約 664,591 件
https://w.atwiki.jp/chaos-touhou/pages/286.html
舌切雀 大きな葛籠と小さな葛籠 読み:したきりすずめ おおきなつづらとちいさなつづら カテゴリー:Event 作品:東方混沌符 Battle 相手はカードの種類1つを指定する。その後、自分のデッキの上から1枚を控え室に置く。そのカードが相手の指定した種類ではない場合、ターン終了時まで、目標のキャラ1体はバトルによるダメージを受けない。 折角忠告したのに……本当に人間は愚かね illust:ますやまけい TP-233 C SC 収録:ブースターパック「OS:東方混沌符 2.00 追加パック」 参考
https://w.atwiki.jp/chiisanaboukentai/
☆小さな船団の冒険隊☆略してA.C.S! 連絡 特になし ☆小さな船団の冒険隊☆とは 初代リーダー、マリナ・S・バレンタインが設立した冒険隊である。 さまざまな惑星を冒険し、開拓してきた。 現在は、マリナの妹、マリア・S・バレンタインが隊長を務めてある。 入団条件 ある程度のマナーを守ること以外は特にありません ・S(スコット)・バレンタイン 今、このチームでは デビル・S・バレンタイン マリア・S・バレンタイン マリナ・S・バレンタイン リリィ・S・バレンタイン の4兄妹がいます。 入団には kagamine.bell.0314@gmail.com Ship03のplayerIDName:獅子の巫女 にコンタクトをください。 関連リンク https //twitter.com/Bell0314kk べる〔パティ〕のtwitter コメント テストです -- 管理人 (2015-01-29 17 11 05) 随時更新時に連絡くださると,助かります見 -- マリア (2015-02-16 22 08 59) サイトの更新お願いします -- リナンドリア (2015-03-25 00 55 05) 現在、チームメンバー19名 -- リナンドリア (2015-03-25 00 55 35) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/1252.html
27話 I don t want to miss a thing 遠くから響いた銃声。 言いしれぬ不安、焦燥感、胸騒ぎ。 気付いた時には彼女は走っていた。 髪が振り乱れるのも汗に塗れるのも、息が切れるのも構わず。 ただ、銃声がした方へと走り続けた。 そして、今。 胸騒ぎは、非情な現実へと変貌を遂げる。 「う……そ……」 呆然と、源ちずるは橋の欄干にもたれ、血塗れで動かなくなっている、 見覚えのある少年を見詰める。 「耕、太、君」 掠れた声で名前を呼ぶが、反応は無い。 ただ少年は俯いたまま、一切の動きを見せない。 アスファルトの上には夥しい量の血痕が飛び散っていた。 どう見ても、普通の人間が生存していたれるような失血の量では無い。 「耕太君、耕太君、耕太君」 ふらふらと、ちずるは震えながら耕太の元へと近付く。 そして、血に汚れるのも構わず、傍に跪き、その頬に触った。 冷たかった。 「こう……た………くん」 ちずるの心が、一気に絶望感に支配される。 「う……」 だが、ちずるを覆おうとする悲しみの暗雲に一筋の光が差し込んだ。 「耕太君!!」 「ち……ちずる……さん」 すっかり血の気が失せ、白くなった耕太の顔はちずるの知っているそれでは無かった。 「しっかりして! 耕太君…一体、誰が、誰がこんな……!」 「………銀色」 「え?」 「……銀色の髪を持った………女の子…………」 近くにいなければ到底聞き取れない小さな掠れ切った声で耕太は、 自分に致命傷を負わせた人物の特徴を、ちずるに告げた。 「わ、分かった! 分かったよ耕太君! しっかりして、手当てを……!」 「ちずる、さん」 「……え? 何? 耕太君」 耕太は、朦朧とした意識で、何とかちずるの顔が見える位置まで顔を上げた。 金色の髪に狐の耳が飛び出た、変化が解けた状態のちずる。 その目には涙が溢れ、頬を伝い流れていた。 その頬に、耕太は、既に筋肉が弛緩しまともに動かない腕を必死に持ち上げ、 優しく手を添える。 「な、か、ないで、ください…涙を流す、ちずるさんを見るのは……か、なしい、です、から」 「耕太君……!」 