約 8,428 件
https://w.atwiki.jp/chisato_ojosama/pages/25.html
前へ 桃子「こんにちはぁ~ 遊びにきたよ~」 千聖「あら桃子さん ご機嫌よう」 桃子「あらあら ご丁寧にどうもぉ~ っておい」 舞美「ちょっとコッチ来て」 桃子「なによぅ 遊びに来ただけじゃん」 舞美「桃はこの状況をみて何も感じないの?」 桃子「べつに 千聖はいつものお姉ごっこでしょ?」 舞美「違うのよ・・・」 桃子「まさか・・・ やっぱりニューハーフだったの!」 舞美「そうそう 彼ったらスゴイのを・・・」 桃子「舞美 混乱してるね」 舞美「もうね ほんと どうしていいのか」 桃子「でさ どうしちゃったのよ実際」 舞美「実は・・・・」 桃子「なるほどね 階段から落ちたショックでか・・・」 舞美「これは内緒だからね」 桃子「マネには伝えたの?」 舞美「無理 コッチだって都合があるんだから」 次へ TOP
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5081.html
ミーンミンミンミンミン 京太郎「……んあ?」パチッ 京太郎「あぁ~…あっちぃ~…」ムクッ 京太郎「ふぁ~…」セノビー 京太郎「えーっと…もう9時か…メシ作んねぇとなぁ…」 京太郎「…」チラッ 桃子「くー…」スースー 京太郎(最後のほうは結構激しくしちゃったし…もう少し寝かしといてやるか)ガタッ 桃子「ん…」パチッ 京太郎(何作るかな~、もう遅いし適当にトーストでもいっか…) 桃子「…えい」ギュッ 京太郎「うおっ起きたのか、モモ。おはよう」 桃子「おはようっす、京さん」ギュ~ 京太郎「あ~…メシ作るから離して欲しいんだけど…それに暑いし」 桃子「しばらくはこのままがいいっす」ギュ~ 京太郎「…当ったてるんだけど」 桃子「当ててるんすよ、嫌だったっすか?京さん」 京太郎「いえいえ、とてもすばらで…(お互いに服着てないし)」 桃子「なら良いじゃないっすか」 京太郎「ん~…じゃあちょっとだけな?」 桃子「はいっす。まぁ、私としてはこのまま致しちゃっても良いんすけど…」チラッ 京太郎「まずはメシが先だ」 桃子「ちぇっ」 京太郎「それに昨日、メシのとき以外はずっとやってたろ…」 桃子「昨日は昨日、今日は今日っす。だから連日だろうと朝からバッチコイっす」 京太郎「俺は少しくらい休憩したいんだが…」 桃子「そう言ってるくせして、京さんも朝から元気じゃないっすか」 京太郎「朝だから元気なわけじゃねぇよ…」 桃子「それでも、せっかくだし有効活用したほうが良いと思うっすよ?」 京太郎「はいはい後でな」 京太郎「…そろそろメシ作りたいんだけど…」 桃子「まだ離さないっす」 桃子「そんなに言うなら私も手伝うっすよ?」 京太郎「その代わりくっついたままか…」 桃子「ダメっすか?」 京太郎「いや、ダメじゃないけど…モモも飽きないなぁって」 桃子「飽きるわけないじゃないっすか」 桃子「大好きな人に触れてるんすから」ニコッ カンッ!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/868.html
桃子「なるほどー、じゃあ須賀さんは他の部員さん達と実力差がありすぎるのが悔しくて、麻雀の練習できるここでバイトしてるんすね」 京太郎「身も蓋もなく纏めるとそうだな……ですね」 桃子「ああ、いいっすよ、別に畏まった口調じゃなくても。どうせ同い年ですし」 京太郎「……わ、悪い、じゃあそれでお願いします」 桃子「うんうん、苦しゅうないっすよー」 京太郎「は、ははは……」 桃子「それでですね、須賀さん……さっきから指摘したかったんすけど」 京太郎「お、おう」 桃子「…………微っ妙ーに視線の向きがズレてるっすよ」 京太郎「…………ホント、悪い。どーにか声は聞き取れてんだけど」 桃子「あー……声はすれど姿は見えずって奴っすか」 京太郎「いやいや、ちゃんと見える時は見えるんだぜ?(おもちとか……)」 桃子「な、なにやら看過できない下心的なものを感じたっすよ!?」 京太郎「お、いたいた……って、みるみる消えていく……!?」 桃子「おっとっと……初対面の人相手だと、私の消えっぷりも半端ないっすね」 腕で体を隠すようにして桃子が叫ぶことで、存在の力が増したのか、京太郎にも彼女の姿がハッキリと見えた。 が、電源を切った白熱灯よろしく徐々に姿が薄くなっていく彼女を目の当たりにして、慌てて運んできた注文の品を置いていく。 京太郎「ええーっと、本日のケーキセット……飲み物は紅茶で、ケーキはレアチーズケーキのブルーベリーソース掛けになります、と」 桃子「ヒャーッ、こうして私一人で注文してメニューを持ってきてもらえたのって何時ぶりっすかねー♪」 普通であればどうってことのない、注文の品が届くということでも、他人に気付かれない桃子には喜ばしいことなのだろう。 目の前に置かれたケーキセットに目を輝かせ、手を叩いている。 ここまで喜んでもらえると、店員冥利に尽きると考えていた京太郎に、桃子が問い掛けた。 桃子「あれ、須賀さん?コレ、私が頼んだものじゃないっすよ」 桃子が指差したのは、ケーキセットに添えるように置かれたクッキーの袋。 いかにもホームメイドといった、オーソドックスなクッキーが数枚、袋に詰められて綺麗なリボンで飾られている。 