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お邪魔します。 「魔人探偵脳噛ネウロ」って作品のエロパロですが、ネウロスレでこちらの方がいいというアド バイスを頂きましたので、投下させていただきます。 (そのため話が途中からです。もし興味がおありでしたら下記をご参考ください) その1 (エロ無し) http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1208076450/13-20 (BBSPINK [エロパロ] “スレから追い出されたSSを投下するスレPart2”) その2 (エロ有り) http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1205164949/599-606 (BBSPINK [エロパロ] “魔人探偵脳噛ネウロinエロパロ板 第18話”) ベッドに一糸まとわぬ少女が腰かけていた。少女らしくどこまでも平坦で白い体である。 名前は宮迫睦月。 少しウェーブのかかった髪にカチューシャを付けている彼女は、平素ひどくにこやかで明るい 少女として祖父から限りない愛情を注がれているが、しかしこのときばかりはおろおろとした様 子で眼前に立つ二人の男を見上げていた。 片方はひどく長身で背の高い黒髪の男性。年の頃は三十前半か。短い髪を無造作に分け、 サングラスをかけている。芝生のようなヒゲをまぶした頬に貼りついた笑みは、まるで彫刻した ように深く深く皺が刻みこまれており、彼は生涯笑っているように思われた。ちなみに全裸だが 背骨模様の入ったネクタイだけをしているのがある種の変態性を放っている。 もう片方の男はまだ若い。笑っている男より一回りほどは下だろう。新雪を想起させる白い ショートウルフで色眼鏡をかけ、衣服は胸を軽く開いた黒の半袖カットソーと薄いオリーブドラ ブのパラシュートパンツ。全体にラフで粗雑な印象である。 この二人の男は兄弟である。黒髪笑顔が兄の早坂久宜。白髪ラフが弟の早坂幸宣。 早坂兄弟と睦月は知り合いであり、とりわけ兄の久宜とは仲が良く好意も抱いていたのだが、 ちょっとした問題が持ち上がった。 紆余曲折を経てようやく久宜と睦月が結ばれたその時、睦月は不覚にもお漏らしをしてしま ったのだ。 そしていま、それを口実に「お仕置き」されようとしている。 (フフフ。怯える君は可愛いよ。肉体に苦痛を与えない範囲で沢山お仕置きしてあげよう) さらさらとした髪に久宜の手が乗ると、睦月は怯えたように体を固くした。 「何。痛かったらすぐやめてあげるよ。私は君の可愛い声を聞きたいだけだからね」 久宜は笑ったままはぁはぁと息を上げていた。その表情が祖父に似ていて睦月は少し安心 したが、お風呂に入れられる子猫のような怯えの光は瞳から払拭できない。 「まずは咥えたまえ」 黒い笑みを湛えたまま久宜は先ほどの交合で愛液に濡れ光る黒いペニスを睦月の口に押し 当てた。少女はその乱雑さに異常を感じたらしく、反射的に桃色の唇をきゅっと結んだが強引 に割り開かれ、ミルクを流し込んだように白い歯列が生臭い亀頭にぬらぬらとなぞられ始めた。 「んん……」 自身の失禁への羞恥と、それがもたらした相手の豹変への恐怖だろうか。睦月はくぐもった声 をあげながらいやいやと首を振った。だが、ここぞとばかりにユキの中指が未成熟な一本線の 割れ目に滑り込みちゅくちゅくと音を立てたからたまらない。 「きゃん!」 睦月は思わず声をあげてしまい、肉棒の侵入を許してしまった。 「ぶぐっ」 無理やりペニスを口にねじこまれた睦月は目じりに涙を浮かべながらも、しかし観念したのか 苦しげに首を動かし始めた。 「やれやれ。従順なコトだ。しかし嫌ならいつでもいいたまえ。君は社長の孫だからそれ位の 猶予は用意してある」 久宜がサングラスのノーズパッドを引き上げたのを合図に、ユキはジッパーを下して自身の 分身を取り出した。久宜に比べると色素がやや薄く太さも長さも少し下だが、それを補ってあ まりある若さゆえの猛々しさが漂っている。 「擦れよ」 睦月はいわれるままである。頬を紅潮させ苦しそうにフェラチオを続行しながら、するすると 手を伸ばし、ぎこちなくしごき始めた。 何分ぐらい続いただろう。 「お仕置きだからね」 久宜は香しい香りの睦月のウェーブヘアー越しに睦月の頭を両手でつかみ取ると、激しく前後 に揺すり始めた。 「んぐっ! んぐぐぐ!!」 小さな口いっぱいに頬張ったペニスが喉奥を突き破らんばかりの勢いで出入りするたび、睦 月の苦悶はますます深まり、だらしなくすぼまる可憐な頬に涙が数滴ぽたぽたと流れた。 何かにすがるようにユキの分身を握るうち、自身でも驚くほど激しい愛撫になっているとは気 づかない 「さぁ、出すとするか。できれば飲んでくれると嬉しいよ」 「むぐぐぐ!」 口中でペニスが震えたかと思うと生暖かい液体が噴出し、気道にすら飛び散った。睦月は 瞳孔が収縮するほどの苦しさに見舞われたが、口中の柔肉を苦く白く染める噴出は収まらな い。たまらず睦月は涙ぐんだ目で許しを乞うように久宜を見上げた。 「おや、呼吸の妨げをしてしまったようだ。すまないね」 久宜はそれで満足したらしく、唾液と精液でどろどろの肉棒を睦月の口から引き抜いた。 「けほっ、けほっ」 自由な呼吸権にありつけた睦月は苦しそうに咳き込むが、そこに久宜とは違う粘っこい粘 液が吹きかけられた。 「きゃあっ!」 思わず顔をのけぞらせた睦月は、ユキが肉棒を掴んで自分に向けているのを見た。 「いったろう? お仕置きだってな。もっともケガするよーな苦痛は与えねー」 彼の目に何かしらの嫉妬の炎が灯っている理由は睦月には預かり知れない。 ただ睦月は愛らしい顔を涎と涙と精液とでどろどろに濡らしたまま、幼い太ももをぎゅっと引き 締めた。 (やだ……くるしかったのに…………おくのほうがジンジンしてきちゃった) 「ほほう。こんどはこちらをしてほしいのかね?」 久宜の手が膝小僧にかかると、睦月はいよいよ体を硬くした。 「ち、ちがうの……たしかに、さわってはほしいけど……でも、でも……! い、いや!」 所詮大人と子供である。睦月は抵抗空しく両足を割り開かれ、繊毛一つない青い花弁を露に した。 「でも、なんだい?」 「きもちいいと…………」 アゴに手を当てながら、睦月は火よりも赤い顔を俯かせた。 「……また、おもらししそうで、こわいの」 「フム」 久宜はユキに目配せをすると、ベッドを顎でしゃくった。 同時に睦月の腋に手が回り、小さな体が持ち上げられた。 「え?」 目を白黒させる彼女の視界の隅で、ユキがベッドに仰向けになるのが目に見えた。 「いいじゃないか。君はまだ子供なんだ。おもらしなどいっぱいしてもかまわないさ」 少女の薄い胸を体に押しあてながら、久宜はベッドにある黄色いシミを指差した。 「ほら、見たまえ。したとしてもあの程度だ。何を気にする必要があるのかね」 「やだよ。はずかしい…… 睦月はいやいやと首を振った。同時に少女の髪から元来の甘さと栗の花の混じった匂いが ぷんぷんと久宜の鼻をつき、彼の情欲を一層かきたてた。 「フフフ。なんとも可愛いコトだ」 白い裸身を抱えたまま久宜はベッドによじ登り、ユキの足を跨ぎながら中腰になった。 「え……?」 「私ばかりが相手でもつまらないだろう?」 久宜は睦月の持ち方を変えた。それまで腋にあった手が太ももへと回り、肉づきのうすいそこ をがっちりと割り開きながら、睦月の足の付け根をユキの股間へと近づけた。 そこではパラシュートパンツのファスナーから痛々しいばかりに反りかえった肉茎が白い滴を 垂れ流し、睦月を待ち構えている。 「や、やだ。ほかのひととするなんて、ひさのりさんにわるいよ!」 色をなした睦月は何とか上体を捻って、久宜が唯一身に付けているネクタイに手をかけた。 「フフフ。その辺りは心配ない。ユキは私にとってかけがえのない弟であり最も信頼できる部下 だ。君としたとして私はさほど苦痛でもない」 「……ほんとう?」 「ああ、ほんとうだともさ」 睦月の気の緩みを察したのか、久宜は彼女をユキの足の上に落とした。 「さぁ、またがりなさい」 「で、でも……きゃっ」 耳たぶを舐められた睦月は身をくねらせ、あたかも尾を踏まれた子犬のようである。 そんな彼女の耳元から悪魔のような囁きが到来した。 「さっき私の上に乗った君は……その…………フフフフ。すごく可愛かったよ」 「可愛……いい?」 うわ言のように呟き瞳を蕩けさせると、睦月は夢遊病者のようなてつきでユキのペニスを手 に取り、秘裂に押し当てると一気に埋没させた。 「んっ……」 そのまま腰を上下させていたがやがて甘い息を吐きながらユキの体へと倒れ込み、口に握り 拳を当てながら、か細く喘ぎ始めた。しかし喘ぎながらも細い腰はユキの律動に合わせて艶め かしくくゆり、屹立をきゅうきゅうと締めつけている。 「さぁ、どうだいユキのモノの感想は」 「い、いえない。恥ずかし……あんっ」 華奢な肢体がぴくぴくと震えたのは、久宜の人差し指がぬぷぬぷと菊門に根本まで入って いたからだ。 「やだ、やだ! ぬいてよひさのりさん! またおもらししちゃ、ふぁああっ!!」 狭い孔の中で人差し指が鉤のように折れ曲がり、熱い肉襞をかき分ける。 「フフフ。あれだけの所業を私にしておいて今さら恥ずかしいも何もないものだ。いいたまえよ」 指に一層力が籠ると睦月はばらばらに乱れたウェーブヘアーの上でぎゅっと目をつぶり、喘 ぎ喘ぎ言葉を紡いだ。 「ひ、ひさのりさんのより」 ちゅくちゅくと淫靡な水音がユキと睦月の結合部から立ち上り、吐息はますます熱さを増す。 「すこしみじかくて……ほそくて…………ものたりないよー」 (このガキャァァァァァー!!!!! ユキは色を成して睦月を睨んだが、久宜はそんな彼を「まぁまぁ」となだめた。 「いいじゃないかユキ。男はサイズじゃない。技術だ。これから思う存分、この子にお前の技術 を味あわせてやればいい。フフ。私も協力させてもらうよ」 そういうと久宜は小さな菊門から指を引き抜き、代わりに自身の怒張を押しあてた。 「さわった感じ、ずいぶんこなれているようじゃないか」 「え……?」 力なく振り返った睦月が大きな瞳をさらに見開いて分かりやすい狼狽を浮かべるのを、久宜 は凄絶な笑みで観察した。 「そこ、おじいちゃんはさわるだけで、いれたことないよ……?」 「そうかね。まぁ、こなれているから二本差しでも大丈夫だろう」 「ひぎぃ!」 小さなすぼまりにめりめりと肉棒が侵入する感触するや、睦月は上体を海老のように跳ねあ がらせた。拡大しきった瞳孔は一瞬すべての光を失くし、小さな舌が開ききった口からだらしなく 垂れた。 「やだ……やだ……キツいよぉ! ぬいて、ぬいてぇ……」 崩れ落ち、ユキの首に手を回して涙と涎で顔をくしゃくしゃにする睦月だが、彼女の腰の動 きは止まらない。ユキと久宜のそれぞれの律動で勝手に動いているのか、自ら応じているの かわからないほど睦月は悩乱し、ぽろぽろと涙をこぼした。 「なぁに。すぐによくなるよ」 久宜の声が切羽詰ったのは、ただでさえ狭い肛門がユキとの淫猥極まる共同作業によって ますます狭くなりたまらない締め付けが襲ってくるからだ。それに加えて上下左右別々の律動 がたまらない刺激を与えてくる。女性経験のある久宜でも思わず法悦のため息を漏らすほど、 格別の快感であり、彼はよりそれを貪るために腰を動きを速めた。 すると眼下では幼い背中がますます快美に打ち震え、鮮やかな桜色に染まっていくからます ます征服欲をかきたてる。鎖骨のか細い凹凸も背の中心に長い陰影を落とす背骨も、腸液を 滴らせる幼い菊門も、総て総てとろけろとばかりに久宜は容赦なく睦月をついた。 ユキもいよいよ律動を早めていく。彼はむしろ兄に征服されんとする少女への嫉妬が多分に あり、多分にあるからこそ細い腰を引っ掴み奥底を叩きつけるように腰を動かした。 睦月の呼吸はいよいよ速くなり、背後から乳首を、正面から肉芽を同時につままれた瞬間、 彼女は絶頂に達した。 「ふぁ、ふぁああああああああああ!!」 攻めはそれだけでは終わらない。絶頂冷めやらぬ睦月は結合したまま久宜に抱えられ、ユ キにペニスを引き抜かれると、四つん這いにされた。 同時にまだぬらぬらと淫らに光るユキのペニスが半開きの口へと挿入された。 久宜も菊門からペニスを引き抜き、代わりに睦月の秘所へ挿入したが、甘い霞の中で息を つく睦月には分からなかった。 とにかくも彼女はしばらく犬のような姿勢で犯された。 当初は戸惑いを見せていた睦月も、行為が進むにつれてほつれ毛を噛みながら涙を流し、 律動にあえぐ他なかった。 もはや彼女の下腹部は腸液と愛液と精液の混合液でべとべとに汚れきり、ただただ背後か らの律動に甘い刺激を感じるだけの器官と成り果てている。とろけるように痺れた蜜壺の奥が 硬く熱いペニスにがつがつと突かれるたびに睦月は掠れた甘い叫びをあげ、或いは泣き、くしゃ くしゃの顔をシーツに擦りつけようとするも、ユキのペニスに喉奥まで犯されるのだ。 しばらく地獄のような快美の嵐が睦月の脳髄を襲撃し、やがて二人の放出とともに解放され た彼女は白い泥のようにベッドへ沈みこんだ。 だがそれは時間にして五分と持たなかった。 再び態勢は変わり、睦月は久宜にお尻を向ける形で跨っていた。 ユキはひとまず傍観するコトにした。 (やっぱ無粋だしな。アニキはせいぜい楽しめばいいさ) ポケットに手を入れながら、彼は退屈そうな伸びをした。一方、当事者たちは。 「おや、今度は顔を向けないのかね」 「だ、だってかおむけたら、ひさのりさん、わたしのむねさわってくるから」 刺激によって失禁する事を恐れているらしい。未熟な桃のようなお尻を久宜に向けてくゆくゆと 上下させると、睦月は久宜の太さを味わうようなストロークを描き始めた。 「はぁ……はぁ……」 久宜もそれに応じるようにピストン運動を繰り返し睦月の口から甘い喘ぎを漏らさせていたが やがて身を起して硬く尖りきった小さな乳首をつねりあげた。 「きゃう……だ、だめだよ…………せっかくうしろむいたの……に!」 ヒゲまみれの顎がカーテンを縫うように綺麗な髪をくぐり抜け、白い頸に軽いキスを見舞った。 「ふぁぁ」 それだけでも快美の睦月は片目を閉じてくすぐったそうに喘ぐのだ。 残る片目と目が合った。どちらからともなく顔を近づけ、キスをした。久宜は舌を入れると睦月 の輝くような歯列をなぞり、柔らかな歯茎を舐めまわすと、最後に舌を絡めた。 「んむ」 睦月はうっとりとされるがままになり、唾液を流し込まれるとそれも可愛い喉を鳴らして飲んだ。 そして目だけで笑われた久宜はますます高揚し、睦月の髪を五指で梳りつつ、少女の芯を突 き上げる。 「ふぁっ、ふぁあ!」 小さな体はそのたびにぶるぶると躍動し、快美の痙攣をきたし、そして悶えていく。 「やめて……また漏らしたらひさのりさんにかかっちゃうよぉ……」 なのに真赤な顔を振りかえらすと睦月はそんなコトをいうのである。 (一連の拒否は私を慮っての事なのか?) 久宜の胸にズキリとした痛みが走った。が、彼はそれを究明するよりも早く睦月から己の分身 を引き抜き、同時に彼女を仰向けした。 「ひさのり、さん……?」 目を白黒させる睦月は、しかし久宜の何事かを見抜いたらしく、細い足をM字にすると幼い 秘所に指を伸ばして割り開き、照れくさそうに微笑した。 「かかってもいいなら……いれて……いいよ」 刹那、久宜の熱い脈動は獣が飛びかかるような勢いで睦月に侵入し、内臓を食い荒らすよ うに激しく激しく凄まじく前後運動を開始した。 久宜の両手は睦月の太ももを握りしめ、痣よ付けとばかり粘土よりも深く指の形を押し付け て、肉棒から逃がすまいと激しい律動を繰り広げた。久宜の口からはかつてない激しい吐息 が漏れ、幼い秘所は肉棒の出し入れで色素の薄い花弁がめくれにめくれ、いよいよ白く粘った 愛液が太ももやお尻をねっとり垂れてシーツをも汚した。 ユキが茫然と見つめるほど久宜は荒れていた。荒れ狂っていた。 ついには睦月の体をくの字に折り曲げて、もはや抉るように蹂躙を始めたころ、睦月に限界が 訪れた。 「ふぁああああ! イク、イッちゃうううううう!!」 涙を散らしながら叫ぶ睦月の秘所は幼いながらに精いっぱいペニスを締め付け肉襞でぎゅう ぎゅうと愛撫した。 それに促される様に久宜は短く呻き、最奥まで肉棒を突き立てると精を放った。 亀頭は震えに震え、四・五回、爆発的な脈動を見せると際限なく白濁液を睦月の中へとびゅる びゅるびゅるびゅる流し込み、睦月はその感覚を最後に意識を手放した。 「やりすぎじゃねーかアニキ?」 「そ、そうだな。途中から少し調子に乗りすぎた……」 早坂兄弟は、焦点の定まらぬ瞳で甘美の息をはぁはぁとつく睦月を見下ろしながら困り果てた。 「私は手を出したくなかったんだが、先に手を出されてついついやってしまったよ。まぁいいユキ。 とりあえず宮迫社長に連絡を取って、それとなく今の行為が大丈夫だったか聞いてくれ。私は 彼女の様子を見ている」 「あいよ」 ユキが辞去すると、久宜は毛布を探して睦月にかけた。 「本当はただ、失禁した君が可愛かったから少しいじめたかっただけなのだよ。……フフフ。だ が、私たち兄弟が『少しだけ』相手をいじめるなど、最初から不可能だったのかもな。所詮ワル だから手を出せばああなってしまう。フフ、『やめておけばよかった』……私らしくもなく、そう思っ ているが、君には許しがたいだろうな」 ふぅとため息をつきながら、久宜はベッドの下に落ちている一葉の写真を見つけた。行為に 及ぶ前に取った写真だ。寝息を立てる睦月の周りに子猫が寄り添っている他愛もない写真。 睦月に鉤爪で服を斬られた時、一緒にバラバラになっていたかと思っていたが、奇跡的に残っ ていたらしい。 (今となっては、こういう景観だけを君に求めていたのかも知れないな。) しかしそれを久宜自身がブチ壊したワケで、彼は笑顔のままため息をついた。 もちろん、裸ネクタイのままである。 三日後。 「あ」 「あ!」 街角でバタリと睦月とでくわした久宜はツツーっと汗をかいた。 「ひさのりさんだー。子猫さんたちげんき?」 「あ、ああ。もちろんだとも。この私が飼育する以上、体調不良などは許さないからね」 サングラスのノーズパッドをくいと引き上げながら、久宜は困惑した。 (なぜ普通に話しているんだ。というかこの前の出来事は謝るべきか? 彼女は重要顧客の 孫、機嫌をとらねば何かとマズいというか、いや、というよりも) 本心は別な部分にあると理解しつつも、ワルはワルであるべきという信条ゆえに久宜はそ れを実行できない。 「この前のこと」 笑顔のまま久宜は凍りついた。 「べつにだいじょうぶだよー。ちょっとつらかったけどきもちよかったし。あ、でもお漏らしはない しょにしててね? やくそくだよ!」 睦月も笑顔で久宜を見上げると、「じゃ、またねー」と駆け去って行った。 (わからない少女だ) 茫然としながらも久宜は「まぁ、禍根がなければそれでいいか」と歩きだした。 終わり。
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1.相手の突きに対し、相手の手を左手で受ける 2.右手でも内側から掴み相手の腕を引っ張る。
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永久にドエロ永久童貞 by 侍見習い@相方 高校生になるまで本籍が北九州市戸畑だった 先祖は士族 関西在住(兵庫)→お引越し→東京在住 とりあえずエロコテ(たいぞう氏談) 生意気にも、みーちゃん(ぱぱさんの娘)に、おにいちゃんと呼んでもらえる ルル嬢を太らそうと目論む 今はなき韓一(ホロン)をブロンとは何かを教えた親切な人。 女装経験あり(ゲイバー) 男の娘とキス経験あり +... 814 : 丶`∀´ (´・ω・`)(`ハ´ )さん:2008/01/05(土) 12 22 17 ID nREsQND6 811 韓一 小児用ブロンを1ビン飲んでオナると腰が抜けるほどの快感だぞ。 819 :韓国世界一 ◆m8PZApKcNc :2008/01/05(土) 12 23 49 ID uVU2vFrB 814 前から気になってたけど ブロンって何?826 :Ta152 H-0 ◆Tank/Ja2RQ :2008/01/05(土) 12 27 12 ID ocK/uABe ?2BP(1024) 819 エスエスブロン液L ■エスエスブロン液Lは、せきやたんによく効くのみやすいシロップ剤です。 有効成分、臭化水素酸デキストロメトルファンは、非麻薬性の鎮咳成分で、延髄のせきコントロール中枢に作用し、苦しいせきをしずめます。 また、グアイフェネシンは、気管支筋の緊張をゆるめてせきをやわらげるとともに、気道粘膜の分泌機能を高めて、のどにからんだ粘稠なたんの排出をうながします。 ■希望小売価格 120mL 1,554円(税込み) ttp //www.ssp.co.jp/products/apf/c2/brl/prod.html 835 : 丶`∀´ (´・ω・`)(`ハ´ )さん:2008/01/05(土) 12 30 12 ID nREsQND6 828 バカ、小児用と書いただろう? 大人用は危険だが子供用だから危険はない。 使用するのは子供用だ、1ビン飲んでオナってみろ。 昇天するって、快感で。 そもそもこれって有名な方法だし841 :韓国世界一 ◆m8PZApKcNc :2008/01/05(土) 12 31 58 ID uVU2vFrB 833 835 836 量を守るってこと? 844 : 丶`∀´ (´・ω・`)(`ハ´ )さん:2008/01/05(土) 12 33 25 ID uVU2vFrBブロンどのくらい飲むの? 844 : 丶`∀´ (´・ω・`)(`ハ´ )さん:2008/01/05(土) 12 33 25 ID uVU2vFrBブロンどのくらい飲むの? 869 :韓国世界一 ◆m8PZApKcNc :2008/01/05(土) 13 02 06 ID uVU2vFrBブロン買ってきたぞ 全部飲むのか?874 :韓国世界一 ◆m8PZApKcNc :2008/01/05(土) 13 06 53 ID uVU2vFrB一回5mmって書いてある ちょっと飲んでみる 881 :韓国世界一 ◆m8PZApKcNc :2008/01/05(土) 13 13 13 ID uVU2vFrB特別な事は何も起こらなかった というか普通のオナニーだった スッキリしたからサウナに行ってくる じゃあ610 :韓国世界一 ◆m8PZApKcNc :2008/01/05(土) 19 12 41 ID uVU2vFrBみんな楽しそうだな このスレだけ見てると生き生きしてキラキラしてる お互い言いたいことを言い合えるのは ある意味良い事だと思えてきた 632 : 丶`∀´ (´・ω・`)(`ハ´ )さん:2008/01/05(土) 19 14 17 ID EFnjGs+I 610 韓一 ブロンは1本全部飲まないと効果ないぞ。 642 :韓国世界一 ◆m8PZApKcNc :2008/01/05(土) 19 15 03 ID uVU2vFrB 632 さっき全部飲んだよ でも何にもならない 688 :韓国世界一 ◆m8PZApKcNc :2008/01/05(土) 19 18 48 ID uVU2vFrB変な事言ってる韓国人はスルーだ 普通に韓国人の友達を作ってほしい とにかく韓国と日本は仲良くして頑張ってみる 693 : 丶`∀´ (´・ω・`)(`ハ´ )さん:2008/01/05(土) 19 19 16 ID qqbFcdsU在日は嫌いだけど韓一は憎めないんだよ・・・ 717 :韓国世界一 ◆m8PZApKcNc :2008/01/05(土) 19 20 57 ID uVU2vFrB 693 韓国人とか在日とか関係なく 嫌いなものは嫌い好きなものは好きでいいじゃないあk 737 :韓国世界一 ◆m8PZApKcNc :2008/01/05(土) 19 22 38 ID uVU2vFrBはううwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 744 : 丶`∀´ (´・ω・`)(`ハ´ )さん:2008/01/05(土) 19 23 14 ID EFnjGs+I 737韓一 どうした? 753 : 丶`∀´ (´・ω・`)(`ハ´ )さん:2008/01/05(土) 19 24 01 ID +HjDOEsm 737 ほんとに飲んだのかよ・・寝てしまえ 今日は酒飲むなよ 765 :韓国世界一 ◆m8PZApKcNc :2008/01/05(土) 19 25 17 ID uVU2vFrB俺だって好きな日本人は好きだし嫌いな日本人は嫌いだし好きな韓国人は好きだし嫌い穴韓国人は嫌いだから俺の言いたいことは分かってくれた778 : 丶`∀´ (´・ω・`)(`ハ´ )さん:2008/01/05(土) 19 26 14 ID EFnjGs+I 765 韓一・・・ ブロンが効いてきたようだな。(w 780 : 丶`∀´ (´・ω・`)(`ハ´ )さん:2008/01/05(土) 19 26 30 ID y3DvAkLW 765 さっさと帰って寝ろ 809 :韓国世界一 ◆m8PZApKcNc :2008/01/05(土) 19 29 42 ID uVU2vFrB韓国韓国韓国韓国韓国間虚空韓国ぁk韓国韓国韓国韓国韓国間っこ区韓国にhpんん日本ニホンン日本日本に保ん日本日本日本とにかくどっちm歩多し薄き大好きfっだからsfgfg818 :瀬戸内漁業協同組合☆支援機構@任侠 ◆2ChOkEpIcI :2008/01/05(土) 19 30 22 ID yG9t9sdF ?2BP(350) 809 ブロンまわりきったなw 819 :空気読めず ◆mAIImlFBRA :2008/01/05(土) 19 30 30 ID 1EFSuTaz 809 もう帰って寝ろWWW 820 : 丶`∀´ (´・ω・`)(`ハ´ )さん:2008/01/05(土) 19 30 39 ID XylgBS92 809 水飲め 821 : 丶`∀´ (´・ω・`)(`ハ´ )さん:2008/01/05(土) 19 30 41 ID HjmtGU/u 809 もちつけよ。 866 :韓国世界一 ◆m8PZApKcNc :2008/01/05(土) 19 35 38 ID uVU2vFrB902 :韓国世界一 ◆m8PZApKcNc :2008/01/05(土) 19 38 56 ID uVU2vFrB9000 910 : 丶`∀´ (´・ω・`)(`ハ´ )さん:2008/01/05(土) 19 39 24 ID dwsy9ZpK 902 なんだ? 預金残高か? 923 : 丶`∀´ (´・ω・`)(`ハ´ )さん:2008/01/05(土) 19 40 33 ID EFnjGs+I 902 韓一 今日は歩いて帰れ。 その状態で自転車は危険だ。(w 930 :韓国世界一 ◆m8PZApKcNc :2008/01/05(土) 19 41 40 ID uVU2vFrB 9223wかtかえrからもおおl 943 : 丶`∀´ (´・ω・`)(`ハ´ )さん:2008/01/05(土) 19 42 56 ID wV6JmpzO 930 家なんだな! 家からのレスなんだな! 959 :瀬戸内漁業協同組合☆支援機構@任侠 ◆2ChOkEpIcI :2008/01/05(土) 19 44 22 ID yG9t9sdF ?2BP(350) 943 よく読めたなw ♂からしかチョコ貰ったことがないらしい 様々な分野のスレに顔を出す エロ話も大好きである インフルエンザには勝った模様 元気でやれ 通報もするいい人現在3世帯送還済み未確認、2人 左耳にピアス痕アリ(10年経ってもダイジョウブ♪) 商売柄(サーバ屋)&あんまり買物をしないので、耐久消費財を買う時は、ランニングコストや信頼性にお金を払うことにしてるんですよ。 そのせいで、一点豪華主義とかブランド志向とか言われるんですけどねw 自分の常識で計っちゃいけませんね。 バイト先で男の娘とカップル扱いされた上に、BL系雑誌に投稿された経験がある。 【ODA】途上国援助 防衛費より少ない、もっと増やすべき 中国へのODAは戦後日本外交の成功物語の一つだ 信濃毎日新聞★2[10/03]http //kamome.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1286095273/252 名前:Ta152 H-0 ◆Tank/Ja2RQ [sage] 投稿日:2010/10/03(日) 18 35 26 ID zdCUFmUk [11/11] ?PLT(14444) 244ふはーははは何でも聞くがいいなんでも白状してやるぞバイト先で男の娘とカップル扱いされた上にBL系雑誌に投稿されたこともな 【ODA】途上国援助 防衛費より少ない、もっと増やすべき 中国へのODAは戦後日本外交の成功物語の一つだ 信濃毎日新聞★2[10/03] http //kamome.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1286095273/189,213 189 名前:Ta152 H-0 ◆Tank/Ja2RQ [sage] 投稿日:2010/10/03(日) 18 20 38 ID zdCUFmUk [9/11] ?PLT(14444) 180 妹なら二人いるし、年の離れてない女の親族なら母親の従姉妹から自分の従姉妹まで山盛りだ。 乳吸わせて貰ったこともあるわい。 213 名前:Ta152 H-0 ◆Tank/Ja2RQ [sage] 投稿日:2010/10/03(日) 18 25 01 ID zdCUFmUk [10/11] ?PLT(14444) 193,195,197 いや、母の従姉妹の僕より一回り年上のねえちゃん(実は双子だからって貰われてきた貰いっ子で血はつながってない)が、赤ちゃんごっこしようって風呂 の中で…… 【日中】海上保安庁が衝突事故の再現に対し、中国外務省が「証拠を集めても無効で無駄」と抗議★3[09/12]http //kamome.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1284301608/488488 名前:Ta152 H-0 ◆Tank/Ja2RQ [sage] 投稿日:2010/09/13(月) 01 20 20 ID COSwdvFP [8/10] 471いや、違うから。つーか、マジで少年時代女の子扱いだったのは秘密だから。 きゅうじょー きゅうじょー きゅじょ きゅじょ きゅーじょー♪けんぽう きゅうじょー♪9条信者の前でこの替え歌歌ったら、物凄い目で睨まれたw 名前:Ta152 H-0 ◆Tank/Ja2RQ [sage] 投稿日:2009/08/27(木) 20 38 39 ID frcy/0wX ?2BP(1433) 341おらっち、中学の担任の先生(その他数名)が、母者の前で泣いたそうです。「手に負えないけど、私が未熟なせい」って。別にDQNでもなんでもなく、素行不良もねえのに、授業の時に教師の無知をあざ笑ってるようだって……。天性の東亜牙魚だったのか?おらっちは。 450 名前:Ta152 H-0 ◆Tank/Ja2RQ [sage] 投稿日:2009/07/17(金) 19 49 46 ID eQgQRi8B ?2BP(1383) 僕の昔の彼女は、グラサンとぱんちゅで「仮面ライダー」ってやってくれましたが? とりあえず、「変態仮面では」と突っ込んだら、「仮面ライダー以外の何者でもない」と「ふおぉぉおおおおおっ」って……。 http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1271079494/【韓国/ロケット】宇宙強国の日本『失敗の成功学』を見習うべき/韓国メディア ★5 [10/04/12]60 名前:侍見習い@武士道 ◆VpTYy/KBUc [元在日三世 ウサギMASTERウイルスLv1に感染! ボーパルバニーLv20化&新米パパ] 投稿日:2010/04/12(月) 22 45 32 ID XdqJQIgh ?2BP(3333) 35お ま え か wwwまとめ人っているんだよね?