助けたかった、目の前で死に行く大切な少年の命を救いたかった。 だが、妖力も封じられ、治療するための道具も無い今の自分は、 ただの狐耳の女の子でしかない。 それ以前に、もう耕太の身体は手の施しようが無い程傷付いていた。 機関銃か何かでやられたのだろう、小さな穴が、小さな身体に無数に空いていた。 ちずるは無力な自分をひたすらに呪うしか無かった。 「嫌だ、嫌だよ耕太君、お願いだから死なないで…!」 「……すみ、ません……」 何とか気力で持ってきた耕太の身体も、いよいよ静止の時を迎えようとしていた。 死ぬのは怖い、死にたくない、もっと生きたい。 もっと、ちずるさんと過ごしたい――――耕太の願いも空しく。 「ち、ずる、さん……」 「何…?」 「……死なないで、下さい……どうか………いき、て…く……だ―――――」 頬に添えられていた耕太の手が、がくりと落ちた。 「…………え?」 それが意味する事は――――。 「………耕太君? 嘘、嫌、耕太君! 起きてよ、耕太君! 耕太君、こう、た、くん……う、あ、あ」 もう、無理だった。 溢れる激情は、抑えられない。 「うわああああ……!! ああああああああ………!!」 橋の上で、冷たくなった少年の亡骸を抱きかかえながら、 金髪の狐耳の少女は泣いた。 ただ一心不乱に泣き続けた。 【小山田耕太@かのこん 死亡】 【残り42人】 【一日目/黎明/C-6橋】 【源ちずる@かのこん】 [状態]血塗れ、慟哭 [装備]アーミーナイフ [所持品]基本支給品一式 [思考・行動] 基本:――――――(何も考えられない)。 [備考] ※参戦時期は少なくとも漫画版で小山田耕太と親密になった後です。 ※妖狐状態で容姿は固定されています。また妖力その他は封じられています。 ※ギンギライガー(名前は知らない)の容姿を記憶しました。 ※小山田耕太襲撃犯の特徴(銀色の髪の女の子)を記憶しました。 ※C-6橋周辺に源ちずるの泣き声が響いている可能性があります。 死亡フラグに気をつけろ 時系列順 バーニングブライアン 死亡フラグに気をつけろ 投下順 バーニングブライアン Polluted crystal 源ちずる 復讐の女神 Polluted crystal 小山田耕太 死亡
https://w.atwiki.jp/nighthorizon2/pages/30.html
『凍った炎<ははのぬくもり>』 (ロンドンの街を震撼させた連続無差別放火犯・Grigori Urnov。 郊外の民家に火を放とうとしていた所を現行犯逮捕される。 尋問の席にて静かに語る彼の瞳は、何かに怯える様に震えていた) 「僕の故郷(ふるさと)は、寒い土地でした。 一年を通して厚い雲が空を覆い、そしてその雲からは白い雪が絶え間なく降っていました。 雪は突風(かぜ)に乗り吹雪となり、大地を凍らせました。 その頃、僕はまだ幼い子供でした。 日々寒さに震え、しかし決して抗えずに冷たい死に怯えるだけの無力な子供でした。 そんな時、凍り付きそうになる僕の心を包んだのは、母の優しく、暖かな笑顔でした。 僕の小さな身体を抱いてくれたあの温もりは、今でも胸(ここ)に残っています…… 幾度も季節は廻り、幾度も冬が訪れました。 その度に僕の周りでは人が減って行きました。 親切だったおばさんも、仲の良かった友達も、大好きな父も、皆いなくなりました。 降り積もる雪、されど時は決して凍らず流れ続け…… 所が、ある雪の日を境に――確か僕が十歳になった雪の夜を境に、記憶が途切れてしまったのです。 その間、何も無い真っ白な空間で、夢を見る夢を見ていました。 その夢は、正しく悪夢と呼ぶに相応しいものでした。 母が、優しく暖かな母が、灼熱の炎に焼かれる、そんな悪夢を見続けていました。 決して消えない煉獄の炎に焼かれながらも、母は僕に優しく手を差し延べて来る……それがまた、幼い僕には恐ろしかった。 延々と繰り返される悪夢もやがて一陣の風雪によって吹き飛んで行きました。 気が付くと、僕は知らない土地にいました。 見上げると、穏やかな風で静かに揺れる緑の天井――そこは大きな、とてつもなく大きな<樹>の根元だったのです。 何故そこにいたのか、どうやってそこに来たのか、どれだけの時間がそこで過ぎたのか。何も解りません。 一つはっきりしていたのは、ここが僕の故郷(ふるさと)では無い、と言う事だけでした。 それから僕はしばらく歩き、小さな町に辿り着きました。 