約 92,888 件
https://w.atwiki.jp/kwskp3/pages/502.html
しにがみのぺるそな 公式 主人公が所持・使用する「死神」アルカナのペルソナ。 神話における死神、もしくは死霊が名を連ねる。 ムド系魔法を扱い、どのペルソナも闇属性に耐性を持つ一方、光属性に耐性が無いという一貫かつ徹底した性質を持つ。 ペルソナ一覧 グール ペイルライダー ロア サマエル モト アリス タナトス~「死神」コミュがMAXになることで解禁されるペルソナ。 ※『死を司る神』
https://w.atwiki.jp/tpc-document/pages/82.html
第陸話「心の月」 翌日の仕事は黄泉の国の入口である黄泉比良坂(よもつひらさか)での門番と、黄泉へ送られた死者たちの誘導だった。 獣頭は昨夜から元気がなかった。彼女(そういえばメスって言ってたっけ)とまともに会話することもないままに、おれたちは黄泉比良坂に到着した。今回はおれたち二人に加えて、もう一人の死神が仕事に参加した。その死神は鳥頭と名乗った。呼び名の通り、鳥の頭蓋骨を被っている。またトリアタマというだけあって、彼女はいわゆる天然だった。獣頭が落ち込んでいるすぐ隣でピーチクパーチクとうるさい。空気を読め、このトリアタマめ。 鳥頭と獣頭をいっしょにさせておいてはいけない、そして獣頭は少し一人にしてやったほうがいいかもしれないと考えて、死者たちの誘導は獣頭に任せて、おれと鳥頭で門番を担当することに決めた。 門番なんてただ立っているだけでいいから簡単だ……なんて思っていたら甘かった。黄泉に送られてきた死者たちは我先にと、黄泉と現世をつなぐ入口に殺到する。入口は大岩で塞がれていたが、こうも大量に来られては、岩もどかされかねない。門番のおれたち二人はなんとか死者たちを押しのけていった。 しばらく死者たちとの死闘が繰り広げられ、やっとピークが去ったのか少し落ち着けるようになってきた。一息つこうと思っていると、さっそく鳥頭が話しかけてきた。ここを塞いでいる大岩が道反大神(ちがえしのおおかみ)と呼ばれる神様であるとか、そのあたりまではまだよかった。 なんでそうなるのかはわからないが、この大岩をかわいいなどと抜かしてみたり、自分はもう何度も生まれ変わって地獄はもう六回目だとか、来世は鳥よりもたんぽぽがいいだとか、もうわけがわからない。少なくとも、こいつを獣頭といっしょにさせなかったのが正解だということだけはわかった。正常な状態であってもこいつの相手は疲れる。 昼の休憩をはさんで、門番と誘導の役割を交代してその日の仕事を終えた。午後は現世で亡くなる人が少なかったのか、さほど忙しくはなかった。良いことだ。 竜頭の号令で各自解散する。竜頭は号令をかけるとすぐに帰ってしまった。そんなことより、おれは獣頭の様子が心配だったが、どうやら今朝よりは良くなっていたようで安心した。 「おつおつ~♪」 鳥頭が声をかけてくる。 おれと獣頭は軽く「おつかれさま」と返してその場を去ろうとするが、鳥頭のわけのわからない長話に捕まってしまった。やめてくれ、せっかく獣頭が元気になったというのに。 なんとか話から抜け出す機会をうかがっていると、鳥頭の身体が突然、輝き始めた。 「あら?」 「わぁー! おめでとう!」 獣頭は手を叩いて自分のことのように喜んでいる。おれには何が起こったのかさっぱりわからない。 「何だ? どうしたんだこの光は?」 「ああ、ご主人は知らなかったんだっけ」 獣頭が光について説明する。 魚頭が、死神はそれぞれ罪を背負っていてそれを償わなければ永遠に働かされると言っていたが、逆を言えば罪を償い切ることができれば、おれたちは晴れて天国へ迎えられるのだそうだ。そして天国でしばらく過ごすことで、新しく来世に生まれ変わることができるらしい。 「それじゃあ、お先に天国で待ってるね♪ 来世は蝶々がいいな~」 鳥頭は光に包まれて消えていった。おい、来世の希望さっき違うぞ。 鳥頭が昇天すると、急にしんと静かになってしまったような気がした。あんなのでも、いなくなってみると寂しいものなのだろうか。 おれたちは帰路につこうとすると、一人の老婆の死者がふらふらと歩いているのに目が留まった。 「あっ! おい、あんた。勝手に黄泉から出てってもらっちゃ困るよ!」 「いえいえ、そんなつもりはありませんよ。ただ、月が見たくなってね」 老婆はおれたちの近くに腰をおろした。 「月ですか。あの、こっちの世界では月は見えないんですよ……」 獣頭が申し訳なさそうに説明するが、老婆はまったく気にしていない様子で、 「たしかに、空には月は見えません。ですが、私にはちゃぁんと見えているんですよ、お月さま」 「どういうことだ?」 「心で月を見るんですよ」 「心で?」 獣頭もどういうことなのかと、聞き耳を立てる。 「あなたはお月さまと聞いて、何をイメージします?」 「うーん、まあるくて大きくて空に浮かんでる感じかな」 「おれは三日月だな」 それを聞くと老婆はうんうんと頷いて続けた。 「ふふふ。それが心で見るということですよ」 「はぁ」 「つまり、どんなものでも心はそれをしっかりと覚えているものです。たまには忘れてしまうこともあるけれど、それは今は思い出せないだけで、決して心の中から消えてしまったわけじゃないんですよ。きっと、いつか思い出せる日がやってくるはず。私は今日はお月さまを思い出せる日だったようなのでね。だから、こうして月を見に来たんです。夜空に月はなくても、きっと月が出ていればこうだろうなって心に写し出すことができますから」 老婆は『心で見る』ということを詳しく説明してくれた。おれには少し難しかったが、獣頭はその話に感動したようだった。 「おばあさん、それは記憶も同じですか。しばらく会っていなくて、ボクのことを忘れてしまっているヒトがいたとしても……そのヒトはきっとボクのこと、思いだしてくれますよね? 信じていいんですね?」 老婆は優しく微笑んだ。 「信じてあげなさい。その人を信じてあげられるのはあなただけなんですから」 「そう……ですよね! ありがとうございます」 獣頭は老婆に何度も何度も頭を下げていた。 そうか、本当のご主人のことか。こいつの飼い主はこんなにも愛されてなんて幸せ者なんだろうか。 