約 1,257 件
https://w.atwiki.jp/isekaikouryu/pages/2184.html
たっぷり十秒ほどの間、しわぶき一つなかった。スイメイはまずシキョウを見返し、地面を見、空を眺めて雲を数え、最後にガインの存在に今しがた気が付いたとでもいわんばかりに目を止めると、真顔で首をかしげて見せた。 「生憎だが、独狐求敗などという名前は聞いたこともない」 「もうちょい上手にごまかせよ」 言いかけたシキョウは、スイメイの笑顔に射すくめられて口を閉ざした。スイメイはシキョウに身を摺り寄せ、あわてて身を引くシキョウのつま先を踏みつけて押さえた。さも困ったように肩をすくめてみせる。 「どうもちょっとした行き違いがあるようだ。私はこの男の付き添いで湯治に来たスイメイという。ここは初めてだ。だから私に会いたがっているものなどいるわけもない。そもそも私は独狐求敗という名前など知らない。きっと人違いをされているのだろう」 見るものが見ればこわばっているとわかる笑みも、並の男ならば骨を抜き取るに十分である。スイメイは己より頭一つ以上大きい虎人を軽く押しのけ、シキョウを引きずって歩き出した。船が霧にぶつかることなどないように、スイメイもまた、群がる野次馬には頓着せずに進んでいく。だがただ一人、その前に立ちはだかるものがあった。 「見間違いなどあり得ません」 ガインと名乗った。虎人である。素早い動きで回り込み、きっぱりとスイメイを押しとどめる。引きずられているシキョウには目もくれず、ガインは再びまじまじとスイメイを見つめてため息をついた。 「これが独狐求敗さまのご尊顔でないというなら、俺は半年間道端の草だけ食ってやります。いや、本物のほうがずっときれいだ。生きててよかったです」 まじまじと覗き込むその有様は、並の婦人に対して行ったなら無礼のそしりは免れない。だがスイメイの方はと言えば文句を言うでもなく、魚の骨がのどに刺さりでもしたかのように顔をしかめて立ち尽くすばかりである。面白くないとばかりに、シキョウが割って入った。 「おい、そんなにじろじろみてくれんな。それにこいつは俺の連れだ。前に会いでもしたか? だったら挨拶してもらわねえとな」 「いや、直接お会いしたのは今が初めてだ」 「じゃあ見間違いだろ。なんだよ本物って。まるでこいつの偽物があたりでうろうろしてるみたいな言いぐさだな。そういやそこらの劇に出てるもんな。あれのことか?」 シキョウは舞台をたたみ始めた一座を指さした。ガインを呼んできた独狐求敗役の女は、身を隠すようにして様子をうかがっている。刺すような視線はスイメイに向けられたものであるが、それもだんだんと鋭さが鈍りつつあった。ガインはなぜか顔を赤らめて首をすくめた。 「いや、あんなものではない。もっとこう――綺麗だった」 「ああそうかい。兄さんよ、こいつを口説こうってんならやめといた方がいいぞ。とんでもないじゃじゃ馬だ」 「口説くなぞとんでもない。ただ――」 「ただ?」 ガインはスイメイに対し再び抱拳した。引き締まった顔立ちに宿るのは、強い使命感である。 「求敗さま、どうぞおいでください。あなたのためにもなることです」 「おいおい、口説いたあとはしけこみますってか。白昼堂々大胆なこった」 「お願いします。求敗さま、あなたの名誉にかかわることです」 「名誉だ?」 シキョウが素っ頓狂な声をあげ、スイメイの眉が小さく動いた。 「なんだよ名誉ってのはよ」 「ここで話せることではない。それに本人以外にもお聞かせできん。お連れ様、どうかご理解いただきたい」 「いいね。なんだか知らんがスイメイの名誉の問題なんぞめったにご相伴にあずかれるもんじゃない。いいよな、スイメイ? 俺が聞いても」 「お前、何者だ。邪魔するな」 ガインが怒気をあらわにした。丸太ほどもある腕に筋肉が盛り上がり、全身の毛が逆立つ。体全体が倍ほどにも膨れ上がったように存在感を増して、ガインはシキョウにのしかかった。 「道理をわきまえんバカたれが。少しよそに行ってもらおう」 「いやだ、つったら?」 「俺は弱い者いじめはせん。だから手加減してやる」 「そりゃなんとも痛み入るねえ」 「いいから退け。それがお連れさんのためにもなることなんだ」 焦れたガインが、ついに動いた。爪の突き出さない両掌に力がこもり、その片方がゆらりとシキョウの肩に添えられる。扉を開くようにしてガインが力を込めるその動きは、まるで卓に乗せた徳利のようにシキョウをやすやすと吹き飛ばした。野次馬の中にどうと突っ込み、受け止めきれずに幾人かを巻き込んで倒れ姿を消す。ガインはその様子を一顧だにしない。スイメイに手を差し出し、ともに来るようにと促すばかりである。ともすれば膝すらつきかねないその恭しさは、シキョウに対する態度とは一線を画している。 「――ガインと言ったか」 スイメイの言葉に、ガインが背筋を伸ばした。スイメイはシキョウが吹っ飛ばされた方を眺めながら、ぽつぽつと言葉を発した。 「水妖が私を呼んでいるといったな」 「はい」 「私だとわかったのはなぜだ。見た目か」 「はい」 石臼が穀物を砕くように、ぐるりとスイメイが首を回した。ガインがすくんだ。 「見た目でわかったということは、似顔絵のようなものがあったということだ」 「お、おっしゃる通りで」 「名誉の問題と言ったな。つまりはそうしたことが問題になるような似顔絵か?」 「あの、絵じゃなくて、その、姿かたちでして」 「お前も見たということになるな」 「――すみません、俺は誓って、顔の部分以外はそんなに。しょうがねえんです」 「どれほどひどいんだ」 「その、装いといいますか」 スイメイが鼻を鳴らした。まるで鞭で打つかのような威力を秘めたため息は、しかし誰に向けられたものでもない。沈鬱そのものの顔でどうにか威厳を保ち、スイメイは再び野次馬に目を戻した。 「私は別についていくのに異存はない。何が問題になっているのかは薄々想像がつくし、お前が解決したいと願っているのもわかる」 「は、はい! ご理解いただけてこんなにうれしいことは」 「だが、あれを納得させるのが先だな」 スイメイはついと指さした。その先に視線を向けたガインが、驚愕のあまりに口を開いた。 「大したもんだなあ。え?」 人ごみをかき分けてシキョウが姿を現した。埃を払い、首を回し、不敵な笑みを浮かべて、シキョウはガインを指さした。 「いまの『劈開功』はまあまあだったな。『大安福虎』師はお前の何にあたる?」 ガインの眼がすぼめられた。まるで血のにおいを嗅ぎ付けた野獣のように、その毛がこととごく逆立った。 「お前がなぜその名を」 「そりゃおまえ、俺の師父だからな」 「嘘をつけ!」 びりびりと大気を震わせて、ガインが大喝した。 「福虎掌法は虎人のもの! お前のようなちゃらちゃらした狐人なぞが教われるものか! それも大師父の名前まで出すとはどういう料簡だ!」 「ほー、てことは俺の見立ても当たりか。お前は俺の甥弟子あたりってことになるわけだ」 シキョウがにやにや笑った。武術の教える側を師父と呼び、師父の師父は大師父という。親子関係と同様に孫弟子、師叔や師伯に甥弟子も存在し、目上の者には絶対服従である。一方で、他の門下の名を騙れば、それは家族を騙るも同然のことである。ガインが吠えた。 「お前はどこでその技を盗んだ?」 「人聞き悪いこといいなさんな。師はさっきも言った通り『大安福虎』のダイフク様だ。お元気か?」 シキョウがゆっくりと構えを取った。構えはまるで鏡写しのようにガインのそれと一致している。掌術のように見えながらも、両方の手をだらりと下げる奇妙な構えである。ガインの肩に力がこもった。 福虎掌法は、その名に表れる通り虎人の業である。狐人のシキョウが習得することなどあり得ず、ゆえに盗んだ技と知れた。当時の武林において、技を盗み見たものの両目をつぶすことは至極当然の処置であるとされていた。まして使うとなれば、これは許されざる罪である。 肩と頭から突き出すようにして、ガインがシキョウに襲い掛かった。己の体で隠した掌をゆるりと伸ばして経穴を狙い、あくまで爪も歯も使わない。応ずるシキョウも受け止めず、ただ大げさなまでに身を引き、腕の圏外に逃れるばかり。ともすれば惰弱と見える戦いぶりに、なぜかガインは脂汗を流す。対するシキョウは余裕綽々、ふと立ち止まり、小首を傾げて口を曲げた。 「お前の師父はチョウウ師兄か? 歩法の破たんが直ってないと師父がおっしゃっていたのを思い出した」 「ほざけ!」 がむしゃらに繰り出された掌を、初めて前進したシキョウが押さえる。がっぷりと真正面から捕まえた掌は、まるで二匹の蛇が食いあっているかのように絡み合った。全身をこわばらせて力を込めるガインとは裏腹に、シキョウは涼しい顔である。 「ほらな。当てるのは最後の最後だけ。このまま押してみるか?」 言いながら、シキョウがわずかに手首を上げる。たったそれだけの動きで、まるで大樹が倒れるようにガインが膝をついた。反対の手を添えてシキョウの腕をはがそうとするもびくともしない。軋るような雄たけびを上げたガインが、ついに爪を出した。手負いの獣そのままに、シキョウののど元を狙う。下手な剣よりも鋭い爪は、しかしシキョウに届かない。わずかに身を引き、手のひらに込めた力で、シキョウはやすやすとガインの巨体を操っている。ついに耐えかねて声すら出なくなってきたガインを、シキョウはふいと解放した。信じられないとばかりに目をむいて息をつくガインに、シキョウは指を振ってみせた。 「『利剣尖爪、招災払福』。忘れたか? 爪も牙も、福虎掌法にゃ無用のもんだ」 まさしく福虎掌法の教えそのものである。ここにきて、ガインもついに観念した。息を呑んでいた野次馬たちが、示し合わせたように一斉にため息をついた。 とにかく一緒に来てはいただけないか――と繰り返すばかりのガインにシキョウははじめ業を煮やした。だが、路傍の石に注目することが人生最大の仕事であるかのように振る舞っていたスイメイが行くと言い出したことで、シキョウも引っこまざるを得なくなった。 ガインが先導して歩く間、シキョウもスイメイもほとんど口を利かない。先の騒ぎに味を占めたものか、好奇心丸出しの人々が後をつけてくる。時折ガインとシキョウがにらみつけて散らすものの効果は薄く、まるで祭りの行列のような有様である。 その先頭で、やおらシキョウが口を開いた。 「なあ、スイメイ」 「なんだ」 「お前、ここで何やったんだ」 スイメイは振り向かず、脚も止めない。わずかに首をかしげつつ、先を急げとガインをつつく。飛び上がって足を速めるガインを見送り、スイメイはぼそりと口にした。 「知らん」 「じゃあ独狐求敗って呼ばれてるのは?」 「知らん」 「すごい名前だよな」 「知らん」 「普通なら名乗れそうにない代物だ」 「知らん」 「だがお前なら何とか似合いそうな気もするな」 ぐるり、とスイメイの首が回った。凍てついたスイメイを見返しているのは、にやにや笑うシキョウである。 「スイメイさんよ、白状するなら今だぜ。前にここでやんちゃしてましたって」 スイメイは地面を見、空を眺め、シキョウを視線で押しつぶせないかどうか試して失敗した。 「なぜそう思う?」 「二と二を足すと答えはそうなるってわけよ。独狐求敗なんていかにもお前が名乗ってそうな名前だろ。それからもう一つはガインの言い草だな。一目でわかった、だとさ。お前の顔は印象に残る」 「そうか?」 「ほめてんだよ。思うに、ここらでサイヒョウが書き落とした事情がかかわってくると見たね。『水妖が出た。退治してほしいが事情はそちらで』なんておよそあいつのやり口じゃない。つまり、書かない方がいい何かがあったのさ んじゃその書かない方がいい事情は何かって話で、そこでさっきの劇が浮かんでくるわけだ。美貌の女剣士、水妖を退治する! いかにも暇な時のお前がやってそうなことじゃねえか。スイメイ、お前は前にここへ来た。街を騒がす水妖を退治し、さっそうと立ち去った挙句忘れ去ってみたはいいが、ちょいとばかり詰めが甘かったせいでここ最近水妖が帰ってきたんじゃねえか? それで問題を起こしてる。復讐とか、忘れ物でも渡したいとか。細かいことはわからんね。 んで事態を役人の報告書あたりで聞きつけたサイヒョウはお前の関与にあっさり気づいて尻拭いをさせることにした。あいにくお前は俺の追跡任務中だが、そんなもんは俺が一緒に行きゃすむ話。謎めいた手紙で釣りだして、お前と合わせて現地に入ればあとは流れでどうにかなると踏んだんだろう。見立てはこんなところだな。ああそれともう一つ。細かい事情を伏せといたのはもう一つ理由がある。それは――」 シキョウの笑みが大きくなり、今や爆発寸前である。 「そのお前のこっぱずかしい名前だな! 独! 狐! 求! 敗! まあ知らんぷりしたくなる気持ちはわかるよ。若気の至りってやつだよな! そういう時期あるもんな! ダハハ! すまんすまん笑うつもりはないんだ。でもまあなんだ、わかってくれ。お前みたいな澄ました奴がそういう名前ってのはもうほんとダハハハ!」 「――他人の空似かもしれない」 「お前みたいなのがもう一人いるってか。いつから大延国はそんなおっかないところになったんだ」 「ここに来たことはない。来ればすぐわかったはずだ」 「度忘れなんて誰にでもある」 「あれは百年前の話らしいが?」 「ああ? ああ、劇のあれかよ。んなもん脚色だ、脚色。ほんとはいつだ? 俺と会う前だよな」 スイメイはついに顔をそむけた。がっくりと肩を落とし、足を引きずるその様は常にはない狼狽ぶりである。深々としたため息ひとつ、スイメイは弱弱しく微笑んだ。 「お前は勘が鋭いのだな」 「水臭いぜ、スイメイさんよ。お互い隠し事は無しでいこうや。特に――特にこっぱずかしい秘密の時は!」 しかつめらしい表情も、そう長くはもたない。こぼれだしたにやにや笑いは瞬く間に笑いの奔流と化して流れ出した。先行するガインがぎょっとした顔で振り返ってもどこ吹く風である。しばらくの間シキョウを見つめていたスイメイも、つられて力なく笑み崩れた。 「そんなに笑うな」 「すまんすまん。気にするなよ。誰にでも若気の至りぐらいあるもんだ」 「そうとも。大都で出会った頃のお前のように」 「言うと思ったぜ。だからってわけじゃないがスイメイ、気にすんな。ちょっとものすごい名前を名乗ってたぐらいなんだってんだ。そういうのは時々思い出してのたうち回っときゃいいのさ」 「そうだな。意地悪な知り合いに知られてばつの悪い思いをするのも仕方がないというものだ」 「独狐求敗なんて名前を考え付いた自分を呪えよ」 「敗北を知りたいのは事実だ」とスイメイは鼻をつんと差し上げた。「あいにくまだ願いはかなっていない。敗北の味というのはどういうものなんだろうな。専門家の意見を聞きたいところだ」 「何なら今すぐご教示差し上げてもよろしゅうございますよ、求敗さま」 「ほう」 ふと、シキョウが足を止めた。シキョウはもはや笑っていない。気づかわしげにスイメイを覗き込んだ末、シキョウはよしと体を伸ばした。 「調子が戻って何よりだ。なんだよ、さっきまでの有様。日向に三日置いといた魚かと思ったぜ」 「そんなにか」 「そんなにだよ。お前もうろたえるなんて上等なまねができたんだと胸が熱くなったのもほんの一時、こりゃ天変地異の前触れに違いないってんで俺のほうも青くなった。頼むぜスイメイさんよ、お前がしゃきっとしてくれないと大延国がお先真っ暗だぞ」 「いかにもそうだな。お前を連れて帰れぬようでは、国が傾くのも遠くあるまい」 「おっと、俺が勝ってもいいってことを忘れんなよ。とりあえず目先の水妖退治、次はお前って段取りに決めた。あのガインとかいうやつがどこに連れてくつもりかにもよるが、水妖にはお目通りできんだろ。どんな奴なんだろな、全く」 「トウカは、そうだな。子供、というのが近いだろうな」 「トウカね、それが水妖の名前ってわけ――うお」 シキョウが立ち止り、前方を指さした。みれば、口を引き結んだガインの姿がある。その大きな体をこれでもかとばかりに膨らませ、スイメイの視線を遮るように移動する。だがそれでも背後の光景は隠しようがない。首をひょいと動かして、スイメイもまた顔をしかめた。 餓狼の群れ。 狐人、狸人、犬人、猿人、兎人。老若を問わず入り混じって目を血走らせる、そのいずれもが男である。『湯華楼』なる看板を掲げ、決して小さくはない構えの温泉宿には似つかわしくないほどに殺気立った男たちは、時折焦がれるような視線を宿に向ける。声を荒げ、何事か宿の者たちを怒鳴りつけては、不承不承と言った様子で後に引く。酒売りや串売り、ばくち打ちなどがちょろちょろと立ち回っては、男たち相手の商売に余念がない。応ずる男たちはどこかけだるげで、何とも言えずだらしない。 と、そのうちの一人がスイメイに目を止めて顎を落とした。連れの肩をたたき、すると連れがすすっていた椀を落とす。たちまちのうちに静寂が広がり、何十もの丸くなった目がスイメイに集まった。 「なんてこった、ここももうばれたか――お前ら、見世物じゃねえぞ!」 ガインが大喝したが、それでも男たちは納まらない。帰って堰を切ったように声を荒げ、怒号を上げてスイメイを指さす。だらしなく口を開けて卑猥なヤジを飛ばすその様にはまぎれもない獣欲がたぎっている。自制の利かない輩が飛び出してきては、ガインの掌に打たれて倒れふし、それがかえって獣たちの闘争心を掻き立てる。たちまちのうちに、三人は男たちに包囲されてしまった。 「おいおい、なんだこりゃ」 「面目ない、これを何とかするために、求敗さまにおいで願いたい次第でして」 「獣どもの相手をしろってんなら、お前の考えてるのとは違う方法になりそうだぜ、なあ、スイメイ?」 「あの、事情があるんです――お前ら、いい加減にしろ、さもないと」 不意に突きだされた棍棒を叩き落としてガインが吠える。男たちはすでに武器を取り出すものが増え始め、一線を越えつつあった。シキョウが好戦的に牙をむき出した。 「まあいいさ。この程度おやつにもならねえや。スイメイさんよ、俺が片づけちまってもいいよな? それともお前が――」 スイメイの返事は、シキョウの首元をぐいとつかむ手であった。横ではガインもまたスイメイに首根っこをつかまれ、目を白黒させている。凍てつくような目であたりを睥睨していたスイメイが、二人には一転して暖かい笑みを浮かべて見せる。しかしながら、細められたその眼だけは、一向に温度の上がらぬままである。 「少し変わったやり方で行こうと思う。悪く思わないでくれ」 返事を待たず、スイメイはガインを放り投げた。スイメイの三倍はあろうかという重量の体は音もなく宙を飛び、湯華楼の二階に突き刺さって姿を消した。 誰もが言葉を失う中、一人平静なのはスイメイである。巨漢を投げるのは日課だとでも言わんばかりの態度で周囲を見返し、ついでシキョウに目を向ける。ぎくしゃくと頭を回したシキョウが、ようやくとばかりに口を開いた。 「スイメイ、俺は自分で何とかする」 「遠慮しなくていいぞ」 「壊しちゃ宿に悪いだろ」 「サイヒョウ殿に手紙を書いて、お前につけておいてもらう」 「なあスイメイ、独狐求敗って名前だけどな、そんなに悪くないんじゃないかって」 「ああ、そのことか?」 初めてスイメイの瞳にぬくもりが宿った。まぎれもない許しのしるしに息をついたシキョウは、しかし一向に首元が解放されないことに気づいて血相を変えた。いとも晴れやかそのものに、スイメイは腕に力を込めた。 「別に気にしていないとも」 「本当かよ」 「そんなには、な」 シキョウは、ガインの隣に穴をあけた。逃げ去っていく男たちの方を、スイメイは気にも留めることはない。 「名前の方など、別に秘密でもなんでもないからな」 ただ小さくつぶやいて、スイメイは宿の中に歩みを進めた。 【清霞追風録・独狐求敗 四】 但し書き 文中における誤りは全て筆者に責任があります。 独自設定についてはこちらからご覧ください。 また、以下のSSの記述を参考としました。 【続・その風斯く語りけり】 【大延故俗集積】へ戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る -
https://w.atwiki.jp/theurgy/pages/302.html
悪竜騎士と黄金剣姫-03.5- written by LINSTANT0000 注意、これは設定が固まる前の創作物です。まともな剣術描写はほとんどないので、期待しないでほしい。シリアスもほとんど無いです。前話との落差が激しいので注意。 また、この作品に登場するテウルゴスは特別な訓練を受けています。絶対にまねしないで下さい。死にます。 * 月下の荒野に二つの影があった。 1つは白の騎士。右手の長剣を肩口に引き付け、左手の盾を正面に構えた変則的な雄牛の構えをとっている。 対するは黒の騎士。右手が長剣の鍔元を握り、剣先は地面につくほど下げられている。 『はあああああ!!!!!』 相手の少女が裂ぱくの気合を込めたであろう叫びを上げた。まだまだ幼い声色ゆえにほほえましく感じたわけだが。アレクトリスが誇る超高級機ミラージュナイトの運動性能をある程度使えているらしく、その出だしは並みの傭兵よりも早く、わずか数歩で間合いをつめてきた。 最後の一歩、踏み込みと同時の刺突。なるほど確かに、並みのテウルゴスではその軌道を認識することすらできずに貫かれるだろう技量と速度だ。これまでに幾度となくマゲイアを、テウルギアを屠ってきただろう、ご自慢の一撃。初手から得意技を打ち込んでくるあたり、それなりに場数は踏んでいるのだろう。だが、 ―――貴方には丸見えですものね? 「遅い。」 しかし、黒騎士を操る男(イリヤ・ムロメッツ)は並大抵のテウルゴスではない。砲弾を見てから切り落とせる男にとって、この一撃は十分に見切れるものだった。黒騎士は男の操作に従い、ポンメルに添えていた左手を押し込み長剣を跳ね上げる。音速を超えて突き込まれる白騎士の長剣に、黒騎士は長剣を巻きつくようにあわせたのだ。 『なっ!?』 少女が戸惑いの声を上げた。それもそうだろう。自慢の一撃は、火花すら散らさず完全にいなされたのだから。なんと言うことは無い。剣の持つ動きに逆らわず、ただ少し押してやれば良いだけだ。 恐らくミラージュナイトの計器には一切の負荷警告が表示されていない。確かに先の一撃は機体が刺突の勢いに姿勢を崩すほどの剛撃だった。だが、機体にまったくフィードバックが無いように仕向けたのだから。幾多の戦場の果て、音速を超える弾丸を何度も打ち落とす訓練の果てに会得した曲芸だ。 弾丸切ると剣にもマニピュレーターにもダメージたまるんだよなぁ。 ―――被弾するよりはましですけれどもね。 実際、慣れない内は払い損ねたり、正面から切り落としたりして膨大な負荷を各所にかけていた。修理費だけでひいこら言っていたのがよみがえる。 ―――嫌な記憶ですわね。数ヶ月黒パンと塩スープ生活だったのを思い出しましたわ。 なぜか酸っぱいにおいのする黒パンと屑野菜のスープで生き延びた。あれは辛かった。作戦中に腹が鳴ってどうしようもなかったな。 ―――指向性マイクで腹の虫拾われて見つかったのは貴方が人類で最初ではなくて? 忘れとけ。金を稼ぐための潜入調査ミッションが、結局いつもの殲滅になったからな。どうにか赤が出なかったから良かったが。 そんな会話をしているにもかかわらず、白騎士は動きを止めていた。まぁ、たいていの奴がこの曲芸見ると思考停止に陥るから楽なんだ。だが、 「ぼおっとしてると死ぬぞ。」 口からあきれたような声が出る。こちらは刺突を受け流した動きを生かし、大上段に構えている。相手は本来盾を前に出さなくてはいけないタイミングだ。隙だらけだったが、この状態で倒してもクレームがくるだけだろう。一瞬このまま終わらせてやろうかと思ったが、さすがにやめた。それじゃ訓練にならん。 こちらの声が耳に入ったのか、慌てて盾を振り上げる白騎士。防御が出たので安心して打ち込める。盾を切り潰さないように、だが全身に警報が出る程度に出力調製を施した一撃。着弾の瞬間、無数の圧力警告がモニターを埋め尽くす。 高級機をひれ伏させる一撃は、こちらにも相応のダメージが還る。強化されているはずの全身のシリンダーが悲鳴を上げ、ジョイント部分がわずかに歪むほどの衝撃だ。白騎士のバランサーが屈服し、片ひざを突いて支える態勢になる。 ―――流石にこんな一撃は慣れていないようね。 慣れてても困るがなぁ。 常識的に考えて、こんなばかげた負荷のかかる近接攻撃をする奴はいない。継戦能力に問題が出てくるし、負荷に耐えられるだけの強化を施すと機体価格が跳ね上がる。そんな機体、企業だって作ろうとはしないだろう。 だが、それにしたって動きが鈍い。基礎も技術はある。それなりに才覚があると見たのだが。 「もう少しまじめにやれよ。」 必死に押し返してくる盾から剣を引くと同時に剣足を踏み込んだ。圧力が消え、白騎士が立ち上がろうとした瞬間を狙い、水平蹴りを打ち込む。まず反応できずに一本取れる。そう思ったのだが。 ―――防ぎましたの!?どうやって!? 蹴りは入った。真芯を捕らえた直撃だ。ただし直前に割り込んだ盾の上からだが。こちらの足の動きは盾に隠れて見えなかっただろう。だがそれを無意識であっても防いで見せた。やはり切りあいの才能がある。 見えないものを感じ取り、何の根拠も無い勘に頼って体を動かせるその才能が。ずいぶんサドな師匠に、ガキのころから叩き込まれたのだろう。そうでもなければ現代人には身につかない感覚だからだ。 『強いなぁ、貴方は!』 「いまさら気付いたか?」 相手の声が上ずっている。流石に衝撃が大きかったのだろうか。再び愚者の構えを取りつつ、空いている手で手招きする。言外に言ってやるのだ、遊んでやるよと。お前の実力はその程度だと。 ―――やらしいこと。小娘相手にそこまでしますの? 実戦経験積ますならこんな挑発に乗らないようにしねぇとな。一度も経験したことないと、冷静なやつでもぷちっと逝っちまうことがあるもんだ。それに、 ―――それに? どうも緊張してるみたいでな、伸びやかに動くところと動きが硬いところの差が激しすぎる。実力の半分も出てねぇぞあれ。 ―――半分以下であの剣戟なら、確かに才能があるといっても良いですわね。 ああ、下手すりゃ俺より才能自体は上。基礎もドイツ剣術を相当しっかり仕込まれてやがる。かなりの使い手に師事してたんだろうよ。嫌な剣筋だ、クソ師匠を思い出す。 ―――貴方の師匠、剣聖フランツ三世でしたか。荒廃した世界においてなお剣1つで数多くの決闘に勝利した現代の英雄。 吹かしだろ、大体本物が俺みたいな場末の餓鬼に剣を教えるものかよ。それにしたってクソ師匠に似てやがる。嫌な気分だ。 ―――素直じゃありませんわね。直弟子は貴方だけなはずなのに、正統後継者に取られたみたいに感じて拗ねてるだけでしょうに。 うるせぇよ。そうこう言っているうちに、相手から通信が飛んでくる。 『イリヤ殿。』 「なんだ?」 ずいぶん思いつめた表情してるじゃねぇか。止めたくなったかね? 『いえ、師匠!胸をお借りします!』 響いた言葉に、思わず息が詰まる。 ―――真正面から打ち抜かれたか。良かったわね、兄弟子さん。 やかましい。いいだろう、基礎も技術も俺より上だ。 「は!良いぜ、ぶちのめしてやるよ弟子(仮)!」 なら兄弟子としてできることは一つ。人間向けのお座敷剣術を叩き直す! 同時に距離をつめる俺と小娘。今度は右袈裟で剣をあわせる。正面から打ち合わせる気か!加速しようと僅かに握りが甘くなる一瞬に、こちらも剣を合わせる。相手の技量が優れている上に型にしっかりはまっているからできる芸当だ。さもなきゃ毎回違う振り方に合わせるなんざ出来るわけが無い。 ああ、ありえない。それでもこちらの体が震える。俺の知っている方から外れていないのに、知っている俺ですら合わせるので手一杯だ。小細工なしで圧倒するのは不可能だろう。合わせる瞬間、相手はこちらの動きを見切った。そうでもなければ、あのタイミングで手から弾き飛ばされる剣を握りなおすのは間に合わない。 だがそれでも、俺には兄弟子としての意地がある。どこまでも余裕があるように、この教導を終えなくては成らない。 「驚くにはまだ早い、打ち込んでこい!」 『はい!』 また愚者の構えを取る俺に打ちかかってくる。両手で柄を握りこんだ渾身のから竹割り。おぞましいほどに速く、停滞の無い流麗な動きだ。完全に緊張がほぐれている。これが本当の動きか!才能の化け物め! これもまた知っている動きだ。だからかろうじて余裕のある回避が出来たはずだった。 ―――当たりますわよ!? 相棒の警告に、思わず機体を僅かに傾ける。閃く剣先がすさまじく伸びてくる。剣先は装甲の表面に触れることは無かった。おそらく薄皮一枚の空間を空けて、かろうじて避けることが出来た。 今目の前で起きたことが、受け入れがたい。冷や汗が出るくらいばかげた話だ。相手はまだテウルギアで剣を振るうことになれていない。この短時間で剣速を跳ね上げてきたが、まだ足りない。そうでなければ直撃をもらっていた。 エースクラスなら誰でも出来る柔軟な関節の使い方、バランサーを利用した剣の振り方、腰や肩の出力の効率的な運用法。テウルギアは機械ゆえに、人間とは違った剣の振り方があるが、この娘はそれが出来ていない。だからこそ剣先の伸びが遅かった。だからこそあのタイミングから回避が間に合った。そんな内心を覆い隠し、相棒に感謝を告げる。 かするところだったな、助かったぜ相棒。 ―――それこそ師匠を相手取るつもりで行きなさい。相手は貴方の師の全てを受け継いでますわよ。 ああ、そうだな。相手は本物だ。下手すると師匠よりも才能があるかもしれない。師匠より才能が無い俺には、二人が直接やりあってるのを見ない限り、自分より上の才能の優劣は判別できん。 「踏み込みが浅い!関節の動きが硬い!腰と肩の捻りが足りねぇ!やる気あんのか!」 だがそれでも、今の彼女に足りないところを指摘するくらいは出来る。やはりテウルギア戦の教導を受けたことが無いのだろう、重要な動かし方がほとんど身についていない。多少出来ているところもあるが、恐らく勘で掴んだ成果だろう。 ―――指導するまでもなく、こっちの動きを見て即座に吸収してるみたいですわね。 ああそうだ、ばかげた効率で動きを補正しやがる。 白騎士が機体の出力に任せ、三分の一ほど大地に切り込んだ長剣を抜く。剣を構えるのと同時に、掬い上げを打ち込んだ。大気をぶち破りながら伸びる長剣。いつもより滑らかに剣が走るのが分かる。俺はこの瞬間にも腕が上がったというのか!? 出すつもりが無い一撃だった。剣速が早すぎるはずだった。だが少女は盾を合わせてきた。あろうことか斬撃の勢いに乗り、仕切り直しを図ろうとする。今の剣を見切られた。そうでなければ斬撃を真芯で捕らえ、機体を宙に浮かせるなど出来るはずも無い。 「盾持ちが気軽に後ろに下がるな!」 だが実戦では宙に浮くのは悪手だ。懐に向け大きく踏み込み、着地する瞬間を狙った突きを打ち込む。会心の一刺し、相手からは剣穿がどこに向かうか見定めることは出来なかったはずだ。勘に頼り、体裁きだけで動かしただろう盾がかろうじて突きを受けた。受けきられた。すぐさま剣を引き付け、次の刺突に向けて機体を操作する。 ―――まさか、月光の反射を見て理解しましたの? 相棒が震える声で告げる推察に、俺の背筋も震えた。勘だ、勝負勘というやつだ。周囲のあらゆる変化を無意識のうちに取り入れ、処理し、思考をはさむことなく最短で最適な反応を返すための力。クソ師匠が言っていた近接戦における最も重要な才能。俺も幾多の戦場を渡り多少は身についたが、それでも足りないと思っていたもの。後天的に伸ばすには限界があり、お前はその限界が低いとクソ師匠に言われたものだ。 突きは受けられたが、白騎士の着地の衝撃を制御しようとしていたバランサーに新たなベクトルを入力することに成功し混乱させた。後ろに倒れようとするのを防ぐために、白騎士は無茶をして前に重心を移動させる。そう、刺突を再装填した俺に向かって機体が動くわけだ。 ここでストレスをかけ、迷いで思考を縛りつけ、俺の攻撃に反応しにくくしなけりゃならん。 「これが突きってやつだ、良く覚えとけ。」 ただ手を伸ばし、言葉と同時に剣先を盾に着ける。攻撃の意図を載せず、ただ手を伸ばしただけだ。一切の殺気が乗らないがゆえに、勘に頼りがちだろう少女には認識できなかったはずだ。白騎士は思わずたたらを踏み数歩下がる。恐らく何をされたか分からない恐怖を感じただろう。こちらはただすり足の要領で半歩進んだだけだが。こちらもゆっくりと一歩だけ下がる。さも余裕があるように見せるためだ。卑怯ではあるが、これも戦術。 さぁ、仕切りなおしだ。 「もう一度だ、打ち込んでこい。」 『はあああああ!!!!!』 踏み込んで放ったのはこちらの胴を狙った逆水平。さらに剣速を増してきたのか、恐ろしいほどに速い。手首の動きだけで返した剣の横腹を相手の刃に合わせ、着弾の瞬間にあわせて空いた手を逆の腹に打ち付ける。防ぎきったか。相手の剣が力を入れてくるが、剣を傾けて振り切らせる。 相手は無理やり腰に引き付け、けん制の突きを放ってきた。無理な体勢から放ったにもかかわらず、最初に放ってきた突きよりも速く鋭い。また、剣の腹で受ける。頭上斜めに構えられた剣の腹を滑らせ突きを上方にいなした。このまま連撃を受けるとボロがでかねない。同時に左手で剣の腹をかち上げ、その勢いで相手の剣を真上に跳ね上げる。一息つけると思ったが。 『こうくるのは分かってましたよ師匠!』 この動きにあわせ、白騎士は左手でポンメルを握りこんだ。 ―――弾かれた剣は、見方を変えれば大上段に振り上げた剣! 相棒の言うとおりだ。ならば振り落とすだけで最大の攻撃力をもつ斬撃に変わるということ。わざと大きく弾かせ最適な攻撃開始地点に持っていく。そうだな、クソ師匠が良く使っていた手だ。忘れていた、いや、油断したとでもいうべきか。俺の剣は攻撃可能な位置に無い。防御も間に合うかどうかの瀬戸際だ。 それは剣で防御しようとすればの話だが。 動き出した剣先に白い軌跡が生まれる。音速をはるかに超えた証。くそ速い。やはり剣では間に合わない。 なら空いた手で打ち払えば良い。 「阿呆が!油断するな!」 ―――間に合わせますわ! 機体は相手の剣の斬線の内側へ入り、かち上げに使った裏拳で相手の剣の腹を捉える。甲を打ち込んだ剣が相手の両手を軸に回る。今度は横薙ぎの構えに移行している。これだからドイツ剣術は嫌なんだ!全力で相手の間合いから逃げ出す。妙なことに追撃はなかった。クソ師匠なら間違いなく両断されたタイミングだったが。 ―――何とか間に合いましたわね。 ああ、危ないところだった。またこちらの予想よりも速くなっていた。成長速度がおかしい。 「相手が無手でも油断するな!近接型は、貴様の剣速なら素手でもパリングできる!大降りはできるだけ避けろ!」 『はい!』 そう少女に告げながら、俺は構えを変える。大上段に両手で構えた動き。唐竹割しかしない、正面から受けてみろとでも言う構えだ。 ―――剣聖が最も得意としていた構えですわね。 ああ、クソ師匠はこの構えからどんな技でも使えたからな。最適なはずの構えから打ち込んでも、間違いなく師匠のほうが速かった。当時も今も、一人だけ時間の流れが違うんじゃないかと疑ってるがね。 「お座敷剣法でよく生きてきたな!剣が狙いを叫んでるぞ!」 それは当たり前だ、流派が同じできっちり型が出ているのだから。何度打ちかかってこられても、全て対応できる。だが対応できるだけだ。十合、二十合と剣を重ね、覚えた型も、編み出しただろう歩法も、防ぐ手合いを限定していく挙動制御を含めた確殺の連撃も見切ることが出来た。こっちはどこまでも泥臭い経験の積み重ねと足りない勘、そして相棒のサポート込みでだが。 ―――最後の連撃、何でしたの? 知るか!どうにか勘で対応してやったわ!全身から滝のように冷や汗が出る。 ここからは積極的に攻める。これ以上主導権を握らせているとどうなるか分からん! 「ちゃんと軌道を見切れ!馬鹿がそこで受けるな、自分から仕切りなおせ!不利な状況で戦ってどうする!」 こちらから攻めると少女はどうも盾受けが苦手らしい。微妙に芯を外す軌道を捉え損ねれば、盾でも剣でもバランスを崩せる。そうなれば相手の反撃の機会は一度失われるわけだ。時折そのまま押れるが、たいていどうにか対応してくる。化け物か。 それでもどうにか追い込み、盾を蹴り飛ばす形で仕切りなおすこと数度。 一瞬動きを止めた少女の気配が変わった。何かを感じた、いや何かを会得したのか?ふざけやがって、この短期間でどこまで成長するつもりだ! 『これでどうです!』 さらに加速した左切り上げ、肩口からの突き下ろし、右水平切りのコンビネーションが繰り出される。切り上げは半身になってどうにか交わし、閃くような突き下ろしには無理に剣を合わせて逸らし、続く水平切りは薄皮一枚で回避した。きわどいところだった、反撃など想像も出来ん。無理に反撃しようとすれば数合の後に切り伏せられるのはこちらだろう。 「は!やるじゃねぇの。」 思わず賞賛の言葉が漏れる。うらやましい限りだ、爆発しそうなくらいの才能の輝きが、俺の小手先の技術を、薄汚れた経験を照らし奪い去っていく。黄金のごとき才覚で全てを照らす剣の姫か。こんな才能の塊があれば、剣聖だって全てを伝えたくなるだろうよ。 百を越えたあたりから、数を数えるのをやめた。そんなことを気にしている余裕がなくなったからだ。剣姫の剣はさらに冴えて来る。この期に及んで向上する剣姫の力にあわせ、際限なく己の技量を高めなくてはならない。まさかこの年になって剣術の腕が跳ね上がる経験をすることになるとはな。だが、それも終わりだ。 「この辺が潮時だな。」 どれだけ打ち込まれたのか分からない。だが、俺の体は限界に近かった。なにより機体が限界に近い。すでに機体に警告が灯っていない部分はなく、指間接は機能低下を示す赤の警告に変わっている。 ―――既に二百合を超えてるわ、貴方の体も限界よ。相棒としては止めたいわね。 だろうな、だけどまだだ。ここまできて止めるなんざできねぇよ。ここからなんだ。俺はまだ強くなれる。一度諦めた剣の最果てを目指せるかもしれないんだ。 ―――やはり剣バカなのは変わらないわね。 悪いな相棒。だが俺はこの宿命を逃すわけにはいかない。避けてはならない宿命。今この瞬間を逃せば俺はきっと壁を破れない。 ―――なら存分にやりなさい。三つ首の魔法竜(ジルニトラ)の加護を上げる。あと死ぬときは一緒にいてあげるわ。 相棒のとって付けたような最後の言葉に、苦笑が漏れる。思われてるなぁ、俺。 『ふぅ、わが師よ!』 「何だ我が妹弟子。」 万全の体勢を整えたのか、少女が呼びかけてくる。とっさの事に思わず妹弟子といってしまった。相手からは喚起の感情が伝わってくる。え、なに、どれだけうれしいの? 『我が全力を、お見せします。』 「受けてやろう。」 その言葉を聴いた瞬間、殺気が湧き上がる。全力で来るというのなら、これまでのお遊びでは耐えられない。この俺の全てを賭けなくては勝負にもならないだろう。 並みの兵士であれば戦意を砕くことすら出来る収束した殺気をぶつけても、もはや少女は揺らぐことは無い。それどころか、その身から放たれる剣気が鋭さを増す! 魂が震える。この成長速度、この肝の据わりよう。俺が押されるほどの清冽な剣気!これが真の剣士というものか! 「お前の才能は本物だ、全欧州の統治者、天界を統べる秩序と法則の支配者たらんとする神聖不可侵の黄金剣姫(マリア・クリスティーナ・ルイーゼ・アマーリエ・フォン・ハプスブルク=ロートリンゲン)。ゆえに……。」 俺の中に嫉妬の炎が灯る。ああそうだ、どれだけみっともなかろうが、俺はしがない剣士だ。剣の道に生きてきた。剣の道に死ぬのだろう。俺の目指した剣の最果てを掴むだろう黄金剣姫に、嫉妬するのも無理は無い。 構えを変える。彼女には初めて見せる構えだ。長い傭兵生活の中で編み出した、傭兵流剣術。 「見せてみろ、お前の可能性を。」 正統剣術にどこまで通用するものか、見せてもらおうじゃないか。 ―――出力制限を解除、戦闘モードまで17秒で加圧できるわ。 相棒のアナウンスに、思わず全身に力が篭る。俺の全てを持って、お前の力を見極めよう。 「お前が行き着く剣(王)の最果て。この俺が、悪竜騎士が見定めてやる。」 さぁ、往くぞ。悪竜による裁定の時間だ! 試練を越え、その輝きを見せるがいい!黄金剣姫!
