約 173,333 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/1355.html
武装神姫バトルマスターズ Mk.2 【ぶそうしんきばとるますたーず まーくつー】 ジャンル アクション 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売元 コナミデジタルエンタテインメント 開発元 ピラミッド 発売日 2011年9月22日 定価 UMD版 5,800円DL版 4,800円特別版 19,800円 (限定フィギュア2セット+素体1体同梱)特別版コンプリートセット 22,300円 (限定フィギュア2セット+素体2体+同日発売サントラ同梱) 判定 なし ポイント 改善点に比例するかのような改悪点の数々依然として良ゲーには遠い 武装神姫シリーズBATTLE RONDO / バトルマスターズ / バトルマスターズ Mk.2 / バトルコンダクター 概要 変更点 戦闘システム アドベンチャーシステム その他 評価点 ゲームシステム改良 アドベンチャーパート増強 問題点 新たなゲームバランスの問題点 悪化したシステム 完成度の低いシナリオ 多発するバグ・ミス その他疑問点 キャラクター設定の理解不足 理不尽な仕様 高いだけの問題でもないDLC 総評 その後の展開 概要 『武装神姫バトルマスターズ』の約1年後に発売されたアッパーバージョン。データ引継ぎ可。基本システムに変更は無いので、まずは前作のページを参照されたし。 キャラクターやパーツの追加、ゲームバランスの一部見直しなどにより、完成度も高まっている…はず、だったのだが…。 変更点 戦闘システム 2種類の新武器をはじめパーツを大幅に追加。パーツのランクも、前作の5から7へ引き上げ。 新要素の追加、バランスの見直し。 威力や弾数の増加といった恩恵が得られる、「強化アビリティ」を武器に追加。 神姫自身にも武器アビリティの強弱が設定され、個性が強化されている。 前作では神姫の微妙なステータスの差はほとんど装備で補えてしまい、基本的には声と外見が違うだけで、個性は無いに等しかった。 格闘武器では「ナックル」「大剣」といった強武器の弱体化、「小剣」へのガード崩し付与など弱武器の強化が行われた。 射撃武器は「手動リロード」、更に一部に「手動照準」を追加。使い勝手が向上した。 相手の攻撃のタイミングに合わせてガードする事でダメージを無効化する「ジャストガード」が追加。ガードの重要性が増した。 無敵時間を伴う回避「ターン」の無敵時間短縮による大幅弱体化。前作ではほぼノーリスクで永久に無敵だったため。 「レールアクション(RA)」の新技追加、空中発動の追加、一部仕様変更。前作の「無制限にRAが使えるバグ」も修正。 敵のAIが全体的に強化され、ある程度計画的な攻略も要求される場面がでてきた。 NPCとの戦闘前会話スキップ機能に加え、経験値稼ぎを効率よくするためのアイテムもクリア特典として登場。 その他、自分のSPや相手との間合いが戦闘中に数値化されるようになるなど、今まで何故無かったのか分からない欠点も改善されている。 アドベンチャーシステム 操作キャラクター=神姫が5体追加、前作に加えて全15体になった。ゲームオリジナルの隠しキャラも3体追加。 DLC神姫も8体が倍増して全16体、前作に無かった個別シナリオも配信されている。 + パッケージ追加神姫 セイレーン型 エウクランテ(声 加藤英美里 デザイン 間垣亮太) 真面目で時折融通が利かず、正義感が強くおせっかい焼きな正統派ヒロイン風気質。 マーメイド型 イーアネイラ(声 井上麻里奈 デザイン 間垣亮太) あらあらうふふ系の掴みどころのない、しかし怒らせると怖いお姉さんキャラ。 デザイナーの趣味を全開にした、フィギュア版でも群を抜くほどの「ある部分」の大きさが特徴。 サンタ型 ツガル(声 釘宮理恵 デザイン GOLI) 声優補正もあいまってツンデレに見えがちだが、実は背伸びしているだけの年少系。 元々は同じコナミの「beatmania」シリーズとのタイアップ企画で神姫化された同作のキャラクター。 モトレーサー型 エストリル(声 伊瀬茉莉也 デザイン 黒星紅白・柳瀬敬之) 天真爛漫な元気っ子だが、レーサー機を元に制作されたためかとにかく「速さ」に拘る。語尾は「~っしょ」。 現実のフィギュア発売に先駆けてゲーム登場したが、その後のシリーズの縮小でフィギュア販売はお蔵入りとなった。 クルーザー型 ジルリバーズ(声 日笠陽子 デザイン 黒星紅白・柳瀬敬之) クルーザーバイクが元のためかクールで時として辛辣、勝利に対して非情に貪欲で若干ダーティーな思考も持つ。 こちらもエストリル同様にフィギュア販売はお蔵入りとなった。 以上の性格設定はプレイヤーキャラクターとしてのもの。 + DLC神姫 エレキギター型 ベイビーラズ(声 平野綾 デザイン CHOCO) 非情にロックな口の利き方と考え方が特徴の、ロックに拘るお子様。語尾は「~じゃん」。 ヴァイオリン型 紗羅檀(しゃらたん、声 高垣彩陽 デザイン CHOCO) 上品で落ち着いているものの、少々世間ずれしたお嬢様風。 九尾の狐型 蓮華(れんげ、声 金田朋子 デザイン いづなよしつね) 自分を神の使いと思い込んでいるのじゃロリ。声優の熱演(いわゆる「金朋地獄」)は必聴。 地獄の番犬型 ガブリーヌ(声 小林ゆう デザイン いづなよしつね) 自分を地獄の番犬と思い込んでいる口の悪い暴れん坊ロリ。 鷲型 ラプティアス(声 遠藤綾 デザイン かこいかずひこ) 高貴さと秘めた情熱が同居する、スポ根マンガに出てくるお嬢様然とした神姫。 山猫型 アーティル(声 中原麻衣 デザイン かこいかずひこ) どんな困難も根性で乗り切ろうとする熱いハートを持つ、スポ根マンガの主人公のような神姫。 ケンタウロス型 プロキシマ(声 朴璐美 デザイン NiΘ) 凛とした雰囲気を持つ、王子様のような気質の僕っ娘。 テンタクルス型 マリーセレス(声 桑谷夏子 デザイン NiΘ) 淑女的な表層とサディスティックな性格を併せ持つ小悪魔敵性格の持ち主。 戦闘機型 飛鳥(声 藤田咲 デザイン 島田フミカネ) 奥ゆかしさと凛々しさが目を引く大和撫子。個別シナリオがとかく超展開で初見では混乱する。 戦車型 ムルメルティア(声 浅野真澄 デザイン 島田フミカネ) 厳格な性格と古参兵の風格が目を引く軍人的な性格。元傭兵部隊長と自分で言い張る。 花型 ジルダリア(声 小林沙苗 デザイン OKAMA) ノリが軽く面倒くさがりなマイペースなお姉さん。 種型 ジュビジー(声 名塚佳織 デザイン OKAMA) 非情に素直で純情で可愛らしく、愛を与えて育てたい天使。 ビックバイパー型 ヴェルヴィエッタ(声 明坂聡美 デザイン 明貴美加) マスターに反抗的で、辛辣な言葉も頻繁に口にする「上級者向け妹」。 同じコナミの「グラディウス」シリーズに登場する宇宙戦闘機ビックバイパーを元にした神姫。 ビックバイパー型 リルビエート(声 井口裕香 デザイン 明貴美加) 元気で可愛らしい「典型的な妹」……のはずだが、プレイヤーキャラ個体は低確率で混ざる別性格の個体。 同じコナミの「グラディウス」シリーズに登場する宇宙戦闘機ロードブリティッシュを元にした神姫。 剣士型 オールベルン(声 悠木碧 デザイン 島田フミカネ) 剣士型の白鳥の方。何事も真剣に向き合いそつなくこなす、優等生タイプのお姉さん。 剣士型 ジールベルン(声 竹達彩奈 デザイン 島田フミカネ) 剣士型の黒鳥の方。最低限しか人と触れ合わずそこか機械的に感じるが、実は感情表現が苦手なだけ。 アーンヴァルMk.2(黒) 上記のDLC神姫と異なり、DLC配信アニメ「Moon Angel」の全話購入特典。 通常型のアーンヴァルと個別シナリオは共通だが、性能や選択時ボイスなどが微妙に異なる。 以上の性格設定はプレイヤーキャラクターとしてのもの。 + 隠し神姫・ネタバレ注意 ブラックドラゴン型 ジャスティス(声 久川綾 デザイン 新川洋司) ミミック(声 喜多村英梨 デザイン 新川洋司) 強化ミミック(声 喜多村英梨 デザイン 新川洋司) 以上の三体は2周目における特典的な存在である。 本作では髪・瞳の両方とも3色から個別に選ぶことができ、購入後も髪・瞳・名前を変更出来る。 前作では天使型アーンヴァルのみだった、最初に選択できる神姫も4体追加。 前作ラストから続くメインシナリオを追加、これに伴いNPCもか増えた。前作で印象的だった個性豊か過ぎて変人すぎるNPCも増加し、各神姫の担当声優も多彩かつ奇矯な役を怪演する。 前述の武装ランク開放のためのLOVE(レベル)も20から30へとキャップを開放。個別シナリオも追加されている。 バトルを有利にする要素は全く無いが、さらに255までレベルアップ可能。やりこみが愛になる。 その他 やりこみ要素のひとつとして用意されていた「称号」も大幅に追加。 フレンドカードシステムの追加。自身と神姫のペアを、フレンドカードとして対戦相手に渡せる。 フレンドカードを受け取った相手はこれをNPCとして戦うことができ、登場時の台詞は配布者が設定できる。 神姫のモデリングが若干修正されて可愛くなっている。 