約 216,074 件
https://w.atwiki.jp/83452/pages/11968.html
オオスバメ「スバッ」 ナギ「で、でも回避すれば問題ないんだぞ!」 澪「ドっくん、むしくい!」 ドっくん「……」がりがりがりがり ナギ「? 地面にむしくいをやって、なにをしようとしてるんだぞ…?」 がりがりがりがりがりがりがりがり しゅばっ! ニャース(! これは…) 澪「むしくい!」 ドっくん「……」しゅばっ オオスバメ「!?」 ニャース(むしくい版あなをほる!!) ナギ「かげぶんしんだぞ!」 ドっくん「!」がり… オオスバメ「」しゅん! 澪「! 分身だったか」 ナギ「これであなをほるも恐くないぞ!」 澪「それはどうですかね? ドっくん、もう一回……いや何回もあなをほる!!」 がりがりがりがり しゅばっ! ナギ「! 懲りないぞ!オオスバメ、かげぶんしん!」 しゅしゅしゅしゅ ――――――――――――――――――― ナギ「はあはあ…」 澪「はあはあ……」 ナギ「いい加減あきらめたらどうだぞ! 何回やっても同じなんだぞ!」 澪「いや… ドっくん、穴に潜れ!」 ドっくん「」ささっ ナギ「だから無駄なんだぞ!」 澪「…これだけ何回もあなをほるをした意味はあります」 ナギ「……?」 澪「いとをはく!!」 しゅるるるる!! ナギ「なっ!? 全ての穴から糸が!!」 澪「最初からこれを狙っていたんです!」 澪(カガリって人の戦術からヒントを得てね…) しゅるるるる! ナギ「く…避けきれな…」 しゅるるるる! オオスバメ「スバッ!?」しゅる ナギ「しまったぞ!」 澪「今だ!行けえ!! むしくい!!」 ドっくん「……」しゅばっ オオスバメ「す、スバッ…!」 がきいい!! ドっくん「……」たっ オオスバメ「」ばたっ オオスバメは倒れた ナギ「く…」 ニャース「澪、すごい戦術だったニャ!」 澪「ああ、ありがとう!」 ドっくん「エンジョインセル、エンジョインセル」 ナギ「虫タイプに負けるとは思わなかったぞ… でも、次はそうはいかないぞ!」 澪「!」 ナギ「チルタリス!!」ぽん! チルタリス「チルチルゥ!」 澪「ドっくん、気をつけて!」 ドっくん「……」 ナギ「かえんほうしゃ!」 澪「!? 穴に潜れ!」 ドっくん「」ささっ ぼわあああああ!! 澪「!! 蜘蛛?の巣が全焼した…!」 ニャース「なんてパワーニャ!」 ナギ「へへん! そんな虫タイプじゃ勝てないと思うぞ!」 澪「……ドっくん、一旦戻ってくれ」しゅうう ニャース(まあ賢明にゃ判断だろうニャ) 澪「カゲぴょん!!」ぽん! カゲぴょん「カゲ!」 ナギ「そんな空中戦もできないような蜥蜴じゃ勝てないぞ!」 ナギ「チルタリス、つばめがえしで撹乱させるんだぞ!」 チルタリス「」しゅばっ カゲぴょん「カゲ!?」どがっ ずさああ! 澪「カゲぴょん!」 カゲぴょん「カゲ…」ゆらり 澪「かえんほうしゃだ!」 カゲぴょん「カゲー!」ぼわあああああ! チルタリス「」すらり 澪「!! 当たらない!」 ニャース(これじゃあ、ヒトカゲが不利だニャ!) ナギ「決めるぞ、チルタリス! れいとうビーム!!」 チルタリス「」ききききき! カゲぴょん「!?」どがあん! カゲぴょん「」ばたっ カゲぴょんは倒れた 澪「カゲぴょん!」 カゲぴょん「カゲ…」 澪「大丈夫か?ごめん…休んでてくれ」しゅうう ナギ「そっちはあとマユルドと一体… 最後の一体を出すしかないぞ!」 澪「…… いけ!ルンたん!」ぽん! ルンたん「るんたん♪」 澪「ルーキーの力、見せてくれ!」 ナギ「少しは空中戦ができそうだぞ! チルタリス、そらをとぶ!」 チルタリス「」ばささっ 澪「ルンたん、追いかけて!」 ルンたん「」びゅおっ チルタリス「チルチルゥ!」 ルンたん「るんたん♪」 ナギ「チルタリス、つばさでうつ!」 どがん! ルンたん「!?」 澪「ルンたん!大丈夫か!?」 ルンたん「るんたん♪」 澪「よし!ルンたん、霰!」 ルンたん「るんたん♪」かきかきかき びゅおん ナギ「! 姿が変わった!?」 ニャース「ポワルンは天候によって姿タイプが変わるのニャ!」 澪「そうなのか?」 ニャース「知らないでやったのかニャ!」 澪「い、いや!知ってたぞ?」 ナギ(霰だから今は氷タイプだぞ…? まずいぞ…) チルタリス「チル!?」がき 霰がチルタリスを襲う! 澪「ルンたん、ウェザーボール!」 ルンたん「るんたん♪」ごごご… どぎゅん! ナギ「! 避けるんだぞ、チルタリス!」 チルタリス「チルチルゥ!」さっ ルンたん「!」 澪「避けられたか…」 ナギ「霰があっても余裕で避けられるんだぞ!」 澪「じゃあ、これならどうですか? 穴にウェザーボール!」 どぎゅん! ぎぎぎぎぎぎぎぎん! チルタリス「!?」だだだだだ! ナギ「なっ!?穴から霰が!?」 澪「霰をやったのはこのためです! もう一度ウェザーボール!」 どぎゅん! ぎぎぎぎぎぎぎぎん! チルタリス「チルチルゥ…!」ふらっ ばたっ! チルタリスは倒れた ナギ「チルタリス!!」 澪「よし!二体目も倒したぞ!」 ニャース「すごいニャ、澪!」 ナギ「く…二度も同じ手にやられたんだぞ…」 ナギ「でもコイツは強いぞ! エアームド!」ぽん! エアームド「エアー!」 澪「!」 ニャース「エアームドは鋼タイプ!今のポワルンじゃ不利ニャ!」 澪「分かってる! ルンたん、日本晴れ!」 ルンたん「るんたん♪」ぴかああ! ナギ「そうくると思ったぞ!」 澪「え…」 ナギ「エアームド、いわなだれ!」 エアームド「エアー!!」どどどどど… ルンたん「!?」 どがあああああん!! ルンたん「るん……」ばた ルンたんは倒れた 澪「る、ルンたん!」 ナギ「炎タイプ対策ならできてるんだぞ! さあ、ラストバトルだぞ!」 澪「く……ルンたん戻ってくれ」しゅうう 澪「ドっくん、頼む!」ぽん! ドっくん「……」 ナギ「そんな虫にエアームドが負けるはずがないんだぞ! 終わりだぞ、つばめがえし!」 エアームド「」きゅおおお!! 澪「鉄壁!」 ドっくん「」かきぃん エアームド「エアー!」どがん! ドっくん「!?」びたん! 澪「な……鉄壁が効かない!?」 ナギ「エアームドも同じ鉄だぞ! 鉄壁は通用しないぞ!」 澪「く…… じゃあ、穴に潜っt」 ナギ「させないぞ! どろかけ!」 エアームド「」どろっどろっどろっ ドっくん「!?」ききっ 澪「!! 穴が塞がれた!?」 ナギ「これでもう逃げ場ないぞ! エアームド、つばめがえし!」 エアームド「」きゅおおお! どがん!! ドっくん「!!」どがっだだだだだだん! ドっくん「…ッ!」ばたっ 澪「ドっくん!」たったった ドっくん「……」 澪「…ごめんね、こんなになるまで苦手な飛行タイプと戦わせちゃって…」 ドっくん「……」 澪「私…いい指示できなくて……ごめんね…」 ドっくん「……」かっ! 澪「…!」 ぴかああああ!! 澪「!? こ、これは…」 ニャース「進化…!」 しゅわっ! ばさっばさっ ドっくん(ドクケイル)「ドクケー!!」 澪「ドっくん…!」 ドっくん「ドクケー!」きっ 澪「…!! よし、いけるな!ドっくん!」 ドっくん「ドクケー!!」 ナギ「し、進化したからって所詮は虫タイプ!こっちの勝利に揺らぎはないんだぞ! エアームド!」 エアームド「エアー!!」 ドっくん「ドクケー!!」 澪「ドっくん、つばめがえし!」 ドっくん「ドクケー!」