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水銀燈「…というわけでぇ、今日からここの副担任として新しい教師の方が来られました。…えーと、名前は?」 薔薇水晶「あ…薔薇水晶…」 水銀燈「…だそうよぉ。まあ、仲良くしてあげてねぇ…。」 初めて薔薇水晶が生徒と対面した時、放った言葉はこの5文字だけだった。 本当はもっと色んな事を喋りたかったのだが、元々あまり感情を出すほうではなかったので、そのタイミングを逃してしまったようだ。 初めてのことに戸惑いながらも、「まあ、これからいっぱい接する機会あるんだし…」と、薔薇水晶はその時、ある程度気楽に考えていた。 そして、チャンスはすぐに訪れた。 朝のホームルームが終わった後、緊張でのどが渇いたので自販機を探していると、1人の生徒が話しかけてきた。 生徒A「あ…あの、薔薇水晶先生…ですよね?何してるんですか…?」 薔薇水晶「…のど。(注:のどが渇いたんだけど…)」 生徒A「…は?」 薔薇水晶「水…。(注:水とか、どこかに売ってないかしら?)」 生徒A「え…!?もしかして買って来いって事ですか!?」 あまり喋らないので、もしかして怒っているのでは勘違いする生徒。 大急ぎでミネラルウォーターを買ってくると、薔薇水晶に手渡した。 生徒A「こ…これでいいですか!?まあ、パシリは慣れてますから、いつでも…」 薔薇水晶「違う…。(注:違うの…そんな意味で言ったんじゃなくて…)」 生徒A「こ、これじゃダメですか!?す、すいません!!」 そういって走り去る生徒。 …こうして、誤解も解けぬまま、薔薇水晶と生徒との始めての交流は終わりを告げた。 生徒B「なぁ…あの新任の先生、怖くね!?」 生徒C「ああ…初日から、生徒をパシリに使ってたぜ…!もしかしたら、水銀燈先生よりおっかないかも…」 瞬く間に、生徒の間に広がる薔薇水晶のイメージ… うわさはどんどん大きくなり、いつしか薔薇水晶の周りには誰も寄り付かなくなっていた。 本当は、生徒たちと一緒に学食でも…と思っていた薔薇水晶だったが、1人寂しく屋上でご飯を食べる羽目になってしまった。 購買部で買ってきたパンを、ただ無言で食べる薔薇水晶。 姉の行方は依然として分からないし、せっかく入った学校でも生徒たちから避けられる存在になってしまった…。 途中から、涙で味もよく分からなくなってきた。 「やっぱり、私には教師なんて向いてないのかも…」と考えていた時、不意に後ろから声が聞こえてきた。 「あらぁ?あなたも1人なのぉ?」と。 薔薇水晶「水銀燈…先生?」 水銀燈「なぁに?泣いてるの?…まあ、あなたの事はこの学園でちょっとした噂になってるから無理も、無いけどぉ…」 薔薇水晶「噂…?」 水銀燈「そうよぉ…。いつも不機嫌で、人を道具としか思わない冷血女とかねぇ…♪」 そんなことを噂されていたなんて…とショックを受ける薔薇水晶。水銀燈は続ける。 水銀燈「…もしかして、学園ドラマとかの世界を夢見て、教師を選んだのぉ?だったら、1つだけアドバイスしてあげるわぁ。生徒に期待なんかしないほうがいいの。そうすれば傷つかずにすむからねぇ…。」 薔薇水晶「それって…どういう意味ですか…?」 水銀燈「そのままの意味よ。理想と現実は違うって事。ただ機械的にこなせば、1日なんてあっという間に過ぎるわよぉ…?あとは…」 薔薇水晶「…でも、私はもっと生徒たちと…」 水銀燈「…これだけ忠告してやってるのに、ほぉんとあなたってお馬鹿さん…。今にどうなっても知らないわよぉ…。」 でも…と反論しようとする薔薇水晶。しかし、それ以上言葉が出てこない。 そんな姿を見て、水銀燈はため息混じりにこういった。 水銀燈「…今日だけ特別よぉ…?」 そして、その日最後のホームルームの時間、水銀燈はこんなことを言い出した。 水銀燈「あー…何か、薔薇水晶先生がみんなに言いたいことがあるってぇ。」 何を話すのだろう…と思わず身構える生徒たち。 薔薇水晶「…あ、あの…えっと…」 水銀燈「あー…まどろっこしいわねぇ…!はい、好きな食べ物は!?」 薔薇水晶「えっ!?デ、デザート…とか…。」 水銀燈「ジャンルが広すぎるのよぉ…!具体的には!? 」 薔薇水晶「…ケ、ケーキ…とか?」 水銀燈「休みの時のすごし方は!?」 薔薇水晶「えっと…掃除したり、映画見たり…」 水銀燈「…だそうよぉ。他に何か言いたいことあるぅ?」 薔薇水晶「あ…えっと…。こんな私ですけど…よろしく、お願いします…。」 そう言うと、薔薇水晶は深く頭を下げた。 一瞬の間ののち、生徒たちの間から、一斉に拍手がわき起こる。 生徒A「こっちこそ、よろしくお願いします!!」 生徒B「先生ー!映画って、どんなジャンルのー!?」 その声に、薔薇水晶は思わず涙ぐんでしまった。 薔薇水晶「水銀燈先生…!今日は、本当にありがとうございます…!」 放課後、急いで帰ろうとする水銀燈を呼び止め、丁寧にお礼をいう薔薇水晶。 そんな姿を見て、水銀燈はそっけなくこう言った。 水銀燈「…別に。あのまま、屋上から飛び降りでもされちゃかなわないから、手を貸してあげただけよ。それに、あなたも先生なんだから、いちいち『先生』なんて呼ばなくていいわぁ…。」 薔薇水晶「…水銀燈さんて、優しいんですね…。」 水銀燈「…別に、褒めたところで何もでないわよ。むしろ、こっちが何か貰いたいぐらいだわぁ…。」 薔薇水晶「あ、じゃあ今日の朝話題になってましたけど、夜みんなで飲みにいくらしいんです…。だから、お礼って訳じゃないですけど…その時のお代は私が出しますから…是非一緒に…。」 水銀燈「…結構よ。私は1人の方が気楽なの…。お友達ごっこがしたいのなら、私抜きでやってくれるぅ?」 そう言うと、水銀燈はその場を立ち去った。 …この時のことを思い出すたびに、水銀燈はいつもこう言っている。 「あの時、薔薇水晶を助けたりしなければ、私の人生を狂わされることはなかったのに…」と。 それは時に自嘲気味に、時にはにかんだ様子で…。 そして、今朝も水銀燈の携帯電話に1本の電話が入る。 それを手に取ると、水銀燈はぶっきらぼうにこう言った。 水銀燈「そんなに鳴らさなくても、起きてるわよぉ…。うるさいわねぇ…。」 薔薇水晶「ごめんね…。学校、行く時間だよ…。」 あれから2年…いつもと変わらない朝が、今日もまた始まろうとしていた。 完 関連する物語 昔の水銀燈と薔薇水晶 昔の水銀燈と薔薇水晶 その3 翼の折れた天使
