約 14,478 件
https://w.atwiki.jp/elelelly_ellbowelly/pages/24.html
「ハァーーー……」 喧騒の中に、男が一人。 光を反射してしぶく波。 水着の男女の戯れるさまを見下ろして。 「YouTuberになりたい……」 ひとりの男が、溜息を吐いた。 2m近いであろう巨躯。 上半身はみっしりと体毛で覆われ、その頭部は最早人のそれではなく―― ――ラッコであった。 ここは全天候型屋内ウォーターレジャーランド「グレートプール島原」。 高度20mを滑り降りるウォータースライダーを目玉とし、流れるプールに特に流れないプール、あと浜辺と……屋台とかと……あと……とにかくいろいろなものがある一大リゾートである。 そして、ラッコの彼はこの施設の監視員だ。アルバイトだ。 この仕事に大それた思い入れなどあるまいが、ずるずると勤め続け何年になるだろうか。 まあしかし、そうは言ってもだ。 例えば、ファミレス。これはダメだ。彼のラッコボディは毛が多すぎる。 如何に清潔にしていようが、周囲の理解など得られまい。 『衛生上問題がある』と、厨房どころかフロアにいることも認められないのだ。 例えば、工場。ならばこれだってダメだ。彼のラッコボディは毛が多すぎる。 衛生帽子どころの騒ぎではない。製品に毛が混じってはクレーム沙汰だ。 例えば、交通整理員。冬とか雨の時たいへんそうなのでダメだ。 どうだろうか。残念なことに、世の中はラッコが生きるための整備が未だ進んでいない。 その結果行き着いたのがプールの監視員……そう、ラッコイメージがプラスに働き得る希少な職種であった。 ただ、それはそれとして。 「YouTuberになりたい……」 彼は、元来働きたくない男だった。 「あー! あんなところにラッコがいるぞ!」 「墜とせ! 墜とせーっ!」 「一斉射! てーーッ!!」 目をやれば、数名のクソガキがビート板を振りかぶっている。 『良識など目の前のラッコ怪人に比べれば些事』……そんな無邪気さで目を輝かせ、ああ、ほら。 投げた。 「ボッ、ボアアーーーッ!! やめっ……やめろ!! 散れクソガキどもーっ!!」 「わー!! ラッコがキレたー!!」 蜘蛛の子を散らすように逃げ去ってゆくクソガキたち。 最近のプールサイドを滑りにくくした功労者は誰だ。 そんなことを考えながら、ラッコの男は恨めしげに呼吸を整える。 「はー。こんな、こんなのは間違ってる……労働は呪い…」 愚痴は止まらない。 「俺はなあ……俺はラッコなんだぞ……」 彼はラッコなのだ。 「あー! こんななー! こんな時になー! 5億円が手に入ればなー!」 そう、5億円さえ手に入れば。 その言葉に如何程の意味が込められていたか。 ともあれ、奇異なことは起こるべくして起こるものであり。 その瞬間、施設の巨大スクリーンには国営放送による速報が表示されていた。 「国を挙げて勝った人に5億円をあげるトーナメントをやるよ! すごい!」 「すごい!!!!」 そう! とてもすごい! 「5億円……そう、5億円さえあれば、も、ものが買える! どんなに高価な機材だって買える! すごい……ということは、5億円さえあれば、YouTuber……大物YouTuberになって、楽してガッポガッポ儲かって、遊んで暮らせるということ……! つまりもう働かなくてよい……すごいことだぞ!! これは!!」 なんとすごいのだろう!! 「なんかこう……スポンサーから送られてくる新商品を開封したり! あとはゲームしてお金が貰える……それがYouTuber!!!」 夢みたい!!!! 「どうしたら……どうしたら一般参加ができるのか!」 そこへ現れる、謎の黒服の男!!! 「フハハ! 私の名前はトーナメント運営の一部太郎!」 彼の名前はトーナメント運営の一部太郎!!! 「まさか……もしかして、アンタはトーナメント運営の一部で、倒したらトーナメントに参加させてくれるってことなのか!? この俺……ファイヤーラッコを!?」 「そうだ……私はトーナメント運営の一部で、倒したらトーナメントに参加させてやろう! 未来の優勝者……君の名はファイヤーラッコと言うのだな!!」 うわーすごい!!! すごいすごーい!!! 「そうだ!! 俺はファイヤーラッコ!! 炎を操る……ラッコのような姿の男だ!!」 その時、ここにいる誰もが理解した! こっちの男がトーナメント運営の一部で! そっちの男がこっちの男を倒したら、そっちの男がトーナメントに参加して、あとそのそっちの男って呼ばれてる方のやつの名前は「ファイヤーラッコ」といって働くのがいやだから優勝して5億円ですごい機材を買い揃えて大物YouTuberになって遊んで暮らしたくて……なにか、そのようなニュアンスの何かを! 即ち! 戦いの火蓋は、今ここに落とされる! ============================================== 面接開始:ファイヤーラッコ vs トーナメント運営の一部太郎レディ ============================================== お詫び:トーナメント運営の一部太郎はやっぱりレディになりました。ここまでのパートのトーナメント運営の一部太郎については、各自脳内での修正をお願いします。 皆様の想像力……いえ、創造力に期待しております。よろしくな! 人避けは滞りなく行われ、今やこの広い空間を支配するのは件の二人のみである。 流れるプールの中央には広い桟橋が渡り、その両端で相対する。距離にしておよそ20m。 「アンタ、よく見たら女性だったんだな……スーツのおねえさん……こんなに美人なのに、今の今まで気付かなかったぜ! ともあれ、いいんだな。俺が勝てば、そのなんちゃらトーナメントへの参加権をいただくぜ」 ファイヤーラッコが指を鳴らし、腰を深く落とし構える。 とてもじゃないが美しい型とは言えないだろう。 我流も我流、ただのケンカ殺法であろうことは一目にして明らかだった。 「グロリアス・オリュンピア、です。この戦いは既に公式に認可されました。安心してかかってくるといいでしょう」 ト運一レディは薄手の白手袋に指を通すと、懐から小さな包みを取り出した。 中身をプールへ振り撒いて、そのまま包みも放り込む。 水はみるみるうちに透明度を失い、甘い香りとともに褐色の奔流へと姿を変える。 「《恋乙女の2.14(バレンタイン・ティアー)》。このプールは、これより私の支配下です。甘く美味なるチョコレート……どうぞ、ご堪能ください」 恭しく一礼すると同時に、彼女の左右からビターの濁流が鎌首をもたげた。 「えー! これマジ全部チョコレート? 食ってもいいの? なんかこう、トラップ的にお腹痛くしたりしない?」 「ええ、大丈夫ですよ。口に入れば制御を離れ正真正銘ただのチョコ。味のほどは……うーん……た、多分大丈夫……だと思うのですが」 僅かばかりに目を泳がせ、ひとつ、咳払い。 「……まあ、目の前の相手を叩きつけたり貫いたりするにはそれで充分でしょう? ですから、ええ。受け取ってくださいな」 レディが薄く微笑むと同時、濁流(ビターチョコ)が身を捩りファイヤーラッコを襲う! 左右からの同時攻撃だ! ファイヤーラッコは前転で逃れるが、濁流は即座に軌道修正する! 「も、もうちょっと大人しいチョコが好みだな! ヒエーッ」 「チョコをつくる時、女の子も積極的になるものですから」 「受け止めきれない!」 後方の濁流をよそに、正面ルート――桟橋を一直線に駆けるファイヤーラッコ! 「シャオラーッ! 最近のプールサイドは!! 走っても滑らねえんだぜ!! 最高の大発明だーっ!!」 「前に詰めるのならこうするだけです」 ト運一レディを守るように、チョコの壁が展開する! 嗚呼、四面チョコ! 「これで逃げ場はありませんッ!」 壁はみるみるうちに厚みを増し、複層の巨岩と化す! 仕上げとばかり、網目状に掛けられるチョコソース! しかし、ファイヤーラッコは足を止めるどころか更に速度を増していく! 「俺はファイヤーラッコ……炎を操る、そんなラッコだぁッ!!」 ファイヤーラッコの右腕から、激しい火炎が放出される! チョコソースが一瞬にして溶け出し! 当然巨岩も溶け……と、溶けない! 「ファイヤーなどと聞かされて、対策しないわけにはいかないでしょう。ベイクド・チョコ(これは溶けないやつです)!!」 「ならッ! こいつでどうだァ!」 爆発! 推力を得たファイヤーラッコは岩壁を超える! 「爆発も、概ね火炎!! おりゃあ!!」 そのままレディの頭上を取り、炎が全身に展開する! 「はい!突然ですがここでオレ様爆発オチ太郎の出番でーす!」 (爆発オチ太郎は、文字数や時間や気分的な問題によって自然発生する形而上存在です!) 「よいサイズの石油コンビナート~!」 (よいサイズの石油コンビナートは、なにかこう……よいサイズです! とてもちょうどよい!) 二人の間に、謎のワームホールが出現! よいサイズの石油コンビナートが飛び出してきた! 「あっなになになに!? ちょっ……ちょっと待てーっ!! 火!! 火ーっ!! あっ……」 コンビナートめがけ飛び込んでいくファイヤーラッコ……!! (ダイナミックな音) 斯くして、戦闘はここに終了した。 ============================================== ぼろぼろのスーツの上にバスタオルを羽織り、パラソル付きのテーブルで書類の作成を執り行う女性が一人。 涼しい顔をしているが、その頭は哀しくも見事なアフロヘアーだ。 トーナメント運営の一部太郎レディである。 「さて、あとは同意書へのサインです」 書類を整え、向かい側へと差し出す。続いてペンを。 「こちらに。それから、先程の約束もどうかお忘れなく」 「オーケーオーケー。この? チョコを? フェム王女に?」 ファイヤーラッコは、先程押し付けられた小さなラッピングをつまみ上げた。中には一口大のガナッシュがいくつか。色とりどりのチョコスプレーが散りばめられ、見た目にも華やかだ。 「私の身分では謁見は叶いませんから。是非とも勝ち上がってください」 「トーナメント、自分で出りゃよかったんじゃない?」 「……本戦の頃には、私はただの無能力者です。……それと、渡す時ですが。誰からかは言わなくて結構ですよ」 「一国の王女が受け取るかなあ、そんなもん」 「それならそれで構いませんから」 「なんで王女サマ?」 「見ませんでしたか? テレビ。顔が良かったので」 「ふーん」 サインを終えて、書類を返す。 「このチョコ、俺の分ないの?」 「貴方は拾い食いした分で十分では」 「うげ。見てた?」 「味はどうでした?」 「美味かった」 「安心しました。毒味ありがとうございます」 「…………」 ファイヤーラッコは、同意書の他に、身分証明、参加動機、保険の加入状況など、十数枚の書面に記入を行った。母子家庭の高卒であるとか、5億でいい機材で大物YouTuberであるとか……概ねそのような項目である。 「……ええ、はい。記入に不備はありません。貴方をグロリアス・オリュンピアの参加候補者としてエントリーしました」 「サンキュー、おねえさん」 あくまで、候補者である。 ここからファイヤーラッコが本戦に進むためには、何やら運営の審査が必要になるらしい。 「……あ。そうだ、この機会に捜し人とか見つかるかな?」 「世界的に注目されている大会ですし、可能性はあるでしょう。優勝すれば、王女が願いを叶えてくださる、とも」 「何よりその時は大物YouTuberだからな!」 「それはよくわかりませんが」 あらかたのものを鞄に収め、レディが席を立つ。 「まあ、陰ながら応援していますよ。未来の優勝者」 「おう」 その背中を見送って、ファイヤーラッコは大きく伸びをした。 チェアは日光浴のできるゆったりとした作りになっている。 そのまま身を横たえると、戦闘の疲労が一挙に押し寄せた。 微睡みに包まれていく。 ――程なくして。 ――爆発オチ太郎が再入場し、グレートプール島原は改めて爆発オチを迎えた。
https://w.atwiki.jp/boyfriendkari/pages/2086.html
生徒名簿 > 桑門碧 >[海の日]桑門碧(R) [海の日]桑門碧(R) 攻魅力 1144 守魅力 1015 攻M 4604 守M 4007 コスト 8 卒業祝い 5000メン [海の日]桑門碧+(R) 攻魅力 1373 守魅力 1218 攻2M 守2M コスト 8 卒業祝い 7500メン [もっと見せて]桑門碧(HR) 攻魅力 1717 防魅力 1522 攻4M 10146 守4M 8857 攻4直 9948 守4直 8686 攻3M 9918 守3M 8772 攻3直 9819 守3直 8574 攻3スト 8722 守3スト 7621 コスト 8 卒業祝い 15000メン アピール 行ってくるね。……頑張ってくるから。 └Prince Knightタイプの攻守魅力小UP ストーリー 綺麗で涼しいところ 入手方法 3キュンキューピッド海の日♪ (2014/7/16 16 00〜2014/7/23 13 59) イベント「おしえて☆マイダーリン−海の日デート編−」赤リボン1周目目玉 台詞 ボイス +... ステップ1 おしゃべりタイム 海に来ると潮の香りがするね。 おしゃべりタイム 海って、見てるだけで楽しいよ。 おしゃべりタイム 海で泳ぐのも楽しそうだね。 デート電話コメント ……デートに誘われるって、こんなにもうれしいんだね。誘ってくれたのが君だからなのかな。 カレ自慢アピール 行ってくるね。……頑張ってくるから。 ステップ2 おしゃべりタイム 海のスケッチは楽しいよ。 おしゃべりタイム 雨の降る海も……好きだな。 おしゃべりタイム 君をモデルにしてみたいな……。 デート電話コメント デートなら、ふたりきりになれるところに行きたいね。君も同じ気持ちだとうれしいな。 カレ自慢アピール 行ってくるね。……頑張ってくるから。 ステップ3〜8 好感度レベルMAX もっともっと……君と思い出を作りたいな。そんなふうに思うほど俺は君のこと……。かけがえのない存在だって思ってるんだよ。 おしゃべりタイム(ステップ3〜4) 海のスケッチは楽しいよ。 おしゃべりタイム(ステップ3〜4) 雨の降る海も……好きだな。 おしゃべりタイム(ステップ3〜4) 君をモデルにしてみたいな……。 おしゃべりタイム(ステップ5〜7) ねぇ、手を繋いでもいい? おしゃべりタイム(ステップ5〜7) 君と触れ合うのが好きなんだ。 おしゃべりタイム(ステップ5〜7) ……君は暖かい人だね。 おしゃべりタイム(ステップ8) 君と一緒にいると落ち着くよ。 おしゃべりタイム(ステップ8) ……もっと俺の傍に寄って? おしゃべりタイム(ステップ8) 君といろいろなことをしたいな。 デート電話コメント(ステップ2〜4) デートなら、ふたりきりになれるところに行きたいね。君も同じ気持ちだとうれしいな。 デート電話コメント(ステップ5〜7) ちょうど、美術館のチケットが2枚あるんだけど……そこでもいいかな?君と行きたいんだ。 デート電話コメント(ステップ8) 君はデートの約束を普通の友達ともするの? ……ううん、なんでもない。俺でいいなら行くよ。 デート電話コメント(ステップ8) 君とデートできるなんて、すごくうれしいな。この気持ちも、創作の糧になりそうだよ。 デート電話コメント(ステップ8) デート……ということは、君とふたりきり、っていうことだよね。……なんだか、照れちゃうね。 カレ自慢アピール 行ってくるね。……頑張ってくるから。 マイページ +... ステップ1 君と一緒に行きたい場所があるんだ。 ごめんね。急に呼び出したりして……。 夏の空って、すごく綺麗な青色だよね。 ステップ2〜3 砂浜で、大きなお城を作ってみようよ。 