約 1,257 件
https://w.atwiki.jp/orirowa2nd/pages/95.html
忍者武芸帖◆oY7Ldqi/eg ――闇に生きる者達がいる ――影に生きる者達がいる ――名を残さず、姿も残さず、 ――歴史の陰に生き、歴史の闇に消えて行った者達がいる ――古きは飛鳥の昔から、厩戸皇子の耳となりて、 ――平安の世にあっては坂東、蝦夷の草原に跳梁し、 ――その後の騒乱の世には源平の間を飛び交って、 ――鎌倉の御代は北条の手足となって裏より世を動かし、 ――南北朝にあってはある時はスメラミコトに、ある時はモモノフに付いて闇を這い、 ――戦国の御代にあっては群雄割拠の間を縦横無尽に駆け抜けて、 ――徳川の天下太平にあっては謀略を以て治国太平に大きく寄与し、 ――文明開化と共に、時代に忘れられ、人知れず影から陰へ消え去った者達… ――彼らを人は「忍び」と呼んだ。 ◆ 「はぁ…はぁ…」 砂漠のど真ん中にあるオアシスの周辺には、 ヤシの木などを中心とした小さな林が幾つかあったが、その内の一つの中を、 一人、汗を滝の様に流しながら疾走する一人の少女が居る。 彼女の名前は芳賀唯。 ちょっと変わったその姓名と可愛らしい容貌を除けば、どこにでもいる平凡な一女子高生だ。 訳も解らずこの殺し合いに参加させられた彼女は今、背負ったデイバックの肩ベルトを握りしめながら、 蒼褪めた表情で走る走る走る… 後ろは振り向かない。否、振り向けない。 もし振り向いてしまえば、きっと恐怖に足がすくんでしまうから… 彼女は走る。走り続ける。 背後から迫る殺人者より逃れるために。 しかし―― 「キャ…きゃぁぁぁぁっ!?」 彼女はさして運動神経が良い方でも無く、ましてや今は真夜中。 ヤシの太い木の根に躓いた彼女は、どしゃーっと顔より砂の地面に倒れこむ。 口の中に大量に入り込んだ砂を、ペッ、ペッと必死に吐きだすその背後に、 「あ~ら、もう鬼ごっこは終わりィ~♪」 気持ちの悪い、相手の心を舐め回す様な猫撫で声が掛る。 唯は、ビクリと肩を振るわせ、恐る恐る後ろを振り向いた。 そこにいたのは、キャミソールにホットパンツのスレンダーな美女で、 「だったらさぁ~…大人しくワタシに殺されてね♪」 その両手の爪は、まるで日本刀の様に長く鋭い。 爪先が、月明かりを浴びて光、四散した。 女の名は上奏院彩華と言う。 ◆ 「ね~え…カルネアデスの板って知ってる?」 彼女、上奏院彩華は唯に不意にそんな事を尋ねて来た。 最初に二人が邂逅した時、彩華の態度は至って気さくなお姉さんと言う印象であった。 唯の聞いた所、その年齢は18と、唯と一つしか違わないが、 そうとは思えぬとても世慣れた大人、という風に唯の目には映っていた。 だが、そんな彼女の印象は、上の言葉を切っ掛けに徐々に変わり始めた。 「法律用語…の一つなんだけどね。まあこんな意味なのよ」 「あるところに一隻の船いました」 「船は難破し、乗組員は全員海に投げ出されました」 「乗組員の内の一人の男が命からがら、一片の板切れにすがりつきました」 「するとそこへもう一人、同じ板につかまろうとする者が現れたのです」 「でも、二人がつかまれば板そのものが沈んでしまいそうでした」 「そこで男は、後から来た者を突き飛ばして溺れ死にさせてしまったのです…」 「その後救助された男は殺人の罪で裁判にかけられましたが、罪に問われなかったそうです」 彩華は、背筋が凍る様な笑みを唯に送りながら、最後にこう締めくくった。 「さて♪ここでワタシがキミを殺しちゃった場合、果たして罪に問われるでしょ~か?」 彩華がこの言葉を言いきるや否や、唯は大急ぎで彼女の傍から逃げ出した。 彩華の両手には、何時の間にか、両の太股に仕込んだ鉤爪が装着されていた。 ◆ 「フフフ…キミ、意外とカワイイ顔してるじゃない」 右の人差指に装着された鉤爪の切っ先を舌でチロチロと舐めながら、 彩華は這って逃げんとする唯を追い、その背中を思いきり 「きゃ、きゃっ!?」 踏み付けた。 そのまま、ロングブーツの踵で唯の背中をグリグリすると、 唯はくぐもった悲鳴を上げた。 「アハハ…いい声ね…もっと啼いてよ♪」 「うう…ううううう…」 「ほらもっともっと♪」 「うぇっ!?」 彩華は唯の脇腹を蹴って無理矢理仰向けに蹴転がすと、 今度は唯の、同年代の平均以上はあるふくよかな胸を足で押し潰す。 「ほらほらもっともっともっと♪♪♪」 「うが…うげぇ…ぎお…」 「アハハ…きたない声~♪折角のカワイイ顔が台無し♪」 彩華は前屈みになると、右人差指の鉤爪の先を、唯の頬にスーッと這わす。 絹糸の様な細い切り傷が一筋、唯の頬に走り、切っ先についた唯の血を、 彩華は恍惚とした表情で舐めた。 「フフフ…やっぱりカワイイ♪こんな可愛い唯ちゃんが、これからワタシに 身も心も、その綺麗な顔もズタズタにされて唯の肉の塊になっちゃうなんて… 本当にゾクゾクするわぁ♪」 「何で…」 「ん~?」 「何でこんな事を…」 唯は涙と鼻水でぐしゃぐしゃになった顔で、 うれしくてたまらないといった表情の彩華を仰ぎ見る。 「何で…ねぇ~そんなの簡単よ」 彩華は唯の顔を覗き込むと、透き通った無邪気な笑顔で答えた。 「合法的に…何の後腐れも無く人を殺せるチャンスなんて、滅多に無いじゃな~い」 「ホラ、娑婆で人殺すと、何かと面倒でしょ。アリバイ作りとか、死体の始末とか…」 「罪だって強盗とかに比べてぐ~っと重くなるし…だからワタシ、相手は半殺しにしても、 身ぐるみはいで路地裏にポイッしても、殺しだけは絶対にしないように心掛けてきたの」 「でもさ~興味はあったのよね~人殺しって、ほら、何事も自分で経験する事が重要じゃなぃ」 「それでこの殺し合い…内容的に充分“カルネアデスの板”が適用されると思わな~い」 「つまりチャンスじゃな~い♪だから、死★ん★で♪」 ――あまりにも晴れやかで、澄み渡った、無邪気な笑顔であった。 それ故に、唯の背筋は、まるでつららの様に恐怖で凍りついた。 アメリカ陸軍の研究によれば、 この世の多くの人間が、同じ人間を加害、あるいは殺害することに、 心を病ませ、時には崩壊させるほどのストレスを覚える半面、 おおよそ100人に1人か2人の割合で、 他人を加害・殺害することに一切の精神的ストレスを感じず、 むしろそれに快楽さえ覚えてしまうような人間が、人類社会には確かに存在するのだと言う。 そういう種類の人間を医学的には『攻撃的精神病質者』と呼称するが、 上奏院彩華はまさにその『攻撃的精神病質者』と呼ばれる人間であった。 彼女の両親の育て方が悪かったのではない。 彼女の両親は、むしろ真面目で道徳的に非の打ちどころのない善人達であった。 娘の異常性にうすうす感づいて彼らは、彼女を真っ当な人間に育てようと、様々な努力を重ねて来た。 しかし、結局、全ては徒労に終わり、彼女の両親は、半ば匙を投げる形で、彼女を東京に送りだしたのだ。 かくして、鬼子は野に放たれた訳である。 「それじゃ~さ~よ~な~ら♪」 彩華は、唯を切り裂かんとその右腕を振り上げる。 腰も抜けて、最早逃げる事も叶わぬ唯は、両眼を見開いてその輝く長い鉤爪の先を見つめ、 顔に温かい液体がかかるのを感じる。 赤く、温かく、鉄の臭いのする液体…血液。 しかし誰の? 「「えっ?」」 その言葉を発したのは、彩華、唯の両者である。 彩華の右頬が、何時の間にか切り傷が刻まれ、血が噴き出している。 彩華が右頬を伝う血の流れを拭い、不思議そうに指先の自身の血を眺めた正にその瞬間、 彼女の全身の彼方此方が、一斉に裂け、血をまき散らした。 「!?!?ギャァァァァァァッ!?」 何が起こったか理解できない。 彩華は身をよじり、身を襲う“何か”から逃れんと、 闇雲に両手の爪を振り回しつつ、その場から走り出す。 しかし彩華を狙う見えない攻撃は、彼女を逃がしてはくれない。 「がぁぁぁぁっ…目が…私の右目がぁ…!?」 正体不明の攻撃は彼女の右目を傷つけ、彩華の視界の右半分は忽ち闇に覆われる。 余りに突然かつ唐突な展開に、金魚のように口をパクパクするしかない唯だったが、 もし彼女が冷静で、現状よりも優れた動体視力を持っていれば、 彩華の周囲を漂う“それ”に気付いたかもしれない。 それは、非常に細く色の薄い、何条もの糸であった。 ――忍法『鎌鼬』 テグスサンという蛾の幼虫の絹糸腺を原料に、限界まで細く作った糸を、 ある種の特殊な薬品に浸して強度と透明度を上げ、先端に非常に小さな鉤針を取りつける、 それを風に流して、まるで伝説中の妖怪「鎌鼬」の如く、 離れた距離から術者の姿を見せずに対象を攻撃する伊賀流忍法の一つである。 この術は、使用するのが細く小さな鉤針であるため、それほど敵手に大きな傷は負わせる事が出来ず、 したがって、今回の様に相手を混乱させるか、鉤針に毒を塗って毒殺を狙う…といった風な用途で用いられる。 さて、この奇怪なる術の仕掛け人は、彩華、唯の両名より少し離れたヤシの木の裏にひっそりと佇んでいた。 そこにいたのは、身長170センチぐらいの、肩幅などから恐らくは男性だと思われる人物である。 山中や森の中で周囲の色彩に溶け込みやすい茶褐色と柳色を中心とした、和式の野良着の様な恰好である。 上は柳色の筒袖に、茶褐色の羽織、両腕には鎖籠手と手甲を付けており、下着に鎖襦袢を身に付けている。 下は関節部を鞣革で補強した焦茶色の伊賀袴に、同色のゲートル・革足袋履きである。 首に巻いた焦げ茶の襟巻で顔の下半分を覆い、大きめの菅笠を目深にかぶっているため、 その容貌は一切覗えない。 背に何やら、大きなものを背負っているらしく、背後の何かと繋がった革紐が、首に掛けらていた。 男は木越しに彩華が『鎌鼬』により混乱し唯より離れたのを確認すると、 背に負うたモノを手で取り上げながら、静かに、音もたてず木の陰より出現する。 そして、右手で静かに背後より取り出したモノを構えた… 残った左目で彩華は見た。 宵闇の中、何時の間にか出現した正体不明の人影。 ソイツは右手で何かを構え… ――ビュワッ! 投げつけて来る! 彩華はとっさに、飛来物の軌道上に盾の如く右腕を翳す。 右腕に仕込まれた三日月状の刃が飛び出してくる。 強化セラミックで作られたこのブレードであれば、大概の飛び道具は弾き返せる…筈であった。 「…ぎゃわっ!?」 飛来物は、彩華の断末魔を残して、 彼女の右腕をブレードごと、そして彼女の首を切断して、背後の木に突き刺さってようやく止まった。 ポーンっと彩華の頭部は宙に舞い上がり、その生首は、唯の足元へと転がってくる。 首無しの彩華の体はしばし噴水のように血液を噴き出していたが、それもじきにとまり、 どしゃりと地面に崩れ落ちて、幾度かの痙攣の後、全く動かなくなった。 唯は、この凄絶たる光景を暫く呆然と眺めていたが、 彩華の体が崩れ落ちると同時に、意識を手放し、闇に落ちた。 ◆ 音も無く男は、木に突き刺さったソレに近づくと、 無造作にソレを抜き取った。 ――ソレは巨大な手裏剣であった。 形状はいわゆる、十字手裏剣状で、さほど珍しい形でも無いが、 この手裏剣の特異なのはその大きさの巨大さである。 直径50センチ、刃は恐ろしく肉厚で先は鋭く、 十字の交差点には穴が開いており、そこに革紐が通してある。 伊賀流忍術においては『風車』と呼称される手裏剣で、 重たく持ち運びには不便だが、使う者が使えば甲冑武者だろうと一撃で屠る恐ろしい武器であった。 再び革紐を首に掛け、風車手裏剣を背負った男は、 彩華の死体の首の付け根から首輪を取ると、手拭いで血を取り、懐に入れた。 男は、首に巻いた襟巻を緩め、笠を取って、空を仰いだ。 ここで、初めて男の相貌が明らかになったが、それは些か意外な物であった。 恐ろしく地味な容貌である。 目鼻口、どれとっても平平凡凡、一度見ただけならば、30分もすれば忘れてしまいそうな顔立ちだった。 しかし、平凡な顔立ちと違って奇妙なのは、その顔の持つ『色』と言うか『気配』である。 今しがた、この男は一人の少女を――人間的に問題のある相手ではあったが――残虐に殺めたにもかかわず、 この男の表情には、人を殺した事に対するなんらかの感情、怒り喜び後悔気負い悦楽… とにかく、普通の人間ならば、浮かべてしかるべきあらゆる感情が全く感じられないのだ。 まるで、晴れた日曜に公園に出て昼寝をしに行く…そういった感じの、恐ろしく気の抜けた表情であり、 昼下がりの公園のベンチなら兎も角、殺し合いの会場の、しかも殺人者が浮かべている表情とは、 とても思えぬ平凡故に却って奇怪な表情であった。 実際、この男、タダモノではない。 名は『鍔隠誠也』。 表の顔は極々普通の平凡極まる影の薄い男子高校生。 裏の顔は現代人でありながら、伊賀流忍術秘伝の「忍法相伝七六箇条」を年若くして会得した、 時代遅れの忍びの俊英、「最後の伊賀者」であった。 「人を殺したのは流石に初めてだけどさ…」 夜空を見上げながら、誠也は一人つぶやく。 「日々の鍛錬のたまものかなぁ…思ったよりどおってことねぇや」 「いや、“術”が効いてるのもあるんだろうけど…」 伊賀流忍術の達人である以外は、 特にメンタルな面では平凡極まり無い「普通」の男子高校生に過ぎない誠也である。 本来ならば、初めての殺人に何らかの感情の動きがあってしかるべきである。 それが無いのは、幼少より鍛えた伊賀流の技のお陰であった。 ――忍法『剣刃上(けんじんじょう)』 これは一種の自己催眠術で、 幼少よりの“すりこみ”と“暗示”で、 非常事態に陥った時、いかなる状態でも揺れぬ氷の心に自身の精神を変異させる術である。 この術が発動している限りは、彼はたとえ五体を損なおうと、冷静さを失う事は無い。 たとえ、命を失おうと、最後の瞬間まで使命を全うするために機械の如く闘い続けるのである。 自身が殺し合いの場に呼び出された事を認識した誠也は、この術を自身にかけたのだ。 「(生まれてこのかた…忍術が役に立つ日が来るとは思わなかっけどさ…)」 誠也は平凡な日常を愛している。 忍びの術も、集団生活に蹉跌無く溶け込む為に使う程度で、 習慣的に土日に近所の山野を使って鍛錬をするとき以外は、滅多に使う事は無かった。 誠也の死んだ祖父は忍びの伝統に生きた人であった、 伊賀流忍術を改良し、現代戦の場に呼び戻さんとする事に生涯腐心した人で、 誠也もモノ心つく前からこの祖父に、『忍法相伝七六箇条』と呼ばれる76の忍法を叩きこまれて来た。 結果、誠也は中学2年生ごろにはこの恐るべき術技を極めたが、 誠也は祖父から術は受け継いでも、祖父の野心だけは決して受け継ぐ事は無かった。 何度も言うように、彼は平凡な日常を愛していたからだ。 普通に高校を出て、普通に大学も出て、就職し、結婚し、 子供を作って、家を建て、静かに老いて、そして死ぬ… 自身が『非日常』の側に生きている事を無意識的に自覚している為か、 彼は一層、そういう平凡な生き方に憧れ、そう生きようと努めてきた。 「だけどそうもいかねぇよな…」 相澤猛、芳賀唯、神楽夢、祝伴内、加藤清正… 彼の通う高校の同級生者や先生達。彼の『日常』に生きる人々。 彼らを守らねばならぬだろう、この殺し合いから。 誠也自身の日常を守る為にも。 その為には… 「汚れ役が必要だよな…」 これは殺し合いだ。 全員が一致団結して、この殺し合いを打破する…そうできれば万々歳だが、そうもいくまい。 今しがた、自分が殺した女の様な、殺し合いに乗る奴が必ず何割か出て来る筈だ。 だとすれば、そういう連中を始末したり『説得』したりする人間が必要になってくる。 できれば殺さずに済ましたいが、あの女の様に明らかに性根が腐った連中もいる筈だ。 いざとなれば容赦するつもりは微塵も無い。 「(爺さん…俺は生まれて初めてアンタに感謝するぜ。忍びの技を授けてくれた事を)」 習慣ゆえに続けて来た、日曜日の山野地帯での忍術訓練中にこの地に呼び出されたのは幸運だった。 忍び装束と、風車手裏剣、鉤付きテグスの2つの忍具は少なくと手中にある。 火薬や普通の手裏剣や毒薬や工作道具が何のは色々と不便だが、まあ仕方あるまい。 忍びを鍛錬中に攫うなど、相手も並大抵の相手じゃないが、反抗しない訳にはいかない。 「(俺の日常を守る為にも…ね)」 誠也は、襟巻で口元を覆い、笠を再び被ると、 木の袂で気絶しているクラスメートの芳賀唯を御姫様だっこし、音も無く夜道を駆けだした。 「(まずは情報収集と…唯ちゃんを安心して預けられる相手を探さないと)」 神楽や、相澤先生も探しだして、守ってやらねばなるまい。 加藤と祝先生は… 「あの人達…タダモノじゃないしなぁ…合流して協力しあいたいが…うまくいくかね」 誠也は忍者の第六感と観察眼で、両者が唯者でないのを見抜いていた。 二人とも、武芸の達人らしく歩法が規則的かつ、体の重心の動きに揺れがなかった事に加え、 加藤は女子高生らしからぬ恐るべき殺気の持ち主で、祝先生は逆に恐るべき不動心の持ち主だった。 ああいう心持は、ある程度修羅場をくぐってなけらば会得し得ぬものであるのを、誠也は知っていた。 「まあ、何とかするさ…」 「(見てやがれ…この腐ったゲームの主催者さんよ…)」 「(伊賀流が無足人、鍔隠誠也…推して参る!)」 少女を抱いた「最後の伊賀者」は、 修羅のゲームを打破すべく、音も無く闇夜に繰り出した。 【上奏院彩華 死亡】 【一日目・深夜/E-6 オアシス近辺の林】 【鍔隠誠也】 【状態】健康 【装備】忍装束、風車手裏剣、鉤付きテグス 【所持品】 基本支給品、彩華の首輪 【思考】 0、この殺し合いから脱出する。 1、唯を守る 2、相澤猛、神楽夢、祝伴内、加藤清正と合流したい 3、情報収集を行う 4、殺し合いに乗った人間を『始末』したり『説得』したりする 【備考】 ※【忍法相伝七六箇条】 伊賀流忍術秘伝の76の忍法の事。 純粋な伊賀流の技に加え、甲賀・根来・柳生の忍法剣術体術を加味し、 取捨選択、洗練した76の技は、多様性に富んでおり、 摩訶不思議な幻術の類から、催眠術、変装術、格闘術、剣術、 火薬術(鉄砲・爆破工作)、潜入術などその内容の範囲は多岐に渡っている。 ――・本編中に登場した技(2/76) 鎌鼬/剣刃上 【芳賀唯】 【状態】 健康、気絶 【装備】 なし 【所持品】 基本支給品、不明支給品(1~2) 【思考】 0、気絶中… 20 教祖の代償 時系列順 22 そして僕は途方に暮れる 20 教祖の代償 投下順 22 そして僕は途方に暮れる 上奏院 彩華 死亡 芳賀 唯 [[]] 鍔隠 誠也 [[]]
https://w.atwiki.jp/tisnrail/pages/131.html
この街『冬木市』には現在さまざまなマスター、サーヴァントが集まっている。そのためいろいろな噂が流れている。 例えば――犯罪者を狩る、サムライとニンジャの二人組のような。 冬木市から外れた地区には、大きな森がある。 そう、少々の銃声程度では周囲の住民に気づかれないほどに。 その中で起こる爆音、そして炎。周囲に立ち込める硝煙の匂い。 森は四人の男により正しく戦場と化した。 追う側は二人。 一人はボディアーマーにフルフェイスヘルメットの完全武装の兵士。 一人は迷彩色のズボンに上半身は何も着ず、筋骨隆々の身体をさらしている男。肩には弾帯をたすき掛けにしている。 二人の軍人は、手にそれぞれFN F2000とM134を抱えていた。 追われる側は二人。 1人は下半身に黒い小袴、足袋。上は手に手甲、長袖の黒い着物の上から羽織を着た総髪隻眼の男。 彼は人間業とは思えないほど、縦横無尽に林を駆け、十数mを飛び跳ねる。 もう一人はジャケットにジーンズ。顔に掛けたサングラスの淵からのぞく目尻には、頬まで届く深い傷跡。手にする杖から見ても、彼が盲目である事は一目瞭然だった。 だが、彼は盲目とはとても思えないほど、まるで見えているかのように走っている。 もし、彼らの生死を分けた理由を求めるとするならば。 それは、心構えだったのかもしれない。 林の中、木の裏側に片目総髪のサーヴァントは逃げ込んだ。 軍人が木ごと砕かんとミニガンのスイッチを押そうとした瞬間、総髪の男は手より輪状の武具を召喚し、上空へ投げた。 その行動に何の意味があるのか、軍人が一瞬思考したことで、二人の生死を分けた。 暗闇の中、ぷつん、と何かが切れる音が鳴り、次に軍人の真上から銀で編まれた網が落下した。 軍人の身体に絡みつく網。皮膚にまとわりつく違和感。男は自分の慢心に対し激怒する。 初めからあのサーヴァントはこの場所に罠を仕掛けていたのだ! だが、この程度ならミニガンの銃口を相手に狙い、スイッチを押すのに支障はない。 男は銃口を向けようとし――そこで初めて罠が一つだけでないことを悟った。 男の真上から独特の飛来音を発し、落下する輪状の武器。総髪のサーヴァントは既に棍を召喚し、振りかぶっている。 「輪とこの棍、どちらを避ける!」 総髪の男が叫ぶ。 軍人のサーヴァントは一瞬戸惑う。だが瞬時に思考を切り替え、遠くの間合いより投げられる棍より近くの輪を避ける方が先決と判断。 地面に転がり、輪を避け――そこで思考が途絶えた。 軍人のサーヴァントは総髪のサーヴァントの操る棍の特性と威力、速度を見誤っていたのだ。 総髪の男はまるで稲妻のごとく棍の節を外して伸ばし――節の間に鎖が仕込まれている七節棍と呼ばれる武器だ――軍人の男の頭蓋を打ち砕いていた。 軍服と盲目の男の戦いも佳境を迎えていた。 軍服の男は弾倉を落とす。球を打ち尽くしたと見た盲目の男は、目の前の男に向かった突進した。 だが、実は軍人の男はライフルの薬室に一発弾丸を残していた。 この距離なら外しようが無い。男はヘルメットの中でほくそ笑む。 その余裕が、二人の生死を分けた。 ライフルから銃弾が発射。頭部へと確実に命中するはずだった弾丸は、正眼に構えた刀に直撃し――二つに分かれ、男の背後にある木に当たった。 ライフルの弾を剣で斬った!? 驚愕した男は慌てて弾倉をライフルに挿入しようとし。 「遅い!」 瞬間、盲目の男は軍人のマスターに斟酌の間合いまで接近していた。十間を一息で詰める古流剣術の歩法だ。 男は真上に刀を掲げ、振り下ろす。軍人はとっさにライフルを掲げ盾にした。 刀とライフル。本来ならば防げるはずが、ライフルは鏡のような断面を残し、切断された。 さらに男は振りおろした両腕を返し、瞬時に切り上げる。徹甲弾でさえ防ぐNIJ規格レベルIVのボディアーマーがあっさりと切り裂かれた。 軍人のマスターは切断面から血を噴出させ、どう、と音を立て倒れた。 男は刀の血振るいをし、残心。周囲に殺気を感じないことを確認し、杖に納刀した。 杖を地面に突いた男に、暗闇の中何処からか近づいてきた総髪のサーヴァントが話しかけた。 「護、そちらも無事だったようだな」 「無事と言えば無事だが……今一つな戦いだった、土鬼」 サングラスをかけた盲目のマスター――土方護は総髪隻眼のサーヴァント――土鬼に対し、不満をあらわにした。 「一撃で相手を仕留めるべきだった。切り上げの際に予備の拳銃を突きつけられたら、そこでお仕舞いだったからな」 護はサングラスのフレームを中指で押し上げ、土鬼に対し顔を向けた。まるで、見えているかのように。否、彼は真実盲目だが『見えて』いるのだ。 護の視界を見る者がいれば、一昔前の3Dゲームか3DCADを想起するだろう。護の目に映る光景は、黒いバックに白いワイヤーフレームで構成された世界だからだ。 その理由は護の書けるサングラスにある。このサングラスは、サングラスと杖の先端から発せられた超音波の反響音から立体映像を分析、構成し網膜に直接投影する最新鋭の視覚障害者用補助システムなのだ。 本来は単体だと解析が遅れ、スパコンのバックアップがあってリアルタイムで機能する代物だが、なぜか現在も問題なく使用できている。 聖杯戦争に参加する盲人に対する、せめてものハンディってやつか。そう護は判断していたが、理由は不明である。 何時停止するか分からないゆえさほど期待はしていないが、敵が見えないと勘違いするなら利用する。その程度には護はサングラスの利点をとらえていた。 実際護は見えずとも他の四感で戦える鍛錬を積み、殺気で敵の位置を判断する事が可能なのだから。 「そっちこそ、お前がその気なら一撃で仕留められたんじゃないのか」 「かもしれん。だが俺はまだ、サーヴァント戦にも現代戦にも熟知していない。敵を知り、己を知らばというやつだ。 特に、サーヴァントとマスター2人に対しどのように接すれば、一騎ずつ分けられるか知りたかった」 「そういえばお前の望みからすればそれを知るのは当然か。全く『サーヴァントとの一騎討ち』ってのは……およそ暗殺者(アサシン)らしくない望みだよな」 「クラスは俺が決めた訳じゃない。俺を、いや英霊を完全に召喚するのは聖杯といえど不可能だった。そのためクラスを当てはめる必要があった。 そして俺の適性はアサシン以外になかった。それだけの事だ」 「俺は聖杯なんぞ興味は無いし、勝手に人を呼び出し殺し合いをさせる奴の思惑通りに動きたくない気持ちもあるが」 護は杖の先を指で弾いた。 「一方でそんな事はどうでもいい、と考える自分もいる。俺が求めているのはこの剣を振るえる『戦場』と『理由』だからな」 「戦場ならお前の時代にもあるのではないか?」 「お前のように剣術や棒術が実戦で使われる時代ならまだいいさ。 だがさっき戦った連中のように、銃器が戦闘の主たる武器に変わった現代で剣を振るう事しかできない阿呆がどう生きていけばいい?」 護は杖の先で地面をたたいた。 「だから、手前勝手に人を呼びつけサーヴァントとやらを召喚させ、さあ戦えというのは腹が立つが、戦いそのものはむしろ望むところなのさ」 「随分と身勝手な理屈だ」 「自ら望んだ道だ。その程度の覚悟は必要だろう。俺は『手段』のためなら『目的』は選ばんからな」 「そこは俺も同じだ。俺がこの聖杯戦争に求めるのは、聖杯を手中に収める『結果』ではなくそこまでの『過程』。俺の修めた裏の武芸が古今東西の英霊相手にどこまで通用するかだからな」 土鬼は袖の内に手を収めた。 「問題は、この聖杯戦争の場合、誰がマスターに選ばれるか、俺たちサーヴァントには基準が不明という事だ。最悪の場合、何も知らない女子供がマスターになる可能性もある」 「そういう事態も有り得るか。覚悟も戦う術もない奴を戦争に巻き込めば、面倒くさい事になると決まっているんだ。全く、ふざけやがって」 冷静な土鬼に対し、護は忌々しげに舌打ちした。 「そういう女子供となると、剣も鈍るか?」 土鬼の問いに対し、護は足を止め、土鬼を睨みつけた。 「勘違いするなよ。相手がサーヴァントという『凶器』を俺にぶつけるのなら、例え女子供だろうと敵だ。そして俺自身が追い詰められれば、何者の命も絶つ! 過去そうしてきたようにな」 「祖に遭うては祖を斬り、仏に遭えば仏を斬る……というところか。それでも、無辜の人間まで殺そうとしないあたり、凶刃を振るう血に飢えた人斬りという訳でもないのはありがたい」 「もし、俺がそんな虐殺者だったらどうする気だった?」 「そんな奴、さっさと打ち殺して他のマスターを探すか、次の機会を狙ったさ」 「こいつ……」 護と土鬼は互いを見つめ笑いあった。 常識の枠を踏み越えた行動を、人は時に『狂気』と呼ぶ。それを為す者を『鬼』と呼ぶ。 この二人は正しく習得した技を極める事のみを目的とする『剣鬼』であった。 【サーヴァント】 【CLASS】 アサシン 【真名】 土鬼 【性別】 男性 【出展】 闇の土鬼 【パラメーター】 筋力C 耐久D+ 敏捷A 魔力E 幸運A 宝具B 【属性】 中立・中庸 【クラス別能力】 気配遮断:A+ サーヴァントとしての気配を絶つ。完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【保有スキル】 千里眼:D 視力の良さ。動体視力、遠近感、周辺視野、暗順応の向上。 直感:A 戦闘時に常に自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。 鍛錬、戦闘経験により研ぎ澄まされた第六感はもはや未来予知に近い。視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。 一寸の見切り:A 敵の攻撃に対し、間合いを計り回避する能力。同じ敵の同じ技は一度見れば完全に見切ることが出来る。 但しランク以上の見切りを阻害するスキルでの攻撃、範囲攻撃や技術での回避が不可能な攻撃は、これに該当しない。 常在戦場の心得:B 常に十全の戦闘能力を発揮するため、盤石の態勢を整える技術。 デバフを無効化し、状態異常の防御や回復に有利な補正を得る。 戦闘続行:A+ 万人に一人の生命力。 HPが0になっても、判定次第で蘇生する。 左腕不随:B+ 前兆なく突発的に左腕が麻痺し、長くて2時間は指一本動かすこともできなくなる。 頭部に打撃を加えられると発症する可能性が高まり、回復するまでの時間も長引く。 【宝具】 『闇の土鬼』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:― 最大補足:― 裏の武芸を極めた土鬼の象徴。 闇の武芸における全ての武具を魔力の続く限り無限に召喚し、自在に操る。 武具はDランク相当の宝具として扱われる。 七節棍:七つの節に鎖が仕込まれてあり、土鬼の技術により伸縮自在。 土鬼はこれを主武器とし、両端を敵の間近で投げる戦法を用いる。 霞のつぶて:指で石、または鉄の玉を弾く。他の武芸では「指弾」「如意珠」とも呼ばれる技。 ただの石ころが、土鬼の手にかかればDランク相当の宝具と化す。 錫杖:先端が尖っていて、槍としても使える。 尺八:吹けば毒針が発射される。 仕込み傘:傘の根元に針が仕込まれており、さらに骨も針になっている。 心臓を突いても痛みはなく、肉が閉まり傷跡を残さず出血もしないが、数十分後確実に死ぬ。 輪:中国武術で使う圏に近い。 投擲や紐を付けて振り回して用いる。 銀線:極細で出来た鋼の糸。 太い木の幹や人間の首も両断する。 銀網:髪のように細い鋼の糸で編まれた網。 蜘蛛の巣のように相手をとらえる。 梅吒:梅の花を模した武具。ひもにつけて振り回す。 先端の針には毒がある。 飛孤:熊の爪を模した武具。紐に付けて投擲する。 当たれば爪が肉に食い込むよう作られている。 多条鞭:ある時は一本に纏わり相手を打ち据え、ある時は十数本に分かれ相手を絡め取る。 双条鞭:二本の軟鞭。当たれば骨も折れる威力を誇る。 毒針:長さ二寸程度の細い針。 土鬼は飛ばした武具の影に隠れるよう投擲する使用法を好む。 手甲鉤:手甲に取り付けられる熊の爪の様な武具。 投縄:両端に分銅が付けられており、相手に絡みつくように作られている。 縄に針が付けられている物もあり、針には毒が染み込ませてある。 編笠:目元まで覆い隠す深い編み笠。 頭頂部には鉄板が仕込んであり、盾としても使える。 仕込み槍:先端部に鎖を仕込んだ節があり、伸縮自在。 角手:手にはめる太い針が付いた、ナックルダスター状の武具。 含み針:口中に含み、不意を突いて吐き出す。 弓矢:Dランク相当の宝具ではあるが、ごく普通の弓矢。 刀:Dランク相当の宝具ではあるが、ごく普通の打刀。 『血風陣』 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大補足:100人 生前戦ってきた血風党の党員を召喚し、連携による波状攻撃、一斉攻撃を仕掛ける。党員の武具は上記『闇の土鬼』にある物と同一である。 本来この宝具は土鬼の物ではないが、並行世界の同一存在『直系の怒鬼』の影響により、使用できるようになった。 【weapon】 宝具欄を参照。 【人物背景】 横山光輝作「闇の土鬼」の主人公。 元は貧しい農家に生まれ、口減らしに土へ埋められる。 だが極めて稀な生命力を持っていたこの赤子は土中で泣き叫び、恐れた父親に鍬を振るわれるが、それでも生きていた。 その生命力に注目した大谷主水という裏の武芸を修めた武芸者に拾われ、土鬼と名付けられた。 十数年後、血風党という暗殺集団の脱党者だった主水は元同士に襲われ、死の間際に土鬼に対し裏の武芸で天下一の武芸者を目指す夢、それを土鬼に託そうとした旨を語る。 それを聞いた土鬼は要人暗殺のために結成されたはずが、平和な時代で単なる血に飢えた暗殺集団に堕ちた血風党を滅ぼし、その過程で裏の武芸を究めんと決意した。 紆余曲折の末、血風党の長、無明斎と対峙するが、無明斎は圧倒的な優位にありながら土鬼を殺そうとしなかった。 幕府の急速な大名弾圧から血風党の末路を悟り、せめて自分が編み出した裏の武芸を土鬼に残し、完成させてほしいと願ったからであった。 血風党の四天王を倒し、本拠の血風城まで辿り着いた土鬼に無明斎は稽古をつけ、裏の武芸のすべてを伝えた。 その後、刺客として現れた柳生十兵衛と戦い、無明斎の前で打ち破り裏の武芸を極めた事を証明する。 土鬼は血風党の始末をつけ自決する無明斎、炎に包まれる血風城を見届けた後、いずこかへと去った。 その後の土鬼の行方は、定かではない。 人生の目的は裏の武芸の神髄を見極める事で、対戦した宮本武蔵(土鬼はそうとは知らず戦っている)から「お前は死ぬまで敵を求めてさまようだろう」と評されている。 【方針】 サーヴァントとの一騎打ちを望む。 【把握媒体】 横山光輝作「闇の土鬼」全三巻が発売中です。 【マスター】 土方護 【出展】 死が二人を分かつまで 【性別】 男性 【能力・技能】 一刀流、新当流、無外流、示現流など複数の流派を習得している。 達人の腕前と「断罪」が合わさり、飛来する拳銃、小銃の弾丸、鉄パイプ、自動車のドア、超硬合金、果てはミサイルまで切断する。 【weapon】 単分子刀「断罪」 鞘が盲人用の杖に偽装されている仕込み刀。銘の断罪は刀匠が犯罪に対する思いにより入れてある。 切れ刃の部分が単分子層で形成されており、理論上あらゆる物質を切断できる。 大太刀「鬼包丁」 刀身三尺を超える実戦刀。 こちらも切れ刃が単分子層なのか、ビルの鉄柱をも一刀両断できる。 ナイフ ジャケットの内に忍ばせている。数は十数本。 刀の間合いより遠い相手に対し用いる。 サングラス 超音波の反響音を解析した映像を、網膜に直接投影する。 銃の弾道予測プログラムが搭載されており、銃口の向きから事前に弾丸の予想軌道を映像にして示す。 他に音声を識別し、人物を登録する機能や、骨振動を利用した通信機能、補聴機付。 【人物背景】 漫画『死が二人を分かつまで』の主人公。 少年の頃、飲酒運転の事故に巻き込まれ両親を失う。その後祖父の知人である剣術の師範に引き取られ、剣の修行に没頭していた。 他者から見て異常な程の鍛錬の量は如何なる理由か不明だったが、もしかしたら両親の敵を討つためだったのかもしれない、と推測されていた。 そして中学二年の時、事故を起こした男が酔っぱらい道端で寝ている姿をまるでゴミを見るかのような目つきで見据え、敵に対する関心を失ってしまう。 だが剣術をやめることなく、さらに激しい修行を自らに課してゆく。稽古時間は日に15時間という常軌を逸した量だった。 二十歳を越えた頃、師匠との闇稽古で師を打ち殺し、真に剣鬼の道へと突き進むことになる。 その後、繁華街でヤクザ相手に喧嘩を吹っ掛けたりしていたようだが、エレメンツ・ネットワークという犯罪被害者を母体としたヴィジランテグループに所属。 現代戦闘の軍事訓練を受けた後、派遣先のチェチェンで戦闘中、炸裂弾の破片を至近距離で浴び視力を失う。 日本に帰還後、目が見えなくても戦えるよう鍛錬を積んでいたが、エレメンツ・ネットワークによる最新鋭の視覚補助システムの提供及び実験を条件に都市犯罪に対する自警を承諾する。 そして、テスト中に将来の伴侶となる遠山遥と出会う事になる。 性格は天邪鬼。自称剣を極める事しか頭にない一般社会不適合者。 悪人相手には容赦がなく手足三本を切り落としたり、一度斬った腕の腱を、縫合手術を受けた後もう一回斬りに行ったりとかなりドS。 かといって外道というほどでもなく、独自の正義感をもち、子供相手には悪態をつきつつも優しい一面がある。 子供でも犯罪者なら剣で掌を刺し貫いたりするが。 この護が召喚された時間軸は最終回、全てが終わった後、数年後に結婚するまでの間である。 【マスターとしての願い】 剣を振るえる戦場を望む。相手が強者で悪党ならば尚良し。 【方針】 マスターとの一騎打ちに持ち込めるよう、状況を整理していく。 【ロール】 剣術道場の主 【把握媒体】 漫画が全26巻発売中です。
