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『ダカールの日』-2 作者・マザーメルザード 556 東京・国会議事堂・地下*** 丁姫の前に集まった面々──岡長官、嵐山長官に加え、 戸隠流第三十四代宗家・山地哲山武神館々長、 疾風流総帥・日向無限斎忍風館々長、 隠流総帥・軍師白面郎こと鶴姫家当主・義輝、 風魔流の相談役である真言宗達心寺住職・帯庵和尚、 そして哲山や故・天堂無人の師である忍者界の最長老・戸隠白雲老師! 丁「……覚羅殿の意思を継ぎ、よくぞ集まってくれましたね。お礼を申します」 白雲「丁姫と御前様は長年の同志……何を遠慮なさることがありましょうや」 義輝「我ら、流派を超越し──全宇宙の平和のために尽力する所存」 哲山「有志の世界忍者たちも立ち上がってくれております」 帯庵和尚「……我が風魔流が烈風一派に乗っ取られた際は、他の流派の 方々には大変な苦しみを与えてしまった……」 岡長官「いや、それは甲賀流とて同じこと。暗闇忍堂の暴走を抑えきれなかった のは我らの不徳……」 白雲「いやいや、我が戸隠流の祖・果心居士様の邪悪なる側面が陰忍軍を 伴い復活した時には、風魔流鬼組の活躍に助けられた。お互い様じゃよ」 小太郎「あのー、一つだけ質問いいですかねー?」 眼鏡をかけた長身のひょろっとした男が挙手した。 今は日本全国に散らばる風魔忍群の本拠地である 風魔の里の首領、当代の風魔小太郎である。 丁「どうぞ…」 小太郎「今ここにいる我々は、まさか正義の味方ごっこをするために 集まった訳ではないですよね?」 帯庵和尚「小太郎殿…」 丁「仰るとおりです。全ては私達を含む人類、そして生きとしいけるものが これから来たるべき災厄を乗り越え、戦乱の世を生き延び乗り越えていくため」 小太郎「OK、それならいいでしょう。風魔の衆も全面的に協力を約束しましょう」 無限斎「ところで風魔殿、雲平君の姿が見えぬようだが…?」 小太郎「あれー、おかしいですね。帷くんには昨日きちんと 電話で連絡を入れときましたよ。どうしたんでしょうねえ」 白雲「……」 義輝「……」 哲山「……」 暫し気まずい沈黙が空間を支配する。それもそのはず。 伊賀忍群の一流派である萬天の取りまとめ役である 雲平・帷・デュランダルは、極度の乗り物恐怖症。 飛行機、鉄道、自動車はおろか、自転車のような軽車両 にすら乗る事を頑なに拒み、たとえ県境を跨ぐような 長距離でも必ず徒歩で移動する。そしてその事は この場にいる一同全員にも周知の事実。昨日電話を入れて 萬天の里から東京に今日着ける筈などないのだ。 陽炎「……(フフフ…風魔殿も相変わらずお人が悪い)」 雲平には気の毒と思いながらも、 小太郎の隣りで内心クスクスと笑っているうら若き女性。 戦国時代に織田信長に滅ぼされた火影忍軍の生き残りである陽炎である。 現在は花火職人である花菱茂男宅に居候している。 小太郎「おや、陽炎さん、何かおかしいですか?」 陽炎「いいえ、別に」 陽炎は何食わぬ顔でニッコリと答える。 丁「まあそれはともかくとして、これからは異なる種族の者たちが 手を取り合っていかねばならぬ世──。そのための影となって、 力をお貸しください……」 557 ○丁→忍者界の重鎮たちにヒーローたちの支援を要請。 忍者界の指導者であった故・覚羅とは旧知の間柄だった様子。 ○戸隠白雲→国会議事堂地下に参集。 ○日向無限斎→国会議事堂地下に参集。 ○義輝→国会議事堂地下に参集。 ○帯庵和尚→国会議事堂地下に参集。 ○山地哲山→国会議事堂地下に参集。 ○岡防衛長官→国会議事堂地下に参集。 ○嵐山大三郎→国会議事堂地下に参集。 ○風魔小太郎→国会議事堂地下に参集。雲平には会議前日に 連絡を入れていた模様。○陽炎→国会議事堂地下に参集。 【今回の新規参戦】 ○戸隠白雲(忍者キャプター) 戸隠流忍軍長老であり、天堂無人の師匠。忍大臣の異名を持つ。 無人亡き後のキャプターチーム指導者となる。 ○日向無限斎=ハムスター館長(忍風戦隊ハリケンジャー) 伊賀・甲賀・風魔など、古来より数多く存在した忍者の流派の中で、 最も影の存在でありながら、現在まで生き残った疾風流忍法総帥にして、 忍者学校『忍風館』の館長。日向おぼろ博士の父。呪文を間違えてハムスターの姿から 戻れなくなっていたが、最終決戦時に何とか元の姿に戻る事ができた。 ○義輝=軍師白面郎(忍者戦隊カクレンジャー) 隠流忍法宗家、ニンジャホワイト・鶴姫の父。妖怪軍団の大幹部で あったが、実は妖怪大魔王打倒の為に潜入してスパイ活動をしていた。 ○帯庵和尚(スケバン刑事Ⅲ) 風魔忍軍長老、風間三姉妹の後見人。 〇陽炎=影法師(烈火の炎) 花菱烈火の実の母親。元々は戦国時代の人間だが、禁術である時空流離の術を使ったため、不老不死の体になり400年もの時を現代まで生き続けた。 魔導具に詳しく、裏武闘殺陣などではサポート役をこなすが、くノ一としての実戦の腕も一流。
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R団の部屋 【賢島(かしこじま)】 リプレ「神官・・・カシコジマ・・・、まさかこんなところにいたなんて」 カシコジマ「・・・、で。今日は何か用なのかい」 ドトウ「もちろん。用もないのにこんな辺鄙で神聖な場所には来ないよ」 カシコジマ「ははぁ」 ドトウ「今日は、お前にR団のメンバーとして聞きたいことがある。」 カシコジマ「どうぞ?機密でなけりゃ何でも話そう」 ドトウ「お前はウオッカ♪という奴を知っているか」 カシコジマ「無論。」 ドトウ「そいつが今、おかしな動きをしているというのは?」 カシコジマ「・・・薄々とは感じているが・・・」 ドトウ「そうか。おっと・・・こんな小さなことよりももっと重大なことを話すべきだったな」 カシコジマ「何だ」 ドトウ「・・・、神官ウジヤマダが、クーデターを起こしロンシャン達を始末しようとしている」 カシコジマ「何!?あの、ウエロク様に従属する真面目な神官だった、あのウジヤマダがか!?」 ドトウ「それも昔の話・・・、今やタバコと女に溺れてしまって、職権乱用も甚だしいプレイボーイに変貌してしまった」 カシコジマ「あのウジヤマダが、そんな悲惨なことになってしまっていたのか・・・!」 ドトウ「そしてだ、我々ORIGINはその原因がそのウオッカ♪にあるとにらんでいる訳だ」 カシコジマ「ほー。何故そうにらんだ?」 ドトウはカシコジマに、ウオッカ♪就任以降起こり出した不可解な事件を語りだした。 ドトウ「奴は・・・名将ウエロクが更迭された後後釜に納まり、そこから急にR団内でおかしな事件が起こり出した。今回のウジヤマダのクーデターもその一環、あまりに短期間の間で起こって不可解だったのでな」 カシコジマ「ウエロク様が更迭だと!?ウオッカ♪は形ばかりで実力などほとんどない、『形ばかりの大幹部』!何故そんな愚か者がウエロク様の部隊を掌握できたのだ!?」 ドトウ「おそらくは団長であるロンシャンの心の乱れだ、あの名将が更迭されるような失態は確認されていない」 カシコジマ「だろうな。そう考えるのが妥当か」 ドトウ「その後・・・全てがウオッカ♪の仕業ではないにしても、不可解な事件は次々起こった!」 カシコジマ「!?」 ドトウ「アベノバシが急に何者かに倒される事件を始め・・・、現ウオッカ♪部隊での集団食中毒!さらにはロンシャンの暗殺!!!」 カシコジマ「な、何!?ロンシャン様が暗殺されただって!?」 ドトウ「まだ正確な情報や彼の安否は入っていない・・・、速報だったからな」 カシコジマ「流石に不可解だな・・・。私も久しぶりに出るとするか」 ドトウ「それはダメだ。お前はこの賢島の主。それに、頼みたいこともあるしな」 カシコジマ「何だそれは」 ドトウ「・・・私が持ってきたその娘を預かっていて欲しい」 カシコジマ「はぁ?何故また」 ドトウ「さっきも言った様に、この娘は今はるか♪の刺客に命を狙われている。だがこの通り今は貧血でダウン中だ。だから、お前に守ってもらいたくてね」 カシコジマ「そ、そりゃかまわんがな・・・」 この決定にリプレがキレた。 リプレ「ちょっと、勝手に決めないでくれる!??何で私達がこいつと一緒に暮らさないといけないの!!」 ドトウ「誰がカシコジマと一緒に暮らせって言ったお前」 リプレ「こいつはR団の神官なのよ!?いつ裏切るか分からないわ!」 ドトウ「フン、お前に刃向かおうなんていうバカは誰も居ないさ。例えそれが神官でもな」 リプレ「ーーー!?それどういう意味よ!!」 ドトウ「すまない、私は本部へ戻る。その娘・・・オシリアを頼んだぞ、カシコジマ、リプレ!!」 そう言ってドトウは、オシリアとリプレを賢島に置いて去っていった。 カシコジマ「おう、気をつけて帰れよ」 リプレ「ちょっとーーー!!!置いてかないでぇぇぇぇ!!!」 カシコジマ「まーお嬢さん、ウーロン茶でも飲も・・・ぐほぇ」 カシコジマはリプレにシッポで叩かれてしまう。 リプレ「気安く触らないでよ!あんたのこと信用したわけじゃないからねっ!」 カシコジマ「(ワーオ・・・ドトウの言うとおりだ、こんなのに刃向かえば殺されるぜ)ところで、あいつと私が知り合ったきっかけを知っているか」 リプレ「知ってるわけないでしょ・・・」 カシコジマ「ここ英虞湾は真珠の名所でなー、あの真珠オタクはよく来たんだよ。そもそも真珠っていうのは勝手に出来るわけじゃなくてだなー・・・」 リプレ「・・・・ZZZ」 リプレはぐうぐう眠っている。 カシコジマ「あー・・・こんな短時間で寝るか」 作者は神羅ライジング・NEXに粉砕されました。時間軸的にはR団大混乱へ続く。ドトウのその後はORIGIN壊滅?神滅隊の陰謀へ。
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【名前】 ファンガイア 【読み方】 ふぁんがいあ 【登場作品】 仮面ライダーキバ仮面ライダーディケイドオーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー 【モチーフ】 鳥類以外の動物+ステンドグラス+鳥類 【名前の由来】 牙(英:fang)+吸血鬼(英:vampire) 【一覧】 こちらを参照 【仮面ライダーキバ】 仮面ライダーキバに登場する敵組織、怪人の名前。 この世に棲む13ある魔族の頂点に君臨する最強の種族で、他の12の種族を絶滅に追い込むほどの力を持つ。 なお、「ファンガイア」という名称は敵対している人間側の組織「素晴らしき青空の会」がつけた通称で、当のファンガイア達はそれぞれ「真名」と呼ばれる詩的な本名を持っている。 劇中では真名を呼ぶ事は無く、通り名で読んだりする事がほとんど。 真名はファンガイアのデザイナーがモチーフを彷彿とさせるような言葉を選んでつけたもので、本来は公式設定では無かった。 監督がそれを見て気に入り、設定に加えられたと言う逸話がある。 ファンガイアは恐ろしく長命で、人間換算で20歳近くまでは普通に成長するがそれ以降となると老化が遅くなる。 作品中では現代編と過去編の間に22年の時間が開いているが、二つの時代に登場するファンガイアはほとんど老いていない。 寿命を終えたファンガイアの人間体は人類が歳をとる事と同じように老化し死期を悟り、ガラス体が割れ消え去る。 また、倒されなくても体に深刻なダメージを負った時に蒸発するように消え、休眠状態に入る者もいた(ライオンファンガイアが該当)。 太古の昔から人間社会の隙間に潜み「ライフエナジー」という人間の持つ命の糧を捕食している人類の天敵ともいう生物。 ファンガイアにはそれぞれ属性がありクラス分けがされている。 体に鳥をモチーフにした形状、ステンドグラス状のパーツがあるのは共通し、個々に属しているクラスの生き物を彷彿させる能力が備わっている。 クラスは全部で四つ存在し、「インセクトクラス」、「ビーストクラス」、「アクアクラス」、「リザードクラス」が確認されている。 この中でも特に強力な力を有する四体のファンガイアはチェックメイトフォーと呼ばれ、他種族にも恐れられる存在。 普段は人間社会に溶け込んで暮らしているが、「人間を愛する」事は大罪中の大罪。 人間と恋人となるファンガイアは後を絶たないのが現状で、チェックメイトフォーのクイーン(真夜、深央)はそういったファンガイアを探し出し粛清するのが役目。 キバに倒された個体はキャッスルドランにライフエナジーを回収されている。 技術力も現代文明のレベルを遥かに超え、「キバの鎧」、「サガの鎧」を作り出した。 【仮面ライダーディケイド】 主に「キバの世界」にて登場。ワタル(仮面ライダーキバ)の父祖が興した国で、人間と共存している。 人間から僅かなライフエナジーを徴収し、それをファンガイアに配給する制度をとっている。 第4話の時点では現国王が行方不明になり、王子であるワタルも即位を渋っていた。そのせいで配給体制が混乱し、ライフエナジーに飢えたファンガイアが人間を襲い、親衛隊に処刑される事件が相次ぐ。 第5話で門矢士達と接したワタルが王位を継ぐ決意を固めた事で、少しは落ち着きを取り戻す。士達が「キバの世界」から去った後は正式に即位したワタルが、ソーンファンガイアこと女王ユウキと協力し国を立て直していった。 世界の融合が進み「ライダー大戦の世界」ができると、「キバの世界」を守るべく仮面ライダーとファンガイアの混成軍団を繰り出し、「ブレイドの世界」や「響鬼の世界」の住人と争いだす。その過程で女王ユウキの支配力が高まり、ワタルは「ファンガイアと手を組んだ」と部外者同様の存在になっていった。 戦力増強のため、女王ユウキと大ショッカー大幹部アポロガイストの縁談が持ち上がり、大ショッカーの傘下に入る。 その裏で、ユウキ率いる一派は世界融合の前から大ショッカーの傘下に入っており、アンデッドとも密かに結託していた。 ただし、ワタルの仲間に仮面ライダーサガ(ファンガイアが変身するライダー)がいる事から、大ショッカーへの従属とユウキによる支配が「キバの世界」にいるファンガイアの総意とは限らない。 劇場版では大ショッカー、スーパーショッカーの怪人として何体かが登場。 【オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー】 歴史が変わった世界にて、ショッカーの同盟怪人として何体かが登場。 高位ファンガイアのチェックメイトフォーが登場していないため、全てのファンガイアがショッカーに従っているのかは不明。
