約 2,015 件
https://w.atwiki.jp/kaijinmato/pages/786.html
王蛇「こいつらは俺の獲物だ 邪魔するな」 【名前】 バズスティンガー ワスプ 【読み方】 ばずすてぃんがー わすぷ 【声】 塩野勝美 【登場作品】 仮面ライダー龍騎 など 【登場話】 第31話「少女と王蛇」第32話「秘密の取材」 【分類】 ミラーモンスター/バズスティンガー 【生物モチーフ】 ジガバチ 【名前の由来】 (ハチが)ブンブン飛ぶ(英:buzz)+針(英:stinger) 【詳細】 ミラーワールドに棲息するジガバチ型モンスター。 集団で活動するハチ系ミラーモンスターの補佐的役割を担い、剣で相手に斬り掛かる攻撃を得意としている。 更に三位一体となって円陣状に高速回転し、相手の攻撃を防御するバリヤーを発する事ができる。 大型フェリー「フェニックスエキスプレス号」内をテリトリーに活動、「船内の乗客を1人除いて全て捕食する」という大事件を引き起こす。 事件が発覚した数日後、現場検証に警察や報道陣を乗せた船が出航、再び活動を開始。 生き残った少女・浜崎実加を執拗に狙い、3人のライダー(龍騎、ナイト、王蛇)と交戦。 連携の取れない3人を苦しめ、更に「王蛇のベノクラッシュを3体が一点に固まって高速回転して弾き飛ばす」という連携技を見せ付けるが、他の2人もファイナルベントを発動しようとしたので、海に飛び込んで逃走。 その後、実加が収容された病院を察知して出現するが、狙って待ち構えていた3人のライダー(ナイト、ゾルダ、王蛇)と交戦。 王蛇のベノクラッシュを受けかけ、バズスティンガー ホーネットやバズスティンガー ビーと共に回転防御を行うが、最期は3人の必殺技(ベノクラッシュ、飛翔斬、ギガランチャー)による同時攻撃を防ぎ切れずに他の2体と共に爆散した(敗北後、3体は王蛇の契約モンスターによってそれぞれ吸収。)。 【スーパーヒーロー大戦Z】 スペースショッカーの怪人として登場。 【仮面ライダーウィザード】 魔宝石の世界の怪人として登場。 【余談】 スーツは後にサイコローグに改造。
https://w.atwiki.jp/tesu002/pages/1669.html
スゥゥ… 唯「ふぅ…」 律「な、なんとか今回も倒せたな。ミラモン」 唯「うん…でもライダーに会わなかった」 律「会わない方がいいんだよ。できる限りさ」 唯「でも…」 キィーン、キィーン 唯・律「!」 律「またミラモンか…?」 唯「まさか! さっき倒したばっかなんだよ!?」 『戦え…戦え…』 「!」 唯「か、鏡の中から…」 律「声が…」 『戦え…平沢唯、田井中律』 律「わ、私たち?」 『戦わなければ…この先、生き残れない』 『他のライダーたちは己の願望を叶える為、お前たちに牙をむくぞ』 唯「そ、そんなことないよ! 私が…私たちがこの戦いを止めるんだから!」 『馬鹿な真似を…お前たちは戦うしかない。戦うしかない…』スゥゥ 律「聞こえなくなったぞ…」 唯「う、うん。なんだったんだろう…今の」 律「おそらく、前に私にこのデッキを渡した奴だ」 唯「え?」 律「ライダー同士の戦いのこと、ミラーワールドのことも奴から聞いたんだ」 律「聡のことも…」 唯「ってことは…あの声の人が私たちを戦わせてるってこと?」 律「さぁ、そこまでは…」 唯「……」 『これでは戦いのペースが遅すぎる…やはり盛り上げ役も必要…』 『何よりも戦いを好む者を…欲望に忠実な者を…』 スゥゥ さわ子「はぁ…」 さわ子「最近忙しくてお肌のツヤが…明らかに失われつつあるわぁ…」 さわ子「いつのまにかこんな歳に…って! だ、ダメよ! そんなこと考えちゃっ」 さわ子「…はぁ」 さわ子「いつまでも、若く、美しくいたいわぁ」 キィーン、キィーン… さわ子「ん…? 何、この音は…」 聡「そろそろ…ゲラスたんにエサやらねーと」 聡「…こっちが食われちゃいそうだぜ」 キィーン、キィーン 聡「お、丁度いいときにモンスターが!」 聡「へへっ」バッ 聡「へんしん!」 ガイ「ふひひ…」スゥゥ… ・・・ 龍騎「りっちゃん! でっかい蛇だよ!」 ライア「ああ、強そうだ。油断すんなよ!」 ベノスネーカー「シュルルル…」ギロリ ストライクベント ガイ「うおおおりゃあ!」ズンッ ライア「!? さ、聡っ」 龍騎「聡くん!?」 ガイ「ああーん? 邪魔しないでよね。こいつはゲラスたんの食事にすんだからさ」 ?「ねぇ…ちょっと待ちなさいよ…」ザザッ 「…?」 ?「そのモンスターは…私がいただくわぁ。ていうかもう私のものだから…」ス ベノスネーカー「!」 シュゥゥン ライア「契約した…!」 龍騎「あ、あんな強そうなミラモンと?」 ガイ「てめぇ…よくも俺の獲物を横取りしやがったな!?」ズオッ ?「ふん!」パシッ…ガ! ガイ「うぐっ!?」 ?「おぉーい…てめぇ、何だぁ? あ゛ーん?」ソードベント 王蛇(?)「はぁ…ふふふっ」ニヤリ ガイ「う…」 龍騎「な、なんかおっかない…」 ライア「タダモンじゃねーぞ…あれ」 王蛇「あはははは!」ズバンッ、ザック、ザック ガイ「うげああああ!? いってぇえええ!!」 王蛇「あっはははは! 楽しい! 快感! 最っ高! もう最高よぉおおお!」 龍騎「聡くんがおされてる…」 ライア「嘘だろ!? あのライダー…さっきモンスターと契約したばかりじゃねーかよ! それなのに…」 王蛇「あっはぁ…」ファイナルベント ベノスネーカー「シュルルル!」ブオォッ…ブシュ! 王蛇「はっはぁぁ!!」ブンブンブンブンッグォォン! ガイ「っの!」コンファインベント スゥ… 王蛇「! あー? なによこれぇ?」 ガイ「は、はは…いまだ! ゲラスたん!」 ゲラスたん「ふんもっふ~!」ドシドシドシ… 王蛇「…ふふ」 スチールベント 王蛇「このカード、なーんだ?」 ガイ「!? お、俺のカード! うっそぉー…」 ライア「カードを盗むカードか!」 コンファインベント ガイ「あぁっ! ゲラスたんが消えた!?」 王蛇「ふふん? てああぁ!」ブンッ ガイ「うぐあああ」ボロボロ… ライア「聡ぃっ!」 ?「……」カチャリ ?(狙いを定めて…撃つ!) ズドーン! 王蛇「!」ガシッ ガイ「へ? ふぐごぉっ!? …お、俺を盾に……?」ドカーン…プスプス 龍騎「別の攻撃!? どこから…?」 ライア「唯!」 龍騎「!」ガードベント カンッ…ドカーン 龍騎「いつつ…すごい威力だよぉ」 ライア「あそこから狙ってるのか?」 ゾルダ(そろそろ気づかれたわね…それじゃあ)ファイナルベント マグナギガ「ずもももも…」ガチャコン ドォォォドドドカァァァァァンンンンンッッッッ!!!! 「!?」 ゾルダ(仕留めたかしら…?) プスプス… ガイ「……」フラフラ… バタリ 王蛇「とってもいい盾になってくれたわぁ、ふふ」 龍騎「あ、危なかったぁ…」 ライア「とんでもない威力だったな…あやうく死ぬかと…って」 ライア「それどころじゃない! 聡、聡!」ユサユサ ガイ「うっ…ぐ…」 王蛇「あーら、頑丈な盾だこと」 ライア「てめぇ…」 アドベント ベノスネーカー「シュルル…んべっ!」プシュッ ライア「何か吐い…! か、壁が溶けた…毒!?」 王蛇「ふふっ、ふふふふふ!」 ファイナルベント 王蛇「あっはははは!!」ダダダ… 龍騎「りっちゃぁぁん!?」 ライア(うっ、や、やられるのか…!?) ダダダ…クイッ ライア(向きを変えた! わ、私じゃなくて…) ガイ「…ぐ、ぐぞぉう…ぢぐじぉ…」フラフラ… ライア(聡!?) ライア「あ、危ない聡!!」 ガイ「…んぐぐ…んあ?」 王蛇「しぇえあああああぁぁあぁぁああ!!!」グォォォォッッッズガガガガガッ ガイ「―――――げっ」 ガイ「う…おぉおお…ぜぇ…ぜぇ…」シュゥゥ… 王蛇「はぁ…あははっ」スタスタ 龍騎「ま、まって!」 ライア「聡ぃ!!」タタタ…ス ライア「さとしっ、さとしぃ! しっかりしろよぉぉ」 聡「姉…ちゃぁん…? ふ、ふひ、ひひひひ…」 聡「いヒヒヒヒヒヒひっひひひひっ―――――」 シュゥゥ… 龍騎「あ…そんな」 ライア「さ、さとし…? さとしぃぃぃいいいいぃいいいい」 仮面ライダーガイ 田井中 聡 死亡。 4
https://w.atwiki.jp/83452/pages/10734.html
