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CRYING ~亜生命戦争~ 【くらいんぐ あせいめいせんそう】 ジャンル シューティング 対応機種 メガドライブ 発売・開発元 セガ・エンタープライゼス 発売日 1992年10月30日 定価 6,800円 プレイ人数 1~2人 レーティング CERO A (全年齢対象) 配信 バーチャルコンソール【Wii】2007年1月30日/600Wiiポイント 判定 良作 概要 特徴 評価点 問題点 総評 余談 概要 メガドライブオリジナルの2D横シューティング。 生物兵器を操り、宇宙線の影響で突然変異により街を埋め尽くした奇怪な生物たちの巣食う惑星「アヴァロン」を舞台に戦う。 全8面。2人同時プレイ可能。 特徴 自機は4種類の中から選択。レバー+1ボタンの操作系。ボタンを押しっぱなしで溜め撃ちが可能。 自機の周囲にはオプション兵器の射出口があり、アイテムを取ることによって1機につき4種類のオプション兵器を使い分けることが可能。 オプション兵器の種類は全7種類。オプションを用いて敵弾を打ち消すことも可能。 選んだ機体によってステージごとの機動力や利用できるオプション兵器、溜め撃ちの軌道も変わってくる。 なお、2人同時プレイ時は同じ機体を選ぶことは出来ない。 評価点 敵のグラフィックの不気味さが非常に凄まじい。とにかく全編いい意味で生理的嫌悪を催す程に描きこまれ動く蟲・蟲・蟲のオンパレード。 特に3面道中に出てくるジュズムシや4面道中に登場する大量のウジを放出するウジ塚は凄まじいの一言。 シューティングとしての完成度も高い。 敵の数が多く攻撃は激しいがやられてもその場復活な上、オプションの弾消しの使い方次第でリカバーも当時の一般的なシューティングに比べそれほど難しくない。 操作系も簡単で非常にとっつきやすい。 難易度変更も5段階に分かれている(ただし最低難度のPracticeでは5面までの制限)ので長く遊べる。 BGMは低音が強調された重厚さあふれる音楽で、悲壮感漂う世界観を存分に引き出している。 問題点 そのグラフィックの書き込みゆえに、蟲嫌いの人にはお勧めできない。 こればかりは仕方がない面も大きいが。 良くも悪くも覚えゲーの側面が強く、パターンをつかまないとかなり厳しい。 オート連射がソフトに搭載されていない為、別途連射コントローラーを用意する必要がある。 総評 グラフィックの不気味さゆえに人を選ぶという難点はあるが、シューティングとしての完成度は高くお勧めの一品。 重厚なBGMの完成度も高いので、蟲嫌いでなければ一度手にとって遊んでみることをお勧めする。 余談 海外版のタイトルは『Bio Hazard Battle』。海外ではアーケード筐体として本作が出回っていた記録がある。 本作のスタッフは、後にセガサターンの名作3DSTG『パンツァードラグーン』シリーズを手がけることになる。
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パニッシャー ウォー・ゾーン (実写映画;マーベル) 公開:(米)2008年12月5日、(日)2009年4月18日 監督:レクシー・アレクサンダー 概要 マーベルコミックの登場人物パニッシャーことフランク・キャッスルを主人公にした実写映画。 実写映画化は本作で3本目になるが、それぞれの作品に関連性はない。 概要 パニッシャーことフランク・キャッスルはマフィアを抹殺するため暗躍していた。 彼は元々敬虔なクリスチャンであり、家庭的な男で、特殊部隊の教官だった。しかし家族でピクニックを楽しんでいるところに、偶然マフィアの処刑を目撃していまい、妻と二人の子供たちを惨殺されてしまったのだ。 それから6年。 ニューヨークを牛耳る巨大マフィアのパーティーを襲撃したパニッシャーだったが、その稼ぎ頭ビリー・ルソッティが逃亡。 ビリーの一味を追ったパニッシャーは波止場の倉庫へ向かい、そこで謝ってFBIの潜入捜査官ドナテッリを殺してしまう。ビリーをガラスボトルの粉砕器に突き落とし、機械を作動させることでビリーを殺そうとするが、ビリーは奇跡的に生存。ビリーは手術の結果、顔がツギハギだらけとなり、自ら「ジグソウ」を名乗るようになった。 ジグソウは生物兵器の闇取り引きとパニッシャーへの復讐を果たすための計画を実行しようとしていた。 キャスト キャラクター名 俳優 概要 パニッシャー/フランク・キャッスル レイ・スティーヴンソン 妻子をマフィアに殺され、復讐に執念を燃やす男。元アメリカ兵。 ジグソウ /ビリー・ルソッティ ドミニク・ウェスト 色男が自慢のマフィアの男だったが、パニッシャーのせいでツギハギ顔にされる。 ルーニー・ビン・ジム ダグ・ハッチソン ビリーの弟で精神病院に隔離されていた男。素早い身のこなしと素手での戦いの達人だが、人肉を食う狂人。 マイクロチップ/ライナス・リーバーマン ウェイン・ナイト 武器商人で情報屋。パニッシャーの協力者。 その他 胸のドクロマークや家族が惨殺され復讐の鬼になるなど、これまで映画化されたパニッシャーの中では、比較的原作に近い設定となった。 主人公フランク・キャッスルを演じたレイ・スティーヴンソンは、実写映画マイティ・ソーのシリーズでボルスタッグを演じている。
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人工ウイルス / 生物兵器 / mRNAワクチンは生物兵器 / ウイルス兵器 / SARS-CoV-2は生物兵器 / 河岡義裕 / ロン・フォウチャー / 宮澤大輔 / 新田剛 / アンソニー・ファウチ ● 機能獲得研究 - Twitter検索 ● 【分子生物学】機能獲得研究(Gain of function research) 「SUBCULTUREAT(19日 5月 2021)」より 簡単にいえば人工的なウイルス作成実験である I assure everyone that, first of all, nobody can make viruses in the labs—or anything alive, really—and secondly, they don t make gain-of-function viruses...avian flu, swine flu, [they re] false narrative[s]. Retired pharma R D executive Sasha Latypova (@sasha_latypova)… pic.twitter.com/b4HFbvQU61 — Sense Receptor (@SenseReceptor) May 24, 2024 Googleによる英語からの翻訳 「まず第一に、誰も研究室でウイルスを作ることはできない、いや、実際には生き物を作ることはできない、第二に、機能獲得ウイルスは作られていない、鳥インフルエンザ、豚インフルエンザは、誤った物語である、ということを皆さんに保証します。」 元製薬会社の研究開発担当役員サーシャ・ラティポワ氏 (@sasha_latypova) は、シャノン・ジョイ氏 (@ShannonJoyRadio) に、研究室で作られたウイルス、あるいは「実際のところ、生き物」という考えが、主に架空の話であることを説明しています。ラティポワ氏は、特に人々の水道水に含まれる細菌毒素が、健康にとってはるかに現実的な問題であると指摘しています。 「機能獲得ウイルスが作れるようになったのは何か新しいことだと人々は考えているが、第一に、誰も研究室でウイルスを作ることはできないし、実際、生きているものを作ることもできない。第二に、機能獲得ウイルスは作れない」とラティポワ氏は言う。同製薬会社の幹部は「これは意図的に多くの神話がまかり通っている分野だ。しかし、その歴史は数十年、いや数世紀も遡る」と付け加えた。 ラティポワ氏は、「細菌は実在する」し、毒素を排出したり(あるいは有益な機能を果たしたり)できるが、水質衛生に関する主要な問題が解決されると、「ウイルスに関するこの神話全体が作られ始めた」と指摘する。 細菌毒素は「人間や動物の下水が水に流れ込むことと関連している傾向がある。そして、大腸菌や他の種類の細菌は有毒な分泌物を作り出し、水を介して伝染する可能性がある」とラティポワ氏は述べ、この現象は「数千年前から注目されていた」と指摘している。 「ウイルスは、以前は何でもないようなものでした」と彼女は付け加える。「基本的に、医者が患者に何と言えばいいのか分からないときに、それは言い訳として使われていました。彼らは、それはウイルスだと言うのです。」 ラティポワ氏はさらに、ウイルスの神話は「特にハリウッドやあらゆる種類の娯楽プロパガンダを通じて入り込んできている」と指摘し、このプロパガンダは「ウイルスは兵器として利用できるという考えが、すべての人の脳にプログラムされつつある」と付け加えた。 製薬会社の幹部によると、現実世界で「好まれる物語」は、「研究室の狂った博士」が「機能獲得ウイルスを放出することで、自ら巨大な危険」を生み出す「一匹狼」という考え方だという。ラティポワ氏が挙げるこの例の 1 つは、2001 年の炭疽菌攻撃 (「アメリスラックス」としても知られている) の責任をブルース・イヴェンスが負わされた事件だ。 「すべてはブルース・イヴェンスのせいにされた。彼は頭がおかしいから、ただやっただけだ」とラティポワは言う。「みんなそれを彼のせいにして自殺させた。それで終わり、そうだろ?」 ラティポワ氏は、炭疽菌攻撃に加え、ジカウイルス、鳥インフルエンザ、豚インフルエンザなど、恐怖をあおる同様の物語の繰り返しについても強調している。これらはすべて、同氏が「虚偽の物語」と呼んでいる。 「この[ウイルスによるパンデミックの物語]は、社内の専門家を含め、誰もが事前にプログラムされているため、最も多くの人々を怖がらせる物語です」と、製薬会社の幹部は指摘する。彼女はさらに、「全員がこの取引に参加しているわけではありません」と付け加えた。実際、彼女は「彼らには、お金のためなら何でもする、考えることができない、考えようとしない、これらの特徴のためにシステムを通じて昇進した人々が大勢います...」と述べている。 これらの人々は「非常に野心的」だが「あまり賢くない」ため、学界、軍隊、そして「あらゆる場所」に蔓延している。ラティポワ氏は、これらの人々は「金で動かされている」ため、簡単に操作できると付け加えた。 DeepLで翻訳する 「鳥インフルエンザ、豚インフルエンザ、(それらは)誤った物語です」。 引退した製薬会社の研究開発担当重役サーシャ・ラティポヴァ ( @sasha_latypova ) はシャノン・ジョイ ( @ShannonJoyRadio ) に、研究室で作られたウイルス、つまり「本当に生きているものなら何でも」という考え方がいかに虚構の物語であるかを概説している。ラティポヴァは、バクテリアの毒素、特に人々の水道水中の毒素が、健康にとってより現実的な問題であると指摘する。 「ラティポヴァは言う。「人々は、機能性ウイルスを作ることができるようになったというのは、ある種の新しいことだと考えています。製薬会社の重役はこう付け加えた。しかし、それは何世紀とは言わないまでも、何十年も前のことなのです」。 ラティポヴァは、「バクテリアは実在し」、毒素を排泄する(あるいは有益な機能を果たす)ことができるが、水の衛生に関する重要な問題が解決されると、「ウイルスに関する神話が作られ始めた」と指摘する。 バクテリアの毒素は、人間や動物からの汚水が水に流れ込むことと関連付けられる傾向がある。大腸菌やその他のバクテリアは、有毒な分泌物を作り出し、水を通して感染する可能性があります」とラティポヴァは言う。 「昔はウイルスなんて何でもないようなものでした。「基本的には、医者が何を話していいかわからないときの言い訳に使われていた。 ラティポヴァは、ウイルスの神話が「特にハリウッドや......