約 14,479 件
https://w.atwiki.jp/mitamond/pages/455.html
忍者からす 実は晃円坊という赤城山麓の熊野神社の神鴉。国定忠治を背後から操り、上州を騒がせた。後に脳梅毒により赤城山中に埋蔵金があるという妄想にとらわれ、忠治に代官所を襲わせるなどしたため、本山からの刺客として現れた江戸神鴉と死闘を繰り広げた挙げ句に討たれた。
https://w.atwiki.jp/aousagi/pages/638.html
https://w.atwiki.jp/ogasawara/pages/2043.html
乃亜・クラウ・オコーネル@ナニワアームズ商藩国様からのご依頼品 会って何を話そうとか、色々考えるのだけれども。 結局、本当に会ってみると、ドキドキするしグルグルするし、話したいことの半分も出てこない。 リストアップしてみたり暗記してみたり、対策は取れども本番には役に立つかどうか、といった具合。 でもそれが、恋なのだな。 乃亜は、己が藩国へと移動する間に、ちらりとそんな事を考えた。 それは、本当に【ちらりと】であり、一瞬なのだ。 ――いちばんの関心事は、やはり、今から会うハリーのことなのだから。 時間をかけて準備した手荷物を抱きしめ、乃亜は出発する。 /*/ 越えて行く今日の歌 /*/ ナニワアームズは、場所によって照度が極端に違う。 日の当たるところと、当たらないところ。 どこの国もそれは当たり前のことなのだが、この国では、何せ主な居住区が地下部分なのだ。 人が居る場所の選択肢が、他の国よりも幅広い以上、やっぱり違いは極端なのである。 (――ということで、ここは地下なわけなのだが) 薄暗いところだ。 太陽の光の恩恵がないため、多少湿気も多い気がする。 水源がちゃんとある証拠だから、よいと言えばよい事なのだけれど。 それに、全く見えない…というわけではないので、太陽の光がどこからか入っているのか、光源があるのだろう。 人の住む場所である以上、未開の地ではない――そんな雰囲気がする。 それが、この国の現状なのであった。 (えーと) きょろきょろと辺りを見回す。 事前に連絡した場所で、ハリーは少し離れて立っていた。 ぱっと顔を輝かせ、乃亜はハリーの方へ向かった。 「壮健か? 会いたかった」 万感の想いに、ハリーはうなずいた。 「自分もだ」 「久しぶりすぎて、どうして良いか、すこし困惑している。でも、話がしたいとずっと思っていた」 ハリーは困った顔をした。 泣いているような顔。 実際に泣きそうなのか違うのか、そういう見分けがつくようになったのは、いつからだろうか。 思いつつも、今は本当に困っているのだと分かる。 「あー。うん。自分も、だ。すまない。余り話さないので、不器用になっている」 元々が、感情表現が不器用なタイプの人だ。 自身が自覚してそう言うのなら、困惑するほど、よほど不器用になっているのだろう。 「歩かないか? こちらの状況が見たい。すまないがいろいろ教えてくれるとありがたい」 とりあえず、思いついたことから。 話題がないよりはある方がいいし、何よりも、状況確認は自然なことだ。うん。 そう思い、乃亜が提案すると、ハリーはうなずいた。 ――と思ったら。 (は、はやい!) ハリーは長い足を活用して、すたすたと歩いてしまっていた。 目測、10m。 一緒に歩こう、と叫ぶよりも、ついていく方が早い。 乃亜は遅れないようについていった。 道中、周りをちらちらと見ていると、多くの人の姿が目に入る。 大人に子ども、色々な民が働いていた。 (歩いても感じるが、やはり) ひんやりとしている。 流石、地下。 「地上は暑いが、こちらは気温が安定している」 ハリーは言った。 過ごしやすい感じで、むしろ冷たいくらいだった。 曰く、だいたい8度ぐらい、らしい。 冬の午前中ぐらいか、と頭の中で考えていると、ハリーが頷いた。 「お陰で、体を動かすのも、問題ナシ、だ」 「仕事は足りていそうだろうか?」 「たいていは」 たいてい、なら状況はよい方か。 ここで嘘を言っても仕方が無いし、事実なのだろう。 (たいてい、じゃない人の事を後で話し合って、後は) 「きつい仕事とかが多かったりするだろうか…?」 一呼吸の沈黙。頷く。 「他国と比べれば」 「そうだな…」 それでも、働いてる国民は明るい様子だった。 本当に辛いときは、余裕が無いときは、こんなものじゃないだろう。 労働環境以外は、すこしずつよくなっている。 全てに納得はいかないものの、こうして落ち着いた状況で、ハリーと民について話せるのは、よかった。 /*/ さて、その国民だが、乃亜にとっては、奇妙に感じる歌を歌っている。 にょろー。にょろー。へびはーすねーくー 歌に合わせて腕を振るう職人たち。 にょろー(にょろー) しかもハモっている。 ハリーは真顔でその歌を聴いていた。 (…まがお…) 真顔というより、動じていない。 なんとも言いがたい思いになる。 なかなかに独創的な歌詞だが、蛇ということは―― 「あれは蛇神様の歌…か? 流行っているのだろうか」 「よく聞く。もとは、言葉遊びのようだが」 「仕事の歌とは、そういうものやもな。 呼気を合わせるのによさそうだ。慕われているのだなあ」 乃亜はすこし、笑った。 蛇神様は、その御力もだが、何よりも人柄(蛇柄か神柄というのか)がとても慕わしい。 「まあ、別の歌でなくてよかった」 ハリーは歩き出した。 なんだか、すこし目をそらしていた気がする。 「別の歌?」 「明るい方はどうだろう?」 「行く」 即答。 ハリーはうなずいたような気がした。 一緒に歩く。 「別の歌とはなんだ?」 歩きながら更に問うと、僅かに沈黙がかえった。 ハリーにとっては、まさか、自分の歌だとも言えるわけが無い。 が、乃亜にとっては知るよしもなく。 「……あまり、褒められた物ではない」 事実のみを言うとそうなる。 というよりも、それ以上は言いたくない。 ハリーの内心を知ってか知らずか、「褒められない」という単語に反応する乃亜。 「そちらのほうが問題だ。内容は?」 「……あんまり問題ではないと思う」 ハリー、早足。 褒められたものではないけど、問題はない内容。 (……危険じゃないけど、でもお下品なのか?) ……。 なにか微妙にずれた気がする。 きっと、自分は聞かない方がよいのだろう、うん。 「そうか。ハリーさんが問題ではないと判断するなら、大丈夫だろう」 そう結論づけて、歩くことに専念した。 ハリーもほっとしたようにか、ひとつ頷いていた。 /*/ 目が慣れるように、と時間を置いてから見た。 しっかりと見上げたその場所は、今まで歩いてきたどこよりも、光が暖かく感じた。 なんというか、光に色がついている気がするのだ。 「?」 頭の上に疑問符を乗せる。 その間に、ハリーは何故か、少し離れた。 「中々、こうして見上げる光は綺麗だろう?」 小さな樹まで生えている。 上から光の帯が見える。あれが採光穴だろう。 いくつもの光の差す場所の下に、いくつもの植物。 空がさえぎられていると、光が帯になると、改めて実感した。 雲の隙間ならぬ、岩や土の隙間から漏れる光だ。 ちかりちかりと緑が輝いて、いっそ幻想的ですらあった。 「わあ」 「砂がつもらないように、運ぶのがこのあたりの流儀だ」 「なるほど。 採光穴の光が差す場所ではないと植物は育たないときいていたが、こうなっていたのだな」 積もった砂は地上に運んでいるようだった。 ハリーは何故か、乃亜の遠くで笑っているようだ。 (い、いつのまに遠くに) 「見ていてもあきないものだ」 その笑みは、是非にそばで見たい。 というよりも、何故離れているんだ。 乃亜はハリーのいるほうへ向かうが、ハリーはそそくさと離れた。 「地上にも人がいる。案内しよう」 ハリーは盛大に咳をしている。 「いや、あー。 …露骨に避けなくても。離れたい気分なのか?」 「あ、いや。そんなことは」 ハリーは2mまで近づいた。 (2m!) 相方の挙動不審に、しばし悩む。 「表情が普通ならいいんだが」 「地上も、見たい」 案内にはすぐに頷いた後で、考える。考える。 考える。 ――あ。 「……あー。うん。 私の顔が、変だったろう…か。すまない。」 乃亜は、内心冷や汗状態で聞いてみた。 何せ久しぶりだ。 とても久しぶりだ。 心の中のキャー!っぷりが出ていたのだろうかとか、思わず何通りも何通りも自分の変な顔を考えてしまった。 「いや。自分の表情だ」 乃亜はきょとんとした。 (自分ではなかったのか…) ほっとするが、でも別の問題が浮上した。 まだ疑問符を飛ばす乃亜を見つつも、ハリーは1mの距離で正確に動き出した。 「?」 距離が正確ということは、自分をしっかり見ていてくれるからだ。 別に、避けられている(のかもしれないが)、乃亜に何かあるから避けたい、というわけではなさそうだった。 (というよりも) むしろ、なんだか。 照れている気がする。 /*/ そこを突っ込んだら状況が変わるかなと思いつつも、何も言わないうちに地上に出てしまった。 明るいが暑い。とても暑い。 やっぱり話によると、40度はあるそうだった。 「なるほど、これは一度地下になれると、暑さに参ってしまいそうだ」 苦笑まじりに笑いかけると、ハリーは貴方に大きな布を渡した。 綺麗な布だ。 複雑な折りが、まるで刺繍のように見える。 「日傘の代わりにでも。