https://w.atwiki.jp/outerzone/pages/206.html
この街『パラディウムシティ』にはさまざまな人種がいる。そのためいろいろな噂が流れている。 例えば――犯罪者を狩る、サムライとニンジャの二人組のような。 都市の中にある湖には、大きな中洲がある。 そう、少々の銃声程度では周囲の住民に気づかれないほどに。 その中で起こる爆音、そして炎。周囲に立ち込める硝煙の匂い。 中州は四人の男により正しく戦場と化した。 追う側は二人。 一人はボディアーマーにフルフェイスヘルメットの完全武装の兵士。 一人は迷彩色のズボンに上半身は何も着ず、筋骨隆々の身体をさらしている男。肩には弾帯をたすき掛けにしている。 二人の軍人は、手にそれぞれFN F2000とM134を抱えていた。 追われる側は二人。 1人は下半身に黒い小袴、足袋。上は手に手甲、長袖の黒い着物の上から羽織を着た総髪隻眼の男。 彼は人間業とは思えないほど、縦横無尽に林を駆け、十数mを飛び跳ねる。 もう一人はジャケットにジーンズ。顔に掛けたサングラスの淵からのぞく目尻には、頬まで届く深い傷跡。手にする杖から見ても、彼が盲目である事は一目瞭然だった。 だが、彼は盲目とはとても思えないほど、まるで見えているかのように走っている。 もし、彼らの生死を分けた理由を求めるとするならば。 それは、心構えだったのかもしれない。 林の中、木の裏側に片目総髪のサーヴァントは逃げ込んだ。 軍人が木ごと砕かんとミニガンのスイッチを押そうとした瞬間、総髪の男は手より輪状の武具を召喚し、上空へ投げた。 その行動に何の意味があるのか、軍人が一瞬思考したことで、二人の生死を分けた。 暗闇の中、ぷつん、と何かが切れる音が鳴り、次に軍人の真上から銀で編まれた網が落下した。 軍人の身体に絡みつく網。皮膚にまとわりつく違和感。男は自分の慢心に対し激怒する。 初めからあのサーヴァントはこの場所に罠を仕掛けていたのだ! だが、この程度ならミニガンの銃口を相手に狙い、スイッチを押すのに支障はない。 男は銃口を向けようとし――そこで初めて罠が一つだけでないことを悟った。 男の真上から独特の飛来音を発し、落下する輪状の武器。総髪のサーヴァントは既に棍を召喚し、振りかぶっている。 「輪とこの棍、どちらを避ける!」 総髪の男が叫ぶ。 軍人のサーヴァントは一瞬戸惑う。だが瞬時に思考を切り替え、遠くの間合いより投げられる棍より近くの輪を避ける方が先決と判断。 地面に転がり、輪を避け――そこで思考が途絶えた。 軍人のサーヴァントは総髪のサーヴァントの操る棍の特性と威力、速度を見誤っていたのだ。 総髪の男はまるで稲妻のごとく棍の節を外して伸ばし――節の間に鎖が仕込まれている七節棍と呼ばれる武器だ――軍人の男の頭蓋を打ち砕いていた。 軍服と盲目の男の戦いも佳境を迎えていた。 軍服の男は弾倉を落とす。球を打ち尽くしたと見た盲目の男は、目の前の男に向かった突進した。 だが、実は軍人の男はライフルの薬室に一発弾丸を残していた。 この距離なら外しようが無い。男はヘルメットの中でほくそ笑む。 その余裕が、二人の生死を分けた。 ライフルから銃弾が発射。頭部へと確実に命中するはずだった弾丸は、正眼に構えた刀に直撃し――二つに分かれ、男の背後にある木に当たった。 ライフルの弾を剣で斬った!? 驚愕した男は慌てて弾倉をライフルに挿入しようとし。 「遅い!」 瞬間、盲目の男は軍人のマスターに斟酌の間合いまで接近していた。三間半を一息で詰める古流剣術の歩法だ。 男は真上に刀を掲げ、振り下ろす。軍人はとっさにライフルを掲げ盾にした。 刀とライフル。本来ならば防げるはずが、ライフルは鏡のような断面を残し、切断された。 さらに男は振りおろした両腕を返し、瞬時に切り上げる。徹甲弾でさえ防ぐNIJ規格レベルIVのボディアーマーがあっさりと切り裂かれた。 軍人のマスターは切断面から血を噴出させ、どう、と音を立て倒れた。 男は刀の血振るいをし、残心。周囲に殺気を感じないことを確認し、杖に納刀した。 杖を地面に突いた男に、暗闇の中何処からか近づいてきた総髪のサーヴァントが話しかけた。 「護、そちらも無事だったようだな」 「無事と言えば無事だが……今一つな戦いだった、土鬼」 サングラスをかけた盲目のマスター――土方護は総髪隻眼のサーヴァント――土鬼に対し、不満をあらわにした。 「一撃で相手を仕留めるべきだった。切り上げの際に予備の拳銃を突きつけられたら、そこでお仕舞いだったからな」 護はサングラスのフレームを中指で押し上げ、土鬼に対し顔を向けた。まるで、見えているかのように。否、彼は真実盲目だが『見えて』いるのだ。 護の視界を見る者がいれば、一昔前の3Dゲームか3DCADを想起するだろう。護の目に映る光景は、黒いバックに白いワイヤーフレームで構成された世界だからだ。 その理由は護の書けるサングラスにある。このサングラスは、サングラスと杖の先端から発せられた超音波の反響音から立体映像を分析、構成し網膜に直接投影する最新鋭の視覚障害者用補助システムなのだ。 本来は単体だと解析が遅れ、スパコンのバックアップがあってリアルタイムで機能する代物だが、なぜか現在も問題なく使用できている。 聖杯戦争に参加する盲人に対する、せめてものハンディってやつか。そう護は判断していたが、理由は不明である。 何時停止するか分からないゆえさほど期待はしていないが、敵が見えないと勘違いするなら利用する。その程度には護はサングラスの利点をとらえていた。 実際護は見えずとも他の四感で戦える鍛錬を積み、殺気で敵の位置を判断する事が可能なのだから。 「そっちこそ、お前がその気なら一撃で仕留められたんじゃないのか」 「かもしれん。だが俺はまだ、サーヴァント戦にも現代戦にも熟知していない。敵を知り、己を知らばというやつだ。 特に、サーヴァントとマスター2人に対しどのように接すれば、一騎ずつ分けられるか知りたかった」 「そういえばお前の望みからすればそれを知るのは当然か。全く『サーヴァントとの一騎討ち』ってのは……およそ暗殺者(アサシン)らしくない望みだよな」 「クラスは俺が決めた訳じゃない。俺を、いや英霊を完全に召喚するのは聖杯といえど不可能だった。そのためクラスを当てはめる必要があった。 そして俺の適性はアサシン以外になかった。それだけの事だ」 護は懐からサーヴァントカードを取り出し、手で回した。 「俺は聖杯なんぞ興味は無いし、勝手に人を呼び出し殺し合いをさせる奴の思惑通りに動きたくない気持ちもあるが」 護は杖の先を指で弾いた。 「一方でそんな事はどうでもいい、と考える自分もいる。俺が求めているのはこの剣を振るえる『戦場』と『理由』だからな」 「戦場ならお前の時代にもあるのではないか?」 「お前のように剣術や棒術が実戦で使われる時代ならまだいいさ。 だがさっき戦った連中のように、銃器が戦闘の主たる武器に変わった現代で剣を振るう事しかできない阿呆がどう生きていけばいい?」 護は杖の先で地面をたたいた。 「だから、手前勝手に人を呼びつけサーヴァントとやらを召喚させ、さあ戦えというのは腹が立つが、戦いそのものはむしろ望むところなのさ」 「随分と身勝手な理屈だ」 「自ら望んだ道だ。その程度の覚悟は必要だろう。俺は『手段』のためなら『目的』は選ばんからな」 「そこは俺も同じだ。俺がこの聖杯戦争に求めるのは、聖杯を手中に収める『結果』ではなくそこまでの『過程』。俺の修めた裏の武芸が古今東西の英霊相手にどこまで通用するかだからな」 土鬼は袖の内に手を収めた。 「問題は、この聖杯戦争の場合、誰がマスターに選ばれるか、俺たちサーヴァントには基準が不明という事だ。最悪の場合、何も知らない女子供がマスターになる可能性もある」 「そういう事態も有り得るか。覚悟も戦う術もない奴を戦争に巻き込めば、面倒くさい事になると決まっているんだ。全く、ふざけやがって」 冷静な土鬼に対し、護は忌々しげに舌打ちした。 「そういう女子供となると、剣も鈍るか?」 土鬼の問いに対し、護は足を止め、土鬼を睨みつけた。 「勘違いするなよ。相手がサーヴァントという『凶器』を俺にぶつけるのなら、例え女子供だろうと敵だ。そして俺自身が追い詰められれば、何者の命も絶つ! 過去そうしてきたようにな」 「祖に遭うては祖を斬り、仏に遭えば仏を斬る……というところか。それでも、無辜の人間まで殺そうとしないあたり、凶刃を振るう血に飢えた人斬りという訳でもないのはありがたい」 「もし、俺がそんな虐殺者だったらどうする気だった?」 「そんな奴、さっさと打ち殺して他のマスターを探すか、次の機会を狙ったさ」 「こいつ……」 護と土鬼は互いを見つめ笑いあった。 常識の枠を踏み越えた行動を、人は時に『狂気』と呼ぶ。それを為す者を『鬼』と呼ぶ。 この二人は正しく習得した技を極める事のみを目的とする『剣鬼』であった。 【サーヴァント】 【CLASS】 アサシン 【真名】 土鬼 【性別】 男性 【出展】 闇の土鬼 【パラメーター】 筋力C 耐久D+ 敏捷A 魔力E 幸運A 宝具B 【属性】 中立・中庸 【クラス別能力】 気配遮断:A+ サーヴァントとしての気配を絶つ。完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【保有スキル】 千里眼:D 視力の良さ。動体視力、遠近感、周辺視野、暗順応の向上。 直感:A 戦闘時に常に自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。 鍛錬、戦闘経験により研ぎ澄まされた第六感はもはや未来予知に近い。視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。 一寸の見切り:A 敵の攻撃に対し、間合いを計り回避する能力。同じ敵の同じ技は一度見れば完全に見切ることが出来る。 但しランク以上の見切りを阻害するスキルでの攻撃、範囲攻撃や技術での回避が不可能な攻撃は、これに該当しない。 常在戦場の心得:B 常に十全の戦闘能力を発揮するため、盤石の態勢を整える技術。 デバフを無効化し、状態異常の防御や回復に有利な補正を得る。 戦闘続行:A+ 万人に一人の生命力。 HPが0になっても、判定次第で蘇生する。 左腕不随:B+ 前兆なく突発的に左腕が麻痺し、長くて2時間は指一本動かすこともできなくなる。 頭部に打撃を加えられると発症する可能性が高まり、回復するまでの時間も長引く。 【宝具】 『闇の土鬼』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:― 最大補足:― 裏の武芸を極めた土鬼の象徴。 闇の武芸における全ての武具を魔力の続く限り無限に召喚し、自在に操る。 武具はDランク相当の宝具として扱われる。 七節棍:七つの節に鎖が仕込まれてあり、土鬼の技術により伸縮自在。 土鬼はこれを主武器とし、両端を敵の間近で投げる戦法を用いる。 霞のつぶて:指で石、または鉄の玉を弾く。他の武芸では「指弾」「如意珠」とも呼ばれる技。 ただの石ころが、土鬼の手にかかればDランク相当の宝具と化す。 錫杖:先端が尖っていて、槍としても使える。 尺八:吹けば毒針が発射される。 仕込み傘:傘の根元に針が仕込まれており、さらに骨も針になっている。 心臓を突いても痛みはなく、肉が閉まり傷跡を残さず出血もしないが、数十分後確実に死ぬ。 輪:中国武術で使う圏に近い。 投擲や紐を付けて振り回して用いる。 銀線:極細で出来た鋼の糸。 太い木の幹や人間の首も両断する。 銀網:髪のように細い鋼の糸で編まれた網。 蜘蛛の巣のように相手をとらえる。 梅吒:梅の花を模した武具。ひもにつけて振り回す。 先端の針には毒がある。 飛孤:熊の爪を模した武具。紐に付けて投擲する。 当たれば爪が肉に食い込むよう作られている。 多条鞭:ある時は一本に纏わり相手を打ち据え、ある時は十数本に分かれ相手を絡め取る。 双条鞭:二本の軟鞭。当たれば骨も折れる威力を誇る。 毒針:長さ二寸程度の細い針。 土鬼は飛ばした武具の影に隠れるよう投擲する使用法を好む。 手甲鉤:手甲に取り付けられる熊の爪の様な武具。 投縄:両端に分銅が付けられており、相手に絡みつくように作られている。 縄に針が付けられている物もあり、針には毒が染み込ませてある。 編笠:目元まで覆い隠す深い編み笠。 頭頂部には鉄板が仕込んであり、盾としても使える。 仕込み槍:先端部に鎖を仕込んだ節があり、伸縮自在。 角手:手にはめる太い針が付いた、ナックルダスター状の武具。 含み針:口中に含み、不意を突いて吐き出す。 弓矢:Dランク相当の宝具ではあるが、ごく普通の弓矢。 刀:Dランク相当の宝具ではあるが、ごく普通の打刀。 『血風陣』 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大補足:100人 生前戦ってきた血風党の党員を召喚し、連携による波状攻撃、一斉攻撃を仕掛ける。党員の武具は上記『闇の土鬼』にある物と同一である。 本来この宝具は土鬼の物ではないが、並行世界の同一存在『直系の怒鬼』の影響により、使用できるようになった。 【weapon】 宝具欄を参照。 【人物背景】 横山光輝作「闇の土鬼」の主人公。 元は貧しい農家に生まれ、口減らしに土へ埋められる。 だが極めて稀な生命力を持っていたこの赤子は土中で泣き叫び、恐れた父親に鍬を振るわれるが、それでも生きていた。 その生命力に注目した大谷主水という裏の武芸を修めた武芸者に拾われ、土鬼と名付けられた。 十数年後、血風党という暗殺集団の脱党者だった主水は元同士に襲われ、死の間際に土鬼に対し裏の武芸で天下一の武芸者を目指す夢、それを土鬼に託そうとした旨を語る。 それを聞いた土鬼は要人暗殺のために結成されたはずが、平和な時代で単なる血に飢えた暗殺集団に堕ちた血風党を滅ぼし、その過程で裏の武芸を究めんと決意した。 紆余曲折の末、血風党の長、無明斎と対峙するが、無明斎は圧倒的な優位にありながら土鬼を殺そうとしなかった。 幕府の急速な大名弾圧から血風党の末路を悟り、せめて自分が編み出した裏の武芸を土鬼に残し、完成させてほしいと願ったからであった。 血風党の四天王を倒し、本拠の血風城まで辿り着いた土鬼に無明斎は稽古をつけ、裏の武芸のすべてを伝えた。 その後、刺客として現れた柳生十兵衛と戦い、無明斎の前で打ち破り裏の武芸を極めた事を証明する。 土鬼は血風党の始末をつけ自決する無明斎、炎に包まれる血風城を見届けた後、いずこかへと去った。 その後の土鬼の行方は、定かではない。 人生の目的は裏の武芸の神髄を見極める事で、対戦した宮本武蔵(土鬼はそうとは知らず戦っている)から「お前は死ぬまで敵を求めてさまようだろう」と評されている。 【方針】 サーヴァントとの一騎打ちを望む。 【把握媒体】 横山光輝作「闇の土鬼」全三巻が発売中です。 【マスター】 土方護 【出展】 死が二人を分かつまで 【性別】 男性 【能力・技能】 一刀流、新当流、無外流、示現流など複数の流派を習得している。 達人の腕前と「断罪」が合わさり、飛来する拳銃、小銃の弾丸、鉄パイプ、自動車のドア、超硬合金、果てはミサイルまで切断する。 【weapon】 単分子刀「断罪」 鞘が盲人用の杖に偽装されている仕込み刀。銘の断罪は刀匠が犯罪に対する思いにより入れてある。 切れ刃の部分が単分子層で形成されており、理論上あらゆる物質を切断できる。 大太刀「鬼包丁」 刀身三尺を超える実戦刀。 こちらも切れ刃が単分子層なのか、ビルの鉄柱をも一刀両断できる。 ナイフ ジャケットの内に忍ばせている。数は十数本。 刀の間合いより遠い相手に対し用いる。 サングラス 超音波の反響音を解析した映像を、網膜に直接投影する。 銃の弾道予測プログラムが搭載されており、銃口の向きから事前に弾丸の予想軌道を映像にして示す。 他に音声を識別し、人物を登録する機能や、骨振動を利用した通信機能、補聴機付。 本来マスターに与えられる端末のアプリが全てこの中に内蔵されている。 【人物背景】 漫画『死が二人を分かつまで』の主人公。 少年の頃、飲酒運転の事故に巻き込まれ両親を失う。その後祖父の知人である剣術の師範に引き取られ、剣の修行に没頭していた。 他者から見て異常な程の鍛錬の量は如何なる理由か不明だったが、もしかしたら両親の敵を討つためだったのかもしれない、と推測されていた。 そして中学二年の時、事故を起こした男が酔っぱらい道端で寝ている姿をまるでゴミを見るかのような目つきで見据え、敵に対する関心を失ってしまう。 だが剣術をやめることなく、さらに激しい修行を自らに課してゆく。稽古時間は日に15時間という常軌を逸した量だった。 二十歳を越えた頃、師匠との闇稽古で師を打ち殺し、真に剣鬼の道へと突き進むことになる。 その後、繁華街でヤクザ相手に喧嘩を吹っ掛けたりしていたようだが、エレメンツ・ネットワークという犯罪被害者を母体としたヴィジランテグループに所属。 現代戦闘の軍事訓練を受けた後、派遣先のチェチェンで戦闘中、炸裂弾の破片を至近距離で浴び視力を失う。 日本に帰還後、目が見えなくても戦えるよう鍛錬を積んでいたが、エレメンツ・ネットワークによる最新鋭の視覚補助システムの提供及び実験を条件に都市犯罪に対する自警を承諾する。 そして、テスト中に将来の伴侶となる遠山遥と出会う事になる。 性格は天邪鬼。自称剣を極める事しか頭にない一般社会不適合者。 悪人相手には容赦がなく手足三本を切り落としたり、一度斬った腕の腱を、縫合手術を受けた後もう一回斬りに行ったりとかなりドS。 かといって外道というほどでもなく、独自の正義感をもち、子供相手には悪態をつきつつも優しい一面がある。 子供でも犯罪者なら剣で掌を刺し貫いたりするが。 この護が召喚された時間軸は最終回、全てが終わった後、数年後に結婚するまでの間である。 【マスターとしての願い】 剣を振るえる戦場を望む。相手が強者で悪党ならば尚良し。 【方針】 マスターとの一騎打ちに持ち込めるよう、状況を整理していく。 【ロール】 防衛隊隊員 【把握媒体】 漫画が全26巻発売中です。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/29675.html
登録日:2014/08/29 (金) 16 50 18 更新日:2023/02/22 Wed 14 35 27 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 V(ヴァンパイアハンター)系男子 おっさん ガチムチ キャッスルバスター クリストファー クリストファー・ベルモンド ドラキュラ伝説 ドラキュラ伝説Ⅱ ファイヤーボール ベテラン ベルモンドウォーク ベルモンド一族 ベルモンド家 マッチョ ロートル ヴァンパイアキラー ヴァンパイア・ハンター 主人公 夜を狩る一族 子持ち 悪魔城ドラキュラ 歴代最弱 生脚 競歩 筋肉 親父 鈍足 鞭 かつての惨劇が繰り返される中、一人の男が立ち上がる ベルモンド一族の末裔、クリストファー クリストファー・ベルモンドはGB専用ゲーム『ドラキュラ伝説』・『ドラキュラ伝説II』の登場人物。 後にWiiウェアでリメイクされた『ドラキュラ伝説Rebirth』でも主人公を務めている。 この項目では彼の息子・ソレイユ・ベルモンドについても記す。 ✝概要✝ 100年に一度邪悪な祈りによって甦る魔王・ドラキュラ伯爵}と彼に仕える夜の眷属を狩る宿命を背負う一族、 ベルモンド家出身の真正ヴァンパイアハンター。世代的には『悪魔城伝説』の主人公・ラルフ・C・ベルモンドと 第1作『悪魔城ドラキュラ』の主人公シモン・ベルモンドとの間に100年の年月を挟んで位置する人物。 無論、後の作品群のベルモンドのハンター達(ジュスト・リヒター・ユリウス)も彼の直系の子孫である。 実は第1作の公式ストーリーでも「英雄クリストファーが退治した魔王ドラキュラが復活し」と名前だけは登場していた。 ゲームとしての発売時期は2ヵ月と言うタッチの差で『悪魔城伝説』より先に『ドラキュラ伝説』が世に出てしまったので、 作中では祖先であるラルフとの関係については残念ながら全く語られていない他、両作品ともドラキュラ伯爵はまだ完全な魔王ではなく、 永遠の生命を求める邪悪な呪術師=魔と人の境界に立つ魔人という解釈が成されている。 悪魔城伝説では本来、ラルフではなくクリストファーの名を使う予定だったという説がある。しかしGB版がタッチの差で使用しやむなくラルフと言う新しい名を用意。当初の名残でセカンドネームにCを入れたのだと言う。実際にCはクリストファーと読むと書かれる紹介記事も少なくない。 ドラキュラ伝説では悪魔城に乗り込み伯爵を打倒したクリストファーだが、 実は伯爵は肉体と魔力の大部分を失いながらも完全には滅んでおらず(エンディングでも一羽の蝙蝠が崩壊した城の瓦礫から飛び去っている)、 15年もの雌伏の歳月を経てドラキュラ伝説Ⅱにてクリストファーの息子のソレイユ・ベルモンドが成人したのを機に再来。 聖なる力を身につけたソレイユを最後の魔力をかけて操り、その力を借りて自分の肉体を復活させようとした。 クリストファーは、息子を救い伯爵を倒すため、往く手を阻むように突如出現した4つの城を次々と攻略、 最後に現れた悪魔城にて操られたソレイユを下し、ドラキュラを今度こそ完全に倒し息子と共に崩れる城から脱出した。 ✝人物像✝ 物語開始時点で既に子持ちという歴代でも珍しいオッサン主人公(ユリウスは主役じゃないしね…)。 老け顔でオッサンにしか見えないというのではなく、マジに歳食ってるリアルオヤジヒーローである。 しかも『ドラキュラ伝説』が1576年、『ドラキュラ伝説Ⅱ』が1591年の出来事であり、 実に15年の歳月が経過してもなお主人公の大任をこなしているのは奇跡的と言ってもいい。 え?ガブリエル?トレバー?誰それ、僕ロードオブシャドウなんて知らないなぁ… また、一生涯のうちに2度もドラキュラと戦い、2度とも勝利しているあたり、 まさに生涯現役の古つわもの・酸いも甘いもかみ分けたベテランハンターという雰囲気である。(他明確に二回以上倒した例としてシモン[初代とそのリメイク、ドラキュラ2]、アルカード[悪魔城伝説、月下の夜想曲]等もいるが) 城なんて2作合わせて6つも落としている。(シモンもリメイク込まなければ一回[ドラキュラ2では既に廃墟]なのでこれは間違いなくベルモンド最多)最早キャッスルバニアじゃなくキャッスルバスター。 もっとも、2度戦った理由は最初の戦いでドラキュラを完全に滅ぼしきれていなかったからだが…。 それでも復活したドラキュラに対処したベルモンドは彼が最初なので(ラルフ健在時に一度復活しているが倒したのはヘクター)まだドラキュラ退治のノウハウがベルモンドに無かった故、仕方ないと言う見方もできる。 ベルモンド一族がまだお耽美化する前の時代に生まれたキャラクターなので、 超絶美形の御先祖様とは打って変わって ノースリーブの革鎧にむき出しの生脚が実にむさ苦しい眩しいマッスルダンディである。 パッケージイラストやゲーム画面を見ると背に盾・腰に剣という使いもしない武器を装備していたり、 城の崩壊を息子と見守る後姿は長髪にマント装備だったりとイマイチビジュアルが定まらない。 GBゆえあまりグラフィックに凝れなかったというのもあるのだろう。 リメイク版の『Rebirth』では額にサークレットをつけ、暗赤色のノースリーブ上着に きちんとズボンを穿いた上での革のブーツという落ち着いた格好に設定されている。 また、純然たるアクションゲームだったこの頃の悪魔城としては当然と言えば当然の仕様なのだが、 性格や台詞については一切設定が無く、Rebirthにおいてもそれは同じ(『悪魔城ドラキュラ ジャッジメント』のラルフの英語版ボイスを流用した掛け声はあるが)。 マイナーゆえに『悪魔城ドラキュラ ジャッジメント』などのお祭り企画でもお呼びがかからず、 そのお蔭で風情の無い魔改造をされることもなく、ひっそりと無個性主人公のまま現在まで伝わっている。 そのため、『最近の悪魔城は軟派』『イケメンは死ね』『男は黙って鞭を振れ』 ……といった主張の激しいオッサンゲーマー共には人気…かも。 テーマBGMについてはドラキュラ伝説はシリーズ内でも特にユニークな名曲が揃っているが、 あえて挙げるとすればドラキュラ伝説1面BGMの『Battle of The Holy』だろうか。何故かRebirthでは未使用で多くのファンが惜しんだ良曲である。 ドラキュラ伝説2の『New Messaiah』も有名。(こちらはRebirthで使われている。)ただし、曲名が「新たなる救世主」なので既にドラキュラを一度倒して高名であるクリストファーと言うよりかは新しいヴァンパイアハンターになるはずだったソレイユのテーマと言えるかも。 ✝能力✝ 独特のアクションとしては、アイテム『水晶玉』を取るごとに鞭がパワーアップしていき、 最大の第3段階になると鞭を振ると同時に先端から火球を発射しアウトレンジの標的に攻撃を当てることができるようになる。 サブウェポンが存在しない本作では全く制約なしに繰り出せる遠距離攻撃として非常に頼りになる。 ベルモンド家の中でこの能力を持っている者は他におらず、クリストファーの最大の特徴として印象深い。 そうでもないかも? 厳密には、『白夜の協奏曲』にて主人公ジュストがヴァンパイアキラーに装着できるアタッチメントのひとつに 『クリストファーソウル』なるアイテムがあり、これを装備して鞭を振ると火球の発射が可能になる。 『HPが満タンの状態でないと火球は出ない』という縛りがあるのがニクイ。 他にはベルモンド家の存在しない世界観を舞台とする『Circle of the moon』のヴァンパイアハンター、 ネイサン・グレーブズがDSSのひとつとして同様の能力を得られる。 『漆黒たる前奏曲』のソニア・ベルモンドも鞭の先端から火球を出せるが… ……まあ、彼女の歴史はクリストファーとはつながらないから。 また、エリア間の移動は悪魔城名物の階段が廃止され、吊るされたロープをアスレチックのように伝って移動するのがデフォ。 ちなみに面倒がってロープを伝わず飛び降りるとその先のエリアが安全だろうと関係なく即死する。 横着者には死・あるのみ。 ◆『ドラキュラ伝説』◆ クソ弱い。悪魔城最弱主人公の汚名をほしいままにするロートルオヤジっぷり。 まず足がべらぼうに遅い 。これは初期型のゲームボーイは画面を高速でスクロールさせると 背景の液晶が流れ・ぼやけてしまい見づらくなってしまうための配慮なのだがとにかく遅い。 「慎重派のプレイヤーなら有難いのでは?」と思いきや、ドラキュラ伝説はタイム制で 制限時間内にステージをクリアできなければ問答無用でがめおべら。 鈍いけど急ぐというジレンマの中にしかクリアへの道は無い。(それでも恐ろしいほど慎重にやるか、相当もたつかない限り急かされるようなタイムの少なさではない。) また、ジャンプ力も低めで全然高く跳べないくせに高所からの落下スピードだけはやたら速い。 おまけにギリギリまでジャンプのタイミングを見切らないといけない落ちる床や 落ちたら死ぬというシチュエーションが異常に多く、タイミングを掴むまでが一苦労。 初見殺しが多すぎて、とりあえずは一回死んでみるしかない。 「生きて勝とうなどとと思うな 死んで死んで死にまくれ それが男の闘いだ」By男塾二号生筆頭 赤石剛二 攻撃面ではなんとサブウェポンが無い。最初から最後まで鞭オンリー。 しかも鞭を振るスピードさえも遅くボタン入力からワンテンポずれる。おかげでキノコの出す高速胞子の処理に初見では苦しむことになる。 鞭はアイテム入手でパワーアップするが、ダメージを受けたらパワーダウンする。苦労して最強にしても二回殴られればまた最初から。 