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【日隠太郎(ひがくれたろう)】 釈魔嶽にすまう天狗。「日隠太郎坊」(*1)とも呼ばれる。 日羅星の門葉に連なる天狗で、太郎坊という名前は愛宕山太郎坊から授かったとされる。 入場口
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缶 太郎
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登録日:2015/02/13 Fri 00 40 15 更新日:2021/07/17 Sat 10 08 19 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 M MFCの宿敵 QP flapper えむえむっ! ギャグ補正 スーパード変態 タロー ドM ドSホイホイ ドSホイホイ←女性に限る ド変態 ブタロウ マゾヒスト 主人公 先祖代々ドM 変幻自在 変幻自在の変態紳士 変態 変態神 変態紳士 女装 小原トメ太 常識人 暴力ヒロインは大好物 暴力ヒロインは大好物←肉体は 残念なイケメン 砂戸・M・太郎 砂戸太郎 砂戸家 砂戸家の呪い 福山潤 福山無双 第2ボランティア部 鈴木千尋 ブタ野郎っ! この醜いブタ野郎って言って! あなた様の美しく高貴な白い足で、俺の汚いケツを思いっきり蹴りあげてください――っ! CV:福山潤(アニメ)、鈴木千尋 (ドラマCD) デザインはQP:flapperの小原トメ太氏(M) 『えむえむっ!』の主人公にして、最高の変態。 美緒様からは「ブタロウ」結野からは「タロー」母親からは「太郎さん」姉からは「太郎ちゃん」と呼ばれている。 人気投票では3位、そして最終巻で4位に選ばれた。 地元の人間が進学する事が少ない桜守高校に通う一年生。 容姿は整っており『バレンタインにチョコレートをあげたいランキング』で4位になるほど。 特に女装した際に際立つらしく、グラビアアイドル並と称された。通称タロ子。 しかし整っていたが故『カカオ・クラッシャー』の内原君に殺されかけた事もある。 やや鈍感な所以外はいたって真面目であり、作中数少ないツッコミ役。 しかし同時にある一点においては作中屈指のド変態であり、常人の変態性が5なのに、太郎は3万を超えるほどの変態。 しかしその変態性は肉体によるところが大きく、太郎自身はその変態性を嫌がっている。 姉や母親、従妹が凄まじい戦闘力を持つのに対し、太郎自身は一般人並の力しかない。 しかし変態エネルギー発生装置を使う事でスーパード変態に覚醒し、この状態は作中でもトップクラスの戦闘力を誇る。 催眠術が非常に効き易い体質でもあり、自らの変態性……超ドM体質を催眠術で治そうとしたら性欲がもの凄く高くなってしまった。 「た、たのむから……このホッチキスで、おまえのおっぱいを挟ませてくれ……」 その後何度も催眠を繰り返し、露出癖・ 下着収集癖・ロリコン・痴漢魔を経て、BLに目覚めてしまう。 小学五年生の時に父親を亡くしているが、その分母親と姉に溺愛され……ってか、 貞操を狙われるほどの愛を向けられており、章の間には家族とのギャグパートが存在する。 月曜と木曜の5時から10時までコンビニでバイトしている。 このコンビニの道明寺店長との他作品のパロディは家族とのやり取りと並びこの作品の醍醐味と言える。 ■過去 清和中学三年の三学期、親友の葉山辰吉と放課後談笑していると、 突然結野嵐子が現れ(この時は名前を知らなかったが)理不尽にもビンタされてしまう。 「――あなたなんて死ねばいいのに」 当時嵐子の事なんか何一つ知らず、怒られる理由も存在しなかった。 そのためクラス中が激怒する太郎を想像したが、太郎の反応は真逆だった。 太郎は嵐子の足元に縋り付き、不気味な笑顔を浮かべてもっと罵倒する様にせがんだのだった。 今まで気付かなかったが、この瞬間に太郎はドMに覚醒した。 この時放課後だったがそれなりの人数が教室に残っており、当然こんな気持ち悪い姿を見せられては冷たい目をしてしまう。 その中には女子もいた為太郎がさらに興奮すると言う悪循環。 翌日にはその場にいなかったクラスメイトにも太郎がドMだと知られてしまう。 そして太郎は男子には遠巻きで笑われ、女子には恐怖と嫌悪の視線を浴びせられながら過ごす、孤立した状態になってしまう。 そんな時でも親友の辰吉は傍に居てくれて慰めてくれた。 太郎は辰吉と三学期という事もあって不登校にならずに済み、急遽進学先を変更する事に。 地元の人とは一緒に居たくはない太郎は、清和中学から進学する人が少ない桜守高校に進学する事になり、そして辰吉は心配して一緒に進学した。 高校に入学しコンビニでアルバイトを始めた際に、午後9時頃にコンビニの前を通り過ぎるシホリ姫(店長命名)に初恋をする。 恋をしたものの自分の体質に気後れして告白をする事も出来ず、生徒達の願いを叶えるという第2ボランティア部に訪れた。 その後美緒様と激しいドM治療していたのだが、なんと シホリ姫の正体が女装した辰吉である事を知ってしまう。 そして太郎の初恋は失恋に終わってしまった……。 ■超ドM体質 精神的、肉体的苦痛を与えられることで圧倒的な快感を得る体質、それが太郎の変態性である。 当初は家族からの異常な愛を受けていたため、思春期特有の反抗期が歪んだ形で表れていたと思っていたが、 母の口から実は砂戸家の男子は皆マゾヒストだった事が判明する。 厳格だった父も祖父もそれ以前の祖先も男子限定で皆ドM。 この砂戸家に伝わるドM体質はかなり異質であり、身内以外の女性に苦痛を与えられた時にしか発動しない。 