https://w.atwiki.jp/gumholic/pages/22.html
大部品 ガムホリック・草薙 RD 244 評価値 13 大部品 ガムホリック・草薙の人物像 RD 37 評価値 8大部品 ガムホリック・草薙の経歴 RD 17 評価値 6大部品 ガム・ホーリーの末裔 RD 2 評価値 1部品 ガム・ホーリーの子孫 部品 ガム・ホーリーの英雄譚 大部品 ガムホリック・草薙の出自 RD 3 評価値 2部品 数代前から暁の円卓藩国に定住 部品 家庭と学校要塞での日々 部品 学校の卒業と出仕 大部品 暁の円卓藩国への出仕 RD 12 評価値 6部品 暁の円卓藩国での内政 大部品 職業の研究 RD 3 評価値 2部品 剣士の研究 部品 大剣士の研究 部品 王と剣の研究 大部品 施設の調査 RD 3 評価値 2部品 個人の鍛冶場の調査 部品 東洋医学市民病院の誘致 部品 街道の整備に尽力 大部品 インフラの研究 RD 2 評価値 1部品 下水道の研究 部品 水道の研究 大部品 特産品の研究 RD 3 評価値 2部品 赤月の刃物の開発 部品 粟果附松の調査 部品 剣士の護符の開発 大部品 ガムホリック・草薙の趣味 RD 4 評価値 3部品 粟果附松の種まき 部品 歴史探索 部品 鉱石の収集癖 部品 動物好き 大部品 ガムホリック・草薙の身体 RD 4 評価値 3部品 筋肉質 部品 たくましい腕 部品 柔軟な体つき 部品 健康な肉体 大部品 ガムホリック草薙の性格 RD 3 評価値 2部品 人の話をよく聞く 部品 普段は穏やかな話しぶり 部品 平和主義者(妥協点を探る) 大部品 戦場の鬼ガムホリック RD 3 評価値 2部品 戦場だと性格が変わる 部品 敵には容赦しない 部品 ただし民間人は保護する 大部品 商業を支援する RD 3 評価値 2部品 市場の調査で得た人脈 部品 街道を整備した時に得た知識 部品 商人との情報交換 部品 槍投げの名手 部品 乗馬が上手い 部品 犬士たちをもふる 大部品 ガムホリック・草薙の職業 RD 109 評価値 11大部品 王 RD 67 評価値 10大部品 学生 RD 8 評価値 5部品 学生の概要 部品 初等教育過程の修了 部品 中等教育過程の受講 部品 指定学生服 部品 教科書 部品 通学カバン 部品 学生証 部品 学びの姿勢 大部品 剣と王のための学校教育 RD 2 評価値 1部品 戦士の訓練カリキュラム 部品 未成熟な才能の保護 大部品 王と剣の契約 RD 7 評価値 4部品 一剣一王 部品 誓いの言葉 部品 王と剣の契約の効果 部品 土地の力の供給 部品 剣力とは 部品 契約の有効範囲 部品 契約の弊害 大部品 王 RD 7 評価値 4部品 王とはなにか 部品 王の選抜 部品 王のランク 部品 大地の意思の代理人 部品 人を導く度量 部品 王の分析力 部品 王の指揮能力 大部品 大剣士 RD 43 評価値 9大部品 剣士 RD 18 評価値 7大部品 剣士の身体能力 RD 3 評価値 2部品 戦士の腕力 部品 敏捷性 部品 スタミナ 大部品 剣士の技 RD 6 評価値 4大部品 攻撃技術 RD 3 評価値 2部品 なぎ払い 部品 素早い剣戟 部品 強撃 大部品 防御技術 RD 3 評価値 2部品 受け流し 部品 バックステップ 部品 間合いの把握 大部品 剣士訓練所での6年の修業 RD 9 評価値 5部品 6年間の白兵戦闘訓練の継続 部品 剣士訓練所での厳しい規律 部品 矢落とし1000本ノックの試練 部品 戦術、武器、戦略講義(3年分) 部品 毎年の遠足(サバイバル訓練) 部品 日々の筋力トレーニング 部品 地獄の走力強化訓練 部品 雪中での水行 部品 剣士養成所卒業試験 大部品 大剣士の特殊剣技 RD 12 評価値 6部品 指弾 部品 組討の技術 部品 鎧通し(技術) 部品 兜割り 部品 急所狙い 部品 燕返し 部品 流れるような連撃 部品 縮地法 部品 切り払い 部品 切り落とし(カウンター) 部品 烈火の構え 部品 流水の構え 大部品 大剣士へと至る道 RD 13 評価値 6部品 剣士との仕合の日々 部品 100を超える戦場を渡り歩く 部品 大剣士との出会い 大部品 山ごもりの日々 RD 5 評価値 3部品 人里離れた山へ修行に行く 部品 感謝の素振り1万回 部品 修行の中の危難 部品 野生の獣との闘い 部品 剣に拘り過ぎていた 部品 大剣士との再戦 部品 1000人に1人の逸材 部品 大剣士としての資質 部品 狂戦士との違いを自覚する 部品 剣に溺れることなかれ 大部品 歌い手 RD 42 評価値 9大部品 基礎能力 RD 3 評価値 2部品 良く響く声 部品 感情の伝達 部品 どこででも歌うことができる 大部品 基礎技術 RD 2 評価値 1部品 聴衆に対する気配り 部品 心の演技力 大部品 より高度な修行により得た能力 RD 5 評価値 3部品 腹式呼吸を用いた歌唱 部品 長時間のリサイタルに耐えるスタミナ 部品 安定したリズム感 部品 表現の読解力 部品 歌への集中 大部品 発展的な技術 RD 5 評価値 3部品 体を楽器として使う 部品 姿勢の良さ 部品 歌うときの表現技法 部品 喉へのいたわり 部品 歌を伴った剣舞 大部品 修行 RD 4 評価値 3部品 ボイストレーニング 部品 自然の音を聞く 部品 積極的な行動 部品 様々な経験をする 大部品 専門的な修行 RD 17 評価値 6大部品 基礎トレーニング RD 6 評価値 4部品 走り込み 部品 毎日忘れずに行う 部品 拍子打ち 部品 体幹トレーニング 部品 柔軟体操 部品 適切な休養を取る 大部品 他人の心を動かすための努力 RD 5 評価値 3部品 人前で歌った経験 部品 他人とのふれあい 部品 イメージトレーニング(情景などの) 部品 セッション 部品 他の歌う人との意見交換 大部品 技術訓練 RD 5 評価値 3部品 身に着けるまでの時間 部品 剣の扱いの訓練 部品 剣舞のステップ 部品 言葉の響きの勉強 部品 他の人の歌をよく聞く・真似をする 部品 挫折・スランプを乗り越える 大部品 歌い手と呼ばれる理由 RD 3 評価値 2部品 みんなに認められる 部品 歌うことが好き 部品 伝承の担い手 大部品 暁の歌い手の特殊性 RD 3 評価値 2部品 歌への純粋さ 部品 長年の修行に耐えられる気の長さ 部品 名誉的な称号 大部品 ガムホリック・草薙の技術 RD 74 評価値 10大部品 騎乗訓練 RD 8 評価値 5部品 騎乗訓練の概要 部品 騎乗訓練の習得期間 部品 柔軟体操やストレッチ 部品 騎乗でのバランス取り訓練 部品 馬具の装着と手入れ 部品 馬とのコミュニケーションを学ぶ 部品 馬に乗る 部品 馬と駆ける 大部品 長距離走の訓練 RD 28 評価値 8大部品 筋力トレーニング RD 5 評価値 3部品 筋トレの重要性 部品 怪我の予防 部品 フロントランジ 部品 腹筋・背筋 部品 腕立て伏せ 大部品 トレーニング前の準備 RD 2 評価値 1部品 準備運動の効果と重要性 部品 良好なコンディションを保つ 大部品 トレーニング方法 RD 5 評価値 3部品 インターバル走 部品 レペティション 部品 ペース走 部品 ジョグ 部品 ビルドアップ走 大部品 フォーム RD 6 評価値 4部品 正しいフォームの重要性について 部品 正しい姿勢を保つ練習 部品 足の出し方 部品 使う筋肉 部品 腕の振り方 部品 呼吸の仕方 大部品 走る際気を付けること RD 3 評価値 2部品 ペース配分 部品 ランナーズハイ 部品 クールダウン 大部品 道具 RD 4 評価値 3部品 靴 部品 帽子 部品 ワセリン 部品 動きやすい服 大部品 食事 RD 3 評価値 2部品 走る前の食事 部品 水分の取り方 部品 エイド 大部品 暁流投槍術 RD 17 評価値 6大部品 暁流投槍術の内容 RD 7 評価値 4部品 暁流投槍術とは 部品 暁流投槍術の開発 部品 暁流投槍術の威力 部品 軍馬を使用しての投擲 部品 手首の回転を加える 部品 副産物としての地対空能力 部品 暁流投槍術の運用 大部品 暁流投槍術を身につけるには RD 3 評価値 2部品 馬に人を乗せる訓練 部品 鞍の上に乗って踊る訓練 部品 飛ぶ鳥を落とす訓練 大部品 投槍の技術 RD 7 評価値 4部品 投槍の歴史 部品 投槍の仕方 部品 投槍の射程と威力 部品 投槍の訓練 部品 投槍の注意点 大部品 投槍で使用する機器 RD 2 評価値 1部品 投槍器(アトラトル)とは 部品 投槍とは 大部品 暁流剣刀術・奥伝 RD 21 評価値 7大部品 奥伝 RD 21 評価値 7部品 「奥伝」の認可 大部品 暁流剣刀術・真伝 RD 20 評価値 7部品 「真伝」の認可 部品 後の先を取る 部品 武器を持つ指への攻撃 部品 騎乗戦闘技術 部品 装甲の薄い急所を狙う技術 大部品 暁流剣刀術・皆伝 RD 15 評価値 6部品 「皆伝」の認可 部品 間合いの把握 部品 暁流歩法 部品 鎧を身に着けたままでの行動 部品 鎧による有効防御範囲の理解 大部品 暁流剣刀術・初伝 RD 10 評価値 5大部品 暁流剣刀術 RD 5 評価値 3部品 暁流剣刀術とは 部品 古流暁流剣術からの技術継承 部品 平和な時代に必要とされた護身剣闘術 部品 身につけるための条件 部品 伝位制 部品 「初伝」の認可 部品 常在戦場の心構え 部品 経験による不屈の精神 部品 居合術 部品 危険察知 大部品 もふもふ好き RD 4 評価値 3部品 もふもふとは 部品 愛着 部品 意思の尊重 部品 フレンドリーな態度 大部品 生活力 RD 10 評価値 5部品 生活力とは 部品 お金のやりくり 大部品 料理 RD 2 評価値 1部品 自炊 部品 料理メモ 部品 衣類の手入れ 大部品 身の回りを整える RD 2 評価値 1部品 整理整頓 部品 掃除をする 部品 身だしなみ 大部品 対人力 RD 2 評価値 1部品 挨拶をする 部品 敬意ある応対 大部品 読み書きそろばん RD 3 評価値 2部品 読み 部品 書き 部品 そろばん力 大部品 出来るヤツ RD 7 評価値 4部品 ミスが少ない 部品 きちんとした報告、連絡、相談 部品 人脈が広い 部品 頭の回転が早い 部品 処理能力が高い 部品 手際の良さ 部品 出来るヤツの理由 部品 ガム・ホーリーの子孫 相互藩国が窮地に陥った際加勢した3人の旅の剣士の内の一人、ガム・ホーリーの末裔である。ガム・ホーリーは戦士の家系に生まれた後に因習を嫌って出奔し各国を放浪。相互藩国での戦いの後も各国を放浪し続けて各地の英雄譚を拾い集めたという。 部品 ガム・ホーリーの英雄譚 先祖であるガム・ホーリーが各国で拾い集めた英雄譚が記された古文書。蒼梧藩国に加勢した後も旅をし、帝國、共和国に限らず、また物理域の高低を問わず様々な戦士たちの英雄譚が記されている。英雄譚の中には具体的な戦術や武器、防具の使用方法などの記述もあり、戦史としての価値が高い内容である。 部品 数代前から暁の円卓藩国に定住 暁の円卓藩国には数代前から住んでいる。元々先祖は帝国の名もなき藩国の出身であったようだが、現在は東国人との混血が進み見た目も東国人である。暁の円卓藩国で剣士や理力建築士、鍛冶職人などをして代々続いてきた。 部品 家庭と学校要塞での日々 剣士の父と理力建築士の母の家庭に長男として生まれたガムホリックは、学校要塞入学当初は理力建築士を目指して勉強していた。しかし途中で王の資質があると判明し高等部法術科から高等部白兵科へと転籍した経緯がある。そのため初歩的な理力建築士の知識はあるものの、基本的には王としての教育を受けることになった。 部品 学校の卒業と出仕 王としての教育を受けた後は暁の歌い手としての修行を行った。短期間で習得し、王と暁の歌い手として一人前になったとして卒業する。その後暁の円卓藩国に正式に出仕して国のために働き始めた。 部品 暁の円卓藩国での内政 暁の円卓藩国に出仕している。まだ日は浅いが特産品の開発や施設の整備に協力して藩国が人々にとって暮らしやすい国になるように精勤している。藩国の民や犬士たちと共に日々を過ごしている。 部品 剣士の研究 ガムホリックの祖先であるガム・ホーリーの時代から一族は剣士を排出する家系であった。そのために様々な剣士のあり方を模索し、記録に書き留めている。 部品 大剣士の研究 大剣士の研究を行っている。剣技の種類や、どのような修練が大剣士となるのに必要なのか、その経歴や大剣士になれるものの割合について詳しく調べた過去がある。 部品 王と剣の研究 王と剣の特徴について調査した。王と剣の関係性や特殊な剣力、どれくらいの数で王や剣が生まれてくるのかを調査した過去がある。 部品 個人の鍛冶場の調査 個人の鍛冶場の機能や作成品目についての調査を行った。設備や植林事業の実態などを調査し、刀剣、武器類売買の制限制度を設計した。 部品 東洋医学市民病院の誘致 神聖巫連盟との連携を要請し、東洋医学を中心とした医療技術が供与されることとなった。病院の構造は大学付属病院そのままの形で輸入している。暁の円卓藩国には大学が無いことが今後の課題である。 部品 街道の整備に尽力 街道のアイドレスを開発した。交通量の調査や道路の設計にはうるさい。これは試験なんだ!と言いつつ馬を駆って街道を爆走する姿が時折見受けられる。 部品 下水道の研究 下水道の研究者でもある。過去の歴史をヒントにして暁の円卓藩国のような低物理域でも利用可能な下水道を模索している。動機は綺麗なトイレを開発して用を足したかったからとの説が有力である。 部品 水道の研究 人々が安定した飲料水の確保が出来るようにと水道の研究を行った。水源を確保し、だれもが飲料水にアクセスできることで生活の質の向上に繋がると考えた。善き治世は善き治水から、という古代の教えを信じているのだった。 部品 赤月の刃物の開発 総合刃物ブランドである赤月の刃物の開発に着手した。白石藩王の号令のもと一定程度の貢献をし、後に藩王自らブランド化をおこなっている。 部品 粟果附松の調査 暁の円卓藩国の特産である粟果附松が他の松と違うことを発見者した。利用方法や普通の松との違いを明らかにし、植生から環境の変化を敏感に感じ取ることを発見した。 部品 剣士の護符の開発 剣士の護符を開発した。今まで似たようなお守りはあったものの、どのような形で作られるとどういった効果があるのかがいまいち不明瞭だった。これを改めて剣士に加護のある護符の作り方を模索した。 部品 粟果附松の種まき ガムホリック・草薙は粟果附松について、土壌の浄化、木炭に適した材質、粟果といった特性が大いに藩国に利益をもたらすと思っている。粟果附松の種子を拾っては庭にまいたり空き地にまいたりしてなんとか粟果附松を増やそうとしている。 部品 歴史探索 史跡や歴史書で歴史を知るのが好きである。各地に赴いてはお土産を買って家に飾ったりしている。また、寺社仏閣にも度々お参りに行っている。歴史に思いを馳せ、時々現代でも使えるのでは?ということを検討したりもする。 部品 鉱石の収集癖 時々暁の円卓藩国内にある鉱脈に赴いたりして石を採集している。勿論合法の範囲内である。散歩しつつ見つけるのが楽しいらしく、専用の工具などは使わない。 部品 動物好き 基本的に動物好きで馬の世話をするの苦にしないで、時々馬を駆って草原や街道を走る姿が目撃される。馬に限らず犬、猫、鳥なども好きらしく、藩国の犬士たちを見かけると声をかけて労ったり情報交換したりしている。 部品 筋肉質 剣士としての修練を積んでおり体は筋肉質である。平均よりも体力に優れ、重いものを持ったり使うことが得意といえる。腹筋は割れている。 部品 たくましい腕 剣士としての修練を重ねており、腕力に優れ、通常よりも重い刀剣であっても扱うことが出来る。また格闘時繰り出すパンチも強烈。 部品 柔軟な体つき 騎乗することが多く、毎日のストレッチは欠かさない。股関節が柔らかいため騎乗しても疲れにくく、暁流健康体操も楽々こなす。足腰を使ってダンスをしたりステップをするのは苦手ではない。 部品 健康な肉体 今のところ健康診断でA以外を取ったことがない程の健康優良男児である。よく食べてよく眠るのが健康の秘訣だと思っている。もしかしたら少し馬鹿なのかもしれない。 部品 人の話をよく聞く どんな人間でもそれぞれ言い分はあるものだとの考えで人の意見はじっくり聞くほうである。会話の途中で遮ることは殆ど無く、相手の論理の隙を見つけても攻めることはせず、まずどう考えているか理解しようとする。 部品 普段は穏やかな話しぶり 落ち着いたよく通る声で話しかける。テンションが低めなので大声を上げたり、叫んだりということは緊急時や戦時などで必要が無いとやらない。 部品 平和主義者(妥協点を探る) こちらの言い分を相手に飲ませようとするよりは、相手がどこまで許容できるかを見極めた上での妥協点を探る。100点の回答よりは双方が70点ずつ取るほうが良いとの考えである。 部品 戦場だと性格が変わる 戦場でテンションが上ってくると性格が変わるときがある。普段は穏やかな話し方だが、敵を見つけると鬼の形相で雄叫びを上げる。暁の歌い手の声量たるや大地を震わさんがごとくである。 部品 敵には容赦しない 戦闘で敵となったものには容赦せず襲いかかる。戦場での経験から、容赦のない攻撃こそが味方の被害を最小にすることを知っているからである。 部品 ただし民間人は保護する 戦場であっても民間人と見れば敵意を見せてもすぐには攻撃しない。持ち前の穏やかな話し方や人の話をよく聞いて説得し、なるべく保護するように努める。 部品 市場の調査で得た人脈 市場を調査する際に交流のあった商人たちと仲良くなった。藩国の盛衰は商業が握る面があるなと思い、商人たちに商売の仕方を学んでいる。行商人や屋台の店主、職人気質な主人など様々な人々と出会った。彼らと情報交換を定期的に行っている。 部品 街道を整備した時に得た知識 街道を整備していた時にどこになんの特産品があるかという情報をある程度掴んでいる。これから発展しそうな地域についての援助や投資を行いたいと思っている。 部品 商人との情報交換 人々が物の不足で困っている地域があれば商人たちに教えていたりする。当然高い値段は付けすぎるなよと釘を差し、特定の商人に肩入れするのは厳に戒めている。また違法物品売買の兆候がないかも定期的に確認していて、その兆候が見られた場合は吏族や法官などに相談するようにしている。 部品 槍投げの名手 地味に投槍がうまい。暁流投槍術の考案者であり、馬に乗りながら槍を全力で投げるという出鱈目な特技を持っている。時々畑を荒らす鳥相手に練習して腕が鈍らないようにしている。 部品 乗馬が上手い ガムホリック・草薙の愛馬バビエカは手のかかる馬だったがそれゆえに乗馬の技術が鍛えられた。暁流投槍術の開発もバビエ家の世話をするついでに培った乗馬技術があってこそであった。 部品 犬士たちをもふる 時々犬士たちの仲間に入ってもふらせてもらっている。もふもふ好きの性格のためであるが、犬士はなんとなく迷惑そうである。 部品 学生の概要 教育施設に在籍し、学問を学ぶもの。ニューワールドにおいては初等教育過程を修了し、中等教育過程にあるものを主に指し、戦闘に出向くのはその中でも後期中等教育過程を受けているものである。 部品 初等教育過程の修了 初等教育、即ち現実世界における小学校を卒業したことを示す。人知類は修了までに6年を要し、その他の知類は種族ごとの特性に従ってカリキュラムが組まれる。 部品 中等教育過程の受講 現実世界における中学校・高等学校で教育を受けていることを示す。それぞれのカリキュラムは人知類基準で3年を要す。学生のニューワールドでの戦闘参加は前期中等教育過程(中学校)修了を条件とする。 部品 指定学生服 学生が纏う服。学ラン、ブレザー、セーラー服など多種多彩で、在籍する学校によってそのデザインは異なる。学生のフォーマルウェアとしても扱われる。 部品 教科書 学校教育で使用される教科書各種。その教科・学年によって内容は異なる。各藩国の政府機関、あるいは各学校で内容の精査を受けた上で採用されている。 部品 通学カバン 教科書や筆記用具、お弁当などを詰めて学生が通学時に使うカバン。各学校の校則によって、指定デザインであったり、市販のカバンだったりと千差万別である。 部品 学生証 学生がその学校の生徒であることを示す身分証。学生割引・優待を行っている施設でサービスを受けるには、学生証の提示が必要となる。 部品 学びの姿勢 学生は未だ発展途上の存在であるが、成長途中であるがゆえに物事を吸収しやすい。あらゆる状況から学ぶ姿勢をもつことで、様々な事態に対応できるようになるだろう。 部品 戦士の訓練カリキュラム 王学校要塞では初等教育過程から科目の一つとして戦士の教育が始まる。中等教育過程に入るとより本格的に訓練が行われ、剣士や弓兵の訓練所に準ずる教育カリキュラムが組み込まれる。 部品 未成熟な才能の保護 人生経験の少ない子供にとって大きな力をもつことは幸福であるとは限らない。自分の能力と社会との折り合いを上手に付けるべきだとして、様々な場面で能力を活用し、また自制することを学ぶための教育を受ける。 部品 一剣一王 かつて一人の王には一人の剣がいたという。王と剣は同列の立場にあり、剣を兵器としてでなく対等な人として扱うことを良しとした。 部品 誓いの言葉 天が落ちるそのときまで 大地が割れるそのときまで 海が我を飲み込むまで 我は契約を遵守する!! その者これより正義を打ち立てる者 我は汝の剣にして 我が使い手の王の名は… 部品 王と剣の契約の効果 王は儀式を執り行うことで剣と契約を結ぶことができる。王と剣が契約を結ぶことで土地の力を剣に授けることができる。 部品 土地の力の供給 王は所領する土地から湧き出る力を契約した剣に与えることができる。この力は本来は土地を守るために使われる能力で、能力は所領する土地の地勢と王の才能によって決定される。 部品 剣力とは のうりょく、と読む。王から供給された土地の力が発言したものを指す言葉。領土の地勢に準じて発現する力は異なる。雨が多いなら雨にちなむもの、大きな火山があれば火、他、地震、雷、霧、産物である鉄や木にいたるまで多岐の種類がある。剣と王は才能に応じた能力と属性を持つ。 部品 契約の有効範囲 王が剣は離れていても土地の力を付与することが出来るが、範囲が10m以内になれば強力に土地の力を供給することが出来る。あらゆる能力の向上が見込まれ、密着すれば剣と王の契約を結ばなくともある程度の剣力の行使は可能となる。 部品 契約の弊害 契約の弊害として、王が死亡した際に剣も同様に死亡するというものがある。土地の力を供給する関係上、目に見えない力で剣と王は繋がっているためである。ただし剣が死亡した際は王が死亡する、ということは特に無い。 部品 王とはなにか 保有する領土と契約し、土地の力を借り上げ、配分し直したりあるいは剣と契約してその力を(土地を守るために)発言させる者のこと。本来は土地と県の間を繋ぐ仲介者でしかない存在だがもとより仲介をしていた関係で自然とリーダーとなり、権力を握って現在の王=剣制度を作った。 部品 王の選抜 王となるものはその土地の代々の王の血筋にあたるものがなるとされる。幼少期より何人もの王候補が育てられ、特に能力が高いものを次代の王として選抜する。弱小の国家では傍流の養子を取ることもあるという。なお、王となる者は剣と同等かそれ以下しか存在しないと言われている。 部品 王のランク 王のランクは領土の広さに比例する。我は剣王っ!!の舞台である扶桑では国全体で1500万石を300人の領主が治める。ランクE/10万石から倍々で増え、ランクAの160万石が当世最大であると言われ、土地の広さに応じて王が剣に付与する土地の力も強く、多様になる傾向にある。 部品 大地の意思の代理人 本来の王の目的は大地の意思を代行することだと言われている。大地の意思は土地をより豊かにすること、その土地を守ることである。本来の目的を外れても能力が衰えることはないが、契約した土地を害するような行為はできない。 部品 人を導く度量 王は領土を所領する領主でもあることから人を束ねる度量がなければならない。また、漢である剣を従えるためには人間的な懐の深さも求められる。 部品 王の分析力 王は戦闘において的確な判断を下していく能力が求められる。敵の剣力や作戦意図を見抜いて対処法を考案したり、苦手な地勢を読み解く。 部品 王の指揮能力 王は戦闘において冷静に指揮することが求められる。完結かつ分かり易い指示を出すとともに、普段から剣との信頼関係を醸成しておく必要がある。 部品 戦士の腕力 武器や道具などの重いものを持ち上げ、扱うことのできる筋力を有する。戦う人間は一般的により重い物を持ち、より強い力で道具を扱う事ができる。 部品 敏捷性 走る、避ける、跳ぶ等の動作を機敏に行うことができる身体の能力。戦場での移動や、防御、攻撃に於いて素早い動作が可能となる。 部品 スタミナ 日々の走り込み等のトレーニングによって培われた体力。運動や戦闘を長時間行うことが可能になり、疲れによるパフォーマンスの低下が起こりにくくなる。 部品 なぎ払い 剣を片側から逆の方向に振り払うことによって周囲の広範囲を攻撃する技術。腕力と共に鍛えられた足腰がなければバランスを崩してしまう。 部品 素早い剣戟 日々の訓練によって剣を振る速度が上昇している。無駄のない動作から繰り出される素早い剣戟は、容易には防御されない。 部品 強撃 力をためて強力な一撃を与える。素早く相手の攻撃に対応したり移動することは難しいが、装甲が厚かったり耐久力が多いタフな相手や、動きの遅い相手には有効な攻撃である。 部品 受け流し 敵からの攻撃による衝撃を別ベクトルに向けさせることにより威力を軽減する技術。盾や武器のほか、体捌きによっても可能とされる。 部品 バックステップ 瞬時に敵との距離を取り、危険な間合いから脱出する技術。常に重心を意識することにより、咄嗟の判断で使用することができる。 部品 間合いの把握 自分と相手の攻撃可能な距離を把握する技術。間合いを把握することで自分の攻撃が命中し易くなり、防御時にも不必要な移動や回避行動を取らないで済むようになる。 部品 6年間の白兵戦闘訓練の継続 剣を使った接近戦での戦闘技術を磨きます。対象を斬る、突く攻撃の技術と相手の攻撃を剣で受ける、受け流す技術や距離感、立ち位置の訓練。怪我や病気、特別な訓練や行事の日を除いてほぼ毎日行われます。 部品 剣士訓練所での厳しい規律 部屋の掃除や消灯の時間、訓練に臨む心構え等ルールの厳守を求められる。成績の優劣、教官と訓練生、入所年度を問わず、規律違反や素行不良のものは放校含め相応の罰則が与えられる。 部品 矢落とし1000本ノックの試練 放たれた矢を剣で弾く防御の訓練。先が丸くなっているとはいえ直撃すると痛い。この訓練は1000回成功するまで毎日繰り返し行われる。 部品 戦術、武器、戦略講義(3年分) 戦場での単騎戦、集団戦の違いや剣士の運用と得手不得手を学ぶ。戦闘可能距離による相手との相性や不利な場合でいかに生き残るかの対策についての講義(実戦形式を含む)を受ける。1年毎に初級、中級、上級コースが約週2回のペースで開催される。 部品 毎年の遠足(サバイバル訓練) 毎年遠足と称して山の中を行軍する行事が開催される。少ない糧食と粗末な装備で如何に生き延びつつ目的地に向かうか。基礎体力とサバイバル技術が試される。まれに猛獣に出くわすので命がけである。 部品 日々の筋力トレーニング 剣の種類は軽い突剣から重量のある両手剣まで様々。自在に扱うための筋肉を作るために素振りや重量挙げで鍛え上げます。怪我や病気、特別な訓練や行事の日を除いてほぼ毎日行われます。 部品 地獄の走力強化訓練 この訓練期間中、剣士たちはまず高山へ連れて行かれる。高山病手前の空気の薄い高山でいつもの訓練を行うことで持久力を付ける。訓練所に戻ると今度は自重と同じ程度の重りをつけての訓練が待っている。脱落者多いが乗り越えて開放された剣士は自分の体が羽根のように軽くなっていると感じる。 部品 雪中での水行 精神力を涵養するために雪の中水にうたれる修行。身を切るほどに冷たく苦しいが、乗り越えれば苦難に負けない強い精神力が身に付くとされる。 部品 剣士養成所卒業試験 6年間の厳しい修行に耐えたものだけが受けられる試験。教官を相手に馬上試合、徒手戦闘、サバイバル訓練、一対一の立会、そして最後に面接を行い、一定の水準に達したと認められたものだけが合格できる。 部品 指弾 コインや小石を指で強く弾いて飛ばし、対象にぶつけて攻撃する技術。殺傷能力は控えめだが、予備動作がほぼないため不意打ちに適しており、徒手でも有効な武器になり得る。相手の足止めや間合いの調整でも活用できる。 部品 組討の技術 至近距離での白兵戦において、武器を使わずに素手を主体にして相手を倒す技術。乱戦や閉所での戦闘を考慮し、短刀で相手の首を討ち取ることを目的とする。 部品 鎧通し(技術) 痛烈な一撃を与えることで相手の内部にダメージを与える技術。装甲の厚い相手であっても内部に衝撃を与えてダメージを与えることができる。 部品 兜割り 渾身の力で剣を真上から振り下ろして相手を兜ごと叩き切る大技。隙は大きいものの命中すれば相手は無事ではすまない。 部品 急所狙い 相手の露出した器官や鎧の継ぎ目、装甲の薄い部分を狙って攻撃する技術。常に狙うことは難しいが、相手の隙を見て繰り出すことで普段よりも多大な損傷を与えることができる。 部品 燕返し 剣戟を一瞬で方向転換して即座に二撃目を与える剣技。剣の軌道を読ませないことで相手の防御を掻い潜って一撃を与えることができる。 部品 流れるような連撃 絶え間なく剣戟を繰り出すことによって相手に付け入る隙を与えない攻撃。体力を消耗するが、上手く行けば相手を押し込んで不利な体勢や地形に追い込むことができる。 部品 縮地法 短い距離を一瞬で詰めるための技術。瞬発力の強化だけでなく、予備動作をなくしたり、相手の視線を読むなどの技術の積み重ねでなし得た技。 部品 切り払い 相手の攻撃に自身の剣戟を直撃させることで威力を相殺、あるいは減衰させる技術。白兵攻撃の他に矢や投擲に対しても有効である。 部品 切り落とし(カウンター) 相手の剣戟が振り下ろされる最中にさらなる剣速と力で上から剣戟をかぶせることで、相手の剣の軌道をずらす剣技。相手は二人分の力が加わることで武器を取り落としてしまう。 部品 烈火の構え 攻撃することに特化した大剣士の構え。防御を捨てて、強撃や連撃等の攻撃的な剣技を惜しみなく繰り出して相手の息の根を止める。 部品 流水の構え 相手の攻撃を凌ぐことに特化した構え。攻撃を捨て、回避、防御、受け流し等のあらゆる防御技術を総動員して自身の身を守る。 部品 剣士との仕合の日々 毎日のように名のある剣士を相手にして一対一の、時には多対一での仕合を行った。相手の使う未知の技術や戦闘スタイルに遭遇することで自身の剣技の幅が拡がっていくと同時に幾度も生命の危機に陥った。 部品 100を超える戦場を渡り歩く 幾つもの戦場で戦いを重ね、そのたびに生き残り武功を立ててきた。その数は100を下らない。生と死の狭間をくぐり抜けることで、死線を超える感覚を体に叩き込んでいる。 部品 大剣士との出会い 偶然にも大剣士と出くわして戦いを挑むも完膚なきまでに叩きのめされてしまう。持てる全ての力を出したものの、剣技だけでは通用しないことを悟り、さらなる修行が必要だと確信する。 部品 人里離れた山へ修行に行く 大剣士に敗北したことで剣士としての限界を感じたことから人里離れた山奥に起居し、己の殻を破ろうと決意する。訓練所での訓練や、戦場での戦いと違い、対人に限らぬ純粋な剣の道を毎日探求し続けた。 部品 感謝の素振り1万回 自分をここまでの剣士にしてくれた剣の道に対して感謝しつつ、さらなる高みを目指すために毎日毎日素振り1万回を繰り返します。最初は一日がかりだった素振りも、いつしか半日で終わりやがて3時間で終わり、とうとう1時間で終わらせることができるようになった。 部品 修行の中の危難 修行中に幾つもの危難を乗り越えている。大雨が降り増水した川に飲み込まれてしまったこと。夜の闇で獣の群れに囲まれたこと。山賊に襲われこれを撃退したことなど、山にこもらなければ遭遇しないことばかりであった。 部品 野生の獣との闘い 山の奥へと進むとそこには今までに合ったことのない猛獣が潜んでいた。対人剣技が通じない獣と戦うことで新たな剣技を生み出していく。 部品 剣に拘り過ぎていた 山奥の獣との死闘では剣が有利になる場面、不利になる場面が明確になっていた。爪や牙を受けるには必要だが躱し続けるには重さが不要だし、取り回しも棍棒のほうが良いと気づく。剣はあらゆる場面で万能ではないのだ。 部品 大剣士との再戦 山ごもりを終え、あの時負けた大剣士と再戦する。修行の成果で当時とは比べ物にならないほど強くなっていたが相手もさるもの、打ち合いは延々と続き決着がつかない。日が頂点に昇り、やがて日が落ちて相手が見えなくなるとようやく二人は剣を降ろし、お互いの健闘を称え合った。ここに新たな大剣士が誕生したのであった。 部品 1000人に1人の逸材 大剣士になれるものは剣士の中でも1000人に1人いるかいないかと言われている。持って生まれた才能と継続する努力。そして戦場、あるいは人との出会いという運にも恵まれなければならない。 部品 大剣士としての資質 優れた人格と確かな名誉、そして卓越した剣技と武力を合わせ持つものが大剣士と呼ばれる。大剣士は剣の道に生きるものの一つの到達点である。 部品 狂戦士との違いを自覚する 狂戦士と大剣士の最大の違いは剣を収めることができるかどうかである。剣を極めて剣を振るいすぎるものは後を絶たないが、剣を極めた後に思慮深くあろうとするものは少ない。 部品 剣に溺れることなかれ 大剣士の妙技は奥深く、その剣技は一つの大海の如く広い。だが大海を野放図に往けば必ず自身が溺れて死ぬものである。大剣士との敗北を経て、剣を忘れる程の深山に起居しなかれば今の自分はなかっただろうと思うのであった。 部品 良く響く声 マイク要らずとまで言われるほどに大きい声。耳元で叫ばれると、鼓膜が破れそうになるほどである。地声ではなく、呼吸法と筋肉に支えられた技術である。 部品 感情の伝達 声の響きや表情を使って、表現しようとした感情を見る人、聞く人に伝える。聞く人が受け取ろうとしさえすれば、その想いは届くことだろう。 部品 どこででも歌うことができる コンサートホールのような、よくセッティングされた舞台で歌うのも悪くないが、誰かの隣に立って歌うのに、何の準備もいらないだろう。ただその人のことを思う気持ちがあれば十分。そういう心構え。 部品 聴衆に対する気配り 今観客が楽しんでいるか、つまらない思いをしていないかという所に目を配り、時にはアドリブを聞かせて観客を飽きさせないようにできる。 部品 心の演技力 かなしい時でも楽しい歌を、嬉しい時でもかなしい声を歌える。歌うときの心は、自分の感情でなく聴衆の思いに沿わせようとする。 部品 腹式呼吸を用いた歌唱 息を吸う際に、お腹の下の方を膨らませることを意識する呼吸法。歌においては、よく響く声が出せるようになるという。 部品 長時間のリサイタルに耐えるスタミナ 長時間、時には踊りながら歌えるだけの体力。基礎体力もさることながら、それを実現するのは効率的な体の運用である。 部品 安定したリズム感 意識的にずらそうとしない限り、たとえ興奮状態にあったとしても一定のリズムを頭の中に打ち続けられる。それに沿わせることで、安定感のある歌を歌える。 部品 表現の読解力 誰かの歌や音楽が表現しようとしていることを読み解く力。それに合わせて、より強調させて別の誰かに伝えられる。 部品 歌への集中 時に自分と周りに広がる音楽以外に耳に入らなくなるほどにまで集中力を高められる。その分頭が冴え、聴衆に対する観察力が上がる。 部品 体を楽器として使う 伴奏者がいなかったとしても、自分の体を楽器として観客にリズムやメロディーを想起させられる。主に使われるのは手拍子や口笛である。 部品 姿勢の良さ 良い声は良い姿勢から出てくる。特に、大きな声やロングトーンを表現するためには欠かせない。インナーマッスルに支えられテイルからこそできる。 部品 歌うときの表現技法 ビブラートやコブシなどで歌にメリハリをつけ、聴衆を飽きさせず、またより感情を響きに乗せられるようにしている。 部品 喉へのいたわり 自分の喉の能力と限界をよく知っており、基本的にはその範囲内で無理をしないようにして歌い、より長く歌えるようにする。 部品 歌を伴った剣舞 刃を潰した剣を手に持ち、歌いながら舞う。よく訓練されたその動きと歌語りによって、勇猛なる者を想起させる。 部品 ボイストレーニング 声を効果的に出すための訓練。喉を傷めないように、声量、音域を広げる方法を練習する。単調なものだが、長く歌い続けるには必要。 部品 自然の音を聞く 木々のゆらめき、波のざわめき、小鳥のさえずり。他愛もないながらも、心動かされる響きを聞いて、日常の中にある素敵を忘れないようにする。 部品 積極的な行動 誰かに言われたからやるのではなく、自分から動かなければ、他人の心を動かすのは難しい。それは勇気を必要とするが、必要なことである。 部品 様々な経験をする 出会いや別れ、恋や友情を経験して、自分の経験できない事は物語を読むなどして疑似的に学ぶことで、様々な想いに共感できるようにしている。 部品 走り込み 長距離を走り続け、肺活量と足腰を鍛える。また、大きく体を動かすことで、身体的、精神的ストレスを緩和する効果もある。 部品 毎日忘れずに行う 基礎は満足を知らない。どれだけうまくなったとしても、やめていいものではなく、日々継続しなければ衰えてしまう。 部品 拍子打ち 手や足を使って一定のリズムを打ち続ける。そうやって体に覚えこませることで、表現以外でのリズムのずれを起こさないようになる。 部品 体幹トレーニング 姿勢の制御やより力強い呼吸を行うのに必要な筋肉を鍛える。見た目に地味であるが、長時間続けるのは非常に苦しい。 部品 柔軟体操 体のコリをほぐすことで、体を自由に動かして声の響きを変えられるようにする。また、舞踊の際にケガしにくくもなっている。 部品 適切な休養を取る 例え綺麗に咲く薔薇でも、水をやり続ければ根を腐らせて枯らしてしまう。能力を伸ばすには、時に休むことも必要である。 部品 人前で歌った経験 誰かの為に歌ったことがある。歌うことで、誰かが笑顔になってくれる。その経験こそが、上達への欲求へとつながる。 部品 他人とのふれあい 自分以外の人と関わり合いを持ち、よく観察して相手の思いを読み取ろうとする。どのような気持ちであるかを読み取り、それに対してどうしたいかを考える。 部品 イメージトレーニング(情景などの) 頭の中に、これまで見た様々な風景を思い浮かべる。山の上から見たのどかな街並みや、祭りの中の賑やかな人混みを想像することで、伝えたい感情をより具体的なものにする。 部品 セッション 複数人で同時に行われる演奏。息を合わせ、音を繋げることで、新しい発見と他者との協調を学ぶことができる。 部品 他の歌う人との意見交換 同じく歌を歌う人と、どんな気持ちで歌っているかや、歌うときに気を付けていることを話し合って、自分の気持ちを再確認するとともに、新たな視点を手に入れる。 部品 身に着けるまでの時間 技術とは、一日で見に着くようなものではない、剣の扱いを身に着けるだけでも年単位はかかり、それに加えて踊りの技術、歌の技術を同時に扱うとなると、4年は必要とされる。 部品 剣の扱いの訓練 最低限の戦闘技術と、何よりも剣を振るうことでむやみに人や物を傷つけない為の術を身につける。重さを覚え、間合いを身に着けることを一義とする。 部品 剣舞のステップ 剣を持ったまま踊る際の特殊な足さばきを身につけ、緩急やポージングに耐えられるように訓練を行う。重いものを持っている分、重心の移動をスムーズに行えるように何度も繰り返し確認をする必要がある。 部品 言葉の響きの勉強 より良く歌うために、アクセントや母音、子音に意識を向ける。自然と歌えるようになるまで美文の音読を続ける。 部品 他の人の歌をよく聞く・真似をする 他の人の歌の、うまい部分、感銘を受けた部分を自分でも真似をしてみる。そうやって自分にはなかったテクニックを学ぶのだ。 部品 挫折・スランプを乗り越える 「手習い」の域を超える際に誰もが経験する、伸び悩みの苦悩。何をやってもうまくならない。周りは褒めてくれても、実感がわかない。その想いを昇華したからこそ、裏付けある自信に満ち溢れている。 部品 みんなに認められる 周りの人からは、歌といえばこの人、というように見られている。実際大事な歌を任せられるのは、大抵の場合は歌い手である。 部品 歌うことが好き 自分で音を響かせることが好き。それを聞いて、誰かが反応してくれるのが好き。自分の歌で、誰かを笑顔にできるならそれより良いことはないと思う。 部品 伝承の担い手 歌の中には、その土地に息づいている文化伝承を伝える物がある。そういう詩を歌い継ぐことで、昔のことを忘れないようにしている。 部品 歌への純粋さ 歌で得たものは、歌で還元しようとする。歌を歌うのは、歌いたいから、それで、聞いた人の気持ちを健やかにしたいから、ただそれだけ。 部品 長年の修行に耐えられる気の長さ 暁の円卓藩国で歌を歌うものは少なくない。その中で「歌い手」と呼ばれるまでの技量を手に入れるまでには、気の遠くなるような修練を必要とするため、そう呼ばれるのは1000人に1人であると言われる。 部品 名誉的な称号 「歌い手」と呼ばれることは、歌が身近にある暁の円卓藩国においては名誉なことであり、実権は持たないものの多くの人に親しまれるようになる。 部品 騎乗訓練の概要 騎乗訓練とは馬を乗りこなすために行う訓練を指す。馬の生態や習性、乗るときの道具、乗った際の動作の意味などを学んで理解することで馬を乗りこなすことが出来るようになる。 部品 騎乗訓練の習得期間 一人前になるには200鞍は乗ることが必要と言われており、仮に一回1時間の練習を200日繰り返せばよいことになる。大体1年から2年で一通りの騎乗はできるようになる。子供の時期は体が柔らかいこともあり習得が早く、出身地で身近に馬がいたりする場合も習得が早まる。 部品 柔軟体操やストレッチ 乗馬に際しては体の柔軟性が必要である。特に股関節の柔らかさが重要で、馬にまたがった際にいかにうまく力を抜けるかで上達の度合いが違ってくる。そのため定期的にストレッチや柔軟体操を行って体を柔らかくしておく。 部品 騎乗でのバランス取り訓練 足を使うのでは無く、坐骨を使って馬の上でバランスを取る必要がある。足を使うと馬体の片側に不要な力が入り馬が嫌がるため、なるべく腰を使ってバランスを取る必要があり、バランスボールのようなものを使ってバランスを取るための訓練を行う。 部品 馬具の装着と手入れ 馬につける馬具を適切に設置する方法を学ぶ。馬が嫌がらない付け方やどのような馬具が自分にあうかを見極める知識を学ぶ。またその道具の手入れの方法も学ぶ。 部品 馬とのコミュニケーションを学ぶ 馬の世話を通して馬とのコミュニケーションの仕方を学ぶ。不用意に死角に立つのが厳禁であり、足や尻尾も触られるのは嫌がる。反面首筋や肩などの自分で掻けない部位を触ると喜び、鬣を優しく撫でるのもよい。首を上下に振ったり、耳を伏せたり、鼻に皺をよせるのは嫌がっている証拠なので気をつけること。 部品 馬に乗る 馬に乗ることを実践することが一番の訓練になる。馬場の中で常歩や速歩、駆け足などの練習、急な発進やターン、ジャンプの練習など、やるべきことは多い。 部品 馬と駆ける 馬の速度を上げて本気になった馬の扱いを学ぶ。上下動が大きくなり、加速によって体に重力がかかり、常歩などのときとは全く違った乗り心地である。乗り手はこの状態に慣れつつ、興奮状態の馬を上手に制御できるように練習を行う。 部品 筋トレの重要性 ランナーに太い筋肉は必要ないと考えられがちだが、長時間良いフォームを保つためには筋力トレーニングが必要不可欠である。 部品 怪我の予防 走るのに適切な姿勢を保つ他、継続的に筋力トレーニングを行うことで基礎体力がつき、怪我の予防にもつながる。 部品 フロントランジ 太腿、ハムストリングス、大殿筋を中心に鍛える。この際上体をまっすぐ保つことで、全身の筋力を強化できる。 部品 腹筋・背筋 ゆっくりと行うことで体幹の筋肉が鍛えられ、適切な姿勢を保つことができるようになる。大きく息を吸って吐きながら行うこと。 部品 腕立て伏せ 腕をしっかりと振るために腕・肩の筋力を鍛える。きつくて続かない女性などは最初は膝をついた上状態で行っても良い。 部品 準備運動の効果と重要性 怪我を防ぐ、体をあたためる等の効果がある。トレーニングの効果にも差が出るため丁寧に行うこと。全身の筋肉を気持ちいいくらいの強度でよく伸ばし、ほぐす。 部品 良好なコンディションを保つ 疲労を溜めないことがランナーには重要である。すなわち、睡眠時間を十分に取りトレーニング後は整理体操等をかかさず行うこと。 部品 インターバル走 数本の疾走区間の間に小休憩を挟む練習方。非常に効果が高いが疲労もたまるため、終わったらしっかりと休憩をとること。 部品 レペティション インターバル走より1本1本の強度を高め、休憩を長くとるトレーニング。効果としてはインターバルと同じ。 部品 ペース走 一定のペースで走るトレーニング。トラックなど決まった距離を延々同じペースで刻むことで適切なペースを体に教え込む。 部品 ジョグ 一キロ5分以上のペースでゆっくりと長い距離を走りこむ。もっとも手軽で一般的な練習方法。毎日継続するのが大事。 部品 ビルドアップ走 最初はゆっくり、徐々にペースをあげていき、ラストでラップを刻みゴールするという練習方法。疲労の溜まり方もマイルドで効果が高い。 部品 正しいフォームの重要性について 長距離を走る際正しいフォームを保つことはスピードを上げるだけでなく怪我の予防にも繋がり、疲労度にも大きく影響する。 部品 正しい姿勢を保つ練習 走る際は真上から頭を吊られているような感覚で少し顎を引き、背筋を伸ばし、腹筋にやや力をこめるイメージで。視線はまっすぐ前へ。 部品 足の出し方 走る際の足は一本の線の上を走るような感覚でまっすぐ前に出す。普段から線の上を走って感覚を掴むと良い。 部品 使う筋肉 小さい筋肉(足首、すねなど)を酷使すると故障の元になる。太腿や尻などのなるべく大きな筋肉を使い、体幹を意識して体を動かすこと。 部品 腕の振り方 小指と薬指を軽く握り、真後ろに引く。腕をしっかりと振ることで余計なエネルギーの流出を抑えることができる。 部品 呼吸の仕方 ペースによって呼吸を変える。スローペースで走る時には4回吸って4回吐く。ミドルペースの際には基本の2回吸って2回吐く。更にスピードを上げる場合は2回吸って1回吐くと良い。 部品 ペース配分 走る距離によってペース配分を考えながら走る。長距離を走る場合は10キロ過ぎあたりで気持ち良くなってペースがあがりがちだがぐっと堪えること。 部品 ランナーズハイ 走ることによって脳内物質が出てテンションがあがり、疲労を感じにくくなる。しかし疲労は確実に蓄積するため、惑わされず冷静さとペースを保つことが必要となる。 部品 クールダウン 長距離を走った後は筋肉がダメージを受けているため、ゆっくりと整理体操や軽いジョギングをして筋肉をほぐすこと。 部品 靴 基本的に紐靴。履き比べて自分の足に合ったものを選ぶこと。また、長距離を走る前に履きならしておくのが望ましい。 部品 帽子 つばの広いキャップが良い。風で飛ばないようなサイズのものを選ぶこと。太陽光をさえぎる他、汗が目に入るのを防ぐ。小雨の際にも役に立つ。 部品 ワセリン 服と肌が触れる部分などに塗ることで長距離走った際の擦れを予防できる。下着と肌の境目あたりにも塗っておくと良い。 部品 動きやすい服 気温に適したもの、また、肌に擦れても痛くない素材を選ぶこと。また、男性は下半身にスパッツ状のものをちゃくようすると息子が擦れにくい。 部品 走る前の食事 穀物など炭水化物をしっかりととること。極端に炭水化物の量を増やして準備することをカーボローディングと言う。 部品 水分の取り方 水分は少量をこまめに摂取することで脱水を防ぐことができる。汗で失われるナトリウムを補充できるものが良い。 部品 エイド 30キロ以上の長距離を走ると体内の糖が不足しエネルギー不足に陥るため、水分と同じようにラムネやブドウ糖を途中でかじると良い。 部品 暁流投槍術とは 暁流投槍術とは騎乗時に投槍を使う暁の円卓藩国独自の投法である。騎馬状態で全速の襲歩状態の馬から投擲することにより、投槍の飛翔速度に馬の移動速度が加わりかなりの長距離まで投槍が届くことになる。 部品 暁流投槍術の開発 暁流投槍術はガムホリック草薙の祖先であるガム・ホーリーの旅行記に記されていた戦術を発展させたもので、ピルムと呼ばれる投槍を使う珍しい騎兵の話をヒントにしたものである。ピルムは重い槍で素手で投げるものであった。現在の軽い投槍と投槍器を使用することで飛距離は伸びており、騎兵の速度を加えた投擲で更なる飛距離と威力を獲得することに成功した。 部品 暁流投槍術の威力 投槍術よりも1.5倍程の射程と威力があるとされる。全速の騎行からの投擲に加え、手の捻りを加えることによって投槍にジャイロ効果を発生させ、直線的な軌道での飛距離が大幅に伸びている。 部品 軍馬を使用しての投擲 軍馬に騎乗した状態から投擲することで投槍の飛翔速度が更に上乗せされる。投げるときは鞍の上に立ち上がって投げつけるため、かなりのバランス感覚が要求される。また、ただの馬では暁流投槍術は使用できない。最低でも軍事的な訓練を受けた馬に乗らなければ技の負荷に耐えられずに馬が暴れてしまう。 部品 手首の回転を加える 投槍を投擲する瞬間に手首のスナップを効かせて回転を加えることで、飛翔していく投槍にジャイロ効果を付与する。飛翔時の安定性が向上して、横風によるブレや空気抵抗による速度減衰が軽減される。 部品 副産物としての地対空能力 訓練の一環として飛ぶ鳥を落とす訓練を行っていた副産物で、低空を飛行する相手であれば撃ち落とせるという地対空能力を獲得した。 部品 暁流投槍術の運用 騎兵であるため地対空兵器として自ら移動して迎撃、という運用が可能である。地上戦では騎兵で急行し、敵を射程圏内に捉えた瞬間に発射する。相手が白兵戦闘で倒せると判断した場合は、そのまま騎馬突撃を敢行し、そうでない場合は馬主を返して撤退し、別の攻撃機会を伺うことになる。 部品 馬に人を乗せる訓練 まずは馬に鞍の上に人を乗ることから慣れさせていく。乗っている馬がどれくらいの間全速での速歩が可能かを把握し、馬と一緒になって暁流投槍術の訓練を繰り返すことで阿吽の呼吸が生み出される。 部品 鞍の上に乗って踊る訓練 馬が走っている間に馬の鞍の上に乗って踊る訓練をする。大抵は暁流健康体操をする。暁流投槍術では絶妙なバランス感覚が要求されるために、こういった無茶な訓練を行う。見た目と裏腹に何度も何度も落馬が続くために怪我をしやすい過酷な訓練で音を上げるものも多い。なお、歌い手系の職業の場合は鞍の上で一曲歌いきればOK。 部品 飛ぶ鳥を落とす訓練 飛ぶ鳥を投槍で撃ち落とす訓練。野山を駆け、飛んでいる鳥の射程圏内に速歩で近づき、射程圏内に捉えた瞬間に暁流投槍術で撃ち落とす。これが出来るまでには投槍の技術を持っているものでも半年はかかるという。 部品 投槍の歴史 投槍は比較的太古の投擲武器で、大型の獣が多かった時代に古代の人々が使っていたとされる。環境として大型の獣が減ったこと、持ち運びが便利な弓矢が発明されてことなどが原因で廃れていったとされる。ただし大型獣が残った地域では弓矢が発達せず投槍を長いこと使い続けた地域もあるようだ。 部品 投槍の仕方 投槍器にセットした槍を構えて投擲姿勢を作る。目標の方向とは逆に足腰を回転させてタメを作った後、腰を元に戻しつつ一気に振りかぶって目標へ投擲する。 部品 投槍の射程と威力 投槍器を使って投げた投槍は熟練したものなら200メートル程度の距離を狙えるとされる。鏃や矢羽がしっかりしたものを使えば、象やサイなどの分厚い皮膚を持つ大型獣を貫いて串刺しにすることができる程威力があり、木製の盾などは容易に貫通してしまう。 部品 投槍の訓練 投槍は使用すること自体は簡単だが遠目の目標を狙えるまでに熟練するにはそれなりの訓練が必要である。1000回投げてやっと一人前と言われ、一年ほど訓練を続ける必要がある。また相手の盾を使えなくするためにわざと重い槍を使って盾を狙う訓練もされる。 部品 投槍の注意点 足腰を使って投げるために、安定した地面でないと狙いが定まりにくい。また嵩張るために何十本も一度に持ち歩けないという欠点があり、弓矢や銃火器と違って弾幕を張るという使い方が出来ない。あとは投槍器の見た目がださいので、なんとなく頼り無さそうで人気がないのも欠点といえば欠点である。 部品 投槍器(アトラトル)とは 引き伸ばしたL字型をした木で出来た投槍器。手に馴染み投げやすい作りになっており、片方の端に投槍を固定するための突起や覆いが付いており、投槍はここに設置する。投槍をそのまま掴んで投げるよりも力が込めやすく、更にテコの原理で体から離れた位置から発射することになり、強力な投擲を可能にする。 部品 投槍とは 細い木で出来た1メートル程度の長さの短い槍。竹などのしなやかな木材が使われており、普通の槍に比べてひ弱だがかなり軽い。後部に矢羽が、先端には槍の穂先が付いているが、穂先は小型で矢の鏃に近い。矢よりも作成に手間がかかり、また嵩張るために、多くを持ち歩くことは難しい。補助武装ということもあり、携行するときは大抵1~2本を持って戦場に出るとされる。 部品 「奥伝」の認可 「奥伝」の認可は「真伝」まで認可を受けた者の中でも、更に限られた者だけがたどり着くことのできる領域にある者だけが与えられるものである。 その身に人ならぬ力、すなわち魔力を満たし意思により技術のみの領域を凌駕することで初めてたどりつくことができるのである。 このことは「真伝」まで辿りついた剣士にも伝えられておらず、自らの力のみでその領域にたどり着く必要がある。 そして、辿り着いた者はこの力が市井での理力などの力に近しいことを理解し、無駄な者などないと知るのである。 部品 「真伝」の認可 「真伝」の認可は「皆伝」まで認可を受けた者が、更に古流暁流剣術の真髄を学ぶことにより与えられる認可である。 暁流の真髄とは後の先を取る様々な技術や、人馬一体となる馬上戦闘術の発展系なども含まれていた。 部品 後の先を取る いわゆるカウンターではあるが、受け、躱しなどの防御法とともに交差する斬撃及び刺突は流れを止めることなく戦場に立ち続けるために有効な技術であった。 部品 武器を持つ指への攻撃 どうやっても武器を持つ以上は指を出さなければ武器を手にとることはできない。その為武器を持つ指への攻撃は有効な攻撃となりうる。 部品 騎乗戦闘技術 古流暁流剣術においては騎乗状態における剣術も伝えられていた。これは騎乗状態にある場合、高い位置からであること、前に騎馬のがあることから、攻撃範囲が変わってくることから、通常状態の剣術とは違った剣術を必要とされた。 部品 装甲の薄い急所を狙う技術 対人においては装甲の継ぎ目や関節などの装甲が行き届かない部位、対生物においては甲殻などを避け攻撃を届かせるための技術がある。 戦場においてはどうしても無駄に大刀を振るう余裕はないため一刀のもとに斬り伏せる必要があったためである。 部品 「皆伝」の認可 「皆伝」の認可は「初伝」まで認可を受けた者が剣闘術及び、基礎的な古流暁流剣術の一端までを習得した段階で与えられるものである。 ここまで修めた者は一端の剣士として認められ、指導的立場になることが許される。 部品 間合いの把握 経験を重ねることにより、自ら及び相手の間合い範囲の看破ができるようになる。 自らの間合いは測らせず、相手の間合いを看破することで攻めるも守るも逃げるにも有効な手段となる。 部品 暁流歩法 暁流における歩法は戦場における相対を優位に運ぶためのテクニックである。 多対多の戦場では死角を減らし、常に次の相手が来たとしても不利を被らないように移動する手段でもあった。 部品 鎧を身に着けたままでの行動 古流暁流剣術の流れを受けた技術である。鎧はどうしても普通の服装に比べると大きな行動制限となるため、古流暁流剣術においてはこの鎧を着たままで有効な斬撃を繰り出せるように訓練が行われている。 部品 鎧による有効防御範囲の理解 鎧といえど守れる範囲は決まっており、守れるもの以上の攻撃を受けてしまえば戦闘を継続することは不可能となる。 そのため、人体急所を守るための防御動作が含まれている。 部品 暁流剣刀術とは 暁流剣刀術とは、暁の地において研鑽され続けた剣術の総称である。 戦乱の世と平和な時代の両方を経験しているため、様々な技術を内包する。 部品 古流暁流剣術からの技術継承 鎧を身に着け大刀を振るう剣術の側面もあり、ある程度制限された動きの中で効果的な動きをすることを目的とされ、 御留流として他流に見せることすら禁じられていた古流、暁流剣術の体系を継承している。 ただし、ある程度ミックスされた結果この体系のみを習得することは現在においては不可能となっている。 部品 平和な時代に必要とされた護身剣闘術 鎧を身につけていない日常における納刀状態からの護身剣闘術の体系は体術と剣術をミックスしたものに仕上がっている。 こちらはいかに生き残るかを中心に編み出された技術体系とも言えよう。 部品 身につけるための条件 暁の円卓藩国の流派である以上そこで修行し、この流派に師事した者のみが扱うことができる。 この時基礎も含めて合わせて6年以上の修行をする必要がある。 部品 伝位制 暁流剣刀術の免許は流派を名乗ることを許される「初伝」から始まり、一通りの技術を収め指導が行えるレベルである「皆伝」、古流の真髄を相伝する「真伝」、果ては限られた者に奥義を相伝する「奥伝」に至る。 伝位を認可するのは師匠として道場を開くことを許された「真伝」「奥伝」者のみであり、「奥伝」者でなければ「真伝」以上を認可することはできない。 部品 「初伝」の認可 「初伝」の認可は、暁流剣刀術を修めた者がその流派を名乗ることが許された段階で与えられるものである。 主に心構えと基礎的な自衛武術を学んだ段階であるという意味でもある。 部品 常在戦場の心構え 戦場のみが生きる場ではない。いついかなる場合でも戦場にいるかのように真剣な心構えで事にあたるべきであるとの教えである。 たとえ剣の道に生きる者ではない者でも、別に生きる道で切り開ける場合もあるのである。 部品 経験による不屈の精神 一所で取り組み続けた経験は、いついかなる場合に有事に巻き込まれたとしても早く立ち直るきっかけになりうる。 部品 居合術 居合う、つまり鞘に納めた状態での技法は日常に於いて不意に襲われた場合に即座に応戦するためのテクニックである。 部品 危険察知 経験的に息遣いや音から総合的に判断して自らや周囲に対する危険察知をすることは生き残り、生き残らせるために重要な技術である。 部品 もふもふとは もふもふとは、動物の毛などが豊かでさわりごこちがよいことを指す言葉である。つまり、ほわほわで、もこもこなのである。 部品 愛着 もふもふはいい。触っても、撫でても、ぎゅっとしても素晴らしい。そういう愛着を持っている。もちろん見守ってもいい。 部品 意思の尊重 もふもふが大好きだからといって、もふもふの相手の都合を考えることなく突進していってはいけない。相手には相手の都合があるのだから。 部品 フレンドリーな態度 もふもふしたものに対してフレンドリーになってしまうのはもふもふ好きの性。相手の気持ちを損なわないように誠心誠意努力する。 部品 生活力とは 生活力とは、健康で快適な生活をおくるうえでの自己メンテナンスの方法をいう。これを行うことにより生活の質があがる。 部品 お金のやりくり 生活費の内訳を計算することで、お金の流れがわかる。節約したり、うまくやりくりすることで、経済的に破綻なく過ごしたり、調整することができる。 部品 自炊 自炊とは、自分でご飯を作ることである。常備してある食品をうまく活用して、簡単で栄養のある食事を作ることで健康を保つ。 部品 料理メモ 簡単に作れるおいしいご飯についての知識を自分でメモしたもの。 疲れているときにさっと作って食べられるものや、時間があるときに手をかけて作る料理が書かれていたり、見聞きした、ちょっとした料理のコツなども書き込まれている。 部品 衣類の手入れ 洗濯表示があるものはそのとおりにする。必要に応じて石鹸や洗剤を使用し、洗濯をする。人肌くらいの湯を使うと汚れがおちやすいものもある。そしてよくすすぎ、しぼる。しわをのばして干す。必要に応じてアイロンをあてる。 部品 整理整頓 自宅や職場など、身の回りを整理整頓することで、出し入れがしやすかったり、物を探す手間がなく効率的だったりする。 ちなみに、整理とは乱れた状態にあるものをかたづけて秩序を整えること。整頓とは必要なものをいつでも誰でも取り出せるよう秩序だてて配置することをいう。 部品 掃除をする 何もしていなくても部屋は汚れ、埃はたまっていく。何もしないからこそたまるともいう。床を掃いたり、机を拭いたりすることで清潔な環境を自ら作り出せる。 普段やらないところでも、年に数度はやっていくとよい。 部品 身だしなみ まずお風呂などに入り清潔にする。そして髪を整える。櫛でとき、そろえる。必要に応じて結ったりしてもよい。服装はTPOを考えて選ぶ。ひげをそり、必要なら化粧をする。 整った髪や服装は社会的に良い印象をあたえる。 部品 挨拶をする おはよう、こんにちは、ありがとうなど、場面に合った挨拶を行うことで、コミュニケーションの一環となる。 部品 敬意ある応対 相手に対して常に敬意を抱き、考え方を尊重する。これは相手に唯々諾々としたがうものではなく、相手と自分それをれの考え方を尊重するということである。 部品 読み 字を読み、意味を理解することをいう。これができると本やメモに書いてある文字の意味を読み取り、内容を自分の知識にすることができる。 部品 書き 文字を書くことをいう。これができると、覚えておきたいことをメモ書きとして残すことができる。また、書いたものを掲示することで多くの人に同一内容を知らせることもできる。 部品 そろばん力 そろばんとは計算をする道具。簡単にいうと計算する力である。数を数えたり、四則演算を理解することで、料理のときの調味料を量ったり、買い物の計算をしたりとお役立ちである。 部品 ミスが少ない 聞き間違えや記憶違いなどが少なく、一度の処理で完結することが多い。誤字脱字がなく、結果的にやり直しなどで余分な時間を取られない。 部品 きちんとした報告、連絡、相談 関係者への報告、連絡、相談のタイミングや内容が適切であり、適切なアドバイスが受けられる。連携不足に依る重複や眠っていた案件の爆発などがなく、常にスムーズに事が運ぶ。 部品 人脈が広い その人物の社交性によって様々な人と関係性を持ち、交渉や相談で力を借りることができる。自分には全く未知な分野や苦手なことでも対処できる可能性が広がる。 部品 頭の回転が早い とっさの機転で状況を切り抜けることが出来る頭脳を持つ。喋ることが得意で当意即妙な受け答えができるため、会話における様々な場面で事が有利に運ぶ。他にも瞬時に状況を把握して適切な対応を取ることが出来る。 部品 処理能力が高い 大量の課題や難しい案件を抱えてもパンクせずにこなす能力がある。並行して作業をすすめるもの、一つ一つの処理速度が抜群に早いもの、裏技を駆使するものなどタイプはそれぞれだが、総じて作業や仕事の効率が平均より高い。 部品 手際の良さ シンプルにそつなくこなす手腕。優先順位を付けて段取りよくことを運び、物事をよどみ無くスムーズに処理していくことができる。 部品 出来るヤツの理由 優秀な上司や、出来る先輩の背中を見て彼らのようになろうと、そのやり方を学んで自らに取り入れ続けた結果である。勤務経験も相応に有り、力を入れるところと抜くべきところの見極めが出来ているのも大きい。遊んでいるように見えて影で努力しているのであった。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/38519.html
