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第1話と最終話第1話と最終話のサブタイトル 第1話と第2話 第50話と最終話 二人の保育士 レンジャーキーを奪った少年 ゴーカイジャーの台詞 スナックサファリとスナックニューサファリスナックサファリ スナックニューサファリ 海城剛(誠直也氏) 第1話と最終話 第1話:宇宙海賊現ると最終話:さよなら宇宙海賊は、『ゴーカイジャー』という作品の始まりと終わりとなる話である。 第1話と最終話のサブタイトル どちらも宇宙海賊がタイトルに含まれ、現れてから去るまでがわかるようになっている。 第1話と第2話 第1話:宇宙海賊現ると第2話:この星の価値は、ゴーカイジャーが地球に降り立ちレジェンド探しをはじめるまでの話となっている。 また、この第1話と第2話は、パイロット版として作られたものである。 第50話と最終話 第50話:決戦の日と最終話:さよなら宇宙海賊は、第49話:宇宙最大の宝でインサーンという初期の大幹部が全滅し、ザンギャックとの最終決戦を描いた話となっている。 二人の保育士 第1話と最終話に登場。 第1話ザンギャックに襲われた二人の保母さんはスーパー戦隊に精通しているらしく、変身したゴーカイジャーを見て「まさか、35番目のスーパー戦隊」と発言した。 なお、この二人を演じているのはJAE所属の女性スタントマンである。 最終話第1話と同様に園児を連れた保育士が登場し、ゴーカイジャーに感謝を述べている。 今回も2名の保育士が登場しているが、そのうち1名は第1話とは別人であり劇場版1で青梅大五郎がアンパンを配っていた園児と一緒にいた保育士である。 レンジャーキーを奪った少年 第2話と第50話に登場。 第2話一般人がスーパー戦隊の変身アイテムを奪って変身したケースは、過去にも『高速戦隊ターボレンジャー』第43話で、ブルーターボ・浜洋平が友人の健一に変身アイテム・ターボブレスを奪われた例があるが、戦隊メンバーと背丈が大きく違う子供が奪ったのは今回初めて。今回は少年が変身するということで専用のスーツが用意されたらしく、変身後のシンケンレッドの姿がかなり小柄であった。 第50話少年が再登場する。今回はレンジャーキーの力に頼らず、自分の力だけでザンギャックと戦っている。 少年とマーベラスの会話は二人の成長・心境の変化を描いたものとなっている。 ゴーカイジャーの台詞 第1話と第50話ではこのような違いがある 第1話行動隊長シカバネン:「貴様ら確か賞金クビの海賊どもだな、一体何の真似だ。どうせつまらん宝探しでもしてるんだろう。見逃してやるからさっさと消えな!」 黄:「うっさい、バーカ!」 青:「消えるのはお前だ」 桃:「あなたたちの言うことなど、聞く耳はありません」 緑:「僕も、お前らみたいなの大っ嫌いだ!」 行動隊長シカバネン:「貴様ら正気か!?我々は宇宙帝国ザンギャックだぞ!我々に歯向かうとどうなるか分かっているのか!?」 赤:「分かってるさ、だが、気に入らねえモンはぶっ潰す!それが、海賊ってもんだろ!!」 第50話親衛隊員ダイランドー:「あららら、宇宙海賊ども、まだくたばり損ねていたとは。とっとと消えちゃいな!」 黄:「うっさい、バーカ!」 青:「消えるのはお前たちだ」 桃:「あなたたちの言うことなど、聞く耳はありません」 緑:「僕たちもこの星の人たちも、お前らみたいなの大っ嫌いだ!」 親衛隊員ダイランドー:「ユーたち正気?昨日の大艦隊見たでしょ?滅びるのが目に見えてるこの星で、海賊ごときが何しても無駄だだだ!」 銀:「無駄なものか。それに俺たちはただの海賊じゃない」 赤:「この星に、守る価値を見つけたからな」 親衛隊員ダイランドー:「戯言はそこまでよ!どうせユーたちは死ぬだけチョイ」 赤:「死ぬ気はねえな。だが、命をかけてこの星を守る!それが、スーパー戦隊ってもんだろ!」 当初のように一介の宇宙海賊としてではなく、スーパー戦隊の一員として立ち向かうということを示している。 スナックサファリとスナックニューサファリ スナックサファリ 第1話に登場。 『太陽戦隊サンバルカン』で、サンバルカンの嵐山大三郎長官が表の顔として経営する店。長官自ら手間隙をかけて作った「サファリカレー」が名物。 ザンギャックの攻撃で店は破壊されたが、最終話にてスナックニューサファリとして再建された。 スナックニューサファリ 最終話に登場。 名前は『太陽戦隊サンバルカン』第23話においてスナックサファリと繋がっているサンバルカンの基地「バルカンベース」がブラックマグマの手で破壊されたことを受け、新たに登場した基地の名が「ニューバルカンベース」であったことから。 またイナズマギンガーによって破られたサンバルカンの必殺技「バルカンボール」に代わって開発された新必殺技の名前も「ニューバルカンボール」である。 第1話と同じく、マーベラスとジョーがカウンター席、ルカとハカセ、アイムがテーブル席に座っている。 海城剛(誠直也氏) スーパー戦隊第1作『秘密戦隊ゴレンジャー』の主人公。 第1作と最終話に登場。『海賊戦隊ゴーカイジャー』は、彼の言葉で始まり、彼の言葉で締めくくられている。 秘密戦隊ゴレンジャーも参照。
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「本当に強いのは…強いのは…!人の、想いだ!」 【名前】 ジョーカー 【読み方】 じょーかー 【声】 森本亮治(剣)累央(ディケイド) 【登場作品】 仮面ライダー剣仮面ライダーディケイド仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦 【初登場話(剣)】 第35話「危険な変身!?」 【初登場話(DCD)】 第9話「ブレイドブレード」 【分類】 アンデッド 【スート】 無し 【カテゴリー】 JOKER 【ラウズ】 JOKER 【特色/力】 ラウズカードによる変身(剣)右腕の鉤爪、怪光線による攻撃(DCD) 【モチーフ】 道化師、カミキリムシ 【名前の由来】 ジョーカー 【詳細】 アンデッドが行うバトルファイトの中で「ジョーカー」と呼ばれる、あらゆる生物の祖ではないイレギュラーな53体目のアンデッド。 極めて好戦的かつ凶暴な性格を持ち、手にした鎌「マンティス」で切り裂いたアンデッドを封印する力を持つ。 この能力は全てのアンデッドの中でもジョーカーしか持たない特殊なもので、統制者が機能せずモノリスが出現しない現代のバトルファイトにおいては絶対的な優位性を持つ。 また、腰に「ラウザー(ジョーカーラウザーとも)」を保有、そこにカードを通す事でラウズしたカードに封印されるアンデッドに変身し、能力を使用することが可能。 (作中ではマンティスアンデッド、ヒューマンアンデッド、ドラゴンフライアンデッド、ウルフアンデッドに変身した) 一万年前のバトルファイトでは勝ち残る事が出来なかったが、現代に蘇った後ヒューマンアンデッドを封印して、「相川始」を名乗り、マンティスアンデッドを封印したカードを使って仮面ライダーカリスへと変身しアンデッドと戦っていた。 当初は上記の通り残虐な性格だったが、復活した当初ギラファアンデッドとの戦いに巻き込んである登山家を死なせてしまい、更にはヒューマンアンデッドを封印しその姿を借受て登山家の遺言にしたがってハカランダを訪れる。 そうしてハカランダで居候をするうちに、天音、剣崎達と交流を持つにいたり、徐々に態度が軟化しはじめた。 コーカサスビートルアンデッドにカードを奪われたことをきっかけに、徐々にジョーカーの力を押えきれなくなり、剣崎がキングフォームとなった事に呼応し一時期暴走してしまった。 だが、剣崎が決死の覚悟でパラドキサアンデッドのカードを入手し、それをラウザーに通す事で最強形態のワイルドカリスとなり、それと同時ジョーカーとしての本能を最大限抑える術も会得した。 やがてギラファアンデッドが封印された事でジョーカーがバトルファイトの勝利者となり、全ての生命のリセットが始まってしまう。 自害する事もアンデッド故に叶わず、無限に生み出されるダークローチに世界が滅ぼされていくのを見て絶望。 剣崎との最終決戦に望んでわざと封印されようとしたが、それを見抜いた剣崎に正々堂々と戦うように言われ全力で最終決戦を行う。 お互いに必殺技を発動し、大きく吹き飛ばされた先で剣崎が自らの意思で新たなジョーカーとなった事を知り、彼との別れ際に投げかけられた言葉の通り、人間との間で生きていく事を誓った。 超全集に収録された短編小説『たそがれ』では老衰した天音とその孫の前に姿を見せ、海外で子供達を守っている剣崎の様子を口頭で伝えた。 放送当時発売された格闘ゲームでは、使用可能キャラの1人として登場。戦闘前後の台詞はカリスやワイルドカリスと同一。 【劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE】 冒頭でブレイドと対決し、ブレイドのライトニングブラストを受け封印された。 それから4年後、アルビノジョーカーによって引き起こされた激戦の中、アルビローチに狙われた栗原天音を助ける為、レンゲルによって封印を解かれる。 巨大邪神14復活の生贄となり、TV版とは異なる結末となった。 【仮面ライダーディケイド】 「ブレイドの世界」において、四条ハジメ(カリス)の変身した怪人として登場。 4枚のカテゴリーエースの力、人間の細胞を使って合成した「JOKER」のカードをカリスラウザーに通す事で変身した。 「バトルファイト最強のアンデッド」との触れ込みに違わず、パラドキサアンデッドと共にブレイドを追い詰めるも、ディケイドが合流した事で形勢逆転。 ブレイドがFFRしたブレイドブレードによって発動したディケイドエッジをパラドキサアンデッドと共に受け爆散した。 原典では「自然発生のアンデッド」かつ「カリスの本来の姿」だったが、『ディケイド』では「悪人」が「人工的に創られたカードで変身した姿」として描かれる(つまり、ブレイドやギャレンと同様、理論上は誰でもジョーカーに変身できるという事になる。)。 劇場版『オールライダー対大ショッカー』でも大ショッカーの怪人として登場。 【仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦】 大ショッカーの大幹部として登場。最終決戦では超電子バイオマンのレッドワンと交戦している。 【余談】 作中では何者の祖でもないとされているが、モチーフそのものはカミキリムシ。 『剣』当時の玩具展開では商標登録の都合で「ジョーカーアンデッド」という名称表記が使われる。
