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第1幕 (茶屋の内部。後方に幕があり、三つの金色の籠を隠している。茶屋の持ち主のトンは太った宦官で、屏風の後ろでヨタヨタ歩いている) 第1場 トン (台詞)何卒、私めが自己紹介させていただくのを、お許しください。私の名前はトン、調子っぱずれの銅鑼を軽く叩いた時のような響きです。私は、つつましくはありますが、第一級のこの娼館の持ち主です。 警察とは大変仲良くやっております。警察本部長様は時々、気安くお越しくださいます。ちなみに私の所におりますのは大変評判のいい娘たちだけです。 音楽が聞こえますでしょうか?うちの三人の娘が春のセレナードを演奏いたしております。 (彼は後方の幕を引いて開ける。三つの籠の中には三人の美しい娘が座って楽器を演奏している。四つ目の籠は空っぽ。一人の娘が歌う。) ひとりの娘 (歌)男たち皆に 気に入られると とても嬉しい、私は玩具なの。 男たちが 訥々と夢を語ると、 私はそっぽを向いて 座ってるの。 お金や食べ物は くれるけど、 誰も優しい言葉は くれないの。 そして甘い憧れは 消えたと、 私は荒れて 静かに泣くの。 昨日は、激しい欲望が 若者を私に 駆り立てたの、 私の額に キスしてくれたけど あぁ、もう会うことはないの。 トン (銅鑼を打った後で、幕を引いて閉める) (台詞)いいですか、いつもこの銅鑼が私に何を思い出させるか?処刑です。私の以前の職業は、信じてもらえないかもしれませんが、私は以前は首切り役人でした。当時私は男たちの首を斬っていました。今はうちの花売娘の手を借りて彼らの首をこちらに向かせています。自分が誘惑に陥らないために、そして例えば私の依頼人の旦那方に嫉妬を起こさせるような、場所柄をわきまえない行為で自分の商売の邪魔をしたり妨害したりしないために、私は男としての属性を自分で放棄しました。私は昔ちょっとした手術を受け、そのため私は男と女の中間にあって、そのどちらでもなく、かくして仲介業を仕事に選んだのです。 私の姉妹の、黄昏時がやって来ます、黄昏時は昔から海千山千の斡旋屋です。誰かが小道を上がって来るのが聞こえます。 (屛風の後ろにミセス・チャンと娘のハイタンがやって来る。二人とも喪服を着ている) ハイタン (以下、歌)私の名前はハイタン、ミセス・チャンという名の、この御婦人の娘です。私は16歳、うら若き16歳です。多くのことを耐え忍んできました。もうこれ以上耐え忍ぶことはないでしょう。労多くして、幸少なし。陰鬱な雷雨の日の後の夕焼雲。それが人生。 トン 差し出がましく見えると何ですが、喪服を着たご婦人がたがこの喜びの家に入られるのを見て、私の驚きと深い遺憾の念を申し上げてよろしいかな?先頃この方々のお身内にご不幸がありました、ですから私の哀悼の意を受け入れていただきたく存じます。 ハイタン 私たちが、養蜂と野菜栽培を生業とするミスター・チャンを、この婦人の夫で私の父を、地中に埋めてから、まだ1時間もたっていません。私はこの自分の手で地面をひっかいて棺に土をかけて埋めました。 (以下、台詞)というのも私たちには、墓掘人に払うお金がなかったのです。 (ミセス・チャンがすすり泣く) 私は父が大好きでした。そして父が先祖の方々の中にいる今、心の中でますます愛しています。父のことを大切に思って私は朝に晩にお線香を灯します。 トン ちょっとぶしつけな質問をしてよろしいかな、どうして父上はそんなに突然お亡くなりになったのですか? (ハイタンは頭を垂れる) ミセス・チャン (歌)不幸の輪が私たちを襲ってきたのです。運命に忠実な私の夫は、ボロ着のようにくっついていた、その惨めな生涯を、自ら決めて終えました。 (ハイタンは袖のひだに頭を隠す) トン (台詞)冥界の霊たちが彼に好意的で、永遠の夜の主は彼に寛大な判決を言ってくれるかもしれません。父上の突然の下界への旅立ちの理由を尋ねてもよろしいかな? ハイタン (歌)高級役人で税徴収請負人のマーが私たちからお金も財産も一切合財奪い取ったのです。一昨日は税の支払日で、私たちは棺以外に価値あるものを何も持っていませんでした。それは何年も前から、いずれ亡くなる私たち家族の最初の誰かのためのものでした。マー氏は、この棺が執行吏に差し押さえられるのを、恥ずかしく思ったりはしませんでした。そこで私の父はこの高級役人の家に行って方立(ほうだて)で首を吊ったのです。 ミセス・チャン (歌)民衆は彼の家の窓に石を投げ入れました。亡霊たちの復讐が彼になされるでしょう。首を吊った夫は、彼の夢の中にずっと現れ、蒼ざめて、青白い舌が彼の口から垂れ下がることでしょう。狼がその血を飲み、千匹ものスズメバチが彼の目をつついて、彼は目が見えなくなるのです。 トン (以下、台詞)南方の霊たちが北方の霊たちの攻撃から私を守ってくれますように。 (静かな音楽がまた聞こえる) ハイタン この美しい音楽を演奏しているのは誰ですか?私の哀しみは、空を舞う蝶のようにこの響きの中で漂い始めます。 トン このメロディを魅惑的に奏でているのは、この家に住む、喜びの娘たちです。 ミセス・チャン そのために私はやって参りました、トンのお館様、お願いです、私の娘のハイタンをあなたの、敬意を払われるべき、そして実際敬意を払われているこの家に喜びの娘として受け入れてください。トン様、私たちは完全に破滅しました。どうやって生きていけば?飢え死にするしかないのです。 (泣きながら) 私は、娘を売るしかないのです。 ハイタン (歌)私はリュートとフルートとチターが弾けます。私は新年やお誕生日用にとても可愛いらしいお祝いのカードを描くことができます。ダンスもしますし歌も歌います。あなたの前で踊ってみましょうか? ミセス・チャン (歌)娘よ、踊ってごらん、トン様がお前の才能を評価してくださるように。 (ハイタンは数小節踊る) トン (以下、台詞)素晴らしい、見事だ、すごいといってもいい才能だ。(ハイタンは倒れて、地面にへたり込む) 幾らで、あなたは娘を売りたいのですか? ミセス・チャン 金で百ターエルです。 トン フム、ともかくも相当な金額だ、うちのようなちゃんとした企業にとってもね、ミセス・チャン。この娘さんは美しい、それは間違いない、しかしこの年寄りの目の見間違いでなければ、首に小さな、目障りな痣がある。 ミセス・チャン 90ターエル! トン 確かに頭がよさそうで教育も受けているし、ダンスもできる、だが彼女のダンスは私には余りにもの悲しい、男たちを夢中にさせる、軽やかに舞うような楽しさがない。 ミセス・チャン まだ経験がないのです。 トン まだ経験がない?なら、80ターエルと言わせてもらおう。取引はこれでいいですね? ミセス・チャン いいです。 トン (行きながら) 失礼だが、あなたにすぐにその金額を払ってあげましょう。 チャン・リン (入り込んで来て) (以下、歌)お前を探していた、妹よ、通りから通りへと。お前が落とした花びらが俺に道を教えてくれた。ここで俺は花びらが全部落ちているのを見つけたんだ。 ハイタン 私がベルトに挟んでいた花は、まだ花びらがなくなってはいなかったのね。 チャン・リン 夜が明ける前に、枯れてしまうだろう。 ハイタン 娘としての私の義務が、母の面倒をみるようにと、私に命じているのです。 チャン・リン 自分の娘を茶屋の遊び女という低俗な職業に就かせるなんてことに、どうしてあんたの母親としての心が納得できよう? ミセス・チャン どうしてお前は、男というのは、自分の母や妹をいたわってくれないの?筆耕で少々稼いでも、遊んで使ってしまうじゃないの?お前があの娘を低俗な茶屋の遊び女の仲間に入れるのじゃない?お前は自分の妹が同じ職業に就こうとすると、妹を不潔だと言うのかい? ハイタン 兄さん、私、兄さんの面倒もみるようにするわ。トン氏の館は有名よ。ここに泊まるのは裕福で心豊かなお客様たちよ。 チャン・リン 見下げたアマだ!お前は俺を共犯者にしようっていうのか? (彼はハイタンの顔を殴る) ミセス・チャン 殴るなら私を殴って!お前を産んだのは私だから、全ての災いの責任は私にある。 私がお前を産まなかったら、私の御先祖様が地上に降りて来なかったら! チャン・リン (駆け出して) お前らが憎らしい。 トン (金をもって来る) (台詞)さあ金だよ、奥様。 (ハイタンに) ところで、お前に金の籠を見せてあげてもいいかな。お前はこの中で歌を歌い、その美しい羽毛を広げるんだ。さあ、おいで。 (彼は四つ目の空っぽの籠の幕を引く。母と娘は抱き合う。トンは母親を送って行く) ハイタン (籠の中で) (歌)岸辺の柳の 向こうの館、 か弱い娘が 外を見ている。 傍にいるのは 高級役人、 か弱い小鳥が 歌い跳ねる。 籠を閉めろ! 館を見張れ! 小鳥が森に 逃げないように! (場面転換) 第2場 (同じ館の別の部屋。後方の中央に黒い紙製の幕があり、その後ろに登場人物が姿を見せる。若い皇子パオが部屋に入って来る。トンが彼の前で、何度も何度もお辞儀をして、舞台装置の中で姿を消す。) パオ (歌)僕は冒険家だ、 この世界に酔い、 疲れても鼓舞する、 夢見る英雄だ。 僕は千の剣を振り払い、 敵に見舞ってやった、 なのに心はなんと無防備 僕の愛は燃え上がる。 戦いを待ち焦がれつつも、 僕はゆっくり剣を下ろし、 歌いかける旋律に 僕は負けてしまう。 (ハイタンが入って来て、パオから見えない隅に立っている。パオはハイタンを見つける) (以下、台詞)ナイチンゲールの声が聞こえました。その声を追いかけて来たら、小鳥の代わりに花を見つけました。その匂いは僕を困惑させます、それは白い悲しみの衣装をまとって花弁を閉ざしています。少しばかりあなたの心を明るくして花を開かせてもいいですか? ハイタン お若い紳士方はこういった絵のように美しいお世辞をよく礼儀作法の時間に学ぶものです。唇から出て耳をかすめるだけ。 パオ ならば、それを現実にしてください。僕の唇をあなたの耳に触れさせてください。僕は、言葉で言うことのできないことを、あなたの耳元にささやきたい。 ハイタン 息はたやすく風となり、風は嵐となります。あなたが思ったことを、口に出せないか、一度よく考えて見てください。 パオ 僕は何も考えていなかった。僕は全てを感じたんだ。 (沈黙) ハイタン チェスを一勝負しませんか?ここにもうチェス盤が並べてあります。 (彼らは座って駒を動かす) 白が先で、黒が後です。 パオ クィーンにチェック。 ハイタン 私はクイーンではありません。王にチェック。 (もう少し駒を動かす) パオ 僕は王ではない。一手打つと、逆手に打つ。あなたは鋭く先行する、まるで幾つもの等級を指揮する指揮官みたいだ。 (石をひっくり返して) このゲームはやめだ、もっと楽しいゲームをしよう。 ハイタン どんなゲーム? パオ (以下、歌)恋愛ゲーム。 ハイタン 恋愛ゲーム?恋愛が遊びだなんて、私知りませんでした。私の父が、お前を愛してるって言う時、父の額にはしわが寄り、目は輝いていました。その時父は私とゲームをしていたのではありません。あなたはとても考え込んでいますね。楽しくしてあげましょうか?踊りましょうか?私は四季のダンスができます、南風のダンスも、囲炉裏の神のコミカルなダンスも。 (パオは黙って彼女をじっと見る) 歌いましょうか?白くなった頭の歌を? 雪のように白く、 月のように白く 私たちの頭はある日、白くなる。 (以下、台詞)何か絵を描きましょうか、デッサンしましょうか?ここに白墨が一本あります。私がここの黒い壁紙に白墨で輪を描きましょう。 (そうする) パオ その輪は天の蒼穹の象徴だ、その輪は、夫婦を互いに繋ぎ、心の環と心の環を連ねる、環の象徴だ。 ハイタン この輪の外側にあるのは、無です。この輪の内側に、全てがあります。無と全てはどのように結びついているのでしょうか?旋回しながら動いている、この輪の中とは、回転する車輪の中。私はこの車輪に繋がれています、太陽の馬たちが悠久の時を駆け抜けて引っ張っていく、運命の馬車の車輪にです。一人の若き神が火の鞭を持って馬車に乗り、馬たちを駆り立てます。その方は私の嘆きや私の涙に注意を払ってはくれません。 パオ (歌)僕はあなたの前に跪きます、クワンイン(観音様)、清浄の女神よ。 ハイタン (台詞)立ってください、何をなさるのですか? (輪から輻を消す) (台詞)この輪をご覧なさい、またもや空っぽです。今それは鏡という象徴の周りを囲んでいます、私はその中で空しく回ったり向きを変えたりしています。(以下、歌)どうしてこの喪服を着ているかですって?それは楽しみに特別な魅力を与えてはいませんか?私は顔にいくらかおしろいをはたき、化粧箱から唇に紅を塗ります、 (白い上着を脱ぎ捨てて) 緑色の絹でできた私のズボンはふんわり膨らんでいて、そのリボンには金が織り込まれています。私の足は百合のようで、赤い繻子でできた靴の上には花が散らしてあります。靴の先には刺繍のトンボが飛んでいます。私のヘアスタイルをどう思いますか?この櫛をもう少し高く差す方がいいかしら?この緑のベルトはどうでしょうか? パオ それを外してください、緑のベルトの妹よ。 ハイタン まだ男の人を一度も愛撫したことのないこの手の中に、私の運命が書かれています。私の生命線はどうなっているのかしら?鏡の中に見えます、反対向きにですが。 パオ (拳を握って) この鏡を割って壊そう。 ハイタン それなら鏡の中の姿も叩き壊してください、私を叩き壊してください。私を叩きたいですか?でもご覧ください、私は鏡にもうひとつ別のキャラクターを与えます、白墨の輪の中に幾つか魔法の印を書くと、 (白墨で幾つか線を書く) するともう鏡からあなたの顔が見えます。 (笑いながら) お気に召しましたか? パオ あなたは僕を捉えました。あなたは僕の心に命中しました。 ハイタン (絵に向かって) これが私の友だちだったらなあって、思いました。いつも、朝、鏡を見るたびに、あなたのことを考えるでしょう。 パオ でも、別の誰かが輪の中で僕の絵を拭くか消すかして、代わったら? (大きな頭が白墨の輪の中で壁紙を突き破る。それは高級役人マーの頭である。ハイタンとパオは横に退く) マー (台詞)私の名前はマー。とても簡単、マーだ。私がマーという名前を言うと、誰もが恭しく私に頭を下げるので、それだけでもう十分だ。というのも私は金を持っているので、とてもたくさん金を持っているので、欲しいものをなんでも買って、欲望や憧憬を満たすことができる。美しい馬を見たら、それに乗る。美しい女を見たら、奪い取る。気に入れば、今のように、壁を抜けて行く。私はすべて金で買う。私は法廷で席を買った。そして法律の話なんて一度だってできないのに、判決を下す。私は税徴収請負人で、私に権利のある税金は遠慮会釈なく取り立てる。私は厳しい、しかし公明正大だ。払わなければならない税金を私は一度猶予してやったのに、この寛大さに対して、一昨日チャンというある庭師が私の家の前で首を吊った。私を困らせるという、はっきりした目的を持ってだ。それをこのろくでなしは上手くやった。暴徒どもはうちの窓に石を投げつけ、私のことを吸血鬼だの民衆の悪魔だとか罵ったのだ。 (台詞)この先日の大騒ぎから気を晴らすために、私はよく知られたトンの館に来た。というのも私は、教養があるように見せるために、花や柳が大好きなのだ。私は専属の占い師に今日のために星占いをしてもらった。今日という日は私の色事の冒険に間違いなく最適なのだ。 (彼はハイタンを見る) (以下、歌)トン氏の庭の新しい花!よろしく、可愛い娘さん!とても華奢で、あなたに手を触れるのが怖いくらいだ。私はあなたを折ることだってできるよ。私はそこから何が得られるのか?私は、この荒れ果てた大地に慰めようもなく、ただ愛の痛みを抱えてひとりでいるのだ。 (彼は三回手を叩く。トン氏が現れる) トン 旦那様お望みで? マー トン、この若い女性がものすごく気に入った。若い娘は私の心を震わせる。 トン (卑屈に笑いながら) まだ触れられたことがありません。 マー では処女か? トン 処女です。 マー トン、お前は今まで何人も処女だとだまして押しつけた。違うとは言わせないぞ。しかしこの処女は本物だ。感じで分かる。この娘をお前から買い取ろう。身も心も、全部だ。反論は許さん、トン!この娘からの異論はない!あなたはトンの所有物で、トンはあなたを、好きなようにできる。私は金で100ターエル払おう。 トン (台詞)旦那様、彼女は200もしたんです。 (王子が後方から出て来る) パオ (台詞)私は300払う。 マー (台詞)400。 パオ (台詞)500。 マー (台詞)600。 (トンは揉み手をする。彼は、値が釣り上がるのに驚いているハイタンを、品物のようにテーブルに載せる) パオ (台詞)700。 マー (台詞)1000。 パオ (真っ青になって) (台詞)引き下がるしかない。金で1000ターエル以上はつけられない。 この女性は (ハイタンとマーにお辞儀をして) あなたのものです。 (パオ去る) ハイタン (歌)この人が私の父を死に追いやりました。運命は私をこの人の手に委ねます。私はただの人間です。私は何をすべきでしょう?必要なことは、私に認められていることは、神々がしてくれることでしょう。(台詞)トンさん、私の母の所に人を遣わして、母に言ってあげてください、私は今日にもマー氏と結婚するでしょうと。 (お辞儀をしてさっと出て行く) マー (台詞)ハイタン、女が男に何を負うているか、知っているか? ハイタン (台詞)私は「孝経」に書かれていることは知っています。男が話せば女は黙り、男が叱れば女は微笑み、男が恨めば女は懇願し、男が懲らしめれば女は感謝し、男が軽蔑し憎めば女は愛さなければならないと。 マー (ハイタンの腕を取って彼女を連れて行く) (台詞)おいで、私の家が待っている。 (幕) ERSTER AKT Das Innere eines Teehauses. Im Hintergrund ein Vorhang, der drei goldene Käfige verdeckt. Tong, der Besitzer des Teehauses, ein fetter Eunuch, watschelt hinter dem Paravent hervor ERSTES BILD TONG Ich bitte untertänigst, mich vorstellen zu dürfen. Mein Name ist Tong. Das klingt, wie wenn man leise ein verstimmtes Gong anschlägt. Ich bin der Besitzer dieses zwar bescheiden anmutenden, aber erstklassigen Etablissements. Mit der Polizei bin ich im besten Einvernehmen. Der Herr Polizeipräsident lässt sich zuweilen herab, mich zu beehren. Übrigens gewähre ich nur Damen von bestem Leumund Unterkunft. - Hören Sie die Musik? Meine drei Damen spielen die Serenade des Frühlings. Er zieht die Vorhänge im Hintergrund zurück. In den drei Käfigen sitzen drei schöne Mädchen und spielen die Instrumente. Ein vierter Käfig ist leer. Die eine singt EIN MÄDCHEN Allen Männern zu gefallen Bin in Taumel ich und Tand. Wenn sie ihre Wünsche lallen, Sitz ich in mich abgewandt. Geben Gold und geben Speise, Keiner gab ein gutes Wort. Und so wein' ich wild und leise Meine süsse Sehnsucht fort. Gestern trieb nun das Gelüste Einen Jüngling zu mir her, Der mich auf die Stirne küsste Ach, ich sehe ihn nicht mehr. TONG Zieht die Vorhänge zu, nachdem er ein Gong angeschlagen hat Wissen Sie, woran das Gong mich immer erinnert? An eine Hinrichtung. Ich war in meinem früheren Beruf, Sie werden es mir kaum glauben, ich war früher Henker. Damals habe ich den Männern den Kopf abgeschlagen, jetzt verdrehe ich ihnen nur den Kopf mit Hilfe meiner Blumenmädchen. Um nicht selber in Versuchung zu fallen und mein Geschäft durch unschickliche Handlungen zu stören und zu beeinträchtigen, beispielsweise etwa die Eifersucht meiner Herren Klienten zu erregen, habe ich freiwillig auf die Attribute der Männlichkeit verzichtet. Ich habe mich seinerzeit einer kleinen Operation unterzogen, so stehe ich zwischen Mann und Weib, keines von beiden, und also zur Mittlertätigkeit berufen und auserwählt.