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異世界さつまいも農家山中さん ~山中さん流根菜の流儀~ 『異世界さつまいも農家山中さん ~山中さん流根菜の流儀~ 』とは、Twitterを発祥とする日本の小説作品である。 原作者は邪竜ファヴニール、イラストレーターは結城。 目次 異世界さつまいも農家山中さん ~山中さん流根菜の流儀~ 目次 概要 テーマ あらすじ 構成 世界観 登場人物山中さん陣営 クリストファー邸 料理人四天王 魔王陣営 魔法 スピンオフ ギャラリー 重大なネタバレ 概要 所謂「異世界転移モノ」。 魔法×バトル×農業×日常を主軸に、全編通してコメディタッチな作風で描かれている。 テーマ 生命の循環と農業が繋ぐ人の絆 当初は「農業が繋ぐ人の絆」のみが作品テーマだったが、決定から半日も経たないうちに変更された。 あらすじ 日本で根菜農家を営む山中草二郎は、妻のひろみと共に日々根菜農業に精を出していた。 ところがある朝目覚めたとき、草二郎がいたのは全く見知らぬ土地であった! …しかし、彼が動揺したのもほんの束の間。近くに鍬があることに気付くと、戸惑いの表情は微笑みに変わる。 かくして、山中草二郎はこの見知らぬ土地において、また一から根菜農業を始めることを決意したのであった。 これは、そんな根菜をこよなく愛する農家と、根菜が紡ぐ一期一会の物語。 構成 本作は現在「魔王討伐編」と「日常編」の二部構成である。 魔王討伐編では魔王を打倒するまでのタイムラインが描かれ、主に「農地開拓編」「男爵成敗編」「王都旅行編」「魔王進軍編」の四章からなっている。実際に魔王及び魔族と本格的に戦っているのは、このうち「魔王進軍編」のみである。 また、スピンオフ作品が数本作られている。 世界観 ■ 建築様式や文明の発達度は基本的に現実世界の中世~近世と類似している。 ■ 舞台となるウブリンコ王国は立憲君主制を採用しているが、緊急時には国王が絶対的な権限を握る非常時大権が策定されている。 身分制度も存在し、貴族階級はそれぞれの領地を有して領民から税を徴収できる。 国王は世襲制だが、継承候補者が複数いる場合国民投票によって正式な後継ぎが決定する。先代の国王は謁見中に脱糞し退位した。 ■ 実はウブリンコ王国のある大陸は世界の100分の1ほどの大きさに過ぎず、海の外にはいくつかの国が存在している。 ■ 種族は大雑把に人間族・亜人族・魔族の三つに区分される。 人間族 知性も運動能力も基本的に現実世界の人間と大差ないが、それぞれの有する属性に応じて魔法を扱える。魔法について詳しくは後述。 亜人族 全部で7種存在する。著名な種族は4種族で、あとは少数種族。基本的に人間に友好的だが、一部魔族に味方する種族もいる。また、現在は種族の一つとして数えられているゴブリンは、元々は魔族として数えられていたが、魔族とは違う独自の進化を遂げているため、別として数えられるようになった。 ▶️エルフ 絶滅危惧種レベルに希少な種族。基本的に人里離れた場所で暮らしているが、人間に興味を抱いた者は人間社会に紛れて生活している。 寿命は1000年と長いが繁殖力は低い。20歳で成人になったのちに外見面での老化が止まり、その姿のまま長時間生き続けるが、死ぬ前の50年で急激に老化する。 ほかの種族に比べ、空気中から魔力を吸収する器官が発達しており魔族と同等かそれ以上に上手く魔法を行使出来る。 ダークエルフ エルフの一種。エルフの開祖の内の禁術に手を染めてしまい魂が黒化しまった者の一族。 約200年前の戦争によりクリスチャン1人を残し全滅。黒化した魂も開放された。 ▶️ドワーフ 人間に友好的な種族だが、その理由は主に利益。 平均寿命は250~300歳、平均身長は180~195cm。荒れた台地にも耐えうる屈強な肉体を持つ種族で、若い頃は鉱山での採掘作業など肉体労働を行う。しかし死ぬ前の50年で急速に身長が縮む代わりに感覚が冴えるようになり、以後職人として働くようになる。 人間がドワーフに対して、身長が小さいイメージを持っているのは他種族の前に出てくるのは職人ドワーフで、若く大きいドワーフは人目のつかない鉱山で働いているから。 魔族 人間に敵対的な種族で、体内に魔力を有している。これを結晶化させたものがコアと呼ばれる魔族の心臓部である。 魔族を統率するのは魔王と呼ばれる存在。魔王はあらゆる魔族の体内魔力を操ることが可能なため、魔族は本能的に魔王を畏怖し従っている。 上級魔族・中級魔族・下級魔族がいる。 ▶️上級魔族 魔王直々に生み出され名付けられる。高い能力の持ち主。 ▶️中級魔族 上級魔族の上質な髪の毛から生み出される。種族名に米井がつく。 ▶️下級魔族 上級魔族の髪の毛から生み出される。種族名に山口がつく。専ら囮役。 ■ 火薬や火器の類いも存在はしているが、コストパフォーマンスの関係で使われることは少ない。魔力を付与した剣などの近接武器が主に使われる。 ■ 貴族階級は娯楽として演劇の鑑賞を嗜んでいるが、庶民にまでは浸透していない。 ■ 交通手段は基本的に馬を用いているが、貴族階級の場合転移魔法によって望む場所に自由に移動できる。 ■ 宗教の詳細は不明だが存在はしている。 ■ 阿片が存在しているが基本的に禁止されていない。幻覚作用を及ぼす謎の草として扱われている。 ■ 医療には魔法を用いたものと薬草や技術によるものに区別される。以下に詳細を示す。 治癒魔法 簡単な魔法。外傷のみ対応可能。軽度の怪我なら対処できるが重傷や病気の類には不完全。 高度治癒魔法 重傷や病気にも対応可能だが、部位欠損の場合長時間が経過していると治せない。また、とある宗教組織が技術や呪文の類を独占しており、法外な治療費が必要となる。 医者 高度治癒魔法を受けられない民間人などを相手に商売している。魔法よりも培った技術や薬草などへの知識を用いて医術を行う。ほとんどの国民は高度治癒魔法を受けられないためこちらが主流。免許制であり試験の突破が必要である他、様々な制約が課される。 大別して薬草医と外科医の二種類が存在する。 ■ 医療は ·薬草医療 ·外科医療 ·魔法医療 の三種類から構成される。 登場人物 詳細は登場人物(異世さつ)を参照のこと。 山中さん陣営 ■ 山中草二郎(30) 今作の主人公。愛称山中さん。 現代の日本で妻のひろみと根菜農業を営んでいたが、ある日異世界に飛ばされてしまう。根菜にかける情熱が凄まじい。 ■ 根菜くん マダツボミ山中さんの相棒である突然変異体の植物性動物。 転生時に山中さんが着ていた服のポケットに入っていた種を土に埋めたところ誕生した。第二形態で怪物化する。 ■ ひろみ(21) 山中さんの妻。 現実世界の日本で山中さんと一緒に農業を営んでいたが、ある日山中さんが異世界に飛ばされてしまう。しかし山中さんを想う愛の力によって意識だけ異世界に飛ばすことに成功し、以後生霊として山中さんをサポートする。旧姓佐竹 ■ イシヅカ(43) 異世界の住人。元王都騎士団団長。現在は引退しており、異世界に転移してきた山中さんと意気投合している。 クリストファー邸 ■ クリストファー男爵(18) 山中さんが飛ばされた異世界の僻地を治める男爵。名君で魔法の素養も天才的だが、極度の根菜嫌い。 ■ クリスティーナ(18) 男爵の許嫁。彼女が魔王に攫われたことをきっかけに、男爵達は魔王討伐の旅に出ることになる。 ■ クリス(18) クリストファーのボディガードを務める女性。 ■ ポテトくん 元野良猫。数日飲まず食わずで倒れかけていたところをクロードに救われる ■ 雑草くん ナゾノクサ根菜くんのライバル。 料理人四天王 ■ クロード(41) クリストファー邸の料理人であり、料理人四天王のトップである。通称「肉料理の鬼才」。 ■ クリファ(16) クリストファー邸料理人四天王の2番手。通称「海鮮料理の異端児」。 ■ クリード(53) クリストファー邸料理人四天王の3番手。ドワーフ族。通称「中華の達人」。 ■ クリスチャン(564) クリストファー邸の執事長であり料理四天王の4番手。男爵の教育係。エルフ族。通称「デザートの麒麟児」。 魔王陣営 ■ 魔王 通称ヌポポ沢ヌポポ。 魔族を全滅させられるのを恐れ、また魔王として完全な存在となるためクリスティーナを攫う。 ■ キョンシー 魔王に仕える女性魔族。 魔法 ■ 異世界には魔法が存在する。 魔族のコア(魔石)を摘出して砕き大気中のマナと反応させることで、人間でも魔法を行使することが可能になる。魔法の性質は各人がもつ属性によって変化する。 なお、高度な教育を受けた貴族階級の人間は大気中の魔力のみによる魔法行使が可能である。過度な行使は疲労や内臓器官の損傷をもたらすが、精度や効果の点においては魔石使用の魔法より遥かに優れている。 ■ 本来魔法の素養は誰であれ有しているのだが、それを高度に扱うには相当の時間と費用を必要とする教育を受けねばならない。そのため、高度な魔法の行使は実質的に貴族階級の特権となっている。訓練を受けていない一般人が一度に使える魔力の量は銃弾一発程度。 ■ 無加工の魔石は人間では使用できず、人間が使えるように加工するための魔石職人が存在する。彼らは一般階級であるが、魔石を流通させるのは貴族階級の人間。 ■ 魔石の価格はピンキリだが、軽く火をつける/部屋を涼しくする程度ならば子供の小遣い程度。ただし、魔石職人の手によって未成年が扱える魔石の種類は制限されている。 ■ 魔石を同時に複数使用することは理論上可能だが、そのぶんの魔力を扱えるだけのキャパを要するため困難。 ■ 魔石を使用する魔法の他に、文字を刻んで魔法を行使する刻印魔法が存在する。文字を刻むのはドワーフにしかできない。 ■ 刻印魔法が刻まれたアイテムは人間なども使用できるが、起動には少量の魔力が必要である。加えて刻印魔法を使用するアイテムは高価であるため、実質的に貴族階級にしか出回っていない。これらアイテムの例としては、照明や転移魔法用のサークルなどがある。 ■ 一般人が使用するアイテムの中には、魔石から魔力を抽出して扱うものがある。 ■ ファイナル機械の"グラウンド・ゼロ"に対抗する唯一の手段として種族ごとに伝承される禁術と呼ばれる禁忌の魔法が存在する。例として大陸を滅ぼすほどの絶大な破壊力を有するものがあるなど、その効力は極めて強い。しかし必ず相応の代償を払う必要があり、魔法の効力を強めれば強めるほど多くの同胞の死や広範囲の土地の長期的枯渇といった甚大な被害をもたらす。 ■ 種族ごとの禁術の伝承法は以下の通り。 人間 血縁の記憶によって継承され、一度薄れても希に隔世遺伝のような形で発現する。 エルフ 書物の形で受け継がれるが、かつて手を染めたことでダークエルフとなった者にその書物は押し付けられ、以来エルフの間では禁術の伝承は途絶えている。 現在禁術を知るのはクリスチャンのみだが、禁術を記録した書物は未だ残り続けている。この書物は破壊がほぼ不可能といえるほど困難かつ強力な封印にも極めて複雑な手順が必要である。 ドワーフ 現時点では不明。 魔族 血によって遺伝する。また、 打倒者が変貌するシステムの魔王そのものが一つの禁術である。 スピンオフ 本作には現在、以下のスピンオフ作品が存在している。 ■ 異世界食用植物根菜くん 主人公は根菜くん。ポテトくんが初登場する。 ■ 異世界肉料理専門料理人クロード~クロード流肉焼きの流儀~ 主人公はクロード。何故彼は肉料理しか作れなくなったのか、その過去が語られる。 ■ 異世界ボディーガードクリス~クリス流護衛の流儀~ 主人公はクリス。本編では描かれることの少ない彼女の内面を掘り下げた、クリスファン必読の一冊。 また、番外編として「異世界さつまいも農家山中さん 合コンの流儀、若かりし頃の物語」が単行本第2巻に収録されている。 ギャラリー イラスト作品は異世さつ美術館を参照のこと。 小説作品はNOVELSを参照のこと。 重大なネタバレ …実は、この作品には本文が一文字たりとも存在しない。 ここに挙げ連ねたような設定と正史に含まれることのない外伝小説のみが存在し、その設定さえも朝令暮改という言葉がそのまま当てはまるように更新を繰り返すのが最大の特徴である。
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平 均子 たいら のりこ 成績は平均点、外見は10人並、身体能力は平均タイムというごく普通すぎる少女 願いはベッタベタに「不老不死」 変身後の姿はベタな魔法少女スタイル、変身後のSGはコンパクト型で胸に付く QBから一言「彼女は本当に普遍的な人間だったよ。お蔭でいいデータが取れたね。」 魔女化:平凡の魔女
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safari、Firefox、iOS12以降で正常に表示されます(他のブラウザはスマホ用Emojiに対応していないものがあります) ★8巻 名前 コメント 【第50話ダンプリング】ヒポグリフのダンプリング 19日目朝食 🥟 登場する魔物: 料理: 世界観・シナリオ等 パーティー全員発熱で寝込む 「名前呼んどきゃ許されると思ってないか?」 種族変更 ライオス:ドワーフ 長命種 三角座りしにくい すぐ腹が減る センシ:エルフ 耳が長い 薔薇背景を使える マルシル:ハーフフット 魔力が弱い チルチャック:トールマン イヅツミ:猫耳コボルト 表紙:1巻表紙セルフパロディ 迷宮が変化し道が変わる 貯水庫へ戻る選択をする チェンジリング伝説の真相が判明 イヅツミ「こいつの布団の中が一番あったかい」 戻るつもりが最初の目的地「最奥の扉」に来てしまう 扉前に他の冒険者のキャンプ(焚き火)跡、扉は開いていないので転移術で地上へ戻ったか ケン助が成長し扉の鍵を開錠 ガーゴイル2体と戦闘 ≪最奥扉後≫ 扉奥へ逃げ、ドワーフの遺物へ ●ヒポグリフのダンプリング エルフとドワーフが戦争をしていたことがあり、その防衛拠点 名前 コメント 【第51話ダンプリング2】ダンプリングをフェアリーリングでチェンジリング 19日目昼食 🥟🍄 食 登場する魔物:ガーゴイル 料理: 世界観・シナリオ等 51話 表紙:種族別一覧 ハーフフットのセンシが人気 ライオス26歳(センシから見ると推定60歳) ドワーフはトールマンの2倍半の寿命 ハーフフットの平均寿命は50歳「マルシワシワ」 トールマンの寿命は60才くらい ハーフフットマルシルがガーゴイルの近づいてくる音を聞き分ける ケン助がチェンジリングで変化する ガーゴイルをチェンジリングで変化させる (ガーゴイルが真実の口、小便小僧、になっているのは雨樋(吐水口・とすいこう)として使われた用途つながり) 小便小僧の水で風呂に入る 真実の口でダンプリングを別メニューへ変化させる ●ダンプリングをフェアリーリングでチェンジリング 風呂に入り洗濯したおかげで元の種族に戻る イヅツミがチルチャックの布団で2度寝 名前 コメント ≪地下1≫ 【第52話ベーコンエッグ】それぞれの食卓 それぞれの人生 ※回想のみ、登場したのはドライアドの種を炒ったお茶 19日目間食 🥓🍵 登場する魔物: 料理: 世界観・シナリオ等 表紙:上から「ライオス&ファリン」「魔法学校」「チルチャック」「センシ」「タデとイヅツミ」 ドワーフの遺跡で自動トロッコ ●ドライアドの炒った種でお茶 ライオスが加熱の魔方陣を描く ライオスの生い立ち 「なんという将来設計のなさよ」 ファリンの生い立ち(四季の移り変わりが人気) イヅツミ百面相 『ファリンの竜の部分を食べる』案 1有翼の獅子の開放 2狂乱の魔術師の無力化 3ファリンを食べる 西のエルフ6人+妖精2人・カブルー・シュロー・ナマリがダンジョンへ コモドドラゴン(コモドオオトカゲ:舌の出し入れが炎に見える「21世紀のドラゴン」。歯の間に毒管を持っている。卵 生で雌の単為生殖が可能。) ヴェロキラプトル(羽毛恐竜の一種。中型犬程度の大きさで体長2.07m高さ0.5m重量15kgと推測されている。映画「ジュ ラシックパーク」では名称だけを流用し体長2m、体重80Kgで表現され誤解を招いた。) ワーム:本来は蛇の意味。虫のワーム (Worm)と竜属のワーム(Wurm)があり、ここでは後者のこと。神話上の古フラ ンス語、古英語が由来でワイバーン(wyvern/wivern)に 変遷していく。古フランス語では蛇のほか、賢いという意味を 持ち、英語のWiseの語源になっている。 ラテン語・ギリシャ語由来だとドラゴンであり、恐竜化石の発見以降は羽や足が足され後世に同一視されていく。 キリンの頭骨は竜が存在する証拠とされたことがある。 ムシュフシュ(別名:シリシュ。古代メソポ タミア文明のバビロニア(バビロン)、現在のイラクにあるテル・アスマル 遺跡(世界最古のトイレ遺構がある)からの神話に出てくる、首から上は蛇・猫の前 足・後ろ足は竜の鉤爪という想像上 の生物。紀元前560年頃のバビロン市中央北入口の門「イシュタル門」(現在はドイツのペルガモン博物館に本物に新し い タイルを足して復元)の彫刻にあるように4足歩行のライオンに似た獣だが、名前の由来「赤い竜」からファンタジ ーでは爬虫類として扱われることが多い) 『…・・・3トン以上あるとして5人で頑張って1日1キロずつで完食に2年弱』 3000kg/5人=一人あたり600kg、つまり1日1kgなら600日かかる。