約 398,624 件
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/535.html
戦うことを忘れた武装神姫 その22 ・・・その21の続き・・・ 「なぁ・・・お前らは、本当におっきくなっちゃっていいのか?」 「?」 久遠の問いかけに、怪訝な表情の久遠の神姫たち。 「ちっちゃいからこそ、出来ることがあると思うんだけど。なぁ、CTa。」 そのとき久遠に振られて、はっと気が付いた。 -なんで、あたしはちっちゃいもの研に入ったんだろう-。 「そう言われてみれば。」 シンメイが腕組みをして考える。 「うにゃー、にゃーは、やっぱりちっちゃいまんまでいいよー。」 と、ぐい飲みの日本酒を飲み干したエルガが言った。 「にゃーは、ちっちゃいからマスターとラヴーなの。 おっきくなったら、 マスターといっしょに出かけられない。 そうすると、マスターのお仕事の お手伝いができなくなっちゃうのダ。」 そういやエルガは最近、久遠の仕事でプレゼンのサポートするようになった とか言ってたっけ。。。 シンメイも続けた。 「大きな身体を頂けば、掃除やお料理で、マスターのお手伝いをすることが 出来るようになると思います。 ですが、そうすることであたしも多くの物 を失うことになりますし、マスターも失う物があるはずです。 たとえば、 あたしたちを『かわいがって下さる』事、とか。。。」 「そうなの。 おっきくなれば、もっといろんなことが出来るの。おっきく なって、お手伝いもしたいよ? でもね・・・シンメイの言うとおりなの。 にゃーは、やっぱりちっちゃいにゃーが好き。その方が、マスターはきっと かわいがってくれるの。」 「ですねぇ。。。 ちっちゃいあたしたちに一目惚れして、選んで頂いたん ですから。 ねぇ、マスター。」 「・・・その通り。」 久遠は2人の頭を撫でている。 「でもでも。」 エルガがさらに続けた。 「にゃーたちは、ちっちゃいままでイイっていったけど、きっとおっきな体 をほしがる娘もいると思うの。 本当に、マスターを助けたいって思ってる ひとも、いると思うよ? ねぇ、シンメイ。」 「私も同じ事を考えていましたよ。 それぞれの人間に、それぞれの進む道 があるよう、私たち神姫にも歩むべき人生・・・でいいんでしょうか、それ ぞれにあると思うんです。『神姫』として答えをひとつにすることは・・・」 「できません」 「できないにゃ」 2人は同時にあたしに向かっていった。 「ということだ。 なぁ、CTa・・・いや、木野羽よぉ。 思い出してみろ。 お前がちっちゃいもの研に入った理由を。」 -小さい存在だから、伝えられるものがある、だろ?- エルガとシンメイの小さな頭を撫でながら、久遠がぼそり呟いた。 -そうだ。 なんで、忘れていたんだろう。 こんなに大切な想いを。 -目前で久遠と飲んだくれているのは- -人と機械との垣根を低くした、小さくも画期的な存在- 「ん? どうした? そろそろ寝ゲロの時間か?」 「ばかたれ。 考えごとしていたんだよ。 ったく・・・いっつも寝ゲロを するわけじゃないっつーの。」 久遠の突っ込みに、テーブル下で軽くケリを入れながら答えた。 「痛ぇなぁ。。。 何も蹴ること無いだろ。」 「・・・久遠、ありがとな。」 「へ?」 「・・・何でもない。あーあ、なんか今日は酔えないなぁ。久遠、帰るぞ。」 「はいよ。割り勘でいいかな?」 と、久遠がエルガを持ち上げると、 「えー? にゃーはもっと飲む〜。」 名残惜しそうに徳利をつまみ上げようとするエルガ。 「エルガ、そろそろおひらきにしましょう。マスターもCTa姉様も、明日は 仕事なんですから。」 「ちぇー。」 久遠の頭にのぼったシンメイにたしなめられ、しぶしぶ久遠の胸ポケットへ 収まるエルガ。 その光景に・・・あたしの心は決まった。 「はは、いいモン見せてもらったし、いい話も聞けたし・・・今日はあたし がおごるよ。」 翌朝、まだ街が目を覚ます前。あたしは自慢の愛車(バイクだぞ)を飛ばし、 鳳条院グループのとある施設へ来ていた。フェレンツェ・カークランド博士 からもらった名刺の裏に手書きで記載されていた場所。。。 その門前にいる守衛に声をかける。始めは怪訝そうな顔をしていたが、博士 の直筆メモの入った名刺を見せると話は早かった。 あたしは、守衛に頼み、 ちっちゃいもの研の名刺と一通の手紙を渡してもらうようお願いした。 守衛は快く引き受けてくれた。あたしは丁寧に礼を言うと、おそらく二度と 来ることがないであろうこの施設に背を向けた。 ・ ・ ・ ・ ・ -親愛なるフェレンツェ・カークランド博士へ 先日は直々のお誘い、大変光栄に存じます。 ですが、誠に申し訳ありません。今回の件につきまして、残念なご返答を せざるを得ない結論に達しました。 博士の研究には、私も多大な関心を寄せております。 私が研究しており ます理論・技術の多くは、博士の取り組んでおりますHVIFに於いて、現段 階でもその多くが(HVIFのように、大型筐体であるならば)実現が可能と 思われます。 しかしながら私は、「小さきもの」での可能性を探ることが、私にとって 生涯の研究課題と思っております。 つきましては、HVIF計画への参加は、見送らせていただきたいと存じます。 ご期待に添えぬ回答となりました事、深くお詫び申し上げると共に、貴方 の研究がより一層の発展を遂げますよう、心よりお祈り申し上げます。 東杜田技研・小型機械技術研究製作部(ちっちゃいもの研) 主任研究員・工学博士 木野羽 さんご(Dr.CTa) 追伸:技術その他、相談にはいつでも応じます。その際、肩書きは無しで、 あくまで新規好きの一人として会っていただけると大変に嬉しく存じます。 ・ ・ ・ ・ ・ もう迷わない。 あたしの「道」はちっちゃい機械を極めること。 ちっちゃい機械が秘める「可能性」を追い続けたい。 だからこそ、この研究所に入ったんだ。。。 まだクルマも少ない国道を、アクセルを全開ですっとばす。 さー、早く出勤しないと。 溜まった仕事片付けないと、まーたヴェルナに ブチブチ言われちゃうからな。 おっと、ついでにロボビタンを買っていく かな。沙羅もお疲れの様子だし。。。 これでいいんだ。 あたしは、ちっちゃいもの研の主任、Dr.CTaなんだっ!! それに・・・。 神姫にあいつを取られたなんてなろうものなら、人間として失格だもんね。 <その21 へ戻る< >その23へ進む> <<トップ へ戻る<<
