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雪崎絵理&バーサーカー ◆BATn1hMhn2 たとえばそのころ、私は沈んでいた。 試験が近づいてきているというのにまったく勉学に集中できる気がせず、実際に机に向かってノートを開いてみてもそこにはわけのわからない単語の羅列があるばかりだった。 このままでは赤点は免れない。選択問題で当てずっぽうに書いた記号が奇跡的な確率で全問正解でもしない限り追試決定だ。 そもそも私が通う学校は選択問題は少なくて記述問題だらけだからもう完全に詰んでいる。 ていうかどうせ奇跡的な確率で全部的中するならテストなんかより宝くじのほうが嬉しい。 一等とは言わずとも三等くらいが当たってくれれば超高級霜降り和牛をお腹いっぱい食べてもお釣りが来る。 あぁ……肉食いたいなぁ……まだ少し中が赤いくらいのレアとミディアムの中間くらいの、あぶらが滴る柔らかい牛肉にさっとたれをつけてぱくりと一口で食べてしまいたい。 口の中でとろける肉の旨みに幸せを感じながら、炊き立ての白米を頬張りたい…… そんな妄想をしているうちに本格的にお腹が空いてきたので、私は勉強を切り上げて夜食を取ることに決めたのだった。 だが買い置きの食材はどれもなんだかいまいちで、肉! 肉! と盛り上がっていた私を満足させるには至らない。 しかし一介の女子高生に過ぎない私は、突発的な肉欲を満たすほどの現金を持ち合わせてはいない。 財布の中身を見てみれば、そこに入っていたのは数枚の千円札と数枚の硬貨のみ。私は大きなため息をついた。 「しかたない。肉は無理だけど、ラーメンくらいならなんとか……」 次善の策ということで、狙いをラーメンに切り替えていく。 夜にラーメンだなんて肥満体型まっしぐらのメニューだけど、まぁさっきまで頭使ってカロリー消費してたし! 痩せる気はあるし! と自分を誤魔化す。 部屋着にしていたスウェットの上に外出用の上着を羽織って、財布とケータイだけ握りしめて外へ出た。 あと三時間ほどで日付も変わる。あまり遅くならないうちに帰らないといけないな、と私は思った。 このあたりは元々治安が良い。だからこそ私もたびたび夜に部屋を抜け出して近所のラーメン屋やファストフード店に入り浸っていたのだが、ここ最近はなんだか違う。 変質者や犯罪者が現れた――というような、直接的な何かが起きたわけではない。だけど、変な噂が流れるようになった。 曰く、『死神様』――或いは、『黄金の魔女』。はたまた『魔王』に『冥王』、『魔法少女』――荒唐無稽すぎて、誰も心底信じているわけではない与太話。 しかし火のないところに煙は立たずという。もしかしたらこの街で、何か――何か、誰もが信じられないような、非現実的な『何か』が、始まっているのではないか――? 「なーんて、ね」 夜の空気は、すぐに妄想を加速させていく。 普段なら微塵も考えないような馬鹿げた空想があっという間に形になっていくことは、誰もが経験のあることだろう。 しかしそんなことは私の人生において重要ではない。 大事なのは目の前に迫ってきている期末テストだったり、なんか最近ぱっとしない人間関係だったり、将来に対するどうしようもない不安だったりするのだ。 そういう、口に出したところで何の解決も進展もしないだろう現実のあれこれが、私はたまらなく嫌だった。そしてそういうものを受け入れられない私自身も、嫌いだった。 やり場のない怒りやイライラを感じたとき、私は、自分が世界とかみ合ってないような感覚に襲われる。 自分の中の何かが抜け落ちていて、世界と私が正常に接続されていないような――そんな感覚だ。 それはきっと歯車のような形をしていて、私がそれを手に入れれば全ては上手く回り出すのだ。そう、思っていた。 どぅるるるるるるるるる―― 唐突に、低く、重い音がどこかから聞こえてきた。すぐにその音は轟音という表現がぴったりなほどに大きくなる。 車のエンジン音に似ている。そう思いながら、私は周囲を見回した。 だが――私の視界に飛び込んできたのは、車ではなかった。それは、人だった。 真っ黒いコートを着ている。背がとても高い。体格もいい。男だろうなと思った。 男が右手に持ったものが、爆音を発していた。街灯の光を反射して、ぎらぎらと輝いているそれは、ホラー映画の中でしか見たことがないものだった。 「ちぇ、チェーンソー?」 あまりにも現実離れした光景に、私は一瞬、これは夢なんじゃないかと考え、自分の頬を思い切りつねった。とても痛い。めっちゃ痛い。これは夢じゃない。 だったら、どんどん近づいてくるチェーンソー男は現実ということで――映画の撮影? 通り魔? 混乱しきった頭では二つくらいしか思いつかなくて、前者ならまぁどうにかなるけど後者だとヤバいな、フィフティフィフティじゃん。いやそんな場合じゃないぞと頭の中で色んなことがぐるぐると渦巻いた。 そうこうしている間にチェーンソー男は私の目の前まで近づいてきていた。 チェーンソーを振りかぶった男の顔は――無表情だった。そこには何の感情も浮かんではいなかった。 高速回転する鋼鉄の刃が、私の胸めがけて振り下ろされる。それでもまだ、男の表情に変化はない。 目の前の全てがゆっくりと動く。死の寸前、人の意識は加速し、あらゆる現象が遅く感じるという。 つまり私は、このまま死ぬのだろうか。どうして殺されるのかも知らないまま――目の前の男のことを何も知らないまま、死ぬのだろうか。 「ごめん!」 瞬間。誰かの声が聞こえるのと同時に、私の身体を衝撃が襲った。 でもそれは、チェーンソーのそれではない。後ろから、蹴られたような感触があった。 衝撃に耐えきれずに私の身体はごろごろと地を転がる。だが、おかげで命拾いしたようだ。さっきまで私が立っていた空間を、チェーンソーは切り裂いていた。 痛みに顔をしかめながら、私を蹴り飛ばしたとおぼしき人物のほうを見ると。 そこには、セーラー服をはためかせながらチェーンソー男と戦う、美少女戦士の姿があった。 長い黒髪が舞う。美少女の手に握られたナイフが銀色に光っている。 暴力的な音をどぅるどぅると響かせるチェーンソーを、少女は俊敏な動作でかわしていく。 いくらチェーンソーが殺傷を目的に作られた道具ではないにしろ、少しでも触れれば肉は裂け、骨は断ち切られるだろう。 つまり少女は、命がけの戦いをしているわけだ。だというのに――その姿を見て、私は、とても美しいと思ってしまった。 数分の交戦ののち。 少女の手から放たれたナイフが、チェーンソー男の胸へと突き刺さった。 それを見た私は、やった! と心の中で快哉を叫んだ。 通り魔だかなんだかよく分からないが、とにかく悪は倒された。美少女が勝ったのだ。やはり正義は勝つ。美少女is正義。 私は少女の元へ駆け寄ろうとした。だが、少女の声を聞いて、私の足は止まる。 「来ないで! ……まだ、終わってない」 チェーンソー男は――胸に突き刺さったナイフを無造作に抜き取って、ぽいと放り投げた。 ぐっさりと心臓のあたりに刺さっていたはずなのに、血の一滴も流れやしなかった。 そして、チェーンソー男は。 地面をドン! と踏みならして、跳んだ。というより飛んだ。びゅんっと飛び上がって、そのままどこかへ消えてしまった。 ……そのまま数分が経過した。美少女はまだ周囲を警戒している。私はどうにも口を挟める雰囲気じゃなかったので、黙って立ち尽くしている。 やがて少女は、握っていたナイフを収めた。緊と張りつめていた空気も心なしか緩んでいた。 ……終わったってことで、いいんだろうか? おそるおそる少女に声をかけてみる。 「あ、あの……ありがとう、ございました」 「いいの。こっちこそ、巻き込んでごめんなさい。……背中、痛くなかった? 大丈夫?」 言われて思い出す、少女に蹴られた背中の痛み。急にずきずきと痛み出す。 でもまぁ、我慢できないほどじゃない。湿布でも貼っておけば二三日で治るだろう。 「大丈夫なら、あたしはもう行くけど」 「え、あ、いや、その……そうだ! お礼! お礼させてください!」 美少女は怪訝そうな顔をした。いや、そんな露骨にイヤな顔しなくてもよくない? 私はぺらぺらと調子よくしゃべって美少女を引き留めた。