波の音を聴いてると、少し怖くならない? [名前]さんが泳いだら人魚に見えるかも。 ステップ4〜5 この景色を、君と見てみたかったんだ。 自然の偉大さを、芸術で表現したいな……。 話し過ぎちゃったかな。君は聞き上手だね。 ステップ6〜7 今度、[名前]さんの彫像を作ってみようか。 スケッチしてると夢中になっちゃうんだ。 洞窟に波の音が反響して……音楽みたいだ。 ステップ8 君と見る景色は、いつもより輝いて見える。 君への想いも、いつか作品にしてみたいな。 大好きだよ……。俺は、この景色が……。 もう遅いから、今日は家まで送らせて? [名前]さんの頬が赤いのは、夕焼けのせい? 登校 +... 朝 ステップ1 今日は夏のにおいがするね。元気な太陽のにおい。 もうすぐ海の日だけど、君はどこかへお出掛けするの? [名前]さん、おはよう。朝日がとっても綺麗だね。 ステップ2〜4 ……あ、ごめん……歩きながら寝てた。何のお話だっけ? あの入道雲、おにぎりそっくりだね。食べられるかな。 セミの声が聞こえると、夏が来たって感じるね……。 ステップ5〜7 新しいおにぎりが出てる。お昼はこれにしようかな。 猫が公園で日光浴してるよ。俺も混ぜてもらおうかな。 はい、昨日作ったキーホルダー。[名前]さんにあげるよ。 ステップ8 海って不思議だよね。しょっぱくて、きらきらしてて。 俺と一緒に登校しようか。……手とか、繋いでみる? 今日は美術室に来れる? また君とお話したいな。 まだお話したいから、君のクラスまでついていこうかな。 [名前]さんが笑うと、周りの人もみんなも笑顔になるね。 放課後 ステップ1 あんまりおなか空いてないし、お昼はあとにしようかな。 今日は、いつもよりちょっと高いおにぎりにしてみたよ。 美術室に行ってるよ。作りかけの彫刻があるからね。 ステップ2〜4 周なら、今日は美術準備室でお昼寝してると思うよ。 屋上でお昼寝したいけど、今日はちょっと暑いかな……。 夏休みの予定、[名前]さんはもう決まってるのかな。 ステップ5〜7 今日のお昼は、[名前]さんとゆっくり食べたいな。 中庭に行こうかな。噴水に虹が架かるのを見たいから。 夏の雲はいいね。あの光と影の感じ、好きだな……。 ステップ8 俺も2年生になって、君と同じクラスになりたいな。 かわいいね、君のお弁当。俺のおかずと交換しない? 君に見せたい景色があるんだけど、今度一緒に行かない? 君の作ってくれたおにぎり、すごく美味しい……。 林でお散歩しない? 木漏れ日がきっと綺麗だよ。 夜 ステップ1 風が気持ちいいね。美術室の窓を開けておこうかな……。 綺麗な夕焼けだね。何色って言えばいいだろう……。 コンビニへ買い出しに行くよ。今日は遅くなりそうから。 ステップ2〜4 あとの作業は家のアトリエでやろうかな。一緒に帰ろう。 『海』を彫刻で表現したいんだけど、難しいな……。 機械は苦手なんだ。顔文字ってどう打てばいいのかな。 ステップ5〜7 時間があれば、俺の家のアトリエに寄ってかない? 耳を澄ませると、虫の鳴き声が聞こえるね……。 [名前]さんは夜って何色に見える? 青とか緑とか……。 ステップ8 海の日は、[名前]さんとふたりでお出掛けしたいな。 夏の暑さも、冬の寒さも、俺は両方好きだな……。 星空が綺麗だね。君の瞳みたいにきらきらしてる。 夜は涼しいね。肌寒かったら、俺にくっついてていいよ。 [名前]さんと一緒に歩いてると、幸せって感じがするな。 デートの約束 +... [部分編集] ステップ1 急に電話が鳴ったからびっくりしちゃった。俺なら大丈夫だよ。君とお話するの、好きだから。 ……デートに誘われるって、こんなにもうれしいんだね。誘ってくれたのが君だからなのかな。 うん、空いてるよ。どこか行きたい場所はあるかな? 君の好きな景色を教えてほしいな。 ステップ2〜4 [名前]さんの電話なら、いつでも出られるよ。俺にどんなご用かな。楽しい話だといいな。 デートなら、ふたりきりになれるところに行きたいね。君も同じ気持ちだとうれしいな。 その日でいいよ。[名前]さんのお話、たくさん聞かせてほしいな。楽しいデートにしようね。 ステップ5〜7 大丈夫だよ。作品づくりで行き詰ってたんだけど……君と話せばいいアイデアが浮かぶかも。 ちょうど、美術館のチケットが2枚あるんだけど……そこでもいいかな? 君と行きたいんだ。 うん、その日にしよう。喜んでもらえるといいな……。俺、君の笑った顔が大好きだから。 ステップ8(1) うん、いいよ……。空を見上げてたら、なんだか悲しくなって……君の声を聞かせてほしいな。 君はデートの約束を普通の友達ともするの? ……ううん、なんでもない。俺でいいなら行くよ。 大丈夫……。声を聞いたら、心が軽くなったよ。[名前]さんには不思議な力があるのかな……。 ステップ8(2) 俺でよければ、話を聞かせて。君と話してると楽しい気持ちになれるから不思議だよね。 君とデートできるなんて、すごくうれしいな。この気持ちも、創作の糧になりそうだよ。 もちろんいいよ。晴れてたら海を見に行きたいな……。大きな空と海を、君と眺めたいんだ。 ステップ8(3) もちろん大丈夫だよ。俺も君に電話しようかと思ってたんだけど、先を越されちゃったな……。 デート……ということは、君とふたりきり、っていうことだよね。……なんだか、照れちゃうね。 わかった。……もう少しお話できるかな? よくわからないけど、君を近くに感じていたいんだ。 デートコメント +... 話をしたり、同じ景色を見たり……君とはいつも一緒にいたいって思うんだよね。 このあったかい気持ちは、なんだろう……『安心』よりも、『幸せ』に近い感じ。 カレ自慢 +... 対決画面 ステップ1 俺は何をすればいいのかな? ステップ2〜4 えっと……勝てばいいんだよね? ステップ5〜7 楽しい勝負になるといいな。 ステップ8 応援してくれるとうれしいな。 勝利 ステップ1 俺の勝ちでいいのかな? 勝てると思わなかったから、自分でもびっくりしてるよ。 ステップ2〜3 夢中で勝負してたら、いつの間にか勝ってたみたい。こういうことってあるよね。 ステップ4〜5 俺の勝ちだね。思いっきりやったら、おなか空いてきちゃった……何か食べようかな。 ステップ6〜7 勝てないかも……と思ったんだけど、[名前]さんの応援のお陰で頑張れたよ。 ステップ8 争いごとは苦手だけど……君のためなら、これからも勝負できる気がするよ。 ステップ8 [名前]さんの応援、もっと聞いていたかったな。次も勝つからまた応援してくれる? 敗北 ステップ1 あれ、負けちゃった……。ごめんね。勝負ごとにはあんまり慣れてなくて……。 ステップ2〜3 大丈夫。俺はなんともないよ。……でも悔しいから、もう1度勝負しようかな。 ステップ4〜5 もう少しで、勝ち方が見えそうなんだけど……。ねぇ、また勝負してもいいかな? ステップ6〜7 簡単には諦められないな……。せっかく[名前]さんが応援してくれてるんだから。 ステップ8 君を笑顔にしたいから、もう1度行ってくるよ。また、俺のこと応援してくれるかな。 ステップ8 途中で投げ出すの……好きじゃないんだよね。勝てるまでやろうよ、[名前]さん。 告白タイム +... [部分編集] 戦闘中台詞 ステップ1 ステップ2〜7 ステップ8 勝利 ステップ1 ステップ2〜7 ステップ8 敗北 ステップ1 ステップ2〜7 ステップ8 アルバイト +... ステップ1 何かを作って、売って、買って……。俺たちも、そんな人の流れの一部なんだね。 ステップ2〜7 重たいものがあったら、代わりに持ってあげるね。[名前]さんの役に立ちたいんだ。 ステップ8 バイトが終わったあと、時間あるかな。何か冷たいものでも飲みに行こうよ。 好感度MAX +... 一緒に海に行ってくれてありがとう。君と一緒に過ごせて、本当に楽しかったよ。 スケッチができなかったのは残念だけど、その分、君とまた一緒に行く約束ができたね。 君と出かける約束をするのはうれしいよ。次のことを考えるだけでわくわくするんだ。 もっともっと……君と思い出を作りたいな。そんなふうに思うほど俺は君のこと……。かけがえのない存在だって思ってるんだよ。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/277.html
331 :名無したんはエロカワイイ:2008/07/31(木) 10 59 58 ID fukPI9hM0 あー、ゆっくりで塊魂プレイしたい . . . . . . . . . . (なーなな ななーなーなーな なーなーななーな ずんずくずずんず どぅんどぅくどぅんどぅん) ---ゆっくりで塊魂--- 「……なんだこりゃあ」 魔法の森の近くをの小道を急ぎ足で歩いていた俺は、目を剥いた。 路上にゆっくりれいむが、ひと群れ。それ自体は珍しくもない。 おかしいのは、そいつらがベタベタとくっつきあって固まっていることだった。 「おまえらナニやってんの?」 「ゆっ、ゆぐぅぅう~」 「わかんないよ、くっついちゃったよ!」 「おにいさん、ゆっくり助けてね!」 バレーボール台のゆっくりれいむに、ピンポン玉ぐらいのやつがうじゃうじゃと八つか九つもくっついている。 たぶん家族だろう。母れいむはしきりに体をもぞつかせて子供たちを振り落とそうとするが、下手に動くと下側 の子れいむを潰してしまいそうなためか、思うように動けないらしい。 「ゆっ! ゆっ! んゅっッ! よーっはッとッ! へっぷほ!」 「おがあざぁぁん、おもいおもい!」 「つぶれるよ、ゆっくりうごかないでね!」 「……ぷっ」 その場で一人相撲をしているようなアホくさい母れいむの姿に、俺はふきだした。 「ぷっははははははは、ばっかじゃねーのおめーら、饅頭のお前らがそんなんなっちゃったら生きていかれねー だろ。ちょっとは考えて生きろよ!」 「そんなこと言わないでねぇぇぇぇ!」 母れいむは涙目でぶくぶく膨れる。ほっぺたの下のやつが潰されて悲鳴を上げる。 あー……。 陽気がすごいからなア。 おおかた家族でゆうゆうもたれあっているうちに、この猛暑で溶けてくっちいちゃったんだろう。 これは俺のせいじゃないからな。ゆっくりが勝手に苦労してるだけだ。 そばで眺めていたって、なんら罪ではない。 俺は、困り果ててぶるんぶるん回っているゆっくりれいむを、しばらく見物した。 ……十分ほどで飽きた。 「しゃーねえなあ、恨まれても寝覚めが悪いから、助けてやるよ」 「ゆっ、ほんとう?」 「さっさと助けてね! ふんふん!」 ナマイキなことをぬかしやがる母れいむを無視して、俺はそいつの頬に触れてやった。 ころん 「あれっ?」 母は後ろへ一回転する。「ゆべっ!」「うぎっ!?」と悲鳴を上げて子供たちがぺちゃんとつぶれ、母の肌に 張り付いた。 「何してんのお前、娘つぶれちゃったじゃん!」 「ゆぐぅぅぅぅ!? れいむの子どもがぁぁぁ!」 「じっとしてろよ、残った娘、殺したくないだろ?」 そう言って俺は、また手を伸ばした。 額に触れる。 ころんころんころん 「ゆぐぐぐぅ!」 母れいむは三回転した。その途中で石やら草やらも貼り付けてなんだか汚くなった。 「あっれぇ……」 俺は不思議に思った。 こいつ、ちょっと触っただけで、ボーリングの玉みたいにスムーズに転がりやがる。 なんか変なことになってんじゃないか……? ゆっぐゆっぐともがいている母れいむに歩み寄って、さらに押した。 ころころ、ごろろんっ 「ゆっぐりやめでねぇぇぇ!?」 「あは」 俺は笑った。 こいつ、坂を上ったぞ? しかも小枝や葉っぱをくっつけてさらに汚くなった。 ……これは面白い。 俺は母れいむの苦情を無視して、道なりにそいつを転がし始めた。 ころころん ころころん ころころころころん 一回押すたびに、五メートルほど転がって路肩で止まる。そのたびにそこら辺のものを吸いつけて、雪だるま のように大きくなる。 子供のころ、石蹴りってやったじゃん。 学校から家まで、これって決めた石をずっと蹴って歩いた。 別に石自体が好きなわけではないが、最初に決めたから、そいつを蹴り飛ばさなければならなかった。 そんな感じで、俺は目的地までひたすらころころと母を転がし始めた。 「やめでぇぇ!」 「ゆっくちちたいよぉぉ!」 おお、まだ子れいむも生きてんのか? 石やなんかでゴマ団子みたいにデコボコになった、五十センチほどの ゆっくり塊の中を覗き込むと、ちょうど他のものの隙間にハマったらしく、小さな赤いリボンの頭がぴょこぴょ こ動いていた。 「おまえ、運が良かったなあ。そこならずっと潰れないよ」 「はやくやめちぇねえぇぇぇ!」 「悪い、まだ二、三キロあるんだ」 母娘一匹ずつの悲鳴をBGMに転がし続けた。 少しいくと、面白いことが起こった。 川沿いに日光浴をしていた白黒のゆっくりまりさ家族。俺たちが近づくと振り向いて挨拶する。 「ゆっくりしていってね!!!」 「していってね!」 「しちぇっちぇね!」 次の瞬間、そばを通ったゆっくり塊に、そいつらは吸い寄せられた。 ひゅうん ぽぽぽぽむっ 「ゆっ!?」 「ゆっくりくっついたよ?」 「ゆっくりはなちてね!! はなちてっ! はなちぇはなちぇー!」 「ほう……」 俺は感心してあごを撫でた。 なるほど。 これではっきりした。ただの自然現象じゃない。母れいむは辺りのものを吸い寄せる力を身につけてしまった らしい。よく見れば外側の石やら木やらは、別段刺さってもいないのにくっついている。 俺がくっつかないのは謎だが、まあそんな細かいことはどうでもいい。 ひとつ、これがどこまで続くか試してみようか。 「よし、みんないっくぞー☆」 「やめでえぇぇぇぇぇぇ!?」 進めば進むほど、塊は大きくなった。道端にいたれいむ家族、木のうろから顔を出したぱちゅりー家族、通り すがりのちぇんやらん、近くを飛んでいたゆっくりゃやフランまで引き寄せた。八十センチ、一メートル、一メ ートル半。ゆっくり塊はどんどん大きくなった。 ひゅうん ぽむっ ひゅうん ぽむっ 「ゆっくりはなしてぇぇ!」 「はっはっは、そりゃ☆無理だ」 意味もなくハイテンションに笑いながら俺は答える。 これ、大きくなっても全然重さが増えない。 ころころと軽いままなのだ。不思議きわまる。 そして楽しい! 鼻歌を歌いながら俺は押して行き、目的地のアリス邸にたどりついた。 「ちわーっす、郵便です」 ああうん、言い忘れていたけど、俺配達人。肩掛けの郵袋も、これこの通り。いまどき徒歩で運ぶなんてレト ロだろう。 「あら、どうもありがとう」 玄関に出てきたアリスさんが微笑んだ。うむ美人だ。美人だらけの幻想郷の中でもこの人は群を抜いている。 いろいろ怪しい噂もあるが、そんなところも俺は好きだ。 そんなアリスさんが、俺の背後の塊を見てギョッとした。 「って、それは何!?」 無理もない。ゆっくり塊の大きさは、今では四メートルを越えている。 「ゆっくりはなしてね!」 「つぶれて顔がいたいよぉぉ!」 「いやっいやああぁぁ、れみり゛ゃぎらいーー!」 「うっうー! れみりゃを早くはなすんだどぉー!?」 数百のゆっくりがてんで勝手に悲鳴を上げている。驚かないほうがどうかしている。 「いやまぁ、なんといいますか、ただの拾いもんです」 俺はあいまいに答えた。 アリスさんは顔を引きつり気味にして、後ずさろうとした。 「な、なんだかわからないけれど、あんまり係わり合いになりたくないわね……きゃあっ!?」 ひゅうん ぽむっ 「おおお?」 俺は驚愕した。アリスさんまで塊に吸い寄せられ、くっついてしまったのだ。 「ちょっと、何するの! 離して、離しなさいよ!」 叫んどる叫んどる。美少女が拘束されて悲鳴を上げとる。 実にいい景色だ。――とか言ってる場合ではないか。 