おれには『心で見る』話の意味はあまりわからなかったが、信じていればきっと思い出せるという話はわかった。おれも信じていれば、記憶を……本当の自分を取り戻せるのだろうか。でもおれは一体誰を信じればいいのだろう。今の自分を信じるのか。それとも失った自分を信じるのか。 死者のおばあさんと別れておれたちはこんどこそ帰路につく。 その道中で獣頭はこんなことを聞いてきた。 「ご主人は……天国に行きたいと思ってる?」 逆におれは、獣頭はどうなのかと聞き返した。 「ボクは……。やっぱりそのほうがいいと思ってる。けど、でもどうだろうね。天国に行けば、ボクの本当のご主人と逢えるのかな。生まれ変わってまたご主人に逢えるのなら嬉しいけど、でもまた行き違っちゃうのはいやだな」 獣頭はまた悲しそうな顔になった。 「そうか。おれは……おれはわからないな。記憶もまだ戻ってこないし、それだから家族も知り合いも誰一人思い出せない。おれは誰に会いたいのかもわからない。もし天国へ行ったとしても、このまま記憶が戻らなければ、今とあまり変わらない気がする。それでも、やっぱりおれも天国を目指すべきかな?」 「もちろんだよ!」 獣頭は強く肯定した。 「大切なヒトの喜びが、ボクにとっての喜び! 大切なヒトの幸せが、ボクの幸せ! だから、ご主人も絶対に天国を目指すべきだよ! だから、だから……っ」 獣頭の目からは涙が溢れていた。頭蓋骨から、光のしずくが一滴、また一滴と落ちる。それは、目には見えない心の月に照らされて、より一層に輝きを増す。 「え? なんで獣頭が泣くんだよ!? 落ちつけよ! わかったわかった、おれもがんばるからさ。だから、何も泣くことはないだろ。な?」 「うん……。ありがと」 光のしずくは、おれの心の月に静かな波紋を広がらせた。 (大切な人ってもしかして、おれのことなのか? それとも、ただおれに本当のご主人を投影しているだけなんだろうか……) おれは獣頭をそっと抱きしめながら帰ることにした。 辺獄に着いたのは、ずいぶん夜も更けてからだった。 続 死神さん7
https://w.atwiki.jp/quizbc/pages/1864.html
死神少女リビー(シニガミショウジョ~) p e 属性 火 コスト 29 ランク A 最終進化 S レベル HP 攻撃 合成exp 1 ? ? ? 50 1,290 2,011 ? 最大必要exp 19,564 No. 1319 シリーズ リビー Aスキル 闇のレクレイム 敵単体を3回連続攻撃(?%) Sスキル フレイムブレス 敵全体へ火属性の中ダメージ(60%/7turn) 売却価格 9,600 進化費用 252,000 進化元 死神見習いリビー(A) 進化先 魂と舞う死神リビー(A+) 進化素材 ド2(A+) フ2(B+) タ2(B+) キ2(B+) ロ2(B) フ1(C+) キ1(C+) - 入手方法 進化 備考
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/8321.html
登録日:2012/04/20 Fri 23 44 13 更新日:2024/04/08 Mon 09 16 04NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 DOD DOD2 ドラッグオンドラグーン2 ユーリック 小山力也 死ぬって怖いよな……。 死んだら、何もかもなくなっちまう。 ユーリックとは、PS2ソフト『DRAG-ON DRAGOON2 封印の紅、背徳の黒』の登場人物のこと。 担当声優は小山力也氏。 【人物】 ストーリー開始時点では放浪の身だが、かつては主人公ノウェと同じ封印騎士団に所属していた27歳の青年。 ノウェの「人間の」育ての親である前騎士団団長オローの部下でもあった。 封印騎士団の実情を知ったことで『封印の破壊』という騎士団との敵対の道を選び、追われる身となったノウェ、そしてヒロインであるマナのピンチに颯爽と現れ、以後は二人の旅に協力してくれるようになる。 DODのキャラらしく暗い過去を持っているが、それをさして感じさせない明るい性格の持ち主。 冗談めかした言い回しでダークな雰囲気に満ちている世界観を和ませ、騎士団時代はノウェの良い先輩だったこともあり登場以降はノウェ達の兄貴分と言った立ち位置にいる。 バトルに参加できるキャラでは唯一魔物との契約を交わした契約者。 契約対象は『死神』で、契約の代償(契約者にとって最も大切なもの)は『死』である。 幼少期は親がなかったため孤児院で育っており、後に刃を交えることとなるヤハとは共に孤児院で暮らした友人であった。 【容姿】 ド派手なフルフェイスの仮面を被ったエキセントリックな見た目の持ち主で、中身も外見相応なのか初登場でノウェとヒロインのマナを狙う賞金稼ぎ達に対し服をはだけて胸元をさらすという奇行に及ぶ(しかもムービーで)。 そしてユーリックの突然の露出に怯えた賞金稼ぎ達は悲鳴上げて退散していく……………というのは冗談で、ユーリックの身体に刻まれた『化物』たる印(胸に空いた大穴と契約の紋章)を見せつけられた為にビビって逃げたというのが本当のところ。 どっちにしろ登場早々脱ぐことで敵を追っ払うというシーンは何よりもプレイヤーにとってインパクト大である。 あとズボンがかなりギリギリ気味なのはご愛嬌。 それでもユーリックさん、DODワールドでは結構レアな常識人なんです。ただファッションが先進的すぎるだけなんです。 本当だよ! ちなみに仮面の中身は銀髪巻き毛のイケメソ。 そしてユーリックのアイデンティティーたるこの仮面は何の躊躇いもなく超あっさり脱いでくれる。あんたそれでいいのか。 【戦闘面】 『死』を失ったという設定のため戦闘中常に体力が回復し続ける羨ましい奴。 が、その分防御が貧弱なので無敵というわけではない。上手く立ち回らなければあっさりお陀仏する。 武器は斧で、使い勝手は何というか上級者向け。一発一発の隙が大きめなのでただでさえ難易度の高い二周目三周目のプレイが余計に鬼畜と化す。 ちなみに『マスクレスオーブ』というアイテムを装備すると戦闘中も仮面を脱いで戦う。あんたそれでいいのか(・ω・`)!。 