約 14,479 件
https://w.atwiki.jp/anzrtrpg/pages/149.html
前へ GM:さーて、バックトラックでやんす かりん:普通に振るだけで余裕で生還出来るという、かりん 森本:倍振りを宣言するでやんす てかEロイスはどう処理されるんですっけ GM:Eロイスは怨念の一打。 リドル:えーと、倍振りって、先に宣言せんとアカンやったっけ? 織部:そうだよ 森本:1D10だっけ? リドル:じゃ倍ふり GM:Eロイスの数だけ かりん:6d10 森本:じゃあまず (dice) Karin_M - 6D10 = [10,4,4,6,7,10] = 41 GM:あー、待った。>リドル 森本:1d10 かりん:ぎゃあ! GM:まあ、良いか (dice) Y-Morimoto - 1D10 = [3] = 3 かりん:減りすぎた! 森本:倍でw GM:うむ。 織部:まずEロイス分振るよ 織部:1d10 (dice) Yuma_O - 1D10 = [6] = 6 森本:10d10 (dice) Y-Morimoto - 10D10 = [7,6,6,5,7,8,4,8,6,3] = 60 GM:Eロイスの数だけ、予め浸食率を減らす選択が出来ますよ、と かりん:あ、おじさんEロイス分含めて振ったから GM:あいあい。 織部:ぎりぎり1倍で返ってこれそうな気配があるんだが…… 森本:帰ってきた 森本:倍振っても3点だぞ 織部:敢えてチャレンジャブルな精神で行こう。1倍だー! 森本:終わった後振ると0点だぞ 織部:それもまた良し 織部:4d10 (dice) Yuma_O - 4D10 = [3,6,4,1] = 14 織部:うん、追加振りでw 織部:4d10 (dice) Yuma_O - 4D10 = [7,3,6,8] = 24 リドル:12d10 (dice) L_Riddle - 12D10 = [5,9,10,3,10,3,8,7,1,9,7,7] = 79 織部:これ一つで返って来られたとかw リドル:ふりすぎたー!? かりん:4点あるからいいさ… GM:さーて、みんな帰ってこられたかなー? リドル:あ、いや、けっこあったから丁度いいのか? かりん:帰ってこれたよー リドル:帰ってこれた 織部:返ってはこられた かりん:というか、かりんマジ余裕 GM:じゃあ、EDフェイズに行くわけですが、どーします? 時間的に 織部:行けそうな感じですけど かりん:やった方がいいでしょ、もう 織部:やっちゃった方がいいんでは 森本:うん 織部:かるくさっと GM:OK。では、ED番号1番! GM:べーおり 織部:あいよ 森本:まず全員的なノリ? リドル:やりますか GM:なんか希望あります?>織部 かりん:全員があるならそれは任せる GM:む、まずは全員EDですか。 織部:そうだなあ、とりあえず佐伯さんを家に送って行きたいな かりん:戦いが終わった後、ラオウのごとく 森本:ないならいいけどてっきり佐伯さんとの会話があるもんだとw かりん:織部の背中を叩いて、ゆけーい! って言う 織部:笑って答えるよ GM:OK GM:「よかった……織部君が生きててくれて、よかった……」と絢ちゃんは泣いてますね 織部:「お母さんが心配してるよ……帰りましょう」と手を差し出します GM:「……うん」とその手をおずおずと握ります かりん:「あーまずっぱいねぇ。ヒューヒュー」 かりん:後ろからはやし立てる 織部:その手を優しく握り返して、神社を後にします GM:絢が仁科の言う事を聞いていたのは、仁科が何時でも織部を殺すことが出来たから、という理由があります。 森本:「青春だな」 織部:死ななかったのはなんか理由があるのかな GM:その声に、絢は耳まで真っ赤になりますね。>かりん GM:愛の奇跡? かりん:吹いた リドル:「恋愛感情はよく分からない」(地面から生えつつ) 織部:申し子だし、レネゲイド的な何かかと思ってた 織部:一言で言うと気合 GM:まあ、そういうことですね。 GM:抱擁がなくとも GM:いつかは目覚めていた、と。 織部:そういう運命だったって事だねえ GM:そして、二度目の死に瀕して、貴方は真に目覚めたのだと 織部:なるほど…… 織部:まあそんな事より佐伯さんさね! かりん:「絢ちゃーん! おばさんによろしく! 三井は仕事を頑張ったよ! ってね!」 GM:人ならざる力を宿し、これから貴方がどう生きていくのかは、誰にもわかりません GM:「うん! ありがとう、かりんちゃん!」 GM:「……それから、ありがとう、織部君」 織部:「ありがとう三井さん!」こっちも感謝の言葉を述べよう。世話になったし かりん:「よろしくやりなよ! お似合いさん!」 GM:でも、握った掌の暖かさを忘れない限り、貴方は人のままでいられるのではないでしょうか。 GM:他の誰かと繋がりあっている事、それこそが人である証であるのですから。 織部:「どういたしまして」と佐伯さんににっこり微笑みます 織部:まさしくSロイスな相手! GM:その笑顔を見て、絢は心から嬉しそうに笑いますね。 織部:この手のぬくもりを忘れないようにしよう、と心に固く誓います リドル:「暖かいな、人というのは」(見ながら) 織部:「さあ、帰ろう」 GM:長いようで短い帰り道。そこで何があったかは……二人だけが知っているのでしょう。 GM:という辺りでPC1(主人公)のEDは終了かな、かな? 織部:ういー GM:さーて、PC2かりんちゃん。 かりん:あいよ GM:何かあります? GM:やりたいこととか。 かりん:事務所に帰って、茜に事件の報告をしておく GM:織部を寝とりたいとかはちょっと難しいですが、出来るだけ要望には沿った展開を…… GM:ほう 織部:wwwwww GM:「御苦労さま……しかし、思ったよりも大事だったね」 かりん:「あれ? 雪菜じゃん。茜さんはどしたん?」 GM:「……」 GM:「忙しくてね……まだ、みんな」 GM:「そんなわけで、代理」 かりん:「まぁ、しょーがないねぇ。この状況じゃ隣の市のいざこざに巻き込まれてるだろうし」 GM:「うん……」 かりん:「ちょっと一仕事してきてさぁ、あたしも。久々に雪菜の麻婆豆腐が食べたいなぁ、なんて」 GM:「麻婆豆腐……ちょっと挽肉がないなぁ。みんなにもご馳走してあげたいし、一緒に買いに行こうか?」 かりん:「あいよー。まぁ、そうなったら大量に買わないとね。橘のじっちゃとかひよりの分はともかく、帰ってきた茜さんがどれだけ食うかわかんないし」 GM:「そうだね……ねぇ、かりん」 かりん:「んー?」 GM:「こんなこと言うと、みんなに怒られちゃうかもしれないけど、いつまでも、こんなふうにみんなでいられたら良いね」 GM:「この事件の報告書読んで、ちょっとそんな風に思ったんだ」 かりん:「誰に怒られんのさ。ここの皆は、きっと、ずっと一緒だよ。絶対」 GM:「うん!」 GM:では、探偵事務所の入り口のドアにClosedの看板を下げて、貴方と雪菜は買い物へと出かけますね かりん:あいあい、ではこれで終了ですな GM:昨日と同じ今日、今日と同じ明日……言葉にすれば簡単ですけど、それを守る事がいかに難しいか、今の貴方はそれを知っています GM:ずっと一緒だよ。絶対、という言葉は、貴方の祈りだったのかもしれません かりん:でも、茜さんや雪菜、はるかもいるし、大丈夫だろうと思いながら かりん:買い物の道を行くよ GM:はい。では、それで締めという事で GM:つぎー、森本さん 森本:はい GM:国立感染症研究センターの一室で、今回の一件についてまとめられたレポートを読んでいる、とかそんな感じでどうでしょうか? 森本:ですね 森本:(レネゲイドウイルスを消す、か。確か以前もそういう事件があったんだったか?) GM:いちおー、あの後貴方が集めたりしたデータから、一連の仁科の行動のプロファイリングが出来上がっています。 森本:どんな感じでしょうか GM:今村博士ですが、フィールドワークなんかもやってて、そこからF市の封印が二重に施されたものだったと気づいていたのですよ GM:一つは宝剣発動を抑えるため。もう一つは、宝剣発動の効果を外に漏らさないため GM:その事を聞いた仁科は二つあった封印を両方とくことで、宝剣の効果がF市内に限らず、もっと広範囲に拡散させられることに気が付いてしまったのです。 GM:諦めかけていた悲願達成が、実はすでに手の届くところにあったことに気がついた仁科は GM:一瞬の逡巡ののち、何かを探して後ろを向いていた今村若葉を殺害しました。 森本:何か、は何かわかります? GM:お土産だったみたいですね、F市の。 森本:うわぁ GM:ルール的な処理で言うと、仁科の初期ロイスは復讐者とタイタス化してるレネゲイド(復讐表)と今村若葉だったわけなのです。 森本:全部消えちゃったんだね 織部:悲しい話だな…… GM:最後のロイスであった若葉を殺害してしまった仁科は……とそういうことですね。 リドル:せつなっ GM:貴方の読んでいるレポートは、仁科が感じたその一瞬の葛藤を、私は味わいたいとは思わない、というプロファイリングを担当したノイマンの言葉で締めくくられています GM:後の仁科は、ブレーキの壊れた自動車のように、破滅に向かって突き進んでいたようです……ただ、貴方に対してある程度配慮をしていたのは、 森本:「私だって味わいたくはない」 GM:今村若葉が貴方の事を尊敬していたからですね。 森本:尊敬されてたのかw GM:尊敬していたというか、慕っていたというか……非ノイマンの研究者で、ノイマンに嫉妬したり暗い感情を抱かない人って珍しいですから。 森本:なるほどw 森本:「・・・結局、お前は何か得たのか?仁科武雄」 GM:まあ、ああ成り果てても若葉の思いは尊重しようとしていたあたりに、仁科の若葉に対する思いを読み取ってください GM:独語は、空に消え、答える者は誰もいません 森本:「お前は・・・屍の山を踏み越えて、どこに行きたかったんだ?」 森本:以上でw GM:あい。では、シーンを締めます。 GM:ラス。リトル・リドル GM:メキシコに向かう貨物船。 リドル:あいさー GM:ゼノスのメンバーが何か処理をしたらしく、行きかう船員は貴方の姿を認識できないようになってますね。 GM:貴方用に用意されたコンテナが一つあって GM:そこに必要なミネラルウォーターとかが山積みされていて 織部:凄い渡航方法だなw GM:生活そのものにはさほど支障を感じません。 GM:甲板で日光浴をしても良し GM:コンテナに引きこもっても良し GM:日一日毎に GM:メキシコは近づいてきます GM:ゼノスは、貴方との契約を果たしたのです。 リドル:「潮風とは胸を躍らせるものだ」(無表情でものっそわくてかしてる模様) GM:航路の傍に島があるのか、今日はカモメが飛んでいるのが見えますね。 GM:だんだんと、潮風の匂いも日本とは違ってきているような気もします リドル:「陸地が近いか、メキシコはまだか」(カモメに問うたり) GM:問われたカモメは甲高く一声鳴くと、空高く飛んでいきます…… GM:貴方は、確信します。あのカモメの飛んでいく先に、メキシコがあるのだと。 リドル:「リトル・リドルは知らねばならぬ。リトル・リドルは知るだろう。メキシコで」 GM:そこで貴方は知るのでしょう。貴方のルーツを。 GM:たぶん、きっと…… 前へ
https://w.atwiki.jp/hosihurimezasi/pages/196.html
目次 イーブイ(固有使用される前はみんなこの形態) リーフィア ブラッキー V3 サンダース シャワーズ エーフィ > ´ ̄ ̄ フー-、 / / ,,..ィミ !へ / /,. ´ レミ、ヽ / , // ! } ', , / // / / / ,' / i / / , /{/ノ7メ/! / / / ! | / / / / iマ沁ミ、 i/ / /i , , ! , / / / | ゞソ }、 ,._/_レ, / ; ,/三ミ 、 / // /i , ! ` ー '' ( {ツ 》/ / / | ヾミ、 _/_/_ノ_/ ,.| i i! | , , '^ー-イ ,i / | ゛Vf≦三三ニミ、77ハミ、 | |! !、 __ イ / /j / | |N| |i!///}三i| | \ / / / / / /' | |N| |i!///,!三| |イ´ }ォ-、./ / / | |N|,.ィ |i!///,!三} |ニ{ / ヾ 〉 / / .!_ |/ノ !i///ノ三.! !三ヽ ` \ / `ヽ // ,,. ーァ . |i!///三ニ!i三三乙_r- '、 / / ` ´,,.. -≦ _|i三!{三ニ i!三三三三}三ヽ / / ,′ ,ノ //////三ハ三三三三三ニ/三ニ∨ / ./ .{ ,,.イ/}/// !三三ヽ三三三三/三三ニV ,' ' ゝ=='////// ハ三三ニ≧==-.彡三三三三} ! | | `ー=≦/ / }三三三三/三≧ミ、三三;イ __ | | | |;' / ノ三三三ニ/三三三≧r- '' / r--__`---. ', ヽ ',. |! / ,,..r≦三三三ミ、/三三三三i!|___,,._ ノ ー'' ノ----' { . . \ヽ ', |!,.r≦三三三三三三У三三三三∨///////|! ,..イ } . . . . >ミ、//!三三三三三三三/三三三三ニ/////////i!- ´ ';. / /ヾ////|三三三三三三/三三三三ニ/////ムムム/ / . ./ //////≧=- .、三三/三ニ!三三三i/ ̄ ̄´ 【固有能力】 【スキルアナライズ】 / 相手の情報の一部を見た場合、残りの情報も把握することができる 【クリエイト・ナノマシン】 / 毎ターン終了時に自分のモンスターそれぞれの任意の能力を上昇させる 【エヴォリューションセオリー】 / イーブイ種を任意のタイミングで任意の形態に進化させられる。戦闘終了後、イーブイに戻る 【汎用能力】方向性…【情報】+ 【撹乱】 【推測】(情報1段階目) / 場に出ている敵のPTの特技・呪文・パッシブスキル・アクティブスキル・耐性。その中から任意のものを解析する 【予測】(情報2段階目) / 次のターンの相手のPTの行動をランダムで調べることができる 【惑乱】(撹乱1段階目) / 場にいる敵1体を「混乱」状態にする イーブイ(固有使用される前はみんなこの形態) __/{ / / {、 |‘ , ./ ` 、 | V ,__ /∨\}\} ̄ \ | V ./ ∧ ̄ “''≪ ‘, | ∨ , ∧ V≧ュ、.\ ‘, .! }. { .、\ニ.\ \ } V ,. { \\ニ.\ `v ,ィ/}/}_.V ,′. 八 \`.≪ニヽ∨ ヽ/ 、 / ≫- __ V .\ ,.' /_{ i  ̄ 7 /´ .! f㌔、 ;rfi! ト、 f{ /_ i 弋り _ 弋リ } \ }i } 人 r‐‐ 、 从 「 }. 、 人 .个 、 .ー‐‐' _ ィ′ハ、 } 7''" }‐‐- {  ̄ ̄ V `. 、 廴}/ 八 乂\ }/ \ V \ ⌒ヽ_ ,, ''" 廴ノ ) } ヽ 、 }  ̄ 八 、 )′ ー'´ 【イーブイ】 種族:イーブイ 【特技】 [ 捨て身タックル / 【パッシブスキル】 [ 進化因子 【アクティブスキル】 [ 捨てる未来(AS) / そのターンの間、全能力が爆発的に増加、そのターンダメージを受けず、敵の行動に影響されない このスキルを発動させると、今後イーブイは自分の力で進化できなくなる。1戦闘1回 リーフィア _. ´ /!l /. / / / ./ _ - 、. //. | _. ´. ´ . . | _くi y ´. . . . ヽ ._. ´./. | |、. | . . . | / / /´⌒ヽ. . . . | ./`. /. . |. |. .ヽ ! . . . .| | | | | .,、 /!.. . /./. / /. . . /. |. . \. . . 、 | | | |/ y'/. /.y / i. . . /. ヽ. . ヽ. / \ Lヾ !. / // r' / | ./ _ノ . 、´ `ー-,. .Y |. '、. ` i l /. l /´ _. ´ ヽ,. | . . | _.ゝ、,..、. , -、 ', - /. ./ . , -'. ヽ ゚! i゚ ノ./ .i 、 /. / . . ヽ 、 。 _ .イヽー- 'ノ _ r '_. ´_ - ' `T.´ `ー- ´ `ヽ´__/ _ノ ! 、___ノ. . i 、 | ヽ __. | /_ -、-ヽ 、 ij / ´ \ 丶、 ヽ / /! / / `i. . ; ;|_ ー=.ィ i. ! j _/ / !. /ヾ=‐ /. /ヾ=- ( ; ; / / / _/ /‐´ ( ; ; / ヾ _ / 【リーフィア】 種族:リーフィア 【呪文】 [ べホイム / 【特技】 [ 生命の種 消費20 / 相手の生命力を吸収する種を植え付ける (詳細不明) [ にほんばれ / 場の状態を晴天にする 【パッシブスキル】 [ 騎獣 / 【騎手】を乗せることができる、騎乗されると全能力が上昇する [ ようりょくそ / 場のどちらかが、晴天のとき素早さを倍として扱う [ リーフガード / 場のどちらかが、晴天のとき状態異常を受け付けない [ 日光浴 / 場のどちらかが、晴天のときにターン終了時に回復する [ 生命共有 / 回復するときに回復を【騎手】と共有する [ 慈愛 / 回復量があがる [ 癒しの緑獣 / 生命の種が存在するとき、回復呪文の効果が増幅する [ 野生の直観 / 一度受けた攻撃に対して回避率が大きく上がる [ 生命の森 / 生き残っている敵全員に生命の種を植えていると発動、HPが尽きたときに種の数×10回復する 発動すると敵に植えた生命の種がなくなる 1戦闘1回 【アクティブスキル】 [ 樹海暴走 / 植え付けた生命の種から植物を暴れさせてダメージを与える [ 癒しの緑 / 自分の回復分を別の味方に与える ブラッキー 、 | \ | ヽ _ | ヽ , イ / |/ ̄_ Y /- 、 / | / | / ヽ ヽ / 丶 | __ / ヽ レ' ヽ _ イ ー/ レ' / /ィヽ', / / ,' !