約 56,599 件
https://w.atwiki.jp/ruromin/pages/206.html
【第十四期 “刃研ぎ逢う”泉剣荘】 【使用可能サプリ・ルルブ】 R1=SW2.5ルールブックⅠ R2=SW2.5ルールブックⅡ R3=SW2.5ルールブックⅢ ET=エピックトレジャリー ML=モンストラスロア OPB=アウトロープロファイルブック MA=メイガスアーツ BM=バトルマスタリー BH=ブルライト博物誌 AR=アーケインレリック -種族と秘宝-(※1) 魔導の学府ユーシズ 「信仰」第二の剣信仰可 【種族】 【使用可能サプリ内】から 2.5人族・2.5蛮族 【オリジナル要素】 『種族』 ルナール(人族) バルレ(人族) ベスティア(人族) ブレロー(人族) マシーナリー(人族/魔動機) ハルヴドラケン(蛮族/人族サイド) クレセントテール(蛮族) ローン(蛮族) アルボル(蛮族) ライトサキュバス(蛮族) コボルドのウィークリング(蛮族) カマウェト(幻獣) ディーラ(幻獣) アダンダラ(幻獣) プーカ(幻獣) ドラゴン(幻獣) バレットコボルド(蛮族) 『アイテム』 「深々とした**」 『流派』 「東家屹心拳」(とうけきっしんけん) 「西家智咲拳」(せいけちしょうけん) 「南家鳳翔拳」(なんけほうしょうけん) 「宗家武天拳」(そうけぶてんけん) 『独自要素』 「派閥ルール」 「奥義作成・伝授ルール」 『注意点』 奥義・流派・派閥・第二の剣の特殊神聖魔法・バレットコボルドに関しては突然データが調整される可能性があります。 【序文】 始めに剣があった。 世界の命運を左右する力を持つという“神命剣”。 それは文明の崩壊と共に泉の奥深くに沈んだという。 あまねく種族はその剣を目指し、争い、そして最後には一人の男だけが残った。 その拳は山を穿ち、その脚は海を割る。 一人で万軍に等しいともされた男は、いつしか剣のかわりに伝説となった。 武を極めし男の下には多くの者が集った。 彼の生き様に憧れし者。 彼の秘奥を求めし者。 彼を打倒し頂点を目指さんとする者。 人は人を呼び、いつしか彼らは一門として徒党を組んだ。 各々の生き様を貫くために集った彼らの住む場所は―― 人呼んで、 “泉剣荘” 【泉剣荘について】 ランドール地方西部、プリヴィエドザ山脈の麓に位置する場所――ハルシカ商協国(Ⅲ-287)やシュヴード王国(Ⅲサンプルシナリオ「天を仰ぐ巨人」)から徒歩で三~五日の距離にその場所はあります。 三方を山に囲まれた自然の要塞、天峰泉(てんほうせん)の畔にある集落が“泉剣荘(せんけんそう)”です。どこの国にも実質的に属しておらず、食い詰めた貧民や立身出世を夢見る浪人、高みを目指す修行者などが集って生まれたコミュニティで、多くの人はそこで誰かの弟子となり研鑽を積むことになります。そうしたコミュニティに属する人々は、“泉門派”という一門として扱われているようです。 泉剣荘では格闘術や剣術だけでなく、魔法を使った戦闘法や実践的な薬学、医術などを学ぶことが出来ます。特に、法的な制約に縛られることもないためここでしか得られない知識と技術があるとも言われているようです。 彼らの戦力は一国の騎士団を凌駕するとも言われており、泉剣荘は実質的な治外法権となっています。そのため、行き場を無くした人々の駆け込み寺としても利用されています。 泉剣荘に身を寄せる者の中には明確な蛮族も存在します。しかし、等しく敷かれた武によって彼らは厳しく己を律しており、そうして研鑽を積む蛮族に対して極端に敵対する行為は“恥”であると捉えられているようです。 これらの戦力を支えるのは三人の“師父”、三方の山にそれぞれ居を構える絶世の達人です。 率先して人々を助けることを是とし、生きるための力としての武を追求する“東家”『マストーレ・エイジア』 あらゆる知識や技術の収集を是とし、歴史としての武を追求する“西家”『フラウレス・ウィンダネス』 貪欲に力を得ることを是とし、頂点に君臨するための武を追求する“南家”『サンクレード・サウザン』 彼らは同じ門派を学ぶ門弟ではありますが、それぞれの目的のために研鑽を続ける好敵手でもあります。かつては互いに争うこともありましたが、今では落ち着きを取り戻しています。 というのも三方の山に囲まれたその中央、天峰泉の畔に居を構えているのは彼ら三人の師匠、“宗師”である『トータス』です。トータスもまた三人と同様の達人である上、彼らの師匠でもあります。師弟関係を重んじる伝統もあり、彼らの均衡は絶妙な位置で保たれています。 また、トータスは彼ら三人の均衡を保っているだけなく、もう一つ大きな役割があります。 他の領地から睨まれる立場にある泉剣荘ですが、その反面、交流そのものは非常に盛んです。来る者拒まずを実践した結果、武術家たちや遺跡に挑もうとする冒険者たちを相手にした商人たちを中心に、湖の畔にちょっとした集落が生まれました。 トータスたちは、食い扶持を稼ぐだけでなく、自らの研鑽も兼ねて商人たちの悩みを解決する仕事を始めました。合法非合法問わず様々な依頼を請け負ってくれるトータスたちの噂はまたたく間に全国へ広がり、今では力を持たぬ者たちの最後の手段としても頼られることが多くなりました。 多くの依頼は輸送護衛や魔物の討伐といったクリーンなものですが、法では罰せぬ悪を討つような義賊としての働きもトータスたちは引き受けているようです。 【PCたちの立場】 PCたちは基本的にこの泉剣荘で研鑽を積む修行者です。泉剣荘は来る者拒まずの精神を掲げているため、故あって身を隠すために滞在しているような人物も居るでしょう。 PCたちはこの泉剣荘でNPCやPCを問わず誰かに師事することが可能です。逆説的に言えば、誰かの師匠となって己の流派を興そうとするキャラクターも問題ありません。 ギルドと違う点は、ここが治外法権であるということ、法律に縛られる必要がないということです。しかしあまりに無法が過ぎれば周囲から目をつけられ、泉剣荘全体を敵に回しかねません。それは力を第一義とする南家であっても、そして蛮族であっても例外はありません。 冒険者と放浪者に大きな違いがあるわけではありませんが、冒険者はトータスの言葉を優先する誓いを立てたものとして扱われます。もしも大きなトラブルに見舞われたとしても、トータスと、彼の門派の人々が後ろ盾になってくれることでしょうし、その名誉は門派の人々を通じて伝えられていくことでしょう。 (※つまり、冒険者ランクなどのシステムの扱いは変わらないということです) PCたちは東家・西家・南家のいずれかの派閥に属することになります。いずれかの派閥に属する人物を師と仰いだり、あるいはその派閥の人間を頼って住処を割り振ってもらっている扱いです。 しかしいずれの派閥に属していたとしても別の派閥の依頼を受けてはいけないわけではありませんし、別の派閥の奥義(独自ルール参照)を伝授したりされたりすることを禁じているわけでもありません。 彼らの世話になっている対価としていくつかの労働に従事させられることもあります。依頼はもちろんのこと、農作業や修行道具の手入れ、溝浚いなど……何がしかの労働を引き受けている間は、どのような立場であれ邪険に追い出されることはないでしょう。 泉の畔、トータスの住まう『亀甲庵』には大きな食堂があり、ここが冒険者たちの言う酒場としての役割を担っています。トータスを頼ってやってきた人々は、ここで助けてくれる人を募集しています。ここで依頼を受けるプロセスなどについても、ほぼ、他の冒険者ギルドと変わらないていで問題ありません。 依頼を受けるつもりがなくとも亀甲庵でおいしい食事を摂れることはもちろんのこと、三方の派閥すべてが気兼ねなく使える巨大な合同修練場も併設されているため、そこで困っている人々の声が聞こえてくるかもしれません。 【施設の説明】 『亀甲庵』 宗師トータスの住宅兼大食堂です。前述した通り冒険者たちにおける酒場と同じような雰囲気・機能を有していると捉えていただいて結構です。トータスは既に一線を退いているのか、道楽である料理人としてPCたちに料理を振る舞ってくれます。宿舎などが併設されているわけではありません。 また、亀甲庵の周囲は堅固な壁に囲まれており、その壁の内側では小さな集落が形成されています。 亀甲庵に入るには、天峰泉を迂回する陸路と、盛んに行き来する渡し船を使う二つのルートが用意されています。 『各家修練場』 それぞれの方角に位置する師父たちの住宅と各方面に対する砦の備え、そして各家に属する住民や門弟の宿舎も兼ねる場所です。亀甲庵のように堅固な壁に守られています。 住む者の雰囲気に合わせて多少の改装はあるかもしれませんが、どのような技能のものであれ鍛錬を積める程度には内装に変わりはありません。 鍛錬用のスペースには巨大な魔物との戦闘を想定した開放的な石造りとなっており、巨大な武闘台を中心に訓練用のかかし、共有用の武器、各種鍛錬に必要な器具などが置かれています。 『修練場宿舎』 修練場内部に建造された宿舎です。雑魚寝用の大広間、二~四人用の大部屋などが主流で、PCたちの多くはここで寝泊まりすることになります。 専属の料理人などが居るわけではありませんが、簡易的な調理場なども用意されているため、最低限の暮らしはここで賄うことができます。贅沢をしたり、あるいは専門的なサービスを受けたいならば亀甲庵まで降りる必要があるでしょう。ここから亀甲庵に移動する時間はそれほどかかりません。 『集落』 亀甲庵の周辺に出来た集落です。主にここを拠点とする商人たちやその家族で構成されています。この泉剣荘で最も安全な場所ともされ、治安も良好です。 