– Meine Schwester naht, die Dämmerung, die gewiegte Kupplerin von altersher. Ich höre Schritte die Gasse herauf. Hinter dem Paravent hervor treten Frau Tschang und Haitang, ihre Tochter; beide in Trauer HAITANG Mein Name ist Haitang. Ich bin die Tochter dieser ehrwürd'gen Dame, Frau Tschang geheissen. Ich bin sechzehn Jahre alt, sechzehn Jahre jung. Ich hab' viel erlitten, ich werde noch mehr erleiden. Viel Schmerz, ein wenig Glück. Rote Albendwolken nach einem düsteren Gewittertag. Es ist das Leben. TONG Darf ich, ohne vorlaut zu erscheinen, meine Verwunderung und mein tiefes Bedauern bezeugen, die Damen in Trauerkleidung dies Haus der Freude betreten zu sehen? Ist kürzlich ein Todesfall in Ihrer Verwandtschaft vorgefallen, so bitte ich, mein Beileid entgegennehmen zu wollen. HAITANG Es ist kaum eine Stunde her, dass wir den ehrwürdigen Herrn Tschang, Seidenraupenzüchter und Gemüsegärtner seines Zeichens, den Gatten dieser Dame und meinen Vater, in die Erde senkten. Ich hab' mit meinen eigenen Händen die Erde aufgerissen und über dem Sarge wieder zugeworfen. Denn wir hatten kein Geld, den Totengräber zu bezahlen. Frau Tschang schluchzt Ich habe ihn geliebt. Und liebe ihn nur um so inniger, da er nun bei den Ahnen weilt, und seinem teuren Gedächtnis ich morgens und abends Räucherkerzen entzünden werde. TONG Gestatten Sie mir die etwas dreiste Frage wie ist der Tod Ihres geehrten Herrn Vaters so plötzlich eingetreten? Haitang senkt das Haupt FRAU TSCHANG Das Rad des Unglücks ist über uns dahingerollt. Mein treuergeb'ner Gatte hat seinem armseligen Leben, das nur wie ein altes Kleid noch an ihm hing, selbstherrlich ein Ende gemacht. Haitang verbirgt ihr Haupt in den Falten ihres Ärmels TONG Die Dämonen der Unterwelt mögen ihm gewogen sein, und der Herr der ewigen Nacht ihm ein mildes Urteil sprechen. - Darf man sich nach dem Grund seiner plötzlichen Abreise in die unteren Bezirke erkundigen? HAITANG Der Mandarin und Steuerpächter Ma hat uns um Geld und Gut gebracht. Vorgestern war die Steuer fällig, wir hatten an Wert nichts zu eigen als einen Sarg, der schon seit Jahren dem ersten Mitglied unserer Familie, das sterben werde, bestimmt war. Herr Ma schämte sich nicht, diesen Sarg durch den Gerichtsvollzieher beschlagnahmen zu lassen. Da ging mein Vater vor das Haus des Mandarinen und erhängte sich an einem Türpfosten. FRAU TSCHANG Das Volk hat ihm mit Steinen das Fenster eingeworfen. Die Rache der Geister wird ihn treffen. Durch alle seine Träume wird der Erhängte wandeln, bleich, die blaue Zunge wird ihm aus dem Munde hängen. Ein Wolf wird sein Blut trinken, tausend Wespen werden seine Augen stechen, dass er erblindet. TONG Die Dämonen des Südens mögen mich vor den Anschlägen der Dämonen des Nordens bewahren. Leise Musik ertönt wieder HAITANG Wer ist die Ursache dieser schönen Musik? Meine Trauer beginnt in diesen Tönen zu schweben wie ein Schmetterling in der Luft. TONG Es sind die Bewohnerinnen dieses Hauses, die Töchter der Freude, die diese Melodien hervorlocken. FRAU TSCHANG Darum kam ich her, hochwohlgelborener Herr Tong, Sie zu bitten, meine Tochter Haitang als Tochter der Freude in Ihr achtbares und geachtetes Haus aufzunehmen. Herr Tong, wir sind völlig ruiniert. Wovon sollen wir leben? Wir müssten verhungern. weinend Ich bin gezwungen, meine Tochter zu verkaufen. HAITANG Ich spiele die Laute, die Flöte und das Instrument Kin. Ich vermag die zierlichsten Glückwunschkarten zum Neujahr und zum Geburtstag zu malen. Ich tanze und singe. Soll ich Ihnen vortanzen? FRAU TSCHANG Tanze, mein Kind, damit Herr Tong deine Talente schätzen lernt. Haitang tanzt einige Takte TONG Vortrefflich, ausgezeichnet, ein fast dramatisches Talent. Haitang bricht zusammen und bleibt am Boden liegen Was ist der Preis, den Sie für das Fräulein fordern? FRAU TSCHANG Hundert Taels in Gold. TONG Hm, das ist eine immerhin bedeutende Summe, auch für ein so wohlsituiertes Unternehmen wie das meine, verehrte Frau Tschang. Das Fräulein Tochter ist schön, daran ist kein Zweifel, aber wenn meine alten Augen mich nicht täuschen, so hat sie im Nacken einen kleinen, störenden Leberfleck. FRAU TSCHANG Neunzig Taels! TONG Sie ist zwar klug und wohlgebildet, versteht zu tanzen, aber ihr Tanz war mir zu melancholisch - es fehlt die leicht schwebende Lustigkeit, die die Männer fortreisst. FRAU TSCHANG Sie ist noch unberührt. TONG Noch unberührt? Nun, sagen wir achtzig Taels. Soll der Handel gelten? FRAU TSCHANG Er gilt. TONG abgehend Ich werde mir gestatten, Ihnen sofort die Summe auszuzahlen. TSCHANG LING stürzt herein Ich habe dich gesucht, Schwester, von Strasse zu Strasse. Abgefall'ne Blütenblätter haben den Weg mir gewiesen. Hier muss ich die Blüte völlig entblättert finden. HAITANG Die Blüte, die ich im Gürtel trage, hat noch kein Blütenblatt verloren. TSCHANG LING Eh' die Nacht um ist, wird sie welk sein. HAITANG Meine Pflicht als Tochter gebietet mir, für meine Mutter zu sorgen. TSCHANG LING Wie kann dein mütterliches Herz, damit einverstanden sein, dass deine Tochter den entwürdigenden Beruf eines Teehausmädchens ergreift? FRAU TSCHANG Warum sorgst du, ein Mann, so wenig für deine Mutter und deine Schwester? Verluderst du nicht die paar Kesch, die du dir durch Abschreiben verdienst? Bringst du sie nicht in niederen Teehäusern unter die Mädchen? Und du wagst, wenn deine Schwester den gleichen Beruf ergreift, Schmutz auf sie zu werfen? HAITANG Bruder, ich will versuchen, auch für dich zu sorgen. Das Haus des Herrn Tong ist ein angesehenes Haus. Es beherbergt wohlhabende und wohlmeinende Gäste. TSCHANG LING Verworfenes Geschöpf! Willst du mich zu deinem Mitschuldigen machen? Er schlägt Haitang ins Gesicht FRAU TSCHANG Hättest du mich geschlagen! Da ich euch gebar, bin ich an allem Unheil schuld. Hätte ich euch nie geboren, und wären doch meine Ahnen nie auf die Erde herniedergestiegen! TSCHANG LING fortstürzend Ich hasse euch. TONG kommt mit dem Geld Hier ist das Geld, gnädige Frau. zu Haitang Aber erlauben Sie mir, Ihnen den goldenen Käfig zu zeigen, in dem Sie singen und Ihr schönes Gefieder spreizen sollen. Bitte, hier. Er zieht den Vorhang zu dem vierten, leeren Käfig zurück.Umarmung von Mutter und Tochter. Tong geleitet die Mutter hinaus HAITANG im Käfig Am Ufer hinter Weiden steht das Haus, Ein zartes Mädchen sieht zur Tür hinaus. An der Volière steht der Mandarin, Ein zarter Vogel singt und hüpft darin. Verschliess den Käfig! Hüte gut das Haus! Sonst fliegt der Vogel in den Wald hinaus! Verwandlung ZWEITES BILD Ein anderes Gemach im selben Hause. Hintergrund Mitte schwarzer Papierparavent, hinter dem die handelnden Personen hervortreten. Pao, ein junger Prinz, betrift den Raum. Tong vor ihm her; in vielen rückwärtigen Bücklingen verschwindet in der Kulisse. PAO Ich bin ein Abenteurer, Ein Trunkener der Welt, Ein müder Tatbefeurer, Ein träumerischer Held. Ich schwinge tausend Schwerter, Die ich dem Feinde bot, Wie dennoch unbewehrter Mein Herz der Liebe loht. Ob ich den Kampf ersehne, Die Schwerter senk ich schwer, Bricht eine Kantilene Singend über mich her. Haitang tritt ein, bleibt in einer Ecke, von Pao ungesehen, stehen. Pao entdeckt Haitang Ich hörte eine Nachtigall, folgte ihrem Ruf und finde statt eines Vogels eine Blume. Ihr Duft verwirrt mich, sie trägt das weisse Gewand der Trauer und hält den Kelch geschlossen. Darf ich versuchen, Sie ein wenig zu erheitern und die Blüte zu öffnen? HAITANG Diese bilderreichen Komplimente pflegen die jungen Herrn in den Anstandsstunden zu lernen. Sie kommen von den Lippen und berühren nur leise das Ohr. PAO Nun, machen Sie dieses wahr. Lassen Sie meine Lippen Ihr Ohr berühren. Ich will Ihnen etwas zuhauchen, was man mit Worten nicht sagen kann. HAITANG Aus einem Hauch wird leicht ein Wind, und aus einem Wind ein Sturm. Denken Sie einmal nach, ob Sie nicht aussprechen können, was Sie dachten. PAO Ich dachte nichts. Ich fühlte alles. Schweigen HAITANG Wollen Sie eine Partie Schach spielen? Hier steht schon ein Schachbrett aufgebaut. Sie setzen sich nieder und machen ein paar Züge Weiss zieht an, Schwarz zieht nach. PAO Schach der Dame. HAITANG Ich bin keine Dame. - Schach dem König. Machen noch einige Züge PAO Ich bin kein König. Zug, Gegenzug. Sie gehen scharf vor, wie ein Feldherr vieler Grade. die Steine umwerfend Ich gebe das Spiel auf, aber nur, um ein besseres Spiel zu beginnen. HAITANG Und welches Spiel? PAO Das Spiel der Liebe. HAITANG Das Spiel der Liebe? Ich wusste nicht, dass die Liebe ein Spiel sei. Als mein Vater sagte Ich liebe dich, da war seine Stirn gefurcht, sein Auge glänzte. Da spielte er nicht mit mir. - Sie sind so nachdenklich! Soll ich Sie erheitern? Soll ich tanzen? Ich kann den Tanz der vier Jahreszeiten, den Tanz des Südwindes, den komischen Tanz des Herdgottes. Pao sicht sie schweigend an Soll ich singen? Das Lied vom weissen Haupt? Wie der Schnee so weiss, Wie der Mond so weiss Werden unsre Häupter einmal sein. Soll ich etwas malen oder zeichnen? Hier ist ein Stück Kreide. Ich werde hier auf die schwarze Tapete mit der weissen Kreide einen Kreis zeichnen. Tut es PAO Der Kreis ist das Symbol des Himmelsgewölbes, der Kreis ist das Symbol des Ringes, der Gatten aneinander schmiedet, Herzring an Herzring reiht. HAITANG Was ausserhalb dieses Kreises ist, ist das Nichts. Was innerhalb dieses Kreises ist, ist das All. Wie verbinden sich Nichts und All? Im Kreise, der sich drehend fortbewegt, zeichnet Speichen in den Kreis im Rad, das rollt. Ich bin an das Rad geschmiedet, das Rad des Schicksalswagens, den die Sonnenrosse durch die Äonen mit sich reissen. Ein junger Gott steht mit feuriger Peitsche im Wagen und treibt die Rosse. Er achtet meines Jammers und meiner Tränen nicht. PAO Ich kniee vor dir, Kwanyin, Göttin der Reinheit. HAITANG Stehen Sie auf, was tun Sie? wischt die Speichen aus dem Kreise Sehen Sie den Kreis, er ist schon wieder leer. Jetzt umrundet er das Symbol des Spiegels, in dem ich mich eitel drehe und wende. Wie kleidet mich dies Gewand der Trauer? Gibt es der Lust nicht einen besonderen Reiz? Auf dem Gesicht zerreibe ich einige Puderkugeln, aus der Schminkbüchse betupfe ich die Lippen, wirft das weisse Übergewand ab bauschig sind meine Hosen aus grüner Seide, ihre Bänder golddurchwirkt. Meine Füsse sind wie Lilien, die Schuhe aus rotem Atlas sind über und über mit Blumen bestreut. Auf den Schuhspitzen schweben gestickte Libellen. Wie finden Sie meine Frisur? Soll ich den Kamm ein wenig höher stecken? Was ist mit diesem grünen Gürtel? PAO Lösen Sie ihn, Schwester vom grünen Gürtel. HAITANG In dieser Hand, die noch keinen Mann liebkost hat, steht mein Schicksal geschrieben. Wie verläuft die Linie meines Lebens? Ich sehe es im Spiegel, verkehrt. PAO ballt die Faust Ich werde den Spiegel zerschlagen. HAITANG Dann schlagen Sie auch das Bild im Spiegel - und schlagen mich. Wollen Sie mich schlagen? - Aber sehen Sie, ich will dem Spiegel einen anderen Charakter geben, ich schreibe ein paar Zauberzeichen in den Kreidekreis, macht mit der Kreide ein paar Striche und schon blickt aus dem Spiegel Ihr Gesicht. lachend Habe ich Sie gut getroffen? PAO Sie haben mich getroffen, Sie haben mich ins Herz getroffen. HAITANG zu dem Bild Ich wollte, dieser wäre mein Freund. Immer, wenn ich morgens in den Spiegel sehe, werde ich an Sie denken. PAO Wie aber, wenn ein anderer mein Bild innerhalb des Kreises auswischt oder auslöscht und sich an seine Stelle setzt? Ein dicker Kopf hat die Papierwand innerhalb des Kreidekreises durchstossen. Es ist der Kopf des Mandarinen Ma. Haitang und Pao weichen seitwärts zurück MA Mein Name ist Ma. Ganz einfach Ma. Wenn ich den Namen Ma nenne, so sollte das eigentlich genügen, dass jedermann sich ehrfurchtsvoll vor mir verneige. Denn ich besitze Geld, sehr viel Geld, so dass ich mir alles kaufen kann, was ich will, und wonach ich Gelüst und Sehnsucht trage. Seh' ich ein schönes Pferd, besteig ich's. Sehe ich ein schönes Weib, entführ ich's. Wenn es mir passt, gehe ich durch die Wand wie im vorliegenden Falle. Ich bezahle alles. Ich habe einen Sitz im Gericht gekauft und spreche Recht, obwohl ich nicht einmal recht sprechen kann. Ich bin Steuerpächter und treibe die mir zustehenden Steuern