{ ノノ イ ヽ ,' |.レ'/ ! !ト `ー' ,イ⌒} | ト,ソ イヾ;} ノ | , イ ! - ` ̄ イ / | `ヽ _ - イイ ヘ 、 / !  ̄,,,}ト‐ヽイ>イ ゝ \ /―、 | { {_} ,' < \ / .\ | Y"´! !`ー{ / ヘ \ ,'― 、 Y ド ', ', .| ,' | ヽ ,' ヽ ,' ! ヾト /ヘ ,' | ヽ | / .! ヘ ヘ Y | /⌒ ヾ| / ', ヘ ', | |-‐‐ 、 ヘ / ', ヾ', | |' ! ( \ ヘ" ', ヾ| | ヾ ヽ !ヽ ヘ ', | ハ \二_ノ ト \ |''" ̄|ーー,| ト 、 }_ ヽ 、辷 フ Y ̄ 7ー-、 }ィ フ ⌒ ノ ` ̄ ̄ ̄´ 【ブラッキー】 種族:ブラッキー 【特技】 [ かばう 消費0 / 味方をかばってダメージを引き受ける 。 【パッシブスキル】 [ 守護の意思 / かばうをすると受けるダメージが減少する [ 月輪の毛皮 / 月が出ているときに相手の攻撃の威力を減少させる [ 月光浴 / 場のどちらかに、月が出ているときにターン終了時に回復する 【アクティブスキル】 [ 闇の衣 / 闇を纏うことで攻撃を阻む、闇によって防ぐ威力は闇を纏った回数(スキルの使用回数)によって変化する V3 . || // || .// lヽイ二二二ニクlレ\ / 旦 ,、─ーー-、 旦 \ / / | ヽ ヽ / /⌒ヽ仁ニ二二ニ| \ ヽ / / .i─-‐-‐─l ヽ │ ! | /| C | l | ! | 〃iニ二二二ニ!ヽ |. | ,! ゝ-//;;/__,,,,,,,,,,,,,,,,,_ヽ;;;;ヽ__/ | ! .リ/;;/----------i\;;;;;l | '゙゙'─''''''''''''ヽ .ノ;;/,______ ヽ/ / ゙゙̄''ー,、 ヽ '', , ──-`ー‐'´--─ lゞ / `゙''ー、 ゙=、 ゝ !i=========!i / _ー'"゛ \ ヽT二二ニニニニニニ二二7/ .-''" \ ゝヾ─--ー--─ー''"/ / _二;;、 . ヽ>`-ニニ`-ニ-‐'´.ヽ、 / .__、--彡r . |''!"、l.―――───‐─l / i<>r‐'''''''''''―、 ∠⌒´ .三彡l ヽ ヽ\. . . . . . . . . . . . . . . . . . . | / | .!|二ニニ─ー ヽ./ ,-ー=―──\ i .〉―――───‐ィ / ´ ̄ ̄`ヽ, \.l゙ i ヽ | |. . . . . . . . . . . . . . . . . ..! / ヽ |.| | ゝ |―――───‐| | ゝ |――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【V3】 種族:V3 【特技】 [ 三連突き / 【パッシブスキル】 [ 仮面ライダー / 騎乗状態のときにスキルの発動率が上昇する [ 騎手 / 【騎獣】に乗ることができる、騎乗すると全能力が上昇する [ ヒーロー / HPが一定値を切ると全能力が上昇する [ 殴り合い / 直接攻撃を受けた際に確率で反撃する [ 化勁 / 攻撃を受けた際に、確率で直接攻撃を無効化する [ 徹し / 【格闘】攻撃をしたとき確率でダメージが上昇する 同時に極低確率で防御スキルを貫通する [ 直感 / 相手からの攻撃をごく稀に回避する [ 不屈の闘志 / 戦闘不能になる際にHP1で耐え、全能力が上昇する 1戦闘1回 [ 譲る闘志 / 【騎獣】が倒れる際に任意で【不屈の闘志】を譲り渡す 【アクティブスキル】 [ ラッシュ / 【格闘】を分割しランダム複数回繰り出す [ ダブルタイフーン(AS) / テンション3以上から発動可能、テンションを解放した際に【格闘】攻撃に貫通を付加する 同時に攻撃の威力を大幅に上げる PS解析済み サンダース r.、 __ |; \|\∧/ / ,/ |i__〉┴‐z,/厶厶_ /;! 「∨ . . . . . マ /V |___ <,ム ∠フ. . { 厶_ . . . . / 人_'__, . . \ > .  ̄Ζ / Y_,ノ_;;/ ̄ < . . . . <  ̄ ̄Ζ ∧ , 「 ̄ . . . て ̄ ∧ / |∨l\|厂入_ . . | / . ∨ | . | ./ . / | . | _/. . /. | . |〈__;/ | .. | 〈_;;ノ. | . | 〈Li;ノ (_i_l_,〉 【サンダース】 種族:サンダース 【特技】 [ ボルトチェンジ 消費30 / 敵一体に威力が小さい雷を纏った突進を浴びせる。攻撃後、味方1体を追従させる【雷系】 [ 蹂躙雷波 消費40 / 敵味方問わず、全体を蹂躙する非常に強力な雷撃を放つ【雷系】 (詳細不明) [ ワイルドボルト 【パッシブスキル】 [ 避雷針 / 雷針が3つ以上溜まると自分以外の味方へのデイン・雷攻撃を自分に集めることができる [ 雷針の毛皮 / 直接攻撃を受けると、相手に電気を流し確率で次の行動を【最遅行動】にさせる 【アクティブスキル】 [ 雷針飛ばし / デイン・雷系の技をするたびに場に、雷針を残す。 雷針が増えるほど、デイン・雷系の攻撃の威力が上がっていく 【耐性】 [ 雷・デイン吸収 シャワーズ /| / ! ___〈 ノ /| \ ` ヽ、 _r7 └、 _ `ー‐'´ll l N、//_∠_〉/ ヽ、 〈l l ハ、/''´ ,.-、ヽ_∠ ン-‐ァ 〈l l. 〈`lハ,/ __ ヽ_/ __〈 〈,l l ハ〉 〈ソ_ノ ∠ニ-ァく 〈 j. l ヽ.〈゚、_, r‐--' ム-、_,-、_,-、_,ノン l ノ丶、 __ / \、 〈----‐──一' l `ヽ、/ l ヽ ノ  ̄ / ´  ̄`ヽ/´ r′ ヽ、 ー 〉 /___ヽ l、 ヽ/ 〈 ヽ、 \__ `i / / ヽ  ̄〉 ハ l / ハ l / / j l / / j j. (,_,ノ (,,_,_ノ ''‐'ー'′ 'ー'′ 【シャワーズ】 種族:シャワーズ 【特技】 [ あまごい / 場の状態を雨にする [ かばう 消費0 / 味方をかばってダメージを引き受ける 【パッシブスキル】 [ みずびたし / 天候が雨のとき、相手フィールドをみずびたし状態にする この状態のとき、相手はデイン・雷系攻撃のダメージが大きくなり、単体攻撃でも全体にダメージを受けるようになる 相手が場を変えた場合、自分の場が雨ならばテンション3を消費することでみずびたしに変えられる 【アクティブスキル】 [ 水泡壁 / 天候が雨のとき、泡の壁を造りだして敵の攻撃を1回防ぐ エーフィ fヽ i ー- 。 マ! .、 、 i! .、 \ γ´ } i .、 \ ___ _ ノ,イ / '; \ ´ ` 、 -‐  ̄ / j/ '; \ ′ ヾ ... ´ / *; \ .. ´ 〃 、 ヽ, x ─ .、 / / \ 〃 { ) . . . } / / > ´ 、 乂〇. . ノ ヽ / / f }` .ミ 、  ̄ } ア / , ! '; ( 〕ト、 。 --ャ, ´ ̄ ̄ ‐- . / イ .八 乂 リ ィ〔 ノ リ jf > f  ̄ ` 、 .ム -‐ ´ .レ \ ー `ー─ ´ 八 ヽ--─ ´ 八 \ 〕ト . ` ___ イ \ } ー- 。 ヽ / i ヽj `ヽ ヽ / ! 。 -───┴.、 } / ! / -─‐- 。 .八 / | 〃 / \ \ ァ ´ | { i′ \ \ / i 乂_j ヽ ヽ / i マ ム , ム マ ム f i ゚。 、 ヽ| マ i ! ′ ゚。 \ ム マ i j / ! \゚。 マ ! i / ノ ゙ 、 __ マ ! j / X、 ヽ `Y^ー'^ー^ー一-‐ ' ー ′ 【エーフィ】 種族:エーフィ 【呪文】 [ ベタン 消費40 / 重力によって敵1体のHPを減少させる 【特技】 [ 妨害工作 消費20 / 相手の行動を妨害する 1戦闘1回 (詳細不明) [ ねむる / 自身を催眠状態にする代わりに、HPを回復する 【パッシブスキル】 [ 下準備 / 同じ相手に限って妨害工作をもう1度できる [ 準備応用 / 2度目の妨害を【下準備】した対象以外にも適応できる [ 精神干渉 / 読心した相手の行動を確立で妨害する [ 念動力 / ベタン系統の呪文を使用したときに発動、確率で相手を行動不能にする [ シンクロ / 自分が状態異常になったとき、相手ランダムを対象に同じ状態にする 【アクティブスキル】 [ 読心 / 相手の1体の次の行動を読むことができる 1戦闘2回
https://w.atwiki.jp/orz1414/pages/398.html
人里の一番端に位置している表札の無い我が家。 幻想郷に迷い込んでから数年が立ち、自立することを決めた時に それまで世話になっていた慧音さんが里の人達に掛け合って用意してくれたものだ。 長らく人の手が入っていなかったらしく、最初は荒れに荒れていたが、 住むにあたって掃除をする際にこれまた世話好きな慧音さんが手伝ってくれたこともあり、 割とすぐに人が健康で文化的な最低限度生活をできる空間を取り戻した。 あの人には本当に頭が上がらない。いつか恩を返せるだろうか。 「くぅ……」 その年期を感じさせる縁側にて、一人月を仰ぎ酒を啜る。 古びた柱に体重を預け、十月の寒気を伴った夜風で酔いを抑える。 見上げた空は、昨日の豪雨が嘘だったかのように澄み渡っており、 一人で飲む酒の肴にはうってつけのものだ。 こういう風景も幻想郷だからこそ見られるものなのだろう。 向こうではこんなにゆっくりする余裕も無かった。 今日も博麗神社で宴会があったらしいが、気分ではないので丁重にお断りした。 地下の住人も来るらしいが、また次の機会もあるだろう。 「―――あらあら、一人で何をしているのかと思えば……随分と寂しいことを」 と、しみじみ風情を感じていればそれを台無しにする人物が一人。 声の主は神隠しの主犯であり、誰もが手を焼く困ったさんな隙間妖怪、八雲紫そのひとだった。 声をかけられるまで存在に気付けなかったことから、恐らく空間の隙間を潜って来たのだろう。 わざわざご苦労様であるが、相手にする義務も必要も無い。疲れるだけである。 折角の休日に余計な心労を持ちたくはない。 無視して、もう一杯酒を飲むことにする。 「不味いわ」 ……が、気付けば手の中に今まで飲んでいた杯は無く。 いつの間にかに、八雲紫に奪われていた。 「不味いわ」 「二度も言うな。返せ」 「嫌ですわ」 「帰れ」 「客人に対して茶の一杯も出さずにそれはどうかと思うけれど」 「玄関から入らない他人は客じゃない」 「あなたが招かなくても客は客よ」 埒があかない。 どうするかと悩んでいると、八雲紫はどこからともなく高級な雰囲気を漂わせる酒瓶とグラスを 取り出して一人で飲み始めた。何をしに来たんだお前は。 何となく小さな敗北感を覚えて、それを誤魔化す為に徳利から酒を継ぎ足し俺も晩酌を再会した。 互いに一言も喋らず、俺にとっては気に入らない空気が続く。 ――――そして、数十分が経過した頃。 「どうして」 「?」 「どうして、今日の宴会に来なかったのかしら?」 八雲紫の問い。 一呼吸おいて、杯の中の酒を飲み干し答える。 「気分じゃなかった」 「嘘ね」 酒を注ぎ足そうと徳利を引っ繰り返しても、酒は一滴も出て来なかった。 「嘘じゃない」 「嘘よ」 「嘘じゃない」 「嘘」 「嘘じゃ――」 「本当は」 八雲紫が俺の言葉を遮って言う。 「彼女がくるからでしょう? おかしな話。 好きな人に会うのが怖くて、嫌われるのが怖くて来られないなんて」 言葉を失う。 「それに、このままでもいいって自分に嘘をついてる」 言い返せないのは、それが本当のことだからだ。 感じる憤りは、自分に対するものと八雲紫に対するものだろう。 酔いが回っているのか、気分が異様に高揚している。 脳が熱せられ、単純な思考が封じられる。 それ以上は言うな。黙れ。五月蠅い。 「馬鹿な子。まるで恋に恋した臆病な乙女じゃないの」 「黙れ」 「あら怖い。でも普段は落ち着いているあなたがこんなになるのも―――」 「黙れ」 徳利を盆に叩き付け、台詞を遮る。 八雲紫はにやにやと、まるでチェシャ猫のように気味悪く笑っている。 気にくわない。 「それじゃあ、私は退散しましょうか」 きっとすぐに、おもしろいことになるけどね。 最後に耳にまとわりつく声を残して、八雲紫は隙間に消えて行った。 その場には、彼女がいた痕跡として飲みかけの酒瓶と空になったグラスが残されている。 「……」 彼女がいなくなった途端、頭の熱が冷めた。 酒気や熱気も一緒に持って行ったのか。 吹く風邪が異様に寒く感じる。 あまりいい気分はしない。今日はここでお開きにしよう。 「寝よう……」 カタン。 と、片付けを始めようとした瞬間に庭から物音。 今度は何だ、と億劫に感じて振り向けば。 「…えっと……こんばんわ、かな?」 「……」 大きな黒い帽子、癖のある銀の髪、黒いつぶらな瞳。 姉のさとりとは対象的な、胸部の閉じた第三の瞳。 振り向けば、古明地こいしが、そこにいた。 「え、あ……」 言葉に詰まる。 静まっていた熱が再び上昇する。頬に赤みがさし、鼓動が加速する。 脳裏に八雲紫の姿がちらつく。 くそ、落ち着け。これじゃあ―――― 「上がってもいい?」 「っ、ああ……うん…」 我に返り、頷く。 おじゃまします、と断りをいれて靴を脱ぎ礼儀正しく縁側へ上がってくるこいし。 その姿をみていると、一つ疑問が込み上げてきた。 答えは解り切ったようなものだが、一応確認しておく。 「あのさ」 「なに?」 「なんでこんな時間に?」 「あの隙間妖怪が、『面白いものが見られるわよ』って」 やはりか。 瞬時にイメージされる扇子で口元を隠し意地悪く笑う彼女の姿。 不快なそれを、頭を振って追い払う。 「ところで」 「……っ!」 耳元で聞こえた声。 気が付けば目と鼻の先。 徒もすれば唇が触れあいそうな距離にこいしが迫って来ており、思わず後退る。 「さっきの話に出て来た『彼女』って」 ずい。 それに追い打ちを掛けるように更に距離を詰めるこいし。 たまらず、こちらも更に後退る。 そうすると、また容赦無く前へ。 それに合わせて、自分も後ろへ下がる。 「誰のこと?」 ぴたり。 遂に柱にまで追詰められ、これ以上下がる事は出来なくなった。 対してこいしは構わず、先程よりも更に近づいて。 「う……」 言えるわけが無い。 何せ、本人が目の前にいるのだから。 「だめ」 気まずく顔を逸らそうとして、頬を冷たい両手に押さえられた。 指先は冷たいが、不思議と熱が冷めることはない。 「………」 「………」 両者見つめ合うこと数分。 体感時間にすれば永遠にも近いそれは、まさしく生き地獄であった。 息伝いを感じ、睫の一つ一つが大きく見え、毛穴ですら確認できる位置。 密着した体は、衣服を通り越して心臓の鼓動を相手に伝える。 鼻孔から侵入する薔薇の香りに似たこいしの甘い匂い。 感性が麻痺し、理性が崩れてしまいそうな空間で、俺は動けずにいた。 境界線を越えればもう後戻りはできない。 進めば後悔、後にも後悔。 友人以上、恋人未満の心地良く生温い関係が終わる。 その認識が、熱で飛びかけた理性を繋ぎ止めていた。 「……始めはね、胸が変だと思ったの」 ぽつり、と普段と変わらない調子で言う。 「だけど、あなたの姿を見る度に。 あなたの顔をみる度に、ここが弛んでいくような気がして」 こいしが押さえた箇所は、閉じた第三の瞳がある胸。 かつて自ら閉ざした心の弱さ、嫌な現実から逃げた象徴。 「気が付けば、あなたのことをずっと見てた」 それが開きかけているということは、つまり。 「お姉ちゃんに聞いても、教えてくれないの」 自分の考えが正しければ、それは彼女も知っている筈だ。 あえて答えを教えなかった思惑も、俺の考えが間違っていなければ当たっている。 果たして、それは自惚れなのだろうか。 「初めて、人の心が解らないことを後悔した」 目を瞑り、淡々とした声音でつげるこいし。 「ねえ、あなたのことを、もっと教えて?」 徒もすれば、唇が触れあいそうな距離。 それを、俺は。 「――――」 「…………」 自らの意志で、ゼロにした。 「ん……」 軽く触れ合うだけのもの。 初めてのキスは、何の味もしなかった。 十秒もなく、またすぐに離れる。 「どうだった?」 「よく解らない……けど」 頬を朱に染め、戸惑いの表情を見せている。 「お姉ちゃんの言おうとしてたことは解ったわ!」 次に求めてきたのは向こうから。 軽く啄む様に小さな口で俺の唇を挟んでくる。 湿気を持つ、力の無い優しく柔らかい感覚。 繰り返して行われ、口内に言いようのない味が充満する。 行為を受ける内に、それがこいしの味だということに気付いた。 閉じた歯の隙間からにゅるりと浸入する赤い舌。 拒むことなく、自分のそれを彼女のそれに絡める。 俺はこいしを感じて、こいしは俺を感じている。 互いに互いを求め、強く抱きしめあう。 もう離さない、と言わんばかりに強く力を込めて。 「あなたは私が好き」 「お前は?」 「もちろん!」 出来たばかりの恋人たちの夜は、始まったばかり。 行き過ぎた行為に規制をかける魔女も、今はいない。 やがて二人は、どちらからでも無く、服に手をかけて―――― 「さて、これで満足?」 隙間が閉じられ、映像が途絶える。 見ていたものは先程までの行為。 それを見ていた者は、地霊殿の住人たち。 皆一様に顔を真っ赤にし、その後について想像している。 「まさかここまで仲が進むとは思わなかったけど……」 そう口にしたのは、こいしの姉であり地霊殿の主である古明地さとり。 八雲紫に頼んで二人の仲を進展させるようにし、隙間からその様子を覘いていたのだ。 