オープニングムービーをアニメで追加。前作のボーカル曲はタイトル画面とエンディングで流れるだけだった。 ダンバイン、エルガイム 、ヨドバシカメラ などで知られるベテランの女性アニソン歌手MIQ氏(旧・MIO)をオープニングのボーカル曲に起用、サイバーフォーミュラ、ガンダムSEEDなどで知られる福田己津央氏がオープニングムービーのコンテ・監修を務めるなど、豪華なメンバーも名を連ねている。 前作最大の問題点とさえ言われたUMD版のロード時間は、データインストール機能対応により、DL版と遜色ない速度まで向上した。 あくまで「UMD版の」である。ロードの頻度と速度は前作DL版から変化は無く、やはり多め・長めな傾向ではある。 評価点 ゲームシステム改良 ロード速度向上とバランス調整による快適化、フレンドカードの追加など、一人でも複数でも楽しめるように調整されている。 特にフレンドカードは「神姫はオーナーごとに性格が異なる」という武装神姫の共通設定が生き、個性豊かなNPCにもなりきれる、良好なシステムと言える。 アドベンチャーパート増強 前作発売後も武装神姫シリーズは60体近くにまで増えているが、本作はDLCを入れれば全31体、半数近くがゲームに登場している。 ゲームオリジナルの神姫がメインシナリオのキーパーソンとして登場し、独自色も見せている。 前作にあった「フィギュア発売前の神姫がゲームに登場する」という要素も損なわれていない。 キャラクターが増えても声優は相変わらず豪華。 問題点 新たなゲームバランスの問題点 武装ランクの最大が5から7に上がり、固有レールアクション(以下固有RA)もランク7のみに使えるEXと名の付いた強化バージョンが使えるようになった。 大体はモーション追加、ダメージ増加、ヒット数増加、方向転換追加等通常とは全く違った性能になっているのが多い。なのだがそれが非常に扱いづらく、EXというにはどうにも微妙な感じ。固有RAは特に制限なしに使えるのだが、EXはなぜかライドレシオがMAXにならないと使用できないという訳のわからない仕様になっている。それを含めても実用性の高い固有RAEXももちろんあるが、中にはあまりにも微妙な変化で逆に使いにくくなったのもある。 何よりも疑問なのはEXを使えるランク7やその前のランク6で通常の固有RAを使えないところにある。このせいで使いにくくなったEXを使いたくなければ低ランクの武装を装備せざるを得なくなってしまう(そのぶん空いたところに高ランクの武装を詰め込みやすいという考えもあるが、必要武装が多い神姫にとっては慰めにもなりゃしない)。 + その一例 + 忍者型 フブキ:無双手裏剣EX 通常は真上に高く飛び上がり16Hitする手裏剣を投げつけるRAなのだが、EX版では手裏剣を三回投げて移動→もう一度手裏剣を3回投げて16Hitする手裏剣を投げつける物になった。 このせいで通常と同じような使い方が全くできない上に、追加されたモーションにはガードも糞も無いのではっきり言って死んでいる。 そもそもフブキ型は純正武装の性能が低く通常でも補うためのカスタマイズに悩まされていたのだが、EXの場合余計に必要な武装が増えててどうしようもなくなっている。 + セイレーン型 エウクランテ:グライドオンプレステイルEX 通常はいわゆる武装を乗り物に変形させて突進するものなのだが、エウクランテのは突進距離があまり長くないらしく、なのに発動時飛び上がるためぎりぎり届かないということが割とよくある。 そしてEXでは何故かノーマルショットガン(しかもランク6)が必要武装となってしまう。そして突進モーションの前に射撃の連射をし、そして移動して飛び上がり突進と言う流れになった。 この突進に移るまでの移動にはガードがないため、はっきり言って使いづらい。一応近接ACからならばそのまま突進するが、それじゃあなんでショットガンなんか持たせて余計なモーションを追加したのか。 しかもこいつは通常の固有RAのランクが他の神姫と違う3となっている。そのせいでEXが使えないからといって低ランクの武装で妥協するなんてとても出来ず、固有RAを無視したカスタマイズをせざるを得なくなってしまう。 + エレキギター型 ベイビーラズ:We Will Rock Y☆EX とてつもないボッタクリ価格のDLCキャラもいくつか冷遇されているのがいる。こいつは前作では使いにくかった固有RAが今作では強化され非常に実用性の高いものとなった。 だがEX版は移動して音符を飛ばす攻撃を2回ほど行ってから通常と同じ攻撃…という風にモーションが変わっており正直使えたもんじゃなくなった。 エウクランテと同じく近接ACから使えば通常と同じように使えるが、ダメージはかなり落ちてしまいEXを使う意味がない。 ベイビーラズの武装はどうにも頼りない性能だが、これならいっそ防御力は完全に捨ててランク5+αのカスタマイズをしたほうがマシである。 また、通常もEXも相変わらず判定が弱くてコンボに繋ぎづらく劣化ラプティアスな性能のハウリンや、必要武装は減ったが結局死に技でしか無いゼルノグラードあたりも悲しみを背負っている。 基本的に射撃系のRAはどれもEX化で使いづらくなっている傾向にある。 固有レールアクションとは関係がないが、同じく新しく追加された2種類の武装のRAを合わせたダブルレールアクションもある。しかしこれもほとんどがコンボにならないなど、ぶっちゃけ追加する必要があったのかと疑問に思わざるを得ない。 戦術などでどうこうなるレベルのものではないため、あまりに酷い待遇差であるといえる。というよりキャラゲーでキャラの最大の特徴である固有RAが産廃というのは… 悪化したシステム 前作でも使い勝手が良いとは言えないUIだったが、本作の追加要素のせいで悪化している。 戦闘の大半を占める「ゲームセンター」ではフレンドカードのNPCとも戦えるのだが、ゲーム固有NPC/フレンドカードNPCとの対戦区分を選択→リストからNPCを選択…という手順を取らなければいけない。 NPCとの対戦後は対戦区分の選択まで戻され、リストのカーソルもリセットされてしまい、「特定のNPCからパーツを入荷させるまで連戦する」作業が煩雑化する。前作からNPCが増えているのに、リストの並び替え・絞り込みといった機能も無いまま。 カスタマイズ画面とショップのパーツ一覧でも、カテゴリによる絞り込み、名前や性能による並び替え以外の操作ができないまま。下位から上位のランクまで様々なパーツが追加されているため、パーツ管理の手間も比例して増えている。 武器のカテゴリは大分類から小分類に分けられるが、武器のカテゴリの絞込みも大分類でしかできないまま。「ヘビーガン」は前作で最大の小分類4種を抱えていたが、更に本作の新武器2種も追加されて合計6種に。「ガトリング」「ランチャー」「ショットガン」「バズーカ」「粒子ブラスター(*1)」「浮遊機雷」という統一感のないカテゴリ(*2)となっており、パーツ数も150近くとダントツで多く(*3)、パーツ探しには根気が要る。 前作にあった「称号の獲得率」「カテゴリ内の全パーツを集めた称号」が廃止されている。 全ての称号を獲得するとNPC固有のレールアクション全種を自分で使用できる、という隠し要素が前作にあったのだが、本作ではパーツを集める称号はカテゴリ内の9割程度までに条件が緩和され、RAは特定の称号と同時に少しずつ獲得できるように仕様が変更されている。しかし称号とパーツを本当の意味でコンプリートできたか確認できないため、やり込みユーザーには決して優しくない。 メインシナリオの中盤、いかにもザコっぽい無機的な神姫(正確には神姫とは違うものらしいが)「ミミック」が登場。演出のため全体マップ移動時にランダムで乱入し、強制戦闘を仕掛けてくる。 登場時、いちいちフルボイスで「ううぅぅぅぅきゃあぁぁぁぁぁっ!!」と叫ぶ。 どんな時でも乱入してくるので、「セーブしに自宅まで戻ろうと思ったらミミック」「ゲームセンターに行こうと思ったらミミック」「通信対戦の準備をしようと思ったらミミック」挙句には「ミミックとの戦闘後に施設を出入りしたらまたミミック」という状況も起こり得る。 勝利すると、通常通りの経験値・資金の入手に加え、ミミック装備の未入荷パーツが必ず入荷し(*4)、クリア後は隠しキャラの解禁条件にもなるなど、メリットが無いわけではない。しかし、いくらやり込んでもミミックの乱入を止められないので、叫び声や乱入のタイミングと頻度のせいでストレスが溜まり、最終的にはデメリットになる。 敗北したらゲームオーバーかと思わせる台詞で不安を煽る一方、実際には敗北しても自宅に送り返されるだけで、デメリットはほとんど無い。しかしそれが分かるのは、実際に敗北してみるか、シナリオ終盤である人物が教えてくれた後である。もっと早く言え。 完成度の低いシナリオ 違法プレイヤーが小遣い稼ぎを目的に他人の神姫を改造、暴走・爆発させるという、非人道的とも取れる賛否両論な展開が前作にもあったが… 前作では違法プレイヤーの溜まり場になっていた裏バトル会場を警察が摘発して事態を終息させたのに、本作の追加シナリオの発端は「また」神姫の爆発事故。前作の悪戯半分の爆発事故とは違い、本作の事故はある特定の人物数名の殺害を目的とした「事件」であることも後に明らかになる。 