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1341.html
戦うことを忘れた武装神姫 その37 <<その36から。。。<< 外で新聞屋のバッテリーバイクが走り廻る頃。 イオの膝の上で、シンメイは指をしゃぶりながら小さな寝息を立てていた。 「こいぬがえり、と呼ばれている症状のようですね。」 シンメイの頭をやさしく撫でながらイオが続けた。 「極希に、特にマスターを心から慕うハウリンやマオチャオに出現する症状ようです。以前、技研に来たケモテックの技術者の方が言っておりました・・・。」 CTaの所へ遊びに行った際にでも聞いたのだろうか。 「元々ハウリン・マオチャオは寂しがりやなんです。 特にシンメイのような性格だと、寂しさを内にこめてしまう傾向もありますし・・・。」 思い返せば・・・前兆は、確かにあった。 数日前の朝。 普段は食事中にちょっかいを出してくる事がないシンメイが、エルガと一緒に。。。 それだけではない。 一昨日などは帰宅するまで起きて待っていて、いつまでもうしろを付いてきていたっけ。。。 何故、気づいてあげられなかったのか。考え込む久遠に、 「みんな・・・毎日待っていたんですよ、マスターの帰りを・・・。」 といいながら、イオは涙をシンメイの頭の上にぽたりと落とした。 「忙しいのは解りますが、せめて、せめてもう少し・・・。」 ぽたり。 またひとつ、大粒の涙が落ちた。 「私たちのことも、見つめてください・・・。」 ・・・このところ、忙しさに追われ、ろくすっぽ神姫たちに目を向けていなかった。相手にもなってやれなかった。 思い返せばかえすほど、神姫たちがどういう思いをしていたのか・・・。胸の痛みに、思わずイオの顔を覗き込んだ。 ・・・シンメイを抱き、口元には静かな笑みを浮かべるものの、蒼い瞳は涙で潤ませた顔が・・・久遠の心にトドメを刺した。 神姫たちだけではないな・・・。 左手のイオとシンメイを、そっと傍のタオルの上へ乗せ、椅子に深く腰掛け腕を組み目を閉じ。 ただがむしゃらに、必死に走り続けなければならないときもある。 しかし、そんな時だからこそ、自分自身を見つめる瞬間が必要なのかもしれない。 ふと目を開け、右手にまだ残る傷跡を見つめた久遠。 そういえば・・・あの時以来、あいつにも会っていない気がする-。 わずかな間に、なんと大きなものを・・・ たくさんのものを、置き去りにして走っていたんだろう。。。 迷う必要はない。 ここで、一歩踏み出すべきだろう・・・。 イオの頭をそっと撫でて、久遠は立ち上がり。 自室の机の引き出しから、書きかけの書類を取り出し、仕上げにかかった。 -「今」を見直す鍵を開けてくれた、小さいけれど大きな存在に感謝をしながら-。 それから一月の後の朝。東杜田の正門前に、久遠のバイクが止まった。 ヘルメットをいったん脱ぎ、傍らに立つ守衛にIDカードを提示する。 「おはようございます。今日からはゲストカードではなくて、社員証ですね。」 と、ちょっと照れたような顔付きで社員証を受け取る久遠の胸ポケットからシンメイが半身を出し、なんとシンメイも社員証を提示。 「どうぞ今後もよろしくお願いいたします。」 小さく会釈するシンメイは、技研のロゴが入ったスーツを纏っていた。 「おや、これはこれは。 小さな社員さん、どうぞよろしく。」 結局、あの翌日。 久遠は辞職願いを出した。一悶着あったようだが、半ばごり押しの形で・・・。 そして、次なる職場として選んだのが、東杜田技研の関連会社であった。 もっとも、この会社も同じ敷地内にあるのだが。 同時に、神姫たちをアルバイトの形で、毎日誰かを連れていくことに。家で退屈な毎日を押しつけてしまうことなく、刺激的な日常が送れるはずだから、と・・・。 久遠がシンメイを交え守衛と話をしていると、通りから飽きるほど聞き慣れた野太いエンジン音が響いてきた。 「やっべ・・・つかまる前にタイムカードだけでも通すぞっ!」 その音に脂汗をにじませた久遠、大慌てでヘルメットを被りなおす。 シンメイも状況を察し、さっと胸ポケットに収まった。 久遠がフロントを軽く浮かせて敷地内に消えていった直後。 「何も逃げることないだろー!」 GSXに跨ったCTaが、守衛を半ば突破する形で久遠を追いかけていった。 小さい存在が運び、結ぶ、大きな明日。 ・・・かくして、久遠の・・・いや。 久遠たちの、新たなる日常の幕が、上がった。 <<トップ へ戻る<<
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/552.html
