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JAM Project 557 名前:水先案名無い人 :2005/11/19(土) 02 10 00 ID PbkKRtKo0 全JAM Projectソング入場!! 風の魔装機神は生きていた!! 烈風、暗雲切り裂いて過去の名曲が甦った!!! 熱風!疾風!サイバスタァ――――!!! 熱血OPテーマはすでに我々が完成している!! スパロボα外伝 鋼の救世主だァ――――!!! きだたにひろし加入しだい叫びまくってやがる!! 出撃!マシンロボレスキュー代表 GO!GO!レスキューだァッ!!! 壊滅的なOVAのフォローなら我々の歌がものを言う!! 動画&脚本超テキトー オリジェネOVA 迷宮のプリズナー!!! 真のGO!を知らしめたい!! スパロボImpact GO!だァ!!! サンライズ英雄譚シリーズの出来は正直アレだが曲だけなら全階級オレ達のものだ!! JAMの鉄拳 LADY FIGHTER&運命の糸だ!!! 時代が俺を導く限り無敵だ!! 第2次スパロボα SKILL!!!! 全JAMソングのベスト・シャウトはこの曲の中にある!! ラス前数話でやっとゴッドΣグラヴィオンも来たッ 炎皇合神!ゴッドグラヴィオン!!! カードバトルなら絶対に敗けん!! 一か八かのカウンター見せたる 遊戯王デュエルモンスターズGX 限界バトルだ!!! 渚のドリル少女(なんでもあり)ならこいつが怖い!! サンドマン様も絶叫のピュア・合神ソング 合神!ゴッドグラヴィオンだ!!! 魂狩から野望を蹴散らす魂の叫びが上陸だ!! 気高く吼えろ SOULTAKER!!! ルールの無いアニソンを叫びたいからツインボーカル(アニキ&影山)になったのだ!! プロのシャウトを見せてやる!!叫ぶぜゲッター!STORM!!! 銀河に新たな歴史を刻めとはよく言ったもの!! JAMの叫びが今 地味なスパロボでバクハツする!! スパロボMX VICTORYだ―――!!! 月・仮面・禁断・罪・ロザリオ・タナトスこそが大張正巳の代名詞だ!! まさかこの要素を全て満たすとはッッ 超重神グラヴィオン・嘆きのロザリオ!!! ゲッターだからここまできたッ ゲッター雷光弁慶ベアー隼人竜馬武蔵坊早乙女鬼切り大雪山!!!! JAMのピット(念仏)ソング 新ゲッターロボ・DRAGONだ!!! オレたちはJAMソング最強ではないアニソンで最強なのだ!! 御存知エクスドライバー 狙撃主・スナイパー!!! シャウトの本場は今や影山ヒロノブにある!! オレを驚かせる奴はいないのか!! マジンカイザー・FIRE WARSだ!!! 光子力ビィィィィィムッ説明不要!! 気高く強く!!! 吼えろ炎の魔神よ!!! マジンカイザー死闘!暗黒大将軍・魔神見参だ!!! オレ達の歌は銀河に響かせてナンボのモン!!! 超実戦熱気バサラ!! 本家第3次スパロボαからGONGの登場だ!!! 未来は私達のもの 邪魔するものは思いきり乗り越えて思いきり羽ばたいていくだけ!! スクラップド・プリンセスED統一王者 Little・Wing 自分を試しに馬鹿アニメへきたッ!! ギャラクシーエンジェル全EDチャンプ 最終回限定・In The Chaos!!! 静寂を破り裂いて ”超重神グラヴィオンツヴァイ”紅の牙が帰ってきたァ!!! 今の自分に死角はないッッ!! シュート・バラードNo Serenity!!! アニキ他の熱唱が今ベールを脱ぐ!! スパロボα外伝から POWERだ!!! ファンの前でならアニキはいつでも全盛期だ!! 燃える闘魂 TORNADO 珍しくソロで登場だ!!! 続編の発売はどーしたッ 英雄譚の複線 未だ放置ッ!! スクライドもビッグオーも結局中途半端のまま!! SWW・Destinationだ!!! 特に理由はないッ アニキが凄いのは当たりまえ!! 本編の出来はないしょだ!!! マジンカイザーED! TORNADOがきてくれた―――!!! 芸能界で磨いた実戦ツインボーカル!! 水木一郎&影山ヒロノブのデンジャラス・ライオン RISINGだ!!! クラッシュギアだったらこの曲を外せない!! 超A級アニソン CRUSH GEAR FIGHTだ!!! 超一流アーティスト軍団の超一流のバラードだ!! 生で拝んでオドロキやがれッ JAM3年目の鋼鉄曲!! 第2次スパロボα・FOREVER&EVER!!! αシリーズはこの曲が完結させた!! JAMの切り札!! Brother in Faithだ!!! JAM唯一のエロゲソングが帰ってきたッ どうせまた延期するンだろッ マブラヴオルタネイティブッッ 俺達は君を待っていたッッッ未来への咆哮の登場だ――――――――ッ …すみません。オチがやりたかっただけです。 関連レス 561 名前:水先案名無い人 :2005/11/19(土) 02 31 27 ID 4zbUVCcx0 557-559 GJ! 魔神見参上手いなw 584 名前:水先案名無い人 :2005/11/19(土) 13 56 32 ID u33cJSP+0 558 スクラップド・プリンセスED統一王者 Little・Wing Little・WingはOPだぞ。エンディングは空耳ケーキの人だ。 619 名前:水先案名無い人 :2005/11/20(日) 23 04 23 ID RuqLTZKg0 559 TORNADOが2つあるぞ。 JAMでアニキソロっつーと「水に映る月~my heart」かな コメント 名前
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磔又七 山本周五郎 ------------------------------------------------------- 【テキスト中に現れる記号について】 《》:ルビ (例)磔刑《はりつけ》 [#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定 (例)[#8字下げ] ------------------------------------------------------- [#8字下げ]一[#「一」は中見出し] 寛永九年の初秋、隅田の川涼みもひと盛り過ぎた、とある日の午さがり、五十七人という大勢の罪人が裸馬に乗せられて、鈴ヶ森の刑場へ送られるべく京橋から芝へとかかって来た。 沿道はそれを見物する群衆で沸きかえるような騒ぎである。 「どうだい恐ろしい人数だな」 「なにしろ五十七人いっぺんに磔刑《はりつけ》というのだ、御入国以来のできごとだぜ」 「いったいどんな悪事を働いたんだね」 「おめえ知らねえのか」 どこにでもいる舌長の男が「きゃつらは大坂がたの浪人で、お江戸の天下をひっくり返そうというふてえ謀反を企みやがったのだ、それがお上に知れて去年の夏お手当になり、余類のお調べも落着したから、いよいよ今日お仕置になろうというわけさ」 「そいつは大外れたやつらだな、やあい――手前っち痩浪人が何万人寄ったって、徳川様の天下はびくともするものじゃあねえぞ、ざまあみやがれ」 「構うとたあねえ石をぶっつけてやれ」 「そうだ、やれやれ」 辻番の制止も肯かずばらばらと石を投げつける者もあった。 この行列が宇田川町にさしかかった時である、人垣のなかに揉まれながら罪人の列を見戍っている一人の若女房があった。年は十八か九であろう、眉の剃跡の青々として胸のふくらみもかたく、肩つき腰の肉置《ししおき》にどこやらいまだ娘の名残のありながら、花咲きそめた色っぽさが溢れるような身ごなし――何を捜すか息を殺して、人の肩越しに罪人の列を見送っていたが、やがて二十九番めの裸馬が近づいて来ると、それに乗った男を見るなり、 「ああっ!」 と低く叫んだ。 「又さんが――又さんが……」 顔色を変えて我知らず前へ乗出そうとする、 「おっ、押しちゃあいけねえ」 「押しちゃあ危ねえ」 ぴっしりと詰った人垣の動かばこそ、女は夢中で伸上り伸上り、恥かしさも忘れて、 「又さーん、又さーん」 と呼びかけた。周囲の群衆は意外な声に驚いて一斉に声のしたほうへ振返る、それを掻分けて一人の若者が、 「姐《あね》さん、いけねえ」 と女の後から抱止めた。 「みっともねえ、姐さんったら」 「放して、放しておくれ」 「人なかだ、姐さん、あ! いけねえ」 振切って前へ駈けだそうとするのを、男は力任せに引戻して好奇の眼を向ける群衆の中へまぎれ込んでしまった。 芝新銭座の目明しで相模屋松五郎《さがみやまつごろう》という名を売った親分がいた。去年の夏、謀反を企てた貫島市郎兵衛《ぬきしまいちろべえ》、来馬甚左衛門《きじまじんざえもん》ら一味の検挙に並ならぬ手柄があったので、公儀から芝一円の元締り役を仰付けられている。今日は貫島一味の五十七名がお仕置になる日で、事件落着の祝いも兼ね、松五郎の家では子分一統が集って酒盛りをしていた。 午さがりのこと、下っ引の兼《かね》というのがとんで来て、 「辰兄哥《たつあにい》をちょっと呼んでおくんなさい」 と云う。呼ばれて出て来たのは松五郎の身内でも腕利きといわれた目貫《めぬき》の辰次《たつじ》、苦味ばしった痩形の良い男だ。 「なんだ兼」 「家へ帰っておくんねえ、姐さんが……」 「お由美《ゆみ》がどうしたと」 「ま、とにかく帰っておくんねえ」 辰次は一度引返したがすぐに出て来る、兼と一緒に急ぎ足で、片門前の裏長屋にある自分の家へ戻った。 「お由美、どうかしたか」 と入って見ると、髪も乱れたまま泣伏していたお由美が、 「おまえさん」とはね起きて「又さんをどうしました、又さんを」 「又七を?」 さっと辰次の顔色が変った。お由美は辰次を引据えるようにして、 「又さんはいま、裸馬に乗せられて鈴ヶ森へ曳かれて行きましたよ、聞けば今日あの謀反人たちと一緒に磔刑になるという話……おまえさん私を騙したんですか」 「まあ待て、これにゃあわけがあるんだ」 「言訳は措いてください、おまえさん何と云いました。又のことは引受けた、かならず御赦免になるようにすると、あれほどはっきり約束したじゃあありませんか、あの約束も嘘だったんですか」 「嘘じゃあねえ、たしかにそう思ったのだ」 「それじゃあなぜ御赦免にならなかったんです、又さんにどんな罪があるんです、あのひとは仏師ですよ、木を彫って仏様を作る職人ですよ、あんな大外れた謀反の一味だなんて大嘘です、みんな誰かの仕組んだ罠です」 「お由美、まあ聞きねえ」 辰次はお由美を必死になだめながら。 「まあ聞きねえと云うことよ、おめえにそう責められちゃあおりゃあ何と言訳のしようもねえが、又七はおいらにとっても幼な友達だ、どうかして助けてえと思って、できるったけの運動をしてみた、だが――いけなかった」 「どうしていけなかったんです」 「おめえも知っているとおり、又七は貫島市郎兵衛に頼まれて観世音を彫った、ただそれだけだと思っていたから、蔓を頼ればお咎めだけで済むと考えていた。ところが、その観世音の像をお上でよく検べてみると、隠し胴があって中に公方様を呪う文句がはっきり刻みつけてあったのだ、お由美……これじゃ駄目だ、誰がどんなに運動してみたところでとても及ばねえ」 「嘘です、そんなことのある道理がありません」 「おめえがいくらそう云ったところが、お上のお調べに曲のあるはずはねえ、もっと前に話そうと思っていたが、おめえの歎きを見るのが辛くて今日まで云いそびれていたんだ」 「それはいつ頃のことです?」 「この春だ」 「では私がこの家へ嫁《く》る前ですね」 お由美は眸子《ひとみ》のあがった眼できっと辰次を瞶《みつ》めたが、やがて裂けるように、 「私は馬鹿だった、馬鹿だった」 と魘言《うわごと》のように叫んだ。 「お由美、そりゃあおめえどういうわけだ」 「おまえはきっと又さんを助けてくれると思った、又さんの生命さえ助かるなら、私なんかどうなってもいいと思って……」 「なんだと?」 