しゅっ ナギ「エアームド、エアカッター!」 エアームド「」しゅばっしゅばっ ドっくん「ドクケー!」しゅっ しゅっ しゅっ ナギ「なっ!?速い!!」 ドっくん「ドクケー!」しゅっ どがん! エアームド「!?」 ナギ「エアームド、大丈夫なんだぞ!?」 エアームド「エアー!」 ナギ「よし、かげぶんしんだぞ!」 エアームド「」しゅしゅしゅしゅしゅしゅ ナギ「これなら、いくら素早くても…」 ドっくん「」ぴぴっ ドっくん「ドクケー!」どがん! エアームド「!?」ひゅううう ばたん! エアームド「」 エアームドは倒れた ナギ「なっ!?」 澪「! なんで…」 ニャース「ドクケイルのあの触角はレーダーになっていたはずニャ」 澪「そうか!それで本物を…」 ドっくん「ドクケー!」 澪「すごいぞ、ドっくん!」 ナギ「うう~…完全に負けたぞ… それじゃあ、はい フェザーバッジだぞ」すっ 澪「ありがとうございます!」 ――――――――――――――――――― ニャース(澪がドクケイルについて何も言わなくてよかったニャ…) 澪「なあニャース」 ニャース「ニャ!? な、な、なんなのニャ!?」 澪「? いや、次はどこに行くのかな?って」 ニャース「次は…… ニャ!!」 澪「どうしたんだ?」 ニャース「…次の町はミナモシティなのニャ…!」 ――――――――――――――――――― カガリ「うぐ……」 カガリ「…はっ!」がばっ! ???「大丈夫?うなされてたみたいだけど~」じっ カガリ「…誰だい?アンタ」 ???「あらら~?急にあなたがここに倒れてたから私が看ててあげたのに~ 恩人にアンタはないんじゃな~い?」 カガリ「……」 ???「それに相手に名前を聞く前に自分から名乗るのはジョーシキだと思うケドな~」 カガリ「……私はカガリだ」 フヨウ「そう♪ 私はフヨウだよ~」 カガリ「そうかい、それでここはどこなんだい?」 フヨウ「送り火山だよっ♪」 カガリ「……!」 ――――――――――――――――――― ホムラ「おっ!ここが送り火山カ! まずはカガリの奴を捜さないとナ!」たったった ???「……」たっ ――――――――――――――――――― マグマ団基地もといアクア団基地 イズミ「さあ、ウシオさん 私達はどうしましょうか?」 ウシオ「ふむ… とりあえず総帥の指示が出るまでここに待機ですね」 イズミ「暇ですね~」 ウシオ「……」 ウシオ「そういえば、シズクさんを見かけませんね どうしたんでしょう?」 イズミ「さあ…?」 ――――――――――――――――――― ニャース「よし、着いたニャ! ミナモシティ!」 澪「アクア団やマグマ団がいないか…?」きょろきょろ ニャース「そこらへんを探そうニャ!」 ニャース「…って、ニャ? あの洞窟にあからさまにマグマのマークが…」 澪「本当だ…」 ニャース「奴らの基地かもしれないニャ! 行ってみるニャ!」 澪「ああ!」 ―14章完― 14
https://w.atwiki.jp/pazudraparty/pages/210.html
No.137:スサノオノミコト No.203:大樹の精霊・アルラウネ No.213:グラビトンアースドラゴン No.218:樹天龍・ホウライ No.231:エンシェントドラゴンナイト No.241:金色の女神・パールヴァティー No.285:旋風機龍・カノープス No.296:フォートトイトプス No.318:木の機神兵・アースガル No.323:蒼炎星・イフリート No.327:碧氷星・リヴァイアサン No.330:紅樹星・ファフニール No.331:蒼樹星・ファフニール No.332:輝樹星・ファフニール No.333:黒樹星・ファフニール No.336:碧光星・神龍 No.340:碧闇星・ティアマット No.357:自由と風の精霊・シルフ No.363:覚醒オーディン No.367:覚醒プラン No.379:ディノライダー・ドレーク No.383:マリンライダー・ロビン No.392:豊穣神・ホーリーセレス No.393:豊穣神・イービルセレス No.403:疾風の狩人・グリフォン No.410:究極島龍・ユグドラシル No.422:森羅の神子・カノ No.440:超・ぐんまけん No.443:木の歴龍・ラガヴーリン No.452:最強装備・弓使い No.460:最強装備・シーフ No.482:大花龍・ガイアブラキオス No.489:時の伝道師・クロノタートル No.495:愛猫神・バステト No.514:大英雄・モアクーフーリン No.560:旋風の神童・猿飛佐助 No.572:狩猟神・アルテミス No.654:緑聖の豊麗神・フレイヤ No.660:ドロイドラゴン
https://w.atwiki.jp/socmyth/pages/256.html
カサブランカ(学名:Casa Blanca)は、ユリの品種の一つ。由来はモロッコの都市の一つ「カサブランカ(ポルトガル語、スペイン語、英語:Casablanca)」から。 参考Webリンク カサブランカ (植物) - Wikipedia 作品 パズル ドラゴンズ 翠の華龍・カサブランカ タグ スペイン語 ポルトガル語 学名 花 英語
https://w.atwiki.jp/pazdra/pages/10223.html
No. HP強化 攻撃強化 回復強化 火ダメlジ軽減 水ダメlジ軽減 木ダメlジ軽減 光ダメlジ軽減 闇ダメlジ軽減 自動回復 バインド耐性 暗闇耐性 お邪魔耐性 毒耐性 火ドロップ強化 水ドロップ強化 木ドロップ強化 光ドロップ強化 闇ドロップ強化 回復ドロップ強化 操作時間延長 バインド回復 スキルブlスト 火属性強化 水属性強化 木属性強化 光属性強化 闇属性強化 2体攻撃 スキル封印耐性 マルチブlスト 神キラl マシンキラl 悪魔キラl ドラゴンキラl バランスキラl 攻撃キラ| 体力キラ| 回復キラ| 2501 創智の大天使・ラファエル 1 2 5 1 2502 背徳の熾天使・ルシファー 4 1 3 1 2503 爆轟の魔神卿・ベリアル 2 1 2 3 1 2504 我道の魔神卿・アモン 2 2 3 1 1 2505 覚醒アスタロト 2 2 3 1 2506 王眼の魔神卿・バアル 2 2 3 1 1 2507 覚醒神魔王ルシファー 3 3 1 1 2509 伐爪の緑龍契士・シルヴィ 1 1 2 2 2510 星鐘の麒麟姫・サクヤ 1 1 1 1 1 1 2 1 2511 聖堂の女主神・カーリー 2 2 1 2 1 1 2512 聖夜の赤龍喚士・ソニア 1 1 2 2 1 2513 星雪の白虎・ハク 1 1 5 1 1 2514 熱宴の龍英傑・劉備 1 1 1 1 3 2515 聖祭の女傑・エキドナ 2 1 1 2516 聖堂の歌姫・セイレーン 2 1 1 2517 聖樹の精霊・アルラウネ 2 1 1 2518 聖天の使徒・エンジェル 2 1 1 2519 聖夜の魔女・リリス 2 1 1 2520 遊覧の魔導姫・アルス=パウリナ 2 5 2 2521 祝祭の賢樹・トレント 1 1 2522 聖堂の番獣・ミノタウロス 1 1 2524 聖夜の使者・サンタクロース 1 1 1 2525 マシンヘラ 1 1 1 2526 覚醒マシンヘラ 2 2 2 1 1 1 2527 マシンゼウス 1 1 1 2528 覚醒マシンゼウス 2 2 2 1 1 1 2529 