「私は二つの酒瓶を倒しただけよ……じゃあ私はもう行くけれど……」 「ええ、ありがとう……」 大きな欠伸をして、隙間を開き消えて行く彼女を見送り、礼を言う。 「これであなたが幸せになってくれるといいんだけど」 「大丈夫ですよさとりさま!」 「そうそう、相手もそんなに軽いやつじゃなさそうだしねー」 さとりの思惑通り、二人はくっついた。 それが良いことかは解らない。 だからさとりは、ただ妹の幸せのみを願った。 後で自分の彼氏に、さっきの妹に負けないくらい甘えてやろうと決めて。 新ろだ85 ─────────────────────────────────────────────────────────── ――私は、○○のことが好き。 外来人の癖に人里から離れた森の奥に住んでる変わり物だけど、優しいし暇を潰しに遊びに行けばお菓子とお茶をくれる。 ○○の家で昼寝して、ついうっかり寝過ごしちゃってもちゃんと毛布をかけてくれる。 偶に頭を撫でてきて髪をくしゃくしゃにしてくるけど、大きな手は暖かいし気持ちいい。 だから、今日も特に理由は無いけど○○の家に遊びに行った。 行ったんだけど―― 「はぁ……」 「むぅ?」 何というか、違うのだ。 縁側で日向ぼっこしてる姿とか、のんびりとお茶を啜っているところとかはいつもと同じなんだけど。 ……日光浴より月光浴の方が体に良いってこの前言ったんだけど。 何だかよくわからないけど、雰囲気というか空気と言うか。 とにかく、いつもと同じ様子の○○はいつもとどこかが違う○○なのだ。 「あぁ……こいし、いらっしゃい」 「うん、お邪魔するー」 そうして暫くじっと見ていたら、何故だか○○に気付かれた。 いつもなら私が声を掛けるまで絶対に気付かれないのに。 よく分からない。首を傾げつつも、上がっていいと許可を貰ったので、いつもどうりに○○の胸までまっしぐら。 男にしては細身な割に、そこそこ逞しい体は抱き付いて気持ちがいい。 だから今日も抱き付いた。 抱き付いたんだけど―― 「ぐふ、」 「あるぇ?」 思いっきり押し倒してしまった。 そうすると必然的に○○のお腹に馬乗り状態になっちゃうんだけど。 倒れた○○は目が開いたままなのに死んだみたいにピクリとも動かなくて、少し 気持ち悪い。 なにがあったんだろう? 「今日のあなたは意味が分からないんだけど……何か悪いものにでも憑かれたの?」 例えばお燐の怨霊とか。 ○○はよく博麗神社に行くし、変なものが頭に憑いていてもおかしくない。 だけど○○は静かに首を横に振って、私を抱き上げて横に退かすとゆっくりと起き上がった。 「――ケンが、死んだんでさぁ」 「……え?」 ケン、というのは○○の飼っていた犬の名前だ。 大きな白い犬で、お姉ちゃんの飼っていたペットたちと違って知能も低いし大した力も無いけれど、とにかく人懐っこくて毛がふかふかしていた。 私もここに来る度に、背中にもふもふと抱き付いていたものだけれど。 「……なんで?」 「分からないなぁ、一昨日までは元気に庭を駆け回ってたんだがなぁ」 ――昨日にはそこで動かなくなってた。 ポツリと呟いて、縁側の柱に目を向けた。 特に悲しみだとか、辛いだとかそんな感じはしないんだけど。 何にも考えていないような、無意識に犬の駆け回る姿を追っているような。 ○○の目には景色が写っているけど、○○の目には景色が見えていないんだろう。 きっと、○○だけにしか見えないケンの姿を見ているんだろう。 それは良くない、私の好きな○○はそんな顔はしない。 「……えい」 「おう!?」 だから私は○○の頬を抓った。 間抜けな声を出して、赤くなった頬を撫でさする涙目な○○。 よし、ちょっとだけいつもどおり。 「……こいし?」 あ、ちょっとだけ怒ったみたい。 「だって、今日の私の好きなあなたは、私の嫌いなあなたなんだもん」 「はぁ?」 「つまり、私は○○が大好ってこと」 言うだけ言って、○○の胸に顔をうずめる。 ○○は少しだけ呆けていたけど、呆れたように溜め息を吐くと抱きしめ返してくれた。 そうして、大きな手で私の頭を撫でてくれた。 ○○は優しい、私の我が侭にも付き合ってくれる。 もし私にお兄ちゃんがいたら、こんな感じなんだろうなぁって思う。 ぎゅうって抱き付いた○○の体はとっても安心出来て、暖かくて。 暖かい春の陽光に身を任せて、私たちは微睡みに落ちて行った。 ――だから私は、○○が好き。 新ろだ365 ───────────────────────────────────────────────────────────
https://w.atwiki.jp/mfpc/pages/116.html
な中野隆男 中村くん、田中くん 那須浩介 ナチュラリープラス 難癖病 に肉棒先一回 にこ公 にこハム 日照練磨 ニュースキン ね練っちゃ句 ネットストーカー ネットワークビジネスの山分け事業 のノアの気持ちがよくわかる ノアの箱舟 ノ伊 な 中野隆男 株式会社シーメット総研の代表取締役。2010/10/19の「THE MASHUP MEETING × 19の会」にゲストとして参加している。同イベントの紹介文を引用すると,次のような人物である。 国内の著名な大学病院をはじめ、各種病院・診療所などを対象とする医療コンサルタントとして、御活躍をされている方でございます。また、現在は医療従事者を対象とした、安心な医療サービスを推進する総合サービス「あったか医」を展開中。著書に『病医院の対外折衝ポイント50』(日本医療企画)など。 プロフィールによると,NPO市民と医療を結ぶ会理事長,政治を近くする会代表世話人,人生全う真人会会長,異業種交流会ベスト・ワンクラブ幹事長,東京都文京区倫理法人会副会長…等々の肩書きを持っている。 2011/01/15 追加 中村くん、田中くん 「ネットで己の姿形が分からぬ事を理由に人様にご迷惑をかける不埒者」が多いことを嘆いた淳ちゃんが,「彼らの氏素性など簡単に調べる事が出来る」と言って明らかにした氏素性。詳細は淳ちゃんにしかわからず不明。 2011/02/05 追加 那須浩介 那須浩介(@vintagech)は相互フォロー推進委員会の元大阪支部委員長。東京、福岡に次ぐ重要拠点を統括していたことからわかるように、幹部やメンバーからの信頼も篤かったが、淳ちゃんの奇妙な行動には常に疑問を持っていて、糸井重里への絡みで起こった騒動をにあきれて脱会。MFPCの活動には反対の意を表明している。 ナチュラリープラス 栄養機能食品「スーパー・ルテイン」,水素水「IZUMIO」,健康補助食品「パラミロンARX」といった栄養機能食品の販売・商品企画を,会員制のMLM手法で展開する企業。淳ちゃんは同社の製品を愛用する会員であると思われる。 2010/12/3,淳ちゃんはNP会員であることを公式に宣言した。 b3fee131-1733-4032-bd3a-8bbe8ba498fd_bigger.png さてとなんか勘違いが多いみたいですね。NP会員ではありますが、ネットビジネスはまだしておりません。どうしようか算段中でした。でもやろうと決めましたよ。文句ありますか?jdotsystem 竹下淳@コンピュータエンジニア 7 51 AM Dec 3rd, 2010 via web また、2010年9月にはNPの商品名を挙げて宣伝のツイートも行っている。 images?q=tbn%3AANd9GcQbnv3XCvJw7pYQOir82TBu-VB1oVnruygMloctnyuib1-18RWKhg ルテインいいよ。水素水もいい (@kaori_fujiwara ライブ http //moi.st/71362 )jdotsystem 竹下淳@コンピュータエンジニア 2 06 AM Sep 9th, 2010 via TwitCasting 2011/03/22、淳ちゃんはNPの規約上明確に禁止されているインターネット上での勧誘行為を行い、厳重注意処分を受ける事が確定した。(万が一淳ちゃんがNP会員で無くても、NP会員を語ってNPに対する評判を落としめようとした事となるため、NPの顧問弁護士が淳ちゃんに対して法的措置を執るであろう事は想像に難くない) 難癖病 難癖をつけて自己満足をすると脳細胞が一つ死んで寿命が縮まる病気。竹下氏に対するゆあらいふの問題点への追求などを指して,難癖としていると思われる。 脳細胞が死にすぎたせいで,このような病気を捏造するに至っていることは皮肉にすらなっていない。 に 肉棒先一回 犬吠埼一介(@inu_bou_saki)のパロディアカウントとして誕生するも、淳ちゃんのゆあらいふ思想に賛同、ニューエイジ思想をからめた曲解(?)をtogetterにまとめ、相互フォロー推進委員会の目的(?)を知らしめた。2011/1/18現在,アカウントが削除されたことが確認されている。 相互フォロー推進委員会、そして「ゆあらいふ」の構想 ツイッターで猛威を振るっている「相互フォロー推進委員会」が実はカルト教団を目指していた にこ公 2010/12/10,にこハムがTwitterのアカウント名を@hs000221から@nh00221に変更した直後に,@hs000221を取得して、にこ公/平川 二成(ひらかわ・ふたなり)として活動を始めた。2日間の活動でアカウントは削除されたが,ユーモアと皮肉の入り交じった一連のツイート(Twilog)はにこハムのフォロワー数至上主義やアンチ委員会撲滅思想などをあらためてあぶりだすことになったと言える。 89dd35a0-9f96-4efc-ab09-54f7997f22f7_bigger.png 僕はいろいろなことを反省して0からやり直してるニコ公だよ。偽物って意味がよくわからないけど^^今まで人の心を失ってたという意味では偽物かもしれない。。。ありさゴメン。 RT @sari_arisa @hs000221 偽物って本当ですか?? 89dd35a0-9f96-4efc-ab09-54f7997f22f7_bigger.png ツイッターのいいところはフォロワー数を増やすのに必死になることでも、それを人に強いることでもない。今までの僕はそれこそ正義だと信じて、心理学の実験だと思って突き進んでた。 にこハム 平川一成(@nik01224,過去のアカウントは@hs000221/@nh00221/@niko1224)。1949年生・公明党員・創価学会員であることを公言し,MFPC福岡筑後支部委員長をつとめていた。現在は歌う海賊団福岡サポート本部のメンバーとして勧誘活動を行っている。フォロワー数至上の考えが見受けられ,フォロワー数が10万に達したらMFPCでの活動目的を話すとしていた(にこハム10万フォロワー主張のまとめ)が,未だ語られていない。また,人を数字でカウントする傾向は,阪神淡路大震災の被害者への2011/1/17の発言においても見受けられる。 MFPCの本場、福岡の有力メンバーとして、他の支部委員長が軒並みプロフィールからMFPC参加を隠す中でも看板を掲げてきたが、2010/12/9に脱会を宣言。元茨城支部副委員長の大平久美子(@oohirakumiko)をMFPCに紹介、福岡支部委員長の吉田美也(@miyayoshida)とは半年来の友人関係にある。 福岡県久留米市に所在する江渕設備株式会社に勤務することをTwitterで発言している。2011/1/11,江渕設備株式会社は福岡県から営業停止と指名停止処分を受けている。 参考リンク 相互フォロー推進委員会福岡筑後支部委員長にフォロー数について学んだ 秘伝 #MFPC 福岡筑後支部委員長のにこハムマジック 「フォロワー数増加は #MFPC とは関係ない」と元相互フォロー推進委員会筑後支部委員長 相互フォロー推進委員会福岡筑後支部委員長の対応集 #MFPC ※なお,本項目において平川一成氏と吉田美也氏を「10年来の友人関係にある」と間違った記述がなされていたことをお詫びして訂正いたします。吉田様からの次のご指摘で判明いたしました。 日照練磨 おそらく【にっしょうれんま】と読む。全く意味はわからない。直射日光に当たって鍛えること,つまり日光浴なのだろう。 日照練磨!一本しめじ! 2011/2/25 追加 ニュースキン アメリカに本拠を置く日用品・化粧品・栄養補助食品の製造・販売会社。MLMによる販売で有名。MFPCの福岡支部委員長である@miyayoshidaはニュースキンの代理店を10年以上続けており、MFPCでのMLM展開が注目されている。 ね 練っちゃ句 粘着軍は練っちゃ句軍へ名称変更を検討し始めたという。 って事で、君らがしつこく練っちゃ句しているって記録はここで十分とった。後は君らを警察に突き出すだけ。さてと、君らの不正アクセス記録なんぞを分析しに言ってくるか。 http //qa-now.com/d/619187 2011/3/9 追加 ネットストーカー 淳ちゃんが2010/11頃から使い始めた言葉。ネットストーカー|~ 波紋は水の調べ ~ 事あるごとに自分への批判的意見を述べる相手を「ネットストーカー」と認定しているが,遂にそんな彼らをリストアップしたサイトを作ったらしい。 ネットストーカーへの自衛対策として、彼らをリストアップしたサイトを作りました。ご興味のある方は私にDMにて連絡いただければ幸いです。 http //twitter.com/wgt0715/status/56601456983293953 2011/4/9 追加 ネットワークビジネスの山分け事業 淳ちゃんが2011/2月下旬にFacebookならびにTwitterで問いかけ始めた事業。一般的にネットワークビジネスはMLMを指すが,その真相は不明である。 ネットワークビジネスの山分け事業始めます!ご興味のある方は、DMにて連絡ください! 2011/2/25 追加 の ノアの気持ちがよくわかる ゆあらいふに関連して『ノアの箱舟 http //www22.atwiki.jp/mfpc/pages/116.html#id_db87833c』を取り上げていた淳ちゃんだが,東日本大震災を境目にノアへの言及が増えた。 @inkblot_tsubo まあ、トンでも論って思ってもらっても結構。ノアの箱舟は、皆から笑われても信念を通して作り上げられた。そして真実は信念を貫いたものにある。浮かれていられるのは今のうちだけ、次の震災はこんなレベルじゃすまないよ。 http //twitter.com/wgt0715/status/48328852375744512 @mafu_lollipops 何回も通告しましたよ。そのたびに一笑されてますけどね。ソースをみせろとも言われました。もう何年もその繰り返しです。阪神大震災の頃もそうでした。ノアの箱舟を信じる心があれば、防げた話です。次も多分笑われて、その結末は今回と同じになるでしょう。 http //twitter.com/wgt0715/status/48519872958828544 ノアの気持ちが良く分かる。大衆との認知にこれほど開きがあると、変人あつかいされるのも無理ないか。まあ、箱舟計画進めましょ(bot) http //twitter.com/wgt0715/status/50825438913765376 しかしノアの箱舟の話と同様、この地球の声に誰一人として耳を貸そうとはしない。驕れる民は、また同じ過ちを繰り返すのか(bot) http //twitter.com/wgt0715/status/51251328063766528 ノアは私と同じような事を気付き、彼は箱舟を作った。ノアは自分の声を聞いてくれる民などいないと諦めていたのだろう。そしてノアの子孫があの物語を教訓として書いた。しかし教訓は今はただの物語に過ぎなくなっている(bot http //twitter.com/wgt0715/status/51257359846211585 地質観測においてもノアの箱舟伝説は実際のものであった。人は200万年前にこの世に誕生している。我々が知る歴史はその端っこに過ぎない。誕生から今までにいたる中の空白の部分で我々人類は何度の同じ過ちを繰り返している(bot) http //twitter.com/wgt0715/status/51257782443323394 おそらく私のこの言葉を聴いたほとんどのものが私を変人とかキチガイとか思うのかも知れない。ノアも同じように思われたのだろう。世界が歪んでしまえば、人々の視点も歪むものだ。まっすぐにしようとしても、視点の歪んだものには、それが歪んだものにしか見えない。(bot) http //twitter.com/wgt0715/status/51263047616040960 思えばノアが神より聞いた世界の大洪水についても、その日が何時かは伝えられなかった。と言うよりは神から聞いたと言うのは伝説の一遍であり、ノアの職業や思想を調べれば、もしかしたら私と同じ立場だったのかもしれない(bot) http //twitter.com/wgt0715/status/51263747100119040 世の中には助けてはならない民がいる。ノアの最後の心が良く分かった。ここまで愚かなら滅んでしまってもそれは仕方ないだろう(bot) http //twitter.com/wgt0715/status/53541770872635392 まあ、信じられないのも仕方ないないな。私だって信じたくはない。ノアの気持ちが良く分かる。分からないものには何を言っても無駄なのか。旧約聖書でもノアはうそつきだと笑われていた。アホだとののしられていた。変えたくないという気持ちが疑いになるのだろう、分からない訳でもない http //twitter.com/wgt0715/status/57419698807115776 2011/4/13 追加 ノアの箱舟 「ゆあらいふ」のこと。淳ちゃんは理解できる人のみの乗船を募集している。 twilog検索 ノ伊 おそらく「ノシ」のtypo。 junchan_normal.jpg さて寝よう!今日もいろいろ作業した^^疲れたビーィィィィ! おやすみなさい^^)ノ伊 http //twitter.com/#!/wgt0715/status/18377982179549184
