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発言者:カレン・キリシマ 対象者:秋月 凌駕 夢の中――しかし同時に不思議と現実感のある再会。 アポルオンとの激闘を経て、意識を闇に落とした凌駕は、大切な人だったカレンと再び言葉を交わしていた。 彼女らしい大胆な発言から始まり、やがて話の中心はジュンの影装覚醒……それに伴う傷の重さ深さへと移る。 凌駕との接触、内的存在となったカレンとの同調深化をきっかけに、ジュンは新たな位階へと昇った、が。 「今、ジュンの心にはその反動で大きな傷が生じている…… 本来、こんな簡単に次の段階へ到達できる器じゃないのよ。彼女も、そして私も」 「礼の苦しみ様を見たでしょ? 君やジュンよりかなり早く刻鋼人機と化していた彼でさえ、 その入り口に立つだけで制御に神経を削られていた。あれが普通で……いいえ、それでもきっとまだ早いんでしょうね」 「実際、到達方法を知った今でも、私は自分が影装を制御できるとは思えない。 ジュンも本来ならそうなのよ。真に独力で影装の制御を成し遂げたのは、間違いなく敵味方まとめて凌駕君一人しかいないわ」 「───君が抱えていた、無意識の不安通りに」 熱相転移、終滅の魔拳。俺と共に生きられる者など誰もおらず、故に触れられる存在など何もないという不安の具現。 それを手に入れられたのは、そういう異端異物であるという闇あっての事だった。 ……改めて自分のどうしようもなさに自嘲する。 それでも凌駕は、目の前の心配そうなカレンを悲しませたくなく……何でもないよう表情を取り繕う。 「……ごめんね、責めたかったわけじゃないの。ただ、本来なら僅か数日でそれだけ強くなるってことは困難過ぎるっていうことを、ちゃんと認識してほしかったから」 「私が言いたかったのはたった一つ。ねえ凌駕くん、それを踏まえた上でジュンが覚醒した事実を鑑みてちょうだい」 ―――影装に達することに必要な日数、そして本来なら不可能な早過ぎる覚醒。 ―――当然ならば、得たものあれば失うものあり……というのが世の真実。 ならば、間違いなくジュンはあの死闘を切り抜ける代償に何かを支払っている、という解に行き着くのは当然の流れで…… 「……だから今も心が痛んでいると? 早熟な俺と繋がったせいで、影装に引っ張られたことの異常事態(イレギュラー)が発生した?」 「私が背を押しちゃったせいでもあるけどね。君が秒針の譜面(リズム)担当、私が出力(エネルギー)の向上担当、ってところだけど」 「その手助けのせいで、あの子は今覚醒に引き摺られているわ。手綱を握りきれていないのに、乗り回せる状態にまで達している」 神妙な表情でカレンが告げたその事実に、 凌駕もあの快活な少女に待ち受ける未来が決して明るいものではない事が想像できてしまい…… 「皮肉にも、マレーネのお兄さんって問題があったからね。 自分より弱っている少女を助けてあげたいって思えたこと、相手が純粋に強くて余裕がなかったこと。 この二つがジュンの不安を後回しにしてくれた。けど、一度緊張が解けて落ち着ける時間が出来てしまったら……」 速さを追求した結果、全ての過程(努力)を飛ばしてしまえる瞬間移動に目覚めてしまった己の影を。 傷付いた身体を癒しながら、その心の毒を真正面から受け止めるしかなくなってしまうと―――― 目覚めた後……それを見つけて、己はジュンを支えてやるべきなのだろうと考えこむ凌駕の横顔に、 カレンは眩し気な視線を向ける。そうしてくれてありがとうと、告げるように。 「で、お姉さんとしましては、そんな一足飛びに強くなったもう一人の男の子を心配しておりましたが……」 「御覧の通り、あっさりしてるんだよねえ。たまには年上ぶらせてほしいなぁ、と思うんだけど」 「……それくらいでいいのかもね。もう少しで、こういう会話もできなくなると思うから」 軽口の中に入り込んだ、寂しげな微笑みを前に、凌駕は思わず訝しむ。 そんな顔は見たことがないと。知っている限りの彼女からは想像できない、 夢幻のはずのカレンが今浮かべているのは、本当にただ寂しいという、初めて見る表情だった。 これが――捉えどころのない風ではなく、隠すもののないカレン・キリシマの素顔だと伝えるかのように。 切なくこぼし、微笑んでいた。 「あくまで私はあの子の一部になった身だから。 永久機関に残ってはいるけど、それは少しずつ欠片となって溶けていっているようなもの」 「最後まで進行すると……そうね、ほんの少しだけ大胆になる(・・・・・)ってくらいかな? こうして言葉を交わしたり、想いを告げたりすることはもう無理で」 「だからね、凌駕くん───」 そのまま向けられた笑みは何故か、一瞬ジュンと重なるように見えて…… 「彼女のことを支えてあげて。男の子なんだから。 そして教えてあげてほしいの、あなたはいつだって一人なんかじゃないってこと……」 「たとえこれから先、どんな困難が待ち構えていても……私は、ずっと同じ命を歩んでいくって」 瞬間、「夢」から引き戻されようとする凌駕には、もう彼女が己の想像した幻だとは思えない、思いたくはなくて。 「忘れないで、私はずっと二人を傍で見守ってるから」 その優しい風が吹き抜けると共に、彼ら二人の不思議で、素敵な邂逅は終わりを告げたのだった――― 名前 コメント
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発売日はいつ? [#mb024b97] 文字の大きさは大丈夫ですか? [#h975bfe7] 3D酔いしやすい体質でも楽しめますか? [#s0121ed5] プレイ時間はどれくらいですか? [#ic2f8515] 読み込み時間はどうですか? [#g1ecbcd8] 処理落ちはありますか? [#kf3014b7] エンカウントの方式は? [#ma468d80] フルボイス対応ですか? [#caa395cd] イベント/ムービーのスキップ、または一時停止はできますか? [#fee2762a] やり込み要素はありますか? [#d3b3b8ec] Lvの上限は? [#z729209f] 2周目はありますか? [#x9ab89c2] コクーンとパルスの関係って? [#wd4d425e] パージするって日本語でいうと何? [#r5118b14] 用語がよくわからない [#ud9f78cd] オプティマ、クリスタリウムって? [#hc7bfb62] ロールは何種類? [#bba94ce1] 何章まであるの? [#q178bc68] パーティ変更できないんだけど? [#be3131d6] 改造が・・・ [#p272ecd5] オーディンが・・・ [#wcf62677] 武器LVが★に・・・ [#k9634f6e] スモーク・・・ [#m6aee608] 全然ブレイクでないんだけど [#ya0e084f] 全然自由じゃないし、乗り物やミニゲームはないの? [#m31a271b] ライブラでエネミーリスト?のままだけど [#o546f3e0] 敵が倒せません [#f8cca0b7] チョコボの乗り方 [#f63169b7] 発売日はいつ? 2009年12月17日。海外は2010年3月予定。 文字の大きさは大丈夫ですか? ブラウン管ではかなり見難いと思います。 液晶30型以上推奨します。 接続端子はHDMI>(デジタルの壁)>D>S>赤白黄 3D酔いしやすい体質でも楽しめますか? カメラの回り方が結構激しいので酔う。 また、フィールドカメラが滑るので苦手な人は注意。 プレイ時間はどれくらいですか? 40〜60時間 もちろん寄り道すればもっとかかる。 読み込み時間はどうですか? セーブデータロード後に長めのロードあり。 その後はエリアチェンジ時に若干ロードがあるが気にならないレベル。 処理落ちはありますか? 特にありません。 エンカウントの方式は? シンボルエンカウント フルボイス対応ですか? はい イベント/ムービーのスキップ、または一時停止はできますか? できる。スキップはスタート→セレクト やり込み要素はありますか? トロフィー機能はある。 Lvの上限は? クリスタリウムLV10 ロールLV5まで確認されています。 2周目はありますか? 無い クリアー後セーブで継続プレイ可能。クリア後クリスタリウムLV10開放 コクーンとパルスの関係って? 最先端都市とその外界 パージするって日本語でいうと何? 切り捨てること。 用語がよくわからない 徐々に理解できるように話がつくられているから心配する必要は無い。 オートクリップ読め。 オプティマ、クリスタリウムって? オプティマ=ドラクエの「さくせん」 クリスタリウム=スフィア盤 ロールは何種類? 6つ キャラによって内容は変わってくる 何章まであるの? 13章 パーティ変更できないんだけど? 序盤は変更できない 改造が・・・ 動物系EXP小、重ねて使っていくとEXP取得倍率上昇(1.25 1.5 1.75 2 3倍) 機械系EXP大、使うと個数に応じて取得倍率ダウン オーディンが・・・ 1.雷の指輪を装備する 2.ふたりヒーラー、ふたりブラスターのオプティマを用意する 3.オーディンが攻撃しているあいだはふたりヒーラーで耐える 4.オーディンがウルの盾を使用している間はふたりブラスターで攻撃する 武器LVが★に・・・ ★状態の武器を選択すると素材に対応する鉱石があればそれが使用可能になります。 スモーク・・・ フィールド移動中にL1 全然ブレイクでないんだけど アタッカーとブラスターを1人ずつセットする事をお勧めする。 アタックはゲージ溜まりにくいが継続が長い、 ブラストはゲージの溜まりは早いが継続力が弱い(継続の優先順位はアタック>ブラスト) 全然自由じゃないし、乗り物やミニゲームはないの? 11章まで頑張って進めろ ライブラでエネミーリスト?のままだけど 今のところ最初からやりなおすしかない。 どうやらクリア後にリポップする場所があるもよう 敵が倒せません シェルやプロテスなどの強化やデシェルやペインなどの弱体を使う。 今作は強化弱体の影響が極めて大きいので有効に使うべし。 それでも倒せないなら成長と武器強化する。 チョコボの乗り方 場所:アルカキルティ大平原 ミッション12「六死将・暴虐なる破壊者」(難易度C)を受託しクリアする先に進むとチョコボの楽園、イベントもあるが現時点では騎乗不可能。マップ各地に羽マークと共にチョコボ出現。 ミッション14「チョコボの守り人・決意」(難易度C)を受託しクリアする 2のミッションクリア報酬でギサールの手綱を入手、チョコボに騎乗可能(冥碑の場所) 12→メディア峡谷入口を南に見て、平原到着時のセーブポイントから壁沿いに西に進んだ細い路地の先 14→メディア峡谷入口を南に見て、平原到着時のセーブポイントから北北西にある湖。枯草模様の川の真北。
