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今後の展開 チャート式まとめ ヤマダさんより頂きました。GJ! 訂正追加あればお知らせください
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このウィキは視聴者&さくら部員の皆様と一緒に作るウィキです これを書いてほしい、これを追加してほしいということがあれば このページヘのコメントにお書きください ※荒らし等があればそのコメントは削除します。 削除3回でその方のコメント書き込み&サイトの出入り禁止ををします。 さくら部しょとは 日本初基礎工事系YouTuber 岡山県を拠点に毎日頑張っている職人YouTuber SY! 基礎動画から日常動画まで幅広く扱ってるコンテンツそれがさくら部しょ 最近は左官アートというアート活動もやっています。 7年間の下積みをへて2023年12月 からセメント系塗りつけ左官アートを本格的に活動してます Youtube https //www.youtube.com/@SakuraBusho ブロッサム https //shouki.official.ec/ ラインスタンプ https //store.line.me/stickershop/product/24256194/ja 。2024年5/1日youtubeチャンネル1万人突破❕
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「あ、熊井ちゃん笑った!もう元気?」 「うん、何か元気でた!」 千聖は目いっぱい手を伸ばして、自分よりもずっと大きい熊井ちゃんの頭を撫でた。 熊井ちゃんも熊井ちゃんで、ちょっと頭を下げて触りやすいようにしてあげながら、さっきの暗黒顔はどこへやらニコニコしている。 今鳴いたカラスが・・・と思ったけれど、2人が笑い合っているのは何だか可愛いから、そのまま黙って見守ることにした。 ――別の星の人、か。 熊井ちゃんはもう自分で言ったことも忘れて千聖とはしゃいでいるけれど、改めてその言葉を反芻しながら千聖を観察していると、私の中で燻っていた違和感がまた大きくなってきた。 千聖はこういうヒラヒラしたスカートは穿かなかったはず。 千聖はこんな凝ったメイクはしなかったはず。 千聖はもっと大きな声で笑ったり泣いたり怒ったりしていたはず。 「もー!熊井ちゃんウケるぅ!私そんなこと言ってないよー」 のけぞってケラケラ笑う時も、パンチラ防止に足に力が入っている。手はお上品に口元を隠す。 熊井ちゃんを見つめる顔が、何だかお母さんのように優しい気がする。 お母さんて、それじゃあ私と千聖は 「茉麻ちゃん?」 「キャラが被るじゃん!」 「・・・えっ?」 「あっ、ごめん。別になんでもないよ?」 いきなり話しかけられたから、うっかり変なことを口走ってしまった。 よく考えたら、キャラは被らないよね。だって私はお母さんキャラだけど、結構豪快だしガサツだし、今千聖がやってる感じとはまた違う。 「茉麻?キャラが被るって、誰と?」 あ、ヤバイ。熊井ちゃんの興味をひきつけてしまった。こうなると、熊井ちゃんは納得いく説明を受けるまですっぽんみたいに食いついて離れてくれなくなる。 「別にたいしたことじゃないよー。何か千聖とキャラ被ったりしてって思っただけ。」 「ははは、何でー?全然違うじゃん、ねー千聖?」 千聖もケタケタ笑っている。 「だよねー。何か今日の千聖がママっぽいから。でも何か、今日の千聖は女の子らしいからお嬢様ママって感じだね。」 ・・・・・・・・・・・・ あれ? 何か変なこと言ったかな? 千聖が目を見開いて、私の顔を凝視したまま固まった。 「え、ご、ごめん!まぁと被るとかやだった?」 無言で首を横に振る千聖。 「何か言っちゃいけないこと言った?」 「あ・・・ぁの」 急に、千聖の表情が変わった。 ギュッと眉間にしわを寄せて、何かに耐えるように俯いてしまった。 「千聖?ちょっと、本当にどうしたの?」 「ごめんなさい、私」 千聖はいきなり立ち上がると、廊下を走り出した。 「待って!」 私は筋力と瞬発力だけは結構ある。後を追いかけると、千聖はさっきまでいたトイレに駆け込むところだった。 「まーさー・・・待ってよー早いよー」 「先行くから!さっきのトイレね!」 くまくました喋り方と走りの熊井ちゃんをひとまず置いて、私は千聖に専念することにした。 「千聖!千聖!どこ?」 幸いなことに、個室は一個しか鍵がかかっていなかった。 ここにいるんだ。 私は呼吸を整えて、まずは小さくノックをした。 「千聖?ここでしょ?」 「・・・・・・ごめんなさい、私、大丈夫です。」 ・・・喋り方、違ってる。 何だか声も細くて、どう考えても別人だ。 でも今はそれより。 「ねえ、千聖。私なんか気に障ること言ったなら謝るよ。」 「あの、違うんです。茉麻さんは、悪くないんです。」 「まあささんて・・・」 いろいろ聞きたいことはあるけれど、これ以上刺激するのはよくない気がする。かといって、このまま放っておくわけには絶対いかない。 「いた!まーさ!」 そのうちに熊井ちゃんがヘロヘロになりながらもトイレに入っていた。 「千聖、いるの?」 「あっちょっ」 熊井ちゃんはいきなりドアをガンガンたたき出した。 「千聖?ごめんね、私が首絞めたから?」 「ひっ!・・・あの、本当に私、違うんです。友理奈さんのせいじゃありません。」 熊井ちゃんは千聖の言葉遣いに驚いて、怯えた子供みたいな顔になった。 「ま、茉麻・・・何で?ユリナさんって言われた。」 そういわれても、私にもわけがわからない。 「千聖、とりあえず、よかったら出てきてくれないかな。私たちも何が何だか。」 「う、うん。説明してほしいな。千聖。」 ついつい夢中になって、ちょっと大きい声で2人がかりの説得を始めてしまった。 長身の熊井ちゃんに、これまた体格のいい私が、トイレを囲んで騒いでいる。 ・・・・これ、はたから見たらいじめみたいに見えるんじゃなかろうか。 「ちょっと!何してるの!千聖がそこにいるの?」 悪い予感というのはあたってしまうものだ。 独特のキャンキャン声。 振り向くと、トイレの入口に腕組みをしたなっきぃが目を吊り上げて立っていた。 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
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会場に入り、チケットで指定された席のある二階の階段をあがっていく。 Buono!のライブだけあって、会場内にはあらゆるところにファンの人たちが群がっている。 中には僕がコンサート中にステージからたまにみかける、コスプレをしたファンの人たちもちらほらいる。 他にも暴走族が着る特攻服に『夏焼雅』と刺繍した人や自作のTシャツを着ている人も多い。 皆の気合いがコスプレから伝わってくるようで、僕も今日は三人をいっぱい応援してあげたくなった。 よし、思い切り声を張り上げて応援してあげなくっちゃ。 席についた僕は、桃ちゃんに会場に着いたことを知らせたくてメールを送ってみた。 ライブ開始が近いから携帯をいじっているヒマなんてないだろうけど、知らせないよりは全然いいと思う。 『件名:会場についたよぉ~ 桃ちゃん、Buono!一周年おめでとう。(*・∀・)ノ゙ 。+・。゚ * 。・+。・゚*゚ オメデトォ ♪♪♪♪ 会場の中はもう満員のお客さんでいっぱいだよ。 今日のライブの成功を祈ってるよ。期待してるからね 千聖』 メールを送り終えた僕は、することもなくなり会場の中をぐるっと見まわしていた。 男のファンの人たちが大勢いる中で、ひと際目立つ可愛い女の子たちをみつけて目が奪われてしまう。 桃ちゃんたちを見にきたのに何をやってるんだ、と自分でも思うけれど、悲しいかな、男の子だから気になって仕方ないのだ。 僕は手前にいる少年っぽい顔つきでショートカットの女の子から観察してみた。 どことなくベリーズのキャプテンに似ていて、笑顔や仕草なんて本人そのものに見えるから見入ってしまう。 その隣にいるのは千奈美ちゃん、そのさらに隣にはりーちゃん、奥には舞美ちゃんとなっきぃまでいる。 待てよ、似た人がこんなに大勢集まるわけはないんだから、そうなるとあそこにいるのは本人たちか。 桃ちゃんはそんな事ちっとも教えてくれなかったぞ。 舞美ちゃんたちに背中を向けて、どういうことか考え込む僕宛てに桃ちゃんからメールが届く。 『件名:期待しちゃいなぁ( ̄ー ̄)ニヤリッ おぉ~ちゃんと来てくれたみたいで嬉しいよ(●* 凵<p喜q)*゜・。+゜ 今日は記念日だから、最高の日にするんでヨロシク!! ちゃんと見ておくんだよぉ~ライブが終わった後、楽屋で待ってるからね 桃』 慌てて携帯を開いて確認するけれど、メールにも舞美ちゃんたちが来るとは一言も書いていない。 関係者席にいるんだから事務所の人は知っているはずだし、桃ちゃんが知らないはずはないんだけれどおかしいな。 わざと僕を驚かせたいから教えないとかいう事なら、質の悪い悪戯で笑って許せない。 会ったら桃ちゃんにビシッと言ってやらなければいけないな、と決心する。 桃ちゃんは自分では結構大人だと言い張るくせに、やってることは案外子供じみたものが多い。 昔はあれで案外お姉さんやっていたのに、今ではすっかりよく喋るうるさいキャラクターで通っている。 