辰次は坐り直した、「それじゃ、なにか、おめえは又七を助けてえためにおいらの処へ来たと云うのか」 「おまえだって又さんを助けてやるというのを餌に私を女房にしたじゃないか、いえ私ゃあ知っていた、ちゃんと知っていて来たんです」 「知っていたらどうしたんだ」 辰次の声もうわずってきた、 「又七を助けてみせると云ったのは本当だ、けれどもできねえものは逆鉾立ちをしたってできやしねえ、おいらが嘘をついたんじゃねえ助からねえような事情があってのことだ、どこへ出たって理窟の通る話じゃあねえか。ところがおめえはいったいどうだ、おめえはどうだよ」 辰次は膝を叩いた、 「初めから添う気のねえものを、自分の焦れていた男を助けてやると云われたからって、そのために身を任せるなんざあ売女《ばいた》、売女のすることだ」 「嫌って嫌って、嫌いぬかれていながら、又さんがお縄になったと聞いた時、私ゃあなんでもする気になった。これが売女なら、私ゃあ売女に違いありません」 「売女だ、売女だ、そんなやつは女房だとは思わねえ、出てってくれ」 「出て行けと云われたって」 お由美は咽《むせ》ぶように云った、 「私ゃあもう……出て行ける体じゃありゃあしません」 「――なんだと」 辰次はぎょっとして振返った。女の体、それはもう考えるまでもないことであった。お由美は背に波をうたせて泣いていた。 [#8字下げ]二[#「二」は中見出し] 「お待ちください、どうか、どうか」 「騒ぐな!」 「お慈悲でございます」 又七は縄を解かれるとともに、衰弱しきった体の、どこにこんな力があるかと驚くばかりの腕力で、役人へしがみ着いた。 「私はお仕置を受ける覚えはありません、私は仏師でございます、謀反人に頼まれて仏像を彫ったのは悪うございました。けれども隠し胴に公方様を呪う文句を刻みこんだなどと、そんな大外れたことは決して致しません。誰かが私を陥れたのでございます、それを御詮議くださればかならず分ります。どうかお仕置だけはお赦《ゆる》しくださいまし、御詮議の済むまでは何年でも何十年でもお牢の中におりますから、どうか……」 「ええうるさい、放せ」 「それでは片門前の辰次をお呼びください、あれなら私の証《あかし》を立ててくれます、どうか辰次を呼出しくださいまし」 「何と申したところで、こと落着に及んだ今となってはもはや適《かな》わん、諦めてお仕置を受けろ。早くこの者を柱へつけぬか!」 「はっ、さあ神妙にしろ」 下役人が二人がかりで引放す、 「いやだ、放してくれ」 又七は狂気のように、「こんな理不尽なことがあるか、罪もない者を殺すなんて、これは人殺しだ、人殺しだ」 「神妙にしろ」 必死に暴れもがくのを、駈けつけて来た同役四人がかりで遮二無二磔刑柱へ縛りつけてしまった。 「助けてくれ、辰次を呼んでくれ」 と喚き叫ぶ又七、いま足の縄をかけ終った下役人の一人が、 「諦めろよ又七」 と耳へ口を寄せて囁いた、 「おめえがいくら呼んだって辰次の来る気遣えはねえ、どうせ死ぬおめえだから教えてやるがな、辰次はこの夏前にお由美と一緒になり、今はおめえのことなんか考えていられないのだ」 「げっ、な、なんですって」 又七は愕然と眼を明けた。 「それじゃあ、あの辰次はお由美を……?」 「諦めねえ、成仏するんだぜ」 又七は仮面のような顔で宙を睨んだ。 鈴ヶ森の刑場、竹矢来の外は蟻の這う隙もなく群衆がひしめいている、松の老木を越して海が、初秋のかっとした午後の陽をあびて光っているそれを前に、五十七本の磔刑柱がずらりと並んで立った。 又七はまん中の柱、どっちから数えても二十九番の柱へ括り着けられている。 「そうだ、今こそ分ったぞ」 又七は不意に叫びだした、 「こいつはみんな辰次の拵えた仕事だ、おいらの生きているあいだはお由美が自分に靡《なび》かない、そこでおいらを片付けにかかったのだ、畜生」 又七の歯はがちがちと鳴る、 「隠し胴の中に彫ったはずのない字が刻みこんであったというが、あの観音像を検挙《あげ》てからお上へ差上げるあいだに細工をしゃあがったのだ、うぬ……辰次め!」 その時右の端のほうで、ひーと云う凄じい悲鳴が起った。最初の一人が槍をつけられたのである、竹矢来の外の群衆が、風に戦《そよ》ぐ笹原のように揺れた。 「ようし、おらあこのまま死にゃあしねえぞ」 又七には悲鳴も聞えなかった、揺れかえる群衆も見えなかった。 「おらあこの恨みを晴らさずにゃおかねえ、たとえこの体あ磔刑柱の露になっても、生替り死替り祟ってやる、辰次のやつを怨み殺しに殺してやるんだ」 その時ぐっと近くで悲鳴が起った。その声は巌をも透す鋭さで又七の耳を襲った。 「――あっ」 又七はその声を聞いた。 同時に左のほうでも、地獄の大叫喚かと思うばかりに、人の心を刺し、感情を痺れさせるような悲痛な叫びが起った。 「呪ってやるぞ辰次!」 又七は喉を裂けよと喚いた、 「又七は悪霊になってきさまをとり殺してやるぞ」 三度、又七の叫びを凌いで断末魔の呻きが聞えてきた。 又七は気を喪ってしまった。 誰か呼んでいるような気がする。微《かす》かに、遠くのほうで自分を呼んでいる、しかしそれは夢とも現《うつつ》ともつかぬ感じで、そう思ったままいつかしらまた昏迷のなかに意識を失った。 それからどのくらい経ったであろう、衿すじへ冷たい滴《しずく》の垂れるのを感じて、又七はふっと我に甦《かえ》った。 「――――」 そのときまたひと滴、ぽたりと頬へ落ちたものがある。 身にしみ透る冷たい一点だ、又七はようやく覚めかかる意識のなかから、怪訝《けげん》そうに眼を瞠《みひら》いた。夜だ、四辺は漆のように濃い闇である。 「どうしたのだ……?」 思わず呟いて左右を見た。 左にも右にも磔刑柱が立っている、視力の弱った眸子をさだめて見ると、白の仕置着を血に染めて、刑殺された死体が架かっている。ぞっとして我知らず跳退こうとしたが、びくとも動かぬ手足に、 「ああっ!」 又七ははっきり醒めた。自分も磔刑柱に架けられているのだ。そして、自分だけは生きているのだ。 「生きている、私は生きているぞ」 又七は低く呟いた。体を動かしてみた、関節は凝って痛い、頭もくらくらする、けれど仕置着には一点の血もない、正に又七は生きているのだ、死を免れたのだ。 (巷説伝うるところによれば、この日の処刑は日没後に及んだという、五十七人という大勢を刑殺するので、疲れきった刑吏は、夜の闇にまぎれたのと、異常な疲労とで、中央にいた又七をついに遺し忘れてしまったのであるという) 「ありがたい、ありがたいことだ」 つきあげるように云った、 「これも日頃私が仏像を彫っていた利益であろう、最後に作った観世音菩薩には、ことに信仰を籠めてあった、観世音の御利益だ、かたじけないことだ」 又七は溢れくる涙のなかで、声を顫《ふる》わせながら観音普門品《かんのんふもんぼん》を唱えはじめた。 「――或値怨賊繞 各執刀加害 念彼観音力 現即起慈心 或遭王難苦 臨刑欲寿終 念彼觀音力 刀尋段段壊……」 一心に念仏していた時、ふと刑場の向うの道へ提燈《ちょうちん》の光が近づいて来るのを見つけた。初めは仕置場の不浄役かと思ったが、急ぎ足に来るのを見ると、夜道をかけての急飛脚らしい、又七は大声に、 「もし、お願いでござります」 と呼びかけた。 普通の者ならひと堪りもなく腰をぬかすか、でなくとも夢中で逃げだしたに相違ない、しかし相手は夜道に馴れた飛脚だった、刑場の中から呼びかけられて、一度はぎょっと立竦んだが、 「お慈悲でございます、どうかちょっとお手をお藉しくださいまし」 又七の二度の声に、 「だ、誰だ、どこにいる……」 と提燈を差出しながら二三歩寄って来た。 「こっちでございます」 「どこだって」 「磔刑柱の上に……」 「げえっ!」 さすがに飛脚もたじたじとなったが、よほど豪胆な男とみえて、なおも四五歩進み寄った。見ると血まみれに刑殺された罪人の中に、これだけは傷ひとつない又七の姿が見える。 「お、おまえさんか」 「はい、お聞き及びでもございましょうが、今日ことでお仕置になった者の一人、私は仏師で又七と申す当でございます」 「うん」 「ちょっと仔細がございまして、友達の罠にかかり、罪なき身でお仕置にかかりましたが、日頃信ずる仏の御利生か、不思議にこうして生命を助かりました。ついてはこれから頭をまるめ、一生を仏に捧げて送りたいと存じます、どうかお助けくださいまし」 「へえ。不思議なこともあるものだな」 飛脚も奇異の歎声をもらした、 「磔刑柱の上へあげられながら、たった一人助かるなんて年代記にもねえ珍しい話だ。なるほど、お仏師だとすればさぞかし仏の御利生だろう、ようがす、私もこんな商売で日頃から仏信心は欠かさねえ男だ、ひとつ仏様のお手先を勤める気でお助け申しましょう」 「ありがとうございます、ありがとう……」 又七の声は歓喜に顫えていた、飛脚はふっと提燈を吹消した。 そのあくる朝である。 辰次が女房お由美と二人、昨日の諍いの晴れぬ、気まずい朝飯の膳に向っているところへ、下っ引の兼がとんで来た。 「兄哥は家か」 「おう、誰だ、兼か」 「お早う」 と格子口から首を突込んだまま、 「兄哥、ちょっと顔を貸してくんねえ」 「いま飯を喰ってるが、何か用か」 「急用なんだ、ちょっと表まで来てくんねえ」 辰次は箸を措いて立った。 格子口で眼配せをした兼は、辰次を促して露路奥にある空地へ来る、息を喘ませながら低い声で、 「大変だぜ、ま、又七の野郎が逃げた」 「又が逃げた? なんの話だそりゃあ」 「又七だよ、昨日鈴ヶ森でお仕置になった又七がいねえんだ」 「お仕置になった者が逃げられるか」 「それが不思議なんだ」 兼は息をついで、 「朝になって仕置場の非人たちが見廻りに行ったら、又七の姿が見えねえ、磔刑柱はそのままだが縛った縄は切られている。おまけにね、柱を検べてみると血の痕がねえんだ」 「な、なんだと?」 「どうやら仕置き洩れになってたらしい、その場に又七の着ていた仕置着も脱ぎ捨ててあったが、これにも傷痕がねえんだ」 「それでどうした」 「すぐお届け申して、いま八方へ手を廻しているが……兄哥」 と兼は指をしゃくって、 「気をつけてくんねえ、又七の野郎あのことを感づいたとみえて、磔刑柱の上からたいそうおめえを怨んでいたと云うぜ」 「あのことたあ何だ?」 「おれに隠してもいけねえ」 兼、声をひそめ、 「あの観音仏の隠し胴へ、佐柄木町の吉蔵《きちぞう》の野郎に金をやって、穏かならねえ文句を刻み込んだ始終、おらあちゃんと知っていたんだ」 「どうしたと」 「怒っちゃいけねえ、おらあ兄哥に体を頼んでいるんだ、今日まで黙っていた以上はこれからだって決してしゃべるこっちゃあねえ、だが。又七のやつぁ生替り死替り、必ずおめえを怨み殺しにしてやると云っていたそうだ。もしお仕置洩れで生きているとすると、きっと兄哥の首を狙っているぜ」 辰次の顔は死人のように蒼白めた。 又七がどうして気付かぬ訳があろう。彫った覚えのない呪文が彫ってあった、しかもあの仏像に手を着けることのできるのは、彼を検挙た辰次のほかにない。惚れぬいたお由美の心が、どうしても又七から離れぬのを知った苦しまぎれ、又七が謀反人の貫島市郎兵衛に供養仏を頼まれて彫ったと分った時、これ幸いとばかり検挙たあと、それだけでは罪になりそうもなかったから、馴染《なじみ》の大工吉蔵に情を明かして将軍家を呪う文句を刻みこませた。もちろん辰次のつもりでは二年か三年の罪ぐらいに考えていたところが、意外にも又七は磔刑という断罪……これは仕過ぎたと気付いた時はもうどうにもしようがなかったのである。 辰次は罪の恐ろしさに戦いた。幾晩も魘《うな》された、苦しんだ。そのうち一方にはそれが幸いした、お由美はついに女房になることを承知したのである。しかし彼女は、心から辰次の妻になる気はなかったのだ。又七を助けてやると云われて身を殺したのだ、昨日それをたしかめて明る今日、また、又七の生き延びたことを聞こうとは。 「罰だ、罰だ」 辰次は思わず呟いた、しかしそのあとから猛然と反抗する力が盛上ってきた。 「なにをくそっ、どうせ乗りかかった舟だ、向うが怨んで狙うなら、こっちはお上の力で向ってやる、仕置場からの縄脱けだ、ひっ捉えれば今度こそこっちの勝だ、見やあがれ」 と歯を喰しばった辰次、 「よし、分った」 と兼のほうへ振向いた。 「おめえすぐに親分のところへ行ってくれ、おいらも後から行こう」 「合点だ」 「又の野郎、必ず捜し出してみせるぜ」 辰次、蒼白《あおざ》めた顔でにやりと笑った。 