実際、かなり興奮していたのだろう。 死ぬところだったのだから多少の興奮を多めに見てもらいたい。別に美少女に興奮しているわけではないのだから。 そうやって話している間に、美少女のお腹がぐうっと鳴った。さすが美少女、お腹の音にもどこか気品を感じる。 これはチャンスだと私はゴリ押した。 「ラーメン! ラーメン奢ります! 私も食べようと思ってたところだから!」 このゴリ押しが功を奏したのか、美少女はようやく頷いた。さすがラーメンだ。美少女相手でも頷かせる力がある。 少女の手を取って、夜道を歩く。行きつけのラーメン屋の暖簾をくぐる。 「私、ラーメンにする。あなたは? ああ、全部私の奢りだから、気にせず頼んでいいよ」 「チャーシューメンとギョーザのセット。あと大ライスと、オレンジジュース。あと、この店って博多系みたいだけど替え玉ある?」 「ほんとに躊躇ないね……」 ラーメンが来るまでに、私たちは簡単な自己紹介をすることにした。 美少女の名前は、雪崎絵理というらしい。名前からして美少女オーラに溢れている。 私は自分の紹介もそこそこに、あいつがいったい何なのかを絵理ちゃんに問いつめた。 「あのチェーンソー男って、いったいなんなの? 絵理ちゃんはどうしてアイツと戦ってるの?」 絵理ちゃんは最初、話したがらなかった。彼女としても秘密にしたいか、黙っておきたいことなのだろう。 そこで私は小声でラーメン、ギョーザ、奢り、などと呟いてみた。絵理ちゃんはぴくりと反応して、渋々と話し始めた。 「チェーンソー男はね……あたしの、敵なの。あたしはあいつと戦わなきゃいけない運命なの」 ド真面目な顔をして、絵理ちゃんはそう言った。私は正直、少し引いた。 前世がどーたら系かと訝しんだが、それだけじゃチェーンソー男について説明が付かない。 なんせあの男は、絵理ちゃんにナイフで刺されたというのに平気な顔をして飛んでいったのだから。 CGとかワイヤーアクションとか、そういうものじゃなかったというのは見ていた私が一番よく分かっている。 「お待たせっしたぁー、ご注文のしなぁいじょでおそろいでしょかー」 ラーメンが、来た。ひとまず私たちはラーメンを食べることにした。熱々のうちに食べないのはラーメンに対する冒涜だ。 この店のラーメンは、シンプルな博多ラーメンだ。濃厚な豚骨スープに、芯が一本残るくらい固めに茹で上げられた細麺。 それに分厚く切られた自家製チャーシューが一枚と、さっぱりとした風味の新鮮な青ねぎが乗っている。 まずは一口だけスープをすする。芳醇な豚骨の香りが鼻腔をくすぐった。 豚骨をそのまま煮込んだ昔ながらのスープで、濾したり割ったりしていないから臭みや雑味も混じっている。 はっきり言ってしまえば、これより美味しいスープなんて探せばいくらでもあるだろう。 だが、深夜に。日付が変わろうかとしている時間帯に。私は今、ラーメンを食っているんだという実感が湧いてくるのは、こういうスープだ。 続いて麺をずずずと吸い上げる。歯ごたえがある固めの麺だが、元が細いから苦もなく食すことが出来る。 麺と絡む濃厚なスープが、私に満足感を与えてくれる。思わず頬が緩んだ。 麺と一緒にすすりあげた青ねぎを噛めば爽やかな風味が口の中に広がり、濃厚な味付けに対するアクセントになる。 麺を半分ほど食したところで、私はチャーシューにとりかかることにした。 箸で掴んでみればずっしりとした重さまで感じる、肉厚のチャーシューだ。 そういえば私は肉が食べたくて、でも金銭的な理由から断念して、代わりにラーメンを選んだんだったなと思い出した。 このチャーシューは私の肉欲を満足させてくれるだろうか。いや、してもらわなければ困るのだ。 私は、まずチャーシューをどっぷりとスープの中に沈めた。ラーメンのチャーシューはスープの味が染み込んでこそ。ここで急いてはチャーシューを十全に味わうことは出来ない。 しっかりと浸ったことを確認して、私はチャーシューを一口に頬張った。 ――その瞬間、口の中で肉の旨みが爆発した。 (ん、んんんんっ♥) 言葉に出来ないほどの幸福感と充足感に包まれる。 舌の上でとろける脂身も、十分にスープを吸った弾力ある肉の食感も、焼肉では味わうことが出来ないものだ。 ラーメンのチャーシューだからこそ味わうことが出来る旨さに、私の中の肉欲は完全に屈服した。 ふと目の前を見てみれば、絵理ちゃんも私同様この店のメニューの美味さに悶絶していた。 私と絵理ちゃんの目と目が合う瞬間。二人は言葉を交わさずとも、完全に通じ合っていた。 ひたすらに食べ、替え玉も心ゆくまで注文し、ようやく一息つこうかというところで私と絵理ちゃんの会話は再開された。 「それで、絵理ちゃんは……どうしてアイツと戦えるの?」 私は少し、質問を変えてみた。 チェーンソー男はどこからどう見てもフィクション世界の住人だ。 だが冷静に考えてみると、そのチェーンソー男と対等以上に渡り合えている絵理ちゃんも、相当人間離れしている。 「あいつが出てきてから、急に強くなったの」 「えっ、それだけ?」 「うん、それだけ」 多角的に攻めていくことで絵理ちゃんとチェーンソー男について知ることが出来るだろうという私の作戦は、いきなり失敗に終わった。 というかそもそも、絵理ちゃんと会話が成立していないのでは? 私は訝しんだ。 しかし絵理ちゃんもラーメン代の分くらいは話そうと思ったのか、彼女の方から話を始めてくれた。 「あのさ。――世の中って、どうしようもなく悲しいこととか、あるよね」 私は、うん、と頷いた。 だいたい世の中には、不条理が溢れている。そして殆どの場合、人間はその不条理に負けてしまう。 それをみんな、どうしようもないことだからって受け入れている。諦めている。 「私は思ったの。世の中にこんなに悲しいことが起きるのは、どこかで悪者が悪いことをしてるからなんだって。 だってそうじゃないと、おかしいよ。悲しいことが多すぎるよ」 「その悪者が――チェーンソー男だって言うの?」 「そう。だから私は――戦うの。チェーンソー男がいなくなれば、きっと悲しいことが減るはずだから」 「……そっか」 なんとなく、絵理ちゃんがなんで戦ってるのか、分かった気がした。 分かりやすい世界の敵と。そいつと戦う力と。 その二つを見つけてしまったら、手に入れてしまったら、きっと私だって戦うだろう。 じわじわと迫ってくるテストや、真綿で首を絞められているようなぼんやりとした不安と戦うより、そのほうがずっと分かりやすくて気持ちいい。 なんだか急に興奮は冷めてしまって、私と絵理ちゃんはそのまま黙ってしまった。 絵理ちゃんは何か喋りたいようだったけど、私は喋らないで欲しいというオーラを全身からこれでもかと発して、彼女を遮った。 ちょうどよくお腹もこなれてきたところで、私と絵理ちゃんは店を出た。 気まずい雰囲気に申し訳なさを感じたのか、絵理ちゃんはやっぱり自分の分は自分で払うと言い出したけれど、強引に私が押し切って全額を払った。 店の外に出ると、少し肌寒さを感じた。昼の陽気が嘘のように、夜は冷え込む。 もう少し暖かい格好にすればよかったかなと、私はちょっと後悔した。 「絵理ちゃん。家、どっち?」 私の家と逆方向を、彼女は指さした。 私は、そっか、私はこっちだからと言って、帰路に着こうとした。 そのとき、絵理ちゃんの手が、私の上着の裾を掴んだ。 「えっと、その……ご飯、美味しかったから。誰かと一緒に食べるの久しぶりだったから…… やっぱり一人で食べるより、誰かと食べたほうが、美味しいよね。ありがとう」 絵理ちゃんは、笑っていた。だけど、その笑顔の裏に大きな悲しみがあるのを、私は感じた。 ああ。きっと絵理ちゃんは、大好きな人と一緒にご飯を食べるっていう、そんなことすら出来ないんだ。悲しみの美少女戦士だ。 その悲しみは、チェーンソー男を倒すまで晴れることはないのだろう。 だから絵理ちゃんは、チェーンソー男と戦い続けなくてはならないのだ。 私は急に胸がつまって、私の服を掴んでいた絵理ちゃんの手を握りしめてしまった。 「絵理ちゃん。……また、一緒にご飯食べよ」 絵理ちゃんは驚いた顔をした。そのあと、うん、と頷いてくれた。 私たちは、笑って別れた。