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元「シャーク」の第ニ戦闘部隊長。白猿の老獣人。元ツェンレンの武術指南役。 シャークによるクーデター時に放送局前で音無あやめと交戦し、敗北する。 あやめは止めをささなかったが、病のため自らの命が長くないことを自覚しており、自害した。
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わるきゅーれ メカとか好きな底辺絵描き。 生み出したロボット達は、今日も脳内を勝手に歩き回ります。 役職 副会長(クーデター目論む) 日本語表記 わるきゅーれ 性格 たまにイラッ☆としてみたり 誕生日 9月25日。平日やがな 趣味 絵描き 一言 全ては無駄の為に ブログ:わるきゅーれの奇行 Ver2.0
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サンジャイ・ラオ(Sanjay Rao、宇宙暦768年 -)は自由惑星同盟の軍人。原作登場人物である。男性。 外見 略歴1 前世 2 逆行後 人柄 座乗艦 外見 髪の量がやたらと多く、冴えない風貌。 略歴 1 前世 自由惑星同盟軍少佐、第二艦隊幕僚チーム員。宇宙歴795年9月4日から9月11日の惑星レグニッツァ上空の戦い、第四次ティアマト会戦、宇宙歴796年2月のアスターテ星域会戦を潜りあい、同会戦において次席幕僚・ヤン・ウェンリー准将を補佐する。諸惑星の自由の決定後は第一三艦隊に移籍。ヤン艦隊設立と同時に中佐に昇進し分艦隊参謀として元・第二艦隊所属のダスティ・アッテンボロー准将の片腕として活躍(50話)。最終的にバーラト自治政府軍参謀次長を務めている。(13話) 2 逆行後 宇宙暦793年頃、憲兵司令官クレメンス・ドーソン少将の副官を務めている。エリヤの副官就任と同時に更迭された。この時の階級は大尉。(13話)その後、レグニツァの悲劇までパエッタ大将の作戦参謀を務めていた。 宇宙暦796年12月頃、第三六機動部隊作戦部長となり、通称チーム・フィリップスの一員となる。(50話)その後、平時においては部隊訓練、戦時においては作戦立案や部隊運用の責任者として参謀長チュン・ウー・チェン大佐らと共に戦下手のエリヤを支えた。 「神々の黄昏(ラグナロック)」作戦中の宇宙暦798年、これまでの功績が認められ、宇宙軍中佐に昇進。(60話)また、エリヤの前世と同じで常識人らしく、ヤン・ファミリーとは別の方向にズレているチーム・フィリップスメンバーに苦労しているようだ。(66話) 第二次ヴァルハラ会戦中、ラインハルトの救援に現れたビッテンフェルト艦隊を「鉄壁のような艦隊」と評した。 宇宙暦801年、エリヤが中将に昇進した上で首都防衛軍司令官に就任すると、再び作戦部長を務めた。この時の階級は宇宙軍大佐、良識派体制でも良い待遇を受けていたらしい。(78話)首都防衛軍のクーデター対策司令部ではかつて首都防衛軍がハイネセン六月危機を収拾した際にアルバネーゼ元中将らが立案した『午睡計画』を元にクーデター対策計画を立案した。(77話)民主政治再建会議のクーデター鎮圧後、宇宙軍准将に昇進した。(86話) 宇宙暦802年2月頃、第一辺境総軍作戦部長に就任。この時までに宇宙軍少将に昇進している。エリヤを嫌う人間が多い士官学校788年度卒業生の中では、数少ない親フィリップス派だった。(95話)イゼルローン総軍との演習や移動要塞を用いた帝国軍の侵攻に際しても、エリヤを支え続けた。同年の第九次イゼルローン要塞攻防戦中、ヤン派との軋轢が増すと、エリヤに対してヤン・ウェンリーに取り成しを依頼するよう提案した。(107話)同攻防戦を通じて、作戦部長としてエリヤを支えた。(109話) 人柄 作戦参謀らしく、合理主義の信奉者である。(76話)エリヤ曰く「戦記に登場するラオ参謀は大人しいのに、チーム・フィリップスのラオ作戦部長は口が悪い。