まだ子供だった僕には仕事も食事も住居も無く、道端で意地汚く生きる他ありませんでした。 春、夏、秋――そしてまた、冬が。その町で、その土地で迎える、最初の冬が訪れました。 苦しい生活でしたが、そこは故郷(ふるさと)に比べ、幾らか暖かく、僕は何とか生きることが出来ていました。 ある日、ある寒い日。 僕はその町にある林道の奥、豪華な屋敷の近くを歩いていました。 ふっ、と。僕の肩に何かが降りてきました。 それは、白く、淡く、そして小さな―― 刹那、僕は弾かれるように天を仰ぎました。 見ればそこあったのは、一面の白。 いつの間にか青空には厚い雲が幾重にも折り重なっていて、そこから、たくさんの、たくさんのたくさんのたくさんのたくさんの。 ――次の瞬間、何故か僕の視界は紅く染まりました。 僕は狂ったように笑い声を上げて、目に入ったお屋敷を―― ――遠く燃え盛る炎を眺めながら、僕は記憶(全て)を取り戻しました 泣きながら笑っている<童>(こども)。差し延べられた手を払って。 炎に焼かれ苦しみ悶える母。差し延べられた手を払って。 瓶の中身をぶちまける僕。差し延べられた手を払って。 ああ、僕だったんだ。母を焼いたのは、僕だったんですよ。 何故(どうして)そんなことをしたのか――それも今でははっきりと解ります。 寒かったんですよ。酷く寒かった。どうしようも無く寒かった。 寒くてしょうがないから、暖を取らなくちゃいけなかったから、火を点けたんです。 ごめんなさいおかあさん、とても暖かかった。 ありがとうおかあさん、とても暖かかった。 ――そういえば、ここも。 ここも、とても寒い――」 (一面の雪化粧。 煌々と燃え盛る炎の中から立ち昇るのは、煙と笑い声。 その笑い声も、大きな崩落の音に飲み込まれ、やがて聴こえなくなった)
https://w.atwiki.jp/night-horizon/pages/54.html
『凍った炎<ははのぬくもり>』 (ロンドンの街を震撼させた連続無差別放火犯・Grigori Urnov。 郊外の民家に火を放とうとしていた所を現行犯逮捕される。 尋問の席にて静かに語る彼の瞳は、何かに怯える様に震えていた) 「僕の故郷(ふるさと)は、寒い土地でした。 一年を通して厚い雲が空を覆い、そしてその雲からは白い雪が絶え間なく降っていました。 雪は突風(かぜ)に乗り吹雪となり、大地を凍らせました。 その頃、僕はまだ幼い子供でした。 日々寒さに震え、しかし決して抗えずに冷たい死に怯えるだけの無力な子供でした。 そんな時、凍り付きそうになる僕の心を包んだのは、母の優しく、暖かな笑顔でした。 僕の小さな身体を抱いてくれたあの温もりは、今でも胸(ここ)に残っています…… 幾度も季節は廻り、幾度も冬が訪れました。 その度に僕の周りでは人が減って行きました。 親切だったおばさんも、仲の良かった友達も、大好きな父も、皆いなくなりました。 降り積もる雪、されど時は決して凍らず流れ続け…… 所が、ある雪の日を境に――確か僕が十歳になった雪の夜を境に、記憶が途切れてしまったのです。 その間、何も無い真っ白な空間で、夢を見る夢を見ていました。 その夢は、正しく悪夢と呼ぶに相応しいものでした。 母が、優しく暖かな母が、灼熱の炎に焼かれる、そんな悪夢を見続けていました。 決して消えない煉獄の炎に焼かれながらも、母は僕に優しく手を差し延べて来る……それがまた、幼い僕には恐ろしかった。 延々と繰り返される悪夢もやがて一陣の風雪によって吹き飛んで行きました。 気が付くと、僕は知らない土地にいました。 見上げると、穏やかな風で静かに揺れる緑の天井――そこは大きな、とてつもなく大きな<樹>の根元だったのです。 何故そこにいたのか、どうやってそこに来たのか、どれだけの時間がそこで過ぎたのか。何も解りません。 一つはっきりしていたのは、ここが僕の故郷(ふるさと)では無い、と言う事だけでした。 それから僕はしばらく歩き、小さな町に辿り着きました。 まだ子供だった僕には仕事も食事も住居も無く、道端で意地汚く生きる他ありませんでした。 春、夏、秋――そしてまた、冬が。その町で、その土地で迎える、最初の冬が訪れました。 苦しい生活でしたが、そこは故郷(ふるさと)に比べ、幾らか暖かく、僕は何とか生きることが出来ていました。 ある日、ある寒い日。 僕はその町にある林道の奥、豪華な屋敷の近くを歩いていました。 ふっ、と。僕の肩に何かが降りてきました。 