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《Old Fogey》(頑固じいさん) #whisper フェイジング、累加アップキープ、エコー、消散、他の恐竜とのバンド、プロテクション(ホマリッド)、雪かぶり平地渡り、側面攻撃、ランページと、妙に古いキーワード能力が並んでいる。 さらに、クリーチャー・タイプの恐竜もこれ以前には随分昔に一体いたのみだったマイナー種族である。 Blast from the Pastと対をなす「旧世代」のカードで、枠がスカージ以前までの物だったり(タイプ欄などが太字なので、正確にはポータルなどに類する)、タイプ欄が「恐竜の召喚」(Summon Dinosaur)だったり、更にはイラストレーターの誤植までそのまま。もちろんプレミアム・カードには流星マークまでついている。 2マナで7/7とマナレシオが非常に大きい。 しかしフェイジングとエコーと消散と累加アップキープがあるため序盤に出しても制約が大きい。 それに、これらの能力が同じカードにあるため処理も面倒である。 回避能力はあるものの、雪かぶり平地渡りとプロテクション(ホマリッド)なのでそこまで期待できない。 ただコールドスナップの影響で渡りは強化されたと言えるし、側面攻撃とランページを持つためクリーチャー同士の戦闘ではほぼ無敵である。 永劫の中軸/Eon Hubでアップキープを飛ばすのが最も有効だろう。 また、ブラストダーム/Blastoderm同様速攻をつけるのもよい。 最後は手綱取り/Grab the Reinsか何かで投げよう。 以下はMark RosewaterによるFAQ(TIWDAWCC)から参考にした、簡単なガイド。 第1ターン Old Fogeyをプレイする 第2ターン アンタップ・ステップの開始時に、これがフェイズ・アウトする 第3ターン フェイズ・インする。アップキープに累加アップキープとエコーで計(1)(緑)(緑)を支払う。消散カウンターは残り2 第4ターン フェイズ・アウトする 第5ターン フェイズ・インする。累加アップキープとエコーで計(2)(緑)(緑)を支払う。消散カウンターは残り1 第6ターン フェイズ・アウトする 第7ターン フェイズ・インする。累加アップキープとエコーで計(3)(緑)(緑)を支払う。消散カウンターは無くなる 第8ターン フェイズ・アウトする 第9ターン フェイズ・インする。累加アップキープやエコーを支払うまでもなく(それぞれ支払いは可能)、消散のために生け贄に捧げられる この手順を冷静に見てみると、これが実は普通に強いクリーチャーであることがわかる。2ターン目にプレイできれば、4ターン目には7/7+αで殴りかかれる。維持のためにマナこそ喰うが、マナ加速手段の豊富な緑にとってはたいした負担でもないだろう。 現在のルーリングに合わせた表記へ書き換えるとすれば、次のようになる。 Old Fogey (緑)(緑) クリーチャー ― 恐竜(Dinosaur) フェイジング、累加アップキープ(1)、エコー(緑)(緑)、消散3、他の恐竜(Dinosaur)とのバンド、 プロテクション(ホマリッド)、氷雪平地渡り、側面攻撃、ランページ2 7/7 エコーにはエコー・コストの表記が加わり、雪かぶりは氷雪に置き換えられた。 他の〜とのバンドを元から持っている唯一のカード。他にもプロテクション(ホマリッド)、雪かぶり平地渡りを持つのはこのカードのみ。-マジックで最多の9個キーワード能力(のみ)を持つクリーチャー。次点は怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrathの7個。 当時としては「過去の遺物」であったキーワード能力ばかりなのだが、その後のコールドスナップで累加アップキープが復活、氷雪土地渡りを持つ新しいクリーチャーも現れた。さらに、まさに過去の遺物がテーマの一端である時のらせんブロックでは、側面攻撃と、タイムシフト限定ながらランページが再登場、エコーの概念は拡張されてエコー・コストが加わり、消散は消失となって帰ってきた。フェイジングはさすがに登場しなかったが、フェイズ・アウト領域を利用していたクリーチャーである熱狂のイフリート/Frenetic Efreetが、フェイズ・アウト領域を利用しない熱狂スリヴァー/Frenetic Sliverとしてリメイクされた。ホマリッドにも新種が出現した。Old Fogeyが持つキーワード能力のうち、これらのエキスパンションでかすりもしなかったのはバンド関連くらいである。ただ、恐竜の新登場はならなかった。 このおじいさんがフレイバー・テキストで語っているマジック論は素晴らしい。 最近のガキときたらやれコレクター番号だ目新しいタップシンボルだ。ブラック・ロータス20枚と疫病ネズミ20枚。これこそが本当のマジックじゃ。 ちなみにコレクター番号がつけられたのは7年近く前の話であるし、タップ・シンボルの歴史も古い。 こんなのが雪かぶりの平地を歩いていたらすぐにばれそうなものだが、氷河期の恐竜でPygmy Allosaurusがいるため、おそらくこの辺をいじったものだと思われる。 マジックプレイヤーであらせられるようなので、もしかしたら"Plain s Walker"と言う洒落なのかもしれない。 イラストの背後でTime Machineが墜落している。 「頑固じいさん」と名前だけ聞くと、恐竜とはすぐに分からない。 参考 カード個別評価:Unglued系
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『偉大な英雄のテーゼ』(鯖一同) オタ集う皆鯖スレで 英霊よ鯖となれ 『ポケモン金銀 BGM 27番道路(カントー地方)』 『乗り物があれば』(ベレロフォン) 「たった一つの手綱を握る、乗り手は英雄、乗騎は魔獣! その名は・・・キマイラハンター・ベレロ!」 『禁じられぬ企み』(フィン・マックール) 青い槍を握って 白い指をくわえて 触れ合うことも打算 全ては予測済み 跪いて捧げよ 命乞いの言葉は グラスに注いだ極上のワイン 『More than limit 聖フランク帝国』(ローラン、ルノー、アストルフォ) 大帝に集う我ら 選ばれし騎士達のエリート 騎士の叙勲を受けた 十二勇士の英霊 全国無比の実力で 異教徒どもを皆殺し 『La bête du Gévaudan』(ジェヴォーダンの獣) グルグルグルグルグルガウガウガウッ ×2 『怒りのためなら化けられる』(頼豪阿闍梨) 寺を建てろよ 建てなきゃ化けるぞ 死んで化けるぞ 猛威を振るうぞ 『お嫁にされたっ!』『最強タロス計画』(エウロペ) 帯びた熱はタロスの血だよ 別に冷まさなくてもいいけど 恋の主神誘拐犯でも 子作りしました 『撲殺怪物アステちゃん』(アステリオス) ブモモブモモモモブモモモォ! ×2 屈指の近接ステ ミノタウロス ブモモブモモモモブモモモォ! ×2 狂化のステ上昇で 圧倒してあげる 『人形見つかるかな?』(メリーさん) ラララ 見つかるかな? あなたは見つけるかな? ラララ 見つかるかな? 私のお人形 『ラララそこまでよ!』(プテサン・ウィ) ラララ そこまで ラララ そこまで ラララ いつも雷警報 ラララ そこまで ラララ そこまで ラララ エロネタ許さないわ 『鯖としてチート過ぎている』(ディートリッヒ・フォン・ベルン) 絶対傷つけられない人がいた あの人はチート過ぎている・・・無敵 分かったぜ無敵破るその術 炎吹いて宝具効果消せばいい それならば! 『ライバルのごとく』(シグルド) 勘違いするな 的外れの勝利 続けていれば勝つのは 俺だった 大地蹴り上げ 決着つけよう 認めたライバルのごとく 『クマテイ』(熊太郎、金太郎) クマクマクマクマクマクマクマクマ(はじめまして、熊太郎です) クマクマクマクマクマクマクマクマ(金ちゃんとは足軽山で出会いまして) クマクマクマクマクマクマクマクマ(それ以来、親子というか親友というか) クマクマクマクマ(そんな間柄です) 『ヤラナイカ』(パリス) やらないか やらないか やらないか 気持ちいいこと 二人きりでやらないかい? 『Kill you Paris』(ヘクトル、アキレス) うらぁぎったんぎったん ぐさりんこー おらばったんばったんしねやこらー ほっらめったんめったん まなかいほー ぱりすしねや ぱりすしね 『蹂躙でしょでしょ』(チンギス) 大 ハーン 支配だけじゃつまらないの You を RAPE! 感じるまま感じることだけをするよ 『キシイズム』『The Knight』(アロンソ・キハーナ) 眩しすぎて見つめることも できぬ物語 冒険へと続くこの道に いつも影は二つ いつか君に話していた 光り輝く騎士道を 『ウィラフ』(ベーオウルフ) グレンデル その母水魔 炎を吐く 猛毒の竜 独り巡る死地と海を 誇りと誉れに乗って 『騎士を乗せて』(ガウェイン、トリスタン、イウェイン、ベイリン、ベディヴィエール) あの円卓が輝くのは 我らの王が騎士王だったから (ケイ) たくさんの日を皮肉れないのは そのどれも全てに妹(キミ)がいるから 『元に戻れない』(スキュラ) LaLaLa LaLaLa...... LaLaLa LaLaLa 私は戻れない 『頼政の警告音』(源頼政) 「逃げるでござる!」 『Do Your Fear』(ヴラド) 聞こえるか 怯える獲物の雄叫びが 感じるか 牙を剥く赤きドラクリヤ 突き刺され 血濡れの杭 俺の宝具 眼にした敵の瞳は恐怖に輝いているはずさ 『粛正、無音、末世にて』(カルキ) 秩序ない世界に 舞い降りた System K.A.L.K.I 『殺戮美味礼讃』(織田信長) さぁ焼き討ちを共にしよう 愚劣なる比叡の寺社 先天性の残虐性で 筆舌しがたき怨念の弾を 『来いっ!ラーマ』(ラーヴァナ) おーいラーマ 聞こえるかい おーいラーマ 早く来い 『ラーヴァナの現れる頃に』(ラーマ) 弓に矢を番え狙う 敵はだれ? 放つ矢を火で包み 敵を射抜いた 神性封じ人と成って 神は生まれ変わる もう宝具の効果 使わせないから 『BRAVE HERO』(イリヤー・ムーロミェツ) きっと終わらぬ永遠の詩 授かった天の力 手にした意味を見失わないで 祈りよ星になれ 『よみがっえーれ↓スペクタクル』(オルフェウス) 振り返ることはないでしょう Just a Spectacle 死者には死後の世界のみが お似合いなのですか!? 『ロマンス(ヤンデレ)』(清姫) 愛に気付いてください 私を捨てないでください 狂気に堕ちる切なさは 生まれ変わる情念 『聶隠niマイYear』(聶隠娘) べつにGO!聶隠niマイ Year 未来予知してゆけ 自分の気持ち最優先 契りなんて切り落としちゃうわ 『恋のザミエル伝説』(ザミエル) ミ・ミ・ミラクル☆ ザミエルンルン☆ 『熱きデーモンたち』(ソロモン) 「『七十二の鍵符(リバースカード)』オープン。『王の神殿』召喚!」 『女鯖クーポン』(ジライヤ) 「女鯖が欲しいのぅ・・・」