あらゆるエンターテイメントのプロパガンダを通して入ってきている」と指摘し、このプロパガンダが「すべての人の脳にプログラムされつつある-彼ら(ウイルス)は兵器化できるという(考え)......」と付け加えた。 製薬会社の重役によれば、現実社会で "好まれる物語 "は、"一匹狼 "の考え方であり、それは "研究室の狂った博士 "であり、"機能獲得型ウイルスを放出することによって甚大な危険 "を自ら作り出すというものである。ラティポヴァが挙げるその一例が、2001年の炭疽菌攻撃(別名 "アメリトラックス "と呼ばれているらしい)の犠牲になったブルース・イヴェンスである。 「ブルース・イヴェンスのせいにされた。彼はクレイジーだし、ただやっただけだから」とラティポヴァは言う。「彼に罪を着せて自殺させたんだ。 ラティポヴァは、炭疽菌による攻撃とともに、ジカウイルス、鳥インフルエンザ、豚インフルエンザなど、同様の恐怖を煽るシナリオの他の反復を強調している。 製薬会社幹部は、「社内の専門家を含め、誰もが事前にプログラムされているため、この(ウイルス性パンデミックの)物語は、最も多くの人々を怖がらせる物語である」と指摘する。というのも、社内の専門家を含め、誰もが事前にプログラムされているからです」と製薬会社幹部は指摘する。金のためなら何でもする、考えることができない、考えようとしない、(そして)このような特徴のために昇進してきた......」と彼女は言う。 このような人々は "非常に野心的 "だが "あまり賢くはない"。ラティポヴァは、こうした人々は "コインで操作できる "ため、操るのは簡単だと付け加えた。 ■ ウイルス研究における機能獲得変異は是か非か、インフルエンザの国際学会で議論 「日経バイオテク(2013.10.07 河野修己)」より / インフルエンザなどの病原性ウイルスを対象とした研究では、機能獲得変異研究(Gain of Function=GOF)と呼ばれる手法が取られることがある。2013年9月5日から10日まで南アフリカのケープタウン市で開催されたインフルエンザの国際学会「Options for The Control of Influenza」では「GOFは是か非か」と題されたセッションが設定されていた。 (※以下は高額会費を要する) ■ 🔥LIVE W/Sasha Latypova! Commissioned By Pentagon-COVID Was An Inside Job The Shots Are Bioweapons このビデオはいかがでしたか?私の地元のコミュニティに参加して、theshannonjoyshow.locals.com 限定コンテンツを手に入れましょう! ストリーミング 5月20日午前11時05分EDT 40.7キロメートル閲覧数 「コビドについては、健康や医学に関連するものはなく、そのように解釈されるべきではありません。いったんそれが化学・生物兵器と心理戦の世界的な軍事展開として適切に特徴づけられると、すべてが日中に明らかになる。「困惑」もしませんが、なぜ8匹のマウスでそれを承認したのでしょうか?なぜ規制当局は副作用に目を向けないのか!なぜ免疫防御はこんなに小さいのですか?これらの質問はすべて、それ自体に答えます。" - サーシャ・ラティポワ サブスタックでサーシャをフォローする https //sashalatypova.substack.com/p/commissioned-by-pentagon-part-2 Twitterでサーシャをフォローする @sasha_latypova そして、スポンサーを応援してください! コロニアル・メタルズ・グループで経済的自立を実現!! あなたの価値観を共有し、このショーをサポートする会社でSAFE セキュアIRAまたは401kを設定してください!オプションについては、こちらをご覧ください—— https //colonialmetalsgroup.com/joy フィールド・オブ・グリーンを毎日食べて、フィット感と健康を手に入れましょう!!www.fieldofgreens.com にアクセスして、プロモーションコードJOYを使用すると15%オフになります。 トータル電話のセキュリティとプライバシーについては、Connecta Mobilのスポンサーをチェックしてください。 www.Phone123.com/Joy で今日それらを訪問し、 または電話して実在の人物と話してください 941-246-2156 ■ Commissioned by Pentagon - Part 2 - ペンタゴンの委託 - パート2 「Due Diligence and Art(サーシャ・ラティポワ 2024年5月16日)」より DeepLによる機械翻訳 / 急速に交換可能な遺伝学を持つmRNAワクチン–ペンタゴンプロジェクトパートII ドイツ語の記事 https //test.rtde.tech/international/150710-im-auftrag-pentagon-teil-2/ 2022年8月末、2013年から国防総省が委託し、資金提供してきた軍民研究プロジェクトの次の段階が公に明らかになった。それ以来、ペンタゴンは製薬業界に何十億ドルもの予算を投じて、遺伝子治療薬やワクチンの開発を委託してきたが、このワクチンは、人間に対する事前の一連の実験なしに、迅速に改変して再利用できる。 6月1日、ジョー・バイデン米大統領は、新たなワクチン購入のためにさらに32億ドルを拠出すると発表しました。報道によると、米国食品医薬品局(FDA)はその後、オミクロンウイルスの遺伝学に適応したワクチンを製造するようメーカーに「命令」しました。しかし、ファイザーは今年の1月から取り組んでいるといわれています(Nature)。 交換可能な遺伝学 理論的には、新世代のmRNAワクチンは、ナノ粒子に含まれる遺伝子が、必要に応じて迅速かつ柔軟に増殖、交換、または再プログラムできることを証明するはずです。これらの「小さな変更」は、ワクチンを大きく変えるものではありません。この技術により、これまでのように長時間のヒト研究は不要になるはずです。 「ある潜在的なmRNA薬から別の薬に変わるのは、コード領域、つまりリボソームにタンパク質を作るように指示する実際の遺伝暗号だけです...」 2020年の米国の研究によると、遺伝学会社モデルナの特許。(1) パンデミックの初期にmRNAワクチンの暫定的な緊急承認のために一度実施された試験と検査の手順は、現在、その後のすべてのmRNAワクチンのデータ基盤として機能しています。EMAによると、当時批判された欠陥は、緊急事態では容認されていましたが、今日ではもはや決定的ではありません。(2)EMAが承認文書に書いているように、ワクチンの大量散布とその結果の知識の後、それらはもはや障害ではありません。米国とヨーロッパで登録された(および隠された)深刻なワクチン被害とワクチン関連の死亡に関する実際のデータは考慮されていません。 研究の最初の部分で文書化されているように、ペンタゴンの軍事的関心は、急速に変化する細菌との生物戦争の文脈で自国民と軍隊に短期的な保護を提供できるため、この種のワクチン接種技術の応用を中心に展開しています。 2つの研究プロジェクトの2つの段階 2021年に集団接種が始まってからの第一段階は、mRNAワクチンが、改変されたウイルスにもかかわらず、同じ遺伝物質を持つ人々にどれだけの強さと期間免疫を与えられるかを調べることでした。その結果、ブースター接種につながりました。(2020年のEMA緊急許可証には記載されていませんでした)。 コメント 急速に進化するウイルスに対する迅速なワクチンは、もちろんLARPのカバーストーリーでしたが、上層部の人々でさえ、ほとんどのアクティブな参加者はこの傲慢さを信じていました。ペンタゴンは恐らく、異常な症状を引き起こし、パニックと恐怖を刺激するために、様々な重要な場所に非致死性の化学毒物を配備したのだろう。このパンデミックを装う方法は、国防総省の興行師であるジェームズ・ジョルダーノによって、いくつかのプレゼンテーションで議論されました。「コブドによる死亡」の大部分は、偽のPCR診断による病院での殺人だった。もちろん、PCRは診断検査ではなく、そのように検証されたことはありません。また、米国政府は、何十年にもわたって、同意なしに人間の標的に化学兵器、生物兵器、心理兵器を配備してきました。中毒に対する予防接種はできません。しかし、あなたはそれを治療することができます。 第2段階は、デュアルリサーチプロジェクトの実際の目標に進むことです。焦点は、ワクチンの遺伝子部分を置き換えるか、新しい遺伝子鎖を追加して、新しいウイルス変異株(実際にはオミクロン株)のそれぞれの変異遺伝子セクションに物質を適応させることです。新しいワクチンはブースター接種を目的としています。 コメント これは、生物製剤製造の精度が誤って主張されていることに基づいています。現実には、理論的に定義された(モデル化された)ウイルスモデルのスパイクタンパク質の正確に定義された「突然変異」に対して、正確なmRNA産物を再現性を持って大規模に作製する能力は証明されていません。生物学的製剤の製造は確率論的な問題です。それは、穴の正確な数、位置、大きさでパンを焼くことができると主張するようなものです。正確なサイズの穴で正確なドーナツを作ってみてください。単にオプションではありません。 そしてもちろん、コビドはウイルスではなく、少量の毒殺と、政府が認可し、金銭的に動機づけられた大量の殺人でした。 EMAとFDAがカスタマイズされたブースターシリンジを承認 バイデン米大統領が6月1日に次の段階へのゴーサインを出した後、2カ月以内にすべての準備が整いました。8月31日、FDAは、オミクロン株AE.1に適応した新しい遺伝子鎖を持つファイザーの最初のワクチンを承認しました。 9月16日、EMAはモデルナとビオンテック/ファイザーのワクチンと、それらの「適応型」ブースター化合物の最終承認を勧告した。引用: 「この勧告は、最近承認された適応型Comirnaty Original/Omicron BA.1、Comirnaty Original/Omicron BA.4/5、Spikevax bivalent Original/Omicron BAを含む、既存および今後のすべての適応型ComirnatyおよびSpikevaxワクチンにも適用されます。1.」(3) 第 2 世代の新機能ビオンテック/ファイザーのComirnaty/AE.1と呼ばれる最初の適応ワクチンは、Spikevaxのブースターと同様に、Comirnatyの既存の遺伝子部分をOmicron-AE.1の遺伝子部分で拡張します。2つ目のワクチン物質には、コミルナティの以前の物質の半分と、(春と夏に優勢な)オミクロン株BA.1、BA.4、BA.5のスパイクタンパク質の半分が含まれています。 ファストトラックと「類似した」ヒトデータを使用 FDAとEMAの両方の当局の専門家は、パンデミックの緊急事態がもはや存在しないにもかかわらず、すべてを電光石火の速さでチェックし、承認しました。彼らは、新しいブースター物質に関する人間の医学的データがほぼ完全に欠如していることを受け入れ、その見返りとして8つのマウス実験を受け入れました。新しいComirnatyブースターAE.1の(不明な)データを追加しました。FDAの承認に関して、米国の科学者は、動物実験の結果を直接人間に譲渡することに対して警告しています。