トドメには異様に処理落ちしやすい作品のため、ボタンを押しても鞭が振れない現象まで持っている。この作品では攻撃が最大の防御なのに… こんなないない尽くしでよくドラキュラとの戦いに勝てたと感心するばかりである。 英雄クリストファーとは、操作性の悪さと死に覚えるしかないトラップの嵐を潜り抜けた プレイヤーの不屈の闘志に冠された称号なのかもしれない。 (更にこのゲームは周回制であり、周回を重ねるたびに敵の攻撃力が倍増する事も追記したい。 その為クリストファーが受けるダメージも倍々で増加し、5周目になるとどんな攻撃でも一撃食らったら即死するという鬼畜仕様。被弾は許されない) 敵が来ようがトゲが迫ろうが悠々たる歩きを維持する精神力、姿を漢らしいと思う人もいるとかいないとか ◆『ドラキュラ伝説Ⅱ』◆ 老いらくの驚異的進化。 操作性が軒並み向上している。移動スピード・ロープから下降する時のスピードが目に見えてアップし、 攻撃面では待望のサブウェポンが実装。聖水と十字架の2種類しか無く連射もできないが、 他作品でもサブウェポンはこの2つがあればOKというバランスのことが多いので不自由は感じにくい (海外版では十字架ではなく斧となっている)。 また、防御面で前作では即死だった壁から突き出る棘トラップもダメージで済むようになったほか、 どんな形であれダメージを受ければ即パワーダウンだったのが、 毒キノコの吐く胞子弾以外なら当たってダメージを受けても鞭の強化段階は維持できるようになった。 前作から15年も経ったというのに衰えるどころか更なる力を手に入れたのは 弛まぬ練磨の成果か、我が子を救わんとする父の愛か。 ◆『ドラキュラ伝説Rebirth』◆ 単純なドラキュラ伝説のリメイクにとどまらず2Dアクション時代の悪魔城のお約束を詰め込んだ結果、 独自性の強かった原作とは大きくキャラ性能が変化した。使い勝手的には『悪魔城年代記』のそれに近いか。 鞭の第3段階はタイム制になり、3つ目の水晶玉を取ってからは専用のゲージが0になるまでの間しか 火球は発射できない。ゆえに遠距離戦闘では火球に頼らず、サブウェポンを有効活用する必要が出てくる。 そのサブウェポンもGB時代からさらに種類が増加し、新たにナイフ・斧・時計が追加された。 『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』や『悪魔城ドラキュラXX』で登場した、 使用することで特定の扉を開くことが可能になる『鍵』をサブウェポンとして持ち歩くシステムも実装された (ただしリヒターのように鍵その物を武器として用いることはできない)。 また、MAPは一変しドラキュラ伝説の特徴だったロープ移動は完全に廃止されている。 ちなみに、プレイにはnormalモードとは他にclassicモードが存在する。 classicモードは、ジャンプ中軌道修正が出来なかったり、サブウェポンがクロス、聖水だけになるなど、 旧作のプレイ環境に近づけた調整が施されている ✝ソレイユ・ベルモンド✝ 「あなたには ぼくをたおせませんよ…………父さん」 クリストファーの息子。長い髪(金髪だが画面内では視認性の問題で黒髪)をオールバックにした少年。 ゲーム中対峙した時は上下とも白の礼服のような出で立ち。 時系列的にはシモンの祖父である可能性が高い。 存在が明かされたのはドラキュラ伝説Ⅱからだが、ちょうど前作から15年後に 15歳の成人式を迎えていることから、前作の時点で既に生まれていたものと思われる。 作中では父ひとり子ひとりの親子という印象が強く、母親を始めとした他の家族については一切触れられていない。 父クリストファーからヴァンパイアハンターとしての技を学んでおり、 ヴァンパイアキラーこそ譲られていないものの、自身の鞭(練習用?)を装備している。 成人式を迎えようというまさにその時、ドラキュラの術中に堕ち姿を消してしまう。 復活を目論むドラキュラに操られてクリストファーに襲い掛かるが、激闘の末無事クリストファーに解放された。 戦闘時は鞭を揮っての基本攻撃に加え、積極的にベルモンドウォーク(練り歩くような例の歩法)で接近し、 容赦なく接触ダメージを与えてくる。サブウェポンの中では特に投剣術を得意としており、 3本の剣(ナイフというには大きい)を虚空に投げ上げ、その剣が時間差で飛んでくるという絶妙な技を操る。 剣の軌道にはいくつかのバリエーションがあり、3WAY気味に拡がって飛ぶほか、3本そろって垂直に落下してくるなど 機動性に乏しいクリストファーではパターンを記憶しておかない限り苦戦は免れない。 「親父より強ぇ」「このゲーム最強なのはドラキュラより息子」と多くのプレイヤーから実力自体は高く評価されている。 ドラキュラ伝説ⅡのベルモンドVSベルモンドによる親子対決という悲劇的ながら燃えるシチュエーションは 史上初の試みであり、これ以降も『月下の夜想曲』のリヒターや 『Circle of the moon』のヒュー、『白夜の協奏曲』のマクシーム、『奪われた刻印』のアルバスのような 何らかの理由で闇に堕ちたハンターとの等身大バトルが度々見受けられるようになった。 正当のベルモンドなのに闇堕ちし、後の歴史でも語られることは全くないということから 不名誉な影がつきまとう(ソレイユという名が『太陽』を意味するというのも皮肉)が、 敵の手に落ちたのも彼の精神の暗黒面に由るものではなく、あくまで伯爵の洗脳の影響に由るものであり、 また、彼もその後の一生を懸けてベルモンドの系譜を未来へ繋いだ功労者なのは確かなのである。 ✝余談✝ ★彼を主人公に『ドラキュラ伝説』のパラレル展開を描いたアメコミ『Castlevania The Belmont Legacy』が存在する。 こちらはイリアナという婚約者(つまりソレイユの母?)やデイモスという従者がいることが明らかに。 また、この作品でのクリストファーは金髪マッチョないかにもアメコミヒーローといった雰囲気で日本版より若々しい。 ★長らく一族最弱の名をほしいままにしていた彼だがリメイクのRebirthのTAS動画にてデンジャラスゾンビなるバグが発見され(ただし海外版限定)最弱から脱してめでたく?変態の仲間入りを果たした。やったね!!! 「画面切り替え時と同時にライフ0になるとそのままゲームを続行できる」と言うものでこれを使えばいかなる攻撃も無力化することができる。当たっても効かなければどうということはない!!! 叫びながら(ライフ0時の断末魔)とともに部屋に入室する姿はまごうことなき変態。 ちなみに元ネタも「ダメージを受けた直後の無敵状態を常時維持する」というもの。 ★ドラキュラ伝説の時代よりもはるか未来を描いた作品『ギャラリーオブラビリンス』にて 主人公・ジョナサン・モリスが真にヴァンパイアキラーの継承者となることで 歴代ベルモンド家のヴァンパイアハンターたちの英霊を召喚する「グレイテスト5」なる奥義を使えるようになるのだが、 降臨する英霊はレオン、ラルフ、シモン、ジュスト、リヒター。 …………誰か忘れちゃいませんかね。 追記・修正は項目内を練り歩いてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 2度ドラキュラを倒した猛者 -- 名無しさん (2014-08-29 16 54 45) いろいろ書いたけど『ドラキュラ伝説』自体は難易度が極度に高いだけで決してクソゲーではない。 -- 名無しさん (2014-08-29 16 56 24) しかしソレイユはよく無事に鞭の継承できたな。闇に堕ちたのが継承前だったからかな?(リヒターは使用不能になっている) -- 名無しさん (2014-08-29 18 22 32) tas動画でシリーズお馴染みの変態的挙動がないため最期の良心と言われてたりなかったり。 -- 名無しさん (2014-08-29 19 08 40) もっと悪魔城系の項目たったら良いなぁ -- 名無しさん (2014-08-29 20 05 24) 良ゲーwikiにも書いてるけどドラ伝2はシリーズ屈指の面白さ。クリストファーも普通に動けるし。 -- 名無しさん (2014-08-30 13 21 18) 周回が進んだ後の2面開幕が難易度高すぎる -- 名無しさん (2014-08-31 13 56 33) あ、ドラキュラ伝説のことです -- 名無しさん (2014-08-31 13 57 00) 格納部分の「クソ弱い」でスマホに茶ァぶっかけちまったぞ畜生!w -- 名無しさん (2014-09-06 19 34 47) 一説には、既にヴァンパイアキラーを息子に授けてしまったあとドラキュラ伝説Ⅱの冒険に臨んだというのもある。余計強すぎだなw -- 名無しさん (2014-09-23 18 00 27) ↑↑確かにWW 、笑うなってのが無理WWWW -- 名無しさん (2014-09-23 18 59 37) 確かシモンの曾おじいさんなんだよね。 -- 名無しさん (2014-09-23 20 23 25) 世代的によほど若死にした先祖とかが挟まっていない限りはそうなると思われる。それでラルフのミドルネームがこの人と一緒なので、ひょっとするとフルネームはクリストファー・ベルモンドⅡ世だったりして… -- 名無しさん (2014-09-23 21 30 40) ドラキュラ伝説ステージ1の「battle of tha holy」は音質こそ古いものの勇ましい名曲、是非ご視聴あれ。 -- 名無しさん (2014-10-05 14 58 42) >ドラキュラ伝説』自体は難易度が極度に高いだけで 操作性だけはシモンリスペクトとしても擁護不可能だけどな2でまともになってよかった -- 名無しさん (2016-12-22 23 26 17) HP0で無敵状態になれるバグが発見されてしまったようで、まさにデンジャラスゾンビィ -- 名無しさん (2017-10-17 22 09 40) 何故ヴァンパイアキラーの中のサラの魂は彼のことを忘れてしまったのか -- 名無しさん (2018-10-13 20 03 26) 世間公認の吸血鬼ハンターになったのは一族ではラルフが初(それまではベルモンドはモグリ)だから、初代メシア=ラルフと考えれば新メシアはクリストファーってならないか? -- 名無しさん (2021-01-18 15 54 13) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/2035.html
「問う! 真の統率者とは誰かッ! ‥‥即答せよッ!!」 出身地 アメリカ 生年月日 1949年1月22日(FF) - 11月15日(CVS2・SF) 身長 182cm(FF) - 181cm(FF2) - 180cm(SF) 体重 80kg(FF) - 70kg(FF2) - 81kg(SF) スリーサイズ B122 W86 H90 血液型 A型(FF2) - O型(SF) 好きなもの 規律、統制 ファイティングスタイル 白兵戦術(CVS2) - 軍隊格闘術(ウルIV) + その他 嫌いなもの キクガシラコウモリ、オオハラブトツノガイ――ガマンすれば喰えないこともない(FF) 軟弱、怠惰(SF) 特技 オリジナルトラップ考案・設置、アンブッシュ 兵器の扱い(SF30thAC) キャッチコピー 集え凱歌の朝のため(ZERO3) 単身戒厳令(CVS2) 目指すは究極理想国家(ストクロ) 理想国家のために(ウルIV) + 担当声優(Wikipediaより引用・改変) 山野井仁 『ZERO2』『ZERO3』『CVS2』『ストクロ』『ウルIV』(日本語音声) Alan Smithe(Daemon Clarke) 『ストクロ』『ウルIV』(英語音声) 原沢勝広(現・はらさわ晃綺) OVA『ZERO - THE ANIMATION -』 『ストIV』シリーズ以降は過去の声優の殆どが一新される傾向があるが、ロレントは山野井氏が『ZERO』シリーズからそのまま続投している。 ZERO3 最強の軍人国家を成すべく 突き進むコマンドー、ロレント 「究極の国防」を実現するために 必要なのは強力な同士‥‥ 目をつけたのはかつての敵 コーディーであった 果たして‥‥ロレントの野望は 見事達成できるのであろうか カプコン製ベルトスクロールアクション『ファイナルファイト』シリーズのキャラクター。 世界観を共有する『ストリートファイター』シリーズにも、 『ストリートファイターZERO』シリーズ(『ZERO2』以降)や『ウルトラストリートファイターIV』に、 またクロスオーバー作品の『CAPCOM VS. SNK 2』や『ストリートファイター X 鉄拳』にも参戦している。 キャラクター設定 フルネームは「ロレント・F・シュゲルグ」。出身はアメリカだが生まれは旧西ドイツである。 犯罪組織マッドギアの元幹部。 所謂傭兵であり、階級は軍曹。特殊部隊レッドベレーに所属していた経緯を持つ。 軍隊至上主義者であり着用している軍服も然る事ながら、普段の口調、行動すら軍人然としている。 アメリカ国民全員を軍人とし、究極の国防と完璧な平和を両立する軍事国家を立国しようという、何ともとんでもない願望を持っている。 その外面・内面ともに『北斗の拳』に登場するカーネルの影響を強く受けていると思われるキャラクター。 余談だが、山野井氏は『ロックマンX4』でカーネルという同名の敵役を演じた事もある (彼もまた理想国家のために手段を選ばない軍人気質な性格が災いしてイレギュラー認定された人物)。 性格はハートマン軍曹を髣髴とさせ、とても人道的とは言い難い面を持つ。 語尾に「ッ!」が付くのが特徴。 『ファイナルファイト』シリーズ時点で既に生年月日や血液型などのプロフィールが設定されていたが、 後の格ゲー作品などでは受け継がれず、新たな誕生日や血液型が設定されている。 勝利のためにはどんな手段も問わないという信条があり、扱いに長けたロッド攻撃や爆薬・銃器を戦闘に織り交ぜる。 生身の人間に手榴弾を投げ付けるなど平気でやらかすので、たまったものではない。 果ては『ファイナルファイト リベンジ』のスーパームーブ(超必殺技)でヘリによる銃撃をしだす始末である。 しかし自分が悪人であるという自覚は無く、欲望のためではなく全ては「完璧な平和」のために動いていると語る。 『ZERO2』のエンディングでは自身の目標と、自分こそが指導者であり次期国家元首である事を知らしめるために、 アメリカ市内を装甲車で走り回り、部下と共に呼び込みを行うという派手なデモンストレーションをやらかしている。 『ZERO3』では嘗ての宿敵であるコーディーの実力に目を付け、 過去を水に流してまでスカウトしようとするが、既に囚人として堕落してしまっていたのを見て憤慨。 ロレントなりの叱咤激励を飛ばした後、今度は戦力増強のためにベガ率いるシャドルーの軍備兵装を狙う。 エンディングではサイコドライブによる洗脳を唾棄すべきものと語っており、立国にも彼なりの美学があるようだ。 そしてサイコドライブ破壊後は、一部始終を見て協力を誓ったソドムを同志と呼び、野心を更に強めていく。 余談であるが、ソドムは自身のエンディングと同じく、このときもトラックに乗ってやって来る。 ちなみにこのトラックは『ZERO2』のホームステージの背景にあるのと同じものなのだが、乗り回しているのだろうか……。 『EX』シリーズではロレント本人こそ登場しないものの、 かつてドクトリン・ダークが所属していた特殊部隊を襲って壊滅させており、彼から復讐心を抱かれる原因となっている。 しかし原作では残念ながら彼らがゲーム上で相見える事は無い(MUGEN上ならば彼らの直接対決も実現できるが)。 『CVS2』でも『ZERO』時代同様、同志を集めるべく大会に出場している。 特にハイデルンの傭兵部隊との接触を望んでいたようなのだが、 生憎と彼等は背景キャラになっていたためか(どうかは不明だが)失敗に終わった。 勝利時での相方との掛け合いでは自らの思想を熱く語ったり、相方を部下のように扱い檄を飛ばしたりしているが、ほとんど相手にされていない。 果ては同キャラ同士で軍人ごっこまでしだす始末。 「戦闘終了ッ!我が隊の被害を報告せよッ!」「はっ!被害僅少、問題なしでありますッ!」 春麗やキムからは悪人扱いされている。 かといって同じ軍人とも気が合うわけではないらしく、軽くあしらわれている。 他にも「狂信者」「狂人の寝言」、「立国マニア」、「イカレ軍曹」、「変な薬でもキメてんじゃないの?」、「攘夷的思想」、 ……とロクな呼ばれ方をされていない。一応仲間なのに酷い扱いである。 「敵の息の根を断つまでが、戦闘だッ!!」 「なんか、遠足の帰り道みたいなセリフだね」 『スーパーストリートファイターIV』にある、ロレントステージに非常によく似たメトロシティ超高層ビルの工事現場ステージは、 実はスタッフが「新キャラのステージ作るんですって?よし作りますよ!ロレント出ますよね!作っちゃいますからね!?」という、 本当にその場の勢いで作ってしまったものだったのだ。 小野プロデューサーも「あれは完全にロレントのために作られたんです」と認めている。 当時はまだ『スパIV』の新キャラにロレントが確定していたわけでもないのに(会議の結果、惜しまれながらもお蔵入りになった)、 開発陣の中でも圧倒的にロレントの人気が高かったため、誰も止めようとせずハイクオリティなステージが誕生したのであった。 ちなみにその時ロレントの代わりに会議で参戦が確定したのがアドン。アドン?アドン!…………アドン………。 しかし、スタッフのロレント愛は死滅してはいなかった! 2012年発売の『ストリートファイター X 鉄拳』に出場。公式タッグの相手はなんといぶき。 『CVS2』からすると実に10年振りの参戦である。スタッフの苦労がついぞ報われた瞬間であろうか。 公式で見られるスーパーアーツが新規技になっている辺り、なんというか愛を感じざるを得ない。 一方のクロスアーツではいぶきに呼び出された際「貴様ぁ~、上官に向かってッ!」と言いつつもちゃんと追撃。なんだかんだ言って協力的な御仁である そして2014年稼働のアッパーバージョン『ウルトラストリートファイターIV』にも参戦、本家シリーズへの復帰を果たした。 気になる個別ストーリーは「S.I.N.が開発した能力強化装置を軍備拡張のために強奪を計画する」というものである。 アニメパートではキャラクターのイメージを重視しての事であろうが、銃弾が飛び交う本物の戦場でもロッドを用いて戦っている。 + 他人の空似 人気パチスロ『快盗天使ツインエンジェル』のアニメ版第4話でロレントそっくりなお方が登場している……が、 彼は単なる制服マニアの変態なのでロレントと何の関係も無い。 ちなみに彼の母親はアンドレそっくりである。どうしてこうなった。 なお、『ツインエンジェル』のキャラはSHELD氏によってMUGEN入りしている。 ストーリー動画を作る際は、再現がてらにロレントを出してみてはいかがだろうか? キャラクター性能 『ファイナルファイト』ではステージ4のボスとして登場。エレベーター内で決戦を挑む。 はじめはエレベーターの正面の梯子を上りながら手榴弾で攻撃し、 頂上に着くとロレント自身もエレベーターの中に降り、後はプレイヤーキャラクターと直接の勝負となる。 体力がゼロになると自分に手榴弾を投げて自爆する(この時の爆風に攻撃判定は無い)。 SFC版ではステージ4はカットされているため、直接戦った事が無いプレイヤーも多いかと思われる (メガCD版を始めとした他機種移植では収録されている事があるので、 アーケード版を知らないコンシューマユーザーにとっては「知る人ぞ知る」存在だった)。 これはGBA版のリメイク『ファイナルファイトONE』では囚人時代のコーディーの対戦前の会話でネタにされている。 参考動画 上記の通り、文字通り自爆したため、ラスボスのベルガーと同様に死んだと思われていたが、 『ファイナルファイト2』においては「宿敵」として颯爽と復活を果たした。 独特の歩法による捕らえ辛さとハメ辛さ、発狂時のこれでもかと言わんばかりの手榴弾連射によって、ラスボスよりも強い印象を残した。 ただ前作と違って戦うステージが広いので、 距離を大きく離してロレントの攻撃に合わせて対処を変えていけば、前作より楽に戦える。 この作品で後に『CVS2』及び『ストZERO3↑↑』で共演するマキと死闘を繰り広げる事になるのだが、 『CVS2』の勝ち台詞ではお互いその事には触れず、初対面であるかのようになっている。 プレイアブルキャラでの性能はシリーズ通してスパコンが使い辛く(精々使えるのは「テイクノープリズナー」ぐらい)、 コンボに利用出来る技が少ないという特徴を持っている。 そのためロッドを使ったリーチが長めの攻撃や、豊富な移動技や奇襲技を使ってチクチクと攻めて行くのが基本。 オリコンに関しては、独特の挙動を生かしたコンボは難度は高いがかなり強力。 特に『ZERO2』時代はハイジャンプキャンセルを利用したオリコンは8~10割近く奪う程だった。 後に海外版移植+調整版の『ZERO2 ALPHA』では調整が入って全く減らなくなってしまったが。 概してキャラランクはトップクラスに位置する事はあまり無く、中堅クラスが多いが、 独特の動きやキャラの濃さから愛好者は多い。 参考動画 『CVS2』では各種技の性能が非常に良く、ヒットアンドアウェイによる立ち回り、速いジャンプに判定が強い多段ジャンプ攻撃、 「テイクノープリズナー」がコンボに組み込める等、独特な動きは健在だが強キャラに分類される。 あのサガットを立ち回りでは圧勝(サガットの間合いの外を動き回れる)、 更に速いジャンプから繰り出される多段ジャンプ攻撃は、座高の高いサガットではよほど神経を集中していないと対空の反応が間に合わない事が多い。 この様に常にロレントペースの戦いになる事から、ロレントの強キャラっぷりが分かるだろう。 同作においてはスーパコンボの「スティールレイン」や挑発(手榴弾を放る)を利用した相打ちコンや、 ダンと同様に、ダウン時にオリコン等での投げられ判定が存在するために、 恭介と並んでコンボムービーに出る機会は多い。主にやられ役として。 参考動画 「目指すは恒久平和! 理想国家の夜明けッ!」 MUGENにおけるロレント + 悪咲3号氏製作 悪咲3号氏製作 お馴染み『CVS2』仕様。 氏の引退により長らく入手不可であったが、現在は2022年4月の活動再開に伴い再公開されている。 AIは未搭載だが、大艦氏及びホルン氏による外部AIが存在。 大艦氏のAIは蓬莱氏のサイトにて代理公開されていたが、最新版非対応かつ現在は入手不可。 ホルン氏のAIは恒例のコンボ・立ち回り・反応・ガードレベルに加え、ブロッキング&ジャストディフェンス頻度、グルーヴの設定が可能。 想定ランクは強~凶下位との事で、高レベルにすると非常に堅実かつクレバーな立ち回りでかなりの強さを発揮するため、 強いロレントを欲している方には是非おすすめしたい。 ただし、ジャストディフェンスに(キャラ側の)バグがあり、使用するとキャラが固まってしまう不具合があるので使わせない方が無難だろう。 + rei氏製作 rei氏製作 『CvS2』仕様。 対人戦向けながらよく動くAIも搭載されているため、動画では主にこちらが活躍している。 + 成長トナメ ネタバレ 成長トーナメントでは軍人チームの先鋒として出場。 予選から決勝におけるまで一度も勝利せず、「戦闘力の変わらない唯一人のロレント」などと呼ばれていたが、 早く倒せばそれだけ体力が増えるこの大会において、 相手の攻撃にしぶとく耐え、かつ相手を倒さず体力を削り、ゲージを温存して回す事により、 元々硬い中堅を不沈艦と言わしめるほど育て上げた。 決勝戦においては、既に成長しても意味の無い事を悟ったかのように、視聴者の予想を裏切り相手の先鋒を撃破。 最終戦まで見据えた作戦をみごと完遂し、ロレントは成長トーナメントを象徴するアイドルとなった。 また、成長システムという特異なルールにおいては「先鋒はただ勝てばよいのではない」という戦法を生み出した業績から、 以後の成長トナメにおいてロレント的ポジションというものが確立された。 + 正統派作品別トナメ ネタバレ 正統派作品別トーナメントではファイナルファイトチームの先鋒として出場。 予選において真吾や兵太、ダンなどの三枚目な先鋒達が勝利を収める中、 ロレントのみ一度も勝利する事ができなかった。あのKFMですら一勝しているのに、である。 出番が来るたびに視聴者に今度こそは今度こそはと期待させるものの(非常に惜しい勝負も幾つかあったのだが)、 開幕3秒でK.Oされるなど、期待と裏腹に全く振るわない成績だったため、 チームメイトの優秀さと比較してロレントは「ハンデだ」「FFチームのマスコットだ」「いやマキのイントロだ」 など散々な言われようだった。 しかし、そんな視聴者の声に負けず相手のHPを削りながらも、 毎回ゲージをマキに残して負けるなど頭脳プレーを見せ、チームを決勝トーナメントへと導いた。 …といっても過言ではないだろう。たぶん。 決勝トーナメントにおいては…この先は自分の目で確かみてみろ! + Fido氏製作 Fido氏製作 現在は入手不能。 氏独自のアレンジ規格「MXシリーズ」のキャラ。 独自のゲージと派手なエフェクトが特徴。 + Acey氏製作 Acey氏製作 MVCアレンジ。 部下がミサイルで援護する技とロレント自身が戦車でひき逃げする技の2つがゲージ技として追加されている。 AIも付いているものの昨今のAIインフレについていくには厳し目。 現在公開されているものは新MUGEN専用。 + Mulambo氏製作 ROVELOCE Mulambo氏製作 ROVELOCE ピングーやコンプゲー『Street WTFighter』の作者であるMulambo氏によるロレントの皮を被った誰か。 常に灰色の背景に囲まれているが一部のカラーではそれがなくなる。 凄まじい量の手榴弾やナイフを投げつけたり、ロッドで相手を何度も叩きつけたり、 挑発モーションで激しいBGMと共に謎のダンスを踊るという凄まじくカオスなキャラである。 この他、『ZERO3』仕様のロレントも存在しているが、AIが未搭載なためあまり動画では出番が無い。 ニコMUGENでは色々な意味で活躍しているロレントだが、 彼の所属していたチームはいずれも非常に優秀な成果を収めている。 あまり名誉な話ではないかもしれないが、もはやロレント伝説が存在するといっても過言ではないだろう。 「兵士が帰還すべき理想の国家 完全なる平和を築いてみせる! この吾輩の崇高な理念でッ!」 出場大会 + 一覧 シングル MUGENなんたら大会 『武器使い編』 ゲージMAXシングルトーナメント【Finalゲジマユ】 オールスターゲージ増々トーナメント EPO成長トーナメント【えぽ】 MUGEN祭 大盛りシングルトーナメント ストリートファイター VS 餓狼伝説 龍虎の拳 第2回MUGEN全米格闘王選手権 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント タッグ レミートーナメント 大小タッグトーナメント 沒主題比武小會 大会であまり見ない男達と男女タッグ大会 統劇!MUGEN オールスタータッグトーナメント2010 今日の友は明日の敵タッグサバイバル大会 ゲージ増々タッグトーナメント ストリートファイター&餓狼伝説タッグバトル! SF&餓狼&龍虎タッグバトル2 友情の属性タッグサバイバル 強ランクタッグ 1R先取リーグトナメ なんとなく組ませてタッグトーナメント チーム 第2回 漢だらけの格闘大会 色別対抗戦 成長トーナメント チャン・コーハン主催?MUGEN脇役トーナメント 大貧民ルールでランセレバトル 正統派作品別トーナメント 盟約ランセレ成長サバイバル 作品別グランプリ 無茶?無謀?第5弾 『成長+大貧民』 作品別 わりと新しくできたキャラとAIトーナメント ほぼ作品別トーナメント【総勢128チーム】 24チーム・96人・ランセレ・特殊能力・サバイバルな大会 一文字テーマ別 3on3チームトーナメント 正統派異端系テーマ別チームトーナメント 素数杯 格闘スタイル対抗!チームバトル大会 危険な町!サウスタウントーナメント 新春テーマ別チームバトルF その他 全員集合ランセレパーティバトル 霊夢争奪戦第二幕 第2回俺と俺の嫁が最強だトーナメント【嫁自慢トナメ】 Fighting Game Babies 大番長勢力属性別全国制覇タッグ戦 投げの可能性サバイバルバトル!【ザンギ杯2】 マイBOSSマイHERO DRAMTICバトル 版権VSオリジナル 交代制作品別トーナメント 第二次四大勢力大陸争覇戦 ほこ×たて杯 最強の男たちVS最強の女たち 軍人選手権 覇王の大陸 六大勢力大陸争覇戦 金ラオウ前後狂中位級ランセレバトルFINAL EDITION Xevel vs Yeen vs Zagan 三つ巴チーム対抗戦 新章 第五回 希望vs絶望 final無理ゲー挑戦大会 更新停止中 AIが止まらない!グランプリ ルーキーズ集結!男女ペアNewAgeトーナメント マイBOSSマイHERO DRAMTICバトル MUGENの迷宮 凍結 陣取り合戦TAG 春なのにモテないからタッグトーナメント開く マイBOSSマイHERO DRAMTICバトル マイナー強~並時々メジャーたまに凶大会 Big Bang Age 削除済み MUGEN学園部対抗トーナメント 【良曲で贈る】強・珍・良キャラの宴【核林檎杯2】 マイBOSSマイHERO真・決定戦 CAPキャラ大集合 成績別ランセレバトル 悪役4人 VS 正義1人 勝ち抜き大会 夏の作品別サバイバル 非表示 マイBOSSマイHERO DRAMTICバトル 出演ストーリー K&K MUGEN STORIES INFINITY アイマスター 織姫座のバルログ スターダスト美鈴 畳の錬金術師 ~畳屋編~ デッドマンズ ナイトメア・ハンターズ 飛竜の旅 無限の果てに。
https://w.atwiki.jp/takugess/pages/121.html