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捜索! 土くれのフーケを追え! その① 『破壊の杖、確かに領収いたしました。土くれのフーケ』 それが宝物庫に残されたフーケの犯行声明文である。これにより学院中大騒ぎだ。 学院長室では、オールド・オスマンの前で教師達が責任のなすりつけ合いをしている。 だが責任は全員にあるとオールド・オスマンが納め、ようやくこの場に呼び出された四人の人間に出番が回ってきた。 「で、犯行の現場を見ていたのは誰だね?」 「この『二人』です」 コルベールが答える。 その場にいるのはルイズとタバサ。それにキュルケと承太郎だった。 キュルケはタバサが呼ばれた、という事で勝手についてきて、承太郎もまた自分も事件に関わっているからと一応様子を見に来ていたのだった。 しかしどうやら『使い魔』で『平民』の承太郎は、目撃者の人数に入ってないらしい。 「他にもう一人、ギーシュという生徒がおりましたが、 負傷のため現在病室におりまして、まだ目覚めておりません」 「容態はどうかね?」 「命に別状はありませんし、治癒も完璧です。遅くとも明日までには目覚めるでしょう」 「ほっ、それはよかった。さて……では君達、説明したまえ」 オールド・オスマンが問いかけると、キュルケの視線がルイズに向けられた。 一番最初に現場にいたのはルイズだからである。 ルイズはゴーレムが壁を殴って壊し、その間自分はゴーレムに襲われていた事を説明した。 その間にフーケは破壊の杖を盗み出し、ゴーレムに乗って逃走。 後はタバサが追跡したが、ゴーレムはただの土になって崩れ、フーケの姿は消えていた。 「ふむ……追おうにも、手がかりは無しという訳か。 時に、ミス・ロングビルの姿が見えんが……いったいどうしたのかのう?」 とそこで狙ったかのようなタイミングで学院長室に入室するミス・ロングビル。 緑の髪をし、大人の雰囲気を持つ美女であった。 「遅れて申し訳ありません。土くれのフーケの調査をしていましたもので」 「仕事が早いの、ミス・ロングビル。で、結果は?」 「はい、フーケの居所が解りました」 周りの教師が素っ頓狂な声を上げて驚く中、オスマンは落ち着いた口調で問う。 「誰に聞いたんじゃね? ミス・ロングビル」 「はい。近在の農民に聞き込んだところ、 近くの森の廃屋に入っていった黒ずくめのローブの男を見たそうです。 恐らく、彼はフーケで、廃屋はフーケの隠れ家ではないかと」 ルイズが叫んだ。 「黒ずくめのローブ? それはフーケです! 間違いあり――」 「待ちなッ。その農民はフーケが男だと……顔や性別が確認できる距離まで近づけたのか?」 承太郎が口を挟むと、教師達の目が「黙れ」と言って睨みつけてきた。 ギランッ、と睨み返す承太郎。険悪な空気が一気に場を覆った。 しかしさすがはオスマン、そんな空気を無視して話を進める。 「そこは近いのかね?」 「はい。徒歩で半日。馬で四時間といったところでしょうか」 「すぐに王宮に報告しましょう!」 コルベールが叫ぶが、オスマンは首を横に振る。 「残念じゃが時間が無い。王宮に知らせとる間に、フーケは逃げてしまうじゃろう。 そこで、この件は我々魔法学院の者で解決する!」 ミス・ロングビルが微笑んだ。そうこなくては、というように。 だが、見境無しなのか承太郎はミス・ロングビルまで睨みつけていた。 それに気づいたミス・ロングビルは口元を正す。 「では捜索隊を編成する。我と思う者は、杖を掲げよ」 オスマンが言った。誰も杖を掲げなかった。顔を見合わせるだけだった。 「おらんのか? おや? どうした! フーケを捕まえて、名を上げようと思う貴族はおらんのか!」 うつむいていたルイズが、オスマンの言葉を聞いて――杖を顔の前に掲げた。 ニヤリッ。承太郎が険悪な空気を消して微笑を浮かべる。 「ミス・ヴァリエール! あなたは生徒ではありませんか! ここは教師に任せて……」 ミセス・シュヴルーズが止めようとしたが、ルイズは牙を剥いて怒鳴り返した。 「誰も掲げてないじゃないですか! 私には、フーケを追う『理由』があるんです!」 真剣な目をしたルイズは凛々しく、美しかった。 そしてルイズの掲げる杖を見て、しぶしぶキュルケも杖を掲げる。 今度はコルベールが驚きの声を上げた。 「ツェルプストー! 君は生徒じゃないか!」 「ふん。ヴァリエールに負けられませんわ」 と、彼女の言葉を聞き終えたタバサが同じように杖を掲げた。 「タバサ。あんたはいいのよ。関係ないんだから」 友を案じてキュルケは声をかけたが、タバサは短く答えた。 「心配」 キュルケは感動した面持ちでタバサを見つめ、 承太郎はキュルケがそんな表情もできる女性なのかと評価を改めた。 「ありがとう……タバサ……」 キュルケとタバサが友情を深め合う中、教師達は猛反対を開始した。 だがオスマンが「では君が行くかね?」と問うと、皆体調不良などを訴えて断る。 オスマンは勇気ある志願者三人を見て微笑んだ。 「彼女達は、敵を見ている。 その上、ミス・タバサは若くしてシュヴァリエの称号を持つ騎士だと聞いているが?」 教師達は驚いたようにタバサを見つめた。 「本当なの? タバサ」 キュルケも驚いた。 「シュヴァリエってのは何だ?」 承太郎が問うと、教師達は「口を開くな」とばかりに睨みつけてきた。 が、キュルケがすぐに答えて睨み合いが起こるのを妨害する。 「シュヴァリエは王室から与えられる爵位よ。 最下級のものだけど、私達のような年齢で与えられるなんて驚きよ。 しかもシュヴァリエは他の爵位と違って、純粋な業績に対して与えられる爵位。 実力の称号よ。タバサ、あんたったら、何で今まで黙ってたのよ」 「騒がしくなるから」 タバサはまたしても短く答える。 すると、キュルケは納得とばかりに微笑んだ。 オスマンが話を続ける。 「ミス・ツェルプストーは、ゲルマニアの優秀な軍人を数多く輩出した家系の出で、彼女自身の炎の魔法も、かなり強力と聞いているが?」 キュルケは得意げに髪をかき上げた。 さて次はルイズの番と、オスマンは視線を向けて、褒める場所を探した。 こほん、と咳払い。 「その……ミス・ヴァリエールは数々の優秀なメイジを輩出した、 ヴァリエール公爵家の息女で、うむ、その、なんだ、将来有望なメイジと聞いておる。 しかもその使い魔は、平民でありながらあのグラモン元帥の息子である、ギーシュ・ド・グラモンと決闘して勝ったという噂だが」 明らかにルイズより承太郎を褒めている発現に、ルイズはちょっとムッときた。 だが事実だから仕方ない。 だから当然というか教師達の表情は、ルイズのところで険しくなった。 コルベールを除いて。彼は意気揚々と喋る。 「そうですぞ! なにせ、彼はガンダー……」 「ミスタ・コルベール!」 オスマンが怒鳴って黙らせ、コルベールは慌てて口に手を当てる。 次の瞬間オスマンとコルベールは射抜くような強烈な視線を感じた。 承太郎である。 やばい、どうしよう。何て言おうとしたか質問されたらまずい。 でもまあ平民って事になってるし無視すればいいかな。などと考える。 とりあえずとっとと話を終わらせようと、オスマンは高らかに言う。 「魔法学院は、諸君等の努力と貴族の義務に期待する。 では馬車を用意しよう。魔法は目的地に着くまで温存したまえ。 それからミス・ロングビル、彼女達を手伝ってくれ」 「はい。オールド・オスマン。元よりそのつもりですわ」 こうして四人はミス・ロングビルの用意した馬車に乗り情報の場所へ向かった。 馬車といっても屋根無しの荷車のような馬車だ。 襲われた時に逃げやすいように、という理由があるが。 御者はミス・ロングビルが買って出たが、手綱を握る彼女にキュルケが話しかける。 「ミス・ロングビル・手綱なんて付き人にやらせればいいじゃないですか」 「いいのです。わたくしは、貴族の名を無くした者ですから」 「え? だって、あなたはオールド・オスマンの秘書なのでしょ?」 「ええ、でも、オスマン氏は貴族や平民だという事にあまりこだわらないお方です」 「差しつかえなかったら、事情をお聞かせ願いたいわ」 キュルケがそう言うと、ルイズが噛みついてきた。 「よしなさいよ、昔の事を根掘り葉掘り訊くなんて」 「暇だからお喋りしようと思っただけじゃないの」 「聞かれたくない事を無理やり聞き出そうとするのは、トリステインじゃ恥ずべき事よ」 「ったく……あんたがカッコつけたおかげで、とばっちりよ。 何が悲しくて泥棒退治なんか……」 「とばっちり? あんたが自分で志願したんじゃないの」 「あんた一人じゃ、ジョータローが危険じゃないの。ねえ、ゼロのルイズ」 「どうしてよ?」 「いざ、あの大きなゴーレムが現れたら、あんたはどうせ逃げ出して後ろから見てるだけ。 ジョータローを戦わせて高みの見物。そうでしょう?」 「誰が逃げるもんですか。私の魔法で何とかしてみせるわ」 「魔法? 誰が? 笑わせないで!」 喧嘩を始めた二人を無視してタバサは相変わらず本を読んでいる。 一方承太郎はというと、そろそろイライラが限界だった。 「ギャアギャア騒ぐんなら他所でやれ! うっとおしいぞ!」 「はーい、ごめんなさいジョータロー」 あっさり引き下がると同時に、承太郎の腕に絡みつくキュルケ。 それを見てルイズが「私の使い魔に何してんのよ!」と怒鳴る。 それを聞いて承太郎が「誰がてめーの使い魔だって?」と睨む。 そんな感じで数時間、馬車は深い森に入っていった。 昼間だというのに薄暗く気味が悪い。 ここから先は徒歩で行こうとミス・ロングビルが提案し、皆特に異論はないので素直に従い森を進み、開けた場所に出る。 森の中の空き地とでもいうような場所に、元は木こり小屋らしき廃屋があった。 五人は小屋の中から見えないよう、森の茂みに身を隠したまま廃屋を観察する。 「わたくしの聞いた情報だと、あの中にいるという話です」 ミス・ロングビルが言うが、人が住んでいる気配はまったく無い。 果たしてどう行動すべきか、ルイズ達は相談を開始した。 そんな中、承太郎がミス・ロングビルに問いかける。 「すまねえが、ちょいと訊きたい事がある。 あんたにフーケの情報を教えた農民についてだ。 そいつはなぜ……こんな廃屋のある場所まで来たんだ?」 「さ、さあ……存じません。何か仕事でここまで来たのでしょう」 「果たして……そんな場所をフーケがアジトにすると思うか?」 「……いえ……。ですが一時しのぎの隠れ家程度になら、とは思います」 「それにしてもマヌケな盗賊だな。平民の農民に姿を見られて気づかないとは」 「め、メイジといえど後ろに目がついている訳ではありませんから……」 ミス・ロングビルがしどろもどろになって答える。 その様子を、承太郎は感情を読ませない目でじっと見ていた。 そしてミス・ロングビルが気がついてみれば、いつしかルイズ達は相談をやめ、 二人の会話に耳を傾けていた。不信感を持った目で。