京太郎「ああ、それはサービスっつーか、お詫びっつーか」 桃子「?」 キョトンと、彼が何に対してお詫びしているのかと首を傾げた桃子に、京太郎は改めて頭を下げた。 京太郎「その、幽霊なんかと間違ってゴメン。スッゲー失礼な勘違いしちゃったからさ……クッキーはそのお詫びってことで。あ、もちろんそれは俺が奢るから!」 桃子「いやいや、悪いっすよこんなの。注文取ってもらって、品物まで持ってきてもらってるのに……」 京太郎「いや、それはお店なんだから普通のことだって」 桃子「アハハ、それを言われるとなんとも答えに困るっす」 京太郎「うん、まあ……明日のオヤツってことでさ、これこのとーり!」 顔の前で手を合わせて頼みだす京太郎に、自然、桃子の口元も緩む。 桃子「…………こんなサービスが付くなら、オバケと間違えられるのもありかもしれないっすねー」 京太郎「さ、さすがにもう間違わないけどな。次は一発で見つけてみせるしっ」 桃子「さーて、そう上手くいくっすかねー?」 京太郎「…………タ、タブンネ」 桃子「アハハッ、それじゃー期待しておくっすよー」 自信なさげな回答に、今度こそ声をあげて笑う。 桃子「それじゃ、須賀さんの奢りのケーキをいただくっす!」 京太郎「待つってばよ!俺が奢るって言ったの、クッキーのことだぜ!?」 桃子「あー、私傷ついたっすよー……生きてるのに、お前の存在感、オバケと一緒って言われてちょー悲しかったっすよー」 京太郎「ぐぬぬ、誰もそこまでは………………ど、どうぞお召し上がりください、お客様っ……!」 桃子「わーい♪」 納得いかなそうな京太郎を横目に、ケーキにフォークを入れる。 その日、食べたケーキは…………以前よりも美味しいと桃子には感じられた。 んでもって翌日…… 咲「あ、おはよう京ちゃん!」 京太郎「おー、はよーっす咲」 咲「ね、ねえ京ちゃん、昨日のアルバイト……ゆ、ゆゆ幽霊ってホントに出たり……」 京太郎「あぁ、知り合いになった。意外と気さくな子だったぜ」 咲「ふぇっ!?」 京太郎「可愛いし、おもちも大きかったし……うん、常連になってくんねーかなぁ」 咲「アワワ……京ちゃんが、京ちゃんがとり憑かれちゃったよぉ……!」 清澄の文学少女が誤った危機感を抱いたり―――― 桃子「先輩っ、先輩っ、クッキーがあるんすけど一緒に食べませんか?」 ゆみ「もらおう。…………ところで、それは作ってきたのか?」 桃子「エヘヘ!なんとコレ、昨日知り合いになったお店の人にプレゼントしてもらったんす!」 ゆみ「……こう言うとなんだが、珍しいな」 桃子「そーなんすよー。最初は私のこと、オバケと間違ったりしてくれたんすけど……」 ゆみ(無理もない……) 桃子「誤解といた後はちゃんと注文取ってくれて、頼んだもの持ってきてくれて……」 ゆみ「それはお店として当然の行いじゃないのか……?」 桃子「その当然の行いが今までなかったから、余計に嬉しいんすよー。次はちゃんと見つけてみせる、って言ってもらえたし……こりゃー、当分はあのお店に通わなきゃっす!」 ゆみ「…………そうか、よかったなモモ」 桃子「ハイ!」 鶴賀の部長……とよく間違えられる少女が、親心に満ちた眼差しになる――――――そんな感じのボーイミーツガール、続いたりせんかね?
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/4975.html
桃子「おはようっす!京さん!」 京太郎「おう、おはよう。朝からテンション高いな、モモ」 桃子「そりゃそうっすよ!なんだって今日は加治木先輩や京さんたちが私のために誕生日パーティを開いてくれるんすよ!」 桃子「家族以外に誕生日を祝ってもらえるなんて初めてっすから、もう楽しみでしょうがないっすよ!」 京太郎(なんだろう…嬉しそうにしてるとこに水差すようで悪いけど、その言葉に涙が出そうになる…) 桃子「皆プレゼントも用意してくれてるって言ってたっすけど、京さんももちろん用意してくれてるんすよね!?」 京太郎「あ、あぁ。もちろんだぞ」 桃子「あ~、もう待ちきれないっすよ~!」 桃子「あっそうだ、京さん!パーティのあとに京さん家にお邪魔してもいいっすか!?」 京太郎「お?別にいいけど…良いのか?遅くなるならおばさんに悪いんじゃ…」 桃子「ちょ、ちょっとだけっす!遅くならないよう、ちょっとだけの間お邪魔するだけっすから!」 京太郎「なら…まぁ、いいか」 桃子「ありがとうっす!」 桃子(ふぅ~…第一関門はクリアっす…) 桃子(次は第二関門…これが一番重要っす…!) 桃子(京さん家に着いたら『アレ』をほんの少し拝借して、戻すだけ…) 桃子(ステルスを使って忍び込むのも考えたっすけど、京さん相手じゃステルスは意味ないっすから、ここは言質を取って京さん家に入るっす…!) 桃子(東横桃子16歳、一世一代のミッションっす!) モモのカバンの中「」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ モモのカバンの中「 」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ モモのカバンの中「婚姻届「やあ」」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ カンッ!