しかも殺害は標的全員分が完遂されてしまう。前作の事故では神姫以外が犠牲になった描写はなかったのだが、人間の死者が出てしまった本作では一層暗い影が落ちる。 神姫のサイズを考えれば、傷害を加える方法は他にいくらでもあるのに(実際にやってみた)(*5)、ただでさえ賛否両論だった方法を二度も使うことには疑問とマンネリがある。 連日の報道で世間の目が厳しくなり、神姫を連れた主人公に通行人が陰口を叩くシーン、神姫バトルの全面中止といった憂鬱な展開が続く。 「ミミック」と呼ばれる神姫らしきモノが現れ、それに敗北したプレイヤーが何者かに拉致されてしまう事件も発生。 爆発事故現場に向かった主人公が「ジャスティス型」の神姫を発見。神姫メーカーの社長でさえその存在を知らず、人間らしい感情を持ち合わせないことや「ライドオン」できないという謎だらけ。社長の提案でジャスティスを預かり、感情を育んでいく展開もあるのだが… これらの出来事が一つに繋がり、真相が明らかになる。 + ネタバレ ある開発者が神姫を作り上げるが、その高性能ゆえに同僚から妬まれ、仲間はずれにされてしまった。この開発者が人知れず名を変え、数年越しの復讐のため同僚を殺害していた、というのが事件の真相。 「同僚が殺されている」という関係性から、最後の生存者は殺害される寸前で彼が名を変えたことに気付いたが、同僚が業界内で社長になってなんで気付かなかった。 神姫というオーバーテクノロジーなロボットが存在している以上、整形など造作もないことだが、本作の人間の立ち絵はシルエットなので、知る由も無いし、説明されても白々しい。 作り上げた神姫とはジャスティス型「アストライアー」。復讐のためアストライアーを最強の神姫として完成させようとしており、最強のプレイヤーと見込んだ主人公の元へ偶然を装って送り込み、もう一方ではミミックのバトルで拉致したプレイヤーからもデータを収集していた。 彼とアストライアーがラスボス。主人公に負けてなお諦めきれない彼に、もう1人の開発者がアストライアーに隠したメッセージが再生され、彼は過ちに気付く。主人公に人間と神姫の行く末、アストライアーを託して投身自殺する。「さらばだ!!」更にアストライアーも、マスターは彼しかいないとして後を追ってしまう。 要約すると、身勝手な復讐のために大勢の人間と神姫を巻き込んだ挙句、責任を主人公に押し付けて勝手に死んだ。後味どころか胸糞まで悪くなるプレイヤーもいるのではないだろうか。 メインシナリオに関与しないNPCにも難あり。神姫と夫妻同然の愛人関係を築く、というある種の到達点を見せ付けて好評だった(?)NPC「給料シーフ」。しかし、彼の本物の(人間の)嫁「シーフ嫁」がNPCに登場して… 夫を奪った憎しみの対象として神姫を見ており、自身の神姫「スリンキー」(*6)に賭博の裏バトルを行わせ、負ければ罵詈雑言を浴びせ暴力も振るう。 更にシーフ嫁が裏バトルの主催者に対する不倫を示唆するような発言もしている。 理不尽な扱いに耐えるスリンキーは被虐心や庇護欲をそそることもあるかもしれないが、それはシーフ嫁への不快感と隣り合わせのものである。 NPCには神姫マスターとしての生い立ち、主人公からの第一印象などの一言コメントが付いているのだが、シーフ嫁へのコメントは「人間なんかと結婚するから…」この主人公、生涯独身か。 神姫を酷く扱うマスター自体は前作にも登場しており賛否両論ではあったが、シーフ嫁は「前作のキャラ評価も一変させかねない背景設定を抱えている」ことにも問題がある。また、前作の当該人物と比べ、シーフ嫁に対する神姫の反応は淡白である。 多発するバグ・ミス とにかくバグが多い。発売日を3週間延期していたのは一体何のためだったのか。 本作で追加された5体の神姫のイベントが発生しなくなる。 DLC神姫で一部NPCとの戦闘を行おうとすると、会話開始前のロードが無限に続き、最悪フリーズ。 前作で作った「DLCパーツを含む武装セット(保存済みのカスタマイズ)」を呼び出すと読み込みエラーを起こし、最悪フリーズ。 勝利すると一定確率で対戦相手の装備品がショップに入荷、以後自由に購入できるのが本来の仕様だが、初回入荷時に購入しないとショップ一覧から消えることがある。 「ハウリン」でゲームをクリアすると、エンディングで別キャラクターの全く関係ないボイスが流れる。 発売直後からバグ報告が相次ぎ、1週間で公式に告知された。発売から約2ヶ月後の11月半ばにアップデートが行われ、上記バグをはじめとする多くは修正されたのだが…設計ミスも含めて、バグはまだ残っている。 DLC神姫の売却・追加購入ができない。通常の神姫は個別シナリオのクリア後に解禁されるし、前作ではDLC神姫にはシナリオが無かったので無条件でできた。 フレンドカードの武装にDLCが含まれている場合、自分もそのDLCを購入していなければいけない。 フレンドカード対戦を最大限楽しむには、極論として、全DLCを双方が購入しなければいけない。フレンドカードの武装はドロップ可能=DLC未購入で解禁させないためのものと思われるが、不親切にも程がある。 「アルトアイネス」でラスボスを撃破するとスタッフロールで無限ロードするバグが新たに発現した。本末転倒。データインストールで回避できるのだが、DL版でもそれを行わなければいけないので、これまた本末転倒。 パーツの設定ミスも散見される。 ランクとコストのバランスが釣り合っていないパーツが前作以上に散見される。同じ外見の武装でランク6よりもランク7の方がコストが低い、という明らかな入れ違いまである。 「バズーカなのにランチャーの射程が表示される」、「パイルバンカーなのにドリルのモーションで攻撃する」、「レーザーキャノンなのに火器属性」といった意味不明な武器の数々。 カスタマイズ画面でアビリティの計算を正しく行えないことが多々ある。カンスト±3のアビリティを「+1+2+1-1」の順に付与した場合、「+1+2=3」でカンストして「+1」を無視。そのまま「-1」して結果「+2」として表示されてしまう…というカンスト判定タイミングのミス。実性能への影響は無いのだが、不便。 これら未修正のバグ・ミスについて、コナミはそれらを「概ね」認めつつ仕様としている。アルトアイネスの無限ロードバグは認められていない。 その他疑問点 キャラクター設定の理解不足 もともと武装神姫は組み換えパターンが豊富なアクションフィギュアと、プレイヤーが操作をする必要のない、つまり比較的ビジュアル面での融通が利かせやすいシミュレーションゲーム『バトルロンド』を元としたコンテンツである。複雑な可変・合体機構を持つパーツも多く、アクションゲームでその全てを完璧に再現するには少なからず無理があることもあり、大幅な簡略化(手抜き?)が行われている。 エウクランテのショットガン(*7)はフィギュアでは多数のパーツを組み合わせて完成するものであり、それには自身が装着する防具も含まれる。このゲームでこのショットガンを使うと、どこからともなく完成品を持ち出してくるのでどうにも不自然。EX固有RAにも微妙な変更をさせるくらいなら、最初からショットガンとして武装させるのではなくRAで変形させて使うだけにすればいいものだが…(*8) 上述の武器自体、及びRAの性能や、人を選ぶようなキャラ付けなどを含め本作において不遇な神姫の代表例である。尤も、エウクランテに限らず多くの神姫がなにがしかの点で手放しで褒められないような設定をされているのだが。 また、エウクランテのDLC追加装備(ヘッドパーツ)は独立装備(*9)の中で 唯一 ランク5止まり。固有RAが使えないだけではなくカスタム装備としても論外である。 ちなみにこの装備はイーアネイラのDLC装備と共にリペイントのノーマルカラー版。本来フィギュアの販促のためと思われるが、これではあまりな扱いである。最早嫌がらせの域。 ヴェルヴィエッタ、リルビエートの固有RAも同じ状態にある(彼女らの武装は分離してファイター形態、ヒューマノイド形態になるのであって、武装したまま変形するのはゲームでの武装方法だと不可能)。 アーンヴァルMk2でも、フィギュア一体では不可能な組み合わせで行う固有RAがある。 アルトレーネ、アルトアイネスの固有RAの必要武装では一部武装時に使わない(使えない)パーツがある。二の腕につけるパーツはともかく、首のアクセサリーは武装胸をつけたら付けられない。そうした不自然な組み合わせを要求されるため、カスタマイズの幅が狭く感じてしまう。 アルトアイネスのリアパーツにはレーネのリアパーツにあるはずのシールドが何故か省略されている。固有RAの問題もあるだろうが、単に色を変えればいいはずなのにアイネスだけシールドを省略する必要があったのか。 理不尽な仕様 DLCにて購入することで使えるアーティルのシナリオを進めると手に入るRAがあるのだが、シナリオの内容的にいかにもアーティル専用のRAのようだが入手後は他の神姫も何事も無く使えるようになる。 おまけにフレンドカードの神姫にそのRAを装備させれば、フレンドカード対戦で簡単に手に入ってしまう。しかもそのRAの性能は攻撃前の移動が射撃ガードありの直進になっただけで他の性能はナックルRAとほとんど変わらない割にSP消費が多いという… シナリオの内容のことを考えるとアーティルがあまりにも可哀想過ぎではないだろうか。 