そのため男性に暴力を与えられても苦痛なだけである。 また自分の体が殺意や嫌悪といった悪意の視線に反応すれば、相手が女性であると判別できる地味な利点もある。 あくまでも身内以外の女性にしか反応する事は無く、逆に女性に暴力を振るわれて体が反応しないのならその人は女性では無い。 そのためシホリ姫に肘で殴られても反応する事は無かった。 しかし身内以外の女性なら見境なく反応するという事でもあり、幼女に踏まれて発動した事もあり、危うく子供を泣かす所だった。 女性が与える限りなら、暴力はまさに無限といって良いほどの快楽を太郎に与える。 しかもその苦痛に生存本能は一切働かないため、作中では三途の川に意識が飛んだり、 記憶喪失になったりと、ドM体質は太郎の命を色んな意味で脅かしている。 太郎に好意を抱くヒロインはそれなりにいるが、 太郎を好きになるという事は太郎の母・智子の様にこの体質を受け入れ、夜の営みをするという事。 そのため結野以外は太郎の変態な所を改めて見て、なんで太郎を好きになったんだろう……と自問自答する事がある。 その体質上ドSなヒロインとの相性は最高であり、コメディ作品に多い暴力ヒロイン等は太郎にとってまさにご褒美。 何故ドM体質が遺伝するのか、身内には反応しないのか作中では判明しなかったのだが、 その謎を美緒様に指摘されており、美緒様がその謎を謎理論で治療しようとした。 美緒様曰く身内以外の女性にしか反応しないのは、性欲の対象に見ている相手に限るという事、つまり性欲の歪みらしい。 ちなみに美緒様が提示した治療法はその性欲の解消法としてエロ本を買う事。 太郎は未成年だったので女性店員から冷たい目で見られた。 原作において治すどころか悪化する一方なドM体質の描写はいい意味で気持ち悪いのだが、 アニメでは福山氏の演技が絶妙過ぎてある意味原作以上に変態(褒め言葉) 漫画版は普通に気持ち悪かったのだが、作者の画力向上と共に変態さにますます磨きがかかっている。 あくまでこれらは遺伝的な体質のせいなので太郎自身は嫌がっており、 暴力で気持ち良くなるのも、そもそも美緒様などに殴られるのも何とかしたいと奮闘している。 毎巻、事ある事にドM体質が発動し異常なほどの性的興奮を味わっている太郎だが、さすがに達する事は無い……。 ……が、ぼやかされているがDVD特典のオマケ漫画にて美緒様に股間を電気あんまされたあげく、達したと思われる描写がある。 ちなみにこの漫画は漫画版最終巻にも収録されている。 死ッカウ人間関係 石動美緒 CV:竹達彩奈 神を自称する第2ボランティア部の部長。 メインヒロインという事もあって超絶ドS美少女で、自覚なしに太郎を罵倒したり苦痛を与えてくる。 太郎のドM治療という願いを叶える為に尽力しているがどこか的外れであり、毎度太郎の体質が悪化していく。 美緒様は太郎の人の為に一生懸命になれる所に惹かれていき、9巻で自分の気持ちに気付き太郎に告白した。 太郎もドMという事を抜きにしても、少なからず美緒様に惹かれているようだ。 結野嵐子 CV:早見沙織 クラスメイトで天敵の美少女。 太郎のドMを目覚めさせ孤立させた元凶なので最初は嫌っていたが、似た境遇だった事もあり、少しずつ仲良くなっていった。 男性恐怖症を患っており、触れると殴ってくる。 交流しているうちに太郎は惹かれていき、結野の笑顔を見ると赤面する事が多くなった。 バレンタインデーの騒動の際に告白されたが答えることが出来ず、辰吉の説得と合宿での騒動を経て、 結野に対し抱いていた、大きいが曖昧だった感情が恋だった事を自覚し、付き合う事に。 お互いの体質のせいで触れ合う事すら出来ず、恋人関係はあまり進んでいない。 砂戸智子 CV:大原さやか 翻訳家をしている太郎の母親。 太郎限定の親バカであり、娘の静香と太郎を取り合っている。 太郎が子宮にいる時に太郎のお嫁さんになると決めていたと言ってはばからない。 太郎に恋人が出来ようものなら第二の人格、『ギャランドゥ高松』が生まれてしまう。 異常な身体能力やサイコメトリー能力を有しており、静香とは命のやり取りを行なっている。 旦那の家系がドM一族だと知っているが、太郎の事はそんな可能性があるとしか思っていない。 砂戸静香 CV:阿澄佳奈 大学に通う近親相姦上等なブラコンの姉。 子供の頃太郎を苛めていた連中をボコボコに過去がある。 クリスマスプレゼントとして全裸で待機したり、 ベッドに忍び込んだり太郎の顔が描かれた枕を持っていたり……積極的に行動している。 母譲りで異常な力を有しており、見ただけでDNA鑑定とか出来たりする。 太郎の父 名前が明かされていない父親。弟がいる。 弁護士であり厳格だったらしい。 太郎と同じくドM体質であり、智子に頼み込んでSMプレイをしていた。 太郎や静香が瀕死になると三途の川に現れ、子供達を現世に追い返す。 ■余談 太郎のドМを治療できるのか、恋愛関係に最終的にどんな決断を下すのか不明なまま未完で終わってしまった。 漫画版最終巻の小説版編集コメントによると、没案や打ち合わせなどである程度は決まっているものの、 作者の紡ぎだす文章が無ければ意味がないと、『皆様の心の中に』と締めくくった。 追記・修正は罵倒されながら首を絞められ、犬呼ばわりされ、硬球をあえて股間にぶつけにいき、 熱湯風呂に入れられ、店員に冷たい目で見られながらも土下座してエロ本を購入し、赤ちゃんプレイをした事がある人がお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 追記修正できるかこんなもんwww -- 名無しさん (2015-02-13 15 49 24) あー、余談の編集コメントに完全同意だわ。作者の文章がないと意味ないんだよなあ。色んな妄想空想の基準になるもんだし -- 名無しさん (2015-09-20 20 29 22) 名前 コメント