僕にしたってやんちゃな部分が未だにあるけれど、桃ちゃんの場合は周りが大きくなるにつれて子供な部分が強調される。 そのせいなんだろうか、僕は次第に桃ちゃんがお姉ちゃんに見えなくなってしまった。 次第に仲の良い異性の友達に思えてきて、気づいたら舞美ちゃんを好きになっていたというわけだ。 一番の原因はやっぱり二人が別のグループに入って会えなくなったのが大きいんだとは思う。 待っている間は随分長く感じられたけれど、あっという間にライブ開始の時間となった。 幕が上がり始め、今や会場全体が期待と緊張のピークに達し、三人の登場を今か今かと我慢しきれずにいる。 メンバーの名前を呼ぶファンの人たち数人に釣られて、輪唱みたいにメンバーの名前が会場に響く。 がやがやと騒がしい中でようやく幕が上がりきり、メンバーが見えてきたと思ったら、いつのもの位置に三人がいない。 三人はどこと慌てていると、ギターを持った愛理、ベースを持った雅ちゃん、ドラムを前にして座っている桃ちゃんがいた。 予想外のことに皆が驚いている間もなく、三人の演奏で熱いライブが始まった。 ←前のページ 次のページ→
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全・然・納・得・いかないな。 「愛理?どうしたの」 「ううん。」 私の知らない間に、この数日間いろいろなことがあったみたいだ。 舞ちゃんと千聖が楽屋を出た後、舞美ちゃんを中心に当事者それぞれが話をしてくれた。 「・・・だからね、みんな。悪いのはなっきぃだから。舞ちゃんのことは責めないで。」 「なっきぃ。これはみんなが悪いんだ。舞が出してたサインを誰も拾ってあげられなかったから、あんなことになったの。 舞も本当に反省してる。まだいろいろ整理できてないことはあるみたいだけど、ちゃんと今の千聖と舞なりに向き合ってみるって。今2人はその話してるんだよ。」 要は、千聖にひどいこと言った舞ちゃんを許せってこと?反省してるからって? そんなに単純な話なのかなぁ。 今日の千聖の、尋常じゃない真っ青な顔と目の下の隈を見ていたら、千聖がどれだけこの件で傷ついて悩まされたのかおのずと伝わってくる。 私は頭を打って変わった千聖のことを、それまで以上に大切に、そして慈しむ気持ちで見守ってきていたつもりだ。 活発で天真爛漫な千聖も大好きだったけれど、柔らかく優美で儚い心をもった今の千聖には、ある種の同調と羨望の念を抱いた。だからいつでもそばにいて、千聖をなるべく痛みから遠ざけてあげるようにしていた。 舞ちゃんが前の千聖を恋しく思っていて、その気持ちがよくない方向に傾いていたのはわかっていた。 それでも私や栞菜が守っている限り、直接手出しはしてこないと思っていた。 油断していた。 舞ちゃんに問い詰められて、どんなに怖かっただろう。 自分のせいじゃないことを責められて、どんなに苦しかっただろう。 そのことを考えるだけで、私の中に黒く凝った感情が湧き上がってくる。 どうも、舞ちゃんをはいそうですかと簡単に許せないみたいだ。 最年少?私や千聖とたった1歳違うだけじゃないか。そんなの舞ちゃんの振る舞いを許す理由になんてならない。 たまには私が我を張らせてもらったっていいだろう。 「舞美ちゃん。悪いけど私は、舞ちゃんとは少し距離を置かせてもらうから。・・・今舞ちゃんが千聖に見せてる、千聖が前の千聖に戻るためのマニュアルっていうのにも私は何にも書かない。私は今のままの千聖がいい。」 「え、な、愛理?」 全く想定してない答えだったらしく、舞美ちゃんは口をぱくぱくさせている。 「・・・愛理がそういうなら、私も。」 栞菜がおずおずと手をあげて、腕を絡めてきた。 「昨日、ちっさーにキュートを辞めるべきかって相談されたの。」 「「「「えっ!」」」」 それは知らないよ、栞菜。そういう大事なことは早く言おう。 「今すぐに決めるわけじゃないっていうから、一応黙っていようと思ってたんだけど。でも、私も愛理と同じ。舞美ちゃんの言うことはわかるんだけど、まだ納得しきれない。 みんな、舞ちゃんに甘いよ。 それに・・・お嬢様ちっさー、すごく魅力的だし、無理に元に戻らなくてもいい気がする。」 さては様子見てたな、栞菜。コウモリめ。 でも私たちの気持ちは概ね一緒のようだから、ここは手を組ませてもらうことにした。 「というわけなので、私たちはこれまでどおり、お嬢様の千聖を支持します。仕事面でのキャラ作りのサポートはするけど、それ以上はしないから。」 「ちょ、ちょっと・・・えーどうしよう・・・」 「栞菜ぁ。愛理も、ワガママ言わないでよぅ。キュートのためじゃない。」 