それを365日で割ると1.6438年で1年7ヶ月24日 この考え方を基本に持ってくるのは経営論のOR(オペレーションズリサーチ。コンビニの在庫管理など)、または工業数 理(電子回路設計) P445でファリンがやっているのは「ハノイの塔(ソートアルゴリズムの例題)」なので、 情報処理技術者検定試験に出てくるテープメディアの容量計算からの着想か。 ナマリとシュローは情に訴えればいける 名前 コメント 【第53話地下1階にて】通称カナリア―迷宮制圧特殊部隊! ⛵️🧝🏻♀️🧝🏻🧝🏾🧝🏼♂️🧝🏻♂️🧚🏼♀️🧚🏽♀️ 登場する魔物:人間・ドワーフ? 料理:無し(あえて出すならエルフの耳) 世界観・シナリオ等 53話扉絵は本誌掲載時から顔の向きと影に加筆修正されています ダンジョン飯ヒットにより作者のエンゲル係数(出費に占める食費の割合)が下がりすぎたため、作中にも飯が出なくな った 名前 コメント 【第54話地下1階にて その2】迷宮 それは甘い罠 登場する魔物:歩き茸の大群、大茸(おおきのこ)、魚人、刃魚 料理: 世界観・シナリオ等 1ページ目に『迷宮の育ちかた』LV.1-5まで防災ポスター風に解説あり 地下1階に巨大キノコ3体、1隊はミスルン隊長が4階の地下池に転移させた カブルーが迷宮の主を発見 パーティは6人以内が推奨(人間が集まりすぎると魔物が多量に寄ってくるためP462) 名前 コメント 【第55話地下1階にて その3】愛すべき隣人たち!}🍄🍄🐕🕳️ 登場する魔物:チェンジリングの大歩き茸 人間(カブルー)・エルフ(西のエルフ)・オーク(イヅツミ)・ノーム(ライオス)・ドワーフ(チルチャック)・ハーフフッ ト(センシ)・オーガ(マルシル) 料理:ハンバーグのチェンジリングソースがけ 世界観・シナリオ等 表紙でライオスの隣人はケン助、ファリンの方が頭一個高い カブルーが主人公になった ファリンキメラ再登場 狂乱さんは浅い階では普通の人かわいい チェンジリング再び、センシがハーフフットになる 西のエルフ隊長(転移できる)とカブルー、キメラファリン(飛べるはず)とシスル(狂乱の魔術師)が床を崩落させて下層階へ落下 最終コマでイヅツミが、「キノコうまい」とキノコを食べられるようになっている 名前 コメント 【第56話バイコーン】 👎🍔🐴 登場する魔物:バイコーン(二角獣(にかくじゅう)) 料理:ミルクとナッツのポリッジ(朝食)、カリカリ茸とサンドイッチ(シロップ) 世界観・シナリオ等 トロッコで古代ドワーフの都市跡に到着 『ダルチアンの一族』全24巻 ハーフフットは14歳、トールマンは16歳で成人する(ハルタVol66 P338) P313 〃∩ ∧__∧ ⊂⌒ ( ・ω・) あーぬこきたぬこ `ヽ_っ⌒/⌒c ,.ヘ_ヘ ⌒ ⌒ ( ) u,__っ) )))) 〃∩ ∧__∧ ⊂⌒ (・ω・ ) あーぬこいっちゃうぬこ .ヘ_ヘ, `ヽ_っ⌒/⌒c ( ) ⌒ ⌒ u,__っ) ))))) あー 秒速1mで移動する不思議な点Pきた点Pがきた 〃∩ ∧_∧ ⊂⌒( ・ω・) \_つ_つ ●P三 あー 秒速1mで移動する不思議な点Pいっちゃう点Pがいっちゃう 〃∩ ∧_ ^ ⊂⌒(・ω・ ) \_つ_つ ●P三 自分達のグループを堕落させようとするリーダー格 ごく稀に、カルマを低下させないとクリアできないクエストが存在するゲームがある ペーペー時代のチルチャック ファリン:断れない女 ライオス:一応リーダー シュロー:異国人(脱退) マルシル:うざい女友達(単行本で修正されている) ナマリ:武器フェチ 不明男性:臨時 不明女性:婚活女(脱退) 嫉妬 強欲 高慢 怠惰 不貞 憤怒 暴食 「七つの大罪」は聖書による悪魔崇拝として知られているが、元は宗教ではなく ギリシアの哲学者アリストテレスの「美徳があるから悪徳がある」という主張によるもの。 アリストテレス(人名としてではなく哲学の分類)では 『勇気、自制心、寛大、魂の偉大、怒りへの適切な対応、親しみやすさ、機知』の8つが美徳とされ、(思慮深さが抜け てませんか…) その対になっているのが七つの大罪の基盤。 エウアグリオス・ポンティコス(345-399、エジプトの聖書研究者)による著書「修行論」の第6章に「八つの枢要罪」が あり 宗教でも初期は八つだった。それぞれ悪魔による誘惑に位置づけられている。 『1 傲慢、2 虚栄、3 憤怒、4 怠惰、5 嫉妬(悲しみ)、6 強欲、7 暴食(胃痛)、8 売春』※罪深い順 現在、聖書で対になっているものは「霊の実」とされ、9つに増えている。(ガラテヤ人への手紙 5 22,23)日本聖書 協会共同訳 「愛、喜び、平和、辛抱強さ、親切、善良、信仰、温和(おんわ 柔和ではない)、自制」 ローマ教皇のグレゴリウス1世が「虚栄」を消してしまい、それ以降は「七つの大罪」になった。 ※現代の聖書に「七つの大罪」そのものは出てこない ※よく聖書は文字が数えられるほど正確だったとされるが、これは写本や印刷物では大昔から現在でも当然の事であり 、 聖書考古学によって内容には大幅な変遷があったことがわかっている。 そのため中東ではイギリスやイタリアで作られた(モーセ五書を除く)聖書があまり信じられておらず聖書の続編であ るコーランが主流。 日本でも神道で「天つ罪」「国つ罪」が定められていて、日本史上最古の法律になっているが スサノオの行動に準拠したものになっていて神を基準にした宗教的な法律。 これより更に古い「罪」があったことが日本書紀・古事記に書かれていて、これが七つの大罪に類する民法だった可能 性がある。 旧約聖書の改訳といえば、ダニエル書でサイまたはイッカクを勘違いしてユニコーンと書いたけど、 実在しないことがわかったので「野牛」に神の言葉を変えてしまった ポリッジは洋風のお粥で穀物(シリアル)を煮込んだもののこと。 シリアルには大きく分けて3種類あり 「オートミール」(オーツ麦)にナッツ(豆)とドライフルーツ(干しブドウなど)を加えたものを 「ミューズリー」といい、それを焼くと「グラノーラ」になる そのどれもに、水またはミルクを加えて煮込むと「ポリッジ」というお粥になる。 実は外国人でもこれが苦手な人は多いので、最近ではシロップ(メイプルなど)、チョコやインスタントコーヒー粉を入 れることがある。 名前 コメント 【第57話兜煮】🐴🤺👀 🧠 登場する魔物:デュラハン、歩き茸、スライム 料理:デュラハンの馬の兜煮(夕食予定)、頬肉と舌の煮込み、目玉と脳のスープ 世界観・シナリオ等 P359で表情が豊かになったという伏線 過去最高クラスの変顔(P376の右上ファリン)(P382左下マルシル)(P390右上イヅツミ、しっぽのみ) マルシル死亡1回目、スライムでの死亡の過去が描かれた 第1話で「はじめて死んだのもスライムだった」の伏線回収 マルシルの年齢が何歳かに疑問を持つシーンが数回(P372、P391) ファリンが「まず私がひとりで港まで迎えに」(P364)と言ってるので、港での待ち合わせ場所を間違えたことになって る。 「笑い狼亭」が出るのは2度目 ファリンは歩き茸を笑いながら片手で撲殺できる(P370) ドライアドによる花粉症にナマリとシュローが巻き込まれたことがある。第1話より前か。(P382) デュラハンとの対峙はコマ枠無しで完全に1ページで描かれている ライオスの命は死んだ首なし馬より価値が低い ライオスは走馬灯を早送りできる マルシルから見て「ファリンは10歳くらいの女の子」(P362) P373の右上コマ、暗闇に目鼻口は映画「トイストーリー4」の表現からか ★マルシルの年齢について 見た目年齢20歳前後 D D 第3版の年齢表によれば 中年(MiddleAge)は人間35歳=エルフ175歳=ハーフエルフ62歳 「見た目20歳前後」 ∴エルフなら175÷35×20=100歳 ハーフエルフなら62÷35×20=35.4歳 『悪魔城伝説』のサイファ・ヴェルナンデスをコスプレするとマルシルっぽくなる Sypha (Castlevania) by Vinylraven 58話のサキュバスもアルカードかも 名前 コメント
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507歳 イギリスの二枚貝の“明” 1499年-2007年 http //japanese.ruvr.ru/2013_11_15/124440870/
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このページは文字通り投稿前の草案を保存しておくところです。 ゾルマーズ(♂)/ゴルドーズ 基準年より数千年前に活躍したゾルマーズの男性。 かつてリーヴァス超銀河系で発生したある事件で大暴れしたハイドレオンの 弟として知られており、彼のボディガード的なポジションについていたらしい。 4mを超える巨体に金と銀の二色のドレッドヘアと体の前面のほぼ全てに 刺青のようなものを彫っており、寡黙で口数が少ないなど威圧感を与える雰囲気だが 種族としては珍しくそれほど粗暴な性格ではなく、戦いは殺すか殺されるかという認識では あるものの相手に敬意を持った上での戦いを好む武人肌。 ゾルマーズ(♂)/ハイドレオン 基準年より数千年前に活躍したゾルマーズの男性。 種族にしてはかなりの細身で三白眼で細い瞳孔のギョロりとした目に長い舌を持ち、 全身に蛇の鱗のような刺青を彫るなど全体的に爬虫類のような雰囲気を持っており、 その性格も粗暴と言うよりは残忍で狡猾なサイコパスとこれまた種族としては異端。 後にヴァクセン事件で大暴れする同族のトリックスター・ゾドラムとは旧知の仲にあり、 同じ知性派のゾルマーズだった為気があったようであり意気投合して組んでいた時期もあったらしい。 セラドゥーン・アルネキシアが***となるきっかけとなったリーヴァス超銀河系での***事件の主犯として知られており、 デストヴァルト残党のゲルデヴァゼラ率いるヴァザーグ・ゼダームと組んで大規模なテロを実行している。 セラドゥーンとの戦いでも互角以上の戦いを繰り広げたが騙し討ちで気絶させ、 そのまま人目に付かない場所へ攫い挙句に凌辱しようとしたものの、 頭部を太ももで挟まれ、そのまま頭蓋骨を粉砕されて昏倒、 ゲルデヴァゼラ率いるヴァザーグ・ゼダームにも見限られてしまい、全てを失う事となる。 だが弟の助けで奇跡的に生還し逃げ延びる事にも成功した彼は頭部を超物質性の金属でできた装甲で覆い、 更にその上に人工表皮をコーティングする事で外見上だけでも潰される前の状態の顔にカムフラージュし、 アルネキシアとゲルデヴァゼラ両方への復讐を目論むこととなったのである。 実は近未来史においてヴァザーグ・ゼダームが大量検挙されたゲルデヴァゼラ事件で 裏で手を引いていた人物としても知られている。 当時ゲルデヴァゼラはリーヴァス・ザオヴェンロードに出場する選手の暗殺を目論んでおり、 辺境の惑星に潜伏していたがどこから情報が漏れたのか突入した治安部隊や 捜査局によって一網打尽にされるという目に遭っている。 この情報を流した人物が一説にはハイドレオンだとされているのだ。 ゲルデヴァゼラを陥れた後はアルネキシアを執拗につけ狙い、復讐の機会を伺う事となるが 手始めに友人の***を襲撃、おびき寄せるために甚振るがそれが彼女の怒りを買ってしまい、 暗天斬首脚を喰らい、それでもなおしばらくの間生きており、呪詛の言葉を吐くとようやく絶命した。 ゼラフィオス混血(♀)/ルインツレイヴ・キャンゼラハイム 基準年より数千年前に誕生したゼラフィオスの女性。 モルジョケール首領ルインツレイヴ・フェルナンディアスの大勢の子供たちの一人であり、その中の長女である。 父親が侍らせている愛人の一人であるゼラフィオスの女性との間に生まれた混血児で 父親譲りの銀髪と母親譲りの美貌を併せ持った美女であり、 長男であるルインツレイヴ・ハルキュレイオスとは異母兄妹に当たる。 ゼラフィオスとセリュエジアスの血を頑強な肉体を持っているが格闘戦よりも波動戦が得意で 魔法陣を形成してそこから多属性サイキック制御による術式を放つ。 実は彼女の母親となったゼラフィオスの女性は元々はルインツレイヴ一族に 仕えていた一族の末裔でルインツレイヴ一族の末裔であるフェルナンディアスにも忠実であったが より強い血族を求めるフェルナンディアスはあろうことか侍女に過ぎなかった女性へ手を出したのである。 その結果誕生したのが彼女と妹のアールヴハイネスということだが彼女は父親は代わりのいない肉親として慕っているものの、 一方でその生まれを内心では恥じているらしく、母親のことは彼女の前では口外してはいけない言わば禁句となっている。 組織の崩壊後も逃げ延び、組織の再編を誓いつつも紆余曲折あって妹とは和解、 再会を約束するもそれは叶うことなくロゲアの襲撃を受けて殺害されてしまった。 感想 モチーフは戦姫絶唱シンフォギアGXに登場したキャラクター、 キャロル・マールス・ディーンハイムとゲゲゲの鬼太郎に登場する魔女アデルである。 前者の面影はほとんどなく、多属性サイキックを扱うところや父親を慕っていた所位だが 後者は妹と衝突しながらも実際は妹の身を内心とはいえ案じていたところをトレースしている。 セリュエジアス(♂)/ルインツレイヴ・ハルキュレイオス 基準年より数千年前に誕生したセリュエジアスの男性。 妹同様に父親譲りの長い金髪を持っているがそれに加えてまるで鋼のような筋肉が特徴。 兄弟の中でも屈指の実力者であり、妹と同じく父から直々に次期モルジョケール総帥として 帝王学と称した英才教育を受けて育ったが 闇を抱えた父親とは違い、生まれつき強い正義感を持っており、 父親やモルジョケールの在り方に関して疑問を抱いていた。 未来史におけるモルジョケール事変においては遂にクーデターを実行、 反乱軍を率いて幹部らを相手取り、捜査局による一斉摘発や間接的とはいえネジュソンの勝利に貢献するなど 見逃せぬ活躍をしている。 組織の崩壊後は自首したものの、犯罪行為には関わっていなかった為、 捜査局にも事情聴取を受けただけで逮捕はされなかった。 だが組織の崩壊からしばらくたったある日、モルジョケール残党やフェルナンディアスの一族が再び 集結・団結しヴェロザートの権力を再び脅かすのではないかと懸念したヴェロヴロード三銃士の 一人であるロゲアによって襲撃され、妹のアールヴハイネスを庇って死亡した。 ゼラフィオス混血(♀)/ルインツレイヴ・アールヴハイネス 基準年より数千年前に誕生したゼラフィオスの女性。 モルジョケール首領ルインツレイヴ・フェルナンディアスの大勢の子供たちの一人。 長女キャンゼラハイムの妹に当たるが年は離れており、まだ未成年相当。 長女ではなかったものの優れた潜在能力を持っていたために実父に帝王学と称した英才教育で 育てられながらも強い正義感は失われず、兄ハルキュレイオス同様実父や モルジョケールの在り方に関して疑問を抱いでいた。 兄よりも早くモルジョケールに反旗を翻しており、モルジョケール事変が発生する数百年前に 同組織を脱出、ある組織へ保護を申し出ることとなるがモルジョケールを崩壊させるためなら なりふり構わなかったため当初はあまり快く思われない関係であったがすぐさまこの行動を反省し、 身勝手な行動は起こさないようにしている。 そしてモルジョケール事変においては兄が率いるクーデター軍とは別の勢力を率いて加勢し、 捜査局の一斉摘発に協力している。 組織の崩壊後暫くの間は穏便に暮らしていたのだが今度はヴェロヴロード三銃士の一人であるロゲアによる苛烈な ルインツレイヴの血縁者狩りが始まり、血を分けた兄弟姉妹たちを次々に失いながらも彼女だけは最後まで生き延び、 フェルナンディアスとデュサラヒームを除いた言わばルインツレイヴ家の若い世代の唯一の生き残りとなった。 アークス・ネオス(♂)/草薙武(草薙武ラングレー) 2001年に地球の日本に生まれたアークスの男性。 アクエリアスの同盟組織・アンタレスの指導者であったアメリカ人女性ジェシカ・ラングレーの 三人の子供の一人で彼は長男に当たり、真琴という名の妹とレオンという名の弟がいる。 母親の血が強い為か白人系を思わせ尚且つやや女性的な顔つきであり、 筋肉もかなりあるのだが無駄肉が少なく細く見える為、 実際に女性に間違われることも。これは本人も相当気にしているらしく実際に間違われると激怒する。 元々非常に気性が荒くケンカっ早い性格だったようで実際に度々暴力沙汰になっては 警察の世話になる事が多かった為、周囲から疎まれてきた経歴があるが こう見えて自らケンカを売る事はせず、暴行を受けても余程のことがなければ反撃せずに 自慢のタフさで乗り切ってきた。 一方で弱者には一切見向きもしないが幼い子供には優しい事でも知られており、 後のアクエリアスメンバーとなる高山龍二とは年の離れた幼馴染に当たり、 幼少期の龍二にはタケ兄、青年期の龍二には草薙の兄貴と呼ばれている。 今まで起こした暴力沙汰は後述する通りすべてが家族が被害に遭った事が原因である。 ケンカっ早い性格なのは事実ではあるが周囲が評価するようになりふり構わず暴力を振るうというのは 流石に誇張が入っているだろう。 