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「いっぱい採れたね」 「そうね、じゃあ多い分は倉庫に入れておきましょうか」 L:食糧倉庫(施設)={ t:要点=食糧倉庫 t:周辺環境=備蓄されている食糧,ネズミ捕りのなにか t:評価=HQ,継承 t:特殊={ *食糧倉庫の施設カテゴリ=藩国施設として扱う *毎ターン生産フェイズに食糧が+15万tされる。 *HQにより、食糧の生産量が+5万tされる。 *継承により、食糧の生産量が+10万tされる。 } t:次のアイドレス=食品加工工場(施設),陸軍兵站システム(技術),豊饒の大地(施設) } 「食糧倉庫」というものがある。 倉庫と言うからには物を備蓄するものであり、食糧と頭につくからには食糧を備蓄するためのものである。 さて、こういう切り出し方をしたのは他でもない。 玄霧藩国で進められた『大規模食糧備蓄計画』の前置きだからである。 何故この計画が進められたかと言うと、NW全体を襲っている深刻な不況が原因であった。 共和国内戦の話に始まり、「なりそこない事件」や「森国人差別」などの経緯を経て、各国のリソースにダメージが積もってきたのである。 その上、市場も正常に機能しないことが予想される等、人心の荒廃が進むことが予測されたのだ。 これらを回避するべく、また、それに伴う治安問題、政治問題の面から、まずは十分な蓄えを。ということとなった。 そのために先ず見直されたのが生きる糧となる食糧問題である。 奇しくも森国人である玄霧藩国では食料生産があるものの、常に消費のほうが上回っていた。 その分生産される生物資源を市場に流し、食料を購入して凌いでいたところに今回の不況である。 しかし、藩国上層部はこれを転機とし、大規模な食糧生産拡大及び、加工・保存・備蓄体制を整えることにした。 そもそも、藩国には既に食糧倉庫があった。 但しそれは個人用。もしくは、政庁が管理する少し規模の大きな共用設備、と言ったものである。 そのため、系統だった管理をされず、個々人における量の大小までを管理するのが至難であった。 大神殿の周囲に市場が開かれるため、ある程度の生産・消費は国として管理出来るが、それ以上は…というのが正直なところであった。 まず、これを解消するために、国有の倉庫を立てるところから始まった。 住居に向かない地域の樹木を改良し、天然の空調を供える木製倉庫を作る技術を使い、倉庫区画を設置。 その作業に取り掛かると同時に、食糧生産地の規模拡張及び、新規開墾を進める。 これらに使われるマンパワー。所謂作業員は、森国差別などによって職を失ったものなどを基本に、就業難である層から雇われた。 もちろん、現場監督として政庁関係者や、政庁より召集された人物などが付き、作業効率の面でも極力悪くならないようにされていた。 人員不足と就職難を同時に解決しようとした試みは、一定の成果を上げたのであった。 こうして規模拡張した生産地と、倉庫区画によって国有資産における食糧生産力はおよそ二倍に跳ね上がった。 単純なる生産力の増加と、管理体制を築いた倉庫区画により、コレまでは取れすぎたものの、倉庫に管理しきれずに他国との貿易に余分に出すしかなかった食材や、そもそも処分されてしまっていたものも系統だてて管理され、把握がスムーズになったことの結果である。 また、これらの結果によって一般家庭に食糧が出回りにくくなったことは特に無く、大神殿周囲の市場は逆に活気付くくらいであった。 単純な話、今までは保管できなくて無駄にしてた分や、増えた分をキッチリしまいこんで正確に帳簿をつけてるだけであって、難しいことは特に何もしていないのであった。 副産物として、物資管理の正確さより、国内市場での価格の均一性なども確認されたが、コレは別の機会に説明することとする。 これにより、国の経済は一先ずの安定を迎えた。 消費に勝る生産を遂に得たわけである。藩国首脳陣は諸手を挙げて喜んだと言う。 いい加減、消費のし過ぎで国が転覆するのではないか、という話はあながち噂ではなかったのかもしれない。 そして、問題は最後の一つを残すのみであった。 それは、倉庫の番人役である。 帳簿をつけたりチェックしたりといった管理作業は政庁の人間を派遣すればよいものの、四六時中倉庫を監視するわけには行かなかった。 かと言って、国有施設でもある倉庫を「ネズミにやられました!!」では面目が立たない。 そもそも、猫である共和国のプライドがずたずたである。古今東西どんな猫でもネズミには勝つのだ。窮鼠猫を噛むともいうが。 どっちにしろ、この時期にそれはゴメンナサイと言うわけであった。 そうして、話し合いが進められた結果、藩国に「ヒーロー」が誕生することとなるのだが…… /*/ネコニンジャー誕生秘話/*/ 「食糧倉庫取ろうか。要点はネズミとりの何かだっけ?」 「何かって、なんでもいいのかな」 「そですね」 暫し悩む一同・・・・・・。 「じゃあ、うちのネコニンつかおうぜ。イッツネコニンジャー」 「そ、それは!みたいみたい!(キャッキャ」 「かつては戦闘につかわれてたのに・・・」 「いやいや、国庫のお庭番ですよ。大抜擢じゃね?」 「その はっそうは なかった」 71408002 深夜の会議にて /*/ 玄霧藩国には、有名ではないが、忍者がいる。 初期段階で修得されたものの、国の方針には微妙に合わないためにそのまま放置され、それでも猫妖精が付いてるためにコパイ要因としてこっそり活躍していた忍者である。 活躍が目立たないということは忍者にとって誉れではあるが、おかげで国の中でも存在を忘れられつつある。 そこで、藩王以下上層部は一計を投じた。 「うん、そうだ。今度増設する倉庫の警備をやってもらおう」 これにはいろんな意見(ものすごい閑職ですね、や前出の意見など)があったものの、藩王の 「よく考えてみろって。国庫を守る重大な役目ですよ。むしろ彼らじゃないと困る」 という筋の通っているのか通っていないかよくわからない意見で上層部はなんとなく納得してしまった。 さて、困ったのは当のネコニンジャたちである。 元々隠れ住んでいた上に最近は本気で出番がなくなり、そのおかげか後継者問題にも悩みつつある自分たちにこの仕打ちはあんまりだ。と至極もっともな意見を持ってきた。 これを受け、藩王はネコニンジャたちと密約を交わすことになる・・・ /*/ 草木も眠る丑三つ時。 木に囲まれた玄霧藩国ではこの時間まで動いているものは殆ど居ない。 そう、いないはずだった。 国の大事な食糧倉庫に迫る黒い影! ヤツラこそは悪の秘密結社ネズミー団!夜な夜な国庫に侵入してはこっそり気付かれない量を失敬していくワルイヤツらだ! 倉庫に忍び寄るネズミー団に反応して作動するトラップ。しかし! 黒い影は止まらない!! 「ククク・・・この程度のトラップで我々を捕まえようとは・・・愚かなものよ・・・」 「チュー!」「チチュー!」「チュチュー!」 悪の秘密結社ネズミー団の魔の手が国庫に迫る! あぁ、このまま今日も食料を持っていかれるのだろうか!? 『貴様の悪事、見抜いたりッ!』 「な、なにやつっ!?」 響く声、驚くネズミー団、そして現れる、我らがヒーロー!! そう、あれは・・・! 「俺の名はネコニンブラック!皆を率いるリーダーだ!」 「僕の名はネコニンネロ!影から支えるサポート役さ!」 「俺様はネコニンシュバルツ!俺様のお陰でこのチームは成り立つンだぜ!」 「私はネコニンノワール!チームの中の紅一点!」 「…某(それがし)はネコニンチェルノタ。クールな纏め役…だ。」 『大切なもの(主に食糧)を守るため、 今立ち上がる勇者達!』 『我ら!5人揃って!エリート猫忍戦隊ネコニンジャー!』 SE:どかーん そう、あれは!あれこそ我らのネコニンジャー! 今日もネズミー団の魔の手からみんなの食料を守ってくれる、みんなのヒーロー! 「おのれ現れたなネコニンジャー!いつもいつも邪魔をしおって・・・!」 ネズミー団の幹部、トビーネ=ズミー男爵が悔しそうに髭を揺らします。 というのも、ネコニンジャーが現れてから、ネズミー団は負け続きです。 そろそろボスであるシーマウス様にされるお仕置きも怖くなってきました。 「ええい、掛かれ!掛かれっ!」 ズミー男爵はそういうと、部下のザコラッター(ネズミー団の戦闘員)をけしかけます。 すると、今までどこにいたのか。ザコラッターたちがわらわらと現れます。ネズミの数を甘く見てはいけません。 あっという間にネコニンジャーは囲まれてしまいました。 ですが、ネコニンジャーはちっとも慌てません。 それどころか、ニヤリと笑っています。 「な、なにが可笑しい!…さては敵に囲まれて観念したか!?」 ネコニンジャーは不適に笑ったままです。 ズミー男爵はさらに慌てた口調でまくし立てます。 「ええい、やってしまえ!!」 ザコラッターがネコニンジャーに襲い掛かります。 ものすごい数で、ネコニンジャーたちに覆いかぶさります。 すぐに、ネコニンジャーは見えなくなってしまいました。 「チューッチュッチュッ。口ほどにも無い!」 このままネコニンジャーはやられてしまうのでしょうか。 