もともと泉剣荘の修行者を相手にしていたキャラバンが原型であるためか規模の割に活気があります。遠出をしなくても様々な買い物を行なうことが可能ですし、マッサージやお風呂などといった快適なサービスもお金を支払えば受けることができるでしょう。 『大武闘場』 亀甲庵の目の前にある巨大な武闘台です。各家合同の修練場とも言えるでしょう。各家の修行者が訪れ、日夜しのぎを削る戦いを繰り広げています。また、他所からやってきた道場破りのような武芸者も時折見られます。 そうした戦いを見た商人や吟遊詩人が口々に噂を広めることによって、世界中に彼らの凄まじさが伝えられていくことでしょう。 『大農場』 大規模な農場です。亀甲庵を出てすぐ南にあるこの場所で、泉剣荘で必要とされる畜産・栽培を行なっています。戦う力を持たない人々の食い扶持ともなっているこの場所では、野菜や薬草の栽培だけでなく、家畜や騎獣の育成も行なっています。 『天峰泉』 世界の命運を左右する力を持つ“神命剣”と呼ばれる剣が沈んでいるとされる泉です。非常に大きな泉で、対岸との行き来には渡し船がもっぱら利用されています。 泉底には洞窟があり、非常に巨大なダンジョンとなっています。トータスはその最深部に天峰泉が眠っていると嘯いています。トータスの許可さえ得られれば誰でも(それこそ外部の冒険者であろうとも)そのダンジョンに挑戦することができるようです。しかしながら未だに誰かが最深部に至ったという話は聞きません。 『渡船場』 外部と亀甲庵を行き来するだけでなく、泉剣荘の様々な場所に移動するために渡し船はよく利用されています。乗員五人ほどの小規模なものから何十人と行き来できる大型の船まで用意され、修行者だけでなくキャラバンや依頼人など利用者は多岐に渡ります。 泉は場所によっては移動しづらい岩礁地帯などもあるため慣れない船頭が乗り上げてしまうこともあり、また、泉に住まう魔物に襲われてしまうこともあるため、安全なルートを取ることができるようになって初めて一人前の船頭として扱われます。運賃が安く熟練の船頭は人気のためなかなか予約が取れませんが、義侠心に溢れる船頭は幼い無力な依頼人などを無賃で運んでくれたりもするようです。 『その他』 他にも、西家に所属する研究者たちが様々な資料をかき集めて集積した『大史料館』、 東家に所属する職人たちが腕を競い合う『大鍛冶場』、南家に所属するヒャッハーたちのための遊び場兼対魔物修練場『大闘技場』などがあります。 ※ 温泉と鍛冶の里ヴェルマンドから3年後からスタート、第一期開始から78年経過しました。 第十四期 “刃研ぎ逢う”泉剣荘は3年行われる予定です。
https://w.atwiki.jp/ruromin/pages/213.html
こちらをご覧ください。(時間がある時にまた整理すると思います。) https //leonoristel.wixsite.com/website/itemtop 発案者「くろむ」
https://w.atwiki.jp/ruromin/pages/195.html
【ディーラ(幻獣)】 能力値の決定 A 1d B 1d+6 C 1d D 2d E 2d F 2d 生まれ表A 生まれ / 初期所有技能 / 基礎能力値 / 初期経験点 2~4 野伏 / レンジャー / 技16体8 心6 / 2500点 5~6 軽戦士 / フェンサー / 技16体10心4 / 2500点 7 学者 / セージ / 技15体8 心7 / 2500点 8~9 操霊術師 / コンジャラー / 技14体7 心9 / 2000点 10~12 射手 / シューター / 技17体9 心4 / 2500点 生まれ表B 生まれ / 初期所有技能 / 基礎能力値 / 初期経験点 2~4 練体師 / エンハンサー / 技15体10心5 / 2500点 5~6 歌い手 / バード / 技13体9 心8 / 2500点 7 斥候 / スカウト / 技17体7 心6 / 2500点 8~9 格闘士 / グラップラー / 技15体11心4 / 2000点 10~12妖精使い / フェアリーテイマー / 技14体8 心8 / 2000点 初期習得言語 「エルフ語」「魔法文明語」「交易共通語」の会話と読文 選択不可の技能 なし 穢れ 0点 弱点(戦闘時、弱点隠蔽判定失敗で適用) 物理ダメージ+2点 器用度 敏捷度 筋力 生命力 知力 精神力 A- S (C/B+) C B B- B- (全「生まれ」の平均+ダイスの期待値が基準。生まれによって±1ランク程度の誤差が発生) ※カッコ内は【種族特徴強化前/Lv6種族特徴強化後】の、地上にいる場合の実質能力値ランク 【種族特徴】 [暗視] 暗闇でも昼間と同じようにものが見えます。 [鳥の姿態] カテゴリ 格闘 のBランク武器 爪 を得ます。これは通常の 爪 と異なり、 キッ ク と同様、足を使う武器として扱います。 [天翔ける翼] 『翼を広げた状態』と『翼をたたんでいる状態』の、2つの状態を持ちます。 『翼を広げた状態』では、「敏捷度」と同じ速度で飛行することができますが、手を 使う武器での攻撃やアイテムの使用、盾を使用した回避力判定、行使に手の動作が必要 な魔法などを使用する判定において、「-2」のペナルティ修正を受けます。 『翼をたたんでいる状態』では、手を自由に扱えますが、素の敏捷度が半分(端数切 り上げ)となります(移動速度や回避力判定、先制判定などに影響します)。 状態の移行は、10秒(1ラウンド)に1回だけ、戦闘準備タイミングか補助動作で行え ます(武器で攻撃した後に翼を広げたり、たたんだ後に武器で攻撃することが可能です)。 魔法や練技などの効果では、『翼を広げた状態』になることはできません。 [魅了の歌] 主動作で、敵1体に魅了の歌を歌って聞かせます。「射程:20m」「形状:起点指定」 で、自身の「冒険者レベル+精神力ボーナス-2」を基準値として、対象の「精神抵抗力」 と達成値の比べあいを行います。成功すると、対象は歌詞に含まれた命令を実行します。 対象が理解できる言語での命令でなくとも構いませんが、簡単なものでなければならず、 対象の生命を直接害するようなものは効果がありません。歌詞で特に命令をしなければ、 対象は自身にできる限り近づくような行動だけを行います。 この効果は、精神効果属性(弱)として扱います。 格闘 Bランク 爪 用法:1H# 必筋:1 命中:- 威力:6 C値:⑩ 追加D:- 価格:- 刃のついた武器 【ディーラの種族特徴の強化】 [天翔ける翼]が強化されます。 6レベル:『翼を広げている状態』での、手を使う判定へのペナルティが「-1」になります。 下回った場合、ペナルティは半減(端数切り上げ)となります。) 11レベル:『翼を広げている状態』での、手を使う判定へのペナルティがなくなります。 【ディーラのPC】 人間の女性と鳥の姿を併せ持つ幻獣です。 身長は人間女性とほぼ同じくらいで、見た目も多種多様ではありますが、誰もが美しい 容姿をしています。身体のどこから鳥の姿になっているかは個人差がありますが、多くは 背中や腕などに優雅な羽根が生え、膝かくるぶしの下からが鳥のものと同じ鋭い爪をもつ 趾(あしゆび)となっています。手がどのような形状であれ、翼を広げていない状態であ れば、ものを持ったり扱うこと自体は難なくできるようです。 性格は温厚であり、魔法文明時代には人族との交流も盛んにあったようです。彼女たち は人間から教わった文明を現在でも細々と受け継いでおり、ディーラ同士での意思疎通に は魔法文明語やエルフ語が使われています。 鳥のような姿の通り非常に瞬発力が高く、背中や腕の翼を使って空を自由に飛ぶことが できますが、飛んでいる間はそちらに集中しなくてはならないようで、空中ではあまり手 を動かすことができません。逆に地上では空中ほど機敏に動くことができませんが、人間 たちと同じように道具を使用することが可能です。また手先もわりかし器用で、ディーラ の集落では魔法文明時代の書物の写本を作り続けている職人も多くいると言われます。 変わったところでは、1人に対してだけに作用する、魅了の効果をもつ歌を歌うことが できます。呪歌【チャーミング】と似ていますが、効果が広範囲に及ばないことや、10秒 以上継続しないことから、ディーラ特有のものとして知られています。 ディーラは15歳程度で成人として扱われ、寿命は500年以上といわれています。 Sample:ディーラの格闘士 「空中から繰り出される私の蹴り、あなたはかわせるかしら?」 グラップラー2 スカウト1 バード1 HP 24 MP 12 生命抵抗 5 精神抵抗 4 器用 19 敏捷 26 筋力 16 生命 18 知力 9 精神 12 Graph: 攻撃力:3 防御力:3 魔法能力:1 援護能力:3 汎用性:4 爆発力:3 キャラクター解説 鳥の翼や脚などを持った人間、半鳥半人の姿をした幻獣がディーラです。女性しか存在 せず、大好きな書物や伴侶を求めて人族とひっそり交流している者も見かけられます。 ディーラは敏捷度がずば抜けて高いですが、これは飛行中に限ったものであり、地上で 活動する際はかなり鈍くさくなります。とはいえある程度の身のこなしはできるため、そ こまで悲観するほどではありません。他には手先が器用であり、地上でもスカウト技能で の鍵開けや命中力判定などは優位に立ちやすいでしょう。 空中で戦闘行動をする際は、手を使った行動にペナルティがかかりますが、種族特徴の [魅了の歌]や キック を強化する武器、脚の 爪 による攻撃など、手に関係しない部位 での行動は可能です。普段は空を飛び、《挑発攻撃》で敵の気を引きつつ、ここぞと言う 場面で地面に降り立って《ハードノッカー》による連撃を繰り出す戦い方がいいでしょう。 両手を使わなければならない場では、地上での回避力や移動速度の低下に注意が必要です。 飛行状態を上手く使用し、戦闘も探索も臨機応変に活躍しましょう。 基礎能力値合計:30 ダイス合計:9d+6 能力値合計:9d+66→97.5 固定値割合:67.69% 基礎能力値割合:61.54% presented by くろむ