https://w.atwiki.jp/girlfriendline/pages/1708.html
出会い みんな、ちゃんと押せたかな? …はい、これでこの駅のスタンプももらいました~…あと一つで、全部集まっちゃいますね。最後まで頑張って、クリアしちゃいましょ~ マイページ 通常 スタンプいっぱい集めちゃいますよ~ 最初に目印を探す、ですか?え~っと… あやや、チェックポイントが…せんぱ~い♪ 日直 登校 朝 ふわぁ…今日はスタンプラリー? あやや、そうでした! あや、もうお迎えですか? すぐに支度しちゃいますね! スタンプラリーって、なにを準備すればいいんでしょう? 昼 先輩、お弁当です♪ ユズちゃんと作った自信作ですよ~ 次の駅でご飯ですか? いつの間にか、お昼に…あやや~ ご飯のあとはもうひと踏ん張り。午後もがんばらないと♪ 夜 景品も貰えて大満足です♪ とっても楽しい一日でした~ もう真っ暗ですね~ 帰りの電車、そろそろでしょうか? 先輩はどの景品を選びましたか? …あや、これはっ!? アルバイト あや、今日はバイトでご一緒ですか?がんばりましょうね。えいえい、おーっ! 好感度レベルアップ 先輩先輩、スタンプがこんなに♪ もう一息ですよ、次のポイントに急ぎましょ~ デート 約束 今は大丈夫ですよ?お部屋でのんびりしてました♪どんなご用事でしょ~?は~い、大丈夫ですよ~は~い、じゃあその日は空けておきますね。今からとっても楽しみですよ~ 当日 ボス戦 開始 勝利 敗北 バトル 開始 勝利のスタンプを集めましょー! 声援 最後までファイト、ですよ 勝利 わわ、また勝っちゃいました! お祝いのスタンプ押しちゃいますよ~ 敗北 あやや、それじゃスタンプは押せませんね…とっても残念ですよ~ タッチボーナス 押せたかな? はい、できました~
https://w.atwiki.jp/sakisama/pages/114.html
無題 京太郎×桃子 ID IT1bPIsk 第4局 179~180 「あ……あの……」 ようやく京太郎と再会する事が出来た桃子であったが、突然の事に思うように言葉が出ない。 どうしよう、このままじゃ京太郎さんが行ってしまう。 桃子は焦りを堪えつつ、勇気を振り絞ってようやく声を出した。 「須賀……京太郎さん…!」 「………はい?どうして俺の名前を……」 京太郎の返事を聞いた桃子は落胆する。やはり京太郎は自分の事など覚えていなかったのだ。 それはそうだ、たった一回の出会いでしかもほんの数十分の事など覚えている訳がない。 分かってはいた事だけど辛い…桃子は泣きそうになってしまうのを隠すために顔をうつむかせた。 「…………あっ!もしかして君……」 「えっ……」 「いつだったかな……雨の日に車に轢かれそうになってた娘だよね?」 京太郎の言葉に桃子は顔をあげる、京太郎は桃子の事を忘れていなかった。 自分の事を覚えていてくれた――桃子は無意識のうちに笑みを浮かべる。 「………はい!」 「いやー!まさかこんな所で会うなんて偶然だね!えーと………」 「桃子……私の名前は東横桃子っす!」 ようやく言えた、あの時言えなかった自分の名前を京太郎に。 桃子は嬉しさのあまり、その場で跳び跳ねたくなってしまった。 「それよりも、大丈夫かな東横さん…?強くぶつかっちゃったけど…本当にごめんな」 京太郎は申し訳なさそうに頭を下げると桃子に手を差し出した。 「あ、ありがとうっす須賀君……」 桃子は恥ずかしそうに手を伸ばすと、京太郎の差し出した手を握りしめた。 ギュッ・・・・ (あれ………?) 桃子はふと、握りしめた手になんとも言えない違和感を覚えた。 なんだろう、懐かしい…それになんだか分からないけど、身体の中が暖まって心が穏やかになっていく。 桃子はしばし無言で握りしめた手を見つめ続ける。 「あのー……どうしました東横さん?やっぱりどこか痛めてしまったんじゃ…」 「は、はい!?私は大丈夫っすよ!ごめんなさいっす、ボーッとしちゃって…」 京太郎の呼び掛けにようやく我に返った桃子は慌てた様子で立ち上がった。 桃子は改めて握りしめた方の自分の手を見つめる。 (さっきのは一体……?) 京太郎の手を握った時のあの感覚は一体なんだったのか。 桃子は長考してみたものの結局その答えにたどり着く事は出来なかった。 「はい、ジュース」 「あ、ありがとうっす……もらってばかりっすね私…」 「気にしない気にしない」 京太郎は桃子にジュースを渡すと、彼女の隣の椅子に腰かけた。桃子はふぅっと息を吐いて京太郎の顔をチラッと見る。 (どうしよう…) ようやく、京太郎と再会する事が出来たものの何を話せば良いのか分からない。 いざ、口を開こうとしても緊張のあまり声が出ない。 (あれだけ話がしたがっていたのに何をしてるっすか……私のバカ) 桃子は心の中で自分自身を叱りつける。何も言い出せない自分が嫌になってしまう桃子であった。 「東横さんがここにいるって事は…やっぱり東横さんも麻雀大会に参加しているんですか?」 「ひゃい!?」 突然、京太郎に話を振られた桃子は思わず間の抜けた返事をしてしまった。 桃子はどうにか自分を落ちつかせつつ、京太郎の方に顔を向ける。 「は、はいそうっす!私も団体戦に参加しているっすよ。……須賀君もやっぱり今日の団体戦に参加しているっすか?」 「……………」 一瞬、表情が曇る京太郎。しかし、再び笑顔に戻りジュースを一口飲んだ。 