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国民安定度 国民はあなたのために働いているのではありません、機嫌を伺わないと死にますよ? 初期値は0。 上限は100、2週目以降の毎週金曜日に-50減少。 100が最低値。-50になるとダイスで50を上回ればクーデターが発生。国が二つに割れ、軍の半分と領土の半分が敵になる。-100になったら強制クーデター。 概要 安定度が減る原因は様々です。 先述の金曜日にマイナスされる、戦争を起こす(起こされる)、政策などありますが、主な要因は戦争です。 戦争が起きれば国民は怒ります、当然です。 宣戦布告時、つまりこちら側から戦争を仕掛ければ安定度が-50されます。 非宣戦布告時、相手から戦争を仕掛けられた場合は-30ですが、どちらにせよ金曜日に戦争をするのはやめましょう。 安定度が減ることもあれば増えることもあります、頭がいいイグニスプレイヤー達は言わなくても分かるでしょうが。 増やす手段も減る時と同じく様々です。 政策もあれば宗教、プロパガンダ。 特殊な国家であれば、逆に戦争を仕掛けると安定度が増すかもしれません。 前例はないので確証はありませんし、運営としてはそのような戦争狂は国民精神に導入するとしても±0ぐらいでしょうが、可能性はあります。 安定度は上限がイデオロギーによって変わります。 ロールプレイと相談して決めましょう。 安定度の増減要因一覧 名称 効果 値段 備考 新聞社 +10 10万 プロパガンダ施設 教会 毎週+5 50万 宗教施設、2つまで 宗教学校 毎週+10 150万 宗教施設、2つまで 聖地 毎週+15 500万 宗教施設、1つまで 公園 +10 10万 博物館 +15 15万 布教 -10 (事実上)15万 宗教ユニット、宣教師が必要 宣戦布告 -50 なし 他国に宣戦布告を行うと自動発生 非宣戦布告 -30 なし 他国に宣戦布告されると自動発生
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「悪魔術師の反乱」 ユグドラシル第12代皇帝オットー・エル・ユグドラシルの戴冠式の日に発生した事件。 当時大陸の北部を中心に勢力を伸ばしていた教団《深緑の使者》と ユグドラシル軍の人間が結託して引き起こした内乱である。 武闘派であった新皇帝オットーの希望により行われることとなったカーメイオンでの観艦式を、 教団の最高戦力である上級悪魔を投入し襲撃。 皇帝と軍上層部の人間をまとめて暗殺し、さらに首都ファンタズムにて軍の内通者がクーデターを起こし、 二重の衝撃でユグドラシル軍の指揮能力を麻痺させる。 そうして烏合の衆となったユグドラシル軍を悪魔術により補強したアースガルズ軍で徹底的に叩き、 最高権力者と戦力を一度に失い怖気づいた帝国議会に降伏を迫る。 それが、この反乱の完璧な計画であった。 しかし、観艦式を襲撃した悪魔は艦隊に多大な損害を与えたものの、 皇帝座上艦である飛龍空母『カイザー・バルバロッサ』を撃ち漏らし そこから飛び立った龍騎士による連携攻撃と、艦隊による艦砲射撃を浴びた悪魔は撃破されてしまう。 また、首都で発生したクーデターも内地の陸軍を混乱状態に陥れたものの 皇帝の健在している主力艦隊には混乱も波及しなかった。 この、若き皇帝が直接指揮をとる傷だらけの艦隊と空海軍混成の一個飛行中隊という戦力が、 続くアースガルズ戦役においては戦いの趨勢を決する鍵となるのである。 画像は観艦式を襲撃した上級の水棲悪魔‘Kraken’のもの。 無数の触手と高い潜水能力により艦隊を混乱に陥れたが、 海面に浮上した一瞬をつき決行された龍騎士による決死の連携攻撃により一度に全ての眼を潰され、 動きが鈍ったところを残存艦隊による零距離同時砲撃を受け、沈黙した era3 ユグドラシル 事件
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山岳地帯や森林を住みかとする大柄で筋肉質な猿。 胸部と腹部の体毛は薄く、鮮やかな赤い皮膚が露出しているのが特徴。 この部位は闘争心の昂りに応じて赤みを増す。 上半身から両腕にかけての異様に発達した筋肉による殴打や投石、犬歯による噛み付きが主な攻撃手段。 他の動物や魔物が仕留めた獲物や自然死した動物には目もくれず、ひたすらに生きている相手にのみ攻撃を仕掛ける。 関連 目次に戻る