ギュィィィィィ シュピーン 王蛇(さわ子)「はあぁぁ・・・だるっ」 ブワン モンスター「ギャアアアアア!!」 王蛇(さわ子)「ちっ・・・体が動かないわ」アドベント ベノスネーカー「キシャアアアア」 王蛇(さわ子)「あんた、ちょっと行って倒してきなさいよ」 ベノスネーカー「キシャアッ!!」 モンスター「ギャアアアアア!!」 ベノスネーカー「キシャアアアアア!!」 王蛇(さわ子)「ふぁ~~あ・・・ねむ」 王蛇(さわ子)「帰ったらもうひと眠り・・・」 ストライクベント 王蛇(さわ子)「!?」 ガイ(聡)「おらぁっ!!」 ガギィン!! 王蛇(さわ子)「あがっ・・・くっ!?」 王蛇(さわ子)「だ、誰だ・・・」 ガイ(聡)「あんたさわ子先生だろ?話は聞いてるよ」 王蛇(さわ子)「なに・・・くっ」 ガイ(聡)「悪いライダーなんだってね」 ガイ(聡)「じゃ、死んでも問題ないでしょ?」 ガイ(聡)「りゃあっ!!」 ガキンッ!! 王蛇(さわ子)「あがっ!?」 ガイ(聡)「街歩いてたら派手な格好したおばさんが、ゴミ捨て場で寝てるから驚いちゃってさ」 バキィン!! 王蛇(さわ子)「うぐっ・・お、おばさんだってぇ・・・」 ガイ(聡)「しばらく様子見てたら起きてライダーに変身したじゃん?」 ガイ(聡)「すぐにさわ子先生って分かったよ」 ガキィン!! 王蛇(さわ子)「がはっ!!」 ガイ(聡)「おばさんライダーは先生しかいないからね」 王蛇(さわ子)「お、おまえ・・・」 ガイ(聡)「どうしたの、体の調子でも悪いんですか?」 ガイ(聡)「くくっ・・・年はとりたくないねぇ」 王蛇(さわ子)「殺す・・絶対に殺すっ・・・!!」 ガイ(聡)「やってみろよおばさん!!」 バキィィィッ!! 王蛇(さわ子)「あがぁああっ!?」 ガイ(聡)「今の俺はヒーローなんだ」 ガイ(聡)「この仮面をつけてれば、なんだってできる」 王蛇(さわ子)「はぁ・・・はぁ・・・」 王蛇(さわ子)(くそっ・・体が思うようにっ・・・) ガイ(聡)「そして最後は俺が勝ち残る・・・」 ガイ(聡)「この世界で、唯一無二のヒーローになれるんだ!」 王蛇(さわ子)「はっ・・・あんた馬鹿でしょ」 ガイ(聡)「・・・は?」 王蛇(さわ子)「ヒーローだがなんだが知らないけど・・・この戦いは遊びじゃないのよ」 王蛇(さわ子)「家に帰ってママのおっぱいで吸ってな、糞ガキ」 ガイ(聡)「ちっ・・・おらっ!!」 ガキィン!! 王蛇(さわ子)「があっ!?」 ガイ(聡)「あっははははははは!!」 ガイ(聡)「ほら、立ちなよおばさん」 ガイ(聡)「それとも、もう足腰がガタガタかなぁ?」 王蛇(さわ子)「このっ・・糞ガキぃ・・・!!」 ベノスネーカー「キシャアアアアア!!」ドババババ ガイ(聡)「うわっ!?な、なんだこいつ!」 王蛇(さわ子)「糞ガキ・・・今度会ったら確実にぶっ殺す」 ブワン ガイ(聡)「!」 ガイ(聡)「ま、まて・・・・くそっ!」 さわ子「はぁ・・・はぁ・・・」 さわ子「・・・ああ゛あ゛あ゛あ゛ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」 さわ子「はぁ・・・・・はぁ・・・・・・」フラフラ さわ子「あっ・・・」ドサッ さわ子「・・・・・・」 …… 唯「純ちゃん、本当に大丈夫?」 純「大丈夫ですって、唯先輩は心配性だなぁ」 純「そういえば、澪先輩と律先輩はどうしたんですか?」 唯「先に帰ったよ」 純「そうですか・・・」 唯「私たちも帰ろっか」 純「・・・あ、あの先輩!」 唯「なぁに?」 純「よ、よかったら何か食べに行きませんか?」 純「お腹も減ったし・・・」 唯「う~ん・・・」 純「・・・迷惑ですか?」 唯「・・・いいよ、いこ!」 純「本当ですか!?」 唯「うん、私もお腹ぺこぺこだよ~」 純(やったー!!) … ガーッ 店員「いらっしゃいませー」 唯「ハンバーガー食べよっか」 唯「今なら期間限定メニューがあるんだよ」 純「はい!」 純(なんか・・・楽しいなぁ) 店員「ご注文は何になさいますか?」 唯「純ちゃん何食べる?」 純「え?えっと~・・・」 唯「私はね~、これとこれ!」 純「あっ、じゃあ私も」 唯「美味しいね~」モグモグ 純「はい!」 唯「何だか最近戦いばっかりだから、こういう時間は癒されるよぉ」 純「そうですね・・・先輩がんばってますもんね」 唯「いや~ははは」 純「・・・私、先輩とこういう風に楽しくおしゃべりできて嬉しいです」 唯「ほぇ?」 純「ジャズ研の先輩は・・・なんていうか真面目なんですけど」 純「私のことちゃんと見てるのかなーって・・・」 純(憂も梓も、たまになんか距離感じちゃうし) 純「だから学校の先輩とこういう感じで話したことなくって・・・」 純「でも唯先輩は・・親しみやすい先輩っていうか・・・」 純「お姉ちゃんっていうか・・・友達っていうか・・・」 唯(それって先輩としてはどうなんだろう・・・) 純「だから・・その・・・」 唯「純ちゃん?」 純「私は先輩が大好きです!!」 唯「・・・へ?」 純「・・・・・」 純(しまった!?話が飛躍しすぎた!!) 純「あ、あの!いいいい今のはそういう意味ではなくって!!」 純「そ、その!にっ、人間として!!」 唯「人間?」 純「だから!その・・・唯先輩という一人の人間が大好きです!!」 純(それじゃほとんど意味変わってないでしょうがーっ!!) 唯「うーん・・・よく分かんないけど」 唯「私も純ちゃんのこと好きだよ」 純「!?」 純「え・・あの・・・」 唯「?」 純「その・・・もう一回言ってもらっても?」 唯「私は純ちゃんのこと好きだよ」 純「・・・・・・」 ドサッ 唯「!?」 唯「どうしたの!?傷口が開いた!?」 純「いえその・・・嬉しくて」 唯「?」 純(嬉しい・・先輩が私のこと好きだって・・・) 純(まぁでも・・唯先輩は後輩としての私が好きなんだろうけど・・・) 純(だとしても・・・嬉しすぎる!) …… 梓「・・・・・・」 梓「私・・・いつまで音楽室にいるつもりなんだろう」 梓「結局、今日も誰も来なかったし・・・」 梓「・・・・・・」 梓「先輩達・・・私のこと嫌いになっちゃったのかな」 梓「・・・・・・」 梓「・・・もう帰ろ」 梓「・・・・・・」テクテク 梓「はぁ・・・」 梓「部活・・・辞めちゃおうかな」 憂「はぁ・・・はぁ・・・」フラフラ 梓「あれ・・・憂?」 憂「あっ・・梓ちゃ・・・」ドサッ 梓「!?」 梓「憂!どうしたの!?」 梓「憂!!」 戦え・・・ 戦え・・・ 憂『だ、誰・・・?』 お前が戦わなければ、お前の姉は死ぬ 憂『お姉ちゃんが・・・?』 憂『ど、どういう意味ですか!?』 戦え・・・ 戦え・・・ ドラグブラッカー『ギャアアアアアア!!』 憂『い、いや・・私・・・』 戦え・・・ 戦え・・・ 憂「いやああああああああっ!!」 梓「憂!?」 憂「はっ・・はっ・・」 憂「はっ・・・」 梓「憂!大丈夫!?」 梓「どこか痛いの?」 憂「梓・・・ちゃん?」 憂「ここは・・・」 梓「私の家だよ」 梓「帰り道に憂を見つけたら急に倒れちゃったから・・・」 憂「そう・・・」 梓「水、飲んで」 憂「ありがと・・・」ゴクゴク 憂「・・・・・・」 憂(今日は無理しすぎちゃったかな・・・) 梓「憂・・・」 憂「ごめんね梓ちゃん、私そろそろ帰らないと」フラフラ 梓「えっ・・・」 憂「お姉ちゃんに・・ご飯・・・」ドサッ 梓「憂!」 憂「うっ・・あっ・・・」 梓「ダメだよ!まだ調子悪いじゃん!」 憂「でも・・・」 梓「今日はうちに泊まって休んで」 梓「明日は休みだし、親も仕事でいないし」 憂「・・・・・・」 憂(こんな調子じゃ・・・家にも帰れないや) 梓「憂・・・」 憂「じゃあ・・甘えちゃおうかな」 梓「!」 梓「う、うん!それがいいよ絶対!」 …… 純「じゃあ先輩、これで」 唯「うん、ばいばーい」 純「・・・あの」 唯「ん?」 純「その・・明日は休みなんでよかったら・・・」 純「どこか・・・遊びにいきませんか?」 唯「あっ、いいねそれ!」 純「本当ですか!?」 唯「うん!」 純「じゃ、じゃあ後でメールします!」 純「ありがとうございました!!」 唯「ばいば~い」 唯「明日楽しみだな~」 唯「久しぶりに息抜きしよっと♪」 唯「ふんふーん♪」 さわ子「・・・・・・」 唯「・・・あれ、人が倒れて」 さわ子「・・・・・・」 唯「・・・え?」 さわ子「・・・・・・」 唯「・・・・さわちゃん先生?」 さわ子「・・・・・・」 唯「ま、まっさかー」 さわ子「・・・・・・」 唯「・・・・・・」 唯(死んでる・・・?) ツンツン さわ子「・・・」ピクッ 唯「ひっ!?」 さわ子「・・・ぐぅ」 唯「ね、寝てるだけ?」 さわ子「スー・・・スー・・・」 唯「どうしよう・・・」 さわ子「・・・・・・」 唯「放っておいたらまずいだろうし・・・」 唯「でもさわちゃんだし・・・」 さわ子「・・・ぐぅ」 唯「・・・・・・」 ズズズズズズズズズ さわ子「・・・・・・」 唯「うんしょ、よいしょ」 唯「ごめんね先生」 唯「先生重いから引きずって家まで運ぶしか・・・」 ズズズズズズズズズ さわ子「う~ん・・・」 唯「きゃっ!?」 唯「お、起きないで!起きちゃダメーっ!!」 さわ子「・・・ぐぅ」 唯「ほっ・・・よかった」 唯(憂はこんな先生見たらどう思うかな・・・) 13
https://w.atwiki.jp/pazdra/pages/18973.html
ゲンムのスキルマ目的ならリダチェンやコンボ吸収のない平成ダンジョンを花火周回が楽だね。王蛇も余計なことしてこないし。 -- 2018-12-03 22 12 33 王蛇出たーと思ったらメダル落としやがった・・・なんでやねん -- 2018-12-07 23 19 41 ゲンムスキルマになるまで王蛇3回遭遇したけど落ちなかった -- 2018-12-08 13 50 54 出現階層ランダムなのか? -- 2018-12-09 08 47 27 最上位メダル6個目集まったけど未だに珍獣との遭遇0。このまま10個集まるまでに珍獣2種がそろわなかったらたぶん次の交換コラボは参加しない気がするわ -- 2018-12-09 09 30 47 王蛇遭遇率2倍とかないの? -- 2018-12-09 19 17 55 王蛇出るまでやったが神エナジー11個目に差し掛かろうってところで初遭遇&ドロップ、スタミナ5~6日分くらいかな -- 2018-12-10 02 02 05 運といえば運なのかもしれんけど、自分にはアカウント差って体感。今まで色んなコラボで苦労したのに、シャドームーンも王蛇も毎日落ちる。コメント見るまで確率がハジドラになったのかと思ったし。 -- 2018-12-10 03 54 23 本当出ないね。まじで出ても泥確じゃないみたいだし、ボスも半分以上メダルになるし、この企画見直したほうがいい -- 2018-12-11 22 07 53 階層が少ないうえにドロップ率が悪すぎてメダル集めちょっと萎えて来た・・・ -- 2018-12-13 00 05 10 王蛇マジで出な過ぎ。神メダル10枚、銀メダル50枚超えてやっと初遭遇で初ドロップ。交換で求めようと思っても遭遇すら無いとリストにも出ないから周りまくったわ。もう2度とやりたくない。仮面ライダーが嫌いになった。 -- 2018-12-16 05 21 45