その中でも凄まじかったのが妹の真琴に性的暴行を加えた男性に暴行を加えた事件である。 当時武が住む街では変質者の出没があり、警戒されていたのだが 真琴が帰宅途中に襲われ性的暴行を受けたのである。 これに激怒した武は真琴本人含めた家族の制止を振り切って警察よりも早く犯人の特定へ乗り切り 目撃情報や似顔絵を参考にしつつか一月以上の執念深い行動の末に遂に特定、 当初は説得して自首させるつもりだったのだが反省するどころか寧ろ開き直る暴漢の態度に激怒 暴力沙汰に発展したのだ。 相手も喧嘩慣れしているとはいえ武術を習得し尚且つタフさで勝る武とは流石に差があり、 劣勢になるも一切反省の言葉を述べなかった為痺れを切らした武は 片目を貫手で潰し、遂には顔面への膝の一撃で昏倒させてしまう。 この時龍二も一部始終を見ていたようであり、寝ているわけでもないにも関わらず イビキをかく犯人の様子に恐怖を覚えた一方で暴漢の身に何が起きているかは察していたようであり、 警察に通報している。 それ以前から男が殺されそうだと通報が相次いでいたようだが本格的に 出動するきっかけとなったのは何を隠そう、龍二の通報である。 これは慕っていた兄貴分だからこそ人殺しになってもらいたくなかったが為の苦渋の決断だったと青年期に語っている。 既に虫の息となった暴漢へ止めを刺そうとしたところに真っ先に止めたのは警察ではなく意外な人物であった。 アクエリアスの構成員の一人である阿部慎一である。 当然ながら素性は隠していたが武の秘めた才能を見抜いた慎一は説得を試みるも 激昂していた武は暴漢の味方をするのかと挑みかかり、これを合気で放り投げ、 取り押さえると身柄を警察に引き渡したのだ。 その後は少年院にいたがどんなに不良達に殴られようとも持ち前のタフさで一切反撃せず 看守の言う事も聞く等謙虚に過ごしていたがそんな彼に人生を変えるきっかけとなった出来事があった。 かつて暴漢を殺そうとしたときに止めに入った慎一氏が教示に来たのである。 最初こそ同様はしたが既に恨みなどはなく、多くがあまり関心がなさそうに聞き流す中 彼だけは感激して涙を流しており、本格的に心を入れ替えるきっかけになったのだ。 その後後見人でアクエリアスの構成員である**が迎えに来て出所し、 アクエリアスメンバーとして改めて人生をスタートする事となった。 チームお母さんズ(もうええわ チート戦士を作るときはチート戦士個人を作るだけでなくそれを産んだ親を 作れば設定はより充実すると思うのですよね(本人がチートキャラでも親も戦士であるとは限らない セリュエジアス(♀)/セラドゥーン・アプセラール 基準年より一万年前に誕生したセリュエジアスの女性。 エメラルドのような緑色の瞳とマリンブルーに近い髪色が特徴でモデルと女優を兼用し、 さらにはファッションデザイナーも務めている等様々な業界で活躍する実業家。 元々は四大名家の一つであるシェプレス家出身であり、同家当主であるネフェキドナの 母親の妹の子に相当し、旧姓名はシェプレス・アプセラール。 実はアークス換算した場合既に40歳を過ぎているのだがそうは見えない程の美貌を保っている言わば"美魔女"。 セラドゥーン一族現当主ディマンツァの妻であり、尚且つムスファルティオスと次期当主候補アルネキシアの実母であり、 娘の目鼻立ちのくっきりした顔つきとエメラルド色の瞳は彼女譲りだと言う。 若い頃も相当な美女だったようであり、当時は同族はおろか他の同系統の種族の男性にも言い寄られていたほどと言われ、 その中には同族でマルチタレントとして銀河系で活躍するヴェクトルや キシュキリアンの代議士であるジルヴァも彼女にプロポーズした人物として知られているが ディマンツァと結婚した際には同族はおろか、同系統の種族の男性達全員が嫉妬したと言われているほどだ。 セリュエジアス(♀)/ウルリメイ・ティベルワード 基準年より二万年前に誕生したセリュエジアスの女性。 元アスリートとして知られておりやや浅黒い肌に紫色の髪を生やしている。 2.8mと夫であるネルカイン程ではないにせよ種族としては小柄だが これでも若い頃はアスリートとして名を馳せた経歴を持つ。 どうやらアスリート時代のコーチがネルカインだったようであり、 最初は厳しすぎるほどの指導を行うネルカインが嫌いだったようであるが 彼の指導を受けてから優勝したのがきっかけでそれを改めることとなり、 次第に距離が縮まって意気投合、メルベアを設けて現在に至るようだ。 厳格な夫と違って温和であり、いつも笑顔を絶やさない優しいおばちゃんといったところか(笑 これでも腕っぷしは強いらしく、リスティオに手合わせを頼まれた際には あれよあれよという間にリスティオを放り投げ、拳骨一撃で沈める等肝っ玉母ちゃんの側面もある模様。 なお、孫が生まれてからは溺愛してすっかり丸くなった夫を見て複雑な気分になっているらしい。 セリュジン/ケリュジッド ケリュジッドは惑星セリュジンの首都に相当する都市であり、 セリュジンの4大都市の中で最も発展する都市の一つである。 同星南部のオアシス地帯に作られており、所々三角の石造りの神殿のような様式の建物が存在する為 全体的に荘厳な雰囲気が漂う。 街の中央部には巨大なユフティラル川も流れており、流域には多くの遺跡が発掘されていることから セリュエジアス文明始まりの地ともいわれているようだ。 南部の名家であるシェプレス家発祥の地でもある。 セリュジン/ラドゥーカン ラドゥーカンは惑星セリュジンの4大都市の一つである。 同星北方の険しい山岳地帯に作られており、建物はみな山と一体化した作りとなっているのが特徴。 4大都市の中で一番規模が小さいものの修業の場にうってつけと評判が高く、 道場が数多く存在しているのが特徴。 こうした背景から医療施設もケリュジッドに次いで充実しており、 惑星外からもわざわざ訪れる患者がいるという。 北部の名家であるセラドゥーン家発祥の地として知られる。 セリュジン/ドレンバラッド ドレンバラは惑星セリュジンの4大都市の一つである。 西方のサバンナの近くに作られた商業都市であり、規模こそそれほど大きくないものの 発展度合いは実は首都であるケリュジッドに匹敵する。 これは消費者から開発者への過渡期に当時パワー至上主義であったセリュエジアスが多い中、 後のティベルワード家となる一族が平均未満のスペックの者達を集めて技術で巻き返しを 図ったことに由来しており、開発者となってからは異文化流入の最先端地域とされたこともあった。 その為基準年におけるドレンバラッドに相当する都市が首都だった時代もあり、 現在はその名残として商業都市となっているようだ。 西部の名家であるティベルワード家発祥の地として知られる。 レムトランティオス(♀)フェリーネ・アルトマール 基準年前後に活躍したレムトランティオスの女性。 リーヴァス系の**女学院に通う学生で金髪に赤い目を持ち、キツネか犬のような髪型が特徴。 後述する理由から好奇心が強く、どこか電波的というか天然な性格と言われるが 知能そのものは高いようで初めて見るはずの道具の構造を即座に理解して使いこなせる他、 感知能力も非常に高く、天候の変化を読み取ったりザイオロードと交信する事が可能など 古代種族の片鱗を見せつけることが度々あるようである。 ただしザイオロードとの交信は負担がかかるのであまり何度も使えないようだが。 実は滅亡した惑星の古代巫女の血を引く存在であり、 その証としてフェリーネ・ソケアス・ラーセドナ・テティエス・ヤムリル・アルトマール・ルルティル・ド・アケランティアスという長い真名を持つ。 その生まれも普通ではなく、ある惑星の遺跡に暗号的な情報として 残されていたDNA情報を基に復元された言わば古代巫女のクローン体でもある。 どうやら生前は超太古の時代に発生したキュルード・リリュト大戦の際にリリュトを 自らの命と引き換えに封印した古代巫女の一人だったようで電波的というか天然な性格だったのは 復元の際にエラーが生じたことによって記憶が失われてしまった為であった。 それでも潜在意識の中には残っていたようで時折独り言のように呟いたり、 前世の記憶に残っている風景に似た場所へ行くと発作を起こしてしまう様な事が多々あった。 そんな彼女が本格的に記憶を取り戻した事件があった。 クヴルカン(♀)/マウニ・メル・イルカノーザ 基準年から700年前のティラトレム事件時代に活躍したクヴルカンの女性。 人間体は白みがかった青い髪の毛を縦ロールにした髪型が特徴。 4.7m、竜体時は175mとクヴルカンの女性としては大柄で緑色の目を持つのが特徴。 名前からわかる通りディガス大使のラルキ・ガル・イルカノーザの妹にあたるが いかなる時も冷静であまり笑顔を見せない兄と違い、高飛車かつ可愛いものが大好き等性格は 全くと言っていいほど似ておらず、幼少期は反りが合わなかったようだが現在は良好な仲らしい。 同組織の支援者であるメルベアとは学生時代からの付き合いであり、 彼女が通っていた女学院の後輩に当たるようでキュロイナスへ入団したのも推薦があった為だ。 先述したように兄とは正反対どころかクヴルカンとしては例外的な高飛車な性格ではあるが 冷静な一面も一応は備えており、熱くなりやすいフィル・マルシェットや メルティ・ティルヴレアのストッパーも兼ねている。 ベルーカが保護され、しばらく身柄を置いていた際にはほかのメンバーの誰よりも可愛がろうとしたものの、 その体質上寒いのを嫌うベルーカには逃げられるのがお約束となってしまっていた。 しかしのちに発生したティラトレム事件の際にベルーカは負傷し、瀕死の重傷を負う事となるが 彼女は寝る間も惜しまずひと時も離れず看病を続け、無事意識を取り戻すとこれまた誰よりも喜んだ。 この一件の結果疎まれていたベルーカとの距離が縮むこととなり、なんと恋愛関係にまで発展することとなったのである。 アマツガイ彗将団 リーヴァス・セイヴァネスロードの七大師団の一つであり、 リーヴァス・アヴィエラ銀河団の七大要衝の一つであるエルセイヴ銀河系を拠点とする軍事組織である。 結成はおよそ80万年前であり同銀河系のアマツガイ星系を借り切って駐屯している為 組織名の由来であり、エルセイヴ銀河系からキュルティロン銀河系にかけての 戦神族含めた監視者種族が数多く加盟し主力となっているが勿論両銀河系外の出身種族の構成員も存在する。 アルヴァ・トゥラーグ・フォルヴネシスが全軍総帥に相当する統神の座にあり、 その直属部隊として10彗将が存在しているのだ。 同組織の特徴としてスペリオーグやローグリエルと比較すると人数数はかなり少ない代わりに ベルセディスやジェディヴァントと言った巨神族が多い割合で所属しており、銀河社会を守り組織に 従う気があるのであればゾアクロイドや監視者のイレギュラーを引き取って再教育を施す役割も持っている事で知られる。 この事から当然ながらゾアクロイドに対してはセイヴァネスロードの中でも最も寛容な事で知られており、 トビルセイドやデュカイネイシャーによるゾアクロイド狩りが行われた際に真正面から庇ったこともある程だ。 彼らが活躍した戦禍は数多く存在するが中でも戦績を残したのが7000年前に発生したデストヴァルト危機である。 同危機はゼヴェロン・ヴォーダー斬首作戦の際に同じセイヴァネスロードのローグリエル大帥軍や キュルティロン銀河系の義勇組織アルメディア連合艦隊と共闘し集中攻撃を加え壊滅させたことで知られている。 追撃に参加したアルメディアは強大な武力を備えているものの、 初戦は傭兵団から派生した組織の為本来は正規軍には存在するはずの指揮系統が存在しない為に 連携が噛み合わなければ失態を犯してしまう致命的な欠点がある。 そこでアマツガイがローグリエルとの間に立つ事で立場が違えば 組織構成も人数も異なるアルメディアがローグリエルと迅速な連携を取る事を可能とした事で 奇襲を仕掛け、逃げるデストヴァルトへの追撃・鹵獲作戦を成功させているのだ。 同危機のピークにおいてはゼヴェロンに引導を渡し化け物と称される大幹部も次々と討ち取って大金星を 上げた組織こそローグリエルであるが当のアマツガイも希宙域でのダグロニクスバーストを すんでのところで阻止、戦後も暫くの間アルメディアの支援をする形で戦後処理に貢献しているのである。 もし彼らがいなければローグリエルとアルメディアの連携も上手くいっていたか怪しく、 トリッキーなデストヴァルトの前に連携がかみ合わずに失態を犯していた可能性も指摘されている為 彼らの判断は英断だったと言われているのだ。 役職 統神 10彗将 兵卒 構成員 火彗将 ウォルドール スザキア・タテュエリナス 冥彗将 トリナリータ・ガイノエン・ネルシーヌ ゼフェル・ウルクネンシス レオフィ崩壊の真相(レオフィ喪失の真実) 強大な魔力を秘め、今日ではゾアクロイドとして恐れられるオリュフィオスだが 実は悲劇的な過去があるのは実はあまり知られていない。 レオフィ喪失は謎が多いが60万年程前に失われたことだけは確かであり その原因に関してもいまだに議論がされており結論は出ていない。 母星レオフィは現存している数少ない記録によれば自然豊かな環境の惑星であり、 この星を発祥とするオリュフィオスは好戦的な性格である一方で日常では平穏な生活を望み、 母星がもたらす恵みへの感謝を忘れない自然を愛する誇り高い戦士種族でもあった。 しかし彼らの豊かな生活は唐突に幕を閉じた。 何故ならレオフィは不運にも70万年前に遊星が激突したことで崩壊してしまったからである。 この一件は後世にはレオフィの悲劇という名称で記載されており、 史上最悪の宇宙災害による事故として処理されている。 だが真実は違う。 何故なら彼らの母星レオフィは事故ではなく"故意に破壊"されたからである。 レオフィ喪失事件は奇しくもヴァーツが関与した**危機から間もない年代に発生しているのだが これにはフォヴレイロンが一枚噛んでいるとされている。 フォヴレイロンはオリュフィオスによって引き起こされた後述の危機で暴れっぷりを目の当たりにし、 将来の脅威になると判断し、あろうことか遊星のコースをレオフィと衝突するように細工し独断で レオフィを破壊するという暴挙に出たのである。 この背景には**危機後にキュルティロン銀河系に逃げ延びた落ち武者達を 手引きした工作員の中にヴァーツに寝返ったオリュフィオスの派閥が存在し、 実際に統治宙域が壊滅的な被害を受けている為 そうした脅威に関して敏感になっていた情勢が関係している。 とはいえこの時点ではまだゾアクロイド指定すらされていない種族を一方的に 悪だと決めつけて粛清するのはいくら監視者といえども許されない行為であり、 これが事実であればオリュフィオスは今日においては好戦的なゾアクロイド種族という評価の一方で 神々に粛清された悲劇の種族と言っても過言ではなくなるが それはフォヴレイロンはおろかフォルヴレインにとっても都合が悪い事態であり、 上で述べた通りレオフィ粛清は事故として処理しているのだ。 また、一説には66万年に発生したキュルティロン銀河大戦の際にキュルティロンテクトラクタが 武装蜂起したオリュフィオスに襲撃されたのはこの事件の報復という説があり、 彼らの好戦的な性格を利用し何としてもゾアクロイド指定しようというフォヴレイロンの上層部の 暗躍もささやかれているらしい。 キュヴェイロン変種(♂)/ヴェリオン・ヴォーダー 基準年より数千年前に活躍したキュヴェイロン変種の男性。 黒い肌に六本の角と顎ヒゲを生やした金髪の屈強な男性の姿をとるが 本体はやや金色がかった黒い鱗と赤黒い鬣、真っ赤な目を持つ巨竜。 名前からわかる通りかのデストヴァルト首領ゼヴェロン・ヴォーダーの血縁関係者であり、なんとその弟にあたる。 立場としてもかなり上位だったようで当時のデストヴァルトでもナンバー2の座にあったとされており、 ゼヴェロンをして彼無くしてはデストヴァルトの内政も苦労すると称するほど絶対の信頼を置いていたほど。 実際ゲルデヴァゼラ一派のような謀反を目論む派閥や組織内の最強硬派であるゴヴォル・ガルシェオン一派が大きな 行動に出なかった(出られなかった)のは彼の存在が大きかったと言われており、 組織の存続に影響する行動をとらないか常に目を光らせていたようである。 兄とは性格は正反対とも言える程違っていたが兄弟間は良好だったようであり、 戦いのない時においてはお互い兄上、ヴェリオンと呼び合っていたほどだったという。 しかしキュルティロン外縁会戦においてゼヴェロンが死亡するだけに留まらず、 組織の崩壊という憂い目を目の当たりにしており、兄を討ち取った監視者勢力は 勿論の事崩壊に関与したゲルデヴァゼラ一派への憎悪の炎を燃え上がらせながらも撤退し、 彼らに復讐する為にどこかへ隠れ、行方をくらました。 その後の行方や動向は暫く不明であったがヴァルドゥーラ危機の終盤において突然艦隊を率いて出現、 戦いこそしなかったものの一触即発の空気を作り出し、いずれキュルティロンの神々の怠慢によるツケを払う時が近い事を警告すると去っていった。 事実、ヴァルドゥーラ危機が収束して暫く経った後にヴルコフ将軍によるクーデター事件が発生している為、 一説によれば隠れている間に数々の神々の叛逆者を諭したとも言われておりラージアやオルマリンを唆した人物とも言われ、 フォルヴレイン同盟に属する監視者でありながら同勢力に失望した彼らを闇の道へ誘い、 ゼヴェロンの怨念を注ぐことで反体制派に仕立て上げたと言われているのだ。 