(4) The lack of data and the urgency have an explanation at this stage, new studies are considered superfluous. Fast processing of the approval process is more important. The Pentagon's military-medical concept apparently has also been accepted by the FDA and the EMA. As a reminder, this technology is about "To reduce response times to pandemic or bioterrorism threats". (Agreement DARPA-Moderna W911NF-13-1-0417 dated 2013-10-02) (5) Comment of course, the approval of boosters for specific alleged variants of alleged virus is the continuation of the same fake narrative. Nothing is getting “approved”. The regulatory status of these injections is “EUA Countermeasures” - a non-investigational chemical substance, for which regulated human clinical trials are legally impossible. They’s why the regulators pretend 8 mice are sufficient. See the explanation of what EUA Countermeasure is. It is definitely not medicine. Memo Re EUA Countermeasures to send to your doctor, pharmacist, employer, school, sheriff, county commissioner and state lawmakers Memo Re EUA Countermeasures to send to your doctor, pharmacist, employer, school, sheriff, county commissioner and state lawmakers SASHA LATYPOVA · 1月27日 Read full story The end of the pandemic in sight The quick exams take place as part of an easing health situation. Pandemic data has been falling drastically since the beginning of the year. Omicron AE.1 dominated and spread natural immunity over a large area with only mild symptoms. (6) On September 15, WHO chief Tedros Adhanom declared that the end of the pandemic was in sight. US President Biden also confirmed this assessment the following day. Corona measures had already been ended in many countries earlier. There is no longer an emergency situation. There is no longer a justification for especial fast procedures in vaccine approvals. Comment the Biden regime and the war criminal chief at the WHO are of course lying when they are promising the end of the “pandemic”. For one, there has never been a pandemic, only international war crimes. And the criminals committing these crimes are not planning to stop any time soon. The PREP Act for covid has been extended 11 times, currently expires at the end of 2024 but will be extended again. And, just in case, the PREP Act for marburg and ebola pandemics is currently extended until end of 2028. The new arguments for the new stage Manufacturers and regulatory authorities quite openly admit that they don’t manage relevant human data regarding the second generation of vaccine with modified genetics - neither in terms of effectiveness nor in terms of side effects. Initial public statements should get us used to the idea that the genetic modifications in the mRNA vaccines do not require new testing. この議論の1つの手段は、インフルエンザワクチンへの言及です。元FDAワクチン主任審査官のジェシー・グッドマン博士は、データ不足を次のように正当化しています 「...適応した遺伝学による毎年のインフルエンザワクチン接種も、人間に対する事前の新しいテストシリーズなしで行われること」。(7) 不公平な比較 一方、フィラデルフィア小児病院のワクチン専門家であるポール・オフィット博士は、この比較は不公平であると述べた。 「インフルエンザの予防接種は 、インフルエンザワクチンが一般的に同じように振る舞うウイルス株の変化に関する数十年の経験(8)に基づいています。」 インフルエンザワクチンは、mRNAナノテクノロジーではなく、「死んだワクチン」法で効果があります。それらは長期的な予防接種を引き起こします。毎年の更新は、免疫レベルの低下によるものではなく、インフルエンザウイルスの新たな変異によるものです。 コメント mRNA注射はワクチンでも医薬品でもありません。インフルエンザワクチンの比較は不公平ですが、インフルエンザワクチンも効果がなく、「長期的な免疫」は生まれません。規制当局は嘘をついており、ポール・オフィットは最悪の嘘つきで戦争犯罪人の一人であり、何百人もの子供たちの大量毒殺と死に責任がある。 人体生物学と軍事計算 プロジェクトの第2段階では、動的な人間の生物学と比較して、機械的に構造化された軍事理論(生物兵器に対する予防接種防御)の弱点が明らかに浮き彫りになります。mRNAワクチンの品質上の欠陥は、もはや見過ごすことも、隠蔽することもできません。 オミクロン株のブースター接種に関する最初の研究結果は、期待を裏切っています。主に動物モデルで達成された値は、オミクロン株に適応した新しいブースター物質があらゆる点でわずかな改善しか達成していないことを示しています。レシピエントは、前回のコミルナティでブースター接種を受けた人に比べて、平均して1.5倍高い抗体レベルを持っています。それらは、ヒトよりもマウスや霊長類でわずかに強い反応を引き起こします。驚くべきことに、テストデータは30日後、つまり抗体のよく知られたピークで終了します。その後の数週間の強い落ち込みはフェードアウトしますが、効果の安定性が決定的になるはずです。いくつかの研究が、Nature (9)(9/1/22)およびJamanetwork(10)でこのことを報告しています。 一部の科学者は、FDAとEMAは承認する前に、そのような乏しい結果を考慮するべきだったと批判しています。衛生兵のポール・オフィット博士は、人々は頻繁なブースター接種に惑わされていると言います。「その差がこれほど小さいのなら、なぜワクチンが配布されているのでしょうか?」 ジョー・バイデンは32億ドルを失敗させましたか?そして、過去10年間にペンタゴンが投資した何十億ドルもの資金は?mRNAワクチンには、(大規模な副作用は別として)重大な欠陥がある。これは、免疫防御の短い期間です。4ヶ月ごとにワクチンを接種することはできません。 コメント 上記のように、コビドについては健康や医学に関連するものではなく、そのように解釈されるべきではありません。いったんそれが化学・生物兵器と心理戦の世界的な軍事展開として適切に特徴づけられると、すべてが日中に明らかになる。「困惑」もしませんが、なぜ8匹のマウスでそれを承認したのでしょうか?なぜ規制当局は副作用に目を向けないのか!なぜ免疫防御はこんなに小さいのですか?これらの質問はすべて、それ自体に答えます。 ソース:以下はサイト記事で確認を。 .
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ストーリー コスモ暦2003年、銀河系では各惑星の代表者からなる「銀河連邦」が設立された。 異文明間の交流が盛んに行われ、多くの星間連絡船が行き来する繁栄の時代を迎えていた。 しかしその一方で、連絡船を襲うスペースパイレーツ(宇宙海賊)の登場が、 銀河の平和を脅かし始めていた。 銀河連邦軍および連邦警察が、その制圧にあたっていたが、 神出鬼没かつ凶暴なスペースパイレーツを、この広大な宇宙において確実に取り締まる事は、 事実上不可能であった。 そこで連邦当局は、腕利きのバウンティーハンター(賞金稼ぎ)を雇い、 スペースパイレーツと戦わせたのだ。 コスモ暦20X5年、深刻な事件が起きた。 「惑星SR388」で捕獲された、未知の生命体を搬送中の銀河連邦の調査船が、 スペースパイレーツに教われたのだ。彼らの目的は、生命体の略奪だった。 「メトロイド」という名を持つ、その浮遊生命体は、他の生物に取り付き、 生態エネルギーを吸い尽くすという危険な生物であった。 しかもβ線の照射により爆発的に増殖させる事が可能だという。 銀河の謎とされている惑星SR388の滅亡に、 この「メトロイド」が起因したであろうという推測はほぼ確実視されていた。 「メトロイド」がスペースパイレーツの手によって増殖され、 生物兵器として使われるような事になれば、銀河文明壊滅の危機は避けがたい。 連邦警察は必死の捜索の末、スペースパイレーツの本拠地、 「要塞惑星ゼーベス」を発見、銀河連邦軍が総攻撃を行ったが、 スペースパイレーツの激しい抵抗にあい、攻め落とす事はできなかった。 地下要塞の中心部では、メトロイドを増殖させる準備が着々と進められているらしい。 連邦当局は最後の手段として、一人のバウンティーハンターをゼーベス内部に侵入させ、 要塞を集中管理している機械生命体「マザーブレイン」を破壊する作戦を決定した。 選ばれた宇宙戦士の名は「サムス・アラン」。 銀河最強のバウンティーハンターと呼ばれ、 不可能と思われる数多くの事件を解決してきた人物ではあるが、 その正体は、全くの謎に包まれていた。 単身ゼーベスへの潜入に成功したサムス・アラン。 実はこの惑星ゼーベスは、幼き日のサムスが育った場所でもあった。 様々な想いを秘めて、任務を遂行するサムスを待ちうける、マザーブレインの罠。 サムスは無事任務を全うし銀河の秩序と平和を守ることができるのだろうか?