戦うことを忘れた武装神姫 - type_S・各種設定 註:本編とはほとんど関係ない時系列で、本編の登場神姫を借りて いろいろ実験SSをやってみようというトコロであります。 主に↓をベースに、演劇させたりするわけでして。 「実験」なので読みにくい部分等あるかと思いますが、どうか その旨ご承知おきいただければ、と思います m_O_m ここは東杜田の、とある工場の敷地の片隅。 ちっちゃいカラダを持ったちっちゃいメカたちが、日々鍛錬をするための 学校があった。 そこは・・・ 〜私立東杜田武装神姫学園〜 〜登場人物〜 校長:Dr.CTa E組の先生たち 教科担当:フィーナ(ストラーフ) 実技担当:コリン(ヴァッフェバニー) 給食の人:アスタ(アーンヴァル) E組の生徒たち ヴェルナ(サイフォス):学級委員・外国語部 シンメイ(吼凛):保健委員・技術部 ティナ(猫爪):会計委員・外国語部 イオ(アーンヴァル):給食委員・科学部 エルガ(猫爪):昼寝部 沙羅(紅緒):武術部・作法部(兼部) マーヤ(ツガル):美術部 リゼ(ストラーフ):武術部・技術部(兼部) 委員(下記以外にもあるらしいです) 学級委員:学級のとりまとめ役。 優等生がこの委員になることが多い。 保健委員:看護だの検査だのと、と最も忙しい。修復技術が必須の委員。 会計委員:学費徴収から各種予算の配分まで。 提出物管理もしている。 給食委員:給食の配膳どころか調理することも。この学園独特の委員。 部活(下記以外にもあるらしいです) 外国語部:各種外国語の検定合格を目指してお勉強。 作法部:日本の心を大切に。お茶や着付けなどを習得。 美術部:きれいな武器・装備を日々造りだしている。 科学部:流星観測から化学合成まで。よく部室が爆発する。 技術部:武装のメンテや、本体の補修技術を日々研究。 武術部:既存の形にとらわれない、実戦重視の本格派。 昼寝部:日当たりがよい場所を探し、とにかく昼寝する。 <<トップ へ戻る<<
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/632.html
戦うことを忘れた武装神姫 その23 とある強雨の深夜。 本業の資料作成の締切が間近に迫り、久々の徹夜残業。 打ち出した配布用 資料の最終チェックを・・・と思い目を通していた、その時だった。 「ぅ・・・うわあぁああぁぁぁっっ!!!」 悲鳴を上げて、傍らの和-2型の試作クレイドルで寝ていた沙羅が、叫びと共 に飛び起きた。 あたしも驚き、イスからずり落ちてしまった。 「あ、すんませんマスター・・・。」 「・・・。 どうした、お前がそんなに叫ぶなんて珍しいじゃないか。」 体を起こしクレイドルを見ると、震えながら、まるで雨に打たれて飛べなく なった雛鳥のような目の沙羅があたしを見つめていた。 「今・・・またあの夢を見たっす・・・」 そっと沙羅を抱き上げ、手の上に載せた。 「そうか・・・。」 あたしの手のひらの上でも、こいつのふるえは止まらなかった。 - 迫り来る刃 - - 私と同じ姿の者に貫かれ - - 動かすこともままならぬ躰 - - 冷たく、哀しい涙のような雨 - 「あの」夢を見た後、必ずと言っていい程、沙羅が呟く言葉。 間違いなく、 久遠たちに救われる前の記憶なのだと思うが・・・。 敢えてあたしは聞く ことはしない。 どれほどに痛ましく哀しい事であったかは、聞かずとも、 十二分にわかるもの。。。 油と金属粉と有機溶媒でガサガサになった手だけれど、沙羅をそっと包んで やる。 「お仕事中じゃないんすか? マスター・・・」 「いいってことよ。 もうちょっと、こうしていようか。 そうだな・・・ 雨が止むまで。」 「そ、そんな・・・もう落ち着いたっす、仕事の続きを・・・」 「だーめ。 まだ膝が震えてる。 それなら・・・」 手の中から抜け出そうとする沙羅をあたしは抱き上げ、胸ポケットへそっと 入れた。 「ここでなら・・・寝られるか?」 実はこんな事もあろうかと、両の胸ポケットは充電クレイドル機能となって いる。もちろん、ふにふにクッション内装仕様。。。 すっと収まった沙羅 は、ちょっと顔を赤らめて小さく頷いた。 「ここならあったかくって・・・大丈夫っす。。。」 小さな身体を、もぞもぞとポケットの中へと潜り込ませる・・・と、反対側 の胸ポケットから、ヴェルナが顔を出した。 「あら・・・沙羅もですか?」 「ヴ、ヴェルナ?!」 ・・・そうなのだ。沙羅が飛び起きる少し前、ヴェルナもまた夢にうなされ 飛び起きてきたのだ。 ヴェルナは、お気に入りのイルカの抱き枕を手に、 ナイトキャップの装い。 「ったく・・・世話の焼ける神姫たちだよ。。。」 すっかりぬるくなった缶コーヒーをすすりながら、あたしが呟くと、 「すみません・・・」 「申し訳ないっす・・・」 ポケットの中で小さくなる2人。あたしはヴェルナの頭をグリグリと撫で、 沙羅にはお気に入りのキツネのぬいぐるみを手渡した。 「いやいや、謝ることはないぞ。 お前らみたいな、哀しみを背負ったちっ ちゃいものを救うこともあたしの仕事だと思っているんでね。 とはいえ、 今のあたしに出来ることっちゃー、このくらいだけどね。」 そう言うと、ヴェルナはぎゅっと服に顔をうずめ、 「ううん・・・最高の暖かさです・・・。」 と言った。 ここに来てからだいぶ経つが、2人ともずいぶんと変わった。来た当初は、 いわゆる人間恐怖症のような部分もあったが、最近では来客の相手をする程 だもんなぁ・・・。 だけれども、何か足りない気がする。 思わず沙羅の 顔を凝視してしまうあたし。 「・・・。」 「ウチの顔に何か付いてるんすか? マスター。」 そうか・・・。 足りないもの・・・。 「なぁ、お前らさぁ。 そろそろ家族増やさないか?」 「えっ! マスター、結婚するんですか?」 「ちゃうわい! 久遠の所のイオのボケがうつったのかと心配になるような 発言をするんじゃない。 神姫の方だ、神姫の。」 「・・・!!」 2人の目が輝いた。 思った通りだ。 確かに、客の出入りや久遠のところ の4人、Mk-Zを始めとした社内の神姫組と、交流のある連中が居るにはいる のだが、こいつらの日常の相手をしているのは、ほぼ、あたしだけ。 久遠 が、何故4人も置いているか、少し分かった気がした。 「近々、Mk-Zも新しい仲間を連れてくるそうだ。 対抗するわけじゃない けれ・・・」 と、あたしが言いかけると、両のポケットの2人は身を乗り出して我先にと 訊いてきた。 「マスター、名前はどうするんすか?!」 「どの子が来るんですか? 猫爪ですか? アーンヴァルですか?」 「だー! まだ、まだだってば! 予算も立てて無いのにっ!」 もう、仕事どころではなくなった。 結局、この後数時間、2人とのハナシ に付き合うハメになった。 とはいえ、今まで2人の「寂しさ」に気が付い てあげられなくて申し訳ない気持ちもあったし、あたしもまた、神姫家族を 増やしてみたい気持ちもあったし。。。 話は盛り上がり、仕事にようやく戻ったのは丑三つ時を過ぎた頃。ポケット には、キツネのぬいぐるみを大事そうに抱きかかえた沙羅、イルカの抱き枕 をぎゅっと抱きしめるヴェルナ・・・ 2人ともまるで仔猫が母の元で眠る ような笑顔を浮かべ、小さな寝息を立てていた。 どんなに忙しくても、どんなに辛くても。 あたしには、その笑顔がそばに あれば、それだけで充分な気がしてきた。 さーて。 週末は・・・久々の大口ショッピングだなっ! <その22 へ戻る< <<トップ へ戻る<<