https://w.atwiki.jp/loli-syota-rowa/pages/260.html
紅楼夢 ◆bmPu6a1eDk 冷えた、薄暗い廊下をレミリアは歩いていた。 堅牢な石造りの壁は外敵はおろか外の光や風をも遮断し、所々に開いた小窓のみがかろうじて廊下を「薄暗い」程度にすませている。 もっとも闇に生きる吸血鬼の少女にとっては、小窓から差し込むわずかな光すら忌むべき対象でしかないのだが。 「まったく、落ち着きの無い子ね……それに礼儀がなってないわ」 不機嫌そうに翼を揺らし、レミリアは一人ごちた。 つい先程自分を置いて消えた、黒髪の少女。 命を助けてやったというのに(たしか人間はあの程度の傷でも死ぬはずだ)、礼どころか返事の一つもよこさないとはどういう了見なのか。 探し出したら、そのあたりしっかり教育してやらねばなるまい。 ちょうどあの娘はフランと会ったようだし、無礼を詫びさせた後は謝礼を兼ねてあの瞬間移動能力で道案内をさせてやろう。 その後はまあ、あの娘の態度次第で従者にしてやるなり食料にするなりしよう。うん、それがいい。 唯我独尊な思考に基づき行動方針を決める。 もっとも、これはさして重要度の高いものではない。 フランが命に関わるほどの深手を負う事態などそうあるものでないし、 自分がどうするにせよフランにはそう苦労せずに会えるだろう、とレミリアは思っていた。 なにせ彼女にとっては滅多に無い外出で、しかも監視する者がいないのだ。 あの瞬間移動娘の怖がりようから見てもかなり派手に「遊んで」いるのだろう。 大きな音や光が出ている方へ向かえば、そこにあの遊び好きな妹はいる。 ひょっとしたら日光を嫌ってどこかに隠れているかもしれないが、そうなら夜に探すだけだ。 兎に角、フランの事はのんびり探していけばいい。 それとは別に、レミリアにはしたい事が三つあった。 一つ目は服の替え。 彼女の服は血に塗れたままである。いつもは汚しても従者がすぐ替えを持ってくるので、放置していると気持ち悪いのだ。 二つ目は爆薬の実験。 爆薬を翼につけて大加速、というのに心惹かれる。だが、広い空間がまだ見つからない。 そして三つ目が――彼女が手にもつ紅い槍、魔槍ゲイボルグ。 レミリアはあまりこういったマジックアイテムを使わないし、知識も深くはない。 そんな物を使わなくとも本人が十分すぎる程に強いのだ。 故にゲイボルグを見ても説明書に書いてある以上のことは分からず、一度試してみる必要があった。 どのくらいの魔力を注ぎ込めば発動条件を満たすのか。 「真名を解放する」とは、スペルカードを宣言するようなものだろうか。 条件さえ満たせば、目を瞑って適当に放り投げても相手の心臓を貫くのだろうか。 確認しなければならない事は多い。 新しいおもちゃを早く使ってみたい、というのが半分以上本音なのだが。 しかしあいにくというか案の定というべきか、城の中にはネズミどころかゴキブリ一匹の気配も無い。 この分では外の森や湖にも心臓のある生き物は居ないのだろう。 動かない的相手では意味が無いと思ったので使わなかったが、やはり瞬間移動娘で試しておくべきだったか。 ちなみに銃という道具は元の場所に置いてきた。 あんな小さくて速いだけでちっとも美しくない、無粋極まる弾など使う気にならなかった。 決して自爆したことが恥ずかしいとか腹が立つとかそんな理由ではない。断じてない。 ――どこかで扉が開く音がした。 おや、と顔を音源の方へ向ける。少し遠い。 瞬間移動できる者が律儀にドアを開けるかは疑問だが、誰かが居るのは間違いない。 ちょうどいい。 幼い顔つきに似合わない、不気味な笑みを浮かべた。 誰であろうと、心臓があるなら今の私の役に立つだろう。 欲を出すなら服の替えを持っていて、自分のことを怖がってくれて血液型がBだとなお良い。 B型の血が一番美味しいのだ。 「ここみたいね」 他よりも一回り大きく豪華な扉を開いた。先程も聞いた重々しい音が響き――目に飛び込む明るさに思わず眉を顰める。 扉の奥は大きな礼拝堂だった。 重苦しい城の廊下とは違い、そこは開放感に満ちている。 細長い大きな開口部、十メートルは軽く越えるアーチ天井に軽やかな壁面構成。明らかに建築様式からして違う。 (センスは悪くないけど、ここは駄目ね) 十字架などは怖くないが、日光が差し込んでいるのはいただけない。 ステンドグラス越しの光なので浴びても影響は無いが、用が済んだらさっさと出て行くべきだろう。 済ませるべき用は、視界の中央にあった。 二十メートルほど先、二列に並んだ木の長椅子に挟まれて、何をするでもなく立ち尽くしている少女。 獣のような耳と尻尾が、彼女が人間ではないことを物憂げに主張していた。 (……あれでいいか) 人間でないことや、着ている服のサイズが自分に合いそうでないのが残念だが。 幻想郷の紅い悪魔・レミリア・スカーレットは、槍を手に構えて少女を呼んだ。 「そこのお前」 少女が、振り返った。 ◆ 冷えた、薄暗い廊下の中をアルルゥは歩いていた。 限界が近かった。 三度の召喚による疲労に加え、思いきりハサミによる強制的な意志の固定。 断ち切り音の呪縛から解かれた後に訪れるのは、相反する二つの情報による行動指針の喪失。 度重なる精神の酷使は、アルルゥから思考力を奪っていた。 ――君達には世界を救うためにお互いに魂の選定、”殺し合い”をしてもらう。 ――あ、あの、ごめんなさい! ちょっと混乱してたんです! 言葉の切れ端が意識に浮かんでは、思考の段階に達する前に消えてゆく。 道があるから歩く。丁字路にさしかかったから曲がる。 足取りは雲を踏むように頼りなく、瞳は霞を眺めるようにおぼつかず。 今のアルルゥは、肉体だけが惰性で動いているようなものだった。 ――みんなで諦めなければ、絶対に帰れる!帰る方法は絶対に見つかる! ――みんなを殺して生き延びたりしたら……きっと君のお父さんは、怒るぞ…… 扉があったから開く。道があるから歩く。 道が無くなったので、立ち止まる。 見回すと、七色の玻璃が光を溢れさせている。 並び立つ柱と半円形の架構の群に光の破片が降り注ぐ様はどこか森に似ていて、居心地が良かった。 そのまま何をするでもなく、呆けたように立っていた。 もはや「行き止まりに当たったら引き返す」という当たり前の発想すら出てこない。 引き返したところで何をするわけでもないのだ。 彼女の足を動かしたいのなら、せめて、場当たり的にでも彼女の行動の指針になるものを与えなければ―― 「そこのお前」 声をかけられたので、振り返る。 そして、アルルゥは、見た。 少女の服にこびりついた、錆びた紅を。 己が心臓に向けられた、鮮烈な紅を。 行動の指針を。 耳と尻尾がぞわりと逆立ち、アルルゥの中の戦士がなけなしの気力を振り絞る。 ◆ 「オピァマタッ!!」 思いがけない大きな声に少し驚く。 少女が掲げる宝石の光に呼応するように空間が歪み、見たことのない丸い獣が姿を現した。 少女と獣、四つの瞳が戦意を込めてレミリアを睨む。 「問答無用という事? 」 どこかの巫女や魔法使いといい、先程の瞬間移動娘といい、話を聞かない輩の多いことだ。 まあいい。話をしないならそれでも構わないし、使い魔か式神か知らないがあの獣はいい実験台だ。 ゲイボルグに魔力を注ぎ込む。反応が鈍い。思ったより大喰らいだ――いや、自分の魔力の方が制限されている? 紅茶のポットを傾けるように、少し多めに魔力を注いでみる。 来た。 ぴん、と周囲の空気が凍りつく感覚。運命を定めんとする、世界の力。 ごひゅう、と耳障りな音を立てて獣が息を吸い込んだ。獣風情には運命の恐ろしさが理解できないと見える。 少女は何もしようとしない。闘いは獣に任せるつもりか。 巨大なゴムマリのような獣に狙いを、運命を定めた。 レミリアの足が地を蹴った。 人間にはあり得ないほどの前傾姿勢。翼を広げ風を受ける、滑空に近いフォームで彼我の距離を一気に半分も詰める。 「ゲイ――」 風切り音とともに、槍を引く。必殺の運命が槍に充填される感覚。 そしてレミリアを迎え撃つかのように、大きく開いた獣の口から濃緑のガスが噴き出した。 見るからに毒々しいその色彩。見た目熱くも冷たくもなければ、魔力も無い。 吸い込んだ者を死に追いやる毒のブレスに、レミリアは凶悪な笑みでもって、避けることなく突っ込んだ。 レミリア・スカーレットは吸血鬼。人とは比べ物にならないその強靭な肉体に、毒など効くはずもない。 獣はもう目前。固い表皮も、分厚い脂肪の層も、野太い胸骨も何の役にも立たない。 さあ、運命の力を体で理解して逝くがいい。 「ボル―― ゥ……あ……?」 毒など、効くはずもないのに。 視界が斜めに傾げる。体の勢いは止まらず、獣の巨躯に弾かれる。 真名を開放されなかった槍は力を失い、その矛先は宙を突いた。 かろうじて受け身を取った。 視界の回転が止まらない。 頭が警鐘を鳴らしている。 胃の底から何かがこみあげてくる。 自分の身に起こったことが、信じられない。 「こ……れは……」 聞いたことがある。 知り合いの人間や妖怪たちがする話。 食べてはいけないキノコを食べてしまった話。調合を間違えた魔法薬を飲んでしまった話。鈴蘭畑の毒にやられた話。 彼らが、どのような苦痛に見舞われたか。 聞いたことしかない。 私は今、毒に侵されている? (身体能力や魔力だけじゃない、吸血鬼の性質そのものが抑えられている!?) 追撃を掛けてくると思って構えたが、予想に反して獣は何もせずに消えていった。 再び傾ぎそうになる視界を押し留める。 レミリアは、彼女を知る人間が見れば驚くほど狼狽していた。 毒の苦痛を恐れているのではない。 自分の体のことが、まったく分からないのだ。 毒に侵されたことなど無く、それどころか最後に体調を崩した時のことすら遠い忘却の彼方にある彼女は、 今自分の体を蝕む毒が、どれほど危険なものなのか想像しようとも出来ないのだ。 ――実を言えば、レミリアを蝕む毒は、彼女の体からすればそこまで恐れるほどのものではなかった。 一時的に気分が悪くなりこそすれ、それ以上は無い。その程度の毒。 彼女が以前にも毒に侵されたことがあったなら、正誤はともかくそれを基準に判断することが出来ただろう。 高熱を出して寝込んだとか、 酒宴の翌日酷い頭痛に悩まされたとか、 痛んだ食べ物に手をつけてトイレの友達になったとか、その程度でもいい。 そんな経験をしたことがあったなら、それと同じ程度と開き直ることも出来ただろう。 生まれついての強者であるレミリアには、弱者が努力して得た、ともすれば当たり前に持っている知識や経験が無い。 それは彼女の怠慢ではなくむしろ当然の事。 だが強者が本来の強者たりえないこの異常な状況下にあって、「当然の事」は「致命的な問題」になりえてしまうのだ。 喉元までせり上がってきた何かを、口に手を当てて飲み込む。 美しくない弾を吐き出す道具。使い魔とも式神とも違う使われ方をする獣。そして吸血鬼としての力を削がれた自分自身。 ここが幻想郷とは違う掟に依っている事を、今更ながらに実感する。 (……ちょっと遊びすぎたみたいね) 「ンア……ヴィ……ワ……」 かすれた声が聞こえた。 再び空間が捩れ、翼を持った赤銅色の獣が顔を出す。 爬虫類のようだが、やはり見たことの無い姿だ――だが、彼奴が何をするのかは想像がつく。 相手の行動を制限し、本命の一撃を叩きこむ。 弾幕ごっこでも馴染みの勝利の方程式。 自分のそれよりも大きな翼が空を打ち、高く天井まで舞い上がる。 獣耳の少女は完全な無防備状態。それどころか今にも倒れそうだ。 だが少女を討ったとしても獣が消えるとは限らない。 ごおう、という吸引音。ブレス。 咄嗟に光弾を放った。しかし揺れる視界のために狙いは大きく逸れ、長椅子に穴を開けることしか出来なかった。 どこかに逃げるか――思うように飛べないだろうし、遮蔽物になりそうなものはない。 核金か爆薬で――取り出している暇が無い。 このコンディションの自分でも、確実に獣を倒せる物。 紅い槍。しかし――手を離れても死の運命は届くのか? 迷っている時間は無かった。 自分らしくもない、毒だろうと槍だろうと、分からないことはいちいち考えても仕方が無いではないか。 床に転がっていた槍を持ち直す。 ステンドグラスの光を背に、獣が口を開いた。溢れ出すのは、逆光にも負けない鮮やかな紅。 炎が、空気を円柱状に焦がしながらレミリアに襲い掛かった。 「ゲイ――」 もはや逃げる場所も猶予も無い。 レミリアは紅い槍を再び構え、紅い瞳で紅い柱を真正面に見据え、 「――ボルグ!!!」 込められるだけの魔力を注ぎ、ありったけの臂力をもって、投擲した。 視界が、紅に染まった。 ◆ 耳鳴りがようやくおさまった。 じゃり、と埃と小石まみれの床を這うのを止める。 「っ、はぁ……」 レミリアは礼拝堂の床に伏していた。 服も体も埃まみれ。 だがそれ以上に目を引くのは、彼女の体のいたる所からまるで線香のように立ち昇る煙だ。 煙の正体は他でもない、日光を浴びて気化したレミリア自身。 あの瞬間に何が起こったかを理解できたものは居なかった。 レミリアの手を離れたゲイボルグは、主の期待通りに炎を裂き、獣の心臓を貫いた。 そこまでは良かった。 しかし、槍はまるでそれでは物足りぬと言わんばかりに、礼拝堂を揺るがすほどの大爆発を起こしたのだ。 突き穿つ死翔の槍(ゲイボルク)。 大量の魔力を込めて投槍として使った時に発動する、ゲイボルグのもう一つの、いや本来の能力。 数十の兵を一撃で吹き飛ばす、炸裂弾のごとき「対軍」宝具。 その爆発の余波は獣を跡形も無く消し去り、レミリアを襲う残り火を吹き飛ばし、堂に堆積していた埃を舞い上がらせ、 そしてステンドグラスを砕いた。 堂内に入り込んだ日光は、吸血鬼であるレミリアの体を射るように灼いた。 「浪費は……嫌いではないけど……」 疲弊した体で言葉を紡ぐ。 不安は無い。日光なら浴びたことがある。自分がこの程度で死なない事は分かっている。 この陰でしばらく休めば、体力は戻る。 しかし、疲れて気を失うなど何十年ぶりだろうか。 獣耳の少女は探すまでもなかった。 レミリアのすぐ目の前、ともすれば息がかかりそうな程近くに横たわっている。 ゲイボルグの攻撃を受けたわけではない。爆風の余波で倒れただけである。 口から垂れた涎がいっそ清々しい。 「これで獣一匹は……さすがに割に合わない……な」 それだけ呟いて、レミリアは見た目相応の幼子のように体を丸めて眠りについた。 レミリアは気づかなかったが、彼女の姿勢はアルルゥのそれとちょうど鏡あわせになっていた。 七色のガラスがおもちゃのように散乱する礼拝堂。 その中で向かい合って寝息を立てる二人の姿は、まるで遊び疲れて眠る仲の良い姉妹のようにも見えた。 【F-3/城内の礼拝堂/1日目/昼】 【レミリア・スカーレット@東方Project】 [状態]:魔力大消費+毒+日光浴のダメージによる気絶。葵から血を飲む時に零して服は血塗れ。全身埃塗れ。 [装備]:飛翔の蝙也の爆薬(残十発)@るろうに剣心 [道具]:支給品一式、シルバースキンATの核鉄(No.52)@武装錬金 [思考]:………… 第一行動方針:もうちょっと真面目に行動するか……? 第二行動方針:目の前の小娘をどうしてくれよう。 第三行動方針:フランを知っている瞬間移動娘を探す。 第四行動方針:血塗れになった上に汚れた服の替えはどうしよう。というか体を拭きたい。 第五行動方針:時間があったら爆薬で加速の実験をする。 基本行動方針:フランドールを捜す。 [備考]:シルバースキンATは185cmのブラボーサイズで生成されます。 毒の効果は気分がかなり悪くなる程度。時間経過で治ります。 本人の再生能力+核金の効果により通常より早く体力が回復します。 【アルルゥ@うたわれるもの】 [状態]:精神疲労限界突破+転倒による気絶。頭にたんこぶが出来た。全身埃塗れ。 [装備]:タマヒポ(サモナイト石・獣)@サモンナイト3、ワイヴァーン(サモナイト石・獣)@サモンナイト3 [道具]:基本支給品、クロウカード三枚(スイート「甘」、バブル「泡」、ダッシュ「駆」) [思考]:………… 参戦時期:ナ・トゥンク攻略直後 [備考]:アルルゥは獣属性の召喚術に限りAランクまで使用できます。 ゲームに乗らなくてもみんなで協力すれば脱出可能だと信じました。 思いきりはさみの効果は消えました。 ※二人とも、礼拝堂の中央付近で寝ています。レミリアは椅子と柱の陰にいます。 礼拝堂のステンドグラスが砕かれました。 ゲイボルグの行方は不明です。 ≪090-1 狩人と獲物(前編) 時系列順に読む 092 君のために、僕のために≫ ≪090-1 狩人と獲物(前編) 投下順に読む 092 君のために、僕のために≫ ≪084 籠の中の鳥達 レミリアの登場SSを読む 102 気まぐれな楽園≫ ≪082 世の中捨てたものじゃないから アルルゥの登場SSを読む
https://w.atwiki.jp/potyama001/