それは、白く、淡く、そして小さな―― 刹那、僕は弾かれるように天を仰ぎました。 見ればそこあったのは、一面の白。 いつの間にか青空には厚い雲が幾重にも折り重なっていて、そこから、たくさんの、たくさんのたくさんのたくさんのたくさんの。 ――次の瞬間、何故か僕の視界は紅く染まりました。 僕は狂ったように笑い声を上げて、目に入ったお屋敷を―― ――遠く燃え盛る炎を眺めながら、僕は記憶(全て)を取り戻しました 泣きながら笑っている<童>(こども)。差し延べられた手を払って。 炎に焼かれ苦しみ悶える母。差し延べられた手を払って。 瓶の中身をぶちまける僕。差し延べられた手を払って。 ああ、僕だったんだ。母を焼いたのは、僕だったんですよ。 何故(どうして)そんなことをしたのか――それも今でははっきりと解ります。 寒かったんですよ。酷く寒かった。どうしようも無く寒かった。 寒くてしょうがないから、暖を取らなくちゃいけなかったから、火を点けたんです。 ごめんなさいおかあさん、とても暖かかった。 ありがとうおかあさん、とても暖かかった。 ――そういえば、ここも。 ここも、とても寒い――」 (一面の雪化粧。 煌々と燃え盛る炎の中から立ち昇るのは、煙と笑い声。 その笑い声も、大きな崩落の音に飲み込まれ、やがて聴こえなくなった)
https://w.atwiki.jp/ff11_gameproject/pages/320.html
●甲賀宅 静か過ぎる日々が続いていた。 たった一人居なくなるだけで、ここまで環境が変わるとは思いもよらず、 楽しかった日々とのギャップに心と体のバランスが崩れ、少し体調を崩したかもしれない。 夏休み中に学校へ行くのも段々と億劫になってきて、 最近は特に用も無い日なら遊びに行くこともなくなった。 退屈だった。 部屋に篭り、布団でごろごろする。 これ以上のことはする気にもならない。 自然にため息が漏れた。 このままだらけていても退屈なんて紛らわせない。 気分を変えるために、締め切ったカーテンを勢い良く全開にすると、 真夏の陽射しが一気に差し込み、眩しすぎる光にしのぶは目を細めた。 暫くすると目が慣れてきて、ついでに陽射しが体を温めたのか、 なんとなく元気が出てきたように感じた。 そのチャンスを逃すかと、早速寝巻きを着替え、布団をたたみしまった。 一通りの寝起きを終えると、お腹が空いていることに気がついたしのぶは苦笑いをし、 こんな気分の時でもちゃんとお腹は空くんだなと思った。 腹を満たすために一階へ降り、リビングに行くと食卓に朝食が用意されていた。 家族はもう皆出掛けているようだった。 しのぶはテレビのリモコンを取り、テレビを付けて朝食を口にする。 テレビは夏休み特番のアニメがやっていた。 うーん、懐かしいねぇと思うと同時に、もう10時かとも思った。 アニメをぼーっとしながら見つつ、朝食をゆっくりと取った。 食器を片付けていると、インターホンがなった。 あたしは食器を洗い場に置き、こんな時間に誰よと思いながら玄関に向かった。 【しのぶ】「はーい、どちら様ー?」 玄関を開けると、制服姿のリューコが水羊羹と書かれた菓子の包みを持って立っていた。 【しのぶ】「こんな時間に誰かと思えば、リューコかぁ。 どうしたの?」 【村崎】「どうしたもこうしたも、 最近学校に遊びに来ないから、 体調でも崩したかと思ってな。 見舞いに来た」 リューコはニコリと笑い、見舞いの品である水羊羹をあたしに手渡した。 【しのぶ】「お、水羊羹?気が利くねぇ。 丁度朝ごはんを食べた後で、デザートがほしかった所だよ」 【村崎】「元気なら見舞いの品なんて持ってこなくても良かったな」 【しのぶ】「素直じゃないねぇ。心配してくれてありがとう、リューコ。 まあ、上がってよ」 【村崎】「うむ、そうさせてもらうか」 リビングにリューコを招いて、貰った水羊羹とお茶を出し、 あたし達は甘美な一時を味わった。 リューコの話によると、学校ではあの事故後、結構学校側がゴタゴタしていたようだ。 何度も警察が来て、先生達に事情聴取をしていたらしい。 あたしのところにも何度か来たが、事故のことだけありのままを話したら直ぐに帰っていった。 結局、事故で片付いたらしいが、警察は納得がいっていない様だった。 あれは、事故。それで良い。 【しのぶ】「……なるほどねぇ。 なら、暫く学校に顔を出さなくて正解だったね」 【村崎】「うむ、まあそんなところだ。 ……このお茶、ちょっと渋いな」 【しのぶ】「甘い物には渋めのお茶が良いんだよ」 渋めのお茶が苦手なのか、しかめっ面をしながらお茶を啜っている。 苦手なら飲まなきゃいいのに、それでも我慢して飲んでる辺りがリューコらしい。 そんな姿を見てニヤニヤしてたら、リューコがムっと拗ねた。 【しのぶ】「ところで、なんで制服?」 【村崎】「ん?ああ、朝練に出ていた。 その帰りに、菓子屋に寄ってそのまま来たんだ」 【しのぶ】「ああ、なるほど。もうすぐインターハイだったね」 【村崎】「うむ、気を入れていかねばな」 そして続けて、実はもう一つ用があって来たと言った。 何か聞きづらそうにしているから、とりあえず言ってごらん?と促してみた。 【村崎】「……ああ。んー……、舞の様子はどうだ? あの時以来、姿を見ていないのでな」 リューコも士郎の葬式には顔を出していた。 けれど、大会も近いリューコに長居はさせたくないと、 舞が気を利かせお焼香だけで帰させていた。 【村崎】「お前なら知っていると思ってな。 私は肝心なときに役に立てなくて……」 そういうと、俯きがっくりと肩を落とした。 【しのぶ】「心配しなくても大丈夫。 舞なら平気だよ。 あの子は強いからね」 【村崎】「そう信じたいが、きっと我慢している。 私にはそう見えたんだ……」 リューコも精神状態が不安定だな……。 仕方が無いとはいえ、このままではインターハイに影響が出てしまうか。 あたしは、一番どうにかなりそうなリューコをまず正常に戻そうかと考えた。 【しのぶ】「あのさぁ、リューコ。 リューコが落ち込んでも仕方がないよ」 リューコが、食卓を両手で叩き立ち上がり、「ほおって置けというのか!?」と声を荒げた。 あたしが、まあ最後まで聞きなとなだめ、椅子に座らせた。 【しのぶ】「あの時、舞になんて言われた? とりあえずそれを思い出すんだね」 『私の事は大丈夫ですから、先輩はインターハイ頑張ってください! そしたら私も頑張れるから!』 【村崎】「……ん、すまない。取り乱した。 私に出来ることはそれだけなんだな?」 と言うと、また俯いて肩を落とした。 【しのぶ】「頭の回転はまだ戻ってないみたいだね」 とニヤニヤしながらリューコを見ると、眉間にしわを寄せあたしをじっと見つめた。 そして暫くすると、眉間のしわが解け、軽く目を瞑り何かに納得したように一度頷いた。 【しのぶ】「リューコにしか出来ないことなんだよ。 あたしじゃ、舞のその願いは叶えられない。 だけど、今のリューコに出来るかねぇ~」 リューコに笑みが戻った。 どうやら元に戻ったようだね。いや、前よりいい顔するようになったかな? 【村崎】「ふふっ、私にしか出来ないのならやってやる。 舞を心配するなという事は、今の私には無理だが…。 私が自分のために頑張ることが、舞のためにもなるのなら、 全力を尽くすまでだ」 【しのぶ】「はい、良く言えました」 あたしは背もたれを使い、伸びをして、そのまま天井を仰いだ。 白い天井を見て、こんな言葉を思い出した。 【しのぶ】「朝に紅顔あって夕べに白骨となる……」 【村崎】「……人の死は予測できない、か。 その通りだが、……やはり突然すぎた。 その分、ショックも大きいのは仕方がない事なのかもしれん」 そして続けて、今度はあたしの心内をリューコに話してみた。 悩んでいるのは、リューコだけじゃない事を伝えたいという思いがあったのかもしれない。 【しのぶ】「リューコはやれる事がある。 やれる事がないのは、むしろあたしの方。 何をどうしたらいいのか、ぜっんぜんわかんない! 士郎が死んだなんて実感無いし、 まだ元気に部活してるんじゃないかって思っちゃって、 悲しいとか寂しいとかっていう気持ちも……わかんない。 そう思ってる、そう思いたいだけかもしれない。 自分の気持ちもわかんないのに、 舞のために……、都のために何かをするなんて……、 きっと出来ない……。」 リューコは一瞬驚いた表情をしたが、黙ってあたしの話を聞いてくれて、 そして一度「ふむ」と相槌を打った。 リューコは沈黙し、目を閉じ何かを考えているようだったが、 ふっと一度笑い「答えなら出てるじゃないか」と言った。 【村崎】「お前にしては珍しいな。 お前は士郎に会いたいという気持ちがあるのだろう? なら、寂しいんじゃないのか?」 【しのぶ】「あっ……」 【村崎】「きっと、舞も都も寂しいと言う気持ちは共通のはずだ。 