前ページ次ページ天へと捧げる一刀 天へと捧げる一刀・前編 大きな戦いがあった。 幾つもの人が死に、多くの人が傷つき、世界が滅びかかるほどの巨大な戦争があった。 マジカル・ウォーフェア。 七徳の宝玉を巡る侵魔と魔法使い達の戦争。 その果てを彩ったのは唯一皇帝の名を冠した偉大なる侵魔の王。 シャイマール。 恐ろしい、恐ろしい力の怪物。 無限の憎悪に埋め尽くされた破壊の獣。 禍々しき悪意と破滅を撒き散らす破壊神。 それが退けられたのだ。 一人の少女の想いと一人の少年の剣によって。 神話の如き戦いだった。 伝説に語り継がれるようなサーガだった。 破壊を司る背徳の獣は退けられ、それを利用しようとした神の分身体は神殺しの剣によって葬られた。 それがマジカル・ウェーフェアの結末である。 まさしく現代の神話と呼べるものだった。 けれども、それが物語として語り継がれるのは時が短く。 世界はその傷跡から立ち直る暇もなく、新たな脅威と戦い続けている。 世界は狙われ続けているのだ。 だからこそ、人はさらなる力を求める。 傷口を埋めるために、失った血液を作り出すために食物を噛み砕くように。 そして、そのような現状において一人の男がアンゼロット宮殿に訪れていた。 「……お久しぶりですわね、安藤来栖」 宮殿の主であり、ファー・ジ・アースの守護者でもある銀髪の少女、アンゼロット。 彼女は玉座に座り、一人の男を出迎えていた。 年齢57歳。初老といえる年齢の厳しい顔つきをした男である。 「出来うるならば来たくはなかったがな、アンゼロット」 麗しき美貌の持ち主。 美しき真昼の月、その優雅なる佇まいを見ても心震わさないのは極僅か。 安藤 来栖。 そう呼ばれた男は数少ない例外の一人だった。 常ならば首に巻きつけている手ぬぐい、質素なズボンと厚ぼったい上着を着込んだその姿は単なる農夫のように一見見えるかもしれない。 しかし、誰が知ろうか。 その男こそは過去ロンギヌスにおいて最強と呼ばれた魔剣の使い手であることを。 安藤の一足踏み込むたびに死地へと叩き落されるような感覚に、ロンギヌスたちは仮面の奥で息を呑み、緊張に身を強張らせる。 安藤 来栖。 かつてアンゼロットが行った指示により大切な女性を喪い、それ故に宝玉を持って組織から去った男。 恨みがないわけではないだろう。 浮かべる鋭い視線の中に暖かな感情など一欠けらも混ざっておらぬ。 優れたる剣の使い手、さらに言えばウィザードの身体能力ならば一挙一速の間合いにまで迫った安藤を彼らは止められるのか。 素手の男、それに対して向けられる警戒の意識はどこまでも強く、それ故に空気すらも固まり、濁りそうだった。 「ふん。ずいぶんと質が落ちたな」 鼻を鳴らし、安藤は緊張に身を強張らせるロンギヌスたちを一瞥すると、にべもなく吐き捨てた。 「ええ。遺憾なることに、私たちの世界を護るための剣は弱体化しつつありますわ」 ロンギヌスへの批評。 それは従える主であるアンゼロットへの侮辱ともいえる言葉だったが、麗しき守護者は涼しげな笑みで受け流す。 どことなくコメカミにびきっと血管が浮かんだような音がしたが、おそらくは幻聴だろう。 「それ故に貴方に頼みたいのですよ、安藤 来栖」 「貴様の任務を受けるつもりはない」 「でしょうね。既に貴方は組織より離反した身、命令を下せる立場にはありませんわ」 常にない相手を尊重するかのようなアンゼロットの口調。 それに付近で警戒していたロンギヌスの一人が動揺するような雰囲気を発したのを彼女は目ざとく見つけ、後でお仕置きしようかしらと考えた。 けれども、そのような些事はさておいて。 「ですから、これは頼み事です。戦場に復帰することは是非共……本当に望みたいのですが、貴方には部下の育成を依頼したいのです」 「……かつてロンギヌスの同胞すらも手に掛けた私に預ける、と?」 その言葉に、ロンギヌスたちに衝撃が走った。 かつてアンゼロットの命から離反し、ロンギヌスを抜ける際にアンゼロットから追撃の命を下されたロンギヌスたちと安藤は刃を交えていた。 魔王との激闘に傷ついていた安藤は手加減する余裕もなく、狙ったわけではないが幾人ものロンギヌスたちを閻魔帳に載せている。 とうてい許されるような立場ではない。 本来ならば刃持て、八つ裂きにされてもおかしくない立場だった。 自殺覚悟のつもりか? 今更になってこの宮殿に足を運んだ己をせせら笑う。 そうかもしれない、と心の中で呟く。 既にユウが護り、自分が護り続けた宝玉はある少女に手渡され、己の役目は終わったと理解している。 生に執着がないわけではないが、生き続けるだけの理由もまたない。 だからこそだろうか。 何度乞われても足を運ばなかったことに来たのは。 「ええ。過去の罪は忘れましょう」 「都合の悪いことには目を瞑る、と? そこらの若造からは敵意が感じられるが」 眉を上げて、一人のロンギヌスから発せられる僅かな敵意を感じ取り、安藤は息吹を洩らしながら腕を組む。 本来ならば愚策たる両手を封じる行為。 この瞬間襲われれば両手を解き放ち、対応を開始するまで数コンマ反応が遅れるだろう。 それでもなお安藤は倒されぬという自信があるのか、それとも襲わせないとアンゼロットを信じているのか。 アンゼロットには分からない。 けれども。 (試してますね) 胸中でそう結論し、アンゼロットは細く白い透き通るような指を動かして、敵意を浮かべていたロンギヌスを叱咤した。 「納めなさい。ロンギヌスよ。貴方たちは悪を討つための聖槍なのですよ、容易に解き放つことは許されません」 凛とした言葉。 それは大気に浸透し、その場一体の空気を鋭く整える。 そして、全てのロンギヌスたちが職務を思い出したかのように背筋を伸ばし、荘厳なる気配と佇まいの騎士達と化した。 これだ。 このカリスマ性こそがかつて安藤がロンギヌスに入隊し、正義を信じた理由であった。 かつて第三世界エル=ネイシアを治める女神だった一人、アンゼロット。 その年月による経験とその身に秘めた莫大なる力は太陽の如くウィザードたちの心に火を灯し、陶酔させるのだ。 心頭滅却。 長年の鍛錬により滅多なこと意外では決して揺るがぬ大樹の如き精神を持った安藤は静かに言の葉を紡いだ。 「大したものだ。アンゼロット。30年前とは変わらぬ……いや、少しは変化したか?」 「そうですか。私は何も変わりませんし、変わるとしたらそれは貴方の主観でしょう」 永遠なる少女はニコリと月が輝くような笑みを浮かべて、安藤に告げる。 「それでは再び訊ねます。私のお願い事にハイかYESかで答えていただけるでしょうか?」 「――少し褒めるとこれだ」 調子に乗らせたか、と安藤はやれやれとため息を吐き出し、されどその心のうちは決まっている。 「答えはハイだ」 若いものが死ぬ。 誰かが未熟なために命を散らせる。 それを見過ごせるほどに安藤は朽ちた心を持たず、悲劇を見過ごせるほどに世界に絶望していない。 それが故の答えだった。 かつて一人の少年――若き己を被らせた魔剣使いの少年に、その心の在り方を説いたように。 「なるほど。では安藤来栖。優れた魔剣使いよ、貴方に若き彼らを任せますね」 新雪が春の兆しに解けるかのような笑みをアンゼロットは浮かべる。 こうして安藤は一時の間、ロンギヌスの客人となった。 ――『天へと捧げる一刀』 幾ら世捨て人をやっていても、風の噂というものはあるものだ。 マジカルウォー・フェアにおける被害。 その後に出現し始めた闇界からの侵蝕者、冥魔。 それらとの対応に追われ、腕の立つ人間、経験豊富なウィザードは少なく、慌しく世界各地を飛び回り、どこの組織も新人育成と有能な人材の発掘に当たっているという。 それは聞いていたが、これほど酷いとは思わなかった。 「おぉお!!」 それが安藤としての感想である。 「甘い」 ロンギヌス候補、魔剣使いの少年が振り抜く魔剣の一撃を、安藤は片手に持った木剣で捌き、側面から横に弾き払うと、その少年は体勢すらも整えることが出来ずに無様に体が流れる。 なんという踏み込みの乱れ、身体バランスをもっと意識しろ、太刀の握りが甘い、弾き払えと言っているのか。 一瞬の間に思い浮かぶ罵倒の言葉は十数種にも渡るが、安藤はそのまま木剣と魔剣の峰に沿って流すと、ぴたりと数ミリの隙間を開けて少年の喉下に刀で言うならば刃の部分を添えていた。 「ま、参りました……」 「……威勢の強さは認めるが、がむしゃら過ぎる。もっと剣を振るえ、体軸のバランスが取れてないから、この程度で体勢を崩す」 そう告げると、ふっと風が流れる程度に安藤の脚が動き、少年の足が刈られた。 予想すらもしていなかった衝撃に受身すらも取れずに、背中から強打し、強制的に酸素を吐き出される少年。 苦痛の顔を浮かべる少年に、安藤は見下ろし、木剣の柄を握り締めながら、どことなく呆れたような声音で告げた。 「そして、私はまだよしとは言っていない。忘れるな、剣を持つ者はその手を離すまでは決して集中力を、警戒を切らすな。ここが戦場ならば五回は殺せるほどの隙があったぞ」 どこか憎々しげに見上げてくる少年の瞳。 よし、悔しさを感じるうちは伸びる素養がある。 安藤はそのまま少年の傍から離れると、組み手を続ける龍使いと人造人間のペアを見た。 錬気を練り上げて、次々と襲い掛かる人外の刃を捌きながら、必至に反撃の隙間を伺う龍使いの少年。 それをどことなく無感情な人造人間の少女が、体を変化させ、歪に床を蹴り飛ばしながら、まさしく獣のように駆け巡る。 その全方位から次々と手段を変えて襲い掛かる攻撃を往なす化剄のキレは中々のもの。 (だが、崩しが出来ていないな) 人造人間の変幻自在な体躯に崩し方を思い付きかねるのか、少年は顔面に迫る蟹の爪の如きアームブレイドの下から打ち上げて、同時に手首を返して方角をずらし、下へとしゃがみこみながら、体を捻り、もう片方の手から延びる斬撃を肘から居合い抜きのように放つ手の甲で叩いて弾く。 受けの動作ならば及第点を与えてもいいのだが、その度に気息が乱れて、打ち払う動作にいまいち氣を乗せ切れていないのが残念か。 気息の保持が甘い、そしてもう少し踏み込みと歩法を磨けば一息に輝くだろうと安藤は判断した。 数十年前、とある事件で共闘した奇妙な体質を持った龍使いならば一つ目の動作で気功を発してその手を弾き上げることで崩し、成すすべもなく上半身を上へと伸ばしきった少女の胴体に流れるように打ち込んだ靠撃の一撃で内臓を粉砕させていることだろう。 そして、人造人間の少女を見る。 動作の機敏さ、自身の肉体を変化させる速度、そのバリエーションは素晴らしい“性能”と言えるだろう。 (だが、それだけだ) 単なる頭のない侵魔には通じるかもしれんが、魔王の使いや魔王級エミュレイターには通じないだろう。 性能で挑む兵器は所詮己を越える性能には太刀打ちが出来ない。 人間とは脆いものだ。 第一世界ラース=フェリア人よりも闘気や身体能力に劣り、第五世界エルフレアのように天使の力もなく、第三世界エル=ネイシアのように強大なる守護者の欠片やゲボクという物量があるわけでもない。 故に技術を高め、戦術を練り上げ、武具を揃える。 それは確かに間違っていない。 人としての強さは創意工夫にこそあるのだから。 (研鑽せよ、若人) 爺臭い言葉を自然と脳裏に浮かべる己の存在に気付き、苦笑する。 今の彼はつい一週間前着ていた服装ではなく、大き目の作務衣を着ていた。 常に一定の気温に保たれるアンゼロット宮殿の領域では涼しくもないが暑くもない。修練には向かぬと用意したロンギヌスのどことなく子犬を思わせる少年は首を傾げていたが、安藤は和服を好む質だった。 あの島ぐらしでは農作業には向かないと諦めていたが、ここでならばこの格好をしていても問題はないだろうと思う。 そして、そんな彼がいるのはどことなく簡素な佇まいの巨大なる一室。 無数の結界を張られて、熟練の設計士が設計した、構造そのものが強度性を高める造りになっているトレーニングルーム。 アンゼロット宮殿の一角で作り上げられたその中で満ちる空気を安藤は嫌いではなかった。 己もまだ届かぬ剣の道を究める修行者だという自覚はある。 故に理由も道も異なるが、高みを目指して鍛錬を続けるものたちは見ていて心地がよかった。 (さて、次は誰を見るか) あとであの二人には指導をしなくてはな。 そのことを念頭に置きながら、組み手の邪魔をするのも駄目だろうと考えて、安藤はぐるりとトレーニングルームを見渡し、次なる相手を探した。 その視線に気付き、我先にと同じ道の、それでいて遥かな高みにいる人物と気付いてか多くの魔剣使いが安藤に挑みかかり、打ち倒されていく。 しかもそれらは一息にではなく、指南するように柔らかく太刀を受け止め、或いは捌き、或いはその荒さを教えるかのように同じ軌道で打ち払い、その握りの甘さを知らせるかのように魔剣を弾き飛ばした。 「手首が強張っているな、もう少し柔らかく握るべきだ」 「魔剣に意識が同調していないぞ。もっと感応しろ、魔剣使いならばこの程度の角度の打ち込みは死角に入らん。魔剣に感覚を預け、信じろ」 「握りが甘いぞ。戦場で武器を手放すことは死に直結する愚行だ!」 息も乱さずに十数人以上のウィザードがへとへとになるまで打ちのめし、トレーニングルームにいるロンギヌス候補生たちは一週間のうちに見慣れた光景だったが、感嘆の息を吐き洩らす。 そして、少し休憩をいれるべきかと老骨には応える指南に、涼しい顔のまま安藤が考えていると……ざわりとトレーニングルームの入り口がざわめいた。 「む?」 安藤がざわめく気配に気付き、目を向ける。 数秒と立たぬうちに彼は得心した。 トレーニングルーム、その入り口に現れた銀髪の少女を見たからだ。 「皆さん、研鑽に励んでいますね」 ニコリと少女らしい笑顔を浮かべるアンゼロット。 その言葉に本性を知らぬ候補生達は心酔した表情を浮かべて、緊張に上ずった声を上げた。 そんな彼らの様子に、将来の心配を僅かにした安藤は内心ため息を洩らすと、アンゼロットの元へと歩み寄る。 「なんの用だ、アンゼロット。お前がわざわざ来るような場所でも在るまい」 「あら? 私がこのような場所に来るのはおかしいことですか?」 安藤の憮然とした言葉に、周囲のロンギヌス候補生達がいささか引いているが気にもしない。 一々アンゼロットの対応に戸惑っていては神経症に陥るのが関の山だからだ。 「まあいいでしょう。どうやら安藤さん、しっかりと教育に励んでいてくれるようですね」 「私は一度受けたものを違えるほど趣味はないのでな」 そう告げると、安藤はアンゼロットの後ろから姿を見せる数人の少女達の姿に気付いた。 「む? ……志宝エリスとマユリ=ヴァンスタイン?」 見覚えのあり過ぎる少女達、それに赤羽くれはの姿もあった。 他にも何名かウィザードらしき人物の姿があるが、その中でも一名ほど安藤が気にかける青年がいた。 白いジャケットの、私服姿らしい茶髪に染めた青年――柊 蓮司。 何故か洗い立ての髪や肌をしているが、シャワーでも浴びたのだろうか? 「……久しぶりだな、安藤のおっさん。ロンギヌスに復帰したのか?」 「客分といったところだろうな。そこの女狐にひよっこ達を鍛えなおして欲しいと頼まれた」 ほんの一時のみだが、己の神罰刀を使いこなして見せた若き魔剣使いを安藤は見据えて……ほぅっと息を吐いた。 あの日心が荒れて、未熟だった青年はどうだ。 清流の如き感情のうねりこそ感じられるものの、その瞳には真っ直ぐに前を見据える決意の光があり、その佇まいはほんの数ヶ月とは比べ物にならぬほど精錬されている。 その振る舞いには成長した力強さが有った。 「……ずいぶんな死地を潜り抜けたようだな、柊 蓮司」 「そうか? あまり意識はしてないんだが」 今更ながらに思い出す。 皇帝シャイマールを打ち倒したのは目の前の少年なのだということを。 そして、傍に佇む少女を見た。 「久しいな、志宝エリス」 「はい! 安藤さんもお元気そうで!」 「わ、私もいるんですが……そうですよね……私なんてどうでも……」 よよよと壁の隅でのの字を描き始めるマユリに内心腹を抱えて笑うと、安藤はぐるりと首を曲げて、アンゼロットに目を向けた。 「して、何用だ」 「実は面白い……ごほごほ、素敵な趣向を思いつきまして」 「趣向?」 嫌な予感がした。 同じ感覚を読み取ったのか、柊もまたアンゼロットへと向けていた顔を青白く染める。 「柊さん、安藤さん。一手剣を交えてみてくださらないかしら」 「なっ」 「……」 アンゼロットの提案。 それにざわりと周囲の空気がざわめいた。 ウィザードの中でのエースオブエースと目される柊 蓮司。 過去ロンギヌス最高の魔剣使いとして称された安藤 来栖。 二人のウィザード、その最高峰に位置する魔剣使いの対峙と聞いて、未だに駆け出しのウィザードたちが興奮と期待に頬を染め、息を荒げた。 しかし、その引き合いに出された二人はどこか戸惑い、或いは憮然とした顔つきだった。 「は? ちょっとまてよ、俺さっき海から命からがら這い上がってきたばっかりなんだぞ!?」 とある任務でスクールメイズの落とし穴から海へと流し込まれた彼はようやく生還したばかりなのだ。 シャワーを浴びて、回復魔法を掛けられたとはいえ、精神的な疲労はある。 「お遊びで剣を交えるつもりはない」 にべもなく吐き捨てると、馬鹿らしいと安藤は態度で語り、首を横に振るう。 「そうだな。個人的には決着というか、アンタとは一手指南して欲しい気もするけれど遊びでやる気はねーよ」 柊は少しだけ真剣な眼差しでアンゼロットを見つめた。 戦いに遊びは無い。 見世物にされるなど両方共真っ平ごめんだった。 バトルマニアでもない魔剣の担い手二人共が拒絶すると、アンゼロットはあらあらと困ったような顔をして、けれどもどこか意地悪な顔を浮かべた。 「でも、若いウィザードたちに可能性を見せてあげるのはよい行いではないのでしょうか?」 そう告げて、アンゼロットが指し示すと、そこには期待に胸を膨らませた候補生達の熱い視線があった。 うっと柊が呻き声を上げて、安藤は怯まずにただ沈黙する。 「柊~、こうなったらアンゼロットさん、絶対に意見を曲げないよ?」 「ひ、柊先輩、それに安藤さんも頑張ってください!」 「お二方の戦いぶりを見れるとは、酷く光栄なことです」 三者三様の言葉。 それに加えて無数の言葉が二人の背を押し、外堀を埋めていく。 逃げるのは不可能か。 そう悟ったのは奇しくも同じ瞬間だった。 二人の魔剣使いが視線を上げて、同時に視線があった。 「……安藤さんだったよな、いつぞやの約束叶えてもらってもいいか?」 「いいだろう。あの時からどれほど成長したのか、見せてもらおう」 にやりと世界屈指の剣士は獰猛なる笑みを初めて見せると、微かに、そう本当に微かに手を振るわせた。 武者震いである。 (私が喜んでいるのか) 安藤は僅かに動揺し、それを上回る予感に心を沈めた。 剣に見入られ、剣に狂うた心が鎌首をもたげて、囁くのだ。 愉しみだと。 前ページ次ページ天へと捧げる一刀
https://w.atwiki.jp/nrks/pages/593.html
——————————————〝柔〟よく〝剛〟を制す。 概要 基礎技能柔身法 保有する技/業詳細 『雨』の型構え 『技』 『業』 『月』の型『技』 『業』 概要 読みは「ウゲツイットウリュウ」。夜の国、一部櫻の国に伝わる古武術。ただし前者は継承者不承のため昔日に廃れてしまっており、事実上道場を置くのは夜の国のみ。その道場も師範代が死亡し、唯一の継承者である如月 氷雨が旅に出ているため、本流派の存在を知る者は少ない。 体躯に恵まれない小さな者や力の無い非力な者が如何に効果的に大きな者を倒すか、ということを追求しており、『柔身法』と呼ばれる合理的な体の運用により体格体力に関係なく「小よく大を制する」ことが特徴。当時隆盛を極めていた多くの剣術流派が攻撃偏重である事に対し、雨月流は真っ向からその傾向に逆行し、堅牢な防御を主とする。 そのため、一対一、多対一に関わらずほぼ全ての型が「返し技」として機能しており、斬り合いの際は相手の動作に合わせた、もしくは相手の力を利用した徹底的なカウンターを主戦法とする。 無駄な力を使わず効率良く相手を制する雨月流独特の剣術「雨」、身体術を「月」と表現し、これを会得することにより、また同時に〝柔〟の体の運用・体捌きを用いて〝相手の力と争わず〟に相手の攻撃を無力化し、年齢や性別・体格体力に関係なく、かつ最小の力で勝負を制することが可能。 初動で相手の攻撃線をかわすと同時に、相手の死角に直線的に踏み込んで行く「瞬転」や、相手の攻撃を円く捌き同方向へ導き流し無力化する「円転」など、相手の動きを利用し自分有利の位置と体勢を確保する。 また、「精神的な境地が技に現れる」とされており、他武道に比べ精神性が重視される。この延長上が〝気〟(後述)の操作に通じている。 『柔よく剛を制す』こそが雨月一刀流の強み。なお鍛錬の際は〝気〟の操作のため自己の内部/外部両方を強く鍛え抜く傾向にある。 基礎技能 柔身法 この項目では、特徴的な雨月流剣士の身体挙動を述べる。なお、一部『月』の型と似るところもあるが、あちらは主に体術としての身体操作。こちらは基盤となる総合的な身体能力の面に視点をおく。 どのような強力な技であっても効果的な身体捌きを行えないと扱えず、逆に身体捌きが安定していればさらに強力な技を繰り出すことが可能となるため、この鍛錬を怠っては雨月流を修めることはできない。 『柔身法』とは雨月流剣士が会得するべき特徴的な身体操作のことである。簡単に言えば『相手の力を利用するために最適な』身体を作ることであり、捌き、いなし、崩し、逆襲など、カウンターを行うためのありとあらゆる効率的な身体裁きを極限までに追求する。雨月一刀流が後の先の剣であるため、その基盤となる柔身法がいかに相手の攻撃力を殺さずに利用できるかに重点を置くことは言うまでもない。 他の剣術流派にも返し技の理論として似たような技術が無いこともないが、これと比べても柔身法は特化的なものとなる。本来戦闘に必要不可欠な攻撃力、防御力、筋力など、ありとあらゆるものを犠牲にして、唯一無二と言えるほど柔の動きを追求する。 その特異とも言える身体捌き、体系ゆえ柔身法を会得した剣士は逆に攻撃力や防御力が劣化すると言われるほどであり、体格などの見た目で分かる表面的な身体能力はむしろ低下する。 部分的に見てみると、筋力、走力などのステータスは低くなるものの、反面動体視力と反射神経は高くなる。これは単純に技を見切るためにはまず目でその物体を捉え、すぐさま身体が反応しなければならないからであり、技術というよりは柔身法会得の鍛錬を行っていれば意図せずとも得られる結果に近い。 柔身法の全ての動きは『回転』を中心に考慮されており、ありとあらゆる動きを円運動(球体運動)で行う。遠心力と向心力の釣り合いにより、独楽のような回転の動きが物体が保持した力を最も殺さないという理論の元で成り立ち、腰の回転を中心として、相手の技を丸く捌いてゆく。 円滑な球形運動を実現する為、特に『脱力』ということが推奨される。外部からの力の接触の瞬間まで力を抜いておき、直撃の『瞬間』にだけ持ちうる『最大』の力を加えることで、攻撃に超高次元の『キレ』を生み出すことが可能となり、技に鋭さと速度を持たせることが可能。 筋力由来の持続的な力を加えてはならない(後述の〝気〟についても同じことが言える。)ため、柔身法を以てして扱う剣撃には能動的な攻撃力は皆無となる。返し技を打ち込めば相手の力に自分の力が加わり脅威とすることができるが、『自分から』能動的に同じ技を繰り出した場合、その威力は極めて軽いものになってしまう。相手の力を利用して相乗的に自分の攻撃力を底上げするため、利用する力の度合いが低ければ強攻撃を放つことができない。 相手の力を利用する性質上、人体の急所を的確に知ることも必要となる。これは低威力な攻撃でも急所を狙うと擬似的に高威力となり、対象に高いダメージを与えられ、前述の攻撃力の低さを補うためのものでもある。 主に人体の経絡(血や代謝の通り道)を利用した体術のような方法であり、効果的に用いれば相手の『急所』を見抜き自分の弱点を隠せ、『見切り』の能力が著しく増大する。 さらに応用し痛みに弱い点を刺激することで軽い力で激痛を与えたり、苦手とする角度、点を重点的に攻めたりなどと言った非常にテクニカルな挙動を持ち味とする。 以上のような術理を身体に染み込ませることにより、受けにくい攻撃や読みにくい攻撃を見切り、相手が避けにくいカウンター、及び受け身を取りにくい投げ技などを高次元に放つことができるなど、どのような体勢でも、一切の力の減少なく、相手の攻撃を『そのまま』返すことが可能となる。 以下は柔身法の技術の中でも特に重要なもの。 名前 詳細 備考 合気 体の一部分を接触点として、そこから力のベクトルを変更、自分の力を上乗せして敵に返すこと。全攻撃の要であり、柔身法の基本の基本にして最も難しい技術。軽度の崩し効果もあり、如月は徒手にのみならず刀の切っ先で行う事も。 多用 崩し(小) 安土 力を『地面に』受け流す技法。相手は大地と戦うことになる。爪先から力を受け流す性質上、両足が地面に接していないと発動できない。 多用 瞬転『陰』 相手の攻撃と同時に繰り出す移動術。攻撃を躱す、もしくはその瞬間に左右どちらかの死角に踏み込み、相手の視界から自分を隠す。回転挙動の基点となる腰から動かし、次に右足→左足と体軸のずれないように移動しなければならず、基本ながらも難易度は高い。成功すればまるでその場から消えたように錯覚することに。直後の『陽』の動きとセットになる。 多用 瞬転『陽』 踵を送りその足を中心に逆の足を180度回す。『陰』の後に素早く相手を自分の正面に送るため歩法であり、普通に振り返るより数倍速い。事前の『陰』の動きと呼応。 多用 円転『表』 時計回りの回転挙動を利用し、触れた物体の接触点をずらすことで威力を無力化するいなしの技。主に自身の左方向、正面よりの攻撃を無力化するために用いる。 多用 円転『裏』 逆時計回りの円転。自身の右方向の攻撃を無効化しやすい。 多用 無間 行動を瞬時に静止させる技術。自分の力を一切使わない柔身法だからこその技術であり、脱力の緩急を無くし、動作/静止の切り替えを0ー100で行う。牽制やフェイント、咄嗟の回避のための高速の刃の緊急停止など、その応用性は高い。 多用 縮地 直線方向への高速移動術。最大で三間程度。他流派のように脚力で直進するのではなく、急激な重心移動と脱力からの力の緩急を用いる。 保有する技/業 雨月流剣士はその特異なの性質上、通常の流派とは異なるいくつかの特徴的な技術がある。 一般にカウンターを主戦法とするため、自ら能動的に攻撃する技が一切存在していない。これは中途半端に攻撃技を体得するよりも、持ちうる総てを防御に回し、ここぞというときに必殺の一撃を「返す」ことに専念した方が、総合的な勝率が増加するという考えからくる。 主に「月」の動きを用いた対象との接触点を通して、相手に呼吸を合わせて距離が離れぬよう保ちつつ、「円の動き・螺旋の動き」など「回転」を利用して、相手の重心・体勢を崩れる方向に導いて行く。 このとき無駄な力や不都合な筋肉が付いていると、相手の反射的な抵抗を誘発し、接触点が外れる、力がぶつかって動きを止められる等の不具合が生じ、力を受け流す事が出来ない。技の流れを阻害する。 そのため四肢に無駄な力を込めず、〝気〟を利用した「脱力」ということが特に推奨される。また脱力により、効果的に返し技を放てる自由性や、相手の力に「乗る」事が可能となる。 また相手の側背面などの死角から相手に正対し、かつ自分の正中線上(正面)に相手を補足することにより、最小の力で相手の重心(中心軸)・体勢を容易にコントロールし導き崩す。これにより自らの力で「攻める」のではなく、自分の力に相手の力を乗せて「逆襲する」ことができ、高いレベルでの柔の動きを実現する。 詳細 個別の技の詳細。 なお、表記方法が「技」と「業」の二種類があるが、「技」は比較的低威力で小回りのきく術理の総称。乱発も可能となる。 「業」は繰り出すのに高い技術と経験が必要な術理の総称。使いどころを選ぶ癖の強い物が多いが、反面高速高威力となる。 『雨』の型 刀一振りを用いた雨月流の剣技。自分から攻撃する技/業は一つもなく、全て後の先を狙い繰り出す。 斬り合いにおいてまずメインとなる、あるいは決定打となる技を多く、接近戦において攻撃の要となる事が多い。反面防御や超近距離における攻防は手薄になりがちで、そちらは体術である月の型で補う。 同じ技でも対近距離系、中距離系、遠距離系で微妙にその出頭が異なるものの基本は相手の攻撃を受け流し、そこで崩れた体勢に付け込む形式。安定して威力の高い技は殆どないため、その本質的な「攻撃力」の面においては相手の力に左右される。 すなわち相手の技が高い威力を有していた場合、それを返すこちらの技も高威力になり、威力が低い場合、こちらからのダメージもあまり期待できない。 実践においてはさらにその前段階として「相手を動かして勝つ」というのが基本であり、全ての剣技はこの考えを中心に構成されている。 構え 名前 詳細 備考 入梅 刀を正面に向け、切っ先を相手の鼻先に向けた構え。青眼と似るが、あちらよりも腰が高く、力の溜めやすさを犠牲に機動力を確保する。攻防ともに優れた構えであり、使用率も高い。 時雨 八双をさらに崩し、刀身を首の後ろまで回す構え。峰が肩に当たるため正面から見るとまるで刀を担いでいるかのように見える。胴への攻撃を誘発する型であり、中段返しの返し技はこの構えから最も多く放たれる。 地雨 右足を引き体を右斜めに向け刀を右脇に取り、剣先を後ろに下げた構え方。相手から見て、こちらの刀身の長さを正確に確認出来ない様に構える。間合いを狂わせる事が可能。頭部を中心とした上段への攻撃を誘発する。 天雨 頭上に刀身を掲げ、切っ先を空へ向ける構え。所謂大上段。下段への攻撃を誘発、およびそこへの縦軌道の返し技を放つ構え。 雨隠し 居合い専用の構え。右足を出し左足を下げ、重心を落とし左手を鞘元に、右手を柄元に置く。如月はさらに腰を落とし、刀を全身で覆い隠すように構える癖がある。両半身への攻撃を誘発する。読みは『あまかくし』。 居合い専用 『技』 名前 詳細 備考 村雨 中段返し。相手の攻撃を十六夜で受け流し、その隙にすれ違いつつ斬りつける。一瞬の攻防で剣光が乱反射する様が、玉となった水滴が散る様子に似る。 間合い小 肘笠雨 中段返し。気で体全体を加速させた刺突。安定した威力を誇るが点の攻撃であるため回避されやすい。 威力(中) 吹き飛ばし効果(中) 斬り雨 上段返し。刀身に纏わせた気を分割させ、一振りで対象を二度切る技。一撃一撃の威力は低いが、複合すると脅威となる。 威力(微小) 五月雨 上段返し。手首を返し相手の利き腕を狙う。対武器使いならその際巻き込むように自分の刀を武器に絡め叩き落としたり、同じことを腕に行い追撃することも。 五風十雨 相手の返し技をカウンターする返し技。一閃で技の逸らし、あるいは弾き、一回転しながら間合いに入り低空から切り上げる。 叢時雨 中段返し。「時雨」の構えより繰り出す横一閃。それだけだと通常の薙ぎ払いと同等だが、直撃の瞬間に力を込めることで普通よりも「重い」斬撃となる。 居合い・秋霖 右側面返し。親指で力を溜め、鞘内で圧縮し爆発させ突破力と高速度を得た抜き打ち。前傾し相手の攻撃を回避しながら放つため予想よりも前へ伸びる。 間合い(大) 居合い・双雨 両半身返し。秋霖を放った後一回転し、さらに斬りつける多段抜刀術。〝明けの月〟を用いて一撃目の居合いと同時に放つ事もある。 『業』 名前 詳細 備考 篠突く雨 フェンシングのような構えから打ち出す連続の刺突。〝篠〟とは群生する先の細い竹のこと。 威力(大)貫通力(大) 笠落とし雨 下段返し。相手の頭上に飛び上がり低空の攻撃を躱し、強力な兜割りを見舞う。威力も高いが隙も大きく、対処されると次の攻撃への対応が極めて困難になる。読みは『かおとしあめ』 隙(大) 逆巻きの雨 軸足を切り替え、通常とは逆に回転し後回しに打ち込む村雨。回り込んで斬撃が飛んでくるため、村雨の範囲を凌駕する。 十文字 中段返し。低威力の斬撃を縦横同時に繰り出す技。威力よりも速さに特化しており、全力で放てば横一閃と縦一閃どちらが一刀目か分からないほど高速となる。 威力(低) 卯の花崩し 武器破壊、及び自身と同等以上の硬さを突破するための術理。寸勁の理論で全身の加速を一瞬で完了させ、至近距離から極めて狭い範囲で強力な衝撃を加える。刃の部分で行うと刃毀れしてしまうため、主に頑丈な鍔や柄尻で行う。その性質上、強烈な吹き飛ばし効果を伴う。 吹き飛ばし(大) 狐の嫁入り 『地雨』の構えから繰り出す上段への返し技。屈みながら低く両足を薙ぎ払う。 居合い・四音の雨 居合い返し。対剣士に特化した技。相手の抜刀に一手遅れて斬撃を四度放ち、二撃で相手の居合いを相殺し、残る二撃でその隙をつく。名前の由来は鞘走りの音が立て続けに四度響く様から。 疲労(大) 居合い・遣らずの雨 中段返し。刃筋に剣気を集中させて繰り出す居合い抜き。切れ味に特化しており、自然現象や斬撃耐性のある物質も紙のように切り裂く。唯一無形の魔力や異能の類いにも刃を入れ斬り込む事が出来、範囲攻撃を突破する際や不可視の能力に対抗する際に重宝する。鞘から加速させて引き抜かなければならないため、乱発できないのと軌道を読まれやすいのが難点。 居合い・車軸の雨 中段返し。『遣らずの雨』が切れ味特化ならこちらは速度特化の居合抜き、すなわち極限まで意識を集中して繰り出す超神速の一閃。柔身法独特の脱力を利用して打ち出すため、模倣されにくく、またそもそも速いため単純に強力で対策されにくいのが長所。短所としては斬撃の範囲が小さいことと軌道の見切りやすさ。鞘の方向と足の向きからどこをどう斬り込むかすぐに分かる(反面、予備動作まで犠牲にしてまでも高速を追求しているとも言える) 多用不可 『月』の型 補助的な面で外す事の出来ない体術、および身体捌き。 雨の型に繋ぐための防御技から、それ単体で高い威力を誇る当て身技まで様々である。基本的に打撃技は少なく、持ち味は当て身やそこから派生する投げ技。自分を中心とした回転の動きで相手の力を蓄え、相手を中心とした円運動でそれを打ち出す変則的なカウンターを旨とする。 また、柔身法を組み合わせた身体操作性能から使い手に高い動体視力と反射神経を要求する事が多く、このスキルが高ければ高いほどより多くの技が使え、必然的に多くの攻撃を返す事が可能となる。 体術に共通する理念としては、「力に力で対抗しない」こと。これは柔身法〟の項目でも記載した通り、筋力が効果的な返し技の邪魔になるためである。「相手を動かす」雨の型で対象似何らかの動作をさせ、その動きを崩すための術理が月の型には込められる。 この「崩し」で攻撃を無力化、あるいは吸着するためには自分の体操作を知る事はもちろんの事、相手の動きも逐一補足する事が求められる。弱点や癖、はたまた呼吸に至るまで、一連の動きを気の流れとし、それを掌握する事で掛けるべき技を選択する事が出来るということになる。 なお、「どの体勢からでも雨の型に繋ぐ」ということを目標としているため、構えは存在しない。 『技』 名前 詳細 備考 崩月 身体の柔らかな弾性と梃子の原理を応用した当て身。ダメージを与えるためではなく相手の体勢を崩すために用いる。技をかける前/かけた後、使用する場面が多い。 多用 月読み 意識を集中させ相手の攻撃を先読みする補助の技。「予知」ではなくあくまでも「読む」だけであるため、予想外の挙動には対処できない。 多用 十六夜 手首の柔らかいしなりを用いた当て身技。単体としての威力も優秀で、高い汎用性を誇る。 十六夜『居待ち』 十六夜の派生技。相手に意表をつく両半身返しの技であり、居合いを放つと見せかけて十六夜を打ち込む。その際片手で握り込んだ拳を押さえる事で力を「溜め」ることができ、十六夜を超える速度を実現する。 朔天地 相手の攻撃をいなしながら、その回転に乗じて放つ後ろ回し蹴り。高威力だがその反面、外したり対処されたりすると身体が浮く死に体となり、大きな隙を晒してしまう。 隙(大) 『業』 名前 詳細 備考 円月 下段返し。片足で相手の踵を掬い、両手で体重をかけて地面に叩き付ける投げ技。背面から強く地に打ち付ける事が出来るため、追撃に繋ぐ事も可能。 フィールドにダメージが依存 新月 対斬撃、打撃特化の上段返し。打ち込んできた相手の手首、もしくは得物を握り、肩越しに投げて地面に叩き付ける技。左右どちらかの肩先を支点とする。 残月 側面投げ。取った手首を逆方向に曲げながら自身はかがみ、相手の体重を利用して投げ捨てる。成功すればその場で一回転し、稀に腕の骨を折ることも。 朧月 技を回避し縮地で相手の懐に飛び込み、『明けの月』で切り払う技。及び中距離から間合いを詰めるために使用。 月光 いわゆる鎧通し。月の光が暗闇を照らす様から。身体の外部ではなく内部にしつこく響く打撃の総称。範囲を点にまで絞って放つため、極端に間合いが狭い。 間合い(小) 月光返し 背面投げ。襟を取り背を向け懐に飛び込み、逆手の肘で「月光」を放ち同時に背負い投げる技。月光同様に範囲が狭く使い道を選ぶが、成功すれば相手の外部と内部両方にダメージを与える事が出来る。 疲労(大) 抱月 高い動体視力を利用した真剣白刃取り。此れ自体に特に攻撃力はなく、投げや当て身に繋ぐための補助技である。(汎用性の高さと難易度から「業」に分類)