https://w.atwiki.jp/ruromin/pages/22.html
【ローン(蛮族)】 能力値の決定 A 1d+6 B 1d C 1d D 2d E 1d+6 F 2d 生まれ表A 生まれ / 初期所有技能 / 基礎能力値 / 初期経験点 2~4 学者 / セージ / 技6 体10心9 / 2500点 5~6 占い師 / ミスティック / 技9 体6 心10 / 2500点 7 魔導師 / ソーサラーorコンジャラー / 技5 体8 心12 / 2000点 8~9 射手 / シューター / 技9 体9 心7 / 2500点 10~12 野伏 / レンジャー / 技9 体8 心8 / 2500点 生まれ表B 生まれ / 初期所有技能 / 基礎能力値 / 初期経験点 2~4 魔術師 / ソーサラー / 技7 体7 心11 / 2000点 5~6 密偵 / スカウト / 技10体6 心9 / 2500点 7 参謀 / ウォーリーダー / 技8 体9 心8 / 2500点 8~9 操霊術師 / コンジャラー / 技7 体8 心10 / 2000点 10~12 神官 / プリースト / 技5 体11心9 / 2000点 初期習得言語 「汎用蛮族語」「交易共通語」の会話と読文 選択不可の技能 なし 穢れ 1点 弱点(戦闘時、弱点隠蔽判定失敗で適用) 物理ダメージ+2点 器用度 敏捷度 筋力 生命力 知力 精神力 B+ C C B A- B+ (全「生まれ」の平均+ダイスの期待値が基準。生まれによって±1ランク程度の誤差が発生) 【種族特徴】 [動物変化] 主動作で、鳥、獣、海獣のいずれかの動物に変化します。通常は、鳥なら「鳩」か「鴉」、 獣なら「猫」か「犬」、海獣なら「アザラシ」か「マナティ」に変化します。どの動物に 変化するかは個体により固定で、キャラクター作成時に決定し、変更することはできません。 変化後の能力は、普通の動物と同じで、大きさも変身した動物の一般的な大きさとなり ます。ただし、移動速度と適性は動物の種類によって変化します。 移動速度は、鳥なら「敏捷度×2」となり、飛行することが可能となります。獣なら「敏 捷度×3」となります。海獣なら「敏捷度」の速度で水中を移動することが可能になりま すが、地上での移動速度は「敏捷度の4分の1(端数切り上げ)」となります。 変化すると、すべての装備品と「部位:耳」「部位:首」以外に装備している装飾品は 外れ、その場に落ちます。動物の姿では武器、防具と「部位:耳」「部位:首」以外の装 飾品は装備できず、アイテムも使用できません。手が必要な作業は行えませんが、能力値 は移動速度や適性以外はそのままで、会話なども変わらず行えます。 元の姿に戻るのも主動作です。それぞれの姿に、時間制限はありません。 また、鳥の姿のときは 格闘 のBランク武器 爪 (通常の 爪 と異なり、 キック と同様、足を使う武器として扱います)を、獣の姿のときは 格闘 のBランク武器 牙 を、 海獣の姿のときは 格闘 のBランク武器 体当たり を得ます。 ただし、これらの動物の姿になると 投げ は使えなくなります。 [カルディアの庇護] 魔法の行使判定を除く、非戦闘時の「知力」「精神力」を基準とする行為判定に+1の ボーナス修正を得ます。 【ローンの種族特徴の強化】 [動物変化]が強化されます。 6レベル:[動物変化]とその解除を補助動作、および戦闘準備で行うことができるようになります。 11レベル:[動物変化]で変身できる動物が鳥の場合、自身がすべての魔法を行使するさい、 行使判定に「+1」のボーナス修正を得ます。 獣の場合、自身が魔法により発生させるすべての物理・魔法ダメージと、魔法による回復効果が 「+1」されます。 海獣の場合、自身が魔法によりMPを消費するときに限り、消費MPが1点軽減されます。 この効果で消費MPは0以下にはなりません(最低1点消費)。 格闘 Bランク 牙 用法:2H# 必筋:1 命中:- 威力:11 C値:⑩ 追加D:- 価格:- 刃のついた武器 体当たり 用法:2H# 必筋:1 命中:- 威力:21 C値:⑫ 追加D:- 価格:- 打撃武器 爪 用法:1H# 必筋:1 命中:- 威力:6 C値:⑪ 追加D:- 価格:- 刃のついた武器 【ローンのPC】 ローンは、美しい人間の姿をした蛮族です。かつてはカルディアを頂いていた種族でし たが、カルディアが砕け散った後、彼らはイグニスに庇護を求めたといわれています。 その経緯は定かではありませんが、これによりローンは蛮族の一員となり、現在では、 すべてのローンは1点の 穢れ を持っています。 ローンは占瞳や魔法の才能が高く、また、生まれつき動物への変身能力を持っています。 上流蛮族に仕えるローンはその特徴を活かし、密偵として人族の都市に入り込んでいたり、 人族の土地によって隔てられた蛮族領の間を行き来する伝令として働いていたりします。 しかし、元来ローンは穏やかな性格であり、争いを好みません。そのため、蛮族社会で の扱いに耐えかねて、人族社会に逃げ込んでくるローンも少なからずいます。密偵として 優秀な能力をもつローンが人族社会で信頼を得ることはとても難しく、基本的には人間と 偽って人族の街で生活をしています。動物に変身さえしなければローンだとばれることも 少なく、魔法の得意な冒険者として活躍している者も多いでしょう。また、長い人族領域 での生活の中で信頼を得たローンなどは、蛮族領域との二重スパイを行うこともあるとい われています。 ローンは15歳くらいで成人を迎え、200年前後生きると言われています。 Sample:ローンの占瞳魔術師 「見えます……あなたの、これから辿る道が……」 ソーサラー2 セージ1 ミスティック1 HP 20 MP 25 生命抵抗 4 精神抵抗 5 器用 18 敏捷 10 筋力 9 生命 14 知力 22 精神 19 Graph: 攻撃力:3 防御力:1 魔法能力:4 援護能力:3 汎用性:5 爆発力:2 キャラクター解説 ローンは、動物に変身できる能力を持った種族です。手先はミアキスのように器用です が、敏捷度はそれほど高くなく、代わりに知力の高さが目立ちます。変身する動物はロー ンにより異なっており、 爪 や 牙 などは使用できませんが、それぞれ移動速度や適性に 特徴をもっています。もうひとつの能力として、カルディアを頂いていた名残から、非戦 闘時においてのみ知力と精神力を用いた判定にボーナスを得られます。これは探索や魔物 知識判定に役立つほか、呪歌や占瞳を使用する際にも適用できます。 このキャラクターはソーサラー技能とセージ技能、さらにミスティック技能を習得して おり、探索時に有効な【幸運の星の導きを知る】の占瞳を持っています。種族特徴により、 セージ技能とミスティック技能で可能なすべての判定にボーナス修正が入り、かつ、幸運 の鍵を占える確率も上がっています。また、動物は鳥に変身することができ、上空から怪 しい場所を偵察することも可能です。ただし、変身中は全くの無防備であることは意識し たほうがいいでしょう。戦闘時においては、高めの知力を用いた魔法による攻撃を行って、 味方を支援できます。 基礎能力値合計:25 ダイス合計:8d+12 能力値合計:8d+62→90.0 固定値割合:66.67% 基礎能力値割合:55.56% 考案者「くろむ」
https://w.atwiki.jp/ruromin/pages/18.html
【ルナール(人族)】 能力値の決定 A 2d B 2d+6 C 1d D 1d E 2d F 1d+6 生まれ表A 生まれ 初期所有技能 基礎能力値 初期経験点 2~4 学者 セージ 技2 体9 心11 2500点 5~6 妖術師 ソーサラー 技2 体8 心12 2000点 7 呪術師 コンジャラー 技3 体7 心12 2000点 8~9 楽師 バード 技3 体6 心13 2500点 10~12 射手 シューター 技6 体7 心9 2500点 生まれ表B 生まれ 初期所有技能 基礎能力値 初期経験点 2~4 占い師 ミスティック 技5 体6 心11 2500点 5~6 妖精使い フェアリーテイマー 技4 体7 心11 2000点 7 呪札使い アルケミスト 技4 体8 心10 2500点 8~9 神使 プリースト 技3 体8 心11 2000点 10~12 野伏 レンジャー 技5 体7 心10 2500点 追加生まれ表(C) 生まれ 初期所有技能 基礎能力値 初期経験点 2~4 密偵 スカウト 技6 体6 心10 2500点 5~6 練体師 エンハンサー 技4 体9 心9 2500点 7 魔導師 ソーサラー コンジャラー 技2 体7 心13 1000点 8~9 軍師 ウォーリーダー 技3 体9 心10 2500点 10~12 軽戦士 フェンサー 技6 体8 心8 2500点 初期習得言語 「ルナール語」の会話と、「交易共通語」の会話と読文 選択不可の技能 なし 穢れ 0点 器用度 敏捷度 筋力 生命力 知力 精神力 C B+ C- C- A- A (全「生まれ」の平均+ダイスの期待値が基準。