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週刊山崎くん 週刊山崎くん 2021年4月~21年6月 @RKK熊本放送 + ... 共通事項 放送時間…水曜19 00~20 00 2021年4月21日 1’00”…千里殖産、本格米焼酎 白岳 0’30”…西原商会、えがお、西日本高速道路株式会社、有明商事グループ、メガネのヨネザワ
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「所謂直訴問題の批判、一、直訴する者の信念及目的、二、彼等に直訴手段を執らしむるに至つた社会的原因、三、直訴の結果はどう酬ひられたか」という問いに対する回答。 山崎今朝彌 一、百発百中とは行かぬにしても、直訴する程の者は皆真シマジメで売名や宣伝の目的ではありません。ソレが唯一最上の方法と考へるからです。 二、而して、其の此処に至るのは直訴者に其れ以外の方法を与へ其の道を開かぬからです。今に直訴者を死刑に処す緊急勅令が出るでせうが、ソシたら又大流行になるでせう。請願令前はコウ直訴は流行らなかつたものです。 三、結果は概して普通ですが、仮りに結果皆無でも反動期間は益々流行します。 <以上は、山崎今朝弥氏が著作者である。> <旧仮名遣いはそのままとし、旧漢字は適宜新漢字に直した。> <底本は、『布施辰治著作集第14巻』(ゆまに書房、2008年)、底本の親本は『法律戦線』(生活運動社)7巻8号59頁(昭和3年(1928年)8月1日発行)>
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今日の『新聞』 □ 山崎今朝彌 「現代の新聞」即ち「資本主義新聞」が専ら営利事業、として、野心機関として存在するものなることは、天下萬人の均しく周知してゐる処であります。ソレを社会だの、木タクだの、理想だの、影響だの、スだの、コンニヤクだのと、全く筋違ひの注文をした処で、ネツカラ初りません。ソレを云ひたいなら、自分で勝手に好いた新聞を拵へるがよろしい。成立しない中にキツト潰れること請合です。 私は、右新聞の真使命をチヤンと念頭に置き、其に依て、之れを利用する事を心懸て居ります。実際、私は永久無配者で、自分の機関新聞を市内に十計り持つてる気がしてゐます。其故か、私は「現代の新聞」に対して、格別の親しみと非常の期待を持つてゐる物であります。 <以上は、山崎今朝弥氏が著作者である。> <旧仮名遣いはそのままとし、旧漢字は適宜新漢字に直した。> <底本は、『解放』(大鐙閣)第5巻9号108頁(大正12年(1923年)9月1日発行)>
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ちょっと言ってみたかっただけ
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判事懲戒の意見書 意見書 聞くならく、検事は貴官が渡邊満三に対して下したる犯人蔵匿事件の判決に対し、刑法第五十八条第一項同第五十七条刑法施行法第五十三条の規定に基き、累犯加重刑決定の申請を為したりと。 然れども被告渡邊満三は警察署以来検事局に於ても公判廷に於ても、前科二犯ありて最終は数年前東京にて懲役八ケ月に処せられたる旨を自供し居るものなれば、前記貴官の判決に於て累犯加重の法条適用を欠けるは、判事が懲戒訴追に値する職務上の過失を敢てして、前科の有無の調査訊問を失念したるにあらず、寧ろ判決原本作成の際当然適用すべき法条の適用記載を脱漏したるものと解すべきものとす。果して然らば検事の請求は当然却下さるべきものなり。 若し夫れ被告が判決言渡の際、革命の際に於ける復讐を絶叫し判官を面罵したる如きは此際特に之を不問に付して可ならずや。 十年六月二十五日 被告法律上無効代理人 弁護士 山崎今朝彌 判事柴田言一 殿 <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