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プロフィール 名前 尾道(おのみち) 万太郎(まんたろう) 出身地 日本 誕生日 1994年5月16日 (30歳) 転入日 2024年6月7日 (0年7日経過) 職業 イベント会社『Diva』 Tweedle @尾道万太郎 プレイヤー MantaWay 告知等 {X (旧{Twitter})} 配信場所 {YouTube} / {Twitch} ガイドライン ガイドライン - 目次を開く 目次 基本情報 エピソード アーカイブ 基本情報 日本から渡米してきたサラリーマン。日々コツコツ働いて貯まった有給を一気に消化、ロスサントスへ長期休暇にやってきた。 基本的に真面目で気勢のいい エピソード 2024年 - 6月 6月 6/7 #ぶいぐら 一日目、まだなにも決めてないぞ【尾道万太郎RP】 - 開く あ アーカイブ 2024年 - 開く 配信日 # 配信タイトル 備考 mm/dd 1 配信タイトル 🔝ページTOPへ
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彼女達は小6です 凛「ひなちゃん遊ぼー」 ギバード「あそぼぉぉぉぉ!!」 ひな「今行くー」 凛「アレ?その学ラン……」 ひな「京ちゃんに着てみたいって言って借りちゃった」 凛「いいなー」 ギバード「貸してー」 ひな「えへへー、だめー」 凛「ちぇー。ま、いいや。遊びに行こ」 ひな「うん!早く行きたい所存ー」 ギバード「遊んだねー」 凛「うん。足湯入ろっかー」 ひな「うん。あ、学ラン脱がないと濡れちゃう」 ギバード「畳んだ―?」 ひな「無問題!さ、靴下も脱いで…あ!」ツルッ、バシャッ! ギバード「落ちたぁぁぁ!?」 凛「だ、大丈夫!?」 ひな「うぅー……ずぶぬれで着替えたい所存ー」 凛「着替えなんて…」 ギバード「……ある!」 凛・ひな「え?」 玄「あ、ひなちゃん達」 憧「奇遇ねー」 ギバード「あ゙ご゙ぢ゙ゃ゙ん゙だ゙ア゙ア゙ァ゙゙ァ゙ア゙~~~~~」 凛「こんにちわー」 ひな「う、うん……」 玄「あれ?それ京太郎くんの学生服だよね?上だけだけど」 憧「そうね。ちょっ、なんであんた裸足なのよ」 ひな「その……黙っていたい所存……」 憧「はぁ?変なこと言ってないでちょっとこっち来なさい。もう、一回その学ランも脱いで」 凛「だ、駄目!」 ひな「ま、待って…」 憧「前開けるわよー……は?」 玄「……え?」 ひな「……し、閉めて」 憧「……なんで京太郎の学ラン着て、その下は何も着てないの?」 玄「怒らないから、言ってほしいな?」 凛「そ、その…」 ギバード「京ちゃんは悪くないよおおお!!」 憧「…………そう。玄、あんたの家が近いから送っていって」 玄「…………うん。じゃ、京太郎くんをお願いね?」 憧「まかせなさい……これ以上罪を重ねさせないわ」 ひな「あ……違う……」 玄「大丈夫だからね!」 ギバード「?」 その後、京太郎が見に覚えのないことで憧にビンタされ、玄から泣かれたとか カンッ!!
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製作者 旗川 班柁太郎(ぱんだ・たろう) 体長 2m少々 体重 250kg以上 趣味 芥川賞受賞者の小説読書 特技 月面宙返り 所属 クルセイド学園 高等部3年6組 クルセイド学園3年6組にいる多分生徒 極一部の生徒は今だ戸惑っているが 大半の生徒はもう普通にクラスメイトとして扱っており 頻発するクラスでの喧嘩を両成敗したり 放課後ゲームセンターでクラスメイトと一緒にダンスゲームに興じる姿が見られる 何気に成績は3-6内では上から数えて五指の指に入る成績を保持している なお太郎という名前だが立派なメスである 班柁太郎 班柁太郎, ぱんだたろう,女性,モンスター, AAAA, 180 特殊能力 素質=天才, 1 集中力, 1 160, 114, 143, 128, 156, 151, 超強気 SP, 60, ひらめき, 1, 必中, 8, 信頼, 13, 友情, 19, 鉄壁, 25, 熱血, 34 FREE_M_Panda.bmp, -.mid === 戦闘アニメ=班柁太郎 班柁太郎 班柁太郎, ぱんだたろう, (モンスター(班柁太郎専用)), 1, 2 陸, 4, M, 4000, 160 特殊能力無し 6000, 220, 500, 50 BACA, FREE_M_PandaU.bmp パンダスマッシュ, 1400, 1, 1, +30, -, -, -, AAAA, +0, 突 パンダクラッシュ, 1700, 1, 1, +20, -, 15,110, AAAA, +20, 突 パンダドライバー, 2000, 1, 1, +0, -, 30,120, AAAA, +30, 接 班柁太郎 回避, …… ダメージ小, …? ダメージ中, …… ダメージ大, …! 射程外, …? 破壊, ……!? 攻撃, …! animation パンダスマッシュ(命中), 強打 パンダクラッシュ(命中), 超打 パンダドライバー, スクリュードライバー HP:黒帝館 熾天セラフ様 ホームページアドレス http //www.serafu.com/index.shtml FREE_M_Panda.bmp FREE_M_PandaU.bmp