https://w.atwiki.jp/tokugame/pages/18.html
バトルモード、サバイバルモード セリフ集 仮面ライダーカブト(天道総司) 仮面ライダーカブトハイパーフォーム(天道総司) 仮面ライダーザビー 矢車(矢車想) 仮面ライダーザビー 影山(影山瞬) 仮面ライダーザビー 加賀美(加賀美新) 仮面ライダードレイク(風間大介) 仮面ライダーサソード(神代剣) 仮面ライダーガタック(加賀美新) 仮面ライダーガタックハイパーフォーム(加賀美新) 仮面ライダーキックホッパー(矢車想) 仮面ライダーパンチホッパー(影山瞬) 仮面ライダーヘラクス(織田秀成) 仮面ライダーケタロス(大和鉄騎) 仮面ライダーコーカサス(黒崎一誠) 仮面ライダーダークカブト(擬態天道総司) アキャリナワーム アンバー(擬態風間大介) ウカワーム(間宮麗奈) ゼクトルーパーの中の人 ゼクトルーパーシャドウの中の人 バスターモード セリフ集 バスターモードセリフ集(カブトルート) バスターモードセリフ集(ライダールート) バスターモードセリフ集(ワームルート)
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/969.html
武装神姫のリン 鳳凰杯篇 その3 「ふう、何とかなったな。」 鶴畑大紀は表情には何も表さないが、小さく安堵の声をだす。 ミカエルの勝手でセカンドランカー相手に黒星をこんな形でつけることになれば、自分は周囲の笑いものになると分かっていたからだ。 昨夜の出来事でミカエルのコアを変えることは確定していたが、それでもこの大会は兄に自分の力を示すための絶好の舞台なのだ。 ここで棄権という形をとることは出来ない。 だからこそ、何らかの要因でミカエルが戦う気をなくした場合の緊急用のプログラムとして"現在のミカエル"自身から体のコントロールを乗っ取り、戦闘行動を行う独立AIを仕込んでおいた。 これがこんな形で作用することになるとは思わなかったが、AIを仕込んだ彼の選択は正しかったのだ。 今このとき、"ミカエル"は生意気なことにも言葉巧みにミカエルをサレンダー一歩手前まで貶めた悪魔型に砲撃を加えている。 荷電粒子砲を撃ち、その反動を殺しつつも正確にレールガンを撃ち込む。 何とか紙一重で避けられているようだが、その尋常ならざる威力は確実に相手にダメージを与えていることだろう。 砂煙の向こうに、悪魔型の姿が消える。 砂煙の向こうに消えていくミカエルを見てもその表情は変わらない。 完全に"乗っ取られた"ままなのだ。 そう燐は確信している、たぶんこの戦闘を終らせなければ彼女と話すことも不可能だろう。 彼女を消させない。そのためにそして自分のために、勝つ。 「いくら威力があろうとも…直撃しなければ!!」 砂煙が晴れるのを待っていてはやられる、とはいえ迂闊に飛び込むのも危険。 そのため、燐は一度距離を置く。 出来るだけ音を立てずに足を思い切り曲げ、一気に蹴りだす。そうして砂煙から脱出す… 「チリとなれ」 そこを荷電粒子砲が襲う。 「それぐらい…!」 燐は滞空中に無理やり武装腕部の右手の爪を地面に突き立て、それを軸としてコンパスのように回転して進行方向を変更。 そのまま"ミカエル"へと跳ぶ。 「倒します、貴女を!!」 左手の鎌を振りかぶり、また大きくなった右腕の爪を光らせてミカエルへと突進する。 一撃目、爪による攻撃はビットのシールドに防がれるが衝撃はビットを吹き飛ばす。 そこから刹那遅く繰り出される本命の一撃。 鎌による一閃をミカエルは荷電粒子砲で受ける。 それで粒子砲は使い物にならなくなった…しかし。 「…切り裂け。ゼロ」 突然切断された粒子砲の中から飛び出した何かによって燐本体の右腕に傷が出来る。 「なっ…」 それに気をとられた隙にレールガンが撃ち込まれ、直撃は免れたものの燐は後退せざるを得なかった。 思わずひざをつく燐。 右腕の傷は浅いものの、痛みによって集中力が鈍る。 こんなことではダメだと分かっていても痛みは予想以上だ。粒子砲から出てきた"ゼロ"の刃は毒付きだったのかもしれない。 とにかく、体制を立て直す。 右腕をかばいつつも立ち上がる。 細かな傷はあるものの、武装が使用不可能になるようなダメージは無い。まだ戦える。 左手にはフルストゥシリーズによる連結刃。右腕はそれに添える。 3段攻撃。 あの技ならば、たとえ後ろから攻撃されて背部武装が砕けようがその次が己自身を撃つ前に届く。 防御は考えないで、攻撃あるのみ。 「燐、あせるな。絶対できるぞ!!」 マスターの声が聞こえる。そう言われてコレを試さないわけには行かなかった。 「行きます、風琴!」 燐はまたもミカエルへと突っ込む。ビットは先ほどと同じく防御体制だ。攻撃は通らない。 はずがビットが次々と爆発していく。 ふと見れば燐の傷ついた右手にはリボルバーが握られ、ビットが防御フィールドを張るために突き出す1点のユニットを次々撃ち抜いていく。 ミカエルもこの事態に身を翻し距離ををろうとする。が足が引っ張られる。 見れば連結刃が脚に絡まり、そこから伸びたワイヤーが燐の武装腕部につながっている。 