前代未聞の事件はたちまち江戸中へひろまっていった。市中は云うまでもなく街道筋、奥州から上方まで水も洩らさぬ網が張られた、辰次は素より自分の生命を狙われている恐ろしさ、狂気のように奔走したがついに又七の姿は発見されなかった。 そして年月が経っていった。 [#8字下げ]三[#「三」は中見出し] 正保四年の暮春のことである。 上総国九十九里浜の近く、上総一宮の下宿のとある宿屋へ、遊山旅らしい中年の夫婦が草鞋《わらじ》を脱いだ。男は目貫の辰次、女房はあのときのお由美である。 あれからまさに十五年経った。そのあいだに夫婦のなかには子供が三人生れ、辰次は段々と腕を認められて、五年あとに相模屋松五郎が隠居すると、その跡目をもらって芝一円の束ねをするまでになっていた。今度はながいあいだの御用疲れを休めようと、半月のお暇を願って夫婦伴れ、ゆっくりと安房の誕生寺へ参詣をして、房州のはなを廻り、ようやく一宮へとやって来たのであった。 風呂を浴びてさっぱりした辰次、宿の浴衣に丹前を重ねて、活の良いこりこりするような刺身に水貝かなにかをつつきながら、お由美と差向いで盃をとりあげた。 「おまえ様がたはお江戸でござりますか」 給仕に来た婢《おんな》がお由美のほうへ飯を出しながら話しかけた。 「お江戸はたいそうな賑盛《にぎわい》だそうで、わたしらも死ぬまでには一遍見物に出たいと思いますが、こうしてお江戸のお客様を見ると本当に羨ましくてなりません」 「なあに、住んでみれば江戸も房州も同じことさ、ときたまに来るおいらのほうから見れば、いっそここいらが暢気で羨ましいくらいのものだ」 「そんなものでございますかね」 「おいらも精々稼いだら、いつかこの辺へ地所でも買って隠居するつもりさ、そのときは姐さんよろしく頼むぜ」 「畏りました、ほほほほ」 「時に――」 辰次はお由美の酌を受けながら、 「なにか土地のことでおもしれえ話はねえかの」 「へえ、なにしろ辺鄙な処でべつに面白い話というのもございませんが……ああそうそう、お珍しくはないかも知れませんが、こんなことがございます」 婢は給仕の盆を膝へついて、 「この一宮の奥に奈波山という山がございます」 「うん」 「そこに今から……十二三年も前のこと、一人の旅のお坊さんが庵を組んでお住いなすったそうで、そのお坊さんが妙なことに、庵の中で仏様のお像を彫りなさるのです」 「仏像を彫るって?」 「はい、なんでも米や麦はいっさい召上らず、木根草の実を食べながら、里へも出ずに籠りっきりで彫っていなさいます。それがまた高さ一丈もあるという大きな仏様でもう四体はでき上り、いま五体めにかかっていなさるのでござります」 辰次の唇が急にひき緊まった。 「それで、その坊さんは何という名だね」 「お名前も知れずどこのかたか、何宗の坊さんかも分りませんが、近在の人たちは木食上人《もくじきしょうにん》と云ってたいそう信仰しておられますだ」 「年は幾つくらいだね」 「さあ、私も一年ばかり前に、一度お詣りをした時ちらと見ましたが、髪も髭も伸び放題、乞食のようなお姿でよくは分りませんが、もう五十の坂は越しているだろうという噂でござりますだよ」 「五十を越している……」 去るものは日々に疎《うと》しと云うが、十五年経つうちにも一日として忘れることのできなかった又七の姿が、婢の話につれてありありと思出された。しかし、五十を越しているらしいと聞いて、辰次の胸の戦きはやや静まったのである。 お由美も同じこと、話の始めにはてっきり又七と思って、それとなく見ると良人の面も変っていたから、どうなることかとはらはらしながら聞いていたが、年の違いを知って辰次と同様ほっとした。 「珍しい話を聞いた、木食をしながら十二三年も仏像を彫るとは、よほど奇特なお坊さんだの、さて、おいらも飯をもらおうか」 辰次は茶碗をとりあげた。 その夜は早く寝た、歩き疲れで夢も見ずにぐっすり眠ったお由美が、明る朝眼覚めたのは陽がずっと高くなってからのことだった。手洗に立って戻ったが、辰次の姿が見えない、どうしたのかと思って婢に訊くと、 「今朝早く奈波山へ行く道を訊ねていなさいましたから、おおかた昨夜お話し申した木食上人の処へでもおいでになったのでござりましょう。はい、軽く御膳をあがって……」 ということだった。 「奈波山へ」 お由美はぎょっとしたが、すぐに身仕度をしながら、 「では私もちょっと行って来ましょう、いえ御飯は帰ってからいただきますから、道の分る処まで案内を頼みます」 「へえ畏りました」 婢は急いで階下へ下りて行った。 その頃、辰次は奈波山の谷合に臨んだ、噂の庵を尋ね当てていた。 年の違いから一度はほっとしたものの、たしかめずにはいられぬ気持から、女房には知らさず起きぬけに来たのである。尋ね当ててみると庵とは名ばかり、人里遠く離れた、山ふところの杉林の中に、元は樵夫小舎にでも使ったらしい、棟の高い一軒家、屋根は腐り柱は傾き、まるで化物でも住みそうなひどい荒屋《あばらや》である。 「こいつは甚《ひで》え」 さすがの辰次もそう呟いて足を止めた。すると小舎の中から念仏の声が聞える。 「……仁者愍我等故。受此瓔珞。爾時仏告観世音菩薩。当愍此旡尽菩薩。及四衆。天竜。夜叉。乾闥婆……」 観音普門品である。 辰次はそっと足を進めて、脇手の小窓から中を覗いた。庵の中は一方明りで薄暗い、まず眼についたのは壁に添って安置された大きな四体の仏像である、その前にほとんど彫りあがろうとしている一体があり、一人の男が念仏を唱えながら鑿をふるっているのが見えた。 条になって破れた衣、頭髪も髭も半ば白くなって、鑿をふるう手、足、まるで枯木のように痩せ細っている。だが、念仏の声は力に満ち精気に溢れていた。 「又七だ」 辰次はぞっとしながら呟いた「窶《やつ》れているがあの体つき、あの声に誤りはない、又七だ、又七がここに生きていた」 辰次は全身の慄えを感じた。十五年のあいだ捜していた相手をとうとうみつけたのだ、目明しとして何十人の子分を使う身の上になっても、現《うつつ》に夢に生命を狙われている恐怖、三人の子を生《な》しながら、どこかにぴったりしないところのある夫婦の仲、それはただ、又七がどこかに生きているという原因からきていたのである、しかして今こそ彼を突止めた。 辰次は小窓を離れると、庵の前へ廻ってがらりと雨戸を引明けながら、 「又七、神妙にしろ」 と叫んだ。 念仏の声がはたとやんだ、鑿を持った手がぴくりと顫えながら止まった。そして……又七の窶《やつ》れ果てた顔が静かに振返った。 「誰だ……」 「目貫の辰だ、仕置場からの縄脱け兇状、今度あ免れねえぞ」 「辰、辰次か」 「神妙にお縄を頂戴しろ」 云いながら踏込んだ辰次、ぐいと又七の肩を撫む、右手に捕縄を執っていきなりそこへ捻伏せた。――長いあいだの木食精進、すっかり体の弱っている又七は、横鬢を床へすりつけられたまま、必死の声で、 「ま、待ってくれ、待ってくれ辰次」 と悲痛に叫んだ。 「どうか待ってくれ、なるほど私は仕置場から縄脱けをした、けれどもそれ以来頭を丸め、世を捨ててこの山の中へ引籠っている、ほかに何の望みもないが、仏師として世に遺る仕事がしたかったのだ、あれから十五年、私は五智仏を作ろうと発心して、見てくれ、とこに四体できている」 又七は顫える手で指さした、「あと一体、釈迦如来の像もこのとおりもう少しで仕上るところだ、体もこのとおり弱っているし、五智如来すっかりできあがれば生きている慾もない又七だ、済まないがもう少し……この釈迦如来を彫りあげるまで待ってくれ」 「ならねえ!」 辰次は嘲るように頭を振った、 「お上から十手捕縄を預っているおれだ、兇状持を突止めて待てもくそもあるものか、いけねえと云ったらいけねえ」 「そこを押してのお願いだ、できないところだろうがせめてあと十日、いや……七日でもいい、昔の友達のよしみで、どうかしばらく待ってくれ、このとおり一生のお願いだ、これが仕上がれば必ずお縄を受けるから」 「諄《くど》い、この期に及んで虫の良い御託をぬかすな、さあ、神妙にしろ」 喚きざま又七の腕を捻上げる。 「うっ!」 又七は歯を噛鳴らした、 「た、辰次――それじゃあ、どうでも待てねえのか」 「知れたことだ、野郎動くな」 「あ、うぬ!」 凄じく呻いて、はね起きようとする腰骨、辰次はぐいと膝頭で殺して、素早く縄を打とうとした、とたんに、 「おまえさん、待っておくれ」 と叫びながら、駈け込んで来たお由美、あっ! と驚く辰次の利手を掴んで、女ながらも懸命の力、だ! と又七から引放す、 「て、手前――お由美」 とよろめく辰次の前へ、お由美は又七を背に囲《かこ》ってすっくと立った。 「ようすは表で聞きました」 お由美は蒼白い顔できっと云う、 「七日のあいだ待てというお頼み、どんな鬼だって待てぬと云えるところじゃあありません、お前さん、私からもあらためてお願い申します、どうか待ってあげてくださいまし、もし、それでもいけないと云うなら、お由美を先に縛ってください、又さんが兇状持になったのも、もとはと云えばこの私から起ったこと、お由美もともにお縄をいただきます!」 凛《りん》と云い放ったお由美の眉には、一歩も動かぬ決死の色が済んでいた。 辰次は茫然と手をおろした、暗澹たる部屋の中に、しばしは三人の荒い息吹だけが聞えていた。お由美はやがて、 「お前さん」 と低く哀願するように云った、 「待ってあげてくださるでしょうねえ」 「…………」 辰次は不意に、そっぽを向きながら頷いた。 「ああ、待ってあげてくださるんですね」 「仕方がねえ、お前までがそう云うなら、七日のあいだ待ってやろう」 「ほ、本当か、ああ、ありがたい」 又七は狂喜しながらひれ伏した、 「ありがたい、このとおりだ辰次。このとおりだ」 辰次は苦しげに外向いた。 ――やっぱりお由美は俺のものじゃあなかった。今は悲しい諦めが、烙印のように生々しく心に彫込まれたのだ。辰次はそっぽを向いたまま捕縄を納うと、どこか淋しげな身ごなしで帯を締直した。 辰次は外向いたままで、 「おらあこれから江戸へ行って、召捕のお差紙をいただいて来る。後のことはお由美おめえに任せるから万一にも逃がさねえように、側を離れず付いていろ」 意外な言葉に驚くお由美には眼もくれず云った。 「往復六日路、七日めに帰って来るから、それまでに仕事をしまっておきねえ」 「辰次……この恩は忘れないぞ――」 「お由美、又七の体あおめえに預けたぜ」 「それじゃあ私はここに」 「七日のこった、ぬかるなよ」 云い捨てると、辰次は、何やら云いたげなお由美には、見向きもせず、庵をとびだしてそのまま山を下りて行った。 後に残った二人は、しばらくそのまま身動きもせずにいた、不思議な運命《めぐりあわせ》である。十五年という年月は短くはないが、なんという男の変りようであろう、地獄絵にある餓鬼のように痩せ細った体、四十そこそこの身で、髪は灰色になり、眼は落窪み頬はこけ、これが生きた人間かと疑われるばかりのありさまであった。 「又さん、済みません」 お由美は破れるように叫んだ。 そして又七の前へ崩折れながら、両の袂に声を包んでせきあげた。 「おまえを、こんな姿にしたのも、みんな、みんな私という者がいたからです、勘忍してください、殺してくださいまし」 「いいよいいよ、お由美さん」 又七は静かに頷いた、 「もう済んだことだ、こうなるのもみんな約束ごとなんだ」 「あれから十五年、辰次もずいぶん苦しんでいました、どんなに苦しんでも足りない罪、天罰のないのが不思議なくらいですが……その罪も素はと云えば私にあるんです」 「分っているよ、私も辰次のしたことを知った時は、七生まで祟って怨み殺してやろう……とまで考えた」 「よく分ります、無理もありません」 「しかし、不思議に生命を助かってみると、そんな怨みよりも大事な仕事があるのに気付いたのだ。辰次を一人殺したって何になる、それより千年の後まで遺る立派な仕事をして、御利生で助かった生命を終ろう、そう決心をしたんだ」 又七の声には力が出てきた、 「見ておくれ、十五年のあいだ木食をしながら、私はこの五智如来を彫った、この一体が仕上がれば、私はいつでも悦んで死ねる、私の体は死んでも、この五智如来は遺るのだ、仏師又七の名は千年経っても亡びる時はないのだ」 「又さん!」 