生まれによって±1ランク程度の誤差が発生) 【種族特徴】 [暗視] 暗闇でも昼間と同じようにものが見えます。 [狐変化] 主動作で狐の姿に変化できます。変化すると、大柄な狐の姿になり、 すべての装備品と「部位:耳」「部位:首」以外に装備している装飾品は外れ、 その場に落ちます。狐の姿では武器、防具と「部位:耳」「部位:首」以外の 装飾品は装備できず、アイテムも使用できません。手が必要な作業は行えませんが、 能力値はそのままで、会話なども変わらず行えます。 狐の姿になるのにも、元の姿に戻るのにも、MP3点を消費します。 元の姿に戻るのも主動作です。それぞれの姿に、時間制限はありません。 また、狐の姿のときは 格闘 のBランク武器 牙 を得ます。 ただし、狐の姿になると 投げ は使えなくなります。 [狐火] MPを1点消費し、主動作で念じることで、自身の周囲に浮遊する炎を出現させます。 この炎は1日の間継続して燃え続け、【ライト】と同様に半径10m内を光で満たし、 さらに自身から10mの範囲まで自在に移動させることができます。炎は、『冒険者レ ベル/2(端数切り上げ)』個まで同時に出しておくことができますが、一度に複数作 るときには、その個数ぶんだけMPを消費します。移動させる際には、すべて同時に動 きます。炎を移動させる、炎を消すのは補助動作です。 また、この炎が出現している状態でのみ、補助動作で敵1体に攻撃を行うことができ ます。「射程 10m」「形状 起点指定」で、対象に「1」点の炎属性の確定ダメージを 与えます。この効果は1ラウンドに何回でも使用できますが、一度飛ばした炎は消えて しまいます。 (射程や遮蔽などは、は炎の位置からではなく、自身の位置から計算します。) 【ルナールの種族特徴の強化】 [狐変化]が強化されます。 6レベル:[狐変化]を使用するとき、狐の姿のほかに、完全に「種族:人間」の姿に なることを選べます。完全な人間の姿は、本来の姿から耳が人間のものになり、尻尾は 失われるだけで、その他の部分の容姿や印象は変わりません。MPも消費します。 また、通常形態時に尻尾を増やすことができるようになります。増やすことのできる 本数は、個体差がありますが、おおよそ『冒険者レベル-5』本となります(6レベルで +1本の計2本、7レベルで+2本の計3本……)。増やせる本数はほとんどの場合、最大で 8本(13レベルで+8本の計9本)までです。尻尾の本数は、能力値等には特に関係しません。 11レベル:[狐変化]とその解除を補助動作で行うことができるようになります。 また、狐以外の姿でいる(通常の状態、または「種族:人間」の姿)際に、 自身が回避力判定を要求されたとき、判定の後に1dを振ることを選択できます。 1dの出目が「4」以上だった場合は、MPを「10」点消費し、その回避力判定を自動 成功とすることができます。ただし、自身は自動的に狐の姿になり、すべての装備品と 「部位:耳」「部位:首」以外に装備している装飾品は外れ、その場に落ちます。 この効果で回避力判定が自動成功になった場合、次の日までこの効果を再び 使用することができません。 16レベル:[狐変化]を使用して「種族:人間」の姿を選ぶとき、本人が個体を認識 している他人(「種族:人間」に限る)の姿をとることができるようになります。 また、回避力判定を自動成功にする際、狐の姿にならず、そのままの姿でいることを 選択できるようになります。 【ルナールのPC】 狐のように大きな耳と、ふさふさの尻尾を持つ種族です。 動物の特徴を持った種族として、しばしばミアキスと比較されますが、 こちらはミアキスと違って魔術的な適性が特に高く、逆に手先はミアキス ほど器用ではありません。 ルナールもミアキスと同じく、自身の意思で変身することができます。 こちらは猫ではなく狐の姿で、この状態でルナールであると見抜くのは、 なかなかに困難でしょう。 ルナールは主にテラスティア大陸の北にある、レーゼルドーン大陸を 中心に分布しています。ですが、種族の傾向としてお節介焼きが多く、 狐の姿や人間の姿でいろいろな人々と交流し、人助けをしているうちに、 テラスティア大陸へと流れついた者も多くいるといいます。 優れた知力と精神力、潤沢なマナを持っており、魔法使い系全般に 適性があります。また敏捷性もそこそこ高く、狐の姿でも牙を使って戦う ことができます。変わったところでは錬金術に精通する者が多く、特に マテリアルカードの扱いが得意であるといいます。 ルナールは10歳程度で成人として扱われますが、そこから老いることなく 生き続けます。明確な寿命は確認されておらず、一説には500歳を超える ルナールもいると言いますが、真相は定かではありません。年齢にかかわらず 古風な喋り方をする者が多いことも、その謎に拍車をかけています。 Sample:ルナールの呪術師 「なんじゃ?この狐の耳と尻尾が、そんなに珍しいかのう?」 コンジャラー2 セージ1 アルケミスト1 HP 16 MP 31 生命抵抗 3 精神抵抗 6 器用 9 敏捷 17 筋力 8 生命 10 知力 23 精神 25 Graph: 攻撃力:2 防御力:2 魔法能力:4 援護能力:5 汎用性:4 爆発力:1 キャラクター解説 狐に変化できる能力を持つ種族です。ミアキスと同じく、人族として生活する ものもあれば、ほとんどの期間を狐の姿のまま過ごすルナールも存在します。 操霊魔法とマテリアルカードによる味方の援護に特化しており、【ファナティシズム】 で味方の命中を底上げし、下がった回避を【プロテクション】と【バークメイル】で カバーする戦い方がメインです。状況によっては、高い魔力とMPにものを言わせて 【スパーク】による先制攻撃もいいでしょう。 成長させるのであれば、コンジャラー技能レベルやアルケミスト技能レベルを上昇させて さらなる支援能力を確保する他、精神力を生かすバード技能やミスティック技能を 新たに習得するのもオススメです。敏捷性もそこそこあるため、ウォーリーダー技能を 習得し、先制判定をできるようにしつつ、鼓咆で味方を強化していくのもよいでしょう。 すべての援護能力を駆使し、世話焼きな狐を演じて楽しみましょう! 【種族解説】 【概略】 ルナールは、大きな狐の耳と尻尾を持つ種族です。 身長は人間よりもやや小さめな者が多く、ほとんどのルナールは繊細な白い肌に、 美しい容姿をしているのが特徴です。髪の色は金髪が多いですが、他にも白や灰色、 黒髪や赤に近い色なども見受けられます。瞳の色は金や赤、茶色など、暖色系になる傾向が あるものの、青や緑なども少数派ですが見かけられます。尻尾の色は主に髪の色と同じです が、成長度合いによって、その本数が増えていくことで知られています。 この尻尾の本数はルナール自身の意思により調整することが可能ですが、特定の本数 以上にするためには、やはり成長や経験が必要なことがわかっています。現在確認されて いる最大の本数は9本であることから、ルナール達は9尾になることを夢見て、日々切磋琢磨 しています。 ルナールはミアキスと同じく、自らの意思でその姿を変身させることができます。ミア キスが猫に変身するのに対して、ルナールは狐の姿に変身します。このときの頭部の毛並み が人間形態時の色合いとそっくりなことも、ミアキスとほぼ同等です。ですがルナールは 彼らとは違い、ミアキスほど俊敏ではなく、手先の器用さはかなり劣ります。その代わり、 生まれながらに魔術に対しての高い適性と、潤沢なマナの貯蔵を持つことで知られています。 その潜在的な才能は、生まれてすぐに、『狐火』と呼ばれるマナの炎を灯すことができる ことからもうかがえます。この『狐火』は自在に動かすことができ、森で狩りをするとき や、危機を察知した時は、その炎を使って敵を攻撃します。 生まれたときは狐の形態であり、このときは狐の鳴き声に似た『ルナール語』を使って 意思疎通を行います。3歳ほどで人型に変身できるようになり、10歳ほどで成人として扱わ れますが、そこからは老いることはなく、永い時を生き続けます。明確な寿命は確認されて おらず、この特性はナイトメアのものに近いと思われています。 神秘的な容貌と魔法適性の高さ、そして寿命の長さから、レーゼルドーン大陸の奥地 では『神の使い』として崇められていることも多々あるといわれます。対してナイトメアと 同じく老化せず、明確な寿命が存在しない異質さを嫌った人族たちに迫害されるルナールも おり、場所や環境によって扱いに差がある種族といわれます。迫害されたルナールが、逃げ 場所を探してテラスティア大陸に迷い込んだという事例もあるようです。そうした者たち は、その魔術の才能を復讐や人を騙すことに使うこともあります。国王やその側近などに 取り入り、国を支配したり転覆させたりしたというルナールの伝説も残っています。 しかしルナールの本来の性格は律儀で、義理人情に篤く、かなりのお節介焼きです。 人に崇め奉られながら、神の使いとして村や街の長になっている事があるのも、彼らを安心 させ、救いたいという気持ちの表れでしょう。言葉遣いが古風なルナールが多いのは、そう した環境でずっと育ってきた事と関係があるかもしれません。そして、寿命の違いを分かっ ていながらも、気に入った人族と添い遂げることも、少なくありません。 ルナールは、レーゼルドーン大陸北東地方からやってきたという説が有力であり、また、 いつどこからテラスティア大陸へ渡って来たかは、定かではありません。 魔動機文明時代においては、ルナールは人里離れた山奥や森などに潜むか、あるいは 神殿などで神使として働いている者が大半だったといわれます。