主役級のアーンヴァルMk2、ストラーフMk2が優遇されすぎているという批判も強い(固有RAを2種(+EXで4種)持っているのに対し、他神姫は1種(+EXで2種)だけ。更にはオリジナルアニメの特典であるアーンヴァルMk2(黒リペイントver)にも別の専用RAがつく)。 高いだけの問題でもないDLC 本編に合わせてDLCも週1回・全16回配信とボリュームアップ。発売翌週からの配信を予定していたが、先述のアップデート準備を理由に配信を延期。 アップデート開始翌週から配信が再開されたが、週1回配信のペースはそのまま。 本作で前作のDLCを使用する場合、引継ぎデータをDLする必要があるのだが、本作発売時点では一部の引継ぎデータしか配信されておらず、武装によりまちまちな配信そのものも待つ必要があった。 DLC神姫のシナリオが配信されるのは先述の通りだが、素体とも武装とも違う別売りの有料配信なので、実質的にキャラを値上げしている。 神姫素体500円+純正武装1000円+シナリオ600円=合計2100円。好き嫌いも分かれて全キャラ購入する可能性はあまり無いだろうが、DLC神姫一式を全16体で揃えると 総額33600円。 またシナリオ1本で何故か200MBも要求してくるので、DLCだけでなくメモステまで買わされる可能性も…。 この価格設定でDLC神姫が倍増しているのも前述の通り。(隠しキャラ実質1体として)本編16体に対してDLC16体という1 1比率も如何なものだろうか。 DLC神姫の売却・追加購入ができない先述のバグについてコナミに問い合わせると「今後配信されるシナリオのクリア後に解禁される」という返答が行われていた。しかし実際にはクリアしても解禁されず、バグが仕様とされてしまった。 DLC神姫の追加以外にも、本作から新たに販売される武装に加え、オリジナルアニメ「武装神姫 Moon Angel」の配信も行われているのだが… あくまで「バトルマスターズMk2のDLC」なので、ゲーム本編を起動してから視聴する。しかも40分を全10話にするという、買うのも見るのも不便な仕様。 バトルの演出と3DCGのクオリティは高いが、喋って動く神姫は3体(4体?)しか登場せず、作画もいまいち安定しない。 第1話は無料で視聴できる。買ってから後悔させられる可能性が低い分、本作の他のDLCと比べればまだマシか。 前作からの通算で 総額67600円。 総額のうち半分近くをDLC神姫が占めるということを省みても、やはりバランスが悪いと言わざるを得ない。 繰り返しになるが、DLC神姫や「園児服」のような尖ったアイテムへの好き嫌いがあれば実際の負担額は少なくなる。しかし、先述の通り、フレンドカード対戦を「最大限」楽しむためには全DLCの購入が必須なので、負担額を減らせるかどうかは保証できない。ローポリ携帯機のDLCがこれだけの総額になることも、悪習として特筆に価するだろう。 総評 UMD版ではプレイの大きな障害となっていたロード時間が改善され、ボリュームも増加。前作以上に遊べる作品として仕上がっている。 しかし戦闘バランスの悪化、致命的なバグの多発、相変わらずのDLC…等々、問題点までボリュームアップしてしまった印象は否めない。 残念ながら「神姫愛が試される一品」という点においては前作と同様である、と評さざるを得ない。 その後の展開 2012年に入って、武装神姫シリーズの動きが突如として減速。同年のアニメ化を最後に、シリーズ全体の動きが完全にストップしてしまった。 本丸であったフィギュア制作費用の高騰と、税金対策で金型を海外工場に預けていた事によるトラブルが主要な原因ではないか、と言われている。 2014年2月に、コナミスタイル東京ミッドタウン店における武装神姫関連商品の特別販売会(という名の在庫処分)が開催され、多くのファンが(ゲーム作品を含めた)今後のシリーズ継続を絶望視したという。 しかし諦めきれない一部ファンによって細々と活動が続けられていたのが実を結んだのか、2015年になって『フレームアームズ・ガール』『メガミデバイス』等で知られるコトブキヤより、プラモデルとしての武装神姫復活が発表された。 この流れで、武装神姫とコラボの一環として『メガミデバイス』仕様による「猟兵型エーデルワイス」が販売された。 さらに2018年になって、コトブキヤがプラモデルでの立体展開、コナミがゲーム制作を手掛け、両者を連動させていくという形でのシリーズ再始動が宣言された。 2020年12月24日には、いよいよアーケード作品『武装神姫 アーマードプリンセス バトルコンダクター』が稼働を開始した。 しかし残念ながら、2022年7月時点では前例と同様、稼働店舗がそこまで多くはなく気軽に遊べるとは言い難いのがネックとなってしまっている。 スマートフォン向けの新規作品『武装神姫R(仮)』も鋭意制作中とのこと。続報を気長に待つべし。 一方プラモデル版の方はというと、ワンダーフェスティバル2018年夏の「チェシャ猫型タオニャオ」発表以降音沙汰が無かった。しかし2021年にコトブキヤコレクションにて「天使型アーンヴァル(*10)」のリメイク版の原型が発表。翌年6月に予約開始となった。 なお「アーンヴァル」の発売が当初復活が発表された2015年から7年経った2022年までもつれ込んだのは、フィギュア版の原型を担当し『メガミデバイス』の企画にも携わる浅井真紀氏から、当初の「アーンヴァル」原型に対してストップがかかったためである。(ソース)
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1865.html
第三回「私のカラダ、気になるの?」 時報「皆さんこんにちは、死にオチに定評のある時報です」 日暮「日暮です」 時報「今回のテーマは"神姫の素体ってどんな種類があるの?"との事です」 日暮「この設定は皆さんの創作を阻害するものではありませんが、ご自由にお使い下さい」 ○通常型素体 一般的に使用されている素体、武装神姫には専用の素体が用意されている。 var.1は関節部が人形然としているが、var.2からは改善された。 コミュニケーション用の機能として、擬似的な食物摂取機能が内蔵されている。 が、今のところ摂取したものをエネルギーに変換する機能は実装されていない(ヂェリーなど、神姫用に作られたものは除く) (武装神姫2036・武装神姫バトルロンドに登場のバージョン) ○fresh素体 外観等をより人間に近づけたモデル。 再現はプライベートゾーンにも及び、実質1/12の人間と言ってもいい。 ただし、再現度が高すぎるため18歳以下には販売されていない。 近年はMMSを使った性犯罪が多発しており、この素体を規制する動きも見られる。 また、この素体の販売を自重する店舗も多い。 本来は通常のMMSに使われるもので、武装神姫への使用はあまりしない。 戦闘用には強度不足が目立つためである。 (シナリオ上"脱げる"SSに登場のバージョン) ○NAKED 一般的に「黒素体」「白素体」と呼ばれる素体。 オリジナルカラーの素体を作る時などに用いられる。 本来は武装神姫のトレーニング用。 ※民明書房刊「MMS入門 第二版」より。 時報「あれ? オーナーが16歳のリックちゃんはfreshを使用しているね」 日暮「一深さんの事だから、買う時に年齢をごまかしたという可能性もありますね」 時報「関係ないけど日暮ちゃん、見てほしい写真があるんだ」 日暮「?」 日暮「…零牙さんですか? これ」 時報「そうなんだ。実はとんでもないナイスバディだったんだ!!」 日暮「(このパターンは…)」 時報「( ゚∀゚)o彡゜おっぱい!おっぱい! 巨乳はジャスティス!!」 R「獣牙爆熱拳!!」 ボ グ ワッ シ ャ ー 日暮「…時報さんが蒼穹の猟犬さんに成敗されましたので、今回はこの辺で~」 神姫無頼質問コーナーに戻る 流れ流れて神姫無頼に戻る トップページ
https://w.atwiki.jp/tarowa/pages/127.html
◆U1w5FvVRgk氏 氏が執筆した作品 037 バカは考えずにただ行動するだけ 041 未知との遭遇 045 西へ向かう 046 三竦み 047 スザク と 銃口 055 少女と獣 057 信じることが正義(ジャスティス) 061 フレイムヘイズ×矛盾×雌伏 066 お前の姿はあいつに似ている 069 BATTLE ROYALE 世界の終わりまで戦い続ける者たち 氏が執筆したキャラ 二回 レイ・ラングレン、枢木スザク、水銀燈 一回 城戸真司、北岡秀一、石川五ェ門、シャドームーン、園崎詩音、次元大介、ロロ・ランペルージ、高良みゆき、竜宮レナ、真紅、後藤、ミハエル・ギャレット、泉新一、瀬田宗次郎、シャナ、斎藤一、ストレイト・クーガー、北条悟史、浅倉威、織田敏憲、桐山和雄、蒼星石、橘あすか 三人も死ぬ大胆な話を上手くまとめて、しかも一人も無駄なキャラがいなかったから凄かった -- 名無しさん (2010-02-04 03 06 37) エンド・オブ・ワールドの印象が強い人。意外なことにバトルより繋ぎの方がメインである。 -- 名無しさん (2010-03-14 18 56 58) ◆U1w5FvVRgk氏 [投下数]10 [代表的なSS]スザク と 銃口 、BATTLE ROYALE 世界の終わりまで戦い続ける者たち [備考] 開始当初から書き手参加していた書き手。 『BATTLE ROYALE 世界の終わりまで戦い続ける者たち』では登場キャラ九人全員の動きを書きつつ、 冗長にならないスピード感を出して拡声器の呪いを見事に魅力的なSSとして書き上げた。 また、水銀燈に惚れ薬を使わせてスザクの今後を決定づけるなど、繋ぎのSSによる影響も目立つ。 残念ながら第一回放送以降によるSSの投下はないが、初期の多ロワを支えていた書き手である。 -- 書き手紹介(パロロワ企画交流雑談所・毒吐きスレ8) (2013-01-01 00 26 14) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1645.html
