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きみがいたきせつ【登録タグ き ぴぼ 曲 滲音かこい】 作詞:ぴぼ 作曲:ぴぼ 編曲:ぴぼ 唄:滲音かこい 曲紹介 11月は秋 #わかる ぴぼと申します。秋の曲を作ってみました。寒くなってきて人肌恋しくなりますよね。(動画コメントより引用) 絵:志筑のま 歌詞 (Piaproより転載) だいたい全部君のせいだ 最愛の秋はもう来ない 大概の思い出には 毎回君がいるから どれくらい経ったのかな いつから数えなくなった? 焦がれていた、見つめ合った、それだけ― 君がいた季節を 嫌う事が出来たら 君がいた記憶を 思い出さず生きていける気がした 紅葉した落ち葉溜まり 身体を埋めてももう 君の温度は無い 仰向けになって見えた 葉が落ち切りかけた木に 責を向けて、自棄になって、それから― 君がいた季節を 忘れたくてこう言う 「君がいた記憶をこの一葉が落ちた時に捨てよう」 涙が落ちないように堪えて 寂しくはないよ、と意地を張った 最後の葉が散るまで コメント 名前 コメント
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【検索用 はしめてのてぇと 登録タグ 2008年 VOCALOID は 女装娘P 曲 曲は 鏡音レン】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:女装娘P 作曲:女装娘P 編曲:女装娘P 唄:鏡音レン 曲紹介 曲名:『はじめてのでぇと』 女装娘Pの女装ソング第2弾。 街で会ったお兄さんとのデートの様子をレンが歌い上げます。 歌詞 (ピアプロより転載) 近づいたこの距離 どうしようドキドキ 街で会ったあの人 今日が初めてのデート 新しいワンピース 好みがわからない でもあの日と変わらない 笑顔で可愛いって言ってね 運命の日は 晴れた土曜日 初めてあったときと同じで 遊園地では 観覧車でね お決まりだけど期待して 僕のこと抱きしめて 強くただ抱いてよ 恥ずかしいけど メイクまでしてきたんだもん ミュールだってはいてる 見た目は女の子 これならキスしてても だれも気にしないからさ コメント レンの女装が他のボカロメンバーにバレるかもね。 -- どんぐり (2009-08-17 22 28 31) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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Brand New My LOVE 作詞 J%plus 君の声を聞いていたい ただ、傍に居たい 僕の想いを伝えたい ただ、愛したい けどそんな容易く 伝えられないのが現実 どうしても今の僕には 勇気がなかった そして気付いた あの日から考えを変えた そうすればきっと君に伝えられる ねえ、そうだろう? 君を抱きしめたい そう Brand New My LOVE. どんなときも笑いあいたい そして、咲きたい ふたりで泣きたい そして、咲いたい 僕から君へのメッセージ 本当に伝えたいね 君のことがこんなにも 大好きなったのさ そして叫んだ あの日から大切な人 かけがえのない存在 さあ、どうだろう? 本当に抱きしめたい そう Brand New My LOVE. あの日から考えを変えた そうすればきっと君に伝えられる ねえ、そうだろう? 君を抱きしめたい そう Brand New My LOVE. そう Brand New My LOVE. Brand New My LOVE.
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誰かに「すごい」とか はめてもらえないこともないけど 君から ほしい言葉 そういうことじゃない 傷ついて でも好きな レコードかけてみた ひとりの部屋で 何度目のループで 次のとびらがひらけるかな (キミはわたしをどう思っているの? 女の子として…) .友情 .愛情 それ以上 大事なことほどログには残らない .友情 .愛情 それ以上 信じて虹になりたい あふれてゆく メロディ 風の中 目を閉じる このまま知らないばしょへ さらってよ 背中の荷物もぜんぶ なげすててしまうから (キミはわたしを抱きしめてくれた わたしとして!!) .友情 .愛情 それ以上 キスより大事なこともあるかも .友情 .愛情 それ以上 絆して 空気ふるわせて 重なりあう リズム .友情 .愛情 それ以上 いましかできないことがあるから .友情 .愛情 それ以上 信じて虹になりたい 重なってゆく 鼓動
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「……え?」 私は耳を疑った。 ……なに? セックスするか、死ぬか……? なぜ、先輩はそんなことを言うのだろう。 「先輩」 「ん?」 「先輩は、わたしの気持ち、信じてくれてないんですか?」 こんなにも、好きなのに。 なぜ、こんな脅迫するようにして聞いてくるのだろう。 私は、先輩の柔らかい頬に右手を添える。 「好き、なんですよ」 「うん」 「信じてくれないんですか」 「ううん」 「じゃあ、なんで」 そんな聞き方するんですか。 「私もあずにゃんのこと、好きだよ」 いつもの、柔らかい笑顔、なのに。 「でもね」 私の右手に、先輩の左手が添えられる。 その手は小さく震えていた。何かに脅えるように。 「せん、……ぱい?」 「ねぇあずにゃん、しようよ」 先輩の顔が近づいてくる。私は、そっと瞼を伏せた。 唇が触れ合う。熱い。柔らかい。気持ちいい。 「……ん、せんぱ……」 離して、また触れ合わせる。 触れるだけだったキスは、次第に深く、長くなっていく。 頭がじんとする。とろけていくような感覚。 「……ちゅ、んっ……っは」 「せ、んぱ……いっ、……どうし、……んぅっ」 もう、何も考えられなくなってくる。 先輩のこと以外。 「……は……っ……」 やっと唇を離してもらえた。 舌と舌とを細い唾液の橋がつなぐ。それは細く細くなっていき、名残惜しそうに、ぷつりと切れた。 唇の周りの唾液が外気に触れて冷たい。 もっと、もっと、先輩の熱が欲しいよ。 「……いいですよ、先輩。セックス、しましょうか」 肩で息をしている唯先輩。どことなく不安げだった表情が、少しだけ明るくなった気がした。 先輩は、甘い声で私の名前を呼びながら、嬉しそうにすり寄ってくる。 「あずにゃあん……」 「はい、唯先輩……」 唯先輩を、やさしくベッドに押し倒していく。 