メアドの交換はしなかった。電話番号も聞かなかった。てか、LINEやってる?(笑)みたいなことも言わなかった。 絵理ちゃんは走って去っていった。夜闇の中に消えていく美少女戦士。私はその背中を見送った。 私は、そのまま家に向かって歩き始めた。 途中でふと、立ち止まってみる。耳をそばだてる。だけど何も聞こえてこない。 重く、低く響くエンジン音は聞こえない。映画のような分かりやすい敵は、私の前には現れない。 いつの間にか、私は泣いていた。とても悲しかったからだ。 たった一人で孤独に戦い続けなければならない絵理ちゃんも。 戦う敵すら見つけられずにぼんやりと生き続けなければならない私も。 とてもとても悲しいと、そう思ってしまった。 【クラス】 バーサーカー 【真名】 チェーンソー男@ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ 【パラメーター】 筋力A 耐久EX 俊敏C 魔力D 幸運D 宝具C 【属性】 混沌・悪 【クラススキル】 狂化:A 【保有スキル】 不死 たとえナイフで心臓を突かれようと、全身を殴打されようと、不死身の怪物は決して死ぬことがない。 仕切り直し しかし不死身の怪物は、致命傷となりうる攻撃を受ければどこかへ飛び去ってしまう。 【宝具】 『死にたがりの青春(ニアデス・ハピネス)』 ランク:C 種別:対人 レンジ:10 最大捕捉:1 常時発動型の宝具である。 この宝具が発動している間、バーサーカーのマスターは、バーサーカーと戦うための力を得る。 およそ人間離れした身体能力と戦闘技術を得て、マスターは襲い来る己のサーヴァントと対決する。 この宝具によって得た力はバーサーカーのみならず他のサーヴァントに対しても効力を発揮する。 『世界に悲しみをもたらす、悪の怪人(ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ)』 ランク:C 種別:対人 レンジ:5 最大捕捉:1 バーサーカーが持つチェーンソー。ホラー映画の怪物が持つような、悪の象徴。 【weapon】 チェーンソー 【マスター】 雪崎絵理@ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ 【マスターとしての願い】 山本くんとまた会いたい。 【能力・技能】 およそ人間離れした身体能力。 【weapon】 投げナイフ、鎖かたびら。 【方針】 バーサーカーを倒して、元の世界へ帰る。 BACK NEXT -005 白坂小梅&バーサーカー 投下順 -003 泣いた赤鬼 -005 白坂小梅&バーサーカー 時系列順 -003 泣いた赤鬼 BACK 登場キャラ NEXT Happy Birthday! 雪崎絵理&バーサーカー(チェーンソー男) 000 前夜祭 009 ガール・ミーツ・ジンチョ・ゲーザーズ・ネクロマンス
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うみのにおいをしらないみくのうた【登録タグ う うららP 初音ミク 曲】 作詞:うららP 作曲:うららP 編曲:うららP 唄:初音ミク 曲紹介 うららPの2作目。 作画:赤野翼 歌詞 (動画説明欄より転載) さざ波が揺らぐ 太陽が沈む また今日が終わってくのを 必死に眺めて 夏色景色に 君が映り込んでく 私の記憶の1ページに 大切な人と 限りある時間 この星が無くなる前に 感じたい 僕らAIも同じように ここから生まれたのかな 私の探している モノがあると信じて ずっと ずっと 視えてるものじゃ きっと きっと わからないから 海の匂いを知らない 初音ミクの唄 潮風が揺らぐ 波音のリズム もう今日は終わってるのに 明日が来なくて 星空見る君 世界とコネクト 私とは違った方法で 限りなく続く 地平線の奥 3枚の私が照らす可能性 僕らAIも同じように これから変われるのかな 私の探している モノがあると信じて ずっと ずっと 視えてるものじゃ きっと きっと わからないから 海の匂いを知らない 初音ミクの唄 ずっと ずっと きっと きっと そうさ僕が視えてるものは きっと きっと すべてじゃないから 海の匂いを知らない 初音ミクの唄 コメント 名前 コメント
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むてききゅうかくしょうじょのむゆう【登録タグ galaco む ヒダリガワすらっしゅ 曲】 作詞:ヒダリガワすらっしゅ 作曲:ヒダリガワすらっしゅ 編曲:ヒダリガワすらっしゅ 唄:galaco 曲紹介 夢の匂いを頼りに、最期迄には貴方のもとへ ヒダリガワすらっしゅ氏 の54作目。 ギャラ子様のリミット前にもう1曲だけどうにかして作ろうと思って作っておいてあった曲です。(作者コメ転載) 歌詞 ひび割れしたアスファルトに いつか雨が差して 来年の春にはきっと花を咲かせる あーあ やんなっちゃうな こんなの あーあ やんなっちゃうな こんなの 理想通りは混じりけのない単色な一本道 静かな夜に無数の人の空想を掻き分けてゆくわ 最近はちょっとビターな要素が多いみたいで苦いわ もうちょっと甘くしてあげられればいいのになぁ 夢の匂いを嗅ぎ分けて あたし 貴方に会いにゆく 瞳閉じた夜にしか 思い出してくれなくてもいい 夢的嗅覚少女は 懐かしい匂いが恋しい そろそろ日が昇る頃 おやすみ、また明日会いにゆく 昨夜帰り際に覗いた 二丁目の少年の 夢は甘く初恋に染まってました あーあ どうなっちゃうの こんなの あーあ ほっといちゃうよ そんなの 理想通りは混じりけのない単色な一本道 静かな夜に無数の人の空想を掻き分けてゆくわ 全然気付きやしない それで当たり前なのよ、いいの もうちょっと起きていられたら ・・・なんて矛盾でしょう 夢の匂いを嗅ぎ分けて あたし 貴方に会いにゆく 瞳閉じた夜にしか 思い出してくれなくてもいい 無敵不死身のヒーロー 液晶の中で揺らめいて いいな 少し分けて欲しい これぞまさに夢じゃなかろうか 夢的嗅覚少女は 貴方の夢の匂い追い 星がまだ煌めいて 貴方に夢を見せてるうちは 誰よりそばにいたい我侭も 見つからないような気がして 立っていられたんだ 夢の匂いを嗅ぎ分けて あたし 貴方に会いにゆく 瞳閉じた夜にしか 思い出してくれなくてもいい 夢的嗅覚少女は 懐かしい匂いが恋しい そろそろ日が昇る頃 だけど「おやすみ。」はもう言えない 夢的嗅覚少女は 幾千の夢を嗅ぎ分けて 必ず貴方のもとへ 最後はたとえ塵になったって 無敵不死身病的に 次第に溶けて行きながら 最期は貴方のもとで 約束を果たして消えるわ コメント 追加乙! -- 名無しさん (2014-02-02 19 49 50) 名前 コメント
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ハンター 赤ずきん ◆Jnb5qDKD06 聖杯はあらゆるところから参加者を集める 異国から、異星から、異世界から、未来から、現在から、そして──過去から。 * * * 「お婆ちゃんの家に行かなきゃ 」 記憶が戻って最初に考えたのが、自分のするべきことだった。 現在地は街中から郊外の温泉街へと続く道路の上。道の両脇には木や花が生い茂っているが、自分の住んでいた黒い森に似て非なる場所だった。 私は確か……お婆ちゃんの家に行く途中で狼さんに寄り道を進められて森の奥まで入ったのだ。 「寄り道って何故かしちゃうのよね」 好奇心には逆らえない。森の奥にホイホイと入って行って、いつの間にか当たり前のようにこの街の郊外で花屋として過ごしていた。 どうやってここに来たのか全く覚えがないし、どうして花屋をしていたのか全く覚えがない。 とりあえず帰らなくてはと急いで街中まで来たはいいものの── 「ここ、どこだろう」 見たことない景色だった。 まず建物が異常で、煉瓦や藁を使っていない。灯りも火ではなく電気と呼ばれものを使っていた。 舗装された道が縦横無尽に広がり、馬車ではなく車(何故か知識がある)が行き交っている。 