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前 神様一覧 次 名前 読み 属性 性別 奉納点 白浪 河太郎 シラナミガタロウ 水 男 2848 解放条件 相翼院 隊長が「白浪」を修得 尻子玉大将を64体以上倒す 水系女神の子供がいる 交神時のセリフ 顔は、おいらに似ないといいね 丈夫がなによりだぁ あんたみたいな優しい子がいいね みんなみんな、いい子だよぉ 名前の由来 白浪は風の強い日の白い波頭で、泥棒の隠語。 河太郎はカッパの別名。 - 名前 コメント
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ギュ 京太郎「ふぇ?」 京太郎(なんだ…この温もり…?) ガシャン!! 京太郎「!?」 ハギヨシ「ふぅ…危なかったですね」 京太郎「え?え?一体なにが…」ボーゼン ハギヨシ「今、急激に空からタジン鍋がふってきたんですよ」 京太郎「タジン鍋…?」 ハギヨシ「あのままでは京太郎君、君の頭にぶつかるところでした…」 京太郎「は!そ、そうだ!ありがとうございました!」 ハギヨシ「いえいえ、私は当然のことをしたまでです」 京太郎「ハギヨシさんがいなかったら今頃、俺、どうなってたことか…」 ハギヨシ「たんこぶ…ではすまされないでしょうね…」 京太郎「ですよね…ハギヨシさんは命の恩人です」 ハギヨシ「大袈裟な…しかし君が無事でなによりです」ニコッ 京太郎「本当にありがとうございました!」ペッコリン ハギヨシ「どういたしまして。では、私はこれで」 京太郎「……」 ハギヨシ「」スタスタ 京太郎「…ま、待ってください!」 ハギヨシ「…どうかしました?」 京太郎「あの…お時間ありますか?」 ハギヨシ「休憩時間ならまだあと少し…」 京太郎「だ、だったらあの!」 ハギヨシ「…?」 京太郎「なにか奢らせてください!命の恩人に!」 ハギヨシ「…そのことならお気になさらなくて結構ですよ」ニコッ 京太郎「い、いや…そのそれだけじゃないって言うか…」 ハギヨシ「…?」 京太郎「もっとお話がしたいっていうか…」 ハギヨシ「はぁ…」 京太郎「とにかく!俺の気が済まないんです!」 ハギヨシ「…しうですか。ならお言葉に甘えて」 京太郎「や、やった!なにがいいですか?俺なんでも奢っちゃいますよ!」 ハギヨシ「そうですね…」 チャリンチャリン ラッシャイ!! 京太郎「本当に…こんなとこでいいんですか…?」 ハギヨシ「はい。仕事の休憩中ですから、あまりのんびりできませんし」 京太郎「あ…そ、そうですよね。すみません無理やり誘っちゃって」 ハギヨシ「いえ、その気持ちが嬉しいですよ」 京太郎「よ、よかった…」 ハギヨシ「…それに、実は私、大のラーメン好きで」 京太郎「え!そうなんですか?」 ハギヨシ「しかし、こんな格好ではなかなか一人では入れず、困っていたんです」 京太郎「そうだったんですか…」 ハギヨシ「だから今、とってもワクワクしてますよ」 京太郎「ワクワク!ハギヨシさんが!」 ハギヨシ「はい!」 京太郎「よかったぁ…」 ハギヨシ「」ワクワク 京太郎「で、でもハギヨシさんがラーメン好きなんて意外だなぁ…」 ハギヨシ「…そうですか?」 京太郎「はい。だってラーメン好きってもっとくたびれたおっさんみたいな…」 ハギヨシ「ははは。私も京太郎君から見たらおっさんですよ」 京太郎「そんなことないです!」 ハギヨシ「!?」 京太郎「す、すみません大声出しちゃって…」 ハギヨシ「い、いえ」 京太郎「だってハギヨシさん、スリムだし、なんでもできるし、優しいし…」 ハギヨシ「は、はぁ…」 京太郎「全然おっさんなんかじゃないですよ!」 ハギヨシ「…ありがとうございます」 京太郎「それどころか憧れちゃいますって」 ハギヨシ「…憧れ?」 京太郎「は、はい!憧れです!」 ハギヨシ「驚きました…京太郎君がそんな風に思っていたなんて…」 京太郎「あはは…そうですよね…俺頭悪いし、なんもできないし…ハギヨシさんとは真反対の人間ですもんね…」 ハギヨシ「…いいえ」 京太郎「?」 ハギヨシ「京太郎君みたいな素敵な子に、まさか憧れられていたなんて、と驚いたんです」 京太郎「!?」 京太郎(え…今素敵って言った…?俺のことを…?) ハギヨシ「そんな風に自分を卑下しないでください」 京太郎「え…」 ハギヨシ「京太郎君はハンサムで優しい、素敵な高校生ですよ」 京太郎「そ、そんなお世辞…」 ハギヨシ「…なにより、清澄の麻雀部のためにいつも頑張っているじゃないですか。そういうところ、みんな見てくれてますよ」 京太郎「ハギヨシさん…」 ハギヨシ「…ふふ、このラーメン美味しいですね」 京太郎「…はい」 ハギヨシ「京太郎君と食べるからでしょうか…」ボソッ 京太郎「!?」 ハギヨシ「……」ズズズッ 京太郎(まさか…なにかの聞き間違いだよな…?) 京太郎(で、でも!) 京太郎「ハギヨシさん!」 ハギヨシ「…どうしました?」 京太郎「あ、あのハギヨシさんって今、恋人とかいるんですか…?」 ハギヨシ「……」 京太郎「あっ!嫌なら答えなくていいんですけど」 ハギヨシ「…いませんよ」 京太郎「!!」 ハギヨシ「…なかなか、そのような時間がなくて」 京太郎「で、ですよね!」 ハギヨシ「どうして嬉しそうなんですか…」 京太郎「え、いえ、それはその…」 ハギヨシ「…?」 京太郎「実は俺…」 ピピピッピピピッ ハギヨシ「…おっと、仕事に戻らなくては」 京太郎「…あ」 ハギヨシ「ご馳走様でした。とっても美味しかったですよ」 京太郎「は、はい…」 ハギヨシ「…では」シュバッ 京太郎「行っちゃった…」 京太郎(いやいやいや何残念がってんだよ俺!) 