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何を労働組合へ希望する?(質問回答) 組合員を早く十萬にして 弁護士 山崎今朝彌 ○理想でなく、現実刻下の問題としては、総同盟が「労働」あたりで言つてる通りで沢山ですから、早く其れを実行して貰ひたい事です。 ○もつと具体的に云ふなら、組合員も早く十萬にし、基礎といふか、会計と言ふか、事業と云ふかを益々強固にし、今通り謙譲真面目を続けて貰ひたい事です。 ○すると他組合なども、総同盟よりも、もつと良くも大きくもなるかも知れず、従つて組合会議が中心となり真に堂々たる統一総連合以上のものが出来ることになりませう。 <以上は、山崎今朝弥氏が著作者である。> <旧仮名遣いはそのままとし、旧漢字は適宜新漢字に修正した。> <底本は、法政大学大原社会問題研究所総同盟五十年史刊行委員会編『日本社会運動史料、機関紙誌編、日本労働総同盟機関誌III労働(11)』(法政大学出版局、1978年)231頁。底本の親本は『労働』(日本労働総同盟)第266号13頁(昭和8年(1933年)10月10日発行)。>
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大正十二年を迎へ 大正十二年は去年に引続き、其れにもまして旧勢力が衰へ新勢力が擡頭する。総じて反動運動が勃興し随所に血腥い事件が頻発する。都会の社会運動が地方に移つて農民運動や小作争議が猛烈に繁昌する。裁判に対する不信用が極度に厚くなり日本も愈文明国となる。 社会運動が政治運動となる。無政府主義が忘れられて社会主義者が悉く国家社会主義者となる。労働運動から主義者排斥の声が揚がり、法律の運用応用逆用が盛になる。労働者が政治運動に利用されたり却て利用したり。団体の決裂と合同が流行し労働組合の大連合がキツトできる。政府は其間私に制定中の過激法案を通過させるかさせないか。其他枚挙に遑あらずと雖も概ね確実の類にあらず。(東京朝日新聞来年元旦号より転載、山崎今朝彌寄) <以上は、山崎今朝弥氏が著作者である。> <旧仮名遣いはそのままとし、旧漢字は適宜新漢字に修正した。> <底本は『復刻版労働週報』(不二出版、1998年)155頁。底本の親本は『労働週報』(労働週報社)第29号1頁(大正11年(1922年)12月26日号)。>
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通常技 近A キャンセル可能。特別使う理由はないが、まあ連係にでも。 近B キャンセル可能の下段。起き攻めや連続技の始動として多用する。 近C 発生が早く、キャンセル可。めくり後につなげるとすればこれ。 近D 二段技で一段目のみキャンセル可。ガードさせた後は屈Dが届かないので遠Aを振るのが無難。 遠A リーチ、発生ともに優秀。牽制用にピシピシ振る。中距離のジャンプ防止用など使用頻度は高めだが、しゃがまれると当たらない。 遠B 相手の屈Aや屈Bなどをたまに潰してくれる。屈状態での当たるので遠Aと使い分け、近場で振るのが効果的。 遠C 一応屈み状態の相手にも当たるが、隙が大きい&キャンセル不可。出てしまえば強いのだが発生が遅い。 遠D 牽制の主力の一つ。一部のキャラの屈状態には空振る。先端が当たる距離で振るのが理想。 屈A キャンセル可。小足からの連続技のお供に。連打キャンセルも利くので使い勝手がいい。リーチは遠Bと同じ。 屈B 連続技の始動用。近Bでも代用が利くが距離や状況にあわせて使い分ける。 屈C 牽制の要。判定・発生ともに優秀。上にも広く対空としても使える。常時蛇キャン仕込み推奨。 屈D リーチは遠Aと同程度。膝より先を当てる距離で振る。振った後は飛び込み防止に遠Aや屈Cを用意しておく。 JA 発生が早く持続もまあまあ。判定も悪くないので飛び込み用に使える。着地後は近Cを推奨。 JB 遠くからの飛び込みやめくりに使う。小ジャンプで出すのも対地牽制としては効果的。 JC 上に強いので空対空として役に立つ。ただし屈状態の相手には当たらない。 JD 見た目通りとにかく下に強い飛び込み用。昇り中段としても使えるがその後の立ち回りに難あり。 垂JA 性能変わらず。ほとんど使用することはないかも。 垂JB 通常ジャンプで下に伸びるようになる。が、滅多に使うことはない。 垂JC 通常ジャンプで裏拳を出す。下降時に出せば一応屈状態の相手にもヒットする。 垂JD 通常ジャンプで横に長い蹴りを出す。早出し対空や牽制として優秀。 