同一人物とは思えないほど」らしい。(106話) 座乗艦 第三六機動部隊旗艦「アシャンティ」(少佐:第三六機動部隊作戦部長として乗艦) 帝国領侵攻作戦「神々の黄昏(ラグナロック)作戦」(第56話 - 64話) フラインスハイム星域軍(*1) 前方展開部隊旗艦「ヴァイマール」(中佐:フラインスハイム星域軍前方展開部隊作戦部長として乗艦) 帝国領撤退戦 - 第二次ヴァルハラ会戦(第64話 - 69話) 第一辺境総軍旗艦「ゲティスバーグ」(少将:第一辺境総軍作戦部長として乗艦) 通常勤務(第96話 - )
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前ページ次ページプレデター・ハルケギニア 「あちゃあ、曇ってきたわねえ」 キュルケが空を仰ぎながら呟く。 先程から黒い雲が空を覆いつくし始め、今にも降り出しそうだ。 「はあ、そろそろ帰ろうかと思ってた所だってのに」 ギーシュが宿屋の壁に寄りかかりながら言う。 「私だってもう帰りたいわよ。いい男はぜーんぜん通らないし」 キュルケも肩をすくめて言う。その隣ではタバサが黙々と本を読みふけっている。 「あなただって退屈でしょう、タバサ?」 キュルケの言葉には応えずにタバサはページをめくる。 この少女にとっては本さえあればどこでも変わらないのかもしれない。 「降り出す前に中に入りましょう」 キュルケがもう一度肩をすくめて宿の中に入ろうとした時、ギーシュが小さく声を上げた。 「どうしたのよ」 「いや……あれ何だろ?」 キュルケがギーシュの目線の先に目をやると何やらこちらに飛んでくる物体が見える。 そして近づいて来るにつれてその姿がはっきりと見えてきた。 「あれは、竜籠だ!」 竜籠とは大きな揺り篭のような物の四隅を竜に持ち上げさせ移動する物だ。 竜籠はキュルケたちの宿を通り越すと広場のほうへと飛んで行った。 「見に行ってみようぜ!いい退屈しのぎだ!」 ギーシュが少し嬉しそうに走り出す。相当退屈を強いられていたのだろう。 「あ、ちょっとギーシュ!……ふう、しょーがない。私たちも行きますか」 竜籠は予想通り広場へと着陸していた。 周りには自然と人だかりが出来ている。 「一体なんだろうな?」 「さあ、どうせどこかの貴族じゃないの?」 ギーシュとは対象的にキュルケがつまらなそうに呟いたその時、竜籠から二つの人影が降り立った。 その瞬間、ギーシュもキュルケも驚嘆の表情を浮かべた。二人の人物は彼等が良く知る人物だったのだ。 「コルベール先生!?それに、オールド・オスマン!?」 ギーシュとキュルケが声を上げる。その声に気づいたか、竜籠から降り立った二人は二人のほうを向いた。 「なんじゃ君ら。帰ってこんと思ったらこんなとこで油売とったのか?」 オスマンがキュルケたちに近づくと開口一番にそう言った。 「いや……っていうか何で学院長とコルベール先生が?」 ギーシュが呆気にとられたかのように言う。 「それは私もお聞かせ願いたいですな。ろくに説明もせず連れ出して」 オスマンの傍らのコルベールが少し不機嫌そうな口調で言う。 「はは、まあそう怒るなミスタ。とりあえず何か喰おう。腹減っちまったわい」 オスマンとコルベールがラ・ロシェールに降り立った頃、ルイズ、そしてテファニアと村の子供たちも貨物船の一室に集まっていた。 あの亜人の武器を置いてある部屋だ。 「お姉ちゃん……」 「大丈夫よ。きっと大丈夫だから……」 不安そうな子供たちの頭をテファニアが優しく撫でる。相変わらず帽子は被ったままだ。 子供たちをなだめながらもその顔もまた、不安げな表情を浮かべている。 「一体どうやってドアを開けたんだ……あいつも魔法を使えるってのか!」 隊員の一人が声を荒だげる。ドアは壊されていたのではない。魔法による鍵が解除されていたのだ。 「武器は殆どここにある。あいつが持ってるのは鉤爪ぐらい……袋のネズミよ。