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バトチルダで構成された軍。 世界を守るために戦っていた。 途中、当時の副総帥デザリヴエルのクーデターによって RAONSは一度 分裂するが、その後、再び統一。 世界を救うためにD生体、反逆軍、大超亜連邦と戦った。 D生体消滅後は解散した。
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ドルフ(どるふ) CV.土師孝也 孤児だったがアルベルト王に拾われフェイ王国の指揮官となった男。 野心を抱いており、王が計画した地球旅行を好機としてクーデターを決行する。 ウッドキューブで征服を目論むも躓いて死亡してしまう。
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ヴァイルハイム(宇宙暦?年 -797? )は銀河帝国の軍人。オリジナルキャラクターである。 略歴 宇宙歴797年2月銀河帝国がブラウンシュヴァイク派、リッテンハイム派、リヒテンラーデ派の三つに分かれたとき、イゼルローン要塞司令官として登場した。階級は大将。(51話)シュトックハウゼン大将の後任と思われる。 第一竜騎兵艦隊司令官メルカッツ上級大将、黒色槍騎兵艦隊司令官リンドラー上級大将、イゼルローン要塞駐留艦隊司令官エルディング大将らとともに中立を選択した。リッテンハイム=リヒテンラーデ連合が擁するエルウィン=ヨーゼフ帝に忠誠を誓うも、内戦には参加せず、イゼルローン方面辺境で同盟軍の侵攻に備えた。(51話) 宇宙歴796年末に行われたナサニエル・コナリー少将の第一次イゼルローン奇襲計画、翌年2月のモシェ・フルダイ少将の第二次計画を阻止した(51話)要塞司令官である可能性が高い。要塞防衛の専門家として水準以上の能力の持ち主と考えられる。しかし、797年3月ヤン・ウェンリー少将による第三次イゼルローン奇襲計画によって、偽情報に振り回されイゼルローン要塞を奪われた。(52話) 戦後はイゼルローンの敗将として有名になった。 宇宙歴801年10月末、一〇月クーデター(民主政治再建会議のクーデター)のときにも首都防衛軍チュン・ウー・チェン参謀長代理が彼の名を出して、疑心暗鬼に陥ることを窘めている。(79話) 要塞が奪われたあとの動向について記載はないが、要塞司令官という立場上、要塞陥落時に脱出できたとは考えにくい。しかし、802年1月の同盟帝国間の捕虜交換式典では帝国軍捕虜代表はケンプ中将とヴァイトリング大将が務めていた。(92話)したがって、要塞攻略時に戦死、もしくは自決した可能性がある。
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ハンドアウト 登場PC 登場NPC シナリオ内容 ハンドアウト 平和な世界、平和な街。しかし、裏切りの世界の中では、指先一つで破壊される危うい平和。 平和と危険は表裏一体、しかしそれを知るのは危険に身を置く故 硝煙の臭いは民意の代弁者によって隠された 市民は硝煙の意味を忘れた 牙を研ぐ猟犬は気づいてはならぬ疑問に気づく この平和を守る意味はあるのか? そして、悪魔のささやきが彼らを惑わせる ダブノレクロス3rd 《Why didn t he ask anyone》 煮られるくらいなら噛みついてみせる PC1 水城志郎 有為/猜疑心 「あなた達にも有意義だと思いますよ」 彼は一般人とオーヴァードの混成部隊 ホワイトラビッツ小隊を指揮する自衛官だ。その彼がUGNK市支部に合同演習を持ちかけてきた。 PC2 渡良瀬遼子 友情/不安 「最近良いことが起きそうな気がするの」 彼女はあなたによって監視されている予知能力を持つオーヴァードだ。 