ルナールたちの魔術適性は 魔法文明時代には重宝されましたが、魔動機とマギテック技能が主流となると次第に需要が 薄れていき、またルナールたちも器用ではないこともあり、魔動機の扱いにおいては、あま り興味を示しませんでした。ですがアルケミスト技能に関してだけは例外で、とりわけマテ リアルカードの扱いに関してだけは長けていたといわれます。 魔動機文明時代が滅び、人族が魔術を必要とする時代となったこと、そして生来のお節介 焼きな性格から、森や山奥から出てきて人族に協力するルナールも増えてきました。彼らは もしかしたら、 大破局 を目にした、あるいは魔動機文明時代が発展していくさまを見た ……はたまた、魔法文明時代からずっと生き続けている者もいるのかもしれません。 冒険者たちは、その秘めたる魔術の才能と知識、ときに諜報員として活躍できる変身能力 ――そして、その尻尾のふかふかな毛並みを求めて、ともに旅の仲間として受け入れて います。 【歴史】 ルナールがどのようにして発祥したのかは、はっきりとはわかっていません。ですがミア キスと同じく、何らかの幻獣が遠い親戚であると考えられているようです。他にも、人間と ミアキスの間から生まれた突然変異種……ナイトメアやヴァルキリーのような存在であると いう説も聞かれます。これは、ルナールがミアキスと酷似した変身能力を持っていること、 そして異種族の中では人間とだけ子を成すことができることが、その証拠だという風に 論じられています。 狐に変身できるルナールは、ミアキス程ではないにしろ正体を隠すのが上手く、また レーゼルドーン大陸が出身であるとされるため、確かな情報はあまり残っていません。 ですが少なくとも、魔法文明時代初期にはその存在が確認されており、魔法王の側近や妻に なったり、あるいは自身が魔法王となったという記録も、わずかながら残されています。 ただ、不死ではありませんが不老な存在であるルナールは、この時代の魔法王がこぞって 求めたという『不老不死』に関しては、特に興味を示さなかったといいます。 魔動機文明時代に入ると、ミアキスと同じく人を化かす存在として、またナイトメアと 同じく異質な存在として、一部では排斥される動きが生まれました。これまでずっと人族に 尽くしていたルナールのショックは大きく、その反動で人族に憎しみを抱き、操霊術などで 人族に復讐を考える者も多くいたようです。一方、アルケミストとしての才能を認められた り、あるいは変わらずに神の使いとして人族にもてはやされ続けたルナールもまた、数多く いました。ルナールはこのとき、人族に排他された者とそうでない者に2分され、それが 現在になっても後を引いていることがあるようです。 都会に残ったルナールたちも、やはり改良されていく魔動機と、少なくなっていく自然に 愛想を尽かし、次第に人々とは距離を取っていくようになりました。魔動機文明時代末期 には、そのほとんどが森林に住居を構えるようになっていたといい、ミアキスと同じく、 一般の人々は知らない絶滅危惧種のような扱いであったといわれます。ですが学んだアルケ ミスト技能のノウハウだけはちゃっかりと持ち帰り、独自の進化を遂げさせました。 大破局 によって魔動機文明時代が滅び、住処である森や街が蛮族により蹂躙されてしま いました。大事にしていた仲間たちが殺されたルナールは、彼らの無念を晴らすため、 そして人々に希望を与えるため、人族の一員として蛮族に立ち向かうことを選んだのです。 【種族としての特性】 ルナールは知力と精神に優れており、あらゆる魔法系統に対して高い適性を発揮します。 特に精神力はかなりのもので、豊富なMPを生かした魔法支援の他、ミスティック技能や バード技能にも向いています。 敏捷度も平均よりやや上の水準で、フェンサー技能などを習得すればある程度の回避 力が見込めます。[狐変化]時に使用できる 牙 もフェンサー技能での使用が可能であり、 C値が⑧となるので、魔法技能をかじった中衛フェンサーとしての役割もいいでしょう。 ただし器用や生命は低めであるため、エンハンサー技能などで命中や回避の底上げが必要 になるかもしれません。解錠や薬草の使用など、スカウトやレンジャーでの判定でも不利 になりがちです。 筋力もかなりの低水準であり、武器や金属鎧を装備するには成長が必須です。 生命の低さも相まって、重装甲を期待される戦士系は茨の道でしょう。 また、[狐火]をあらかじめ出しておくことで、戦闘時にMPを消費せずに敵1体にダメー ジを与えることが可能です。これはコンジャラー技能やプリースト技能を専門に習得する 場合でも使用できるので、いざという時のダメ押しとして使用可能です。ただし、狐火を ひとつ呼び出すのに1ラウンド、敵に対してぶつけるのに1ラウンドかかることに注意して ください。 【文化】 基本的には自然とともに暮らすルナールですが、人族の街で暮らした者は、主に楽器や 絵画などを嗜む傾向にあります。これはグラスランナーのものと似ているようですが、 彼らが陽気な曲や歌、特徴を捉えた写実的な絵画を得意とするのに対して、ルナールは 落ち着いた雰囲気の、心に響きわたるようなバラード調の曲や歌、そして大雑把に見え ながらもどことなく幻想的な、趣のある絵を描きます。これらの文化は他の人族たちに 教わったものではなく、ルナールたちが独自に編み出し、後世に伝えて来たものである といわれます。書籍などで新しい知識を取り入れても、ルナールたちは自身の先祖から 受け継いだ曲や歌、絵画の技法だけは、決して変えることがありません。 そのためルナールの暮らす集落では、伝統技法を忠実に再現できるような、昔ながらの (古くさい、とも言います)楽器や筆、紙、伝統衣装などが製作され続けており、その 希少性から人族の街では高額で取引されることも多いようです。 特にルナールの尻尾の毛が使われている筆は画家の間では大変な人気を誇り、プレミア 価格がつくこともあります。逆に植物の樹皮で作られる、裏側が透けて見えるほど薄い ルナール製の紙は、画家にとっては脆すぎて使い物にならず、主にそれ自体が芸術品と して取引されています。 また、ルナールの集落では住居の建築様式も古風であり、風通しのよい藁ぶきの家が 建てられています。これも伝統的なものであり、元々は暑いレーゼルドーン大陸で暮ら していくための工夫であったと思われています。 ルナールは暗視を持ちますが、狩りやとっさの自己防衛に使うため、基本的にはいつも 狐火を灯して出歩きます。幼いころから狐火の扱いに関しては訓練されているため、人族 の街ではしばしば狐火を使ったパフォーマンスをするルナールも見受けられます。それは 大道芸のようにすることもあれば、神殿の儀式の際、雰囲気を作ることにも使われます。 フェアリーテイマーが使役する火の妖精と似ていますが、自在に動きを操れるために、 時折、狐火を借りたいという依頼をする人物も現れるようです。 また、世話焼きなルナールは人の表情を読み取り、感情を感じ取ることに長けています。 そうした特技は、ミアキスと同様、狐の姿での街暮らしや、占い師としての活動の際に 大いに役立っています。 【社会での存在】 狐に化けることができ、また魔動機文明後期では絶滅危惧種扱いであったルナールは、 大破局を経て人前に姿を現しはじめましたが、その知名度はかなり低いようです。 狐の姿に変身できること、また古風な言葉遣いをするルナールが多いことから、初見 の人からは信用ならない存在として扱われることもあるでしょう。しかし一度付き合い 始めてみれば、健気に振る舞う姿と愛嬌から、すぐに警戒心は溶け、理解を得られる ことが多いようです。 その変身能力から、ルナールをスパイとして活用する者もいます。手先の器用さこそ 劣りますが、隠密能力自体は高く、また仕事熱心な者が多いので、しばしば軍隊などで も重宝されているようです。 しかしほとんどのルナールはそうした隠密活動よりも、魔術の才能や知識を生かして 一国の宮廷魔術師として迎えられたり、あるいは神官として人々を救うような活動を しています。ですが長く表舞台に姿を現さなかったことから、森から出てきたばかりの ルナールは、人族たちの常識に関してかなり疎いところがあるようです。 神秘的でありながら、どことなく抜けている……それがルナールに対する多くの人々 の印象でしょう。 基礎能力値合計:22 ダイス合計:9d+12 能力値合計:9d+56→87.5 固定値割合:64% 基礎能力値割合:50.30% 考案者「くろむ」
https://w.atwiki.jp/ruromin/pages/20.html