舞美ちゃんとなっきぃはかなり必死に舞ちゃんを擁護しているけど、えりかちゃんはさっきから何も言わない。 天然なようで重要なところは結構冷静なえりかちゃんのことだ。自分があんまり事態を把握していないことについては、必要以上に口を挟まないというスタンスなんだろう。 「これはワガママじゃないよ。キュートが団結するのはいいことだけど、皆が同じ意見を持たなきゃいけないなんて絶対間違ってる。よって、われわれはここに、お嬢様千聖を支持することを誓う!!」 カ゛チャ。 「・・・・・愛、理?」 ハイになった私が栞菜とともに椅子に上って高らかに宣言したのとほぼ同時に、舞ちゃんと千聖が楽屋に戻ってきた。 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/stairs-okai/pages/72.html
駅ビルの中にあるカフェの隅っこで、私は千聖から舞ちゃんとの事件のことを聞いた。 「知らなかった・・・舞ちゃんここ最近はちゃんとちっさーに挨拶してたから、もう大丈夫なのかと思ってた。」 私がなっきーとちょっと喧嘩になった日の出来事だったらしい。 その場に居合わせたというなっきーのことが気になった。 いつも明るく楽しいキュートでありたい。 そう思う私は、ついレッスン中も近くにいるメンバーにちょっかいを出してしまう。 なっきーはレッスンの時は真面目にやりたいタイプだとわかっていたのに、あの日は何だか浮かれていて、振りの確認をしているなっきーに頭突きを食らわしてしまった。 しかも最悪なことに、怒られた私はつい逆ギレをかましてしまった。 愛理にも後から注意されて、あわててなっきーにメールを送ると、そっけない返事が来てそれっきりだった。 単純に、まだ怒ってるのかなと思っていた。まさかそんな修羅場になっきーが立ち会っていたとは。 「早貴さんは、スタジオに戻ってきてくださった舞美さんと一緒にお帰りになったわ。舞さんもご一緒に。」 「え・・・じゃあちっさーは?」 「父に連絡をして、迎えに来てもらったの。」 私は瞬間的に頭がカッとなった。乱暴にバッグの中に手を突っ込んでケータイを探す。 「栞菜?」 「舞美ちゃんに連絡する。それは変だよ。何でちっさーだけ」 「いいのよ、栞菜。」 「やだよ。良くない。」 「栞菜!」 千聖が珍しくお腹に力を入れて声を出した。 「・・・・ごめん。」 「ありがとう、栞菜。一緒に帰らないと言ったのは私だから。舞美さんは私を誘ってくださったわ。」 千聖は微笑んで、注文したままおきっぱなしになっていたティーサーバーから、私の陶器に紅茶を入れてくれた。ほのかなジャスミンの香りで、昂ぶった気持ちが落着いてきた。 「でもちっさー。キュートをやめた方がいいなんてことは絶対ないから。 舞ちゃんはプロレスごっことか一緒にふざける相手がいなくなって寂しいだけだよ。 今のちっさーにだってだんだんと慣れていくって。みんなそうだったでしょ。 舞ちゃんは年下だし頑固なところもあるから、時間はかかるかもしれないけど。 そうだ、じゃあさ愛理にも頼んで今度4人で遊びに行こうよ。私ちゃんとフォローもするし。 舞美ちゃんやえりかちゃんだって協力してくれるよ。なっきーも。だってさキュートは家族だもん。」 私は興奮すると、やたら早口でおしゃべりになるらしい。考えが追いつかないうちに、言葉だけがぽんぽん口を突いて出てくる。 ちっさーを引き止めたくて必死だった。 「栞菜。・・・舞さんは、私のせいで何度も泣いているの。」 「舞ちゃんが?」 知らなかった。舞ちゃんはまだ中1なのにしっかりしていて、何があっても気丈に前を睨みつけていられるような強い子だ。私は舞ちゃんの泣き顔なんて、ほとんど記憶にない。千聖や私の方がよっぽど泣き虫だと思う。 「昨日も泣いていたわ。舞さんは私のことを考えるたびに胸を痛めている。 今もそうなのかもしれない。私の前で泣いていなくても、わかるの。・・・大好きな人のことだから。」 ちっさーの眉間にしわが寄って、声が震えた。泣くのかと思ったけれど、少し潤んだ瞳から涙は落ちなかった。 「ちっさー・・・・・それでも私はちっさーがいなくなるなんてやだよ。もうキュートにいるのは辛い?嫌になっちゃった?」 ちっさーの腕を掴む。体に触れていないと、どこか遠くへ行ってしまいそうで怖かった。 「いいえ。私も栞菜と同じ。キュートを家族のように思っているわ。 だけど・・・・・ううん、だからこそ、私がいることで傷つく人がいるなら、私は去らなければいけないと思うの。」 「やだ。お願い。どこにも行かないでよ。 舞ちゃんはちっさーがいて辛いかもしれないけど、私はちっさーがいないと辛いんだよ。 そしたらちっさーどうすんだよ。みんなだって辛いに決まってる。 