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今日 - 合計 - 家庭教師ヒットマンREBORN! 禁断の闇のデルタの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 14時33分22秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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メニュー ・ALT(外国人英語教師)の実態 ・ALT制度を改善するために 今私たちができること リンク http //p.atbbs.jp/altproblem/ ↑ALT(外国人英語教師)の学校やネット上での問題行動などの 情報提供を行い、どうすればそれを解決できるか みんなで話し合う掲示板にしたいと思います! どんなに小さいものでもあなたが気になったことを 書き込んでみてください。それが問題行動かどうか 客観的に判断する手助けともなるはずです(・o・)
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仕込みトンファー 恭弥愛用の鉄の仕込みトンファー。色々なギミックが付いている。元の持ち主雲雀恭弥に支給。 10年バズーカ ボヴィーノファミリーに伝わる武器。弾が当たった人物を5分間だけ現在の自分と10年後の人物を入れ替える。朝比奈みくるに支給。 10年後山本武の刀 10年後の山本武がリングとの相性が悪かった為に時雨金時の変わりに使っていた変形しない刀。更木剣八に支給。 嵐のボンゴレリング ボンゴレの嵐の守護者に渡される嵐属性のボンゴレリング。嵐属性の死ぬ気の炎が流れている人物のみ、嵐の炎を出す事が出来る。高山浩太に支給。 山本のバット 山本武の初期の武器。普段は野球バット型望遠鏡だがヘッドスピードが時速300kmになると刀に変わる。桂ヒナギクに支給。 ヘッジホッグ 六道骸に忠誠を誓う仲間の一人、柿本千種の愛用する武器。 毒針が出てくる特殊なヨーヨー。六道骸に支給。 ベルフェゴールの投げナイフ ベルフェゴールの手作りの投げナイフ(らしい)。ワイヤーなどを付けるとトリッキーな罠を張れるなど万能だが部下のフランからは「趣味が悪い」など酷評される。真アサシンに支給。 雲のマーレリング 白蘭の部下である真6弔花の桔梗のマーレリング。長沢勇治に支給。 レオン 沢田綱吉の家庭教師、リボーンのペット。形状記憶という特殊能力を持つカメレオンであり、目にしたことがある物ならば自分のサイズで変身できる。変身した物は拳銃、ダウジング棒、ハンマーなどさまざま。何気に作品内では重要な役割だったりする。前原圭一に支給。
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金糸雀のデスクに一通の便箋があった。 だが、その便箋には切手も貼られていないし住所も書かれていない。 ただ真ん中に大きく 『みっちゃん』 と言う5文字が書かれているだけだった。 真「金糸雀、これ貴方が書いたの?」 ちょうどデスクに戻ってきた金糸雀に真紅が尋ねる。 金「うん」 真「名前はともかく、住所がないじゃない。 それに切手もないし」 当然の指摘をする。 宛先がないと、届くものも届かない。 だが金糸雀は少し寂しげに笑って首を横に振った。 金「いいのかしら……。この手紙は、これだけで届くのかしら」 ――――想いは空へ 金「お疲れさまかしら~」 金糸雀は職員室をあとにする。 真「…………」 その背を真紅は黙って見つめる。 放課後、金糸雀はいつもとは違う道を歩いていた。 あの便箋はしっかりと手に握られている。 金「この辺りも………変わったかしら」 ぽつり、と呟く独り言。 それもいつからか自分の癖になってしまっていた。 『……でもそんなアンニュイなカナも激萌!』 金糸雀はハッと後ろを振り向く。 そこには幼い自分がいた。 泣いている。 泣きながら誰かに謝っている。 彼女の手には壊れたアンティークドール。 金『ごめんなさい!ごめんなさいかしらぁぁ!!』 もはや叫び声に等しい謝罪は、『誰か』の腕に消えていった。 『いいのよ、カナ』 『あの人』と過ごした日々は決して忘れる事のできない、心の一部。 優しい温もりが、金糸雀に伝わる。 金「………」 手をのばす。幻影へ。 でも、突如、鏡が割れたかのようにその過去は崩れていった。 手は孤空を掴む。 目の前に残るのは冷たいアスファルト。 金「……あるわけないかしら」 可笑しくて、金糸雀は自嘲した。 視界が霞んで見える。 その原因に最初金糸雀は気付かなかった。いや、気付かない振りをした。 ――急に霧がでてきたのかしら 気付かないまま先に進みたくて、金糸雀は足を必死に前に進めようとする。 だが、その真実への拒絶も長くは続かなかった。 真「金糸雀……貴方、どうしてこんなところで泣いてるの?」 思わぬ人物の登場に、金糸雀は思わず後ろに倒れそうになる。 金「しっ……真紅!?何やってるのかしらこんなところで!」 真「散歩よ」 きっぱりと言い切った。 だが真紅の格好は学校の時に着ていたスーツのまま。 そして、自慢のブロンズの長髪も少し乱れていて、額にはうっすらと汗が浮かんでいる。 金糸雀の瞳に映る彼女が散歩中とは到底思えない。 視線が気になったのか、真紅はそのブルーの瞳で金糸雀を逆に睨んだ。 真「……貴方こそこんな見知らぬ土地で何してるのよ」 聞かれ、金糸雀は思わず口籠もる。 金「カナは………」 金「……………」 真「……………」 少しの間、沈黙が二人へ降りた。 真紅の視線は、ゆっくりと金糸雀の手に移る。 学校で見た手紙。 それを見て真紅は少し複雑な表情を浮かべる。 金「………真紅?」 静寂を破る。 どうしたの、と彼女を呼んだ瞬間、 真紅は黙って金糸雀の腕を引いた。 バランスを崩しそうになり金糸雀は中姿勢を取る。 金「な、何するのかしら真紅!!」 何が起こったのかわからずに声を荒げながら真紅を見上げた。 だが真紅は呆れたような表情で金糸雀を見つめ返すだけ。 真「さっさと行くわよ」 金「……え?」 