その彼女が最近機嫌がいい 何かしらを予知したらしい PC3 シンリィ 執着/猜疑心 君は街中で怪しい姿を見かける 黄色いチャイナ服を着たあの姿は間違いなく ナイトレイド事件で見かけたあの…… PC4 蓬莱人形 執着/不安 狛井が斬った足からなんかレネゲイドパウワーが漏れ出してんだけど…… どうすんのこれ…… 登場PC PC1 鷹崎奈遊 PC2 天宮比奈子 PC3 零 登場NPC NPC 水城志郎 渡良瀬遼子 シンリィ その他K市の支部員さん シナリオ内容 後詳しい手直しはスーツにまかせた! 任され申した 先の事件から一週間後、鷹崎奈遊のもとに自衛隊の特殊部隊ホワイトラビット小隊の隊長、水城志郎が現れる。彼の話によると新設した部隊のデータ取りのために演習をしてくれないかと持ちかけてきた。鷹崎はイタリア旅行中の支部長に代わってUGNを率いて演習を行うことになった。 そんな中、FHエージェントの零はナイトレイド事件において暗躍していた荒島夷隅の侍女、シンリィが裏道にて何者かと密会しているのを発見する。 謎の人物は暗号を使って話していたので何を言っていたかはわからなかったが、零は新たな事件が起こっていると確信する。 一方で聖マルグリット学園では天宮比奈子が不完全な覚醒を遂げたオーヴァードである渡良瀬遼子といつもの放課後を過ごしていた。 しかし、狛井篠乃から尾行者がいるとの情報を得る。 UGNの監視対象を別の組織が監視している事に違和感を覚えた天宮はその尾行者について調べることにした。 陸上自衛隊統合陸幕本部直轄対都市テロ即応大隊レネゲイド感染者混成小隊 ホワイトラビット小隊 演習を持ちかけてきた正体は調べていくにつれて荒島の影がちらついてくる。 鷹崎と零は表向き協力すると見せかけ裏で情報を集めて行った。 大型輸送ヘリの強奪計画など彼らがクーデターを計画している事を察知する。 だが、情報を集める中で尾行者が小隊メンバーであることを天宮は知る。 彼女は激情にまかせ水城に詰め寄るが適当にあしらわれてしまう 娘である渡良瀬に対しても尾行をさせていたことについても天宮は責めるが、娘であっても特別扱いはしない、と言い切られる。 小隊が荒島の侍女たちによってUGNの情報を得ていることを知った零は研究班の中にランファンがいることを突き止める。 狐とタヌキの騙し合いのような会話の後、ランファンは姿を消す。 演習を二日後に控えた日、渡良瀬に天宮が何か変わったことはないかと聞いている中、再び水城が現れる。数日中は家を出るな、といったのみで去って行ってしまう。天宮が食ってかかるも相手にせずにそのまま去ってしまった。 水城の行動を怪しんだ鷹崎達は天宮と過去に面識のある狛井武彦を護衛に付けることを考える。 演習当日、つつがなく演習は進んでいったが小隊の予備メンバーたちがUGNを強襲。人形は水城の手に渡ってしまう。 その後、小隊メンバーを戦闘不能に追い込み零と鷹崎が水城を説得するものの突如、シンリィが乱入し水城を連れ去ってしまう。 烏丸神社で待機していた天宮と狛井の前にはシンリィとランファンが現れる。 荒島が観劇しようとしていた、クーデター劇が台無しになってしまったから演目を替えて、残虐劇にすると宣言したランファンは水城の胸を撃ちぬいて戦闘不能にし、襲いかかって来た。 零と鷹崎はその場にヘリで駆けつけ、彼女らを撃退するが、逃げられてしまう。 目を覚ました水城に天宮は再度詰め寄る。 本当にしたかった事は何なのかと 水城はクーデターで奪うのではなく、頭をさげ、娘を助けたい、人形を貸してくれと軍人ではなく父親として頼むのだった。 クーデター事件は事故ということで決着がついた。 懲罰として水城は謹慎ということになったが今後ともホワイトラビット小隊を率いていくようだ。 K市支部は新たなオーヴァード、渡良瀬遼子を加えることとなった。 新たな変化を加えながらもK市支部は平穏な日常を迎えるのであった。 第七話の感想があればこちらへどうぞ。 ご一緒できなかったのが残念なくらい、天宮可愛いよ天宮 -- あいなめん (2011-01-15 10 07 48) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kinsankuro/pages/84.html