rücksichtslos ein. Ich bin streng, aber gerecht. Zum Lohn für meine Nachsicht, dass ich ihm die geschuldete Steuer schon einmal stundete, erhängte sich vorgestern ein gewisser Gärtner Tschang vor meinem Hause, zu dem ausgesprochenen Zweck, mir Verlegenheiten zu bereiten, was dem Lumpen auch gelang. Der Pöbel hat mir die Fenster eingeworfen und mich Blutsauger und Volksverderber geschimpft. - Um mich von den Aufregungen der letzten Tage zu erholen, betrat ich das mir wohlbekannte Haus des Herrn Tong. Denn ich liebe, um mich gebildet auszudrücken, die Blumen und Weiden. - Ich habe mir von meinem Privatzauberer das Horoskop stellen lassen für heute. Der heutige Tag ist meinem Liebesunternehmen zweifellos günstig. Er sieht Haitang Eine neue Blume im Garten des Herrn Tong! Sei'n Sie mir gegrüsst, zartes Fräulein! Sie sind so zart, dass ich Sie nicht anzugreifen wage! Ich könnt' Sie ja zerbrechen. - Und was hätte ich davon? Ich bliebe allein mit meinem Liebesschmerz, untröstlich auf dieser trostlosen Erde. Er klatscht dreimal in die Hände. Herr Tong erscheint TONG Euer Hochgeboren wünschen? MA Tong, diese junge Dame gefällt mir ausgezeichnet. Ein junges Mädchen rührt mein Herz. TONG devot lächelnd Es ist noch unberührt. MA Eine Jungfrau also? TONG Eine Jungfrau. MA Tong, Sie haben mir schon manche falsche Jungfrau angedreht. Widersprechen Sie mir nicht! Diese Jungfrau aber ist echt. Ich habe das im Gefühl. Ich kaufe Ihnen das Fräulein ab. Völlig, mit Leib und Seele. Keine Widerrede, Tong! Kein Widerspruch des Fräuleins! Sie gehören Herrn Tong, er kann mit Ihnen machen, was er will. - Ich biete hundert Taels in Gold. TONG Euer Wohlgelboren, sie hat mich selbst zweihundert gekostet. Der Prinz tritt aus dem Hintergrund PAO Ich biete dreihundert. MA Vierhundert. PAO Fünfhundert. MA Sechshundert. Tong reibt sich die Hände. Er hat Haitang, welche die Versteigerung entsetzt verfolgt, wie einen Gegenstand auf einen Tisch gehoben PAO Siebenhundert. MA Tausend. PAO erbleichend Ich muss zurücktreten. Tausend Taels in Gold kann ich nicht überbieten. Die Dame er verneigt sich vor Haitang und Ma gehört Ihnen. Pao ab HAITANG Er hat meinen Vater in den Tod getrieben. Das Schicksal wirft mich in seine Hand. Ich bin nur ein Mensch. Was soll ich tun? Es wird, was nötig ist, was mir vergönnt ist, von den Göttern getan werden. – Herr Tong, schicken Sie zu meiner Mutter und lassen Sie ihr sagen, ich würde mich noch heute mit Herrn Ma vermählen. verneigt sich und geht schnell ab MA Haitang, weisst du, was die Frau denn Manne schuldet? HAITANG Ich weiss, was im Buche Siao steht Die Frau hat zu schweigen, wenn der Mann spricht; sie hat zu lächeln, wenn er tadelt; zu bitten, wenn er grollt; zu danken, wenn er züchtigt; zu lieben, wenn er verachtet und hasst. MA nimmt Haitang auf seine Arme und trägt sie hinaus Komm, mein Haus wartet. Vorhang この日本語テキストは、 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス の下でライセンスされています。@ Aiko Oshio Zemlinsky,Alexander von/Der Kreidekreis/II
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現在地:トップページ>漢詩大会の漢詩全文>今ココ 塘上行(曹操)訳(曹操1) 塘上行(甄夫人)1訳・解説1(甄夫人) その2(曹丕説をとった場合) 塘上行(甄夫人)2 コメント曹操説 甄夫人説 曹丕説 曹操or曹丕作+甄夫人作説 塘上行(曹操) 曲調:清商清調(宋書) (出典:《宋書 卷二十一 志第十一 樂三(台湾-古漢語語料庫)》、《楽府詩集》では、晋楽所奏とする) 蒲生我池中、其葉何離離。 傍能行儀儀、莫能縷自知。 紅口鑠黄金、使君生別離。 念君去我時、獨愁常苦悲。 想見君顏色、感結傷心脾。 今悉夜夜愁不寐。 莫用豪賢故、棄捐素所愛。 莫用魚肉貴、棄捐冈與薤。 莫用麻枲賤、棄捐菅與蒯。 倍恩者苦栝、蹶船常苦沒。 教君安息定、慎莫致倉卒。 念與君一共離別,亦當何時共坐復相對。 出亦復苦愁,入亦復苦愁。 邊地多悲風,樹木何蕭蕭。 今日樂相樂,延年壽千秋。 +単語解説 【紅口鑠黄金】 他の書籍では、「紅口(赤い唇、美人の意味)」が 「衆口」になっている。 "紅"は"hong"、"衆"は"zhong"と発音が似ているので、『紅口』は台湾の入力ミスかもしれない。 このへんは、書籍によってかなり違いがみられる。 (出典:《宋書 卷二十一 志第十一 樂三(台湾-漢籍全文資料庫)》) 眾口鑠金,使君生別離。 (出典:《台湾-楽府詩集 卷第三十五 相和歌辭十/清調曲三/晋楽所奏》) 眾口鑠黃金,使君生別離。 なお「衆口鑠金」は、《国語_周語下》に出てくる。 多くの人の言葉、特に悪口が重なると、悪い結果を招くことのたとえとして、辞書でも登場する。 また《尚書(書経)_周書_金縢》では、占卜の結果をしまいこんだ箱を金で封じていることを考えると、 「黄金を溶かす」は、吉凶を閉じ込めたパンドラの箱が解放された的な意味合いもあり? 【棄捐】捨てて用いないこと 【菅與蒯】 カヤ。絲麻の対比となる布きれの表現。もしくは河南の地名。 《左傳/成九年》雖有絲麻,無棄菅蒯。楽府正義?:蒯與菅連,亦菅之類。 《儀禮·喪服傳疏》屨者藨蒯之菲也。 《儀禮註疏/卷二》黃帝雖有絲麻、布帛、皮弁 《張衡·西京賦》草則葴莎菅蒯。又地名。【左傳·昭二十三年】攻蒯,蒯潰。【註】河南縣蒯鄕是也。引《左傳》叶雖有姬姜,無棄蕉萃韻。 昭明文選 卷三十八 《為范尚書讓吏部封侯第一表》陛下不棄菅蒯,愛同絲麻。《左氏傳/君子》曰:詩云:雖有絲麻,無棄菅蒯;雖有姬姜,無棄憔悴 【教君安息定】 「教~」には「…させる」「…される」という意味が、「安息定」には「安らかな眠り」という意味がある。 前半の「眠れぬ夜」と対比しているか? 訳(曹操1) 蒲は我が池中に生じ。其の葉は見事に生い茂っている。 傍らで君は才のままに歌い奏で。その妙なる音は、私をおのずと振り向かせる。 しかし紅色?の唇は、黄金をも溶かし。君をして、生きて別離させた。 君が我を去りし時をおもうと。独り愁(うれ)いて常に苦悲する。 君の顔色を想い見れば。感情は形となって、私の心脾を傷める。 今や悉くの夜夜を、哀しみに眠れぬまま過ごす。 豪賢だからと用いるなかれ。愛すべき所(故郷)をそっけなく棄捐するな。 魚肉の貴きを用いるなかれ。岡に薤を棄捐するな。 麻枲の賤しきを用いる莫かれ。菅蒯(カヤ)を棄捐するな。 恩を倍とする者は、枯渇に苦しみ。ひっくり返った船は、常に沈むに苦しむ。 せめて君には安らかな眠りをもたらそう。謹んで軽はずみに致すなかれ。 かって共にいた君と離れては、再び巡り会い?。また何時の日か共に坐して、相対しよう。 出づるは、苦しみと悲しみをもたらし。入るもまた、苦しみと悲しみをもたらす。 辺地は非風多く。樹木は、何とも物さびしく揺れる。 遠く離れても、互いに今日を楽しみ。壮健であろう再会の日までも、いつまでも。 塘上行(甄夫人)1 (出典:《楽府詩集 卷第三十五 相和歌辭十清調曲三(台湾-楽府詩集)》) 蒲生我池中、其葉何離離。 傍能行仁義、莫若妾自知。 衆口鑠黄金、使君生別離。 念君去我時、独愁常苦悲。 想見君顔色、感結傷心脾。 念君常苦悲、夜夜不能寐。 莫以豪賢故、棄捐素所愛。 莫以魚肉賤、棄捐葱與薤。 莫以麻枲賤、棄捐菅與蒯。 出亦復苦愁、入亦復苦愁。 邊地多悲風、樹木何脩脩。 従軍致独楽、延年寿千秋。 訳・解説1(甄夫人) 引用元→『三国時代の文学スレッド』まとめサイト ガマの草が私の(家の傍の)池から生え、その葉っぱは並びつらなっていました。 そのかたわらであなたが徳にみちたりっぱな行いをなさっていたことは、 妻のわたくしが何ひとつ知らないはずはございません。 (しかし)多くの人の悪口は黄金もとかすほどの力があり、 わたくしはあなたと生きながらに別れさせられてしまいました。 あなたがわたくしを去ったときのことを思うと、わたくしはひとりで思いなやみ、いつも苦しみ悲しんでおります。 あなたのお顔を推しはかって目にうかべると、気持ちがぎゅっとなって心や内臓がいたみます。 あなたを思っていつも苦しみ悲しんでいるので、夜ごとにねむることもできません。 賢く強く勢いさかんでりっぱであらせらるからといって、もとに愛していた人を見捨てないでくださいませ。 魚や肉をもってして、ネギやニラをいやしめて見捨てないでくださいませ。 麻やカラムシの織物をもってして、スゲやカヤの繊維をいやしめて見捨てないでくださいませ。 あなたが出ていらっしゃってもまた苦しくて悲しく、入っていらっしゃってもまた苦しくて悲しいのです。 このいなかには悲しい風が多く、木々はやぶれるように風にふかれています。 あなたが従軍なさってただそれだけがお楽しいのであれば、あなたが千年もめでたく長生きなさいますように」 その2(曹丕説をとった場合) 蒲は我が池中に生じ。其の葉は見事に生い茂っている。 傍らで君は能く儀を行い。その誉れは私の耳にも届くほど。 しかし人々の唇は、黄金を溶かし。君をして辺境へと出征させた。 君が我がもとを去りし時をおもうと。独り愁(うれ)いて常に苦悲する。 君の顔色を想い見れば。感情は形となって、私の心脾を傷める。 君を思えば常に苦しみ悲しく。夜夜を、眠れぬまま過ごす。 豪賢のみを用いるなかれ。愛すべき者をそっけなく棄捐するな。 魚肉の貴きを用いるなかれ。岡に薤を棄捐するな。 麻枲の賤しきを用いる莫かれ。菅蒯を棄捐するな。 出づるは、苦しみと悲しみをもたらし。入るもまた、苦しみと悲しみをもたらす。 辺地はきっと非風多く。樹木は、とても物さびしく揺れるだろう。 いいえ戦地で振り返るな、誰にも縛られず独り覇道を往け。君の栄光が、とこしえに続かんことを。 塘上行(甄夫人)2 (出典:《鄴都故事》(台湾-楽府詩集で引用されているもの)) 蒲生我池中,綠葉何離離。 豈無兼葭艾,與君生別離。 莫以賢豪故,棄捐素所愛。 莫以麻枲賤,棄捐菅與蒯。 莫以魚肉賤,棄捐葱與薤。 【葭艾】あし、よもぎ コメント この作品は、作者が特定されていない。以下の4人とされる。 曹操(宋書) 甄夫人(玉臺新詠、藝文類聚、歌録、他) 曹丕(玉台新詠考異) 無名氏による古辞(歌録) 以下は作者に関する、現時点での感想。 曹操説 何人かの作品をごちゃ混ぜにしており、どれがどの人物による作品なのか不明。 晋楽所奏にした時点でそうだったのか、さらに後世でそうなったのかは判らない。 1章:鄴都故事(甄夫人)版の塘上行 蒲生我池中、其葉何離離。傍能行儀儀、莫能縷自知。紅口鑠黄金、使君生別離。 2章:塘上行(甄夫人) 念君去我時、獨愁常苦悲。想見君顏色、感結傷心脾。今悉夜夜愁不寐。 3章:鄴都故事(甄夫人)版の塘上行 莫用豪賢故、棄捐素所愛。莫用魚肉貴、棄捐冈與薤。莫用麻枲賤、棄捐菅與蒯。 4章:? 倍恩者苦栝、蹶船常苦沒。教君安息定、慎莫致倉卒。念與君一共離別,亦當何時共坐復相對。 5章:古歌(秋風蕭蕭愁殺人) 出亦復苦愁,入亦復苦愁。邊地多悲風,樹木何蕭蕭。今日樂相樂,延年壽千秋。 1、3、5章は甄夫人もしくは古詩として掲載されており、よって他人の作品である可能性が高い。 2章は甄夫人のものとされる文にも登場するが、夜夜愁不寐と似た言い回しは曹操の秋胡行(晨上散關山)に出てくる(夜夜安得寐。惆悵以自憐)。 2、4章は、曹操の真作か、もしくは曹操以前の作品である可能性もある。 甄夫人説 《樂府解題》「“前志雲:晉樂奏魏武帝《蒲生篇》、而諸集?皆言其詞文帝甄后所作」などから、唐代には、すでに甄后の作品だろうと言われていたようである。 「莫以賢豪故,棄捐素所愛」 この一文が、彼女と、曹丕の新しい妃(郭貴人等)との関係を詠んだものと言う説は、確かに一理ある。 甄夫人が作ったとしたら、「我池中」という言い回しがひっかかる。 池が甄夫人の持ち物という認識なのか?(文学スレ1は、甄夫人の家の池、とすることで解決を試みているが、当時、夫人の家というのはありなん?後宮?) 楽府の場合、池を舞台にして歌い伴奏することはある(曹丕の秋胡行でも、「音楽に詳しい人物」と「池」が繋がっている)ので、池での歌唱を前提に、「池=私の舞台」という概念を用いるなら「あり」だと思う。 が、所有者の立場というのは、むしろ曹操or曹丕のほうが相応しいんじゃねぇかなと。 あと気になるのは、 晋楽所奏より、本辞のほうが文字数が揃っていること (言いがかりに近いが)蒯を地名とした場合、河北メインの人が河南の地名を詠んでいること。 晋楽所奏の場合、武帝(曹操)、文帝(曹丕)、明帝(曹叡)が主で、それ以外の作品は少ない。陳思王(曹植)の作品すら少ない。 なのに、彼女の作品だけ採用された理由が不明。 曹丕説 どの作品にせよ、曹操、甄夫人の項で挙げた問題が全て解決する。「なりきり」による女性の立場で書かれた漢詩も多いので、立場による違和感もない。詩の中に、他作品で見られる言い回しが見られる。秋胡行でもみられる、「音楽に詳しい人物」と「池」の繋がり。孤高を思わせる作品も多い。 確かに、他の二人よりは説得力がありそう。 問題は、この詩を読む動機。 曹丕の詩に他人の視点が多いのは、他人に歌わせることを前提にしているからだとすると、相手を思いやるような内容ならともかく、相手を突き放すような内容の詩を歌わせるってのはどーなんだろう。 最後の一文について、文学スレ1の訳をちょっと変えれば、まぁアリか? 曹操or曹丕作+甄夫人作説 曹操による塘上行だけでなく、甄夫人による鄴都故事版など、複数の作者による塘上行をミックスして晋楽所奏に改変し、曹操の作品として演奏したのではないかという説。 例として、曹植の七哀詩が晋楽所奏において、全く別の作者(宋子侯)による董嬌饒とミックスされている可能性。 これを指摘している原本は見つからないが、ありえない話ではなさそうなので、参考までに。 「曹操1」は、晋楽所奏とされるだけあって、三曹や関係のある楽人(卞氏とか)、誰でも書きそう。 「甄夫人1」は、甄夫人ならあり、曹丕なら何とか、曹操ではないと想う。いずれにせよ現在の作品は、 誰か(曹操or曹丕or甄夫人)の作った「原文」 「魏楽所奏」(曹丕or甄夫人の可能性) 「晋楽所奏」(原文+魏楽所奏の可能性) 甄夫人に同情した後世の楽人による「改変版」 こうした経路を、複雑に辿っている気がする。 で、中国でも各時代ごとに、どれが誰の作品か、相当な議論があったんじゃないかね。
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スレ49-20/35 20 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 09 18 50.34 0 ここで七五三の話題はよくでるけど私にも降りかかって来た。 ここは東海地方で孫にかかるものは全て女親持ちが基本。 名古屋とか都会では最近少なくなって来てるらしいけど 実家はまだ田舎でそれがスタンダード。義実家は名古屋の街中で 旦那が長男で弟がいる。旦那の地元大出て実家の仕事をしている。 弟は大学から東京に行き就職もそっちでして大学の同級生と結婚した。 たまたま転勤で名古屋に戻って来て、このへんじゃハイソな地区の 借り上げ社宅に住んでいる。 家には男と女で去年五歳男と三歳女で七五三をした。衣装は全て 私の実家持ち。実家の両親よんで食事会をして昔から付き合いのある 写真館で全員で写真を撮った。 21 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 09 19 40.11 0 義弟家は家より一つずつ下の同じ男と女。今年七五三だが義両親は 義弟嫁の家が用意すると思って何にも声を掛けなかった。 義弟一家が遊びに来て飾ってある写真を見て義弟嫁が自分の子の 七五三をはいつやってくれるんですか?と聞いてきた。 トメさんがいつやるの?よんでくれるなら行くわよ~と答えたら えー着物を買ってくれるのじゃないんですか!早く買いに行かないと いいのが無くなりますよ!と義弟嫁が言った。 トメさんが着物はお宮参りの着物を仕立て直すのだから早く出さないと 間に合わないよと答えたら、お宮参りはドレスでしたから着物なんて無い! お兄さんの所だけ買ってあげて酷い!と怒りだした。 お宮参りは関東にいる頃にしたので、義弟嫁の実家でしてしまい義実家は よばれなかった。写真もくれなかったのでどんな風だったか知らなかった。 見かねた私(二世帯同居でその時は親世帯にいた。)が、着物は実家が買って 七五三用に仕立て直したので義実家には買って貰って無い事と食事代も写真代も 私達夫婦が負担したことを伝えた。 そんな地方のやり方なんて知らない!!!と怒り狂って義弟嫁は義弟と子供を放置して 帰ってしまった。 義弟に聞くとハイソな地区に住んでいるので奥さん方の付き合いが大変らしい。 七五三もいかに豪華にしたかが今メインの話題だとかで、義弟嫁は我が家の 写真を見ていたから、義実家で着物を用意してもらえる。スタジオ○リスとか 流行りの写真館じゃなくて古い写真館で写真も撮って貰えると自慢しまくったとか 義弟は高給取で自宅は社宅なのでお金には困ってない。自分でも買えると思うが 買って貰えるして貰えると言う身分だと誇りたいんだそうだ。 義実家は写真館の手配はしてあげるけど、差は付けられないから自分たちので やってねと態度を変えないから義弟嫁はまだ怒っているらしい。 もう七五三も皆終わりつつあるけどどうするんだろ? 23 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 09 38 58.62 0 20-21 「着物を貸せ貸せ」と粘着してこないのなら、義実家 対 義弟嫁の対決を高みの見物できるよねwww 24 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 09 44 59.80 0 言ってもしょうがないけど、義母から義弟に こっちの七五三はこんな感じだけど分かってるかい? と一声あってもよさそうかなとは思った。 っていうかハイソ地区の住人のなかで アテクシの実家でやってくれましたのよホホホみたいな会話がなかったんかな? 義弟嫁がバカなのは事実だけど、情報弱者の悲哀を感じる。 28 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 10 05 41.27 0 24 前段の部分は、実は私もそう思ったw 中の人たちは当たり前に思ってても、相当特殊な風習だからね。 あらかじめ耳打ちしておけば、誰も不幸せにならなかったな、と。 25 名前:名無しさん@HOME[] 投稿日:2011/11/07(月) 09 46 57.80 0 20も義弟家も同じ地方なら ハイソな奥様方も自分の実家にしてもらってないんだろうか? 義弟嫁の自慢話聞きながら 旦那の実家からしてもらうんだと内心驚いていた人もいそう。 26 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 09 46 58.09 0 20です。 お古なんてとんでもない!と言うと思いますよ。住んでいる地区は転勤族の集まる ハイソな地区なので見栄張りが大変そうです。 ウトさんは商売人らしい人でお金に厳しい人だから絶対出さないと思います。 トメさんは私の実家がしてくれたなら義弟嫁の実家もすべきだと言ってます。 義弟嫁さんの実家は親が上級国家公務員なのでお金持ちのはずなですけど 大事にされているワタクシから抜け出せないようです。 27 名前:20[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 09 55 55.30 0 ハイソ地区に地元民はいるかどうかは、知らないけどほぼ関東からの 転勤族らしいよ。 義弟は忙しい人で七五三にまったく興味が無くてこんな騒ぎになって びっくりしているらしい。 旦那が義弟に自分達で支度して親を招待すればいいじゃないのかと言った らしいけど嫁さんが納得しないと煮え切らなかったとか。 旦那は忠告はしたからと関わらないつもりなので私に火の粉は降ってこないと 思うけど同居だからトメさんの愚痴はいつも聞きます。 名古屋人は冠婚葬祭には派手なんでしょう!と義弟嫁は叫んでいたけど 出す方はちゃんと決まっているんです。我が家の娘の成人式の振り袖も 実家でつくると思います。私も母方のおばあちゃんが見立てて仕立てて くれました。 29 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 10 09 33.71 0 名古屋は冠婚葬祭派手って嫁実家が負担するから 娘3人もいれば破産するって言われるくらいなんだし。 旦那実家はそういうのしないと思うんだけどな。 義弟の言うやり方が一番だよね。 地方によってどっちの実家がやるのかは違うし そんな地方のやり方しらないって言われたら 義両親はかなり不快だし話し合う気もなくなってしまうと思うんだけど。 30 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 10 11 46.18 0 29ですが 義弟の言うやり方じゃなくて、20旦那さんの言うやり方でした。 31 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 10 16 25.55 0 けど義弟は大学までは地元に居たんだよね? それまで自分の七五三やら、入学・卒業祝いなど母方実家がやってくれた事に 全く無関心だったのかな。 