ちっさーがいないと傷つく人の気持ちはどうなるんだよ」 もう自分でも何を言ってるのかわからない。周りの人が驚いた顔で私とちっさーを見比べているけれど、もうそんなことはどうでもよかった。 「栞菜ったら。何も今すぐに決めるというわけではないのよ。」 ちっさーはそろそろ出ましょうかと言うと、私のバッグを一緒に持って店の外へ出た。 知らないうちにかなり時間が経っていたらしい。もう夕暮れが近づいていた。 興奮して喋りすぎたことがいまさら恥ずかしくて、私はちっさーの顔を見ることができず、ひたすら繋いだ手に力を入れ続けた。 「・・・私から誘ったのに、楽しいお話じゃなくてごめんなさいね。でも話を聞いてもらえて嬉しかったわ。」 それきり無言で歩いているうちに駅に着き、改札の前で私達は向き合う。 「では、またね。」 「うん。」 「ごきげんよう。」 ちっさーはつないだ手を離して、私の方を一度も振り返らずに改札の向こう側へ消えていった。 取り残された私は家に帰る気にもなれず、駅のターミナルを抜け、線路沿いの小路を黙々と歩いた。 ちょうど踏み切りの前まで来ると、ホームの端にちっさーが立っているのが見えた。 声が届くかもしれない。 「ちっさ・・・・」 叫びかけた私の声は、途中で止まった。ちっさーは、今まで見たことがないほど険しい顔をしていた。その顔がふいに歪んで泣き顔へと変わる瞬間、ホームに電車が入り、私達の間を遮った。 そうだよね、ちっさー泣きたかったんだ。あんなに泣き虫なのに、私が困らないようにこらえていたんだ。 私は友達なのに、仲間なのに、家族なのに、何もしてあげられない。 ちっさーが乗った電車が遠ざかっていくのを見つめて、ただ途方にくれるしかなかった。 「私に何ができるかな・・・・」 明日は新曲の衣装合わせがあった。私は舞ちゃんと話す時間を作ろうと決心した。 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
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「あ・・・おかえり、千聖。」 はしたないところを見られてしまった。正気に戻った私は恥ずかしくなって、すぐに椅子から降りようとした。 「ふ、ふふ」 「千聖?」 「グフフフッ愛理ぃ、何やってんの?ウケるぅ!」 千聖が私の椅子に飛び乗って、右手をかざして一緒に宣誓してきた。 「これぇ、何の誓い?」 私の顔を覗きこむその顔は、長年見知った半月眼のクシャクシャ笑顔だった。ちょ、ちょっとまさか元に戻ったの? 「よ、よかったね?ちっさー。うん、これでいいんだよ、ね?」 ・・・栞菜。 「私も元に戻ると思ってました」 ・・・えりかちゃん! 「ほら、これでよかったじゃないか!これで愛理と舞も仲直り・・・ってちっさー!?ちょっと!」 いきなり、肩にミシッと重い感触。 視線を向けると、千聖が腕にしがみついて体を持たれかけさせてきていた。 「ご、ごめんなさい、愛理。これが限界みたい。」 「へぇぇ?」 またお嬢様千聖の、わたあめみたいにふわふわした喋り方に戻った。 「・・・もしかして、今の全部」 「そう、千聖の演技。すごくない?女優になれるよ。舞もびっくりした。」 舞ちゃんが無理矢理栞菜側の椅子によじのぼって、私の手から千聖をもぎとろうとした。 させるか! 千聖の小さい体を抱え込んで遠ざけると、舞ちゃんはムッとした顔になった。 「何だー演技か!でも本当すごいよ!舞もちっさーも頑張ったじゃないか!」 「へへへ。今は短かったけど、3分ぐらいならずっとあのテンション維持できるんだよ!ね、千聖?」 3分て。ウルトラマンか。 「でも、こんなにぐったりしちゃうんじゃ千聖が可哀想。千聖の心はオモチャじゃないのに。」 「オモチャだなんて思ってないよ。大体、こっちが本来の千聖なんだよ。それを愛理がさぁ」 「待って、舞さん、愛理も。」 口論になりかけたところで、千聖が口を開いた。 「ありがとう、2人とも私のことを思ってくれているのよね?とても嬉しい。」 そんな風にニッコリされてしまうと、何も言えなくなる。 「あんまり無理しないように気をつけるから、このまま訓練を続けたいわ。でも、できれば今の私のことも好きになって欲しいの。」 前半は私の顔を、後半は舞ちゃんの顔を見つめながら千聖は腕に力を込めてきた。 「なっ、そ、と、とにかく、千聖の訓練は今までどおりしゅいこうしましゅから!舞の話はここまで!」 あ、今のちょっと可愛い。 舞ちゃんは今までみたくお嬢様千聖にあたれなくなって、照れて体をあちこちぶつけながら床に下りた。 「愛理ぃ。」 「・・・わかったって。さっき言ったとおり、キャラ作りには協力する。」 