以下何ホ沸なネタバレ ストーリーが進むと、ユーリックはかつての親友ヤハと対峙することとなる。 ヤハは封印騎士団の連隊長の一人に数えられ、『ノーム』と契約を交わしたことにより強大な力を得た青年。 その美しい容姿は男女を問わず魅了し、ヤハはその魅力を武器に騎士団でのし上がってきた。 ユーリックはそんな友の姿を見限り、ヤハの言葉に耳を塞ぐようになる。 ちなみにこのヤハさん、 金髪 ロン毛 敬語キャラ 契約者 と前作登場したとある兄さんと幾つか共通項があるがそれは気のせいではなく、彼もまたユーリックに禁じられた想いを寄せる色んな意味で悩み多き人だった。何でDODにはホモが沸くんですかね…。 そんなDODきっての美男子ヤハ様をメロメロにするユーリック………恐ろしい子! 以下さらなるネタバレ一等賞。 実はユーリックもノウェ達が破壊して回る『封印』の守護者の一人で、明命の直轄区の封印『聖花』を守りし者である。 ストーリーが始まる三年前、まだユーリックが封印騎士団に所属していた頃。彼は前作主人公のカイムに命を奪われかけた。 恐怖におののいたユーリックは自分を庇ってくれたオローを戦場に残して一人で逃げ出してしまう。 だが逃げ延びたはずのユーリックもカイムの凶刃が残した傷のせいで瀕死に陥った。 死に恐怖し、生を渇望するユーリック。 そんなユーリックの闇に誘われたのが死神である。 丁度この時封印のシステムが変更されている最中であった。 封印の守護者は契約者でなくてはならないため、タイミング悪く死神と契約を交わしたことでユーリックは図らずも守護者となってしまったのだった…。 オローを見捨てたために罪の意識に捕らわれ、にも関わらず死の安息をも失ったユーリック。 だからこそユーリックは封印の破壊を目指すノウェとの再会を『運命』だと言う。 封印と守護者の命はリンクしている。ユーリックを倒さねばノウェ達は前に進めない。ユーリックは自身が唯一『死ねる』方法をノウェ達に明かし、オローに報いようとした。 明命の直轄区で死ぬことにより死神がユーリックの身体に入って強制的な蘇生を行う。 僅かな一体化が行われるその瞬間こそがユーリックの『死ねる』チャンスなのである。 仲間は殺せないと言うノウェ。 しかしユーリックはカイムの刃に断たれようとするノウェを庇い、その剣劇に耐えながらカイムを高所から突き落として命を散らした―――。 心優しき男の死は、ノウェに大粒の涙を流させる。 ノウェは燃え盛る聖花にユーリックを寝かせた。 そしてユーリックは淡い光となって消えていく。 笑いながら『あの世でオロー団長にしごかれてくるさ』と言い残して……。 死ぬよりも怖いことってあるよな。 生きるのも、そうそう楽じゃない △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 契約者が自分もろとも死のうとしている、という状況に死神はどう思ってたのやら。一応、某所の二次創作だと少し触れられてるけど -- 名無しさん (2014-07-17 02 21 38) スレではあのローライズなズボンのせいで「チンゲ見えそう」「チンゲ仮面」とか言われてたのは内緒だ! -- 名無しさん (2014-07-17 02 27 39) 情報出た直後は「カイムでは?」と疑われていた男 -- 名無しさん (2014-07-17 20 45 08) ノウェにとってはいい兄貴だったけど、人としてはどうなの? -- 名無しさん (2014-08-02 10 02 30) ↑ 命が惜しくてオローを見捨てて逃げたことは心底後悔してるし、オローへの贖罪とノウェたちのために自分の命を惜しまなかった人格者だろ -- 名無しさん (2020-07-13 23 13 49) 「あの世でオロー団長にしごかれてくるさ」←性的な意味に聞こえてしまう… -- 名無しさん (2020-08-03 23 22 10) あれ、契約のせいで「身体機能としての『死』を失った=どんな重傷を負っても死ねなくなった」んじゃなくて「死神が無理矢理甦らせるから死ねなくなった=死神を殺せば死ぬ」の -- 名無しさん (2021-05-18 18 57 32) 正直DODシリーズには似合わないほど滅茶苦茶まともな人。DOD2はヨコオがほぼノータッチだったのもあるためか暗い過去持ちにしては人格者すぎる。 -- 名無しさん (2022-07-17 01 02 33) ナイスガイオーブ装備すると石の村の店主の姿になる。 -- 名無しさん (2023-07-02 00 57 24) 石の村の店主の中でユーリックが生き続けてると信じたい‼ -- 名無しさん (2023-07-02 01 00 26) おお、ちょうど良かった。あんた、封印騎士団の人だな?←第三章「離反」に出てきた、この人が装飾品に出るなんて… -- 名無しさん (2023-07-02 01 07 58) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/dimensionzero/pages/1767.html
神を討つ魔剣の勇者(みすとるていんのゆうしゃ) 神を討つ魔剣の勇者 ユニット-エルフ 使用コスト:緑2無3 移動コスト:緑1無2 パワー:7500 スマッシュ:1 タイミング クイック 禁呪:1 相手のユニットかベースがスクエアから墓地に置かれた時、 あなたは相手のエネルギーゾーンにある対象のカードを2枚まで選び、 そのカードがリリース状態ならばフリーズする。 そのカードは、次の支配者のリリースフェイズにリリースしない。 「女王よ、お許しください。 今、魔剣の封を解きます」 ~神を討つ魔剣の勇者~ これまでエネルギー縛りの効果は「妖魔の勇者」「ラッパ・ドリアード」等のような待ち伏せが大半だったが、 このカードの場合は攻撃的に拘束を仕掛けてくる。 1ターンにまとめて撃墜されたら、反撃の機会があるかどうか。 また、勇者自身が戦わなくても効果は誘発する。 誘発条件の都合で「二丁拳銃で構えるフェアリー」や「駄菓子屋を守る獅子」が対策に使えるものの、 ステータス的に当人達が真っ先に撃墜されそうな気がしないでもない。 イラストでは対決しているが、除去砲台となる「粛清する者アベル?」との相性も悪くない。 収録セット フォース・センチュリー エキスパンション 王を超える力(094/105 レア) イラストレーター あづみ冬留 関連リンク 同一人物 妖魔の勇者 特性 禁呪 種族 エルフ