蒼地の機甲龍・カフ 1 1 2530 紅冥の機甲龍・ルクバー 1 1 2531 翠炎の機甲龍・シェダル 1 1 2532 黄氷の機甲龍・ツィー 1 1 2533 遊山の天舞神・アマテラスオオカミ 2 1 1 2 1 2534 紅日の寿龍喚士・カンナ 2 1 3 1 2535 初日の朱雀姫・レイラン 5 1 1 1 1 2536 宿願の武皇神・ヤマトタケル 1 1 2 1 1 1 2537 初夢招福神・ホルス 3 1 1 1 1 2538 初日影の幻光・服部半蔵 2 1 1 1 1 2539 鎮守の翠月花・かぐや姫 1 1 1 2540 伝統のだるま・大天狗 1 4 1 2541 開運の守り神・メジェドラ 2 5 1 1 2542 和琴の瞑奏神・サンダルフォン 2 1 5 1 2543 神宮の龍騎姫・卑弥呼 2 2545 アギョウ 2 2546 ウンギョウ 2 2547 マグカンシュ 2 2549 覚醒ヤマツミ 1 1 1 2551 覚醒タケミカヅチ 1 1 1 2553 煉杖の星機神・デネボラ 2 1 1 2555 双鋏の星機神・アクベンス 4 1 1 2557 疾刀の星機神・アルゲディ 2 1 1 2559 寝覚の星機神・アルキオネ 2 1 2 2561 夢鎌の星機神・ハマル 2 1 2 2563 滅弓の鋼星神・アウストラリス 5 2565 衛瓶の鋼星神・シェアト 1 5 2566 隔世の蒼龍喚士・ソニア 1 1 1 2 2 1 1 2567 宿世の翠龍喚士・ソニア 1 1 1 2 2 1 1 2568 聖都の守護神・アテナ アナザー 2 1 1 2 1 1 2569 翠輝星の麒麟・サクヤ アナザー 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2570 絶世の紅龍喚士・ソニア アナザー 1 1 2 1 1 1 1 2571 天聖輝神ヒカリ 2 2574 節会の稲荷・ミツキ 2 1 1 1 1 1 2575 火の古代龍・アノマロカリス 1 1 2576 木の古代龍・アノマロカリス 1 1 2577 炎の古代龍・アンモナイト 1 1 2578 雷の古代龍・アンモナイト 1 1 2579 湖の古代龍・シーラカンス 1 1 2580 海の古代龍・シーラカンス 1 1 2592 裁秤の鋼星神・エスカマリ 7 1 1 2593 ラグナロク=ドラゴン 2 1 1 2594 抗神機・ラグナロク=ドラゴン 2 2 1 1 1 1 2595 ボルメテウス・蒼炎・ドラゴン 2 1 2 2 1 2596 ボルシャック・NEX 1 1 1 2597 聖霊王アルファディオス 2 1 2602 最高の男・坊屋春道 2 1 1 1 2604 鈴蘭最強の男・林田恵 1 2 1 2606 黒焚連合初代総長・古川修 3 1 2608 四代目武装戦線頭・九能龍信 1 1 1 1 2610 鳳仙最強の男・美藤竜也 2 1 1 1 2612 春道の舎弟・安田泰男 2 1 2614 三代目武装戦線四天王・阪東秀人 2 1 No. HP強化 攻撃強化 回復強化 火ダメlジ軽減 水ダメlジ軽減 木ダメlジ軽減 光ダメlジ軽減 闇ダメlジ軽減 自動回復 バインド耐性 暗闇耐性 お邪魔耐性 毒耐性 火ドロップ強化 水ドロップ強化 木ドロップ強化 光ドロップ強化 闇ドロップ強化 回復ドロップ強化 操作時間延長 バインド回復 スキルブlスト 火属性強化 水属性強化 木属性強化 光属性強化 闇属性強化 2体攻撃 スキル封印耐性 マルチブlスト 神キラl マシンキラl 悪魔キラl ドラゴンキラl バランスキラl 攻撃キラ| 体力キラ| 回復キラ| 2616 鳳仙学園のトップ・金山丈 2 1 2618 P.A.Dリーダー・春山孝一 2 1 2620 四代目武装戦線副頭・村田十三 1 1 1 2622 スネイク・ヘッズ副頭・陣内公平 1 1 2624 スネイク・ヘッズ幹部・真弓鉄次 1 1 2626 スネイク・ヘッズ幹部・大島智之 1 1 2628 スネイク・ヘッズ幹部・志賀幸夫 2 2630 新四天王・花澤三郎 4 4 1 2638 ヨルムンガンド 1 1 1 2639 神脅の毒蛇・ヨルムンガンド 1 2 2 1 2641 神仇の魔狼・フェンリル 1 1 1 1 1 2642 天蝎の鉄星龍・スコルピオ 1 1 2643 双魚の鉄星龍・ピスケス 1 1 2644 乙女の鉄星龍・バルゴ 1 1 2645 双児の鉄星龍・ジェミニ=ヨウ 1 1 2646 双児の鉄星龍・ジェミニ=イン 1 1 2647 獅子の鉄星龍・レオ 1 1 2648 巨蟹の鉄星龍・キャンサー 1 1 2649 磨羯の鉄星龍・カプリコン 1 1 2650 金牛の鉄星龍・タウラス 1 1 2651 白羊の鉄星龍・アリエス 1 1 2657 義烈の武皇神・ヤマトタケル 1 1 3 3 1 2658 敬愛の星海神・アンドロメダ 1 1 1 3 1 2 2659 勇武の破邪神・ペルセウス 2 1 2 2 2 2660 功徳の金猿神・孫悟空 1 1 3 2 1 1 2661 冷刻の冥夜神・パンドラ 2 1 2 2 1 1 2662 覚醒パンドラ 1 1 2 3 1 2663 追憶の時女神・ウルド 3 1 1 2 1 1 2664 万象の皇妃神・イザナミ 1 3 1 2666 深紅の宝石姫・シルク 2 1 1 1 1 1 2668 深蒼の宝石姫・カラット 2 1 2 1 2670 深翠の宝石姫・カメオ 2 1 1 1 1 2672 金剛の宝石姫・ファセット 2 1 1 1 1 2674 金緑の宝石姫・シーン 2 1 1 1 1 2676 死神代行・黒崎一護 1 1 1 1 2677 虚化・黒崎一護 1 1 1 1 1 2679 十三番隊隊士・朽木ルキア 1 1 2 2681 三天結盾・井上織姫 1 1 1 2683 滅却師・石田雨竜 1 1 1 2685 魔人の一撃・茶渡泰虎 1 1 1 2687 元隠密機動総司令官・四楓院夜一 1 1 1 2689 元技術開発局局長・浦原喜助 2 1 2 2691 十番隊隊長・日番谷冬獅郎 2 2 1 2693 十番隊副隊長・松本乱菊 2 1 2695 十一番隊隊長・更木剣八 2 2 1 2697 十一番隊第三席・斑目一角 1 1 2699 六番隊副隊長・阿散井恋次 1 1 2701 十二番隊隊長・涅マユリ 1 1 2703 六番隊隊長・朽木白哉 1 1 2704 斬月 2 2711 救翼の龍騎神・シェリアス 1 1 1 1 1 2713 灼刃の龍機神・バルディン 2 2 1 1 2714 予知の時女神・スクルド 2 1 1 1 1 2 1 2716 鍛煉神・ヘパイストス=ドラゴン 1 2 2717 聖舶神・ノア=ドラゴン 1 2 2718 起源神・ガイア=ドラゴン 1 1 1 2719 全能神・ゼウス=ドラゴン 1 1 1 2720 暗黒神・ヘラ=ドラゴン 2 1 2722 覚醒ヘパイストス 1 1 1 2729 伝説のドンだー・メイプル 1 1 2731 時の守護者・タックン&チックン 1 1 2734 リンカ 3 1 2735 GCナビゲーター・リンカ 6 1 2736 龍喚士・ソニア=グラン=リバース 1 1 1 2737 最果ての龍喚士・ソニア=グラン=リバース 1 1 1 1 1 1 2 1 2738 断決の起源神・ガイア 1 1 1 2 2739 転生バーンフェニックスナイト・ホムラ 3 2 2741 転生エンシェントドラゴンナイト・セロ 3 2 2742 転生スカイゴッドナイト・ヴァーチェ 3 2 2743 転生カオスドラゴンナイト・ヴォイス 3 2 2744 忘我の赤龍契士・ガディウス 2 1 1 1 2 1 2745 滅法の黒龍契士・ティフォン 2 1 1 1 1 1 1 1 2746 隻眼の獄幻魔・ズオー 1 1 1 2 1 1 1 2747 覚醒アレス 1 2 1 1 2 1 2748 覚醒ヘルメス 2 2 2 1 1 2749 覚醒アルテミス 1 2 1 1 2 1 2750 覚醒アポロン 2 2 1 2 1