https://w.atwiki.jp/srkjmiroor/pages/100.html
龍騎「こいつら、強えぞ!」 【名前】 バズスティンガー ホーネット 【読み方】 ばずすてぃんがー ほーねっと 【登場作品】 仮面ライダー龍騎 【登場話】 第31話「少女と王蛇」第32話「秘密の取材」 【分類】 ミラーモンスター/バズスティンガー 【生物モチーフ】 スズメバチ 【詳細】 ミラーワールドに棲息するスズメバチ型モンスター。 集団で活動するハチ系モンスターの行動隊長的役割を担う。 手にあるニードルで相手に襲い掛かり、鋭利な針先には毒素が仕込まれ、刺された者は瞬時にアナフィラキシーショック死する。 大型フェリー「フェニックスエキスプレス号」内をテリトリーに活動、「船内の乗客を1人除いて全て捕食する」という大事件を引き起こす。 事件が発覚した数日後、現場検証に警察や報道陣を乗せた船が出航し、再び活動を開始。 生き残った少女・浜崎実加を執拗に狙い、3人のライダー(龍騎、ナイト、王蛇)と交戦。 連携の取れない3人を追い込み、更に「王蛇のベノクラッシュを3体が一点に固まって高速回転して弾き飛ばす」という連携技を見せ付けるが、他の2人もファイナルベントを発動しようとし、海に飛び込んで逃走。 その後、実加が収容された病院を察知して出現するが、狙って待ち構えていた3人のライダー(ナイト、ゾルダ、王蛇)と交戦。 王蛇のベノクラッシュを受けかけたバズスティンガー ワスプを助けようと回転防御を行うが、最期は3人の必殺技(ベノクラッシュ、飛翔斬、ギガランチャー)による同時攻撃を防ぎ切れずに他の2体と共に爆散した(敗北後、3体は王蛇の契約モンスターによってそれぞれ吸収。)。
https://w.atwiki.jp/heisei-rider/pages/300.html
進化 ◆nXoFS1WMr6 「おい、起きろよ、俺と戦おうぜぇ」 どこからか自分を呼ぶ声がしてン・ダグバ・ゼバは意識を取り戻した。 その声はとても狂気に満ちていて、それでいて絶対に抗えないと感じさせる何かがあった。 なぜかダグバにはその声の主との遭遇をうれしいと感じられた。 それが何故か判らぬままゆっくりと目を開けたダグバは、瞬時に全てを理解する。 なぜなら今自分の目の前にいる男が放つプレッシャーこそが自分がこの場においてのゲゲルへの認識を改めさせた力そのものであったため。 しかし、この力――テラードーパントの力――はこの男ではなくグラサンの男が持っていたメモリの力ではなかったのか?そんな疑問が浮かんだもののすぐに否定する。 この男がグラサンの男を叩き潰し、メモリを奪った、ただそれだけのことだろう。 しかしそれでも目の前の男の放つプレッシャーはあの男が怪人体に変身した時とほぼ同等のレベルだった。 それを考えるだけでダグバの体は小刻みに震えていた。 「起きたのか?お前、最初に戦った時にすぐ逃げたガキだろ?あの時は楽しめなかったが今は違うよなぁ?」 言われて初めてダグバは最初の戦いのときの蛇の鎧のリントだと気付いたがそれに構う暇もなく男は未だ倒れ伏しているダグバの腹に強烈なキックを放った。 その一撃で最早それまでの時点で息が乱れていたダグバの肺から空気が逃げていく。 数メートル吹っ飛び、何とか呼吸を整えようと必死なダグバが状況を確認しようと男のほうを向いた時、男はすでに行動に出ていた。 自前のバイクのバックミラーに紫のカードデッキと自身を反射させて――。 「変身」 ――呟きと同時にいつの間にか巻かれていたⅤバックルに紫のデッキを入れ込む。 それと同時に男の周りにいくつもの虚像がオーバーラップし、それが男に収束していく。 それが完全に収まる頃には、男――浅倉威――は仮面ライダー王蛇へと変身していた。 その光景を目の当たりにし、今にも襲いかかってきそうな男に向けてダグバは真の力を解放した。 無論、浅倉の体から放出されるテラーの力はダグバにも通用する、この場において初めての彼の戦いを見ればそれは痛いほどわかるだろう。 では何故、ダグバは恐怖からまた逃げ出そうといないのか、答えは簡単だ。 ――恐怖をたくさん味わいたいという、狂った欲望のため。 それを考えれば、ダグバが今この状況でまた恐怖故に逃げ出すということは考えられないだろう。 恐怖を味わい尽し、身も心もピクリとも動かないレベルまで恐怖してもまだ足りないというほどの強欲な王が今、欲望のままに走り出した。 そして一気に間合いを詰め、お互いの体にそれぞれ強烈な右ストレートを放つ。 ダグバにはあまりダメージがいっていないのに対し、王蛇の体からはあり得ない量の火花が飛び散る。 それはまるで王蛇のダメージをそのまま表したかのように。 数歩下がった王蛇は素手で戦うのは分が悪いと判断し、デッキより一枚のカードを抜き取った。 それをそのまま右手に持つ牙召杖ベノバイザーに読み込ませると、それまで静けさが支配していた空間に一つの電子音声が鳴り響く。 ――STRIKEVENT―― その音声に呼応するかのごとく、空中から契約モンスターであるメタルゲラスの頭部を模した武器、メタルホーンが王蛇の右腕に装着される。 メタルホーンの最大の特徴はそのまま、そのリーチの長さ、及び貫通能力である。 詰まる所、現在素手であるダグバに、反撃の手はない。 これならば勝てると信じて先ほどよりもリーチが格段に伸びた王蛇は再び突進する。 渾身のひと突きは回避されたが、それでは怯まず今度は薙ぎ払うようにしてメタルホーンを振り回す。 ダグバはそれも難なく回避するが、流石に恐怖を楽しんでいるとはいえダグバはテラーの力を受けているが故に王蛇の攻撃に対するリアクションがどうしても遅れる。 そのためダグバは王蛇の終わりの見えない連続攻撃をかわしきる自信が無かったが故、作戦を変えた。 ただでさえもう一人のクウガとの戦いで傷ついた体なのだ、いつまでもよけ続けてもいずれは体力切れで追い込まれるだろう。 故に一度王蛇と距離をとり、ガードの体制を整える。 どうせかわしきることができないのなら、今すぐに攻撃を喰らってカウンターを打ち込んだほうが効果的だと考えたのだ。 それを知ってか知らずか王蛇は一気に間合いを詰め、メタルホーンをダグバの身に突き刺さんばかりの勢いで必殺の突きを繰り出した。 ダグバの身にメタルホーンが突き出され、その身から火花が散る。 王蛇は思わず勝利を確信するが、それは甘かったのだと、自覚する。 「フフッ」 ダグバは王蛇の渾身の一撃を喰らったのにも関わらず、笑ったのだ。 恐怖が、そしてこのダメージがなんとも愛おしくて、笑わずにはいられなかった。 その状況に王蛇は柄にもなく戦慄するが、すぐに我を取り戻す。 ダグバの左フックが自身の身に迫っていたため。 それはほとんど零距離で放たれた一撃だったのにも関わらず王蛇は反射的に右手のメタルホーンを構えることができた。 それが何故なのか王蛇にも正確なことは分からない、だがしかし、王蛇は信じていた。 ――この盾ならば、ただの一撃のパンチ如き、防ぎきれると――。 ――しかし結果は無残なものだった、メタルホーンはダグバの攻撃に耐えうることなく粉々に砕け散ったのだ。 そしてメタルホーンを砕いた程度でダグバの力が収まるわけもなく、そのまま王蛇の体に拳がクリーンヒットする。 再び爆発するように火花が王蛇の体から飛び散り、そのまま王蛇は地面を何度も転がる。 甘かったのだと、改めて自覚させられた。 この敵は恐らく、今まで戦ってきた奴の中でも最上級の実力を持っている。 自分の世界での13人目の仮面ライダーであるあの黒い龍騎や妙な技を使う金の仮面ライダー、オーディンと比べても色あせないような力。 恐らくは城戸や秋山といった他のライダー連中と力を合わせても勝てるかどうか怪しいほどに。 しかし、王蛇は全くと言っていいほどこの状況を恐怖してはいなかった。 この敵は多分どんなに戦っても飽きはしない、こいつなら自分をずっと満足させてくれる。 だからこそ彼はふらふらと起き上がって自身の必殺の手札を一枚、バイザーに読み込ませた。 ――FINALVENT―― その声に応えて、サイドバッシャーのバックミラーより現れ出でたのは一匹の大蛇。 仮面ライダー王蛇の契約モンスター、ベノスネーカーである。 王蛇はこの最上級の敵に対して、あの黒い龍騎よりも期待を寄せている。 だから彼は自分の持てる切り札で以って敵に全力で勝負を挑むのだ。 背後から迫りくる大蛇に合わせて王蛇は走りだし、そのまま空高く跳躍する。 そしてそのまま空中で宙返りすると、ベノスネーカーは目前に現れた主に向かって強酸を射出して――。 ――それを受けた王蛇は、ダグバに向かって足を連続で上下し、交差させる。 それこそが仮面ライダー王蛇が最も信頼を寄せる必殺の一撃――ベノクラッシュだった。 この一撃を、自分の切り札を喰らって、ダグバはどの程度のダメージを負うのか。 もしかしたら無傷かもしれない、もしかしたら死ぬかもしれない。 こいつは自分の全力を受けて、どんなリアクションをしてくれるのだろう。 そんな思いと共に王蛇の蹴りがダグバの体に届いた。 一撃目はダグバの腕に防がれるが、しかしそれで王蛇の怒涛の攻撃が収まるわけもない。 二撃目がダグバのガードを揺るがし、三撃目でダグバの両手が高く蹴りあげられた。 そして四撃目でついにダグバのボディに蹴りが届いた。 最初は肩に、次に頭に、そして最後にダグバの鳩尾に鋭い蹴りが突き刺さって――。 そこから少しダグバは宙に浮かぶが、すぐにそれは終わりを告げる。 瞬間的にダグバが宙で小爆発を発生させたため。 最早何も壊れるものが残っていない焦土でダグバは遥か遠くへと、吹き飛んで行ったのだった。 終わりか、呆気ない気もするが、思えば奴は手負いだった。 今まで何人もの仮面ライダーを葬ってきたあの技は間違いなくあの魔王にも通じたのだ。 しかしそれでも王蛇はまだ油断しきっていなかった。 ここで油断し、この場を立ち去ろうとした瞬間に背中から攻撃を喰らった、では遅いということを最早王蛇は理解している。 あの時の黒い龍騎の時のようにならないように、彼は何もない焼野原を一人周りを警戒しながら歩いていく。 そして数メートル歩いたところで、見つけた。 血だまりの中でうつ伏せに横たわる白の悪魔を。 そしてその血だまりが常人においての致死量を有に超えているということを王蛇は理解した。 あそこまでのパワーを誇っていたから自身の必殺技でもと内心期待していたことに気づくが、しかしどうでもいい。 内心つまらないと思いながら、先ほどのあの黒い仮面ライダーならば自分を楽しませてくれるんじゃないかと奴を追おうと、王蛇がその場を立ち去ろうとしたその瞬間だった。 「ウゥ、ウオォォォォォォォ!!」 まるで獣のような、狂った雄たけびを聞いたのは。 ◆ 気がつけば自分は、ドロッとした生温かい液体の上でうつ伏せになって倒れ伏していた。 何があったのか、強い衝撃を喰らってあまりよく働かない頭を使って考える。 そうだ、自分はあの恐怖の力を持つ男と戦っていたんだった、それであの仮面ライダーの放った必殺技を受けて今ここに倒れているのだ。 現状を理解したダグバはまた恐怖を味わいたい気持ちに押されてすぐさま立ち上がろうとするが、体が動かない。 そこで気づく、先ほどのクウガとの戦いで受けたダメージが大きすぎたのだと。 あのとき受けたダメージは現在も治癒され続けているが、それでもあの激闘の後にすぐ浅倉威、つまり仮面ライダー王蛇という凶悪な参加者との戦いをするというのは自殺行為に近かったのだ。 (あぁ、僕、ここで死んじゃうのかな……、死んだらあのクウガやガドルを倒したリントとももう戦えないし、もう怖くなることもできないんだよね) そう考えて思わず暴虐の魔王は身震いする。 自分がここでこのまま倒れていたら、間違いなくあの仮面ライダーは自分のことを殺しに来る。 例え殺しに来なかったとしても、この出血量だ。 動けない現状を考えるなら、このままここに倒れ伏していたら自分は次の放送の死亡者に名を連ねることとなる。 そうなれば全て終わりだ、もう誰とも闘うことなんてできないし、誰も怖がらせることもできないし誰にも怖がらせてもらうこともできない。 だがそれを考えた瞬間にダグバの中にたった一つの大きな感情が広がっていく。 (怖い!死んだら全部終わるなんていやだ!僕はもっともっと楽しみたいのに――!?) そこで気付く。 これが、これこそが最大級の恐怖なのだと。 それはつまり死への恐怖、ダグバがリントを殺す際に何度もその口から聞いた言葉と、先ほどの思考はよく似ていた。 そうか、これが本当の恐怖、迫りくる死、という不可避の現実にダグバは今、心の底から恐怖した。 しかしだからこそ、ここで終わりたくはない。 こんな極上の恐怖、一度きりで終わらせたくはない、ならばどうするか?手段ならある、ゴオマから取り返したアレを使うのだ。 (ありがとう、蛇の仮面ライダーのリント、君は僕をたくさん怖がらせてくれたから……、ほんのお返しだよ?) そんなことを考えると先ほどまで動かなかった足が動いた。 ふらふらしながら立ち上がったダグバは、そのベルトにかつて自身の真の力を取り戻す際に使った破片を押し込む。 瞬間、湧き上がる力と共に恐怖がダグバの中を駆け巡る。 この力は本当に自分の物なのかと、そう思ってしまうほどの計り知れないパワーが自身から溢れ出る。 それを感じると同時に恐怖の魔王は大きく雄たけびを上げた。 「ウゥ、ウオォォォォォォォ!!」 その声は、まるで世界すべてを闇で覆い尽くすような、なんとも形容しがたい声だった。 強いて言うならばダグバの異名でもある、究極の闇、といったところだろうか。 「ハァ、ハァ、ハハハハハハハァッ!!」 そして悪魔は、笑い声を上げる。 彼の中に流れているエネルギーは最早先ほどの比ではない。 それを全身で感じながら確信する。 もう一人のクウガも、自身が先ほど変じたブレイドという仮面ライダーの最終形態、キングフォームを以ってしても、今の自分の前では赤子に等しいということを。 そして、ダグバは理解する。 つまるところ、今の自分に勝てる者はいないのだと、自分こそが究極の闇をも超えた存在、沈みゆく究極(セッティングアルティメット)になったのだと。 不気味な笑みを浮かべたダグバは、ゆっくりと、自身が向かうべき敵へと、再度向かう。 死の恐怖を教えてくれた、あの蛇の仮面ライダーへと、ゆっくりと歩んでいった。 それを見た浅倉も、瞬時に理解した。 この悪魔の発する覇気や迫力が、最早先ほどとはまるで違うことに。 故に狂喜する、自分の新たな好敵手となりえる存在に出会えたことに。 だが、この敵を倒すにはもうあまり時間が無いことを、王蛇は理解していた。 この悪魔を倒すには、自身の究極の必殺技を叩き込まなければ勝機はない。 しかしそれに必要となるピースの一つが、自身の横で消滅しかかっているのを見てしまったのだから。 胸中、とても名残惜しく思いつつも彼は一枚のカードを、バイザーへと差し込んだ。 ――UNITVENT―― 「悪いな、本当はもっとお前と遊ぶのも悪くないんだが……、消えろ、そろそろ」 その言葉に反応するが如く、鏡より現れた嬰と犀のモンスターが、ベノスネーカーの元へと集っていく。 一瞬、強力な光が辺りを覆ったかと思えば、瞬間そこに存在していたのはその三体のうちどれでもなく、それぞれのパーツを組み合わせたようなモンスターだった。 その名を、獣帝ジェノサイダー。 仮面ライダー王蛇が持つ三体の契約モンスターを融合させたキメラモンスターである。 そしてジェノサイダーはダグバに向かって強力な酸を放つ。 ダグバは瞬時にそれを回避するも、しかし酸が着弾した地点から爆発が巻き起こり、結果ダグバは体勢を崩す。 そして、その隙を王蛇が逃がすわけもない。 一枚のカードをデッキから引くと同時、王蛇としての一撃必殺の切り札をバイザーへと読み込ませた。 ――FINALVENT―― それこそが、仮面ライダー王蛇の真の切り札。 その電子音声に合わせて、ジェノサイダーの腹部に小さなブラックホールが出現する。 ダグバはいきなり背後に現れたそれに吸い込まれないように足に力を込める。 幸いそこまで風力は強くないし、自分の力をもってすればあのブラックホールの射程距離内から離れることも可能だろう。 しかしそこまで考えて、気付く。 目の前にいたはずの王蛇が、自身の視界から消え去っていることに。 どこにいるのかと辺りを見回せば、王蛇は自分よりも上空できりもみ回転をして、足をこちらに向けていた。 そう、これこそが王蛇の必殺技、ドゥームズデイである。 ジェノサイダーが発生させたブラックホールに敵が気を引きつけられている間に王蛇が蹴り込む。 たったそれだけの簡単な必殺技であるこれはしかし、ブラックホールの中に入ってしまったら最早戻ってこられないという最凶の必殺技なのだ。 そして、遂に王蛇のキックがダグバのボディにヒットする。 ガリガリとダグバの身を削るような音がした瞬間にダグバの体は衝撃に耐えられずジェノサイダーのブラックホールに吸い込まれていく。 妨害者さえいなければ、この技を抜ける手段はない。 そして、周りの開けた焦土には人の気配も感じられないため前回のように不意打ちを食らう可能性はない。 更に鏡すらないため、ミラーモンスターを警戒する必要もない。 今度こそ、自分の勝利だ。そうやって思いかけるが、しかし王蛇は油断できなかった。 ここまでの揺るぎない勝利の条件がそろっていても尚、この敵には王蛇を絶対に油断させない力があった。 ――そして、その思いは的中する。 王蛇が見守る中、いきなり自身の契約モンスターであるジェノサイダーが炎上したのだ。 瞬間的に起こった事実に王蛇は驚くが、しかし炎で身を焼かれた程度では頑丈なボディを持つジェノサイダーは死なない。 故にこのままドゥームズデイを続けていれば王蛇の勝利はまだありえただろう。 だがしかし、彼に予想外の不幸が降りかかった。 ジェノサイダーが体内まで燃やされるのを警戒し、本能的に腹部のブラックホールを王蛇の指示を待たずして閉じてしまったのだ。 ――しかしそれこそが一番の間違い。 ドゥームズデイによって引き寄せられたダグバの勢いは止まらず、ジェノサイダーに向かって猛スピードで突っ込んでいき、そしてその右拳を勢いよく伸ばした。 元々足が遅く、更に今炎上して視界も遮られているジェノサイダーにこの攻撃をかわす術はなく――。 ――そのまま胸に拳を受けてジェノサイダーは大爆発を起こし、その場で消滅した。 ◆ 「ふふふ、アハハハハハハハ!!」 粉塵が収まり、辺りが再び静けさを取り戻したころ、ン・ダグバ・ゼバは狂喜の笑い声を上げた。 それは、自身の強化された力に向けての物。 読者諸君の中には何故ダグバが勢いをつけただけのパンチでジェノサイダーを粉砕することができたのか、疑問に思う者もいるだろう。 更に本来のジェノサイダーは龍騎の世界でも実力は上位に連ねられるライダー、仮面ライダーリュウガのファイナルベント並みの威力を使わなければ、倒すことなどあり得ない。 例え制限がかかっていたとしてもダグバは特別の力など何一つ使わないパンチで簡単にこれを倒した。これは何故なのか。 答えは簡単だ、リュウガのファイナルベントとジェノサイダーに引き寄せられたダグバの渾身の右ストレートの威力が同等であるということ――。 そのただ一つの事実がダグバを満たしていた。キングフォームの力を手に入れた時点でこれ以上はないとばかり思っていたが、まさに上には上がいた。 今の自分に勝てるものは何もいないと、嬉しさが込み上げてくるがそれと同時に彼の中には虚しさが広がっていく。 少し前までの自分でさえ、究極の力を解放したクウガがやっと追いつけるレベルの実力をもっていたのだ。 だからこそ今先ほどまでを大きく上回るパワーアップをしてしまった自分を楽しませてくれるリントはまだいるのかと、ダグバは思考する。 もしかしたら、いないのではないか。そんな思考がダグバを占めてしまって。 そういう意味で言えば本当にガドルは羨ましかったのだなと溜息をついた時だった。 「ああああああぁぁぁぁぁぁ!!」 赤い剣を持った野獣が自らに向かって突進してきているのを見たのは――。 ――時は少し溯り――。 ダグバが笑い声を上げている時、仮面ライダー王蛇はピクリと痛む体を動かした。 ジェノサイダーが爆発した時、その近くにいた王蛇は暴風で体を吹き飛ばされていたのだ。 全身がきしむ感覚と、耐えがたい痛み、臓器が痛んだのか体の内部が熱くなり吐血したのだという実感。 それらを全身に受けながら、しかしそれでも王蛇はふらりと立ち上がる。 (はは、最高だ……、これだから戦いは止められねぇ) 彼は遠くで笑う怪人を見つめながら考える。 こいつはこの場に来てからの最高の獲物だと。 この怪人なら自身の必殺技も何かしらの手段で覆すのではないかとは思っていたが、まさかただのパンチで自身の最強の僕を倒してしまうとは。 ――面白すぎる。あの黒い龍騎なんて霞んでしまうほどの実力と、迫力を兼ね備えるこの怪人との戦いを王蛇はまだ終わらせたくはなかった。 目の前の敵との戦いをもっと楽しみたい。この終わらない興奮を、もっと楽しみたい。 そんな不気味な欲望を抱きながら王蛇は近くに落ちていた赤い大剣を拾い上げ、思い切り地を蹴った。 「ああああああぁぁぁぁぁぁ!!」 目前に迫る白い悪魔を前に、気付けば王蛇のイライラはすっかり消えていた。 故に今彼の体を支配するのは終わらぬ興奮と戦いへの強い願望のみ。 ――もっと、もっと欲しい。戦いが、終わらない戦いを、体が求めている。 こいつとならば、それは実現するかもしれない。 戦いなれた王蛇の力が及ばないのだ、最早客観的に見れば勝ち目はないのかもしれないが――。 ――浅倉に、そんなことは関係ない。 戦いを求め続ける乾いた野獣が今、絶叫と共に剣を振り下ろす。 渾身の力を込めたそれは、しかしいとも簡単にダグバの手に収められていた。 「なっ!?」 「まだ戦えるんだ、嬉しいよ、君と戦ってるととっても怖いし、楽しいし。でもさ、どうせなら〝あのメモリ″の力を使ってほしいな」 ダグバの言葉を理解するより先に、王蛇の中で何故自分の力がここまで落ちてしまったのかという疑問が渦巻く。 どういうことだと視点を落とし、気付いた。自身の体に纏っている鎧の色がどこか色あせていることに。 そこで彼は思い出した。この会場に連れてこられる前の自身がなぜ実力では格下のファムに敗北したのか。 それは黒い龍騎に自身の契約モンスターであるジェノサイダーを破壊されてしまったため。 『龍騎の世界』の仮面ライダーにとって、契約モンスターとは言わば、なくてはならない存在なのである。 契約モンスターが主に自身の力を与え、そしてそれを操る主が契約モンスターに餌を与える。 どちらにとってもお互いが必要な存在なわけだ。つまり仮面ライダーが戦いの途中で契約モンスターを失うこと、それはつまり――。 ――仮面ライダーとしての大幅な戦闘力の低下、ひいては敗北を意味するのである。 元々契約モンスターが三体いる状態でも戦闘能力に劣るダグバとの戦いなのだ。この戦闘で契約モンスターを失うことは、死を意味する。 それを理解し、王蛇が身を引こうとした時には既に遅く、ダグバの強烈なパンチが腹めがけて放たれていた。 剣をつかまれ、身動きのできなかった王蛇に攻撃をかわす手段はなく、そのまま王蛇の体が勢い余って宙に浮いた。 体中が熱くなって、血を仮面の中で吐きながら王蛇は見てしまった。 自身に向かってその手を翳す白い悪魔を。 「ぐうううぅぅぅぅ!!」 その身に炎を宿した王蛇は火を消そうと必死で地面を転がる。 敵に無様な姿を晒す王蛇を更に嘲笑うかのように、火は逆に勢いを増していく。 ただでさえブランク体となり装甲が薄くなった王蛇は身を襲うどうしようもない熱さを感じながら、急に体に風を感じた。 幸運なことに先ほどのダグバの腹をめがけたパンチは、きれいにカードデッキを叩き割っていたのだ。 それがわざとかどうかは別にして、デッキ以外の部位を攻撃されていたら、間違いなく今頃浅倉は王蛇の鎧の中で息絶えていただろう。 改めて地面に倒れ伏した王蛇――いや最早浅倉威としての姿をさらしている――はいつも身に纏っていた蛇革のジャケットが酷い匂いを出して焦げていた。 自身の体にも火傷を負っていたが、幸いにもまだ動けるようだ。ありがたい。 体の傷を確認した浅倉はふらりと立ち上がってまだダグバに向かう。本来普通の人間ならば、ここで立つことなど考えられない。 では浅倉は何故立つことができたのか、それはまたあとで話すことにしよう。 そう、いま大事なのは、浅倉はまだ戦えるという事実のみ。 だからこそダグバは歓喜する。彼の力を一つ潰した上にあそこまでの実力差も見せつけたのだ。 最早浅倉には、〝あのメモリ″の力を使うしか生き残る手段はない。 その一つの可能性しか考えなかったからこそ、ダグバは浅倉の行動を良く見ていなかったのだろう。 デイパックのメモリを取り出すと思われたその右手は天高く掲げられていた。 そしてその右手についているものを見た時、ダグバは予想外の行動に驚愕したのだ。 無論、何をするのかはわからないが嫌な予感が頭をよぎり、何かしらの行動に出る前に終わらせようとダグバがその手を翳そうとした時。 天から舞い降りた一匹のカブトムシを模したような機械がダグバに体当たりを仕掛けた。 流石に傷付いた体でこれを無視することはできず、ダグバは手を翳すのをやめ、数歩後ろに下がる。 それを見届けたカブトムシ型の機械は未だ天高く掲げられている浅倉の右手のブレスにきれいに収まる。 浅倉はそれを少しふらふらしながら左手で回すと、その体に電子音声と共に新たな鎧が装着された。 ――HENSHIN―― ――CHANGE BEETLE―― ヘラクレスオオカブトを模したような銀の鎧をまとう戦士の名は、仮面ライダーヘラクス。 もしかしたらこの姿でまた戦うのか、もしかしたら〝あのメモリ″は変身制限にかかっているのかもしれない。 ならばこれでも構わない。思う存分恐怖を味わうだけだとダグバが再度身構えた時、見てしまった。ヘラクスの手が、その腰に向かっているのを。 ――CLOCK UP―― その場に電子音声が鳴り響くと同時に、ヘラクスの姿がそこから掻き消える。 逃げたのだと、瞬時に理解するが、ダグバの中には悔しさと共に満足感も溢れていた。 「アハハ、ハハハハハハ!!」 自分は、あの恐怖から今度は逃げなかったのだと。 結局戦いに決着こそ付かなかったが、今はこれでも満足だ。 自分は新しい力を手に入れて、あの恐怖を乗り切った。 その満足感がダグバを占める中、急速にダグバは睡魔に襲われた。 クウガとの戦いの疲労も抜けない状態で浅倉との常に恐怖を味わい続ける戦いはさすがに辛かったのだろう。 それから解放された安心感からか、ダグバは再び深い眠りの中へと落ちていった。 一見するとただの疲労回復のようにも見えるダグバの眠り。 だが、それはもしかしたら数時間前に浅倉がしたのと同じように、新たに手に入れた力を体に馴染ませるための物かもしれない。 ――恐怖の権化は、もう一度自身を眠りから覚ます存在が現れるのを待つかのように、焦土の中心でもう一度眠りについた。 ――その眠りが覚めるのは、彼自身の体が十分に休まった時なのか、もしくは今回のように他者に妨げられる形でなのか。 ――まだそれは誰にも分らなかった。 