「チューッチュッチュッ!チューッチュッチュッ!」 ズミー男爵の高笑いが倉庫に響きます。 あぁ、ネコニンジャーはどうなってしまったのでしょうか。 「この程度で俺たちを止めようなんて」 「ほんと、冗談は顔だけにした方が良いですよ」 「まったく、この俺様を甘くみすぎなンだぜ?」 「そうね、この程度で」 「…我らは、負けない」 5人の声が響いたと思った瞬間! まばゆい光と共にザコラッターたちが吹き飛びます。 そして、そこには無傷のネコニンジャーが立っています! さすがネコニンジャー。ザコラッターなんかには負けません。 「チィッ。さすがネコニンジャーといったところか。では、コレではどうだ!」 そういうと、ズミー男爵はおおきなスプレーのようなものを取り出します。 ご丁寧にネコニンジャーのシルエットにおおきな赤いバッテンがついています。 「我がネズミー団の驚異的天才・アルジャーノン博士の作り上げた秘密兵器を食らうが良い!」 「「「チュチュチュー!」」」 「『マタタビガス』発射!!」 なんと、いつの間にか復活したザコラッターたちもスプレーを持っています。 名前からして、とても危険な感じです。赤いバッテンは伊達ではないようです。 ブシュシュシュー・・・・・・ もうもうと立ち込める煙の中、ズミー男爵が高笑いをしています。 「チューッチュッチュ。たわいも無い!このスプレーでフラフラになった貴様らを纏めて始末してくれる!」 あぁ、今度こそネコニンジャーはダメなのでしょうか。 猫にマタタビなんてなんて卑怯!アルジャーノン博士が驚異的天才というのは本当のようです。 だけど、ネコニンジャーは負けません! 「なっ、なぜだ!アルジャーノン博士の計算は完璧のはず!猫1万匹がフラフラになる濃度なのだぞ!」 飛び掛るザコラッターを次々気絶させていきます。 普通の猫ならばとっくのむかしにフラフラです。 でも、ネコニンジャーは平気です。何故なら・・・・・・ ブラックが言います。 「確かに、普通の猫ならな!」 ネロが続きます。 「だが、僕らはネコニンジャー!」 シュバルツは自信満々です。 「俺たちは普通の猫じゃないンだよ!」 ノワールがフォローします。 「大事なものを守る心があれば!」 チェルノタが珍しく声を張ります。 「お前達なんかに、負けはしない!」 ネコニンジャーの気迫に、ザコラッターもたじたじです。 ズミー男爵も大慌て。こんなはずでは!とスプレーをにらみつけます。 「ちっ・・・アルジャーノン博士め。帰って問い詰めてやる!そういうわけでネコニンジャーよ!今回だけは見逃してやる!」 言うが早いが、すたこらと倉庫から逃げ出しました。 あわててザコラッターが追いかけ、遠くのほうで気球が膨らんでいます。 ネコニンジャーは去るものは追いません。 生きるものは皆仲間。彼らは仲間のいたずらを叱っているだけなのです。 これで、改心してくれれば良いのですが。 「しかし、今回は少し危なかったな」と、ブラック。 「ええ、マスクがなければ危なかったですね」と、ネロ。 「流石の俺様もちっとばかしこたえたンだぜ・・・」と、シュバルツ。 「皆、お疲れ様!次も頑張りましょうね!」と、ノワール。 「じきに夜も明ける。さぁ、戻ろう」と、チェルノタ。 今日も、ネコニンジャーのお陰でみんなの大事なものは守られました。 でも、いつかネコニンジャーにも適わない敵が現れるでしょう。 ネズミー団は罪の無い普通のネズミさんたちを騙して抜け穴を探しているようです。 みんなも、ネコニンジャーの為に、倉庫にネズミさんがいたら帰ってもらいましょう。 ネズミさんは騙されてるだけなので、決して怪我はさせないでね。ネコニンジャーとの約束だよ! おしまい。 /*/ 「…決して怪我はさせないでね。ネコニンジャーとの約束だよ。 おし、まい。」 所変わって、ここは玄霧藩国の市街地。 最近発売されて中々の人気を誇る「エリート猫忍戦隊ネコニンジャー」の絵本を子供に読んでいる母親とソレを聞く子供がベットの中にいた。 「おかーさん、僕もネコニンジャーになれる?」 子供はまだ小さく、目をキラキラさせながら聞いてきます。 「そうね、ちゃんと夜一人でトイレに行けたらね」 優しく言う母親。子供はまだ一人では行けないのか、頑張ればできるよ!と、言っているようだ。 「じゃ、早くトイレに行って今日はもう寝ましょうね」 結局、一人では行けなかったが、子供はいつかネコニンジャーになるために、がんばろうと思ったのであった。 /*/ 「……とまぁ、こんな感じで。どうかね」 さらに所変わってここは藩国政庁。 執務室の机の前には数人の黒とも茶とも付かぬ衣装を身にまとった集団がひざを突いて座っていた。 「我ら、感服いたしました。よもやここまで考えて頂けたとは感謝の極み!」 「食の大切さ、正義の何たるか!そして、命を敬う心!」 「そのモチーフに我らを使っていただけるとは、真にありがたき事!」 「子供たちにも人気のようで、我らへの理解も深まることでしょう!」 どうやら彼らはネコニンジャーのモチーフになった猫忍者たちらしい。 口々に感謝の言葉を述べる彼らの表情は、(マスクでよくわからないが)皆一様に微笑んでいるようにも、感極まって泣いている見える。 「うむ、分かっていただけるとありがたい。もちろん、食料だけではなくその他の物資の監視も頼む」 こちらも満足げに返す藩王。自作の絵本の評判がソコソコによいのでどっちかと言うとそちらにご機嫌らしい。 『ははっ!御下命、謹んで!!』 一糸乱れぬ動きで返答し、消える忍者達。 後には、妙に満足げな藩王だけが残っていた。 /*/ 数刻後、夕暮れの迫る玄霧藩国。 マフラーをつけた子供数人と、マントをつけた子供が他の子供を従えて遊んでいる。 どうやら、ネコニンジャーとズミー男爵+αのようだ。 「いやー、どこの世界でも子供は同じだよなぁ」 「そですね。僕も昔やった記憶があるような無いような」 それを政庁の窓から眺める藩王と摂政。 その顔は二人ともやはり、満足そうである。 「ま、うん、なんだ。今は色々ややっこしいからな。足元は固めたいな」 「ええ、まったくです。というかもっと余裕があれば結界都市も取れたんですがね」 「あー、結界都市はなー。もうなー、迷ったんだよなー」 と、女々しい感想は言うものの、満足そうなのでよいのだろう。 食は生活の基本。いい加減毎回毎回頼ってばかりではなく自国生産量を上げるべし。 どこぞの国にも言ってやりたいものである。いや、支持率とか内閣とか色々あるのは分かるんですが。 「あーあー、喧嘩しだした。ありゃ下っ端ばかりやらされたやつの反乱だな」 「あー、ありましたよねー。あとヒーローやらせろで喧嘩したり」 「あれって結局グダグダになるんだよな。しゃーない、暇だし仲裁に行くか」 「はい、いってらっしゃい。一緒になって遊ばないように」 苦笑しながら部屋を出て行く藩王の背中に、摂政が声を掛ける。 「・・・で、本音は?」 「いやぁ、最初は思い付きだったんだが。上手いこといったみたいで俺ちょー満足」 めでたし、めでたし? /*/ おまけ 「ふはははは、たわいも無いなネコニンジャー!シーマウス様代理の我輩と大幹部である『頬袋のイク』が本気を出せばこの通りよ!」 「ヂュー!!」 「ずるいぞはんおー!そんなやついないぞー!」 「そうだそうだー」 「いんちきーうそつきー!」 「ええいだまらっしゃいお子様達!次回作で出るの!今鋭意執筆中!因みに名前は一部変更されますがご了承下さい」 「えぇっ!ボク大幹部だと思ったのに!?」 「「「いまだー!」」」 「「ギャー!」」 きょうも、はんこくは、へいわそうでした。 おしまい。 /*/ おまけのおまけ 「で、藩王。続編書くんですか?」 「そーだなー。さっきイクさん出るっていっちゃったしなぁ」 子供たちにリンチを受けかけたが、ジャイアントスイングで切り抜けた藩王とイクが政庁に戻りつつ話していた。 ちなみに、藩王は摂政と今度の編制を。イクはさらに食糧生産を増やすための会議に出席予定である。 「よーし、じゃあこういうのでいこう。ネコニンジャー大図鑑。ネコニンジャーの紹介やネズミー団の秘密とか書くの」 「おおー!ネズミにも愛の手を!」 (結局優しい雅戌さん&アルトさん) と、いうわけでネコニンジャー大図鑑です。どうぞ。 ●ネコニンジャーたち ○ネコニンジャーブラック 熱血漢のブラックは雑種のオスだぞ! いつもみんなを引っ張るリーダーで、ネコニンジャーたちからの信頼も厚いんだ。 でも、雑種であることを気にしているようで、時折悲しそうな顔をするのを、みんなは心配しているぞ。 決めセリフのときに、チェルノタが目立つのがちょっとだけ羨ましいのは、キミとボクだけの約束だ! ○ネコニンジャーネロ 知性的なネロは黒猫のオスだぞ! 何時もみんなを支えるサポート役で、ネロの予想はとってもよく当たるんだ。 実は、ネズミー団に昔の友人がいるらしいけど、その話だけはしないようにしてるらしい。 何か大切なことなんだろう。と、みんなはいつか話してくれる日を待ってるんだ。 ○ネコニンジャーシュバルツ 自信家のシュバルツは三毛猫のオスだぞ! いつも自信満々で、みんなは呆れたりもするけど、シュバルツの言葉でみんなも奮い立つんだ。 自信の原動力は三毛猫のオスということで、めったに生まれないオスに生まれた俺は凄いんだ、ってことらしい。 実際にチーム一番の力自慢で、みんなもとっても頼りにしているぞ! ○ネコニンジャーノワール 紅一点のノワールはシャム猫のメスだぞ! よく気が利くのでさりげない気配りでみんなのフォローをしたりするんだ。 基本はよくシュバルツのサポートをしているぞ。本人曰く、ほうっておけないらしい。 あと、「皆黒いのに紅一点って変じゃない?」と言われると恥ずかしくなって逃げるので注意だ! ○ネコニンジャーチェルノタ クールで無口なチェルノタはブチネコのオスだぞ! 普段はとっても無口で、必要なことしかしゃべらないので皆とたまに喧嘩したりもするんだ。 