最初、金糸雀には真紅が何を言っているのかわからなかった。 対する真紅は、少し苛立った様子で言い放つ。 真「早くしないとくんくんが始まってしまうじゃないの」 言うと真紅はふいっと顔を向ける。 その表情はいつも通り無表情である。 金「真紅…………」 真紅の意志に気付き、金糸雀は少しぽかん、とする。 思わず嬉しくなったが、お礼を言ったところで 今の真紅には突っぱねられるだけだろう。 なので金糸雀は姿勢を正すと敢えて何も言わずに、ただ微笑んだ。 ○ やはり、と言うべきか。 数分かけて2人が辿り着いた場所は古びた寺。 本堂の前を通り過ぎ、細い道を少し歩くと そこにたくさんの墓石が広がっているのが見えた。 真「…………」 金「………あと少しかしら」 墓地の入り口へ足を踏み入れる。 見るとここは高台に位置しているせいか、 階段の長さが半端でない。 金「一番上かしら。……大丈夫?」 真「愚問よ」 2人は上っていく。 しかし、決して表情には出さないが 真紅は、高低の激しい墓地に少し疲れ気味だった。 金糸雀を伺うと、全然疲れた様子を見せていない。 真「………慣れてるのね」 金「………まぁね」 エメラルドの髪を揺らしながら金糸雀は前を歩く。 その背を真紅は追う。 上まで上り切ったのはその数十分後の事だった。 この墓地の頂上は有栖学園周辺の町並みを全貌できる位置にあった。 いつきてもいい景色かしら、と金糸雀は言った。 もちろん真紅はそれに同意する。 と、突然金糸雀はある場所で足を止めた。 金「……ここかしら」 雪花石膏のような白さをした墓石が、そこにはあった。 金糸雀はまず、墓の前にしゃがみこむと ハンドバッグの中からお香を取出し、焚く。 金「今日はお花がないかしら、ごめんね」 墓石に優しく語りかけながら、金糸雀は手を合わせた。 倣って真紅も手を合わせる。 金「ありがとうかしら、真紅」 真「いいえ……」 普段からよく人が来るのだろうか、その墓はとても綺麗にされている。 金糸雀はそっと墓の傍の椅子に腰をかける。 真紅も金糸雀の隣に座る。 しばらく無言が続く。 耳を通り抜けるのは森林の騒めき、烏の会話だけ。 二人の背を橙色の光が照らす。 でも、話を促す気には到底なれなかった。 金糸雀が話してくれるまで、いや、話してくれなくても。 真紅は待つ。 その時そっ、と。自然の音に交えて金糸雀が呟く。 金「………カナが教師になった理由は、ここにあるのかしら」 金糸雀は懐かしみながら天を仰いだ。 忘れられないあの日が、金糸雀の脳裏を走る。 公園のブランコに二人、座って話していた。 『カナは将来何になりたいの?』 『もちろんバイオリニストかしら!』 『みっちゃんは?みっちゃんは何になりたいの?』 少女は金糸雀の質問にくすり、と笑う。 『私はね………学校の先生になりたいんだ』 ―――――みっちゃん 物心つく頃からずっと傍にいた。 悲しいときも、つらいときも、嬉しいときも。 一緒に泣き、笑い、励まし合ってきた。 親に言われるまで本当の姉と気付かなかったほど、 姉妹のように接してきた。 それがみっちゃん。 金糸雀にたくさんのモノを与えてくれた少女。 そして金糸雀を導いた少女。 『先生?どうして?』 幼い金糸雀は純粋に理由を知ろうとする。 みっちゃんは少し考えたあと言葉を選びながら話はじめた。 『うーん………』 みっちゃんは学生ながらドールコレクターだった。 可愛いもの好き、がエスカレートした結果だろうか。 それが災いしてか、クラスの皆からは、 《変人・オタク》のレッテルを貼られ 彼女に対するイジメも頻繁に行なわれていた。 ―――彼女が登校拒否になるのも時間の問題だった。 『“とうこうきょひ”?』 『学校に行きたくなくて、ずっとお部屋にいることよ』 『みっちゃんも“とうこうきょひ”だったのかしら?』 『うん』 そう明るく速答する彼女にそんな時期があったことなんて 金糸雀には想像できなかった。 『でもね、そんな私を変えてくれた人がいたんだ』 それが、当時の担任。 毎日自分の部屋からでてこないみっちゃんを案じ、 一日も休む事無く通い続けた男気の強い女の先生。 でも決して無理に学校へ連れていこうとはしなかった。 先生はみっちゃんのドールの自慢話を、真剣に聞き、 みっちゃんの想いを尊重してくれた。 そんな彼女にみっちゃんも段々心を開いていった。 彼女の熱い心に打たれ、みっちゃんは学校に復帰したのである。 『……先生だけだったんだ。私の事をわかってくれたのは』 みっちゃんは、ふっ、と微笑み金糸雀に向かい合う。 『私も先生のように子供たち一人一人の自由を大切にしてあげたいの。 そして慕われる先生になりたい』 と語って、ふと金糸雀を見苦笑した。 『ごめん、難しすぎたかな?』 金糸雀はぶんぶん、と首を振る。 『そんな事ないかしら!みっちゃんは絶対いい先生になるかしら!』 言うとみっちゃんは急に飛び付いてきた。 『―――あぁーん!ありがとうカナァァァァァ!』 『キャァァァァみっちゃん!ほっぺがまさちゅーせっちゅー!』 いつも通りの光景がそこにあった。 金糸雀もみっちゃんも、心から笑った。 まさか それがみっちゃんとの 最後の会話とは思いもしなかった みっちゃんと別れ、家に帰りついた時に届いた 突然の訃報。 ―――みっちゃんが、死んだ その後何があったかは覚えていない。 気が付けば、金糸雀の目の前には普段より肌の白さが目立つ みっちゃんが横たわっていた。 白い着物に身を包んだ彼女は、微動だにせず、ただ、堅く目を閉じていた。 『みっちゃん………?』 震える声でみっちゃんを呼ぶ。 普段ならすぐに返ってくるだろう返事は、 どれだけ経っても返されることはなかった。 『みっちゃん、どうしたの?』 再び問う。 『ねぇ、みっちゃん』 『金糸雀』 母が肩を押さえる。 それでも金糸雀は話し掛け続けた。 『みっちゃん、なんでこんなところで寝てるのかしら?』 『早く帰るかしら。みっちゃんの卵焼き、また食べたいかしら』 『みっちゃ………』 最後まで言うことができなかった。 金糸雀の頬を一筋の涙が伝う。 泣いたら、自分は彼女の死を受け入れることになるから、 泣いてはいけない、 そう思っていたのに。 『―――――――』 薄暗い部屋に、金糸雀の絶叫が響いた。 声が、涙が枯れるまで、彼女の声は途切れることはなかった。 その日を境に金糸雀は自身を忘れ、 学校へも足を向けなくなった。 