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ラノでよむ ※一部不快な表現と描写ががあります。ご了承ください。 夜道を歩いていると、黒いセーラー服姿の女の子がゴスロリファッションの女の子を殺していた。 ぼくはその横を、アイスを舐めながら通り過ぎる。 やっぱりガリガリくんはソーダ味に限るね。夏になるとやはりガリガリくんが恋しくなる。でも案外コーラ味も悪くない。冷たい感触が口の中に広がって、ソーダの清々しい味わいが爽やかだ。 サンダルをつっかけながら、こうして虫の音を聞きながら夜の道を歩くのは案外気持ちがいいものだ。だけど頬を撫でる風は生暖かく、汗でシャツがベタベタする。 どうにも今日は夜になっても暑さは引かず、姉がどうしてもと駄々をこねたので、ぼくはコンビニまでアイスを買いに出かけさせられた。ぼくと姉はほかの兄弟たちと違い、一緒のアパートに住んでいる。姉が家事をこなしているため、こうした雑用などはぼくの担当になっていた。 まったく、こんな夜更けにアイスなんて食べたら太ると言ったのだけれど、一度駄々をこね始めた姉は子供よりも性質《たち》が悪い。逆らって機嫌を悪くされても面倒なので、仕方なく姉の大好きなピノを買ってきた。ついでに朝食用の牛乳とパンも変えたし、ちょうど良かったかもしれない。 歩きだとコンビニまで少し距離があるので、いい具合に疲れた。家に帰ったらお風呂に入ってもう寝よう。きっと暑さも気にせずよく眠れるに違いない。 「ちょ、ちょっと待ちなさいよそこのあんた!」 後ろから女の子の叫ぶ声が聞こえてきた。多分きっとおそらくぼくのことじゃないだろう。呼びとめられるようなこともしていないし、振り返るのもめんどくさい。 「待てって言ってるでしょ!」 そんな声が真後ろから聞こえてきて、ぼくのほっぺたにちょっとした痛みが走った。なんだろうと思っていると、赤い液体が地面にポタポタと落ちている。大量の血がぼくの頬から流れているのだ。火傷でもしたかのように頬が熱く、ジンジンと少しずつ痛みが増大していく。 「なにするんだよ。痛いじゃないか」 ぼくはポケットからハンカチを取り出して、自分の頬に当てる。そのハンカチはピンク生地にウサギの刺繍の入ったやつで、どう見ても姉のだ。可愛いピンク色がどんどん赤黒く染まっていく。どうやらまた間違えて持ってきてしまったようだ。恥ずかしいなぁ。 「痛い、じゃないわ。あんた、見たでしょ!」 そんなことを言われ、ぼくはようやく目の前の女の子に視線を向ける。 そこには可愛らしい女の子が顔を真っ赤にして立っていた。それだけなら逆ナンかしらん? と思ったかもしれない。だけどその女の子の手には、ずいぶんととがっている攻撃的なデザインのナイフが握られていた。 女の子は震える手でナイフをぼくの首筋に突きつけ、まるで親の仇と対峙しているかのような怖い目で睨んでいる。 彼女がそうするように、ぼくも彼女を観察する。 歳は中学生くらいだろうか、茶色いセミロングの髪の毛に、整った目鼻。健康状態を気にしたくなるほどに細い体を、血に塗れた黒いセーラー服が包んでいた。それはまるで喪服のようだ、なんてどうでもいい感想を抱いてしまう。 その女の子の足元に視線を落とすと、やはりそこにはもう一人の女の子が死んでいた。いや、違う。殺されているのだ。 犯人はこの中にいる。 犯人はぼく以外だ。 つまり、 「きみがその女の子を殺したの?」 ぼくがその死体を指差すと、セーラー服の女の子はびくっと一瞬体を震わせた。その死体はその女の子と同じくらいの年齢だ。ゴスロリファッションに身を包んで、顔には派手な化粧がなされている。だけど体中のあちこちが赤く染まっている。それは紛れもなく血だ。 腹部からは臓物がはみ出、四肢は損壊され、右の目玉はえぐり出されている。吐き気をもよおすような死臭がぼくの鼻をツンと刺激する。蒸し暑さもあってか、その匂いは強烈なものになっていた。やれやれ、しばらく肉を食えなさそうだ。 セーラー服の女の子のナイフには血が付いている。誰が見ても彼女が殺したのだと思うだろう。いや、それ以前にぼくは彼女がこのゴスロリ子(仮名)を殺している瞬間を見てるんだけどね。これで事件は解決。|証明終了《Q.E.D》。めでたしめでたし。 「そうだよ。あたしが殺したんだ。悪いか」 ピノが溶けちゃうからもう帰りたいなぁと思っていると、女の子は目をそらしながらそう言った。今更犯人の自白だ。 「そりゃあ、人を殺すのは悪いことなんじゃないのかな。ゴミのポイ捨ての次くらいには罪深いことだと思うよ」 「安心しなさい。こいつはこの双葉区には存在しないことになっている人間なのよ。死体さえ始末しちゃえば警察だって騒ぎはしないの」 「ふうん」 聞いてもいないのに、セーラー服の女の子はペラペラと喋り始めた。まるで口を動かしていないとどうかなってしまいそうな感じを受ける。 「こ、こいつは傭兵集団、“|少女地獄《ステーシーズ》”の一人なの。あたしの商売敵なのよ。だから殺した。文句ある!?」 「別にないよ。つまり君も殺し屋ってこと?」 ぼくがそう尋ねると、なぜか彼女は誇らしげに鼻をふふんと鳴らした。ちょっと照れたように笑い、その顔はただの女の子にしか見えない。顔も体も血塗れということを除けばだけど。 「そうよ、あたしはフリーの殺し屋。“殺戮凶刃《ジェノサイドカッター》”の野村《のむら》千波《ちなみ》とはあたしのことだ!」 「ふうん。それじゃあ千波ちゃんって呼ぶよ。それで千波ちゃん。殺し屋がそんなほいほい本名を名乗っていいの?」 「あっ! 駄目だ。忘れなさい」 「うん。わかった。忘れたよ千波ちゃん」 「よろしい」 セーラー服姿の女の子改め、千波ちゃんはそう頷いて納得してくれた。うん。これでようやくぼくも帰れる。コンビニの袋の中のピノが溶けだして、箱がぐじゅぐじゅになっちゃってるし、ぼくのガリガリくんももうすでに地面を這うアリさんたちのごちそうと化している。まったくついてないなぁ。まあいいや、帰って早くお風呂に入ろう。たまには姉と入るのも悪くないかもしれない。 「じゃあね千波ちゃん。おやすみ」 「はーい。おやすみー」 そうして手を振ってから帰路につこうとしばらく歩いていると、後ろから猛ダッシュしてくる音が聞こえた。 「おやすみ、じゃないわよこの野郎!」 千波ちゃんはぼくを蹴り飛ばして、転んでしまったぼくの上に馬乗りになる。文句を言う前に千波ちゃんはナイフの切っ先をぼくの鼻先に向けた。 なんだよまったく。まだお喋りしたいのかなぁ。少しは空気を読んでほしい。 「どうしたの千波ちゃん。忘れ物?」 「ふざけないで! あたしはお前を殺すの! 殺し屋が殺しの現場を見られて放っておくわけないでしょ!」 「ああ、なるほど。納得した」 そりゃあ、千波ちゃんが怒るのも無理ないだろう。 「大丈夫だよ。ぼくは警察にも学園の風紀委員にも誰にも喋らないから」 「そ、そんなこと信用できるもんか。死体を片づける手間が倍になっちゃったけど、あたしはお前を殺す。プロの殺し屋として殺してやる」 「何言ってるんだよ千波ちゃん。本当のプロはこんな目立つ殺し方しないし、こうやって喋る前にもう殺しは完了してるよ。えっとなんだっけ? 『ブッ殺すと心の中で思ったならッ! その時既に行動は終わっているんだッ!』だっけ? なんか昔読んだ漫画でそんな事を言ってたよ。それに保身のための、依頼なき殺人なんて、それじゃただの殺人鬼だ。ぼくの兄と一緒だ」 「う、ううううるさい。殺す。殺すんだ!」 そう言う千波ちゃんの小さな肩は震えている。どうやら彼女はまだ殺しに慣れていないようだ。あのゴスロリ子ちゃんだって、おそらく慣れない殺人に高揚して、あんな無意味に死体を破損させているんだろう。まるで初めてのお使いでもする幼稚園児のようだ。可愛いなぁ。 しかしこのまま殺されるのは簡便だ。姉がお腹をすかしてアパートで待ってるんだからね。 仕方ない。 「『大丈夫。安心して。ぼくはきみの味方だ。誰にも喋らないよ。約束する』」 ぼくは言葉に魔力を込めた。その言葉を聞き、千波ちゃんの強張った顔が一変し、ナイフを地面に落とす。 「ほ、本当? 信用していいの?」 千波ちゃんは信頼できる友人と話しているかのようにどっと安堵の表情になる。これが僕の持つ異能だ。嘘を相手に信じ込ませる能力。ぼくの言葉に疑いをもつものはこの世に存在しない。ぼくが白と言えば黒でも白になる。 「『ああ、本当だよ。千波ちゃんは可愛いなぁ。こんな可愛い女の子を裏切る男なんていないよ。さあ安心してよ』」 「うん!」 千波ちゃんはさっと離れ、ぼくの手を取って起き上がらせてくれた。よかった、単純な子で。 「さて、それじゃあ今度こそぼくはサヨナラさせてもらうよ」 じゃあ、と手を挙げてさっさと退散しようとするが、千波ちゃんはぼくの腕をつかんだまま放さない。女の子とは言え、やはり殺し屋なのか、その力は強くて振りほどくことができなかった。 「なんだい」 「ねえ、あたしの味方ならこの死体処分するの手伝ってよ」 なんてことを言い出すんだろうか。これ以上面倒なことをぼくにやらせるのか。千波ちゃんには困ったものだ。 「あのね千波ちゃん。自分のお仕事なんだから、事後処理まできちんと自分ひとりでやらないとだめだよ。そんなんじゃ立派な殺し屋になれないよ」 ぼくは千波ちゃんの肩にぽんと手を置いてそう諭すが、彼女はイヤイヤと首を横に振り、目に涙を浮かべてぼくの目を見た。その上目遣いはなんともあざといものだ。だけどこんな顔されては何も言えなくなってしまう。 「だって、だって。本当はあたし一人でちゃんと処理できたはずなのよ。お師匠様から譲り受けた“屍喰い猫”がいれば死体の始末なんて簡単なんだから」 「しぐいねこ?」 聞きなれない言葉に首をかしげる。それはいったい何なんだろう。 「そう、屍喰い猫。死体を食べる猫ちゃんよ。殺し屋稼業には欠かせない相棒なんだけど、ここに来る途中で逃げられちゃったの」 死体を食べる猫。そんな気持ち悪い猫なんて聞いたこともない。だとするとその猫はラルヴァか何かだろうか。 「なるほどね。その猫がいなくなったのに人を殺しちゃったから困ってるわけだ」 「そうよ。このゴスロリ女と戦ってる時に、ケージから逃げ出しちゃったの。だからね、死体の後始末を手伝ってとは言わないわ。せめて屍喰い猫を探すのを手伝ってよ!」 「いやだよめんどくさい」 「断るならやっぱり殺す。百回殺すー!」 そう言ってまたもやナイフをぼくのほうに向けてきた。まったく、最近の子供はキレやすいというのは本当だよ。非常識極まりないね。 まあ、ようするに迷子のペット探しだ。ぼくが所属する探偵部としてもそういう依頼を受けたことは多くある。迷子のペットをこのくそ広い双葉区で探すだけの簡単なお仕事です。 「いいよ。手伝ってあげる。でも報酬はもらうよ。ぼくはタダで人助けするほど善人じゃないからね」 「報酬? エ、エッチなのは駄目だからね! 脱ぎたてのパンツ頂戴とか言わないでよ!」 千波ちゃんは顔を赤くし、スカートを押さえた。いったいどんな妄想をしているんだろうか。困ったものだ。 「女子中学生のパンツなんて興味ないよ。報酬はそうだな、コンビニのアイスでいいよ」 「え? そんなのでいいの?」 「ああ。姉のピノもぼくのガリガリくんも溶けちゃったからね」 生憎アイスを一個ずつ買う金しか持ってなかった。アイスを買って帰らなかったら姉の機嫌が悪くなってしまう。なんとしてもアイスは買って帰らなければ。 「ありがとう! じゃあちゃんと屍喰い猫を見つけられたいっぱいアイス奢ってあげる……えっと、そう言えばまだあんたの名前を聞いてなかったよね?」 「『ぼくの名前はアンドロメダクリスティーヌ三世だよ』」 「へーそうなんだ。素敵な前だね!」 異能を使って偽名を名乗ったけど、どうにも変な名前で呼ばれるのはしっくりこない。別に本名を知られても困ることはないので、やっぱり名前を名乗ることにしよう。 「ごめん。今のはナシ。嘘」 「えーなんで嘘つくのよー」 からかわれたと思ったのか千波ちゃんはぷりぷりと怒っている。ぼくは自分の名前を彼女に告げた。 「ぼくの名前は中也《ちゅうや》。夏目《なつめ》中也だ」 後編につづく トップに戻る 作品保管庫に戻る
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ヒナギクの祖母(出展: 登場:11スレ88) 環の幼馴染(出展: 登場:11スレ209) りんちゃん(出展: 登場:11スレ368) 先輩(出展: 登場:11スレ368) ミレイ・アッシュフォード(出展:コードギアス 登場:11スレ754) ニーナ・アインシュタイン(出展:コードギアス 登場:11スレ755) 枢木スザク(出展:コードギアス 登場:11スレ761) ユーフェミア・ブリタニア(出展:コードギアス 登場:11スレ761) 紅月カレン(出展:コードギアス 登場:11スレ768) のっとった人(出展: 登場:12スレ1) FFF団のみなさん(出展:馬鹿とテストと召喚獣 登場:12スレ131) カオスの英語の先生(出展:そらのおとしもの 登場:12スレ429) ドモンが住宅街で見つけたロリ2名(出展: 登場:12スレ568) 御筝割(出展:2ch 登場:12スレ515) マリック(出展: 登場:12スレ730) セロ(出展: 登場:12スレ730) スッパテンコー(出展: 登場:12スレ730) 海外の研究所にいるベクトル操作能力者(出展: 登場:12スレ730) すごいヘンタイ(出展: 登場:13スレ588-589) 影黒喪服(出展: 登場:13スレ589) カニの神様(出展: 登場:13スレ742) ホラー映画の医者(出展: 登場:13スレ837) ヒナギクの祖母(出展: 登場:11スレ88) 本編未登場 北辰一刀流の使い手 木刀・正宗の使用者 ヒナギクに剣を教えた人 前の帝を守り続けた、歌と踊りをしながら。 ,.イ⌒´ ̄``ヽ / \ /, , | 、 ヾヽ ,',' ,' , l | i、 ヾ_、ヽヾヽ i' ,'l ト州州从少ミヽヾヽ |ハ ∨イ匸「 └‐' i! lヾ! ヾ从j、 ' 〃 ト `从ミ 、 ` ̄´,ィノノリ r≦| >''´ |ト, |  ̄l /´ゝ、 ,. -'´`゙ L/ ` - 、 / o ヽ /⌒ 〃 | o / { | ヽ' / 〉 | i/ o イ 〈 { | i l .} | o i | r、くヾソ,. -‐‐-、___ ,ヘ _,.-ニ=‐-'´ ' くヽi ∠ // , ‐- 、`7´ヽ\ // / / , / , . ヽ! .; ヽ ヽ、 〃 /. . / /! | .. ..i .; . , ', i i . 〉 !; . / . ム!ハ! i iニ! ト i . l i | l / | i . . /l. lィ'ト,lヽトハ!7=ト、| ; ト、| l ! l ハ l/ ヽハ tリ ` f ; l! l〉! iヽ! | //! l ヽハ l ハ`´, `゙'''´ | iノ| | /lリ ヽハl ト、 ー . イ l | リ / ´ lハi'゙´.>r '´ /l /\ ´ ,.ヾヽ ト、 _,. / _,,,.ヽ、 /ヽ、ヽヽ l⌒ー-/ /_,,.-へ! /ヽ、\ヽ l / /´ ヽ_i ! ヽ/ \! /_/ /_,.-‐''" /! l ヽ l'⌒〈⌒!⌒ '´ , / l l l /「lヽ/ / / | ∧ ヾ | | !/ /  ̄` l l 〉 | !/ /l ,.イ⌒´ ̄`` ヽ / ヽ /, /| ヽ イ,',' / ___i |i ヾヽ //| ! | _|'ヽl |从从 ヽゝ { l イiiil 'イiii lソ 、 '___ /' ヽ., / r≦| >''´ |ト, |  ̄l /´ゝ、 .,. -'´`゙ L/ `-、 ./ o ヽ /⌒ l | o .! l | ヽ' | 〉 | i/ o | 〈 { | i l .} | o i | 環の幼馴染(出展: 登場:11スレ209) 本編未登場 環の呼び方は上から順に姉貴 タマお姉ちゃん タマ姉 この3人の中に環の写真の男の子がいるかは不明 りんちゃん(出展: 登場:11スレ368) やる夫に覗きをされた箱庭学園生徒 パンツの中までぐちゃぐちゃではきかえているところをやる夫にのぞき見された被害者 AAは下着のものしかでてないのでWikiの都合上省略、スレにて確認してください。 先輩(出展: 登場:11スレ368) やる夫に覗きをされた箱庭学園生徒 AAは下着のものしかでてないのでWikiの都合上省略、スレにて確認してください。 / ∧;;;;;;i/ メ ̄ /;;i / / /;/ / ,! 、 ヽ /;;/ ,.-='‐'´ / / ノ i ヽ i /;;// ,. - / /. / ,.く .ヽ ヽ |´;;/ / / / ./ / \ ヽ i | ├'./ |. / / 木Tゝ、 ヽ ', i | | ! i | / `┴ / ', | | | .} | V 二ニ てマッハ レ´ ̄,-,ヽ/⌒ヽ、 ノ ヽ 代 i ‐-/ ! |;;;;;;;;;;;ー';;;;;',;;;;;;;っ;;;ト-,、 ミーラ" ̄ ̄`ー、 ヽ `ー- ´、ン | ハ;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ;;;;;;;;;;;;;ノ;;;;;;;、_/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、 \, -‐ニ´ /ノ |`ー----'ー----';;;;;;;;;; ./;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ハ V / 」;;;;;;;;;;,-─‐--、`ー、_';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i ハ ,-=下 ̄ };;;;;;;;`ー-----';;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;レ' ヽ L;;;ノi;| ,' ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/i,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`ー、 `ヽ__ノ;;| {  ̄ ̄ ̄ };;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| `ヽ、 V ヽ ノヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! ヽ `ヽ Τ"゛ーーイ´ ミレイ・アッシュフォード(出展:コードギアス 登場:11スレ754) 12年前の日本帝国 アッシュフォード学園 会長 ルルーシュの知人 現在についての情報はでていない / . . . . . ./ . . .ハ . .| . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ハ . . . . . . . . . . . . . . .\./ . . . . / . . . ./ . . . .ヘ| . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ \ . . . . . . . . ヘ . . . . .ヽ . . . . ./ . . . . ./ . . . . . . . ト、 . . . . . . . . . . . . ./"'''-、. _\ . . . . . . .ヘ . . . . . } . . . / . . . . ./ . . . . . _/孑'" - 、_ . . . . . . \____ ̄\ . . . . . .ヘ ./ . . .| . . . . / . .- ' ̄∠ --‐――、ヽ . . . . . .,} ≠=-、 ̄ヽト、 . . . . . l、 . . | . ./ . . . . . / ,≠=气 / . . . / /f (_,ハ ヽ. | } . . . . .} ヽ∨ . . . . . . | 〃〃 (_,ハ ヾ、 . 〈-| { } }} | / . . . ./. { . . . . . . .ト、.〃 { } | 〉 } | ゞ辷ン ' ./ / . . . / ,ハ . . . . . .| ヽ` ゞ辷ン .lノノ ヽ.  ̄¨~` /,イ . / l l \ . . . \ ヘ ´ ̄ ノ | .  ̄ ̄ ̄ / .| T . | |ハ . . .\ . . . ."'、ー―‐''´ ゙ ,イ| .| . ト、| l l . .l . . `ー┬ア 、 ∠ニヽ / . .| .| . | ノ \|ヾ . |\| .| . . .> 、 ,ィl__// .lノ ` ヽ| | .|レヘ|\ . l≧- _, -≦/ ト / / __ | .| _,. -| l≡≡≡l l/ ./ゝ、__, .- '''"\ /|  ̄フ .| ̄ ゞ .l≡≡≡l ノ . / / | ニーナ・アインシュタイン(出展:コードギアス 登場:11スレ755) 12年前の日本帝国 アッシュフォード学園 生徒 ルルーシュの知人 現在についての情報はでていない // / /, , / ``ー-,‐ // / / / /__/ < ∠-/ / / / / 、-‐= ̄__ ノ | | ヽ /| / / / /| | 了 ̄ // /} 人 | 、 \| //| //| /|/ {| / | / / ///| |\{ `丶、\ l| | | { |/冫==| /___|/-/ノ≠ニ弌 ` |_ l`ーヽ ヽ{| || |{ 仁ヽ| /  ̄`__..-=≠ヽ. | / | / `ヽ\ ',└┴lヾ ´_{‐-' } ミ | ノ } l / `、| /  ̄`¨ ̄ / / / / `、ヽ. /-‐'´∠´ / ヽ `_ ノ / /レ \ `二‐ 、 , ' '/ノ} \ _ - ィ戈 彳 ___ -‐== ̄r≧≦二_-─=彡冖 ト、 / / | | | ̄∧ l ヽ . / / V | |.,-ヘ/‐、 / `丶/ / / V | /⌒)乢⌒ / \| / { { V | | {山}'´ \| | // ‐- -//-‐´)( \ヽ | |\ // l l 于 . | | || \ // // 枢木スザク(出展:コードギアス 登場:11スレ761) 12年前の日本帝国 アッシュフォード学園 生徒 ルルーシュの友人で、学生時代は勉強ができなかった。 現在について、生きていることは確実 . ´. . . . . . ., '. . . . /. , .⌒}i /. . . , '. . . . . /. /. /. / . ! /ム , '. . . . /. . . /. . /. /. /./. /`ヽ}/イハ /. . . . ./. /. ./. ,イ ./. /. { .i { 7. / } _, '⌒ヽ、 . /. /. ./. / { .{ .「! ト、トl 、/./} . ハ /. . . . . . '⌒Y . { . .| .f≠メミト、 { }} ( メ、くk7 ′. . . . . . . . { . . ', . ! .トt丞トハ ` ( x=ミ、 V/ j . . . . . . . . . . ハ . . ヽ ト、廴 代ifrハf`ヽ { . . . . . . . . . { ', . . .ヽ ゚ , `゚ ハ } '、 . . . . . . . . ヽ.ヽ、 . . ', 、 {. . . .ハ `ト、 . . . . . . . ハY } . .ノ 二´ ,. '. . . . ノ 廴、 . . . ., イ . . l/. . ヘ、 .. ' . . . .イ j . ` fT升 ! √i .ハ ` 。 .ィ゚ . . . . . . } ,'. . . | | i | .! .ト { .{ V'^i `7! .ト、 . . .r一′ . /. ,. . . | | . !小 } ,以 } rfァ=く //! .{ .`T´ /. /. . . り /. ! リ'´ ̄ ̄{ Y rムiV. | . ', . { { / . . . ( ,'. . ! ト、-‐─‐ヘく二j」 . ! . ヽい‐‐′……‥ ¬ .'、 )) /`¨¨ヽ丶 . . 、 ヽ} { . .'く / ヽ ヽ . .、 .ヘ─‐- 、 、 ', . . 〈 ̄`ヽ、 __V ハ . ヽi ヽ } / ヽ . . '. ´ Vハ . . } ',/ レ' { ). .} } } . / } ユーフェミア・ブリタニア(出展:コードギアス 登場:11スレ761) 12年前の日本帝国 アッシュフォード学園 生徒 ルルーシュの友人 現在について、生きていることは確実 , -‐ 、 _ ,ィ'". . -‐-、` `ト、 / ヽ ;-ー、ヽ、 ./ ,イ . 〆ミヽ、i ..`lヘ ./ /i /'¨¨''''ー-z''"゙1 l.ヽ、__)) ー-‐=彡〆ーl /‐- _ `'‐| . .i ヾー' ヽ、 ,ノノr^i . /ラfn、 `''‐ 、_ ,| . .| . ', `ミニ彡'゙ !{,| ;'7 ゚iヘ ,ィ'ニ二゙| .! ミ=-ァ' ヾt二彡' `! i`¬" イ ゚} 〉| l ミ彡' `ー=ニz_| i "" l ``'" /! . j ミフ´ ミ三ム ト、 __ ' "" / l .;ハ^ヾ、_, `Zハ ;| ヽ `._, イミ.j /ゞミ、_ r=ヘT¨¨¨¨¨`´'ー=_ミ、 .l /`¨¨''´ | ヾ ,' / ,' / ., -一ー―-ii┘ー -ヘ -, 、 -一l_,,_ ノ'゙ー¬k / |! / \ \ ヽ ', |! _ ∠ ー一`- __ヽ , i ', 、 |!(O - ― ; 一 ; - .゚Oヾ, | 紅月カレン(出展:コードギアス 登場:11スレ768) 12年前の日本帝国 アッシュフォード学園 生徒 学生時代のルルーシュの友人 学生時代、シャーリーと抜け駆けしない協定を結んでいた。 現在、ルルーシュとカレンのそばにいるため外務省関連の仕事をしていると思われる。 ルルーシュの部屋に入れる仲のようだ ルル・カレンと同棲中? _,.. -. . ―. . . , | 丶 ,斗-、 ヽ / ゝヽヘ,λ_; ハ / / | | | \ ', / / /i | ! \ ヽ, ./ / i ィ l_\ | |\ ヽ ヽ 〉 . ,イ!/! / / i、`i' リ,ニニ二,l \,ク γ7 ./ ノ l /V/|人"´, \__|ノ | |く/ く´| .l / リ / r- ';丶三フ_" ィ//人,-~' !、 ノ! l / .ノ / / /゙=´/ /ー! /, 〈r |/、 | /リ 〈 / / /ソンツ,/ / ヽヘ ,ノ ヽ | / / 〉! / /≫≪/ / ノ ! | ', ハ l.〈~'.ソ | |≫≪/ 人 /ヽノ | l ヽ | ヾ,-〈 ! l≫≪/ / ゝくγ´/`~/ ハ \ !γ 人ヽ≫≪ノ/ 〈´ \. / / . ノ ,ン´ ソ `ー - - ― .イ, ー / / / ヽ \ / / / l ヽ/ / / ̄| `、/ ,ん'ノ´| \ / ヽン| ___ヽ / ) !_____ /ヽ ヾ ゝ \ `~⌒ソヽ、 ン\ /ヽ Y´~´ ヽ \ し~ヾ\/んへ)´~ ', のっとった人(出展: 登場:12スレ1) このスレはオレ様が乗っ取った あん?オレ様が誰か?だって? そのうちわかるさ / \. . . . .人 . . . . ∨ . . . . . . . . 〉 . . . / F '、. . Y. . . . / . 〃ヘ爪フ/. . 人. / . . /. . . . . . ∨ ,'. . . . \ /. . . \ _/ .|\. . . ./ .\_∧ . . / '、 . |\/i. .<_゚ノノ. . ト、/. . . ∧ /\ . . . . . . /\ ,′ / j }/ / 〈 / O O '、 | | 〈彡' | . / 〈 \_/ / 人 | 〈 ┌──〈 〉┴ー ┴i |ミl | . . .i | i ,' . │ | . .| 〉 }ー= 〈 | |,」 .| . . .| i | ヽ . | ヽ | / { \ | |│ | | | | / \ \ │ i{\ | 人 人 入 | |│ l j ! | . / / \ i 八 ヽ | /イ)\ / \ _/ ∧ | |│ | / . 八 |/ / ヽ ヽ ヽ j/ 「 ̄| 〈 丶 _. ヽ | |│ | / / ハ / / ヽ ∨ ∨{(l [] | \ y<⌒ヽ ヽベ、 |│ ∨ ', ;′ .. / 「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| i / `丁 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄丁 | . FFF団のみなさん(出展:馬鹿とテストと召喚獣 登場:12スレ131) 元のFFF団の皆さん 秀吉の部下 __ _ .. -‐  ̄  ̄ ‐- .. _ ,ィ'´ ` .、 , , ' . / .' /. i i .、 /l__ / . / / . /| i. |、 ト、. .. \ / ___ ,′ . ′ i ,X | |i l ヽ . l .ヽ . ハ | \ | .||__\. l | / \ | || ,' / ∨ i . ハ . iィl7  ̄ ̄ ヽll_`ヽ | |,',ィ==ミ、|八 /,厶ミ、 | | l | / \ll` | l《 んハ` ∨'んハ`》| | |、i |′ ,′ |ノ>-| | ゛ 弋zリ いリ "∧| | | | / \ |,' r | i | xwv ' wx ,' i .. | | | ,′ \_ | ゝ| |人 ,.-‐┐ ハ | lヽ | | l / .; ' { {\ ノi ,' l | トゝ.u { _ ノ . ' l | | | jノ ,イ i i . .〃 | i > .、.. 八 ! | i > .. _ ...ィ´ ノ ノ | | | /l | |人 . lノ 人ヽ. _ .> 厂ヘ |、_}三三三匝l三{ _厂| |‐-'r< | | i . ! ヽノ . {.ノ \ '´ \ `ヽ.∧ | / {lj} `ヽ i′ | | / ヽ'ノ 人ノ ... カオスの英語の先生(出展:そらのおとしもの 登場:12スレ429) / . . . . . . . . . . . . l ヽ. . .}. { .. . . . . . l! . .i . . . . . . . . . . . . . } . . . . | { .i . .l . . ハ. .. . l| . . .. . i . . . . .| . . . . ト、. . . } . . \ . . .. _l_ ヽ | . .トヘl-リ|_ ハ . . . ... ハ . . . . ハ . . . . . . | } . . . .}、 . .ヘ_\_ヽ/ ミマ 、 ^ ̄{ ゙ ¨__`¨`ヾ レヘソ-==ミリノ.