でも、いざとなったら細い目をカッと開いてみんなを守るんだ。だから、喧嘩しても直ぐに仲直りするぞ! 本当は心優しいのに、目が細くて目つきが悪く見えるのを、実はとっても気にしているらしい。 ○ニンジャマスター・クロ 正体不明のニンジャマスター・クロは、ネコニンジャーたちの司令官だ! 長年生きた経験と、ニンジャマスターの技でネコニンジャーたちを助けているぞ! ネズミー団の襲撃を予測したり、ネコニンジャーたちへ助言をあたえたりと頑張るおじいちゃん猫だ。 実は、本当の姿があるらしいが、ネコニンジャーでさえ見たことが無いらしい・・・ ○プロフェッサー・マサ とっても器用なプロフェッサー・マサは、ネコニンジャーに装備を作る凄い猫だぞ! ネコニンジャーが使う武器やマスクなどは、全てプロフェッサー・マサが作ったものだぞ。 今はネコニンジャーそれぞれの特別な武器と防具を作るため、日夜研究中だ。 ジャパニーズボブテイルの長毛種なので、後ろから見ると毛玉に見えるのが本人の悩みらしいぞ。 ●ネズミー団 ○シーマウス様 正体不明のネズミー団大首領。通称ボス。 実は16歳の女の子だとか、70歳を超える老人だとかザコラッターたちは噂しているけど、誰も正体を知らないんだ。 唯一つ分かっていることは、失敗した幹部たちはシーマウス様に「おしおき」されるのだ。 よくおしおきを受けるズミー男爵は、何をされたのか聞くと怒るので、やっぱり謎なんだ。 それでも、幹部たちからはとても慕われているすごいヤツだぞ! ○トビーネ=ズミー男爵 ネコレンジャーのライバルとも言えるネズミー団幹部。 トビーネという名前の通りに、凄いジャンプ力を持つんだ。でも、使うのは殆ど逃げるときだぞ。 いつもザコラッターたちばかりを戦わせるが、本当はとても強い。らしい。 だけど、ネコニンジャーが現れてからは失敗ばかりなので、毎回おしおきを受けているんだ。 驚異的天才・アルジャーノン博士の発明品を使うことが多く、結構仲が良いらしい。 チャームポイントは、毎日手入れに1時間かける長い髭で、喜んだりすると形がかわるぞ。 ムスタ大佐には頭が上がらないらしい。 ○アルジャーノン博士 ネズミー団の誇る驚異的天才。様々な発明品を作りだす科学者だぞ。 IQは300を超え、50動物語を操るらしい。その科学力でネコニンジャーたちを倒そうと日夜道具を開発しているんだ。 ネコニンジャーのデータを完璧に解析し、道具を作り上げるその科学力はネコニンジャーも真っ青だぞ! だけど、ネコニンジャーはそれ以上に成長するので、今まで道具が役に立ったことはあんまりないんだ。 ネコニンジャーを自分の道具で倒す日を夢見て今日も研究に明け暮れているけど、ザコラッターたちからは「作るのが趣味じゃない?」と言われてるんだ。 こちらも、やっぱりムスタ大佐には頭が上がらないらしい。 ○ハ・ムスタ・イク大佐 ネズミー団大幹部、ハ・ムスタ・イク大佐。通称ムスタ大佐。 「頬袋のイク」という名前が付くように、ネズミー団に改造された頬袋はものすごい吸引力で吸い込んだものを100分の1までのサイズに自由に変えれるんだ! ネズミー団が大量に食糧を持っていくときは欠かせないぞ!でも、一度口に入れたものだからザコラッターはあんまり好きじゃないみたいだ。 攻撃方法は吸い込み。ネコニンジャーたちも吸い込んでしまう強力さはさすが、ネズミー団の大幹部だ! 本当の名前はハ・ムスタ・イク・パロ・ディ・マウスといって、ネズミー団の究極兵器を起動させる呪文にもなっているらしいぞ。 弱点は虫歯になってしまった歯。とても強いが、いつも戦闘中に歯が痛くなって 「歯がぁぁ、歯がぁぁぁぁぁ!」といって逃げてしまうんだ。みんなも、歯磨きはちゃんとしようね! ○ザコラッターたち ネズミー団の戦闘員であるザコラッターたちだ。 その戦闘力は一人につき5ネズミパワー(ネズミ一匹で1ネズミパワー)で、とっても強い。 でも、ネズミの5倍なので、ネコニンジャーには中々勝てないんだ。 その分、ネズミの特徴の数を利用して一気にネコニンジャーに襲い掛かるぞ! ネズミー団の基地では、アルジャーノン博士の実験やズミー男爵の髭の手入れを手伝っているらしいぞ。 以外に、苦労人なんだね。 < 企画構成:玄霧 弦耶 出 演:ねこにんのみなさん ・ブラック ・ネロ ・シュバルツ ・ノワール ・チェノルタ ・ニンジャマスター・クロ ・プロフェッサー・マサ ・秘書(シークレット) ネズミー団 ・シーマウス様(噂だけ) ・トビーネ=ズミー男爵 ・アルジャーノン博士 ・ハ=ムスタ大佐 ・ザコラッターのみなさん どこかのおうちのお母さん どこかのおうちのまだちょっとトイレに行くのが怖い子 藩王 摂政 本物のねこにんの皆さん 藩民 広場で遊ぶ子どもたち と 夕飯に呼ぶ親たち と それを影からそっと見守る猫忍者さんたち 絵コンテ:イク 塗 り:猫野 和錆 火 薬 師:しじま(爆発エフェクト作成) ~ アンド ちびっ子たち ~ > 7月27日、くもり。 先日、ネズミが一匹倒れてました。 --- ↑いたずらで作った芥子ウコン玉。 トビーネ=ズミー男爵:「(!!おががががががががg・・・・・<声にならない」 もわっ ザコラッター:「トビーネ様! くさいぃぃぃ!!!」 トビーネ:「だぁぁまれぇぇぇえええ!!!」 ザ:「キャー」 --- いたずらも役に立ってます。
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本編終了時点で死亡せず生存している、或いは生存の可能性がある怪人達。 ただし、以下のいずれかの条件に合致する者は除外対象とする。 本編で生き延びた後に劇場版やOVなどで登場するが、最終的に倒されたスーパー戦隊の幹部(呪士ピエール、ヤバイバ、骨のシタリなど)。 初登場時点でヒーロー側の勢力だった怪人(『仮面ライダー龍騎』の各契約モンスターなど)。 生存はしているものの仮死状態などで身動きが取れない怪人(大神官ガジャ、ロン、ジョーカー以外のアンデッドなど)。 初登場時とは異なる姿で生存している怪人(狼鬼、破壊の使徒 ジャンヌなど)。 描写がないが、命を落としている可能性が高い怪人(ウルフオルフェノクなど)。 仮面ライダー555 仮面ライダー剣 仮面ライダー響鬼 仮面ライダーカブト 仮面ライダーキバ 仮面ライダーディケイド 仮面ライダーW 仮面ライダー鎧武/ガイム 仮面ライダーゴースト 仮面ライダーエグゼイド 五星戦隊ダイレンジャー 超力戦隊オーレンジャー 激走戦隊カーレンジャー 未来戦隊タイムレンジャー 忍風戦隊ハリケンジャー 爆竜戦隊アバレンジャー 魔法戦隊マジレンジャー 轟轟戦隊ボウケンジャー 獣拳戦隊ゲキレンジャー 炎神戦隊ゴーオンジャー 海賊戦隊ゴーカイジャー 獣電戦隊キョウリュウジャー 烈車戦隊トッキュウジャー 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 騎士竜戦隊リュウソウジャー 仮面ライダー555 ドルフィンオルフェノク スネークオルフェノク スマートレディ センチピードオルフェノク ロブスターオルフェノクオルフェノクは寿命が僅かしか持てない事が確定している為、「人間」を取り除いたロブスター以外のオルフェノクは近い将来にその生涯を終える事が示唆されている為、あくまで「物語終了時点」での生存怪人とされている。 仮面ライダー剣 ジョーカー ジョーカー(剣崎一真) 仮面ライダー響鬼 洋館の男女 謎の男女 仮面ライダーカブト シシーラワーム ネイティブ(田所修一) 仮面ライダーキバ 登太牙/仮面ライダーサガ パールシェルファンガイア(真夜) ネオファンガイア 仮面ライダーディケイド 鳴滝 紅音也/仮面ライダーダークキバ 海東純一/仮面ライダーグレイブ 仮面ライダーW 幹部以外のドーパント基本的に幹部以外のドーパントはメモリブレイクされても直接の死因とはならない為、大半が生存している。逆に本編中で死が明確なのはマスカレイド・ドーパント以外でミック以外の園咲家の面々、NEVERのメンバー、井坂真紅郎、加頭順、戸川陽介、ロベルト志島、イナゴの女、松井誠一郎、小森絵連、ドクター・プロスペクトだけである。 仮面ライダー鎧武/ガイム サガラまた一部のインベスも「始まりの男」になった鎧武によって未開の惑星へ住処を移された。 仮面ライダーゴースト 大幹部を含めたほとんどの眼魔の世界の住人たちは、グレートアイが去って眼魔システムのアバター機能が消滅したことで元の身体に戻されて生存(ただし、カプセルに保管されていたオリジナルの肉体が灰化した場合はその限りではないと思われる)。 逆に明確に死亡が判明しているのは、先代大帝アドニス、次期大帝アデル、及び既に故人だったアルゴスとアリシアの4名。 仮面ライダーエグゼイド ポッピーピポパポ/仮野明日那、パラド、檀黎斗彼らはバグスターであり、かつ主人公側として戦い散るもウイルス培養などで最終回までに復活して物語を終えた怪人。ラヴリカバグスターのように最終回後に培養されることで復活したバグスターもいるが、生存した状態で最終回を迎えたのは上記の3体のみ 五星戦隊ダイレンジャー ゴーマ3ちゃんズ 神風大将 墓石社長 電話先生 超力戦隊オーレンジャー 執事アチャ 執事コチャ ブルドントJr. 激走戦隊カーレンジャー 総長ガイナモ 美女ゾンネット 副長ゼルモダ 発明家グラッチ 宇宙ゴロツキネコゴロツキ ゴリラゴロツキ カエルゴロツキ カメレオンゴロツキ ニワトリゴロツキ 名称不明のゴロツキ 宇宙ゴキブリ・ゴキちゃん 未来戦隊タイムレンジャー リラ(消息不明) ロンダー囚人・ヘルズゲート囚人基本的に囚人は圧縮冷凍(逮捕)される為、ほとんど生存している(ドン・ドルネロ、ギエン以外)。 