【1日目 真夜中】 【E-2 焦土】 【ン・ダグバ・ゼバ@仮面ライダークウガ】 【時間軸】第46話終了後以降 【状態】疲労(極大)、ダメージ(極大)、恐怖(極大)、もう一人のクウガ、浅倉との戦いに満足、ガドルを殺した強者への期待、額に出血を伴う怪我(治癒中)、気絶中、仮面ライダーブレイドに1時間50分変身不可、怪人体に二時間変身不可 【装備】ブレイバックル@仮面ライダー剣+ラウズカード(スペードA~13)+ラウズアブゾーバー@仮面ライダー剣 【道具】なし 【思考・状況】 0:ゲゲル(殺し合い)を続ける。 1:恐怖をもっと味わいたい。楽しみたい。 2:もう1人のクウガとの戦いを、また楽しみたい。 3:ガドルを倒したリントの戦士達が恐怖を齎してくれる事を期待。 4:またロイヤルストレートフラッシュの輝きが見たい。 【備考】 ※浅倉はテラーを取り込んだのではなく、テラーメモリを持っているのだと思っています。 ※ダグバのベルトの破片を取り込んだことで強化しました。外見の変化はあるかやどの程度の強化なのか、また更に進化する可能性はあるのかどうかは後続の書き手さんにお任せします。 ※怪人体は強化されましたが、それが生身に影響するのか、また変身時間はどうなっているのかということなども後続の書き手さんに任せます。 ※制限によって、超自然発火能力の範囲が狭くなっています。 ※変身時間の制限をある程度把握しました。 ※超自然発火を受けた時に身に着けていたデイパックを焼かれたので、基本支給品一式は失われました。 ※キングフォーム、及び強化された自身の力に大いに満足しました。 ※仮面ライダーブレイドキングフォームに変身したことで、十三体のアンデッドとの融合が始まっています。完全なジョーカー化はしていませんが、融合はかなり進んでいます。今後どうなるのか具体的には後続の書き手さんにお任せします。 ※一条とキバットのことは死んだと思っています。 E-3エリアに存在する川の中で、浅倉威は水を浴びていた。 先ほど受けた火傷のダメージを癒すのは、やはり水が一番効果的だと判断したため。 ある程度痛みが引いてきたのを感じながらあのとき、何故自分があの行動に出たのかを考える。 無論今でもあの状況であの力を使っても勝ち目が無いから逃げたという考えはできる。 しかし、どうにも腑に落ちないのだ。自分自身、らしくないとも思ってしまう。 そう、あれはそこまで考えられていたものではなく、浅倉らしい野生の勘とでも言うのだろうか、ならばあのときあいつから感じたものは……。 (馬鹿馬鹿しい、過ぎたことをどうこう言ってても仕方ねえしな、また会ったら殺す。それだけだ) 自身にとって最も使いやすかった王蛇のデッキを破壊されたのは痛いが、それでもまだ戦えない訳じゃない。 あの時とは違い、王蛇以外の力があってよかったと心から思う。 そうだ、生きていさえすれば、またいくらでも戦える。前回とは違い、今回はもっとずっと長く戦いを楽しまなければ。 バイクという移動手段が無くなったのは痛いが、まぁなんとかなる。 そんなことを思いつつ、浅倉は体中の痛みが和らいでいるのに気付く。 川に体を付けているからだからなのだろうか、しかしそれでもいつもより早い気がする。 そんな考えを持ちながら、ふと自分の手に目をやった時だった。 先ほどの戦いで負った傷がみるみる内に回復しているではないか。 これはどういうことなのか、ある程度察しが付く者も多いだろうが、これは浅倉が取り込んだテラーの力に準拠する。 何もメモリを取り込んで得られるのは、その恐怖の能力だけではない。 先ほどの戦いで普通は対応できない距離の攻撃に対応できたのも、強化された超自然発火能力を受けても立ち上がることができたのはこのためである。 更には人間を超えたその回復力、及び身体能力も浅倉の体にしみ込んでいるのだ。 しかもドーパントの王の異名を持つテラーを取り込んだのだ、もしかしたら究極の闇と呼ばれるものたちに並ぶほどの能力を浅倉は手に入れたのかもしれない。 最早浅倉は本当の意味で人ではない。 だがそれを悔やみもせず、むしろ戦いが長く続くという事実だけで浅倉の顔には笑みが浮かんでいた。 放送まであと少し。 さらなる力を手に入れ進化した蛇と王の運命は、今はまだ神のみが知っていた。 【1日目 真夜中】 【E-3 川付近】 【浅倉威@仮面ライダー龍騎】 【時間軸】劇場版 死亡後 【状態】疲労(極大)、ダメージ(極大)、満足感、体の各所に火傷(治癒中)、仮面ライダー王蛇に1時間50分変身不可、仮面ライダーヘラクスに2時間変身不可 【装備】ライダーブレス(ヘラクス)@劇場版仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE、カードデッキ(ファム)@仮面ライダー龍騎、鉄パイプ@現実、ランスバックル@劇場版仮面ライダー剣 MISSING ACE、 【道具】支給品一式×3、サバイブ「烈火」@仮面ライダー龍騎、大ショッカー製の拡声器@現実 【思考・状況】 0:これからどうする? 1:あのガキ(ダグバ)は次会ったら殺す。 2:イライラを晴らすべく仮面ライダーと戦う。 3:特に黒い龍騎(リュウガ)は自分で倒す。 4:殴るか殴られるかしてないと落ち着かない、故に誰でも良いから戦いたい。 【備考】 ※超自然発火能力を受けたことにより、デイパックが焼けた可能性があり、そのまま走ったので何かおとした可能性があります。 また、おとした場合には何をどこに落したのかは後続の書き手さんにお任せします。 ※カードデッキ(王蛇)@仮面ライダー龍騎が破壊されました。また契約モンスターの3体も破壊されました。 ※テラーメモリを美味しく食べた事により、テラー・ドーパントに変身出来るようになりました。またそれによる疲労はありません。 ※ヘラクスゼクターに認められました。 ※変身制限、及びモンスター召喚制限についてほぼ詳細に気づきました。 ※ドーパント化した直後に睡眠したことによってさらにテラーの力を定着させ、強化しました(強化されたのはドーパント状態の能力ではなく、非ドーパント状態で働く周囲へのテラーの影響具合、治癒能力、身体能力です)。今後も強化が続くかどうか、また首輪による制限の具合は後続の書き手さんにお任せします。 【全体備考】 ※E-1エリアにガイアドライバー@仮面ライダーWが放置されています。 ※E-2エリア廃墟が焦土になりました。また、同エリア中央に巨大なクレーターが生じています(規模は後続の書き手さんにお任せします)。またD-2エリアやD-1エリアの一部にも施設の窓ガラスが割れるなどの形で戦いの影響が及んでいる可能性があります。 ※E-2エリア内にあったズ・ゴオマ・グ、紅音也、照井竜の遺体及びに彼らの首輪がどうなったかは後続の書き手さんにお任せします。 ※E-2エリアのどこかにライダーブレス(コーカサス)@仮面ライダーカブト劇場版GOD SPEED LOVE、サイドバッシャー(サイドカー無し)@仮面ライダー555、モモタロスォード@仮面ライダー電王が放置されています。 ※E-1エリアに基本支給品一式+音也の不明支給品×2と、基本支給品一式+東條の不明支給品(東條から見て武器ではない)の入った二つのデイパック、及びにバギブソン@仮面ライダークウガが放置されています。 107 慚愧 投下順 109 ライダー大戦 Round Zero~WARBREAK S BELL(前編) 時系列順 103 闇を齎す王の剣(6) 浅倉威 116 対峙(前編) ン・ダグバ・ゼバ
https://w.atwiki.jp/sentai-soubi/pages/249.html
【名前】 牙召杖ベノバイザー 【読み方】 がしょうじょうべのばいざー 【登場作品】 仮面ライダー龍騎 など 【分類】 召喚機 【所有者】 仮面ライダー王蛇 【詳細】 仮面ライダー王蛇が持つ杖タイプのバイザー。 打撃武器として使われ、アドベントカードをベントインする際にはバイザーの頭部を引き出し出現するスロット部にカードを装填。 使用に応じて出現、使われない時はどこかへと収納されている。 後年の作品でも王蛇が使うものとして登場。 設定上は標的を突き倒す武器にもなるのだが、作中ではそういった武器としては使用されなかった(海外版では使用)。 放送当時に発売されたなりきり玩具では、王蛇のカードデッキ(ベントホルダー)が同梱されていた。 デッキとセットで発売された、唯一のバイザー玩具である。
https://w.atwiki.jp/kaijinmato/pages/788.html
龍騎「こいつら、強えぞ!」 【名前】 バズスティンガー ホーネット 【読み方】 ばずすてぃんがー ほーねっと 【登場作品】 仮面ライダー龍騎 など 【登場話】 第31話「少女と王蛇」第32話「秘密の取材」 【分類】 ミラーモンスター/バズスティンガー 【生物モチーフ】 スズメバチ 【名前の由来】 (ハチが)ブンブン飛ぶ(英:buzz)+針(英:stinger) 【詳細】 ミラーワールドに棲息するスズメバチ型モンスター。 集団で活動するハチ系モンスターの行動隊長的役割を担う。 手にあるニードルで相手に襲い掛かり、鋭利な針先には毒素が仕込まれ、刺された者は瞬時にアナフィラキシーショック死する。 大型フェリー「フェニックスエキスプレス号」内をテリトリーに活動、「船内の乗客を1人除いて全て捕食する」という大事件を引き起こす。 事件が発覚した数日後、現場検証に警察や報道陣を乗せた船が出航し、再び活動を開始。 生き残った少女・浜崎実加を執拗に狙い、3人のライダー(龍騎、ナイト、王蛇)と交戦。 連携の取れない3人を追い込み、更に「王蛇のベノクラッシュを3体が一点に固まって高速回転して弾き飛ばす」という連携技を見せ付けるが、他の2人もファイナルベントを発動しようとし、海に飛び込んで逃走。 その後、実加が収容された病院を察知して出現するが、狙って待ち構えていた3人のライダー(ナイト、ゾルダ、王蛇)と交戦。 王蛇のベノクラッシュを受けかけたバズスティンガー ワスプを助けようと回転防御を行うが、最期は3人の必殺技(ベノクラッシュ、飛翔斬、ギガランチャー)による同時攻撃を防ぎ切れずに他の2体と共に爆散した(敗北後、3体は王蛇の契約モンスターによってそれぞれ吸収。)。 【仮面ライダーウィザード】 魔宝石の世界の怪人として登場。