ル, . ./ } . . . . __‐-{/ . . \ゝ '., / l ン≠=ミ、 ___ `ヽ "´ } . イ´_ ', . /\ . ',. // . } ! {il ・ リ゙` _,≠示=ミ、_ }/ ノ、 // ';. . ', {/ . .} `ー" {il ・ 爿` ' 〃r!ノ/'´ } . . . l . . .} XXX `ー" '´ !'´ノ } . . . .. } ヽ . . . { XXX ィ‐{´ } . . . . . . . .} \ ∧ ヽ . ///}、 、_/ . . . . . . . .ノ `¨ン、 、- __ /イ / /ヽ' 、 ≦≠ . . . .// / \. `‐-'´ /イ ィ_イ/ 、----‐". { //.\ ` _ <¨´ /'´ //`\. | .l l //`i≦__ _,// // \ /l i |.| // !`ゝ、 ̄_ , イ'// // } i .} } |.| |.| `___ /'´ .// .// | '"´  ̄ ̄ `ヽ、__ / / `ヽ、 . -〃∠ / / / / ヽ,-―- 、 //)'//) / ,' イ 〃 / ! `ヽ.ハ ヽ {/ '´///ノTメj、| |! j{-‐jト ヽ l! l ', / `ヽ^'´/ィ=ミl/| |! 厶ヽ八 l |! | } / / ∠if´ たハハ Ⅳ'アラ心ヽ } /'/ /} / _ 二つゝヒrリ ヽ{ ヒトrソ ノVイ /、___ // / /7´ ハ{.小ゝ r┬ 、 `'ー/ /Y l |/ / // / /ヾi} \ ∨ ノ ∠//lノ l |. / /,' l 〃 | ヽ、 __ , <-=イ /! l |. ,′ l,' | {! l_j|.____j l_// /l | l | l j-―─-| l|´ / /-、 _,〃 / ̄ヽ l | | / | l{ / / 〃 / ', l | l ヘ ∨ー'ー―――,″/、 l l | `ーァ ¬ ¨  ̄ ̄ ヾ ヽ._______l / ヽl | │ / / ハ } / j ハ {`\ l | │ / / /{ }/ ヽ! Ⅵ | │ / / /_ノ / ヽ /│ __ | │ / / /〈 _____/´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | ドモンが住宅街で見つけたロリ2名(出展: 登場:12スレ568) 上は堂島菜々子に、下は箱庭学園のりんちゃんに見えるが詳細不明 ハ,,ハ ( ゚ω゚ ) / \ ((⊂ ) ノ\つ)) (_⌒ヽ ヽ ヘ } ε≡Ξ ノノ `J 御筝割(出展:2ch 登場:12スレ515) 日本帝国海軍 少尉 ソビエトに情報を売っていた メリーのハニトラ(美人局)によって、あっさりつかまり軍法会議行き その後は不明 マリック(出展: 登場:12スレ730) 本編未登場 TV有名人で能力開発研究所出身 セロ(出展: 登場:12スレ730) 本編未登場 TV有名人で能力開発研究所出身 スッパテンコー(出展: 登場:12スレ730) 本編未登場 TV有名人で能力開発研究所出身 海外の研究所にいるベクトル操作能力者(出展: 登場:12スレ730) 本編未登場 オフランス王国のあの人との関連性はまだ不明 ,イ 〈 |_,,_,_ _ , ´ `ヽ, ,' /| ヘ / /-‐| } | |ェエ'\| | !ィvY . .\|∨VYvゝ 丶_. _ ,,_,,_._.、,__..,_,,,.;_ソ すごいヘンタイ(出展: 登場:13スレ588-589) 後ろからタックルかまして、抱きしめて、キスしまくってパンツ脱がして、逆立ちして、ノーパンのスカートの中を覗くようなヘンタイ , - ------ 、 / ヽ ./ \ / ヽ ./ /`ヽ ', ハ i o ', i i ヽ_ ノ _ ,' ', /o ', /. ゝ- i__ ノ/ / / ./ r ニヽ /ー、/ `ヽィ′ / `ヽ / ', 、 / i /` ̄´ i / ヽ ', ヽ i 影黒喪服(出展: 登場:13スレ589) 日本海軍 一般兵 共有主義の噂を確かめるために環にエッチさせろと頼んだ(13スレ61) 彼女持ち(13スレ666) r'`l、 __,...,_r'´ ̄ ̄`i |`弋コヽー‐‐‐-- 、_ ,. '´ Lkト、l_ ,.....,_l__lノ L_ ヽ、 `ーァi'´) ,∠=<_/ ( ソ `ヾー-=、」_ ー -‐‐' ´t_」 '`ヽ、 _ /L_r! ! ヽ.-F7'´ニ‐v- 、__」,.. , ___ー彡 '´ `ヽ、 / ! 弋ー-| ! し' ノ レヘ`T=イ___ `フ,..,__ ヽ トイ´|,rく´ ̄l __,ヘl`ン /、j 」.ヽノl / ,.r'´ ヽ_,、-‐-ト, ヽ.\ト、__ _i、 ノ V´tハ_〉`ーtキ‐v'´ `ー'´ Y `ー! l ヽ r┴、 i ̄`ー-‐-、!l,ノ、 l7、 i、 r‐i \ i、 \ ヽ / '、 kv'\ V´ ! ヽ、 '、 ヽ、 |. / ! ノ7、 \ ヽ 弋ー、_____ \ ! l j / _r‐'、 /ーi´ヽー‐ヽ、 `、 l`ー‐‐'´ ` `´ / r-‐' r' ,r'、_/´ ! l`ヽ、 \ `ヽ、\ ! / / _,. '´ > ト、_ i、 \_ ヽ, `ー一 〈_,.、-' ノ _,.、 -'´ rく´ /\ `ー! \ ! (_,.、 -'´ / ! / ! '、 ヽl / 〉′ '、 i r' / ! | t‐_二!-‐'´ ├イ | i ノ ノ ー'´ カニの神様(出展: 登場:13スレ742) 思いを断ち切るカニの神様 重いも断ち切ってしまうため球磨川が6kgに 大嘘つきでなかったことにされた。 ,. -‐ ' ´ ̄ ̄`丶、 ,. - ' ´ `ヽ-、__ / ヽヽ / _ | /-- 、、 ____ 〉、 / ´ , 〉'´ r‐_ニ..--―‐-...ニ_ー- 、 // l / 〉>',. '´ 、,. ‐_ァ、 ト、 `ン /> j l/,.ィ´ 、 l/∠===、ヽ l ll ll //!,.- 〈 ,ィ,ィ〈 ト、 トく/'__foユノ uリレ',.イ! |r‐ `ヽ,r‐_-_、l ヽトx、 、,. -‐'"´ ̄´〈 j | 〉 レイ / fo}/ニ二_´ V |'ニ ヽ}ゝ-ン' `=- ',、__jハ r'´ /〉 ,r=------- ヽ / / ! / / ヽ_// ', / ィ__二 __ ... - / ヽ ,r=='´ ,ノ. ヽ '´  ̄ ̄`` _,. ィ´ . ヘ __,. -- _-' ´ / . V´_>t<´ / . `´ | ヽ / / ,rァj i ,r----‐ァ' ホラー映画の医者(出展: 登場:13スレ837)
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夜の街。 静かで、どこか金属じみた冷たさを、都市は放っていた。 アーチャーがかつて居た世界のように、「蒸気」という不思議な暖かさを持つ技術は都市を支えていない。 あそこで光るネオンを、まだ疎らに明るいオフィスの窓を、この街全体を包むような黄色い光を──「電気」によって構成しているという事。 全く、別の技術によって発展した日本やフランスがあり、そして、それが当然の常識になっている。 それがこの世界であった。 現世に顕現した時に、知識として「電気」の事を知ってはいても、アーチャーの身体はまだそれに慣れてはいなかった。 結局のところ、世界を発展させたのが「蒸気」であるにせよ、「電気」であるにせよ、視える景色の殆どはさして変わらない。 強いて言うなら、電線と、それを繋ぐ電柱がアーチャーの弓の軌道上で根を張り、これが時として攻撃の邪魔をするという程度であろう。 しかし、何気なく生活を支えていた「蒸気」が無くとも世界が発展している事実は彼女に少なからずのショックを与える。 それは、アーチャーの感覚を些か狂わせようとしたが、しかし、彼女は、それも含めて自らが冷静な「射撃」を行えるよう努めた。 この程度の事で手元を振るわせれば、これから先、もっと取り返しの付かない事になる。 微かにでもずれ込んだ手元の狂いは、狙いから大きく逸れる軌道を描き、時として自分の仲間にさえ痛手を負わせてしまう。 彼女が触れているのは、そういう武器だった。 ────だから、試験を開始する。 「……」 屋上からは、街を見下ろせる。 日本の夜は、明るい。──とりわけ、都市はいつまでも、人々の目でいてくれる。 この時間でも、敵の姿をおおよそ照らしてくれた。 この林立したビルの隙間に──ターゲットを見る。 アーチャーの左手がぎゅっと、見た目以上に強く──弓の握りを掴んでいた。 アーチャーのサーヴァントとして名を残す者の多くは、もう少し小型の洋弓(アーチェリー)を扱うのに対し、彼女の手にあるのは、いかにも目立つ巨大な和弓。 背負った籠には、五、六本の矢が収められており、アーチャーはその内の一本を手に取り、弓にそっとかけた。 そして、ゆっくりと身体を起こすようにして持ち上げ、眼前の敵に、狙いを定める。 ──集中。 感覚を研ぎ澄ませ、アーチャーは弦を引いて行く。 矢の先が突き刺さるべき対象は何処にあるのか、どう動くのか……。風はどう吹いているのか……。 いつも計算式を立てている訳ではなかったが、アーチャーは、それを五感で解した。 それよりも、常に、弓を弾く瞬間に襲いかかるのは、一瞬の緊張感だ。 失敗は許されない。 バスケットボールのフリースローや、サッカーのPKの瞬間を、常に体感する事になる競技がこの弓道に違いなかった。 「……」 それから、アーチャーは、今日までに的に向けて放った矢の幾つかを思い出した。 彼女は、これまでに、その多くを、まるで"元あった場所に返していく"かのように、的の中央に叩きつけてきた。 これまで、対象を人間にした事は一度も無いが、その実績だけあれば、もはや具体的な数など数える必要はなかった。 ここまでに積んだキャリアを回想する事で、アーチャーは今の自分の五感の信頼を高める。 あの時と同じ感覚を自分は持っているのだ。 慢心はするな。 だが、自分の腕を信じろ。 そして。 ──風を切る音が放たれた。 「──っ!」 ──直後、ターゲットの身体を、見事にアーチャーの矢が貫いた。 風を切った音よりも低く、鈍い音が鳴り、アーチャーの手にあった矢は目くるめく速さで、ターゲットに突き立てられた歪な杭へと変わった。 ──狙いは正確であった。 英霊となってからも、精度に狂いはない。 現世に現れたのは久々ゆえ、内心些かの不安もあったが、それは杞憂に過ぎなかった。 「……ふう」 アーチャーの貌が闇の中から現る。 その肌はまるで人形のように白く、短い黒髪に生えていた。それが双方を引き立てていた。 しかし、勿体ない事に、その白い肌は顔と腕から少し覗くのみで、彼女の身体は黒衣に包まれている。 誰を弔っているのだろうか、──彼女は、喪服だったのだ。 いや、もっと言えば、彼女自身さえも、「英霊」に違いないのだが。 「命中──」 北大路花火。 ──アーチャーのかつての姿は、かつてフランス・巴里にて、「巴里華撃団」の一員として戦った弓使いの乙女であった。 高い霊力を誇り、その力を以て、巴里の平和を脅かす者たちと戦い、葬って来たのである。 しかして、彼女は無暗に人を殺す事は望まず、この聖杯戦争に託す望みも、決して悲願という程のものではなかった。 ただ、マスターの期待に沿う為に、彼女はこうして武器を取る。 「……腕は、鈍っていないようね。──ごめんなさい、虎さん」 ターゲットとなった「的」の正体は、数百メートル先にあった一枚の看板である。 仰々しい虎の絵が描かれており、矢が突き刺したのはその首の真下のあたりであった。 しかし、絵の中に虎は身体を痛めず、死ぬ事もない。 アーチャーはどこか、この時は悪戯げな笑顔を見せながらそう呟き、その場を後にする事にした。 「──」 が、そこで、ある人物がアーチャーに疎らな拍手を送った。 その姿を見て、アーチャーは憮然として、口を開ける。 そこにあったのは、体格の良い男性の姿である。 彼の気配には全く気づかなかったようだ。 矢に集中すると周囲は必然的に見えなくなるという事か。──自分の弱点を一つ知る。 「──見事な腕だ、アーチャー」 薄らと優しい笑みを見せながらそう言う男性──彼が、アーチャーのマスターである。 自らのマスターを前にしたアーチャーは、慌てて跪いた。 「……マスター。起きていらしたのですか」 アーチャー──北大路花火は、男性を前には、絶対の忠義を尽くす性格をしている。 それがヤマトナデシコの儀礼だと信じて込んでいるが故だ。 女性は、男性の言う事に従わなければならない──というのが、彼女にとっての「大和撫子」の姿なのである。 日本人でありながら、幼少をフランスで過ごした彼女は、少々、日本文化に実像とは異なる捉え方をしているのだった。 現実には、彼女が生きた大正時代当時でさえ、「亭主関白」という言葉そのままな男性こそいたにせよ、「大和撫子とはかくあるべき」なる男性の儚い理想像を頑なに守る女など少数だったに違いない。 しかし、彼女は、それを覇き違えたまま大人になり、そして、気づけばそのまま英霊になっていた。 現代人からすれば、少々この性格は扱いにくくもあるかもしれない。 「立ってくれ、アーチャー。跪く必要はどこにもない」 「……はい」 アーチャーは、指示通り、やおら立ち上がり、マスターに目を合わせる。 まだ、虎を射抜く前の緊張感が、少し瞳に残っていた。 「──すみません……赤坂さん」 アーチャーは、彼の事を、「マスター」ではなく「赤坂」と呼び直す。 ──男の名前は、赤坂衛という。 以前、アーチャーは、赤坂に「マスター」という呼び名がどうもしっくりこないとの事で、「赤坂」と呼ぶように言われたばかりである。 思わずマスターと呼んでしまったが、こうして訂正さえすれば、赤坂が咎める事はない。 赤坂衛は、至極冷静で、その反面で優しい男でもあった。彼は、サーヴァントであるアーチャーに何の強制もせず、少しの行き過ぎや間違いを咎める以上の事はしない。 赤坂衛は──警察官であった。 それも、警視庁の公安部に所属する、警察組織の中でも最も「危険な役職」の男である。 しかし、彼は決して、その役職を押し付けられたわけではなく、自ら安全なデスクワークに望める立場にあった中で、その役目を選んだのである。 つまるところ、彼は、警察学校の首席にして、警部補階級から警察組織に入る事が出来た、所謂「キャリア組」なのであった。 その多くは、公安部と言ってもデスクワークに配属されるのが自然な流れであるが、現実に彼は潜入捜査等の危険な任務にも就いている。 ……おそらくは、彼たっての熱望が故なのであろう。 そして、そんな彼の姿は、北大路花火が生前所属した「巴里華撃団・花組」の隊長であった男を彷彿とさせる。 数えるほどしかいない超エリートの街道にありながら、安全な道を拒み、自らの手で平和を守ろうとした男。 ただ、その男との決定的な違いは──成功ばかりを掴んできた"隊長"と異なり、このマスターは、不幸なる失敗に心を砕かれた経験があるという事だった。 そこが、もしその二人の男の聖杯戦争に巻き込まれた場合のスタンスを分ける事になるのだろう。 (……) 赤坂の経験は花火自身が経験した不幸にも、よく似ていた。 生前の花火の場合、婚約者の夫を、今の赤坂の場合は、妊娠中だった妻を喪ったのである。 だから、その点において、お互いの喪失感は共有する事が出来た。 その符号が彼とマスターとを結び合わせたのかはわからないが、少なくとも、花火自身はそういう風に思う事にしていた。 最古参であるエリカ・フォンティーヌでもなく、 斧を振るい活躍した女傑のグリシーヌ・ブルーメールでもなく、 懲役千年の大悪党であると同時に巴里の平和を守った救世主でもあったロベリア・カルリーニでもなく、 帝都や紐育の英雄たちでもなく、 そして──帝都、巴里の二つの都市を守った英雄的隊長・大神一郎でもなく、 ここにいる、「北大路花火」であった理由。 彼に呼ばれたのは、「北大路花火」でなければわかる事が出来ない苦痛を持ち、それを共有できる相手であるからと──彼女は、思ったのだ。 「アーチャー。弓の練習もいいが、あまり目立つのは好ましくないな」 「はい……」 これに関しては、「場所が無かった」、というのが実際のところである。 現世に顕現してから、弓の腕前を試す機会には恵まれない。 それこそ、探してみれば弓道場はあるのかもしれないが、この時間には空いていないだろう。 「あの看板は……この辺りでは有名な暴力団のパチンコ屋か」 赤坂の手元にある双眼鏡は、虎の看板を見ていた。 アーチャーがこの時間に何をしているのか察して、双眼鏡などという物を準備をしていたに違いない。 マスターに全て見透かされていた──あるいは推理されていたという事には、アーチャーは少しの恥ずかしさを覚える。 しかし、赤坂の顔色が少し渋ったのを見て、アーチャーはそうも言っていられないとばかりに息を飲んだ。 矢が命中したのは、なかなか巨大な虎の看板の首元である。 それは、アーチャーが現世にいた頃には存在しなかった「パチンコ屋」という施設の物であった。 そして、その経営者は大抵、ヤクザ者であるという事も花火はよく知らなかった。 首元に矢が突き立てされているのは、やもすれば悪い暗示と捉える事だろう。 何せ、ああして虎を模した看板を立てるのは、組長の名前に「虎」が入っている事に由来しているのだから──。 この意味を、組の人間が何者かからの宣戦布告と捉える可能性は、実に高い。 ……が、今更、矢を外しに行けるわけもない。 赤坂にはこれ以上動く事は出来ないわけだ。 「……近々、組同士の抗争が始まるかもしれないな。仕事にますます手が抜けなくなる。 ──が、まあ良い。ここが実態のない世界である以上、そんな事を気にかけるだけ無駄か」 とはいえ、赤坂はさして気にする風でもなかった。 これ以降、口を塞いでいれば、矢を命中させた人間が特定される事はないだろう。 少なくとも、この場所は人間業で矢を命中させられる距離ではないのだ。この赤坂のアパートとパチンコ屋の間には幾つもの隔たりもある。 その隙間を通り抜けて矢が見事命中したというわけだが、これはまさに北大路花火でなければ不可能な芸当である。 ──仮にここに住んでいる人間の仕業とわかったにしても、その相手が赤坂のような警察と知れれば、相手も簡単には手を出しては来ないだろう。 暴力団などの組織は赤坂ら公安部が対処すべき案件であり、場合によってはこの暴力団の対処も赤坂の仕事にさせられるかもしれない。 しかし、実のところ、NPCである暴力団の抗争だとすれば、赤坂もそこまで大きな危機感は持てないのも事実であった。 所詮は相手は模造された人間のデータに過ぎず、あくまでリアルな世界を再現する為のプログラムだ。 それらがデータ同士で抗争した所で、赤坂には危害は及ぶまい。 形式上、この世界の役割通りに仕事をこなさねばならないのは事実であるが。 「今後は気を付けてくれ。弓を手に取るのは、敵のサーヴァントと戦う時、だけだ」 「はい」 「まずはここを離れよう。気づかれると厄介だ」 それだけ言って、赤坂とアーチャーは屋上を離れた。 二人で階段を下りながら、これもまた、近隣住民に見られると厄介だと思っているようだった。 勿論、屋上で暴力団傘下のパチンコ屋に向けて矢を放ったのを見られるよりマシであるが、一人暮らしの三十代男性である赤坂の部屋に十代の少女(ただしこれはあくまで外見の年齢である)が入り浸っているのは決まりが悪い。 まして、こんな夜中である。ロリコンなどという噂が飛び交えば、この昨今、ここに住み続けられるかさえ危ういラインである。 ここは、赤坂が任務の為に住んでいる小さなアパートである。 近隣住民との付き合いはあるものの、それもお互い深く障らないような適度な距離感を保っていた。 娘の美雪は、亡き妻の家族に託している事になっているが、それは現実世界とあまり変わらない。 尤も、自分の娘の模造品など赤坂は見たくもなかったが……。 階段を下りる赤坂はまた、少し躊躇したかのように、奇妙なほど押し黙っていたが、再び口を開いた。 そこから出て来た言葉は、アーチャーの心を見事に言い当てていた。 「──不安だったのか? アーチャー」 アーチャーは目を見開く。 この夜も──アーチャーは、マスター以上の不安に駆られていたに違いなかったのである。 本当に、今再び、生前の感覚を取り戻す事が出来るのか……という事だ。果たして自分はマスターの役に立てるのか。 それを想うと、この夜の内にどこかで練習台を見つけて、自分の弓の腕を試すしかないと思い立った。 そして、こうして闇の中に紛れて、市街で弓を弾いてみたのである。 威風堂々の英霊もいるが、アーチャーはそうではなかった。 かつて過ごした世界との環境の違いや、現世にいた頃からのブランクに不安を持つ英霊も僅かながら居る。 英霊と呼ぶには繊細すぎるが……アーチャーは、そういうタイプであった。 しかし──結局のところ、そうした能力面の問題は、杞憂に過ぎなかったのだと、先ほど、わかった。 聖杯戦争に召喚されても尚、生前と同じように力を使えるのは、先ほどの試験で充分によくわかった事である。 が、それはつまり、それまでの不安は底知れなかったとも言えるだろう。 「すまないな、アーチャー。……君を、私の願いに巻き込んでしまって」 そうして、アーチャーに余計な負担を与えたのは、他ならぬ赤坂だ。 彼が聖杯戦争への参加を決め、安らかに眠っていた英霊を呼び覚まさなければ、こうして北大路花火が夜目覚めて不安に駆られる事もなかったに違いない。 これが英霊のあるべき姿であるとは、赤坂も思ってはいなかった。 しかし、赤坂にはどうしても叶えなければならない願いがあったのだ……。 そして、その為に、何をも犠牲にする覚悟を抱えてしまったはずだった。 それでもやはり──この英霊の微かな不安にさえも頭を下げる赤坂は、聖杯戦争のマスターになるには些か優しすぎたのかもしれない。 見かねて、アーチャーは言葉を返した。 「……いいんです。あなたの願いが、私を再び現世に結びつけた。 かつて生きた都市の未来を見守る事が出来るのなら……この現世を戻るのも悪い事ではないと。 私は、今はそう思っています。如何様にも私をお使いください。…………ぽっ」 そのアーチャーの言葉が赤坂の罪悪感を微かにでも拭える救いとなりうるだろうか。……それはわからない。 ただ、彼女は赤坂に全面的に協力する意思があるサーヴァントに違いなく、こうしてサーヴァントに反発せずに本心から相手を立てる事もある。 その気持ちを赤坂は充分に汲む事が出来た。 「私の願い、か……」 赤坂は、少し遠くを眺めるような目をした。 そして、昭和53年に訪れた村の事と、昭和58年に知る事になったある訃報を思い出した。 「アーチャー、私は……」 彼が願うのは、今の記憶を保有したまま、昭和53年の世界にまで遡るという事であった。 そうしなければならない理由がある。 かつて聞けなかった願いを聞き、そして、冷めやらぬ悪夢を止める事が赤坂の中で要されてきたのだ。 「……」 ──雛見沢村。 誰も気に留めないような田舎の村であったが、現在では、その村の名前は、あまりにも有名になった。 それは、昭和58年に発生した有毒ガス事故によって村人が全員死亡した未曾有の大災害──即ち、「雛見沢大災害」を、ワイドショーが連日取り上げた所為である。 理不尽かつ大規模なガス災害が、一晩にして一つの村を崩壊させるというこの事件は、当時、日本中を震え上がらせた。 昭和57年のホテルニュージャパン火災や日本航空350便墜落事故、昭和58年の大韓航空機撃墜事件、昭和60年に発生した日航ジャンボ機の墜落なども有名であるが、それらと並んで今なお取沙汰される80年代の代表的事件の一つとなっている程である。 そして、それらと比しても多くの不審点を残すこの事件は、今なお、多くの遺族の悲しみを遺し、納得を許さず、この事件に取り憑かれた人間を増やし続けている。 何より、赤坂もまた、この事件に未だ取り憑かれる人間の一人であった。 尤も、彼の場合は、ただの知的関心や、不謹慎な興味が理由ではなかった。 ──彼は、大災害の5年前、昭和53年の夏の日に、公安部の任務でこの村を訪れた事があったのだ。 そして、赤坂は一人の少女と出会った。 その少女は、昭和58年に自分が殺される事を赤坂に告げていた。 彼女には不思議な力があるらしく──それが、自分の死さえも予言していたらしいのだ。 しかし、これを実感した時には手遅れであった。 彼女の警告した通りに、任務中、妻が死んだ。 そして、気づけばその少女さえも……この世からいなくなってしまっていた。 彼女の力と叫びをわかっていたはずなのに、赤坂はその助けを求める声を、聞く事が出来なかったのである……。 少女は、昭和58年に、生きたまま腹を裂かれ、無残に殺されたらしい。 あの幼く、ただ純粋な少女が、そんなにも猟奇的な痛みと共に──。 その痛みが深かったであろうと想像すればするほどに、「何故自分は気づけなかったのか」という後悔は膨らむ。 そして、彼女が願った細やかな明日を、赤坂は後悔を積み重ねながら生きているのだ。 (私は……聖杯を得なければならない……) その日々に終わりを告げる事が出来る力が──あの聖杯という願望器の中に込められている。 赤坂は、あれから、強くなった。 もし、あの場に今の自分がいたのならば、歴史は変わるかもしれない。 今度こそ、少女を、普通に共と暮らせる未来に連れていけるかもしれない。 そして、亡き妻の命さえも……赤坂は救う事が出来るかもしれない。 娘に寂しい思いをさせずに済むかもしれない。 ……どれだけの、「かもしれない」が並ぶだろう。 聖杯さえあれば、それを現実に出来るはずなのだ。 大事な人を助けられる知識を持った赤坂が、雛見沢に向かう事ができれば──少女は、痛みを背負わない。 もう一度、「やり直す」事が出来れば……。 「……やり直してみせるよ、必ず……」 全てを頭の中で反芻させた彼は、拳を握りながら呟いた。 アーチャーは、彼の決意を聞き届ける事にした。 「そして、掴むんだ……。惨劇のない未来を……」 【CLASS】 アーチャー 【真名】 北大路花火@サクラ大戦3~巴里は燃えているか~ 【ステータス】 筋力C 耐久D 敏捷C 魔力C 幸運E 宝具D 【属性】 秩序・善 【クラススキル】 対魔力:D 魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。 大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、傷つけるのは難しい。 単独行動:C マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。 Cランクはマスター不在でも1日程度なら現界が可能。 【保有スキル】 霊力:A アーチャーが魔力の代わりに持つ力(実質的に魔力と同様の性質を持つが名称だけ異なる)。 このスキルによって宝具『霊子甲冑』を操る事が出来るようになるほか、感情の高ぶりなどで筋力・耐久・敏捷のパラメーターを一時的に上昇させる事も出来る。 大和心:B 太古よりの日本文化を解するスキル。 アーチャーは日本舞踊・書道・華道・茶道・俳句等に精通し、クラスに必須の弓道の技もこのスキルによって極められている。 弓道の段位は七段だが、宝具を合わせた技量は、人間の感覚を凌駕する次元にまで発達する。 【宝具】 『霊子甲冑』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1~10人 高い霊力を持つ者だけが操る事が出来る鎧のようなメカ。 一見すると搭乗型巨大ロボットのようでもあるが、その性質上、騎乗スキルの有無に関わらず使用可能であり、アーチャーもこれを手足のように自在に操る。 生前のアーチャーが光武F、及び光武F2の二機を操った伝説に基づき、この二機のいずれかを選択して現界させて戦う。 この『霊子甲冑』を纏えば、筋力・耐久のステータスがAランクやBランクまで上昇し、魔族・魔物・魔獣などの怪物や巨大な機械などとも互角の戦闘を可能にする。 しかし、一方で敏捷のステータスがDランクやEランクまで下降する。まさに甲冑の如き宝具である。 アーチャーの特性に合わせて、光武Fでは弓矢、光武F2ではボウガンを装備しており、無銘の弓矢よりも射程・精度・威力の高い攻撃が可能。 アーチャーが持つ弓の技も、この宝具の発動中は威力が増す事になる。 【weapon】 『無銘・和弓+矢』 【人物背景】 1926年、フランス・巴里で発生した謎の怪人によって頻出した怪事件に対抗する為、秘密裏に結成された都市防衛組織・巴里華撃団花組の隊員。 ただし、彼女は軍隊だったわけではなく、高い霊力を隊長の大神一郎らに見込まれ、巴里を守り生きていく為に入隊した一般人である。 元々は、日本の北大路男爵家の令嬢で、フランス人の祖母を持つクォーター。幼少期から、留学という形で巴里のブルーメール家に居候している。 それ故、ブルーメール家の令嬢にして同じ巴里華撃団の隊員であるグリシーヌ・ブルーメールは幼馴染にして親友という関係。 日本の文化に精通する大和撫子だが、実のところ、海外暮らしが長い為にその認識は些か実像とはズレており、大和撫子を誤認している節もある。 婚約者・フィリップを亡くして以来、人と心を閉ざし、夫の下に逝く事を望んでいたが、巴里華撃団に入って以降は、前向きに生きる活力を持ち始めていた。 常に喪服を着用したまま行動するのは、その名残である。 また、巴里華撃団の表向きの姿は舞台「シャノワール」である為、その踊り子「タタミゼ・ジュンヌ」としても活躍していたとされる。 【サーヴァントとしての願い】 都市の恒久的な平和。 【基本戦術、方針、運用法】 アーチャーでありながら正当派の弓使いである。 宝具は実質的には3m大の搭乗型ロボットであるものの、そちらもちゃんと弓やボウガンが装備されている。 というわけで、遠距離からはアサシン的に弓で狙撃し、近接戦になった時は宝具を用いるのがシンプルな運用方法と思われる。 攻撃体勢の際の隙は大きく、また、アーチャーの性格そのものが「指示待ち」な部分もある為、マスターには一定の指揮能力が必要となる。 その点においては、赤坂がマスターである以上は問題ないかもしれない。 アーチャー自身、赤坂の指示には基本忠実に接する為、彼が指示を間違えない限りは、しばらくは効率的に戦闘できる。 【マスター】 赤坂衛@ひぐらしのなく頃に 【マスターとしての願い】 やり直し 【weapon】 『警察手帳』 彼の身分を証明するもの。 普段は警察官として勤務する為、その装備は持所持できるが、私的理由で銃を携帯する事は当然許されない。 とはいえ、彼はキャリア組でありながら公安部で前線で活躍している。銃を隠して携帯する機会は多いと思われる。 【能力・技能】 誰かを救う為に空手を習ったが故の、常人離れした戦闘力。 梨花を救えなかった世界においても、その戦闘力は昭和58年を超えた時点では相当な部類であり、場合によってはサーヴァントを相手に多少はやり合えるかも。 しかも、キャリア組で警察学校の主席。ただの筋肉バカではなく、頭も良い。 あとは、麻雀の腕も相当なレベル。 【人物背景】 警視庁公安部に所属する刑事。階級は少なくとも警部より上。 彼はかつて、雛見沢村での任務で事件に巻き込まれ、そこで出会った少女の「東京に帰れ」という言葉と助けを求める声を聞く事になった。 しかし、彼はその言葉の意味を知る事なく、無視をしてしまい、妻を喪う。 更にその後、村で出会った少女が亡くなった事も知った。 自分がもし、あの時、少女の言葉を聞いていたのなら……。 今の彼が求めるのは、それらの出来事の「やり直し」である。 【方針】 アーチャーと共に聖杯を狙う。