小さいかもしれないが」 「ありがとう」 見れば、地上にはびっくりするぐらいの多くの人が、敷物を敷いて座っている。 なかには多少の被り物をしている人もいた。 形も色もそれぞれ違う、敷物ゆえに分厚い布。 出口からほど近いところで、ぞろぞろとその布に座っている彼らの光景は、いっそ壮観ですらあった。 しかし、暑いものは暑い。 やはり暑そうではあるが、彼らは地下に避難する様子もない。 (…あれ?) 人の様子を見る。 自分を見る。 そして、ハリーを見る。日に当たって、目を細めている。 ――まさか、これは自分自身の分ではなかろうか。 そうなると、ハリーは日よけがないのではなかろうか。 はっとした乃亜は、ハリーを改めて見るなりきっぱりと言った。 「一緒に入るぞ」 行動するが早しとばかりに、さっさとハリーに日よけ布をかけようとする。 「…」 ハリーは何も言わずに、一緒に入った。 (……あ れ ?) なんというか、暑いというより、熱い。 相合傘、とか密着度、とか色々な単語が脳裏をよぎる。すりぬける。 こわくてハリーを見ることが出来ない。 「自分は先にもどろう。みてくるといい」 気温の所為でなく真っ赤になりながら、乃亜は謝罪した。 「…すまん、自分の準備がなってなかった。 あれは、何をしているのだろうか?」 「太陽を浴びている。あれはあれで、慣れると気持ちがいい。骨が丈夫になる」 他の話を、ととっさに聞いてみるが、意外な答えがかえってきた。 気持ちがいい、らしい。 驚いた。予想外だった。 「日光浴…? な、なるほど…」 ハリーは、少し笑って、するりと日よけ布から抜け出す。 見事なタイミングに虚をつかれた隙に、ハリーは一人で地下へのと戻っていく。 (む!) 待てー!とばかりに、反射的に乃亜の身体はかけだしていく。 相合傘の衝撃にいまだドキドキする胸のまま、乃亜は追いかけていった。 /*/ やっぱり、恋は恋だな。 乃亜はそう結論づけた。 忘れていた訳ではないけれど、差し入れをするタイミングを逸した。 いやもちろん、後できちんと渡したのだけれども。 目の前の状況にドキドキして、なかなか思ったようにできなくて、でもやっぱり目的どおりにいったりいかなかったり。 それが恋と言わず、なんというか。 (もっとも、他に何か表現があったとしても、乃亜にとってはたいした問題ではない) さっきまで手元にあった、スコーンを思い出す。 喜んでくれるといいな。 喜ぶかな。 珍しくふわふわ笑っていると、友人から笑われるまで、あと少し。 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメント ご発注元:乃亜・クラウ・オコーネル@ナニワアームズ商藩国様 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/cbbs_om/cbbs.cgi?mode=one namber=2878 type=2857 space=15 no= 製作:サカキ@星鋼京 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=2579;id=UP_ita 引渡し日:2011/02/09 counter: - yesterday: -
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1881.html
331 :名無したんはエロカワイイ:2008/07/31(木) 10 59 58 ID fukPI9hM0 あー、ゆっくりで塊魂プレイしたい . . . . . . . . . . (なーなな ななーなーなーな なーなーななーな ずんずくずずんず どぅんどぅくどぅんどぅん) ---ゆっくりで塊魂--- 「……なんだこりゃあ」 魔法の森の近くをの小道を急ぎ足で歩いていた俺は、目を剥いた。 路上にゆっくりれいむが、ひと群れ。それ自体は珍しくもない。 おかしいのは、そいつらがベタベタとくっつきあって固まっていることだった。 「おまえらナニやってんの?」 「ゆっ、ゆぐぅぅう~」 「わかんないよ、くっついちゃったよ!」 「おにいさん、ゆっくり助けてね!」 バレーボール台のゆっくりれいむに、ピンポン玉ぐらいのやつがうじゃうじゃと八つか九つもくっついている。 たぶん家族だろう。母れいむはしきりに体をもぞつかせて子供たちを振り落とそうとするが、下手に動くと下側 の子れいむを潰してしまいそうなためか、思うように動けないらしい。 「ゆっ! ゆっ! んゅっッ! よーっはッとッ! へっぷほ!」 「おがあざぁぁん、おもいおもい!」 「つぶれるよ、ゆっくりうごかないでね!」 「……ぷっ」 その場で一人相撲をしているようなアホくさい母れいむの姿に、俺はふきだした。 「ぷっははははははは、ばっかじゃねーのおめーら、饅頭のお前らがそんなんなっちゃったら生きていかれねー だろ。ちょっとは考えて生きろよ!」 「そんなこと言わないでねぇぇぇぇ!」 母れいむは涙目でぶくぶく膨れる。ほっぺたの下のやつが潰されて悲鳴を上げる。 あー……。 陽気がすごいからなア。 おおかた家族でゆうゆうもたれあっているうちに、この猛暑で溶けてくっちいちゃったんだろう。 これは俺のせいじゃないからな。ゆっくりが勝手に苦労してるだけだ。 そばで眺めていたって、なんら罪ではない。 俺は、困り果ててぶるんぶるん回っているゆっくりれいむを、しばらく見物した。 ……十分ほどで飽きた。 「しゃーねえなあ、恨まれても寝覚めが悪いから、助けてやるよ」 「ゆっ、ほんとう?」 「さっさと助けてね! ふんふん!」 ナマイキなことをぬかしやがる母れいむを無視して、俺はそいつの頬に触れてやった。 ころん 「あれっ?」 母は後ろへ一回転する。「ゆべっ!」「うぎっ!?」と悲鳴を上げて子供たちがぺちゃんとつぶれ、母の肌に 張り付いた。 「何してんのお前、娘つぶれちゃったじゃん!」 「ゆぐぅぅぅぅ!? れいむの子どもがぁぁぁ!」 「じっとしてろよ、残った娘、殺したくないだろ?」 そう言って俺は、また手を伸ばした。 額に触れる。 ころんころんころん 「ゆぐぐぐぅ!」 母れいむは三回転した。その途中で石やら草やらも貼り付けてなんだか汚くなった。 「あっれぇ……」 俺は不思議に思った。 こいつ、ちょっと触っただけで、ボーリングの玉みたいにスムーズに転がりやがる。 なんか変なことになってんじゃないか……? ゆっぐゆっぐともがいている母れいむに歩み寄って、さらに押した。 ころころ、ごろろんっ 「ゆっぐりやめでねぇぇぇ!?」 「あは」 俺は笑った。 こいつ、坂を上ったぞ? しかも小枝や葉っぱをくっつけてさらに汚くなった。 ……これは面白い。 俺は母れいむの苦情を無視して、道なりにそいつを転がし始めた。 ころころん ころころん ころころころころん 一回押すたびに、五メートルほど転がって路肩で止まる。そのたびにそこら辺のものを吸いつけて、雪だるま のように大きくなる。 子供のころ、石蹴りってやったじゃん。 学校から家まで、これって決めた石をずっと蹴って歩いた。 別に石自体が好きなわけではないが、最初に決めたから、そいつを蹴り飛ばさなければならなかった。 そんな感じで、俺は目的地までひたすらころころと母を転がし始めた。 「やめでぇぇ!」 「ゆっくちちたいよぉぉ!」 おお、まだ子れいむも生きてんのか? 石やなんかでゴマ団子みたいにデコボコになった、五十センチほどの ゆっくり塊の中を覗き込むと、ちょうど他のものの隙間にハマったらしく、小さな赤いリボンの頭がぴょこぴょ こ動いていた。 「おまえ、運が良かったなあ。そこならずっと潰れないよ」 「はやくやめちぇねえぇぇぇ!」 「悪い、まだ二、三キロあるんだ」 母娘一匹ずつの悲鳴をBGMに転がし続けた。 少しいくと、面白いことが起こった。 川沿いに日光浴をしていた白黒のゆっくりまりさ家族。俺たちが近づくと振り向いて挨拶する。 「ゆっくりしていってね!!!」 「していってね!」 「しちぇっちぇね!」 次の瞬間、そばを通ったゆっくり塊に、そいつらは吸い寄せられた。 ひゅうん ぽぽぽぽむっ 「ゆっ!?」 「ゆっくりくっついたよ?」 「ゆっくりはなちてね!! はなちてっ! はなちぇはなちぇー!」 「ほう……」 俺は感心してあごを撫でた。 なるほど。 これではっきりした。ただの自然現象じゃない。母れいむは辺りのものを吸い寄せる力を身につけてしまった らしい。よく見れば外側の石やら木やらは、別段刺さってもいないのにくっついている。 俺がくっつかないのは謎だが、まあそんな細かいことはどうでもいい。 ひとつ、これがどこまで続くか試してみようか。 「よし、みんないっくぞー☆」 「やめでえぇぇぇぇぇぇ!?」 進めば進むほど、塊は大きくなった。道端にいたれいむ家族、木のうろから顔を出したぱちゅりー家族、通り すがりのちぇんやらん、近くを飛んでいたゆっくりゃやフランまで引き寄せた。八十センチ、一メートル、一メ ートル半。ゆっくり塊はどんどん大きくなった。 ひゅうん ぽむっ ひゅうん ぽむっ 「ゆっくりはなしてぇぇ!」 「はっはっは、そりゃ☆無理だ」 意味もなくハイテンションに笑いながら俺は答える。 これ、大きくなっても全然重さが増えない。 ころころと軽いままなのだ。不思議きわまる。 そして楽しい! 鼻歌を歌いながら俺は押して行き、目的地のアリス邸にたどりついた。 