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【種別】 仮面ライダー 歴代オールライダー 仮面ライダーBLACK RX(昭和第10作) 【名前】 仮面ライダーブラック アールエックス 【よみがな】 かめんらいだーぶらっく あーるえっくす 【変身】 南光太郎(BLACK RX) 【進化原因】 キングストーン「太陽の石」 【身長】 198.8センチ 【体重】 88キロ 【パンチ力】 ???トン 【キック力】 ???トン 【ジャンプ力】 ひと跳び約60メートル 【走力】 時速315キロ 【新たな世界】 ブラックRXの世界 ディケイドの世界 【声の出演】 倉田てつを(オリジナルキャスト) 【スーツアクター】 岡元次郎(未) (JAE) 渡辺淳(未) (JAE) 【登場話】 第26話、第27話 劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー 仮面ライダーディケイド オールライダー対しにがみ博士(ディエンドの召喚) 【変身フォーム】 仮面ライダーBLACK RXロボライダー バイオライダー 【ディケイドの物語】 ブラックRXの世界にいるライダー。南光太郎がサンライザーの力によって変身し、自らを『太陽の子』と呼ぶ。 クライシス帝国との争いを続けており、大ショッカーを調査中行方不明になった霞のジョーを救い出すべく、孤独な戦いを続けていた。 武器はリボルケインを使用する。すでにロボライダーとバイオライダーに変身する能力も会得している。 倉田てつをへのインタビューによれば、スーツアクターは岡元次郎(未)が3分の1ほどを、残りを別のスーツアクターが演じているとの事。 【オールライダー対大ショッカーの物語】 ライダートーナメントではディケイドこと門矢士の2番目の対戦相手となる。 ライドブッカー ソードモードとリボルケインによる剣術対決で優位に立っていたが、ディケイドがライドブッカーをガンモード]に変更してきたため、RXはロボライダーに変身しボルテックシューターで応戦する。 これに対しディケイドはカメンライド カブトで仮面ライダーカブトに変身しクロックアップで奔走してきたため、RXはバイオライダーの液状化能力で対応するが、攻撃時に液状化を解いたためにカメンライド ファイズで仮面ライダーファイズに変身したディケイドのクリムゾンスマッシュを受けて敗れる。(またはクリムゾンスマッシュが、”円錐状のフォトンブラッドと一体化して攻撃する”という言わば液状化して攻撃する技であり、バイオライダーが液状化して防御するという意味で無敵のライダーであるため、クリムゾンスマッシュは無効化できなかったとも考えられる) クライマックスではオールライダーの一人として大ショッカーとの戦闘に参加し、カブトと共に1号・2号と大幹部・ガラガランダの戦いに加わった。 【オリジナルのBLACK RXの物語】 仮面ライダーBLACKとして暗黒結社ゴルゴムを死闘の末に倒した南光太郎は怪魔妖族・スカル魔スターと配下のスカル魔に誘われ宇宙からの脅威、クライシス帝国の襲来を知り、戦いを挑むが敗北。クライス要塞から宇宙空間に投げ出された後、キングストーンが破壊され変身能力を失ってしまう。 しかし、キングストーンが太陽エネルギーを受け、新たな姿「仮面ライダーBLACK RX」へと生まれ変わり、クライシス帝国との長き戦いに身を投じていく。 『太陽の子』『光の王子』の異名を持つ。変身ベルトはサンライザー。武器は同じくスティック状の「リボルケイン」。必殺技はリボルケインを突き立てる「リボルクラッシュ」、キック技「RXキック」。「RXパンチ」「RX投げ」「RXチョップ」BLACKの時から使用したキングストーンパワーのベルト技「キングストーンフラッシュ」もある。 専用マシンは、光機動生命体「アクロバッター」とクライシス人のワールド博士の設計を光太郎自身で完成させた光の車・重装騎マシン「ライドロン」。バイク技は「ライディングアロー」。ライドロンは最初は起動せず「聖なる海の洞窟」に運ばれて「生命のエキス」を得て起動し始め自分の意志を持ち人語を解して会話も行えるようになった。 【番組データ】 仮面ライダーBLACK RX(昭和第10作) 【関連するページ】 アクロバッター アポロガイスト オリジナルキャスト オールライダー対大ショッカー 登場人物・出演俳優 オールライダー対大ショッカー登場ライダー カメンライド カメンライド アールエックス クライシス帝国 サイ怪人 サンライザー シャドームーン シュバリアン シームーンファンガイア ジャーク将軍 ディケイドの世界 バイオライダー フォームチェンジ ブラキペルマワーム・オーランタム ブラキペルマワーム・ビリディス ブラックRXの世界 ブラックの世界 ロボライダー 仮面ライダー 仮面ライダーBLACK 仮面ライダーBLACK RX 仮面ライダーBLACK RX(昭和第10作) 仮面ライダーシリーズ 倉田てつを 南光太郎(BLACK RX) 大ショッカー 必殺技 怪魔戦士 悪の秘密結社 戦闘員チャップ 暗黒結社ゴルゴム 歴代オールライダー 登場人物・出演俳優 第26話 第26話登場ライダー 第27話 第27話登場ライダー 霞のジョー 門矢士
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人里離れた森の奥、ひっそりと佇む古城の広間。 城の主である少女・リリカは頬杖をつき、アンティークのロッキングチェアを揺らしていた。 その傍らには古城に不似合いな袈裟を纏った僧、そして彼に付き従う一人の女性。 「珍しいわね。総統が直々に私達に用だなんて」 「……」 「…何か言いなさいよ。相変わらずつまんない男ね」 「月蓮様は貴方のように卑しい輩と話す口など持たないわ」 「幹部に向かって何よその口のきき方は!」 「私は月蓮様以外の指図は受けない」 「ていうかなんで幹部でも無いあんたがここに居るのよ!」 ひとしきり吠えた後、リリカは広い部屋を見渡して溜息をつく。 「…それにしても、邪神結社幹部も随分減っちゃったわね」 リリカは立ちあがり、所在なく歩き回った。 靴音がコツコツと響く。 「エレナも美紗も揃って足洗っちゃったし、ファトスも消えちゃった。残ったのは私とアンタだけなんてね」 「感傷か?其方らしくもないな」 「…別に。代わりのオモチャなんていくらでも居るわ。あんたと違ってね」 「…集まってくれたようだね」 ドアの開く音が三人の間の静寂を破った。 部屋に入ってきたのは白いスーツに身を包んだ金髪の美青年…。 邪神結社総統・通称『白の彼』だ。 「君達もさっき話していた通り、もう残る幹部は君たちだけになってしまった」 「幹部じゃないのも居るけどね」 メリアを横目で睨むリリカ。 「総帥としての僕の不徳の致すところだ。すまないと思っているよ」 申し訳なさそうに俯く『白の彼』。 月蓮が口を開く。 「…して、我々を召集した理由とは?」 「その事なんだ。幹部は自由に動いてもらう方針とはいえ、組織としての力不足は否めないからね。 新しい幹部をスカウトしてきたんだ。紹介するよ」 『白の彼』は振り返り、虚空に向かって呼びかける。 「来なよ」 『白の彼』の背後、何も無かった空間に突如として亀裂が走った。 ゆっくりと広がってゆく裂け目の奥から、赤い服を着た青年が現れる。 ナポレオンジャケットにネックチーフといった出で立ちは、ヨーロッパの貴族を思わせる。 部屋に降り立った彼は、その鋭い眼でリリカたち三人を睨みつけながら無愛想に名乗った。 「…オーカス・ファイゲンバウムだ」 「『ファイゲンバウム』ですって!?」 男が名乗ったその名に、リリカが驚いた声を上げる。 「その通り。君たちも知っている大幹部、オスカー・ファイゲンバウムの忘れ形見さ」 オスカー・ファイゲンバウム…かつて邪神結社最高幹部として君臨した男。 「カクリバン」と呼ばれる異空間にこもって、邪神復活の為「心の闇」の研究を続けていた。 先の戦いにより崩壊したカクリバンと運命を共にした筈だが…。 「オスカー…」 「あの大幹部に息子が居たとはね…」 (…誰?) 幹部二人がオスカーを思い出す中、話について行けず一人首をかしげるメリア。 「…貴様らの話は父上からいくらか聞いていた」 オーカスは月蓮とリリカを交互に見て、フンと鼻で笑った。 「破滅思想のネガティブ坊主に、雑魚侍らせて得意になってる猿山の大将か」 「……」 「貴様、月蓮様に向かって何たる無礼を!!」 「さ、サルですって!?」 オーカスは幹部の二人を罵倒すると、メリアの方を見た。 「お前は…」 「私は月蓮様の僕、メリ…」 「まあいい。俺が忠誠を誓うのは父上と邪神結社のみ。貴様らと慣れ合うつもりは無い」 メリアの返事を無視し、早々に踵を返すオーカス。 彼が指を鳴らすと来た時と同じように空間が割れ、自動ドアのようにオーカスを迎え入れる。 「くれぐれも、俺の邪魔になるような事はせん事だ。今日はそれを伝えに来てやった」 亀裂の向こうの世界へと帰ろうとするオーカス。 「待ちなさいよ」 その背中をリリカが呼び止める。 オーカスは振り返ると、鬱陶しそうな表情で深くため息をついた。 「まだ何か用か」 「いくら大幹部の息子だからって、あんたみたいな七光男がいきなり幹部だなんて…認めないわ」 「だったらどうした。なんなら試してみるか?」 オスカーは次元の裂け目からデュエルディスク取り出し、腕に装着する。 「来るが良い、虫ケラ」 (…オスカーの息子で幹部のポストを与えられる以上、闇のデュエルに関するなんらかの力を持っているはず。 万が一負けでもしたら、ろくな事にならないに決まってるわ。 こいつなんかに負ける気はしないけど、そんなリスクを負う事は無いわね…) 一人思索を巡らせるリリカ。その思惑を知ってか知らずか、オーカスは彼女を挑発する。 「…どうした、憶したか?」 「フン、誰があんたなんか…」 虚勢を張るリリカとオーカスの間に、卒塔婆型デュエルディスクを装着した月蓮が割って入る。 「…拙僧がお相手しよう。 其方が幹部となる以上、その力は確かめておかねばなるまい」 「ほう、貴様か。 貴様は父上と互角の強さと聞いている。少しは楽しめそうだな」 二人の視線がぶつかり合い、火花を散らす。 デッキを装着し、今にもデュエルが始まろうとした矢先… 「お待ちください、月蓮様!」 今度はメリアが割って入る。 オーカスはまた溜息をついた。明らかに格下の乱入者を、「空気を読め」とばかりに睨みつける。 「この程度の輩、月蓮様の手を煩わせる事はありません」 「…三下は引っ込んでいろ」 「誰が三下だ!私は月蓮様の僕、メリア・ハイブリッジ! 今ここで、私とデュエルしろ!」 息まくメリアをたしなめるように名前を呼ぶ月蓮。 「…メリアよ」 「退けません!こいつは月蓮様を侮辱しました!その愚かさを後悔させてやります!」 「まあいい。…現れよ、『カクリバン・フィールド』」 オーカスが指を鳴らすと同時に、三度現れる空間の亀裂。 亀裂の向こうの空間はどんどんと広がってゆき、古城の広間は異空間へと姿を変える。 ロープのぶら下がった枯木、でたらめな点滅を繰り返す信号機…不気味なガラクタが転がるゴーストタウン。 上空にはどんよりとした灰色の雲が漂っている。 「何よこれ!」 「…闇のデュエルか」 「その通り。ここは『カクリバン・フィールド』。彼の能力によって再構築された、呪われし地カクリバンの残骸さ」 「ここ私の城なんだけど…」 オーカスとメリアはデュエルディスクを構え、対峙する。 「我が故郷『カクリバン・フィールド』でのデュエルで敗れし者は、次元の狭間へと飲みこまれる。 貴様に闇のデュエルを受ける覚悟はあるのか?」 「勝つのは私だ。月蓮様への非礼を地獄で詫びるが良い!」 「「デュエル!!」」 メリア 手札:5 LP:4000 場: オーカス 手札:5 LP:4000 場: 「ハンデだ、先攻はくれてやる。貴様の力、見せてみろ」 オーカスの言葉に、メリアの瞳がギラリと輝いた。 「…その言葉、後悔することになるわよ」 「どちらでも結果は変わらん」 「果たしてそうかしら?」 デュエルフィールドに、無数の建造物が並び立つ。 大きな塔の周囲には、魔法文字でできたリングが浮遊している。 「《魔法都市エンディミオン》。魔力を増幅するフィールドよ」 「…美しいカクリバン・フィールドに無粋な物を…。【魔力カウンター】か…?」 「そんな悠長な戦術じゃないわ。私はさらに、《召喚僧サモンプリースト》を召喚、その効果を発動!!」 《サモンプリースト》の呪文詠唱と同時に、メリアの足元から巨大な「本棚」が現れる。 「《王立魔法図書館》を特殊召喚。さらに…」 メリアは本棚から一冊の本を選び出す。 緑色のハードカバーには、サイケデリックな色でポップな文字とイラストが踊っている。 「《トゥーンのもくじ》を発動。この効果でさらにもう一枚の《トゥーンのもくじ》を手札に加える」 「…読めたぞ、貴様のデッキ」 オーカスがククク、と笑う。 「魔法カードでデッキを圧縮し、《王立魔法図書館》のドロー効果で相手に反撃の隙を与える事無くエクゾディアを揃える…。 通称【図書館エクゾ】か」 「よく知ってるわね。易々と先攻を渡した愚かしさが身に沁みるかしら?」 「…先行一ターン目でエクゾディアを揃える…確率論ではそれ程高くは無い事は、貴様も知っているだろう」 「それは初手に《図書館》無いケースを含めてでしょう?既に布陣は揃っているわ」 「…所詮は運否天賦、戦略も駆け引きも無い醜いデッキだ。俺の手札に《エフェクト・ヴェーラー》等は無い。 存分に独り遊びを楽しむが良い」 「それじゃ、遠慮なくやらせてもらうわ。…《一時休戦》を発動!!」 嬉々として魔法カードを連続発動するメリア。 その様子を見て、観戦中のリリカは呆れた様子で呟く。 「…ドヤ顔しちゃってまあ。えげつないわね、あんたの部下」 「しかし、気になるのはオーカスの方。やけに落ち着いた様子だが…」 数分が経過し、ようやく魔法カードの連発を終えたメリア。 4枚の手札を残して、「ふう」と一息をついた。 「カードを使いきったようだな。手札4枚、デッキは残り5枚。 その手札が全てエクゾディアパーツだと仮定すれば、次のドローで残りを引き当てる可能性は20%と言った所か」 「いいえ、100%よ」 メリアが不敵に笑う。 「レベル4の《サモンプリースト》と《王立魔法図書館》でオーバーレイ! 現れよ、《ラヴァルバル・チェイン》!」 フィールドに現れたのは溶岩の鎧を纏った竜。 メリアはオーバーレイ・ユニットを取り除き、その効果の発動を宣言する。 「デッキから《封印されし右腕》を選択してデッキトップに置く!!」 「…ほう」 「御明察の通り、私の手札は全てエクゾディアパーツ。次のターンのドローフェイズで、エクゾディアが完成するわ。 …そして覚えているかしら、私が既に《一時休戦》を発動していた事を。 貴方のデッキは知らないけど、ワンターンキルを試みても無駄な事よ」 「虫ケラごときが、舐めたマネをしてくれる…」 「この無礼な新参者に、私が灸を据えてやります!…見ていて下さい、月蓮様!」 メリア 手札:4 LP:4000 場:《ラヴァルバル・チェイン》 オーカス 手札:6 LP:4000 場: 「…決まったわね。戦闘ダメージを与えられない以上、このターンで決着をつけるのはほぼ不可能よ」 「メリアちゃん、なかなかえげつない戦法だね。…でも、彼はそんなに甘い男じゃないよ」 ギャラリーがざわめく中、オーカスのターンが始まる。 「俺のターンだ。まずは《ライトレイ・グレファー》を召喚、その効果を発動。 手札を一枚捨て、デッキから光属性モンスターを一体除外する」 オーカスの場に現れた筋骨隆々の白い戦士。 その足元に伸びる影から、瓜二つの姿をしたもう一体の白い戦士が現れる。 「さらに手札の《邪帝ガイウス》を捨て、《ダーク・グレファー》を特殊召喚」 白と黒の戦士がフィールドに並び立つ。 メリアは呆れたような顔で笑った。 「そんな戦士を並べて、オセロでもする気かしら? 何をしようと、このターンで私を倒す事なんてできないわ。私のターンのドローフェイズでゲームエンドよ」 「…『このターンで倒す事は出来ない』…その点は認めてやろう。だが、もう一つは間違いだ」 「何を…!?」 「俺の墓地にあるのは《グレファー》のコストに使った《光帝クライス》《邪帝ガイウス》の二体。 …墓地に存在する光・闇属性モンスターの枚数が等しい時、そのどちらかの属性のカードをすべて除外して特殊召喚する事が出来る」 手札から一枚のカードを選び出すオーカス。 禍々しいオーラに包まれたそのカードは、裏側のままでも一際の重圧を放っている。 「カクリバン・フィールドを統べる混沌の騎士、今ここに降臨せよ。 《カオス・ソルジャー―宵闇の使者―》!!」 「カオス・ソルジャー!?」 「《宵闇の使者》が特殊召喚に成功した時、除外した属性によって効果を発動する。 俺が除外したのは、闇属性の《邪帝ガイウス》」 オーカスの合図により、剣を投擲する《宵闇の使者》。 剣はメリアの手札を貫くと、そのまま背後の壁に突き刺さる。 「相手の手札をランダムに一枚、エンドフェイズまで裏のまま除外する。 …どの部位かは知らんが、次のドローフェイズでお前の手札に《エクゾディア》が揃う事は無い」 「舐めた真似をしてくれるわね。…だけど、除外された手札はエンドフェイズには戻ってくる…。 貴方の寿命がわずかに延びただけの話よ」 「…この効果を使ったターン、俺はバトルフェイズを行えない。カードを一枚セットし、ターンエンドだ」 メリア 手札:3 LP:4000 場:《ラヴァルバル・チェイン》 オーカス 手札:1 LP:4000 場:《カオス・ソルジャー―宵闇の使者―》《ダーク・グレファー》《ライトレイ・グレファー》伏せ魔法罠*1 「私のターン!」 手札に加わった《封印されし右腕》。メリアは鼻を鳴らした。 「これで私の手札にエクゾディアパーツは4枚。 ケチな小細工をしてくれたけど、もはやターンエンドを宣言するだけで決着が着くわ。悪あがきご苦労様ね。 …さて、それじゃ私はこれでターンエ…」 メリアの表情が凍りついた。 ターンエンドを宣言しかけた瞬間、煙のように消えてゆくメリアの手札。 「て、手札が…!!」 塵となったカードを追い伸ばした手も、ただ空を切るばかり。 全ての手札を失い崩れ落ちるメリアを見下ろし、オーカスは一枚のカードを示す。 「《宵闇の使者》を媒介に、《魔のデッキ破壊ウィルス》を発動させてもらった」 「ウィルスカード…!!」 わなわなと肩を震わせ、唇を噛むメリア。 