だとしたら報われないなー>母方実家 32 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 10 20 22.74 0 31 男にとっては「成人式の振り袖」みたいに強烈なのはないから。 結婚した相手も名古屋周辺じゃないから、ハデ婚じゃなかったんだろうし。 35 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 10 33 58.09 0 31 男はそういうこと全く気づかない、見ていない ってこと多いよ。 嫁実家がするのが当たり前だったからことさら話題にならないしね。 自分の義弟もそれで、すべて実家の親にやってもらおうとねだっていた。 昔ながらに名古屋人気質の親に「嫁実家に買ってもらうものよー」と 言われて切れていたが。 義弟嫁も地元育ちだから嫁実家が負担する風習は知ってたらしいけど、 義実家は裕福で行事ごとにこだわりがあり、嫁実家の親には経済力が無い。 義弟嫁、自分は何も言わず、ひたすら義弟が交渉していた。 ここまでは賢かったんだけど。 でも自分の実家にも何にも言ってなかったらしく、 嫁実家親は、「宮参りのの着物はリサイクルショップで買ってくる」と義実家に電話してきた。 「孫に古着は着せません」と義父に静かに切れられちょっとした修羅場になっていた。 36 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 10 35 08.46 0 まあギリギリになって騒いでもしょうがないわな 38 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 10 54 50.41 0 35 結局、義実家が用意したの? 44 名前:35[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 12 45 12.53 0 35です。 結局着物は義実家がそろえました。 そのときはは「結果オーライ」と思ってみていたのですが、 以降の義弟嫁実家に対する蔑視は激しかったので、恐かったです。 行事ごとのたびに「(義弟嫁さんの実家は)価値観の違うおうちだから」と 上から目線で馬鹿にしていました。 その数年後自分も出産したのですが、自分実家も名古屋気質で義実家と同じ価値観だったので 特にもめることもなく無事終了。自分としてははたかが1~2回しか着ない着物に7桁近くもかけるのは 勿体なくていやだったのですが、義弟嫁実家との修羅場を見た後だったので自分実家の思い通りに してもらいました。両家が満足してるんならまあいいか、と。 そういう意味では、行事ごとは親の好きにさせるしかない、あきらめさせてくれた義弟嫁に感謝しています。 41 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 11 47 32.06 0 質問! 嫁実家が資金援助をする七五三って主催者は誰になるの? 夫の実家からは一切口は出せない感じ? 50 名前:20[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 14 18 32.78 0 ごめん今更ながら戻って来たので 41の質問に答えておきます。 昔ながらのやり方なら、着物とかは嫁実家が揃えても両家そろった 宴会は旦那実家で費用旦那実家持ちでもてなします。 私達は同居で普段から義実家には色々面倒を見て貰っているので 自分達で食事会の費用と写真の代金は支払いました。 こちらはお宮参りから成人までが嫁実家の負担です。 お宮参りで三歳か五歳で着られる着物をあげて使用して仕立て直して三歳か 五歳で使います。七歳はもうおおきのでまた着物を仕立てます。 小学校の入学のランドセルと机なども嫁実家の負担です。 中学に入る時の制服も作ってもらっている子も居ました。 学費とかはもちろん親です。 最後に成人式用に振袖を作って貰います。私は祖母が着物が趣味でしたので 喪服も合わせと絽で作って貰いました。 義弟嫁の実家は東京です。 51 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 14 22 36.58 0 50 41だけどありがとう。 それにしても壮絶だわー 同じ日本なのに、異文化過ぎてため息しか出ないw 45 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 12 47 13.05 0 名古屋は裕福じゃない女性は他県に嫁がないと苦労するのね。 男性も裕福じゃない嫁を貰うと恥ずかしい思いをするのね。 名古屋に生まれなくて良かった… 52 名前:20[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 14 27 11.47 0 45に裕福で無いと~とあったけど私の実家も普通のサラリーマンだったよ。 普段はつましいです。食べ物とかも贅沢しないし、旅行とかもめったにしない。 嫁にやったらそれ相応にしないと娘が肩身が狭いってことで親が頑張るんだと 思う。結婚するときに母が小額の郵便貯金を解約するのを見たよ。 小さいころからコツコツ貯めていたみたい。 私も娘がいるけどどうなるか分からないから貯めなきゃいけないわ。 55 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 15 26 04.93 0 45だけど詳しくありがとう。 益々名古屋に生まれなくて本当に良かったと思いましたww あと娘を名古屋に嫁にやるのも絶対阻止しようと思いましたww 名古屋は嫌いじゃないけど観光だけでいいわー。 53 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 14 41 13.20 0 私実家も夫実家も名古屋なんだけど、 20みたいな家って本当にあるんだードラマみたい、と同じ名古屋人でも驚く。 57 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 17 49 26.89 0 嫁実家がやることになっているなら レンタルでもリサイクルでも口を出す夫実家が礼儀知らずと思ってしまう 上流家庭怖い Next→49-58
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余剰次元生命体(Extradimensional beings)とも呼ばれる超常現象生命体(Paranatural entities)とは、レメディー・エンターテイメントの作品間で共有される宇宙「レメディー・コネクテッド・ユニバース(RCU)」内で使用される単語である。 概要 特定の振動、周波数、波形により形成されるエネルギー場「共鳴体」を力の源とする存在。 共鳴体には現実を変貌させる効果があるため、それにより世界変貌事象(AWE)と呼ばれる超常現象が引き起こされる。 そのためRCUに存在する超常存在は現実改編能力を標準装備していることになる。 大体は異次元の存在だが、元人間や死者も含まれる。 また、共鳴体ベースの実体を持たない者や物理的な実体を持つ者など形態は様々。 主な超常現象生命体/余剰次元生命体 ◇A-001/管理人アーティ フィンランド人の清掃員の姿をした存在。 FBC本部「オールデスト・ハウス」や各スレッショルド、各スレッショルドとオールデスト・ハウスをつなぐ「オーシャンビュー・モーテル」、闇の底で再現されたニューヨーク州ニューヨーク市など様々な異次元を管理する管理人。 闇の存在、ヒス、モールドなどの侵食系の超常現象生命体に対して完全な耐性を持つ。 ◇ワーリン・ドア 演者 デビット・ヘアウッド 全ての次元に同時に存在し、それらの自分の同位体と知覚を共有するために次元間を自由に渡り歩けるビジネススーツを着た黒人男性の姿をした生命体。 『Quantum Break』に登場するマーティン・ハッチと同一の存在(厳密には知覚を共有しているRCUバージョンのハッチ)であることが露骨に示唆されている。 ◇ティモシー・ブレーカー 演者 ショーン・アシュモア ドアと同じく別の宇宙に存在する別バージョンの自分と知覚を共有できる存在。元ブライトフォールズの保安官。 『Quantum Break』の主人公ジャック・ジョイスと同一の存在(厳密には知覚を共有しているRCU世界のジャック)であることが露骨に示唆されている。 ◇アポロ14号生命体/フラ NASAの船外活動用宇宙服の姿をした実体で、中身は空洞。 他人の記憶を操る能力を持つ。 人語も話せるが支離滅裂で意味をなさないワードサラダを発する。 アポロ14号のフラ・マウロ月面探査任務中に乗組員の記憶を操って紛れ込み、まんまと地球に降りた。 FBCにより収容されたあと、囚人11-Cとして独房に入れられた。 ◇クロッグ NSC発電所の冷却ポンプを詰まらせていた汚泥状の怪物。 アーティ曰く狡猾らしく、知的存在である模様。 腐食性の体液を吐き出して外敵を攻撃する。 不定形だが体のあちこちにあるコアの様なものを破壊すると再生できなくなる。 ◇火炉 オールデスト・ハウスのメンテナンスセクターにある火炉室に存在する、生きた焼却炉。 知覚と知性を持ち、喋ることができる。 物を燃やすと唸るような音がする。 モールド・スレッショルドの生命体 カビに似た超自然的な微生物モールドが現れたスレッショルドに存在する生命体。 ◇モールド-1 モールドの起源である、巨大な複数本の触手の姿をした怪物。 ◇モールド カビ似た、あらゆる生物、無生物を侵食する微生物。 胞子は果実の様に甘く、匂いで生物を誘引して胞子を食わせ、食べた人間を「モールドホスト」と呼ばれるゾンビの様なカビ人間に変貌させる。 死者 余剰次元生命体と交信できるパワーオブジェクト「ホットライン(OOP3-UE)」を介して語りかけてくる死者。 ◇ザカライア・トレンチ 演者 ジェームズ・マカフリー FBC前局長。 2002年にオーディナリーAWEを調査し、発見したパワーオブジェクトのスライドプロジェクターに接触したことでヒスに汚染され、17年かけて洗脳されていった。 2019年にスライドプロジェクターを起動してオールデスト・ハウス内部にヒスを呼び込んだ後、局長のオフィスで自害した。 その後は幽霊的な存在になったらしく、ホットラインを介してジェシーに一方的に語りかけてくるようになる。 マックス・ペインと同じ声をしており、痛み(ペイン)について度々言及する他、やたら比喩表現を多用するなど語り口調はペインのナレーションそっくり。 ◇ヘレン・マーシャル 演者 ブリッグ・ベネット 声 ジェイド・アヌーカ マネジメントチームリーダー。元CIAエージェント。 2019年のヒスの侵略の際にはヒスの汚染を防げる装置「ヘドロン共鳴体増幅器(HRA)」を製造するために新局長のジェシー・フェイデンと協力した。 その後、アストラル・プレーンとこちらの世界を繋ぐ導管の役割を担う構造物「ネイル」が破損したことを知り、アストラル・プレーンがこちらの世界に流入することを恐れネイルを爆破しようと目論んだため、それを阻止しようとしたボードが召喚したアストラル・スパイクに襲われHRAが破損、ヒスに汚染された。 マーシャルとしての自我はその瞬間に死亡したらしく、以降はトレンチと同様にホットラインを介してジェシーに一方的に語りかけてくる。 また、マーシャルの肉体の方は非常に強力なヒス生物となり、ネイルそのものをヒスで汚染した。 闇の底の生命体 ワシントン州ブライトフォールズのカルデラ湖コールドロンレイクをスレッショルド(*1)とする異次元空間「闇の底」に存在する生命体。 ◇A-010(別名 影)/闇の存在 次元間の知覚を持つ闇。あらゆる生物、無生物を汚染して操る。 バーバラ・ジャガー 演者 ケイト・ワイマン 闇の存在の物理的な実体化。喪服を着たフィンランド出身の女優バーバラ・ジャガーの姿をしている。 ミスター・スクラッチ 演者 イルカ・ヴィリ 声 マシュー・ポレッタ ジャガーが倒された後に現れた闇の存在の物理的な実体化。 ベストセラー作家アラン・ウェイクの邪悪なドッペルゲンガー。 ◇トーマス・ゼイン 演者 イルカ・ヴィリ 声 ジェームズ・マカフリー(『Alan Wake』)→イルカ・ヴィリ(『Control』以降) フィンランド出身の映画監督、詩人、ダイバーであるアランのドッペルゲンガー。 2010年のブライトフォールズAWEでは次元間の知覚を持つ光の存在の物理的な実体化として白いダイバースーツに身を包んだ姿で現れ闇の存在と戦うアランをサポートした。 2019年には服装や髪型まで完全にアランと同じ姿で現れた。 2023年には「闇の底に再現されたニューヨークに建つオーシャンビューホテルの665号室に配置された映写機から写し出された映像から入り込める次元」に潜伏しており、上半身裸に黒ジャケットを羽織るというしっかりスーツを着込むアランとは対称的なワイルドな姿でアランの前に現れる。 2010年とは一転して邪悪なカルトリーダーのミスター・スクラッチを演じ、現実とリンクする物語の中で儀式的な連続殺人を行うなど悪行を重ねる。 ◇アラン・ウェイク 演者 イルカ・ヴィリ 声 マシュー・ポレッタ 元はベストセラー作家だったが、2010年に起きたブライトフォールズAWEにて闇の底のキャビンに閉じ籠り、脱出のために世界を改編する物語を書いて新たな並行世界を生み出し、脱出に失敗しては記憶を失いループして振り出しに戻されるという行動を繰り返す。 彼がタイプライターで打った原稿は書かれた内容が現実になるという変貌アイテムとしてFBCに収容されている。 2019年にはホットラインを介してジェシーを導いた。 2023年のブライトフォールズAWEにて最終的に頭に光の銃弾を撃ち込まれたことで知識の松明を授けられ、数多の世界の主となった。 ◇ラショナル・アラン 演者 イルカ・ヴィリ 声 マシュー・ポレッタ アランのドッペルゲンガー。 闇の底でアランと分離して顕現した理性。 ◇インセイン・アラン 演者 イルカ・ヴィリ 声 マシュー・ポレッタ アランのドッペルゲンガー。 ラショナル・アランと分離し顕現したアランの破滅的な狂気。 ◇光の闘士 演者 イルカ・ヴィリ 声 マシュー・ポレッタ アランが物語の中に投影したアランのドッペルゲンガー。 2012年にアランが一晩だけ出現させた架空の町、アリゾナ州ナイトスプリングスを舞台にミスター・スクラッチと戦う。 ◇キャスパー・ダーリング 演者 マシュー・ポレッタ 声がアランにそっくりなFBCの研究責任者。 HRAの開発者。 ヘドロンに接触した結果、闇の底に転送された。 2019年にホットラインでジェシーに語りかけたため人外の存在になった可能性が高い。 闇の底を調査中にゼインと出会い、意気投合した。 アランの外見モデルと声優の、夢の共演である。 アストラル生命体 パワーオブジェクトに接触すると転送される次元「アストラル・プレーン」の生命体。 ◇ボード 宙に逆さに浮かぶ巨大な黒いピラミッドの実体を持つ、オールデスト・ハウスやアストラル・プレーンの主。 パワーオブジェクトの力を接触者に結合して超常的ユーティリタリアンに変異させたり、オールデスト・ハウスを提供してFBCを援助する。 サービスウェポンと接触した人間を局長と認めるか否かを選別する。 下記のフォーマーを除くアストラル生命体を自由に召喚したり操ることができる。 ◇フォーマー 薄暗いアストラル・プレーンに閉じ込められた、「前任者」を意味する名を与えられた存在。 蜘蛛の様な脚とサーチライトの様に光る一つ目、蛇の様な身体を持つ、巨大な実体。 ボードとの意見の相違から追放されたことが示唆されている。 パワーオブジェクトではなく一部の変貌アイテムの力を管理しており、該当のアイテムに接触するとフォーマーがいる薄暗いアストラル・プレーンに転送される。 しかし力を授けてくれないばかりか襲いかかってくるコミュ障である。 最大で三回戦うことになるが、三回目の遭遇時に攻撃しなかった場合は和解できる。 ◇アストラル・スパイク 黒い岩の破片の集合体の様な見た目の存在。 激しく変形しながら芋虫の如く徘徊し、動くものに見境なく襲いかかってくる。 ボードやフォーマーにより召喚される。 ◇アストラル・コピー ボードやフォーマーによって召喚される、黒い粘土を人型にしたかのような存在。 腕を振り回して攻撃する者と銃で武装している者があかる。 ◇アストラル・ミミック 空中浮遊し、念力で物体を投擲してくるアストラル・コピー。 ◇ゴールデンコピー 物理的な攻撃に完全な耐性を持つアストラル・コピー。 ◇ゴールデンコピー//NPC//種類 洗脳したアストラル・コピーの攻撃でしかダメージを与えられない特殊なゴールデンコピー。 スライドスケープ36の生命体 パワーオブジェクト「スライドプロジェクター(OOP15-UE)」にスライド36をセットして写し出された画像から通じる次元「スライドスケープ36」に存在する超常存在。 ◇ポラリス 共鳴体ベースの、螺旋状の光として視認できる存在。 2002年のオーディナリーAWEの際、その場にいたジェシー・フェイデンに憑依し、スライドプロジェクターを破壊するように命じた。 ヒスの共鳴体を中和する力を持つ。 ◇ヘドロン 巨大な多面体という物理的な実体を持つ存在。 ポラリスの共鳴体を増幅させる触媒の役割を担う。 オールデスト・ハウスの研究セクターに収容されていたが、2019年にヒスにより侵略された際はポラリスを宿したジェシーをオールデスト・ハウスへ導いた。 最後はジェシー及びポラリスと対面するも、直後にディランが送り込んだヒス生物の大群と、ヒスに汚染された対超常現象生命体用の装置「共鳴サイフォン」の攻撃を受け死亡した。 ◇ヒス ''次元間の知覚を持つガス漏れ音。 あらゆる生物、無生物を汚染して操る。 ''2002年のオーディナリーAWEを調査しに来たトレンチを汚染し、17年かけて洗脳し、2019年に彼を操りスライドプロジェクターを起動させオールデスト・ハウス内部へ解き放たれた。 P6/ディラン・フェイデン 2002年のオーディナリーAWEの生存者でジェシーの弟。 強力で制御不能な超常的ユーティリタリアンとしてFBCに収容されていたが、2019年に侵略してきたヒスを自ら受け入れ、ヒス生物のリーダー的な存在となる。 第三のモノ 闇の存在とヒスの両方に汚染された個体。 封鎖された捜査セクターを我が物顔で歩き回る。 変貌アイテム由来の生命体 ◇黒い球体 オセロットのアンカー(AI11-UE)が生成する持続性の黒い球体状の怪物。 弱点のコアが頑丈な外郭に守られ、定期的にパックマンの様に口が開きそこから大量の時計を吐き出す。 FBCに収容されていたが2019年ヒスに汚染されて脱走し、オールデスト・ハウス内に出現したスレッショルドに逃げ込んだ。 ◇エッセJ/ジェシー 2019年にヒスに汚染されたビクトリア朝様式の鏡(AI60-UE)の鏡面をスレッショルドとする異次元空間に出現したジェシーのドッペルゲンガー。 本物のジェシーと同様にサービスウェポンや念力、空中浮遊といった超能力を扱える。 変貌アイテム由来の生命体 ◇黒い球体 オセロットのアンカー(AI11-UE)が生成する持続性の黒い球体状の怪物。 弱点のコアが頑丈な外郭に守られ、定期的にパックマンの様に口が開きそこから大量の時計を吐き出す。 FBCに収容されていたが2019年ヒスに汚染されて脱走し、オールデスト・ハウス内に出現したスレッショルドに逃げ込んだ。 ◇エッセJ/ジェシー 2019年にヒスに汚染されたビクトリア朝様式の鏡(AI60-UE)の鏡面をスレッショルドとする異次元空間に出現したジェシーのドッペルゲンガー。 本物のジェシーと同様にサービスウェポンや念力、空中浮遊といった超能力を扱える。 変貌アイテム由来の生命体 ◇黒い球体 オセロットのアンカー(AI11-UE)が生成する持続性の黒い球体状の怪物。 弱点のコアが頑丈な外郭に守られ、定期的にパックマンの様に口が開きそこから大量の時計を吐き出す。 FBCに収容されていたが2019年ヒスに汚染されて脱走し、オールデスト・ハウス内に出現したスレッショルドに逃げ込んだ。 ◇エッセJ/ジェシー 2019年にヒスに汚染されたビクトリア朝様式の鏡(AI60-UE)の鏡面をスレッショルドとする異次元空間に出現したジェシーのドッペルゲンガー。 本物のジェシーと同様にサービスウェポンや念力、空中浮遊といった超能力を扱える。
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登録日:2009/06/15(月) 11 08 04 更新日:2024/06/28 Fri 10 19 44NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 RPG史上最強のボス ×人 ×悪魔 ○人修羅 アトラス イケメン カリスマ シリーズ最強候補 ジャッ ダークヒーロー チート チートの王 トラウマ ネタバレ項目 ノクタン バランスブレイカー マガタマ マサカドゥス ミロク経典 メガテン ラスボス系主人公 一騎当千 不幸 不幸体質 主人公 人の皮を被った悪魔 人修羅 仲魔 修羅 傑物 光と闇が両方そなわり最強に見える 創世 勝てる気がしない 半人半魔 呪われた者 圧倒的な強さ 圧倒的存在感 地母の晩餐 女神転生 強敵 悪鬼羅刹 悪魔は二度生まれる 悲劇 最凶 最強 最強の悪魔 最強主人公 榎木淳弥 混沌の悪魔 混沌王 濃すぎるキャラクター性 無理ゲー 眉目秀麗 真・女神転生Ⅲ-NOCTURNE- 神々を使役する者 結構重い過去持ち 美丈夫 至高の魔弾 苦労人 裏ボス 貫通 超人 超越者・超越存在 通常戦闘 間薙シン 隠しボス 難敵 鬼畜 魔人 黒い希望 東京が死んで、僕が生まれた (*1) 概要 『真・女神転生Ⅲ-NOCTURNE-』の主人公にしてプレイヤーの分身。 CV:榎木淳弥(リマスター版) 読みは「ひとしゅら」。人間でも悪魔でもない存在を指す他、ガイア教の「ミロク経典」にもその名が刻まれている創世の要にして、あらゆる世界や宇宙の輪廻転生を司る「魔人」の一人。 ゲーム開始時に名字、名前を自由に決められるのでデフォルトネームがなく、後述の『真・女神転生Ⅳ』登場時にも人修羅と名乗っている。 来歴 元々はごく普通の高校生。 千晶お嬢様からは未来の負け組扱いされているので成績は良くないらしい。 一方容姿の方は中々のイケメンらしく、地母神スカディには「美丈夫」、運命の三女神の長女クロトには「姉妹の情夫として飼ってやってもいい」、オカマのマネカタからは「イイ男」と評されている。 ある日、担任の高尾佑子が入院している新宿衛生病院にクラスメイトとお見舞いに行ったところ、カルト教団「ガイア教」の教徒である氷川と高尾が世界を創り変える為に引き起こした「東京受胎」によって、結界と化した病院内以外の全ての人類が死滅。更に世界は東京が内側に丸く張り付いた「ボルテクス界」に変異し、悪魔が溢れ出した。 この東京受胎は新しい世界を創る『創世』を為すための前段階であり、それには人間の心と「コトワリ」と呼ばれる創世のビジョンが必要であったが、彼はコトワリの萌芽さえ持っていなかった(*2)ため、そこにつけ込んだ謎の金髪の子どもに悪魔の力を得る「マガタマ」を埋め込まれて悪魔の如き姿と力を手に入れた。 目覚めた彼はなぜ東京がこうなってしまったのか、担任やクラスメートは無事なのか、という様々な想いを胸に、ボルテクス界へ歩みだす。 能力 人の心を持った悪魔なので従来のメガテンとは違い、直接仲魔の交渉をする。 また悪魔でありながら本人がストックの役目を果たしているので戦闘中悪魔を3体まで使役できる。 基本的には無口で、選択肢の時にしか喋らないし選べない。戦闘中も掛け声程度。 そのため非常に流されやすく、引きこもりのためにわざわざ3匹の異邦の悪魔を倒したりする。 基本攻撃は素手でぶん殴るシンプルなもの。後述のマガタマから得られるスキルでは口からブレスを吐いたり、魔力で生成した剣で攻撃したり、体からエネルギーを放ったりする。一部攻撃時のジャッ!は彼の代名詞の一つ。 ニンゲンPCの役割を集約しちゃった、当時としては珍しい主人公である。 マガタマはボスを倒したりイベント等で複数入手でき、これを装備してレベルアップし、マガタマの中のスキルを覚えることができる。 それぞれには属性やステータスアップの効果があり、他社RPGで言う処の「ジョブ」に近い。ただし、スキル枠は共通なのでこれも厳密には異なる。 レベルアップ時にマガタマが暴れる事があり、好きにさせてやるとマガタマ毎に異なる効果が発動する(後述)。 ほぼ全ての攻撃・回復・補助・耐性スキルを習得できるため、カスタマイズし甲斐のあるナイスガイ。ただし、アギなどの四属性の通常攻撃魔法は一切覚えない。 あと、ある意味当然だが戦闘終了後HPMPを全回復する『勝利の雄たけび』も覚えない。MPを吸収できるスキル「吸魔」や他の息吹・具足系は覚えるので、道中はそれでMPを確保するといい。 また、マガタマを幾つマスターしたかで人修羅の種族が変化する。無印では単なる称号に過ぎなかったが、マニアクスのアマラ深界では特定の種族時に通行できる扉が登場した。全てマスターした時の称号混沌王は、最強ないしアマラルート制覇、そして裏ボスの人修羅と認識しているファンは多い。 マガタマ一覧 マロガレ 金髪の子どもから与えられた最初のマガタマ。