外へ出るときは決まって『彼女』のいる所。 当時の金糸雀の背丈より高い石の前で、ただ何をするまでもなく ぼんやりとたたずむ。 『みっちゃん、今日は天気がいいかしら』 ぽつりと呟いた言葉は白い石へ吸い込まれる。 『みっちゃ……』 『景色がいいねぇ、ここは』 誰かの声が、金糸雀の声を制した。 声の方向を見ると、 そこには腰まで長い赤み掛かった髪をもった スレンダーな女性が、風を受けながら立っていた。 『……こんなところに建ててもらえて、こいつも幸せだろうね』 女性が墓へ近づく。 金糸雀は瞬間的に彼女の侵入を拒否した。 ここは、金糸雀のただ一つの領域であった。 過去に捉われた自分の。 が、そんな力すらなく、金糸雀はただ 女性の成り行きを見守るだけしかできない。 女性は墓の前で手をあわせると、何かを一言二言呟く。 金糸雀はじっとその人を見ていた。 『……おまえ、昔のこいつみたいな顔してるなぁ』 ふ、と自然にいわれ、金糸雀は顔をあげた。 『………みっちゃんと知り合いなんですか』 『こいつはな、昔あたしが受け持ってた奴なんだ。 しばらくは学校に来れてなかったんだけどな』 その時金糸雀は漠然と理解した。 ――この人が、みっちゃんを救った先生 『……あいつも今のお前みたいな顔してたよ。 生きることに疲れた、飽きたってな』 『……………』 『だからかな、あいつが生き生きしながらあたしに 夢を語ってくれた時は、本当にうれしかったな』 『……夢?』 金糸雀は一言聞き返す。 彼女は笑って言った。 『あたしみたいな先生になりたい、ってさ』 ○ 『…………先生』 金糸雀は彼女を先生と呼ぶ。 みっちゃんに会いに行くと、彼女がいる時がある。 金糸雀も、領域侵入を嫌がる事もなくなった。 今の金糸雀の中では唯一、心を許している人かもしれない。 呼ばれ、彼女はそっと金糸雀の側に座った。 『……なんだ?』 言葉こそぶっきらぼうではあったが、 優しい口調で聞いた。 『決めたかしら』 彼女はふぅ、と息をつく。 この後金糸雀が発する言葉を見通したように。 『……カナは、教師になるかしら』 風が、そっと彼女の頬を撫でる。 まるで、みっちゃんが側にいるような錯覚に捉われた。 『どうしてだい?』 先生は静かに聞いた。 『もう、みっちゃんはいないかしら』 『でも、わかった』 『カナがみっちゃんを忘れない限り、 みっちゃんはカナの中にいるって』 『みっちゃんはカナに数えきれないほどたくさんのものをくれたかしら』 『カナはそれを返すことができなかった』 『だからカナは、教師になる』 『教師になって、みっちゃんの夢を叶えたいかしら』 先生は、黙って金糸雀の話を聞いていた。 『それに……』 金糸雀は彼女を見て言う。 『カナも、先生みたいな教師になりたいかしら』 ありがとう。 彼女は呟いたあと、金糸雀を胸に抱いた。 ○ 金「………手紙はね、近況報告。 来る度にここに置いていくかしら」 そう言って金糸雀は立ち上がると、 雨等に濡れてよれよれになった以前の手紙を取り出した。 そして、新しい手紙を置く。 金「………変でしょ。大人になった今でも こんなことしてて」 真紅は黙って首を振った。 外はすっかり夕方で、そろそろ7時になろうか、と言う時間だった。 金「ありがとう、付き合ってくれて」 真「……謝る必要はないのだわ」 金糸雀は哀しげにほほえんだ。 普段の彼女からは想像できない大人の笑み。 今の彼女の背丈は、墓石より高い。 成長したかしら、と金糸雀は呟く。 しばらく石の前で佇む彼女の肩を真紅はそっ、と抱いた。 真「……貴方の想いは、きっと彼女に届いているわ」 金「………ありがとう」 真「彼女のためにも、しっかり頑張りましょう」 金糸雀は柔らかく微笑んだ。 悲しみではない、希望の笑みで。 どちらが言うわけでもなく、その場を離れ、帰路につこうとする。 その時、金糸雀の頬を風が撫でた。 足を止め、振りかえると、そこには『彼女』がいた。 『私はずっと見てるからね』 そう聞こえた気がした。 「―――カナは、これからも頑張るかしら」 言うと、金糸雀は振り返らずに先に進む真紅まで駆け足で追い付き 再び歩きだした。 二人の背を、オレンジ色の夕日が照らしていた。 TO.みっちゃん しばらく来れなくてごめんね。 カナは相変わらず元気にやってます。 いろいろ大変だけど、充実した毎日を送っています。 最近、なぜみっちゃんが教師を目指したのか わかってきた気がします。 生徒達に自分の得た知識を捧げ、糧として社会に飛び立ってもらえることは とても嬉しいこと、と身を以てわかったからです。 カナは先生になれてよかったと思います。 ありがとう、みっちゃん。 返しきれないほどたくさんのものをくれて 本当にありがとう。 FROM.金糸雀
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はじめに…この作品は暴力表現、軽いレイプ表現、性格まる変わりの裏蒼星石がでます。 そのようなものに嫌悪感を抱く方はお気をつけください。 それはある雨の日のことだった。 ラ「では朝の職員会議を始めます」 いつものようにラプラスが一日の始まりを告げる。 しかし、一人の教師が声を上げる。 真「教頭!翠星石と蒼星石がいないのだわ」 その真紅の発言に他の教師もうなずく。 銀「翠星石はともかく蒼星石は遅刻なんかしないわぁ」 金「そうなのかしらー。休むにしたって連絡がくるのかしらー」 薔「でも、連絡はない…」 雛「ということはなにかあったのかしらー」 雪 コクリ ムシャムシャ(トーストをほおばる) 教師たちに一瞬にして詰め寄られたじろぐラプラス。 しかし、一つ咳払いをして落ち着きを取り戻す。 ラ「コホン。落ち着きなさい。まずそのことから話すつもりだったのです。 今、蒼星石先生は自宅に居ます」 真「なら迎えにいきましょう!」 金「かしらー」 雛「なのー」 そういって飛び出そうとする3人を水銀燈が呼び止める。 銀「待ちなさぁい、お馬鹿さんたち。蒼星石の居場所がわかっているなら この教頭が何にもしないわけないわぁ。でしょう、教頭?」 ラ「何かひっかかる言い方ですが、そのとおりです。 先ほど翠星石先生に迎えに行かせたところです」 薔「…いったい何が?」 ラプラスの話し方から尋常ではない事態が起きていることを悟った一同は 神妙な面持ちでラプラスを見る。 