「…メリアのデッキには、墓地に落ちたパーツを回収するカードは入っていない…」 「それじゃ、どう足掻いたって勝てないじゃない!」 「…罠カード一枚で戦術そのものが瓦解するデッキなど紙束に過ぎん。 一ターン目で殺せなかった不運を恨むんだな」 「ぐ、くうぅ…ッ!!」 どんなに悔しがろうと、彼女のデッキにこの状況を打開する術は無い。 涙目でターンエンドを宣言する彼女を、オーカスは冷酷に見下ろした。 メリア 手札:0 LP:4000 場:《ラヴァルバル・チェイン》 オーカス 手札:1 LP:4000 場:《ダーク・グレファー》《ライトレイ・グレファー》 「俺のターンだ。…魔法カード《混沌の種》を発動。 《ライトレイ・グレファー》の効果によって除外された《カオス・ソルジャー―開闢の使者―》を手札に加える」 「『開闢の使者』…ですって」 「…あのカードはオスカーの…」 オスカーのデッキを知るリリカと月蓮が呟く。 「墓地の《宵闇の使者》と《光帝クライス》を除外! 父上より賜りし混沌の騎士…《開闢の使者》よ、顕現せよ!」 紺碧の鎧に混沌のオーラを纏い、フィールドへと降り立つ伝説の剣闘士。 主に似た冷酷な眼差しで、メリアを見据える。 「《開闢の使者》で《ラヴァルバル・チェイン》を攻撃! 開闢・双覇斬ッ!」 《開闢の使者》の剣技により、真っ二つに斬り裂かれる《ラヴァルバル・チェイン》。 メリアのフィールドを守る物はこれで無くなってしまった。 「《開闢の使者》が戦闘によってモンスターを破壊した時、もう一度続けて攻撃する事が出来る。 終わりだ、ザコめが」 剣を構える《開闢の使者》と二体の《グレファー》。 オーカスの号令と共に、丸腰のメリアへ斬りかかる。 「邪神結社に弱者は不要。カクリバン空間の塵となるがいい!」 「ぐあああぁっ!!」 メリア 手札:0 LP:0 場: オーカス 手札:1 LP:4000 場:《カオス・ソルジャー―開闢の使者―》《ダーク・グレファー》《ライトレイ・グレファー》 「忘れてはいまいな、このデュエルにおけるルールを」 ライフポイントを失い崩れ落ちるメリア。その背後の空間に亀裂が走った。 亀裂の向こうの暗黒は、ブラックホールの様にその体を吸引する。 「こ、これは!?」 「…カクリバン・フィールドは弱者の存在を許さない。デュエルで敗れた者を空間の外へと排出する…自浄作用といった所か」 既に半身を飲み込まれ、必死にもがくメリア。 抵抗も空しく、その体はどんどん暗黒空間に吸い込まれてゆく。 「月蓮様ぁーッ!!」 手首だけになったメリアが、叫びと共に飲み込まれてゆく。 やがてメリアを完全に吸い込むと、空間の穴は閉じてしまった。 同時にカクリバン・フィールドは消えてゆき、景色はリリカの部屋へと戻る。 「狼藉が過ぎるぞ、オーカスとやら。メリアをどこへやった」 オーカスへと詰め寄る月蓮。 その眼光に、リリカは背筋を凍らせる。 「ほう、貴様もそんな顔をするのか。残念だが、奴の行方は俺にもわからん。 海の底か、未開の奥地か…宇宙空間かもしれんな」 「外道が…!!」 「はい、そこまで」 睨みあう両者の間に、『白の彼』が割って入った。 「オーカス、嘘は良くないよ」 「…フン」 『白の彼』の言葉に、そっぽを向くオーカス。 静寂を切り裂くように、「ボチャン」と言う水音が響いた。 『月蓮様ぁー!ここは一体…!』 続いて、聞き覚えのある声が響く。 リリカが声のする方向の窓を開けると、中庭の噴水には放心状態のメリア。 「…ザコの癖に、悪運だけはあったようだな」 「オーカス、其方…」 「次元の狭間の先がどこに繋がるかは分からない…。しかし、範囲をある程度コントロールする事は出来る。 ザコとは言え総帥の手前、少々手心を加えてやったまでだ」 「……」 「勘違いするんじゃないぞ。貴様を敵に回すと後々面倒だろうからな」 「…何それ、ツンデレって奴?」 「貴様…!この俺を愚弄するか!」 リリカの軽口に青筋を立てるオーカス。 幹部たち三人の様子に、『白の彼』は相好を崩す。 「さて、顔合わせも済んだね。 幹部も君たちだけになってしまった。結社の為、存分に働いて欲しい。 …もっとも、君たちにはそれぞれの目的がある事も知ってるけどね」 『それぞれの目的』…。 (愚かなる衆生を滅びをもって救わん) (世界を私だけの物にして、毎日楽しく暮らしてやるわ!) (父上の遺志、必ずや俺が果たしてみせる) その言葉に、各々は胸の内に秘めた思いを反芻する。 三人の前に立つ『白の彼』は、厳かな調子で組織の理念を復唱した。 「全ては邪神の名のもとに」 「「「全ては邪神の名のもとに」」」
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メタボリックス怪人名鑑(3)(スイハンメロン登場~スイハンカイザー登場編) 高濃度劇薬獣 メタミドホス(第26話) 【解説】かつてスイハンジャーに敗れたノーヤクメタボが復活、強化された姿。様々な食品に毒物を混入させ、騒ぎを起こしてスイハンジャーをおびき出す。 最初はわざと劣勢を演じ、切り札のスイハンジャーストームを早目に出させるが、これを無傷でうけてスイハンジャーの度肝を抜く。 思わぬ事態にうろたえるスイハンジャーに対し、まず遠距離戦を得意とするライムを不意打ちで倒すと、残る2名も自慢の毒ガス攻撃で戦闘不能に陥れ、 3人をまとめて捕虜にすることに成功した。 その後3人を毒ガスで処刑しようとするが、そこに現れた4人目のスイハンジャー、スイハンメロンにガスの届かない遠間から ダブルクロワッサンで攻撃され、必殺メロン風車で大きなダメージを負う。その間に3人はメロンに救出され、 4人となったスイハンジャーが放った大盛りスイハンジャーストームで止めを刺された。 【身長】1.92m 【体重】180kg 【武器】頭部、および右腕部ノズル 全身に装備されたスプリンクラー 【得意能力】ノズルからおよびスプリンクラーから噴射する超高濃度農薬ならびに除草剤 【特徴】偏食戦隊ノコスンジャーをも撃破し、テラスイーツにとっていよいよ強敵となったスイハンジャーを抹殺すべく、 かつてスイハンジャーに敗れるもこれを大いに苦しめたノーヤクメタボを愚民墓場より蘇らせ、徹底強化した恐るべき敵。 姿形は以前のノーヤクメタボに似るがより不気味さを増し、カラーもより毒々しいものとなった。 自慢の農薬/除草剤は量、濃度ともに大幅にアップし、毒ガスというにふさわしい兵器級の威力となっている。 また、多くの怪人を葬ってきたスイハンジャーストームが全く通用しないなど、史上まれな「再生前より強くなった」怪人である。 強化にあたってはドリルと共に「毒ガス」の恐るべき使い手であった大幹部の記録も参考として一部使用されており、 完全な形の大幹部復活を行うに向けたデータ収集サンプルとしての側面も秘めていた。 【弱点】 【やられ台詞】 【声優(希望)】古川登志夫 【デザイン】未定 テラスイーツ日本支部首領 アマーミ・ハル閣下(第27話) 【解説】27話にしてとうとうスイハンジャーの前に姿を現した日本侵略の主導者。 幹部であったノコスンジャーを破り、さらにはかつてありすえを倒した秋月博士が戦線に加わったことで スイハンジャーの認識をただの強敵から真に価値のある実力者へと改め、 その記念として直接スイハンジャーと会うことにしたのである。 マキュロを始めとする幹部達を伴って姿を見せたハル閣下は、まず言葉でその成長を祝福し、自陣営へと勧誘し、 最後に贈り物と称して『洗脳・搾取・虎の巻』を歌い、愚民戦闘員をけしかける。 スイハンジャーがそれを切り抜けた後は特に何かをするわけでもなく、4人がマキュロによって阻まれ、追い詰められ、 謎のくノ一・アンナの乱入に助けられてどうにか撤退するまでの間、その場に悠然と佇み続けるのだった。 【身長】1.58m 【体重】45kg 【武器】蛇腹剣「ドゥームDeath Yoドゥーム」万能兵装「R.I.B.B.O.N」 【得意能力】全てを見透かし、蔑み、見下し、慈しむ黒い眼光 愚民を屈服させる言動、あらゆる者を惹き付け離さない魔性のカリスマ 【特徴】日本の食と平和を脅かすスイハンジャー最大の敵。それが日本支部首領アマーミ・ハル閣下である。 その絶大なカリスマ性によって多くの人々を愚民に変え、従うものには慈悲を、敵対する者には死を与えてきた。 基本的に自ら力を振るうことはなく、実働部分はほとんど幹部任せであるが、 それは自分で選んだ部下への信頼であり、幹部達を選んだ自分への自信のあらわれである。 そんなハル閣下が『洗脳・搾取・虎の巻』を披露するということは、倒すよりもあわよくば配下にと思った敵に対する 最大級の賞賛、そして自らの手による最終的な品定めの意味を持っている。 今回は指一本触れられないまま終わったため、その実力は依然として闇に包まれたままだが、 視線だけでスイハンジャーを射竦める様や、自分より遙かに上というマキュロのセリフから、 想像を絶する強者であることだけは確実である。 果たして、スイハンジャーにハル閣下を倒す術はあるのだろうか。 【弱点】不明 【やられ台詞】なし 【声優】中村繪里子 【デザイン】済 しごき獣 スパルタメタボ(第28話) 【解説】メタボリックス怪人を徹底的に鍛え上げるべく作り出された鬼教官怪人。 その特訓方法は極めて暴力的。ジープで追い回したり、 丸腰の相手に向けてバズーカを撃ったりするのは日常茶飯事である。 初戦闘で醜態を晒してしまった伊織の「強くなりたい」という想いに強く心を打たれ、 テラスイーツ怪人でありながら伊織のトレーニングに付き合った珍しいタイプの怪人でもある。 マキュロに命じられ野外で一般愚民兵の訓練を行っていたところ、その情報を掴んだスイハンジャーが阻止に現れ、 さらにそこへ乱入した伊織との邂逅を果たす。 最後は伊織と一騎討ちをし、彼女の成長を喜びつつ果てるのであった。 伊織が加入したことで使用可能となったスイハンジャーテンペストで撃破された最初の怪人。 (その前の一騎打ちで既に勝負はついていたが、師匠でもある彼に止めを刺すことを躊躇する伊織を一喝し、 戦う者の心得を説いた後、あえてテンペストを受けて散った。) 「その顔はなんだ! その涙はなんだ! お前の涙で地球が救えるのか!」 【身長】1.8m 【体重】200kg 【武器】あらゆる武器を使いこなす 【得意能力】地獄の鬼特訓、相手の戦闘能力を瞬時に分析 【特徴】スパルタメタボは、数々の優秀なアスリートを生み出しながらも、 不治の病に冒され余命幾ばくもないスポーツ教官を改造して生み出された怪人である。 派手な戦闘能力は持ち合わせていないが、長年教官をしていた経験から 相手のクセ等を瞬時に見抜き戦闘を有利に運ぶ事を得意とする頭脳派である。 純粋に相手を強く鍛え上げる事を信条としている義理堅い性格をしている。 一時期フルマッコのトレーナーを務めていたこともあり、彼女からは「先生」と呼ばれている。 【弱点】未熟者に対する過剰な義務感、尽きかけている寿命 【やられ台詞】「そうだ、それでいい。水瀬伊織、お前は…お前はスイハンジャーだ!」(直後、爆発) 【声優(希望)】森次晃嗣 【デザイン】企画中 おしゃぶり獣 バブブメタボ(第30話) 【解説】ある砂浜で行なわれたビーチクイーンコンテストにおいて、ハル閣下を勝たせる為に裏工作を行なった怪人。 一般客の多い砂浜で鉢合わせた閣下とスイハンジャーは、ちょうどそこで行なわれていた地元イベントに参加。 その成績で決着をつけようとするが、このイベント自体がテラスイーツの催したものであり、審査員は 一部を除いて全てが愚民、観客さえも愚民と言うスイハンジャーにとって圧倒的な不利な状況を用意していた。 その上最終審査まで生き残った美希と亜美に、個人アピールタイムを台無しにするバブブメタボの「言語幼児化おしゃぶり」 を強制的に咥えさせ、愚民達はハル閣下に完全な勝利をもたらすはずだった。 だが幼児言語を話す美希と亜美に愚民達の「紳士」が目覚めてしまい、閣下は大敗を喫してしまう。 怒り狂った閣下はその場にいた全ての愚民と怪人にスイハンジャー撃破を命じるが、みっきみきにとかちつくされた 愚民たちは手出しが出来ず、水着姿のスイハンジャーは敵首領ハル閣下の前で華麗なる勝利を飾るのだった。 【身長】1,92m 【体重】97kg 【武器】対象に赤ちゃん言語を強要する言語幼児化おしゃぶり、凶器のリロリロなるおもちゃ、飛び道具を弾くよだれかけ 【得意能力】相手を不快な気分にさせる赤ちゃん言葉、猫撫で声 【特徴】子供には言えない特殊な遊びが大好きな愚民を改造して誕生した怪人が、バブブメタボである。 その目的はただ一つ「閣下のコンテスト勝利」であり、モヤシメタボと同じくほぼ使い捨てのような扱いを受けた怪人である。 しかしテラスイーツ科学班の苦労の結晶であるそのおしゃぶりも、逆に閣下の首を絞める結果になる。 怒りを買って閣下に踏みつけられるも、恍惚の表情と赤ちゃん言葉でそれを受け止めるその姿は愚民の鑑であり、 視聴者の子供達には、あんな大人にはなるまい・・・と反面教育に役立ったようである。 実はこの時のスイハンジャーは、言語幼児化で合体技の発動に必要なキーワードを封じられピンチだったのだが、 オレンジ一人にあっさりのされたバブブメタボには、その優位を活かすことも出来なかった。 【弱点】 【やられ台詞】 【声優(希望)】龍田直樹 【デザイン】未定 混毒獣 カリーメタボ(第31話) 【解説】夏祭りの露店でテラスイーツ謹製の毒を混入させたカレーライスを販売し、人々を混乱に陥れようとした怪人。 夏祭りの雰囲気をいたく気に入った(もちろん本人は否定)伊織がそのカレーを食べてしまい、その作戦は発覚する。 このカレーに入れられた薬品は人の心の壁を取り去る効果があり、コレを食べた人はとても素直になり嘘がつけなくなってしまう。 そのため本音を言い合う人々で街は大混乱に陥った。程なくしてスイハンジャーによって怪人は発見されてしまうが、 優しく素直になってしまった伊織は平常のモーガニックエナジーを引き出すことが出来ず、変身も出来なければ戦う事も出来ない 状態になっていた。その隙をつき、怪人と幹部アサミンゴス、チアキングの猛攻を受けてスイハンジャーは絶体絶命の危機に陥る。 しかし、ラボでその薬品の中和剤を精製していた秋月博士によって伊織は正常化し、クリームホイップでアサミンゴスを これでもかと滅多打ちにして一気に形勢は逆転。最後はスイハンジャーテンペストで怪人は撃破された。 【身長】1,59m 【体重】147kg 【武器】口から吐き出す高熱火炎、伸縮自在の手足 【得意能力】すごく難しいヨガのポーズ強要電波、薬品の直接噴霧、 【特徴】元々はインドに在住しており、メタボ体型に悩む人々を集めてヨガを用いたインド式ダイエット教室を講演していた インドの愚民を改造して誕生したのがカリーメタボである。ハル閣下の召喚に応じて来日し、体型維持に悩む閣下や幹部達を指導していた。 ヨガの効果を勘違いした愚民研究者らによって、手足が伸縮自在、そして口から高熱の火炎を放射できる怪人へと改造される。 またインド人らしくカレー料理が得意で、インド人が開く本格カレー屋台として、お祭りの注目を集めさせた。 この作戦に使用された薬品は本来は、愚民カプセルに入れてもなかなか閣下を受け入れようとしない人間を 洗脳しやすくする為に開発されたものだった。実際この薬品によって、愚民カプセルの回転率は格段に上がっている。 【弱点】接近戦が不得手 【やられ台詞】 【声優(希望)】山田義晴 【デザイン】未定 粗茶獣 デガラシメタボ三番煎じ(第32話) 【解説】かつてスイハンジャーに敗れたデガラシメタボを再生、強化した怪人。 愚民再生リサイクル計画の最終テストケースとしてスイハンジャーの前に立った。 チーズケーキメタボと同じく番組序盤で退場となる悲しい怪人。 曰く『結構な強敵』だったらしいが苦戦シーンが全面カットのため、作中ではあっさり倒されたようにしか見えない。 だが彼の尊い犠牲によって、計画は最終段階まで進行し、あの「愚民元帥」の復活は間近に近づいた。 【身長】2.0m 【体重】134kg 【武器】ポット型高圧熱湯砲、ティーバッグ型煙幕弾 【得意能力】茶葉を使った目くらましや目つぶし、鈍器の大型ポット 【特徴】愚民墓場から、ハル閣下によって復活、強化された怪人がデガラシメタボ三番煎じである。 しかし前述のとおり、彼は殆ど今回の話に絡む事はなかった。 彼の死後、チアキング、¥迎獣らによるフルマッコへの告白イベントが展開される事になる。 