「すみません、それ外れないんですよ」 「なんですって?」 「俺が作ったんじゃないもんですから」 答えながら、俺はあることに気づいていた。 アリスさんのような有名妖怪まで引き付ける力があるのか、この塊は。 ということは―― もしかして、やりたい放題じゃないか!? 「……なーなな ななーなーなーな なーなーななーな ずんずくずずんず どぅんどぅくどぅんどぅん」 「なっ、なにを鼻歌なんか歌ってるの? 早くなんとか――」 「すんません。俺、ハジけます!」 「えっ? ってきゃあああああああ」 すってんころころ すってんころころ すってんころころ すってんころころ 俺は両手を使って勢いよく塊を押し始めた。 霧雨魔理沙、ゲット。 博麗霊夢、ゲット。 紅美鈴、ゲット。 「おいおいなんなんだこれはー! 霊夢、これなんだよ!」 「知らないわよ私だって、アリス、アリスー?」 「私は被害者よー!」 「離して、離してってば! 仕事中なのよ私は、このぉっ……ふんッ!」 「きゃあああああ!」 「ちょっこらっやめっ!」 「気功を使うなぁぁぁ!」 おーおーお、なんかビリビリしてえらい騒ぎになっとる。 そして当然―― 「ゆぎいいぃぃぃぃぃ!」 「いだいよぉおぉぉぉぉ!」 「皮がびりびりするよぉぉ!」 「んおおぉぉっ、んほっ、ほおぉぉぉぉ!」 ゆっくりたちも涙目で大騒ぎしている。中にはキモチよさそうなのもいるが。 ゆっくり魂の直径は六メートルになった。それでも止まらず、俺は幻想郷を駆け巡る。 「むぎゅぅぅ、苦しい……」 「咲夜、咲夜! 早く何とかして!」 「はっはい、ただいまっ! ふッ! ……時間を止めても外れない!?」 「ぴーっ、アタイこんなの趣味じゃないいぃ!」 なんか館の一部ごと飲み込んで、三十メートル。 「らんしゃま助けてぇぇぇ!?」 「ちぇぇぇん! くそっ、紫さま、紫さまぁぁ!?」 なんかよくわからないお屋敷みたいなものを巻き込んで五十メートル。 「うわあぁっ!? ちょっ、ちょっと今実験中よ!?」 「なんだこの……ハッ!」 「あちゃちゃダメです火はやめてください火は!」 「あっれー、これもしかして私が仕掛けたやつか?」 竹やぶと京屋敷みたいなもんをまるごと飲み込んで、百メートルつまり二十五階建てのビルぐらいになった塊 をころんころんと転がしていると、俺の目の前に来た兎耳の女の子が、ほっぺたポリポリかきながら言った。 おお、この人は。 「てゐさんじゃないスか。これ、あんたが?」 「昨日、ゆっくりに、いろんなものがくっついちゃう悪戯をして放り出しといたんだけど……」 「魔法の森の入り口あたりだったら、多分それっす」 「やっぱりかー」 「これ、どうしたら外れるんですか」 「それはねぇ……」 言いかけたとき、ぴゅうと風が吹いて塊がころころと転がった。 あ、あー……てゐさん、上のほうへ行っちゃったよ。 次いつ来るかわからんな。 というか、これがバラバラになったら、なんかただ事ではすまん気がする。 「ゆっくりさせでぇぇぇ!!」 「私もっ、私もゆっくりしたいわよッ!」 「このっ、もう我慢できない――マスタースパーク!」 「ゆぎゅぁぁぁ!」 「あっつぅぅぅこらっ魔理沙魔理沙!」 「ゆっぐぅうぅ、ゆぐぅぅぅぅ!!」 もう人間もゆっくりも関係ない。ひとつに丸まった人と妖怪と饅頭とガラクタの混合物が、もざもざわさわさ と動いて、悲鳴を上げたり、ビームを出したり、弾幕を放ったりしている。 「俺です」なんつったら、殺されるな、これは。 となると――。 「行けるところまで行くか!」 俺はさらにころころころころとゆっくり塊を転がし、幻想郷の森も川も山も湖も突っ切って駆け回った。ゆっ くり塊はどんどんどんどん成長して妖怪とゆっくりと人間を飲み込み、ついには直径一キロを越えててっぺんは 妖怪の山の頂上を越えた。 そのころ、とうとうゆっくり塊は浮上した。上のほうについた天狗やら虫やら何やらが、逃げようとして飛ん だためだろう。 「あー……」 空を飛んでしまったら、もう俺には手が届かない。 俺は若干の寂しさとともに、数ヵ月をともに過ごした巨大なゆっくり塊を見送ったのだった。 「達者でなあ。元気でなあー……」 それ以来、夜空に星がひとつ増えた。 オリオン座のあたりにまぶしく輝く「ゆっくり星」を見るたびに、俺はかつて幻想郷をにぎやかしていた美少 女たちとゆっくりたちを思い起こし、懐かしむのだった。 ====================================================================== YT このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/sw_takamori/pages/83.html
BACK INDEX NEXT 391 :夏の残り香 ◆HdhN8f97gI :2008/09/13(土) 20 19 59 ID CRFrkVep 学校とは、チャイム一つで雰囲気がガラリと変わる場所だ。授業時間終了の音が鳴り終わるとすぐに、校内は喧騒に支配される。 授業という、学生にとって戦いとも呼べる時間を乗り切るために与えられた、束の間の休息。 楽しげな談笑や騒々しい会話に没頭するし、辛苦に満ちた戦場を一時的に忘れ去る。 中には、次の戦いに向けて修練に励む者もいる。 教科書、問題集、参考書。それらの武器を血肉と化して、来る戦に備えるのだ。 机に突っ伏し、英気を養う者だって少なくない。消耗した上で乗り切れるほど、戦いは甘くない。万全なコンディションを整えようとする彼らの選択もまた、有意義な時間の使い方だろう。 次なる戦闘開始のチャイムが鳴った瞬間、学校は戦場に姿を変える。リスクなしに逃れる術など、ありえない。 ……まぁ、僕は本日の初戦と二戦目をブッチしたけどさ。 「はぁ……」 思わず零れた溜息が、思考を現実に引き戻す。今は、亀の歩みで教室に向かっている最中だ。 穏やかな喧騒が、僕の耳に入っては通り抜けていく。楽しそうな響きは、僕の中に留まってはくれなかった。 随分とアホな妄想をしていたと、我ながら思う。 そんな下らない空想に意識を任せていたのは、ぐるぐる回る悩みを追い出すためだ。 訳の分からない電波妄想に脳を浸していないと、ヘタレ心が顔を出して、また教室から足が遠のいてしまいそうだった。 宮野先輩と話をしている間は、何の問題なかった。 でも、別れて一人になって教室に向かおうとするや否や、不安や憂鬱が鎌首をもたげてきたのだ。 一人だとよくないことを考えてしまう、という先輩の呟きが脳裏に甦る。至言ですね、宮野先輩。 教室が近づくにつれ、足取りが重くなる。このまま教室の前を素通りし、昇降口まで行ってしまおうか。 そんなヘタレ誘惑に少しだけ心が揺らいでしまったとき、向こうから歩いてくる中肉中背の男子生徒と目が合う。 クラスメイトの、岸原敦彦だった。 「お、啓祐じゃんか。ガッコ来てたんだな」 そいつが僕を呼びつつ手を挙げてきたから、僕も反射的に手を挙げた。 茶色がかったくせ毛が特徴的なそいつは高校に入ってからの友人で、よくつるんでいる男だ。 「始業式を休んだ上、二学期早々重役出勤とは、夏の間に不良になっちったか? 素行不良が学園長の耳に入ったら大変だぜ?」 不良云々はともかく、学園長の話は笑えなかった。 始業式欠席は連絡を入れたからよしとしよう。だが、さっきのサボタージュが学園長の耳に届いていたとすれば、ご指導を受けざるを得ないだろう。 未だ一度も学園長直々のご指導を受けた経験はないが、噂では相当お厳しいらしい。 ご指導を受けた学生の中には、トラウマを植えつけられて、学園長のお姿を拝見するだけで震え縮み上がってしまうようになってしまった奴もいるとかいないとか。流石に誇張表現だと思うけどさ。 「たった今まで夏休みは続いてたんだよ。僕の中では」 「気持ちの切り替えが出来ていないダラけた啓祐に、面白い話を教えてやるとしよう。始業式に遅刻してきた奴らが、式中に公開説教をされたお話だ」 敦彦の言が嘘や冗談でないのなら、どうやら、学園長伝説に新たな一ページが追加されていたらしい。 正直、聞きたくない情報だった。 「遠慮しとく。笑えないから勘弁して……」 「安心しろ、笑えないのは啓祐だけだ。つか、お前凄い汗だな。走ってきたのか?」 「そうじゃないけど。色々あって、さ」 屋上で日光浴をしてた、とは言えなかった。 変な目で見られるくらいならまだいい。理由の追究が始まってしまうと、色々話さなければならなくなる。 まだ気持ちの整理や感情の処理が少しも出来ていない。 尋ねられれば誤魔化せないのは分かっているから、はぐらかせるうちに曖昧にしておいた。 それでも、僕は自然と敦彦から視線を外していたんだけど。 嘘は、苦手だった。 「……ふーん。ま、いいけどな。とっとと教室行こーぜ。深谷も沢口も、お前のこと気に掛けてたぞ」 深谷と、沢口。 その二人に敦彦と僕を加えた四人が、いつも集まって遊んでいる面子だ。 だから彼女らの名前を出したことに、深い意味などなかったと思う。 それなのに、僕の心が縮み上がった。沢口の名に、敏感になりすぎていた。 沢口に気に掛けて貰えるなんて、震えるくらいに喜ばしかったはずなのに、今は切なくて仕方ない。 胸が痛み、肺に重い空気が溜まってくる。心臓が拍動するたび、憂鬱さが広がっていく気がした。 もう二度と、沢口の気持ちを喜んで受け取れる日は来ないのだろうか。 寂寥感が渦を巻き、僕を飲み込んでいく。ちっぽけな僕は、それに抗えず流されるだけ。 「ほら、ぼーっとしてないで、行くぞーっ」 敦彦が、僕の汗まみれになった背中を押してくる。暑いのにご苦労様だ。 その元気さが羨ましく、そしてありがたい。 押されるがままに廊下を進めば、あっという間に教室まで辿り着く。それでも、敦彦の勢いは止まらない。開け放たれたドアを潜らせようと、ぐんぐん僕を押していく。 「ちょっと、敦彦、待って――」 制止を試みるが、間に合わない。心の準備も、沢口に会ったときのシミュレーションもできないまま、僕は穏やかな喧騒に満ちた教室に入れられた。 約一ヶ月ぶりの教室。休み中に何度か顔を合わせた奴もいれば、全く会わなかった奴もいる。 「おーっす。久しぶりだなあ!」 豪快に声を掛けてきたのは、学級委員の牧田君だ。貫禄のある笑顔に、懐かしさを覚える。 牧田君に挨拶を返しながら、さりげなく教室中を見渡す。日焼けをしたり、髪型が変わっていたりで、雰囲気が随分違う奴も少なくない。 夏休みを終え、少しだけ新鮮な級友たち。沢口の姿は、見当たらない。 安心した自分が、憎らしい。 楽しげに談笑するクラスメイトの中から、見慣れた女子が駆け寄ってきた。 「体調崩したって聞いてたけど、もう大丈夫なの? 夏風邪引いちゃうなんて、米倉って実はバカだったの?」 瑞々しい髪をベリーショートに切った、ボーイッシュな女の子が尋ねてくる。口調の端には毒が交じっているが、もう慣れているし気にならない。 彼女の名は、深谷真奈子。僕や敦彦、そして、沢口とよくつるんでいる、友人の一人だ。 爽やかな外見通りに明るく、自分の考えをストレートに口に出す奴だ。ストレート過ぎて時々毒を吐くが、悪意を感じさせないのがこいつの凄いところだと思う。 「まあ、ね。バカだとは自覚してるよ」 質問の後半にだけ、答える。最初の問いに答えなかったのは、大丈夫だと言い切る自信がなかったからだ。 「そうかー。ま、バカでも生きていけるから元気出せ。あたしだってバカだけど、元気に生きてるよー」 深谷は快活に笑い、僕の肩を叩いてくる。その様子は確かに、少しバカっぽいが、不快感を伴わない。 そもそも、深谷はバカなんかじゃない。頭の回転は速いし、成績だって悪くない。苦手科目に限っては赤点に近い成績を出すときもあるが、その程度ではバカと呼べない。 まぁ、単純な奴だとは思うけど。 「いや、お前がバカだったら俺はどうなる? バカの中のバカとか、バカの王になってしまうじゃないか?」 僕と同じことを考えていたのか、敦彦がツッコミを入れていた。 「岸原はバカっていうより、やれば出来る子。でも、やらないからダメな子だね」 深谷の切り返しを聞き流しながら、ふと、思う。 沢口は、僕の愚行を深谷に話しただろうか。 沢口と深谷の付き合いは、小等部の頃からだと聞いている。実際、二人はめちゃくちゃ仲がいい。前にアルバムを見せてもらったが、彼女らはいつも同じ写真に映っていた。 誰にも言えない話もできる仲なのは、間違いない。 沢口の性格上、僕の愚かな告白を面白おかしく語ったり、雑談のタネにはしないだろう。 でも、相談事としてならば、話している可能性はある。 たとえば、告白を断った相手とどうやって付き合っていけばいいか、とか。 ……考えただけで、死にたくなった。 鬱に片足を突っ込んだ僕。出そうになる溜息を我慢し、何気なく引き戸の外に目を向けた。 すると、丁度誰かが入ってきたところで――。 心臓が、弾かれたように大きく跳ね上がった。 慣用句ではなく本当に、心臓が口から飛び出しそうだった。 教室に入ってきたのは、肩まで伸ばした黒髪に、黒いヘアピンを付けた女の子だった。フレームの薄い眼鏡の向こうにある瞳は大きく、ガラス玉のように綺麗だ。 派手さは皆無で、素朴な印象を全身から醸し出している。 小柄で華奢な体つきをした彼女は、小さな両手でピンク色の携帯電話を握り締めていた。 彼女は相変わらず可愛くて、堪らなく魅力的で、だからこそ、僕の胸を締め付けて止まない。 大好きな、女の子。 沢口名希が、僕を、じっと見つめていた。 急激に脈拍が増加し体温を上げていく。 汗が掌を滲ませ背筋を伝い落ちる。 筋肉が強張り体が動かせない。 カラカラに渇いた喉からは声が出せない。 極度の緊張感に支配されて頭が真っ白になる。 暴れまわる心臓の音が聴覚を埋め尽くしていく。 それでも鼓膜は、しっかりと彼女の声を、拾う。 「米倉、くん……」 沢口の小さな口が、僕を呼んだ。 返事をしなければならない。何か答えなければならない。 なのに体は言うことを聞いてくれない。呆けたみたいに口を開けているだけだった。 ぐちゃぐちゃになった感情が心を荒らし、僕から冷静さを奪っている。 悲しくて、苦しくて、切ない。 そのくせ、嬉しくて、愛しくて、大好きで、訳が分からなくなっていく。 ごちゃまぜになった感情が、巨大な津波となって押し寄せてくる。受け止めるには、あまりにも大きすぎた。 「さっき、米倉くんの携帯に電話したの。繋がらなかったから心配だったけど、来てたんだね」 ピンクの携帯を掲げ、沢口が笑ってくれる。素敵な笑顔なのに、見ていられない。 だから、目を背けた。本当は、もっと見ていたいのに。 「……ごめん」 目を合わせずに短く謝るのが、精一杯だった。 携帯は今も、ポケットに入っている。ただ、電源は切ってあった。 心配の詰まった沢口からの連絡を、受け取るのが辛かったから。 「ううん、いいの。気にしないで。その、わたしの方こそ……」 尻すぼみになって言葉が消えると、沢口も口を噤んだ。 気まずい沈黙が、僕と沢口の間に横たわる。 少し歩けば触れられる距離にいるのに、足掻いても手が届かない気がした。 「啓祐? 沢口? どしたんだお前ら?」 敦彦が首を傾げて聞いてくる。 深谷は黙ったままだったけど、心配そうに僕らの顔を見比べている。 答えられずに、黙りこくる。沢口も、困ったように口ごもっていた。どちらも言葉を発さない。 そんな僕らの代わりというように、授業開始のチャイムが鳴った。 それでようやく、体は自由を取り戻す。でも僕が取れる選択肢は決して多くなくて。 逃げるようにして踵を返すだけだった。 「お、おい! 啓祐!」 敦彦の呼び声が投げ掛けられるが、振り返りも答えもせず席に向かう。 夏休み前の席と変わっていないのが、救いだった。 394 : ◆HdhN8f97gI :2008/09/13(土) 20 25 23 ID CRFrkVep 以上、投下終了です。 今回登場したキャラの紹介を書いておきますね。 皆さんの物語を彩れるキャラになれば幸いです。 岸原敦彦(きしはら あつひこ) 高校二年、帰宅部。 やらないからダメな子。でもやれば出来る子。成績はよくない。 少し茶色がかった髪、くせ毛。中肉中背。 深谷真奈子(ふかや まなこ) 高校二年、帰宅部。沢口の幼馴染。 単純で、考えをストレートを口にする。バカっぽいが、頭の回転は速い。 ベリーショートでボーイッシュ。 沢口名希(さわぐち なき) 高校二年、帰宅部。深谷の幼馴染。 大人しくて気弱。真面目で細かいことを気にするタイプ。 セミロングの黒髪。小柄で痩せ気味。近眼で、フレームの薄い眼鏡をしている。ヘアピンで前髪を留めている。 牧田(まきた) 高校二年。学級委員♂。今後登場する予定はない端役。 BACK INDEX NEXT