「ちわーっす、郵便です」 ああうん、言い忘れていたけど、俺配達人。肩掛けの郵袋も、これこの通り。いまどき徒歩で運ぶなんてレト ロだろう。 「あら、どうもありがとう」 玄関に出てきたアリスさんが微笑んだ。うむ美人だ。美人だらけの幻想郷の中でもこの人は群を抜いている。 いろいろ怪しい噂もあるが、そんなところも俺は好きだ。 そんなアリスさんが、俺の背後の塊を見てギョッとした。 「って、それは何!?」 無理もない。ゆっくり塊の大きさは、今では四メートルを越えている。 「ゆっくりはなしてね!」 「つぶれて顔がいたいよぉぉ!」 「いやっいやああぁぁ、れみり゛ゃぎらいーー!」 「うっうー! れみりゃを早くはなすんだどぉー!?」 数百のゆっくりがてんで勝手に悲鳴を上げている。驚かないほうがどうかしている。 「いやまぁ、なんといいますか、ただの拾いもんです」 俺はあいまいに答えた。 アリスさんは顔を引きつり気味にして、後ずさろうとした。 「な、なんだかわからないけれど、あんまり係わり合いになりたくないわね……きゃあっ!?」 ひゅうん ぽむっ 「おおお?」 俺は驚愕した。アリスさんまで塊に吸い寄せられ、くっついてしまったのだ。 「ちょっと、何するの! 離して、離しなさいよ!」 叫んどる叫んどる。美少女が拘束されて悲鳴を上げとる。 実にいい景色だ。――とか言ってる場合ではないか。 「すみません、それ外れないんですよ」 「なんですって?」 「俺が作ったんじゃないもんですから」 答えながら、俺はあることに気づいていた。 アリスさんのような有名妖怪まで引き付ける力があるのか、この塊は。 ということは―― もしかして、やりたい放題じゃないか!? 「……なーなな ななーなーなーな なーなーななーな ずんずくずずんず どぅんどぅくどぅんどぅん」 「なっ、なにを鼻歌なんか歌ってるの? 早くなんとか――」 「すんません。俺、ハジけます!」 「えっ? ってきゃあああああああ」 すってんころころ すってんころころ すってんころころ すってんころころ 俺は両手を使って勢いよく塊を押し始めた。 霧雨魔理沙、ゲット。 博麗霊夢、ゲット。 紅美鈴、ゲット。 「おいおいなんなんだこれはー! 霊夢、これなんだよ!」 「知らないわよ私だって、アリス、アリスー?」 「私は被害者よー!」 「離して、離してってば! 仕事中なのよ私は、このぉっ……ふんッ!」 「きゃあああああ!」 「ちょっこらっやめっ!」 「気功を使うなぁぁぁ!」 おーおーお、なんかビリビリしてえらい騒ぎになっとる。 そして当然―― 「ゆぎいいぃぃぃぃぃ!」 「いだいよぉおぉぉぉぉ!」 「皮がびりびりするよぉぉ!」 「んおおぉぉっ、んほっ、ほおぉぉぉぉ!」 ゆっくりたちも涙目で大騒ぎしている。中にはキモチよさそうなのもいるが。 ゆっくり魂の直径は六メートルになった。それでも止まらず、俺は幻想郷を駆け巡る。 「むぎゅぅぅ、苦しい……」 「咲夜、咲夜! 早く何とかして!」 「はっはい、ただいまっ! ふッ! ……時間を止めても外れない!?」 「ぴーっ、アタイこんなの趣味じゃないいぃ!」 なんか館の一部ごと飲み込んで、三十メートル。 「らんしゃま助けてぇぇぇ!?」 「ちぇぇぇん! くそっ、紫さま、紫さまぁぁ!?」 なんかよくわからないお屋敷みたいなものを巻き込んで五十メートル。 「うわあぁっ!? ちょっ、ちょっと今実験中よ!?」 「なんだこの……ハッ!」 「あちゃちゃダメです火はやめてください火は!」 「あっれー、これもしかして私が仕掛けたやつか?」 竹やぶと京屋敷みたいなもんをまるごと飲み込んで、百メートルつまり二十五階建てのビルぐらいになった塊 をころんころんと転がしていると、俺の目の前に来た兎耳の女の子が、ほっぺたポリポリかきながら言った。 おお、この人は。 「てゐさんじゃないスか。これ、あんたが?」 「昨日、ゆっくりに、いろんなものがくっついちゃう悪戯をして放り出しといたんだけど……」 「魔法の森の入り口あたりだったら、多分それっす」 「やっぱりかー」 「これ、どうしたら外れるんですか」 「それはねぇ……」 言いかけたとき、ぴゅうと風が吹いて塊がころころと転がった。 あ、あー……てゐさん、上のほうへ行っちゃったよ。 次いつ来るかわからんな。 というか、これがバラバラになったら、なんかただ事ではすまん気がする。 「ゆっくりさせでぇぇぇ!!」 「私もっ、私もゆっくりしたいわよッ!」 「このっ、もう我慢できない――マスタースパーク!」 「ゆぎゅぁぁぁ!」 「あっつぅぅぅこらっ魔理沙魔理沙!」 「ゆっぐぅうぅ、ゆぐぅぅぅぅ!!」 もう人間もゆっくりも関係ない。ひとつに丸まった人と妖怪と饅頭とガラクタの混合物が、もざもざわさわさ と動いて、悲鳴を上げたり、ビームを出したり、弾幕を放ったりしている。 「俺です」なんつったら、殺されるな、これは。 となると――。 「行けるところまで行くか!」 俺はさらにころころころころとゆっくり塊を転がし、幻想郷の森も川も山も湖も突っ切って駆け回った。ゆっ くり塊はどんどんどんどん成長して妖怪とゆっくりと人間を飲み込み、ついには直径一キロを越えててっぺんは 妖怪の山の頂上を越えた。 そのころ、とうとうゆっくり塊は浮上した。上のほうについた天狗やら虫やら何やらが、逃げようとして飛ん だためだろう。 「あー……」 空を飛んでしまったら、もう俺には手が届かない。 俺は若干の寂しさとともに、数ヵ月をともに過ごした巨大なゆっくり塊を見送ったのだった。 「達者でなあ。元気でなあー……」 それ以来、夜空に星がひとつ増えた。 オリオン座のあたりにまぶしく輝く「ゆっくり星」を見るたびに、俺はかつて幻想郷をにぎやかしていた美少 女たちとゆっくりたちを思い起こし、懐かしむのだった。 ====================================================================== YT このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/aegiswiki/pages/205.html
―AMS総合基地 サンフランシスコ本部 地上3階 AA隊準備室― まったくこの男達は、どうしてこうも理性より感情に走るのか…… 考えるよりも先に身体が動き、それが元でトラブルに巻き込まれる。 いいかげん、学習してもいい頃だろうに。 「ぶつぶつ言うな、やっちまったもんは、しょうがねぇだろ!」 「そうそう、ドナルドはね、ムカつくとついヤッちゃうんだ♪」 そう発言した二人の男は、銃を手に持ち、二つの銃口からは硝煙が漂っている。 「まあ、仕方ないよね、そこのお偉いさんの命令は馬鹿なあたいだって、わかるくらい 無茶なんだからさ」 「して、先程の命令……本気ですかな?『大将閣下殿』」 さらに二人がこの原因を作った男を責め立てる。 大将閣下……椅子に座っているトンヌラ・グレゴリーの顔には恐怖のあまり、形容しがたい 顔をしており、大量の汗が出ている。それもそのはず、彼の頬には今しがたできたばかりの 銃弾による擦過傷がある。 この部屋の中には5人の男女と、猫が一匹…… ――白髪に眼鏡をかけた、仕立てのいいスーツを着た恰幅の良い男―― 名はカーネル・サンダース ――赤髪アフロに派手な軍服を着た、赤い銃を持つやや細身の男―― 名はドナルド・マクドナルド ――金髪にかなり小柄な体系の女性は机で頬杖をついている―― 名はミニー・ラット ――黒髪に筋肉質の大柄な男は、大将に銃を突きつけている―― 名は九鬼玄乃上 ――そして、一番日当たりの良い机の上に、体長1m程の大きな猫―― 名はニーギ 彼らはAMSの中でも詳細不明とされている部隊、陸軍AA隊である。 現在公表されているのは 「ASCII Attackers」 という部隊名のみ 《ASCIIとは、American Standard Code for Information Interchangeの略》 《現代英語や西ヨーロッパ言語で使われるラテン文字を中心とした文字コードである》 設立当初は、暗号解読や偽造情報の送信などの文字コードを使った 撹乱任務中心の部隊と聞いている。 ―――しかし現在は…… 問題兵士ばかりを集めた、いわくつきの部隊である。 個々人の性格に問題ありの上、矯正不可能と太鼓判を押された者が来る そんな糞の吹き溜まりの部隊…… あまりにもAMSの利益にならないことばかりしているため 最近はAA隊のことを「Anti AMS」とまで揶揄されている。 まったくもって、正当な評価だろうな。あらゆる意味において…… 6人も入れば手狭になる、小さな部屋を包んでいる感情は、圧倒的な殺意。 問題児4人はトンヌラが下手な事を答えれば、即座に殺すつもりでいる。 それは彼らを詳しく知らない人から見れば、そう見える状況だが…… 1年も付き合った我輩からすれば、こんなものは挨拶代わりにすぎない。 常々、穏便にすませろと言ってきているが、もはや無駄ではないかと思い始めている。 ……そういえば、我輩の自己紹介が遅れたな。 我輩の名は「XERD_003SSE……通称トカゲ13」 今、九鬼が手にしており大将の頭を狙っている銃……それが我輩だ。 