お由美はそれを遮った。 「どうかここを逃げてください」 「逃げろ?……何のために逃げるのだ」 「うちの人は戻って来ます、辰次はおまえが生きているあいだは安心できない、きっと戻って来ておまえをお縄にします、どうか今のうちに逃げてください」 「私は逃げない、もう逃げる要はないのだ、七日のうちに残りを仕上げれば、神妙にお縄をいただくつもりだ。今の私には、これ以上生延びる気持は少しもないのだ」 「そう云っても私の気が済みません」 「お由美さん」 又七は静かに笑いながら、 「打明けて云ってしまうが、又七は怨むどころか、今では辰次のしてくれたことをありがたいと思っているのだよ」 「それは、どうしてです」 「あんなことがなければ、私は一生|駄物《だもの》彫りで終ったかも知れない、それが自分でも許すことのできるこれだけの名作が彫れた、それはみんな辰次のお蔭だとも云えるのだ」 「まあ、そんなにまで……」 「五智仏を仕上げた後を、どうして送ろうかと案じていたが、どうやらこれで先途もきまった、これからはもう安心して最後の鑿が握れるのだ」 又七はそう云うと、鑿と小槌を執ってよろめく足を踏しめながら立上った。 [#8字下げ]四[#「四」は中見出し] それからちょうど七日めである。 お由美の悲しい介添で、ろくろく夜の眼も合さず仕事を続けた又七は、六日の夜から明けがたかけて手を休めずに仕上げを急いだ。 「……能以無畏於衆生。汝等若称名者。於此怨賊。当得解脱」 誦経の声だけが、陰々として庵の闇に流れている、お由美は隅にい竦んで、まるで後光でも射すような又七の姿を見|戍《まも》っていた。時は経っていった、戸外の闇はいつともなく薄白んで、谷あいから這上ってくる霧が、小窓を忍込んで、燈明の火にもつれたのもしばし、やがて東のほうから赤々と朝日の光がさしはじめた。 最初の日光がさっと流れた時である、仕上げ鑿を控えて二三歩さがりながら、じっと仏像をみつめていた又七は、 「――できた」 と云って鑿と槌を取落した。 「できた、できた」 狂気のように顫える叫びだった、お由美は引摺られるように立って、 「又さん」と呼びかけた。 「お由美さん、見ておくれ、五智仏全部できあがったよ、十五年がかりの仕事が、これでようやく仕上ったのだ」 「――――」 「ありがたい、ありがたい」 又七は溢れくる涙の中から叫んだ、 「みんな御仏の御加護だ、南無観世音菩薩」 唱名念仏をしながらひれ伏した。 お由美は胸へつきあげてくる感動に、思わず又七の側へ駈寄ろうとしたが、その時、庵の外へ二三人の人の跫音《あしおと》が近づいて来るのを聞きつけ、はっとしてそこへ立竦んだ。 「ここか――」 外で声がして、雨戸を叩く音。 「はい」 と答えてお由美は雨戸を明けた。 表には顔見知りの町廻り同心、森内忠蔵《もりうちちゅうぞう》と組下の一人、横手に辰次が面を伏せて立っていた。お由美を見ると森内忠蔵が、 「仏師又七はいるであろうな」 「――はい」 「通るぞ」 と云って内へ入った。二人もそれに続いてあがる、由美は先へ廻って、ひれ伏している又七の耳へ唇をつけるようにしながら、 「もし、お役人衆が見えました」 と囁いた。 又七は唱名念仏をやめてお由美の顔を見たが、その意味を覚ると、静かに頷いて衣紋をつくろいながら向直った。 「私が又七にござります。お手数をかけて申訳ござりませぬ、おいでをお待申しておりました、どうぞお縄を……」 森内忠蔵は頷いて顔をやわらげ、 「神妙じゃ、いまお上のおたっしを申聞かしてやる、慎んで承わるがよい」 「恐入りまする」 「そのほう儀、お仕置場より縄脱けを致したる大罪、屹度《きっと》お咎めにも及ぶべきところ、磔刑柱に架かりながら不思議に処刑を免れ、その後出家到し、道心堅固に木食をしつつ五体仏を彫上げし趣奇特の至り、かつは一度刑を行われたる者なるによって、とくに思召されるところこれあり、前の大罪御赦免遊ばさる、以後お構いなし――とあるぞ、ありがたくお受けを致すがよい」 「な、なに、御赦免……」 のけぞるばかりに驚く又七、お由美も我知らず膝を乗出した。森内忠蔵は頷いて、 「なお、これはいまだ御内定であるが」 とやさしく云った。 「芝高輪に一寺を賜り、そのほうの彫った五体仏を安置し、生涯その寺の住職を申付けられるとの御内意だ」 「おお」 「仏を運ぶ人夫諸費用、お上の御差配とまでだいたいきまっているぞ」 重ね重ねの意外さに、又七よりもお由美のほうが夢かとばかり呆れた。 努力は酬いられた、雪《そそ》がずして自ら寃《えん》は雪がれた、悲喜感慨むらがり起って、又七はとみに答える言葉もなく、そこへ平伏して咽びあげるばかりだった。――ようやく昇りはじめた朝日の、活々とした清新な光が、小窓からさんさんと射込んで、又七の灰色の髪を円光のように照していた。 森内忠蔵の言葉どおり、又七の五智仏は江戸へ運ばれ、高輪の普賢寺へ納められた。そして又七は木食但唱と名乗って終生その寺の住職として過したという。――辰次はまもなく御用聞きをやめ、裏店へ引込んで担ぎ八百屋になったが、夫婦仲は見違えるように良くなり、それからまた一人子が生れて、まず安楽に世を送ったと伝えられている。 底本:「爽快小説集」実業之日本社 1978(昭和53)年6月25日 初版発行 1979(昭和54)年7月15日 二版発行 底本の親本:「富士増刊号」 1936(昭和11)年9月号 初出:「富士増刊号」 1936(昭和11)年9月号 ※表題は底本では、「磔《はりつけ》又七《またしち》」となっています。 ※底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5-86)を、大振りにつくっています。 入力:特定非営利活動法人はるかぜ
https://w.atwiki.jp/gosi/pages/25.html
http //dl.ndl.go.jp/info ndljp/pid/977910/189 名家俳句集(有朋堂文庫) 惟然坊句集 梅華鳥落人、惟然坊は美濃国関里の産、広瀬氏安通が舎弟なりけり。或日庭前の梅花時ならずして鳥の羽風に落散るを感動せしより、しきりに隠遁のこころざし起こりてやまず、ある夜妻子を捨て、自ら薙髪して芭蕉門にかけ入り、吟徒となりて、昼夜をわかず俳諧三昧にして、終に此道の人眼悟徹を遂げたり。翁遷化後師として随ふべき人なし、友とし親むものなしとて、風羅念仏といふものを作り、古き瓢を打鳴し、諷ひ風狂して足の行く処に走り、足のとどまる処にとゞまりて、心の侭に身の天然を終れり。まことに世に奇々たる風骨のこのもしきあまり、わが旅寝のひま〳〵、かの鳥落人の句々、奇事奇談眼に見耳にふれたる程の数々書集め、一嚢となしたるを、関里巴圭が勧めにまかせて、一嚢の紐解きて、一とぢの冊子とはなしぬ。 曙庵秋挙 鳥落人惟然坊は蕉門の一奇人なること、世に知る人まれなり。秋挙之をかなしび、草枕の時々目に見耳にふるゝ毎に年頃書置きぬ。こたび惟然坊がふるさと関に仮寝して巴圭にかたらひ、鳥落人の遺稿をあはせて、かの風韻を世に輝かすことしかり。 朱樹叟 士朗 惟然坊句集 曙庵先生選定 巴圭校 春 しづかさの上の静かや梅の花 梅さくや赤土壁の小雪隠 梅の花赤いは〳〵あかいはな 梅画 梅の花あの月ながら折らばやな 人日 芹薺踏みよごしたる雪の泥 山の幅啼きひろげけり雉の声 風呂敷へ落ちよ包まむ舞雲雀 衣更着のかさねや寒き蝶の羽 山吹や水にひたせるゑまし麦 まだ山の味覚えねど松の花 こよひ智積院の鐘聞、今朝まで其元の事ども益御無事之旨及承候、秋与風須暦明石のはつ花一両日已前にあわてゝ東山に飛びまはれば 花もなう少しの分かまたなんぼ 久泄に弱り果て、いづ方にてもゆるりと伏し申分別のみ、大雲様近日御下可被成候よし御聞き可被成候かしく 三月二七日 惟然 東暇丈 かう居るも大切な日ぞ花盛 我侭になるほど花の句をさらり 富貴なる酒屋にあそびて、文君が爪音も酔のまぎれにおもひ出らるゝに 酒部屋に琴の音せよ窓の花 上市にとまりける夜は雨ふりけるに、明けて晴渡りける、よしの川をわたれば、口の花はちり過ぎて、かへらぬころほひになりぬ、それよりしてひたはひりにはひれば、花も奥あるけしきにて、匂ふばかりに咲きわたりぬ、なほ山深く入れば、円位の住める蹟と幽静の谷あり、鳥しづまり、処々花はかなげにて、しばらく此の石上に眠れば、心空しく万事を休す。 今日といふ今日この花の暖かさ 馬の尾に陽炎ちるや昼多葉粉 出羽にて しとやかな事ならはうか田うち鶴 鴬や笹葉をつたふ湯だて曲突 新壁や裏もかへさぬ軒の梅 宗鑑の珍蹟を尋ねて 梅散て観音草の道の奥 詣聖廟 如日や松の苗売る松の下 乙鳥や赤士道のはねあがり 鳥散す檜木(クレキ)の中や雄子の声 菜の花の匂ひや庵の磯畠 文台に扇ひらくや花の下 夏 若葉吹く風さら〳〵と鳴りながら 於知足亭 名所夏 涼まうか星崎とやらさて何処じゃ 沢水に米ほゝばらむ燕子花 かるの子や首さし出して浮藻草 撫子やそのかしこさに美しき 夕顔や淋しう凄き葉のならひ 糊ごはな帷子かぶる昼寝哉 追善 追付かむ誰もやがてぞ夏の月 故郷の空ながめやりて あれ夏の雲又雲のかさなれば 四日市にて 涼しさよ饅頭食うて蓮の花 無花果や広葉にむかふ夕涼 竹の子によばれて坊のほととぎす 蓴菜やひと鎌入るゝ浪のひま 嵯峨鳳仭子の亭を訪ひし頃、川風涼しき橋板に踞して すゞしさや海老のはね出す日の曇り 史邦吟士に別る 起臥しにたほふ蚊帳も破れぬべし 芭蕉翁岐阜に行脚の頃したひ行き侍りて 見せばやな茄子をちぎる軒の畑 遺悶 鶏鳴くや柱踏まゆる紙張ごし 玉江 貰うよ玉江の麦の刈り仕舞 秋 なほ秋に竹のしわりのしなし哉 更け行くや水田のうへの天の川 七夕やまづ寄合うて踊初 張り残す窓に鳴入る竈馬《イトヾ》かな 尚々御無事の段承りたく奉存候、爰もと折々の会にて風流のみに候、以上 先月ははじめて罷越、ゆるゆる得貴意、大慶に奉存候、色々預御馳走、御懇意の御事ども忝奉存候、翁弥御無異にて奈良一宿仕、重陽の日に大坂着仕候、 翁 菊に出て奈良と難波は宵月夜 此の御句にて会など御坐候、其元弥御無事に被成御坐候哉、御句など少々承たく候、先日奈良越にて、 近付きになりて別るゝ案山子哉 銭百のちがひが出来た奈良の菊 右両句いたし申候、御聞可被下候、土芳丈望翠丈どれどれ様へも可然様に御心得被成可被下候、如何様ふと罷越、万々可得貴意候、京都にて高倉通松原上ルつづらや町笠屋仁兵衛店にて素牛と御尋被下候へば相知れ申候、何時にても風流の御宿可申上候、恐惶謹言 九月二十二日 惟然 意専老人 此の冬の寒さもしらで秋の暮 粟津にて いまならば落ちはなされじ田刈時 塩壺の庇のぞかむ今日の月 なほ月に知るや美濃路の芋の味 奥の細道 萩枯れて奥の細道どこへやら 田の肥る藻や刈寄せる磯の秋 物干にのびたつ梨子の片枝哉 朝霧に躄車《イザリグルマ》や草のうへ 広瀬氏の別墅を萩山とも又は松山ともいへり 萩にのぼる雲の下のは木曽山か かなしさや麻木の箸も長生並 竹藪に人音しけり栝蔞 伊賀の山中に阿叟の閑居を訪ひて 松茸や都にちかき山の味 湖辺 八景の中吹きぬくや秋の風 我寺の藜は杖になりにけり 肌寒きはじめに赤し蕎麦の茎 世の中をはひりかねてや蛇の穴 翁に坂の下にて別るゝとて 別るゝや柿食ひなから坂のうへ 冬 何事もござらぬ花よ水仙花 水仙の花のみだれや藪屋敷 凩や刈田の畔の鉄気水 鵜の糞の白き梢や冬の山 しかみつく岸の根笹の枯葉哉 鵯や霜の梢に鳴きわたり 枯芦や朝日の氷る鮠の顔 欲填溝壑唯疎放 水草の菰にまかれむ薄氷 茶を啜る桶屋の弟子の寒さ哉 稲葉堂に詣る 撫房《ナデバウ》のさむき影なり堂の月 万句興行 はつ霜や小笹が下のえび蔓 冬川や木の葉は黒き石の間 寒き日にきっとがましや枇杷の花 蕉翁病中祈祷之句 足ばやに竹の林やみそさゝい 看病 引張りて蒲団ぞ寒き笑ひ声 於義仲寺六七日 花鳥にせがまれ尽す冬木立 越路にて 薪も割らむ宿かせ雪の静さは あそびやれよ遊ぼぞ雪の徳者達 世の中はしかじとおもふべし、金銀をたくはへて人を恵める事もあらず、己をも苦ましめむより、貧しうして心にかゝる事もなく、気を養へるにはしかじ、学文して身を行はざらむより知らずして愚なるにはしかじ 人はしらじ実に此道のぬくめ鳥 有2千斤金1不v如2林下貧1 ひだるさに馴れてよく寝る霜夜哉 水さつと鳥はふは〳〵ふうは〳〵 水鳥やむかふの岸へつうい〳〵 芋鮹汁は宗因の洒落 奈良茶漬は芭蕉の清貧 冬籠人にもの言ふことなかれ 臘八《ラフハチ》や今朝雑水の蕪の味 煤掃や折敷一枚ふみくだく 節季候や畳へ鶏を追上げる 天鵝毛の財布さがして年の暮 年の夜や引結びたる纘守 年の雲故郷に居てもものの旅 尋元政法師塚 竹の葉やひらつく冬の夕日影 曽根松 曽根の松これも年ふる名所かな 貧讃 いにしへより富めるものは、世のわざも多しとやらむ、老夫こゝの安桜山に隠れて、食はず貧楽の諺に遊ぶに、地は本より山畑にして茄子に宜しく、夕顔に宜し。