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生徒名簿 > 明神堅梧 >[乗馬]明神堅梧(SR) [乗馬]明神堅梧(SR) 攻魅力 2308 守魅力 2131 攻M 8511 守M 7857 コスト 12 卒業祝い 20000メン [乗馬]明神堅梧+(SR) 攻魅力 2770 守魅力 2557 攻2M 12478 守2M 11520 コスト 12 卒業祝い 20000メン [姫を受け止める]明神堅梧(SSR) 攻魅力 3463 守魅力 3196 攻4M 18753 守4M 17311 攻3M 18332 守3M 16923 コスト 12 卒業祝い 60000メン アピール 俺の命令を聞け! └Princeタイプの攻魅力特大UP ストーリー 難問!?意思の疎通 入手方法 乗馬フォーチュンキューピッド(2014/10/01 00 00〜2014/10/10 13 59) 台詞 ボイス +... ステップ1 おしゃべりタイム 乗馬、ですか……。 おしゃべりタイム 俺なら余裕です。 おしゃべりタイム 動物の匂いは、ちょっと……。 デート電話コメント 俺とデートしたいんですか。ま、まあ、その気持ちはわからなくもないです。俺も同じですから。 カレ自慢アピール 俺の命令を聞け! ステップ2 おしゃべりタイム 馬術マニュアルはバッチリです。 おしゃべりタイム 手綱の取り方も完璧です。 おしゃべりタイム 乗りこなしてみせますよ! デート電話コメント 君がどうしてもと言うなら付き合います。どうせなら、静かな屋内で過ごしたいですが……。 カレ自慢アピール 俺の命令を聞け! ステップ3〜 好感度レベルMAX 何度も乗馬の練習をしていれば、そのうち……。君を後ろに乗せて、颯爽と馬を走らせることもできるようになると思いますしね。 おしゃべりタイム(ステップ3〜4) 馬術マニュアルはバッチリです。 おしゃべりタイム(ステップ3〜4) 手綱の取り方も完璧です。 おしゃべりタイム(ステップ3〜4) 乗りこなしてみせますよ! おしゃべりタイム(ステップ5〜7) どうです、格好いいですか!? おしゃべりタイム(ステップ5〜7) 君は動物に好かれますね……。 おしゃべりタイム(ステップ5〜7) なんで俺が乗馬なんか……。 おしゃべりタイム(ステップ8) 君を後ろに乗せてあげたい。 おしゃべりタイム(ステップ8) 次は、もっと上手くやります。 おしゃべりタイム(ステップ8) 俺を、信じてくれますか? デート電話コメント(ステップ2〜4) 君がどうしてもと言うなら付き合います。どうせなら、静かな屋内で過ごしたいですが……。 デート電話コメント(ステップ5〜7) 動物と触れ合いたい、なんて希望はありませんよね。……ホッとしました。それなら行きます。 デート電話コメント(ステップ8) 君からデートを誘ってもらえるなんて……。ぜ、ぜひお願いします。一緒に出掛けましょう。 デート電話コメント(ステップ8) 念のため確認しますが、これは夢ですか? 夢じゃない? ほ、本当に俺が相手でいいんですか? デート電話コメント(ステップ8) 君と、ふたりで……? も、もちろん行きます。楽しみすぎて、睡眠不足になりそうですが。 カレ自慢アピール 俺の命令を聞け! マイページ +... ステップ1 馬ぐらい、余裕で乗りこなしてみせますよ。 君にも乗馬のコツを教えてあげましょうか? 今回は俺のひとり舞台になりそうですね! ステップ2〜3 馬ごときにナメられるわけにはいきません。 そ、想像よりもずっと大きいですね……。 マニュアル通りにやれば問題ないはず……。 ステップ4〜5 馬が合わないとは、まさにこのことですね。 おのれ馬め、なぜ俺に服従しない……!? 俺にセンスがないわけではありませんよ? ステップ6〜7 馬など乗らなくても生きていけますよ。 君の乙女心に、完璧に対応してみせますよ。 『白馬の王子作戦』は見送ることにします。 ステップ8 君のためなら喜んで下敷きになりますよ!? け、怪我はありませんか? [名前]さん。 今度、馬刺しでも食べに行きましょうか。 ま、まだ心臓がドキドキしています……。 やはり時代は、馬よりも自動車ですね。 登校 +... 朝 ステップ1 学校の授業は簡単すぎますし、毎日退屈ですね……。 乗馬入門書の知識は、ばっちり頭に入っています。 過ごしやすい季節ですね。もうずっと秋でもいいですよ。 ステップ2〜4 馬は人参に限らず、甘いものが好きなようですね。 俺の計算によると、今日は1日中晴れるはずです。 俺もそろそろ髪を切った方がいいでしょうか……。 ステップ5〜7 馬は軽車両扱いなので、道路を走ってもいいそうですよ。 君の笑顔を見たら、眠気など吹っ飛んでしまいますね。 しまった……恋愛マニュアルを家に忘れてきた……! ステップ8 『お姫様抱っこ』に挑戦するために身体を鍛えています。 君と一緒なら、赤信号の待ち時間も有意義に感じます。 こうして君に会えることが、俺には何よりの幸せです。 白馬の王子は無理ですが、君の傍にいることはできます。 動物と友達に? ふむ、そういう考え方もあるんですね。 放課後 ステップ1 馬に乗るだけなら、激しい運動は必要ありませんよね? 君は、男性が眼鏡のずれを直す仕草をどう思いますか? 人ごみは苦手なのでコンピューター室で休憩します。 ステップ2〜4 作業データはこまめに保存することをお勧めします。 乗馬は貴族の嗜み……なるほど、俺にぴったりですね。 数学に関しては、藤城で俺の右に出る者はいませんよ。 ステップ5〜7 九条先輩は、普段からよく馬に乗るのでしょうか……? 食堂へ行くんですか? じ、実は俺もなんですよ。 [名前]さんはどのような服装が好みなのでしょうか……。 ステップ8 俺のプログラムで、君の生活を豊かにしてみせますよ。 君がコンピューター室に来ると、空気が浄化されますね。 君の運命の相手なら、目の前にいると思いますが……。 君のお弁当が、身体中に染み渡るのを感じます……! 今度また、ふたりで乗馬場にでも行ってみますか? 夜 ステップ1 新しい家電が必要なら、俺が一緒に選んであげますよ。 俺の頭脳に掛かれば、乗馬など造作もないことです。 学校で今日の宿題を終わらせてしまいましょうか? ステップ2〜4 馬に乗るのが不安なら、まず俺が手本をお見せしますよ。 コンピューター室で、馬の生態を調べていきませんか? 動物と同じように、パソコンも触れると温かいですよ? ステップ5〜7 俺の計算によると、今日はこの道のほうが安全ですね。 月光浴が身体にいいというデータもあるそうですね。 『白馬の王子』は、現代にはほとんどいないそうですよ。 ステップ8 いろんな思い出を、ふたりで共有していきたいですね。 今日1日で、ふたりの距離もグッと縮まりましたね? その……あ、明日も俺と会っていただけますか……!? そろそろ君のご両親に挨拶を……いや、日を改めます! 夜道は危険です。俺が君の家までお送りしますよ。 デートの約束 +... [部分編集] ステップ1 [名前]さん……? え、ええ、構いませんが……ちなみに間違い電話ではありませんよね? 俺とデートしたいんですか。ま、まあ、その気持ちはわからなくもないです。俺も同じですから。 その日で大丈夫ですよ。それでは、今ネットで話題のデートスポットをご案内しますよ。 ステップ2〜4 今なら大丈夫ですよ。ちょうど今日の分の勉強を終えて、ひと息入れていたところです。 君がどうしてもと言うなら付き合います。どうせなら、静かな屋内で過ごしたいですが……。 承知しました。では、ゆっくりできそうな場所を調べておきますね。期待していてください。 ステップ5〜7 はい、なんでしょうか。電話をくれたということは、他の人には聞かれたくない話なんですね? 動物と触れ合いたい、なんて希望はありませんよね。……ホッとしました。それなら行きます。 もちろん大丈夫です。電気街でパソコンの部品を物色する……というのはいかがでしょうか? ステップ8(1) もちろんです。俺以外にはできない相談……ということでしょうか? なんでも言ってください。 君からデートを誘ってもらえるなんて……。ぜ、ぜひお願いします。一緒に出掛けましょう。 その日で構いません。……ちなみに君は、男性のファッションはどういったものがお好みですか? ステップ8(2) ええ、大丈夫じゃなくもありません…………いや、すみません大丈夫です! 聞かせてください! 念のため確認しますが、これは夢ですか? 夢じゃない? ほ、本当に俺が相手でいいんですか? き、君の気持ち……確かに受け取りました……。その日は君のために、必ず空けておきます。 ステップ8(3) 構いませんよ。乗馬教室の日のことを思い出して、その……家で悶絶していました。ええ。 君と、ふたりで……? も、もちろん行きます。楽しみすぎて、睡眠不足になりそうですが。 ええ、その日にデートしましょう。……うれしすぎて、今すぐにでも君に逢いたい気分です。 デートコメント +... そ、その……今日はいつもより……君の傍に寄っても構わないでしょうか? 温かいというか、優しい感じというか……俺は、この位置にいたいです……ずっと。 カレ自慢 +... 対決画面 ステップ1 乗馬よりも簡単そうですね。 ステップ2〜4 この程度の相手なら負けません。 ステップ5〜7 いつでも始められますよ。 ステップ8 見えた、勝利の方程式! 勝利 ステップ1 どこぞの馬の骨とも知れない男を、[名前]さんに近づけるわけにはいきません。 ステップ2〜3 今日はいつも以上に頭が冴えているようですね。