https://w.atwiki.jp/revival/pages/688.html
――デストロイの系譜を継ぐ者“オラクル”がここ、スカンジナビア王国首都オスロを目指している。それは、聖誕祭に集まった要人達を色めき立たせるには十分すぎる事態だった。 「一体、アスハ代表はどうされるおつもりなのだ?」 「いっそ、聖誕祭を延期してだな……いや、私はテロなどには屈服しない。だが、世界中の要人が集まるこの場所が、万が一にでも攻撃されれば世界はどうなるか。そうならない為にも……」 “色めき立っている”というより、“浮き足立っている”という方が適切か。鉄火場経験者は極端に少なく、落ち着いているのはごく少数の招待客のみだ。カガリ=ユラ=アスハはいっそ怒鳴りつけたい衝動に駆られながらも、懸命に冷静に努める。 (ここにアイツが居てくれたらな……) 自分は不安すら覚えないだろうに――そこまで考えて、顔に血が上る。慌てて手に持っていたワイングラスを一息に煽り、何とか平静を整える。顔に出してはならないという涙ぐましい努力である。 列席してから、カガリは直ぐにキサカの意図に気が付いた。まるでボウフラの様に沸いてくる美辞麗句、そしてカガリと同世代でそれなりに名の知れた家柄でルックスも良い青年達。またか、とカガリは何度目かの溜息を付いた。 (キサカの奴、よりにもよってこんな時に“見合い”なんかセッティングするか……) カガリ腹心の部下、レドニル=キサカ大将。通称、“爺”――実際の彼は老人と言うには若すぎるのだが、近年カガリに対する過保護ぶりが急激に加速してきた姿からそう揶揄される――はカガリに対して頭から意見を言える貴重な幕僚である。それはカガリへの信頼があり、カガリもキサカを良く信頼する故のことであり、それはカガリとて有り難いと思っているのだが、流石にこれは辟易していた。 ちなみに今日のカガリはドレス姿である。今回の式典はカガリが主役ではない、あくまでも招待客。それ故にいつもの礼服では不味いとレドニル=キサカに散々に言われたためだ。 (似合わないし、動き辛いから嫌いなんだけど) と思わず愚痴をこぼす。が、ドレス姿は本人が思っているよりも彼女の健康的な魅力を引き出すことに貢献している。それは彼女を取り巻く男達の目に、純粋な好意も浮かんでいたことからもわかるだろう。 このところ、カガリはキサカから毎日の様に言われている事がある。 『カガリ様、一体何時になったら身を固める御積もりなのですか!? 宜しいですか、カガリ様。為政者というものは……!』 と、暇さえあれば“お叱り”を敢行するのが最近のキサカであった。キサカの言う事も解らないではない。実際もう二十歳も超えた女が、浮いた話一つも無いのでは色々問題があるものだ。否、正確には一つだけ浮いた話はある。それはカガリ自身も気が付いているし、周囲も知っている。 (けどな、それ以上踏み込む訳にいかないだろ……) 友人だから、大事な、大事な人だから――悲しむ顔を見たくない。自分の地位であれば、それは叶えられるのかもしれない。だが、それをすればカガリにとって大事にしているものが、壊れてしまうだろう。それは、したくないのだ。 そんな事を思い悩んでいる内に、この歳まで来てしまった――それが、カガリの偽らざる本心である。そして、そんな胸の内をキサカはおそらく気付いているのだろう。だからこそ、カガリに対して見合い話をひたすら持ってくるのだ。せめても、女の幸せを知って欲しいと思うからこそ。だが、時々『お世継ぎを!』と言ってしまう辺りがキサカという男の根回しの下手さがわかるというものだ。 (犬や猫じゃあるまいし、そうそうポンポン産めるかっ!……というかお前が先に子供を作れ、一体いくつになったと思ってるんだ!) 思いだしたら腹が立ってきた。何気なく拳を握り、青筋が立ってくる。その時、カガリに影が差す。側に誰かが立ったのだ。また男だったら、それとなく八つ当たりして追い払ってやる――そう決め、振り向いたその先に居たのは予想外の人物だった。 「天下のアスハ代表ともあろうお方が、お一人で百面相などするものではないな。私で良ければ、話し相手位は努めようが……どうかな?」 男装の麗人――ロンド=ミナ=サハク。気を抜かれたカガリは何となくミナと会話する事になった。 立ったまま話すのも何だろう、という事で二人は廊下に出る事にした。廊下には休憩用のソファがあるからだ。――廊下だけでも広間の一つは作れそうな位の広さと豪華さがある――ソファに率先してハンカチを敷き、カガリを促すミナ。こうしてみると、そこらの男よりも紳士的な振る舞いが板に付いているのである。 「……どうも」 複雑な気分で勧められるまま、カガリは座る。その隣に、少し距離を置いて座るミナ。 「遠慮する事はない。この私と居て、話しかける事の出来る剛の者などそうは居らんよ」 女傑、ロンド=ミナ=サハク――長身かつ整った容姿。そこいらの男では力でも知恵でも束になっても敵わない位の実力と魅力に溢れている。男性より女性に人気があるというのも、無理のない話だろう。自分も男っぽいと言われる事があるが、彼女には遠く及ばないとカガリは思った。 「助かるよ。……どうも、こういう雰囲気は性に合わないんだ」 「何、大した事はしていない。何とも情けない男達だとは、先程から思っていたがね」 「ハハハ……確かに」 先程までカガリに言い寄っていた男達は、オラクル進撃の報を受けた瞬間から右往左往し始めてしまった。幾ら見てくれを取り繕っても、人間的に何ら成長していないというか、失望するほど期待もしていなかったが幻滅したのは確かである。 「それにしても、アスハ代表は落ち着いていらっしゃる。私も、その秘訣は教わりたいものだ」 言葉とは裏腹に動揺するそぶりを欠片も見せず、からかうようにミナが言う。ウェイターからグラスを受け取りながら、苦笑いして返すカガリ。 「そういう訳じゃ無い。先に慌てられたら、こっちが冷静にならなきゃならないと思っただけさ」 違いない、とお互いに笑うと、グラスを傾けた。 不意に、ミナが窓の方を見た。大きな廊下に合う、大きな窓。その先に北海があり、遠くを見ながらミナは世間話をするように切り出した。 「先程、“正義の騎士”殿が動き出した様だな」 胸がどきり、とする。愛しい人が戦いに行く――その事と、何故ミナがそれを、と疑問を口にする前、立ち上がったミナは大仰な身振りで先回りする様に言う。 「ヨーロッパ方面軍の皆が合唱しているのさ。“正義の騎士、来たれり”とな。『その者、紅き騎士と呼ばれし勇者、天より飛来して魔竜を討つ』、か。吟遊詩人にでも詠って貰いたい内容だな」 本職の詩人顔負けの艶のある美声で楽しげに謡うミナ。不謹慎な話だがカガリは同意した。