属性はDARK。 耐性はなし。秘められたスキルは敵の能力を閲覧するアナライズなど、最初のマガタマらしい。 マニアクスでは最後に新スキルが追加されるも、詳細不明でいくらレベルを上げても習得できないが…… 暴れさせるとHPMP全回復か、偶に力パラメータがアップ。 由来は日本神話における、イザナギとイザナミによる「国産み以前の混沌とした状態」を表すのに用いられた言葉。本来は「転がす」や「丸」を意味する。 ワダツミ シンジュク衛生病院のボス フォルネウス撃破後に入手するマガタマ。属性はNEUTRAL。 氷結系。敵の命中・回避率を下げるフォッグブレスは最後まで使える。 暴れさせるとHPMP全回復か、偶に魔パラメータがアップ。 由来は日本神話の古の「海神」。綿津見神社として現在も名が残っているが、海神としての地位は既にスサノオに奪われている。 アンク ヨヨギ公園でピクシーと別れる時か、ギンザ大地下道のジャンクショップで購入できるマガタマ。殆どの紳士修羅は後者だろう。属性はLIGHT。 破魔系。回復スキルを秘めている。 人修羅専用スキルとして、敵から逃げやすくなる「逃走加速」を習得可能。HARDモードでは敵から絶対に逃げられなくなるので死にスキル。 暴れさせるとHPMP全回復か、偶に仲魔達含めて全回復する。 由来は古代エジプトにおいて「生命」を表す言葉。十字架の形で表現される。 イヨマンテ シブヤのジャンクショップで購入できるマガタマ。属性はLIGHT。 精神無効、デバフスキル習得の逸品。 暴れさせると仲魔達含めて全回復するか、毒る。 由来はアイヌ民族における動物(主にヒグマ)の魂送りの儀式。動物の体に宿って地上へ降りてきた神を天に還し、再びの来訪を「祈る」ためのもの。 シラヌイ シブヤのジャンクショップで購入できるマガタマ。属性はDARK。 火炎系。ファイアブレス+火炎高揚は「イソラ焼き」に重宝する。 暴れさせるとHPMP全回復か、偶に速パラメータがアップ。 由来は自然現象の不知火。かつては海上に出現する「怪火」として畏れられた。 ヒフミ ギンザ大地下道のジャンクショップで購入できるマガタマ。属性はNEUTRAL。 衝撃系。竜巻+衝撃高揚は序盤の切り札。敵の攻撃力を2段階下げる雄叫びも有用。 暴れさせると仲魔達含めて全回復するか、マヒる。 由来は一二三を表す古語。かつては数を数える行為自体が「呪術」とされており、死んだ子の年齢を数える行為を忌む地域が多いのもこれに由来する。 カムド ギンザ大地下道のジャンクショップで購入できるマガタマ。属性はNEUTRAL。 物理系。物理攻撃にはマガタマでしか耐性を得られず、HARDでは敵の攻撃が致命的なので頼りになる。人修羅を攻撃要員にするなら気合は必須。 専用スキルとして、敵のバックアタック率を下げる「心眼」が習得可能。 暴れさせるとHPMP全回復か、偶に力パラメータがアップ。 由来は「神意を測る」という意味の古語。日本神話に登場する神度剣の名称もこれに由来する。 ナルカミ マントラ軍No.2 トールを倒した褒美に貰えるマガタマ。属性はLIGHT。 電撃系。放電は地味に便利。 暴れさせると仲魔達含めて全回復するか、マヒる。 由来は「雷神」を指す鳴神。歌舞伎の演目では、水神を封印して干ばつを引き起こす「呪い」をもたらした。 アナテマ ニヒロ機構のボス オセを撃破後に入手するマガタマ。属性はDARK。 呪殺系。MPを吸い取る吸魔はかなり使える。 呪殺即死回避にも役に立つが、つけっぱでフィールドに出ると破魔即死したりするので脱着はこまめに… 暴れさせると仲魔達含めて全回復するか、「戦闘中高確率で行動不能。マガタマの付け替え不可。回復の泉でしか治療できない。しかし悪魔合体でDARK系悪魔が作りやすくなる」CURSE状態になる。 由来は聖書の「呪われた者」の意。本来は神への供物を表す単語だったが、ギリシャ語の誤訳がそのまま定着してしまった。 ミアズマ カブキチョウ捕囚所のボス ミズチ撃破後に入手するマガタマ。属性はDARK。 氷結系。絶対零度が超強力。 人修羅専用スキルとして、敵全体を高確率で混乱させる「原色の舞踏」が習得可能。 暴れさせると仲魔達含めて全回復するか、毒る。 由来はイタリアの「水から発生する穢れた気」。 ニルヴァーナ アサクサのジャンクショップで購入できるマガタマ。属性はLIGHT。 破魔系。破魔無効が習得可能。 人修羅専用スキルは「破邪の光弾」。敵単体に掌からエネルギーを発射してダメージを与える物理攻撃スキル。 暴れさせるとHPMP全回復か、偶に仲魔達含めて全回復する。 由来は仏教において再生や転生を表す涅槃だが、インドにおける本来の意味は「呪縛からの解放」を意味する哲学用語。 ムラクモ イケブクロ坑道でキンキ、スイキ、フウキ、オンギョウキ撃破後に入手できるマガタマ。属性はNEUTRAL。 物理系。精神、神経、魔力無効を習得できるが、精神無効は覚えておきたい。 暴れさせると仲魔達含めて全回復するか、CURSE状態になる。 由来は雲が連なる様子を指す古語の叢雲。草薙剣の異名で知られる「神器」天叢雲剣は、ヤマタノオロチの頭上に雲がかかっていた事に由来する。 ゲッシュ アサクサのパズルゲームクリアで入手できるマガタマ。属性はLIGHT。 破魔系。回復スキル満載。 このパズルゲームが異様に難しく、「ダメダメだね、チミ」とほざくクソ生意気なガキマネカタに殺意を覚えた人修羅は多かろう。 暴れさせるとHPMP全回復か、偶に仲魔達含めて全回復する。 由来はケルト神話における「神への誓い」。実現の難易度が高い内容であればあるほど神から得られる加護も大きくなるが、破った場合のリスクも大きい。クー・フーリンがゲッシュの内容を逆手に取られて暗殺されている事からも分かる通り、実質「呪い」のようなものである。 ジェド オベリスクでモイライ三姉妹撃破後に入手するマガタマ。属性はNEUTRAL。 魔力系。バフ系スキルオンリー。 暴れさせると仲魔達含めて全回復するか、マヒるかCURSEになる。 由来は古代エジプトにおける死者への「祈り」。祈りの対象である冥界の神オシリスが穀物を司る関係から、「安定」や「永続」の意も。 ムスペル シブヤにてフニャチン状態で召喚されてしまったマーラ様撃破後に入手するマガタマ。属性はDARK。 バッドステータス系。テンタラフーは結構使える。 人修羅専用スキルは「ゼロスビート」。敵全体に尾を引く光弾を無数に発射する攻撃スキル。追加で金縛る。威力が低く消費HPも高い為使いにくいが、追加BSは強め+モーションがめちゃくちゃカッコいい。 暴れさせると仲魔達含めて全回復するか、呪われる。 由来は北欧神話に登場する灼熱の地、ムスペルヘイムに住む「神々と敵対する」炎の巨人の総称。 ゲヘナ アサクサのジャンクショップで購入できるマガタマ。属性はNEUTRAL。 火炎系。 人修羅専用スキルとして、両手から溢れさせた炎を重ねてレーザー上にぶっ放す「マグマ・アクシス」が習得可能。属性攻撃だがHP消費技。専用スキルに拘るプレイヤーや人修羅を火炎攻撃役にする時は序盤の頃から「火炎高揚」をキープしたほうがいいだろう。 暴れさせるとHPMP全回復か、偶に体パラメータがアップ。 由来は中東のモロク神に捧げられた生贄が「焼かれていた」谷の名前。キリスト教に取り込まれた際に「炎が燃え盛る」地獄を指す単語となった。 カムロギ アサクサのガラクタ集めマネカタから購入できるマガタマ。属性はLIGHT。 物理攻撃に強くなるが魔法全般に弱くなる、敵単大ダメのアイアンクロウ、1.5倍撃の猛反撃、HP20%上昇の二分の活泉と清々しい物理系。 専用スキルは「鬼神楽」。敵全体へ顔から光弾を発射してダメージを与える。 暴れさせるとHPMP全回復か、偶に力パラメータがアップ。 由来は日本の古の神。本来はイザナギのポジションに居た男神らしいのだが、そっくりそのまま立ち位置を奪われ経歴を抹消されている、いわば「禁忌の存在」。現在は神道の大祓詞にその名を残している。 サタン カブキチョウ捕囚所で帝王となったジャアクフロスト撃破後に入手するマガタマ。属性はDARK。 呪殺系。呪殺無効が覚えられる。 人修羅専用スキルとして、普段は会話できない妖獣・幽鬼・外道と会話できるようになる「ジャイヴトーク」、紫色の剣を形成して敵全体を横一閃するクリティカル率の高い「死亡遊戯」が習得可能。 暴れさせると仲魔達含めて全回復するか、呪われる。 由来は神の代わりに「汚れ役」をする天使の総称。転じて悪魔達の王を指す固有名詞になった。 アダマ アマラ神殿にて異邦の三神が一体アルビオン撃破後に入手するマガタマ。属性はLIGHT。 電撃系。ショックウェーブが覚えられる。 暴れさせるとHPMP全回復か、偶に運パラメータがアップ。 由来はヘブライ語で、最初の人間であるアダムを創造するのに用いられた「土」。このマガタマを落とすアルビオンは本来はギリシャ神話の巨人だが、「ブリテン島そのものを指す単語」でもある。 ヴィマーナ ガラクタ集めマネカタから購入できるマガタマ。属性はNEUTRAL。 神経系。だがカムロギくらい物理攻撃スキルを覚えられる。特に食いしばりは事故死に泣きたくないプレイヤーには必須。 人修羅専用スキルは「ジャベリンレイン」。回し蹴りから多数の光弾をばら撒き、敵全体にダメージを与える。追加で沈黙。 暴れさせると仲魔達含めて全回復するか、マヒる。 由来はインドの神々が用いる空飛ぶ「兵器」。空中戦艦のようなもので宇宙にも行けるらしい。 グンダリ 北の寺院にてビシャモンテン撃破後に入手できるマガタマ。属性はDARK。 衝撃系。 専用スキルとして、敵一体に顔からエネルギーを放ってダメージを与える物理スキル「螺旋の蛇」が習得可能。 暴れさせるとHPMP全回復か、偶に速パラメータがアップ。 由来は密教を守護する軍荼利明王だが、この軍荼利の本来の意味は「蛇」である。 ソフィア ガラクタ集めマネカタから購入できるマガタマ。属性はLIGHT。 破魔系。回復スキル満載でありゲッシュの上位魂。 暴れさせるとHPMP全回復か、偶に仲魔達含めて全回復する。 由来はキリスト教グノーシス派の女神。古代ギリシャでは英知を意味し、「救済」を表す。 ガイア マントラ軍本営の力づくで開ける扉の先で入手できるマガタマ。属性はDARK。 物理系。スキルはどれも強力なものばかり。 専用スキルは「地母の晩餐」。大地から凄まじいエネルギーの奔流を放出して敵全体へダメージを与える最強クラスの全体物理攻撃。 後述の隠しボス版では非常に有名。 暴れさせるとHPMP全回復か、偶に力パラメータがアップ。 由来はギリシャ神話における「大地母神」。信仰を失った後に邪悪な怪物どもの母へと貶められる。 カイラース カグツチ塔のジャンクショップで購入できるマガタマ。属性はNEUTRAL。 万能系。 人修羅最強攻撃スキル「至高の魔弾」が習得可能。 補助スキル、気合い後にぶっ放すと理不尽な程のダメージを叩き出す上、万能物理なので単体物理の終着点としては申し分ない。 暴れさせると仲魔達含めて全回復するか、高確率で呪われる。 由来はヒンドゥー教を始めとした複数の宗教で聖地とされる、ヒマラヤ山脈に実在する「聖峰」。 マサカドゥス 全マガタマ取得後、EXダンジョン「坂東宮」にて「びるどあっぷ」した四天王撃破後にマサカド公との謁見で入手できるマガタマ。属性はNEUTRAL。 運以外の全パラメータ+10、「万能属性以外の全ての攻撃を無効化」するという反則的な性能を持つ。 しかし、追加ラスボスなどはこれがあっても油断ならない。心するべし。 暴れさせると仲魔達含めて全回復する。 由来は言わずもがな。 動向 ボルテクス界で様々な悪魔、組織と出会い、ルート次第では嘗てのクラスメイト達と協力・対立しながらも人修羅は闘い続ける。 最終的にどれかのコトワリに与するか若しくはコトワリを宿さないでカグツチまでたどり着く事になる。 コトワリに準じた世界を創造しクリアとなるか、コトワリを持たない場合はそれまでの選択肢によってNeutralエンドかChaosエンドに別れるが、全てはプレイヤー次第。 マニアクスでは新たにアマラエンドが追加され、ボルテクス界の真実や人修羅にされた理由、「金髪の子ども」の正体など重要なエピソードが多数用意された。 なお、マニアクスでは通常版よりパワーアップしており、 全ての固有攻撃スキルの命中率及びクリティカル率の大幅上昇 即死率の低下 自力で貫通(物理反射以外に物理相性スキルが素通し)を覚える イベントにより、1ターンに2回行動可能 という調整がなされた。特に1ターン2回行動は、このゲームのシステム上文字通りのチートである。 更に最強のマガタマ「マサカドゥス」は万能属性以外の攻撃全てを無効化するので、拍車がかかる。 もっとも、HARDモードでは敵にも強い補正がかかり、そんな彼をもってしても少し油断すればすぐ死亡してしまうほど難易度が高いので、プレイヤーは心してプレイしなければならない。 小説での名前は間薙シン。こいつも相当化け物であり、確実に相手を捉える動体視力と特殊な生体電流が伴う拳打や一帯の地形すら変える“地母の晩餐”を駆使して、百体に及ぶ配下を率いたキンキや、五体に分身したオンギョウキ、完全に予測不能の動きをする相手などの強敵を倒している。 特に拳打の威力がおかしなことになっており、高電圧の放電神経を持つ悪魔の肉体を一切のスパークすら起こさせずに粉砕したり、空間を殴ってたわませる、霧状に拡散した敵を打ち抜くなどゲーム本作の“貫通”どころではない性能を持つ。 外部出演 DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー >何かとてつもなく嫌な感じがする…。 >扉を開けますか? はい 白 >めまいがする…。 2周目以降、ラストダンジョン最深部まで到達後にあるダンジョンの一角へ現れる最強の敵。 攻略本にさえ「勝つにはリアルラックを味方にするしかない」と書かれており、RPG史上最強のボスの呼び声も高い。 BGMはメガテン3の汎用戦闘BGM『通常戦闘』。 強さまとめ HPは18000 ラスボスは12000。しかしHPが半分になると一度だけ全回復の『メディアラハン』を使用するため実質27000以上になる。 全ステータスはカンストの99 攻撃力に加え、クリティカルヒット率、回避率、命中率、バッドステータス付加率も最高 防御相性は「銃撃・地変・万能攻撃以外無効」 まともな銃撃スキルはないので地変スキルか万能スキルでダメージを与えていくことになる。銃撃と地変が有効なのはメガテンIIIになかった属性だからというユニークな説も プレスターンアイコンを2個所持 使用スキル 『攻撃する』 敵単体に殴りかかる。ダメージも低いので唯一の慈悲。DDSATの基本攻撃は『狩る』なので地味に原作再現。 『ヒートウェーブ』 敵全体に物理属性ダメージ。ほぼ必中、クリティカルヒット率激高。 『ゼロスビート』 敵全体に物理属性ダメージ。追加効果で「命中率が下がり、被クリティカルヒット率上昇」の麻痺にする。ほぼ必中、クリティカルヒット率もバステ発生率も激高。しかし魔封とは違い麻痺は行動を制限されないのでジャベリンレインよりはマシ。なおジャベリンレインとモーションが入れ替わっているが、これは仕様とのこと。 『ジャベリンレイン』 敵全体に物理属性ダメージ。追加効果で「魔法スキルが使用不可」の魔封にする。ほぼ必中、クリティカルヒット率もバステ発生率も激高。 『召喚』 仲魔が倒されると次の仲魔を呼び出す。仲魔の数に制限なし。 『地母の晩餐』 みんなのトラウマ。敵全体に万能属性の超々特大ダメージ。 必中、万能属性なので軽減・無効化不可、ダメージは数千〜99999まで。此方のHPカンストは999なのにこの暴挙である。使用条件は「敵が◯◯属性スキルを無効・吸収・反射」する状態になっていれば毎ターン、若しくは仲魔が「敵全体に中確率で睡眠付与」の『ドルミナー』を使った後に一度だけ使用。ガチンコで挑めということか。 仲魔 2体出現状態がキープされ、倒されてもローテーションで召喚され続けていく。行動回数がカウントされており、カウントが30になると「仲間のHPMPを全回復させて死亡」の『リカームドラ』を使用。 このため、仲魔の行動回数をカウント→HPをあと一撃で倒せるまで調整→人修羅にダメージを与えつつ仲魔のカウントが30近くになったら倒す、という戦法が推奨され、電卓やメモは必須とされている。ただし能力バフ/デバフが付与されると相殺する『デカジャ』/『デクンダ』を必ず使用するが、これはカウントされない。 召喚される仲魔はメガテンIIIプレイヤーから絶妙なチョイスと好評である。 仲魔名鑑 クー・フーリン ケルト神話のイケメン英雄。毎ターン「敵の防御力を50%低下、攻撃力を50%上昇」の『挑発』を使用。防御力が下がりきると物理スキルで攻撃してくるが、「敵に有利な行動を行う」魅了付加の『桜花閃乱』が恐いので毎ターン『デクンダ』で相殺しておけば安全。 ギリメカラ シリーズお馴染みの物理反射象さん。毎ターン「敵全体を中確率で即死させる」呪殺スキルの『マハムドオン』を使用。戦闘は人修羅側から始まるので、本当に運が悪いと何もできずにゲームオーバーとなる。クー・フーリンと同時に現れるので基本は『挑発』のバフの『デカジャ』要因となるのが救い。 ピクシー 人修羅の嫁。召喚された最初のターンに『ドルミナー』を使用する『地母の晩餐』のトリガー要員。その後は「敵全体に万能特大ダメージ」の『メギドラオン』や「あらゆるステータス異常を万能属性で付加」させる『色即是空』を使用。後者で魅了や「回復するまで行動不能、物理スキルで砕け散って即死」の石化状態になると致命的。 アラハバキ 青銅の土偶。「敵全体に万能物理ダメージ+防御力25%低下」の『終わる世界』、「敵全体の全ステータスを25%低下」させる『ランダマイザ』、「敵全体に物理ダメージ+石化付加」の『冥界の門』といやらしいスキルの持ち主。 ティターニア オベロンの嫁。各種属性魔法や能力デバフのンダ系を使用。あまり怖くない癒し枠。後なぜか衝撃属性の魔法だけ持っていない。 パールヴァティ シヴァの嫁。ピクシー同様『ドルミナー』を使う『地母の晩餐』のトリガー要員。その後は能力バフのカジャ系や「HP割合ダメージ」の破魔スキル『マハンマオン』を使用。特にクー・フーリンの挑発とパールヴァティのタルカジャが重なると人修羅のクリティカル次第では1ターンキルもありえてしまう。 有効スキル 『アボイドスリーパ』 睡眠状態時に全ての攻撃を回避する自動効果スキル。対『地母の晩餐』専用であり、必中の同技を抜けられる唯一の業。 『物理ストロンガ』 物理スキルのダメージを半減させる自動効果スキル。毎ターン人修羅が苛烈な攻撃を繰り出すので全員に欲しい。 『会心キャンセラ』 被クリティカルヒット率を下げる自動効果スキル。異常なクリティカル率の人修羅の攻撃から被ダメージと行動回数増加を防ぐのでやはり全員に欲しい。 『呪殺ストロンガ』 呪殺スキルの即死率やバッドステータス付加率を低下させる自動効果スキル。『マハムドオン』の即死や『色即是空』『冥界の門』の石化付加率を下げられる。 『メシアライザー』 味方全員のHPとステータス異常を全回復するスキル。ほぼ毎ターン使用することになるはず。 『リカームドラ』 味方2人を蘇生 HPMP全回復して力尽きるスキル。中途半端に残ったらこれで巻き返しを計ろう。 『デクンダ』 味方の能力デバフを相殺するスキル。ダメージや回避・命中率に直結しているので必須。 『ランダマイザ』 敵全体の全能力を25%低下させるスキル。手が空いた時に使えば人修羅の攻撃のダメージ減少+命中率低下で回避するチャンスが生まれ、仲魔に『デクンダ』を使わせてアイコン消費を確実に狙える。パールヴァティのカジャ系対策にも有効。 『パワーチャージ』/『マインドチャージ』 次に使う物理/魔法スキルの威力を2.5倍化。効率を上げるためにも必須。 『テラダイン』 敵単体に地変属性大ダメージ。地変スキルダメージアップの『地変ブースタ』『地変ハイブースタ』をセットして『マインドチャージ』後のダメージは900程。 『ロストワード』 敵単体に万能属性超特大ダメージ。『マインドチャージ』後のダメージは600程。こちらは地変属性に耐性のある仲魔のHP調整に向いている。 『終わる世界』 敵全体に万能属性の物理大ダメージ+防御力25%ダウン。『パワーチャージ』後のダメージは1000程で、更に『デクンダ』を使わせてアイコン消費を狙える。欠点はHPを消費することと、クー・フーリン ギリメカラに使用すると『挑発』→『デカジャ』の流れが途切れて『マハムドオン』を使われること。 『太極光輪』 敵全体に万能属性特大ダメージ。『マインドチャージ』後のダメージは800程。 『デスキャンセラ』 HPが0になっても一度だけ1で耐える食いしばり。『ドルミナー』で誰も眠らなかった時の保険用であり、控えの仲間に『終わる世界』と共にセット→『ドルミナー』で誰も眠らなかったら『リカームドラ』所持の仲間と交代し、『終わる世界』で仲魔を倒しつつ防御力を低下させる→人修羅のターンで『地母の晩餐』を使われるが食いしばり、仲魔の『デクンダ』→人修羅の『召喚』で人修羅のターンを終了させられる。控えは2人までなので2回しか使えない。 『昏睡ステップ』 敵単体に物理ダメージ+高確率で睡眠付加。バッドステータスに弱いシエロが物理反射のギリメカラに使うとほぼ確実に睡眠する小技がある。 有効アイテム 『ソーマ』 味方のHP MPを全回復。リカームドラ要員のMP回復及び魔封、魅了、混乱以外の状態異常を治したくない時に。 『ランチアオーブ』 死亡している味方1人をHP全回復で蘇生。何度でも使える。事故で死にまくるので必須。 『ディスクローズ』 味方1人の魔封状態を解除。人修羅の『ジャベリンレイン』で3人同時に魔封状態も珍しくないので必須。 『デカジャストーン』 敵全体の能力バフを相殺。『デカジャ』と同じ効果。敵ドロップだけの非売品だがスキル枠の圧迫を避けるためにも幾つか所持しておけば安心。 ハメ技 ピクシーMP枯渇戦法 仲魔の『デカジャ』と『デクンダ』は行動回数にカウントされないことを逆手に取り、回避率を上げる『スクカジャ』と『ランダマイザ』を毎ターン連発して『デカジャ』『デクンダ』を使わせ続けてMPを0にする。ピクシーが選ばれるのはMPが1700と仲魔で1番低いため。 『デカジャ』『デクンダ』は消費MP10なので時間がかかり、その間に事故って死んだり回数カウントが溜まって『リカームドラ』使われたりもするので必勝法という訳ではないが、ピクシーのMPを0にすればひたすら『デクンダ』→MPが足りなくて不発を繰り返すのでバフ/デバフが蓄積されていき勝利が確定する。 >どうやらガスのせいで 幻影を見ていたようだ…。 >床に何か文字が書かれている…。 漠たる死に安らぎなし 曲折の果てに其は訪れん 人に非ずとも黒悪魔に非ずとも 我が意思の逝くまま また人修羅を倒したデータをDDSAT2に引き継ぐことで専用アイテムが貰える。 いいえ 真・女神転生Ⅳ FINALのDLC「金剛世界の救世主達」にも登場。 Ⅳの世界におけるYHVHが他の世界の救世主達、すなわち1・2・3の主人公たちの存在をおそれ、因果律に干渉して滅ぼそうとしたのをスティーブンによって金剛神界に保護された。 人修羅の場合、後述のアマラルートのラスボスとの戦いに敗北した処に呼ばれたようである。 他の主人公たちに比べて荒々しい性格をしており、物静かなイメージを抱いていたファンからはある種の衝撃を与えた。 もっとも、アマラルートということは既に最強への道を歩んでいるので不自然ではないとの声も。 性能としては銃以外のすべてを無効化するという耐性を有している(アバタールチューナーと同様。真3には銃属性が無いため)が、ボスが貫通効果付きの物理メインである為に耐性は全く意味を成さない。 それよりも特筆するべきは「至高の魔弾」の性能でニヤリ時に威力が2倍化する。 このため、死亡遊戯でクリティカルを狙い、ニヤリからの至高の魔弾による主人公勢のメイン火力として活躍する。 真・女神転生V 人修羅と九人の魔人 あ! すごーい ホントにナホビノがここまで来たよ! あなた、アレでしょ? メノラーを集めて人修羅に挑みに来たんでしょ? なら覚悟してね 彼はとっても強いんだからね! DLCにて登場。 人修羅と九人の魔人というDLCを購入し、ストーリー中に戦える魔人を9人全て倒すと 混沌の間というエリアで主人公であるナホビノを待ち構えている。アマラ深界END後なので、種族は『混沌王』。 魔人達の口ぶりによるとどうやらルシファーに認められた関係で魔人達のリーダー的な扱いになっているようだ。 BGMは、 混沌の間→メガテン3のタイトルループ1 戦闘前の会話→メガテン3のボス戦闘前 戦闘BGM→メガテン3の『通常戦闘』 のアレンジとかなり気合が入っている。 全属性及び状態異常に耐性を持つ。 仲間3体を呼び出し、仲間が倒されないまま5回目の行動を迎えると 地母の晩餐で味方全体に1万越えダメージ(味方の最大HPは999)で即死、 体力が25%を切る毎に状態異常判定の混沌の理 (確率で即死、プレスターンアイコン半減)で即死と とにもかくにも強力な行動を続ける強力なボスとなっている。 メガテン5の隠しボスであるシヴァ以上の強烈さで、 繰り返し仲魔を呼び出しながらも本人も普通に強い。 こちらの味方全員が物理無効・吸収・反射状態になると 貫通かつ確定クリティカルの至高の魔弾を連打するようになるので、一人は耐性までにしておきたい。 