https://w.atwiki.jp/boyfriendkari/pages/1753.html
生徒名簿 > 一ノ瀬学 >[海賊]一ノ瀬学(R) [海賊]一ノ瀬学(R) 攻魅力 1748 守魅力 1971 攻M 5768 守M 6504 コスト 12 卒業祝い 5000メン [海賊]一ノ瀬学+(R) 攻魅力 2098 守魅力 2365 攻2M 8456 守2M 9535 コスト 12 卒業祝い 7500メン [実は強い]一ノ瀬学(HR) 攻魅力 2622 守魅力 2957 攻4M 12712 守4M 14333 攻3M 12427 守3M 14012 コスト 12 卒業祝い 15000メン アピール 君を守るためなら……! └全タイプの守魅力小UP ストーリー 小鳥と優しい海賊さん 入手方法 イベント「七つの海と宝を手に入れろ!藤城海賊団」 台詞 ボイス +... ステップ1 おしゃべりタイム 君は、どこから来たのかな? おしゃべりタイム こう見えて、僕も海賊なんだよ。 おしゃべりタイム 船の上の生活も、いいものだよ。 デート電話コメント デートって、僕と……!? う、うん。休憩時間のあいだなら、大丈夫だよ。いつにしようか? カレ自慢アピール 君を守るためなら……! ステップ2 おしゃべりタイム 今日もよく晴れて航海日和だね。 おしゃべりタイム 鳥って可愛らしいよね。 おしゃべりタイム 仲間と出会えてよかったよ。 デート電話コメント 僕のほうから声を掛ければ良かったかな……ごめんね。でも、君に誘ってもらえてうれしいよ。 カレ自慢アピール 君を守るためなら……! ステップ3〜8 好感度レベルMAX 君の傍にいる時間が長くなればなるほど、もっと傍にいたいと思ってしまうんだ。いけないことだって、わかっているのにね……。 おしゃべりタイム(ステップ3〜4) 今日もよく晴れて航海日和だね。 おしゃべりタイム(ステップ3〜4) 鳥って可愛らしいよね。 おしゃべりタイム(ステップ3〜4) 仲間と出会えてよかったよ。 おしゃべりタイム(ステップ5〜7) 甲板で日光浴でもしようか? おしゃべりタイム(ステップ5〜7) 海風が気持ちいいね。 おしゃべりタイム(ステップ5〜7) 君といると心が安らぐよ。 おしゃべりタイム(ステップ8) 君は誰にも渡さないよ……! おしゃべりタイム(ステップ8) 君のことは、僕が守るよ。 おしゃべりタイム(ステップ8) このままずっと、君といたいな。 デート電話コメント(ステップ2〜4) 僕のほうから声を掛ければ良かったかな……ごめんね。でも、君に誘ってもらえてうれしいよ。 デート電話コメント(ステップ5〜7) そうだね。たまには街で、ゆっくり買い物でもしてみようか。君におすすめのお店があるんだ。 デート電話コメント(ステップ8) うん、いいよ。この前、珊瑚がすごく綺麗な島を見つけたんだ。よかったらその日に案内するよ。 デート電話コメント(ステップ8) 実は僕も、君と一緒に過ごしたいなって思っていたんだ。僕たちって、気が合うのかな……? デート電話コメント(ステップ8) もちろん行くよ。君の傍にいるとドキドキするけど、すごく癒されるんだ。……不思議だよね。 カレ自慢アピール 君を守るためなら……! マイページ +... ステップ1 怪我はないようだね。無事で良かったよ。 本物の海賊船を見るのは、初めてかな? 僕達は悪い海賊じゃないから、安心してね。 ステップ2〜3 鳥を飼っている海賊なんて、珍しいかもね。 不安なことがあれば、僕が相談に乗るよ。 僕みたいな人間が海賊なんて……意外かな? ステップ4〜5 気ままに航海するのは、すごく楽しいよ。 君も、船の生活に慣れてきたみたいだね。 船の仲間達は、家族みたいなものなんだ。 ステップ6〜7 大丈夫。君を危ない目には遭わせないよ。 僕でよければ、いつでも頼ってほしいな。 みんなで平和に暮らせたらいいのにね……。 ステップ8 これからも、僕の傍にいてほしいな……。 順風満帆……いい航海になりそうだね。 何があっても、君を守ってみせるよ……。 僕は、君に惹かれているのかな……。 [名前]さんは僕の、大切な女の子だよ。 登校 +... 朝 ステップ1 故郷のことを思い出せるまで、この船にいるといいよ。 ずいぶんうなされていたみたいだけど……気分はどう? ふふ……なんだか君とは、初めて会った気がしないよ。 ステップ2〜4 積乱雲が出ているね……。ひと雨来るかもしれないな。 船長と、次の目的地について打ち合わせをしようかな。 僕達の船は、宝を求めて航海を続けているんだよ。 ステップ5〜7 いい風に乗ったね……。夜までには、港に着けそうだよ。 君は優しい子だから、海賊には向かないかもしれないね。 最近物騒だね。戦闘になったら、部屋に隠れるんだよ。 ステップ8 争いごとは苦手だけど……君のためなら、頑張れるよ。 一緒にいたいけど……海賊船は、君には危険過ぎるかな。 き、君に褒められると、なんだか照れくさいな……。 向こうの空を見てごらん。もうすぐ虹が架かるはずだよ。 もうすぐ島に着くね。海図の通りだと、ここに宝が……。 放課後 ステップ1 海賊と言っても、見境なく船を襲うわけじゃないんだよ。 気分はどう? 生まれ故郷のことは、思い出せそうかな。 君を船で働かせるようなことはしないから、安心してね。 ステップ2〜4 大きな波が来るよ……。しっかり掴まっていてね。 海賊っぽくないかな? はは、よく言われるよ……。 羅針盤の示す方角に、まだ見ぬ世界が広がっているんだ。 ステップ5〜7 風がやんだね……。今日は甲板でお昼寝でもしようか。 この海域は水が温かいはずだよ。みんなで泳ごうか。 食事も海賊の仕事だよ。空腹だと、力が出ないからね。 ステップ8 イルカの群れが、僕達の船と競争しているみたいだね。 カナリアが僕以外に懐くなんて、君が初めてだよ。 君の笑顔は、太陽みたいだね。心が温かくなるよ……。 傍にいてほしいっていうのは、僕の我儘かな……。 [名前]さんは、僕にとって……特別な女性なんだよ。 夜 ステップ1 航海術に興味があるのかな? 僕が教えてあげようか。 大変だったね……。でも、この船にいれば安全だよ。 僕の仕事は、船が迷子にならないようにすることだよ。 ステップ2〜4 雨雲も出ていないし、今夜はゆっくり休めそうだね……。 ……眠れないのかな? 僕が物語を聞かせてあげようか。 港の酒場で夕ご飯を食べるんだけど、君も一緒に来ない? ステップ5〜7 月や星の位置で、方角を知ることもできるんだよ。 他の海賊が、僕達の海図を狙っているみたいなんだ……。 僕がみんなのまとめ役? ふふ、そんなことないよ。 ステップ8 君さえよければ、僕達と一緒に旅をしない……? 財宝の中に、ネックレスがあったんだ。君にあげるね。 どうしてこんなに、君のことが気になるのかな……。 喜びも苦しみも、君と分かち合っていきたいな……。 [名前]さんを守れる、強い海賊になりたいな……。 デートの約束 +... [部分編集] ステップ1 大丈夫だよ。急にいろんなことがあって混乱しているだろうし、僕でよければ相談に乗るよ。 デートって、僕と……!? う、うん。休憩時間のあいだなら、大丈夫だよ。いつにしようか? うん、その日でいいよ。陸に着くのはだいぶ先になるから……船の中を案内させてもらおうかな。 ステップ2〜4 うん、もちろんいいよ。僕も1度、[名前]さんとゆっくりお話したいなって思ってたんだ。 僕のほうから声を掛ければ良かったかな……ごめんね。でも、君に誘ってもらえてうれしいよ。 僕も大丈夫だよ。小舟に乗って、浅瀬をまわってみようか。綺麗な小魚が見られるはずだよ。 ステップ5〜7 連絡してくれて、すごくうれしいよ。次の目的地までまだ時間があるし、のんびりお話しよう。 そうだね。たまには街で、ゆっくり買い物でもしてみようか。君におすすめのお店があるんだ。 僕も空いてるよ。鳥の形をしたアクセサリーが売ってる店なんだけど、喜んでもらえるといいな。 ステップ8(1) もちろんだよ。何か悩みごとでもあるのかな? 僕でよければ、いつでも君の力になるよ。 うん、いいよ。この前、珊瑚がすごく綺麗な島を見つけたんだ。よかったらその日に案内するよ。 うん、わかったよ。君とふたりきりで過ごせるのはうれしいけど、ちょっと緊張するな……。 ステップ8(2) 驚いたな……僕もちょうど、連絡しようと思っていたんだよ。じゃあ、君の用件から先にどうぞ。 実は僕も、君と一緒に過ごしたいなって思っていたんだ。僕たちって、気が合うのかな……? 休みの日まで一緒なんて、これって運命……あ、いや、なんでもないよ。楽しみにしてるね。 ステップ8(3) うん、大丈夫だよ。最近ふたりで話すことが増えたね……。照れくさいけど、すごくうれしいよ。 もちろん行くよ。君の傍にいるとドキドキするけど、すごく癒されるんだ。……不思議だよね。 僕も、その日なら空いてるよ。これからも、君と素敵な思い出をたくさん作っていきたいな。 デートコメント +... 海は見慣れているけど、君と一緒にいるといつも以上に輝いて見えるな……。 君は、何気ない景色を宝物に変えるんだね。……なんて、ちょっと大げさだったかな? カレ自慢 +... 対決画面 ステップ1 えっと、僕と勝負したいのかな? ステップ2〜4 海賊らしく、頑張ってみるよ。 ステップ5〜7 ここは、僕に任せてくれるかな? ステップ8 航海士の力を、見せてあげるよ。 勝利 ステップ1 海賊として負けるわけにはいかないからね。でも、ちょっと大人気なかったかな……? ステップ2〜3 なんとか勝てたみたいだね。デート中にいきなり勝負になるなんて、僕も驚いたよ。 ステップ4〜5 海賊船には強い仲間が大勢いるからね。彼らと過ごすことで、僕も鍛えられたのかな? ステップ6〜7 君に情けないところは見せたくないからね。これからも、君を守ってみせるよ。 ステップ8 応援してくれて本当にありがとう。君のおかげで、僕は最後まで頑張れたんだよ。 ステップ8 [名前]さんは僕にとっての宝物だから……海賊として、きちんと守ってあげないとね。 敗北 ステップ1 まいったな……。まさか、デートの最中にこんなに強い相手に当たるなんて……。 ステップ2〜3 話し合いの余地はなかったよ……。次の勝負では、実力行使に出るしかないかな。 ステップ4〜5 上手く力が出せなかったよ……。風向きは、あちらに有利だったみたいだね……。 ステップ6〜7 ご、ごめんね、[名前]さん……。次はもっと頑張るから、また応援してくれるかな。 ステップ8 海賊は、諦めが悪いんだ……。1度負けたぐらいじゃ、引き下がらないよ……! ステップ8 次は勝って、君の笑顔を取り戻すよ。だから、また見守っていてほしいな……。 告白タイム +... 戦闘中台詞 ステップ1 ステップ2〜7 ステップ8 勝利 ステップ1 ステップ2〜7 ステップ8 敗北 ステップ1 ステップ2〜7 ステップ8 アルバイト +... ステップ1 このお店が、君にとっての船になるのかな? みんなで協力して、楽しく働こうね。 ステップ2〜7 船のみんなも働き者だけど、君には敵わないね。僕にも何か手伝わせてほしいな。 ステップ8 海賊と言っても、毎日財宝が手に入るわけじゃないからね。地道な労働も必要だよ。 好感度MAX +... まさか海の上で、君のような女の子と出会うなんて……あのときは本当に驚いたよ。 君はまっすぐで、優しい心を持った子だ。本当なら、海賊船なんかにいるべきじゃない。 陸で、君にふさわしい優しい人と、幸せな生活を送るべきなんだ。そう思うのに……。 君の傍にいる時間が長くなればなるほど、もっと傍にいたいと思ってしまうんだ。いけないことだって、わかっているのにね……。
https://w.atwiki.jp/dngss5/pages/115.html
プロローグ(ファイヤーラッコ) 「ハァーーー……」 喧騒の中に、男が一人。 光を反射してしぶく波。 水着の男女の戯れるさまを見下ろして。 「YouTuberになりたい……」 ひとりの男が、溜息を吐いた。 2m近いであろう巨躯。 上半身はみっしりと体毛で覆われ、その頭部は最早人のそれではなく―― ――ラッコであった。 ここは全天候型屋内ウォーターレジャーランド「グレートプール島原」。 高度20mを滑り降りるウォータースライダーを目玉とし、流れるプールに特に流れないプール、あと浜辺と……屋台とかと……あと……とにかくいろいろなものがある一大リゾートである。 そして、ラッコの彼はこの施設の監視員だ。アルバイトだ。 この仕事に大それた思い入れなどあるまいが、ずるずると勤め続け何年になるだろうか。 まあしかし、そうは言ってもだ。 例えば、ファミレス。これはダメだ。彼のラッコボディは毛が多すぎる。 如何に清潔にしていようが、周囲の理解など得られまい。 『衛生上問題がある』と、厨房どころかフロアにいることも認められないのだ。 例えば、工場。ならばこれだってダメだ。彼のラッコボディは毛が多すぎる。 衛生帽子どころの騒ぎではない。製品に毛が混じってはクレーム沙汰だ。 例えば、交通整理員。冬とか雨の時たいへんそうなのでダメだ。 どうだろうか。残念なことに、世の中はラッコが生きるための整備が未だ進んでいない。 その結果行き着いたのがプールの監視員……そう、ラッコイメージがプラスに働き得る希少な職種であった。 ただ、それはそれとして。 「YouTuberになりたい……」 彼は、元来働きたくない男だった。 「あー! あんなところにラッコがいるぞ!」 「墜とせ! 墜とせーっ!」 「一斉射! てーーッ!!」 目をやれば、数名のクソガキがビート板を振りかぶっている。 『良識など目の前のラッコ怪人に比べれば些事』……そんな無邪気さで目を輝かせ、ああ、ほら。 投げた。 「ボッ、ボアアーーーッ!! やめっ……やめろ!! 散れクソガキどもーっ!!」 「わー!! ラッコがキレたー!!」 蜘蛛の子を散らすように逃げ去ってゆくクソガキたち。 最近のプールサイドを滑りにくくした功労者は誰だ。 そんなことを考えながら、ラッコの男は恨めしげに呼吸を整える。 「はー。こんな、こんなのは間違ってる……労働は呪い…」 愚痴は止まらない。 「俺はなあ……俺はラッコなんだぞ……」 彼はラッコなのだ。 「あー! こんななー! こんな時になー! 5億円が手に入ればなー!」 そう、5億円さえ手に入れば。 その言葉に如何程の意味が込められていたか。 ともあれ、奇異なことは起こるべくして起こるものであり。 その瞬間、施設の巨大スクリーンには国営放送による速報が表示されていた。 「国を挙げて勝った人に5億円をあげるトーナメントをやるよ! すごい!」 「すごい!!!!」 そう! とてもすごい! 