グラスをウェイターに返すと立ち上がり、ミナの隣に立つ。少しでも窓の外を見ようと。見えるはずのない、戦場を。 まさに恋人を案じる乙女といったカガリの様子を見ながら、ミナは思った。 (その様に顔に全て出てしまう様では、まだまだ為政者として未熟だな。だが、そういう所がお前を護りたいと皆に思わせるのだろうな、“オーブの獅子姫”殿) 不思議な事にカガリだけでなくミナもこの場所が戦火に晒されるとは思っていない。よく知っているのだ――有事の際に見せる“紅の騎士”の強さを。かつて二度に渡り世界を救った勇者の、真の実力を。 真紅の装甲が、空気の壁とぶつかりと震える。鍛え抜かれたコーディネイターであるアスランをして歯を食いしばって耐えねばならない程の、並みのパイロットなら意識を保つこともままならない程の超加速でトゥルージャスティスは飛んでいた。 (間に合うか……いや、間に合わせてみせる!) スロットルを更に加速させていくアスラン。トゥルージャスティスの限界ギリギリとなる超加速――何としてもオラクルを止める為に。 これ以上の悲しみを広げない為にも。これ以上の悲しみを、食い止める為にも。そして――今も苦しんでいるセシルを止める為にも。 ただ、ひたすらにアスランは走る。悲しみを背負い、そこで食い止める為に。 「全隊、撃てぇぇぇっ!!」 号令も待ちきれず、ひたすらに撃ち込む。砲身も焼き切れよ、と云った具合か。 だが――その中を、悠然と歩を進めてくる者が居る。黄金の巨人、オラクル。 「化け者めっ!」 それは悲鳴にも似たものだったかも知れない。かつてベルリンを蹂躙された者達が味わった絶望――それが再び蘇る。 だが、ただ怯え竦む様な無様は見せられない。自分達の背中には護るべき人達が居る。それが、ハノーバー機動部隊総司令官エンリコ=マリーニを支えていた。 「弾幕薄いぞ! 火点集中せよっ! ゲルズゲー部隊は前面に展開、砲撃部隊を守れ!」 号令一過、ゲルズゲー部隊が陽電子リフレクターを展開しつつ機動防御に回る。それだけで守りきれるものでもないが、確かに前よりは被害が防げていた。“網”を越えたビームが若干の被害を出していたが、それは仕方が無い。 (よし、良いぞ……こっちに引き付けろ!) エンリコには、策があった。ここまではやられっぱなしだったが、おかげで戦力をある程度整えることはできた。相手は一機、そこに付けいる隙がある。 存分に相手を引き付け、火砲の存在を相手に嫌らしく押しつけ、その隙に、辺りに潜ませていたモビルスーツ部隊を一気に突撃させる。 その数およそ五十。いかなる人間だろうと、この多数の数には反応出来ない。そして、何とかダメージさえ与えられれば、それが突破口となる――それは、決死の策であったが、パイロット達は何も言わなかった。何としてもここで奴を倒さなければ明日はないとの思いは全員同じだったからだ。 「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」」 誰もが、雄叫びを上げて突っ込んで行く。ビームサーベルのものも居れば、不慣れな対鑑刀を保持しているものも居た。ルタンド、ダガーL、その他諸々――動ける機体をかき集めてきた、という感じだ。 それらは連携も何も考えず、ただ一息に斬り掛かることのみを考え肉薄。火線を潜り抜けた――そう思った瞬間、先頭の機体が爆発した。 『――そんなことぐらい、予想してないとでも思ったのかよ!』 その時、マリーニは見た。オラクルが変形したのだ。いや、それは変形ではなかった。背部に背負った円形の場所――そこから蜘蛛の足を思わせる巨大なクローアームが出現したのだ。その数およそ八。そして、その足の至る所からビーム刃が発振され、それらは巨大なビームサーベルとなって襲い掛かった。 ――おぞましい程の速度と、小回りを持って周囲のモビルスーツを蹴散らした。オラクルは元々大仏をモチーフとして作られているというが、これはさしずめ“千手観音”だろうか。全く予期しなかった場所からの攻撃に、突撃隊が動揺から立ち直った頃には接近していた機体の大半が撃墜されてしまっていた。運良く回避に成功し、反撃に移ろうとするものも居たがセシルの反応速度の方が勝った。 次々にモビルスーツ達は切り裂かれていく。それは、防衛という名の蜘蛛の巣に絡めとられた昆虫の末路。天敵に立ち向かわざるを得ない者達の、悲しい最後であった。 (アレが、奴の“切り札”か!) スウェン=カル=バヤンはようやく納得が云った。彼のパイロットとしての本能が、これまで彼を踏み止まらせていたその理由が。 (確かにこれならデストロイが持っていた死角は殆ど無くなる。そして、ここまでそれを使わなかったのは……) これは考えなくても解る。確かに強力な戦法だ。だが、所詮は一発技。それを最大限活用する為に、ここまで温存していたのだ。 スウェンは歯噛みしていた。考えてみれば、彼が命を捨てた突撃を敢行していれば、既にこの特性は表に出ていたかも知れない。そうすれば、あたら今の連中は命を散らすことも無かったはずだと。――だが、それは今更悔やんでも仕方のないことだ。 (せめてもう一人。あの火砲を潜り抜けられる者が居れば……!だが、状況は悪化し続けている。どうする?) そうすれば、確実に奴を屠れる。スウェンの経験が、そう言っている。だが、それを待っていては、更に事態は悪化するかも知れない。 スウェンは自問していた。だが、オラクルが残存部隊に襲いかかるのを見て、いよいよ我慢出来ずに出て行こうとした時、スウェンは見た。 ――天空より飛来する者を。 それは、“真紅の騎士”と呼ばれた者。それは、かつて世界を二度に渡り救った者。 その者の名は、アスラン=ザラ。“トゥルージャスティス”を駆る統一連合最強の男。 アスランは、手にしたビームサーベルをゆるりと持ち直し剣先を突きつけると厳かに言った。 「……お前を、止めに来た」 その真紅の姿が、燃え上がる様に。その双眸は、正しく正義を見据えて。 トゥルージャスティス――世界の守護者“三振り剣”の一つが遂に降り立った。 ソラは俯いていた。辺りには誰も、何も居なかった。暗闇の底で、ただ俯いていた。 不意に、ぼんやりとした光が浮かぶ。タチアナ=アルタニャン――ターニャだと直ぐに解った。 『何をしてるのさ、ソラ? 落ち込んでいたって何にもならないだろ?』 それは、怒っていると言うよりも諭す様な、慰める様な優しいものだった。 「……解ってる。解ってるけど……!」 ――では、どうすれば良かったのだろうか。 救えなかった。助けられなかった。どうしようもなかった。なら、どうすれば良いのか。 「私は、こんな思いをするために、こんな思いをする為に……!」 ――貴女に救われたんじゃない。そう叫び逃げだしたかった。しかし、それは言わずとも伝わったらしい。ターニャは続ける 。 『アンタを苦しめる為に、アンタを助けた訳じゃない。アンタだって苦しむ為に、生きている訳じゃないでしょ。でも……苦しむのを怖がって、進まないのは“生きている”って言えるの?』 核心を突く言葉に思わず、ソラは顔を上げた。そこにあるのは、ターニャの優しい笑顔。 『何故助けるのか? それは、その人それぞれの考えがあるんだろうけれど……結局は、“その人に生きていて欲しい”って思うからなんじゃないかな。形はどうあれ、その人に幸せになって欲しいんだろうね。……結果として、自分が犠牲になっちゃっただけで、さ』 それは、何処か悲しそうだった。