京太郎(…もし、あそこでハギヨシさんが行かなかったら) 京太郎(俺はなんて言うつもりだったんだ…?) シャープシューター「おかえり、京太郎」 京太郎「あぁ、ただいま…っておい!?」 シャープシューター「…?」 京太郎「どうしたんだ!?その胸は!?」 シャープシューター「」ペタンコー 京太郎(おっと、説明し忘れてた。彼女はシャープシューターさん。え?白糸台の弘世菫に似てるって?) 京太郎(俺も最初はそう思ったよ。でも、そのことを聞くと「…過去は捨てた」の一点ばり) 京太郎(どうやら弓の修行をするために、はるばる長野にきたらしい) 京太郎(長野に有名な弓技道場があるなんて、俺はこの人がくるまで知らなかったんだけど) 京太郎(でも、どうやらお金がないみたいで家に下宿してるんだ) 京太郎(謎も多いけど、真面目でいい人だってことはみんな分かってる) 京太郎「なんでペッタンコなんだよ!?」 シャープシューター「…取った」 京太郎「はぁ!?」 シャープシューター「…最近、どうも弓の狙いが悪くてな」 京太郎「はぁ…」 シャープシューター「そこで考えたんだ、なにか体の鍛え方が悪かったんじゃないかと」 京太郎「そうですか…」 シャープシューター「しかし見てみろ、筋肉は完璧だ」ヌギッ 京太郎「……」 シャープシューター「…だが、気づいた、余分な脂肪がついていることに」 京太郎「あ…」 シャープシューター「だから、取ってしまったんだ」 京太郎「それは賢い(棒)」 シャープシューター「おかげでほら!体が軽いぞー」クルクル 京太郎「よかったですね(棒)」 シャープシューター「…しかし、まだなにか体が重い」 京太郎「はぁ…」 シャープシューター「!!分かったぞ!」 京太郎「!?」 シャープシューター「善は急げ。行ってくる!」 バタン 京太郎「……」 京太郎(なんだったんだ…今のは…) 京太郎(…でも、シャープシューターさんの体、締まってたな…) 京太郎(ハギヨシさんなら、もっと…) ハギヨシ「人前で脱ぐのは、なんだか恥ずかしいですね…」 京太郎「そんな…ハギヨシさんの体…綺麗です」 ハギヨシ「っ!!///」 京太郎「あの…触っても…いいですか?」 ハギヨシ「……」 京太郎「ご、ごめんなさい!その、変な意味じゃ…」 ハギヨシ「…いいですよ」 京太郎「…へ?」 ハギヨシ「京太郎君になら…」 京太郎「うわぁあああああ!!!!」 京太郎「な、なに考えてたんだ?俺!」 京太郎「そ、そんな男同士で…」 京太郎「で、でも全然嫌じゃなかった…」 京太郎「…あ」 京太郎「ちょっと、勃ってる…」 シャープシューター「ブツブツ五月蝿いぞ京太郎!」 京太郎「!?い、いつの間に!?」 シャープシューター「今帰った」 京太郎「な、なんだ…ってその頭!!??」 シャープシューター「」ツルーン 京太郎「どうして丸坊主なんだよ!?」 シャープシューター「重たかったからな」 京太郎「…は?」 シャープシューター「見ろ!体が羽のように軽い」クルクルクルー 京太郎「…はぁ」 シャープシューター「しかしまだ、細かい髪が付いてるからな。悪いが先に風呂に入らせてもらう」 京太郎「は、はぁ…どうぞ」 シャープシューター「失礼」 ワシャワシャ シャープシューター「お?これは…!」 シャープシューター「シャンプーがいつもの半分…いや10分の1以下で済むぞ…!」 シャープシューター「なんて環境に優しいんだ!」 シャープシューター「今まで坊主にしなかったことが悔やまれる…」 シャープシューター「…まぁいいさ。人生は長い」 シャープシューター「これからはずっと坊主にしよう!」 シャープシューター「ー♪」 こうして、シャープシューターはいつもより少し浮かれて、眠りにつくのでした。 めでたしめでたし カン!
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後藤 太郎 Taro GOTO プロフィール 生年月日 : 1969年12月24日 身長/体重 : 164cm / 60kg 出身地 : 広島県 経歴 : 広島FC - 明治屋SC - 東海大五高 - 東海大 在籍 : 1992-1995.08 個人成績 年度 リーグ戦 ナビスコ 天皇杯 出場 先発 得点 警 退 出場 先発 得点 警 退 出場 先発 得点 警 退 1992 - 7 1 1 0 0 0 0 0 0 0 1993 21 9 6 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1994 24 12 1 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 通算 45 21 7 0 0 7 1 1 0 0 2 0 0 0 0 得点試合一覧 リーグ戦 節 H/A 試合日 相手 スコア 得点者 会場 入場者数 2 A 1993/5/19(水) 浦和 ○3-0 森山② 後藤 駒場 9,403 9 A 1993/6/12(土) 市原 ●1-3 後藤 札幌厚別 20,947 13 H 1993/6/26(土) 清水 ○3-1 鶴田 沢入 後藤 長良川 29,102 2 A 1993/7/31(土) 鹿島 ◆1-1 後藤 カシマ 14,747 15 A 1993/11/27(土) G大阪 ◆2-2 森山 後藤 西京極 13,069 12 H 1994/4/27(水) 磐田 ○1-0 後藤 国立 49,028 ナビスコカップ 節 H/A 試合日 相手 スコア 得点者 会場 入場者数 2節 H 1992/9/9(水) 横浜F □2-1 小倉 後藤 瑞穂球 5,165