命令だ。Ta152 H-0 ◆Tank/Ja2RQを永久にドエロ永久童貞と書いておけwww 857 名前: 丶`∀´ (´・ω・`)(`ハ´ )さん[sage] 投稿日:2009/07/24(金) 12 12 08 ID b/vGK9jW _ _ /~ヽ /~ヽ (。・-・) 食べないでよ (。・△・) だめだよ ゚し-J゚ ゚し-J゚ 889 名前:Ta152 H-0 ◆Tank/Ja2RQ [sage] 投稿日:2009/07/24(金) 12 15 06 ID auJRXlbr ?2BP(1383) 857うるせえ。ぷりんにちんこ突込んで、おなぬーするぞ。 中国】台湾製粉ミルクから有害細菌、死に至る危険性も[02/02]16 :Ta152 H-0 ◆Tank/Ja2RQ [sage]:2009/02/02(月) 16 29 48 ID 1fORF98l BE 498327348-2BP(1152) 11 君がょぅι゛ょ なら、わたしがおにいちゃんだ。 韓国】「日本のアニメ、フリーチャルで見よう!」[02/01]273 :Ta152 H-0 ◆Tank/Ja2RQ [sage]:2009/02/01(日) 12 16 54 ID 1i8JglRx BE 545044875-2BP(1152) 247 僕は日本人だけど、伝承では鬼やらなにやら混じってる。 韓国】「経済指標ショック」、通貨危機時よりも深刻[01/27]591 :Ta152 H-0 ◆Tank/Ja2RQ [sage]:2009/01/27(火) 20 30 21 ID H9V4jQ9R BE 1121234898-2BP(1152) 560 うむ。 「お兄ちゃん。妊娠しちゃいます」とか言って、えっちなことばっかりする血のつながらない妹がなあw 健康な男子の夢である。 断言。 血のつながらない姉でも可。 ━━━━体はロリで出来ている血潮は萌で 所業は鬼畜幾たびの排斥を越えて無罪ただ一度の逮捕はなくただ一度の訴訟もなし彼の者はここに孤り 機会あらば幼女に酔うならば我が生涯に倫理は不要ずこの体は無限のロリで出来ていた 彼女が生理で性欲をもてあます書院に対して491 名前:Ta152 H-0 ◆Tank/Ja2RQ [sage] 投稿日:2009/03/07(土) 18 54 26 ID HIGGoRJn ?2BP(1155) 482ア●ルを開発なさい。 659 名前: 丶`∀´ (´・ω・`)(`ハ´ )さん[] 投稿日:2009/03/08(日) 13 01 13 ID Ax6OAAc4 630傘さしているの日本人か?困っている人を助けないなんてほんと薄情だな。落ちぶれたとはいえ世界第二位のGDPである日本が難民を受け入れない、ODAの拠出額が最低なのも納得できる687 名前:Ta152 H-0 ◆Tank/Ja2RQ [sage] 投稿日:2009/03/08(日) 13 05 09 ID mPr48q6Y ?2BP(1155) 659こっちの方が良かったか? 邪魔だ. ∧__∧ ( .´∀`)∧∧l||l /⌒ ,つ⌒ヽ (___ ( __)"''"" "'゙''` '゙ ゙゚' ''' '' ''' ゚` ゙ ゚ ゙''` 「なあ、僕と付き合わないか?前から、人妻というのに興味があったんだ」と口説いて見たんですよ。そうしたら、上から打ち下ろすショートフックをテンプルに叩き込まれた。腰の入ったいいパンチですた。 おいw 481 名前:Ta152 H-0 ◆Tank/Ja2RQ [sage] 投稿日:2009/06/13(土) 15 15 24 ID Z6boOAc6 ?2BP(1234) 447けけーけけっけw放射性物質の出ないなんちゃって核爆弾がどうしたい?はようてw撃ってみろよ。白丁ww なんというおそるべき性欲のお方w -- 東亜書院 (2009-04-22 10 42 50) うーん?僕は仕事で防衛省等の後方システムに関わったことあっても、自衛官だったことはないんですが。 -- Ta152 H-0 (2009-06-24 15 48 25) ぬこさんと仲良し。ぱぱはうらやましい・・・ -- ぱぱ (2009-06-28 00 11 04) 今は、東京在住です -- たんく (2009-10-04 18 43 10) なんというまとめ人鬼畜 -- 名無しさん (2010-04-12 23 13 50) 名実共にド!エロの鬼かつ童貞の鬼ですなw -- 名無しさん (2010-04-13 01 00 43) 博識な方だと密かに瞻仰しておりましたが、まさかこんなエロエロだったとは!まんまと騙されました! -- 或るハン板者 (2010-11-16 01 27 34) ↑博識じゃないですか、あらゆる方面でwエロもその一つですw -- ゼンマイ (2010-11-16 07 53 28) ↑な、なるほど。確かに本朝において愛欲は芸術・文学の不可欠なる要素…となれば彼の超弩級エロもごく自然なこと…僕が浅はかでした…。 -- 或るハン板者 (2010-11-17 05 26 29) ↑とんでもない、ただし、もう一つ言うなれば、すべてはエロから始まりエロで終わるのですw -- ゼンマイ (2010-11-25 01 16 35) 名前 コメント
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【作品名】ナイフの行方 【ジャンル】NHKドラマ 【名前】根本拓自 【属性】松本幸四郎 【大きさ】身長175cmほどの70代男性並み 【攻撃力】ナイフを装備。合気道でナイフを持った青年男性を投げて組み伏せ、ナイフを奪える。 蹴り一発で成人男性の足を骨折させ、全治1ヶ月の怪我を負わせる 【防御力】合気道が使える鍛えた70代男性並み 【素早さ】反応・戦闘速度が青年男性以上の鍛えた70代男性並み 【長所】現役なら殺していた 【短所】万事が軽い vol.108 参戦 vol.109 25 :格無しさん:2015/03/06(金) 20 30 22.00 ID oeiDoo+m 根本拓自考察 見た感じ格闘家~達人並みスペックにすることもできそうだけど、テンプレに従って耐久・速度は鍛えた人並みとする。 格闘家のカラテカ以下、攻撃だけ高いババア以上なのでその間を見る。 ○ババア 先手攻撃勝ち ○漢田豪 どちらも耐久・速度が同等で刃物装備なので、攻撃力の分こちらが有利か ×氷室鐘 格闘家スペックなので無理 ×井江田孝 全身刃物はきついかな ×巫部梓 鍛えた人なら一言言われるほうが速いだろう。負け ×平田平男 格闘家スペックは無理 氷室鐘>根本拓自>漢田豪 (後略)
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松森 寛 役職 岡山県スポーツチャンバラ協会 理事 岡山市スポーツチャンバラ協会 インストラクター 経歴 剣道初段、弓道初段、合気道1級 大学2年時、合気道をやめて子どもたちに自然体験を教える市民サークル参加。 その際にスポーツチャンバラの師範が来て意気投合。 そのまま岡山理科大学にスポチャンサークルを創設。 今までマイナースポーツだったスポチャンを国体に参加するため、地味な普及活動を行う。 活動の結果、国体の番号を頂き、デモストレーション競技として参加を認められる。 岡山国体に参加。 父の病気をきっかけに長崎へ。 長崎県大村市にてスポチャンクラブ創設。 仕事のご縁で、再度岡山へ。 現在、岡山県理事。 保有段級/資格 本部サイトを参照 得意種目 楯小太刀、長剣両手 スタイル トリッキー インファイター 大会記録 過去の大会記録 + ... 平成13年 西日本大会 異種 一般の部 準優勝 平成16年 全日本選手権大会 小太刀 一般の部 準優勝 平成17年 岡山国体 長剣 一般の部 敢闘賞 第2回玉野市大会(2003年) 異種 一般男子の部 優勝 第7回岡山県大会(2004年) 長剣 一般男子の部 優勝 第8回岡山県大会(2005年) 基本動作 一般男子の部 第三位 第14回総社市大会(2015年) 長剣 一般有段の部 敢闘賞 世界大会(2023年) 参加賞 写真 コメント 名前 コメント
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引き倒しと同じように相手の手を引き、 相手の後ろに左足から体を入れながら、 相手の腕を捻じ曲げる。
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『Diver s shellⅡ』 第四話 「仕事? 遊び?(中)」 なんてこった。死ぬかと思った。 指差した岩を目標に泳ぐという単純かつ簡単な事柄は、ジュリアに大自然の驚異を思い知らせることになった。大げさな言い方を取っ払うと、岩が思った以上に遠い場所にあったために途中で力尽き、溺れて死に掛けたのだ。 体力が切れてくると呼吸しても呼吸したように感じられなくなって、体に鉛をくくりつけたように重圧がかかる。海の藻屑に、という文字の配列が脳裏に浮かぶ前に、横から救助の手が伸ばされた。 幸い後ろからついてきていたオルカは泳ぎが得意だった。徐々に沈み行くジュリアを担ぎ上げて、必死の形相で岩までたどり着いて引き上げたのだった。 「はーッ、ごほっ、ごほっ………あ゛、くそぉ……、うぐっ」 「だから、言わんこっちゃない……!」 意識が飛びそうだった。 岩は遠くから見たときは分からなかったが、研磨されたようにツルツルで、丁度二人の人間が寝転べるような大きさであった。 海水を大量に飲んで鼻と気道にも入れてしまったジュリア。彼女を岩に横たえたオルカは、怒る一方でどうしていいのかわからず見下ろすばかり。呼吸が停止していたら人工呼吸をするなりなんなりが可能でろうが、相手は意識を失っていない。 ジュリアは、両手足に力を入れたまま、オルカに見せまいとして俯いてから海水をげぼりと吐き出す。僅かに酸性の味がした。何度も何度も呼吸して、ようやく収まってきた。体を反転して寝転がる。 顔は呼吸のし過ぎで真っ赤だ。眼に海水が入ってしまった所為もあり、充血している。病人のような外見となったジュリアは、心配そうに見下ろしてくるオルカに軽く手を振った。 「さんきゅーな。危うくお魚のエサになるところだった……けほっ、……あ~喉痛い」 ジュリアの状態は酷いもの。前髪はバラけて顔に張り付き、鼻水やら涙でぐしゃぐしゃ。声は海水のお陰でガラガラ。それでも、なんというべきか、普段は見られない色気のようなものが浮き出ているようでもある。 対するオルカは、それよりも彼女のことが心配で、両手で念を送るような妙な動きをしている。触ろうとする動きと自制の動きが絶妙なバランスで組み合わさった結果だろうか。 ジュリアは、自分の水着の裾を握って力をこめる。そしてやっとのことで上半身を起こし、妙なパントマイムを絶賛続行中のオルカを見る。笑おうとする元気はなかった。 「……ありがとう……。いやー、オルカが泳ぎが得意で助かった」 「そんなこと言って、もしも俺が得意じゃなかったらどうするつもりだったんだよ。二人して遭難はゴメンだぞ」 心配は徐々に怒りに変わってくる。無茶をした幼馴染に説教しようと口調を荒げてあぐらで眼を吊り上げたオルカ。口調からは敬語が飛んで乱暴さが交じっている。 朧雑じる思考。オルカの優男顔が怒っている。髪の毛をかき上げてオールバックに近い髪型にして、見える見えない程度に笑みを浮かべた。 「……ははーん。謎が解けたぞ。お前って動揺したりすると昔の喋り方になんだな」 「はぁ? 死にかけて……………ぁ」 オルカ、硬直す。ジュリア、にんまりと笑う。ぱきんと音をしても可笑しくなかった。 自分が敬語抜きな言葉遣いだったのに気がついたが時既に遅し。慌てて両手を顔の前にやって『違う』を表現するが、ジュリアの顔から笑みが消えなかった。 オルカが首をぶるんぶるん振るものだから、長めの髪から水が飛ぶ。 「違いますよ! 違いますから! 溺れたヒトを助けたくてですね!」 「違う違うって何が違うのやら。そんなことより水持ってないか?」 「水? あるわけないでしょう。海水なら星を覆い尽くすほどありますけど」 「だよなー……海水飲んだらまた喉渇いちゃうし……」 ジュリアの言葉にオルカが海水を指差した。 たとえば海水を、いや、唯の塩水でも、お汁粉でも、味の濃い飲み物を大量に飲んだとしよう。結果はどうなるかといえば水分が欲しくなる。人体は常に体の塩分量を調整しようとするのだ。 だが、考えてみれば分かること。2kmか、3kmか、元居た入り江は遥か彼方にあって戻るのは骨。そして当然水筒を携帯しているわけもなく、偶然岩の上に水の入ったペットボトルがあるわけもない。無論水道など通ってない。 ジュリアは、口の中の塩っけを唾液に混ぜて海に吐き出し、小さく舌を出した。すぐ真じかまで迫る海面を何をするでもなく見つめれば、ちゃぷちゃぷと岩に海水がぶつかって小競り合いをしている。 ジュリアは両脚を曲げて体育座りをすると、両腕を交差させて乗せてその上に頭を置く。一拍ほどの時間を置いて遠くにある入り江に視線を移動させ、憂鬱そうな溜息をついた。 彼女の隣に座ったオルカも似たような体勢になる。 海面が揺れている。沖から来るのかどうかは分からないが揺れている。熱い太陽の放射を浴びた波が煌き、乱反射しつつも整合された見事な宝石を作る。 「帰る自信ないなぁ……。私を担いでいけるのは居ないかな~?」 「……やりませんよ。絶対にやりませんからね」 「やれよ、色男」 妙な甘みを孕んだ声がジュリアの喉から出てくる。顔だけ傾け、オルカを見つめる。髪の毛が重力に従って垂れ下がり、雫が落ちた。 ジュリアの赤い瞳に見つめられて、視線を合わせると、いつまでもそうしていたくなる。そんな奇妙な感覚を覚えてしまったオルカ。ふん、と鼻を鳴らして眼を海へと向ける。 日が落ちて暗くなるのはまだまだ先。これでもかと燃える太陽が濡れた体を乾かしていく。最初冷たかった潮風も緩んできた。 口の中の塩をまた吐き出したジュリアは、オルカと同じように海面を見た。 ジュリアの指が水着の位置を直す。水が滴って指から岩に落ちる。 「体力全開になるまでここで話でもしよう。色々あんでしょ、昔のこととか」 「話……ですか?」 「うん」 「ジュリアからどうぞ」 「ふーん。レディーファーストって感じ?」 「いえ特に他意はないです」 「そうか。やっぱオルカからで」 「うぅむ……」 沈黙。 沈黙を、男が破った。 「孤児院で働くのは、かなり始めのほうから考えてましたね」 「ふーん……」 「一生懸命世話してくれて、ああこの人達ってかっこいいなぁ、自分もこうなりたいなぁ……って」 「なるほど。そんな素振りは無かったけどな。私の主観では」 「そうかもしれませんね。ジュリアと遊んでる時はそんなことは頭にありませんでしたから」 オルカはそういって話を切ると、目にかかっていた邪魔な髪を真ん中で分ける。海水が乾燥して白くなって顔に張り付いている。 波音。風の音。 強風に煽られた二人の髪が揺れ、ジュリアは脚を引き寄せて両腕で抱いた。ニコチンが不足してきたのを全身が伝える。だが、吸うためには帰ることが必須だ。なにせ本体も着火装置もないのだから。 「私は――孤児院によく出入りしてたダイバーに憧れて今仕事にしてるって感じかな」 「短いですね」 「うるさい。いいだろ、簡潔に纏めたんだよ」 「分かってますよ」 「……ふん」 その後も孤児院での話やら世間話やらで時間が経っていく。最後に最近美味しかったお酒について話して、ぷつりと会話が途切れた。 オルカの口が開いたり閉じたりを繰り返す。柔和な瞳が苦悩に染まり、細く締まった視線が海からジュリアの横顔へと向けられた。 「ジュリアは―――……好きな人はいますか?」 「……は……はぁ?」 ジュリアの素っ頓狂な声が岩の上に響いた。 ユトは両手に粘り気のあるオイルを垂らして広げると、目の前の人物の背中に塗ろうとしてごくりと唾を飲み込んだ。心臓が動悸でバーニアでカオスがマッハ……そうとしか言えない。 うつ伏せになって赤の水着の上を外したままでリラックスしているメリッサ。悪戯な笑みを浮かべ、ユトの方を見ると、片手を上げて指をくいくいと動かした。ご丁寧にポニーテールは横にどけられている。 よくよく見れば……否、見なくても分かる、そこ。形のいい二つの胸がビニールシートに押し付けられて形を変えている。横からしか見えないのがまた官能を誘う。彼女は明らかに狙っていた。 「塗ってよ」 「……お、俺がやらないといけない?」 「うん。他の人じゃヤダ」 「分かった。塗らせて頂きますっ……」 燦々と照りつける太陽の下。ビーチバレーという名の超人バトルが行われている場所から少し距離をとった場所に二人はいた。 パラソル、アニメのキャラが印刷されたビニールシート、長椅子、飲み物の入ったクーラーボックス。完璧なバカンスの準備であった。 日焼け止めのオイルを塗るという、男性にしたら核弾頭を一人で運搬させられる並に困難な大役を仰せつかったユトは、暑さからくる汗とは別の汗を額に浮かばせながら、両手をメリッサの背中に触れさせると、力を込めないように広げていく。 メリッサが時々色っぽい声を上げるのは気のせいだ。気のせいと信じたい。 そう脳に刻み込みつつ、背中から腰、肩、と満遍なく塗る。 ユトの理性が言った。 『交戦は許可出来ない。全力で回避せよ』。 もう、意味が分からない。 「ね~え。結婚したんだからオイル塗るくらいいいじゃないって思うんだケド」 「みんなが見てるから恥ずかしくて死にそうなんだよっ」 二人の指にはサイズこそ違うが同じ型の銀指輪が光っている。 彼の言うみんなとは、オヤジやニコラスやエリアーヌにクラウディアのことであろう。ジュリアとオルカの姿は何故か見えない。泳ぎに行ったのか。 ユトとメリッサが、見てるこっちが恥ずかしくなるいちゃつきを発揮している一方で、ビーチバレー組みは地獄と化していた。 オヤジがボールを上に放り上げ――絶叫と共に手を叩きつけてサーブ。 「うおおおおおりゃあああああァ!!!」 ばきゅんッ! 素人とも思えぬ剛速球がニコラスとクラウディアのコートに発射されん。 「はいっ!!」 クラウディアが砂上をスライディングするように受けて上空に上げ、 「キタコレ!」 隠す面積が妙に少ない水着のニコラスがトスし、 「貰ったッ!」 クラウディアによる全身をしならせた一撃がオヤジとエリアーヌのコートに射出された。 咄嗟に反応したエリアーヌであったが、弩級の速度に間に合わず、顔面でボールを受けてしまいその場に倒れた。可愛い悲鳴が上がる。 「うみゅ!?」 ボールがエリアーヌの顔に衝突して天高く跳ね上がった。瞬時にオヤジが落下地点へと割り込む。砂が舞う。 オヤジ、エリアーヌが盛大にコケているのを理解してか、腕を振り上げてニコラス&クラウディアのコートへと叩き込まんと。 「せいやぁ!!」 「HAHAHA! そうはいかないぜ!」 だがニコラスに受け止められてしまう。見事なアンダートス。ビーチボールがくるくると遅い回転をしながらクラウディアに託される。クラウディア、眼をボールに固定し、胸を大きく揺れさせながら両手で作った輪で上に押し上げた。 エリアーヌが立ち上がって、ボールが命中して赤くなった顔を撫でる。そうしている間でニコラスが地面を蹴って跳躍し、体を一回転させながら腕をバットに見立てて疾風の速度でボールを相手コートに叩き込んだ。 ばんッ。エリアーヌの直ぐ側にボールが落ちる。 ニコラスとクラウィアは欧米風のリアクションで手と手をぱむと叩き合わせた。 「やるじゃねぇのよお姉さん!」 「当ったり前じゃない、私よ? 私。私だもん」 ラテンなノリの二人は、汗を接着剤に張り付いた砂を気にするでもなく、喜びを全身で表現している。 一方で、自分がヘマをした所為で一点取られたことにやっと気がついた様子のエリアーヌ。赤みの残る鼻筋を手で押さえ、涙を滲ませながら今しがたボールがめり込んだ砂地を見つめる。 「ぁ、……入っちゃった」 エリアーヌは今にも決壊しそうな顔でオヤジを見遣る。だがオヤジは怒らずに、エリアーヌの小さな頭に大きな手を乗せて見せた。下からオヤジを見ると胸毛が目立つ。黒い毛が大盛りである。 大きくガサガザの手がエリアーヌの猫の体毛のように細い毛をぐしゃぐしゃにする。傍から見れば親子のようだ。それも父親と娘。クラウディアが無理矢理着せた学校指定の紺色の水着(女性用)が妙に似合う彼は女の子にしか見えなかった。 オヤジが大声でガハハと笑った。 「イイってことよ。次取り返せばいい。……っと、そろそろ休憩いれねェとばたんきゅーになっちまうな」 水分補給は大切だ。自分やニコラスといった体格が良く体力のある連中からしたらたいしたことは無くても、小柄で体力の無いエリアーヌには致命傷になりかねない。事実学校指定の水着に染みが出来るほどの汗が出ている。 いつのまにかカンフーもどきの体術で格闘をおっぱじめていたニコラスとクラウディアの方を向くと、声をかけんと。 「お二人さん、そろそろ休憩でもしようか」 「休憩? オレはまだピンピン―――いやビンビン―――」 ニコラスが、両手で格闘の構えをしたままオヤジとエリアーヌの方を向いた。 瞬ッッ! その頭に、クラウディアの華麗な上段の前蹴りが突入して、後ろに卒倒させた。クラウディアは申し訳無さそうな顔をしながらも足を戻す。防御を怠った罰か。命中時に、こきゃっ、とか音がした。 「ぐぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおォぉぉぉおおぉ!?」 「あっ。ごっめ~ん! 当たっちゃった?」 頭を押さえて絶叫するニコラス。防御も無しにモロに蹴りを喰らってしまったのだ、その苦痛は予想外のものであろう。気持ちの悪い動きで身をくねらせながら海の方に転がっていく。 「待って~!」 「うぉおおおおおおおおおおおおっ!」 クラウディアが追撃をせんと駆け出す。ニコラス、転がる速度を体の輪郭が消えるほどに加速させ、海にまっしぐらに向かっていく。体に砂がついて大変なことになっているが気にした様子は無い。 「あはは………速いですね」 「蹴りが当たったとき首が向いてはならない方向に曲がったような……いやいいか。補給だ、水分補給」 何がなにやら。海に向かって行った二人の後姿に小さく笑ったエリアーヌ。オヤジはニコラスの耐久性に感心して顎を撫でた。 オヤジとエリアーヌは、クーラーボックスやパラソルと折りたたみ式の机がある場所にたどり着くと、水分摂取の為にスポーツドリンクの蓋を開けた。グレープフルーツ味のそれは、遊んだ後の所為か格段に甘く感じられた。 二人はほっと息をつくと、各々見たい方向を見遣る。クーラーボックスの下に敷かれたシートに無意識に女の子座りのエリアーヌは、どことなく羨ましそうな色を含んだ視線をユトとメリッサの方に向ける。スポーツドリンクのボトルに口をつけてから蓋を閉めた。 ユトとメリッサが居る場所はそう遠くないのに、何やら入りがたい独特の空気を作り上げている。初々しさの残るカップル独特の甘い空気。二人は並ぶように座って話しており、時々指輪を見せ合ったり、顔を見つめあったり。見てるこっちが恥ずかしい。 オヤジはにやにやした眼でいちゃいちゃ組一瞥すると、飲み物を机に置いて、立ち上がった。白髪交じりの髪が塩気を帯びてべとついている。 「エリアーヌ、海に行くぞ」 「ぁ、はい。……そういえば、ジュリアさんとオルカさんはどこに行ったんでしょうか?」 先ほどから姿の見えないジュリアとオルカ。二人の関係と事情をある程度把握して、更に『情報』も掴んでいるエリアーヌは、好奇心に眼を輝かせてオヤジに質問する。 オヤジは、エリアーヌを立たせると、海へと歩き出した。非常にどうでも良いことだが胸毛が風に揺れている。本当にどうでもいい。 エリアーヌの栗色の髪の毛が海風にふわりふわりと揺れている。こっちは見るに値する美しさである。どうでもよくない。学校指定の紺色水着(女性用)と、小柄で細い体型はその手の性癖の人間を釣れそうなほど。問題は男性ということか。 髪の毛を掻き上げたオヤジは、塩気がありつつも爽やかな海風に目を細めると、太陽を仰ぎ見た。 「……きっとヨロシクやってることだろうよ?」 そう言って、ニコラスとクラウディアの水合戦に加勢せんと走り出した。 その後ユトとメリッサも参加したという。 簡潔に言うと、よく分からないというのが答えだった。 彼女……ジュリアは、話に聞く『恋愛』なるものを経験しないで育ってきてしまった女性であった。 それもそうかもしれない。孤児院では仲間に馴染めない連中や、心に傷を負った連中がたくさん居た。恋愛に発展する以前に接触を拒む子も居たのだ。 その後のダイバーになるための訓練では、女性の師匠に教わって、潜水の世界にどっぷりハマりこんだ。その師匠が高飛車でレズビアンだったから困る。男性に触れる機会も無く、文字通り女に埋もれて生活してきた。 男臭いならぬ女臭い環境が全てであった彼女が、男性と恋愛をしたことが無いのは仕方があるまい。 ジュリアは、開けた口を閉じることを忘れて考え込む。岩の硬い感触が臀部に食い込んできたのを感じ、体をもぞもぞと動かして調整した。 オルカがごくりと唾を飲む。ジュリアの一挙手一投足に注目するように。 「……好きな人……好きな人……好きな、人。……好きな人ぉ? 居ないな、そんなの。正直好きって何かも良く分かってないのに、どうして好きな人が居るのやら」 蒼天を見上げて、喉を手で擦りながら、言葉の一つ一つを厳選して搾り出す。曖昧でありながらも今の彼女の心情を表現するには十分過ぎる内容の言葉がオルカの耳を叩く。 オルカの顔が微妙な変化を見せた。嬉しいような悲しいような表情だ。 「そ、そうですか。良かった」 「? 良かった?」 「なんでもありませんよ! こちらの話です!」 「ふぅーん。そうか」 焦りまくって顔を真っ赤にする男に、冷静な態度を崩さない女。『あわあわ』状態のオルカを見ているのが楽しいらしく、ジュリアは口元を持ち上げて笑って、比較的強めに相手の背中を叩いた。オルカが痛そうに咳き込んだ。 波音静か、空気は清浄かつ美味新鮮。 二人は入り江を見つめたまま押し黙った。時計を持ってきていないから感覚で時間を測るほかない。余りのんびりしていると日が暮れて帰れなくなる。ダイバーを生業とするジュリアは海の怖さと深さをオルカ以上に知っている。というか先ほども思い知らされた。 「行こう。夕方の海を泳ぐなんてぞっとする」 「そうですね。唯でさえ泳げないのに……」 「……うっさい、これから練習すればいいんだよ、泳ぎなんて」 「ダイバーなのに?」 「……違う、ダイバーだから………シリアスっぽくなるのは何でだろう?」 二人は立ち上がると、海水という道を走破せんと改めて準備運動をし始めた。 その後の皆の行動はまるっきりバカンスにきた観光客のようであった。否、その後というより今の今までそうとしか思えない。 遊んで、夕飯に砂浜でバーベキュー。 オヤジとニコラスの怒涛の格闘は熾烈を極め、レフリーとして入ったはずのクラウディアが一人勝ち。最後に強制的に参加させられたオルカとユトだが、女性陣に圧倒されるばかり。女性は強し。 焚き火と酒盛り。 ニコラスが持ってきた花火は夏の夜闇に全弾撃ちつくされ、火薬の煙にエリアーヌが咳をする。 ユトとメリッサを残して皆がジュリアとクラウディアのクルーザーで寝る。空気を読んだとカップル以外の人間は口を揃えて発言した。 兎にも角にも、仕事をしにきたことを思い出せた人間は一人も居なくて。 次の日に思い出せる―――のだろうか? 【終】 (次回に続く) ↓ 感想をどうぞ(クリックすると開きます) +... 名前