「ち…」 ミカエルは腰から引き抜いたレーザーブレードでワイヤーを切断する。 が切断される寸前で燐がワイヤーを引き。ミカエルの体勢がを崩す。 「ゼロ!!」 また見えない何かが襲ってきてその刃はまた己の体を切るだろう。 それでも燐は止まらない、ミカエル交わした約束。 それを守るために突き進む。 「…!」 ミカエルの目前、1瞬だが鏡に光が反射したかのようなきらめきが燐には見えた。 そこにゼロがいる。そう燐は信じて右手を振り上げてトリガーを引く。 "カシャン"というあっけない音を立ててゼロが砕ける。 ゼロの正体は通常は不可視の円盤型のビット。ほぼ完璧なステルス性を持った円盤のふちが刃になった兵器。 ただ特性上、通常反射する光を98%カットしたとはいえ、まれな条件が重なった場合。神姫であればその反射光を探知可能かもしれない。 そう技術者が言っていたのを鶴畑大紀は思い出した。 そんなゼロを打ち破る唯一の手がかり。 それが燐に見えたのは持ち前の集中力の賜物だったのか、それとも運命のいたずらなのかは分からない。 それでもゼロがあっけなく落とされたのは鶴畑大紀にとって衝撃だった。 「なっ…」 ミカエルもそれは予想だにしていなかったらしい、戦闘用AIとはいえ多少の感情の幅は残っていたのか。うつろだった目が見開かれた。 「させん!!!」 いままで気がつかなかったが、腰にもう1本装備されたレーザーブレード。 それを両手に取るミカエル。 砲撃戦が得意な天使型であるにもかかわらず。あくまで立ち向かって来るらしい。 燐は気を引き閉めつつ、一度深呼吸。 それと同時にブースターを思いっきり吹かせてミカエルに迫る。もう左手に握られた鎌をぶつけるのみ。 それはミカエルも同じだった。ゼロを失った今レールガンを撃つ距離も余裕も無い。レーザーブレードで迎え撃つしかなかった。 「これで!!」 「させん!」 2つの影が交差する。 一方は銀の翼を持つ悪魔。もう一方は白き翼を掲げた天使。 どちらもがほぼ同時に墜落した。 "両者同時に墜落だ~激しく砂煙が上がる~立ち上がるのはどっちなのか…もしくはどちらも立ち上がるのか…" 実況も息を呑んでいる。 そして会場を静けさが包む。 「…まだ、折れません。」 「まだだ…」 スピーカーに燐、ミカエルの声が響く。 いっせいに歓声が湧くがまだ砂煙は晴れない。 ようやく晴れた砂煙の向こうには、右足のランディングギアをすねから下を失いつつも両手の剣は離さないミカエル。 そして武装腕部を両方とも二の腕から失って武器を失った燐。 "立ち上がった両者だが燐選手は武器が無い!!これで勝負は決まってしまうのか~" しかし燐は正面向いたまま、ふと俺のほうを見て微笑んだ。 これで俺が言いたいことが燐には伝わっているということが分かって安心する。 「武器が無いのにどうするつもりだ?」 少し余裕を見せたのか…ミカエルが聞いてくる。 「いえ、まだ私には剣が残されています。」 ガシャンという音を立てて背部ユニットが落下。 そして燐の姿は素体に基本のアーマー類のみといいう出で立ち…だた右手に光る宝石が一つ。 「バルディッシュ…ある少女を守るために使い魔によって作られた杖であり武器。たとえ天使であっても切り裂きます。」 サイドボードの容量ぎりぎりに詰め込んだバルディッシュこれで決着が付くだろう。勝つにしろ負けるにしろ。 「いくよ、バルディッシュ…」 "yes sir" 宝石が光り、魔法の杖…バルディッシュ・アサルトに変わる。それと同時に燐の背中に大きなマントが現れた。 バリアジャケットのフル装備はサイドボードに入りきらなかったため、機動能力が上がるマントを優先した結果だ。 「ふん…その程度で」 「そちらも満身創痍にみえますが?」 突然ミカエルの背後にビットが浮かぶ。全機撃ち抜いたと思っていたが生き残ったものがあったらしい。 そして最後の舞が始まる。 「……ふん、動くか…終わりにさせてもらう。」 「まだ動きますか…やっかいですね」 ミカエルが構えるのは翼につながったレールガン。弾切れもしくは壊れたと思っていたが、まだ使えるらしい。 今の燐の防御力は薄い。あのレールガンを受ければ負けだろう。 マントによって機動力こそ戦装束のときより上がっているが、その代わりとして防御力がゼロに近い状態。 レールガンの弾速からしてこの数を全弾避けるということはかなわない。 横や後ろがダメなら…飛び込むしかない。 「行きます!!」 燐は全速力で飛ぶ。 「砕けろ!!」 連射されるレールガンを避け、時にはバルディッシュでたたき落とす。 しかしそれでも少しづつ身体に傷が増え、それにつれて反応が遅れ、またしても傷を負う。それでも燐は止まらない。 「堕ちろ、堕ちろ!!」 敵ももうがむしゃらに、しかしねらいは正確に撃ち込んでくる。 マントもだんだんとその形を保てないほどぼろぼろになっている。あと…数メートル。 たったそれだけの距離だ。たどり着いてみせる。 「ええい、堕ちろといっている!!」 ビットが背後から砲撃を加えてマントの推進、滞空能力を奪おうとする。 ハーケンフォームとなったバルディッシュ・アサルトを背後に振り抜き残り3機の内2機を撃墜、残り1機は…矢のようなプラズマエネルギーの塊を発射する「プラズマランサー」で仕留める。 そして一瞬だけ肉眼では捉えられなくなるような速度へと加速する技であるブリッツラッシュを使うことにより"紙一重"でレールガンを回避。 これで使える技は無くなった。後はこのハーケンフォームの刃のみがたよりだ。 一方のミカエルも先ほどの砲撃でついにレールガンが弾切れを起こし、頼れるのは腰に備えたレーザーブレードのみになった。 「くっ、死ねぇ!!」 「私は…負けない!!」 お互いが、最後の力を振り絞って、跳ぶ。 ミカエルがレーザーブレードを振り上げ、燐がバルディッシュを横に振りかぶる。 激突。 レーザーブレードがハーケンの刃とつばぜり合いを演じる。 しかしコンディションの分だけミカエルの方が有利。しかし 「はぁ!!!」 「なっ…」 気迫は明らかに燐がミカエルのそれを上回った。 そして、 「もう、終わりにしましょう。」 「ほざくな!!」 ミカエルがレーザーブレードを力づくで振り切り、バルディッシュをはじき飛ばした。 「これで私の勝t…がぁ!」 勝利を確信していたであろうミカエルのほほに、衝撃。 燐はバルディッシュを支える腕の力を抜き、ミカエルがレーザーブレードに加える力のベクトル利用して体を回転。 そしてその遠心力を使った回し蹴りを叩き込んだのだ。 ミカエルの手から離れたレーザーブレードをキャッチし、燐はミカエルの胸の中心を穿つ。沈黙。 "勝者、燐。" スクリーンに静かにジャッジAIが下した勝敗が表示された。 ~鳳凰杯篇その4?~