スイハンジャーにフルマッコを襲わせ、大ピンチに陥るフルマッコの元へ えんがーの人間態であるえりりんが颯爽と登場、スイハンジャーを蹴散らし、そこで フルマッコをタキシードに着替えさせ、えんがーもまたミニウェディングにお色直し。 そしてムードの盛り上がったところでガツンと決める!…物であったらしい。 【弱点】 【やられ台詞】「玉露ォ~ッ!!」 【声優(希望)】緒方賢一 【デザイン】未定 コツソショー獣 カルメタボ(第33話) 【解説】食品のカルシウムを奪い、人々の骨を脆くし弱体化を謀った怪人。 今回の作戦は長い目を見たものであり、マグロメタボ同様に前回侵攻時から人々の中に入り込み、 人々のカルシウムを少しずつ奪っていた。(具体的な方法は、カルシウムを含む食品のネガティブキャンペーンである) 結果、あごの弱くて固いものが食べられない子供や牛乳嫌い、骨粗しょう症を発症してしまうお年寄りがはっきりと増加した。 そして人間の体からカルシウムを奪う新薬の完成と共に閣下からの指示が飛び、作戦は次の段階へと移行。 コーラを始めとする清涼飲料水や、牛乳だけでないカルシウムを豊富に含む食品全般への薬品混入が行われ、 これに伴って骨の弱った人間や、弊害としてキレやすい人々が全国で急増。 カルシウムを摂取しようとする人間ほど症状が悪化するという事態に発展した。 伊織もまたその無自覚の被害者であり、亜美と喧嘩をしたまま怪人の前に立つ。 しかし長年のNC経験の賜物か煽動を得意とする怪人に、ピーチはその刃をレモンへと向けてしまう 怪人はスイハンジャーの同士討ちに成功、勝利を手にしかけるが、オレンジの体を張った仲裁によって二人は仲直りに成功する。 今度は怒りの矛先を自分に向けられた怪人は、オレンジ、ピーチ、レモンの友情の合体攻撃の前に完膚なきまでに撃破された。 【身長】2.1m 【体重】167kg 【武器】注射器型のダーツ(毒混入)、メスのように鋭い爪先 【得意能力】長年の経験による挑発、煽動 【特徴】お年寄りばかりを相手にしていた開業医の愚民を改造して誕生した怪人が、白衣に身を包むカルメタボである。 若いながらも我慢強く弁の立つ男だったカルメタボは、閣下の立案したこの気の長い作戦に選抜された。 さらには医師の立場を利用し、技術班がこれまで開発した各種新薬の臨床試験を行う役割も果してきた。 自らの「美しい」と感じた物、事象、心根を好み、ややナルシストのきらいがある。 医者でありながら人々の健康を害する怪人となったのは、閣下への愛故である。 独特の口調による挑発、煽動を得意とし、短気な者を手玉にとって各個撃破する戦法を得意とする。 知恵者であるスイハンメロンを相手にせず、操作の容易だったピーチを利用したあたり、計算高さも持ち合わせていたようだ。 注射のダーツに入れられた液体は病原菌を有し、点滴を受ければ最後感染症を引き起こす。 【弱点】 【やられ台詞】「私とした事が…このような散り様は…少々、無粋ですねぇッ…!」 【声優(希望)】幸野善之 【デザイン】未定 三位一体獣 キバセンメタボA,B,C(第34話) 【解説】頑丈な体と恐るべき健脚を誇る3人組の怪人で、合体して幹部の乗り物になる。 大運動会のクライマックスでハル閣下が座乗し、オレンジ、ライム、メロン、ピーチと騎馬戦で激突した。 突進力でスイハンジャーを圧倒、ついには上に乗っていたピーチが「あんな暑苦しいのの相手なんかしてられないわよ、交代!」といい、 付近をウロウロしていたスイハンパーポーと交代して逃げ出してしまう。 だがピーチは逃げたと見せかけて戦場に潜み、ひそかに張り巡らせていたクリームホイップでキバセンメタボの足を引っ掛けて 転倒させることに成功、閣下はなんとパーポーにハチマキを取られてしまった(この間アサミンゴス、チアキング、フルマッコ、 マミナノダーの4大幹部は、レモンと分身アンナ3人からなる騎馬との対戦に夢中になっていた)。 思わぬ失態に逆上する閣下を前にうろたえているところを各個撃破され、クリームホイップで縛られた挙句 3人まとめてスイハンジャーテンペストの餌食となる。 【身長】2.25m(A) 2.30m(B) 2.23m(C) 【体重】255kg(A) 260kg(B) 260kg(C) 【武器】(個別)ショルダータックル、ボディプレスなど各種突進技。(合体)ダンプカー並みの突進力を生かした圧力攻撃。 【得意能力】その脚力は、合体状態では1日千里を走るともいわれている。 【特徴】かつて将来を期待されながらも、厳しい練習について行けず脱落してしまった三つ子のラガーマンを改造して生み出された怪人。 夢破れ愚民に堕ちて後は暴飲暴食に明け暮れていたため、テラスイーツ脂肪の量もきわめて多い。 元々は閣下をはじめ幹部が戦場に出る際のボディガード兼乗り物として作り出された。 【弱点】 【やられ台詞】 【声優(希望)】柴田秀勝(A)、大友龍三郎(B)、たてかべ和也(C) 【デザイン】企画中 愚民元帥 ありすえ(第35話) 【解説】閣下の右腕と呼ばれた男。かつてスイハンメロンに倒されたが、愚民再生計画により地獄から蘇った。 復活当初は愚民としての記憶を失っていており、記憶再生が済むまでの間隔離されかけるものの、 移送の隙を突いて逃走。謎のくノ一アンナによって保護される。 ありすえはそのままアンナとの親交を深めていくのだが、やがて閣下の策略により以前の記憶を取り戻す。 愚民元帥として覚醒したありすえは、翌朝、記憶を失ったままの演技で一同がポーリィに集まった所に同席すると、 毒ガスを撒いて混乱を生み、さらにはその隙に乗じて如月助手を拉致、六人を処刑場であるライブハウスに誘う。 きちんと朝食を取る余裕がなかったスイハンジャーの相手をマキュロに頼み、ありすえは一人アンナを迎え撃つ。 部屋に充満した毒ガス。そして容赦なく繰り出されるドリル捌き。 これに対して、人質を取られ、未だ気持ちの整理が付いていないアンナは、まともに戦えないまま追い詰められていく。 しかし、何を思ったかありすえは突然如月助手を解放。その上戦意を煽るかのように挑発を投げかけ、アンナに決断を促す。 ようやくアンナが覚悟を決めた後は、満足げに激しいドリル同士の戦いを繰り広げ、その果てにノゥルーズドリルで貫かれる。 最後は閣下とアンナへ言葉を残し、再び眠りについた。 【身長】1.81m 【体重】83kg (ドリルアーム含む) 【武器】右腕に装着する超合金ゾーリンゲン製ドリルアーム 【得意能力】毒ガスで相手を弱らせた上でのドリル殺法。勝利を確実にするための計略。 【特徴】ハル閣下が日本支部長になる前から仕えていた最古参の愚民であり、マキュロと共にテラスイーツ二大愚民とされる。 気性は穏やかで冷静沈着。部下からの信望も厚い。直接的な戦闘力は他の幹部と比べて秀でている訳ではないが、 彼こそがかつてテラスイーツで最も恐れられた始末屋であることを忘れてはならない。 その人柄とは裏腹に、どんなにえげつない手でも作戦成功のためなら躊躇無く使い、 自分の圧倒的優位を作り出すことで、誰よりも多く閣下に仇成す存在を葬り去ってきた。 ドリルに深いこだわりを持ち、主武装のドリルアームと素材の超合金ゾーリンゲンは手ずからの品。 アンナとの戦いでは、自分の有利を放棄する一方でハル閣下の勝利を願いデータを残すなど、行動に幾つか不可解な点がある。 また直接の描写はないが、設定のところどころにアンナの過去との関連が匂わされている。 記憶喪失になっていた時はハル閣下に惹かれつつテラスイーツの方針を否定。逆に説得を試みる一幕をみせたりもした。 【弱点】 【やられ台詞】 【声優(希望)】鳥海浩輔 【デザイン】済 差分なし 窃盗獣 ヌスミメタボ(第36話) 【解説】「盗む」行為に特化した能力を持ち、収穫間近の農産物や流通途上の食糧を奪うなどの通商破壊活動に従事していた怪人であるが、 「スイハンメロンの弱点は眼鏡」と判断したハル閣下により「眼鏡奪取作戦」に投入された。 乱戦の中でメロンの眼鏡を奪うことに成功するが、実はその眼鏡はメロンの戦闘力の暴走を抑えるリミッターの一部であった。 眼鏡の下から現れたメロンの素顔に「理想のお姫様」の姿を見てしまいたじろいだところを、メロンの怒りの大反撃で愚民もろとも粉砕され (この時のメロンの暴れっぷりは敵のみならずやよい達まで唖然とするほどのものであった)、「メロンチャンハ、カワイイデスヨ」の言葉を残し スイハンジャーテンペストで爆砕される。 【身長】1.99m 【体重】150kg 【武器】伸縮自在の主腕、2本装備された副腕、鋼鉄をも切断する刀、ワルサーP38 および S W M19(によく似た)拳銃。 爪はガラス切りになっており、変形して万能合鍵にもなる。 【得意能力】赤外線などの人間には不可視の光線を見ることが可能。「くまちゃんぱんちゅ」から国家機密に至るまで盗めないものはない、と豪語するが… 【特徴】愚民の中でも特に手クセの悪い者を改造して作られた。 彼は幼い頃に見た映画の影響で、いつか世界を股にかける大泥棒となり、ゆくゆくは美しいお姫様の心を盗むことを夢見ていた。 念願かなっておさげのお姫様にめぐりあったものの、心を盗むどころか怒りを買ってしまい、こてんぱんにのされてしまった。 【弱点】隠し場所は常に襟の裏 【やられ台詞】「オ~レのポケットには大きすぎらぁッ!!」 【声優(希望)】栗田貫一 【デザイン】済 差分なし オノボリ獣 モグリメタボ(第37話) 【解説】いつもいい所で邪魔をする謎のくノ一に対して業を煮やしたハル閣下が、その抹殺計画に起用した怪人。 その内容は、陽動で誘き寄せたスイハンジャーにまさかの四大幹部同時投入で足止めを行い、 その間に200人の愚民戦闘員を引き連れたモグリメタボが息の根を止めるというもの。 この作戦は半ば筋書き通りに進み、フルマッコは卑怯だという理由で作戦参加を拒否するが、 残るアサミンゴス・チアキング・マミナノダーの三人はスイハンジャーを押さえ込むことに成功。 モグリメタボ本人も見事にアンナを戦闘不能に至らしめる。 しかし、止めを刺そうとしたまさにその時、突如乱入した何者かに必殺のツインドリルが弾き返される。 アンナを守ったのはなんと最後の四大幹部、待機を命じられていたはずのフルマッコだった。 予想外の展開で混乱の極みに達したモグリメタボは愚民戦闘員をけしかけるが、 立ちはだかるフルマッコはこれを全て返り討ち。とうとう追い詰められてやけっぱちになり、自らフルマッコに攻めかかる。 地中からヒットアンドアウェイを繰り返し、アンナを庇うフルマッコを一時防戦に追いやるが健闘もそこまで。 地面に潜ろうとした瞬間を投げつけられた槍に妨害され、その隙を踏み込んだフルマッコの正拳突きで粉砕される。 最後の足掻きの巨大化さえ、フルマッコが駆るオチャヅケダロガーの前では瞬殺であった。 【身長】1.67m 【体重】178kg 【武器】両腕の超合金ニューゾーリンゲン製ドリル 【得意能力】穴掘り。振動で相手の位置を察知すること。 【特徴】上京直後に博打で借金まみれとなるも、穴を掘って強制収容所から脱走してきた男を愚民化し改造したのが モグリメタボである。ありすえが遺した、謎のくノ一との戦闘データと超合金ニューゾーリンゲンの精製法を基に、 謎のくノ一キラーとして生み出された。アンナ得意の土遁を封じ、対多数に優れるはずのアンナを さらなる人海戦術で押し潰し、見事閣下に勝利をもたらすと思われたが、フルマッコの介入で全部ご破算になる。 メタボリックス怪人の中でも地味にかなり強い部類のはずだが、あまりにも噛ませ臭に満ち溢れるその末路は、 テレビの前の子供達を戸惑いと戦慄の渦に巻き込んだ。一説には相手が悪かった怪人ナンバーワンとも。 【弱点】 【やられ台詞】 【声優(希望)】星野充昭 【デザイン】未定 鬼神獣 マコトデス(第39話) 【解説】2号ロボスイハンバキュラを完成させ、宇宙空間に漂うスイハンジャーロボを回収しに向かおうとしたスイハンジャーの前に、 最凶ロボ・オチャズケダロガーを伴って現れた怪人。 理性の伴わない怪人の代わりに、後から現れた筆頭愚民マキュロがスイハンカイザー完成の妨害を宣言する。 しかしそこに現れた謎のくノ一アンナの助けで、5人はバキュラと共に宇宙へ飛び立つことに成功した。 それを追うオチャズケダロガー。オチャズケダロガーに将軍フルマッコが搭乗していると信じているアンナは、 その無事をオレンジに頼み、自身はマキュロ、マコトデスと戦闘を開始する。だがアンナの決意の言葉を聞くや否や、 マキュロは満足そうに笑み、その場を去っていった。好機と思われたアンナだったが、マコトデスの力は圧倒的で たちまち危機に陥ってしまう。その鋭い貫手がアンナに突き刺さろうとした時、なぜかマコトデスはその手を止めてしまう。 その僅かな隙を突き、アンナは右手のドリルをマコトデスの左胸に深々と突き立てた。 砕け散るドリルと引き換えに致命傷を受けたマコトデスは、静かにアンナからその身を離すと、 谷底の河に向かって飛び降り、絶命した。カイザーに乗ってアンナの元に戻ったスイハンジャーだったが、 オチャズケダロガーには誰も乗っていなかったと報告する。 フルマッコはどこへ消えたのか…。その答えを、アンナは最後まで知ることはなかった。 【身長】1.97m 【体重】79kg 【武器】背中から生えた無数の鋭い棘、鋭利な爪、高速で駆ける健脚 【得意能力】背中の棘を生かした体当り攻撃、鋭利な爪と豪腕による岩をも貫く一撃 【特徴】テラスイーツに対して反抗的な態度を取り続けてきたフルマッコを、拘束し改造する事で誕生したのがマコトデスである。 グレートスイハンジャーロボとの戦いで重傷を負っていたフルマッコは、マキュロ率いる愚民軍団に屈してしまったのだ。 理性と記憶を奪われ、忠実なハル閣下の下僕として生まれ変わったマコトデスは、力と速さを兼ね備えた最強クラスの怪人。 背中の棘は体当りだけではなく単独で発射、飛び道具としても使える他、その脚力を生かしての体当りは地面をたやすく抉る。 両手の爪は特殊合金キクチウムを埋め込まれており、その剛力とあいまってモーガニックアーマーさえ切り裂くことが出来る。 戦闘スタイルは獣の本能に任せた原始的なモノながら、高い身体能力をフルに活用した最も効果的な戦法であるといえる。 その唯一の弱点は、獣の中に眠っていた理性。アンナを前にとどめをささなかったのは、フルマッコの最後の心のひとかけらだったと、言えるのではないだろうか。 【弱点】フルマッコ自身の理性 【やられ台詞】「ヨ…カッ……タ……」 【声優】平田宏美 【デザイン】未定 まだまだ先の話だけど、Gスイハンジャーロボがストライくっアーマーを使うまでのシーン一連には、アルカディア」を流して星井。ピンチに陥って、メンバーを自分の意思で下ろす辺りから曲スタート→「翔べ!」のあたりでダロガー抱えて飛ぶ→目指せアルカディア!のあたりで曲は爆音に消えていく、とか妄想した -- 名無しさん (2009-06-04 01 04 47) ↑続き アンナvsマコトデス戦も、雪歩の「好きになって、よかった」が流れたりしたら泣けそうな気がするんだけど -- 名無しさん (2009-06-04 01 07 42) ↑↑ロボ自爆に使うにゃアルカディアは前向きで勇ましすぎると思う。使うとしたらカイザーかドリルカイザーじゃない? -- 名無しさん (2009-06-04 01 21 11) ボーカルの有無を使い分けてみるのも面白そう。アルカディアの冒頭はCD内のオリジナルカラオケだと結構雰囲気変わる気がする。BGMとして考えると、オフボーカルでのアイマス曲の汎用性は結構高めなんじゃないかなーと、ふと思った。 -- 名無しさん (2009-06-04 20 02 48) ↑↑確かカイザーの初戦が39話(VS無人のダロガー)で次が44話(VS美のスギオ)だから、ドリルカイザー初登場の48話(VSマキュロ)が今の所しっくりくるかも。グレート初登場時(25話)ではちょっと早いかな? -- 名無しさん (2009-06-06 21 21 34) グレートの場合、歌使うタイミング既に過ぎてるのよね。勝利モードにはノコスンジャー戦の段階で入って、流れ継続って感じだから -- 名無しさん (2009-06-06 22 12 00) ↑あー、言われてみれば確かにそうか。場面に合った曲の選択というのも、面白いけど大変なんだなあ -- 名無しさん (2009-06-06 22 38 14) arcadiaなら48話じゃない? 強敵への大逆転が始まった時にかけると似合いそう。39話は目が逢う~とかどうかな。ダロガーの強さにもよるけど、こっちは熱くて拮抗した戦いに向いてそう -- 名無しさん (2009-06-06 22 45 38) ↑でもライス登場回に千早のarcadia流すのもどうなんかなぁ。39話にarcadiaも悪くないかも。カイザー初合体時に盛り上がると思う -- 名無しさん (2009-06-09 19 30 55) ↑とはいえ39話もアンナとマコトデスのタイマンがあるからなぁ。39話も48話も構成次第かしら -- 名無しさん (2009-06-09 21 25 56) あ、infernoならいけるか>39話 -- 名無しさん (2009-06-09 21 28 44) infernoは合体獣チアミンゴスの音波衝撃砲でもあるけれど…こっちは「名称」としての意味合いが強そうだからいいのかな?やはり構成次第ですかねー。いずれにせよ39話は熱い(けど泣ける)二元中継になりそう -- 名無しさん (2009-06-09 22 37 16) カリーメタボの項目、手直ししたいけどいいかな? 今のままで変なクレームつくかもだし -- 名無しさん (2009-06-17 12 40 55) 異議がなかったので修正しました。「カレー、ヨガ=素直にインド人」として、あの事件臭をマイルドにするのが狙いです。 -- 名無しさん (2009-06-18 17 56 08) 最近の流れを見てると、デガラシ三番煎じの扱いは不遇すぎるなw 流れを修正するか別の怪人を当てたほうがよろしいかな? -- 名無しさん (2009-11-04 02 01 54) 再生怪人だから仕方ない。むしろ再生されること自体が優遇みたいなものだと思う -- 名無しさん (2009-11-04 03 10 02) 追記:改めて考えてみると、再生怪人の悲哀とインフレの無情さって観点では想定しなかったレベルにまで仕上がってくれたんだなあ。美味しい奴め。で、流れ弄るとしたらロボ戦の尺長めにするとか、トドメをセイバーでもなくメーザーでもなくモーガニックドリルにするとかがいいんじゃないかと。朝食武装=強敵の証明なので -- 名無しさん (2009-11-04 03 49 22) 名鑑2の流れを受けてキバセンメタボBの希望をとりあえず未定に。 -- 名無しさん (2010-02-17 13 24 48) 指示飛んだ後のカルメタボの作戦も即効性にかけてたんで弄ってみる。コーラを飲むと骨が溶けるって都市伝説が本当になってしまったみたいな -- 名無しさん (2010-02-18 06 43 17) 名前 コメント