The name of the story is 「Demon s Spirit ~Belief of Soldiers~」 ――――the Story of interlude―――― 第一話 「AMS最低部隊 ~狂人達の宴、開演~」 ――冒頭より約20分前―― AA隊準備室は、名ばかりの部屋である。 その証拠に部屋の大きさは10畳程度、各々仕事ができるように(書類仕事等、見たことないが) 5個机が置かれており、2つずつが向かい合わせ、残りの一つは 一番奥の窓際にあり、いわゆるコの字型に配置されている。 これにロッカー等もあるため、中は非常に狭い印象がある。 そんな部屋の中、AA隊の面々は自分の席に座り、好き勝手に自分の作業をしている。 右奥の席……カーネル少佐は新聞を読んでいる。 その正面である左奥の席……ドナルド大尉は手榴弾を赤く色付けしている。 ドナルド隣……全てにおいて、小さいと形容できるミニー少尉はノートPCと睨めっこ中。 カーネルの隣……我輩の相棒である九鬼少尉は、人の眼も気にせず寝ている。 一番奥の窓際の席……現在空席であり、机には「大総統席」と書かれているが、 一番日当たりが良いため、ニーギが気持ち良さそうに日光浴をしている。 カチッ カチッ カチッ 時計の音のみが響く部屋に、バタン、と扉が開き、男が一人入ってくる。 入ってきたのは、かなり肥え太った男……トンヌラ・グレゴリー大将である。 上位階級者が入室してきたというのに、誰一人として敬礼せず、椅子から立ち上がりもしない。 そんな状況に不満はあるのだろう、トンヌラはフンッ、と鼻を鳴らしながら、奥の席に座った。 ―まるで、本物のブタだな― 九鬼が呟いている。つい先程まで寝ていた顔には見えない顔つきである。 なにか、きな臭い予感がしたのだろう。AA隊でも一番勘のいい奴なのだから。 「さて、貴様らゴミ部隊に任務を言い渡そう」 開口一番、これだ。 相変わらず、尊大な物言いである。この1年……数こそ少なかったが 任務を持ってきた男の一人である。この男の任務は全て却下されていたがな。 「1年前……謎の壊滅をしたゲゼルシャフトが今になって再起したとの情報が入ってきた。 そこで、貴様らに奴らの基地を調査をしてもらう」 「あたいたちは忙しいので~ 他をあたってくださいな~」 ミニー少尉がキーボードを叩きながら適当に答える。 それを聞いたトンヌラは、苦虫を噛み潰したような表情で続けた 「貴様らなんぞ、誰が好き好んで使うものか……」 「つまり、我々でしか成しえない任務と言いたい訳ですかな?」 カーネル少佐が、新聞を机に置きながら尋ねる。 「そうだ、貴様らの性格や忠誠は最低だが、能力だけはAMSの中でも随一だからな。」 「アラー?♪それって説明になってないよ、もったいぶるなら、ドナルドやっちゃうよ?」 ドナルドが立ち上がり、トンヌラに近づくが 何かやるよりも早く、慌てたようにトンヌラが口を挟む 「に……任務は言っただろう、奴らの基地の調査だ。 貴様らをわざわざ使う理由は、ゲゼルシャフトは壊滅前にサイボーグ技術を確立しておった。 ならば、普通の部隊では歯が立たんのは明白だ」 その言葉を聞いた4人は、不信感を顕わにする。 九鬼は立ち上がり、トンヌラの正面まで行き 「そりゃ、おかしいなぁ……大将、あんたが隠し持ってるサイボーグ部隊がいるじゃねぇか そいつを使ったらどうなんだ?」 トンヌラの顔には、驚愕となぜ秘密部隊を知っているのか…… その二つがミックスされた、なんともわかりやすい表情をしている。 腹芸の一つもできんとは……つくづくレベルの低い男だ。 どうやって大将まで登りつめたのか、不思議になってくる。 「そうだね~ あたいの情報でも、大将の部隊の予定は白紙なんだけどな~」 「な……何を言っておる、貴様らッ! そんな部隊があれば、貴様らなんぞを頼りは……」 ドンッ トンヌラが最後まで言い終わるより早く、九鬼とドナルドは電光石火の早業で、銃を抜き発砲した。 我輩の銃口から放たれた銃弾は、トンヌラの頬を掠り、傷をつける。 ドナルドの銃弾は、見当違い方向……窓の外へ出て行った。 この距離ではずすとは、別の意味ですごい才能である。 「まったく、この男達は、どうしてこうも理性より感情に走るのか」 思わず、小声で愚痴を零してしまう。 「ぶつぶつ言うな、やっちまったもんは、しょうがねぇだろ!」 「そうそう、ドナルドはね、ムカつくとついヤッちゃうんだ♪」 聞こえていた二人は、文句を言ってくる。トンヌラにも、聞かれたか? と不安になったが 恐怖のあまり、今の発言を理解できていないようだ。 「まあ、仕方ないよね、そこのお偉いさんの命令は馬鹿なあたいだって、わかるくらい 無茶なんだからさ」 「して、先程の命令……本気ですかな?『大将閣下殿』」 カーネルが殊更、『大将閣下』と念を込めて尋ねる。 その声は、聞くものの嘘を絶対に許さない……圧倒的なプレッシャーを感じる。 「あ……も、勿論だとも、戦力を考えて、貴様らに命令しとるのだッ!」 無駄に声を張り上げて、答えるトンヌラ。 そうでもしないと、この場の雰囲気に呑まれてしまうのだろう。 小心者なことだ。 そして、トンヌラの命令を聞いた4人は、《丁重にお帰りいただく》ように、決意を固めた。 4人が同時にトンヌラを接待しようとした瞬間に、気の抜けた鳴き声が部屋に響き渡る。 「にゃ~~ご (この任務、受けても良いのではないか? 少年たちよ)」 ニーギの鳴き声……トンヌラ以外の4人には、鳴き声以上の意味が込められていることを 理解した。 しかし、この一言で納得できるものではない。4人はこの鬱憤をトンヌラで晴らすことにする。 「なるほど……ならば、その任務をお受けしましょう」 カーネルの返答を聞いたトンヌラは、了承を受けた喜びより 単純に生き残った喜びの方が大きいようだ。 だが、カーネルは最後に「しかし……」と続け、後の言葉を聞いたトンヌラは また険しい表情に変わることになる。 「任務を受ける条件は、我々が陳情していた要求を通してもらうことですな」 「Aha♪ チキン野郎にしては良い案じゃないか! 」 「そうだろうな、クレイジービーフな貴様には、想像もできん提案だろうな……」 売り言葉に買い言葉……生涯をかけて争っている二人の、我輩たちにとって 見慣れた光景が繰り広げられている。ただ、彼ら二人の間に大将がいるが…… ケンカに巻き込まれるのが嫌なのだろう、この場からいち早く撤退したいトンヌラは 早口で、捲くし立てた。 「わ……わかった、貴様らが陳情していた物は全て揃えよう。 もういいだろう、資料は置いていくから、後はまかせたぞッ!!」 逃げるように、部屋を飛び出していくトンヌラ…… 後に残されたのは、すぐにでも殺し合いを始めそうな二人と、 それに興味のない二人……仕方ない、AA隊ブレーキ役の我輩が、止めるとするか そう思い、口を開こうとした瞬間、またしてもニーギの言葉が聞こえてきた 「にゃん (さて諸君、任務について話し合おうか)」 その言葉? を聞いた、4人は自分の席に座り資料を手渡す。 まったく、我輩ではこうもうまくいかんだろうな。 これも年の功というものか。 「して、何故あの外患罪を犯す犯罪者の命令を、聞かねばならないのかね?」 「にゃにゃん! (信念を曲げぬ少年よ、話は単純だ、奴の息の根を止める そのために、奴の用意した罠にわざと飛び込むのだよ)」 「なるほどね~ 1年前の対ゲゼルシャフト作戦では、大隊規模(約600名)の部隊を 生贄に出してたもんね~ 当時欲しかったのは、部隊行動のデータと予測しま~す それを考えると、今回のオーダーは、人間の枠組みに入らないデータでも 欲しいのだろうね~ 失礼しちゃうなぁ、あたいは真人間なのに~ 」 この中である意味、一番性質の悪いミニーが資料を見ながら情報をまとめる。 勿論、先程ミニー少尉が発言したことなど、資料のどこにも記されていない。 彼女は普段から自前のPCを使い、あらゆる情報を集めている……彼女がAA隊に配属された理由の一つは 情報収集が行き過ぎ、知りすぎたためである。 「にゃおッ! (その通りだ、愛に生きる少女よ、君達のデータを取るつもりなら 基地内でサイボーグとの戦闘になるだろう。そこでデータを 取っている証拠を持ち帰って、奴を追及すればいい)」 「データを持ち帰ったとして、奴がしらばっくれる可能性もあるんじゃねぇか?」 九鬼にしてはめずらしく、真っ当な意見を言う。 いや、違うな……タダ働きを極端に嫌う男だ。無駄を極限まで省きたいだけだろうな。 「にゃ~お (よく眠る少年よ、そちらは私が裏づけを取っておこう、安心したまえ)」 「らんらんる~♪ それじゃあドナルド、がんばっちゃうよ! 」 「ならば、我輩達がやるべきことは決まったな」 我輩の言葉を機に、それぞれが立ち上がる。 任務前の最終確認終了の合図……AA隊に唯一ある、訓示の唱和である。 『 我らは罰の代理人 信念を貫く代行者 我らが死命は 我が戦友に立ちはだかる愚者を 二度と立ち上がれぬよう完殺すること―』 さあ、これから楽しく無残な戦争が……始まる To be continued
https://w.atwiki.jp/19930313/pages/5.html
https://w.atwiki.jp/19930313/pages/4.html
https://w.atwiki.jp/fkgchara/pages/37.html