ゾルマーズ(♂)/ゴルドーズ 基準年より数千年前に活躍したゾルマーズの男性。 かつてリーヴァス超銀河系で発生したある事件で大暴れしたハイドレオンの 弟として知られており、彼のボディガード的なポジションについていたらしい。 4mを超える巨体に金と銀の二色のドレッドヘアと体の前面のほぼ全てに 刺青のようなものを彫っており、寡黙で口数が少ないなど威圧感を与える雰囲気だが 種族としては珍しくそれほど粗暴な性格ではなく、戦いは殺すか殺されるかという認識では あるものの相手に敬意を持った上での戦いを好む武人肌。 ゾルマーズ(♂)/ハイドレオン 基準年より数千年前に活躍したゾルマーズの男性。 種族にしてはかなりの細身で三白眼で細い瞳孔のギョロりとした目に長い舌を持ち、 全身に蛇の鱗のような刺青を彫るなど全体的に爬虫類のような雰囲気を持っており、 その性格も粗暴と言うよりは残忍なサイコパスとこれまた種族としては異端。 後にヴァクセン事件で大暴れする同族のトリックスター・ゾドラムとは旧知の仲にあり、 同じ知性派のゾルマーズだった為気があったようであり意気投合して組んでいた時期もあったらしい。 シェラードゥーン・アルネキシアが七宙闘将となるきっかけとなったリーヴァス超銀河系での***事件の主犯として知られており、 デストヴァルト残党のゲルデヴァゼラ率いるヴァザーグ・ゼダームと組んで大規模なテロを実行している。 シェラードゥーンとの戦いでも互角以上の戦いを繰り広げたが騙し討ちで気絶させ、 そのまま人目に付かない場所へ攫い挙句に凌辱しようとしたものの、 頭部を太ももで挟まれ、そのまま頭蓋骨を粉砕されて昏倒、 ゲルデヴァゼラ率いるヴァザーグ・ゼダームにも見限られる形で裏切られてしまい、全てを失う事となる。 だが弟の助けで奇跡的に生還し逃げ延びる事にも成功した彼は頭部を超物質性の金属でできた装甲で覆い、 更にその上に人工表皮をコーティングする事で表面上だけでも潰される前の状態の顔にカムフラージュし、 アルネキシアとゲルデヴァゼラ両方への復讐を目論むこととなったのである。 実は未来史においてヴァザーグ・ゼダームが大量検挙されたゲルデヴァゼラ事件で 裏で手を引いていた人物としても知られている。 当時ゲルデヴァゼラはリーヴァス・ザオヴェンロードに出場する選手の暗殺を目論んでおり、 辺境の惑星に潜伏していたがどこから情報が漏れたのか突入した治安部隊や 捜査局によって一網打尽にされるという目に遭っているがこの情報を流した人物が一説には ハイドレオンだとされているのだ。 ゲルデヴァゼラを陥れた後はアルネキシアを執拗につけ狙い、復讐の機会を伺う事となるが 手始めに友人の***を襲撃、おびき寄せるために甚振るがそれが彼女の怒りを買ってしまい、 暗天斬首脚を喰らい、それでもなおしばらくの間生きており、呪詛の言葉を吐くとようやく絶命した。 キュヴェイロン変種(♂)/デギオン・ヴォーダー 基準年より数千年前に活躍したキュヴェイロン変種の男性。 黒い肌に六本の角と顎ヒゲを生やした金髪の屈強な男性の姿をとるが 本体はやや金色がかった黒い鱗と真っ赤な目を持つ巨竜。 名前からわかる通りかのデストヴァルト首領ゼヴェロン・ヴォーダーの血縁関係者であり、その弟にあたる存在。 立場としてもかなり上位だったようで当時のデストヴァルトでもナンバー2の座にあったとされており、 ゼヴェロンをして彼無くしては内政も苦労すると称するほど絶対の信頼を置いていたほどであった。 ゲルデヴァゼラ一派のような謀反を目論む派閥や組織内の最強硬派であるゴルヴォム・ガルシェオン一派が大きな 行動に出なかった(出られなかった)のは彼の存在が大きかったと言われており、 組織の存続に影響する行動をとらないか目を光らせていたようである。 しかしキュルティロン外縁会戦においてゼヴェロンが死亡するだけに留まらず、 組織の崩壊という憂い目を目の当たりにしており、兄を討ち取った監視者勢力は勿論の 事崩壊に関与したゲルデヴァゼラ一派への憎悪の炎を燃え上がらせており、彼らに復讐する為にどこかへ隠れると力を蓄えていた。 一説によればラージアを唆した人物とも言われており、フォルヴレイン同盟に絶望したラージアを誘ったのが彼だという。 他にも未来史においてリーヴァス系で発生し、ゲルデヴァゼラとその一味が一斉摘発・逮捕されたヴァザーグ・ゼダーム事変にて 暗躍していた"ディレイグX"なる人物の正体という説もあり、この説が正しければ正に憎き相手への復讐を成就させたことになるのである。 ビチャルラーグ(系統種) 出身天体:キュルティロン銀河系、出身惑星;ルパスマリカ 根源系統:泳属 大系統:フォルセイド大系統竜属 中系統:(ザイクリードと同じ) スペック:雌雄2性型、平均身長1.4m~3m、平均出力gex2.3~4、寿命500年 評価;能力3、知性4~5、社会5、合計12~13 キュルティロン銀河系の惑星ルパスマリカ出身の種族。 やや丸みを帯びた頭部に全身を無機物を含んだ鱗に覆われており、 ステゴサウルスの背ビレのような一つ一つが独立した背ビレを生やしているのが特徴だが 数多くの亜種が存在するため、上記の特徴は全種共通ではあるものの、 亜種ごとにそれぞれ微妙に顔つきや体格が異なり、その数もあまりに多いため、 ビチャラーグという種族だけで小系統を形成している。 ザイクリードの近縁に当たる種族であり、歴史も相応に長いが宇宙進出は前途多難だったようだ。 というのも消費者時代は異なる亜種間で対立・紛争が起きており、それを鎮め種族を統一するのにとても長い年月が掛かったのだ。 紛争の原因は亜種間での価値観の違い及び、能力差によるものと多くの開発者が経験してきた事であるが 彼らの場合系統ごとに部族が分けられていた事が災いしたらしい。 文化としては農耕が主であり、宇宙進出してからも母星では水牛のような動物を飼いならして 農作物を育てて自給自足の生活とローテクの生活を好んでいる個体が多いようだ。 感想 モチーフは実在する魚類のポリプテルスで魚類と両生類の中間にある魚類にして あのシーラカンスと近縁とも言われる生きた化石であり、 歴史も相応に長いが様々な部族がいたことから宇宙進出に時間がかかった種族として設定している。 ちなみにポリプテルスにもいろんな種類が存在する為、亜種別に名前を付けているが 全てを出すとキリがないので代表的な亜種が担当するモチーフ元を下記に挙げる。 セナギオス=セネガルス ドルハッヅ=デルヘッジ ピラメスポル=パルマス・ポーリー ベカール=ビキール・ビキール ビチャルラーグ・セナギオス(♀)/マディロイ・ナビビン 基準年前後に活躍したビチャルラーグ・セナギオスの女性。 故郷のルパスマリカを出てフォルヴレイン・テクトラクタの大学に通いながら アークベイヨン・バイオコロニーズのマルクサットでバイトをして生活をしている学生。 卒業後はどうするか考えていないようで故郷に帰るか悩んでいるようだが マルーサ・プロイスに引き止められている模様。 これは彼女の作るビチャラーグの料理が美味しいと好評なのと、 愛想がいい事が客層に好評な為であり、うちで働いたらどう?と勧められているわけだ。 感想 キュルティロン銀河系のモブキャラクター補完計画の為製作したキャラクター。 モチーフはこれといってないものの、日本でもたまにいる外国人のウェイターをイメージして作っている。 コルシェラン 出身天体: 出身惑星:コルオール 大系統:セイファート大系統甲属 中系統;未定 スペック;雌雄2性型、平均身長3.3m、平均出力gex7、平均寿命19000年 評価:能力5、知性6、社会6、合計17 ***銀河系に存在する惑星コルオール出身の種族でサソリとカマキリを足したような威圧的な容姿を持つが こう見えて高貴な気質を持つ監視者であり、ピルシェライ銀河同盟の盟主を務める種族でもある。 分厚いハサミを持つ太い腕のすぐ下に指を持つやや細めの作業用の腕が生えているのが特徴で その甲殻には超物質が含まれている為、非常に打たれ強く、誇張抜きに マグマオーシャンの中を泳ぎ回ることが可能だと言う。 安全保障の為には妥協を許さない硬派な性格として知られており、 どちらかといえば管理主義的な価値観を持つがそれゆえに融通が利かない為、 彼らを嫌う種族も多いらしい。 感想 リーヴァス・アヴィエラ銀河団設定補完の為作った種族。 昆虫と奇蟲(クモやサソリを意味する俗語らしい)が融合した節足動物系のキメラをコンセプトにしているが 実はウルトラシリーズに登場する宇宙人であるテンペラー星人がインスパイア元である(ただしGDW版テンペラー星人は別に存在する) とりわけ空属でなくなった代わりに甲殻類ぽさを前面に押し出し、監視者となったテンペリアンと言っても差し支えのない種族としている。 セニレイン一頑固な監視者+紅眼緑肌の魔人のご先祖様 クンヴェルムン 出身天体:キュルティロン銀河系 出身惑星:クンガレン 大系統:リーヴァス大系統人属 中系統;セニレイン系統人属 スペック;雌雄2性型、平均身長8m、平均出力gex7.7、平均寿命3万年 評価:能力7、知性6.5、社会7、合計20 惑星クンガレン出身の強大なヒューマノイド系戦神族で かつてのキュルティロン銀河系の盟主にしてセニレイン系統の先代盟主として名高い伝説の種族。 基準年においては既に絶滅して久しく、しかもあまりに長い年月が経っているため 文明の痕跡もほとんど残っていない事から現在学会で発表されている特徴やスペックも植民した惑星から 発見された化石やわずかに残った文明の痕跡から割り出されたデータに過ぎない。 彼らの特筆すべき点がウォゾライアスを凌ぐ8mにも及ぶ巨体に灰青色、或いは青黒い肌色で額には エネルギークラスターの役割を放つ結晶体が存在し、 こめかみ辺りからマンモスの牙に似た発達した二本の角が生えていたことだ。 誕生年代は推測ではあるもののあのセリュエジアスよりも古いことは確かとされ、 一説には500万年前には既に監視者の座にあったのではないかと言われその説が正しければ 確認される限りでは絶滅種も含めたセニレイン人類の中で最古の種族となる。 彼らがピークを迎えたのはおよそ500万年前であり、ティヴノールと並ぶ当時の銀河系の二大盟主として君臨していたが セリュエジアスが監視者に昇格した450万年前に創造者の試練を乗り越えることができずに退潮期を迎えており、 自らの限界を悟ったクンヴェルムンは盟主の座をセリュエジアスに譲って自らは隠居し、サポートに徹する事となった。 だが慢心したセリュエジアスの派閥が事件を起こしたことで知られるカーヴェル事件時代から間もなく 原因不明の要因で突然個体数の減少に歯止めがかからなくなり、元々減少気味だったとはいえ、 退潮種としても異例なスピードで同事件時代から10万年も経たぬ内に絶滅してしまったのである。 この原因に関しては研究者の間では様々な意見が飛び交っており、現在でも決着はついていないのだが その中で有力とされるのがシシュポーアによる種の変質、或いはそれを要因とする未知の病原菌の蔓延である。 いくら当時のセニレイン神人類で最高レベルに進化した種族と言えども急激な体質の変化には耐えられなかったようであり、 先述した創造者の試練にて既に退潮期を迎えただでさえ個体数が少ない時にこの変動が起きた為、 巻き返すことなく急激に数を減らし、そのまま絶滅してしまったと言われているのだ。 また、このシシュポーアに関しても様々な議論が交わされているが有力な黒幕がヴァーツという説だ。 惑星こそ滅びなかったものの、クンヴェルムンだけ綺麗に滅ぶのも奇妙な話であり、 その力を厄介と見たヴァーツが工作を働いたとされているのである。 それでも彼らの系譜は途絶えておらず、存在場情報は後に発生した種族に受け継がれたとみられているがこれも諸説あり、 強大だが偏屈と言われる程厳格な戦神族として知られるゼラフィオスがそうであるという説、 緑色の肌と紅の瞳を持つヒューマノイド系ゾアクロイドのオリュフィオスがそうであるという説の 二つが存在する(もっともどちらも正しいと言っても矛盾はしないのだが) 感想 キュルティロン銀河系の超太古史の補完として作ったネタ。 モチーフはインド神話に登場するクンバカルナと北欧神話に登場する巨人ユミルから。 セリュエジアスよりも歴史が古い種族としているがこちらは歴史にも あまり出てこないが知る人ぞ知る幻の種族と言うポジションで製作している。 ルクベリオン(♀)/ラプートゥ・クルヴェート 基準年前後に活躍したルクベリオンの女性。 チパリカムンの血が1/4程入った言わばクォーターの為、 純血のルクベリオンに比べて大柄であり、羽毛も所々にやや白みがかった部分があるのが特徴。 中堅勢力であるガルディーラ連合所属の捜査局の機動部隊所属であり、第2機動部隊の隊長を務めている。 祖父にオプトゥイ・クトゥネリカを持ち、父親を介して活躍を聞いていた為 正義感の強い少女時代を送っていた為、曲がったことは嫌いな性格である。 成人してからは念願の捜査局に志願するがこの時立ちはだかった壁が祖父にして 鬼教官として恐れられていたオプトゥイだった。 彼の苛烈な訓練には志願者が次々と脱落していく中、彼女は父親譲りの忍耐力と精神力で 耐え切り、遂に念願の捜査官に就く。 その後はメキメキと頭角を現すがその評判を聞きつけた***によって 機動部隊にスカウトされ、現在に至る。 ちなみにこう見えて夫と二人の子を持つ母親であり、現場で檄を飛ばす彼女が一人の母親として 気を許せるかけがえのない存在である。 感想 サーヴェンティア系ネタ補完の為作ったキャラ。 これと言ったモチーフはないが強いて言うなら攻殻機動隊の草薙素子のような 警察関係者の女傑をイメージしていたりする。 チパリカムン(♂)/オプトゥイ・クトゥネリカ 基準前後に生きたチパリカムンの男性。 ガルディーラ連合所属の捜査局の警部を務めており、 第2機動部隊隊長ラプートゥ・クルヴェートは自身の部下にして孫娘に当たるが いざラプートゥが捜査局に志願した際には当然孫だからと一切甘やかさずに 他の志願者と同等に過酷な訓練をつけ、それでも這い上がって来ると 激励し、自身の部下に招き入れた経歴がある。 捜査局の上層部という責任感が強い為非常に厳格にして冷静であり、 いかなる時もその態度を崩さない。 そのプレッシャーは監視者に負けるとも劣らず、彼が一声を発すると氷のように静まり返ると言われる程だ。 そんな彼だが若い頃はワルで鳴らしたという意外な過去があり、 その時代からの付き合いの悪友が数多く存在するという。 サーヴェンティア系ネタ補完の為作ったキャラ。 よく刑事もののドラマなどに登場する年老いた警視庁の上層部をイメージして作っているが 実はモチーフは銀魂の松平片栗虎(爆)であり、ワルで鳴らした過去の元ネタになっていたりするw セニレイン系統人属 リーヴァス大系統人属に属し一つで主に キュルティロン銀河系に関連種族が分布する中系統種。 多くの種族に共通して肉体派で頭部から角が生えており、角がなくともどこかしらの 体の一部が角質化している等リーヴァス大系統では数少ない亜人的な特徴を 備えた系統で霊力よりも魔力に優れた種族が多い。 また、ザイオアカデミウムによって二つのグループに分けられており、 角のない種族群をプロトセニレイン、角のある種族群をネオセニレインと呼称しているが これらの説も異論がある。 史上初!?中系統起源体! セニレイン系統人属起源体/セニレイン 個性的な形質を持つことの多い中系統として知られるセニレイン系統人属の起源体とされる存在で キュルティロン銀河系の守護神であるフォルセイドと共に銀河の守護者として君臨している精神生命体。 一般的にセニレイン系統に属する人類は発達した角があるか角がない種族でもどこかしらの体の一部が 角質化しているという共通の形質を持つがセニレインはこの系統の頂点に位置する存在と言っても過言ではなく、 名前からわかる通り全てのセニレイン人類のルーツであり、同系統の上位種族の形質であれば全て備えていると推測されている。 大系統起源体も含めた殆どの起源体に共通し、実体を持たない精神生命体で子孫達に干渉する事は殆どないと言っても過言ではないが 具現化した際には巨大な翼と発達した同じく巨大な角を頭部から生やした金色に輝く神人の姿を取ると言われている。 生前に関しては諸説あるものの未だに結論が付いておらず、起源体の中でも特に謎の多い存在となっている。 そんな中近年リーヴァス超銀河系のある研究機関によって挙げられた新説が現在は絶滅した巨大な魔人族であるセイヴィラン、 それもその起源体セイヴェルであるという説である。 セイヴェルは600万年前に失脚した後の行方が分かっておらず、死亡した事実は学会の間では 既知の通りであるが失脚及び死亡に至るまでの経歴は未だに判明しておらず、謎に包まれたままであった。 しかしその新説においてセイヴェルは最期は何らかの要因が働いた結果肉体を雲散霧消したのではないかと推測されているのだ。 セリュエジアスとウォゾライアスの"古典的な神話"に登場し、神話内での創造神に相当する存在シユラテクミル(ウォゾライアスの神話ではミラピュノスと呼ばれる)が 転生したセイヴェルの事ではないかと言われているがシユラテクミルは神話において "主は孤独であることに気付き、自ら肉体を引き裂いた。