私は久々津士郎とそれ程面識があったわけではないから、 残酷な言い方かもしれないが、しのぶの気持ちはわからない。 それと同時に、都の気持ちもわからない。 私には幼馴染と呼べる相手もいないからな。 その気持ちが分かり合えるお前達が羨ましくも思う」 あたしが姿勢を起こしリューコを見ると、 今度は私の番だなとでも言いた気な表情で、あたしを見ていた。 ちょっと腹が立った。 けれど、リューコの言ったことは当たってると思う。 あたしが出来ることは、それしかないなとリューコの言葉を聞いて納得していた。 【しのぶ】「ありがとう、リューコ。 後で都の家、行ってみようと思う」 【村崎】「退院したのか!?」 【しのぶ】「うん、先日ね。 ただねぇ……、まだあの時のままみたいでね。 正直言うと、あたしが如何にかできる事じゃないって思ってる。 けれど、都をあのままにする事は出来ない。 都がずっとあの様子じゃ、からかう相手が少なくなって退屈だからね」 【村崎】「人に素直じゃないとか言っておきながら、 お前だってそうじゃないか」 【しのぶ】「お互い大変だ~ね」 リューコは飽きれた風に手を振り、残っていた水羊羹を一口食べた。 あたしも最後の一欠を口に運び、水羊羹を味わった。 リューコがまたしかめっ面をしながら、お茶を啜っている。 違う飲み物持って来ようかと聞くと、このままで良いと言い我慢して飲んでいた。 都がいないけど、少しずついつものあたしらに戻っている気がした。
https://w.atwiki.jp/shironeko000/pages/37.html
小さな村ウェルバ(ノーマル)クエスト2-1村はずれの草原 クエスト2-2優しい風の吹く農道 ☆クリア条件:ボスグループの全滅 クエスト2-3森へ続く小道☆クリア条件:ボスグループの全滅 小さな村ウェルバ(ハード)クエスト2-1パイの材料を求めて クエスト2-2うっそうとした草原へ☆クリア条件:ボスグループの全滅 クエスト2-3パイの材料発見!? コメント クエストミッション 一人も倒れずにクリア 全ての宝箱をオープン 敵の全滅 小さな村ウェルバ(ノーマル) クエスト2-1村はずれの草原 クリア条件:ボスグループの全滅 攻略のポイント 出現モンスター フロア1 フロア2 フロア3 ボス 獲得ゴールド、ソウル ゴールド ソウル 獲得ルーン ルーン 編集 個数 編集 ハイルーン 編集 個数 編集 スタールーン 編集 個数 編集 クエスト2-2優しい風の吹く農道 ☆クリア条件:ボスグループの全滅 [部分編集] 攻略のポイント 出現モンスター フロア1 フロア2 フロア3 ボス 獲得ゴールド、ソウル ゴールド ソウル 獲得ルーン ルーン 編集 個数 編集 ハイルーン 編集 個数 編集 スタールーン 編集 個数 編集 クエスト2-3森へ続く小道☆クリア条件:ボスグループの全滅 [部分編集] 攻略のポイント 出現モンスター フロア1 フロア2 フロア3 ボス 獲得ゴールド、ソウル ゴールド ソウル 獲得ルーン ルーン 編集 個数 編集 ハイルーン 編集 個数 編集 スタールーン 編集 個数 編集 小さな村ウェルバ(ハード) クエスト2-1パイの材料を求めて クリア条件:ボスグループの全滅 攻略のポイント 出現モンスター フロア1 フロア2 フロア3 ボス 獲得ゴールド、ソウル ゴールド ソウル 獲得ルーン ルーン 編集 個数 編集 ハイルーン 編集 個数 編集 スタールーン 編集 個数 編集 クエスト2-2うっそうとした草原へ☆クリア条件:ボスグループの全滅 [部分編集] 攻略のポイント 出現モンスター フロア1 フロア2 フロア3 ボス 獲得ゴールド、ソウル ゴールド ソウル 獲得ルーン ルーン 編集 個数 編集 ハイルーン 編集 個数 編集 スタールーン 編集 個数 編集 クエスト2-3パイの材料発見!? クリア条件:ボスグループの全滅 攻略のポイント 出現モンスター フロア1 フロア2 フロア3 ボス 獲得ゴールド、ソウル ゴールド ソウル 獲得ルーン ルーン 編集 個数 編集 ハイルーン 編集 個数 編集 スタールーン 編集 個数 編集 コメント
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/1789.html