登録日:2017/12/14 Thu 18 38 00 更新日:2024/08/25 Sun 21 14 31 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 (股)関節がパニック ONE ONE PUNCH MAN かませ犬 オチ要員 ギャグ要員? スピードキャラ ソニック トートロジー ワンパンマン 人気1位 仕事人 始末人 忍者 戦闘狂 暗殺者 梶裕貴 残念なイケメン 殺し屋 無邪気 色々パニック 重言 金的 関節のパニック 音速 音速のソニック 音速のソニック(笑) 頭痛が痛い 「俺は暗殺から用心棒まで何でも請け負う最強の忍者」 「音速のソニック」 音速のソニック(笑)とは、ONE氏原作のWEB漫画【ワンパンマン】の登場人物。 CVは梶裕貴、人気投票は5位→6位→1位(アニメ化後) ●目次 【概要】 【人物】 【戦闘力】◇戦闘スタイル◇ 【来歴】◆過去 ◆本編サイタマとの出会い 深海王編 怪人協会編 ネオヒーローズ編 【主な人間関係】 【概要】 「忍者の里」出身、その中で終わりの44期唯一の生き残りとされる忍者青年。25歳。 ピッチリした黒い忍者スーツに青いマフラーを身に着け、両目下にペイントを入れている。(*1) ONE原作版では短髪だったが、村田版では伸ばしているのか髪を結い上げた形に(後にジェノスに毟り取られ、原作同様の髪型になる)。 容姿も村田アレンジにより中性的な顔立ちへと変更、身体の筋が無駄に書き込まれているせいで男なのに無駄なエロティシズムを漂わせている。あとプリケツ。 冒頭のセリフ通り、護衛から標的の始末といった裏稼業を生業としている影の仕事人。 ただし、本人のポリシーもあって「戦った相手は生かしては返さない」とのこと。 これらだけを抜き取るならば、冷徹ながらも確かな実力を持つ暗殺者として見られることだろう。 ……実際それは間違っていないのだが、サイタマと出会ったことで彼の運命もある意味大きく狂っていく事に(笑)。 【人物】 サイタマの圧倒的強さのせいでギャグキャラかと錯覚してしまうが、本来の性格は冷徹かつ残忍、目的の為ならどんな手段に出ることも厭わない。 そしてその本性は、死線の中で自分の技を振るうことに快感を覚える生粋の戦闘狂。裏社会でどんな危険な任務を請け負うのも、全てはこのためだけであるといってもいい。 更に戦闘中、強敵との戦いでテンションがMAXになると、口端をこれでもかと吊り上げた凄絶な笑みを浮かべることも(「悪いクセ」として、任務中は自制している)。 その一方で鍛えた技に対するプライドが非常に高く、技を見切られただけでその存在を許せないとのたまう程。サイタマに対し異常に執着するのもその自尊心の高さゆえ。 しかしサイタマを越えるため、懸命に修行して得た実力は本物で、ジェノスですらその努力には舌を巻くほど。また力の差は歴然なのに、毎度サイタマにやられつつもしぶとく挑み続ける根性の高さも評価点か。 こういったギャグとシリアスが良い按配で混じっているキャラクター性だからこそ、(*2)人気投票で1位になれた要因となったのだろう。 またこれだけの力を持ちながらも、ヒーローや怪人といったものに対しては終始興味なさそうな態度を取る。 それどころかジェノスとの初対面の時、「正義ごっこなどしている連中には本物の強敵には勝てない、何も守れやしない」といった旨の発言もしている。 過去に何かあったのか、それとも単純に受け付けないだけなのか、長らく不明だったが、後に閃光のフラッシュとの接触で後述の過去が明かされたことで理由が明らかになった。 【戦闘力】 ヒーロー側ではないため明確な階級は定められてないが、それでもランクでいえば文句なくS級と目される強さを持つ。 フブキが初見で、その戦闘技術の高さに畏怖させるほどの殺気を放ち、S級14位のジェノスとの対決では、「ジェノスではソニックのスピードによって攻撃が当てられない」「ソニックではジェノスの装甲にダメージが与えられない」と実力が伯仲した。 S級すらも屠ってみせた深海王との戦いでも、本領を発揮し始めた相手に対し倒せはせずとも撤退はできるなど実力はまず間違いはない。挑む相手がおかしいだけ。 ヒーロー協会へと参じた腕自慢のアウトロー達も、初期のガロウ(S級1人と互角位)には傷一つ負わせることが出来なかった点を考えると、裏社会でもソニック程の実力者はそうそういないようである。 ◇戦闘スタイル◇ 重語の二つ名が示す通り、圧倒的な速度を持って敵を蹂躙する戦闘を好む。武器は手裏剣や日本刀といった王道を行く忍者スタイル。 体術もちゃんと備えており、身代わり、煙幕、分身といった忍者的スキルも持ち合わせている。 特にスピードに関しては絶対の自信を持つだけあって本物で、敵がわざと正面に誘い込む陽動をしている事を看破しながらも、その上であえて正面から突っ切って見せた程。本気で走るとその度に衝撃波が発生する。 身のこなしも良く、ジェノスからの背後攻撃を悉くかわして見せたことも。 実際サイタマや里の連中等一部を除けば、彼に追いつける者はおろか、目で追う事すらできる者は少ないレベル。 その一方で火力は完全に得物依存であり、体術も対人戦ならともかく怪人相手だと威力不足が目立つ。 刀や手裏剣が無くなると更に深刻となり、撤退を強いられる状況に追い込まれることも(なお得物については武器屋から購入したり、自前で改造したりしているとのこと)。 ◇技一覧◇ 爆裂手裏剣 触れると爆発する特別仕様の手裏剣を放ち、相手を爆殺する。 けん制から急所狙い、仕切り直しの煙幕用などソニックの圧倒的スピードと併せて様々な運用が可能だが、単発での威力は控えめ(C級のタンクトップタイガーがモロに食らっても焦げ焦げで倒れる程度)。それでも建物や車などを破壊するには十分な代物だが。 派生技として、この手裏剣を縦横無尽にばら撒く"殺戮乱陣"がある。 猛襲陣 爆裂手裏剣の派生技。宙に浮かせた手裏剣をクナイで打ち付け、多方面から攻撃をかける。 四方八方に打つ殺戮乱陣と違い、こちらは1人を狙う様に攻撃できる上に、陽動や死角から襲いかかる形で飛ばす芸当も可能。 煙幕手裏剣 投げるとその軌道上に煙幕を放つ特殊手裏剣。 サイタマ戦で使用。視界を封じるという意味では彼に対して唯一有効だった技である。 風刃脚 体術の一つ。高速で縦回転しながら踵落としを繰り出す。 しかしサイタマ相手にやると何故か金的フラグが立つ禁忌の技。 なお同名の技をS級ヒーローの閃光のフラッシュも使用していた。忍者共有の技なのだろうか。 音速重連拳 二影葬(2体に分身する術)を使用した上で、文字通り重ねるように拳の連打を放つ技。 奥義 四影葬 特殊な歩法技術と超音速な身のこなしを加えることで4体の分身を発生させる技。 ここから刀による一斉攻撃をかける"散閃斬"へと繋げる。 究極奥義 十影葬 対サイタマ用にと修行して編み出した新技。 そのまま四影葬の強化版で、何と一気に10体へと分身する。 この技を持ってサイタマ撃破に当たろうとしたが、相手は更に上を行く(軽く数千体もの残像)マジ反復横跳びを披露してきたことで、見事あばッふッ!!した。 オチが強いせいでネタ技に見られがちだが、里の忍者たちの評価を見る限り、かなりレベルの高い術であることは確かな模様。 音速放雷拳 「あの御方」の秘伝書に記されていた技。 腕に雷を纏い目にも留まらぬ速さで敵を打つと同時に感電させる技で、ネオヒーロー「エー」の部下29人を一瞬で倒した。 【来歴】 ◆過去 凄腕の暗殺者に仕立て上げ、それを商品として出荷してきた闇の工場『忍者の里』。 孤児や親から売り払われた子供を殺戮機械に塗り替えるこの施設にてソニックは生を受けた。 生まれてすぐ育成プログラムに則った生活を強いられてきたが、感情を無くしたものが優秀とされる里内にて例外的に強い自我を持っていたため、落ちこぼれ枠として同期生よりも更に過酷な修行を受けていた。 なお"音速のソニック"という名前は訓練生時代に与えられた忍符号であり、他の先輩の名称を見るに里で決められた名前の模様。 決して本人たちのネーミングセンスがアレじゃないってことがやっと証明された。 現S級ヒーローの閃光のフラッシュとはその時の同期で、同じ落第生として厳しい訓練を受ける傍らで互いの技を鍛えあう修行仲間でもあった。(*3) この時のソニックは今のような戦闘狂の面影は見られず、むしろ「自我があるから里の連中に俺は支配できない」と感情を持つことを誇りにし、殺ししか教えない里の体制を壊し、もっと自由に暮らせるような新しい制度を作ることを語るなど、かなりさわやかな人物であった。 フラッシュとは訓練生であると同時に良き話し相手でもあったようで、度々訓練の合間を縫ってソニックの宿望を聞いていた模様。 しかし卒業間近になったある日、里のやり方に耐えられなくなったフラッシュが先に粛清を決行。 自身の正義の赴くままに、同期生、上官、関係者全てを皆殺しにして壊滅に追いやり、里を後にする。 フラッシュはソニックも例外なく始末するつもりだったが、流石に情があったのか苦痛が少ない毒殺を図っていた。しかし、過酷な環境を戦い抜いたからかソニックの身体は毒に耐性がついており、奇跡的に生きながらえることができた。 皮肉にも唾棄していた筈の訓練の日々が、命を拾う一因となった。 しかし大望であったはずの"里の清浄化"には結局立ち会うことが叶わず、不本意ながらも"終わりの44期"唯一の生き残りとなる。 そして同日、後のS級1位「ブラスト」がダメ押しと言わんばかりに里を襲撃。 フラッシュが見逃していた後輩共々容赦なく攻撃を受けたソニックは里から逃げ去る。 彼は、いきなり放り出されるような形で、待ち望んでいた筈の外の世界で生きることを余儀なくされてしまった。 野望も里も全てを失ったソニックは、唯一自分に残った"殺しの技術"のみに目を向けるようになり、 自ら進んで闇社会へと足を運び、そして今に至る。 この経緯から、大きな力を持っているだけで偉そうに大義を振り回す存在として、"人間"の身の丈に合わない"ヒーロー"を名乗る存在を強く嫌っている。このあたりは同じくブラストが過去に関わったタツマキと対照的と言える。 ◆本編 サイタマとの出会い 作中では大富豪ゼニール氏の用心棒として登場。ストライキ軍団であるハゲ暴徒「桃源団(ONE版では新都団)」の侵攻を妨害、殲滅にあたった。 ビルを拳1発で粉々にする強化スーツを着込んだハゲ集団に対し、圧倒的な速度と的確な首切りを行い団員を次々と撃破する実力を見せつける。 ボスのハンマーヘッドとの戦闘でも、自分の速さを見せつける形で圧勝。しかし一瞬の隙をついて逃げ出したハゲボスを追いかけているうちに、因縁の相手となるハゲマントサイタマと出会う。 最初はサイタマを只の残党と見做し先制攻撃を仕掛けたが、その悉くを見切られ失敗。自分の技に絶対の自信を持つソニックはこれを許せず、今度は問答無用でサイタマを消しにかかる。 しかし自慢のスピードによる攪乱すらあっさりと見破られてしまい、苦し紛れの反撃もカウンターされて股間にパンチが直☆撃(サイタマ当人は寸止めのつもりだった)。 漫画でも見せられないほどに悶絶したこの後、サイタマを自分のライバルと認め、修業をしながら絶対に越えてみせると宣言。生まれたての小鹿のような足取りで撤退した。 その後暫くは音沙汰無かったが、サイタマがヒーロー査定に追われ必死になっている所で再登場を果たす(何気にめずらしい私服姿で)。 この時サイタマには「関節のパニック」と名前を間違われていた。 いちゃもんをつけてきたタンクトップタイガーを片手間で始末し、サイタマの本気を引き出すためにわざと周囲を巻き込む戦闘を始める。 サイタマ本人はヒーロー名簿除外に焦ってたこともあってこれに苛立っていたが、そのソニックが周囲に迷惑をかける只の変質者となっていることに気付いた瞬間、彼を片手間で瞬殺。ヒーローとして首の皮一枚つながる功績を貰っただけに終わった。 一方のパニックは病院に送られた後、臭蓋獄(しゅうがいごく)という監獄へ移送されることに。 深海王編 投獄後、S級ヒーローのぷりぷりプリズナーの出勤(物理)に乗じて自身も脱獄。そのままついていって深海王と遭遇する。 プリズナーすら簡単に蹴散らしてみせた深海王に対しても、全然物怖じせず戦闘を開始。一時は圧倒的なスピードで優位に立つが、雨が降って本領を発揮し始めたところから苦戦を強いられ始める。 一度撤退して装備を整えなおすも、戻ってきたときは既にサイタマが深海王を倒した後だった。 「ふんっ、深海王め逃げられたか(汗)」 怪人協会編 事ある毎にサイタマに喧嘩を売っているが、その度に痛い目にあって敗走というオチ要員に落ち着いている。 村田版では忍者の先輩たちに怪人協会へ勧誘され、サイタマを超えたいがために怪人細胞を受け取り、ヒトを捨て怪人になる決意をした。 「サイタマ…俺は怪人になるぞ…!」 しかし「そのまま体内に取り込め」と言われたにもかかわらず、「こんなもの生で食べるわけないよな」と肝心なところで常識的な思考のせいで 綺麗に切り分け、フランベで火を通し、美味しそうなステーキにして食べたばかりに効力を失い、腹を壊して終わるというオチがついた。 ネオヒーローズ編 サイタマvsタツマキの戦いに乱入しようとするもタツマキに軽くあしらわれる。 懲りずに町で怪人を放置してサイタマを待ち構えるも、サイタマに同行していたフラッシュと予想外の再会を果たす。 フラッシュと決着をつけようとするが、監視していた忍天党と戦うことになり成り行きでフラッシュと共闘。 サイタマに挑み続けたことで強くなったことをフラッシュ共々実感し、即席コンビながら「攻撃を通す隙がない」と思わしめる完璧な連携を見せ勝利する。 残った忍天党最強の「あの御方」はフラッシュに弁償するための刀をソニックからぶんどり没収しに来たサイタマがあっさり倒しており、 戦利品はフラッシュと山分けすることになった。 その後、ネオヒーローズに雇われた殺人鬼「エー」とその部下に襲われるが、秘伝書を手にし更なる技を身に付けたソニックの敵ではなく、あっさりと撃退した。 【主な人間関係】 ・サイタマ 永遠のライバルにして越えるべき壁。無理な気もするが。 新技や攻撃法を編み出す度に彼に喧嘩を売っているが、その悉くが失敗、破綻している。サイタマはおろかジェノスでさえ認識してない余波で敗北しているものも多数カウントされている。 執着と呼べるほどつっかかるのはコイツを越えることなく“強くなった”と思えないという、ある種の切迫感も手伝ってる模様。 サイタマ自身は(ライバルと思っているかは別にして)毎回悲惨な撤退をしていくソニックには「がんばれよ」と謎の檄を飛ばしている。 事実救いようのない悪人とは思ってないらしく、上記のマジ反復横跳びにしても攻撃は気絶に留めるだけで殺すまではしていない。(*4) ・ジェノス ある意味真のライバル。最初の出会いは深海王編だが、実際に戦ったのはガロウ編突入あたりから。 速度と回避で優位に立つソニックに対し、パワーとタフネスで上回るジェノスとの戦いは、実際千日手のような互角の死闘となった。 ただ一時だけ速度でも敗けかけたせいで髪留めをちぎられてしまったが。 「非力だなこんなもの、百発受けようが損傷は受けない」 「一発も俺に当てられんくせに強がるな木偶が」 ・ぷりぷりプリズナー ムキムキマッチョな体つきにして男大好きな臭蓋獄の主。これでもS級ヒーロー17位。 勿論中性的な顔立ちのソニックも守備範囲で、(囚人番号込みで)きっちり名前を覚えられている。 一方のソニックは一応脱獄を補助してくれた形になるので表面上であれ感謝すらしているのだが、 プリズナーのエンジェル☆スタイルを見たとき、「どう見ても天使ではない」「というか人間じゃない」「というかもう見たくない帰るか」と思わず素で引いていた。 プリズナーに対するソニックのコメントは一々正論なのがまた笑いを誘う。 ・その他臭蓋獄のみなさん 看守でも手に負えないという札付きの囚人達(笑)。 新人のソニックに可愛がりという名の洗礼を与えようとしたが、すべて失敗していた。 怪人協会編で大半が怪人化したので、この後何か絡みがあるかもしれないかと思ったがそんなことはなかった。 ・閃光のフラッシュ S級13位。ソニック同様重言の二つ名に加え速さを主体にした戦闘スタイル、自分の技に対する異様なプライド等似通う点は非常に多い。(*5) 長らく関係性は不明だったが、上記の通りかつての訓練生であったことが発覚。 良い修行仲間でもあったが、同時に自分の野望を奪った張本人でもある。 里を壊した元凶であるため、里内の忍者を結集した"忍天党"には抹殺の対象と見られているが、 ソニックは「他の奴にくれてやるなら自分の手で始末する」と、当然ながらかなり強いこだわりを持つ。 ・疾風のウィンド、業火のフレイム 黄金の37期出身といわれるの2人の忍者で、ソニックから見れば先輩に当たる存在。 過去の因縁からか閃光のフラッシュの始末に拘り、ソニックを怪人協会へと勧誘した(しかしソニックには邪魔が入らないよう雑魚の掃除を頼むなど信頼関係などは特にない)。 現状サイタマやジェノス以外で、ソニックの背後を気付かれずに取った数少ない相手。その速さに戦慄しソニックが怪人化に興味を持つきっかけとなった人物達でもある(結果は上記の通りだけれども)。 ONE版では忍天党の一員として登場する。 忍天党 忍者の里で修業を受けた者たちが集うOB会。 創設者である【あの御方】を擁し、世界転覆を企む影の集団達。重言のオンパレード。 当然ながら皆高い戦闘力を持ち、「一度技を見れば即座に対応できる」位は簡単にできるとのこと。 フラッシュ抹殺の為にソニックを勧誘し、おびき出すよう指示をするが…。 …しかし党名、大丈夫なのかこれ。 追記・修正は金的で悶絶しながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 村田版の中性的な容姿のせいでpixivでは殆ど男の娘キャラみたいな扱いに・・・ -- 名無しさん (2017-12-14 18 52 40) この世界の忍者たちはネーミングセンスってものが無いのか -- 名無しさん (2017-12-14 19 03 29) 何ですかこの頭痛が痛いみたいな名前の項目は!? -- 名無しさん (2017-12-14 19 46 00) 関節のパニックの語感の良さは異常 -- 名無しさん (2017-12-15 09 27 46) そらあんな気味の悪い肉塊、生で食うなんて発想は無いわな -- 名無しさん (2018-02-22 13 42 27) 戦慄のタツマキ、地獄のフブキ、音速のソニック…並べても違和感無い -- 名無しさん (2018-05-31 23 51 09) 頭痛が痛いっていうが、ひょっとすると忍者の里の皆さんは外来語の意味が解らなくて先に解説が必要なのかもしれない…w -- 名無しさん (2018-06-26 08 25 45) 腹痛を怪人化の副作用と勘違いしたとはいえ、2キロ痩せただけで済んだってある意味凄い。 -- 名無しさん (2018-09-03 09 23 16) 2キロ痩せただけでも相当な強化なんだろうなソニックの場合 -- 名無しさん (2018-09-11 00 19 07) 元々は優しい奴だったんだな -- 名無しさん (2019-06-15 23 56 33) 忍者連中の二つ名はみんなこんな感じでこいつだけがおかしいわけではなかったのね・・・。 -- 名無しさん (2019-06-16 00 13 17) ソニック自身はフラッシュのことを友人だと思ってただろうに、そのフラッシュから何の罪もないのに殺されかけるって結構悲惨な話だな -- 名無しさん (2019-07-05 12 45 45) それにしてもこのOB会、名前が危険すぎる… -- 名無しさん (2019-07-05 14 03 31) 忍天党…任天堂…ソニック… -- 名無しさん (2020-03-17 10 23 26) 攻撃力の低さが割と深刻なレベル。まあ基本人間相手に戦ってるから過剰な火力がいらなかったんだろうけどサイタマやS級上位を相手取るのは辛いだろうなぁ…人間やめてるのばっかだし -- 名無しさん (2020-10-30 23 02 03) ジェノスに二つ名をバカにされてたが、よく考えたらヒーロー協会のヒーローネームも大概だ というか、ハゲマントを含め明らかに悪意のあるヒーローネームもあるので、もっと酷い -- 名無しさん (2020-11-01 01 56 13) フラッシュは友情から殺したくないので毒なら戦闘不能で済むから一服盛ったって言ってなかったっけ?そんな男の友情に熱い彼、薄い本業界ではとんでもなく大人気。 -- 名無しさん (2022-04-19 10 53 28) ↑ボラホーンを思い出す -- 名無しさん (2022-07-22 09 41 59) ↑4 爆裂手裏剣がコンクリの建物を破壊できるレベルだから、本来の暗殺目的だと現状ですら過剰だよ。作中相手にしてる連中相手には火力足りてなさすぎだけど。 -- 名無しさん (2023-07-25 14 02 42) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/suproy/pages/343.html
覇龍 煌めく 刻(2) □ 木原マサキとシュウ・シラカワの創りし魔神・グランゾン。 今マサキの前には五機の機動兵器が立ち塞がっていた。 グランゾンの真の力…開放すればこんなザコなど一瞬で葬り、なにやらたいそうな姿になったユーゼスに一撃を加えることもできるだろう。 だが今はその時ではないとマサキは確信する。 シュウはグランゾンの力を解放できるのは一度きりと言っていた。 今のユーゼスは…そう、まだ力の底を見せてはいない。有り体にいえば倒せる確証がないのだ。 もし凌がれれば消滅するのは自分だ。そんな結果、認めるわけにはいかない。 だからマサキは機を待った。ユーゼスが何をしようとしているか大体の見当はつく。 ここに来るはずの他のクズを待ち、やつらをぶつけることによってユーゼスの力を見極めるのだ。 今同じ場所で戦っているディス・アストラナガン、そしてあのフォルカ・アルバークという男。 クズの割には中々の力を持っている。やつらならユーゼスの罠に自ら飛び込み、その全貌を丸裸にしてくれることだろう。 利用し、踏みにじり、使い捨てる。マサキにとって他者とはその程度の存在だ。 「だからといってクズに付き合うのは業腹だが………」 この五機のヴァルク・ベンは、メインイベントが始まるまでのちょうどいい時間つぶしだ。 「俺を退屈させるなよ、負け犬どもッ!」 □ 強い。 一撃でソウルゲインの巨体を浮かすこのパワー。 一瞬たりとも止まることなく走り続けるこのスピード。 変幻自在の足さばきによる分身歩法。 そして何よりも。 「ガァアアアアアアアアアアッ!」 「ク――――この拳はッ!」 何よりも、そう。虎龍王の繰り出す拳。 間違えるはずもない、これは紛れもなく機神拳。 拳、手刀、肘、膝、足刀、果ては撃ち出す闘気。すべてが必殺であり、無駄な流れが何一つ存在しない。 これほどの技、如何なる方法でも模倣など不可能だ。 己と抗し得る腕を持つ機神拳の使い手―――――そんな者はただ一人しかいない。 「フェルナンド………なのか…!?」 嘘だ。違う。そんなはずはない―――そんな思いは虎龍王の一手ごとに霧散していく。 理屈ではなく、体が。機神拳を修めた体が無意識に確信していく。 敵手はフェルナンド・アルバーク。 もはやフォルカの中でその認識は確固たるものだった。 『フォルカァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!』 声が聞こえる。マイから託された念動力を介し、フェルナンドの思念が伝わってきた。 憎悪、そうとしか表せないほどに強烈な思念。ラミア・ラヴレスが言ったことは本当だった。 フェルナンドはフォルカと和解する前の時間からここに来たということ。 だがフォルカは訝しむ。 たしかにフェルナンドは自分を憎んでいた。だがいくら違う時間から召喚されたとはいえ、ここまで憎しみに支配されてはいなかったはずだ。 傷つけられた「プライド」、フェルナンドはそれを癒すためにフォルカに勝利することを求めた。 しかしこの『フェルナンド』はまるで「殺すこと」しか頭にないようだ。 その証拠に、虎龍王は幾度も「武器」を振るっている。 雷光のごとき速度で振り回されるヌンチャク、拳ともに打ち出されるドリル、音すらも置き去りにして突きこまれる槍。 機神拳を練功する過程でこれらの武具を扱うことはあった。心得はフォルカにもある。 が、実際に使うかと言えばそれは絶対にない。 機神拳とはそれ単体で最強なのだ、武器など使えば拳は鈍る。 なのに今のフェルナンドは拳への誇りを失くしたかのように、ただフォルカを粉砕しようとするのみ。 「何故だ、フェルナンド…!」 フォルカは知らぬことだが、このゲームでのフェルナンドの乗機はズワウス。 乗り手のオーラ力を高めるオーラバトラーの一機であるズワウスは、復讐に燃えるフェルナンドのオーラ力…覇気を爆発的に増大させた。 ………そして覇気だけでなく、その憎しみまでも燃え上がらせた。 フォルカではなくゼンガー・ゾンボルトに敗れたことにより、その憎しみは浄化されることはなく、怨霊となって今再びフォルカの前に立っている。 怨霊、そうとわかっていてもフォルカは呼びかけることを止められはしなかった。 フォルカの声に応えることもなく拳のラッシュを放つ虎龍王。 いくら再生能力を有するソウルゲインと言えど、再生するより早く砕かれれば一巻の終わり。 同じく拳の乱打にて迎撃を図るものの、拳に混じり時折閃くヴァリアブルドリルがソウルゲインの拳を抉る。 「ッ…このままでは………!」 フォルカがようやく覚悟を決める。 フェルナンドに呼びかけるにしても、まずは動きを止めてからだ。 そして手加減する余裕などありはしない…だから。 「行くぞ………ッ!」 振り下ろされる踵を横から殴りつけ、一歩後退し肘のブレードを展開。 再度踏み込んだその姿は何重にも分かれ、無数のソウルゲインが虎龍王目掛け殺到する。 「はあああああああああああッ!」 舞朱雀、ここにアクセル・アルマーがいればそう言ったことだろう。 修羅の本能は機体に最適な攻撃法を瞬時に選び出す。 全方位から迫り来る刃の嵐。だが虎龍王はむしろ悠然と構えている。 「もらったぞ、フェルナンド…!」 この瞬間、たしかにフォルカは勝利を確信したが、油断はしていなかった。 そして激突―――――膝をついたのは、ソウルゲインだった。 「が………っ!」 ソウルゲインのコクピットに血飛沫が飛散する。 激突の間際、虎龍王が手に取ったのはランダムスパイク。 振り回されるその射程はソウルゲインのブレードよりも長く、いわばフォルカは自ら暴風圏に飛び込んだ形。 だがそれだけならまだ疾走の勢いのあったソウルゲインに分があった。 明暗を分けたのは、操者。 フェルナンドがフォルカを殺すことを第一としていることに対し、フォルカは機体の中枢に当てることを避けた。 手加減してはいないが、フェルナンドを殺す…「もう一度」殺すことになっても意味がない、そんな判断の結果だった。 カウンターの要領でヌンチャクに滅多打ちにされ、ソウルゲインの装甲はほぼ全域が破損していた。 対して虎龍王はいくらかの刃に切り裂かれたものの、損傷と言えるほどのものはない。 フォルカにとどめを刺すべく虎龍王が歩み寄る。 ソニックジャベリンを掲げ、ソウルゲインの胸部目掛けて振り下ろす。 ―――――だがその先端はソウルゲインを貫きはしなかった。 「フェル…ナンド………」 ソニックジャベリンが貫いたのはソウルゲインの左腕。間一髪のところでフォルカが腕を持ち上げたのだ。 「お前を………止める……………!」 意識は朦朧としている、だがやられるわけにはいかない。 ここで負ければフェルナンドが次に狙うのはミオ達だ。 親友が仲間を殺す―――――やらせはしない、絶対に! 虎龍王は攻めず、槍を捻り抜き大きく後ろに跳ぶ。ソウルゲインが立ち上がり、その際左腕が脱落した。 これが最後の勝負――――――お互いが無意識にそうと悟る。 「コード…、麒麟………ッ!」 ソウルゲインのリミッターを解除、フルドライブ。 「オオオオオオオオオオォォォォォッ!」 咆哮と共に可視できるほどの覇気が虎龍王を包む。 静寂は一瞬、同時に地を蹴る。 片腕のソウルゲインが青龍鱗を放つ。修羅の覇気を糧に放たれた光弾は蒼い奔流となって虎龍王を飲み込んでいく。 「ソウルゲイン…もう少しだけ、俺に付き合ってくれ………!」 光の中心、そこいる虎龍王目掛け拳を繰り出す。 手応え、だが虎龍王の体を捉えたものではない。同じタイミングで虎龍王も拳を放ったのだ。 ソウルゲインは片腕、虎龍王は両腕。 だがフォルカは、ソウルゲインは、己が全てをこの攻勢にかける。 「はああああああああっ!」 溢れる闘気。交わされる拳の速度は天井知らずに増していく。 「勝つのは…俺だッ! フェルナンドォォッ!」 ラッシュの応酬を制したのは片腕のソウルゲイン。 ソウルゲインの一撃に虎龍王の一撃は拮抗できず、両腕の手数でなんとか均衡していた状態。 そこから更に拳にエネルギーを集中させたソウルゲインが押し勝ったのだ。 「でやあっ!」 宙高く虎龍王が打ち上げられる。 「貫け、覇龍………!」 フォルカが残る力全てを龍と成し放つ。 天を駆け昇る覇龍が虎龍王を砕く…その瞬間。 「捉えたぞ、フェルナン―――――がぁッ!?」 ――――――ソウルゲインの脇腹に、もう一つ「腕」が生えていた。 その「腕」は虎龍王が打ち上げられる最中に放ったタイガーナックル。 虎龍王に集中していたフォルカは、龍を迂回し接近する虎の爪に気付けなかったのだ。 覇龍が掻き消え、虎龍王が降り立つ。タイガーナックルが引き抜かれ、本体へと戻る。 虎龍王が迫る。だがフォルカにはもう指先一つ動かす気力も残されていない… 虎が咆哮した。 拳を受け、ソウルゲインが宙に浮く。 次に来たのはランダムスパイク。空中で乱撃を受け、叩き落された。 ソウルゲインが大地に激突する刹那、虎龍王がその下に滑り込む。 荒ぶる虎の四肢が暴風となってソウルゲインに喰らいつく。 「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォッ!!」 風に揺れる木の葉のように翻弄されるソウルゲイン。右腕と下半身が引き千切られ、離れる前に一瞬で細切れに砕かれた。 右腕を引き絞る虎龍王。雷光のスピードで突き出されたドリル。 それがソウルゲインに到達するより早く、フォルカの意識は闇に落ちた。 □ 「三対三…か。数の上では互角だが………」 虎龍王と対峙するフォルカ。 一方でミオ・シロッコ・クォヴレーもまた強敵と向かい合っていた。 「ガンダムタイプが一機、ゴラー・ゴレムの量産機が二機。侮れる相手ではないぞ」 先ほどまで単騎で交戦していたクォヴレーは、敵手が油断ならない相手だということを知っている。 「特にあのガンダム。あれを操っているのは剣鉄也のネシャーマだ、手強いぞ」 「あー、あの人かぁ…。で、でも機体はあの鬼みたいな機体じゃないし!」 ミオは彼を知っている。デビルガンダムに取り込まれていたとき、鉄也がそこにいたからだ。 「剣鉄也だと…? キラとゼオラを殺した男か!」 シロッコは、というか彼が率いていた集団は鉄也によって壊滅させられた。 あのときは死んだふりをすることによってなんとかやり過ごせたが…さすがにこの状況ではそうもいかない。 「ゼオラ!?………そうか、やつがゼオラを………ッ!」 シロッコが何気なく漏らした言葉、それはクォヴレーの心に怒りの火を灯す。 全ての元凶はユーゼス…わかってはいる。 だが、掛け替えのなかった友の仇がそこにいるという事実は、彼に使命を一時忘れさせるほどの衝動を生んだ。 「…たしかに機体は違うが、腕が尋常じゃあない。油断はするな」 胸中の激情を押し隠しクォヴレーが告げる。今は感傷に浸る時間ではない。 機体や状況がどうであろうと、あの男は必ずこちらの予想を超える一手を放ってくる。 「ふむ…クォヴレー、君の機体の状態は芳しくないようだな?」 「やつに手酷くやられたからな。戦力としては半減したかそれ以下だ」 悔しげなクォヴレー、だがシロッコは彼の先ほどのZZガンダムへの対処を思い出す。 「フッ、あれだけできれば充分だ。さて、ミオ、クォヴレー。私の指示に従う気はあるかね?」 「シロッコさんの指示?」 「どういうことだ」 「数は同じ、腕も同等。なら集団戦で勝敗を分かつのは連携ということだ。 私はこれでも船団を率いたこともある男でね、指揮にはいささか自信がある」 一拍置いて、 「わかった! どうすればいい?」 と、ミオ。クォヴレーも、 「了解だ。どのみち今の俺では満足に戦えん。手並みを見せてもらおう」 と返す。 「よし、まずはミオ、君がアタッカーだ。君の機体は重装甲を生かした格闘戦が本領だ。突っ込んで駆け抜けろ」 「あいさー!」 「次にクォヴレー、君の機体はバリアを展開できるな。ならば君は最後尾、私の後ろについてくれ」 「了解だ」 「私がミオの後ろにつく。では行くぞ!」 ブラックサレナ、ジ・O、ディス・アストラナガンが隊列を組み前進する。 「いっけー!」 ミオの威勢のいい声とともに、ブラックサレナがディストーションフィールドを展開、左翼のヴァルク・ベンに向けて突進する。 ヴァルク・ベンはカティフ・キャノンで迎撃。 だがブラックサレナのフィールドと装甲を突破できず、フィ―ルドを展開する間もなく弾き飛ばされる。 「いいぞ、ミオ! そのまま進め!」 ブラックサレナが駆け抜け、二番手のジ・Oがグラビトンランチャーを放つ。 重力の塊は展開されたフィールドを圧迫し、ガラスのように砕け散らせる。 そこへ三番手、後方をフィールドでカバーしていたディス・アストラナガンがZOサイズを振りかぶる。 「もらったぞ………!」 態勢が崩れフィールドも突破されたヴァルクに成す術はなく、一気に両断された。 もう一機のヴァルクとZZガンダムが介入する間もない、それほどの早業だった。 「これぞかの有名なジェットス―――わぁっ!」 ミオの言葉を遮り、ZZガンダムのハイメガキャノンが駆け抜ける。 慌てて回避したミオ、牽制のメス・アッシャーを放ちつつクォヴレーが怒鳴る。 「油断するなと言っただろう!」 「ごめんなさーい…」 クォヴレーの叱責に微妙に凹みながら謝るミオ。 「でもさ、こういうときって掛け声とか欲しくない?」 「「要らん!」」 二人に同時に切り捨てられ、ミオのテンションがちょっと下がる。 「ジ・Oが黒かったら完璧なのに…」 「もう一度仕掛けるぞ! まずはバリアを持つ方からだ!」 ミオの声をスルーしたシロッコが下した号令とともに、三機はまた一列となって動き出す。 だが今度はZZガンダムが黙っていなかった。 ヴァルクに向かう三機、その横腹からビームライフル、ダブルキャノン、ミサイルランチャーとありったけの火器を撃ち放つ。 「くっ・・・小賢しい!」 ディス・アストラナガンのフィールドが隊列を覆っているため、深刻な損傷はない。 だが隊列は乱れ、ヴァルクにアプローチする機会を逸してしまった。 シロッコは憤るが、その頭脳はあくまでも冷静に状況を分析する。 ―――連携攻撃を仕掛けている間は隙ができる。その隙はZZガンダムには格好のチャンス。ならばヴァルクに攻撃をかけつつZZガンダムにも仕掛ける――― 流れるように思考し結論を出す。 「クォヴレー、交代だ! 私が最後尾につく!」 「交代? それではフィールドがお前までカバーしきれないぞ」 「構わん、私に策がある!」 「…了解した」 ジ・Oとディス・アストラナガンが入れ替わる。 「ミオ、行け!」 「はいよー!」 ブラックサレナが駆け、ヴァルクがツインホイールバスターを構える。 猛回転するホイールはディストーションフィールドを切り裂き、ブラックサレナの装甲に火花を散らした。 ハンドカノンを放ち、なんとか離脱する。 「ごめん、後お願い!」 次に飛び込んだディス・アストラナガン。 高速で移動していてはメス・アッシャーが使えないので、ラアム・ショットガンを撃つ。 フィールドは散弾を受け止めたが、次いで振るわれたZOサイズによって切り裂かれる。 「シロッコ、任せた!」 同じ位置に留まっていてはZZガンダムに狙われる、だから一瞬たりとて動きは止められない。 そして退避したミオとクォヴレーはシロッコのジ・Oを見やり絶句した。 なんとジ・Oは『後ろ向きのままヴァルクに迫っていた』のだ、その両腕に構えたビームライフルでZZガンダムを牽制しつつ。 ZZガンダムから横槍が入らなかった理由がこれだった。だが、そのままでどうやってヴァルクを撃破するのか。 二人が隙を作ったとはいえ、ジ・Oが振り向くその一瞬で持ち直されるだろう。 そうなればジ・Oの前にはヴァルク、後ろにZZガンダム。結果は明らかだ。 間に合わないと確信しつつ、ミオとクォヴレーが再度仕掛けようとする。 だが、ジ・Oの、パプテマス・シロッコの動きは二人の予想を上回る。 ヴァルクに最接近したジ・Oはそのまま宙返りを行った。 ヴァルク・ベンを棒に見たてて、その頭上を走高跳のように背面跳びで抜けていく。 「これで二機目だ」 ジ・Oが着地し、シロッコが静かに呟く。そして爆散する最後のヴァルク・ベン。 ミオとクォヴレーはジ・Oの背面に二本のマニピュレーターが突き出ているのを見る。 その腕は力強くビームサーベルを保持している。 ジ・OはZZガンダムを牽制しつつ、宙返りの最中この隠し腕に持ったビームサーベルでヴァルク・ベンを切り裂いていったのだ。 凄まじい技量、研ぎ澄まされた感覚が成せる神業。神業、ではあったのだが。 「うわあ、キモい! すごいけどキモい! 何その腕!」 「それは…また微妙な格好だな」 両足の間から後ろに突き出た腕にビームサーベルを構えるジ・Oは、傍で見ていた二人からしても異様だったようだ。 「ええい、うるさいぞ! 勝てばよかろう、勝てば!」 隠し腕を格納しつつシロッコが叫ぶ。一応この機体を設計したのは彼なのだから、二人の言葉に少し傷ついたことは内緒だ。 実際、いかにシロッコといえあのような狂気じみた機動を準備なく行うのは難しい。 その種はヘルモーズにてジ・Oを発見したとき、ついでとばかりにコクピットに放り込んでおいた強化パーツ・T-LINKセンサー。 ヘルモーズでの巨人との戦いでは設置する暇はなかったが、その後の情報交換の際取り付けておいた。 これにより拡大した感覚で敵機の位置を鮮明に認識していたからこそ、躊躇いなく打てた博打だった。 「とにかく、これで残るはあのガンダムだけだ! 一気に決めるぞ!」 誤魔化すように叫び、ZZガンダムに向き直るシロッコ。 と、そこにユーゼスの声が割り込む。 「いやぁ、いいものを見せてもらった。さすがは木星帰りのニュータイプ。見事な指揮、見事な曲芸だ」 いかにも観戦していた、という声。 「待っていろ。すぐにこのガンダムを始末して、お前をそこから引きずり降ろしてやる」 クォヴレーの声には鉄也への怒りとユーゼスへの苛立ちがあった。 「ほう…始末、ね。その二人の力を借りてかね?」 「………どういう意味だ」 「何、君は仲間に固執するあまり視野が狭くなっているのではないか、と思ってね」 ユーゼスはとても楽しそうに言葉を続ける。 「君は気付いていないようだが。ここには一人、足りない役者がいるだろう?」 一人足りない。考える、その言葉の意味を。 ここにいる者。自分、ミオ、シロッコ、フォルカ。そしてマサキ、ユーゼス。 ラミアはもういない。ならもう一人とは――― 「―――――――――――イキマ?」 そう、D-6に残してきたイキマ。別れ際、ミオ達に拾ってもらうと言っていた。 だがここにイキマはいない。ミオ達はいるのに。 「ミオ、シロッコ。イキマはどうしたんだ?」 悪寒を抑えられない。いや、彼は無事だ。きっとそうだ。どこかで休んでいるに違いない。 「イキマ、さんは………」 だが答えるミオの声は震えていた。彼女は最後まで言わず口ごもる。 「シロッコ!」 「…クォヴレー、彼は」 重々しく口を開くシロッコ。だが彼が真相を語る前に。 「君は先程から何度もジ・Oの背中を見ているはずだ。何故気づかない?」 ユーゼスが決定的な事実を告げる。 そこにあるのはブライソード。目に入りつつ、それがそうだとは認識しなかったもの。 この剣がここにある、ということはミオ達がイキマと接触したのは確実。 だがイキマはおらず、二人は口を開かない。 「嘘だ………」 「死んだのだよ、あの男は」 「嘘だ……嘘だ………!」 「ラミアの攻撃から君を庇ってな」 「嘘だッ! 信じるものか、イキマが死んだなんて!」 「…やれやれ。虚空の使者ともあろうものが情けない。これではやつはまさに犬死にだったようだな」 ―――――頭の中で何かが切れる音がした。 「貴様ァァ―――――――――――――ッ!」 鉄也がゼオラを殺した。イキマが死んだ。俺を庇って死んだ。犬死に。 それらの事実がクォヴレーの中に降り積もり、爆発する。 真聖ラーゼフォン目掛け、ディス・アストラナガンが飛翔する。 その瞬間クォヴレーはミオ、シロッコの存在を完全に忘れ去り。 同時にZZガンダム、剣鉄也の存在も失念していた。 後方の警戒などまったくしないディス・アストラナガンに、ZZガンダムから放たれたビームの束が襲いかかる。 「――――――――――ッ!!」 光芒はディス・アストラナガンの翼を一瞬にして消し去り、悪魔を大地へ叩き落とした。 「クォヴレーさん!」 ミオの悲鳴。シロッコはZZガンダムの挙動に注意を払わなかった自分を悔やむ。 「行け、ミオ!」 だが今クォヴレーを死なせるわけにはいかない。もちろん、また暴走させるわけにも。 「このガンダムは私に任せろ。行って、クォヴレーと話すのだ!」 「えっ、話すって」 「今彼が暴走すれば全て終わりだ! それに君も言いたいことがあるのだろう!?」 常にない必死な声で叫ぶシロッコ。ここで舵を間違えれば本当に終わってしまう。 「………わかった! ここはお願い!」 ブラックサレナがディス・アストラナガンを追って飛ぶ。 ZZガンダムが狙い撃つ前に、ジ・Oが射線に割り込む。 「しばらく私に付き合ってもらおうか、剣鉄也…!」 時間稼ぎなどシロッコの好むところではない。だが、プライドにかけて「ガンダム」に敗れるつもりはない――――― 奇しくも同じ世界、だが違う時代に存在するはずの二機がぶつかり合った。 覇龍 煌めく 刻(3)へ
https://w.atwiki.jp/takugess/pages/103.html
前ページ次ページ迷錯鏡鳴 迷錯鏡鳴 忍の巻 深き迷宮がある。 赤光に満ち満ちた空間。 そこには無数の殺意と――生臭い血臭が吹き荒れていた。 生臭い息を吐き出し、暴れ狂う異形の姿が一つ。 牛頭人身の怪物――ミノタウロスと呼ばれる侵魔の一種、その手に巨大なる鉄槌を握り締め、迷宮中に響き渡るような悲鳴を上げていた。 異形なる人外、その速度は凄まじく、振るう腕の一撃は鋼鉄をも拉げさせるだろう怪力。 その化け物に悲鳴を上げさせるのは何者か? それは二人の人影、走り回り、息の合ったコンビネーションを見せる少年と少女の二人組だった。 「姫宮!」 両手にクナイを持ち、輝明学園の男子制服を身に付けた中肉中背、十代半ばの少年がその身に叩き込まれた投射術を打ち放ちながら、声を上げる。 吸い込まれるように撃ち出された二刀の刃物は片方を弾かれたものの、その影に隠れるように打ち込まれた漆黒の刀身がミノタウロスの眼球を抉った。 四肢のうち三つの神経を巧みに切断され、片目を失い、血を撒き散らすミノタウロスは悲痛にも似た絶叫を上げる。 ぐらりと膝から崩れ落ち、命乞いでもするかのような哀れなる叫び。 されど、容赦する余裕もなければ、必要もないのだ。 「ごめんなさい」 小さな声。 それを発したのは少年に姫宮と呼ばれた少女。 輝明学園秋葉原分校の女子制服を纏った彼女は滑るような速さで、ミノタウロスの失った眼球の方角――すなわち死角から迫り、その右手を振り上げていた。 一見すれば少年には似つかわしくない可憐なる顔、美少女と呼ぶに相応しい少女。 だが、今の彼女を見て愛らしいと好意を抱く人間は少ないだろう。 振り上げた右手、それは人の手ではない。 真っ直ぐに伸びた白い塊、吸血鬼を断罪するために作り出されたかのような杭の形状。 彼女――姫宮 空は人間ではない。 人造人間、人の手によって作り出されたホムンクルスと呼ばれる戦闘生命体。 侵魔に抗うために作り出された人造の生命。 その身は生物の理から剥離し、あらゆる形状に、戦いのために適した体へと作り変えることが出来る。 アームブレイド。 己の腕部を武器へと変えて、空は真っ直ぐに、僅かな躊躇いを浮かべた表情のままミノタウロスの頭部に腕を叩き込んだ。 頑強なるミノタウロスの頭部、それがアームブレイドの一撃で柘榴のように粉砕される。 脳漿を撒き散らしながら断末魔の言葉の途中でミノタウロスが崩れ落ちる。 濃厚なる血臭が撒き散らされて――不意にそれが消失した。 飛び散った血肉も、撒き散らされた脳漿も、崩れ落ちた遺骸も虚空に溶けたように掻き消えて、その場に残ったのは赤ん坊の手の平程度の大きさの小さな紅いガラスのような塊。 空はアームブレイドを解除し、腕を通常の形状に戻し、手を伸ばした。 「あ、魔石」 空は小さく呟き、ガラス塊――侵魔が落とすプラーナの結晶体、通称魔石を拾い上げた。 手の平サイズのそれは質は悪いが、大きさはそこそこある。 「斉堂君、魔石だよ」 「うん。見えてる」 空の下へと小走りで歩み寄った少年――斉堂 一狼は不器用に微笑んだ。 床に転がった無数のクナイ、投擲に使ったそれらを回収すると、軽く一振りして手品のように制服の中に納めていく。 「それにしても……姫宮も強くなったよなぁ」 強くなりたいと空が言い出したのは何ヶ月前のことだろう。 姫宮 空が藤堂一狼の“支給備品”となってそれほどの時間は掛からなかったような気がする。 己がウィザードであることの自覚、己が人造人間という存在だという理解。 その果てに空はウィザードとして存在を確立し、その力を操ることに強い意思を見せていた。 最初こそ反対していたものの、頑張る彼女の姿に一狼は根負けし、今ここで空の戦いぶりを見ていると説得に折れたことが間違いではなかったと思えた。 「そうだね」 互いに無傷に等しい状態、精々少し埃を被っている程度の互いを見てクスリと笑う。 空と一狼が居る場所。 それは輝明学園の地下に広がる巨大フォートレス――訓練用迷宮【スクールメイズ】と呼ばれる場所だった。 休日である土日、彼らは迷宮にもぐり、鍛錬をしていた。 特別部活に所属しているわけでもない彼らだからこその行為、思春期の男女としては少しおかしいかもしれないが彼らなりに楽しんではいたのだ。 「そろそろ戻ろう。姫宮も疲れているだろ?」 一狼はまったく疲労を感じさせない顔で、或いはそれを隠し通した表情で空に声をかける。 空の額にはじわりと緊張による汗が浮かんでいて、それを一狼は見逃さなかった。 「ありがとう、一狼君」 「……べ、べつにこれぐらいは普通じゃないか」 恥ずかしそうに答えると、真っ赤になった顔を背けて一狼はテクテクと歩き出す。 既に月門は閉じられ、侵魔の気配は無い。 空と一狼は事前にマッピングしておいた地図に沿って出口から脱出した。 輝明学園秋葉原分校二年生。 姫宮 空と藤堂 一狼の日常はいつものように過ぎていた。 時刻はもう夕方を通り過ぎ、夜闇が訪れようとしていた。 転送ゲートからスクールメイズを脱出し、オクタマーケットでいらない取得品を売り捌き、資金に変える。 パートタイムで絶滅社からの任務をこなしているとはいえ、彼の備品でもある空の学費や食費を賄う彼にとって金は幾らあっても多すぎるということはない。 積極的に彼がスクールメイズに潜るのは忍術の修行に最適という理由の他にも、手っ取りばやい稼ぎになるからだといっても過言ではなかった。 顔なじみの錬金術師――二学年になってからは同級生になった少女から常備数が少なくなったポーションや足りなくなった幸運の宝石を買う。 彼女の売る商品は相場よりもやや安い割には質がとてもいいお買い得商品だった。 「おおきにや~」 「あ、この間の幸運の宝石。ちゃんと使えたから、助かりました」 「そうかそうか。それならよかったわぁ」 傷物ということでまけて貰った幸運の宝石、その成果を告げると錬金術師の少女――亜門 光明はにっこりと微笑んだ。 「そっちの彼女の分も、ご加護がありますように」 短く祈りを捧げて、幸運の宝石を一つずつ入れた紙袋二つを一狼に手渡す光明。 その袋を受け取り、空に袋の一つを手渡しながら、一狼は周囲を見渡した。 いつものように賑わっているマーケット。 その中で目当ての人物がいないことを確認し、一狼は光明に聞いた。 「えっと……亜門だっけ? ヴィヴィ先生はどこに居るか知らない?」 亜門 光明が世界屈指の錬金術師、ヴィヴィの弟子だということはマーケットに出入りしているウィザードにとっては周知の事実だった。 「ヴィヴィ先生? あー、そういえばここ数日は外国に行くっていってたで?」 光明はんーと唸りながら指先を口元に当てて首を捻る。 子供っぽい仕草。 「そうか……」 「なんか用なんか?」 「いや、預けていた荷物を確認しようと思ったんだけど、しょうがないか」 スクールメイズで手に入れた戦利品の大半はオクタマーケットで売り捌くか、保管のためにヴィヴィに預けることしか許されていない。 ダンジョン内で何本か手に入れていた戦利品の暗器を預けていた一狼は返してもらうおうと思っていたのだが、どうやらタイミングが悪かったようだ。 「んー、さすがにうちの権限だと預けてる荷物は取り出せんしなぁ。ヴィヴィ先生に事前予約しておいたわけでもないんやろ?」 「あ、うん。一応その場で言おうと思っていたので、僕のタイミングが悪いだけです」 どこか緊張した口ぶりで、彼をよく知るものならかなり緩和したと思える口調で一狼は礼を言うと、空と一緒に歩き出した。 「どうする? 一狼君。まだ六時ぐらいだし、少し時間はあるけど……」 ひょこひょこと空が一狼の横を歩きながら、首をかしげて、見上げるような体勢で訊ねた。 どきりと少しだけ一狼の心臓が高鳴る。 昔よりはましになったけれど、やはりまだどこか女性が苦手で――しかも目の前に居る女性は大切な少女で、それが可愛らしい姿勢で見上げてくるのには冷静さを売りにする忍者である一狼の心臓でも飛び跳ねていた。 「そ、そうだなぁ。今日は順調に攻略が進んだし、少し早めに帰って休もうか。途中でスーパーにでもよって、食事にしないか?」 がらりと敬語から、砕けた口調に切り替えた一狼は空の言葉に考えながら答える。 「あ、それなら私がカレーを作るね。ルーは確かあったはずだし」 「……い、いや、僕が作るから!」 依然味わった悪夢。 切りもしないどころか皮も剥かず、そのまま鍋で煮られたカレー(らしきもの)。 「一応……勉強しているよ?」 「あ、うん、でも」 空は一応料理書などを買って勉強を続けているが、植え付けられたトラウマはそんなに簡単には払拭しなかった。 簡単な肉じゃが程度なら何度か振舞ってもらい、食べられるものになっていることは知っている。 だがしかし、カレーにはNOと言える男になりたかった。 「それじゃあこうしよう。二人で協力して作るって事で」 見張りの意味も篭めて一狼が提案すると、空は少しだけ驚いて顔を歪めて……すぐに綻ばせる。 「いいよ」 笑顔を浮かべる空に、え? なんか嬉しくなるようなこと言ったっけ? と一狼が内心首をかしげた時だった。 「にーさん、にーさん。仲がええのはけっこうやけど、目の前でいちゃつくのはやめてな?」 『あ』 居心地悪そうに露天を広げたままの光明が告げると、慌てて一狼と空は頭を下げて、その場から離れた。 見ればいつのまにやら注目を集めていて、二人は真っ赤になりながらオクタマーケットから抜け出した。 そして、そのまま校門から外に出ようとした時だった。 「あ」 「どうした、姫宮?」 不意に空が困った顔を浮かべたのを見て、一狼が訊ねると、彼女は恥ずかしそうに両手の指を絡めると、かすれるような声で呟いた。 「えっとちょっと忘れ物」 「忘れ物? スクールメイズに?」 それなら厄介なことになるな、と一狼が少しだけ厳しい顔を浮かべると、慌てて空は両手を横に振って違う違うと言った。 「教室にね。英語のノート忘れてたの、今日迷宮に潜るついでに取ろうと思っていたんだけど……ついつい忘れてて。もうこんな時間だから校舎も閉まってるだろうし」 その言葉に思い出す。 そういえば英語の課題が週明けに出ていたはずだ。 英語のノートがないと、課題を終わらせるのにも苦労するはず。 馬鹿だね、と舌を少しだけ出して苦笑する姫宮に、一狼はふと思いついたことを言ってみた。 「僕が取ってこようか?」 「え、いいよ! それなら私が――」 空が遠慮する中、一狼は事実を告げた。 「これでも忍者だからね。姫宮よりは脚は早いさ、待っててくれ。十分も掛からないと思う」 スタンと少しだけ足を鳴らすと、今出たばかりの校門から反転し、足を校舎に向ける。 走り出そうとする一狼に、空は慌ててこう付けたした。 「えっとノートは私の机の中にあると思うから!」 「わかった!」 瞬間、一狼が力強く足を踏み出す。 一応は月匣外、常識的な程度に――されど陸上部のエースよりも格段に疾い速度で一狼は校舎に向かって走り出した。 誰も居ないはずの校舎はどこか不気味だ。 上履きにすぐさま履き替えて、忍者としての習性で音も立てずに二学年の教室が占める廊下を走る。 スクールメイズのある地下施設は未だに賑わっているだろうが、通常の校舎には部活で遅くなった学生ぐらいしか居ないだろう。 音はしない。 静寂のみが満杯になったプールのような感覚。 電灯も消された校舎の中はまるで墓場のような不気味な静けさに満ちている。 されど、一狼は忍者。 闇を共にし、静寂の中で蠢くもの。 恐れはない。 不安もない。 ただ己の感覚を信じて、一目に付かないことをいい事に全力で廊下を駆け抜けていた。 百メートルの距離は数秒以内に踏破するほどの速さで、一狼は己の通う教室の前に辿り着く。 「よし」 教室のドアを開き、一応宿直の先生などが居ないことを確認しながら、一狼は手っ取り早く闇の中で空の机を見つけ出した。 普段彼女が座っている机。 その中のものを取るというのはどこか気まずい感覚がしたが、まあ本人の許可は貰っているしと自分を誤魔化す。 机の中のノート、一冊一冊を月夜で表記を確認し、英語と書かれているノートを見つけ出した。 「これだな」 ノートを握り締めたまま己の纏う異相結界――月衣を開くと、その中にノートを仕舞い込んだ。 さて、戻るか。 と、一狼が踵を返して、教室のドアから外に出た瞬間だった。 「ん?」 廊下の真ん中で、不意に一狼が振り返る。 どこか遠くで足音が聞こえたような気がしたのだ。 鍛え抜かれた聴覚が、遠い場所で僅かに響いた足音に気づく。 「見回りの先生か?」 足音の主の正体を推測するが、しかし一狼の感覚は否と告げていた。 校舎内を乱反射し、かすれる程度にしか聞こえない足音。 されど、その重みを、その足音の実体を、忍者である一狼は聞き分ける。 「軽い?」 足音の反響音から推測。 宿直の先生――成人の人間が響かせる足音よりもどこか軽く、テンポも軽やかな足音。 女性、それも若い人間の足音だと感じられた。 「部活中の女生徒かな?」 そう結論し、まあ確認する義理もないので一狼は予定通り校舎から出ようと踵を返した。 ――瞬間だった。 コツリと足音が背後でしたのは。 「なっ!?」 聞き違えるはずのない、至近距離での足音。 誰が? 誰もいなかったはず。 それなのに足音。矛盾している事実。 ――振り返った一狼、その前に一つの人影があった。 それは少女。 それは人型。 それは美しい造形を持ち、秋葉原分校の制服を纏った少女だった。 俯いた表情、そこからは顔は見えない。 ツインテールに結い上げた髪型、造形の整えられた肢体を持ち、両手をだらりと垂らした――まるで操り手のいなくなったマリオネットがその場に立ち尽くしているような不気味さ。 同年代の少女、その事実に一狼は心拍数を跳ね上げたが、同時にその身に纏う不気味な気配に厳しい目つきを浮かべて、一狼は警戒心を剥き出しに言葉を発した。 「誰だ?」 一狼が訊ねる。 俯いたままの少女に。 されど、少女はゆっくりと手を掲げて、虚空より二振りの武器を取り出す。 一対の箒、トンファー型の武装――ドラゴンブルームと呼ばれる装備。 「ウィザード!?」 月衣からの武装顕現に、一狼が声を荒げた瞬間だった。 少女が踏み込んだ。 ダンッと廊下が震えるほどの踏み込み、鍛え抜かれた動体視力を持つ一狼でも接近に気付くのが遅れたほどの神速。 声をすらも出さず、無言で少女の一撃が無防備な一狼を横殴りに弾き飛ばした。 「がっ!!」 巻き上げるかのような打撃、咄嗟に両手を十字に組んで防ぐも、骨が軋み、激痛が走るほどの衝撃に、一狼の体が窓を突き破り、廊下から落下する。 そして、見た。 ガラスの舞い散る空の中で、空に浮かぶ紅い――月を。 月匣、そして月門。 「エミュ――」 追撃してくる少女。 即座に同じようにガラス窓をぶち破り、煌めくガラス片の中で美しい造形を持った少女――不気味なほどに無表情の少女の双眸が、落下する一狼を睨んだ。 「レイターか!?」 振り下ろされるドラゴンブルーム。 落雷のような鋭さのそれを、両手の裾――己の手によって改造し、至るところの暗器を仕込めるようになった改造制服から、クナイを取り出し、受け止める。 衝撃、打撃、浸透。 落下する。 空中での追撃によって一狼は空から叩き落され、地面に背中からぶつかり――強制的に肺から酸素を吐き出させられながらも、横に転がった。 追撃で打ち込まれる踵、ニーソックスとミニスカートの間から見える艶かしい足を無造作に振り上げ、振り下ろされる鉄槌。その一撃が一狼の頭部のあった場所にめり込み、派手に爆音を響かせる。 恐るべき身体能力、マトモに食らえば一狼の頭部など柘榴のように砕けただろう一撃。 「っ!」 それに冷や汗を掻きながら、一狼は汚れた制服の土埃を払う余裕も無く飛び起きて、間合いを広げながらクナイを構えた。 理由は分からない。 ウィザードなのか、それともエミュレイターなのか。 判断は付かない、月匣を展開することは弱体化した世界結界故に月衣のエキスパートである夢使いでなくとも可能となっている。 ただ分かることは――敵だということのみ。 「敵ならば」 敵だ。 そう理解した瞬間、心拍数の上がっていた一狼の心臓がまるで魔法でもかけられたかのように静かになる。 止まったわけではない、ただ静かになった。 今まで浮かんでいた顔。 襲撃に驚き。 相手の性別に戸惑い。 空に向けていた優しさ。 戦うための勇気。 それら全てを排除し、誰も知らない一狼の顔が浮かび上がる。 冷酷。 冷徹。 冷静。 無駄を削り、感情を削り、表情を削り上げた能面のような顔。 忍者に感情はいらぬ、忍者に表情はいらぬ、無駄をこそぎ落として最高率をもって戦い抜け。 勝つために。 目的を達するために。 殺すために。 ――殺人技巧者の顔を浮かび上がらせる。 声すらも静かに、一狼が両手を閃かせる。 二本のクナイ、全て急所狙い、水月・眼球、縦に並んだ白刃の襲来。 それを少女は踊るように踏み込み、旋回しながら振り向いた鋼鉄の打撃で弾き飛ばす。 そして、一狼はさらに手元を閃かせると、魔法にように現れるは漆黒の鉄杭。 棒型手裏剣と呼ばれる暗器、それらを恐るべき速度の投射術で撃ち放つ、さながら銃弾の如く速度と威力で。 それを弾き、捌き、砕く。 嵐のように少女は手元を閃かせ、鉄壁の構えを見せる。 されど、それこそが狙い。 足を止めた格闘使いに勝利は無い。 一狼は前に進むと足を踏み出し、その手に腕の一振りサイズもある短刀を構える。 真っ直ぐに直進する一狼。 愚かと嗤うように、無表情の少女は腰を捻り、膝を曲げて、渾身の打突を繰り出した。 それを躱せるのは先読みか、類まれなる速度を持ちえた人外の速度しかありえない。音速に迫る、亜音速の一撃。 衝撃破を撒き散らしながら、直進する一狼が刀を構えるが、その程度は障害になるわけもなく粉砕し、そのまま一狼の肉体を粉砕させた――かと思えた。 「!?」 驚きに気配が歪んだ。 打ち放った一撃、それが直撃したはずなのに手ごたえは無く、目の前の一狼は姿すらも掻き消える。 残ったのは折れた刀のみ。 まるで磨き抜かれた刀身が鏡にでもなっていたのだろうか、折れ砕けた刀身が無表情に歪む少女の顔を映して――その背後に立つ一狼の姿を浮かばせる。 「!」 少女が振り返る、それよりも早く一狼が首のネクタイを外し、手元を翻したほうが速かった。 一振り、気を通し、構えられた布切れはあらゆる刀よりも鋭い刃物と化す。 ネクタイブレードの一撃が、少女の左肩から背中を切り裂いた。 血は出ない。 ただ薄く肌を切り裂いたのみ。 一瞬早く、前に転がるように少女が転倒し、床に付けた手を支点に跳ね飛んで、少女が間合いを広げる。 その際に一瞬スカートの中身が見えたが、戦闘思考に集中した一狼は気にも留めない。 「まだ、やるか」 ネクタイブレードを右手に、左手に月衣から取り出したクナイを握り締め、一狼が告げる。 「……」 少女は沈黙する。 言葉も出さずに、息を吐き出すように唇を動かすと、不意に後ろへと走り出した。 「っ、逃がすか!」 校舎の中に逃げ出す少女を追って、一狼が俊足の術を発動する。 前のめりに倒れこむように自重を前へ、そして倒れないままに走り続ける、古武術において縮地と呼ばれる歩法。 それを強靭なる身体能力を兼ね備えた忍者が行えば、まさしく風の如く速さ。 少女が校舎の中に飛び込んだ次の瞬間には、一狼はその真後ろにまで迫っていた。 「にがさ――」 校舎の中に飛び込んだのを確認し、トラップなどに対する警戒心を持ったまま一狼が校舎の中に足を踏み入れた。 しかし、そこには――誰もいなかった。 「なに?」 テレポートか? それとも他の何らかの魔法か。 しかし、魔力の流れも感じず、術式を組むほどの余裕があったとも思えない。 「どこへ?」 周囲を見渡してもあるのは静かな廊下。 一階に備え付けられた廊下窓から差し込む月光の光――見れば既に月匣は解除されていた。 「逃げた、のか?」 気配を探るも何も無し。 傍にあった廊下備え付けの鏡に手を備えて体重を預けると、一狼は顔に手を当てて表情を変える。 冷酷な忍者の顔から、どこにでもいる普通の少年の顔に。 切り替えた。 「とりあえず姫宮のところに戻るか」 鏡を見ながら、ネクタイを綺麗に結び直すと一狼はそそくさと校門へと向かって歩き出した。 いきなりの襲撃。 正体不明の少女。 気になるものはあるけれど、ただ今ここにある日常を大事にしたくて一狼は学校を去る。 彼の背後でにやりと笑みを浮かべる悪意の存在に気付かぬまま。 前ページ次ページ迷錯鏡鳴