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月の海の底の底、七つの試練の彼方の宝。 光によって象られた疑似霊子の頭脳は、あらゆる奇跡を再現する。 これは太陽系最古のオーパーツ。星の方舟と成り得るアーティファクト。遠い昔に下された地球観測の命令(オーダー)をその消滅まで遂行し続ける史上最大の量子コンピューター。 全ての生命、全ての生態、生命の誕生、進化、人類の発生、文明の拡大、歴史、思想……そして魂。全地球の記録にして設計図。神の遺した自動書記装置。七つの階層からなる、七天の聖杯(セブンスヘブン・アートグラフ)。 ――ムーンセル・オートマトン。かつて、人はこれをそう呼んだ。 ムーンセルは自らの内へとヒトを招き入れ、極限環境……聖杯戦争を主催する。生死の垣根が希薄化された空間の中で人間の精神は如何なる姿を見せるのか。それを観察し、記録する為に、月は願いと言う餌を吊り下げて魔術師と言う観察対象の到来を待ち続けた。そして、幾度となく舞台を演じ続けた。 完全無欠の演算と人類の感覚からすれば殆ど無限に等しい情報量。ムーンセルによって聖杯戦争は恙なく行われ、その度英霊達の戦いは繰り返された。だが――月はある時、小さな綻びが生まれたのをきっかけに狂い始めた。精微とは正反対の混沌へと、大義を忘れて墜落し始めた。 聖杯戦争の最終局面、人類史に名高き最高位英霊同士の激突。 最大火力の宝具が真っ向から激突した事で発生した有り得ざる事態。――SE.RA.PHに生じた、幅数ミリ程度の"孔"。 それを見逃さなかったのは、敗者となった魔術師の方だった。消滅し行く身体で以って、彼は聖杯戦争そのものへの八つ当たりに打って出たのだ。大出力宝具、再放射。修復の始まった空孔を抉じ開け、積み上げた技術の全てを用いてその向こう側に己の従僕の全霊を届かせる。放った光が消えた時には既に、月には無視出来ぬ欠陥が生じていた。 勝者となった男は此処まで生き延びただけはあり、実に優れた魔術師だったが……最悪な事に、途轍もなく巨大な野心を抱える人物であった。故に彼はムーンセルの修復が追い付く前に、大いなる月にとある命令(オーダー)を実行させる。聖杯戦争の勝者として、本来届き得ぬ願いの成就を月に求めた。如何に戦争を勝ち抜いた勝者と言えど、絶対に罷り通る筈のない混沌の大望を。 その果てに――月は破滅した。 全ての歯車が噛み合い過ぎた世界だった。 一切の異分子が生まれず、月の聖杯戦争が停滞を忌んだ網霊の手で作り変えられる事もなかった世界。 白紙の少女が足を踏み入れ、数多の戦いの末に誉れある結末に至る事のなかった世界。 多くのものが救われぬまま、或いは生まれる事すらないままに消えていった世界。 故に、全ては救われない。月の聖杯は大岩が川の流れで削られていくが如く混沌の中でその在り方を変質させていき、長い年月の末、此度の物語を生み落とした。 狂乱の月が新たに得た銘は『Chaos.Cell』――これは、創世神話を呼び覚ます為の英雄譚、その序曲である。 ◇ ◆ 「その男は確かに優秀だったのだろうさ。だが、欲を掻き過ぎた。自身が優秀ではあっても決して傑物ではない、その一点を月の征服者は見誤った――故に末路は憐れな物だったと聞いている。際限なく増え続ける多元宇宙とのパス、流入する魔力の濁流を前に、最後まで呆けた面を浮かべたまま溺死したそうだ」 征服者は、世界の外の叡智を求めた。 彼方に広がる無数の多元宇宙を、ムーンセルという名の天体望遠鏡で以って観測しようと試みた。そして"あちら側"に干渉し、更なる力を手にして自身をより高き者に昇華させんとして――当たり前のように失敗し、死んだ。残ったのは世界の垣根さえ飛び越えて人間を集め、聖杯戦争を繰り返す混沌の天体『Chaos.Cell』のみ。 「然し私は、彼を愚かな者とは思わない。寧ろその逆だ。最終的に失敗こそしたが、力のみを求道して別世界にまで希求の手を伸ばす貪欲さ、危険を顧みない勇猛さ。尊重するとも、彼はまさしく勝者の座に相応しい者だったのだと。……では、彼には一体何が足りなかったのか」 硝子の奥の蒼眼を笑みに細めながら、裁定者の権限を与えられたサーヴァントは語る。 余程楽しいのか、その語り口は極めて饒舌だった。声の調子からも、彼が理知的で聡明な人物である事が伝わってくる。 「私が思うに、彼に不足していたのは意思の力なのだ。力を求める欲望ばかりが先行して、どんな運命が待ち受けようとも跳ね除けてやると言う鋼の意思を築き上げる事を疎かにしてしまった。だから土壇場で、勝利を引き寄せる事が出来なかった」 にも関わらず、その口にした内容は荒唐無稽極まる物だった。 足りなかったのは鋼の如き意思。もっと簡単な言葉に直すなら、気合とか根性とか、そういう風に形容される概念。 あろうことかこの男は、碩学然とした真剣な顔で、精神論を語り始めたのだ。月を結果として混沌の海に変えてしまった先人に、もしも屈強で堅牢な鋼の意思が備わっていたならば、きっと彼は望み通りに至高の力と叡智を手にする事が出来た。そんな馬鹿げた話を、不敵な笑みを浮かべながら語り聞かせる。 堪らず、教会の座椅子に腰掛けたもう一人――彼のマスターに当たる少女が呆れたような溜息を吐き出した。 「そんな事は有り得ないと言いたげだな、マスターよ。まあ、信じられないのも無理はないとも。仮に私が君の立場だったとして、いきなりこんな話をされたなら十中八九激務で頭が病んでしまったのだと思うだろうからな。然し有るのだよ、そういう事が。居るのだよ、そういう人種が。想いの力、燃え上がる勇気で現実を平伏させる、誇らしき光の体現者が」 不可能と言う概念を、想いの強さで飛び越える。 どれだけの悲劇が有ろうとも、毅い心で耐え忍び、涙を光に変える。 諦めなければ世の道理など紙屑同然――全ては、心一つなり。 裁定者は、それを体現した存在を知っていた。そして他ならぬ彼自身も、その同族に分類出来る光の魔人に他ならない。 「これは不謹慎な発言だが、私は今とても高揚している。世界、時空の垣根を超えた大戦乱――ああ、素晴らしいではないか。一人の男として、光に焦がれた者として、その行方に刮目せずにはいられない。誉れと誉れが交錯し、互いの譲れない信念を真正面からぶつけ合うのだ。誰もが己の夢見る楽園を目指して、な」 「……相変わらず、悪趣味」 「心外だな。私は只、思うままを口にしているだけなのだが」 マスターの少女は、隠そうともせず自身のサーヴァントへ不快感を露わにする。 年端も行かない娘が自分の三倍以上は歳を重ねているだろう男に軽蔑の目線を向けている絵面は何とも不健全なそれであったが、彼の側は至って平然としている。 公平な裁定者らしく、常に堂々と公明正大。だがその口から紡ぎ出される思想は、凡そ聖杯戦争を中立の立場から統括する者としては相応しくない物ばかり。 少女は、この男が嫌いだった。何かされた訳ではないが、純粋に虫が好かない。 彼が尤もらしい事を語る度、どの口が言うんだと誹りたくなる。彼が陶酔したような事を謳う度、気持ち悪いから止めろと悪罵を叩き付けたくなる。――嫌悪感が、離れない。 「それは扠置き、直にサーヴァントの召喚が始まる。後一週間も経過しない内に、全ての主従が出揃うだろう。其処からざっと一ヶ月程度の時間を掛けて、舞台に上がる価値のない半端者達をふるい落とし、それが済めばいよいよ本戦だ。黄金の塔に至る権利を争奪する、大いなる戦いが幕を開ける」 正規の聖杯戦争では、最後に聖杯を手にする事の出来る主従は基本的に一組だ。 だが今回、混沌の月によって主催された聖杯戦争に於いては、少し事情が異なっている。 立ち塞ぐ敵を討ち倒し生き延びた栄誉への報酬。黄金の塔、その頂上に降臨する奇跡の杯。 それを手にする権利は、二組の主従に与えられる。最後の一組まで潰し合う必要は、ないのだ。 「――つまりだ、マスター。漸く全てが始まるのだよ。混迷の日は沈み、天頂の星が煌く万願成就の夜が来る」 その台詞には、少なくない感慨の色が混ざっていた。 生涯を懸けて何か尊く眩しいものを追い求め、とうとう悲願に手を伸ばす権利を得た求道者のような。 「月の命を遂行しよう、道理では成らぬ奇跡を求める者達の為に。偉大なる、報われるべき勝者の為に」 「……勘違いしないで。私は決して、貴方に同調している訳じゃない」 一緒にするなと、少女は言う。吐き捨てるようにだ。 聖杯戦争を恙なく進行する事には何の異存もないし、この主従関係を破壊する愚行を冒すつもりもない。 だが、この男と同一視される事だけは許せなかった。 あくまで戦争運営の為、仮初の主従関係。……然し少女には、彼でなければならない理由があった。 白の聖女を初めとした"聖杯戦争の運営"に適した裁定者達には任せられない、本来あるべきでない事情があった。 「浮かない顔だな」 ――蒼の瞳に、笑みの形を象らせて。 ――男は言う。裁定者たる男は、言う。 「焦りは禁物だぞ、マスター。何、そう未来を危ぶむ必要はない」 「……うるさい」 「我が名に懸けても、君の願いは必ず叶える。この話は前にもしたが、私自身、君が抱く鋼の決意には強い好感を抱いているのだよ。何しろ命を懸け、身命を賭しての贖罪だ。己を発端とした全てを収める為、禁忌に手を染める。……たとえその行く末に破滅と終焉があろうとも。君も知っての通り、私はこういう人間でな。故に尊重せずには――」 「――審判者」 ラダマンテュスと、少女は言った。その声にはこれまで放っていた敵意とは段違いの、冷たく鋭い殺意が籠もっていた。 それ以上知った口を叩けばおまえだろうと許さないと、限りなく金に近い橙の瞳が告げている。 優しい日々の中で引き起こした微かな奇跡。その残滓たる瞳が今、審判の裁定者を睥睨していた。 彼は口元に苦笑を湛えると、失言だったな、許してくれと簡素な謝罪を口にする。 これだから、少女はこのサーヴァントが嫌いだった。いっそ悪意に満ちた性根を持つ救いようのない外道畜生だったならどれほど良かったろうと思った事は一度や二度ではない。 「とはいえ、啀み合っても仕方がないだろう。今は共に楽しもうじゃないか、これより奏でられる英雄譚(サーガ)を」 男は、確信しているように見えた。 これより始まる聖杯戦争が、光と闇が絶えず交差する大激戦になる事を。 雄々しく、激しく、美しく、眩しく、毅く、素晴らしく――後に語り継がれるべき、至高の英雄譚となる事を。 「そして、無論」 だが、結末は決まっている。 いつ、如何なる事態が起きようとも。 それだけは決まっている、揺るぎなどしない。 「――"勝つ"のは私だ」 少女も、それを信じていた。何もかもが信用ならない彼だが、その炯眼に一切の失策は存在しない。 目を閉じれば、今でもありありと脳裏に浮かぶ景色がある。 崩壊した世界。終わった世界。どうしようもない行き止まりにぶち当たってしまった、自分の世界。 だからこれは、贖罪なのだ。全て、全て、あらゆるものを元通りに――正しい形に救済する為に。 少女は、勝たなければならなかった。 出来なければ、最早この命に意味はない。 ◇ ◇ ――わが愛は火、そはすべての狂える肉を焼き尽くし、香煙のごとくに消え失せしむ。 ――わが愛はまた洪水なり。そが濁流のうちに、わが蒔きし悪しき芽生えを、すべて押し流す。 ◇ ◇ ビチャビチャと、水っぽい音がする。水枕の中身をぶち撒けたような音には然し、それには不似合いな空気音が混ざっていた。液体に空気が吹き込まれ、泡立つ音も聞こえてくる。 右手に鳳仙花を思わせる鮮やかな赤の刻印を刻んだ、妙齢の女が息絶えている。 顔は白目を剥いて口からは濁流のように血を噴き、もう確実に事切れているにも関わらず身体がビクビク痙攣している。 その喉笛には、鋭い鎌の切っ先が突き立っていた。それを乱雑に動かし、傷を抉る度、気道に残った空気が裂け目を通じて外に漏れ出し、生々しい空気音を奏でているのだ。見れば女の両足は、太腿から下がない。殺す上で決して逃がさない為に、残忍な下手人の手で切り離されたのだった。 「いい加減にしなさい、ランサー」 一体どれほど恨み骨髄ならこれほど執拗な殺害が出来るのかと言うほどの有様を見兼ねて、艶やかな黒髪の少女が辟易したような声を漏らす。 その声に、鎌の娘……ランサーのサーヴァントである、フードを被った童女が血飛沫に染まった顔を彼女へ向ける。 無表情な貌に少なくない苛立ちの色が浮かんでいるのは、きっと気のせいではないだろう。 「……なんですか。後の脅威を排する為にサーヴァントを失ったマスターを殺害するのは、別段咎められるべき行為とは思いませんが」 「派手にやり過ぎだって言ってるのよ。後顧の憂いを断つのは結構だけど、それならさっさと殺せばそれでいい筈。確実に死んだ相手の喉を掻き回す必要なんて何処にもないでしょう」 「………」 渋々と言った様子で、ランサーは鎌を死体から抜き、付着した血糊を払い飛ばす。 それを見てマスターは、思わず深い溜め息を零した。事情は粗方把握しているが、それにしても憂さ晴らしの度が過ぎている。毎度毎度グチャグチャの惨殺死体を見せられるのは決して気分の良い物ではない。戦いの気配を感知した新手に襲われる危険もあるから止めろと毎度言っているのだが、なかなか聞き入れてくれないのが困り物だった。 「面倒であれば、わざわざ付き合って頂かなくとも結構です」 ランサーはフードを深く被り、その下から紫瞳の冷たい眼光を覗かせて、突き放すようにそう言った。 サーヴァントとしては余りにも身勝手な物言いに、普通のマスターであれば憤慨を隠すことなく露わにするだろう。 ランサーを従える黒髪のマスターは、聖杯戦争のマスターとしては然程抜きん出た存在ではない。 寧ろ、凡庸な方だ。魔術は仕えるが魔術師としての才能は乏しい、戦争序盤・良くても中盤で無念の内に脱落するのが関の山――その程度の人材。 されど、彼女の喚んだサーヴァントの方は普通ではなかった。彼女も召喚に成功して程なく、対話の中でそれを理解し、頭を抱える羽目になった。当たりだとか外れだとか、そもそもそういう次元に当て嵌める事からして間違っている。確かに言えるのは、このランサーは、大いなる聖杯戦争の中に紛れ込んだ"あるべきでない"砂粒だと言う事。 「私だってさっさと帰りたいわよ、こんなトコ。それが出来ないから苦労してるんじゃない」 望んで聖杯戦争の門扉を叩いた訳ではない少女に言わせれば、大迷惑も良い所だ。 互いに召喚した英霊を持ち寄って殺し合う、その時点で既にとんでもない面倒に巻き込まれたと騒ぎたい所であるにも関わらず、ランサーの"事情"を聞いていよいよ自分は人生に於ける運と言う物を一から十まで全部使い果たしてしまったのだと引き攣った笑みを浮かべるしかなくなった。 彼女としては、元居た世界に帰れさえすればそれでいい。後は、無責任なようだがどうなろうと構わない。 然し他のサーヴァントと再契約しようにも、聖杯戦争の性質上、素直に脱出の方向で合意してくれる手合いは稀だ。最悪戦争を降りたいと口にした時点で見限られ、サーヴァントによっては生きたまま魔力炉に変えられる等、死ぬよりも酷い目に遭わされる可能性すらある。 だから少女は、ランサーと言う厄ネタを切るに切れない。胃痛と隣合わせの主従関係を今に至るまで維持し続けている。 「……なら、邪魔だけはしないで下さい。貴女はただ、私のマスターとして生きていてくれればそれで結構ですから」 空虚、とすら形容出来るだろう人間味の欠如した台詞を最後に、ランサーのサーヴァントが霊体となって姿を消す。 彼女は紛れもなく槍兵のクラスとして召喚されたサーヴァントであるが、今、その内面は絶対零度の復讐心で満たされていた。 マスターの少女、黒桐鮮花にもその事はしっかりと伝わっている。ランサーはとある存在を激しく憎悪し、それ故に聖杯戦争そのものに苛烈なる敵意を抱いている。 いっそ理性なきバーサーカーでも召喚していた方が心境的にはまだマシだったのではないかと思ってしまうほど、彼女の手綱を引くのは至難の業であった。 ……だが何より厄介なのは、心の何処かで彼女に共感している自分が居る事だろう。 同情とは少し違うが、もしも自分が彼女の立場だったなら――きっと同じ事をしていただろうなと、鮮花はそう思う。ランサーは凄絶な過去を持っていた。聖杯戦争を憎悪し、憤怒に任せた破壊に打って出るのも頷けてしまう程、彼女がされた仕打ちは壮絶に尽きる物だった。 「はあ」 今後待ち受けているだろう艱難辛苦の数々を思えば、このくらいのストレスは屁でもない。 そう分かっていても、やはり込み上げてくる溜息を堪えるのは難しかった。 このくらいで愚痴を吐くようでは後で困ると、そんな社会の奴隷めいた思考回路で居る事は、鮮花には出来なかった。 “――許さない。おまえだけは。おまえだけは、絶対に” そんなマスターを視界の端に留めて、ランサーのサーヴァントは呪詛を吐く。 宝石のような紫瞳に爛々と殺意の光を煌めかせ、怒りに顎を軋らせる。 嘗て共に過ごした幸福の記憶は今、胸を掻き毟りたくなるような無限の憎悪に塗り潰された。 愛した過去の神核は今、誰かの夢見るデウス・エクス・マキナを駆動させる為の歯車にまで落ちぶれた。 だから想う。絢爛たる輝きなど、一切穢れてしまえばいいと。 死に絶え、死に絶え、全て残らず塵と化せばいいのだと。 “微笑も視線も無明へ墜ちた。――どうか。どうか、安らかに眠って下さい。後は、全て私が遂げますから” 光ある陰には闇がある。 光なくして闇は成り立たず、闇なくして光は光たり得ない。 混沌の月海においても、その道理は何も変わっていなかった。 全てが狂った舞台は、狂っているが故に精微に進行する。 だからこそ、殺してやりたいとランサーは思うのだ。 本来召喚される筈のないサーヴァント。 数多の命を奪い去る魔の萠芽を備えた、未来、怪物として討伐される宿命を帯びた女神。 ――聖杯戦争、滅ぶべし。それが、墜ちた女神の決定だった。 ◇ ◇ ――創世神話(マイソロジー)は、其処にある ◇ ◇
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種族:オニ(25BP) ■能力値(255BP) 強靭力:5 敏捷力:5 反応力:3/5 筋 力:5 魅 力:2 直観力:4 論理力:3 意志力:3 エッジ:3 魔 力:6 エッセンス:6.0 イニシアティブ:9 イニシアティブ・パス:3 身体ダメージトラック:11 精神ダメージトラック:10 ■能動技能(108BP) 運動技能グループ2 サバイバル4 トラッキング3 潜入2 知覚2 素手戦闘6/技能強化+3 └合気道+2 長銃4 └スポーツライフル+2 ■知識技能(21初期知識技能点) SEX4 └奉仕+2 ローンスター警備手順4 悪党のたまり場2 解毒剤2 超常動物学4 ■言語技能 日本語N 広東語4 ■資質(-11BP) アデプト 格闘技/合気道3 └組み伏せ+1、全力受け流し+1、転倒狙いの攻撃+1 格闘動作2 └キック、足払い SIN持ち 火の精霊との反発性 銀アレルギー/重度 過敏な神経反応 ■アデプトパワー (魔力から6点のパワー点) 殺戮の手/護符の制約 技能強化:素手戦闘3/護符の制約 強打6/護符の制約 元素属性打撃:電撃/護符の制約 浸透勁3/護符の制約 反射強化2/護符の制約 感覚強化:赤外線視覚 感覚強化:大光量補正 ■装備とライフスタイル(\39950/40000)(8BP) 近接武器: 素手 9P 射撃武器: ルガー100 ├映像スコープ、ストック、衝撃パッド ├外部スマートリンク └予備マガジン×2(通常弾)、予備マガジン×2(スティクン・ショック) エンフィールドAS-7 ├レーザーサイト ├外部スマートリンク、衝撃パッド └予備クリップ×2(通常弾)、予備クリップ×2(スティクン・ショック) 防具: アーマー・ジャケット コムリンク: レンラク・センセイ(OS:レンラク・イチ) プログラム: オートソフト: ヴィーグル: ドローン: その他の装備: ゴーグル4 └映像リンク、スマートリンク、映像拡大、視覚強化3 ヘッドホン1 └音源探知 熱煙幕手榴弾×5 フラッシュパック×5 プラスティール製拘束具×3 セキュリティ・タグ×20 偽造SIN4 ドクワゴン契約:ゴールド ライフスタイル: 下層(1ヶ月) ■コンタクト(15BP) 巡回警官(2/4) ストリート・ドク(3/2) フィクサー(2/2) ■備考 「デンキ・オニって言うな馬鹿!」 彼女は日本固有のメタ種族、オニであり、雷撃を纏う拳を武器とする賞金稼ぎです。 ライフルやショットガンの腕もそこそこであり、身につけた合気道……というよりもその源流、古流柔術は逃亡者を難なく取り押さえます。 彼女の悩みといえば、夜空のように黒すぎる肌と、自分をデンキ・オニと呼ぶ心ないものの存在です。 まあ、彼女を本気で怒らせれば、そんなことを言う者は口を噤んでしまうのですが。
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インポート用定義データ [ { "title" "猫野和錆(PLACE)", "children" [ { "title" "概要", "children" [ { "title" "来歴", "description" "玄霧藩で技族として活動していたが、城島月子さんに会って以来多少でも彼女の体調の足しになればと医師をはじめ(実際はならなかった)、気がつけば大規模治療を行うようになり、\n内戦被害をローラー作戦で食い止めようとしたりしてすっかり専業医師になっていた。\n本人は別に医師をやりたいわけではなかったが、元々知識があったため相性がよく、戦いやすかったというのもあったのだろう。それ以後ISS医療班として活動し続けている。\n現在は宰相府で妻となった月子さんと同居し、息子を大事にしようと思っていた矢先に迷宮騒ぎが起きて、A世界に家族を置き去りにしたまま歯を食いしばって医師をしている。\n医師活動だけではなく、疫病も阻止しようと足掻いた事があったため、医学者的側面もあり、研究活動も最近は行う。\n", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "性格", "description" "月子さんが好きというのが性格というようなあまり褒められた性格はしていない。\n別段自分を善人と思っていないし、実際あまりいい人ではないが、幻滅されないために善人らしい動きをしようと努めてはいる。\n唯一の長所は誠実なところ。約束はしたら守ろうと努力するし、受けた仕事は投げずにこなそうとする。\n常に「実際に動いて努力する人間」を尊敬し、最も嫌うのは評論家である。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "座右の銘", "description" "「当たり前のことをやるのがすごい。要は実行するかどうか。努力し、モノにし、実践するかどうか」が座右の銘。\n平凡な思いつきでも、実行し続けることは力になる。\n人間毎日100回腹筋をすれば腹筋が鍛えられるとわかっていてもやる人間は一握りだ。\n治療手技も患者さんに実際実行する前に1000回練習すれば滑らかに手が動くようになるとわかっていても実際に実行する人間はめったにいない。\nだからやるのだ。やる人間こそが、尊敬に値する。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "エリザベスの教え", "description" "なんとか好きな人に好かれる男になりたいとうだうだする和錆にエリザベスから送られた金言。「自由のために戦え。生きればいい旦那だし、死ねば思い出になる」乱暴なようだが、英雄の船の言葉は何か和錆にストンときた。\n良い行いをすればいいのだ。結果として死ぬことがあっても、それが好きな人の心に残らなくとも、誰かの思い出にはなる。\n", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "ドラケンの教え", "description" "小笠原にエースキラーが現れ、学校が危機に陥った時、和錆の親友であるドラケンが学校に走ろうとする和錆を引き止め、「医師には医師の仕事があるだろう。君の戦場にいくんだ」と言った。\n事実、和錆が突っ込んだとしてもろくに戦闘力がない和錆は足手まといにしかならなかったであろう。ドラケンはまかせろと請け合い、そして命がけでその約束を守ってくれた。\nこの時、和錆はそれぞれがそれぞれの武器で、悲しみと戦う大事さを知った。\n", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "外見", "description" "堀の深い顔をしている。マッドサイエンティストだったころは見た目がどうあがいてもおじいちゃんだった頃もあったが、今は20代の見た目をしている。髪型が変かなと最近思いなおして、少しさっぱりした短い髪型にしている。", "part_type" "part" }, { "title" "素人格闘術を覚えた理由", "description" 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"医師も人間である以上ヒューマンエラーは必ずある。1件の重大なミスには29件の軽微なミス付いて回り、その周辺にはミスにならなかったもののミスになってもおかしくない直前の例、つまりヒヤリ・ハットが3000件存在している。ミスを起こしてはならないが、ヒヤリ・ハットな例に直面した際に動揺を表に出すことは患者にとっても不利益となる。\n予防を十分に行った上でも起きてしまうヒヤリ・ハットや軽微なミスは適切にリカバリーされるべきで、患者が求めているのは落ち着いた医師である。「あっ」「しまった」とは思っても絶対に態度に出してはならない。口に出すのは最悪だ。", "part_type" "part" }, { "title" "経験と実績から発生する自負心", "description" "ミスに限らず、医療は人体を相手にする職業である以上、偶発的事故も起こりうるし、治療の結果も100パーセント思った方向に進むとは限らない。感染症の治療後体力の問題で治癒に時間がかかることもあれば、外傷の治療後安静をよく指示したにもかかわらず暴れて悪化させてくる患者もいる。これらのことが起きた時に「大丈夫ですよ」とはっきりみ行きれるのが自負心である。実際に近似の例を経験しているからこそ、知識として知っているからこそ、そして実際に自分の手でリカバリーしたことがあるからこそはっきり言い切れるのだ。この自負心の醸成には医師として誠意ある治療を多数実際に行なっている必要がある。", "part_type" "part" }, { "title" "強い自制心", "description" "患者が求めているのは落ち着いていて、かつ精力的に働く医師である。私事で何があろうと不機嫌さや悲しさを患者に伝えてはならない。患者さんは細やかな動作や声色に出る雰囲気を必ず感じ取る。\n当然どのくらい疲れているかも患者さんにはなんら関係ない。つねに安定して親切で真面目でよく説明してくれる先生こそが名医だ。\n実は患者さんが大事にしているのは手技の早さではないことを知っておくべきだ。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "医師の腕力", "children" [ { "title" "うなされるほどの練習", "description" "治療の手技であるにしろ、滑らかな説明や表情作りにしろ、練習でできない人間が本番で安定して成功できるはずがない。\n緊張するのだ。予想外のことが起こるのだ。ささいな手違いでさらに緊張するのだ。地震が起きるかもしれないのだ。患者を安心させる落ち着いた医者でいたければひたすらに練習するしかない。練習が短い睡眠時間に出てくるほどだ。", "part_type" "part" }, { "title" "無駄のない手技", "description" "名医の治療は早い。\n何がはやいのだろうか。手の動きが速いわけではない。無駄が切り落とされているのだ。練習で何千回と繰り返した動作が、医師となってから臨床で繰り返した手技が名医の手技を早くしている。そこに生まれた余裕に丁寧さと工夫を加えることもできる。早さが命の手技ではもちろんのこと、それ以外でも治療の予後を良い方向へ動かす力となる。", "part_type" "part" }, { "title" "瞬時判断", "description" "どの仕事でも言えることだが、例に漏れず医師の仕事も判断の連続である。救急の患者が搬送されてきた時、また目の前で人が倒れた時、治療中不可避の大出血があった時。名医は自分の専門で即時に結論を出す能力がある。これは毎日の診療経験と勉強の反復が、呼吸と同じように最適な治療を教えてくれるからである。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "医師(現代版)(職業)", "description" "Default Root", "children" [ { "title" "現代医の能力と技能", "description" "Default Root", "children" [ { "title" "人体への理解", "description" "医師として病気や痛みを理解するには、まずからだの正常な状態を知らなければならない。正確な人体の組織と生理への理解は医師として人を助ける原動力となる。", "part_type" "part" }, { "title" "基礎医学の心得", "description" "人体への理解を基本として、微生物学、生化学、病理学、薬理学を医師は学んでいる。これらの学問を一定レベルで修めていることは、病気の診断と治療を行う上での重要な基本となる。\n", "part_type" "part" }, { "title" "地域医療の実地実習経験", "description" "医師は医学生である間に、患者さんがまずかかる一般医や家庭医での現場を知るため、地域での医療実習を行っている。医療現場での活きた経験を感じ、患者さんとのコミュニケーションの基礎を学んでいることは医師としての必要な能力の一つである。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "清潔操作と基本的医療手技修得", "description" "医師として医療に関わるため、臨床で実習を行う前に最低限修得しておくべきなのが清潔操作である。\n清潔域と不潔域の理解と、実践を行うこと、習慣をつけることは予想外に難しい事であるが医師として必要不可欠な要素である。", "part_type" "part" }, { "title" "一次救命処置能力", "description" "医師には、緊急時に危篤の患者に出会った際には救命の機会を維持し続ける能力が求められる。\nこの基礎的な救命処置はABCと省略される生命維持に必要な処置と、AED(自動体外式除細動器)が周辺にあった場合に使用できる能力を指す。\n救命処置のABCはA=Airway、つまり気道の確保。B=Breathing。つまり呼吸のことであり、自発呼吸がない場合は人工呼吸が必要となる。\nC=Circulation。循環であり、一般で言う心臓マッサージで血液の循環を確保することである。近年では動作に対する誤解をなくすため、胸骨圧迫と定義されている場合もある。", "part_type" "part" }, { "title" "患者とのコミュニケーション能力", "description" "医師とは人を相手にする職業である以上、職務上必要な情報を取得するためには患者との信頼関係の構築が不可欠である。\nこのため最低限の礼儀作法に加え、平時、緊急時双方で効率よく必要な医療情報を取得できるような質問法、話術を修得している必要がある。", "part_type" "part" }, { "title" "臨床実習で得た臨床医としての能力", "description" "医師は知識の積み重ねだけではなく、実際に現場で患者さんを相手にすることでしか得られない臨床医としての能力が絶対に必要である。\n患者と指導医の協力によって獲得できる、内科系、外科系、病理系、社会医学系など臨床医学の全ての分野に関して通常一年を通して修得される。\nいわゆる臨床実習で得られる知識、見識、経験は医師として最低限必要な能力の一つである。", "part_type" "part" }, { "title" "共通試験・国家試験を合格する能力", "description" "一般的にどの国でも国家によって医師として必要最低限の知識と技術、倫理を持ち合わせているかの試験が行われている。\nこれに合格することは、医師として最低限の能力を修めていることの社会的指標となり、これにより発光される医師免許を持たなければ、医師として人と関わることは許されない。", "part_type" "part" }, { "title" "臨床研修で得た経験", "description" "一般に医師免許を取得した後は指導医の元、単独で医師として医療行為を行うに足る能力があると認められるまで、臨床研修を行う必要がある。\n臨床研修で涵養しなければならない能力は国が定めており、これを修めることで初めて医師の最低限度が満たされる。", "part_type" "part" }, { "title" "6年間の医学生生活", "description" "医師になるためには、防衛以下大学医学部を持つ大学に入学し、6年間医師として必要な知識、技術、倫理観の涵養を行う必要がある。\nこれは国家試験の受験資格として必要な条件の一つとして、定められた大学で医学の正規の過程を修めて卒業した者として定められているためであり、\n同時、一人の人間が医師として成り立つまでに必要な期間なのである。\nなお、例外として他国ですでに大学を卒業し、医師免許を取得している場合は、当時国で医師として必要な知識と技能を修めていると認定された場合は国家試験の受験資格を与えられる。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "医師の心得", "description" "Default Root", "children" [ { "title" "医療関連ルールを遵守する", "description" "医師として定められた法を守ることは医師の倫理の最低限度である。ルールで定められたことを守ることは、医師として活動するために最低限必要な要素の一つである。", "part_type" "part" }, { "title" "生涯を人道に捧げる誓い", "description" "医師として活動することは人を助けるため、人体に手を加えることである。治療は人に危害を与えかねないことを忘れず、人への貢献に人生を費やすことを誓わなければならない。医療の怖さを知ることが医師の第一歩である。", "part_type" "part" }, { "title" "患者へ尽力する誓い", "description" "医師は患者の健康を一番の関心事として考え、診療で信頼され、打ち明けられた、明らかになった患者の秘密を尊重する。これを遵守することが医師という職業への信頼につながる。", "part_type" "part" }, { "title" "公平で公正な治療行う誓い", "description" "医師は年齢、疾患や障害、信条、民族的起源、性別、国籍、所属政治団体、人種、性的指向、社会的地位、その他いかなる他の要因の斟酌であっても、医師の職務と患者との間に干渉を許してはならない。患者自身、と医師という職業に常に真摯に向き合うことは医師を医師たらしめる重要なファクターである。", "part_type" "part" }, { "title" "人命尊重の誓い", "description" "医者は人命を最大限尊重し続けるべきである。たとえ脅迫の下であっても、人権や市民の自由を侵害するために自分の医学的知識を使用しないと誓う。これは医者としての誇りとなり、医師の精神を支える力となる。