逆に捕まえてやるわ」 エレオノールが一同に言い放つ。その時、 「そうかねえ。駄目なんじゃねえの?」 どこからか声がした。低い男の声だ。 「……何ですって?」 エレオノールが睨み付けるような目で周りの隊員を見る。 「い、いや違いますよ。自分たちは何も……」 隊員たちは必死に否定にかかる。その時 「姉さま、そ、それ……」 ルイズが指である物を指差す。 「いけね、喋っちまった。まあいいか」 ルイズが指差した物、それは机に置いてある錆びれた大剣だった。 見ると鎬の部分をカタカタと鳴らしながら喋っている。 「これは……インテリジェンスソード?」 エレオノールが剣を見下ろしながら言う。 インテリジェンスソードとは魔法で命を吹き込まれた剣であり人語を解し話すこともできる。 「ああ、その通りよ。何か文句あっか?」 「文句は無いわ。でも聞かせて欲しいわね。あいつのことについて」 「武器屋で拾われた?」 「ああ、まあ運命の出会いってやつだな。へへッ」 剣はブルドンネの寂れた武器屋で亜人に拾われた事を話した。 そしてその後、アルビオンに赴いたことも。 「凄えぜありゃあ。姿は消すし変な火の玉は撃つわで軍隊一つ皆殺しにしちまった」 その剣の言葉にルイズは俯いた。やはりあのアルビオンの王軍は亜人の前に全滅したのだ。 「あの、教えてくれない?」 「ん?何をだ?」 「ウェールズ様とワルド……いや、私と一緒にいた人たちはどうなったの?」 ルイズは神妙な表情で剣に問いかけた。 「一緒にいたぁ?……ああ、お前あん時の娘っこか。あの金髪の兄ちゃんとヒゲ野朗のことか? 金髪の兄ちゃんは死んだぜ。ヒゲには逃げられたがな」 「死んだっていうのはつまり……」 「心臓を一突きだからな。ありゃあ苦しかっただろうぜ」 ルイズは再び俯いてしまった。ワルドは生きている。それはとても喜ぶべきことなのだ。 しかしルイズの表情は浮かなかった。 (殺してしまったのね……あいつが……私の召還した……姫さまの思い人を……) この時、ルイズは大きな勘違いをしていることに気づいていない。 真実はある意味、今ルイズの頭で考えられている事よりも残酷だろう。 「ウェールズってアルビオン皇太子の?そう言えばまだ聞いてなかったけど、あなた一体何をしてたの?」 「……私とワルドが姫さまからの密命でウェールズ様への使者として送られたんです。 使者としての目的も果たしたけど、突然あいつが……私、怖くて逃げ出してしまった……」 「それであなたあの時、血まみれの格好で森に……」 テファニアがルイズのほうを見ながら言う。 「どうでもいいけどよ、今度は俺からも聞かせろ」 「何かしら?」 「お前ら一体何がしたいんだ?何で相棒を殺さなかった?」 剣の言葉とともにルイズは姉の顔を見上げた。ルイズ自身も同様の疑問を持っていたからだ。 「……インテリジェンスソードなんかに話す必要はないわね」 エレオノールは一瞬言葉を詰まらせたがすぐにそう言い放った。 「ヘッ、そうかよ。まあ大体想像はつくけどな」 その言葉にエレオノールは剣を黙って睨みつけるように見下ろした。 数秒、部屋に沈黙が流れたが再び剣が話し始めた。 「しっかし、あそこで『虚無』とはな。想像つかなかったぜ」 「『虚無』?一体何のことよ」 エレオノールは怪訝な表情を浮かべる。 「その胸のやたらでけえ娘っこのあれだよ。あれがなけりゃあお前ら確実に殺されてたぜ」 剣の言葉とともに一同がテファニアの方を向く。いきなり大勢の視線を向けられテファニアは身を縮こませた。 「あの時のテファの調べが……『虚無』?」 ルイズはあの時のことを思いだす。テファニアが琴の調べとともに口ずさんだ歌。 そしてテファニアが杖を振り下ろした瞬間に亜人の動きが止まったのだ。結果自分たちは助かることが出来た。 あれが伝説の失われし系統、『虚無』だと言うのか。 エレオノールがテファニアの前へと立つ。 「どういうこと?」 「え?あ、あの……」 「答えなさい、あの時のあなたの琴、あれが『虚無』だって言うの!?」 