【ハルヴドラケン(蛮族/人族サイド)】 能力値の決定 A 2d B 1d C 2d+6 D 2d E 2d F 1d 生まれ表A 生まれ / 初期所有技能 / 基礎能力値 / 初期経験点 2~4 野伏 / レンジャー / 技9 体8 心8 / 2500点 5~6 拳闘士 / グラップラー / 技9 体10心6 / 2000点 7 戦士 / ファイター / 技8 体11心6 / 2000点 8~9 商人 / セージ / 技8 体8 心9 / 2500点 10~12 射手 / シューター / 技10体8 心7 / 2500点 生まれ表B 生まれ / 初期所有技能 / 基礎能力値 / 初期経験点 2~4 妖精使い / フェアリーテイマー / 技10体6 心9 / 2000点 5~6 趣味人 / セージ バード / 技9 体7 心9 / 2000点 7 傭兵 / ファイターorグラップラー/ 技11体9 心5 / 2000点 8~9 練体士 / エンハンサー / 技9 体9 心7 / 2500点 10~12 神官 / プリースト / 技8 体7 心10 / 2000点 追加生まれ表(C) 生まれ / 初期所有技能 / 基礎能力値 / 初期経験点 2~4 軽戦士 / フェンサー / 技11体8 心6 / 2500点 5~6 錬金拳士 / グラップラー アルケミスト/ 技10体9 心6 / 1500点 7 軍師 / ウォーリーダー / 技9 体11心5 / 2500点 8~9 狩人 / シューター レンジャー / 技10体7 心8 / 2000点 10~12魔動機師 / マギテック / 技9 体6 心10 / 2000点 初期習得言語 「ドラゴン語」の会話と、「交易共通語」の会話と読文 選択不可の技能 なし 穢れ 2点 弱点(戦闘時、弱点隠蔽判定失敗で適用) 魔法ダメージ+2点 器用度 敏捷度 筋力 生命力 知力 精神力 B+ C+ A B+ B C (全「生まれ」の平均+ダイスの期待値が基準。生まれによって±1ランク程度の誤差が発生) 【種族特徴】 [暗視] 暗闇でも昼間と同じようにものが見えます。 [尻尾が武器] 尻尾 を武器として扱えます。 [竜の息吹] 口からエネルギーの塊を吹きかけ、主動作で敵1体に攻撃を行います。「射程 10m」 「形状 射撃」で、「冒険者レベル+生命力ボーナス」を基準値として、対象の「生命 抵抗力」と達成値の比べあいを行います。成功すると「威力10+冒険者レベル+生命力 ボーナス」点の純エネルギー属性の魔法ダメージを与えます。このダメージは「抵抗 半減」「C値⑩」として扱い、戦闘特技《ターゲッティング》を習得していれば、誤射 せずに乱戦エリア内に射ちこむことが可能です。 この能力は連続した手番に使えず、使用するとMPを3点消費します。 格闘 Bランク 尻尾 用法:2H# 必筋:1 命中:+1 威力:11 C値:⑫ 追加D:- 価格:- 打撃武器 【ハルヴドラケンの種族特徴の強化】 [竜の息吹]が強化されます。 6レベル:射程が「30m」になります。また、MPを追加で3点(合計6点)消費することで、 ダメージを「威力20+冒険者レベル+生命力ボーナス」にするか、対象を「半径3m/5」に することを選択できるようになります。 戦闘特技《魔法制御》があれば、範囲内の任意のキャラクターを対象から除外でき ます。また、《魔法収束》によって、対象を「1体」とすることも可能です。 11レベル:射程が「50m」になります。また、MPを追加で6点(合計9点)消費することで、 ダメージを「威力30+冒険者レベル+生命力ボーナス」にするか、「威力20+冒険者レベル +生命力ボーナス」、対象を「半径5m/15」にすることを選択できるようになります。 戦闘特技《魔法制御》があれば、範囲内の任意のキャラクターを対象から除外でき ます。また、《魔法収束》によって、対象を「1体」とすることも可能です。 【ハルヴドラケンのPC】 ハルヴドラケンは、顔や胴体こそ人間に近い姿をしていますが、その額に はドレイクやリルドラケンに似た1対の角があり、背中には小さな翼、そして 大きな竜の尻尾が生えている、特異な種族です。翼を持ちますが、リルドラ ケンと同じく飛ぶことはできません。 角を含まない身長は人間と同程度であり、髪や瞳の色も人間と同じく多種多 様です。その見た目通り、生まれながらに 穢れ がある蛮族であり、多くの人 々はドレイクと見間違えます。ですが穢れ点数は少なく、人族に近い穏やかで 思慮深い性格になる傾向があります。また、ドレイクとは違って魔剣を持って 生まれてくるわけではなく、竜化はできません。代わりに、小さなエネルギー の塊を口から吹きだすことができたり、人間形態のドレイクにはない竜の尻尾 を持っています。 ハルヴドラケンは、主にドレイクの卵から稀に生まれてくることがわかって います。そのためドレイクのウィークリングである、という説が上級蛮族の間 では主流ですが、彼らからは、魔剣を持たずに誕生したドレイク―― ブロー クン よりもさらに低級な生物、『デミ・ドレイク』と呼ばれ、一族の恥だとし て、生まれてすぐに殺されることがほとんどです。気まぐれで生かされた者も、 幼少期にいじめや迫害が原因で命を落とすか、あるいは低級の妖魔たちと前線 に駆り出され、死んでしまいます。 そういった環境から、人族たちの間ではハルヴドラケンの知名度は圧倒的に 低く、戦場などでもまず見かけられないでしょう。ですがただ一ヶ所、リルド ラケンの集落でだけは、その存在は広く知られています。なぜなら彼ら―― ハルヴドラケンは、リルドラケンの卵からも、ごくごく稀に生まれてくること があるからです。 人族のリルドラケンから、蛮族であるハルヴドラケンが生まてくる理由は、 いまだはっきりとは分かっていません。一説によれば、遠い昔にドレイクと リルドラケンが交わったことがあり、その先祖返りなのだといわれています。 また、幻獣であるドラゴンの遺伝子が突然変異的に表れたのだという説もあり ます。起源がどうあれ、リルドラケンの集落内で生まれたハルヴドラケンは、 外部にその存在を極力明かさないように育てられます(ドレイクに見間違えら れることを恐れているのです)。とはいえ、集落内ではナイトメアと同じく、 「少し変わった子」程度の認識をされるだけで、特に差別されるようなことは ありません。人族に近いメンタリティを持ちながら、リルドラケンよりも手先 が器用で知力も高く、成長すればリルドラケン以上の怪力を発揮する彼らは、 蛮族ではあるものの他の人々と同じように接され、育っていきます。 しかし、何らかの形で集落の外に出てしまったり、あるいは蛮族領域から命 からがら逃げ出してきたハルヴドラケンが見かけられることもあります。事情 を知っているリルドラケンたちは、そういったハルヴドラケンたちに、できる だけの援助や便宜を図ってくれます。 ハルヴドラケンは、人間と同じく15歳程度で成人します。寿命は約300年と 考えられています。 Sample:ハルヴドラケンの戦士 「ドレイクに成り損ねた半端者だって?甘く見てると、痛い目に遭うよ」 ファイター2 レンジャー1 エンハンサー1 HP 26 MP 11 生命抵抗 5 精神抵抗 3 器用 18 敏捷 10 筋力 24 生命 20 知力 10 精神 11 Graph: 攻撃力:5 防御力:3 魔法能力:1 援護能力:2 汎用性:1 爆発力:5 キャラクター解説 ドレイクとリルドラケンからしか生まれてこないといわれる、稀有な蛮族です。 角や翼が生えていることからドレイクに似ていますが、翼は小さく、リルドラケン のものと同じ太い尻尾が生えており、見分けること自体は容易です。 ハルヴドラケンは筋力が高く、だいたいの武器や防具を装備できるでしょう。器用 度も高めで、生命や知力も平均レベルにはあります。前衛として動くのであればそ こまで苦労しないでしょうが、低い精神力から魔法攻撃は大の苦手です。 このキャラクターは、筋力を活かした高威力武器の装備と《必殺攻撃》により、 物凄い爆発力を持っています。回避力の低さは、練技の【ビートルスキン】で防護点 を上げたり、味方に支援してもらって補うのがよいでしょう。防護点や回避力の高い 敵に対しては、種族特徴の[竜の息吹]による攻撃が安定します。ただしMPの低さから、 何度も使用できるものではないことに注意してください。レベルが上がると、[竜の 息吹]による範囲攻撃もできるようになります。 高い攻撃力を使い、前線でドラゴンのように暴れ回って活躍しましょう。 基礎能力値合計:25 ダイス合計:10d+6 能力値合計:10d+56→91 固定値割合:61.54% 基礎能力値割合:54.95% 考案者「くろむ」
https://w.atwiki.jp/ruromin/pages/211.html
こちらをご覧ください。(時間がある時にまた整理すると思います。) https //docs.google.com/spreadsheets/d/1t9G_v-bm8Dz1ovJQY09EN867_HwViUxzg-zaX48y3nA/edit#gid=101787559 発案者「忠原いつぎ」
https://w.atwiki.jp/ruromin/pages/106.html