けれど、誇らしそうな――悔いの無い笑顔。 「ターニャ……」 不意に、ターニャの姿が変わった。次に現れたのは――あの人。朴念仁で、不器用で、けれど、優しかった人――シン=アスカ。 『ソラ、あんたはそのままで居てくれ。そのままで……』 今でも覚えているその一言。鮮明に、心に刻まれた言葉。 今なら、何となく解る――どんな思いが、どんな心が込められていたのか。 また、姿が変わった。次に現れたのは、ロマ=ギリアム。 『僕達は、“みんなで”幸せになるんだよ』 「リーダー……」 ソラは圧倒されている、と思った。命を賭けて、一命を賭して一生を生きる――その意志に。その、想いに。 また、姿が切り替わった。懐かしい人――センセイに。 『ソラちゃん、貴女は俯いていては駄目。辛くても、見上げなさい。人は、前を見ないと周りを見る事の出来ない生き物なのだから……』 そうだ。ソラの恩師も、そう言った筈だ。『何時だって、空を見上げなさい』と。 俯いている訳にはいかない。命懸けで生きている人達の為にも。そして、懸命に教えてくれた人達の為にも。――命を賭して、自分を救ってくれた人の為にも。 ――最後に、誰かの声がした。それは、誰だったろう。 『……お強いのですね、貴女は。でも、無理はいけませんよ。人は、人に出来ることしかできない。けれど……生きているから、人は何かを出来るのですから』 それは、聞いたことの無い言葉だったかもしれない。けれど、あの人なら――あの人なら、そう言うだろう。そんな言葉だった。 いつの間にか寝てしまってしまったらしい。直ぐ側に居たジェスが彼女を起こさなかったのは、せめて少しでも休んで欲しいという親切心からだろう。こちらに気付いたジェスは暫く迷った様子だったが、意を決してソラに声をかけた。黙っていても、仕方のないことだからだ。 「カシムが逝ったよ」 淡々と、努めて冷静に。ソラに、負担を与えない為に結論だけを伝える。 「そうですか……」 ソラには、実感が無かった。ただ、のろのろと「何処ですか?」とだけ聞いた。 ジェスに案内され、ソラは霊安室に運び込まれたカシムに会った。 「安らいだ、顔ですね……」 「――ああ。それが、せめてもの救いだ」 せめて、苦しんで欲しくなかった。死ぬとき位、安らかであって欲しかった。もう一度、ソラはカシムの頭を撫でてあげた――偉かったね、と優しく語りかけながら。 走馬燈の様に、思い出が脳裏に広がっていく。たった数日だったのに――なんと激動の日々だったことか。その中で懸命に笑っていたのはこの子だった。周囲を明るくする為、周囲を幸せにする、ただ、その為に。 ジェスは、ソラが泣き出すものだと思っていた。だが、ソラはほんの少し瞳に涙を湛えただけで、直ぐにジェスの方を向き直った。 「ジェスさん、お願いがあります。――力を貸して下さい。“真実を伝える”貴方の力を」 それは、ソラの意地だった。最後に残された小さな、しかし譲れない意地だった。 ――生き残った者が、犠牲になった者達へ、しなければならないことがある。それを、ソラは理解していたのだ。 暫く迷った後、ジェスは頷いた。ソラの瞳――この旅が始まって以来ずっと見てきたこの小さな少女が、今は大きく見える。ジェスも見たいと思ったのだ。“奇蹟の少女”と呼ばれ、ただ翻弄されていた只の女の子が何を思い、何を決意したのかを。 それは、スウェン=カル=バヤンをして“驚異的な戦闘能力”と言わしめるものだった。それ程、両者の戦闘は壮絶なものだった。 飛び交うビーム、迸る火花――それが、ただ二機の機体の応酬に寄るものだと誰が信じられるだろうか。それは、軍隊同士の激突に匹敵する凄まじさだったのだ。 特にアスランの動きは同じパイロットとして信じられないものであった。オラクルのビーム網を重力を感じさせない最小限の動きで回避し、あまつさえビームをサーベルで弾いてみせる。オラクルもまたフレキシブルアームを駆使し間合いに入り込ませない。 (これが、最強と呼ばれる者の力か!) オラクル――世界最強のモビルアーマー。 トゥルージャスティス――世界最強のモビルスーツ。 両者の戦いが始まって暫く経つが、僅かの衰えもない。それどころかますます攻防は激しくなるばかりだ。 展開していた部隊も、スウェンでさえも――その遣り取りに口を挟む余地がない。援護しようにも、足手纏いになってしまいかねず、巻き添えにならないようゲルズゲーの影に隠れることしかできなかった。 「うおおおおおおおおおっ!」 『ウアアアアアアアアアッ!』 それは、精神力の戦いと言えた。少しでも心を弛ませれば負ける。だが、アスランは見切っていた。通信機越しに聞こえるセシルの声が、微細な動きが教えている。セシルの体力はもはや限界であると。故に長丁場の戦いに持たないという事が。 (その機体を長時間操る――それが君の体にどれ程の負担を強いているのかは想像に難くない。もう長くは保たないだろう。……だから、せめて君は俺が止めてやる) のらりくらりといなしつつ、セシルの疲労を蓄積させ、倒せば楽に終わる。戦闘者として、アスランが傑出しているのは単純な戦闘力だけではなく、そうした冷静な判断力によるものだろう。 だが、アスランはあえて援護を排し、短期決着を望んだ。そうした優しさはアスランの長所であり、短所である。 何度目かの競り合いの後、背部のフレキシブルアームをいくつかかまとめて切り落とす。セシルの叫び声が聞こえた様な気がして、アスランの心に嫌なものが広がる。 『邪魔をするなアァァァァッ!』 セシルの慟哭が、咆哮が聞こえる。その度にアスランは呻く――あれ程誓っても、あれ程願っても。それでも優しさが捨てられないのが、アスランという人間だ。たとえ組織を裏切っても、たとえ信頼を裏切っても――それでも、全ての人々を幸せにしたいから。それが出来ると思ってしまう所に、アスランのアスランたる由縁がある。 だから、そこに隙が生まれてしまう。『セシルも救いたい』という甘さが焦りを呼び、それを生んでしまった。 胸部三連装スプラッシュスキュラを紙一重で避け、一気に胸元に切りつけようとして――アスランは己の油断を知った。フレキシブルアームが新たに出現したのだ。 「まだ、こんな隠し技を……ッ!」 背部のものより小さなそれは、アスランですら全てを避けるのは困難だった。とっさに薙ぎ払うものの、全てを落としきることはできず、その内の一つがコクピットごとアスランを貫こうとした瞬間―― ――何もない筈の空間から伸びたビームが、胸部フレキシブルアームを切断した。 一瞬の隙を逃さず、その突然の乱入者は素早くジャスティスを支え、離脱する。その正体は、スウェン=カル=バヤンの機体“ハガクレ”であった。 『余計な世話かもしれないが、助けさせて貰った』 感情を感じさせない声色の仕官に救われアスランは戦士として後れを取った事が悔しいらしい、渋い声で礼を言う。 スウェンは今回の騒動でずっとオラクルを観察していた人間だ。危険な位置は、熟知していると言って良い。だからこそ、ああも良いタイミングでアスランを助けに入れたのだ。これまでの動きを見ていた、スウェンはアスランに言った。 『オラクルへの突撃は俺がやる。支援をしてくれるだけで良い』 「……馬鹿な、死ぬ気か!?」 『別に自殺願望などない。確かに貴方は優れた腕の持ち主だ。だが、その甘さを消せない限り同じことの繰り返しになる。だから、俺が前衛に回ったほうが確率は遥かに高くなる。