CD 頭突き。リーチこそないが早出しすれば対空になることも。遠C並に隙があるので蛇キャン仕込み推奨。 JCD 早出しすれば空対空として機能する。打点が高いので飛び込む際は注意。 特殊技 ブッ刺し (6+A) お馴染の中段技で、二段とも中段。初段の発生はそこそこだが反応のいい相手にはガードされてしまう。意外とリーチがあり遠Bが当たらない位置からも二段目がヒットする。強攻撃キャンセルで連続技の中継としても使える。 必殺技 蛇使い・上段(214+A・タメ可) 先読み対空用。見た目より根元付近の判定が多少厚く立ち状態なら遠Bが当たらない位置でもヒットする。CAサドマゾ追撃用にも使える。遠距離の場合には仕込んで様子を見るのもいい。どーでもいいことだが近距離なら弱攻撃から繋がる。 蛇使い・中段(214+B・タメ可) 発生が早く弱攻撃から繋がる。リーチが長く牽制として強いが、GC前転されるとフルコンボもらうので相手のゲージの有無は注意。キャラによってはしゃがみ状態に当たらない。 蛇使い・下段(214+C・タメ可) 下段技。ダウンは取れないが屈Dの1.5倍はリーチがある。屈状態や低姿勢の相手にもヒットするが、飛び込まれやすいので使用はほどほどに。ダウン追い討ち可。こちらもGC前転されるとフルコンもらう 蛇だまし (蛇使い溜め中にD) 溜め状態を蛇使いを解除する。通常技キャンセル蛇使い>蛇だましと入力する通称蛇キャンは山崎使いにとって必須テクニック(蛇使い入力時に一緒にDを押すのが簡単)。 サドマゾ(41236+BorD) 当身技。投げ技・下段・飛び道具以外の打撃属性の技を返す(拳はガード不能)ことが出来る。弱強の違いは当身判定の発生と持続時間で、弱の方が早く当身判定が出る。当身判定は顔の部分なので、めり込むように当たると負けてしまう。下段判定の技でも打点が高い技なら取れる。背後からでも当身は取れる(めくりはダメ)が、振り向いて攻撃はしない。カウンターヒット時には蛇使い上段、※裁きの匕首、ギロチンなどで追撃が可能。安定しているのは裁きの匕首。発生・発動共に早いので相手の牽制技に合わせて出すのが主な使い方。対空に使うことも出来るが、相手に読まれた際は酷い目に遭う。(※ただし画面端密着では空振る) 倍返し(236+AorC) この技自体にも判定があるが、これを当てる有効な使い方はないと思う。相手の飛び道具に対して使うと、弱はパワーゲージが増え、強は必殺技の飛び道具を貫通することの出来る性能の飛び道具を打ち返す。 裁きの匕首(623+AorC) 連続技専用。強攻撃から繋がり、威力が高い 爆弾パチキ(近632146+AorC) 間合いが狭いが、1フレームで発生するコマ投げ。崩しにどうぞ。 ヤキ入れ(623+B) 二段技。二段目が中段技、二段目の最後の方を相手の起き上がりに重ねると下段判定になる。 砂かけ(623+D) 蛇使いでキャンセルが可能。のけぞりが長い 超必殺技 ギロチン (236236+AorC) 弱強ともに弱攻撃から繋がりどこで当たっても画面端まで運んでくれる。通常版は一瞬上半身無敵のため対空に使える。対空に使う際は高く飛ぶ強を使用しないと下降部分がヒ外れやすい。地上2ヒット目でかち上げるためカス当たりした際は連続ヒットしないので割り込みに使用する際は注意。MAX版も弱強の差は通常版と同様だが無敵時間が長いので安心して使っていける。サドマゾの追い討ちとして使用する際には当てた距離・高さが関係するので、端付近以外では控えたほうが無難。 ドリル(近6321463214+AorC後パンチボタン連打) 1フレーム投げ。連打の受付は暗転からで連打回数によりレベルが上がり、ダメージも上昇する。AとCを両方連打するのが堅実。連打の最中にキックボタンを押してしまうと連打リセットがかかるためレベル1になってしまう。フィニッシュ時にパンチボタンを連打していると腹を抱えて笑い出すが、トドメと違い無敵はないので隙だらけになる。ドリルはダウン回避可能なので画面端以外ではやらないように注意。またLv.3とLv.4の威力は数ドットの差なので相手のゲージを増やさないためにも次が控えているならLv.3を使用する方がいいかもしれない。(EXTゲージだと通常版Lv.4でゲージが一本溜まる)