赤らんだ顔がいつもより余計に可愛く思える。 「なんで、死ぬか、セックスするかなんですか」 私は唯先輩の顔のすぐ脇に両手をついて、覆いかぶさる。 私から、そして質問から逃がさないように。 「だって」 それが、当り前だといわんばかりに。 「そう言わないと、あずにゃん何もしてくれないでしょ?」 ……え? がつんと、頭を殴られたような気がした。 それだけの衝撃が私のなかを駆け巡っていった。 「どういう、ことですか……」 やっとそれだけ、声を絞り出せた。 「だって」 悲しげな、表情で。 「いつも、私からじゃん」 抱きつくときはもちろん、「好きだ」って気持ちを伝えた時も、初めて手をつないだときも、初めてキスをしたときも。 いつも、全部、唯先輩から。 「あずにゃん、ホントに私のこと好き?」 そうか。そうだったんだ。 「好き……ですよ」 先輩は、にっこりと微笑んで。 「嘘だぁ」 先輩は、私の首に両手を回しながら言う。 「あずにゃんはいつもそう言ってくれるよね。私が『好き』って言ったら、『好き』ってちゃんと返してくれる」 それに、偽りはないんですよ……? 好きで、好きで、好きで、もうこれ以上ないってくらいに、あなたのことが好きです。 「でもね」 気がつけば、先輩の目は涙であふれていた。 「同情なんか、しなくていいんだよ? あずにゃん」 私、は――――。 「ごめんね、さっき、嘘ついた」 ――――私の気持ち、信じてくれてないんですか? 「信じて、なかったよ」 信じれなかったよ、と。先輩は、嗚咽まじりの声で、悲しそうにつぶやいた。 「唯……せんぱ……」 私は、なんてことをしていたのだろう。なにをしているんだろう。 先輩は、不安だったんだ。 「……あずにゃん、ごめんね。『死ぬかセックスするか』っていうのはちょっと言い過ぎたね」 いつも、先輩はどんな気持ちで接してくれていたのだろう。 先輩は私を好きでいてくれて、それを少しでも行動で伝えようとしてくれていたのに。 「私たち、もう終わりにしよっか」 その言葉は、私に重く、重くのしかかって。 「……やです」 「え? だって、あずにゃん私のこと好きじゃないでしょ? もう無理しないでいいんだよ」 きっと、さびしい思いをいっぱいさせてしまった。 私は、自分のことしか考えてなかったんだ。 すごく、くやしくなる。 「あ、でもね、さっきはちょっと嬉しかったよ」 まだ…………、まだ、やり直しはききますか。 今からでも遅くはないですか。 「あずにゃんから押し倒してくれたとき。えへへ、決心がちょっとにぶっちゃったよ」 最初から、これで最後にするつもりだったんですか。 「でも、もういいやぁ……」 そう言って、ふっと笑う。 そんな、こと、言わないで、ください。そんな、ふうに、笑わないで、ください。 「あずにゃん?」 苦しくて、でも唯先輩はもっともっと苦しかったんだ。 「なんで、泣いてるの?」 「……え」 真下にある唯先輩の顔に、ぽたりぽたりと、私の涙が落ちていく。 唯先輩のと私の。ふたりの涙が混ざりあって、悲しみの色をさらに濃くしていく。 「すみませ……っ、わた、しっ……」 「ううん……」 先輩は、ぐいと私の顔を引き寄せて、目元に口づけてくれた。 「しょっぱい」 至近距離で、先輩の甘いにおいがひろがって、目には唯先輩以外映らなくて。 「でも、あったかいね」 そう言って、先輩の唇が私のそれに軽く触れた。 先輩のほうが、あったかいです。 「ごめんね」 先輩は、今にもこぼれ落ちそうなくらい、目に涙をためていて。 「キス、しちゃって」 ぐっと肩を押されて、唯先輩の上からどけられる。 先輩は座りなおして、私の目を真っ直見て言った。 「……ぃ、え……」 私は先輩の目を見れなかった。 自分が、嫌になる。 否定の言葉でも、叫べばいいのに。言葉だけじゃ解決しないとわかりながらも。 「……もう、帰るよ」 バイバイ、あずにゃん、と。 真っ暗な、闇の底へと突き落とされた気がした。 ――瞬間、私は。 「……あずにゃん?」 「……ゃだ…………っ」 部屋を出て行こうとする先輩を、ぎゅっと抱きしめていた。 私より、ちょっとだけ背の高い先輩。 あったかくて、やさしくて。 「いかないで、くださぃ……っ」 涙が、あふれてくる。 私は、こんなに幸せなぬくもりを失いたくない。 すごく、すごく愛しくて、抱きしめる両腕に力を込めた。 私はやっぱり、こんなにも唯先輩が好きなんだ。 「すき、です。せんぱい」 今までも、これからも。 「離れたくないです……っ」 ずっと。 「バイバイなんて、や……です……」 さよならをしたら、もう、きっとあなたに会えない気がした。 「…………」 唯先輩は、何も返してくれない。 「先、輩……」 でも、いい。 私は、もっともっとたくさん、先輩に返さなくちゃ。 「ごめんなさいっ……、わたし……っ」 「……ごめんね、あずにゃん」 言葉をさえぎるように、唯先輩は言った。 先輩の手が、彼女に回している私の両手に触れた気がした。 「ほんとは、わかってたんだ」 ぽつりと、小さな声で先輩は続ける。 「……ぇ?」 「あずにゃんが、ちゃんと私を好きでいてくれたこと」 気持ちは、ちゃんと伝わっていた。 なら、どうして。 「ずっと、私を大切にしてくれてたんだよね」 部屋には、唯先輩の声だけが響く。 この部屋だけ、外の世界から切り離されたような感覚だった。 ふたりだけの、世界。 「わかってたよ」 唯先輩となら、永遠に、この世界の中でもいいと思えた。 相変わらずこの世界は、風の音も、鳥のさえずりも、時計の秒針の音さえも聞こえない。 その中で、唯先輩の声だけが私の鼓膜を震わせる。 「あずにゃんが照れ屋さんなことも」 部活中に抱きつくのは、私との仲の良さをみんなにも見せつけたかったから。 私は恥ずかしくていつも、やめてください、と突き放していた。 「あずにゃんが、私のためを思ってくれてたことも」 ふたりで遊びに行こうと誘われた時も。 先輩は、今年受験なのに。私を気づかってくれている。すごく、うれしいかったけど。 邪魔はしたくない。きっと私がいたら、先輩は私に構ってくれる。重荷になってしまう。 先輩は、やさしすぎるから。 だったら、私が、初めから距離を置いておこう、と。 「でもね、つらかった」 そう、思ってた。 先輩の意見を聞かずに、自分で、勝手に。自分のことしか、考えてなくて。 「ホントは、私のこと好きじゃないんじゃないかなって」 だいすきだから。 大切にしたくて、彼女を一番に考えて、最善だと思ってとった行動が、逆に彼女を傷つけていた。 「ちっちゃな不安だったんだけどね、それがだんだん大きくなって、胸が押しつぶされそうだった」 そんなことも知らないで、私は、なんて自分勝手なことを。 