メガテン5のそもそものバランスとして、味方の大体の最大MPは700程度なのに ランダマイザやラスタキャンディなどの強力な魔法の消費MPが150と極端に多いため、仲魔を多く用意・育成する必要がある。(補助適性を+5にすると90程度になるが) また、人修羅の体力がそもそも60000と異常に多く、 体力が半分を切るとメディアラハンで全回復してくること、 こまめに人修羅の仲魔を倒しながら、たまに敵を回復するスキル持ちの パールバティ、ピクシーが混じっているなどの理由で長期戦になりやすい。 レベル99までの育成の後、写せ身などで理想のスキル編成にしたとしても 勝利には運がかなり絡む。 幸い主人公が力尽きても1回回復できる木彫りの山羊、 死んでもHP1で復活できる食いしばり、死んでもHP全快で復活する不屈の闘志で 3回までは死ねる。 現在では凶鳥族のマガツヒスキル(必殺技みたいなもの)である呪毒散布で確実に封技を与えられることが判明したため 体力50%でのメディアラハンを確実に防ぎ安全に進行するなどの攻略法も確率されてきてはいる。また、魅了も一応効く。 が、不屈のマスクで即死の確率を下げることはできても、運であるため完全に防ぐ手立ては無い。 繰り返し何度も挑む必要があるだろう。 使用スキル 至高の魔弾 単体に特大威力の万能属性攻撃 地母の晩餐 全体に特大威力の物理攻撃 相性を貫通する ダメージが5桁を超えるため実質ゲームオーバー。速と運とリアルラックが高ければ回避できることもあるが、どう考えても危険すぎるため、この技の発動を防ぐ前提で戦うべし。 ジャベリンレイン 全体に特大威力の物理攻撃 確率で状態異常封技を付与(スキルが使えなくなる)(開幕1発目に使用) 死亡遊戯 単体に中威力の物理攻撃 必ずクリティカルになる 混沌の理 全体を一定確率で即死させる 主人公側の次のターンのプレスターンアイコン半減(体力が1/4減るごとに使用。状態異常判定) メディアラハン 敵全体の体力を全回復する (体力50%付近で使用) 仲魔 ピクシー、ギリメカラ、ケルベロス、クーフーリン トール、パールバティ、ジャックフロスト 余談だが、9人の魔人たちを倒すとそれぞれ特殊合体で召喚が可能になる。強力な固有スキル持ちばかりなのでストーリー攻略に大いに役立ってくれる。 人修羅に興味が無くても購入する価値は十分にある。メガテンやってて人修羅に興味が無いことは無いと思うが また、全属性無効のマサカドゥス装備のはずなのに耐性で抑えられていること、 アバチュの頃に比べれば無効耐性持ちが居ても咎めてこず、物理無効4体でも晩餐ではなく魔弾で勘弁してくれる上、 戦闘中に体力が減ってくると赤くはなるが戦闘が終わった直後にはケロッとしていることから、 もしかしたらかなり手加減されているのかもしれない。呼ぶ仲魔も結構低レベル帯だし… 結末 Neutralエンドのネタバレ注意 ※三者のコトワリに賛同せず、ヨヨギ公園のアラディアへ「恐れない」と答えるのが条件 全てのコトワリを退けてカグツチへ辿り着いた人修羅…そのコトワリは自由意志であるとカグヅチは語る。 しかしそれは東京受胎によって消滅した世界であり、カグツチは自由を標榜した果てに腐敗した不完全な世界と断じ、更に人修羅を自由に溺れた堕ちた天使と同罪と糾弾。その世界を誕生させないために襲いかかってくる。 これを倒した人修羅のコトワリは成就され、カグツチの破片はボルテクス界の至る所へ突き刺さり全ては光に包まれた。 人修羅が目を覚ますと、そこは自室のベッド。祐子のお見舞いに行く、受胎が起きたあの日の朝だった。 その姿や服装も悪魔のものから人へと戻っており、何もかも元の世界のとおり…と思いきや、まるで友達のように部屋に起こしに来た勇や、緊急会見を行う氷川のニュースを眺める聖、ボルテクス界の記憶が存在している祐子からのメールなど、世界は僅かに変わっていた。 そして人修羅…いや主人公と勇は殺人事件が起こらず入園禁止になっていない代々木公園で千晶と合流し、新宿衛生病院へ向かうのだった。 意思に従い、苦難の道を歩む・・・・・・ 我と同じか。 いずれ貴様の目の前にも 真の敵があらわれよう。 その日まで、その力を失うなよ・・・・・・ なお、最後の台詞からして主人公は悪魔としての力を失っていないらしい。 なので二次創作ではここからシリーズとクロスしたり、影時間に対応したり、マヨナカテレビを見たりしていたが、現在は公式異世界転移のメガテン4方式が主流かも。 Chaosエンドのネタバレ注意 ※三者のコトワリに賛同せず、ヨヨギ公園のアラディアへ「恐れる」と答えるのが条件 心も悪魔へと成り果てた人修羅はカグツチの元へ辿り着く。 しかしカグツチは、悪魔ではコトワリを持てず創世はできないと嘆き、未来を失った世界に絶望して消え去った。 そして人修羅の目の前にあの金髪の子どもが現れ、世界を破滅させた人修羅を、代わりに誕生した悪魔達の千年王国を讃えて去った。 エンドロールの後、荒廃したボルテクス界に一人佇む悪魔の姿が映り… マニアクスのネタバレ注意 マニアクスでは、新たに車椅子の老紳士と喪服の淑女が登場する。前述の「金髪の子ども」と喪服の老婆に共通点が多い(金髪、喪服を着ている、女性の方が代弁して喋る等)。 主人公が人修羅になったすぐ後に登場し、力量を量るような言動を見せて去る。 再会は人修羅がアマラ経路から偶然迷い込んだアマラ深界であり、この時メノラーと呼ばれる燭台を渡される。 これ以降、人修羅はマニアクス追加の魔人と呼ばれる死神達からメノラーの所持を理由に狙われることになり、再度話を聞けば、魔人達に盗まれたメノラーを奪還して欲しいという依頼であった(メノラー同士は引き合う為)。代わりに、貴重なアイテムや仲魔をゲットできるアマラ深界を自由に行き来しても良いという条件付きで。 しかし、魔人と戦い、アマラ深界の地下に潜るに連れ、その真の目的が判明する… 人修羅はメノラーを奪還すべく闘牛士や大僧正、地獄の天使と闘う事になるが、次の魔人死神四騎士にメノラーが奪われたものではないと明かされる。更に終末に現れる大淫婦や終末のラッパを鳴らすものを倒して全てのメノラーを集めた人修羅は、アマラ深界第4カルパにて魔界第二位たる蠅の王と謁見。 アマラ深界の悪魔達は全てのメノラーが捧げられた時、最強の悪魔が誕生し、あの御方が決断する刻を待ち続けているという闇の勢力の目論見を聞かされ、与えられた力を見極めるべく死闘を展開する事に。 蠅の王すら倒した人修羅は、淑女から全てを打ち明けられる。 子どもと老紳士の真の目的……それは永きに渡り続けられている光と闇の決戦に終止符を討つ為に、切り札となる混沌の悪魔を自らの手で作り出すこと。メノラーとは死を司る魔人達への目印であり、死に挑み、死を超えるために闘わされ、アマラ深界すら人修羅を試す試練に過ぎなかったのだ。 話を聞き、その目的に同意した人修羅はアマラ深界の最下層へ向かうが、闇の悪魔誕生を危惧して降臨した最強の光の使徒であるメカ天使がメノラーを運んだ罪として人修羅を裁くべく立ちはだかる。 神の代行者すらも倒し、名目共に最強の闇の悪魔と化した人修羅はアマラ深界の最深部に辿り着き、老紳士から祝福を受けて力を与えられ(*3)、創世を目論む者共を力の糧にすべくラストダンジョンのカグツチ塔へ向かい、全てを屠る。 創世の光をも滅ぼし、闇の荒野となった世界で目を覚ます人修羅。 「カグツチはそのひかりをうしなってしまった。」 「ひとりのアクマのてにかかって。」 そこへ金髪の子どもが現れ、世界は死滅したと告げられる。 「創りかえられるはずだった世界と引き換えに生まれてきたのは」 「混沌を支配し、死の上に死を築いてきた闇の力だ。」 同時に老紳士も現れ、大いなる意志は意に逆らった人修羅へ永遠の贖罪を課す事、その呪われた身を以って初めて世界を制するに至る事を話す。 そして人修羅の実力、内なる闇の力を見るための最後の戦いとして子どもと老紳士の真の姿である大いなる光の生んだ最高の闇と決戦を行い、人修羅は見事これを退ける。 「キミのちから、みとどけさせてもらった。」 「みごとだったよ。」 「闇に潜み、刻が来る日を待ち続けた者たちよ。」 「今、新たな闇の悪魔が誕生した。」 「・・・・・・刻が来たのだ。」 刻は来た 奈落の底より夥しい数の悪魔達が現れ 光との最終決戦へと向かう その先頭で軍勢を率いるは もはや人の心などない混沌の悪魔 人修羅 「集え、そして行こう!」 「我らが真の敵の所へ・・・!」 あの天使は・・・ 己が心の形に似せて新たな悪魔を造りたるか。 ならば、私は滅びを置こう。 私とお前の間に・・・ 私の末と、お前の末の間に・・・・・・ そういえばこの項目、追記・修正されたっけなあ …二度めの誕生だな △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 初挑戦時にアバチュ人修羅にハメ技(MP枯渇法)で行ったチキンだけど、地母の晩餐突破時の態勢立て直し失敗や敵の使用スキルによって問答無用で殺されるから半日は潰れる -- 名無しさん (2016-02-05 17 19 19) 真4Fでの性能は他の三人と違って、完全な火力一辺倒構成だったな。死亡遊戯でクリ→至高の魔弾(ニヤリ時ダメ2倍)でダメージが稼げる稼げる -- 名無しさん (2016-09-24 00 18 59) 悪魔になった直後の人修羅「あ~、俺、悪魔になっちまったよ~」 -- 名無しさん (2016-10-01 19 49 29) 間薙は最強主人公のお手本であり、アトラス主人公らしさもあってよかった -- 名無しさん (2016-10-01 20 53 41) アマラルートの人修羅だからfinalの人修羅の荒々しい性格は別に気にならなかったが、まさか冗談を言えるタイプだとは思わなかったぞ。総理大臣は凄く面白かったwww -- 名無しさん (2016-11-07 16 35 53) 真4Fのコイツの至高の魔弾って物理なのか魔法なのかイマイチわからない -- 名無しさん (2016-12-15 22 15 20) アマラルートの人修羅って世界の救世主か? -- 名無しさん (2017-04-02 21 36 48) 光線を放つ・掛け声が「ジャッ」・体力が消耗すると体の一部が赤くなる・異形を葬る・体の模様が流れるようについてる…某光の戦士と共通点が多いな -- 名無しさん (2019-06-11 12 41 06) ↑2 恐らくはアイディアの元ネタとなるグノーシス的に言えば四文字の創造した世界はあくまでも自分を崇めさせる為の閉ざされた牢獄、偽りの宇宙。そんなもんが無限に循環しているという状況。しかし、そこから抜け出し得る可能性のある知恵の光を与えようとしたのが、かの大魔王だとする考え方もある(そして、神の子も実はこっち側と解釈されておりヒジリンの扱いもそこから来てるのかも)。そして、ゲームの中で正にその思惑によって生まれたのが人修羅といえる。これ迄の世界を滅ぼすものであるから闇であるが、偽りの創造主を越えた自由意思の確立が悪と呼べようか?という話。 -- 名無しさん (2020-07-25 10 04 31) 真5でルシファーが唯一神に勝てたのは、人修羅のおかげだと思う -- 名無しさん (2022-05-25 19 58 51) 隠しボス枠でしょっちゅう呼び出されるのは、制作側も最強キャラって認識があるからだろうか -- 名無しさん (2023-03-01 12 22 35) 関係ないが遂にアバチュのこいつと同等な強さを持つボスが某サガのゲームで現れるという -- 名無し (2024-01-05 00 53 28) 真5vengenceで攻略時期やルートによっては本当に総理大臣と戦ったり、共闘したりする模様 -- 名無しさん (2024-06-24 10 00 28) 名前 コメント
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Alan Wake part52-374~376,380,382~384,388,392~397、part53-12~14,44,45 追加コンテンツ:part55-232~233,297~299 374 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/23(金) 16 20 07 ID tKzwgNpl0 366です とりあえず登場人物から アラン・・・主人公。二年以上にわたるスランプと不眠に苦しむ人気スリラー作家。アリスと共に田舎町ブライトフォールズに休暇に来る アリス・・・アランの妻。深刻化していくアランの苦悩に心を痛めブライトフォールズ行きを計画。冒頭で行方不明に バリー・・・アランの幼馴染にして代理人。アランの危機を察知しブライトフォールズヘ サラ・・・保安官。住民からの信頼も篤く権威を振りかざすFBI捜査官にも物怖じしない。いい人 ハートマン・・・スランプに陥ったアーティストの長期治療を専門にしている精神科医。湖の近くにクリニックを構える 375 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/23(金) 16 28 27 ID tKzwgNpl0 本編に入ります。駄文ですがよろしくお願いします エピソード1:悪夢 主人公アラン ウェイクはチュートリアルを兼ねた悪夢を見ていた 夜何かとても重要な理由で灯台へと車を走らせるアランはヒッチハイカーの男を轢いてしまう ちょっと目を放した隙に死体が消えてしまったので気を取り直して徒歩で灯台を目指す 脇道へ入ったアランの目の前に斧を振り回しながら迫る男の黒い影が。男はアランの書いた小説の登場人物だった。 男は竜巻に姿を変え追ってくる。逃げるアランの前に光が射し男の声がする。「光を追え、光の中は安全だ」 「君に警告するために夢に侵入した。闇は危険だ。重要な事だけ教えよう」光はそう言って闇との戦い方を教えてくれた。(ライト当てる→銃で撃つ) そんなこんなで灯台前の橋まで来た所でまたもや男の影が。 竜巻に姿を変えた男から逃げ灯台に入るアラン。 一息ついて上を見上げると急に光が消える。そして何かが落ちてくる。 「来 た わ」老婆の声がする そこで夢は終わる 「アラン…起きて」車の中で目を覚ますアラン。隣には妻のアリスが微笑んでいた。 アランはアリスと共に太平洋岸北西部の静かな田舎町ブライトフォールズにフェリーで到着しようとしていた。 フェリーでは地元のFM局のDJパット メインと知り合う。 メインはアランに出演を依頼するがプライベートな旅行なのでここで会った事は秘密にしてくれるよう頼む。 もう一人乗客がいたが彼は「精々今のうちに楽しんでおくんだな・・・」とかぶつくさ言っている。旅行者が気に入らないらしい。 キャビンの管理人カール スタッキーから鍵を受け取るためにダイナーに向かうアラン。その間にガソリンを入れに行くアリス。 ダイナーに入ると等身大のアランパネルが置いてあった ダイナーではアランの大ファンの女店員ローズ(パネルを飾ったのも彼女)、コーヒー大好きの森林公園ビジターセンター係員のラスティ ボケてるらしくアランに向って「久しぶりだなトム」とか言ってくるロッカーのアンダーソン兄弟、 真っ暗な通路を見ながらガクブルしているランタンを胸に抱えたお婆ちゃんシンシアなんかがいた。 熱烈なファンとか言う人種が苦手なアランはトイレにいるらしいカールから鍵を受けとりさっさと店を去ろうとする。その背中に「闇は危険なのよ」とかシンシアが声をかける 通路の奥のトイレをノックするアランの後ろに喪服の老婆が現れ「カールは来ないわ、鍵は預かってる」と言って鍵とキャビンのある湖までの地図を渡す 店を出て車を出すと同時にダイナーからツナギ姿の男が鍵を手に駆け出してくる 「おい待ってくれウェイクさん、鍵・・・鍵は?」 湖、コールドロンレイクに着くアランとアリス。目の前にはつり橋とその先にキャビンの建つ小島が キャビンの中は真っ暗だった。暗闇を恐れるアリスの代わりにジェネレータを点けに行く 明かりの点いたキャビンに入り置いてあったラジオを点けてみると先程のパットの声が。 「ディアフェストに向けて旅行者が続々と訪れています。先程もとあるアーティストと出会いましてね、さてどなたかな?こちらKBF・FM」 「はぁいパット、ローズよ!アーティストってアラン ウェイクでしょ?あたし大ファンなの!」 全くプライバシーも何もあったもんじゃない 軽くイラッとしていると2階でアリスが呼んでいる、見せたいものがあるらしい 2階の寝室に行くとアリスが既に脱いでいた。タンクトップに黒パンツといういでたちで誘っているのかと思ったら「私じゃないわ、書斎よ」とか言い出す。可愛い奴だ。 隣の書斎に行って見ると机の上にはタイプライターが置いてある 「ホント言うとね、ここなら書けるんじゃないかなと思ったの、環境が変われば・・・」 「止めてくれアリス、どうしてどいつもこいつも・・・」 ここにはハートマンと言うアーティスト専門の精神科医もいると言うアリスに対し切れてキャビンの外へ出て行くアラン。外はもう真っ暗だった。そこでいきなりキャビンの明かりが消える 「アラン?アラン!いや、いやーっ!助けて!」アリスの叫び声が響く。 キャビンに戻ると湖側の出口が開け放たれていた。そして湖に沈んでいくアリスの姿が見えた。 「くそっ」アランは湖に飛び込んだ 376 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/23(金) 16 33 51 ID tKzwgNpl0 アランは大破した車の中で目を覚ました。記憶が飛んでいたがアリスに何か起きた事だけは覚えていた。 頭を怪我したようだ。携帯も使えない。徒歩で助けを求める他無かった。遠くにガソリンスタンドの明かりが見えた。 道なりに歩いていくアラン。と、その目の前に光が広がる。「すみません、あの・・・」と声をかけるアランの前に2枚の紙片が落ちてくる。 それは「ディパーチャー」と題された小説の原稿だった。アランが最新作に使おうとしていたタイトルだ。 著者はアランになっていた。だがアランには書いた記憶など無かった。 そのページには主人公が夜の森で斧を持った殺人鬼に襲われるシーンが描かれていた。 更に道を進むと伐採所と小屋の明かりが見えた。これで助けを求める事が出来ると思った。辺りには霧が立ち込めていた。 そこにいた人影に声をかけると彼は「当日キャンセルはぁ…返金できません!カールスタッキーでぇす。どうぞよろしくぅ!」とか言いながら斧を振り回し襲ってきた。 小屋に逃げ込みドアを閉める。そこに斧が叩き付けられる。机の上にあった拳銃と懐中電灯を持ち保安官事務所に電話をかける。 一瞬だけ繫がったものの直ぐに切れる。外を見ると電柱が倒れている。そしてスタッキーが動かしたのかブルドーザーが突っ込んでくる。 急いで外にでるとブルドーザーは小屋ごと崖下に落ちていった。スタッキーも一緒だといいが確認してる余裕は無かった。 暗い夜道を進んでいくと夢で見たような黒い影に包まれた男達が襲ってきた。 夢で教わったようにそれらを撃退すると目の前で跡形も無く消えてしまった。 闇の中を息を切らせながら走りスタンドを目指すとまたスタッキーに襲われたがなんとか撃退しスタンドに到着した。 スタンドのガレージは乱闘でもあったかのように酷く荒らされていた。 恐る恐る進んでいくと目の前のTVがいきなり点いた。 「書こう、書き続けるんだ。俺が書けば現実になる。彼女を救い出すんだ」そう言いながら小説を書くアランがそこには映されていた。 訳の分からないまま保安官事務所に電話をかけるアラン。程なくしてパトカーに乗って保安官サラ ブレーカーが現れる。 「事故にあって…、妻が、いないんです。島のキャビンにいたんです、コールドロンレイクの…」 「あの湖に島はありません。70年代の噴火以来ね」 「でも、確かにキャビンが・・・」崩れ落ちるアラン。 「大丈夫ですか?湖に寄ってから署に向かいましょう。スタッキーを見ませんでしたか?ここのオーナーなんですが」 森での出来事を話せば正気を疑われてしまう。今はアリスの捜索が先決だった。 湖に着いて愕然とするアラン。そこにはサラの言うとおり島など影も形も無かった…。 エピソード1 終了 以下、三行で分かる「ここまでのアランウェイク」 休暇で訪れたブライトフォールズで妻のアリスが消えた 大破した車の中で目覚めたアランには一週間分の記憶が無く、闇を纏った敵の襲撃を逃れ 保安官と共に湖を訪れるがキャビンは島ごと消えていた 380 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/24(土) 01 12 00 ID TpNbrcpY0 エピソード2:しのびよる闇 三年前、自宅にて 急な停電で闇を恐れるアリスを落ち着かせるためにキャンドルを灯すアラン アランはアリスに自分も子どもの頃は暗闇が苦手だった事、そんな自分に母親がくれた魔法のスイッチ「クリッカー」(コタツのスイッチみたいなの)の事を話しアリスにクリッカーをプレゼントする チュッチュチュッチュするウェイク夫妻 現在、ブライトフォールズ アランは保安官事務所でサラが呼んだ医師による診察を受けていた。頭痛や記憶障害があったがアリスを捜すためにも平静を装う他無かった。 診察の後サラから落とした携帯を受け取り、アリスに何があったのか、何故スタッキーのスタンドにいたのか質問される。事実を話したかったが拘束されると思い止めた、とそのとき携帯に非通知の電話が 「アラン、どうか助けて」アリスの声が聞こえて驚くアラン。続けて男の声「サツには何も言うな。女房に会いたきゃ俺の指示に従え。」「何だと?」 「裏の駐車場へ行け。ちょっとした土産を置いといた。サツを適当にあしらったらエルダーウッド国立公園まで来い。ラバーズ峠って場所に午前零時だ。馬鹿な真似はすんなよ、見張ってるからな!」 駐車場の穴の開いたフェンスに立て掛けた板を蹴り一発で粉々にして進むと一台の廃車があった 廃車の中にはアリスの免許証が置いてあった。脅迫は本物だった そこにまた電話がかかってくる。幼馴染でエージェントのバリー ウィーラーからだった バリーによると一週間も音信不通だったらしく心配でブライトフォールズまで来ているらしい。保安官事務所まで迎えに来てくれるよう頼み電話を切る 事務所の通路に戻ると壁のテレビがいきなり点く。そこにはまた机に向うアランの姿があった。 「作家は物語を暗闇から解き放つ光だ、石を削る彫刻家のように無から世界を創り上げる。書くのを止めればその世界は崩壊し闇に飲まれてしまう。 アリスの命がかかっているが今は集中しなければ。書くんだ。ここでは全てが可能だ。物語を書いてアリスを救うんだ」そこでテレビは消える 受付前で初老の男と話をしているサラに「急用が出来たのでこれで」と言って去ろうとするアラン 話も聞いてないし滞在先を教えて欲しいと言うサラ。受付のおばちゃんオヌヌメのエルダーウッドのキャビンに決める そこに初老の男が割って入る。男はDrエミル ハートマンと名乗り、アランをコールドロンレイクロッジに招く。 アリスと口論になったときに出た名前である事を思い出し。アリスと何の関係があるのか問い詰めいきなり殴りかかるアラン。 サラに取り押さえられたところにアランに用があるなら俺を通せとバリーが颯爽と現れる。 「大丈夫だよサラ、訴える気は無い。ウェイクさんお待ちしてますよ」立ち上がりながらハートマンが穏やかに言う。立ち去るアランとバリー エルダーウッド国立公園に向う車内でアランはバリーにすべて話した。 一週間分記憶が飛んでいること、アリスが誘拐された事、暗闇で闇を纏った男たちに襲われた事、撃たれた男達が目の前で消滅した事、 道中で拾った書いた覚えも無い原稿の事。正気は疑われたがアリスが誘拐されたと言う事は信じてくれたようだ。 正気を疑いつつアリスの事は警察に任せろというバリーと軽く揉めるが最終的にはバリーも折れた 誘拐犯に指定された時間までまだ余裕があったため係員ラスティからキャビンを借り、ラバーズ峠への道も聞いておく。 夜、キャビンにて。一人でラバーズ峠に向おうとするアランを心配するバリー。 アランは自分が朝まで戻らなかったら通報するように言ってキャビンを出る。 遊歩道を歩いていくと車が事故っていて開け放たれていたトランクにはまた原稿が落ちていた。 瀕死の重傷を負ったラスティが「ウェイクさん、あの原稿に書かれていた通りの事が本当に起きたんです」と言う、といった内容だった ビジターセンターに近づくとラスティの叫び声と銃声が響く 中に入ると原稿の通りの惨状が広がっていた。瀕死のラスティに事務所のブレーカーを戻してくるよう頼まれる。しかしブレーカーには斧が突き刺さっていて完全に破壊されていた。 「うわぁぁぁぁ、やめてくれぇぇぇぇ!」ラスティの叫び声と何かを破壊するような轟音が響き渡る ビジターセンターに戻ろうとすると急に霧が立ちこめてきた、そしてまた斧を持ち闇を纏った男達が現れる。 センターに戻るとラスティが消えていて奥の壁には大きな穴が開いていた。 穴から外へ出ると闇を纏ったラスティが屋根の上から飛び掛ってきた。仕方が無いのでこれを撃退する。カールや他の男たち同様、ラスティも目の前で消滅した。 382 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/24(土) 01 14 04 ID TpNbrcpY0 ラバーズ峠を目指し遊歩道を進むアランにバリーから電話がかかってくる。 窓の外に何かを見てビビるバリー。妄想だと思ってたのにどうやらマジっぽいんで改めてアランに注意を促す。 敵に襲われながらも夜道を急ぐアラン。