https://w.atwiki.jp/deruze/pages/273.html
死神と殺人鬼 相変わらず霧の深いこの怪異の街を黒い影が素早く移動していく…移動するたびに装備している 赤外線暗視装置が赤い二つの光の残像を引きずるように残しては…消えていく 「……しつこい連中だ…」 そうつぶやく声が黒い影から聞こえたと思うと素早いトリガープルでその影…いやハンクは 追ってきている3体の化け物…銃で武装した闇人達の頭に一発ずつ確実に9mmパラペラム弾を撃ちこみ…行動不能 にする。 その後直ぐに倒れた闇人に接近し念入りにコンバットナイフで(再生しにくい)場所を抉る。 ズシャ…ドシュ…シュパ… 鮮やかな手並みで闇人に止めを刺した後…この化け物たちが装備していた銃火器と予備の弾薬を 剥ぎ取る。 「………やけに妙な装備ばかりだ…これは日本の自衛隊の装備…こっちはUBCSの正式小銃…」 この化け物たちが元は人間だったと言うことは言うまでも無いが問題は使っていた装備……… なぜアメリカの田舎街に自衛隊の装備品がころがっている?…それに無線は(ナイトホーク)の 通信どころか得体の知れないノイズばかり拾っている。 ハンクはこんな疑問に捕らわれ始めていた……此処は本当にラクーンか? 黒い戦闘服姿の(死神)はしばし考えに耽る。 霧の向こう側でその(死神)を狙うもう一つの影が存在していた 「みいつけた……まずは……一人目」 トレンチコートの少女はライフルの照準スコープを覗きながら、狂気めいた呟きを漏らした…… 十字の黒線が交差するレクティカルは確実にそのガスマスクの男を捕らえていた。 ゆっくりと引き金を引こうとした次の瞬間。 真後ろから声がした。 『一緒にあそびましょ?…ねえねえ?』 ソードオフバージョンのM870を振り向きざまにその声の主に向ける そこには… 丸太に足をくっつけた女の青白い顔が彼女を覗いていた だがトレンチコートの少女――園崎詩音はそんな物には意も解さず 無表情で12ゲージ散弾を顔に叩き込む… ドゴン… しかし…その丸太の化け物は怯みもせずそのまま突進してきた。それを詩音は跳躍して回避する そのまま丸太の怪物の背中から思い切り且つ容赦無くハンティングナイフを振り下ろす ドシャ…グシャ…グシャ…グシャ…グシャ… 黒い丸太のような怪物がピクリとも動かなくなるとその死骸を蹴り飛ばして再びウェンチェスターの照準スコープ を覗くが……すでにそこにはガスマスクの男は居なかった。 「逃がしちゃった…でもいいや(気配)が分かったから…」 そして狂ったように哂いながら再び霧の中に消えていった…獲物を求めて 【B-3住宅地/一日目夜】 【園崎詩音@ひぐらしのなく頃に】 [状態]:健康、L5 [装備]:ウィンチェスターM1894スコープ付き。(残弾数7/7)、レミントンM870ソードオフVer(残弾6/5) ショルダーバック、ヘッドライト、トレンチコート、弾帯×3 [道具]:羊皮紙の名簿、ハンティングナイフ、30-30Winchestar弾(50/50) 12ゲージショットシェル(50/50)、携帯ラジオ、栄養ドリンク、 [状況・思考] 基本行動指針:名簿の人間を皆殺しにし、北条悟史を生き返らせる。 0:獲物を探す 1:あのガスマスクの男(ハンク)に興味 「………………………………行ったか」 深い霧の中で気配を消していたガスマスクの男は呟いた…よほど警戒していたらしい。 先程の霧の中からの銃声、そして笑い声……… 想像以上の修羅場という訳か…だが、死神はその冷静な態度を崩さないまま その笑い声の聞こえた方向へ進むと、 案の定丸太…いやブッシュドノエルのような形を(していた)らしき化け物が枝打ちでもされたかのように 派手に損壊している。先程の笑い声の主がやったに違いない。 化け物の死体は少し痙攣しながらだが徐々に回復しているように見える。 ピンッ…カランカラ…パチパチパチ…ゴオオオオオオオオオォ 勿論再生させる暇もなくハンクは先程手に入れた燃焼手榴弾を投げつけて燃やし始める。 燃える化け物を見ながらこの特殊部隊員はある結論をつけた。 つまりこの状況は…一種の超常現象だと位置づけて割り切ることにした。 その後ガスマスクの男はこのままどこに行くのかを考え始めた 弾薬は先程の戦闘で多少手に入ったし、まだまだ行動に支障はきたしてない (これから成すべき事は………情報収集) つまり…この状況を打破する為には…生きた人間……それも(まとも)な 人間を探さなければならない。 (そうと決まれば………探索するのみだ) 黒き戦闘服の死神はほかの無駄な考えを頭の隅に追いやり再び深い霧の中に 消えていった。まともな人間を探して… 【ハンク@バイオハザードアンブレラクロニクルズ】 [状態]:健康 [装備]:M4A1カービンドットサイト付き(残弾24/30)、コンバットナイフ、 [道具]:ステアーTMP(残弾28/30)、M4A1の予備弾倉×5、ステアーTMPの予備弾倉×3 H KVP70、無線機、Gウィルスのサンプル、燃焼手榴弾×4 [状況:思考] 基本行動指針:サイレントヒルより脱出し、サンプルを持ち帰る 1:2,3のうち2を優先する。 2:情報を集め現状を把握する。 3:ナイトホークとの通信は一時断念する。 園崎詩音を危険人物だと判断しました。
https://w.atwiki.jp/pixivthegodofdeath/pages/23.html