【三.五期 幻の島 ジパニア/詩片の国 ヒノイヅル】 【世界観】 プロセルシア地方を越え、テラスティア大陸でも最も東に位置するのが《ジパニア》という島である。 竜公国の群島が生み出す巌しい荒波を越えなければその島に辿り着くことができず、 魔動機文明時代にテレポーターが普及するまでは長らく伝承にのみ伝わる幻の島とされていた。 外界と隔絶された僻地であるためか、文化や言語に独特の発展が見られる。 また、その土地柄人族と蛮族が諍いなく共存する異色の地であることが知られている。 島内で使用されている言語は交易共通語であり、地方語は存在しない。 強いて言うのであれば、プロセルシア地方語となるだろう。 (島内出身のPCは初期作成時に交易共通語の読文、会話を自動取得します) 【詩片の国 《ヒノイヅル》】 詩片(うたかた)と称されるジパニアの首都。 総人口は6,000人程度と小規模だが、そのうちの約3割が蛮族で構成されている。 この国では人族と蛮族は啀み合うものではなく、互いに隣人として尊重しあう文化が伝統的に根付いている。 その性質上《守りの剣》は存在せず、周辺に居を構える人々にはある程度の自衛能力を求められる。 季節は四季によって美麗に移り変わり、時節の行事を楽しむ祭祀が頻繁に行われている。 "風流"や"侘び寂び"といった他国にはない文化が重要視されているため、外部から訪れた者には理解され難い伝統を持つ。 また、外界との交流が極端に少ないため魔動機についての知識や技術は他国に比べて乏しいが、 大陸からテレポーターによって持ち込まれた魔動機は《からくり》と呼ばれ、一部の愛好家たちには重用されている。 主な収入源は島の特産物や工芸品による外部との交易だが、基本的に人々は農耕や狩りによる自給自足を主としている。 また、《詩片の国》の名が示す通り歌や舞芸に秀でており、物語を求めてわざわざ訪れるフィーの姿も僅かながら見られるだろう。 僻地であるがゆえに《大破局》による地殻変動の影響が少なく、 魔法文明時代のマジックアイテムも多く残されているのも特徴である。 彼らは当たり前のように秘奥魔法や魔工技術を継承し、身分の高い者は貴格を持つ。 ただし、長い歴史の中で純粋な貴人の血は途絶えてしまったため、貴族の支配力そのものは薄れている。 鍛冶技術においては、《カタナ》と呼ばれる細身の片刃剣が独自の発展を遂げている。 一般的なソードに比べ切れ味が鋭いが故に折れやすく、扱うには相応の訓練を要する。 今期は【人族・蛮族 共存】です 【使用可能サプリ】 R1=ルールブック改訂版Ⅰ R2=ルールブック改訂版Ⅱ R3=ルールブック改訂版Ⅲ AW=アルケミスト・ワークス BT=バルバロステイルズ WT=ウィザーズトゥーム CG=カルディアグレイス IB=イグニスブレイズ BB=バルバロスブック GB=ゴッドブック LL=ルミエルレガシィ AG=エイジオブグリモワール FC=フォルトゥナコード PH=プレイヤーズハンドブック・フェイダン博物誌 PZ=プレイヤーズハンドブック・ザルツ博物誌 PYu=プレイヤーズハンドブック・ユーレリア博物誌 PDa=プレイヤーズハンドブック・ダグニア博物誌 PDi=プレイヤーズハンドブック・ディルフラム博物誌 PYs=プレイヤーズハンドブック・イスカイア博物誌 プロセルシア秘史 ミストグレイヴ 【選択ルール】 【レベルキャップ】レベルキャップ「Aを選択」 【種族】オリジナル種族「ルナール」「パルレ」「ハルヴドラケン」「クレセントテール」「ローン」 「ライトサキュバス」「コボルトのウィークリング」「カマウェト」「ディーラ」「アダンダラ」「プーカ」を採用 【R2】必要筋力+10で上位武器の装備が可能を採用 【R2】複数部位の魔物の経験点とアイテムについて採用 【R2】必要筋力の高い武器、防具を扱うときのルール採用 【R3】信仰圏のMP上昇不採用 【BB】第二の剣信仰センティアン可能 【BB】エセルフィン・蛮族側ル=ロウド・第二の剣信仰可能 【P―】流派採用、ただし効果をきちんと説明できることが条件 【BT】蛮族PC使用可能 【CG】ダークドワーフ使用可能 【AW】ポイント割り振りによるキャラクター作成採用 【AW】一般技能採用 【AW】種族特徴の強化採用 【AW】防御ファンブル自由化 (GMにより不採用・採用どちらにも変更OK) 【AW】加工品製作採用 【AW】絡み武器採用、ただし効果をきちんと説明できることが条件 【WT】欠片による精神生命抵抗力の強化自由 【WT】魔法をWT裁定を採用 【WT】第二の剣信仰採用 【IB】IB裁定の技能置き換え等を採用 【CG】デーモンルーラ―採用・(✕)魔法の使用可能 【エラッタ】閃光石の弱体化採用 【現状 使用禁止アイテム】 マナチャージクリスタルは一人一個まで 穢れの酒 背水のネックレス 【戦闘方法】 SW2.0は戦闘方式が変わると生きる技能・死ぬ技能が変わってくるため、基本的には【通常戦闘】を推奨しております。 しかし、GMの裁定で 「この戦闘は早く終わらせたいので簡易戦闘にします。」 「タワーディフェンスをしたいので熟練戦闘を導入します。」 等、自由に戦闘方式を変えてくださって構いません。 【日数経過について】 セッションの終了事にその時のGMが1D5を振り、その出た目が経過日数となります。 依頼内で例え1か月が過ぎようとも経過日数は1D5とします。少し時空は捻じ曲がりますがご了承ください。 ※四季については90日毎に季節が変わっていくものとします。 春から開始としますので 0~90は春、91~180は夏、181~270は秋、271~360は冬 と季節は変わりゆきます。 ※満月につきましてはキャンペーン開始から30日周期とし、30日ごとに満月とします。 例:満月は経過日数が30日、70日、90日、120日・・・・と続いていきます。 満月早見表 30.60.90.120.150.180.210.240.270.300.330.360.390.420.450.480.510.540.570.600.630.660.690.720.750. 【詩片の国 ヒノイヅルでの生活について】 「あやかしの湯けむり亭」に所属する冒険者には一人につき一室の自室が設けられます。 キャラクターごとに住居を購入することも可能です。 また、ヒノイヅル出身の者は領地内に自由に居を構えて構いません(フレーバーです) 今回のレギュレーションでは、食費・宿泊費等の費用は発生しません。 ただし、名誉点消費によって住居や地位を購入した場合、それに伴うガメルの消費等は毎月のキャップ開放時に行うものとします。 【注意事項】 中間キャップは毎月1日とします。 ※ サフェード王国から3年後スタート。 詩片の国 ヒノイヅルは約3年間行われました。 第一期開始から22年経過しました。
https://w.atwiki.jp/ruromin/pages/26.html
【アダンダラ(幻獣)】 能力値の決定 A 1d B 2d C 2d D 1d E 1d+6 F 2d 生まれ表A 生まれ / 初期所有技能 / 基礎能力値 / 初期経験点 2~4 妖精使い / フェアリーテイマー / 技9 体9 心9 / 2000点 5~6 斥候 / スカウト / 技11体8 心8 / 2500点 7 戦士 / ファイター / 技10体11心6 / 2000点 8~9 学者 / セージ / 技8 体10心9 / 2500点 10~12 軽戦士 / フェンサー / 技11体9 心7 / 2500点 生まれ表B 生まれ / 初期所有技能 / 基礎能力値 / 初期経験点 2~4 野伏 / レンジャー / 技10体10心7 / 2500点 5~6 拳闘士 / グラップラー / 技11体10心6 / 2000点 7 魔術師 / ソーサラー / 技9 体8 心10 / 2000点 8~9 神官 / プリースト / 技8 体11心8 / 2000点 10~12 趣味人 / セージorバード / 技10体9 心8 / 2500点 初期習得言語 「交易共通語」「地方語」「魔法文明語」の会話と読文 選択不可の技能 なし 穢れ 0点 弱点(戦闘時、弱点隠蔽判定失敗で適用) 命中力+1 器用度 敏捷度 筋力 生命力 知力 精神力 B- B+ B+ B- B+ B (全「生まれ」の平均+ダイスの期待値が基準。生まれによって±1ランク程度の誤差が発生) 【種族特徴】 [人間変身] 主動作で、猫の姿から美しい人間の男性の姿に変化できます。変化するのにMPは必要 ありません。人間の姿の時は、人間と同じように武器や盾、防具などを装備したり、 アイテムを使用したりできます。人間の姿でいられるのは、1日に合計10時間までに限ら れます。猫の姿に戻るのも主動作です。変身の制限時間が来ると、強制的に猫の姿になり ます。 人間から猫の姿になった場合、装備していた武器や盾、鎧と、「部位:耳」「部位:首」 以外に装備していた装飾品は消え去り、効果を示さなくなります。次に人間の姿となったと き、装備していたものがすべて元通りになり、装備しなおされます。猫の姿では武器、防具 と「部位:耳」「部位:首」以外の装飾品は装備できず、アイテムも使用できません。手が 必要な作業は行えませんが、能力値はそのままで、会話なども変わらず行えます。 [幻猫の身体] 常に『生命抵抗力』と『精神抵抗力』に+1されます。さらに、魔法を行使する 際、 魔法の発動体 が必要ありません。そのほかの行使条件などは同じです。 また、猫の姿の時はカテゴリ 格闘 のBランク武器 爪 を得ます。ただし、猫の姿になる と 投げ は使えなくなります。 格闘 Bランク 爪 用法:1H# 必筋:1 命中:- 威力:6 C値:⑪ 追加D:- 価格:- 刃のついた武器 牙 用法:2H# 必筋:1 命中:- 威力:11 C値:⑩ 追加D:- 価格:- 刃のついた武器 【アダンダラの種族特徴の強化】 [人間変身]が強化されます。 6レベル:常に、MPの最大値が5点上昇します。また、[人間変身]と その解除を補助動作・戦闘準備で行うことができるようになります。 11レベル:MPの最大値がさらに5点(合計10点)上昇します。また、人間の姿でいられる時間が、1日に合計20時間までとなります。 【アダンダラのPC】 密林に住む、幻の猫といわれる幻獣がアダンダラです。 見た目は大きめの猫のようですが、体毛のほとんどははまばゆいほどに明るい色をして おり、すべてを見通すと伝えられる、輝く目を持っています。 アダンダラの最大の特徴は、ミアキスと同じく変身能力があることです。しかし、ミア キスは人間形態のほうが本来の姿だといわれているのに対して、アダンダラは猫の形態が 本来の姿という違いがあります。アダンダラは男性(オス?)しか存在しないといわれて おり、変身する人間は、どれも美しい男性の容姿をしています。 アダンダラは自然を愛しており、ほとんど人前に姿を現しませんが、時折、人間の女性 と結ばれ、子を成したいという本能が働くといいます。