\n", "part_type" "part" }, { "title" "医師という職業への誓い", "description" "医師としての心得を守り続けた恩師たちへ、尊敬と感謝を忘れず、先人が守り続けてきた医者という職業の社会的立場と名誉、伝統を堅持しつづけようと誓う。これは自身の能力への驕りを戒め、先人や同僚医師から学び続け、信頼を維持しようと努力する力となる。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" } ], "expanded" true, "part_type" "group" } ], "expanded" true, "part_type" "group" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "クローン医療技術者(職業)", "description" "Default Root", "children" [ { "title" "厳しい資格取得制限とその理由", "children" [ { "title" "概要", "description" "クローン技術には技術的にも、倫理的にも様々な問題がある。\nクローン技術による全身クローンによる問題点は、単に寿命が短いという問題の他にも以下のようなものがある。\n・遺伝子的に外見や能力が優れる物など、人、知類同士の間で優劣の決定基準や差別につながりかねない\n・クローニングされた人間、知類によって軍を形成するなど、クローニングされた人間や知類に人権を認めないこととなり、商品化や奴隷化の恐れがある。\nこれらは問題のごく一部であり、みだりにクローン技術を使用することは非常にリスクが高い。\nそのため、国際法国内法ともに厳しい制限がなされている他、宗教的にも倫理的にもクローンの医療分野での使用はごく一部に留めるべきであるという意見が強く、\nクローン技術者という職へ就くこと自体に厳しい制限が課されている。\nこれにより生命科学の発展が遅れるとの批判もあるが、ゆっくりと慎重に歩むことこそが医療にとって肝要である。", "part_type" "part" }, { "title" "要求される資格と能力", "description" "クローン医療技術者と認定される試験を受験するためには、医師免許証を所持している必要があり、中でも名医と呼ばれるだけの実績が必要である。\n具体的には国が定めた施設で、クローン医療技術者と認められるにふさわしい医療技術と倫理観を持っていると認められる治療を30症例以上行い、これを認定されている事と、\n所定の期間、指定された医療機関において、クローン医療技術者としての能力と倫理観を涵養するため、定められた研修を終了していることである。\n\n", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "再生医療能力", "children" [ { "title" "人工多能性幹細胞を使用した治療", "description" "人の皮膚などの体細胞に極少数の因子を導入して培養することで、様々な組織や臓器の細胞へと分化し、培養することで増殖させることができる細胞のことを、「人工多能性幹細胞」と呼ぶ。\nこれは例えば失われてしまった神経や血管の一部の欠損を補うように作成した細胞を移植して接続を回復させたりする治療に利用することができる。\nまた、この人工多能性幹細胞は移植時正しく分化して目的の細胞になっていれば、宿主に免疫拒絶を起こす心配がない画期的な細胞である。\n", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "難治性疾患の原因解明", "description" "難治性の疾患を持つ患者の体細胞から人工多機能幹細胞を作り、疾患の幹部となっている臓器の細胞へと分化させることで、疾患のメカニズムを観察研究することができ、疾患の原因解明に利用できると考えられている。\n\n", "part_type" "part" }, { "title" "新薬開発の可能性", "description" "疾患に対して開発された薬剤がどの程度有効であるかは、基本的には同意を得て、十分に安全を考慮した上で人体で試験を行わなければならなかったが、\n患部の細胞を再現することにより、人体にはできない有効性や副作用を評価する試験や、薬剤が持つ毒性の実験を行うことが可能になり、より安全で有効な新薬の開発を行うことができるようなる。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "細胞移植治療の安全性確保の努力", "children" [ { "title" "初期化因子再活性化の予防努力", "description" "人工多能性幹細胞を疾患や怪我によって失われた部位へ、その部位の細胞へと分化させて移植する際に懸念されるのが、腫瘍の形成である。\n考えられる原因としては体細胞を人工多能性幹細胞へ初期化する初期化因子は「がん原遺伝子」であったため、この因子の移植後の再活性化によるがん形成と、\n因子を導入された細胞自身のゲノムが傷つくことによる腫瘍化の懸念だ。\nこれらの懸念に対しては日夜努力が行われており、初期化因子に関しては腫瘍形成がほぼ無いと言っていい代替因子を発見している他、\n因子の導入にはウイルスをベクターとして利用する方法がとられていたが、プラスミドと呼ばれる細胞の染色体に取り込まれない環状DNAが代替のベクターとして開発され、\nこれにより初期化因子自身が細胞に取り込まれることなく人工多能性幹細胞を作成可能となった。\n", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "未分化細胞を残さない努力", "description" "細胞移植治療を行う際、腫瘍化を防ぐ努力により、現在では人工多能性幹細胞自体が分化した後元に戻ってしまう危険性はないと言える。\nしかし、治療部位に目的の細胞に分化しきれない未分化の細胞が残っている場合、これは前癌状態に近く、良性腫瘍や悪性腫瘍へ転化してしまうことが考えられる。\nこれは同じ人間から作られた人工多能性幹細胞でも細胞株によって分化能力にばらつきがあることが原因であり、分化能力が高いものを簡単に選別する方法が考案され、その後の実験の結果確実な手段として開発された。\n細胞の培養中にもゲノムに傷がつき、腫瘍化することがないように培養中の細胞の異変を検知する手段も開発されている。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "医学以外との分野との協力", "description" "人工多能性幹細胞は神経、心筋、血液など様々な組織や臓器を構成する細胞に分化できるが、これらは実際の臓器の一部であり、立体として臓器を形成することは、実は培養槽中ではかなり困難である。\nこれに対しては医学の知識だけでは対処することは困難であり、臨んだ形で細胞を形成するためには工学や様々な分野との協力が必要である。\nクローン医療技術者は法的、倫理的に許される範囲で他分野の技術を利用し、より良い医療を患者に提供できるよう努力している。", "part_type" "part" }, { "title" "禁忌を知る心と、技術の濫用をしない心得", "description" "人工多能性幹細胞は利用上身体を構成する細胞であれば、どのような細胞へも分化できる。\nしかしそれはどのような病気でも治せるということではない。医師は神ではないのだ。\n\n例えば脳の再現を行ったとしても現在では記憶の形成はもちろん行われず、個人の完全な再生や、再生による寿命の延長は不可能である。\nまた、もし可能となる可能性があるとしても、それを行うことの是非は言うまでもなく、行うべきではない。\n人が、知類が種として正しく世代交代していく重要性を常に胸におき、考え続けることができなければならない。\n\nまた、他の難病に対しても、常に細胞移植による再生治療が正解であるとは限らない点をクローン医療技術者は忘れてはならない。\nどのような治療法も万能ではない。\nどの治療が一番患者の人生の質(QOL)を高めるか、ベストを考えつづけなければならない。\n", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "医療ナノマシン研究者(職業)", "description" "Default Root", "children" [ { "title" "成り立ちとそれゆえの厳しい制限", "children" [ { "title" "成り立ち", "description" "ナノマシンは0.1~100nmサイズの機械装置を意味する概念。細菌や細胞よりもひとまわり小さいウイルスサイズの機械~少し大きな微生物サイズの機械装置である。ニューワールドにおいてはカマキリが開発した。\nこれは開発意図とは裏腹に、共和国を中心に大変な猛威を振るった。\nこの際医師はこれを疾患として治療に動いたが、\n猫野和錆、玄霧藩の医師によるこの努力はむしろナノマシンの勢いを増すこととなってしまった。\nこの大変な猛威がもし再びあった場合、世界は危機にさらされる。\nこれに対抗するため、帝国秘書官長がアンチナノマシンの開発などを行った。これがナノマシン研究者のはじまりである。\n", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "厳格な審査", "description" "そもそもナノマシン研究者は公式に発表されている資格ではない。\nナノマシンはその危険性の高さから全国で研究と開発が禁止されている。\n帝国防疫研究所において、その職員のごく一部が指定されてナノマシン暴走から人々を守るためと、ごく限定された医療研究を行っているのみである。\n元々帝国防疫研究所には医学者の中でも特に有能である者のみが所属することができる。\nその上でナノマシンは機械である以上工学知識に通じる研究者でなければならない。\nこの適正の時点で人員は相当に限定されるが、ナノマシン研究者としての人員の選定にはその危険性と軍事的観点から\n厳しい能力、倫理観の審査が行われ、宰相閣下による認可が必要である。", "expanded" true, "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "現在までの成果", "description" "akiharu国にて開発されたナノマシンに対して、帝国では対抗措置がなされた、秘書官長によるアンチナノマシンの開発である。検出装置による情報収集を行い、適切なタイミングで使用されたアンチナノマシンは政治問題を引き起こさず、ナノマシンによって起きた遺伝子損傷を回復させ、最終的には自壊するように設定されており、ナノマシンの危機から多数の人命を救った。", "part_type" "part" }, { "title" "期待できる成果", "children" [ { "title" "遺伝子疾患の治療", "description" "クローン技術者の研究により、疾患の原因が遺伝子の損傷が原因で起こることが判明している場合、ナノマシンであれば遺伝子の修復を行うことにより疾患の治療が可能である。\n", "part_type" "part" }, { "title" "悪性腫瘍の治療", "description" "悪性新生物、いわゆるがんにたいして、ナノマシンを使用すれば「がん化した細胞」だけを狙い撃ちにして倒すことも可能であるし、薬剤を狙った部位へ誘導することも可能である。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "体内の常時検査", "description" "血液中に常駐し、さまざまな疾患にかかわらるデータを収集して発信するナノマシンを作成した場合、宿主の患者の状態を常に診断し、異常を早期に発見することができる。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "対敵性ナノマシン防護", "description" "人や環境にとって脅威となる敵性のナノマシンが発生した場合、すでに先にこちらの医療用ナノマシンがいた場合は対抗できる可能性がある。\nただ、ナノマシンは過去治療を施そうとした結果自己進化と増殖を行いより強い脅威となってしまったことがあり、\nこれにお互いが対抗することは医療用ナノマシンの暴走を招く可能性がある。\nこのため一撃で問題を解決するため、医療用ナノマシンはつぶさに敵ナノマシンのデーター収集を行わせ、攻撃される場合は自壊して情報を与えないようにする。\n収集したデータを用いて、その敵性ナノマシンに対するアンチナノマシンを構築し、確実に治療を行うことがやりやすくなるはずである。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "危惧される危険性", "children" [ { "title" "故障による暴走", "description" "体内で医療のために動作しているナノマシンが、なんらかの原因により故障を起こした場合、単に動作停止する場合は問題がないが、例えばがん治療を行っているナノマシンが健常な細胞をがん細胞と誤認するようになってしまった場合は、人に侵襲を与える存在となってしまう。", "part_type" "part" }, { "title" "無限増殖問題", "description" "ナノマシンとは極小の機械である。そのため治療に十分な数のナノマシンを調達しようとした場合、全て自前で生産するとコストがかなりかかってしまうことが予想される。\nこれらの問題を解決するために、体内で利用できる成分を利用してある程度まで自己複製するようにした場合、コストは大幅に安くなる。\nしかし、万が一この自己複製機構が暴走した場合、人間は全てナノマシンの材料とされてしまい、その後幾何学数的に増え続けるナノマシンがあらゆるものを分解して世界がナノマシンの塊となってしまうという懸念が存在する。\n", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "遺伝子改造、遺伝子改良が出来てしまう", "description" "遺伝子疾患への治療が可能であるということは、同時に遺伝子に対して選択的な変化を施したり、望むように生物を遺伝子面でリデザインできるようになってしまうことと合わせ鏡である。\n神経の強化や審美的要求の達成などは、理論的に可能である。\nしかしそれは行き過ぎれば人間が人の形質を失うことを示している。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "死を遠ざけることの危険性", "description" "ニューワールドにおいては、生と死は一つの輪を形成していると考えられる。\n人類がナノマシンにより病を完全に遠ざけ、遺伝子改良により不老の存在となった場合、本来死んで魂となり、また新たな生命として循環するはずの機能が失われることを示しており、\n魂が正常に巡らないということは世界の終わりを呼び寄せると星見の見解が出ている。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "危険性に対する対策", "children" [ { "title" "故障に対する対策", "description" "体内で故障し、人を攻撃するようになってしまうナノマシンに対しては、エラーで異常をきたしたナノマシンを駆除する、ナノマシンに対する免疫をナノマシン投与時に同時に投与しておく。\nナノマシンの破壊は、人体に対する侵襲がなく、ナノマシンを構成する物質のみを分解する化学物質による直接攻撃、いわゆるナチュラルキラー細胞のような働きをするものである。\nまた、ナノマシン自体に対して、正しく動作しなくなった場合に特有の人体に無害な化学物質を放出するようにしておき、これをマーカーに免疫ナノマシンが集結、動作するようにする。", "part_type" "part" }, { "title" "エラーによる増殖対策", "description" "人の体内にある物質を利用して自己複製するナノマシンが暴走した場合の対策。\nこれに関しては天然のナノマシンである細菌が同様の現象を起こさないことから、現実的な懸念ではないという見方が大勢を占めているが、\n万が一暴走を起こした場合には無限に増殖を続けられないよう、ナノマシンの材料は人間の体内の物質だけではなく、材料となる(もちろん人間にとって無害な)他の物質を必要な量だけ同時に投与しておくようにし、\nその物質がなくなった際には増殖が不可能となるため、暴走を止められる。\nまた、医療用ナノマシンは動作を完了し、役割を果たした後は自壊し、機能を停止するように予め設定しておく。\nこれは体内で疾患を感知するナノマシンに関しても同様で、一定期間ですべて動作停止し、定期的な摂取が必要であるようにする。\n\n", "part_type" "part" }, { "title" "遺伝子改良対策", "description" "遺伝子の改良による自己改造は、これを帝国防疫研究所において厳しく禁じる。\nナノマシン技術者が独自に勝手な研究を行わないよう、\n研究資料は常にオフラインでのみ管理され、\n帝国防疫研究所外へデータ媒体、紙媒体問わずあらゆる物品の持ち出しを禁止する。\n研究はナノマシン研究者同士と上位組織である宰相閣下で相互監視状態とし、定期報告を行う必要がある。", "part_type" "part" }, { "title" "代替医療手段としての使用禁止", "description" "ナノマシン技術者は本来医師が解決できなかったナノマシン問題を起点としてはじまった職業である。\nナノマシン自体がかなり汎用性の高い存在であるため、医療のみならず様々なものの代替となりうるが、\nこれを全面的に禁止する。\nナノマシンを使用するのは原則\n・敵性ナノマシンに対する対策として(敵のナノマシン攻撃の可能性が極高いことが予想される場合、予防も含む)\n・医師および通常の医療では解決できない疾患に対して、防疫研究所が帝国の正義ありと認め、認可した場合\nの2点である。\n", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" } ], "expanded" true, "part_type" "group" } ], "expanded" false }, { "title" "個人的職業", "part_type" "group", "children" [ { "title" "新米お父さん", "part_type" "group", "children" [ { "title" "家族を守るために外でも頑張るぞ", "part_type" "group", "children" [ { "title" "定時に仕事を終わらせる努力", "description" "家族といる時間を少しでもながく取れるように、仕事は出来る限り決まった時間で終わるように努力するぞ。仕事時間中は効率的に仕事をこなして、胸を張って家に帰るのだ", "part_type" "part" }, { "title" "良心を忘れない", "description" "新米お父さんはお父さんだからして大好きな奥さんと子供がいるのである。家族が悲しむようなことはしない。自分の良心に従って、自分だけじゃなく自分の家族も微笑んでくれるように生活する。", "part_type" "part" }, { "title" "人に親切に", "description" "家族ができたからこそ分かる。今会う人達は皆だれかの家族なのだ。困っている人には親切にしよう。親切は人のためではない。いつか帰ってくるのだ。", "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "家事技能", "part_type" "group", "children" [ { "title" "炊事", "part_type" "group", "children" [ { "title" "新米の洗い物", "description" "まずお盆に洗い物を全部のっけて、まとめて台所にもっていくことから覚えた。(白目)\n洗い物は一度にまとめて、貯めこんじゃならない。細かくやろう。", "part_type" "part" }, { "title" "食事の用意", "description" "自炊ぐらいはもちろんできるぞ。ただ、人数が多くなるとお皿の数は増えるし、少し手間だ。\n毎日やることなのだから、主食は作り置きして衛生に気をつけて保存しておいたり、おかずは買ってきてもいい。大事なのはきちんと食事を用意することで、お父さんが間違った達成感を得ることではない。", "part_type" "part" }, { "title" "お弁当も作るぞ", "description" "家族が学校に通っていたりだとか、自分や奥さんが職場で食べる分のお弁当は作っておかにゃらなない。少し時間が経っても腐らないように間仕切りをして、食材も足の早くないものを使って料理しよう。", "part_type" "part" }, { "title" "調理器具メンテナンス", "description" "毎日やることではないが、包丁は定期的に研いだほうがいいし、鍋も磨いたほうがいい。焼き網の焦げとかも定期的に掃除して良好な状態を保てば、結局毎日の炊事が楽になるのだ。", "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "新米の掃除洗濯", "part_type" "group", "children" [ { "title" "洗濯", "description" "洗濯もやらなければならない。自分はいいが子供と奥さんに不衛生なものを着させるわけにはいかない。 濡れた洗濯物は重いし大変だ。これも毎日こまめにやろう。\n洗濯が終わった後には手で振りはたいて、しわを伸ばしておくと干した後のしわ取りが楽になるぞ。", "part_type" "part" }, { "title" "掃き掃除", "description" "掃除機があれば毎日掃除機をかける。なければホウキとチリトリで頑張ろう。家が不衛生で家族が病気になったら大変だ。", "part_type" "part" }, { "title" "拭き掃除", "description" "テーブルやフローリングなんかがあれば、拭き掃除もしておいたほうがいい。要するに雑巾がけだ。四角い所を丸く拭いてはいかん。隅から隅までだ", "part_type" "part" }, { "title" "水回りのお掃除", "description" "台所は雑菌が繁殖しやすい。食事を作る場所が不衛生では大問題なので、必ず毎日掃除をする。嫌な匂いがしてきて顔をしかめることにはなるのは独身時代に知っているのだ。悲しみ。\nなお、水回りはお風呂やトイレも指す。", "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "買い物", "part_type" "group", "children" [ { "title" "買い出し", "description" "何度も買い物にいくのは手間だ。一度買い出しに出たら数日は買い物なしで過ごせるように事前にメモを作って買い物にいこう。", "part_type" "part" }, { "title" "近所の知識", "description" "どこで何を売っているか、どこが安かったり、親切だったり、信用できたりするのかを知っているのは買い物の安全性と節約につながる。", "part_type" "part" }, { "title" "献立に従って、予算を決める", "description" "一週間分の献立をきっちり決めておかねばならない。無計画に買い物にいくといらないものを色々買ってしまうのが人間だ。\n書い直しがないよう、無駄なものを買わないように献立と予算をきちんと決めて買い物に行くべきだ。", "part_type" "part" } ], "expanded" true } ], "expanded" true }, { "title" "子育て", "part_type" "group", "children" [ { "title" "育児の大変さをまず知る", "description" "育児は半端なく大変である。とくに生まれたては。最近は知り合いからも良く聞く。早朝から泣く赤ちゃんをあやしておむつを換える。二時間おきにだ。\nもちろんミルクもあげねばならないし、お風呂も入れてあげないといけないし、普通に生活する家事もやらにゃならんというわけで言葉の羅列だけで心が折れそうである。\nまずこの大変さを知っておくことは重要だ。", "part_type" "part" }, { "title" "教えるということ", "description" "教育は当たり前だが学校だけで教わるわけではない。できるかぎり子供と一緒にいて、色々教えてあげよう、そして聞かれたことには逐一きちんと答えよう。\n自分が教えているつもりでなくても子供は親を見ている。普段から、きちんと生活することが大事だ。", "part_type" "part" }, { "title" "子供を守る", "description" "子供は小さいうちは危ないものがわからなかったり、常に事故の危険がつきまとう。何をするかがわからないからこそ、常に見ていてあげることが大事だ。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "子供を愛している", "description" "子供はかわいい。何しろ大好きな奥さんとの子供だ。かわいくないはずがない。何をやっても、何歳になっても子供はかわいいものだ。だからこそ、様々な理不尽にも耐えられる。", "part_type" "part" } ], "expanded" true } ], "expanded" false }, { "title" "絵描き(職業)", "part_type" "group", "children" [ { "title" "歴史", "description" "ニューワールドにおいて、世界を彩る鮮やかな表現で、世界の情景をプレイヤーに伝え続けてきたのが技族だ。そんな中で二次元に様々な色で世界を描き出すのが絵描きさんである。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "人に絵を見せてこそ絵描き", "description" "趣味であれ、仕事であれ、絵を発表するということは人に見られる。もっと言えば評価を受けるということである。\n評価はもちろん肯定的な意見だけではない。\n練習しはじめの駆け出しの頃は、そもそも絵を何時間何日かけて描いても大概の人からの感想は「ふーん」「なんか変」である。つらい。\nそれでも描きたいものがあり、自分の思った通りに絵を描き、そして表現したものがきちんと見る人に伝わるように努力した者が、絵かきである。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "イラスト作成工程", "part_type" "group", "children" [ { "title" "構想、構図", "description" "絵を描くにあたってまずいちばんはじめに必要なのが構想と構図の決定だ。頭の中であれこれ描きたい絵についてわくわく考える。頭の中にぼんやり浮かび上がる理想の絵をうまく出力するのだ。", "part_type" "part" }, { "title" "ラフ作成", "description" "描きたい絵を大づかみでスケッチしていく。この時線は沢山引くようにする。書き直しを惜しまず、ピンとくるまで、納得するまでどんどん書き直そう\n", "part_type" "part" }, { "title" "線を選び取っていく", "description" "描き終わったラフはなんとなく上出来に見える。それは沢山引いた線の中に自分にとっていいと思える線が混じっているからで、線が多いとなんとなくうまい絵に見えるのはそのためである。\nその中からいい線だけを選び取って、トレスしていき、洗練させていくのだ。", "part_type" "part" }, { "title" "線画作成", "description" "いい線が選び取れたら、これを基に線画を引いていく。線の入りと抜きに納得がいくまでやり直す。しんどいが狙った線画引けた時の喜びは格別だ。", "part_type" "part" }, { "title" "暗い側から描く", "description" "色の付け方には様々な方法がある。これが正解といい切れるものはない。一例として、イラスト全体を濃い影の色から着彩していく。ここから光が当たる部分を立ち上げていくのだ。", "part_type" "part" }, { "title" "光の当たる部分を立ち上げていく", "description" "光源を意識して、光のあたる部分を立ち上げていく。ここが一番好きだという絵描きは多い。絵全体に彩りが増え、より立体感を感じるようになる。", "part_type" "part" }, { "title" "仕上げ、完成", "description" "絵を見る人のことを意識して、まずどこに目がいくのか、片手落ちになっている場所がないかを良く確認し、細部まで仕上げていく。丹念に掻き上げた絵の、たった一部の手抜きがすべてを台無しにすることもある。\n仕上げは入念に行うべきだろう。", "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "デッサン力の涵養", "part_type" "group", "children" [ { "title" "そもそもデッサンとは", "description" "素描とも呼ばれる。物体の形体や明暗などを平面に描画する美術の基礎中の基礎のことであるが、そもそもはただそれだけのことを指す。\n", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "なぜ必要なのか", "description" "デッサンとは立体を平面に描画することであり、これを練習できていない人は人をかいてもどこか立体の狂った違和感を感じる絵を書いてしまいがちである。\n絵描きは誰もがデッサンを完璧にできているわけではもちろんないが、ある程度自然な絵を描くためにデッサンを練習するのが早道であるのは言うまでもないだろう。", "part_type" "part" }, { "title" "ひたすら観察", "description" "デッサンはそのものを克明に描くことだ。\nデッサンの練習をしないで町を歩いているときも、すべてを絵に書くつもりでよく観察しておくことは、その絵描きの描く絵にリアルさを与える。", "part_type" "part" }, { "title" "デフォルメにもデッサンは必要", "description" "デフォルメを施されたイラストなどを見ていると、一見、陰影表現を主としているデッサンは重要では無いと思われがちだ。\nマンガのキャラクターを描く分にはリアルにかけなくてもいいじゃないかと思うのが人情である。