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ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //www1.atwiki.jp/guide/pages/266.html#id_542badf7 たとえば、#news(ゲーム)と入力すると以下のように表示されます。 【NEOWIZ プレスリリース】NEOWIZ、自社サービスゲーム8種を引っ提げ、「東京ゲームショー」に参加!9月23日(火)から27日(日)までの5日間オンラインブースを展開 - PR TIMES 「東京ゲームショウ2020」の歩き方 初のオンライン開催でどう変わる? - ITmedia ROG Phone 3レビュー ゲームに必要な機能を網羅! 最高峰をうたうゲーミングスマホが上陸 - マイナビニュース ボードゲームで楽しみながらソフトウェア設計の本質を学ぶ!若手向けの体験型研修プログラムを提供【無料オンライン説明有り】:時事ドットコム - 時事通信 『ペルソナ5』がカードゲームに! 新作能力バトルロイヤルボードゲーム『トリックギア』第1弾が11月発売 - ファミ通.com 作り込んでみないと、どれだけ奥深さがあるシステムになっているかわからない―オープンワールドパズル『A Monster s Expedition』開発者ミニインタビュー(Game Spark) - Yahoo!ニュース キャッシュフローゲームとは? ゲームの手順や特徴なども詳しく紹介 - マイナビニュース スマホアプリ「ロックマンX DiVE」が今秋リリース。ゲーム内アイテムをもらえる事前登録の受け付けもスタート - 4Gamer.net 新作MMORPG「GRAN SAGA」のクローズドβテストが韓国国内向けに開始。ゲーム公式YouTubeではサントラも公開に - 4Gamer.net ドラゴンの背中を走るアクションゲーム「アースナイト」がSteam/PS4/Switchで10月1日に発売 - 4Gamer.net 今さら聞けないライトブリームゲームのキホン:ジグヘッド選定の考え方 - 株式会社週刊つりニュース 「GIGABASH」が東京ゲームショウ2020 オンラインに出展。新キャラクター“ギガマン”の公開も - 4Gamer.net ゲームストップ株急伸-大株主がアマゾンの真の競争相手にさせる提案 - ブルームバーグ 東京ゲームショウに6年連続参加 生徒が開発した3D PCゲームを出展 - PR TIMES インディーズゲームの小部屋:Room#651「Inertial Drift」 - 4Gamer.net 新たなゲームブランド カンテラワークス が設立。王道ハクスラ系シューティング『The EXPLORERZ』をTGS2020に出展 - ファミ通.com Qualcomm、5G対応の「Snapdragon 750G」。ゲーム時に環境ノイズを軽減するAI Engine搭載 - PC Watch 外出自粛により、2020年はモバイルゲームの年に-Liftoffのモバイルゲームレポート :紀伊民報AGARA - 紀伊民報 放置型GPS連動ゲーム『CrossLink』正式サービス開始記念 RTキャンペーン第2弾を開催中 ドリームニュース - Miyanichi e-press - 宮崎日日新聞 『FIFA 21』開発チームがフルゲーム体験を提供することに専念できるよう、今年は体験版をリリースしない - IGN JAPAN 「くまモン」仕様のゲーム開発へ クラブ、中国のゲーム会社と連携 - オーヴォ モバイルゲーム開発のPlaycoは設立後すぐユニコーンに、本田圭佑氏や孫泰蔵氏などが105億円出資 - TechCrunch Japan Q25 昭和30年代に流行したゲームや遊びで、一番早く流行したものは? - 読売新聞 ゲーム攻略企画「喪服は準備したか!?」第71回目放送ダイジェスト(Impress Watch) - Yahoo!ニュース 東京ゲームショウ2020 見どころは「新ハードのすごさが分かる」 - 日経クロストレンド 次世代PSとXbox、最後のゲーム機に? 迫るクラウドの影(AFP=時事) - Yahoo!ニュース 〔トラム〕D2プレースに屋内ゲーム施設 香港・社会・事件 - NNA ASIA ゲームストップが大幅高 大株主のコーエン氏が幹部と面談=米国株個別 投稿日時: 2020/09/22 23 47[みんかぶFX] - みんなの株式 - みんなの株式 花札のこいこいを極めたい人におすすめのゲームアプリ「ザ・花札 こいこい編」 - @DIME ヴォルターズ逃げ切る プレシーズンゲーム、B3岡山に73-71 | 熊本のニュース | ニュース - 熊本日日新聞 まるでゲーム!? ヘンク、伊東純也のクロス起点に衝撃のポスト&バー直撃3連発で反響(Football ZONE web) - Yahoo!ニュース 動物が撃って暴れる爽快ゲーム2選【Nintendo Switchで遊びつくそう!】(BCN) - Yahoo!ニュース ポスト・アプリストアの刺客「Playco」:メッセで送れるインスタントソーシャルゲームの可能性(2/4) - THE BRIDGE,Inc. / 株式会社THE BRIDGE ゲームを最初に「eスポーツ」と呼んだのは? 韓国説が有力(NEWS ポストセブン) - Yahoo!ニュース 「ドカポンUP! 夢幻のルーレット」のプロモーションムービーが公開。ゲームの流れやバトルシステム,収録されるゲームモードの詳細が明らかに - 4Gamer.net 「アクションゲームツクールMV」にて制作したゲームがSwitchで年内から販売可能に。Switch用データをビルドできるエディタが公開 - 4Gamer.net ゲームマガジン作品最新作「アルネの事件簿」の発売時期が今秋に決定。Steam版「つぐのひ」に新シナリオが追加されることも発表 - 4Gamer.net 『仮面ライダー』新作ゲームの生配信がTGS2020で実施 - 電撃オンライン さようなら、ニンテンドー3DS 「不運」だった携帯ゲーム機(河村鳴紘) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【PLAYISM Game Showまとめ】『Bright Memory』や『Godfall』の次世代ゲーム機向け展開が明らかに。『マイティ・グース』や『マッドファーザー』も発表に - ファミ通.com カードゲームにドル連動型デジタル通貨決済──クリプトキティのダッパー・ラボがUSDCを採用 - コインデスク・ジャパン 麒麟・川島が語る「ファミ通大喜利は僕の芸人スキルを上げ、ガバスは2万貯まりました」(週刊SPA!) - Yahoo!ニュース 夫とプレステ争奪戦、寝不足出勤…コロナ禍で「ゲーム」にハマる大人たち(オトナンサー) - Yahoo!ニュース ゲーム会社を買収 定額制サービス強化 米マイクロソフト(時事通信) - Yahoo!ニュース 紀子さま 強調された家族円満「ボードゲームをしたことも」(女性自身) - yahoo.co.jp ゲーム、SNSに直接配信 米新興プレイコー先陣 - 日本経済新聞 ゲーム「真・女神転生」シリーズで最も票を集めたタイトルとは……? 第1位はリマスター版発売を控えた作品【人気投票結果】(ねとらぼ) - Yahoo!ニュース 話題のゲーム「クラフトピア」にVRM形式の3Dモデルに対応するMODが登場 - Mogura VR インドのモバイルゲームプラットフォームMobile Premier Leagueが94億円を調達 - TechCrunch Japan 柏 ネルシーニョ監督“名将対決”心待ち「ハイパフォーマンスなゲームになる」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース 米国政府によるテンセント関連企業排除の次期ターゲットはゲーム会社 - TechCrunch Japan 麒麟・川島がゲームに熱中した少年時代「僕の人生にはファミコンが必要だった」(週刊SPA!) - Yahoo!ニュース 『カービィシリーズ』初のスーファミソフトは「意外なゲームジャンル」だった!?(ふたまん+) - Yahoo!ニュース 【講師のホンネ】夫婦の間で繰り広げられる「魔のゲーム」(SankeiBiz) - Yahoo!ニュース 「ブロッケン禁止」鬼畜プレイでケンカ勃発「思い出のファミコン対戦ゲーム」3選(ふたまん+) - Yahoo!ニュース ドイツゲーム大賞受賞の野鳥集めボードゲーム『ウイングスパン』デジタル版の魅力に迫る!【爆速プレイレポ】(Game Spark) - Yahoo!ニュース ゲームで速い人は実走レースでも速いのか? 決着!! マジで速かった!!! - ベストカーWeb 米国政府がEpic Gamesなど中国テンセントと関与するゲーム企業を調査の噂(Bloomberg報道) - Engadget 日本版 「サイバーパンク2077」,ゲームの舞台となるナイトシティを詳しく紹介する最新トレイラー公開。PC版のスペックも明らかに - 4Gamer.net ソニー対マイクロソフト、ゲーム機より大きな勝負とは - Wall Street Journal いままでありがとう! 生産終了したニンテンドー3DSの思い出深いゲーム39(サンキュー)選(インサイド) - Yahoo!ニュース 「犬を撫でられる」作品を集めたチャリティゲームバンドルが販売開始。約12ドルで『シェンムー I&II』『ブレア・ウィッチ』など8作品を購入可能(電ファミニコゲーマー) - Yahoo!ニュース Chromebookでのゲーム利用が増加中。Playストアに専用セクションがオープン - Engadget日本版 PS5の発売日・価格判明! 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一覧 主人公 仲間 サブキャラクター1 サブキャラクター2 サブキャラクター3 性能 初期ステータス 適性マスタリー アーツ 魔法 一覧 主人公 名称 肩書き等 備考 ドーラ - 玩具の世界の管理人- トップテン - 帽子:カテジサスタリム- 価値観:世界はすべて作り物- 専用ジェム: 「絶望魔法Lv6」 - マイホーム:無人のテーマパーク- 帽子の力のイメージ:マリオネット- 性格:研究熱心 シキ(*1) - 時の世界の管理人- トップテン- 時魔法のマスター - 帽子:イリバルデュシャス- 価値観:過去へは戻れない- 固有能力:時詠み(*2)- 専用能力: 「リンゴドライブマスター(*1)」 - マイホーム:時間列車ユグドラシル- 帽子の力のイメージ:龍- 性格:退廃的 ナタリー - 法の世界の管理人- トップテン - 帽子:ワドラボヤンティ- 価値観:決まりと調和- 固有能力:千里眼(*3)- 専用ジェム: マスター全魔法Lv1 - マイホーム:海が一望できる港町- 帽子の力のイメージ:天使- 性格:熾烈 ジャニス(*4) - 戦の世界の管理人- トップテン- プロバイダー - 帽子:クオストワット- 価値観:敗者は何も得られない- 準専用アーツは「明鏡止水」「ムーンスクレイパー」- 専用ジェム: 「全トリガーLv1」 - バトルマスター取得済 - マイホーム:棘の城- 帽子の力のイメージ:狼- 性格:寡黙 ラヴィ - 命の世界の管理人- トップテン - 帽子:アキュリメルフ- 価値観:生と死はみな対等- 専用ジェム: 「愛魔法Lv5(*2)」 - マイホーム:聖地セフィロト- 帽子の力のイメージ:死神(*5)- 性格:優しい メル(*6) - 夢の世界の管理人- トップテン- 最初の管理人 - 帽子:ドリスティーメア- 価値観:感覚こそが世界の全て- 専用ジェム: 全アーツLv1 - マイホーム:眠りの塔- 帽子の力のイメージ:胎児- 性格:荒い ヨウコ(*7) - 金属バットの高校生- 結末を知る者 - 全世界の管理人 - 帽子:チャティ (cha tea) - マイホーム:NPG機関 - 帽子の力のイメージ:妖精と紅茶 仲間 名称 肩書き等 備考 ショコラ - ドーラの妹 - 加入条件:ホームで会話 ユノー - プロバイダー- 教会幹部「十三使徒」 - 固有能力は「チュートリアル(*8)」- 性格は「勝気」- マリスレーゼ大教会の教皇の孫。 - 加入条件:最初から メリッサ - 元・色気の世界の管理人(*9)- 元・ラストナンバー - 帽子の力のイメージは「狐」(*10)- 性格は「アウトロー」- 加入条件:喫茶店ミルノワールで会話 ツバメ(*11) - 秘密を抱えた少女 - 帽子世界の外側の記憶を有している。 - 加入条件:時計屋敷で会話 メシュレイア - 人造人間 - 好物はスベスベマンジュウガニ。- 加入条件:無人のテーマパークで会話 フレデリカ - 情熱の世界の管理人 - 専用能力は「魔法重視(*12)」- 帽子の力のイメージは「踊り子」- 性格は「ツンデレ」- 愛称はフリッカ。- 好物はイチゴのミルフィーユ。- 加入条件:「巨大スライム討伐」クリア ケリー - 決闘の世界の管理人- トップテン- 元・火魔法のマスター - 帽子:デュレンヴィアル- 価値観は「正々堂々」- 専用アーツは「オーバーエクステンド」 - グランドマスター取得済- 帽子の力のイメージは「獅子」- 性格は「好戦的」- 帽子バトルトーナメント決勝戦の相手。- 加入条件:帽子バトルトーナメント優勝 ダリア - 機械の世界の管理人- 元・トップテン(*13)- 元・最強の管理人 - 専用ジェム: 全サポートLv1 - グランドマスター取得済- 帽子の力のイメージは「デウスエクスマキナ」- 性格は「ロマンチスト」- 現在の身体はラジオ(*14)。- 主にドーラ編とラヴィ編で登場。 ジャコウ - 暴力の世界の管理人(*15)- プロバイダー総隊長 - 準専用アーツは「ムーンスクレイパー」 - グランドマスター取得済- 帽子の力のイメージは「海賊」(*16)- 性格は「仕事熱心」- ジャニスの妹。 - 主にジャニス編とメル編で登場。 プリムローズ - 鍵の世界の管理人- トップテン - 帽子:ブロセレンキー- 専用アーツは「対人用パーフェクトコード」「スターフレア」- 固有能力は「完全秘密能力(*17)」- 専用能力は「精神攻撃無効(*18)」- 専用ジェム:レジストLv5- 帽子の力のイメージは「囚人」- 性格は「苛烈」- ドーラ編とナタリー編での主要人物。- 加入条件:玩具工場エリュシオンで会話など(こちらも参照) サブキャラクター1 名称 肩書き等 備考 オードリー - 喫茶店ミルノワール店主 - 性格は「暗い」- ミルクティをくれる。- 帽子バトルトーナメント2回戦の相手(*19)。 ミンミン - 商売人 - 専用ジェム:防御力アップLv5- 帽子の力のイメージは「パンダ」(*20)- 性格は「守銭奴」- レシピを売ってくれる。- 帽子バトルトーナメント2回戦の相手(*21)。 ジャスミン - 魔術の世界の管理人- 闇魔法のマスター - 帽子の力のイメージは「魔女」- 性格は「能天気」- 素材を売ってくれる。(*22) ポリィ - 自由の世界の管理人 - 帽子の力のイメージは「豹」- 性格は「人懐っこい」- 主人公に依頼をもってくる。(*23)- 帽子バトルトーナメント準決勝戦の相手(*24)。 ジュリエッタ - 本の世界の管理人 - 専用ジェム:リザレクションLv3- 帽子の力のイメージは「本」- 性格は「少し変」- 主人公に依頼をもってくる。(*25)- 帽子バトルトーナメント準決勝戦の相手(*26)。 紅茶ばか (チャティ)(*3) - 帽子世界七大迷惑- ミルクティを愛する - サイバネティック社製のウイルス。 サブキャラクター2 名称 肩書き等 備考 ヴァイオレット - 心の世界の管理人- トップテン- ラストナンバー - 帽子:ハーマイスフィンク- 固有能力は「心眼(*27)」- 帽子の力のイメージは「仏」- 性格は「孤独」- ドーラ編とナタリー編での主要人物。 サラワティ - 涙の世界の管理人- トップテン - 帽子:ソウェルキアーズ- 価値観は「覆水盆に返らず」- 帽子の力のイメージは「人魚」- 性格は「争い嫌い」- シキ編での主要人物。 クリスティアナ - 白黒の世界の管理人- 五老会「学園」(*4) モーノ - 友達の世界の管理人 - 騒動後はジャスミンのお手伝い。 セルヴィアータ - 架空の世界の管理人 - 価値観は「この世界は存在しない」- 帽子の力のイメージは「ピエロ」- 性格は「空虚」- ヒルデガードがセーラに依頼して作って貰った人形。 - 幻の帽子世界八つ目の大迷惑。 ヒルデガード - 嘘が得意な謎の少女- 嘘の世界の管理人 - 通称はヒルダ。 リン - 双子の世界の管理人 - 帽子の力のイメージは「太陽と月」- 性格は「勝気」- 本当は管理人ではない。 ラン - 双子の世界の管理人 - 帽子の力のイメージは「太陽と月」- 性格は「ストレート」 エリス - 元・夏の世界の管理人(*28) - 価値観は「夏はまた来る」- 帽子の力のイメージは「鯨」- 性格は「自棄」- 帽子戦争をおこした史上最悪の管理人。 セレナ - 百の世界の管理人 - 価値観は「全ての人に帽子を」 フレイ - 灯火の世界の管理人- 火魔法のマスター - 性格は「熱血」- 帽子バトルトーナメント3回戦の相手。 ミズハ - 雨の世界の管理人- 水魔法のマスター - 性格は「上品」 ウィンディ - 空の世界の管理人- 風魔法のマスター - 性格は「不思議ちゃん」 カグヤ - 昔の世界の管理人- 光魔法のマスター - 性格は「古風」 ベル - かぼちゃ娘- 土魔法のマスター - 性格は「ドS」 テツコ - 武士道の世界の管理人 - 性格は「真面目」- 帽子バトルトーナメント1回戦の相手。 コハル - 殺すのが使命の医者- プロバイダー - 居場所は「墓場町一丁目」。 バリー - 敬虔な神父- プロバイダー - 居場所は「断罪の遺跡」。 エドワード - プロバイダー - ジュリエッタの弟。 - 主にメル編で登場。 ジャンプじいさん - ジャンプマスター - 居場所は「聖地セフィロト」。 がらくたぢいさん - - がらくた集めしている。- 居場所は「玩具工場エリュシオン」。 ジェニー - 夢の世界が好きな少女 魔トリョーシカ (フィユティーヌ) - 帽子世界七大迷惑- 闇の世界の管理人 - ドーラ編のラスボス(*5)。 - 人造人間(*29) セーラ - ドーラの姉- 元・人形の世界の管理人(*30) - 帽子の力のイメージは「人形」- 性格は「少女趣味」- 主にドーラ編で登場。 時計少女 - 帽子世界七大迷惑- 帽子世界の理- 時魔法の始祖- エイプス - シキ編のラスボス(*6)。 時の車掌(*31) - 謎の時間遡行者 - 性格は「残酷」- 主にシキ編で登場。 ヨウスケ - 病的シスコン - ヨウコの兄。- 大学生で専攻はシステム生物学。- 主にシキ編で登場。 マウリツィア - 法の帽子 - 「後見人(*32)審査」を開始する謎の少女。- 性格は「甘えん坊」- 主にナタリー編で登場。 パピィ - 夢の帽子 - 球体人間統合者 - マウリツィアのぬいぐるみ。- 性格は「リアリスト」- 主にナタリー編で登場。 ハインリヒ(*33) - 喪服- 五老会「病院」(*7) - メルの父親。 - 性格は「皮肉屋」- 現在は行方不明(*34)。- ラヴィ編とヨウコ編での主要人物。 ビッグママ(*35) - 帽子世界の創始者- 五老会「財団」(*8) - メルの母親。- 現実の身体はプログラム(*9)。- メル編のラスボス(*10)。 - 主にジャニス編とメル編で登場。 ローゼンストック - 五老会(*36) - コンピューターウイルス「紅茶(紅茶ばか)」の作者。 - ヨウコ編で登場。 ネレウス四世 - 五老会「教会」(*37) - ユノーの祖父。 - ヨウコ編で登場。 イソラ - 教会幹部「十三使徒」 - マリスレーゼの神気に中てられる。 - ヨウコ編で登場。 マリスレーゼ - 旧・現実世界の管理人 - ヨウコ編のラスボス。 サブキャラクター3 名称 肩書き等 備考 ミチル - 音の世界の管理人 - サブイベント「架空の管理人セルヴィアータ」で名前だけ登場。 タリンダ - 野菜の世界の管理人 - ドーラ編、サブイベント「架空の管理人セルヴィアータ」で名前だけ登場。 ヒナ - 春の世界の管理人 - サブイベント「架空の管理人セルヴィアータ」で名前だけ登場。 ナオコ - 美容の世界の管理人 - オードリーとの会話で名前だけ登場。 ジョアンナ - モデルの世界の管理人 - ラヴィ編で名前だけ登場。 キャロライン - ラヴィ編で名前だけ登場。- 帽子待ちで管理人になるのを諦めた。 ギブアップぢいさん - 主にジャニス編で登場。 アイリーン - 沈黙の世界の管理人 - ジャニス編で名前だけ登場。 コレット - 夢の世界の住人。 チエ - 夢の世界の住人。 ローズ - 夢の世界の住人。 性能 初期ステータス 名称 ステータス ライフ ソウル 腕力 器用さ 素早さ 体力 魔力 運 ドーラ 120 40 6 8 7 7 7 6 シキ 120 40 7 7 8 6 7 5 ナタリー 120 40 6 6 7 7 9 6 ジャニス 160 60 9 6 7 8 6 4 ラヴィ 120 40 6 6 7 7 8 6 メル 120 50 7 7 7 6 7 7 ヨウコ 130 50 7 6 7 7 7 6 メシュレイア 125 45 7 6 7 7 7 7 ツバメ 120 42 7 7 7 6 7 5 ユノー 130 46 6 8 7 7 7 5 メリッサ 130 44 8 6 7 8 7 4 ショコラ 140 48 8 6 6 6 7 7 フレデリカ ケリー ダリア 1280 300 21 28 26 21 21 18 ジャコウ 1280 300 25 25 25 25 25 25 プリムローズ 232 73 5 6 7 6 10 5 適性マスタリー 適性のあるマスタリーはパーティ外成長の対象になります。 パーティ外成長の詳細にはFAQ「Q.控えメンバーは成長しないの?」を参照してください。 アーツ 名称 マスタリー ソード スピア アクス ボウ メイス ガン 格闘 ドーラ シキ ナタリー ジャニス ラヴィ メル ヨウコ メシュレイア ツバメ ユノー メリッサ ショコラ フレデリカ ケリー ダリア(*38) ジャコウ(*39) プリムローズ 魔法 名称 マスタリー 火 水 風 土 光 闇 時 ドーラ シキ ナタリー ジャニス ラヴィ メル ヨウコ メシュレイア ツバメ ユノー メリッサ ショコラ フレデリカ ケリー ダリア ジャコウ プリムローズ
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現在地:トップページ>漢詩大会の漢詩全文>今ココ 塘上行(曹操)訳(曹操1) 塘上行(甄夫人)1訳・解説1(甄夫人) その2(曹丕説をとった場合) 塘上行(甄夫人)2 コメント曹操説 甄夫人説 曹丕説 曹操or曹丕作+甄夫人作説 塘上行(曹操) 曲調:清商清調(宋書) (出典:《宋書 卷二十一 志第十一 樂三(台湾-古漢語語料庫)》、《楽府詩集》では、晋楽所奏とする) 蒲生我池中、其葉何離離。 傍能行儀儀、莫能縷自知。 紅口鑠黄金、使君生別離。 念君去我時、獨愁常苦悲。 想見君顏色、感結傷心脾。 今悉夜夜愁不寐。 莫用豪賢故、棄捐素所愛。 莫用魚肉貴、棄捐冈與薤。 莫用麻枲賤、棄捐菅與蒯。 倍恩者苦栝、蹶船常苦沒。 教君安息定、慎莫致倉卒。 念與君一共離別,亦當何時共坐復相對。 出亦復苦愁,入亦復苦愁。 邊地多悲風,樹木何蕭蕭。 今日樂相樂,延年壽千秋。 +単語解説 【紅口鑠黄金】 他の書籍では、「紅口(赤い唇、美人の意味)」が 「衆口」になっている。 "紅"は"hong"、"衆"は"zhong"と発音が似ているので、『紅口』は台湾の入力ミスかもしれない。 このへんは、書籍によってかなり違いがみられる。 (出典:《宋書 卷二十一 志第十一 樂三(台湾-漢籍全文資料庫)》) 眾口鑠金,使君生別離。 (出典:《台湾-楽府詩集 卷第三十五 相和歌辭十/清調曲三/晋楽所奏》) 眾口鑠黃金,使君生別離。 なお「衆口鑠金」は、《国語_周語下》に出てくる。 多くの人の言葉、特に悪口が重なると、悪い結果を招くことのたとえとして、辞書でも登場する。 また《尚書(書経)_周書_金縢》では、占卜の結果をしまいこんだ箱を金で封じていることを考えると、 「黄金を溶かす」は、吉凶を閉じ込めたパンドラの箱が解放された的な意味合いもあり? 【棄捐】捨てて用いないこと 【菅與蒯】 カヤ。絲麻の対比となる布きれの表現。もしくは河南の地名。 《左傳/成九年》雖有絲麻,無棄菅蒯。楽府正義?:蒯與菅連,亦菅之類。 《儀禮·喪服傳疏》屨者藨蒯之菲也。 《儀禮註疏/卷二》黃帝雖有絲麻、布帛、皮弁 《張衡·西京賦》草則葴莎菅蒯。又地名。【左傳·昭二十三年】攻蒯,蒯潰。【註】河南縣蒯鄕是也。引《左傳》叶雖有姬姜,無棄蕉萃韻。 昭明文選 卷三十八 《為范尚書讓吏部封侯第一表》陛下不棄菅蒯,愛同絲麻。《左氏傳/君子》曰:詩云:雖有絲麻,無棄菅蒯;雖有姬姜,無棄憔悴 【教君安息定】 「教~」には「…させる」「…される」という意味が、「安息定」には「安らかな眠り」という意味がある。 前半の「眠れぬ夜」と対比しているか? 訳(曹操1) 蒲は我が池中に生じ。其の葉は見事に生い茂っている。 傍らで君は才のままに歌い奏で。その妙なる音は、私をおのずと振り向かせる。 しかし紅色?の唇は、黄金をも溶かし。君をして、生きて別離させた。 君が我を去りし時をおもうと。独り愁(うれ)いて常に苦悲する。 君の顔色を想い見れば。感情は形となって、私の心脾を傷める。 今や悉くの夜夜を、哀しみに眠れぬまま過ごす。 豪賢だからと用いるなかれ。愛すべき所(故郷)をそっけなく棄捐するな。 魚肉の貴きを用いるなかれ。岡に薤を棄捐するな。 麻枲の賤しきを用いる莫かれ。菅蒯(カヤ)を棄捐するな。 恩を倍とする者は、枯渇に苦しみ。ひっくり返った船は、常に沈むに苦しむ。 せめて君には安らかな眠りをもたらそう。謹んで軽はずみに致すなかれ。 かって共にいた君と離れては、再び巡り会い?。また何時の日か共に坐して、相対しよう。 出づるは、苦しみと悲しみをもたらし。入るもまた、苦しみと悲しみをもたらす。 辺地は非風多く。樹木は、何とも物さびしく揺れる。 遠く離れても、互いに今日を楽しみ。壮健であろう再会の日までも、いつまでも。 塘上行(甄夫人)1 (出典:《楽府詩集 卷第三十五 相和歌辭十清調曲三(台湾-楽府詩集)》) 蒲生我池中、其葉何離離。 傍能行仁義、莫若妾自知。 衆口鑠黄金、使君生別離。 念君去我時、独愁常苦悲。 想見君顔色、感結傷心脾。 念君常苦悲、夜夜不能寐。 莫以豪賢故、棄捐素所愛。 莫以魚肉賤、棄捐葱與薤。 莫以麻枲賤、棄捐菅與蒯。 出亦復苦愁、入亦復苦愁。 邊地多悲風、樹木何脩脩。 従軍致独楽、延年寿千秋。 訳・解説1(甄夫人) 引用元→『三国時代の文学スレッド』まとめサイト ガマの草が私の(家の傍の)池から生え、その葉っぱは並びつらなっていました。 そのかたわらであなたが徳にみちたりっぱな行いをなさっていたことは、 妻のわたくしが何ひとつ知らないはずはございません。 (しかし)多くの人の悪口は黄金もとかすほどの力があり、 わたくしはあなたと生きながらに別れさせられてしまいました。 あなたがわたくしを去ったときのことを思うと、わたくしはひとりで思いなやみ、いつも苦しみ悲しんでおります。 あなたのお顔を推しはかって目にうかべると、気持ちがぎゅっとなって心や内臓がいたみます。 あなたを思っていつも苦しみ悲しんでいるので、夜ごとにねむることもできません。 賢く強く勢いさかんでりっぱであらせらるからといって、もとに愛していた人を見捨てないでくださいませ。 魚や肉をもってして、ネギやニラをいやしめて見捨てないでくださいませ。 麻やカラムシの織物をもってして、スゲやカヤの繊維をいやしめて見捨てないでくださいませ。 あなたが出ていらっしゃってもまた苦しくて悲しく、入っていらっしゃってもまた苦しくて悲しいのです。 このいなかには悲しい風が多く、木々はやぶれるように風にふかれています。 あなたが従軍なさってただそれだけがお楽しいのであれば、あなたが千年もめでたく長生きなさいますように」 その2(曹丕説をとった場合) 蒲は我が池中に生じ。其の葉は見事に生い茂っている。 傍らで君は能く儀を行い。その誉れは私の耳にも届くほど。 しかし人々の唇は、黄金を溶かし。君をして辺境へと出征させた。 君が我がもとを去りし時をおもうと。独り愁(うれ)いて常に苦悲する。 君の顔色を想い見れば。感情は形となって、私の心脾を傷める。 君を思えば常に苦しみ悲しく。夜夜を、眠れぬまま過ごす。 豪賢のみを用いるなかれ。愛すべき者をそっけなく棄捐するな。 魚肉の貴きを用いるなかれ。岡に薤を棄捐するな。 麻枲の賤しきを用いる莫かれ。菅蒯を棄捐するな。 出づるは、苦しみと悲しみをもたらし。入るもまた、苦しみと悲しみをもたらす。 辺地はきっと非風多く。樹木は、とても物さびしく揺れるだろう。 いいえ戦地で振り返るな、誰にも縛られず独り覇道を往け。君の栄光が、とこしえに続かんことを。 塘上行(甄夫人)2 (出典:《鄴都故事》(台湾-楽府詩集で引用されているもの)) 蒲生我池中,綠葉何離離。 豈無兼葭艾,與君生別離。 莫以賢豪故,棄捐素所愛。 莫以麻枲賤,棄捐菅與蒯。 莫以魚肉賤,棄捐葱與薤。 【葭艾】あし、よもぎ コメント この作品は、作者が特定されていない。以下の4人とされる。 曹操(宋書) 甄夫人(玉臺新詠、藝文類聚、歌録、他) 曹丕(玉台新詠考異) 無名氏による古辞(歌録) 以下は作者に関する、現時点での感想。 曹操説 何人かの作品をごちゃ混ぜにしており、どれがどの人物による作品なのか不明。 晋楽所奏にした時点でそうだったのか、さらに後世でそうなったのかは判らない。 1章:鄴都故事(甄夫人)版の塘上行 蒲生我池中、其葉何離離。傍能行儀儀、莫能縷自知。紅口鑠黄金、使君生別離。 2章:塘上行(甄夫人) 念君去我時、獨愁常苦悲。想見君顏色、感結傷心脾。今悉夜夜愁不寐。 3章:鄴都故事(甄夫人)版の塘上行 莫用豪賢故、棄捐素所愛。莫用魚肉貴、棄捐冈與薤。莫用麻枲賤、棄捐菅與蒯。 4章:? 倍恩者苦栝、蹶船常苦沒。教君安息定、慎莫致倉卒。念與君一共離別,亦當何時共坐復相對。 5章:古歌(秋風蕭蕭愁殺人) 出亦復苦愁,入亦復苦愁。邊地多悲風,樹木何蕭蕭。今日樂相樂,延年壽千秋。 1、3、5章は甄夫人もしくは古詩として掲載されており、よって他人の作品である可能性が高い。 2章は甄夫人のものとされる文にも登場するが、夜夜愁不寐と似た言い回しは曹操の秋胡行(晨上散關山)に出てくる(夜夜安得寐。惆悵以自憐)。 2、4章は、曹操の真作か、もしくは曹操以前の作品である可能性もある。 甄夫人説 《樂府解題》「“前志雲:晉樂奏魏武帝《蒲生篇》、而諸集?皆言其詞文帝甄后所作」などから、唐代には、すでに甄后の作品だろうと言われていたようである。 「莫以賢豪故,棄捐素所愛」 この一文が、彼女と、曹丕の新しい妃(郭貴人等)との関係を詠んだものと言う説は、確かに一理ある。 甄夫人が作ったとしたら、「我池中」という言い回しがひっかかる。 池が甄夫人の持ち物という認識なのか?(文学スレ1は、甄夫人の家の池、とすることで解決を試みているが、当時、夫人の家というのはありなん?後宮?) 楽府の場合、池を舞台にして歌い伴奏することはある(曹丕の秋胡行でも、「音楽に詳しい人物」と「池」が繋がっている)ので、池での歌唱を前提に、「池=私の舞台」という概念を用いるなら「あり」だと思う。 が、所有者の立場というのは、むしろ曹操or曹丕のほうが相応しいんじゃねぇかなと。 あと気になるのは、 晋楽所奏より、本辞のほうが文字数が揃っていること (言いがかりに近いが)蒯を地名とした場合、河北メインの人が河南の地名を詠んでいること。 晋楽所奏の場合、武帝(曹操)、文帝(曹丕)、明帝(曹叡)が主で、それ以外の作品は少ない。陳思王(曹植)の作品すら少ない。 なのに、彼女の作品だけ採用された理由が不明。 曹丕説 どの作品にせよ、曹操、甄夫人の項で挙げた問題が全て解決する。「なりきり」による女性の立場で書かれた漢詩も多いので、立場による違和感もない。詩の中に、他作品で見られる言い回しが見られる。秋胡行でもみられる、「音楽に詳しい人物」と「池」の繋がり。孤高を思わせる作品も多い。 確かに、他の二人よりは説得力がありそう。 問題は、この詩を読む動機。 曹丕の詩に他人の視点が多いのは、他人に歌わせることを前提にしているからだとすると、相手を思いやるような内容ならともかく、相手を突き放すような内容の詩を歌わせるってのはどーなんだろう。 最後の一文について、文学スレ1の訳をちょっと変えれば、まぁアリか? 曹操or曹丕作+甄夫人作説 曹操による塘上行だけでなく、甄夫人による鄴都故事版など、複数の作者による塘上行をミックスして晋楽所奏に改変し、曹操の作品として演奏したのではないかという説。 例として、曹植の七哀詩が晋楽所奏において、全く別の作者(宋子侯)による董嬌饒とミックスされている可能性。 これを指摘している原本は見つからないが、ありえない話ではなさそうなので、参考までに。 「曹操1」は、晋楽所奏とされるだけあって、三曹や関係のある楽人(卞氏とか)、誰でも書きそう。 「甄夫人1」は、甄夫人ならあり、曹丕なら何とか、曹操ではないと想う。いずれにせよ現在の作品は、 誰か(曹操or曹丕or甄夫人)の作った「原文」 「魏楽所奏」(曹丕or甄夫人の可能性) 「晋楽所奏」(原文+魏楽所奏の可能性) 甄夫人に同情した後世の楽人による「改変版」 こうした経路を、複雑に辿っている気がする。 で、中国でも各時代ごとに、どれが誰の作品か、相当な議論があったんじゃないかね。