先輩は、それ以上、なにも言わなかった。 「っ……、わたし、……ごめ、んなさ……っ。せっ、先輩の気持ちもっ……かんがえ、ないでっ……」 私より、先輩のほうがつらかった。 わかってるけど、あふれる涙を止められない。 「あずにゃん、泣かないで」 こんな時でも、なんでこんなに優しいんですか、唯先輩。 あなたのほうがつらかったでしょう。 「せっ、せんぱ、い……っぅ、すき……ですっ、すきです……っ」 「ありがとう、あずにゃん」 私は、先輩の背中を涙で濡らし続けた。 部屋には、しばらく私の嗚咽だけが響いていた。 ……どれくらい、時間がたったのだろうか。私は落ち着きを取り戻していた。 「唯先輩」 やっぱり、私は先輩と終わりになんてしたくないです。 「キス、していいですか」 先輩が、その言葉にびくりとする。 少しの間沈黙が流れて、やがて先輩は小さく、こくりと頷いた。 「…………」 私が抱きしめていた力を緩めると、先輩は何も言わずにこちらに向き直ってくれた。 ――先輩も泣いてたんですね……。 さっきされたように、今度は私が先輩の目元にキスを落とす。 「しょっぱいですね」 「……涙だもん」 「でも、すごくあったかいです」 「…………ん、ぅ」 言って、唇を重ねる。 さっきキスしたときよりも、そこは熱く感じられた。 軽く押しつけて、ゆっくりと離していく。 「……もう一度しても、いいですか」 「……う、ん………」 先輩の顔が真っ赤だったのは、窓から西日が差しこんでいるから、だけではないと思う。 きっと私も、真っ赤だ。 「先輩」 「……ん?」 「だいすきです」 その言葉に、小さく微笑んでくれる。 さらに赤く染まる先輩のやさしい顔に、からだの芯が、じんと熱くなった。 先輩を正面から抱きしめて、唇を合わせる。 舌で、さらりと先輩の唇をなでると、遠慮がちに小さく隙間を空けてくれる。それを押し広げて先輩の口内へ入っていく。 「……ん……、ちゅ……っ、ふっぁ」 ふたりの息が重なる。どちらのものかわからない唾液が、口の端からこぼれおちる。 もう、わからない。このままとけて、ひとつになってしまいたい。そんな幸福感が私を支配する。 もっと、先輩が欲しい。 「っ、……は、ぁ……」 先輩も、同じ気持ちでいてくれたら嬉しいんだけどな。 「……ぅ、……ひっ……く」 「え……!? ……ぁ、唯……先輩?」 突然、唯先輩の嗚咽が響く。 どうしよう、何かマズイことをしてしまったのだろうか。 原因はさっぱりわからない。 「……っ」 先輩が、私の背中に手を回して、ぎゅっと抱きしめてくれた。 「……あ、の……」 先輩の抱きしめる力が更にきつくなる。 だけど私は、力を込めて抱き返すことができなかった。 力を込めたら、先輩が壊れてしまいそうで。 「うっ……、ぇ、……っ」 嗚咽に混じって、ごめんね、と聞こえた気がした。 「あずにゃん、……っ」 「…………はい」 「っ、ぁ、……あずにゃんがっ、すきっ……だよぉ……っ」 先輩は、私を抱きしめたまま、泣きじゃくったまま、それでもはっきりと、言ってくれた。 「唯……先輩」 きゅっと、先輩が抱きしめる腕に力を込めてくれる。 私に、もう離さないよ、って。全身で伝えてくれているように思えた。 あったかくて、うれしくて。 苦しいとか、きついとか、そんなのどうでもよくて。 「……せんぱい……」 何よりも。 私をすきだと言ってくれたことが嬉しくて。 「あずにゃん……っ、ごめんねっ……わたし、が、」 先輩は泣きながら。 「ひっ、ひどぃ……ことっ……!!」 ……もう、いいですよ先輩。 「やっぱり、ね……っ、だめ……だよぉ……、っ……あずにゃんと、じゃなきゃっ……ぁ」 あずにゃん、ごめんね、と。 あずにゃん、だいすき、と。 「……先輩」 先輩は、泣きながら、泣きながら。 泣かないでください、そう言っても、涙は止まらずに。 言葉と想いも、一緒にあふれてくる。 全身で、「ごめんね」と「だいすき」と一緒に。 私はただ、唯先輩をだきとめる。 今度こそ、先輩を、ぎゅっと抱きしめる。 壊れてしまうんじゃないかと怖かったけれど。 きっと先輩も、そうしてほしいって思ってる、はず、だから。 今度こそは、しっかりと。 「先輩」 もう離さないよ、と。 「だいすきです」 終わり 2 ※おまけ(別の話)
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何もしゃべらないようにこらえていたお姉ちゃんが、ついに言葉を発してしまいました。 憂「ちょ、ちょっとうい――」 唯「もういいよ憂。こんな人の話なんて聞いてたくない」 伯父「う、憂ちゃん、目上の人に向かってこんな人とは――」 唯「私は――平沢唯だよっ!」 顔を真っ赤にしたお姉ちゃんの甲高い声がリビングに反響しました。 こんなに怒ったお姉ちゃんの顔は、もうずいぶん見ていません。 伯父「……二人して、大人をからかってたのか?」 憂「ごめんなさい…」 唯「っていうか、なんで見分けらんないの? そりゃ憂はうまかったけど、私の演技なんてダメダメじゃん」 伯父「そりゃ、お前たちがよく似た姉妹だから……」 どうしていいか分からず、とにかくお姉ちゃんを止めようとしましたが、すぐ右手で制されてしまいます。 伯父「あのな、伯父さんは社会人として、保護者として――」 唯「赤の他人はおじさんの方だよ! 赤の他人なんかがあずにゃんの悪口言うな!」 言うなり、お姉ちゃんはソファーのクッションを伯父さんの顔にぶつけます。 よろめいた伯父さんの横をすりぬけて、足音をばたばた立ててお姉ちゃんは部屋を出ていきました。 ……お姉ちゃんのいなくなった部屋は静まり返ります。 私は、どうすればよかったんでしょうか? 【2010年11月27日 16 30 02/第二近隣公園】 その場にいたくなくていきおいだけで飛び出して、むちゃくちゃに走った。 話をしたくもなかったし、そもそも声も聞きたくなかった。 ……わかってるよ、最初っから。 私たちが少ない方だっていうのも、それを間違ってるって言う人のことも。 けど、息を切らせるたびに憂やあずにゃんの顔が浮かんできて、胸がいたかった。 ごめんね。私、いろんな人に迷惑かけてばっかりだよ。 住宅街のブロック塀とどこかを走るエンジンの音、排気ガスなんかに取り囲まれて……なぜか目にしみるほどで、窒息しそうな気がした。 魚が息を吸うみたいに顔を思いっきり上にあげたら……うんざりするぐらい、きれいな夕陽が見えた。 夕焼け放送はとっくに鳴りやんでた。 いつかの私たちみたいにちっちゃかった子どもたちはみんな手を取り合って、自分の家に帰ってしまった。 