「………いや、俺の場合は個人戦だけだよ。男子部員は俺だけだからね…応援さ、今日の所は」 どこか寂しげな様子な京太郎に、桃子は不安そうな表情を浮かべる。 もしかして、なにかまずい事でも言ってしまったのだろうか?桃子は缶ジュースを握りしめながら京太郎の顔を見つめる。 「おーい!モモー!どこにいるんだ~!」 桃子を呼ぶ声が彼女の耳に入る。どうやら加治木達が自分を探しに来たようである。 もっと京太郎と話がしたかったが、加治木達の所に戻らなければならないようだ。 「ご、ごめんなさいっす須賀君……私、そろそろ戻らないと…」 申し訳なさそうに頭を下げる桃子に京太郎は笑顔で手を振る。 「ああ、気にしないでくれ。俺もそろそろ皆の所に戻ろうかなって思ってたから。 ……大会の方、頑張ってな!応援してるよ」 「……はい!」 京太郎はジュースを一気飲みすると、そのまま走り去っていった。 その姿を見送ったまま桃子は立ち尽くす。 「あっ」 京太郎の連絡先を聞いておけば良かったと、今さらながら気がつく桃子。 何で、もうちょっと早く気がつかなかったのだろう。 「本当に……私の馬鹿」 桃子は自分の頭をコチンと軽く小突く。 でも、また大会に行けば会えるかもしれない。その時は必ず京太郎の連絡先を聞いてみせる。 自分にそう固く誓う桃子であった。
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3703.html
京太郎「塩」 桃子「豚骨」 京太郎「じゃあ…醤油」 桃子「ケチャップっすかねぇ」 京太郎「青じそ!」 桃子「シーザードレっす!」 睦月「…何をやっているんだ?」 京太郎「あ、睦月先輩ちっす」 桃子「好みの味の話っす。まずラーメンは何が好きかってなって…」 京太郎「それで、俺は塩で」 桃子「私は豚骨っす」 睦月「へ、へー…」 京太郎「そんで次は目玉焼きに何をかけるかで俺は醤油」 桃子「私はケチャップっす!」 睦月「…」 京太郎「さっきのはサラダにかけるもので俺は青じそ、桃子が」 桃子「シーザードレッシング以外あり得ないっす!」 京太郎「こうなりまして…」 桃子「京さんはあっさり嗜好すぎっす!男ならもっとこう、がっつりいくべきっす!」 京太郎「逆にお前はこってり嗜好すぎだっての。そんなんじゃお前将来ブクブクのダルダルになっちまうぞ?」 桃子「っ!」ゲシッ 京太郎「い゛っ!?何すんだいきなり!」 桃子「年頃の女の子に何てこと言うんすか!もっとデリカシーってもんを持ってほしいっす!」 桃子「そんなんだから残イケとか言われてモテないんすよ!」 京太郎「うぬっ…!残イケの意味がいまいちわからんが何かムカつくぞ…!」 桃子「むぅぅぅぅ…!」 京太郎「ぬぅぅぅぅ…!」 睦月「ま、まあまあ喧嘩は止めてだな…もう少し仲良…」 京太郎「塩!」 桃子「タレ!」 睦月「…く?」 桃子「先輩はどっちすか!?」 睦月「えっ?なんの話…」 京太郎「やっぱり塩ですよね!?いっつもしょっぱい系のもの食べてますし!」ズイッ 桃子「いーやタレっすよね!いつも食べてるからこそこういう時に変えるのが大人の女ってやつっす!」ズイッ 京太郎「なんだと!」 桃子「なんすか!」 京太郎「ぬぬぬぬぬ…!」 桃子「むむむむむ…!」 睦月「あわわわわ…」オロオロ ……………… ゆみ「…ちなみにお前は何の話か分かるか?」 智美「んー?多分焼き鳥じゃないかー?ちなみに私は塩ダレだなー。ご飯に合うし」 ゆみ「そうか…私はタレかな」 智美「ゆみちん意外と甘いもの好きだもんなー」 ゆみ「む…」カァァ 佳織「京太郎くんと桃子ちゃんって仲良いんだねぇ~…」ホワホワ 「「良くない(です!)っす!」」 佳織「ひゃわっ!?」ビクッ 智美「かおりんは臆病さんだなー」 ゆみ「やれやれ…」 カンッ
https://w.atwiki.jp/millionss1st2019/pages/52.html
元スレ 【ミリマス】人形の願い 作者 ラピス氏(pixivプロフィール) ジャンル1 シリアス ジャンル2 クロス メイン登場キャラ 周防桃子 作品説明 周防桃子さんがスカウトされる話 感想欄 感想を書かれる方はコメントに書いて投稿してください、このように表示されます。 名前 コメント すべてのコメントを見る 桃子らしい 桃子が気になっている人は読むべき 桃子沼に落ちるから -- (kbt) 2019-12-08 13 40 24 面白かったです。桃子の性格にも話の運びにも説得力があって、桃子じゃないですがこの作品なら身を任せてもいいなと直ぐに感じました。 個人的に一番好きなシーンは桃子が食事の支度をする場面です。1人で食事をする子供はかわいそうという古い先入観がなく、特別幸せでも不幸せでもない桃子の素の表情が垣間見える良いシーンだと思いました。 -- (azuu) 2019-07-26 03 20 48 芸能界の世界に身を置き、他の同世代の子供達に比べてずっと大人な桃子。しかし、本人はそのことに何処か引っ掛かりを持っていて、本当に今のままでいいのかと思い悩む姿。この物語を経て今の桃子があると言われてしまえば、確かにそうだなと思ってしまうほど、説得力のあるお話でした。 最後の桃子とプロデューサーのシーン、可愛らしいやり取りだなと思うと同時に、「今の周防桃子」と上手く繋げる役割も果たしていて、ただただ見事でありました。 -- (直球) 2019-07-25 11 25 53 読んだ。 