あんな天使みたいな笑顔で頼まれたら、しょうがないなあなんて甘くもなってしまう。 「よし、じゃあキュート集合!残り時間は特訓に使うよ!ちっさー、まずはノートの86ページを・・・」 コンコン 「誰かいますかー?」 コンコン 「愛理、いる?梨沙子だよー」 げっ 「梨沙子と、桃子だ。どうする?忙しいって言う?」 「いいよ。逃げることない。これはいい実戦になるよ。千聖、さっきの桃ちゃぁん!て言い方思い出して。」 ちょっとこめかみに青筋を立てながら、みんなのとまどいをまるっと無視して舞ちゃんがドアを開けた。 舞ちゃん、アグレッシブ! 「いらっしゃい。」 こうしてお嬢様千聖をめぐる、ベリVSキュートの第1ラウンドが幕を開けた。 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
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夢の中で、私は籠の中に閉じ込めたちっさーを眺めていた。 ちっさーはちょうちょだった。 あの可愛いリボンのワンピースを着て、レモン色をもっと薄くしたような、綺麗な羽を震わせている。 小さな触覚。小さな手足。小さな羽根。 とても可愛くて思わず手を差し入れたら、私の爪先よりも小さなちっさーの手が、けなげに人差し指を握ってきた。 ここから出して、と言われてるみたいだ。 もうずっと昔、私は幼稚園で捕まえたモンシロチョウを虫かごに入れて家にもって帰ったことがあった。 図鑑を読んで、えさを調べて、一生懸命お世話をしたけれど、モンシロチョウはすぐに弱ってしまった。 泣きながらお母さんに助けを求めると、お母さんは私をなぐさめながらこう言った。 「ちょうちょはね、せまいところでは生きていけないの。お花がたくさん咲いてる広いところに、帰してあげよう。」 お母さんと手を繋いで、ベランダからモンシロチョウを外に出してあげたあの日のことは、なぜか今でもはっきり覚えている。 風に煽られながらどんどん遠ざかる白い羽を眺めて、私はどんなに大切にしていても、ひとりじめはできないものがあるということを学んだ。 そっか、ちっさーは今ちょうちょだから、ちゃんと自由にさせてあげなきゃいけないんだね。 「ごめんね。」 籠の鍵を開けて、人差し指にしがみついたままのちっさーを外に出してあげた。 これでよかったんだ。私は空っぽになった籠を見つめて、不思議と幸せな気持ちになっていた。 “メールだよ!メールだよ!” 着信音で、私の意識は現実に引き戻された。 喉がヒリヒリして、瞼が痛い。 時計を見ると、もうすぐお昼になるぐらいの時間だった。 今日は休日で仕事もない。 普段なら学校の友達や、えりかちゃんや愛理と遊びに出ているところだけれど、今日はとてもそんな気分になれなかった。 ちっさーと私がレッスンの合間に大トラブルを起こしたのは昨日のことだった。 私は大泣きして、自分で立ち上がれないほどに打ちのめされてしまったから、そのままタクシーで自宅に送り届けられた。 私の家につくまでえりかちゃんが側にいて、ずっと手を握ってくれていたけれど、ちっさーはあの後どうしたんだろう。 みんながついていたから、きっと一人ぼっちではなかっただろうけど。 「まだ泣いてるのかな・・・」 私を睨んでいたちっさーの顔が、後悔と悲しみに染まっていくあの瞬間を思い出すだけで、また涙が溜まってくる。 ちっさーが本当に、私のことをエッグだから区別していたのかなんてもうどうでもいい。 そんなことより、優しいちっさーにあんな顔をさせてしまったことが悔しくてしかたがなかった。 さっきの夢の中みたいに、早くちっさーを解放してあげればよかった。 少し時間を置いたら、ちっさーは私のことを許してくれるだろう。 でももう私たちは二度と心から笑い合えないかもしれない。 「ちっさー・・・ちさと・・・」 枯れるほど流したはずの涙が、まだボロボロとほっぺたをすべり落ちていく。 それを乱暴にぬぐいながら、さっき来たメールを見ようと、まだ着信ランプの光っているケータイに手を伸ばした。 「栞菜ー。ちょっと」 その時、ちょうどお母さんが私を呼ぶ声がした。 何だか急いでるみたいだから、とりあえずケータイは置いてリビングに向かった。 「・・・・えりかちゃん。」 リビングのガラス扉に背中を向けて配置されたソファに、お母さんと楽しそうに話しをする見慣れた背の高い後姿があった。 「来ちゃった。ごめんね、連絡もしないで。」 「ううん。・・・栞菜の部屋、行こう。」 こんな私にも、まだこうやって訪ねて来てくれる人がいるんだ。 そんなことを思ったらまた泣きそうになってしまって、私は早足で部屋に戻った。 「タピオカジュース、買ってきたんだよ。