掴みかかるような勢いでエレオノールがテファへと詰め寄る。 「やめて姉さま!」 慌ててルイズが間に割って入る。エレオノールの剣幕に子供たちは今にも泣き出しそうだ。 「そ、その、『虚無』とか何のことか分からないけど、あれをやると誰でも今、自分が何をしてるか忘れてしまうの。 子供のころ急に使えるようになって……」 震えるような声で話しながらテファニアは遠くを見るような目をした。何か哀しげな眼差しだ。 「何だ、何かもわからずに使ってたのかよ」 「どうだっていいわ」 エレオノールがテファニアの目を見つめる。 「協力してもらうわよ。あいつをもう一度捕まえるために」 「姉さま、そんな!?テファは何の関係も……」 その時、ルイズの言葉を遮るようにテファニアがルイズに肩に手を置いた。 「いいのルイズ……私に出来ることなら協力します。でも約束して。終わったら私たちをあの村に帰してくれるって……」 「……いいわ。約束しましょう」 そう言うと二人は手を出し握り合った。 前ページ次ページプレデター・ハルケギニア
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前ページ次ページプレデター・ハルケギニア 小船の中で小さなルイズは泣いていた。 母や父にしかられると決まって屋敷内の池の小船に来て毛布に包まっていた。 ここなら誰も来ない。誰彼はばかることなく涙を流すことが出来た。 『ルイズ、また泣いているのかい?』 不意に爽やかな青年の声がした。この声は―― 「子爵さま?」 毛布から体を起こし周りを見回す。しかしそこには誰の姿も無い。 「子爵さま、いらっしゃるんですか?」 もう一度ルイズは問いかけた。 その時、突然に池の水の色が変わり始めた。 透き通るような池の水が赤い、まるで血のような色へと変わって行く。 ルイズが困惑していると水底から何かが浮き上がってくるのが見えた。 ルイズは小船の上から覗き込む。そして『それ』の正体を知った瞬間、ルイズは戦慄した。 それは真っ二つに切断された人間の上半身だったのだ。 「ヒッ!?」 ルイズが小さく悲鳴を上げ後ずさる。しかし浮かび上がって来たのはその死体だけでは無かった。 池を埋め尽くすかのような死体が次々と池の水面へと浮かび上がって来ている。 もはや完全に血の色に染まった池の上でルイズは震え上がった。その時―― 『ルイズ、また泣いているのかい?』 後方から再び声がした。ルイズが恐る恐る振り向くと空中に細い電流が流れた。 あの亜人の姿がそこに現れた。ルイズ自身が召還したあの亜人だ。 そしてその亜人の手に握られている物は―― 『ルイズ、また泣いているのかい?』 ワルドの生首を手に持った亜人から発せられた音声にルイズは絶叫を上げた。 ルイズはベッドから跳ね上がるように目を覚ました。全身からは汗が吹き出ている。 周りを見ると木造の小さな部屋に自分が寝ていたのが分かった。 先程の悪夢のような光景は正しく夢だったのだ。 呼吸も整い始めると昨日のことを思い出す。 王城から逃げ出したあの後、自分は周りも見ずに滅茶苦茶に走った。 そして気づけば森の中にたどり着き、あのテファニアと名乗る少女と出会ったのだ。 自分はまたしても何もでき無かった。自身の召還した亜人を前にして何も。 ワルドは死んでしまったのだろうか?あの惨状を目の当たりにしてはそうとしか考えられない。 しかし考えたくは無い。生きていると信じたい。 (生きて、生き残っていて……ワルド!) 心の中で強くそう願った。あの後、あの場で起こった事は当然ルイズは知らない。 ただ一途に、婚約者の無事を祈った。 改めて自分はとんでもない者を召還してしまったということを思う。 一体あの亜人は何者なのだろうか? ルイズは勤勉な学生だ。亜人族についての知識もある程度は持っている。しかしルイズの頭の中にある知識ではあんな亜人の情報は皆無だ。 