ただ、それだけだ』 スウェンにとって、今回のミッションは気に入らないものだった。自分は手を出せず、目の前で同胞が次々と死んでいくのを見せ付けられるのだから。冷血と揶揄されようと、彼には彼なりの仲間意識があった。だから、幕引きをするのは全てを見続けていた自分がやりたかったのだ。 『奴を殺す。それで、ミッションは完了だ』 あくまで冷徹なスウェン。その言葉に秘められた怒りに、アスランは自分の甘さを痛感させられる。 (済まない、セシル。結局偉そうな事を言いながら、俺は……お前を倒す事でしか助けられない) その時――誰にとっても予想外の声がトゥルー=ジャスティス内に響いた。 『……アスランさん、大丈夫ですか?』 「ソラ!?」 “真実を伝える者”というのは往々にして手段を選ばないという条項があるだろうのだろうか。ソラは頼んだ事を少しだけ後悔していた。 「このテの病院には大概、量子通信機が備え付けてある。軍事施設だと真っ先に狙われるし、病院にも無いと色々不便だ。とはいえそうそう貸してくれる訳無いから……」 「……強引にお借りするって訳ですね」 たった今“お休み頂いた”警備員を見ると、さすがに気が咎める。こんな事態なので、警備員もごく少数だった。 早速見つけた量子通信機に嬉しそうに駆け寄るジェス。どんな事態であれ、通信するのが本分の人間である。 「で、何処の誰に何を伝えるんだ?」 《……俺がお前のことを凄いと思うのは、そこまで考え無しに動ける所だ、ジェス》 早速ハチの突っ込みにソラも思わず苦笑する。 「アスランさんの所へ。そして――セシルへ。大事なことを伝える為に……」 胸が高鳴る。これからすることは、ソラ=ヒダカが自分の意思で初めてする大冒険だ。けれど、伝えたい――伝えなければならない。 自分が、生き残ったから。生き残ってしまったから。だから、どんな理由であれシノとカシムの分まで伝えなければならない。 《ソラー、頑張レ! 応援スルゾー!》 「ありがとう、ハロ」 ソラは、微笑んだ。その笑みは何処か、“彼女”を思わせる安らぎを感じさせるものだった。 『セシル、聞こえますか? 私は貴方が大事に思っていた女性、シノ=タカヤの友人、ソラ=ヒダカです』 トゥルージャスティスの外部音声――そこから流れ出した声は、戦場という場所においてあまりに場違いなものだった。スウェンは怪訝な顔をしたし、アスランも正直、納得はしていなかった。だが、『通信させて貰えるだけで良い』ということで、許可したのだ。 だが――オラクルも外部音声を入れた事で、アスランもスウェンも、事態の推移を見守ろうという気になった。 『シノ……? 何故、こんな時に!? ソラって、シノを連れ戻しに来た……!』 『ええ、そうです。……私は誰よりも、シノが幸せになることを願っていました』 ここで、ソラは一息入れた。 『シノは、貴方の事を信頼していました。そして、私は貴方とシノが幸せになれるのなら――そう考えたこともありました。……でも、貴方は今、何をしているの?』 強い意志を感じさせる声に、これが本当にあのソラの声なのだろうか。あの泣いてばかり居た女の子なのだろうか、とアスランは内心驚いていた。 『……何って、俺は……!』 セシルが何かを言うよりも、ソラがずばりと言った。 『シノは……死にました。貴方がその機体に乗った時に』 『……なんだって?』 震える声――それは、セシル本来の声だ。機械に寄らない、本心からの声。 『カシムも、つい先程亡くなりました。……もう一度聞きます。貴方は、何をして居るんですか?』 立て続けの爆弾発言――セシルのトラウマは、その身を包む憤怒の炎はその程度で消えはしなかった。むしろ人としての心が音を立てて崩れていくのをセシルは感じていた。 『……なら、復讐だ! 今度こそ、俺の大事な者を、大事なモノを奪った奴等を全て滅ぼしてやるッ……!』 それは、紛れもないセシルの本心。だが、だからこそ次の言葉に動揺した。 『いい加減にしなさい! 貴方は、自分が何をしているのか、何を繰り返そうとしているのか――本当に理解して居るんですか! セシル、貴方がしていることは、もう一度貴方とカシムを作るだけなんだって、本当に理解してるんですか!?』 『……それは……!』 『貴方の戦いは、貴方の意志は、シノとカシムに伝えられるものなんですか!? 誇りを持って、あの二人に伝えられるものなんですか!?』 もはやソラは涙声だった。だが、それは悲しみの涙ではない――ソラの激情の涙だった。 『お願いだから――あの子達が願った未来を!あの子達が貴方に託した“命の証”を……無駄にしないでよ……』 それは、ソラの心からの言葉だった。今までの人達が、ソラに伝えたもの――それが結んだ一つの結晶だった。 『――俺は』 いつしかセシルの声から狂気は消えていた。 『……もう引き返せない……だから……』 その言葉の意味――それは、アスランは正しく理解した。だから、言葉少なく答える。 「……ああ、終わらせよう」 スウェンは一歩引いた。この場の幕引きをする人間に誰が相応しいか悟ったのだ。 「全力で来い! 後悔の無い様に!」 『ああ……行くぞ!』 ――もはや、死ぬ事以外に救いがないのなら。その人の人生を間違ったのだろうか。無意味だったのだろうか。 間違っていたのかもしれない。だが、決して無意味ではないはずだ。それは、懸命に生きた証拠。誰にも否定されない、その人だけの宝――それだけは誰にも否定することはできないのだから。 迷いは、もはや無い。 それは、正に神速だった。迷いがあったからこそ、セシルにも捉えることが出来たのだ。だが――今のアスランの動きは、真のトゥルージャスティスの動きは、誰にも止められなかった。 ビームは空しく空を切り、フレキシブルアームから発振されるビームソードは次々と切り落とされ、消えた。 起死回生のスプラッシュスキュラを放とうとしてついに姿を見失ってしまう。セシルは目を離した覚えはない。にもかかわらずトゥルージャスティスが居なくなった。リフターを分離し、その反動でセシルの目で追えない程の速度で視界から消えたのだ。セシルが再びその影を見つけたのは、トゥルージャスティスの刃は正確にオラクルのコクピットに突き立てる瞬間だった。ビームで形成された光の刃は苦痛も恐怖も感じさせることもなく一瞬でセシルを消滅させた。
https://w.atwiki.jp/pspseedvs/pages/128.html
アサギの選択時 よーおしあたし達の力見せてあげるわ! 出撃デモ はーい、マユラ、ジュリ行くわよ!(M1アストレイ塔乗時) 了解、オーブはやらせないわよ!(ストライクルージュ塔乗時) 戦闘開始 よーおし始まったわね! 訓練通りに行くわよ! キラ君援護するわ!(僚機キラ) 援護します!(僚機ムウ) カガリ様、無茶は駄目ですよ!(僚機カガリ) 行くわよあんた達、準備はいいわね!(僚機マユラかジュリ) サーチ 居た! あれね! 見つけた! 敵機発見! 攻撃時 もらった!(射撃) あたれっ!(射撃) そこ!(射撃) えーい!(格闘) 邪魔しないで!(格闘) やらせないよ!(格闘) やーあ!(格闘) こいつー!(サブ射撃) あたってー!(サブ射撃) これでっ!(サブ射撃) このー!(サブ射撃) 回避時 あたるわけには! 回避ー! 破弾時 うっ! キャッ! うわっ! 弾切れ時 しまった!弾が! 弾切れなの? たっ弾切れっ! 味方から破弾時 何するのよ! ひっどーい!