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登録日:2016/11/13 Sun 15 13 39 更新日:2024/05/15 Wed 22 50 18NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 10男 45歳 ONE PIECE ONE PIECE登場人物項目 ふしぎなポケット オーバーボディ カナヅチ シャーロット・クラッカー シャーロット家 スイート三将星 パティシエ ビスケット ビスケットの騎士 ビスケット人間 ビスケット兵 ビスケット大臣 ビスビスの実 ビッグ・マム海賊団 プレッツェル ワンピース 中の人 人海戦術 全世界人気投票99位 初登場がゾウ編~万国編終了まで 剣士 千手のクラッカー 四皇最高幹部 大臣 幹部 悪魔の実 懸賞金3億越え 数の暴力 桐本拓哉 武装色の覇気 海賊 犯罪者 着ぐるみ 童謡 菓子職人 覇気使い 見聞色の覇気 賞金首 超人系 鎧 騎士 おれは ビスケットの騎士 クラッカー!! 貴様にも“新世界”の洗礼を与える!!! 【プロフィール】 本名:シャーロット・クラッカー 異名:千手のクラッカー 懸賞金:8億6000万ベリー 肩書き:万国(トットランド)ビスケット島クッキータウンビスケット大臣 所属:ビッグ・マム海賊団スイート3将星、シャーロット家10男 所属船:クイーン・ママ・シャンテ号 覇気:武装色、見聞色 武器:この世に2本と無い名剣「プレッツェル」 CV:桐本拓哉 【概要】 漫画『ONE PIECE』の登場人物。 四皇“ビッグ・マム”ことシャーロット・リンリンの10男。 シャーロット・カタクリ、シャーロット・スムージー、そしてクラッカーからなるビッグ・マム海賊団の最高戦力たる大幹部『スイート3将星』の1人。 ビスケットを模した鎧を纏う大男で、長い髭と顔の右の大きな傷跡が特徴。 万国(トットランド)の「ビスケット大臣」も務めており、住居の壁や柱などを製作、管理している。 四皇の大幹部だけあって懸賞金は8億6000万ベリーと超高額。 尚、嘗ては25男のシャーロット・スナックも含めてスイート4将星と呼ばれていたが、 スナックがウルージさんとの対決に敗れ将星から除名された為、現在は3将星になっている。 【人物】 性格は少し冷たいようで妹のブリュレには「クラッカー兄さん」と呼ばれて(*1)少し口喧嘩したり、義父のパウンドに対しては彼が敵に情報を流したと知るや一切の躊躇いもなく処刑しようとしている。 ホーミーズには厳しく人相も凶悪に見えるが、一方で職人気質且つ大臣の仕事として住民の住居を担当し、自身のビスケットを「夢のビスケット」と語る様は、自身の能力と仕事に誇りを持っていると捉えられる。 【戦闘能力】 ビスケットの盾で攻撃を防ぎ、世界に2本と無い名剣「プレッツェル」で戦う。 また、叩いた箇所が増える悪魔の実の能力を持っており、作中では手足どころか、名剣「プレッツェル」をも増やして、6本の腕と剣を持ち、4本足の姿になった。 四皇の大幹部だけあって鍛え上げられた覇気のレベルは高く、 武装色の覇気を纏わせた増えた腕と剣による怒涛の攻撃でルフィを大苦戦させた。 ■技名 屈強な髭面の大男であるクラッカーが、増やした腕と剣・盾から放つ。 ロールプレッツェル プレッツェルを回転させながら渾身の突きを放つ。 そのパワーは武装色硬化で腹筋をガードしたルフィが木を貫通しながら森の奥の壁まで吹き飛ばされる程。 ダブルロールプレッツェル アニメオリジナル技。 能力で増えた腕とプレッツェルによる2本同時で発動するロールプレッツェルの強化版。 ハードビスケット 増やしたビスケットの盾に強力な武装色を纏い敵の攻撃を防御する。 ルフィのギア3&武装色の攻撃も難なく防いだ。 【作中での活躍】 ルフィ達が訪れる少し前に、スイート4将星の一角スナックを倒した事で激怒したビッグ・マムの命でウルージさんと闘い勝利。 逃げるウルージさん達を大艦隊で追撃し、更にビッグマムによる天候を操る力で船を沈めた(ただしウルージ様達は無事に生きており、ビッグマム達の目の届かぬ空島にて療養中)。 ルフィ達がホールケーキアイランドの誘惑の森に入り込んだ際、 ブリュレとホーミーズだけでは、王下七武海のドフラミンゴを一蹴したルフィには苦戦するだろうと判断したシャーロット・リンリンの命令によって誘惑の森へ派遣され、ブリュレとキングバームに加勢。 ルフィ達にビッグ・マムの情報を話した元義父パウンドを処刑しようとするもルフィに阻止されてしまい、そのまま戦闘を開始。 ルフィの「ギア2"鷹銃乱打"」、「ギア3"象銃"」を盾で防ぎ、能力で増えた腕とプレッツェルによる怒涛の攻撃でルフィを圧倒する。 技が通じずに倒れたルフィにハードビスケットで押し潰しながら強国の王子であるサンジと海賊のルフィ達とでは身分が違うと言い、 友の幸せを願えず手前勝手に『仲間を取り戻す』だと…!? そんな迷惑な元船長と会った所で高潔な王子は呆れてこう言うだろう… 「帰れ!!みずぼらしい下級海賊…!!」 ビッグ・マムのお茶会を邪魔するルフィに辛辣な言葉を吐き捨て、罵倒する。 このクラッカーの言葉に「サンジは例え一味に戻りたくなくともそんな言い方はしない」と怒りを露わにしたルフィは「ギア4 バウンドマン 」を発動させ、 「猿王銃(キングコングガン)」でクラッカーのハードビスケットを破り、彼の胴体に一撃を与えて吹き飛ばした。 ギア4の一撃にクラッカーも吐血する程の深手を負い、ルフィの反撃に先程まで彼を小馬鹿にしていたホーミーズも驚愕する。 それでもクラッカーは立ち上がり“ロールプレッツェル”でルフィの“猿王銃”に突撃するも、 怒りのルフィの前にプレッツェルは砕けて打ち負けてしまい、ルフィの拳の一撃で体を真っ二つに割られてしまった。 四皇の大幹部とは雖も、流石にルフィのギア4”バウンドマン”の前には敵わず、敢え無く敗北を喫した。 追記、修正はギア4を発動できるようになってからお願いします。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- ルフィの渾身の一撃で体を真っ二つに割られ、敢え無く敗北を喫したクラッカー。 だが、まだ戦いの幕は下ろされていなかった……。 よくぞ壊したな…おれの "鎧"を!!!! ●目次 【プロフィール】 【概要】 【人物】 【戦闘能力】■技名 【作中での活躍】 【シャーロット・クラッカー(本体)】 【真のプロフィール】 【人物】 【総合戦闘能力】■ビスケット兵 ■技 【作中での活躍(正体発覚後)】 【ゲーム版】 【余談】 【シャーロット・クラッカー(本体)】 真っ二つになったクラッカーの下半身から姿を現した一人の男。 彼こそがシャーロット・クラッカー本人であり、ルフィがギア4を発動させてまで倒したのはクラッカーのビスビスの実による能力で作り出したビスケット兵の1体に過ぎなかった。 本当の彼は、ロロノア・ゾロなどと似た体格をした3mほどの男であり、紫色の髪で丁髷のように長く伸ばした後髪には火花を散らす導火線らしきものが編み込まれており、顔の右半分に火傷のような傷跡がある。 普段は作ったビスケット兵の中に隠れている為、手配書の写真はビスケット兵のもので、本人曰く「おれの正体を知ってる奴はそうそう居ない」。 なお、三つ子でカスタードとエンゼルがいる。他の兄弟と同様に髪の色が同じくらいだが… 【真のプロフィール】 本名:シャーロット・クラッカー 異名:千手のクラッカー 年齢:45歳 身長:307cm 懸賞金:8億6000万ベリー 肩書き:万国(トットランド)ビスケット島クッキータウンビスケット大臣 所属:ビッグ・マム海賊団スイート3将星、シャーロット家10男 所属船:クイーン・ママ・シャンテ号 悪魔の実:ビスビスの実(超人系(パラミシア)) 覇気:武装色、見聞色 出身地:船上 誕生日:2月28日 星座:魚座 血液型:X型(現実だとA型) 初登場:単行本83巻・第835話・『魂の国』 好きな食べ物:ビスケット 嫌いな食べ物:キムチ、炭酸飲料 武器:この世に2本と無い名剣「プレッツェル」 CV:桐本拓哉 【人物】 自らを職人気質と語り、自身のビスケット兵に対しても、ビスケット兵の血糊をジャムで表現したり(*2)、自身のビスケット兵が水に濡れて柔らかくなったビスケット兵を「美味なるサクサクおやつ」と評するなど、武装としてビスケットを作っても味への妥協は怠らない一面が垣間見える。 本人曰く「痛いのは嫌い」で注射も嫌らしいが、その実力は本物。 「頑張っても勝てない奴がいると知ることが 真の“成長”というものだ!!」と語るなど、顔の傷も合わせて、多くの戦いを経験してきた事をうかがわせる。 【総合戦闘能力】 一つ叩くと二つに増えて も一つ叩くと三つに増える “叩けば増える” それがおれの 夢のビスケット 従って…戦力も無限と言える!! お前が必死に壊した一体はおれが無限に生み出せる「ビスケット兵」の一体にすぎない!!! 超人系悪魔の実「ビスビスの実」の能力者。 手を叩く事であらゆる種類のビスケットを自在に生み出し、形を変化させて操る事が可能。 一見にすると戦闘能力が無さそうな可愛らしい能力だが、クラッカーの手に掛かれば、ビスケットを精巧に組み上げる事で、生きた人間にしか見えない強靭なビスケット兵を創造できる。 こういった能力は能力者本人は弱いイメージがあるが、クラッカー本人の基礎戦闘能力も高く、不意打ちだったがその一撃はドフラミンゴの殆どの攻撃を無効化する程の耐久力をもつギア4状態のルフィの腕に深い斬り傷を負わせた。 シャーロット・カタクリに“当たれば”痛烈なダメージを与えるほど強力なギア4バウンドマンの攻撃は再生するビスケット兵軍団で防ぎ、バウンドマンの防御力を突破できる本体の攻撃で、バウンドマンの攻勢を削いで敗北寸前まで追い込んだほど。 アニメでは、ビスケット兵を全部壊され、クラッカー本人とギア4モードのルフィのタイマンが描かれた(*3)が、そこでもルフィの攻撃を見切って腹にプレッツェルの突きを打ち込み吹き飛ばした。 もっとも、痛いのが嫌いな性格というのもあり、敵の攻撃はビスケット兵軍団で全て防ぎ、軍団の猛攻を加えながら、自身は隙をついて的確に相手の急所を狙うという堅実な戦法を得意とする。 持久力も半日弱は戦闘を継続してようやく限界が近づく程度で、強靭な兵士を無尽蔵に生み出す能力という点を加味すれば十分に高いと言える。 「ビスケットを生み出す」というハズレ非戦闘向きの能力でありながら、鍛え上げられた能力による大規模戦闘力と本人の覇気をはじめとする基礎戦闘力により、 作品全体でもかなりの格がある「四皇幹部」という地位に相応しい実力者となっている。 そこらの人間がこの能力を得たところで、満足に戦闘すらこなせず「ビスケットによる食糧補給要員」のような役回りになるのが関の山であろう。 シャーロット・リンリンの息子で彼女と魂(ソウル)が似ているためか、彼の放った気迫で木のホーミーズが枯れ果てるという場面もあった。 元ネタは、「ポケットの なかには ビスケットが ひとつ ポケットを たたくと ビスケットは ふたつ」という歌詞でお馴染みの童謡『ふしぎなポケット』。 ■ビスケット兵 クラッカーによって無尽蔵に生み出される兵士。 武装色の覇気を纏ったビスケット兵は非常に強固で、ビスケットの盾はギア3の象銃(エレファントガン)でもびくともしないほど頑強で、あのドンキホーテ・ドフラミンゴを圧倒したギア4"バウンドマン"のルフィの攻撃でようやく破壊可能となる程である。 人形なので少しいじれば、腕・足・刀などの武装も増やすことができ、「千手」の異名は彼の人形の姿に由来した様子。 普段はその自慢のビスケット兵の中に隠れており、8億6000万ベリーという破格の懸賞金が賭けられた手配書の写真もビスケット兵のものである(*4)。 加えて、1体人形を破壊しても本体に影響は無いどころか、そんなビスケット兵士を無尽蔵に生み出し、兵として操ることもできる(*5)。 その上、兵は細かなビスケットを組み上げたもののため、人形を破壊しても自然系(ロギア)のようにたちどころに再生してしまう。 というわけで、人形を動かせなくするには食べるなどの特殊な対処が必要となる。 ……が、体積も強度もとてつもないので普通は食べることなどできない。 ただし所詮はビスケットなので水に弱い。 水を浴び続けてしまえば、ギア4でようやく破壊できるほどの超硬度のビスケット兵さえも、ルフィが食べられる程度にふやけて脆くなってしまう。 ただし、この状態で壊してもすぐ再生できるため、食べてでもしなければ兵を減らすことはできない。 弱点を見抜いたルフィ達でさえも、クラッカーを倒すことができないどころか逃げながら戦い、結局11時間の持久戦を続けている点も、彼の幹部としての強さがうかがえる(しかもルフィとは違って兵糧もない)。 更にビスケット兵は自律操作も行わせられ、劇中ではホールケーキアイランド内の哨戒に用いている。 名前や材質だけみればギャグにしか見えないが、本質は術者の体力ある限りお手軽かつ無限に生み出され続ける七武海並の戦闘能力という凶悪性能な自動人形やゴーレムを生み出せる能力と同義である。 ただし自律操作させたビスケット兵はロボットのようなものになっており、決められた行動しかできない。 そのためビスケット兵の内部のスペースに隠れられると、ビスケット兵自身がその事に気づけないという欠点を抱える。 七武海相当の兵士を無尽蔵に生み出せるとなると一見チート臭いが、単に「強い」だけで特別な機能があるわけではないため、強度を無視して複数体のビスケット兵の動きを止めてしまえるヒエヒエの実に対しては致命的なまでに相性が悪かった。 また、「水に弱い」特性を考えると、ジンベエクラスの魚人柔術の達人に対しても分が悪いと思われる。 ■技 波動(ハニー)プレッツェル クラッカー本人による技。 突進しプレッツェルによる突きを放つ。 少なくとも軽い突きで数百m以上離れている場所まで次々と爆発が起きる程の威力を誇る。 