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導入 咆哮の主、それは現代に生き残った恐竜・ラプターロメスであった。既に全身に傷を負っているにもかかわらず、主人公たちに明確な敵意を向けるロメス。一行はネイの力によって彼との意思疎通に成功する。どうやら、彼は仲間とともにこの島に隠れ住んでいたのだが、数年前にやってきたネスツ研究員によって次々と仲間は捕らえられてしまったようだ。いまや最後の一匹となった彼は、まさにこれから最後の突撃を敢行せんとしていたという。一行は彼とともに、ネスツ基地があるという渓谷部を目指すのであった。 勝利条件 1.敵の全滅 敗北条件 1.ラプターロメスの撃破 マップデータ 初期配置 味方:ラプターロメス、ネイ・テレスター、出撃選択×16 敵:ディアブロ・スケルトン、デビルミーニング×4、メカアミダ×6、エルフ×10、スクウィッドギット×8 ディアブロ・スケルトンを撃破 敵増援:ディアブロ・スケルトン(ドラゴン) 攻略のポイント このマップから登場するデビルミーニングは高い耐久力と攻撃力を持った強力なザコユニットだ。特に射程1の「聖母の抱擁」のダメージが大きいので遠距離から攻めるようにしよう。また、「マガ・N」はMAP技なのでメカアミダ同様、射程内に複数のユニットを待機させないように注意だ。 ボスのディアブロ・スケルトンは一見運動性がやや高いだけの弱ボスだが油断は禁物。なんと一回撃破してもディアブロ・スケルトン(ドラゴン)となって復活してしまうのだ。この状態では装甲とHPが増大しているので苦戦は必至だ。射程7より遠い距離に反撃手段を持たないので、まずは遠距離攻撃でHPを削ろう。あまり減らしすぎると底力で防御力が半端じゃないことになるので、残り15000ぐらいにまで削ったら、「熱血」や「魂」を使った合体攻撃に援護攻撃を組み合わせて一気に倒してしまおう。 ディアブロ・スケルトン(ドラゴン)を撃破すると、会話イベントのあとに「ド根性」を使って復活してしまう。……が、ムービーとイベント戦闘で決着が着いてしまうので特に心配することはない。恐竜vs邪竜の戦いと、ラプターロメスの勇姿を見守ろう。 インターミッション MOONとEARTH、そして魔界の生物をも利用した生物兵器群と交戦しつつ、ロメスの仲間達の収容施設へと向う主人公たち。その門を守っていたのは魔族の眷属・ディアブロスケルトンであった。ネスツは魔族と手を組んでいるのか…?危機感を覚えた一行は研究所内部へと侵入する。
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「ジングウさん、クオさんってどんな人だったんですか?」 「ん?」 とある資料を眺めていて、私はそんな事をジングウさんに聞いていました。 「クオ……随分懐かしい名前が出てきましたね。どうしたんです?」 「いえ……これを読んでいたら、何だか気になってしまって……」 言って、私が持っていた資料をジングウさんに見せると、彼は納得したように何度も首を縦に振りました。それは、人工神に関する資料だったのです。 「クオは……〝三倍尊者〟は、優秀な男でしたよ」 「人工神を物質から創造するのではなく、魂魄から創造しようとしたんですよね?」 「ええ。「存在しない」事を神の本質であると捉えていた彼は、出来るだけその本質に近い形で人工神を創造しようとしたのです。そしてその追求の果てに、プログラムによって構成された電脳生命を雛形にして、人工神のソフト――VEG‐1を彼は創造しました。こと、ソフトウェア開発において、彼はホウオウグループ内でも一、二を争う存在だったと言えるでしょう」 「ジングウさんより?」 「彼と私では専門分野が違います」 私がからかうように言うと、ジングウさんにさらりと流されてしまいました。たまには、ムキになったりするジングウさんも見てみたいものだけど、なかなか手強いや。 「優秀、だったんですけどね……私と言う競争相手を失って、自らの命を絶ったそうです……全く、愚かな事を」 言って、ため息をつく。何だかその横顔が、少し寂しそうに見えたのは気のせいでしょうか。 「ライバル……だったんですか?」 「いえ、そんな可愛げのある関係じゃありませんでしたよ。向こうが一方的に突っかかってきただけです」 この、ひねくれ屋さんの本音は、私には全然分からない。だけど、二人は決して浅くは無い関係同士だった事は分かった。 「さて、と……書類の整理はこれ位にして、夕食にしましょうか」 「はい」 私達は手早く資料をまとめると、資料室を後にする。向かうはここ、元生物兵器研究員用の食堂だ。 「おお、やってるやってる」 自動扉を開けると、既に食事が始まっていた。 「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁ!? りーちゃんちょっと、それ僕のお肉ー!!」 「むぐむぐむぐむぐ」 「こら、りーちゃん? 駄目だよ、人のお皿の物にまで手を出しちゃ――って聞いちゃいないね……それ、僕のなんだけど……」 「……いかん。このままだと、レリックに食い尽くされてしまう……」 ……訂正します。食事じゃないですね、これ。 大テーブルに並べられた、おいしそうな食べ物の数々……それを、りーちゃんが触手を伸ばして手当たり次第に食べています……あの娘が生物兵器なのは分かっていますが、あの小さな身体のどこにあれだけの量が収まっているのでしょうか。 「花丸ちゃん、りーちゃん止めて! お得意の猛獣慣らしで!」 「無理ですよ、アッシュさんー!! この子、猛獣とかそう言うレベルじゃないですもんー!!」 「……まぁ、幸い肉はまだたくさんある」 「それも、食い尽くされかねない勢いだけどねー……」 ちら、とロイドさんとアッシュさんが、部屋の隅に山積みになっている肉の塊に目をやる。小山ほどの肉がそこにはあるのですが確かに、りーちゃんの食べっぷりを見ていたらそれもすぐに無くなってしまいそうです…… 「おーい、そこの衆。こっちに混ざらないかー?」 ロイドさんが手招きをするのは、クルデーレさん達です。しかし彼女達は何時も通りで、精神的にも物理的にもこちらへ歩み寄ってくる気配はありません。 「気安く姉さんに声かけんな、虎ヤロー!」 「そう言いなさんなよ。あれだぜ、俺だって一応生物兵器なんだぜ? 君らと同じ」 「てめぇはどっちかって言うと、改造人間じゃねぇか!」 「うわ、差別されたよ。ちょっとティオくん、そいつ口悪いぞー?」 「…………」 相変わらず取り付く島の無い人達です……うぅ、同じ千年王国なんだから、もう少し仲良くしたっていいのにぃ…… その一方で、むしろべったりなのが…… 「ジングウ様~!」 下手すれば押し倒しかねない勢いで突っ込んでくるメイドッ娘。それをジングウさんはさらりとかわし、メイドは両手に大皿を持ったままボディスライディングして滑っていく……何時もの事ですがマキナさん、何やってるんですか、貴女は…… 「見事なバランス感覚です、マキナさん。両手に料理を持ったまま地面を滑っていったのに、皿からソース一滴零れていないとは」 「当たり前だよ~。ジングウ様の為に愛を込めた料理だよ? 食べてもらうまではオシャカにする訳が無いじゃないか~」 「……あの、これ、突っ込んでいいんですよね?」 まるで鉄壁の要塞のようになびかないジングウさんと、それでもめげずにアタックを繰り返すマキナさん……何時も通りの風景ですが、その「何時も通りさ」に、不思議と癒されます。 「おや? マキナさん、また腕上げましたか?」 「ええー、本当に? いつもの社交辞令じゃなくて?」 「こんなところで嘘ついてどうするんですか……ふむ、スパイスの利かせ方が上手です」 「えへへへ……何だか、照れちゃうなぁ……」 ……珍しい。ジングウさんが、他人の良い所を普通に褒めている。 「……ところで、ジングウ様? 何か、身体に変わったところある?」 「と、言いますと?」 「例えば、身体の一部が急に大きくなったり、こうムラムラしてきたりとか」 「……私に毒の類が通用するとでも?」 「ってぇぇぇぇぇぇ!? ジングウさんの料理に何を盛ったんですか、マキナさんっ!?」 せっかく人が和んでいたのに、すぐこの展開ですか! 油断も隙もあったもんじゃない。ここにはりーちゃんとか、小さい子供だっているんですよ! 「残念ですがマキナさん、ジェネシスの保菌体である私に薬の類は通用しません。毒素は残らず分解され、私の血肉になります」 「おおぉ……知らなかった、ジングウ様どくタイプだったんだ……」 「ついでに言ったら、はがねタイプでもあります」 「あ、だからじめんタイプである麒麟に負けたんですね」 「そうそう……って、何言わせるんですか」 知りませんよ、乗ったのは貴方でしょう。 「所で皆さん。いかがですか、植肉樹『ベヘモット』のお味は?」 ジングウさんが食堂にいる全員に呼び掛ける。すると、真っ先に反応したのは何とクルデーレさん達だった。彼女達が一斉に何かの札を上げて――ってあれ、喉自慢とかで見かける採点札じゃないですか。しかも札には、一様に「0」の文字が。 「不味いわね。油が乗りすぎよ」 「同じく! 肉が硬い!」 「同じく。味が淡白過ぎます」 「これはこれは、厳しいですね」 辛辣な感想を頂く一方、「美味しいよね?」、「いや、普通に美味だろ」、「はい、おいしいです」、「もぐもぐ」と言う感想がこちらでは……クルデーレさん達、一体何と食べ比べしたんでしょう…… 「……でも、大量生産を前提とした食肉としては、十分じゃないかしら」 あ、でも、褒めるところは素直に褒めるんですね(隣でサディコちゃんが「ええっ!?」って顔してるけど)……そう言うところは大人だなぁ、と思います。 「ところで主任? いい加減、教えてもらってもいいんじゃないかしら」 「何の事です?」 「とぼけないで。この『ベヘモット』を製造した理由よ」 はい。ここでそろそろ、植肉樹「ベヘモット」について説明させて頂きます。 