そうしたアダンダラは出会いを求 め、密林の奥から人族の街へとやってきて、その美貌と巧みな話術で女性を口説きます。 結果、結ばれたか否かに関わらず、そのまま街に住み着いてしまったり、人助けに目覚め て自身の正体を明かし(あるいはミアキスだと偽って)、人族たちと交流を続けているこ とも、稀にあるようです。 アダンダラは、見た目によらず筋力がかなり高いのが特徴です。知力は安定して高い傾 向にあり、精神や敏捷度もそれなりです。また、その輝く毛皮と魔力のこもった瞳によっ て、生命抵抗力や精神抵抗力、呪歌や占瞳などの精神力ボーナスを使う判定にボーナス修 正を得ることができます。対して器用さはやや低く、生命力もそれほど高くはありません。 最大の欠点として1日5時間という人間形態の時間制限があり、これを超えると次の日まで は武器や防具を身に着けられなくなるため、時間の管理には十分な注意が必要です。 アダンダラの寿命は明確には確認されておらず、一説には500年以上と言われています。 Sample:アダンダラの魔法戦士 「訳あって、あまり時間をかけていられないものでね。早々にご退場願おう」 ファイター2 ソーサラー1 HP 20 MP 16 生命抵抗 5 精神抵抗 5 器用 12 敏捷 18 筋力 19 生命 14 知力 18 精神 13 Graph: 攻撃力:4 防御力:3 魔法能力:3 援護能力:3 汎用性:3 爆発力:2 キャラクター解説 アダンダラはミアキスとは対照的な、『人に変じれる猫』です。ただし、[人間変身]は 消費MPこそありませんが、時間制限が存在するため、冒険の最中、いつ、どのタイミン グで人間に変身するのかが重要です。器用さと生命力以外はやや優秀な能力を持つので、 場合によってはずっと猫の姿でいるのもいいかもしれません。 [幻猫の身体]により生命力ボーナスや精神力ボーナスが高くなるので、猫形態でも敵の 魔法や特殊能力にもある程度は耐えることができます。むろん、人間形態になっていれば、 高筋力を生かした防具の装備などでさらに頑丈になることができ、魔法戦士としての適性 が高い種族といえます。 人間の姿を取れる時は前線に出て攻撃を受け流し、猫になってしまったら後ろからの援 護に徹するといった戦い方がいいでしょう。魔法の行使に 魔法の発動体 が不要なので、 猫形態でも、首や耳の装飾品枠を自由に使用できます。また、ファイター技能でも爪によ る攻撃はできるため、いざという時でも足止めは可能です。 2つの形態をしっかりと管理し、前衛と後衛をスイッチする独特のスタイルを楽しみま しょう。 基礎能力値合計:27 ダイス合計:9d+6 能力値合計:9d+60→91.5 固定値割合:65.57% 基礎能力値割合:59.02% 考案者「くろむ」
https://w.atwiki.jp/ruromin/pages/146.html
【ベスティア(人族)】 能力値の決定 A 1d B 2d C 1d D 1d+3 E 1d F 2d ※能力値決定のサイコロを振る前に、技、体、心の任意のひとつを+3します。 生まれ表A 生まれ / 初期所有技能 / 基礎能力値 / 初期経験点 2~4 野伏 / レンジャー / 技9 体7 心9 / 2500点 5~6 魔術師 / ソーサラー / 技7 体6 心12 / 2000点 7 戦士 / ファイター / 技8 体12心5 / 2000点 8~9 軽戦士 / フェンサー / 技12体7 心6 / 2500点 10~12 練体師 / エンハンサー / 技9 体9 心7 / 2500点 生まれ表B 生まれ / 初期所有技能 / 基礎能力値 / 初期経験点 2~4 拳闘士 / グラップラー / 技9 体11心5 / 2000点 5~6 狩人 / シューター / 技11体6 心8 / 2500点 7 妖精使い / フェアリーテイマー / 技6 体8 心11 / 2000点 8~9 斥候 / スカウト / 技10体8 心7 / 2500点 10~12 神官 / プリースト / 技6 体9 心10 / 2000点 初期習得言語 「神紀文明語」の読文と、「交易共通語」の会話と読文 選択不可の技能 なし 穢れ 0点 器用度 敏捷度 筋力 生命力 知力 精神力 C+(B) B(A-) C+(B) B(A-) C(B) B(A-) (全「生まれ」の平均+ダイスの期待値が基準。生まれによって±1ランク程度の誤差が発生) (カッコ内は技/体/心の値を+3した場合のランク) 【種族特徴】 [マナの奔流] 1日に1回、何らかの行為判定のサイコロを振った直後に宣言することで、その行為判定の達成値を +2することができます。 【ベスティアの種族特徴の強化】 6レベル:新たな種族特徴[獣の再生力]を得ます。 [獣の再生力] 1日に1回、補助動作で使用することで、自身のHPを「冒険者レベル」点だけ回復します。 11レベル:[獣の再生力]の回復量が「冒険者レベル×2」点になります。 16レベル:[マナの奔流]を1日に2回使用できるようになります。 【ベスティアのPC】 ベスティアは、俗に『獣人』と呼ばれる、身体全体が動物の容姿をして いる種族です。その姿は獣変貌しているリカントとそっくりですが、彼ら と違い、獣の姿であっても[暗視]は持たず、人間の姿になることはできま せん。代わりに声帯は発達しており、交易共通語で会話することが可能で す。 主に都市で文化的に暮らしているリカントとは対照的に、彼らは自然の 中で、原始的な生活を送っている者が大半です。そのため街で見かけるこ とは少なく、見かけられても獣変貌中のリカントだと勘違いされることが ほとんどです。 自然の中で暮らす彼らは、探求欲が旺盛です。特に自身の起源を追い求 めており、神紀文明語の解読に勤しんでいますが、意外にも魔動機の扱い に長けている者が多くみられます。これは、ベスティアたちが数の多い魔 動機文明時代の遺跡を独自で発掘・調査し、そこを住処とすることもある からです。 ベスティアは、オオカミやトラ、ネコのような肉食獣だけではなく、シ カやヒツジなどの草食獣の顔と身体つきをした者もいます。草食獣のベス ティアたちは総じて知性的で温和な傾向にあり、神官として仕える者が多 くみられます。肉食獣のベスティアは動体視力や敏捷性に長け、ほとんど が狩りを生業として生活しています。そして、肉食獣・草食獣関係なく、 クマやカバ、ライオンやゾウなど大型動物のベスティアは、他の者よりも 力が強くなる傾向にあるため、土木作業などを担当しています。 ベスティアがどのような動物の特徴を受け継ぐかは、親となったベステ ィアの姿形とは完全に無関係なようで、肉食獣のベスティア同士の夫婦か ら草食獣が生まれることもあります。ですが一定の偏りがあり、草食獣と 大型動物のベスティアの絶対数は少なく、集落にはほとんどオオカミやネ コのベスティアが住んでいます。 すべてのベスティアは、周辺に存在するマナを呼応させて瞬間的に自身 の能力を飛躍的に高めることができます。これは肉体的なものに限らず、 魔法の行使などにも有効なため、あらゆる技能に適性があり、これを活か して冒険者として出稼ぎをする者も少なくありません。 リカントと同じく、かつてはライカンスロープと混同され迫害された過 去があり、現在もそれが後を引いてずっと山奥にこもっているのだともい われています。また、リカントの祖先であるという説や、もともとは蛮族 であったものの、アステリア神に人族にしてもらったという説も存在しま す。ですがその起源の多くはいまだ謎に包まれており、ベスティアたちは 日々、研究を続けています。 ベスティアの体型は多種多様であり、例えばキリンのベスティアは身長 が高く(ほとんどは首ですが)、ネコのベスティアは人間の子供ほど小さ く、シカのベスティアはすらりと長い足をもつなど、もとにした動物の大 小や特徴をある程度受け継いでいます。一番ポピュラーなベスティアはオ オカミで、彼らは人間よりも一回り大きい体躯をしています。 ベスティアは15歳で成人とみなされ、寿命は約150年です。 Sample:ベスティアの銃手 「安心しな、俺の銃は百発百中だ」 シューター2 マギテック1 スカウト1 HP 18 MP 21 生命抵抗 4 精神抵抗 5 器用 19 敏捷 19 筋力 10 生命 12 知力 12 精神 18 Graph: 攻撃力:4 防御力:2 魔法能力:2 援護能力:3 汎用性:2 爆発力:5 キャラクター解説 動物の姿をした種族です。このキャラクターはオオカミの姿をしており、両手持ちの 銃を武器として扱います。 ベスティアは森や山の奥深くで暮らしており、遺跡から発掘された魔動機や魔法のアイ テムを生活に役立てています。稀に街に出てきて出稼ぎをするベスティアもおり、多種多 様な容姿をしているベスティアではありますが、ほとんどは寛容に受け入れられています。 ベスティアは技・体・心のいずれかの値を追加で+3でき、このキャラクターは技の値が 上昇しています。肉食獣のベスティアは技、草食獣は心、大型動物は体が上がりやすい傾 向にあります(どのようなベスティアでも、選択自体は任意です)。 このキャラクターは魔動機術と ガン による射撃でのサポートの他、高い敏捷度を活か した先制判定なども得意です。種族特徴の[マナの奔流]は、先制判定やガンによる命中力判 定、抵抗力判定などあらゆる判定を強化できますが、1日に1回しか使用できないため、使い どころをしっかりと考えていきましょう。 基礎能力値合計:25+3 ダイス合計:8d+3 能力値合計:8d+59→87 固定値割合:67.82% 基礎能力値割合:64.37% 考案者「くろむ」