生活・余暇生活)における疎外の深化 →生活・生きることの意味と喜び・充足感の喪失 →慢性的自己疎外感、人格そのものの崩壊 (4)人間そのものからの疎外 生活の疎外は、人間を孤立した原子的個人へと解体 →利己主義的、敵対関係 他者が外見上も単なる物象(貨幣の運搬者や財布(札束)、ゴミ・ゴキブリ・汚物など)としてあらわれる Ex. いじめ 四 商品社会の論理と欲求の疎外(P.223-228) 欲求の質と形態は、それを誘発する諸対象の様態、主体のおかれている客観的条件に規定される。したがってまた対象や社会的条件の認識、価値観にも規定される(第二章) →生活の疎外は欲求の質と形態を規定し、欲求の疎外を引き起こす (1)生活活動の所産からの疎外と(4)人間からの疎外→ 欲求の対象および実現の客観的条件の疎外 (2)生活活動そのものからの疎外と(3)類的本質からの疎外→ 欲求形成の主体的条件の疎外 として、それぞれ相互前提的・相互規定的に欲求を疎外 (1)生活活動の所産からの疎外との関連 活動対象=欲求を誘発する諸対象が商品化されていることの問題 欲求の範囲の拡大(商品の量的拡大)=資本の論理に方向付けられた一面的・爬行的肥大化 生活対象の商品化の進行 → 貨幣への欲求の(第一義的なものとしての)増大 生活空間と外的諸条件の劣悪化・制度の抑圧性 → 対象へ向かう諸欲求の萎縮・退行 (2)生活活動そのものからの疎外との関連 生産活動と分離、主体性を疎外され所作の対象の消費の場となった生活過程 →欲求はあてがわれた対象の直接的獲得に向かい、その過程には向かわない(欲求の受動化) →人間的欲求が本質的に含んでいた抑制的契機の喪失 欲求は能動的主体的行為への内的契機を失い、ただ受動的行為の源泉でしかない (4)人間からの疎外との関連 自己保存欲求と共同性欲求の分裂・対立、前者による後者の支配・抑圧=欲求の利己主義化 価値意識において 利害関心→利己主義的性格。自発性の形式は専らこれに還元される ↑ (欲求と義務(良心)との相剋、個人的・内発的評価と社会的普遍的・外的強制的評価との矛盾) ↓ 規範意識→社会へ自己を適合させるもの。義務、外的・内的強制の形式(欲求に基づく自発性は喪失) 共同性欲求: 非現実的個人的(私的)領域において、感性の形式で自己自身を回復しようとする(愛、友情、憐憫、共感、同情等々)。しかし、これすら人間関係の疎外が拡大深化するなかで喪失 →自己疎外的な形態:暴力的な身体的接触行為・他者支配への欲求 →非現実的虚構の世界において、あるいはそれを介して自己の回復を図る (3)類的本質からの疎外との関連 アグネス・ヘラーによる資本主義における欲求の疎外の問題群の整理 (1)目的―手段関係の転倒 (2)欲求の量化: 個性的質的欲求を量化し欲求の質を制限、量化し得ないものを量化して質的欲求を反対物に転倒、また量化し得ないものへの欲求を萎縮 (3)欲求の貧困化 欲求の還元と同質化 「持つことへの欲求」 (4)このことの「あらわれ」が個人的行為の動機としての「利害」(利己主義的形態での) ここで「抑圧ないし喪失された諸欲求の特徴(本来の目的性、個性・質的性格、人間的性格、共同性)」は、「社会的現実的過程では否定的形態をとるとともに、個人的観念的過程ないし虚構の世界で肯定的形態を(しかし抽象化されて)回復しようとする」 さらに、類的本質、類的能力の疎外は、人間の「欲求の人間化・発展・創造性の主観的要因をなした媒介的性格や欲求相互の内的連関を喪失させる」 →人間的欲求の“即物”化、アトムへの解体 欲求と類的本質の分裂・疎外、欲求の受動化・モザイク化 解体された諸欲求は直接に、しかし相互の連関なしにアトランダムに満足されるゆえに、所与の具体的現実への依存・従属を強めて抵抗・批判意識を解体 →空疎感・疎外感、慢性的な不満足感・欠乏感 “意味への欲求”、“アイデンティティへの欲求” この欲求が何らかの形で満足・代償されず、形成すら阻害されれば、人格崩壊にいたる ◎欲求の疎外と生活過程の疎外との相互規定関係 「生活過程の疎外は欲求を疎外し、疎外された欲求は生活をますます疎外する主観的要因となる」 ○論点 解体された諸欲求が、なぜ抵抗・批判意識を解体することになるのか? 日本の共同体的人間関係と疎外との関係