企画内企画について 公式イベントも用意されていますが、 主催者様にメッセ等で提案も可のようです。 公式企画 Soul Dugout(略称:SD) 読みは「ソウルダッグアウト」意味は「魂の防空壕」 最近魂は防空壕に入ったかのように、身を潜めています。 そんな魂も排除・回収しなければなりません。 そこで、この「Soul Dugout」を開催することにいたしました。 (お知らせより) 開催期間→4月3日19:00~6月4日(土)24:00まで 開催予定イベント Soul Dugout・打ち上げ祭【スパルティート】 参加条件 キャラクターシートが投稿されていること。 チームが5人であること 集合絵が投稿され、【ぴく死神】SDチーム絵というタグがついていること。 チーム作成について 5人1組(学年、寮、性別は関係ない)集合絵をチーム1人が投稿すればチーム結成完了。 (カラー・モノクロどちらでも可。メモ程度でもよい。) 集合絵には【ぴく死神】SDチーム絵のタグをつけること。 また、参加するメンバーのキャラシに【ぴく死神】SD参加タグをつけること。 メンバーを募る記事を投稿してもOK。 狩りをした魂の数でチーム戦を行う企画。MVPのチームには賞を送る予定。 集合絵について キャラクター全員を描き、 そこにキャラクターの名前、チーム名をわかりやすく書くこと。 また上記の通りタグをつけ投稿すること。 開催日から投稿可能。(開催日前に投稿しないこと) 賞について 全チームに様々な賞を送る予定。MVPも決めます。 評価対象は「絵の数」「絵の風景」「作戦会議中の様子」などその他諸々で決定。 他企画 キャラに10の質問 自分のキャラになりきって10の質問に答えよう! 企画URL【http //www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium illust_id=17487904】 タグは 【ぴく死神】キャラに10の質問 タイトルについてはそれぞれ自由のようである。
https://w.atwiki.jp/touhourowa/pages/224.html
楽園の人間、博麗霊夢 ◆Wi98RZGLq 心が痛い。まるで何かナイフにえぐり取られたこのような喪失感と鋭い痛み。 はっきりいって、今まで人や知人の死を見たことは何度もある。 今回が、この殺し合いが初めてではない。 ただ、自分で命を奪ったのは初めてだというだけだ。 妖怪などの魑魅魍魎を退治し、時にはその存在を消し去ることは何度もやった。 しかし、最近ではスペルカードルールの導入でそこまでやることはなくなっていた。 そのブランクと親しい存在を殺した。その二つの要因により、私は我を失ったのだろう。 彼女はそう自分を分析し・・・・目を開いた。 目を通して入ってきた映像は見慣れない天井を映している。 「ここはどこなのかしら?」 ここに来た記憶はない。彼を刺してから我を失っていたから当然だろう。 ただやみくもに走っていた記憶がある。 そこから先の記憶は・・・・・・・ない。 今自分は寝具に横たわっているようだけれども、本当に自分で横たわったのだろうか。 疑問は尽きないがとりあえず、 「放送はまだみたいね」 まだ窓からは太陽の光が差し込んでいる。 そこまで確認して、博麗霊夢は体を起こし、「んっ」小さく伸びをした。 自身が入っていた寝具から抜け出ると、見たことのある人形たちが博麗霊夢を出迎えた。 「そう、ここはアリスの家なのね」 霊夢はつい数刻前に自身が殺した存在に思いをはせる。 その様子を人形たちが静かに見守る。 主人のいなくなったことに気づかずに、ただひたすら帰りを待つ人形たち。 このような光景はこれからいたるところで起きてゆくのだろう。 霊夢の脳裏に見慣れた古道具屋の道具達と店の店主の姿が浮かぶ。 霊夢の普通の人間の部分が少し揺らいだ。 霊夢は強引に思考を別のことに向ける。 そういえば・・・ この一日愛用してきた楼観剣を森に置き忘れてきてしまった。 白玉楼の庭師――そういえば彼女も既に完全な故人となっている。が使うその剣は、霊力 も籠り、切れ味も鋭く、使いやすかった。 いや、そうはいっても剣を回収することはできなかったはず。 「だって、あれはりんのすけさんの胸に・・・ささって・・・・」 あの剣は森近霖之助の胸に刺さっていた。 ああ、彼はもう死んでいるだろう。 いくら妖怪の血が混じっていようがあそこまで深く胸に刺されば死んでしまう。 Flashback 霊夢は自身がりんのすけを刺したその瞬間をまじまじと思いだした。 霊夢は自身の顔についた乾いた血の本来の持ち主を思い出す。 霊夢の心は揺れる。 霊夢は・・・・。 霊夢は・・。 「もう、もういいわ。どうでもいいのよ。他人なんて!私は異変を解決するの!」 霊夢は思考を放棄した。そして、違うことに頭を向ける。 頭に浮かんだのはアリスの弾幕、そして楼観剣を失くしたこと。それから・・・・ 魔法の森の一軒家からは騒々しい音。 「何としてでも」 霊夢は棚から人形を引きずり落とし、ナイフでその首を落とす。 「強い武器を手に入れないと」 中から出てきた不思議な色の火薬を掻きだし、集め、 「紫の馬鹿!役立たず!」 手近な袋に詰める。 「なんであんな吸血鬼をかばうの」 また首をはねて、 「りんのすけさんの馬鹿!」 火薬を集める。 。 すぐに霊夢の手元には大量の火薬の袋が集まり、床には人形たちの無残なパーツがばらまかれた。 死んだアリスが見たらなんというだろうか? しかし、あいにく故人の姿はそこにない。 この火薬が楼観剣に変わる武器になるのか不安はあったが、霊夢は達成感を感じていた。 今までの鬱の反動なのだろうか。 西洋風にいうなら、彼女はハイになっていた。 大声をあげて作業をしていたせいか、いつの間にか心のもやもやはなくなっていた。 あるのは異変解決。ただそれだけ。 近くの棚からマッチも回収し、霊夢は荷物をまとめる。 気分は良かった。 意味もなく、相手もなく、自分に言い聞かせるように言葉が口からこぼれる。 「もう私は引き返せないのよ」 もう私はたくさんの存在を殺した。 これからもたくさん殺してゆく。 ソシテ、異変ヲ解決スル。 決意を新たに、外への扉を開けた霊夢の前には・・・ 「やっと起きたのかい?まだ昼間なのに、ずいぶんとのんびり寝ていたねえ」 沈みゆく太陽と 「それにしてもお前さん、随分と重たいんだねえ。流石のあたいも運び疲れちゃったよ」 夕日を背にした死神がいた。 まず口を開いたのは霊夢のほうだった。 「なんであんたがここに?」 ナイフの刃を向け、霊夢が詰問する。 距離を縮めようとする霊夢を能力であしらい、さらにトンプソンを構え、牽制。 霊夢の動きが止まったところで、小町が言う。 「お前さんは森の中で倒れていたんだよ。