血も、骨も。ありとあらゆる主の全ての物が種子となり、やがてそれは新たな命へと芽吹いていった" この自ら肉体を引き裂いたという記述は推測される最期と似ており、これらの神話で語られることが事実だとすれば 雲散霧消したセイヴェルの肉体はそれ自体が生命の基となる因子となって数々の惑星に降り注ぎ、 長い年月を掛けてセニレイン人類に変化していったのではないか。そう囁かれているのである。 ちなみに上記の古典的な創世古典は細点が異なるものの、ゼラフィオスやオウグレアスにも類似のものが存在しており、 初期の開発者時代(数百万年以上も前に遡るが)には実際に崇める風習もあったという。 監視者に進化した現在はほぼ廃れてしまった文化だが礼儀や作法、祭りとなって現在も生きているともされており、 ゼラフィオスが成人の通過儀礼として行う儀式ヤツカヌヅカムトはかつて信仰していたセニレインと推測される存在を祀る宗教の名残であるし セリュエジアスが数千年に一度セリュジンの各地で行う祭典メルガナン・ビアレイム(通称セリュジンケンカ祭りとも言われるらしい)は 元々は先述のシユラテクミルへ捧げるものであったと言われているのだ。 セリュジン四大名家 元々セリュエジアスは400百万年を超える長い歴史を持ち、その意味ではどの家系も長いと言えるが その中でも特に歴史が長く、セリュエジアス文明の発展に関わってきた四つの古き一族が存在する。 具体的には 北のシェラードゥーン家 東のウィゾル家 南のシェプレス家 西のティベルワード家 と四つの方角に代表となる一家が一つずつ存在しており、 それぞれがその地元の分家となる一族を支えている。 かつては中央のルインツレイヴ家も含んで五大名家だったが ある理由から凋落し、現在は除外されることが多い。 メティライン 出身天体:キュルティロン銀河系 出身惑星:メティライ 大系統:リーヴァス大系統人属 中系統;セニレイン系統人属 スペック;雌雄2性型、平均身長4m、平均出力gex6、平均寿命6000年 評価:能力4、知性6、社会6、合計16 惑星メティライ出身のヒューマノイド系監視者種族。 背中から天使のそれを思わせる大きな翼を生やした4m程の身長を持つ巨人族で 一見するとすらりとした体型に見える為貧弱に見えるがこれは頭部がそれほど大きくないため。 実際は筋肉は発達しており、この点アトラス銀河系の巨人族であるゾーティスに似た身体比率を持っている。 セニレイン系統の監視者組にしては珍しく角があまり目立たない種族で監視者組としては 比較的新しい種族(それでも百数万年とセニレイン系監視者の新参組であるディラグーンよりは長いのだが)。 二大列強には所属せずにゼラフィード連盟に所属し中立の立場を取るが ある程度柔軟性もかけ備えた価値観を持ち、厳格な性格ではあるがゼラフィオスと比較するといくらか温和な気質なようである。 これはフォルヴレイン同盟の外交を司り、彼らと関係の深い種族でもあるキシュキリアンに影響された為と言われている。 元々はゼラフィオス同様に硬派だったようだが彼らの場合ゼラフィオスですら 手を焼くほど融通が利かなかった問題児種族だったという意外な過去がある。 当時の彼らは厳格を通り越して独善的で正義の実現に執着する悪い癖があり、 ゼラフィードの盟主であるゼラフィオスとすら火花を散らしたこともあったという。 その頃は両種族の関係は冷めきっており、連盟の脱退も秒読みと言われた程であったが ここで事態を重く見たキシュキリアンが矯正に関与したのだ。 矯正の甲斐あって融通の利かない独善的な性格は成りを潜め、 厳格な一面は残ったものの次第に温和な気質へと変わっていった。 それだけではなくゼラフィオスとの和解にも関与した他、監視者昇格を推薦したのも彼らなのだから メティラインにとって大恩ある種族と言えよう。 その為、ゼラフィード連盟とフォルヴレイン銀河同盟の橋渡し役を担う種族としても活躍しており、 フォヴレイロンに対して批判的な傾向にあるゼラフィオスのフォロー役として連盟に欠かせない存在なのである。 感想 チャットでの談話から思いついた種族。 モチーフは聖書神話に登場する七大天使のメタトロン。 4mとかなり大柄な体格だがこれはチャットでセニレイン人類の監視者組で ウォゾライアスだけが飛び抜けて大きく、セリュエジアスとの間を 埋める体格の種族がいないことが話題になったため。 シェイガンズ シェイガンズはオートロンの反体制勢力にして宇宙海賊である。 彼らもディスヴェリオン同様に国家の転覆を狙っていた勢力だったらしいが 日常の生活においては平穏な環境を望んでいた為、ディスヴェリオンとは気が合わずに 独立した経歴を持つ組織である。 ただし所詮宇宙海賊の為組織の規模は両組織よりも遥かに小さく、 影響力も限定的ではあるがそれでも十分に惑星を蹂躙可能な戦力を併せ持つ。 その一方で彼らなりの仁義があるらしく、アリエル危機においては 建前上は自分達の獲物を奪われたくないからという理由ではあるが寧ろ銀河社会側に立ち、 ザイオングと共に共闘するという異例のポジションとなっている。 構成員 ジェルガーグ シェイガンズ首領 カメ型生物に変形 カラマキュラ シェイガンズ船医にして紅一点 イカ型生物に変形 ディメリプス シェイガンズ参謀 古代魚型生物に変形 モントゥレイ シェイガンズエンジニア エイ型生物に変形 ギルザーク シェイガンズ操舵手 鮫型生物に変形 ケイジェルゴーグ シェイガンズ合体形態 感想 モチーフはトランスフォーマー 超神マスターフォース及び ビーストウォーズⅡに登場した宇宙海賊シーコンズ。 本家が両陣営に属しない第三勢力的な存在だったため、 シェイガンズもオーディアンやディスヴェリオンのどちらにも 属さないならず者として設定している。 チームお父さんズ(爆) セリュエジアス(♂)/ネルカイン・ティベルワード セリュエジアスの元格闘家で現在は準ザイオノイド~ザイオノイド級の種族のアスリートを 専門に育成する育成期間のコーチや解説役を務めている。 ディガス大使にして元アスリートのメルベア・ティベルワードの父親であり、 種族として小柄な娘の様に自身もほんの少し小柄であり平均身長にあと一歩で届かないが それを補うために鍛え上げられた鋼のような筋肉に身を包んで大会に挑んでは数々のタイトルを獲得した名格闘家として名を馳せたのだが 無理な肉体強化が祟って腰を痛めてしまいそれから間もなく現役引退を発表、コーチへの道を歩んだ経歴がある。 上で述べた通り腰を痛めてしまった事によって無理な運動ができなくなった(それでも標準クラスの種族からすれば十分桁外れ的な力を発揮が)のと それによるデスクワークが祟ってしまったのか贅肉がついてきており マッチョ戦神の代名詞であろうセリュエジアスにもかかわらず太めの体型になりつつある(爆) アルメディア連合艦隊の金剛将シェラードゥーン・アルネキシアには娘のティベルワードが マルクピール女学院に通っていた際に何かと気に掛けてくれたことから感謝しており、 お互いの娘が仲睦まじい事に関しても家族公認の様である。 ちなみにティベルワード一族は開発者時代初期にセリュジンの南方の地を治めていた大公を祖とする一族で 出身者は自身や娘を筆頭に種族平均に届かない小柄な体格の人物が多いが その代わり後述する御三家の中で最も高位体発生率が高く小柄な体をテクニックで 補ってきたアスリート一族として有名で開発者時代から続く貴族の一族であるシェラードゥーン一族、 シェプレス家と同様に御三家に上がる名家として有名である。 感想 セリュエジアスの人材補完のために作ったキャラ。 実は外見上のモチーフはキン肉マンに登場したビッグ・ザ・武道ことネプチューンキングであり、 髭の生えた顔とやや太めの体型の元になっている(爆 セリュエジアス(♂)/シェラードゥーン・ディマンツァ セリュエジアスの神職で古くからセリュジンの北方に存在する聖域を護り続けて 来たシェラードゥーン一族の末裔にして現当主。 オールバックとポニーテールを足したような独特の髪型に柔和な顔を持つ優男で セリュエジアスとしても細身である為、一見貧弱に見えるがその体つきは筋肉が ダイヤモンドの如く凝縮されている為であり実際は並以上に発達している。 アークス換算した場合間もなく50歳に差し掛かる年齢なのだが非常に若々しい顔立ちで 30代後半相当に間違われることも。 名前からわかる通りアルメディアの金剛将シェラードゥーン・アルネキシアの父親。 シェラードゥーン一族のルーツはセリュジンの北方を治めていた小国で繁栄した貴族の一族であり、 その為か浅黒い肌と黒髪が多いセリュエジアスとしては珍しく色白な肌が多い事で知られ ルインツレイヴ家と親戚の関係にある一族としても有名。 感想 セリュエジアスの人材補完の為作ったキャラ。 モチーフはこれと言ってないがよく漫画やアニメに登場する穏やかな 顔つきで若作りしてる壮年男性のようなイメージがある。 アルビンシーニュ 出身天体:サーヴェンティア銀河系 出身惑星:ブランネイ 大系統:フォルセイド大系統竜属 中系統;ポリュメルト系統翔族 スペック;雌雄2性型、平均身長2.5m、平均出力gex5.8、平均寿命5000年 評価:能力4.5、知性6、社会6、合計16.5 惑星ブランネイ出身の鳥人系監視者種族。 純白の羽毛に青い目を持ち、背中にも大きな翼を生やしており、 サーヴェンティア銀河系に限定すればあのボウピックと並ぶとも称される程優雅な種族としても有名。 実際に同種族の補佐役を務める種族で同じく芸能とも深い関係がある種族だがボウピックから輩出されている人材が 芸術家や音楽家の割合が多いのに対してこちらが輩出している人材はファッションデザイナーや踊り手の割合が多いという違いがある。 とりわけ、踊りに関してはボウピックの方が教えを乞う事がある程と言われているのだ。 優雅な外見に凡例して一見性格も穏和に見えるが こう見えてプライドが高く、やや気難しい一面がある事でも知られ、 ボウピックですら扱いに苦労すると言われてしまう程である。 しかし裏を返せば意志が固い事を意味しており、一度決意を固めればどんな困難にも立ち向かう頼れる女房役なのだ。 平均出力こそgex6に届かないがその分器用であり、とりわけ風属性と冷気属性の制御に長けているとされる。 感想 サーヴェンティア銀河系開拓計画の一端として製作した種族でモチーフはズバリハクチョウである。 みにくいアヒルの子や白鳥の湖の題材になったり、日本神話においてはヤマトタケルが死後に ハクチョウとなって飛び立っていったという逸話が、ギリシャ神話ではゼウスが白鳥に化けて 誘惑する等古今東西の伝承に欠かせない存在であり、それも高名な存在の化身として登場する事が多い事から監視者として製作している。 実を言えば高貴で優雅な種族である一方でプライドが高く気難しい性格という設定も元ネタのハクチョウが 優雅で穏和に見える外観に反して気性が激しく時に天敵の猛禽類や人間をも攻撃する一面に由来しているのだ。 アルビンシーニュ(♀)/ノーサ・シェフィーム アルメディア艦隊所属のアルビンシーニュの女性。 種族としては珍しく白金かかった色の羽毛であり、頭部に花飾りのような飾りを付けているのが特徴。 タハマカ・アルジェポナを筆頭とする広報担当の一人で憐歌将の肩書を持つ人物。 リーヴァス・アヴィエラ銀河団でも名の知られた歌手でありタハマカ同様に同艦隊所属でありながらも 普段は公演で多忙の為滅多に顔を出さない。 同じ広報担当のアーティストにして後輩のランシェ・ルーアンが少女の持つ可愛らしさと明るさを前面に出しているのに対して ノーサの歌は健気さと可憐さ、それでいながら力強さを前面に出した曲という違いがあり ファン層もかなり異なっている模様。 やや気難しく、生真面目でとっつき辛いと称されることが多くランシェに厳しく接しては 何度も泣かせている為、時々苦言を呈される事もしばしば。 実は難病に指定されている"ある大病"を抱えており、公演も弱っていく体に無理を承知で 鞭を打って行っている為 場合によっては公演が終わった後に発作を起こして気を失ってしまう事もあるという。 ランシェに対して厳しく接したり気難しく生真面目なのも裏を返せば病気で弱りつつある身である事を 悟らせない為であり決して悪意から厳しく接しているわけではないのだ。 実際にアルメディア・フェスタのテロでヴァルドゥーラによって拉致され、敵となったランシェをどうするべきかを兼ねた作戦会議の際に 「ランシェはもはや銀河に仇成す存在、多くの命を奪っている現状を見る限り抹殺するべきである」という案が 挙げられた際には巨神将ウォルドールと共に反対の姿勢を掲げている。 ルクベリオン 出身天体:サーヴェンティア銀河系 出身惑星:クベリール 大系統:フォルセイド大系統竜属 中系統;ポリュメルト系統翔族 スペック;雌雄2性型、平均出力gex5、平均身長2m、平均寿命500年 評価:能力5、知性5、社会6、合計16 ボウピックの近縁とされる翔属系エイリアン種族。 山岳地帯が多く寒冷な気候の惑星クベリール出身で全身を赤褐色の羽毛に包まれた外見が特徴。 準監視者という程ではないにしろ歴史が長く強さと武芸を重んじる誇り高い戦士族として知られており サーヴェンティア銀河系における中堅クラスの一角を担う種族。 山岳の多い環境で鍛え上げられた身体能力は同銀河系の同レベルの種族で比較しても屈指であり、 熟練で尚且つ高位体であればホルヴィストとすら渡り合える者も存在すると言われる程だ。 そんな彼らだが消費者時代は非常に好戦的であり、強さの定義も文字通り "一体一体の個体が持つ戦闘能力の高さ"であった事から部族間の争いが絶えず続き、 文明断絶の危機を何度か経験したという現在の彼らからは想像できない過去を持つ。 そこで彼らはその戦闘能力を殺し合い以外で競う方法を模索した結果数十年に一度武術大会を開き、 地方毎に競うという方法で血を流さずに競う事を開花させた事で戦争を劇的に減らす事に成功、 その後は焦らずに長い時間を掛けて部族の統一を完了させ無事宇宙進出に漕ぎつける事ができたのだ。 現在は母星で養った身体能力や経験を活かし武術家や宇宙を駆ける傭兵やハンターとして活躍する個体も多いという。 感想 モチーフは日本にも少数ながら生息している大型の猛禽類イヌワシ。 現実でもシカを捕食し、訓練されればオオカミをも仕留める事から それなりの実力を持つ種族として作っているが監視者やザイオノイドというイメージが無かったことや サーヴェンティア銀河系に中堅クラスが少なかったことからサーヴェンティア版ロイゲールとも言える開発者としてイメージしている。 ゼラフィオス(♀)/ロアリッド・エルキューネ 基準年前後数千年に活躍したゼラフィオスの女性。 混迷が続くキュルティロン銀河系でボランティアの一環として孤児院を経営しており、 保護された孤児達にも優しいお姉さんとして慕われている。 実際に常に笑顔を絶やさないが"ある話題"になると一変し、途端に黙り込んでしまう。 実を言えばロアリッド・エルキューネという名は偽名であり、正体はかつて 生物学においては他の追随を許さないと言われる程の知識を持ち、数千年前に あるプロジェクトに関与しギュネーカ・ノヴァを創り出した"アルダリン・ルーネキュール教授"その人である。 そのプロジェクトこそリリュトの極限まで極められたマゼンタ属性をどこまで再現できるかという発想の元実行されたL.プロジェクトであった。 プロジェクトはオウグレアスのニラク・ヴルコフ将軍の指揮下の元進められたが 研究は悉く失敗、一向に成果は出ず諦めの空気が出た中彼女は最後まであきらめなかった。 彼女の尽力あってギュネーカ・ノヴァを完成にこぎつける事ができたのだが 更なる強化実験は彼女の意思を無視した虐待に近いものであったようで警戒心が強く人見知りの激しい性格の原因となった上に 暴走にも繋がり、抑えられない力を振り回して研究所を吹き飛ばしてしまう。 これが後世にてアルガノン大爆発で知られる爆発事故(事故とは言うがほとんどが隠ぺいされている為実質的に事件である)であり 死傷者も多数出たが彼女は何とか一命を取り留めており、 爆心地で倒れていたギュネーカ・ノヴァを連れて共にレスキュー部隊に救助されるが 直後にヴルコフ将軍によって半ば責任を押し付けられる形で身柄を拘束されてしまう。 軍に身柄を拘束された彼女はプロジェクトに関わった事を後悔するが ある意味では我が子と言っても過言ではないギュネーカ・ノヴァを放っておく事ができず、 この一件を悔いた彼女は後罪滅ぼしの為苗字を旧姓に戻してからロアリッド・エルキューネという偽名を名乗り、 ギュネーカ・ノヴァを戦闘兵器ではなく、普通のセリュエジアスとして育てる事を決め、 長らく名無しだった事から自らの旧姓及び偽名からロアリッド・ヌーヴェリーナと名付けた。 オウグレアス(♂)/ニラク・ヴルコフ 基準年前後に生きたオウグレアスの男性。 やや薄い赤肌にスキンヘッドに近い髪型で銀色の角を生やしているのが特徴。 フォルヴレイン同盟の傘下にあるオウグレン軍で少将の地位にある軍人だが ドラキウス提督同様義賊を起源とし、それ故に緩いアルメディアの存在を あまり快く思っていない。 