このべヘモット、見た目は普通の動物肉ですが、実際は植物から出来ています。水と土で育ち、根から葉っぱまで全部食べられます。ただし、構成成分はブタ肉とほとんど同じです。ジングウさんお得意の生物工学の賜物らしいんですが……一体、どう言う仕組みしているんでしょうか、これ。 まぁ、端折って説明すれば、ベヘモットは「畑で育てられるブタ肉」なんです。しかも、成長速度は普通の作物より全然早い。大体、二週間位で収穫可能な状態になるんです。現在試験的に、閉鎖区画内にある温室の一部を使って栽培しています。 なぜ、こんな物を作ったのかと言えば、 「そんなの、分かり切った事でしょう……?」 言いながら、ジングウさんが視線を向けたのは……まるでブラックホールのように料理を平らげていく幼女。ジングウさんの言わんとしている事に気付いたらしく、珍しくクルデーレさんの頬が引き攣った。 「ただでさえウチ、大喰らいが揃ってますからね……レリックの食い扶持ぐらいなんとかしないと、烏(クロウ)が五月蝿いんですよ」 「……まぁ、そう言う事にしておくわ」 何だか、クルデーレさんは完全に納得していないみたいです……流石に深読みし過ぎだと思うけどなぁ。 「……たまには、こう言うのもいいなぁ」 食堂内を見渡して、私はそんな事を思いました。まるで、そう。世間にもあるような、普通のパーティーみたいで。とても、悪の組織の中で起きてるワンシーンとは思えないくらい穏やかで、和やかで。 ウスワイヤやアースセイバーは私達の事を徹底して悪だと決めつけています。それについては否定しませんし、ジングウさんならむしろ肯定すらするでしょう。それでこその我々だ、とか何とか言っちゃって。 だけど――悪い事だと分かっていて、それでもこの道を進んでいるのは、それでも成し遂げたいものが、それでも手に入れたいものがあるからなんです。 自分が信じたものを、迷い無く信じて突き進む。 その行い自体はきっと、間違いなんかじゃないと、私は思います。 そんな皆さんが、私は大好きです。 だから私は、これからもついて行きます。 この、ホウオウグループの、この、千年王国に。
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《キャロル=グラ/Carol=Gura》 アイコン ゲスト 性別 女 人種 不明(推定:政府軍製生物兵器) 年齢 不明 身長 138cm スリーサイズ B55 W45 H57 好 肉 ゲーム 戦闘 嫌 軍人 水槽 薬品の匂い 癖 かみつく 人物 某マイテイ人に酷似した容姿のUMA。 身の丈以上の青いレインコートを羽織っている。萌え袖 そっくりさんとの相違点は碧眼に青白い頭髪、サメのような歯、 そして何より背骨と同化しているサメの尾が存在すること。 母語は『サメ語』、カオス界共通言語、ひいては人語に難がありカタコトになることがしばしば。 そっくりさんとの類似点として非常にフリーダム、マイペースな点が挙げられるが、 生物としての狩猟本能以外に暴力性は持ち合わせていない様子。 支離滅裂、行動に一貫性がなく気分屋なそっくりさんよりは比較的行動予測がし易く懐柔しやすい。 そっくりさんとの接点は不明。政府軍の医療施設地下(現在は解体済)の水槽で”培養”されていた事が確認されている。 何やら重い過去を匂わせているが軍人と薬品の匂いを警戒する以外に過去の事柄を気にしていない様子。 そっくりさんが自由を求めるなら、この”個体”は自由を求めているのだと思われる。 つまりオリジナル以上に戦闘狂……ってコトォ!? 戦闘能力 単純なフィジカル、肉体性能は全てにおいて”そっくりさん”を僅かに上回る 加えて”プンチャック・シラット”を体得している為白兵戦における戦闘性能は極めて高い また、顔を除く皮膚にサメの鱗のような光沢があり、触れる物体を摩擦で傷つける、移動時の空気抵抗を減らす性質を有するため、 肉体強度、機動力においても明らかに”戦闘向け”に調整されている その他”水属性の魔術”に限定した非科学現象、異能に精通し、大量の塩水を召喚、コントロールすることを可能とする これにより小規模の海を生成し波乗りしたり、サメに変身するといった応用が効く ただし柔軟な発想力、起点に乏しく、上記の武術以外に戦術技巧めいたものは持ち合わせず、 基本は狩猟本能、カン、フィジカル任せの脳筋戦法を取るため、”誰かが監督し制御する”運用が望ましい 他人物との関係 キャロル おそらくオリジナル。或いは遺伝子的意味で姉妹 一度も接触していない ワイズ大爆笑 下水道位経由で遊びにいく ジョージに駆除されるまでがテンプレ きいろいふくのこどもきらい .
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第479話:吸血鬼は何処に消えた? 作:◆eUaeu3dols 「ところでドクター、訊いておきたい事が有るわ」 「なにかね?」 出発の前の準備をしながら、ダナティアはメフィストに問い掛けた。 「あなたは前にも6時までと言った。それは仲間を待つ為かしら?」 「いや。残念だが、約束していた2人はもう来るまい。 種々の状況からしておそらくは……死んだのだろう」 メフィストは手の中の針金を弄びながら返答する。 その言葉を聞いた志摩子の表情に暗い陰が落ちた。 海を流されていた彼女を助けようとしてくれた(二次遭難者になりかけたのも愛嬌だ)袁鳳月。 彼の同僚であるという趙緑麗。 覚悟も実感も既に済んでいるし、彼らと過ごした時間はそう長くはなかったが、 それでも知り合った人が死んでしまったとすればそれはとても悲しいことだ。 だから、否定できるならば否定したかった。 「メフィスト医師。それは本当に、間違いないのですか?」 「断言は出来ないがね。 もしかするとトラブルに遭って遅れているだけかもしれない。 だが、この島では足止めを食うよりも殺された可能性の方が高い。 結果は放送を待つしか無いが、覚悟はしておく事だ。 今の私達が待っているのは仲間との再会ではなく、死の確認なのだよ」 志摩子は言葉を詰まらせる。 「そして、あの悠二という少年も命を失った可能性が高い」 「っ!!」 今度はダナティアが息を呑んだ。 「ドクター。それはどういう事かしら?」 「そのままの意味だ」 答えて掌に乗せた一本の短い針金を差し出す。 その針金は奇妙に歪み、ねじ切れていた。 「……それは?」 「あの少年に治療を施した時、これと対となる針金を内部に残しておいた。 術後の経過を確認するためにね」 ダナティアは其の意味する所を理解した。 「生きている可能性も無いではない。だが……」 「判っているわ」 それはあまりにもはかない希望だ。 考えに入れるのは良い。だが、すがってはいけない。 「メフィスト医師、あの少年は大丈夫だと……」 「私もそう思った。見所のある少年だからうまくやるのではないかとね。 それでも切り抜けられない危機に見舞われたのだろう」 志摩子の言葉にメフィストは淡々と残酷な答えを返した。 「時刻は四時半という頃合いだろう」 メフィストが付け足す言葉に何か思いだしかけたが、それよりも他の事が気になった。 「……シャナが危ないわ」 「君の仲間か」 「ええ。 腹部に散弾銃の破片が残り、吸血鬼に噛まれ、 その進行に耐える心すら折れてしまいかねない状況下に置かれた少女よ」 「それはつまり」 「治療してちょうだい、ドクター」 (吸血鬼化か。もしも完了していれば、今の私と設備で治療するのは難しいが……) 完了していなければ可能性は有る。 メフィストは軽く頷き、しかし問い返す。 「それは放送を聞いてからではいけないのかね?」 「放送を聞けばシャナの状況は悪化するわ。 放送自体には間に合わなくても一刻も早く駆けつけなければならない」 「なるほど。それで、場所はどこだね?」 「C-6のエリアよ」 「…………ほう」 何か含みを持たされた呟きが返る。 「ドクター?」 「いや、少し考えていた事が有ってね。 灰色の魔女も厄介な相手では有るが、居場所が分からなければ行動のしようがない。 だが、もう一人の厄介な相手の居場所の手掛かりは掴めたようだ」 メフィストは手近に有った机に地図を広げた。 「ところで、宗介君に課せられたタイムリミットは想像がつくかね」 「……おそらくは日没という所かしら」 その言葉には僅かな焦りがある。 相良宗介と千鳥かなめも彼女が救おうとしているいわば仲間だ。 だが、千鳥かなめの居場所を聞き出す直前に宗介は彼らの元から逃げ出した。 手の打ちようが無くなってしまった、6時の放送で呼ばれる事も覚悟した名だ。 居場所が分かれば一刻も早く駆けつけたいと思うのに、手掛かりがまるで無い。 「結構。私達が対処しなければならない――正確には対処すべき相手は多い。 このゲームを取り仕切る者達への対策。 居場所の分からない、志摩子君の学友を操る灰色の魔女。 放送により生死を確認しなければならない待ち合わせた仲間。 ダナティア君の仲間との合流及びその一人の治療。 そして、志摩子君の探すもう一つの事柄と相良宗介を人質に取った女」 メフィストは一度言葉を切り、一拍を置いて告げた。 「千鳥かなめを人質に取り宗介君を脅迫した者の名は、美姫という。 白い衣を纏う吸血鬼の姫にして……美の化身だ」 (この男をしてそのような言葉を言わせるというの……?) その言葉にダナティアは声を上げない程度に小さな驚きを感じる。 ダナティアは自らが絶世の美女である事を自覚している。 本人としては胸に付いている大きな脂肪の塊が目障りで仕方がないと思うのだが、 それもその美貌に何ら翳りを落とす物ではなかった。 その彼女を人の持つ美の極限だとすれば、メフィスト医師は人を超える美しさを持っていた。 その男をもってして美の化身という言葉を使わせる美女。 人並み以上に美しさを知る故に、その言葉は衝撃的だった。 「それは……」 そして志摩子も驚きの声をあげる。 だがそれは、美の化身という言葉に対してではない。 「私や終さんが遭遇した吸血鬼、ですか?」 