放っておけばどうなっていたことか。」 「ようは私をここに運んできたのはあんたなのね」 当たり前のことを確認され、小町はうんざりしたように言う。 「さっき運び疲れたって言ったのに、聞いていなかったのかい」 死神の苦笑い。そこで会話が途切れる。 ―――こいつは殺し合いに積極的に参加しているの?私を助けた理由は? ―――博麗の巫女のスタンスはなんなんだ? それぞれの視線が交差する。 二人の向きあう光景は、とても友好的なものには見えない。 腹の探り合い。傍から見れば殺し合っているようにも見えるだろう。 沈黙が世界を支配した。 【F-4 魔法の森 一日目・夕方】 【博麗霊夢】 [状態]霊力消費(小)、腹部、胸部の僅かな切り傷 [装備]果物ナイフ、ナズーリンペンデュラム、魔理沙の帽子、白の和服 [道具]支給品一式×5、火薬、マッチ、メルランのトランペット、キスメの桶、賽3個 救急箱、解毒剤 痛み止め(ロキソニン錠)×6錠、賽3個、拡声器、数種類の果物、 五つの難題(レプリカ)、血塗れの巫女服、 天狗の団扇、文のカメラ(故障) 不明アイテム(1~5) [基本行動方針]力量の調節をしつつ、迅速に敵を排除し、優勝する。 [思考・状況] 1.とりあえず目の前の死神を何とかする。 2.とにかく異変を解決する 3.死んだ人のことは・・・・・・考えない 【小野塚小町】 [状態]身体疲労(中) 能力使用による精神疲労(小) 寝起き [装備]トンプソンM1A1(50/50) [道具]支給品一式、64式小銃用弾倉×2 、M1A1用ドラムマガジン×3 [基本行動方針]生き残るべきでない人妖を排除する。脱出は頭の片隅に考える程度 [思考・状況] 1. 博麗の巫女は何を目的に動いているんだ? 2.生き残るべきでない人妖を排除する 森をさまよっていた霊夢をアリスの家に運んできたのは小町です。 火薬の威力・量は後の書き手さんに任せます。 136 リリカSOS 時系列順 125 オモイカゼ 121 繋がる夢、想い、そして―― 投下順 123 射命丸は見た! ~遺されし楽団員に忍び寄る吸血鬼の魔の手、河童達は知る由もなく…~ 119 悲しみの空(後編) 博麗霊夢 132 暗い雨の中を、歩くように 109 崇拝/Worship 小野塚小町 132 暗い雨の中を、歩くように
https://w.atwiki.jp/wizardryonlineinfo/pages/144.html
死神の胃袋 実装 2012年8月7日 推奨レベル 1(敵レベル不明) 最大PT人数 4人 ch総数 30-30-30 入場条件 なし(ダンジョン案内人はイベント期間中にイルファーロ港町の英雄の集う広場及び闇を受け入れた者たちの路地に配置された仮面の貴族-アラハゥイから) マップ ダンジョン概要 モンスター 設置宝箱 ショップ NPC スフィア コメント投稿欄 マップ エリア名 画像 ダンジョン概要 季節限定イベント「夏の精霊祭」において、イベント期間中に他のダンジョンの一般モンスターから入手できる3種類の封魔の刻印を使い封印の証を手に入れるためのダンジョン。 ダンジョン内では常時恐怖のデバフがかかる。 入口付近が破邪の刻印を使って封印が行える壺が設置されている地帯、エリア中程が普遍の刻印に対応した地帯、最深部が昇華の刻印に対応した地帯になっている。 刻印を使用できる壺は各地帯の確定で外れとなる壺を除いたものから一つずつ?選ばれ、壺が封印されるたびに同じ地帯の別の壺が封印できるようになる。2013年のイベント時は直前に封印した壺の1~3つ隣程度の比較的近い壺が次の封印できる壺になる?(検証数が少ないため間違いあれば修正お願いします。) 2014年度イベントにおけるダンジョン概要 ダンジョン内では常時恐怖に加えて、常時アイテム使用禁止と常時ソウルパートナー召喚禁止の効果がかかる。 ダンジョン内には女神像近くに帰還用ポールとギミックに設置罠(雷・炎床・スパイク)および魔法陣が追加された。 魔法陣は踏むとランダムでさまざまな効果がかかる。(無敵、OD回復+ダッシュOD減、移動速度上昇、移動速度低下、暗闇など。 無敵バフの間に敵に触れれば倒すこともできる。) 封印の際にランダムで複数の刻印をまとめて封印することも可能になったが、それを行うと得られる証が減少することがある。 また、アラハゥイに話しかけると1ソウルにつき1日1回だけ鍵がもらえ(倉庫に預けられないので注意)、これを使えば最奥にある宝箱を開けることができる(中身はスイカスフィア)。 モンスター モンスター名 POP場所 経験値 直接ドロップ 宝箱 直接か箱かが不明な入手品or巨大宝箱 備考 ハストゥールクロウラー(死神型) ? - - - ハストゥールガス 666? - - - ハストゥールレフトオーバー 666? - - - 設置宝箱 エリア名 POP場所 開錠方法 中身 備考 設置宝箱は存在しない2014年イベントで最も奥の壺のあった位置が宝箱になった ショップ エリア名-売人-ショップ名 販売アイテム 売値 ショップは存在しない NPC エリア名 NPC名 スフィア スフィア イベントで入手できるスフィアの詳細はイベントページへ記入お願いします。 コメント投稿欄 以下のフォームからコメントの投稿ができます。ページの編集方法がわからない方はコメントで情報提供や意見が可能です。 コメントは可能な限り関連した情報を扱う適切なページで行うようお願いします。 過去のコメントの閲覧も可能なコメントページへ直接リンクはコメント/ダンジョン名 今年の胃袋内の敵は無敵バフがかかっている時に触れると倒せる。経験値:ハストゥールクロウラー573、ハストゥールガス666、ハストゥールレフトオーバー666(LV28キャラで) - 名無しさん 2014-08-01 20 02 45 名前
https://w.atwiki.jp/yamatoimo/pages/15.html