https://w.atwiki.jp/nyaruko/pages/240.html
折り返し まんた亜種(少年マガジン風) 作者AA+リーゼント。右上の「!?」は週刊少年マガジンで連載されていたヤンキー漫画『疾風(かぜ)伝説 特攻(ぶっこみ)の拓』で多用された写植。『GTO』や『金田一少年の事件簿』などマガジンに連載されていた他の作品でも使われていた。 序 -Prologue-(3p) 「《戒める筋(ドローミ)》」(6p13行目) (承前)「革の戒め」レージングでは大地揺るがす巨狼の捕縛はならず、古の神々が次に用意した「筋の戒め」を意味する鎖。強度はレージングの二倍。でもやっぱりダメだった。 右手に馬を、左手に君を -CaValla Vergine Appassionati-(12p) 邦題は皆川ゆかの小説『新機動戦記ガンダムW外伝 右手に鎌を左手に君を』から。文字通りガンダムWの小説だが、時系列的に本編との整合性が取られていないため正史ではなくパラレル扱いとなっている。 英題は、辻仁成と江國香織の恋愛小説、およびそれの映画化『冷静と情熱のあいだ』のイタリア語題『Calmi Cuori Appassionati』のもじり。 ベルグ・バウ(17p11行目) 『第3次スーパーロボット大戦α -終焉の銀河へ-』のリアル系男主人公機「ベルグバウ」から。デザインはアトラスの悪魔絵師こと金子一馬氏が担当している。だからどうした、と一瞬でも思ったならば、彼の名前を右から読んでみること。馬 子さんが、言い間違え一つにも随分とヒネリを利かせているのがご理解頂けよう。 たまたま知り合った魔人アシュタロスさんです(18p17行目) 平坂読『僕は友達が少ない』より、主人公の妹・羽瀬川小鳩が好きなアニメに登場する悪の馬人、もとい魔人。 人は誰でも安心を得るために生きている、とカリスマ溢れる誰かが言っていたような気がする。(20p5行目) 「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダーズ」のラスボスDIOの事。 「あはー。馬子ちゃんは~ 激マジにラヴっています!」(21p9行目) 「這いよれ!ニャル子さん」4巻にて似たような流れがあった。 「私は生きて理樹殿と添い遂げると決めたのです」(21p13行目) 『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』主人公のシロ-・アマダ魂の告白。「俺は…生きる!生きてアイナと添い遂げる!!」 「やったねりっきー、おかずが増えるよ」(23p10行目) カワディMAXの漫画「コロちゃん」の1コマより。これ以上は詮索も検索もせぬこと。わかったら早くメシ作れや。そのあと掃除だ。ゴミは捨てとけよ 日常茶飯事(チャメシ・インシデント)(23p13行目) 『ニンジャスレイヤー』に登場する単語。意味的には字のまま。 ギムレット、もといお中元には早すぎるはずだが。(24p16・17行目) レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説『長いお別れ(LONG GOODBYE)』より。「ギムレットには早すぎるようだね」と彼は言った(訳:清水俊二)。 ソイレントファーム(25p7行目) 大本の元ネタは1973年公開の映画『ソイレント・グリーン』から。暗澹たる未来社会を描いたディストピアもの。 知名度でいえば、ゲーム『ゼノギアス』の「ソイレントシステム」を想起する人も多いだろう。みんなのトラウマ。そのため、ここでは子細は記さない。検索に際しては、細心の注意を払って欲しい。 ちなみに、2013年には『ソイレント』なる粉末栄養食品が実際に開発されている。 「いいですともっ!」(31p11行目) 『ファイナルファンタジー4』で、ゴルベーザとフースーヤが共同でWメテオを放ったときのやりとり。「いまじゃ!パワーをメテオに!!」「いいですとも!!」 その不自然なまでにゆっくりとした足の運びは、~即座に倍返しされそうな、完璧な歩みだった。(41p12・13行目) 『グラップラー刃牙』第57話にて、範馬勇次郎が披露した琉球王家秘伝「御殿手(うどんで)」。最大の特徴である歩法は天下無敵と言われ……正中線を維持したまま左右の揺れは一切なく…!ゆえに打ち込む隙は皆無! 敵は無謀な攻撃を強いられることとなる!!! 「倍返し」は2013年のドラマ「半沢直樹」から。流行語大賞にもなった。 理樹が悲しみの向こうへ逝ってしまう時期だろうか。(41p15行目) 何度かネタにされているが『SCHOOL DAYS』のエンディング曲の一つ「悲しみの向こうへ」Nice boat. さすがに理樹に隠し腕なんてものは搭載されていない。(44p7行目) 『ガンダム』シリーズにおいて幾つかのMSが持つ、兵装運用の為のサブ・マニュピレーター。代表格は『機動戦士Ζガンダム』のPMX-003ジ・O。 生きるって事は、おいしいって事だし。(46p2行目) 『劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4』より、津上翔一が氷川誠に語った人生観。「死を背負い生きる」事を「ナンか嘘臭い」と言い、翔一はこう続ける。翔一「生きるってことは、美味しいってことじゃないですか」氷川「美味しい?」翔一「ハイ。キャベツを食べても、ダイコンを食べても美味しいです。もしかしたら、何も食べなくても美味しいです。死を背負ったりしたら、不味くなります」 「エキサイティング」(46p9行目) 『仮面ライダーウィザード』第30・31話に登場した敵怪人ファントム・レギオン(生前の名は内藤)の口癖。「…エキサイティング!」 ゲートの絶望そっちのけで、ただ「美しい心をズタズタに引き裂く」事にのみ無上の愉悦を感じるというサイコ野郎であった。 「このサイズが普通だと思っていまし――あっ」「何でわたしを見て察した顔をするんですかっ!」(47p7・8行目) いわゆる「淫夢」発祥の定番ネタフレーズ「あっ・・・(察し)」 逆さ鱗を刺激されたらしく (47p9行目) アニメ『戦姫絶唱シンフォギア』より、フィーネの台詞「逆さ鱗に触れたのだ」 原作・脚本の金子彰史氏による独特の言い回しで、出演者にも「金子語録」と呼ばれている。 修正が必要になった。(50p5行目) 『仮面ライダー龍騎』第28話にて、龍騎たちの前に姿を現した「13人目の仮面ライダー」オーディンの台詞。「少し修正が必要になった」 実の母親だけど愛さえあれば関係ないよね。(50p16行目) 鈴木大輔のラノベ、およびそれを原作としたアニメ『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』から。 ゆあーんゆよーんゆやゆよん。(51p3行目) 中原中也の詩「サーカス」の一節。サーカスのブランコが揺れる擬態語。 押し付けられるそのバストは豊満だった。(51p4行目) 『ニンジャスレイヤー』でよく使われる言い回し。豊満重点。 背徳めいたアトモスフィア(52p7行目) これも『ニンジャスレイヤー』で使われる言い回し。使われる頻度はそれほど高くない。 その瞳孔は渦を巻いていて(58p5行目) 石川賢作品名物、通称「グルグル目」。狂気とバイオレンスに満ちた描写。 「私も理樹殿とお肌の触れ合い会話したい」(60p7行目) 『機動戦士ガンダム』シリーズで使われる、宇宙空間での直接接触による通信。人間はヘルメットのバイザー同士の接触、モビルスーツなら有線通信。言ってしまえばハイテクな糸電話である。 確実性、秘匿性は通常の無線とは比べものにならないため、内緒話などによく使われていた。 「いかんぞ仮免許~」(67p17行目) 漫画「南国少年パプワくん」に登場する台詞「同性愛はいかんぞ非生産的な」から。ちなみに、ニャル子さんの4巻でも使われていた。 駆り立てるのは下心と欲情 -The Catcher in the Zoo-(p70) 1995年発売のSFCゲーム「タクティクスオウガ」の第3章のチャプタータイトル「駆り立てるのは野心と欲望 横たわるのは豚と犬」より。 英題はJ・D・サリンジャーの小説『ライ麦畑でつかまえて(原題:The Catcher in the Rye)』より。 仄暗い水の底から(70p1行目) 鈴木光司のホラー短編集、およびその映画化作品。英語で言うとダーク・ウォーター。 黄昏よりも昏い瞳で。(74p12行目) 神坂一『スレイヤーズ』シリーズより、主人公リナ・インバースの十八番である黒魔法「竜破斬(ドラグ・スレイブ)」の詠唱の始めの部分。黄昏よりも昏きもの 血の流れより紅きもの 嫉妬心フェル子の心に嫉妬心(77p5~7行目) 『仮面ライダー剣』第6話、ラテ欄タイトル「カリスの正体」より、ダディャーナザン心の俳句。恐怖心俺の心に恐怖心 「へー、馬肉。私、缶詰でしか食べた事ないかも。ほら、あの台形の」(80p10行目)「はいはい、馬肉も入ってますよね」(同11行目) ニューコンミートの事。昔は「ニューコンビーフ」の名で売られていたが、2005年のJAS法改正でコンビーフと呼べるのは牛肉100%の物のみとなり、馬肉と牛肉を併用、かつ牛肉の重量が20%以上の物に限ってニューコンミートの品名記載が許可されているのだトカ何トカ。漫画『孤独のグルメ』第15話にて主人公の井之頭五郎曰く「やっぱり馬肉入りが俺の知っているコンビーフだ」…だ、そうなのだが、何故かその時ゴローちゃんが手にしていたのは牛肉100%の方だったりして。 デートして、デレさせる。(85p12行目) 『デートアライブ』より、精霊への対処法その2ちなみに、ニャル子二期と同時期にアニメが放映されていた。 これは古事記にも書いてある由緒正しき女性の攻略法だ(85p13行目) 「古事記にも書いてある~」は『ニンジャスレイヤー』でよく使われる言い回し。大抵どこか間違っている。サツバツ! 市内の動物園(86p7行目) 札幌市の円山動物園のこと。北海道ネタ。文の通り胡坐をかいていたらリニューアルした旭川市の旭山動物園に客と話題を掻っ攫われた動物園である。 「あれ絶対入ってますよね」(96p10行目) 今となっては懐かしい『VOW』の定番キャプション「『これ、絶対入ってるよね』byみうらじゅん」。 「そうです、息抜きはとっても大事です!」「お前は休暇の合間に仕事をするタイプではないのか」(98p4・5行目) 『究極超人あ~る』の「剛腕との対決 の巻」より、鳥坂センパイと曲垣剛とのやりとり。「怒るな曲垣。人生には息抜きというものが必要だぞ。」「あんたたちは、息抜きのあいまに人生やってるんだろう!!」「うまいことをいう。」「皮肉の通じない連中だな。」 「《泥偶人(メックルカルフィ)》!?」(102p2行目) モックルカールヴィ(Mökkurkalfe)。霜の巨人たちが作り出した粘土造りの巨人。巨体に合ったサイズが無いからと雌馬の心臓なんぞはめ込んだばっかりに、雷神トールの姿を見るなりビビリ上がって、小の方を漏らしてしまったと言うのだから失禁を笑じ、もとい失笑を禁じ得ない。 シャァベッタァァァァァァァ!(105p2行目) マクドナルド・ハッピーセットのCM「スポンジボブ ハチャメチャびっくり編」にて、ボブのストローが喋り出したことに対する子供のリアクション。\キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!!/ その常軌を逸したオーバーテンションぶりがネタにされ、挙げ句ニコ動等では「ハッキョーセット」などというタグまで作られた。 ーやってしまってください。(108p7行目)ー合点承知。(108p9行目) 『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY R』でのロウとプロフェッサーのやりとり。この場面のロウはとってもいい笑顔である。 そうして瞬く間に~何となく赤く塗りたい。(109p11~13行目) 描写から、『機動戦士ガンダム』の指揮官用ザクII。赤く塗ったらシャア専用ザク。 人の心の光を信じたかった(112p14行目) 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』より、アムロの台詞。 「な、何をするか!仮免許が何をするのか!」(115p17行目) 『機動戦士ガンダム』より、ギレンのガルマ追悼演説を聞いたブライト艦長の反応。「何を言うか!ザビ家の独裁を目論む男が、何を言うのか!」 射手/不審/前兆 -THE ARROW OF DESTINY-(124p) 英題は『スーパーロボット大戦』シリーズのBGM「THE ARROW OF DESTINY」から。そのさらに元は『超時空要塞マクロス』のTV版オープニングテーマの一節。 邦題は『仮面ライダークウガ』の8、13、14話のサブタイトルより。 関節技(サブミッション)こそ王者の格闘技と古事記にも書いてあったが(130p2行目) 『ニンジャスレイヤー』でよく使われる(ry 前半は大和田秀樹の漫画『大魔法峠』の「打撃系など花拳繍腿!関節技(サブミッション)こそ王者の技よ」より。花拳繍腿(かけんしゅうたい)とは派手なだけで実践的ではない武術という意味。魔法の国から来た王女である主人公・田中ぷにえが、えげつない関節技で敵対者を葬るバイオレンスコメディーである。 「だって、好きなものは好きだからしょうがなくない?」(132p7行目) 18禁BLアドベンチャーゲーム『好きなものは好きだからしょうがない!!(2000年/プラチナれーべる)』から。 「みょんな事を始めるー」(133p17行目) 東方シリーズより、魂魄妖夢の口癖。 「あなたじゃありません座っててください」(133p15・134p1行目) 『あずまんが大王』より。卒業式にて、最優秀の成績を修めた生徒に金蘭賞が贈られると聞いて席を立った滝野智(ボンクラ)に対する水原暦のツッコミ。「おまえじゃねぇ すわってろ」 元始、女性は太陽であった(139p6・7行目) BY平塚雷鳥。文藝誌『青鞜』発刊に寄せて。 「ん、あたしのいとこに~妖怪スピーカー女」(143p16~144p1行目) 万太先生『這いよれ!ニャル子さん』の暮井珠緒のこと。 「……魚の吐息の神威(ケニング)です」(148p17行目) これと一巻第四章で触れられていた「猫の足音」、さらにあと四つの物は「あるもの」作成の素材に使われた為、この世に存在しなくなったと云う。 「射止めませい(エイワズ)――《閃輝櫟弓(イチイバル)》」(158p3行目) 前半部分のルビ「エイワズ」はイチイの木を意味するルーン文字。アルファベットでは「y」に相当。かの魔術師アレイスター・クロウリーに託宣を授けたと云われる、守護天使エイワスとは関係ないので悪しからず。 後半のルビ「イチイバル」の大元は、北欧神話の狩猟神・ウルが所持していた「イチイの弓」。ファイアーエムブレム聖戦の系譜、および戦姫絶唱シンフォギアで用いられた造語である(イチイは日本語)。 戦乙女と君と放課後で -Just the Way You Are-(177p) 英題はビリー・ジョエルの楽曲「素顔のままで」の原題。 邦題はゲーム『機動戦士ガンダムSEED 友と君と戦場(ここ)で。』から。 とんだ機械仕掛けの神だ(184p16行目) ラテン語で言うとデウス・エクス・マキナ(Deus ex machina)。 意外に思う方もいるかもしれないが本来は演劇用語。収拾不可能になった演劇やシナリオを強制終了させるための演出および舞台装置。ぶっちゃけていえばご都合主義、あるいは超展開。古代ギリシャの演劇は演者のアドリブ上等で収拾がつかなくなる事が多かったため、この手法がよく使われたとされる。決して巨大ロボットの事ではない。というかこういう解釈をしてるのはおそらく日本ぐらいである。 ヴァルトラウテ(206p15行目) 例によってオペラ『ニーベルングの指環』に登場する戦乙女。 「切り結べ(テイワズ)」(209p2行目) ルビの「テイワズ」は軍神テュールを意味するルーン文字。アルファベットの「t」に当たる。 「《死体を飲み込む者(フレースヴェルグ)》!」(209p17行目) 世界樹ユグドラシルの天辺に留まる、巨大鷲の姿をした巨人。世界のあらゆる事件を知り、すべての風はこの鷲が吹かせるとも言われる。 1巻序章に登場した例の性悪リスの所為で、根っこを齧る大蛇ニーズヘッグとは凄まじく仲が悪い。 メガテニストの方々には馴染みも深かろう。『真・女神転生』を初出とし、以降種族カテゴリ「凶鳥」で常に高位をキープしているあのトリさんである。 「わたしはしょうきにもどりました」(218p13行目) もはや説明不要、『ファイナルファンタジー4』でカインが裏切るときの台詞。「おれはしょうきにもどった!」 黄昏の魔弾 -Double Action-(224p) 邦題は『機動戦士ガンダムSEED MSV』に登場するミゲル・アイマンの異名。演じたのはT.M.Revolutionこと西川貴教氏。氏の楽曲に「魔弾 Der Freischutz」がある事から付けられたものと思われる。 どんな時でも、理樹は一人じゃない。(240p4行目) 『WILDARMS 2nd IGNITION』OP主題歌「どんなときでも、ひとりじゃない」。 「あれの体表面は絶えず強い風が対流していて、攻撃を遮ってしまうんです」(243p15行目) 『モンスターハンター』シリーズに登場する古龍種モンスター、「風翔龍」クシャルダオラの固有能力「風ガード」。 生半可な射撃は弾き返され、不用意に斬りかかれば尻餅をつかされる。ただし閃光玉や毒投げナイフには滅法弱い。また、角を破壊する事で解除できる。 その足を、がっしりとファーヴニルに摑まれる。(248p12行目)挙げ句、ぶんぶんと振り回された。(同13行目)フェルスズの小さな身体を弾丸のように投げ飛ばす。(249p1・2行目) この一連の動きに合致しているのは、『劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』にて仮面ライダーオーズと仮面ライダーフォーゼが即興で放った連携技「ライダースイングバイ」。馬子さんが「せいっやぁぁぁぁッ!」(250p8行目)と叫んでるのが何よりの証左。「トドメは譲るぜッ、オーズ! ライダースイングバーイ!!」「ハヤブサでもないし~!!!」 『私立ジャスティス学園』で、ジャスティス学園学園長・忌野雷蔵をパートナーにした時の愛と友情のツープラトン「人間大砲」も結構それっぽくはあるものの。 「起きてください(ウィアド)」(249p7行目) ルビの「ウィアド」に対応するルーン文字は無い。ルーン占いにおいてブランクルーンと呼ばれるものである。ただし文字には対応しておらずとも意味はあり、それは「宿命」。 空の王者(249p11行目) 『モンスターハンター』シリーズに登場する飛竜種モンスター、「天翔るチキン野郎」ヘタレウス「火竜」リオレウスの別名。 「ちょこまかと! バッタかお前は!」(252p6行目) 『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』第8話「策謀の宙域」より、ガンダム試作1号機フルバーニアンの機動性を目の当たりにしたシーマ・ガラハウ中佐の驚愕。「何だいありゃ! バッタか!?」 終 -Epilogue-(271p)
https://w.atwiki.jp/pokerowa/pages/54.html
▼ 目と目が合ったときにはもう、 ▼ 眼が合った。 「…… !」 「……フハァー……」 少女――バトルガールのアゲハは呼吸を忘れて目を見開いた。 片手を前に構え、もう片手を背中に回しながら、 唾を呑みこみ、眉間にしわをよせ、ともかく周りの状況の把握に努めた。 ここははいきょの町の入り口だ。 そう、主催に反抗するため、まずは手持ちポケモンと絆を深めたアゲハは、 次に志を同じくする人を探して、人の集まりそうな場所へ向かった。 高台から建築物を探し、一番近いはいきょの町に辿り着き、 さびれたビルが立ち並ぶ目の前の土地へ入ろうとして、ふと思いついてポケッチを操作した。 つうしんサーチャー。 近くにいるトレーナーをサーチする機能だという。 有効範囲は不明だが、人探しならこれを定期的に使用すれば早いだろう、と思い使った。 結果的に、アゲハの命を間一髪で救ったのはそんな思考だった。すぐ近くにトレーナーの反応があった。 そっちを見たら。 殺気を漲らせた隻眼の男と、眼が合った。 「……マジかよ」 「運がいいな小娘ェー……いやある意味悪いのか……。 シャバババ、もう2歩ほど。いやもう1歩。 このからておうのガンマが近寄るまで気付かなければ、苦しまず楽に死ねたものを!」 「……いつから……アタイがこの距離で……気付けなかった……?」 「王者は常にベストの選択肢を取って弱者を狩るもの。 “カエンジシはミミロルを狩るのにも全力を尽くす”という諺もあろう。 そのためには先ず圧倒的な力が要るが……どんな盤面にも対応できるスキルも重要。 歩法や気の操作による隠密技能など、一流の格闘家なら得ていて当然!」 「分かるようで分からねぇ話だな……!」 「分からぬならば貴様も所詮二流ということよ! フゥー、シャバババ……さて、手を打つ前に気付かれたのは想定外だが――」 顎をさすりながら、髪を逆立て胴着を片側はだけ、「からておう」の男は悠然と近づいてくる。 「――眼と眼が合えば闘う運命(さだめ)」 「……!」 「貴様もトレーナーならば、その掟は知っているな? 私と目が合った次点で、貴様の死はもう運命られた! さあ! 殺戮を始めるぞーーっ!!」 ごう、と。 得体の知れない圧を感じ、アゲハはその隻眼から目を逸らせずにいた。 逸らしたら、死ぬ。その確信がアゲハにはあった。 アゲハもひとかどの格闘家。つうしんサーチャーを使わずとも、周りの闘気には敏感な自負がある。 それなのにこの男、からておうのガンマは、 彼我距離にしておよそ20歩の位置までアゲハの触覚を躱しながら近づいてきていたのだ。 だだもれの殺気を、隠そうともしていないのに。よほど気配を消すすべに長けていなければこうはならない。 すなわち、アゲハより格闘家として格上。ということ。 「……勝手に運命決められてもらっちゃ困るんだけどなァ」 大口を叩くも冷や汗は流れる。 前準備なしでの対峙/相手は超乗り気な上情報も少なく/格闘家としてはこちらが格下 なかなかに最悪の条件での戦闘だ――いや、こちらは殺したくなんてないが、これは殺し合いだ。 何が起こるか、どう手を打つべきか、どうする、どうする、“アタイはどう動けばいい――”。 緊張で呼吸は早くなる。吸い込む空気が、喉にざらつく。 ざらつく? ――気が付けば、アゲハの周りの空気の色が変わっていた。砂色。 「こ、れはッ」 「1歩遅い! 貴様はすでに私の技の、確殺圏内よーーっ!」 「んなっ」 色は渦巻く。徐々にその色密度を増やしながら、アゲハとガンマを包み込むように。 すなあらし、だ。 現象確認のためにアゲハは一瞬辺りを見回した。 その隙に、目を離したその刹那に、ガンマはアゲハとの距離を詰めていた。 踏み切り、跳び上がり、足を流麗な動きで前へ、体勢を整えての――飛び蹴り!! 「さあ、先手必勝だーーーっ!!! 死ねぇーーーーッ!!」 ▼ 目と目が合ったときにはもう、戦いは始まっている。 ▼ 「くっ、そォ!」 「ム……!?」 からておうのガンマが飛び蹴りをいまにも決めようとした瞬間、アゲハの背中からアゲハの羽根が広がった。 黒地に青黄赤の紋様が入った鮮やかなそれは、 眼と眼が合ったあと、すぐ背中に回した手に握っていたモンスターボールから外に出ていて、 アゲハの意思を感じ取ってこの瞬間まで閉じられていたアゲハのアゲハントの羽根だ。 「飛べ、アゲハント!!」 アゲハントがアゲハの身体を掴み、飛びあがる。 アゲハントはそらをとぶを覚えない。上空まで人を運び、保ち続けることまではできない、 それでも小さなアゲハの身体を数メートル浮かすことくらいは可能だ。 ガンマの飛び蹴りは不発に終わる。素早く着地し空の少女を睨むガンマ。 そして笑み。 「背中に蝶を負うか! シャバババーッやるではないか小娘、だがなーッ……」 「ああ、まだ終わりじゃないんだろッ……! 分かってんだよ! バシャーモ!!」 『ヴゥルシャーモ!!』 ガンマの余裕ある笑みに対して、アゲハは挑発的に言葉を返す。 アゲハの目は空中に浮いたいくつもの鋭い岩――ステルスロックが地面に作る影を確認していた。 砂嵐に紛れてあらかじめ放たれていたその暗器はただでさえ視認が難しい。 単純にこのままアゲハントで宙を舞って逃げていれば、アゲハの身体に次々と突き刺さってしまっただろう。 「アタイを踏み台にしろッ!! “とびひざげり”!!」 『シャー……バシャーモ!!』 このフィールド全体を使った殺戮岩包囲網に対し、 アゲハは続けてボールから出したバシャーモをバレーボールのトスめいた手の動きで高く空へと打ち上げる。 舞い上がるバシャーモへ、命じたわざは“とびひざげり”。 「ほう……」 綺麗な連携にガンマが感嘆の声を漏らす。 バシャーモは膝を高く上げながら上空へ、上空へ。 ステルスロックの岩を破壊しながら跳ぶ。そしてそれはクリアリングの役割も兼ねている。 続いてアゲハは空中で、地面に水平に仰向けに寝転ぶような態勢を取った。 「アゲハント! “おいかぜ”!」 『アゲハ~ント!!』 指示したわざは、おいかぜ。 アゲハの背中のアゲハントの、さらに背後から――つまり地面のほうから上空へ、 吹きすさぶ超自然のおいかぜが、アゲハントの足りない飛行能力を補完する。 ついでに砂嵐も一時的に振り払いつつ、風に乗ってアゲハは上昇。 バシャーモがすでに通った軌跡をなぞるように飛ぶ。 その軌道上にだけはステルスロックはまだ移動しきっていない。 ぐんぐんと、上へ――しだいに視界の砂色が薄まっていく。 フィールド影響わざはそれを起こしたポケモンを中心にした一定範囲にだけ現れる。 とにもかくにも、最優先はその範囲から離脱することだ。 塵粒が体を引っ掻く痛みに耐えながら、アゲハは祈るような気持ちで高度を上げた。 砂が晴れる。バシャーモが跳躍の頂点で彼女を待っていた。 「よし……バシャーモ! アタイを掴んで“ブレイズキック”だ!」 『シャモ?』 「あっちのビルに移るぞ!」 『……ヴゥル! シャー……シャーモ!!』 ひとまずの安堵と、しかし間髪入れずアゲハはバシャーモに次なる指示を送った。 落下しゆくバシャーモはアゲハの意図を理解するのに少しかかったが、 合点がいくとすぐにアゲハの手を取った。 同時においかぜが切れる。浮力が足りなくなり、アゲハもバシャーモも地面へとゆっくり下がる。 再度おいかぜを発動してもいいが、それではバシャーモまでは運べない。 かといって再度すなあらしに突入するのもありえない。 ならばバシャーモに運ばせる。 バシャーモは両手を背後へ。そして、手首から思い切り炎を吹き出す。 本来は蹴りの精度を高めるための姿勢制御に使うが、今回は方向制御だ。 足にも焔を纏ったバシャーモは、点火されたロケットのような軌道で――火槍となって宙を割いた。 ブレイズキック。アゲハたちは全員の落下軌道を斜め下へと方向転換する。 はいきょのまちの入り口付近にあった高いビルの屋上へと、こうして彼女たちは逃げ降りた。 転がるように受け身をとる。さびれたコンクリートの地面が視界に現れては消えた。 回転がようやく止まり、身を起こすもアゲハがよろめく。平衡感覚にダメージがいっていた。 「く……っいたた……」 『シャー?』 「あ、りがと……くっそ、あのオッサン、本気でヤバいぞ……」 バシャーモに手を差し伸べられて、どうにかふらつきながらも立ち上がろうとする。 「アタイを飛び蹴りで蹴り飛ばして、ステロで刺し殺すつもりだったんだ……。 飛ぶのが一瞬遅かったら……殺されてた。躊躇ってもんが何一つねぇじゃねーかよ。 さすがにここまで逃げれば追ってくるのに時間かかるだろうし、とりあえず仕切り直しだけど……」 『ア、アゲハント!』 「大丈夫だって、このくらい……にしても、すなあらしもステロも相手は指示してなかったな。 すなあらしは特性だとして、バンギかカバだろ……どっちもステロは撒けるけど、 あらかじめ指示してあったか――あるいはもう、すでに一戦して“慣れた”行動か……」 『シャーモ!』 「なんにせよ、今のアタイじゃ手が足りない……こっちの手持ちも見せちまったし、 おいかぜの札も切っちまった、ここは逃げるしか……どうした? お前ら、さっきから」 『『……!!』』 