「5億円……そう、5億円さえあれば、も、ものが買える! どんなに高価な機材だって買える! すごい……ということは、5億円さえあれば、YouTuber……大物YouTuberになって、楽してガッポガッポ儲かって、遊んで暮らせるということ……! つまりもう働かなくてよい……すごいことだぞ!! これは!!」 なんとすごいのだろう!! 「なんかこう……スポンサーから送られてくる新商品を開封したり! あとはゲームしてお金が貰える……それがYouTuber!!!」 夢みたい!!!! 「どうしたら……どうしたら一般参加ができるのか!」 そこへ現れる、謎の黒服の男!!! 「フハハ! 私の名前はトーナメント運営の一部太郎!」 彼の名前はトーナメント運営の一部太郎!!! 「まさか……もしかして、アンタはトーナメント運営の一部で、倒したらトーナメントに参加させてくれるってことなのか!? この俺……ファイヤーラッコを!?」 「そうだ……私はトーナメント運営の一部で、倒したらトーナメントに参加させてやろう! 未来の優勝者……君の名はファイヤーラッコと言うのだな!!」 うわーすごい!!! すごいすごーい!!! 「そうだ!! 俺はファイヤーラッコ!! 炎を操る……ラッコのような姿の男だ!!」 その時、ここにいる誰もが理解した! こっちの男がトーナメント運営の一部で! そっちの男がこっちの男を倒したら、そっちの男がトーナメントに参加して、あとそのそっちの男って呼ばれてる方のやつの名前は「ファイヤーラッコ」といって働くのがいやだから優勝して5億円ですごい機材を買い揃えて大物YouTuberになって遊んで暮らしたくて……なにか、そのようなニュアンスの何かを! 即ち! 戦いの火蓋は、今ここに落とされる! ============================================== 面接開始:ファイヤーラッコ vs トーナメント運営の一部太郎レディ ============================================== お詫び:トーナメント運営の一部太郎はやっぱりレディになりました。ここまでのパートのトーナメント運営の一部太郎については、各自脳内での修正をお願いします。 皆様の想像力……いえ、創造力に期待しております。よろしくな! 人避けは滞りなく行われ、今やこの広い空間を支配するのは件の二人のみである。 流れるプールの中央には広い桟橋が渡り、その両端で相対する。距離にしておよそ20m。 「アンタ、よく見たら女性だったんだな……スーツのおねえさん……こんなに美人なのに、今の今まで気付かなかったぜ! ともあれ、いいんだな。俺が勝てば、そのなんちゃらトーナメントへの参加権をいただくぜ」 ファイヤーラッコが指を鳴らし、腰を深く落とし構える。 とてもじゃないが美しい型とは言えないだろう。 我流も我流、ただのケンカ殺法であろうことは一目にして明らかだった。 「グロリアス・オリュンピア、です。この戦いは既に公式に認可されました。安心してかかってくるといいでしょう」 ト運一レディは薄手の白手袋に指を通すと、懐から小さな包みを取り出した。 中身をプールへ振り撒いて、そのまま包みも放り込む。 水はみるみるうちに透明度を失い、甘い香りとともに褐色の奔流へと姿を変える。 「《恋乙女の2.14(バレンタイン・ティアー)》。このプールは、これより私の支配下です。甘く美味なるチョコレート……どうぞ、ご堪能ください」 恭しく一礼すると同時に、彼女の左右からビターの濁流が鎌首をもたげた。 「えー! これマジ全部チョコレート? 食ってもいいの? なんかこう、トラップ的にお腹痛くしたりしない?」 「ええ、大丈夫ですよ。口に入れば制御を離れ正真正銘ただのチョコ。味のほどは……うーん……た、多分大丈夫……だと思うのですが」 僅かばかりに目を泳がせ、ひとつ、咳払い。 「……まあ、目の前の相手を叩きつけたり貫いたりするにはそれで充分でしょう? ですから、ええ。受け取ってくださいな」 レディが薄く微笑むと同時、濁流(ビターチョコ)が身を捩りファイヤーラッコを襲う! 左右からの同時攻撃だ! ファイヤーラッコは前転で逃れるが、濁流は即座に軌道修正する! 「も、もうちょっと大人しいチョコが好みだな! ヒエーッ」 「チョコをつくる時、女の子も積極的になるものですから」 「受け止めきれない!」 後方の濁流をよそに、正面ルート――桟橋を一直線に駆けるファイヤーラッコ! 「シャオラーッ! 最近のプールサイドは!! 走っても滑らねえんだぜ!! 最高の大発明だーっ!!」 「前に詰めるのならこうするだけです」 ト運一レディを守るように、チョコの壁が展開する! 嗚呼、四面チョコ! 「これで逃げ場はありませんッ!」 壁はみるみるうちに厚みを増し、複層の巨岩と化す! 仕上げとばかり、網目状に掛けられるチョコソース! しかし、ファイヤーラッコは足を止めるどころか更に速度を増していく! 「俺はファイヤーラッコ……炎を操る、そんなラッコだぁッ!!」 ファイヤーラッコの右腕から、激しい火炎が放出される! チョコソースが一瞬にして溶け出し! 当然巨岩も溶け……と、溶けない! 「ファイヤーなどと聞かされて、対策しないわけにはいかないでしょう。ベイクド・チョコ(これは溶けないやつです)!!」 「ならッ! こいつでどうだァ!」 爆発! 推力を得たファイヤーラッコは岩壁を超える! 「爆発も、概ね火炎!! おりゃあ!!」 そのままレディの頭上を取り、炎が全身に展開する! 「はい!突然ですがここでオレ様爆発オチ太郎の出番でーす!」 (爆発オチ太郎は、文字数や時間や気分的な問題によって自然発生する形而上存在です!) 「よいサイズの石油コンビナート~!」 (よいサイズの石油コンビナートは、なにかこう……よいサイズです! とてもちょうどよい!) 二人の間に、謎のワームホールが出現! よいサイズの石油コンビナートが飛び出してきた! 「あっなになになに!? ちょっ……ちょっと待てーっ!! 火!! 火ーっ!! あっ……」 コンビナートめがけ飛び込んでいくファイヤーラッコ……!! (ダイナミックな音) 斯くして、戦闘はここに終了した。 ============================================== ぼろぼろのスーツの上にバスタオルを羽織り、パラソル付きのテーブルで書類の作成を執り行う女性が一人。 涼しい顔をしているが、その頭は哀しくも見事なアフロヘアーだ。 トーナメント運営の一部太郎レディである。 「さて、あとは同意書へのサインです」 書類を整え、向かい側へと差し出す。続いてペンを。 「こちらに。それから、先程の約束もどうかお忘れなく」 「オーケーオーケー。この? チョコを? フェム王女に?」 ファイヤーラッコは、先程押し付けられた小さなラッピングをつまみ上げた。中には一口大のガナッシュがいくつか。色とりどりのチョコスプレーが散りばめられ、見た目にも華やかだ。 「私の身分では謁見は叶いませんから。是非とも勝ち上がってください」 「トーナメント、自分で出りゃよかったんじゃない?」 「……本戦の頃には、私はただの無能力者です。……それと、渡す時ですが。誰からかは言わなくて結構ですよ」 「一国の王女が受け取るかなあ、そんなもん」 「それならそれで構いませんから」 「なんで王女サマ?」 「見ませんでしたか? テレビ。顔が良かったので」 「ふーん」 サインを終えて、書類を返す。 「このチョコ、俺の分ないの?」 「貴方は拾い食いした分で十分では」 「うげ。見てた?」 「味はどうでした?」 「美味かった」 「安心しました。毒味ありがとうございます」 「…………」 ファイヤーラッコは、同意書の他に、身分証明、参加動機、保険の加入状況など、十数枚の書面に記入を行った。母子家庭の高卒であるとか、5億でいい機材で大物YouTuberであるとか……概ねそのような項目である。 「……ええ、はい。記入に不備はありません。貴方をグロリアス・オリュンピアの参加候補者としてエントリーしました」 「サンキュー、おねえさん」 あくまで、候補者である。 ここからファイヤーラッコが本戦に進むためには、何やら運営の審査が必要になるらしい。 「……あ。そうだ、この機会に捜し人とか見つかるかな?」 「世界的に注目されている大会ですし、可能性はあるでしょう。優勝すれば、王女が願いを叶えてくださる、とも」 「何よりその時は大物YouTuberだからな!」 「それはよくわかりませんが」 あらかたのものを鞄に収め、レディが席を立つ。 「まあ、陰ながら応援していますよ。未来の優勝者」 「おう」 その背中を見送って、ファイヤーラッコは大きく伸びをした。 チェアは日光浴のできるゆったりとした作りになっている。 そのまま身を横たえると、戦闘の疲労が一挙に押し寄せた。 微睡みに包まれていく。 ――程なくして。 ――爆発オチ太郎が再入場し、グレートプール島原は改めて爆発オチを迎えた。
https://w.atwiki.jp/aegiswiki/pages/205.html
―AMS総合基地 サンフランシスコ本部 地上3階 AA隊準備室― まったくこの男達は、どうしてこうも理性より感情に走るのか…… 考えるよりも先に身体が動き、それが元でトラブルに巻き込まれる。 いいかげん、学習してもいい頃だろうに。 「ぶつぶつ言うな、やっちまったもんは、しょうがねぇだろ!」 「そうそう、ドナルドはね、ムカつくとついヤッちゃうんだ♪」 そう発言した二人の男は、銃を手に持ち、二つの銃口からは硝煙が漂っている。 「まあ、仕方ないよね、そこのお偉いさんの命令は馬鹿なあたいだって、わかるくらい 無茶なんだからさ」 「して、先程の命令……本気ですかな?『大将閣下殿』」 さらに二人がこの原因を作った男を責め立てる。 大将閣下……椅子に座っているトンヌラ・グレゴリーの顔には恐怖のあまり、形容しがたい 顔をしており、大量の汗が出ている。それもそのはず、彼の頬には今しがたできたばかりの 銃弾による擦過傷がある。 この部屋の中には5人の男女と、猫が一匹…… ――白髪に眼鏡をかけた、仕立てのいいスーツを着た恰幅の良い男―― 名はカーネル・サンダース ――赤髪アフロに派手な軍服を着た、赤い銃を持つやや細身の男―― 名はドナルド・マクドナルド ――金髪にかなり小柄な体系の女性は机で頬杖をついている―― 名はミニー・ラット ――黒髪に筋肉質の大柄な男は、大将に銃を突きつけている―― 名は九鬼玄乃上 ――そして、一番日当たりの良い机の上に、体長1m程の大きな猫―― 名はニーギ 彼らはAMSの中でも詳細不明とされている部隊、陸軍AA隊である。 現在公表されているのは 「ASCII Attackers」 という部隊名のみ 《ASCIIとは、American Standard Code for Information Interchangeの略》 《現代英語や西ヨーロッパ言語で使われるラテン文字を中心とした文字コードである》 設立当初は、暗号解読や偽造情報の送信などの文字コードを使った 撹乱任務中心の部隊と聞いている。 ―――しかし現在は…… 問題兵士ばかりを集めた、いわくつきの部隊である。 個々人の性格に問題ありの上、矯正不可能と太鼓判を押された者が来る そんな糞の吹き溜まりの部隊…… あまりにもAMSの利益にならないことばかりしているため 最近はAA隊のことを「Anti AMS」とまで揶揄されている。 まったくもって、正当な評価だろうな。あらゆる意味において…… 6人も入れば手狭になる、小さな部屋を包んでいる感情は、圧倒的な殺意。 問題児4人はトンヌラが下手な事を答えれば、即座に殺すつもりでいる。 それは彼らを詳しく知らない人から見れば、そう見える状況だが…… 1年も付き合った我輩からすれば、こんなものは挨拶代わりにすぎない。 常々、穏便にすませろと言ってきているが、もはや無駄ではないかと思い始めている。 ……そういえば、我輩の自己紹介が遅れたな。 我輩の名は「XERD_003SSE……通称トカゲ13」 今、九鬼が手にしており大将の頭を狙っている銃……それが我輩だ。 The name of the story is 「Demon s Spirit ~Belief of Soldiers~」 ――――the Story of interlude―――― 第一話 「AMS最低部隊 ~狂人達の宴、開演~」 ――冒頭より約20分前―― AA隊準備室は、名ばかりの部屋である。 その証拠に部屋の大きさは10畳程度、各々仕事ができるように(書類仕事等、見たことないが) 5個机が置かれており、2つずつが向かい合わせ、残りの一つは 一番奥の窓際にあり、いわゆるコの字型に配置されている。 これにロッカー等もあるため、中は非常に狭い印象がある。 そんな部屋の中、AA隊の面々は自分の席に座り、好き勝手に自分の作業をしている。 右奥の席……カーネル少佐は新聞を読んでいる。 その正面である左奥の席……ドナルド大尉は手榴弾を赤く色付けしている。 ドナルド隣……全てにおいて、小さいと形容できるミニー少尉はノートPCと睨めっこ中。 カーネルの隣……我輩の相棒である九鬼少尉は、人の眼も気にせず寝ている。 一番奥の窓際の席……現在空席であり、机には「大総統席」と書かれているが、 一番日当たりが良いため、ニーギが気持ち良さそうに日光浴をしている。 カチッ カチッ カチッ 時計の音のみが響く部屋に、バタン、と扉が開き、男が一人入ってくる。 入ってきたのは、かなり肥え太った男……トンヌラ・グレゴリー大将である。 上位階級者が入室してきたというのに、誰一人として敬礼せず、椅子から立ち上がりもしない。 そんな状況に不満はあるのだろう、トンヌラはフンッ、と鼻を鳴らしながら、奥の席に座った。 ―まるで、本物のブタだな― 九鬼が呟いている。つい先程まで寝ていた顔には見えない顔つきである。 なにか、きな臭い予感がしたのだろう。AA隊でも一番勘のいい奴なのだから。 「さて、貴様らゴミ部隊に任務を言い渡そう」 開口一番、これだ。 相変わらず、尊大な物言いである。この1年……数こそ少なかったが 任務を持ってきた男の一人である。この男の任務は全て却下されていたがな。 「1年前……謎の壊滅をしたゲゼルシャフトが今になって再起したとの情報が入ってきた。 そこで、貴様らに奴らの基地を調査をしてもらう」 「あたいたちは忙しいので~ 他をあたってくださいな~」 ミニー少尉がキーボードを叩きながら適当に答える。 それを聞いたトンヌラは、苦虫を噛み潰したような表情で続けた 「貴様らなんぞ、誰が好き好んで使うものか……」 「つまり、我々でしか成しえない任務と言いたい訳ですかな?」 カーネル少佐が、新聞を机に置きながら尋ねる。 「そうだ、貴様らの性格や忠誠は最低だが、能力だけはAMSの中でも随一だからな。」 「アラー?♪それって説明になってないよ、もったいぶるなら、ドナルドやっちゃうよ?」 ドナルドが立ち上がり、トンヌラに近づくが 何かやるよりも早く、慌てたようにトンヌラが口を挟む 「に……任務は言っただろう、奴らの基地の調査だ。 貴様らをわざわざ使う理由は、ゲゼルシャフトは壊滅前にサイボーグ技術を確立しておった。 ならば、普通の部隊では歯が立たんのは明白だ」 その言葉を聞いた4人は、不信感を顕わにする。 九鬼は立ち上がり、トンヌラの正面まで行き 「そりゃ、おかしいなぁ……大将、あんたが隠し持ってるサイボーグ部隊がいるじゃねぇか そいつを使ったらどうなんだ?」 トンヌラの顔には、驚愕となぜ秘密部隊を知っているのか…… その二つがミックスされた、なんともわかりやすい表情をしている。 腹芸の一つもできんとは……つくづくレベルの低い男だ。 どうやって大将まで登りつめたのか、不思議になってくる。 