あらすじ 優秀すぎる兄の影響で夢見ることを辞めてしまった有翼種(フェザーズ)の青年フェイトは、恩師の紹介で死神として『鎌印運送株式会社』という会社に入社する。 白い翼を黒く染め上げ配属された先は、社内でも窓際部署と噂されるアジア圏日本支部。そこに在籍していたのは、極寒の冷気を放つ上司やその他大勢の個性豊かな先輩達。 夢を忘れた新人フェイト、果たして彼は社会の荒波に揉まれながらも再び自らの夢を取り戻すことはできるのか──。 登場人物 【主要人物】 フェイト 少し疲れた目をしたフェザーズの青年、恩師に勧められるがまま入社したら何故か窓際部署に配属された。 若者らしからぬくたびれた雰囲気をまとっており、無気力な態度と「どうせ……」という口癖がデフォ。一方で押しに弱い系のお人好しな性格なため、頼まれごとをされるとなかなか断ることができない。 職務態度は真面目だが、朝が苦手なせいか入社当初は遅刻が多かった。目覚まし時計のアラーム音が何よりも嫌いで、雑な止め方で犠牲になった時計は数知れず。また、時折眠気の化身(爽やかなナイスガイ)が現れるとのこと。 + 詳細情報 三兄弟の次男で、完璧な兄と我が道を行く弟に挟まれる。 夢見ることを辞めた原因が兄であることは言うまでもなく、周りからは「実力があるのに勿体無い」とよく残念がられていた。 学生時代は『飛翔部(陸上部のようなもの)』に所属しており、その実力の高さから【白銀の弾丸】と呼ばれていた。そのため、最初は恩師から選手になることを薦められていたらしい。 チョールヌィー 極寒の冷気を放つ冷徹非常なフェザーズの男、フェイトの上司であり日本支部の責任者でもある。 『歩く永久凍土』の異名を持つほど厳しい性格をしており、泣かせてきた部下と上司は星の数ほど。そのため本部の上層部から恨みを買っており、それが原因で窓際部署に左遷されてしまった。 実際は仕事に対して真面目すぎるだけで、相手を労うだけの情も気遣いも持ち合わせている。アーラ曰く、「ヒトに優しくすることに慣れてないだけ」とのこと。またシャルトリューのことを尊敬しており、彼に対してだけは少し甘い。 + 詳細情報 実は大家族の長男で、医者と弁護士の父母と四人の弟達がいる。 チョールヌィーが生まれて程なくして母親が主婦業に専念するも、しばらく経たないうちに弁護士として復職せざるを得なくなり共働きの大家族状態になった。 下はガキ大将の次男と悪戯好きの双子の三男四男、兄達に振り回される苦労人の五男で構成されており、色々と手を焼いているうちに今のような冷徹な性格に仕上がったとのこと。 もっともそんな彼の家庭事情を知っているのは日本支部の社員くらいなので、他所の部署からは「生活感がない」「食事は外食のみ」と噂され、ウィダーゼリーが主食とも言われている。 アーラ 太陽のように明るい性格のフェザーズの女性、フェイトの先輩兼世話役でチョールヌィーとは同期。 誰に対してもフレンドリーで、チョールヌィーとも対等に話せる貴重な存在。フェザーズには珍しい褐色の肌とナイスバディな体型はもちろん、何より左右色違いの翼が一際目を引く。 一児の母であり、コントラバスの付喪神の旦那がいる。フェイトのことは息子や弟のように可愛がっており、よく気遣ったりと私生活の方でも面倒を見ている。 + 詳細情報 実は双子の姉で、お互い片翼の状態で生まれてきた。 妹とはいつも一緒にいるほど仲が良かったが、不慮の事故で妹が死去し移植手術により彼女の翼を受け継いだ。 本来であれば入社時点で両翼とも黒く染め上げなければならない規則なのだが、妹の形見である片翼を染めたくなかった彼女は入社時点で本部に直訴しそのままにしておくことを許可してもらったとのこと。 ルーエ 物静かで柔らかな空気感を持つフェザーズの青年、フェイトのすぐ上の先輩で以前は別の部署にいたとのこと。 マッチョなボディにグラサン&スキンヘッドという近寄りがたい見た目をしているが実際は部署内で一番の常識人で、先輩達に振り回されるフェイトをよく慰めてあげたりしている。 口数は少なめだが寡黙というほどではなく、その声は意外にも高めでそれでいて滑らか。夢を司る神を崇敬しており、その関係で受付係のラトリとは仲がいい。 + 詳細情報 『癒し手』と呼ばれる業種の名家の出身で、次期当主の姉がいる。 本来は金髪碧眼の中性的な容姿だが、それがコンプレックスだったため打ち消すように体を鍛え髪を剃り落としたりした。その結果見た目重視の癒し手業界では敬遠され、迷い込むように鎌印運送に入社するも厳つい容姿が原因で部署内で孤立してしまう。 チョールヌィーに拾われてからは持ち前の真面目さを発揮し、日本支部にとってなくてはならない存在になっている。また、プライベートでは『武士マッチョさん』の名で下界のスポーツジムに通っているとのこと。 シャルトリュー 胡散臭さと遊び心が同居したフェザーズとケットシーのハーフの男性、日本支部では最古参でチョールヌィーは元部下。 自称「ねこオジサン」で猫耳と尻尾が出ていることが多く、都合が悪くなるとすぐ猫のフリをする。勤務態度も適当でよく仕事をサボっているが、不思議とチョールヌィーは彼がどれだけサボっても小言程度にしか注意しない。 プライベートでも頻繁に下界へ行っているらしく、『二枚舌』という楽団に“アンクー・ラ=モール(死神・死神の意味)”の偽名で所属している。 + 詳細情報 実はかなり仕事ができるらしく、『眠れるケットシー』とはズバリ彼のこと。半年分の仕事を三日で終わらせたという伝説を持ち、年に一度の繁忙期の時は仕方なさそうにこっそりやる気を出す。 元々は献身的な社員だったが上層部の一人が彼の母親(ケットシー)のことを嘲笑したのをきっかけに態度が一転、上層部に対し背の毛を逆立てた猫の如く反抗するようになった。日本支部をゼロから作ったのも彼で、その理由が「無理難題を言いつけた上層部への腹いせ」とのこと。当然上層部は彼のことを辞めさせたいと思っているが、ライバル会社に引き抜かれることを恐れ辞めさせられずにいる。 フェイトの恩師とは大学の元先輩後輩で、フェイトを日本支部に引き抜いたのはかつての後輩に「彼に夢を取り戻させてやってくれ」と頼まれたため。また、これまでにも左遷に落ち込むチョールヌィーに責任者の役目を任せ、途方に暮れるルーエに救いの手を差し述べた。なお、日本支部の居心地がいいので当分は辞めないとのこと。 【仕事関係】 ヤール フェイトの同期で、高校の時の同級生のフェザーズ。お調子者でいわゆる陽キャ、よく上司に怒られてるとのこと。 