「何だよ、何が……」 アゲハが顔を上げる。 眼が合った。 「――――シャバババーーッ」 ▼ 目と目が合ったときにはもう、戦いは始まっている。 だから、 ▼ 「知らんのか小娘……トレーナー戦からは、降参しないかぎり逃げられないことを」 隻眼の男が浮いていた。ビルの屋上に立ったアゲハを見下ろすように。 でんじふゆうで浮いていた。 逆立った髪を結ぶハチマキの余り布さえも重力に逆立って、まるで鬼の二対の角だ。 実際に男――ガンマから放たれるオーラもまた、鬼の形をしている。 「私の攻撃を前に、焦らずポケモンを出せたところまでは褒めよう……だがそれで取る選択肢が“逃げ”など言語道断よ! “逃げ出すケーシィは何も得ることはできない”という諺を知らんか? 私に向かってこない時点で、結局は貴様も、こうして見下される下等トレーナーにすぎん!!」 頭上にマグネットパワーを放つコイルを従え、 ガンマは腕組みをしてしっかりとアゲハの眼を見つめている。 その言葉は確かにアゲハに刺さるものだった。 初手。ガンマの飛び蹴りに対し、 アゲハントで逃げずに、バシャーモでぶつかり合う手も……今思えばあった。 いかな強者と言えどかくとうポケモンとぶつかって無事ではすまない。 そうなれば、視界も精神も削られる砂嵐の中にあっても、戦いを進められたのではないか。 ではなぜそうしなかったのか。それは簡単な話だ。アゲハには覚悟が足りなかった。 ――ポケモンで人間を傷つける覚悟。 「こぶしとこぶしをつきあわせる」だけでは終わらない、殺し合いに、対峙する覚悟。 「……知ってるさ。ケーシィは、すぐテレポートで逃げっから、捕まえにくいポケモン。 それはケーシィの側から見ても、すぐ逃げるって行為を繰り返せば、経験値を得られないってことだ。 確かに……アンタの言うとおりだ。アタイはアンタに怖気づいて、逃げた」 逃げては何も得られない。 「認めたなら死ぬか?」 「そいつは出来ない相談だ。アタイはまだまだ、戦いたい」 アゲハは眼を閉じ、息を吐いて体の力を抜いた。気持ちを改め、再度眼を開く。 からておうのガンマに向かって眼を合わせる。 自分から眼を合わせていく行為。それは覚悟だ。トレーナーとして、戦いに挑む覚悟。 アゲハはガンマに、自己紹介をした。 「アタイの名前はアゲハ……サワラビ道場の、バトルガールのアゲハ。 こっちはバシャーモと、アゲハント。さっき仲良くなったばっかの自慢の仲間だ。 さっきは悪かった。もうアタイは、アンタから逃げない。アンタがアタイを殺そうとするなら」 構えて叫ぶ。 「アタイは――アタイたちは、アンタを倒すッ!!」 バシャーモとアゲハントもまた、威嚇的に構えをとってガンマを見上げた! 見上げられたガンマは、楽しそうに、アゲハのまっすぐな覚悟を嗤う。 からておうのガンマは動じない。彼は相手がどんな心境で居ようとやることは同じ。 「シャバババ、いい威勢だ。だが一歩遅い。 私の安い“ちょうはつ”ごときに踊らされるようでは、サワラビのジジイも泣くぞ?」 「な……ジジイを知ってんのか?」 「その質問も“一歩遅い”なァーー小娘。私がどうしてすなあらしと共にステロをノー指示で撒けたのか、 悠長に飛んでいる最中に考えたことはなかったか? シャババ……ならばもう一手、先を行くぞ?」 「!」 突如、ビルの屋上が揺れる。地盤が揺らぐほどの大きな揺れ。 これは、“じしん”! ビルを崩すほどの、強力な――地震、 そういえば――すなおこしを起こした相手のポケモンはこの場にはいない――! 先の会話が、その意図が。アゲハをここへ張りつけるための、ものだとしたら! 「アゲハント! アゲハ……!?」 『ン……ト……』 再度飛ばなければ、とアゲハがアゲハントの方を見る。 ――アゲハントの片羽にステルスロックが刺さっている。 「な、」 「シャバババーーっ! 動いていないのになぜステロが刺さるか? そう思っているな? なんてことはない、マグネットパワーのちょっとした応用よッ! 名付けて、“ステルス・ストーンエッジ”!」 疑問は遮られ答えだけが残った。見ればその岩に、微量の砂が付着している。 さらに、そこから砂の鎖ともいうべき微細な砂色の帯が伸び、ガンマの頭上のコイルへと繋がっていた。 でんじふゆう――電磁力で自分を浮かせる、わざ。 その“自分”とはすなわち自分に繋がっているすべてのものを含む。 砂の鎖により、コイルは自分だけでなくガンマを、そしてステルスロックをも浮かせ、自在に操っているのだ! 「アゲハント! くそっ、まずい、HPが……」 今だ続く地震に足元をおぼつかせながらもアゲハはポケッチを確認する。 ポケモンリストのアプリでは手持ちの今のHPが確認できる。むし・ひこうのアゲハントはステロを喰らい、 すなあらしをくぐってきた。HPはすでに半分を割っている。飛行能力も一時的に奪われた! 『バ、バシャーモ!』 「!?」 「シャババ、カウンターの構えか」 地に落ちかけたアゲハントを受け止めたアゲハの前に、バシャーモが入り込んで構える。 アゲハがそちらを振り向くと、揺れる屋上へ降り立ったガンマがふたたびアゲハに近寄ってきていた。 ガンマの攻撃を遮るような位置へとバシャーモは自ら動いたのだ。 だが、飛び蹴りを警戒したカウンターの構えは――不発。ガンマの思考は、自らすらも囮。 「忠犬もとい忠鶏じつにけっこう! だがバシャーモ、貴様もまだまだ遅いなァ……まったくもって、」 彼の本命は、自分の存在に注意を引きつけてからの、 「“あくび”がでるほどのノロノロ具合よーーっ!!」 後ろから屋上へ降り立ったカバルドンによる、アゲハを殺し切るための補助わざ! ▼ 目と目が合ったときにはもう、戦いは始まっている。 だから、逃げるな。 戦いは常に――先に動いたものが有利になるのだから。 ▼ 音がした。大柄なポケモンの、あくびの音。 アゲハはアゲハントを抱えながら、思わずそちらを見た。 眼が合った。 カバルドンのあくびが、アゲハへと向いていた。 「……ふぁ……あ……!」 おんなのこらしい声でアゲハが間の抜けたもらい欠伸をしてしまう。 ガンマがそれを見て、懐かしそうに言葉を漏らす。 「その黒い胴着。ポケモンの近くで共に戦い、共に高め合うスタイル……。 いずれはポケモンとの共鳴が、ゼロ指示でのわざの発動すら可能にする、流派。 シャババ、思い出すだけで反吐が出る。苦肉にも、あやつの教えは私の中で今も根付いている」 憎々しげにつぶやくガンマは、包帯に隠したもう片方の眼を手で押さえながら、続けた。 「だがサワラビよ。“私の片目を奪った男”よ――貴様の便利なその技術は、 たった今、貴様のかわいい愛弟子を殺すために、私に使われているぞ……?」 シャババババ、と高笑いが高度三十メートルのビルの屋上に響く。 頭の中に泥のように重くのしかかってきた眠気に思考を乱されながら、アゲハはそれを聞いて思い出した。 サワラビ道場――アゲハが通っていた道場には、かつて稀代の天才と呼ばれた優秀な弟子がいた。 だが闘いに対する考え方の違いでその男は師範と仲違いし、 道場を壊すほどの大立ち回りの果てに破門となって、世間から姿を消したという。 「くっそ……ってことは、“兄弟子”かよ……アタイもびびる、わけだよな……」 片膝をつき、状況を確認。 前方にガンマ。後方にカバルドン。 こちらは手負い、動けない。しかし粘っても睡眠殺。稽古なら降参してもおかしくない状況だ。 「だけど、まだ……“負け”じゃねぇ……ッ!!」 それでもアゲハは眼を合わせ続ける。 それは反抗だ。わるあがきにも似た、アゲハの“むしのていこう”だ。 小さくたって、弱くたって。魂までは屈しない。心だけでも、戦い続ける。 アゲハは認めない。相手を殺すまで戦い合うこんな実験を――絶対に認めない! 「アゲハント!!」 『……アゲハ~ント……ッ!!』 叫びにとうそうしんを刺激されたのか、アゲハントが幾分か戦気を取り戻している。 アゲハは指示を出す。アイコンタクトでアゲハントは理解した。 使ったのは、“しびれごな”。 あくびされてから眠るまでの間に他の状態異常になれば、ねむり状態になるのを防げる。 「さあて……やろうぜ、続き……ッ!」 「シャバババ、面白い。どこまでその羽根でもがけるか……この私が試してやろう!!」 巨大にそびえたつ岩の猛攻を前に、黒揚羽は羽ばたき続けることを選んだ。 痺れ、感覚が薄くなった身体でなおも立ち向かうアゲハのバッグの中で、 不思議な力を持った石がほのかに光を発していた。 まだ、至るには足りない。そして、それがあるいは逆転の鍵になりうることを、アゲハは知らない。 それでも確かにそこにある。 メガシンカへと至る鍵、 バシャーモナイトとメガバングルは、アゲハに確かに、支給されている。 【B-2/はいきょのまちその2 さびれたビル/一日目/午後】 【からておうのガンマ 生存確認】 [ステータス]:良好 [バッグ]:基本支給品一式、タウリン [行動方針]基本:パロロワ団諸共ド下等トレーナー共の粛清 1:目の前のバトルガールを粛正する ▽手持ちポケモン ◆【コイル/Lv1】 とくせい:がんじょう もちもの:きのみジュース HP:■■■■■■■■ 能力値:無振り 《もっているわざ》 どくどく まもる リサイクル でんじふゆう ◆【カバルドン♂/Lv50】 とくせい:すなおこし もちもの:ゴツゴツメット HP:■■■■■■■■ 能力値:HP、防御振り 《もっているわざ》 あくび ステルスロック じしん じわれ 【バトルガールのアゲハ 生存確認】 [ステータス]:状態:まひ、肋骨軽傷、服がぼろぼろ [バッグ]:基本支給品一式、ランダム支給品×1~2、バシャーモナイト [行動方針]対主催 1:この実験を殴りに行く 2:からておうのガンマを倒す ◆【バシャーモ♂/Lv50】 とくせい:もうか もちもの:なし HP:■■■■■□□□ 能力値:AS振り 《もっているわざ》 とびひざげり ブレイズキック ストーンエッジ カウンター ◆【アゲハント♂/Lv50】 とくせい:とうそうしん もちもの:??? HP:■■■□□□□□ 能力値:CS振り 《もっているわざ》 おいかぜ しびれごな メロメロ むしのさざめき ※電磁ステロにより「うちおとす」された状態です 第30話 The Biggest Dreamer 第31話 「!」 第32話 悪魔の証明
https://w.atwiki.jp/onjtrpg/pages/194.html
[メイン] GM それではクライマックスフェイズ 戦闘開始です 終了条件は全員の戦闘続行の意思がなくなることです [メイン] GM まず残りの百目鬼、ベンパッツのキャラシを公開します [メイン] 蒔梨 彩人 ベンパッツ殺す!殺す! [メイン] ピエロ 前世からの因縁がありそう [メイン] けぶり 無闇、そして一貫した殺意 [メイン] 蒔梨 彩人 あっ [メイン] 蒔梨 彩人 こいつ鬼影ついてるわ…やめとこ… [メイン] けぶり おつよい~ [メイン] GM 登場するNPCは百目鬼、シィアン、ベンパッツの3名です プロット前忍法ある方はどうぞ [メイン] ピエロ 影分身! [メイン] けぶり 影法師! [メイン] ピエロ 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 7[2,5] > 7 > 成功 [メイン] けぶり 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 6[3,3] > 6 > 成功 [メイン] GM それではラウンド1開始します プロットください [メイン] けぶり シィアンのプロットに潜ります [メイン] GM 揃いました どうぞ! [メイン] 蒔梨 彩人 なんでそんな高いの!? [メイン] ピエロ 4と6を選択したんですけどぉ 4でぇ [メイン] けぶり 死にそう [メイン] GM プロット5のけぶりからどうぞ [メイン] 蒔梨 彩人 ピエロくんは無拍子もつけてくるといい… [メイン] けぶり シィアンに春雷します [メイン] 蒔梨 彩人 やったれえ! [メイン] 片須 貞也 ぶち込んだれ! [メイン] 蒔梨 彩人 振ってええんやで [メイン] ピエロ 姉さんやっちゃって! [メイン] GM 恐らく遠い特技を探しておるのだろう [メイン] 蒔梨 彩人 自分が目標値6の特技でいいから候補多いね [メイン] けぶり たぶん……騎乗術が遠いな [メイン] けぶり まずは骨法術でいきます [メイン] けぶり 2d6 =6 ShinobiGami (2D6 =6) > 10[4,6] > 10 > 成功 [メイン] けぶり 続いて騎乗術、砲術から代用で6です [メイン] けぶり 2d6 =6 ShinobiGami (2D6 =6) > 9[3,6] > 9 > 成功 [メイン] けぶり よし [メイン] 片須 貞也 ヨシ! [メイン] 蒔梨 彩人 やりますねぇ! [メイン] けぶり では騎乗術で回避お願いします [メイン] シィアン・スンスン 回避は10 [メイン] ピエロ いけるぞ! [メイン] シィアン・スンスン 2d6 =10 ShinobiGami (2D6 =10) > 5[1,4] > 5 > 失敗 [メイン] 蒔梨 彩人 凪ィ! [メイン] 片須 貞也 逆凪! [メイン] 蒔梨 彩人 お前がナンバーワンだ [メイン] けぶり 奥義とかはないですか? [メイン] GM まず血断の宣言がどうなるかですね [メイン] けぶり はい、使います [メイン] けぶり 消すのは器術で [メイン] ピエロ 姉さん最高じゃ [メイン] シィアン・スンスン これで受けるダメージは…4点!? それは受けられない!奥義使用! [メイン] system [ けぶり ] 器術 1 → 0 [メイン] シィアン・スンスン 「蛇殼砦(ミューダ)」絶対防御 指定特技 異形化 [メイン] 蒔梨 彩人 こいつ蛇モチーフなのかあ!(発見) [メイン] シィアン・スンスン これでダメージを0にする! [メイン] ピエロ 異形化遠いよお… [メイン] 蒔梨 彩人 (お?出番か?) [メイン] 片須 貞也 頼んだ [メイン] GM では続いて百目鬼 [メイン] 蒔梨 彩人 多分3出るわ [メイン] 百目鬼 魅凪子 まず乱神を使用 [メイン] 百目鬼 魅凪子 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 7[3,4] > 7 > 成功 [メイン] 百目鬼 魅凪子 そしてけぶり、ピエロ、片須を目標に呪術の修羅! [メイン] 百目鬼 魅凪子 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 9[4,5] > 9 > 成功 [メイン] 片須 貞也 やだ!小生修羅やだ! [メイン] 蒔梨 彩人 感情修正が無い…悲しい… [メイン] ピエロ 8だもおおおおおおん! [メイン] 片須 貞也 千里眼の術から7 [メイン] けぶり 見敵術から10です [メイン] ピエロ 2d6 =8 ShinobiGami (2D6 =8) > 8[3,5] > 8 > 成功 [メイン] 片須 貞也 2d6 =7 ShinobiGami (2D6 =7) > 6[1,5] > 6 > 失敗 [メイン] けぶり 2d6 =10 ShinobiGami (2D6 =10) > 4[1,3] > 4 > 失敗 [メイン] ピエロ ピエロの出目は良いって評判なんだ [メイン] けぶり 凪った! [メイン] 片須 貞也 この戦闘は早くも終了ですね [メイン] 百目鬼 魅凪子 乱神により接近戦1点追加して2点ダメージ [メイン] けぶり ぐふっ [メイン] 蒔梨 彩人 片須先パイのスペ攻撃見せてやってくださいよ! [メイン] けぶり 2d6 ShinobiGami (2D6) > 10[4,6] > 10 [メイン] 片須 貞也 2d6 ShinobiGami (2D6) > 7[2,5] > 7 [メイン] 片須 貞也 砲術がつぶれた!ダメだ! [メイン] system [ けぶり ] 妖術 1 → 0 [メイン] 蒔梨 彩人 片須先パイ!? [メイン] けぶり セーフ [メイン] ピエロ まずいですよ! [メイン] system [ 片須 貞也 ] 体術 1 → 0 [メイン] 片須 貞也 どこ潰せばいいんだ… [メイン] 片須 貞也 器術か? [メイン] system [ 片須 貞也 ] 器術 1 → 0 [メイン] GM では次はシィアン [メイン] シィアン・スンスン 獣化から内縛陣で彩人へ攻撃 [メイン] 蒔梨 彩人 大好きか! [メイン] シィアン・スンスン 2d6 =6 ShinobiGami (2D6 =6) > 6[3,3] > 6 > 成功 [メイン] シィアン・スンスン 2d6 =6 ShinobiGami (2D6 =6) > 10[5,5] > 10 > 成功 [メイン] けぶり むう [メイン] 蒔梨 彩人 出目強いな!回避8! [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =8 ShinobiGami (2D6 =8) > 12[6,6] > 12 > スペシャル(生命点1点か変調1つ回復) [メイン] 片須 貞也 おぉ~ええやん [メイン] 蒔梨 彩人 格が違いますわ [メイン] 蒔梨 彩人 じゃあ全快してさらに返し技 [メイン] system [ 蒔梨 彩人 ] 器術 0 → 1 [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 10[4,6] > 10 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 注射針ぶち込んでやるぜ [メイン] シィアン・スンスン くっ… 忍術で受ける…! [メイン] system [ シィアン・スンスン ] 忍術 1 → 0 [メイン] けぶり いいぞ~ [メイン] GM 次はベンパッツ [メイン] 蒔梨 彩人 「身の程を知れ!」 [メイン] ベンパッツ 長肢から凸拳でピエロへ攻撃する! [メイン] ピエロ ぐえ〜 [メイン] ベンパッツ 2d6 =6 ShinobiGami (2D6 =6) > 7[2,5] > 7 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 こいつの顔面白すぎて草 [メイン] ベンパッツ 2d6 =6 ShinobiGami (2D6 =6) > 4[1,3] > 4 > 失敗 [メイン] 蒔梨 彩人 ^^;;;; [メイン] けぶり やーい [メイン] ベンパッツ なにぃ! [メイン] ベンパッツ 逆凪で手番終了だ! [メイン] ピエロ やっぱこういう所も実力なんすわ [メイン] GM ではプロット4のピエロ [メイン] 蒔梨 彩人 ベンパッツ殺る殺る殺る殺る [メイン] けぶり そしてプロット5は百目鬼以外凪だ [メイン] 蒔梨 彩人 でも鬼影持ってんなこいつ! [メイン] けぶり みんな頼んだぜ! [メイン] ピエロ 回避できない今こそ当てよう!ベンパッツに接近戦攻撃! [メイン] ピエロ の前に兵糧丸使って体術回復しゅる [メイン] system [ ピエロ ] 体術 0 → 1 [メイン] ピエロ よしベンパッツに接近戦攻撃!怪力! [メイン] ピエロ 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 7[3,4] > 7 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 鬼影で7だが成功! [メイン] けぶり あぶないね~ [メイン] ベンパッツ 鬼影込でも成功か…! 受けるぞ! [メイン] ピエロ あぶなひ [メイン] ベンパッツ 1d6 ShinobiGami (1D6) > 6 [メイン] 蒔梨 彩人 やったぜ。 [メイン] ベンパッツ なにぃ〜〜! [メイン] system [ ベンパッツ ] 妖術 1 → 0 [メイン] ピエロ よし手番終了! [メイン] 蒔梨 彩人 ピエロが神すぎる… [メイン] GM 続いてプロット3の片須 [メイン] 片須 貞也 とりあえず兵糧丸で体術回復して [メイン] system [ 片須 貞也 ] 体術 0 → 1 [メイン] 片須 貞也 スンスンに凶手から雀蜂 [メイン] 蒔梨 彩人 うおお~!! [メイン] けぶり 出た!公安でまともに戦おうと思ったらこれしかないというアレ! [メイン] ピエロ 人遁もあるぞ [メイン] 片須 貞也 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 7[2,5] > 7 > 成功 [メイン] 片須 貞也 2d6 =6 ShinobiGami (2D6 =6) > 7[3,4] > 7 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 おしい [メイン] 片須 貞也 集団戦1点 [メイン] 片須 貞也 WT ShinobiGami 変調表(2) > マヒ 修得済み特技がランダムに1つ使用不能になる。1サイクルの終了時に、《身体操術》で成功するとこの効果は無効化される。 [メイン] 蒔梨 彩人 やりますねぇ! [メイン] ピエロ 良い所引いた! [メイン] けぶり いいですねぇ [メイン] 蒔梨 彩人 落ちろ!落ちたな(確認) [メイン] GM キャラシの右の表を使うぞ [メイン] シィアン・スンスン 1d6 ShinobiGami (1D6) > 6 [メイン] 蒔梨 彩人 もう二度と五毒できないねえ [メイン] シィアン・スンスン 毒術にマヒ [メイン] けぶり 毒術か、まあまあ [メイン] 片須 貞也 手番終了や [メイン] GM 次はプロット2の彩人 [メイン] 蒔梨 彩人 パスで [メイン] 蝙蝠 シィアンに狂骨からの接近戦攻撃 [メイン] 蝙蝠 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 5[1,4] > 5 > 成功 [メイン] シィアン・スンスン 逆凪だからこれも受けるしかない…! [メイン] 蝙蝠 タコ殴りだドン! [メイン] シィアン・スンスン 1d6 ShinobiGami (1D6) > 2 [メイン] system [ シィアン・スンスン ] 体術 1 → 0 [メイン] 蝙蝠 手番終了 [メイン] GM ではラウンド2へ行きますが 忍法ある方どうぞ [メイン] ピエロ 影分身! [メイン] けぶり サイクル終了時のは? [メイン] けぶり あ、戦闘中は無いか [メイン] けぶり 影法師! [メイン] ピエロ 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 8[3,5] > 8 > 成功 [メイン] けぶり 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 11[5,6] > 11 > 成功 [メイン] けぶり おしり [メイン] GM プロットください [メイン] けぶり シィアン!お前の事が好きだったんだよ! [メイン] ピエロ 大胆な告白は女の子の特権 [メイン] 片須 貞也 大胆な告白は女の子の特権 [メイン] 蝙蝠 大胆な告白は女の子の特権 [メイン] GM 確認しました どうぞ! [メイン] ピエロ おら百目鬼覚悟しとけよ!4と5から5を選択! [メイン] 蒔梨 彩人 うおおおお!!天狗の時間だあああ [メイン] GM ではプロット5から ピエロどうぞ [メイン] ピエロ 百目鬼に天狗! [メイン] 片須 貞也 これしかない! [メイン] けぶり 天狗じゃ!天狗が来るぞ! [メイン] ピエロ 2d6 =6 ShinobiGami (2D6 =6) > 8[4,4] > 8 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 やりますねぇ! [メイン] ピエロ 諜術減らします [メイン] system [ ピエロ ] 諜術 1 → 0 [メイン] ベンパッツ そうはさせん!その判定に奥義だ! [メイン] けぶり ナニ!? [メイン] ピエロ なぁにぃ! [メイン] 片須 貞也 まずい! [メイン] 蒔梨 彩人 ベンパッツ貴様ァ [メイン] ベンパッツ 「武道の達人」判定妨害 指定特技 骨法術 [メイン] ベンパッツ これでお前はファンブルだ! [メイン] 蒔梨 彩人 ピ、ピエロ~~~ッ! [メイン] けぶり 何だとぉ…… [メイン] ピエロ ぐえー判定失敗じゃ…手番終了… [メイン] GM 続いて百目鬼 [メイン] 百目鬼 魅凪子 ピエロ、彩人、片須を目標に修羅! [メイン] 百目鬼 魅凪子 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 6[1,5] > 6 > 成功 [メイン] けぶり 手堅いな…… [メイン] 蒔梨 彩人 回避に回想切ります [メイン] GM ほう! 回想どうぞ! [メイン] 片須 貞也 ぼきゅも回想きりゅ~ これ避けられなかったらここで脱落不可避 [メイン] 蒔梨 彩人 回想するの3か月ぶりくらいじゃない? [メイン] ピエロ うーんこっちは素で回避します [メイン] 蒔梨 彩人 秘密オナシャス! [メイン] GM おけおけ ついでに片須も出すね [メイン] GM 蒔梨彩人の秘密 あなたは百目鬼魅凪子の弟子であるシィアン・スンスンのライバルである。以前にも任務中にスンスンに悔しい思いをさせられている。その恨みを今日晴らしてやろう。あなたの本当の使命は「スンスンを倒すこと」である。(クライマックスでスンスンの生命力を0にすること、自分が0にしなくてもいい) [メイン] GM 片須貞也の秘密 あなたはPC3の手助けをするよう派遣されたシノビである。PC3の上司から前金もしっかり頂いてホクホクである。あなたのもう1つの使命は「PC3の使命を達成すること」である。(もう1つの使命を達成することで追加の功績点を2点得る。表の使命達成のみだと功績点は1点となる。) [メイン] 蒔梨 彩人 何!?けぶりちゃんに片想いだと!? [メイン] けぶり えっ!?そうだったの!? [メイン] 蒔梨 彩人 もうちょっと気のある素振りをしろよ! [メイン] ピエロ はえ〜そういう感じかぁ [メイン] 片須 貞也 そんなものはないです [メイン] 蒔梨 彩人 あっそっかあ… [メイン] 蒔梨 彩人 「先ほどの一撃で貴様との 格付け は済んだと判断した。後はこの世界のために貴様の師を倒させてもらおう!」 [メイン] 蒔梨 彩人 勝手に勝利宣言する人 [メイン] 片須 貞也 「俺はただ仕事で来ただけだ。そこのけぶりのサポートに来た。お前たちの思想にも興味はない。貰った金の分は成果を出したいところだが…少し厳しそうだな」 [メイン] 蒔梨 彩人 8→5で [メイン] 片須 貞也 7は4 [メイン] ピエロ 瞳術から8で [メイン] けぶり がんばれ……! [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 5[2,3] > 5 > 成功 [メイン] ピエロ 2d6 =8 ShinobiGami (2D6 =8) > 7[2,5] > 7 > 失敗 [メイン] 片須 貞也 2d6 =4 ShinobiGami (2D6 =4) > 11[5,6] > 11 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 回想が活きたな! [メイン] ピエロ 1足りない… [メイン] 片須 貞也 1足りない [メイン] 蒔梨 彩人 覚悟しろよ!小詰! [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 8[2,6] > 8 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 これで修羅の命中判定にマイナス4修正だ… [メイン] GM 上手い! [メイン] けぶり やったぜ! [メイン] 蒔梨 彩人 「無駄無駄無駄無駄ァ!」 [メイン] GM ではピエロに接近戦2点ぶち込まれます [メイン] ピエロ 2d6 ShinobiGami (2D6) > 5[2,3] > 5 [メイン] 蒔梨 彩人 ピエロ~~ッ!! [メイン] system [ ピエロ ] 忍術 1 → 0 [メイン] ピエロ なんでこんなピンポイントに消えるん? [メイン] けぶり 風向きが悪いな…… [メイン] GM ではプロット4へ 彩人くんどうぞ [メイン] 蒔梨 彩人 全員瞳術近くて笑っちゃうんすよね [メイン] 蒔梨 彩人 百目鬼に接近戦攻撃 [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 7[1,6] > 7 > 成功 [メイン] 百目鬼 魅凪子 回避は5だよ [メイン] 百目鬼 魅凪子 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 5[1,4] > 5 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 疾風が活きたな [メイン] 蒔梨 彩人 手番終了 [メイン] けぶり ずるい~ [メイン] 蒔梨 彩人 ボスNPCには(あたしの中で)ほぼ必須と言われる疾風さん [メイン] GM ではプロット3に 片須から [メイン] 片須 貞也 よし、じゃあスンスンに凶手雀蜂ぶち込んでやるぜ! [メイン] 蒔梨 彩人 行け~ッ! [メイン] 片須 貞也 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 2[1,1] > 2 > ファンブル [メイン] 蒔梨 彩人 笑っちゃうんすよね [メイン] 片須 貞也 あぁ~ [メイン] 片須 貞也 2d6 =6 ShinobiGami (2D6 =6) > 9[3,6] > 9 > 成功 [メイン] ピエロ まぁまぁまぁ [メイン] 蒔梨 彩人 ああ~~~ [メイン] 片須 貞也 スペシャルじゃないです [メイン] シィアン・スンスン 回避は8 [メイン] シィアン・スンスン 2d6 =8 ShinobiGami (2D6 =8) > 8[2,6] > 8 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 何だこいつ!? [メイン] 片須 貞也 手番終了 [メイン] GM 次はベンパッツ [メイン] ベンパッツ けぶりに対して凸拳で攻撃! [メイン] 蒔梨 彩人 いい度胸だテメエ! [メイン] ベンパッツ 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 9[4,5] > 9 > 成功 [メイン] けぶり 骨法術なんで5で [メイン] けぶり 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 11[5,6] > 11 > 成功 [メイン] ベンパッツ 連撃を使用!もう一度凸拳で攻撃! [メイン] ベンパッツ 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 10[4,6] > 10 > 成功 [メイン] けぶり 一回回避したから、-1だよね? [メイン] GM そだね [メイン] 蒔梨 彩人 こいつ!意外と技巧派! [メイン] けぶり じゃあ6です [メイン] けぶり 2d6 =6 ShinobiGami (2D6 =6) > 11[5,6] > 11 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 つよい [メイン] 片須 貞也 出目がお強い [メイン] ベンパッツ なかなかやるな…!