強い正義感を持ち、銀河を守るという使命感はあるのだが銀河の防衛には 強大な武力が必要であるという思想を持つ典型的なタカ派。 彼は同盟が自由主義を100万年と長きに渡って続けた為にマフィア含む裏社会勢力や 反体制勢力の台頭・肥大化に繋がり、結果的に銀河の混迷を招いた上に それを制御できていない実情を憂いており、武装強化による銀河防衛を主張してきたのである。 以前から抱いていた危機感からか極秘であるプロジェクトを進めており、 毒には毒を持って制すという理論とリリュトの能力を人為的に再現という発想から 誕生した実験体こそコードネーム"ギュネーカ・ノヴァ"であった。 手塩に掛けて育成したがギュネーカ・ノヴァは暴走してしまい、 結果研究施設を吹き飛ばされた事によって数百名が死亡するという大事故を起こしてしまう。 しかし密かに協力を得ていたネクリティスの協力もあって隠ぺいには成功したのだが 彼が嫌っている裏社会勢力の協力あってのものであり首領のグーラも 内心では「ゾアクロイドの脅威から銀河を防衛すると言っておきながらその為に 力を借りるなんざ開発者の風上にも置けねえバカな男だ」と称して見下していたという。 感想 モチーフはウルトラマンダイナの登場人物にしてTPCのタカ派の軍人ゴンドウ参謀と エイリアン4に登場したベレス将軍。 自身が属する勢力の実情を憂いて極秘に兵器の開発を指揮し 人工生命体創造計画の指揮者でもある人物として作成しているが ベレス将軍と違って脳みそをブチ抜かれて死ぬ予定はない(爆 セリュエジアス変種(♀)/ロアリッド・ヌーヴェリーナ 基準年前後数千年に生まれたセリュエジアスの女性。 ある種の変種であり白金色の髪と真っ白な肌に青い目とあまりセリュエジアスには見られない形質を持っており、 抜群のプロポーションを持つ美女で身長も3.6mと同族の女性としてはかなり長身。 とある事情から両親のいない孤児であり幼少期は悪気はないものの力加減ができない事から騒動を起こす事も多かった。 幾ら子供と言えどもセリュエジアスであり、この時点ですさまじい怪力を誇っていた事から危険性を 問題視したゼラフィオスの女性ロアリッド・エルキューネによって矯正され力の制御方法を身に付けていった経歴がある。 実はフォルヴレイン同盟軍が極秘に行っていた"ある計画"によって生まれた人工生命体"ギュネーカ・ノヴァ"そのもの。 両親がいないというのも当然であり、後述するある一件があるまでは人見知りが激しい性格で 基本的に創造主であるアルダリン・ルーネキュールにしか心を開かず、扱いにはかなり苦労したようだ。 アルガノン大爆発の原因となった大暴れによって力を使い果たした彼女は爆心地で倒れており、記憶も失ってしまっていた。 記憶を失ってからは人見知りは嘘のように無くなり、人懐っこく無邪気な幼少期を送る事となった。 しかし今度は先述した様に無邪気故に力を振り回してしまう問題が発生、騒ぎを起こす事が多くなってしまい、 事態を重く見たエルキューネは怪力の種族にして彼女のベースの種族であるセリュエジアスの住む惑星セリュジンに連れて行かれる。 そこで彼女はエルキューネや周りの同族の助けもあってようやく矯正に成功し、日常生活も難なくこなせるようになった。 勘違いされやすいが彼女は"リリュトのクローン"ではなく、あくまでリリュトの能力を どこまで人為的に再現できるか?という発想から生まれた存在であり無関係ではないものの両者は完全に別物である。 流石に本家ほどの力は今のところは持っていないのだがそれでも十分強大であり、 内に秘めるマゼンタ属性が活性化すると髪の色が白金色からピンクがかった色に、瞳の色も青から青紫色に変色する。 また、セリュエジアスとしては珍しく得物を使い、 剣やレイピアと言った刀剣類やブーメランといった飛び道具の扱いに長けているようだ。 感想 モチーフは二つあり、幼少期はDr.スランプのアラレちゃん、成長後のもう一つのモチーフ元はなんと キューティーハニーより如月ハニーことキューティーハニーである。 普段は金髪だが戦闘モードになるとピンク色の髪になったり変装が得意な所をトレースしている。 とりわけ三作目のFのハニーのイメージが強く、サイボーグではなく"人工生命体"であるのもこの為。 幼少期の騒動を起こしていた頃はアラレちゃんからだが何気にどちらも人工的に作られた存在という共通点がある。 だがセリュエジアスは子供の時点でも凄まじいパワーを持つ事から本家の様に無邪気に加減なしで力を振るおうものなら 歩く災害ともなり得るのでそのままだと危険だと判断しキチンと矯正される展開を入れている。 ディルギアン変種?/ゲルドヴァゼラ リーヴァス・アヴィエラ銀河団を広く暗躍する宇宙海賊であるヴァリゼダースの首領と 推測されるディルギアンの魔戦士。 ドラキス系のような頭部にゼルクス系を思わせる体型を持ち、 実際にゼルクス系ディルギアンとドラキス系ディルギアンの混血だがある種の変種であり、 髑髏を思わせる頭部に二対の角を生やし、大きく裂けた口に同じく大きな複眼状の目、 そして後述する毒々しい模様の甲殻に毒の鱗粉を纏っている等他のディルギアンにはあまり見られない形質を 持っているのが特徴と言えるだろうか。 全身を覆うディルギクス・シェルも緑色をベースに毒々しい模様が各部に存在し、 翼も非常に大きく発達している為毒蛾を思わせる姿。 非常に好戦的かつ残忍な性格であり、相手の手足をもぐ等で血祭りに上げるのが 最高の快楽と称する程の筋金入りのサディスト。 その一方ヴァーツ7派ではエヴィリアンと並んでパワーファイターが多いとされる ディルギアンとしては珍しい知略派であり、後述する理由から異常な程に用心深い一面もある。 実はかつてデストヴァルトに所属していた経歴を持ち、歴代の首領の側近を務めていたが 内心ではどの首領にも忠誠心は無きに等しかったらしく、最後の首領であるゼヴェロン・ヴォーダーの 命運が決まったデストヴァルト危機が起きる前後に謀反を計画していた。 一説にはゼヴェロンが討ち取られたのは内部崩壊を目論むある派閥と共に彼が情報を売った為とされており、 その意味では彼も同組織崩壊に関与した人物と言えるのだが首領の座を狙っていたという声もあり、 都市伝説の域を出ない。 またその経歴からリーヴァス・アヴィエラ銀河団各地の捜査局に重要参考人として身柄を狙われており、 身柄の確保に生死を問わないケースが多いこの手のゾアクロイド系犯罪者では珍しく 絶対に生け捕りにせよと手配されていると異例の措置が取られており、 異常な程に用心深い一面があるのもこの為である。 得意戦法は手からエネルギー弾を乱射したり口から瘴気炎を放射する戦法を得意とするが最大の武器は そのバカ力。とりわけ腕力は凄まじく、ザイオロードの手足をもぎ取る事すら容易いと言われる程だ。 スペック:身長3.1m、身体出力 gex6.9、精神出力gex10.8 ミラスフィン(♀)/メルージェ・レステファン 基準年前後に活躍したミラスフィンの高官で幻騎将の肩書を持つ。 かなり濃い紫色の武骨な鎧を全身に纏っており、頭部も表情の読み取れない不気味な仮面で隠している上 仮面に内蔵された変声器によって自らの声を非常に強いエコーのかかった低い声に加工している事から外見からは本来の性別どころか種族すらわからない。 その為素顔を知らない者にはスペリオス等の晶人系の個体と思われることもあるがれっきとした女性のミラスフィンであり、 その素顔はキリリとした鋭い目つきとエメラルド色の瞳を持ち長い銀髪を生やした美女である。 闘将の他に試験官としての顔も持っており、アルメディアの入試の面接や試験は主に彼女が受け持つ。 スパッチク本営帰りのエリート中のエリートであり、将来の海帝とも称されている人物であるが 感情豊かで緩いと言われるアルメディアの中では少数派である現実主義・合理主義派の筆頭格で 性格そのものは所属している構成員の多くに共通して明るく温和だが一方で組織に仇成すものには例え血縁があろうとも 構成員であろうとも一切の慈悲を見せず、組織にとってそれが最善と判断すればどんな非情な手段も辞さない冷酷な一面も見られ、 もはや冷酷を通り越して"冷血"、場合によっては"卑劣"という評価がされる事すらあるほど。 その異質さは他の闘将と比べても顕著でアルメディア所属でありながら大らかで緩い同組織の在り方に批判的であり、 以前からその緩さが仇となる事態が起きるのではないかと指摘し続けてきたが今回遂に アルメディア・フェスタ襲撃が現実のものとなった事から批判のボルテージを上げている。 ヴァルドゥーラ危機での作戦会議においてランシェの救出に関して議論になった際に言い放った 「ランシェはもはや社会に仇成す破壊の権下、よって救出せずにヴァルドゥーラごと撃滅するべきである」という発言は彼女の思想を表す発言の一つである。 その際に巨神将ウォルドールにランシェを失えばその喪失感によって兵士達が士気を低下させる可能性もあると反論された際も臆する事無く 「たかだか人一人失った程度で士気を低下させる程度のメンタルの軍人はいらぬ」と冷徹に切り返して黙らせている。 この徹底した合理主義かつ現実主義の為、組織内でも内心彼女を嫌っている者は少なからずいるのだが 逆に言えば組織の威信や面目を保つ為に常に奔走しているとも言え、 そうした意味でも組織には欠かせない存在なのもまた事実で今回のアルメディア・フェスタテロという不祥事は アルメディアが解体されてもおかしくない事態であり、組織が解体されずに済んだのは実は彼女のおかげでもあるのだ。 実際に彼女を慕う官僚も多くやり方こそ非情ではあるがその分腕も立つのでそれだけ信頼もされているのだ。 実はローグリエルのカンティル・ナルショップの従姉にあたるらしく、 厳格である一方で何だかんだで面倒見がいい部分は似ているとのこと。 戦法としては自らの種族が得意とする反射術の他に幻術を得意としており、 その場の景色を別の景色になっているように見せるのは序の口で 監視者ですら油断していると感覚まで錯覚を起こしてしまう程洗練されている。 攻撃は左腕に仕込んだ"ジャイロナックル"と巨大な突撃槍であり、その威力たるや本気で放てば 相手に穴が開くどころか"真っ二つに千切れ飛んでしまう事もある"程と 正に幻騎将の名に恥じぬ能力と実力を備えている。 スペック:身長2.1m、出力:身体:gex3、精神6.8(外力制御9) 台詞 「我が組織の最優先課題はランシェを救う事よりも威信と信頼を取り戻す事であろう?」 「正気?私は正気だが何か問題でも?」 「戯けた事を言わないでもらいたい巨神将よ。たかだか人一人の命失った程度で士気を低下させる軍人など我が組織にはいらぬ。辞めてもらって結構だ。」 「人一人を救うのに多くの犠牲を払うのではあまりに非効率すぎる。よってランシェごと撃滅し、我が組織は 何人人質に取られようと動じる事はないという事を教えるべきだと私は言いたいのだよ。巨神将殿。」 「ランシェ討伐は決定事項だ。わかったらこれ以上口出ししないで頂きたい。」 感想 モチーフはなんとキン肉マン(WEB連載版)に登場した完璧超人始祖の一人にして完璧参式・ミラージュマン。 紫がかった無機質な外見や幻術を得意としている所は本家通りだがこちらは紫の体は生身ではなくあくまで鎧であり、 男性だった元ネタに対してこっちは女性である(爆 性格面はNATUTO疾風伝に登場した二代目火影・千手扉間のイメージがあり、 敵対者には一切の容赦をせず組織の為なら平気でどんな非情な手段も使う合理主義かつ現実主義な性格の元になっている。 もしかするとドロヘドロの能井のイメージが入ってるかもしれない。 名前の由来はフランス語で蜃気楼を意味するミラージュと同じくフランス語で紅や口紅を意味するルージュから。
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...裕福な家庭で育ったことって結構辛いことだと思う... 大学3回生の時、ふと発展途上国を旅してみたいと思い、高校時代からの友達に声をかけてみた... 紬「ねぇ、どこか旅してみない?」 唯「へぇ~、面白そうだね~」 澪「イタリア、フランス、ドイツ...ヨーロッパは憧れるなぁ~」 律「そっかぁ~?タイとかベトナムとかインドとか生命力溢れるところも良くないか?」 梓「律先輩は現地に馴染むでしょうけど、女性だけで旅するのは恐いですよ。」 梓ちゃんは1年遅れで同じ大学に入学しました。 もちろん、憂ちゃんも...(純ちゃんは以外にも偏差値上ではワンランク上の大学に入りました。) 紬「ううん、違うのよ!!観光気分ではなくって、生活に溶けこむような...」 紬「...そうねぇ~...」 紬「そうっ!!そこで生活するの!!ウルルンなんとかみたいに!!」 一同「................................」 一同「え~~~~~~~~~~っ」 律「いやいやそれは無茶だろ!!」 紬「そっかな?文明から遠く離れた社会で生活するとかって、結構楽しそうじゃない?」 澪「わっ、私は無理!!」 梓「私もその~....」 紬「梓ちゃん?私は無理強いをしてるわけじゃないのよ?気にしなくてもいいのよ!!」 唯「私はいっかな(wktk)」 紬「唯ちゃんは、憂ちゃんの許しがないと無理だわwww」 唯「そっかぁ~?憂は許してくれそうもないしなぁ~」 紬「うふふ?憂ちゃんはお姉ちゃん想いだもんね~」 一同「......................................................」 澪「ムギ?」 紬「なあに?澪ちゃん?」 澪「そのぉ~...まさか一人でも行くって考えてはいないよな?」 紬「...」 紬「ちょっと恐いんだけど...一人でもいくつもりなの!!」 紬「そのために車の免許も」 紬「それだけじゃなくって、大型特殊免許も、大型バイクの免許も」 紬「1級船舶免許も、軽飛行機操縦免許も取ったの」 紬「これだけ取っておけば、どんな機材でも操縦できるでしょ?」 律「いやいや!!そんな話じゃなくって!!」 梓「そうですよ!!なんでムギ先輩がそんな危険なところに行こうとしているんですか!!」 梓「ムギ先輩はおっとりぽわぽわで私たちの側にいてくれなきゃ困るんですよ!!」 梓「私たちを悪戯に不安にさせないで下さい!!」 紬「梓ちゃんの気持ちはうれしいけど...」 紬「私はどうしても知りたいことがあるの!!」 紬「私はお嬢様で育ってきたでしょ?」 紬「私だけじゃなくって、みんなも恵まれた環境だと思うの」 紬「そうでなきゃ、私立の女子高から私立の女子大に進めるはずがないもの」 紬「その分、恵まれない人たちが必ずいるはずなの」 紬「だから、そういった人を知って、私たちの責任とか義務を感じたいの」 一同「..........................................」 澪「...なぁムギ?それって私たちというかムギが感じることなのか?」 律「そうだよ!!たかが一女子大生が考えることなのか?」 紬「...一女子大生かぁ~」 紬「私の場合は一女子大生で片付けられない部分もあるの」 一同「.................................................」 律「だよなぁ~」 澪「でも、ムギが背負うものでもないだろ?自分の境遇に感謝するだけでもいいんじゃないか?」 梓「そうですよ!!感謝だけで十分ですよ!!」 唯「そうそう!!今が幸せなら未来も幸せだよ!!」 紬「唯ちゃん?私達だけが幸せならそれでいいの?」 紬「人間って私だけなの?」 唯「それは違うけど...」 紬「私はね、だれかが幸せな分、誰かが不幸になっているような気がするの」 紬「それでね?幸せな人の幸せを少しだけ不幸な人に分けられたらって思うの」 紬「綺麗ごとなのはわかってるけど、幸せな人が動かないと何も変わらないと思ってるの...」 澪「ムギ?」 紬「何?澪ちゃん?」 澪「まさか誰かにオルグされたとか...」 紬「そんなことあるわけないじゃないwww」 紬「大丈夫よ!!でも私は現実を知りたいの」 紬「平均寿命が80歳を越える日本の反対に40歳代の国もある」 紬「この不公平感が納得できないのよ」 紬「国民性とかで片付くのならそれでいいのよ。」 紬「でも、それがわからないから知りたいの!!」 紬「さいわい私には、澪ちゃん達が信じられないくらいの人的、金銭的バックボーンがあるから」 紬「私にできることは私がしないと悔しいじゃない?」 澪「................................................」 梓「で、でも...」 律「そっだよ~、ムギがなんでそんな事をするんだよ~」 律「今まで通り、ムギは作曲や編曲をしてキーボードを弾いているだけでいいじゃんかよ~」 律「なんで、そんな危険を犯す必要があるんだよ~」 紬「皆ありがとう!! でもそんなに心配しなくても大丈夫よ!!」 紬「私一人といっても、私は琴吹家の嫡男家の一人娘よ!!」 紬「かならずボディーガードがついてるもの」 紬「それに身内の嫉妬の方がよっぽど恐いわwww」 といって日本を飛び出したものの... 現実は思った以上に厳しい というか、命ってこんなにあっけないものかと痛感する。 私の回りには常にボディガードが付いている。 こればかりは仕方がないことだけど... 