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スレ49-20/35 20 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 09 18 50.34 0 ここで七五三の話題はよくでるけど私にも降りかかって来た。 ここは東海地方で孫にかかるものは全て女親持ちが基本。 名古屋とか都会では最近少なくなって来てるらしいけど 実家はまだ田舎でそれがスタンダード。義実家は名古屋の街中で 旦那が長男で弟がいる。旦那の地元大出て実家の仕事をしている。 弟は大学から東京に行き就職もそっちでして大学の同級生と結婚した。 たまたま転勤で名古屋に戻って来て、このへんじゃハイソな地区の 借り上げ社宅に住んでいる。 家には男と女で去年五歳男と三歳女で七五三をした。衣装は全て 私の実家持ち。実家の両親よんで食事会をして昔から付き合いのある 写真館で全員で写真を撮った。 21 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 09 19 40.11 0 義弟家は家より一つずつ下の同じ男と女。今年七五三だが義両親は 義弟嫁の家が用意すると思って何にも声を掛けなかった。 義弟一家が遊びに来て飾ってある写真を見て義弟嫁が自分の子の 七五三をはいつやってくれるんですか?と聞いてきた。 トメさんがいつやるの?よんでくれるなら行くわよ~と答えたら えー着物を買ってくれるのじゃないんですか!早く買いに行かないと いいのが無くなりますよ!と義弟嫁が言った。 トメさんが着物はお宮参りの着物を仕立て直すのだから早く出さないと 間に合わないよと答えたら、お宮参りはドレスでしたから着物なんて無い! お兄さんの所だけ買ってあげて酷い!と怒りだした。 お宮参りは関東にいる頃にしたので、義弟嫁の実家でしてしまい義実家は よばれなかった。写真もくれなかったのでどんな風だったか知らなかった。 見かねた私(二世帯同居でその時は親世帯にいた。)が、着物は実家が買って 七五三用に仕立て直したので義実家には買って貰って無い事と食事代も写真代も 私達夫婦が負担したことを伝えた。 そんな地方のやり方なんて知らない!!!と怒り狂って義弟嫁は義弟と子供を放置して 帰ってしまった。 義弟に聞くとハイソな地区に住んでいるので奥さん方の付き合いが大変らしい。 七五三もいかに豪華にしたかが今メインの話題だとかで、義弟嫁は我が家の 写真を見ていたから、義実家で着物を用意してもらえる。スタジオ○リスとか 流行りの写真館じゃなくて古い写真館で写真も撮って貰えると自慢しまくったとか 義弟は高給取で自宅は社宅なのでお金には困ってない。自分でも買えると思うが 買って貰えるして貰えると言う身分だと誇りたいんだそうだ。 義実家は写真館の手配はしてあげるけど、差は付けられないから自分たちので やってねと態度を変えないから義弟嫁はまだ怒っているらしい。 もう七五三も皆終わりつつあるけどどうするんだろ? 23 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 09 38 58.62 0 20-21 「着物を貸せ貸せ」と粘着してこないのなら、義実家 対 義弟嫁の対決を高みの見物できるよねwww 24 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 09 44 59.80 0 言ってもしょうがないけど、義母から義弟に こっちの七五三はこんな感じだけど分かってるかい? と一声あってもよさそうかなとは思った。 っていうかハイソ地区の住人のなかで アテクシの実家でやってくれましたのよホホホみたいな会話がなかったんかな? 義弟嫁がバカなのは事実だけど、情報弱者の悲哀を感じる。 28 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 10 05 41.27 0 24 前段の部分は、実は私もそう思ったw 中の人たちは当たり前に思ってても、相当特殊な風習だからね。 あらかじめ耳打ちしておけば、誰も不幸せにならなかったな、と。 25 名前:名無しさん@HOME[] 投稿日:2011/11/07(月) 09 46 57.80 0 20も義弟家も同じ地方なら ハイソな奥様方も自分の実家にしてもらってないんだろうか? 義弟嫁の自慢話聞きながら 旦那の実家からしてもらうんだと内心驚いていた人もいそう。 26 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 09 46 58.09 0 20です。 お古なんてとんでもない!と言うと思いますよ。住んでいる地区は転勤族の集まる ハイソな地区なので見栄張りが大変そうです。 ウトさんは商売人らしい人でお金に厳しい人だから絶対出さないと思います。 トメさんは私の実家がしてくれたなら義弟嫁の実家もすべきだと言ってます。 義弟嫁さんの実家は親が上級国家公務員なのでお金持ちのはずなですけど 大事にされているワタクシから抜け出せないようです。 27 名前:20[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 09 55 55.30 0 ハイソ地区に地元民はいるかどうかは、知らないけどほぼ関東からの 転勤族らしいよ。 義弟は忙しい人で七五三にまったく興味が無くてこんな騒ぎになって びっくりしているらしい。 旦那が義弟に自分達で支度して親を招待すればいいじゃないのかと言った らしいけど嫁さんが納得しないと煮え切らなかったとか。 旦那は忠告はしたからと関わらないつもりなので私に火の粉は降ってこないと 思うけど同居だからトメさんの愚痴はいつも聞きます。 名古屋人は冠婚葬祭には派手なんでしょう!と義弟嫁は叫んでいたけど 出す方はちゃんと決まっているんです。我が家の娘の成人式の振り袖も 実家でつくると思います。私も母方のおばあちゃんが見立てて仕立てて くれました。 29 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 10 09 33.71 0 名古屋は冠婚葬祭派手って嫁実家が負担するから 娘3人もいれば破産するって言われるくらいなんだし。 旦那実家はそういうのしないと思うんだけどな。 義弟の言うやり方が一番だよね。 地方によってどっちの実家がやるのかは違うし そんな地方のやり方しらないって言われたら 義両親はかなり不快だし話し合う気もなくなってしまうと思うんだけど。 30 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 10 11 46.18 0 29ですが 義弟の言うやり方じゃなくて、20旦那さんの言うやり方でした。 31 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 10 16 25.55 0 けど義弟は大学までは地元に居たんだよね? それまで自分の七五三やら、入学・卒業祝いなど母方実家がやってくれた事に 全く無関心だったのかな。 だとしたら報われないなー>母方実家 32 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 10 20 22.74 0 31 男にとっては「成人式の振り袖」みたいに強烈なのはないから。 結婚した相手も名古屋周辺じゃないから、ハデ婚じゃなかったんだろうし。 35 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 10 33 58.09 0 31 男はそういうこと全く気づかない、見ていない ってこと多いよ。 嫁実家がするのが当たり前だったからことさら話題にならないしね。 自分の義弟もそれで、すべて実家の親にやってもらおうとねだっていた。 昔ながらに名古屋人気質の親に「嫁実家に買ってもらうものよー」と 言われて切れていたが。 義弟嫁も地元育ちだから嫁実家が負担する風習は知ってたらしいけど、 義実家は裕福で行事ごとにこだわりがあり、嫁実家の親には経済力が無い。 義弟嫁、自分は何も言わず、ひたすら義弟が交渉していた。 ここまでは賢かったんだけど。 でも自分の実家にも何にも言ってなかったらしく、 嫁実家親は、「宮参りのの着物はリサイクルショップで買ってくる」と義実家に電話してきた。 「孫に古着は着せません」と義父に静かに切れられちょっとした修羅場になっていた。 36 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 10 35 08.46 0 まあギリギリになって騒いでもしょうがないわな 38 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 10 54 50.41 0 35 結局、義実家が用意したの? 44 名前:35[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 12 45 12.53 0 35です。 結局着物は義実家がそろえました。 そのときはは「結果オーライ」と思ってみていたのですが、 以降の義弟嫁実家に対する蔑視は激しかったので、恐かったです。 行事ごとのたびに「(義弟嫁さんの実家は)価値観の違うおうちだから」と 上から目線で馬鹿にしていました。 その数年後自分も出産したのですが、自分実家も名古屋気質で義実家と同じ価値観だったので 特にもめることもなく無事終了。自分としてははたかが1~2回しか着ない着物に7桁近くもかけるのは 勿体なくていやだったのですが、義弟嫁実家との修羅場を見た後だったので自分実家の思い通りに してもらいました。両家が満足してるんならまあいいか、と。 そういう意味では、行事ごとは親の好きにさせるしかない、あきらめさせてくれた義弟嫁に感謝しています。 41 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 11 47 32.06 0 質問! 嫁実家が資金援助をする七五三って主催者は誰になるの? 夫の実家からは一切口は出せない感じ? 50 名前:20[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 14 18 32.78 0 ごめん今更ながら戻って来たので 41の質問に答えておきます。 昔ながらのやり方なら、着物とかは嫁実家が揃えても両家そろった 宴会は旦那実家で費用旦那実家持ちでもてなします。 私達は同居で普段から義実家には色々面倒を見て貰っているので 自分達で食事会の費用と写真の代金は支払いました。 こちらはお宮参りから成人までが嫁実家の負担です。 お宮参りで三歳か五歳で着られる着物をあげて使用して仕立て直して三歳か 五歳で使います。七歳はもうおおきのでまた着物を仕立てます。 小学校の入学のランドセルと机なども嫁実家の負担です。 中学に入る時の制服も作ってもらっている子も居ました。 学費とかはもちろん親です。 最後に成人式用に振袖を作って貰います。私は祖母が着物が趣味でしたので 喪服も合わせと絽で作って貰いました。 義弟嫁の実家は東京です。 51 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 14 22 36.58 0 50 41だけどありがとう。 それにしても壮絶だわー 同じ日本なのに、異文化過ぎてため息しか出ないw 45 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 12 47 13.05 0 名古屋は裕福じゃない女性は他県に嫁がないと苦労するのね。 男性も裕福じゃない嫁を貰うと恥ずかしい思いをするのね。 名古屋に生まれなくて良かった… 52 名前:20[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 14 27 11.47 0 45に裕福で無いと~とあったけど私の実家も普通のサラリーマンだったよ。 普段はつましいです。食べ物とかも贅沢しないし、旅行とかもめったにしない。 嫁にやったらそれ相応にしないと娘が肩身が狭いってことで親が頑張るんだと 思う。結婚するときに母が小額の郵便貯金を解約するのを見たよ。 小さいころからコツコツ貯めていたみたい。 私も娘がいるけどどうなるか分からないから貯めなきゃいけないわ。 55 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 15 26 04.93 0 45だけど詳しくありがとう。 益々名古屋に生まれなくて本当に良かったと思いましたww あと娘を名古屋に嫁にやるのも絶対阻止しようと思いましたww 名古屋は嫌いじゃないけど観光だけでいいわー。 53 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 14 41 13.20 0 私実家も夫実家も名古屋なんだけど、 20みたいな家って本当にあるんだードラマみたい、と同じ名古屋人でも驚く。 57 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 17 49 26.89 0 嫁実家がやることになっているなら レンタルでもリサイクルでも口を出す夫実家が礼儀知らずと思ってしまう 上流家庭怖い Next→49-58
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Alan Wake part52-374~376,380,382~384,388,392~397、part53-12~14,44,45 追加コンテンツ:part55-232~233,297~299 374 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/23(金) 16 20 07 ID tKzwgNpl0 366です とりあえず登場人物から アラン・・・主人公。二年以上にわたるスランプと不眠に苦しむ人気スリラー作家。アリスと共に田舎町ブライトフォールズに休暇に来る アリス・・・アランの妻。深刻化していくアランの苦悩に心を痛めブライトフォールズ行きを計画。冒頭で行方不明に バリー・・・アランの幼馴染にして代理人。アランの危機を察知しブライトフォールズヘ サラ・・・保安官。住民からの信頼も篤く権威を振りかざすFBI捜査官にも物怖じしない。いい人 ハートマン・・・スランプに陥ったアーティストの長期治療を専門にしている精神科医。湖の近くにクリニックを構える 375 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/23(金) 16 28 27 ID tKzwgNpl0 本編に入ります。駄文ですがよろしくお願いします エピソード1:悪夢 主人公アラン ウェイクはチュートリアルを兼ねた悪夢を見ていた 夜何かとても重要な理由で灯台へと車を走らせるアランはヒッチハイカーの男を轢いてしまう ちょっと目を放した隙に死体が消えてしまったので気を取り直して徒歩で灯台を目指す 脇道へ入ったアランの目の前に斧を振り回しながら迫る男の黒い影が。男はアランの書いた小説の登場人物だった。 男は竜巻に姿を変え追ってくる。逃げるアランの前に光が射し男の声がする。「光を追え、光の中は安全だ」 「君に警告するために夢に侵入した。闇は危険だ。重要な事だけ教えよう」光はそう言って闇との戦い方を教えてくれた。(ライト当てる→銃で撃つ) そんなこんなで灯台前の橋まで来た所でまたもや男の影が。 竜巻に姿を変えた男から逃げ灯台に入るアラン。 一息ついて上を見上げると急に光が消える。そして何かが落ちてくる。 「来 た わ」老婆の声がする そこで夢は終わる 「アラン…起きて」車の中で目を覚ますアラン。隣には妻のアリスが微笑んでいた。 アランはアリスと共に太平洋岸北西部の静かな田舎町ブライトフォールズにフェリーで到着しようとしていた。 フェリーでは地元のFM局のDJパット メインと知り合う。 メインはアランに出演を依頼するがプライベートな旅行なのでここで会った事は秘密にしてくれるよう頼む。 もう一人乗客がいたが彼は「精々今のうちに楽しんでおくんだな・・・」とかぶつくさ言っている。旅行者が気に入らないらしい。 キャビンの管理人カール スタッキーから鍵を受け取るためにダイナーに向かうアラン。その間にガソリンを入れに行くアリス。 ダイナーに入ると等身大のアランパネルが置いてあった ダイナーではアランの大ファンの女店員ローズ(パネルを飾ったのも彼女)、コーヒー大好きの森林公園ビジターセンター係員のラスティ ボケてるらしくアランに向って「久しぶりだなトム」とか言ってくるロッカーのアンダーソン兄弟、 真っ暗な通路を見ながらガクブルしているランタンを胸に抱えたお婆ちゃんシンシアなんかがいた。 熱烈なファンとか言う人種が苦手なアランはトイレにいるらしいカールから鍵を受けとりさっさと店を去ろうとする。その背中に「闇は危険なのよ」とかシンシアが声をかける 通路の奥のトイレをノックするアランの後ろに喪服の老婆が現れ「カールは来ないわ、鍵は預かってる」と言って鍵とキャビンのある湖までの地図を渡す 店を出て車を出すと同時にダイナーからツナギ姿の男が鍵を手に駆け出してくる 「おい待ってくれウェイクさん、鍵・・・鍵は?」 湖、コールドロンレイクに着くアランとアリス。目の前にはつり橋とその先にキャビンの建つ小島が キャビンの中は真っ暗だった。暗闇を恐れるアリスの代わりにジェネレータを点けに行く 明かりの点いたキャビンに入り置いてあったラジオを点けてみると先程のパットの声が。 「ディアフェストに向けて旅行者が続々と訪れています。先程もとあるアーティストと出会いましてね、さてどなたかな?こちらKBF・FM」 「はぁいパット、ローズよ!アーティストってアラン ウェイクでしょ?あたし大ファンなの!」 全くプライバシーも何もあったもんじゃない 軽くイラッとしていると2階でアリスが呼んでいる、見せたいものがあるらしい 2階の寝室に行くとアリスが既に脱いでいた。タンクトップに黒パンツといういでたちで誘っているのかと思ったら「私じゃないわ、書斎よ」とか言い出す。可愛い奴だ。 隣の書斎に行って見ると机の上にはタイプライターが置いてある 「ホント言うとね、ここなら書けるんじゃないかなと思ったの、環境が変われば・・・」 「止めてくれアリス、どうしてどいつもこいつも・・・」 ここにはハートマンと言うアーティスト専門の精神科医もいると言うアリスに対し切れてキャビンの外へ出て行くアラン。外はもう真っ暗だった。そこでいきなりキャビンの明かりが消える 「アラン?アラン!いや、いやーっ!助けて!」アリスの叫び声が響く。 キャビンに戻ると湖側の出口が開け放たれていた。そして湖に沈んでいくアリスの姿が見えた。 「くそっ」アランは湖に飛び込んだ 376 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/23(金) 16 33 51 ID tKzwgNpl0 アランは大破した車の中で目を覚ました。記憶が飛んでいたがアリスに何か起きた事だけは覚えていた。 頭を怪我したようだ。携帯も使えない。徒歩で助けを求める他無かった。遠くにガソリンスタンドの明かりが見えた。 道なりに歩いていくアラン。と、その目の前に光が広がる。「すみません、あの・・・」と声をかけるアランの前に2枚の紙片が落ちてくる。 それは「ディパーチャー」と題された小説の原稿だった。アランが最新作に使おうとしていたタイトルだ。 著者はアランになっていた。だがアランには書いた記憶など無かった。 そのページには主人公が夜の森で斧を持った殺人鬼に襲われるシーンが描かれていた。 更に道を進むと伐採所と小屋の明かりが見えた。これで助けを求める事が出来ると思った。辺りには霧が立ち込めていた。 そこにいた人影に声をかけると彼は「当日キャンセルはぁ…返金できません!カールスタッキーでぇす。どうぞよろしくぅ!」とか言いながら斧を振り回し襲ってきた。 小屋に逃げ込みドアを閉める。そこに斧が叩き付けられる。机の上にあった拳銃と懐中電灯を持ち保安官事務所に電話をかける。 一瞬だけ繫がったものの直ぐに切れる。外を見ると電柱が倒れている。そしてスタッキーが動かしたのかブルドーザーが突っ込んでくる。 急いで外にでるとブルドーザーは小屋ごと崖下に落ちていった。スタッキーも一緒だといいが確認してる余裕は無かった。 暗い夜道を進んでいくと夢で見たような黒い影に包まれた男達が襲ってきた。 夢で教わったようにそれらを撃退すると目の前で跡形も無く消えてしまった。 闇の中を息を切らせながら走りスタンドを目指すとまたスタッキーに襲われたがなんとか撃退しスタンドに到着した。 スタンドのガレージは乱闘でもあったかのように酷く荒らされていた。 恐る恐る進んでいくと目の前のTVがいきなり点いた。 「書こう、書き続けるんだ。俺が書けば現実になる。彼女を救い出すんだ」そう言いながら小説を書くアランがそこには映されていた。 訳の分からないまま保安官事務所に電話をかけるアラン。程なくしてパトカーに乗って保安官サラ ブレーカーが現れる。 「事故にあって…、妻が、いないんです。島のキャビンにいたんです、コールドロンレイクの…」 「あの湖に島はありません。70年代の噴火以来ね」 「でも、確かにキャビンが・・・」崩れ落ちるアラン。 「大丈夫ですか?湖に寄ってから署に向かいましょう。スタッキーを見ませんでしたか?ここのオーナーなんですが」 森での出来事を話せば正気を疑われてしまう。今はアリスの捜索が先決だった。 湖に着いて愕然とするアラン。そこにはサラの言うとおり島など影も形も無かった…。 エピソード1 終了 以下、三行で分かる「ここまでのアランウェイク」 休暇で訪れたブライトフォールズで妻のアリスが消えた 大破した車の中で目覚めたアランには一週間分の記憶が無く、闇を纏った敵の襲撃を逃れ 保安官と共に湖を訪れるがキャビンは島ごと消えていた 380 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/24(土) 01 12 00 ID TpNbrcpY0 エピソード2:しのびよる闇 三年前、自宅にて 急な停電で闇を恐れるアリスを落ち着かせるためにキャンドルを灯すアラン アランはアリスに自分も子どもの頃は暗闇が苦手だった事、そんな自分に母親がくれた魔法のスイッチ「クリッカー」(コタツのスイッチみたいなの)の事を話しアリスにクリッカーをプレゼントする チュッチュチュッチュするウェイク夫妻 現在、ブライトフォールズ アランは保安官事務所でサラが呼んだ医師による診察を受けていた。頭痛や記憶障害があったがアリスを捜すためにも平静を装う他無かった。 診察の後サラから落とした携帯を受け取り、アリスに何があったのか、何故スタッキーのスタンドにいたのか質問される。事実を話したかったが拘束されると思い止めた、とそのとき携帯に非通知の電話が 「アラン、どうか助けて」アリスの声が聞こえて驚くアラン。続けて男の声「サツには何も言うな。女房に会いたきゃ俺の指示に従え。」「何だと?」 「裏の駐車場へ行け。ちょっとした土産を置いといた。サツを適当にあしらったらエルダーウッド国立公園まで来い。ラバーズ峠って場所に午前零時だ。馬鹿な真似はすんなよ、見張ってるからな!」 駐車場の穴の開いたフェンスに立て掛けた板を蹴り一発で粉々にして進むと一台の廃車があった 廃車の中にはアリスの免許証が置いてあった。脅迫は本物だった そこにまた電話がかかってくる。幼馴染でエージェントのバリー ウィーラーからだった バリーによると一週間も音信不通だったらしく心配でブライトフォールズまで来ているらしい。保安官事務所まで迎えに来てくれるよう頼み電話を切る 事務所の通路に戻ると壁のテレビがいきなり点く。そこにはまた机に向うアランの姿があった。 「作家は物語を暗闇から解き放つ光だ、石を削る彫刻家のように無から世界を創り上げる。書くのを止めればその世界は崩壊し闇に飲まれてしまう。 アリスの命がかかっているが今は集中しなければ。書くんだ。ここでは全てが可能だ。物語を書いてアリスを救うんだ」そこでテレビは消える 受付前で初老の男と話をしているサラに「急用が出来たのでこれで」と言って去ろうとするアラン 話も聞いてないし滞在先を教えて欲しいと言うサラ。受付のおばちゃんオヌヌメのエルダーウッドのキャビンに決める そこに初老の男が割って入る。男はDrエミル ハートマンと名乗り、アランをコールドロンレイクロッジに招く。 アリスと口論になったときに出た名前である事を思い出し。アリスと何の関係があるのか問い詰めいきなり殴りかかるアラン。 サラに取り押さえられたところにアランに用があるなら俺を通せとバリーが颯爽と現れる。 「大丈夫だよサラ、訴える気は無い。ウェイクさんお待ちしてますよ」立ち上がりながらハートマンが穏やかに言う。立ち去るアランとバリー エルダーウッド国立公園に向う車内でアランはバリーにすべて話した。 一週間分記憶が飛んでいること、アリスが誘拐された事、暗闇で闇を纏った男たちに襲われた事、撃たれた男達が目の前で消滅した事、 道中で拾った書いた覚えも無い原稿の事。正気は疑われたがアリスが誘拐されたと言う事は信じてくれたようだ。 正気を疑いつつアリスの事は警察に任せろというバリーと軽く揉めるが最終的にはバリーも折れた 誘拐犯に指定された時間までまだ余裕があったため係員ラスティからキャビンを借り、ラバーズ峠への道も聞いておく。 夜、キャビンにて。一人でラバーズ峠に向おうとするアランを心配するバリー。 アランは自分が朝まで戻らなかったら通報するように言ってキャビンを出る。 遊歩道を歩いていくと車が事故っていて開け放たれていたトランクにはまた原稿が落ちていた。 瀕死の重傷を負ったラスティが「ウェイクさん、あの原稿に書かれていた通りの事が本当に起きたんです」と言う、といった内容だった ビジターセンターに近づくとラスティの叫び声と銃声が響く 中に入ると原稿の通りの惨状が広がっていた。瀕死のラスティに事務所のブレーカーを戻してくるよう頼まれる。しかしブレーカーには斧が突き刺さっていて完全に破壊されていた。 「うわぁぁぁぁ、やめてくれぇぇぇぇ!」ラスティの叫び声と何かを破壊するような轟音が響き渡る ビジターセンターに戻ろうとすると急に霧が立ちこめてきた、そしてまた斧を持ち闇を纏った男達が現れる。 センターに戻るとラスティが消えていて奥の壁には大きな穴が開いていた。 穴から外へ出ると闇を纏ったラスティが屋根の上から飛び掛ってきた。仕方が無いのでこれを撃退する。カールや他の男たち同様、ラスティも目の前で消滅した。 382 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/24(土) 01 14 04 ID TpNbrcpY0 ラバーズ峠を目指し遊歩道を進むアランにバリーから電話がかかってくる。 窓の外に何かを見てビビるバリー。妄想だと思ってたのにどうやらマジっぽいんで改めてアランに注意を促す。 敵に襲われながらも夜道を急ぐアラン。ライトの光に無造作に描かれた松明の印が浮かび上がった。 裏に回ると岩陰に金属製の箱が隠されていて中にはバッテリーや弾薬など闇の中で生きる必需品が入っていた。 この状況を知る何者かが隠しておいた物なのだろうか。 ラバーズ峠に着き、ケーブルカーに乗るアラン。しかし鳥っぽい群れに襲われゴンドラごと谷の向こう側へ叩き付けられる。 周囲を見ると闇人に囲まれている。銃は無くしてしまった。傍に落ちていたライトに手を伸ばすも闇人に阻まれる。 危機一髪のその時発炎筒の光と銃声が響き闇人達は消滅した。見ると銃を持った男が手を伸ばしている。 アランの奴等(闇人)が見えるのかの問いに「そういう筋書きだからな」と答える男。 男には見覚えがあった。フェリーで何かぶつぶつ言っていた男だ。アランの名前を知っていてラバーズ峠に現れた事からこの男が誘拐犯だと確信するアラン。 男に先導され峠の展望台まで来たアラン。