日本支部のことは「なんかヤベーヒト達がいる部署」という認識で、チョールヌィーやシャルトリューへの認識が甘いフェイトに対して内心呆れている。 モヘヤ フェイトの同期で、この会社では珍しいウォーカー(無翼種)。バカ真面目で苦労人タイプ、同じ部署のヤールには手を焼いている。 日本支部への風当たりの強さを目の当たりにしているため、フェイトのことは同期のよしみということで何かと気にかけている。 ラトリ 受付係のフェザーズの女性で、窓口対応や接客業務がメイン。日本支部への偏見はなく、フェイトのことも新人君として温かく見守っている。 妹がとある神の使徒を務めていることからルーエからよく声をかけられるのだが、彼が語る神様像と妹からの愚痴とのギャップにいつも首を傾げている。 甘夏 日本地獄所属の『回収屋』の死神。三白眼の気の良い青年で、名前にちなんだ柑橘系の着こなしが特徴。 夏に行われた合同研修の時に偶然出会い、そこからプライベートでちょこちょこ交流している。メインウェポンは鎖鎌で、「駄々をこねるヤツを無理矢理連れて行くのが楽しい」と少しSっ気な部分もちらつかせている。 薩摩 古くからこの世界にいる『選別屋』の死神。姿は会うたびに変わるが、季節外れのフォーマルな服装と飄々とした口調が特徴。 夏に行われた合同研修の時に偶然出会い、業務中でもたびたび会うようになる。多くの生き死を見届けたことと職務柄から人の死に対して非常にサバサバしており、その的確で救いようのない物言いで一度だけフェイトを激怒させたことも。 【下界の人々】 春日 舞(かすが まい) 黄泉の世界に迷い込んだ人間の女性、ほわほわとした雰囲気と少女のようなあどけない笑顔が印象的。 入社間もないフェイトが出勤途中のバスの中で出会い、周りに頼まれる形で会社へと案内した。のちに臨死体験中であることが判明し、チョールヌィーとアーラの説得により下界へと帰される。 + 重大なネタバレ 実は既婚者で、『大凪 遊』の母親。ちなみに春日は彼女の旧姓で、娘に対して母親らしいことを何一つしてやれない自身から目を背けたくてわざと名乗ったとのこと。 元々病弱な体質で、これまでも生死を彷徨ったことは何度もあったらしい。そして物語の最後で寿命を迎え、ひと回り成長したフェイトに導かれ黄泉路を下った。 国岡 優輝(くにおか ゆき) どこにでもいる中学生の男の子だったが、酔っ払いが起こした交通事故に巻き込まれて亡くなってしまう。ちょうど彼の死に居合わせたフェイトは、消えゆく命を前に鎮魂の祈りを捧げた。 + 重大なネタバレ 選別屋・薩摩の担当で、慣れによるミスが目立つようになってきたフェイトを見かねチョールヌィが彼の職場に立ち会うよう指示した。 たった数日間の観察で死亡判定を下す薩摩に戸惑いを隠せないフェイトだったが、彼の淡々とした言葉に普段自分が関わっている【死】の生々しさを突きつけられてしまう。結果フェイトはしばらくの間スランプに陥り、仕事を辞めることを考えるまでに思い悩まされた。 + 更なるネタバレ 死後あの世へとやって来た国岡少年だったが、あまりにも未練が強いことから本来であれば地縛霊になっていたことが判明。しかしフェイトが捧げた鎮魂の祈りにより中途半端に浄化され、新たに転ずることも地に縛することもできず宙ぶらりんな状態に。 話し合いの結果、フェイト担当の元『人工知能に転生させ仮成仏を行う』という前代未聞の措置がとられることに。国岡優輝としての記憶は残っているが、まだ目覚めず“彼”の中に静かに眠り続けている。 りく君 いつの間にか日本支部に迷い込んだ人間の男の子、出会った当初は臨死体験中かも分からない状態だったため日本支部で一時期保護していた。 素直で純粋な性格だが幼いせいか記憶がはっきりしておらず、なぜ自分が黄泉の世界に来たのかも理解していなかった。母親に会いたがる様子を見せる他、『ペス』という友達の話をよくした。 + 重大なネタバレ 実は、母親の虐待により命を落とした男の子の霊。ペスというのは近所の公園で仲良くなった雑種犬のことで、家を抜け出してたびたび会いに行っていた。 違法な手段で黄泉の世界に侵入したペスの手引きにより“現世返り”という大罪を犯しそうになるが、フェイトの説得により死者の国へと渡ることを決めた。 ペス りく君の話によく出てくる彼の友人、「茶色くてもこもこしてる」という特徴から動物が何かではないかと言われていた。 + 重大なネタバレ 血統種じゃないから、という理由で捨てられた雑種犬の子犬。唯一優しくしてくれたりく君に懐くも、ほどなくして空腹により命を落としてしまう。 のちにりく君が亡くなったことを知ると、彼に会うためにフェイトを騙し黄泉の世界に侵入する。(黄泉の世界に逝くには、動物であれ決められた手続きが必要)その後、りく君が母親に会いたがっていることを知り、その願いを叶えてやるために彼を現世へ戻そうと大事件を起こす。 + 更なるネタバレ それから一悶着あったものの、フェイトの説得を受け入れ泣く泣く黄泉路を渡るりく君を見送るペス。当然、大罪人として重い処罰を覚悟していた彼だったが、主人を思う行動だったということで無罪放免に。その後はアーラの提案で守護霊になることを決意し、修行のため『北山神社』へと向かった。 そして数年後、守護霊達の間で『琥珀色の神獣が、愛慕っていた主人と再会した』という噂がまことしやかに囁かれたとか。 美濃 夏の合同研修最後の夜に開催された夏祭りに参加していた、高校生と思しき少年。来年卒業を控えているらしく、将来は父親と同じ警察になりたいと話していた。 武藤 夏の合同研修最後の夜に開催された夏祭りに参加していた、高校生と思しき少年。来年卒業を控えているらしく、進路は自衛官一択だと熱く語っていた。 用語 霊界 身体を持たない存在が住む世界で、見た目は現世とほぼ変わりはない。特にフェイトがいる地区はこの世とあの世をの汽水域のような場所であるため、時折臨時体験者など生きた人間が迷い込むことも。 同じ世界層に三途の川などがあるが、入るためのルートが分けられているため普通は交わることはないという。 鎌印株式会社 死神 + 種類一覧 迎え屋 回収屋 選別屋 黄泉の住人 + 種類一覧 フェザーズ(有翼種) レザーズ(有羽種) ウォーカー(無翼種)