今は十とせも先ならむ、芭蕉の翁の美濃行脚に、見せばやな茄子をちぎる軒の畑、と招隠のこゝろを申遣したるに、その葉を笠に折らん夕顔、とその文の回答ながら、それを絵にかきてたびけるが、今更草庵の記念となして、猶はた茄子夕顔に培ひて、その貧楽にあそぶなりけり。さて我山の東西は、木曽伊吹をいたゞきて、郡上川其間に横ふ、ある日は晴好雨奇の吟に遊び、ある夜は軽風淡月の情を尽して、狐たぬきとも枕を並べてむ、いはずや道を学ぶ人はまづ唯貧を学ぶべしと、世にまた貧を学ぶ人あらば、はやく我が会下に来りて手鍋の功を積むべし。日用を消さむに、軽行静座もきらひなくば、薪を拾ひ水を汲めとなむ。 椎葉文之事 坊、適〻おのれが庵に在て、紙なき時は、自ら軒端なる椎の枝をりて、葉の次第に一二三のしるしをわかち、味噌ほしき、或は米ほしき、その余のあらまし事、葉毎に書て、関里の社友へおくり、事足しぬとなむ。家にあれば笥に盛る飯を旅にしあれば椎の葉にもる、事かはれど用を為すこと一つにして、その気韻もっとも高し。 坊名を偽り俳席に交る事 西国に遊びける頃にやありけむ、たはむれにおのれが名を隠し、ある好人《スキビト》の家を訪ふに、をりしも人つどひ、俳席を設けゐたりけり。あるじ進出でていふやう、いづこの人かはしらざりけれど、俳諧好みけるとあれば、まづ此席へつらなれかしといふ。坊頓《とみ》ににじりあがりて、はるか末座につらなり、たゞ黙々として沈吟す。もとより孤独清貧の身なれば、衣服などとりつくろふべきやうなければ身すぼらし、一座のものみな見あなどりて、指さし囁きあへり。さるほどに付くるほどの連句、いひ出すほどの発句、尽く引直しけれど、さもうれしげに、一々おし戴きぬ。とかくするうち巻満尾にいたれば、人々立還りぬ。坊も帰らむとしければ、あるじ呼びとゞめて、二夜とはならざれど、こよひ一夜は宿かさむなど、見下しがましくいひければ、坊大笑して、天を幕とし地を席とし、雲に風に身を易うするもの、何ぞ一夜のやどりに身を屈せむやとて、たゞはしりに走りゆきぬ。あるじも今更いさゝか訝しき者とおもひいりぬ。明る日朝疾くきのふのあらまし且「粟の穂を見あげてこゝら鳴く鶉」かかる句書て、加筆ねがはしとて、けふは惟然坊と文の奥に書きしたゝめて遣りけり。あるじひらき見て、さてはきのふ来られしは、聞及ぶかの惟然道人にてありしやと、開たる口をもふさがず、腋下に冷汗流し、恥ぢに恥入て返事さへ得せざりしとぞ。 翁に随従惟然行脚の事 翁と共に旅寝したるに、木の引切りたる枕の頭いたくやありけむ、自らの帯を解て、これを巻て寝たれば、翁見て惟然は頭の奢に家を亡へりやと笑れしとなり。 蕉像の事 風羅念仏の事 翁の亡骸いとねもごろに粟津義仲寺に葬たてまつりて、幻住庵の椎の木を伐りて、初七日のうちに蕉像百体をみづから彫刻し、之を望めるものに与へぬ。又「まづたのむ椎もあり夏木立降るはあられか桧笠 古池や〳〵蛙とびこむ水の音南無アミダ〳〵」かゝる唱歌九つを作りて、風羅念仏となづけ、翁菩提の為にとて、古き瓢をうちならし、心の趣く所へはしりありく、そも風狂のはじめとぞ。 翁亡きあと旅のものの具携行事 かくて惟然坊翁遷化し給ひし難波花屋何がしが家に帰り、残れる蓑笠をはじめ、旅硯、銭入、杖などひとつにとり集め、みづから背に負て播磨国姫路にゆきぬ。旧友のしひて求むるにまかせて、みな与へぬ。今増井山のふもと風羅堂の什物となりぬ。 翁百年忌の頃笠あて稍ほつれければ、堂守こはよく翁の筆の蹟に似たりとて、ほどきて見るに翁の草稿なり。こまやかに切れたるを彼此とつぎあつめぬれば、 芳野山こぞのしをりのみちかへて まだみぬかたの花をたづねむ わが恋は汐干にみえぬ沖の石の 人こそしらねかわくまもなし 青柳の泥にしだるゝ汐干かな かゝる一紙にて、ことに筆のすさみいとうるはしく、めでたき一軸とはなりぬ。 坊婚家一宿の事 坊ある俳士のもとにやどる、其あるじ近き頃妻をむかへていまだ座敷のかざりををさめず、振袖の小袖あまた衣桁にかけならべ置たり。朝とく家なる下女座敷へ行きて見るに、かの坊は疾く出行きたりと見えて、やり戸明放ちたるまゝにてあるに、衣桁にかけたる娘の小袖ひとつうせたり。さはこの坊のぬすみたるものにこそと、走り入てあるじにかくと告ぐるに、あるじの曰、惟然坊なか〳〵盗などすべき小器の人に非ず、しかし酒落の道人なれば、朝の寒さを凌がむ為に、此小袖を着て往くまじきものにもあらざれば、夜前のものがたりに、明日はそこそこの風士のかたへ行かむなどと聞えければ、先づかのかたへおとづれして見むと、やがて坊行くべき知るべのかたへ使もてたづねつかはしけるに、坊その家に在て答へけるは、その事なり、今朝とくたち出たるに、野風の身にしみて、甚だ寒かりしゆゑに、たちかへりて衣桁に在し小袖を一つとり、うへに覆ひ来れり、もとより小袖なることは知りたれども、男女の服のわかちは覚えず、さだめてこれにてやあらむと、かの振袖したる伊達模様の小袖を取出し、其使に返し侍りけるとぞ。 坊布を得る事 西国行脚の時ならむ、播州姫路の方に知る人ありて、立寄り侍りける。もとより風狂者のならひ、裾を結び、肩をつなぎたる単物を身にまとへり。あるじ憐みて、布一匹とり出て与へけり。坊これを得て柱杖にかけていでて行き、旅店に到りていふやう、この布にて帷子一つ縫て給れ、残りは内儀にあたへんといひけるゆゑ、あるじ悦び、取急ぎ縫たてゝ与へぬ。やがて古衣をぬぎ捨て新衣に着かへ出けるが、二町もゆきぬらむとおもふころ、立返りていふやう、何としても着なれたるものは心よきものなり、新しきものはどこやら着心あしければ、もとの古衣に着かへむために返りたりとて、やがてかの帷子をぬぎ、もとの垢つきたるものに着かへ、あとをも見ず出行きぬ。ここにおきてあるじも始めて道人なる事を感じ、このものがたりしてたふとみけるとぞ。 俳諧の心を語る事 姫路に寓居しておはせし頃、久しく俳諧の席へ出ず、うち籠りて居侍りけるを、或人いふやう、此程は何とて俳諧の交りしたまはざる、今宵は誰が亭にて俳諧あり、いざさせ給へかしとすゝめければ坊うちわらひ、をかしき事をいふ人かな、我は俳諧師なり、さあれば日いでて起き、日入りて休らふ、喫茶餐飯行往座臥共に皆俳諧なり、それを外に俳諧せよとは何事ぞや。さやうのことは俳諧と常とかはりたる人にこそ勧むべき業なれといはれければ、其人且恥ぢ且歎じて還りけるとぞ。 娘市上に父惟然坊に逢ふ事 坊風狂しありくのちは娘のかたへ音信もせず。ある時名古屋の町にてゆきあひたり。娘は侍女下部など引連れてありしが、父を見つけて、いかに何処にかおはしましけう、なつかしさよとて、人目もはぢず乞丐ともいふべき姿なる袖に取付きて歎きしかば、おのれもうちなみだぐみて、 両袖にたゞ何となく時雨かな と言捨てゝ走り過ぎぬとなむ。 娘父を慕ひ都に登る事並娘薙髪の事 娘父に逢はまほしくおもふ心明くれ已まざりけるを、ある時父都に在りと聞て、いそぎ都に登り、書肆橘屋何がしの家は、諸国の風客いりつどふ処なれば、此家にゆきて問はゞ、父の在家もしらるべければとて、ゆきてあるじに逢ひていふやう、みづからは惟然坊といふものの娘にて侍る、父風雲の身となりてより、たえて音信なかりしを、さいつ頃ある街にてふと行逢ひ侍りていとうれしく、近くよりて過ぎこし程の事いひ出でむとし侍りしほどに、かきけすごとく遁れ隠れて、影だにみえず侍りつれば、いはむかたなく打歎きつゝ日数過しつるほどに、此ごろ都におはする由風のたよりに承りて、取るものもとりあへず、はるばる登り侍りぬ。父の在家知り給はゞ逢はせ給へ、いかで〳〵」と泣く〳〵言出づれば、うちうなづきて、げにことわりなりけり、さらば尋ね求めて逢はせ参らせむとて、彼方こなたかけあるきつゝ、からうじて坊がありか尋ねあたりて、かくてしか〴〵のよしかたりければ、坊とかうの返事なく、硯とり出て、墨すり流し、かゝる画かきて、うへにほ句書ていふやう、あふべきよしなし、此一片の紙を与へて還したまひてよとて投出しつゝ、かくて其身は雪の越路の冬ごもりこそ好もしけれとて、うち立たむとしけるを、袖をひかへて引とゞむれど、ふりはなちて草鞋さへはかずして、越路をさして走りゆきぬ。橘屋何がしほいなく思ひけれど、せむすべもなく、かのかいつけたるを持て帰り来て、ありしことのよしを語りければ、むすめはたゞふしにふして泣きけり。あるじも共に涙にかきくれけるを、やゝありて娘頭を擡げていふやう、かくまで清き御こゝろを強ひて慕ひまゐらするは、わが心匠のつたなきなり、これぞ我身にとりてこのうへ無きかたみなるとて懐にいれて、いとねもごろにあるじに暇乞して、父のふるさとこそ恋しけれとて、関の里へかへり、みづから髻をはらひ、幽閑なる山陰の竹林に草の庵をむすび、かの都よりもて帰りたるを一軸となして、明暮父に事ふる心にして、かの一軸をぞかしづきける。坊かゝるよし越路にて聞て、遽に馳せ帰りて、かく染衣の身となりぬれば、過ぎこし方の物語し、一椀の物をも分けつゝ食ひて、ともに侘住居せむと、心うちとけて、多年の思一時にはらし、かくて弁慶庵といふ額を自ら書て懸けつゝ、此庵の名としぬ。【調度七つをもて明暮の弁用とするゆゑとぞ】 さるを一とせもたゝざるうちに、又風雲の心おこりて、風羅念仏を歌ひ、浮れて走り出ぬ。かくて播磨国姫路の里は、親しき友多ければ、尋行てこゝに足とゞめしを、日あらずして病して終に姫路にて身まかりぬとぞ。 追加 春 南部に年を越して まづ米の多い処で花の春 鴬のうす壁もるゝ初音かな 下萌もいまだ那須野の寒さかな 宵闇も朧に出たりいでて見よ 飛て又みどりに入るや松むしり 山中に入湯して ここもはや馴れて幾日の蚤虱 惟然坊は枕のかたきを嫌はれしか、故郷へ帰るとて草庵を訪れける、なほいまだ遠き山村野亭の枕に如何なる木のふしをか侘びむと 木枕の垢や伊吹にのこる雪 丈草 かへし うぐひすにまた来て寝ばや寝たい程 行く春や寝ざめきたなき宵の雲 ○ ほととぎす二つの橋の淀の景 ただ物はもてなすべき美悪を知らむにこそ、その愛する心のすがたも別るゝにあめれ、あるじ雪下風人は淵明が菊にならひ、宗祇の朝がほをもおもはるゝ草々花の籬中ながら、とくに蘭にありもはらならむ。