・・・。 「・・・・・・」 ぽかーん、と。進入口を前にして、マーチは突っ立っていた。 「えーっと。そういうことになっちゃった。気楽にやってみよ? マーチ」 ヤヨイは笑いを浮かべて、その後ろに座っている。自分のポケスタの中に一緒に仕舞っていた小さな箱を取り出して置く。 ごとん。 「ノーヴスと、バトルするんですか?」 「あ。やっぱり嫌かな?」 「いえ・・・。その、ちょっと楽しみです」 てへへっと笑いながらそう言って、マーチはぐっと手に力を込めて見せた。 「私、武装神姫です!」 対面の席に座るレオ。ノーヴスはのそのそと、ようやくポケスタから体は出した。 ふらりっと立ち上がると首をぷんぷんっ、と左右に振る。合わせて羽根飾りが揺れて、肩に引っかかった。 「マスター・・・ありがとうございます」 「?」 「彼女とは・・・。戦ってみたかったから・・・」 眠そうな目のまま、彼女は笑った。 「へぇ。珍しいね、ノーヴスがそう言うなんて」 「はい。良い風を、感じました」 そう言いながら。ポケスタの小物入れから、何やら紙に包まれた長い棒を取り出す。 「神姫としてではなく。『武装神姫』として・・・彼女がどんな風を吹かせるか・・・知りたいのです」 じっと。その言葉の意味を介しているのかは解らないが、レオはノーヴスを見据えていた。 「私も・・・えぇ。武装神姫、ですから」 「・・・うん、がんばって」 「行って。参ります」 ・・・。 高低差のある石畳と階段。そこは遺跡のようなステージだった。いわゆるジュビジーのノーマル武装に身を包んだマーチは、その両手で大きな木製ハンマーを携えて周囲を見回す。 キュベレーアフェクションには一個だけ箱状のOPT-γと呼ばれるパーツが付いているが、他は純正パーツそのまま。大きく広がった羽のようなユニットが作り出す、自分の大きな影を踏みながら、マーチは歩みを進めた。 がっしょ、がっしょ。と、一歩進むたびに大きな足音が鳴る。だが、それは明らかに・・・。 と、足を止めて。マーチは体を屈めた。通路の向こう側から、対戦相手となる神姫がゆっくり身を揺らせて近づいてきていた。 『STOP !』 コンピュータボイスにノーヴスも足を止めた。数個のパネルウィンドスが空中に表示されていく。 眠そうな目を、一度閉じる。その膝から下、そして胸と腕にはサイフォスが誇る装甲。しかしながら軽装モデルであり。他の部位・・・腰回りや袖には何も装備していない。左腕には小さな盾が装備されており、そこにサイフォスモデルのデフォルトソード『コルヌ』が差し込まれていた。 「マスター。アレ」 コンピュータがお約束の注意事項を表示したり、互いに違法パーツなどが無いかを検索している間。マーチはぽつっと呟く。 『うわ、カッコいい。さすがサイフォス。軽装もいいなぁ』 「えええ、そうじゃなくてー」 耳に直接入ってくるマスターの声。わくわくしている事を隠さないヤヨイに、マーチは困ったような声を上げる。 「ノーヴスの背中です」 見れば、その背中には、長い紙包みを背負っている。 「あれ、何だと思いますか?」 『うーん?』 「・・・」 『秘密兵器とか』 ・・・。 「やっぱり、そうですよね」 ヤヨイのそういう夢見がちな物を肯定してしまうマーチ。 『よしっ、マーチ。アレを使わせたら勝ちにしようよ!』 「あ・・・はいっ!」 彼女達なりの『ルール』だ。 だって、普通にやっても彼女は『勝てない』から。 『GET READY』 くるくるっとコンピュータグラフィックが回転して消えていくと、ぐっと姿勢を低くする。 そして、普通にやって『負けない』。けど、それは『負け』になってしまう『負けない』だから。 ノーヴスはコルヌの柄に手をやり、抜き放った。 『BATTLE !』 がしょん、という音を立てながら。マーチはキュベレーを前面に展開する。こっちから飛びこむ気は最初から無い。 だって、そんな事をしたら・・・。 「・・・。これより!」 澄んだ声が凛と響いた。 (ノーヴス?) 先までの、のんびりとした声ではない。 「此処にあるは戦士の魂。そのいずれにも・・・」 かっ、と。目を見開き、コルヌを中段に構えなおすと、ノーヴスはマーチを鋭く睨みつけた。 「精霊の祝福が。あらんことを!」 そう言い終わるや否や青い鎧は視界から消えていた。いや、消えつつあった。何とかそれを目で追う。 自身の身の丈の数倍の高さの位置、右上方に跳躍すると。そこにある柱を一度足場として、三角飛びの要領でノーヴスは側面からマーチに落下するように接近する。紫色の髪留の羽根飾りで軌跡を描きながら。15cmの小さな神姫だからこその、アクロバティックな強襲。 「う。わわっ?」 真正面から飛び込んでくるとばかり思っていたマーチは、その派手だが的確なアクションに慌てて体の向きを変えた。 キュベレーアフェクションの「爪」がマーチの視界を覆うように展開する。ふっと眉をひそめたが、ノーヴスはそのままコルヌを振り抜いた。 響く低い音。しかし、弾かれたのはコルヌの方。 文字通り、勢いごと跳ね返され、ノーヴスは左手を支点にしながら着地した。HIT表示は出るが、ダメージアラートは表示されない。 全部、受けきったという事。 ノーヴスがはっと気づけば、マーチがハンマーを振り上げていた。 「えーいっ!!」 しかし文字通りにそれは『遅い』。その軽装よりも軽い鎧で、ぱっと後ろに下がってそれを容易く回避する。 「あっ」 どかんっ! めり込む先端。舞い散る破片。 振り下ろした勢いは止まらず、木製のハンマーは地面をしたたかに打ちつけた。それに呼応するようにノーヴスは再度、軽い足音だけしか響かせずにマーチに接近した。その動きは重いという印象のある騎士ではない。まるで、木の葉のようにふわりっ・・・と。 慌ててマーチはアフェクションで前を視界ごと全部塞いだ。だが。 一際大きな、だんっ! という音。 それは踏み込みの音。その刹那の後に。 「わぁっ!?」 耳を劈く重低音が衝撃を伴ってマーチに襲いかかる。その動きに似つかわず、斬り払いの一撃は凄まじく重くて。 それでも、彼女は一歩さえ下がる事は無かった。 (固い。・・・いや、これは。固いといよりも・・・) ノーヴスは僅かながら手が痺れるのを感じていた。 とんっ。と展開が遅れたキュベレーを蹴って間合いを開ける。先と同じようにハンマーが今までノーヴスがいた所に上段から振り下ろされ、音を立てて地面を叩いた。 「うぅ・・・」 困ったようにそれだけ呟くと、マーチはその石畳にヒビを入れたハンマーを再度持ち上げて、腰を落として体制を整えた。 がしゃ。 一歩前に出る度に聞こえる音。それは足音だ。それが『何』を意味するか。ノーヴスは考えて少々ぞっとした。 その姿勢は防御だけを考えている。防御の後に攻撃を出来ればいいな、くらいの気持ちなんだろうか。 などと思考していると。 「えいっ!」 いつ、どこから取り出したのか、マーチの手に銃が握られていた。 (!) しまった。 銃声に、ダメージを覚悟したのは一瞬。その弾丸はノーヴスの右肩の・・・結構離れた場所を掠めていった。 「あれ?」 OPT-γに隠していた、文字通り隠し玉。「隠し弾」だったのだが、それはあっさりと明後日の方向に飛んで行った。 『チャンスだよマーチ! 相手が止まってるんだから!』 「は、はい」 ヤヨイの声に慌てたマーチはそのハンドガン、FBモデルのピストルを二発、三発と速射した。が、そもそも当たる軌道ではなく。既にノーヴスは横飛びでそこにはいない。 もはや、筋金入りの下手さである。 「うわ、わ」 急いで構えたまま追いかけて、そっちに銃口を向けようとするが、そこには困った事に自分のキュベレーの羽根。そして。爪の間の視界に映る青い影。 「わ。ひっ!?」 がつん! ピストルを取り落す。耳が痛くなるような音。思わず目を閉じる強烈な衝撃。ぐぐっ、と。そのまま押し込もうとする力の圧迫。 だが、マーチは下がらない。それどころか、そのまま圧力の方に一歩踏み出した。 「んううー・・・っ!」 ずんっ。 という、足音を残して。 爪の間から見えるノーヴスの顔が驚愕に染まる。 だけど、この状態では何もこちらからは攻撃できない。ハンマーは振れないし、ピストルを拾っても間抜けにも自分の「盾」に阻まれてしまう。他のジュビジーならそれこそ、アフェクションで攻撃するだろう。 (けど・・・) だから、マーチは頑張って『押す』事にした。 「ぇー・・・いっ!」 ずんっ・・・。 「えーいっ!」 ・・・ずしんっ! 