ラプラスはゆっくりと口を開く。 ラ「昨日の放課後のことです…」 『蒼星石先生ー、さようならー』 蒼『気をつけて帰るんだよ』 蒼星石は生徒たちに別れを告げ帰路に着いた。 その途中信号待ちをしていると、ある人影が目に入った。 蒼『ん、あれは…』 それは蒼星石のクラスの女子生徒だった。しかもなにやら様子がおかしい。 ひどくおびえた様子で歩いている。 蒼『何かあるな…』 そう思い声をかけようとした時、 パッパー!! 後ろからクラクションを鳴らされた。慌てて信号を見る。 すでに信号は青になっていた。バイクを発進させ適当なところに止める。 辺りを見回すも、すでに女子生徒の姿はなかった。 蒼『くっ!手遅れにならないといいけど』 そうして走り出す蒼星石。人目がつきにくいところを中心的に探す。 そして、 蒼『ハァハァ……っ!!』 ついに狭い路地の奥で女子生徒を見つけた蒼星石。 そこには蒼星石の理性を吹き飛ばすのに十分な光景が広がっていた。 『…せん…せぇ…』 女子生徒は胸と下半身を露わにして横たわっていた。 蒼『大丈夫かい!?』 といったものの大丈夫でないことは一目瞭然だった。 まぶたは腫れ、首には絞めつけられた痕があり、全身に殴られたであろうアザがあった。 蒼『誰がこんなひどいことを!?』 怒りを露わにする蒼星石。すると、 『オレだよ。センセ♪』 後ろから声がかけられた。 その声の主を敵意のこもった眼差しで睨み付ける蒼星石。 その眼差しに全くひるむことなくケラケラ笑いながら男は話す。 『そいつはオレの資金源なのよ。 だが、そいつ今日は払えねぇとかぬかしやがった』 蒼『…れ』 『だからお仕置きをしてやったのよ』 蒼『…黙れ』 『そいつの泣き喚く声といったら……!!』 そこで男は異変を感じた。異常なまでの寒気を感じているのだ。 その原因はすぐにわかった。 それは蒼星石から発している殺気のような威圧感のせいだと。 蒼『貴様の言い分はどうでもいい。 重要なのは貴様がボクの生徒に手を出したという事実だけだ』 そう冷たく吐き捨てる蒼星石。いつもの蒼星石とはあきらかに違う。 そのことに女子生徒も気付いていた。 (蒼星石先生…どうしちゃったの…) 普段の蒼星石はどんなときも感情をこめてものを言うが、 この時は全く感じられなかった。 蒼『貴様は重罪に値する。よって私刑を執行する』 『あ、ああん!ちょ、調子乗ってんじゃねぇぞ!!』 男は喉を震わせながら精一杯の強がりを見せた。 蒼『賢いものは引き際をわきまえる。それが出来ない貴様は屑ということだ。 最も、逃げたとしても貴様の結末は変わらない』 『う、うるせぇー!!ブッ殺す!!』 蒼『寝ぼけるな、殺すのはボクの方だ』 そうして駆け出す蒼星石。その眼は一片の感情も持ち合わせていなかった。 先に仕掛けたのは男の方だった。大振りの右ストレートだ。 しかし、蒼星石はそれをあっさりかわしそのまま男の懐にもぐりこみ、 強烈なボディブローをお見舞いした。男は嗚咽とともにその場にひざをついた。 一撃。一瞬で勝負は決まった。男はもう立つ力すらないようだ。 『せんせ……』 蒼星石に駆け寄ろうとした女子生徒は自分の目を疑った。 蒼星石が倒れている男にさらに攻撃を加えようとしていたのだ。 『先生!やめてぇぇぇー!!』 女子生徒の悲痛な叫びも届かず、蒼星石は男に蹴りを入れた。 バキッ そこから始まったのはまさに私刑。倒れている男に一方的に暴力を加える蒼星石。 蒼『痛いだろ。これがボクの生徒に手を出した報いだ。ハハハッ』 蒼星石は先程とは違い感情を露わにしていた。 しかし、それも普段見せたことのない感情だった。 まるで殺人快楽者のような、そんな感じだ。 男はすでに気絶していた。 蒼星石の足は真っ赤に染まり、どれだけの蹴りを入れたのかが見てとれる。 痙攣している男を一瞥し蒼星石は女子生徒の方へ踵をむける。 蒼『終わったよ、さぁ病院へ行こうか』 そういって女子生徒に歩み寄ろうとする蒼星石。しかし、 『来ないで…』 蒼『え?』 『来ないで…。私は先生も怖い…。だから来ないで』 その目は恐怖に支配されていた。それを見た蒼星石は再び辺りを見渡す。 その目に映ったのは気絶している男と血塗れの自分の足。 蒼『…これを…ボクが?ボクはただ生徒を… うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!!!!!』 ラプラスから事件の全容を聞いた真紅たちは声が出せなかった。 愕然とする真紅たちを見やりラプラスは続ける。 ラ「その後駆けつけた警察に蒼星石先生は連れて行かれ事情聴取をされ、 自宅に帰されました。そして今日学校で校長を交えてもう一度事情聴取を 行うはずだったんですが…」 銀「肝心のあの娘が来てないってワケねぇ」 ラ「はい、それで翠星石先生を迎えに行かせたのです」 銀「で、あの娘はどうなるの?」 雪「相手のケガの程度にもよります…。 正当防衛か過剰防衛かは微妙な所です…お姉様」 銀「そう、学校的にはどうするのぉ?」 ラ「まだ決めかねているところです。すべては校長次第ですが…」 銀「そうねぇ、ってあなた達!!何放心状態になってるの!?」 水銀燈と雪華綺晶以外は完全に心ここにあらずという感じだった。 真「だって蒼星石がそんなことをするなんて…」 金「信じたくないのかしらー…」 雛「蒼星石どうなるのー!?」 薔「………グスッ」 銀「何しんみりしてるの!あなた達が心配しても始まらないのよぉ。 翠星石と校長に任せましょう。私たちは生徒達に悟れないようにするのよぉ」 真「…わかったのだわ」 金「かしらー」 雛「なのー」 薔「…はい」 雪「了解…」 銀「じゃあいきましょう」 そうして職員室を後にする一同。 銀(頼むわよぉ、翠星石…。…校長もね) 外は冷たい雨が降っている。