どんな勝負も負ける気がしませんよ。 ステップ4〜5 大したことのない相手で助かりました。デートプランの変更は必要なさそうですね。 ステップ6〜7 実力は完全に相手のほうが上でした。俺が勝てたのは、君の声援のおかげです。 ステップ8 自分の才能に惚れぼれしてしまいますね……。君も遠慮なく惚れ直していいんですよ? ステップ8 非科学的な話ですが……ふたりの強い想いが、勝利を引き寄せたのかもしれませんね。 敗北 ステップ1 ケ、ケアレスミスは誰にでもあるものです……。次の勝負ではこうはいきませんよ。 ステップ2〜3 今日は頭の回転がいまいちですね……。勝負は日を改めたほうが良さそうです。 ステップ4〜5 イレギュラーが重なっただけです! 俺が劣っていたというわけはなく……! ステップ6〜7 負けてしまいましたが……君のためなら、全力でぶつかるのも悪くありませんね。 ステップ8 相手を油断させておいて、最後に勝利を飾る……今のはそういう作戦です。ええ。 ステップ8 君の優しさに、いつまでも甘えているわけにはいきません……。次は必ず勝ちますよ。 告白タイム +... [部分編集] 対決画面 ステップ1 ステップ2~7 ステップ8 勝利 ステップ1 ステップ2~7 ステップ8 敗北 ステップ1 ステップ2~7 ステップ8 アルバイト +... ステップ1 俺と君をふたり同時に雇うとは……ここの店主、なかなか見どころがありますね。 ステップ2〜7 厄介な客が現れたら、すぐに呼んでください。店主を連れてすぐに駆けつけますから。 ステップ8 俺が富豪になったら馬を買いますよ。そうすれば、毎日君とふたり乗りできますしね。 好感度MAX +... 生き物よりプログラムのほうが好きです。正確ですし、裏切らないし、文句も言わない。 俺は不確定な事象を好みませんが、しかし、君がどうしてもと言うのなら……。 君と一緒に、また乗馬教室に参加しても構わない、くらいのことは思っていますよ。 何度も乗馬の練習をしていれば、そのうち……。君を後ろに乗せて、颯爽と馬を走らせることもできるようになると思いますしね。
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← 本能に任せ暴れ回る巨大な怪物。 アルトリア――アーサー王の記憶の中には似たような存在と戦った記憶はないわけではなかった。 ただ、それでも今まで技量の優れた剣士を相手にしていた感覚からその意識に切り替えるには少し時間がかかった。 剣を振りかざして直進するも、その進行先に振り下ろされた前脚がイリヤの進行を留めていた。 一瞬止まるのが遅ければ足の下敷きになっていただろう。 飛び上がって剣でその顔を斬りつける。 顔面を斬られた痛みでその巨大な頭を引くも、すぐに立て直し、反対側に着地しようとしたイリヤへと尻尾を叩きつけた。 かろうじて防御が間に合ったが、その膨大な質量はイリヤの体を大きく弾き飛ばす。 体勢を宙で立て直して着地するイリヤ。 視線を前に向けると、その意識はエラスモテリウムオルフェノクの頭部のある一部分に向いていた。 「…ルビー、あの場所って」 怪物の頭部。 うっすらと、人型に見えるなにかが埋め込まれているように思えた。 『調べてみましたが、あの怪物の意識は全て怪物本体にあります。 あれはただ、かつてそうあった者の残骸にすぎないでしょう』 「……」 『巧さんと一緒に戦ってきたイリヤさんに言うのも酷かもしれないですが、敢えて言いましょう。 ――あれは、もう私達には救えない存在です。イリヤさんや巧さんの前に立ちふさがった黒化英霊や聖杯から呼び出された存在と変わりません』 イリヤの方を向いたエラスモテリウムオルフェノクの頭部。そこからいくつもの巨大な針がイリヤ向けて撃ち出される。 進もうとした足を止めて飛来する針を切り払うも、その場に静止していたイリヤへと角を突き出して突撃をかけてきた。 それがイリヤへと衝突しようかという一瞬前、イリヤの背後から飛来した青い炎がその巨体を弾きあげた。 顔面を覆う炎に怯むエラスモテリウムオルフェノク。 イリヤが顔を上げると、青い炎を纏った黒い竜の姿があった。 「イリヤスフィール!」 その後ろから、もう一匹の竜の背中に乗ったNが呼びかけてきた。 「Nさん!」 「大丈夫か。 あれは僕たちが相手をしていたんだが、急に狙いを変えたようで」 あの怪物が意識を変えるきっかけになった相手へと目をやる。 エラスモテリウムオルフェノクの攻撃範囲に入らない場所でランスロットと刃を交えているが、今向かっても入り込めないと感じた。 まずはこの怪物をどうにかしなければ。 「もし問題がないなら彼の背に。リザードン、問題ないか?」 「グゥ」 首を縦に振りつつイリヤに背を向けるリザードン。 その背に捕まるイリヤ。 こちらへとエラスモテリウムオルフェノクが突撃してきたと同時に、二匹は飛び立った。 宙を飛ぶ二匹の竜に対し、エラスモテリウムオルフェノクは針を飛ばして迎撃する。 イリヤとNの直感で回避する二匹のリザードン。 Nのリザードンが火炎放射を放ち灰色の巨体を炎で炙るも、相手を打破するほどのダメージを与えられている様子はない。 「ゾロアーク!!」 Nの声が響くと共に、どこからともなく周囲の景色が歪む。 次の瞬間、大量に分身したリザードンがエラスモテリウムオルフェノクの周囲を囲む。 ポケモンの技の影分身のようなものだが、ゾロアークの見せた幻影だ。 一斉に迫りながら、その爪を、炎を纏った体を、翼を巨体に叩き付けていく。 無論多くは幻影。そんな光景を見せていたとしても実際に攻撃を当てているのは2匹のリザードンだけだ。 だというのに、エラスモテリウムオルフェノクはまるで幻影など見えていないかのように、正確に本物のリザードン達を狙い撃つかのように針を射出した。 かろうじて回避する2匹。 どうやら相手は視覚ではなく動物的な勘でこちらの場所を把握している。 幻影に惑わされる理性など、持っていないと言わんばかりに。 やがてその前脚を大きく浮かせて、地面へと叩きつける。 揺れる地面がゾロアークの体勢を崩し、幻影が消滅。 同時に、息を潜めて気配を隠していたゾロアークがエラスモテリウムオルフェノクに認識される。 「不味い、逃げろゾロアーク!!」 叫ぶN。しかし体勢を整えるのが間に合わない。 射出された針がゾロアークの元へと届く。 「はあっ!!」 次の瞬間、メガリザードンから飛び降りたイリヤがゾロアークの前でその針を切り払う。 すんでのところだった迎撃。しかしその奥からエラスモテリウムオルフェノクの巨体が迫る。 ゾロアークの体を抱えて地を蹴るイリヤ。 決して軽いものではないが、セイバーの力を得た今なら抱えることができる。 リザードンの背に乗るイリヤ。しかしイリヤと共にゾロアークも乗せたことでリザードンの飛ぶ高度が下がる。 「戻ってくれ、ゾロアーク!」 ボールを掲げてゾロアークへと向ける。発された光がゾロアークへと当たり、その体がモンスターボールの中に収納されていく。 幻影が見破られた以上、地を移動するしかなく怪我も軽くはないゾロアークを出しておくことは危険が大きい。 Nの騎乗したリザードンが火炎放射や竜の怒りを放って牽制しつつ、イリヤの乗ったリザードンが爪や炎を纏った体で接近戦を仕掛ける。 同時にイリヤも、メガリザードンの背からエラスモテリウムオルフェノクの肉体に飛び降り聖剣でその体にダメージを与えていく。 対するエラスモテリウムオルフェノクも、針の射出で迎撃しつつ接近してきたリザードンには牙や爪を振るい続ける。 リザードンの攻撃はダメージは確かに与えている様子だが、まだエラスモテリウムオルフェノクを倒すには至らない。 一方でエラスモテリウムオルフェノクの攻撃は一撃で致命傷になり得る危険な攻撃だ。 「…こうなったら…」 焦れたイリヤは、その手の聖剣に魔力を集中させる。 真名を解放し、膨大な魔力をぶつければあの巨体とてひとたまりもないだろう。 だがエラスモテリウムオルフェノクはまるでその危険性を察知したかのように、リザードンの攻撃を振り払ってイリヤへと突撃を仕掛ける。 『イリヤさん危ない!!』 「……!だったら!!!」 と、剣を下ろしつつその場から動くこともなく。 エラスモテリウムオルフェノクの衝突と共にイリヤの体が光に包まれる。 「バーサーカー、もう少しだけ、付き合って…!!」 巨大な斧剣を背負い、小柄な肉体でエラスモテリウムオルフェノクの体を抑え込んでいる。 バーサーカーのカードを咄嗟に夢幻召喚したイリヤは、怪力をもってエラスモテリウムオルフェノクに対抗していた。 ただ剣を斬りつけてもその巨体もあってダメージが通りづらい。ならば打撃や質量をぶつける方が効果があるかもしれない。 ギリギリ、と拮抗する2つの体。 そこにメガリザードンの炎を纏った爪が顔面を斬りつける。 怯んだエラスモテリウムオルフェノク、その隙に力を込めて巨体を押し返す。 背負った斧剣を手に構え、前に駆け出すイリヤ。 頭頂部から放たれた針がイリヤを狙うも、斧剣を前面に構えて弾き飛ばしながら前進。 針が飛ばせない位置まで迫ったところで、その巨大な角に向けて思い切り斧剣を振り抜く。 衝撃で横に倒れ込むエラスモテリウムオルフェノク。その角に亀裂が入り、倒れ込む衝撃で根本から割れた。 すぐさま起き上がったエラスモテリウムオルフェノクは、角が砕かれたことを理解して怒りの咆哮を上げる。 その衝撃波のような風圧が荒ぶ鳴き声に対して、メガリザードンは対抗するように吠えた。 瞬間、その体から光が溢れ出し始めた。 牙をむき出しにして突撃をかけるエラスモテリウムオルフェノク。 その正面に、リザードンの体を守るように立ったイリヤは、その大きく開かれた顎を斧剣でつっかえることで閉じるのを止める。 頭を前に押し出して、閉じる顎につっかえた武器ごとイリヤを押しつぶそうとする。 イリヤは手の武器を支えたまま、地を蹴って思い切りその下顎に向けて膝蹴りを叩き込んだ。 衝撃で斧剣と下顎が砕ける。流石に堪えられずエラスモテリウムオルフェノクの巨体が後ろに後退する。 「………」 接近できない現状、リザードンに乗ったNは離れた場所からその姿を見る。 先程の戦いの傷も残っているだろうし、たった今も重症といえるほどのダメージを受けた。 なのに、未だ逃げよう、退こうという意志が感じられない。ただ、周りを破壊しようとするだけの怪物。 生命の進化の果てに得た姿がそんなものであることに虚しいものを感じつつも。 その姿は一歩間違えれば自分達人間もそれに近い化け物になってしまうのかもしれない。 他者を受け入れることがなく、この手も届かなかった父、ゲーチスのように。 (だけど僕たちはそうはならない。誰の意志でもない僕のまま、僕のために生きてみせる…) 光に包まれたリザードンの目がこちらと合った。 「リザードン、彼を倒そう」 頷いたリザードンは、光の中で大きく吠え。 その中で肉体を巨大化させていった。 先程ピカチュウとニャースがその現象を発現させたように。 光が収まった時、そこにはエラスモテリウムオルフェノクを超える身長となったリザードンの姿があった。 体色は炎を思わせる橙色だが、メガリザードンのように口や翼からは炎が漏れ出している。 Nの懐からロトム図鑑が飛び出す。 「キョダイリザードンロト!!さっき言ったように攻撃は3回が限界ロト!!」 「解説はいい、今の彼が使える技を教えてくれ!!」 視線の先では、顎の形を崩したエラスモテリウムオルフェノクがイリヤに、そしてリザードンに向けて走り出している。 武器を失いながらもその体を受け止めようと構えるイリヤ。 「リザードン、ダイジェット!!」 リザードンに向けたNの指示。 咆哮と同時にリザードンの巨大な翼が風を巻き起こす。 風は渦を巻いて大きな竜巻を形作って、眼前を進行する巨獣へと襲いかかる。 暴風がエラスモテリウムオルフェノクの体を切り刻み進行速度を鈍らせるも、まだ止まるには至らない。 「…!ルビー!!」 その暴風を背に受けたイリヤは、ルビーに呼びかけながら一枚のカードを取り出す。 体からバーサーカーのカードを排出しながら、取り出したカード、ライダーのクラスカードを構え。 「夢幻召喚!!」 体が光に包まれると同時、白い光の翼が姿を表す。 純白の天馬に跨ったイリヤは、光の手綱を握りながら宝具の真名を叫ぶ。 「騎英の手綱(ベルレフォーン)!!!」 キョダイリザードンの巻き起こした風に乗って、進行するエラスモテリウムオルフェノクへと一直線に突撃するペガサス。 ダイジェットの突風によりこれまで以上に加速した一撃は、拮抗することもなくその体を押し返す。 巨体が浮かび上がり宙へと浮き、吹き飛ばして地面へと転がる。 カーブを描いてリザードンの巨体の前に着地する天馬。 その目前で、吹き飛ばされた体から青い炎が立ち上り始めた。 今の一撃がエラスモテリウムオルフェノクの生命力を大きく削り取り、限界を迎えたのだろう。 体の末端部分から少しずつ灰化していく。だというのに、怪物は起き上がり吠え。 まるでその一撃に自身の生命力をかけるかのように走り出した。 その様子にNもイリヤも顔を顰める。 ここまで戦い続けるのか、と。 「キョダイゴクエン!」 Nの指示と共に、リザードンの翼の炎が広がり、エラスモテリウムオルフェノクへと襲いかかる。 巨大な炎の翼に押さえつけられるエラスモテリウムオルフェノク。 その体を焼き続けるも静止は一瞬だけ。すぐに進行を再開する。 だがイリヤが準備を整えるにはその一瞬で充分だった。 「―――今、解放してあげるから」 再度変わった姿は、マントと鎧を纏った騎士王のもの。 そしてその手の剣を構える体勢も整っていた。 「―――約束された(エクス)、」 叫ぶは、星の聖剣の名。 「勝利の剣(カリバー)!!!!―――――」 エラスモテリウムオルフェノクの巨体を覆う炎と共に。 聖剣の放つ膨大な魔力の光が、その体に向けて撃ち出され。 断末魔のような叫び声を上げたのを最後に、その巨体は炎と光の中に消えていった。 【エラスモテリウムオルフェノク@仮面ライダー555 パラダイス・ロスト 死亡】 →
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ネコとまたたび(※リレー作品) <5スレ647 ID 16dzFZjt>「・・・・・・奥田民生聴きたいですね」 「何の話だにゃあ?」 抜けるような青空の下、馬車がゆっくりと農道を進む。 地平線まで見える牧草地でちらほらと乳牛が草を喰んでいた。 思わず漏れた独り言に、擬装用の麦わらの上に乗った御主人様が聞き返した。 御者に退屈していた僕も思わず返してしまう。 「ハイロウズでも可」 「だから、何の話にゃ」 身を乗り出して御主人様が顔を出す。 「わわわ!御主人様荷物崩さないでくださいよ!」 「そんにゃ間抜けはしないにゃあ」 「そんな事言って山脈越えの時だって・・・・・・」 「そ、そりは・・・・・・って前!前!」 「え?うわあ!!」 馬車の前にはいつの間にか道に落書している子供達。 思わず手綱を思いっきり引いてブレーキをかける。 「にゃんとーっ!?」 その急ブレーキに耐えきれず、御主人様と麦わらと、隠していたマタタビの木箱が崩れてきて・・・・・・。<5スレ648-650 ID HgpCG5pv> 聞こえたのは、木箱が崩れる音、ビンが割れる音、それから御主人様の呻き声。 ……やばい。完全にスイッチが入ってる。 「ご、御主人様……。目が、と~っても、コワイですよ?」 「にゃふふ……そんな筈はないにゃ~?」 慌てて駆け寄った僕を組み倒し、がっしり掴んだまま放さない御主人様。 思いのほか力が強く、地面に縛られたまま振りほどく事が出来ない。 そ、そうだ、さっきの子供達!! 急いで目を向けると、さっきの子達はこっちを心配そうに見ている。 全員、イヌの子供だった。助かった。 「ちょ、ちょっと向こうに行っててもらえる……かな?」 汗ダラダラの顔で訴えると、子供達はハッと驚いた顔をして、すぐにどこかへ走っていく。 よかったよかった。本当によかった。 「よかったにゃ。これで、こころおきなくエッチできるにゃ~?」 にぱ。と微笑む御主人様の顔を至近で見せ付けられ、ただ僕は苦笑するしかなかった。 「あ~んッ、すっごいにゃ~奥まで当たるにゃ~?」 初夏の太陽の下、御主人様は恥ずかしげも無く大声を上げる。 周りに人が居なかったのがせめてもの幸い。 居たら、恥ずかしいだけじゃなくて……ぜったい逮捕モノになる。 「ふぁん……にゃ、おみゃーも喘ぐにゃ~?」 「む、無理です絶対!! そんな恥ずかしい事、人前で……」 「にゃ……。そのヒトマエで、こんな恥ずかしいモノで、 にゃーをぐちゃぐちゃにシテいるのに、恥ずかしいからイヤダにゃんて~?」 騎乗位の体勢で組み敷かれた僕と上に乗った御主人様の結合部、 パンツずらしただけの御主人様に、僕のが飛沫をあげながら出入りして…… 「ん、くッ……」 「にゃふふ。やーっと声をあげたにゃ~?」 日向は熱いけれど、それ以上に熱い御主人様に締め付けられて、 「にゃ~の、お○ンコ、そんなに気持ちイイにゃ~??」 「や、だめ、そんなきゅって締め付けたら……ッ!!」 「いいにゃ~? 出すにゃ~? 全部受け止めてあげるにゃ~?」 そのまま、ぎゅーって全身で抱きしめられた。 「にゃうん……。だいすきにゃ~?」 うん。まあ、こういうのもたまには良いかなーって…… 「で、これで何回目ですか?」 馬車にゆられながら、ふと聞いてみた。 アレからすぐに片付けてみると、割れたのは1ビンだけで、そんなにひどい被害では無かったようだ。 「にゃ……ええと……」 指を折々、数え始める御主人様。そうだ、今回の道中でもそれだけシてるんだ……。 「え~っと、やっぱりハイロウズが聴きたいですね」 「だから、何の話にゃ!!」 「なんだって良いですよ。さ、今度こそ商品に傷を付けないようにしないと」 「う~。わかったにゃ……」 渋々と麦わらの上によじ登っていく御主人様。 さて、今度は何時間もつのかなぁ。と嫌な汗を書きながら、 抜けるような青空の下、僕は手綱を持ち直した。<5スレ666 ID uKbBEIG/> 「で、これはどういう事ですか?」 ここはマタタビ密売組織『へるきゃっ党』のアジトの一つ。 移民街の雑居ビル2階のテナントで、(ちなみに一階はイヌパブ。三階は探偵事務所) 御主人様と僕は作戦参謀さんから怒られていた。 「ど・う・し・て、ここに着いた時に出荷した時の3分の一が消えてなくなっているんですかって聞いてるんですよ」 「そ・・・そりは・・・・・・」 「ええと・・・・・・その・・・・・・」 一応この組織のボスは御主人様なんだけど、お金のことに関しては参謀さんに敵わない。 もっとも、積み荷がなくなった事の責任の半分は僕にもあるわけで・・・・・・。 「こ、こいつのせいにゃ!」 「ちょっとお?!御主人様!」 何のためらいもなく僕を売らないで下さいよぉ! 「あらあら、召使いの責任は主人の責任でしょう?管理不行き届きの責任を・・・・・・」 「だから、こいつの身体に十分お仕置きするといいにゃ」 その言葉をきいて参謀さんがぴたっと動きを止める。 ま さ か 。 「うふふふふふふふふふ悪い子ねぇ、坊やぁ。こんな悪い子にはお姉さんがお仕置きしないとぉ・・・・・・」 急いで回れ右をした僕の襟首が『がしっ!』と掴まれる。 「きゃ~~!助けて御主人様~~!」 ずるずる<5スレ667 ID MR4ekYH3> 「………!!? ま、待つにゃ!!」 ずるずると引き摺られ、なんか奥の薄暗い部屋に連れ込まれそうになる寸前、そう声が掛かった。 「ご、御主人様……」 何時になく厳しい顔を見せる御主人様に、少しだけ驚く。 「あらあら、どうしたのぉ?ボス?」 「え~っと、え~っと……そ、そりは、にゃ~の召使いにゃ!」 軽い口調、しかし鋭い参謀さんの金色の目に当てられ、少し怯むがハッキリと言い切る御主人様。 普段見せないその姿に、思わず僕の涙腺が緩んで……。 「だ、だから……に、にゃ~も“お仕置き”に参加する権利があるハズにゃ……」 僕の瞳から、思わず涙がこぼれた。<5スレ668 ID rl2z2fjo> 確かにね、ご主人様。 貴女のワガママには、散々振り回されてきましたよ。 僕は貴方の下僕ですから、理不尽だろうと飲みますよ。 だって、この世界で僕が生きていける術はありませんから。 でも、それでも、です。 僕は貴女を敬愛してます。 僕は貴方の下僕として、誇りすら感じています。 なのに貴女は他の人間?に貴女しか知らない僕を知られても良いとおっしゃいますか。 僕は貴女だけのものではなかったのですか。 貴女しかしらない僕を見せるつもりなら。 僕しかしらない貴女を見せても構いませんよね? 世の中、持ちつ持たれつ。 ということで。 2人まとめてヤってやる。 「ごめんなさい」言っても許してやらない。 体力に関しては、連日のご主人様とのプレイで相当な自信がある。 何といっても、若 い し ね ! この時僕は、黒い笑みが浮んでいただろう。 「ククク・・・アハハハハ・・・アーッハッハッハッハ!!」<5スレ669 ID uFoKu35K> 「……? さっきっから、何を引きづられて涙流しつつ笑って居るにゃ……? 不気味だにゃ」 「現実逃避でもしているんでしょう。――さ。