\n\nしかし、商業作品として世の中に出ている完成されたイラストというのはデッサンをきちんと成されているものであって、口を挟む隙間が無い程完成されていると言える。\nリアルなものを知っているからこそのデフォルメなのだ。\n\nマンガ絵を描きたい場合でも、リアルなものを書ける力は非常に重要だ。\n", "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "絵描き(職業)の流用実績", "description" "このアイドレスは冴月@無名騎士藩国によって製作された流用可能アイドレスです。\n久珂あゆみ@FEG様の【久珂あゆみ@T20】に流用されました。", "part_type" "part" } ], "expanded" false } ], "expanded" false }, { "title" "個人技術と能力", "part_type" "group", "children" [ { "title" "和錆の犬とすぐ仲良くなれる能力", "children" [ { "title" "飼い主経験から来る接し方", "children" [ { "title" "目線を同じにする", "description" "犬から見れば人間は大きい。かがみ込んで、目線を同じにするだけでも犬が感じる圧迫感は大分少なくなり、近寄りやすくなる。", "part_type" "part" }, { "title" "わんこ好き", "description" "犬のことが好きでなければ、触れ合うことにも、何事にも消極的になってしまう。好きだからこそ、手間や苦労を惜しまず犬と接することができるし、犬もそれを感じ取る。", "part_type" "part" }, { "title" "優しい態度と表情、声", "description" "犬は人間の声に敏感である。優しく接し、柔らかい表情で接することは犬を安心させる。犬は飼い主の笑顔が好きだし、逆に不機嫌であることには敏感だ。\n普段から落ち着いて、突然驚くようなことをせずに穏やかに接することが重要だ。\n", "part_type" "part" }, { "title" "よく観察され、匂いをかいでもらう", "description" "初対面の犬は相手が危険でないか、慎重に観察する。\n座り込んで目線を長くあわせないようにし、思う存分匂いをかいでもらって、確認してもらう。\nこの人危なくないんだな。と納得してもらうことが重要である。", "part_type" "part" }, { "title" "ごはんあげを担当する", "description" "わんこも生き物である以上食べねば生きていけない。これに関してはわんこもにゃんこもだが、ごはんをあげる担当になることは、わんこからの信頼を勝ち取る非常に大きいアドバンテージになる。\nいわゆる餌付けである。おやつとかもあげるといいかもしれない。健康を害さない範囲でネ!", "part_type" "part" }, { "title" "散歩担当になる", "description" "わんこは散歩が大好きである。\n表に出て、新鮮な空気をかぎ、色々観察して安心し、よく歩いて運動する。散歩は面倒だが、わんこは好きなのでこれを担当する人を当然好きになる。\n早く仲良くなりたければ散歩に行くのです。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "だっこはお尻を抱えるようにする", "description" "だっこするときにはわんこは不安定な姿勢は嫌なものである。\nきちんとお尻をもって、抱えるように抱いてあげ、目線をあわせよう。", "part_type" "part" }, { "title" "和錆はわんこの匂いが好き", "description" "犬はにゃんこと違い定期的にお風呂にいれてあげないと臭う。\nしかし和錆はこのちょっと香ばしい匂いが好きである。\n肉球のポップコーン臭とかたまらないものがある。\nわんこと打ち解けたらよく撫で、優しく抱き、キスをしながら臭いを吸おう。\nこの和錆の距離の近さがわんこと仲良くなる速度アップに貢献しているのかもしれない。", "part_type" "part" }, { "title" "たくさん遊ぼう", "description" "わんこは遊ぶのももちろん好きである。\nボールを廊下で投げてとってきてもらったり(ほめる)\n噛みごたえのある綱のおもちゃをひっぱりっこしたり、わんこの喜ぶツボを和錆はわきまえている。\nたくさん遊んであげつつも、終わり際、始め方は飼い主が管理するようにしないといけないぞ。", "part_type" "part" } ], "expanded" false, "part_type" "group" }, { "title" "素人格闘術", "part_type" "group", "children" [ { "title" "素人のための構成", "description" "「知ったらすぐ動作のマネが出来て、それなりに意味がある」という知識を、ジェスチャーで実際に見せつつ、口頭で伝授したものである。\n素人にも分かりやすいよう、専門用語は使わないで教えるし、細かいフォームやコツまではチェックしない。それっぽくできていればよい。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "戦場心得(素人版)", "children" [ { "title" "居着きをなくす", "description" "戦っている最中、不用意に突っ立っていれば、どんな目論見の的にもなりやすい。一箇所に留まることなく、常に移動しつづけること。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "防御技術(素人版)", "part_type" "group", "children" [ { "title" "白兵要点防御(素人版)", "children" [ { "title" "内臓を避ける", "description" "やむを得ない場合のみ、胴に存在する臓器類を避け、より重要度の低い別の部位を代償に防御する。貫徹力のある加撃を見分けてこれに備える。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "関節を避ける", "description" "骨格の損壊を招き、物理形状的な機能不全を引き起こすため、種類を問わず、これを避ける。意志の力で物理的な不可能が可能に巻き戻ることは期待せず、そのような事態を徹底して避ける。", "part_type" "part" }, { "title" "首を守る", "description" "意識と生命の存続のために重要な要素が詰まっており、首への加撃はこれを避ける。僧帽筋の発達によって防御を行える場合は、これを狙う。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "白兵通常防御(素人版)", "children" [ { "title" "位置をずらす", "description" "急所から攻撃をずらし、防御の厚いところでの受けに移行する。または、より損害の小さいところでの受けに移行する。これは体を動かして行う。", "part_type" "part" }, { "title" "腕を使った動作", "part_type" "group", "children" [ { "title" "アームブロック", "description" "腕の表側を使った防御。構えによっては片腕だけで行う。両腕で行う場合は、防御面積が広くなる一方で、反撃が難しくなるため、まともに被弾してはいけない攻撃から頭部と胴体を守るためにのみ用いる。", "part_type" "part" }, { "title" "十字受け", "description" "別名クロスアームブロック。両腕の表側を敵の攻撃に対して二重になるよう交差させた部位で受ける。該当箇所への加撃以外は隙が増えるため、特に守りを固める時に用いる。", "part_type" "part" } ], "expanded" true } ], "expanded" true, "part_type" "group" } ], "expanded" true }, { "title" "白兵格闘動作(素人版)", "part_type" "group", "children" [ { "title" "手技", "part_type" "group", "children" [ { "title" "ストレートパンチ", "description" "作った拳を、手の甲と真っ直ぐになるように固め、そのまま片足で相手に向かって踏み込み、上体をひねりながら腕を突き出させるように打つ。", "part_type" "part" }, { "title" "フック", "description" "拳や掌底を相手に対して横から振り込む攻撃方法。伸ばしきった腕を引き戻さねばならない突きとは異なり、上体の移動によって、短い間合いからの連打を可能とする。反面、左右に体を揺さぶる空間の広さも必要とする。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "平手打ち", "description" "掌を使って相手の顔を叩く。\n人間相手には、掌の一番下が、顎のあたりに当たるよう狙うこと。\nまた、当たった瞬間に手首を返してスナップを効かせること。\n威力を出したいなら、踏み込んでから繰り出すこと。", "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "大きな部位の使用", "part_type" "group", "children" [ { "title" "頭突き", "description" "背筋や首、その他の重心移動によって運動エネルギーを捻出し、額によって対象へと打撃する攻撃方法。元より厚い部位である頭蓋骨の額だが、間合いも短く、脳を自ら揺らす行為であることに変わりはないため、その使用局面は、敵と組み合っている状態で状況を打破するための有効打となるか、他に用いる部位がない状態と局限する。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "体当たり", "description" "胴体という大質量の部位を用いての攻撃方法。その場からの重心移動のみによっても行えるし、移動しながら加速して作り出した運動エネルギーを用いてもよい。対象に当てる部位への力の集中を行うことで、より効果的な打撃となるが、手足のような末端部位と異なり、胴体の特定箇所に力を絞り込むのは高等技法になる。実戦では、壁や扉を抜いたり、相手を吹き飛ばして巻き込んだりといった用法もある。", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" true } ], "expanded" true } ], "expanded" false }, { "title" "月子を思う限り頑張れる能力", "children" [ { "title" "アイ・ラブ・月子", "children" [ { "title" "世界が輝いて見える", "description" "実際和錆は月子さんに恋をしてから、ニューワールドの見え方が変わった。月子さんが住むニューワールドは和錆にとって鮮やかで、和錆はより積極的にニューワールドに関わるようになった。", "part_type" "part" }, { "title" "お互いの努力があれば、越えられない相性はない", "description" "和錆は月子さんが好きである。しかしお世辞にも恋愛経験があるとも言えない和錆は察しもよくなければ本人は別にいい男でもない、\n月子さんとの相性も特別にいいわけではない。しかし好きな気持ちだけは本物である。和錆の、そして何より月子さんの努力により何度もぶつかりながら相互理解を深めた。\nお互いにあきらめない限り、克服できない相性はない。", "part_type" "part" }, { "title" "好きな所を思い浮かべるだけで元気になる", "description" "和錆は初めどこからそんなに月子さんを好きになってしまったのだろう。\n今となっては思い出せない。恋は落ちるもの。\n今となっては好きな所が増えすぎた。\n優しいところ。思いやりがあるところ。好きな人のために、本当にためになることをよく考えて行動するところ。\n拗ねても相手ではなくて自分が悪いと思い込んじゃうところも、ちょっと思いつめやすいところも、意外とやきもち焼きなところも大好きだ。\n彼女の笑顔が大好きだ。かわいいねと言って、嬉しそうにしてくれると彼女は輝いて見える。\n優しそうなふと眉が好きだ。長くて綺麗な髪が好きだ。綺麗ですらっとしたスタイルも好きだ。\n要するに全部好きなのだ。全部だ。\nそんなに好きな月子さんのことを思い出すだけで、なぜ頑張らねばならないか思い出せる。\nそんなに好きな月子さんが和錆のことを好いてくれていることを思い出せば、全力でニューワールドで戦える。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "和錆の誓約", "children" [ { "title" "医者は目指す甲斐のある仕事", "description" "共和国の内戦後、医師達の働きにより多くの人命が救われることを経験した月子さんは、和錆とのデート中に医師がすごいと思ったこと、医療職を目指してみたいと。\nこれに和錆は大きい衝撃を覚えた。\n月子さんという人は、一切自分を捨てて、光太郎君のために頑張り続けてきたのだ。それは彼女の言う通り「自分のやりたいこと」であったのだが、\n月子さんが見たかもしれない、医師という職業への夢を、壊してはならない。医師は、目指し甲斐のある仕事なのだ。月子さんの中ではそうであってほしい。\n月子さんが医療職に幻滅しないように、和錆は勝手に必死に働く。", "part_type" "part" }, { "title" "月子さんに救われた", "description" "和錆は自分の能力不足で月子さんをひどい目にあわせたことがある。本当にひどい経験をさせてしまったのだ。\n和錆は無限に「あの時ああしていれば」と考え、自分にあの能力があれば、自分の腕前がエース級だったらとどんどん落ちこんでいった。\n様々な人の救いの手を邪険に跳ね除けもした。自分は一生許されてはならない。そう思い込んでいた。\nしかし月子さんは何というのではなく、ただ落ち込む和錆に気が付き、そして慰めた。「今なら分る。彼女は貴方の心配をしていたのだ。ずっと」\n事件から一度も流れていなかった涙が溢れた。和錆は月子さんを抱きしめて情けなく泣いた。\n一生治ることがないと思っていた心の傷は、癒されていた。\nそれは和錆にとって間違えなく奇跡だった。和錆は生涯をかけて、月子さんを大事にするために、幸せになってくれるように過ごそうと誓った。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "相手をよく見ると言う事", "children" [ { "title" "接するべきは目の前にいる相手", "description" "和錆は月子さんと初めて会い始めて以来、事前に得ていた情報や自分の主観を相手に話していた。\n結果当然相手のためになることはなかなかできないし、見当違いのことを繰り返した。\nチキンキングというやつである。月子さんは独立した一人の人なのだ。\n当たり前のことだが、和錆はそれがわかっていなかったのだ。\n相手が何に怒って喜ぶのか、相手をよく見る。それを教えてくれたのは香川と鋸山Aだった。\n何事も痛い目をみないと学習できなかった和錆は、おかげで初めの一歩をやっと、踏むことができたのだった", "part_type" "part" }, { "title" "態度だけでは伝わらないこともある", "description" "相手の態度から接し方を考える、それは大事なことだ。言葉がコミュニケーションで担う部分は少ない。\nしかしながら、相手が落ち込んでいて、こちらがその心配をしていても、態度だけでは伝わらない時は、もちろんある。\nいつでもツーカーとはいかないし、いくら相手が大好きでもお互い違うところはある。\nそんな時はまず、自分がどうしたいと思っているのか…仲良くしたいこと、悲しい気持ちでいてほしくないこと、また自分の行動で悲しい思いにさせないように、話してほしいとお願いしなければならない時はある。\nそうではないカップルも、もちろんいるだろう。だが和錆と月子さんに関してはそうなのだ、そう和錆は思って行動することにしている。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "好きな人に良く見られたい", "description" "好きな人に良く見られたい。そのままである。月子さんに、いいひとだと思ってほしい。旦那でよかったと思ってほしい。\n要するに好きな女の子の前で張り切る小学生である。\n「ふさわしくなくても俺のものにする。まずはそれでいい。大事なのは結果なのだ。」", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "和錆の夢", "description" "結婚の時、月子さんは「おばあちゃんになるまで」と言った。\n和錆の夢は、月子さんが最期の時まで、寂しい思いをしないことだ。\n和錆じじいが長生きして月子さんとずっと一緒にいて後にくたばるんでもいい。そうできなくても、息子が、彰月がいてくれれば。\n家族を大事にすると思う事ではなく、家族を本当の意味で生涯、自分の手の届く限り大事にすること。それば今の夢である。\nこの夢のためなら迷宮にも潜るし、全体が勝つためなら命もかける。全体が勝てねばまた会えないからだ。", "part_type" "part" } ], "expanded" false, "part_type" "group" }, { "title" "長距離走の訓練", "children" [ { "title" "筋力トレーニング", "children" [ { "title" "筋トレの重要性", "description" "ランナーに太い筋肉は必要ないと考えられがちだが、長時間良いフォームを保つためには筋力トレーニングが必要不可欠である。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "怪我の予防", "description" "走るのに適切な姿勢を保つ他、継続的に筋力トレーニングを行うことで基礎体力がつき、怪我の予防にもつながる。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "フロントランジ", "description" "太腿、ハムストリングス、大殿筋を中心に鍛える。この際上体をまっすぐ保つことで、全身の筋力を強化できる。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "腹筋・背筋", "description" "ゆっくりと行うことで体幹の筋肉が鍛えられ、適切な姿勢を保つことができるようになる。大きく息を吸って吐きながら行うこと。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" " 腕立て伏せ", "description" "腕をしっかりと振るために腕・肩の筋力を鍛える。きつくて続かない女性などは最初は膝をついた上状態で行っても良い。", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "トレーニング前の準備", "children" [ { "title" "準備運動の効果と重要性", "description" "怪我を防ぐ、体をあたためる等の効果がある。トレーニングの効果にも差が出るため丁寧に行うこと。全身の筋肉を気持ちいいくらいの強度でよく伸ばし、ほぐす。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "良好なコンディションを保つ", "description" "疲労を溜めないことがランナーには重要である。すなわち、睡眠時間を十分に取りトレーニング後は整理体操等をかかさず行うこと。", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "トレーニング方法", "children" [ { "title" "インターバル走", "description" "数本の疾走区間の間に小休憩を挟む練習方。非常に効果が高いが疲労もたまるため、終わったらしっかりと休憩をとること。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "レペティション", "description" "インターバル走より1本1本の強度を高め、休憩を長くとるトレーニング。効果としてはインターバルと同じ。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "ペース走", "description" "一定のペースで走るトレーニング。トラックなど決まった距離を延々同じペースで刻むことで適切なペースを体に教え込む。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" " ジョグ", "description" "一キロ5分以上のペースでゆっくりと長い距離を走りこむ。もっとも手軽で一般的な練習方法。毎日継続するのが大事。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "ビルドアップ走", "description" "最初はゆっくり、徐々にペースをあげていき、ラストでラップを刻みゴールするという練習方法。疲労の溜まり方もマイルドで効果が高い。", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "フォーム", "children" [ { "title" "正しいフォームの重要性について", "description" "長距離を走る際正しいフォームを保つことはスピードを上げるだけでなく怪我の予防にも繋がり、疲労度にも大きく影響する。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" " 正しい姿勢を保つ練習", "description" "走る際は真上から頭を吊られているような感覚で少し顎を引き、背筋を伸ばし、腹筋にやや力をこめるイメージで。視線はまっすぐ前へ。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" " 足の出し方", "description" "走る際の足は一本の線の上を走るような感覚でまっすぐ前に出す。普段から線の上を走って感覚を掴むと良い。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "使う筋肉", "description" "小さい筋肉(足首、すねなど)を酷使すると故障の元になる。太腿や尻などのなるべく大きな筋肉を使い、体幹を意識して体を動かすこと。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "腕の振り方", "description" "小指と薬指を軽く握り、真後ろに引く。腕をしっかりと振ることで余計なエネルギーの流出を抑えることができる。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "呼吸の仕方", "description" "ペースによって呼吸を変える。スローペースで走る時には4回吸って4回吐く。ミドルペースの際には基本の2回吸って2回吐く。更にスピードを上げる場合は2回吸って1回吐くと良い。", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "走る際気を付けること", "children" [ { "title" "ペース配分", "description" "走る距離によってペース配分を考えながら走る。長距離を走る場合は10キロ過ぎあたりで気持ち良くなってペースがあがりがちだがぐっと堪えること。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "ランナーズハイ", "description" "走ることによって脳内物質が出てテンションがあがり、疲労を感じにくくなる。しかし疲労は確実に蓄積するため、惑わされず冷静さとペースを保つことが必要となる。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "クールダウン", "description" "長距離を走った後は筋肉がダメージを受けているため、ゆっくりと整理体操や軽いジョギングをして筋肉をほぐすこと。", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "道具", "children" [ { "title" "靴", "description" "基本的に紐靴。履き比べて自分の足に合ったものを選ぶこと。また、長距離を走る前に履きならしておくのが望ましい。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "帽子", "description" "つばの広いキャップが良い。風で飛ばないようなサイズのものを選ぶこと。太陽光をさえぎる他、汗が目に入るのを防ぐ。小雨の際にも役に立つ。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" " ワセリン", "description" "服と肌が触れる部分などに塗ることで長距離走った際の擦れを予防できる。下着と肌の境目あたりにも塗っておくと良い。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "動きやすい服", "description" "気温に適したもの、また、肌に擦れても痛くない素材を選ぶこと。また、男性は下半身にスパッツ状のものをちゃくようすると息子が擦れにくい。", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "食事", "children" [ { "title" "走る前の食事", "description" "穀物など炭水化物をしっかりととること。極端に炭水化物の量を増やして準備することをカーボローディングと言う。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "水分の取り方", "description" "水分は少量をこまめに摂取することで脱水を防ぐことができる。汗で失われるナトリウムを補充できるものが良い。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "エイド", "description" "30キロ以上の長距離を走ると体内の糖が不足しエネルギー不足に陥るため、水分と同じようにラムネやブドウ糖を途中でかじると良い。", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" true, "part_type" "group" } ], "expanded" false, "part_type" "group" }, { "title" "社会人の心得", "part_type" "group", "children" [ { "title" "ほうれんそう", "part_type" "group", "children" [ { "title" "報告", "part_type" "group", "children" [ { "title" "なるはやの報告", "description" "上司や仕事上で連携の必要がある相手は、常に最新の情報で連携を取りたいと感じているものだ。誤解があるままお互いの仕事が進んではいけない。お互いの報告はできるだけ、状況変化の直後にするのが原則だ。", "part_type" "part" }, { "title" "共通の書式に則る", "description" "報告は記録に残る形で、決まった書式で行われるべきである。報告を行った日付、報告を行った人物などをはじめ、後で誰が参照してもわかるようにしておくのが良い。\n", "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "連絡", "part_type" "group", "children" [ { "title" "連絡の意味", "description" "連絡とは、関係者に、簡単な業務・作業情報を知らせることです。上司部下に関わらず、誰もが発信側にも受信側にもなる。", "part_type" "part" }, { "title" "コツ", "description" "自分の意見や憶測は入れず、あくまでも事実を伝えることが求められる。客観性に欠ける報告では、誤解が広がってしまうからだ。簡潔かつ迅速を心がけよう\n", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" true }, { "title" "相談", "part_type" "group", "children" [ { "title" "相談とは", "description" "相談とは、仕事において判断に迷った時や自分の意見を聴いてほしい時に、上司や先輩、同僚に参考意見を聞くこと。", "part_type" "part" }, { "title" "伝えるべき情報", "description" "良いアドバイスをもらうためには、わかりやすくてアドバイスのしやすい相談を心がけなければならない。具体的には以下の通り。\n1.相談したい事柄の現状\n2.相談したい事柄の目指しているところ\n3.相談する前にすでに対処してみたこと、それをやった後にうまくいかなかった理由", "part_type" "part" } ], "expanded" true } ], "expanded" true }, { "title" "世渡りスキル", "part_type" "group", "children" [ { "title" "思いやり", "description" "自分のことだけではなく、他人はどう考え、どう感じているか。つまり 他人の身の上や心情に心を配ること。これを常に頭において人と話すことは、諍いを避け、和やかに過ごすために必要だ。", "part_type" "part" }, { "title" "TPOを弁える", "description" "T:time…時間\nP:place…場所\nO:occasion…場合(opportunity…機会)\n 上記の通り、TPOとは「時間と場所、場合(機会)に合わせる」という意味を持つ和製英語。