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1341640004/ 咲「鶴賀と合宿……ですか?」 まこ「合宿ならこの前も龍門渕や風越と一緒にやったのう」 久「ええ。でも全国を相手にすると考えたら、まだまだ練習を重ねたいと思ってね」 和「わかりました。楽しみにしています」 優希「京太郎、おとなしくご主人様の帰りを待っているんだじぇ!」 京太郎「誰がご主人様だ、誰が」 久「あぁ、それで須賀君のことなんだけど……今回は一緒に合宿に来てほしいの」 京太郎「へ?」 久「前回はお留守番で寂しい思いをさせちゃったからね。本当は来たかったんでしょ?」 京太郎「そ、そりゃあ行きたいですけど……でもいいんですか? 何か問題でも起こったら……」 久「あら、須賀君は問題起こす気なのかしら?」 京太郎「い、いやいやいや! そんな気はめっそうもありません!」 咲「京ちゃん……(ジトー」 久「まぁ、須賀君なら大丈夫って判断よ。もちろん鶴賀にも了承済みだから、遠慮することはないわ」 京太郎「そ、そうですか! ならぜひ参加させていただきます!」 優希「私の可愛さのあまり、夜這いをかけるんじゃないじょ!」 京太郎「安心しろ、それだけは絶対ありえない」 優希「なにをー!」 まこ(なぁ、大丈夫なんじゃろか……?) 久(須賀君なら平気でしょ。それに雑用係がいないと色々不便だし) まこ(鬼じゃ……) 加治木「そういうわけで、次の週末は清澄と合宿がある」 蒲原「ワハハ、佳織も少し鍛えてもらうといいさ」 妹尾「う、うん。頑張るね」 加治木「あと、清澄からは以前の合同合宿には来なかった男子部員が一人来るそうだ」 妹尾「男子……ですか?」 津山「清澄に男子部員なんていたんですね」 蒲原「ワハハ、別に問題ないだろう?」 妹尾「まぁ、別にいいけど……」 津山「私も構いませんが」 モモ「……男子っすか……」 加治木「モモ、何か不満でもあるのか?」 モモ「まぁ……女子の中に男子が一人ってのはちょっと危険じゃないっすか?」 蒲原「ワハハ、大丈夫さ。清澄の部長からも安全だってお墨付きだから」 モモ「でも、それはあくまで清澄内の話っす」 モモ「加治木先輩みたいな美人を見たら、理性を失うかもしれないっすよ!」 加治木「り、理性って……」 蒲原「ワハハ、もう了承しちゃったから今更どうこうできないけどな」 加治木「みんな、くれぐれも失礼のないようにな」 モモ「…………」 モモ(まずいっすね……男子なんてろくに喋ったこともないけど、みんなエッチだって聞くっす) モモ(あの調子じゃ他の先輩たちや、清澄には期待できそうにない) モモ(もしもの時は、私が先輩を守らなくちゃ……!) 合宿当日 加治木「それでは、三日間よろしく頼む」 久「こちらこそよろしく。須賀君は初対面だから簡単に挨拶して」 京太郎「は、はい。一年の須賀京太郎です。よ、よろしくお願いします!」 加治木「君が須賀君か。先の大会でも裏方としてずいぶん貢献したと話は聞いている」 蒲原「ワハハ、男子だからといって遠慮せず、気軽に接してきてくれ」 京太郎「は、はい! お世話になります!」 京太郎(いやー、加治木さんって近くで見るとホント綺麗だなー) 京太郎(胸もそれなりだし、やっぱりこの合宿来てよかったぜ!)デレデレ モモ「……」ムッ 加治木「モモ、お前も挨拶を……」 モモ「……東横桃子っす」スタスタ 妹尾「あ、ちょっと桃子さん!」 和「行っちゃいましたね……」 まこ「なんか、えらい睨んどったのう」 久「須賀君、もしかして彼女に何かした?」 京太郎「い、いえ、初対面のはずですけど……」 加治木「すまないな。男子だということでちょっと警戒してしまっているようだ」 加治木「普段はいい奴なんだ。気を悪くしないで仲良くしてやってほしい」 京太郎「は、はぁ……」 咲「ツモ、嶺上開花。4000オールです」 加治木「ふぅ……さすがだな。トップを取られてしまったか」 京太郎「た、ただいま……」 優希「おー、遅いじょ京太郎! タコス持ってきたか!」 和「須賀君、ありがとうございます」 久「買い出しお疲れ様、須賀君。早速だけど次は夕食の支度をよろしくね」 京太郎「は、はい……わかりました……」 咲「京ちゃん、頑張って」 加治木「久、彼にばかり雑用を押し付けるわけにはいかない。こちらからも人手を……」 京太郎「いや、大丈夫ですよ……」 加治木「しかし……」 モモ「いいんじゃないすか、本人が大丈夫って言ってるんだから」 加治木「モモ!」 モモ「実際そうっすよ。この合宿は、清澄が全国に向けて力をつけるためのもの」 モモ「だったら、私たちが卓を離れるわけにはいかないんじゃないっすか?」 加治木「う……それは……」 京太郎「……いえ、慣れっこだし問題ないですよ! それじゃ、麻雀頑張ってください!」 妹尾「ツ、ツモりました。えっと……トイトイ、純チャン……でしょうか?」 まこ「」 優希「」 津山「」 京太郎「よしっと……さすがに11人分の夕食の準備はなかなか大変だな」 京太郎「ちょっとトイレっと」 モモ「……ん?」 京太郎「あ……」バッタリ モモ「…………」 京太郎「よ、よぉ……」 モモ「……須賀さん。加治木先輩を見て、鼻の下伸ばしてたっすよね」 京太郎「な、何言ってんだ! 別にそんなこと……!」 モモ「私の目が黒いうちは、加治木先輩には手を出させないっすからね!」 モモ「一つ、忠告しておくっす。それじゃ、夕食頼むっすよ」 京太郎「て、手を出すって……」 咲「ふぅ……いいお湯だったね」 和「やっぱり温泉はいいですね」 京太郎「お、みんなあがったか」 久「ええ。鶴賀も一緒にあがったから、須賀君も入っていいわよ」 まこ「今日はずいぶん働いてくれたからのう。ゆっくり休むといい」 京太郎「ありがとうございます。それじゃ、行ってきます」 妹尾「……あれ? 