-ボイス 図鑑収録ボイス シーン セリフ 初登場 あら~? はじめてお会いする方……ああ!あなたが団長さんなのかしら? 花騎士のセントポーリアですわぁ。よろしくお願いしますねぇ。 戦闘開始① いつもいつもぉ、ボ~っとしている訳にもいきませんよね 汎用(喜) ふふ♪ やぁったぁ~♪ 戦闘開始② やるべき事はぁ、知っているつもりですから 攻撃① いっきま~す! 攻撃② 倒しちゃいますよ~? 汎用(哀) あらあら、泣いちゃいそうですぅ。 戦闘スキル① あらあら? 戦闘スキル② あら? これってチャンスかしら? 汎用(怒) メッ! ですよぉ。 被ダメージ あら? あらあら? 被ダメージ(致命傷) あ~ぅ、ぼんやりしちゃってた… 戦闘不能 こんなこと… ぼんやりしちゃう癖、直さなきゃ… 汎用(楽) なんかぁ~、ふわふわ、しちゃうぅ~。 戦闘勝利①通常 あら? もしかして、勝っちゃった感じですか? 戦闘勝利②辛勝 ギリギリでした~ もっとぉ気合い入らないものかしら? ログイン時① こんにちは~。あら、こんばんは、かしら? それともぉ、おはようございますぅ? 戦闘勝利③快勝 ふふふふ、だ~い勝利ですよ~。ぼんやりしてなかったですもんね~ 敵を倒せなかった時① あら~、ダメだったかしら? 敵を倒せなかった時② う~ん、がんばったのに~ ログイン時② 今日わぁ、仲良くゆっったりぃ、でぇ、参りましょ~。 敵を倒した時① ふふふ、やりましたよ~ 敵を倒した時② ふふふ、大成功~ですね~ ログイン時③ 団長さん、今日もふぁいとー♪ ですぅ~♪ ステージ発見 ステージを見つけましたけどぉ、どうしましょう? 宝箱 あらあら、味方でした~ 会話①(好感度0~29%) わたし、生まれが貴族なんですぅ。子供の頃から、「ぽわぁ~~っとしてる」って言われてましたけどぉ、今はぁ、花騎士として、頑張ってますぅ~。 パーティメンバーに選出① え? あぁ、戦いですね~ パーティメンバーに選出② 皆さんの足を引っ張らないようにぃ、頑張りま~す 装備変更 わぁ、いただけるんですか~? 会話②(好感度30~74%) いつもぉぼんやりしちゃってるわたしですけど~、害虫による嘆きや、痛みだけは……受け入れなかったんですぅ。だからわたし、もっと頑張りますね! レベルアップ 団長さ~ん! わたしぃ、強くなりました~! 進化 これでぇ、わたしがぼんやりしてるだけじゃないってぇ、わかっていただけましたよね? 1日1回無料ガチャがプレイ可能 あら? 新しい花騎士さんを喚べるみたいです。どうされますか? マイページ汎用① わたしぃ、よくだまされちゃうらしいんですけど、どうしてでしょうかね~? 会話③(好感度75~100%) 愛とか親しみとか、心安らぐ暖かいもの。団長さんと一緒に護り抜いていければって、そんな風に最近は思うんですよ~。 マイページ汎用② 貴族である前にわたしですし、お気になさらないで大丈夫ですよ~。 スタミナが全回復している状態 戦力回復、で~~す♪ どうしますぅ? マイページ汎用③ 団長さ~ん! 喧嘩なんかしちゃ、めっ、ですよ。 マイページ放置 たまにはぁ、こうしてぼんやりするのも、いいものですよね~ えっ? そんなぁ~、いつもじゃないですよぉ~。 贈り物プレゼント時① 団長さんからのプレゼント~うれしいわ~。 贈り物プレゼント時② わぁ~、わたしにぴったりです~。さっすが団長さんですよぉ~。 移動開始時① いざ、出陣!えへへ~、気合入りましたか~。 移動開始時② お勤めに参りましょう♪ タイトルコール(オプションのVOICEをON時) フラワーナイトガール ログインボーナス ………あっ、ごめんなさい~。ちょっとぼんやりしちゃってて~。でも、お待ちしてたんですよ? 団長さんのこと~。 図鑑未収録ボイス 害虫の巣パネル通過時 痛ぁーっ! …あーん、足元見てませんでしたぁ…。 期間限定ボイス(2015年) 【期間限定】クリスマス① 今日はクリスマスですね~。皆でプレゼントを持ち合って、ケーキを食べて…ふふ、今から夜が待ち遠しいですぅ~。あ、もちろん、団長さんの隣の席は、頑張って確保しますよぉ~。 【期間限定】クリスマス② みんなで楽しむクリスマスもいいですが、団長さんと二人きりのクリスマスも素敵ですよねぇ~。途中で抜け出しちゃいますかぁ?な~んて、今まではそんな事絶対思わなかったのに…。うふふっ、誰のせいですかね~? 期間限定ボイス(2016年) 【期間限定】七夕① わぁ~、きれいなお星さまですね~。道のように、一筋の線になってますぅ。あの上をお散歩したら、楽しいでしょうね~。 【期間限定】七夕② この短冊というカードに、お願い事を書くんですかぁ? う~ん……そうですねぇ……。やっぱり、毎日元気に日向ぼっこできますように、ですねぇ♪ 【期間限定】夏① 今日も暑いですねぇ…。日向ぼっこをする時は日傘と日焼け止めを忘れないようにしないと… 【期間限定】夏② 暑い時でも、のんびりする心は忘れませんよぉ…。お日様の下で、冷たいお茶はいかがですか? 【期間限定】お月見① お月さまの上で、兎さんがお餅をついているんですよ~。ぺったん、ぺったん、ぺったん…ぺったん…。ふわぁ~なんだか眠くなってきちゃいました~ 【期間限定】お月見② 日向ぼっこするのも好きですけど、月夜のお散歩もいいですね~。昼間は体がぽかぽかしますけど、今はしゃきっとする感覚です。何だか新鮮で楽しいです♪ 【期間限定】秋① 肌寒い季節になってきましたけど、あったかくすれば大丈夫です~。今日は、落ち葉の上を散策しますよ~♪ 【期間限定】秋② 紅葉を見ながらぼんやりするのって楽しいですよ~。赤や黄色の葉っぱが、ヒラヒラと揺れて…まるでパレードみたいです~ 【期間限定】ハロウィン① トリック・オア・トリート~。お菓子を頂きに来ましたよぉ。さぁ、出してくださ~い♪ 【期間限定】ハロウィン② 今日はカボチャのお祭りですよぉ。団長さんもカボチャの気持ちになって、楽しんでくださいね。お化けさんも喜んでます♪ 【期間限定】冬① 実は、夏よりも、冬の日向ぼっこのほうが、難しいんですよ。雪が、お日様の光を反射して、とーっても、まぶしいんですう…。 【期間限定】冬② 雪の上をー、さく、さく、さく、さく♪ わたしの足跡が、いーっぱいついてきますよー♪ 【期間限定】クリスマス① メリークリスマスですよ~っ。今日はみんなでパーティーです。団長さんもいらっしゃいますよね? お菓子や飲み物、取り揃えて待ってます。 【期間限定】クリスマス② 団長さん。これ、クリスマスプレゼントです~。えへへ♪ 日頃のお礼も込めて、ですよ? まだまだ寒いですけど、頑張ってくださいね。 期間限定ボイス(2017年) 【期間限定】お正月① 明けまして、おめでとうございます~。今年ものんびり、ゆったり、日向ぼっこしましょうね~。あっ、その前におせちをいただきましょうか~。 【期間限定】お正月② 団長さん、見てください、初日の出ですよ~。初日の出で、日向ぼっこ…初日向ぼっこ、しましょうか~。 【期間限定】バレンタイン① どーぞ、団長さん。チョコレートですよ~。甘~い、恋の味がするみたいですよ~。ゆっくり、のんびり、召し上がってくださいね~。 【期間限定】バレンタイン② バレンタインというのはですね~、皆さんの恋する気持ちが詰まっている日なんですよ~。だから、甘くて幸せな日になるんです~。 【期間限定】ホワイトデー① 団長さん、これ、バレンタインのお返しですか~? わぁ~、ケーキですね~。ハチミツがたっぷりかかってて…。嬉しいです~。ずっと大事にしますね~。…って、大事にしたらダメですね~。 【期間限定】ホワイトデー② 団長さん、『お返しは3倍』なんですって~。ですから、わたしと一緒に日向ぼっこに行きましょう~。お日様の光を3倍浴びるんですよ~。きっと、3倍健康になれますよ~。 【期間限定】春① いいお天気ですねぇ~。こんな素敵な日は、日向ぼっこが一番ですよ~。 【期間限定】春② 過ごしやすい季節になりましたね~。団長さんは、どの季節が一番お好きですか? 【期間限定】七夕③ 団長さん、七夕ぐらいは夜空を眺めて、ゆ~っくりしてください。それくらいの余裕がないと、心が参っちゃいますよ~。なので~、えへへ、今夜は団長さんの気が済むまでず~っと一緒です♪ 【期間限定】夏③ ふぃ~、今日も暑いですね~。海に出かけて~、浮き輪に乗って~、ぷかぷか浮いていたいです~。団長さんも海に行きましょうよ~。波に漂うのは~、気持ちいいですよ~。 【期間限定】お月見③ お月様が真ん丸ですね~。ぼ~んやりした光が、気持ちいいです~。日光浴とは違う感じがして、こういうのは…うーん、なんて言うんでしょう。月光浴、ですかね? 【期間限定】秋③ 団長さ~ん、秋ですよ~日向ぼっこに一番向いている季節です~一日中、お日様と秋の風に体を預けて、ゆ~ったり過ごしましょ~ 【期間限定】ハロウィン③ 街のお祭り騒ぎもいいですけど~。お家で過ごすハロウィンも素敵ですよ~。団長さん、温かいカボチャのスープをごちそうします~。 【期間限定】冬③ 温かいお日様が恋しい季節になりましたね~。日向ぼっこはしばらくできそうにないですから~、お部屋で毛布にくるまってみんなでの~んびりしましょう~ 【期間限定】クリスマス③ 団長さ~ん、クリスマスパーティーが終わったら、ふたりきりで会えませんか~?え~っと、今日はちょっと夜更かししたいんです。