このページでは、「○○と○○」等の間違えやすい言葉を載せていきます。 例 がんじがらめ と 卍固め それでは、コメント欄も設置致しますのでご投稿お願いします。 アイデンティティ と アイアンマン ユン・ソナ と 銀魂 飛雄馬 と PUMA ジェットコースター と ネットクーデター -- 禁さん (2012-12-16 17 30 42) 名前 コメント
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オーサ・ヴェスティン(宇宙暦?年 - )は自由惑星同盟の民間人。オリジナルキャラクターである。 略歴 宇宙歴801年の民主政治再建会議によるクーデター時に最高評議会議長秘書官を務めている。ヨブ・トリューニヒト議長と共に地球教の協力を得て潜伏していた。(85話)
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前ページ次ページプレデター・ハルケギニア 巨大な男の銅像が漆黒の闇夜の中、そびえ立っている。その大きさは頭部だけでも10メイルはゆうにありそうだ。 像から遥か下に見える地上には長方形の塔のようなもので所狭しと埋めつくされており 塔に無数についた四角い窓から光が漏れている。 そしてその巨大な像の頭頂部に『それ』は立っていた。 2メイルをゆうに超える筋肉質な巨体、その屈強な体躯は太もも、腹部、上腕部以外の殆どの部位は 鋼色の鎧で覆われている。腰部には赤い腰巻が巻かれており、右肩の鎧から 4本生えた棘のようなものの一本には人間の頭蓋骨が刺さっている。 鎧を着けていない部分からはまるで爬虫類や両生類を思わせる模様を浮かばせた表皮がのぞく。 そしてその顔面は鎧と同様に鋼色の奇妙なマスクに覆われていた。顎のあたりが前方に妙にでっぱっり、頬の部分は 大きく削げ、その上には細長い楕円形の目、そして額の部分から頭頂部にかけては滑らかな表面で頭部を守るように覆われている。 額の中央部には小さな角のようなものが四本立てに並んで生え、マスクの縁からは太く長いドレッドヘアを思わせるような 髪が数十本ほど垂れ下がっていた。 その人とは思えぬ怪人の右手には精悍な男の生首が握られていた。 掴んでいる怪人と同じように髪はドレッドヘアに纏められ、顎髭を蓄えたその顔は 今は空しく天をみつめている。 生首からは剥き出しになった脊髄が数十サントほど垂れ下がっており、人間ではあり得ない 緑色の蛍光色の血液が滴っている。 怪人は男の生首を頭上に掲げ、闇夜に向かい肉食獣を思わせる巨大な咆哮を上げた。 「……なんて夢……こんな大事な日に……」 夢の中の怪人の咆哮とともにルイズは目を覚ました。 得体の知れぬ夢を見てしまったせいか、全身にびっしょりと寝汗を掻いている。 窓からはすでに日が射し込み、小鳥のさえずりが聞こえる。 気を取り直しベッドから起きあがり汗を拭い、寝巻きからブラウス、スカート、ニーソックス、そしてマントといつもの格好に着替え部屋を出る。 今日はトリステイン魔法学院の生徒にとって最も重要な行事の一つ、使い魔召喚の儀式の日であった。 「一体何を出すんだ?」 「どうせ失敗よ、なんたってゼロのルイズだもん」 魔法学院の中庭で使い魔召喚の儀式は行われていた。各生徒たちが順調に自身の使い魔を召喚していき 最後に残ったルイズに全員の視線が注がれている。 サラマンダーを召喚したキュルケも微笑を浮かべながらルイズを見つめている。 (一体何を召喚するのかしらあの子……?) キュルケが召喚したばかりのサラマンダーをなでながら考えていると沈黙していたルイズが 召喚の呪文を唱え始める。 「宇宙の果てのどこかにいる私の使い魔よ!我が導きに答えなさい!!」 自身で考えた呪文とともに杖を振り下ろすと爆発とともに土煙が舞い上がった。 土煙に巻き込まれた周りの生徒がルイズに対する罵声を浴びせる。 「やっぱり失敗だぜ!!」 「いい加減にしろよ!ゼロのルイズ!!」 やがて土煙が晴れてもそこには何も召喚されてはいなかったかのように『見えた』。 「あらルイズどうしたの?透明人間でも召喚したのかしら?」 キュルケのからかいに周囲がドッと沸く。しかし負けん気の強いルイズは杖を握り締めながら言い返す。 「う、う、うるさいわね!!ちょっと失敗しただけ……グッ!!?」 突然ルイズの体が2メイルほどの高さまで浮かび上がり ルイズの端正な顔が苦悶に歪む。 