闇人に囲まれる。銃の扱いが結構下手な誘拐犯に銃をよこせと言うが 「筋書き通りにやれよ」と断られる。その場は発炎筒を使いまくって凌ぐ。 アリスの居場所を問い詰めるアランに「原稿を全部よこせ、でなきゃ女房が苦しむぜ」と答える男。 殴りかかるアラン。揉み合いの末二人一緒に展望台の下に落ちる。男が落とした拳銃を奪うと男は捨て台詞を吐いて逃げていった。 バリーに相談するべくキャビンに戻るアランにバリーから電話がかかってくる 「ポーチが鳥だらけだ、まるでヒッチコックだぜ!」 ドアに鍵をかけて見つからないように隠れるように指示しキャビンへ急ぐアラン。 森を出たところで公園のガレージから車を拝借しようとガレージの鍵を捜す。 トイレの中に鍵はあった。そこにあったテレビがまた勝手に点く。例によって机に向うアランが写されている。 「ほんの些細な変化でも物語は連鎖反応を起こし全てに影響する。登場人物はリアルでなくてはならない。エピソードは物語の流れに沿っていなければならない。たった一つのミスで魔法は失われる。物語は崩壊し、アリスは死んでしまう」テレビの中のアランは言った 盗んだ自動車で走り出す。群がる闇人も車のライトで照らし跳ね飛ばしていく。 そろそろキャビンに着こうという所で誘拐犯から電話がかかってくる。 原稿をよ渡せばアリスは返すと言う誘拐犯にアランは原稿は未完成で仕上げるにはあと一週間かかると嘘をつく。「二日だ。炭鉱跡のビルまでもってこい。そこに正午だ」まんまと騙される誘拐犯だった。 キャビンには鳥の大群が飛び交っていた。窓からこちらを見て叫ぶバリー 「こいつら普通じゃねぇ!ニューヨークの鳩よりひでぇ。おいアラン、こいつら何とかしてくれ!」 こちらに向ってくる鳥の群れをフレアガンやライトを使って消滅させると、バリーはアランをサイコ扱いした事を詫びた。 アランはバリーに誘拐犯に関する聞き込みと消えた島やキャビンに関する情報を地元紙のバックナンバーから検索する様頼み、自身は原稿を書こうとするも一文字も書けなかった。 調査を進めるバリーにローズから電話がかかる 「原稿を見つけたわ…ウェイクさんと一緒に取りに来て。町外れのトレーラーパークよ…」 「一時間以内に行くよ、後でな!」電話を切るバリー 暗い室内、切れた電話に対し「ありがとう。またどうぞいらっしゃいませ…」と虚ろな笑顔で話し続けるローズ。 「いい子ね」その隣には喪服の老婆が佇んでいた。 エピソード2 終了 「ここまでのアランウェイク」 アランの妻アリスが誘拐された。エージェントのバリー以外には話せない 身代金はアランが書いたと言うホラー小説。書かれた事が現実になる原稿だ 手元にはまだ数ページしかなく、締め切りは二日後に迫っていた 383 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/24(土) 01 42 48 ID TpNbrcpY0 エピソード3:身代金 ローズのトレーラーハウスに着いたアランとバリー そこにサラからの電話が。FBIのナイチンゲール捜査官なる人物が話を聞きたいそうだ。 まずはローズに会うためにトレーラーパークの管理人ランドルフに案内してもらう 道すがらバリーの報告を受ける。この町では昔から湖周辺での失踪や変死体、オカルト話が本当になった等おかしな事件が多発している事 湖にはトーマス ゼインなる人物が住む島があったが1970年に湖底火山の噴火でゼイン共々島も無くなった事 ゼインは記事によると有名作家だったらしいがいくら調べても著作が一冊も見つからない事、噴火の前の週にゼインの恋人バーバラ ジャガーが湖で溺れ死んでいる事 これらの記事はすべてシンシア ウィーバー(ランタン抱えた婆ちゃん)である事、などなど。 ランドルフはアランとバリーのことを不審に思っている様子。 ローズのトレーラーに到着。ローズはアランとバリーにコーヒーを振舞う。 とバリーがいきなり倒れる、そしてアランも。どうやら睡眠薬を盛られたらしい アランは夢を見ていた。夢の中で闇との戦い方について教えてくれた声がまた聞こえる 「来るぞ、バーバラに成り済まして・・・。もう止められない。明かりをつけるんだ」 アランの後ろには喪服の老婆が 「会いに来たわ、あなたと素敵な奥さんに。最後まで書くのよ。ぜひともね」 そういって老婆は消えた。そこで目が覚める。 外はもう真っ暗だった。家の明かりをつけたアランの目の前でローズのテレビがいきなり点く。 「次第に夢と現実の区別がつかなくなってきた。だが俺には優秀な編集者がついている。喪服姿の彼女を俺はバーバラ ジャガーと呼んでいる。 彼女は酷く手厳しい。書けば書くほど日増しに修正は増え、今ではもう俺と彼女のどちらが書いてるのか分からないほどだ。気に入らないが仕方ない。 彼女は常に正しいのだ。書く事でアリスを救えると彼女は言った。彼女の言う事を聞いていれば間違いは無いはずだ。彼女は以前も同様の仕事をしているのだから。 トーマス ゼインという作家だ。俺の物語は次第にジャンルが変わってきた。ホラー小説だ。あと少し、結末は近い」行く先々に落ちている原稿はこのアランが書いた物なのだろうか。 ローズのせいでかなりのタイムロスだ、約束の時間までもう12時間を切っていた バリーを連れてここを出て行きたいがバリーは未だに意識が戻らず運び出すのは難しかった ローズは体育座りしながら虚ろな顔で「いらっしゃいませぇ…ご注文はぁ・・・?」とかぶつぶつ言っていた。彼女も何者かに利用されたのだろう。彼女への怒りは無かった 銃とライトが無くなっているのに気が付いた。パークの出口に向うとランドルフが待っていた。「あんた何をやらかした?あの子に何をしやがったんだ?」 どうやらランドルフが通報したらしい。ゲートの前にパトカーが数台止まり、中から銃を構えた男がでてきた。 「俺はナイチンゲール。FBIだ。貴様を逮捕する!」約束の時間が迫ってるのに冗談じゃない。ランドルフを突き飛ばし逃げるアラン。 ナイチンゲールはランドルフがいるにも関わらず発砲してきた。「追え!モタモタするな!奴を逃がしたらクビだからな!」警官隊に命令するナイチンゲール。作家一人に人員割きすぎだろう バリーを置いていくのは気が引けたがここで捕まるわけにも行かない 作家一人に余裕で発砲してくる警官隊から必死に逃げて高台に登ると霧が立ち込めてきて警官隊の悲鳴が聞こえる。どうやら闇人たちに襲われているらしい 彼らに勝ち目は無かった。彼らが追っているのは生身の作家だったはずなのだから。 大破したパトカーから聞こえる無線では警官隊と連絡がつかず「どうなってんのよ!」と叫ぶサラの声がしていた 展望台から周囲を見ると遠くにラジオ局の電波塔が見えた。メインは話の分かる男に見えたし炭鉱への道も聞けるだろう。ラジオ局を目指す事にした 道中闇人に襲われたがパトカーの残骸から手に入れた閃光手榴弾で撃退した 384 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/24(土) 01 45 54 ID TpNbrcpY0 ラジオ局に到着したアラン。メインの車を貸してもらおうとするが、そこにまたナイチンゲールが現れ発砲してくる。逃げるアラン。「何があっても絶対捕まえてやるからな!作家先生よぉ!」ナイチンゲールの声が遠くから聞こえる。 森の中を歩き続けるアラン。何故かこの事態を見越したかの様に行く先々に電力会社のライトやら銃やらが置いてある。そんなアランに電話がかかってくる 「どこまでも頑固な人」アリスの声だった。「アラン、アラン、怖くて…暗闇で…どうか助けて。」ノイズが混じっているだけではなく何か様子がおかしい。が電話はそこで切れてしまう。 歩き続けるアランの前に鉄橋と、更にその奥に操車場の倉庫が見えた。あの倉庫で車を借りられるかもしれない。 闇はどんどん力を増しているようで、あらゆる手段でアランの行く手を妨害してくる 鉄橋を進むアランだが、床がいきなり崩れ落ちたり頭上のパイプが外れて落ちてきたり、仕舞にはそのパイプや転がっているドラム缶が痙攣しながら飛んでくるなどポルターガイストに襲われた。 操車場では車を見つけたと思ったらブルドーザーに襲われた。闇人を巻き込みながらアランに襲い掛かってくるブルドーザーだが何とか撃退し車に乗り込むアラン。ようやく夜が明けようとしていた。 炭鉱跡地は博物館になっていて場所はすぐに分かった。待ち合わせの時間まであと少し。結局原稿を完成させる事が出来なかったアランは追い詰められていた。 炭鉱に着いたが、人影は無かった。藁をもすがる思いで誘拐犯を待ち続けたが夜になっても奴は現れなかった。そこに誘拐犯から電話かかかる。 何故か焦ったような声で計画変更を告げる誘拐犯。炭鉱から北のミラー峠の展望台まで炭鉱の中を通って来いとのこと。 マジ切れしつつも峠への道を探すアラン。炭鉱跡のゴーストタウンを抜ける。 闇人やポルターガイストの襲撃から逃げた小屋の中にあったテレビがまたキャビンにいるアランを映し出す。 「書く事以外は全て苦痛だ。酷く気分が悪いが何とか階下に下りた。棚の箱に入ったゼインの著作を手に取りいくつか読んでみた。彼は詩人だった そこには魔法の湖で奇跡を起こすクリエイターや女神達、神々や夢や悪魔の王国そして人間に成り済まして機会を伺う魔物たちが歌われていた ゼインは自らの事も書いていた。闇に取り付かれた恋人や湖に対しての恐怖についてだ。彼にとって湖とは邪悪な存在が潜む底知れぬ恐怖を映し出す鏡だったのだ リアルだった。彼のアイディアを俺の物語に取り入れよう。これはいける」 更に歩き続けるアランに誘拐犯からのメールが届く。間違いだらけの稚拙な文章に奴の焦りが感じられる。 廃墟を抜け峠に着いたアラン。コールドロンレイクが見える。キャビンがあったはずの場所にはボートの物であろう小さな明かりが見えるだけだった。 そのとき誘拐犯の情けない声が遠くから聞こえた。「すいません奥さん知らなかったんです。きっとボスだって…ホントに知らなかったんです!奴の女房がどこにいるかなんて知りません きっと溺れたんだ。奴に原稿を書いて欲しくて、騙したんですよぅ!ごめんなさい、助けてください。あぁ~」誰と話しているのだろうか。 展望台についたアラン。そこにはうなだれて震えている誘拐犯がいた。その傍らに喪服姿の老婆が一瞬浮かび上がる。 突如巻き起こる竜巻。「よせ!うわぁぁぁぁぁぁ」巻き込まれて飛ばされていく誘拐犯。 咄嗟に発炎筒を手にするが、アランもまた竜巻に吹き飛ばされて湖へと落ちていく 湖に沈んでいくアランは湖の底に引きずりこまれるアリス、そしてタイプライターを打つ自分の幻を見ながら意識を失う。 そこに何者かがアランに向って手を伸ばす… エピソード3:終了 ここまでのアランウェイク アランはFBIに追われている 書いた覚えの無いアランの原稿が現実となり、その物語は次第にスリラーからホラー小説へとジャンルを変えていく アリスの誘拐は嘘だった。闇は誘拐犯と称していた男を飲み込みアランにも迫ろうとしていた 388 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/24(土) 14 25 12 ID TpNbrcpY0 エピソード4:真相 意識がハッキリしない中でハートマン医師が言う 「鎮静剤を打った。また発作が起きたんだよ。君はここの患者なんだ、入院してしばらく経つ。奥さんの死がよほど堪えたんだろう。君は様々な心の病に苦しんでいる」 目を覚ますアラン。そこはコールドロンレイクロッジ(ハートマンのクリニック)だった 部屋にはアランしか居らず、薬のせいか頭が朦朧として何も考えられなくなっているアラン。 そこにハートマンが現れる。ロッジの案内がてら現状を説明されるアラン このロッジは創作活動を治療の一環としていて、アリスが溺れ死にその現実を受け入れられ無いアランは闇に襲われたり書いた小説が現実になったりという妄想に苦しみここに入院していると言う。 嘘ばっか言ってんなよと思いつつも薬の影響からか信じてしまいそうな自分もいた。 ハートマンの演説を聞きながら掌に爪を食い込ませなんとか正気を保とうとするアラン ロッジには他にもちょっと壊れ気味な入院患者達がいた。ダイナーで会ったアンダーソン兄弟もその中にいた。 彼らは70~80年代に活躍していたメタルバンド「オールドゴッズオブアースガルズ」で解散後ロッジ近くの農場で暮らしていたが、認知症がかなり進行しているため入院していると言う。 どうやら嵐が近づいているようで外の天気は次第に荒れ模様になってきたようだ。電源の様子を見るから話の続きはまた後でとハートマンは去って行った。そこにアンダーソン兄弟が吐き捨てる 「奴の頭を叩き割ってやりてぇ」「ああ、秘密を探ろうったってあいつにゃ無理だ、俺たちみてぇにイカれてねぇからな」「まともじゃ駄目なのさ。イカれた世界はイカれた奴じゃなきゃ理解できねぇ」 久々に筋の通った話を聞いたと言うアランに兄弟は自分達の農場に招待しようと言う 「忘れる前に全部一気に書いておいたのさ、あとはいかに正気を保つかだ。メッセージを探すんだ」そういってアランに隠していたと言う原稿のページを渡す ハートマンの話は全て嘘だと確信するアラン。兄弟の方がよっぽど信頼できた。そんなアランに兄弟が続ける 「おいトム、酒はねぇのか?」「農場に行けば飛び切りのがあるんだ。頭がシャキッとして記憶がパァ~ッと戻ってくるんだ」そして続ける。魔女に「記憶」「思考」を奪われたと。 この湖はアーティストやクリエイターにパワーをくれるが、魔女が全てを捻じ曲げてしまうと。あの作家がどうなったか「ランプおばさん」に聞いてみろと。 部屋に戻る途中辺りを見てみるとよほど停電が心配なのかジェネレータとワークライトが用意されていた。 2階の廊下にあるテレビが例によってアランを映し出す 「何かがおかしい。頭の中に闇が巣食い、書く事以外何も考えられない。キャビンに閉じこもって何日が過ぎたろう。外は常に闇だ。バーバラは人間じゃない。 人間の皮を被った闇の存在だ。奇妙な闇に包まれ心臓があるべき場所にぽっかり穴が開いている。俺は間違っていた。このままじゃアリスを救えない。利用され、都合の良い物語を書かされそれが現実になってしまうのだ」 2階の部屋に戻ったアランはタイプライターで原稿を書いてみようとするがやはり書けない。気が付くともう夜だった。 階下ではアンダーソン兄弟がなにやら暴れているようだ。アランを見張っていた男も様子を見に行った。行動を起こすなら今しかなかった。 ハンマーで看護婦に一撃加えた兄弟を恐れたのか見張りの男はスタッフルームに閉じこもってしまったようだ。 扉の前でオラでて来いゴガギーンAAみたいな事をしている兄弟を尻目に倒れた看護婦から鍵を奪うアランに兄弟が声をかける。「楽屋はおめぇにくれてやる、トム。運命をつかめ!」 集めた原稿を取り戻すためにハートマンのオフィスに向うアラン。 診察室に潜り込み「診察記録」のラベルが貼られた音声テープを見つける。その中にはアリスの名前もあったので聞いてみる。 アランのことをハートマンに相談するアリス。不眠とスランプに苦しむアラン。瞳の奥に別人がいるようで不安だと語るアリス。そんなアリスにアランを連れてくるように薦めるハートマン。 アリスの言葉を聴きながら喜びと苛立ち、そして罪の意識を感じていた。そしてその言葉はアリスが誘拐されてから何度かかかってきた電話の声と同じだった。あれはこの会話の音声を合成した物だったのだ。 続く 392 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/25(日) 21 25 42 ID 8JcBTKPz0 スレ立て乙でした。ALAN続きいきます エピソード4 続き ハートマンの診察室に潜り込み、彼ががアリスの誘拐に関わっている疑惑を深めるアラン。 他のテープも聞いてみる。ハートマンは患者を病人としてではなく披見体としてみているのが分かる。 もう一本のテープにはナイチンゲールとの会話が録音されている。会話からどうやらバリーがここに来ているらしい。 バリーが来たならここにアランもいると踏んだようだ。アランを出すよう脅すナイチンゲールだがハートマンは突っぱねる。 ハートマンの部屋に向う途中、通路の写真に目が留まる。写真にはロッジのスタッフが並んで写っていたその中にはあの誘拐犯の姿もあった。 やはり全てはハートマンの策略だったのだ。 通路の奥からなにやら聞き覚えのある怒声が聞こえる。 「ここから出せ!訴えてやるから覚悟しろよ!俺を誰だと思ってやがる、有名人でセレブのエージェントだぞ!」 扉を開けるとバリーとダイナーにあったアランパネルがあった。再会を喜ぶバリー。ローズのトレーラーで保護された後、ハートマンからアランがロッジにいるという連絡を受け来て見たらそのまま捕まったそうだ。 パネルはローズにお仕置きするためにぱくってきたらしい。 バリーとハートマンのオフィスに入り奪われた原稿とついでに拳銃を手に入れる。そこに現れるハートマン。 バリーに車を探すよう指示しハートマンに銃を向けるアランに対しハートマンは言う。「我々が手を組めば最高の芸術を生み出せる。君の才能と私の・・・」 言葉を遮る様に壁の本棚が倒れてくる。アランは咄嗟に隣の部屋に逃げ扉を閉める。扉を叩くハートマンの後ろに闇が迫る 「ウェェェェイク!うわぁぁぁ」やがてその音も聞こえなくなる。ニヤリとするアラン。 闇の攻撃が始まった。通路に出たアランの後ろから闇がじわじわと迫ってくる。 原稿を見ると他の患者達もどうやらアンダーソン兄弟に連れられ逃げたらしい。ポルターガイストから逃げつつ外に出るとゲートの向こうでバリーが待っていた。 ゲートが開かないから庭の迷路を抜けて来いと持っているフラッシュライトを渡すバリー。ロッジを振り返ると闇が炎のようにロッジを覆っていた。 闇人達が襲ってくる中、庭の迷路を走り抜けるアラン。バリーと合流し車で逃げるアラン達。車の中にはなぜかアランパネルも積んであった。 アンダーソン農場へ向う車中でアランは言った 「俺はイカれてる、だがこんなイカれた状況に立ち向かうにはそれが不可欠なんだ。アリスは湖の底で闇に囚われている、そしてまだ生きている。分かるんだよバリー!俺はアリスを見つけ取り戻す。 この湖には特別な力がある。アーティストの想像力に感応して現実にしてしまう力だ。だが今は得体の知れない闇の存在が全てを捻じ曲げている。全てはそいつのせいで俺の原稿を利用しているんだ。 ゼインもアンダーソン兄弟もそいつに利用された。アンダーソン兄弟も気づいていたが薬漬けで説明できる状態じゃなかった。農場のどこかにメッセージがある。それを探すんだ!」 バリーも頷き手を貸す事を約束する。 そのとき道路脇の斜面から岩が転がってくる。岩にぶつかり車は谷に落ちる。 途中木に引っかかったショックでアランは車からはじき出され、バリーは車から出ようとして崖下の茂みに落ちたお陰でパネル共々無傷らしい。アランの静止も聞かず農場の「安全を確保」しておくとのたまうバリー。 崖下を見るとパネルを抱えてダッシュしている。ランボー気取りか、おめでてーな。 森の中に闇の気配を感じた。武器は車の中に置いたままだったがバリーも心配だし選択肢は無かった。 闇人から逃げ農場に向うアランの前に強い光が照らされる。 「適切な場所、適切なタイミングで原稿を届けよう。君に物語を伝えるためだ」 その光と声には覚えがあった。夢の中で聞いた声だ。夢の中の彼はダイバーか宇宙飛行士のような姿をしていた。アランの行く先々に原稿を置いていたのは彼だったのだ。 更に続く 393 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/25(日) 21 29 24 ID 8JcBTKPz0 農場近くの建物で拳銃を手に入れるアラン。そこにあったテレビが(ry 「俺はあらゆる展開を考えた。このまま書き続けてもアリスは取り戻せない。これはホラー小説なのだ。アリス も俺も、この街の誰一人として助からない。全ては消滅し世界は闇に包まれる。それが奴の望んだ結末なんだ。 アリスは俺に小説を書かせるための口実に過ぎなかった。俺が結末を変えなければ。逃げよう。俺は自分を物語に書き込んだ。俺が主人公になるんだ。 とてつもなく危険な賭けだがアリスを救うにはこうするしかない。俺も他の登場人物同様物語の制約を受けるだろう。エピソードはリアルでなくてはならない。 サスペンスを持続させ、犠牲も必要だ。ホラー小説では誰もが死と隣りあわせで主人公も例外ではない、むしろ死は必然だ。物語に脱出シーンを書こう。 それにはゼインの協力が必要だ。ゼインに俺を助けさせるのだ」 そんなこんなで農場に着いたアラン。農場のど真ん中に立派な野外ステージがあるではないか。アンダーソン兄弟がミュージシャンである事を実感した。 ステージ上のバリーが叫ぶ「奴らだ、逃げろ!すげぇ数だ!」 バリーの後ろにいた闇人が襲いかかろうとした瞬間、ステージにスポットライトが当てられ消滅する闇人。 大音量で曲がかかり周囲には花火が上がる。逃げたバリーがノリノリで照明を操作しアランが闇人を片付ける。 曲が終わる頃には押し寄せてきた闇人は全滅していた。パネルも無傷だ。 「お前のパネルは新品同等だ!片付いたら後で取りにこよう」バリーがやり遂げた男の顔で言う。 兄弟の家に行くには納屋を抜けなければならなかったが、納屋の入り口を探すアランを放置してパネルで遊ぶバリー。 「俺がアランウェイクだ。俺はいつだって正しい。好きにやらせなきゃいちんち中すねてやる。俺は気分屋でキレやすくってチャーミングでミステリアスなんだ。 今日は親友のバリーが運んでくれるのを待ってるとこだ。が、なぁに構わんさ。それ位当然だからな」アランの真似のつもりだろうか。全くこの男は・・・ 納屋にあったテレビをつけると深夜番組「ナイトスプリングス」(「あなたの知らない世界」的な番組)が放映されていた。 「懐かしいなぁ、お前の初仕事だもんな!」笑うバリー。プロの作家としての初仕事だったが小説家を目指していたアランにとっては屈辱でしかなく、仕事に誇りを持てるまでには長い年月が必要だった。 納屋を抜けサイロに入った二人は醸造施設を見つける。どうやら兄弟の言っていた酒は密造していた物らしい。出口は施錠されていたためバリーを置いて他の出口を探すアラン。 サイロの屋上から家らしき建物が見えた。元ロックスターの情報を信頼する事に不安は無かった。 ゴンドラに乗ってコンバインの車庫に降りてきたアラン。嫌な予感しかしなかったが案の定コンバインが轟音を上げながら車庫を壊しつつ襲ってきた。何とかぶっ壊す バリーと合流し兄弟の家に着くアラン。ブレーカーを探し2階に上がるとライトの先の壁には蛍光塗料で「OLD GODS KNOW THE TRUTH」と書かれていた ブレーカーを上げると一階から歌が聞こえてくる。これこそが兄弟の残したメッセージなのだろう。一つのフレーズが聞こえてきた。「レディー オブ ライト」 その言葉から一人の人物を思い出す。シンシア ウィーバー。あの「ランプおばさん」だ。 1階に降りた二人はドラムセットの前に置いてあったレコードを再生する。 ”愛する物を解き放つには魔女のキャビンの鍵がいる レディーオブライトを探せ 夜に狂わされた彼女を その手で運命を変えたいのなら” 今日はこの家に泊まって明日シンシアを探す事にした二人。 「なあアラン、朝までは長いしちょっと息抜きしようや。酒もあるし」そういってバリーはどこから持ってきたのか酒を勧める ちょっと悩みつつも酒を呑みべろんべろんになる二人。 「絶対アリスを助け出そうぜ!お前がどんなにイカれてようが俺は一生ついていく。なぁ兄弟!」 「俺は作家だってんだ。その気になりゃ年10冊は書ける。それもベストセラーだ」 「そりゃ無理だねw」「あぁそうさ、でもできるぜ。作家だからな」 「それにしてもこの酒何が入ってるんだぁ?脳みそが鼻から出そうだぜ」「はははは!」 そしてべろんべろんになりつつもアリスがいない事で弱気になるアラン。励ますバリー。そして潰れる二人 (ちなみにこの酒には濾過していない湖の水が使われている) 更に続く 394 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/25(日) 21 36 59 ID 8JcBTKPz0 夢の中でアランは湖のキャビンにいた 目の前には「何やってんだ・・・」とつぶやく自分自身の姿があった そしてアリスの叫び声。駆け出すアラン。ブライトフォールズに着いたその夜の出来事だった。あの時の自分をアランは見下ろしていた。 アンダーソン兄弟の密造酒の影響だろう。潜在意識化に眠っていた記憶が蘇ったのだ。真実を見届けるチャンスだった。 湖に沈んでいくアリスが見えて自分も飛び込んだのが記憶の最後。その後は大破した車の中で目覚めるまで記憶は飛んでいた。 ジャガーの罠だったのだ。湖から上がってきたアランはアリスが死んだ物と思い込んでいた。咳き込みながらアリスを呼び続けるアランの傍らにジャガーが現れキャビンを見上げて言う。 「御覧なさい、窓に人影が見えない?あれは彼女じゃない?きっとそうよ」駆け出すアラン。 闇に触れられたアランはジャガー=闇の存在の言いなりだった。 2階の書斎にアランを導くジャガー。アランは書斎に向うがもちろんそこにアリスはいない。 「ここにはいない、いる訳が無い。彼女は死んだの。溺れてね」嘘だと叫ぶアランに更に追い討ちをかけるジャガー 「みんなあなたのせい、あなたの責任。あなたの力になろうとした彼女を、あなたが殺した」絶叫するアラン 「あぁまだ望みはある。コールドロンレイクは特別な場所。ここならあなたが結末を変えられる」 アランに手を差し伸べながらジャガーは言った「原稿を書きなさい。私が教えてあげる。彼女を取り戻すのよ。あなたがそう書けば全ては元に戻る」 アリスが人質で原稿が身代金だったのだ 「あぁ書こう。書いてアリスを取り戻す」虚ろな顔でアランは言ってタイプライターを打ち始める それを見ていたアランの目の前にジャガーが現れた「お ま え !」 キャビンは島ごと湖に沈んでいた 夢から覚めたアラン。全て思い出した。アランは闇の中で丸一週間「ディパーチャー」と言う物語を書き続けた。 ジャガーの指示によって闇が物語の中で力を増していく。アリスを救い出すためだと思いこまされていたが、結末を書き終え闇が全てを飲み込む前にわずかに残った理性で脱出シーンを書き込んだ。 ゼインは弱っていたがアランが彼を登場させた事で、彼の光がアランを救った。 「今だ、原稿に書かれたとおりこの光で君を解放しよう。急げ、あれはすぐに戻ってくる。あれはバーバラの顔を盗み、年月が老いを刻んだ」 アランを逃がした代償に、ゼインは更なる闇の深淵へと沈められた。だがそのお陰で消耗しきったアランでも逃げ切る事が出来た。 闇の支配からは目覚めたが、アランは混乱し恐怖と闇に蝕まれていた。必死に逃げようとした物の消耗しきったアランは事故を起こし車の中で目を覚ました。 「俺が書いた…俺のせいだ…」 「ああ大先生、お前のせいさ。ツケは払ってもらうぜ」そこに銃を構えたナイチンゲールが現れる エピソード4 終了 「ここまでのアランウェイク」 ホラー小説を書いたのは闇に操られたアラン自身だった あの湖にはアーティストの想像力に感応して現実にしてしまう力がある アリスを攫ったのも闇だ。一刻も早くシンシア ウィーバーに会わなければ 395 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/25(日) 21 53 41 ID 8JcBTKPz0 エピソード5:クリッカー アランとバリーは留置場に入れられていた。ラジオからは翌日に迫ったディアフェストの話題が流れていた 虚ろな意識の中、アランは優しげな老婆の声を聞く 「待ってたわ、『いずれ時がきたら誰かが訪ねてくる』トムがそう言ったの。そう書き残したの。あれは保険。私がずっと大事に守ってきた。光の中で…」 夜になり、街は完全に眠りにつく。この田舎町にはコンビニなんて無いのだ 目覚めるアラン。原稿がなくなっている。ナイチンゲールに奪われたようだ。 隣ではバリーがげぇげぇ吐きながら二度と酒はごめんだとか言っている 通路の扉から現れるナイチンゲールとサラ。サラは取り調べもしないで二人をぶちこんだFBIに文句をつけている 得意気な顔でナイチンゲールガ言う「遂に捕まえたぞ作家先生。証拠はここにある。連邦捜査官の暗殺計画もな。これで無罪放免はもうありえん。分かったか大先生?」意味が分からない。 あなたの上司と話がしたいというサラ。事情があって今は駄目と答えるナイチンゲール いきなり留置場の電球が一斉に切れ、非常灯が灯る。そして頭を抱えて倒れこむアラン 鉄格子を開けてアランに近寄るサラ。罠に決まってるだろとナイチンゲール。 「やめて、もうここまでよ。ウェイク、あなたを信じるわ。ナイチンゲール、口を挟むならまずは酔いを醒まして。これが正式な捜査だと証明して!」遂に不満が爆発したようだ。つかこの男アル中らしい。 銃を向けるナイチンゲール「中に戻れ大先生、俺が生きてる限りお前を・・・」そこで何かに気が付くナイチンゲール。 「待てよ、こいつは…」持っていた原稿を読もうとしたとき後ろの扉が開き何かが彼を外へ連れ去った 後には原稿だけが残され、それには今の光景がそっくりそのまま描かれていた。 非常用電源をつけ、何故か取り乱す様子も無いサラから所持品を返してもらいシンシアの居場所も聞く。 彼女は閉鎖された発電所に住んでいる。レスキュー用のへリで行けばすぐだというサラ。 サラはバリーに事務所に残って電話で連絡を取る様に言ってリストを渡す リストにはサラの父親、パット メインら数名の名があった。万一に備えて連絡する必要があるそうだ。「『ナイトスプリングス』よ、それで通じるわ」 保安官事務所からでたアランとサラ 「さっきのナイトスプリングスってどういう意味なんだ?」 「あのドラマは前からこの街がモデルじゃないかって言われてたのよ。ここじゃ時々妙な事が起こるから、今回ほどじゃないけどね」 ヘリのキーを探しに町役場へと向う二人。道中闇人の大群に襲われるがショットガンを撃ちまくるサラのお陰で何とか役場へ辿り着いた。何この安心感。流石は現職保安官。 裏口から役場に入る二人。ブレーカーは壊れていた。ブレーカーをいじっているサラに替わりナイトスプリングスを見ながらキーを探すアラン。バリーから急げとメールが来る。心細いのだろう キーを手に入れ役場を出た二人の前に猛ダッシュしているバリーの姿が見えた。どうやらポルターガイストに襲われているらしい。建物に逃げ込むバリー。吹っ飛んでくるバス。道路は完全に塞がれてしまった。 裏に回ってバリーと落ち合おうとする二人。こんなこともあろうかと持っていた合鍵で本屋に入るサラ。 裏口から出るがバリーの姿は無い。とそのとき遠くにフレアガンの閃光が上がる 「あそこじゃない?ヘリがあるのもあっちの方よ」 ディアフェストの準備のためか、街は至る所が封鎖されていた。仕方ないので教会の中から地下室を抜けて進もうとする。外へのドアを蹴り開けるアラン。そこには斧を振りかぶった闇人が。 そこに後ろから強烈な閃光が広がり闇人は消滅する。光が収まり目を開けると、額にヘッドランプ、体にクリスマス用の電飾を巻きフレアガンを構えるバリーの姿があった。 「ブライトフォールズ雑貨店は世界中で一番ヒップな店だ!」飛び込んだ建物が運良く雑貨店だったらしい ヘリポートに着く一行。サラはヘリの離陸準備にかかる。