銃声が聞こえた瞬間、私はボディガードに囲まれる。 その体の隙間から見えるのは、明らかに「たった今命が尽きた人」が運ばれている光景だった。 最初のころはショック以外何者でもなかった。 簡単に命が消えていく。 その理由は ご飯が食べたいからお金が欲しい。 気に入らない思想を持っているから。 あいつを殺したら報酬をやる。 そんなに人間の命って軽いの? 私はとんでもないことに気がついた。 紬(なんて安直な発想だったの?) 紬(不幸な人達を知りたいって、どれだけ傲慢だったの?) 紬(でも、ここまで命が軽いって知って、どこに戻ればいいの?) 私は混乱に境地にいた。 紬(投げ出したい!!浅はかな考えを持ってた自分を投げ出したい!!) 紬(全てを無しにしたい!!暢気な学生生活に戻りたい!!) でも、今となってはどうしようもない。 紬「ドラッグに走る理由がわかった...」 紬「手に入るんだったら、ヘロインでもコカインでもいいから現実逃避したい... でも、幸いにも私の回りはしっかりガードされていて、安直な現実逃避はさせてもらえない。 紬「辛い!!辛いよう!!」 紬「律ちゃん!!澪ちゃん!!唯ちゃん!!梓ちゃん!!」 紬「辛いよう...苦しいよう...知らなくていいことは知らない方が良かったよう...」 紬「うぅ...」 目を閉じていても銃声があちこちで鳴り響く町にやってきたときには 私は無常観しか感じなくなっていた。 紬(日本の生活ってなんだったの?あれが普通なの?それとも特殊なの?) そんな日々が続く中、ある朝ガードを抜けて街に出ることができた。 朝は世界各国共通なのかな? 銃声もない上、心地よい風が通りを吹抜ける。 見上げれば、まさに紺碧の空。 世界は安寧に包まれているとしか思えない時間。 でも、そこで私は現実を見てしまった。 銃を抱える少年。 日本でいえば中学生くらいか... 私は無性に悲しくなった... 紬(私はこの年齢で銃を持っていなかったし、銃を持つということは誰かに銃を向けること...) 紬(銃をむけることは命を奪うこと、もしくは命を奪われること...) 現実の重苦しさに気を失いそうになりつつも、思い切って少年に声をかけた。 紬「ねぇ?ちょっと話をしていい?」 少年は警戒しつつも私が女性で、かつ丸腰ということで警戒心を緩めたようだった。 少年「なんだよ?見張りをやってるんだから難しい話はやめてくれよ!!」 紬「うん...」 私は声をかけたものの何を話していいのかわからなかった けど... 思わず尋ねたことがあった 紬「なんで銃を持ってるの?なんで銃を撃つの?」 少年「へっ?」 少年は当たり前過ぎて、逆に面食らった感じをしつつも 少年「俺が撃たなきゃ、撃たれるんだぜ?撃たなきゃ死ぬんだぜ?」 紬「でもなんで撃つの?そもそも撃たなきゃいけない理由ってなんなの?」 少年「なんでって...」 少年「そう教えられたんだよ!!俺たちが撃たなきゃ俺たちが生きていけないんだよ!!」 少年「俺だって、本当は撃ちたくないんだよ...でも...相手は撃ってくるんだよ...」 紬「でも、でも...なんで争いがあるの?」 紬「銃を撃ってまで争う理由はなんなの?」 少年「生きるため!!」 少年「そう!!生きるためなんだよ!!」 少年「俺たちはずーっと虫けらみたいにこき使われて、働けなくなったら銃殺さっ!!」 少年「この400年間ずーっと耐えてきたけど、そろそろ限界なんだよ」 少年「俺たちが立ち上がらなければ何も変わらないんだよ」 少年「たとえ、今は失敗しても、次が成功するかもしれない」 少年「俺たちはそれを400年間続けてきたんだよ」 少年「それは、未来への希望なんだよ」 少年「そして、今、俺が銃を握ってることがその証拠なんだよ」 少年「ねぇ、ねえちゃん?あんたは外国人だろ?」 少年「だったら、俺たちのことを仲間に紹介してくれないか?」 少年「俺たちみたいな境遇にいる連中はたくさんいるはずなんだ...」 少年「言葉は通じなくても、どれだけ離れていても『同じように戦っている仲間』がいることを」 少年「伝えてほしいんだ」 少年「ねえちゃんにはそのチャンスがあると思うんだ」 少年「もしそのチャンスがあったら伝えて欲しいんだ」 少年「自分の人生を自分のためにいきたいって思う連中がたくさんいることを」 とんでもないことを聞いたかもしれない。 一人の少年の命をかけた伝言を聞いてしまったんだよね? でも私にできることって何? 琴吹家でのキャンペーン? 世間はそんなものをまともに受け入れてくれないのはわかっている。 「今更人権擁護?」 なんて反応は目に見えている。 なら、私にできることは一つしかない... 私はさっさと帰国した。 紬「ねぇ皆聞いて!!」 律「なんだよ急に帰国するなり集合かけるなんて...」 紬「私たちすぐにデビューしよ!!」 紬「そして世界に名前が知れるまでになろ!!」 一同「はぁ~?」 律「何を言い出すんだよ!!」 澪「そうだよ、なんでいきなり世界なんだよ~」 梓「まぁ、世界を狙えなくはないとは思いますが、突然なんなんですか?」 紬「...」 私は、少年から托された言葉を皆に話した。 一同が唖然としたのは当然だと思う。 なんせ世界に発信力を持たないといけないんだから... 紬「曲に関しては私に任せて、世界に通用する曲をかいて見せる!!」 紬「澪ちゃん!!まずは日本で圧倒的な指示を受けるような詩を書いて!!」 澪「えっ!!いきなりそんなハイレベル?」 紬「大丈夫!!私がフォローするから!!」 紬「唯ちゃん!!皆に届くような声で歌ってね?」 紬「律ちゃん!!梓ちゃん!!しっかりリズム隊としてフォローしてね!!」 律・梓「はっ、はい!!」 紬「でも焦らないでね!!」 紬「なんせ400年も戦って来た人たちがいるんだから!!」 紬「私達も400年かけて伝えていきましょ!!」 ...その決意から数年後... 「Get up Stand up!! Stand for your life...」 私達は世界の舞台でこの歌を歌うことができるようになった... この気持ちが続く限り...いつかかなう日が来るに違いない!! 終わり 戻る あとがき あとがき 最初はチェ・ゲバラとボブ・マーリィを紬を重ねたんですが... なんかランディングポイントがあやふやになりました。 結局、ウェイラーズで落ちましたが、ムギはどうしてもチェ・ゲバラの雰囲気が漂います。
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◎市民の政策局の本棚07・08? から ◎市民の政策局の本棚09Ⅱ へ 格差・秩序不安と教育 [著]広田照幸 [朝日] 学力と階層―教育の綻(ほころ)びをどう修正するか [著]苅谷剛彦[掲載]2009年2月8日 失われた場を探して [著]メアリー・C・ブリントン[掲載]2009年2月22日 社会的排除―参加の欠如・不確かな帰属 [著]岩田正美[掲載]2009年3月8日 アンデルセン、福祉を語る [著]G・エスピン-アンデルセン[掲載]2009年2月15日 名前 コメント 格差・秩序不安と教育 [著]広田照幸 [朝日] [掲載]2009年10月11日 [評者]耳塚寛明(お茶の水女子大副学長・教育社会学) 1990年代以降、教育政策が迷走を繰り返して日本的教育システムが崩れたことに多くの人々は気づいている。けれども、変化の断片をつなぎあわせて変化の底流を明快に描いた著作は少ない。20編以上の硬軟多様な論考からなる本書は、この大主題に一貫して取り組んだ力作である。分析対象は現代だが、教育の歴史社会学を本業とする著者の歴史眼を随所に感じる。 70年代までの保守対革新という二極対立時代以後、教育政治は複雑化して非常にわかりにくくなった。それを著者は三極対立図式を軸にわかりやすく説明する。三極モデルを構成するのは、(1)規制による質保障を志向し日本型教育モデルを維持しようとする族議員・文科省(2)市場原理による質保障を志向した新自由主義的改革派(3)現場の自律性を重視する政治的リベラル・社民勢力の三者。90年代には新自由主義的な改革論者が、保守グループを押しのけヘゲモニー(覇権)を握る。文科省はいろいろな部分で負け、規制改革グループが主張する競争と評価などを重視する改革案が実行に移された。そしていま、「小さな政府」路線による行財政改革に大転換が生じ、新自由主義者は政治の主舞台から退場しつつある。 教育はどこへ行くのか。新政権にマニフェストは存在するけれども、目指すべき社会像を伴った将来ビジョンが明確なわけではない。根拠なき新自由主義が歴史の必然ではなく選択の結果であったとすれば、私たちは別の未来の可能性を構想することができるはずだと著者は説く。そのとき、不透明な未来社会においてきちんとした政治的判断を下せる市民を育てていくところに教育と教育学の使命があると著者は主張する。 50年代以降教育学の主流研究者たちは野党的な政治的ポジションに隔離されてきた。それは、制度構築や政策提言につながるような、実証的分析能力を教育学が持つことを妨げた。こう分析する本書は、教育学自省の、そして希望の書でもある。政権交代は、著者の表舞台での出番を増やすだろう。オピニオンリーダーの登場である。 ◇ ひろた・てるゆき 59年生まれ。日本大学教授。『陸軍将校の教育社会史』など。 格差・秩序不安と教育 著者:広田 照幸 出版社:世織書房 価格:¥ 3,780 学力と階層―教育の綻(ほころ)びをどう修正するか [著]苅谷剛彦[掲載]2009年2月8日 [評者]耳塚寛明(お茶の水女子大学教授・教育社会学) 学力低下論が席巻していた01年、著者は『階層化日本と教育危機』を出版して衝撃を与えた。「だれの学力が低下しているのか」を実証的に明らかにし、社会の階層化と不平等化という文脈に教育を位置づける挑戦だった。学力低下から教育格差へ。その後人々の教育問題へのまなざしに生じた変化は、著者によって問題がとらえ直され、再定義された結果だといっても過言ではない。 この本は前著の続編であり、主に03年以降に著者が折々の教育問題を分析した論考を集めたものである。タイトルは『学力と階層』だが、狭い意味での学力格差が主題ではない。いまや獲得された知識のストック(学力)ではなく、知識獲得のためのスキルや学習能力が重視される「学習資本主義社会」の時代が到来した。著者の関心は、学習意欲や態度を含む「学習資本」の階層間格差にあり、その形成にかかわる教育費の配分や教員の勤務実態にまでスコープは広がる。 著者の分析は看過することのできない知見を次々に明らかにしていく。出身階層によって子どもの努力(学習時間)には差があり、しかもその差は近年拡大している。もはや努力主義(「がんばれば誰でも……」)は結果の平等をもたらすことのないイデオロギーに過ぎない。自己責任が強調され、個人の失敗が努力の欠如によって説明されるようになれば、階層間格差を隠蔽(いんぺい)することになる。 義務教育費国庫負担制度の変更にも容赦なく批判を浴びせる。この制度は結局、国の負担率を2分の1から3分の1へと引き下げてその分を地方に回すことで政治的決着を見た。少子化によって地方の財政負担は将来減少するという「常識」が国の負担率を減ずる有力な根拠だったが、著者の分析は正反対の結果を示す。子どもの数は減っても教育費は減らないどころか、教師の大量退職などにより増える。しかも財政力の弱い地方ほど多額の教育費を要する。どの地域でも義務教育の条件は変わらないというスタートラインの平等は崩れ、教育機会の不均等化が進むことになる。 出版社:朝日新聞出版 価格:¥ 1,890 URL http //book.asahi.com/review/TKY200902100138.html 失われた場を探して [著]メアリー・C・ブリントン[掲載]2009年2月22日 [評者]苅部直(東京大学教授・日本政治思想史) 日本でバブル経済が崩壊した、1990年代に学校教育をおえた世代が、なかなか正規雇用の職にありつけない。この、いわゆるロストジェネレーション問題は、外からはどう見えるのだろうか。 アメリカの社会学者が、丹念な調査を行ってまとめた本である。そこから浮かびあがるのは、むしろ、高度成長期から80年代までの日本社会を支えていた、特殊なしくみにほかならない。 学校という「場」から、会社という「場」へ。年齢に応じて「場」の間を、順序どおりに移動するのが人生の標準型とされる。高校での就職斡旋(あっせん)や企業の終身雇用といった制度が、その「あたりまえ」さを保証していた。 しかし90年代には、産業の中心が製造業からサービス業や小売・卸売業へと移り、他方で高卒者の正規社員としての採用が減った。その結果、学力水準の高くない高校を出た若者が、会社の「場」に安住する道は狭まってしまう。ニートやフリーターの増加の原因を、本書はここに見る。 この変化をうけとめ、若者が、学校に必ずしも頼らず、自分で職を選ぶための感覚を磨くこと。そして周りの社会がそれを助けること。「場」の喪失がもたらした不透明さを語りながら、そこに新たな希望を、著者は見いだそうとする。 出版社:エヌティティ出版 価格:¥ 1,995 URL http //book.asahi.com/review/TKY200902240078.html 社会的排除―参加の欠如・不確かな帰属 [著]岩田正美[掲載]2009年3月8日 [評者]耳塚寛明(お茶の水女子大学教授・教育社会学) グローバリゼーションと脱工業化という新しい経済社会状況に移行する中で、古い福祉国家の諸制度が対応できない新しい社会問題が登場してきた。「社会的排除」概念の価値は、セーフティーネットからこぼれ落ちてしまう人々が出現する過程を説明し、問題を解決する方策を「社会的包摂」として明らかにしようとするところにある。 フランス生まれのこの言葉は、いまやEU加盟国における社会政策上のキーコンセプトに育ったが、その意味は単純ではない。著者は、この概念の特徴をたくみに整理した上で、路上ホームレスとネットカフェホームレスを例に、日本社会のリアリティーに切り込む“社会的排除”の力を示してみせる。日本ではまだ実証的研究は多いとはいえないが、ホームレス以外にも障害者、女性、外国人移住者、いじめや虐待など、多様な社会問題の考察が可能である。 ホームレスの事例研究は日本での社会的排除の形成に二つの形があることを教える。ひとつは、いったんは社会のメーンストリームに組み込まれた人々が、そこから一気に引きはがされるタイプ。失業、離婚と借金、病気など多様な要因が複合的に絡んで、一気に定点を奪う。ふたつめは、メーンストリームに組み込まれたことはなく、途切れ途切れの不安定就労のように、そもそも社会への参加が「中途半端な接合」に過ぎなかったタイプ。いずれも、20世紀日本で作られた社会保険や生活保護制度の網から漏れてしまっている。 いまや海外では、社会的排除概念を使った社会問題の分析が、20世紀型福祉国家の所得保障システムから飛び出て、新しい福祉政策を生み始めているという。グローバリゼーションの中で日本だけが何もしないで社会の亀裂を回避できる保証はどこにもない。社会はその内部から社会に参加できない人々を作り出している。 社会的包摂をめぐる議論の行き着く先は必ずしも鮮明ではない。しかし社会的排除概念の有効性を主張する本書のメッセージは、コンパクトで平明ながら力強い。 出版社:有斐閣 価格:¥ 1,575 URL http //book.asahi.com/review/TKY200903100136.html アンデルセン、福祉を語る [著]G・エスピン-アンデルセン[掲載]2009年2月15日 [評者]広井良典(千葉大学教授・公共政策) 本書は、福祉国家に関する比較研究の第一人者が、フランスの一般読者向けに書いた書物の翻訳である。そう記すと既知の話題の再論かと想像してしまうが、本書の議論は以下のような刺激的な問題提起を多く含んでいる。 第一に親から子どもへの「社会的相続」というテーマ。子どもの認知能力の基盤は小学校に入る前の段階でかなり決定されることが近年の研究で明らかになっており、それには経済的要因にも増して家庭環境の「文化」的要素(たとえば家にある本の冊数)が大きいという。こうした点から保育施設の質的充実など、北欧に代表される早い時期からの公的対応が、子どもにとっての「文化資本」の不平等を是正し、かつ社会全体の生産性を高める投資としても有効と著者は論じる。 第二に「死は民主的でない」という指摘。たとえばフランスでは男性の管理職は工場労働者よりも5年以上長生きするので、結果として高所得層が年金や医療、介護などの給付のより大きな受給者となる。つまり「平等」のための制度がかえって格差を増幅させているわけで、著者は代案として平均寿命に応じた累進課税などを提起する。 第三に「効率性」と「平等」の関係についての掘り下げ。たとえばデンマークの公的社会保障支出はアメリカのそれよりずっと大きいが、保育や医療に関する私的な支出も含めると両者の違いはほとんどなくなる。ならば市場より政府による対応のほうが、平等のみならず効率性の観点からもすぐれているのではないか。これら以外にも、現在の福祉国家に関する鋭角的な指摘が随所にあふれていて興味深い。 一方、“投資としての社会保障”という視点の重要性を確認したうえでなお、著者の議論の持つある種の「生産主義」的な傾向には疑問も残る。現在の先進諸国における慢性的失業の背景には構造的な生産過剰があり、雇用拡大という方向には限界があるのではないか。労働時間削減やワークシェア、賃労働の相対化といったテーマに関する著者の議論も聞きたいと思う。 出版社:エヌティティ出版 価格:¥ 1,890 URL http //book.asahi.com/review/TKY200902170092.html