「そうだね~ あたいの情報でも、大将の部隊の予定は白紙なんだけどな~」 「な……何を言っておる、貴様らッ! そんな部隊があれば、貴様らなんぞを頼りは……」 ドンッ トンヌラが最後まで言い終わるより早く、九鬼とドナルドは電光石火の早業で、銃を抜き発砲した。 我輩の銃口から放たれた銃弾は、トンヌラの頬を掠り、傷をつける。 ドナルドの銃弾は、見当違い方向……窓の外へ出て行った。 この距離ではずすとは、別の意味ですごい才能である。 「まったく、この男達は、どうしてこうも理性より感情に走るのか」 思わず、小声で愚痴を零してしまう。 「ぶつぶつ言うな、やっちまったもんは、しょうがねぇだろ!」 「そうそう、ドナルドはね、ムカつくとついヤッちゃうんだ♪」 聞こえていた二人は、文句を言ってくる。トンヌラにも、聞かれたか? と不安になったが 恐怖のあまり、今の発言を理解できていないようだ。 「まあ、仕方ないよね、そこのお偉いさんの命令は馬鹿なあたいだって、わかるくらい 無茶なんだからさ」 「して、先程の命令……本気ですかな?『大将閣下殿』」 カーネルが殊更、『大将閣下』と念を込めて尋ねる。 その声は、聞くものの嘘を絶対に許さない……圧倒的なプレッシャーを感じる。 「あ……も、勿論だとも、戦力を考えて、貴様らに命令しとるのだッ!」 無駄に声を張り上げて、答えるトンヌラ。 そうでもしないと、この場の雰囲気に呑まれてしまうのだろう。 小心者なことだ。 そして、トンヌラの命令を聞いた4人は、《丁重にお帰りいただく》ように、決意を固めた。 4人が同時にトンヌラを接待しようとした瞬間に、気の抜けた鳴き声が部屋に響き渡る。 「にゃ~~ご (この任務、受けても良いのではないか? 少年たちよ)」 ニーギの鳴き声……トンヌラ以外の4人には、鳴き声以上の意味が込められていることを 理解した。 しかし、この一言で納得できるものではない。4人はこの鬱憤をトンヌラで晴らすことにする。 「なるほど……ならば、その任務をお受けしましょう」 カーネルの返答を聞いたトンヌラは、了承を受けた喜びより 単純に生き残った喜びの方が大きいようだ。 だが、カーネルは最後に「しかし……」と続け、後の言葉を聞いたトンヌラは また険しい表情に変わることになる。 「任務を受ける条件は、我々が陳情していた要求を通してもらうことですな」 「Aha♪ チキン野郎にしては良い案じゃないか! 」 「そうだろうな、クレイジービーフな貴様には、想像もできん提案だろうな……」 売り言葉に買い言葉……生涯をかけて争っている二人の、我輩たちにとって 見慣れた光景が繰り広げられている。ただ、彼ら二人の間に大将がいるが…… ケンカに巻き込まれるのが嫌なのだろう、この場からいち早く撤退したいトンヌラは 早口で、捲くし立てた。 「わ……わかった、貴様らが陳情していた物は全て揃えよう。 もういいだろう、資料は置いていくから、後はまかせたぞッ!!」 逃げるように、部屋を飛び出していくトンヌラ…… 後に残されたのは、すぐにでも殺し合いを始めそうな二人と、 それに興味のない二人……仕方ない、AA隊ブレーキ役の我輩が、止めるとするか そう思い、口を開こうとした瞬間、またしてもニーギの言葉が聞こえてきた 「にゃん (さて諸君、任務について話し合おうか)」 その言葉? を聞いた、4人は自分の席に座り資料を手渡す。 まったく、我輩ではこうもうまくいかんだろうな。 これも年の功というものか。 「して、何故あの外患罪を犯す犯罪者の命令を、聞かねばならないのかね?」 「にゃにゃん! (信念を曲げぬ少年よ、話は単純だ、奴の息の根を止める そのために、奴の用意した罠にわざと飛び込むのだよ)」 「なるほどね~ 1年前の対ゲゼルシャフト作戦では、大隊規模(約600名)の部隊を 生贄に出してたもんね~ 当時欲しかったのは、部隊行動のデータと予測しま~す それを考えると、今回のオーダーは、人間の枠組みに入らないデータでも 欲しいのだろうね~ 失礼しちゃうなぁ、あたいは真人間なのに~ 」 この中である意味、一番性質の悪いミニーが資料を見ながら情報をまとめる。 勿論、先程ミニー少尉が発言したことなど、資料のどこにも記されていない。 彼女は普段から自前のPCを使い、あらゆる情報を集めている……彼女がAA隊に配属された理由の一つは 情報収集が行き過ぎ、知りすぎたためである。 「にゃおッ! (その通りだ、愛に生きる少女よ、君達のデータを取るつもりなら 基地内でサイボーグとの戦闘になるだろう。そこでデータを 取っている証拠を持ち帰って、奴を追及すればいい)」 「データを持ち帰ったとして、奴がしらばっくれる可能性もあるんじゃねぇか?」 九鬼にしてはめずらしく、真っ当な意見を言う。 いや、違うな……タダ働きを極端に嫌う男だ。無駄を極限まで省きたいだけだろうな。 「にゃ~お (よく眠る少年よ、そちらは私が裏づけを取っておこう、安心したまえ)」 「らんらんる~♪ それじゃあドナルド、がんばっちゃうよ! 」 「ならば、我輩達がやるべきことは決まったな」 我輩の言葉を機に、それぞれが立ち上がる。 任務前の最終確認終了の合図……AA隊に唯一ある、訓示の唱和である。 『 我らは罰の代理人 信念を貫く代行者 我らが死命は 我が戦友に立ちはだかる愚者を 二度と立ち上がれぬよう完殺すること―』 さあ、これから楽しく無残な戦争が……始まる To be continued
https://w.atwiki.jp/fkgchara/pages/37.html
-ボイス 図鑑収録ボイス シーン セリフ 初登場 あら~? はじめてお会いする方……ああ!あなたが団長さんなのかしら? 花騎士のセントポーリアですわぁ。よろしくお願いしますねぇ。 戦闘開始① いつもいつもぉ、ボ~っとしている訳にもいきませんよね 汎用(喜) ふふ♪ やぁったぁ~♪ 戦闘開始② やるべき事はぁ、知っているつもりですから 攻撃① いっきま~す! 攻撃② 倒しちゃいますよ~? 汎用(哀) あらあら、泣いちゃいそうですぅ。 戦闘スキル① あらあら? 戦闘スキル② あら? これってチャンスかしら? 汎用(怒) メッ! ですよぉ。 被ダメージ あら? あらあら? 被ダメージ(致命傷) あ~ぅ、ぼんやりしちゃってた… 戦闘不能 こんなこと… ぼんやりしちゃう癖、直さなきゃ… 汎用(楽) なんかぁ~、ふわふわ、しちゃうぅ~。 戦闘勝利①通常 あら? もしかして、勝っちゃった感じですか? 戦闘勝利②辛勝 ギリギリでした~ もっとぉ気合い入らないものかしら? ログイン時① こんにちは~。あら、こんばんは、かしら? それともぉ、おはようございますぅ? 戦闘勝利③快勝 ふふふふ、だ~い勝利ですよ~。ぼんやりしてなかったですもんね~ 敵を倒せなかった時① あら~、ダメだったかしら? 敵を倒せなかった時② う~ん、がんばったのに~ ログイン時② 今日わぁ、仲良くゆっったりぃ、でぇ、参りましょ~。 敵を倒した時① ふふふ、やりましたよ~ 敵を倒した時② ふふふ、大成功~ですね~ ログイン時③ 団長さん、今日もふぁいとー♪ ですぅ~♪ ステージ発見 ステージを見つけましたけどぉ、どうしましょう? 宝箱 あらあら、味方でした~ 会話①(好感度0~29%) わたし、生まれが貴族なんですぅ。子供の頃から、「ぽわぁ~~っとしてる」って言われてましたけどぉ、今はぁ、花騎士として、頑張ってますぅ~。 パーティメンバーに選出① え? あぁ、戦いですね~ パーティメンバーに選出② 皆さんの足を引っ張らないようにぃ、頑張りま~す 装備変更 わぁ、いただけるんですか~? 会話②(好感度30~74%) いつもぉぼんやりしちゃってるわたしですけど~、害虫による嘆きや、痛みだけは……受け入れなかったんですぅ。だからわたし、もっと頑張りますね! レベルアップ 団長さ~ん! わたしぃ、強くなりました~! 進化 これでぇ、わたしがぼんやりしてるだけじゃないってぇ、わかっていただけましたよね? 1日1回無料ガチャがプレイ可能 あら? 新しい花騎士さんを喚べるみたいです。どうされますか? マイページ汎用① わたしぃ、よくだまされちゃうらしいんですけど、どうしてでしょうかね~? 会話③(好感度75~100%) 愛とか親しみとか、心安らぐ暖かいもの。団長さんと一緒に護り抜いていければって、そんな風に最近は思うんですよ~。 マイページ汎用② 貴族である前にわたしですし、お気になさらないで大丈夫ですよ~。 スタミナが全回復している状態 戦力回復、で~~す♪ どうしますぅ? マイページ汎用③ 団長さ~ん! 喧嘩なんかしちゃ、めっ、ですよ。 マイページ放置 たまにはぁ、こうしてぼんやりするのも、いいものですよね~ えっ? そんなぁ~、いつもじゃないですよぉ~。 贈り物プレゼント時① 団長さんからのプレゼント~うれしいわ~。 贈り物プレゼント時② わぁ~、わたしにぴったりです~。さっすが団長さんですよぉ~。 移動開始時① いざ、出陣!えへへ~、気合入りましたか~。 移動開始時② お勤めに参りましょう♪ タイトルコール(オプションのVOICEをON時) フラワーナイトガール ログインボーナス ………あっ、ごめんなさい~。ちょっとぼんやりしちゃってて~。でも、お待ちしてたんですよ? 団長さんのこと~。 図鑑未収録ボイス 害虫の巣パネル通過時 痛ぁーっ! …あーん、足元見てませんでしたぁ…。 期間限定ボイス(2015年) 【期間限定】クリスマス① 今日はクリスマスですね~。皆でプレゼントを持ち合って、ケーキを食べて…ふふ、今から夜が待ち遠しいですぅ~。あ、もちろん、団長さんの隣の席は、頑張って確保しますよぉ~。 【期間限定】クリスマス② みんなで楽しむクリスマスもいいですが、団長さんと二人きりのクリスマスも素敵ですよねぇ~。途中で抜け出しちゃいますかぁ?な~んて、今まではそんな事絶対思わなかったのに…。うふふっ、誰のせいですかね~? 期間限定ボイス(2016年) 【期間限定】七夕① わぁ~、きれいなお星さまですね~。道のように、一筋の線になってますぅ。あの上をお散歩したら、楽しいでしょうね~。 【期間限定】七夕② この短冊というカードに、お願い事を書くんですかぁ? う~ん……そうですねぇ……。やっぱり、毎日元気に日向ぼっこできますように、ですねぇ♪ 【期間限定】夏① 今日も暑いですねぇ…。日向ぼっこをする時は日傘と日焼け止めを忘れないようにしないと… 【期間限定】夏② 暑い時でも、のんびりする心は忘れませんよぉ…。お日様の下で、冷たいお茶はいかがですか? 【期間限定】お月見① お月さまの上で、兎さんがお餅をついているんですよ~。ぺったん、ぺったん、ぺったん…ぺったん…。ふわぁ~なんだか眠くなってきちゃいました~ 【期間限定】お月見② 日向ぼっこするのも好きですけど、月夜のお散歩もいいですね~。昼間は体がぽかぽかしますけど、今はしゃきっとする感覚です。何だか新鮮で楽しいです♪ 【期間限定】秋① 肌寒い季節になってきましたけど、あったかくすれば大丈夫です~。今日は、落ち葉の上を散策しますよ~♪ 【期間限定】秋② 紅葉を見ながらぼんやりするのって楽しいですよ~。赤や黄色の葉っぱが、ヒラヒラと揺れて…まるでパレードみたいです~ 【期間限定】ハロウィン① トリック・オア・トリート~。お菓子を頂きに来ましたよぉ。さぁ、出してくださ~い♪ 【期間限定】ハロウィン② 今日はカボチャのお祭りですよぉ。団長さんもカボチャの気持ちになって、楽しんでくださいね。お化けさんも喜んでます♪ 【期間限定】冬① 実は、夏よりも、冬の日向ぼっこのほうが、難しいんですよ。雪が、お日様の光を反射して、とーっても、まぶしいんですう…。 【期間限定】冬② 雪の上をー、さく、さく、さく、さく♪ わたしの足跡が、いーっぱいついてきますよー♪ 【期間限定】クリスマス① メリークリスマスですよ~っ。今日はみんなでパーティーです。団長さんもいらっしゃいますよね? お菓子や飲み物、取り揃えて待ってます。 【期間限定】クリスマス② 団長さん。これ、クリスマスプレゼントです~。えへへ♪ 日頃のお礼も込めて、ですよ? まだまだ寒いですけど、頑張ってくださいね。 期間限定ボイス(2017年) 【期間限定】お正月① 明けまして、おめでとうございます~。今年ものんびり、ゆったり、日向ぼっこしましょうね~。あっ、その前におせちをいただきましょうか~。 【期間限定】お正月② 団長さん、見てください、初日の出ですよ~。初日の出で、日向ぼっこ…初日向ぼっこ、しましょうか~。 【期間限定】バレンタイン① どーぞ、団長さん。チョコレートですよ~。甘~い、恋の味がするみたいですよ~。ゆっくり、のんびり、召し上がってくださいね~。 【期間限定】バレンタイン② バレンタインというのはですね~、皆さんの恋する気持ちが詰まっている日なんですよ~。だから、甘くて幸せな日になるんです~。 【期間限定】ホワイトデー① 団長さん、これ、バレンタインのお返しですか~? わぁ~、ケーキですね~。ハチミツがたっぷりかかってて…。嬉しいです~。ずっと大事にしますね~。…って、大事にしたらダメですね~。 【期間限定】ホワイトデー② 団長さん、『お返しは3倍』なんですって~。ですから、わたしと一緒に日向ぼっこに行きましょう~。お日様の光を3倍浴びるんですよ~。きっと、3倍健康になれますよ~。 【期間限定】春① いいお天気ですねぇ~。こんな素敵な日は、日向ぼっこが一番ですよ~。 【期間限定】春② 過ごしやすい季節になりましたね~。団長さんは、どの季節が一番お好きですか? 【期間限定】七夕③ 団長さん、七夕ぐらいは夜空を眺めて、ゆ~っくりしてください。それくらいの余裕がないと、心が参っちゃいますよ~。なので~、えへへ、今夜は団長さんの気が済むまでず~っと一緒です♪ 【期間限定】夏③ ふぃ~、今日も暑いですね~。海に出かけて~、浮き輪に乗って~、ぷかぷか浮いていたいです~。団長さんも海に行きましょうよ~。波に漂うのは~、気持ちいいですよ~。 【期間限定】お月見③ お月様が真ん丸ですね~。ぼ~んやりした光が、気持ちいいです~。日光浴とは違う感じがして、こういうのは…うーん、なんて言うんでしょう。月光浴、ですかね? 【期間限定】秋③ 団長さ~ん、秋ですよ~日向ぼっこに一番向いている季節です~一日中、お日様と秋の風に体を預けて、ゆ~ったり過ごしましょ~ 【期間限定】ハロウィン③ 街のお祭り騒ぎもいいですけど~。お家で過ごすハロウィンも素敵ですよ~。団長さん、温かいカボチャのスープをごちそうします~。 【期間限定】冬③ 温かいお日様が恋しい季節になりましたね~。日向ぼっこはしばらくできそうにないですから~、お部屋で毛布にくるまってみんなでの~んびりしましょう~ 【期間限定】クリスマス③ 団長さ~ん、クリスマスパーティーが終わったら、ふたりきりで会えませんか~?え~っと、今日はちょっと夜更かししたいんです。お付き合い、よろしくお願いします~。 期間限定ボイス(2018年) 【期間限定】お正月③ 新年くらいのんびりしたいところですが…もし害虫が現れたらいつでも呼んでください。でもそれまでは~、の~んびり寝正月を堪能しま~す。 【期間限定】バレンタイン③ えへへっ、団長さ~ん、わたしのチョコレート受け取ってくれて、ありがとうございます~。せっかくだから、お茶も淹れますよ~。ふたり、一緒にのんびりして~、甘~い一日を過ごしましょう~。 【期間限定】ホワイトデー③ 団長さんのお返し、嬉しいです~。でも~…えへへっ、あえてもう一つおねだりします。わたしと手をつないで、ふたりで野原に寝っ転がって~、それで…日向ぼっこでもしましょう~。 【期間限定】春③ わたし、春は大好きですよ~。あったかくて~、の~んびりできて~。害虫が元気になるのだけは、ちょっと嫌ですけど…。 【期間限定】七夕④ あ~…天の川って星がいっぱいありますね~。