ライトの光に無造作に描かれた松明の印が浮かび上がった。 裏に回ると岩陰に金属製の箱が隠されていて中にはバッテリーや弾薬など闇の中で生きる必需品が入っていた。 この状況を知る何者かが隠しておいた物なのだろうか。 ラバーズ峠に着き、ケーブルカーに乗るアラン。しかし鳥っぽい群れに襲われゴンドラごと谷の向こう側へ叩き付けられる。 周囲を見ると闇人に囲まれている。銃は無くしてしまった。傍に落ちていたライトに手を伸ばすも闇人に阻まれる。 危機一髪のその時発炎筒の光と銃声が響き闇人達は消滅した。見ると銃を持った男が手を伸ばしている。 アランの奴等(闇人)が見えるのかの問いに「そういう筋書きだからな」と答える男。 男には見覚えがあった。フェリーで何かぶつぶつ言っていた男だ。アランの名前を知っていてラバーズ峠に現れた事からこの男が誘拐犯だと確信するアラン。 男に先導され峠の展望台まで来たアラン。闇人に囲まれる。銃の扱いが結構下手な誘拐犯に銃をよこせと言うが 「筋書き通りにやれよ」と断られる。その場は発炎筒を使いまくって凌ぐ。 アリスの居場所を問い詰めるアランに「原稿を全部よこせ、でなきゃ女房が苦しむぜ」と答える男。 殴りかかるアラン。揉み合いの末二人一緒に展望台の下に落ちる。男が落とした拳銃を奪うと男は捨て台詞を吐いて逃げていった。 バリーに相談するべくキャビンに戻るアランにバリーから電話がかかってくる 「ポーチが鳥だらけだ、まるでヒッチコックだぜ!」 ドアに鍵をかけて見つからないように隠れるように指示しキャビンへ急ぐアラン。 森を出たところで公園のガレージから車を拝借しようとガレージの鍵を捜す。 トイレの中に鍵はあった。そこにあったテレビがまた勝手に点く。例によって机に向うアランが写されている。 「ほんの些細な変化でも物語は連鎖反応を起こし全てに影響する。登場人物はリアルでなくてはならない。エピソードは物語の流れに沿っていなければならない。たった一つのミスで魔法は失われる。物語は崩壊し、アリスは死んでしまう」テレビの中のアランは言った 盗んだ自動車で走り出す。群がる闇人も車のライトで照らし跳ね飛ばしていく。 そろそろキャビンに着こうという所で誘拐犯から電話がかかってくる。 原稿をよ渡せばアリスは返すと言う誘拐犯にアランは原稿は未完成で仕上げるにはあと一週間かかると嘘をつく。「二日だ。炭鉱跡のビルまでもってこい。そこに正午だ」まんまと騙される誘拐犯だった。 キャビンには鳥の大群が飛び交っていた。窓からこちらを見て叫ぶバリー 「こいつら普通じゃねぇ!ニューヨークの鳩よりひでぇ。おいアラン、こいつら何とかしてくれ!」 こちらに向ってくる鳥の群れをフレアガンやライトを使って消滅させると、バリーはアランをサイコ扱いした事を詫びた。 アランはバリーに誘拐犯に関する聞き込みと消えた島やキャビンに関する情報を地元紙のバックナンバーから検索する様頼み、自身は原稿を書こうとするも一文字も書けなかった。 調査を進めるバリーにローズから電話がかかる 「原稿を見つけたわ…ウェイクさんと一緒に取りに来て。町外れのトレーラーパークよ…」 「一時間以内に行くよ、後でな!」電話を切るバリー 暗い室内、切れた電話に対し「ありがとう。またどうぞいらっしゃいませ…」と虚ろな笑顔で話し続けるローズ。 「いい子ね」その隣には喪服の老婆が佇んでいた。 エピソード2 終了 「ここまでのアランウェイク」 アランの妻アリスが誘拐された。エージェントのバリー以外には話せない 身代金はアランが書いたと言うホラー小説。書かれた事が現実になる原稿だ 手元にはまだ数ページしかなく、締め切りは二日後に迫っていた 383 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/24(土) 01 42 48 ID TpNbrcpY0 エピソード3:身代金 ローズのトレーラーハウスに着いたアランとバリー そこにサラからの電話が。FBIのナイチンゲール捜査官なる人物が話を聞きたいそうだ。 まずはローズに会うためにトレーラーパークの管理人ランドルフに案内してもらう 道すがらバリーの報告を受ける。この町では昔から湖周辺での失踪や変死体、オカルト話が本当になった等おかしな事件が多発している事 湖にはトーマス ゼインなる人物が住む島があったが1970年に湖底火山の噴火でゼイン共々島も無くなった事 ゼインは記事によると有名作家だったらしいがいくら調べても著作が一冊も見つからない事、噴火の前の週にゼインの恋人バーバラ ジャガーが湖で溺れ死んでいる事 これらの記事はすべてシンシア ウィーバー(ランタン抱えた婆ちゃん)である事、などなど。 ランドルフはアランとバリーのことを不審に思っている様子。 ローズのトレーラーに到着。ローズはアランとバリーにコーヒーを振舞う。 とバリーがいきなり倒れる、そしてアランも。どうやら睡眠薬を盛られたらしい アランは夢を見ていた。夢の中で闇との戦い方について教えてくれた声がまた聞こえる 「来るぞ、バーバラに成り済まして・・・。もう止められない。明かりをつけるんだ」 アランの後ろには喪服の老婆が 「会いに来たわ、あなたと素敵な奥さんに。最後まで書くのよ。ぜひともね」 そういって老婆は消えた。そこで目が覚める。 外はもう真っ暗だった。家の明かりをつけたアランの目の前でローズのテレビがいきなり点く。 「次第に夢と現実の区別がつかなくなってきた。だが俺には優秀な編集者がついている。喪服姿の彼女を俺はバーバラ ジャガーと呼んでいる。 彼女は酷く手厳しい。書けば書くほど日増しに修正は増え、今ではもう俺と彼女のどちらが書いてるのか分からないほどだ。気に入らないが仕方ない。 彼女は常に正しいのだ。書く事でアリスを救えると彼女は言った。彼女の言う事を聞いていれば間違いは無いはずだ。彼女は以前も同様の仕事をしているのだから。 トーマス ゼインという作家だ。俺の物語は次第にジャンルが変わってきた。ホラー小説だ。あと少し、結末は近い」行く先々に落ちている原稿はこのアランが書いた物なのだろうか。 ローズのせいでかなりのタイムロスだ、約束の時間までもう12時間を切っていた バリーを連れてここを出て行きたいがバリーは未だに意識が戻らず運び出すのは難しかった ローズは体育座りしながら虚ろな顔で「いらっしゃいませぇ…ご注文はぁ・・・?」とかぶつぶつ言っていた。彼女も何者かに利用されたのだろう。彼女への怒りは無かった 銃とライトが無くなっているのに気が付いた。パークの出口に向うとランドルフが待っていた。「あんた何をやらかした?あの子に何をしやがったんだ?」 どうやらランドルフが通報したらしい。ゲートの前にパトカーが数台止まり、中から銃を構えた男がでてきた。 「俺はナイチンゲール。FBIだ。貴様を逮捕する!」約束の時間が迫ってるのに冗談じゃない。ランドルフを突き飛ばし逃げるアラン。 ナイチンゲールはランドルフがいるにも関わらず発砲してきた。「追え!モタモタするな!奴を逃がしたらクビだからな!」警官隊に命令するナイチンゲール。作家一人に人員割きすぎだろう バリーを置いていくのは気が引けたがここで捕まるわけにも行かない 作家一人に余裕で発砲してくる警官隊から必死に逃げて高台に登ると霧が立ち込めてきて警官隊の悲鳴が聞こえる。どうやら闇人たちに襲われているらしい 彼らに勝ち目は無かった。彼らが追っているのは生身の作家だったはずなのだから。 大破したパトカーから聞こえる無線では警官隊と連絡がつかず「どうなってんのよ!」と叫ぶサラの声がしていた 展望台から周囲を見ると遠くにラジオ局の電波塔が見えた。メインは話の分かる男に見えたし炭鉱への道も聞けるだろう。ラジオ局を目指す事にした 道中闇人に襲われたがパトカーの残骸から手に入れた閃光手榴弾で撃退した 384 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/24(土) 01 45 54 ID TpNbrcpY0 ラジオ局に到着したアラン。メインの車を貸してもらおうとするが、そこにまたナイチンゲールが現れ発砲してくる。逃げるアラン。「何があっても絶対捕まえてやるからな!作家先生よぉ!」ナイチンゲールの声が遠くから聞こえる。 森の中を歩き続けるアラン。何故かこの事態を見越したかの様に行く先々に電力会社のライトやら銃やらが置いてある。そんなアランに電話がかかってくる 「どこまでも頑固な人」アリスの声だった。「アラン、アラン、怖くて…暗闇で…どうか助けて。」ノイズが混じっているだけではなく何か様子がおかしい。が電話はそこで切れてしまう。 歩き続けるアランの前に鉄橋と、更にその奥に操車場の倉庫が見えた。あの倉庫で車を借りられるかもしれない。 闇はどんどん力を増しているようで、あらゆる手段でアランの行く手を妨害してくる 鉄橋を進むアランだが、床がいきなり崩れ落ちたり頭上のパイプが外れて落ちてきたり、仕舞にはそのパイプや転がっているドラム缶が痙攣しながら飛んでくるなどポルターガイストに襲われた。 操車場では車を見つけたと思ったらブルドーザーに襲われた。闇人を巻き込みながらアランに襲い掛かってくるブルドーザーだが何とか撃退し車に乗り込むアラン。ようやく夜が明けようとしていた。 炭鉱跡地は博物館になっていて場所はすぐに分かった。待ち合わせの時間まであと少し。結局原稿を完成させる事が出来なかったアランは追い詰められていた。 炭鉱に着いたが、人影は無かった。藁をもすがる思いで誘拐犯を待ち続けたが夜になっても奴は現れなかった。そこに誘拐犯から電話かかかる。 何故か焦ったような声で計画変更を告げる誘拐犯。炭鉱から北のミラー峠の展望台まで炭鉱の中を通って来いとのこと。 マジ切れしつつも峠への道を探すアラン。炭鉱跡のゴーストタウンを抜ける。 闇人やポルターガイストの襲撃から逃げた小屋の中にあったテレビがまたキャビンにいるアランを映し出す。 「書く事以外は全て苦痛だ。酷く気分が悪いが何とか階下に下りた。棚の箱に入ったゼインの著作を手に取りいくつか読んでみた。彼は詩人だった そこには魔法の湖で奇跡を起こすクリエイターや女神達、神々や夢や悪魔の王国そして人間に成り済まして機会を伺う魔物たちが歌われていた ゼインは自らの事も書いていた。闇に取り付かれた恋人や湖に対しての恐怖についてだ。彼にとって湖とは邪悪な存在が潜む底知れぬ恐怖を映し出す鏡だったのだ リアルだった。彼のアイディアを俺の物語に取り入れよう。これはいける」 更に歩き続けるアランに誘拐犯からのメールが届く。間違いだらけの稚拙な文章に奴の焦りが感じられる。 廃墟を抜け峠に着いたアラン。コールドロンレイクが見える。キャビンがあったはずの場所にはボートの物であろう小さな明かりが見えるだけだった。 そのとき誘拐犯の情けない声が遠くから聞こえた。「すいません奥さん知らなかったんです。きっとボスだって…ホントに知らなかったんです!奴の女房がどこにいるかなんて知りません きっと溺れたんだ。奴に原稿を書いて欲しくて、騙したんですよぅ!ごめんなさい、助けてください。あぁ~」誰と話しているのだろうか。 展望台についたアラン。そこにはうなだれて震えている誘拐犯がいた。その傍らに喪服姿の老婆が一瞬浮かび上がる。 突如巻き起こる竜巻。「よせ!うわぁぁぁぁぁぁ」巻き込まれて飛ばされていく誘拐犯。 咄嗟に発炎筒を手にするが、アランもまた竜巻に吹き飛ばされて湖へと落ちていく 湖に沈んでいくアランは湖の底に引きずりこまれるアリス、そしてタイプライターを打つ自分の幻を見ながら意識を失う。 そこに何者かがアランに向って手を伸ばす… エピソード3:終了 ここまでのアランウェイク アランはFBIに追われている 書いた覚えの無いアランの原稿が現実となり、その物語は次第にスリラーからホラー小説へとジャンルを変えていく アリスの誘拐は嘘だった。闇は誘拐犯と称していた男を飲み込みアランにも迫ろうとしていた 388 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/24(土) 14 25 12 ID TpNbrcpY0 エピソード4:真相 意識がハッキリしない中でハートマン医師が言う 「鎮静剤を打った。また発作が起きたんだよ。君はここの患者なんだ、入院してしばらく経つ。奥さんの死がよほど堪えたんだろう。君は様々な心の病に苦しんでいる」 目を覚ますアラン。そこはコールドロンレイクロッジ(ハートマンのクリニック)だった 部屋にはアランしか居らず、薬のせいか頭が朦朧として何も考えられなくなっているアラン。 そこにハートマンが現れる。ロッジの案内がてら現状を説明されるアラン このロッジは創作活動を治療の一環としていて、アリスが溺れ死にその現実を受け入れられ無いアランは闇に襲われたり書いた小説が現実になったりという妄想に苦しみここに入院していると言う。 嘘ばっか言ってんなよと思いつつも薬の影響からか信じてしまいそうな自分もいた。 ハートマンの演説を聞きながら掌に爪を食い込ませなんとか正気を保とうとするアラン ロッジには他にもちょっと壊れ気味な入院患者達がいた。ダイナーで会ったアンダーソン兄弟もその中にいた。 彼らは70~80年代に活躍していたメタルバンド「オールドゴッズオブアースガルズ」で解散後ロッジ近くの農場で暮らしていたが、認知症がかなり進行しているため入院していると言う。 どうやら嵐が近づいているようで外の天気は次第に荒れ模様になってきたようだ。電源の様子を見るから話の続きはまた後でとハートマンは去って行った。そこにアンダーソン兄弟が吐き捨てる 「奴の頭を叩き割ってやりてぇ」「ああ、秘密を探ろうったってあいつにゃ無理だ、俺たちみてぇにイカれてねぇからな」「まともじゃ駄目なのさ。イカれた世界はイカれた奴じゃなきゃ理解できねぇ」 久々に筋の通った話を聞いたと言うアランに兄弟は自分達の農場に招待しようと言う 「忘れる前に全部一気に書いておいたのさ、あとはいかに正気を保つかだ。メッセージを探すんだ」そういってアランに隠していたと言う原稿のページを渡す ハートマンの話は全て嘘だと確信するアラン。兄弟の方がよっぽど信頼できた。そんなアランに兄弟が続ける 「おいトム、酒はねぇのか?」「農場に行けば飛び切りのがあるんだ。頭がシャキッとして記憶がパァ~ッと戻ってくるんだ」そして続ける。魔女に「記憶」「思考」を奪われたと。 この湖はアーティストやクリエイターにパワーをくれるが、魔女が全てを捻じ曲げてしまうと。あの作家がどうなったか「ランプおばさん」に聞いてみろと。 部屋に戻る途中辺りを見てみるとよほど停電が心配なのかジェネレータとワークライトが用意されていた。 2階の廊下にあるテレビが例によってアランを映し出す 「何かがおかしい。頭の中に闇が巣食い、書く事以外何も考えられない。キャビンに閉じこもって何日が過ぎたろう。外は常に闇だ。バーバラは人間じゃない。 人間の皮を被った闇の存在だ。奇妙な闇に包まれ心臓があるべき場所にぽっかり穴が開いている。俺は間違っていた。このままじゃアリスを救えない。利用され、都合の良い物語を書かされそれが現実になってしまうのだ」 2階の部屋に戻ったアランはタイプライターで原稿を書いてみようとするがやはり書けない。気が付くともう夜だった。 階下ではアンダーソン兄弟がなにやら暴れているようだ。アランを見張っていた男も様子を見に行った。行動を起こすなら今しかなかった。 ハンマーで看護婦に一撃加えた兄弟を恐れたのか見張りの男はスタッフルームに閉じこもってしまったようだ。 扉の前でオラでて来いゴガギーンAAみたいな事をしている兄弟を尻目に倒れた看護婦から鍵を奪うアランに兄弟が声をかける。「楽屋はおめぇにくれてやる、トム。運命をつかめ!」 集めた原稿を取り戻すためにハートマンのオフィスに向うアラン。 診察室に潜り込み「診察記録」のラベルが貼られた音声テープを見つける。その中にはアリスの名前もあったので聞いてみる。 アランのことをハートマンに相談するアリス。不眠とスランプに苦しむアラン。瞳の奥に別人がいるようで不安だと語るアリス。そんなアリスにアランを連れてくるように薦めるハートマン。 アリスの言葉を聴きながら喜びと苛立ち、そして罪の意識を感じていた。そしてその言葉はアリスが誘拐されてから何度かかかってきた電話の声と同じだった。あれはこの会話の音声を合成した物だったのだ。 続く 392 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/25(日) 21 25 42 ID 8JcBTKPz0 スレ立て乙でした。ALAN続きいきます エピソード4 続き ハートマンの診察室に潜り込み、彼ががアリスの誘拐に関わっている疑惑を深めるアラン。 他のテープも聞いてみる。ハートマンは患者を病人としてではなく披見体としてみているのが分かる。 もう一本のテープにはナイチンゲールとの会話が録音されている。会話からどうやらバリーがここに来ているらしい。 バリーが来たならここにアランもいると踏んだようだ。アランを出すよう脅すナイチンゲールだがハートマンは突っぱねる。 ハートマンの部屋に向う途中、通路の写真に目が留まる。写真にはロッジのスタッフが並んで写っていたその中にはあの誘拐犯の姿もあった。 やはり全てはハートマンの策略だったのだ。 通路の奥からなにやら聞き覚えのある怒声が聞こえる。 「ここから出せ!訴えてやるから覚悟しろよ!俺を誰だと思ってやがる、有名人でセレブのエージェントだぞ!」 扉を開けるとバリーとダイナーにあったアランパネルがあった。再会を喜ぶバリー。ローズのトレーラーで保護された後、ハートマンからアランがロッジにいるという連絡を受け来て見たらそのまま捕まったそうだ。 パネルはローズにお仕置きするためにぱくってきたらしい。 バリーとハートマンのオフィスに入り奪われた原稿とついでに拳銃を手に入れる。そこに現れるハートマン。 バリーに車を探すよう指示しハートマンに銃を向けるアランに対しハートマンは言う。「我々が手を組めば最高の芸術を生み出せる。君の才能と私の・・・」 言葉を遮る様に壁の本棚が倒れてくる。アランは咄嗟に隣の部屋に逃げ扉を閉める。扉を叩くハートマンの後ろに闇が迫る 「ウェェェェイク!うわぁぁぁ」やがてその音も聞こえなくなる。ニヤリとするアラン。 闇の攻撃が始まった。通路に出たアランの後ろから闇がじわじわと迫ってくる。 原稿を見ると他の患者達もどうやらアンダーソン兄弟に連れられ逃げたらしい。ポルターガイストから逃げつつ外に出るとゲートの向こうでバリーが待っていた。 ゲートが開かないから庭の迷路を抜けて来いと持っているフラッシュライトを渡すバリー。ロッジを振り返ると闇が炎のようにロッジを覆っていた。 闇人達が襲ってくる中、庭の迷路を走り抜けるアラン。バリーと合流し車で逃げるアラン達。車の中にはなぜかアランパネルも積んであった。 アンダーソン農場へ向う車中でアランは言った 「俺はイカれてる、だがこんなイカれた状況に立ち向かうにはそれが不可欠なんだ。アリスは湖の底で闇に囚われている、そしてまだ生きている。分かるんだよバリー!俺はアリスを見つけ取り戻す。 この湖には特別な力がある。アーティストの想像力に感応して現実にしてしまう力だ。だが今は得体の知れない闇の存在が全てを捻じ曲げている。全てはそいつのせいで俺の原稿を利用しているんだ。 ゼインもアンダーソン兄弟もそいつに利用された。アンダーソン兄弟も気づいていたが薬漬けで説明できる状態じゃなかった。農場のどこかにメッセージがある。それを探すんだ!」 バリーも頷き手を貸す事を約束する。 そのとき道路脇の斜面から岩が転がってくる。岩にぶつかり車は谷に落ちる。 途中木に引っかかったショックでアランは車からはじき出され、バリーは車から出ようとして崖下の茂みに落ちたお陰でパネル共々無傷らしい。アランの静止も聞かず農場の「安全を確保」しておくとのたまうバリー。 崖下を見るとパネルを抱えてダッシュしている。ランボー気取りか、おめでてーな。 森の中に闇の気配を感じた。武器は車の中に置いたままだったがバリーも心配だし選択肢は無かった。 闇人から逃げ農場に向うアランの前に強い光が照らされる。 「適切な場所、適切なタイミングで原稿を届けよう。君に物語を伝えるためだ」 その光と声には覚えがあった。夢の中で聞いた声だ。夢の中の彼はダイバーか宇宙飛行士のような姿をしていた。アランの行く先々に原稿を置いていたのは彼だったのだ。 更に続く 393 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/25(日) 21 29 24 ID 8JcBTKPz0 農場近くの建物で拳銃を手に入れるアラン。そこにあったテレビが(ry 「俺はあらゆる展開を考えた。このまま書き続けてもアリスは取り戻せない。これはホラー小説なのだ。アリス も俺も、この街の誰一人として助からない。全ては消滅し世界は闇に包まれる。それが奴の望んだ結末なんだ。 アリスは俺に小説を書かせるための口実に過ぎなかった。俺が結末を変えなければ。逃げよう。俺は自分を物語に書き込んだ。俺が主人公になるんだ。 とてつもなく危険な賭けだがアリスを救うにはこうするしかない。俺も他の登場人物同様物語の制約を受けるだろう。エピソードはリアルでなくてはならない。 サスペンスを持続させ、犠牲も必要だ。ホラー小説では誰もが死と隣りあわせで主人公も例外ではない、むしろ死は必然だ。物語に脱出シーンを書こう。 それにはゼインの協力が必要だ。ゼインに俺を助けさせるのだ」 そんなこんなで農場に着いたアラン。農場のど真ん中に立派な野外ステージがあるではないか。アンダーソン兄弟がミュージシャンである事を実感した。 ステージ上のバリーが叫ぶ「奴らだ、逃げろ!すげぇ数だ!」 バリーの後ろにいた闇人が襲いかかろうとした瞬間、ステージにスポットライトが当てられ消滅する闇人。 大音量で曲がかかり周囲には花火が上がる。逃げたバリーがノリノリで照明を操作しアランが闇人を片付ける。 曲が終わる頃には押し寄せてきた闇人は全滅していた。パネルも無傷だ。 「お前のパネルは新品同等だ!片付いたら後で取りにこよう」バリーがやり遂げた男の顔で言う。 兄弟の家に行くには納屋を抜けなければならなかったが、納屋の入り口を探すアランを放置してパネルで遊ぶバリー。 「俺がアランウェイクだ。俺はいつだって正しい。好きにやらせなきゃいちんち中すねてやる。俺は気分屋でキレやすくってチャーミングでミステリアスなんだ。 今日は親友のバリーが運んでくれるのを待ってるとこだ。が、なぁに構わんさ。それ位当然だからな」アランの真似のつもりだろうか。全くこの男は・・・ 納屋にあったテレビをつけると深夜番組「ナイトスプリングス」(「あなたの知らない世界」的な番組)が放映されていた。 「懐かしいなぁ、お前の初仕事だもんな!」笑うバリー。プロの作家としての初仕事だったが小説家を目指していたアランにとっては屈辱でしかなく、仕事に誇りを持てるまでには長い年月が必要だった。 納屋を抜けサイロに入った二人は醸造施設を見つける。どうやら兄弟の言っていた酒は密造していた物らしい。出口は施錠されていたためバリーを置いて他の出口を探すアラン。 サイロの屋上から家らしき建物が見えた。元ロックスターの情報を信頼する事に不安は無かった。 ゴンドラに乗ってコンバインの車庫に降りてきたアラン。嫌な予感しかしなかったが案の定コンバインが轟音を上げながら車庫を壊しつつ襲ってきた。何とかぶっ壊す バリーと合流し兄弟の家に着くアラン。ブレーカーを探し2階に上がるとライトの先の壁には蛍光塗料で「OLD GODS KNOW THE TRUTH」と書かれていた ブレーカーを上げると一階から歌が聞こえてくる。これこそが兄弟の残したメッセージなのだろう。一つのフレーズが聞こえてきた。「レディー オブ ライト」 その言葉から一人の人物を思い出す。シンシア ウィーバー。あの「ランプおばさん」だ。 1階に降りた二人はドラムセットの前に置いてあったレコードを再生する。 ”愛する物を解き放つには魔女のキャビンの鍵がいる レディーオブライトを探せ 夜に狂わされた彼女を その手で運命を変えたいのなら” 今日はこの家に泊まって明日シンシアを探す事にした二人。 「なあアラン、朝までは長いしちょっと息抜きしようや。酒もあるし」そういってバリーはどこから持ってきたのか酒を勧める ちょっと悩みつつも酒を呑みべろんべろんになる二人。 「絶対アリスを助け出そうぜ!お前がどんなにイカれてようが俺は一生ついていく。なぁ兄弟!」 「俺は作家だってんだ。その気になりゃ年10冊は書ける。それもベストセラーだ」 「そりゃ無理だねw」「あぁそうさ、でもできるぜ。作家だからな」 「それにしてもこの酒何が入ってるんだぁ?脳みそが鼻から出そうだぜ」「はははは!」 そしてべろんべろんになりつつもアリスがいない事で弱気になるアラン。励ますバリー。そして潰れる二人 (ちなみにこの酒には濾過していない湖の水が使われている) 更に続く 394 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/25(日) 21 36 59 ID 8JcBTKPz0 夢の中でアランは湖のキャビンにいた 目の前には「何やってんだ・・・」とつぶやく自分自身の姿があった そしてアリスの叫び声。駆け出すアラン。ブライトフォールズに着いたその夜の出来事だった。あの時の自分をアランは見下ろしていた。 アンダーソン兄弟の密造酒の影響だろう。潜在意識化に眠っていた記憶が蘇ったのだ。真実を見届けるチャンスだった。 