https://w.atwiki.jp/teikokuss/pages/406.html
一 「はい、みんな整列!」 軍隊の号令というには、かなり柔らかで明るい声色の指示が飛ぶ。それにあわせて、ぱたぱたと軽い足音が営庭に響き、数人の真新しい軍服を着た女の子達が一列に並ぶ。 春の日差しは柔らかく、まだ風には冬の冷たい気配が残ってはいるが、若葉の青さが目に優しい。 帝國正規軍の漆黒の軍装の襟に銀色の騎士隊長の階級章をつけた、眼鏡で、三つ編みで、そしてカウホーンを頭の左右に生やした女性が、腰に手を当てて女の子達の前に立っている。彼女は、襟の徽章からすると機甲兵士官で、胸の徽章によればこれまでに最低でも二十五機以上の敵機装甲を撃破したヴェテランかつエースの黒騎士で、そして軍大学校を卒業した高級士官である事を示している。だが、年齢の割には若く見える面立ちと、後頭部で左右にはねている三つ編みのせいか、彼女の目の前の女の子らとほとんど同世代のようにも見えた。 「しかし、よく彼女を引っ張ってこれたな」 「ちゃんと通すべき筋を通せば、通らないものなんてないんですよ?」 いまひとつ娑婆っ気が抜けない雰囲気の女の子らを、少し離れたところから眺めていたナタリアが、小声で隣に立つプロヴィウシアに話しかける。 「……つまり、いつぞやのアレか?」 「はい。おかげさまでポンペイウス・マグヌス閣下も、副帝陛下から「お褒め」の言葉を頂いたとか。あくまで噂ですけれど」 「つまり、「やり過ぎた」事を嫌味で徹底的に絞られて、彼女をうちに差し出す事で勘弁してもらった、と」 さあ? 雲の上の方々の事については、私にはよく判りませんから。 かけらもそうは思っていなさそうな微笑を浮かべて、プロヴィウシアは、ぬけぬけとそう言い切った。 そんな彼女に、これ以上は話をするだけ無駄と見切ったのか、ナタリアは、少し離れたところでだらけた格好をして立っている子供らの方に向けて声を張り上げた。 「765教導隊、全員整列、駆け足!」 ナタリアが声をかけるより一瞬早く両腕をLの字に曲げて駆け出した少女達は、すでに整列している少女らの左横へと等間隔に並ぶと、見事に気合の入った気をつけの姿勢を取った。 「皆さん、初めまして。本日付で当大隊第766教導隊隊長兼務教官として着任しました、帝國子爵メトポロニア騎士隊長です。私は見ての通り魔族で、昔はエドキナ大公殿下の下で邪神鎧に搭乗していました。私の任務は、中距離から近接距離までの魔導を併用した機神の戦技の教育を行うことです。私の教育方針は、できるまでやらせる、です。皆さんもそのつもりでがんばって下さい。以上です」 三つ編みで眼鏡でカウホーンを生やした上級魔族の多分女性型双性者の騎士は、軍人とは思えない程に柔らかい口調で自己紹介をした。 そして、その言葉を聞いて、新しくやってきた子供らは安心したような表情をし、昔からここで教育を受けていた子供らは一斉に無表情になった。 「それでは皆さん、自己紹介をお願いします。まずは右端の貴女から」 にこにこと微笑んでいるメトポロニアに指名されて、はいっ、と、勢いはあるがあまり大きくはない声で返事をした栗毛の少女が、一歩前に出る。 「私は、ニクシア・レスペデウス・プブリコラといいます! よろしくお願いいたしますっ!」 一生懸命で気合が入っているのがよく判る、しかし、やはりその声はあまり大きくはない。 「ニクシアさん」 「はいっ!」 「聞こえませんでした。もう一度、おなかの底から声を出すように」 「はいっ!!」 「聞こえませんでした」 「はいっっ!!」 始まったよ。 列の左端に立っているクラウディアが、表情には出さずに、ささやくようにぼやいた。 つまるところ、できるまでやらせる、というのは、教官が求める水準に達するまで、体力が尽きようが気力が尽きようがひたすら繰り返しやらせる、という事に他ならない。しかも、表情で威嚇するのでもなく、大声を上げるのでもなく、微笑んだまま延々とやらせるあたり、いかにも少壮気鋭の参謀将校上がりらしくて、傍から見ていてもげっそりする。 ようやく、人並みの大声で返事を返したニクシアが列に戻り、次に黒髪の子供が前に出る。 「ボクは、モリフォリア・シュネルマヌス・レスローティアです! よろしくお願いいたします!!」 今度の子は、頭の上ではねている二房の毛が、逆にたてがみを思い起こさせて、いかにも精悍そうな雰囲気をまとわせている。ぱっと見にも凛々しい美少年のようで、クラウディアもちょっとだけときめきを覚えてしまう。 「モリフォリアさん」 「はいっ!」 「貴方の身上書には、モリフォリウス・シュネルマヌス・レスロートゥスと記載されていますね?」 「……はい」 「では、言い直して下さい」 「はい。ボクは、モリフォリウス・シュネルマヌス・レスロートゥスです」 「聞こえませんでした」 なるほど。クラウディアは今のやりとりから、大体のところの見当をつけた。 モリフォリウスは双性者で、生まれた時に男性形の名前をつけられたのであろう。だが、歳を経るにつれ、肉体は女性寄りに成長していった。当然、彼(?)の精神も、女性寄りの感性に傾いていった。だが両親は、名前の変更の手続きを行わず、公的書類では彼(?)の名前は男性形で記載される事になっている、というあたりであろうか。 恥ずかしそうに頬を上気させながら、何度も何度も自分の名前を繰り返し叫ぶモリフォリウスを見つつ、クラウディアは、さてこれが演技なのか素なのか、メトポロニアの態度をじっと観察し続けていた。 ようやく名乗りから解放されたモリフォリウスが列に戻り、次々に子供らが前に出る。 クラウディアは、メトポロニアが、どうやら娑婆っ気の抜けない子供らに、あえて理不尽な命令を行い、軍隊とはこういうものだ、と、叩き込んでいるという事に気がついた。考えてみれば、自分は西方辺境候軍でそこら辺はしっかり叩き込まれていたし、エウセピアは修道院育ちだけに理不尽な上意下達にも慣れている。無名は、自分が下人、つまり奴隷身分に落とされた身だという自己規定があって、命令にはきっちり従うし、フェイトも、命令には即座に反応するよう仕込まれていた。 なるほど、ナタリアが765教育隊の生徒らを、素直でやりやすい、と、評したのも今更ながらに納得がいく。一々こんな真似をして、軍隊とは何か、なんて事を、一から身体に覚えさせる必要がほとんど無かったのだ。それは確かにやりやすかろう。 だが、新しい生徒達の中で、最後に前に出た赤毛の少女は違った。 「教官殿、申告します! 自分は帝國伯爵シャルロッテ・メルクラント・フェルナー学生であります! 以上!!」 おや? 判っている子がいた。 クラウディアは、彼女とは、いつだったか夜会で出会った事があったのを思い出した。夜会そのものは、格式だけは高いが、政治的にはそう大したものではなかったような記憶がある。ただ、過労からアリアが倒れ、それを彼女シャルロッテが介抱してくれた事が、鮮明に記憶として残っていた。あと、彼女に抱きしめられた事も。 シャルロッテの申告に、メトポロニアは、表情はそのままに声色だけ変わる。 「シャルロッテ生徒。君には部隊勤務の経験は無かったわね?」 「はい、教官殿! ですが、自分は、独立親衛第931機甲工兵大隊に随行していた事がありました!」 「了解しました。では次の貴方」 フェイトが一歩前に出るのを視界の端にとらえつつ、クラウディアは、きちっとした姿勢で立っているシャルロッテの横顔を見つめていた。 それから、第766教導隊の生徒達は、自分の得物を持たされて、延々と駐屯地をぐるぐると駆け足で廻らされる羽目となった。 とりあえずニクシアが、工兵用の円匙(スコップ)を「戦斧ですっ!」と申告して、生徒らは笑い、教官達が本気で嫌そうな表情をしたのには笑うしかなかったが。いや、クラウディアも円匙(スコップ)が塹壕の中での戦いで、どれだけ活躍するか、知らぬわけではない身ではある。ただ、教官達程嫌そうな表情は浮かべていなかったはず、と、自分に言い聞かせてはいたりする。 「あいつか、お前に近づいてきた古人は」 いつの間にかクラウディアの横に立っていた無名が、表情の無い声でそう確認してくる。彼女の視線の先には、悠々と駆け足をしているシャルロッテの姿が見えた。 「向こうに他意は無いよ」 「あいつの残り香、舌に残るような嫌な甘さがあった」 だから、あまりシャルロッテに近づくな、と、無名は言いたいらしい。 クラウディアは、そんな無名を安心させるように微笑むと、はっきりと言った。 「彼女はグラロザで、わたし達は一高。彼女は工兵科で、わたし達は機甲兵科。機神に乗る訓練をここで受けるという以外に縁は無いよ」 だが、無名は、きっぱりと言い切った。 「縁は、切ろうと思って切れるもんじゃない」 なるほど、縁は一度結んでしまうと、中々切れるものではないらしい。 クラウディアは、駆け足が終わって他の全員が息を切らせて汗を滴らせている中、一人身体をほぐし、息を整えているシャルロッテに、ナタリアが近づいていくのを見て、嫌な予感を感じていた。 「立ち合いだろ」 楽しそうに口の端をゆがめている無名が、一言そう呟く。 「彼女と仕合いたい?」 「いい。あいつとじゃ、面白く無さそうだ」 「死合いじゃなきゃ嫌なんだ」 「違う。あいつと殺り合う理由が無い。そんな立ち合い、意味が無い」 クラウディアに向けられた無名の視線は、殺気で青味を帯びている。 そういえば、かつてクラウディアが無名と立ち合った時も、同じ様な眼をしていたな、と、そんな事を彼女は思い出していた。 あの時の無名は、もっとぎらぎらとしていて、まるで野に放たれた野獣の様な気を発していた。自分が、剣士として彼女の殺気に応えた瞬間、真っ直ぐに間合いに飛び込み、抜き打ちの一閃を放ってきた事を今でもはっきりと覚えている。あの時自分は、刀を抜くこともできず、鞘でその一撃目を受け止めるしかできなかった事も。 「オレが欲しいのは、実感なんだ。今この瞬間、生きているっていう生の感覚。そんな死合い、あいつとやれると思うか?」 「彼女の家も軍事貴族で有名だよ? その家督を継いだんだから、腕は立つんじゃないかな?」 「はぐらかすなよ。オレが言っているのは、そういう意味じゃない」 軽く小突くと見せて、無名が、立てた親指を肋骨の間に打ち込もうとしてきたのを、クラウディアは肘で受けて、人差し指と中指をコの字に曲げて首筋に放つ。それをわずかに首をかしげて頚動脈を守った無名は、今度こそ、本当に嬉しそうに犬歯をむいて笑った。 「ほら、ナタリアが来たぜ」 「クラウディア、模擬戦だ。相手はシャルロッテ。互いに機神に搭乗し、かつ教練刀を使う」 「はい、教官殿。寸止めですか? 何本勝負です? あと、魔術は使っても?」 にやりと笑ったナタリアの表情に、つまるところ自分は、ここはそうそう楽して過ごせる部隊ではない、と、見せ付ける役目を負わされたのだと、理解させられた。 フェイトは魔導八相に達した導師で、機神に搭乗すれば教官達以外に対等に戦える相手はいない。エウセピアも魔道戦闘に相当に習熟し、魔導についてもめきめきと腕を上げてきている。当然、無名に「手加減した」模擬戦なんてできるわけもなく、止めようが何しようが全力で殺しに行くだろうし、そして魔眼持ちの彼女の腕ならば、相手の機体は大破させられ乗り手は相当な重傷を負わされるのが目に見えている。 つまるところ、消去法でいくならば、「判りやすい形ではっきりとした実力の差を見せ付けられる」のは、クラウディアしかいない、という結論になるのだ。 「一本勝負。負けを認めさせた方の勝ち、とする。よって、当てても斬っても魔導を行使しても構わない」 「機体、壊れますよ? イサラが激怒するのが目に見えるのですが」 「安心しろ、もうイサラには納得して貰っている」 「手土産持参で土下座でもしましたか?」 まあ、そんなところだ。 ふふん、と、鼻を鳴らしたナタリアが、少しだけ遠い目をしたのを見て、クラウディアは、覚悟を決めるしかないな、と、自分に言い聞かせる事にした。 通称、近衛騎士団と呼ばれるこの大隊で、機神の整備、調整、修理等を担当している段列長のイサラは、見た目は十代後半の少女にしか見えないが、機装甲の開発と整備を行う「工部」の一族の「親方」株を持つ一人前の職人で、実際の年齢は聞いてはいけない事になっている古人であった。当然、それだけの人生経験に裏打ちされた人格的迫力を持っていて、下手に怒らせるとこの駐屯地では一、二をあらそうほど怖い相手である。 「了解いたしました、教官殿。クラウディア生徒、これより模擬戦に入ります」 どちらにしろ、命令ならば拒否はできないのだ。ならば、さっさと終わらせてしまうに越した事は無い。 そう考えてクラウディアは、頭を切り替えた。 なにしろ相手は、内戦中その名を轟かせたメルクラント・フェルナー伯爵家の機神である。武家の名門、セルウィトス・セルトリウス西方辺境候家の機神の乗り手として、相手にして不足はない。 そんなクラウディアやナタリアの事情というか、雰囲気を読んでいるのかいないのか、シャルロッテは、クラウディアの事を見つけると嬉しそうに駆け寄ってきた。 「お久しぶりです、クラウディアさん!」 そして、予想通りというか、なんというか、がばっとクラウディアに抱きついてくる。 とりあえず、なんとなく、こういう事になるだろうなあ、と、あの夜会の時のシャルロッテの反応から見当がついていて事もあって、クラウディアは彼女をしっかり抱きとめて、そのまま地面にひっくり返る、なんて無様はさらさずに済んだ。 「えへへー どうです、あの人との仲、進みました?」 ああ、シャルロッテ。君がそういう女の子、といっても双性者である古人なのは知っているけれど、でも、親衛軍の教導隊で訓練を受けている最中にする話題じゃないと思うんだ。それに、なんというか皆の視線が、こうとっても生暖かくてかつ痛いんだけど。 とにかく、シャルロッテを泣かさないようそっと優しく引き剥がすと、クラウディアは、ともかく嬉しそうに微笑んでみせた。 「お久しぶり、シャルロッテ。それじゃあ、今日はよろしく。わたしも全力でゆくから」 「はい! あたしも全力全開でいきます!」 微笑んだまま、跳ね上がった眉と、ぴんと張り詰めた赤毛の跳ね返りが、シャルロッテの気合と自信の程と、そして純粋にクラウディアと立ち会える事を喜んでいる事を示している。 クラウディアは、戦うという事に、こんなにも楽しそうに向き合えるシャルロッテの事が、少しだけ羨ましくなった。 この赤毛の古人にとっては、戦うという事は相手との触れ合いと同じようなものであって、人殺しの技術の発揮ではないのだな、と。 クラウディアは、目前に立つ、両肩を赤く塗った青い機神を前にして、自分がさほど緊張していないのに驚いていた。 対手の機神「アズル・フォルトゥナ」は、内戦中は帝都防衛戦にて強襲渡河部隊の先頭に立って橋頭堡を確保し、敵の攻撃を撥ね退けてきた、という堂々たる戦歴を持つ一線級の機体である。ほとんどの機神が、一門宗主の象徴として、あくまで政治的意味しか持っていない今の時代、あえて戦場を駆け抜けさせたメルクラント一門の心意気の象徴ともいうべき機体であるのだ。 その「アズル・フォルトゥナ」に選ばれた遣い手である。シャルロッテが騎士として自分に劣るとは、到底思えない。 腰に差した二振りの剣ではなく、脇差相当の教練刀を二振り両手に持ち、左手の刀をこちらに突き付け、右手の刀は真っ直ぐ天をさしている。その構えは一分の緩みも無い堂々したもので、相当に修練を重ねてきた事が判る迫力をもっていた。 それに対してクラウディアは、搭乗している機神「アウィス・ラパクス」を相当に間合いを離して対峙させ、大刀を左肩に担ぐような構えをとっていた。大刀の柄は、右手で握り、左手は柄頭に添えるようにして。 そのまま両機は、すり足で互いに円を描くように動き、少しづつ間合いを詰めてゆく。 互いに斬り込むには、まだまだ距離がある。余程の手垂れであっても、二十歩を瞬時に詰める歩法を使いこなすのは難しい。だがクラウディアは、シャルロッテが、少なくとも十歩以内に踏み込めば、瞬時に対手の懐へと飛び込み、一刀をもって打ち込まれる一打を防ぎ、一刀をもって対手を両断するであろう事を疑ってはいなかった。双刀遣いという事は、片腕で刀剣を自在に操らねばなぬ事を意味している。必然的に操る刀剣も刃渡りの短いものにならざるを得ず、その分を間合いを詰める事で補わねばならぬのだ。 だが同時に、自由な両腕は自在に対手へと振り向ける事ができる、という事でもあり、対手の型に合わせて双刀のどちらを守りに回すか、攻めに回すか、双方をもって守りに徹するか、攻めに一打を賭けるか、その組み合わせ一閃は万華鏡の如くに変化しよう。 純粋に剣士として、ここで雌雄を決するのも悪くは無い。 だが、ナタリアの要求は、圧倒的な実力差を766教導隊の生徒達に見せ付ける事、である。単純に戦いを楽しんでいるシャルロッテとは、その点がクラウディアの心の在り方の違いである。剣士としての自分ではなく、近衛騎士団の先輩として相手をするという事。 だからクラウディアは、互いの呼吸が一致した瞬間、一気に勝負に出た。 互いの動きの呼吸が重なった瞬間、「アウィス・ラパクス」が跳ねた。 同時に「アズル・フォルトゥナ」も地を蹴り、両機は一気に間合いを詰める。 「相手を己の想う通りに動かす技、なんと呼ぶのだったかな?」 「活人剣」 模擬戦を観戦していたナタリアが、勝負は決まったとでもいう様子で、無名に話かけた。 無名も、結末は見えたとばかりに、つまらなそうな表情をして言葉少なにナタリアに答える。 「アズル・フォルトゥナ」が地を蹴った瞬間、「アウィス・ラパクス」の大刀が一閃し、放たれた魔道による旋風によって周囲は土煙に視界が閉ざされたのだ。その煙幕から逃れるには、一度着地して別方向に飛ばねばならず、その着地の瞬間こそが最大の隙となる。 通常は、魔道による煙幕故、魔道による視界もさえぎるのであるが、クラウディアは、すでに魔導八相のうち「霊」を会得するに至った魔導騎士であった。さらには、その魔道属性は「風」。「火」の遣い手であるシャルロッテとは、体捌きの速さが違う上、魔道による煙幕も魔導による観測の前には視界をさえぎる役には立たない。 すなわち、「アズル・フォルトゥナ」が大地を蹴った瞬間に、この勝負はクラウディアの勝ちが決まっていたのである。 事実、煙幕が展開して刹那の後、三打の鋼を打つ音が営庭に響き渡り、すぐ後に土煙の中より跳び出でた「アウィス・ラパクス」が、機体をひねって後ろ向きに地響きすら立てずに着地した。その大刀の柄頭を右手が握り、左手は自由になっている。 「拍子斬り」 「その技は?」 ポツリと呟いた無名に、ナタリアは不思議そうに問いかけた。 「あいつ、赤毛と対峙している最中、互いの呼吸を合わせやがった。だから、あいつが動いた瞬間、赤毛も同時に動いたんだ」 「成程。とんでもない技量だな、彼女は」 土煙が晴れ、地面に膝をついている「アズル・フォルトゥナ」の姿を見ながら、無名は嬉しそう、というにはあまりにも獰猛な笑みを浮かべて付け加えた。 「だが、あいつより俺の方が強い」 地面に膝をついている「アズル・フォルトゥナ」の背を見つめながら、クラウディアは次の手をどうしたものか、と、攻めあぐねていた。 ここでシャルロッテが潔く負けを認めてくれれば、これで模擬戦は終わりである。だが、未だ「アズル・フォルトゥナ」は両手から剣を離さず、自ら負けを認めたわけでもない。 かといって、今の一撃の組み立ては、文字通りクラウディアの必殺の術であり、同じ手を二度使うつもりはなかった。本来は、無名との再戦に備えて編み出した技であったのだ。これで無名には使えなくなったな、と、わずかに苦笑が浮かぶ。さて、次の技を編み出せるまで、どれだけ時間がかかることか。 再度大刀を左肩に担ぎ、左手にて柄を握り、右手を柄頭に添え、腰を落とす。次は「アズル・フォルトゥナ」の攻めを受ける番である、と、クラウディアは覚悟を決めていた。打ち込んだ三打は、それが実戦ならば確実に対手の機体を大破させられる一撃ばかりである。だが、あくまで軟鉄で作られた教練刀では、精霊銀の装甲に傷すらつける事はあたわない。ならば、この仕合いはどちらかの心が折れるまで続く事になろう。 クラウディアがそこまで覚悟を決めた時であった。 「そこまで! クラウディアちゃん、シャルロッテちゃん、これで模擬戦は終了とします。二人とも機体から降りて下さい!」 営庭い、プロヴィウシアの澄んだ声が響き、「アウィス・ラパクス」と「アズル・フォルトゥナ」の間に、彼女の搭乗した「黒の龍神」が割って入る。 クラウディアは、音を立てずに大きく溜息をつくと、「アウィス・ラパクス」に駐機姿勢をとらせ、背中のハッチを開けて外へと這い出た。 空気は砂っぽくて鼻腔を刺激し、思わずくしゃみが出た。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/110.html
本項ではアーケードゲーム『ストリートファイター』と、PCエンジン移植版の『ファイティング・ストリート』について記述する。判定はどちらも「なし」。 ストリートファイター 概要 キャラクター システム 評価点 問題点 文字通りの「必殺」技 総評 その後の展開 余談 ファイティング・ストリート 概要(PCE) 特徴(PCE) 評価点(PCE) 問題点(PCE) 総評(PCE) 余談(PCE) その他の移植 ストリートファイター 【すとりーとふぁいたー】 ジャンル 格闘アクション 対応機種 アーケード 開発元 カプコン第二開発室 発売・開発元 カプコン 稼動開始日 1987年8月30日 判定 なし ポイント 伝説的シリーズの記念すべき第一作目は実はマイナーだった文字通りの「必殺」技海外では乱入対戦によって人気を博した ストリートファイターシリーズリンク 概要 後に対戦格闘ゲームの一大ブームを巻き起こした現在も続く超人気シリーズ『ストリートファイター』の第1作目。 キャラクターが選択できない、投げが出来ないなど後のシリーズとシステムが大きく異なり、『イー・アル・カンフー』のような純然たる面クリア型アクションの趣が強い作風となっているが、1vs1の対人格闘というゲーム性の基礎は本作で既に掲示されている。 キャラクター + ... プレイヤーキャラクター 隆(リュウ) 1P側のキャラクター。必殺技は「波動拳」「昇竜拳」「竜巻旋風脚」。赤髪黒眉毛。本作のみ赤色の靴を履いている。 拳(ケン) 2P側のキャラクター。性能は隆と同じ。金髪黒眉毛で裸足。 敵キャラクター(いずれもCPU専用) 日本 烈(レツ) 剃髪していて、僧のような風貌をしている。かつては少林寺拳法の師範だったが、私闘を繰り返したために破門にされた破戒僧。飛び蹴りが得意。 激(ゲキ) 忍者。忍術の強さを証明するために戦う。鉄の爪を片手にはめている。手裏剣攻撃と微塵隠れの術(テレポート)が得意技。 アメリカ ジョー 裏マーシャルアーツ界のチャンプである白人ファイター。ローリングソバットが得意技。 マイク 元ボクサーの黒人。試合中に対戦相手を殺害したため、ボクシング界から追放された。得意技のボディーブローはすさまじい威力を誇る。 中国 李(リー) 中国拳法家。真の格闘家と認めた人物としか戦わない。動きが素早く、ダッシュから繰り出す正拳突きが強力。 元(ゲン) 殺し屋。逆立ちして繰り出す蹴りなど独自の暗殺拳を使う。 イギリス バーディ(*1) パンクファッションの大男。酒場の用心棒をしている。ヘッドバットが得意技。本作では「投げ」の概念がないのでまだ腕にチェーンを巻いていない。 イーグル 成金貴族の用心棒をしており、2本の棍棒を武器とする。スピンアタック(後のマンチェスターブラック)が得意技。 タイ アドン タイ代表のムエタイ使いで、サガットの一番弟子。得意技は宙返りからのカカト落とし(後のジャガーキック)。 サガット ラスボス。タイ代表のムエタイ使いで、隻眼で長身のムエタイチャンピオン。得意技のタイガーアタック(後のタイガーショット)は波動拳を上回る威力を誇る。 システム パンチングゲームと融合したような体感ゲーム。 アップライト筐体として世に出た第1作目は攻撃ボタンに圧力センサーが内蔵されており、パンチとキックそれぞれのボタンを押した時の強さによって攻撃の威力が変化する。 正確にはボタンは押すというよりもコブシを握り締めて叩くという表現が適切で、ゲーム説明のイラストでもそのように表現されている。 クセのある攻撃モーション。 攻撃ボタンを押せば瞬時に攻撃するのではなく、動きがワンテンポ遅い(*2)。この仕様では細かな読み合いなど出来るはずもなく、概ね大味なゲーム性となった主原因である。 後にテーブル筐体も出回り、体感ゲーム機としての印象は抑えられた。攻撃は2ボタンから、パンチ・キックそれぞれに弱・中・強を割り当てた6ボタンになっている(*3)。なお、圧力センサー版の仕様を引き継いだためか、攻撃はボタンを押して離した瞬間に入力が成立するようになっているため、「押したままでは攻撃が出ない」ことに注意。後作のコマンド入力判定はこの名残か。 体力ゲージを0にすると、生き残った側がラウンドを得る。一度では勝利(ステージクリア)にはならず、規定のラウンドを先取することで勝敗を決する。 本作は2ラウンド先取制で固定(1試合につき3ラウンドまで)。引き分け時の両者ラウンド取得はないが、3ラウンド目で引き分けた場合はすでに1ラウンドを取得していた方が勝利・取得ラウンド数が同じの場合は両者ゲームオーバー(CPU戦はCPUの勝利扱い)。 本作のみ、体力ゲージはプレイヤー・対戦相手ともに画面上部の中央に表示され、どちらも右から左に向かって減っていく。 相手の攻撃はレバーを後ろ側に入れるとガードし、受けるダメージを無効化または軽減する事ができる。 本作の魅力と特徴の一つである必殺技。 一定のコマンド入力。特定の手順でレバーを入力した後、攻撃ボタンを押す事で必殺技が発動する。 1Pは隆、2Pは拳で固定され、それ以外のキャラクターはCPU専用。 隆と拳は胴着の色や髪、表情や靴の有無が異なるが、性能はまったく同じ。また、キャラクター別にストーリーが用意されている訳でも無い。 拳で1人プレイをする場合は必ず対戦して勝たなければならない。また、ボーナスステージの「瓦割り」と「ブロック割り」は両者ともキャラクターの色が違うのみの同じグラフィックである。 評価点 対戦格闘ゲームとしての根幹が既に出来上がっている。 弱中強のパンチ・キックの6ボタンというシリーズ共通の攻撃システムから、2ポイント先取の体力制・ガードや必殺技の概念といった対戦格闘ゲーム全般に通ずる基本システムまで、本作品の時点で既に搭載されている。入力システム等に難はあるものの(後述)、現在まで大きく形を変えることなく多くのシステムが継承され続けているという点では評価に値すると言えよう。 問題点 分厚いゴム製ボタンでのプレイでは、プレイに熱が入りがちなこともあって叩いた衝撃が手に伝わりやすく、ゲームプレイ後も痛くなるほど。 ボタンのあまりの頑丈さに外国人仕様などと巷では囁かれた。ちなみに筐体はアタリゲームズが担当。 1Pは常に左側。アップライト筐体のコイン投入口は2つ存在し右左どちらのコントローラーを使っても構わないが、1人プレイ時は必ず左配置となる。 そのため右配置でプレイする場合はわざわざ対戦プレイする必要があり、お金も2倍取られる。 対戦プレイ(特にアップライト筐体)は入力のし易い左側でのプレイが有利とされ、勝敗を左右する要因にもなっている。 文字通りの「必殺」技 想像を絶するほどの判定のシビアさ いざ繰り出すことができれば文字通り「必殺」と呼ぶに相応しいほど高い威力を誇り、ヒットすると全体力の4割以上を減らす(*4)。その威力に合わせた入力判定の厳しさに納得が出来る。 テーブル筐体版の昇竜拳に至っては全身無敵になる。昇龍拳が無敵になるシリーズ作は多いが、本作は昇竜拳後の着地まで無敵(*5)。しかも初段が下段。 対してCPU側のそれも非常に脅威である。弱攻撃並のスピードでこちらの強攻撃を上回る威力を誇り、サガットの飛び道具「タイガーアタック」(後のタイガーショット)に至っては全体力の8分の5も減らす。CPUであるため入力ミスなどあるはずも無い。 必殺技を容易に出せるまでは尋常ならぬ難易度を誇るが、逆に思い通りに必殺技が出せるようになると途端に難易度が激減する。とはいえ、コマンドを1回入力しただけでは出ない事が多く、繰り返し入力して運頼みのケースも多い。 しかし、サガットの膝蹴りで3割強減ることもあれば6割強減ることもあったり、昇竜拳と竜巻旋風脚に至っては1回で3ヒットし相手を即KOさせるといったこともある。これは攻撃判定の消費・切り替わりという概念がなく、喰らい判定が触れている間ヒット処理が繰り返されるため、本来1ヒットのはずが2回以上ヒットしてしまう事が原因であると思われる。 なお、その後の調べで、ソフトマンがいい加減だった為こういう事になっていたと発覚した。 総評 『ストリートファイター』シリーズ記念すべき1作目だが、流石にそのゲームバランスは大味の一言で、お世辞にも誉められたものでは無い。 だが、この時点で既に対戦格闘ゲームとしての下地がある程度備わっている事に着目したい。これに『ファイナルファイト』のキャラクター選択や基盤となった要素を導入し、より操作性などを重視した改良を施す事で『ストリートファイターII』が出来上がるのだ。 「特定のレバー操作直後にボタンを押すことで必殺技が出る」という要素は本作によって誕生し、結果、全ての格闘ゲームは今もなお本作の影響下にあると言っても過言ではない。また、1レバー6ボタンというのは当初こそ本作のための特殊なコントロールパネルにすぎなかったが、後にストIIの大ヒットにより業界の標準となった。 ゲーム史の中で対戦格闘ゲームというジャンルの誕生とそれに伴う一大ムーブメントの源流として、大きな意義ある作品である。 その後の展開 本作の後、カプコンUSAから続編の要望を受けて1989年にベルトスクロールアクション『ファイナルファイト』が登場することになる。 当初の仮題は『ストリートファイター 89』であったが、ゲーム性が異なることからネーミングで非難を受け、その後タイトルが『ファイナルファイト』に変更された。 また、1990年には同じく本作をタイトルに冠したアクションゲーム『2010 ストリートファイター』も登場した。北米版は本作で優勝した数十年後のケンが主役だが、国内版は無関係なSF作品となっている。 その後、1991年に「対戦型格闘ゲーム」としての続編であり世界的大ヒット作となった『ストリートファイターII』が登場し、同作は格闘ゲームジャンルを代表する作品となった。 なお、『I』を企画した西山隆志はカプコンを離れており『II』の制作者ではないのだが、その西山はSNKに移籍して『餓狼伝説』と『龍虎の拳』を手がけており、90年代の格闘ゲームの二大巨頭であったカプコン・SNKともに西山が大きく関わった事になる。 『餓狼伝説』の主人公であるテリー・ボガードは本作『I』のタイトル画面に登場し壁を破壊していた「謎の男」を原型としているとのこと。 さらに西山はその後、旧SNK倒産の折にスタッフを率いてゲーム製作会社のディンプスを立ち上げたが、ディンプスは後に『ストリートファイターIV』の開発に関わる。 2022年『ストリートファイター』シリーズ35周年を記念して、これまでの商品ではおまけ的な扱いだった今作の音楽がはじめて単独のサウンドトラックとして発売された。 余談 リュウ(隆)の髪が赤いのは「己を鼓舞するために赤く染めていた」との事。(ソースは『ストリートファイターII』が出た当時にカプコンが出していた情報誌より) リュウ(隆)の靴は後のシリーズでは脱いでから戦うようになったのだが、元から裸足であると思われてしまい「靴を買う金もないほど貧乏である」と誤解された。 後の作品でも彼の貧乏ネタが拾われることがあるが、実際にはそれなりの金は持っているらしい。『ストリートファイター6』では、「大会賞金などをケン(拳)が代わりに受け取ってくれて、ケンが作ってくれたブラックカードの中に食うに困らないだけの金がある」ことが明かされ、貧乏ネタには決着がついた。(ファミ通で行われた、ストリートファイターシリーズ特集の際に掲載された「リュウとガイルの対談」によると、家も持っているとのこと)。 激は、詳細な時期は不明だが、『ストリートファイターV』の時点では戦いに敗れ故人となっていることが公式ブログで明らかにされた。ただし世襲制ということで二代目「激」の存在も発表されている。 マイクは後のシリーズの登場人物「M.バイソン」と名前や姿が似ており、公式でも同一人物扱いされていたり違っていたりとブレていたが、現在は別人と明確に設定された。 李は本作以外には参戦していないが、『ストリートファイターIII』以降に参戦しているユンとヤンの親戚であり、彼らの主力技「雷撃蹴」の生みの親ということになっている。またユンの必殺技である「絶招歩法」に似た前進突撃突きを使う。 『II』以降登場の中国人キャラクターである春麗には「大人(ターレン)」の尊称で呼ばれている。 サガットには次作以降では胸に大きな傷がついているが、これは本作のラストバトルでリュウから受けた昇竜拳によるものである。その為、本作では胸に傷がない。 本作初出の敵キャラクターの内、サガットは『II』に続投してシリーズの代表キャラクターになり、アドンとバーディーは『ZERO』で、元は『ZERO2』でプレイヤーキャラクターとして復活。イーグルも『CAPCOM VS. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001』にプレイヤーキャラクターとして参戦し、携帯版『ZERO3』で本編復帰を果たす。 また、未参戦キャラクターでも烈は『II』のドラマCDに、激はアメリカンコミックに登場(*6)、李は漫画『さくらがんばる!』に登場しているほか『ストIII』に関連キャラクターが登場しているなど、わずかではあるがキャラクターそのものが出演したり、設定上で後のキャラクターと関連性があったりと、忘れられずに使われていた。近年まで完全に忘れられていたキャラクターもいるが。 なお上記の烈は『CAPCOM FIGHTING Jam』の初期段階において、ドットを新規に作製して初代枠代表として参戦する予定があったが、残念ながら初代枠そのものが白紙になり叶わなかった。なお立ち状態のドット絵のみ公開されているが、後の作品に参戦した他キャラクター達は個性を強く付け足した者が多い中、烈は筋肉が盛り上がってるくらいで見た目はほぼそのままである。 『IV』シリーズ公式ブログにおいて「バイソンとおそらく同一人物である」と言われていたマイクは『V』の公式ホームページの「キャラ図鑑」で明瞭に別人と設定され、もはや忘れ去られた存在になっていたジョーもその後の動向が語られている。 パンチボタンがかなり重く外国人向けなどと言われていたが、実際北米では日本以上のヒットを記録した。日本では知らない人同士の対戦などほぼありえなかったが、アメリカでは気軽に知らない人に乱入して対戦するということがよくあったという。 設置店では学生らには人気だったこともあり、大会が開かれた事があるが、多くの店舗にて失敗談として「大会前に圧力ボタンを新調したらクレームになった」と語られたそう。 よって、2回目以降は「程よく使い込まれた状態で開催」「日頃から1P2Pでローテーション」「大会では1P2Pを交互に入れ替わる」等工夫される様になっていった。(*7) なお、スコアではなく「ゲームを介しての互いに対戦」での大会はおそらく今作が最初だと思われる。(*8) 大会内容も先述の文字通りの必殺技の項目もある様に「技が出た方が勝ち」に近い内容が多かった。 圧力センサー版筐体が高価なこともあり、汎用のテーブル筐体でもプレイ可能にするために「弱/中/強のパンチとキックを全部別々のボタンに振り分けた6ボタンコンパネ」バージョンも販売された。 当時としては普通ボタンは多くて3つ程度だったのと比べてぶっちぎりのボタン数であるが、これも『ストII』でそのまま採用されてからは家庭用ゲーム機のコントローラーの仕様までこれに合わせて変更されるほどのブームにつながっていった。 『ストII』発売当初は、この『ストI』版のコンパネで稼働しているテーブル筐体もよく見受けられた。 海外版では必殺技の名称がそれぞれ次のようになっている 波動拳→「Psycho Fire」、昇竜拳→「Dragon Punch」、竜巻旋風脚→「Hurricane Kick」ゲーム中のボイスもこの名称で発音される。AC版では日本と名称が共通になったのは『ストII』からだが、後述するPCエンジン版では海外版でも日本語ボイスとなっていた。 + 開発秘話 http //www.nicovideo.jp/watch/sm32410457 PCエンジンへの移植以前に8ビット機(機種名は伏せられているがおそらくファミコン)への移植する計画があったが、発売に至らなかったことが『ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション インターナショナル』内のシリーズヒストリーに記されており、画面写真が1枚だけ収録されている。 他にも『ストライダー飛竜』と『ラッシュ クラッシュ』もFCに移植される予定だったが、どちらも発売されなかった。ただし『ストライダー飛竜』は海外のみ発売された。(*9) ファイティング・ストリート 【ふぁいてぃんぐ・すとりーと】 対応機種 PCエンジン CD-ROM2 発売元 ハドソン【Wii】カプコン 開発元 アルファ・システム 発売日 1988年12月4日 価格 5,980円 配信 バーチャルコンソール【Wii】2009年10月6日/800Wiiポイント 判定 なし 概要(PCE) ハドソンからPCエンジンCD-ROM2ソフトとして『ファイティングストリート』のタイトルでリリースされた(*10)。CD-ROM2のローンチソフトの一つであり、開発はPCEと縁の深かったアルファ・システムが担当している。 同日発売であった『No・Ri・Ko』と共に、CD-ROMを使った家庭用ゲームは世界初となる。 特徴(PCE) クレジットは有限だが、ボーナスステージでパーフェクトを出すとクレジットが1つ増える。 方向キーいずれか一方向とセレクトボタンを押すだけで三種の必殺技が出せる裏技がある。当然ながらこれを使うと非常に簡単なゲームになってしまう。 この裏技を使うためには、事前にハイスコアの入力画面でとある3文字を入力した上で、さらにタイトル画面でコマンドを入力する必要がある。そのためあくまでも隠し要素の救済措置に過ぎない。 他に、入力する文字を変えることで「クレジット数が7に増加」「ステージセレクト実行可能」「3種類の効果が全て有効」の4種類がある。 評価点(PCE) 移植度は当時の基準から見ても非常に高く、圧力センサーによる攻撃威力の変化をPCEコントローラーのボタンを押す長さで再現している。また特徴的な必殺技の出にくさもしっかり反映されている。 CD-ROM2ソフトだけあって、BGMに関しては大幅にアレンジ。今聞いても全く聴き劣りしない。 問題点(PCE) キャラクターが圧縮気味。 対戦外の時間が長くなっている。 BGMはアレンジ版のみで原曲は未収録であり、ゲームプレイ中に変更することができない。 忠実な移植を目指しつつ原曲を選べないというのはいささか片手落ちと言える。 総評(PCE) アーケード版の操作性自体あまりよろしく無かったが、家庭用でありがちな更なる動きの劣化といった問題はほぼなく、そこにBGMのアレンジも加わってより迫力ある雰囲気が強められて良移植と言っていい出来具合となっている。 余談(PCE) 本作は初の家庭用ゲーム機のCD媒体でのアーケード移植作であるが、「忠実な移植を目指しつつ音楽はアレンジが加えられる」という点はファンサービスと言えるが、「原曲も収録して選べるようにするという配慮がなされない」という点は、他社や他メーカーのアーケード作品のCD媒体への移植作品でもよく見られるようになった。 楽曲含めたアーケード版の忠実移植が主流となるのはおよそ90年代中期以降のこととなる。 これについては版権上の都合もある。先に原曲がCD化して発売されるとCD-ROMの音声トラックにも版権が及び、使用するのに二次ライセンスが必要になるため。 その他の移植 国内未発売として、Amiga500他に移植されている。Tiertexが移植を務めたが、必殺技が丸ごと削除されていたり、一部のハードでは動きがとてももっさりになるなど、移植度はあまり高くない。 こちらも国内未発売だが、海外版Xbox/PS2用ソフト『CAPCOM CLASSICS COLLECTION Vol.2』やPSP用ソフト『CAPCOM CLASSICS COLLECTION REMIXED』にも収録されている(もちろんAC版の移植であり、上記PCE版とは無関係)。 Xb/PSP版は国産の本体でも起動可能なので、海外ソフトを扱う通販ゲームショップなどで購入すれば遊ぶ事が可能だが、Xb版は海外における同ハード最後のソフトだった為、プレミアが付いている。 Wiiのバーチャルコンソールにも配信されていたが、2019年1月31日にバーチャルコンソールがサービス終了したため、既に購入はできない。またVC版ではメーカーがカプコンに変更されている。 国内での初代ストリートファイターの移植は長年に渡り『ファイティングストリート』のみだったが、2018年10月25日に発売されたカップリングソフト『ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション インターナショナル』に本作のアーケード版が収録された。 2022年7月22日発売の『カプコンアーケード 2ndスタジアム』にも本作アーケード版が収録されている。こちらでは単品購入も可能。
https://w.atwiki.jp/aonoaohito/pages/84.html
蒼の忠孝 流用部品 ニューワールドの住民作成者:かくた@よんた藩国さん 料理人作成者:ダムレイ@リワマヒ国さん JSON 蒼の忠孝(system4/T20)JSON 大部品 蒼の忠孝 RD 245 評価値 13 大部品 ニューワールドの住民 RD 6 評価値 4部品 体力 部品 器用さ 部品 生活力 部品 感情感知 部品 手帳 部品 流用実績 大部品 経歴 RD 5 評価値 3部品 商船大学 部品 鬼善行の由来 部品 5121小隊 大部品 変態への歩み RD 2 評価値 1部品 スーツ 部品 そしてキューティへ 大部品 特徴 RD 8 評価値 5部品 風貌 部品 眼鏡 部品 性格 部品 笑顔 部品 弱点 大部品 行動理念 RD 3 評価値 2部品 戦争嫌い 部品 信念 部品 戦い方 大部品 転機 RD 3 評価値 2部品 お見合い 部品 出兵 部品 プロポーズ 大部品 能力 RD 136 評価値 12大部品 マイホームパパ RD 19 評価値 7大部品 炊事 RD 5 評価値 3部品 男料理 部品 栄養 部品 調理道具 部品 レッツクッキング 部品 買い出し 大部品 洗濯 RD 4 評価値 3部品 仕分け 部品 洗剤と柔軟剤 部品 干す 部品 収納 大部品 掃除 RD 5 評価値 3部品 日々の片付け 部品 はたきがけ 部品 掃除機がけ 部品 雑巾がけ 部品 ゴミ出し 大部品 パパとして RD 5 評価値 3部品 DIY 部品 奥さんへのフォロー 部品 家族への想い 部品 ご近所づきあい 部品 できることから 大部品 格闘家 RD 26 評価値 8大部品 修行 RD 7 評価値 4部品 走り込み 部品 筋力トレーニング 部品 インターバルトレーニング 部品 観察眼 部品 呼吸法 部品 広い視野 部品 瞑想 大部品 近接格闘術 RD 15 評価値 6部品 概要 部品 制限 部品 歩法 大部品 攻撃技 RD 8 評価値 5部品 殴打技 部品 蹴撃技 部品 激突技 部品 投げ技 部品 関節技 部品 絞め技 部品 刺突 部品 切り技 大部品 防御技 RD 3 評価値 2部品 見切り 部品 受け流し 部品 武器受け 部品 武器 大部品 心得 RD 2 評価値 1部品 生きる 部品 つなぐ 大部品 概要 RD 2 評価値 1部品 格闘家とは 部品 流用実績 大部品 退役軍人 RD 5 評価値 3部品 概要 部品 権利 部品 復帰要請 部品 コネクション 部品 流用実績 大部品 ご家庭コックさん RD 23 評価値 7大部品 料理人 RD 13 評価値 6大部品 料理人の仕事 RD 5 評価値 3部品 メニューの考案 部品 食材の仕入れ 部品 下準備・仕込み 部品 料理の作成 部品 衛生管理と安全管理 大部品 料理人の6年の修行 RD 6 評価値 4部品 師匠となる料理人への弟子入り 部品 皿洗い・雑用などの下積み 部品 調理技術の修得 部品 食材についての勉強と理解 部品 料理の実践 部品 調理器具のメンテナンススキルの修得 大部品 料理人の基本道具 RD 2 評価値 1部品 料理人愛用の包丁セット 部品 料理人御用達のフライパン や鍋などの調理器具 大部品 料理人(おうち仕様) RD 10 評価値 5大部品 食事を作る一連の流れ RD 5 評価値 3部品 メニューの考案 部品 食材の仕入れ 部品 料理の作成 部品 ちょっとした心づかい 部品 お値段チェック 大部品 日々の積み重ね RD 5 評価値 3部品 きっかけ 部品 失敗は成功のもと 部品 継続は力なり 部品 料理について学ぶ 部品 調理器具セット 大部品 エイラーン RD 6 評価値 4部品 概要 部品 効果 部品 エンパス 部品 契機 部品 外見的変化 部品 笑顔 大部品 サイコキノ RD 14 評価値 6部品 概要 部品 効果 大部品 習得までの道程 RD 6 評価値 4部品 筋肉への信頼 部品 オーラへの意識 部品 筋肉オーラ 部品 オーラとの繋がり 部品 サイコキネシス 部品 熟練の技 大部品 技のバリエーション RD 6 評価値 4部品 硬化 部品 投擲 部品 引き寄せ 部品 放り投げ 部品 風起こし 部品 火事場の馬鹿力 大部品 高機動 RD 9 評価値 5部品 概要 部品 爆発 部品 ビィスト 部品 夢の20代 部品 理性 大部品 まだまともそうな技 RD 2 評価値 1部品 絶叫 部品 高速移動 大部品 あんまりまともじゃない技 RD 2 評価値 1部品 見た目 部品 必殺技 大部品 本物変態 RD 16 評価値 6大部品 本物変態とは RD 2 評価値 1部品 概要 部品 制限 大部品 到達までの道のり RD 4 評価値 3部品 変態とは 部品 相乗効果 部品 自覚 部品 その先へ 大部品 チャームポイント RD 6 評価値 4部品 すね毛 部品 その他体毛 部品 筋肉 部品 ピンク色のほっぺ 部品 ぷりぷりの尻 部品 ハート形のライト 大部品 特性 RD 4 評価値 3部品 短所と長所 部品 擬態 部品 本気 部品 すね毛文字 部品 戦争の天才 部品 同調 部品 バトルメード 部品 家族帯同 大部品 網タイツ隊隊員として RD 2 評価値 1部品 コードネーム 部品 エフェクト 大部品 玄人変態 RD 12 評価値 6大部品 変態中級者 RD 9 評価値 5大部品 変態見習い RD 4 評価値 3部品 変態見習いとは 部品 変態への道 部品 変態からの評価 部品 変態であるために 大部品 深化する変態 RD 5 評価値 3部品 深化する変態とは~今だ道半ば~ 部品 たゆまぬ努力 部品 厚い層 部品 広い心 部品 高い壁 大部品 進化する変態 RD 3 評価値 2部品 進化する変態とは~そして本物へ~ 部品 憧れの視線 部品 更なる高みへ 大部品 家庭での忠孝 RD 2 評価値 1部品 手料理 部品 位置づけ 大部品 大切なもの RD 3 評価値 2部品 クリスマスのペンダント 部品 瑠璃の光 部品 デジカメ 大部品 制服 RD 22 評価値 7大部品 うさぎ服 RD 12 評価値 6大部品 バニースーツ RD 7 評価値 4部品 スーツ 部品 うさみみカチューシャ 部品 襟付き蝶ネクタイ 部品 カフス 部品 ストッキング 部品 靴 部品 流用実績 大部品 バニースーツ(網タイツ隊仕様) RD 5 評価値 3部品 スーツ 部品 襟付きネクタイ 部品 カフス 部品 ガーターベルト 部品 ソックス 大部品 変態服 RD 10 評価値 5大部品 ナースウェア一式 RD 5 評価値 3部品 服 部品 キャップ 部品 ソックス 部品 サンダル 部品 流用実績 大部品 ナースウェア一式(変態仕様) RD 5 評価値 3部品 服 部品 靴 部品 ソックス 部品 ガーターベルト 部品 緊縛用の麻縄 大部品 技術 RD 60 評価値 10大部品 剛力 RD 4 評価値 3部品 効果 部品 制限 部品 おやつ 部品 露出への意識 大部品 変身すると筋力UP RD 5 評価値 3部品 変身 部品 盛り上がる筋肉 部品 華麗さ 部品 謎の光 部品 制限 大部品 決めポーズうえっぷ RD 2 評価値 1部品 効果 部品 制限 大部品 鬼の面 RD 3 評価値 2部品 概要 部品 制限 部品 効果 部品 大事な所は見えない 部品 緊縛術 部品 百芸割り箸 大部品 弱体化!(蒼家版) RD 43 評価値 9大部品 弱体化! RD 40 評価値 9大部品 弱体化の要点 RD 9 評価値 5部品 弱体化!のあらまし 部品 なぜ弱体化なのか 部品 力を抑えること 部品 弱いは強くない 部品 オーマ化を防ぐ 部品 うっかり睨んで殺さない 部品 弱体化の実例 部品 弱体化のその他の効用 部品 解除方法を決めよう 大部品 弱体化の方法 RD 9 評価値 5部品 どうやって弱体化 部品 戦力の弱体化 部品 肉体に枷を嵌める 部品 誓約による弱体化 部品 手加減をする 部品 痛みに敏感になる 部品 そもそも戦わない 部品 とにかく逃げる、避ける 部品 わざと負ける 大部品 弱体化の心構え RD 7 評価値 4部品 まず、弱さを知ろう 部品 弱さに怯えない、躊躇わない 部品 力に頼るな 部品 最強ってのは 部品 弱い前提で戦う 部品 誰かを頼る 部品 弱かろうが工夫して戦う 大部品 力の制御からの弱体化 RD 14 評価値 6部品 弱体化のために力を制御する 部品 まず闘争心を抑える 部品 一歩引いた視点で見る 部品 自制心を鍛える 部品 その場しのぎ的な自制心向上 部品 リラックスによる消力 部品 自律訓練法によるストレス緩和 部品 深呼吸によるリラックス 部品 自然の音に耳を澄ませる 部品 心の中で歌う 部品 そして脱力の極みへ 部品 脱力もまた弱体化 部品 脱力からの瞬間開放 部品 威力の一点集中 大部品 弱体化!の流用実績 RD 1 評価値 0部品 弱体化!の流用実績名簿 大部品 蒼家の弱体化 RD 3 評価値 2部品 家族への想い 部品 変態特化 部品 リミッター解除 部品 体力 藩国民として日々を暮らすために必要な体力と身体の動かし方を習得する。 この技能には、歩く・物を持つ・長時間立ち続けたり座り続けたりする・坂や階段を昇るといった筋力・持久力や、健康を維持したり他人の長話を聞き続けたりする耐久力も含まれる。 部品 器用さ 藩国の日用品や仕事道具を不自由なく使用できる器用さを習得する。 この技能には、服や靴の身に着け方やマッサージのような指の動かし方なども含まれる。 時に失敗しながらも実践を繰り返すことで、モノの使い方は身体に覚えこまれる。 部品 生活力 藩国民として日々生きるために必要な精神・経済の働かせ方を習得する。 他人から教わったり本を読んだりして身につける。 この技能には、会話や読み書き、算術、社会のルールやマナーに関する知識、人間関係や同僚との付き合い方、消耗品・備品・サービスを調達できる財力なども含まれる。 部品 感情感知 美味しい・不味い・満足・不満・楽しさ・悩みなど、対象の感情を感知する技術を習得する。 この技能には、感知した感情に対応して、自分の振る舞いを変える知恵も含まれる。 部品 手帳 料理のコツ、移動中の暇つぶし、口論における双方の言い分、報告の要約、日記など、手帳に何でも書き込んで、それを参照する技術を取得する。 この技能には、無地・罫線・方眼など帳面の種類を使い分ける知識も含まれる。 部品 流用実績 【T20流用実績】 【蒼の翡翠】【強羅 九郎右衛門】【サレン・ジュリアーノ 】【蒼のあおひと】【蒼の忠孝】に使用されました。 部品 商船大学 商船大学の学生だったが、大学がROTC(予備役将校訓練課程)を兼ねていたため軍人となる。 船舶運用等海事分野を専攻としていたため陸軍だけではなく海軍にも造詣が深い。 部品 鬼善行の由来 22歳で大学から士官学校へとうつり、促成栽培となる半年で卒業。その後二年で上級万翼長にまでなる。 大陸で活躍した軍神、鬼善行の渾名を持つが、大陸での戦いは彼の心に多大なる影響を与えることとなった。 部品 5121小隊 未成年の学兵を集めて結成された、5121独立駆逐戦車小隊の小隊司令。 教員を除けば唯一の成人であり、隊員からは「委員長」と呼ばれている。 秘密裏に制作されていた士魂号を、鬼、悪魔とののしられながら掠めとって小隊に配備するなど、独自のルートも持っている模様。 