11月ぐらいになると、やっぱり暗くなるのも早いみたいで、ムラサキの空に吸い込まれていきそうで少し怖くなった。 誰もいない公園のベンチで膝ごとバッグを抱えていると、どうしてもいろいろ思い出してしまう。 伯父さんが言ってたことは、間違ってなんかない。 だから私は、エリちゃんや姫子ちゃんみたいなクラスの子に、あずにゃんとの関係を言えずにいた。 運命、だったんだと思う。 あずにゃんは――私にはよく分からないけど――新歓ライブで私を見つけて一目惚れしてくれたらしい。 私も初めて見たときから、あずにゃんがかわいくてかわいくて仕方なかったんだ。 抱きしめたい。ぎゅってしたい。 体温を感じたい。声を聞きたい。 髪を、肌を、息を、声を、ぜんぶぜんぶ私のものにしちゃいたい。 恋とか愛とか今もよくわかんないけど、あれが恋じゃなかったら私は一生恋なんてしないと思う。 特別……なんだもん。あずにゃんだけは。 初めて生まれた気持ちをどこにどう持っていけばいいのか分からなくて、あずにゃんを避けたこともあったっけ。 だって、どうしていいか分からなくなっちゃったから。 触れるのが、そうして壊してしまうのが、怖かった。 あずにゃんがもし「先輩」として私を見てるなら、この気持ちは多い隠さなきゃいけなかった。 だって、よこしまな気持ちだとしか思えなかったから。 ……でも、こんな内側から溶けてしまいそうな熱い気持ちをもてあましていたのは、私だけじゃなかったんだ。 気持ちが通じあえたときの喜びは……言いあらわせっこないよ。 だって、すごいもん。奇跡だったんだもん。 八月の終わりから付き合い始めて、お互いにこわごわ近づいていった。 今までだって手はつないでたのに急につなぐのが怖くなって、おそるおそる伸ばした指先が触れた瞬間、はずかしくて笑ってしまう。 けど、そうやって「はじめて」を一つずつ越えていく日々がすごくすごくいとおしかったんだっけ。 最後の「はじめて」を二人で乗り越えた夜、あずにゃんは言ってくれた。 いつまでも一緒にいましょう。あいしています、って。 でも……それは、私の間違った「恋」が無理やりあずにゃんを引きずり込んでしまったんだとしたら。 公園のベンチは急に冷え込んできて、昼の格好で取り残された私は思わず身体をふるわせてしまう。 さむいよ。……あっためて、ほしいのに。 この公園にだって、二人でよく遊びに来た。 小さい頃から憂や和ちゃんと一緒に遊んだ公園だって言うと、あずにゃんは目を輝かせて見て回っていた。 なんでそんなに? って聞いたら、「唯先輩がどうやって育ってきたかを知るのもうれしいんです」って照れながら教えてくれたっけ。 あの日、あずにゃんがなでていたすべり台に手を伸ばしてみる。 鉄は冷たく冷えていて、赤黒くさび付いた支柱から汚れが手に着いた。 あずにゃんの手も、汚れてしまったのかもしれない。 私がこんなとこに連れてきたから、汚してしまったのかもしれない。 唯「……あずにゃん、私、……だめ、だったのかなぁ……」 そこにいない人に問いかけたのに、なぜか聞こえる気がした。 それがどうしようもなくたまらなくて、こみ上げていたものがあふれだしてしまう。 自分の泣き声と鼻をすする音と風音しか聞こえない公園で、一人で身体を抱きしめる。 唯「ううっ……あずにゃん……ごめんなさい……でも、やだよぉ…すき、すきなんだもん……」 謝りたかった。気持ちを聞きたかった。 でも、それより――あの声と、体温がほしかった。 だってここは静かすぎるから。寒すぎるから。 ――なにしてるんですか、唯先輩。 風邪、ひいちゃいますよ? 唯「……あず、にゃん?」 振り返るよりも早く、私の身体は抱きしめられた。 その腕はあったかくて、なによりも安心できた。 梓「もう、探したんですよ? 唯先輩」 誰よりも安心できるその声を聞いて、涙がもう一度こみあげてきてしまった。 そんな私の身体を、私の愛する女の子はしっかり支えてくれた。 梓「……唯先輩、ちょっとお話しましょうよ」 【2010年11月27日 17 15 10/第二近隣公園】 遠くの犬の遠吠えが響くぐらい静かな公園で、しばらく私は唯先輩を抱きしめていました。 肌寒い季節ですが、唯先輩はいつでも陽だまりを集めたようにあったかい人でした。 けれどもそんな唯先輩はいま、私の腕の中で泣いています。 私の大好きな人は普段ははわほわしてつかめない人ですが、ときどきとても強く私の手を引っ張っていってくれます。 でも、たまにこんな風にとても小さくもろく、抱きしめてあげなきゃ崩れてしまいそうなぐらい弱ってしまうこともあるのです。 振れ幅が大きすぎるし、優柔不断だし、不安定だし、すぐ自分を責めたりする。 唯先輩は自分でもそう言ってますけど、そんなところも含めて私はあなたのことが愛おしいんです。 高い波がさざ波に変わるようにあふれた涙のおさまってきた頃、唯先輩はぽつりとつぶやきました。 唯「よく、わかったね。憂のかっこしてたのに…」 梓「わかりますよ。私の目はごまかせません」 だって、唯先輩の目は大きくてきらきらしてて、一目見たら分かりますから。 あなたのすべてを分かっていたいんです。 唯「あのね……あずにゃん」 梓「……付き合ってて、ほしいです」 えっ、と赤くなった目を見開いて、私の方へ振り返りました。 わかりますよ。唯先輩が、どんなこと考えてたかなんて。 だから―― 梓「私の見えるとこから、逃げないでくださいよ。さみしいじゃ、ないですか」 やった。やっと唯先輩が、その頭を私の胸にあずけてくれた。 私は左腕を唯先輩のおなかの方に回して、ぎゅっと抱きしめました。 するとこの腕を、先輩の柔らかい指がそっとつかんでくれた。 もう一方の手で、あずけられた頭をなでてみます。 ふるえのおさまった頭と、指先に絡まる唯先輩の髪の毛は、どこか溶けるような心地がしました。 青く暗く更けてゆく夜とやわらかな電灯の光の下で、私は次第にやわらぐ唯先輩の息に耳をすましていました。 梓「……はなれませんよ」 唯「うん……ありがと、すきだよ」 私の方を向いた唯の顔から、やっとくすんだ色が晴れたように見えました。 思わずくちびるを近づけてしまうと――やがてやわらかい感触が、重なったのです。 唯「……えへへ。珍しいね、あずにゃんからなんて」 梓「……誕生日プレゼントです。うそですけど」 唯先輩はいつもみたいに、子供のように笑ってくれました。 なんだかありきたりな微笑みで、あまりにいつも通りの屈託のなさで、変に泣きそうになってしまいます。 唯「……あずにゃん、好きで……いて、いいんだよね?」 梓「当たり前じゃないですか。今さら遠くに行ったら――ゆるさないですから」 こんなこと、他の人には言えませんよ。 