忍風戦隊ハリケンジャー 一の槍 フラビージョ(ただし『ボウケンジャーvsスーパー戦隊』では戦死扱いとなっている) 四の槍 ウェンディーヌ 電光石火ゴウライジャー霞一甲/カブトライジャー 霞一鍬/クワガライジャー 爆竜戦隊アバレンジャー ヤツデンワニ 魔法戦隊マジレンジャー 冥府神スフィンクス 妖幻密使バンキュリアナイ メア 轟轟戦隊ボウケンジャー 幻のゲッコウ 風のシズカ アクタガミ 獣拳戦隊ゲキレンジャー バエ 炎神戦隊ゴーオンジャー 魔女博士オーセン ワメイクル 海賊戦隊ゴーカイジャー 行動隊長ジェラシット 獣電戦隊キョウリュウジャー 喜びの戦騎 キャンデリラ 楽しみの密偵 ラッキューロ 千面神官 ガオス 卑屈の戦騎 スネルド 嫉妬の戦騎 ホシイガロン以上の3体は対戦後も決着が付かず、宣戦布告して姿を消した。 烈車戦隊トッキュウジャー グリッタ嬢 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー ドグラニオ・ヤーブン極めて珍しい「倒されることなく捕縛されフェードアウトしたラスボス」。異世界の住人故に寿命が長く、恐らく今後も捕縛された状態で過ごすことになる可能性が高い。 騎士竜戦隊リュウソウジャー ワイズルー プリシャス クレオン目立った悪行をしていないクレオンはともかく、破壊活動や他者を弄ぶような行為を繰り返していた幹部2人が生存している。特にプリシャスは一般市民に多大な被害を与えており明確な悪役として中盤から君臨していた。さらに、この3名は、ヒーロー側に知られることもなく、知らせることもなく、ヒーロー側も特に彼らの存在に言及しないままに地球を離れるという形で物語から退場している。
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「もっと強くなって、もっと僕を笑顔にしてよ」 【名前】 ン・ダグバ・ゼバ 【読み方】 ん・だぐば・ぜば 【声/俳優】 浦井健治 【声】 夏井貴浩(クウガ 第1話)飛田展男(スーパーヒーロー大戦) 【登場作品】 仮面ライダークウガ仮面ライダーオーズ/OOO仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦仮面ライダージオウ 【分類】 グロンギ 【モチーフ】 クワガタムシ 【通し番号】 0号 【所属集団】 ン集団 【仮面ライダークウガ】 グロンギにおける最強のクワガタ種怪人。未確認生命体第0号。 0号とナンバリングされているのは物語登場時に1号と認定された怪人が発生していたが、グロンギが復活した遺跡に撮り残されたVTRに写り込んでいた事から「1号よりも前に存在が示唆されていた」事に由来する。 シルエットはクウガアルティメットフォームに酷似した細身だが筋肉質な体型。 ほぼ黒一色のアルティメットとは対照的に体色は純白に近く、それに施された黄金の装飾は神々しささえ感じさせる。 デザインの類似性やダグバを表す紋章の形状、ラ・バルバ・デの「やがてダグバと等しくなる」の言葉に沿った同等の能力、クウガ自体がグロンギと同じシステムで変身している事等から、何らかの両者の関連性が考え取れる。 「白き闇」や「究極の闇を齎す者」と称され、人間態はあどけない笑顔を浮かべる白服の少年。 額にクワガタ種怪人としての証であり、クウガの紋章に酷似した紋章がある。 殺戮や暴力を至上の悦びと認識し、無邪気に笑いながら大量虐殺を行う。 圧倒的身体能力に加え、周囲の物質の原子や分子を操る事で物質をプラズマ化する「超自然発火能力」を持つ。 これにより標的を体内から発火させ、焼殺する事もできる。 その他にも様々な超常的能力を持つが、クウガアルティメットフォームも同種の超能力を持つ為に最終決戦ではお互いの能力を封じ合い、超自然発火能力もお互いに効果を及ぼさないと分かった為、結果として肉弾戦で決着を付ける事になった。 自身を復活させた約200体のグロンギの半数を「整理」と称して殺戮し、更にザギバス・ゲゲルでも3万人以上の人間を殺害した。 人間体のままでもペガサスフォームとなったクウガを威圧し、それだけで変身解除させた事もある。 当初は不完全な姿だったが、ヌ・ザジオ・レがベルトの修復を終えた事で完全体としての力を取り戻し、アメイジングマイティを敗退させる。 九郎ヶ岳遺跡における最終決戦でクウガアルティメットフォーム(レッドアイ)となった雄介と壮絶な殴り合いを行い、腹部のベルトを破壊された事による神経断裂が原因で倒れ死亡した。 この決戦はそれぞれの望む「笑顔」の為に暴力を振るったに過ぎず、この戦いにおける本当の意味での悪と正義は終止曖昧であったと言える。 結局、互いは相反する絶対に分かり合える事のない存在として描かれた。 【仮面ライダーオーズ/OOO】 1000回記念の千堂院の部屋の中にも名前が書かれている。 【スーパーヒーロー大戦】 大ショッカーの大幹部として登場。 【仮面ライダージオウ】 EP LAST「2019 アポカリプス」にてアナザーディケイドが召喚する形で登場。 アナザーディケイドの能力を鑑みるに、恐らく原典における本人と思われる。クウガアルティメットの戦いを制したアナザーワールドの本人か。 グランドジオウが召喚したオーズタジャドルコンボを手から放つ波動で消滅させた。 そのごゲイツの死を受けて吹っ切れたソウゴがオーマジオウへと変身すると、仮面ライダーエボルやユートピア・ドーパント等が次々に向かっていったが瞬殺されて行き、そして自分も挑みかかったはいいが無造作に繰り出されたただ蹴り一発で大きく吹き飛ばされ、巨大な紋章が浮かび上がると同時にそのまま爆散してしまった。笑う暇もない。 恐らくオーマジオウに内包されるクウガの力が働いたものと思われるが、クウガ最強のアルティメットフォームと互角の力を持ち、最終的に素手での殴り合いを演じていたダグバが、たった一発、しかもライダーキックですらないただの蹴りに瞬殺されてしまったシーンは衝撃的であった。 なお、オーマジオウのキック力は324.9t。アルティメットフォームの3倍以上にも及び、アルティメットと互角のダグバ程度では相手にならなかったのも宜なるかな。 【余談】 最後の戦いの際の自身の笑顔の為に拳を振るうダグバと皆の笑顔の為に拳を振るうクウガの姿は対照的となっており、笑いながら戦うダグバと泣きながら戦う雄介の姿は平成仮面ライダーシリーズ屈指の名シーンだったと言われている。 名前は「スタッグビートル」の捩り。 テレビ朝日公式サイトには「名前に含まれる『ゼ』とは最強のグロンギの名前に与えられる称号」と説明されていた。 外見は同格の存在とも言えるクウガの「アルティメットフォーム」にシルエットが似ているが、『クウガ』終了後に制作された『ディケイド』では、クウガはさらにダグバに近い姿をした「ライジングアルティメット」への変身能力を得ている。 『仮面ライダーディケイド』ではグロンギの王がン・ガミオ・ゼダに変更されている。 『HERO SAGA』では不完全体が登場し、リクが変身するクウガに封印された。 仮面ライダージオウ最終回でのあっけなさ過ぎる結末は上述したとおりだが、好敵手とみなした五代雄介に対し自分を笑顔にするよう語りかけていた彼が、オーマジオウの前には笑顔になる暇も与えられず爆死したことに対して「笑えよダグバ」等の感想が見られたりもする。
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第3弾~衝撃!未知なる戦士~カードリスト キャラクターカード ミッションカード アクションカード アイキャッチカード キャラクターカード C-163 ダブルライダー C-164 ガラガランダ C-165 ガニコウモル C-166 サソリトカゲス C-167 クラゲウルフ C-168 イノカブトン C-169 イソギンジャガー C-170 ウツボガメス C-171 ワシカマキリ C-172 クモライオン C-173 ネコヤモリ C-174 カナリコブラ C-175 ネズコンドル C-176 ムカデタイガー C-177 ショッカーライダー№ C-178-1 ショッカーライダー№1 C-178-2 ショッカーライダー№2 C-178-3 ショッカーライダー№3 C-178-4 ショッカーライダー№4 C-178-5 ショッカーライダー№5 C-178-6 ショッカーライダー№6 C-179 ゲルショッカー戦闘員 C-180 ブラック将軍 C-181 風見志郎 C-182 仮面ライダーV3 C-183 立花藤兵衛 C-184 ハサミジャガー C-185 カメバズーカ C-186 テレビバエ C-187 イカファイア C-188 マシンガンスネーク C-189 ハンマークラゲ C-190 ナイフアルマジロ C-191 ノコギリトカゲ C-192 レンズアリ C-193 カミソリトカゲ C-194 ピッケルシャーク C-195 ドリルモグラ C-196 ジシャクイノシシ C-197 ガマボイラー C-198 バーナーコウモリ C-199 ミサイルヤモリ C-200 スプレーネズミ C-201 クサリガマテントウ C-202 ハリフグアパッチ C-203 デストロン戦闘員 C-204 ドクトルG C-205 仮面ライダーBLACK C-206 霞のジョー C-207 的場響子 C-208 合体トリプロン(左) C-209 合体トリプロン(右) C-210 百目婆ァ C-211 ガイナニンポー C-212 ガイナジャグラム C-213 チャックラム C-214 仮面ライダークウガ(アメイジングマイティ) C-215 榎田ひかり C-216 飾玉三郎 C-217 ヒョウ種怪人 ズ・メビオ・ダ(人間体) C-218 ヒョウ種怪人 ズ・メビオ・ダ C-219 カメ種怪人 ゴ・ガメゴ・レ(人間体) C-220 カメ種怪人 ゴ・ガメゴ・レ C-221 バッタ種怪人 ゴ・バダー・バ(人間体) C-222 バッタ種怪人 