「そう。そして私の世界に居た、私の敵であった女だ」 「……なんですって?」 ダナティアは今度こそ驚きの声を上げた。 「午前4時。私は、H-4の海岸エリアでその人に遭遇しました。 アシュラムという騎士の方が、心の隙につけこまれて……従えられました」 島の南端にペンで点を付ける。 「午前5時半。終君がG-8の草原エリアで美姫と騎士に遭遇した」 海岸沿いに東にペンを走らせ、G-8エリアへと繋げる。 「更に、緑麗君は午前1時半、G-2エリアで吸血鬼の被害者と遭遇している」 最初の南端の点から西へと点線を走らせる。 「それは……っ」 志摩子は息を呑む。 「これは推測だがね。位置と時間が線で繋がるのだよ」 佐藤聖が吸血鬼にされたのも、あの美姫の仕業である可能性は高い。 確証は無いが、しかし確かにその通りだった。 「さて、この推測も正しければ美姫は開始後、島の南を西から東に移動した事になる。 ここから日の出までの30分で何処へ行ったのか。 宗介君とその仲間が罠を作りながら森を通ったというなら、 少なくとも西南方面に移動したような事は無いだろうが……」 流石にこれ以上は判断材料が無いと思われた。だが。 「――――午前5時50分、F-6の西端を経て北上。北の森へ」 「……何?」 ダナティアの手がペンを取り、F-6を経て北へ向かうラインを描いた。 「あたくしはこの時、周囲を警戒しながらF-5の森の北端で食事を摂っていたのよ。 遠いし近づく様子も無いから放っておいた。だけど、間違いないわ。 その2人は放送の直前、日の出の直前にF-6からE-6方面に移動した」 2人を見つけられる確率は有り得ないわけではない。 6時前、放送を待つダナティアがリナと共にF-5の森の北端で食事をしていた。 美姫とアシュラムは5時半から6時までの僅かな時間に寝床を探し移動した。 そして、行き先は最短距離を通らねば間に合わない島の中央の森だった。 この条件が揃えば、美姫とアシュラムがダナティアの視界内を通る可能性はむしろ高い。 だが。だがしかし。 これだけの条件が揃う可能性など、一体どれだけ有るというのだろう!? 「……偶然にも程があるわね」 メフィスト。藤堂志摩子。竜堂終。ダナティア皇女。そして逃亡した相良宗介。 そもそも一人の参加者に出会ったり見た、あるいは知っている人間が、 偶然にも一点に何人も集中している時点で剰りにも異常なのだ。 もちろん、開始位置が近い者同士があまり移動しない場合などは有り得るだろう。 だが初期にあまり動かない内に出会ったメフィストと志摩子はともかくとして、 島を縦横無尽に走り回った竜堂終、彼らと行動範囲が離れた後で出会ったダナティア、 そして全く別の時間に不幸にも遭遇してしまった相良宗介は異常だ。 更に、事態はそれ以上に広がる可能性が有った。 「もしかするとシャナを噛んだ吸血鬼も……」 「どうやらその可能性もあるようだ」 線を後に残してペンが滑り……C-6エリアで、?マークを付けて止まった。 「「「…………」」」 場を沈黙が覆う。 偶然の連なりは限りなく必然へと近づいている。 見えない力をその場にいる全ての人間に感じさせる。 「とにかく、動くべきだわ」 皇女が沈黙を破った。 「急ぐ理由がまた増えた。動かない理由は無くってよ」 「そのようだ。志摩子君、少し歩く事になるが……」 「いえ、大丈夫です。行けます」 はっきりと答えが返る。 その声には強い意志が篭められていた。 (もし、あの人がお姉さまを吸血鬼に変えたのなら……) あの美姫という女性には、その寂しげな心に同情と悲しみを感じる。 アシュラムを従えたのも、その寂しさから来る物だったとしても、それでも。 (それでも赦すわけにはいけない。違う、許してはいけない) 憎しみのようなどろどろした感情を抱く事は出来ない。 そういった物ではなく、清く、優しく、強く。 彼女はただ純粋に、怒りを覚えた。 * * * 「をーっほっほっほっほっほっ!」 「うおおおおおおおおおおぉっ!」 奇怪な高笑いと吼える掛け声が唱和する。 近くに居た不運な鼠が腹を見せて泡を吹いた。 「怨敵打倒っ!!」 「だりゃあっ!!」 拳と拳がぶつかり合う。 ぶつけあったベクトルでアスファルトの大地に足形が刻まれた。 「不良根絶っ!!」 「こなくそっ!!」 天使のなっちゃん、次なる一手は吸血鬼(ブルートザオガー)の一撃。 対する竜堂家の三男に武器は無い! 手近に有った物をよく見もせずにしかと掴むと、よく見もせずに叩きつけた。 「…………ぐぇっ」 ガキンッと硬い物同士がぶつかり合う音が響き、剣と未確認物体が宙に舞う。 何か声がした気もするが、2人とも相手から目を離す隙など無い。 咆哮と高笑い、拳と拳、剣と地人がぶつかりあう漢の戦い。 余計な物を見る隙など…… 「……?」 フッと小早川奈津子の視線が終の後ろへと向いた。 「隙有りだぜおばさん!」 強烈な蹴りが小早川奈津子を貫き 「お退き、邪魔虫!」 当社比250%の平手打ちが終を横へと叩き飛ばした。 終はそこはかとなく人型の穴を開けて近くの建物に突っ込んだ。 「つ…………いってぇな、こんちくしょう」 埃を払いながら再び穴から顔を出す。 どういうわけか小早川奈津子の追撃は無いようだ。 「ったく、どうなってんだ?」 地面に突き立っている剣と地人の間から小早川奈津子の視線の先を見ると…… 「だあっ、なんで出て来てんだよ!?」 小早川奈津子が見とれるその先にいるのは魔界医師メフィスト。 人知を超えた美貌を持つ男である。 ゆっくりと片手をあげ、小早川奈津子へと向けた。 「を……を……」 小早川奈津子の声が震え、そして―― 「…………をーっほっほ! あたくしの伴侶となるがいいわああぁぁぁぁっ!」 咆哮と共にドップラー効果すら起こして加速した! それは正にロケットスタートと言うに相応しい! その加速度と質量は突撃する巨象の如く! 飛ぶが如く! 疾風の如く! 残像をも帯びて、弾道ミサイルの如き迫力をもってメフィストへと迫る! しかもその速度は一瞬毎に更なる領域へと進化する! 信じがたい人外の運動能力! 化け物そのものの筋力! 危うし! 魔界医師メフィスト!! 今のなっちゃんなら戦車だって轢けるかも!? しかしまあ、相手が悪すぎである。 「あーーーーーーーーーーーーーーーれーーーーーーーーーーーーーーーーー」 メフィスト医師の突きだした手に触れた瞬間、 小早川奈津子の進行方向は直角左斜め上方へと曲がった。 しかもその速度の殆どを維持して螺旋回転。 「おーーーのーーーれーーーお代官さまーーーーーー!?」 ギュルギュルと顔も見えない程の高速回転をしながら、小早川奈津子はビルに突き刺さった。 「【098 小早川奈津子 死亡】」 竜堂終の呟きが高笑いに引き裂かれる。 「をーっほほほほほほほ! 勝手に殺さないでちょうだい!」 小早川奈津子がビルの二階外壁から付きだした足をばたつかせて抗議していた。 「片腹痛いわ! このあたくしがこの程度で屈するものですかっ!!」 「うあ、生物学とかそういうの的におかしいだろその頑丈さっ!」 生物学なんて物が全く通用しないと判っていても思わず抗議してしまう終。 「待ってらっしゃい、すぐにまた……」 「抜けないはずだ」 「……なぬ?」 メフィストの言葉にピタリと止まる。 しばらくもがもがと暴れる始める下半身。 しかし、彼女は見事なまでにすっぽりと突き刺さっていた。 「お、おのれぇっ! よくもあたくしにこのような醜態を!」 「では、今の内に逃げるとしよう」 くるりと背を向けるメフィスト。 「待った、あいつコキュートスっていうの持ってるんだ!」 「なんですって」 ダナティアが姿を見せる。 「それは回収する必要が有るわね」 「いや、でもどうする気だよ? 近寄ったらまた……」 「いいえ、近寄る必要も無いわ」 終の言葉を切り捨てると、ダナティアはビルの二階外壁から突き出た物体を見つめる。 「アラストール! 聞こえるわね!」 一拍遅れて遠雷の如き返答が響く。 「聞こえる。ダナティア皇女か。よく……」 「今からあたくし達はシャナの居る合流地点に向かうわ! 来なさい、アラストール!」 「いや、待て、皇女よ、来いと言われてもコキュートスは器への転移機能さえ制限……」 そこで言葉を止める。 (コキュートスに何か力が働いている? これは……) 「来なさいっ!!」 その言葉と共に、コキュートスが光の粒子と散り……次の瞬間、ダナティアの手の中に出現した。 「――それじゃ、行くわよ」 「よし、それじゃ吸血鬼(ブルートザオガー)も回収……」 しようとして、見回す。 だが、無い。 「あれ、さっきここに有ったはず……」 「ハァーッハッハッハッハ!」 太い声が周囲に響いた。 「よくも人を使って殴り合いしてくれたなこの人でなしの鬼畜な人非人共めぇっ! だが最後に笑うのはこのマスマテュリアの闘犬、ボルカノ・ボルカン様よ! このちょっと重いけどなんか凄そうな剣は頂いたぁっ! 地団駄踏み死ぬが良い!」 「なんだと、待て、この野郎!」 「待てと言われて待つ奴が居る物か! 見よ、我が華麗なる戦略的撤退!!」 小さな走る足音が遠ざかって…… 「ギャッ! おのれ石ころめ石ころの分際でこのボルカン様の足を躓かせ……」 遠ざかって……いった。 「…………逃げられたわね。透視すればまだ追えなくもないけど」 「待ちたまえ。その前に終君に聞きたい事がある」 メフィストが終に問い掛ける。 「今、君は上半身裸でそのカモシカのような瑞々しい肉体を晒しているわけだが」 「…………」 終は無言でファイティングポーズを取った。 「いや、早合点しないでくれたまえ、そういうつもりではない。 どうして一片残さず服が消えたのかと訊きたいのだよ」 「そういう意味か。そんなのおれもわかんねぇよ。 あのおばさんと殴り合ってたらしばらくしたらいきなり服が溶けて……」 「やはりそうか」 メフィストは小さく頷いた。 「どういう事だよ?」 「それはだね……」 「もう終わったんですか?」 その時、志摩子が2人に遅れて顔を出した。 