古人もあわたゞしからぬ匂の一間へだつるに、なほ〳〵なればことにとぞ、草中に入て其香をしらず、知らざるにより其談無味をしられつる、にほひなほうす〳〵としてうす〳〵しからぬも、又風雅の友にこそ すんこりとなほなる蘭かことに月 磯際の浪に啼きゐるいとゞ哉 夜あらしに尻吹きおくれ峯の鹿 ○ しぐれけり走り入りけり晴れにけり 彦山の鼻はひこ〳〵小春かな 長いぞや曽根の松風寒いぞや 山茶花や宿々にして杖の痩 しめなほす奥の草鞋や冬の月 名とりとの二つ三つ四つ早梅花仙 花柚押 ゆべし〳〵汝そよ、ある園に生し実の経山寺の会下となり、味噌にあらぬ華衣 晩方の声や砕くるみそさゝい ゆつたりと寝たる在所や冬の梅 贈杜国 笠の緒に柳綰ぬる旅出かな 古沓や老の旅出のひろひ物 相国寺にて 鴬に感ある竹のはやしかな 山頭月掛雲門餅 屋後松煎超州茶 仏法は障子のひき手峰の松 火打袋にうぐひすの声 これこれを以て俳譜の変化を知るべし ○ 煙草のまぬ傾城と菓子食はぬ俳諧師は少なきものなり ちり枝や鶯あさる声のひま 再追加 春 ふみわける雪が動けばはや若菜 深更 寝られぬぞ未だ寒さの梅の花 深川庵 思ふさま遊ぶに梅は散らば散れ 磯際を山桃舟の日和かな 夏 奈良の高僧供養に詣でて、片ほとりに一夜をあかしけるに、明けて主に遺すべき料足もなければ、枕元の唐紙に名処とともに書捨てゝのがれ出侍る 短夜や木賃もなさでこそばしり 故郷の空を眺めやりて あれ夏の雲また雲のかさなれば 弁慶庵盆の賀 茶の下に真菰はくべて裸粽 越中に入る ゆりいだす緑の波や朝の風 かろ〴〵と荷を撫子の大井川 秋 初秋をもてなすものや燕の羽 待宵や流浪の上の秋の雲 またいつと寄占のはたや秋の風 もゝ島の浦は村上近き所にて有明の浦ときけば 月に鳴くあれは千鳥か秋の風 湯殿山にて 日の匂ひいたゞく秋のさむさ哉 松島や月あれ星も鳥も飛ぶ 象潟にて 名月や青み過ぎたるうすみ色 酒田夜泊 出て見れば雲まで月のけはしさよ 元禄八年の秋西海の覊旅思立ち月に吟じ雲に眠りて九月一日崎江十里に落付たる 朝霧の海山うづむ家居かな 七夕やまだ越後路の這入りぞめ 行く雁の友の翼や魚の棚 風に名のあるべきものよ粟の上 粟の穂をこぼしてこゝら鳴く鶉 夕暮れて思ふまゝにも鳴く鶉 羽黒山に僧正行尊の名ありけるに里人に案内せられて 豆もはやこなすと見れば驚かれ 芭蕉翁の伊賀へ越し給ふを洛外に送りて まづ入るや山家の秋を稲の花 時を今渡るや鳥の羽黒山 伊丹の鬼貫を尋ねし時 秋晴れてあら鬼貫の夕べやな 冬 刈りよする蔦の枯葉や雪の朝 雪をまつ家なればこそ有りのまゝ 銭湯の朝かげ清き師走かな 春かけて旅の寓《ヤドリ》や年忘 奥の細道 萩枯れて奥の細道どこへやら 曙庵道人我関里に来給ひて、一日惟然坊が旧庵に遊び、道人坊が人となり、坊の吟詠をよく覚え、詳に語りてのたまふやう、惟然以前惟然なし、惟然以後惟然なし、前後その風調を似せさせず、誠に俳家に二なき風骨なりと歎美し給ふ。けふ庵につどへるものそれを喜び、それを慕ひて、とりあへず道人の筆労をかりて此集なりぬ 秋香亭 巴圭 奇哉鳥落人之為人也、奇而不自知其奇。身江壑焉。句々愈出愈奇。顧是古今 風騷之一人、而遊方之外者也。宜矣、世無知其為奇人、秋挙道士多年悲之、遂集其嘗跋渉所拾之句、欲上木以公于世、鳴嘑可謂勤矣。其詳朱樹先生既述之、小子又何贅。 文化壬申花朝前一日 三河 宍戸方鼎 併書 文化九壬申歳春三月
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■性格診断をやってみました ■性格 既成の価値観や慣習に殆ど縛られない物の考え方をする人で、一種の自由放任主義的考え方と行動を取る人です。権利や義務や責任感を矢鱈(やたら)に強調する、従来の権力支配が絶対の社会機構に対して、強い抵抗感を持っている人とも言えます。言うなれば、下らない世俗に塗(まみ)れた社会の階段を登って行く事に、大した意義を感じないタイプであるとも言えるのです。そんな詰らぬ事に煩われるよりも、他人に迷惑さえ掛けなければ、各人の判断と自覚によって、自分の好みや才能を自由に生かして、生き生き伸び伸びと自由奔放な楽園を築けば良いと考えているタイプです。極く一般的な考えを持った社会人から見れば、夢見る人とか、空想の人とか言う、悪口で片付けられて仕舞うかも知れません。だがしかし、貴方のようなタイプを、そう言う一言で片付けて仕舞うような世の中、詰まり経済拡大、科学万能を念仏のように唱え、軍備の天文学的拡張、人口の爆発的増加などの、非常に憂うべき状態さえも、私利私欲追求の目的に利用して喜んで居る現代の政治家や経済人が、逆に狂って居るのだと言う正確な認識を持つ事も、現代に生きる私達には、絶対に必要な事では無いでしょうか。 ■恋愛・結婚 誠実さと言う面では、多少欠ける所が有るかもしれませんが、相手を退屈させたり、飽きさせ無い所の有る、天衣無縫なタイプでしょう。責任感は薄いが、優しさや思い遣りの深さが有り、現実的な処理能力の高いので、丸っきり出鱈目(でたらめ)をして配偶者を困らせるような事は、余り無い筈です。配偶者が貴方を、世間や親戚一同の模範や誉められた者に仕立て上げよう等と、考えている場合には、良い相性と申し上げられませんが、相手が変化が有って、人間味や面白味の多いパートナーを求めて居る場合でしたら、ドンピシャリの相手でしょう。 ■職業適性 新しい価値観の上に立った自由業こそが、貴方に最も相応しい仕事です。貴方は二十世紀のルネッサンスを目指すべきタイプなのです。 ■対人関係 世間一般の俗人と付き合う場合には、もう少しそれぞれの生き方を理解して遣ったり、調子を合せて遣ったりする必要が有るでしょう。 感想 20世紀のルネサンス?!(いやもう前世紀だしというツッコミはさておき) 僕、もうこんなに天真爛漫じゃないですよ。 人間丸くなっちゃいましたよ。 他の人の見て「あたりそうだなぁ」って思って真面目にやったから、ここまで破天荒なこと言われると思ってませんでした。 素直に面白かったw ■性格分析簡易版をやってみました ■型番:外向- 直感- 思考 -自然 ■気質:戦略性 ■タイプ:革新者 ■主文:熱心で、口がうまく、カリスマ性があります。 ■解説 あなたは、人に強烈な印象を与えるタイプ。自分の考えに周囲の人々を巻き込み、興奮させることができます。魅力的で社交性に富み、愛想が良く、直観が鋭い。どんな人ともうまくつき合えます。将来を見通す能力があるので、予測をすることが得意です。トラブルが起こった場合、その行動が理にかなってさえいれば、喜んで危険に飛び込んでいきます。また、常に自信にあふれており、その熱意は強い影響力を持ちます。交渉上手で、収益が見込めるベンチャー企業などに投資家を誘うのがうまいです。 人を喜ばせるのが好きで、自分も好かれたいという欲求が強い。目立ちたがり屋で、自分の頭のよさや精錬された言葉遣いを周囲に見せつけようと、人に感銘を与えるような言葉や、だじゃれを連発することもあります。 順応性があり融通がきくので、状況次第で柔軟に方向を変えることができます。ルールをよく認識した上で、目的のためなら、そのルールを変更する柔軟性もあります。好奇心が強く、偏見は持ちません。 ■留意点 細かい点に注意を払わず、はじめの創造的な部分が終わってしまうとすぐに飽きてしまうため、せっかくのアイデアが実を結ばない場合があります。 人好きですが、同僚が仕事をやり遂げないと失望し、彼らと疎遠になります。同僚と個人的に交友関係を深め、心情的な絆を深めるよりは、仕事や遊びを楽しむことを優先します。 ■アドバイス 態度をはっきりさせるのが苦手で、決定を下すのを嫌います。すると「ぐずぐずしている」「煮え切らない」「信用できない」という評判が立ちます。幸い、あなたは賢く、自分の弱点によく気がつくので、失敗から学び取り、行動を変えようとします。失敗から学んでいく姿勢を大切にすれば、大きな収穫が得られるでしょう。 感想 うぃー。失敗から学ぶっす。了解っす。 飽きっぽいとか、クリエイティブでないとヤダとか、戦略練るの好きとか…そういう部分は当たってるかなって思った。 「喜んで危機に飛び込む」って部分は、ちょっと笑ったぞ。 人狼で自覚した自分の性格と、この文章は合致してる部分があって面白かった。 しかし表現がおおげさなので、非常に恥ずかしい。
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ワクチン推進者の論理と責任 キリがないのでやめたいですが、たとえば接種後死亡を見たときに「接種後2週間以内は接種群に含めない」ということを当然のようにしますよね。そういう条件を推進派は全く問題視しないけど、それが現実世界との乖離につながったりするわけで。… https //t.co/2Ix1sGB40K — 内科医の端くれ (@naika_hashikure) April 17, 2024 キリがないのでやめたいですが、たとえば接種後死亡を見たときに「接種後2週間以内は接種群に含めない」ということを当然のようにしますよね。そういう条件を推進派は全く問題視しないけど、それが現実世界との乖離につながったりするわけで。 あとはたとえばTakaさんが以前紹介していたCDCからの「接種後総死亡6割減」というのもみなさん鵜呑みにしますが、どんな機序で6割も減るんですか?そんな魔法の薬だというよりは、単に健康者接種バイアスなのでは? それを引用して「6割減るってことは、少なくともマイナスにならない」と仰っていましたが、そんな研究結果は全くアテにならないので少なくともマイナスなんてことすら言えないのでは。 そして本当に6割減るのなら、こんなに接種してなんでこんなに超過死亡が生じているのですか?その6割減を相殺してあまりある死亡原因が他に何かあるんですか? それからワクチンの論文を書く人たちはみんなTakaさんみたいにワクチンの有効性と安全性を示したい人ばかりです。研究者も、雑誌編集者も。自分たちでこれだけ強弁してきて自ら退路を絶っているし、著者が製薬会社の社員だったり、大規模研究は製薬会社から支援されているものが多いです。パキロビッドの件や荒瀬研の論文など、ワクチンや治療薬に不利な論文は査読にやたらと時間がかかったりもしています。 そのデータを全て信じろと言われても、丸っきり信じるわけにいかないですよ。現実で起きていることもふまえて考えたいですよ。データ、統計処理次第で結果は如何様にも変えられることはTakaさんもご存知でしょうし、そんなことは陰謀論でも何でもなく、20年以上前からNEJMの元編集長などが警鐘を鳴らしているわけじゃないですか。最初のNEJM論文だってBMJのDoshiさんが指摘しているようにおかしなデータでした。 そういうことに何の疑問も持たず、足並み揃えてみんなで進んできたのが多くの医者であり学会であり公的機関ですよね。そうしてよく見ればツッコミどころのある論文でも、対して誰もツッコまず、数だけ増えていけばそりゃ自ずと理論が盤石になっていく気がしますよね。 分かりやすいエビデンスを無批判にそのまま拾っていけばTakaさんのような主張になるのもよく分かりますが、それはあまりにナイーブというか、実社会で起きていることと乖離があると感じてしまうわけです。 あとはこれまでのウイルス学、免疫学の知見からしても俄に信じがたいことばかりでしたし。でもそれらを無視して分かりやすいエビデンスをそのまま見ればそりゃそうなるよな、としか。 ※ 引用ポストの経過を遡ると下記ポストに行き着く。 ワクチンを推進してきた人も、「自分の欲望に寄り添うデータだけつまみ上げて結論ありきの議論」をしてきましたよね。 そして質の高いデータ(質の高い医学論文)とやらで、果たして全体像が見られるでしょうか。 https //t.co/nmw1NO9QFf — 内科医の端くれ (@naika_hashikure) April 17, 2024 もちろん無料セミナーとか言いつつも、実際は出張費を稼いでいる。なんて人も反対派にはいますけれどもね。それはやっぱり全員ではない。交通費込みで多少のお礼をもらったくらいでは、全然割には合わない。本当の反対派は今でも少数ですが、最初からそんな奴らは少ないに決まっているわけなんですね https //t.co/uKrQ4qutdb — 自粛マスク蛋白マン (@1A48wvlkQc6mVdR) April 25, 2023 そしてこのリストをたれ込む腐れ野郎がいるみたい。 なんていう陰湿な業界なんだ?医薬の世界は。 怒りと蔑みを覚えずにおれん! — yama (@mailalt20041) April 24, 2023 mRNA研究は30年も前からされていて、ワクチンの実用化も昨日今日の話しじゃありませんし、キチンとして治験を経ています(まだ認証されて無いのは、新しい服用薬のほう)。 ツイートする前に、キチンと調べてください。 — 見回り隊 (@mimawari2022) January 2, 2023 ※ コメントライン ※ 引用tweetライン 理論上、そんな副作用は無いからだよ。 30年前から実現したらとてつもない効果があると期待され、紆余曲折あってやっと完成したワクチン。 それを妄想を並べ立てて危険だあーだと騒いで。 そもそも中長期的な副作用気にしてたら、世の中の8割の薬は使えない。 念仏唱えてても病気には勝てねぇよ。 — フェンリルの尻尾 (@Fenrirstail) January 2, 2023 ※ コメントライン .