全く未知の方法で出来ている街。 夢見ていたメルヘンの世界とは全く違う、されど幻想的な世界。 何もかもが奇天烈で、少女にとっては新天地と呼ぶ他ない。 「あら? あなた。もしかしてマスター?」 話しかけられた。声のする方を向くとそこには自分と同じ年頃の少女と────顔に包帯を巻いた男が立っていた。 途端に情報が堰を切ったように少女の脳内に溢れる。 「聖杯戦争……架空の街……脱出不可……サーヴァント……殺し合い」 ぶつぶつと呟き出した少女を見て男を引き連れた少女は合点がいったとにんまり笑う。 「あ、ラッキー。貴女は目覚めたてね。やっちゃってアサシン」 「やれやれ、少女ばかり襲うのは気が進まないね」 言葉とは裏腹に狼のような笑みを浮かべる男、その全身からバキバキと小枝をへし折るような音が鳴る。 獣毛が全身から生え、爪と牙が伸び、男の体躯がみるみるうちに大きくなる。 僅か一秒経たないうちに恐ろしい獣の姿がそこにあった。 常人であれば、恐怖のあまり気絶してもおかしくないだろう。無垢な少女であれば尚更だ。 しかし、その姿を見て少女が口にしたのはこうだった。 「何でそんなにお口が大きいの?」 あまりにも場違いな質問に男は一瞬、呆然とし次にこう考えた。 男は今や恐ろしき獣であった。 狼など目ではない大きさだ。 狼など目ではない牙と爪だ。 故にどんなものであれ、本能的な恐怖や危機感などの動きがなければおかしいのだ。 だからこそ、自然体で質問する少女の頭のネジがどっか行ったのだろうと断ずる。 この少女は現実うまく認識できない頭の持ち主らしい。それとも恐怖のあまり狂ったか。まぁいいさ答えてやろう。 「お前を上手に食うためさ」 少女のサーヴァントはまだ駆けつけない。 合流されれば身体能力の高いアサシンといえど苦戦するかもしれない。 ならば早々に終わらせようと獣は乱杭歯だらけの口を開いた。 「変な子。赤い頭巾被ってて、そんな質問するなんてまるで赤ずきんみたい」 「だったらなおのこと、獣に食われてなんぼだろ」 血走った目が少女を捉え、口から吐かれた生臭い湿った息が少女の顔にかかった。 そして、迫る恐ろしい獣の牙。 速度は音速。威力は必殺。 赤ずきんにこれを躱す術はない。 しかし。 しかし、しかし。 「え!」 「何?」 「あら?」 三者が声を上げた。 質は違えど、端を発した原因は全員ともこの場に現れた乱入者だ。 牙が立ったのは木の楯の上。貫通して乱入者の顔の皮膚を少し削る程度で収まっている。 さぁ、恐怖せよアサシンとそのマスターよ。 赤ずきんを救う狩人がここにいる。 恐ろしい獣を狩る者がここにいる。 マスターを守る英霊がここにいる。 エクストラクラス『猟兵(ハンター)』のサーヴァントがここにいる。 ジェスチャー:確かな意思 もう安心しろと無言で意思を伝える狩人。 顔は帽子とコートで目元以外を覆っているためよくわからない。 分かるのは褐色の肌、白い髪の毛、赤い瞳だけで男か女かも判別つかない。 しかし獣の主は敵のステータスを見てほくそ笑んだ。 「それが貴女のサーヴァントね。 なぁんだ私のアサシンより全然弱いじゃない。アサシン、やっちゃって!」 「おう!」 呼応と共に放たれる獣の第二撃目はダブル・スレッジ・ハンマー。 あの重量と筋力から放たれれば木の楯ごと木端微塵になるだろう。 しかも避ければ、その背後のマスターがミンチになる距離だ。 狩人は避けられない。赤ずきんの少女に令呪を使う機転はまだない。 死の鉄槌を避けるには条理をねじ曲げる事象が必要で、それを為すのは英霊の宝具を除いて他にない。それが狙いだ。 「使えば宝具の露呈、使わなければ死。前者の方がマシだろう。さあ使えよ。」 主に替わって言葉を吐き出す獣。 狩人が宝具を開帳させた瞬間、その内容を確認後に撤退する。 言うなれば情報収集だ。聖杯戦争開始前に本気の戦闘をやるつもりはない。 無論、アサシンは煽っているが宝具とは切り札だ。 攻撃的な宝具であれば物によっては一撃でサーヴァントを葬るだろう。 しかし、この状況で破壊力特化の宝具は使えなかった。 破壊のエネルギーをまき散らすような宝具を出せばその余波で赤ずきんの少女は消し飛ぶだろう。 仮に心臓を穿つ槍、一撃で内臓を奪い去るメスのような局所に致命傷を与える宝具では既に放たれている獣の攻撃は止められない。 なぜならば獣を滅ぼせても、死体が消えるまでのラグが存在する。 獣を屠った直後に迫る鉄槌はマスターとそのサーヴァントを確実に潰す。 故に防御、もしくは攻撃を相殺するような何かで対抗しなくてはならない。 そのどちらも獣にとっては有利であり、絶対的優位に立つという狩人のお株を獣は奪っていた。 しかし、狩人が取った行動は獣とその主の想像を超えて更に悪手だった。 木の楯を捨てて、後ろを振り向き、赤ずきんの少女を抱きすくめて持ち上げたのだ。 「わぁ!」 突如の抱擁に驚く少女。 彼女のサーヴァントの手は塞がり、少女一人を持った状態ではまともな行動などできるはずがない。 「終わりだな」 「終わりね」 落胆に近い感情を込めて敵の主従が終焉を告げる。 まさか宝具が使えない? それとも心中を図ったのか。 馬鹿な奴、外れサーヴァント、塵めと心底侮蔑しながら嘲笑った。 赤ずきんとその少女を圧潰する死の鉄槌が迫る。 確かに狩人の取った選択は悪手だ── 一見すれば。 アサシンとそのマスターは狩りの大原則を忘れている。 獣と真正面から対峙する狩人などほとんどいない。必ず裏を取る。 事実、獣の二撃目はアスファルトの道路にクレーターを作るが、サーヴァントにも赤ずきんにも当たらなかった。 霞のようにサーヴァントと赤ずきんの少女は消え、想定外の事態に獣とその主は困惑した。 「え?」 間の抜けた声の主は獣か、それともその主か。 どちらが言ったにせよ、彼女達には何が起きたのか分からない。 令呪を使わせる暇は与えなかった。 空間転移の魔術──は輪をかけてあり得ない。 マスターの権限で相手のサーヴァントのステータスが見えるが、あのサーヴァントのステータスは間違いなく直接戦闘向きだ。 宝具を使った? 真名解放もせずに? 空間転移という魔法スレスレの事象を? * * * アサシンとそのマスターが知る由も無いことだが、ハンターの世界の回避技術には『加速』というものがある。 『加速』はその名の通り高速の回避……などという半端なものではなく、空間跳躍の一種だ。極東では『縮地』と呼ばれるスキルに近い。 無論、サーヴァントとはいえ使える者はその技術を生涯使ったような極一部の英霊だけであり、今回の彼で言うと使えない。 しかし、何事にも例外というのは存在する。 彼の持つアイテム……魔術世界における魔術礼装『古い狩人の遺骨』はかつて『加速』を極めた狩人の骨だ。 これに魔力を籠めれば刹那の間、短距離の『加速』を実行する。 「わぁ………きれい」 赤ずきんの少女は刹那の跳躍の間、感嘆の声をあげた。 体の重さが消えて、羽のように軽くなった。 光の玉の中を駆け抜ける光景はまるで天の川を泳ぐように感じた。 * * * 狩人と赤ずきんは獣のマスターである少女の背後に立った。 少女は消えた赤ずきん達を探して左右に顔を向けていた。 無防備な少女の背後に近付く狩人。 何をするかというのは愚問だろう。サーヴァントのやることなどたったの一つ。 一切の躊躇なく、背後から少女の胸を貫手で刺し貫き、そのまま相手の心臓から左脇を素手で切断した。 マスターの異常を感知してアサシンが振り向くがもう遅い。 内臓攻撃を受けて少女の心臓と巻き込まれた肋骨や別の臓器が地面に転がる。 勿論、アサシンのマスターは即死だ。魔力供給の切れたアサシンもそれにより消滅するだろう。 だが、獣(アサシン)のサーヴァントは最後まで獣だった。 「ウオオオオオオオォ!」 瀕死の獣ほど油断ならない。 敵を仕留めた瞬間の間隙を狙った一撃。 最後の力を振り絞り、空を跳躍し、落下と同時に剛腕を振る。 アサシンの持てる魔力を最大まで注ぎ込んだ一撃は落下と同時に魔力の轟風と爆雷を生むだろう。 狩人は『古い狩人の遺骨』を使うが、移動距離が短い。 範囲内というより自分の落下先に出てきた狩人を見て獣は必殺を確信した───現れた狩人が『大砲』を構えているのをを見るまでは。 