【検索用 いんかーねいしょん 登録タグ 2008年 VOCALOID い でにょ 初音ミク 曲 曲あ 殿堂入り 鼻そうめんP】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:でにょ 作曲:鼻そうめんP 編曲:鼻そうめんP 唄:初音ミク 曲紹介 曲名:『インカーネイション』 ミクトランス。 イントロが長い(約2分)。 作者曰く、気がついたら総合4位だったので、鼻からそうめんが出たらしい。 歌詞 (動画およびピアプロより作成) 誰にも届かない 我がままな願いを 小さな身体で 守り続けている いずれ忘れられて 消されてしまうなら 今だけこのまま 夢を見させていて ああ 闇に惑いながら ひとつだけ気づいた 足踏みしてても 奇跡は起きないと 迷いを振り切って 走り出してみれば 行き着く明日は 色鮮やかになるかな 次元を越え インカーネイションして あなたに会いにいこう どうしてだろう 未知の世界さえ 不思議と怖くない 子どものように 泣いてばかりいた 昨日を脱ぎ捨てて 生まれ変わる 光をまとった 新しい自分へと 目を閉じても手をつなげるほど 近くに寄り添って 未来を行く二人の姿を 確かにしたいんだ コメント なかったので、追加しました。 -- 名無しさん (2008-08-01 13 51 22) 一度聞くと、印象に残る曲。 -- 名無しさん (2008-08-17 09 57 06) 殿堂入りおめ -- 名無しさん (2008-09-29 00 13 08) もっと多くの人に聞いてほしい。ミクトランス命 -- 圭一 (2009-04-29 14 04 49) 左右にうねうねする音とか、終盤にイントロのフレーズが入るあたり、輪廻をイメージしてるのかな -- 名無しさん (2009-05-30 22 15 33) さすがプロ。キックの強度とかわかってるなぁ -- 名無しさん (2010-01-26 22 48 22) これすき -- 作者ww (2010-02-02 07 31 22) 素晴しい曲。 -- ういーっす (2010-07-28 11 24 28) いつ聞いても独特の癖があって嫌いになれない -- 奏 (2012-07-15 07 41 43) リミックスでたよーw -- 名無しさん (2012-08-02 22 07 44) うねうねするのはトランスの特徴でもあるけどな -- 名無しさん (2012-08-14 01 08 16) うねうねうねうねーwww -- 名無しさん (2013-04-20 22 28 57) 曲は好き❤❤でも、鼻からそうめんって‥‥‥(笑) -- とむ (2013-04-25 23 28 11) すみません。正直言って今までナメてました。PC新型に買い替えたのでコンポに繋いで大音量で改めて聴いてみたら良すぎてリアル鳥肌立ちました・・・!凄さに気付かなかった過去の自分を殴ってやりたいです。 -- 名無しさん (2013-04-26 16 09 12) やっぱりこの曲が一番好きかな☆ -- 名無しさん (2013-06-08 00 13 53) 32万回再生されてるのにコメントすくねぇよWikiの -- 名無しさん (2013-06-15 17 46 34) 一瞬リンカーネイションかと思ったw ごめんなさい -- 名無しさん (2013-08-03 15 39 40) 私もリンカーネイションの替え歌かと… -- 名無しさん (2013-08-03 17 54 51) 飛翔感がすげー! -- pak_13 (2013-12-23 23 28 18) オリジナルとリミックスを順番にきいてゆくと鼻そうめんpの「進化の過程」がよくわかる。 -- Satoru (2017-02-04 13 48 58) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/21983.html