イオン帝国は時空間の歪みによりワープしてきたイオン政府及びイオン国民によって作られた国である。 国名:イオン帝国 首都:美浜区 元首:岡田 卓也 会長:イオン岡田 元也 民族:イオン人、アイヌ人、日本人、東海道人ほか 公用語:日本語 通貨:WAON GDP:35兆円 人口:935万人 国歌:イオン 国鳥:コムクドリ 国花:ラベンダー 国色:紫 国是:お客様を第一に 政治 名誉会長:岡田卓也 会長:岡田元也 政党 与党 イオン党 イオン共和国で最大の党。 イメージカラーは紫。 イオン帝国で1番まともな党で国民に絶大な支持を得る。 マックスバリュー党 全国国家に支所を持つ党。マニフェストはマックスバリューの世界展開。 ダイエー党 一度消滅しかけたがマックスバリュー党に援助してもらい、連立したことで復活した。密かにダイエー王国を建国をしようと企んでいる。 柏レイソル党 柏市を本部とする党。 イメージカラーは黄色。 昔は野党だったが次第に人気が上がり与党に昇格した。 野党 WAON党 政治資金を国民からカードで騙し取る悪党。 マスコットは犬。 イオン銀行から圧倒的支持を受ける。 レイクタウン越谷党 日本国に本社を持つ党。巨大な本部を持ち、政治に対しての強い発言力を持つ。 浦安オリエンタル党 浦安に本部を持つ「夢と魔法」をモットーにしている党。 ジェフユナイテッド市原・千葉党 今は野党に転落しているが再び与党になるため日々支持者を増やす努力をしている。 市原市の首都移転を目指す。 チバラキ党 消滅した千葉県と茨城県の復活を目指す党。イオン帝国の命令により名称がカタカナになっている。 さいたま党 さいたま教を広めることを目指す党 マニフェストは「さいたまがせかいをのむ」 イオン政府により廃党にされたので、今はこっそり裏で活動している 行政機関 総務省 電波庁 ネットワーク庁 法務省 外務省 財務省 WAON庁 国税庁 文部科学省 文化庁 科学庁 厚生労働省 未成年喫煙飲酒防止庁 水産省 海産庁 養殖庁 農林省 林野庁 農産庁 経済産業省 エネルギー庁 特許庁 中小企業庁 国民安全省 警視庁 消防庁 海警庁 ネット警察庁 国土交通省 道路庁 国土庁 気象庁 観光省 広報庁 郵政省 環境省 節電庁 イオン軍 陸軍 海軍 空軍 政策 カタカナ推進政策 自治体名のカタカナを推進する政策。 カタカナ自治体名にすると5億円の援助金が送られる。 イオン大帝国拡大政策 イオン帝国の領土をどんどん拡大する。 イオンの店舗を世界にたくさん作る。 さいたま教廃止政策 さいたま教の国内完全廃止を目指す。 法律 セブン アイ絶対禁止法 セブン アイグループの店舗への進入を禁ずる。 破ったら死刑。 セブン アイの従業員と関わったら無期懲役 国外追放。 イオン個人名称法 自分の名前には必ず苗字か名前にイオンをつけなければいけない。 岡田名誉会長は例外。 地方行政区間 千葉特別区 - 美浜区 葛飾州 - 船橋市 浦安州 - 舞浜市 東葛飾州 - 松戸市 北総州 - 佐倉市 成田州 - 成田空港市 北房州 - 山武市 南房州 - 勝浦市 内房州 - 木更津市 南房総州 - 館山市 つくば州 - つくば市 鹿行州 - 鹿嶋市 古河州 - 古河市 水戸州 - 水戸市 日立州 - HITATI市 イオン軍 兵数:78万人 軍事費:3兆7000万円 作戦会議にとても時間をかける。 突撃のときは「イオンさいこー!」と叫びながら全速力で突撃する。 間違って「セブンさいこー!」と叫ぶとその場で射殺される。 入軍は志願制。 イオン国内で3番目に人気のある職業。 つくばがあるため科学力に長けている。 軍事力は日本国より圧倒的に上。 陸軍 戦車 98式戦車:1600輌 90式戦車:700輌 74式戦車:1200輌 68式戦車:800輌 0124式戦車(日立製作所独自開発):3200輌 装甲兵員輸送車 89式装甲戦闘車:900両 73式装甲車:1400両 96式装輪装甲車:1600両 攻撃ヘリ AH-63DS:700機 AH-IIS:500機 火砲 FH-70S 1200門 海軍 ふなばし型ミサイル巡洋艦 全長:190.0m 全幅:20.0m 吃水:11.0m 排水量:14,000t 同型艦「ふなばし」「かもがわ」 かしま型ミサイル艦 全長:400.0m 全幅:16.0m 排水量:200t 同型艦「かしま」「かみす」「かずさ」「とみつ」「さんぶ」 かずさ型フリゲート艦 全長:95.0m 全幅:12.0m 排水量:6,000t 同型艦「かつうら」「おおあらい」 ほこた型潜水艦 全長:770,0m 全幅:10,0m 排水量:2,450t 同型艦:「ほこた」「ひたち」「ならしの」 きみつ型空母 全長:360.0m 全幅:45.0m 排水量:110,000t 搭載機:99機 同型艦「きみつ」「かつしか」「しもうさ」「たかはぎ」「つくば」「くじゅうくり」 空軍 F-16IN戦闘機(国産) F-15J戦闘機 F-4攻撃機 T-7練習機 C-300H輸送機 YS-11輸送機 U-4 ペトリオット 宗教 HITATI教 日立製作所を熱烈に信仰している者の間で自然に生まれた宗教。 一日に3回家中のすべての日立製品に手を合わせ拝む。 1年に一回聖地である、日立製作所本社に向かい、一回「神聖なる日立様!」と叫ぶ。 さいたま教 別の世界にあるさいたま教がなぜか1人のさいたま教徒がたまたまイオン国内にワープしてきたことにより広まった。 イオン帝国によりイオン国内では、滅亡の危機にある。 さいたまに住む民族の間に自然発生的に生まれ育った伝統的な太陽信仰である。 さいたまの「たま」は、古代さいたま語では太陽を意味する。 さいたま教の唯一神「たいよう」は、神道の天照大神と同一であるとされている(起源はさいたま)。 太陽が最も高く昇る南中時に、両手を高く上げて「さいたまー!」と三度叫び、祈りをささげる。 日光浴も推奨されている行為の一つで、日焼けしているほど信仰心が厚いとされている。 メディア テレビジョン IHK(イオン放送協会) ちばテレビ IBS 日本国のTBSを放送。 ラベンダーテレビ 日本国のフジテレビを放送。 イオンテレビ 日本国の日本テレビを放送。 テレビ太平洋 日本国のテレビ朝日を放送。 新聞 千葉日報 茨城新聞 常陽新聞 房日新聞 日刊常総新聞 教育 教育力を高めるため高校まで義務教育である。 大学 千葉大学 イオン大学 美浜大学 千葉国際大学 千葉理科大学 放送大学 さいたま大学 HITATI大学 首都大学千葉 茨城大学 経済 主要企業 イオングループ イオン ミニストップ オリジン東秀 マックスバリュー 未来屋書店 INL(イオン航空) ダイエー ららぽーとグループ ららぽーとを中心とするグループ。 ちなみに三井グループからは独立した。 ららぽーと ララスクエア ららストア ららぽーと建設 ららぽーと不動産 LTA(ララポートトゥモローエアラインズ) これのパクリ疑惑が浮上中。 テレビ太平洋 いすみ鉄道 小湊鐵道 千葉急行電鉄(通称千急) 千急バス 千急ストア 千急建設 京成電鉄 京成バス 京成百貨店 新京成電鉄 IR IR千葉(千葉旅客鉄道) IR茨城(茨城旅客鉄道) 日立製作所 キッコーマン ケーズデンキ アマゾンイオン オリエンタルランドイオン 産業 野田醤油 酒 房州うちわ 押絵羽子板 石油・石炭 化学 鉄鋼 農業 落花生 小松菜 タケノコ ほうれん草 なし ダイコン しゅんぎく 枝豆 水産物 カタクチイワシ スズキ イセエビ あわび ひじき さんま 観光 千葉ディズニーリゾート(TTR) 千葉ディズニーランド(TTL) 千葉ディズニーシー(TTS) イオンイクスピアリ イオン市川ベイシティ イオン土浦レイクタウン 幕張メッセ ららぽーとTOKYO-BAY ららぽーと柏の葉 イオン市原ベイタウン イオン土浦レイクシティ 千葉マリンスタジアム 鴨川シーワールド マザー牧場 岡田記念館 鉄道 IR千葉 旧千葉県内の武蔵野線以外のJR路線を受け継いでいる IR茨城 旧茨城県内のJR路線、ひたちなか海浜鉄道、鹿島臨海鉄道を受け継いでいる 千葉急行電鉄 舞浜線(舞浜リゾートライン) 千葉線(京葉線) 千葉モノレール線(千葉都市モノレール) 西船橋線(東葉高速鉄道) 野田線(東武野田線) 流山線(総武流山電鉄) 印西線(北総開発鉄道) 京成鉄道 関東鉄道 JR東日本 筑波新幹線(つくばエクスプレス) 武蔵野線 東京メトロ東西線 歴史 2020年 11月17日 - 岡田会長が密かに千葉市長に就任する。 11月20日 - 千葉市をイオン市に変更。市民大激怒。 11月24日 - イオン市の独立を表明。千葉イオン帝国を建国。(イオン独立宣言) 日本国断固拒否。 11月28日 - 千葉県は木更津市に県庁を移転。 12月5日 - 領土を広げるため、周辺市町村への侵攻を始める。 12月11日 - 習志野市、船橋市、八千代市、四街道市、佐倉市を占拠。 12月24日 - 日本国に独立を認めさせるため、大阪市・広島市を空襲する。日本政府しぶしぶ独立を認める。(クリスマス空襲作戦) 12月28日 - 鎌ヶ谷市、白井市、市川市、松戸市、印西市、栄町、富里町、酒々井町、神崎町、八街市を占拠。 2021年 1月13日 - イオン帝国に対抗するため野田市、流山市、柏市、我孫子市、が合併し、東葛飾市を新設。 1月18日 - イオン軍、東葛飾市に侵攻。東葛飾戦争勃発。 1月20日 - 東葛飾軍、敗戦しイオン帝国に編入される。 2月14日 - 銚子市、旭市、東庄町、香取市、多古町、匝瑳市、芝山町、横芝光町、成田市が合併。銚子市を新設。 2月17日 - 山武市、東金市、九十九里町、大網白里町、白子町、長生村、一宮町、茂原市、睦沢市、いすみ市、大多喜町、御宿町、勝浦市が合併。九十九里市を新設。 銚子市、九十九里市が「千葉外房連合」を設立。 2月23日 - 市原市、長柄町、長南町、袖ヶ浦市、木更津市を占拠。千葉県は県庁を鴨川市に移転。 2月27日 - イオン軍が旧大多喜町に侵攻。ついに千葉戦争勃発。 3月4日 - ミサイル艦「かずさ」の醤油ミサイルが大活躍しイオン軍が勝利。銚子市、九十九里市を編入。 3月12日 - 成田国際空港はイオン国際空港に改称される。 3月15日 - 君津市、富津市でイオン帝国に編入されようという気運が高まり、イオン帝国は君津市、富津市を編入する。 3月19日 - 裾南町、南房総市、館山市占拠。 3月21日 - 浦安市占拠。東京ディズニーリゾートをイオンディズニーリゾートに改称。 3月23日 - イオン帝国と千葉県が安房鴨川駅付近で激突。(安房鴨川駅の戦い) イオン帝国勝利。鴨川市を編入する。 4月12日 - 地方行政区画を設定。 4月14日 - 茨城県侵攻を見据え旧千葉県民を中心に「千葉イバラキ特別征服隊(通称チバ隊)」を結成。 4月16日 - イオン帝国、茨城県に宣戦布告。(茨城戦争) 4月19日 - チバ隊、取手市・守谷市・つくばみらい市を占拠。 4月21日 - つくば市・土浦市・かすみがうら市・石岡市・阿見町・美浦村が合併。筑波市と名乗りイオンに全面協力することを発表。 4月24日 - イオン軍、鹿嶋市・潮来市を占拠。 5月1日 - 桜川市・筑西市・下妻市・結城市・八千代町・古河市・五霞町・境町・坂東市・常総市が合併。古河市を名乗りイオンと全面対決することを発表。 5月5日 - 筑波軍、牛久市・龍ヶ崎市・稲敷市・利根町・河内町を占拠。 5月9日 - つくば州発足。 5月13日 - 水戸市・城里町・笠間市・大洗町・茨城町・小美玉市が合併。水戸市を名乗りイオンと完全対決することを発表 5月18日 - 古河市・水戸市、茨城連合を結成。 5月21日 - 戦闘機を確保するためイオン軍・チバ隊・筑波軍三方向からの集中攻めにより日立市・東海村を制圧。(日立三方攻め) 5月26日 - イオン軍、行方市・鉾田市を占拠。 6月1日 - イオン軍・チバ隊・筑波軍が茨城空港に侵入し、茨城戦争史上最大の戦いとなる茨城空港の戦いが勃発する。(茨城空港の戦い) 6月2日 - イオン軍、納豆攻撃に苦戦するが、相手の納豆切れにより水戸市内、旧小美玉市域を制圧。 6月5日 - 筑波軍、古河市役所を奇襲攻撃。古河市、茨城連合崩壊。 6月7日 - 水戸市が茨城県と同盟を結ぶ。 6月10日 - イオン軍は鹿行方面、筑波軍は筑波方面、チバ隊は古河方面から水戸市に侵攻。 6月6日 - イオン・チバ隊・筑波軍と水戸軍、水戸駅付近で激突。(水戸駅の戦い) 6月8日 - 最初は水戸軍の方が有利だったが、突如旧茨城町、旧笠間市が裏切り、イオン側についたことによって水戸市制圧。水戸市・茨城県全面降伏。 6月18日 - 鹿行州・つくば州・古河州・水戸州・日立州発足。 11月24日 - 茨城空港が改築され茨城国際空港に改称される。 2022年 2月8日 - セブン&アイホールディングスが静岡市で独立を宣言し、セブン帝国を建国。(静岡独立宣言) 2月 2月19日 - 2月25日 - 2月28日 - 2月28日 - 3月1日 - 3月3日 -
https://w.atwiki.jp/h_session/pages/7071.html
【コンセンサス】×、△、○、◎で記入をお願いします。( )内はPCコンセンサスとなります。 [純愛] (◎)[妊娠] (◎)[強姦] (○)[寝取られ] (○)[同性愛] (×)[異性愛] (◎) [異種姦] (○)[獣姦] (○)[尿意] (△) [便意] (×) [SM] (△) [グロ] (×) 【特筆欄】 このPCを動かす上での留意事項(上のコンセンサスの詳細等)を記入してください。 例:痕、後遺症が残るのはNG 【[[ガープス・魔物娘図鑑]][[キャラクターシート]]】 キャラクター名:斑鳩[イカルガ] プレイヤー名 :ジン 種族 :インキュバス 性別 :男性 実年齢 :12 外見年齢 :12 出身地 :ジパング地方 使用合計CP :348 容貌 :魅力的 異種への感情 :友好的 【能力値】 "体力": 修正 :現在値: CP : 14 : : : 45 : "敏捷" 18 : : :125: "知力" 13 : : : 30 : "生命" 15 : : : 60 : 基本移動力:修正値:移動力: 8.25 : 1.75: 10: 【荷重】 無荷:軽荷:並荷:重荷:超重荷: 14:28:42:84:140: 【基本戦闘力】 《基本殺傷力》 突き: 振り : 1D: 2D : 《基本能動防御》 避け:受け:止め: 10:10: : 【武器と装備】 名称 :攻撃:致傷力:射程:受け: LV :詳細 : : : : 0C: : : : 【防御判定系】注:能動防御、防御判定の欄には合計値を記入してください 防具名称 :受動防御:能動防御:防御判定: : :避け:10: 00: : :受け:10: 00: : :止め: : : : : : : 【防護点系】 防具名称 : 点 :詳細: 防護点 : 00: : : : : 《合計》 : 00: : 【特徴や癖、及び妖力】 名称 : CP :参照: 《必須の特徴》 : 15: : ・魔王の加護 : 30: : ・魔物への感情:友好 :-20: : ・容貌:魅力的 : 05: : 《インキュバスセット》:33.5: : ・インキュバスである : 30: : ・長命 : 05: : ・性欲過多[[2Lv]] :-04: : ・多量の精 : 15: : ・敵/主神 :-10: : ・名声/反応修正-3 :-2.5: : ↑主神の信者:大集団:時々気づく 《弱点》 ・性欲過多+3L :-06: : ・弱点/光に弱い・2L:-20: : ・行動不能・日光浴びる:-30: :体力・敏捷・知力基準のあらゆる行動・技能判定に-2のペナルティ 日光を浴びなくなったら、ペナが1[[ターン]]毎に1減少 : : : 《通常の有利な特徴》 ・闇視 : 25: : ・忍び足/2L : 10: : ・我慢強さ : 10: : : : : 《通常の不利な特徴》 ・好奇心/1L :-05: : ・不運 :-10: : ・義務感/仕事仲間 :-05: : ・誓い/格闘 :-15: :戦闘時に武器を一切使わない : : : 《妖力》 ・追加HP/10 : 05: : ・影変化 : 20: : 癖/常に顔を隠す :-01: : 癖/人前で腕を組む :-01: : 癖/戦闘以外は片目瞑る:-01: : 癖/黒い服を好む :-01: : 癖/あまり瞬きしない :-01: : : : : 《総計》 : : : セットCP :48.5: : +CP : 70: : -CP :-96: : 合計CP :22.5: : 【技能及び妖術、呪文】 《技能》 名称 : Lv :威力: CP : PG : ・ランニング : 14: : 02: : ・忍び : 22: : 02: :忍び足により+4の修正 ・格闘 : 18: : 01: : ・空手 : 18: : 04: : ・柔道 : 18: : 04: : ・軽業 : 16: : 01: : ・性的魅力 : 12: : 01: :容貌で+2の修正 ・木工 : 16: : 0.5: : ・追跡 : 12: : 01: : ・探索 : 13: : 01: : ・鍵開け : 12: : 01: : ・跳躍 : 18: : 01: : : : : : : : : : : : 《妖術》 名称 : Lv :威力: CP : PG : 風遁・風の拳 : 16: 05: 32: :風撃[切り/接触・全力のみ] 風遁・嵐壁 : 16: 05: 14: :つむじ風[瞬間] : : : : : 《総計》 : : : : : +CP : : : : : -CP : : : : : 合計CP : : :65.5: : 【所持品】 名称 :金額:重量: ・リュック/大 : 100: 05: ・必需品セット : 05: -: ・水袋/20L : 20: 0.5: ・ロープ/20m : 10: 1.4: ・ダガー : 20: 0.1: ・上質鍵開け器 : 200: -: : : : 《総計》 : 355:07.0: 【所持金】 645$ 【キャラ設定】 ■ジパング地方出身の忍者。現在は里から離れて放浪中 普段から顔の下半分を覆面で覆っている。髪は長く、普段はポニーテールみたいに纏めている ■故郷では生まれた時から一流の忍びとなるべく修行の日々だった 武器を使うのを嫌い、他の修行者が様々な武器を習い覚える中、ただひたすら体術のみを鍛えていた 10の頃には基礎は全て取得したため、実地の修行と言う事で旅に出された ■インキュバス化したのは修行中の事で、師の一人に夜技を鍛えるという名目で精通した頃から交わり続けてた その結果、自然とインキュバス化したのだが当人は特に気にしていない
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1905.html