そう、狩人は回避ではなく迎撃のために移動したのだ。 ここに本当の敗北が確定する。 「死ね死ね死ねェ!」 絶望と憎悪をあらん限り罵倒に乗せて最期まで呪詛を振りまくアサシン。 狩人の大砲が発射され着弾の爆発が消えたころにはアサシンはこの世から消失していた。 ジェスチャー:快心 ガッツポーズを取り、喜びをあらわにする赤ずきんのサーヴァント。 赤ずきんも真似して快心のガッツポーズを取る。 「あなたが私のサーヴァントさん?」 ジェスチャー:狩人の一礼 「そう、よろしくね狩人さん。私の名前はバレッタ」 ジェスチャー:喜び 斯くして一組の主従が消失し、一組の主従が誕生した。 ──赤ずきんの長い聖杯戦争(ヨリミチ)が始まる。 【サーヴァント】狩人@Bloodborne主人公 【クラス】ハンター 【真名】無名 【属性】秩序・悪 【パラメーター】 筋力:C 耐久:C 敏捷:C 魔力:E 幸運:D 宝具:A+ 【クラススキル】 気配遮断:A ハンターのクラス別スキル。 サーヴァントの気配を消す能力。 体術で完全に気配を断てば発見はほぼ不可能。 攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 道具作成:- ハンターのクラス別スキル。 既存のアイテムを合成させて武具や道具を作るのは狩人の嗜みである。 このスキルは宝具『狩人の夢、夜は未だ終わらない』により失われている 【保有スキル】 心眼(真):B 狩人の経験で練り上げた洞察能力。 いかなる窮地においても戦況から活路を見出す。 破壊工作:C 戦闘前の段階で既に相手の戦力を削るスキル。 ハンターの場合は不意討ちの成功判定と不意討ち成功時の攻撃によるダメージにプラス補正が入る。 リゲイン:D #65374; B 相手にダメージを与えることで肉体の治癒を行うスキル。 治癒できるのは真新しい外傷のみで時間の経った傷、病、精神ダメージなどは癒せない。 ハンターの場合は使う武具によって治癒の量が変動する。 【宝具】 『狩人の夢、夜は未だ終わらない』(ドリームランド=ゲールマンズハウス) ランク:B+ 種別:結界宝具 レンジ:2 最大捕捉:4人 専用のランプを地面に突き刺すことで異相空間に己の工房へ転移できる宝具。 工房内部には道具と武器の保管箱、空間転移の門が存在する。 転移できる場所はランプを突き刺した場所に固定されており突き刺したランプは動かすことができない。 『共鳴する不吉な鐘、狩人の時間だ』(レゾナントベル・メルゴー) ランク:D 種別:対人(自身)宝具 レンジ:一人 最大捕捉:- 鳴らすことでサーヴァントが二体以上いる場にマスター共々乱入できる鐘の宝具。 乱入時は一定時間ハンターの気配遮断は機能せず、また乱入された側はハンターが来たことを知覚できる。 『蒼褪めた血、幼年期のは始まった』(ブラッドボーン・トゥメル=イル) ランク:A+ 種別:対人(自分)宝具 レンジ:一人 最大捕捉:- 全ての宝具、スキル、道具の恩恵を封印することで発動可能となるハンターの最終宝具。 上位者と呼ばれる魔天の一角、邪神の一柱へと変生する。 体躯は全長5メートルほど。見た目は観測者の精神が常人であるほどおぞましく見える。 もしも精神薄弱な者がこれを見た場合はEランク相当の精神汚染に侵される。 ステータスとしては幸運を除く全ステータスが2ランクアップし、血液の一滴がマナの塊に等しいため莫大な魔力を生産可能。 だが、彼に魔術は使えないため高圧縮した魔力や呪詛化した血液による砲撃と爆撃を行う。 能力はAランクの『神性』と『狩人の夢、夜は未だ終わらない』で作った工房を固有結界として展開する権能を獲得する。 また、人間に己の血を飲ませることであらゆる傷と病を癒すが、己と同じ『邪神になる可能性を持つ狩人』に変える。 【weapon】 【右手武器】 ノコギリ鉈 リゲイン量D、破壊力Dの鋸刃の鉈。 仕掛けで射程が延びる。 獣狩りの斧 リゲイン量Cの斧。破壊力Cの斧。 通常時は片手斧。 仕掛けで両手斧に変型する。 ルドヴィークの聖剣 リゲイン量D、破壊力Bの聖剣。 通常時は片手剣で供給された魔力量次第で威力が増える。 仕掛けで両手用の大型聖剣になる。 葬送の刃 リゲイン量B、破壊力Dの鎌。 通常時は片手に鎌の刃を持って戦う。 仕掛けで柄と結合させ射程の長い大鎌になる。 【左手武器】 獣狩りの散弾銃 水銀もしくは己の魔力(けつえき)を大幅に消費することで弾頭が賄える。 大砲 散弾銃の十倍水銀を消費する。 木の盾 気休め程度の木の盾。 牽制程度の飛び道具ならば防ぐが高威力の攻撃は防ぎきれない。 火炎放射器 ヒャッハー! 獣は消毒だぁ!! 赤ずきんにあげたようだ。 【道具】 古狩人の遺骨 刹那の空間転移を可能とするが水銀を消費する 祭祀者の骨の刃 斬り付けた対象を前後不覚に陥らせ、同士討ちさせる。 赤ずきんに一つ上げたようだ。 雷光ヤスリ 武器に雷と光の属性をエンチャントさせる。 【人物背景】 病と医療と獣の都市『ヤーナム』にて行われた邪神降臨実験を解決した狩人。 古狩人、暴獣、聖獣、異星獣、夢魔、邪神を狩り尽くし、最後は邪神そのものとなった名も無き男。 英雄でも反英雄でも人でも神でも魔でも獣でもないため規格外クラスのハンターとなった。 伝承では寡黙な男とされ、コミュニケーションは一、二言ほど呟くか、ジェスチャーを用いたらしい。 ※人形による強化、武器強化、カレル文字は封印で参戦。 【サーヴァントとしての願い】 この聖杯戦争(ユメ)を終わらせたい。 【マスター】 赤ずきんのバレッタ@グリム傑作童話集. 上 【マスターとしての願い】 お婆ちゃんのところに帰りたい 【weapon】 サーヴァントから貰ったナイフと火炎放射器。 【能力・技能】 人を疑わない少女独特の純心さ。 また、グリム童話の人物なだけあって恐怖と発狂に規格外の耐性を持つ。 戦闘能力はない。ダークストーカー? なんのことだ。 【人物背景】 グリム童話に登場する赤ずきん。 赤ずきんとは狼に騙されて道草を食い、その間、狼にお祖母さんが食べられ、自分も狼に食べられるという道草に警句を鳴らす物語。 彼女は寄り道の途中で聖杯戦争に吸い込まれたようだ。 ある種サーヴァントともいえる出演者だが、見掛け通りの少女であり、特別な術技・能力はない。 16世紀からやって来た彼女にとってはこの街も人も未来であり、何もかもが珍しいため好奇心をそそられている。 この好奇心の強さと純粋さこそが、童話で彼女が騙されて寄り道してしまう原因である。 しかし、同時に幼い少女独特の美徳でもあるため誰もが守ってあげたいと思うのだ。 【方針】 架空の街観光して帰る。
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午後四時四十二分。 人々が笑いながら道を行き交い、店員は声を張り上げて接客している街。 五月蝿いけれども、明るい雰囲気の街。 の、路地裏。 「姉ちゃん・・・俺はただ純粋に、デートをしようと思ってるだけだぜ?」 「そんなに怯えるなよ、ガハハハ!!」 「ひ・・・っ」 げひた笑みを浮かべる、数人のDQN(または不良)が、学生服の少女を取り囲んでいる。 不良たちはゲラゲラと笑いながら、路地裏の壁まで少女を追い詰めていた。 彼女はただひたすら怯え、今にも泣き出しそうである。 速く言えば、少女はタチの悪いナンパをされていた。 少女の容姿は・・・艶のある黒髪をショートにして、大きな団栗眼を涙で揺らしている。 白いセーラー服も相まって、さっぱりとした、清涼感のある雰囲気の少女だった。 一方不良たちは・・・モヒカンにしてるヤツやら、黒の混じった金髪をしてるヤツなど・・・まあ、まともなのがいないのは確かだ。 「なあ、行こうぜ」 ダミ声を無駄に響かせながら、少女に手を出そうとする不良。 「い、嫌です!」 少女はその手を払い除け、無理矢理にでも不良たちを突破しようとするが。 「おっと!」 不良はその身体を受け止め、更には俵担ぎで少女を持ち上げた。 「よっしゃ、このまま俺の家にでも行こうぜ」 不良が発する冗談に、どっと笑う悪童たち。 対して、少女はサーっと顔を青くする。 