すごく桃子だと感じた。プロデューサーも敬意と配慮を忘れない大人で良かった。 設定改変らしいけど、個人的にはこういう出来事が事前にあったからこその、オーディションでのふてぶてしい態度の桃子になったんだと思うくらいにストンと腑に落ちたエピソードだった(ミリシタのメモリアルコミュ1)。 -- (someP213i) 2019-07-22 18 52 54 桃子のエピソード0の話。 ミリシタの桃子もグリマスの桃子もプロデューサーにスカウトされるところから始まらないのですが、このお話は、プロデューサーにスカウトされるところから、お話が始まります。 いきなり設定の改変から始まる物語。 個人的には、あまり設定の改変をするのは好きじゃないのですが、読み進めると、このお話はこの設定の改変は必要だったと感じました。 なので、設定改変によるマイナス印象はありませんでした。 この話で良かったなと思ったのは、岡崎泰葉の存在です。 アイマスのアイドルたちが一つの世界線でアイドルをしているとしたら、 桃子の子役人生に絶対登場するであろう人物なんですよね。 個人的にはがっつり絡むモノを読みたいと思いますが、クロスオーバーは相手を知らないとおもしろさが半減するので、ミリオンP向けのお話として、 泰葉はあくまで桃子に対する味付け。 泰葉を知っていようがいまいが、どっちでも良い程度なのも良かったです。 あとは 「だから、お兄ちゃんはお兄ちゃんなの!」 の桃子が可愛かったです。 -- (kotobuki) 2019-07-18 02 42 27 周防桃子の物語に岡崎泰葉を登場させる。私見ですが、桃子のSSを書こうとした人でこの二人の絡みを想像しなかった人はいないんじゃないか? その位二人の組み合わせにはシナジーがあって、本作はそうした"かもしれない"の一つの形だと思っています。 タイトルにある『人形』の意味は読み進めて行けば分かる事ですが、答え自体は結構早めに登場してて。テレビを隔てて泰葉の知らない一面を目撃(だって私は言いたい)するシーンはそのまま桃子自身にも当てはまり、彼女の中にも彼女の知らない、見せられないでいた姿や表情があるんだと暗に示す…実に印象に残るシーンだと読んでて感じました。 そうして桃子がPと出会ってから、スカウトの話が進むにつれて彼女の気持ちも動き出します。繰り返し語られる割り切れない好き嫌いと今後への不安、理解者と成り得るかもしれない救済の誘いを経てラスト、遊歩道のシーンまで来るとこちらも勝手が分かってきて、Pの説明と前半の事務所の評判が噛み合う瞬間に「これは彼女が大人になる話なのだ。そうなれる環境に引っ張り込まれるきっかけ話なのだ」と膝を打って痺れたりするワケですね。 ただ…私の中では桃子ってクソ生意気な子役時代があって、それから社長の手で事務所に引き取られたってイメージを持ってたので、本作の桃子は最初から素直な良い子の分、読む人によっては「なんか違くない?」と思われる要素もあるにはある。でも、そういった解釈の違いが新しい視点を授けてくれるのもまた事実なので。(グリマスとミリシタでの設定の相違みたいなもんです)今作においてはアイドルになる=大人になるがまさしくでした。読後、読んで良かったと頷ける"あったかもしれない彼女の話"、可能性の一編だったと思います。 -- (餡煮詰め) 2019-07-16 23 11 13 桃子が桃子らしくあるために、というテーマを感じました デレの人が出てきたのもPの言動もです Pも初対面そして仕事相手ということで距離感あっていいですね。このPすきです そして話の展開にもPの話にも説得力を感じた。ありそうありそう それで桃子が子役をやってく上で大人が望む子どもになっていくのも納得。でもそれでは自分らしくはないですよね。子どもらしいと現実の子どもは違うのだから。 桃子はミリの中で一番ありそうなロリだと思ってます。他の子はいい子はすぎたり奔放すぎたり、まぁその子らも好きなんですが。 話がそれました。結局なにが言いたいかというと桃子がこの話に出てくるPみたいな大人に会って自分らしく生きていけるならそれが私の本望だということです。新しいステージで頑張れ桃子。 面白かったです -- (シマ) 2019-07-15 20 05 53 桃子の過去を否定するでもなく、ましてや押し付けるでもなく プロデューサーが、桃子にとって信頼できる人間……って感じられる進み方が好きです -- (荒野の渡り鳥) 2019-07-15 19 59 50 この話が抵抗なく頭に入ってくるのは違和感がないからです。それはキャラ(今回は桃子)への理解が深いことと、話の流れに不合理な点がないことを意味します。物書きとしての力量の差を見せつけられてしまいました。 -- (まとりーる) 2019-07-07 00 36 39 こういうスカウト話めちゃ好き術師なので好きでした。 桃子ちゃんめっちゃ健気だすね。プロデューサーはちゃんと導いてあげて欲しいです。 -- (フワピッ僧) 2019-06-30 16 33 55
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/2086.html