https://w.atwiki.jp/83452/pages/10737.html
和「ここが・・・神崎士郎が生前に住んでいた家」 和(ここにライダーバトルに関する手がかりがあればいいんだけど・・・) ガチャッ 和「失礼します・・・」 和(誰か・・・いないわよね空き家なんだから) 和「・・・・・」 和(何かないかしら・・・) ガタン 和「!?」 猫「・・・・・」タタタッ 和「ね、猫か・・・・・ベタね」 和「あら?何か落ちてる・・・」 和「スケッチブック・・・?」 パラパラ 和「子供が描いたような絵ね・・・」 和「誰が描いたのかしら」 パラパラ 和「・・・・・」 和(この絵・・・どことなく私たちの戦ったモンスターに似ている気が・・・) 士郎「ここから出て行け、真鍋和」 和「!」 士郎「・・・・・・・」 和「神崎・・・士郎」 和「まさか・・・本人に会えるとは思ってなかったわ」 士郎「・・・・・」 和「このライダーバトルを仕組んだ張本人、神崎士郎」 和「あなたは・・・どうしてこんなことを」 士郎「そんなことはお前には関係ない・・・」 士郎「戦え」 和「嫌よ」 士郎「・・・ライダーの戦いは何も変わらない」 和「・・・・・」 士郎「お前はなぜ戦わない、ライダーの宿命から逃げるな」 和「私はライダーバトルを止める・・・悪いけどあなたの思惑通りにはいかないわ」 士郎「・・・・戦え」 士郎「戦わなければ次に死ぬのはお前だ」 和「私は死なない、仲間と一緒にこの地獄を生き延びる」 士郎「・・・社会も人も、運命も、自分の中にある憎しみに、おぼれそうになっている」 士郎「お前の仲間もいずれそうなるだろう」 和「・・・・・」 戦え… 戦え… 戦え… ほうかご! 律「さてと、話を聞かせてくれ唯」 律「何があったんだ?」 澪「・・・・・」 聡「・・・・・」 唯「実は、昨日・・・」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 澪「じゃあ、さわ子先生を看病してそのまま帰したのか・・・」 唯「うん・・・」 聡「・・・・・・」 律「・・・ばかやろう」 唯「りっちゃん・・・」 律「大馬鹿野郎!!なんで私たちに相談しなかったんだよ!!」 唯「ごめんなさい・・・」ポロポロ 唯「みんな反対すると思ったから・・・」 律「くそっ・・・そんな信用がないのかよ」 澪「律、唯は別にそんなわけじゃ・・・」 唯「・・・・・」 聡「じゃあ、純さんは先生に殺られたってことなの?」 律「分かんねえよ・・・」 唯「うっぐ・・・ひっ・・・」 澪「唯・・・少し顔洗ってきたらどうだ?」 澪「落ち着くかもしれないし・・・」 唯「・・・・・・うん」スタスタ 律「確かに怪我してたけど、モンスター相手に死ぬようなやつじゃないだろ」 律「唯が言うには夜にメールがあったんだから、それまでには生きてただろうし・・・」 澪「でも・・・」 律「モンスターが現れてたなら、純を倒してもそのままどっかで暴れてるはずだろ」 律「なのにモンスターの気配がしなかったんなら・・・」 澪「・・・・・・」 聡「やっぱり、先生が純さんのこと殺したんじゃないの?」 澪「聡・・・」 律「・・・・・」 聡「俺、前あの人と戦ったことあるけど」 聡「平気で人を殺せる人だね、あれ」 聡「ライダーになってどっか狂っちゃったんじゃない?」 律「・・・・・」 澪「でも・・・前はすごく良い人だったんだ」 聡「どうかな・・・」 聡「あの仮面は人を悪魔にも神にもする」 聡「先生は戦ってるうちに、悪魔の方にとりつかれちゃったんじゃないんですか」 澪「・・・・・」 聡「澪さんだってそうでしょ?」 澪「え・・・」 聡「澪さんは、戦うのは楽しい?それとも嫌?」 澪「それは・・・嫌に決まってるだろ」 澪「誰だってあんなこと楽しいわけ・・・」 聡「本当にそうなんですか?」 澪「な、なにを・・・」 聡「例えばモンスターを倒した時に、『よし!やった!私は強いぞ!』って・・・」 聡「達成感や喜びを感じることが少しもないって言えるんですか?」 澪「っ・・・」 律「聡・・・」 聡「結局その延長線上にいるんじゃないの、先生は」 澪「・・・・・」 聡「だとしたら、俺たちも・・・」 律「もうやめろ、聡」 律「そんな話したくない」 聡「・・・・・・じゃあ話題変えるけどさ」 聡「もしかしたら唯さんと先生って組んでるんじゃない?」 律「は・・・?」 聡「だって話ができ過ぎてるじゃん」 聡「道端に倒れてた先生を偶然見つけて看病するなんて・・・不自然すぎるよ」 聡「絶対二人とも組んでるね」 澪「だ、だったらわざわざそんな話しないだろ・・・」 聡「さぁ、油断させるためかもしれないじゃないですか」 律「やめろよ・・・いくらなんでもそんなわけないだろ」 律「唯がそんなこと・・・」 聡「分かんないよ、仮面をつけたら人間は・・・変わっちゃうんだ」 律「・・・・・」 ガチャッ 唯「あ、あの・・・」 澪「あぁ、唯・・・スッキリしたか?」 唯「うん・・・」 律「・・・・・」 聡「・・・・・・」 唯「みんな・・・私・・・」 キーン… キーン… 律「・・・なんで毎回こうタイミングが悪いときに」 澪「とにかく行こう」 澪「モンスターが出たなら放ってはおけない」 唯「うん・・・」 聡「・・・・・」 キーン… キーン… 律「こっちか!」 キーン… キーン… 澪「いや・・・こっちからも聞こえる」 律「二箇所か・・・なら二手に分かれるしかないな」 聡「じゃあ僕は唯さんと一緒に行くよ」 唯「え・・・」 聡「別にいいですよね?」 唯「う、うん・・・」 律「分かった・・・じゃあ私は澪と一緒に行く」 律「行くぞ」 澪「あぁ・・・」 聡「じゃあ僕たちも行きましょうか」 唯「うん・・・よろしくね聡君」 聡「こちらこそ」 聡(・・・純さんが消えてくれてよかった) 純(正直、あの人は俺のこと気に喰わなかったみたいだし) 純(邪魔者がいなくなって清々したよ) 純(あとはこの人も・・・) 純(後先何も考えてないだけだろ・・・こういうタイプは邪魔になるだけだ) 純「ふふっ・・・」ニヤッ 唯「いくよ、聡君」 唯「変身!」 純「変身」 ギュィィィィ シュピーン ゾルダ(律)「おりゃっ!」シュートベント ナイト(澪)「はぁああああっ!!」ファイナルベント バキィン!!ドガァァァン!! モンスター「グギャアアアア!?」ドガアアアアアアン!! ゾルダ(律)「よし・・・」 ナイト(澪)「・・・・・」 ゾルダ(律)「どうしたんだ、澪」 ゾルダ(律)「せっかく倒したのに、浮かない顔してんな」 ナイト(澪)「いや・・・別に」 ゾルダ(律)「ひょっとして、さっき聡が言ってたこと気にしてんのか?」 ナイト(澪)「・・・・・」 ゾルダ(律)「心配すんなよ、お前はお前だ」 ゾルダ(律)「さわ子先生みたいにはならないよ」 ゾルダ(律)「それに唯だって・・・」 ナイト(澪)「あぁ・・・」 ゾルダ(律)「・・・・・」 王蛇(さわ子)「私が・・・なんだって?」 ゾルダ(律)「!?」 ナイト(澪)「せ、先生・・・!」 ゾルダ(律)「ほんっと・・・どこにでも現れるな」 王蛇(さわ子)「ほら・・・せっかく会ったなら遊びましょうよ」 ナイト(澪)「先生・・・どうして」 ゾルダ(律)「・・・その前に一つ質問していいか?」 王蛇(さわ子)「なによ」 ゾルダ(律)「純・・・仮面ライダータイガのこと、何か知らない?」 王蛇(さわ子)「はぁ?」 ゾルダ(律)「あんた、ひょっとして純のこと殺したりしてないだろうな?」 王蛇(さわ子)「誰?純って」 ゾルダ(律)「・・・・・」 ナイト(澪)「よ、よかった・・じゃあ先生は何も関係・・・」 王蛇(さわ子)「あぁでも、昨日一人殺したっけ」 ナイト(澪)「!」 王蛇(さわ子)「確か癖毛で・・・トラっぽいライダーだったわね」 ゾルダ(律)「・・・・・」 ナイト(澪)「律・・・」 ゾルダ(律)「その子を殺したことに・・・罪悪感とか感じないのかよ」 王蛇(さわ子)「別に?なにが悪いの?」 ナイト(澪)「うっ・・・」 王蛇(さわ子)「はぁ・・・興味ないのよそんなこと!」 王蛇(さわ子)「今戦えればそれでいいの、私は!!」 ゾルダ(律)「・・・そうか」 ゾルダ(律)「こっちもあんたを倒す理由ができたよ」 王蛇(さわ子)「ははっ、そうこなくっちゃ!」 ゾルダ(律)「そんな戦いたいならやってやるよ、ちくしょう!!」 ナイト(澪)「り、律!」 ゾルダ(律)「止めるな澪!こいつは純を殺したんだぞ!?」 ゾルダ(律)「何の躊躇もなく・・・」 王蛇(さわ子)「それの何が悪いの?