お付き合い、よろしくお願いします~。 期間限定ボイス(2018年) 【期間限定】お正月③ 新年くらいのんびりしたいところですが…もし害虫が現れたらいつでも呼んでください。でもそれまでは~、の~んびり寝正月を堪能しま~す。 【期間限定】バレンタイン③ えへへっ、団長さ~ん、わたしのチョコレート受け取ってくれて、ありがとうございます~。せっかくだから、お茶も淹れますよ~。ふたり、一緒にのんびりして~、甘~い一日を過ごしましょう~。 【期間限定】ホワイトデー③ 団長さんのお返し、嬉しいです~。でも~…えへへっ、あえてもう一つおねだりします。わたしと手をつないで、ふたりで野原に寝っ転がって~、それで…日向ぼっこでもしましょう~。 【期間限定】春③ わたし、春は大好きですよ~。あったかくて~、の~んびりできて~。害虫が元気になるのだけは、ちょっと嫌ですけど…。 【期間限定】七夕④ あ~…天の川って星がいっぱいありますね~。数えていると、眠くなってきちゃいました~。団長さ~ん、膝枕をお願いしてもいいですか~? ふみ~…むにゃむにゃ…。 【期間限定】夏④ あれ…あれれ~…? 団長さんに冷たいお菓子を買ってきたのですが、途中で溶けちゃったみたいです~。もう一回買いに行ってきますから、しばらくお待ちくださ~い! 【期間限定】お月見④ 満月には不思議なパワーがあって、眺めている人を凶暴にするらしいですよ~。団長さんは何か変化はあります?わたしは月を眺めていると…ふあ~あや~…眠気が…どんどん強くなります…。 【期間限定】秋④ 食欲の秋というだけあって、ごはんが美味しいですね~。食べて寝るだけじゃ太っちゃいますけど、この誘惑には抗えません…。ふぁぁ…ふゅふゅ…おやすみなさ~い。 【期間限定】ハロウィン④ むにゃむにゃ…おやすみなさ~い…じゃなくて~、トリックオアトリートです~。いつも寝てる時間だから間違えちゃいました~。 【期間限定】冬④ 冬の外は苦手ですけど~、部屋の中は大好きですよ~?特に毛布の中にいると~、日向ぼっこをしているときくらい、幸せな気持ちになります~。 【期間限定】クリスマス④ 今夜を迎えるまで、色々な事がありました…。でも~、わたしは団長さんがいたから、乗り越えることができたんです~。団長さんは、わたしの陽だまりです~。いつもわたしを光で包んでくれる団長さんに敬意を込めて、メリークリスマス♪ 期間限定ボイス(2019年) 【期間限定】お正月④ 団長さん、今年も、どうかよろしくお願いします。花騎士となった初心を忘れず、一生懸命頑張りま~す♪そして時々、一緒に日向ぼっこしましょうね? 【期間限定】バレンタイン④ 今日はバレンタインですから街中に恋人たちが溢れていますね~。皆さん、とっても幸せそうな顔をしています。団長さん、わたし達も混ざっちゃいますか~? 【期間限定】ホワイトデー④ 団長さんのお返し、確かに受け取りました~♪ まだ、ちょっぴり寒い日が続きますけど、お蔭で心はポカポカです~♪ 【期間限定】春④ もう~すっかり春ですね~ 原っぱで日向ぼっこをしていると新緑の香りが心地良いですぅ。良ければ団長さんも春を味わいに行きませんか? 【期間限定】七夕⑤ 七夕の伝説は、ちょっとお気の毒です……。でも、待っている時間が愛を育てるとも言います。それにぃ……好きな人と必ず会えると決まっているなら、案外……一年なんてあっという間なのかも知れませんね~。 【期間限定】夏⑤ あっ♪ 団長さん。このようなずぶ濡れの格好で失礼します。先程まで水浴びをしていまして……うふふっ。爽快ですから、団長さんにもオススメします~♪ 【期間限定】お月見⑤ 月が……綺麗ですね? 団長さん。うふふ♪ 急にどうしたか、ですか? ……別に、ただ言いたくなっただけですよ。にゅふふっ♪ 【期間限定】秋⑤ 団長さ~ん、こっち、こっちに来てくださ~い。皆さんと枯れ葉を集めて、お芋を焼くんですよ~。ぜひ、ご一緒したいな~って。大丈夫ですか? 【期間限定】ハロウィン⑤ うふっ♪ 今日だけははしゃいじゃいますよ~? 童心に戻って楽しみたいと思います~♪ それでは団長さん……トリック・オア・トリート~♪ 【期間限定】冬⑤ 団長さ~ん? 団長さ~ん? お鍋の準備が出来ましたよ~? 冷めない内に食べましょうよ~?うう……さっきまでいた筈なのに、どこ行っちゃったんでしょう? もしかして……あっ、お風呂でしょうか? 団長さ~ん? 【期間限定】クリスマス⑤ 普段は早めに床に入るようにしているのですが、今日はクリスマスですから、もう少し起きていようと思います。えへへっ。今夜は、団長さんとたくさんお話したいですから。
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/4630.html
『ゆっくり おんがえししてね』 9KB 観察 誤解 野良ゆ 都会 現代 人間なし 人間がでてこないSSです かすがあきです。 注意 人間がでてきません。 ゆっくり おんがえししてね とある所に大きな公園がある。 自然が多い公園の奥に ゆっくりが群れで生活をしている。 街では害饅頭とされている ゆっくりだが、 この群れでは人間と接触しないという掟があるお陰で 幸い駆除されることなく生存することができている。 食べ物も、自然が多く、また池があるお陰で水不足の心配もない。 人間が滅多にこない公園の奥は ゆっくりプレスといってよい場所である。 良い天気の日、 「ゆ?おちびちゃんたち?」 亜成体の れいむが ゆっくりと散歩をしていると、 子ゆっくりたち-まりさ・ありす・ちぇん-を見つけた。 子ゆっくりたちは池の側で笑顔で何かを言っている。 「ゆ!いけさんは あぶないよ!はなれるように ちゅうっい しないと! ゆぷぷ。 おちびちゃんの きけんを さっちして ちゅうっい できるだなんて、 さっすが れいむだよ。しょうらいは りょうさいけんぼ まちがい なし だね!」 池、水場は ゆっくり特に子供にとって危険な場所である。 れいむは群れの宝物、子供たちを守るために池に向かって跳ねだした。 「ゆ!れいみゅ!ひさしぶりなのじぇ!! ゆっきゅりしていってにぇ!!」 れいむに気が付いた子まりさが元気良く挨拶をする。 この子まりさ れいむの姉の娘で、れいむから見れば姪にあたり一緒に遊んだこともある。 「ゆっくりしていってね。 おちびちゃんたち、ここは いけさんが ちかくて あぶないよ。いったい なにをしているの?」 「まりちゃたちね、いま かめしゃんと きょうっそうを しているのじぇ!」 「かめさん?きょうっそう??」 子まりさの言っていることが理解できない れいむが首(?)を傾げる。 「そうよ。あの かめしゃんよ とってみょ いなかものにょの かめしゃんなのよ。」 ありすが舌で指しながら言う。 舌の指す先には、1匹の亀(クサガメ)がいた。 すでに成体となっており、甲長は20センチほどある。 なお、この亀は先日人間に捨てられた固体である。 「でも、あんまり のろみゃで しょうぶに ならないんだにぇー。」 3匹は亀と競争をしているつもりだが、亀に そのつもりはない。 日向ぼっこをしている所に子まりさたちが一方的に競争を持ちかけただけだ。 亀と ゆっくりでは意志の疎通ができないのだが、餡子脳の ゆっくりである。 そんなことは理解できるハズもない。 「いなかものにょ かめしゃんは ほんっちょうに はずかちーは。 いくらなんでも のろま ちゅぎよ。」 「くやしくって なんにも いえにゃんだね。 げりゃげりゃげりゃ。おお、おりょか おりょか。」 「おそすぎりゅんだにぇー。わきゃりゅよー。のろまー。」 亀よりも早く走れたことで、亀を一方的に見下し、優越感に浸っている3匹である。 ゆっくりの このような行動は珍しいことではない。 自分よりも劣る者を見下し優越感に浸ること、ゆっくりすることは ゆっくりの習性だからである。 併せて、ゆっくりには都合の良いように解釈する習性もある。 故に言葉の通じる人間を見下し、怒りを買い、虐殺される固体が多い。 「れいみゅ!まりちゃたちは すっごく ゆっくりした ゆっくりなのじぇ! いっしょに あの のろまで ゆっくり できにゃい かめしゃんを いじめりゅのじぇ!!」 子まりさが笑顔で れいむに言う。 なお、子まりさが言うイジメとは、暴言を吐くである。 子供よりも足の遅い亀を【ノロマ】とバカにするのが ゆっくりにとって正しい姿である。 「かめさんを いじめたら だめ でしょうがぁあああ!!!」 が、れいむは違った。 亀を見下しバカにする、亀をイジメる子ゆっくりたちを叱った。 「ゆ??」×3 笑顔の3匹は れいむに怒鳴られ、固まった。 「かめさんを いじめるような げすは れいむが せいっさいするよ! いいの?ぷくーするよ!れいむの ぷくーは こわいんだよ! ぷくーーー!!」 れいむが頬を膨らませるこの行為、ゆっくりの威嚇行為である。 「きょ!きょわいぃいいいい!!! れいみゅぎゃ おごっじゃぁあああああ!!」 「ごべんにゃじゃいぃいいい!!」 「にげりゅんだにぇぇええええ!!」 れいむの威嚇に恐怖を感じた子ゆっくりたちは泣きながらその場を去っていく。 「かめさん!げすは もう いないから あんっしんしてね!!」 子ゆっくりたちがいなくなったところで、れいむは亀の方を見て言う。 「………」 当然だが亀に言葉は通じない。 