\nこれを考えて行動することは私生活でも仕事でも大事だ。", "part_type" "part" }, { "title" "マナー", "part_type" "group", "children" [ { "title" "マナーの概要", "description" "社会の中で人間が気持ち良く生活していくための知恵である。マナーは国や民族、文化、時代、宗教のさまざまな習慣によって形式が異なる。また、個人間でも価値観や捉え方による差異がある。\nある国では美徳とされていることが、他の国では不快に思われることもある。\n「他者を気遣う」という気持ちを所作として形式化し、わかりやすくしたものが形式としてのマナーである。", "part_type" "part" }, { "title" "社会人として知っておくべきマナー", "description" "マナーといってもなんでもかんでも定型化して知っていなければならないわけではない。\n要するに、相手の気分を損ねないようにする心がけそのものがマナーだ。\n要するにきちんと挨拶をしたり、謝るべきときにきちんと謝ったり、連絡をきちんと返したり、そういうことである。", "part_type" "part" } ], "expanded" true } ], "expanded" true } ], "expanded" false }, { "id" 2421, "title" "まあ待て落ち着け", "description" null, "part_type" "group", "created_at" "2017-08-20 05 40 05.890671", "updated_at" "2017-08-20 05 40 05.890671", "character_id" "288", "children" [ { "id" 2422, "title" "思慮深い", "description" "それを実行したらどんなデメリットが発生するかを一旦考える思慮深さ。\n実行前に一旦考えることで、いざという時に立ち止まるチャンスを得る。", "part_type" "part", "character_id" "288", "children" [] }, { "id" 2423, "title" "石橋を叩いて渡る", "description" "大丈夫かどうか確認してから実行するということわざ。これを意識して習慣化することでついうっかりを危険に踏み込むことを防ぐ。\nより上位に石橋を叩いて壊すというものがある。", "part_type" "part", "character_id" "288", "children" [] }, { "id" 2424, "title" "質問・相談する習慣", "description" "実行前に信頼できる相手に質問・相談する習慣、自分ひとりでは見落としていたことも相談や質問をすることで発見することができる。", "part_type" "part", "character_id" "288", "children" [] }, { "id" 2425, "title" "信頼できる相手を見極める", "description" "信頼できる相手に質問・相談をするため、信頼できる相手を見極めるための判断力。\n相手と自分の関係を正確に把握する(所謂空気を読む)能力でもある。", "part_type" "part", "character_id" "288", "children" [] }, { "id" 2426, "title" "背筋がぞわっとする", "description" "危険な場所やことに踏み込みそうになると嫌な予感や背筋がゾワッとして踏みとどまる能力。所謂第六感。\n確実性はないが、経験からくる直感でありこれに救われることは意外に多い。", "part_type" "part", "character_id" "288", "children" [] } ], "expanded" false } ], "expanded" false }, { "title" "実績と経験", "description" "Default Root", "children" [ { "title" "共和国医療団としての経験", "children" [ { "title" "大規模医療チーム編成経験", "description" "ニューワールド共和国内戦の際、戦後治安維持がなされた後、莫大な被害者を少しでも減らすため、共和国で国境を越えた大規模医療部隊が編成された。\n和錆はこの際リーダーを務め、全国を周回した。", "part_type" "part" }, { "title" "医者の努力、その結果", "description" "共和国医師団の尽力の結果、一見不可能に見えた治療作戦だったが、高いチームワークと高いレベルの搬送作戦によって死傷者の治療を迅速に行うことが出来た。\n人々はこの医療関係者の努力を見て、考えを改め、皇帝は賛美して支援を約束する一方、この作戦に参加できない程度の医療技術しかないことを率直に認めて残念がった。", "part_type" "part" } ], "expanded" false, "part_type" "group" }, { "title" "ISS医療班としての活動", "children" [ { "title" "生活ゲームでの実績", "description" "生活ゲームでは戦闘の結果やトラブルにより、けがを負ったり、命の危険にさらされるプレイヤーやACEが多数存在していた。和錆はこれの治療に積極的に参加し、出動してけが人の治療に尽力した。\n多いときは一日3回出動し、戦闘によって重症を負ったエースを助け、また同時にアイテムの移植を行ったこともある。", "part_type" "part" }, { "title" "対テロでの医療経験", "description" "アイドレスでは戦争による被害だけではなくテロによる小規模で散発的な被害が相次いでいた。これに関しては国では医療部隊のみの編制をしていることが多くなく、即応できなかったため、\nISSの医療班として和錆をはじめてさまざまなプレイヤーやACEが治療のために尽力し、被害を軽減した。", "part_type" "part" } ], "expanded" false, "part_type" "group" }, { "title" "疫病との闘い", "children" [ { "title" "魔法熱との闘い", "description" "ニューワールドで共和国を中心に猛威を振るった魔法熱に対して、和錆は対策に奔走した。\n医者の敵は怪我だけではもちろんないのだ。\n魔法熱はその名の通り現代医学の通用しない疾患であり、和錆は大いに苦戦したが、魔法に詳しいプレイヤーやACEの協力により原因の特定を行った。\nこの際和錆は自分の能力の範囲の狭さと、様々な能力を持つ人医師やACEと協力する大事さを知った。", "part_type" "part" }, { "title" "マンイーターとの闘いと反省", "children" [ { "title" "和錆の失敗", "description" "医者は神ではない。当たり前のことなのだが、和錆はマンイーターと戦う当時、これを理解していなかった。神のような気分だったわけではもちろんない。\n本人は幅広く魔法にも詳しいACEなどにも協力を要請し、自分の手での解決にこだわらないようにしようと心がけていたのだが、逆を言えば医療関係者だけの領分だと思っていたのだ。\n現代の医療知識での感染症対策に和錆がこだわった結果マンイーターは進化し、各国に甚大な被害をもたらすこととなった。\nこれを救ったのは一人の偉大なカマキリ、レディであり、生命の力であった。和錆は自身の失敗を忘れない。", "part_type" "part" }, { "title" "レディの助け", "description" "akiharu国国民カマキリ、レディの最期の言葉。「いいえ。共和国も、その理念も、魂も、矜持も。大統領も、何も死なないわ」「私はそう、共に和して自由の旗に栄光を与えるだけよ」\nレディは誰もかれもを助けるため、、自らの体内で無性生殖して産卵し、病原体と共に孵化させ、それを体内で何度も続けて世代を重ねついには病原体を無毒化、共生させた。\nレディは最後まで持たなかったが、その後大統領が持ち込んだレディの遺体により、マンイーター特効薬が開発され、雨として散布された。\n和錆は防疫研究所の外でその恵みに預かった。", "part_type" "part" }, { "title" "マンイーター改との闘い", "description" "その後、敵はさらにマンイーター改をミサイルに乗せて藩国にばらまくという暴挙に出た。\nこれに対して和錆はプレイヤー医師団と月子と協力し、ミサイル撃墜により広がったマンイーター改を自己進化の間もなく治療に成功した。\n毒ガスは無力化された。和錆は悔しかった昔を思いだした。 今度は前とは違うと思った。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" } ], "expanded" false, "part_type" "group" }, { "title" "立国ゲームでの経験", "part_type" "group", "children" [ { "title" "新たなマンイーターとの戦い", "description" "無名騎士藩領地内で散布された敵性のマンイーターに対して、和錆は一対一で対応した。\nマンイーターは自己進化によりどんどん厄介になる特性がある以上、一度で仕留めるべく、単独で根気よく根絶を行った。", "part_type" "part" }, { "title" "エクスカリバーさん治療実績", "description" "立国ゲーム中に大きい怪我を負ったエクスカリバーさんの治療を、高度なクローン医療技術で治療した。治療には時間がかかったが予後は良好であった。\nB世界における高度な技術を使用した医療で初の試みであり、この段階までの技術を和錆が使用する範囲では、大きい問題が発生しないことがわかった。", "part_type" "part" }, { "title" "クローン医療技術とマンイーターの相関関係発見", "description" "エクスカリバーさんの治療中、再生しようとする部位に対して体内のマンイーターが遺伝子を書き換えるなどの事件が起きた。\n事前に対策を打っていたことにより治療は達成できたが、マンイーター抗体を持つ人物への治療に関して、新たに注意を払うべきであることがわかったことは大きい。", "part_type" "part" } ], "expanded" false }, { "title" "長年の屋外活動経験", "part_type" "group", "children" [ { "title" "難民介助経験", "description" "ISS医療班として長年働いていた。傷病者救助のため現場に向かうが、対処先が難民キャンプであることも多くあった。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "共和国内戦終了後のローラー作戦", "description" "共和国の内戦ででた被害を解決するため、和錆は医師団を率いて全国を回ったことがある。この際も生活は自炊であったろうし、医療者として難民の生活の介助も行っていた。", "part_type" "part" }, { "title" "荒廃したB世界での衛生管理経験", "description" "迷宮へのアタックが終わり、キャスリングされたニューワールド、つまりB世界に移動してしまった時、荒れ果てている世界の中で難民の衛生管理や炊き出しの手伝いを行ったことがある。まずすぎるポーションが大活躍した。", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" false }, { "title" "過去の職業着用経験", "part_type" "group", "children" [ { "title" "マッドサイエンティスト+整備士だった時期がある", "part_type" "group", "children" [ { "title" "実際に整備に携わっていた", "description" "和錆はマッドサイエンティストを着用していた頃、玄霧藩で整備作業によく参加していた。さまざまな修理や整備をこなしてきた経験がある。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "自家用車の整備もしていた", "description" "和錆は過去いわくつきの車を自分で整備したことがある。ちなみに理由は安かったからであるが、元々かなり改造された車であったため、ピーキーさは残ってしまった。", "part_type" "part" }, { "title" "爆弾の解除をしたことがある", "description" "輸送機にテロで仕掛けられた爆弾を、マッドサイエンティストの整備能力で分解して解除したことがある。その後敵に襲われることにはなったが、爆弾の解除自体には問題なく成功している", "part_type" "part" } ], "expanded" true } ], "expanded" false } ], "expanded" false, "part_type" "group" }, { "title" "使用できる医療戦術", "children" [ { "title" "識別救急(医療技術)", "description" "Default Root", "children" [ { "title" "使用の是非", "children" [ { "title" "使用のデメリット", "description" "トリアージ法は負傷者を全員助けることを目標とした技術ではない。\n災害時などで医師の絶対数が負傷者に対して絶対的に不足しているときにのみ使用するべきであり、\nみだりに使用することは助けられるべき人を見捨てることにもつながる。\nこのデメリットを把握していることはトリアージ法を使用する際に最も重要である。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "もたらされる恩恵", "description" "一方、トリアージ法は適切な状況で使用されれば、助けられる人を、足りない医師を最大限に活用して助けることができ、「可能な限りの最大数」に近い人を救うことができる。\n医者は神ではない以上、現代においては使うべき状況では使われるべき方法論である。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "実際の内容", "children" [ { "title" "概要", "description" "患者の重症度に基づいて、治療の優先度を決定して選別を行う方法論である。主に救急事故現場や災害現場において、患者の治療順位、救急搬送の順位、搬送先施設の決定に用いられる。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "種別", "description" "識別救急には様々な階層がある。\nまず災害医療現場において行われる\n「救急搬送トリアージ」これは現場において救命の順序を決めるために、決まった基準に従って医療従事者は動く。\n現場においては迅速に判断するため、直接治療に関与しない専任の医療従事者が行う。\n\n他に避難所、院内でのトリアージがあり、\n前者は災害時に利用者に優先順位をつけるもので、高齢者、障害者、自宅を失った人を優先して受け入れるようにするという概念である。\n後者は二次トリアージと呼ばれ、トリアージナースなどの専任医療従事者が素早く判断を行い効率的に治療を行うために指示を行うものである。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "救急現場での判断基準", "children" [ { "title" "START法", "description" "救助者に対して傷病者の数が多い場合に使用する。基礎となっているのは救命処置におけるプライマリー・サーベイ(一次救命処置)で用いられるABCDEアプローチに基づいたもの。\n具体的には以下のような判断基準から患者を色分けして識別する。\n・自分で歩けるか?\n・呼吸はあるか?\n・呼吸数は?\n・循環状態はどうか?(ここでの循環とは心臓の鼓動を含めた血液循環のこと)\n・意識レベルはどうか?", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "トリアージ・タッグ", "description" "START法によって識別された患者の判定結果をわかりやす色で表したタッグ。\n\n白=無傷 緑=待機 黒=死亡 赤=緊急治療 黄=順緊急治療\n\n黒(black tag) - カテゴリー0(無呼吸群)\n死亡、または生命徴候がなく、直ちに処置を行っても明らかに救命が不可能なもの。\n赤(red tag) - カテゴリーI(最優先治療群)\n生命に関わる重篤な状態で一刻も早い処置をすべきもの。\n黄(yellow tag) - カテゴリーII(待機的治療群)\n赤ほどではないが、早期に処置をすべきもの。基本的にバイタルサインが安定しているもの。\n一般に、今すぐ生命に関わる重篤な状態ではないが処置が必要であり、場合によって赤に変化する可能性があるもの。\n緑(green tag) - カテゴリーIII(保留群)\n歩行可能で、今すぐの処置や搬送の必要ないもの。完全に治療が不要なものも含む。\n搬送・救命処置の優先順位はI → II → IIIとなり、0は最後に救護所へ搬出される。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "チーム医療", "description" "Default Root", "children" [ { "title" "患者中心の医療の提供", "description" "チーム医療とは、医療環境で互いに対等に連携して治療やケアに当たることで患者中心の医療を実現しようとするシステムのことである。当然のことながら、患者中心の医療とは、業務の対象を疾病だけでなく人格ある人間とし、人道に則り尊厳を持って接すること、そして患者及び家族の意向を十分に反映した医療を提供することを目的とする。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "他職種との連携", "description" "医者と看護士など、異なる職種の医療従事者が複数人いることを前提として、使用可能な技術である。異なる職種のメディカルスタッフが連携・協働し、それぞれの専門スキルを発揮することで、入院中や外来通院中の患者の生活の質(QOL)の維持・向上、患者の人生観を尊重した療養の実現を援助する。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "情報共有の推進", "description" "常にチームとしての方針を共有するため、カンファレンス等に積極的に参加し情報共有と記録に努める。患者情報は医療にしか使用しないものとし、情報漏洩に最大の注意を払い、それを保管管理する。\n", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "専門性の推進", "description" "それぞれの専門職が、その専門性と倫理に基づいて高いレベルの知識と技術の推進に努め、専門技術の標準化を図り、安全で効率的な医療の提供を行う。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "社会的資源の管理", "description" "患者の生活は治療後も続くことから、社会資源の管理により患者の治療後の生活に最適な環境を調整する。社会資源には社会的制度や社会復帰施設、公的機関、医療機関、人的資源などがある。\n", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "一次救命処置(技術)", "part_type" "group", "children" [ { "title" "目的", "description" "一次救命処置とは 、急に倒れたり、窒息を起こした人に対して、その場に居合わせた人が、救急隊や医師に引継ぐまでの間に行う応急手当のこと。\n専門的な器具や、薬品などを使う必要がないので、正しい知識と適切な処置の仕方さえ知っていれば、誰でも行うことができる。この知識技術の普及により、救命率を上げることが一次救命処置の大目的である。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "基本的な考え方", "description" "一次救命は救急のABCを確保する目的で作られている。\n A air way(エアウェイ) 気道確保\n B breathing(ブリーシング) 人工呼吸\n C circulation(サーキュレーション) 心臓マッサージ等による心拍と血圧の維持\nこれらABCの維持は生命活動の維持に必要不可欠な最も基本的な部分であり、これらの維持を効率的に行うために一次救命処置の内容は考えられている。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "正しく行うために", "description" "一次救命処置を行うためには、医師もしくは看護士による講習会に参加している必要がある。講習会は医科大学や一般の診療所、中核病院や先端病院なので定期的に開催されている。", "part_type" "part" }, { "title" "具体的な内容", "part_type" "group", "children" [ { "title" "周囲の観察、全身の観察", "description" "傷病者を発見した場合、まず重要なのは周囲と傷病者の観察を良く行うことだ。\n周囲の状況は自身や傷病者にとって危険ではないか、傷病者自身の様子はどうかの確認を行うことが、\nこれから行う応急処置につながる。", "part_type" "part" }, { "title" "反応の確認", "description" "大きな声をかけ(「大丈夫ですか!」など)、肩を軽く叩いて、反応(意識)の有無を確認する。\n反応がない場合や鈍い場合は、まず協力者を求め、医療機関への通報と配備がある藩国であればAEDの手配を依頼する。\n協力者が見当たらない場合は救助者自身が通報を行う。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "呼吸の有無", "description" "傷病者が心停止を起こしているかを判断するために、まず呼吸を確認する。\n胸部と腹部の動きを集中して観察する。これは10秒以内で行う。\n普段通りの呼吸がない場合、または介助者が呼吸しているか自信が持てない場合はただちに胸骨圧迫を開始する。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "気道確保", "description" "傷病者の呼吸の有無にかかわらず、気道の確保を行う。\n一方の手を傷病者の額に、他方の手を下顎の先に当てて、下顎ごと頭部を引き上げるようにして、頭部を後方に傾ける。(頭部を後屈させ、顎先を挙上)\nこの際頚椎、平たくいうと首あたりを痛めていることが疑われる場合は特に注意して静かに行わなければならない。", "part_type" "part" }, { "title" "胸骨圧迫", "description" "心臓が痙攣したり停止したりして血液を送り出せない場合に、介助者が心臓のポンプ機能を代行するための行為。\n以下のような手順で行う。\n・硬い床に上向きで要救助者寝かせる。\n・救助者は傷病者の片側、胸のあたりに両膝をつき、傷病者の胸骨の下半分に片方の手の手掌基部を置き、\nその上にもう一方の手をかさねる。\n・両肘をきちんと伸ばし、垂直に体重をかけて胸骨を押し下げる。両肩と手掌基部で三角形が形成されるようにしっかり肩を固める。イメージとしては肩で腕を固定し、肘関節を固めて力を完全に伝達する。\n目安として胸骨を5cmは押し下げるようにする。\n・手は胸骨から話さず、元の高さまで緩めて戻しては、圧迫を繰り返す。\n・一分間あたり100-120回のテンポで行う。1セット30回", "part_type" "part" }, { "title" "人工呼吸", "description" "気道を確保した上で行う。\n傷病者の鼻をつまみ、自分の口を大きくあけて、傷病者の口を覆う。\n逆流物による感染汚染防止のため、感染防止マスクを持っていた場合はそれを使うべきである。\n一秒かけて傷病者の胸が上がるのを認識できる程度に吹き込みを行い、換気して再度呼気を吹き込む。\n2回で1セットで、胸骨圧迫1セットごとに行う。\n\n注意点として以下がある\n・介助者が一人しかおらず、同時に素早く行う余裕がない場合、無理に人工呼吸は行わず、胸骨圧迫を最優先する。\n・人工呼吸が不要ということではない。同時に行える場合は行ったほうが救命率がいい。\n", "part_type" "part" }, { "title" "AEDの装着判断", "description" "救急救命のうち、心室細動による突然死は多くの割合をしめる。この場合早期の除細動(けいれんを止めること)が救命の鍵となる。AEDとは電源を入れ、音声メッセージに従うことにより、除細動の要否を音声で知らせ、必要な場合には電気ショックにより除細動を行うことができる機器である。周辺にAEDがある場合はこれを利用することは救命率を上げる上で重要である。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "回復体位をとらせる", "description" "いずれかの段階で自発的呼吸と拍動が戻った場合、傷病者を回復体位にして、様子を見守る。\n回復体位は、救急医療などの現場に於いて失神している・または「意識がもうろうとしている」など意識障害のある要救護者の生命の安全を図るためのもので、急な様態の変化などが起こっても大事に至らないよう配慮された姿勢である。\n姿勢としては横向け寝である。横向け寝一般と異なる点として、頭をやや後ろに反らせて、できるだけ気道を広げた状態に保つ。また無意識に寝返りしたり痙攣して仰向けやうつ伏せになったりしないよう、膝は軽く曲げ、腕は下側の腕は体前方に投げ出し、上側の腕でつっかえ棒をする要領で横向け寝状態を支えるようにする。", "part_type" "part" } ], "expanded" true } ], "expanded" true }, { "title" "二次救命処置(技術)", "part_type" "group", "children" [ { "title" "どんな技術か", "description" "二次救命処置とは、病院など設備の整った環境で、広範な患者にたいして有資格者により行われる救命処置である。一次救命処置で救命された患者が搬送先の病院や救急車内で受ける処置であったり、あるいは現場に初めから医師がいた場合の処置になる。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "技術使用条件", "part_type" "group", "children" [ { "title" "医療系の資格を持っている", "description" "二次救命処置、通称ACLS(ACLSはAdvanced Cardiovascular Life Supportの略)は、血圧に影響を与える強力な薬品、つまり誤って使用すれば患者の命にかかわる薬品を扱うため、看護士、もしくは医師の資格を持つものしか修得資格がない\n", "part_type" "part" }, { "title" "BLS資格を持っている", "description" "二次救命処置は一次救命処置からさらに進展した医療行為であるため、当然一次救命処置(BLS:Basic life support)の講習を受けた上で認可を受けていないといけない。", "part_type" "part" }, { "title" "ACLSコース合格", "description" "BLS資格を持つ医療関係者はACLS講習を受けることができる。この講習を受講した上で、ACLSプロバイダー試験に合格したものは、ACLSプロバイダー資格を得る。", "part_type" "part" }, { "title" "2年に一度の資格更新", "description" "ACLSは高度な技術であるため、反復練習を行わなければすぐに技術は失われていくし、救急救命の進歩により、ガイドライン自体の更新が定期的に行われていく。ACLSプロバイダーは繰り返し練習に通い、2年に一度資格更新のための講座、試験を受け、能力が維持更新できていることを証明しなければならない。", "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "実際に行う処置", "part_type" "group", "children" [ { "title" "高度な意識、呼吸、脈拍の確認", "description" "医療従事者による、より正確な傷病者の状態確認。医療従事者でなければ正確な脈拍の把握や、呼吸がある場合でもそれが正常呼吸であるのか、死戦期呼吸であるのかの把握は難しいが、医療従事者かつACLSコース受講者であればこれらを正確に診断できる。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "高度な気道確保", "description" "ACLSプロバイダーは、頭部後屈あご先挙上法だけではなく、より高度な気道確保を行うことができる。\n具体的には口咽頭エアウェイや鼻咽頭エアウェイ、気管チューブや各種カテーテルにバッグマスクなどの器具を用いての気道確保を行うことができる。\nアナフィラキシーショックなどで咽頭に浮腫が起きて閉鎖している場合などは器具を用いて無理にでも気道を確保しなければ患者は換気が行えず死亡してしまう場合もある。このような場合は器具を用いた気道の確保が必要になるのである。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "モニター装着", "description" "ACLSではより正確な診断のため医療用モニターの装着を迅速に行う。\nこれにより心電図状態と血圧、脈拍、動脈酸素飽和度を同時に測定しながら処置を行うことができる。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "酸素投与", "description" "モニタリングができている状態では傷病者の動脈血酸素飽和度の観察が可能である。\n必要に応じて確保された気道から酸素投与を行うことによって、血液中の酸素飽和度を確保することを目指す。