部品 スーツ 正面から見れば何の変哲もないスーツだが、後ろ半分は何も着用しておらず紐でくくりつけられているだけの変態仕様。 妻に気付かれないよう視界に入るときは常に正面で相対し、歩く時もなるべく壁際を歩くなど気遣いに満ちている。 なお、妻以外への気遣いはまったくないので、他の人からは丸見えである。 部品 そしてキューティへ 変態スーツがばれてしまってもあおひとの対応は変わらなかった。むしろ何かを期待しているようだった。 そして忠孝は理解する。もっとやってもいいのだと。 全てを受け入れてもらえると知った忠孝に、躊躇など欠片も存在していなかった。 部品 風貌 昼行灯然とした風貌をしている。少し垂れた眠たげな目だがその眼光は意外と鋭い。 側頭部を刈り込んだGIカットと顎髭眼鏡がトレードマーク。 部品 眼鏡 色つきの丸眼鏡で度は入っていない。視力はいいが、自身の表情を見られるのが嫌なためかけている。 表情を読まれないために軽く俯きながら眼鏡を直すのが癖。 部品 性格 女よりも理想に憧れ、その友として戦う事を選んだ男。彼が女性を幸せにする事は決してない。 本人も自覚しており、大事な女性ほど遠ざけようとする傾向がある。 普段から敬語口調で、よほど親しい人間相手でないと敬語を崩すことはほとんどない。 部品 笑顔 部下が不安にならないよう、人の上に立つ人間はにっこり笑うのも仕事のうちと言って、大変な時ほど落ち着いた笑顔を浮かべる。 その分普段の笑顔がうさんくさく見えてしまうのだが本人は気にしていない。 部品 弱点 キューティはとかく妻に甘い。涙を浮かべられただけで無条件降伏だ。 だが笑顔に対しても無血開城してしまうので結局のところあおひとのことが大好きなゆえに彼女に弱いのだろう。 部品 戦争嫌い 戦争のスペシャリストでありながら戦争嫌い。 一見して矛盾しているようだが、だからこそ人を駒として見ず、数字として扱わず、戦争に狂わず、部下の命を大事にすることができる。 人を殺す才能を本人は毛嫌いしているため、そこを褒められると途端に不機嫌になる。 部品 信念 彼は男であり父であり夫であり変態でもある。 その信念は多岐にわたるが、その中でも特筆すべきものは以下の3つだ。 一、力に酔わない 一、建前にこだわらない 一、死なない程度に頑張るではなく、大けがしない程度に頑張る 部品 戦い方 殺傷目的の技を多く習得しているが、対人戦では相手をあまり傷つけないように立ち回る事が多い。 よって後遺症の残るような技は使わず後の先を取り、受け流しや関節技などで制圧する。 部品 お見合い その日善行忠孝は荒れていた。お見合いに駆り出されたもののハズレ扱い、しかも賞味期限切れとまで言われたのだ。 だから最初にお見合い相手の資料が届いた時も何かの嫌がらせだと思っていた。 それが覆されたのは相手、あおひとが本気で、全力で好意を宿した目をしていたからに他ならない。 部品 出兵 お見合い後はあおひとが所属していた海法よけ藩国へ逗留することになった。 逢瀬を重ね可愛がったり時にいじめたりしながら親睦を深めていく。 そんな時に下された出兵命令。ほぼ死ぬであろうその命に従い、善行は若宮と共に出征した。 部品 プロポーズ 先の戦いで死ぬ覚悟をしていたのだが、何の因果か生き残ってしまった。そしてあおひとは変わらず待ち続けていた。 ここが年貢の納め時なのだろうと思い、善行はあおひとに告げた。「私と所帯でも持ちませんか」 部品 男料理 一人暮らしや自炊歴が長いため、そこいらの人よりもクオリティの高い料理を作ることができる。 しかもパスタやチャーハンなど簡単に作れるものが多いので料理自体にかかる時間も短い。 男料理と侮るなかれ。確かにダイナミックな味付けだがとても美味しい。 部品 栄養 一人で食べる時はあまり考えなかった栄養バランスだが、大切な家族に食べさせるのなら話は別だ。 とはいえプロではないので今日は野菜を多め、今日は魚でとざっくりしている。 部品 調理道具 奥さんと共用しているので使った後は清潔に手入れし、包丁などは研いでおく。 自分用の包丁が欲しいと思う事もあるが、そこまでこだわっているわけでもない。 ただ、専用のマイ調理道具を贈られるとめっちゃ喜ぶことは知っておいてほしい。 部品 レッツクッキング あらかじめ調理手順を考えておくことでスムーズに進めることができる。 何度も作っているうちに、家族好みの味も分かってくるだろう。 手早く調理する姿を見て、お父さんの威信値もアップだ。 部品 買い出し 一人で行ってもいいが、ここはぜひとも奥さんと共に行ってもらいたい。 買い物デートは奥さんとの貴重なふれあいタイムだからだ。 またお米など重い物を買った際も喜ばれる。奥さんが笑顔になると自分も嬉しいのでwin-winだ。 部品 仕分け 洗濯物は脱衣かごに入れる時点で手洗い用、汚れのひどいもの、色柄物、それ以外と分けておく。 こうする事でいざ洗濯する際、手早く行うことができる。 部品 洗剤と柔軟剤 奥さんとよく相談して好みの香りのものを使おう。 好きな人から好きな香りがするって最高。 小さな子供がいる時は、蛍光剤・漂白剤着色料が無添加なものや、敏感肌向け柔軟剤がおすすめだ。 部品 干す 洗濯物は乾きが良くなるよう、空気の触れる面積を多くし、風通しも良くするよう干すのがポイント。 洗濯かごを物干の端に引っ掛けておき、そこから洗濯物を取り出すと、毎回屈んで取り出さなくていい。 これは取り込む時にも使える。 部品 収納 洗濯物を取り込んだらあとは畳んで収納するだけだ。 干す時と同じく洗濯かごを物干の端に引っ掛けそこに乾いた洗濯物をいれる。 誰の服か分かるようにわけてたたみ、収納していこう。 家族みんなでわいわいしながら畳むのも楽しいだろう。 部品 日々の片付け 物が溢れているとそれだけで掃除をする際の障害になってしまう。 「使わないものは普段から片付ける」を習慣にしておくことで、いざ掃除をしようとした時にスムーズに行うことができる。 部品 はたきがけ はたきをかければほこりが舞うので、寒いときでも窓は全開に。 高いところから低いところへ、部屋の奥から手前への順番がやりやすいだろう。 意外とカーテンについたほこりは見逃されがちなので、そこも忘れない。 部品 掃除機がけ はたきがけが終わったら掃除機をかける。 部屋や家具の角などはほこりがたまりやすいので気をつけよう。 動かせるのなら棚やタンスの裏のほこりも掃除機で吸い取っておきたい。 部品 雑巾がけ 固く絞った雑巾で、最初に窓のふき掃除をしてしまおう。 その次にほこりがたまりやすい出窓や棚の上、床より高い部分、床の順番だ。 でもすべてをやろうとすると疲れてしまうので、特に目につきやすい部分をやるだけでもいい。 日々の掃除ではある程度の妥協と息抜きも必須だ。 雑巾は汚れてきたらきれいな面を使ったり、水で洗ったりして常に汚れていない部分でふくように心がけよう。 部品 ゴミ出し ゴミ出しは自治体のルールに従って日頃から分類を行い、指定された日に出す。 回収日の確認はよくしておこう。 部品 DIY 専門の業者に頼むのではなく、趣味で様々なことや物の自作、修繕を行う。 日曜大工から家庭菜園までなんでもござれ、極めた人だとリフォームもやってのける。 部品 奥さんへのフォロー 日々家事に忙しい妻へのフォローは欠かせない。 それは炊事や洗濯、育児を手伝ったり、疲れた奥さんの心をケアすることもふくまれる。 全てを任せるのではなく、全てを任されるのでもない、絶妙なバランス感覚を持ち合わせている。 部品 家族への想い 奥さんのことも大好きだが子供のことだって比べられないくらい大好きだ。 積極的にコミュニケーションをはかり、共に遊ぶ。 それでいて悪いことをした時はきっちり叱ることのできる、威厳のあるお父さんだ。 部品 ご近所づきあい 家族生活を円滑にする上で、ご近所づきあいはかかせない。 町内会などの集まりにはしっかり顔を出し、主婦の皆さんとの情報共有も忘れない。 部品 できることから パパのフォローできる部分は多岐に渡るが、その全てをしなくてもいい。 できることを少しずつ、それだけで奥さんは助かるのだ。 大事なのは手伝いたいという気持ち。それを忘れなければたいていのことはなんとかなるだろう。 部品 走り込み 何をするにも体が資本。戦えるだけのスタミナがなければ話にならない。 走り込みは長く一定なペースで有酸素運動を行う事で、心肺機能を強化する。 部品 筋力トレーニング 骨格筋の出力、持久力の維持向上や、筋肉の肥大を目的とした運動。 ボディビルなどの見せる筋肉とは違い実戦でつかう筋肉のため、全身がしなやかな筋肉になるよう鍛えなければならない。 部品 インターバルトレーニング ダッシュや筋力トレーニングなどを全力のペースで行い、短い休憩を入れてまたそれを繰り返していく。 短時間に高い強度で追い込みをかけて心拍数を上げる、スタミナ強化を主眼に置いたトレーニング。 走り込みや筋力トレーニングと合わせて行うことで、より一層心肺機能や筋力を鍛えることができる。 部品 観察眼 日々の生活の中でも修業はできる。そのうちの一つが人や生き物をよく見る事だ。 生物の構造、関節の駆動範囲、あらゆる動きを観察し理解することで、弱点も見えてくる。 部品 呼吸法 独特の呼吸の仕方をすることで身体の機能を向上させる事が出来る。 また戦闘時には常に動き回るため、息切れしないようトレーニングの際も継続して行っている。 瞑想時の深く長いものもある。 部品 広い視野 実戦闘では一対一だけではなく多対一となるケースも多い。 そんな時に目の前の相手だけに集中していては背後を突かれてしまうだろう。 眼前の相手を見つつ五感や第六感も動員し、広く浅く周囲に意識を展開することで戦場を把握する。 部品 瞑想 戦いにおいて最も難しく最も大切なことは「平静でいること」だろう。 昂ってしまうのは仕方がない。だがそこで飲みこまれず力に溺れず、頭の芯だけは常に冷静でいられるよう、日々の鍛錬が必要となる。 自身の内に深く入ることにより五感を研ぎ澄ませ、筋肉や神経一つ一つの動きを理解し、自覚的に動かせるようになる。 部品 概要 競技としての格闘術とは異なり、相手を殺傷することを目的とした技術。 短期間で一定の力を身につけさせるため、基礎的な動きが多い。 部品 制限 この技術は軍隊に入り凄惨な戦場を経験して磨かれたものである。 ゆえにこの技術の習得者は総じて戦争嫌いであったり平穏を好んでいたりと、むやみに力を振るうことを忌避する。 部品 歩法 足場の悪い場所でも足を取られず滑らかに移動することができる技。 基本はすり足など最小限の動きで行い、微妙に位置調整を行う事で次の攻撃にうつりやすくなる。 日々のたゆまぬ鍛錬が必要だが、これを体得すると無拍子で瞬時に動けたり動作の初動が消えたりと戦う上で役立つことが多い。 部品 殴打技 腕や拳、またその一部を使って攻撃、防御を行う技術。 パンチや突きや掌底、爪を使ったひっかきなど様々な技法が含まれる。 小刻みなジャブからの蹴撃技へのつなぎなど、複合技の起点として使われることもある。 部品 蹴撃技 純粋なキックや大ぶりな回し蹴りから、相手の足を刈る足払いなどがある。 軸足が一本となるためにバランスを失しやすいが、殴打技よりもリーチがあり、攻撃力も高い。 また攻撃時の反動も大きいため、それを利用して次の動きに繋げることができる。 部品 激突技 殴打技や蹴撃技以外の体の部位を相手にぶつける技。 ヘッドバッドやショルダーアタックなどの体当たりがこれにふくまれる。 激突技を用いることで相手のバランスを崩すことができるが、反面避けられた時の隙も大きい。 部品 投げ技 相手の体の一部を掴んだり掴まれたりといった接触状態から、押す、引く、ひねるなどの力を加えて体勢を崩し投げる技術。 あえて受け身を取らせないよう投げたり、投げの勢いを利用して当身をくらわせ追撃したりもできる。 部品 関節技 相手の関節可動域の動きを封じ身動きを取れなくさせる技術。 てこの原理を利用しているため体格差のある相手にも通用する。 多少の痛みを与える程度であれば相手は無傷であることが多いので、対象を捕縛制圧するのにも使える。 反面力をかけすぎれば靭帯を損傷したり脱臼、骨折をさせることもできる危険な技でもある。 部品 絞め技 相手の首を絞め屈服、失神させる技術。 三角締や肩固めなど方法は様々あるが、実戦で有効なものにするためには、かなりの稽古量を必要とする。 部品 刺突 刃物で相手を突き刺す技。 基本中の基本の技だが急所をピンポイントで狙わなければならないため習得難易度は高い。 武器が相手の体内に残るため引き抜く技術も必要になるが、突いた後に蹴撃技を加える事で反動を利用して引き抜くこともできる。 部品 切り技 刃物を用いて相手に縦・横・斜めの剣線で攻撃する技。 相手の体を袈裟切りにしたりと一撃必殺の大ぶりな技も多いが、一方へ斬りつけた刀を素早くひるがえし他方へ斬りかかる返す刀や、刃物のリーチを生かし牽制として使う事もある。 部品 見切り 相手の動きに応じて歩法や最低限の動きで攻撃をかわし反撃にうつる後の先の技。 見切るには観察眼の他に動体視力も重要となってくる。 部品 受け流し 円を意識した動きで相手の力を受け流し、その力を利用して攻撃する技術。 受け流した際に相手のバランスを崩すので反撃も容易となる。 見切りの一歩先の技。 部品 武器受け 武器の硬い部分や平らな部分で相手の攻撃を受ける技術。 受けてから相手をいなしたり、蹴撃技を加えたりと変化が可能。 この技術を十全に生かすためには見切りも必要となってくる。 部品 武器 ナイフや短剣などの小さく使い勝手のいいものからカトラスのような大ぶりのものまで幅広く使用する。 もちろん拳や脚、歯など自身の肉体も立派な武器であるし、道端の石や椅子など戦いに使えそうなものならなんでも使う。 部品 生きる どんな技も生きているからこそ使えるもの。 どれだけみっともなくともあがき、乗り越え、生き抜く事を第一に教えられる。 そして得た経験をフィードバックし、明日の自分へと伝えるのである。 部品 つなぐ ひたすら動き闘い続ける事を目的としているため、どうすれば止まらず技と技を繋げるかに重点を置いている。 大ぶりな技はその反動すらも利用して次の攻撃へと繋いでいく。 部品 格闘家とは 促成栽培により短期間で一定の力が身につくが、一人前となるには程遠い。 技を一通り覚えてからがスタートライン、そこから長い日々の鍛錬が必要となる。 殺傷目的の技も多いため、肉体的な修練ももちろんだが特に精神面での鍛錬を重要視する。 むやみやたらに力を振るわず人を傷つけない心が宿って初めて一人前と認められるのだ。 部品 流用実績 【T20流用実績】 紅葉ルウシィ@紅葉国さんの【キックの鬼(ルウシィ版)】に使用されました。 琥村 祥子@リワマヒ国さんの【カンフーファイター】に使用されました。 部品 概要 現役、予備役を退いた軍人を指す。 軍を一生の仕事とする職業軍人はさほど多くなく、兵卒の多くは数年で社会に戻る。 そのため一口に退役軍人と言っても様々な人々がいる。 部品 権利 終生官職と階級を保持し、公の場で軍服や勲章を着用する権利が認められる。 また退役の際は民間企業への就職仲介や斡旋などを求める事もできる。 部品 復帰要請 戦時やそれ以外でも、復帰を求められることがある。 それは前線指揮官であったり、軍や民間組織へのアドバイザーであったりと幅広い。 主にその人が今まで培ってきた経験を生かすための場であるが、要請であるため断ることもできる。 部品 コネクション 軍属時に培った人脈は、退役後も思わぬ場面で役立つことがある。 特に退役後は多方面に就職する人が多いので、こまめに連絡を取り合っていると様々な分野にコネクションが出来る。 部品 流用実績 【T20流用実績】 【帝國共通職】に使用されました。 こちらは蒼のあおひと@満天星国作成のアイドレスです。 部品 メニューの考案 仕入れられる食材、お客様の要望、自分の得意ジャンルや経験などを勘案して作成する料理の内容を決める。時にはオリジナルのレシピに挑戦することもある。 部品 食材の仕入れ 料理に必要な肉や魚、野菜などの食材を調達する。調達にあたっては、美味しく新鮮な食材を見分ける目利きだけでなく、仕入れ業者との信頼関係も大切になる。 部品 下準備・仕込み その日に作る料理をイメージして食材の切り出しや下味、調味料の配分、調理器具の準備などを行う。料理は同時作業が連続で発生するため、一流の料理人ほど段取りを重視する。 部品 料理の作成 お客様に一番美味しい状態で料理が届くように、仕込んだ食材に切る、焼く、炒める、煮るなどの調理を施していく。熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たくが基本。味だけでなく見た目も綺麗に盛り付ける。 部品 衛生管理と安全管理 食中毒などの健康被害が起こらないよう菌をつけない、持ち込まない、増やさないを徹底する。手指の洗浄、調理器具の洗浄、食材の温度管理などが基本。また刃物や火による事故が起こらないよう整理整頓、導線の確保、作業手順の遵守、十分な休息の確保などを徹底する。 部品 師匠となる料理人への弟子入り 料理人を志すものは、一般的に自分の作りたい料理ジャンルの先輩料理人に弟子入りをする。どの料理人を師と仰ぐかによって、その後の料理人人生も変わるので各自真剣に情報収集をした上で決断する。 部品 皿洗い・雑用などの下積み 多くの場合、弟子入り後に最初に任されるのは皿洗いやお使い、野菜の皮むきなどの雑用である。この雑用を通して、料理人とそれを取り巻くスタッフ、顧客、仕入れ先などの全体感を掴むことを期待される。 部品 調理技術の修得 切る、焼く、炒める、煮るなどの食材を料理にするための技術を修得する。師匠や先輩料理人によって手取り足取り教えてもらうだけでなく、やり方を見て盗んで空き時間に練習を続ける。 部品 食材についての勉強と理解 野菜や肉、魚などの食材の旬や一般的な調理方法、栄養素などを学ぶ。また、食材やそれに関わる生産者への感謝・尊敬の念を自然と身につけていく。 部品 料理の実践 ある程度の下積みが終わると、料理の作成を許される。ただし、最初にお客様に出すことはできず、まずは賄いを作って師匠や先輩たちに評価してもらうことになる。賄いで一定のレベルを出すことができると、いよいよお客様に出す料理を作れるようになる。 部品 調理器具のメンテナンススキルの修得 包丁のとぎ方、鍋の磨き方、焼き網の焦げ落としなど、調理器具に合わせたメンテナンスを学び、良好な状態に保つ方法を知る。 部品 料理人愛用の包丁セット 一人前の料理人にとって、自分の手に馴染む包丁は料理を作る際の相棒のような存在である。作る料理の種類や工程に合わせて、牛刀や柳刃、出刃などを使い分ける。当然ながら食材調理に使うもので、人や知類を傷つけるために使うものはいない。 部品 料理人御用達のフライパン や鍋などの調理器具 炒める、焼く、煮るなどの基本的な調理のために使われるフライパンや鍋は、各料理人のこだわりが現れやすい部分である。料理人は自分が作りたい料理に合わせた調理器具を用意するのが一般的。 部品 メニューの考案 冷蔵庫の中の残り物、賞味期限、スーパーのチラシ、お財布の中身を見比べ、数日間の料理の内容を考える。 食べる人の好き嫌いやメニューがローテーションにならないよう気をつけるのは意外と大変だ。 部品 食材の仕入れ 作るものが決まればお買い物へ。 スーパーだけではなくなじみの八百屋や魚屋、精肉店にも寄り、世間話をしながら旬のものを購入する。 店主やそのご家族と仲良くなれば、たまにおまけしてもらえることもある。 部品 料理の作成 ケチりすぎるのはよくないが、それでも節約できるところはしておきたいもの。 ガス、電気、光熱費がかかりすぎないよう手早く、それでいて食べる人のことを想い愛情をこめて料理を作る。 更に彩りや盛り付けにほんの少し気をつけるだけで、作った料理がぐっと美味しそうに見える。 部品 ちょっとした心づかい テーブルに敷かれたクロスであったり盛り付ける器であったりと、作った料理はちょっとした気配りでさらに美味しく感じるだろう。 それは誰かのためかもしれないし、勿論自分のためにやってもいい。 部品 お値段チェック スーパーのチラシは複数店舗見比べるのが基本。 どのお店が何曜日に何を特売するかはとても大事な情報だ。 全品5%割引と銘打ちつつ、元の値段自体が上がっているという罠に引っ掛からないため、日々の値段チェックもかかせない。 部品 きっかけ 料理をはじめるきっかけは人それぞれだろう。 それは両親の手伝いかもしれないし、学校の授業かもしれない。 恋人が出来て学ぼうと思ったのかもしれないし、一人暮らしをはじめたからかもしれない。 なんにせよ「作ろう」と思うその気持ちが、最初の第一歩だ。 部品 失敗は成功のもと 料理を作る上で最初は失敗の連続だろう。 調味料を間違った、お鍋を焦がしてしまった、そんな失敗が経験となり徐々に腕前が上がっていく。 部品 継続は力なり 最初は下ごしらえひとつとっても、ものすごく時間がかかってしまうだろう。 だが何度も繰り返し続ける事で、1時間かかっていた下ごしらえも10分で済ませられるようになる。 部品 料理について学ぶ 作り方、食材、ちょっとしたコツ。最初は友人や家族からの豆知識や情報かもしれない。 だが本格的に学ぼうと思えばどれだけでも学ぶことができるのもまた、料理のいいところだ。 部品 調理器具セット 包丁、まな板、フライパン、お鍋(大・小)、計量カップ、計量スプーン、菜ばし、木べら、フライ返しがセットになっている。 これだけあれば大抵のものはなんとか作れるが、こだわる人はとことんこだわるため器具も増える。 部品 概要 通常の人間にはできないことを実現できる特殊な能力の一つ。 わかっていることは多くはないが、同調能力者や共感能力者の一種と考えられている。 この能力の発現者は極めて少なく、あおひと家の血筋でしか使えない。 部品 効果 意志の力で自身や相手の超能力を封じたり、増幅させたりができる。 自分の超能力の増幅、相手の超能力の増幅、自分の超能力の封印、相手の超能力の封印の順に難易度があがる。 部品 エンパス 相手の超能力を封じたり増幅したりするには、まず相手の能力を理解しなければならない。 エイラーンは相手のオーラを見る事ができ、それによってどういった力を使うのかを判別している。 エイラーンは共感(エンパシー)能力者でもあるのだ。 部品 契機 同調や共感といった能力を鍛えているだけではエイラーンにはなれない。 この能力の発現者は総じて挫折を味わい、自身の無力さを痛感し、それでも立ち上がり前を向き、誰かのために力が欲しいと願ったという。 部品 外見的変化 エイラーンはその能力を使用する際、瞳の色が変わってしまう。 元の目の色とは全く別のものになるか、元の色より明るくなるかは人によるが、うっすらと輝きを放つところは共通している。 部品 笑顔 エイラーンは悲しみを知っているからこそ、常に笑顔を浮かべている。 はたから見ればどこか間抜けに見えてしまうその姿の裏で、誰よりも平和を願っているのだ。 部品 概要 超能力の中でもポピュラーなものの一つ。 意志の力だけで離れたものを動かすことができる。 ただの思い込みだが、強い思いは現実的な力を持つことを証明しているともいえる。 この能力はあおひと家の血筋かつ筋肉を鍛えた者しか使えない。 部品 効果 鍛え上げられた筋肉から出たオーラが対象にまとわりつくというイメージを強く持つことで、実際に対象を持ち上げたり動かしたりすることができる。 筋肉isパゥワァだ。 部品 筋肉への信頼 前段階として、この力を使うには鍛えられた筋肉とその筋肉に対する絶対的な信頼が必要となる。 今まで共に歩んできた筋肉への愛情、そして思い出。全てを内包した筋肉の可能性は無限大だ。 部品 オーラへの意識 超能力者は総じてその力を使用する際、体に気ともオーラとも呼ばれるものをまとっている。 サイコキネシスを使うためにはまず、そのオーラを意識することが重要になる。 目を閉じ集中し、筋肉一つ一つを意識しながら体に力をこめ、その力が体から溢れるさまをイメージするのだ。 部品 筋肉オーラ サイコキノのまとうオーラのこと。 どれだけの質量を動かせるか、またその射程などは、鍛えた筋肉の質と量、意志の力によって変動する。 部品 オーラとの繋がり あふれ出たオーラを自覚できたら次だ。 筋肉からあふれ出たオーラは当然筋肉と繋がっているはず。 自らの筋肉を動かすようにオーラを動かすこと。これが自在にできるようになると次の段階へと進む。 部品 サイコキネシス 自分の意思のみで自在にオーラを動かせるようになればあとは簡単。 対象を目視したあと今までの訓練を思い返し、オーラで包み込み、そして動かす。 自身の筋肉を用いれば簡単にできることが、筋肉と繋がり筋肉の先にあるオーラに出来ないわけがないのだ。 部品 熟練の技 最初は目を閉じて集中することが必須だが、熟練者は目を開けたままでもスムーズに使用することができる。 また自身や他者を宙に浮かしたりなど、使い手の数だけバリエーションがある。 部品 硬化 筋肉に力を入れれば硬くなるように、オーラを凝縮することによって防御を行うことができる。 この際「マッスルガード!」と叫ぶことでさらに硬くなる。 部品 投擲 オーラで包んだ物質を宙に浮かばせ、対象に向かって投げつける技。 物質の数や投げる際のスピードは、使用者の筋肉量やオーラとの相性、意志の力によって変動する。 部品 引き寄せ 対象にオーラをまとわりつかせ、こちらに引き寄せる技。 対象の抵抗力によって操作難易度は変わる。大根などの根菜を収穫するのに便利。 部品 放り投げ 引き寄せの応用技。 そのまま放り投げてもいいし、勢いをつけてさらに遠くまで投げてもいい。 一見してオーラが途切れているように見えるが、細い糸のようなもので繋がっているので安全に着地させることもできる。 部品 風起こし オーラを高速で回転させることで物質的な小さな風を起こすことができる。 無風のはずなのに髪やスカートがはためいているのは、この力を用いているからだ。 部品 火事場の馬鹿力 追い込まれたりピンチになった時に使用できる。 筋肉オーラの出力を大幅に上げたり、射程を延ばすことが可能。 ただし使えるのは一日一回だけ、使用した後はあまりのカロリー消費にぐったりしてしまう。 部品 概要 己の中にビィストを飼っている者がコールタールのようにドロドロとしたストレスを蓄積し、限界を超え一気に解放された場合に発現する。 ある種のストレス発散法と言ってもいいのだが、その実歪みまくった変態性の発露でもある。 これを着用できるのはあおひと家の者だけである。 部品 爆発 登場時は何もない場所のはずなのになぜかエフェクトとして背景で爆発が発生する。 これは極めて精神的負荷の強い高機動を見てしまったがゆえの、観測者の脳内で起こる幻覚の一種と考えられている。 実際はなにも燃えていなければ、破壊されてもいない。いや、見た物の心やら常識やらは壊されるかもしれないが…。 部品 ビィスト 自身の中に眠る本能、ただれきった欲望のこと。 高機動に至るまでのビィストは並大抵のものではなく、ビッグビィィストと呼ばれる。 一度解放すると以降は己の意思で自由に出し入れすることができる。 部品 夢の20代 若さゆえの過ちというには遅く、老いゆえの諦観というには早すぎる絶妙なオトシゴロ。 むしろこの年代だからこその脂の乗り切ったテンションの高さと勢い、将来への展望がある。端数は切り捨て。 部品 理性 欲望と本能の赴くままに変態性をさらけ出していても、常に理性は働いている。 むしろしっかり働いているからこそ余計にたちが悪いとも言える。 それでも緊急性の高い出来事があった時にはすぐさま素に戻り対応できるあたり、切り替えの早さもピカイチだ。 部品 絶叫 ビッグビィィストを解放した際に心の奥底からほとばしる魂の声。 外見と合わさりその絶叫は聞いたものの心を激しく揺さぶり動揺させる。 やっほーい。とひゃっほーいの中間くらいの音だが常人に出すのは難しい。 部品 高速移動 高機動といえばその高速移動が持ち味だが、ただ敏捷性に優れているだけではない。 むしろ持ち前の敏捷性に鍛え上げられた筋肉が合わさった結果が高機動の機動力だ。 筋力による急加速、筋力による強制的な方向転換、筋力による急制動。筋肉の可能性は無限大なのである。 部品 見た目 高機動は大体にして変態性の強い服を着用しており、視覚テロ極まりない。しかも本人は真顔でやってのける。 あまりの惨状に見た者は心にダメージを受けたり吐き気を催したりしてしまう。 これを見て無事なのは精神のタフネスが相当あるか、同類、すなわち変態ぐらいだろう。 部品 必殺技 高機動の技は多々あるが、特筆すべき必殺技ともいえるのがヒップアタックだろう。 力を入れれば引き締まり、鋼のごとき硬さの大臀筋が高速移動で迫ってくる。 あまりの殺傷力に人間相手に使う場合はあえて力を抜き、やわらかい尻肉でダメージを与える。 ある意味こちらの方が精神へのダメージが計り知れなかったりする。 部品 概要 ただの変態ではなく自身の持つ変態性を突き詰めた一点突破型であり、ノーマル変態の進化系。 変態の中でも抜きん出た変態のみが到達できる、変態の中の変態、変態の最高峰。 部品 制限 現在確認されている本物変態は蒼の忠孝および蒼のあおひとだけである。 むしろ他に存在が確認されていなくてよかったとも言えるだろう。 部品 変態とは 本物変態となるには当然ながら変態である必要がある。 だが変態とは何か、そう問われてはっきりと答えられる者もそういない。 世の中には変態だけでなく自称変態も存在するからだ。 総じて言えるのは、ただの人とはどこか少し違う性癖や嗜好を持っている、ということだろう。 部品 相乗効果 一人だけでは本物変態に至ることはできない。 変態と変態が出会い、かけ合わさり、なんか起こっちゃいけない類の反応が生まれた結果、変態のさらにその先へと進むことができた。 部品 自覚 本物変態へと至った彼らにその自覚はない。 なぜなら特段覚醒や訓練などもしておらず、気づいたら周りからそう言われるようになっていたのだ。 だが彼らの本気を見た時、誰しもがこう口にする。「あれは本物だ」と。 部品 その先へ 本物変態となっても彼らは変わらない。 今までどおり変態であり続ける、その姿はある種の求道者のように見えるかもしれない。 部品 すね毛 すねに生えている体毛。 あおひとは男性のすね毛に関して一家言あるらしく、すね毛は絶対剃らせない。 剃ると悲しまれるので忠孝も剃らない。 部品 その他体毛 人間である以上他にも体毛は生えている。 どの体毛もあおひと的にはOKらしいので特に問題はないが、すね毛ほどの情熱は向けられない。 部品 筋肉 本物変態に至るきっかけとなったはじまりの性癖。 ゴリゴリに鍛え上げるもよし、筋肉の上にうっすら脂肪が乗っているのもよしで何度も美味しい。 部品 ピンク色のほっぺ チークをぬっているわけでもないのにほんのりピンク色に染まった頬。 テンションが上がっているだけで決して興奮しているわけではない。 部品 ぷりぷりの尻 みっちりとつまった大臀筋の上には柔らかな脂肪が乗っている。 筋肉と脂肪の絶妙なバランスでぷりぷりのおしりは形成されているのだ。 もちろん力をこめる事で引き締まったお尻を見る事もできる。 部品 ハート形のライト 本物変態の現れる場所にはなぜか常にハート形のスポットライトが当たっている。 それは彼らを目撃した者があまりのインパクトに現実逃避してしまった結果、見えてしまっている幻覚効果かもしれない。 部品 短所と長所 本物変態はその存在ゆえに変態でしかない。 だがしかし、一点特化型だからこその強みが存在する。 そう、変態という分野においては他の追随を許さないのだ。 部品 擬態 書き表せられないほどの変態力を持っているが、普段は一般人に擬態している。 その擬態能力は極めて高いはずなのだが、それでも多少変態性が漏れ出てしまうのは、高すぎる変態力ゆえだろう。 部品 本気 本物変態が本気を出したとき、待っているのは大惨事の地獄絵図。もはや視覚テロ。 視線をそらすことが間に合えばいいが、もし万が一視界に入ってしまったら…。 諦めて失神しよう。そしてなるべく早くそのことを忘れるのだ。 部品 すね毛文字 サイコキノの筋肉オーラを用いすね毛を動かすことで、すね毛を文字のように繋げ文章にする。 身動きが取れない時でも意思疎通ができるので便利だ。 元は海水浴に行った際、濡れたすね毛を見てあおひとが「文字書けそうですね」と言ったことが始まり。 部品 戦争の天才 前線指揮から作戦立案、戦闘、兵站面、デスクワークまで、こと戦争に関する幅広い分野をそつなくこなす戦争のスペシャリスト。 より効率的な戦闘を追究する戦術思想を持ち、抜け目なくふてぶてしく図々しいシンプルな作戦を好む。 部品 同調 数ある超能力の内の一つ。 この同調能力とこれまでの戦闘経験があわさり、複数の部隊を協調させ巧みに操ることができる。 その能力は極めて高い。 部品 バトルメード 家事から戦闘まで幅広くこなす戦うメードさん。男だけれどメードさん。いやむしろメードガイ。 全円ロングスカートをはためかせちらりとのぞくペチコートがチャームポイント。 部品 家族帯同 家族が一緒にいる間、全ての能力が普段よりも少し上昇する。 守るべき者としての自覚が彼のパフォーマンスを最大限発揮させるのだ。 大切な家族に対して格好いいところを見せたいという見栄も、もちろんあるのだが。 部品 コードネーム バックダンサー網タイツ隊隊長としてのコードネームは「キューティ善行」 可愛らしさをあらわしつつ、キューティーでハニーなあれともかけている。 善行は結婚前の本名からつけられた。 部品 エフェクト 変身時、謎の光と共に現れるエフェクトはピンクと薄桃色のハート。 なぜか時折見えるハート型のスポットライトとあわさると、とても可愛い。めちゃくちゃ可愛い。 中心にいるのが鍛え上げられた肉体を持つ成人男性でなければの話だが。 部品 変態見習いとは 変態と言い切ってしまうにはまだ及ばず、かといってもはや一般人には戻れない状態。 大体がこじれた性癖や趣味嗜好を持っている。 部品 変態への道 自分自身が中途半端であると自覚しているので、一皮むけようと日々邁進している。 具体的には己が変態性を自覚し、その変態性をより深化させるのだ。 性癖が突き抜けたその時、初めて一人前の変態となれるのである。 部品 変態からの評価 変態見習いはすでに変態となった者たちからすると昔の自分を見ている気分になる。 変態に変態しようとするその様は身に覚えのあるものであり、だからこそ温かい目で見守られている。 部品 変態であるために 正しく変態であるために、全ての変態が心がけていること。 それが「むやみやたらに変態性をさらけ出さない」だ。 変態は秘めてこそ美しく、より磨き上げることができる。 一般人の前では控えめに、同志の前では心おきなくが暗黙の了解となっている。 部品 深化する変態とは~今だ道半ば~ 見事変態見習いから一段階レベルアップした変態のこと。 変態的にはここまできてようやく一人前。変態としてのスタートラインに立てたとも言える。 そして長い変態道が始まるのだ。 部品 たゆまぬ努力 見習いから中級者になる際にした苦悩や葛藤は、ここにきて確固とした己自身の芯となっているだろう。 その性癖を、趣味嗜好をさらに磨き上げ、尖らせていくことが、玄人への道に繋がる。 部品 厚い層 一人前となった変態から玄人に至るまでの全ての変態がここに該当するため、その層はとても厚い。 趣味嗜好も質もピンからキリまであり、よりどりみどりだ。 部品 広い心 変態は変態と魅かれあうもの。中級者ともなれば一般人に擬態していようとも同類はわかってしまう。 中には変態性の違いと出会い戸惑う事もあるだろう。 だからといって相手の変態性を否定してはいけない。 相手の変態性を許容し、切磋琢磨してこそ、さらなるステップアップへつながるのだ。 部品 高い壁 変態中級者の層が厚いということは、それだけ先に進めず留まるものが多いという証でもある。 日々の研鑚だけでは届かぬ壁、それが玄人変態であり、だからこそみな玄人変態に憧れ、玄人変態を目指すのだ。 部品 進化する変態とは~そして本物へ~ 中級変態から玄人変態に至るには、長く険しい道程だったであろう。 努力だけではなく、たぐいまれな変態という才能がなければ越えられない壁を壊し、己が変態性をさらに開花させたものだけが辿りつける境地。 それが玄人変態なのだ。 部品 憧れの視線 ここまで至るには才能と努力、その双方が必要になる。 それを理解しているからこそ、玄人変態は変態から尊敬の目で見られることになる。 それは玄人変態自身も理解しているがゆえに、変態として恥ずかしくないよう、日々自身を律し、研鑚を積んで行くのだ。 部品 更なる高みへ 玄人変態の先へ至る道は、努力だけでなんとかなるものではない。 本物変態や真なる変態、真正変態は気づいたらそうなっているものだからだ。 それでも変態たちは研鑚を怠ることはない。 例えその境地に辿りつけなくとも、これまで培ってきた自身の変態性は確かなものだからだ。 そしていつか、本物と呼ばれるそのステージへ進めることを目標にして。 変態たちの道程はまだまだ続く…。 部品 手料理 一人暮らしもしていたため自炊能力は意外と高いのだが、料理をする一番のモチベーションは家族が喜ぶから。 とはいえ妻の作る手料理も食べたいので自分で作るのは週に一度あるかどうかだ。 部品 位置づけ 妻であるあおひとが忠孝を大好きなゆえに事あるごとに立てている。 よってないがしろにされることはなくむしろきちんと尊敬されている。 部品 クリスマスのペンダント 翼をモチーフにしてトップに真珠をあしらったシンプルなペンダント。 クリスマスにあおひとからプレゼントされて以来大切に身に着けている。 部品 瑠璃の光 ヨシフキンのお店で購入した結婚指輪。 指輪全体が瑠璃色の金属で出来ており、目立たないようにダイヤモンドが一石はめ込まれているシンプルなもの。 どこにあろうとパートナーを召喚できる効果を持つ。 蒼のあおひとと蒼の忠孝のみが所持する。 部品 デジカメ あおひとから贈られたプレゼントの一つ。 昔から写真を撮るのが趣味だったため、贈られた時は大層喜び、今でも定期的に色々と撮っている。 家族の写真は宝物の一つ。 部品 スーツ うさぎをモチーフにした肩出しのハイレグボディスーツ。多くは本革やエナメル質の生地で出来ており、スタンダードな黒の他にも白や赤、青、緑などカラーバリエーションも豊富。本格的なものはボーンが仕込んであるので肩ひもがなくても体にフィットする。お尻部分に白いふわふわの尻尾がつけられている。 部品 うさみみカチューシャ うさぎの耳をモチーフにしたカチューシャ。ボディスーツと揃いの一色で作られたものと、中心部にピンク色の生地を用いてよりうさぎの耳に近づけたものがある。耳の周囲に芯が入っているのでピンと伸びている。 部品 襟付き蝶ネクタイ スタンダード・カラーの中心に小さな蝶ネクタイがつけられている。蝶ネクタイの後ろにスナップボタンが着いているので着脱が用意。これがあるだけでぐっとフォーマルさが演出される。 部品 カフス 白いカフスをカフスボタンで留めたもの。ボタンはシンプルな黒が多いが、着用者が所属している組織によってはその組織を現す紋章入りの物を使うことがある。 部品 ストッキング ストッキングは色の濃いものやバックラインの入ったものが主流だが、着用者や雇用者の趣味で網タイツになることもある。いずれも通気性の良いものが選ばれる。 部品 靴 黒のエナメルパンプス。フォルムの美しいポインテッドトゥタイプ。ピンヒールは11cm、前部分が2cmの薄い厚底形状になっている。 部品 流用実績 【T20流用実績】 よんた藩国さんの【おしゃれな衣料品店(よんた藩国)】に使用されました。 こちらは蒼のあおひと@満天星国作成のアイドレスです。 部品 スーツ 標準的なバニースーツなのだが、激しく動くことが多いためボーン入りのしっかりしたタイプが主流。またぴったりサイズよりも少し小さめが好まれるため、耐性のない方はけして股間に視線をやってはいけない。いや、股間以外にも視線をやってはいけない。出来得ることなら視界に入れないよう注意されたし。 部品 襟付きネクタイ バニースーツの蝶ネクタイがネクタイに変わっただけのもの。ネクタイ部分の長さは先端が着用者の大胸筋の谷間にフィットするよう計算され尽くしている。 部品 カフス 白いカフスと金縁に透明感のある黒いラウンドストーンのシンプルなカフスボタンのセット。光に透かすと中心部分に網タイツ隊の紋章が浮かび上がる。 部品 ガーターベルト 垂れた紐の先にクリップがついていて、それで挟むことによりストッキングがずり落ちないよう留めるためのベルト。 ガーターベルトを装着してから下着を着用するのが正しい方法である。 部品 ソックス 網タイツタイプのサイハイソックス。あおひとの強いこだわりにより30~40デニールの透け感のある網タイツが採用されている。すね毛があまり濃くなく巻き込まれない者ならば、直接素肌を見せるタイプの網タイツも着用できる。 部品 服 ひざ丈まである白いワンピースタイプのナース服。色々な物を入れられるよう、ポケットは大きめに作られている。通気性がよく清潔感がある。 部品 キャップ ナース服と揃いの色で作られた帽子。衛生面での問題や作業の妨げになるといった理由で廃止されている所も多いが、看護の象徴の一つとして患者さんに安心感を与える。 部品 ソックス 立ち仕事が多いため足の疲れを軽減させるよう考案された着圧ハイソックス。色は白が多く、五本指型やオープントゥ五本指型などのバリエーションがある。 部品 サンダル 足を疲れにくくするためにソール部分にエア・クッションが入っているエアソールサンダル。走っても脱げにくいようフットベルトと、足裏には滑り止め加工が施されている。 部品 流用実績 【T20流用実績】 よんた藩国さんの【おしゃれな衣料品店(よんた藩国)】に使用されました。 こちらは蒼のあおひと@満天星国作成のアイドレスです。 部品 服 胸の真ん中にハート形の穴が開いた薄桃色のミニスカートタイプナース服。女性が着るとセクシーなのだが、着用するのは大抵男性のため穴からはふくよかな大胸筋の谷間が垣間見える。あえて少し小さめのサイズを着ることで、筋肉の形を美しく浮き出すことも可能。ぱっつんぱっつんである。 部品 靴 ピンク色の厚底エナメルピンヒール。ヒール部分は15cmあるが、前部分が厚底になっているので見た目よりも足に負担はかからない。それでもこの靴を履いて素早く思い通りに動くには、ある程度の訓練が必要となる。 部品 ソックス 網タイツタイプのサイハイソックス。完全に素肌を見せるタイプから、透け感があるタイプまで揃えている。ただし50デニールをこえることはない。トップ部分には滑り止めが施されている。 部品 ガーターベルト 変態服のガーターベルトは白もしくはピンクと定められている。 「この服はセクシーさよりも可愛さを追及しているんです!」というあおひとの鶴の一声で決まった。 部品 緊縛用の麻縄 自分を縛るための麻縄。肌に負担がかからないよう柔らかく芯があり、また留めを美しく作ることができる。使いこむほど手になじむ。もちろん相手を縛ることもできる。 部品 効果 変身すると筋力アップを習得するために必要となる技術。筋肉ひとつひとつに力を込めることで筋肉を浮かび上がらせる。 普段より少し強い力を出すことができる。 部品 制限 常時筋肉を怒張させるため、この技は思いのほかカロリーを消費する。 そのためおなかがいっぱいな時にしか使えず、おなかがすくと解除されてしまう。 部品 おやつ この技を使うとすぐにおなかがすいてしまうため、この技術の習得者は常におやつを携行している。 人気なのは手軽に食べられ、カロリーも高く、それでいてサイズはそんなに大きくない練羊羹だ。 部品 露出への意識 せっかく鍛え上げた筋肉。ならば人に見せたくなるのは道理というもの。 むやみに脱ごうとするのだが、そこはグッとこらえるのが変態の心意気だ。 彼らは知っている。露出への渇望をこらえ、それを一気に解放した方が気持ちいいという事を。 部品 変身 普段着の下に変態的な服を着ている場合もあるが、多くはその構造上着こむことが不可能である。そんな時に使用される技術が「変身」だ。 変態が必要だと思われる場面になり意志を込めて「変身」とコマンドワードを言う事により、まず服がはじけ飛ぶ。 そして次々と服を身につけるべき場所のパーツが光り着用の流れを経て変身が完了する。このプロセスは0.05秒で行われる。 部品 盛り上がる筋肉 変身中はある意味オンステージ。視線は全て自分に釘づけだ。 そうなればやることは一つ。己が鍛え上げた筋肉を披露するべきだろう。 パーツが装着されるごとにキメられるポージング。盛り上がる筋肉。回転する視点。どこからか聞こえる「きれてる!きれてるよ!」の掛け声。 その一つ一つが改めて筋肉をパンプアップさせ、変身前よりも少しだけ筋力を上げるのだ。 部品 華麗さ オンステージ、それは優雅でなければならない。 ただむさ苦しいだけのポージングではまだまだ並。指先まで神経を通した美しさを発揮し、その華麗さで見る者の視線を集めてこそ、この技の見せどころというものだ。 部品 謎の光 変身を行うと一度服がはじけ飛び、パンツ一枚。人によっては下着も着替えるため全裸になってしまう。 だがこの時キラキラとしたエフェクトが全身にかかり体幹の変態服が着用される部分は白く輝いているので素肌は見えず安心だ。 部品 制限 変身の回数に制限はない。必要だと思えば何度でも衣装チェンジを行えるが、鍛えた筋肉をポージングでパンプアップさせて筋力を一時的に上げられるのは最初の一度だけだ。 またこの変身、全ての変態が使いこなせるわけではない。 己が筋肉と性癖と変態性を深く理解した者のみが辿りつける一種の境地でもあるため、使えない者は変身を使用できる者に補助をしてもらう必要がある。 補助と言っても負担は特になく、変身を行う者の隣に行きその変身の恩恵を共に受けるだけだ。 変身すると筋力UP。それは変態の実力を測る一つの指標となっている。 部品 効果 変態の変態による変態の極みの技。 あまりの視覚効果によりごく一部の選ばれた者もしくは選ばれてしまった者以外は耐えられずゲロってしまう。 そして一人ゲロってしまえばなんとか踏みとどまっていた者ももらいゲロをしてしまいその連鎖はただひたすら続く。 その様はまさに大惨事と言って差し支えないだろう。 部品 制限 この技を使えるものは変態の極み、変態の限界突破たる本物変態のみ。 キューティですら変態服を着用し筋力をあげさらに完全なるキューティと化さねば完璧に使いこなすことはできない。 部品 概要 限界ギリギリまで鍛え上げられた背筋はさながら鬼の貌のように見える。 あまりの威圧感のあるそれは、ただの人に許された筋肉の到達点だ。 部品 制限 鬼の面を使うためにはまず剛力の習得が必須となる。 そこから弛まぬ鍛錬を積み重ね辿りついた筋肉の最奥、キューティ善行専用の個人絶技だ。 部品 効果 この技が最も輝くポージングはバックラット・スプレッドからのバックダブルバイセップだろう。 背中の筋肉一つ一つがくっきりと浮かび上がり、見る者の視線を釘付けにする。 部品 大事な所は見えない 大事な所を見せてしまったらそれはただの露出狂と変わらない。彼らは変態であって犯罪者ではないのだ。 何よりも大切なのは見えそうで見えない、見えてしまうかもというドキドキ感。 見えないというよりも、見せない。それは自身の体の動きを熟知しているからこそ可能となったのである。 部品 緊縛術 変態服の一つに緊縛用の麻縄を用いているものがあるのだが、あれは自分たちで結んでいる。 締めつけすぎては動きを妨げてしまい、緩すぎては美しさが損なわれる。そのバランスを取るのは意外と難しいのだが、緊縛術を修めたものが結べば動きは妨げられず体のラインがくっきりと浮きだし、むしろ微妙に締めつけられてイイ塩梅となる。 もちろん不審者を捕縛するのにも使える。 部品 百芸割り箸 割り箸を下着のお尻部分に横にして入れて割る芸。割り箸が割れた際の断面が美しいほど実力者と認められる。 この他にも何本割れるかの本数を競う事もある。 部品 弱体化!のあらまし 弱体化!とは自らに制限を設けて、力を制御する技術である。 本来の力を抑えるために、弱体化と呼称された。 能ある鷹は爪を隠すとはまさにこのこと。 部品 なぜ弱体化なのか この世界では、常人を越えた強さを持つものが動けなくなったり、石化する、 あるいは度を超えた力が暴走した結果、裏返り、化け物になったりするという現象が存在する。 弱体化はその対策として考案された。 部品 力を抑えること 力の暴走を制御、あるいは抑止するための技術を求めた結果、 最も解りやすいのが、自らの力を何らかの手段を用いて弱くするということだった。 力を弱くして、制御できるレベルにまで落とし込めば、暴走しないという理屈である。 部品 弱いは強くない 暴走を防ぐ手段として、自らを弱くするということは、石化にも有効だった。 強くなくなれば、強さを要員とした石化は起こりえないという理屈である。 部品 オーマ化を防ぐ 一定の強さを得た状態や一定の条件下で、人間の範疇を外れたり死の危機に瀕したりするとき、 オーマになることがある。これも力の制御によって防ぐことが出来た。 部品 うっかり睨んで殺さない また、圧倒的強者がその存在感だけで、一般人が心臓停止したなどという事案が、稀にある。 力持つ者がうっかり一般人を睨んで気絶させないためにも、重要な技術だった。 部品 弱体化の実例 迷宮の最中、通常であれば絶技を使えば一瞬で石化する――\そんな中でも弱体化を使えば一度だけなら絶技が使えた。さらに、そもそも行動不可とされる場所でも行動が可能だった。 部品 弱体化のその他の効用 強くなりすぎて日常生活が出来ない、家具を破壊してしまうなどを防止する。 敵に強さを見破られない。それによって油断を誘うことが出来る、等。 部品 解除方法を決めよう 解除方法それぞれだが、寝言で解除しないようにはしておこう。 ポーズを決めて変身でもいいし、「Think Blue, Count Two」と呟けば解除されるでもいいだろう。 しかし、解除できるからと言って、明らかに解除してはいけない場面では解除しないように。 部品 どうやって弱体化 弱体化の方法は様々である。職業に合わせて千差万別と言ってよい。 重要なことは戦力を半減させるぐらいに押さえ込み、力を自らのコントロール下に置くということにある。 部品 戦力の弱体化 一部の殺傷力の高い武装や技術の緊急時外使用を原則禁止とし、火力を制限する。 強力な武器や技術は、それだけで力の暴走の危険がある。 みだりに武器を使わない、というのは、弱体化の有効な手段である。 部品 肉体に枷を嵌める 手枷足枷(あるいはパワーアンクルなど)を嵌める。眼帯で片目を見えなくする。 高下駄を履く。もの凄く重かったり、運きを拘束するような衣服を着るなど。 脱いだときに地面に落とすと敵がビビる。 部品 誓約による弱体化 世界を護る戦いであるとき、全力を出しても石化しないとき、などの条件を定め、 全力を出してはいけない場面では、利き腕を使わない、絶技を行わない、などの誓約を自らに立てる。 武器の制限、肉体の枷とは違い、破ろうと思えば簡単に破れる、故に心の強さが重要。 自らの大切に思う者に、誓約を捧げる者も多かった。 部品 手加減をする 常に全力を出さない。力の制御の一環として、手加減を覚える。 手加減をマスターすれば、結果的に全力を出すことがなくなり弱体化に繋がる。 部品 痛みに敏感になる 戦闘で我を忘れると痛覚が麻痺し、なりふり構わず力を振るえるようになる。 痛みを忘れることなく、痛みに逆らわず行動することで、全力を出さないようにすることが出来る。 部品 そもそも戦わない 戦闘以外で、なんらかの解決方法があるならそちらを選択するようにする。 戦わなければ戦力は0。いつだって最弱である。 部品 とにかく逃げる、避ける 戦闘に巻き込まれても必要を感じなければ逃げれば良い。 逃げればそこで使用する戦力評価は0。いつだって最弱である。 部品 わざと負ける これは高等テクニックだ。鋼鉄の自制心が必要になるが、弱体化という 観点からは究極とも言える。つまりわざと負けて戦闘などを回避するのである。 勿論、負けたら死ぬようなときには使うな。 部品 まず、弱さを知ろう 自らの弱さを知ること。それが弱体化の近道だ。いま一度、自分を見つめ直そう。 その弱さを大事にすることだ。自分の弱さを知るものこそが、本当のヒーローなのだから。 部品 弱さに怯えない、躊躇わない 弱体化は、すぐに枷を外してしまっては意味が無い。しかし、弱さに身を竦ませて行動を起こせないなら意義が無い。 弱くても、躊躇わず行動を起こせる。そういった精神力が重要だ。 部品 力に頼るな 力の誘惑に負けて解除してしまうのでは意味が無い。 世界を護る戦いだろうと、迷宮や青い雪降ってるときに全力出せば石になる。 力に頼るな。強化強化では最強にはなれない。そんなものの先に最強はない。 部品 最強ってのは 最強ってのは強化や進化の果てにはない。 無限の悩みやとまどいを重ねて鍛えあがる苦いものだ。 それは噛めば涙の味がする...って、誰かが言ってた。 だから、安心して弱くなれ。 部品 弱い前提で戦う それはさておき、自分の弱さを知り、「自分は弱い」という前提で戦うことを学ぼう。 誰だって、弱かった頃があるはずだ。そのときどうやっていたかを思い出すのだ。 部品 誰かを頼る 弱体化しているときは、無理に一人で解決しようとしない。 困難は複数で対処する。専門家を呼ぶ。みだりに戦おうとせず、別の解決方法を探ること。 部品 弱かろうが工夫して戦う それは罠だったり、戦力の集中だったり、天候を利用したり、不意打ちをしたりである。 弱くても戦う手段はある。弱くても戦える。その心が弱体化を完成させる。 「暴走・石化するぐらいなら解除せずに笑って死ぬ」ぐらいの覚悟がなければ弱体化は意味を成さない。 部品 弱体化のために力を制御する 力の制御には弱体化が有効であるが、弱体化の方法にも力の制御が有効である。 よって、弱体化以外の力の制御方法を習得することも、弱体化への道となるのである。 部品 まず闘争心を抑える 闘争本能=攻撃性が剥き出しの状態では、力をコントロールすることは出来ない。 戦場であっても、我を忘れず、自らを律し理性的に行動しなければならない。 部品 一歩引いた視点で見る 理性的に行動するためには、戦場に於いてさえも我を忘れず、一歩引いた視点で、 「心が乱されていないか」「敵は誰か」「どうなればよいか」「敵と自分の状況」 など、物事を俯瞰できる心=自制心が必要とされた。 部品 自制心を鍛える 攻撃性に歯止めをかけるためには自制心を養うことが重要である。 自制心を鍛えるには普段からの規則正しい理性的な生活がものを言う。 部品 その場しのぎ的な自制心向上 戦場などで興奮を抑える目的で爪をかむなどの癖を利用したり、飲み物を飲んだりする方法もあった。 左手で片手で遊べるおもちゃを弄るなどで気を紛らわせるなどの手段も取られた。 部品 リラックスによる消力 緊張からくる激情を抑え、攻撃性を弱めるという観点から、リラックス法を用いることもあった。 体を弛緩することによって、力の凝りを拡散させて暴発を防いだのだ。 リラックスにより我を忘れない→力が制御できる→弱体化ができるという理屈である。 部品 自律訓練法によるストレス緩和 ストレス緩和の一環として、自律訓練法によるリラクゼーション訓練がある。 仮想の温感、重量感を段階的、体系的に認識し、心身の弛緩を感じ取る訓練で、 疲労回復、ストレス緩和、仕事や勉強の能率向上、抑うつや不安の軽減などの効果が認められた。 部品 深呼吸によるリラックス 深呼吸には緊張とストレスが緩和し、体を休息時のリラックスした状態にしてくれる効果がある。 いつでもできるのが利点であるため、空気が汚染されてない限り積極的に用いたい。 部品 自然の音に耳を澄ませる 小鳥のさえずり、川の流れ、風の息吹。自然音にリラックス作用があるのはよく知られているが、 あえてそれを聞き分けることで、戦場の狂気ですら切り離すことが可能となる。 状況によってはとんでもなく隙だらけになるので注意。 部品 心の中で歌う 実際に歌っても良いが、心の中でのんびりした歌を心ずさむのも効果的だ。 自分専用のBGMを決めて、いつでも歌えるようにすれば、いつでもリラックスできる。 部品 そして脱力の極みへ 自制心で持って我を忘れず、リラックスによって心を穏やかに保つ。 これらの相乗効果によって生まれた「力み」の無い状態こそが「脱力」である。 部品 脱力もまた弱体化 「脱力は」適切に力を行使し、不必要な力は出さない状態のこと。 つまり自然に力を抑え込み、制御できている状態のこと、ということになる。 部品 脱力からの瞬間開放 また、力の制御の一環として、脱力状態からインパクトの一瞬だけ力を行使する... などと言った技術も利用された。攻撃の一瞬以外は脱力=弱体化しているという理屈である。 勿論その一瞬すら、行使できない場合もあるので注意が必要だった。 部品 威力の一点集中 逆に、脱力状態の下で、あらゆる力を束ねて威力を集中させるという技術も考案された 攻撃点、タイミング、機動の統合などがそれに当たる。 機動の統合とは例を挙げるなら、走りながら石を投げたり、正拳突きをしながら拳銃を撃つなどである。 部品 弱体化!の流用実績名簿 ※敬称略 白石裕@暁の円卓:白石裕(T20版):http //maki.wanwan-empire.net/group_viewer?id=91610 蒼のあおひと@満天星国:蒼のあおひと:http //maki.wanwan-empire.net/group_viewer?id=56210 部品 家族への想い 愛すべき家族を心に思い浮かべることで、無理無茶無謀なことをしなくなる。 怪我をしたら心配をかけてしまう、悲しませてしまう。 その思いが枷となり、暴走を防ぐのだ。 部品 変態特化 強すぎる力は常に暴走の危険を伴う。 その力を真面目に振るわずギャグに走ることで、肉体や精神に這い寄る闇を払うことが可能となった。 変態は光だ。 部品 リミッター解除 もしどうしようもなくなって力を振るわざるをえなくなった時は、必ず変態服を着用する。 なるべく影響を抑えるため、解除時間はできる限り短く、必要な場面だけに使用する。 その際、変態服の種別は問わないが、視覚的にインパクトのあるものの方がいい。
https://w.atwiki.jp/sac39/pages/19.html