一歩、また一歩と押していく。それは二歩めから「圧す」に変わっていた。 「っ!」 返されて膝と肘を畳んでしまったノーヴスが、ばっと後ろに飛びずさる。 ガ、ガコン。何かが噛み合うような低い音と共に。ゆっくりとアフェクションを定位置に戻して、マーチはきょろきょろと周辺にその影を探す。やがて、彼女はその青い影を遺跡の柱の上に見つけた。 「いつの間に・・・。速いなぁ」 心底茫然として、そう呟きながら、その数分の一の距離でもピストルを当てる自信の無い彼女はまた姿勢を低くして動きを止めた。 「なんという」 『うん、まさに種の殻だ』 感心したようなレオの声。 「えぇ・・・素晴らしいですね」 打ち込みの威力に自信が無いわけではなかった。 だが、自分の・・・サイフォスである自分の渾身の一撃は。そのジュビジーの足を1センチ下げる事さえ出来なかった。 「・・・あのアフェクションは、攻撃しないようです。出来ない、と言った方が良いでしょうか。それに」 『ノーヴス?』 「・・・。はい」 『君の予想通りだと思うよ』 全幅の信頼を寄せられている。と身に感じる言葉。 「・・・」 ノーヴスは数秒何か考えていたが。 「う・・・っ?」 ぐら、っと眩暈に似た感覚を覚え、眉を顰める。 「・・・」 首を振ると。彼女は意を決したようにコルヌを左手に持ち替え、背負った紙の包みを右手に携えた。 「あ・・・マスター、使いますよ、ノーヴス」 『うん、『勝ち』だけど、気を付けてね』 「はい!」 ぱっ、とノーヴスが柱から飛んで逆方向の瓦礫に音もなく着地する。その軽業に驚きつつも、そっちに体を向けた。 真正面。 ノーヴスは紙の包みの封を切って翻す。と、そこから姿を見せたのは。 「?」 思わずマーチは首を傾げた。 青い鎧、金の縁取。美しく気高い騎士型の右腕。そこに握られた物。それはとてもじゃないが、似つかわしいとは言い難い物。 血を思わせる赤と、黒。槍と剣の中間ほどの長さの柄。そして、その先端には歪な曲線を描く、二つの刃が組み合わさった不気味な剣身。 「あ。アングルブレード?」 そうだ。あの刃の部分はアングルブレード。悪魔型ストラーフの主力格闘武器だ。それを二本組み合わせている。 でも、どうしてあんな・・・。 「エエンレラトゥラーノ」 妙な単語を、ノーヴスが口にした。 「ヤウヤウッテ」 どこか、知らない国の言語なのだろうか。などと考えるは一瞬。ノーヴスはその黒い刃を一振りすると、マーチに飛びかかった。 あの剣が何かは解らない。だけど。アングルブレードなら。 (止められる!) 両のアフェクションパーツを前面に集中させる。 一刀目。左手に握られたコルヌの一撃が大上段から振り下ろされる。これまでよりも更に大きな衝撃がマーチを襲った。 「ううっ!」 しかし彼女は片目を閉じながらも両足をしっかりと踏みしめ、それに耐えきる。 二撃目。あの黒い刃を、ノーヴスは袈裟に振りかざしていた。 「ザイルドバルハっ!」 空気を引き裂く裂帛の気合。共に振り落とされる漆黒の剣。 耳が痛くなるような轟音が近くで炸裂した。 破片が舞うのが見えた。が、マーチに衝撃が伝わってこない。 何が起きたか理解できないまま。視界は変化していく。そんなつもりはないのに、視線が上へ上へ向かって行き。右足が前に前に行ってしまう。 「わっ! わっ? わわわっ!?」 腕をぶんぶんと振るが、虚しい抗いに過ぎず。 がしゃーん・・・! マーチは凄い音と共に。その場に仰向けで引っくり返っていた。 「あいたた・・・」 頭をぶつけてしまって、それを擦るヒマもなく。 すっ、と。顔の横に、刃が差しだされる。 「あ・・・」 涼やかな視線に眠たそうな感じはない。ノーヴスは小さく笑みを浮かべながら、じっとマーチを見据えていた。 「・・・あは。・・・負けです」 こちらも困ったように笑って。マーチは降参を宣言した。 最初はコンピュータも困っていたようであったが、しばらくして。笑うドクロのマークがマーチの体の上で回り始めた。 ちらりと見れば。黒い刃が抉ったのは自分の足元。そう、右足のあった場所・・・足場にしていた所だ。 凄まじい斬撃の痕跡が残り、散らばっているのは遺跡の土台、石畳の破片。 (そっか・・・) その『重さ』が、仇になった事を理解して。 双方ともに、ダメージはゼロ。一度もダメージアラートを表示すること無く。バトルは終了した。 2037の彩 彩・第一話 第四幕
https://w.atwiki.jp/fullgenre/pages/304.html
【真紅】 3 019 深夜の狂気 ◆.RZBeyQMjU 深夜 025 二人の秘め事 ◆Wott.eaRjU 深夜 055 少女と獣 ◆U1w5FvVRgk 黎明 【水銀燈】 4 034 堕天使の微笑 ◆ew5bR2RQj. 黎明 047 スザク と 銃口 ◆U1w5FvVRgk 黎明 069 BATTLE ROYALE 世界の終わりまで戦い続ける者たち ◆U1w5FvVRgk 早朝 080 今後ともよろしく ◆y6S7Lth9N6 朝 【翠星石】 4 021 走れ、仮面ライダーBLACK! 少女の命が今危ない! ◆Wott.eaRjU 深夜 054 真実の果てに ◆ew5bR2RQj. 黎明 078 果てしない炎の中へ ◆KKid85tGwY 早朝 083 真実を惑わせる鏡なんて割ればいい ◆gry038wOvE 朝 【蒼星石】 5 012 苦労をするのはいつだって良識ある常識人 ◆0RbUzIT0To 深夜 034 堕天使の微笑 ◆ew5bR2RQj. 黎明 064 危険地帯 ◆ew5bR2RQj. 早朝 069 BATTLE ROYALE 世界の終わりまで戦い続ける者たち ◆U1w5FvVRgk 早朝 081 光を求めて影は ◆EboujAWlRA 朝
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/695.html
陽元 治虫(ひのもと おさむ) 23歳 会社員 身長は平均よりやや高い175cmくらいのやせ型。 一応、普通の男子が興味を持つおもちゃ、プラモデルなどを 順当に手を付けていくが、年齢を重ねるごとに興味を無くしていく。 武装神姫を買うまでは、そんな物があるなんて知らなかった。 仕事でもパソコンを使うので、神姫のデータ管理などは卒なくこなせる。 ちなみに、自分の名前の由来を両親に聞いて「好きな漫画家から」 と言われたときは、すこしへこんだ。 アール (アーンヴァル) 治虫の初めて購入した武装神姫。 性格はおしとやかなお嬢様風だが、ちょっとしたいたずらをしたり茶目っ気もある。 自分のことは、私という。 音楽が好きで、聞きながら自作ダンスをすることが趣味になっている。 好きな食べ物は、たいやき。人間用のを1個まるまる食べきることが出来る。 尻尾まであんこが入っていないと、機嫌が悪くなる。 治虫とは主従関係以上の関係になりつつある。 エル (ストラーフ) 元は鶴畑興紀の所持していた武装神姫、ルシフェル。 その28番目のMMSであるが、治虫はこの事を知らない。 捨てられて落ちているのを発見し、修理依頼をするが修理不能で AIのデータのみ別の素体に移された。 性格は活発な雰囲気をもっている。装備を着けると口調が少々荒っぽくなる。 自分のことは、アタイと言う。 バトル参加動悸は、元マスターである鶴畑興紀を倒すこと。 独特のバトルスタイルから“剣の舞姫(ソードダンサー)”と呼ばれている 治虫の居ない昼間などは、アールとダンスを楽しんだりしている。 鶴畑興紀の顔を見たり、声を聞いたりすると、怯えて腰が抜けたようになる。 月影 章太郎(つきかげ しょうたろう) 23歳 会社員 治虫とは親友。 仕事に就いてからは、交流が途絶えていたが再会し、同じ神姫オーナーとして さらに深い友情を感じている。 シルク(ストラーフ) 章太郎の初購入神姫。 ツインテールユニットを使わず、ショートヘアーを好んでいる。 自分のことは、シルクと言う。 性格は、少し幼く活発な感じ。 ユーザー開発パーツの、フォルテストラーフを使う。 滑腔砲を撃てるのもフォルテユニットによるもの。 エルに負けてからは、エルをおねえさまと呼び懐いている。 戻る
https://w.atwiki.jp/fullgenre/pages/60.html