何も言わない亀に対して れいむは笑顔で続ける。 「れいむが かめさんを いじめる げすを おっぱらったんだよ!かんしゃしてね! だから ゆっくり おんがえししてね!! ゆ?かめさんが ゆっくり あるきだしたよ。 れいむに おんがえし してくれるんだね!ゆっくり たのむよ!」 亀は池を目指して歩き始めた。 当然だが、亀に恩返しをする気などない。 日光浴を終え、池に戻ろうとしているだけだ。 「かめさん。ゆっくりおねがいするよ。」 れいむが歩いている亀の背中にゆっくり乗る。 「………」 一瞬亀の動きが止まったが、亀は再び歩き出す。 亀の歩みはとても遅く、ゆっくりしている。 れいむは亀の上で気分がよくなり、歌を歌いだす。 「むっかし~♪むっかし~♪れーいむは~♪ たすけた かめさんに つれられて~♪ りゅうぎゅうじょうへ いってみれば~♪ あまあま たっくさん たべほうだい♪」 この歌、れいむが子供の頃に母親(れいむ種)から教わった歌だ。 れいむの母方の祖母である れいむ(すでに他界している)は元飼い ゆっくりである。 そのため人間の歌や御伽話を知っており、それを子供に聞かせていた。 れいむが子ゆっくりたちと一緒に亀をイジメなかったのは恩返しを期待したためである。 亀を助け、竜宮城に行き、甘味を食べるためである。笑顔の れいむは歌い続ける。 「たまてばこさんの ふた とれば~♪ あまあま たくさん わ~きでて~♪ れいむは ずっと ゆっくりよ~♪ めでたし めでたし め~でたし~♪」 ゆっくりは物事を都合のよいように解釈する習性がある。 玉手箱は甘味を無限に生み出す魔法の箱だと れいむは解釈している。 亀が池に辿りつき、足を水につける。 「ゆ!ようやく いけさんに ついたね。 ゆぷぷ。れいむ しっているよ。りゅうぐうじょうさんは おみずの なかに あるんだよね。 そっか、りゅぐうじょうさんは いけさんの なかに あったんだね。」 ゆっくりは水に溶ける。 が、れいむには水に対する恐怖はない。 「ゆぷぷ。おみずさんは ゆっくり できないけど へいきだよ。 だって れいむは かめさんに のっているもん。 かめさんと いっしょだったら おみずさんの なかでも へいきなんだよ。」 御伽話で主人公は水に潜るが、亀の背中に乗っていたため平気であった。 御伽話と現実を区別することなく、 物事を都合よく解釈する ゆっくりらしい発想である。 やがて亀が水に潜った。 笑顔の れいむも身体も亀と一緒に水の中に入っていく。 「……っゆっばぁあああ!!おぼれ!おぼれりゅぅうう!」 が、水が口に入ってきた瞬間、れいむは叫びだした。 「どぼじでぇええ!?どぼいで がめざんが いっじょなのにぃいいい!!? げずな がめがぁあああ!!だずげで やっだだろうがぁああ!! ざっざど れいぶを だずげで りゅうぎゅうじょうへ づれでいげぇええ!!」 れいむが亀を非難するが、亀はすでに れいむから離れ水の中を泳いでいる。 「だずげでぇえええ!!だれがぁああ!! ばやぐじないど れいぶが どげるぅううう!!」 れいむが助けを求めるが その声は誰にも届かない。 れいむは必死に身体を動かす。このままでは皮が水でふやけ、溶けて死んでしまうからだ。 が、れいむは溶ける心配をする必要はない。 なぜなら、れいむは自ら死神を呼んでいるからだ。 「っぎゃぁあああ!!っこ!こいじゃんぎゃぁあああ!! やべ!れれっ れいぶを だべるなぁあああ!!」 公園の池には鯉が飼われている。 人間が餌をくれる場所、れいむがいる場所と反対側に普段は住んでいる。 が、れいむが暴れたことで水面に波がおき、鯉が餌(れいむ)が落ちたことを察知し、集まって来たのだ。 れいむは鯉に囲まれ、全身を食べられていく。 「ゆがぁあ!ごっぼ!げずな ごいの うえに のればぁ・・・」 なんとか鯉の上に乗り水から逃れようとする。 が、仮にできたとしても無駄である。 すぐに他の鯉に身体が食いちぎられ、残った身体は水中へと戻る。 「っゆっぎゃぁああああああああ!! ごぼ!ごっぼごっぼ!!だべり゛ゅな゛ぁあああ!!!」 3分に満たない時間で、れいむは全身を鯉によって食べ尽くされ、絶命した。 助けてもいない亀に恩返しを要求する強欲な れいむらしい末路である。 ----- 数日後、池に群れの ゆっくり全てが集まっていた。 「りゅうぐうじょうさんに いくのぜ!!」 「あまあまは ぜんぶ れいむのだよ!!」 「とかいはな りゅうぐうじょうさん!まっててね!!」 「むきゅきゅ。りゅうぐうじょうで あまあまと えいちを てにいれるわ!!」 「ちぇんが いちばんのりなんだよー!!」 彼女達は笑顔で池に入っていく。 れいむが鯉に食われた日、子まりさは父親である まりさから竜宮城の話を聞いた。 そして、その竜宮城の話は瞬く間に群れに広がった。 ゆっくりは物事を都合の良いように解釈する生物(なまもの)である。 亀を助けた礼に竜宮城に行けるという物語の基本部分は省略され、 水の中、池の底に甘味が食べ放題の竜宮城があるということと、 れいむが竜宮城に行ったということだけが群れに広がった。 れいむが帰ってこないのは、竜宮城で甘味を毎日食べ、ゆっくりしているからに違いない。 群れの ゆっくりは皆そう考えている。 そして、れいむに できたのだから、れいむよりも ゆっくりしている自分も竜宮城に行ける。 れいむに平気だったのだ。自分も池の水に耐えることができるハズだ。 という根拠のない自信に溢れた ゆっくりたちが、自ら池に飛び込んでいった。 「っゆっぎゃぁああああああああ!!!」 「おぼべり゛ゅぅううう!!」 「だべるばあぁああああ!!」 「むっぎゅうぅうううう!!!」 「わがら゛ゃなぐべぇえええええ!!」 水に溺れ、鯉に食べられていく ゆっくりたち。 「ゆぷぷ。れいむと ちがって ゆっくりしてないから おぼれてるよ!」 「げらげらげらげら。さいっきょうの まりささまなら げすな こいさんに まけないのぜ!!」 「いなかものらしい しにざまね。おお、おろかおろか。」 「むきゅきゅ。りゅうぐうじょうの えいちを ばかな ゆっくりに わたさない とらっぷさんね。 もりの けんじゃである ぱちぇなら へいきよ。」 「ちぇんなら いけるんだねー。わかるよー。」 目の前で同族が死んでいるにも関わらず、 自分は大丈夫だと根拠のない自信にあふれる ゆっくりたちである。 公園での生活では決して口にできない甘味を求め、彼女達は池に飛び込む。 「っゆっぎゃぁああああ!!たべるなぁああああ!! だれぐばぁあぁあああ!だずげでぇえええ!!ゆっぐじでぎないぃいいい!!」×たくさん 水に溶け、鯉に生きたまま食われていく ゆっくりたち。 水のジャバジャバといった音と ゆっくりの絶叫が木霊する公園で、 亀が ゆっくりと池からでてきた。 亀が暖かな日差しで ゆっくりしている中、公園は ゆっくりのいない静かな公園となった。 あとがき 人間なしって難しいです。 いてもまともなのが書けませんが。 過去作品 http //www26.atwiki.jp/ankoss/pages/3986.html
https://w.atwiki.jp/dqgyaruge/pages/20.html
【恋愛の書2:アッシュの南国天国】 1回目 ≫プレイヤー/アッシュ◆OJZzSer1g6 ≫イベント物(修学旅行) ≫微エロ(※寸止め) ≫相手キャラ:ティア(女4勇)、(アリーナ、フォズ) ・ ・ ・ 今日から修学旅行だ! テイア 「アッシュ、こっちの席空いてるぜ?」 アリーナ「こっちも空いてるよ、アッシュw」 クラスメイトのテイアとアリーナが、自分の隣の席を勧めてくる。 前を見ると、同乗の保険医フォズ先生がニコニコしながら皆に声を掛けていた。 フォズ「酔い易い人は、こっちの席がいいですよ~。薬もありますから、 早めに言って下さいね~」 ◆1.テイアの隣の席に座る 2.アリーナの隣の席に座る 3.フォズの隣の席に座る 4.一人で座る アッシュ「そっち眺め良さそうだな」 テイア「だろ?」 アッシュはテイアの隣に座った。 テイアが照れくさそうに頬を染めながら、ニコッ!と笑った。 アッシュ「そういえば、今度の修学旅行ってどこだっけ?」 アリーナ「やぁだ!そんな事も知らないのぉ?確か、古い神社とかお寺の多い 山の方だったわよね!」 テイア 「アリーナ、間違って覚えてるね?海に決まってるだろ。南国だよ」 フォズ 「え、え~と、涼しくて食べ物の美味しい所ですよ~」 どれが本当なんだ? アッシュは「旅行のしおり」を開いた! 1.「神社や寺の多い山の方の都市」 ◆2.「海の綺麗な南国リゾート」 3.「涼しく食べ物の美味しい都市」 4.ジパングの首都観光 しおりの行き先には、「海の綺麗な南国リゾート」と書いてあった! アッシュ「二人とも、自分が行きたい所言っても駄目だろ?」 アリーナ「あれ~?変だなぁ…」 フォズ 「確かそうだと思ったんですが…」 テイア 「もしかして、二人とも水着忘れたんじゃないよね?」 アリーナ「まっさかぁ!」 フォズ 「そういえば、用意しました~」 アッシュ「……(それで何で行き先を間違うんだ……)」 何はともあれ、道中は楽しく進んだ。 ☆☆☆☆☆ ≪南国リゾート地≫ アリーナ「着いたァ!!まずは買い物よね!」 