東横さんは?」 津山「そういえば、温泉でも見かけませんでしたけど」 加治木「いたけど、ステルスモードになってたからな。もうしばらく温泉でゆっくりしたいそうだ」 蒲原「ワハハ、ぴりぴりしてたからなぁ今日のモモは」 モモ「はぁ……」 モモ「須賀京太郎……やっかいな奴っすね……」 モモ「でも、働いてくれてはいるんすよね……料理もおいしかったし……」 モモ「加治木先輩も仲良くしろって言ってたし、まぁ少しくらいなら甘く見てあげても……」 モモ「いやいや、でも……あーもう、よくわからないっす!」 モモ「とりあえず、のぼせかねないしそろそろ出るとするっすかね」ザバァ 京太郎「しかし……東横さんだっけか?」 京太郎「何だか知らないが、えらく嫌われてしまったな……」 京太郎「下手すりゃ追い出されかねないし、せめてこれ以上問題を起こさないようにしないと」 京太郎「それはそうと、温泉は楽しみだなー」 ガラッ 「「……へ?」」 モモ「……だから、もう我慢ならないっす! あの男を今すぐつまみ出すっす!」 加治木「お、落ち着けモモ……話を聞く限り、彼に罪はない」 久「ごめんなさい、東横さんのことを確認してなかった私が悪かったわ」 津山「いえ、こちらこそ一言告げておくべきでした」 モモ「うぅ……もう、お嫁に行けないっす……」 蒲原「ワハハ、ならいっそ彼に責任を取ってもらうかー?」 まこ「京太郎はなかなかの優良物件じゃけんのう」 久「あ、でも高校生らしい付き合いをしないとダメだからね。大会出場停止になったら大変だし」 「「「あっはっはっはっは!」」」 モモ「無理矢理お笑い方向に持ってって誤魔化してるっすよね!?」 咲「きょ、京ちゃん……大丈夫?」 京太郎「」 優希「全身の打撲が死因と見られるじぇ。なーむー」 和「優希、死んでませんから……」 久「それより、合宿の間は彼はもう動けそうにないから雑用の人手が問題よね」 加治木「まぁ、こうなった以上はみんなで分担して……」 モモ「いいっすよ。私がやるっす」 久「いいの? かなり量あるけど」 モモ「あんなスケベ男一人で出来ることなんて、私でも余裕っすよ」 加治木「ま、まぁモモがそう言うなら私は止めないが……」 久「ふーん……いいわ、なら明日から須賀君の仕事任せたわよ、東横さん」 モモ「了解っす」 翌朝 久「では、いただきます」 モモ「うぅ……眠いっす……」 蒲原「ワハハ、朝食の支度お疲れさん、モモ」 優希「京太郎はどうしたんだじぇ?」 咲「もうしばらくは安静だってさ」 モモ「それで、この後は何をすればいいんすか?」 久「そうね……まず朝食と布団の後片付け、それとみんなのシーツの洗濯、昼食の買い出し。街までかなり遠いけど頑張ってね」 久「あと部屋の掃除に夕食の準備と片付け、布団の用意……あ、もちろん牌譜の整理もね。後は……」 モモ「」 まこ「改めて言われると、相当な量じゃのう」 妹尾「でも、東横さん大丈夫なの?」 モモ「さ、さすがにちょっと……」 久「やっぱり無理よねぇ……須賀君なら一人で出来たんだけどね」 モモ「……! や、やるっす!」 加治木「お、おいモモ……」 モモ「大丈夫っす! あいつには負けてらんないっす!」 久「ありがとう。じゃあお願いするわ」 和「ツモ。1300・2600です」 久「あらら。捲られちゃったわね」 モモ「か、買い出し戻ったっす……遠すぎ、重すぎっす……」 加治木「だ、大丈夫かモモ……」 モモ「ぜ、全然へーきっす……次の仕事、あるんで……」フラフラ 蒲原「ワハハ、何だかやつれたなモモは……」 加治木「……なぁ、やはり我々も手伝うべきじゃないか?」 和「でも……あの様子じゃ、素直に言うことを聞くとも思えません」 蒲原「だなぁ……元々は彼一人でやってた仕事だし……」 加治木「しかし、須賀君とモモじゃ力も体力も全然違うんだ。それに雑用自体不慣れだし、無理があるだろう」 久「その通りね。でも、心配いらないわ」 加治木「?」 久「須賀君も東横さんも一年同士、長い付き合いになる。だったら多少無理してでも、仲良くなっておくべきじゃない?」 加治木「……何か、考えでもあるのか?」 久「ええ、きっとうまくいくわ。だから、ここは全部東横さんに任せてみましょう」 モモ(もう、みんな寝たっすかね……) モモ(私はこんな遅くまで頑張っても、まだ仕事が終わってないのに……) モモ(あいつは、これを全部一人でやってたんすか……) モモ(なのに私は……自分にも出来るに決まってるなんて言って、この体たらく……) モモ(これじゃあ、あいつをけなす資格なんて……) モモ(ざまぁないっすね……) モモ(えっと、後は……) モモ(部屋の掃除と……牌譜の整理も全然進んでない……) モモ(はは……どう見ても今夜中に終わりそうにないっすね……) モモ(私が、変な意地を張ったばっかりに……みんなに迷惑を……) モモ(最低っす……) 京太郎「……東横さんか?」 モモ「す、須賀さん!?」 モモ「……もう起きて大丈夫なんすか?」 京太郎「あぁ。一日休んだらだいぶ楽になったからな」 モモ「……謝らないっすからね」 京太郎「そんな必要ないさ、俺も悪かったんだし。それより、今日一日俺の仕事代わってくれたそうじゃん。ありがとな」 モモ「別に……」 京太郎「まだ仕事残ってるんだろ? 後は俺がやるから、東横さんはもう休みなよ」 モモ「いいっすよ。私がやるっす」 京太郎「んじゃ、一緒にやろうか」 モモ「……勝手にするっす」 京太郎「……よしっと、だいぶ進んだな。大丈夫か? 少し休んでも……」 モモ「……須賀さんは、いつも一人で雑用全部やってるんすか?」 京太郎「んー、まぁ大体な」 モモ「……なんで、それで平気なんすか?」 京太郎「平気……って?」 