あなたに出会うまで、自分の中にあったなんて気づきもしなかった気持ちだったんですから。 梓「唯先輩が……みつけて、くれたんですよ? わたしのこと」 思わず口にしてしまって、自分でも意味わかんなくて、ちょっとふきだしそうになってしまいます。 梓「あは……意味、わかんないですね」 唯「んーん。私もあずにゃん、見つけた」 そう言って、唯先輩はうれしそうに顔をうずめました。 なんだかちょっとくすぐったかったし、それにちょっと寒くなってきました。 ですから私は右ポケットから、さっき手に入れたとっておきのプレゼントを取り出します。 梓「……唯先輩。遅くなっちゃいましたけど、デートの続きしませんか?」 唯「えっ、どこどこ?」 梓「これです」 そう言って、私は隣町のホテルのディナーチケットと、展望台の無料券を見せました。 梓「おなかすきましたよね。一緒にごはん食べて、そしたらちょっとここ行ってみましょうよ」 唯「うん……でも、いつから持ってたの?」 梓「それは……いつか、教えてあげますよ」 そう言って腕をそっとゆるめると、唯先輩は私の手をぎゅっと握りました。 ――手、つないでこ? すっかり暗くなった電灯に、うるんだ赤い瞳といつもの笑顔が照らされました。 その姿がいとおしくてまた抱きしめたくなっちゃったので、とりあえずハンカチを渡してごまかしました。 【2010年11月27日 20 29 59/マクドナルド 桜ヶ丘駅前店】 先ほど、お姉ちゃんからメールが届きました。 律さんたちから話を聞くだけでは心もとなかったですが、おいしそうなデザートの写真が届いて安心しました。 どうやら本当に、隣の町のプリンスホテルでお食事しているみたいです。 せっかくの誕生日がどうにかいい思い出になりそうで、私もちょっとほっとしました。 律「……シェイク、飲まないの?」 憂「あ、とけちゃいますね……でも紬さん、そんな高価なものいただいちゃってよかったんですか?」 紬「いいのよ、持ってても使わないから。それに……二人が仲良くしていると、私もうれしいの」 そう言って紬さんはほほえみました。 先ほどお姉ちゃんが家を飛び出したときは、どうしようかと思いました。 このまま、家に戻ってこないんじゃないかとさえ思えたからです。 私もすぐに飛び出して辺りを見回したのですがもうお姉ちゃんはどこかに行ってしまったので、家でしばらく待っていたのです。 けれども……メールも電話もなく、ただひたすら時間は過ぎていきました。 不安になってお姉ちゃんを捜しに家を飛び出したところ――律さんと紬さんにばったり出くわしたのです。 どうやら紬さんは澪さんから事情を聞いていたみたいです。 それに、たまたま梓ちゃんにも会って二人で少しお姉ちゃんのことを話したそうです。 二枚のチケットはそのときに梓ちゃんに手渡したらしく、「頼りがないのは元気な証拠」と思っていたらしいです。 とはいえ、あんなことがあった後なのでやっぱり不安でした。 そんな話をしたら、律さんがちょっと話そうとこのお店に誘ってくれたのです。 純ちゃんと同じくらい律さんには昼間に助けてもらったので、私もそのお礼がしたかったのです。 それからしばらくして、梓ちゃんからメールがきました。 「唯先輩に会えたよ。心配しないで、二人でいるから」 たった一言でしたが、そのメールを見たとき涙が出そうなぐらい安心しました。 それからメールはしばらく途絶えていましたが、さっきのデザートの写真を見る限り……無事、一緒にご飯を食べられたみたいです。 律さんが写真を見て、紬さんにチケットのあまりをねだっているのがちょっとおかしかったです。 お姉ちゃんの無事を確かめてほっとしたあとで、私は二人に伯父さんとのことを話しました。 律「なんていうかさ……勝手にすげー悪人として見てたけど、ちゃんと唯たちのこと考えてるんだよな……」 律先輩はうつむきがちにそう言いました。 憂「私も……そう、思ってます」 あの伯父さんはちょっと融通がきかなくて頑固なところはあるけれど、私たちのことを見守ってくれてる大事な親戚です。 律「実際さ、唯たちって周りに隠してるわけでしょ? 付き合ってること」 憂「和さんとかは知ってますけどね、さすがに」 周りに隠さなきゃいけないのが、あずにゃんとの関係が悪いものみたいでつらい。 ――お姉ちゃんは以前、そんな風に言ってました。 紬「でも……ダメよ。めずらしいのかもしれないけれど、唯ちゃんも梓ちゃんもお互いに好きなんだから」 一言ももらさず真剣に聞いていた紬さんが静かに口を開きました。 セットで買った爽健美茶を一口すすると、紬さんは話します。 紬「私のお母さんね、小さい頃に病気で亡くなったのよ」 律「そっかあ、ムギも大変だったんだな……でもそれってどんな関係が?」 紬「バイセクシャル、って分かる?」 律「……あー」 私のお母さん、ビアンでもあったの。 4
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――― 「みぉせんぱぁい」 梓は、呼吸もまだ整ってもいないのに、甘えるように囁き、唇を重ねてくる。 でもそれは、さっきまでの貪る様なキスではなく、愛しむような優しく穏やかなキスだった 「澪先輩、私の初めて、もらってくれませんか?」 「え?」 「だめ……ですか?」 「うぅん、私なんかでいいの?」 「澪先輩がいいんです」 「梓」 私は、梓を抱きしめ、唇を重ねる。 そして、ゆっくりと、梓のそこに触れた。 「ぁん」 梓のそこは、下着の上からでもはっきり分かるほど、潤っていた。 「澪先輩、直接」 私は、梓の言葉に頷くと、その残った一枚の布切れを取り除いた。 「梓……」 熱く潤っている、梓の花弁に直接触れると、言いようのない愛しさが、胸に広がってくる。 「澪先輩、うっ」 梓のかわいい声が、もっと聞きたくなり、私は、中指の腹で、硬くなっている、小さなつぼみをこする。 「み、澪先輩、い、いぃ、ぁん」 梓は、私の指の動きに応えるように、反応が大きくなっていく。 「み、澪先輩……お願い……」 「梓……」 「きてください……私、もう……」 「うん」 私は、右腕でしっかり梓を抱きしめる。 「痛かったら言ってね」 「はい」 私は、そっと梓の入り口に左手の中指を押し当てる。 「いくよ」 「来て、澪先輩」 私は、梓の花弁の間に、ゆっくりと中指を沈めていく。 「ぅぁっ、はあーーーっ」 「だ、大丈夫?」 「……はい、続けてください」 私は、苦しそうな声に、思わず挿入をとめたが、梓は続きを促した。 「うん」 「あっ、はぁあー、い、…… み、澪先輩が、わ、私の中にっ」 「そうだよ、分かる?」 「は、はい、分かりますっ!うれしいですっ!」 