https://w.atwiki.jp/pazdradraz/pages/413.html
図鑑 No.81 大花龍・ガイアブラキオス図鑑説明文 入手方法 コメント欄 図鑑 No.81 大花龍・ガイアブラキオス No.81 編集 タイプ レベル 1 最大 主な生息地 スキル レア度 HP 進化前 Lスキル 属性 攻撃 進化後1 必要チップ1 経験値 防御 進化後2 必要チップ2 図鑑説明文 入手方法 コメント欄 名前
https://w.atwiki.jp/pazdradraz/pages/411.html
図鑑 No.79 爆炎龍・グランティラノス図鑑説明文 入手方法 コメント欄 図鑑 No.79 爆炎龍・グランティラノス No.79 編集 タイプ レベル 1 最大 主な生息地 スキル レア度 HP 進化前 Lスキル 属性 攻撃 進化後1 必要チップ1 経験値 防御 進化後2 必要チップ2 図鑑説明文 入手方法 コメント欄 名前
https://w.atwiki.jp/irarchive/pages/2515.html
サイト ホームページ(ガリバー) IRサイト(ガリバー) CSRサイト(ガリバー) 各種ツール 事業報告書(ガリバー) アニュアルレポート(ガリバー) CSRレポート(ガリバー) 総会通知(ガリバー) 有価証券報告書(ガリバー) 決算短信(ガリバー) 中期経営計画(ガリバー) その他資料(ガリバー) 戻る
https://w.atwiki.jp/suteteco/pages/160.html
発進宇宙海賊! 668 :発進宇宙海賊! 629さんごめんなさい! [sage] :2005/12/17(土) 11 10 44 ID ??? カガリ「アメノミハシラを今日こそ落とす! MS隊発進!」 キサカ「量産型アカツキ隊も出ろ!」 (アカツキ×30くらい発進) カガリ「くっくっく……オーブの実権を握っているのが誰なのか、思い知らせてやる!」 メイリン「完全に悪役の台詞だぁ―――――っ!!」 ラクス「あら、今日もメイリンさんがどこかの誰かへツッコミを……平和ですわね」 キラ「そうだね、ラクス。多分僕達の出番これだけだけど」 メイリン「今回ツッコむだけツッコんだらお役御免ですかっ?!」 イライジャ「毎度毎度、性懲りもなく命知らずな兵隊さんだな」 劾「アメノミハシラに危害を加える者は誰であろうと俺達の敵だ。出るぞ」 ジェス「よし、カイト! 俺達も出よう! 真実を写真に撮るぞー!」 カイト「この野次馬バカが……アウトフレーム・ダッシュ、行くぞ!」 ミナ「あれがウズミの遺産か……厄介なものを遺してくれた」 ソキウス「ロンド様、お下がり下さい」 劾「ここは俺達に任せてもらおう」(言いながらミーティア虹色ビーム) イライジャ「先陣切ってるあの金ピカを倒せればいいんだろう? ……って何?! ビームを跳ね返した?!」 カナード「雑魚が、生意気な!」 ミナ「皆の者……ならば、ここは任せる。後は――」 カガリ「逃がすかぁッ!」(天にライフル乱射) ミナ「くっ!」 ジェス「ミナ! あの金色、不意打ちか!」(撮影中) カイト「あんな趣味悪いMSに乗ってるくらいだ、余程のろくでなしだろうさ」(操縦中) カガリ「ハッハッハッハ! 2年前のプロトタイプを弄くっただけの機体が、アカツキに敵うか!」 ミナ「これが嫁補正か……だが、私が倒れたとしても、民は真に価値あるものを知っている。 私の犠牲など、その為の捨て石に過ぎん……」 カガリ「ほざけッ! とどめだ――」 アズラエル『あー、アメノミハシラの皆さん? 聞こえますかー?』 669 :発進宇宙海賊! 629さんごめんなさい! [sage] :2005/12/17(土) 11 11 41 ID ??? ミナ「誰だ?!」 カガリ「何だ? あのふざけた外装の艦は?!」 アズラエル『苦戦してますねぇ? どうですか? 加勢してあげましょうか』 ミナ「何者だ?」 アズラエル『そうですねぇ……宇宙海賊、アズラエル・バンガードとでもしておきましょうか』 アズラエル「じゃあ艦長さん、ちゃっちゃとやっちゃって下さい」 ナタル「MS隊、発進!」 フレイ『ちょっと待ちなさいよ! 何で私までMS隊に編入されてるのよ!』 アズラエル「何しろ人手不足ですからねぇ、しょうがないでしょ?」 フレイ『こんなズングリムックリのメガネMS嫌よ! せめてフリントに乗せてよ!』 アズラエル「あー、ダメダメ。コア・ブロックシステムって高いんですよ? それに、小さくたって ちゃんとビームシールドも持ってるし、高性能なんですよ? いや、別にパイロットじゃなくたっていいんですよ。 パイロットが嫌だったら、イモの皮むき係になってもらうだけですけど?」 フレイ『う゛ッ』 アズラエル「日がな一日、延々イモの皮を剥いてるだけでも、こっちとしては助かりますからねぇ」 フレイ『分かったわよ! 行くわよ!』 アズラエル「よろしい」 ナタル「ゾンド・ゲー隊、発進が遅れているぞ! 何をやっている!」 ニコル『ミゲルさんがオレンジ色じゃなきゃ嫌だって駄々こねてます。あと、トールさんは 首チョンパは嫌だって言って、格納庫の隅っこで震えてます』 ナタル「オレンジ色のカラースプレーを用意! ケーニヒには、ゾンド・ゲーに首はないから安心しろ と言ってやれ!」 アズラエル「何をやってんですか? グダグダじゃないですか」 ナタル「理事、少し黙ってて下さい。クロスボーン・ガンダムも出せ!」 アズラエル「いいですか、君達? アメノミハシラを傷つけちゃいけませんよ。 折角のアズラエル・バンガードの初陣ですからね」 670 :発進宇宙海賊! 629さんごめんなさい! [sage] :2005/12/17(土) 11 12 37 ID ??? シャニ「消えな」(曲がるザンバスター) オルガ「おらぁッ!」(バスターランチャー二挺) クロト「抹・殺!」(ムラマサバスター投擲) アズラエル「圧倒的ですねぇ、僕達……あ、ニコル君のゾンドが消えた」 ナタル「ミラコロ装備でしょうか……ところで理事」 アズラエル「ん? 何ですか?」 ナタル「アズラエル・バンガードというのはやめませんか? 恥ずかしいんですが……」 アズラエル「何言ってんですか。MSを用意してあげたのは僕なんですから、これくらいいいでしょ?」 ナタル「いえ、実際に戦闘指揮を取っているのは私ですから、ここはバジルール・バンガードに……」 オルガ『ちょっと待った! 実際に戦ってるのは俺達だぞ! だからザブナック・バンガードに』 クロト『ヴァーカ! ブエル・バンガードだろ!』 シャニ『アンドラス・バンガードに決まってるだろ……』 フレイ『私まで戦闘に駆り出してるんだから、アルスター・バンガードにしたって罰は当たらないわよ!』 ニコル『じゃあ、アマルフィ・バンガードでもいいと思いますけど』 ミゲル『いーや、アイマン・バンガードで決まりだろ!』 一同『……………………』 カガリ「何か揉めてるな……キサカ! この隙に全戦力をアメノミハシラに……」 キサカ『いや、いつの間にかアカツキ隊全滅してるぞ』 カガリ「何ッ?! くぅっ……撤退する! 覚えてろ―――っ!!」 671 :発進宇宙海賊! 629さんごめんなさい! [sage] :2005/12/17(土) 11 13 14 ID ??? ミナ「宇宙海賊、そなたらには救われた。礼を言う」 アズラエル「いえいえ、僕達もあのオーブが気に喰わないだけですよ……それから、間違えないで下さいね? アズラエル・バンガードです」 ミナ「しかし、礼はさせてくれ。そうだな……艦の補給と修理に我が居城のドックを使って構わん」 ナタル「恐縮です、ロンド・ミナ・サハク殿。それから、バジルール・バンガードです」 アズラエル「艦長さん、アズラエル・バンガードだって言ってるでしょ? 何度言ったら分かるんですか」 ナタル「バジルール・バンガードです」 アズラエル「……頑固ですねぇ、艦長さんも。それじゃあ、第三者に決めてもらおうじゃないですか」 ナタル「と、言いますと?」 アズラエル「ロンド・ミナさん? 僕達、今グループ名について話し合ってまして、どうにも話が 纏まらないんですよ。何かいいアイデアはありませんかねぇ?」 ミナ「グループ名か……なら、こんなのはどうだ」 アズラエル「宇宙海賊ミナ・バンガード、行きますよ! ……いいですねぇ、これ」 ナタル「理事……乗せられてますよ、ロンド・ミナに」 フレイ「ミナ・バンガードじゃあの人の手先みたいじゃない」 ニコル「というか、マザー・バンガードが何か差し押さえられちゃったんですけど……」 何かオチてねぇけど終。 http //anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1132581388/668-671