クラッシュプレッツェル クラッカー本人によるアニメオリジナル技。 クラッカーの髪から出ている火花らしきものを名剣プレッツェルに送り込んで威力を底上げしながらプレッツェルによる突きを放つ。 しかし、クラッカーの武装色の覇気を上回るギア4タンクマン状態のルフィには効果が無かった。 【作中での活躍(正体発覚後)】 壊れたビスケット兵の中から現れたクラッカーは、ビスケット兵から飛び出し、自身の能力を披露。 “ビスビスの実”の能力で大量に作り出したビスケット兵を操り、超強固なビスケット兵の軍隊による数の暴力と自身の剣術でギア4を発動したルフィ相手にも優勢に立ち回る。 ルフィも負けじと大技を繰り出すも、本人の戦闘力に加え、例え壊してもビスケット兵はすぐ再生するため、負担が大きく制限時間のあるギア4の欠点もあり、徐々にだが追い詰められていく。 アニメではギア4の時間切れで大ピンチになってしまう。 …がビスケットで作った故に「水に濡れると強度が落ちて弱体化する」という弱点をナミに見抜かれ、 ナミの天候棒による人工降雨でビスケット兵を脆くされてしまい、ルフィも「壊しても再生するなら食べてしまえばいい」という方法でビスケット兵を攻略し始める。 更に求婚のローラから貰ったシャーロット・リンリンのビブルカードの発するビッグ・マムの生命エネルギーを使ってナミがホーミーズを強制的に従わせてしまう。 自分の兵を弱体化させるナミを始末しようにもルフィと彼女に操られたホーミーズが彼女を守るだけでは終わらず、ルフィとの戦闘もあって、更にルフィには逃げ続けられながら攻撃を仕掛けられ、弱体化された兵を食べ続けられ、戦闘が11時間を超えるという予想外の苦戦を強いられる。 ひたすら食いまくったルフィだったがブクブクと膨れ上がった姿になり、人並み外れた食欲と食い意地を誇るルフィも最終的にはクラッカーの作りだすビスケット兵を食べるのを拒否したがる程だった。 ゼェ、ゼェ…もう腹いっぱいだよ! 誰が食えと言った!! 食欲の権化でゴム人間たるルフィもさすがに容量に限界がきて、食べる作戦から、珍しく直感によらず頭をかなり使って、兵を砕いて再生するまでの隙に攻撃する作戦に切り替えようと考える。 だが、そこでナミが、 あんたが“四皇”の何なのか知らないけどね!! ルフィは“海賊王”になる男よ!!! つまり!! 食欲にも限界なんてないっ!!! えっ!!! ナミ おれ夜通し食ってて… 理由はわからねェが底なし胃袋!!? いや(汗) ウプ いや…もう…!! ヤベー!! ヤベ~~~~!! 待ってろサンジィ~~~~っ!!! コノヤロ~~~!!! うわァ~~~!! 何て食いっぷりだァ!!! ナミの言葉やそれに驚くホーミーズに引くにも引けず、 ルフィは涙を流し半ばやけくそになりながらビスケット兵を貪り続ける。 ルフィが食欲の限界に来たことを察したクラッカーは、自身も長引く戦いに疲労も溜まって苛立っていたことやビスケット兵による攻撃は雨で兵を柔らかくされて無力化されることもあり、太って動きが鈍ったルフィを本体自らの剣で一気に直接止めを刺そうとするも、 ルフィも新形態ギア4“タンクマン”に変身。 膨れ上がったお腹が真ん丸という間抜けな姿に対し、クラッカーは突きを続行するも油断したことが仇となり、腹部に集中した覇気に剣撃は無効化される。 そのまま腹に吸い込まれるように取り込まれたクラッカーは、覇気とゴムの融合による弾力を最大限発揮したカウンター技「キャノンボール」によって大砲の如き速度で弾かれてルフィに迫ろうとしていた”柔らかくされなかった”自身の超硬度のビスケット兵数体を突き破り、木々や建物、更に山々を打ち抜きながら、ホールケーキ城(シャトー)まで吹き飛ばされて敗北を喫した。 結果的にはルフィに敗れたが 水を扱える ホーミーズを手玉に取るだけでなく戦闘の補佐にしようとしてくるナミ 再生できるビスケット兵を食べることができ、ビスケットが濡れるため水分補給も可能であり、規格外の食欲とゴム人間なために常人よりも遥かに体内容量が非常に大きいルフィ ホーミーズが、ローラから貰ったビブルカードの力でナミに強制的に従わせられ、最大の邪魔であるナミを守りクラッカーを妨害したこと と、上記の要素が一つでも欠けていればルフィは勝利を掴めなかった。 自分のビスケット兵の硬度を逆手に取られたこともクラッカーの敗因となった。 また何気にルフィが作中で初めて「逃げながら戦う」という戦法を選び、更に食い意地の張ったルフィに食べる気を失わせた人物。 超高額賞金首にして四皇の大幹部の貫録を十二分に見せつけた彼もまた、“新世界”のレベルの高さを痛感させる1人であるといえるだろう。 しかしルフィ達に更なる恐怖が待ち受ける。 クラッカーを倒した事でビッグ・マムの逆鱗に触れ、彼女の子供達が報復として大部隊でルフィとナミに迫ってくることになるのである…。 ホールケーキアイランド編後の扉絵「ジェルマ66のあゝ無感情海遊記」で再登場。 所々に包帯が目立つも回復しており、捕まえたニジとヨンジの救出に来たイチジとレイジュが来たとブリュレの報告をきき迎撃に向かおうとしてた。 しかし、突如黒ひげ海賊団のヴァン・オーガーとクザンがシャーロット・プリンを狙って万国を襲撃。 迎え撃とうとするも、回復して間もないことや能力的に相性が悪すぎるヒエヒエの能力者のクザンに敗北、全身を凍結化されてしまった。 【ゲーム版】 海賊無双4でスムージー、ジャッジと共にDLC専用キャラ第一弾としてプレイアブル化。 タイプはスピード。鎧を纏った髭面の大男ではなく、中身のクラッカー本人の姿となっている。 基本攻撃では名剣プレッツェルを振るうが、派生によりビスケット兵を召喚、あるいは乗り込んでの豪快な大技を繰り出す。一部コンボでは最大二段階のタメにより、ビスケット兵の攻撃を強化することも可能。 原作、アニメオリジナル技に加えゲームオリジナル技としていくつかの新技が追加された。 剣で斬り砕いた強固なビスケットの破片を前方に放つコンボ技や、 ビスケットをサーフボードの要領で乗っかり移動しながら敵を蹴散らす「ビスケート」などがある。 また防御技だった「ハードビスケット」は、召喚したビスケット兵が盾で敵軍を押し潰す攻撃技として表現されている。 【余談】 アニメ版 原作に追いつかないようにするための例のごとき引き伸ばしの都合もあり、 原作では省略された戦闘シーン以外に覇気回復中のルフィを守るためにナミがクラッカーとタイマンを挑むシーン、セリフ量などが増量されている。 サンジについてルフィを罵倒するセリフが増えたり、ナミを甚振るなど悪役らしさが強調されている。 クラッカー当人は、原作だととどめを除くギア4の攻撃はビスケット兵で防ぐことで受けておらず、それにより一方的にギア4バウンドマンに攻撃を仕掛けているが、アニメオリジナルでは普通にギア4バウンドマンの拳と剣戟をぶつけ合っている。そのため、後のブチギレたカタクリvsバウンドマンの攻防と比較するとある意味では最強の将星カタクリ以上のパワーの持ち主になってしまっている。 また、ビスケット兵の強さも多少変更されており、アニメ800・801話などでは、ギア4ならたやすく破壊できる程度に弱められており、 再生もせず、破壊されたらクラッカーが増産する形(少なくともそう見える描写)にされている。 そのため、ルフィが限界になるまで必死にビスケットを食べた理由(*6)が実は弱くなってしまっている。 他にも、原作には鎧を纏っていた状態のクラッカーが「剣の名は「プレッツェル」‼︎ この世に2本とない名剣!!」と発言しながら手足を増やし、プレッツェルをも増やしていく姿に、「なんで増えたの⁉︎ 2本とないハズの名剣も‼︎」とナミが驚愕するシーンがある。 これはクラッカーの「叩けば増える」という能力の凶悪さを見せつけるシーンとなっているのだが、 アニメ版ではクラッカーが増やした剣を誇示すると「なんで2本とないハズの名剣をそんなに持ってるのよ!!」とナミがツッコミを入れ、クラッカーが"ぐぬぬ"となるシーンになっている。 …話の大筋としては間違ってはいないのかもしれないが、なんだかクラッカーが少し間抜けな人物にされているような気が… 史実における大航海時代とビスケットの関係 元々15世紀から17世紀の大航海時代の航海に於いて、ビスケットは保存食として付き物だった。 無論、あくまで非常食の一つとして扱われていたため、現代のお菓子・嗜好品としてのビスケットとは味や食感においてあまりにも遠くかけ離れたものである。 追記、修正はビスケットを食べながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] やっぱりアニメでビスケットが再生しなくなってるの痛いよね。おかげで何でルフィが食べ続けるという対処を選んだのか分からなくなってる(アニメ版の余計な描写はコレに限らないけど) -- 名無しさん (2017-10-08 21 28 18) 尾田っちは描写レベルの話はスタッフに任せててるので、アニメと原作で解釈の差に収まらない描写違いが起こる事はあるのよね… -- 名無しさん (2017-10-08 23 28 26) 「痛いのは嫌」と本人が言ってるから、普段からビスケット兵の鎧をまとってるか大量のビスケット兵に任せてるって感じだね。それにしてもどんな味か興味あるなあ。 -- 名無しマン (2017-10-23 11 30 37) クソ能力の典型にしか見えないがクラッカーのせいで利便性の高いチートにしか見えない不思議なビスケット -- 名無しさん (2017-10-31 11 39 53) ビッグマム海族団は航海において必須な”食”に困らないという点で超絶チート。 -- 名無しさん (2017-11-07 16 03 58) 実質四男坊なんだな -- 名無しさん (2017-11-07 16 18 35) ギア4でやっとかあ、さすが四皇幹部は強いなあ→本体登場→次元が違う… この流れは本当ワクワクした -- 名無しさん (2017-12-13 15 29 27) コメント欄リセットしました。 -- 名無しさん (2018-02-28 08 32 46) 身長が判明したけど307㎝もあるのね…作中でも本体の方も細身だけど結構な大男じゃね?とは思ってたけどそれでも三将星じゃ一番小さいっていう… -- 名無しさん (2018-03-08 02 08 17) マムはクラッカーを温存するべきだったように思えてならない -- 名無しさん (2018-03-19 17 07 11) ↑6 あの一族皆菓子だけで大丈夫なのかね?常人なら精々3日で飽きると思うが -- 名無しさん (2018-03-19 17 14 11) 実はペロスペローより身長が低い -- 名無しさん (2018-03-20 09 39 30) この能力が覚醒したら、周りのあらゆるものをビスケットにできるのかな。それだけ聞けばククククの実の下位互k -- 名無しさん (2018-05-30 22 32 29) 気絶してる間に国や母兄弟たちが大変な目にあっていた。 -- 名無しさん (2018-07-03 00 03 47) ビスケット兵に仕込んだジャムはどう調達したのかな?この国のことだしジャムを生み出す能力者がいるのかもしれない。それか兄のオーブンに頼んで食材を煮込んでもらっているのかも -- 名無しさん (2018-07-23 20 43 47) カスタードとは三つ子、そういえば髪の色同じだわ -- 名無しさん (2019-02-18 15 30 37) “先”が視えるようになったルフィが、果たしてタイマンでクラッカーに勝てるようになったかと言われると……やはりまだあの物量を覆すのはキツそう。相性って大事よね。 -- 名無しさん (2019-03-05 17 02 56) やはりクッキー島なんかね -- 名無しさん (2019-04-24 07 42 04) ↑2 見聞色の覇気+流桜で本体をピンポイントに攻撃できれば勝てるんじゃないだろうか。 -- 名無しさん (2019-11-13 09 18 03) トリコだったらもう少し楽に勝てたかな? -- 名無しさん (2020-02-15 07 56 30) 誕生日が自分と同じでワロタ しかし将星の中じゃ唯一カタクリが顔を隠す前から生まれてたんだよな -- 名無しさん (2020-02-20 19 02 54) ナルトのサソリを思い出した -- 名無しさん (2020-03-20 18 49 31) クラッカーは敗北したけどカタクリも敗北して海賊団自体大損害被ったから、うやむやになってまだ除名されてないんだろうか -- 名無しさん (2020-04-03 12 42 47) カタクリがいるしスムージーも参戦したから、DLCで海賊無双参戦来るかもね。少なくともルフィが戦った相手で章ごとカットされてる訳でもないのに参戦しないのは不自然だし -- 名無しさん (2020-04-18 18 35 23) ↑参戦したとしてどんな感じになるんだろう。最初ビスケットの鎧纏っててある程度ダメージ喰らうと本体になるのか、それともビスケットの鎧と本体で別キャラ扱いになるのか。 -- 名無しさん (2020-04-18 18 39 06) ワノ国編では留守番担当なんだろうか -- 名無しさん (2020-04-25 00 16 13) 昔、「手から無限に唐揚げを出せる能力」ってネタがあったけど、それと同レベルの能力者がワンピースの強キャラとして登場するとは誰も思わなかったろうな。 -- 名無しさん (2020-07-13 13 26 49) どんな悪魔の実を食っても本人の努力次第で強者になれる事を体現している -- 名無しさん (2020-10-13 22 46 37) 意識が戻ったら想像を超える痛みで発狂もしくは再び気絶しそう -- 名無しさん (2021-03-01 09 13 37) 強さもそうだけど、真の姿とかアニメの声とか相まって凄い好きなキャラだわ この手の役に桐本拓哉さん起用しようと思ったスタッフはいい意味で斜め上 -- 名無しさん (2021-09-14 12 56 18) カタクリとクラッカーが和の国到着したらルフィ側は勝ち目なくなりそう -- 名無しさん (2021-09-28 22 56 59) 能力自体は本気で「ビスケットをいくらでも生み出せて自由に操れる」っていうそれ以上でも以下でもない能力なんだよな。常人には本当に食料補給以外に取り立てて使い道ない能力。戦闘に使うにしても目くらましがいいとこで武器にも壁にもならないハッキリ言ってハズレもいいとこ。本人が覇気とビスケット両方の扱いに長けていて初めてまともな戦闘力として機能している。 -- 名無しさん (2022-04-13 21 53 56) ワポルとの相性は最悪 -- 名無しさん (2022-04-21 09 34 27) 髪型、兄弟が多いなど「ムーミン」に出てくるやつと被る -- 名無しさん (2022-06-01 09 17 53) ブルーギリーとシーザーを足して割ったようなイメージだけど父親よりの遺伝なのかな -- 名無しさん (2022-06-07 09 12 16) カスタード、エンゼルとともに20年前くらいの容姿が想像つかない -- 名無しさん (2022-06-10 20 06 56) ブリュレとはあまり仲良しに見えなかったが……頑張ったな -- 名無しさん (2022-10-17 07 23 41) 青キジに瞬殺か、一時期最強説まで唱えられていたのにこのざまよ -- 名無しさん (2022-10-20 04 16 58) 青キジは相性悪過ぎるからしゃーない、ビスケット兵出しても全部凍らされるしアイツ遠距離凍結も出来るから距離取っても凍らされるし能力の発動条件的に手を凍らされたら詰みだ -- 名無しさん (2022-10-24 23 43 14) 最強説なんて合ったか知らないけど、青キジとか大将勢は格が違うに決まってるしな。クラッカーだってそれはわかってただろうに、それでも追いかけようとしてるのが悲しい。 -- 名無しさん (2022-10-25 09 59 12) 妹二人も40代なのに超美人 -- 名無しさん (2022-10-25 10 03 22) ↑2因果は巡るってやつだな -- 名無しさん (2023-01-23 20 00 12) 本体の方は小柄扱いされがちだけどカタクリやスムージーと比べりゃ確かに小さいとはいえそれでも3m超えてる大男なんだよな… -- 名無しさん (2023-02-22 18 05 07) パラミシアの長所である発展性の高さを体現するようなキャラ。 -- 名無しさん (2023-03-01 13 31 45) 青キジじゃなくて黄猿や藤虎だったらまだいい勝負できてただろうな -- 名無しさん (2023-04-01 15 01 26) 百獣海賊団のキングとクイーンもケガがあったとはいえ緑牛相手に完敗してるし四皇の最高幹部でも大将が相手だと分が悪いんだろうな。 -- 名無しさん (2023-04-11 07 35 04) クザンに冷凍されたけどそういえば冷凍したビスケットって船乗りの非常食として使われてたよな… -- 名無しさん (2023-05-23 22 54 23) 強者には勝てない圧倒的な力に立ち向かうなんてバカらしい言ってる奴がどう見ても勝てない奴に諦めないとかダサイな -- 名無しさん (2023-11-07 01 23 15) ↑言った当人もこんな形で自分に帰って来るなんて毛ほども思っていなかっただろうな -- 名無しさん (2024-01-02 14 21 46) アニオリだが、黒ひげ幹部オーガーとの戦闘シーンがあるとはな。ただオビスケット兵が彼の銃弾に貫通されて突破された -- 名無しさん (2024-02-11 13 40 26) クザン相手じゃさすがに相性悪すぎだよね…アニオリだけど銃弾でルフィが苦戦したビスケット兵を一発でぶっ壊せるオーガーもやばいし負けても仕方ないかも -- 名無しさん (2024-02-13 21 03 33) 勝てない奴に諦めないとは言っても妹攫われてるからねぇ…。寧ろあそこで諦めない姿勢は兄としてかっこいいよ。 -- 名無しさん (2024-02-17 23 33 09) アニオリはめちゃくちゃやねん、ビスケット兵を一発で粉々にする銃弾をシャンバールが食らっても無傷とか -- 名無しさん (2024-03-07 11 06 40) 覇気を込めてるか込めてないかの違いじゃないのか -- 名無しさん (2024-03-07 19 43 23) クイークの上位互換だよね、鎧(ビスケット兵)が強いだけで本人はそんなにだし -- 名無しさん (2024-05-15 21 23 56) 相手がドフラミンゴとか倒して割りと実力つけてきたルフィだから負けたんであって奴自身も別に弱くないと思うが -- 名無しさん (2024-05-15 22 50 18) 名前 コメント