『おんもでゆっくりしよう!2』中編 オレはイライラしていた。 前回、編集ミスでナレーターであるこのオレ『観察お兄さん(神気取り)』の説明文が無くなっていた事に。 ではなく、今回絶賛観察中のこのゆっくり家族達に、である。とにかくウザイ。 観察一直線のオレが虐待鬼意三に宗旨替えしてしまいそうなウザさだ。 特にれいむ種のウザさに拍車がかかっている気がする。 かなりの数が死んだとはいえ、それでも溜飲が下がらないとは。 つーか、なんで全滅しなかったんですか? そんな運はイラナイよ! 今回(元々は1話形式でした。)はれいむ種のウザさにも焦点を当てて観察してみよう。 「それじゃあれいむ、おちびちゃん、ゆっくりおうちにかえっておみずさんご~くご~くするのぜ…」 「つかれたよ! もうあんようごかないよ!」 「おみじゅ! おみじゅ!」 「まりさ! れいむもかわいいおちびちゃんたちも、つかれちゃってもううごけないよ! ゆっくりしないでおみずさんさがしてきてね!」 「ゆぅぅぅ…」 でた、れいむ! なんなんですかね、コレ(笑) 身体機能に差が皆無なら、れいむの無能っぷりはその『向上心』の無さに尽きる。 ゆっくりは種毎に性格が違う。同種個体でも臆病・活発等の差異はあれど、 基本的な種の行動原理のようなものがあったりなかったり 観察対象のゆっくりについて考察するなら まりさ:活発、蒐集癖。これはエサを集めるのに適したものだ。 ありす:活発、とかいは。まりさほどではないが、ガラクタ蒐集もする。 れいむ:(笑) 現状に甘んじることなく、よりゆっくりするためにアクティブに行動するのが今回のまりさ、ありす。 餌場の開拓、食料の選別(毒など)、とかいはなコーディネート(資材集め)、すっきりてくにっく…枚挙に暇が無い。 一方、れいむは漠然とした『ゆっくり』を求める傾向にある。 『おうた』等は他のゆっくりだって歌うし、れいむ種は狭い自分の引き出しからしか旋律を生み出せない。 特に練習らしい練習もしない。どちらかというと、ゆっくりしたおうたを聴くことの方がゆっくりできる。 あったかいおうちでゆっくりしたい。 おちびちゃんがいればゆっくりできる。 おいしいごはんがあればゆっくりできる。等など そのどれもが受動的であり、現状の『ゆっくり』に甘んじてしまう傾向が強いのが『ゆっくりれいむ』だ。 例えば、ここに一本のアイスの棒(はずれ)が落ちていたとしよう。 例1)まりさ:「ゆゆゆっ! これはすごくゆっくりしたぼうさんだよ! まりさのだんびらにするよ!」 例2)ありす:「ゆゆっ! なかなかとかいはなぼうさんね! おうちのこーでぃねーとにつかえるわ!」 例3)れいむ:「(ぴょーん、ぴょーん、ぴょーん、ぴょーん…)」 …。たとえが悪かったかもしれない。おっと、またまた観察が疎かに。 この癖なんとしないといかんな。 「だめなんだぜ、ここはあぶないんだぜ、おうちのちかくにごーくごーくできるかわさんがあるから そこまでがんばってほしいんだぜ…」 「ゆっ! …しかたないね。れいむはおちびちゃんたちにしんじゃったおちびちゃんたちのぶんまで ゆっくりしてほしいよ。…おちびちゃん、れいむのおくちにはいってね! おうちかえろうね!」 「ゆっくりりかいしたよ!」 「ゆっきゅち!」 「やじゃぁぁっ! おみじゅ! おみじゅごーきゅごーきゅちたぃぃぃいいっ!」 「ゆっくりしないではやくしないとまたゆっくりできなくなっちゃうんだぜ! ゆっくりしないでおうちかえるんだぜ!」 どうやら、まりさ一家は帰宅することで話が纏ったようだ。 れいむも意外と聞き分けが良いのがオドロキである。 さて、赤れいむが1匹ダダこねているがどうするのかな? 「おおきなおちびちゃんたちは、まりさのおくちにゆっくりはいるんだぜ!」 「ゆびいいいいいぃぃっ! おみじゅぅぅぅ! ゆびぃぃぃい!!」(ころころ) ※饅頭格納中… 「ゆびぃぃぃぃっ! びゃぁぁぁっ!! みじゅもっでごぃぃぃっ!!」(ころんころん) 「ふうう、おひひひゃん、ふぁふぁうひへね…」 「へいふ…ひはんははいんはへ、ほうはへふぁふぁいふぉ…」 「ふうううう! ほへんふぇぇぇ! ほひひふぁんほへんふぇぇぇ!!」 あらあら、生き残った子ゆっくり達を格納した親達はわがまま赤れいむをおいて ずーりずーりと帰途についてしまった。 ころころ転がりながら泣き叫んでいる赤れいむはソレに気付いていない様子。 一家は、蚊に刺され苦しみぬいた末に死んでいった子達、泣き叫んでいるあかちゃん、 そして未だ毒に苦しんでいる瀕死の我が子を順に見やり、 『ふっふり…』 ぽつり、と涙と共に零し、背(?)を向けた。 すぐ傍には当然ありす一家もいたのだが、子ありすの惨状に嘆くのに忙しく、 まりさ達が去ったことには気が付いていない。 ありす達もまりさ達も、他の家族を気遣っている余裕など既に無くなっていた。 「ありしゅおみじゅごーきゅごーきゅちたいよ!」 「れいむものどさんからからだよぉ! おみずさんご~くご~くしたいよ!」 「ゆうう、れいむ、どうしよう…?」 「ゆっ! ゆっ! あがれないよ!」 ありす一家もノドの渇きに苦しんでいるようだ。 だが、帰ろうにも一家の大黒饅頭ゆっくりれいむが側溝から抜け出せない。 親れいむは側溝から抜け出そうと必死で、親ありすの問いかけにも気が付かない。 「ゆはぁ、ゆはぁああ、れいむのどさんからからになっちゃったよ! かべさんはいじわるしないでれいむをここからだしてね! ゆっ? これはおみずさんだよ! れいむがごーくごーくするよ!」 「ゆゆっ!? おと~さん! れいむにもごーくごーくさせてね!」 「ありしゅも! ありしゅも!」 どうやら、目の前のゆっくり皿に溜まった黒い雨水に気が付いたようだ。 ボウフラがうじゃうじゃ湧いているんだが、ゆっくり的にはお構いなしらしい。 蚊柱と同じ位、ゆっくりしていない挙動で蠢いているのだが…、水の中は良く見えないのだろうか。 側溝は成体1匹分の深さ。子ゆっくりどもはゆっくりしないでご~くご~くしたいのか 親れいむの頭を経由してコロリンと側溝の底に降り立った。 成体でも恐れをなした高さだというのに、なんとも無謀・無知・無垢… そこは風の通り道になっているからか、子れいむたちはヒヤリとした空気に包まれる。 コンクリートの外壁はどこまでも続いており、フタの抜けたこの場所から少し先は キチンと天蓋があり、『ュゥゥゥゥゥ』と暗い音を黒い洞から発していた。 ゆっくりの目線からすれば、天井が暗くざわめく灰色の異空間に迷い込んだような感覚だ。 そして目の前にはなんだか不気味な雰囲気の肌色のオブジェ。この中で子ありすは…。 「ゆううううっ! なんだかこわいよ! ゆっくりできないよ!」 「ゆぇぇぇぇえん!」 降りた子ゆっくり達は、その強烈な違和感に怯えはじめた。 「ゆっ! おちびちゃんたちもおりてきちゃったの? ゆふふ、しかたないね。いっしょにご~くご~くしようね!」 子ゆっくりでは皿の縁に届かないので、親れいむは口移しで子ゆっくり達を潤す。 大量のボウフラと共に… 「ごーくごーく! ごーくごーく! しあわせー!」 「とかいはなおあじね!」 「れいみゅも! れいみゅもぉぉぉっ!」 「れいむ、こっちにもとかいはなおあじのおみずさんちょうだいね!」 側溝の縁で待機していた親ありすと赤ゆっくり達もおみずの催促。 「ゆっ! わかったよ! ご~くご~く! ご~くご~く!」 「ゆゆっ! いじわるしないでおみずさんちょうだいね!」 「ちょ~らいにぇ!」 「ひゅっひゅひ、ひひゅほ! ぴゅ~~~~~~っ!」 「ゆわぁ~~~! あめしゃんだぁぁ!」 「ゆゆっ! これはおみずさんだよ! とかいはなしゃわ~さんね! さすがありすのだ~りんだわ!」 「ぴゅ~~~~~~~っ!」 「ゆきゃっ! ゆきゃっ!」 親れいむは口に含んだおみずを、上段の家族に向けて緩やかに噴出した。 蚊に刺された蔓の処理といい、今のしゃわ~といい、このれいむは何かと気転が利くようだ。 父ゆっくりになると、れいむ種でも少しは変わるのだろうか 渇きを潤す黒いしゃわ~(ボウフラ入り)にご満悦の一家。 黒い虹が一家の行く末を暗示するかのように架かっていた。 「ゆぅぅぅ~~~… でられないよ…」 一通り水遊びを楽しんだ一家はようやく、もう帰ろうという結論に辿り着く。 しかし、未だ親れいむの側溝脱出は成らず、残された一家は困り果てていた。 子れいむたちは親れいむのおつむに取り付いてず~りず~りと登頂し、なんとか脱出できた。 「れいむぅぅぅ、だいじょうぶなのぉぉ!?」 「ゆゆゆ! …しんぱいごむようだよ! きっとべつのばしょさんからでられるよ! ありすたちはゆっくりしないでさきにおうちにかえってね!」 「ゆ~~~ん… わかったわ、れいむ。ゆっくりしていってね!!!」 『ゆっくりしていってね!!!』 『ゆっきゅちちちぇいっちぇにぇ!!!』 子ゆっくり達を連れてその場からず~りず~りと去る親ありす達。 「ゆっ、おか~さん! あかちゃんがないているよ!」 「ゆっ!? ……いきましょう、おちびちゃんたち。ゆっくりしないでおうちにかえりましょうね…」 「ゆぅぅぅ…」 置いていかれた赤れいむを捨て置き、帰路に着く。 自然は厳しい。ゆっくりだって生きている。 時折見せる、こうした野生動物然としたドライな反応もゆっくりの魅力のひとつだ。 おうちにかえろう。おうちにかえってゆっくりしよう。 きょうはおちびちゃんたちがいっぱいゆっくりできなくなってしまった。 しんでしまったおちびちゃんのぶんまでいっぱいゆっくりしよう。 おいしいごはんさんをぽんぽんいっぱいむ~しゃむ~しゃしよう。 まいにちいっぱいす~やす~やしてす~くす~くおおきくなろう。 ゆっくりしよう。 おんもはこわいこわいだったけれどあしたもがんばってゆっくりしよう。 「ゆっ! ゆっくりしないででぐちさんをさがすよ!」 ゆっくり皿のあった場所は格子があり、『下流』の方に行くしかない。 意を決したれいむは暗闇の洞に吸い込まれるように消えていった。 遊歩道には呻き声と赤れいむの嘆きだけが残っていたが、 元々小さな体から発せられる声は、少し強くなってきた風に容易く掻き消される。 「か゛ゆ゛…う゛ま゛。゛」 「ゅ゛っ…ゅ゛っ…ゅ゛っ…ゅ゛っ…ゅ゛っ…ゅ゛っ…。 ……。 …。 ゅ゛っ…。 ……。 …。」 「ゆびいいいいい!! ゆっ!? おきゃーしゃんどきょぉ? どきょぉぉぉ!?」 今まで宥めてくれていた親れいむの声が無くなっていることにようやく気付いた赤れいむ。 不信に思い、辺りをキョロキョロ見渡すが、そこにはゆっくり出来ないオブジェと化した家族達、おともだち。 「ゆ、ゆ、ゆ、ゆぁぁぁぁ! うわあああああああ!!」 (○)(○) あれだけ喧騒に包まれた遊歩道も静かになった。 散らばったゴミクズを足で寄せ集め、遊歩道のベンチの脇にあるクズ篭に放り込みながら これからの観察プランを練ることにする。 『ュゥゥゥゥゥ… ュゥゥゥゥゥ…』 …側溝から時折聞こえるこの音。大体見当はつくが、中はどうなっているのだろうか。 それにさっきまでは静かだったのにまた聞こえてきた。 次の観察プランはコイツでいくか。 「ず~り、ず~り! ゆっ! ゆっ!」 暗闇の側溝の中、親れいむは窮屈そうに這っていた。 天蓋はバスケットボール大の体の頭頂部分にピッタリで跳ねることが出来ないのだ。 じまんのかわいいおりぼんが擦れて汚れてしまっているのも知覚出来ていたが、 今は一刻も早くここから脱出して、ありすたちに合流しなければならない。 くきさんを生やした身重のありすひとりとおちびちゃんでは、帰り道は不安である。 生き残ったおちびちゃんもまだいっぱいいるのに、おと~さんのれいむが守らねば! 「まっててね! ありす! おちびちゃん! れいむはゆっくりはやくだっしゅつするよ!」 『ュゥゥゥゥゥ… ュゥゥゥゥゥ…』 「ゆ! ゆぅぅぅ… またきこえてきたよ」 この音。いや、声。 どれくらい進んだのか判らないが、だんだん近づいてきているような? 既に風の音ではないというのは、れいむでも判った。 こころなしか、ゆっくりの声に似ている? 「ゆ~~ん! だれかいるのぉ~? いるならおへんじしてねぇ~! ず~り、ず~り!」 呼びかけながらまた暫しのず~りず~り。 「ユウウウウウ… ユウウウウウ…」 「ゆゆゆ!?」 いた。 ゆっくりだ。 天蓋ブロック端に刻まれた取っ手が明り取りの窓の役割を果たし、ボンヤリと照らす。 そこにはボロボロのれいむがいた。 おりぼんも、おはだも、かみさんも、きっとおくちのなかのは(歯)やしたさんもボロボロだろう。 (なんだかゆっくりしてないれいむがいるよ…) 観察お兄さん的に側溝の中の状態も看破できるのだが、 観察お兄さん的好奇心で、れいむに姿を見られないよう留意しながら蓋を外してみる。 差し込んだ外の明かりにボロれいむ&親れいむがそれぞれ別な反応を示す。 いや、根底は同じなのかもしれない。 「ゆぴぴるっ… おんもぉ? …ゆぴるぱっ!」 「ゆゆゆ!? あかるくなったよ! でぐちだよ! れいむのるーとせんたくはただしかったよ!」 側溝の1ブロックを外すと、れいむとボロれいむが丁度露出した。 光を浴びたボロれいむの様子が何かおかしいと感じたれいむは、ボロれいむがかなり衰弱しているということに気が付いた。 「ゆゆっ! だいじょうぶ!? だいじょうぶ!? ゆっくりしてる!?」 「ゆぴぴる! ぴぴるんぱ! ぱぴゅるぴゅん!」 「ゆっくりしてね! ゆっくりしてね!」 「ぴぴゃらっぷ! ぴゃぁん! ぴゃぁん!」 ボロれいむがどんな状態か、簡単にいえば、体内で大量のボウフラが暴れているのだ。 天蓋を外したおかげで半透明の眼球から体内に光が差し込み、負の走光性だか走地性よろしく ボウフラが一斉に活動したのだ。その眼球内にもギッシリとボウフラが詰まっていたが。 それにしても、いったい、体内でどうやって呼吸しているのだろうか。 ボロれいむは一昨日、側溝に迷い込んだ若れいむだった。 はるさんを迎えひとりだちした矢先、同じく巣立ちをしたかっこいい若れいむ2・若ありす1姉妹に出会い、 一緒に遊んでいるうちに遊歩道に近づいてしまった。 針金に引っ掛って落下し、その時出来た傷口に卵を産み付けられ、体内でボウフラが孵化してしまったのだ。 傷の痛みと、一緒に落ちて分断されたおともだちのあまりにゆっくり出来ない最後に 散々泣き叫び衰弱していたため、あちこち刺されても大した反応も出来ず、 ゆっくりできないなにかから逃れるように這いずりながらココまで辿り着いた。 オレはゆっくりと蓋を元に戻した。 「ぱぴぷぺっ… ユウウウウ…」 「ゆっくりしてね! ゆっくり! (ゴゴゴ…)ゆゆっ?! おんもさんまってね! ゆっくりしててね! ゆぅぅぅぅ…」 予想通りってのも、案外つまらない。 くぐもっていく2匹の声を聞きながらオレは考える。 この親れいむも直接ボウフラ入りの水を飲んだし、ボウフラ自体もあんこに耐性があるようだ。 頭頂部も擦れて禿げ上がり、もうしばらく這いずれば中身が露出するだろう。 それにこの先には… 「ゆぐぅぅぅ?! でぐちさんがなくなっちゃたよぉぉお!? でぐちさんやめてね!! れいむをおんもにださせてね! それからしまってね!!」 「ゆううう… れいむは、いきるよ… いきて、ありすとおちびちゃんとしあわせ~にくらすんだよ… ず~り、ず~り」 「ュゥゥゥゥゥ… ュゥゥゥゥゥ…」 「ュゥゥ…」 「ゆっゆっ!? すすめないよ! どおして!?」 側溝には要所毎に格子が設えてあった。 格子の向こうからもあの声が渦巻いて聞こえてくる。 そして、ゆっくり出来ない羽音も… オレはありすを追いながら携帯で蚊について調べていた。 展望台は電波塔の役割も果しており、自然豊かなこの公園内でも感度は良好だ。 どうやら『ゆ擦り蚊』とかいうのがいるみたいだが、ソレと今回のは少し体色が違う。 コイツの口吻は赤く、翅はステンドグラスのように七色に煌いているのだ。 『紅魔蚊(ん)』ゆっくりの死体を媒介に繁殖する蚊だそうだ。 ゆっくりに含まれるれみりゃ・ふらん等の因子が起因して発生するらしい。 吸血するもの同士、気が合ったってことなのか? ゆっくりのあんこしか吸わず、日の光が苦手。 繁殖力・成長速度はゆっくり並み。etc. ちなみにボウフラは『ぼうふりゃ』とも『ぼうふらん』ともいわれるそうだ。 正直、どうでもいい。 ゆっくりが介入したことで、残念ながら全てにおいて元の蚊よりグレードダウンした生物である。 歴史的にみても、ゆっくりなんぞよりも蚊が優れた生命であることは知れたことなのだが ゆっくり同士でもこのようなグレードダウンは往々にして起こりうる。 例えば、れいむの場合 ゆっくりの基本的な身体差は無いが、れいむ種は小柄な個体が多い。 これはエサ集めを幼少期や成熟期に他の個体に依存した結果、最終的な摂取量がまりさ種やありす種に及ばないためだ。 もし、れいむ種が父役を果たした場合でも、拾得量や栄養面での問題。 少ないエサを子(特にれいむ種の仔にだが)に優先的に分け与えるため似たような結果になる。 アクティブに動く個体は『かり』の際にも少なからず食料を摂取し、運動の作用で健康なものが多い。 経験を積み重ね、それに基づいた野生ならではの知性と閃きも見せる。 小柄な個体が産む仔は、比例して小さく貧弱であり、餡容量も少ない。 ゆっくりの特徴として、劣性の遺伝情報も色濃く受け継がれてしまう。 野生で生きるものの母体としては、れいむ種などではなく、まりさ・ありす・ようむ等、 とにかくれいむ以外のゆっくりが望ましいのだ。 これは、現代で言うところのラバ・ケッティの関係に当てはめると判りやすいかもしれない。 ♀ウマに♂ロバを掛け合わせると、体の大きな♀ウマからは 馬の力強さ、ロバの頑丈さ、粗食に耐える素晴らしい能力を持った 『ラバ』という動物が生まれる。寿命も比較的長い。 ♀ロバに♂ウマを掛け合わせると、体の小さな♀ロバからは 馬の臆病さ、ロバの矮小さ、粗食に任せた大食らいの役立たず 『ケッティ』という動物が生まれる。体が小さいので労役には耐えられない。 これらは一代雑種と呼ばれ、子孫を、仔を成せない個体として生まれる。 だがこれがゆっくり同士、母体がれいむ、もしくはでいぶならどうだろう。 どんな個体でも大量に仔を成すし、れいむ同士(苦笑)の『つがい』も珍しくない。 上記の例をゆっくりに当てはめて鑑みれば、現在のゆっくりを取り巻く状況も少しは改善されるのかもしれない。 そんな事を考えながら散策していると、丘の手前の草むらでなにやら騒いでいるありす一家に追いついた。 