ゲートが閉まり、響くバーバラの声「彼女は二度と戻らない」 押し寄せる闇人を蹴散らしながらヘリの準備を待つアラン。 「ウェイク、いいわよ乗って!」サラの声。アランたちを乗せ、ヘリは離陸する。 396 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/25(日) 21 56 50 ID 8JcBTKPz0 発電所が見えてきた。駐車場に着陸しようとするヘリに鳥の大群が襲い掛かる。 「つかまって!」叫ぶサラ。しかしアランが振り落とされる。例によって丸腰だ。危機感の足りない男だ。 「発電所で合流しましょう!」と飛び去るヘリ。幸い近くの詰め所で拳銃と弾薬は手に入ったが発電所に行くには河を渡らなければならなかった。 闇人に襲われつつも橋を渡るアラン。そこに鳥を振り切ったヘリが来る。が合流する間もなく鳥に襲われるヘリ 「避難するから発電所に入って。話がまとまったら連絡して!」そういってヘリは飛び去った。 発電所のロゴには見覚えがあった。あちこちで見つけた物資のありかを示す松明のマークだ ドアに近づくと内側から勝手に開いた。物凄い光がアランを照らす。 「動かないで!」ウィーバーの声がする「俺は味方だ、ウィーバーさん!」「証拠は?」「あなたが『レディーオブライト』ですよね。手を貸してください!」そこでアランに向けられたライトが消える 「あぁやっと!長い事あなたを待っていたのよ。闇を追い払う物は『照らされた部屋』にあるわ。ダムの中に部屋を作ったの」 それがあればアリスを取り戻せるのか。ヘリを呼ぼうとするアランに夜の外は危険なので秘密の明るい通路があることを話す。 急に部屋の電球がチカチカ言い出す。ウィーバーはアランに変圧器を止めてくるよう依頼する。 アリスを救うためならアランは何でもするつもりだった。今はウィーバーだけが頼りだ。彼女は何十年も前からこの狂気と向き合ってきたのだから。 変圧器を止めたアランをウィーバーは秘密の通路に案内する。道すがら友人であったゼインとジャガーについて話すウィーバー。 ジャガーが死に、彼女を蘇らせようとゼインは小説を書き始め闇を目覚めさせてしまった。蘇ったと思われたジャガーは顔はそっくりだが中身は完全な別人だった。 ゼインが気づいた時にはもう遅かった。彼は書いた物を全て取り消そうとした。著名だったはずのゼインが今では誰も知らないのはそのためだった。 ゼインはまた同じ事が起こった時のためにウィーバーにあるものを託し、ウィーバーはそれを「照らされた部屋」で守り続けた。 自分達はアランの物語に囚われている。闇を食い止めなければ生き残れない。ジャガーが結末を捻じ曲げてしまう。 「トムよ。彼がそう書いたの。彼は今でもテレビを通じて闇の底から話しかけてくるのよ」どことなく嬉しそうに言うウィーバー。 秘密の通路とはもう使われていない大きな水道管だった。明かりのついた水道管に入る二人。バリーたちに連絡を取るアランだが、ダムで合流しようと伝えた直後バリーの悲鳴が聞こえ電話は切れる。 そして何かが堕ちたような振動が伝わってくる。 「彼らを助けに行かないと!」ウィーバーの静止も聞かず外に出るアラン。墜落したヘリが燃え上がっているのが見え、空には何百羽もの鳥が飛び交っていた。 「勝手になさい!先に『照らされた部屋』で待ってますからね」ウィーバーは大丈夫だろう。二人を助けなければ。 墜落現場は悲惨だったがどうやら直前で脱出できたようだった。フレアガンを乱射するバリーとショットガンを乱射するサラが見えた。 合流した一行はダムへ入ろうとするがサラとバリーが中に入った瞬間上から落ちてきたタンクによって分断される。 別ルートを探すアラン。ダム上部に着くとジャガーの声が響く「止まれ、止まりなさい」 木を薙ぎ払い車や鉄骨を巻き込みながら闇の竜巻が迫ってくる。向こうでバリーたちが叫んでいる。間一髪エレベーターに飛び込むアラン。 続く 397 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/25(日) 21 58 45 ID 8JcBTKPz0 「照らされた部屋」に案内される一行。目の前にはシェルターのようなごっつい扉。 ダムの中に何でこんなごつい扉があるのかと思ったが、ダムの北に大戦当時の陸軍基地がありここもその一部なのだろうと言う。 扉を開けると中から強烈な光が広がる。中には物凄い数の電球が輝いていた。 「さあ、それよ。そろそろ6番と33番118番を換えなきゃいけないけどこんな夜中に梯子を上りたくはないし、もうくたくたなのよ。あなたに渡してしまえば私の役目は終わるのよ」 愚痴っぽいがたった一人で何十年もこの部屋を守ってきた事を考えれば当然だろう。 部屋の真ん中の机には小さな箱があった。箱を覗き込むアラン。 そこには一枚の原稿が。だが書いたのはアランではなくゼインだった。原稿にはアランの幼い頃の思い出が書かれていた。もう存在しないはずのページだった。 ”7歳のアランは眠る事を怖がった。寝付いても悪夢にうなされ悲鳴を上げて飛び起きてしまう。ある晩母親が古びたスイッチを持ってきてくれた。 「クリッカー」と呼ばれるそれを使えば魔法の光がたちまち怪物を追い払ってくれるのだと。しかもそれはアランの父からもらったのだと言う。 父を知らないアランにとって父に関するものは全て魔法だった。アランはクリッカーを握り締めようやく安心して眠りについた。 あれから数十年後、コールドロンレイクのほとりでアランはクリッカーを手に昔を思った。そして息を深く吸い込み飛び込んだ。” 原稿の下にはアリスにあげたはずのクリッカーがあった。 眩暈がした。ここにクリッカーがあるのはアランが書いた物語の中でゼインが書いたからだ。 クリッカーを手にしたアランは静かに言う。 「これでアリスに会える。終わらせるんだ…」 エピソード5 終了 「ここまでのアランウェイク」 闇の存在に操られ恐ろしいホラー小説を書いてしまった このまま書き続けてもアリスは救い出せない。これはホラー小説なのだ。誰一人助からない だがゼインが保険を残していた。クリッカーだ 12 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/25(日) 22 41 33 ID 8JcBTKPz0 エピソード6:ディパーチャー ニューヨーク、二年前 自宅で目覚めるアラン。酷い二日酔いで頭が割れそうだった 鎮痛剤を飲んでようやく落ち着いたアラン。テレビをつけると自分が出演したバラエティー番組が映し出される 最新作「サドンストップ」のプロモーションツアーについて話している テレビを見ているとアリスから声がかかる。 ツアーのパーティーで酔っ払って朝帰りしたアランに軽く腹を立てつつもスランプ気味のアランを心配するアリス。アリスの心遣いに申し訳なく思うも無性に苛立ってしまうアラン ツアーが終わったら二人っきりでゆっくり旅行に行こうと約束するアラン。抱き合う二人 ブライトフォールズ、現在 クリッカーがキャビンへの鍵だった。アリスを救うには湖に戻らなければならない原稿の最後のページに正しい結末を書き込むのだ。 「最後のページはキャビンのタイプライターにある。それを読まないと正しい結末は書けない。ゼインは近道をしようとして失敗した」アランは失敗するわけにはいかなかった。 付いてこようとするサラを止め、バリーに見張らせる。アランは一人で決着をつけるつもりだった。 涙を流しながらアランに抱きつくバリー「頑張れよ・・・」 外にでると夜が明けていて快晴だった。クリッカーのお陰なのだろうか とにかく今のうちに湖に向おう。ゼインの原稿の中でアランは湖のほとりでクリッカーを使おうとしていた。そこへ向うのだ。 湖に続くトンネルに入った瞬間アランはジャガーの存在を近くに感じた。一度闇に囚われたアランは闇と繋がっているためそういうことがわかる様になっていた 「彼女を殺してやる」ジャガーの声が聞こえる。さっきまで明るかった空はトンネルを出た途端真っ暗になっていた。 闇の存在は最早アランに自らの望む結末を書かせようとはしていなかった。ゼインの残した凶器を持ったアランの行く手を全力で阻もうとしていた。 ポルターガイストと戦ったり車をぱくったり闇人を轢いたり車をぱくったりして進むアラン バリーに大見得を切ったはいいが、実の所アランは頼りない夢の筋書きを辿っているだけだった。 何とか湖に辿り着き、古びたおもちゃで魔法のスイッチを入れ、ホラー小説にハッピーエンドを書き込まなくてはならなかった。そして闇の底に囚われたアリスを救い出すのだ。 闇の妨害を振り切りコールドロンレイクについたアラン 湖底を目指すアランの前には目の前には荒れ狂う闇の竜巻が立ちはだかる。もう逃げられない 湖底で朽ち果てた難破船や、墜落した飛行機の残骸。闇はそれらに息を吹き込み無造作にばら撒いた ジャガーの声が響く「アリスはお前など愛していない。私には勝てない。お前の負けだ」 竜巻に近づきフレアガンを打ち込むアラン。「現実じゃない。これは妄想」そういって消滅する竜巻 クリッカーを手に湖へ飛び込むアラン 暗い室内で飛び起きるアラン。傍らにはアリスがいる 「落ち着いて、また怖い夢?ただの夢よ。大丈夫、ここは家よ」妖しく微笑むアリス 「違う、夢じゃない。明かりを、明かりをつけろ!」後ずさりながら言うアラン 周囲をみると確かにアランの部屋だが窓の外はどんどん闇に覆われていく 暗闇を恐れる様子も無いアリスにお前はアリスじゃないと言い放つアラン 「クリッカーはどこへやった!」「何を言ってるの?こっちへ来て・・・」クリッカーを探すアラン 「ベッドに戻ってアラン・・・」 「ベッドに戻ってトム」 アリスの声にジャガーの声が重なる リビングにあったフラッシュライトの光を向けるとアリスは消滅した。そしてテーブルの上に奇妙な光景を見る。「クリッカー」の文字がテーブルの上に浮かんでいるのだ 文字に光を当てるアラン。するとその文字は本物のクリッカーへと姿を変えた。 クリッカーを使うアラン。部屋に光が広がっていく 窓からふわふわ飛び込んでくるゼイン。周囲はもう完全に闇に包まれている 「キャビンへの道を探せ、奴が邪魔をするだろう。あれには心が無い。闇で満ちている。心を光で満たせ」 気が付くとアランの隣にはもう一人のアランがいた 「彼は気にするな。ミスタースクラッチだ。後で君の友達に会わせよう。クリッカーを使え」そういってゼインともう一人のアランは消える 13 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/25(日) 22 45 50 ID 8JcBTKPz0 取り残されたアランは闇に包まれた不思議な空間を歩く。「ドラム缶」「電柱」「鳥」「原稿」「コーヒーポット」「電話」などの文字が浮かぶ空間を。 さっきのクリッカーと同じように光を当てるとそれらは現実のものとしての形を取った。そしてその度聞こえるタイプライターのキーの音。現れた原稿を読むアラン ”ゼインが姿を消すと、俺は変化し続ける夢の中に取り残されたキャビンへの道を探さなくては。俺は物語にこの場所から抜ける道を書き込んであった。 俺は「道」と言う概念を辿った。行く手を阻む海を渡る場面では島への橋が現れた。暗い湖底にキャビンと言う概念が点滅し、俺はキャビンが実在すると念じた。そして、それは現れた。” 周囲を見回すと確かに「道」があった「道」を実体化させて進むアラン。そこにアリスの声が聞こえる 「さようなら、出て行くわ。他に好きな人が出来たの。その人を愛しているのよ」「何を言ってるんだアリス!」 「あなたは私を愛していない。自分自身も愛していないのに。出来もしない仕事で自分自身を痛めつけているだけ」「俺は君を何より愛してるさ。君は、俺の女神だ!」 嘘だった。アランの知っている現実ではなかった そして目の前には「橋」が。光を当てると湖で見たのと同じキャビンへと続く橋が出来た そこに聞こえるアリスに似た女の声。「トムやめて、いいこにするから私を開放してよ。傑作を書かせてあげる。一生愛してあげるわ」 アランに似た男の声が聞こえる。「違う!君はバーバラ ジャガーじゃない!俺のせいだ、書くべきじゃなかった。君は別人だ。心は闇で満ちている」 「トーマス止めて、ナイフを捨てて!」「闇が満ちてる・・・切り取って湖の底に送り返してやる!」「トム、トムやめて!あぁぁー!」 これはかつてあったゼインとジャガーの物語なのだろうか そして目の前には遂にキャビンが姿を現す。駆け出すアランにアリスとジャガーの声が聞こえる 「触らないで、汚らわしい!ここはどこなの?放して!」 「お前の夫は裏切った。私が望む事を書くだけでよかったのに。もう遅い。お前は永遠にこのままだ」 キャビンに入るアラン。目の前にはバーバラが立っている。 「これで彼女は二度と戻らない」そう呟くバーバラの胸にはぽっかりと穴が開いていた 「私はずっと存在してきた。お前の処女作よりもずっと前から。また次の仮面を見つけるわ。夢で私を解放してくれる人を」 そう笑うバーバラの胸の穴にアランはクリッカーを持った手を突っ込む。驚くバーバラ。スイッチを入れるアラン。次の瞬間バーバラの内側から強烈な光が迸り彼女は消滅する。 書斎に行くアラン。成すべき事は分かっていた。「ディパーチャー」の正しい結末を書くのだ。 光と闇、原因と結果、罪と償い、全てに均衡があり、それを損ねれば代償が伴う。ゼインはここで道を誤ったのだ。 闇を抜け光の中へと戻る長い旅だ。タイプライターを打つアラン。時計の針が急速に逆回転していく…。 「アラン、アラン!いやぁー!」 初日の夜のシーンが繰り返される。湖に飛び込むアラン 湖の底から登ってくるアリス。桟橋に上がって咳き込む。 「アラン、アラン?アラン!」周囲を見回しアランを呼ぶも自分のほかには誰も居ない そこにあったはずのキャビンは島ごと消えていた… ブライトフォールズの街ではディアフェストが開かれていた。 闇に囚われてしまったはずの人たちもそこでは何事も無かったように祭を楽しんでいた ローズはランタンを胸元に抱え、後ろの店内を震えながら気にしている様子 そして真っ暗な店内には佇むナイチンゲールの姿があった キャビンの中で書き続けるアラン。 ハッとした様に呟く「湖じゃない。海だ」 ピリオドを打つアランに聞こえるアリスの声 「アラン…起きて」 ALAN WAKE 終了 14 :ゲーム好き名無しさん:2010/07/25(日) 22 52 27 ID 8JcBTKPz0 駄文に付き合っていただいてありがとうございました 終盤はもう何を言ってるのかわからねーと思うがって状態ですが 興味を持っていただけたら是非プレイして家ゲの考察スレでも行ってみるといいでしょう 44 :ゲーム好き名無しさん:2010/07/27(火) 23 07 35 ID jGtNn9Tu0 アランウェイク乙です。 ハッとした様に呟く「湖じゃない。海だ」 ここがわかんないです。 45 :ゲーム好き名無しさん:2010/07/27(火) 23 31 39 ID A2UNT+uD0 44 文章中では思いっきりはしょってしまったんだけど チュートリアル悪夢の中のゼインの台詞で 「よく聞け、『彼は知らなかったのだ。我が家たる湖の向こうに広がる深い常闇の海を、その荒ぶる波とその静けさを。 私はその港を訪れた。私はその海を訪れた』分かったか?」 というのがあったんだけど他には海がどうとか湖がどうとかには触れてないんで良く分からないんですよ まあもしかしたらDLCで何か分かるのかもしれないけど 232 :ALAN WAKE:2011/02/16(水) 10 28 07 ID WXNBjylC0 特別編1 シグナル 本編エンディングの続き。 アランは見覚えのある場所にいた。エピソード1で訪れたブライトフォールズのダイナー、そこでデジャブのような光景が繰り広げられるが何かが違っていた。 アランは誘われるように再びダイナーの奥にに向かっていく。 そこには老婆の姿はなかった。トイレに入るアラン、そこでゼインの声が響く「アラン、それ以上沈むな。自分を見失うな。私も手を尽くすが君次第だ、より良い交信地点を探せ」 そこは闇の世界だったのだ。ディパーチャーの完成後、何かが狂ってしまいアランは闇の世界に沈み続けているのだった。 ゼインはアランに”概念としてのライト”と”排除が可能な論理上の手段”(銃)を渡し消えてしまう。 トイレから出るとダイナーから人が消えていた。代わりにテレビが置いてあった。テレビにはアラン自身が写っていた。 テレビの中のアランは狂気に飲み込まれていた。「ダイナーの扉が破られて奴らがあらわれたー!!」テレビの中のアランが叫び、それは現実となる。 アランがダイナーを出ると存在しないはずの森がそこにはあった。アランは森を進み小屋を見つける。 小屋の中には原稿があった。原稿には断片的な文字の羅列が書かれていた。原稿の中のPHONEという文字が実体化し携帯電話が現れた。 電話が鳴る。ゼインからだった「私の声が聞こえるか?君を助けたいがそこは深すぎて届かない。私のところにきてくれ、言葉を使え、シグナルを追うんだ」 233 :ALAN WAKE:2011/02/16(水) 11 23 31 ID WXNBjylC0 フラッシュライト、フレアガン、小屋の中にはたくさんの”言葉”が浮かんでいた。アランが”言葉”を光で照らすとそれは実体化していった。 アランが小屋から出るとそこは森ではなく、街の中だった。道路の真ん中にはまたテレビが置いてあった。 テレビが付き、また狂ったアランの姿が映り、叫ぶ「車が宙を舞い、街がアランを葬ろうとしていた」再びそれは現実となる。 闇の世界はアランを妨害するかのようにどんどんと姿を変えていく。道路は裂け、迷路のような構造になった街をアランは進んでいく。 ゼインから再び電話が来る「君はどんどんと沈んでいく、このままじゃ助けられない。シグナルを追え。自分と向き合え・・・」 アランは”言葉”を実体化させ、度重なるテレビの妨害も切り抜けようやく迷路のような街を抜ける。 ゼインがの残した原稿を見つけるアラン。”友人”という”言葉”が浮かび上がる。友人が実体化しバリーが現れる。 「お前は、本物じゃない」「どうしてわかった?スケスケだからか?俺はお前の空想の産物さ」 アランは携帯のGPSでシグナルを追い続ける。シグナルは郊外のビルトモア製材所を指していた。 針のように無造作に地面から突き上げている電柱、鳥のようにアランに襲いかかる本、世界はますます狂っていく。テレビも執拗にアランを殺そうとする。 製材所の中に侵入したアラン。製材所の中はアランの自宅そっくりな空間になっていた。そしてそこにはゼインがいた。 「アランよくやったここならしばらく安全だ。今のうちに話しておこう。」すると急に狂ったアランが映ったテレビが現れる。 「それが君の敵だ、君自身だよ。これは闇ではなく君自身が引き起こしている。・・・まてアラン!!」 「狂気の渦に飲み込まれゼインは消えた、迫りくる何かがウェイクを蝕んでいた、闇もそう悪くない」テレビが叫ぶ。 テレビがアランに襲い掛かってくる。アランはなんとかテレビを撃退することができた。 気が付けばアランはバードレッグキャビンの書斎で倒れこんでいた。アリスを救ってからアランはずっとキャビンに閉じ込められていたのだ。 「出口はどこだ?でられない。出口はどこだ?」 特別編2 「小説家」に続く 297 :ALAN WAKE:2011/02/19(土) 10 49 26 ID zrr5GuU20 特別編2 小説家 ハートマン「気が付いたかね?全ては君の妄想フィクションだ。」 ハートマンの幻影は消え、アランはいつの間にか闇の世界に戻ってしまっていた。そして目の前にはバリーがいた。「お前の妄想は手におえないな」 そこはハートマンのロッジの中庭だった。ロッジの裏からゼインの光が見えた。アランはゼインを目指す。 ロッジを抜け、テラスに出るとそこにいたのはやはりゼインだった。 「よくやった、ここからは私も行こう。君の夢を終わらせるために君自身を目覚めさせなくてはならない。キャビンを目指すんだ」 そういうとゼインは再びアランに原稿を渡す。原稿から”言葉”があふれる。”クリア””ボート””岩” ”クリア”は実体化し遠くに灯台が出現した。”岩”と”ボート”が空中にテラスから灯台に続く道を作り出した。 アランは空中に浮く道を進みながら灯台を目指す。 空中で回転する小屋、宙を舞う車、周囲の光景はどんどんと奇怪さを増していった。 アランが地下通路に入るとそこにはまたテレビがあった。やはりテレビには発狂したアランが映り、妨害を続ける。 地下通路を抜けると、観覧車のように360回転を続ける不思議な空間にでた。闇の世界は完全に狂い始めていた。 ゼインが語りかける「急げ、夢だからな何もかもが異質で広大な迷路だ。闇の存在がどうなったかは私にもわからない。交信は可能だが脱出する方法も実際にはわからない」 回転する空間を抜けると、今度はスタッキーのガソリンスタンドに出た。アランは灯台にどんどん近づいている。 「君はアランの理性の象徴なのだ。だから私と会話ができる。もう一人の君は諦めてしまった。夢は心地いいからだ、だが君は諦めていない」ゼインは語る。 「俺も幻影だっていうのか?」アランが聞き返す。 ゼイン「ここのあらゆるものと同じだ」 アラン「もう1人の俺?そいつが例のスクラッチか?」 ゼイン「違う」 アラン「訳が分からないぞ」 ゼイン「これは君が書いた物語だ」 アラン「俺とクリッカーのことを書いたのはあんただ。俺とウィーバーを導いたのもアンタだ」 ゼイン「そうだ彼女の力が必要だった。君もクリッカーが必要だった。だが私は・・・アラン今は急ぐんだ」 ゼインは言葉を濁し、これ以上は何も言わなかった。 298 :ALAN WAKE:2011/02/19(土) 11 37 27 ID zrr5GuU20 アランは巨大な鉄橋をわたり再び灯台に向かう。鉄橋は構造が歪んでいる上に、テレビの妨害によりどんどんと崩落していく。 アランはゼインの夢をコントロールする能力に助けられ、鉄橋を抜ける。 アランは渓谷に入る。灯台はすぐそこだった。だがやはりそこにもテレビがあった。「アランは力尽きるだろう。救いの光が消えるようにあっけなく」 テレビがそう言うと、灯台の光は本当に消えてしまった。 アランは渓谷の洞窟に入る。なぜか洞窟の中の空間はハートマンのカウンセリングルームになっていた。 カウンセリングルームではハートマンがテレビのアランにカウンセリングをしていた。 テレビのアランはハートマンのカウンセリングによって、これまでの出来事がすべて自分の妄想だと信じこんでいた。 2人は入ってきたアランには全く気づかずカウンセリングを続け消えてしまう。 またアランの前にアリスのビジョンが現れ、アランを罵倒する。こうなったのはすべてあなたの責任だと。 アランを追い詰める幻覚にもへこたれることなく、アランは渓谷を進みゼインと再会する。 「ようやくたどり着いたな。だが私はキャビンには入れない、ここからは君ひとりで進むんだ。すべての妄想を否定するんだ」 そういうとゼインはいなくなり、アランに最後の原稿を託した。”記憶”と”発光”という”言葉”が現れた。 ”記憶”を実体化させアリスとの思い出が再生される。そして”発光”により再び灯台に光が灯る。 テレビは灯台に向かうアランを妨害するため闇の住人を大量に呼びし続けるが、灯台の光によって闇はすぐに一掃されてしまう。 アランは光を頼りに灯台にたどり着き、灯台の最上階に向かう。 灯台の最上階はなぜかバードレッグキャビンのある湖につながっていた。アランはようやくキャビンにたどり着いたのだ。 キャビンの前にはバリーがいた。夢を終わらせるためには全ての妄想を消さなくてはならない。アランは襲い掛かってくるバリーを倒しキャビンに入る。 キャビンの書斎には、床に倒れこみ悶えるもう1人のアランがいた。アランが彼に触れた瞬間夢は終わった。 アランはバードレッグキャビンの書斎でようやく意識を取り戻した。だがキャビンには閉じ込められたままだ。キャビンからも脱出しなくてはならない。 アランは自らがキャビンから脱出するために新しい物語を書き始める。 「リターン」 アラン・ウェイク著 アランウェイク 完
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Alan Wake part52-374~376,380,382~384,388,392~397、part53-12~14,44,45 追加コンテンツ:part55-232~233,297~299 374 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/23(金) 16 20 07 ID tKzwgNpl0 366です とりあえず登場人物から アラン・・・主人公。二年以上にわたるスランプと不眠に苦しむ人気スリラー作家。アリスと共に田舎町ブライトフォールズに休暇に来る アリス・・・アランの妻。深刻化していくアランの苦悩に心を痛めブライトフォールズ行きを計画。冒頭で行方不明に バリー・・・アランの幼馴染にして代理人。アランの危機を察知しブライトフォールズヘ サラ・・・保安官。住民からの信頼も篤く権威を振りかざすFBI捜査官にも物怖じしない。いい人 ハートマン・・・スランプに陥ったアーティストの長期治療を専門にしている精神科医。湖の近くにクリニックを構える 375 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/23(金) 16 28 27 ID tKzwgNpl0 本編に入ります。駄文ですがよろしくお願いします エピソード1:悪夢 主人公アラン ウェイクはチュートリアルを兼ねた悪夢を見ていた 夜何かとても重要な理由で灯台へと車を走らせるアランはヒッチハイカーの男を轢いてしまう ちょっと目を放した隙に死体が消えてしまったので気を取り直して徒歩で灯台を目指す 脇道へ入ったアランの目の前に斧を振り回しながら迫る男の黒い影が。男はアランの書いた小説の登場人物だった。 男は竜巻に姿を変え追ってくる。逃げるアランの前に光が射し男の声がする。「光を追え、光の中は安全だ」 「君に警告するために夢に侵入した。闇は危険だ。重要な事だけ教えよう」光はそう言って闇との戦い方を教えてくれた。(ライト当てる→銃で撃つ) そんなこんなで灯台前の橋まで来た所でまたもや男の影が。 竜巻に姿を変えた男から逃げ灯台に入るアラン。 一息ついて上を見上げると急に光が消える。そして何かが落ちてくる。 「来 た わ」老婆の声がする そこで夢は終わる 「アラン…起きて」車の中で目を覚ますアラン。隣には妻のアリスが微笑んでいた。 アランはアリスと共に太平洋岸北西部の静かな田舎町ブライトフォールズにフェリーで到着しようとしていた。 フェリーでは地元のFM局のDJパット メインと知り合う。 メインはアランに出演を依頼するがプライベートな旅行なのでここで会った事は秘密にしてくれるよう頼む。 もう一人乗客がいたが彼は「精々今のうちに楽しんでおくんだな・・・」とかぶつくさ言っている。旅行者が気に入らないらしい。 キャビンの管理人カール スタッキーから鍵を受け取るためにダイナーに向かうアラン。その間にガソリンを入れに行くアリス。 ダイナーに入ると等身大のアランパネルが置いてあった ダイナーではアランの大ファンの女店員ローズ(パネルを飾ったのも彼女)、コーヒー大好きの森林公園ビジターセンター係員のラスティ ボケてるらしくアランに向って「久しぶりだなトム」とか言ってくるロッカーのアンダーソン兄弟、 真っ暗な通路を見ながらガクブルしているランタンを胸に抱えたお婆ちゃんシンシアなんかがいた。 熱烈なファンとか言う人種が苦手なアランはトイレにいるらしいカールから鍵を受けとりさっさと店を去ろうとする。その背中に「闇は危険なのよ」とかシンシアが声をかける 通路の奥のトイレをノックするアランの後ろに喪服の老婆が現れ「カールは来ないわ、鍵は預かってる」と言って鍵とキャビンのある湖までの地図を渡す 店を出て車を出すと同時にダイナーからツナギ姿の男が鍵を手に駆け出してくる 「おい待ってくれウェイクさん、鍵・・・鍵は?」 湖、コールドロンレイクに着くアランとアリス。目の前にはつり橋とその先にキャビンの建つ小島が キャビンの中は真っ暗だった。暗闇を恐れるアリスの代わりにジェネレータを点けに行く 明かりの点いたキャビンに入り置いてあったラジオを点けてみると先程のパットの声が。 「ディアフェストに向けて旅行者が続々と訪れています。先程もとあるアーティストと出会いましてね、さてどなたかな?こちらKBF・FM」 「はぁいパット、ローズよ!アーティストってアラン ウェイクでしょ?あたし大ファンなの!」 全くプライバシーも何もあったもんじゃない 軽くイラッとしていると2階でアリスが呼んでいる、見せたいものがあるらしい 2階の寝室に行くとアリスが既に脱いでいた。タンクトップに黒パンツといういでたちで誘っているのかと思ったら「私じゃないわ、書斎よ」とか言い出す。可愛い奴だ。 隣の書斎に行って見ると机の上にはタイプライターが置いてある 「ホント言うとね、ここなら書けるんじゃないかなと思ったの、環境が変われば・・・」 「止めてくれアリス、どうしてどいつもこいつも・・・」 ここにはハートマンと言うアーティスト専門の精神科医もいると言うアリスに対し切れてキャビンの外へ出て行くアラン。外はもう真っ暗だった。そこでいきなりキャビンの明かりが消える 「アラン?アラン!いや、いやーっ!助けて!」アリスの叫び声が響く。 キャビンに戻ると湖側の出口が開け放たれていた。そして湖に沈んでいくアリスの姿が見えた。 「くそっ」アランは湖に飛び込んだ 376 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/23(金) 16 33 51 ID tKzwgNpl0 アランは大破した車の中で目を覚ました。記憶が飛んでいたがアリスに何か起きた事だけは覚えていた。 頭を怪我したようだ。携帯も使えない。徒歩で助けを求める他無かった。遠くにガソリンスタンドの明かりが見えた。 道なりに歩いていくアラン。と、その目の前に光が広がる。「すみません、あの・・・」と声をかけるアランの前に2枚の紙片が落ちてくる。 それは「ディパーチャー」と題された小説の原稿だった。アランが最新作に使おうとしていたタイトルだ。 著者はアランになっていた。だがアランには書いた記憶など無かった。 そのページには主人公が夜の森で斧を持った殺人鬼に襲われるシーンが描かれていた。 更に道を進むと伐採所と小屋の明かりが見えた。これで助けを求める事が出来ると思った。辺りには霧が立ち込めていた。 そこにいた人影に声をかけると彼は「当日キャンセルはぁ…返金できません!カールスタッキーでぇす。どうぞよろしくぅ!」とか言いながら斧を振り回し襲ってきた。 小屋に逃げ込みドアを閉める。そこに斧が叩き付けられる。机の上にあった拳銃と懐中電灯を持ち保安官事務所に電話をかける。 一瞬だけ繫がったものの直ぐに切れる。外を見ると電柱が倒れている。そしてスタッキーが動かしたのかブルドーザーが突っ込んでくる。 急いで外にでるとブルドーザーは小屋ごと崖下に落ちていった。スタッキーも一緒だといいが確認してる余裕は無かった。 暗い夜道を進んでいくと夢で見たような黒い影に包まれた男達が襲ってきた。 夢で教わったようにそれらを撃退すると目の前で跡形も無く消えてしまった。 