数えていると、眠くなってきちゃいました~。団長さ~ん、膝枕をお願いしてもいいですか~? ふみ~…むにゃむにゃ…。 【期間限定】夏④ あれ…あれれ~…? 団長さんに冷たいお菓子を買ってきたのですが、途中で溶けちゃったみたいです~。もう一回買いに行ってきますから、しばらくお待ちくださ~い! 【期間限定】お月見④ 満月には不思議なパワーがあって、眺めている人を凶暴にするらしいですよ~。団長さんは何か変化はあります?わたしは月を眺めていると…ふあ~あや~…眠気が…どんどん強くなります…。 【期間限定】秋④ 食欲の秋というだけあって、ごはんが美味しいですね~。食べて寝るだけじゃ太っちゃいますけど、この誘惑には抗えません…。ふぁぁ…ふゅふゅ…おやすみなさ~い。 【期間限定】ハロウィン④ むにゃむにゃ…おやすみなさ~い…じゃなくて~、トリックオアトリートです~。いつも寝てる時間だから間違えちゃいました~。 【期間限定】冬④ 冬の外は苦手ですけど~、部屋の中は大好きですよ~?特に毛布の中にいると~、日向ぼっこをしているときくらい、幸せな気持ちになります~。 【期間限定】クリスマス④ 今夜を迎えるまで、色々な事がありました…。でも~、わたしは団長さんがいたから、乗り越えることができたんです~。団長さんは、わたしの陽だまりです~。いつもわたしを光で包んでくれる団長さんに敬意を込めて、メリークリスマス♪ 期間限定ボイス(2019年) 【期間限定】お正月④ 団長さん、今年も、どうかよろしくお願いします。花騎士となった初心を忘れず、一生懸命頑張りま~す♪そして時々、一緒に日向ぼっこしましょうね? 【期間限定】バレンタイン④ 今日はバレンタインですから街中に恋人たちが溢れていますね~。皆さん、とっても幸せそうな顔をしています。団長さん、わたし達も混ざっちゃいますか~? 【期間限定】ホワイトデー④ 団長さんのお返し、確かに受け取りました~♪ まだ、ちょっぴり寒い日が続きますけど、お蔭で心はポカポカです~♪ 【期間限定】春④ もう~すっかり春ですね~ 原っぱで日向ぼっこをしていると新緑の香りが心地良いですぅ。良ければ団長さんも春を味わいに行きませんか? 【期間限定】七夕⑤ 七夕の伝説は、ちょっとお気の毒です……。でも、待っている時間が愛を育てるとも言います。それにぃ……好きな人と必ず会えると決まっているなら、案外……一年なんてあっという間なのかも知れませんね~。 【期間限定】夏⑤ あっ♪ 団長さん。このようなずぶ濡れの格好で失礼します。先程まで水浴びをしていまして……うふふっ。爽快ですから、団長さんにもオススメします~♪ 【期間限定】お月見⑤ 月が……綺麗ですね? 団長さん。うふふ♪ 急にどうしたか、ですか? ……別に、ただ言いたくなっただけですよ。にゅふふっ♪ 【期間限定】秋⑤ 団長さ~ん、こっち、こっちに来てくださ~い。皆さんと枯れ葉を集めて、お芋を焼くんですよ~。ぜひ、ご一緒したいな~って。大丈夫ですか? 【期間限定】ハロウィン⑤ うふっ♪ 今日だけははしゃいじゃいますよ~? 童心に戻って楽しみたいと思います~♪ それでは団長さん……トリック・オア・トリート~♪ 【期間限定】冬⑤ 団長さ~ん? 団長さ~ん? お鍋の準備が出来ましたよ~? 冷めない内に食べましょうよ~?うう……さっきまでいた筈なのに、どこ行っちゃったんでしょう? もしかして……あっ、お風呂でしょうか? 団長さ~ん? 【期間限定】クリスマス⑤ 普段は早めに床に入るようにしているのですが、今日はクリスマスですから、もう少し起きていようと思います。えへへっ。今夜は、団長さんとたくさんお話したいですから。
https://w.atwiki.jp/hosihurimezasi/pages/196.html
目次 イーブイ(固有使用される前はみんなこの形態) リーフィア ブラッキー V3 サンダース シャワーズ エーフィ > ´ ̄ ̄ フー-、 / / ,,..ィミ !へ / /,. ´ レミ、ヽ / , // ! } ', , / // / / / ,' / i / / , /{/ノ7メ/! / / / ! | / / / / iマ沁ミ、 i/ / /i , , ! , / / / | ゞソ }、 ,._/_レ, / ; ,/三ミ 、 / // /i , ! ` ー '' ( {ツ 》/ / / | ヾミ、 _/_/_ノ_/ ,.| i i! | , , '^ー-イ ,i / | ゛Vf≦三三ニミ、77ハミ、 | |! !、 __ イ / /j / | |N| |i!///}三i| | \ / / / / / /' | |N| |i!///,!三| |イ´ }ォ-、./ / / | |N|,.ィ |i!///,!三} |ニ{ / ヾ 〉 / / .!_ |/ノ !i///ノ三.! !三ヽ ` \ / `ヽ // ,,. ーァ . |i!///三ニ!i三三乙_r- '、 / / ` ´,,.. -≦ _|i三!{三ニ i!三三三三}三ヽ / / ,′ ,ノ //////三ハ三三三三三ニ/三ニ∨ / ./ .{ ,,.イ/}/// !三三ヽ三三三三/三三ニV ,' ' ゝ=='////// ハ三三ニ≧==-.彡三三三三} ! | | `ー=≦/ / }三三三三/三≧ミ、三三;イ __ | | | |;' / ノ三三三ニ/三三三≧r- '' / r--__`---. ', ヽ ',. |! / ,,..r≦三三三ミ、/三三三三i!|___,,._ ノ ー'' ノ----' { . . \ヽ ', |!,.r≦三三三三三三У三三三三∨///////|! ,..イ } . . . . >ミ、//!三三三三三三三/三三三三ニ/////////i!- ´ ';. / /ヾ////|三三三三三三/三三三三ニ/////ムムム/ / . ./ //////≧=- .、三三/三ニ!三三三i/ ̄ ̄´ 【固有能力】 【スキルアナライズ】 / 相手の情報の一部を見た場合、残りの情報も把握することができる 【クリエイト・ナノマシン】 / 毎ターン終了時に自分のモンスターそれぞれの任意の能力を上昇させる 【エヴォリューションセオリー】 / イーブイ種を任意のタイミングで任意の形態に進化させられる。戦闘終了後、イーブイに戻る 【汎用能力】方向性…【情報】+ 【撹乱】 【推測】(情報1段階目) / 場に出ている敵のPTの特技・呪文・パッシブスキル・アクティブスキル・耐性。その中から任意のものを解析する 【予測】(情報2段階目) / 次のターンの相手のPTの行動をランダムで調べることができる 【惑乱】(撹乱1段階目) / 場にいる敵1体を「混乱」状態にする イーブイ(固有使用される前はみんなこの形態) __/{ / / {、 |‘ , ./ ` 、 | V ,__ /∨\}\} ̄ \ | V ./ ∧ ̄ “''≪ ‘, | ∨ , ∧ V≧ュ、.\ ‘, .! }. { .、\ニ.\ \ } V ,. { \\ニ.\ `v ,ィ/}/}_.V ,′. 八 \`.≪ニヽ∨ ヽ/ 、 / ≫- __ V .\ ,.' /_{ i  ̄ 7 /´ .! f㌔、 ;rfi! ト、 f{ /_ i 弋り _ 弋リ } \ }i } 人 r‐‐ 、 从 「 }. 、 人 .个 、 .ー‐‐' _ ィ′ハ、 } 7''" }‐‐- {  ̄ ̄ V `. 、 廴}/ 八 乂\ }/ \ V \ ⌒ヽ_ ,, ''" 廴ノ ) } ヽ 、 }  ̄ 八 、 )′ ー'´ 【イーブイ】 種族:イーブイ 【特技】 [ 捨て身タックル / 【パッシブスキル】 [ 進化因子 【アクティブスキル】 [ 捨てる未来(AS) / そのターンの間、全能力が爆発的に増加、そのターンダメージを受けず、敵の行動に影響されない このスキルを発動させると、今後イーブイは自分の力で進化できなくなる。1戦闘1回 リーフィア _. ´ /!l /. / / / ./ _ - 、. //. | _. ´. ´ . . | _くi y ´. . . . ヽ ._. ´./. | |、. | . . . | / / /´⌒ヽ. . . . | ./`. /. . |. |. .ヽ ! . . . .| | | | | .,、 /!.. . /./. / /. . . /. |. . \. . . 、 | | | |/ y'/. /.y / i. . . /. ヽ. . ヽ. / \ Lヾ !. / // r' / | ./ _ノ . 、´ `ー-,. .Y |. '、. ` i l /. l /´ _. ´ ヽ,. | . . | _.ゝ、,..、. , -、 ', - /. ./ . , -'. ヽ ゚! i゚ ノ./ .i 、 /. / . . ヽ 、 。 _ .イヽー- 'ノ _ r '_. ´_ - ' `T.´ `ー- ´ `ヽ´__/ _ノ ! 、___ノ. . i 、 | ヽ __. | /_ -、-ヽ 、 ij / ´ \ 丶、 ヽ / /! / / `i. . ; ;|_ ー=.ィ i. ! j _/ / !. /ヾ=‐ /. /ヾ=- ( ; ; / / / _/ /‐´ ( ; ; / ヾ _ / 【リーフィア】 種族:リーフィア 【呪文】 [ べホイム / 【特技】 [ 生命の種 消費20 / 相手の生命力を吸収する種を植え付ける (詳細不明) [ にほんばれ / 場の状態を晴天にする 【パッシブスキル】 [ 騎獣 / 【騎手】を乗せることができる、騎乗されると全能力が上昇する [ ようりょくそ / 場のどちらかが、晴天のとき素早さを倍として扱う [ リーフガード / 場のどちらかが、晴天のとき状態異常を受け付けない [ 日光浴 / 場のどちらかが、晴天のときにターン終了時に回復する [ 生命共有 / 回復するときに回復を【騎手】と共有する [ 慈愛 / 回復量があがる [ 癒しの緑獣 / 生命の種が存在するとき、回復呪文の効果が増幅する [ 野生の直観 / 一度受けた攻撃に対して回避率が大きく上がる [ 生命の森 / 生き残っている敵全員に生命の種を植えていると発動、HPが尽きたときに種の数×10回復する 発動すると敵に植えた生命の種がなくなる 1戦闘1回 【アクティブスキル】 [ 樹海暴走 / 植え付けた生命の種から植物を暴れさせてダメージを与える [ 癒しの緑 / 自分の回復分を別の味方に与える ブラッキー 、 | \ | ヽ _ | ヽ , イ / |/ ̄_ Y /- 、 / | / | / ヽ ヽ / 丶 | __ / ヽ レ' ヽ _ イ ー/ レ' / /ィヽ', / / ,' !{ ノノ イ ヽ ,' |.レ'/ ! !ト `ー' ,イ⌒} | ト,ソ イヾ;} ノ | , イ ! - ` ̄ イ / | `ヽ _ - イイ ヘ 、 / !  ̄,,,}ト‐ヽイ>イ ゝ \ /―、 | { {_} ,' < \ / .\ | Y"´! !`ー{ / ヘ \ ,'― 、 Y ド ', ', .| ,' | ヽ ,' ヽ ,' ! ヾト /ヘ ,' | ヽ | / .! ヘ ヘ Y | /⌒ ヾ| / ', ヘ ', | |-‐‐ 、 ヘ / ', ヾ', | |' ! ( \ ヘ" ', ヾ| | ヾ ヽ !ヽ ヘ ', | ハ \二_ノ ト \ |''" ̄|ーー,| ト 、 }_ ヽ 、辷 フ Y ̄ 7ー-、 }ィ フ ⌒ ノ ` ̄ ̄ ̄´ 【ブラッキー】 種族:ブラッキー 【特技】 [ かばう 消費0 / 味方をかばってダメージを引き受ける 。 【パッシブスキル】 [ 守護の意思 / かばうをすると受けるダメージが減少する [ 月輪の毛皮 / 月が出ているときに相手の攻撃の威力を減少させる [ 月光浴 / 場のどちらかに、月が出ているときにターン終了時に回復する 【アクティブスキル】 [ 闇の衣 / 闇を纏うことで攻撃を阻む、闇によって防ぐ威力は闇を纏った回数(スキルの使用回数)によって変化する V3 . || // || .// lヽイ二二二ニクlレ\ / 旦 ,、─ーー-、 旦 \ / / | ヽ ヽ / /⌒ヽ仁ニ二二ニ| \ ヽ / / .i─-‐-‐─l ヽ │ ! | /| C | l | ! | 〃iニ二二二ニ!ヽ |. | ,! ゝ-//;;/__,,,,,,,,,,,,,,,,,_ヽ;;;;ヽ__/ | ! .リ/;;/----------i\;;;;;l | '゙゙'─''''''''''''ヽ .ノ;;/,______ ヽ/ / ゙゙̄''ー,、 ヽ '', , ──-`ー‐'´--─ lゞ / `゙''ー、 ゙=、 ゝ !i=========!i / _ー'"゛ \ ヽT二二ニニニニニニ二二7/ .-''" \ ゝヾ─--ー--─ー''"/ / _二;;、 . ヽ>`-ニニ`-ニ-‐'´.ヽ、 / .__、--彡r . |''!"、l.―――───‐─l / i<>r‐'''''''''''―、 ∠⌒´ .三彡l ヽ ヽ\. . . . . . . . . . . . . . . . . . . | / | .!|二ニニ─ー ヽ./ ,-ー=―──\ i .〉―――───‐ィ / ´ ̄ ̄`ヽ, \.l゙ i ヽ | |. . . . . . . . . . . . . . . . . ..! / ヽ |.| | ゝ |―――───‐| | ゝ |――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【V3】 種族:V3 【特技】 [ 三連突き / 【パッシブスキル】 [ 仮面ライダー / 騎乗状態のときにスキルの発動率が上昇する [ 騎手 / 【騎獣】に乗ることができる、騎乗すると全能力が上昇する [ ヒーロー / HPが一定値を切ると全能力が上昇する [ 殴り合い / 直接攻撃を受けた際に確率で反撃する [ 化勁 / 攻撃を受けた際に、確率で直接攻撃を無効化する [ 徹し / 【格闘】攻撃をしたとき確率でダメージが上昇する 同時に極低確率で防御スキルを貫通する [ 直感 / 相手からの攻撃をごく稀に回避する [ 不屈の闘志 / 戦闘不能になる際にHP1で耐え、全能力が上昇する 1戦闘1回 [ 譲る闘志 / 【騎獣】が倒れる際に任意で【不屈の闘志】を譲り渡す 【アクティブスキル】 [ ラッシュ / 【格闘】を分割しランダム複数回繰り出す [ ダブルタイフーン(AS) / テンション3以上から発動可能、テンションを解放した際に【格闘】攻撃に貫通を付加する 同時に攻撃の威力を大幅に上げる PS解析済み サンダース r.、 __ |; \|\∧/ / ,/ |i__〉┴‐z,/厶厶_ /;! 「∨ . . . . . マ /V |___ <,ム ∠フ. . { 厶_ . . . . / 人_'__, . . \ > .  ̄Ζ / Y_,ノ_;;/ ̄ < . . . . <  ̄ ̄Ζ ∧ , 「 ̄ . . . て ̄ ∧ / |∨l\|厂入_ . . | / . ∨ | . | ./ . / | . | _/. . /. | . |〈__;/ | .. | 〈_;;ノ. | . | 〈Li;ノ (_i_l_,〉 【サンダース】 種族:サンダース 【特技】 [ ボルトチェンジ 消費30 / 敵一体に威力が小さい雷を纏った突進を浴びせる。攻撃後、味方1体を追従させる【雷系】 [ 蹂躙雷波 消費40 / 敵味方問わず、全体を蹂躙する非常に強力な雷撃を放つ【雷系】 (詳細不明) [ ワイルドボルト 【パッシブスキル】 [ 避雷針 / 雷針が3つ以上溜まると自分以外の味方へのデイン・雷攻撃を自分に集めることができる [ 雷針の毛皮 / 直接攻撃を受けると、相手に電気を流し確率で次の行動を【最遅行動】にさせる 【アクティブスキル】 [ 雷針飛ばし / デイン・雷系の技をするたびに場に、雷針を残す。 