栞菜ここの好きだって言ってたでしょ。」 返事ができない。 何か言ったら感情が溢れてしまいそうで、私は必死で歯を食いしばった。 「栞菜。」 えりかちゃんはいつもと変わらない態度で、私の横に座って、髪を撫でてくれた。 気持ちが押さえきれない。 「私、ちっさーにひどいことした・・・もう自分が嫌だ。」 言葉を吐き出すとともに、えりかちゃんの胸に飛び込んだ。 「栞菜、大丈夫。栞菜が思ってるよりずっと、みんな栞菜のことが大好きなんだよ。ちっさーだって同じだよ。」 「でも、私は・・・」 「何があったのかはわからないけど、本当に意地悪な人はそうやって自分以外の誰かのために泣いたりできないよ。ウチは栞菜の優しいとこ、たくさん知ってる。そんなに自分を責めたらウチも悲しくなっちゃうよ。」 えりかちゃんの言葉全てが心に沁みて、悲しいのと嬉しいのがごっちゃになった涙が次から次へと溢れた。 ひとしきり泣いて落着いてから、えりかちゃんの持ってきてくれたタピオカジュースを2人で飲んだ。 丸くて甘いつぶつぶが、疲れた喉を優しく撫でるように通っていくのが気持ちいい。 女の子には時々甘いものが必要だって何かの歌にあったけれど、確かに今の私にのささくれた心も、優しくてとろけるような甘い味を求めていたみたいだ。 少しずつ気持ちが落ち着いていく。 今なら、冷静に話ができそうだと思った。 「えりかちゃん、栞菜の話、聞いてくれる?」 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
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痴漢囮捜査官・サキは、○×線内で多発している痴漢事件の犯人摘発の為、問題の列車に乗り込んだ。持ち前の負けん気と悪を嗅ぎ取る天性の勘で、次々と犯人を摘発していくサキ。 だが、気づいた時には、卑劣な笑みを浮かべた男達が、サキの周りを取り囲んでいた。 「残念だったわね、小さな囮捜査官さん。」 被害にあって震えていたはずのイラン人女性が、小馬鹿にした口調で笑った。 「サキ、結局あんたは我が軍、じゃなくて熊井gropersの手の中で踊っていたにすぎないのさ。とかいってw」 細い腕をさわやか汗だく痴漢野郎に捻り上げられ、悔しげに歯軋りをするサキの目の前に、長身の美男子が立ちはだかる。 「さあ、恥辱に満ちたSHOWの始まりだよ――」 「・・・・・・・という妄想で、我が愚息をここまで育て上げました。」 「長いよ!」 「てゆうか、ウチ、イラン人女性役!?」 「ひどい!汗だく痴漢野郎って!自分だけ長身の美男子とか!」 私達の文句も何のその友理奈ちゃんはそのご立派なブツを見せびらかしながら、えっへんと胸を張った。 「ちなみに、gropersっていうのは、英語で痴漢の意味だからね。ちゃんと電子辞書で調べて、妄想の中に反映させましたぁ」 何、その無駄な労力!本当に、本当に、友理奈ちゃんって、意味わかんないとこで頑張るんだから! 「まあ、でも、ウチらも可愛いなっきぃのキュフフ声ですっかり準備が整いました」 「だね。オラオラ、ちゃんと見ろよnksk!とかいってw」 「ギュフゥ・・・・」 みぃたんとえりこちゃん、穏健派(?)だったはずの2人も、ペロリと短いペチコートをめくって、さっきとは全く様子の違うアレを見せてきた。 「ぎゃふん!」 何これ、怖い。チョコバット? 「なかさきちゃん、なんだかんだ言ってガン見してるじゃーん。」 「べ、別にそんなことないし」 ――どうしよう、これはマズいことになったのだ。 男の人の体のことは、よく知らなかった。正直、アレがああなるとここまでこうなるなんて・・・・それとも、この3人が特殊ケロ? 私の大切な初めてが、こんな・・・おかしな椅子につながれて、しかもおちんちんが生えた美女3人に・・・・・・・まぁ、それは悪くないかも。いやいや、やっぱり倫理的にだめだろ! 「まあ、それはどうでもいいとして、なっきぃ、どうやらゲストが着いたみたいだよ。」 「えっ」 舞美ちゃんが指差す方向を向くと、例の裏通路のあたりに、もうすっかりおなじみのペチコートがチラチラ見えている。ただし、色はパールピンク。独特のウフフって笑い声と、それを嗜めるお姉ちゃんな声。 「えーっと・・・・桃、ちゃん?と、きゃぷてん?」 「当たりー!!!なっきぃすごーい!」 私が回答するやいなや、独特のアニメ声とともに、桃ちゃんがすごい勢いで抱きついてきた。椅子がグワーンと揺れて、また逆さづり状態になる。 「ギャー!やめて、揺れる!怖い!」 「ねー、どうしてもぉだってわかったの?何で何で??」 そんな私の状態なんてまったく気にせず、桃ちゃんはガクガクと肩を揺さぶってくる。 