ゴ・バダー・バ C-223 ヤマアラシ種怪人 ゴ・ジャラジ・ダ(人間体) C-224 ヤマアラシ種怪人 ゴ・ジャラジ・ダ C-225 サソリ種怪人 ゴ・ザザル・バ(人間体) C-226 サソリ種怪人 ゴ・ザザル・バ C-227 サメ種怪人 ゴ・ジャーザ・ギ(人間体) C-228 サメ種怪人 ゴ・ジャーザ・ギ(俊敏体) C-229 コンドル種怪人 ラ・ドルド・グ C-230 ラ・バルバ・デ C-231 クウガ(究極の闇をもたらす者) C-232 津上翔一 C-233 仮面ライダーアギト(グランドフォーム) C-234 仮面ライダーアギト(ストームフォーム) C-235 仮面ライダーアギト(フレイムフォーム) C-236 仮面ライダーアギト(トリニティフォーム) C-237 葦原 涼 C-238 仮面ライダーギルス C-239 氷川誠 C-240 仮面ライダーG3 C-241 風谷真魚 C-242 小沢澄子 C-243 北条 透 C-244 パンテラス・ルテウス C-245 パンテラス・トリスティス C-246 パンテラス・アルビュス C-247 テストゥード・オケアヌス C-248 テストゥード・テレストリス C-249 アングィス・マスクルス C-250 アングィス・フェミネウス C-251 コルウス・クロッキオ C-252 モリベス・オクティベス C-253 エクウス・ノクティス C-254 エクウス・ディエス C-255 レイウルス・アクティア C-256 スケロス・ファルクス C-257 ヒドロゾア・イグニオ C-258 パンテラス・マギストラ C-259 パンテラス・キュアネウス C-260 パンテラス・ルベオー C-261 アビス・ウェスバ C-262 アビス・メリトゥス C-263 ポタモリトゴン・カッシス C-264 ポタモリトゴン・ククルス C-265 コルウス・ルスクス C-266 コルウス・カルウス C-267 コルウス・イントンスス ミッションカード M-082 英雄(ヒーロー)の休息 M-083 ショッカー抹殺作戦 M-084 ゲルショッカー結成作戦 M-085 新宿駅爆破作戦 M-086 猛毒ガス東京壊滅爆破 M-087 仮面ライダー抹殺作戦 M-088 人間狩り作戦 M-089 T3号作戦 M-090 F作戦 M-091 V3誕生 M-092 風見家代々の墓 M-093 少年仮面ライダー隊本部 M-094 風見志郎抹殺作戦 M-095 東京都民全滅作戦 M-096 催眠テレビ洗脳作戦 M-097 新エネルギー理論強奪作戦 M-098 人工心臓開発作戦 M-099 核物質強奪作戦 M-100 中原文書回収作戦 M-101 珠純子ストーカー作戦 M-102 G(ゲー)作戦 M-103 V3のヒミツ調査作戦 M-104 風見志郎探索作戦 M-105 D-18計画 M-106 地獄のウェディング作戦 M-107 フグ魚雷作戦 M-108 四国占領作戦 M-109 ヘルシューター開発計画 M-110 大怪人東京侵攻計画 M-111 幼稚園バス誘拐示唆計画 M-112 四国空母化計画 M-113 グレートマスク計画 M-114 スペシャルミニ四駆計画 M-115 警視庁・未確認生命体合同捜査本部 M-116 死のランニング M-117 初夢 M-118 美杉家 M-119 警視庁・未確認生命体対策班 M-120 オーパーツ研究局 M-121 アギト捕獲作戦 M-122 あかつき号事件 M-123 樹の洞の殺人事件 M-124 遺跡発掘現場の殺人事件 M-125 飛行落下の殺人事件 M-126 空からの突撃の殺人事件 M-127 陸の溺死事件 M-128 乾いたミイラ事件 M-129 初夏の凍死事件 M-130 高速の激突殺人事件 M-131 自然発火殺人事件 M-132 人体切断事件 M-133 壁にめり込む死体事件 M-134 ビル内の落下事件 M-135 連携の攻撃 アクションカード A-055 新サイクロン A-056 きりもみシュート A-057 ショッカー軍団バンザーイ! A-058 ゲルショッカーの紋章 A-059 再改造手術 A-060 ゲルパー液 A-061 ゲルショッカー恐怖学校 A-062 首領のデータ A-063 ショッカーサイクロン A-064 ハリケーン A-065 特訓 A-066 デストロン首領の勅命 A-067 ハサミジャガーの変装 A-068 弾丸鋼鉄球 A-069 デストロンアジト A-070 大幹部出陣! A-071 V3の弱点 A-072 SS装置 A-073 クライス要塞 A-074 ヘルシューター A-075 バグンダダ A-076 マシントルネイダー A-077 ガードチェイサー A-078 ギルスレイダー A-079 バーニングボンバー A-080 シャイニングクラッシュ A-081 GX-05ケルベロス A-082 ギルスヒールクロウ A-083 離脱 A-084 暴走 A-085 警視総監 A-086 キック対キック A-087 偽りの名前 A-088 死のサイン A-089 オーパーツ A-090 人でないものは滅べばいい アイキャッチカード E-13 仮面ライダー⑤ E-14 仮面ライダー⑥ E-15 仮面ライダー⑦ E-16 仮面ライダーV3① E-17 仮面ライダーV3② E-18 仮面ライダーV3③ E-19 仮面ライダーアギト① E-20 仮面ライダーアギト② [[E-21 仮面ライダーアギト③
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駅前は喪に服す人々が嫌でも目に付く。その湿った空気が嫌いだが、自分もはたから見ればそうなのだろう、と思う。 駅の柱には一人の喪服を纏った少年がうずくまって往来を眺めていた。さらさらの金髪はショートカットで、肌は白く、端正な鼻梁や眉目。天球のごとく青い瞳。眼を縁取る睫毛は金色の花弁のようだった。桃色の柔らかそうな唇からは時折白い息が零れる。 地方都市において、圧倒的な信頼と権力を持つヒリングデーモンの幹部パイロット、エンシューである。 自分の肢体を見せるいつもの黒いTシャツ――と言ってもあれはパイロットスーツだが――がないため、いつもはわかりづらい性別がもっとわかりづらくなっている。 遠目で見れば美少年、しかしそのしぐさや幼い色気は近づいた者の印象を一転させて美少女かもしれない、と思わせる。 誰もが声をかけたいと思いつつも、もしもの時のために躊躇する。 いつもならば声でもかけてからかうところだが今はそんな気分ではなかった。 育ての親が死んだのだ。 癌だった。もともと高齢だったし、仕方のないことだとも思う。それでも、彼はエンシューにとって大切な人物だった。 武術やアームヘッドの操縦を初めて教えてくれ、その才能を見出したのはかれだった。 「……クーガーおじさん」 「エンシューさん?」 呟いたエンシューの後ろから声がかけられた。 エンシューは驚きながら立ち上がった。声のした方を見ると、銀髪に青紫の瞳をした少女が立っていた。 「セリアさん」 レインディアーズの有名人、セリア・オルコットである。 政府組織のレインディアーズと武装組織のヒリングデーモンは敵対している。敵対しているがプライベートでは友人同士が多かった。 といっても、戦闘になればそんなもの役に立たない。……と、ヒリングデーモンの大幹部、ロバートは言う。 エンシューは、そんな風に割り切って考えることは出来ない。それなのにアームヘッドで戦っていると勝手に体が動く。 いつか殺さなければならないのなら、仲よくはしたくないとは思う。 「エンシューさんもクーガーさんの葬儀に?」 「はい。彼の経営していた孤児院と道場の出ですから」 「孤児院と、道場ですか。どおりで最後の別れを告げる方が多いわけですね」 適当にはぐらかして逃げようと思いつつも結局できなかった。 エンシューの養父、クーガーは御蓮の文化に感銘を受けて帰化した有名な武芸者であり、アームヘッドパイロットだった。エンシューも剣と槍を習っていた。 「孤児院の経営は孤児院出身の企業家の方がやってくれるので大丈夫らしいですが、道場は廃業でしょう」 「それは、残念ですね」 とセリアは少し悲しそうに微笑んだ。 「セリアさんは、クーガーさんとどこで知り合いに?」 「北御蓮を旅しているとき、一緒に戦ったことがあります。彼の刀さばきは鬼神の如し、でしたよ。……最後に桜が見たいと言っていたのに、見せてあげられなくて残念です」 「そうですか……」 二人の間に冷たい風が吹いた。 「あれ? シュルヴィアたん?」 声がした。陽気で年中派手な格好をして踊っていそうな声だ。 ゆっくりと、忌々しそうにエンシューが後ろを振り返った。セリアもその方向を見て、ぎょっとした。 そこには一人の女が居た。 今日は雪でも振ろうかという寒さだ。 それはビキニ水着とホットパンツ、ごついブーツの上からコートを羽織った場違いな女だった。一応申し訳程度に全部が黒色なのは彼女も喪に服しているからだろうか。 「ハナさん、葬儀に来るのは良いですけど、いいですけどね、恰好っていうもんがあるでしょう」 「いいじゃん、私この格好しないと逆に風邪ひいちゃうんだよね」 長い赤毛のポニーテールをした女はけらけらと軽快に笑った。 守銭奴の組織と呼ばれ金さえ払えば何でもする今の世界の第三勢力、グランジのメンバー、北畠 華である。 「あと、僕のことはエンシューと呼んでくれませんか」 「えぇ? あたしはこっちが慣れてるんだけど」 「あの、二人のご関係は?」 セリアがおずおずと訊く。セリアも北畠のことは知っていた。 「ん? 一晩を共にした仲――」 「同じ院に居たんです。あと道場も一緒でしたね」 ぽっ、と顔を赤くして答える北畠にエンシューは気温より冷たい視線を投げかける。 「つれないなぁ。初恋の人とっちゃったのまだ気にしてる?」 