「ゆぷりぴゅん!」 「ぷりんぱ!」 「おぢびぢゃんどおじぢゃっだのぉぉぉおおおっ!!」 ぼうふりゃ水を浴び、飲んだチビどもが悉く奇声を上げて転がっていた。 時刻はまだ14時。絶好のぴくにっく日和の丘の草原なのだ。 子ゆっくりのおめめから入った光は小さな体内を蹂躙し、ソレを受けたぼうふりゃもあんこを蹂躙する。 その苦痛は想像を絶するだろう。 わずかに生き残ったチビども(それでも『いっぱい』いたのだが)は、総てが正常に立つことが出来ず その丸っこい身体を弓なりに反らせ、ぬるぬるの気味の悪いアーチを形作っていた。 「あぎゃぢゃぁっ!! あぎゃぢゃっ! じっがりじでぇ!! おうぢがえろーね゛っ! もうずぐそごだよぉ!!」 「ぴぴゃらぁぁぁっ!! ぴゅん! ぴゅん!」 べぇろべぇろと子を舐めてあやす親ありす。 赤れいむ・赤ありすは、アーチのバランスが崩れ横倒しになるとコメツキムシの如くパチンと跳ねる。 普段の跳躍の倍以上の高度から粘液濡れの地面に叩きつけられ、またゆっくりとブリッジの態勢をとる。繰り返しだ。 よく見ると体表面がボコボコと不規則に波打っていて、体内でぼうふりゃが暴れていることがわかる。 体内のところどころから小さな突起が飛び出て、手を振るようにピンピンと動く。 コレも逃げ場を求めて体外に出ようともがくぼうふりゃだった。 幼体の場合、半透明の眼球を経由せずとも、その体全体で光を受けるだけで十分だ。 手を陽にかざすと光が透過するように、皮の薄い子ゆ・赤ゆも同様に体内を光が通る。 紫外線の影響もその身体内部全域に受けるので、成体近くになるまでの日光浴は程ほどにするのがゆっくり飼育の常識。 因果関係は不明だが短時間でも効果が出るので、それでも楽観視は出来ない。 野生の個体が良くする、実ゆっくりといっしょにひなたぼっこ→いねむり等は、高確率で先天的な障害を招くのである。 ちなみにれいむ種の多くは日光浴を好む傾向にある。 そう、れいむ種はその行動規範の悉くが実利を成さない。それはゆっくり全般に云えることでもあるのだが… れいむ…(笑) 「ぴぴりぎぃぃぃいっ! ぎぴぎぎぃいいぃぃぃっき!」 子ありすはよほど苦しいのか、アーチが捻れ、まるで固絞りの雑巾の様になっている。 絞られて出てくるのは水とは形容しがたいヌルヌルの黄ばんだ粘液だけだ。 そして、ギリギリと音立てるかのごとく捻れた子ありすが瞬時に弛緩し、 カラカラの体がぺしゃん!と粘液溜まりに沈む。 苦しみにもがき捻れすぎて水分を絞りきってしまったらしい。 おまけにゆっくりゲージ残量もほぼゼロ。えんぷてぃっ!だ まあ、ぼうふりゃに殺されたようなもんだから脱水赤れいむよりはマシかな。 なかなかとかいはな死に方だし、やったね! 雑巾ありす!! パサパサ雑巾ありすはその体全体を使い水分を吸い上げるが、既に意思の宿らない身体に給水される液体は その皮をグズグズに変化させてしまう。 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!! だんでだのぉぉぉおお!!」 「ぴききぃいぃっ! ぴぃぃいいぃいっ!」(ぱぴゅ!) こちらは子れいむ。全身を捻った結果、眼球が破裂してかわいい音を奏でる。 破裂と共に飛び出た大量のぼうふりゃが日の光に晒され、粘液ダレと子れいむの亡骸の上でピンピン跳ね回る。 欲張って他の子よりも大量に黒水を飲んだ結果であった。 「ゆひっ! ゆひっ! …ゲッ!! ォゲェェェ!!! ゲェッ! ォァゲッ!! ウェォォォオッ! …ッオ!」 その光景に親ありすも堪らず嘔吐してしまう。 水っぽいソレはパシャパシャと親ありすの前を流れ、のた打ち回る仔ゆっくり溜まりにまで到達する。 既に赤ゆっくり達も捻れており、その姿は一手間施したパスタ、もしくは何かの幼虫を髣髴させた。 どちらか一方の先端にはモッサリと毛が生え、鮮やかな飾りのようなものがヒラリと揺れていたが 親ありすの消化液も兼ねた吐瀉物が触れると、雪解けの如く消えてしまった。 「でいむぅぅぅ… ありず、どうじだらいいのぉぉぉぉ… ぽうやだよぼほぉぉ… ゆっぐりじだいよぉぉぉ…」 (*1) )))) 「ゆうう?」 今度は頭上の蔓に成った実ゆっくりが高速で振動し始めた。 3つの実のうち、本体側の2個の実(ありす・れいむ)がカッと目を見開き、苦悶の声をあげる。 子を宿したゆっくりが何か摂取すると、まずはその孕み子を経由する。 親ありすが飲んだ水、そのぼうふりゃが実ゆっくりまで到達し、徐々にその中身と摩り替わっていったのだ。 (*2) 「おぎびぎゃん! やべで! おぢびぎゃんぼゆっぐりさぜて! ありずのおぢびじゃっ!」 (*3) )))) (ぷつん! ぽとり) 「ゆゆゆっ! あ゛りずのおぢびぢゃん! うばれだよ! ゆっぐり゛! ゆっぐりじでいっでねぇぇ!!」 振動実れいむが蔓を離れ、地面に落ちた。 振動具合がしゅっっさんの前兆とは程遠いものだったとはいえ、ありすは無事におちびちゃんが生まれてくれたのだと思った。 こんな状況なのに、こんな状況だからこそ生まれてくれた。流石ありす。自分はゆっくりしているとかいはなありすなのだ。 おちびちゃんがうまれたよっ!! れいむ! ゆっくりしないではやくきていっしょにおちびちゃんとす~りす~りしようね! かっこいいれいむにそっくりなかわいいかわいいおちびちゃんだよ! (*4) (パカッ) 「ゆ゛っ?」 実れいむの上半身がパックリと縦に割れ、体内から白い虫が2匹、のっそりと出てきた。 6本の脚で逆さにおりぼんに掴まって身体を支え、重力の力を借りて翅を下方に垂らす。 体が黒ずみ、翅が本来の七色を放ちはじめた。 ワァ、こうまかの羽化だぁ。 「う~☆」(羽音) 2匹の蚊はその場で翅を振るわせアイドリングを済ませると、 示し合わせたように同時に飛び立ち、日の光を避けるために近くの草むらに消えていく。 イソイソとした所作だったが、その姿は中睦まじい姉妹に見えなくもなかった。 「お、おぢびぢゃっ! だんでおぢびぢゃんがわれじゃうのぉぉぉぉ???!!!」 残骸はぐるりと白目を剥き、割れていない下半身はだらりを舌を出して弛緩している。 やがて上半身が徐々に左右に垂れ下がり、無事だった下半身もキレイに真っ二つになってしまう。 水分もトンでしまっているようで、割れた惰力でボソリ…と崩れる。 羽化の最中に実ありすも地面に落ちていたが、こちらは何の反応もなくただただ、黒ずんでいくだけ。 親ありすは割れた赤れいむが衝撃的で、実ありすが生まれ落ちたことにも気付かなかったし 実ありすも消化液と残骸たちに紛れて融けてしまった。 「おうち… かえらなきゃ… れいむがまってるよ…」 ぼろぼろの蔓に残ったのは実れいむ(1)だけ。 辺り一面ヌルヌルした粘液とピンピン跳ねるぼうふりゃまみれ。 先ほどまで蠢いていたチビどもも、ありすの消化液の影響で全て体が半壊状態。 生き残ったおちびちゃんは実れいむを残してひとりもいなくなってしまった。 「どぼじでこんなことに…」 ず~り、ず~り。ありすは振り返らない。 残った実れいむが落ちないよう、ゆっくり、ゆっくり、あいするれいむのまつおうちへと這う。 「このおぢびぢゃんは… ごのおぢびぢゃんだげでも… ありずはぜっだいまもっでみぜるよ…」 本日、太陽の光を一身に浴びた実れいむ。 おひさまさんのひかりがあたると、きらきらすけてきれいなおちびちゃん。 きょうはいっぱいひなたぼっこしたね! あとはおうちでゆっくりしようね! おいしいごはんでゆっくりしようね! ありすのつくったきれいなあくせさりーさんでおしゃしようね! おとーさんれいむからぶゆーでんをいっぱいきこうね! ゆっくりしようね! ゆっくり! 展望台横の茂みに消えていく親ありすを見定め、巣の場所に中りをつける。 さて、次はまりさ一家だ。 帰宅済みなのか、枝葉で施錠された『おうち』の横にオレは腰を下ろした。 続きます。次回は後編。
https://w.atwiki.jp/wmmt_title/pages/21.html
日付 言語 1個目 2個目 3個目 4個目 5個目 6個目 6RRビンゴ 9/1 日 【湾岸のトップスタア】 【賞味期限切れてるぞ】 【爽やかな酸味】 【避難訓練】 【備えあれば憂い無し】 【防災訓練で重症役】 【早速寝坊した】 外 【Wangan top star】 【Can t eat】 【Sour-tasting】 【Disaster drill】 【Be Prepared】 【Illness Position in Disaster drill】 【First Day Back an I Over slept】 9/2 日 【数寄屋橋で買うかな】 【俺は常に一等狙い】 【夢を買う男】 【3億円への近道】 【あぶく銭ゲッター】 【でも7等300円】 【高額当選で高級車】 外 【I ll buy it at Ginza】 【I always aim for 1st place】 【Buy the dream】 【Quick Route to Big Money】 【Easy Wad Getter】 【300yen as 7th】 【Jackpot! Time for a New Car】 9/3 日 【8時間しか寝てない】 【口コミをチェック】 【バニラ味とチョコ味】 【満塁ホームラン】 【青いドラ猫】 【日曜日は草野球】 【すっっぱ~い】 外 【I only had eight hour sleep】 【Word of Mouth】 【Vanilla Chocolate】 【Grand Slam】 【Blue Fat Cat】 【Grass-lot Baseball on Sundays】 【Now That s What I Call Sour!】 9/4 日 【バーコード頭】 【湘南のベートーベン】 【リーゼントでキメる】 【浪花のモーツアルト】 【クラシックマニア】 【ヘアースタイル】 【くし打ちの達人】 外 【Groomed with pomade】 【Fake Beethoven】 【Pomp my Hair】 【Naniwa Mozart】 【Classical Music Mania】 【Hair Style】 【Master of Kebabs】 9/5 日 【なでしこ】 【アニメの神様】 【最高の栄誉です】 【暴走機関車】 【黒いダイヤ】 【石炭】 【石炭掘るぞ】 外 【Japanese woman】 【God of Animation】 【Great honour】 【Runaway Locomotive】 【Black Diamond】 【Coal】 【Diggin for Coal】 9/6 日 【ブログ炎上】 【黒酢で健康生活】 【生クリーム山盛り】 【イカ墨パスタ】 【地球に帰還】 【クロスワード得意】 【妹が可愛い】 外 【Blog flaming】 【Health benefits of black vinegar】 【Huge fresh cream】 【Squid Ink Pasta】 【Return to the Earth】 【Crossword Champ】 【I Love my Little Sister】 9/7 日 【タイアップ曲】 【クリーナーで掃除】 【ドンドンドン】 【ここでCMです】 【CMソングデビュー】 【レレレのレ】 【メガネもピカピカに】 外 【Tie-up song】 【Cleaning by Cleaner】 【Rat-a-tat】 【There s a Commercial】 【Commercial Song Debut】 【Rerere…re】 【Even my Glasses Are Squeaky Clean】 9/8 日 【自由の女神のポーズ】 【ビッグアップル】 【ブルックリン生まれ】 【えせニューヨーカー】 【ニューヨークで入浴】 【NOニューヨーク】 【アメリカ行こうぜ】 外 【Pose of statue of liberty】 【Big Apple】 【Born in Brooklyn】 【Pseudo-New Yorker】 【Bathing in New York】 【No New York】 【Let s Get Away to the US of A】 9/9 日 【湾岸の母占い】 【栗きんとん好き】 【ロールケーキが主食】 【特急救急車】 【湾岸の占い師】 【占いは信じる方です】 【救急車に道を譲る】 外 【Wangan fortune teller】 【I love Marron paste】 【Live on Swiss roll】 【Special Express Ambulance】 【Wangan Fortune Teller】 【I Believe in Fortune Telling】 【Make Way for Anbalances】 9/10 日 【過去は水に流そうぜ】 【牛タン4人前!】 【コエンザイム満載】 【地下世界の小悪魔】 【車検落ち】 【愛車点検しましょう】 【こまめに車の点検を】 外 【Let bygones be bygones】 【4 grilled Beef tongue set!】 【Coenzyme】 【Little Devil of the Underworld】 【Failed the Vehicle Inspection】 【Let s go in for a Vehicle Inspection】 【Don t Miss an Inspection】 9/11 日 【お悩み相談】 【10円玉がない!】 【何かお困りですか?】 【ピンク電話】 【3分だけ電話】 【パトリオット】 【テレカコレクター】 外 【Discussing my problem】 【I lost 10yen coin】 【May I Help You?】 【Pink Telephone】 【Just 3 Minutes on the Phone】 【Patriot】 【Prepaid Phone Card Collector】 9/12 日 【首都高一周マラソン】 【アテネと小宇宙】 【マラソン大会は休む】 【スペーストラベラー】 【宇宙旅行行きたい】 【42.195km】 【無重力で走る】 外 【Metro Hwy circuit marathon】 【Saints】 【I don t run the marathon】 【Space Traveller】 【I wanna Fly in a Space Ship】 【42.195km】 【Flying Free in Zero G】 9/13 日 【コンプライアンス】 【京都へBダッシュ】 【男一匹ブロンソン】 【カラオケマスター】 【三権分立】 【最強の法の番人】 【職業はプログラマー】 外 【Compliance】 【Dash to Kyoto】 【A Real Man Bronson】 【Karaoke Master】 【Separation of Powers】 【Strongest watcher for Law】 【I Can Hack It as a Programmer】 9/14 日 【愛情たっぷり】 【メンズバレンタイン】 【つくば万博】 【別れの季節】 【食欲の秋】 【コスモスの花】 【みんなそろって走る】 外 【Loving person】 【Men s valentine】 【Tsukuba Expo 85】 【Changing Season】 【Hungry Autumn】 【Cosmos Flower】 【We Ride Together】 9/15 日 【まだまだ現役】 【ひじきを食べよう】 【500円札】 【マッハじいちゃん】 【最速おばあちゃん】 【最強おじいちゃん】 【80歳でも現役】 外 【Still active service】 【Eat seaweed】 【500yen bill】 【Mach Speed Old Man】 【Fastest Grandmother】 【Fastest Granddad】 【Still Active at Eighty】 9/16 日 【アザーカーぶる〜す】 【マッチ売りの少女】 【刺せ!刺せー!】 【一点買いの勝負師】 【オゾン】 【単勝一点買いじゃ】 【新聞片手に発狂】 外 【Other car blues】 【Little Match Girl】 【Catch up with and overtake】 【One Bet Gambler】 【Ozone】 【Buy only one race ticket】 【Thoroghbred Racer】 9/17 日 【モノレールで競馬場】 【キュートな大人】 【原田の親父さん】 【嵐を呼ぶ男】 【最速モノレール】 【モノレールで羽田】 【ベリーキュート】 外 【Go to racecourse by monorail】 【Childish adult】 【Harada s Father】 【I Bring Storms】 【Fastest Monorail】 【Haneda on the Monorail】 【Very Cute】 9/18 日 【貝割れ】 【サラダにかいわれ】 【ピリ辛】 【かいわれ野郎】 【方言マイスター】 【シャキシャキ】 【細いけどたくましく】 外 【Sprouts】 【White radish and sprout salad】 【Hot Spicy】 【Radish Sprout Guy】 【Dialect Meister】 【Crispy】 【Slim but Tough】 9/19 日 【原チャリ通学】 【流通王】 【貴様!名を名乗れ!】 【その名も田中】 【名無しの権兵衛】 【結婚しました】 【俺こそが山田だ】 外 【Go to school by moped】 【Successful man】 【Hey You! Give your name!】 【The Name is TANAKA】 【Mr. Nobody】 【I Got Married】 【I m the Real Yamada】 9/20 日 【手玉に取るぜ】 【バス酔いするんです】 【空はなぜ青いの?】 