「んああっ!はうう、ど…どうっすか京太郎?気持ちいいっすか?」 「ああっ…モモの中…いやらしく絡み付いてくるぞっ……くっ!」 「あんっ、京太郎の…もっと大きくなったっすよ!はぁんっ!」 清澄の部室にて京太郎と桃子はお互いを抱き締めながら、快楽を求め合う。 京太郎が桃子に唇に舌を入れる。桃子もそれを受け入れるように舌を絡めた。 「京太郎……!好きっす…!本当に大好きっす!ああうっ!」 「俺もだよ、モモ……!俺もモモの事が…!」 愛の言葉を掛け合う度にモモの中で暖かい何かが徐々に膨らんでいく。 東横桃子と須賀京太郎……一見何の脈絡のない二人が何故こんな関係になったのか。この二人の出会いは春に遡る。 「やれやれ、早く帰らねーと怒られちまうよ!」 その日は目の前があまり見えなくなるほどの豪雨だった。 傘も遥か彼方に吹き飛び、京太郎は一人ずぶ濡れになりながら走り続けていた。 「チクショー、天気予報では小雨って言ってたのによ~!嘘八百並びたてやがってさ!」 京太郎は今日の朝に見たニュースに対して文句を呟きながら、信号に差し掛かる。 「おいおい、なんで俺がいくと信号が赤になるんだよ!」 点滅する信号を恨めしそうに眺めながら信号の前で待機する。そんな京太郎の視界に一人の少女が入った。 「あれ…信号が赤になったのに気がついてないのかな?」 京太郎が注意しようとした丁度その時、かなりのスピードを出した車がブレーキをかける事もなく その少女に向かってきた。 「まずい―――――!」 頭より身体が先に反応した京太郎はその少女に向かって走り出す。 ピイイイイイイ… 車はクラクションを鳴らしながらもスピードを緩める事なく突っ込んでくる。 「なむさぁぁぁぁぁぁん!」 京太郎は叫びながら、その少女を抱き締めると力の限り飛び込んだ。 幸いにも車は京太郎を避け、何事もなかったかの様に走り去っていった。 「ふう………間一髪だったぜ」 京太郎は大きくため息をはくと、その少女を見下ろす。 「何やってんだよお前!信号が赤だったのが見えなかったのか!?」 京太郎はその少女に大きな声で注意する。 「ご……ごめんなさいっす…雨が激しくて信号をよく確認できなかったっすよ…」 語尾に特徴のある少女は小さな声でそう京太郎に言った。 京太郎が再び注意しようとした瞬間、その少女はハッとした様な表情をした後、京太郎の顔をまじまじと見つめながら口を開いた。 「ア……アンタ、私の姿が……見えるっすか…!?」 これが…京太郎と桃子の初めての出会いだった。 信号での出会いの後、京太郎と桃子は近くの建物の下で雨宿りをしていた。雨の方は相変わらず激しく降り注いでいる。 「ほれ、暖かいうちに飲みなよ」 「あ…ありがとうっす」 桃子は京太郎から缶コーヒーを受けとった後、改めて京太郎の方に顔を向ける。 自分から存在をアピールした訳ではないのにも関わらず、この男は自分の事が見えている。 それは桃子にとって初めての経験だった。桃子は自分の事を非常に影の薄い人間だと認識していた。 昔の頃から自分からアピールをしなければ、周りの人達は彼女に気がついてくれなかったのである。 なのにこの男は自分の姿が見え、車にひかれそうな所を助けてくれた。 それは桃子にとって非常に重大な出来事であった。 「あの…本当になんであなたには私の姿が見えるっすか…?」 桃子は再び質問を京太郎にぶつける、それに対して京太郎はポリポリと頬をかいて桃子の顔を見る。 「なんでも何も、俺には普通に見えるんだが…? そもそも人の姿に見えるとか見えないとか…言っている事が理解出来ないんだけどさ」 確かにその通りである、桃子は京太郎に自分が非常に影の薄い人間である事。 そのせいで、今まで人に気が付いてもらえずにいた事を説明した。 「なるほどね、だからあの時に車はブレーキどころかクラクションも鳴らさなかったって訳だ。俺はてっきり雨のせいだと思ってたよ」 京太郎はコーヒーを一口飲み、外の様子を見る。雨の激しさは幾分かおさまってきている。 「本当にありがとうっす、あなたが助けてくれなかったら今頃私は…」 桃子は缶コーヒーを握りしめながら京太郎に礼を言う。京太郎は桃子の言葉に恥ずかしそうに頭をかいた。 「礼を言う事はないよ、俺はただ…当たり前の事をしただけだから」 「でも……」 「おっ、雨があがったみたいだな」 京太郎の言うとおり雨はすっかりやんでいた。京太郎は大きく背伸びをすると鞄を持ちあげる。 「じゃあ、俺は用事があるからいくよ!そっちの方も車に気をつけろよ!」 京太郎は桃子に微笑んだ後、おもむろに走り出した。 「ちょっと待って欲しいっす!」 桃子は思わず京太郎をひき止めてしまう。 本当はまだ桃子は京太郎と別れたくなかった、自分の姿が見え、そして自分を見失わない人と。 けれども、初めて出会う人間に対して交際を求めるなんて桃子には出来ない。 なら、せめて―――。 「あの……良かったら名前だけでも教えて欲しいっす!」 桃子は大きな声で京太郎に向かって叫んだ。もうこの人とは会えないなんて桃子は考えたくなかった。 だからもし、再び会う事ができたなら…自分から話かける事ができるかもしれない。 その時のために名前だけでも知りたかったのである。 「名前?別に名乗るほどじゃあ…」 「お願いっす!私は…あなたの名前を知りたいっすよ!」 大きな声を出しながら京太郎に名前を聞いてくる桃子。その姿に京太郎はしばらく無言になった後、大きな声で叫んだ。 「俺は京太郎!須賀京太郎だ!」 須賀京太郎、その言葉を聞いた桃子は小さく京太郎の名前を呟いた。 「須賀……きょうたろう」 「また雨が降らないうちに帰った方がいいぞ!そんじゃーな!」 京太郎は手を大きく振ると、再び走り出した。 「あっ、待ってっす!