矢神サク(T20提出) #流用部品 まず過ぎるポーション(アイテム) 猫好き 散歩好き 長距離走の訓練 急げ馬よ 受付(技術) まあ待て落ち着け スコップアート 複合双眼鏡 吏族 #自国職業 鍋の民 強い舞踏子 鍋の国の名医さん 海兵隊 JASON形式 https //www65.atwiki.jp/sac39/pages/20.html 部品構造 大部品 矢神サク(T20用) RD 257 評価値 13大部品 人物について RD 1 評価値 0部品 性格や人柄、家族のこと 大部品 職業 RD 146 評価値 12大部品 鍋の民 RD 23 評価値 7大部品 国民性 RD 5 評価値 3大部品 てづくりを好む RD 1 評価値 0部品 ものづくりへの意識 大部品 眼鏡に対する思い RD 1 評価値 0部品 眼鏡好きな嗜好 大部品 フレンドリー RD 3 評価値 2部品 隣人を愛する気持ち 部品 王猫様が大好き 部品 鍋友の心 大部品 南国で暮らす民 RD 3 評価値 2部品 南国由来の人種 部品 お日様を浴びて元気 部品 南国特有の服装 大部品 鍋からはじまる食への意識 RD 3 評価値 2部品 ソウルフード 部品 コミュニケーションツールとしての鍋 部品 食べる事が大好き 大部品 食べる文化 RD 3 評価値 2部品 命に対する感謝 部品 食葬について 部品 弔い方は個人による 大部品 鍋に関する大規模科学研究 RD 6 評価値 4部品 人の形質問題 部品 原因はアレルギー 部品 研究結果 部品 カテゴリーブック 部品 国民への理解と協力 部品 食意識の変化 大部品 食育 RD 3 評価値 2部品 食育に対する認識 部品 食育の効果による変化 部品 鍋の民の食育の継続的研究 大部品 強い舞踏子 RD 30 評価値 8大部品 鍋の国における舞踏子 RD 3 評価値 2部品 舞踏子という職名 部品 長期の訓練期間 部品 適正審査 大部品 強い舞踏子の強いについて RD 3 評価値 2部品 自ら戦える舞踏子 部品 コックピット外でも戦える理由 部品 舞踏子用の生身用戦闘訓練の導入 大部品 ボディについて RD 2 評価値 1部品 生身 部品 生身ボディで得る体験 大部品 衣装 RD 1 評価値 0部品 誓いと祈りと願いの衣装 大部品 理念 RD 2 評価値 1部品 舞踏子としての誓い 部品 国民の支援体制 大部品 操縦能力 RD 13 評価値 6部品 パイロット資格 部品 サブパイロットとしての操縦技能 大部品 操縦訓練と講義 RD 11 評価値 5部品 白兵戦訓練 部品 共和国共通I=開発国家としてのテストパイロット 部品 同乗者との共通訓練 部品 ハンドサインやモールス信号の講習会 部品 I=D連携訓練 部品 機体特性と装備に関する事前研修 部品 新型機体の慣らし訓練 部品 I=D・随伴歩兵の合同訓練 部品 各地形対応訓練 部品 戦闘区域別対応訓練 部品 サブパイロットとしての戦闘分析 大部品 特定対象に関する加護能力 RD 1 評価値 0部品 加護という名のやる気 大部品 福利厚生 RD 4 評価値 3部品 日々の食事 部品 定期的な健康診断 部品 精神を癒す環境作り 部品 慰安とストレス解消 大部品 その他のお仕事 RD 1 評価値 0部品 エースパイロットとしての後輩育成 大部品 鍋の国の名医さん RD 30 評価値 8大部品 名医 RD 27 評価値 8大部品 高度なインフォームド・コンセントの形成力 RD 5 評価値 3部品 礼儀作法(医療 部品 医師に求められる外見 部品 正確な診断力・検査力 部品 ムンテラ力 部品 最新医療知識の維持 大部品 鋼の心臓(医師) RD 3 評価値 2部品 動揺しても態度に出さない。 部品 経験と実績から発生する自負心 部品 強い自制心 大部品 医師の腕力 RD 3 評価値 2部品 うなされるほどの練習 部品 無駄のない手技 部品 瞬時判断 大部品 医師(現代版)(職業) RD 16 評価値 6大部品 現代医の能力と技能 RD 10 評価値 5部品 人体への理解 部品 基礎医学の心得 部品 地域医療の実地実習経験 部品 清潔操作と基本的医療手技修得 部品 一次救命処置能力 部品 患者とのコミュニケーション能力 部品 臨床実習で得た臨床医としての能力 部品 共通試験・国家試験を合格する能力 部品 臨床研修で得た経験 部品 6年間の医学生生活 大部品 医師の心得 RD 6 評価値 4部品 医療関連ルールを遵守する 部品 生涯を人道に捧げる誓い 部品 患者へ尽力する誓い 部品 公平で公正な治療行う誓い 部品 人命尊重の誓い 部品 医師という職業への誓い 大部品 医療鍋(鍋の国独自の食事療法) RD 3 評価値 2部品 医療鍋発端は民間療法 部品 食事療法としての医療鍋 部品 心理面から見る医療鍋の効果 大部品 海兵隊 RD 39 評価値 9大部品 海兵隊設立の目的 RD 2 評価値 1部品 鍋の国における海兵隊の位置づけ 部品 少数精鋭の選抜部隊 大部品 水上・海上でも活躍 RD 3 評価値 2部品 海上・海辺近隣の警備 部品 上陸・占領作戦 部品 水上活動能力 大部品 訓練期間と内容 RD 5 評価値 3部品 歩兵から選抜試験 部品 体力基礎トレーニング期間 部品 歩兵関連座学一般 部品 軍事的判断力養成訓練 部品 海兵隊に関する専門技能の訓練 大部品 独自の輸送手段 RD 1 評価値 0部品 輸送手段の詳細 大部品 手信号 RD 1 評価値 0部品 ハンドサイン 大部品 海兵隊で使用される数々の装備 RD 25 評価値 7大部品 標準装備 RD 2 評価値 1部品 戦闘服 部品 軍用グローブ 大部品 偵察や索敵装備 RD 2 評価値 1部品 偵察用双眼鏡 部品 偵察用ゴーグル 大部品 ガス対策装備 RD 1 評価値 0部品 ガスマスク 大部品 近距離武装 RD 4 評価値 3部品 海兵用アサルトライフル 部品 バナナマガジン式弾倉 部品 鍋の国仕様サブマシンガン 部品 手榴弾収納専用ホルダー 大部品 支援行動 RD 1 評価値 0部品 形状、色の違う手榴弾(計五種類) 大部品 中距離武装 RD 2 評価値 1部品 海兵隊のロゴマーク付きの自走榴弾砲 部品 迫撃砲 大部品 中距離発煙、照明弾 RD 1 評価値 0部品 牽引式の榴弾砲 大部品 無線 RD 1 評価値 0部品 歩兵用無線機 大部品 水上活動補佐 RD 2 評価値 1部品 船上活動服 部品 ライフジャケット 大部品 式典用 RD 1 評価値 0部品 海軍の制服と正装 大部品 防御 RD 1 評価値 0部品 ポットシールド 大部品 灯りとモールス信号 RD 1 評価値 0部品 専用フラッシュライト 大部品 応急処置 RD 1 評価値 0部品 衛生医療キット 大部品 非常食 RD 2 評価値 1部品 鍋レーション 部品 ボトル&ホルダー 大部品 塹壕 RD 1 評価値 0部品 軍用ショベル 大部品 サバイバル RD 2 評価値 1部品 サバイバルナイフ 部品 野営用装備一式 大部品 非番や休息 RD 2 評価値 1部品 日頃の疲れを癒す 部品 演習後の慰労会 大部品 吏族 RD 12 評価値 6部品 尚書省への出仕 部品 工部事務 部品 紋章事務 部品 財務事務 部品 運輸事務 部品 出仕者の作業 部品 吏族試験 部品 藩国における役割 部品 起家・栄達 部品 功労に対する対価 部品 不正に対する罰則について 部品 報告と連絡と相談 大部品 猫好き RD 12 評価値 6部品 猫好きとは 大部品 猫好きの宿命 RD 7 評価値 4部品 猫に話しかけると赤ちゃん言葉になる 部品 猫の肉球にふまれるのが幸せ 部品 猫と添い寝 部品 猫写真フォルダー 部品 つい自分のうちの猫の話をしてしまう 部品 猫の声に敏感 部品 猫グッズ収集 大部品 猫にご挨拶(技術) RD 1 評価値 0部品 猫にご挨拶の効果 大部品 猫なでテクニック(技術) RD 1 評価値 0部品 猫なでテクニックの効果 大部品 猫ブラッシング(技術) RD 1 評価値 0部品 猫ブラッシングの効果 大部品 猫の爪切り(技術) RD 1 評価値 0部品 猫の爪切りの効果 大部品 持ち物 RD 23 評価値 7部品 銀の結婚指輪(仮) 大部品 ちりんの鍋 RD 9 評価値 5部品 富滋の土 部品 丹念な菊練りによる焼成後の結晶構造の均一化 部品 粘土に施した工夫による焼成後の緻密なガラス質構造 部品 加熱による遠赤外線効果 部品 鍋肌の表面構造 部品 特有の形状による効果 部品 すぐれた耐久性 部品 職人の魂がこもっている 部品 鍋を囲む効果 大部品 まず過ぎるポーション(アイテム) RD 7 評価値 4部品 概要 大部品 期待できる効果 RD 3 評価値 2部品 治療 部品 解毒作用 部品 栄養満点 部品 まがまがしい入れ物 部品 実はまずいことが大事 部品 大量の注意書きから得られる知識 大部品 複合双眼鏡 RD 6 評価値 4部品 概要 部品 所持制限 部品 偵察 部品 FO(Forward Observer) 部品 暗視 部品 熱源探知 大部品 日課 RD 42 評価値 9部品 最近思うこと 大部品 散歩好き RD 12 評価値 6部品 散歩とは 部品 散歩好きと呼ばれるまで 大部品 散歩の楽しみ方 RD 5 評価値 3部品 風景を眺める 部品 季節を感じる 部品 人とのふれあい 部品 抜け道探し 部品 日常の変化に気付く 大部品 散歩に適した服装 RD 3 評価値 2部品 歩きやすい靴 部品 帽子 部品 汗をかいてもいい服 大部品 散歩に持っていく推奨アイテム RD 1 評価値 0部品 散歩に何をもっていけばいい? 大部品 散歩中の挨拶(技術) RD 1 評価値 0部品 散歩中の挨拶の効果 大部品 長距離走の訓練 RD 29 評価値 8大部品 筋力トレーニング RD 5 評価値 3部品 筋トレの重要性 部品 怪我の予防 部品 フロントランジ 部品 腹筋・背筋 部品 腕立て伏せ 大部品 トレーニング前の準備 RD 2 評価値 1部品 準備運動の効果と重要性 部品 良好なコンディションを保つ 大部品 トレーニング方法 RD 5 評価値 3部品 インターバル走 部品 レペティション 部品 ペース走 部品 ジョグ 部品 ビルドアップ走 大部品 フォーム RD 6 評価値 4部品 正しいフォームの重要性について 部品 正しい姿勢を保つ練習 部品 足の出し方 部品 使う筋肉 部品 腕の振り方 部品 呼吸の仕方 大部品 走る際気を付けること RD 3 評価値 2部品 ペース配分 部品 ランナーズハイ 部品 クールダウン 大部品 道具 RD 5 評価値 3部品 靴 部品 帽子 部品 ワセリン 部品 動きやすい服 大部品 女性用 RD 1 評価値 0部品 スポーツブラ 大部品 食事 RD 3 評価値 2部品 走る前の食事 部品 水分の取り方 部品 エイド 大部品 技術 RD 45 評価値 9大部品 急げ馬よ RD 16 評価値 6大部品 要点 RD 2 評価値 1部品 急げ馬よのあらまし 部品 急げ馬よの取得条件 大部品 馬術 RD 8 評価値 5部品 馬と心を通わせる 部品 乗り降り練習 部品 騎乗姿勢 部品 歩法の習得 部品 常歩 部品 速歩 部品 駈歩 部品 襲歩 大部品 長距離移動訓練 RD 5 評価値 3部品 長距離移動計画 部品 地図を読む 部品 越境の準備 部品 休憩・補給 部品 馬と野営 大部品 陸路移動 RD 1 評価値 0部品 急げ馬よの陸路移動効果 大部品 受付(技術) RD 12 評価値 6部品 概要(受付) 部品 使用条件(受付) 大部品 受付方法の制定 RD 4 評価値 3部品 受付場所を構える 部品 連絡方法の確立 部品 応対要員の確保 部品 受付方法を周知する 大部品 信頼を得る RD 3 評価値 2部品 地道な活動 部品 知り合いを増やす 部品 困りごと解決のお手伝い 大部品 国民との共同実施 RD 3 評価値 2部品 連帯感の芽生え 部品 異なる視点の獲得 部品 効果の向上 大部品 まあ待て落ち着け RD 5 評価値 3部品 思慮深い 部品 石橋を叩いて渡る 部品 質問・相談する習慣 部品 信頼できる相手を見極める 部品 背筋がぞわっとする 大部品 スコップアート RD 12 評価値 6部品 概要 部品 習得制限 大部品 野戦築城 RD 6 評価値 4部品 自陣構築、一夜城 部品 穴掘って塹壕にする 部品 土盛って土嚢つくる 部品 トラップ発動落とし穴 部品 敵陣超えて突入路 部品 みんな埋めてお片付け 大部品 習得への道 RD 4 評価値 3部品 道具へ敬意を払う 部品 穴を掘って埋める、穴を掘って埋める… 部品 工事計画は正確に 部品 コラボレーションへの理解 部品定義 部品 性格や人柄、家族のこと 鍋の国に住んでいる、南国人の成人女性。ゆるく波打つ長い金髪・緑の瞳。ワンピースを着用していることが多い。穏やかな性格をしているが少しぬけているところもあり、周囲の人間がフォローしたり本人から頼りに行く場面もよく見られる。真面目で責任感が強く物事には一生懸命取り組むが、その分失敗したときは後々までひどく落ち込んでしまう。弱者を守ろうとする性質があり子どもや傷付いた者をとっさに庇うことも。家族は夫である矢神総一郎、息子の銀一郎と銀二郎、猫士のくー太、そして馬。普段は家でゆっくり過ごすことを好み、家事や身の回りの環境を整えたり、暮らしを快適にする工夫をすることに長けている。 部品 ものづくりへの意識 鍋の民はものづくりを好む民であり、自らの手で作業をつる事を好む。機械での作業も行うが、細かい部分、重要な部分は自らの手で一つ一つ丁寧に仕上げる、経験や技術力だけでなく、心を込めてつくるという事を大事にしている。 部品 眼鏡好きな嗜好 鍋の国の藩王は眼鏡が大好きな影響か、国民の眼鏡率も高いです。普通の眼鏡だけでなく、鼻眼鏡、サングラス、伊達眼鏡も認めている。眼鏡を愛用していない国民もそんな国民の眼鏡に対する愛を暖かく見守っている。 部品 隣人を愛する気持ち 鍋の国は鍋愛、眼鏡愛、王猫様愛、猫愛、恋人、友情と愛にあふれている。敵対するなら仕方ないが、できれば一緒に鍋を食べて共に同じ道を歩いて行きたい。しかし、愛を平穏を守る為には戦わなければならないなら戦う……人と猫が平和に暮らせる国を目指し、国の平穏を維持すべく日々を歩んでいるのだ。 部品 王猫様が大好き 鍋の国に王猫様が嫌いな人なんていません>< といわんばかり、鍋の民は王猫様が好きである。その影響か猫士も猫も好きである。猫が平和そうにしているのを見るとほっこりし、猫の話題から始まるコミュニケーションも得意です。 部品 鍋友の心 鍋友という言葉がある。古くから伝わる言葉で、ひとつの鍋をいっしょに食べればそれはもう友達というもので、国民には鍋友と略され呼ばれている。 部品 南国由来の人種 南国に由来する鍋の民は小麦色の肌にげんきな笑顔、金色の髪がキラキラと輝き、皆のびのびと生活している。 部品 お日様を浴びて元気 南国は太陽まぶしく、また太陽の光は身体を健康にしてくれる。鍋の民はおひさまの光を浴びて元気よく日々を暮らしています。 部品 南国特有の服装 鍋の国は南国であり、暑い。それゆえ基本的に薄着で生活しており、布地は少なく、見た目は涼しげそうな服装をしている。またアクセサリーとして金の輪っかをつけてる者も多い。 部品 ソウルフード 鍋の国のソウルフードは鍋である。自分用のマイ鍋を1つは持っており、鍋料理やご飯を食べる事が好きで食に対する興味が高めです。鍋料理を皆で囲み、一緒に食事をする事で楽しい食事の時間を共有する事が鍋の醍醐味の一つです。 部品 コミュニケーションツールとしての鍋 鍋の国の鍋はコミュニケーションツールである。街角を覗いてみるとあちらこちらで鍋を囲む人々。通りかかった知り合いがいれば鍋に誘う。祝い事、お祭り、景気づけ、悲しい時、携帯食、ピクニック……どんな時にも鍋を食べ、一緒に会話をするコミュニケーションの役割を担っているのである。 部品 食べる事が大好き 鍋の民は食事を日々のエネルギーを取るというだけの認識ではなく、大好きな事と認識している。食への好奇心が強い反面、命を頂いているという事を大切に考えており、普段の食事でも食べ物への感謝を忘れない。 部品 命に対する感謝 鍋の民は命をとても大切に思っている。普段食べている食べ物(植物由来や動物由来)にも、ありがとうの気持ちを忘れずに、ご飯をのこさずたべる、ということで感謝の気持ちを忘れない。 部品 食葬について 鍋の国には食葬という文化があった。亡くなった人を弔うために食べるという文化である。食べる事で繋がり、食べる事で受け継ぐという事であり、実際に記憶や能力をほんの少し受け継ぐ力があったのだ。受け継ぐことにより次世代へと繋がるという考え方である。 部品 弔い方は個人による 食べて弔うことについては、文化があるというだけで全員が全員ではなく、火葬や植物葬などを選ぶ民もいます。共通していえるのは、故人を思う心なのです。 部品 人の形質問題 人の形質から外れ、人として存在できないという問題があった。人ならざる力を持ち、人ならざる形を持つ者。完全に人から外れると受け継ぐべき人も想いも何も繋がらない、残らないという深刻な問題であった。 部品 原因はアレルギー 調査、研究の結果、形質問題は森国の砂と鍋の民の継承能力との相性、いわゆるアレルギーによるものだったことが判明。アレルギ―の症状としては鍋の民の継承能力に異常をきたし、食べたモノの形状や能力が、身体の形状や能力に現れるといったものであった。 部品 研究結果 アレルギーによる人の形質が外れる問題は鍋の国国民と森国の砂との相性だった。他国と鍋の国の食文化を調べ、栄養、食べ合わせ、食事と病の関係性の研究の結果、他国で食用されない食材を使わない、他国から見た一般的な食材を使った食事を摂り続ける事で人の形質が戻り、保てる事が判明した。また、他国で食用とされない食材、そして食材ですらないモノを使った食事を続けると人の形質から外れる可能性が高い事もわかったのである。 部品 カテゴリーブック 人の形質から外れるから鍋の国の食文化、伝統を変える……といっても反発必至。まずは食材を政府安全保証食材、通常食材、摂取量制限品、注意喚起品と四つのカテゴリーに分け、情報を周知。 部品 国民への理解と協力 食葬を続けた場合、形質が外れ受け継ぎが行われなくなるので食葬もできるだけ行わないようにと無理のない範囲で制限をかけ、子供を作る予定のある人は食べる以外の火葬や樹木葬を行うなど、国民に理解と協力を求めた。 部品 食意識の変化 カテゴリーブックで指定された食事を使った食育の為に小・中学校において食育科目が履修必須科目として導入、食育を充実した教科用図書の指定。民間においても各放送局でカテゴリーブックを意識した料理番組が作られ、レシピ本などもいくつも出版。今までの美味しい物を食べたい……だけではなく、安心安全も求めるようになったのである。 部品 食育に対する認識 今まで食べてきたものが食べられなくなる。しかし、次の世代へと想いや知識を受け継げない事はもっと困る。食生活の改善を段階的に進めた事もあり、食事制限という縛りではなく、安全で安心できる食材を使った新たな料理への挑戦として食育は認識されている。 部品 食育の効果による変化 今までの食葬での受け継ぐ方法ではなく、技術を、思いを、記憶を……教え、学び、伝えるという新たな継承方法を行う事となった。今までの継承のやり方ではなくとも、継承文化が無くなっても、想いを伝え、人と人の繋がりを大切にし、共に歩む。鍋の民の信念は変わらない。 部品 鍋の民の食育の継続的研究 食育の研究は終わらない。どのような場所、状況でもそれは変わらない。採取、生産できる食材の栄養やアレルギーの調査、研究を日々行い、カテゴリーブックの更新を行い、安心した生活を行えるよう日々研究は行われている。 部品 舞踏子という職名 鍋の国における舞踏子という名は人の名ではなくパイロットの名称の一つとして扱われる。舞踏子になるというのは名誉ある事であり、幾つもの実戦を乗り越え、幾重もの審査をくぐり抜けた者がなれる花形職業なのだ。 部品 長期の訓練期間 舞踏子になるにはまず藩立鍋野高校―通称鍋校のパイロット科を三年かけて卒業。その後、パイロットとして実績を重ね、一年が経過した後に舞踏子へ挑戦する事ができるようになる。 部品 適正審査 舞踏子の審査はいくつかの項目に分かれており、パイロットとしての実際の操縦技術はもちろんだが、状況判断能力、リーダーとしての統率能力なども求められる。また思想の調査や危険な思考を持っていないか? 人格面においてもパイロット向きかどうかのテストが行われる。最終的には面接が行われ、そこでパイロットとして、舞踏子としての覚悟が問われると言われている。 部品 自ら戦える舞踏子 強い舞踏子の強いは、言ってしまえば平手打ちができたりハイヒールキックをお見舞いできたり、いわゆるI=Dや機体が無くても多少戦える舞踏子的な、強いであった。 部品 コックピット外でも戦える理由 自ら戦えるといっても、暴力的なものではない。自らの身を守ったり、目の前の人を守る為には、コックピットに座っているだけでは救えないものもあることに気づき、戦う術を得ようとしたのだ。 部品 舞踏子用の生身用戦闘訓練の導入 それまでは機体操縦関係しか訓練は無かったが、強くなりたいという舞踏子の願いのもと、専用のカリキュラムが組まれて日々の訓練に導入された。少し女性用な内容になっているものの、体力や筋力向上のほか、実践も行われる。 部品 生身 強い舞踏子は義体の舞踏子とは違い、生身である。義体とは違い、生身でのパイロットとしての機体操縦関係や体力作りの日々の訓練は甘いものではなかったが、強い義体ではなく、物理域面で行ける場所も増える生身で、これまでよりも強くあることを選んだのである。 部品 生身ボディで得る体験 ご飯が美味しい、日差しが気持ち良い、身体を動かすと気持ち良い、日常生活でもコックピットでの操縦でも指先で感じとる、のびやかな動きができる、など、得られるものが多く、いまや鍋の国の舞踏子の間では生身が人気で主流である。 部品 誓いと祈りと願いの衣装 舞踏子の制服は太陽系総軍軍風であり、靴はハイヒール。これは夜明けの船の舞踏子へのリスペクトであり戦いの決意の衣装。あとハイヒールはおしゃれ。 また鍋の国特有な物として王猫様が換毛期の時に抜けた抜け毛を少しだけ編み込まれたガーターベルトがある。これは舞踏子達にとってはお守りでもあり、王猫様の願い(がんばって)と祈り(いきのこって)の象徴でもある。 王猫様の毛の入ったガーターベルトは鍋の国のエースである舞踏子だからこそ着用される事が許されており、他の者が抜け毛が編み込まれたガーターベルト着用は禁止されている。 変わりといってはなんだが、民間で使用される舞踏子のガーターベルトを模した商品にはお守りを入れる事ができるスペースがある。お守りの中身は猫の毛は入れられないので猫の写真、家族の写真な事が多い。 部品 舞踏子としての誓い 舞踏子という職名……それは同時に誰かの為の剣となり盾となる誓いである。ただのパイロットではなく、舞うように戦い、戦場を踏破し、国を守る決意を持った者を鍋の国では舞踏子と呼ぶ。 部品 国民の支援体制 鍋の国のエースパイロットでもあり、国を守る剣である舞踏子。I=Dを動かすにはパイロットだけではない。その陰には整備士、燃料や資源を確保、輸送、管理する者達の存在がある。国を守る舞踏子とそれを支える国民一人一人の働きがあってこそパイロットは動けるのだ。 部品 パイロット資格 I=DやRBだけでなく、水上艦船のパイロット能力を持っているぞ。パイロットとしての連携、操縦訓練は日々の賜物。 部品 サブパイロットとしての操縦技能 サブパイロットとしての汎用性が強み。パイロット能力におけるI=DやRB、水上艦船だけでなく、あらゆる種類の機体に搭乗可能。 部品 白兵戦訓練 舞踏子として強くなるために導入された白兵戦用の訓練カリキュラム。己の肉体については体力増強面以外ではI=Dとはあまり関係ないと思われがちだが、訓練の中で得た相手との距離感や咄嗟の判断力、反射神経を鍛えた事は、そのままI=D操縦での白兵戦でも活かすことができる部分があるのである。 部品 共和国共通I=開発国家としてのテストパイロット 鍋の国はアメショーをはじめとする共和国共通I=Dの開発国家である。I=Dの開発においてパイロットは欠かせない。舞踏子達は初期段階からテストパイロットとして開発に参加。パイロット側の意見による開発機体の改善だけでなく、機体を開発段階から知る事によりパイロットとしての機体熟練の糧にもなるのだ。 部品 同乗者との共通訓練 I=D操縦において、パイロット、コパイロットの意思疎通は重要な課題である。定期的に操縦訓練を行うだけでなく、コンビを組む相手を適度に交換して訓練。どのような相手とでも即座に連携ができるようにという理想を求めて日々訓練が行われている。 部品 ハンドサインやモールス信号の講習会 機体操縦時の他機との連携を重視する為に、I=Dの手を使ったハンドサインや光によるモールス信号受信による連携を行う為の講習会がが行われた。 ハンドサインやモールス信号は鍋の国にある海兵隊と協力して教わった。これはI=D同士の連携、I=Dと歩兵の連携の際に必要な重要科目である。通信が途絶した時や傍受される可能性がある時などの非常時を想定した講習会である。 部品 I=D連携訓練 I=Dの操縦において同じ機体間のパイロット、コパイロット同士の連携だけでは終わらない。同時に出撃しているI=D同時の連携も必要である。二機編成、三機編成などの戦術が検討され、実際に訓練を行い問題点を洗い出し、また訓練を行い洗練された連携戦闘術を磨き続けたのである。 ハンドサインで独自の連携パターンのサインを作り、目視での連携も可能なように訓練が行われた 部品 機体特性と装備に関する事前研修 パイロットは訓練だけでなく、機体についても知らなくてはならない。機体の特性や武装の特徴などを開発メンバーや整備士を講師とし、事前研修を行い、訓練を行う。新型機や武装の導入、アップデートにより一部性能が改良された時などには必ず研修が行われた。 部品 新型機体の慣らし訓練 鍋の国に新型機体が受領された際には慣らし訓練を行う。出撃する可能性のある舞踏子達はあらかじめ受けた事前研修とマニュアルにそって機体を動かし基本に忠実に動かし、慣らし運転を最初に行い機体の癖を掴むのだ。 鍋の国が開発したI=Dの場合はテストパイロットの経験があるとはいえ、もう一度一から覚えるような気持ちで抜けのないように確認し、操縦する。 鍋の国以外が開発したI=Dの場合は何もかもが初めてなのでしっかりとマニュアルを読み基本的な操縦を確認、終了後に皆の操縦に対する感想、マニュアル外の事、注意点、検討などを行う検討会を行い、機体を知る。 部品 I=D・随伴歩兵の合同訓練 それぞれ異なる視野や機動性を持つI=Dと歩兵が、互いの長所だけを生かし、短所を相殺するべく、連携を取る訓練イベント。兵科をまたいでの実施になるため、通常の訓練よりは機会が少ない。 また、予め海兵隊が使うハンドサインや武装などを学んでおき、理解した上で訓練を行い、検討会において問題点を洗い出して再び訓練を行う。同じ鍋の守り手として協力して守れるように努力は惜しまない。 部品 各地形対応訓練 森林、沼地、砂漠など、世界には様々な地形がある。同じ気候圏の中でさえ地域差があり、また、全く同じ地形などはそうそうない。可能な限り、それらの多様な地形に対応できるよう、要素の詰まった再現環境下で訓練が行われた。 部品 戦闘区域別対応訓練 戦闘区域、具体的には水中戦、空中戦、宇宙戦、低重力戦といった戦闘状況における戦闘に対応できるように訓練が行われた。今後の戦いを想定し、それぞれのフィールドにおける奇襲、防衛、機動防御などいくつかのシチュエーションに沿った模擬線を行い、対応訓練とした。 部品 サブパイロットとしての戦闘分析 鍋の国のI=Dは代々三人乗りが定着している。そんな中、パイロット視点でのI=D操縦の動き、コパイロット1とコパイロット2の視点では意見が変わってくる。 特にサイベリアン以降、コパイ1が射撃、コパイ2が戦場把握、指示と役目が分けられた事により三つの視点から操縦内容を分析できるようになった。訓練でパイロット、コパイ両方の経験をする。 その上で訓練に対する操縦の検討会を毎訓練の度に機体搭乗者同士で行う。うまくいった事、ダメだった事、今後の課題……。そして全体の検討会に出席し、異見を統合、重要な案件があれば訓練項目に追加するなど全体にフィードバックしていく。 部品 加護という名のやる気 舞踏子や元気な舞踏子は、ヤガミ、ドランジ、アキを帯同している間は加護を与えられるという。そして強い舞踏子は、相手を守りたいという気持ちの強さから自身が戦う力もつけたことで、強くなれるのだ!特に不思議な力ではなく、やる気が出ることで強さに繋がるというもので、大事な人が近くにいると、大事な人が共にいるからこそ、守りたい者がいるからこそ強くなれるという想いのちからである。 部品 日々の食事 舞踏子達の日々の食事は栄養管理はもちろん、舞踏子としての特訓の欠かせないエネルギー。日々の鍛錬と食事はもちろん、舞踏子同士のコミュニケーションの場でもあります。その場を提供する料理に求められるのは美味しい事。訓練で欠いた塩分補給などサポートは充実。 部品 定期的な健康診断 舞踏子には鍋の国の女医による定期健診が行われています。職業的な危険性の高い項目の健診を加えて異常の早期発見を目指し、健康をささえています。 部品 精神を癒す環境作り パイロットとしての生活は知らず知らずのうちに疲れが貯まる。戦闘が長引けば、被害が増えれば……気づかないうちに疲労、ストレスは蓄積されるのだ。鍋の国はカウンセラーを雇い、そんな彼女達の心身を含めた健康の対応を行っている。 またアロマセラピーやアニマルセラピー、マッサージなどを行っており、エースパイロットにはエースらしく相応の環境を作る事に心がけている。 部品 慰安とストレス解消 日々の疲れを癒し、ストレスを解消する為に慰安旅行やレクリエーション、食事会にビンゴ大会など定期的にイベントが行われています。ストレスだけでなく、パイロット達の交流の場とし、共に戦場を駆け抜ける戦友とのコミュニケーションの場としても機能している。 部品 エースパイロットとしての後輩育成 強い舞踏子は鍋の国のパイロット達の憧れのエースパイロットである。舞踏子達は時折、母校である鍋鍋野高校パイロット科を訪れ、パイロットとしての講演会や模擬戦、シミュレーション訓練などに参加し、鍋の国を守るパイロットとはこうあるべきという姿を後輩達に技術で見せ、激励するのだ。 部品 礼儀作法(医療 医師は患者に「先生」と呼ばれることが多いが、当然無条件に医師へ敬意を払うわけでも、信頼を持っているわけでもない。 しかし患者が自身にとって一番良い治療を選ぶには、医師と患者互いの信頼が必要不可欠である。 その入口として相手を慮り、話しやすい雰囲気を醸成する礼儀作法は医師にとって大事な能力である。 部品 医師に求められる外見 第一に清潔さである。この場合実際に清潔であることはもちろんのこと、医療知識のない患者からみて「清潔そう」に見えることが重要である。 よく洗濯されシミ一つない白衣を身に着け、医師自身も清潔そうにまとまった外見をしていることは、医師と初めて面談した患者の安心材料の一つになる。 余談であるが、患者を安心させる他の要素として威厳があるが、主に年齢によるものが大きい。だから若い医師は(議論はあるが)ヒゲを生やしてみたりするのである。 部品 正確な診断力・検査力 高度なインフォームド・コンセントを形成するためには、前提として、良い説明をするための土台が必要である。 医師にとっては患者の現在の状態を正確に把握していることは具体的な治療法や代替治療の説明に絶対必要である。 余談ではあるが、これらの正確な診断にレントゲンなどの検査が必要である場合、検査の必要性を説明するのもインフォームド・コンセントである。難しい。 部品 ムンテラ力 ムンテラ(むんてら)とは、病状説明のことである。ドイツ語のMund「口」+Therapie「治療」を組み合わせた単語。 患者にとってみて、説明を受けた上で自由に治療法を選択することが望ましい。 望ましいのだが医師にとってみて、その患者に選択してほしい治療は当然ある。これが患者の価値観や知識と一致しているとは限らない。 医師に必要なのは「正確に」病状の説明をし、「正確に」各治療後の予後を説明する力である。 治療法選択の自由を尊重することと、説明の不足で患者にとって不利益な選択をすることになってしまうことは別である。 敬意と具体的でわかりやすい説明力は医師に必須の能力である。 部品 最新医療知識の維持 正確な診断と十分な説明がなされた後、高度なインフォームドコンセント形成に必要なのは患者の納得である。 納得するためには患者からの質問が必要であり、中には巷で評判を聞いたエビデンスのない治療法もある。これをきちんと否定し患者を危険から守るには常に最新の知識が必要である。 何をかいわんや当然診断にも説明にも治療にも必要なのだ。医者は一生勉強! これができなければ他全ての要素の信頼性が弱まり、高度なインフォームドコンセントとは言えなくなる。 部品 動揺しても態度に出さない。 医師も人間である以上ヒューマンエラーは必ずある。1件の重大なミスには29件の軽微なミス付いて回り、その周辺にはミスにならなかったもののミスになってもおかしくない直前の例、つまりヒヤリ・ハットが3000件存在している。ミスを起こしてはならないが、ヒヤリ・ハットな例に直面した際に動揺を表に出すことは患者にとっても不利益となる。 予防を十分に行った上でも起きてしまうヒヤリ・ハットや軽微なミスは適切にリカバリーされるべきで、患者が求めているのは落ち着いた医師である。「あっ」「しまった」とは思っても絶対に態度に出してはならない。口に出すのは最悪だ。 部品 経験と実績から発生する自負心 ミスに限らず、医療は人体を相手にする職業である以上、偶発的事故も起こりうるし、治療の結果も100パーセント思った方向に進むとは限らない。感染症の治療後体力の問題で治癒に時間がかかることもあれば、外傷の治療後安静をよく指示したにもかかわらず暴れて悪化させてくる患者もいる。これらのことが起きた時に「大丈夫ですよ」とはっきりみ行きれるのが自負心である。実際に近似の例を経験しているからこそ、知識として知っているからこそ、そして実際に自分の手でリカバリーしたことがあるからこそはっきり言い切れるのだ。この自負心の醸成には医師として誠意ある治療を多数実際に行なっている必要がある。 部品 強い自制心 患者が求めているのは落ち着いていて、かつ精力的に働く医師である。私事で何があろうと不機嫌さや悲しさを患者に伝えてはならない。患者さんは細やかな動作や声色に出る雰囲気を必ず感じ取る。 当然どのくらい疲れているかも患者さんにはなんら関係ない。つねに安定して親切で真面目でよく説明してくれる先生こそが名医だ。 実は患者さんが大事にしているのは手技の早さではないことを知っておくべきだ。 部品 うなされるほどの練習 治療の手技であるにしろ、滑らかな説明や表情作りにしろ、練習でできない人間が本番で安定して成功できるはずがない。 緊張するのだ。予想外のことが起こるのだ。ささいな手違いでさらに緊張するのだ。地震が起きるかもしれないのだ。患者を安心させる落ち着いた医者でいたければひたすらに練習するしかない。練習が短い睡眠時間に出てくるほどだ。 部品 無駄のない手技 名医の治療は早い。 何がはやいのだろうか。手の動きが速いわけではない。無駄が切り落とされているのだ。練習で何千回と繰り返した動作が、医師となってから臨床で繰り返した手技が名医の手技を早くしている。そこに生まれた余裕に丁寧さと工夫を加えることもできる。早さが命の手技ではもちろんのこと、それ以外でも治療の予後を良い方向へ動かす力となる。 部品 瞬時判断 どの仕事でも言えることだが、例に漏れず医師の仕事も判断の連続である。救急の患者が搬送されてきた時、また目の前で人が倒れた時、治療中不可避の大出血があった時。名医は自分の専門で即時に結論を出す能力がある。これは毎日の診療経験と勉強の反復が、呼吸と同じように最適な治療を教えてくれるからである。 部品 人体への理解 医師として病気や痛みを理解するには、まずからだの正常な状態を知らなければならない。正確な人体の組織と生理への理解は医師として人を助ける原動力となる。 部品 基礎医学の心得 人体への理解を基本として、微生物学、生化学、病理学、薬理学を医師は学んでいる。これらの学問を一定レベルで修めていることは、病気の診断と治療を行う上での重要な基本となる。 部品 地域医療の実地実習経験 医師は医学生である間に、患者さんがまずかかる一般医や家庭医での現場を知るため、地域での医療実習を行っている。医療現場での活きた経験を感じ、患者さんとのコミュニケーションの基礎を学んでいることは医師としての必要な能力の一つである。 部品 清潔操作と基本的医療手技修得 医師として医療に関わるため、臨床で実習を行う前に最低限修得しておくべきなのが清潔操作である。 清潔域と不潔域の理解と、実践を行うこと、習慣をつけることは予想外に難しい事であるが医師として必要不可欠な要素である。 部品 一次救命処置能力 医師には、緊急時に危篤の患者に出会った際には救命の機会を維持し続ける能力が求められる。 この基礎的な救命処置はABCと省略される生命維持に必要な処置と、AED(自動体外式除細動器)が周辺にあった場合に使用できる能力を指す。 救命処置のABCはA=Airway、つまり気道の確保。B=Breathing。つまり呼吸のことであり、自発呼吸がない場合は人工呼吸が必要となる。 C=Circulation。循環であり、一般で言う心臓マッサージで血液の循環を確保することである。近年では動作に対する誤解をなくすため、胸骨圧迫と定義されている場合もある。 部品 患者とのコミュニケーション能力 医師とは人を相手にする職業である以上、職務上必要な情報を取得するためには患者との信頼関係の構築が不可欠である。 このため最低限の礼儀作法に加え、平時、緊急時双方で効率よく必要な医療情報を取得できるような質問法、話術を修得している必要がある。 部品 臨床実習で得た臨床医としての能力 医師は知識の積み重ねだけではなく、実際に現場で患者さんを相手にすることでしか得られない臨床医としての能力が絶対に必要である。 患者と指導医の協力によって獲得できる、内科系、外科系、病理系、社会医学系など臨床医学の全ての分野に関して通常一年を通して修得される。 いわゆる臨床実習で得られる知識、見識、経験は医師として最低限必要な能力の一つである。 部品 共通試験・国家試験を合格する能力 一般的にどの国でも国家によって医師として必要最低限の知識と技術、倫理を持ち合わせているかの試験が行われている。 これに合格することは、医師として最低限の能力を修めていることの社会的指標となり、これにより発光される医師免許を持たなければ、医師として人と関わることは許されない。 部品 臨床研修で得た経験 一般に医師免許を取得した後は指導医の元、単独で医師として医療行為を行うに足る能力があると認められるまで、臨床研修を行う必要がある。 臨床研修で涵養しなければならない能力は国が定めており、これを修めることで初めて医師の最低限度が満たされる。 部品 6年間の医学生生活 医師になるためには、防衛以下大学医学部を持つ大学に入学し、6年間医師として必要な知識、技術、倫理観の涵養を行う必要がある。 これは国家試験の受験資格として必要な条件の一つとして、定められた大学で医学の正規の過程を修めて卒業した者として定められているためであり、 同時、一人の人間が医師として成り立つまでに必要な期間なのである。 なお、例外として他国ですでに大学を卒業し、医師免許を取得している場合は、当時国で医師として必要な知識と技能を修めていると認定された場合は国家試験の受験資格を与えられる。 部品 医療関連ルールを遵守する 医師として定められた法を守ることは医師の倫理の最低限度である。ルールで定められたことを守ることは、医師として活動するために最低限必要な要素の一つである。 部品 生涯を人道に捧げる誓い 医師として活動することは人を助けるため、人体に手を加えることである。治療は人に危害を与えかねないことを忘れず、人への貢献に人生を費やすことを誓わなければならない。医療の怖さを知ることが医師の第一歩である。 部品 患者へ尽力する誓い 医師は患者の健康を一番の関心事として考え、診療で信頼され、打ち明けられた、明らかになった患者の秘密を尊重する。これを遵守することが医師という職業への信頼につながる。 部品 公平で公正な治療行う誓い 医師は年齢、疾患や障害、信条、民族的起源、性別、国籍、所属政治団体、人種、性的指向、社会的地位、その他いかなる他の要因の斟酌であっても、医師の職務と患者との間に干渉を許してはならない。患者自身、と医師という職業に常に真摯に向き合うことは医師を医師たらしめる重要なファクターである。 部品 人命尊重の誓い 医者は人命を最大限尊重し続けるべきである。たとえ脅迫の下であっても、人権や市民の自由を侵害するために自分の医学的知識を使用しないと誓う。これは医者としての誇りとなり、医師の精神を支える力となる。 部品 医師という職業への誓い 医師としての心得を守り続けた恩師たちへ、尊敬と感謝を忘れず、先人が守り続けてきた医者という職業の社会的立場と名誉、伝統を堅持しつづけようと誓う。これは自身の能力への驕りを戒め、先人や同僚医師から学び続け、信頼を維持しようと努力する力となる。 部品 医療鍋発端は民間療法 鍋の国には民間療法として広く伝わる鍋を食べることで治すという医療鍋というものがある。栄養豊富で滋養効果のある鍋を食べる事による栄養補給。また普段の食事に近づける事により、普段通りだという安心感を与える民間療法である。 部品 食事療法としての医療鍋 薬での治療には副作用の可能性が付いてくる。病の進行を止め、治療への道を進める為の栄養療法として鍋の国の医師は食事を通して行われる治療も重要視している。食事を大切にする鍋の国とした場合、治療においての高度なインフォームドコンセントを形成するためには食を通じる必要がある。 部品 心理面から見る医療鍋の効果 鍋の国の国民にとっては食べる事は栄養だけでなく、友人、隣人との交流、精神の安定剤でもある。医師は患者の身体だけでなく心の治療も求められる。鍋料理がコミュニケーションのツールである鍋の国にとって患者とのコミュニケーションとしての鍋の話題は安心する材料でもあり、また食べて良い物を説明する事により安心安全感が得られる為、治療の一環として医療鍋が導入されている。 部品 鍋の国における海兵隊の位置づけ 鍋の国の海兵隊は、国の法律に基づき、歩兵戦力を高め、国防目的で設立された歩兵部隊である。国や国民を守りたいという思いが第一にある。勿論海兵隊と呼ばれるにあたり、国益の維持や確保をするための緊急展開部隊としても行動が可能である。 部品 少数精鋭の選抜部隊 海兵隊は鍋の国歩兵の中から少数精鋭の部隊として選抜された。少人数でありながら歩兵としての戦闘や哨戒、特に上陸作戦や早期展開により相手の出端をくじき殲滅する事ができる……さらに輸送手段も持ち、相応の硬さ、装甲を持つ事を求められた。 部品 海上・海辺近隣の警備 鍋の国は島国のため、外敵は基本海か空からやってくる。海兵隊は海上や海辺の警戒および警備の任につくこととなった。 部品 上陸・占領作戦 海から敵地などでへ上陸・揚陸・占領作戦を行うなどを得意とするのが海兵隊である。有事の際の上陸・占領作戦を得意とする部隊の保有は近隣諸国への威圧とみなされないか? と周辺国に確認したところ悪感情はなく、むしろ警備部隊としての役割に歓迎された。鍋の国の海兵隊が占領作戦を行う時は、いつだって大切なものを取り戻したり、大事なものを守るときなのだ。 部品 水上活動能力 海兵隊はその名の通り、海に関する訓練も行っている。水上での任務も多く、いわゆる古式泳法もマスターしている。海難救助隊ほど専門的ではないが、海での人助けも心得がある。 部品 歩兵から選抜試験 海兵隊は鍋の国歩兵で下記の条件を満たした者から選ばれる。 歩兵訓練期間二年以上経過の者、歩兵訓練基本課程を終了している者、試験者には模擬訓練とした上での海兵隊選抜試験で耐久力、精神力テストを行い、試験に合格した者。思想、素行調査を行い問題のなかった者。そして後日の面接で教官が認めた者である。 部品 体力基礎トレーニング期間 歩兵にとっての体力は重要不可欠である。戦場で最後まで立っているのは体力のある者である。 体力トレーニングとして短距離走、長距離走はもちろん、歩兵フル装備に相当する重量を背負った状態での行軍訓練などを海兵隊に所属してからも半年は行う。この間は試行期間である。 部品 歩兵関連座学一般 軍事、特に歩兵部隊運用にかかわる各種知識を座学にて教育される。海兵隊は少人数でありながら輸送手段、火砲が充実している為の各種装備についての知識や部隊展開の理論や戦術への理解などを行う。 部品 軍事的判断力養成訓練 知識だけではなく、兵士としての考え方も教導されている。まずもって『人を撃って殺す』事をしなければならない事も多いのが兵士であり、 そうでなくても死の恐怖にさらされながら行動する機会は多い。 これらに耐えるための思考形態、精神への負担を軽くする思考の切り替えトレーニングなど、精神面への教育もかなり力を入れて行われている。 兵士が恐怖を和らげるために薬物を使う事などが起きないためにも、メンタルダメージを抑える手段は必要だった。 部品 海兵隊に関する専門技能の訓練 体力トレーニングの過程終了後は引き続き体力トレーニングも行われるが、いよいよ海兵隊としての訓練が始まる。分解掃除などの装備の整備から輸送機の運転技術、海兵独自の戦術、防御陣形の研究と実践。模擬戦などが行われる。 装備の更新、新技術の導入、自らの技術を洗練させるなど、訓練は終わらない。 部品 輸送手段の詳細 海兵隊は独自に輸送手段を持っている。空軍や海軍の他部隊とは別に独自で輸送船や航空機を保有、これらは主に必要に応じて緊急展開や上陸作戦を行うために使用され、兵員輸送艦や強襲揚陸艦、輸送ヘリ(キャットバスケット)などが運用されている。 海兵隊の今後としてはそういった専門の兵科の育成が求められる事になるであろう。 部品 ハンドサイン 海兵隊独自のハンドサインを採用。連携、連絡手段として使用している。通信機を使えない時、音を極力出したくない時に使う。 部品 戦闘服 海兵隊は陸上での戦闘を行うため、陸軍と同様の迷彩柄の戦闘服を着用する必要がある。 装備一式はヘルメット・上衣・弾帯・カーゴパンツ・半長靴が一揃いで一般的な任務での戦闘装備となる。 任務に応じ、これらに更に装甲増強として防弾チョッキ・増加装甲パット・強化盾を装備。なお、背中には身を隠す際に木の枝などを取り付けるための部位がある。 南国で蒸し暑い鍋の国らしく、長時間着用しかつ長袖である戦闘服に対しての改善には余念がない。暑さによる体力消耗、不快感によるストレスが減れば減るほど戦闘可能時間が長くなるためである。 国の機関により通気性と防刃・防弾性のを併せ持つ素材の開発や、気化熱を利用して量を得る構造の開発など、年々改良が施されている。 部品 軍用グローブ 防腐、防火、耐刃、摩耗防止など丈夫で長持ちな海兵隊グローブ。着用状態でも銃火器が使えるように作られている。標準タイプのグローブタイプ、ナックルガード付きの物、オープンフィンガーグローブなどがあり、各種任務によって使い分けられている。 部品 偵察用双眼鏡 海兵隊が発足した時に改良された双眼鏡。熱源を視覚化する暗視機能や望遠機能、ミル入りで相手の大きさ、距離も測れる。防水加工。偵察ゴーグルの方が性能が多岐に渡るが、ヘルメットを装備できない。それに対し双眼鏡は背嚢に収納できるので適材適所で使用された。 部品 偵察用ゴーグル 鍋の国の海兵隊以前の歩兵が偵察時に使っていたゴーグル。熱源を視覚化する暗視機能や望遠機能、小型カメラとしての写真の機能に無線機機能までついたお得なゴーグル。 ただし、海兵隊になってからは正面突破の装甲力や機動防御が重要視されつつある中、コンバットヘルメットと併用できない偵察用ゴーグルの出番は減った。それでも特殊任務の際には出番である。 部品 ガスマスク 外気を遮断し、毒ガス等の有害なモノやにおいなどを遮断するマスク。迷彩ヘルメットと併用できるように作られている。偵察ゴーグル使用時は外してから使う。 鍋の国は眼鏡を着用してる者も多い為、各個人装備は着用者を想定して装備。眼鏡着用者の場合は眼鏡をつけたまま装備できるようにカスタマイズされている。 部品 海兵用アサルトライフル 鍋の国の歩兵に支給される軍用のアサルトライフル。中距離での射撃戦を行うことができる。海兵隊装備は厳重な管理のもとに置かれているので一般人が手には入れる事は不可能。共和国共通規格のモノを使用しているので弾薬の互換性あり。オプション装備としてサイレンサー、サイト、バナナマガジン式弾倉をそれぞれ1つずつ装着できる。オプションは任務状況によって付け替える。 両手で保持して射撃する必要があるため両手を使っても1丁しか使用できない。 サイトは狙撃を想定した赤外線レーザーを使用したレーザーサイトを採用。 サイレンサーは発射音を軽減できるので標準装備している事が多い。また、音を抑える事で人質救出作戦の際に人質の聴覚を守る……などの効果も期待できるのでそういった作戦時には必須装備。 部品 バナナマガジン式弾倉 海兵隊のアサルトライフル専用のバナナマガジン式弾倉。弾薬を30発格納。バナナ型ではあるが、単独で持ち運びする際にはボックス可が可能。アサルトライフルにはつねに一つしか装備できないが、弾がなくなれば使い道がなくなる為、予備としていくつも持って行くのが基本。 部品 鍋の国仕様サブマシンガン 鍋の国仕様サブマシンガン。9.2mm拳銃弾。装弾数80。消焔器器が標準装備として付いている。近距離戦闘時に使用。慣れていない人間は片手で持つと危ない。海兵隊は体力筋力のトレーニングの結果、片手で運用できるようになれば一人前という認識。もっとも命中率に期待するなら両手持ち推奨。 部品 手榴弾収納専用ホルダー 鍋の国所属の歩兵、海兵隊が装備する標準装備。装弾数4。ホルダーには各種手榴弾を装弾できるので任務に応じて装備の変更がされる。手榴弾は鍋の軍で厳重に管理されており、使用の際にも事故防止として薬品により銃弾の流れ弾程度では爆発しない、テープで固定してるので簡単には取れないようにするなど安全面も重視している。 ホルダーには糸も付随しており、手榴弾の安全ピンと組み合わせる事でブービートラップとして使用する事も可能である。 部品 形状、色の違う手榴弾(計五種類) 手榴弾は持ち出されないように軍で厳しく管理している。使用の際にも銃弾の流れ弾程度では爆発しないように薬品使用。テープで固定するなどの安全面も考慮している。 手榴弾の種類としては破片飛散型の破片手榴弾、爆音閃光手榴弾(いわゆるスタングレネード)、発煙弾、催涙弾、焼夷手榴弾が用意されており、任務に応じて持ち替える事ができる。標準装備としては破片手榴弾1、爆音閃光手榴弾1、発煙弾1、焼夷手榴弾1がスタンダード。 手榴弾は持った時の形状やデコボコ感や色が違う事により区別しており、熟練した兵士は持つ時の感触で使い分ける事ができる。 部品 海兵隊のロゴマーク付きの自走榴弾砲 鍋の国の自走砲。輸送の問題があるので主に自国での迎撃に使用する事を想定して開発された。 鍋の国には弾着観測兵がいないが、I=Dの通信を併用する事により、敵の位置を測定し、攻撃するなど今後の戦術が期待されている。 部品 迫撃砲 鍋の国では個人装備に軽迫撃砲、隊装備として中迫撃砲を採用。他の火砲よりも比較的軽量、小型な為、使い勝手がよい。榴弾以外に発煙弾、照明弾破片榴弾や焼夷弾も開発。軽迫撃砲は個人装備として運用している為、連絡やのろし、簡易証明などの攻撃以外の用途や単独任務での使用も考えられて開発された。 部品 牽引式の榴弾砲 遠距離の地上目標を攻撃する為の火砲の一つ。海兵隊の輸送能力での空輸の利便性を考慮した結果、牽引式を採用した。榴弾だけでなく、発煙弾、照明弾、破片榴弾、焼夷弾もあり。 部品 歩兵用無線機 短距離通信が可能な無線機。鍋の国の歩兵が発足された頃からデザインは大きくは変わっていない。偵察を重視するようになった時に上位無線機である偵察用ゴーグルに取って代われる。が、頭に装備するあちらと違いこちらは手で持ち運び可能、背嚢にでも入れておけば予備としても使えるし、ヘルメットと併用できない偵察用ゴーグルとは別の使い方ができるとの事で使い道は残った。 部品 船上活動服 海軍としての装備品であり、白いセーラー服と作業着として水色のシャツが存在し、選択して着用することが出来る。 丈が短く襟ぐりが広いため風通しがよく、また海におちたときにもすぐ服を破り泳ぎやすくすることが出来る。 主として海軍所属の猫士や若年の訓練生が好んで着用する傾向がある。 ちなみにこの服は脇にファスナーがついており、腕を先に通してかぶるように着用するため、前ボタン式の作業着より着用が楽である。 部品 ライフジャケット ライフジャケットつまり、救命胴衣である。ベスト状の着衣で、海上に落下した際に着用者の体を上向きに保ち、頭を水面上に露出させるための浮力をえるパーツが配置。 使用する際に圧縮空気で膨らませる膨張式が最少されており、有事の際には胸部に取り付けられた小型のボンベを作動させ浮力を得る。 海上で目立つように黄色、戦闘服とともに着用しても目立たないオリーブカラーなど、用途に合わせていくつかのカラーパターンが存在する。 任務の性質上、長期にわたって海上を漂流する可能性もあるため、ジャケット内には携帯食料・水・小型の発信機などが備えられている。 部品 海軍の制服と正装 海軍の制服。ダブルのスーツ、シングルのスーツも用意されている。いわゆる一般的な海軍の制服とそれ程大きくは変わらない。もちろん正装もある。 部品 ポットシールド いわゆるライオットシールドの事。鍋の国の平和を守る為の盾という事でポットシールドという名称がついている。 鍋の国の警官の標準装備でもあるが、海兵隊においても採用されている透明かつ、軽量の金属性の盾。 暴徒鎮圧等に使われるが、拳銃などの貫通力が低い弾丸、投擲物などから身を守る為に海兵隊でも使用されている。 警察、海兵隊が使用するという事で厳格な管理がされており、一般人が入手するのはまず不可能。 部品 専用フラッシュライト 海兵隊で運用する為に専用に作られた懐中電灯です。ライトの光量、照射範囲の変更が可能で完全防水。水中でも使える優れものです。調整して目つぶしに使う事もできますが、悪天候の中、光で合図を取るというような使い方も想定しており、耐久性、持久性にも優れています。またモールス信号を使った無線、音を出さない連絡手段としても使われます。 部品 衛生医療キット 緊急時に使う医療キット。 家庭で使うようなガーゼ、消毒液、バンドエイド、ハサミ、湿布、三角巾、針などの基本的な物もあれば、人工呼吸器、手袋、痛み止め、止血帯、エアウェイ、緊急外傷包帯、カテーテル、サムスプリント、チェストシールといった物、油性ペン(戦場での症状メモ用)といった物までがコンパクトに収められたカバン。 部品 鍋レーション 残念な事に鍋料理を楽しむ事ができない時などの非情用の簡易レーションです。そのままでも食べれますが、鍋の中に入れて煮込む事により簡易鍋として楽しめるレーションもあります。歩兵活動中の貴重なエネルギー補給の源です。 部品 ボトル&ホルダー 水が入った水筒。付属した小物入れには塩系タブレットが収納されており、レーションを取れない非常時にも水と塩の補給が可能。 部品 軍用ショベル 主に塹壕を掘るために使用するショベル。折りたたみなどはできないが、柄と刃に分離して持ち運ぶ事ができる。柄にセットする際に向きを変えてクワのように使う事も可能。 部品 サバイバルナイフ 白兵戦時に使用できるナイフ。本来の使い方はサバイバル時を想定している。金属を切断できる鋸刃がついており、ナイフにはコンテナ、格納可能な部分があり、そこに医薬品や釣り糸、針などが収納されている。 サバイバル用のナイフなので基本、装備は一人一本。ナイフを両手で二刀流ができないわけではないが他の装備を考えると非現実的。 部品 野営用装備一式 小型テント、寝袋、小鍋(フタが皿やフライパンにできる)カトラリー三種、火口箱、水袋などがコンパクトに収められたカバン。 部品 日頃の疲れを癒す 過ごし方は個人によって様々。睡眠にあてたり、同僚や家族や恋人とご飯を食べたり、趣味に勤しんだり、自らが守っている日常を実感し、また満喫するのです。 部品 演習後の慰労会 特に大規模な演習や訓練があった後は、部隊としての連携力だけではなく人としてのコミュニケーション能力も大事ということで、慰労会が開かれる。参加は自由となっており強制ではないため、疲れていたら寝に帰っても問題ない。慰労会ではケータリングをつまみながら、部隊内や合同訓練先の人と、日常的な他愛のない世間話や、子供や猫などの写真を見せ合いっこしたりと、和気藹々としたものである。勿論ハメを外しすぎない程度に楽しもう。当然機密事項をもらしてはいけない。 部品 尚書省への出仕 各藩国から吏族は尚書省へ出仕することになるが、吏族の出仕先は大きく分けて三部門に別れていた。 それぞれ工部省、紋章省、財務省という。後に兵部省(参謀)より分かれて運輸省が設立されている。 また、出仕中は所属国に何があったとしてもその身分は保障される。 部品 工部事務 工部事務とは、申請物の整合性のチェック、新規事業などの審査などを担当する部門での事務作業のことである。 部品 紋章事務 紋章事務とは、いわゆる戸籍や資格、所有権などの国民に関する管理などを担当する部門での事務作業のことである。 部品 財務事務 財務事務とは、各藩国の財務状況の管理を担当する部門での事務作業のことである。資金、燃料、資源、生物資源等から、生産されたI=Dまであらゆる資産に関する業務がここで行われていた。 部品 運輸事務 兵部事務(参謀)から分化した、輜重分野(運輸計画等)を計画立案する部門での事務作業のことである。主に運輸計画等の運用をに携わる。 部品 出仕者の作業 出仕者は主に高位吏族の立案したチェック作業を分担して遂行することが求められる。 これらの作業には作業広報、進捗報告、クロスチェックなどの業務が含まれる。 部品 吏族試験 吏族は共通試験を受け、高位吏族による採点を受けた結果、内容により資格を得ることができる。場合によっては高位吏族に抜擢されることもある。受験については年齢制限はなく、その能力によって評価されるものである。 部品 藩国における役割 藩国において吏族は政治を動かす官僚的な役割を果たしている。尚書省の定めに準拠した様式を整えたり、収支記録を正しくつけたりすることは吏族の仕事である。 部品 起家・栄達 これまでの作業の結果、十分な実力を認められたものは天戸吏族として起家することができる。 また、一定水準以上の実力を認められたものは尚書の推薦により高位吏族へ栄達することもある。 部品 功労に対する対価 尚書省内で特に功績があった者は特別に栄達を行うことがあり、特別作業参加者には働いた時間に応じて給与が払われる。 藩国内での業務については藩国が労うこと。 部品 不正に対する罰則について また、不正を行った者についっては、吏族の地位の剥奪、階級の降格、制裁金を課せられる場合がある。 藩国内業務での不正については藩国内の法によって裁かれるが、その影響により尚書省より照会があった際には藩国に罰則が課せれることもある。 部品 報告と連絡と相談 基本的に業務は報告と連絡と相談が重要である。作業の報告、関連の部署及び人への連絡、上司への相談は必ず行うべきだ。これを行っている限りにおいては責任は上司が取ることになる。 部品 猫好きとは 猫好きとは何か。それはなるものではない、いつのまにか猫の魅力にめろめろになってしまったものがそう呼ばれるのである。 部品 猫に話しかけると赤ちゃん言葉になる 猫が近くに寄ってきて「にゃーん」と鳴いたら 「どしたの~~?ご飯でしゅか~?(デレデレ)」と返してしまうのが猫好き。 「猫なで声」は、なでられている猫側の声なのでこれとは違う。 部品 猫の肉球にふまれるのが幸せ 猫の肉球はよいものである。ぷにぷにしてひんやり。 寝ているとき顔を踏まれても 猫の肉球ならそれは猫好きにとってご褒美である。 部品 猫と添い寝 猫は眠るときくっついて眠るものである。 冬場は暖かいが 夏場は暑い…暑いがそれは仕方がない 猫との添い寝の幸せに比べたらささいな問題である。 そうたとえ布団が毛だらけになろうとも。 部品 猫写真フォルダー 猫好きの写真フォルダーは猫の写真でいっぱいである。 我が家の猫からご近所で出会った猫、さまざまであるがどんどん増える。 部品 つい自分のうちの猫の話をしてしまう 猫を飼っている猫好き同士が集まるとうちの猫かわいい自慢大会が始まる。 しかしここで喧嘩にはならない。 