[名前]橘あすか [出展]スクライド [声優]岩永哲哉 [性別]男 [年齢]16 [一人称]僕 [二人称]君・あなた [三人称]彼・彼女・あの人 ホーリー隊員。貧しいインナー出身で、隊員として市街で裕福な生活を続ける事に固執している。 カズマに敗れた為に隊長命令でホーリーを除隊。復帰を懸けて独断で再戦を挑むも再敗北。 望みは叶わねどカズマの影響を受け、新たな生き方を見出す。 その後はブローカー会社を設立し、ロストグラウンド復興に尽力している。 元同僚のクーガーは頻繁に事務所を訪れ、その縁で除隊後も彼との交流が続く。彼からは「社長」と呼ばれることがある。 キャミィという恋人がいる。 [能力] アルター能力(近くにある物質を分解・再構成する能力)。 能力は具現型のアルター「エタニティ・エイト」。あすか本人の意思によって自在に動く八つの宝玉。 生物の頭部に取り付け自在に操ることができる。非常に使い勝手がよく、円状に並べば防御幕、直線状に並べば剣、また脚の近くに配置し自身を浮遊させたり(もちろん遠くにあるものを浮遊して運ぶことも可能)、暗闇の中での光源、更に生物操作の応用で医療にも使える。 しかしカズマには力任せに破られたりと、「万能型」と「器用貧乏」を代表するようなアルター。 左手に弓を形成し、6つの宝玉を弾として射出するエタニティ・エクストラショットという技を持つ。 その能力の汎用性は非常に高い(攻撃、生命体操作、治癒力促進、発光、人命救助等)。登場人物中、最も多芸と言っても過言ではない。 本来は8つの宝玉はそれぞれが別々の色だが、当時ではとてもテレビで追い切れないとして緑に統一された。 [性格] ネイティブアルターだった頃に親からさえも迫害を受けていた過去と、キャミィという恋人が出来たことから市街、ホーリーにいることに執着している。 しかしその後のカズマとの触れあいで考え方が変わり、自分の道は自分で切り開いていくことを決意する。 以下、多ジャンルバトルロワイアルにおけるネタバレを含む + 開示する 橘あすかの本ロワにおける動向 初登場話 012 苦労をするのはいつだって良識ある常識人(前) 登場話数 4 スタンス 対主催 死亡話 069 BATTLE ROYALE 世界の終わりまで戦い続ける者たち(後編) キャラとの関係 キャラ名 状態 呼び方 二人称 関係・認識 初遭遇話 カズマ 友好 カズマ 貴方 かつての敵 未遭遇 劉鳳 友好 劉鳳 貴方 元同僚 未遭遇 ストレイト・クーガー 友好 クーガー 貴方 元同僚 未遭遇 由詫かなみ 友好 カズマの家族 未遭遇 蒼星石 友好 蒼星石 貴方 同行者 012 苦労をするのはいつだって良識ある常識人(後) 織田敏憲 敵対 貴方 C-7森にて捕縛 012 苦労をするのはいつだって良識ある常識人(前) 翠星石 中立 蒼星石の姉 未遭遇 真紅 中立 蒼星石の仲間 未遭遇 北条悟史 友好 北条さん 貴方 C-7森にて助ける 064 危険地帯 浅倉威 敵対 貴方 ライダー(王蛇) 064 危険地帯 桐山和雄 友好 桐山 貴方 同行者。ライダー(オルタナティブ・ゼロ) 034 堕天使の微笑 水銀燈 敵対 水銀燈 貴方 D-7北部にて戦闘 069 BATTLE ROYALE 世界の終わりまで戦い続ける者たち(前編) 枢木スザク 敵対 貴方 D-7北部にて戦闘 069 BATTLE ROYALE 世界の終わりまで戦い続ける者たち(前編) レイ・ラングレン 敵対 殺害される、ライダー(ゾルダ)での遭遇のため、容姿や名前を知らない 069 BATTLE ROYALE 世界の終わりまで戦い続ける者たち(後編) 踏破地域 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 A ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ B ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ C ■ ■ ■ ■ ■ ■ □ □ ■ ■ D ■ ■ ■ ■ ■ ■ □ ■ ■ ■ E ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ F ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ G ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ H ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ I ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ J ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ C-8動物園→C-8動物園付近→C-8西側→C-7森→D-7北部→D-7南東部
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1219.html
流れ流れて神姫無頼 著者:第七スレの6 更新記録 6/12 すごく今更間もありますが、少し余裕ができたので無頼16を差し替えました。 時間は掛かりますがどうにか秋前には完結したいと思います。 あらすじ: どこにでもいる?高校生「彩聞形人」とのんびり屋の鳥子「ヒカル」が繰り広げる日常ストーリー……のハズ。 主要登場人物 登場神姫 タイトルリスト 無頼0「神姫が手元にやってきた」 無頼1「100円ショップに行ってみた」 無頼2「カレーとヒカル」 無頼3「出会い」 無頼3.5「我は零牙」 無頼4「バトルロンド!」 無頼5「熱唱! 武装神姫」 ※戦うことを忘れた武装神姫よりリゼ出演、けものや氏の監修済。歌詞 無頼5.5話「神姫と社会」 無頼6「第二の神姫、起動」 無頼7「のんびりショッピング」 無頼8「リアルバトル!」 無頼9「神姫の日常 ~ジーナスレポート~」 無頼10「インターミッション」 無頼11「校内ねこねこ大騒動!」 無頼12「電子の世界へ」 無頼13「ヂェリー・パニック」 ※微エロ注意 無頼14「零下の館」 無頼15「流出映像騒動」 ※時系列的に「岡島士郎と愉快な神姫達」の第十二話の直後ぐらいとなっています。 無頼16「夜中の侵入者」 無頼17「蒼穹の猟犬劇場」 無頼18「ガラクタ置場とある神姫」 無頼19「ヒカルの夢」 無頼20「蒼穹の猟犬劇場その2」 無頼21「バトル&チェイス!」 無頼22「神姫のウェディング・ベル」 無頼23「前夜の再会」 無頼24「聖夜の夜よ、奇跡あれ」 無頼25「変わらぬ日常」 ■没作品 無頼26「兄者、帰宅。」 無頼27「ヒカル新生」 今日来た人: - 昨日来た人: - 合計: - 何か伝えたい事があればどうぞ。 -- 第七スレの6 (2009-08-02 01 01 54) 名前 コメント トップページ
https://w.atwiki.jp/sinkiwiki/pages/75.html
きゅんキャラ版武装神姫A賞 アン きゅんキャラ B賞 ヒナ きゅんキャラ C賞 アイネス きゅんキャラ D賞 レーネ きゅんキャラ E賞Miss こんな私でよかったら(仮) ぬいぐるみ 「武装神姫」Blu-ray BOX追加特典・神姫フィギュア復刻版アン(天使型アーンヴァルMk.2) ヒナ(悪魔型ストラーフMk.2) アイネス(戦乙女型アルトアイネス) レーネ(戦乙女型アルトレーネ) キューズQ武装神姫 レーネ ImageModel 武装神姫 アイネス ImageModel ウェーブBEACH QUEENS シリーズ 武装神姫 アン きゅんキャラ版武装神姫 2013年9月、コンビニエンスストア、ホビーショップなどで発売された一番くじの景品。 価格は税込で1回600円。 フィギュアのほかにタオルやラバーストラップ等も当たる。 さらに色違いのスペシャルカラーver.2体セットがくじの半券から応募できるダブルチャンスキャンペーンにて当たる。 スペシャルカラーver.の内容は「アン ヒナ」、「アイネス レーネ」の2体セット。 A賞 アン きゅんキャラ 通称: 髪色: 瞳色: 体色: 雰囲気: 名前の由来: その他: メーカー:FRONT LINE(フロントライン) 型番: 機体設定:TVアニメ版に登場していた天使型アーンヴァルMk2のアンをSDキャラにて立体化したもの フィギュア概評: B賞 ヒナ きゅんキャラ 通称: 髪色: 瞳色: 体色: 雰囲気: 名前の由来: その他: メーカー: 型番: 機体設定:TVアニメ版に登場していた悪魔型ストラーフMk2のヒナをSDキャラにて立体化したもの フィギュア概評: C賞 アイネス きゅんキャラ 通称: 髪色: 瞳色: 体色: 雰囲気: 名前の由来: その他: メーカー: 型番: 機体設定:TVアニメ版に登場していた戦乙女型アルトアイネスのアイネスをSDキャラにて立体化したもの フィギュア概評: D賞 レーネ きゅんキャラ 通称: 髪色: 瞳色: 体色: 雰囲気: 名前の由来: その他: メーカー: 型番: 機体設定:TVアニメ版に登場していた戦乙女型アルトレーネのレーネをSDキャラにて立体化したもの フィギュア概評: E賞Miss こんな私でよかったら(仮) ぬいぐるみ 通称:ハムスター 髪色:髪の毛無し 瞳色:中心が白で周りが黒 体色:背中側がオレンジ色で腹側が白色 雰囲気:何考えてるかわからない 名前の由来:不明 その他:ぬいぐるみ メーカー:無し 型番:無し 機体設定:TVアニメ版に登場していた主人公が飼っているハムスターをSDキャラにて立体化したもの (仮)まで含めて正式名称である。 フィギュア概評: 「武装神姫」Blu-ray BOX追加特典・神姫フィギュア復刻版 3月18日発売「武装神姫」Blu-ray BOX(PCXE-60100)購入者特典としてシリアルコードを入力するとアニメ版での主役神姫達の復刻版が予約購入可能となるキャンペーン。 価格は税抜きで1体8,000円。 4体セットで25,000円 Blu-ray BOXは税抜きで18,000円 武装は付属せず素体のみの販売となる。 