三百のメイジの軍をたった一人で虐殺し得る戦闘能力を持つ亜人族など聞いたことも無い。 ルイズが悶々と考え込んでいると小さくドアの開く音がした。 「あ、起きたのね。おはよう」 そこにはテファニアが立っていた。 「お、おはよう」 「よく眠れた?」 「ええ。あの……本当にありがとう」 ルイズは深く頭を下げた。 「いいの。困っている人がいたら助けなくちゃ。落ち着くまでゆっくりしていってね」 テファニアは笑顔でそう答えた。 「朝ごはん、あなたの分も作ってあるわ。今からみんなで食べるところなの。一緒に食べましょ」 案内された食卓にはテファニアの他にも十数人ほどの小さな子供たちがもう集まっていた。 みな一同にルイズに好奇心丸出しの眼差しを向けている。 ルイズが席につくと一斉に質問を投げかけてきた。 どこからきたのか、年はいくつなのか、いつまでここにいるのか、等どれもたわいも無いものではあったが。 「え、えっと、あ、あのトリステインから来て……」 「ちょっとみんな、気持ちは分かるけど先に朝ごはんよ」 ルイズがしどろもどろに答えているとテファニアが子供たちをたしなめた。 子供たちも元気に返事をすると朝食を食べ始めた。 ルイズも目の前の朝食を口に運ぶ。野菜や豆の粗末なスープにパン。 学院の食堂の朝食とは比べることも無いほど粗末な食事だったがとてもおいしく感じた。 テファニアの料理の腕もあるだろうが何よりルイズは腹ペコ状態だった。考えてみれば丸一日近く、何も食べていない。 食べながらテファニアのほうに目を向ける。室内だというのに帽子をかなり深く被っている。何か理由があるのだろうか? 後で聞いてみたい気もする。そして次に自身の着ている服に目をやる。手足の丈は少し大きく感じるぐらいなのだが一つ、 どうしようもない程にブカブカの部分があった。胸だ。 ルイズは現在テファニアの寝巻きを借りている。両者の胸の大きさを考えれば当然の結果だ。 「ごめんね。私の寝巻きぐらいしか無くて。今日にはあなたの服も乾くと思うから」 テファニアがルイズの様子を察してか少し申し訳なさそうに言った。 「い、いや、いいのよ」 ルイズが慌てて取り繕う。しかし見れば見るほど大きな胸だ。彼女に比べればキュルケの胸など子供と言えるかもしれない。 ここまで来ると悔しいとかそういう気持ちすら沸かない。 一同が食事を食べ終わると一人の子供がルイズの手を引っ張った。 「お姉ちゃん、遊ぼ!」 ルイズが少し困った顔をしてテファニアのほうを見る。 「良かったら遊んであげて。みんなお客さんが珍しいのよ」 テファニアがそう答えるとルイズは子供に引っ張られるように外に出て行った。 正直ルイズはこういう、年下の子供の相手をするのは得意なわけではない。 しかし、こうして子供たちと遊んでいると何か昔のことを思い出す。 思えばアンリエッタともこうして他愛も無い遊びをしていたような気がする。 子供のする遊びなど身分の差はあっても根本的には同じような物なのかもしれない。 子供たちと遊んでいる内にいつしかルイズも子供のような笑顔を浮かべていた。 アルビオンの港町、ロサイス。今この町はいつもより陽気な雰囲気に包まれていた。 理由は唯一つ、内戦が終結したのだ。古くからの王家が完全に打ち倒された事を憂いている者もいたが やはり殆どの国民たちにとっては内戦が終わったという事実が喜ばしかった。 国民たちには内戦の結末は『貴族派の総攻撃による王族派の全滅』と流れた。 謎の亜人族が結果的にはこの内戦に終止符を打ったとは貴族派としては言えるわけは無い。 その活気に包まれた町をエレオノールは歩いていた。笑い合う周囲の人々の中を鋭い表情で歩いて行く。 やがて門をくぐり外の草原に出ると男が一人近づいてきた。 「状況は?」 「『ヤツ』がここに居るのは間違い無いようです。大体の位置が掴めました」 「そう……思い切ってアルビオンに来て正解だったみたいね」 男が高い口笛を吹くとどこからともなく竜が現れた。 二人が竜の背中に飛び乗ると竜は空へと舞い上がった。 