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登録日:2012/07/24 Tue 02 28 14 更新日:2024/04/20 Sat 21 34 52NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 キモいキカイダー デルザー軍団 マシーン大番長 リーダー(笑) 半機械魔人 最強(笑) ジェネラルシャドウ小隊 デルザー デルザー3バカトリオ ネタキャラ ヘタレ マシーン大元帥 ミイラ ライダー怪人 人体模型 仮面ライダー 仮面ライダーストロンガー 元帥 市川治 幹部怪人 改造魔人 そんなものは伝説だ! 出典:仮面ライダーストロンガー/東映/第35話「帰って来た男!その名はV3!!」/1975年11月29日放送 ◆マシーン大元帥 声 市川治 「マシーン大元帥(―だいげんすい)」は『仮面ライダーストロンガー』の登場怪人。 歴代ライダーシリーズでも屈指の強豪として知られる「デルザー軍団」の中でも最強の魔人である。 仮面ライダーストロンガー最大のライバルであり、デルザー軍団の暫定的なリーダーとして辣腕を振るっていた実力者ジェネラルシャドウから指揮権を奪い、 腹心の磁石団長とヨロイ騎士と共に大規模な日本破壊作戦へと乗り出した。 他の改造魔人たちを手玉に取って利用してきたシャドウでさえ大元帥の来日を知るやあからさまに動揺しており、他媒体の作品においても、自らの血統を鼻にかける野心家でプライドの高い狼長官までもが敬語で接している事を見ても、全員が大幹部クラスと言われる強者ぞろいのデルザーの中でも、実力・威厳ともにトップクラスの魔人であるのは間違いないだろう。 また、作戦の指揮能力も優れており、歴代のライダーシリーズの幹部怪人でも屈指の破壊活動を引き起こした怪人でもある。 まさに、ライダーシリーズその物の「最終回」と銘打たれた『ストロンガー』のラストを飾るに相応しい敵であるのは間違いないだろう。 ……と、ここまでの概要だけを見れば、単に恐ろしい実力者だと思われがちだが、劇中での活躍に焦点を当てると、2人の腹心共々、あと一歩の所で致命的な大ポカをやらかす残念な行動が多く、ファンや媒体によっては 残念なヤツ扱いされている場合もある。 【劇中では】 初登場は『ストロンガー』第35話。 ミイラのように包帯を巻かれ棺に入った姿で、エジプトのアレクサンドリアから遠路はるばるとやって来た「デルザー軍団」最強の改造魔人(メディアによっては『改造魔人』よりも更に強い『半機械人』と紹介される場合もある)。 厳重な警備を掻い潜り海路から神戸港に上陸したが、 同じくエジプトから自分を追ってきた風見志郎/仮面ライダーV3と熾烈な戦いを繰り広げる。 その後V3の追跡を逃れ、デルザー軍団のアジトである奇岩山に到着すると、 それまでの度重なる魔人の戦死とストロンガー抹殺の失敗を理由に、シャドウから軍団の指揮権を剥奪。 組織の目的も「打倒ストロンガー」から「日本壊滅」に重点を置くようになった。 指揮官となった大元帥は、腹心の磁石団長とヨロイ騎士を別々の場所に派遣し、同時多発的にテロを展開する二面作戦を実行。ストロンガーを翻弄する。 また、ストロンガーの救援に各国から駆けつけた歴代ライダーたちの戦力をも巧みに分散し、途中に何度か妨害を受けながらも、ついにはV3とライダーマンを捕らえる事に成功。 だがその最中、いったんはストロンガーに追い詰められたシャドウが次の作戦内容を意図的に漏らした事で、ライダーの先回りを喰らい計画が阻止される事態が発生した。 シャドウの裏切りを看破し、激しく糾弾する腹心2人。 それに対して大元帥は、仲間内で処刑する代わりとして、シャドウの汚名返上のチャンスも兼ねて、彼の本願でもあるストロンガーとの決着に再度赴かせる事にした。 この際、シャドウのトランプ占いは大凶であったものの、 シャドウがストロンガーを倒せれば、それで良し。 もし敗北したとしても、消耗したストロンガーに止めを刺せばそれで良し。 戦士としては一流であるシャドウの面子も保たれ、大元帥たちにとっても損は無い、まさしく上策であった。 結果は後者となり、シャドウの討死と引き換えにデルザーは宿敵ストロンガーを捕らえる事に成功した。 後は、未だに抵抗するXライダーとアマゾンライダーを捕らえれば、デルザーの勝利は揺るがないと考える大元帥であったが、そのXとアマゾンを誘い出す為、意識を失った城茂を処刑しようと滝つぼに縛り上げた際のヨロイ騎士とのやり取りから、彼の見立てに綻びが生じ始める。 ヨロイ「仮面ライダーには1号、2号というのもいるらしい」 大元帥「そんなものは伝説だ!(迫真)」 ……一応、大元帥の名誉を思って言えば、この台詞に関しては、 否→大元帥は『V3』の3の意味を一瞬たりとも考えはしなかったのか。 賛→ダブルライダーの活躍が既に伝説として広まってるなんて、なんて胸熱なんだ! ……と、評価が二分している事を忘れてはならない。 大元帥が間抜けなのではなく、何処からともなく駆け付けるライダーたちが凄いのである。 でも5年前から1号と2号にずっと迷惑を被っている大首領は大元帥の頭をカチ割ってもいいと思う。 この後、大元帥は自分が「伝説」と吐き捨てたばかりの仮面ライダー1号(アメリカ帰り)と仮面ライダー2号(インド帰り)に捕らえられ、茂を奪還されてしまう。 それも、戦闘員に茂を処刑する為の機関銃を持ってこさせようと、たった一瞬目を離した隙に…って目と鼻の先にある機関銃ぐらい自分で取りに行けよ! V3とライダーマンの身柄を渡すと言いながら1号2号をアジトに誘い込み毒ガスで殺害しようとするが、復活して駆け付けたストロンガーに救出される。 あれ? 2号ライダーってピラザウルスやトリカブトの毒ガスがバンバン吹き荒れる中で戦ってなかったっけ? とか突っ込んではいけない。 更には、脱出した3人ライダーを橋もろとも爆破して殺害しようとするも……。 大元帥「生き残ったのか2号ライダー!?」 1号「ここにもいるぞ!」 ストロンガー「全員無事だ!」 と、ヒーロー物お約束の涙目コンボを食らい、2号と肉弾戦を繰り広げる事になる。 ……一方、進行中であった津波作戦の阻止に向かった1号とストロンガーを、それぞれヨロイ騎士と磁石団長が迎撃する。 ここに、第1期ライダーシリーズを締めくくる最終決戦の幕が切って落とされるのである。 【能力】 何度か記載した通り、デルザー軍団最強の魔人であり、上半身が赤と青に分かれたカラーリングはキカイダーを彷彿とさせるが、筋肉や血管剥き出しの更に生々しくキモい見た目をしている。 頭には特徴的な冠を付けており、これは配下の戦闘員も仮面として身につけ、大元帥を表すシンボルとして用いられている。また冠の額についているランプからは破壊光線を発射する。 そんな大元帥最大の必殺技は「魔のピラミッドレッドバリヤー」と呼ばれる、頭部の冠から放たれる赤い三角形型のエネルギーの檻。 ……対V3戦で使用され、地中を穴を掘って脱出すると云う、あんまりな手段で脱出されたのがショックだったのか、以降は使用しなくなってしまい、 それ以降は、1号のキックを食らっても耐えるタフネスとパンチ攻撃、マシンガンを武器としていた。 ただし、1号は大元帥を捕らえてV3とライダーマンの居場所を吐かせるためにわざと手加減してライダーキックを放った可能性が大。 また、復活直後に自分の棺を暴きに来た目利きのコソ泥二名に対して赤い接着剤(血液)で動きを止め、 破壊光線を浴びせ身体から水分を抜き出しミイラ化させた後に砂に変えると云う、恐ろしい攻撃を見せているが、その後は全く使用する気配が無かった。 ちなみにシャドウと違い、ストロンガーとのタイマンではチャージアップや必殺技ですらない普通のパンチで倒された。 配下の戦闘員はマシンガンを武器に使うこともある。掛け声は「キキーッ!」。 【仮面ライダーSPIRITS】 『仮面ライダーSPIRITS』ではTV版の残念振りとは裏腹に、部下二人と共にデルザーを統率する者という破格の大物扱いを受けている。 具体的には、プライドの高い狼長官が敬語を使うくらいの立場。長らく修復中だったが、地獄大使の死後、ロールアウトした。 ところが、デルザー軍団に合流して最後に到着してシャドウから大物扱いされたと思ったら、まさかのジェットコンドルが後に控えていた。 しかも、自分達に準ずるジェットコンドルが早くも負傷離脱したこと加えて、暗闇大使から離反宣言を受けるなど、 復帰早々に連続する不測の事態に苛立ちを隠せずにいる。 【平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊】 大方の予想を裏切ってまさかの復活。地下帝国バダンに忠誠を誓い、大幹部の座に着任する。 沢芽市襲撃にも参加したが、なぜかジェネラルシャドウから顎で使われていた。 最終決戦時にも戦闘員を率いて襲い掛かるが、かつて倒したV3のV3キックで地獄へと送り返され、雪辱を晴らされてしまった。 【スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号】 この映画ではデルザーはショッカーの系列企業になっているため、現代でもショッカー大幹部としてエラソーにしている。 最終決戦のライダー狩りではン・ガミオ・ゼダと共に(OWO) (OMO)のダブルキックで粉砕された。 【ゲーム】 『ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦』ではショッカー最高幹部として登場。 しかし、シャア・アズナブルによるコロニーレーザー大粛清を受けてショッカーは壊滅し、這う這うの体で宇宙まで逃げ延びて再起を図るも、 カロッゾ・ロナ(鉄仮面)の放ったバグの無差別破壊に巻き込まれてみじめな最期を遂げた。 【余談】 ※エジプトから来たと云う設定や棺の存在からミイラ男の子孫とされるが、仮面ライダー図鑑によれば「ミイラの血統」、「エジプトの王族の末裔」という記述があるので高貴な血筋のようだ。 ※登場した直後には、あのシャドウを激しく狼狽えさせる姿からメチャクチャ恐ろしい存在なのでは……と思わせておきながら、既にエジプトから自分を追って来たV3に互角以上の戦闘を展開された末に撤退した後だったりする。 しかもそのせいで、ストロンガーのエネルギーを奪い絶体絶命のピンチに陥らせ優位に立っていたヘビ女(仮面ライダーストロンガー)が、マシーン大元帥を追って来たV3の介入により形成逆転、ピンチを脱したストロンガーの反撃により倒されてしまった。 せっかくのチャンスだったのに…。 そのためか、シャドウから向けられる態度もだんだん慇懃無礼に、そして露骨に見下した態度になっていく。 ※最期はストロンガーの“ただのパンチ”の連打で死んだと思われがちだが、ストロンガーに組み付く際に「お前だけでも道連れにしてやる!」と言っているので、体内の自爆スイッチ的な物をONにしたが振りほどかれ、時間切れとなり爆死した……と推測するファンもいる。 ※ヒエラルキーが無いとされるデルザー軍団において岩石大首領の存在を(おそらく)唯一知っていた事からも、魔の国の中でも信任が厚く、相当な高位に居た事がうかがえる。 ※残念な活躍や、デルザーが持つ少数精鋭のイメージから浮く為か、後年の様々な媒体での「デルザー軍団」の集合からは、腹心の2人と共に省かれる場合が多い。 1号「待てぇ、大元帥!」 大元帥「むっ、ライダー1号!?」 1号「追記修正しなければ、仲間の命はない!」 大元帥「何ぃ?」 ヨロイ騎士「マシーン大元帥!」 磁石団長「マシーン大元帥、追記してくれぇ!」 ヨロイ騎士「俺たちを全消しにしないでくれぇ!」 大元帥「えぇい、この臆病者めが! それでも栄光のデルザー改造魔人か!?」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] こうしてみると、デルザー設立がいつなのか分からなくなったな~ シャドウなのか マシーンなのか …マシーン=魔人のギャグ? -- 松永さん (2013-06-29 09 51 52) ↑多分、もの凄い太古でシャドウを除いたメンバーは代々引き継いだ地位かと。 -- 名無しさん (2013-06-29 10 01 52) ライスピに出てるのは実はマシーン大元帥のご先祖様かもしれん -- 名無しさん (2013-08-03 13 04 50) こんなのがシャドウより格上 -- 名無しさん (2013-08-03 13 12 58) 家柄は凄いのに残念キャラ……怪人界の鳩山由紀夫と呼ぼう。 -- 名無しさん (2013-08-03 13 33 25) ↑幾ら何でもマシーン大元帥が哀れだから止めて差し上げろw -- 名無しさん (2013-08-03 13 44 03) ↑↑そいつの家 非主流派の上 家柄も閨閥的に 中の上くらいだが、マシーン大元帥は大首領直属の名門な気がする せめて近衛か細川? -- 松永さん (2013-08-03 13 47 37) 一応、パンチ攻撃やマシンガンで2号を圧倒してたんだよな……名誉を言えば。 -- 名無しさん (2013-08-03 17 30 14) ライスピではデルザー最弱候補の荒ワシですらかなりの強敵感があったから タイマンで2号を圧倒するくらいの実力がある大元帥はもっと凄いことになるんじゃ…? -- 名無しさん (2013-08-25 20 45 31) そういやV3がライスピ一巻で無双したピラミッドのプラントがそこはかとなくマシーン大元帥の製作工事を思わせる -- 名無しさん (2013-08-25 21 31 13) レッドバリヤーは相手を「閉じ込める」技なんだよな……何故かw -- 名無しさん (2013-08-25 21 42 23) 実はこいつがショッカーのナンバー2扱いで、中ボスとして登場するゲームがある。…ガイアセイバーってクソゲーだけどさ。 -- 名無しさん (2013-11-07 17 00 23) ライダーマンという新しい敵を作り出してしまったヨロイ元帥、ダブルライダーの存在を把握していなかったマシーン大元帥、そしてスーパー1を惑星開発用改造人間だと知らず空気の無い部屋に閉じ込めて勝ち誇った悪魔元帥…。