「志摩子君、今の私達に触れてはならない」 他の皆に近づこうとした志摩子がピタリと止まる。 「……どうかしたんですか?」 「説明は後だ。三人とも、一度病院跡に戻るのだ。急ぎたまえ」 「は、はい」 「説明はしてもらうわよ」 いつになく急かすメフィストに戸惑いを感じながらも、4人は病院跡へと駆け出した。 後には罵声を吐きながらビルの二階外壁に少しずつひび割れを増やす妙な物体が残された。 * * * すぐに病院跡に着くと、メフィストはまたもシーツを瓦礫の中から取りだして放った。 ダナティアはそれを受け取り怪訝な表情を浮かべる。 「どういう事かしら、ドクター。あたくし、今はちゃんと服を……」 着ている。 そう続けようとした瞬間、ダナティアの服がぽろりと溶け落ちた。 「……なっ!?」 「えっ!?」 「うわっ!?」 「おぉっ!?」 当事者のダナティアの驚愕の声の後に志摩子と終の驚愕が続いた。 ついでにコキュートスからも。 慌ててシーツを纏い裸体を包み隠すダナティア。 「こ、これはどういう事かしら、ドクター」 「バクテリアだ」 メフィストが答える。 「理由は不明だが、先ほど戦ったあれの体表にバクテリアが付着していたのだよ。 人から人に接触感染し、体温で温められると活性化して石油化合物を分解する物らしい」 「石油化合物……?」 「ビルで調達した、君と志摩子君の服の材料に使われている」 その言葉でようやくダナティアは状況を理解した。 だが一つ腑に落ちない事がある。 小早川奈津子に触れたのは竜堂終とメフィストだ。 ダナティアは触れては…… 「ああ、そういう事」 纏ったシーツの外に出して首に掛けているコキュートスを見下ろした。 「…………すまん、皇女よ。どうやら我のせいらしい」 「あなたのせいではなくってよ。運が悪かっただけ」 コキュートスはずっと小早川奈津子に着用されていた。 その表面がバクテリア満載なのはもはや語るに及ばない。 「でもどうした物かしらね。 あたくし、シーツ一枚で行動する趣味は無いのだけど」 「安心したまえ。溶かされない素材の服は有る。一着限りだがね」 ダナティアの表情が強張る。 「……推測は出来るわ。でも、それ以外は無いの?」 「生憎と、無い。着ない、あるいはシーツで済ます選択も無いではないがね」 ダナティアの表情が歪む。 (そんな選択、出来るわけが無いでしょうに) シーツを纏っていればいざという時に邪魔になる上、防寒機能にも不足がある。 裸では僅かな草木にさえ傷つけられる上、この霧の中では確実に体を壊す。 恥だのなんだのを捨てても、それでもまだ衣服は必要不可欠な物だ。 だが、確実に得られる衣服がそれしかなくても尚、ダナティアは戸惑いを隠せない。 「おい、代わりの服ってまさか……」 終がそれに気づいた時、メフィストは大地に腕を突き入れていた。 ずぶずぶとまるで抵抗もなく突き刺さる腕。 それを引き上げた時、その手の中に有ったのは…… 「……テレサ・テスタロッサの遺体…………」 そして、彼女の纏っていたUCAT戦闘服。 ダナティアは一度だけ歯を噛み締めると。その着用を決意した。 * * * 着替えの間、これといった事はさほどない。 コキュートスはシーツに包んで置いておき、終は埋葬の為に掘り返した穴を整え、 メフィストは病院跡で使える物を探し、宗介の残した物を見つけて終に渡したりしていた。 その間に、ダナティアは急いで着用を済ました。 掛かった時間は極僅か。 そして、二度目の埋葬もすぐに終わった。 寒くないようにとシーツで幾重にも包んだテッサの遺体は、再び大地へと埋められた。 UCAT戦闘服もこれといった問題は生じなかった。 本来ならサイズの違い(特に胸部)は大きかったのだが、 皮肉にも胸元が引き裂けていたおかげで、針金を付け加えるだけでサイズがフィットした。 少し胸元が覗いているが、メフィスト曰く機能に支障は無いようだという。 出力がそのままかは判らないが防御の概念もしっかりと有るらしい。 だからこそ宗介のベッドの間に置いて精神的のみならず物理的な障壁にした。 メフィストはそれを明言しないが、おそらくはそうなのだろう。 テッサが一度目に守った宗介が今はどうなったかは判らず。 二度目に守ったダナティアは、守ったと言い切れるかは判らない。 それでも。 「……少し、重いわね」 「重量は殆ど無いはずだがね」 「ええ。…………でも、少しだけ、重いわ」 それでも、何か遺志を感じずにはいられない。 志摩子もその意味に気づいた。 だが、何も言えなかった。 今の志摩子は彼女の手を握ってあげる事すら出来ない。 逆に助けて貰う時も、直接触れればそれだけで時間を食う足手まといになってしまう。 そして、自らの足で立ち続けるダナティアに送る言葉も思いつかなかった。 間の抜けたバクテリアのもたらす効果でこんな悩みを抱えた事が皮肉だった。 種々の想いを胸に秘め、その刻が来た。 真っ白い霧の中、残酷な現状を告げる放送が始まる。 【B-4/病院跡/一日目/18:00】 【創楽園の魔界様が見てるパニック――混迷編】 【藤堂志摩子】 [状態]:健康 [装備]:なし/衣服は石油製品 [道具]:デイパック(支給品入り・一日分の食料・水2000ml) [思考]:争いを止める/祐巳を助ける 【ダナティア・アリール・アンクルージュ】 [状態]:健康/生物兵器感染 [装備]:コキュートス/UCAT戦闘服(胸元破損、メフィストの針金で修復) [道具]:デイバッグ(支給品一式・パン4食分・水1000ml)/半ペットボトルのシャベル [思考]:救いが必要な者達を救い出す/群を作りそれを護る 【Dr メフィスト】 [状態]:健康/生物兵器感染 [装備]:不明/針金 [道具]:デイパック(支給品一式・パン5食分・水1700ml)/弾薬 [思考]:病める人々の治療(見込みなしは安楽死)/志摩子を守る 【竜堂終】 [状態]:打撲/上半身裸/生物兵器感染 [装備]:コンバットナイフ [道具]:なし [思考]:カーラを倒し祐巳を助ける [チーム方針]:放送を聞いた後、C-6へ向かう ※:メフィストと終の増加した装備について 針金はビルや病院で調達。弾薬とコンバットナイフは宗介の残した物です。 【A-3/ビル・二階外壁/一日目/18:00】 【小早川奈津子】 [状態]:右腕損傷(殴れるまで十分な栄養と約二日を要する)/たんこぶ/生物兵器感染 [装備]:なし [道具]:デイバッグ(支給品一式・パン3食分・水1500ml) [思考]:ビルの壁を壊して脱出したい。もがもが。 [備考]:約10時間後までになっちゃんに接触した人物も服が分解されます 10時間以内に再着用した服も石油製品は分解されます 感染者は肩こり、腰痛、疲労が回復します 【A-3/市街地/一日目/18:00】 【ボルカノ・ボルカン】 [状態]:たんこぶ/左腕部骨折/生物兵器感染 [装備]:かなめのハリセン(フルメタル・パニック!)/吸血鬼(ブルートザオガー) [道具]:デイパック(支給品一式・パン4食分・水1600ml) [思考]:我が華麗なる戦略的撤退を見よ! [備考]:ボルカンの服は石油製品ではないので、生物兵器の影響はありません。 ※:生物兵器について 約10時間後までに接触した人物の石油製品(主に服)が分解されます。 10時間以内に再着用した服も石油製品は分解されます。 感染者は肩こり、腰痛、疲労が回復します。 ←BACK 目次へ(詳細版) NEXT→ 第478話 第479話 第480話 第476話 時系列順 第485話 第467話 藤堂志摩子 第504話 第468話 なっちゃん 第513話 第468話 竜堂終 第504話 第467話 メフィスト 第504話 第468話 ボルカン 第495話 第467話 ダナティア 第504話 第468話 アラストール 第504話
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4月1日 嘘内容で死亡の遭遇戦編「争奪戦と兄妹喧嘩、2つのはた迷惑な争い」 4月2日 ジョーだけど城じゃないジョー編「近いようで遠い子供と大人の境界」 4月3日 ハイテンションプリーズ・敵輸送船襲撃編「事故っても可憐だ…」 4月4日 存在がミラージュコロイドの男!ミゲル!「メイにこんな作業が出来るわけないし」 4月5日 代理作戦第一号・地獄の賽の目繁盛記!「そして復活の通天閣」 4月6日 お帰り新ちゃん第一号・国境迎撃戦編「綺麗なダガー…すごく レ ス し づ ら い」 4月7日 新ちゃん復帰二日目・降下作戦編「終わりが無いのが終わり それがG・E・レクイエム」 4月8日 復活のプリン大佐、その目は血に染まる「ナマコって不味くね?」 4月9日 砂漠で戦争、インディジョーンズはいない「秋ナスは嫁に食わすな」 4月10日 異文化交流の手段は拳編「コーヒー派とフルーツ派で戦争が起こると聞く」 4月11日 RPGの奇妙な戦争「ここは りさいくるしょっぷだよ」 4月12日 対HANAMI想定戦「鐘は幾つだ喉自慢」 4月13日 指定ポイント防衛戦「いのち短し恋せよ幼女」 4月14日 HANAMI前のカレー作り編「夫婦愛と無間地獄」 4月15日 久々の空中戦闘編「ひこにゃんにゃん」 4月17日 拠点制圧戦闘「屋上プリン。ベッドでプリン」 4月18日 異星人撃退編「それじゃソルジャーどつかれさん」 4月19日 生物兵器撃退作戦「年に一度の大ボルテッカ祭り」 4月20日 要塞攻略戦「変態並んで大切断!」 4月21日 山岳地帯で戦闘「\アナル零式!/」 4月22日 おそらくヤの付く人たちと戦争編「この角材を「」さんの尿道にですね」 4月23日 対頭のわr、パワータイプ戦闘編「嫁心フワフワバルーンファイト」 4月24日 指定ポイントの制圧編「むぅ、あれはYAKINIKU-BUGYOU…」 4月25日 敵騎士団討伐編「男はつらいよ、でもそんな時女はもっとつらい」 4月26日 味方基地救援編「ドラッグクイーン…聞いたことがある…」 4月27日 戦いの演舞編「なめなめぬめぬめ」 4月28日 補給ルート確保にてんやわんや編「いのちだいじに!」 4月29日 山岳地帯戦闘編「吹いた後に泣いた」 4月30日 紅白分かれて模擬戦編「メイドそっちのけでTシャツ作成」