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ここは朝の職員室。いつものように賑やかな職員会議が行われている・・・ はずだった。 水「それ・・・ほんとなの?」 真「あんまりなのだわ!」 薔「・・・いっぱい思い出・・あるんだよ?」 雪「・・・許せない・・。」 金「それは流石に酷すぎるかしら~・・。」 翠「ななな何かの間違いじゃねぇんですか?!」 蒼「翠星石落ち着いて!それと雪華綺晶先生はバズーカ下ろして(汗」 雛「学校が無くなっちゃうなんて嫌なの~(グスン」 廊下で話を聞いていた巴は固まっていた。 巴(学校が無くなる?どういうこと?) ロ「無くなるって言っても会えなく成る訳じゃないから・・・ね・・・?」 ラ「市の決定なら仕方ありませんね・・・」 どうやら市の命令で有栖学園が取り壊されるらしい。 教師陣にいつもの明るさは無い。 水 真 薔 雪 金 翠 蒼 雛 「私達で・・・阻止してみせる!(わぁ)(のだわ)(かしら)(ですぅ)(のー)」 水「ここを取り壊されたらめぐと毎日会えないじゃない!そんなの御免だわぁ!」 薔「皆の思い出・・壊させない・・・!!」 雪「バラシーの為にも・・・!」 雛「巴との時間が消えちゃうのー!そんなの嫌なのーーー!!!!」 巴「先生・・・」 巴は教室に走った。 巴「皆聞いて!!」 巴は事の経緯を話し始めた。 ローゼンの騒ぎっぷりが市民の反感を買ったこと、銃を乱射する先生の存在 サボリ魔、悪戯、ブッチャケ兎。 市民の不満は相当な物のようだ。 JUM「だからって廃校は・・・」 めぐ「先生がそんな事を・・・(ポ」 オディール・コリンヌ「・・・なめやがって・・・」 巴「ちょ!めぐちゃん?突っ込む所違うんじゃ? オディールさん達何武装始めてんの!!?」 巴の必死の静止によってとりあえず市民の安全は確保された。 めぐ「でもどうすれば・・・」 巴「とにかく生徒皆に協力を仰ぎましょう!新聞部集合!!」 クラスに居た新聞部が集まった。 巴「話は聞いたわね?早速作業お願い!」 新聞部A「わかった!BはDとCに手伝ってもらえるよう頼んで来い!俺は紙と道具を用意する!」 新聞部B「OK!」 カリカリ カリカリ 巴「デキタ!A!コピー!!」 A「はいな!」 巴「新聞部にできるのはこれぐらいかな・・・」 その日の朝、生徒に一枚の手紙が配られた。 「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |号外 有栖学園廃校の危機! | | | | ○月×日 | |単刀直入に言います。 | |有栖学園は市の決定により廃校の危機に立たされ| |ています。 | |生徒と教師、一丸となってこの危機を乗り越える| |策を考えましょう! | |各クラスから数名の代表者を出し会議を開きます| |ので、ご協力の程宜しくお願いします。 | | | | 柏葉巴 他 |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 生徒一同「・・・これ・・・マジだよな?」 薔「柏葉さん・・・何でこの事を・・?」 巴「そんな事はどうでもいいです。 今は何故?よりどうすれば?でしょう?」 薔「柏葉さん・・。そうだね・・・!・・・皆でなんとかしよう!」 -その日の午後- 雪「会議を始める!面倒な事は一切抜きだ!何か案があるヤツは手を上げろ!」 射撃部A「ハイ!!」 雪「自信有りげだな・・・A、言ってみろ」 A「射撃部・剣道部で殴りこ「却下」」 A・・・orz 雪「貴様はアホか?余計評判悪くしてどうする!」 薔「・・・皆で町のゴミ拾い活動・・・とかわ?」 一同「おぉぉぉぉ」 雪「反対意見は?無いな。受理!他!!」 水「水着でデモ行進なんてどぉ?男は一発よぉ?」 雪「却下」 水「どうしてよぉ!?」 雪「デモのような直接的な活動は反発も呼ぶ可能性が有るからだ。他!!」 翠「町を花だらけにして廃校にするなんて物騒な考えを消し去るですぅ!」 雪「ふむ・・・後日検討ということで」 ちなみにこの会議は夜中まで続いたという・・・。 -同時刻の校長室- ロ「コレだけは使いたくなかったんだけどなぁ・・・。」 手には何やら携帯電話の様な物が握られている。 ラ「仕方ありません。廃校の危機ですから。」 ロ「だってこれ使うとあっけなさ過ぎるよ?読者の皆がガッカリするよ?」 ラ「アナタが撒いた種でしょう?」 ロ「そうだけどぉ・・・」 ラ「早いほうがいいですからとっとと使ってください」 ロ「あ!!そうだ!やっぱりさ」ラ「ウッサイダマレ!使えばいいんだよ、この馬鹿校長!!!」 ロ「わ・・・わかったよ・・」 -翌日- ロ「というわけで!これからもヨロシクね⌒☆」 水 真 薔 雪 翠 蒼 金 雛 「昨日の努力はなんだったの・・・(よぉ)(だわ)(かしら) END
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元スレ http //hatsukari.2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1309927537/ 1 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 45 37.87 ID 6ahst9eH 塀内教師、謎の失踪 2 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 46 22.95 ID 6pgsCaVI 1に塀内は甘え 3 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 46 48.39 ID o65jHLwk 神戸教師、職員用男子トイレにはしゃぐ 5 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 47 08.93 ID EosAVQj4 大松先生、スカート丈を厳しく指導 6 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 47 14.61 ID EhehY+tD 女村田、熱い家庭科実習 7 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 47 46.50 ID VSZnCQPq TDN、がっかり 9 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 48 24.62 ID BPtvrH9P 乙女村田、ガールズトーク 10 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 48 46.87 ID +r4u5kV5 