梓の最奥部まで到達すると、梓は嬉しそうに、抱きついてきた。 「梓」 私もそれに答え、背中に回した右手に力を込める。 「澪先輩」 懇願するように見上げる梓の瞳に頷くと、私は、左手を動かし始めた。 「あ、あん、い、いぃっ!」 梓の中で、タッピングする時の要領で、おなかの裏側を叩くように指を動かす。 「み、お先輩!」 「きもちいい?」 「は、はい!……もっとぉ……」 「うん」 今度は、スラップの要領で手首を捻る。 「あ、だめっ、それいぃっっ! 梓の中を愛するたび、梓が、甘い声を挙げ、梓の花弁からは蜜が溢れる。 「ね、ねぇ、もうだめっ、い、いかせてくださいっ」 「うん、いって。梓」 私は、いったん中指を引き抜くと、薬指とともに再び、梓の中に沈めた。 「はぁーーー!」 そして、激しく、指を出し入れし始めた。 「澪先輩!澪先輩!」 梓は、何度も私の名前を呼び、さっきより強く抱きしめてくる。 「梓……」 「み、澪先輩、だめ、いきます!いっちゃいますぅうーーー!!!」 指を締め上げられる感覚が下かと思うと、梓の中から、大量の蜜がほとばしった。 ――― 「みぉせんぱい、うれしいです」 とろんとした瞳で、梓は囁き、私の胸に頬を摺り寄せる。 前髪が素肌に触れて、少しくすぐったい。 「みぃぉせぇんぱいっ」 「ぁっ」 そして、梓は、私の胸の先端に口付ける。 「だめだよ、梓」 「だめじゃないです」 梓は、そう言うと、私のまだ誰にも触れられたことのない部分へ触れた。 「梓だめっ!」 「いやです」 「でも約束が」 「知りません」 梓は、すねた様に言うと、下着の上から、ぐりぐりとそこを手のひら全体で愛撫する。 「ちょ、ちょっと」だめだって……ぁん」 「そんなにいやですか?」 「え?」 「私じゃ、そんなにいやですか?」 私は、梓の真剣なまなざしに見つめられ、恥ずかしくなり、思わず俯いた。 そして、躊躇いながら、私は梓に尋ねた。 「梓……た、大切にしてくれる?」 「え?」 「これからずっと……私だけを、大切にしてくれるなら……」 「それって」 「……あの……体の関係だけじゃなくって」 私が、恐る恐る続けると、梓にきつく抱きしめられた。 「何を言ってるんですか!」 「え?」 「私が好きな人意外とこんなことができる人間だって思ってたんですか?」 「別にそう言うわけじゃ……」 「私、一生澪先輩を大切にします!」 「ほんと?」 「もちろんです!」 「梓」 私たちは、抱き合い、唇を重ねる。 お互いの思いを確認するように、約束を確かめるように。 「梓……梓の好きに……して」 唇が離れると、私は恥ずかしさをこらえ、梓に伝えた。 「澪先輩、大好きです」 梓は、もう一度キスをすると、私のそこに触れた。 「あ、梓……」 「澪先輩、脱がせちゃいますね」 言葉と同時に、私は、生まれたままの姿になった。 「澪先輩、すごく濡れてます」 「そ、そんなこと言わないで」 「ふふ、私にして、澪先輩も感じちゃったんですね」 「そんな、あん」 「ほら、聞こえますか?」 「い、いやっ」 梓は、入り口のところで、わざとピチャピチャと音を立てる。 「だめ、恥ずかしいよ、梓」 「でも、恥ずかしがってる澪先輩、かわいいです」 「そんなぁ、い、いや、あん」 「もっと気持ちよくしてあげますね」 そう言うと梓は、私から離れていく。 「梓?」 私が驚き、顔を上げると、梓は、私の両脚の間に体を割り込ませようとしていた。 「だ、だめ、見ちゃだめ」 私はあわてて両脚を閉じようとしたけど、既に、手遅れだった。 「澪先輩のここ、綺麗です」 「いや!恥ずかしくて信者紆余ぉ」 「大丈夫ですよ澪先輩。 先輩のここ、すごく綺麗ですから」 「ふ、ふわぁあー!」 ぬるっとしたものが触れ、私はへんな声を挙げてしまう。 「だ、だめ、梓、そんなこと……あ、いやぁ、……」 梓は、私の中に舌を入れたかと思うと、先端のつぼみまで一気になめ上げ、しばらくそれを転がしたかと思うと、すっと下がっていってしまう。 「あ、梓、い、いぃ……あ、ぁん、いやっ……」 そんな事を何度か繰り返していた梓だったが、突然、梓の唇は、下の方へと下がっていった。 「あ、梓、そんなところだめ!」 「でもこっちの方に、エッチな汁が垂れてきちゃってますから、きれいにしないと」 「で、でも、汚いよ」 「澪先輩に汚いところなんてありません」 そう言うと、梓は、再び舌を這わす。 「だ、だめ!そんなところに舌を入れちゃっ!」 私は、縦横無尽に駆け回る、梓の下に翻弄され、ただ喘ぎ、腰を浮かせてしまう。 「澪先輩、気持ちいいですか?」 「あ……う、ぅん、気持ち、いい!」 私は恥ずかしさも忘れ、梓に応える。 「澪先輩、もうそろそろいいですか?」 梓は、指で一番敏感な部分を転がしながら、囁く。 「う、うん……あ、梓の好きにしてぇ……」 「澪先輩、大好きです」 梓は私を抱きしめると、右手の中指を、私のそこにあてがった。 「いきますよ」 「う、うん」 答えと同時に、梓の指が侵入してくる。 「あ、うぁーーーーーっ!」 痛いのは覚悟をしていたが、それは熱いと言う感覚に近かった。 まるで焼けた防火何かを押し込まれているような感覚に悲鳴を挙げてしまう。 「澪先輩、大丈夫ですか?」 「う、うん、だい、じょうぶ」 私は、必死にその痛みに耐える。 梓も同じ痛みに耐えたんだ、そう思うと、痛みが薄れるような気がした。 「澪先輩」 梓は、熱っぽく囁くと、私の中で動き始める。 「あ、あぁ、あず、さぁ!」 しばらくは、熱いような痛みしか感じていなかったが、徐々に、甘い疼きを伴い始めた。 「あ、あん、梓、梓だ……梓……」 梓を私の中に感じる。 「澪先輩、私の指で、もっと感じてください」 「梓、いいっ、いぃよぉっ」 「ここですか?」 「そ、そこっ!だめぇっ!」 梓が、おなかの内側を円を書くようにこすると、より強い快感が走った。 「澪先輩……」 「あ、梓、だめ、変なのが、変なのが来るぅっ!」 「いいですよ、いっちゃってください」 そう言うと梓は、親指を、硬くなっているつぼみに当たるようにして、手を上下に動かし始めた。 「梓、だめ!す、すごいっ!!!」 私は、二つの刺激に、理性を削り取られていく。 「梓、いやっ、す、好きって言ってぇ!」 「澪先輩、大好きですよ」 「わ私も、あ、ぁん、梓のこと、あ、ぁん、ぅっ、あぁ、だ、だいすきぃっ!あ、だめぇーーーーっ!!」 私は、絶叫すると、梓のぬくもりを感じながら、白い世界へと落ちていった。 ――― 「みーおー」 次の日の午前中、不肖の幼馴染が、いきなり家を訪ねてきた。 「どうしたんだ?」 「宿題、手伝ってくれよぉ」 「しょうがないなぁ」 私は笑顔で応える。 「で、なんの宿題なんだ?」 「み、澪?」 