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【人間】 731部隊 ナチス・ドイツの人体実験 優性学 IPS細胞 超兵士 ニュージェネレーションズ 共感覚 アカシックレコード(無意識と意識の拠) 【世界】 フェイスブックの危険性 ARPA→DARPA エシュロン リークス Anonymous 2012年問題(人類の夜明け前) 彗星接近 新世界秩序 2040年 技術的特異点(2045年) プロジェクトE 【技術】 強化外骨格 自立型兵器ロボット 空間圧縮技術 量子テレポーテーション 人工知性 箱庭と揺りかご 【731部隊】 731部隊(ななさんいちぶたい)は、第二次世界大戦期の大日本帝国陸軍に存在した研究機関である。 正式名称は関東軍防疫給水部本部で、731部隊の名は、その通称名である満州第七三一部隊の略称。 満州を拠点とし、兵士の感染症予防を主な任務とすると同時に、生物兵器の研究・開発機関でもあった 。 そのために残虐な人体実験や生物兵器の実戦的使用を行っていたとされる。 終戦後に731部隊は解体されたが、731部隊の実験データは元隊員たちが密かに持ち帰り、最終的に彼らの安全保障と引き換えにそのデータは米軍へ渡り、米軍の生物兵器研究に生かされることになった。 【超兵士】 DARPAにおける最重要機密事項のひとつ。 ナチスの人体実験レポートや731部隊の研究成果を下地に1950年代から宇宙開発競争と平行してARPAがオペレーションβとして研究を進めてきた。超兵士とは戦場での単体での圧倒的制圧力を得るた めに身体的、精神的に強化された人間のことを指す。 2000年まではあらゆる身体面や特性を考慮して男女の掛け合わせ選別が行われていたが、IPS細胞によりヘテロ間だけでなくホモ間でも掛け合わせ可能となったため交配効率は飛躍的に上昇した。 人工的な遺伝子操作も行われており、身体的な能力だけでいえば、古今東西の人類のなかで頂点の存在である。 【ニュージェネレーションズ】 "人類の夜明け"後に生まれた人間のとさことを指す。 旧人類(アーキタイプ)と比べ、一般的な特徴としては ①アーキタイプとの意志疎通に時間がかかる。(ニュージェネレーションズ同士ではこれは全くの逆である。一瞬。) ②共感覚をもち、記憶力が抜群に優れている。(これは共感覚の副次的作用と見なされている。) 共感覚とはある刺激に対して通常の感覚だけでなく異なる種類の感覚をも生じさせる一部の人にみられる特殊な知覚現象をいう。 例えば、音に色が見えたり、形に味を覚えたりするなどである。 ③感受性に優れている。 の以上3点である。 【ネクスト9】 ネクスト9とは、300人委員会ひいては世界統一政府による人類進化のための未来計画案の総称である。 9つのプランが存在しており、その内容は全人類に強制的な遺伝子改変による人工的な進化を促すものであったり、人類の半数以上を抹殺する人為的な淘汰の案など過激なものが多い。 2040年時点で最も有望視されているものが「特異点を迎え自己進化する自律機械による管理」と「人類の意識と脳のネットワーク化」の2つであり、前者のためにレアリテが、後者のためにメルヒェンが生み出されたといっても過言ではない。 【2012年問題】 2012年12月21日のゴールドマン・トロツキー彗星の地球最接近後に誕生した子どもたちに不思議な現象が見られたことに端を発する問題。 ニュージェネレーションズの誕生のきっかけの出来事となったため、人類の夜明けと呼ぶものもいる。 【キルシュレーベ波】 ニュージェネレーションズたちの脳内より発信されている極めて波長の短く、微弱な波である。 彼らの脳は旧人類(アーキタイプ)と比べると変性しており、これのおかげで彼らは容易な意思疎通を図れているようである。 極めて特殊な性質を持ち、時空間に干渉し、微小な歪み(キルシュレーベ不連続面)を発生させることから重力波の一種だと考えられている。 事実、虚数空間(心的世界=アカシックレコード)を媒質として伝播しているため極端に波長が短く、意思疎通が容易に行うことが出来るのである。 【PA(パワードアーマー)】 2040年現在最も主流な兵器。特に島国日本では国土の平野部はほぼ水没していることや敵となる相手がゲリラ部隊のPAなどが多いことから他の兵器が用いられることは少ない。 南極から発見された特殊な資源を使って作られた二種の特殊合金を二層に組み合わせており、2020年以前の既存兵器ではほとんど傷がつかない。 さらに宮守 流星博士が開発したキルシュレーベ波増幅装置が組み込まれており、既存のレーダー兵器がなくとも"PAを着た"敵や味方の位置を直接脳にフィードバックできる仕組みとなっている。 これにはON/OFF機能がついているため、OFF状態になっているPAは味方の位置も敵の位置もわからなくなるかわりに、自分の位置を特定されることもない。 動力は5連水素バッテリーで、通常稼働で3時間ほど動ける。 主な兵装(すべて右利きの場合)はバトルライフル、左手首の携行型エネルギーシールド、両肩部内蔵の小径ガトリング、カートリッジ式ビームソード、右膝の一発限りのパイルバンカーである。 キャラ 【名前】 道標 司(みちしるべ つかさ) 「"ゴミクズ"ども…まとめて殲滅してやる…」 【年齢/性別】 18歳/♂ 【所属】 新阪神自治軍 【略歴】 主人公。天空都市・新阪神にすむ18歳の青年。 両親が技術者ということの影響もあり無類の機械好き。 特にドルイド(自律人型機械)やPA(パワードアーマー)関連のことには目がなく、その種の知識も豊富である。 その一端は2040年現在最新鋭のドルイドで常人からは明らかに人間にしか見えないレアリテ(メインヒロイン)を一度すれ違っただけで見抜いたところからも伺える。 幼少期は民間用ドルイドの設計士を夢見ていた。 2歳年下の如(なお)という妹がいたが、9年前に両親を驚かす目的で二人に内緒で仕事場まで行こうとした際に 衝突中の"海の民"と"軍"のPA数体が民間航路に入り込んでしまい、司たちの乗っていた連絡船が巻き込まれ転覆。 乗客は海面に放りだされ司は"軍"のPAに保護されたが如は発見されず行方不明となってしまった。 そのため自分の責任により妹を失ったことから他人に対してあまり自らの意見を主張しない今の性格を形成することとなった。 そして如を失う原因を作った"海の民"を「ゴミクズ」と呼ぶほど強い憎悪を抱いており、 "海の民"に復讐するために彼は幼い日の夢を捨て"軍"へ志願するのであった。 【名前】 白雪 メルト/道標 如(なお) 「レジ打ち行ってきまーす」 【年齢/性別】 16歳/♀ 【所属】 旧西日本阪神地区跡を主な活動拠点とする中規模ゲリラ(仮) 【外見的特長】 黒髪/ショートボブ/白い肌 【略歴】 メインヒロイン。旧阪神地区を拠点とするゲリラの期待の若手ルーキーで"海の民"の少女。 生まれつき肌が弱いために日に当たれず野外に出ることはほとんどない。 そのため真っ白な肌を持ち、筋力もほぼないが天性の才能からPAを着た際の戦闘能力は絶大であり、 屋内制圧力は旧関東圏ゲリラの筆頭(=最強)の《傾国のレグザス》に並ぶとも言われている。 特に屋内戦では両腕脚に付いた4基の射出ワイヤーを利用したあらゆる角度からの攻撃は敵から"亡霊(ウェイトレス)"や"化け蜘蛛(アリアドネ)" と恐れられている。 弾切れの存在する重火器を嫌い自分の身の丈ほどもあるランサーを愛用する変人。 戦闘を"レジ打ち"と称し、PAのバーコード型の動作補助ユニットを的確に破壊して降伏させることを得意とする。 "海の民"と"軍"の戦闘に巻き込まれ海に浮かんでいたところを現在所属しているゲリラに保護され今に至る。 当の本人は6歳までの記憶を失っており、ゲリラの人々も彼女のことを思いそのことを隠しているため、 本人は自分が"海の民"だと思い込んでいる。 拾われた際に照合チップを取り外されいるためうなじに傷が残っている。 白雪 メルトという名前の由来は雪のように白い肌であること、加えて拾われて目覚めたときに発した第一声が「とけちゃうよう、あついよう」だったためと言われているが本人は恥ずかしさから断固認めていない。 【名前】 メルヒェン /ツェツィーリア=ツヴァイシュタインズ 「待ってたよ、わたしの運命の王子様…」 【年齢/性別】 17歳/♀ 【外見的特徴】 白金髪/ツーサイドアップ/ジト目 【所属】 DARPA 【略歴】 メインヒロイン。DARPAがプロジェクトα(宇宙開発)と平行して進めていたプロジェクトβ(強化人間計画)の完成形。 人類の頂点となるために生まれ、究極の兵士として育てられた少女。名前はドイツ語で"空想的物語"の意味から。 骨と筋繊維はタングステンよりも硬く、皮膚はグラフェン並みの強度と柔軟性をもつ。 様々な側面から選ばれた優秀な遺伝子を掛け合わせ、さらに人工的な操作もなされている。 規格外の身体能力や共感覚者としての"異常 な"記憶力、優秀な遺伝子による高い学習能力をもつ。 それ以外にも遺伝した形質は栄養摂取の極端な効率化による食事の放棄、常に脳の一部をローテーションで休ませることによる睡眠自体の放棄などがある。 よくあたる"予感"(ほぼ予知だが)をもち、彼女はそれを"運命の赤い糸"【マレフィキウム・グラータ(=女神の好ましき悪戯)】と呼んでいる。 破格の身体面と対照的に精神面は年相応であり、気分屋。 極度の妄想癖があり、司からは「脳内がメルヘン」と揶揄されるほど。 【名前】 レアリテ/アンリエッタ=P=ポアソン 「」 【稼動年数/インプットされた性別ベース】 2年/♀ 【所属】 EU連合軍 【略歴】 メインヒロイン。フランス語で「現実」という意味の名前をもつドルイド(自律人型機械)。