闇の中を息を切らせながら走りスタンドを目指すとまたスタッキーに襲われたがなんとか撃退しスタンドに到着した。 スタンドのガレージは乱闘でもあったかのように酷く荒らされていた。 恐る恐る進んでいくと目の前のTVがいきなり点いた。 「書こう、書き続けるんだ。俺が書けば現実になる。彼女を救い出すんだ」そう言いながら小説を書くアランがそこには映されていた。 訳の分からないまま保安官事務所に電話をかけるアラン。程なくしてパトカーに乗って保安官サラ ブレーカーが現れる。 「事故にあって…、妻が、いないんです。島のキャビンにいたんです、コールドロンレイクの…」 「あの湖に島はありません。70年代の噴火以来ね」 「でも、確かにキャビンが・・・」崩れ落ちるアラン。 「大丈夫ですか?湖に寄ってから署に向かいましょう。スタッキーを見ませんでしたか?ここのオーナーなんですが」 森での出来事を話せば正気を疑われてしまう。今はアリスの捜索が先決だった。 湖に着いて愕然とするアラン。そこにはサラの言うとおり島など影も形も無かった…。 エピソード1 終了 以下、三行で分かる「ここまでのアランウェイク」 休暇で訪れたブライトフォールズで妻のアリスが消えた 大破した車の中で目覚めたアランには一週間分の記憶が無く、闇を纏った敵の襲撃を逃れ 保安官と共に湖を訪れるがキャビンは島ごと消えていた 380 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/24(土) 01 12 00 ID TpNbrcpY0 エピソード2:しのびよる闇 三年前、自宅にて 急な停電で闇を恐れるアリスを落ち着かせるためにキャンドルを灯すアラン アランはアリスに自分も子どもの頃は暗闇が苦手だった事、そんな自分に母親がくれた魔法のスイッチ「クリッカー」(コタツのスイッチみたいなの)の事を話しアリスにクリッカーをプレゼントする チュッチュチュッチュするウェイク夫妻 現在、ブライトフォールズ アランは保安官事務所でサラが呼んだ医師による診察を受けていた。頭痛や記憶障害があったがアリスを捜すためにも平静を装う他無かった。 診察の後サラから落とした携帯を受け取り、アリスに何があったのか、何故スタッキーのスタンドにいたのか質問される。事実を話したかったが拘束されると思い止めた、とそのとき携帯に非通知の電話が 「アラン、どうか助けて」アリスの声が聞こえて驚くアラン。続けて男の声「サツには何も言うな。女房に会いたきゃ俺の指示に従え。」「何だと?」 「裏の駐車場へ行け。ちょっとした土産を置いといた。サツを適当にあしらったらエルダーウッド国立公園まで来い。ラバーズ峠って場所に午前零時だ。馬鹿な真似はすんなよ、見張ってるからな!」 駐車場の穴の開いたフェンスに立て掛けた板を蹴り一発で粉々にして進むと一台の廃車があった 廃車の中にはアリスの免許証が置いてあった。脅迫は本物だった そこにまた電話がかかってくる。幼馴染でエージェントのバリー ウィーラーからだった バリーによると一週間も音信不通だったらしく心配でブライトフォールズまで来ているらしい。保安官事務所まで迎えに来てくれるよう頼み電話を切る 事務所の通路に戻ると壁のテレビがいきなり点く。そこにはまた机に向うアランの姿があった。 「作家は物語を暗闇から解き放つ光だ、石を削る彫刻家のように無から世界を創り上げる。書くのを止めればその世界は崩壊し闇に飲まれてしまう。 アリスの命がかかっているが今は集中しなければ。書くんだ。ここでは全てが可能だ。物語を書いてアリスを救うんだ」そこでテレビは消える 受付前で初老の男と話をしているサラに「急用が出来たのでこれで」と言って去ろうとするアラン 話も聞いてないし滞在先を教えて欲しいと言うサラ。受付のおばちゃんオヌヌメのエルダーウッドのキャビンに決める そこに初老の男が割って入る。男はDrエミル ハートマンと名乗り、アランをコールドロンレイクロッジに招く。 アリスと口論になったときに出た名前である事を思い出し。アリスと何の関係があるのか問い詰めいきなり殴りかかるアラン。 サラに取り押さえられたところにアランに用があるなら俺を通せとバリーが颯爽と現れる。 「大丈夫だよサラ、訴える気は無い。ウェイクさんお待ちしてますよ」立ち上がりながらハートマンが穏やかに言う。立ち去るアランとバリー エルダーウッド国立公園に向う車内でアランはバリーにすべて話した。 一週間分記憶が飛んでいること、アリスが誘拐された事、暗闇で闇を纏った男たちに襲われた事、撃たれた男達が目の前で消滅した事、 道中で拾った書いた覚えも無い原稿の事。正気は疑われたがアリスが誘拐されたと言う事は信じてくれたようだ。 正気を疑いつつアリスの事は警察に任せろというバリーと軽く揉めるが最終的にはバリーも折れた 誘拐犯に指定された時間までまだ余裕があったため係員ラスティからキャビンを借り、ラバーズ峠への道も聞いておく。 夜、キャビンにて。一人でラバーズ峠に向おうとするアランを心配するバリー。 アランは自分が朝まで戻らなかったら通報するように言ってキャビンを出る。 遊歩道を歩いていくと車が事故っていて開け放たれていたトランクにはまた原稿が落ちていた。 瀕死の重傷を負ったラスティが「ウェイクさん、あの原稿に書かれていた通りの事が本当に起きたんです」と言う、といった内容だった ビジターセンターに近づくとラスティの叫び声と銃声が響く 中に入ると原稿の通りの惨状が広がっていた。瀕死のラスティに事務所のブレーカーを戻してくるよう頼まれる。しかしブレーカーには斧が突き刺さっていて完全に破壊されていた。 「うわぁぁぁぁ、やめてくれぇぇぇぇ!」ラスティの叫び声と何かを破壊するような轟音が響き渡る ビジターセンターに戻ろうとすると急に霧が立ちこめてきた、そしてまた斧を持ち闇を纏った男達が現れる。 センターに戻るとラスティが消えていて奥の壁には大きな穴が開いていた。 穴から外へ出ると闇を纏ったラスティが屋根の上から飛び掛ってきた。仕方が無いのでこれを撃退する。カールや他の男たち同様、ラスティも目の前で消滅した。 382 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/24(土) 01 14 04 ID TpNbrcpY0 ラバーズ峠を目指し遊歩道を進むアランにバリーから電話がかかってくる。 窓の外に何かを見てビビるバリー。妄想だと思ってたのにどうやらマジっぽいんで改めてアランに注意を促す。 敵に襲われながらも夜道を急ぐアラン。ライトの光に無造作に描かれた松明の印が浮かび上がった。 裏に回ると岩陰に金属製の箱が隠されていて中にはバッテリーや弾薬など闇の中で生きる必需品が入っていた。 この状況を知る何者かが隠しておいた物なのだろうか。 ラバーズ峠に着き、ケーブルカーに乗るアラン。しかし鳥っぽい群れに襲われゴンドラごと谷の向こう側へ叩き付けられる。 周囲を見ると闇人に囲まれている。銃は無くしてしまった。傍に落ちていたライトに手を伸ばすも闇人に阻まれる。 危機一髪のその時発炎筒の光と銃声が響き闇人達は消滅した。見ると銃を持った男が手を伸ばしている。 アランの奴等(闇人)が見えるのかの問いに「そういう筋書きだからな」と答える男。 男には見覚えがあった。フェリーで何かぶつぶつ言っていた男だ。アランの名前を知っていてラバーズ峠に現れた事からこの男が誘拐犯だと確信するアラン。 男に先導され峠の展望台まで来たアラン。闇人に囲まれる。銃の扱いが結構下手な誘拐犯に銃をよこせと言うが 「筋書き通りにやれよ」と断られる。その場は発炎筒を使いまくって凌ぐ。 アリスの居場所を問い詰めるアランに「原稿を全部よこせ、でなきゃ女房が苦しむぜ」と答える男。 殴りかかるアラン。揉み合いの末二人一緒に展望台の下に落ちる。男が落とした拳銃を奪うと男は捨て台詞を吐いて逃げていった。 バリーに相談するべくキャビンに戻るアランにバリーから電話がかかってくる 「ポーチが鳥だらけだ、まるでヒッチコックだぜ!」 ドアに鍵をかけて見つからないように隠れるように指示しキャビンへ急ぐアラン。 森を出たところで公園のガレージから車を拝借しようとガレージの鍵を捜す。 トイレの中に鍵はあった。そこにあったテレビがまた勝手に点く。例によって机に向うアランが写されている。 「ほんの些細な変化でも物語は連鎖反応を起こし全てに影響する。登場人物はリアルでなくてはならない。エピソードは物語の流れに沿っていなければならない。たった一つのミスで魔法は失われる。物語は崩壊し、アリスは死んでしまう」テレビの中のアランは言った 盗んだ自動車で走り出す。群がる闇人も車のライトで照らし跳ね飛ばしていく。 そろそろキャビンに着こうという所で誘拐犯から電話がかかってくる。 原稿をよ渡せばアリスは返すと言う誘拐犯にアランは原稿は未完成で仕上げるにはあと一週間かかると嘘をつく。「二日だ。炭鉱跡のビルまでもってこい。そこに正午だ」まんまと騙される誘拐犯だった。 キャビンには鳥の大群が飛び交っていた。窓からこちらを見て叫ぶバリー 「こいつら普通じゃねぇ!ニューヨークの鳩よりひでぇ。おいアラン、こいつら何とかしてくれ!」 こちらに向ってくる鳥の群れをフレアガンやライトを使って消滅させると、バリーはアランをサイコ扱いした事を詫びた。 アランはバリーに誘拐犯に関する聞き込みと消えた島やキャビンに関する情報を地元紙のバックナンバーから検索する様頼み、自身は原稿を書こうとするも一文字も書けなかった。 調査を進めるバリーにローズから電話がかかる 「原稿を見つけたわ…ウェイクさんと一緒に取りに来て。町外れのトレーラーパークよ…」 「一時間以内に行くよ、後でな!」電話を切るバリー 暗い室内、切れた電話に対し「ありがとう。またどうぞいらっしゃいませ…」と虚ろな笑顔で話し続けるローズ。 「いい子ね」その隣には喪服の老婆が佇んでいた。 エピソード2 終了 「ここまでのアランウェイク」 アランの妻アリスが誘拐された。エージェントのバリー以外には話せない 身代金はアランが書いたと言うホラー小説。書かれた事が現実になる原稿だ 手元にはまだ数ページしかなく、締め切りは二日後に迫っていた 383 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/24(土) 01 42 48 ID TpNbrcpY0 エピソード3:身代金 ローズのトレーラーハウスに着いたアランとバリー そこにサラからの電話が。FBIのナイチンゲール捜査官なる人物が話を聞きたいそうだ。 まずはローズに会うためにトレーラーパークの管理人ランドルフに案内してもらう 道すがらバリーの報告を受ける。この町では昔から湖周辺での失踪や変死体、オカルト話が本当になった等おかしな事件が多発している事 湖にはトーマス ゼインなる人物が住む島があったが1970年に湖底火山の噴火でゼイン共々島も無くなった事 ゼインは記事によると有名作家だったらしいがいくら調べても著作が一冊も見つからない事、噴火の前の週にゼインの恋人バーバラ ジャガーが湖で溺れ死んでいる事 これらの記事はすべてシンシア ウィーバー(ランタン抱えた婆ちゃん)である事、などなど。 ランドルフはアランとバリーのことを不審に思っている様子。 ローズのトレーラーに到着。ローズはアランとバリーにコーヒーを振舞う。 とバリーがいきなり倒れる、そしてアランも。どうやら睡眠薬を盛られたらしい アランは夢を見ていた。夢の中で闇との戦い方について教えてくれた声がまた聞こえる 「来るぞ、バーバラに成り済まして・・・。もう止められない。明かりをつけるんだ」 アランの後ろには喪服の老婆が 「会いに来たわ、あなたと素敵な奥さんに。最後まで書くのよ。ぜひともね」 そういって老婆は消えた。そこで目が覚める。 外はもう真っ暗だった。家の明かりをつけたアランの目の前でローズのテレビがいきなり点く。 「次第に夢と現実の区別がつかなくなってきた。だが俺には優秀な編集者がついている。喪服姿の彼女を俺はバーバラ ジャガーと呼んでいる。 彼女は酷く手厳しい。書けば書くほど日増しに修正は増え、今ではもう俺と彼女のどちらが書いてるのか分からないほどだ。気に入らないが仕方ない。 彼女は常に正しいのだ。書く事でアリスを救えると彼女は言った。彼女の言う事を聞いていれば間違いは無いはずだ。彼女は以前も同様の仕事をしているのだから。 トーマス ゼインという作家だ。俺の物語は次第にジャンルが変わってきた。ホラー小説だ。あと少し、結末は近い」行く先々に落ちている原稿はこのアランが書いた物なのだろうか。 ローズのせいでかなりのタイムロスだ、約束の時間までもう12時間を切っていた バリーを連れてここを出て行きたいがバリーは未だに意識が戻らず運び出すのは難しかった ローズは体育座りしながら虚ろな顔で「いらっしゃいませぇ…ご注文はぁ・・・?」とかぶつぶつ言っていた。彼女も何者かに利用されたのだろう。彼女への怒りは無かった 銃とライトが無くなっているのに気が付いた。パークの出口に向うとランドルフが待っていた。「あんた何をやらかした?あの子に何をしやがったんだ?」 どうやらランドルフが通報したらしい。ゲートの前にパトカーが数台止まり、中から銃を構えた男がでてきた。 「俺はナイチンゲール。FBIだ。貴様を逮捕する!」約束の時間が迫ってるのに冗談じゃない。ランドルフを突き飛ばし逃げるアラン。 ナイチンゲールはランドルフがいるにも関わらず発砲してきた。「追え!モタモタするな!奴を逃がしたらクビだからな!」警官隊に命令するナイチンゲール。作家一人に人員割きすぎだろう バリーを置いていくのは気が引けたがここで捕まるわけにも行かない 作家一人に余裕で発砲してくる警官隊から必死に逃げて高台に登ると霧が立ち込めてきて警官隊の悲鳴が聞こえる。どうやら闇人たちに襲われているらしい 彼らに勝ち目は無かった。彼らが追っているのは生身の作家だったはずなのだから。 大破したパトカーから聞こえる無線では警官隊と連絡がつかず「どうなってんのよ!」と叫ぶサラの声がしていた 展望台から周囲を見ると遠くにラジオ局の電波塔が見えた。メインは話の分かる男に見えたし炭鉱への道も聞けるだろう。ラジオ局を目指す事にした 道中闇人に襲われたがパトカーの残骸から手に入れた閃光手榴弾で撃退した 384 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/24(土) 01 45 54 ID TpNbrcpY0 ラジオ局に到着したアラン。メインの車を貸してもらおうとするが、そこにまたナイチンゲールが現れ発砲してくる。逃げるアラン。「何があっても絶対捕まえてやるからな!作家先生よぉ!」ナイチンゲールの声が遠くから聞こえる。 森の中を歩き続けるアラン。何故かこの事態を見越したかの様に行く先々に電力会社のライトやら銃やらが置いてある。そんなアランに電話がかかってくる 「どこまでも頑固な人」アリスの声だった。「アラン、アラン、怖くて…暗闇で…どうか助けて。」ノイズが混じっているだけではなく何か様子がおかしい。が電話はそこで切れてしまう。 歩き続けるアランの前に鉄橋と、更にその奥に操車場の倉庫が見えた。あの倉庫で車を借りられるかもしれない。 闇はどんどん力を増しているようで、あらゆる手段でアランの行く手を妨害してくる 鉄橋を進むアランだが、床がいきなり崩れ落ちたり頭上のパイプが外れて落ちてきたり、仕舞にはそのパイプや転がっているドラム缶が痙攣しながら飛んでくるなどポルターガイストに襲われた。 操車場では車を見つけたと思ったらブルドーザーに襲われた。闇人を巻き込みながらアランに襲い掛かってくるブルドーザーだが何とか撃退し車に乗り込むアラン。ようやく夜が明けようとしていた。 炭鉱跡地は博物館になっていて場所はすぐに分かった。待ち合わせの時間まであと少し。結局原稿を完成させる事が出来なかったアランは追い詰められていた。 炭鉱に着いたが、人影は無かった。藁をもすがる思いで誘拐犯を待ち続けたが夜になっても奴は現れなかった。そこに誘拐犯から電話かかかる。 何故か焦ったような声で計画変更を告げる誘拐犯。炭鉱から北のミラー峠の展望台まで炭鉱の中を通って来いとのこと。 マジ切れしつつも峠への道を探すアラン。炭鉱跡のゴーストタウンを抜ける。 闇人やポルターガイストの襲撃から逃げた小屋の中にあったテレビがまたキャビンにいるアランを映し出す。 「書く事以外は全て苦痛だ。酷く気分が悪いが何とか階下に下りた。棚の箱に入ったゼインの著作を手に取りいくつか読んでみた。彼は詩人だった そこには魔法の湖で奇跡を起こすクリエイターや女神達、神々や夢や悪魔の王国そして人間に成り済まして機会を伺う魔物たちが歌われていた ゼインは自らの事も書いていた。闇に取り付かれた恋人や湖に対しての恐怖についてだ。彼にとって湖とは邪悪な存在が潜む底知れぬ恐怖を映し出す鏡だったのだ リアルだった。彼のアイディアを俺の物語に取り入れよう。これはいける」 更に歩き続けるアランに誘拐犯からのメールが届く。間違いだらけの稚拙な文章に奴の焦りが感じられる。 廃墟を抜け峠に着いたアラン。コールドロンレイクが見える。キャビンがあったはずの場所にはボートの物であろう小さな明かりが見えるだけだった。 そのとき誘拐犯の情けない声が遠くから聞こえた。「すいません奥さん知らなかったんです。きっとボスだって…ホントに知らなかったんです!奴の女房がどこにいるかなんて知りません きっと溺れたんだ。奴に原稿を書いて欲しくて、騙したんですよぅ!ごめんなさい、助けてください。あぁ~」誰と話しているのだろうか。 展望台についたアラン。そこにはうなだれて震えている誘拐犯がいた。その傍らに喪服姿の老婆が一瞬浮かび上がる。 突如巻き起こる竜巻。「よせ!うわぁぁぁぁぁぁ」巻き込まれて飛ばされていく誘拐犯。 咄嗟に発炎筒を手にするが、アランもまた竜巻に吹き飛ばされて湖へと落ちていく 湖に沈んでいくアランは湖の底に引きずりこまれるアリス、そしてタイプライターを打つ自分の幻を見ながら意識を失う。 そこに何者かがアランに向って手を伸ばす… エピソード3:終了 ここまでのアランウェイク アランはFBIに追われている 書いた覚えの無いアランの原稿が現実となり、その物語は次第にスリラーからホラー小説へとジャンルを変えていく アリスの誘拐は嘘だった。闇は誘拐犯と称していた男を飲み込みアランにも迫ろうとしていた 388 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/24(土) 14 25 12 ID TpNbrcpY0 エピソード4:真相 意識がハッキリしない中でハートマン医師が言う 「鎮静剤を打った。また発作が起きたんだよ。君はここの患者なんだ、入院してしばらく経つ。奥さんの死がよほど堪えたんだろう。君は様々な心の病に苦しんでいる」 目を覚ますアラン。そこはコールドロンレイクロッジ(ハートマンのクリニック)だった 部屋にはアランしか居らず、薬のせいか頭が朦朧として何も考えられなくなっているアラン。 そこにハートマンが現れる。ロッジの案内がてら現状を説明されるアラン このロッジは創作活動を治療の一環としていて、アリスが溺れ死にその現実を受け入れられ無いアランは闇に襲われたり書いた小説が現実になったりという妄想に苦しみここに入院していると言う。 嘘ばっか言ってんなよと思いつつも薬の影響からか信じてしまいそうな自分もいた。 ハートマンの演説を聞きながら掌に爪を食い込ませなんとか正気を保とうとするアラン ロッジには他にもちょっと壊れ気味な入院患者達がいた。ダイナーで会ったアンダーソン兄弟もその中にいた。 彼らは70~80年代に活躍していたメタルバンド「オールドゴッズオブアースガルズ」で解散後ロッジ近くの農場で暮らしていたが、認知症がかなり進行しているため入院していると言う。 どうやら嵐が近づいているようで外の天気は次第に荒れ模様になってきたようだ。電源の様子を見るから話の続きはまた後でとハートマンは去って行った。そこにアンダーソン兄弟が吐き捨てる 「奴の頭を叩き割ってやりてぇ」「ああ、秘密を探ろうったってあいつにゃ無理だ、俺たちみてぇにイカれてねぇからな」「まともじゃ駄目なのさ。イカれた世界はイカれた奴じゃなきゃ理解できねぇ」 久々に筋の通った話を聞いたと言うアランに兄弟は自分達の農場に招待しようと言う 「忘れる前に全部一気に書いておいたのさ、あとはいかに正気を保つかだ。メッセージを探すんだ」そういってアランに隠していたと言う原稿のページを渡す ハートマンの話は全て嘘だと確信するアラン。兄弟の方がよっぽど信頼できた。そんなアランに兄弟が続ける 「おいトム、酒はねぇのか?」「農場に行けば飛び切りのがあるんだ。頭がシャキッとして記憶がパァ~ッと戻ってくるんだ」そして続ける。魔女に「記憶」「思考」を奪われたと。 この湖はアーティストやクリエイターにパワーをくれるが、魔女が全てを捻じ曲げてしまうと。あの作家がどうなったか「ランプおばさん」に聞いてみろと。 部屋に戻る途中辺りを見てみるとよほど停電が心配なのかジェネレータとワークライトが用意されていた。 2階の廊下にあるテレビが例によってアランを映し出す 「何かがおかしい。頭の中に闇が巣食い、書く事以外何も考えられない。キャビンに閉じこもって何日が過ぎたろう。外は常に闇だ。バーバラは人間じゃない。 人間の皮を被った闇の存在だ。奇妙な闇に包まれ心臓があるべき場所にぽっかり穴が開いている。俺は間違っていた。このままじゃアリスを救えない。利用され、都合の良い物語を書かされそれが現実になってしまうのだ」 2階の部屋に戻ったアランはタイプライターで原稿を書いてみようとするがやはり書けない。気が付くともう夜だった。 階下ではアンダーソン兄弟がなにやら暴れているようだ。アランを見張っていた男も様子を見に行った。行動を起こすなら今しかなかった。 ハンマーで看護婦に一撃加えた兄弟を恐れたのか見張りの男はスタッフルームに閉じこもってしまったようだ。 扉の前でオラでて来いゴガギーンAAみたいな事をしている兄弟を尻目に倒れた看護婦から鍵を奪うアランに兄弟が声をかける。「楽屋はおめぇにくれてやる、トム。運命をつかめ!」 集めた原稿を取り戻すためにハートマンのオフィスに向うアラン。 診察室に潜り込み「診察記録」のラベルが貼られた音声テープを見つける。その中にはアリスの名前もあったので聞いてみる。 アランのことをハートマンに相談するアリス。不眠とスランプに苦しむアラン。瞳の奥に別人がいるようで不安だと語るアリス。そんなアリスにアランを連れてくるように薦めるハートマン。 アリスの言葉を聴きながら喜びと苛立ち、そして罪の意識を感じていた。そしてその言葉はアリスが誘拐されてから何度かかかってきた電話の声と同じだった。あれはこの会話の音声を合成した物だったのだ。 続く 392 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/25(日) 21 25 42 ID 8JcBTKPz0 スレ立て乙でした。ALAN続きいきます エピソード4 続き ハートマンの診察室に潜り込み、彼ががアリスの誘拐に関わっている疑惑を深めるアラン。 他のテープも聞いてみる。ハートマンは患者を病人としてではなく披見体としてみているのが分かる。 もう一本のテープにはナイチンゲールとの会話が録音されている。会話からどうやらバリーがここに来ているらしい。 バリーが来たならここにアランもいると踏んだようだ。アランを出すよう脅すナイチンゲールだがハートマンは突っぱねる。 ハートマンの部屋に向う途中、通路の写真に目が留まる。写真にはロッジのスタッフが並んで写っていたその中にはあの誘拐犯の姿もあった。 やはり全てはハートマンの策略だったのだ。 通路の奥からなにやら聞き覚えのある怒声が聞こえる。 「ここから出せ!訴えてやるから覚悟しろよ!俺を誰だと思ってやがる、有名人でセレブのエージェントだぞ!」 扉を開けるとバリーとダイナーにあったアランパネルがあった。再会を喜ぶバリー。ローズのトレーラーで保護された後、ハートマンからアランがロッジにいるという連絡を受け来て見たらそのまま捕まったそうだ。 パネルはローズにお仕置きするためにぱくってきたらしい。 バリーとハートマンのオフィスに入り奪われた原稿とついでに拳銃を手に入れる。そこに現れるハートマン。 バリーに車を探すよう指示しハートマンに銃を向けるアランに対しハートマンは言う。「我々が手を組めば最高の芸術を生み出せる。君の才能と私の・・・」 言葉を遮る様に壁の本棚が倒れてくる。アランは咄嗟に隣の部屋に逃げ扉を閉める。扉を叩くハートマンの後ろに闇が迫る 「ウェェェェイク!うわぁぁぁ」やがてその音も聞こえなくなる。ニヤリとするアラン。 闇の攻撃が始まった。通路に出たアランの後ろから闇がじわじわと迫ってくる。 原稿を見ると他の患者達もどうやらアンダーソン兄弟に連れられ逃げたらしい。ポルターガイストから逃げつつ外に出るとゲートの向こうでバリーが待っていた。 ゲートが開かないから庭の迷路を抜けて来いと持っているフラッシュライトを渡すバリー。ロッジを振り返ると闇が炎のようにロッジを覆っていた。 闇人達が襲ってくる中、庭の迷路を走り抜けるアラン。バリーと合流し車で逃げるアラン達。車の中にはなぜかアランパネルも積んであった。 アンダーソン農場へ向う車中でアランは言った 「俺はイカれてる、だがこんなイカれた状況に立ち向かうにはそれが不可欠なんだ。アリスは湖の底で闇に囚われている、そしてまだ生きている。分かるんだよバリー!俺はアリスを見つけ取り戻す。 この湖には特別な力がある。アーティストの想像力に感応して現実にしてしまう力だ。だが今は得体の知れない闇の存在が全てを捻じ曲げている。全てはそいつのせいで俺の原稿を利用しているんだ。 ゼインもアンダーソン兄弟もそいつに利用された。アンダーソン兄弟も気づいていたが薬漬けで説明できる状態じゃなかった。農場のどこかにメッセージがある。それを探すんだ!」 バリーも頷き手を貸す事を約束する。 そのとき道路脇の斜面から岩が転がってくる。岩にぶつかり車は谷に落ちる。 途中木に引っかかったショックでアランは車からはじき出され、バリーは車から出ようとして崖下の茂みに落ちたお陰でパネル共々無傷らしい。アランの静止も聞かず農場の「安全を確保」しておくとのたまうバリー。 崖下を見るとパネルを抱えてダッシュしている。ランボー気取りか、おめでてーな。 森の中に闇の気配を感じた。武器は車の中に置いたままだったがバリーも心配だし選択肢は無かった。 闇人から逃げ農場に向うアランの前に強い光が照らされる。 「適切な場所、適切なタイミングで原稿を届けよう。君に物語を伝えるためだ」 その光と声には覚えがあった。夢の中で聞いた声だ。夢の中の彼はダイバーか宇宙飛行士のような姿をしていた。アランの行く先々に原稿を置いていたのは彼だったのだ。 更に続く 393 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/25(日) 21 29 24 ID 8JcBTKPz0 農場近くの建物で拳銃を手に入れるアラン。そこにあったテレビが(ry 「俺はあらゆる展開を考えた。このまま書き続けてもアリスは取り戻せない。これはホラー小説なのだ。アリス も俺も、この街の誰一人として助からない。全ては消滅し世界は闇に包まれる。それが奴の望んだ結末なんだ。 アリスは俺に小説を書かせるための口実に過ぎなかった。俺が結末を変えなければ。逃げよう。俺は自分を物語に書き込んだ。俺が主人公になるんだ。 とてつもなく危険な賭けだがアリスを救うにはこうするしかない。俺も他の登場人物同様物語の制約を受けるだろう。エピソードはリアルでなくてはならない。 サスペンスを持続させ、犠牲も必要だ。ホラー小説では誰もが死と隣りあわせで主人公も例外ではない、むしろ死は必然だ。物語に脱出シーンを書こう。 それにはゼインの協力が必要だ。ゼインに俺を助けさせるのだ」 そんなこんなで農場に着いたアラン。農場のど真ん中に立派な野外ステージがあるではないか。アンダーソン兄弟がミュージシャンである事を実感した。 ステージ上のバリーが叫ぶ「奴らだ、逃げろ!すげぇ数だ!」 バリーの後ろにいた闇人が襲いかかろうとした瞬間、ステージにスポットライトが当てられ消滅する闇人。 大音量で曲がかかり周囲には花火が上がる。逃げたバリーがノリノリで照明を操作しアランが闇人を片付ける。 曲が終わる頃には押し寄せてきた闇人は全滅していた。パネルも無傷だ。 「お前のパネルは新品同等だ!片付いたら後で取りにこよう」バリーがやり遂げた男の顔で言う。 兄弟の家に行くには納屋を抜けなければならなかったが、納屋の入り口を探すアランを放置してパネルで遊ぶバリー。 「俺がアランウェイクだ。俺はいつだって正しい。好きにやらせなきゃいちんち中すねてやる。俺は気分屋でキレやすくってチャーミングでミステリアスなんだ。 今日は親友のバリーが運んでくれるのを待ってるとこだ。が、なぁに構わんさ。それ位当然だからな」アランの真似のつもりだろうか。全くこの男は・・・ 納屋にあったテレビをつけると深夜番組「ナイトスプリングス」(「あなたの知らない世界」的な番組)が放映されていた。 「懐かしいなぁ、お前の初仕事だもんな!」笑うバリー。プロの作家としての初仕事だったが小説家を目指していたアランにとっては屈辱でしかなく、仕事に誇りを持てるまでには長い年月が必要だった。 納屋を抜けサイロに入った二人は醸造施設を見つける。どうやら兄弟の言っていた酒は密造していた物らしい。出口は施錠されていたためバリーを置いて他の出口を探すアラン。 サイロの屋上から家らしき建物が見えた。元ロックスターの情報を信頼する事に不安は無かった。 ゴンドラに乗ってコンバインの車庫に降りてきたアラン。嫌な予感しかしなかったが案の定コンバインが轟音を上げながら車庫を壊しつつ襲ってきた。何とかぶっ壊す バリーと合流し兄弟の家に着くアラン。ブレーカーを探し2階に上がるとライトの先の壁には蛍光塗料で「OLD GODS KNOW THE TRUTH」と書かれていた ブレーカーを上げると一階から歌が聞こえてくる。これこそが兄弟の残したメッセージなのだろう。一つのフレーズが聞こえてきた。「レディー オブ ライト」 その言葉から一人の人物を思い出す。シンシア ウィーバー。あの「ランプおばさん」だ。 1階に降りた二人はドラムセットの前に置いてあったレコードを再生する。 ”愛する物を解き放つには魔女のキャビンの鍵がいる レディーオブライトを探せ 夜に狂わされた彼女を その手で運命を変えたいのなら” 今日はこの家に泊まって明日シンシアを探す事にした二人。 「なあアラン、朝までは長いしちょっと息抜きしようや。酒もあるし」そういってバリーはどこから持ってきたのか酒を勧める ちょっと悩みつつも酒を呑みべろんべろんになる二人。 「絶対アリスを助け出そうぜ!お前がどんなにイカれてようが俺は一生ついていく。なぁ兄弟!」 「俺は作家だってんだ。その気になりゃ年10冊は書ける。それもベストセラーだ」 「そりゃ無理だねw」「あぁそうさ、でもできるぜ。作家だからな」 「それにしてもこの酒何が入ってるんだぁ?脳みそが鼻から出そうだぜ」「はははは!」 そしてべろんべろんになりつつもアリスがいない事で弱気になるアラン。励ますバリー。