だけど、律は目を見開き、まじまじと私を見つめ、固まっている。 「どうしたんだよ、宿題手伝って欲しいんだろ?」 「い、いや、いつもなら、自分でやれって殴るのに、殴らないからさ……」 私だって、いつも殴っているわけではないのに、本当に失礼なやつだ。 だけど、そんなことはどうでもいいかと思い直した。 「まぁ、たまにはな」 「なにかいいことでもあったのか?」 「え、えっとそれは……」 図星をつかれ、口ごもってしまう。 「まさか梓と付き合うことになったとか?」 「な、何で分かるんだよっ」 「図星かよ! 「うっ」 「それにしても、告白なんかできないとかうじうじしてたくせになぁ」 「も、もういいだろっ」 私は、真っ赤になって話を打ち切ろうとするが、律は意に介さず、続ける。 「まさか梓から告白されたとか?」 「まぁ……それに近いかも……」 「へぇ、やっぱりへたれなみおちゅわんからは、何もできませんでしたか」 律が、にやにやといやらしい笑みを浮かべる。 「わ、私だって、梓がその気になるようにだなぁ!」 「うん?」 「い、いやなんでもない」 「なんだ?」 「とにかく!私もがんばったんだっ!」 「あいったぁ!」 私の部屋に、スコーンと言う、小気味いい音が響いた。 おわり 戻る
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元ネタ:海を抱きしめて(ゆうひが丘の総理大臣 中村雅俊) 作:ヤジオーディエンス 女がいなければよかったなんて 男が呟く日も 性欲は残って やっているのさ 一人きりオナニー いい年こいてひたむきに エロいオカズを選んで 汗ばむ右手動かして 思うに任せれば いつの間にか女のこと また好きになるものだよ 女が前よりも元気なようで 男が尻込みして 既婚の嘆き節 聞きに行くのさ いつもの2ちゃんに 何で女が好きなのに 一人きりなのだろう 童貞たちがするように 顔を背けないで 忘れかけたいやらしさが まだそこにあるはずだよ 検索タグ J-POP その他ネタ フルコーラス 映画ドラマ ヤジオーディエンス メニュー 作者別リスト 元ネタ別リスト 内容別リスト フレーズ長別リスト
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まだ夜も明けきらない時間に、ふっと目が覚めた。 なんだか少し寒く感じて。 温もりを求めて、隣にいるはずの存在に擦りよろうとしたけれど。 そこに求めていた温もりはなくて。 あるんだけれど、その人はいなくて。 とりあえず、その温もりの残る場所に頬をつけて、目を閉じれば。 ほんのりと残る、大好きな人の香りに笑みが零れた。 包まれるような温もりと香りに。 幸せな気分になってしまって。 また、眠れるような気がしたけれど。 やっぱり、もの足りなくて、寂しくて。 目を開けて、体を起こす。 「・・・シェリルさん・・・?」 少しだけ眠い目を擦って、見回せば。 すぐに見つかるその存在。 ドレッサーの前で、鏡とにらめっこするのではなく。 ペンを片手に紙とにらめっこ。 片膝をイスの上に乗せて、ペンを走らせるその姿は。 様になっていて、かっこいい。 思わず見惚れてしまうけれど。 その格好に気づいてしまえば、赤くなって視線を逸らしてしまう。 (いくら温度調節されてるからって・・・真冬なのに・・・) チラリと見やったその姿に、やっぱり顔が熱くなる。 シェリルさんときたら、思いついたらすぐに始めてしまうから。 服とか、羽織るものとか、ぜんぜん気にしてなくて。 その・・・だから・・・今も下着だけの姿で・・・ かっこいいシルエットなんだけど、目のやり場には困るっていうか・・・ でも。 今日は下着をつけてるから、まだいい方かも。 前に同じような現場に出くわした時は、裸のままだったから。 『シェ、シェリルさんっ!!!???ダメですよっ!!!ダメですっ!!!』 あまりに驚いて、思わず大きな声をあげちゃって。 自分がくるまっていたシーツを頭から被せて。 シェリルさん、驚かせちゃったんだよね。 『な、なに?急にランカちゃん?』 『ダメです、シェリルさん!!!裸はダメですっ!!!』 『?・・・ああ、そう言えば、着てなかったわね。』 『お、落ち着いてる場合じゃないです!!!は、裸で作詞活動はいけませんっ!!!女の子なんですからっ!!!』 真っ赤になって注意をする私。 だって、ダメだよね。 女の子が・・・その・・・裸で・・・とか。 なのに。 『今さら、そんな驚くようなこと?私の体なんて知りつくしてるでしょう?』 当の本人は、なんら気にした様子もなくて。 そんなことをサラッと言われてしまって。 一瞬、何を言われたかわからなかったんだけど。 その意味を理解したら、もう真っ赤になるしかなくて。 俯くことさえできなくて。 シェリルさんの顔を見たまま動けないで固まっていたら。 その口元が悪戯を思いついたみたいに、歪むのがわかった。 その笑みを浮かべたシェリルさんに、私は勝てたことがない。 『もちろん、私はランカちゃんの体を知りつくしてるわよ。なんなら・・・』 『ふぇ・・・?』 『もう一度、実践してあげましょうか?ランカちゃん。』 なんて、耳元で低く囁いて、耳たぶをやんわりと唇で噛まれて。 ふぅ~って息を吹き込まれて。 追いつかない思考と感情に、どうにかしようと思って。 顔をあげて、シェリルさんに待ったをかけようとした私に。 悪戯っぽく微笑んで、私の頬をなぞるみたいにやんわりと親指で撫でてきたんだよっ!!! そんな攻撃をされたら・・・ そんなのっ!!!そんなのっ!!! (勝てるわけないよねっ!!!絶対っ!!!) 誰にともなく胸中で語りかけて、その時のことを思い出したら。 やっぱり真っ赤になるしかなくて。 浮かんだ映像を消すみたいに、両手を頭の上でめちゃくちゃに振る。 それで少し落ち着いたから。 熱くなった頬に手を当てて。 ちらりとまた、シェリルさんを見た。 そして、ふっとあることを思いつく。 (そういえば・・・) そうだ。 あれから、何度かこんなシーンに出会ったけど。 シェリルさんが裸だったことがないことに気づいた。 たいてい、Tシャツを着てたり。 今みたいに下着姿だったり。 (もしかして・・・シェリルさん、私の言ったこと・・・) 気にかけてくれてる? そう気づいたら、本人にちゃんと聞いたわけでもないのに。 勝手に嬉しくなって、頬が緩んでいくのがわかる。 最近、ちょっと浮かれ過ぎだとはわかってるんだけど。 シェリルさんが少しでも、自分のことを気にかけてくれてると思うと。 嬉しくて、嬉しくて、たまらなくなっちゃう自分がいて。 思わずその背に抱きつこうとする自分を。 