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昔々のその昔 現在の京都に程近い山間の村に、一組の老夫婦が住んでおりました 「いい天気じゃのぉ、婆さんや」 「そうですねぇ、お爺さん」 「絶好の散歩日和じゃのぉ、婆さんや」 「そうですねぇ、お爺さん」 「……ってさー、何で私が翁なのぉ?」 「配役の都合らしいから仕方ないよ、純ちゃん」 「……憂は良いじゃん、嫗なんだから……私だって女役やりたかったよ」 「でも……ね、私は……純ちゃんと夫婦役が出来て……嬉しい、よ」 「……そか。なら……翁で良いや」 《なよたけの……》 ある日の事です。翁は日課の散歩で、近くにある竹林を散策していました 「……竹林って散策する価値あるのかなぁ?」 筍掘りのシーズンや竹の花見の時は最高ですよ。 「ふーん、そっか~。……ってあのぉ~、ナレーターさん」 はい。 「……独り言に反応されると……恥ずかしいんですけど」 おっと、失礼しました。では気を取り直して……。 翁が散策していると、奥の方に不思議な光が見えました 慌ててそこに近寄ると、一本の竹が輝いています 「な、なんじゃこりゃー!と、とにかく中を確かめないと!!」 急いで家に帰り、鉈を持ち、先程の竹の所へ戻ると、光輝くその部分をじっくりと観察しました どうやら竹の一節だけが光り輝いているようです 「よし……それじゃぁ、この節の真ん中に思いっ切り鉈を振り下ろせば……」 『ちょっとちょっと!真ん中じゃなくて上の方だよ!』 「あ、そうか。真ん中じゃ梓が真っ二つだよね~。……でも~、それも面白いかもねっっっ!!!」 『にゃぁぁぁぁ!!!』 翁は楽しそうな顔で光る節の真ん中目掛けて鉈を振り下ろした! キーン!! 鉈は見事に弾かれた!! 翁は5のダメージ!! 「い……ったーい!!」 『うふふふ~、そんな事も有ろうかと思って、節の上部以外はチタンコーティングしてあるの~』 「さ……さすがはムギ先輩……やりますね」 では、気を取り直して上部を叩きましょうか。 「仕方ないなぁ……ほい、コーンっと」 翁が鉈の刃を節の上部に軽くぶつけると、何故か斜めにスパッと切れて中からとても美しい女の子が現れました 「……なんだか色々と突っ込みたいけど……まぁいいや。えっと……おぉ!竹を斬ったら中からこんなに美しい女の子がー!」 何だか白々しいですね。 「ゴチャゴチャ煩い!」 翁は女の子を家に連れて帰り、嫗と相談してこの子を育てる事にしました 「でもさー、憂。育てるにしても私達そんなにお金無いよ?」 「大丈夫だよ、純ちゃん。私が機織りをして稼ぐから!」 「それ……違う話しじゃん……」 『あ、お金なら大丈夫だよ!』 「梓、それ本当?……あ、まだ梓じゃなかったんだっけ……。えっと……娘!それは本当か?」 『……まぁ、まだ人形だし名前が無いから仕方ないよね……。えと……おじいさん、光る竹を見つけたらそれを斬ってみて!』 「そうすると金が出て来るんだよね!」 『憂……私の台詞とらないでよ……』 「よっしゃ!それじゃ明日から光る竹を探すぞー!!」 翌日、翁は竹林に入り光る竹を見付けては斬る作業を繰り返していました 「おぉっ!金が一杯!!こっちも!あっちも!!」 大漁ですね。 「うん!これだけあれば三人で充分暮らしていけるよ」 そうですか。でも、金ばかりじゃ飽きますよね。 「ん?じゃぁ他に何が出るの?」 そこの……そう、それです。それを斬ってみて下さい。 「これ?よいしょ……コーンっと!……はぁ!?ゴールデンチョコパン!?」 どうですか? 「いや……確かに名前に『金』が入ってるけどさぁ~」 お気に召しませんか? 「まぁ、食べられるから良いや。さってと……こんだけ稼げば充分だよね~。憂に見せてあげなくちゃ~」 翌日も、翌々日も、竹林に行く度に金を見付けては持って帰る日々を続け、気付いた時には 貴族と肩を並べるほどの大金持ちになっていました 「うっわー!凄い屋敷だよ!!一体何部屋あるんだろ……」 「私達だけじゃ広すぎるよね~」 「まぁ、後々必要になるんだから、このくらいでも良いんじゃない?」 「……あれ?さっきまでチビチビ人形だったのに……何で出てきたの?」 「純……話しの中ではもう三ヶ月経っているんだけど……」 「あれ?でもそんな事誰も言ってないよ?」 「そんな、憂まで……あれ?そういえば言われていないような……ナレーターさーん」 はいはい、なんですか? 「確か三ヶ月経った……んだよねぇ?」 ……そのナレーションはこの直後ですよ。 ・ ・ ・ 「へっ!?にゃぁぁぁ!間違えたぁー!!」 まぁ良いじゃないですか。では……。 娘は日毎に成長し三ヶ月経った今では、この世の者とは思えない程の美しさと、仏のような 慈悲の心を持った娘になっていました 「そろそろ髪を結い上げる頃ですねぇ」 「もうそんな時期になるのか……子供の成長は早いのぉ」 「それに、名前を付けないといけませんねぇ、純じいさん」 「そうじゃのぉ、憂ばあさん」 「どんな名前がいいですかねぇ」 「そうじゃのぉ……よし、ここは御室戸斎部の中野を呼んで名付けてもらうかのぉ」 「それは良いですね、では早速手配してもらいましょうか」 数日後、屋敷にやって来た御室戸斎部中野は、娘の容姿を見t 「ひゃっほー!やっと名前付きで出られるぞー!!」 「ちょっとちょっと……まだ私達の名前は確定していないんですよ」 「え゛?そうなの?」 「えぇ、そうですよ。まぁ、私は非公式ながらも一応名前は出ていますけどね」 「でも、確かあのシーンでは両親の名前が……」 「確かに出ていましたけどね、ただ残念ながら父であるあなたの名前は判別出来ていないんです」 「……なんてこった……」 「というわけで、名付け親となる中野母でーっす!!」 「……夫の……中野父です……」 ナ、ナレーションに割り込まないで下さいよ!ちゃんと出番があるんですk 「そんなの待っていられないわよー!」 「というわけで、娘の名は『なよ竹のあずさ姫』に決定する!」 「は、はい!!ありがとうざいます!!」 「よかったね、梓」 「これでちゃんと梓ちゃんって呼べるよ~」 「それじゃぁ、皆を呼んで祝宴だー!」 翁と嫗は髪の結い上げと名付けの祝宴を三日三晩執り行いました それはそれは素晴らしい宴で、梓姫の住む国だけでなく隣国や離れた国からも人が集まる程でありました 「あ、あの……」 おや、中野夫妻じゃありませんか。こんな所で何をしているんですか? 「えっと……この後の出番は……」 ありませんよ。 「「えっ!?」」 あんな風に割り込んでくるんだから、当たり前じゃないですか。 「「そ、そんなぁー」」 あ、お帰りはあちらからお願いしますねー。 宴から数日経つと、梓姫の噂を聞き付けた公家や貴族、更には庶民までもが一目見ようと屋敷に集まりはじめました しかしどれだけの貢ぎ物を差し出しても、梓姫は誰とも会おうとはしませんでした そのため、日に日に屋敷を訪れる輩は少なくなっていき、最終的には五人の公家や貴族だけが残りました その五人の名前は律皇子、紬皇子、右大臣澪御主人、大納言聡御行、そして中納言唯麻呂 梓姫に対する想いは他の誰にも負けていないとそれぞれ自負しています 「梓ちゃん……なんで誰とも会おうとしないの?」 「なんでって……そんな『私は金持ちなんです!』的な態度を示されてもどうかなって思うし」 「まーねー、それにいくら『大切にします!』って言われても本心はわからないしねぇ」 「純の言う通りだよ……」 「でもね、一応設定では私達もう七十歳なんだよ」 「当時の平均寿命から言えば、私達は妖怪レベルだよね」 「だからさ、結婚とか……考えてもらえないかな?」 「……わかった……そのかわり、条件を付けたいんだけど……」 梓姫は五人を屋敷に招き入れ、御簾の奥からその条件をそれぞれに伝えました 「律せ……じゃなくって、律皇子」 「はい」 「『仏の御石の鉢』を持ってきて下さい」 「ははっ!畏まりました!」 「紬皇子」 「はい」 「『蓬莱の玉の枝』を持ってきて下さい」 「畏まりました~」 「右大臣澪御主人」 「は、はいっ!」 「『火鼠の裘』を持ってきて下さい」 「ね、鼠っ!?ひぃぃぃぃ……か、畏まりましたぁー」 「大納言聡御行」 「あ、はい」 「『龍の首の珠』を持ってきて下さい」 「龍っすか!?はぁ……畏まりました」 「唯先輩」 「……ほぇっ!?」 「……あ、間違えました……。コホン、中納言唯麻呂」 「は~い」 「『燕の産んだ子安貝』を持ってきて下さい……って、出来ますか?」 「うーん、難しいかも……。でも、あずにゃ姫たっての願いなんだから、頑張るよ!」 「……なんですか、その『あずにゃ姫』って」 「あずにゃんだからあずにゃ姫だよ~」 「意味わかりませんよ……」 「まぁまぁまぁまぁまぁまぁ。それで、期限はいつまでなの?」 「あ、一週間後でお願いします」 「では、探しに行くとするか!……まぁ、私が一番乗りだろうけどね~」 「ねーちゃんには負けないぞ」 「わ、私もだ!」 「私、結構楽勝かも~」 「私も負けないよぉ~」 五人はそれぞれ梓姫が望む物を探しに旅立って行きました それから二日後…… 「よっしゃー!やっぱ私が一番乗りだなっ!!てなわけで律皇子、只今戻りました!!」 「以外と早かったですね……では、『仏の御石の鉢』を見せて下さい」 「はい!こちらでございます」 「……純……どう思う?」 「どう思うって言われても……ねぇ、憂」 「うん……これって、金魚鉢……だよねぇ」 「テヘッ、ばれたか」 「『テヘッ』じゃありません!では、律皇子は失格という事で」 「そうだねー」 「けってーい!」 「そ、そんなぁ~」 翌日、紬皇子がホクホク顔でやってきました 「梓姫さま~、『蓬莱の玉の枝』お持ちしました~。これになりま~す」 「おぉ……これは……」 「確かに……根が銀、枝が金、そして真珠の実がなっているよ!」 「うふふ~、琴吹グループに頼んで作ってもらったの~」 「「「……は?」」」 ・ ・ ・ 「……あ!いっけなーい!」 「つまり……偽物だという事……か」 「そうだね……純ちゃん」 「偽物を持って来るなんて言語道断です!紬皇子も失格です!!」 「はぁ……失敗しちゃったなぁ~」 そのまた翌日、今度は右大臣澪御主人が怯え顔でやってきました 「えと……梓姫さま……お望みの物をお持ちしました……」 「……なんでそんなにも怯えているんですか?」 「だ、だって……鼠だぞ!しかも裘だぞ!!」 「はぁ……では、見せて下さい」 「こ……この中に入っているから……」 「そこまで怯えるのもどうかと……まぁいいです。純、開けてもらえる?」 「はいよ~、パカっと」 「一応鼠の裘っぽいけど……純ちゃんはどう思う?」 「うーん……わからないなぁ~」 「じゃぁ、取り敢えず燃やしてみたら?」 「あ、そうだね。えっ……と」 「はい純ちゃん、松明だよ」 「サンキュー。ではこれを……」 梓姫に促され、翁は燃え盛る松明を裘の上に載せました もしこれが本物ならば、松明のみが燃え尽きるのですが…… 「あ、火がついた」 「……燃えてるねぇ……てかなんか燃え方激しくない!?」 「なんかバチバチ言ってるよっ!!」 「なんでだっ!?わ、私はちゃんと用意されていた偽物を持ってきたぞっ!!」 「でもでもっ!!どんどん激しくなってきてるよっ!!」 「だ、誰かっ!水!水を持って来てっ!!」 齋藤さん!! 「ちょっと待った!水なら用意してあるぞ!!」 「律!?」 「あそーれっと!!」 ……ふぅ、無事に消えましたね。 2
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【検索用 はなたはのしゅみょう 登録タグ 2023年 VOCALOID ことりっぷ は むすく アサノマチ ステラ 初音ミク 曲 曲は】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:アサノマチ 作曲:アサノマチ 編曲:アサノマチ ギター:ことりっぷ(X(Twitter)) イラスト:ステラ(X(Twitter)) 動画:むすく(X(Twitter)) 唄:初音ミク 曲紹介 曲名:『花束の寿命』(はなたばのじゅみょう) アサノマチ氏の21作目。 第21回プロセカNEXT応募楽曲。 歌詞 (YouTube概要欄より転載) 懐かしむ公園の隅で二人が笑った夏 手を結ぶ温もりも全て疑うことはしなかった 酷く虚な瞳で僕を捉える君 全て変わってしまったと君は下を向いた 白い花を染めてしまうような 私の黒くて汚い気持ちを 受け止めないで優しい顔をしないでと 君は泣くけど 僕は 黒く染まった花に手が汚れたって 僕は君を抱きしめたい 花は枯れてそこに何もなくなっても 僕は君を感じるだろう 君は放たれた言葉の裏を恐れて 何度涙を拭っても瞳は濡れたまま もうこんな世界に別れを告げて 明日を今手放そうか 黒く染まった花に手が汚れたって 僕は君を抱きしめたい 花は枯れてそこに何もなくなっても 僕は君を感じるだろう 黒く染まった心が蝕もうとも 僕は君を愛したい 君が染まって残るものがなくなっても 僕は君を愛すだろう 黒く染まった花に手が汚れたって 僕は君を抱きしめたい 花は枯れてそこに何もなくなっても 僕は君を感じるだろう そっと目を閉じて 二人眠ろうか コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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平均律とは 1オクターブなどの音程を均等な周波数比で分割した音律。 一般には十二平均律のことを指すことが多い。 十二平均律とは 1オクターブを12等分した音律である。 隣り合う音の周波数比は1:2^(1/12)で、西洋音楽の半音にあたる。 純正音程 一般的に、2音が単純な周波数比にある時、美しく響く、協和した状態になる。 このような音程を純正音程と呼び、調律法ではこれを利用して音律を定める。 例えば、ドとソの幅にあたる完全5度は、2:3(1.5倍)の周波数比であり、1オクターブは1:2(2倍)となる。 純正音程で通常の西洋音階を作成しようとすると矛盾が起こる。 例えば、完全5度は12回上方に積み重ねると、12種類全ての音を経由して7オクターブ上の音程に到達するが、周波数比の3/2は12乗しても2の7乗にはならない。 ある音程(例えば5度)を全て純正に保とうとすると、他の音程(例えばオクターブ)が純正にならないといった現象が避けられない。 (ピタゴラスコンマ、シントニックコンマ参照)。 この矛盾を解決するため、歴史上様々な調律法が試みられており、その1つが十二平均律で、それに先行するのが純正律や中全音律、ウェル・テンペラメント(英語 Well-Tempered、ドイツ語 wohltemperiert)などの古典調律である。 純正律 多用する音程をなるべく多く、純正にしようとする調律法。 一般には、調を決めてその調でよく使う音のみを純正音程から導く。 音程の幅が不均一であり、例えばハ長調の純正音程の場合、ド-ミは純正音程(周波数比4 5)による美しい響きになるが、ファ#-ラ#は周波数比が大きく崩れる。 転調や移調により、別の調を演奏するには調律し直さなければいけない。 調律し直した場合、調の変更は基準ピッチの変更に等しく、全ての調が同じ音律になる。 ウェル・テンペラメント 調によって純正にする音程を変えることで、純正律において特定の和音の響きが著しく悪くなるのを解決した調律法。 一般には、シャープやフラットの少ない調では3度を純正音程に近く、シャープやフラットの多い調では5度を純正音程に近くする。 音程の幅が不均一であり、調によって音律が変わるため、例えば同じ主和音であっても調によって振動数比が変わり、旋律の表情も異なる。 調律し直すことなく転調や移調ができる。 転調(調の変更)による表情の変化を利用できる。 十二平均律 1オクターブを12等分した調律法。 各音の音程の幅が一定であり、どの音の間でも同じ音程なら同じ振動数比になる。 全ての三度と五度の周波数の比が簡単な整数比からずれていてどの音程も一様に響きが悪くなる。 調律し直すことなく転調、移調ができる。 調の変更は基準ピッチの変更に等しく、調の変更による表情の変化は利用できない。 ギターなどのフレット付き弦楽器の製作が容易になる。 調律 純正律では、2つの音を同時に出し、完全に協和するように、またはうなりが消えるように調律できるのに対し、ウェルテンペラメントや十二平均律ではそれができず、機械的な手法か、耳を十分に慣らした上で調律する。 (一定時間内のうなりの回数を数える手法もある) 参考:http //ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E5%9D%87%E5%BE%8B