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TOD2で発生するバグ、裏技・小技を紹介。 バグキャラが透明になる リーネの村でロード中に移動判定 マップに謎の塊 表示キャラが変わらない 敵のターゲットが変わる 裏技・小技硬直解除で晶術の使用回数が増えない 鬼ごっこの小技 状態異常回復 オート放置 PSVita限定オート放置(DL版のみ) 秘奥義 アイテムをまとめて売買する方法 バグ キャラが透明になる ガープ戦、念仏斬りを空振りし、誰もいないところでギショウケン弾かれるとなぜかハロルドが透明になった。 リーネの村でロード中に移動判定 スタンごっこの少年と場所が重なると動けなくなる。 「あさねぼう」なんて言ってないで永眠して欲しい位憎らしくなる。 マップに謎の塊 リーネの南西の湾の先にある宝箱の方に行くと謎の塊が出てきて動きか鈍くなる。 イクシフォスラーでも確認できる。東から西方向を見ると確認できる。 因みに、ダリルシェイドの地下水路からクレスタに行く途中でも確認。 橋が無くなり、ラグナ遺跡が空中に浮き進めなくなる… 表示キャラが変わらない まずはメニューを開き、△ボタンで先頭(操作)キャラを別の誰かに入れ替える。 そしてそのままメニューを閉じずに中断セーブ及び再会すると、 現在の操作キャラではなく以前の先頭キャラが表示されるというバグが起きる。 なお、そのまま戦闘に入ってしまっても操作キャラはちゃんと変わってるのでご安心を。 ちなみに戦闘が終わっても表示キャラは変わらないが、マップが変わると本来の表示キャラに変更される。 敵のターゲットが変わる 敵のターゲットを最後尾の敵に変えてから先頭の敵に秘奥義を当てると先頭の敵に強制的にターゲットが変わる。 裏技・小技 硬直解除で晶術の使用回数が増えない 晶術がヒットする前に硬直が解けると、晶術の使用回数が増えない。 敵から攻撃を受けて硬直が解除される場合も同様。 鬼ごっこの小技 今回の鬼ごっこでは孤児院の看板を調べるといったことでの裏技は使用できなくなっている。 が、資材置き場(お風呂とトイレがある建物)の右に資材を置く場所があるので 鬼ごっこが始まったらその資材置き場のへこみにいるだけで捕まらずにクリアできる。 状態異常回復 戦闘終了しても治らない状態異常(毒など)になった時、 パナシーアボトルを使わなくてもリザルト画面でしばらく止めとくと治る オート放置 フィールド限定でPS2版と変わらない程度の方法でできます。 まずフィールドの海岸や山とか足踏みできる場所に移動しておく。 次に足踏みできる方向に戦闘終了時に固まらない程度にスティックを左方向以外に固定する。 (爪楊枝とか直径1~2mmくらいの棒をスティックの隙間に挟むのが楽かも) 最後にダークボトルを使用してエンカウントするまでLRキーを使い調節する。 足踏みできる場所でエンカウントできたらあとは放置するだけ。 (ダークボトルの効果が終了してもエンカウントは続きます。) 尚、スティックの固定解除、×ボタンで足踏み停止やLRキーでの方向転換を しなければメニュー画面を開いてキャラ設定変更可能です。 又、戦闘中もスティックの固定解除しなければ戦闘メニュー表示できます。 PSVita限定オート放置(DL版のみ) ※調整はかなりシビア。しかし、PS2版と同じような放置ができ戦闘する場所を選ばない。 【準備】 輪ゴムを2本用意します。 ゲーム中にPSボタンを長押しして、設定画面を出して右スティックをLR入力にします。 あとは、左スティック倒しっぱなしでLR押しっぱなしでその場で円形ランニング出来るぐらいの広いところ。 必須ではないですがガラケーサイズの小物を1つ、2つ用意すると便利です。 【手順】 1.右スティックに輪ゴムを引っ掛ける。上下だと反応しないので左右のどちらか倒れるように。 ここでカメラがぐるぐる回るようにします。 2.左スティックに輪ゴムを引っ掛ける。左以外ならどの方向でも可。 1の状態と合わせてここで同じ場所を延々と回り出します。 3.自然に戦闘に入ります。戦闘が終わったら、リザルト画面で止まるはずなので輪ゴムを少しずつずらして調整します。 ここがかなりシビアな所。左スティックと右スティックの傾斜が微妙に違う。見た目は左<右。 4.あとは戦闘リザルトで止まらず、フィールド画面でランニングが続くように調整する。 体外、右スティックの調整ミスでリザルトで止まることが多いです。リザルトで右下の英語が点滅してたら成功。 準備段階でガラケーサイズの小物を用意する便利と言ったのは、輪ゴムを引っ掛ける所を作るため。 右スティックの右側に小物を置きスティックと小物に引っ掛ける、左スティックは下側。左側は戦闘で逃走しちゃうのでNG。 調整は小物自体を動かすだけでOK。 秘奥義 カイルの「空破絶風撃」と ジューダスの「粉塵裂破衝」は エンチャイトで「SP消費軽減4」と「秘奥義4」をつけると単独で何回でも秘奥義がつかえる アイテムをまとめて売買する方法 Rボタンと上or下ボタンを同時に押すと手早くまとめ売りorまとめ買いが出来る。
https://w.atwiki.jp/kagumoko/pages/135.html
やはり光太郎よりブロントさんの方が頼りにされていたのは確定的に明らか(リアル話) 光太郎「南京事件や従軍慰安婦について議論しようよ~ 」 ブロントさん「まともに討論してるところにゴミが現れたか グラットンスウィフトでバラバラに引き裂いてやろうか?」 光太郎「確かに中国はチベットを弾圧しているだろう。しかしそれが、巷間言われているほど酷い弾圧なのだろうか? 」 ブロントさん「うるさい、気が散る。一瞬の油断が命取り」 光太郎「まともな反論ができないからって、滑稽で憐れですね~。 」 ブロントさん「お前ハイスラでボコるわ・・」 光太郎「傷つけちゃった?それって無知で無能で屑のくせに、人に言いがかりつけるからだよ~。自己責任って奴だねwwwwwwwwwwwwww 」 ブロントさん「お前その言葉使ってると逮捕だぞ 以後気をつけろ(この辺の心配りが人気の秘訣)」 光太郎「自国が犯した過ちを自国民が糾弾しなければされがするの」 ブロントさん「ウザイなおまえケンカ売ってるのか?ボディブローとか言ってる時点で相手にならないことは証明されたな 本当につよいやつは強さを口で説明したりはしないからな 口で説明するくらいならおれは牙をむくだろうな おれパンチングマシンで100とか普通に出すし」 光太郎「反論できないってのは、その通りって認めた事だよな。 」 ブロントさん「何か勘違いしてないか?リアルでは俺は武器なんか持たなくても素手で怪力だから強い FFではナイトだがリアルではモンクタイプだからな」 光太郎「君らの愚論などは常識の範疇でもあっさりと蹴散らせるんだよ。もう少しものを考えないと、これから生き難いよ 。 」 ブロントさん「ボコボコにされたいらしいなさっきも言ったがおれはリアルモンク属性だから手加減できないし最悪の場合病院に行くことになる」 光太郎「南京事件に関して何も知らず、いきなり言おうとしてた事を指摘されて、必死に誤魔化すのね・・・・・・。 」 ブロントさん「たいがいにしろよカスが マジで親のダイヤの結婚指輪のネックレスを指にはめてぶん殴るぞ 多分奥歯が揺れるくらいの威力はあるはずだしね」 光太郎「お前、本気でこんなもので南京事件を知った気になってるわけないだろう 。それとも慌ててググって、 一番下らないものを選んだろ 。卑劣なまねをしてると、 マイミクさんが離れていくぞ 。」 ブロントさん「ナイトが盾じゃなければすぐ死ぬくせに調子こき過ぎ あまり調子に乗ってると裏世界でひっそり幕を閉じる」 光太郎「ほらな。この程度。南京事件や従軍慰安婦、 日本の戦争責任を正面から知ろうともしないで 、どこかの誰かが書いた いい加減な与太を鵜呑みにするからこうなる 。」 ブロントさん「いい加減にしろよてめーぶっ殺すぞ こっちが礼儀正しい大人の対応してればつけあがりやがってよ 」 光太郎「現実から必死に目をそらして逃げ回るだけの愚かな臆病者よ。お前は一生、うだつが上がらないであろうwwwwwwwwwwwwww 」 ブロントさん「お前らは一級廃人のおれの足元にも及ばない貧弱一般人 その一般人どもが一級廃人のおれに対してナメタ言葉を使うことでおれの怒りが有頂天になった この怒りはしばらくおさまる事を知らない」 光太郎「ほらまたこの程度。悔しかったら議論してみろよ。できやしないんだろう?自分が正しいと思えるものしか議論はできないよな?!無知な屑どもがwwwwwwwwwww 」 ブロントさん「口で語るひまがあるなら手を出すべきだったな 完全に論破して終了したのでこのスレは終了 したがってレス不要です」 光太郎「お前ら、 僕のマイミクさん見てないの ?何人かは従軍慰安婦問題や南京事件に関して、長くネット上で議論してきた人で有名なblog主もいるんだよ。」 ブロントさん「そこまでだなお前のようなレスをスレ違いに書くやつはもう誰も相手にしない 今回の小沢代表の辞任で民主党支持者が激減し麻生の需要は上がるばかりの最中にそんな事を言っても念仏状態 今後そんなレスをしてもここはラーメンスレなので人工的に淘汰されるのが目に見えている」 光太郎「覚悟しておくようにな。お前は前から下らないまねをしていて気に食わなかったんだ。徹底的に論破して叩き潰してやるからな。 」 ブロントさん「地位と権力にしがみついた結果がこれ一足早く言うべきだったな?お前調子ぶっこき過ぎてた結果だよ?あまり調子こくとリアルで痛い目を見て病院で栄養食を食べる事になる」 光太郎「勝ったと思うなよ・・・」 ブロントさん「もう勝負ついてるから 今のがリアルでなくて良かったな リアルだったらお前はもう死んでるぞ」 その後ボコボコにして圧勝してやった 変な空間になったので俺はミステリーを残す為勝ちの画面になったと同時に家に帰ったが多分左翼界で伝説になってる ちなみにこの話は実際にあった内容で英語でいうとノンフィクション
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ギロカク民なら皆飲んでる天空烏龍茶 販促にことわざを考えてみたよ! あ 石の上にも天空 地道な基地外的性質の熟成により製作では地味なPも天空になれるの意 地道に良作を生産し続けることによって、基地外信者を呼び込み天空になれるの意 絵に描いた天空 ./ r ミi彡 . `, / ,,.- ;;人r ミ ...ヽ `, i ;;ノ" ` ミ i i .. 彡r / \ }` ,;} { 彡ノ -・=-, 、-・=- i j i .i シリ. ノ( 、_, )ヽ リ ノ l イ,ゞi ノ、__!!_,.、 jリノ i; リ ヽニニソ j,ツ l ミ、 ; / j. j ,iヽ、ヽ i、 、_ ノ . ノ. -ー " \ ヽ、 ..,,= " ノ i" ー-..,_ 鬼の居ぬ間の天空 P名公開前の作品を壮絶にdisること か 画竜天空 一見高邁な理想も、良く見ると天空的なこと 苦しい時の天空頼み ぎろかくに話題がない時、以前天空Pがしたことについて話してどうにかすること 天空Pの悪行に対して天空Pに切り返してもらうことを期待すること。大抵ぎろかく的に盛り上がるので。 転んだ先の天空 騒ぎを起して転んでしまったら天空化するよという意味 騒ぎを起して転んでしまったら天空がやってくるよという意味 さ 3人寄れば天空の知恵 天空同士で議論しているうちにすさまじい天空思想が出来上がってしまうこと た ちりも積もれば天空となる 小さな悪事や香ばしい行動も積もり積もると天空になってしまうよということ 天空多くして船山に上る 天空がやたらなだれ込んで来て議論をめちゃくちゃにしてしまうこと 天空去ってまた天空 ブログにこっくんがやってきて、落ち着いたと思ったらEZが来ること 特にtlo、最倒さんを指す 天空鳥が啼く 天空Pしかブログにいない様子 特にネギブログを指す 天空天下 天空の周りは天空だらけなこと 特に。先生周辺、ネギブログを指す 天空の手も借りたい あまりにネタがないため、天空に騒ぎ起してもらいたいと願うこと 特にぎろかく民を指す 慢性的な人手不足解消のため、文字通り天空Pの手を借りること 特に週マス編集部を指す 天空憎んでアイドル憎まず 天空にも頂点にもならない ぎろかくの話題にならない無名Pのこと、ある意味一番幸せ 天空の恥はかきすて 自分のブログではキチガイを相手にしない天空Pも 他人のブログに対してはキチガイじみた突撃をすること 特にこっくんを指す 天空のふり見て我がふり直せ 良い子はまねしちゃいけません 天空の耳に念仏 意味、書かなくていいよな? 天空の目にも涙 普通の人と精神構造が異なると思われる天空もときには涙することもあるということ 先生に動画を贈られた時のEZを指す 天空の友人に手を噛まれる 友達の天空的行動で被害を被ること 特にEZの友である。先生、こっくんの友であるtloを指す 天空の横好き 文章下手な癖に無駄に長文を書きたがったり、下手なフォローをしてしまうこと 天空は友を呼ぶ 似たような傾向を持つ者は自然に寄り集まるものであるということ 特に。先生周辺を指す 天空もぎろかくのにぎわい 例え普段なら大迷惑の天空も、ネタがないときは暴れてくれると暇つぶしになるという意味 天空爛漫 飾ったり気どったりせず、ありのままにdisったりファビョったりすること。 無邪気で、ほほえましくなるようなさま。 捕らぬ天空の皮算用 話題に飢えるあまり、無害なPまで天空化しようとすること 特にぎろかく民を指す な 情けは天空のためならず 何かしでかした天空をヘタに甘やかすと、また同じ過ちを繰り返すので 徹底的にdisっておくことべきということ 泣きっ面に天空 ぎろかくで祭られて悲しんでいるのに、さらに天空がブログにやってくること 能ある天空は爪を隠す 実績ある天空Pほど正体ばらしを切り札に取っておくこと 特に聖上を指す は 花より天空 頂点Pよりも天空Pネタを尊ぶこと Pもdisれば天空に当たる 他者を下手にdisると天空に纏わりつかれること、 転じてラッパーでもないのにdisなんてしないほうが人生平和だと言う事 ブログをつついて天空を出す 天空のブログにわざわざちょっかいを出して災難に合うこと 特にEZにリンクを貼った小島を指す 凡人も交われば天空になる 痛い子が周囲にいると気付かぬうちに影響されて天空的な行動を取ってしまうこと ま 身からでた天空 自らの過失で天空入りしてしまった人を指す ㌧、。先生以外のほぼ全ての天空を指す 無法、天空に通ず 無茶なことをすると天空になってしまうという意味 ら 両手に天空 こっくんとEZに同時にからまれること 特にtloを指す わ 笑う門には天空来る 他人を笑っている内に、いつの間にか自分が天空Pになってしまうこと 特にtloや相関図を指す 本日 - 人 昨日 - 人 合計 - 人