「・・・・・っ」 この世には、神も仏も居ないのか。 少女が絶望感に打ちひしがれた、その時。 「ま、・・・・・・待ってください・・・・・」 か細い、女の子の声が聞こえた。 不良たちが、少女が、声のした方向を向く。 居所は、不良たちの背後。 そこには―――三つ編みの少女が立っていた。 栗色の三つ編みが、彼女の垂れ目に良く似合っている。 そして何より―――不良に絡まれている少女と、同じ制服。 「何だ、てめぇ」 不良の一人が因縁をつける。 すると、三つ編みは懇願するように。 「・・・その子を・・・お願いです、その子を離してください」 その言葉に、不良の一人がぎゃははと笑う。 「『してください』って・・・する訳ねえだろ!どうせならもっと強く言えよ!」 それに同調するかのように、周りもぎゃはぎゃはと笑い出した。 まるで、カエルの輪唱である。 不快な笑いが、街の片隅で響いた。 しかし。 その合唱は、いつまでも続かなかった。 ざくり。 肉が切れる音がした。 「・・・・え?」 不良の一人が笑うのを止め、呆然と腕を見つめる。 その様子に気づいた別の不良が、そいつに声をかけた。 「どうしたケンヂ?何が・・・」 「お、おれの・・・」 ケンヂと呼ばれた不良は、ぶるぶると震えながら答えた。 「俺の腕から・・・・血が・・・」 「はあ?」 声をかけた不良が、訝しげにケンヂの腕を見る。 すると、彼の腕には。 小さな傷が一本の線を書いて、血を滴らせていた。 あまりにも彼が蒼白とした表情だった為、不良が拍子抜けする。 「なんだよ、何かで切っただけじゃねえか?」 と、からかおうとした時。 傷の線が、更に伸びた。 「・・・・え?」 不良が驚くと、彼が「うわあああっ!」と悲鳴を上げた。 そして、叫んだのである。 「どんどん・・・どんどん広がっていくんだよ、傷が!!」 次の瞬間。 「うおっ・・・!何だコイツ!!」 別の不良から、悲鳴が上がった。 ケンヂに声をかけた不良が、嫌な予感を抱えながら聞く。 「ど、どうした!?」 「この垂れ目女・・・っ!自分で自分の腕を切ったぜ!!」 不良が彼女を見ると。 三つ編みの彼女が―――ナイフを、自分の腕に突き立てていた。 (まさかこいつ・・・!自分の傷を・・・!) 不良が冷や汗を垂らす。 そして、彼の推測は当たった。 「私の能力は、相手と傷を共有します」 彼女がさっきのおどおどした態度から一変、凛々しい表情になり。 「その子を話さなければ、私と一緒に死んでもらいますよ!」 そう叫び、自らの喉に刃を向けた。 「こいつ、やべえ・・・」 一人が怯えながら呟いた言葉に、一斉に周りも賛同する。 そして、少女の身を解放すると、どこかへ飛んで行ってしまった。 * 「・・・・大丈夫ですか?ウヅキさん」 逃げる不良たちを見つめながら、三つ編みの少女が声をかけた。 「私は平気だけど・・・トモエちゃん、血が・・・」 ウヅキと呼ばれた少女が、トモエの身を案ずる。 トモエの腕から、だくだくと血液が流れ出していた。 よく見ると、彼女の腕に無数の傷跡が走っている。 新しいものから、古いものまで。 「私は平気ですよ」 彼女は笑って答えたが、声が震えている、目に涙を浮かべている。 痛みを堪えているのだ。 ウヅキに心配させない、それだけの為だけに。 「・・・・ありがとう、トモエちゃん」 ウヅキが深々とお辞儀をすると、トモエは困ったように笑った。
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空を見上げる少女の瞳に映る世界 アニメ空を見上げる少女の瞳に映る世界に関する情報を集めているページです。 このページをお気に入りに追加すると、いつでも最新情報を見ることができます。 Amazon.co.jp ウィジェット 目次 あらすじ 動画検索 更新ブログ 成分解析 コメント欄 あらすじ 公式サイト Wikipedia-空を見上げる少女の瞳に映る世界 他の人とは違う空が見える中学生ユメミのもとに、天上世界の魔導王を名乗るムントという男が現れ、2つの世界を救えと言われる。 動画検索 YouTube「空を見上げる少女の瞳に映る世界」 ニコニコ動画「空を見上げる少女の瞳に映る世界」 更新ブログ #blogsearch2 成分解析 空を見上げる少女の瞳に映る世界の89%はやましさで出来ています。空を見上げる少女の瞳に映る世界の6%は汗と涙(化合物)で出来ています。空を見上げる少女の瞳に映る世界の2%はお菓子で出来ています。空を見上げる少女の瞳に映る世界の1%は海水で出来ています。空を見上げる少女の瞳に映る世界の1%は税金で出来ています。空を見上げる少女の瞳に映る世界の1%は華麗さで出来ています。 コメント欄 名前 コメント ▲PAGE TOP Update 2010-04-24 14 28 00 (Sat)Total - /Today - /Yesterday - ブログやサイトに貼るだけ。お小遣いをゲットしよう! ▼クリックすると関連する動画をすばやく表示します! アニメ ゲーム 無料 トレント 壁紙
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0083:少女の行く道 ある住宅街に立ち並ぶ一軒の家、その家の一室で少女はまどろみから目を覚ました。 立ち上がり窓越しに外を見る。暗闇だった空は大分薄れ、周囲も明るさを取り戻しかけている。 (夜明け……みたい……) 少女、真崎杏子は、まだはっきりとしない意識でそう思った。 深夜に行動するのを避けようとした彼女は、住宅街にある適当な家に入り身を隠していた。 (遊戯…城之内…海馬君……皆どこに居るんだろう……) 今ここには居ない仲間達の事を思い浮かべる。彼らは無事なのだろうか…… 脳裏に浮かぶ三人の顔。それとは別に、雰囲気の違うもう一人の遊戯。 ある日突然彼に宿ったもう一つの人格。それは彼女にとっての思い人であり、最も大きな存在だった。 しかし彼は本来、自分達と共に生きる存在ではない。人にはそれぞれ帰る場所がある。 遠からず、彼は自分が帰るべき場所に行かざるを得ない。だからこそ逢いたい。 彼があるべき場所へ帰る時か…このゲームで自分が死んでしまう時か…それは定かではないが、 残された時間は少ない、そう直感していた。 それに彼ならば、この状況を打破してくれるのではないか。 根拠は無い。根拠は無いが、少女にとってその少年はそこまで大きく、信用に値する人物だった。 (逢いに行こう…彼に) デイパックを背負い玄関へと向かう。その途中、杏子は支給品を確認していない事に気付いた。 「何か役立つ物だといいんだけど…」 荷物を漁りカプセルを取り出す。どう開ければいいか少し戸惑ったが、先端部分のスイッチを押し再び離すと、 ボンッ!という音と共に煙が立ち、支給品が床に落ちた。煙が晴れたそこにあったのは…… 「……嘘」 黄金色の鈍い輝きを放ち、それ自体も黄金で出来ている棒状の物体。先端には眼球を模したような球状の物体が付いている。 遊戯が持つ千年パズルと形こそ違うが似通った点が多々見られた。 そしてそれは、かつて杏子を始め、城之内を操った忌むべき物でもあった。 「千年……ロッド……!?」 今は遊戯が所持しているはずの杖が、何故か自分の手元にある。 一体どうして…!? そう思うが答えが出る筈も無い。このゲーム自体、既に常識を超越したものなのだから。 恐る恐る床に落ちたそれを拾い上げる。柄の部分を引いてみるとそれが抜け、内部に収容されていた刃が姿を現す。 仕込杖になっているようなので護身用にはなるだろうか…… 抵抗はある。自分にとっては禍禍しい代物。こんな物を持ち歩いていたら、また意識を奪われてしまうのではないかという不安。 しかし杏子自身は、単に身体能力が優れている一般の学生である事に変わりは無い。 常軌を逸した者達相手に素手で対抗するのは難しいだろう。ならば武器があった方が都合が良いのは明らかだった。 表情を曇らせながらもロッドを手に取る。それなりに重さはあるが持ち歩くのに支障は無い。 玄関から外に出た杏子はこれからの動向について考える。遊戯を探す、そう言ってもどこに居るのか皆目見当がつかない。 ただ普通の人間ならば、おのずと街を目指す筈だ。山林などに身を隠しているかもしれないが、 そこに留まるにしても生きる為に必要な水などは必須。遅かれ早かれ街を探索する事になるだろう。 (ひとまずこの街を探そう。居なければ次の街、そこにも居なければまた次の街。 遊戯自身も私達を捜そうとする筈だし、捜し続けていればきっと逢える。必ず………) 少女は心の中でそう繰り返す。そうでもしなければ不安に押し潰されそうだった。 そして少女は歩き出す。誰も居ない街中を。不穏な光を宿す錫杖を握り。 少女の行く先にあるのは再会か、無情な現実か……それは少女も含め、誰にも知る由は無かった。 【栃木県 住宅街/黎明~早朝】 【真崎杏子@遊戯王】 [状態]:健康 [装備]:千年ロッド@遊戯王 [道具]:荷物一式 [思考]:1.街の探索。遊戯を捜す 2.城之内・海馬と合流。 3.ゲームを脱出。 時系列順で読む Back 竜と獅子の猛攻 Next Spearheads 投下順で読む Back 青眼の白竜を求める者 Next 誤解・展開・収束・休息 GAME START 真崎杏子 110 生き残るために