ライダーはそういうものでしょ?」ソードベント 王蛇(さわ子)「おらあっ!!」 ガキィン!! ゾルダ(律)「うわっ!?」 ナイト(澪)「律!!」 王蛇(さわ子)「今の社会はライダー同士の戦いと同じなのよ」 王蛇(さわ子)「生きるってことは他人を蹴落とす事なの」 王蛇(さわ子)「ま、子供のあんた達には分からないでしょうけど」 ゾルダ(律)「くっ・・・」 ナイト(澪)「逃げよう律・・今の私達じゃ先生には・・・」 ゾルダ(律)「でも・・・悔しいじゃないか!」 ゾルダ(律)「純の仇もとれないで・・・」 ナイト(澪)「律・・・」 王蛇(さわ子)「お喋りはそこまでよ」 王蛇(さわ子)「早く立ちなさ・・・」 ストライクベント 王蛇(さわ子)「!?」 ドガアアン!! 王蛇(さわ子)「ぐがぁっ!!」 ゾルダ(律)「だ、誰だ!?」 リュウガ「・・・・・」 ナイト(澪)「唯・・・?」 ゾルダ(律)「いや・・・唯は聡と一緒のはずだ」 ナイト(澪)「じゃあ、あれは・・・」 王蛇(さわ子)「うぐっ・・またあんたが・・・」 リュウガ「・・・・・」 ナイト(澪)「あ、あの・・・」 リュウガ「ここは私に任せて、二人とも逃げてください」 ゾルダ(律)「だ、誰なんだよあんた!」 リュウガ「・・・・・」 ナイト(澪)「律・・せっかく助けてもらったんだからここは言うとおりに・・・」 ゾルダ(律)「・・・・・」 ナイト(澪)「誰だか知りませんが、ありがとうございます」 リュウガ「・・・・・」 ナイト(澪)「行こう、律」 ゾルダ(律)「くそっ・・・・」 16
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/4331.html
小鳥遊紡は逃げていた、 自分はただの新米アイドルマネージャーなのにこの戦いに参戦させられ開始から1時間弱で牙王という男に追われることになった、 「なんでこんなことに、、、」 開始後エントランス近くのハリウッドエリアをウロウロしていたところ、突如刀を持った牙王という男に襲われて、支給品の煙玉でなんとか逃げていたもののまだ牙王は近くにおり、今もまだ危険な状況だ。 (早く陸さんに会わないと、もし陸さんが発作なんて起こしたら大変ですし、、、) 彼女はそっとその場から移動しようとしていた 「おい、」 そこをある男に呼び止められる、 「誰ですか!」 警戒状態で男の方を振り返る。 「大丈夫か?あんた?俺は七原秋也だ」 そこには高校一年生ぐらいではあるが逞しい少年、七原秋也が立っていた。 原作バトル・ロワイアルの主人公である彼ではあるが、ここにいるのはバトル・ロワイアルに参加させられる前の七原秋也である。 それでも正義感は人一倍強いことに変わりはない。 「小鳥遊紡です、それより山賊の様な格好の男性を見てませんか?」 「見てないっすね、それより慌ててるみたいですけど大丈夫ですか?」 「大丈夫じゃなさそうです。さっきまでその山賊のような男性に追われていたんです。」 「それは大変でした「その山賊のような男性ってのは俺の事か?」」 「「え?」」 2人の会話に突如として割って入った男、牙王 「あ、あなたは!?」 「ようやく見つけたぜえ、そこの女、腹の足しになってくれるんだろうな?」 「待て!」 すかさず七原が2人の間に割って入る。 「アンタが誰かは知らねーが戦いなんてやめろ!こんなことして何になる!」 「決まってるさ、ここにいる者達は全員俺にとって喰い甲斐のある相手だろう、だから俺は全員を喰らい、牙の王として頂点に立つ、それだけだ。」 「なんだと!そんなのふざけてる!そこに正義はあるのか!」 「ないな、そんなもん、俺に正義なんてないからなあ、とりあえずお前の方が喰い甲斐がありそうだ、俺の最初の餌にしてやろう。」 牙王は自分のカードデッキを取り出す。 「戦うしかないのか、」 七原もカードデッキを取り出す。 「私も戦います!」 紡もカードデッキを取り出す。 「紡さんは逃げてて、」 「でも、秋也さんを1人にはしておけないですし、この先戦うことになるかもしれないので、私も戦います!」 「紡さん、、、」 「いいぜえ、俺は、2人いるほうが喰い甲斐があるからなあ、」 「そうか、兎に角俺たち2人でお前を止めてやる、行くぞ!紡さん!」 「はい!秋也さん!」 「「「変身!」」」 小鳥遊紡の体には赤きエイの戦士ライアの鎧が、七原秋也の体には白き虎の戦士タイガの鎧が、牙王の体には紫色のコブラの戦士王蛇の鎧が、それぞれ装着される。 「まずはお前からいたぶってやるぜ」 SWORD VENT 王蛇はべノサーベルを装備しライアに切りかかる 「きゃっ!」 「大丈夫か!」 べノサーベルを受けて怯むライアとそれを助けんと、召喚機のデストバイザーを王蛇に叩きつけようとするタイガ 「なかなか効くなあ、だが効かねえぜ!」 「うわっ!」 王蛇がべノサーベルでタイガにカウンターアタックをする。 「秋也さん!あ、そうだ!」 ADVENT エイのモンスターであるエビルダイバーが現れて王蛇を強襲する。 「小賢しい!」 「よし、こっから反撃だ!」 STRIKE VENT タイガがデストクローを装備し巨大な爪を王蛇に叩き込む。 「よし!」 「良い一撃だな、だが無意味だ」 ADVENT 王蛇の契約モンスターであるベノスネーカーが現れてタイガに突進攻撃をしかける FREEZEVENT がしかしその動きが止まる。 「なんだと!」 「よし、畳み掛けるぞ!」 「はい!」 COPYVENT ライアもデストクローを装備しタイガと2人で王蛇に攻撃をしかける。 「調子に乗るなあ!」 王蛇がべノサーベルと己の肉体でで4つの爪による攻撃を全て防ぎきり、ライアの右肩をべノサーベルで切る。 「きゃあっ!」 「紡さん!」 タイガがライアを助けようとデストクローで王蛇に攻撃をしかけようとするが、 「うわっ!」 フリーズベントの効果が切れたせいでベノスネーカーが動き出していて、それによりタイガは攻撃を受けた。 「秋也さん!」 「お前の相手は俺だ、安心しろ先に喰ってやるから、」 王蛇がライアの首元を掴み持ち上げる。 「紡さん、、、うわぁっ!」 ベノスネーカーが毒を吐き出し、タイガにダメージを与え動けなくする。 「ゆっくり喰っていけそうだな、じゃあな、姉ちゃん」 王蛇のべノサーベルがライアの頭目掛け振り下ろされそうになっていたその時だった。 「やめろおおおおおおおおおおおお!!!」 毒で動けないはずのタイガが王蛇にタックルをしていた。 「なんだと!」 「これが正義ってやつの力だ!!」 「秋也さん、ありがとうございます。」 「いいってことよ、」 七原秋也は己の信じる正義で限界を超えて王蛇に立ち向かったのだった、 「小癪な!ゆっくりいたぶってやろうと思ったがそれはなしだ、ここで死ね!」 FINALVENT ベノスネーカーが吐く毒液の流れに乗って数発相手を蹴る技であるべノクラッシュが発動される。 「ここは私に任せてください!秋也さん!」 FINALVENT ライアが契約モンスターのエビルダイバーに乗り突撃する技、ハイドロベノンが発動され、王蛇とライアの必殺技がぶつかり合う。 「紡さん!!」 結果として2人共が必殺技で多大なダメージを受けて地面に倒れていた。 「大丈夫ですか!紡さん!」 「秋也さん、、、なんとか、大丈夫そうです。」 「そうか、それなら良かったです、」 「おい、お前達、今回は見逃してやるよ、だが次に会った時は喰ってやる」 王蛇は変身を解除してその場から立ち去る。 何故牙王が撤退したか、それは変身制限である。 自分のダメージ量的に残り時間で2人を仕留めるのは至難の技であると判断していた、 おまけに向こうは2人いるため、カードデッキを交換すればすぐに戦える、 この状況は牙王にとってとても不利であった、それ故に彼は退却という道を選んだのであった。 状態表 午前1時10分 現在地ハリウッドエリア 【牙王@仮面ライダー電王】 【状態】ダメージ中程度 仮面ライダー王蛇に2時間変身不可能 【時系列】死亡後 【装備】カードデッキ(王蛇) 刀 【道具】支給品一式 【思考・状況】 0、牙の王として全てを喰らう 1、今は休み、体力の温存 「はぁ、はぁ、紡さん、大丈夫ですか?」 「大丈夫ですが、少し休みましょう」 七原も小鳥遊もお互いボロボロの状態であり、変身も解除されている。 「兎に角今は、人がいないところで休みましょう、」 「ええ、でも、体が動かないです。」 「そうですか、なら肩を貸します、とりあえず今はあの建物の中に入りましょう。」 七原は本来はお土産屋である建物に小鳥遊を運ぶ。 (こんなふざけた戦い、絶対に止めてやるからな!) 心の中でそう誓い、七原達はしばらく休憩を取ることにしたのであった、 喰うか喰われるかの戦いというものを実感した彼らの未来は明るいものなのだろうか?それとも暗いものなのだろうか? 【七原秋也@バトル・ロワイアル】 【状態】ダメージ大 仮面ライダータイガに2時間変身不可能 【時系列】ロワ参戦前 【装備】カードデッキ(タイガ) 【道具】支給品一式 不明支給品 【思考・状況】 0、戦いを止める 1、体を休める 【小鳥遊紡@アイドリッシュセブン】 【状態】ダメージ大 仮面ライダーライアに2時間変身不可能 【時系列】最終回後 【装備】カードデッキ(ライア) 煙玉×2 【道具】支給品一式 【思考・状況】 0、戦いから脱出する 1、体を休める 2、七瀬陸を探す