「何なの一体!?」 周囲がざわめく中、キュルケも驚嘆の声をあげる。 見るとルイズはしきりに喉のあたりを引っ掻き、口は空気を求めてか大きく開かれている。 どうやらルイズは何者かに首を締め上げられているらしい。 しかしそこにはどう見てもルイズが一人で宙に浮かんでいるようにしか見えないのだ。 (い、息が……でき……ない……ッ!!) 首を握り潰すかのような剛力で締め上げられ、ルイズの顔が真っ赤に染まっていく。 なんとか抵抗しようとするが次第にジタバタと動かしていた手足からも力が抜けていった。 「まずい!このままでは……!!」 コルベールが杖を構え炎の魔法を詠唱をする。だが、 「駄目だ!ミス・ヴァリエールに当たってしまう! しかし、一体何が彼女を……!?」 (私……死ぬの……?こんな……所で……?) ルイズが死を予感した瞬間、突然ルイズの体は2メイルの高さから叩き落された。 後頭部を地面に打ち付け、ルイズは失神した。 「今だ!!」 コルベールの杖から青い炎がルイズが吊り上げられていたあたりへと 走る。炎は何者かに直撃し、見えなかったその姿が露となった。 「な、何だあれは!?」 その姿は長年、教師として勤め幾多のサモン・サーヴァントに立ち会ってきたコルベールでも始めてみるものだった。 全身に鎧を着込み、身の丈は2メイルを超える亜人、それは昨晩ルイズが夢の中で 見た亜人と全く同じものだった。 全身から煙を立ち昇らせながら亜人が怒りの咆哮を上げる。 亜人が背中から降り畳まれた黒い棒のようなものを取り出した。亜人が一振りすると 棒は亜人の身の丈ほどもあるグレイブへと早変わりした。 亜人はコルベールへと疾走し手にしたグレイブで横なぎに斬りかかった。しかし斬りかかった瞬間 コルベールの体はフライにより宙高く浮かびあがっていた。 「校舎に逃げなさい!!さぁ、早く!!」 突如現れた謎の亜人により半ばパニック状態となった生徒たちが次々と校舎へと逃げていく。 「さぁ来い!こっちだ!」 五角形に学院を囲む外壁へと飛行し亜人を生徒たちから引き離す。 コルベールが外壁へと降り立ち亜人に問いかけた。 「どこから召喚されたかもわからぬ亜人よ、聞いて欲しい!君は私の生徒の一人である ミス・ヴァリエールによりサモン・サーヴァントで召喚された!どうか彼女と契約の儀式を……なッ!?」 コルベールは驚嘆の声を上げた。なんと2メイルはゆうに超える亜人の体が空中高く飛び上がったのだ。 亜人は彼と同じ、高さ10メイルはあろうかという外壁に降り立った。 (この高さまでッ!?この亜人も魔法を?いや、これは単純な……跳躍力!?) 外壁へと着地した亜人が再びコルベールへと襲いかかる。 薪割りのごとくグレイブを振り上げコルベールへと振り降ろす。 しかし、またフライで逃げられてしまう。 「できれば殺したくは無いが……しかたあるまい」 地面へと降り立ったコルベールが呪文を詠唱し、青い炎が亜人へと撃ちこまれる。 しかし今度は逆にその炎が亜人の巨体に似合わぬ宙返りにより避けられてしまった。 その後も何発か撃ちこむがその度に亜人は前後左右へと跳ねまわりかわされてしまう。 「何て身軽さだ!……これだけは使いたく無かったが……」 コルベールが再び詠唱を始める。そのスペルは「発火」ではなく、周りの酸素全てを焼き尽くし 窒息させる恐ろしき炎術、「爆炎」。 そして今正にその炎術を炸裂させようとした時、予想もしないことが起こった。 亜人の全身に青い電流のようなものが走り、次の瞬間その姿が突如掻き消すように消えてしまったのだ。 まるで周りの景色に溶け込んだかのように。 「なに!?……姿を消した?……いや、思えば召喚された時も……まさか先住魔法の類か!?」 コルベールが周りを見回すがどこにも亜人の姿は見当たらない。 「一体どこに……グハッ!?」 コルベールの体が突如2メイルを超える高さへと浮かび挙がる。その腹部からは血が流れ落ち 透明の二本の細長い刃が突き刺さっていた。刃が引き抜かれると同時にコルベールの体がドッと地面に落ちる。 空中に青い電流のようなものが走ると再び亜人の姿が現れる。 その右手からは血の滴った長い二本の鉤爪が伸びていた。 前ページ次ページプレデター・ハルケギニア