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深夜の図書館、少女が二人 誰かを守るということは。 誰かを守らないことと同じである。 ■ 光はある。だが、人がいない。 おそらくは自動で点灯するように設定されているのだろう。 カーテンの隙間からのぞいた街の景色は、人工の灯りで照らされていた。 溜息を一つ。 「何度も言ったけど、外に出て行くつもりなら止めたほうがいいわ」 声の方へ振り向くと、いつの間にかに同行者が戻ってきていた。 両手には、抱えるほどに積み重ねた本。 「それは?」 「危険物取扱や爆弾について……ま、気休め程度でしょうけどね」 溜息交じりに、少女は抱えていた本を机に置いた。 そのどれもが、爆発物に関する書物。 言うまでもなく、二人の首にぴったりとはまっている首輪に対しての苦肉の策である。 「この程度で解体できる爆弾なら苦労はしないんだけどね」 「でも、調べないよりはマシでしょ」 「ええ」 お互いに溜息交じりの言葉を交わしつつ、しかし手先は澱むことなく。 光が外に漏れないよう、なるべく窓から離れた場所で手分けして本を読む。 分類は、初歩的なモノから専門的なモノまで。 よくもまぁ短時間でここまで持って来れたと、少女はあらぬ方面で感心した。 「……二木さん、手先は器用な方?」 「残念ながらNoよ」 「むぅ……」 「そういう桂さんは?」 「同じく」 まぁ、そう上手く行くわけないか。少女――桂ヒナギクは苦笑交じりに首を振った。 それはそうね、当然でしょうけど。少女――二木佳奈多は呆れたように首を振った。 それっきり。 二人は一時間近く本を読みふける事になる。 自分たちでは手に負えないという結論を出すまで。 ■ 「……ええと、それじゃあ二木さんの知り合いは此方に来てないの?」 「知り合い、と呼べる人はね」 「釈然としない答えね……じゃあ、知っている人は?」 「この……棗恭介って人ね。良くも悪くも学校では有名な人だったから」 「危険性は?」 「分からないわ。知っている仲ではないもの」 「うーん……」 出会ってから既に一時間以上。 場所は変わらず。 自己紹介以外の情報交換を、漸く二人は交わしていた。 「こっちで頼りになりそうなのは、この綾崎ハヤテって人とマリアさん。同姓同名の別人の可能性は除外してね」 「コレの対処法は心得ていそう?」 「……原理さえ分かれば出来なくはないと思うわ」 「……本当に、同世代?」 訝しげな言葉に、苦笑いしながらヒナギクは頷いた。 あの二人のスペックには、正直大概にしろと言いたくなるところがある。 「まぁ、そうそう簡単に殺されてしまうような二人じゃないから大丈夫と思うけど……問題はこの子」 「三千院ナギ?」 「頭はいいんだけど、まだ子供だから……」 ああ、と。その言葉に佳奈多は頷いた。 思えば、あの広間には大人だっていた。 何も同世代ばかりが集められているわけではないのだ。 「酷なようだけど、探しに出かけるなんて真似はよした方がいいわ」 「……ええ、分かっている」 飛んだ塊を覚えている。 噴き出た液体を覚えている。 まだ、あのようにはなりたくない。 不謹慎ではあれど、そうヒナギクは強く思っていた。 「……本当に、感心するくらい良くできた胸糞悪いゲームよ、これ」 【一日目/1時30分/G-3 図書館内】 【桂ヒナギク@ハヤテのごとく!】 [状態] 健康 [装備] [所持品]基本支給品、ランダムアイテム [思考・行動] 基本:ゲームに乗るつもりは無い 1:図書館にて籠城 【備考】 参戦時期は未定 ■ 幸いに、大切な人は此処にはいない。 でもそれは、大切なあの子は一人であちらに居る事になる。 何かあったら、文字通り一人で生きていくことになる。 今この島にいるのは、知人と呼べる人物が一人。知っていると言えなくもない人物が一人。計二人 ――まだ…… 【一日目/1時30分/G-3 図書館内】 【二木佳奈多@リトルバスターズ! エクスタシー】 [状態] 健康 [装備] [所持品]基本支給品、ランダムアイテム [思考・行動] 基本:? 1:図書館にて籠城 【備考】 クドリャフカと同室になった後からの参戦 No.015 少年――音無伊御の驚愕 投下順 No.017 真夜中の邂逅、少女と少女とサーヴァント No.036 綾崎ハヤテの焦燥 時系列順 No.031 前途多難 GAME START 桂ヒナギク GAME START 二木佳奈多
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天々座理世&ライダー ◆KQwctnrg6E 『殺人は癖になる』。 これは単なる快楽殺人鬼の嗜好を示した言葉ではない。 例えば自身に大きな問題が迫ったとして、対処するための手段として殺人を選んだとしよう。。 人一人の命を奪うとしう人道に外れた行為であるそれは、下手人が持つ問題解決の一手としてその手に加わる事となる。 例え後悔が残っていたとしても、殺人という手段がその人生に現れた事は塗りつぶせない。 やがてその邪法に対する忌避感よりも、手段としての魅力が上回った時。 再び問題が迫った時、それを解決するため再び殺人に手を染める事となるのである。 殺人は癖になる。その手に染み付いてしまうのだ。 しかし、天々座理世という少女の事を誰が責められようか。 真の記憶を急激に取り戻し、聖杯戦争の知識を得、サーヴァント・ライダーと出会いパニックに陥っていた彼女を。 心の整理を行う間もなく他のマスターである少女とそのサーヴァントに、命を狙われていた彼女を。 家族と自らの命を守る為に、ライダーの甘言に乗ってその力を行使してしまった彼女を。 ――聖杯戦争の参加者として、人を殺してしまった彼女を、糾弾して良いものなのだろうか。 その答えは出ないまま、罪を引きずり神に懺悔を行う間もなく彼女は再び他のマスターを殺した。 友人に手をかけようとしていたから。彼女たちだって大事な存在だから、殺させる訳にはいかないのだから。 ――だから、殺した。 戦闘を察知し、追いかけてきた組もいた。 彼女たちは事情を知らぬせいで、理世とライダーを血も涙もない殺人者と断定し有無を言わず襲いかかってきた。 再び殺されそうになったのだ。 ――だから、殺した。 側にいた使い魔がまだ若い精神を正しく導いてくれる存在ではなく、口八丁で彼女を修羅と戦の道に誘う存在であったこと。 心を落ち着ける間もなく、問答無用で命を狙おうとする他の組に幾度となく出くわしてしまったこと。 彼女は掛け値なく不幸であった。自らの行いを顧みる暇もなく深淵に足を踏み入れてしまったのだから。 「……ライダー、私は……間違ってなんかないよな?」 少女は自らの不幸を計れない。過ちを認められない。 足の踏み場を確かめるように呟いたその言葉に、しかしそれとは対照的にライダーは明るく笑った。 「そうだとも。知っての通りこれは戦争、故に命の遣り取りは避けられなかった。理解出来ただろう?」 