手番終了 [メイン] けぶり 11出すbotになってる [メイン] ピエロ その出目ください [メイン] GM 次はプロット2 けぶりから [メイン] けぶり シィアンに春雷します [メイン] GM 影法師をしてるからコストが足りないのじゃ [メイン] けぶり あ、忘れてた [メイン] けぶり じゃあ接近戦攻撃で [メイン] けぶり 武芸があるので目標4で [メイン] けぶり 2d6 =4 ShinobiGami (2D6 =4) > 8[2,6] > 8 > 成功 [メイン] シィアン・スンスン 毒術がマヒで器術も潰れてるからスペチェックじゃないか…! [メイン] シィアン・スンスン 2d6 =12 ShinobiGami (2D6 =12) > 6[2,4] > 6 > 失敗 [メイン] 蒔梨 彩人 落ちろ! [メイン] 片須 貞也 やったぜ [メイン] ピエロ 逝ったな [メイン] けぶり では血断! [メイン] シィアン・スンスン くっ…!絶対防御! [メイン] けぶり とりあえず戦術消しときますね [メイン] 蒔梨 彩人 5で破っちゃうぞー [メイン] system [ けぶり ] 戦術 1 → 0 [メイン] 片須 貞也 凪なので無理です。頑張れ~ [メイン] ピエロ 逆凪ですの… [メイン] 蝙蝠 10で [メイン] けぶり スペチェーック [メイン] 蝙蝠 2d6 =10 ShinobiGami (2D6 =10) > 4[2,2] > 4 > 失敗 [メイン] けぶり 2d6 =14 ShinobiGami (2D6 =14) > 8[3,5] > 8 > 失敗 [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 9[3,6] > 9 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 無駄無駄ァ! [メイン] ピエロ ナイスゥ! [メイン] 片須 貞也 Foo↑ [メイン] シィアン・スンスン だがまだ…!兵糧丸を使用する…! [メイン] けぶり なにぃ?じゃあ回想は? [メイン] system [ シィアン・スンスン ] 体術 0 → 1 [メイン] GM 回想は血断の宣言のときにタイミングがありましたね [メイン] 蒔梨 彩人 はえ~ [メイン] けぶり タイミングを逃したか……!まあ仕方ないや [メイン] 片須 貞也 タイミングを逃した [メイン] 蒔梨 彩人 瀕死じゃい! [メイン] GM 接近2と射撃1ですね [メイン] シィアン・スンスン 2d6 ShinobiGami (2D6) > 5[2,3] > 5 [メイン] system [ シィアン・スンスン ] 謀術 1 → 0 [メイン] けぶり なんとか落としたかった [メイン] system [ シィアン・スンスン ] 妖術 1 → 1 [メイン] シィアン・スンスン 妖術を残そう… [メイン] けぶり こうもりくん!頑張って!手番終了で [メイン] GM では蝙蝠くん [メイン] 蒔梨 彩人 プロット2の時点でスンスンの特技どうだったっけ? [メイン] GM えっとね、器術潰れてると思ったら潰れてなくてあと妖術謀術 [メイン] 蒔梨 彩人 なるほど! [メイン] 蝙蝠 シュンシュンに接近戦攻撃! [メイン] 蝙蝠 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 9[3,6] > 9 > 成功 [メイン] 蝙蝠 拷問術だ… [メイン] シィアン・スンスン 回避は11…! [メイン] シィアン・スンスン 2d6 =11 ShinobiGami (2D6 =11) > 9[3,6] > 9 > 失敗 [メイン] けぶり やったわ。 [メイン] ピエロ ないすぅ! [メイン] 蝙蝠 おっぶぇ! [メイン] 片須 貞也 落ちろ!落ちたな [メイン] system [ シィアン・スンスン ] 妖術 1 → 0 [メイン] GM ではシィアンは戦闘脱落 ですが同プロットなので攻撃します [メイン] シィアン・スンスン 逆凪してるピエロへ内縛陣! [メイン] ピエロ あぁ!まずいて! [メイン] シィアン・スンスン 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 6[3,3] > 6 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 護衛! [メイン] 蒔梨 彩人 俺様が回避してやろう! [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 8[2,6] > 8 > 成功 [メイン] ピエロ あぁ〜神! [メイン] けぶり やりますねぇ! [メイン] 蒔梨 彩人 失敗したら結局ピエロが食らうから!ごめんね! [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =8 ShinobiGami (2D6 =8) > 3[1,2] > 3 > 失敗 [メイン] 蒔梨 彩人 はい [メイン] ピエロ あっ [メイン] けぶり ああ [メイン] 蒔梨 彩人 振り直しは… ナオキ です… [メイン] 片須 貞也 ダメージソースが消えた! [メイン] けぶり じ、神通丸直ってるんじゃなかったっけ? [メイン] GM 彩人くん忍具なかったっけ? [メイン] 蒔梨 彩人 あ [メイン] 蒔梨 彩人 故障治ってたわ! [メイン] けぶり がんばれ! [メイン] 蒔梨 彩人 8は正直微妙だけど使っちゃうか! [メイン] system [ 蒔梨 彩人 ] 忍具 2 → 1 [メイン] ピエロ ありがたい… [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =8 ShinobiGami (2D6 =8) > 12[6,6] > 12 > スペシャル(生命点1点か変調1つ回復) [メイン] けぶり おほ~ [メイン] ピエロ ファーwww [メイン] 蒔梨 彩人 無駄無駄無駄無駄(スペ)ァ! [メイン] シィアン・スンスン ならこちらから遁甲符だ! [メイン] けぶり あっテメエ [メイン] 蒔梨 彩人 あっふ~ん… [メイン] 片須 貞也 ファッ!? [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =8 ShinobiGami (2D6 =8) > 8[4,4] > 8 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 はい [メイン] けぶり ヨシ! [メイン] 片須 貞也 つよい [メイン] ピエロ ナイスゥ! [メイン] 蒔梨 彩人 生意気なので返し技もぶち込んでやるぜ [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 8[2,6] > 8 > 成功 [メイン] ベンパッツ いや!こっちからも遁甲符を投げさせてもらう! [メイン] ピエロ こいつらマジか? [メイン] 蒔梨 彩人 くっ! [メイン] 蒔梨 彩人 くっ!回避判定だね 8で [メイン] system [ シィアン・スンスン ] 忍具 2 → 0 [メイン] 片須 貞也 天狗を落としたいという強い意志が見える [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =8 ShinobiGami (2D6 =8) > 4[1,3] > 4 > 失敗 [メイン] system [ ベンパッツ ] 忍具 2 → 1 [メイン] 蒔梨 彩人 ぐううううう [メイン] けぶり くっ [メイン] 蒔梨 彩人 でも忍具あるんじゃろ? [メイン] ピエロ まぁあるにはなんとか… [メイン] 片須 貞也 あっ忍具減らすの忘れてた [メイン] system [ 片須 貞也 ] 忍具 1 → 0 [メイン] シィアン・スンスン 接近1と集団1を与える! [メイン] けぶり ベンパッツのリソースを一つ切らせたのは良しとしよう [メイン] 蒔梨 彩人 このままじゃ死ぬゥ! [メイン] ピエロ よし兵糧丸で体術回復して接近戦受けます [メイン] system [ ピエロ ] 体術 0 → 1 [メイン] 蒔梨 彩人 ベンパッツごときの忍具と俺様の忍具を対等に捉えるとは誠に遺憾である! [メイン] system [ ピエロ ] 忍具 2 → 1 [メイン] ピエロ 1d6 ShinobiGami (1D6) > 2 [メイン] ピエロ は? [メイン] 蒔梨 彩人 体術ゥ~ [メイン] 片須 貞也 ウーン・・・ [メイン] system [ ピエロ ] 体術 1 → 0 [メイン] シィアン・スンスン では変調表 [メイン] シィアン・スンスン wt ShinobiGami 変調表(1) > 故障 すべての忍具が使用不能。1サイクルの終了時に、《絡繰術》で判定を行い、成功するとこの効果は無効化される。 [メイン] 蒔梨 彩人 セーフ [メイン] シィアン・スンスン wt ShinobiGami 変調表(4) > 行方不明 その戦闘終了後、メインフェイズ中に行動不可。1サイクルの終了時に、《経済力》で成功すると無効化される。 [メイン] 蒔梨 彩人 セーフ! [メイン] シィアン・スンスン 故障を与える! [メイン] ピエロ 兵糧丸残ってたのに! [メイン] けぶり ああ~ [メイン] 蒔梨 彩人 あっ… [メイン] 蒔梨 彩人 できることを申告せよ! [メイン] ピエロ さっき使っとけば良かった… [メイン] ピエロ 瞳術の視殺っす… [メイン] 蒔梨 彩人 ナオキです… [メイン] GM 判定妨害も打てるかもしれない ではラウンド3へ [メイン] けぶり 判定妨害もあるしまだやれることはいろいろあるよね [メイン] 蒔梨 彩人 判定妨害は汎用性があって強いなあ!あたしなぜかよく抱え落ちするんだけど! [メイン] GM プロット前忍法どぞ [メイン] けぶり 影法師! [メイン] ピエロ スペ狙い影分身じゃおら! [メイン] けぶり 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 9[4,5] > 9 > 成功 [メイン] ピエロ 2d6 =11 ShinobiGami (2D6 =11) > 8[2,6] > 8 > 失敗 [メイン] けぶり ベンパッツに潜ります [メイン] GM ではプロットください [メイン] GM 確認しました どうぞ! [メイン] 片須 貞也 みんな覚えてるか分からないけど百目鬼魅凪子はまだ1回の変身を残している… [メイン] GM プロット6のピエロから [メイン] ピエロ いつ死ぬかわかんねぇんだ… 百目鬼に視殺!瞳術 [メイン] 蒔梨 彩人 頑張れぇ! [メイン] ピエロ 2d6 =7 ShinobiGami (2D6 =7) > 7[1,6] > 7 > 成功 [メイン] ピエロ よしギリ! [メイン] 百目鬼 魅凪子 回避は5 [メイン] 百目鬼 魅凪子 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 9[3,6] > 9 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 ぐえ死 [メイン] ピエロ はい手番終了っす [メイン] 蒔梨 彩人 分野限定が痛い! [メイン] GM 次はプロット4の彩人 [メイン] 蒔梨 彩人 パス 逆凪したらプロット2で動けない [メイン] GM では百目鬼 [メイン] 百目鬼 魅凪子 これは範囲攻撃対策に持ってきたんだが… いなさそうだね? [メイン] 百目鬼 魅凪子 奥義を使用 [メイン] けぶり む [メイン] 蒔梨 彩人 片須を殺さないで! [メイン] 片須 貞也 やだ!滅び範囲攻撃やだ! [メイン] ピエロ なんかやばそう [メイン] 百目鬼 魅凪子 「神羅眼」範囲攻撃/滅び/威力低下 指定特技 瞳術 [メイン] ピエロ グッバイ [メイン] 蒔梨 彩人 ピエロ~~~ッ!!! [メイン] 百目鬼 魅凪子 対象はベンパッツ以外全員 [メイン] 片須 貞也 ピエロェ… [メイン] ピエロ はーい何もできないです [メイン] 蒔梨 彩人 お前の活躍は忘れねぇぜ… [メイン] 蒔梨 彩人 器術で 威力低下で1点だけだな [メイン] system [ ピエロ ] 妖術 1 → 0 [メイン] ピエロ 頑健持ってきたのに一番最初に脱落するとは思わなんだ [メイン] けぶり 忍術で [メイン] 片須 貞也 うーんこれは…諜術か? [メイン] system [ けぶり ] 忍術 1 → 0 [メイン] system [ 蒔梨 彩人 ] 器術 1 → 0 [メイン] system [ 片須 貞也 ] 諜術 1 → 0 [メイン] GM ではピエロは戦闘脱落 続いてプロット3の片須へ [メイン] 片須 貞也 命中判定の目標値には達してなくてもスペ値なら攻撃成功するよね [メイン] ピエロ グッバイ… [メイン] GM しますね [メイン] 蒔梨 彩人 お前がMVPだ [メイン] けぶり 後は任せろ……! [メイン] 片須 貞也 ベンパッツに凶手雀蜂ぶち込んでやるぜ! [メイン] けぶり がんばれ~ [メイン] 片須 貞也 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 5[1,4] > 5 > 成功 [メイン] 片須 貞也 2d6 =9 ShinobiGami (2D6 =9) > 8[4,4] > 8 > 失敗 [メイン] 蒔梨 彩人 惜しい! [メイン] 片須 貞也 終了です [メイン] 片須 貞也 砲術さえ残っていれば戦える… [メイン] GM プロット2のけぶり どうぞ [メイン] けぶり 接近戦攻撃しますがその前に [メイン] けぶり 奥義! [メイン] 蒔梨 彩人 ファッ!? [メイン] ピエロ お! [メイン] けぶり 「強い……!でも、まだここから……!もっと、貴方の意思を確かめる!」 [メイン] けぶり 「仏壇返し」不死身/目覚め/回数制限 指定特技 死霊術 [メイン] 蒔梨 彩人 ワンパンマンの完成だァーッ! [メイン] ピエロ 目覚め不死身は不味いですよ! [メイン] 百目鬼 魅凪子 「君もなかなか強い…けどその程度何度でも越えてきた!」 相克を宣言! [メイン] 百目鬼 魅凪子 こちらも奥義を使用することでその奥義を無効化する! [メイン] けぶり 来たな……! [メイン] 百目鬼 魅凪子 「絶技天握」絶対防御 指定特技 怪力 [メイン] ピエロ あっ!怪力ピン持ちだよお!! [メイン] 蒔梨 彩人 ピエロ~~~ッ!! [メイン] けぶり では不死身はキャンセルだ…… [メイン] 片須 貞也 でも今日の今日のキャンセルは… [メイン] けぶり というわけで接近戦攻撃だけどその前に兵糧丸を使っておく [メイン] 蒔梨 彩人 こいつら隠忍だから総じて死霊術近いんだよなあ [メイン] けぶり 妖術を復活させておくぞ [メイン] system [ けぶり ] 忍具 2 → 1 [メイン] system [ けぶり ] 妖術 0 → 1 [メイン] けぶり では改めてベンパッツに攻撃!目標4に鬼影で6! [メイン] けぶり 2d6 =6 ShinobiGami (2D6 =6) > 4[1,3] > 4 > 失敗 [メイン] けぶり ああ~ [メイン] 蒔梨 彩人 ぐっ [メイン] GM 鬼影が効いたな… [メイン] 片須 貞也 終わり!閉廷! [メイン] 蒔梨 彩人 痛いですね…これは痛い [メイン] GM では蝙蝠くん [メイン] 蝙蝠 百目鬼に狂骨接近戦攻撃 [メイン] 蝙蝠 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 8[2,6] > 8 > 成功 [メイン] 蝙蝠 パタパタパタ [メイン] 百目鬼 魅凪子 拷問術は少々遠いな…目標9 [メイン] 百目鬼 魅凪子 2d6 =9 ShinobiGami (2D6 =9) > 8[2,6] > 8 > 失敗 [メイン] 蝙蝠 「やった!」 [メイン] 百目鬼 魅凪子 日々の鍛錬から減らそう [メイン] system [ 蝙蝠 ] 生命力 3 → 2 [メイン] system [ 百目鬼 魅凪子 ] 追加生命力 3 → 2 [メイン] 蝙蝠 手番終了 [メイン] 片須 貞也 やっとかすり傷を与えたぞ! [メイン] GM 最後はベンパッツ [メイン] ベンパッツ その邪魔な蝙蝠を叩き落としてやる! 凸拳で攻撃! [メイン] ベンパッツ 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 9[3,6] > 9 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 護衛! [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 2[1,1] > 2 > ファンブル [メイン] ピエロ はえ〜 [メイン] 蒔梨 彩人 はい^^;;; [メイン] 蝙蝠 回避7で [メイン] ベンパッツ 月影で2点だ! [メイン] 蝙蝠 2d6 =7 ShinobiGami (2D6 =7) > 10[4,6] > 10 > 成功 [メイン] 蝙蝠 格よね [メイン] ベンパッツ なにぃ! [メイン] けぶり えらいぞ~ [メイン] ベンパッツ なら奥義だ!「武道の達人」! [メイン] けぶり やぶるぞ~ [メイン] 蒔梨 彩人 破るゥーんだ [メイン] 片須 貞也 破るぜ [メイン] ピエロ … [メイン] 蒔梨 彩人 6と7で [メイン] 片須 貞也 スペチェックだ! [メイン] けぶり 5だぞ [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =6 ShinobiGami (2D6 =6) > 5[2,3] > 5 > 失敗 [メイン] けぶり 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 6[2,4] > 6 > 成功 [メイン] 蝙蝠 2d6 =7 ShinobiGami (2D6 =7) > 4[1,3] > 4 > 失敗 [メイン] けぶり あぶね~ [メイン] 片須 貞也 やっぱ千里眼の術から11だわ [メイン] 蝙蝠 ありがとナス! [メイン] 片須 貞也 2d6 =11 ShinobiGami (2D6 =11) > 7[1,6] > 7 > 失敗 [メイン] GM ではラウンド終了 4ラウンドへ [メイン] GM プロット前忍法どうぞ [メイン] けぶり 影法師! [メイン] けぶり 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 10[4,6] > 10 > 成功 [メイン] けぶり ベンパッツで [メイン] GM ではプロットください [メイン] GM 揃いました どうぞ [メイン] GM プロット4の彩人から [メイン] 蒔梨 彩人 パァス! [メイン] GM では百目鬼 [メイン] 百目鬼 魅凪子 乱神から金棒で彩人へ攻撃 [メイン] 百目鬼 魅凪子 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 7[2,5] > 7 > 成功 [メイン] 百目鬼 魅凪子 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 9[3,6] > 9 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 怪力は6 [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =6 ShinobiGami (2D6 =6) > 7[2,5] > 7 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 小詰ェ! [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 6[2,4] > 6 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 グッバイ金棒 [メイン] けぶり いいぞぉ! [メイン] 百目鬼 魅凪子 やはり貴様は最後にするほうがよさそうだな… [メイン] 蒔梨 彩人 さらに返し技 [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 6[3,3] > 6 > 成功 [メイン] 片須 貞也 強いぜ [メイン] 百目鬼 魅凪子 これもまた頑健から減らそう [メイン] system [ 百目鬼 魅凪子 ] 追加生命力 2 → 1 [メイン] GM プロット3の片須!頑張ってくれ! [メイン] ピエロ スペ!スペ! [メイン] けぶり 雀蜂は最強なんだ……! [メイン] 蒔梨 彩人 奥義も1つ残ってるぞ! [メイン] 片須 貞也 ベンパッツに凶手雀蜂! [メイン] 片須 貞也 奥義はね、言っちゃいますけどもう使えません [メイン] 蒔梨 彩人 あっそっかあ… [メイン] 片須 貞也 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 3[1,2] > 3 > 失敗 [メイン] 片須 貞也 はぁ~~~~~~~~ [メイン] 蒔梨 彩人 えぇ…? [メイン] ピエロ やばい…やばくない…? [メイン] 片須 貞也 2d6 =11 ShinobiGami (2D6 =11) > 8[4,4] > 8 > 失敗 [メイン] 片須 貞也 手番終わり!閉廷! [メイン] 蒔梨 彩人 ああ逃れられない!(逆凪) [メイン] GM 次はプロット2のけぶり! [メイン] けぶり 接近戦攻撃! [メイン] 蒔梨 彩人 覚悟しろよベンパッツ! [メイン] けぶり 2d6 =6 ShinobiGami (2D6 =6) > 8[3,5] > 8 > 成功 [メイン] ピエロ 落ちろ! [メイン] ベンパッツ 砲術は8だぜ〜! [メイン] ベンパッツ 2d6 =8 ShinobiGami (2D6 =8) > 6[2,4] > 6 > 失敗 [メイン] 蒔梨 彩人 やりますねぇ! [メイン] けぶり よし。血断はちょっと使えないので接近射撃それぞれ1点でどうぞ [メイン] ベンパッツ 1d6 ShinobiGami (1D6) > 1 [メイン] ベンパッツ あとは謀術を削ろう [メイン] system [ ベンパッツ ] 器術 1 → 0 [メイン] GM 次は蝙蝠くん! [メイン] 蝙蝠 百目鬼に狂骨接近戦 [メイン] 蝙蝠 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 6[2,4] > 6 > 成功 [メイン] 百目鬼 魅凪子 2d6 =9 ShinobiGami (2D6 =9) > 4[1,3] > 4 > 失敗 [メイン] けぶり あたるね~ [メイン] 百目鬼 魅凪子 これもまた頑健で [メイン] system [ 百目鬼 魅凪子 ] 追加生命力 1 → 0 [メイン] 蒔梨 彩人 従者が本体 [メイン] GM ではベンパッツ [メイン] ベンパッツ 蝙蝠よ!覚悟しろ!凸拳! [メイン] ベンパッツ 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 7[1,6] > 7 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 護衛! [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 10[4,6] > 10 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 骨法術は6 [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =6 ShinobiGami (2D6 =6) > 4[2,2] > 4 > 失敗 [メイン] 蒔梨 彩人 なんやこのポンコツゥ! [メイン] 蒔梨 彩人 蝙蝠くん戦闘脱落です… [メイン] けぶり 悲しいなぁ [メイン] system [ 蝙蝠 ] 生命力 2 → 0 [メイン] ピエロ 蝙蝠よ…こっちにこい… [メイン] 蝙蝠 ピエロさーん!かっこよかったよ! [メイン] GM ではラウンド5! 影法師どうぞ! [メイン] けぶり ちょっと悩むがまあ使うか [メイン] けぶり 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 6[2,4] > 6 > 成功 [メイン] けぶり ベンパッツで [メイン] GM ではプロットください [メイン] GM 確認しました どうぞ! [メイン] GM プロット6の百目鬼から [メイン] 百目鬼 魅凪子 届かないから範囲攻撃だ! 目標は片須! [メイン] けぶり やぶるしかねー [メイン] 蒔梨 彩人 破るゥーんだ [メイン] 片須 貞也 破る [メイン] 蒔梨 彩人 5で [メイン] 片須 貞也 千里眼の術から6 [メイン] けぶり スペチェックなんだよねぇ [メイン] 百目鬼 魅凪子 瞳術に殺神でマイナス3の修正が入りますよ [メイン] 蒔梨 彩人 ア!!!! [メイン] 蒔梨 彩人 グッバイ片須 [メイン] ピエロ いけるいける!諦めんなって! [メイン] けぶり いや、やってみせる! [メイン] 片須 貞也 ひぇ~9 [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =8 ShinobiGami (2D6 =8) > 8[2,6] > 8 > 成功 [メイン] 片須 貞也 2d6 =9 ShinobiGami (2D6 =9) > 10[5,5] > 10 > 成功 [メイン] けぶり 2d6 =12 ShinobiGami (2D6 =12) > 9[3,6] > 9 > 失敗 [メイン] 蒔梨 彩人 やればできんじゃねえか! [メイン] けぶり やったぜ。 [メイン] 片須 貞也 その調子で雀蜂も出してくれ [メイン] GM ではプロット4の片須 [メイン] GM 4じゃねえ3だ [メイン] 片須 貞也 うお~ベンパッツに凶手雀蜂!何としても回復したい! [メイン] けぶり がんばれ~! [メイン] 片須 貞也 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 6[2,4] > 6 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 9!9だ! [メイン] 片須 貞也 2d6 =9 ShinobiGami (2D6 =9) > 8[3,5] > 8 > 失敗 [メイン] 蒔梨 彩人 ああ^~~~ [メイン] ピエロ 惜しい… [メイン] 片須 貞也 さっきから8出してんな [メイン] 片須 貞也 手番終了 [メイン] GM じゃあプロット2はどちらからいきましょうか 番号順でいいかな? [メイン] けぶり 私は構いませんよ [メイン] 蒔梨 彩人 どうぞどうぞ [メイン] 蒔梨 彩人 じゃあベンバッツに接近戦攻撃 [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 7[1,6] > 7 > 成功 [メイン] けぶり 鬼影あったけど成功じゃな? [メイン] 蒔梨 彩人 アッ [メイン] 蒔梨 彩人 ままええわ [メイン] ベンパッツ 戦術は生きている!目標は6! [メイン] ベンパッツ 2d6 =6 ShinobiGami (2D6 =6) > 6[1,5] > 6 > 成功 [メイン] けぶり くっ [メイン] 蒔梨 彩人 こいつ!強い! [メイン] ピエロ ラーメンマンみたいな髪型しやがって [メイン] GM 次はけぶり! [メイン] 蒔梨 彩人 どう見てもページめくったら瞬殺されてる顔のくせに [メイン] けぶり 接近戦攻撃! [メイン] けぶり 2d6 =6 ShinobiGami (2D6 =6) > 7[1,6] > 7 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 食らえェ! [メイン] ベンパッツ こっちは8だ! [メイン] ベンパッツ 2d6 =8 ShinobiGami (2D6 =8) > 8[2,6] > 8 > 成功 [メイン] けぶり あたってくれ~ [メイン] けぶり くっ、強い [メイン] 蒔梨 彩人 ふえぇ… [メイン] 蒔梨 彩人 こっちがボスでは? [メイン] GM ならボスのベンパッツの実力見せてやるぜ [メイン] ベンパッツ けぶりへ凸拳!回避は2回されているぞ! [メイン] ベンパッツ 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 7[1,6] > 7 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 護衛! [メイン] 蒔梨 彩人 あ [メイン] 蒔梨 彩人 これ目標変わらないからマイナス2修正ついたままか… [メイン] 蒔梨 彩人 目標値7→8になるが回避成功すれば小詰を叩き込める どうしよう? [メイン] けぶり 手数を出していかないと追いつけないのでやっちゃっていいと思う [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =5 護衛 ShinobiGami (2D6 =5) > 7[3,4] > 7 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 回避は8! これ外したらけぶりちゃん死ぬのプレッシャーやばいんすよね [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =8 ShinobiGami (2D6 =8) > 7[3,4] > 7 > 失敗 [メイン] 蒔梨 彩人 がーーーー!!! [メイン] ピエロ ああああああああああああ!!! [メイン] 片須 貞也 もうダメみたいですね… [メイン] 蒔梨 彩人 奥義が…奥義が… [メイン] けぶり く、まずは不死身を試みる [メイン] GM 2人とも7で破ります [メイン] 蒔梨 彩人 失敗しろ! [メイン] ベンパッツ 2d6 =7 ShinobiGami (2D6 =7) > 7[1,6] > 7 > 成功 [メイン] 片須 貞也 打ち消したのって奥義情報渡ってるんですかね? [メイン] 蒔梨 彩人 あ、どうなんだろ [メイン] けぶり よくわからない [メイン] 蒔梨 彩人 隠忍のページ破れてなくしました(小声) [メイン] GM 発動した後に打ち消したか発動そのものを打ち消したかという問題ですね [メイン] ピエロ 奥義を使用した時→既に使用はされている? [メイン] GM 今回は後者でいきましょう では不死身の回復どうぞ [メイン] 蒔梨 彩人 ありがてぇ…ありがてぇ… [メイン] 片須 貞也 お慈悲^~ [メイン] けぶり まあ目覚めの適用はどうなるのとかややこしいしね~ [メイン] 蒔梨 彩人 1出すなよ!