鳥谷、安定感を欠く 12 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 49 42.89 ID x4kdfzEy ランビン、ビンビン 13 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 49 50.75 ID 7XyqYR6z 中山裕章、JKは食指動かず 14 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 50 33.85 ID zaBHXkNs 井口先生、生徒の手作りチョコを絶賛 15 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 50 43.57 ID pKhytLgL ボビ子緊急家庭訪問 16 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 51 54.89 ID /GBF1xOp 石川先生、女子生徒とHした事が携帯の履歴でバレてしまう痛恨のミス 18 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 52 15.00 ID Ci8WNTJF 鳥谷、夜の熱血指導 20 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 52 27.77 ID wAVc0/Hl 大竹、緊張の毎日 21 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 52 46.47 ID PSKBeo5I 男村田、頼れる教師No1 23 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 53 32.92 ID D5Z0r/tN 1001、ワシが育てる 24 風吹かずとも名無し 2011/07/06(水) 13 53 33.52 ID Uk5uFtA8 立浪、黒い噂が絶えない 25 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 54 07.19 ID 1TcL2p8x 涌井教頭、神戸新米教師に生活指導 26 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 55 27.00 ID w+SP7uXU 真弓教師、生徒になめられ学級崩壊を招く 31 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 59 14.09 ID E/QsfgB/ 片岡教諭、揉む 34 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 59 24.12 ID wAVc0/Hl 男村田、生徒の化粧は許さない 35 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 03 50.26 ID r4xceXqt 多村、運動部の顧問就任は拒否 36 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 03 50.48 ID /Q/OVzIy 男村田、生徒の誘惑も断固拒否 37 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 04 21.38 ID qOHkd0V5 内川先生「僕自身、男子校を出る喜びはあった」 41 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 10 04.58 ID OaSHIqyv 新谷、野球部の顧問 42 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 15 11.96 ID TBpTzl17 男村田、染髪は許さない 43 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 22 08.21 ID L9dtquK0 サブロー、女子高生を調教 44 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 23 03.29 ID MbTROqNf 二岡、突然の転勤 48 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 27 22.12 ID nEP6oyAe 金本、皆勤賞 49 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 28 36.96 ID 5a46X5z8 多田野先生「女子校おもんねーわ」 51 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 32 04.66 ID 9G5xdkvK 女村田、すっぴん 53 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 32 54.54 ID LFpPx47I 二岡先生、付きまとうも断らればらされて涙目 54 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 33 46.48 ID ustLi1bg 大松、水泳の授業を休む女子に執拗に理由を聞く 55 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 36 00.43 ID 42+7ASAx 日高、生徒の引率が下手糞という理由で修学旅行に行けず干される 56 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 38 19.12 ID uIaXMqAN 54 岡田教諭「察しな(アカン)」 57 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 39 30.51 ID 1sQHMGkH 原、グーパイタッチ 58 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 41 25.52 ID X0xljo9A 城島体育教師、発情のドラミング 59 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 41 53.20 ID SBZYNlpf うんこ吉見教諭、ソフトボールで女子生徒相手に飛翔 61 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 48 25.68 ID LFpPx47 保健教諭ノムケン、いたずらっぽく視姦 62 風吹かずとも名無し 2011/07/06(水) 14 48 31.89 ID Uk5uFtA8 馬術部顧問、荒木先生