「だけど……私」 階段から足を踏み外した少女は更に奈落に落ちていく。 手を引いてくれる友は誰もいない。いるのは奈落から引きずり込む悪魔の誘いだけ。 「落ち込まなくていいんだマスター。戦うのはサーヴァントである俺の役目だ。 それにこうなったのも、”何もしてないのに”襲ってきた奴らこそが事の元凶だろ?」 「……そうだ……私は、”何もしてないのに”……」 「挙句の果てには! 奴はマスターの友人達を手に掛けようとした。マスターを追い詰める、そのためだけに!」 「チノやみんなを……許せなかったんだ……」 ふつふつと紡がれる言葉は理世の意志で呟いているようでいて、彼女自身の言葉ではないかのように無機質だった。 まるで教本を音読しているように口を開く理世を見て、ライダーは蛇のような笑い声を漏らした。 「……ただ、どうあれ俺達が聖杯戦争の参加者である事は変えようのない事実だ。 これからはてめェの身の振り方を決めておかなきゃならない」 「身の……振り方?」 「聖杯に何を願うか、だ。マスター、聖杯が手の内に収まらない限り、お前に安息は訪れない。 どうあっても目を背ける事が出来ないんだよ」 ふと、大きな扉が目の前にそびえ立つような感覚を覚える。 誘われるように扉に手がかかるような気がして。その背中をライダーに押されて。 「……みんなを……みんなを、守らなきゃ……それで、聖杯を手に入れて」 「それで?」 扉を開けた途端、知ってはならない世界が広がっていると分かっているのに。 その先が楽園であるかのような錯覚から、理世は誘いを拒めなかった。 「聖杯戦争なんて、無かったことにする……そうすれば、いいんだ」 開けてしまった。開けてはいけない扉を。 「シュロロロロロロ! 素晴らしい思想だマスター、流石は俺が仕えるだけはある。そこらの凡夫とは格も何もかも訳が違う!」 ライダーが大げさに両手を広げ、主の発言を褒め称えた。 そうだ。 自分のためだけに、他人の命を奪う奴らとは違う。 こうすれば、こうすれば奪われる命なんてない。自分が命を奪われる事なんてない。 「ああ……だから……私は、悪くない……」 殺さないために、殺す。殺されないために、殺す。 殺人に手を染めた少女は、殺人が己の一部となることから逃れられなかった。 ライダーは、決して主の思想に従おうとは考えていない。 彼にとてはマスターでさえ、己が聖杯を手に入れる為の手駒に過ぎない。 取るに足らない少女など、せいぜいモルモットとしか考えていない彼に、マスターに対する忠誠心など微塵も無かった。 そんな男と、紛うことなき外道と、少女は手を組んでしまった。 罪から目を背けようとした少女が罪深いのか。 それとも、少女が天に見放されていただけなのか。 末期の時までに、果たしてその答えは出るのだろうか。 【クラス】 ライダー 【真名】 シーザー・クラウン@ONEPIECE 【パラメーター】 筋力D 耐久D 敏俊E 魔力A 幸運C 宝具B 【属性】 混沌・悪 【クラススキル】 対魔力:C 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。 騎乗:C 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、 動物を操るには、手ずから改造を行う必要がある。 【保有スキル】 道具作成:C 魔術的な道具を作成する技能。 科学者でありながらも、大量破壊兵器を開発し続けた彼は 薬物・毒ガスに纏わる兵器を開発する事が出来る。 自然系:B 悪魔の実の体型の1つ。身体を自然物そのものに変化させる事が出来る。 「ガスガスの実」の能力者であるライダーは身体を気体に変化させる事が出来る。 筋力か幸運のどちらもB以上でない相手との戦いにおいて、宝具や魔術を伴わない物理攻撃を無効化する。 気体操作:B 気体を操作する能力。 可燃性ガス及び毒ガスを放出する事が出来るほか、ある程度なら酸素濃度を操作出来る。 【宝具】 『誘毒蜥蜴』(スマイリー) ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1 #65374;10 最大補足:30人 毒ガス爆弾”H2S”硫化水素を凝縮した液体に悪魔の実「サラサラの実 モデル:アホロートル」を食べさせて生まれた生物兵器。 ライダーの意のままに動き、触れただけで猛毒が体内に回る。性質上、火をつけると爆発する。 もともとゲル状なため分裂することで分身したり、それを起点に遠距離移動する事も可能。 ただし不完全だったのか、体力のある者なら多少ならば毒を受けてもある程度は活動する事が出来るため、 その間に安全な場所に避難して治療を受ければ生き残れる。サーヴァントに対しては更に毒の効力が弱まる。 『死滅世界』(シノクニ) ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1 #65374;30 最大補足:100人 スマイリーに餌を与える事で生まれる巨大な毒ガスにして殺戮兵器。 シノクニはサーヴァントを含めた生物に触れると纏わりつき殻のように硬化。対象の全身を麻痺させ死に至らしめる。 死に至るまでは半日の時間を要するため、それまでに殻を破壊すれば救助は可能。 サーヴァントに対しては、ステータスにもよるが最初の効果が発動するまで更に時間がかかる。 この宝具を開放した時点でスマイリーは使用不可能となる。 また、そのままでは無差別に生物を襲うがライダーが同化する事で制御が可能となる。 【weapon】 薬品や毒ガス。 【人物背景】 新世界・パンクハザードに住む科学者。 大量破壊兵器の開発、特により多くの人間を殺せる兵器を作る事にしか興味がないマッドサイエンティストで、 科学班に追放されそうになった時に毒ガス爆弾を炸裂させパンクハザードを死の島へと変えた。 毒ガス爆弾の事故に関しては同僚であるペガパンクに責任を全て押し付ける。 そして囚人たちや部下、誘拐した子供たちに対し誠実なフリをして騙し実験台にし研究を続けていた。 言うまでもなく冷酷非道な人物で、人体実験や誘拐のみならず、子供たちに対しては逃亡防止のため 言葉巧みに薬物依存に仕立てあげている。 最終的には麦わら海賊団とトラファルガー・ローに攻めこまれて打倒され、彼らに捕縛された。 【サーヴァントとしての願い】 聖杯を手に入れ再び自由を。そしてどこでもいいので大量破壊兵器の開発と実験を存分に行う。 【マスター】 天々座理世@ご注文はうさぎですか? 【マスターとしての願い】 聖杯戦争のすべてを無かった事にする。 【weapon】 モデルガン 【能力・技能】 護身術 【人物背景】 喫茶店「ラビットハウス」でバイトをする男前な中学生。 軍人の娘で自身も訓練を積んでおりモデルガンを携帯している。 一方で本人は可愛らしいものや女の子らしいものに憧れを持っていたりする。 【方針】 聖杯を手に入れる為に動く。
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《きのこ全般嫌いに》 炒めて水分飛ばす方が食べやすいみたい。 ホワイトぶなしめじとか、白マイタケとか、癖がなくて食べやすいよ。 ヒラタケやシイタケは香りが強いし、ぬるっとした食感が苦手な人もいるみたい。 小さく刻んで肉団子に混ぜるとか、炊き込みごはんとかどうだろう。 ハンバーグがオススメ。 挽肉:キノコ:その他の野菜(にんじん・ピーマンなど)=3:2:1で作る。 カロリー控えないといけない家族がいるんでそうしてる。 キノコはエノキとかマイタケとかシメジとかをみじん切りにする。 でもこれは「キノコ嫌いな人に、キノコの美味しさを理解してもらいたい!」という感じではないかもね。 【エノキダケ等の匂い克服法】 エノキ等の臭いというかエグミが苦手。 臭い消しに、お酒をふってみたりしましたが、いまひとつ。 臭みとかエグ味とかを消すには、味噌で煮るのが一番。 あと、しばらく糠床に放り込んでおくのも有効。 洋風好みなら、クリームシチューみたいな料理に使うのも手だね。 パスタのソースに使うなら、カルボナーラみたいな感じとか。 肉巻きならコチュジャンを合わせるといいかも。