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "除細動器を使用できる", "description" "ACLSプロバイダーは正規の医療従事者であるため、必要に応じて自身で診断を行うことができる。このため、AEDだけでなく、除細動器を正しく使用することができる。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "除細動器を使うメリット", "description" "AEDと違い、除細動器、通称DCは心電図の診断を自ら行うことができる。また、除細動をかける際のエネルギー量も調節できるため、例えば新生児などにはエネルギーを抑えて使用するなど、AEDより臨機応変な対応をすることができる。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "ショック適応の可否判断", "description" "モニター上で計測される心電図の状態を確認し、波形から、除細動によるショックの適用が有用なリズムであるかを確認する。有用であればただちにショックを行い、そうでなければそれ相応の処置に迅速に移動する。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "高品質のCPR", "description" "CPRとは心肺蘇生法のこと。「c」ardio「p」ulmonary 「r」esuscitationでCPRである。\n基本はBLSとの差異はないが、救急救命経験があり、\nACLSプロバイダーの資格を持つ医療従事者のCPRは必然的に高品質である。\n具体的には以下の内容が守られていることで高品質と定義される。\n・1分に100回以上のリズムが正確に守られている\n・圧迫の深さは少なくとも5cm以上を常にキープしている\n・圧迫を行うたびに胸郭を完全に元に戻し、循環保持の品質を損なわない\n・高度に熟達し、人工呼吸やその他の処置による胸骨圧迫の中断が最小限である。\n・医療的判断から、過換気が避けられている。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "救急救命用の薬剤投与", "description" "ショックを適応した場合でもそうでない場合でも、心停止や心室細動などの循環不全で血圧の低下が著しい場合は必要に応じてアドレナリン(強力な昇圧薬)やアミオダロン、リドカイン(抗不整脈薬)の投与を行う。", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" true }, { "title" "ACLS技術を保持し続けるための努力", "part_type" "group", "children" [ { "title" "すぐになまる", "description" "ACLSは医学的にも高度な判断の連続であり、臨床医であれば誰でも可能であるわけではない。講習を受け試験に合格したとしても、ACLSを普段の仕事で使っていなければどんどん実力は失われていく。\n", "part_type" "part" }, { "title" "トレーニングサイトに通う", "description" "トレーニングサイトというと堅苦しい響きだが、要するにACLSの手順を繰り返し練習できるよう、あるていど設備の整った病院や大学などの施設に定期的に練習に通うことが大事である。\n人が死にそうな時というのは医療関係者でもパニックになる。普段から反復練習をして呼吸するように処置が行えなければならない。", "part_type" "part" }, { "title" "フローチャートの持ち歩き", "description" "実際に救急救命を行う際に、思わぬ事態によってパニックになることは医療関係者でも良くある。\nこうならなよう、救急救命医でなくても、ACLSのフローチャートを自作してまとめ、持ち歩いておくことはACLSプロバイダーの助けになるだろう。どんなにパニックになっても、場合分けがきちんとなされているフローチャートを確認しこれに従うことで正しい対処が出来る可能性が高い。", "part_type" "part" } ], "expanded" true } ], "expanded" true } ], "expanded" false, "part_type" "group" }, { "title" "和錆の医療系所持アイテム", "part_type" "group", "children" [ { "title" "和錆の往診鞄", "description" "Default Root", "children" [ { "title" "玄霧藩時代のベルト型AED", "children" [ { "title" "腰につけられる携帯性", "description" "AEDは普通施設に設置されるものだが、玄霧藩でマッドサイエンティスト兼医師が開発したベルト型AEDは腰に装着して持ちあるくことができる。かなり重いので和錆は普段往診鞄の内ポケットに吊り下げてある。\n緊急時に身に着けたまま移動できる有用性は言うまでもない。AEDはいつも近くにあるとは限らないのだから。\n", "part_type" "part" }, { "title" "AED(自動体外式除細動器)", "children" [ { "title" "除細動機能", "description" "AEDというと止まった心臓を動かすというイメージが強いが、実際はやや異なる。\n除細動の名前の通り、心筋がバラバラに興奮して正しく心臓が拍動していないのを、一度電気ショックでリセットをかけ、正しいリズムでの拍動を再開させるのだ。これが除細動機能である。", "part_type" "part" }, { "title" "簡便な操作性", "description" "AEDは玄霧藩性のAEDベルトも含めて、フタを開くだけで電源が入る。\n各部にイラストで次に何をすべきか説明書きがかかれており、医療人以外でもパニックにならずに使用することができる。", "part_type" "part" }, { "title" "使用の可否を自動で診断してくれる", "description" "一般人から見た場合、その人へAEDを使用すべきかは判断が難しい。\nそもそも人が倒れている状態はパニックに陥りやすい。\nしかしAEDには除細動パッドを貼り付けると、自動で心電図を測定し、除細動が必要かを診断してくれる機能がある。\nこれにより危険な医療過誤を未然に防ぐことができる。", "part_type" "part" }, { "title" "注意喚起の音声ガイド", "description" "AEDは操作が簡便なだけでなく、音声ガイドによるアナウンスもされる。\nこれは操作方法を伝えてくれるだけでなく、除細動時の感電を避けるためへ周囲への注意喚起を行う役割も兼ねている。", "expanded" true, "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "往診鞄の一般的中身", "children" [ { "title" "往診用診察道具", "description" "専門科によって往診道具は違うが、一般的には聴診器、体温計、パルスオキシメーター、血圧計などである。カルテ用紙と筆記用具を持ち歩く医師もいる。", "part_type" "part" }, { "title" "点滴キット", "description" "点滴を行うための用具一式を指す。\n具体的内容は「消毒用アルコール綿(使い捨て)、駆血帯と翼状針とクランプ、補液パックで構成される補液セット、パックを適当な場所につるすためのS字フック」である。これに使用したい薬剤を加えて行うのが薬剤の点滴静注である。\n使用する薬剤はもちろん治療によって異なる。\n使い方を誤ると危険であるため、医療従事者で、認可を受けたもののが使用できる。", "part_type" "part" }, { "title" "ペンライト", "description" "なんの変哲もないペンライト。診療所と違い往診先では十分な光量や光の入射角が選べるとは限らない。これ一本あるだけで口腔内の様子をよく見ることができるし、もちろんほかの傷病部の確認に使うこともできる。", "part_type" "part" }, { "title" "医療廃棄物持ち帰り用の箱", "description" "簡便な組み立て式の医療廃棄物を持ち帰ってきちんとしかるべき処理するための箱。普段はたためるので携行に便利である。\n使用済みの注射針や、血液のついたガーゼなどをビニール袋などに密閉した後本品に収納して持ち帰る。", "part_type" "part" }, { "title" "パルスオキシメーター", "description" "指に装着するタイプで、動脈血酸素飽和度(SPO2)を測定するための器具。患者の呼吸状態を確認するために使用する。一般的に通常通りの呼吸ができていれば98%が平均であり、95%を下回る場合は何らかの異常が考えられる。", "part_type" "part" }, { "title" "採血器具", "description" "血液検査を行うために採血を行うための器具全般を指す。駆血帯、テープ、アルコール綿、絆創膏、採血キットのセットで、詳しい検査が必要な場合に使用し、設備のある病院に持ち帰って検査を行う時に使用する。", "part_type" "part" }, { "title" "緊急用内服薬", "description" "往診中の狭心症発作等に対応するために、医師は自分の専門に応じた緊急用の薬剤を少量携行することがある。狭心症に対してはニトログリセリン製剤の舌下投与などを行う。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "一般医用携行装備", "description" "Default Root", "children" [ { "title" "止血帯", "description" "出血に対する対処は救急で最も重要な要素の一つである。止血帯は主に四肢の重大な出血への応急処置に用いられるバンドを指す。ゴム式や空気圧式の他、緊急用で強力なベルトと締め上げバーを併用するものもある。", "part_type" "part" }, { "title" "救急包帯", "description" "傷や出血などの箇所に、包帯での圧迫によって出血を止めたり、吸水性の高い綿で血や膿などを吸収させたり、あるいは清潔を保つために当てる保護ガーゼを固定するガーゼ生地の布である。\n救急用のものは滅菌パックに梱包された状態で使用しやすいように畳まれて収納されている。", "part_type" "part" }, { "title" "アドレナリン注射キット", "description" "危急時の昇圧や、アナフィラキシーショックなどで血圧が急激に低下した場合にはアドレナリンが使用される。\n緊急時にパニックにならず使用できるようワンタッチで筋肉注射できるようなキットも存在している。劇薬でもあるため、医師と認められている者か、使用講習を受けている者のみ所持できる。", "part_type" "part" }, { "title" "人工呼吸マスク", "description" "人工呼吸を行うためのマスク。医療者と患者相互の感染予防を目的として用いられる。空気弁とフィルムのみの簡易な物の他、医療者を介さず人工呼吸を可能とするバッグバルブマスクもある。医療者用。", "part_type" "part" }, { "title" "メス(刃物)", "description" "医師が治療に用いる鋭利な刃物。ランセットとも呼ばれる。現在では感染予防の観点から一般的な金属製もの他に、プラスチックの柄に替刃あらかじめ装着してあり、滅菌パックから取り出して使い捨てにするディスポーザブル式も良く用いられる。\n替刃には様々な種類があり、使用される部位や組織によって使い分けられる。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "医療用グローブ", "description" "医療用のグローブ。主にラテックスグローブなどの極薄のゴム手袋を指す。術者と患者双方の感染予防のために用いられる。天然ゴムアレルギーのある医師向けも含めて様々な素材のものが存在するが、総じて手によくなじみ、器具の操作を邪魔しないものが多い。", "part_type" "part" }, { "title" "白衣", "description" "主に医療従事者が用いる服の上から羽織る外衣。その名の通り一般的には白であり、汚染部を発見しやすく、清潔を保ちやすい。\nコート型が一般的。", "part_type" "part" }, { "title" "縫合セット(医療用)", "description" "医療従事者が使用する、主に傷口を縫い合わせるために使用される道具一式。\n持針器、ピンセット、はさみで構成される。滅菌済みの清拭用ガーゼや消毒用綿球、各種縫合針と糸を併せて携帯する事が多い。", "part_type" "part" }, { "title" "消毒薬一式", "description" "ドラッグストアなどでも入手可能な消毒薬や湿布、外用薬一式。携帯しやすいよう袋にまとめられている。中身が見やすいように透明な袋に入れ、暗所でも一目でわかるよう用途をパッケージに書き足す工夫をしている医療者もいる。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "和錆専用高度クローニングシステムの開発", "children" [ { "title" "新型人工多能性幹細胞「金屋子」", "children" [ { "title" "概要", "description" "新型多能性幹細胞「金屋子」は、従来のクローン技術者が用いる人工多能性細胞を改良したものである。改良内容については、狙った体細胞組織に分化すること、細胞の集合による組織化を可能とすることを目的としている。", "part_type" "part" }, { "title" "腫瘍発生の防止努力", "description" "体細胞を分化させ、組織として再生させる以上、未分化細胞が残っていては腫瘍発生の可能性が発生してしまう。新型多能性幹細胞「金屋子」は狙った組織に文化しやすいよう地道な臨床データから改良が施されていて、\nかつ細胞株を複数用意した上で分化能が高いものだけを選別して行うため腫瘍の発生をほぼゼロにまで防ぐことができる。", "part_type" "part" }, { "title" "新型プラスミドの使用", "description" "多能性幹細胞は治療中に細胞が初期化を起こしてしまう初期化因子の再活性化問題がつねについてまわる。これを回避するためにベクターとして使用されているのはウイルスであったり、環状DNAプラスミドだが、新型多能性幹細胞「金屋子」には最新のプラスミドが使用されており、ほぼ細胞の再初期化をゼロに抑えている。", "part_type" "part" }, { "title" "分化の高速化", "description" "新型多能性幹細胞「金屋子」は従来の多能性幹細胞に比べ、分化速度が早くなるよう改良されている。これは一種の遺伝子改良を体細胞に行っていることになるが、移植後、分化や増殖は通常の速度になるように設定されている。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "バイオプリンティングシステムの開発", "children" [ { "title" "組織を作るという事", "description" "組織を細胞の力だけで構成することは、現実的ではない。それはもし可能になったとしても過度の遺伝子操作にあたる。新型多能性幹細胞といえどそれは同じである。\nこれを組織として構成するためには、3Dプリント技術を用いることが最も現実的であると考えた和錆は、宰相閣下から技術提供を受け、バイオプリンティングシステムを作成した。", "part_type" "part" }, { "title" "バイオインク", "description" "バイオインクとは、生体細胞を懸濁させた、プリント可能なゲル。この特殊なゲルを細胞同士の接着剤、クッションとして使用する。これに幹細胞をプリントしていくことで、組織の形を構成し維持するのである。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "バイオペーパー", "description" "バイオインクを形成したもの。あらかじめ望ましい形に形成しておくことによって、臓器や組織を形成することを補助することを目的としている。", "part_type" "part" }, { "title" "組織設計システム", "children" [ { "title" "人体撮影システム", "description" "人体撮影システムというと目新しいように感じるが、要するに細密なCTである。CTスキャンを行うことによって立体把握を行う。", "part_type" "part" }, { "title" "デザイン補助システム", "description" "CTスキャンによる立体画像はグレースケールデータとしかならないため、コンピューターの支援を受けて、\n和錆が組織を同定し、指定する。そしてそこからつながる(この後再生させる)欠損部位のデザインを行う。コンピューターがデータバンクからふさわしいデザインをある程度まで出力し、和錆がこれをチューニングして欠損部位を、血管神経の走行に至るまでデザインするのだ。", "part_type" "part" }, { "title" "人体組織データバンク", "description" "和錆が今まで治療した患者のデータに加え、宰相府から提供された人体組織の構成データを蓄積しているデータバンク。デザインの出力の元として使用される。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "限界を知る心", "children" [ { "title" "医者は神ではない", "description" "文字通り、医者は神ではない。なんでもはできないのだ。当然ながら。和錆はこの原則を旨に、組織再生においてすべてをクローニングで再現することをあきらめている。", "part_type" "part" }, { "title" "代替手段の使用", "description" "微に入り細に入り、現状では再生不可能な組織ももちろんある。和錆はこの模倣しきれない微細な神経組織や血管組織に関しては、従来の人工的な材料を使い、代用することにした。\n完全な再現はできないが、結果的に以前と同じように機能することこそが、患者にとっては重要なのだ。", "part_type" "part" }, { "title" "脳組織の再現回避", "description" "脳組織の再現は現在の技術では全く不可能である。かつ、和錆はこの部分の再現の研究自体を自他ともに帝国防疫研究所内で厳禁している。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "制限", "children" [ { "title" "情報公開の禁止", "description" "和錆が構築したこのシステムは、全国へ拡散し濫用されれば世界に大変な混乱をもたらすことになる。そのためこのシステムは帝国防疫研究所でのみ使用可能であり、それ以外での使用は厳に慎まなければならない。\n和錆自身にも強い守秘義務があり、システム自体もまだ発展途上である観点から、使用する相手はまだごく限られている。安全なシステムが完成するまで、システムの使用先は和錆の知り合いで、かつ使用と守秘義務に同意したものに限られる。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "全身クローニングの禁止", "description" "脳組織の再現が不可能である点から、そもそも狭義の全身クローニングは不可能であるが、将来においても、義体としての複製などにつながるため倫理的観点からも脳以外の全身クローニングを原則的に禁止している。", "part_type" "part" }, { "title" "身体改良の禁止", "description" "組織をデザインできるということは、細胞自身の強化は望めなくても、以前以上に過剰に完全に整った顔に整形したり、あるいは悪意的にデザインすれば骨格を過剰に肥大化したりして武器化することも理論的には可能である。\nこれらの再現を一切禁止している。", "expanded" true, "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "リハビリの過酷さ", "description" "組織が再生された場合でも、接続した組織の筋肉トレーニングなどは、移植した組織がなじむまでの間にどうしても時間がかかってしまう関係で、筋肉が萎えてしまう。\nまた、神経もつないだからといって即座に機能が回復するわけではない。医療は魔法ではない。\n繰り返し機能させることにって、少しづつ機能を回復していくことが必要なのは、組織クローニングによる治癒でも同じだ。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "和錆専用カウンター・ナノマシン「遠雷」", "children" [ { "title" "概要", "description" "現在、ニューワールドや異世界では敵が定期的に兵器化したナノマシンを投入しており、ナノマシンの脅威は去ったとは言えない情勢であり、特にガス状に広範に散布されてしまうナノマシンに関しては被害が全体に広がりやすく、\n従来の手法では対処が難しいことが問題であった。マンイーターに対する苦い経験もあり、\nこれに対抗すべく和錆は、粒子状物質として敵兵器散布域を一気にカバーし、ナノマシンの討滅を行うカウンターナノマシン「遠雷」の開発に踏み切った\n", "part_type" "part" }, { "title" "仕様", "children" [ { "title" "運用法[A.D.A.A.D]", "children" [ { "title" "承諾", "description" "「admission」プロセス。カウンターナノマシンは誤った方向に使用された場合、世界に害を為す存在である。カウンターナノマシン開発者・所持者は和錆であるが、使用には和錆からの使用要請シグナルを受け、帝国宰相シロが認可した場合のみ使用可能となる。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "展開", "description" "母機から展開されたドローン機能を持つ子機が敵ナノマシンが散布されている箇所まで飛行し、範囲内に効率的に展開する。「delivery」プロセス", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "解析", "description" "展開した子機が敵性ナノマシンを子機が吸入して分析する。このフェイズでは敵性ナノマシンの状態を確認し、解析することのみを行う。そして敵性ナノマシンに有効なカウンターナノマシンのセッティングを行う。「analysis」プロセス。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "攻撃", "description" "展開した子機から、敵性ナノマシン用にチューニングされたカウンターナノマシンが一斉に噴霧される。ナノマシンは速乾性の液体に内包された状態で霧状に散布され、液体が蒸発することによって空気中を敵ナノマシンと同じように漂う。\nその後、被害にあっている人にも敵ナノマシンと同じように入り込み、空気中に残留している敵ナノマシンと同様、一斉に攻撃し、進化の間なく一度の攻撃でナノマシンを破壊する。\n破壊方法は敵ナノマシンの弱点にあわせるが、原則としてカウンターナノマシンは敵ナノマシンと共に相互破壊されるように設定されている。体内においてはナチュラルキラー細胞やマクロファージのように振る舞い敵ナノマシンを攻撃する。\n「assault」プロセス。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "自壊撤収", "description" "カウンターナノマシンもナノマシンである。必要な任務が終わった後は速やかに自壊作用により消滅する。攻撃フェイズにおいても相互破壊するようにプログラムされているが、カウンターナノマシンは敵ナノマシンより広範囲に散布されなければならない都合上、どうしても余剰がでてくる。任務終了後は和錆からの指令か、周囲に敵性ナノマシンが確認できなくなってから5分で自壊するようになっている。「disintegration」プロセス。", "expanded" true, "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "外装", "children" [ { "title" "レトロな革アタッシュケース", "description" "外見は一件大型の革アタッシュケースに見える。色は黒で、よく見るとわんわん帝国の刻印が施してある。もちろん本当にただの革アタッシュケースでは安全性に問題があるが、物々しい外見は運搬時や治療時に人に威圧感を与えてしまうという配慮のため外装上普通の荷物に燃えるように工夫されているのだ", "part_type" "part" }, { "title" "内部外装フレーム", "description" "革アタッシュケースに見えるものの内側には、強靭な防弾繊維と、飛行I=Dにも使用される軽量な複合金属で覆われており、歩兵戦力程度の攻撃を防ぐ。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "内部装備", "children" [ { "title" "分析制御コンピューター", "description" "分析コンピューターというと格好いいが、和錆の操作するノートパソコン。市販品だが宰相府において機密面に関する処理をされており、バックドアなどはすべて処理されているため、情報が漏れることはない。\n機密保持のためにオフラインでカウンターナノマシン散布子機のみをラジコン操縦する。子機からの分析結果から自動的に対処法、攻略法が同定されるが、その結果を見た和錆が必要に応じてさらにチューニングを施す。\n分析能力が不測する場合はデータを持ち帰った上で帝国防疫研究所にあるデータバンクでさらなる分析を行える。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "展開式カウンターナノマシン噴霧機「シェパード」", "children" [ { "title" "飛行機能", "description" "展開式の飛行ドローンである。アタッシュケースから射出された後空中で展開。内蔵の静音プロペラが4枚内蔵されており、これにより揚力を得て飛行する。すべてのプロペラは内蔵CPUにおいて回転数がコントロールされており、これにより自由自在に飛行することができる。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "バッテリー", "description" "出来る限りドローン部分の重量を軽減するため、パワー密度の高いリチウムイオンバッテリーが採用されている。より軽量なリチウムポリマーバッテリーも考慮されたが、衝撃に弱いという観点から安全性の高さを重視した。\nバッテリー容量にはかなり余裕があり、シェパードは噴霧器の積載負荷がある状態で最高連続で1時間の飛行が可能である。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "ネットワーク範囲", "description" "敵ナノマシンによるテロが起きている場合、ある程度ドローンの操作範囲が広くなければ安全域から目的地へ飛行させることができない。\n無線操縦範囲は2000mである。\n", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "噴霧器", "description" "頑丈な軽金属で構成されたカウンターナノマシン噴霧器。この部分だけは防御力を低下させることができないため、少々重くなることを覚悟の上で安全性を選択している。\n安全装置が付属しており、噴霧時以外で万一気密性が損なわれたと判定された場合容器内外のカウンターナノマシンは即時すべて自壊分解するよう設定されている。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "噴霧に対する工夫", "description" "カウンターナノマシンは微細な機械である以上熱に弱い。散布機構は温度変化を伴わない噴霧機能で散布される。容器内にはカウンターナノマシンと共に速乾性の充填液が充填されており、噴霧と共に液体部分が蒸発して広範にカウンターナノマシンが行き渡るよう工夫されている。", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" true, "part_type" "group" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "安全対策", "children" [ { "title" "外装の損傷、盗難に対する対策", "description" "カウンターナノマシン持ち運びのアタッシュケースの損傷による内部損壊やナノマシン漏出や盗難は機密上、安全上の問題から断じて避けなければならない。\nこのアタッシュケースは以下の場合それを感知して内部すべての機能を停止し、ドローンは安全装置により自壊する。カウンターナノマシンもすべて自壊して分解される。\n機密保持のため、内部のコンピューターは自動的に初期化される(データバックアップは宰相府内のデータバンクで定期的に行われている)\n・和錆は脳波モニター装置を髪の中に装着しており、カウンターナノマシンを外部へ持ち運びするときは装着が義務付けられている。モニタリング中に脳波が計測できなくなる、もしくは危害が加えられたことにより和錆が行動不能と判定された場合\n・外装に損傷があり、内部機構のうち、カウンターナノマシン噴霧器に問題が発生した場合\n・外装に損傷があり、内部機構を守れないと安全装置が判定した場合\n・和錆および宰相閣下の指令があったとき\n・保管場所外に持ち出されて、和錆から大きく位置が離れた場合、もしくは、和錆の反応をロストした場合", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "使用中の問題に対する対策", "description" "以下の場合は機密安全保持のため、子機ドローンは自爆する。共に内蔵ナノマシンは自壊分解される。\n\n・ドローンが飛行中に墜落した時\n・噴霧器に損傷が認められ、気密の維持ができなくなった時。