雷針が増えるほど、デイン・雷系の攻撃の威力が上がっていく 【耐性】 [ 雷・デイン吸収 シャワーズ /| / ! ___〈 ノ /| \ ` ヽ、 _r7 └、 _ `ー‐'´ll l N、//_∠_〉/ ヽ、 〈l l ハ、/''´ ,.-、ヽ_∠ ン-‐ァ 〈l l. 〈`lハ,/ __ ヽ_/ __〈 〈,l l ハ〉 〈ソ_ノ ∠ニ-ァく 〈 j. l ヽ.〈゚、_, r‐--' ム-、_,-、_,-、_,ノン l ノ丶、 __ / \、 〈----‐──一' l `ヽ、/ l ヽ ノ  ̄ / ´  ̄`ヽ/´ r′ ヽ、 ー 〉 /___ヽ l、 ヽ/ 〈 ヽ、 \__ `i / / ヽ  ̄〉 ハ l / ハ l / / j l / / j j. (,_,ノ (,,_,_ノ ''‐'ー'′ 'ー'′ 【シャワーズ】 種族:シャワーズ 【特技】 [ あまごい / 場の状態を雨にする [ かばう 消費0 / 味方をかばってダメージを引き受ける 【パッシブスキル】 [ みずびたし / 天候が雨のとき、相手フィールドをみずびたし状態にする この状態のとき、相手はデイン・雷系攻撃のダメージが大きくなり、単体攻撃でも全体にダメージを受けるようになる 相手が場を変えた場合、自分の場が雨ならばテンション3を消費することでみずびたしに変えられる 【アクティブスキル】 [ 水泡壁 / 天候が雨のとき、泡の壁を造りだして敵の攻撃を1回防ぐ エーフィ fヽ i ー- 。 マ! .、 、 i! .、 \ γ´ } i .、 \ ___ _ ノ,イ / '; \ ´ ` 、 -‐  ̄ / j/ '; \ ′ ヾ ... ´ / *; \ .. ´ 〃 、 ヽ, x ─ .、 / / \ 〃 { ) . . . } / / > ´ 、 乂〇. . ノ ヽ / / f }` .ミ 、  ̄ } ア / , ! '; ( 〕ト、 。 --ャ, ´ ̄ ̄ ‐- . / イ .八 乂 リ ィ〔 ノ リ jf > f  ̄ ` 、 .ム -‐ ´ .レ \ ー `ー─ ´ 八 ヽ--─ ´ 八 \ 〕ト . ` ___ イ \ } ー- 。 ヽ / i ヽj `ヽ ヽ / ! 。 -───┴.、 } / ! / -─‐- 。 .八 / | 〃 / \ \ ァ ´ | { i′ \ \ / i 乂_j ヽ ヽ / i マ ム , ム マ ム f i ゚。 、 ヽ| マ i ! ′ ゚。 \ ム マ i j / ! \゚。 マ ! i / ノ ゙ 、 __ マ ! j / X、 ヽ `Y^ー'^ー^ー一-‐ ' ー ′ 【エーフィ】 種族:エーフィ 【呪文】 [ ベタン 消費40 / 重力によって敵1体のHPを減少させる 【特技】 [ 妨害工作 消費20 / 相手の行動を妨害する 1戦闘1回 (詳細不明) [ ねむる / 自身を催眠状態にする代わりに、HPを回復する 【パッシブスキル】 [ 下準備 / 同じ相手に限って妨害工作をもう1度できる [ 準備応用 / 2度目の妨害を【下準備】した対象以外にも適応できる [ 精神干渉 / 読心した相手の行動を確立で妨害する [ 念動力 / ベタン系統の呪文を使用したときに発動、確率で相手を行動不能にする [ シンクロ / 自分が状態異常になったとき、相手ランダムを対象に同じ状態にする 【アクティブスキル】 [ 読心 / 相手の1体の次の行動を読むことができる 1戦闘2回
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau9/pages/335.html
331 :名無したんはエロカワイイ:2008/07/31(木) 10 59 58 ID fukPI9hM0 あー、ゆっくりで塊魂プレイしたい . . . . . . . . . . (なーなな ななーなーなーな なーなーななーな ずんずくずずんず どぅんどぅくどぅんどぅん) ---ゆっくりで塊魂--- 「……なんだこりゃあ」 魔法の森の近くをの小道を急ぎ足で歩いていた俺は、目を剥いた。 路上にゆっくりれいむが、ひと群れ。それ自体は珍しくもない。 おかしいのは、そいつらがベタベタとくっつきあって固まっていることだった。 「おまえらナニやってんの?」 「ゆっ、ゆぐぅぅう~」 「わかんないよ、くっついちゃったよ!」 「おにいさん、ゆっくり助けてね!」 バレーボール台のゆっくりれいむに、ピンポン玉ぐらいのやつがうじゃうじゃと八つか九つもくっついている。 たぶん家族だろう。母れいむはしきりに体をもぞつかせて子供たちを振り落とそうとするが、下手に動くと下側 の子れいむを潰してしまいそうなためか、思うように動けないらしい。 「ゆっ! ゆっ! んゅっッ! よーっはッとッ! へっぷほ!」 「おがあざぁぁん、おもいおもい!」 「つぶれるよ、ゆっくりうごかないでね!」 「……ぷっ」 その場で一人相撲をしているようなアホくさい母れいむの姿に、俺はふきだした。 「ぷっははははははは、ばっかじゃねーのおめーら、饅頭のお前らがそんなんなっちゃったら生きていかれねー だろ。ちょっとは考えて生きろよ!」 「そんなこと言わないでねぇぇぇぇ!」 母れいむは涙目でぶくぶく膨れる。ほっぺたの下のやつが潰されて悲鳴を上げる。 あー……。 陽気がすごいからなア。 おおかた家族でゆうゆうもたれあっているうちに、この猛暑で溶けてくっちいちゃったんだろう。 これは俺のせいじゃないからな。ゆっくりが勝手に苦労してるだけだ。 そばで眺めていたって、なんら罪ではない。 俺は、困り果ててぶるんぶるん回っているゆっくりれいむを、しばらく見物した。 ……十分ほどで飽きた。 「しゃーねえなあ、恨まれても寝覚めが悪いから、助けてやるよ」 「ゆっ、ほんとう?」 「さっさと助けてね! ふんふん!」 ナマイキなことをぬかしやがる母れいむを無視して、俺はそいつの頬に触れてやった。 ころん 「あれっ?」 母は後ろへ一回転する。「ゆべっ!」「うぎっ!?」と悲鳴を上げて子供たちがぺちゃんとつぶれ、母の肌に 張り付いた。 「何してんのお前、娘つぶれちゃったじゃん!」 「ゆぐぅぅぅぅ!? れいむの子どもがぁぁぁ!」 「じっとしてろよ、残った娘、殺したくないだろ?」 そう言って俺は、また手を伸ばした。 額に触れる。 ころんころんころん 「ゆぐぐぐぅ!」 母れいむは三回転した。その途中で石やら草やらも貼り付けてなんだか汚くなった。 「あっれぇ……」 俺は不思議に思った。 こいつ、ちょっと触っただけで、ボーリングの玉みたいにスムーズに転がりやがる。 なんか変なことになってんじゃないか……? ゆっぐゆっぐともがいている母れいむに歩み寄って、さらに押した。 ころころ、ごろろんっ 「ゆっぐりやめでねぇぇぇ!?」 「あは」 俺は笑った。 こいつ、坂を上ったぞ? しかも小枝や葉っぱをくっつけてさらに汚くなった。 ……これは面白い。 俺は母れいむの苦情を無視して、道なりにそいつを転がし始めた。 ころころん ころころん ころころころころん 一回押すたびに、五メートルほど転がって路肩で止まる。そのたびにそこら辺のものを吸いつけて、雪だるま のように大きくなる。 子供のころ、石蹴りってやったじゃん。 学校から家まで、これって決めた石をずっと蹴って歩いた。 別に石自体が好きなわけではないが、最初に決めたから、そいつを蹴り飛ばさなければならなかった。 そんな感じで、俺は目的地までひたすらころころと母を転がし始めた。 「やめでぇぇ!」 「ゆっくちちたいよぉぉ!」 おお、まだ子れいむも生きてんのか? 石やなんかでゴマ団子みたいにデコボコになった、五十センチほどの ゆっくり塊の中を覗き込むと、ちょうど他のものの隙間にハマったらしく、小さな赤いリボンの頭がぴょこぴょ こ動いていた。 「おまえ、運が良かったなあ。そこならずっと潰れないよ」 「はやくやめちぇねえぇぇぇ!」 「悪い、まだ二、三キロあるんだ」 母娘一匹ずつの悲鳴をBGMに転がし続けた。 少しいくと、面白いことが起こった。 川沿いに日光浴をしていた白黒のゆっくりまりさ家族。俺たちが近づくと振り向いて挨拶する。 「ゆっくりしていってね!!!」 「していってね!」 「しちぇっちぇね!」 次の瞬間、そばを通ったゆっくり塊に、そいつらは吸い寄せられた。 ひゅうん ぽぽぽぽむっ 「ゆっ!?」 「ゆっくりくっついたよ?」 「ゆっくりはなちてね!! はなちてっ! はなちぇはなちぇー!」 「ほう……」 俺は感心してあごを撫でた。 なるほど。 これではっきりした。ただの自然現象じゃない。母れいむは辺りのものを吸い寄せる力を身につけてしまった らしい。よく見れば外側の石やら木やらは、別段刺さってもいないのにくっついている。 俺がくっつかないのは謎だが、まあそんな細かいことはどうでもいい。 ひとつ、これがどこまで続くか試してみようか。 「よし、みんないっくぞー☆」 「やめでえぇぇぇぇぇぇ!?」 進めば進むほど、塊は大きくなった。道端にいたれいむ家族、木のうろから顔を出したぱちゅりー家族、通り すがりのちぇんやらん、近くを飛んでいたゆっくりゃやフランまで引き寄せた。八十センチ、一メートル、一メ ートル半。ゆっくり塊はどんどん大きくなった。 ひゅうん ぽむっ ひゅうん ぽむっ 「ゆっくりはなしてぇぇ!」 「はっはっは、そりゃ☆無理だ」 意味もなくハイテンションに笑いながら俺は答える。 これ、大きくなっても全然重さが増えない。 ころころと軽いままなのだ。不思議きわまる。 そして楽しい! 鼻歌を歌いながら俺は押して行き、目的地のアリス邸にたどりついた。 「ちわーっす、郵便です」 ああうん、言い忘れていたけど、俺配達人。肩掛けの郵袋も、これこの通り。いまどき徒歩で運ぶなんてレト ロだろう。 「あら、どうもありがとう」 玄関に出てきたアリスさんが微笑んだ。うむ美人だ。美人だらけの幻想郷の中でもこの人は群を抜いている。 いろいろ怪しい噂もあるが、そんなところも俺は好きだ。 そんなアリスさんが、俺の背後の塊を見てギョッとした。 「って、それは何!?」 無理もない。ゆっくり塊の大きさは、今では四メートルを越えている。 「ゆっくりはなしてね!」 「つぶれて顔がいたいよぉぉ!」 「いやっいやああぁぁ、れみり゛ゃぎらいーー!」 「うっうー! れみりゃを早くはなすんだどぉー!?」 数百のゆっくりがてんで勝手に悲鳴を上げている。驚かないほうがどうかしている。 「いやまぁ、なんといいますか、ただの拾いもんです」 俺はあいまいに答えた。 アリスさんは顔を引きつり気味にして、後ずさろうとした。 「な、なんだかわからないけれど、あんまり係わり合いになりたくないわね……きゃあっ!?」 ひゅうん ぽむっ 「おおお?」 俺は驚愕した。アリスさんまで塊に吸い寄せられ、くっついてしまったのだ。 「ちょっと、何するの! 離して、離しなさいよ!」 叫んどる叫んどる。美少女が拘束されて悲鳴を上げとる。 実にいい景色だ。――とか言ってる場合ではないか。 「すみません、それ外れないんですよ」 「なんですって?」 「俺が作ったんじゃないもんですから」 答えながら、俺はあることに気づいていた。 アリスさんのような有名妖怪まで引き付ける力があるのか、この塊は。 ということは―― もしかして、やりたい放題じゃないか!? 「……なーなな ななーなーなーな なーなーななーな ずんずくずずんず どぅんどぅくどぅんどぅん」 「なっ、なにを鼻歌なんか歌ってるの? 早くなんとか――」 「すんません。俺、ハジけます!」 「えっ? ってきゃあああああああ」 すってんころころ すってんころころ すってんころころ すってんころころ 俺は両手を使って勢いよく塊を押し始めた。 霧雨魔理沙、ゲット。 博麗霊夢、ゲット。 紅美鈴、ゲット。 「おいおいなんなんだこれはー! 霊夢、これなんだよ!」 「知らないわよ私だって、アリス、アリスー?」 「私は被害者よー!」 「離して、離してってば! 仕事中なのよ私は、このぉっ……ふんッ!」 「きゃあああああ!」 「ちょっこらっやめっ!」 「気功を使うなぁぁぁ!」 おーおーお、なんかビリビリしてえらい騒ぎになっとる。 そして当然―― 「ゆぎいいぃぃぃぃぃ!」 「いだいよぉおぉぉぉぉ!」 「皮がびりびりするよぉぉ!」 「んおおぉぉっ、んほっ、ほおぉぉぉぉ!」 ゆっくりたちも涙目で大騒ぎしている。中にはキモチよさそうなのもいるが。 ゆっくり魂の直径は六メートルになった。それでも止まらず、俺は幻想郷を駆け巡る。 「むぎゅぅぅ、苦しい……」 「咲夜、咲夜! 早く何とかして!」 「はっはい、ただいまっ! ふッ! ……時間を止めても外れない!?」 「ぴーっ、アタイこんなの趣味じゃないいぃ!」 なんか館の一部ごと飲み込んで、三十メートル。 「らんしゃま助けてぇぇぇ!?」 「ちぇぇぇん! くそっ、紫さま、紫さまぁぁ!?」 なんかよくわからないお屋敷みたいなものを巻き込んで五十メートル。 「うわあぁっ!? ちょっ、ちょっと今実験中よ!?」 「なんだこの……ハッ!」 「あちゃちゃダメです火はやめてください火は!」 「あっれー、これもしかして私が仕掛けたやつか?」 竹やぶと京屋敷みたいなもんをまるごと飲み込んで、百メートルつまり二十五階建てのビルぐらいになった塊 をころんころんと転がしていると、俺の目の前に来た兎耳の女の子が、ほっぺたポリポリかきながら言った。 おお、この人は。 「てゐさんじゃないスか。これ、あんたが?」 「昨日、ゆっくりに、いろんなものがくっついちゃう悪戯をして放り出しといたんだけど……」 「魔法の森の入り口あたりだったら、多分それっす」 「やっぱりかー」 「これ、どうしたら外れるんですか」 「それはねぇ……」 言いかけたとき、ぴゅうと風が吹いて塊がころころと転がった。 あ、あー……てゐさん、上のほうへ行っちゃったよ。 次いつ来るかわからんな。 というか、これがバラバラになったら、なんかただ事ではすまん気がする。 「ゆっくりさせでぇぇぇ!!」 「私もっ、私もゆっくりしたいわよッ!」 「このっ、もう我慢できない――マスタースパーク!」 「ゆぎゅぁぁぁ!」 「あっつぅぅぅこらっ魔理沙魔理沙!」 「ゆっぐぅうぅ、ゆぐぅぅぅぅ!!」 もう人間もゆっくりも関係ない。ひとつに丸まった人と妖怪と饅頭とガラクタの混合物が、もざもざわさわさ と動いて、悲鳴を上げたり、ビームを出したり、弾幕を放ったりしている。 「俺です」なんつったら、殺されるな、これは。 となると――。 「行けるところまで行くか!」 俺はさらにころころころころとゆっくり塊を転がし、幻想郷の森も川も山も湖も突っ切って駆け回った。ゆっ くり塊はどんどんどんどん成長して妖怪とゆっくりと人間を飲み込み、ついには直径一キロを越えててっぺんは 妖怪の山の頂上を越えた。 そのころ、とうとうゆっくり塊は浮上した。上のほうについた天狗やら虫やら何やらが、逃げようとして飛ん だためだろう。 「あー……」 空を飛んでしまったら、もう俺には手が届かない。 俺は若干の寂しさとともに、数ヵ月をともに過ごした巨大なゆっくり塊を見送ったのだった。 「達者でなあ。元気でなあー……」 それ以来、夜空に星がひとつ増えた。 オリオン座のあたりにまぶしく輝く「ゆっくり星」を見るたびに、俺はかつて幻想郷をにぎやかしていた美少 女たちとゆっくりたちを思い起こし、懐かしむのだった。 ====================================================================== YT このSSに感想を付ける