ヤりましょ」 「え、な、ちょっと! 参謀さん! 人が折角黒いキャラクターを出してお話を盛り上げようとしているのに!」 「問答無用」 「うわあぁぁぁぁぁー!?」<5スレ670 ID DP/OoPw4> 「衛生兵!衛生兵!」 「俺はもう駄目だ……お前だけでも逃げるんだ、サジェール」 「そんなことできる訳ないだろ、コワルスキー!一緒に故郷に帰ろうよ…」<6スレ119 ID +Xz++rTo> 「さあさあ、現実逃避しても無駄よ~♪」 ボスン。と参謀さんの自室の床に突き倒される僕。 どうでも良いんだけど、絨毯の毛の長さから、どれだけの金がココに回ってきているのかは推測して欲しい。 「剥ぐにゃ♪ 剥ぐにゃ♪」 完全に乗り気な参謀さんと御主人様に、為すがままに服を脱がされていく。 パンツだけになったときに、参謀さんがポツリとつぶやいた。 「……完全に無抵抗っていうのも、なんかつまらないわね」 「泣いても良いんですか……」 「うふふ。それでも良いんだけど、今日はね~」 ぼふ、と音を立てて、大の字に横になった僕の顔面に、参謀さんが圧し掛かってくる。 俗に言う顔面騎乗ってやつ。参謀さんは下着脱いでいなかったけど、息が……息が……。 「ん゛ん~~~!!」 「にゃふふふ。あったにゃ」 ごそごそと何かを探していた御主人様が、僕の両膝に何かの器具を取り付けた。 キリキリとネジを巻く音。次第に、ピッタリと閉じた両膝が強引に開かされていく。そして、 「んん゛んんん!!!!!!!!!!!!!!!!」 フワフワとした、それでいてチクチクする毛みたいなのが、僕の内股を往復している。 「にゃふふふふふ~。“ねこじゃらし”の拷問を受けるにゃ~?」 くすぐったさに暴れようにも上半身も下半身も動かないし、腕も参謀さんに押さえつけられてて…… ……って、指しゃぶらないで下さい参謀さん!! 「2本あるにゃ。体中をこちょこちょするにゃ。地獄の責め苦を味わうにゃ~?」 って脇腹だめですワキバラ!!そこ弱……あ、ちょ、ダメ、ダメっ!! 「ふふふ……。さ~て、お姉さんは何しようかなぁ……」 左手で僕の腕を掴んだまま腰を上げる参謀さん。 「ぷはッ………んん゛っ!!」 息を止められてた分大きく吸い込んだら、参謀さんが唇を重ねてくる。しかも空いた右手でワキをくすぐりながら。 「んふ……。気持ち良い?でも、コレくらいで参ってちゃ、だ・め・だ・ぞ♪」 そのまま参謀さんの右手が、既に固くなってた僕のモノをパンツ越しに撫で上げて……。<6スレ609 ID 4MxyRQsG> 「うふふ、こんなのはどうかしら」 パンツ越しに参謀さんが股間を僕のモノに押しつけてくる。 2枚の布越しにじっとりとした暖かさと胴の部分を挟み込んでくる柔らかさが伝わってきて、 僕のはもっと固くなっちゃう。 「あら、まだ脱いでもいないのにこんなにしちゃって……。やらしいんだぁ……」 「う、うわ、うごいちゃだめです~」 参謀さんが腰をくっつけたままゆっくりと前後に動かす。布越しのざらざらな感触が気持ちいい……。 その間にも御主人様の猫じゃらしと参謀さんの指が僕の身体をまんべんなくくすぐり続ける。 「ひゃ、ひゃう~っ!」 「うふふ、女の子みたいな声出すのね?」 「にゃう~ここも女の子みたいになってるにゃあ」 「にあっ!?」 御主人様、乳首いぢっちゃだめです~~~!! 「あらほんと。くすっ、かわいい……」<7スレ6 ID J/nTYKI0> 僕の乳首が固くなったのを見つけて、参謀さんが右に、御主人様が左に吸い付く。 首をぶんぶん振って懇願するけど許してくれない。 「やあ~~。もうやめてくださ~い~」 「だめだにゃあ♪いやなことするからお仕置きなんだにゃあ♪」 マタタビ瓶割ったのほとんど御主人様なのに・・・・・・。 「ああん、おいしい・・・・・・。ねえ、ボス。おっぱい出せるようになる魔法とかありません?」 なんか参謀さん、ものすごい事言いだしたー! 「にゃふ!そりはいいアイディアにゃあ・・・・・・。今後の開発目標に追加するにゃ」 御主人様ものらないでー!? でも、哀しいかな僕の思いは声にならない。なんでかっていうと。 「ああう、ひゃうっ!ずりずり、ずりずりきもちいいよぅ!!」 舐められたり擦られるのが気持ちよくって、もうそんな声しか出なくなってるから・・・・・・。
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前ページ次ページKNIGHT-ZERO ノリックに捧ぐ 地球から遠く離れた世界 トリスティン魔法学院 異世界の大陸ハルケギニアに存在する、ふたつの大国に挟まれた中堅の王国トリスティン 王都の郊外、貴族の子女が集うトリスティン魔法学院では、二年生への進級儀式がおこなわれていた 使い魔を召喚する儀式、サモン・サーヴァント ルイズは召喚魔法のルーンを詠唱していた メイジにとって重要な意味を持つ使い魔の召喚 高名な貴族の子女でありながら四系統のどの魔法にも開眼せず、魔法学院の劣等生だったルイズは 数回の失敗を重ねた後、不退転の決意で臨んだこの儀式に自らのメイジとしてのプライドを賭けていた 詠唱が完成する ルイズは神と始祖ブリミル、五つの力を司るペンタゴンに祈りながら、細身の杖を天高く、遠くへ掲げた 爆発 彼女が魔法を発動した時、望まずとも起きる傍迷惑な爆発、いつもより余分な爆発の煙が晴れた後 魔方陣の中心に現れたのは黒い物だった、魔方陣から大きくはみでた未知の物体、大きくて、低い それは獣のようで、美術品のようで、それでいてこの世界のいかなる基準からも外れた造形がなされたモノ あえて形容するならこのトリスティンにも稀に姿を現すゴキブリや南京虫に似ていなくもなかった 召喚に立ち会っていた他の生徒達が騒然となり、続いてどっと笑った、紅い髪の美しい女が進み出る ルイズの悪友にして仇敵ツェルプストー家の令嬢、炎魔法の使い手であるキュルケがそれを指差した その生活態度は奔放ながら魔法に関しては優等生である彼女は、先刻サラマンダーを召喚した 「何この『ウマ無し馬車』は?ルイズ、やるわね、でもせめて生き物を召喚して欲しかったわぁ」 その召喚物の四隅、足ともいうべき場所には4つの丸い物体があって、それに拠って地に立っていた この世界に存在するものの中でそれに似た物を備えていたのは、馬車と労役夫の使う四輪荷車だけだった 少なくともその場に居た学院の生徒達や教師は、それを昆虫を模した奇怪な馬車としか認識できなかった 当時、一部の有閑貴族の間で珍妙な馬車を誂える趣味が流行していて、それは下劣と俗物の象徴だった その物体の片端に赤く光る物があった、奥まった窓の中で紅い光は左右に動き、ヒュンヒュンと不気味な 音を発していた、それすらも皆の目には何らかの魔法を利用した悪趣味な装飾にしか見えなかった 馬車を使い魔にしたなんて前例は無い、儀式に付添っていた教師のミスタ・コルベールはこの召喚もまた 無効に扱うべきかと思ってルイズの肩に触れるが、意固地の塊となっていたルイズはその手をはねのけた ルイズは怒りと羞恥に肩を震わせながら、どすどすと上品でない足音をたてて、その黒い召喚物に近づく とにかくこれは何処からか来た強力な召喚獣だとでも思いこまないことには彼女の神経が保たなかった それにしてはこの物体はあまりにも異形で、召喚主以外の皆は、言葉も無くルイズの奇行を見守っていた ルイズは黒い肌をゴンと叩く、それは木でも鉄や青銅でも陶器でも無い、何一つ分からず、ただ手が痛い 続いて周囲を回る、職人が磨き上げた鏡のような艶のある黒い皮膚には幾つかのごく細い継ぎ目があった 物体を構成する色は黒ともうひとつ、半透明な肌、この世界には存在しない黒っぽく着色した曲面ガラス 顔を張り付かせ覗き込んだルイズは、彼女の知る馬車と同じく人の乗る内部を備えている事を確めた 続いてヒュンヒュンとうるさい小窓、杖を突っ込んでみたが魔法らしき反応は無く、ただ赤い光が動く ルイズは目の前に現れた奇怪なウマ無し馬車の横腹、黒い体の中心にある取っ手らしき継ぎ目に手をかけた 公爵家の令嬢であるルイズは馬車には乗りなれていた、そして異世界のデトロイトで作られたその物体の 側面に設けられた入り口の開閉方法は、その異世界にも存在した馬車のそれとさほど変わらなかった 取っ手が微かに光り、黒い物体の外板が大きく開く、軽い、内部はタン色を基調とした布張りだった ルイズは勇気を振りしぼってそのウマ無し馬車の内部へと侵入した、仄かな人間の体臭に少し安心する その漆黒の外見に反して明るいウマ無し馬車の内部、ルイズは目の前に広がる光景にただ唖然としていた 赤、緑、黄色、青、その他様々な色彩の光がルイズの顔を照らし、彼女はその様にしばらく見とれていた これはただの馬車ではない、しかし生き物にはとても見えない、どこに目鼻や口があるんだろうか 馬車だって前には馬がつながれているが、この物体の外部にも内部にもそれらしき物は無かった ルイズはウマ無し馬車の内部にあったタン色の座席らしき物を指先でそっと撫で、恐る恐る尻をつけた 様々な光源の向く方向から、目の前にあるこの席は下僕が座り手綱を握る御者席だと推測したが 馬車において主人が座るべきとされる後部の座席、薄っぺらく狭苦しそうな後席を一瞥したルイズは この綺麗な光に取り囲まれた大きな座席こそが、主人たる自分を受け入れるべき所だと決め付けた 隣には同じ大きさの座席が存在していたが、その席の前にはルイズの心を捉えた不思議な光は無かった 少なくともこれで前後左右はわかった、ルイズはこの何もかも不明な物体の左前の座席に落ち着く 席に座ったまま、天の川のような光の洪水と、右手にある水晶球のような四角い漆黒のガラスを眺めた 隣の席とを隔てる箱にはタイル細工のような色とりどりの四角が並び、その前には黒い棒状の突起がある ルイズは室内の真ん中から生えた突起の先端に触れ、しっかりと握った、硬い、力を加えたが棒は動かない ルイズが身を預けたタン色の座席は地球におけるビロードかコノリー・レザーに似た合成の素材で 肌に吸い付くような感触はなぜかルイズに安らぎと、それとは違う奇妙な昂ぶりを感じさせるものだった それはそうと、ルイズは困惑した、サモン・サーヴァントの儀式にはもうひとつの過程がある 召喚した者と使い魔の契約を交わす儀式、口付けでルーンを刻むコントラクト・サーヴァント 突然、目の前の光の一部が点滅し、ルイズが乗っかっていた座席が不気味な振動とともに動き始めた ルイズは「ヒっ!」