あの後、タバサたちとの一問答の後エレオノールはアルビオンへと向かった。 流石に内戦中のアルビオンにトリステインの軍艦で行くわけにはいかない。 貨物船を船ごと買い上げてここまでやってきたのだ。 アルビオンに到着する直前に一部の人員は竜で人気の無い場所へと上陸し、いち早く調査を開始した。 やがて竜はある森の中に舞い降りた。 エレオノールが森の奥へと行くとそこには簡単な野営が作られていた。 「ヤツはこの周辺にいるのね?」 エレオノールが隊員に問う。 「ええ。間違いありません」 隊員の足元には数匹の犬が息を荒くしている。 「どうします?」 今度は隊員がエレオノールへと問いかけた。 「正面から行っても返り討ちがオチだわ」 エレオノールは腕を組み何やら考えこんでいたが、不意に何かひらめいたかのような表情を浮かべた。 「周囲に集落か何かはあった?」 「小さな村が一つありました。しかし見たところ女と子供しかいないような所でしたが……」 「女と子供……」 エレオノールは少しの間沈黙していた。何か悩むかのように。しかし次の瞬間何かを決心したように顔を上げた。 「作戦を説明するわ」 「そんな……正気ですか!?そんな作戦……」 「さっき話しましたが住んでいるのは女や子供で……」 「『ヤツ』がまたどこかに移動すれば面倒なことになるわ!ここで一気にカタをつけるのよ!」 エレオノールが強く机を叩き言い放った。 「準備にとりかかって。決行は夕暮れよ。わかった!?」 隊員たちは何か腑に落ちない表情を浮かべていたがやがてその場から歩き去っていった。 一人残されたエレオノールは椅子に腰掛けた。組み立て式の粗末な椅子だ。 「これでいい……これでいいのよ……」 まるで自分に言い聞かせるように呟いた。 女と子供の村――そこに実の妹がいることを彼女は知らない。 前ページ次ページプレデター・ハルケギニア
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戦紹介 黄巾の乱 汜水関の戦い 除州制圧戦 下ヒの戦い 江東・呉の戦い 官渡の戦い 長坂坡の戦い 赤壁の戦い 潼関の戦い(関中制圧戦) 成都制圧戦 漢中争奪戦 荊州争奪戦 夷陵の戦い 南中平定戦 街亭の戦い 諸葛亮北伐 魏対呉蜀連合戦 姜維北伐 魏呉対戦 祁山侵攻戦 姜維・孫峻北伐 蜀侵攻戦 旧蜀侵攻戦 鍾会・姜維クーデター 呉晋戦争 呉普西陵大戦 広州 郭馬の反乱 三国志終焉呉滅亡
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魔界革命 日本人の学生コウキ=キサラギと 現魔王サタン、そしてフィリー=ピースメーカーや その仲間達による魔界全体に対するクーデター行為。 西暦2000年前後に起こったとされる。 現魔王が旧魔王の政権を打倒するに至り、 神族との融和路線を確立するまでに発展する結果となった。
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シャム 本MODにおけるシャムには国家方針があり、ファシスト独立、ファシスト日本傀儡、共産主義独自ルート及び共産主義ソ連傀儡ルートがあります。 本MODでは権力に溺れた貝塚の土竜ことシャム=ゲイム将軍が軍事クーデターを起こすことですべてが始まります。 詳細