テイア 「私は早速、泳いでくるかな」 フォズ 「集合時間、忘れないでくださいね~?」 1.アリーナと一緒に買い物 ◆2.テイアと一緒に泳ぐ 3.フォズ先生と一緒に救護班に 4.その他() アッシュ「テイア、どっちが速いか競争しようぜ?」 テイア 「私に勝てるとでも思ってるのか?10分後に、ここで待ち合わせだ」 テイアはニヤリと笑った! ☆☆☆☆☆ 10分後… 水着に着替えたアッシュは砂浜に居た。 アッシュ「遅いな、テイア…ま、女の子は着替えに時間がかかるしな」 テイア 「待たせたね、アッシュ」 アッシュ「お、来たな?」 振り向くとテイアの水着は…… 1.腰の布がヒラヒラwパレオビキニ 2.大きな胸と尻がプリプリwスクール水着 3.超ハイレグw競泳用水着 4.紐か…?wあぶない水着 ◆5.ちょ、やばいってwトップレス 6.…受け狙い?w貝殻ビキニ アッシュ「え?お、おいテイア?」 テイア 「どうしたんだよアッシュ?」 アッシュ「い、いや、その…胸……」 テイア 「胸?が、どうかしたのか?」 アッシュ「………上、つけないのか?」 テイア 「………別に?」 アッシュは神に感謝した。 テイア 「トップレスくらい珍しくないだろ?」 アッシュ「そ、そうか?」 テイア 「自分だって胸晒してる癖に。女の子は駄目ってことはないだろ?」 アッシュ「……(そりゃ俺は男だし……)」 テイアの白い肌とピンク色の乳首に、アッシュは股間を隠しつつ海に入った。 1.あの島まで競争だ!(0or1秒なら勝ち) 2.バナナボートを借りてくる ◆3.大き目の浮き輪を借りてきて、二人で…w 4.その他() アッシュ「競争もいいが、たまには普通に楽しまないか?」 テイア 「普通に?……って、どういう風に?」 アッシュ「のんびりと浮き輪の上で日光浴」 テイア 「別にいいけど…浮き輪持ってるのか?」 アッシュ「そこら辺の海の家で貸してるだろ」 アッシュは大きな浮き輪を借りてきた! テイア 「二人なら楽に乗れそうだな」 アッシュ「だろ?」 アッシュは水面に浮き輪を下ろすと、肩と足を引っ掛けるようにして浮き輪に 腰を下ろした。 アッシュ「ほら、来いよテイア」 テイア 「え?」 アッシュ「だから…」 アッシュは立ち上がるとテイアをお姫様抱っこし、再び浮き輪に腰を下ろした。 テイア 「こ、これ、ちょっと恥ずかしくないか…?」 アッシュ「そうかな?」 テイア 「う、うん…」 テイアは真っ赤になって俯いた。 1.島まで競争に切り替える(0or1秒で勝ち) ◆2.このまま浮き輪を波に乗せる -1.沖の方へと -2.岩場の方へと ◆-3.島の方へと 3.海に出たらテイアの体をサワサワしだす 4.その他() アッシュ「んじゃ、そろそろ行くか」 テイア 「あ、ああ」 アッシュはテイアを抱っこしたまま、浮き輪を波に乗せた。 ☆☆☆☆☆ テイア 「……こうしてアッシュとのんびりするのも…結構いいな」 アッシュ「だろ?」 テイア 「ん……」 テイアは波に揺られながら目を閉じた。 …寝てしまったのだろうか? 1.寝ているテイアにキスをする 2.寝ているテイアの乳を揉む 3.寝ているテイアの水着(下)を外す ◆4.寝ているテイアと島に辿りつく 5.その他() テイアの寝顔を見ていたら、いつの間にか近くの無人島に着いてしまった。 アッシュ「上陸してみるか。寝かせる場所もあるだろうし…」 アッシュはテイアを抱っこしたまま、島に上陸した。 どうやら他の生徒が来ている気配は無い。 この島には、二人だけしかいないようだ。 アッシュはテイアを草の上に寝かせた。 ◆1.唇にキスする 2.オッパイにむしゃぶりつく 3.寝顔でオナーニ→顔射 4.パイズリする 5.足を開かせ水着の上から股間を舐める 6.その他() アッシュは、寝ているテイアの唇にキスをした。 テイア 「ん……ぅ?…あっしゅぅ…?」 テイアは目を覚ました! しかしテイアは寝ぼけている! アッシュ「……テイア…」 ◆1.「好きだよ…」再びバードキス 2.「好きだよ…」今度はディープキス 3.「エロいな…」浮き輪のロープで手足拘束 4.「可愛いぜ…」乳を揉み、吸いつきつつ、秘所を撫でる 5.その他() アッシュ「好きだよ…」 アッシュは寝ぼけているテイアに、軽く触れるだけのキスをした! テイア 「ん……」 テイアはぽ~っとしたまま、唇に触れる感触を受けている。 しばし止まっていたが、にこぉ…っと笑うと、テイアはアッシュに抱きついてきた! アッシュ「うわっ!」 アッシュはテイアに押し倒された! テイア 「フフフ…あっしゅってば大胆だな~」 アッシュ「(いや、それコッチの台詞だから!!)」 どうやらテイアは、まだ寝ぼけているようだ! 1.いいや、このまま最後まで… 2.ちゃんと起こしてから改めて… ◆3.寝ぼけてるなら言う事聞くかな…? 4.その他() アッシュ「……(寝ぼけてる今なら言う事聞くかな?)」 アッシュはテイアに命令してみる事にした。 アッシュ「テイア、俺の事、好きか?」 テイア 「えぇ~…?…ぅん~、しゅきぃ…」 テイアは寝ぼけながら、ほにゃ~っと笑ってアッシュに擦り付いた。 何も身につけていない柔らかな乳房が、アッシュの胸板にふにふにと当たる。 いつもとは違う様子に、少し戸惑いながら、じゃれてくるテイアの頭を撫でる。 アッシュ「…じゃ、俺の言う事、聞いてくれるか?」 テイア 「ん~……ぅん~…」 テイアは何となく頷いた! 1.フェラさせる 2.パイズリさせる 3.オナーニさせる ◆4.その他() 848 :アッシュ ◆OJZzSer1g6 :2005/08/10(水) 03 30 49 ID ??? 845 竜王様~、オラはなんて事をしてしまったズラかぁ~w 上位3つの選択肢も良いズラが、今回は… 4の「指でアソコを開かせる」を選ぶズラよ! アッシュはニヤリと笑うと、テイアの耳元に唇を寄せた。 アッシュ「じゃ…オマ○コ、指で開いて見せてくれよ」 テイア 「……ぇ…」 テイアは一瞬間をおいて、恥ずかしそうに頬を染めた。 アッシュ「言う事、聞いてくれるんだろ?」 テイア 「ぅ…ん……」 優しく耳元で囁くと、テイアはゆっくりと頷いて水着をくぃ、と指で脇に寄せる。 そこには、ピンク色の秘肉が口を閉じて収まっていた。 アッシュ「テイア…指入れて、開いて?」 テイア 「ぅ……ん………」 テイアは赤く染めた顔を逸らしながら、ゆっくりと陰貝をクパ…ッと開いた。 まだ使われたことが無さそうな、綺麗なバージンピンクの秘所が露わになる。 ◆1.「…本当はもう、目、覚めてるんだろ?」意地悪く囁く 2.「もう少し大きく開いてくれないと…」足を大きく開かせる 3.「濡れてきてるぜ?淫乱だなぁ」指で縁をなぞる 4.「可愛いよ、テイア…」クリにキスする 5.その他() テイアに自分でそこまでやらせておいて、アッシュはクスクス笑いながら、 耳元にキスしつつ囁いた。 アッシュ「…本当はもう、目、覚めてるんだろ?」 テイア 「……っ!!」 テイアの顔が一気にカァアアッ!と赤くなる。 恨みがましそうにキュッと睨んでくるテイアに、アッシュは思わず笑みが こぼれる。 テイア 「………夢だよ、これは。だから、お前も夢を見てるんだ」 アッシュ「夢ね~?」 1.「夢なら何してもいいよな?」テイアのヴァギナに舌を突っ込む ◆2.「夢にするには惜しいな…」テイアを抱きしめて乳に顔を埋める 3.「夢なら妊娠しないよな?」テイアにいきなり突っ込む 4.「夢なんてつまらないぜ…」テイアの太股にキスする 5.その他() アッシュ「夢にするには惜しいな…」 テイア 「え…」 アッシュは押し倒されていた体を起こすと、テイアの胸に顔を埋めた。 柔らかな二つの膨らみが、フニュッと頬に当たる。 アッシュ「柔らかいな…気持ちいい」 テイア 「そ、そう…なのか?」 寝ぼけた振りは止めたのか、テイアは恥ずかしそうにしている。 しかし、胸は性感帯としてまだ開発されていないのか、恥ずかしそうにする だけだ。 テイア 「…男って、こんなことが好きなのか?」 テイアがアッシュの顔をギュゥ…ッと抱き寄せた。 テイアの胸が更に顔に当たって形を変える。 マシュマロのような白い乳房は、ふにふにとして温かい。 1.「……至福っ」おっぱいに頬擦りする 2.「大好きだぜ?こんなに…な」テイアの手を掴んで、モノを握らせる 3.「嫌いなわけないだろ?」おっぱいにしゃぶりつく 4.「テイアは何が好きだ?」おっぱいから顔を上げて笑いかける 5.「テイアも好きなくせに…」割れ目を指でなぞる ◆6.その他() 855 :アッシュ ◆OJZzSer1g6 :2005/08/10(水) 04 19 30 ID ??? またいつか続きが出来るのならオラは構わないですだ、竜王様。 ちなみに選択肢は6の見つめながら「ティアの、だからかな…好きなのは」にするだよw アッシュ「ん~…テイアの、だからかな…好きなのは」 柔らかい感触を満喫すると、アッシュはテイアを見つめて笑った。 テイア 「え…」 アッシュ「好きな子のオッパイだし?」 テイア 「………………バカ」 テイアは頬を染めながら、俯いて呟いた。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 恋愛の書に記録します……… ・ ・ ・ 恋愛の書に記録しました。 アッシュ ◆OJZzSer1g6 さん、長時間 お疲れ様でした。。。。