「ごめんなさい、ホントに黙っててもらえませんか」 「あたしは上の口が黙ると今度は下の口が――」 「そういえばハナさんなんでいるんですか」 「この駅にってこと?」 「いえ、現世にです」 「話せば長くなるよ? あれはあたしがゴレンのアームヘッド倉庫に仲間たちと忍び込んだ日のこと……」 「その話長いですか。オチあるんですか」 「おとなしく聞いてたらシュルヴィアたんの次の生理日くらいには――」 「ホントに口を開けば下ネタのオンパレードですね。それしか無いんですか」 「えぇー? あたしからこれ取ったら何も残らないよ……。シュルヴィアたん酷い。あんたんとこのロバートより酷いわ」 エンシューはため息をついて頭を掻いた。 「セリアさん、ファミレスでも行きましょう。お腹がすきました。おごりますよ」 「いいんですか? 楽しそうでしたけど」 「大丈夫です。いつでも聞けるような与太話です」 エンシューはセリアの手を取って歩き出した。それに北畠がついてくる。 「シュルヴィアたん、あたし煮込みハンバーグが食べたいなっ」 「一人で食べに行けばいいじゃないですか」 「いいじゃん、一緒に行こうよ」 「いえ、口を開けば下ネタを言うような下ネタの星の元生まれた下ネタ星人とはきっとセリアさんがご飯を食べたくないでしょう。そうでしょう、セリアさん」 エンシューは後ろを振り返ってセリアに言った。 「いえ、私は別に……」 セリアが苦笑しながら言う。その後ろで北畠がガッツポーズをして小躍りする。 この後、エンシューは北畠の食べた八枚のハンバーグを支払わされることになった。
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「俺がいなくなっても いつか、てめえらも泣く時が来る 三途の川の隙間は、開いてるぜ」 【名前】 血祭ドウコク 【読み方】 ちまつりどうこく 【声】 西凛太朗(シンケンジャー)今村直樹(スーパーヒーロー大戦) 【登場作品】 侍戦隊シンケンジャー など 【登場話】 第一幕「伊達姿五侍(だてすがたごさむらい)」~最終幕「侍戦隊永遠(さむらいせんたいえいえんに)」 【所属】 外道衆 【分類】 アヤカシ/ラスボス 【得意武具】 昇竜抜山刀(しょうりゅうばくざんとう)、降竜蓋世刀(こうりゅうがいせとう) 【モチーフ】 イセエビ、鎧武者 【名前の由来】 慟哭 【元ネタ】 毘沙門天 【侍戦隊シンケンジャー】 外道衆の長。血を浴びたように真っ赤な鎧武者のような姿のアヤカシ。 志葉家十七代目当主・志葉雅貴の「封印の文字」により封印されていたが、長い年月をかけて復活、六門船と共に三途の川に浮上。 切っ掛けで十八代目当主の志葉丈瑠が家臣を招集、シンケンジャーを結成する事となり、物語が始まる。 アヤカシを縛る能力があり、単純な戦闘力も極めて高く、アヤカシ達を束ねる首領として君臨している。 圧倒的なパワーとスピード、丈瑠の斬撃をまともに受けても微塵のダメージも負わない防御力を誇り、劇中の他とは一線も二線も画する実力を誇る。 大刀「昇竜抜山刀」、小刀「降竜蓋世刀」を武器とし、酒を飲んでいる時以外は片時も手放さなず、咆哮による衝撃波も驚異の威力がある。 存在するだけで三途の川に影響し、ナナシ連中と亜種はドウコクの強い怒りにより三途の川の積石の隙間から無限に出現。 更に夏になると力が増大し、伴って三途の川も増水。 他のアヤカシやナナシ連中も影響で強化され、脂目マンプクや筋殻アクマロが現代に復活、ノサカマタも発生するなど強い影響力を見せる。 夏の力は本人が持て余す程で、制御に暫く六門船を離れたが、後に使い熟せるようになった。 普段は六門船で酒を飲んでいるが、「封印の文字」の後遺症で、バラバラとなった身体を時間をかけて集めて復活した影響からこの世に出るとすぐに水切れが起きてしまう。 故、常に理由なき怒りと不満が中で渦巻いており、一旦怒ると手がつけられず、怒りは「薄皮太夫」と酒でしか宥める手段がない。 薄皮太夫が人間であった頃に新左を待ちながら奏でていた三味線の悲しげな音に強く惹かれ執着しており、外道となった後は常に傍に置くようになる。 アヤカシ達を恐怖政治さながら統治しているが、直属の部下は骨のシタリぐらいしか確認できず、大抵は「御大将」と呼び軽口を叩く者が多く、主にシタリの指示でこの世へと侵攻している。 一方で懐は広く、アヤカシ達の多少の無礼は歯牙にも掛けず、シタリに裏切られた際も素直さに免じてあっさり許した。 自身に反目を目論む者には厳しく、制裁を下す事もあるが、ゴズナグモが自らに敵意を持っている事を知りつつ、明確な反乱を起こすまでは六門船に出入り禁止に留めるなど、意外に裁量がある。 初登場は第一幕だが、シンケンジャーとの初戦は第四十幕となる。 後遺症を無視し、シタリの忠告も聞かずに強引に現れ、初めて「ドウコク」を目撃したシンケンジャーは元より薄皮太夫、アクマロさえも登場には驚愕。 短時間の戦闘であったが、シンケンジャーとアクマロを相手に桁違いの戦闘力を発揮して勝利。 その後、深刻な水切れを起こして三途の川に沈むが、太夫が三味線を捨てた事で解放された嘆きの力により復活、半分人間の薄皮太夫を取り込んだ事によって水切れを克服、姫レッド/薫が発動した先代当主から引き継がれた「封印の文字」も弱点でなくなってしまう。 三途の川がこの世に溢れた事で六門船に乗って出現し、本格的に侵攻を開始する。 シンケンジャーは先の「封印の文字」による傷に志葉家のモヂカラを込めたディスクでの攻撃を叩き込む作戦で応じ、見事丈瑠が一撃を与えるが、倒れずにシンケンジャーを戦闘解除に追い込む。 薫を狙ってその場を離れるが、彦馬の救援により5人は立ち上がり、薫と丹波の力も預かった彼らと廃墟となった街で最後の戦いを繰り広げる事になる。 レッド以外の5人の力を合わせた「縛」のモヂカラによって動きを止められ、レッドの烈火大斬刀・二刀流とブルーの志葉家のモヂカラディスクを使用したシンケンマルの斬撃を左の胸に付けられた傷により倒される。 その直後、二の目となる。 サムライハオーすら上回る戦闘力を発揮し、折神を次々と吹き飛ばされながらも最後まで諦めない気持ちを持ったシンケンジャーの捨て身の特攻作戦により、至近距離まで詰め寄られてしまう。 太刀でシンケンオーを貫くが、最期は全てのモヂカラを込めたシンケンオーの「ダイシンケンの斬撃」を受けた後、シンケンオーにしがみ付いて爆散した(上記の台詞はその際のもの。この世に溢れ出た三途の川の水は三途の川へと戻っていき、六門船も再び川底に沈んだ。)。 第一幕から通しての最大の敵だったので、倒された事で物語も幕を閉じた。 【スーパーヒーロー大戦】 大ザンギャックの大幹部として登場。 【余談】 外道衆の幹部の例に漏れず、七福神が元ネタとなっている。 『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕』では似た姿を持つ血祭のブレドランが登場、「ドウコクの遺志を受け継ぐ」とは言っていたが、あくまでシタリを乗せる方便に過ぎず、直接の関連性は一切ない。 声を演じる西凛太朗氏は怪人の声優としては初となり、『五星戦隊ダイレンジャー』のシャダム中佐以来、16年振りにスーパー戦隊シリーズに出演。 『帰ってきたシンケンジャー 特別幕』ではシタリ役のチョー氏と共に顔出し出演(登場シーンでは六門船で酒を飲んでいる際に使用していた巨大な杯に似たものを使用)。 『スーパーヒーロー大戦』では声は今村直樹氏が演じる。
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・デイン系呪文 【デイン】―【ライデイン】―【ギガデイン】―【ジゴデイン】―【ミナデイン】 概要 Ⅲ以降に登場する、【デイン系】の攻撃呪文。敵に雷を落とし攻撃する。 【勇者】だけが使えるという呪文であり、多くの作品で勇者・主人公の呪文として活躍した。 だがその設定がアダとなり、「勇者」が削除されたⅨには登場することができなかった。 設定 DQⅢ DQⅣ DQⅤ DQⅥ DQⅦ DQⅧ DQMB トルネコ2 ダイの大冒険 設定 現在ではもっぱら電撃呪文として知られているライデインだが、初出であるFC版Ⅲの取説には 唱えた者の手の平から、高電圧のかかった細い糸が無数に出て、相手に絡みつきます。 敵はその糸から逃れることができずに瀕死のダメージを受けるでしょう。 と、とんでもない事が書かれている。 当時はギラ系が雷の呪文だったのだ。(【ギラ】参照) だが、今ひとつ描写しにくかったためか、あまり格好よくなかったためか、この設定はほとんど生かされることはなく、 公式作品を含む二次創作全般においては、Ⅲのライデインもほぼ例外なく落雷の術として描写されていた。 Ⅳ以降は御存知の通り、敵の頭上に雷を落とす呪文になっている。 ネーミングは高電圧の電流ということで、雷電(らいでん)が由来だと思われる。 ただし勇者専用の呪文であるため、アニメ「勇者ライディーン」が由来ではないかと主張する人もいる。 DQⅢ 勇者がLv26で習得する。消費MP8。 敵単体にしか効果は無く、ダメージは70~89と【メラミ】とほぼ同等。 攻撃力に優れる勇者にとっては、あまり使う機会が無い。 使い手のMPがそう多くないのに、コストがメラミより重いというのも使用をためらう一因である。 その代わり耐性を持つ敵が少ないので、メラミよりも無効化されにくいという長所はあるのだが。 また、高屋敷英夫氏の小説版では、かなり強力な呪文になっていて、 全滅寸前まで追いやったバラモス4大幹部のエビルマージを一撃で倒し、 ゾーマ8魔将のトロルキングもほぼこれ一撃で倒している。 ゾーマへのトドメにも、王者の剣にこの呪文の力を収束して斬りつける事で倒している。 上位の【ギガデイン】の存在を完全に喰っており、ギガデインは登場さえしなかった。 DQⅣ 勇者がLv25で習得する。消費MP4。 