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往相回向とは、浄土真宗の重要な教義で、還相回向(げんそうえこう)に対する言葉である。中国の曇鸞の主著『論註 』のなかに、 自分の行じた善行功徳をもって他の人に及ぼし、自分と他人と一緒に弥陀の浄土に往生できるようにと願うこと が往相回向であるとする。 親鸞は、往相回向も還相回向もともに、阿弥陀仏によって回向された他力によるものであるとして、自分の力をたのんで善行功徳を行じる自力を排し、すべてが阿弥陀仏の本願力によるものであるとした。 教行信証 つつしんで浄土真宗を案ずるに、二種の回向あり。一つには往相、二つには還相なり。往相の回向について真実の教・行・信・証あり。(教行信証) とある。それぞれを、親鸞は次のように説明している。 教 それ真実の教を顕さば、すなはち『大無量寿経? 』これなり。この経の大意は、弥陀、誓を超発して、広く法蔵を開きて、凡小を哀れんで選んで功徳の宝を施することを致す。釈迦、世に出興して、道教を光闡して、群萌を拯ひ恵むに真実の利をもつてせんと欲すなり。ここをもつて如来の本願を説きて経の宗致とす、すなはち仏の名号をもつて経の体とするなり。 行 つつしんで往相の回向を案ずるに、大行あり、大信あり。大行とはすなはち無碍光如来の名を称するなり。この行はすなはちこれもろもろの善法を摂し、もろもろの徳本を具せり。極速円満す、真如一実の功徳宝海なり。ゆゑに大行と名づく。しかるにこの行は大悲の願(第十七願)より出でたり。すなはちこれ諸仏称揚の願と名づく、また諸仏称名の願と名づく、また諸仏咨嗟の願と名づく、また往相回向の願と名づくべし、また選択称名の願と名づくべきなり。 信 つつしんで往相の回向を案ずるに、大信あり。大信心はすなはちこれ長生不死の神方、欣浄厭穢の妙術、選択回向の直心、利他深広の信楽、金剛不壊の真心、易往無人の浄信、心光摂護の一心、希有最勝の大信、世間難信の捷径、証大涅槃の真因、極速円融の白道、真如一実の信海なり。この心すなはちこれ念仏往生の願(第十八願)より出でたり。この大願を選択本願と名づく、また本願三心の願と名づく、また至心信楽の願と名づく、また往相信心の願と名づくべきなり。しかるに常没の凡愚、流転の群生、無上妙果の成じがたきにあらず、真実の信楽まことに獲ること難し。なにをもつてのゆゑに、いまし如来の加威力によるがゆゑなり、博く大悲広慧の力によるがゆゑなり。たまたま浄信を獲ば、この心顛倒せず、この心虚偽ならず。ここをもつて極悪深重の衆生、大慶喜心を得、もろもろの聖尊の重愛を獲るなり。 証 つつしんで真実の証を顕さば、すなはちこれ利他円満の妙位、無上涅槃の極果なり。すなはちこれ必至滅度の願(第十一願)より出でたり。また証大涅槃の願と名づくるなり。しかるに煩悩成就の凡夫、生死罪濁の群萌、往相回向の心行を獲れば、即のときに大乗正定聚の数に入るなり。正定聚に住するがゆゑに、かならず滅度に至る。かならず滅度に至るはすなはちこれ常楽なり。常楽はすなはちこれ畢竟寂滅なり。寂滅はすなはちこれ無上涅槃なり。無上涅槃はすなはちこれ無為法身なり。無為法身はすなはちこれ実相なり。実相はすなはちこれ法性なり。法性はすなはちこれ真如なり。真如はすなはちこれ一如なり。しかれば弥陀如来は如より来生して、報・応・化、種種の身を示し現じたまふなり。 他力 以上のように、凡夫が浄土に往生する相(すがた)を、教・行・信・証とで説明する。教とは無量寿経に説かれる阿弥陀仏の発願の経緯と、その願そのものと、仏の智慧と慈悲によってすべてが回向されていることを明かす。行とは、凡夫が往生のために行う行ではなく、阿弥陀仏が行じ終わってその功徳を凡夫に回向するとする。信も、凡夫が阿弥陀仏を信じるのではなく、本願の力によって信が凡夫に回向されるものであり、証もまた阿弥陀仏によって仕上げられたものであり、それが回向されるとみるのである。 このように、教行信証すべてが阿弥陀仏によって仕上げられて、それが凡夫に回向されていると見ることから、他力回向といい、他力本願と言うのである。
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威張って理解してない人じゃなくて理解してる人教えて。開幕は信置(統率3)計略使って16c依存。統率3で計略使ったら6cじゃないの?初心者の威張ってる人はスルーしてください。 - 名無しさん 2011-12-27 17 52 35 まず理解しといて欲しいのは 計略には基礎時間と統率依存があるってこと 基礎時間は統率0で計略を使った時間でそれに統率分の時間が追加されてる 信置の場合は 基礎時間6.3c+統率3*統率依存4.2cで18.9c になるってこと - 名無しさん 2011-12-27 18 10 31 あれっ? 計算式か何かミスったかな? 16cになってないじゃん… - 名無しさん 2011-12-27 18 13 16 信置の精鋭戦術は18.8c(45秒)。16cってのが間違えている。 - 名無しさん 2011-12-27 19 00 34 ※感想、雑談、予想、質問はお控えください。って書いてあるのに、何で理解出来ないのかな? 雑談ページでやろうね、そういう事は - 名無しさん 2011-12-27 19 16 05 統率依存上昇、意味・・・・分かるか? - 名無しさん 2011-12-27 07 27 49 質問の意味がわからんが、統率依存って言葉の意味がわかるかって事?少なくとも俺は普通に分かるし、初心者とかの分からない人に補足するとしてもここじゃ無いよね。 - 名無しさん 2011-12-27 10 06 22 多分↓の「信置が16c~」に返信したかったんだと思うんだ - 名無しさん 2011-12-27 11 23 56 「上昇」じゃなくて「増加」とか、そういうこと? - 名無しさん 2011-12-27 17 27 27 最近の頂上で信置が素の状態から16c計略続いてたんだけど・・ここだと6cになってるけど。 - 名無しさん 2011-12-27 04 21 41 6cは基礎時間な - 名無しさん 2011-12-27 06 06 16 早駆け遅くなってる? - 名無しさん 2011-12-25 16 03 14 公式に修正情報がないから変わってないかと - 名無しさん 2011-12-25 19 20 30 掛かれ柴田の陣が自分中心から前方中央に変わってるように思います。 - 名無しさん 2011-12-25 00 15 23 そもそも掛かれ柴田は自分中心じゃない。初期から柴田が前に出ていて陣は後方に広い形 - 名無しさん 2011-12-25 00 49 24 池田のチャージ時間短縮は公式に記載されてないみたいだけど - 名無しさん 2011-12-24 20 21 33 体感ですが早くなってるように思えますよ。奥義之太刀と大差ない感じでしたが、前からそうでしたか? - 名無しさん 2011-12-24 23 35 40 土屋12C→15Cと検証された方からの情報です - 名無しさん 2011-12-23 22 56 44 慈愛の陣、体感ですが縦幅が1.2→1.6枚分に拡大。横幅が2.3→4枚分に拡大。横幅は戦場の半分よりほんの少し小さい程度でした - 名無しさん 2011-12-22 09 03 35 横幅は3枚分でした。 - 名無しさん 2011-12-23 11 08 07 蛍射程距離短くなってませんが - 名無しさん 2011-12-22 08 53 25 一揆の陣 カウント変わらず回復量増加 65ぐらい 手猿楽 カウントほぼ変わらず減少値が最大14にUP 一向宗の念仏 速度低下値が増加(オーラの維持が不可能に) たぶん0,7倍速かと 範囲は全部微量広がってるかもですが、確定ではないので範囲は置いておいてください - 名無しさん 2011-12-22 04 30 32 範囲拡大は手猿楽のみでした - 名無しさん 2011-12-22 04 34 35 猿回しは効果時間短縮でした - 名無しさん 2011-12-21 18 44 13 範囲等は変更なしということで? - 名無しさん 2011-12-21 20 01 02 精鋭戦術、統率5で27.2→27Cなので実質全員下方です。 - 名無しさん 2011-12-21 17 25 51 堕落の陣武力-4から-5に武力低下が上昇です。時間、範囲の変化は不明 - 名無しさん 2011-12-21 13 33 50 魅力の数で数値変わるんだが、魅力持ちが何人の時にいくつ下がったか書いて貰えないと反映しようがない。詳しく頼む。 - 名無しさん 2011-12-21 13 38 54 堕落で魅力によって変化するのは数値じゃなくて範囲な - 名無しさん 2011-12-21 13 46 44 武力は-4のままだよ - 名無しさん 2011-12-21 17 05 50 朝比奈信置の計略hs - 名無しさん 2011-12-21 08 29 34 朝比奈信置の計略は統率そのままで約18Cでした。 - 名無しさん 2011-12-21 08 30 53 孔明の1部隊17Cってマジですか?馬場孔明とかぶっこわれてない? - 名無しさん 2011-12-21 06 48 02 ※感想、雑談、予想、質問はお控えください。 コメントする前に冷静になってくれ - 名無しさん 2011-12-21 08 20 45 大した事ではないんだけど。低下値上昇とか上昇値低下とかだとちょっと分かりにくいので、編集する肩は計略の変更点を「増加」「減少」になるべく統一してくれるとありがたいです。武力上昇値減少、低下値増加って感じで - 名無しさん 2011-12-21 03 22 38 正確には、範囲は「拡大・縮小」、効果時間は「延長・短縮」、武力統率やダメージとか基本は「増加」「減少」で、ってところか。これはページ内に埋めておいてもいいかな - 名無しさん 2011-12-21 04 23 06 自身では未確認なんだけど、プレイしてきた友人曰く蛍は射程じゃなく効果時間っぽいとか、誰か検証した? - 名無しさん 2011-12-21 03 02 22 検証したよ。31秒→27秒 - 名無しさん 2011-12-21 03 04 07 射程も若干短くなってる 前は貫通射撃ぐらいの長さはあったけど、今はそんなにない - 名無しさん 2011-12-21 11 38 01 火遁3.5割、足軽の白い部分が無くなるぐらいでした - 名無しさん 2011-12-21 02 07 58 信勝が織田000 になってるのは間違い? 直せる人お願いします - 名無しさん 2011-12-21 00 01 34 傾城舞踊試してきました。魅力持ち諏訪姫のみで、最速で74Cから舞踊開始。残り7Cで落城でした。 - 名無しさん 2011-12-20 21 54 49 一向宗の念仏 17cぐらいで範囲が戦場の4分の1でした。低下率は調べてないのでわからないです…… - 名無しさん 2011-12-20 21 40 39 阿修羅の銃弾↑なのに青色になってます - 名無しさん 2011-12-20 21 19 50 利家が若干短くなった気がした 気がしただけかもしれない - 名無しさん 2011-12-20 21 10 27 公式に変更が上がってないから気のせいだろうさ。 - 名無しさん 2011-12-20 21 41 31 ここまでを軽く反映。数値とかは検証してないので未記入。 - 名無しさん 2011-12-20 21 05 30 直虎範囲が狭くなった 回復量、効果時間は変わってないと思う にしても何も悪さしてない遊び場はどうして修正食らった - 名無しさん 2011-12-20 20 22 23 火遁試してみたが大体3~4割になってた、範囲は変わらず - 名無しさん 2011-12-20 20 12 46 蛍の射程Upが今の孫一と同じくらいでした - 名無しさん 2011-12-20 19 03 43 無二の武力上昇+3でした。 - 名無しさん 2011-12-20 16 17 41 風林火山、元々四割回復だと思いますが、どうでしょう。 - 名無しさん 2011-12-20 14 35 02 ニコ生内では「回復量増加」は言ってた。Ver1.04で4割になってるので、45%ぐらいになってるってことかと - 名無しさん 2011-12-20 14 40 37 元々は35%というところ 動画見る限りでは45%回復になってたから 増加であってると思う - 名無しさん 2011-12-20 16 19 00 公式発表分を追加 - 名無しさん 2011-12-20 14 00 57 小笠原、範囲縮小でした。効果時間は正確に計ったわけじゃないけど同じのはずです。 - 名無しさん 2011-12-20 13 09 19 前verで猛威振るったわけでも無いのに何で下方修正なんだろ… - 名無しさん 2011-12-20 14 00 21 たまに意味のない修正とかするから、その一環ではないのですかね? でも本当になんでだろう。 - 名無しさん 2011-12-20 19 53 32 池田の武力上昇は元から+5だよ - 名無しさん 2011-12-20 12 55 24 メニューのver情報のリンクを1.11Cから1.11Dに変えていただけませんか? - 名無しさん 2011-12-20 12 24 46 千代武力プラス4 - 名無しさん 2011-12-20 10 36 23 公式に計略変更の↑↓だけは来た。またぞろニコ生の→と↑↓が違うヤツがちらほらいるんで面倒だなヲィ - 名無しさん 2011-12-20 10 34 27 力萎えの罠マイナス4、緊縛の呪い自分に7c、統率1に10cぐらいかな。 - 名無しさん 2011-12-20 10 26 03 無二が武力上昇3効果時間6cぐらい - 名無しさん 2011-12-20 10 23 44 一蓮托生の範囲は直径が戦場の半分に。効果時間は調べてない。ゴメン - 名無しさん 2011-12-20 10 20 39 情報ありがとうございます書き込み見たかぎり精鋭は妥当な修正っぽいですね - 名無しさん 2011-12-20 08 22 13 仕事が早いなw - 名無しさん 2011-12-20 01 13 32 ちなみに、これ以外にも修正はあります。ニコ生見てない人へ - 名無しさん 2011-12-20 00 56 18 上条さんUCだよね? - 名無しさん 2011-12-19 23 08 51 そうです!上杉043上条 政繁ですね。武将名が違うだけですね。 - 名無しさん 2011-12-19 23 32 47 今孔明時間1掛け>3>2って言ってなかった? - 名無しさん 2011-12-19 22 38 44 今日のニコ生での情報も書き込んでくれるとうれしい - 名無しさん 2011-12-19 12 49 57