なぜならお互い「自分のうちの猫が一番可愛いがそっちが可愛いのもわかる…わかる猫かわいい…わかる」 と思っているからである。 部品 猫の声に敏感 外出先で猫の鳴き声がするとつい目で探してしまう。 子猫の「みーみー」言う声だと必死に探す。 急いでるときは死活問題だが…子猫ならしかたない。 部品 猫グッズ収集 猫好きになるといつの間にか増えているのが猫グッズである。 ちょっとしたものでも猫柄を選んでしまうことがある。 カレンダーを子猫がいっぱい写ってるやつにしてしまったり… 部品 猫にご挨拶の効果 ご近所の猫さんへのご挨拶は猫好きのたしなみである。 散歩の途中で見かけた猫に警戒されない位置からそっとまばたきと声かけ。 可能ならば指の匂いを嗅いでいただく。 慣れてくればなでなでも許してもらえるかもしれない。まずは覚えてもらおう。 部品 猫なでテクニックの効果 猫が喜ぶ箇所を的確になでなでする技。猫によって好みが違うため喜ぶ箇所を見極める力も重要である。 基本的には猫が自分であまり触ることが出来ない 背中や額、アゴの下などが喜ぶポイントだろう。 うまく撫でることができれば猫からの好感度があがるぞ! 部品 猫ブラッシングの効果 猫をブラッシングすることで抜け毛を取り除き、毛並みをつやつやに保てる。 またスキンシップも兼ね、体調の変化などにも気付きやすくなる。 ブラッシングされて猫はご機嫌になる。 部品 猫の爪切りの効果 室内で猫と同居している場合必須技術ともいえよう。 猫が嫌がる暇を与えずさっと伸びてとがっている部分の爪を爪切りで切る。 そうすることで家具や壁紙への爪とぎを減らしたり 猫にひっかかれて怪我をすることや、猫の爪が割れて猫自身が痛い思いをすることが減らせる。 部品 銀の結婚指輪(仮) 矢神総一郎から贈られた結婚指輪。もちろん夫も同じものをしている。仮とついているのは指輪の名称が不明だったため。いつか教えてもらいたいと思いながら、肌身離さずとてもとても大事にしている。 部品 富滋の土 鍋山沼沢から産出される粘土質土壌である。ちりんの鍋を開発した職人鍋川菊次郎により、富滋の土と名付けられた。含んだ微量鉱物のためか、生地色が濃い褐色。扱いが難しく、火の温度管理も微妙だが、焼くと固く、それでいて柔らかな手触りを生む。その扱いづらさについては 「俺はこんな頑固な土を、今までみたことがない」と開発に協力した鍋原白乃進が弱音を吐く程である。しかしこの土を使う事により耐久性に優れていて、美味しく具材を煮る事ができる鍋ができるのである。 部品 丹念な菊練りによる焼成後の結晶構造の均一化 ちりんの鍋は、熟練の職人の技とおしまぬ手間によって作られている。粘土の密度を高める為に、丹念に菊練りという粘土を練り合わせる作業を行うが、これが鍋の強度にも寄与している。量産を行う工場でも熟練工がこの菊練りの作業を監督し、品質を守っている。 部品 粘土に施した工夫による焼成後の緻密なガラス質構造 鍋山沼沢に茂っている草と根を特有の配合で混ぜ合わせ桶で寝かせる事2週間。この手間がなければちりんの鍋は焼成に成功しなかった。菊次郎と白乃進という2人の名匠が実験を重ねて辿りついた工程であり、この手間により硅素のガラス質の粘りを上げ、扱いの難しい富滋の土を鍋の形に完成せしめるのである。焼成後の緻密なガラス質構造が耐久性にも寄与している。この配合は量産品にも取り入れられている。 部品 加熱による遠赤外線効果 ちりんの鍋の素材を化学的に分析した所によれば、ミネラルの主成分カオリンに加え、アルミナの含有率が通常の粘土よりも高く、成型・焼成後、加熱することにより多くの遠赤外線を鍋内に放射する。この遠赤外線により食材を効率よく加熱することができ、うまみ成分の消失を最低限に抑え、食材が持つ旨味を十分に引き出すことが可能となった。 部品 鍋肌の表面構造 また、鍋肌の表面構造により加熱時の泡立ちが細かいため、味の浸透、出汁への溶出のバランスが良く、また煮崩れが少ない。またよくだし汁を対流させ、具材の火の通りを均一にする効果がある。 部品 特有の形状による効果 蓋の重量及び形状が良く、食材や出汁から出る水蒸気が鍋内でランダムな対流を起こし食材を均一に加熱することにも役を買っている。計算された気孔形状は適度な水蒸気を鍋外に逃し吹きこぼれを防ぐものの、旨味成分や香りの流出を最小限に抑えている。 部品 すぐれた耐久性 アルミナ含有率の高さにより、通常の鍋より強度が高く耐衝撃性に優れている。また耐火温度も上がり、コークスなどの使用にも耐えうる。この事により災害などの避難時に頭に被る事で、衝撃から頭部を守る事ができる。ただし鍋で防げる程度の物理的傷害に限り、もちろん衝撃が大きいと壊れてしまう。 部品 職人の魂がこもっている ちりんの鍋は、鍋職人鍋川菊次郎が病身にあった息子・啓介が自身が焼いた鍋でつくった料理を食べ、自然に笑みをこぼしたのを見て、自らが作った鍋で人々が笑顔になって欲しいという願いから開発された鍋である。「俺が出来ることは鍋を作ることだけだが、それでも人に笑顔を分け与えることができる。たとえほんの一時の幸せでも、無いよりはずっといい。」そう思ったと菊次郎は当時を振り返り動機を語った。 苦節2年の時を経て、化学的見識に強い鍋原白乃進の助けも得ながら、努力を重ねて完成させた鍋である。それにも関らず鍋川菊次郎は利益を二の次として、子供や病気の者に優先的に、そして広く鍋の国に行き渡る事を願った。 現在では、菊次郎の意志を汲んだ政府の政策により、鍋職人組合とメーカーとが協力して手の届きやすい価格帯で量産されているものの、この魂は受け継がれ「ちりんの鍋」はその品質が守られている。 部品 鍋を囲む効果 ちりんの鍋は食材を美味しく料理できる調理器具であるが、「鍋」は家族や仲間と囲んで食べるのが一般的である。1人で食べても美味しいが、誰かと一緒に食べた時より美味しく感じた事はないだろうか。一気に大量に作ると美味しい料理というのは存在するが、食べる人の気持ちにも変化があるのだろう。美味しいものを「美味しい」と言いながらみんなで食べると、より美味しく感じられるし、仲良くなれる気がする。「同じ釜の飯」という言葉があるが、同じ鍋をみんなで囲む効果である。それを知っている鍋の国の民は、お腹が空いている人、1人でいる人に「一緒に鍋を食べよう」と声をかける。悪い事をする人には色んな事情や背景があるだろうが、この「一緒に鍋を食べよう」で少なくとも空腹や孤独が原因で感情が高ぶっている人や、魔がさしてしまった人には効果があるといいな、と鍋を作る職人は願っている。 部品 概要 先の迷宮協議会において30階で賞品としてランダムに配布されたもののうちの一つ。泡だっていたり、おいしくなかったりと散々なようだが、 実際はかなり優秀なポーションだった。治療にも、対毒にも使え、まずいが栄養自体も満点であった。 部品 治療 まず過ぎるポーションは治療に使用できる。実際治療に使用した実績もある。まずいが我慢して飲めば軽いけがや病は治せるだろう。 部品 解毒作用 まず過ぎるポーションは絶妙な調合により毒を受けた場合の解毒効果も期待できる。毒に侵された場合は我慢して飲むことで、解毒治療の補助にはなるだろう。 部品 栄養満点 まがましい見た目とまずさから、敬遠されがちで恐れられていたが、難民キャンプにおいて、食料と衣料品不足によりどうしても使用せざるを得なくなった結果、栄養満点であることがわかった。 「これで救われた妊婦と子供は数知れず」である。 部品 まがまがしい入れ物 一見丸フラスコだが劇薬や毒薬を連想させるラベルが貼ってあり、あまり積極的に使用したくはならない。しかし気密性はいいらしく、中のポーションが劣化したり腐敗したりしてしまうことはないようだ。 部品 実はまずいことが大事 まず過ぎるポーションは治療、対毒と栄養補給いずれにも使用できるが、ポーションであるから、薬の一種である。このポーションはまずくていいと、難民キャンプの医療整備で使用した和錆は語っている。 薬は過ぎれば中毒になり、命を危険にさらす。万能で栄養があるからといって飲みすぎるな。まずいからこれ以上飲めないというのが妥当な飲用量なのだろうと和錆は考えている。 部品 大量の注意書きから得られる知識 まず過ぎるポーションにはこのポーションに対する注意書きが大量に付属している。 面倒なようだが、この注意書きを一つ一つ読み解いていくことで、このポーションを作成した先人の知識を得ることができるし、材料があれば再生産することも可能になるかもしれない。 部品 概要 迷宮競技会のB50到達リザルトで手に入れた双眼鏡である。普通の視界のほか暗視や熱源探知など多機能な双眼鏡であり、一般販売はされていない。 部品 所持制限 複合双眼鏡は迷宮競技会のB50リザルトアイテムとして入手したプレイヤーかその後の交換会で手に入れたプレイヤーのみが所持することができる。 部品 偵察 複合双眼鏡は高い倍率と様々な状況に対応した機能により利用者に高い偵察能力を与える。夜間でも暗視能力により視界を確保でき、また熱源感知により隠れている対象を発見する状況にも優れた性能を発揮する。 部品 FO(Forward Observer) 複合双眼鏡は砲撃の観測においても高い性能を発揮する。多機能による高い視界確保性能は夜間や悪天候下においても敵陣と着弾地点の観測を成功させ、砲撃能力を有効に機能させることができる。 部品 暗視 複合双眼鏡には暗視機能が組み込まれており、光源の確保が難しい状況下でも視界の確保を行うことができる。双眼鏡の望遠機能と合わせて夜間の偵察活動において高い性能を発揮する。 部品 熱源探知 複合双眼鏡には熱源探知機能が組み込まれており、生物や火器の温度を使った追跡・索敵に高い性能を発揮する。 部品 最近思うこと 最近は子ども達も成長して手のかかることも少なくなり、自分の時間も持てるようになってきた。家に引きこもってばかりいないで、お散歩してご近所探索をすることに。今まで知らなかった可愛いお店やお花屋さん、小さな猫の集会所なんかを見つけて、毎日の楽しみが増えた気がする。以前、世界忍者国で知り合ったキルケさんに教えてもらった長距離走の訓練も本格的に初めてみようかな。遠くまでいけたらまた違う風景が見れるかもしれない。 部品 散歩とは 自宅や滞在している場所の周辺を、とりとめもなく、ぶらぶらと歩くことを言う。 目的は気晴らしや、健康のため、ペットの世話など様々である。 部品 散歩好きと呼ばれるまで ただ数度散歩をしただけで散歩好きとは呼ばれない。 頻繁に散歩をし習慣となってそれを楽しんでいる者を散歩好きと呼ぶ。 部品 風景を眺める 普段通らない道を通り、新しい風景を楽しむというものも散歩の魅力の一つである。 観光などで知らない土地にいったときなどもこれにあてはまる。 部品 季節を感じる 散歩中、道端に生えている草花のうつろい。同じ時間帯でも変わる日の長さ。そして気温の変化。 散歩は季節を感じるのにぴったりである。 部品 人とのふれあい 散歩の良い所はご近所づきあいが増えることだろう。 すれ違うたび挨拶をしお互い顔を覚えることで交流が増える。 部品 抜け道探し よく知ったご近所といえど通ったことのない小道、入ったことのない商店などあるかもしれない。 散歩しながらそういう場所を開拓し自分の行動範囲を広げていく。 部品 日常の変化に気付く 日課のように散歩をしていると 日常に変化があったとき気付きやすくなる。 あそこに引っ越してきた人がいる、とか新しいパン屋さんが出来てるなど そういう違いを探すのも楽しみの一つだろう 部品 歩きやすい靴 歩きやすい靴とは自分にサイズのあった、底のしっかりした靴で、おもにスニーカーなどをさす。 自分にあった靴を選ぶことで靴擦れなどを起さずにすむ。 また歩きやすい靴は疲労軽減効果もある。 部品 帽子 頭部にかぶるもので、頭部を物理的に保護し、また、強い日差しや熱中症からも守ってくれる。 最近はUVカット加工がされているものもある。 部品 汗をかいてもいい服 オシャレ着などではない、普段着に近いもの もしくは運動する前提で汗をかいて汚れてもよく、動きやすい服装のこと。 部品 散歩に何をもっていけばいい? 散歩場所がもしご近所でも 外出するのに何があるかはわからない。 時間や場所、季節にあわせて持っていくアイテムを決めよう。 迷ったときのための地図がわりや他者との連絡手段のために携帯(気になることを調べる辞書代わりにもなる) ペットボトルや水筒など 飲み物の入ったもの。 ぱっと必要になったとき使える程度の金銭 汗をぬぐうタオル 万歩計 部品 散歩中の挨拶の効果 相手にその時と状況、関係性にあった言葉で挨拶をする。 朝なら「おはようございます!」 昼なら「こんにちは!」 さわやかに挨拶できればお互いにすがすがしい気分になれるぞ! 部品 筋トレの重要性 ランナーに太い筋肉は必要ないと考えられがちだが、長時間良いフォームを保つためには筋力トレーニングが必要不可欠である。 部品 怪我の予防 走るのに適切な姿勢を保つ他、継続的に筋力トレーニングを行うことで基礎体力がつき、怪我の予防にもつながる。 部品 フロントランジ 太腿、ハムストリングス、大殿筋を中心に鍛える。この際上体をまっすぐ保つことで、全身の筋力を強化できる。 部品 腹筋・背筋 ゆっくりと行うことで体幹の筋肉が鍛えられ、適切な姿勢を保つことができるようになる。大きく息を吸って吐きながら行うこと。 部品 腕立て伏せ 腕をしっかりと振るために腕・肩の筋力を鍛える。きつくて続かない女性などは最初は膝をついた上状態で行っても良い。 部品 準備運動の効果と重要性 怪我を防ぐ、体をあたためる等の効果がある。トレーニングの効果にも差が出るため丁寧に行うこと。全身の筋肉を気持ちいいくらいの強度でよく伸ばし、ほぐす。 部品 良好なコンディションを保つ 疲労を溜めないことがランナーには重要である。すなわち、睡眠時間を十分に取りトレーニング後は整理体操等をかかさず行うこと。 部品 インターバル走 数本の疾走区間の間に小休憩を挟む練習方。非常に効果が高いが疲労もたまるため、終わったらしっかりと休憩をとること。 部品 レペティション インターバル走より1本1本の強度を高め、休憩を長くとるトレーニング。効果としてはインターバルと同じ。 部品 ペース走 一定のペースで走るトレーニング。トラックなど決まった距離を延々同じペースで刻むことで適切なペースを体に教え込む。 部品 ジョグ 一キロ5分以上のペースでゆっくりと長い距離を走りこむ。もっとも手軽で一般的な練習方法。毎日継続するのが大事。 部品 ビルドアップ走 最初はゆっくり、徐々にペースをあげていき、ラストでラップを刻みゴールするという練習方法。疲労の溜まり方もマイルドで効果が高い。 部品 正しいフォームの重要性について 長距離を走る際正しいフォームを保つことはスピードを上げるだけでなく怪我の予防にも繋がり、疲労度にも大きく影響する。 部品 正しい姿勢を保つ練習 走る際は真上から頭を吊られているような感覚で少し顎を引き、背筋を伸ばし、腹筋にやや力をこめるイメージで。視線はまっすぐ前へ。 部品 足の出し方 走る際の足は一本の線の上を走るような感覚でまっすぐ前に出す。普段から線の上を走って感覚を掴むと良い。 部品 使う筋肉 小さい筋肉(足首、すねなど)を酷使すると故障の元になる。太腿や尻などのなるべく大きな筋肉を使い、体幹を意識して体を動かすこと。 部品 腕の振り方 小指と薬指を軽く握り、真後ろに引く。腕をしっかりと振ることで余計なエネルギーの流出を抑えることができる。 部品 呼吸の仕方 ペースによって呼吸を変える。スローペースで走る時には4回吸って4回吐く。ミドルペースの際には基本の2回吸って2回吐く。更にスピードを上げる場合は2回吸って1回吐くと良い。 部品 ペース配分 走る距離によってペース配分を考えながら走る。長距離を走る場合は10キロ過ぎあたりで気持ち良くなってペースがあがりがちだがぐっと堪えること。 部品 ランナーズハイ 走ることによって脳内物質が出てテンションがあがり、疲労を感じにくくなる。しかし疲労は確実に蓄積するため、惑わされず冷静さとペースを保つことが必要となる。 部品 クールダウン 長距離を走った後は筋肉がダメージを受けているため、ゆっくりと整理体操や軽いジョギングをして筋肉をほぐすこと。 部品 靴 基本的に紐靴。履き比べて自分の足に合ったものを選ぶこと。また、長距離を走る前に履きならしておくのが望ましい。 部品 帽子 つばの広いキャップが良い。風で飛ばないようなサイズのものを選ぶこと。太陽光をさえぎる他、汗が目に入るのを防ぐ。小雨の際にも役に立つ。 部品 ワセリン 服と肌が触れる部分などに塗ることで長距離走った際の擦れを予防できる。下着と肌の境目あたりにも塗っておくと良い。 部品 動きやすい服 気温に適したもの、また、肌に擦れても痛くない素材を選ぶこと。また、男性は下半身にスパッツ状のものをちゃくようすると息子が擦れにくい。 部品 スポーツブラ 女性は必須。ワイヤー入りの下着で長距離を走るのは厳禁である。すこしきつめのものを選ぶと胸の形が崩れにくい。 部品 走る前の食事 穀物など炭水化物をしっかりととること。極端に炭水化物の量を増やして準備することをカーボローディングと言う。 部品 水分の取り方 水分は少量をこまめに摂取することで脱水を防ぐことができる。汗で失われるナトリウムを補充できるものが良い。 部品 エイド 30キロ以上の長距離を走ると体内の糖が不足しエネルギー不足に陥るため、水分と同じようにラムネやブドウ糖を途中でかじると良い。 部品 急げ馬よのあらまし 馬を走らせ、短期間で長距離移動するための技術。はいよーシルバー! 馬を所有していない場合は貸し馬屋にレンタルしたりするらしい。 部品 急げ馬よの取得条件 馬術の習得及び、馬での長距離移動訓練を年四回は行っていること。 なお、越境及び交通法規は各国のルールを事前に調査し、遵守すること。 部品 馬と心を通わせる テレパシーというわけではなく、馬との信頼関係を築く練習。 背筋を伸ばし、力を抜いて余裕を持つことで、馬に不安を与えないように心がける。 部品 乗り降り練習 まず馬に乗るための練習。馬の左側から鐙に片足を掛けて跨がる方法から、飛び乗りまで練習する。 降り方は乗り方を逆順で行う。 部品 騎乗姿勢 鞍の相性知り、跨がり方を覚え、正しい姿勢で騎乗するための訓練。 速さに応じて姿勢を変える必要があるので注意。 部品 歩法の習得 歩法とは馬術における、馬の歩き方、走り方のことである。 常歩、速歩、駈歩、襲歩が基本歩法とされ、それぞれに訓練を行う。 部品 常歩 なみあし。歩きの状態。常に二本ないし三本の肢が地面について体重を支えている状態。 正しい姿勢で発進や停止、曲がり方なども覚えよう。 部品 速歩 はやあし。二本の肢をペアで着地、離地する走り方で、速度は常歩の二倍程度。 強く上下に揺れるため、動きに合わせて鐙に立つ、鞍に座るを繰り返して衝撃を軽減したりする。 部品 駈歩 かけあし。速度は速歩のおよそ1.7倍ぐらいか。 三肢で接地しているタイミングと、四肢が地面を離れているタイミングがある。 パカラッパカラッといった感じか。 ゆったりと前後に揺れる。 部品 襲歩 しゅうほ。全速力の走り。後肢と前肢の着地点をなるべく離し、脊椎のバネを利用して歩幅を伸ばし疾走する。 速度は駈歩の三倍にも達する。 部品 長距離移動計画 連休のお父さんには必須の計画能力。 地図を広げ、目的地に辿り着くルートを導き、適切な時間に適切な道を進む計画を立てることが重要。 部品 地図を読む 道路地図を読み解く力。これがなければそもそも長距離移動は諦めるべきだろう。 ルートを検索するだけでなく、休憩の予定も立てよう。 部品 越境の準備 移動に於いて国を越えることもあるだろう。国が変わればルールも変わる。 各国のルールに従い、越境できる様、事前の予習と準備をしよう。 部品 休憩・補給 事前に予定を立て、所定の場所で人と馬の休息と補給を行う。 日を跨ぐのであれば馬小屋のある宿の確保も忘れてはならない。 部品 馬と野営 やむなく野営することもあるだろう。 野営をするのであれば、馬をきちんと繋いでおくこと。 もちろん、世話と手入れを忘れてはいけない。 部品 急げ馬よの陸路移動効果 急げ馬よは、具体的には陸路に限り一航路分の移動を可能とする技術である。 緊急事態があれば即座に現場に急行することが可能となる。 馬を保有する必要が無いのは前述の通り。 部品 概要(受付) 自身または自身の所属組織の業務を円滑に進めるため、受付窓口を設置することで自国民と共同で行動を実施するための技術。 自分たちの意思表示(行動)に対する自国民の反応を伺いながら行動をすることができる。共同作業による連帯感の芽生えにもそれなりに期待ができる。 部品 使用条件(受付) 受付場所や人員を確保できる一定以上の財力、国民とともに行動ができる人望を備えた人物でなければ、受付(技術)を十分に活用することはできない。皆と一緒に行動することが、受付(技術)の効果を最大限発揮させるからである。 部品 受付場所を構える 用のある人が訪れるための受付場所を構える。ある程度の規模の機関であれば応接室・会議室、個人宅であれば応接間など。部外者に話が漏れ聞こえない隔離された空間があるのが望ましい。 部品 連絡方法の確立 受付に訪れた人が空振りにならないよう、受付をする者への連絡方法の確立が必要である。 決まった場所に決まった時間内に訪れれば対応できる、手紙などによる事前連絡(アポ取り)が必要、など。 部品 応対要員の確保 訪れた人に応対するための人員を確保する。1人が1日に応対できる人数は決まっている。休憩などで場を外すことを考えると、交代要員も必要となるだろう。 個人業務などで必然的に応対要員が1人しかいない場合にも、自身の心身に問題がない範疇で応対可能時間を設定する必要がある。 部品 受付方法を周知する 自身あるいは自組織がどのような形で受付体勢を設けているか、受け付けたい相手に伝わるように周知しなければ意味がない。 口コミ、名刺交換、チラシの配布、広告など、目的や規模、予算などに応じた手段で周知を行う。 部品 地道な活動 いきなりやってきて「さあ一緒にやりましょう」と言っても、周囲の目は冷ややかである。少しずつ少しずつ、周囲の人々と打ち解けることが肝要だ。 部品 知り合いを増やす 受付活動を自分たちだけの力で行おうとしても限界はある。知り合った人から人へと何かの機会に自分たちの存在が伝わり、仲介のもとで知り合う。誰だって、知らない人よりも友人を手伝いたいものだ。 部品 困りごと解決のお手伝い 自分たちがやりたいことだけを押し付けても、周りの人々は動かない。ゴミ掃除でも、迷子探しでも、自分たちが手伝うことで解決する困りごとをちょっとずつ解決することで、皆が過ごしやすい環境を作る。そうした環境は、やがて自分たちが困ったときの支えになるものだ。情けは人のためならず。 部品 連帯感の芽生え 一緒に行動をすることで、「単なる知り合い」から「一緒にXXした人」へと少しだけランクアップする。困難な作業であるほど、その達成感は大きい。大きな達成感あるいは失敗の経験を長きに渡って共有した相手を、「仲間」ともいう。 部品 異なる視点の獲得 同じ作業でも、作業者が違えば感じ方は変わる。1つの問題に取り組む時も、様々な所属、立場の人々と共に行動することで、自分とは違った目線で物事を見ることが出来る。 それは時に、1人では気付き得なかった別の問題の発見にもつながる。 部品 効果の向上 多くの人々との共同作業は、単純な人数比による効果増だけではない成果をもたらす場合がある。 指揮人員の確保による効率化、それぞれの長所を活かしたシナジーの獲得、ノウハウの蓄積による手順整備、人員増加による広告効果など、得られる成果は多彩である。 部品 思慮深い それを実行したらどんなデメリットが発生するかを一旦考える思慮深さ。 実行前に一旦考えることで、いざという時に立ち止まるチャンスを得る。 部品 石橋を叩いて渡る 大丈夫かどうか確認してから実行するということわざ。これを意識して習慣化することでついうっかりを危険に踏み込むことを防ぐ。 より上位に石橋を叩いて壊すというものがある。 部品 質問・相談する習慣 実行前に信頼できる相手に質問・相談する習慣、自分ひとりでは見落としていたことも相談や質問をすることで発見することができる。 部品 信頼できる相手を見極める 信頼できる相手に質問・相談をするため、信頼できる相手を見極めるための判断力。 相手と自分の関係を正確に把握する(所謂空気を読む)能力でもある。 部品 背筋がぞわっとする 危険な場所やことに踏み込みそうになると嫌な予感や背筋がゾワッとして踏みとどまる能力。所謂第六感。 確実性はないが、経験からくる直感でありこれに救われることは意外に多い。 部品 概要 スコップアート・・・それはスコップによっておこなわれる築城芸術である。習得者によって振るわれるその技は味方の陣地の構築と相手の陣地の無効化の両方に力をふるった。 部品 習得制限 スコップアートは迷宮競技会のB40階突破リザルトで取得した者および交換会で入手した者のみが習得できる。 部品 自陣構築、一夜城 スコップアートを習得したものにかかれば極めて短時間で築城を終えることができる。もちろん戦場で作られるものなので実用性重視である。 部品 穴掘って塹壕にする スコップの真骨頂ともいえる塹壕掘りである。この塹壕は歩兵のみならずI=Dにおいても利用されることがある極めて重要な戦術の一つであり、それを素早く、重厚に終えることこそ野戦築城の一つの極みである。 部品 土盛って土嚢つくる スコップアートのもう一つ力は土を積めて土嚢を作ることである。土嚢は遮蔽物や障害物の作成から水害時の応急処置まで土木工事において多くの場面で使われる。その土嚢を短時間で多数作成できる強みは計り知れない。 部品 トラップ発動落とし穴 穴は自分たちの身を隠す以外にも極めて単純に相手の行動を阻害するのにもつかわれる。相手が大群であればあるほどこうした進軍阻害は有効に機能し、時に単純な遅延以上の被害を相手に与えることができる。 部品 敵陣超えて突入路 強固な敵陣をどう攻略するかはいつの時代も悩みどころである。しかしスコップアートがあれば単純な掘りの埋め立てから壁の穴開け、果てには土竜攻めまで思いのままである。築城に長けるものは相手の陣地をつぶすことにも長けるのである。 部品 みんな埋めてお片付け 穴を掘るだけではなく穴を埋めることにも、壁を築くだけでなく壁を崩すことも得意なのがスコップアートである。自陣をかたずけるのみならず相手の陣地の防御効果を破壊することにも長けるのである。 部品 道具へ敬意を払う スコップアートをおさめるものにとってスコップは単なる道具以上の存在である。画家が自身の絵筆を大事にするように、彫刻家が鑿を大事にするようにスコップアートを修めるものはスコップを大事にする。 部品 穴を掘って埋める、穴を掘って埋める… 千里の道も一歩から、最高の仕事は日々の積み重ねの先に!スコップアートを修めるために行われる最も基本的な修行は穴を掘って土嚢を作り一定の深さになったら埋めるという単純な繰り返しである。拷問のようにも思えるこの単純な作業の先にだけスコップアートと呼ばれる築城芸術はなるのである。 部品 工事計画は正確に 正確な工期の見積もりもスコップアートには欠かせない。いつできるかの見立てを正確に立てるために、自分の能力と周囲の環境、はたまた土の質までを考えられるようにならなければいけない。そのためにおこなわれるのは学習と実践の反復である! 部品 コラボレーションへの理解 自分だけ満足すればいいわけではないのがスコップアート使いの辛いところである。戦場で有効に技術を機能させるためにも他者とのコラボレーションは欠かせない。独りよがりにならないように日ごろからの交流を重ねるのもよいスコップアート使いへの道である。 提出書式 大部品 矢神サク(T20用) RD 257 評価値 13 -大部品 人物について RD 1 評価値 0 --部品 性格や人柄、家族のこと -大部品 職業 RD 146 評価値 12 --大部品 鍋の民 RD 23 評価値 7 ---大部品 国民性 RD 5 評価値 3 ----大部品 てづくりを好む RD 1 評価値 0 -----部品 ものづくりへの意識 ----大部品 眼鏡に対する思い RD 1 評価値 0 -----部品 眼鏡好きな嗜好 ----大部品 フレンドリー RD 3 評価値 2 -----部品 隣人を愛する気持ち -----部品 王猫様が大好き -----部品 鍋友の心 ---大部品 南国で暮らす民 RD 3 評価値 2 ----部品 南国由来の人種 ----部品 お日様を浴びて元気 ----部品 南国特有の服装 ---大部品 鍋からはじまる食への意識 RD 3 評価値 2 ----部品 ソウルフード ----部品 コミュニケーションツールとしての鍋 ----部品 食べる事が大好き ---大部品 食べる文化 RD 3 評価値 2 ----部品 命に対する感謝 ----部品 食葬について ----部品 弔い方は個人による ---大部品 鍋に関する大規模科学研究 RD 6 評価値 4 ----部品 人の形質問題 ----部品 原因はアレルギー ----部品 研究結果 ----部品 カテゴリーブック ----部品 国民への理解と協力 ----部品 食意識の変化 ---大部品 食育 RD 3 評価値 2 ----部品 食育に対する認識 ----部品 食育の効果による変化 ----部品 鍋の民の食育の継続的研究 --大部品 強い舞踏子 RD 30 評価値 8 ---大部品 鍋の国における舞踏子 RD 3 評価値 2 ----部品 舞踏子という職名 ----部品 長期の訓練期間 ----部品 適正審査 ---大部品 強い舞踏子の強いについて RD 3 評価値 2 ----部品 自ら戦える舞踏子 ----部品 コックピット外でも戦える理由 ----部品 舞踏子用の生身用戦闘訓練の導入 ---大部品 ボディについて RD 2 評価値 1 ----部品 生身 ----部品 生身ボディで得る体験 ---大部品 衣装 RD 1 評価値 0 ----部品 誓いと祈りと願いの衣装 ---大部品 理念 RD 2 評価値 1 ----部品 舞踏子としての誓い ----部品 国民の支援体制 ---大部品 操縦能力 RD 13 評価値 6 ----部品 パイロット資格 ----部品 サブパイロットとしての操縦技能 ----大部品 操縦訓練と講義 RD 11 評価値 5 -----部品 白兵戦訓練 -----部品 共和国共通I=開発国家としてのテストパイロット -----部品 同乗者との共通訓練 -----部品 ハンドサインやモールス信号の講習会 -----部品 I=D連携訓練 -----部品 機体特性と装備に関する事前研修 -----部品 新型機体の慣らし訓練 -----部品 I=D・随伴歩兵の合同訓練 -----部品 各地形対応訓練 -----部品 戦闘区域別対応訓練 -----部品 サブパイロットとしての戦闘分析 ---大部品 特定対象に関する加護能力 RD 1 評価値 0 ----部品 加護という名のやる気 ---大部品 福利厚生 RD 4 評価値 3 ----部品 日々の食事 ----部品 定期的な健康診断 ----部品 精神を癒す環境作り ----部品 慰安とストレス解消 ---大部品 その他のお仕事 RD 1 評価値 0 ----部品 エースパイロットとしての後輩育成 --大部品 鍋の国の名医さん RD 30 評価値 8 ---大部品 名医 RD 27 評価値 8 ----大部品 高度なインフォームド・コンセントの形成力 RD 5 評価値 3 -----部品 礼儀作法(医療 -----部品 医師に求められる外見 -----部品 正確な診断力・検査力 -----部品 ムンテラ力 -----部品 最新医療知識の維持 ----大部品 鋼の心臓(医師) RD 3 評価値 2 -----部品 動揺しても態度に出さない。 -----部品 経験と実績から発生する自負心 -----部品 強い自制心 ----大部品 医師の腕力 RD 3 評価値 2 -----部品 うなされるほどの練習 -----部品 無駄のない手技 -----部品 瞬時判断 ----大部品 医師(現代版)(職業) RD 16 評価値 6 -----大部品 現代医の能力と技能 RD 10 評価値 5 ------部品 人体への理解 ------部品 基礎医学の心得 ------部品 地域医療の実地実習経験 ------部品 清潔操作と基本的医療手技修得 ------部品 一次救命処置能力 ------部品 患者とのコミュニケーション能力 ------部品 臨床実習で得た臨床医としての能力 ------部品 共通試験・国家試験を合格する能力 ------部品 臨床研修で得た経験 ------部品 6年間の医学生生活 -----大部品 医師の心得 RD 6 評価値 4 ------部品 医療関連ルールを遵守する ------部品 生涯を人道に捧げる誓い ------部品 患者へ尽力する誓い ------部品 公平で公正な治療行う誓い ------部品 人命尊重の誓い ------部品 医師という職業への誓い ---大部品 医療鍋(鍋の国独自の食事療法) RD 3 評価値 2 ----部品 医療鍋発端は民間療法 ----部品 食事療法としての医療鍋 ----部品 心理面から見る医療鍋の効果 --大部品 海兵隊 RD 39 評価値 9 ---大部品 海兵隊設立の目的 RD 2 評価値 1 ----部品 鍋の国における海兵隊の位置づけ ----部品 少数精鋭の選抜部隊 ---大部品 水上・海上でも活躍 RD 3 評価値 2 ----部品 海上・海辺近隣の警備 ----部品 上陸・占領作戦 ----部品 水上活動能力 ---大部品 訓練期間と内容 RD 5 評価値 3 ----部品 歩兵から選抜試験 ----部品 体力基礎トレーニング期間 ----部品 歩兵関連座学一般 ----部品 軍事的判断力養成訓練 ----部品 海兵隊に関する専門技能の訓練 ---大部品 独自の輸送手段 RD 1 評価値 0 ----部品 輸送手段の詳細 ---大部品 手信号 RD 1 評価値 0 ----部品 ハンドサイン ---大部品 海兵隊で使用される数々の装備 RD 25 評価値 7 ----大部品 標準装備 RD 2 評価値 1 -----部品 戦闘服 -----部品 軍用グローブ ----大部品 偵察や索敵装備 RD 2 評価値 1 -----部品 偵察用双眼鏡 -----部品 偵察用ゴーグル ----大部品 ガス対策装備 RD 1 評価値 0 -----部品 ガスマスク ----大部品 近距離武装 RD 4 評価値 3 -----部品 海兵用アサルトライフル -----部品 バナナマガジン式弾倉 -----部品 鍋の国仕様サブマシンガン -----部品 手榴弾収納専用ホルダー ----大部品 支援行動 RD 1 評価値 0 -----部品 形状、色の違う手榴弾(計五種類) ----大部品 中距離武装 RD 2 評価値 1 -----部品 海兵隊のロゴマーク付きの自走榴弾砲 -----部品 迫撃砲 ----大部品 中距離発煙、照明弾 RD 1 評価値 0 -----部品 牽引式の榴弾砲 ----大部品 無線 RD 1 評価値 0 -----部品 歩兵用無線機 ----大部品 水上活動補佐 RD 2 評価値 1 -----部品 船上活動服 -----部品 ライフジャケット ----大部品 式典用 RD 1 評価値 0 -----部品 海軍の制服と正装 ----大部品 防御 RD 1 評価値 0 -----部品 ポットシールド ----大部品 灯りとモールス信号 RD 1 評価値 0 -----部品 専用フラッシュライト ----大部品 応急処置 RD 1 評価値 0 -----部品 衛生医療キット ----大部品 非常食 RD 2 評価値 1 -----部品 鍋レーション -----部品 ボトル&ホルダー ----大部品 塹壕 RD 1 評価値 0 -----部品 軍用ショベル ----大部品 サバイバル RD 2 評価値 1 -----部品 サバイバルナイフ -----部品 野営用装備一式 ---大部品 非番や休息 RD 2 評価値 1 ----部品 日頃の疲れを癒す ----部品 演習後の慰労会 --大部品 吏族 RD 12 評価値 6 ---部品 尚書省への出仕 ---部品 工部事務 ---部品 紋章事務 ---部品 財務事務 ---部品 運輸事務 ---部品 出仕者の作業 ---部品 吏族試験 ---部品 藩国における役割 ---部品 起家・栄達 ---部品 功労に対する対価 ---部品 不正に対する罰則について ---部品 報告と連絡と相談 --大部品 猫好き RD 12 評価値 6 ---部品 猫好きとは ---大部品 猫好きの宿命 RD 7 評価値 4 ----部品 猫に話しかけると赤ちゃん言葉になる ----部品 猫の肉球にふまれるのが幸せ ----部品 猫と添い寝 ----部品 猫写真フォルダー ----部品 つい自分のうちの猫の話をしてしまう ----部品 猫の声に敏感 ----部品 猫グッズ収集 ---大部品 猫にご挨拶(技術) RD 1 評価値 0 ----部品 猫にご挨拶の効果 ---大部品 猫なでテクニック(技術) RD 1 評価値 0 ----部品 猫なでテクニックの効果 ---大部品 猫ブラッシング(技術) RD 1 評価値 0 ----部品 猫ブラッシングの効果 ---大部品 猫の爪切り(技術) RD 1 評価値 0 ----部品 猫の爪切りの効果 -大部品 持ち物 RD 23 評価値 7 --部品 銀の結婚指輪(仮) --大部品 ちりんの鍋 RD 9 評価値 5 ---部品 富滋の土 ---部品 丹念な菊練りによる焼成後の結晶構造の均一化 ---部品 粘土に施した工夫による焼成後の緻密なガラス質構造 ---部品 加熱による遠赤外線効果 ---部品 鍋肌の表面構造 ---部品 特有の形状による効果 ---部品 すぐれた耐久性 ---部品 職人の魂がこもっている ---部品 鍋を囲む効果 --大部品 まず過ぎるポーション(アイテム) RD 7 評価値 4 ---部品 概要 ---大部品 期待できる効果 RD 3 評価値 2 ----部品 治療 ----部品 解毒作用 ----部品 栄養満点 ---部品 まがまがしい入れ物 ---部品 実はまずいことが大事 ---部品 大量の注意書きから得られる知識 --大部品 複合双眼鏡 RD 6 評価値 4 ---部品 概要 ---部品 所持制限 ---部品 偵察 ---部品 FO(Forward Observer) ---部品 暗視 ---部品 熱源探知 -大部品 日課 RD 42 評価値 9 --部品 最近思うこと --大部品 散歩好き RD 12 評価値 6 ---部品 散歩とは ---部品 散歩好きと呼ばれるまで ---大部品 散歩の楽しみ方 RD 5 評価値 3 ----部品 風景を眺める ----部品 季節を感じる ----部品 人とのふれあい ----部品 抜け道探し ----部品 日常の変化に気付く ---大部品 散歩に適した服装 RD 3 評価値 2 ----部品 歩きやすい靴 ----部品 帽子 ----部品 汗をかいてもいい服 ---大部品 散歩に持っていく推奨アイテム RD 1 評価値 0 ----部品 散歩に何をもっていけばいい? ---大部品 散歩中の挨拶(技術) RD 1 評価値 0 ----部品 散歩中の挨拶の効果 --大部品 長距離走の訓練 RD 29 評価値 8 ---大部品 筋力トレーニング RD 5 評価値 3 ----部品 筋トレの重要性 ----部品 怪我の予防 ----部品 フロントランジ ----部品 腹筋・背筋 ----部品 腕立て伏せ ---大部品 トレーニング前の準備 RD 2 評価値 1 ----部品 準備運動の効果と重要性 ----部品 良好なコンディションを保つ ---大部品 トレーニング方法 RD 5 評価値 3 ----部品 インターバル走 ----部品 レペティション ----部品 ペース走 ----部品 ジョグ ----部品 ビルドアップ走 ---大部品 フォーム RD 6 評価値 4 ----部品 正しいフォームの重要性について ----部品 正しい姿勢を保つ練習 ----部品 足の出し方 ----部品 使う筋肉 ----部品 腕の振り方 ----部品 呼吸の仕方 ---大部品 走る際気を付けること RD 3 評価値 2 ----部品 ペース配分 ----部品 ランナーズハイ ----部品 クールダウン ---大部品 道具 RD 5 評価値 3 ----部品 靴 ----部品 帽子 ----部品 ワセリン ----部品 動きやすい服 ----大部品 女性用 RD 1 評価値 0 -----部品 スポーツブラ ---大部品 食事 RD 3 評価値 2 ----部品 走る前の食事 ----部品 水分の取り方 ----部品 エイド -大部品 技術 RD 45 評価値 9 --大部品 急げ馬よ RD 16 評価値 6 ---大部品 要点 RD 2 評価値 1 ----部品 急げ馬よのあらまし ----部品 急げ馬よの取得条件 ---大部品 馬術 RD 8 評価値 5 ----部品 馬と心を通わせる ----部品 乗り降り練習 ----部品 騎乗姿勢 ----部品 歩法の習得 ----部品 常歩 ----部品 速歩 ----部品 駈歩 ----部品 襲歩 ---大部品 長距離移動訓練 RD 5 評価値 3 ----部品 長距離移動計画 ----部品 地図を読む ----部品 越境の準備 ----部品 休憩・補給 ----部品 馬と野営 ---大部品 陸路移動 RD 1 評価値 0 ----部品 急げ馬よの陸路移動効果 --大部品 受付(技術) RD 12 評価値 6 ---部品 概要(受付) ---部品 使用条件(受付) ---大部品 受付方法の制定 RD 4 評価値 3 ----部品 受付場所を構える ----部品 連絡方法の確立 ----部品 応対要員の確保 ----部品 受付方法を周知する ---大部品 信頼を得る RD 3 評価値 2 ----部品 地道な活動 ----部品 知り合いを増やす ----部品 困りごと解決のお手伝い ---大部品 国民との共同実施 RD 3 評価値 2 ----部品 連帯感の芽生え ----部品 異なる視点の獲得 ----部品 効果の向上 --大部品 まあ待て落ち着け RD 5 評価値 3 ---部品 思慮深い ---部品 石橋を叩いて渡る ---部品 質問・相談する習慣 ---部品 信頼できる相手を見極める ---部品 背筋がぞわっとする --大部品 スコップアート RD 12 評価値 6 ---部品 概要 ---部品 習得制限 ---大部品 野戦築城 RD 6 評価値 4 ----部品 自陣構築、一夜城 ----部品 穴掘って塹壕にする ----部品 土盛って土嚢つくる ----部品 トラップ発動落とし穴 ----部品 敵陣超えて突入路 ----部品 みんな埋めてお片付け ---大部品 習得への道 RD 4 評価値 3 ----部品 道具へ敬意を払う ----部品 穴を掘って埋める、穴を掘って埋める… ----部品 工事計画は正確に ----部品 コラボレーションへの理解 部品 性格や人柄、家族のこと 鍋の国に住んでいる、南国人の成人女性。ゆるく波打つ長い金髪・緑の瞳。ワンピースを着用していることが多い。穏やかな性格をしているが少しぬけているところもあり、周囲の人間がフォローしたり本人から頼りに行く場面もよく見られる。真面目で責任感が強く物事には一生懸命取り組むが、その分失敗したときは後々までひどく落ち込んでしまう。弱者を守ろうとする性質があり子どもや傷付いた者をとっさに庇うことも。家族は夫である矢神総一郎、息子の銀一郎と銀二郎、猫士のくー太、そして馬。普段は家でゆっくり過ごすことを好み、家事や身の回りの環境を整えたり、暮らしを快適にする工夫をすることに長けている。 部品 ものづくりへの意識 鍋の民はものづくりを好む民であり、自らの手で作業をつる事を好む。機械での作業も行うが、細かい部分、重要な部分は自らの手で一つ一つ丁寧に仕上げる、経験や技術力だけでなく、心を込めてつくるという事を大事にしている。 部品 眼鏡好きな嗜好 鍋の国の藩王は眼鏡が大好きな影響か、国民の眼鏡率も高いです。普通の眼鏡だけでなく、鼻眼鏡、サングラス、伊達眼鏡も認めている。眼鏡を愛用していない国民もそんな国民の眼鏡に対する愛を暖かく見守っている。 部品 隣人を愛する気持ち 鍋の国は鍋愛、眼鏡愛、王猫様愛、猫愛、恋人、友情と愛にあふれている。敵対するなら仕方ないが、できれば一緒に鍋を食べて共に同じ道を歩いて行きたい。しかし、愛を平穏を守る為には戦わなければならないなら戦う……人と猫が平和に暮らせる国を目指し、国の平穏を維持すべく日々を歩んでいるのだ。 部品 王猫様が大好き 鍋の国に王猫様が嫌いな人なんていません>< といわんばかり、鍋の民は王猫様が好きである。その影響か猫士も猫も好きである。猫が平和そうにしているのを見るとほっこりし、猫の話題から始まるコミュニケーションも得意です。 部品 鍋友の心 鍋友という言葉がある。古くから伝わる言葉で、ひとつの鍋をいっしょに食べればそれはもう友達というもので、国民には鍋友と略され呼ばれている。 部品 南国由来の人種 南国に由来する鍋の民は小麦色の肌にげんきな笑顔、金色の髪がキラキラと輝き、皆のびのびと生活している。 部品 お日様を浴びて元気 南国は太陽まぶしく、また太陽の光は身体を健康にしてくれる。鍋の民はおひさまの光を浴びて元気よく日々を暮らしています。 部品 南国特有の服装 鍋の国は南国であり、暑い。それゆえ基本的に薄着で生活しており、布地は少なく、見た目は涼しげそうな服装をしている。またアクセサリーとして金の輪っかをつけてる者も多い。 部品 ソウルフード 鍋の国のソウルフードは鍋である。自分用のマイ鍋を1つは持っており、鍋料理やご飯を食べる事が好きで食に対する興味が高めです。鍋料理を皆で囲み、一緒に食事をする事で楽しい食事の時間を共有する事が鍋の醍醐味の一つです。 部品 コミュニケーションツールとしての鍋 鍋の国の鍋はコミュニケーションツールである。街角を覗いてみるとあちらこちらで鍋を囲む人々。通りかかった知り合いがいれば鍋に誘う。祝い事、お祭り、景気づけ、悲しい時、携帯食、ピクニック……どんな時にも鍋を食べ、一緒に会話をするコミュニケーションの役割を担っているのである。 部品 食べる事が大好き 鍋の民は食事を日々のエネルギーを取るというだけの認識ではなく、大好きな事と認識している。食への好奇心が強い反面、命を頂いているという事を大切に考えており、普段の食事でも食べ物への感謝を忘れない。 部品 命に対する感謝 鍋の民は命をとても大切に思っている。普段食べている食べ物(植物由来や動物由来)にも、ありがとうの気持ちを忘れずに、ご飯をのこさずたべる、ということで感謝の気持ちを忘れない。 部品 食葬について 鍋の国には食葬という文化があった。亡くなった人を弔うために食べるという文化である。食べる事で繋がり、食べる事で受け継ぐという事であり、実際に記憶や能力をほんの少し受け継ぐ力があったのだ。受け継ぐことにより次世代へと繋がるという考え方である。 部品 弔い方は個人による 食べて弔うことについては、文化があるというだけで全員が全員ではなく、火葬や植物葬などを選ぶ民もいます。共通していえるのは、故人を思う心なのです。 部品 人の形質問題 人の形質から外れ、人として存在できないという問題があった。人ならざる力を持ち、人ならざる形を持つ者。完全に人から外れると受け継ぐべき人も想いも何も繋がらない、残らないという深刻な問題であった。 部品 原因はアレルギー 調査、研究の結果、形質問題は森国の砂と鍋の民の継承能力との相性、いわゆるアレルギーによるものだったことが判明。アレルギ―の症状としては鍋の民の継承能力に異常をきたし、食べたモノの形状や能力が、身体の形状や能力に現れるといったものであった。 部品 研究結果 アレルギーによる人の形質が外れる問題は鍋の国国民と森国の砂との相性だった。他国と鍋の国の食文化を調べ、栄養、食べ合わせ、食事と病の関係性の研究の結果、他国で食用されない食材を使わない、他国から見た一般的な食材を使った食事を摂り続ける事で人の形質が戻り、保てる事が判明した。また、他国で食用とされない食材、そして食材ですらないモノを使った食事を続けると人の形質から外れる可能性が高い事もわかったのである。 部品 カテゴリーブック 人の形質から外れるから鍋の国の食文化、伝統を変える……といっても反発必至。まずは食材を政府安全保証食材、通常食材、摂取量制限品、注意喚起品と四つのカテゴリーに分け、情報を周知。 部品 国民への理解と協力 食葬を続けた場合、形質が外れ受け継ぎが行われなくなるので食葬もできるだけ行わないようにと無理のない範囲で制限をかけ、子供を作る予定のある人は食べる以外の火葬や樹木葬を行うなど、国民に理解と協力を求めた。 部品 食意識の変化 カテゴリーブックで指定された食事を使った食育の為に小・中学校において食育科目が履修必須科目として導入、食育を充実した教科用図書の指定。民間においても各放送局でカテゴリーブックを意識した料理番組が作られ、レシピ本などもいくつも出版。今までの美味しい物を食べたい……だけではなく、安心安全も求めるようになったのである。 部品 食育に対する認識 今まで食べてきたものが食べられなくなる。しかし、次の世代へと想いや知識を受け継げない事はもっと困る。食生活の改善を段階的に進めた事もあり、食事制限という縛りではなく、安全で安心できる食材を使った新たな料理への挑戦として食育は認識されている。 部品 食育の効果による変化 今までの食葬での受け継ぐ方法ではなく、技術を、思いを、記憶を……教え、学び、伝えるという新たな継承方法を行う事となった。今までの継承のやり方ではなくとも、継承文化が無くなっても、想いを伝え、人と人の繋がりを大切にし、共に歩む。鍋の民の信念は変わらない。 部品 鍋の民の食育の継続的研究 食育の研究は終わらない。どのような場所、状況でもそれは変わらない。採取、生産できる食材の栄養やアレルギーの調査、研究を日々行い、カテゴリーブックの更新を行い、安心した生活を行えるよう日々研究は行われている。 部品 舞踏子という職名 鍋の国における舞踏子という名は人の名ではなくパイロットの名称の一つとして扱われる。舞踏子になるというのは名誉ある事であり、幾つもの実戦を乗り越え、幾重もの審査をくぐり抜けた者がなれる花形職業なのだ。 部品 長期の訓練期間 舞踏子になるにはまず藩立鍋野高校―通称鍋校のパイロット科を三年かけて卒業。その後、パイロットとして実績を重ね、一年が経過した後に舞踏子へ挑戦する事ができるようになる。 部品 適正審査 舞踏子の審査はいくつかの項目に分かれており、パイロットとしての実際の操縦技術はもちろんだが、状況判断能力、リーダーとしての統率能力なども求められる。また思想の調査や危険な思考を持っていないか? 人格面においてもパイロット向きかどうかのテストが行われる。最終的には面接が行われ、そこでパイロットとして、舞踏子としての覚悟が問われると言われている。 部品 自ら戦える舞踏子 強い舞踏子の強いは、言ってしまえば平手打ちができたりハイヒールキックをお見舞いできたり、いわゆるI=Dや機体が無くても多少戦える舞踏子的な、強いであった。 部品 コックピット外でも戦える理由 自ら戦えるといっても、暴力的なものではない。自らの身を守ったり、目の前の人を守る為には、コックピットに座っているだけでは救えないものもあることに気づき、戦う術を得ようとしたのだ。 部品 舞踏子用の生身用戦闘訓練の導入 それまでは機体操縦関係しか訓練は無かったが、強くなりたいという舞踏子の願いのもと、専用のカリキュラムが組まれて日々の訓練に導入された。少し女性用な内容になっているものの、体力や筋力向上のほか、実践も行われる。 部品 生身 強い舞踏子は義体の舞踏子とは違い、生身である。義体とは違い、生身でのパイロットとしての機体操縦関係や体力作りの日々の訓練は甘いものではなかったが、強い義体ではなく、物理域面で行ける場所も増える生身で、これまでよりも強くあることを選んだのである。 部品 生身ボディで得る体験 ご飯が美味しい、日差しが気持ち良い、身体を動かすと気持ち良い、日常生活でもコックピットでの操縦でも指先で感じとる、のびやかな動きができる、など、得られるものが多く、いまや鍋の国の舞踏子の間では生身が人気で主流である。 部品 誓いと祈りと願いの衣装 舞踏子の制服は太陽系総軍軍風であり、靴はハイヒール。これは夜明けの船の舞踏子へのリスペクトであり戦いの決意の衣装。あとハイヒールはおしゃれ。 また鍋の国特有な物として王猫様が換毛期の時に抜けた抜け毛を少しだけ編み込まれたガーターベルトがある。これは舞踏子達にとってはお守りでもあり、王猫様の願い(がんばって)と祈り(いきのこって)の象徴でもある。 王猫様の毛の入ったガーターベルトは鍋の国のエースである舞踏子だからこそ着用される事が許されており、他の者が抜け毛が編み込まれたガーターベルト着用は禁止されている。 変わりといってはなんだが、民間で使用される舞踏子のガーターベルトを模した商品にはお守りを入れる事ができるスペースがある。お守りの中身は猫の毛は入れられないので猫の写真、家族の写真な事が多い。 部品 舞踏子としての誓い 舞踏子という職名……それは同時に誰かの為の剣となり盾となる誓いである。ただのパイロットではなく、舞うように戦い、戦場を踏破し、国を守る決意を持った者を鍋の国では舞踏子と呼ぶ。 部品 国民の支援体制 鍋の国のエースパイロットでもあり、国を守る剣である舞踏子。I=Dを動かすにはパイロットだけではない。その陰には整備士、燃料や資源を確保、輸送、管理する者達の存在がある。国を守る舞踏子とそれを支える国民一人一人の働きがあってこそパイロットは動けるのだ。 部品 パイロット資格 I=DやRBだけでなく、水上艦船のパイロット能力を持っているぞ。パイロットとしての連携、操縦訓練は日々の賜物。 部品 サブパイロットとしての操縦技能 サブパイロットとしての汎用性が強み。パイロット能力におけるI=DやRB、水上艦船だけでなく、あらゆる種類の機体に搭乗可能。 部品 白兵戦訓練 舞踏子として強くなるために導入された白兵戦用の訓練カリキュラム。己の肉体については体力増強面以外ではI=Dとはあまり関係ないと思われがちだが、訓練の中で得た相手との距離感や咄嗟の判断力、反射神経を鍛えた事は、そのままI=D操縦での白兵戦でも活かすことができる部分があるのである。 部品 共和国共通I=開発国家としてのテストパイロット 鍋の国はアメショーをはじめとする共和国共通I=Dの開発国家である。I=Dの開発においてパイロットは欠かせない。舞踏子達は初期段階からテストパイロットとして開発に参加。パイロット側の意見による開発機体の改善だけでなく、機体を開発段階から知る事によりパイロットとしての機体熟練の糧にもなるのだ。 部品 同乗者との共通訓練 I=D操縦において、パイロット、コパイロットの意思疎通は重要な課題である。定期的に操縦訓練を行うだけでなく、コンビを組む相手を適度に交換して訓練。どのような相手とでも即座に連携ができるようにという理想を求めて日々訓練が行われている。 部品 ハンドサインやモールス信号の講習会 機体操縦時の他機との連携を重視する為に、I=Dの手を使ったハンドサインや光によるモールス信号受信による連携を行う為の講習会がが行われた。 ハンドサインやモールス信号は鍋の国にある海兵隊と協力して教わった。これはI=D同士の連携、I=Dと歩兵の連携の際に必要な重要科目である。通信が途絶した時や傍受される可能性がある時などの非常時を想定した講習会である。 部品 I=D連携訓練 I=Dの操縦において同じ機体間のパイロット、コパイロット同士の連携だけでは終わらない。同時に出撃しているI=D同時の連携も必要である。二機編成、三機編成などの戦術が検討され、実際に訓練を行い問題点を洗い出し、また訓練を行い洗練された連携戦闘術を磨き続けたのである。 ハンドサインで独自の連携パターンのサインを作り、目視での連携も可能なように訓練が行われた 部品 機体特性と装備に関する事前研修 パイロットは訓練だけでなく、機体についても知らなくてはならない。機体の特性や武装の特徴などを開発メンバーや整備士を講師とし、事前研修を行い、訓練を行う。新型機や武装の導入、アップデートにより一部性能が改良された時などには必ず研修が行われた。 部品 新型機体の慣らし訓練 鍋の国に新型機体が受領された際には慣らし訓練を行う。出撃する可能性のある舞踏子達はあらかじめ受けた事前研修とマニュアルにそって機体を動かし基本に忠実に動かし、慣らし運転を最初に行い機体の癖を掴むのだ。 鍋の国が開発したI=Dの場合はテストパイロットの経験があるとはいえ、もう一度一から覚えるような気持ちで抜けのないように確認し、操縦する。 鍋の国以外が開発したI=Dの場合は何もかもが初めてなのでしっかりとマニュアルを読み基本的な操縦を確認、終了後に皆の操縦に対する感想、マニュアル外の事、注意点、検討などを行う検討会を行い、機体を知る。 部品 I=D・随伴歩兵の合同訓練 それぞれ異なる視野や機動性を持つI=Dと歩兵が、互いの長所だけを生かし、短所を相殺するべく、連携を取る訓練イベント。兵科をまたいでの実施になるため、通常の訓練よりは機会が少ない。 また、予め海兵隊が使うハンドサインや武装などを学んでおき、理解した上で訓練を行い、検討会において問題点を洗い出して再び訓練を行う。同じ鍋の守り手として協力して守れるように努力は惜しまない。 部品 各地形対応訓練 森林、沼地、砂漠など、世界には様々な地形がある。同じ気候圏の中でさえ地域差があり、また、全く同じ地形などはそうそうない。可能な限り、それらの多様な地形に対応できるよう、要素の詰まった再現環境下で訓練が行われた。 部品 戦闘区域別対応訓練 戦闘区域、具体的には水中戦、空中戦、宇宙戦、低重力戦といった戦闘状況における戦闘に対応できるように訓練が行われた。今後の戦いを想定し、それぞれのフィールドにおける奇襲、防衛、機動防御などいくつかのシチュエーションに沿った模擬線を行い、対応訓練とした。 部品 サブパイロットとしての戦闘分析 鍋の国のI=Dは代々三人乗りが定着している。そんな中、パイロット視点でのI=D操縦の動き、コパイロット1とコパイロット2の視点では意見が変わってくる。 特にサイベリアン以降、コパイ1が射撃、コパイ2が戦場把握、指示と役目が分けられた事により三つの視点から操縦内容を分析できるようになった。訓練でパイロット、コパイ両方の経験をする。 その上で訓練に対する操縦の検討会を毎訓練の度に機体搭乗者同士で行う。うまくいった事、ダメだった事、今後の課題……。そして全体の検討会に出席し、異見を統合、重要な案件があれば訓練項目に追加するなど全体にフィードバックしていく。 部品 加護という名のやる気 舞踏子や元気な舞踏子は、ヤガミ、ドランジ、アキを帯同している間は加護を与えられるという。そして強い舞踏子は、相手を守りたいという気持ちの強さから自身が戦う力もつけたことで、強くなれるのだ!特に不思議な力ではなく、やる気が出ることで強さに繋がるというもので、大事な人が近くにいると、大事な人が共にいるからこそ、守りたい者がいるからこそ強くなれるという想いのちからである。 部品 日々の食事 舞踏子達の日々の食事は栄養管理はもちろん、舞踏子としての特訓の欠かせないエネルギー。