https://w.atwiki.jp/mon0/pages/23.html
もんすたあ★レース2 ジュニアのセリフ集 ※ネタバレ注意! 〔リュートタウン〕 あー さみー なんで よこしまやグループ しゃちょうの むすこ この ジュニアさまが こんな クソさむい ところに こなきゃ いけないんだ ちょっと そこの イナカくさい しょうねん そこを どいてくれないかな イナカくさい うごきだったけど どいてくれて ありがとう 【ジュードの家】 ここで いっぱい イヤがらせを してやるんだ そして あの イナカくさい オバサンを このいえから おいだしてやるんだ イナカくさい きみが いったい ぼくに なんのよう? え? バッファ? そうとも ぼくは バッファが だいすきだよ でも イッシ―タウンに すむ おとこのコが つれている バッファじゃなきゃ ダメなんだ それ いがいの バッファには なんの きょうみも ないね どんな ものでも てにしてきた このぼくが てにいれたくても できないもの それが あの おとこのコの バッファなんだ 【バッファを連れて入る】 ん? うわ! バッファ!(はねる) しかも イッシ―タウンに すむ あの おとこのコの バッファだ! なんで イナカくさい きみが バッファを…… なるほど…… バッファを あげる かわりに ここから でていけ…… そういう ことだね? わかった でていってあげよう! そのかわり バッファは もらっていくよ さ おいで いまから ぼくが きみの ごしゅじんさまだよ ん? さ おいでってば ホントに イナカくさい モンスターだね きみは さ おいでったら おいでよ! なにを する きだい? 【バッファ体当たりしようとする】 ウワーン! こわかったよー! こんな モンスター いらないよー! ここから でてけば いいんだろ! でてってやるよ! こんな イナカくさい まち 2どと くるもんか! ウワーン! 〔ビリータウン〕 【師匠の家】 せっかく たいきんが てにはいる チャンスだっていうのに…… あなたも バカな ひとだ うちの ショップで うるための タンスを つくるだけで いいんだよ それで たいきんが てにはいる…… ぼくなら よろこんで やるけどね ま いいや あなたが イヤがっても せかいじゅうの あなたの さくひんを ぜんぶ かいしめて それを うちの ショップで うれば みんなは あなたが うちのために つくったと おもうさ ま みてて くださいよ イナカくさい みちの あけかただけど ありがと…… …… うわ!(サミーを見てはねる) なんで おまえが ここに? また ぼくの ビジネスの ジャマを するつもりか? ホントに イナカくさい というか しつこい というか…… やれるもんなら やってみな こんどは まけないからね 【海底通路前】 どうせ きみに ジャマされるんだから こっちから ジャマされに きてあげたよ ここにいる 3にんに レースで かったなら きみに ジャマされて あげるよ 【よこしまや三人に勝つ】 3にんって いったけど ぼくを かぞえるの わすれてたよ つぎの あいては ぼくだよ イナカくさい きみが かてるかな?【はい いいえ】 【いいえ】 カンペキな じゅんびを してきてよ いいわけされちゃ たまんないからね じゅんびは いいの? 【はい】 ぼくの うまさを しったら コシぬかすよ 【勝つ】 まけた…… こんな イナカくさい ヤツに…… ウワーン! まけたよー! ほんきで レースしたのに! ウワーン! もういいよ! あのじいさんの さくひんなんて いらないよ! それで いいんだろ! [ポルトシティ] あ きた きた やっぱり このまちに きたんだね うちの とうさんが まってるよ さ ぼくに ついてきて とうさん かれが サミーくんだよ ぼくが いったとおり とっても イナカくさいだろ? イナカくさい ふたりが しりあいだったなんて これは すごい ぐうぜんだね ちょっと ごめん イナカくさい かんどうの さいかいは てみじかに たのむよ だから いったろ こいつは ぜったいに ことわる ヤツだって とうさん これで いいんじゃない? ぼくは サミーなんかに てつだって もらいたくないし これが ベストだと おもうよ きみは 1かいで キャンペーンの じゅんび きみには もう ようが ないから かえってもらう きみには ことわって ほしかったんだ きみの ちからを かりるなんて まっぴら ゴメンだからね じゃ さっさと かえってよ ここは キミのような イナカくさい ヤツのいる ところじゃ ないんでね はいはい… そろそろ いいかな? なに してんの? きみは ここから でていくんだよ あの おんなのコを つれもどそうなんて かんがえずに まっすぐ パリスシティに いくんだよ いいね? とくに そこの イナカくさい おとこ! ぼくは きみが ゆるせない! なんども なんども ジャマしてさ! こんどばかりは ぼくだって まけやしないよ! また まけた! おまえなんて だいっきらいだ! ちくしょうー!