申込期限は2016年1月31日(予定) 商品発送は2016年4月以降(予定) アン(天使型アーンヴァルMk.2) 通称: 髪色: 瞳色: 体色: 雰囲気: 名前の由来: その他: メーカー:FRONT LINE(フロントライン) 型番: 機体設定:TVアニメ版に登場していた天使型アーンヴァルMk2のアン フィギュア概評: ヒナ(悪魔型ストラーフMk.2) 通称: 髪色: 瞳色: 体色: 雰囲気: 名前の由来: その他: メーカー: 型番: 機体設定:TVアニメ版に登場していた悪魔型ストラーフMk2のヒナ フィギュア概評: アイネス(戦乙女型アルトアイネス) 通称: 髪色: 瞳色: 体色: 雰囲気: 名前の由来: その他: メーカー: 型番: 機体設定:TVアニメ版に登場していた戦乙女型アルトアイネスのアイネス フィギュア概評: レーネ(戦乙女型アルトレーネ) 通称: 髪色: 瞳色: 体色: 雰囲気: 名前の由来: その他: メーカー: 型番: 機体設定:TVアニメ版に登場していた戦乙女型アルトレーネのレーネ フィギュア概評: キューズQ 武装神姫 レーネ ImageModel 武装神姫 アイネス ImageModel 2015年2月6日発売 アニメ版武装神姫に登場するレーネとアイネスを非稼働フィギュア化したもの。 価格は税抜きで21,800円。 全高は約220mmとオリジナルのほぼ2倍のサイズになっている。 武装神姫 レーネ ImageModel 通称: 髪色: 瞳色: 体色: 雰囲気: 名前の由来: その他: メーカー: 型番: 機体設定:TVアニメ版に登場していた戦乙女型アルトレーネのレーネを非稼働フィギュア化したもの。 フィギュア概評:肘や膝や肩のハトメ、および背面のネジ穴は再現されていない。 武装神姫 アイネス ImageModel 通称: 髪色: 瞳色: 体色: 雰囲気: 名前の由来: その他: メーカー: 型番: 機体設定:TVアニメ版に登場していた戦乙女型アルトアイネスのアイネスを非稼働フィギュア化したもの。 フィギュア概評:肘や膝や肩のハトメ、および背面のネジ穴は再現されていない。 ウェーブ TFC BEACH QUEENS シリーズ 武装神姫 アン 2013年11月21日発売 アニメ版武装神姫に登場するアンの女子高生版に専用水着を着せた上で非稼働フィギュア化したもの。 価格は税抜きで3,800円。 BEACH QUEENS シリーズ 武装神姫 アン 通称: 髪色: 瞳色: 体色: 雰囲気: 名前の由来: その他: メーカー:FRONT LINE(フロントライン) 型番: 機体設定:TVアニメ版に登場していた天使型アーンヴァルMk2のアンが人間になってしまったエピソードを基に専用水着を着せたもの。 フィギュア概評:人間になってしまったアンをモデルとしているため、1/10スケール表記となっているが、サイズはコナミ純正神姫とほぼ変わらず。 何故かコナミ純正神姫と首の接続軸がほぼ同じ規格のため、純正神姫と首の交換が可能。 上記の仕様により、組み換えで笑顔のアーンヴァルMk2や水着パーティオ等を作る事が可能。 ちなみに他のBEACH QUEENSシリーズは首径が合わないので組み換え不可能。
https://w.atwiki.jp/fullgenre/pages/182.html
[名前]枢木スザク [出展]コードギアス 反逆のルルーシュ [声優]櫻井孝宏(参加者内ではレイ・ラングレンが同じ声優) [性別]男 [年齢]18 [一人称]僕・俺 [二人称]お前・貴様・君 [三人称]あいつ・彼・彼女 日本最後の総理大臣である枢木ゲンブの息子であり、ルルーシュ・ランペルージの親友。 ブリタニアによる日本侵攻前にルルーシュ・ナナリーと出会い親友となるが、侵攻後に離れ離れとなる。 7年前、日本をブリタニアの侵攻から守る為、ブリタニアへの徹底抗戦を唱えていたゲンブを殺害した。 しかしその結果敗戦国となった日本の惨状を目の当たりにし「間違ったやり方で得た結果に意味はない」という考えに至り、結果より過程を重んじるようになる。 その為目的のためには手段を問わず結果を最重視するルルーシュとは相容れず、対立する運命となる。 戦後は自ら名誉ブリタニア人となりブリタニア軍に入隊。 当初は一等兵だったが、最新鋭KMFであるランスロットの騎士着任に伴い准尉に、そしてユーフェミアの騎士に選任後は少佐に昇格していく。 正義に殉じて死にたいという願望を抱き、戦闘では常に自分の身を危険に晒そうとして大胆な行動を取る。 名誉ブリタニア人である為に軍内では軽視され、アッシュフォード学園では嫌がらせを受け、同じ日本人からは裏切り者と呼ばれながらも、テロ活動などではなく内部から変えていこうという想いを持ち続けた。 ユーフェミアの騎士に着任後は彼女の理想に共感、彼女と共に歩む事を決意した。 彼の在り方はユーフェミアと出会いや言葉によって救われ変わっていく事となり、その存在は騎士という立場を超えて大切な存在となった。 だが行政特区日本式典の混乱の中で、目の前でゼロに撃たれたユーフェミアが死亡。 V.V.と接触してギアスの真相を知らされたことで、ゼロへの復讐のためトウキョウ租界での先陣に乱入。 やがて戦線を離脱したゼロを追ってたどり着いた神根島で、ゼロの正体が以前から疑っていたルルーシュである事を暴く。そして彼の理念、存在すら否定した。 ここまでが第一期のあらすじである。 一人称は普段は“僕”であるが、動揺したり感情が高揚した場合“俺”になる。 [能力] ルルーシュとは対照的に体育会系で、身体能力は常人を遥かに凌駕する。 一部を取り上げるだけでもタイムラグ0.05のマシンガンを避け、壁を垂直に走り、回し蹴りで鉄の棒を両断するなどがある。 KMFの操縦技術も高いが、戦法がワンパターンで読まれやすい。 式根島での戦闘時にゼロのギアスで「生きろ」と命じられ、以降は自分の命の危機に遭った時に何があっても生きる為の行動を起こすようになる。 [性格] 普段は温厚で真面目な性格。天然気味なところもある。 幼少時代はやんちゃで少々短気だった少年だったが、父を殺してからは他人を優先するようになる。 これは罪の意識による自己不信が、必要以上に正しいこと・善良なことに向かわせたのだと思われる。 以下、多ジャンルバトルロワイアルにおけるネタバレを含む + 開示する 枢木スザクの本ロワにおける動向 初登場話 020 BLACK&WHITE 登場話数 4 スタンス 対主催→マーダー(洗脳) 死亡話 キャラとの関係 キャラ名 状態 呼び方 二人称 関係・認識 初遭遇話 ルルーシュ・ランペルージ 敵対 ルルーシュ、ゼロ 君 かつての親友 未遭遇 ロロ・ランペルージ 敵対 ルルーシュの弟 未遭遇 篠崎咲世子 敵対 ランペルージ兄妹の家政婦 未遭遇 ジェレミア・ゴットバルト 中立 ジェレミア卿 あなた 純血派 未遭遇 高良みゆき 仲間 高良さん 君 殺害する 020 BLACK&WHITE 水銀燈 警戒→仲間 水銀燈 君 洗脳される 047 スザク と 銃口 織田敏憲 敵対 襲撃する 069 BATTLE ROYALE 世界の終わりまで戦い続ける者たち(前編) 橘あすか 敵対 C-7森にて戦闘 069 BATTLE ROYALE 世界の終わりまで戦い続ける者たち(前編) 蒼星石 敵対 C-7森にて戦闘 069 BATTLE ROYALE 世界の終わりまで戦い続ける者たち(前編) 浅倉威 敵対 C-7森にて戦闘 069 BATTLE ROYALE 世界の終わりまで戦い続ける者たち(前編) レイ・ラングレン 敵対 C-7森にて爆撃される。ライダー(ゾルダ)での遭遇のため、容姿や名前を知らない 069 BATTLE ROYALE 世界の終わりまで戦い続ける者たち(後編) 北岡秀一 敵対 C-7森にて爆撃したと認識 未遭遇 狭間偉出夫 仲間 ハザマ 君 同行者 080 今後ともよろしく 踏破地域 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 A ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ B ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ C ■ ■ ■ ■ ■ ■ □ ■ ■ ■ D ■ ■ ■ ■ ■ ■ □ □ ■ ■ E ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ F ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ G ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ H ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ I ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ J ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ D-8山道→D-8北西部→C-7森→D-7中央部→D-7東部