自分で自分を抱きしめるようにして落ち着けて。 それに成功したことに、自分で自分を褒めるみたいに頷いた。 「ぷっ・・・」 「え・・・」 「あははははっ!!!」 そんな私の耳に聞こえてきたのは、シェリルさんの笑い声。 鏡の中のシェリルさんを見やれば、その瞳に涙をうっすらと浮かべて笑っていた。 何がそんなにおかしいのかわからなくて。 小首を傾げていたら、鏡の中の私と視線のあったシェリルさんがこっちを振り返って言う。 「ランカちゃんたら、1人で楽しそうなんだもの。」 「え?」 「こっち見てるなぁ・・・と思ったら、急に真っ赤になって俯いて。」 「あっ・・・」 「頬を膨らませてこっちをみたと思ったら、だらしない笑みを浮かべて。」 「いっ・・・」 「とろけた表情をしたと思ったら、頭の上で急に両手を振り出すし。」 「うっ・・・」 「その手を頬にあてたかと思ったら、こっちを熱い視線で見つめてくるし。」 「えっ・・・」 「かと思ったら、ゆるゆるの幸せそうな笑みを浮かべたり。」 「おっ・・・」 「最終的には、自分のこと抱きしめて、満足そうにうんうん頷いてるんだもの。」 「はぅ・・・」 「なかなかに、いいお芝居を見せてもらったわ、ランカちゃん。」 いつの間にか、ベッドの傍に立っていたシェリルさんが。 からかうみたいにそう言って、ウィンク1つ。 それに魅入っていたら。 ベッドが小さく軋む音がして。 気づいたら、シェリルさんの顔がすぐ傍にあって。 シェリルさんの手が私の前髪をかき上げると。 そこに、少し冷たい感触。 「お代よ、ランカちゃん。」 そう言って、目の前で微笑まれた。 額を両手で押さえて、キスされたことを理解して。 そしたら、体中が熱くなって。 「また、真っ赤になった。ほんとに、ランカちゃんはかわいいわね。」 言われてしまったことが、恥ずかしくて。 でも、嬉しくて。 俯いてしまった顔をゆっくりと上げれば。 そこには、シェリルさんの笑顔。 「ず、ずるいです・・・ずっと見てたんですか?」 「ずるくないわよ。鏡を見ていただけだもの。」 「む・・・声、かけてくれたらいいじゃないですか。」 「やーよ。かわいいランカちゃんの一人舞台を、邪魔するなんてまね、するわけないでしょう?」 私の拗ねた声に対して。 耳元でクスクス笑いながらそう言うシェリルさんの声。 拗ねているんだけれど、浮かぶのは笑みで。 でも、なんだかシェリルさんにやられっぱなしも嫌だから。 シェリルさんが私を抱きしめてくれる前に。 シェリルさんを抱きしめて引き寄せた。 「きゃっ・・・」 シェリルさんのかわいい悲鳴に笑みを浮かべて。 一緒に倒れたベッドの上、私の上に乗っかる形のシェリルさんをぎゅっと抱きしめる。 「ちょ、ちょっと・・・ランカちゃんっ!!」 「暴れないで下さいよぉ~シェリルさん。」 「だったら、離しなさい。」 「や、です。」 「や、じゃない。」 「や、です~。」 「や、じゃないの。」 「や、ですってば。」 ただの会話だけれど。 それも、シェリルさんと交わせば。 まるで歌を歌ってるみたいで。 別にそんなに楽しいことも、おもしろいことも言ってないのに。 浮かぶのは笑みで、零れるのは笑い声。 2人用に買ったベッドの上で。 子どもみたいにじゃれあって。 お互いの落ち着く場所を見つけたら。 そこで終わる、いつもの遊び。 「シェリルさん。」 「ランカちゃん。」 ベッドの中で笑いあって、名を呼んで、口づけて。 今日は私がシェリルさんに抱きついて。 目が覚めた時に求めていた温もりに。 嬉しくなって、その胸に顔を擦りつける。 シェリルさんが、「こ~ら」なんて甘い声で言いながら。 ぎゅっと抱きしめてくれるから。 嬉しくなって、ぎゅっと抱きつく。 「シェリルさん、大好きです。」 顔をあげてそう言って。 ベッドの中で背伸びするみたいにシェリルさんにキスをする。 少し驚いた表情のシェリルさんに、私の頬はこれ以上にないくらいに緩んだ。 「えへへ~」 「まったく・・・だらしない顔ね。」 「ナイショにしててくださいね。」 「どうしようかしらね、ランカちゃん。」 「意地悪ですね、シェリルさん。」 誰にも言うわけないのに。 そんなことを言い合って。 そんなやりとりがすごく幸せで。 やっぱり私は、言わずにはいられなかった。 「大好きです、シェリルさん。」 おわり
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「戦?」 酒は呑めないという幸村に付き合って茶をすすっていた政宗は、その唯一の目を瞬かせた。 「はい。大坂にて、徳川殿の軍と」 「大坂か。Sorry、援軍は出せねえ」 奥州は、最北の一揆衆としばしば衝突していた。 大将の少女とは、話がつきそうではあったが、そう簡単に長年の禍根は消えるものではない。 今は、まさしく瀬戸際であった。 「いえ、そのお心遣いだけで真にありがたい!」 その事情を知っている幸村は、誠心誠意の謝辞をもって頭を下げた。 「しかし大坂か。暫く会えねえな」 「なんの。お館様こそ在れば武田は無敵。またすぐにお目にかかれましょうぞ」 「そうだな」 意気込む幸村の腕を、ぐい、と引き寄せた。 「ま、ままままさむねどのっ!」 真っ赤になってじたばたと暴れる幸村を、けたけたと笑いながら強く抱きしめた。 小十郎がいたならば、品がない、と怒られたことだろう。 「やっぱり好きだ、幸村」 そしてふいに真顔になって、そう言った。 その言葉を聞いた幸村は、これ以上ないというほど真っ赤になって俯いた。 「俺と互角に渡り合えて、一緒にいたらきっとHappyで。こんな女、他にゃいねえ」 「あ、ありがたきお言葉……しかし」 「分かってる。嫁にはなれないんだろ?」 「はい」 性格だからだろうか。幸村の返答はいつでも迷いがなく、あっさりとしている。 複雑そうな表情を浮かべながら、長い尻尾のような髪をさらりとすいた。 「なあ幸村。戦が終わったら、また手合わせしようぜ」 「それは願ったり。この幸村、全力でお相手いたす!」 「Ha!上等じゃねえか」 抱きしめていた身体を放し、頭を軽く叩いた。 一目惚れにも等しかった。 刃を合わせたあの高揚感。どこまでも真っすぐな瞳。気高き精神。 そんな彼が、自らを好いているという。 好いた相手に好かれる、これほどの幸せが、ほかにあるだろうか。 けれども、自らにも彼にも、守るべきものがある。 それは、何よりも優先せねばならないことであった。 「しかし政宗殿。この幸村も、政宗殿をお慕いしており申す。それだけ、お心に留めてくだされば」 「……Thanks、幸村」 もう一度だけ、思っていたよりもずっと柔らかなその身体を抱きしめた。 いずれ生まれ来る日の為に10