「だ、だって、腰の、位置とかが、」 「何それー!もぉが短足だっていうのか!」 「じゃなくて!身長だよ!」 「もーも。なっきぃ怖がってるから。はしゃぎすぎだよ」 そんなアグレッシブ桃ちゃんを、後ろからのんびり近づいてきたキャプテンがやんわりと止めてくれた。 「ちぇー、わかったよぉ。」 さすが、曲者ぞろいのベリーズを率いてるだけあって、キャプテンこと佐紀ちゃんはももちゃんの扱いを心得ている。 「佐紀ちゃぁん・・・」 思わず助けを求めるような声をだすと、佐紀ちゃんはにっこり笑って髪を撫でてくれた。・・・全然、笑ってない目で。 「んっふっふ」 「キュ・・・キュフフ?」 えりかちゃんたちが着ているのと同じ、露出度満載のそのボンテージ。童顔な佐紀ちゃんには一見似合っていないようにも見えるけど、そのアンバランスな感じが妙にエッチで、これはこれで・・・ 「うっわー!すごい格好!なっきぃ、はずかしいねー!」 「へぇっ!?」 突然、足元から明るい声がした。自分の股座(・・・)から覗くその顔は・・・ 「千奈美ちゃん!?」 「なっきぃ、お疲れ様ー。」 「ま、茉麻ちゃんまで!」 何だ、何なんだこれは。狭い室内に、次々とベリキューメンバーが投入されてくる。 「なっきぃ♪」 「ウフフ、佐紀さん」 「ウフフ、早貴さん」 「ケッケッケ」 「・・・・・」 これは、どうしたことでしょう。 ベリーズ7人、キュート5人(私除)。黒か、ピンクのそれを纏ったメンバーが、勢ぞろいだ。 「え、えりこちゃん。」 「ん?」 「あの、ピンクと、黒と2色あるみたいなんですけど・・・」 そんなことは心底どうでもいいのに、頭が混乱した私は、無意識にそんなくだらない質問をしていた。 「あぁ、それはね。」 えりかちゃんが軽く合図を送ると、メンバーが色ごとに二手に分かれて、私の顔の横に集まってきた。 黒がBello、茉麻ちゃん、舞ちゃ・・いえ、舞様、千奈美ちゃん。 ピンクがBuono、千聖、、梨沙子、佐紀ちゃん。 一見コンサートの衣装のようにも見えるけれど、半乳丸出しのボンテージと、パンチラ必至丈のミニスカート姿は、決してファンの人には見せられないようなすごい格好だ。千聖なんて、小麦色のたゆんたゆんが今にもモロッと飛び出してしまいそうだ。梨沙子も危ない。 雅様は全然大丈夫です。 「じゃあ、いいかな、なっきぃ?」 「えっ」 「せぇーの!」 「ちょっ、またなの!?」 私は反射的に目をつぶった。 おそらく、またペチコートを持ち上げているんだろう。二回目だからさほど驚きはない。でも、次に目を開けたら、12本のアレが・・・? 「なっきぃ。」 雅ちゃんの声。ひんやりした指が、まつげに触れた。 「は、はい。」 「目、開けて?」 「でも」 「開けなよ」 「はい。」 だめ、本当雅ちゃんにだけは・・・私はおそるおそる瞼を持ち上げた。 「・・・あれ?」 雅ちゃんの声のする方――つまり、ピンクチームの皆さんのソコには、アレはついてなかった。普通に、女の子のままだ。 「何だ、よかっ・・・ひぃえええ!!!」 油断して今度は反対側の黒チームへ目を向けると、そこには、並んでいました。6本のV6が。 「なっきぃ、色わけの法則、わかった?説明したほうがいい?」 立派なブツをそのままに、親切に聞いてくる茉麻ちゃんが心底恐ろしい。私は慌てて首を横に振った。 「ち、千聖は、黒じゃないんだね。いっつもこういう時はあっち側なのに。某界隈では」 どうも私は、混乱すると本当にどうでもいいことを口走るらしい。千聖は「あら、いやだわ早貴さんたら。」とレディの大事なところを丸出しにしたまま、半乳を揺らしてクフフと笑った。 「・・・・それで、これは一体、なんの集まりなんでしょうか。」 何度か深呼吸して、やっと落ち着きを取り戻した私は、やっと本題を切り出すことができた。 前へ TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
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みそらちゃん 携帯画像 都道府県 山口県 肩書き 株式会社シマヤマスコットキャラクター 公式サイト http //www.shimaya.co.jp/ Facebook https //www.facebook.com/mugibatakemisora 解説 シマヤのみそ倉から生まれたおみその妖精。頭には麦の髪飾りがついたみそ汁のお椀をかぶり、鼻と顔は大豆をモチーフにしている。手には触ると幸せになれる?幸運のしゃもじを持っており、目にはみその"み"がデザインされている。 攻略難易度 ★★★★やや難。シマヤの店頭のイベントにて。 名刺の有無 ? 狙い目イベント イベント情報