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訛伝正伝 一犬虚を吠ゆれば萬犬実を伝ふ。併し新聞紙は犬と全然同一でないから、幾分新味新説を附加して虚実を伝へなければならない。で棒大は棒大となり枝葉は枝葉が繁茂し、ウソかホントか自分で自分の事が判らなくなる。之れが寧ろ当然だとは言ひ条、今度といふ今度は僕も自分の正伝訛伝に呆れる程面白かつた。此の新聞雑誌の切抜は中々面白いから集めて一冊の本にもする積りではあるが今其中から本篇及び「弁護士大安売」と重複せず又附篇として茲に掲げても良ささうな正伝に属する分数種を並べて見る。尤も此正伝と雖も今回の懲戒事件に関連して伝へられたるものだから、文体はなるべく多少又は少多訂正する。 巡査に貼札 <新聞記事。著作権の観点から公開しない。> 正伝を正すも可笑しいが、序だから一言する。 神戸へ行つたときは汽車中の送りで間違へたのか、降りてからに間違へたのか、風彩堂々たる弁護士宮澤武七君には尾行がついたが僕には付かなかつた。愈々僕が僕だとわかり尾行が僕の方へ廻ると、前日の間に荷物を高山義三君の事務所に運び次の朝風呂へ行く仕度で出た儘、途中から端書を尾行に書いたのだ。その文句は忘れたがコンナものでなかつた事は確実に覚えて居る。 泥棒掛取は明治四十一年頃長野県上諏訪で総選挙の時やつた昔話し、留守中は何かの必要あつて時々張込刑事が付くと貼札して留守を頼むので看板は大嘘。 何か良き獲物が来るかと思つてか、時には五六、時には二三十の役人が正装又は変装で事務所附近を警戒する事がある。サテ明日の新聞には何か出るなと予知する事が出来る利益も忘れ、一寸癪に障ると、僕も時々 注意、警戒、附近に怪しき風体の者多数徘徊す。近寄るべからず、立寄るべからず。市民は之れを各地に伝播すべし。などの悪戯の貼札をする。 門柱の二大看板は依然として、「上告専門所」「平民法律所」とある。 創作、大名旅行、西瓜 <新聞記事。著作権の観点から公開しない。> 米国伯爵の由来 <新聞記事。著作権の観点から公開しない。> 之れも少しく弁解を要する。コレは白柳秀湖君から大正十年頃、三宅博士に会ふたら博士が山崎君はナゼ米国伯爵といふやとの奇問を発せられたから、小生は云云を皮肉りたるものならんと答へた。博士はそれなら公爵とナゼせぬかと云はれた。といふ手紙があつたから、僕から白柳君へ右様の手紙を出したのだ。 大事な洋服 <新聞記事。著作権の観点から公開しない。> どういふ訳か今度は洋服と無帽が大に流行つた。此種に属する切抜約百種、他は悉く重複訛伝下らぬものである。(之れだつて下らない事は下らないが。) 僕の無帽主義はバトルクリーキのサニタリアム時代からで、ケロツグ博士の直伝だ。(何時だつたか萬朝報に戦時河畔療養院長ケロツグ博士云々とサニタリアムや博士の事が一、二段書いてあつた事を思ひ出して笑つてる処だ。)恐らく高木博士以前だらう。イクラ無帽主義でも寒くて堪らなければ帽子を冠り、暑くて堪らなければ洋傘をサス。 洋服に下駄は蓋し便宜主義に立脚してるらしい。雨降りは洋服に高足駄に限るが、洋館には矢張り靴が都合よい。若し夫れ夏に至つては、僕には其後まだ夏服の用意がない。コレは確かに裸体かユカタに限る。 司法上の功績 <新聞記事。著作権の観点から公開しない。> 之れにも相当言つて置きたい事がある。 布衣語人とは大庭君ではなからうか。起立問題に付いて僕は予め大庭君にコンナ事をして見たいと云つた事がある。此の問題は『弁護士大安売』に書いたと思ふから止す。 立小便も古いし、其れに功績に関係ある道理がないから云ふ事もない。只折角此処に関係ある正伝訛伝の切抜が二つあるから貼つて置く。 <新聞記事。著作権の観点から公開しない。> 高尾君の問題は僕が故意に新聞宣伝をしたのだが、どうも甘く行かなんだ。新聞記者には要点が判らぬらしい。正式裁判の申立は法律の上では本人からすぐ出来る事になつてる。処が警察で拘置科料にする位の事件は正式裁判の申立をされれば皆悉無罪になる事に殆んど極まつてる。それで警察では有らゆる方法を講じて、又は被告の申立等を無視して正式裁判の申立をさせない。愚図々々して三日の期間を過ぎさせる。外から面会に行くと会はせない。知らぬとか居らぬとか取調中だとか云ふてダマす。其処で僕の考へた事は、予め警察へ引張られさうな人から、若し警察で拘留又は科料の裁判言渡を受けたら、三文判でも買求めそれを判として正式裁判の申立をしてくれと頼まれて置く。