日々の鍛錬と食事はもちろん、舞踏子同士のコミュニケーションの場でもあります。その場を提供する料理に求められるのは美味しい事。訓練で欠いた塩分補給などサポートは充実。 部品 定期的な健康診断 舞踏子には鍋の国の女医による定期健診が行われています。職業的な危険性の高い項目の健診を加えて異常の早期発見を目指し、健康をささえています。 部品 精神を癒す環境作り パイロットとしての生活は知らず知らずのうちに疲れが貯まる。戦闘が長引けば、被害が増えれば……気づかないうちに疲労、ストレスは蓄積されるのだ。鍋の国はカウンセラーを雇い、そんな彼女達の心身を含めた健康の対応を行っている。 またアロマセラピーやアニマルセラピー、マッサージなどを行っており、エースパイロットにはエースらしく相応の環境を作る事に心がけている。 部品 慰安とストレス解消 日々の疲れを癒し、ストレスを解消する為に慰安旅行やレクリエーション、食事会にビンゴ大会など定期的にイベントが行われています。ストレスだけでなく、パイロット達の交流の場とし、共に戦場を駆け抜ける戦友とのコミュニケーションの場としても機能している。 部品 エースパイロットとしての後輩育成 強い舞踏子は鍋の国のパイロット達の憧れのエースパイロットである。舞踏子達は時折、母校である鍋鍋野高校パイロット科を訪れ、パイロットとしての講演会や模擬戦、シミュレーション訓練などに参加し、鍋の国を守るパイロットとはこうあるべきという姿を後輩達に技術で見せ、激励するのだ。 部品 礼儀作法(医療 医師は患者に「先生」と呼ばれることが多いが、当然無条件に医師へ敬意を払うわけでも、信頼を持っているわけでもない。 しかし患者が自身にとって一番良い治療を選ぶには、医師と患者互いの信頼が必要不可欠である。 その入口として相手を慮り、話しやすい雰囲気を醸成する礼儀作法は医師にとって大事な能力である。 部品 医師に求められる外見 第一に清潔さである。この場合実際に清潔であることはもちろんのこと、医療知識のない患者からみて「清潔そう」に見えることが重要である。 よく洗濯されシミ一つない白衣を身に着け、医師自身も清潔そうにまとまった外見をしていることは、医師と初めて面談した患者の安心材料の一つになる。 余談であるが、患者を安心させる他の要素として威厳があるが、主に年齢によるものが大きい。だから若い医師は(議論はあるが)ヒゲを生やしてみたりするのである。 部品 正確な診断力・検査力 高度なインフォームド・コンセントを形成するためには、前提として、良い説明をするための土台が必要である。 医師にとっては患者の現在の状態を正確に把握していることは具体的な治療法や代替治療の説明に絶対必要である。 余談ではあるが、これらの正確な診断にレントゲンなどの検査が必要である場合、検査の必要性を説明するのもインフォームド・コンセントである。難しい。 部品 ムンテラ力 ムンテラ(むんてら)とは、病状説明のことである。ドイツ語のMund「口」+Therapie「治療」を組み合わせた単語。 患者にとってみて、説明を受けた上で自由に治療法を選択することが望ましい。 望ましいのだが医師にとってみて、その患者に選択してほしい治療は当然ある。これが患者の価値観や知識と一致しているとは限らない。 医師に必要なのは「正確に」病状の説明をし、「正確に」各治療後の予後を説明する力である。 治療法選択の自由を尊重することと、説明の不足で患者にとって不利益な選択をすることになってしまうことは別である。 敬意と具体的でわかりやすい説明力は医師に必須の能力である。 部品 最新医療知識の維持 正確な診断と十分な説明がなされた後、高度なインフォームドコンセント形成に必要なのは患者の納得である。 納得するためには患者からの質問が必要であり、中には巷で評判を聞いたエビデンスのない治療法もある。これをきちんと否定し患者を危険から守るには常に最新の知識が必要である。 何をかいわんや当然診断にも説明にも治療にも必要なのだ。医者は一生勉強! これができなければ他全ての要素の信頼性が弱まり、高度なインフォームドコンセントとは言えなくなる。 部品 動揺しても態度に出さない。 医師も人間である以上ヒューマンエラーは必ずある。1件の重大なミスには29件の軽微なミス付いて回り、その周辺にはミスにならなかったもののミスになってもおかしくない直前の例、つまりヒヤリ・ハットが3000件存在している。ミスを起こしてはならないが、ヒヤリ・ハットな例に直面した際に動揺を表に出すことは患者にとっても不利益となる。 予防を十分に行った上でも起きてしまうヒヤリ・ハットや軽微なミスは適切にリカバリーされるべきで、患者が求めているのは落ち着いた医師である。「あっ」「しまった」とは思っても絶対に態度に出してはならない。口に出すのは最悪だ。 部品 経験と実績から発生する自負心 ミスに限らず、医療は人体を相手にする職業である以上、偶発的事故も起こりうるし、治療の結果も100パーセント思った方向に進むとは限らない。感染症の治療後体力の問題で治癒に時間がかかることもあれば、外傷の治療後安静をよく指示したにもかかわらず暴れて悪化させてくる患者もいる。これらのことが起きた時に「大丈夫ですよ」とはっきりみ行きれるのが自負心である。実際に近似の例を経験しているからこそ、知識として知っているからこそ、そして実際に自分の手でリカバリーしたことがあるからこそはっきり言い切れるのだ。この自負心の醸成には医師として誠意ある治療を多数実際に行なっている必要がある。 部品 強い自制心 患者が求めているのは落ち着いていて、かつ精力的に働く医師である。私事で何があろうと不機嫌さや悲しさを患者に伝えてはならない。患者さんは細やかな動作や声色に出る雰囲気を必ず感じ取る。 当然どのくらい疲れているかも患者さんにはなんら関係ない。つねに安定して親切で真面目でよく説明してくれる先生こそが名医だ。 実は患者さんが大事にしているのは手技の早さではないことを知っておくべきだ。 部品 うなされるほどの練習 治療の手技であるにしろ、滑らかな説明や表情作りにしろ、練習でできない人間が本番で安定して成功できるはずがない。 緊張するのだ。予想外のことが起こるのだ。ささいな手違いでさらに緊張するのだ。地震が起きるかもしれないのだ。患者を安心させる落ち着いた医者でいたければひたすらに練習するしかない。練習が短い睡眠時間に出てくるほどだ。 部品 無駄のない手技 名医の治療は早い。 何がはやいのだろうか。手の動きが速いわけではない。無駄が切り落とされているのだ。練習で何千回と繰り返した動作が、医師となってから臨床で繰り返した手技が名医の手技を早くしている。そこに生まれた余裕に丁寧さと工夫を加えることもできる。早さが命の手技ではもちろんのこと、それ以外でも治療の予後を良い方向へ動かす力となる。 部品 瞬時判断 どの仕事でも言えることだが、例に漏れず医師の仕事も判断の連続である。救急の患者が搬送されてきた時、また目の前で人が倒れた時、治療中不可避の大出血があった時。名医は自分の専門で即時に結論を出す能力がある。これは毎日の診療経験と勉強の反復が、呼吸と同じように最適な治療を教えてくれるからである。 部品 人体への理解 医師として病気や痛みを理解するには、まずからだの正常な状態を知らなければならない。正確な人体の組織と生理への理解は医師として人を助ける原動力となる。 部品 基礎医学の心得 人体への理解を基本として、微生物学、生化学、病理学、薬理学を医師は学んでいる。これらの学問を一定レベルで修めていることは、病気の診断と治療を行う上での重要な基本となる。 部品 地域医療の実地実習経験 医師は医学生である間に、患者さんがまずかかる一般医や家庭医での現場を知るため、地域での医療実習を行っている。医療現場での活きた経験を感じ、患者さんとのコミュニケーションの基礎を学んでいることは医師としての必要な能力の一つである。 部品 清潔操作と基本的医療手技修得 医師として医療に関わるため、臨床で実習を行う前に最低限修得しておくべきなのが清潔操作である。 清潔域と不潔域の理解と、実践を行うこと、習慣をつけることは予想外に難しい事であるが医師として必要不可欠な要素である。 部品 一次救命処置能力 医師には、緊急時に危篤の患者に出会った際には救命の機会を維持し続ける能力が求められる。 この基礎的な救命処置はABCと省略される生命維持に必要な処置と、AED(自動体外式除細動器)が周辺にあった場合に使用できる能力を指す。 救命処置のABCはA=Airway、つまり気道の確保。B=Breathing。つまり呼吸のことであり、自発呼吸がない場合は人工呼吸が必要となる。 C=Circulation。循環であり、一般で言う心臓マッサージで血液の循環を確保することである。近年では動作に対する誤解をなくすため、胸骨圧迫と定義されている場合もある。 部品 患者とのコミュニケーション能力 医師とは人を相手にする職業である以上、職務上必要な情報を取得するためには患者との信頼関係の構築が不可欠である。 このため最低限の礼儀作法に加え、平時、緊急時双方で効率よく必要な医療情報を取得できるような質問法、話術を修得している必要がある。 部品 臨床実習で得た臨床医としての能力 医師は知識の積み重ねだけではなく、実際に現場で患者さんを相手にすることでしか得られない臨床医としての能力が絶対に必要である。 患者と指導医の協力によって獲得できる、内科系、外科系、病理系、社会医学系など臨床医学の全ての分野に関して通常一年を通して修得される。 いわゆる臨床実習で得られる知識、見識、経験は医師として最低限必要な能力の一つである。 部品 共通試験・国家試験を合格する能力 一般的にどの国でも国家によって医師として必要最低限の知識と技術、倫理を持ち合わせているかの試験が行われている。 これに合格することは、医師として最低限の能力を修めていることの社会的指標となり、これにより発光される医師免許を持たなければ、医師として人と関わることは許されない。 部品 臨床研修で得た経験 一般に医師免許を取得した後は指導医の元、単独で医師として医療行為を行うに足る能力があると認められるまで、臨床研修を行う必要がある。 臨床研修で涵養しなければならない能力は国が定めており、これを修めることで初めて医師の最低限度が満たされる。 部品 6年間の医学生生活 医師になるためには、防衛以下大学医学部を持つ大学に入学し、6年間医師として必要な知識、技術、倫理観の涵養を行う必要がある。 これは国家試験の受験資格として必要な条件の一つとして、定められた大学で医学の正規の過程を修めて卒業した者として定められているためであり、 同時、一人の人間が医師として成り立つまでに必要な期間なのである。 なお、例外として他国ですでに大学を卒業し、医師免許を取得している場合は、当時国で医師として必要な知識と技能を修めていると認定された場合は国家試験の受験資格を与えられる。 部品 医療関連ルールを遵守する 医師として定められた法を守ることは医師の倫理の最低限度である。ルールで定められたことを守ることは、医師として活動するために最低限必要な要素の一つである。 部品 生涯を人道に捧げる誓い 医師として活動することは人を助けるため、人体に手を加えることである。治療は人に危害を与えかねないことを忘れず、人への貢献に人生を費やすことを誓わなければならない。医療の怖さを知ることが医師の第一歩である。 部品 患者へ尽力する誓い 医師は患者の健康を一番の関心事として考え、診療で信頼され、打ち明けられた、明らかになった患者の秘密を尊重する。これを遵守することが医師という職業への信頼につながる。 部品 公平で公正な治療行う誓い 医師は年齢、疾患や障害、信条、民族的起源、性別、国籍、所属政治団体、人種、性的指向、社会的地位、その他いかなる他の要因の斟酌であっても、医師の職務と患者との間に干渉を許してはならない。患者自身、と医師という職業に常に真摯に向き合うことは医師を医師たらしめる重要なファクターである。 部品 人命尊重の誓い 医者は人命を最大限尊重し続けるべきである。たとえ脅迫の下であっても、人権や市民の自由を侵害するために自分の医学的知識を使用しないと誓う。これは医者としての誇りとなり、医師の精神を支える力となる。 部品 医師という職業への誓い 医師としての心得を守り続けた恩師たちへ、尊敬と感謝を忘れず、先人が守り続けてきた医者という職業の社会的立場と名誉、伝統を堅持しつづけようと誓う。これは自身の能力への驕りを戒め、先人や同僚医師から学び続け、信頼を維持しようと努力する力となる。 部品 医療鍋発端は民間療法 鍋の国には民間療法として広く伝わる鍋を食べることで治すという医療鍋というものがある。栄養豊富で滋養効果のある鍋を食べる事による栄養補給。また普段の食事に近づける事により、普段通りだという安心感を与える民間療法である。 部品 食事療法としての医療鍋 薬での治療には副作用の可能性が付いてくる。病の進行を止め、治療への道を進める為の栄養療法として鍋の国の医師は食事を通して行われる治療も重要視している。食事を大切にする鍋の国とした場合、治療においての高度なインフォームドコンセントを形成するためには食を通じる必要がある。 部品 心理面から見る医療鍋の効果 鍋の国の国民にとっては食べる事は栄養だけでなく、友人、隣人との交流、精神の安定剤でもある。医師は患者の身体だけでなく心の治療も求められる。鍋料理がコミュニケーションのツールである鍋の国にとって患者とのコミュニケーションとしての鍋の話題は安心する材料でもあり、また食べて良い物を説明する事により安心安全感が得られる為、治療の一環として医療鍋が導入されている。 部品 鍋の国における海兵隊の位置づけ 鍋の国の海兵隊は、国の法律に基づき、歩兵戦力を高め、国防目的で設立された歩兵部隊である。国や国民を守りたいという思いが第一にある。勿論海兵隊と呼ばれるにあたり、国益の維持や確保をするための緊急展開部隊としても行動が可能である。 部品 少数精鋭の選抜部隊 海兵隊は鍋の国歩兵の中から少数精鋭の部隊として選抜された。少人数でありながら歩兵としての戦闘や哨戒、特に上陸作戦や早期展開により相手の出端をくじき殲滅する事ができる……さらに輸送手段も持ち、相応の硬さ、装甲を持つ事を求められた。 部品 海上・海辺近隣の警備 鍋の国は島国のため、外敵は基本海か空からやってくる。海兵隊は海上や海辺の警戒および警備の任につくこととなった。 部品 上陸・占領作戦 海から敵地などでへ上陸・揚陸・占領作戦を行うなどを得意とするのが海兵隊である。有事の際の上陸・占領作戦を得意とする部隊の保有は近隣諸国への威圧とみなされないか? と周辺国に確認したところ悪感情はなく、むしろ警備部隊としての役割に歓迎された。鍋の国の海兵隊が占領作戦を行う時は、いつだって大切なものを取り戻したり、大事なものを守るときなのだ。 部品 水上活動能力 海兵隊はその名の通り、海に関する訓練も行っている。水上での任務も多く、いわゆる古式泳法もマスターしている。海難救助隊ほど専門的ではないが、海での人助けも心得がある。 部品 歩兵から選抜試験 海兵隊は鍋の国歩兵で下記の条件を満たした者から選ばれる。 歩兵訓練期間二年以上経過の者、歩兵訓練基本課程を終了している者、試験者には模擬訓練とした上での海兵隊選抜試験で耐久力、精神力テストを行い、試験に合格した者。思想、素行調査を行い問題のなかった者。そして後日の面接で教官が認めた者である。 部品 体力基礎トレーニング期間 歩兵にとっての体力は重要不可欠である。戦場で最後まで立っているのは体力のある者である。 体力トレーニングとして短距離走、長距離走はもちろん、歩兵フル装備に相当する重量を背負った状態での行軍訓練などを海兵隊に所属してからも半年は行う。この間は試行期間である。 部品 歩兵関連座学一般 軍事、特に歩兵部隊運用にかかわる各種知識を座学にて教育される。海兵隊は少人数でありながら輸送手段、火砲が充実している為の各種装備についての知識や部隊展開の理論や戦術への理解などを行う。 部品 軍事的判断力養成訓練 知識だけではなく、兵士としての考え方も教導されている。まずもって『人を撃って殺す』事をしなければならない事も多いのが兵士であり、 そうでなくても死の恐怖にさらされながら行動する機会は多い。 これらに耐えるための思考形態、精神への負担を軽くする思考の切り替えトレーニングなど、精神面への教育もかなり力を入れて行われている。 兵士が恐怖を和らげるために薬物を使う事などが起きないためにも、メンタルダメージを抑える手段は必要だった。 部品 海兵隊に関する専門技能の訓練 体力トレーニングの過程終了後は引き続き体力トレーニングも行われるが、いよいよ海兵隊としての訓練が始まる。分解掃除などの装備の整備から輸送機の運転技術、海兵独自の戦術、防御陣形の研究と実践。模擬戦などが行われる。 装備の更新、新技術の導入、自らの技術を洗練させるなど、訓練は終わらない。 部品 輸送手段の詳細 海兵隊は独自に輸送手段を持っている。空軍や海軍の他部隊とは別に独自で輸送船や航空機を保有、これらは主に必要に応じて緊急展開や上陸作戦を行うために使用され、兵員輸送艦や強襲揚陸艦、輸送ヘリ(キャットバスケット)などが運用されている。 海兵隊の今後としてはそういった専門の兵科の育成が求められる事になるであろう。 部品 ハンドサイン 海兵隊独自のハンドサインを採用。連携、連絡手段として使用している。通信機を使えない時、音を極力出したくない時に使う。 部品 戦闘服 海兵隊は陸上での戦闘を行うため、陸軍と同様の迷彩柄の戦闘服を着用する必要がある。 装備一式はヘルメット・上衣・弾帯・カーゴパンツ・半長靴が一揃いで一般的な任務での戦闘装備となる。 任務に応じ、これらに更に装甲増強として防弾チョッキ・増加装甲パット・強化盾を装備。なお、背中には身を隠す際に木の枝などを取り付けるための部位がある。 南国で蒸し暑い鍋の国らしく、長時間着用しかつ長袖である戦闘服に対しての改善には余念がない。暑さによる体力消耗、不快感によるストレスが減れば減るほど戦闘可能時間が長くなるためである。 国の機関により通気性と防刃・防弾性のを併せ持つ素材の開発や、気化熱を利用して量を得る構造の開発など、年々改良が施されている。 部品 軍用グローブ 防腐、防火、耐刃、摩耗防止など丈夫で長持ちな海兵隊グローブ。着用状態でも銃火器が使えるように作られている。標準タイプのグローブタイプ、ナックルガード付きの物、オープンフィンガーグローブなどがあり、各種任務によって使い分けられている。 部品 偵察用双眼鏡 海兵隊が発足した時に改良された双眼鏡。熱源を視覚化する暗視機能や望遠機能、ミル入りで相手の大きさ、距離も測れる。防水加工。偵察ゴーグルの方が性能が多岐に渡るが、ヘルメットを装備できない。それに対し双眼鏡は背嚢に収納できるので適材適所で使用された。 部品 偵察用ゴーグル 鍋の国の海兵隊以前の歩兵が偵察時に使っていたゴーグル。熱源を視覚化する暗視機能や望遠機能、小型カメラとしての写真の機能に無線機機能までついたお得なゴーグル。 ただし、海兵隊になってからは正面突破の装甲力や機動防御が重要視されつつある中、コンバットヘルメットと併用できない偵察用ゴーグルの出番は減った。それでも特殊任務の際には出番である。 部品 ガスマスク 外気を遮断し、毒ガス等の有害なモノやにおいなどを遮断するマスク。迷彩ヘルメットと併用できるように作られている。偵察ゴーグル使用時は外してから使う。 鍋の国は眼鏡を着用してる者も多い為、各個人装備は着用者を想定して装備。眼鏡着用者の場合は眼鏡をつけたまま装備できるようにカスタマイズされている。 部品 海兵用アサルトライフル 鍋の国の歩兵に支給される軍用のアサルトライフル。中距離での射撃戦を行うことができる。海兵隊装備は厳重な管理のもとに置かれているので一般人が手には入れる事は不可能。共和国共通規格のモノを使用しているので弾薬の互換性あり。オプション装備としてサイレンサー、サイト、バナナマガジン式弾倉をそれぞれ1つずつ装着できる。オプションは任務状況によって付け替える。 両手で保持して射撃する必要があるため両手を使っても1丁しか使用できない。 サイトは狙撃を想定した赤外線レーザーを使用したレーザーサイトを採用。 サイレンサーは発射音を軽減できるので標準装備している事が多い。また、音を抑える事で人質救出作戦の際に人質の聴覚を守る……などの効果も期待できるのでそういった作戦時には必須装備。 部品 バナナマガジン式弾倉 海兵隊のアサルトライフル専用のバナナマガジン式弾倉。弾薬を30発格納。バナナ型ではあるが、単独で持ち運びする際にはボックス可が可能。アサルトライフルにはつねに一つしか装備できないが、弾がなくなれば使い道がなくなる為、予備としていくつも持って行くのが基本。 部品 鍋の国仕様サブマシンガン 鍋の国仕様サブマシンガン。9.2mm拳銃弾。装弾数80。消焔器器が標準装備として付いている。近距離戦闘時に使用。慣れていない人間は片手で持つと危ない。海兵隊は体力筋力のトレーニングの結果、片手で運用できるようになれば一人前という認識。もっとも命中率に期待するなら両手持ち推奨。 部品 手榴弾収納専用ホルダー 鍋の国所属の歩兵、海兵隊が装備する標準装備。装弾数4。ホルダーには各種手榴弾を装弾できるので任務に応じて装備の変更がされる。手榴弾は鍋の軍で厳重に管理されており、使用の際にも事故防止として薬品により銃弾の流れ弾程度では爆発しない、テープで固定してるので簡単には取れないようにするなど安全面も重視している。 ホルダーには糸も付随しており、手榴弾の安全ピンと組み合わせる事でブービートラップとして使用する事も可能である。 部品 形状、色の違う手榴弾(計五種類) 手榴弾は持ち出されないように軍で厳しく管理している。使用の際にも銃弾の流れ弾程度では爆発しないように薬品使用。テープで固定するなどの安全面も考慮している。 手榴弾の種類としては破片飛散型の破片手榴弾、爆音閃光手榴弾(いわゆるスタングレネード)、発煙弾、催涙弾、焼夷手榴弾が用意されており、任務に応じて持ち替える事ができる。標準装備としては破片手榴弾1、爆音閃光手榴弾1、発煙弾1、焼夷手榴弾1がスタンダード。 手榴弾は持った時の形状やデコボコ感や色が違う事により区別しており、熟練した兵士は持つ時の感触で使い分ける事ができる。 部品 海兵隊のロゴマーク付きの自走榴弾砲 鍋の国の自走砲。輸送の問題があるので主に自国での迎撃に使用する事を想定して開発された。 鍋の国には弾着観測兵がいないが、I=Dの通信を併用する事により、敵の位置を測定し、攻撃するなど今後の戦術が期待されている。 部品 迫撃砲 鍋の国では個人装備に軽迫撃砲、隊装備として中迫撃砲を採用。他の火砲よりも比較的軽量、小型な為、使い勝手がよい。榴弾以外に発煙弾、照明弾破片榴弾や焼夷弾も開発。軽迫撃砲は個人装備として運用している為、連絡やのろし、簡易証明などの攻撃以外の用途や単独任務での使用も考えられて開発された。 部品 牽引式の榴弾砲 遠距離の地上目標を攻撃する為の火砲の一つ。海兵隊の輸送能力での空輸の利便性を考慮した結果、牽引式を採用した。榴弾だけでなく、発煙弾、照明弾、破片榴弾、焼夷弾もあり。 部品 歩兵用無線機 短距離通信が可能な無線機。鍋の国の歩兵が発足された頃からデザインは大きくは変わっていない。偵察を重視するようになった時に上位無線機である偵察用ゴーグルに取って代われる。が、頭に装備するあちらと違いこちらは手で持ち運び可能、背嚢にでも入れておけば予備としても使えるし、ヘルメットと併用できない偵察用ゴーグルとは別の使い方ができるとの事で使い道は残った。 部品 船上活動服 海軍としての装備品であり、白いセーラー服と作業着として水色のシャツが存在し、選択して着用することが出来る。 丈が短く襟ぐりが広いため風通しがよく、また海におちたときにもすぐ服を破り泳ぎやすくすることが出来る。 主として海軍所属の猫士や若年の訓練生が好んで着用する傾向がある。 ちなみにこの服は脇にファスナーがついており、腕を先に通してかぶるように着用するため、前ボタン式の作業着より着用が楽である。 部品 ライフジャケット ライフジャケットつまり、救命胴衣である。ベスト状の着衣で、海上に落下した際に着用者の体を上向きに保ち、頭を水面上に露出させるための浮力をえるパーツが配置。 使用する際に圧縮空気で膨らませる膨張式が最少されており、有事の際には胸部に取り付けられた小型のボンベを作動させ浮力を得る。 海上で目立つように黄色、戦闘服とともに着用しても目立たないオリーブカラーなど、用途に合わせていくつかのカラーパターンが存在する。 任務の性質上、長期にわたって海上を漂流する可能性もあるため、ジャケット内には携帯食料・水・小型の発信機などが備えられている。 部品 海軍の制服と正装 海軍の制服。ダブルのスーツ、シングルのスーツも用意されている。いわゆる一般的な海軍の制服とそれ程大きくは変わらない。もちろん正装もある。 部品 ポットシールド いわゆるライオットシールドの事。鍋の国の平和を守る為の盾という事でポットシールドという名称がついている。 鍋の国の警官の標準装備でもあるが、海兵隊においても採用されている透明かつ、軽量の金属性の盾。 暴徒鎮圧等に使われるが、拳銃などの貫通力が低い弾丸、投擲物などから身を守る為に海兵隊でも使用されている。 警察、海兵隊が使用するという事で厳格な管理がされており、一般人が入手するのはまず不可能。 部品 専用フラッシュライト 海兵隊で運用する為に専用に作られた懐中電灯です。ライトの光量、照射範囲の変更が可能で完全防水。水中でも使える優れものです。調整して目つぶしに使う事もできますが、悪天候の中、光で合図を取るというような使い方も想定しており、耐久性、持久性にも優れています。またモールス信号を使った無線、音を出さない連絡手段としても使われます。 部品 衛生医療キット 緊急時に使う医療キット。 家庭で使うようなガーゼ、消毒液、バンドエイド、ハサミ、湿布、三角巾、針などの基本的な物もあれば、人工呼吸器、手袋、痛み止め、止血帯、エアウェイ、緊急外傷包帯、カテーテル、サムスプリント、チェストシールといった物、油性ペン(戦場での症状メモ用)といった物までがコンパクトに収められたカバン。 部品 鍋レーション 残念な事に鍋料理を楽しむ事ができない時などの非情用の簡易レーションです。そのままでも食べれますが、鍋の中に入れて煮込む事により簡易鍋として楽しめるレーションもあります。歩兵活動中の貴重なエネルギー補給の源です。 部品 ボトル&ホルダー 水が入った水筒。付属した小物入れには塩系タブレットが収納されており、レーションを取れない非常時にも水と塩の補給が可能。 部品 軍用ショベル 主に塹壕を掘るために使用するショベル。折りたたみなどはできないが、柄と刃に分離して持ち運ぶ事ができる。柄にセットする際に向きを変えてクワのように使う事も可能。 部品 サバイバルナイフ 白兵戦時に使用できるナイフ。本来の使い方はサバイバル時を想定している。金属を切断できる鋸刃がついており、ナイフにはコンテナ、格納可能な部分があり、そこに医薬品や釣り糸、針などが収納されている。 サバイバル用のナイフなので基本、装備は一人一本。ナイフを両手で二刀流ができないわけではないが他の装備を考えると非現実的。 部品 野営用装備一式 小型テント、寝袋、小鍋(フタが皿やフライパンにできる)カトラリー三種、火口箱、水袋などがコンパクトに収められたカバン。 部品 日頃の疲れを癒す 過ごし方は個人によって様々。睡眠にあてたり、同僚や家族や恋人とご飯を食べたり、趣味に勤しんだり、自らが守っている日常を実感し、また満喫するのです。 部品 演習後の慰労会 特に大規模な演習や訓練があった後は、部隊としての連携力だけではなく人としてのコミュニケーション能力も大事ということで、慰労会が開かれる。参加は自由となっており強制ではないため、疲れていたら寝に帰っても問題ない。慰労会ではケータリングをつまみながら、部隊内や合同訓練先の人と、日常的な他愛のない世間話や、子供や猫などの写真を見せ合いっこしたりと、和気藹々としたものである。勿論ハメを外しすぎない程度に楽しもう。当然機密事項をもらしてはいけない。 部品 尚書省への出仕 各藩国から吏族は尚書省へ出仕することになるが、吏族の出仕先は大きく分けて三部門に別れていた。 それぞれ工部省、紋章省、財務省という。後に兵部省(参謀)より分かれて運輸省が設立されている。 また、出仕中は所属国に何があったとしてもその身分は保障される。 部品 工部事務 工部事務とは、申請物の整合性のチェック、新規事業などの審査などを担当する部門での事務作業のことである。 部品 紋章事務 紋章事務とは、いわゆる戸籍や資格、所有権などの国民に関する管理などを担当する部門での事務作業のことである。 部品 財務事務 財務事務とは、各藩国の財務状況の管理を担当する部門での事務作業のことである。資金、燃料、資源、生物資源等から、生産されたI=Dまであらゆる資産に関する業務がここで行われていた。 部品 運輸事務 兵部事務(参謀)から分化した、輜重分野(運輸計画等)を計画立案する部門での事務作業のことである。主に運輸計画等の運用をに携わる。 部品 出仕者の作業 出仕者は主に高位吏族の立案したチェック作業を分担して遂行することが求められる。 これらの作業には作業広報、進捗報告、クロスチェックなどの業務が含まれる。 部品 吏族試験 吏族は共通試験を受け、高位吏族による採点を受けた結果、内容により資格を得ることができる。場合によっては高位吏族に抜擢されることもある。受験については年齢制限はなく、その能力によって評価されるものである。 部品 藩国における役割 藩国において吏族は政治を動かす官僚的な役割を果たしている。尚書省の定めに準拠した様式を整えたり、収支記録を正しくつけたりすることは吏族の仕事である。 部品 起家・栄達 これまでの作業の結果、十分な実力を認められたものは天戸吏族として起家することができる。 また、一定水準以上の実力を認められたものは尚書の推薦により高位吏族へ栄達することもある。 部品 功労に対する対価 尚書省内で特に功績があった者は特別に栄達を行うことがあり、特別作業参加者には働いた時間に応じて給与が払われる。 藩国内での業務については藩国が労うこと。 部品 不正に対する罰則について また、不正を行った者についっては、吏族の地位の剥奪、階級の降格、制裁金を課せられる場合がある。 藩国内業務での不正については藩国内の法によって裁かれるが、その影響により尚書省より照会があった際には藩国に罰則が課せれることもある。 部品 報告と連絡と相談 基本的に業務は報告と連絡と相談が重要である。作業の報告、関連の部署及び人への連絡、上司への相談は必ず行うべきだ。これを行っている限りにおいては責任は上司が取ることになる。 部品 猫好きとは 猫好きとは何か。それはなるものではない、いつのまにか猫の魅力にめろめろになってしまったものがそう呼ばれるのである。 部品 猫に話しかけると赤ちゃん言葉になる 猫が近くに寄ってきて「にゃーん」と鳴いたら 「どしたの~~?ご飯でしゅか~?(デレデレ)」と返してしまうのが猫好き。 「猫なで声」は、なでられている猫側の声なのでこれとは違う。 部品 猫の肉球にふまれるのが幸せ 猫の肉球はよいものである。ぷにぷにしてひんやり。 寝ているとき顔を踏まれても 猫の肉球ならそれは猫好きにとってご褒美である。 部品 猫と添い寝 猫は眠るときくっついて眠るものである。 冬場は暖かいが 夏場は暑い…暑いがそれは仕方がない 猫との添い寝の幸せに比べたらささいな問題である。 そうたとえ布団が毛だらけになろうとも。 部品 猫写真フォルダー 猫好きの写真フォルダーは猫の写真でいっぱいである。 我が家の猫からご近所で出会った猫、さまざまであるがどんどん増える。 部品 つい自分のうちの猫の話をしてしまう 猫を飼っている猫好き同士が集まるとうちの猫かわいい自慢大会が始まる。 しかしここで喧嘩にはならない。 なぜならお互い「自分のうちの猫が一番可愛いがそっちが可愛いのもわかる…わかる猫かわいい…わかる」 と思っているからである。 部品 猫の声に敏感 外出先で猫の鳴き声がするとつい目で探してしまう。 子猫の「みーみー」言う声だと必死に探す。 急いでるときは死活問題だが…子猫ならしかたない。 部品 猫グッズ収集 猫好きになるといつの間にか増えているのが猫グッズである。 ちょっとしたものでも猫柄を選んでしまうことがある。 カレンダーを子猫がいっぱい写ってるやつにしてしまったり… 部品 猫にご挨拶の効果 ご近所の猫さんへのご挨拶は猫好きのたしなみである。 散歩の途中で見かけた猫に警戒されない位置からそっとまばたきと声かけ。 可能ならば指の匂いを嗅いでいただく。 慣れてくればなでなでも許してもらえるかもしれない。まずは覚えてもらおう。 部品 猫なでテクニックの効果 猫が喜ぶ箇所を的確になでなでする技。猫によって好みが違うため喜ぶ箇所を見極める力も重要である。 基本的には猫が自分であまり触ることが出来ない 背中や額、アゴの下などが喜ぶポイントだろう。 うまく撫でることができれば猫からの好感度があがるぞ! 部品 猫ブラッシングの効果 猫をブラッシングすることで抜け毛を取り除き、毛並みをつやつやに保てる。 またスキンシップも兼ね、体調の変化などにも気付きやすくなる。 ブラッシングされて猫はご機嫌になる。 部品 猫の爪切りの効果 室内で猫と同居している場合必須技術ともいえよう。 猫が嫌がる暇を与えずさっと伸びてとがっている部分の爪を爪切りで切る。 そうすることで家具や壁紙への爪とぎを減らしたり 猫にひっかかれて怪我をすることや、猫の爪が割れて猫自身が痛い思いをすることが減らせる。 部品 銀の結婚指輪(仮) 矢神総一郎から贈られた結婚指輪。もちろん夫も同じものをしている。仮とついているのは指輪の名称が不明だったため。いつか教えてもらいたいと思いながら、肌身離さずとてもとても大事にしている。 部品 富滋の土 鍋山沼沢から産出される粘土質土壌である。ちりんの鍋を開発した職人鍋川菊次郎により、富滋の土と名付けられた。含んだ微量鉱物のためか、生地色が濃い褐色。扱いが難しく、火の温度管理も微妙だが、焼くと固く、それでいて柔らかな手触りを生む。その扱いづらさについては 「俺はこんな頑固な土を、今までみたことがない」と開発に協力した鍋原白乃進が弱音を吐く程である。しかしこの土を使う事により耐久性に優れていて、美味しく具材を煮る事ができる鍋ができるのである。 部品 丹念な菊練りによる焼成後の結晶構造の均一化 ちりんの鍋は、熟練の職人の技とおしまぬ手間によって作られている。粘土の密度を高める為に、丹念に菊練りという粘土を練り合わせる作業を行うが、これが鍋の強度にも寄与している。量産を行う工場でも熟練工がこの菊練りの作業を監督し、品質を守っている。 部品 粘土に施した工夫による焼成後の緻密なガラス質構造 鍋山沼沢に茂っている草と根を特有の配合で混ぜ合わせ桶で寝かせる事2週間。この手間がなければちりんの鍋は焼成に成功しなかった。菊次郎と白乃進という2人の名匠が実験を重ねて辿りついた工程であり、この手間により硅素のガラス質の粘りを上げ、扱いの難しい富滋の土を鍋の形に完成せしめるのである。焼成後の緻密なガラス質構造が耐久性にも寄与している。この配合は量産品にも取り入れられている。 部品 加熱による遠赤外線効果 ちりんの鍋の素材を化学的に分析した所によれば、ミネラルの主成分カオリンに加え、アルミナの含有率が通常の粘土よりも高く、成型・焼成後、加熱することにより多くの遠赤外線を鍋内に放射する。この遠赤外線により食材を効率よく加熱することができ、うまみ成分の消失を最低限に抑え、食材が持つ旨味を十分に引き出すことが可能となった。 部品 鍋肌の表面構造 また、鍋肌の表面構造により加熱時の泡立ちが細かいため、味の浸透、出汁への溶出のバランスが良く、また煮崩れが少ない。またよくだし汁を対流させ、具材の火の通りを均一にする効果がある。 部品 特有の形状による効果 蓋の重量及び形状が良く、食材や出汁から出る水蒸気が鍋内でランダムな対流を起こし食材を均一に加熱することにも役を買っている。計算された気孔形状は適度な水蒸気を鍋外に逃し吹きこぼれを防ぐものの、旨味成分や香りの流出を最小限に抑えている。 部品 すぐれた耐久性 アルミナ含有率の高さにより、通常の鍋より強度が高く耐衝撃性に優れている。また耐火温度も上がり、コークスなどの使用にも耐えうる。この事により災害などの避難時に頭に被る事で、衝撃から頭部を守る事ができる。ただし鍋で防げる程度の物理的傷害に限り、もちろん衝撃が大きいと壊れてしまう。 部品 職人の魂がこもっている ちりんの鍋は、鍋職人鍋川菊次郎が病身にあった息子・啓介が自身が焼いた鍋でつくった料理を食べ、自然に笑みをこぼしたのを見て、自らが作った鍋で人々が笑顔になって欲しいという願いから開発された鍋である。「俺が出来ることは鍋を作ることだけだが、それでも人に笑顔を分け与えることができる。たとえほんの一時の幸せでも、無いよりはずっといい。」そう思ったと菊次郎は当時を振り返り動機を語った。 苦節2年の時を経て、化学的見識に強い鍋原白乃進の助けも得ながら、努力を重ねて完成させた鍋である。それにも関らず鍋川菊次郎は利益を二の次として、子供や病気の者に優先的に、そして広く鍋の国に行き渡る事を願った。 現在では、菊次郎の意志を汲んだ政府の政策により、鍋職人組合とメーカーとが協力して手の届きやすい価格帯で量産されているものの、この魂は受け継がれ「ちりんの鍋」はその品質が守られている。 部品 鍋を囲む効果 ちりんの鍋は食材を美味しく料理できる調理器具であるが、「鍋」は家族や仲間と囲んで食べるのが一般的である。1人で食べても美味しいが、誰かと一緒に食べた時より美味しく感じた事はないだろうか。一気に大量に作ると美味しい料理というのは存在するが、食べる人の気持ちにも変化があるのだろう。美味しいものを「美味しい」と言いながらみんなで食べると、より美味しく感じられるし、仲良くなれる気がする。「同じ釜の飯」という言葉があるが、同じ鍋をみんなで囲む効果である。それを知っている鍋の国の民は、お腹が空いている人、1人でいる人に「一緒に鍋を食べよう」と声をかける。悪い事をする人には色んな事情や背景があるだろうが、この「一緒に鍋を食べよう」で少なくとも空腹や孤独が原因で感情が高ぶっている人や、魔がさしてしまった人には効果があるといいな、と鍋を作る職人は願っている。 部品 概要 先の迷宮協議会において30階で賞品としてランダムに配布されたもののうちの一つ。泡だっていたり、おいしくなかったりと散々なようだが、 実際はかなり優秀なポーションだった。治療にも、対毒にも使え、まずいが栄養自体も満点であった。 部品 治療 まず過ぎるポーションは治療に使用できる。実際治療に使用した実績もある。まずいが我慢して飲めば軽いけがや病は治せるだろう。 部品 解毒作用 まず過ぎるポーションは絶妙な調合により毒を受けた場合の解毒効果も期待できる。毒に侵された場合は我慢して飲むことで、解毒治療の補助にはなるだろう。 部品 栄養満点 まがましい見た目とまずさから、敬遠されがちで恐れられていたが、難民キャンプにおいて、食料と衣料品不足によりどうしても使用せざるを得なくなった結果、栄養満点であることがわかった。 「これで救われた妊婦と子供は数知れず」である。 部品 まがまがしい入れ物 一見丸フラスコだが劇薬や毒薬を連想させるラベルが貼ってあり、あまり積極的に使用したくはならない。しかし気密性はいいらしく、中のポーションが劣化したり腐敗したりしてしまうことはないようだ。 部品 実はまずいことが大事 まず過ぎるポーションは治療、対毒と栄養補給いずれにも使用できるが、ポーションであるから、薬の一種である。このポーションはまずくていいと、難民キャンプの医療整備で使用した和錆は語っている。 薬は過ぎれば中毒になり、命を危険にさらす。万能で栄養があるからといって飲みすぎるな。まずいからこれ以上飲めないというのが妥当な飲用量なのだろうと和錆は考えている。 部品 大量の注意書きから得られる知識 まず過ぎるポーションにはこのポーションに対する注意書きが大量に付属している。 面倒なようだが、この注意書きを一つ一つ読み解いていくことで、このポーションを作成した先人の知識を得ることができるし、材料があれば再生産することも可能になるかもしれない。 部品 概要 迷宮競技会のB50到達リザルトで手に入れた双眼鏡である。普通の視界のほか暗視や熱源探知など多機能な双眼鏡であり、一般販売はされていない。 部品 所持制限 複合双眼鏡は迷宮競技会のB50リザルトアイテムとして入手したプレイヤーかその後の交換会で手に入れたプレイヤーのみが所持することができる。 部品 偵察 複合双眼鏡は高い倍率と様々な状況に対応した機能により利用者に高い偵察能力を与える。夜間でも暗視能力により視界を確保でき、また熱源感知により隠れている対象を発見する状況にも優れた性能を発揮する。 部品 FO(Forward Observer) 複合双眼鏡は砲撃の観測においても高い性能を発揮する。多機能による高い視界確保性能は夜間や悪天候下においても敵陣と着弾地点の観測を成功させ、砲撃能力を有効に機能させることができる。 部品 暗視 複合双眼鏡には暗視機能が組み込まれており、光源の確保が難しい状況下でも視界の確保を行うことができる。双眼鏡の望遠機能と合わせて夜間の偵察活動において高い性能を発揮する。 部品 熱源探知 複合双眼鏡には熱源探知機能が組み込まれており、生物や火器の温度を使った追跡・索敵に高い性能を発揮する。 部品 最近思うこと 最近は子ども達も成長して手のかかることも少なくなり、自分の時間も持てるようになってきた。家に引きこもってばかりいないで、お散歩してご近所探索をすることに。今まで知らなかった可愛いお店やお花屋さん、小さな猫の集会所なんかを見つけて、毎日の楽しみが増えた気がする。以前、世界忍者国で知り合ったキルケさんに教えてもらった長距離走の訓練も本格的に初めてみようかな。遠くまでいけたらまた違う風景が見れるかもしれない。 部品 散歩とは 自宅や滞在している場所の周辺を、とりとめもなく、ぶらぶらと歩くことを言う。 目的は気晴らしや、健康のため、ペットの世話など様々である。 部品 散歩好きと呼ばれるまで ただ数度散歩をしただけで散歩好きとは呼ばれない。 頻繁に散歩をし習慣となってそれを楽しんでいる者を散歩好きと呼ぶ。 部品 風景を眺める 普段通らない道を通り、新しい風景を楽しむというものも散歩の魅力の一つである。 観光などで知らない土地にいったときなどもこれにあてはまる。 部品 季節を感じる 散歩中、道端に生えている草花のうつろい。同じ時間帯でも変わる日の長さ。そして気温の変化。 散歩は季節を感じるのにぴったりである。 部品 人とのふれあい 散歩の良い所はご近所づきあいが増えることだろう。 すれ違うたび挨拶をしお互い顔を覚えることで交流が増える。 部品 抜け道探し よく知ったご近所といえど通ったことのない小道、入ったことのない商店などあるかもしれない。 散歩しながらそういう場所を開拓し自分の行動範囲を広げていく。 部品 日常の変化に気付く 日課のように散歩をしていると 日常に変化があったとき気付きやすくなる。 あそこに引っ越してきた人がいる、とか新しいパン屋さんが出来てるなど そういう違いを探すのも楽しみの一つだろう 部品 歩きやすい靴 歩きやすい靴とは自分にサイズのあった、底のしっかりした靴で、おもにスニーカーなどをさす。 自分にあった靴を選ぶことで靴擦れなどを起さずにすむ。 また歩きやすい靴は疲労軽減効果もある。 部品 帽子 頭部にかぶるもので、頭部を物理的に保護し、また、強い日差しや熱中症からも守ってくれる。 最近はUVカット加工がされているものもある。 部品 汗をかいてもいい服 オシャレ着などではない、普段着に近いもの もしくは運動する前提で汗をかいて汚れてもよく、動きやすい服装のこと。 部品 散歩に何をもっていけばいい? 散歩場所がもしご近所でも 外出するのに何があるかはわからない。 時間や場所、季節にあわせて持っていくアイテムを決めよう。 ・迷ったときのための地図がわりや他者との連絡手段のために携帯(気になることを調べる辞書代わりにもなる) ・ペットボトルや水筒など 飲み物の入ったもの。 ・ぱっと必要になったとき使える程度の金銭 ・汗をぬぐうタオル ・万歩計 部品 散歩中の挨拶の効果 相手にその時と状況、関係性にあった言葉で挨拶をする。 朝なら「おはようございます!」 昼なら「こんにちは!」 さわやかに挨拶できればお互いにすがすがしい気分になれるぞ! 部品 筋トレの重要性 ランナーに太い筋肉は必要ないと考えられがちだが、長時間良いフォームを保つためには筋力トレーニングが必要不可欠である。 部品 怪我の予防 走るのに適切な姿勢を保つ他、継続的に筋力トレーニングを行うことで基礎体力がつき、怪我の予防にもつながる。 部品 フロントランジ 太腿、ハムストリングス、大殿筋を中心に鍛える。この際上体をまっすぐ保つことで、全身の筋力を強化できる。 部品 腹筋・背筋 ゆっくりと行うことで体幹の筋肉が鍛えられ、適切な姿勢を保つことができるようになる。大きく息を吸って吐きながら行うこと。 部品 腕立て伏せ 腕をしっかりと振るために腕・肩の筋力を鍛える。きつくて続かない女性などは最初は膝をついた上状態で行っても良い。 部品 準備運動の効果と重要性 怪我を防ぐ、体をあたためる等の効果がある。トレーニングの効果にも差が出るため丁寧に行うこと。全身の筋肉を気持ちいいくらいの強度でよく伸ばし、ほぐす。 部品 良好なコンディションを保つ 疲労を溜めないことがランナーには重要である。すなわち、睡眠時間を十分に取りトレーニング後は整理体操等をかかさず行うこと。 部品 インターバル走 数本の疾走区間の間に小休憩を挟む練習方。非常に効果が高いが疲労もたまるため、終わったらしっかりと休憩をとること。 部品 レペティション インターバル走より1本1本の強度を高め、休憩を長くとるトレーニング。効果としてはインターバルと同じ。 部品 ペース走 一定のペースで走るトレーニング。トラックなど決まった距離を延々同じペースで刻むことで適切なペースを体に教え込む。 部品 ジョグ 一キロ5分以上のペースでゆっくりと長い距離を走りこむ。もっとも手軽で一般的な練習方法。毎日継続するのが大事。 部品 ビルドアップ走 最初はゆっくり、徐々にペースをあげていき、ラストでラップを刻みゴールするという練習方法。疲労の溜まり方もマイルドで効果が高い。 部品 正しいフォームの重要性について 長距離を走る際正しいフォームを保つことはスピードを上げるだけでなく怪我の予防にも繋がり、疲労度にも大きく影響する。 部品 正しい姿勢を保つ練習 走る際は真上から頭を吊られているような感覚で少し顎を引き、背筋を伸ばし、腹筋にやや力をこめるイメージで。視線はまっすぐ前へ。 部品 足の出し方 走る際の足は一本の線の上を走るような感覚でまっすぐ前に出す。普段から線の上を走って感覚を掴むと良い。 部品 使う筋肉 小さい筋肉(足首、すねなど)を酷使すると故障の元になる。太腿や尻などのなるべく大きな筋肉を使い、体幹を意識して体を動かすこと。 部品 腕の振り方 小指と薬指を軽く握り、真後ろに引く。腕をしっかりと振ることで余計なエネルギーの流出を抑えることができる。 部品 呼吸の仕方 ペースによって呼吸を変える。スローペースで走る時には4回吸って4回吐く。ミドルペースの際には基本の2回吸って2回吐く。更にスピードを上げる場合は2回吸って1回吐くと良い。 部品 ペース配分 走る距離によってペース配分を考えながら走る。長距離を走る場合は10キロ過ぎあたりで気持ち良くなってペースがあがりがちだがぐっと堪えること。 部品 ランナーズハイ 走ることによって脳内物質が出てテンションがあがり、疲労を感じにくくなる。しかし疲労は確実に蓄積するため、惑わされず冷静さとペースを保つことが必要となる。 部品 クールダウン 長距離を走った後は筋肉がダメージを受けているため、ゆっくりと整理体操や軽いジョギングをして筋肉をほぐすこと。 部品 靴 基本的に紐靴。履き比べて自分の足に合ったものを選ぶこと。また、長距離を走る前に履きならしておくのが望ましい。 部品 帽子 つばの広いキャップが良い。風で飛ばないようなサイズのものを選ぶこと。太陽光をさえぎる他、汗が目に入るのを防ぐ。小雨の際にも役に立つ。 部品 ワセリン 服と肌が触れる部分などに塗ることで長距離走った際の擦れを予防できる。下着と肌の境目あたりにも塗っておくと良い。 部品 動きやすい服 気温に適したもの、また、肌に擦れても痛くない素材を選ぶこと。また、男性は下半身にスパッツ状のものをちゃくようすると息子が擦れにくい。 部品 スポーツブラ 女性は必須。ワイヤー入りの下着で長距離を走るのは厳禁である。すこしきつめのものを選ぶと胸の形が崩れにくい。 部品 走る前の食事 穀物など炭水化物をしっかりととること。極端に炭水化物の量を増やして準備することをカーボローディングと言う。 部品 水分の取り方 水分は少量をこまめに摂取することで脱水を防ぐことができる。汗で失われるナトリウムを補充できるものが良い。 部品 エイド 30キロ以上の長距離を走ると体内の糖が不足しエネルギー不足に陥るため、水分と同じようにラムネやブドウ糖を途中でかじると良い。 部品 急げ馬よのあらまし 馬を走らせ、短期間で長距離移動するための技術。はいよーシルバー! 馬を所有していない場合は貸し馬屋にレンタルしたりするらしい。 部品 急げ馬よの取得条件 馬術の習得及び、馬での長距離移動訓練を年四回は行っていること。 なお、越境及び交通法規は各国のルールを事前に調査し、遵守すること。 部品 馬と心を通わせる テレパシーというわけではなく、馬との信頼関係を築く練習。 背筋を伸ばし、力を抜いて余裕を持つことで、馬に不安を与えないように心がける。 部品 乗り降り練習 まず馬に乗るための練習。馬の左側から鐙に片足を掛けて跨がる方法から、飛び乗りまで練習する。 降り方は乗り方を逆順で行う。 部品 騎乗姿勢 鞍の相性知り、跨がり方を覚え、正しい姿勢で騎乗するための訓練。 速さに応じて姿勢を変える必要があるので注意。 部品 歩法の習得 歩法とは馬術における、馬の歩き方、走り方のことである。 常歩、速歩、駈歩、襲歩が基本歩法とされ、それぞれに訓練を行う。 部品 常歩 なみあし。歩きの状態。常に二本ないし三本の肢が地面について体重を支えている状態。 正しい姿勢で発進や停止、曲がり方なども覚えよう。 部品 速歩 はやあし。二本の肢をペアで着地、離地する走り方で、速度は常歩の二倍程度。 強く上下に揺れるため、動きに合わせて鐙に立つ、鞍に座るを繰り返して衝撃を軽減したりする。 部品 駈歩 かけあし。速度は速歩のおよそ1.7倍ぐらいか。 三肢で接地しているタイミングと、四肢が地面を離れているタイミングがある。 パカラッパカラッといった感じか。 ゆったりと前後に揺れる。 部品 襲歩 しゅうほ。全速力の走り。後肢と前肢の着地点をなるべく離し、脊椎のバネを利用して歩幅を伸ばし疾走する。 速度は駈歩の三倍にも達する。 部品 長距離移動計画 連休のお父さんには必須の計画能力。 地図を広げ、目的地に辿り着くルートを導き、適切な時間に適切な道を進む計画を立てることが重要。 部品 地図を読む 道路地図を読み解く力。これがなければそもそも長距離移動は諦めるべきだろう。 ルートを検索するだけでなく、休憩の予定も立てよう。 部品 越境の準備 移動に於いて国を越えることもあるだろう。国が変わればルールも変わる。 各国のルールに従い、越境できる様、事前の予習と準備をしよう。 部品 休憩・補給 事前に予定を立て、所定の場所で人と馬の休息と補給を行う。 日を跨ぐのであれば馬小屋のある宿の確保も忘れてはならない。 部品 馬と野営 やむなく野営することもあるだろう。 野営をするのであれば、馬をきちんと繋いでおくこと。 もちろん、世話と手入れを忘れてはいけない。 部品 急げ馬よの陸路移動効果 急げ馬よは、具体的には陸路に限り一航路分の移動を可能とする技術である。 緊急事態があれば即座に現場に急行することが可能となる。 馬を保有する必要が無いのは前述の通り。 部品 概要(受付) 自身または自身の所属組織の業務を円滑に進めるため、受付窓口を設置することで自国民と共同で行動を実施するための技術。 自分たちの意思表示(行動)に対する自国民の反応を伺いながら行動をすることができる。共同作業による連帯感の芽生えにもそれなりに期待ができる。 部品 使用条件(受付) 受付場所や人員を確保できる一定以上の財力、国民とともに行動ができる人望を備えた人物でなければ、受付(技術)を十分に活用することはできない。皆と一緒に行動することが、受付(技術)の効果を最大限発揮させるからである。 部品 受付場所を構える 用のある人が訪れるための受付場所を構える。ある程度の規模の機関であれば応接室・会議室、個人宅であれば応接間など。部外者に話が漏れ聞こえない隔離された空間があるのが望ましい。 部品 連絡方法の確立 受付に訪れた人が空振りにならないよう、受付をする者への連絡方法の確立が必要である。 決まった場所に決まった時間内に訪れれば対応できる、手紙などによる事前連絡(アポ取り)が必要、など。 部品 応対要員の確保 訪れた人に応対するための人員を確保する。1人が1日に応対できる人数は決まっている。休憩などで場を外すことを考えると、交代要員も必要となるだろう。 個人業務などで必然的に応対要員が1人しかいない場合にも、自身の心身に問題がない範疇で応対可能時間を設定する必要がある。 部品 受付方法を周知する 自身あるいは自組織がどのような形で受付体勢を設けているか、受け付けたい相手に伝わるように周知しなければ意味がない。 口コミ、名刺交換、チラシの配布、広告など、目的や規模、予算などに応じた手段で周知を行う。 部品 地道な活動 いきなりやってきて「さあ一緒にやりましょう」と言っても、周囲の目は冷ややかである。少しずつ少しずつ、周囲の人々と打ち解けることが肝要だ。 部品 知り合いを増やす 受付活動を自分たちだけの力で行おうとしても限界はある。知り合った人から人へと何かの機会に自分たちの存在が伝わり、仲介のもとで知り合う。誰だって、知らない人よりも友人を手伝いたいものだ。 部品 困りごと解決のお手伝い 自分たちがやりたいことだけを押し付けても、周りの人々は動かない。ゴミ掃除でも、迷子探しでも、自分たちが手伝うことで解決する困りごとをちょっとずつ解決することで、皆が過ごしやすい環境を作る。そうした環境は、やがて自分たちが困ったときの支えになるものだ。情けは人のためならず。 部品 連帯感の芽生え 一緒に行動をすることで、「単なる知り合い」から「一緒にXXした人」へと少しだけランクアップする。困難な作業であるほど、その達成感は大きい。大きな達成感あるいは失敗の経験を長きに渡って共有した相手を、「仲間」ともいう。 部品 異なる視点の獲得 同じ作業でも、作業者が違えば感じ方は変わる。1つの問題に取り組む時も、様々な所属、立場の人々と共に行動することで、自分とは違った目線で物事を見ることが出来る。 それは時に、1人では気付き得なかった別の問題の発見にもつながる。 部品 効果の向上 多くの人々との共同作業は、単純な人数比による効果増だけではない成果をもたらす場合がある。 指揮人員の確保による効率化、それぞれの長所を活かしたシナジーの獲得、ノウハウの蓄積による手順整備、人員増加による広告効果など、得られる成果は多彩である。 部品 思慮深い それを実行したらどんなデメリットが発生するかを一旦考える思慮深さ。 実行前に一旦考えることで、いざという時に立ち止まるチャンスを得る。 部品 石橋を叩いて渡る 大丈夫かどうか確認してから実行するということわざ。これを意識して習慣化することでついうっかりを危険に踏み込むことを防ぐ。 より上位に石橋を叩いて壊すというものがある。 部品 質問・相談する習慣 実行前に信頼できる相手に質問・相談する習慣、自分ひとりでは見落としていたことも相談や質問をすることで発見することができる。 部品 信頼できる相手を見極める 信頼できる相手に質問・相談をするため、信頼できる相手を見極めるための判断力。 相手と自分の関係を正確に把握する(所謂空気を読む)能力でもある。 部品 背筋がぞわっとする 危険な場所やことに踏み込みそうになると嫌な予感や背筋がゾワッとして踏みとどまる能力。所謂第六感。 確実性はないが、経験からくる直感でありこれに救われることは意外に多い。 部品 概要 スコップアート・・・それはスコップによっておこなわれる築城芸術である。習得者によって振るわれるその技は味方の陣地の構築と相手の陣地の無効化の両方に力をふるった。 部品 習得制限 スコップアートは迷宮競技会のB40階突破リザルトで取得した者および交換会で入手した者のみが習得できる。 部品 自陣構築、一夜城 スコップアートを習得したものにかかれば極めて短時間で築城を終えることができる。もちろん戦場で作られるものなので実用性重視である。 部品 穴掘って塹壕にする スコップの真骨頂ともいえる塹壕掘りである。この塹壕は歩兵のみならずI=Dにおいても利用されることがある極めて重要な戦術の一つであり、それを素早く、重厚に終えることこそ野戦築城の一つの極みである。 部品 土盛って土嚢つくる スコップアートのもう一つ力は土を積めて土嚢を作ることである。土嚢は遮蔽物や障害物の作成から水害時の応急処置まで土木工事において多くの場面で使われる。その土嚢を短時間で多数作成できる強みは計り知れない。 部品 トラップ発動落とし穴 穴は自分たちの身を隠す以外にも極めて単純に相手の行動を阻害するのにもつかわれる。相手が大群であればあるほどこうした進軍阻害は有効に機能し、時に単純な遅延以上の被害を相手に与えることができる。 部品 敵陣超えて突入路 強固な敵陣をどう攻略するかはいつの時代も悩みどころである。しかしスコップアートがあれば単純な掘りの埋め立てから壁の穴開け、果てには土竜攻めまで思いのままである。築城に長けるものは相手の陣地をつぶすことにも長けるのである。 部品 みんな埋めてお片付け 穴を掘るだけではなく穴を埋めることにも、壁を築くだけでなく壁を崩すことも得意なのがスコップアートである。自陣をかたずけるのみならず相手の陣地の防御効果を破壊することにも長けるのである。 部品 道具へ敬意を払う スコップアートをおさめるものにとってスコップは単なる道具以上の存在である。画家が自身の絵筆を大事にするように、彫刻家が鑿を大事にするようにスコップアートを修めるものはスコップを大事にする。 部品 穴を掘って埋める、穴を掘って埋める… 千里の道も一歩から、最高の仕事は日々の積み重ねの先に!スコップアートを修めるために行われる最も基本的な修行は穴を掘って土嚢を作り一定の深さになったら埋めるという単純な繰り返しである。拷問のようにも思えるこの単純な作業の先にだけスコップアートと呼ばれる築城芸術はなるのである。 部品 工事計画は正確に 正確な工期の見積もりもスコップアートには欠かせない。いつできるかの見立てを正確に立てるために、自分の能力と周囲の環境、はたまた土の質までを考えられるようにならなければいけない。そのためにおこなわれるのは学習と実践の反復である! 部品 コラボレーションへの理解 自分だけ満足すればいいわけではないのがスコップアート使いの辛いところである。戦場で有効に技術を機能させるためにも他者とのコラボレーションは欠かせない。独りよがりにならないように日ごろからの交流を重ねるのもよいスコップアート使いへの道である。