私は…!」 桃子は自分の名前を京太郎に伝えようとするが、すでに彼の姿は遠くに行ってしまった。 「京太郎…須賀京太郎…」 残された桃子は一人、京太郎の名前を繰り返し呟き続ける。 名前を繰り返す度に桃子の胸の中が大きく鼓動する。同時に切ない気持ちが桃子を襲ってくる。 なんで言えなかったっすか、自分の名前を京太郎さんに。これじゃあまた会ったとしても、 京太郎さんが私の事を忘れているかもしれないじゃないっすか。 「私のバカ」 桃子は自分の頭をコチンと軽く小突く。京太郎からもらった缶コーヒーはすでに冷たくなっていた。 その出来事から、しばらくの時が流れた。あれから桃子を取り巻く環境はかなり変わっていった。 加治木ゆみという麻雀部に所属する少女の勧誘により、桃子は鶴賀学園の麻雀部に入部する事となり彼女は一人ではなくなる。 加治木を始め、蒲原智美、津山睦月、妹尾佳織などの麻雀部の仲間達と共に行動する事が多くなった。 「ワハハー、それでなかおりん」 「あははは、智美ちゃんったらー!」 今日も桃子は麻雀部の仲間達と一緒に部室で会話に参加していた。 自分には関係と思っていた他の人達のさりげない会話、 桃子は自分を麻雀部に誘ってくれた加治木ゆみに感謝の気持ちで一杯だった。 なのに何かが足りない、自分を必要としてくれる人達がいるのに何故か気持ちが満たされない…。 桃子はふと窓の方を見る。 「どうしたモモ?何か考え事でもしているのか?」 桃子の様子に気が付いた加治木が桃子に声をかける。 「な、なんでもないっすよ先輩!気にしないでくださいっす!」 ごまかす様に手を振りながら笑い声をあげる桃子。自分の心が満たされない理由、桃子にはそれが分かっていた。 須賀京太郎、あの出会い以来、桃子の胸の中で京太郎の存在がずっと引っ掛かっている。 あの日から毎日の様に桃子は京太郎と出会った場所に行っているものの、 京太郎と再会する事が出来ない。 また京太郎に会いたい、そしてもっと話がしたいという感情が日増しに桃子の中で大きく膨らんでくる。 それは加治木や他の部員達と一緒に行動する様になってからも変わらなかった。 帰り道、桃子は再び京太郎と出会った場所に行ったが、やはり再会する事が出来なかった。 分かっていた事とはいえ、桃子の心に虚しさと切なさが突き刺さる。 「どうして、どうして京太郎さんに会う事が出来ないっすか?ずっと会いたいと思っているのに…」 ピチャン・・・ 桃子の目から涙が零れ落ちた。京太郎の事を思えば思うほど張り裂けそうな悲しみで一杯になっていく。 ただ、一回だけ会っただけなのに、自分の事を話しただけなのに。 なのに、何故…こんなにも会いたいと思ってしまうのだろうか。 桃子はもう気が付いていた、自分が京太郎に対して抱いている感情を。 桃子は、京太郎に恋をしてしまったのだ…自分の存在を見失わない彼に対して。 「神様、お願いっす…もう一度、もう一度あの人に会わせて欲しいっす…」 星空を見上げながら桃子は神にお願いをする。再び京太郎に出会えるように――。 「んっ……!はぁん……!ああっ……!」 その日の夜、桃子は自分の部屋で自慰に耽っていた。 いけない事だと桃子自身は思ってはいるが、頭の中が京太郎の事で一杯になると無意識のうちに自慰をしてしまう。 「だ……ダメっすぅ…!そんな激しくしちゃあ………あんっ!」 桃子は自分の胸の突起をコリコリと指で弾きながら、京太郎の顔を思い浮かべる。 「あんっ………ふわぁ…!」 乳首を刺激する度に桃子の身体がピクンッと震え、口から甘い声が漏れていく。 家族にバレないように桃子は必死で喘ぎ声を抑えようとするが、胸を弄っていくにつれて段々と声が大きくなってしまう。 (ダメっす…!こんな事をしちゃ……ダメなのに…!) 桃子はこれ以上はいけないと自分を説得するが、押し寄せる快感に次第に彼女の思考が麻痺していく。 さらなる快感を求め、桃子の手がショーツの中へと移動していく。ショーツの中はすでにぐっしょりと湿っている。 桃子は軽く深呼吸すると、ゆっくりと指を割れ目へと潜りこませた。 くちゃ…… 「ふわぁっ!」 指が割れ目の中へズブズブと入っていくにつれて桃子の身体がビクッビクッと大きく震えだす。 ぐちゃ…ぐちゃ…ぐちゃ… 桃子が指を出し入れする度に卑猥な水音が部屋の中で響き渡る。 「んっ!んんっ!んんっ!」 自分の口に手を当てながら桃子は必死に喘ぎ声を我慢する。 ──っと、もっと気持ち良くなりたい。 桃子は割れ目の中に入れる指を一本から二本へと増やし、さらに激しく膣内を掻き回した。 チュブッチュブッチュブッ……とさらに大きな水音がリズミカルに桃子の頭の中で響く。 「ああうっ! うっ、ああっ…!」 桃子は身体を大きく反らし、ぎゅっと目をつぶる。 (もう何も考える事が出来ないっす…!京太郎さんの事以外何も――!) 桃子は京太郎の顔を思い浮かべながら、指を激しくピストンさせる。 「ああっ!くる……なんかくるっす……!ダメっ…ダメぇ…!」 激しい波が桃子に押し寄せる、桃子は膣内のザラザラした部分を中心に指で激しく擦り上げてゆく。 そして……。 「んああああああああっ!」 桃子は身体を激しく痙攣させながら絶頂をむかえた。 膣壁が彼女の指をキュウキュウと締め付ける。 やがて激しい波がおさまり、桃子の身体を脱力感が襲ってくる。 「はあっ…ん……ああっ……」 桃子は天井を見上げながら肩で大きな息をして、絶頂の余韻に浸る。 