【ジェット気流】 【抜けるような青空】 【空はいい、空は】 【ジェットバス】 外 【Twist you around my finger】 【Car sickness】 【Why is the sky blue?】 【Jet Stream】 【Clear sky】 【The Sky is Nice,】 【High Speed Bus Driver】 9/21 日 【カリスマデザイナー】 【八頭身美人】 【湾ガールズ】 【湾岸コレクション】 【モデルウォーク】 【クルッとターン】 【ランウェイを走る】 外 【Charismatic. designer】 【Eight heads high】 【Wan Girls】 【Wangan Collection】 【Model Work】 【Turn Around】 【Racin Dawn the Runway】 9/22 日 【瓶入り手紙漂着】 【海岸で日焼け】 【車乗らなくても湾岸】 【ミスター黒潮】 【社会奉仕】 【白い砂浜で日光浴】 【湾岸で出勤】 外 【Got a message in a bottle】 【Sunburn in the seashore】 【Play Wangan without a car】 【Mr. Black Stream】 【Voluntary Social Service】 【Sunbathing on a White Sandy Beach】 【Riding Wangan to Work】 9/23 日 【君とダブルス】 【引越し先検討中】 【喧嘩男】 【四畳半物語】 【文豪】 【家賃高いよ~】 【土地が欲しい】 外 【Play double with you】 【Find a new home】 【Fighting man】 【A Tale of 4.5 Tatami Mats】 【Literary Master】 【My Rent is Expensive!】 【The Real Money is in Real Estate】 9/24 日 【クリーンな走り】 【新大阪まで大人2枚】 【ロードスイーパー】 【畳返し使い】 【畳の上で死ねない】 【山田太郎】 【ピッカピカです】 外 【Clean running】 【2 tickets to Osaka】 【Road sweeper】 【Tatami Mat Turner】 【I won t die a natural death】 【John Smith】 【Clean as Can Be】 9/25 日 【昼ドラでも見るか】 【カレー食いすぎ】 【社会科見学中】 【黄色はカレーでしょ】 【なにわのはにわ】 【次は日比谷~】 【代打主婦】 外 【I watch soap opera】 【I ate too much curry】 【Field trip】 【The Yellow One is Curry, Right?】 【Naniwan Haniwa】 【Next is Hibiya】 【Substitute Housewife】 9/26 日 【かな入力を戻せない】 【わ~プロみたい】 【タイプミスです】 【超ブラインドタッチ】 【ニホンゴムズカシイ】 【サイクロン】 【台風来ないで】 外 【Couldn t change keyboard setting】 【Like a Pro】 【It s a typo】 【Ultra Touch Typer】 【Japanese language is Difficult】 【Cyclone】 【Typhoons Keep Out!】 9/27 日 【彼女の方が運転上手】 【ギャルレーサー】 【世界一周中】 【C1のセイレーン】 【湾岸ウーマン】 【奥さん運転練習中】 【女子〇人でビンゴ】 外 【She is good driver than me】 【Gal Racer】 【World Cruising】 【Seirene at C1】 【Wangan Woman】 【My wife s learning to drive】 【◯-Woman Bingo!】 9/28 日 【元マイコン】 【グラボって何?】 【変換ミスです】 【家族サービス】 【パソコン名人】 【庭には二羽鶏がいる】 【パソコン触れません】 外 【ex.famous actor】 【What s graphic board?】 【it s a misspell】 【Family Day!】 【PC Master】 【Two chickens in the garden】 【I Never Touch the PC】 9/29 日 【ハイカラお菓子】 【パティシエ】 【猫の恩返し】 【クリーニング屋次郎】 【糊付けYシャツ】 【カムカムキャット】 【湾岸のお菓子職人】 外 【Imported candy】 【Pastry chef】 【The Cat Returns】 【DryingCleaning Guy】 【Starched Shirt】 【Chomp Chomp Cat】 【Wangan Confectioner】 9/30 日 【クレーンゲームの鬼】 【クレーンで高所作業】 【酔拳使い】 【クレーンマスター】 【玉掛けマスター】 【鋼鉄の少女】 【クレーン操縦士】 外 【Demon of crane game】 【Crane operator】 【Drunken Fist】 【Crane Master】 【Sling Work Master】 【Girl of Steel】 【Crane Operator】
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/989.html
風が吹き、花びらが舞い、春の兆しが現れている今日この頃。 今日は仕事が休みなので何をするでもなく俺は縁側で日光浴をしていた。 「それにしても暇だ」 このまま寝るのも惜しい気がしてきて、何となく仰向けになって空を見上げる。 空から暖かな日差しが降り注ぎそれが眠気を誘う。 「春ですよ~」 空には幻想郷においての春の風物詩リリーホワイトが優雅に飛び回っている。 ……いや、よく見てみるとあれは体付きのゆっくりリリーだ。 年中ゆっくりと付き合っている俺だから一目で分かったのだが本物のリリーと 体付きゆっくりリリーは顔を見るまでまるで区別がつかない。その上同じ声で同じことしか言わない。 違う点と言えば弾幕を張るか張らないか、俺たち人間にとってはゆっくりの方が有り難い物である。 「ちなみに明日は木曜日DEATHよ~!」 それにゆっくりの方が語彙が多いというのはどうなんだろうか。 ゆっくりでさえこんなのではもう本物の存在意義がないではないか。 そう思ってただゆっくりと空を見ている。暇だ。 こんなに暇だと空から天使が落ちてきたり箱からメイドロボが出てきたり 鏡から人形が出てきたりしてゴスロリやメイドのライバルと戦ったりするという事が あって欲しいなぁとこの幻想郷でもあり得ない幻想、いや妄想に囚われる。 そんな事だから君は三十路越えで童貞なのだ。そう言い捨てるように友人が言っていたのを思い出す。 おとこはなきたくなった。 「春ですよ~」 流石にこの陽気に照らされながら眠気を耐え続けることも難しくなってきたので ゆっくりリリーの声を子守歌代わりにしようとして俺は目を瞑った。 空しいことは寝て忘れよう。 「今にも堕ちてきそうな春の空DEATHよ~!」 そう思った矢先にゆっくりリリーが空から降ってきた。 こんな出会いいらないよ。んもう。 「春ですよ~」 「何で落ちてきたんだよ、羽根でももげたか?」 確認してみても羽根はいつものようにフサフサであり一枚も抜け落ちる様子もない。 それどころか毛並みは最高。純白の羽根がまるで天使を想像させる。 「じゃあ何で落ちてきたんだろうか」 「春ですから~」 理由になってない。春だから落ちてくるんじゃなくて、落ちてくるから春になるのだろうが。 何がとは言わないが。 「頭が春ですよ~」 駄目だ、話にならない。俺はどうしようもなく呆れかえりそのまま横になる。 普通のゆっくりならまだ意思疎通が出来るのだがゆっくりリリーはオリジナルの時点で 会話が出来ないという困ったゆっくりである。先ほども言ったようにオリジナルよりかは語彙があるが 意思疎通できるほどではない。 「春ですよ」 しかしこのゆっくりリリーは俺に何か伝えようとして降りてきたのかもしれない。 だがその言葉の真意は何なのか、今の俺には分からない。 「そうだ」 俺はふと思い当たり家の中に入って倉庫の中からマスク状の物を取り出す。 これはにとり製ゆっくり翻訳機!30歳の夏何とも言えないような悲しみにうちひがれ、 何となく衝動買いしてしまった高性能翻訳機である! これさえあればゆっくりが発する言葉の真意をしっかりと把握することが出来るのだ! 「確かリリーホワイトの声も翻訳出来るんだったな」 ま、一応ゆっくりだよなと思い俺はそのマスクを付ける。 見た目的にはそうダサくないデザインだが人前で装着するのには少しだけ抵抗がある。 でもこれでゆっくりリリーの声が翻訳されるはずだ。 俺はゆっくりリリーの言葉に耳を傾ける。 『おに~さん、おに~さん』 ……こんな30歳童貞をお兄さんと呼んでくれるのか。矢張り俺にはゆっくりしかないのか。 『早く返答するんDEATHよ~この頭が春な30歳童貞~』 「…………はいはい、くそぅ」 とうとう涙が出てきたが人前で涙を見せるのもみっともない。俺はマスクの調子を直す振りをして 涙を拭いた。 「で、一体お前は何しにここへ来たんだ?」 『……………実は伝えたいことがあるんですよ~』 「伝えたいこと?」 そうですよ~というと今までふよふよと浮き続けていたゆっくりリリーは真摯な表情になって 床に足を付けて男と向き合った。 『実は……リリーは天使なのDEATHよ~』 ……………………天使?確かに白い翼は天使を想像させるが本物のリリーは妖精で 目の前にいるのはそれを模しただけに過ぎないゆっくりだ。いくら何でも本物よりも 地位が高くなるなんて言ったらゆっくりとその他の生物のバランスが崩れてしまう。 俺がその事を言及するとリリーは特に詰まることなく言葉を発しその声がマスクによって翻訳される。 『純粋な天使って訳じゃないんですよ~』 「どういう事なんだ?」 『リリーは天使界から世界を魔界から救うように力を与えられたのですよ~』 「…………天使界?魔界?」 魔界というとあの神綺様が創った世界だろうか。と言うか天使界って何なんだろうか。 「全く状況が読み込めないのだが………」 『無理もないですよ~幻想の遥か越えた世界DEATHから~』 俺が天使について頭を捻らせても何にもならない。この頭が知り合いの古本屋だったなら まだ持ち前の知識量と判断力でゆっくりの言動全てを理解できるかもしれない。 『どうやら魔界から悪魔がこの幻想郷にやって来たらしいDEATHよ~ でも天使は人間界に降りて戦うことが出来ないからこうしてリリーに力を与えてくれたんですよ~』 「……………つまり……これは良くある……」 『そうですよ~私は緩慢天使ユクリールに変身することが出来るのですよ~!!』 緩慢天使ユクリールっだってええええええええええ!!!!!!!!!! とMM○並にオーバーに反応してみる。 しかし何故そんなご大層なご身分の方がこんな30歳童貞の所へ来るのだろう。 自分のキャラ的にはモブか良くて敵に利用される程度だと思う。 『………貴方はゆっくりのことが大好きですよね~?』 「……あ、ああ」 俺はそう頷いたが本当はただもてない悔しさの捌け口にしているだけかもしれない。 それに何か天使を目の前にしてると罪悪感がより一層強まってくる。 『それでいいんですよ~それだけが理由なんですよ~』 「そんな理由で……俺を?」 『はい~』 嬉しくて涙が出そうだがそれを隠すように俺はマスクの場所を調整した。 いくら嬉しくても悲しくても涙を見せるのは大人としてみっともないのだ。 …………ちょっと待て。 「理由になってませんよ、それ」 『……そうDEATHね~』 リリーは何故か頭を傾げながらまたふよふよ浮き始めた。心なしか落ち着いてない。 『思い出しましたですよ~そういえばユクリールになるにはユクーレと言う物が必要なのですよ~ それがなければリリーは変身することが出来ないのですよ~』 「ユクーレ?それと俺の何の関係が……」 『…………』 俺がその事を聞くとリリーの口は突然閉ざされる。そして心なしかリリーの頬が ほんのり春色に染まったように見えた。 「おーい…………」 『それは……DEATHね……』 その時玄関の方から扉を叩く音が聞こえた。俺はリリーの話の続きを聞きたかったが 流石に来訪者を待たせる性分ではないのでリリーを待たせて玄関へ行こうとした。 だがリリーは玄関へと向けている足にしっかりとしがみついていた。 「あ~あ~話なら後で聞いてあげるから」 『違うんですよ~もしかしたら悪魔がもうそこまで~』 「悪魔……?もしかして魔界から来たという……」 そうなのですよ~と言ってリリーは俺の行く道をふさぐ。仕方ないので俺は リリーの話を聞く事にした。 『今からその客人を見てくるのですよ~少し待ってて下さいです~』 そう言ってリリーはふよふよ浮きながら玄関の方へと飛んでいく。ノックの音がけたたましく 響き続ける中俺は素直にあぐらを掻く。そうしているとリリーはゆっくり特有の太々しい顔を しながらも焦った様子を見せながら戻ってきた。 『来、来たのですよ~悪魔の手先DEATHよ~』 『すみません、この家の人はいらっしゃらないでしょうか』 玄関の外から聞こえてきたのはかの紅魔館の完璧で瀟洒なメイド、十六夜咲夜の声であった。 何故彼女がこんな所へ?と頭が混乱したがふと俺は思い当たってマスクを外す。 「ゆゆ、このいえのひとはいらっしゃらないのでしょうか。こまりましたわ」 なるほどゆっくりさくやか。それにノックが出来るとなるとどうやら体付きのようだ。 「春ですよ~春なのですよ~」 外したままではリリーと会話が出来ない。俺はまたマスクを付ける。 『とうとう来たのですよ~嗅ぎつかれたのですよ~』 「一体何だってんだ。あれは最近れみりゃと共にうちに良く来るゆっくりさくやじゃないのか?」 『それそうなのですよ~でも……あれはいままでのさくやじゃないのですよ~』 「…………もしかして魔界とか悪魔に?」 『………そう、すでに悪魔「オゼ・ウ」に操られているのDEATHよ~ そして悪のエネルギーで魔界従者ミスティさくやになっているのですよ~』 なんてこった………いつの間に俺の周りにも魔界の影響が現れていたなんて…… 『いるんでしょう……中に』 その咲夜さんボイスが聞こえると扉の開く音が聞こえた。鍵掛けてなかったことを思い出し 俺は不安と恐怖に襲われた。 ぺたん、ぺたんと近づく音が俺を余計に恐怖の底へとたたき落としていく。 『…………リリーが戦うのですよ~』 「で、でも」 『そのために天使になったのですよ~…………今からユクーレの摂取の仕方を教えるですよ~』 リリーはふよふよと俺の顔の横に近づきマスクを通してその方法とやらを語った。 「………………そ、それは……」 『し、仕方ないことですよ~早く変身しないと……』 そう、恥ずかしがっている暇などないのだ。すぐそこにミスティさくやが迫っているのだ! 「分かった………そ、それじゃ行くぞ……」 ある程度の覚悟をして俺はゆっくりリリーと顔を近づける。 これは仕方のないことなのだ。この幻想郷を魔界から守るため…… 「一体お二方は何をなさってるのでしょうか」 「う、うああああああ!!!」 突然ミスティさくやが俺たちのすぐ隣に現れたのでつい後ずさってしまった。 「……そうそう、おぜうさまがいつもお世話になっていると言ってこれを、それでは」 そう言ってミスティさくやは二つ饅頭がのっている皿を俺の横に行き そのまま危害を加えることもなくさっさと踵を返し帰ってしまった。 「…………………ミスティ……さくや……」 『……ぷぷぷ、頭が春なのですよ~』 ほんの考えること64秒、ここに来てようやく事の真意が理解できた。 「お、お前ええええ騙したんかぁぁぁぁ?」 『今日は四月一日ですよ~!』 そうか、今日はエイプリルフールか。嘘をつくのはてゐだけだと思っていたから失念していた。 それを見抜けず騙された俺。情けなくて涙が出る。もう隠す気にもならない。 『その場その場でついた嘘なのDEATHよ~これで騙される方は相当春ですよ~』 言葉が出ない。俺は今後ゆっくり以下と言われ永遠に恥を掻くのだな。 『ホントはユクーレを採ると言ってほっぺをすりすりしたかっただけなのですよ~ 出来なかったけど見てて愉快だったから良いですよ~』 「まったく、お前みたいなゆっくりが嘘をつくなんて思いもよらなかったよ」 『嘘はてゐの専売特許じゃないですよ~それに春と言ったら私ですよ~』 怒る気持ちもすっかり失せて俺はそのまま座敷に横になる。 どうも俺はゆっくりには弱いなとふと思った。 「まぁいいや、一緒にさくやが持ってきた饅頭でも食べような」 『おまんじゅうですよ~』 そうして俺はマスクを脱いでゆっくりリリーと一緒にその饅頭を頬張る。 春の味、そして暖かな陽気が全てを癒してくれるようだった。 ただ失念していた。今日がエイプリルフールであることを 四月一日午前十時十三分頃、突如人間の里のとある一軒家から火柱が二本上がるのが目撃されました。 証言者によると「カレーーーーーーーーーーーーーー!!!!」と言う謎の奇声も上がったという報告もあり カレーという単語から八雲紫と何か関係があるのではないかと調査を進めております。 おわり コアなネタで御免なさいなんだぜ。できれば未成年はググらないで欲しいんだぜ。しかしゆっくりリリーって奴はどうも動かしづらい。元が元だからか……一応とある魔法使いの誕生と同じ30歳童貞です。ぱちゅりーは知り合いの本屋にあげました。 鬱なす(仮)の人 ロゴスのリーダーのことかー 性格悪いけど可愛いなこのリリー -- 名無しさん (2009-04-02 19 58 22) 名前 コメント