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男子A「・・・なぁ皆。最近俺は考えてることがあるんだ。」 男子B「なんだよ、言ってみろよ。」 男子A「こうやって、先生達のファンクラブがあるが・・・」 男子C「当たり前だろ!うちの教師は美人が多いからな。」 男子A「俺たちは・・・本当に好きなら、告白すべきじゃないのか?」 男子D「・・・よく言った!おまえは今日から漢(おとこ)Aだ!」 男子+女子の一部「いざ!」 教員一同(ゾクッ・・・寒気がする・・・) 翌日、あまりのショックに不登校になる生徒が続出したとさ。 数日後・・・ 漢A「俺達がやったことは正しかったんだよな?」 男B「ああ。だが、ハードルが高すぎた。」 漢A「基本的に男*って欲望に忠実だよな・・・。」 男B「嫌なくらいにな・・・。」 漢A「んでもって、おれはよく、どこにでも居るよな。」 男B「嫌なくらいにな・・・。」 漢A「登場回数多くても出世は無いんだな・・・。」 男B「スレの主役は俺らじゃ・・・ないんだ・・・。」 漢A「・・・切ないな・・・。」 男B「・・・ああ、とっても・・・。」 漢A「・・・電話、またするから・・・おまえも頑張れよ・・・。」 男B「ありがとう・・・。」 こうして、また世界のどこかで友情は深まっていく・・・。
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カレーライスとレアチーズケーキという安易な食事で腹を満たしたあすさんは 今度は睡魔に襲われるのかと思いきや、むしろ元気になった。 危なっかしい本能に導かれるままの欲望が目を覚ますわけでもなく、 自分に与えられた課題──明海の家庭教師の役割を果たすためである。 あすさん「さて、満腹になったことだし、そろそろ授業を始めようか」 明海「あ、その前に、ちょっと」 フレイザー「私は見習い調理師…」 あすさん「お?」 フレイザー「んー、やっぱり固くるしいのは駄目だなぁ。いらっしゃい!私はフレイザー。ここで料理を習っているんだ」 明海「紹介するね。これがトレイムスコイデの見習い調理師、フレイザー」 あすさん「…だからロフリオスじゃ……」 明海「アッー!」 フレイザー「女神を救出したって?うわ~すごいね~」 あすさん「…はぁ?」 明海「ゲラッゲラッ! あすさん、あたしと一緒にいるから女神タイトルに変わったみたい」 あすさん「頭上に名前やタイトルが見えるとでも言うのか……」 明海「内部的にあったりしてね」 あすさん「内部情報……」 フレイザー「あ~あ、何? 女神を救出したんじゃなくて、結婚したタイトルの見間違いかな」 明海「な…なに言ってんのよ! もう下がっていいわよ!」 フレイザー「僕かい?僕こそがイメンマハで一番の調理師だよ。まだ、一人前とは言えないけど…」 明海「帰れ! 半人前!」 フレイザー「別の話をするのは、駄目なの?」 明海「お黙り!!!」 あすさん「あーひゃっひゃっひゃっひゃっひゃ」 あすさんが結婚など夢のまた夢、妄想の妄想に過ぎない。 そもそも明海との年齢差が400年もあるので、まともに付き合うことなど不可能である。 ゴードン「いらっしゃい!お目当はなんだい?」 明海「あ、こっちが料理長のゴードン」 あすさん「ほう」 ゴードン「私はこのレストランの料理長ゴードンだ!」 あすさん「ふむ、気合が入っているな」 ゴードン「女神を救出しただと? ふん、大げさに話すことか! 冒険者たる者、そのくらいの度胸がなくてはな」 明海「まだ何も話してないでしょ? なに言ってんのよ」 ゴードン「私をみて料理しか能がないと言う人が居るが、それくらい一つの事に掛けられない人は一生 何も成し遂げることができないんだ!」 あすさん「なに言ってるんだ? 料理の腕はグルアスのほうが上じゃないか」 明海「ねー」 ゴードン「フレイザー以外に、弟子を受け入れるつもりはないんだ」 あすさん「弟子入りするつもりもないんだが」 明海「ゲラゲラゲラゲラ……」 ゴードン「お腹が空いてるのか? じゃあ、何でも注文してくれ!」 あすさん「もう食ったよ…」 NPCとは話が通じない……。 彼らは用意されたテキストデータを読み上げるだけの存在である。 血の通った人間ではないのだ。 明海「こっちは、単なるメイドのシェーナ」 シェーナ「トレイムスコイデは、いえ、ロフリオスは、王国最高のレストランですよ!」 あすさん「かみまくりだな」 シェーナ「aspirinさん! レストランは初めてよね? いらっしゃいませ~!」 あすさん「ここのレストランは初めてだ。びっくりドンキーへはよく行ったことがある」 シェーナ「女神を助けたの? aspirinさんが!?うわぁ~、そんなことできる人が本当にいたんだ! すご~い!」 あすさん「………バグってるんじゃないのか?」 シェーナ「あら、今ワタシを口説いているのかな? イヤだわ、フフフ…」 あすさん「ぬるぽ」 シェーナ「ガッ」 あすさん「おい! いま反応しただろ?」 シェーナ「(まんざらでもないようだ…)」 あすさん「うーむ………釣られているのか…私は…」 明海「あはは…もういいかな? みんな下がっていいわよ」 フレイザーとゴードンは厨房へ、シェーナは床の掃除に戻っていった。 彼らはときおり何かをつぶやきながら、単調な作業を繰り返しているようである。 あすさん「さて、邪魔者はいなくなったことだし、授業を始めようか」 明海「待ってました!!!」