あっぷるぱいとちいさなまほう【登録タグ IA あ たまぁ~ずP 初音ミク 曲】 作詞:たまぁ~ずP 作曲:たまぁ~ずP 編曲:たまぁ~ずP 唄:初音ミク・IA 曲紹介 たまぁ~ずです。今回のみたまぁ~ずCを名乗ります。プロデューサーというより、クリエイターとして。 歌詞 アップルパイが1つだけありました それは2人で分けまして もう1人増えて3つ必要なら 僕の分をと差し出した アップルパイが1つだけしかなくて 本当は2人で騙し合い もう1人なんて絶対に許さないの 僕の分までなくなるよ 大切なのは自分の身を守るだけ 平等も協調も掃き出されて どこへ消えた? 奪って 守って 誰か 止めてよ そんな ことなら 望んでない! 「ここから 出して!」 でも逃げられず 迷路のような夢を見ていた 目覚めたのは小さなお店 色とりどりの魔法がある 甘い空気、音に誘われ 小さな胸が高鳴った 女主人は魔法を使って 美味しい菓子を創り出す 教わったのは1つの言葉 それは誰にもできるという 大切なのは自分自身が持つ魔法 感情が表情に溢れ出して 僕が動き出す! 大事なものは確かにあった! やっと見つけた奪わせない! 足りないものはないと思った アップルパイはとても嬉しい ==以下台詞== 「ここは?」 「君の夢の中さ」 「夢の中?」 「そう。君は現実世界の奪い合いに恐れて、夢の世界へと逃げてきたんだ」 「…」 「ばっかだねぇー。奪って争うだけが能じゃないだろうに まぁだからこそ僕が一肌脱いだってところなんだけどね」 「一肌って?」 「森に住む魔女に頼んで、魔法を教えてもらったのさ、 ううん、君が元々もってきる魔法に気付いてもらったんだ」 「僕の、魔法…」 「苦労したんだよー。あの人、誰にでも優しいくせして、 僕がお願いするときだけ変な条件付けてくるんだから…っとと、それはいいか」 「…のかな」 「ん?」 「僕なんかが魔法なんて使えるのかなって」 「…ばぁか」 「えっ」 「『自分自身が持つ魔法』だって言ったろう?魔法だからって大げさに考えなくてもいいさ、 君にできること、君の近くにいる人、もう一度思い直してみなよ」 「…」 「どんなことでもいいさ。君の知ってること。君が持っている想い。 人に伝えてみて?世界を救う大魔法使いとは言わないよ。 でも、『君の世界』は必ず変わるはずだから」 「…うん」 「それでも駄目だったなら、またここにおいで。僕は何度でも君の力になるから」 「…うん!」 「ありがとう」 ==台詞終了== アップルパイを1つ創って それをみんなで食べましょう あらあら大変1つじゃ足りない? 「もう1つ創ろうよ!」 「手伝ってね」 コメント 追加お疲れ様です。 …この曲はとても大切なことを伝えている気がする。個人的には『みんなのうた』で放送してもいいかと思えるくらいの逸品。 -- Nutty (2013-04-03 10 32 06) 追加乙!僕は林檎が好きなので、こういう曲、大好きです!ちょっと聞いてきます! -- 名無しさん (2013-04-03 11 42 37) すごく綺麗で優しい曲。もっと評価されるべき -- 藍瑠 (2014-03-21 11 05 19) ツッツッツッ僕は単純なんだ正直大袈裟に興味を引きたいんだ -- 名無しさん (2014-04-01 07 30 10) ↑ワールドコーリング?関係ないじゃないか 泣いたら -- 名無しさん (2014-04-08 12 46 55) 感動した!アップルパイを食べたくなる曲ですね -- 名無しさん (2014-04-13 13 40 04) この曲凄い好き優しい気持ちになれる…アップルパイ食べたいね♪ -- 鴉榁魏 (2014-05-04 22 55 12) 絵本みたいで素敵。もっと評価されて欲しい! -- ゆきぞら (2017-06-07 18 13 58) 「誰か止めてよ」のところの迫真さに毎回泣く(´;ω;`) -- 藍瑠 (2019-10-25 11 23 42) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gensou_utage/pages/393.html
ダウザーの小さな大将 ナズーリン No.3700 ダウザーの小さな大将 ナズーリン キャラクターカード 属性:妖怪 命蓮寺 体力20 回避3 決死判定(3) [戦闘フェイズ]呪力2 自分の場に、目標と同名のスペルが3枚以上置かれている場合、フェイズ終了時まで、使用条件に『ナズーリン』が含まれている、自分の戦闘中のスペルは「攻撃+1」「迎撃+1」「命中+1」を得る。 (フェイズにつき1回まで使用可能) イラスト:影胞子 考察 非常に平均的な数値で固められている。リーダー能力は条件を満たせば少なめのコストでスペルを一回り大きく出来る。 しかし、幻想ノ宴というゲームはルール上同名カードは3枚までしか入れることが出来ない。 どんな構成でも満たせる条件ではあるものの、ナズーリン主体のデッキでない限り狙って発動するのは困難だろう。