身体の方はまだビクンッ…ビクンッ…と断続的に痙攣している。 ニュルッ……… 「ああうっ……!」 桃子は割れ目からゆっくりと指を抜いていく。指の周りには桃子のいやらしい液がべっとりと絡み付いていた。 「また……やっちゃったっす……」 桃子は溜め息を吐くとティッシュで指を拭き、ショーツを脱ぐ。 ショーツはすでに桃子の愛液によってビショヒショに濡れていて下着の役割を果たしていなかった。 「こんな所…京太郎さんに見られたら、きっとはしたない女の子だと思われるっすね…」 桃子は小さく独り言を呟きながら、下着をタオルの中に隠すと風呂場へと向かっていった。 『ヒック・・グスッ・・・』 ――そこで泣いているのは誰っすか? 『グスン・・・エック・・パパ・・ママ・・どこに行ったの・・?」 ――あれ?この子はもしかして……小さい頃の私? 『グスッ・・・一人ぼっちはいやだよぉ・・・』 ――昔から私は一人ぼっちだった…いつも皆を遠くから見ていただけだったっす… 『グスッ・・ママぁ・・パパぁ・・』 ――この時だって私は… 「う………ん……」 桃子はゆっくりと目を開くと、ベッドから起き上がる。どうやら、さっきの光景は桃子が見ていた夢だったようだ。 ふと、孤独感に襲われた桃子は毛布を握り締めながら窓を見る。 「嫌な夢を見ちゃったっす…子供の頃の夢」 子供の時からステルスだった桃子はよく両親とはぐれて迷子になっていた。いつも泣きながら両親が来るのを待っていた。 桃子にとってそれは思い出したくない思い出の一つだった。 (でも、今は違うっす…私には先輩が…麻雀部の人達がいるっす……だからもう一人ぼっちじゃないっすよ) 桃子はしばらくの間、無言でそう自分に言い聞かせ再び眠りについた。 そして時が流れ、桃子は麻雀大会予選の日をむかえる。 「ワハハー!今日は人が沢山いるなー!」 「な……なんだか緊張して来ましたよぅ…」 「うむ、だがプレッシャーに負けぬよう気を引き締めよう」 鶴賀麻雀部は会話をしながら会場の中を移動していく。 「モモ……ここで負ける訳にはいかない…お前の力を頼りにしているぞ」 加治木はポンと桃子の肩を叩きながら激励の言葉をかける。 桃子はそんな加治木に対して笑顔で返事をする。 「はい!先輩のため、麻雀部のために頑張るっすよ!」 自分を救ってくれた加治木の期待に答えられるよう、この大会で活躍しよう――桃子は自分にそう誓う。 今はあの人の事を忘れよう、今はただ…先輩のために頑張らなければ。 しかし、やはり緊張してしまったのか桃子は急にトイレに行きたくなってしまった。 「先輩、ちょっとトイレに行ってくるっすね」 「ああっ、早めに済ましてこいよ……モモ」 桃子は加治木に許可をもらうと、トイレへと向かう。 途中、色々な人達にぶつかってしまうが誰も桃子の存在に気が付く事はなかった。 「やっぱり人混みは嫌いっす……」 慣れている事とはいえ、やはり良い気分はしない。 トイレを済ませた桃子は小走りで先輩達の所へと向かう。 「早く先輩達のいる所に戻らないと……きゃっ!」 ドスン・・・ 桃子はまた人にぶつかってしまい、その場でしりもちをついてしまった。 「いたたたっす……」 「す、すいません!大丈夫ですか?」 「えっ…!?」 この声はもしかして…桃子は恐る恐る顔を上げる。 「あ……あなたは……もしかして…」 「はい?」 桃子の目に写った人物―――それはずっと会いたいと思い、願っていた須賀京太郎だった。 東横桃子と須賀京太郎……二人の運命は麻雀大会という場所において再び交わる事となった。
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6869.html
桃子「京さーん、ちょっと頼みたい事あるんすけどいいっすか?」 京太郎「おー、またなんか買い物か?」 桃子「そうじゃなくて、実は私の影の薄さをどうにかする方法を思いついたっす」 京太郎「へえ、なんかいい方法あったのか?」 桃子「ご存知の通り、私は歌ったり踊ったりしないと気付かれないくらい影が薄いっす。 けどそれは、逆に言えばそういった目立つ行為をすれば気付いて貰える訳っすね」 京太郎「そうみたいだな」 桃子「つまり私が常に人に気付かれるようになるには…こうっす!」ムニュウ 京太郎「うおっ!」 桃子「こうして背が高くて目立つ京さんに四六時中抱きついてれば、私も目立って気付かれないことはなくなるって寸法っすよ」 京太郎(おもちおもちおもちおもちおもちおもち) 桃子「更に京さんに抱きついてる人として有名になれば、一人の時でも気付かれやすくなるはずで一石二鳥っす!」 桃子(正確には京さんに悪い虫が付くのも防げて一石三鳥、京さんとイチャイチャできて一石四鳥っすけどね) 京太郎「思いっきりおもちが もちもちしてるけど、それはいいのか!?」 桃子「それは仕方のない犠牲っすよ。京さんも満更でもないっすよね? 協力してくれるお礼と思ってくれればいいっす」 京太郎「マジかよ、あなたが神だったのか」 桃子「どうっすか京さん? 協力してくれるっすか?」 京太郎「おもちと触れ合えるなら協力しちゃおっかな~」デヘヘ 桃子「京さんは素直っすねえ。それじゃ早速このまま部室に行くっすよ」 桃子(京さんと距離が近い麻雀部の皆には牽制が必須っすからね) 桃子(周囲に京さんと私が付き合ってると思わせて外堀を埋めてから、なし崩し的に京さんの恋人になって見せるっす!) 桃子「ここからはステルスしないモモの独壇場っすよ!!」 カン