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概要 チーム名 D-09(デルタ・ナイン) 分類 部隊(ACチーム) リーダー(暫定) ルテナント・ウェスト 所属 - 拠点 - チームカラー 無し 設定使用条件 フリー メンバー投稿 不可 元軍属によって構成される、純粋な戦力のみを提供する傭兵団。 旧政府軍快速機動部隊デルタ分遣隊チーム9「インディア・ナイン」残党によって結成された。 人格的に問題のあるメンバーが多く、戦果のわりに依頼者からの評価は低い。 基本的には依頼を受けて行動するのだが、暇つぶしと言う傍迷惑な名目で 適当な他勢力に対して襲撃をかけ、物資を強奪する事も。 3機1小隊を基本編成とし、機動力に優れた機体を好む傾向がある。 快速機動部隊デルタ分遣隊 主に反乱鎮圧やレジスタンスの蜂起に対して初期段階で投入されていた部隊。 アルファ・ワンからインディア・ナインまで、9のチームを擁する。 各チーム隊員の機体名と兼用のコールサインは動物の名を冠しており、チーム9の場合は○○・ドッグとなっている。 展開速度の迅速さが売りだったが、個々の能力的には凡庸の域を出ていない者が多い。 クーデター勃発前夜に「大佐」率いるクーデター軍本隊に対し、政府正規軍と共に攻撃をかけるもあっさりと壊滅した。 所属キャラクター (イラスト:怨是様) 第4小隊(政府軍残党) ランク 人物名 機体名 機体タイプ A LEADERルテナント・ウェスト レムレース 高機動近接型 軽量逆関節 C ウォラント・O・ポポフ G.セルゲイVS 高機動高防御 四脚 D コーポラル・ライカ ベルカ・ストレルカ 高機動近接型 中量二脚 第6小隊(バンガード離反者) ランク 人物名 機体名 機体タイプ B メイジャー・アサリ 鍾馗 二四四式 高機動高防御 四脚 C ルテナント・イェース ストライカーMk-Ⅱ 高機動型 中量二脚 C サージェント・M・カトー プリムス・ピルス 高機動型 重量逆関節 第7小隊(名を騙っていた偽者。全滅済み) ランク 人物名 機体名 機体タイプ F チョーカン・タリヒー ミートソース 防御特化 大型輸送ヘリ F マーシャル・? データ破損 詳細不明 F ジェネラル・ベン サソダルフォン 防御特化 中量二脚 F カーネル・モギー ビッグ・パピィ 高機動高防御 重量二脚 投稿者:カロン ACチーム D-09 VD未対応 カロン 勢力 組織
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ゲーム概要・特徴 概要 発売日:2005/4/28 プラットフォーム:PS2 ジャンル:アクションシューティング(TPS) プレイヤー数:1人 オフライン専用 開発元 Pandemic Studios http //www.pandemicstudios.com/ 北米ではXbox版も発売、国内Xbox360本体でもプレイ可能だがフリーズ等で安定しないようだ。 内容 戦場と化した"北の地"で、最も危険な権力者に挑め。 核武装により、超軍事国家を築こうと画策する権力者がいた。 反乱軍を組織した権力者は、諸外国との国交を断絶し、情勢は悪化の一途を辿っていた……。 事態を重くみた国連軍は、屈強なマーセナリー(傭兵)を"北の地"へと送りこんだのである。 360度どこまでも続く広大な戦場がゲームの舞台。 プレイヤーは、無政府状態に陥った街を自由に移動しながら、戦地に駐留する各国軍の指示を受け、数々のミッションを遂行するのだ。 装甲車、戦車、ヘリコプターなど、登場するすべての車両を乗りこなし、権力者の野望を粉砕せよ!! プレイヤーは傭兵派遣機構「ExOps」から派遣される「マーセナリーズ」のメンバーとして平壌へと降り立つ。 ミッション目的は「Deck52」と呼ばれるトランプのカードになぞらえた52人のクーデター軍幹部達の処理。 しかしその最終目標はクーデターの首謀者、Deck52-スペードのエース「チョイ・ソン将軍」の処理である。 その身柄にかけられた賞金は1億$。 プレイヤーはショットガン アサルトライフル サブマシンガン スナイパーライフル バズーカといった携行火器 一般車両 スーパーカー 装甲車両 戦車 戦闘ヘリコプター等々、40を超える多彩な車両 各勢力からの空爆支援、補給支援、車両の配備請求といった強力無比な援助 そしてなにより自分自身の戦闘技術をもって、世界で最も危険な戦場を駆け抜けることになる。