\n・分析制御コンピューターからの指令が切断されたまま1分が経過した時\n・展開後トラブルでドローンが帰還できないと判断された場合\n・和錆・宰相閣下どちらかからの指令があった場合", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "敵ナノマシンが攻略不能であった場合の対策", "description" "分析の結果、敵ナノマシンが手持ちのカウンターナノマシンでは攻略できないと判断できる場合に関してはナノマシンの動作をロックし、ドローンは分析結果を分析コンピューターに送信した後に自爆する。", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "カウンターナノマシン本体", "children" [ { "title" "来歴と進歩の歴史", "description" "カウンターナノマシン「遠雷」の来歴はカマキリが作り出したナノマシンに対するカウンターとして、帝国秘書官長が開発したものがベースとなっている。\nこれ以降、この運用経験をベースとして、猫野和錆が運用論の整形をし、即応性を高めたものが現在のカウンターナノマシンである", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "開発で重視したポイント", "description" "カウンターナノマシン開発を和錆が行うにあたって重視したポイントは以下の通りである\n・敵ナノマシンの進化を促すような半端な攻撃を行わない\n・そのためカウンターナノマシン散布前に攻撃をせずに分析を行う。この際全てをコンピューター任せにせず、和錆の今までの経験も加味してカウンターナノマシンの設定を決定する。\n・分析の結果、攻略不能が予想される場合に関しても進化させないために攻撃を行わないようにする\n・カウンターナノマシン自身の事故を防止するため、ナノマシン自身は使用後速やかに自壊する。動作中も敵ナノマシンと相互破壊されるようにする\n", "part_type" "part" }, { "title" "遺伝子治療用ナノマシン", "description" "カウンターナノマシンは速やかに展開して分析後、早期に敵を破壊するために開発されている。\nしかし以前の事例ではナノマシンの作用の結果人間の遺伝子が破壊され、改造されるという事例もあった。\nこれに関しては初期のカウンターナノマシンに遺伝子修復機能が実績をあげているため、敵ナノマシンを攻略後、治療が必要と判断される場合は和錆の判断と宰相閣下の承認によりこの治療用ナノマシンで治療が行われる。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" } ], "expanded" true, "part_type" "group" } ], "expanded" false }, { "title" "個人的所持アイテム", "part_type" "group", "children" [ { "title" "カトラス", "children" [ { "title" "特徴", "children" [ { "title" "狭い空間での扱いやすさ", "description" "全長が50~60cmと扱いやすい短さであり、狭い空間や、足場が悪い場所においても取り回しがしやすく、振り回しやすい。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "頑丈", "description" "カトラスは身幅が普通の刀剣に比べて広くつくってあり、これは激しい打ち込みに耐え得るよう、頑丈さを重視して作られているからである。", "part_type" "part" }, { "title" "反りがついていることによる扱いやすさ", "description" "カトラスは比較的大きい反りが付いている。\n直剣は直線であるため、素人が扱った場合圧力のみで圧し切ることになるが、湾曲が付いている武器はただ振り下ろすだけでも自然と引ききるように角度がつくことになり、刃長を有効に使うことで切れ味が発揮されやすい。", "part_type" "part" }, { "title" "歴史と用途", "description" "カトラスは元々サーベルを元に、農業用の鉈を改造したものであり、船の上でロープを切断したり、雑用に使われる道具でもある。何かに捕まりながらでも片手で扱える便利さから特に船乗りに好まれた。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "刃物", "children" [ { "title" "圧力の大きさ", "description" "刃物は一般的に研いである刃は非常に細くなっており、これを対象に当てた場合はその面積の小ささから、小さい力でも圧力は非常に大きくなる。\nこの力により物体は刃の両側に押し広げられる引張応力が発生し、この力に耐えられなければ対象は切り離されることになる。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "引き切ることの利点", "description" "刃は引いて切ることにより、対象に入る刃の角度が小さくなり、実際の刀身の厚さより薄い刃で切ったことと同じになる。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "刃物の武器としての強さ", "children" [ { "title" "概要", "description" "素手で人を相手にした場合、高度に訓練されてでもいなければ、一撃で相手を無力化することは難しい。しかし刃物であればナイフであっても、人間を一撃で行動不能にしうる。\n", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "リーチが長くなる有利さ", "description" "刃物を持つことにより、腕の長さ以上、刃が届く限りまで、攻撃範囲が拡張される。しかも素手と違って刃物は命中すればそれが致命傷となる可能性があるのだ。", "part_type" "part" }, { "title" "創傷の恐ろしさ", "description" "素手で相手にダメージを与える場合、基本的には打撲傷になる。格闘の心得がない場合、常に効果的な攻撃を行うことは難しいだろう。\nしかし刃物は素人が取り回した場合でも、浅く命中しても相手を出血させるし、刺突や深い斬撃では相手の内蔵を大きく損傷させ、死に直結させる。\n刃物の使い手はその恐ろしさをよく把握している必要があるだろう。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" } ], "expanded" false, "part_type" "group" }, { "title" "ポケット・ピケ", "children" [ { "title" "概要", "description" "旧ビギナーズ王国(都築藩国との合併後は満天星国)で開発された一人乗りの歩兵用騎乗装備。それを折りたたみ可能にして小型化したもの。折りたたむと盾として使用することもできる。", "part_type" "part" }, { "title" "仕様", "children" [ { "title" "通常ピケと変わらぬ操縦しやすさ", "description" "本家ピケでは、歩兵が火器を取り回せるようフットペダルとシフトウェイト、補助するコンピューターだけで操縦される。ポケット・ピケもこの操縦性のよさを受け継いでいる。", "part_type" "part" }, { "title" "ある程度の地形走破能力", "description" "小型化のため出力は順当に下がっており、本家ピケほどの地形走破能力はないが、ピケ本体は走行時浮遊しているため、ある程度の地面の凹凸を無視して軽快に走行することができる。", "part_type" "part" }, { "title" "本家ゆずりの低燃費", "description" "エアバイクピケは化石燃料を使用しないことで低燃費を実現していたが、ポケットピケはさらに軽量化が行われ、ロケット推進などの軍用機能もオミットされているため、燃費はなかなかである", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "搭乗資格", "description" "搭乗資格は特にない。迷宮踏破の景品であり数が非常に限定され、現状量産の予定がないためである。もちろん事故を起こせば死亡するし、他人へ迷惑をかけもするので、緊急時以外では藩国の交通法規を厳粛に守ることが求められる。\n規格化され、量産されることになった際は正式な資格が必要になるだろう。\n", "part_type" "part" }, { "title" "偵察能力", "description" "エアバイクは通常のエンジンを搭載したバイクとは違い、非常に静粛性が高い。これを利用して静かに移動し、偵察を行うことができるだろう。", "part_type" "part" }, { "title" "フレーム構造", "description" "フレーム構造はピケの基本フレーム構造を受け継いでいるが、サブロケットをオミットしているほか、折りたたんで盾にするための機構のせいで、フレーム自体の頑強さは本家にやや劣る。\nしかし本体は本家より軽く、衝突の際の衝撃も比較的すくなくて済む。姿勢制御コンピューターの位置は操縦をサポートできなくなると非常に危険であるという判断から、パイロットが搭乗する位置と同じ位置に収納されている。", "part_type" "part" }, { "title" "たたんで盾に", "children" [ { "title" " 折りたたむことによる構造強化", "description" "折りたたむことでフレームが重なりあい、より頑強になるよう設計されている。本家と違い、畳んだ際に装甲となる部分が前に出るようになっている。(本家はほとんど装甲を装備していないが、ポケットピケはロケットを取り外すことで本家より軽いまま、個人を守る程度の装甲を搭載している)", "part_type" "part" }, { "title" "変形後の滑らかな盾表面", "description" "変形後、装甲となる部分は組み合わさって隙間のない滑らかな装甲面となる。\nある程度の装甲傾斜もついており、表面の滑沢さと合わせて敵弾の跳弾を誘いやすくなっている。\nもちろん砲撃を防げるほどの頑強さはないが、サブマシンガンやアサルトライフルなどの対人相手の銃弾程度までであれば、防げるよう計算されている。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "脱出機能", "description" "ポケット・ピケには脱出機能が搭載されている。\nこれは操縦中に攻撃を受けるなどの緊急時に機能し、姿勢制御コンピュータの働きでパイロットを脅威からかばいながら、搭乗者だけを安全な範囲で脱落させる機能である。\nパイロットは機体から投げ出されるわけだが、この際に負傷しないよう落下速度や衝撃が一定の範囲になるよう脱出が行われる。", "part_type" "part" }, { "title" "出力全開による飛行", "description" "ポケット・ピケはその軽さから、出力を全開にすることにより、一定時間飛行することができる。\nただしこれはエンジンに著しい負担を強いるため、一定時間の飛行後はリチャージが完了するまで動作不能となり、盾モードに変形して自閉する。\n", "part_type" "part" } ], "expanded" false, "part_type" "group" }, { "title" "まず過ぎるポーション(アイテム)", "children" [ { "title" "概要", "description" "先の迷宮協議会において30階で賞品としてランダムに配布されたもののうちの一つ。泡だっていたり、おいしくなかったりと散々なようだが、\n実際はかなり優秀なポーションだった。治療にも、対毒にも使え、まずいが栄養自体も満点であった。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "期待できる効果", "children" [ { "title" "治療", "description" "まず過ぎるポーションは治療に使用できる。実際治療に使用した実績もある。まずいが我慢して飲めば軽いけがや病は治せるだろう。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "解毒作用", "description" "まず過ぎるポーションは絶妙な調合により毒を受けた場合の解毒効果も期待できる。毒に侵された場合は我慢して飲むことで、解毒治療の補助にはなるだろう。", "part_type" "part" }, { "title" "栄養満点", "description" "まがましい見た目とまずさから、敬遠されがちで恐れられていたが、難民キャンプにおいて、食料と衣料品不足によりどうしても使用せざるを得なくなった結果、栄養満点であることがわかった。\n「これで救われた妊婦と子供は数知れず」である。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "まがまがしい入れ物", "description" "一見丸フラスコだが劇薬や毒薬を連想させるラベルが貼ってあり、あまり積極的に使用したくはならない。しかし気密性はいいらしく、中のポーションが劣化したり腐敗したりしてしまうことはないようだ。", "part_type" "part" }, { "title" "実はまずいことが大事", "description" "まず過ぎるポーションは治療、対毒と栄養補給いずれにも使用できるが、ポーションであるから、薬の一種である。このポーションはまずくていいと、難民キャンプの医療整備で使用した和錆は語っている。\n薬は過ぎれば中毒になり、命を危険にさらす。万能で栄養があるからといって飲みすぎるな。まずいからこれ以上飲めないというのが妥当な飲用量なのだろうと和錆は考えている。", "part_type" "part" }, { "title" "大量の注意書きから得られる知識", "description" "まず過ぎるポーションにはこのポーションに対する注意書きが大量に付属している。\n面倒なようだが、この注意書きを一つ一つ読み解いていくことで、このポーションを作成した先人の知識を得ることができるし、材料があれば再生産することも可能になるかもしれない。", "part_type" "part" } ], "expanded" false, "part_type" "group" }, { "title" "綺麗な結婚指輪", "children" [ { "title" "特徴", "children" [ { "title" "シンプルさ", "description" "結婚指輪は、結婚後毎日着用するものである。指輪としてきらびやかさを楽しむというよりは、結婚しているという事実を追認したり、周知する側面が大きい。シンプルでいいのだ。", "part_type" "part" }, { "title" "金", "description" "この結婚指輪は金でできている。金はほかの金属にはない暖かな輝きがあり、人の肌色に良く似合う。また金は科学的に安定した金属であり、貴金属であるから通常腐食しない。要するに錆びないし、肌にも優しい。ないわけではないが、金の金属アレルギーはめったにはいない。", "part_type" "part" }, { "title" "飽きの来ないデザイン", "description" "この結婚指輪はストレートと呼ばれる定番のデザインである。とてもシンプルで、肌身離さずつけていられる。\nまた、幅を変えることによって雰囲気が変わり、月子のものはやや細く女性的で上品。和錆のものはやや太くボリューム感があって力強い雰囲気がある。", "part_type" "part" }, { "title" "刻印", "description" "指輪の内側には刻印が施されている。刻印の内容は「W&T」であり、月子と和錆を表している。また、二人の指輪には「with all my love」と双方同じ文言が刻印されている。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "指輪を見れば思い出す", "children" [ { "title" "結婚している!", "description" "和錆は月子さんと、月子さんは和錆と結婚していることを思い出す。結婚しているのだ。それでうれしくなるかは人や家庭によるが和錆は思い出すと気持ち悪い顔でニヤニヤする。最近は表情にでないように内心で幸せをかみしめる。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "家族になったこと。", "description" "宰相:\n「誓いの言葉を」 \n\n猫野和錆:\n「私、猫野和錆は、今日月子さんと結婚します。そして、今までもこれからも。一生共に歩んで、彼女を幸せにするために努力し続けることを誓います」 \n\n月子:\n「おばあちゃんになるまで」 \n\n宰相:\n「ふむ。わしは先に死んでいると思うが、そうなることを願ってはいる。承認」 \n\nこうして、二人は夫婦で、家族になった。指輪を見れば、その時のことを思い出す。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "所有者への加護を祈る気持ち", "description" "結婚指輪にこもった暖かい心は、加護となって持ち主を不幸から守るといわれている。これは所謂「縁起がいい」レベルで、言い伝えといわれるものだが、この指輪の所有者二人は、お互いの無事をいつも祈り、具体的に行動していることは確かだ。", "part_type" "part" } ], "expanded" false, "part_type" "group" }, { "title" "ヘビイチゴのタルト", "children" [ { "title" "ヘビイチゴのジャム", "children" [ { "title" "問題点", "description" "ヘビイチゴはあまり味がない。見た目はおいしそうなのだが・・・。毒はないので問題なく食べられる。見た目が鮮やかなのが救いである", "part_type" "part" }, { "title" "おいしくするための工夫", "description" "問題点を解決すべく、味は主に砂糖でととのえる。ヘビイチゴの担当は色の鮮やかさである。しかしこれだけでは酸味が足りないので、刻みレモンは砂糖より多く追加する。そのくらいしないと酸味が足りないのである。\nあとは通常のジャムと同じ方法である。味は実質レモンマーマレードであるが、意外にヘビイチゴのプチプチとした触感がおいしい。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "おいしく煮詰める鍋", "description" "ジャムを煮詰めるにはいい鍋を使わなければならない。ヘビイチゴのタルトを煮詰めるものは銅鍋だ。熱がまんべんなく伝わり、料理に貢献する。錆一つなく、よく磨かれている。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "タルト", "children" [ { "title" "気取らないタルト生地を作ろう", "description" "油分の強すぎないビスケットと、無塩バター、そして蜂蜜である。ビスケットは細かく砕いてよく揉んでバラバラにしたものを使用する。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "レシピ", "description" "ビスケットを、綿棒でよく粉状に砕く。袋のまま細かくしてしまえばよい。バターをレンジで溶かしておいて、ビスケットと混ぜ合わせる。タルト型にラップを強いて、スプーンで型に沿って力を入れて押す。\nこれを170度に予熱いたオーブンで15分焼いて出来上がり。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "蛇を呼び出すことができる不思議", "description" "なんの変哲もないタルトのようだが、これを使用するとなぜか蛇を呼び出すことができる。しかも、蛇神様である。蛇神さまにお礼をいいたい、助言を伺いたい。そんなときに、使ってみるといいかもしれない。", "expanded" true, "part_type" "part" } ], "expanded" false, "part_type" "group" }, { "title" "月子さんから貰ったかわいいストラップ", "part_type" "group", "children" [ { "title" "由来", "description" "生活ゲームにおいて、猫野月子からもらったかわいいウサギのストラップ。誕生日プレゼントである。月子さんから誕生日プレゼントである。お、俺。う、うれしい。", "part_type" "part" }, { "title" "うさぎな理由", "description" "「月だから、うさぎなの」である。月だから…。つまり月子さんからのプレゼントだから、月に関連しているということで、月の兎である。月には薬の餅をつく玉兎がいる。そういうことなのだ。\n嬉しい。", "part_type" "part" }, { "title" "加護", "description" "「きっと加護があるよ?期待しててね」月子さんのお言葉である。月子さんがあるといったら、加護はある。その言葉自体が加護である。少なくとも和錆はそう信じている。", "part_type" "part" }, { "title" "所持場所", "description" "大切な大切なプレゼントなのでうっかりした所にはつけられない。和錆が肌身離さず持ち歩いている往診鞄に、ストラップ部分が摩耗しないよう、内ポケットにしまってある。\n", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" false }, { "title" "家事用具セット", "part_type" "group", "children" [ { "title" "掃除道具", "part_type" "group", "children" [ { "title" "箒、チリトリ", "description" "掃き掃除をするための道具。箒は植物の枝や繊維などを束ねたものを棒の先に着けているもので、床面や庭のちリヤごみを掃く。チリトリはそれで集めたゴミを集めるものだ。", "part_type" "part" }, { "title" "雑巾", "description" "汚れや、こぼれ落ちた液体を拭い取るなど、拭き掃除に用いられる布片のこと。ウエスに似ているが、雑巾は布を数枚重ねて補強のために縫い合わせている。なお、「雑布」とも書く", "part_type" "part" }, { "title" "はたき", "description" "はたきは、棒などの先に、束ねた布やビニールや羽などを取り付けた清掃用具の一種である。布を取り付けたものは布はたき、羽毛やビニールの糸を取り付けたものは毛ばたき(羽ぼうきではない。)と呼ばれる。", "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "家庭用調理器具一式", "part_type" "group", "children" [ { "title" "包丁、まな板", "description" "包丁は食材を切るための刃物だ。これで野菜や肉を食べやすいように切り分ける。まな板はそうするときに、台として用いる板だ。素材には色々なものがある。", "part_type" "part" }, { "title" "フライパン", "description" "主に焼く・炒めるなどの調理法で用いる調理器具。ソテーパン、もしくはスキレット(skillet)と呼ばれる事もある。多種多様な利用が可能な万能鍋として用いられる事が多い。", "part_type" "part" }, { "title" "加熱調理用具", "description" "なんだか小難しいが、要するに鍋とか釜とか土鍋とかである。麺類をゆでたり、お米を炊いたり、野菜や肉を煮込んだりするのに使う。", "part_type" "part" }, { "title" "計量器具とその他雑多など調理道具", "description" "料理は化学だ。きちんと量を図ることがおいしさの重要ポイントだ。ここでいう計量器具は台秤や計量カップ、計量スプーンやタイマーなどでさる。\n雑多な超器具はおたまだとかザルだとかクッキングペーパーとかおろがねとか串とかである。", "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "買い物道具", "part_type" "group", "children" [ { "title" "買い物メモ", "description" "買い物するまえの予算設定とメモの用意は非常に重要だ。お腹へってると余計なものを沢山買ったりしがちだからね。無駄遣いと買い忘れ防止のために、メモは大事だ。", "part_type" "part" }, { "title" "大容量バッグ", "description" "買い物したものをつめるためのバッグ。沢山はいって頑丈なものがいい。なにしろ人間には手が二本しかないがバッグがあれば一度に沢山の買い物をしても効率的に持ち歩ける。", "part_type" "part" } ], "expanded" true } ], "expanded" false }, { "title" "絵描き用具一式", "part_type" "group", "children" [ { "title" "スケッチ用鉛筆", "description" "見たまま鉛筆である。これを持って描きたいものを真っ白な紙の上に描いていくのだ。様々な芯の硬さのものがあり、絵かきによって好きな硬さは違う。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "消しゴム", "description" "何の変哲もない消しゴム。\n主に鉛筆などで書かれたものを消去するときに使う文房具。\nかつてはパンが使われていた。今でもデッサンの時にパンを愛用する絵描きもいる。", "part_type" "part" }, { "title" "スケッチブック", "description" "絵描きが持ち歩くただのスケッチブック。両側が頑丈な厚紙で構成されていて、立ったままでもある程度それを下敷きにして絵をかける。出先で突然絵を描きたくなったときに便利だ。\nもちろんメモにも使える。", "part_type" "part" }, { "title" "絵筆一式", "description" "描いたものに色をつけるための器具。毛束に塗料を含ませて、紙の上に色を置くための器具である。太さや形状に様々なものがある。", "part_type" "part" }, { "title" "水彩絵の具一式", "description" "絵の具といっても色々あるがこれは比較的携帯しやすい水彩絵具だ。顕色材と展色材からなる。大抵は他に助剤が加わる。アカシア樹脂(ガム アラビック)を固着材に用いる。ふつう水彩絵具と呼ばれるのは透明水彩絵具である。", "part_type" "part" }, { "title" "パレット(絵皿)", "description" "絵画を描く際に使用される、絵具を混合するための板である。「調色板」など様々な訳語がある。要するに手に持ったり、置いたりして、様々な絵の具を混ぜたり、使う色を置いておいたりする器具。", "part_type" "part" }, { "title" "イーゼル(絵描き用)", "description" "カンバスなどを固定するのに用いる道具。三脚型が持ち歩きに便利だ。折りたたんで持ち歩けて、絵描書きたいところに設置すれば机がなくても安定した環境で絵をかくことができる。", "part_type" "part" }, { "title" "筆洗い(アイテム)", "description" "その名の通り筆を洗うための小さいバケツのようなもの。\n絵の具がついたときに水彩絵の具なら水で洗って違う色を含ませることができる。\n筆洗いは大概すすぎ用と洗い用で区分けされているものが多い。", "part_type" "part" } ], "expanded" false }, { "title" "法の執行者の紋章", "children" [ { "title" "大法院から贈られた指輪", "description" "大きな紋章の付いた指輪。大法院における臨時裁定に参加した法の司に贈られたもので、PCが保有しているマジックアイテムである。指輪なので、両手の指のどれか1本に1つしか付けられない。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "国民からの尊敬", "description" "着用していると、国民から尊敬の目で見られる。ただし、これは「大法院」という組織に所属していること、各種裁定作業に真摯に取り組んだ姿勢、法の司として正しく法を遵守しようとするあり方に対しての尊敬である。着用者本人が同様の尊敬を受けるためには、当人の振る舞いの清廉さが求められる。", "part_type" "part" }, { "title" "法執行時の判定修正", "description" "この指輪を法執行時に用いることで、判定に修正が得られる。つまり、大法院所属であることの身分保障の役割を果たし、法執行をスムーズに実施するために用いられるのだ。\nもちろん大法院の権威をかさに着て横暴を働くような者に対しては、必ず裁きの時が訪れるだろう。", "part_type" "part" }, { "title" "遵守の証", "description" "大法院による臨時裁定は、作業者の招集から量刑判断に至るまでプレイヤーたちによって行われた。彼ら法の司にとって法の遵守は絶対であり、不正の看過はあってはならないこととされる。彼らの不正は必ず吏族が見つけ出す。彼らの不平等には必ず護民官が異議を唱える。彼らは他機関の能力と気質を信じるが故に己の職責を全うすることを誓い、長い戦いに身を投じた。この指輪は彼らが最後まで法を遵守した証であり、彼らの誇りである。", "expanded" true, "part_type" "part" } ], "expanded" false, "part_type" "group" } ], "expanded" false } ], "expanded" true, "part_type" "group" } ]