今回は威力は70~90と据え置きで消費MPが少なくなった+勇者のMPがやや増えたので、その意味では使いやすい。 ダメージはここからⅦまで同じである。 FC版では敵が使う事はなかったが、リメイク版ではⅦから輸入された【ネクロバルサ】が使ってくる。 Ⅶと異なり、しっかり対象は単体になっている。 DQⅤ 消費MP6。 勇者(【男の子】)がLv25で習得する他、仲間モンスターの【ライオウ】(Lv14)と【プチヒロ】(初期習得済み)も使える。 本作から威力はそのままに効果範囲が敵全体になり、格段に使いやすくなった。 デイン系に耐性を持つ敵は少ないので、敵のグループ数が多いと思ったらガンガン使っていこう。 デイン系は敵が使っても威力が弱くなっていないのが特徴で、これを普通に使う敵は居ないが、 使い手の仲間モンスターは【ジェリーマン】の【モシャス】で姿を極力パクられないように注意。 DQⅥ 消費MP6。 【勇者】が熟練度3で覚えるが、主人公のみ下の世界の【ライフコッド】でイベント修得する。 その際に戦う【まおうのつかい】は、守備力が鉄壁・デイン系以外全無効・ライデイン5発分のHPしか持たない……というおあつらえ向けのモンスター。 お望み通りライデインを使って蹴散らしてあげよう。 早期に修得すれば長いこと使えるので、マーメイドハープ入手直後にライフコッドイベントを済ますのもあり。 だが勇者として覚える頃には威力不足になっており、直後にギガデインを覚えてしまうので微妙。 また、【らいめいのけん】を使うと同じ効果が出る。 一説によると、仲間になりたてのテリーさんの一番役立つ攻撃はコレとかなんとか。 DQⅦ 消費MP6。 勇者は職業Lv4、【コスモファントム(職業)】は職業Lv8、【デスマシーン(職業)】は職業Lv5で習得する。 前作のように早めに覚えることができなくなったため、かなり微妙な存在。 ライデイン習得後すぐにギガデインを覚えてしまうのもよくない。 Ⅵと同じく、雷鳴の剣を使うことで同じ効果が使えるが、Ⅶの雷鳴の剣は時期的に武器として微妙。これまた影が薄い。 せいぜいサンゴの洞窟の熟練度上げのお供ぐらいだろう。 DQⅧ 消費MP6。 主人公のゆうきのスキルが48に達すると習得する。 軽減されにくい全体攻撃なのは便利だが、今作は基本威力が40〜56とかなり低い。 最終的には72〜88ポイントまで上がる。というか、これって前作までの基本威力では…… この威力なら、下位の【デイン】を登場させた方が良かっただろう。 主人公は【かしこさ】が低いせいで、中盤はあまり攻撃呪文が頼りにならないのが残念。 終盤、勇気スキルの消費MP軽減効果と合わせて、お手軽な全体攻撃手段として活用できるが、 その頃にはやや威力不足なのが残念。 DQMB 必殺技として登場。肩書きは「究極雷撃呪文」。 雷属性の技を3つで発動する。敵全体に雷属性の呪文攻撃をする。 Ⅱ以降は相手の呪文守備力を下げる効果が追加された。 トルネコ2 トルネコが魔法使いの時のみ使用可能。 消費HP15で、前方10マス範囲内の敵に 20〜30のダメージを与える。 ダイの大冒険 漢字表記で『電撃呪文』。 【竜の騎士】が最も得意とする呪文で、人間界では真の勇者のみが使える呪文として伝わっている模様。 故に本作で使えるのは、竜騎将【バラン】とその息子である【ダイ】のみ。 但し、ダイは冒険当初はこの呪文が不得手だったので、【ポップ】の【ラナリオン】で雷雲を呼び出さないと使えなかった。 また、単なる攻撃呪文としてだけでなく、剣に呪文の力を宿して繰り出す魔法剣へと応用される事も多い。
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歪んでいる時間の道 優れた軍人であることは、必ずしもこの戦場で生き残ることを意味しない。 彼は組織の中で生きることに適応していた。 逆に言えば、組織が無くなった時、彼は…どう、行動するのだろう。 あの船の中で何が行われているのか、彼は全く知らなかった。 胸ポケットに入れられた小さな小箱がけたたましく鳴っているのはわかったが、 彼はそれが何なのかわからなかった。それが「開く」ということさえ。 従って、彼はスマートレディの放送を『聞いていた』に過ぎない。 ゾル大佐‐彼は『軍人』である。 ショッカーという組織の『歯車』の中で生きることに適応した『部品』である。 従って、彼は「指揮系統」を必要としている。 今、彼には「指揮系統」がない。それが彼を、何よりも怯えさせている。 少なくとも、何人か「部下」が必要である。そして、「行動原理」も。 殺し合い‐当然である。 だが、何のために? 彼は混乱していた。状況が把握できなかったために。 隣で嗚咽している男がいる。何か光るものを見つめている。 それが先ほど鳴っていた小箱であることに気づく。 しかし、大佐はその男がなぜ嗚咽しているのかわからない。 (この男は…「それ」を使いこなしているのか…) 偶然である。隣の男は…橘朔也、であった。 (部下、になるのか?) 彼はこう考えた。 (この「小箱」の使い方を知る、という意味で、こいつは利用できる) 橘は混乱していた。 橘は状況を全て把握していた。把握していたが故に、混乱していた。 呼ばれたあと、うつろな目で立ち上がり、どこかへ‐それがどこか、彼自身にもわからない‐行こうとする。 築いたものがもろくも崩れ去った今、彼の脳内は恐怖のみが支配していた。 ニゲル それだけが、今の彼の意思だった。 彼のタイムスタンプは2007年である。 ゾル大佐は彼の経験から、ある程度人を見る目を持っていた。 先ほどの男は研究員であろう。あまり戦闘力は持っていないようだ。 彼は情報を必要としていた。切実に。 この戦いが何なのか。ケイタイ、とは何か。 先ほどの男が教えてくれる、それは確信であった。 大佐は、身を潜めて「協力者」の候補を目で追う… 彼の目を引いたのは、先ほどの男であった。 放心状態であたりを見回す『協力者候補』を「確保」するのは、赤子の手をひねるようなものだった。 橘は背後の気配に気づく暇もなく、首筋をつかまれていることに気づいた。 「私がショッカーの大幹部ゾル大佐だ。私はこの戦いに勝利するために、貴様の知識を必要としている。 逆らうなら首を折る。逆らわなければ命は助けよう」 橘は仕方なく首を縦に振る。今ここで死んでしまっては何にもならない。 「お前の名前は」 「橘 朔也だ」声が恐怖でかすれているが、何とか答える。 むしろ直接的な命の危険が、彼に判断力を少し取り戻させた。しかし、次の背後からの問いに、彼は言葉を失う。 「橘、ケイタイとは何だ」 ……え? 「橘、ケイタイとは何だ」背後からの‐ゾル大佐の‐声は、あくまでも真面目だ。 携帯電話…を 知らない? それと同時に、周囲を見回して、自分達がいかに無防備かを知る。砂浜だ。 「ここでは場所がまずい」そう、呟いた。 「なぜだ」 「蜂の巣だ」 ゾル大佐は焦っていた。無理も無い。軍人としての指揮系統-存在意義-を失っている彼には、いつもの彼と比べて冷静さが欠けていた。 ここでは場所がまずい…確かにそうだ。身を隠すものが何もない。 自分が捕らえた人間の判断力に、ほんの少し感心するとともに、自分が冷静さを失っていたことに気づく。 橘をつかんでいた手を離す。よく考えれば、この男以外に現在の『協力者候補』はいないのだ。 「身を隠す場所か…心当たりはあるのか?」 「コンビニなら、多分、大丈夫だろう」橘の息は荒い。 コンビニ‐またしても、大佐の知らない言葉だ。 「案内しろ」 橘は、ゾル大佐の膂力と身のこなしに恐怖を覚える。 しかし、同時にコンビニエンス・ストアも携帯電話も知らない彼に滑稽さも覚える。 そして、殺し合いの最中に、コンビニエンスストアへ2人でいく、という日常的な行動を取るというミスマッチさに苦笑する。 それが橘に冷静さを取り戻させる。まずは生き残ること。できれば、ゾル大佐と手を組むこと。 生き残ることが、2人の死を弔うこと。なんとなく、そう思う。 橘がコンビニを選んだのは、半ば本能的なものである。食料があり、水や飲料もある。 コンビニエンスストアの自動ドアが開く。大佐の驚く声が聞こえる。 (…なんだこいつ、いつの時代から来たんだ…) ゾル大佐が自動ドアや店内の様子に混乱している最中に、橘は弁当コーナーへ行き、目的の物を2人分みつける。 目の前の光景が「店」であることを認識できないゾル大佐。 今なら、ギャレンに変身してゾル大佐を倒すことも出来るだろう。しかし… 彼は、こう、言った。 「あっちに寿司があった。ウニもあったぞ」 状態表 【G-2 倉庫街と水族館の間のコンビニエンスストア】 【橘朔也@仮面ライダー剣】 【時間軸:Missing Ace世界(詳細不明)】 状態:健康 装備:ギャレンバックル 道具:基本支給品一式(特殊支給品は未確認) 基本行動方針:とりあえず生き残る 1:寿司を食って、あとレトルト食品とかを確保しておく。 ※ゾル大佐の体力に敬意を払っているとともに、コンビニや携帯を知らないことに不審感を覚えています。 ※部下の死は、とりあえず眼前の状況に対処するために忘れています。 【ゾル大佐@仮面ライダー(初代)】 【時間軸:不明】 状態:健康、文明による精神的ショック。指揮系統がないための動揺(軍人として)。 装備:なし 道具:基本支給品一式(特殊支給品は未確認) 基本行動方針:未定 1:橘に『ケイタイ』や『コンビニ』について教えてもらう。 ※基本支給品の携帯電話の使用方法を知りません(昭和の人ですので)。 従って、名簿は確認していません。 004 闇の中で唯一光る 投下順 006 そういう・アスカ・腹黒え 004 闇の中で唯一光る 時系列順 007 流されやすい者達 000 さくらの花の咲くころに 橘朔也 028 それぞれの場合/NEXT STAGE ゾル大佐 028 それぞれの場合/NEXT STAGE