絶対出すなよ! [メイン] けぶり とにかく回復だ!チャンスは逃さないぞ! [メイン] けぶり 1d6 ShinobiGami (1D6) > 2 [メイン] けぶり う。まあ無いよりマシ [メイン] 蒔梨 彩人 1か… [メイン] ピエロ 目覚め不死身はしょぼいってはっきりわかんだね [メイン] 片須 貞也 やはり定めか… [メイン] 蒔梨 彩人 回復はおまけ [メイン] ピエロ 火力お化けの完成だぜ [メイン] けぶり 戦術を回復し、目覚め! [メイン] system [ けぶり ] 戦術 0 → 1 [メイン] GM では接近1と射撃1どうぞ [メイン] けぶり まず接近 [メイン] けぶり 1d6 ShinobiGami (1D6) > 4 [メイン] けぶり 戦術で受けて、射撃戦は妖術に入れます [メイン] system [ けぶり ] 妖術 1 → 0 [メイン] GM ではラウンド6へ移行するタイミングでエニグマの変身の効果を宣言 [メイン] けぶり 来たな……! [メイン] 片須 貞也 とどめを刺しに来たな [メイン] 蒔梨 彩人 次の凸拳は死ゾ [メイン] GM 百目鬼の生命力を3点回復し帝釈天と返し技を修得 [メイン] system [ 百目鬼 魅凪子 ] 追加生命力 1 → 3 [メイン] ピエロ その追加生命力、天狗で落としてやんよ… [メイン] 蒔梨 彩人 成仏してクレメンス [メイン] GM ラウンド6へ行きますが影法師使いますか? [メイン] 蒔梨 彩人 帝釈天の指定特技なんだっけ [メイン] 片須 貞也 くのいちの術 [メイン] GM 九ノ一の術 [メイン] 蒔梨 彩人 辛いっすね… [メイン] けぶり んー使います! [メイン] けぶり 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 7[3,4] > 7 > 成功 [メイン] GM ではプロットください [メイン] けぶり ベンパッツに潜ります [メイン] GM 揃いました どうぞ! [メイン] 蒔梨 彩人 何!?ベンパッツが5に!? [メイン] GM プロット5のけぶりから [メイン] けぶり やらせてもらうぜ……春雷! [メイン] けぶり とりあえず発動判定 [メイン] けぶり 2d6 =6 ShinobiGami (2D6 =6) > 9[3,6] > 9 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 よし [メイン] けぶり 遠いのは…と… [メイン] けぶり 衣装術……だな!いきます! [メイン] けぶり いやまてよ、仕込みの方が遠いな [メイン] けぶり 仕込みで!目標6! [メイン] 蒔梨 彩人 武芸! [メイン] けぶり 2d6 =6 ShinobiGami (2D6 =6) > 6[3,3] > 6 > 成功 [メイン] けぶり あっぶね [メイン] 蒔梨 彩人 やりますねぇ! [メイン] 片須 貞也 武芸最強!武芸最強! [メイン] ベンパッツ 回避は11〜? [メイン] ピエロ 決まったな [メイン] ベンパッツ 2d6 =11 ShinobiGami (2D6 =11) > 7[2,5] > 7 > 失敗 [メイン] 蒔梨 彩人 サヨナラ! [メイン] ピエロ こっちにこいベンパッツ! [メイン] けぶり おら!4点! [メイン] ベンパッツ 兵糧丸を使用しても耐えられない…! 判定妨害を使えばよかった…! [メイン] 片須 貞也 あの囁きが聞こえるか… [メイン] 百目鬼 魅凪子 ならばこちらから絶対防御! [メイン] 蒔梨 彩人 6で破るゾ [メイン] 片須 貞也 指定特技なんだっけ [メイン] ピエロ 瞳術はピン持ちだあい… [メイン] 蒔梨 彩人 怪力 [メイン] 百目鬼 魅凪子 怪力ですね [メイン] けぶり あれ?奥義情報に無い [メイン] 片須 貞也 スペチェック行くぜ!一つでも多く振りたい [メイン] 片須 貞也 破ります [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =6 ShinobiGami (2D6 =6) > 9[3,6] > 9 > 成功 [メイン] 百目鬼 魅凪子 忙しくて書いてるヒマなかった [メイン] 片須 貞也 2d6 =12 ShinobiGami (2D6 =12) > 7[3,4] > 7 > 失敗 [メイン] 蒔梨 彩人 やってやったぜ。 [メイン] けぶり 怪力ね。7! [メイン] けぶり 2d6 =7 ShinobiGami (2D6 =7) > 5[1,4] > 5 > 失敗 [メイン] けぶり 凪る……! [メイン] 蒔梨 彩人 もしかしてここに判定妨害来るパターン? [メイン] ピエロ 勘違いしてた 暇だし任せて [メイン] ベンパッツ その発想はなかったな!判定妨害だ! [メイン] 蒔梨 彩人 うおお~~~!!(墓穴) [メイン] 片須 貞也 千里眼から11!破る [メイン] けぶり このやろー!破るぞ! [メイン] けぶり 骨法術は5! [メイン] 蒔梨 彩人 骨法術は6 [メイン] けぶり 2d6 =6 ShinobiGami (2D6 =6) > 9[3,6] > 9 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =6 ShinobiGami (2D6 =6) > 4[1,3] > 4 > 失敗 [メイン] 片須 貞也 2d6 =11 ShinobiGami (2D6 =11) > 11[5,6] > 11 > 成功 [メイン] けぶり よし! [メイン] 蒔梨 彩人 ぎゃー!凪った! [メイン] GM ではベンパッツは脱落! [メイン] system [ ベンパッツ ] 戦術 1 → 0 [メイン] 蒔梨 彩人 お前もまた強敵(とも)だった… [メイン] ピエロ こい!ベンパッツゥ! [メイン] 蒔梨 彩人 排水溝で風船持って待ち構えてそう [メイン] ピエロ ハァイベンパッツ… [メイン] GM 次はプロット4の彩人! [メイン] けぶり やってやったが……!まだきつい! [メイン] 蒔梨 彩人 ベンパッツが残っておるぞ [メイン] GM 眠いから忘れてたぜ! ならベンパッツ行動するぞ! [メイン] ベンパッツ 凸拳で彩人へ攻撃だ! [メイン] 蒔梨 彩人 こっちかよ! [メイン] ベンパッツ 2d6 =6 ShinobiGami (2D6 =6) > 3[1,2] > 3 > 失敗 [メイン] けぶり あっ [メイン] 片須 貞也 あっ [メイン] ベンパッツ さよならだ [メイン] 蒔梨 彩人 笑っちゃうんすよね [メイン] GM では彩人くんどうぞ [メイン] 蒔梨 彩人 逆凪です 手番終了ゥ [メイン] GM 次は百目鬼 [メイン] 百目鬼 魅凪子 帝釈天で片須と彩人へ攻撃 [メイン] 片須 貞也 終わったな… [メイン] 蒔梨 彩人 大人しく受けます… [メイン] 百目鬼 魅凪子 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 8[2,6] > 8 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 接近1点射撃1点集団1点ン [メイン] 片須 貞也 九ノ一の術は千里眼の術から9 [メイン] 片須 貞也 2d6 =9 ShinobiGami (2D6 =9) > 5[1,4] > 5 > 失敗 [メイン] 片須 貞也 一度もスペシャル出せなかった… [メイン] 蒔梨 彩人 ああ~~~ [メイン] 百目鬼 魅凪子 彩人への集団戦 [メイン] 百目鬼 魅凪子 wt ShinobiGami 変調表(3) > 重傷 次の自分の手番に行動すると、ランダムな特技分野1つの【生命力】に1点ダメージ。1サイクルの終了時に、《生存術》で成功すると無効化される。 [メイン] 蒔梨 彩人 笑っちゃうんすよね [メイン] ピエロ ひえっ… [メイン] 蒔梨 彩人 元々攻撃する気ないけどさあ! [メイン] GM どうなってんだ…(戦慄) [メイン] けぶり つらいよ~! [メイン] 蒔梨 彩人 1d6 ShinobiGami (1D6) > 1 [メイン] 片須 貞也 私の代わりにスペシャル出してください [メイン] GM 片須は脱落します [メイン] ピエロ ハァイ片須ゥ…天狗欲しいだろう? [メイン] 蒔梨 彩人 謀術戦術で [メイン] system [ 蒔梨 彩人 ] 戦術 1 → 0 [メイン] GM ラウンド7へ 影法師はどうしますか? [メイン] 片須 貞也 分かった!揺らし取るわ [メイン] けぶり 使います [メイン] けぶり 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 6[1,5] > 6 > 成功 [メイン] GM ではプロットください [メイン] GM 確認しました どうぞ! [メイン] けぶり 言うまでも無いですが、百目鬼に潜ってます [メイン] 蒔梨 彩人 6かよォ! [メイン] GM プロット6のけぶりから [メイン] けぶり 見てろよ……春雷! [メイン] 蒔梨 彩人 これはかなり自由に特技を選べる(ポジ) [メイン] けぶり まずは発動判定 [メイン] けぶり 2d6 =7 ShinobiGami (2D6 =7) > 9[3,6] > 9 > 成功 [メイン] けぶり うむ [メイン] 蒔梨 彩人 やりますねぇ! [メイン] けぶり さてしっかり確認しますね [メイン] 片須 貞也 狂気の沙汰ほど [メイン] GM 腹話術あたりかな? [メイン] けぶり いや、登術でいい……と思う! [メイン] GM なるほどたしかに10ですね [メイン] けぶり こちらの目標値は7。いきます [メイン] けぶり 2d6 =7 ShinobiGami (2D6 =7) > 8[2,6] > 8 > 成功 [メイン] けぶり よし [メイン] 蒔梨 彩人 やったぜ。 [メイン] 百目鬼 魅凪子 では回避だ [メイン] 百目鬼 魅凪子 2d6 =10 ShinobiGami (2D6 =10) > 7[2,5] > 7 > 失敗 [メイン] けぶり 当たった!接近2点射撃2点をくらえ! [メイン] 蒔梨 彩人 接近3点じゃな [メイン] ピエロ 頼む… [メイン] 百目鬼 魅凪子 接近3の射撃1じゃないかな? [メイン] けぶり あ、そうでした [メイン] 百目鬼 魅凪子 では接近3点を頑健で受け、射撃は戦術で受けよう [メイン] system [ 百目鬼 魅凪子 ] 追加生命力 3 → 0 [メイン] system [ 百目鬼 魅凪子 ] 戦術 1 → 0 [メイン] けぶり さて……!手番終了で [メイン] 百目鬼 魅凪子 それじゃあけぶりへ帝釈天で攻撃 [メイン] 蒔梨 彩人 やべえよやべえよ…帝釈天飛んでくるよ… [メイン] 百目鬼 魅凪子 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 6[1,5] > 6 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 護衛! [メイン] 片須 貞也 お前が守るんだよ! [メイン] けぶり ちょ、ちょっと待って [メイン] 蒔梨 彩人 回想する? [メイン] けぶり 判定値をしっかり確認したい [メイン] 百目鬼 魅凪子 けぶりの回想込みだと6 彩人は護衛の5とそこから8だね [メイン] 蒔梨 彩人 ファンブル値で7だ [メイン] 百目鬼 魅凪子 ああ確かに [メイン] けぶり うん。どっちがいいか微妙だなって [メイン] 蒔梨 彩人 護衛入れば回避は奥義切るよ [メイン] けぶり わかった。任せる [メイン] 蒔梨 彩人 そこに相克が入って、そこの破りが8 [メイン] 蒔梨 彩人 って考えると回想の方がいいかな!って思ってる [メイン] 蒔梨 彩人 回想回避でオナシャス…! [メイン] けぶり 破りに回想重ねる手もあると思ってる。こっちがね [メイン] 蒔梨 彩人 ああまだ兵糧丸あるのか [メイン] けぶり そうだね [メイン] 蒔梨 彩人 戦術回復して7と8で破り、そっちのがいいかな? [メイン] GM けどファンブル値が大きいからどうなるか [メイン] けぶり 回避はこっちが失敗したら終わりだけど、破りはどっちかが破ればいい……返し技もあるしね [メイン] 蒔梨 彩人 回避失敗したら兵糧丸抱え落ちするしなあ!護衛しよう! [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 10[5,5] > 10 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 無駄に高い! [メイン] 蒔梨 彩人 では回避に奥義 [メイン] 蒔梨 彩人 『ライアーズ・ハイ』 [メイン] 蒔梨 彩人 完全成功/くらまし/発動条件 詐術 [メイン] 蒔梨 彩人 自分をも騙す究極の詐術。飛べると思えば空は飛べるのだ。 [メイン] 蒔梨 彩人 これで護衛からの回避! [メイン] 蒔梨 彩人 相克来いやぁ! [メイン] 百目鬼 魅凪子 ならば相克だ!神羅眼!範囲攻撃のほうだよ! [メイン] 蒔梨 彩人 8で! [メイン] けぶり 兵糧丸で戦術回復して7! [メイン] system [ けぶり ] 戦術 0 → 1 [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =8 ShinobiGami (2D6 =8) > 7[3,4] > 7 > 失敗 [メイン] 蒔梨 彩人 ぐえー! [メイン] けぶり 2d6 =7 ShinobiGami (2D6 =7) > 6[1,5] > 6 > 失敗 [メイン] けぶり ああー! [メイン] 蒔梨 彩人 逆ゥー! [メイン] ピエロ 2人とも1足りないじゃーん! [メイン] 蒔梨 彩人 だが通常の回避がある! [メイン] 蒔梨 彩人 8! [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =8 ShinobiGami (2D6 =8) > 8[2,6] > 8 > 成功 [メイン] けぶり やった! [メイン] 蒔梨 彩人 シャラァ! [メイン] 蒔梨 彩人 遁甲符やめて(小声) [メイン] 片須 貞也 まだ生きてる…うぅ生きてる… [メイン] 百目鬼 魅凪子 ないよ [メイン] 蒔梨 彩人 では返し技! [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 11[5,6] > 11 > 成功 [メイン] ピエロ 出目が良くなってきたぞ [メイン] 蒔梨 彩人 「最高に『ハイ』って奴だッ!」 [メイン] 百目鬼 魅凪子 忍術で受けよう [メイン] system [ 百目鬼 魅凪子 ] 忍術 1 → 0 [メイン] GM ではプロット4の彩人 [メイン] けぶり あと4点だけど……忍具があるからな! [メイン] 蒔梨 彩人 パース! [メイン] GM ではそろそろ終幕ですね ラウンド8へ [メイン] GM 影法師は? [メイン] けぶり します! [メイン] けぶり 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 7[2,5] > 7 > 成功 [メイン] けぶり 潜りました [メイン] GM ではプロットください [メイン] GM 確認しました どうぞ! [メイン] GM プロット5の彩人から [メイン] 蒔梨 彩人 やるだけやっとくか 兵糧丸で重傷回復して接近戦攻撃 [メイン] system [ 蒔梨 彩人 ] 忍具 1 → 0 [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =6 ShinobiGami (2D6 =6) > 8[4,4] > 8 > 成功 [メイン] 百目鬼 魅凪子 回避は9 [メイン] 百目鬼 魅凪子 2d6 =9 ShinobiGami (2D6 =9) > 7[3,4] > 7 > 失敗 [メイン] けぶり あたった! [メイン] 蒔梨 彩人 そんな遠かったか [メイン] 百目鬼 魅凪子 1d6 ShinobiGami (1D6) > 2 [メイン] 蒔梨 彩人 おっ戦術潰れてんじゃーん [メイン] 百目鬼 魅凪子 あ、拷問術は蝙蝠のほうだったっけか [メイン] 蒔梨 彩人 あそうそう 瞳術だわ [メイン] 百目鬼 魅凪子 じゃあピン持ちなので成功ですね 失礼 [メイン] 蒔梨 彩人 手番終了 [メイン] GM 次はけぶり [メイン] ピエロ さぁ頼んだぞ [メイン] けぶり やるしかないね……春雷! [メイン] けぶり 2d6 =6 ShinobiGami (2D6 =6) > 7[2,5] > 7 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 よーし [メイン] けぶり とりあえず発動は成功 [メイン] けぶり えっと、6だと……? [メイン] 蒔梨 彩人 なんか歩法あたり遠そう [メイン] 蒔梨 彩人 いや潰れてる特技もあるのか [メイン] 蒔梨 彩人 ないわ [メイン] けぶり 忍術戦術消えてるか。えーと [メイン] GM 歩法は10ですね 忍術戦術には特技ないです [メイン] けぶり いやでも兵糧丸あるかもだからあんまりあてにしちゃいけないな……! [メイン] けぶり うーん……登術で7にチャレンジするかどうかだな…… [メイン] 蒔梨 彩人 それも10じゃない? [メイン] けぶり あ、そっか! [メイン] けぶり じゃあ歩法で! [メイン] けぶり 2d6 =6 ShinobiGami (2D6 =6) > 8[2,6] > 8 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 やりますねぇ! [メイン] 百目鬼 魅凪子 では回避は10 [メイン] 百目鬼 魅凪子 2d6 =10 ShinobiGami (2D6 =10) > 3[1,2] > 3 > 失敗 [メイン] けぶり あたった! [メイン] ピエロ よっしゃ!! [メイン] 蒔梨 彩人 やったぜ。 [メイン] 百目鬼 魅凪子 神通丸を使用! [メイン] けぶり くぅ~ [メイン] system [ 百目鬼 魅凪子 ] 忍具 2 → 1 [メイン] 片須 貞也 成功させる気満々やぞこいつ [メイン] 蒔梨 彩人 ここで神通丸を切るようでは苦しいなあ! [メイン] 百目鬼 魅凪子 2d6 =10 ShinobiGami (2D6 =10) > 8[2,6] > 8 > 失敗 [メイン] けぶり よし! [メイン] ピエロ 神通丸なぞ歩法の前では無意味… [メイン] GM 血断、回想はどうされますか? [メイン] けぶり ちょっと整理します [メイン] けぶり えっと……絶対防御は使ってくるから破らなきゃじゃん?目標7だから回想残す価値はある [メイン] system [ けぶり ] 忍具 1 → 0 [メイン] けぶり 残り忍具は1で、それが兵糧丸と仮定するとダメージ1点は盛らないと確定で倒すのは無理……だよね [メイン] けぶり つ、つまり…… [メイン] けぶり ……血断! [メイン] 蒔梨 彩人 うおお~!! [メイン] 百目鬼 魅凪子 では絶対防御!絶技天握! [メイン] けぶり 破ります!回想修正もします! [メイン] GM ではけぶりの秘密を公開 [メイン] 蒔梨 彩人 6で破ります [メイン] GM けぶりの秘密 あなたは百目鬼魅凪子らが確保していると思われる神器「禍魂」の欠片を回収してくるよう命令されている。あなたの本当の使命は「神器の欠片を手に入れること」である。(誰が神器の欠片を持っているかの情報を入手していないとクライマックス終了時にプライズを戦果で手に入れることはできない。メインフェイズ中に獲得した場合は脱落しても他PCが脱落しなければ使命達成となる。) [雑談] system [ けぶり ] 戦術 1 → 0 [メイン] けぶり 「……あなたの思いの丈、痛いほどに伝わった。でも……でも!」 [メイン] けぶり 「世界を変えるのに『神器』に頼っちゃ、だめ!それで得た世界はきっと、ヒトの心を受け入れる世界じゃ……ない!」 [メイン] けぶり やぶるぞ~、6! [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =6 ShinobiGami (2D6 =6) > 8[2,6] > 8 > 成功 [メイン] けぶり 2d6 =6 ShinobiGami (2D6 =6) > 4[2,2] > 4 > 失敗 [メイン] けぶり あぶね~ [メイン] 蒔梨 彩人 っぶぇ! [メイン] GM けぶりの攻撃が百目鬼の護りを貫く [メイン] system [ 百目鬼 魅凪子 ] 妖術 1 → 0 [メイン] 百目鬼 魅凪子 「だが…まだだ!」 [メイン] 百目鬼 魅凪子 乱神から帝釈天で2人へ攻撃! [メイン] けぶり なんとかしないとね……! [メイン] 百目鬼 魅凪子 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 6[1,5] > 6 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 死ぬ死ぬ死ぬ! [メイン] 百目鬼 魅凪子 2d6 =5 ShinobiGami (2D6 =5) > 6[2,4] > 6 > 成功 [メイン] 蒔梨 彩人 けぶりの回避に護衛! [メイン] 蒔梨 彩人 あ [メイン] けぶり 信じるよ……! [メイン] 蒔梨 彩人 いや戦術回復してるからそっち7か! [メイン] けぶり そうだよ [メイン] 蒔梨 彩人 どちらか生き残ればと考えれば使わない方がいいな! [メイン] けぶり がんばるぞ~! [メイン] 蒔梨 彩人 では自身の回避に奥義! [メイン] けぶり あ。いや [メイン] 蒔梨 彩人 ん [メイン] けぶり 血断で戦術消してたわ [メイン] 蒔梨 彩人 同プロットだから大丈夫! [メイン] 百目鬼 魅凪子 まだこのプロットは生きてるから大丈夫 [メイン] けぶり そっか! [メイン] 蒔梨 彩人 オラ!ライアーズハイ! [メイン] 百目鬼 魅凪子 では彩人の奥義へ相克!神羅眼! [メイン] 蒔梨 彩人 破るゥ―!8! [メイン] けぶり 破る!7! [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =8 ShinobiGami (2D6 =8) > 7[1,6] > 7 > 失敗 [メイン] けぶり 2d6 =7 ShinobiGami (2D6 =7) > 4[1,3] > 4 > 失敗 [メイン] けぶり ああ~ [メイン] 蒔梨 彩人 では通常の回避!8! [メイン] けぶり 7! [メイン] 蒔梨 彩人 ラストダイスだ! [メイン] 蒔梨 彩人 2d6 =8 ShinobiGami (2D6 =8) > 10[4,6] > 10 > 成功 [メイン] けぶり 2d6 =7 ShinobiGami (2D6 =7) > 6[2,4] > 6 > 失敗 [メイン] 蒔梨 彩人 けぶりーーッ!!! [メイン] けぶり また生き残れなかったァ――――ッ!!!!! [メイン] ピエロ ハァイけぶりィ… [メイン] system [ けぶり ] 体術 1 → 0 [メイン] 百目鬼 魅凪子 「我が望みの邪魔をするのが隠忍の貴様とは…これも因果か…」 [メイン] GM 百目鬼、けぶりは戦闘脱落 [メイン] 蒔梨 彩人 「結局のところ俺様を動かしているのは人間でしかない」 [メイン] 蒔梨 彩人 「貴様はこいつらに負けたのだ」 [メイン] GM クライマックスフェイズ終了 エンディングへ突入します [メイン] 蒔梨 彩人 戦果でけぶりに友情取りまーす [メイン] けぶり ありがと~ [メイン] GM けぶりの一撃が百目鬼を貫き、最後の攻撃も彩人を仕留めることはなく、百目鬼は倒れます [メイン] けぶり ほぼ相打ちという形でその場に転がりましょう [メイン] 蒔梨 彩人 よし蝙蝠増やして全員起こそう! [メイン] 蝙蝠 「みんな!大丈夫!?起きて!」パタパタ [メイン] 蒔梨 彩人 「やはり人間は貧弱だな…」 [メイン] ピエロ 「ザック!?ザックはどこさ!?」てな感じで起きます [メイン] 蒔梨 彩人 「ちょっ落ち着け落ち着け、最初からここにはいないぞ!」 [メイン] 片須 貞也 「任務は…完了したか……?」 [メイン] ピエロ 「あぁ…こっちの戦いだったさ…」 [メイン] 蒔梨 彩人 倒れた敵の面々を顎で指します [メイン] 蝙蝠 「けぶりさん!死なないでー!」 [メイン] 蒔梨 彩人 もしかしてザックも排水溝の中に…? [メイン] けぶり 「んん、いたた……わたし、また……」 [メイン] 片須 貞也 「どうにか……信用を落とさずに済んだか…」 [メイン] 蒔梨 彩人 「勝手に死ぬことは許さんと言っただろう。貴様の無謀は実ったぞ」 [メイン] けぶり 「ん、片須さん、蒔梨くん……」 [メイン] ピエロ 「ふぅ…よくは分からないが…どうやらギリギリの戦いだったみたいだねぇ」 [メイン] 蒔梨 彩人 「すべて俺様の力だな!ククク!」 [メイン] 蝙蝠 「俺1人じゃどうにもならなかったよ!みんなありがとう!」 [メイン] ピエロ 「アーハハハ!どうやら蝙蝠の方が正直みたいさ」 [メイン] 蒔梨 彩人 「・・・・・・」 [メイン] GM 大団円のような雰囲気ですが、皆さんの前には立ち上がっている百目鬼の姿があります [メイン] 蒔梨 彩人 何ィ!? [メイン] けぶり 「……百目鬼、さん」 [メイン] 百目鬼 魅凪子 「まだ…終わっていない…」 [メイン] 片須 貞也 「そうだ、まだ終わっていない。連れ帰るか殺すか、どうする?このままだと殺すことになりそうだが」 [メイン] 蒔梨 彩人 「発想が斜め上を行くな貴様!?」 [メイン] 片須 貞也 えっ討伐って殺すことじゃないんすか [メイン] 百目鬼 魅凪子 「お前たちも満身創痍なのに変わりはない…!まずはお前からだ…!」 [メイン] 蒔梨 彩人 普通百目鬼目線で答えるやろって… [メイン] GM 百目鬼が近くにいるけぶりに対して武器を振りかざしたその瞬間 [メイン] けぶり 「!」 [メイン] 蒔梨 彩人 「!おい」 [メイン] ピエロ 「危ないさ!」 [メイン] 百目鬼 魅凪子 「っ…!がはっ…!」 [メイン] GM 突然百目鬼が血を吐き倒れました [メイン] 百目鬼 魅凪子 「なっ…!これは…戦闘のダメージでは…!」 [メイン] けぶり 「!?……誰ッ!」 [メイン] トーマス 「あっはっはっお嬢さん、違う違う。不意打ちとかそういうもんじゃないよこれは」 [メイン] 蒔梨 彩人 「重役出勤だな」 [メイン] トーマス 「ゆっくり君たちの戦いを見させてもらってたが…百目鬼。お前人には過ぎた力を使ったな?」 [メイン] けぶり 確かに奥義二個とかいう舐めた真似してましたねえ [メイン] 片須 貞也 「他者を争わせて疲弊したところを突く、実践的だと言っておくか」 [メイン] 蒔梨 彩人 それは上忍クラスだから… [メイン] けぶり 上忍のシノビはもはや人に非ず……! [メイン] ピエロ 一理ある [メイン] 百目鬼 魅凪子 「…!そうか久川の…!」 [メイン] 蒔梨 彩人 ハーフだったのかトーマス! [メイン] ピエロ ミドルネームの可能性もある [メイン] トーマス 「いくら隠忍、それに上忍頭とはいえ身体がもたないだろう。残念だったな。お前はここで退場だ」 [メイン] 蒔梨 彩人 「それは…神器の欠片の力のことか?」 [メイン] けぶり 「でっ、でも。欠片はここに……」 [メイン] トーマス 「ん〜?知りたいか?でもお前らもそれなりには勘づいてるんじゃないか?」 「一つ残ってたものがあるだろう?」 [メイン] 片須 貞也 なんだっけ(痴呆) [メイン] けぶり あの我々の判定を8回跳ね返した超絶難易度のアレか? [メイン] トーマス それですな [メイン] 蒔梨 彩人 何者かとは一体…? [メイン] ピエロ 8回も失敗するなんてなんかおかしいと思ったんだよ!やっぱり変な力が働いてたんだなあ! [メイン] 蒔梨 彩人 あれに関しては片須が見つけたので片須に喋ってもらいたい(適当) [メイン] 蒔梨 彩人 でも興味なさそうだよなあこいつ! [メイン] 片須 貞也 ないです。任務完了できたし [メイン] 蒔梨 彩人 なんて扱いづらいPCなんだ… [メイン] ピエロ 片須さんらしいわ [メイン] トーマス 「まあそれがなんらかの薬なのかドーピングなのかまでは俺の管轄外だが」「おおっと喋ってる間に死んじまうぜ?あいつ」 [メイン] 蒔梨 彩人 最期の言葉があるのか!? [メイン] けぶり 「あっ……百目鬼さん!」 けぶりはついさっき殺されかけたにもかかわらず、反射的にそのそばに駆け寄ります。 [メイン] 蒔梨 彩人 「あ。…あいつは本当に…」 [メイン] けぶり 「待って、まだあなたの意思、聞いてない」 [メイン] ピエロ 「…ザックには止めて欲しいとしか言われてないさ、彼女は生かして隠忍に返す、それで良さそうだね」 [メイン] 百目鬼 魅凪子 「比良坂…隠忍…2つの意思が潰え…残すはあと1つ…。どうかこの世界が…終わりますように…」 [メイン] ピエロ てか死ぬ?ほんまに死んじゃう? [メイン] 片須 貞也 「生かして返してほしいとも言っていなかったが」 [メイン] GM 死にました [メイン] 蒔梨 彩人 そんな!弟子に看取られることもなく… [メイン] けぶり 「あっ……」 [メイン] ピエロ 「…」 [メイン] トーマス 「これにて任務完了だなぁ!いやぁお疲れお疲れ!じゃあお嬢さん、君が回収してきたものを渡してくれないか?」 [メイン] 蒔梨 彩人 「望まれない死を迎えられただけ幸福…だな」2人の反応を見ながらつぶやきましょう [メイン] けぶり 「……わからない。あなたという人が」 [メイン] けぶり 「最初からそうだった。あなたの行動は、善意も、悪意も、何も見えない」 [メイン] けぶり 「『ただ面白がっている』……違う?」 けぶりは言葉とは裏腹に、おとなしく欠片を渡します。 [メイン] トーマス 「ん〜〜〜?まあその答えはまたいずれ。焦らされるのも悪くは無いだろ?」 [メイン] GM トーマスは神器を受け取ります [メイン] トーマス 「さぁ後は残ったヤツらを連行して終了だ。あとひと仕事頑張ってくれ」 [メイン] 蒔梨 彩人 ベンパッツ! [メイン] トーマス 「それでは良い週末を」 [メイン] けぶり シィアン! [メイン] GM その言葉を残し、トーマスは立ち去りました [メイン] 蒔梨 彩人 終わったよ… [メイン] 蒔梨 彩人 弟子は起きてるのか…? [メイン] GM セッション終了です 皆さんお疲れ様でした! [メイン] けぶり お疲れさまでした~ [メイン] ピエロ お疲れ様でしたー! [メイン] 片須 貞也 お疲れさまでした!GMの慈悲ビンビンに感じまくってます! [メイン] 蒔梨 彩人 お疲れ様でした!2日で終わるとは思わんかった [メイン] GM では功績点はスレでやります! 移動! [メイン] けぶり は~い