そして潰れる二人 (ちなみにこの酒には濾過していない湖の水が使われている) 更に続く 394 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/25(日) 21 36 59 ID 8JcBTKPz0 夢の中でアランは湖のキャビンにいた 目の前には「何やってんだ・・・」とつぶやく自分自身の姿があった そしてアリスの叫び声。駆け出すアラン。ブライトフォールズに着いたその夜の出来事だった。あの時の自分をアランは見下ろしていた。 アンダーソン兄弟の密造酒の影響だろう。潜在意識化に眠っていた記憶が蘇ったのだ。真実を見届けるチャンスだった。 湖に沈んでいくアリスが見えて自分も飛び込んだのが記憶の最後。その後は大破した車の中で目覚めるまで記憶は飛んでいた。 ジャガーの罠だったのだ。湖から上がってきたアランはアリスが死んだ物と思い込んでいた。咳き込みながらアリスを呼び続けるアランの傍らにジャガーが現れキャビンを見上げて言う。 「御覧なさい、窓に人影が見えない?あれは彼女じゃない?きっとそうよ」駆け出すアラン。 闇に触れられたアランはジャガー=闇の存在の言いなりだった。 2階の書斎にアランを導くジャガー。アランは書斎に向うがもちろんそこにアリスはいない。 「ここにはいない、いる訳が無い。彼女は死んだの。溺れてね」嘘だと叫ぶアランに更に追い討ちをかけるジャガー 「みんなあなたのせい、あなたの責任。あなたの力になろうとした彼女を、あなたが殺した」絶叫するアラン 「あぁまだ望みはある。コールドロンレイクは特別な場所。ここならあなたが結末を変えられる」 アランに手を差し伸べながらジャガーは言った「原稿を書きなさい。私が教えてあげる。彼女を取り戻すのよ。あなたがそう書けば全ては元に戻る」 アリスが人質で原稿が身代金だったのだ 「あぁ書こう。書いてアリスを取り戻す」虚ろな顔でアランは言ってタイプライターを打ち始める それを見ていたアランの目の前にジャガーが現れた「お ま え !」 キャビンは島ごと湖に沈んでいた 夢から覚めたアラン。全て思い出した。アランは闇の中で丸一週間「ディパーチャー」と言う物語を書き続けた。 ジャガーの指示によって闇が物語の中で力を増していく。アリスを救い出すためだと思いこまされていたが、結末を書き終え闇が全てを飲み込む前にわずかに残った理性で脱出シーンを書き込んだ。 ゼインは弱っていたがアランが彼を登場させた事で、彼の光がアランを救った。 「今だ、原稿に書かれたとおりこの光で君を解放しよう。急げ、あれはすぐに戻ってくる。あれはバーバラの顔を盗み、年月が老いを刻んだ」 アランを逃がした代償に、ゼインは更なる闇の深淵へと沈められた。だがそのお陰で消耗しきったアランでも逃げ切る事が出来た。 闇の支配からは目覚めたが、アランは混乱し恐怖と闇に蝕まれていた。必死に逃げようとした物の消耗しきったアランは事故を起こし車の中で目を覚ました。 「俺が書いた…俺のせいだ…」 「ああ大先生、お前のせいさ。ツケは払ってもらうぜ」そこに銃を構えたナイチンゲールが現れる エピソード4 終了 「ここまでのアランウェイク」 ホラー小説を書いたのは闇に操られたアラン自身だった あの湖にはアーティストの想像力に感応して現実にしてしまう力がある アリスを攫ったのも闇だ。一刻も早くシンシア ウィーバーに会わなければ 395 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/25(日) 21 53 41 ID 8JcBTKPz0 エピソード5:クリッカー アランとバリーは留置場に入れられていた。ラジオからは翌日に迫ったディアフェストの話題が流れていた 虚ろな意識の中、アランは優しげな老婆の声を聞く 「待ってたわ、『いずれ時がきたら誰かが訪ねてくる』トムがそう言ったの。そう書き残したの。あれは保険。私がずっと大事に守ってきた。光の中で…」 夜になり、街は完全に眠りにつく。この田舎町にはコンビニなんて無いのだ 目覚めるアラン。原稿がなくなっている。ナイチンゲールに奪われたようだ。 隣ではバリーがげぇげぇ吐きながら二度と酒はごめんだとか言っている 通路の扉から現れるナイチンゲールとサラ。サラは取り調べもしないで二人をぶちこんだFBIに文句をつけている 得意気な顔でナイチンゲールガ言う「遂に捕まえたぞ作家先生。証拠はここにある。連邦捜査官の暗殺計画もな。これで無罪放免はもうありえん。分かったか大先生?」意味が分からない。 あなたの上司と話がしたいというサラ。事情があって今は駄目と答えるナイチンゲール いきなり留置場の電球が一斉に切れ、非常灯が灯る。そして頭を抱えて倒れこむアラン 鉄格子を開けてアランに近寄るサラ。罠に決まってるだろとナイチンゲール。 「やめて、もうここまでよ。ウェイク、あなたを信じるわ。ナイチンゲール、口を挟むならまずは酔いを醒まして。これが正式な捜査だと証明して!」遂に不満が爆発したようだ。つかこの男アル中らしい。 銃を向けるナイチンゲール「中に戻れ大先生、俺が生きてる限りお前を・・・」そこで何かに気が付くナイチンゲール。 「待てよ、こいつは…」持っていた原稿を読もうとしたとき後ろの扉が開き何かが彼を外へ連れ去った 後には原稿だけが残され、それには今の光景がそっくりそのまま描かれていた。 非常用電源をつけ、何故か取り乱す様子も無いサラから所持品を返してもらいシンシアの居場所も聞く。 彼女は閉鎖された発電所に住んでいる。レスキュー用のへリで行けばすぐだというサラ。 サラはバリーに事務所に残って電話で連絡を取る様に言ってリストを渡す リストにはサラの父親、パット メインら数名の名があった。万一に備えて連絡する必要があるそうだ。「『ナイトスプリングス』よ、それで通じるわ」 保安官事務所からでたアランとサラ 「さっきのナイトスプリングスってどういう意味なんだ?」 「あのドラマは前からこの街がモデルじゃないかって言われてたのよ。ここじゃ時々妙な事が起こるから、今回ほどじゃないけどね」 ヘリのキーを探しに町役場へと向う二人。道中闇人の大群に襲われるがショットガンを撃ちまくるサラのお陰で何とか役場へ辿り着いた。何この安心感。流石は現職保安官。 裏口から役場に入る二人。ブレーカーは壊れていた。ブレーカーをいじっているサラに替わりナイトスプリングスを見ながらキーを探すアラン。バリーから急げとメールが来る。心細いのだろう キーを手に入れ役場を出た二人の前に猛ダッシュしているバリーの姿が見えた。どうやらポルターガイストに襲われているらしい。建物に逃げ込むバリー。吹っ飛んでくるバス。道路は完全に塞がれてしまった。 裏に回ってバリーと落ち合おうとする二人。こんなこともあろうかと持っていた合鍵で本屋に入るサラ。 裏口から出るがバリーの姿は無い。とそのとき遠くにフレアガンの閃光が上がる 「あそこじゃない?ヘリがあるのもあっちの方よ」 ディアフェストの準備のためか、街は至る所が封鎖されていた。仕方ないので教会の中から地下室を抜けて進もうとする。外へのドアを蹴り開けるアラン。そこには斧を振りかぶった闇人が。 そこに後ろから強烈な閃光が広がり闇人は消滅する。光が収まり目を開けると、額にヘッドランプ、体にクリスマス用の電飾を巻きフレアガンを構えるバリーの姿があった。 「ブライトフォールズ雑貨店は世界中で一番ヒップな店だ!」飛び込んだ建物が運良く雑貨店だったらしい ヘリポートに着く一行。サラはヘリの離陸準備にかかる。ゲートが閉まり、響くバーバラの声「彼女は二度と戻らない」 押し寄せる闇人を蹴散らしながらヘリの準備を待つアラン。 「ウェイク、いいわよ乗って!」サラの声。アランたちを乗せ、ヘリは離陸する。 396 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/25(日) 21 56 50 ID 8JcBTKPz0 発電所が見えてきた。駐車場に着陸しようとするヘリに鳥の大群が襲い掛かる。 「つかまって!」叫ぶサラ。しかしアランが振り落とされる。例によって丸腰だ。危機感の足りない男だ。 「発電所で合流しましょう!」と飛び去るヘリ。幸い近くの詰め所で拳銃と弾薬は手に入ったが発電所に行くには河を渡らなければならなかった。 闇人に襲われつつも橋を渡るアラン。そこに鳥を振り切ったヘリが来る。が合流する間もなく鳥に襲われるヘリ 「避難するから発電所に入って。話がまとまったら連絡して!」そういってヘリは飛び去った。 発電所のロゴには見覚えがあった。あちこちで見つけた物資のありかを示す松明のマークだ ドアに近づくと内側から勝手に開いた。物凄い光がアランを照らす。 「動かないで!」ウィーバーの声がする「俺は味方だ、ウィーバーさん!」「証拠は?」「あなたが『レディーオブライト』ですよね。手を貸してください!」そこでアランに向けられたライトが消える 「あぁやっと!長い事あなたを待っていたのよ。闇を追い払う物は『照らされた部屋』にあるわ。ダムの中に部屋を作ったの」 それがあればアリスを取り戻せるのか。ヘリを呼ぼうとするアランに夜の外は危険なので秘密の明るい通路があることを話す。 急に部屋の電球がチカチカ言い出す。ウィーバーはアランに変圧器を止めてくるよう依頼する。 アリスを救うためならアランは何でもするつもりだった。今はウィーバーだけが頼りだ。彼女は何十年も前からこの狂気と向き合ってきたのだから。 変圧器を止めたアランをウィーバーは秘密の通路に案内する。道すがら友人であったゼインとジャガーについて話すウィーバー。 ジャガーが死に、彼女を蘇らせようとゼインは小説を書き始め闇を目覚めさせてしまった。蘇ったと思われたジャガーは顔はそっくりだが中身は完全な別人だった。 ゼインが気づいた時にはもう遅かった。彼は書いた物を全て取り消そうとした。著名だったはずのゼインが今では誰も知らないのはそのためだった。 ゼインはまた同じ事が起こった時のためにウィーバーにあるものを託し、ウィーバーはそれを「照らされた部屋」で守り続けた。 自分達はアランの物語に囚われている。闇を食い止めなければ生き残れない。ジャガーが結末を捻じ曲げてしまう。 「トムよ。彼がそう書いたの。彼は今でもテレビを通じて闇の底から話しかけてくるのよ」どことなく嬉しそうに言うウィーバー。 秘密の通路とはもう使われていない大きな水道管だった。明かりのついた水道管に入る二人。バリーたちに連絡を取るアランだが、ダムで合流しようと伝えた直後バリーの悲鳴が聞こえ電話は切れる。 そして何かが堕ちたような振動が伝わってくる。 「彼らを助けに行かないと!」ウィーバーの静止も聞かず外に出るアラン。墜落したヘリが燃え上がっているのが見え、空には何百羽もの鳥が飛び交っていた。 「勝手になさい!先に『照らされた部屋』で待ってますからね」ウィーバーは大丈夫だろう。二人を助けなければ。 墜落現場は悲惨だったがどうやら直前で脱出できたようだった。フレアガンを乱射するバリーとショットガンを乱射するサラが見えた。 合流した一行はダムへ入ろうとするがサラとバリーが中に入った瞬間上から落ちてきたタンクによって分断される。 別ルートを探すアラン。ダム上部に着くとジャガーの声が響く「止まれ、止まりなさい」 木を薙ぎ払い車や鉄骨を巻き込みながら闇の竜巻が迫ってくる。向こうでバリーたちが叫んでいる。間一髪エレベーターに飛び込むアラン。 続く 397 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/25(日) 21 58 45 ID 8JcBTKPz0 「照らされた部屋」に案内される一行。目の前にはシェルターのようなごっつい扉。 ダムの中に何でこんなごつい扉があるのかと思ったが、ダムの北に大戦当時の陸軍基地がありここもその一部なのだろうと言う。 扉を開けると中から強烈な光が広がる。中には物凄い数の電球が輝いていた。 「さあ、それよ。そろそろ6番と33番118番を換えなきゃいけないけどこんな夜中に梯子を上りたくはないし、もうくたくたなのよ。あなたに渡してしまえば私の役目は終わるのよ」 愚痴っぽいがたった一人で何十年もこの部屋を守ってきた事を考えれば当然だろう。 部屋の真ん中の机には小さな箱があった。箱を覗き込むアラン。 そこには一枚の原稿が。だが書いたのはアランではなくゼインだった。原稿にはアランの幼い頃の思い出が書かれていた。もう存在しないはずのページだった。 ”7歳のアランは眠る事を怖がった。寝付いても悪夢にうなされ悲鳴を上げて飛び起きてしまう。ある晩母親が古びたスイッチを持ってきてくれた。 「クリッカー」と呼ばれるそれを使えば魔法の光がたちまち怪物を追い払ってくれるのだと。しかもそれはアランの父からもらったのだと言う。 父を知らないアランにとって父に関するものは全て魔法だった。アランはクリッカーを握り締めようやく安心して眠りについた。 あれから数十年後、コールドロンレイクのほとりでアランはクリッカーを手に昔を思った。そして息を深く吸い込み飛び込んだ。” 原稿の下にはアリスにあげたはずのクリッカーがあった。 眩暈がした。ここにクリッカーがあるのはアランが書いた物語の中でゼインが書いたからだ。 クリッカーを手にしたアランは静かに言う。 「これでアリスに会える。終わらせるんだ…」 エピソード5 終了 「ここまでのアランウェイク」 闇の存在に操られ恐ろしいホラー小説を書いてしまった このまま書き続けてもアリスは救い出せない。これはホラー小説なのだ。誰一人助からない だがゼインが保険を残していた。クリッカーだ 12 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/25(日) 22 41 33 ID 8JcBTKPz0 エピソード6:ディパーチャー ニューヨーク、二年前 自宅で目覚めるアラン。酷い二日酔いで頭が割れそうだった 鎮痛剤を飲んでようやく落ち着いたアラン。テレビをつけると自分が出演したバラエティー番組が映し出される 最新作「サドンストップ」のプロモーションツアーについて話している テレビを見ているとアリスから声がかかる。 ツアーのパーティーで酔っ払って朝帰りしたアランに軽く腹を立てつつもスランプ気味のアランを心配するアリス。アリスの心遣いに申し訳なく思うも無性に苛立ってしまうアラン ツアーが終わったら二人っきりでゆっくり旅行に行こうと約束するアラン。抱き合う二人 ブライトフォールズ、現在 クリッカーがキャビンへの鍵だった。アリスを救うには湖に戻らなければならない原稿の最後のページに正しい結末を書き込むのだ。 「最後のページはキャビンのタイプライターにある。それを読まないと正しい結末は書けない。ゼインは近道をしようとして失敗した」アランは失敗するわけにはいかなかった。 付いてこようとするサラを止め、バリーに見張らせる。アランは一人で決着をつけるつもりだった。 涙を流しながらアランに抱きつくバリー「頑張れよ・・・」 外にでると夜が明けていて快晴だった。クリッカーのお陰なのだろうか とにかく今のうちに湖に向おう。ゼインの原稿の中でアランは湖のほとりでクリッカーを使おうとしていた。そこへ向うのだ。 湖に続くトンネルに入った瞬間アランはジャガーの存在を近くに感じた。一度闇に囚われたアランは闇と繋がっているためそういうことがわかる様になっていた 「彼女を殺してやる」ジャガーの声が聞こえる。さっきまで明るかった空はトンネルを出た途端真っ暗になっていた。 闇の存在は最早アランに自らの望む結末を書かせようとはしていなかった。ゼインの残した凶器を持ったアランの行く手を全力で阻もうとしていた。 ポルターガイストと戦ったり車をぱくったり闇人を轢いたり車をぱくったりして進むアラン バリーに大見得を切ったはいいが、実の所アランは頼りない夢の筋書きを辿っているだけだった。 何とか湖に辿り着き、古びたおもちゃで魔法のスイッチを入れ、ホラー小説にハッピーエンドを書き込まなくてはならなかった。そして闇の底に囚われたアリスを救い出すのだ。 闇の妨害を振り切りコールドロンレイクについたアラン 湖底を目指すアランの前には目の前には荒れ狂う闇の竜巻が立ちはだかる。もう逃げられない 湖底で朽ち果てた難破船や、墜落した飛行機の残骸。闇はそれらに息を吹き込み無造作にばら撒いた ジャガーの声が響く「アリスはお前など愛していない。私には勝てない。お前の負けだ」 竜巻に近づきフレアガンを打ち込むアラン。「現実じゃない。これは妄想」そういって消滅する竜巻 クリッカーを手に湖へ飛び込むアラン 暗い室内で飛び起きるアラン。傍らにはアリスがいる 「落ち着いて、また怖い夢?ただの夢よ。大丈夫、ここは家よ」妖しく微笑むアリス 「違う、夢じゃない。明かりを、明かりをつけろ!」後ずさりながら言うアラン 周囲をみると確かにアランの部屋だが窓の外はどんどん闇に覆われていく 暗闇を恐れる様子も無いアリスにお前はアリスじゃないと言い放つアラン 「クリッカーはどこへやった!」「何を言ってるの?こっちへ来て・・・」クリッカーを探すアラン 「ベッドに戻ってアラン・・・」 「ベッドに戻ってトム」 アリスの声にジャガーの声が重なる リビングにあったフラッシュライトの光を向けるとアリスは消滅した。そしてテーブルの上に奇妙な光景を見る。「クリッカー」の文字がテーブルの上に浮かんでいるのだ 文字に光を当てるアラン。するとその文字は本物のクリッカーへと姿を変えた。 クリッカーを使うアラン。部屋に光が広がっていく 窓からふわふわ飛び込んでくるゼイン。周囲はもう完全に闇に包まれている 「キャビンへの道を探せ、奴が邪魔をするだろう。あれには心が無い。闇で満ちている。心を光で満たせ」 気が付くとアランの隣にはもう一人のアランがいた 「彼は気にするな。ミスタースクラッチだ。後で君の友達に会わせよう。クリッカーを使え」そういってゼインともう一人のアランは消える 13 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/25(日) 22 45 50 ID 8JcBTKPz0 取り残されたアランは闇に包まれた不思議な空間を歩く。「ドラム缶」「電柱」「鳥」「原稿」「コーヒーポット」「電話」などの文字が浮かぶ空間を。 さっきのクリッカーと同じように光を当てるとそれらは現実のものとしての形を取った。そしてその度聞こえるタイプライターのキーの音。現れた原稿を読むアラン ”ゼインが姿を消すと、俺は変化し続ける夢の中に取り残されたキャビンへの道を探さなくては。俺は物語にこの場所から抜ける道を書き込んであった。 俺は「道」と言う概念を辿った。行く手を阻む海を渡る場面では島への橋が現れた。暗い湖底にキャビンと言う概念が点滅し、俺はキャビンが実在すると念じた。そして、それは現れた。” 周囲を見回すと確かに「道」があった「道」を実体化させて進むアラン。そこにアリスの声が聞こえる 「さようなら、出て行くわ。他に好きな人が出来たの。その人を愛しているのよ」「何を言ってるんだアリス!」 「あなたは私を愛していない。自分自身も愛していないのに。出来もしない仕事で自分自身を痛めつけているだけ」「俺は君を何より愛してるさ。君は、俺の女神だ!」 嘘だった。アランの知っている現実ではなかった そして目の前には「橋」が。光を当てると湖で見たのと同じキャビンへと続く橋が出来た そこに聞こえるアリスに似た女の声。「トムやめて、いいこにするから私を開放してよ。傑作を書かせてあげる。一生愛してあげるわ」 アランに似た男の声が聞こえる。「違う!君はバーバラ ジャガーじゃない!俺のせいだ、書くべきじゃなかった。君は別人だ。心は闇で満ちている」 「トーマス止めて、ナイフを捨てて!」「闇が満ちてる・・・切り取って湖の底に送り返してやる!」「トム、トムやめて!あぁぁー!」 これはかつてあったゼインとジャガーの物語なのだろうか そして目の前には遂にキャビンが姿を現す。駆け出すアランにアリスとジャガーの声が聞こえる 「触らないで、汚らわしい!ここはどこなの?放して!」 「お前の夫は裏切った。私が望む事を書くだけでよかったのに。もう遅い。お前は永遠にこのままだ」 キャビンに入るアラン。目の前にはバーバラが立っている。 「これで彼女は二度と戻らない」そう呟くバーバラの胸にはぽっかりと穴が開いていた 「私はずっと存在してきた。お前の処女作よりもずっと前から。また次の仮面を見つけるわ。夢で私を解放してくれる人を」 そう笑うバーバラの胸の穴にアランはクリッカーを持った手を突っ込む。驚くバーバラ。スイッチを入れるアラン。次の瞬間バーバラの内側から強烈な光が迸り彼女は消滅する。 書斎に行くアラン。成すべき事は分かっていた。「ディパーチャー」の正しい結末を書くのだ。 光と闇、原因と結果、罪と償い、全てに均衡があり、それを損ねれば代償が伴う。ゼインはここで道を誤ったのだ。 闇を抜け光の中へと戻る長い旅だ。タイプライターを打つアラン。時計の針が急速に逆回転していく…。 「アラン、アラン!いやぁー!」 初日の夜のシーンが繰り返される。湖に飛び込むアラン 湖の底から登ってくるアリス。桟橋に上がって咳き込む。 「アラン、アラン?アラン!」周囲を見回しアランを呼ぶも自分のほかには誰も居ない そこにあったはずのキャビンは島ごと消えていた… ブライトフォールズの街ではディアフェストが開かれていた。 闇に囚われてしまったはずの人たちもそこでは何事も無かったように祭を楽しんでいた ローズはランタンを胸元に抱え、後ろの店内を震えながら気にしている様子 そして真っ暗な店内には佇むナイチンゲールの姿があった キャビンの中で書き続けるアラン。 ハッとした様に呟く「湖じゃない。海だ」 ピリオドを打つアランに聞こえるアリスの声 「アラン…起きて」 ALAN WAKE 終了 14 :ゲーム好き名無しさん:2010/07/25(日) 22 52 27 ID 8JcBTKPz0 駄文に付き合っていただいてありがとうございました 終盤はもう何を言ってるのかわからねーと思うがって状態ですが 興味を持っていただけたら是非プレイして家ゲの考察スレでも行ってみるといいでしょう 44 :ゲーム好き名無しさん:2010/07/27(火) 23 07 35 ID jGtNn9Tu0 アランウェイク乙です。 ハッとした様に呟く「湖じゃない。海だ」 ここがわかんないです。 45 :ゲーム好き名無しさん:2010/07/27(火) 23 31 39 ID A2UNT+uD0 44 文章中では思いっきりはしょってしまったんだけど チュートリアル悪夢の中のゼインの台詞で 「よく聞け、『彼は知らなかったのだ。我が家たる湖の向こうに広がる深い常闇の海を、その荒ぶる波とその静けさを。 私はその港を訪れた。私はその海を訪れた』分かったか?」 というのがあったんだけど他には海がどうとか湖がどうとかには触れてないんで良く分からないんですよ まあもしかしたらDLCで何か分かるのかもしれないけど 232 :ALAN WAKE:2011/02/16(水) 10 28 07 ID WXNBjylC0 特別編1 シグナル 本編エンディングの続き。 アランは見覚えのある場所にいた。エピソード1で訪れたブライトフォールズのダイナー、そこでデジャブのような光景が繰り広げられるが何かが違っていた。 アランは誘われるように再びダイナーの奥にに向かっていく。 そこには老婆の姿はなかった。トイレに入るアラン、そこでゼインの声が響く「アラン、それ以上沈むな。自分を見失うな。私も手を尽くすが君次第だ、より良い交信地点を探せ」 そこは闇の世界だったのだ。ディパーチャーの完成後、何かが狂ってしまいアランは闇の世界に沈み続けているのだった。 ゼインはアランに”概念としてのライト”と”排除が可能な論理上の手段”(銃)を渡し消えてしまう。 トイレから出るとダイナーから人が消えていた。代わりにテレビが置いてあった。テレビにはアラン自身が写っていた。 テレビの中のアランは狂気に飲み込まれていた。「ダイナーの扉が破られて奴らがあらわれたー!!」テレビの中のアランが叫び、それは現実となる。 アランがダイナーを出ると存在しないはずの森がそこにはあった。アランは森を進み小屋を見つける。 小屋の中には原稿があった。原稿には断片的な文字の羅列が書かれていた。原稿の中のPHONEという文字が実体化し携帯電話が現れた。 電話が鳴る。ゼインからだった「私の声が聞こえるか?君を助けたいがそこは深すぎて届かない。私のところにきてくれ、言葉を使え、シグナルを追うんだ」 233 :ALAN WAKE:2011/02/16(水) 11 23 31 ID WXNBjylC0 フラッシュライト、フレアガン、小屋の中にはたくさんの”言葉”が浮かんでいた。アランが”言葉”を光で照らすとそれは実体化していった。 アランが小屋から出るとそこは森ではなく、街の中だった。道路の真ん中にはまたテレビが置いてあった。 テレビが付き、また狂ったアランの姿が映り、叫ぶ「車が宙を舞い、街がアランを葬ろうとしていた」再びそれは現実となる。 闇の世界はアランを妨害するかのようにどんどんと姿を変えていく。道路は裂け、迷路のような構造になった街をアランは進んでいく。 ゼインから再び電話が来る「君はどんどんと沈んでいく、このままじゃ助けられない。シグナルを追え。自分と向き合え・・・」 アランは”言葉”を実体化させ、度重なるテレビの妨害も切り抜けようやく迷路のような街を抜ける。 ゼインがの残した原稿を見つけるアラン。”友人”という”言葉”が浮かび上がる。友人が実体化しバリーが現れる。 「お前は、本物じゃない」「どうしてわかった?スケスケだからか?俺はお前の空想の産物さ」 アランは携帯のGPSでシグナルを追い続ける。シグナルは郊外のビルトモア製材所を指していた。 針のように無造作に地面から突き上げている電柱、鳥のようにアランに襲いかかる本、世界はますます狂っていく。テレビも執拗にアランを殺そうとする。 製材所の中に侵入したアラン。製材所の中はアランの自宅そっくりな空間になっていた。そしてそこにはゼインがいた。 「アランよくやったここならしばらく安全だ。今のうちに話しておこう。」すると急に狂ったアランが映ったテレビが現れる。 「それが君の敵だ、君自身だよ。これは闇ではなく君自身が引き起こしている。・・・まてアラン!!」 「狂気の渦に飲み込まれゼインは消えた、迫りくる何かがウェイクを蝕んでいた、闇もそう悪くない」テレビが叫ぶ。 テレビがアランに襲い掛かってくる。アランはなんとかテレビを撃退することができた。 気が付けばアランはバードレッグキャビンの書斎で倒れこんでいた。アリスを救ってからアランはずっとキャビンに閉じ込められていたのだ。 「出口はどこだ?でられない。出口はどこだ?」 特別編2 「小説家」に続く 297 :ALAN WAKE:2011/02/19(土) 10 49 26 ID zrr5GuU20 特別編2 小説家 ハートマン「気が付いたかね?全ては君の妄想フィクションだ。」 ハートマンの幻影は消え、アランはいつの間にか闇の世界に戻ってしまっていた。そして目の前にはバリーがいた。「お前の妄想は手におえないな」 そこはハートマンのロッジの中庭だった。ロッジの裏からゼインの光が見えた。アランはゼインを目指す。 ロッジを抜け、テラスに出るとそこにいたのはやはりゼインだった。 「よくやった、ここからは私も行こう。君の夢を終わらせるために君自身を目覚めさせなくてはならない。キャビンを目指すんだ」 そういうとゼインは再びアランに原稿を渡す。原稿から”言葉”があふれる。”クリア””ボート””岩” ”クリア”は実体化し遠くに灯台が出現した。”岩”と”ボート”が空中にテラスから灯台に続く道を作り出した。 アランは空中に浮く道を進みながら灯台を目指す。 空中で回転する小屋、宙を舞う車、周囲の光景はどんどんと奇怪さを増していった。 アランが地下通路に入るとそこにはまたテレビがあった。やはりテレビには発狂したアランが映り、妨害を続ける。 地下通路を抜けると、観覧車のように360回転を続ける不思議な空間にでた。闇の世界は完全に狂い始めていた。 ゼインが語りかける「急げ、夢だからな何もかもが異質で広大な迷路だ。闇の存在がどうなったかは私にもわからない。交信は可能だが脱出する方法も実際にはわからない」 回転する空間を抜けると、今度はスタッキーのガソリンスタンドに出た。アランは灯台にどんどん近づいている。 「君はアランの理性の象徴なのだ。だから私と会話ができる。もう一人の君は諦めてしまった。夢は心地いいからだ、だが君は諦めていない」ゼインは語る。 「俺も幻影だっていうのか?」アランが聞き返す。 ゼイン「ここのあらゆるものと同じだ」 アラン「もう1人の俺?そいつが例のスクラッチか?」 ゼイン「違う」 アラン「訳が分からないぞ」 ゼイン「これは君が書いた物語だ」 アラン「俺とクリッカーのことを書いたのはあんただ。俺とウィーバーを導いたのもアンタだ」 ゼイン「そうだ彼女の力が必要だった。君もクリッカーが必要だった。だが私は・・・アラン今は急ぐんだ」 ゼインは言葉を濁し、これ以上は何も言わなかった。 298 :ALAN WAKE:2011/02/19(土) 11 37 27 ID zrr5GuU20 アランは巨大な鉄橋をわたり再び灯台に向かう。鉄橋は構造が歪んでいる上に、テレビの妨害によりどんどんと崩落していく。 アランはゼインの夢をコントロールする能力に助けられ、鉄橋を抜ける。 アランは渓谷に入る。灯台はすぐそこだった。だがやはりそこにもテレビがあった。「アランは力尽きるだろう。救いの光が消えるようにあっけなく」 テレビがそう言うと、灯台の光は本当に消えてしまった。 アランは渓谷の洞窟に入る。なぜか洞窟の中の空間はハートマンのカウンセリングルームになっていた。 カウンセリングルームではハートマンがテレビのアランにカウンセリングをしていた。 テレビのアランはハートマンのカウンセリングによって、これまでの出来事がすべて自分の妄想だと信じこんでいた。 2人は入ってきたアランには全く気づかずカウンセリングを続け消えてしまう。 またアランの前にアリスのビジョンが現れ、アランを罵倒する。こうなったのはすべてあなたの責任だと。 アランを追い詰める幻覚にもへこたれることなく、アランは渓谷を進みゼインと再会する。 「ようやくたどり着いたな。だが私はキャビンには入れない、ここからは君ひとりで進むんだ。すべての妄想を否定するんだ」 そういうとゼインはいなくなり、アランに最後の原稿を託した。”記憶”と”発光”という”言葉”が現れた。 ”記憶”を実体化させアリスとの思い出が再生される。そして”発光”により再び灯台に光が灯る。 テレビは灯台に向かうアランを妨害するため闇の住人を大量に呼びし続けるが、灯台の光によって闇はすぐに一掃されてしまう。 アランは光を頼りに灯台にたどり着き、灯台の最上階に向かう。 灯台の最上階はなぜかバードレッグキャビンのある湖につながっていた。アランはようやくキャビンにたどり着いたのだ。 キャビンの前にはバリーがいた。夢を終わらせるためには全ての妄想を消さなくてはならない。アランは襲い掛かってくるバリーを倒しキャビンに入る。 キャビンの書斎には、床に倒れこみ悶えるもう1人のアランがいた。アランが彼に触れた瞬間夢は終わった。 アランはバードレッグキャビンの書斎でようやく意識を取り戻した。だがキャビンには閉じ込められたままだ。キャビンからも脱出しなくてはならない。 アランは自らがキャビンから脱出するために新しい物語を書き始める。 「リターン」 アラン・ウェイク著 アランウェイク 完