仮面ライダーで「元帥」と名の付く奴って馬鹿ばっかな気がする。 -- 名無しさん (2013-11-23 20 13 31) 放送当時の漫画版ではたいていいなかったことにされて実質デルザー軍団のトップはジェネラルシャドウになってたな。 -- 名無しさん (2014-01-05 02 14 48) ↑↑ヨロイ元帥はまだマシな方だろ… -- 名無しさん (2014-03-23 11 28 07) 仮面ライダー大戦にも一応出てきた -- 名無しさん (2014-03-31 23 57 19) V3にはボコられるが2号には優勢だったりするよくわからん強さだったな 目覚めたばっかで身体が鈍ってたのかな? -- 名無しさん (2014-05-05 23 59 34) ライダー大戦でまさかの登場、スーツが残っていたのだろうか -- 名無しさん (2014-06-09 03 01 29) ↑アトラクション用でしょ。多分 -- 名無しさん (2014-06-09 03 40 24) 仮面ライダー大戦ではジェネラルシャドウに指示されてたという。立場逆転しとる -- 名無しさん (2014-09-25 19 15 09) ファラオじゃなくて ミイラ男の子孫ってなんかなぁ… -- 名無しさん (2014-10-18 22 35 39) ↑当時のミイラ男ってツタンカーメンとかハリウッド映画の古代エジプトのファラオとか将軍とか高僧のミイラが~とかの印象が制作陣とかに強かったんじゃない?知らんけど。 -- 名無しさん (2014-10-19 00 37 46) ↑1、2 デルザー軍団の面々は有名な妖怪やら魔物やらの子孫という設定があるので、妖怪としてのミイラ男(ホラー映画とかに出てくるやつ)のイメージと思われる -- 名無しさん (2015-10-22 02 48 36) まったく強そうなデザインじゃない -- 名無しさん (2015-12-26 23 59 37) GPではやっぱりというかなんというか、平成の電気カブトムシに倒されてたな。V3キック如きで死んだ前作に比べりゃマシだが…。 -- 名無しさん (2016-01-13 04 08 46) 頭がイクサに似てる -- 名無しさん (2016-02-14 22 25 32) 5年でって書いてあるけど、前に2号が日本で戦ってから1年ぐらいしかたってないじゃん(Xの33~34話)。しかも同じ話にはV3もいたし。2号はどんだけ空気なんだよ?って話になる -- 名無しさん (2016-03-03 11 11 21) 仮面ライダースナイプ「動けば仲間の命は無ぇ」 -- 名無しさん (2016-12-05 15 30 42) 大元帥に限らず「V3キック」に耐えた一般怪人は結構いるし、1号のライダーキックの場合はV3(とライダーマン)を助け出すための捕虜にするために出しただけだし、2人ともガチで「必殺技」を出したわけじゃない。それに主役はV3でも1号でもないからね。 -- 名無しさん (2018-05-07 10 34 06) 3号GPでやられる直前にすげえ高笑いしながら特攻してたのが何故か印象に残ってる。というかここの笑い声でようやく関さんが演じてるって把握出来た(平成対昭和だと唸り声すらまともにないし解らなかった) -- 名無しさん (2018-05-31 19 47 38) V3キックに耐えたならともかく、まともにくらって棺桶に入って逃げたわけだからねえ。しかも傷心のシャドウがアジトに帰ってくるまで姿をくらませたままだし。こんなヘタレよりV3キック、V3チョップ、V3ダブルキックを難なく跳ね返したマントコングの方が強いと思うわ -- 名無しさん (2018-10-12 23 42 00) 来た時にシャドウが驚いてたけどデルザーってシャドウ自身が声かけてたんじゃなく魔の国の掲示板に募集の貼り紙でもしてたんだろうか? -- 名無しさん (2018-11-18 21 04 03) ジェネラルシャドウ「ゆけ!!」ドラス、ギリザメス「「おおおおおおおっ!!」」マシーン大元帥「おおお!!...って、あれ?」...流石に「マシーン大元帥がジェネラルシャドウより( 一応 )立場も強さが上位」ってことを脚本さんもスタッフもスーツアクターさんたちが知らなかった...って事はないと思いますが....。 -- 名無しさん (2020-07-02 21 38 48) ↑立場は上だが強さに関しては当時から微妙な感じらしい。当時の児童雑誌ではシャドウの方が“さいきょうのかんぶ”扱いだったらしいし。 -- 名無しさん (2020-07-02 21 46 56) なんやかんやで仲間思いの良い上司なんだよな。あの人間不信の権化なし岩石さんにも信頼されてたし -- 名無しさん (2022-05-17 23 29 59) 仮面ライダー大戦でジェネラルシャドウに「ゆけ。」と言われて素直に従ってたの、バダンでは人事異動したのかも...多分 -- 名無しさん (2023-05-06 21 09 15) 大戦はとてもじゃないけど元作品のキャラクターを把握してるとは思えないから真面目に考えないほうがいい -- 名無しさん (2024-01-19 15 50 06) 名前 コメント
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【種別】 武器・武装 オーメダル 【用語】 オーズドライバー 【よみがな】 おーずどらいばー 【所持者】 火野映司 【変身ソング】 串田アキラ 【登場話】 第1話~ 仮面ライダーオーズに変身するためのベルト。 グリード5大幹部 鳥系幹部怪人アンクが石盤に取り付けられていた鍵のようなものを持ち出し、密かに所持していた。 自身のコアメダル、タカが火野映司の手にわたり、とりかえすためのやりとりの最中に、アンクが持ち出した他の幹部たちのコアメダルを取り返すために現れたカマキリヤミーに邪魔をされ手だけしか復活していないアンクはピンチになる。この一方的な戦いをみていた映司が、何者なのかはっきりしない怪物のアンクの味方になりカマキリヤミーに立ち向かっていったのだった。ちょっと前に知り合っただけの関係なのに自分に味方する映司をアンクは利用しようとたくらむ。というかこの手しかないと選択するのであった。持ち出した鍵のような石を映司の腹部に取り付けてしまう。石はベルトに変化た。カマキリヤミーはこの石をアンクが持っていることに驚き、映司に対して使うのをやめろという。だがアンクはこの危機的状況を抜け出すためにはベルトを使って倒すしかないというのだった。このベルトが何なのかは不明で使うとただではすまなくなるとカマキリヤミーは映司を説得するのだが・・・。一瞬ためらう映司ではあったがアンクに多少の?リスクでここで一緒に死んでしまうよりいいだろう?と説得される。これまで旅をしてきた経験から「楽して助かる命がないのは何処も一緒だな」と変身する事を選択してしまう。アンクに説明された方法で渡された別の2枚のコアメダルをバックルに装填。映司を複数のメダルが包み仮面ライダーオーズへと姿を変えた。何のリスクがあるのか、わからぬまま・・・。 【オーズ形態・コアメダル】 仮面ライダーオーズ形態 オーズドライバー メダル配置 (コアメダル) 変身ソング 右(頭部) 中(胴体) 左(下半身) タカヘッドタイプ タトバコンボ(基本コンボ形態) タカ・コア トラ・コア バッタ・コア タカ!トラ!バッタ! タトバ!タトバタトバ タジャドルコンボ(コンボ形態) タカ・コア クジャク・コア コンドル・コア タカ!クジャク!コンドル! タージャードルー タカトラドル(亜種形態) トラ・コア タカ!トラ!コンドル! タカジャバ(亜種形態) クジャク・コア バッタ・コア タカ!クジャク!バッタ! タカキリバ(亜種形態) カマキリ・コア タカ!カマキリ!バッタ! タカゴリバ(亜種形態) ゴリラ・コア タカ!ゴリラ!バッタ! タカゴリタ(亜種形態) タコ・コア タカ!ゴリラ!タコ! タカウバ(亜種形態) ウナギ・コア バッタ・コア タカ!ウナギ!バッタ! タカトラーター(亜種形態) トラ・コア チーター・コア タカ!トラ!チーター! タカキリーター(亜種形態) カマキリ・コア タカ!カマキリ!チーター! タカウーター(亜種形態) ウナギ・コア チーター・コア タカ!ウナギ!チーター! タカウタ(亜種形態) タコ・コア タカ!ウナギ!タコ! クワガタヘッドタイプ ガタキリバコンボ(コンボ形態) クワガタ・コア カマキリ・コア バッタ・コア クワガタ!カマキリ!バッタ! ガタ ガタガタキリバ ガタキリバ ガタトラバ(亜種形態) トラ・コア クワガタ!トラ!バッタ! ライオンヘッドタイプ ラトラーターコンボ(コンボ形態) ライオン・コア トラ・コア チーター・コア ライオン!トラ!チーター! ラタラタ ラトラーター ラトラバ(亜種形態) バッタ・コア ライオン!トラ!バッタ! ラキリバ(亜種形態) カマキリ・コア ライオン!カマキリ!バッタ! ラキリーター(亜種形態) カマキリ・コア チーター・コア ライオン!カマキリ!チーター! ラトラゾ(亜種形態) トラ・コア ゾウ・コア ライオン!トラ!ゾウ! サイヘッドタイプ サゴーゾコンボ(コンボ形態) サイ・コア ゴリラ・コア ゾウ・コア サイ!ゴリラ!ゾウ! サゴーゾ! サゴーゾ!! シャチヘッドタイプ シャウタコンボ(コンボ形態) シャチ・コア ウナギ・コア タコ・コア シャチ!ウナギ!タコ! シャシャシャウタ シャシャシャウタ!! シャウバ(亜種形態) バッタ・コア シャチ!ウナギ!バッタ! 【関連するページ】 800年の封印 MOVIE大戦CORE 登場人物 WONDERFUL 将軍と21のコアメダル 登場人物 アンク ウナギ・コア エピソード別 登場人物・出演俳優 テンプレート オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー カマキリ・コア ガタキリバキック クジャク・コア クワガタ・コア グリード コンドル・コア ゴリラ・コア サイ・コア シャチ・コア ゾウ・コア タカ・コア タコ・コア タトバキック チーター・コア ティラノ・コア トラ・コア トリケラ・コア ノブナガの欲望 登場人物 バッタ・コア パンダ・コア プテラ・コア ライオン・コア 串田アキラ 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル 仮面ライダーオーズ ガタキリバコンボ 仮面ライダーオーズ サゴーゾコンボ 仮面ライダーオーズ シャウタコンボ 仮面ライダーオーズ タジャドルコンボ 劇場版 仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ 劇場版 仮面ライダーオーズ ノブナガの欲望 武器・武装 火野映司 第13話 第15話 第16話 第17話 第17話、第18話登場人物 第19話 第1クール 第20話 第23話 第25話、第26話登場人物 第26話 第28話 第2話 第31話 第33話 第33話、第34話登場人物 第35話、第36話登場人物 第36話 第37話、第38話登場人物 第3話 第40話 第41話 第42話 第43話 第46話 第47話 第47話、第48話登場人物 第48話 第4話 第6話 第7話、第8話登場人物 第8話 第9話 第9話、第10話登場人物 第?話テンプレート 謎の腕
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第4話「生徒会は不思議がいっぱい? はるなとわかばのめぐり合い」 様子見とばかりに、同僚のデイムスからの追及をかわすフオロス。ラヴァロックはそうした彼らの動きを咎めずにおいてくれるとのことだが、そのふたりのところにたずねてきた、豊かな肢体の女性。 サンバーンの腹心のプロミーズである。あのババア余計なことを、などとラヴァロックはつぶやくが、3人の大幹部が全員プリキュアの誕生を警戒して手を打つようになっていることを理解もした。 フオロスは、プロミーズのお手並み拝見といこうかと、高みの見物を決め込むことにする。 はるなのクラスのクラス委員は高天神みずきという、はるなより背の高い、ちょっとほっそりとした少女。 生徒会長と比較しても目おとりしない彼女に、これから執行部会であるという話をして誘うはるな。同級生だからそこに敬語とか何かはないけれど、彼女もはるなに対しては全生徒の代表であるという認識からの遠慮が入っている。はるなは彼女の誠実さと生真面目さ、それに学力の成績は自分よりはるかによいことを高く評価していて、おどおどしない、とついいってしまいそうになる。 みずきを伴って執行部会の会場に入るはるな。 1年生から3年生までのクラス委員と、生徒会の執行部員が全員集合して、これから生徒会がどう運営されていくかを説明し、なにをどう進めるかを話していくはるな。 その簡単な会議の終了後、はるなに声をかけてくる下級生。 聞けば、あいりの同じクラスで、名前を仁科わかばというらしい。あいりが、「はるなによろしくね」と言っていたとそのまま伝える。はるなは「連絡ありがとうね」とわかばに伝える。 ほんの少しのすれ違いをしたあと、わかばの口から「あれが、群雲はるな、キュアウェザー……」とつぶやかれる。 執行部員だけで簡単なまとめをする。 一同に会する中、落ち着きのない副会長・外田を少しつっつく、はるなのクラスメイトで同じく副会長の牧村。またそのやりとりをわざと記録しようとする、書記会計の屋良大貴。 そんな悪ふざけの中でも、まとめの会は粛々と進められて短く終了できる。 その中で、わかばはひっそりとプロミーズの動きを察し、プロミーズがプリキュアの居場所を探り出して接触を試みようとするところで、わかばはプロミーズと接触、「ウィズハイト? ウィスプホスはもう手を加えていたってこと? 負けてらんないわ」と意欲を燃やす。「せいぜいがんばって。プリキュアは手ごわいだろうけれど」と忠告交じりに話すウィズハイトと呼ばれた、わかば。 意外と熱血タイプのプロミーズであった。 はるなの帰りを待っていたらしいあいり。 実はIT部が、この後の予算編成会議に向けて、部員確保と企画運営のためにやっきになってがんばっているということで、今そのからみで同じくらいの帰りになっているとのこと。 わかばという子に会ったかと問われたはるなは、出会って、話をしたという。あいりのクラスのクラス委員であり、また幽霊部員ながらあいりの所属するIT部のメンバーであるとのことだ。 ただ、気がついたらいつの間にかいたからうんぬんという話をしかけるあいりの前に、邪魔をするようにプロミーズ登場。 学校の昇降口付近で出会ったプロミーズは、手近な自転車にアツイナーを乗り移らせる。変身を試みるには、人目が非常に気になる二人、なんとか死角を見つけ出すまで粘って、変身する。 自転車アツイナーは、おもむろに二人に突撃をしかける。猛スピードでの突撃に一度はじきとばされる二人だが、「車は急に曲がれない! 自転車だっておんなじ!」というミネラルのひとことから、直前で横に逃れる。 だが、逃れた一方は自転車アツイナーの切り替えしによって、一方はプロミーズの横槍を受けてふきとばされ、背中から壁に激突する。 似たようなことを繰り返すうちに、不毛ではないかと考えたウェザーに対し、「まずプロミーズから行こう!」というミネラル。はたしてそのとおりに二人がかりでプロミーズに挑むと、プロミーズは二人がかりもどうということなくさばいてしまう。そこへ、さっきの自転車アツイナーが突撃を仕掛けてくる。うまくミネラルが自転車アツイナーをプロミーズと垂直になるように体をあわせてから突撃を直前で回避する。 自転車アツイナーの突撃がうまいことプロミーズにヒットし、「作戦どおり!」とウェザーを促すと、まずウェザーのスノーフローズンで凍てつかせて、そこへミネラルのアイアンブローがヒットしてアツイナー撃破、プロミーズもダメージを受けて退散する。 影からその戦いぶりを見守っていたウィズハイトこと、わかば。 この二人は、ミネラルの出現がなければウェザーをつぶすのはそれほど難しくないと分析する。 最強のコンビになれそうだね、私たち、というあいり。何故? と聞くはるなに、そんな気がしただけ、と答え、あまりまともに答えないあいりであった。