其処で僕が高尾君から頼まれた。拘留言渡を受けた事が判つた。三文判で高尾君の名で書留内容証明で申立てた。警察では僕を文書偽造行使で訴へた。検事は僕の民事上事務の委託行為と云ふ法律上の説明に賛成した。警察は止むなく大正十一年一月廿七日事件を裁判所に廻した。高尾君は公判審理の上即日釈放無罪となつた。併しだ、コレも屁の足しにもならないやうにする方法が沢山ある。僕が機会ある毎に違警罪即決例と行政検束法の廃止を叫ぶは其故である。之が存する以上人種の存する理由がない。 終りに、高尾事件の書式を参考のため掲げよう。 正式裁判申立書 <藤原繁夫弁護士作成の書面。著作権の観点から公開しない。> 捜索願 <藤原繁夫弁護士作成の書面。著作権の観点から公開しない。> 藤原弁護士は永く東京地方裁判所に勤務した者で、マサカ警察が、マサカ警察がと聊か警察を信用する気味があつた故試に之れを受持つて貰つたのである。 今迄言つた事は僕の言つて置きたいと言つた事ではなかつた。僕に聊かでも司法上-一寸オカシイ-法律上の功績がありとすれば、それは、如何なる我利々々亡者の資本家と雖も雇人を無断解雇した場合は少くとも二週間の手当を出さなければならぬ事を知るに至つた事、何処の裁判所でも此節は、訴訟費用の立替を容易なく与へてくれるようになつた事等、等、等であると思ふ。其他はまだ言はぬが花だ。 以下四編(編は可笑しいが四切抜も可笑しいから)の小評伝は『国民』『日日』『中央』だかと何かに出たもので、事実は確か訛伝もあるが、当時矢鱈に出たものの中では聊か読めると思ふから其儘掲げ、以て頁を増すことにした。 懲戒を受けた米国伯爵 法曹界のヤンチヤ者山崎今朝彌君が グツト納つた腹の底 <新聞記事。著作権の観点から公開しない。> 居合抜と弁護士 <新聞記事。著作権の観点から公開しない。> 多士多趣 弁護士 山崎今朝彌 氏 <新聞記事。著作権の観点から公開しない。> 当世の奇人 米国の伯爵様-弁護士界の変り者- 山崎今朝彌 氏 <新聞記事。著作権の観点から公開しない。> <山崎今朝弥著、山崎伯爵創作集に収録>
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無題言 ○ 従来同人雑誌であつた解放は、去年だか今年だかの十月頃相談の結果、来年だか本年だかの正月即ち本号から我等の友人雑誌といふことになつた。 ○ 同人雑誌だからとて同人のもの計り載せた訳でなく、同人の推薦したものもあれば同人の依頼したものもあり、同人の取つたものもあれば同人の処へ来たものもあり、又友人雑誌だからとて友人のもの計りといふ訳でなく、我等も書けば友人も書き、友人には現在の友人もあれば、未来の友人もあり、友人の友人もあれば其又友人もあるから、結局は畢竟同じことであろふ。 ○ 同人雑誌を止めて貰つた訳は、雑誌がお蔭で急激に進展して世界的になつたといふ関係もあるが、一人の同人にさへも何等の満足を与へ得ぬのに何時までも名義を借りて置くは何となく心苦しいといふ関係もあつた。小姑を沢山有つ嫁の気持が厭になり早く身代を切り回して見たいといふ我儘なる衛生上の理由もあつたが、近来天下の形勢何となく不穏になり、今にして早く何とかするにあらずんば将に自然崩壊若しくは気まづい思ゐを免れまいと直覚した理由もあつた。其後各所で自己陣営内の戦線整理と称する分裂格闘心血流血の話を聞いた時は、ヤレよかつたとホツとした。 ○ 今後解放の編輯はマルキシストの山内房吉君とステートソーシヤリストの岡陽之助君とステキズムの元祖山崎今朝彌君との三人でやるだろうが、天下綜合雑誌の大編輯方法は、極端なる多少の個性特性発揮を除いては従来と毫も変り栄へがないだらう。 ○ 解放が若し潰れた時があつたら、其れは潰された時であらう。今の処解放の発売禁止は月平均少なくとも一回位の勘定に止まる。世界的の成金雑誌があのザマを見よと嘲はれる日がすぐ来るかも知れぬ、しかし何時でも払戻の用意がしてありますから前金払込みは決して心配御無用のこと。(山崎今朝彌) <以上は、山崎今朝弥氏が著作者である。> <旧仮名遣いはそのままとし、旧漢字は適宜新漢字に直した。> <底本は、『解放』(解放社)第6巻1号(昭和2年(1927年)1月1日発行)>