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/975.html
戦うことを忘れた武装神姫 - type_S -01 楽屋 フィーナ「お疲れ様でしたー。」 イオ 「さてtype_S 第一回は、いきなり実験風味だったわけですが。」 リゼ 「な? あたしたちカッコイイだろっ!!」 マーヤ 「あ、あの・・・やられる側の身にもなってくださいよぉ~(半泣」 ヴェルナ「もう。 もっと手加減して下さいっ!! それに最後のLC3!! 私たちの髪までもが焦げましたよっ!!」 イオ 「あら、まぁ・・・ごめんなさいね。」 リゼ 「あとでヌシさんに頼んでケアしてもらおう。久々のバトルシーンだったから、ついつい力が入っちゃってさぁ。」 エルガ 「え・・・にゃーたち、死んでるの?」 イオ 「そういう設定ですね。 マスターの女の子は、ある日のバトルでマオチャオとハウリンをコアまで破壊されt・・・あ。」 シンメイ「いいんだいいんだ、どうせそういう役割が向いているんですよー。日陰者のハウリンですよー。(いじいじ」 リゼ 「まぁそう言うなって。今度はシンメイたちが活躍できる話・・・だといいんだけど。」 シンメイ「・・・慰めになってませんよ・・・(いじいじ」 フィーナ「はいはいはい、そこまで。 シンメイもすぐにいじけないで! 次のアップはいつになるか分からないですけれど、マオチャオとハウリンのお話になるんですから。」 エルガ 「にゃー!!! やったぁ!!!」 フィーナ「・・・で、アーンヴァルの水没シーンがあるんですが・・・」 リゼ 「イオ、逃げるな。 覚悟決めろ。」 イオ 「濡れるのはイヤーーーーー!!!」 シンメイ「・・・本当にハウリン・マオチャオの話なんですか?(ぼそ」 type_s -01 お し ま い <<トップ へ戻る<<
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2005.html
ichguc改めレイキャストです。まだまだ表現は未熟なところはありますが、楽しんでいってください。 キャラクターの項は後々加筆する予定です。 コラボ大歓迎です!! 作品目標:「リリカルなのは」みたいに矛盾だらけになっても進める!! 主な登場人物 主な登場神姫 用語解説 最新情報 2009.8.21 最新話をうp。 2010.4.13 最新話をうp。それに伴いページ名を一斉変更。 「The Armed Princess Zero」(岡島士郎と愉快な神姫達・HOBBY LIFE,HOBBY SHOPより、勝手にキャラ抜粋) プロローグ 零之壱 零之弐 零之三 「The Armed Princess -武装神姫-」 第壱話:始まり 第弐話:戦い(微エロ注意!) 第三話:特訓 第四話:潜入 第五話:敗北と挫折(軽い破壊描写有り) 第六話:新たな始まり 第七話:ライバル登場!? 第八話:決戦前夜 第九話:虚実と現実 第壱拾話:脅威(エロ描写有り) 第壱拾壱話:押しかけ妹?! 第壱拾弐話:戦端、開かれたし 第壱拾参話:トランザム 第壱拾四話:異端者 第壱拾五話:嫉妬の炎は燃え上がる!? 第壱拾六話:話せばわかるって!! 第壱拾七話:銃声は深淵の中に 第壱拾八話:狂気渦巻くは暗闇の果て 第壱拾九話:勝者には栄光を、敗者には屈辱を 第弐拾話:復活の白き刃 第弐拾壱話:巨人と戦乙女 番外編シリーズ「出会い」 その壱:アカツキの場合 その弐:ドライの場合 その参:無頼の場合 以下の作品より、キャラ及び設定などを借用させていただいております。 魔女っ子神姫☆ドキドキハウリン HOBBY LIFE,HOBBY SHOP おまかせ♪ホーリーベル 武装神姫のリン ホワイトファング・ハウリングソウル ウサギのナミダ キズナのキセキ 本日のアクセス数: - 昨日のアクセス数: - 合計アクセス数: - ツッコミ、感想その他があればジャンジャンバリバリこちらへどうぞ。 コメントが少ない事に嘆いてらした様なので、少々書かせて貰います 背景が某作などから取りすぎではないかと思いますし 其処まで風呂敷広げなくては駄目な構成なのでしょうか? その為か今一作品に入り込めないんですよねぇ それに軍用が有るってのはは行き過ぎかな 昨今のリアルな軍事状況等を考えれば、有り得る話ですから、使いたい気持ちは解りますけど、神姫なんですからねぇ 作品として面白いだけに蛇足に見えてしまい、今までコメントを書けずにいました 走り出した話は完結まで頑張って欲しいので、偉そうな事書かせて貰いました 御不快な思いをさせてしまったのでしたら謝罪いたします -- (貴作の一読者) 2010-06-09 02 04 51 一読者様> いえいえ。むしろコメントしていただいてありがとうございます。 言われてみれば今更ながら少々広げすぎた感も・・・。(^^;) 結局出せたの1勢力だけですからね・・・・。OTL これからもよろしくお願いします。m(_ _)m -- (ichguc) 2010-06-09 12 59 31 どうも、「The Armed(ry」の作者のichgucです。 突然ですが、現在文化祭ネタを考案しています。 そこで、趣向を凝らしたバトルを開催する予定ですが、皆様の作品のキャラを 「一般参加者」として出演させたいと思っています。 