モモ「他の人たちに本来やるべきことを全部押し付けられて……腹が立たないんすか?」 モモ「やめたいって思ったこと……ないんすか?」 京太郎「あー……なるほどな。それはちょっと違うぜ、東横さん」 京太郎「これは押し付けられてるわけじゃない。、完全にとは言わないが、俺が望んでやってる部分もあるんだよ」 モモ「望んで……っすか?」 京太郎「そりゃ俺だって麻雀強くなって大会で活躍したいし、そのために練習したいとは思ってるさ」 京太郎「でも俺は咲たちに比べて全然強くないからさ、現段階じゃ麻雀では全く貢献できない」 京太郎「だったら雑用を俺がすることで、そのぶんみんなが強くなれればって思ってな」 モモ「でも……っ」 京太郎「それにな……俺は嬉しいんだよ、自分が役に立ってるのが」 モモ「嬉しい?」 京太郎「だって清澄の麻雀部なんて、最近まで人数不足で大会にも出られないって状況だったんだぜ」 京太郎「それが今や県大会を制して、全国制覇まで見据えてるくらいだ」 京太郎「俺も影ながら、その躍進を支えていられるんだって思うと、雑用も悪くないってさ」 モモ「……須賀さんは、すごいっすね」 京太郎「凄い? 俺が?」 モモ「自分が活躍できなくても、みんなをしっかり支えてる。今回だって、須賀さんにずいぶん助けられていたのに……」 モモ「私なんて、須賀さんを目の敵にしてばかりで、何一つできやしなかった……」 京太郎「……いいんじゃないか。俺だって最初は失敗続きで、優希にどやされたりしたもんだぜ」 京太郎「東横さんは加治木さんのために麻雀を打ってるって聞いたけど、その想いであれだけ活躍してるんだ」 京太郎「十分すぎるくらい部に貢献してると思うし……そういうのって、尊敬するよ」 モモ「…………」 京太郎「今日だって、俺が寝てる間一人で頑張ってたそうじゃないか。もっと自信を持っていいと思うぜ」 モモ「……ふふっ、ありがとっす」 京太郎「な、何か東横さんに素直にお礼言われると調子狂うな」 モモ「なんすかそれ! 私だって礼くらい言えるっすよ!」 京太郎「はは、ごめんごめん。さ、残りの仕事片付けちまおうぜ」 モモ「はいっす!」 チュンチュン モモ「ん……朝……」 モモ「あ、もしかしてあの後、途中で寝ちゃって……」 モモ「やばっ……って、ここ、どこっすか? 誰かの部屋……?」 モモ「と、とりあえず残りの牌譜の整理をやりに行かないと……」 京太郎「zzz」 モモ「須賀さん……完全にあのまま寝落ちしちゃったみたいっすね……」 モモ「あれ……全部、終わってる……?」 久「あら、東横さんおはよう」 モモ「あ、清澄の部長さん……」 久「あなたが寝ていたのは須賀君の部屋よ。きっと、彼が運んであげたんでしょうね」 モモ「須賀さんが……」 久「ねぇ、一緒に仕事をしてみて何か分かったんじゃないかしら?」 モモ「…………」 久「私たち清澄麻雀部は、大体の雑用を須賀君にやってもらっている」 久「その理由は彼が唯一の男手だからってだけじゃない。もちろん、ただの嫌がらせでもない」 久「確かに麻雀はまだまだ弱いけど……清澄になくてはならない人だし、みんな頼りにしてるのよ」 モモ「…………」 久「そのことを、あなたはもう気付いているんでしょう?」 モモ「……それでも……」 久「?」 モモ「それでも、あいつがエッチな奴だってことには変わりはないっす」 久「あははっ、まぁそれは否定はしないわ」 加治木「それでは、三日間世話になった」 久「こちらこそ、いい特訓になったわ」 蒲原「ワハハ、特に須賀君にはずいぶん迷惑をかけてしまったな」 京太郎「いえ、お互い様ですから」 加治木「うむ。麻雀もあまり打てなかっただろうし、よければいつでもうちに遊びに来るといい」 京太郎「本当ですか!? ありがとうございます、加治木さん!」 加治木「かしこまることはない。君ならいつでも大歓迎だ」 京太郎「いやー、そう言ってもらえると嬉しいですよ!」 モモ「……」ムッ 京太郎「東横さんも、またな」 モモ「……モモでいいっす。みんなそう呼んでるっすから」 京太郎「……ああ。今度は一緒に打てるといいな、モモ!」 モモ「ふん、私に勝とうなんて十年早いっすよ……京さん」 久「あらあら、予想以上に仲良くなったみたいね」 和「ふふ……青春ですね」 優希「のどちゃん、おばさんくさいじぇ」 和「えぇ!?」 蒲原「ワハハ、それじゃみんな乗った乗った。またなー、清澄の諸君!」 ブロロロロ・・・ モモ(はぁ……) モモ(何なんすかね……最後、先輩と京さんが親しく話してるのを見たら、ムカッとしたっす……) モモ(これってまさか……いやいや、そんなわけないっす!) モモ(私が好きなのは京さんじゃなくて加治木先輩! 間違いないっす!) モモ(そう、京さんのことなんか何とも思ってないっすから!) モモ(京さんなんか、好きなわけ……) 蒲原「……で、モモは好きなのか?」 モモ「はぁ!?」 蒲原「ワハハ、どうなんだモモ?」 モモ「す、好きなわけないっすよ! あんなエッチな奴!」 モモ「そうっす! 京さんのことなんか、ぜーんぜんこれっぽっちも好きじゃないっすからね!」 加治木「……モモ……」 津山「……あの、これからみんなで蕎麦でも食べにいこうかって話をしてて……」 妹尾「桃子さんは蕎麦好きかって聞いたんだけど」 モモ「……へ?」 蒲原「ワ、ワハハ……こりゃ地雷を踏んでしまったかな……」 モモ「なっ……なっ……」 加治木「しかし、実にわかりやすい反応だったな……」 妹尾「桃子さん、頑張って!」 津山「うむ」 モモ「~~~~~!」 モモ(あーもう、どうしてこうなるっすかぁ!) モモ(こうなったのも全部、あいつのせいに違いないっす! そうに決まってるっす!) モモ「須賀京太郎……やっぱり、大っ嫌いっす!」 END