と声を上げて体を震わせるが、座席はそれに構わずジッ、ジーッと動き続ける 座席はルイズを乗せたまま前に、そして上に動き、背もたれが今までの位置より少し立ち気味になる 続いて座席のルイズと肌を接触している部分が膨らみ、萎みながら、その全体の形状を微妙に変更させた この物体の座席は身長153サントのルイズを最適の姿勢に導くかのように動くと、再び静止した ルイズは自分の前方、自然に手を伸ばした位置にある操作物らしき物に手を触れ、その端を握りこむ それは最初は少し太かったが、キュ、キュ、と内部で何かが動く音と共に手にしっくりくる太さになった 足裏が何かに触れる、二枚の板、ジジッという音とともにそれはルイズの足の長さに合わせ調節された 踵のある編上靴を嫌い、薄い革底のバックル付ローファを履いていたルイズの足裏に二つの板が当たる 先の尖った長靴が乗馬に最適であるように、ルイズの平たい靴はその二枚の板の操作に最良の物だった 実家の所有する広大な領地を馬で駆け回り、乗馬の腕には少々の覚えのあるルイズはすぐに気づいた 目の前の握り手はこのウマ無し馬車の手綱で、両足で触れるそれは鐙のようなものだということを ルイズは不思議な高揚感に駆られ、握り手を左右に動かしたり、二枚の板を交互に踏んだりした その物体の外、生徒達がある者は唖然と、ある者は嘲笑しながら見守る中、コルベールが咳払いをした 夢中になっていたルイズはコントラクト・サーヴァントを終えなくてはならないという義務を思い出す ルイズが落ち着きなく見回すウマ無し馬車の内部、彼女の耳はその中で僅かに発せられた音を感じた 「・・・・・・・・・・・・マ・・・・・・・・・イ・・・・・・ケ・・・・・・・・・ル・・・・・・・・・・」 ルイズは様々な光に溢れる不思議な機械の内部、その中央近くで微かに光った箇所を目ざとく見つけた 今となってはその主であるかの様に座席に身を預けるルイズの前方、嫌でも目に付く喉元あたりの高さ この機械を作った異世界デトロイトに存在する、さる財団に付属した研究機関が意図した通りに その物体の基幹を成す装置は人間に意思を語りかけるのに最も自然な位置に取り付けられていた ルイズには理解できない文字らしき模様を描かれた赤や黄色の光の中心に在る、黒く小さな四角形の平面 ちょうど人間の口ほどの大きさの黒い窓、ルイズがさっき聞いた微かな声は、確かにここから聞こえた ええい、ままよ!と思い、ルイズは前方に並ぶ各色の光に覆い被さり、その黒い平面に唇を合わせた 作動中の装置特有のかすかな温もりは、ルイズに儀式としての口づけを超えた奇妙な感覚を味あわせた ルイズが黒い四角に唇を合わせ数拍の時間が流れた後、その黒いウマ無し馬車全体が眩い光に包まれた ウマ無し馬車は低く平べったい前部を震わせ、後部からこの世界のいかなる獣とも異なる咆哮を発した この機械が作られた異世界での最新技術、その物体の動力源である水素核融合エンジンに火が入った その強烈な重低音は、異世界における旧世代の遺物、ポンティアックV8エンジンのそれに酷似していた 召喚物の周囲に集まって見物してた生徒達や、教師のコルベールさえもがその音に恐れを感じ、後ずさった ただ一人ルイズだけが、その耳を裂かんばかりの強く激しい音に、自分でも理解不能な血の滾りを感じた ルイズの目の前、たった今彼女が唇を触れた黒い四角形の中で光が発生した、小さな光の集合が現れる いくつもの薄紅色の光が生き物のように動き、ルイズのキスに合わせて閉じた唇のような形を描くと それは驚愕する口のように見える形を作り、続いて平静を取り戻そうとするかのように上下動した 声が聞こえた、今度は幽霊のような掠れ声ではなく、不快を感じない音量で室内に響き渡るような声 「私の名はナイト・インダストリー・トゥ・サウザンド・・・・・・『KITT』とお呼びください」 このウマ無し馬車は確かに言葉を発した 聞こえてきたトリスティン公用語には奇妙な抑揚があり、それは高貴ながら都会の瀟洒さを感じさせた この物体が作られた場所で、その音声を司る装置の製作を含めて全体の設計を指揮したある科学者の口調 それはこの物体の生まれた国で「ボストン訛り」と言われる、旧き良き頑固者の鼻持ちならぬ言葉だった ルイズは座席の上で、突然喋りだし奇妙な名乗りを上げた馬車に驚愕したが、持ち前の強気さを発揮する 右手にあるガラスの四角形が、その黒い平面に使い魔の契約を交わした象徴であるルーンを表示している ほら、やっぱりわたしが召喚したコイツは生き物に間違いないわ、言葉も話すし、口はここにある ルイズは言葉を発する黒い窓に表示されている「口」を指で強く押し、再び開こうとするそれを黙らせる このウマ無し馬車とされた物体の中で、一人の若いメイジは彼我の存在とその意義を高らかに宣言した 「KITTとかいうの、あんたは今日からこのルイズ・フランソワーズ・ラ・ヴァリエールの使い魔よ!」 その黒い画面に現れた薄紅色の口は、しばらく「ヘの字」を書いたように停止していたが、やがて動いた 「まるで中世を舞台にした御伽噺のようですね、それが私の存続の為の最善であるならばそうしましょう」 黒い機械は一息つく、少なくともルイズにはそうみえた、そして妙な愛嬌を感じさせる声を発した 「よろしくお願いします・・・・・・ルイズ・フランソワーズ、さん」 「こちらこそ、KITT・・・・・・ルイズでいいわ・・・・・・」 前ページ次ページKNIGHT-ZERO
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「はぁ?マジだりぃから。知らね勝手にやってて」 パーソナルデータ http //yatufusa.sakura.ne.jp/origamigatari/pclist/list.cgi?id=185 mode=show 身長:158 体重:53 瞳の色:青 髪の色:緑 肌の色:肌 その他: 霊紋の位置:右手の甲 霊紋の形状:手綱 経緯:経緯不明 目的:かつての日常を取り戻す 感情1:“不完全燃焼”安川 透/安心 他キャラクターとの関係 名前 感情 呼び方 コメントなど 住居詳細 セッション履歴 -#1~#10 日時 タイトル GM 経験値 獲得G 同行PC 15/12/25~ 『博士の夢』 GM:tiridog 経験値:160 報酬:4200G 同行者:安理 マユ(しより)、霧鳥美月(めるじ)、桜空(カイン)、霧花 おちば(Vita) 疑似霊力回路(効果値2) 売却済みアイテム(還元合計2750G/効果値2)虎の瞳(250G)特殊契約獣(1500G)疑似霊力回路(1000G)、買:ホーリーシンボル、武装システム[霊力供給] メモ 16/1/8~13 『旧き占いの王』 GM:めるじ 経験値:170 獲得3800G 同行者:六花(瑠璃)、蓮台寺 弓華(シャイン)、アレクシア(ヴィータ) 獲得素材:〈宝物〉([効果:なし]で売却不可な素材)効果値1、鋭い牙/[物D]+1/500G(効果値1) 買:霊力偏向シールド メモ 16/1/25~28 『怪神ガラトンネルと空とぶ自動車!!』 GM:ヴィータ 経験値:170 獲得4500G 同行者:とわ(tiridog)、飛月兎夜子(ごうし)、霧鳥美月(めるじ) 獲得素材:〈宝物〉([効果:なし]で売却不可な素材)効果値1×2、壊れた機械/知性+1 500G(効果値 1)×3 売買、武装システム、素材合成など メモ 16/2/7~19 『在間区狸合戦おりがみ』 GM:キッカー 経験値:185 獲得2700G 同行者:霧鳥美月(めるじ)、とわ(tiridog)、桜(瑠璃)、黄瀬七海(シャイン) 獲得素材:獲得素材 :宝物/([効果:なし]で売却不可な素材)(効果値:1)x2神秘の楽器/幸運+2:1000G(効果値:2)土の断片/[風圧]付与:1500G(効果値:3) 売:聖別防衣(1000G)土の断片(1500G/効果値3) 買:蜘蛛神の衣 武装システム:自動詠唱・戦術補助・戦術展開 メモ:四神リビルド使用。今後の予定・契約獣の強化、盾、装飾、[軽量化][霊石飾り]を金で、[生命増強] 16/5/6~7 『Thirst-渇望の騎士』 GM:ヴィータ 経験値:250 獲得4600G 同行者:マリー・エル・サクラート(松吉)、戸賀 千香(シャイン)、七星 境子(倫) 獲得素材:宝物/([効果:なし]で売却不可な素材)(効果値:1)x3赤黒い曼荼羅/結界+1 500G(効果値1)x3 売買、武装システム、素材合成など メモ 16/5/8~5/22 『因果の鎖』 GM:tiridog 経験値:270 獲得5600G 同行者:ファウラ・クルーデア(scat)、山城 結菜(やつふさいぶき)、卯都木 比呂(夜刀神)、尽女 真理子(倫) 獲得素材:宝物/([効果:なし]で売却不可な素材)(効果値:1)x4、少女の意地/苦痛無効 2000G(効果値4)、陽炎の欠片/行動値+2 1000G(効果値2) 売買、武装システム、素材合成など メモ 日付 #06 GM 経験値 獲得G 同行PC 獲得素材 売買、武装システム、素材合成など メモ 日付 #07 GM 経験値 獲得G 同行PC 獲得素材 売買、武装システム、素材合成など メモ 日付 #08 GM 経験値 獲得G 同行PC 獲得素材 売買、武装システム、素材合成など メモ 日付 #09 GM 経験値 獲得G 同行PC 獲得素材 売買、武装システム、素材合成など メモ 日付 #10 GM 経験値 獲得G 同行PC 獲得素材 売買、武装システム、素材合成など メモ -#11~#20 日時 タイトル GM 経験値 獲得G 同行PC 獲得素材 売買、武装システム、素材合成など メモ 日付 #11 GM 経験値 獲得G 同行PC 獲得素材 売買、武装システム、素材合成など メモ 日付 #12 GM 経験値 獲得G 同行PC 獲得素材 売買、武装システム、素材合成など メモ 日付 #13 GM 経験値 獲得G 同行PC 獲得素材 売買、武装システム、素材合成など メモ 日付 #14 GM 経験値 獲得G 同行PC 獲得素材 売買、武装システム、素材合成など メモ 日付 #15 GM 経験値 獲得G 同行PC 獲得素材 売買、武装システム、素材合成など メモ 日付 #16 GM 経験値 獲得G 同行PC 獲得素材 売買、武装システム、素材合成など メモ 日付 #17 GM 経験値 獲得G 同行PC 獲得素材 売買、武装システム、素材合成など メモ 日付 #18 GM 経験値 獲得G 同行PC 獲得素材 売買、武装システム、素材合成など メモ 日付 #19 GM 経験値 獲得G 同行PC 獲得素材 売買、武装システム、素材合成など メモ 日付 #20 GM 経験値 獲得G 同行PC 獲得素材 売買、武装システム、素材合成など メモ