希望される作者様は当作品のコメントにて、お申し付け下さい。 -- (ichguc) 2010-06-19 12 10 54 スピード感が難しいですねぇ 原典アニメで見てるから解りますけど(笑) 終わってからの時間が中途半端なせいかなぁ? 逆に勢力とか以外では単語使わない方がすっきり纏まるかもしれません まぁ「トランザム」は今更引っ込め無いから仕方無いとしてもMS名の出番は減らした方がと思えます 勿論作者様がお決めに成る事ですけどね 最後に神姫募集についての質問です 作品は出してませんが以前開催されたウキウキバトルに参加した神姫でも宜しいでしょうか? 尤もリアルバトルで破壊される役とかに出されのは勘弁願いますがね -- (触神) 2010-07-08 04 41 07 なるほど・・・。検討してみます。 一般参加の件、ありがとうございます。 それと、神姫の名簿(名前とタイプなど)を書き込んでいただけると幸いです。 -- (ichguc) 2010-07-09 10 25 02 参加OKって事だと判断しましたので、書込ませて貰います ストラーフのラプラス エウクランテの六花 性格なんかは公式掲示板内「神姫達の日記」の私の投稿を読んで貰えれば(笑) リアル破壊以外でしたら使われ方に文句は言いません -- (触神) 2010-07-10 02 39 20 触神さま> そういわれて神姫NETを探してみましたが・・・ありませんでした。(TT) 具体的にはどこの掲示板でしょうか? -- (ichguc) 2010-07-14 09 53 24 説明が足りませんでしたね失礼しました 神姫net メッセージ掲示板 投稿№657 神姫たちの日記【5冊目】(二次創作トピ) 一冊目からチョコチョコ参加させてもらってました 参考までにどうぞ -- (触神) 2010-07-16 18 41 11 拝見させて貰いました。 六花は性格からして・・・偵察兵か支援兵でしょうか? ラプラスは・・・まあ、突撃兵か技甲兵にでもしておきます。 お楽しみにww -- (ichguc) 2010-07-19 08 35 56 改名しました。これからもよろしくお願いします。 -- (レイキャスト) 2011-01-10 15 51 38 他のSSで出切って無い神姫まで使っちゃうのは如何でしょうかねぇ?それもボスクラスを、向こうの作者さんが許可してたらスミマセン -- (通りすがり) 2011-03-03 13 24 38 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/998.html
戦うことを忘れた武装神姫 その32.5 <<その32から。。。<< 「なるほどねー。」 あれから、からくり時計の列車を何度見のだろう。 すでに深夜バスもなく、自宅まで歩いて帰ることにした久遠。 「時を紡ぐ神姫とマスター、と。。。」 星空の下、堤防を歩く久遠の肩では、リゼがあずさから教わった歌 -Cradle of Time- を何度も口ずさみ、美しい歌声が星空へと吸い込まれていく。 ・・・相当の額を呑んだ気がするし、事実久遠の財布は薄くなっていた。 だが、今宵すごしたあの時間は・・・と、リゼの歌が止まった。 「ねぇヌシさん。 あたしも、あずささんみたいなカッコイイ神姫になれるかなぁ。」 呟くリゼの耳には紅色のピアスが輝いていた。 先のヌレヌレのお詫びもあったのだろう、あずさは自らが付けていたガーネットのピアスを、帰り際にリゼに付けたのだ。 「・・・なんだ、まだピアスのことを気にしているのか?」 「うん。。。 あたしが、本当にあたしがもらってもよかったのかなぁ・・・?」 久遠は立ち止まり、リゼを手のひらに乗せた。 「もちろんなれるさ。 時間はかかるかもしれないけれど、その時間も楽しんでしまえばいいんだよ。 それに・・・」 そっとリゼの頭を撫でて、 「お前はウチの自慢の神姫、リゼなんだから。 ピアスを貰ったこと、もっと誇ってもいいと思うぞ。」 と久遠は付け加えた。 「へへ、そ、そうだよな・・・っ! ふあぁ、なんだか眠いよ・・・あくびが出ちまう・・・」 大きなあくびをするリゼの目のふちに、キラリ光るもの。 しかし、久遠はあえて気づかないふりをしてリゼをポケットへと収めた。 「さすがにこの時間だと眠いだろ。 ここでゆっくりしてていいぞ。」 「ありがと、ヌシさん。。。」 きゅっと久遠のシャツにしがみついたリゼ。 久遠の鼓動を感じつつ、リゼがうとうとしかけたそのときだった。 「し、しまったぁあぁっ!!!」 絶叫する久遠。 「な、なんだよヌシさん・・・!!」 「エルガたちのことすっかり忘れてたっ!!! あいつらに飯用意してねぇっ!!!」 「・・・それはあたしの知ったことではない。 ごめんねヌシさ・・・きゃっ!」 久遠はまるで逃げるかの如く堤防の道を駆け出した。 「やばい・・・あいつらのことだ、何しでかしてるかわからん・・・!!」 酔いも半ば醒め、必死で駆ける久遠のポケットでは、二人きりのせっかくのムードをぶち壊されたリゼが、ちょっとむくれつつも皆に愛情を注ぐことを決して忘れない久遠を誇らしく思っていた。。。 そして。 帰宅した久遠を待っていたものは、片付けに丸一日費やすことになる惨状であったという。 <<トップ へ戻る<<