湖に沈んでいくアリスが見えて自分も飛び込んだのが記憶の最後。その後は大破した車の中で目覚めるまで記憶は飛んでいた。 ジャガーの罠だったのだ。湖から上がってきたアランはアリスが死んだ物と思い込んでいた。咳き込みながらアリスを呼び続けるアランの傍らにジャガーが現れキャビンを見上げて言う。 「御覧なさい、窓に人影が見えない?あれは彼女じゃない?きっとそうよ」駆け出すアラン。 闇に触れられたアランはジャガー=闇の存在の言いなりだった。 2階の書斎にアランを導くジャガー。アランは書斎に向うがもちろんそこにアリスはいない。 「ここにはいない、いる訳が無い。彼女は死んだの。溺れてね」嘘だと叫ぶアランに更に追い討ちをかけるジャガー 「みんなあなたのせい、あなたの責任。あなたの力になろうとした彼女を、あなたが殺した」絶叫するアラン 「あぁまだ望みはある。コールドロンレイクは特別な場所。ここならあなたが結末を変えられる」 アランに手を差し伸べながらジャガーは言った「原稿を書きなさい。私が教えてあげる。彼女を取り戻すのよ。あなたがそう書けば全ては元に戻る」 アリスが人質で原稿が身代金だったのだ 「あぁ書こう。書いてアリスを取り戻す」虚ろな顔でアランは言ってタイプライターを打ち始める それを見ていたアランの目の前にジャガーが現れた「お ま え !」 キャビンは島ごと湖に沈んでいた 夢から覚めたアラン。全て思い出した。アランは闇の中で丸一週間「ディパーチャー」と言う物語を書き続けた。 ジャガーの指示によって闇が物語の中で力を増していく。アリスを救い出すためだと思いこまされていたが、結末を書き終え闇が全てを飲み込む前にわずかに残った理性で脱出シーンを書き込んだ。 ゼインは弱っていたがアランが彼を登場させた事で、彼の光がアランを救った。 「今だ、原稿に書かれたとおりこの光で君を解放しよう。急げ、あれはすぐに戻ってくる。あれはバーバラの顔を盗み、年月が老いを刻んだ」 アランを逃がした代償に、ゼインは更なる闇の深淵へと沈められた。だがそのお陰で消耗しきったアランでも逃げ切る事が出来た。 闇の支配からは目覚めたが、アランは混乱し恐怖と闇に蝕まれていた。必死に逃げようとした物の消耗しきったアランは事故を起こし車の中で目を覚ました。 「俺が書いた…俺のせいだ…」 「ああ大先生、お前のせいさ。ツケは払ってもらうぜ」そこに銃を構えたナイチンゲールが現れる エピソード4 終了 「ここまでのアランウェイク」 ホラー小説を書いたのは闇に操られたアラン自身だった あの湖にはアーティストの想像力に感応して現実にしてしまう力がある アリスを攫ったのも闇だ。一刻も早くシンシア ウィーバーに会わなければ 395 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/25(日) 21 53 41 ID 8JcBTKPz0 エピソード5:クリッカー アランとバリーは留置場に入れられていた。ラジオからは翌日に迫ったディアフェストの話題が流れていた 虚ろな意識の中、アランは優しげな老婆の声を聞く 「待ってたわ、『いずれ時がきたら誰かが訪ねてくる』トムがそう言ったの。そう書き残したの。あれは保険。私がずっと大事に守ってきた。光の中で…」 夜になり、街は完全に眠りにつく。この田舎町にはコンビニなんて無いのだ 目覚めるアラン。原稿がなくなっている。ナイチンゲールに奪われたようだ。 隣ではバリーがげぇげぇ吐きながら二度と酒はごめんだとか言っている 通路の扉から現れるナイチンゲールとサラ。サラは取り調べもしないで二人をぶちこんだFBIに文句をつけている 得意気な顔でナイチンゲールガ言う「遂に捕まえたぞ作家先生。証拠はここにある。連邦捜査官の暗殺計画もな。これで無罪放免はもうありえん。分かったか大先生?」意味が分からない。 あなたの上司と話がしたいというサラ。事情があって今は駄目と答えるナイチンゲール いきなり留置場の電球が一斉に切れ、非常灯が灯る。そして頭を抱えて倒れこむアラン 鉄格子を開けてアランに近寄るサラ。罠に決まってるだろとナイチンゲール。 「やめて、もうここまでよ。ウェイク、あなたを信じるわ。ナイチンゲール、口を挟むならまずは酔いを醒まして。これが正式な捜査だと証明して!」遂に不満が爆発したようだ。つかこの男アル中らしい。 銃を向けるナイチンゲール「中に戻れ大先生、俺が生きてる限りお前を・・・」そこで何かに気が付くナイチンゲール。 「待てよ、こいつは…」持っていた原稿を読もうとしたとき後ろの扉が開き何かが彼を外へ連れ去った 後には原稿だけが残され、それには今の光景がそっくりそのまま描かれていた。 非常用電源をつけ、何故か取り乱す様子も無いサラから所持品を返してもらいシンシアの居場所も聞く。 彼女は閉鎖された発電所に住んでいる。レスキュー用のへリで行けばすぐだというサラ。 サラはバリーに事務所に残って電話で連絡を取る様に言ってリストを渡す リストにはサラの父親、パット メインら数名の名があった。万一に備えて連絡する必要があるそうだ。「『ナイトスプリングス』よ、それで通じるわ」 保安官事務所からでたアランとサラ 「さっきのナイトスプリングスってどういう意味なんだ?」 「あのドラマは前からこの街がモデルじゃないかって言われてたのよ。ここじゃ時々妙な事が起こるから、今回ほどじゃないけどね」 ヘリのキーを探しに町役場へと向う二人。道中闇人の大群に襲われるがショットガンを撃ちまくるサラのお陰で何とか役場へ辿り着いた。何この安心感。流石は現職保安官。 裏口から役場に入る二人。ブレーカーは壊れていた。ブレーカーをいじっているサラに替わりナイトスプリングスを見ながらキーを探すアラン。バリーから急げとメールが来る。心細いのだろう キーを手に入れ役場を出た二人の前に猛ダッシュしているバリーの姿が見えた。どうやらポルターガイストに襲われているらしい。建物に逃げ込むバリー。吹っ飛んでくるバス。道路は完全に塞がれてしまった。 裏に回ってバリーと落ち合おうとする二人。こんなこともあろうかと持っていた合鍵で本屋に入るサラ。 裏口から出るがバリーの姿は無い。とそのとき遠くにフレアガンの閃光が上がる 「あそこじゃない?ヘリがあるのもあっちの方よ」 ディアフェストの準備のためか、街は至る所が封鎖されていた。仕方ないので教会の中から地下室を抜けて進もうとする。外へのドアを蹴り開けるアラン。そこには斧を振りかぶった闇人が。 そこに後ろから強烈な閃光が広がり闇人は消滅する。光が収まり目を開けると、額にヘッドランプ、体にクリスマス用の電飾を巻きフレアガンを構えるバリーの姿があった。 「ブライトフォールズ雑貨店は世界中で一番ヒップな店だ!」飛び込んだ建物が運良く雑貨店だったらしい ヘリポートに着く一行。サラはヘリの離陸準備にかかる。ゲートが閉まり、響くバーバラの声「彼女は二度と戻らない」 押し寄せる闇人を蹴散らしながらヘリの準備を待つアラン。 「ウェイク、いいわよ乗って!」サラの声。アランたちを乗せ、ヘリは離陸する。 396 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/25(日) 21 56 50 ID 8JcBTKPz0 発電所が見えてきた。駐車場に着陸しようとするヘリに鳥の大群が襲い掛かる。 「つかまって!」叫ぶサラ。しかしアランが振り落とされる。例によって丸腰だ。危機感の足りない男だ。 「発電所で合流しましょう!」と飛び去るヘリ。幸い近くの詰め所で拳銃と弾薬は手に入ったが発電所に行くには河を渡らなければならなかった。 闇人に襲われつつも橋を渡るアラン。そこに鳥を振り切ったヘリが来る。が合流する間もなく鳥に襲われるヘリ 「避難するから発電所に入って。話がまとまったら連絡して!」そういってヘリは飛び去った。 発電所のロゴには見覚えがあった。あちこちで見つけた物資のありかを示す松明のマークだ ドアに近づくと内側から勝手に開いた。物凄い光がアランを照らす。 「動かないで!」ウィーバーの声がする「俺は味方だ、ウィーバーさん!」「証拠は?」「あなたが『レディーオブライト』ですよね。手を貸してください!」そこでアランに向けられたライトが消える 「あぁやっと!長い事あなたを待っていたのよ。闇を追い払う物は『照らされた部屋』にあるわ。ダムの中に部屋を作ったの」 それがあればアリスを取り戻せるのか。ヘリを呼ぼうとするアランに夜の外は危険なので秘密の明るい通路があることを話す。 急に部屋の電球がチカチカ言い出す。ウィーバーはアランに変圧器を止めてくるよう依頼する。 アリスを救うためならアランは何でもするつもりだった。今はウィーバーだけが頼りだ。彼女は何十年も前からこの狂気と向き合ってきたのだから。 変圧器を止めたアランをウィーバーは秘密の通路に案内する。道すがら友人であったゼインとジャガーについて話すウィーバー。 ジャガーが死に、彼女を蘇らせようとゼインは小説を書き始め闇を目覚めさせてしまった。蘇ったと思われたジャガーは顔はそっくりだが中身は完全な別人だった。 ゼインが気づいた時にはもう遅かった。彼は書いた物を全て取り消そうとした。著名だったはずのゼインが今では誰も知らないのはそのためだった。 ゼインはまた同じ事が起こった時のためにウィーバーにあるものを託し、ウィーバーはそれを「照らされた部屋」で守り続けた。 自分達はアランの物語に囚われている。闇を食い止めなければ生き残れない。ジャガーが結末を捻じ曲げてしまう。 「トムよ。彼がそう書いたの。彼は今でもテレビを通じて闇の底から話しかけてくるのよ」どことなく嬉しそうに言うウィーバー。 秘密の通路とはもう使われていない大きな水道管だった。明かりのついた水道管に入る二人。バリーたちに連絡を取るアランだが、ダムで合流しようと伝えた直後バリーの悲鳴が聞こえ電話は切れる。 そして何かが堕ちたような振動が伝わってくる。 「彼らを助けに行かないと!」ウィーバーの静止も聞かず外に出るアラン。墜落したヘリが燃え上がっているのが見え、空には何百羽もの鳥が飛び交っていた。 「勝手になさい!先に『照らされた部屋』で待ってますからね」ウィーバーは大丈夫だろう。二人を助けなければ。 墜落現場は悲惨だったがどうやら直前で脱出できたようだった。フレアガンを乱射するバリーとショットガンを乱射するサラが見えた。 合流した一行はダムへ入ろうとするがサラとバリーが中に入った瞬間上から落ちてきたタンクによって分断される。 別ルートを探すアラン。ダム上部に着くとジャガーの声が響く「止まれ、止まりなさい」 木を薙ぎ払い車や鉄骨を巻き込みながら闇の竜巻が迫ってくる。向こうでバリーたちが叫んでいる。間一髪エレベーターに飛び込むアラン。 続く 397 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/25(日) 21 58 45 ID 8JcBTKPz0 「照らされた部屋」に案内される一行。目の前にはシェルターのようなごっつい扉。 ダムの中に何でこんなごつい扉があるのかと思ったが、ダムの北に大戦当時の陸軍基地がありここもその一部なのだろうと言う。 扉を開けると中から強烈な光が広がる。中には物凄い数の電球が輝いていた。 「さあ、それよ。そろそろ6番と33番118番を換えなきゃいけないけどこんな夜中に梯子を上りたくはないし、もうくたくたなのよ。あなたに渡してしまえば私の役目は終わるのよ」 愚痴っぽいがたった一人で何十年もこの部屋を守ってきた事を考えれば当然だろう。 部屋の真ん中の机には小さな箱があった。箱を覗き込むアラン。 そこには一枚の原稿が。だが書いたのはアランではなくゼインだった。原稿にはアランの幼い頃の思い出が書かれていた。もう存在しないはずのページだった。 ”7歳のアランは眠る事を怖がった。寝付いても悪夢にうなされ悲鳴を上げて飛び起きてしまう。ある晩母親が古びたスイッチを持ってきてくれた。 「クリッカー」と呼ばれるそれを使えば魔法の光がたちまち怪物を追い払ってくれるのだと。しかもそれはアランの父からもらったのだと言う。 父を知らないアランにとって父に関するものは全て魔法だった。アランはクリッカーを握り締めようやく安心して眠りについた。 あれから数十年後、コールドロンレイクのほとりでアランはクリッカーを手に昔を思った。そして息を深く吸い込み飛び込んだ。” 原稿の下にはアリスにあげたはずのクリッカーがあった。 眩暈がした。ここにクリッカーがあるのはアランが書いた物語の中でゼインが書いたからだ。 クリッカーを手にしたアランは静かに言う。 「これでアリスに会える。終わらせるんだ…」 エピソード5 終了 「ここまでのアランウェイク」 闇の存在に操られ恐ろしいホラー小説を書いてしまった このまま書き続けてもアリスは救い出せない。これはホラー小説なのだ。誰一人助からない だがゼインが保険を残していた。クリッカーだ 12 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/25(日) 22 41 33 ID 8JcBTKPz0 エピソード6:ディパーチャー ニューヨーク、二年前 自宅で目覚めるアラン。酷い二日酔いで頭が割れそうだった 鎮痛剤を飲んでようやく落ち着いたアラン。テレビをつけると自分が出演したバラエティー番組が映し出される 最新作「サドンストップ」のプロモーションツアーについて話している テレビを見ているとアリスから声がかかる。 ツアーのパーティーで酔っ払って朝帰りしたアランに軽く腹を立てつつもスランプ気味のアランを心配するアリス。アリスの心遣いに申し訳なく思うも無性に苛立ってしまうアラン ツアーが終わったら二人っきりでゆっくり旅行に行こうと約束するアラン。抱き合う二人 ブライトフォールズ、現在 クリッカーがキャビンへの鍵だった。アリスを救うには湖に戻らなければならない原稿の最後のページに正しい結末を書き込むのだ。 「最後のページはキャビンのタイプライターにある。それを読まないと正しい結末は書けない。ゼインは近道をしようとして失敗した」アランは失敗するわけにはいかなかった。 付いてこようとするサラを止め、バリーに見張らせる。アランは一人で決着をつけるつもりだった。 涙を流しながらアランに抱きつくバリー「頑張れよ・・・」 外にでると夜が明けていて快晴だった。クリッカーのお陰なのだろうか とにかく今のうちに湖に向おう。ゼインの原稿の中でアランは湖のほとりでクリッカーを使おうとしていた。そこへ向うのだ。 湖に続くトンネルに入った瞬間アランはジャガーの存在を近くに感じた。一度闇に囚われたアランは闇と繋がっているためそういうことがわかる様になっていた 「彼女を殺してやる」ジャガーの声が聞こえる。さっきまで明るかった空はトンネルを出た途端真っ暗になっていた。 闇の存在は最早アランに自らの望む結末を書かせようとはしていなかった。ゼインの残した凶器を持ったアランの行く手を全力で阻もうとしていた。 ポルターガイストと戦ったり車をぱくったり闇人を轢いたり車をぱくったりして進むアラン バリーに大見得を切ったはいいが、実の所アランは頼りない夢の筋書きを辿っているだけだった。 何とか湖に辿り着き、古びたおもちゃで魔法のスイッチを入れ、ホラー小説にハッピーエンドを書き込まなくてはならなかった。そして闇の底に囚われたアリスを救い出すのだ。 闇の妨害を振り切りコールドロンレイクについたアラン 湖底を目指すアランの前には目の前には荒れ狂う闇の竜巻が立ちはだかる。もう逃げられない 湖底で朽ち果てた難破船や、墜落した飛行機の残骸。闇はそれらに息を吹き込み無造作にばら撒いた ジャガーの声が響く「アリスはお前など愛していない。私には勝てない。お前の負けだ」 竜巻に近づきフレアガンを打ち込むアラン。「現実じゃない。これは妄想」そういって消滅する竜巻 クリッカーを手に湖へ飛び込むアラン 暗い室内で飛び起きるアラン。傍らにはアリスがいる 「落ち着いて、また怖い夢?ただの夢よ。大丈夫、ここは家よ」妖しく微笑むアリス 「違う、夢じゃない。明かりを、明かりをつけろ!」後ずさりながら言うアラン 周囲をみると確かにアランの部屋だが窓の外はどんどん闇に覆われていく 暗闇を恐れる様子も無いアリスにお前はアリスじゃないと言い放つアラン 「クリッカーはどこへやった!」「何を言ってるの?こっちへ来て・・・」クリッカーを探すアラン 「ベッドに戻ってアラン・・・」 「ベッドに戻ってトム」 アリスの声にジャガーの声が重なる リビングにあったフラッシュライトの光を向けるとアリスは消滅した。そしてテーブルの上に奇妙な光景を見る。「クリッカー」の文字がテーブルの上に浮かんでいるのだ 文字に光を当てるアラン。するとその文字は本物のクリッカーへと姿を変えた。 クリッカーを使うアラン。部屋に光が広がっていく 窓からふわふわ飛び込んでくるゼイン。周囲はもう完全に闇に包まれている 「キャビンへの道を探せ、奴が邪魔をするだろう。あれには心が無い。闇で満ちている。心を光で満たせ」 気が付くとアランの隣にはもう一人のアランがいた 「彼は気にするな。ミスタースクラッチだ。後で君の友達に会わせよう。クリッカーを使え」そういってゼインともう一人のアランは消える 13 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/25(日) 22 45 50 ID 8JcBTKPz0 取り残されたアランは闇に包まれた不思議な空間を歩く。「ドラム缶」「電柱」「鳥」「原稿」「コーヒーポット」「電話」などの文字が浮かぶ空間を。 さっきのクリッカーと同じように光を当てるとそれらは現実のものとしての形を取った。そしてその度聞こえるタイプライターのキーの音。現れた原稿を読むアラン ”ゼインが姿を消すと、俺は変化し続ける夢の中に取り残されたキャビンへの道を探さなくては。俺は物語にこの場所から抜ける道を書き込んであった。 俺は「道」と言う概念を辿った。行く手を阻む海を渡る場面では島への橋が現れた。暗い湖底にキャビンと言う概念が点滅し、俺はキャビンが実在すると念じた。そして、それは現れた。” 周囲を見回すと確かに「道」があった「道」を実体化させて進むアラン。そこにアリスの声が聞こえる 「さようなら、出て行くわ。他に好きな人が出来たの。その人を愛しているのよ」「何を言ってるんだアリス!」 「あなたは私を愛していない。自分自身も愛していないのに。出来もしない仕事で自分自身を痛めつけているだけ」「俺は君を何より愛してるさ。君は、俺の女神だ!」 嘘だった。アランの知っている現実ではなかった そして目の前には「橋」が。光を当てると湖で見たのと同じキャビンへと続く橋が出来た そこに聞こえるアリスに似た女の声。「トムやめて、いいこにするから私を開放してよ。傑作を書かせてあげる。一生愛してあげるわ」 アランに似た男の声が聞こえる。「違う!君はバーバラ ジャガーじゃない!俺のせいだ、書くべきじゃなかった。君は別人だ。心は闇で満ちている」 「トーマス止めて、ナイフを捨てて!」「闇が満ちてる・・・切り取って湖の底に送り返してやる!」「トム、トムやめて!あぁぁー!」 これはかつてあったゼインとジャガーの物語なのだろうか そして目の前には遂にキャビンが姿を現す。駆け出すアランにアリスとジャガーの声が聞こえる 「触らないで、汚らわしい!ここはどこなの?放して!」 「お前の夫は裏切った。私が望む事を書くだけでよかったのに。もう遅い。お前は永遠にこのままだ」 キャビンに入るアラン。目の前にはバーバラが立っている。 「これで彼女は二度と戻らない」そう呟くバーバラの胸にはぽっかりと穴が開いていた 「私はずっと存在してきた。お前の処女作よりもずっと前から。また次の仮面を見つけるわ。夢で私を解放してくれる人を」 そう笑うバーバラの胸の穴にアランはクリッカーを持った手を突っ込む。驚くバーバラ。スイッチを入れるアラン。次の瞬間バーバラの内側から強烈な光が迸り彼女は消滅する。 書斎に行くアラン。成すべき事は分かっていた。「ディパーチャー」の正しい結末を書くのだ。 光と闇、原因と結果、罪と償い、全てに均衡があり、それを損ねれば代償が伴う。ゼインはここで道を誤ったのだ。 闇を抜け光の中へと戻る長い旅だ。タイプライターを打つアラン。時計の針が急速に逆回転していく…。 「アラン、アラン!いやぁー!」 初日の夜のシーンが繰り返される。湖に飛び込むアラン 湖の底から登ってくるアリス。桟橋に上がって咳き込む。 「アラン、アラン?アラン!」周囲を見回しアランを呼ぶも自分のほかには誰も居ない そこにあったはずのキャビンは島ごと消えていた… ブライトフォールズの街ではディアフェストが開かれていた。 闇に囚われてしまったはずの人たちもそこでは何事も無かったように祭を楽しんでいた ローズはランタンを胸元に抱え、後ろの店内を震えながら気にしている様子 そして真っ暗な店内には佇むナイチンゲールの姿があった キャビンの中で書き続けるアラン。 ハッとした様に呟く「湖じゃない。海だ」 ピリオドを打つアランに聞こえるアリスの声 「アラン…起きて」 ALAN WAKE 終了 14 :ゲーム好き名無しさん:2010/07/25(日) 22 52 27 ID 8JcBTKPz0 駄文に付き合っていただいてありがとうございました 終盤はもう何を言ってるのかわからねーと思うがって状態ですが 興味を持っていただけたら是非プレイして家ゲの考察スレでも行ってみるといいでしょう 44 :ゲーム好き名無しさん:2010/07/27(火) 23 07 35 ID jGtNn9Tu0 アランウェイク乙です。 ハッとした様に呟く「湖じゃない。海だ」 ここがわかんないです。 45 :ゲーム好き名無しさん:2010/07/27(火) 23 31 39 ID A2UNT+uD0 44 文章中では思いっきりはしょってしまったんだけど チュートリアル悪夢の中のゼインの台詞で 「よく聞け、『彼は知らなかったのだ。我が家たる湖の向こうに広がる深い常闇の海を、その荒ぶる波とその静けさを。 私はその港を訪れた。私はその海を訪れた』分かったか?」 というのがあったんだけど他には海がどうとか湖がどうとかには触れてないんで良く分からないんですよ まあもしかしたらDLCで何か分かるのかもしれないけど 232 :ALAN WAKE:2011/02/16(水) 10 28 07 ID WXNBjylC0 特別編1 シグナル 本編エンディングの続き。 アランは見覚えのある場所にいた。エピソード1で訪れたブライトフォールズのダイナー、そこでデジャブのような光景が繰り広げられるが何かが違っていた。 アランは誘われるように再びダイナーの奥にに向かっていく。 そこには老婆の姿はなかった。トイレに入るアラン、そこでゼインの声が響く「アラン、それ以上沈むな。自分を見失うな。私も手を尽くすが君次第だ、より良い交信地点を探せ」 そこは闇の世界だったのだ。ディパーチャーの完成後、何かが狂ってしまいアランは闇の世界に沈み続けているのだった。 ゼインはアランに”概念としてのライト”と”排除が可能な論理上の手段”(銃)を渡し消えてしまう。 トイレから出るとダイナーから人が消えていた。代わりにテレビが置いてあった。テレビにはアラン自身が写っていた。 テレビの中のアランは狂気に飲み込まれていた。「ダイナーの扉が破られて奴らがあらわれたー!!」テレビの中のアランが叫び、それは現実となる。 アランがダイナーを出ると存在しないはずの森がそこにはあった。アランは森を進み小屋を見つける。 小屋の中には原稿があった。原稿には断片的な文字の羅列が書かれていた。原稿の中のPHONEという文字が実体化し携帯電話が現れた。 電話が鳴る。ゼインからだった「私の声が聞こえるか?君を助けたいがそこは深すぎて届かない。私のところにきてくれ、言葉を使え、シグナルを追うんだ」 233 :ALAN WAKE:2011/02/16(水) 11 23 31 ID WXNBjylC0 フラッシュライト、フレアガン、小屋の中にはたくさんの”言葉”が浮かんでいた。アランが”言葉”を光で照らすとそれは実体化していった。 アランが小屋から出るとそこは森ではなく、街の中だった。道路の真ん中にはまたテレビが置いてあった。 テレビが付き、また狂ったアランの姿が映り、叫ぶ「車が宙を舞い、街がアランを葬ろうとしていた」再びそれは現実となる。 闇の世界はアランを妨害するかのようにどんどんと姿を変えていく。道路は裂け、迷路のような構造になった街をアランは進んでいく。 ゼインから再び電話が来る「君はどんどんと沈んでいく、このままじゃ助けられない。シグナルを追え。自分と向き合え・・・」 アランは”言葉”を実体化させ、度重なるテレビの妨害も切り抜けようやく迷路のような街を抜ける。 ゼインがの残した原稿を見つけるアラン。”友人”という”言葉”が浮かび上がる。友人が実体化しバリーが現れる。 「お前は、本物じゃない」「どうしてわかった?スケスケだからか?俺はお前の空想の産物さ」 アランは携帯のGPSでシグナルを追い続ける。シグナルは郊外のビルトモア製材所を指していた。 針のように無造作に地面から突き上げている電柱、鳥のようにアランに襲いかかる本、世界はますます狂っていく。テレビも執拗にアランを殺そうとする。 製材所の中に侵入したアラン。製材所の中はアランの自宅そっくりな空間になっていた。そしてそこにはゼインがいた。 「アランよくやったここならしばらく安全だ。今のうちに話しておこう。」すると急に狂ったアランが映ったテレビが現れる。 「それが君の敵だ、君自身だよ。これは闇ではなく君自身が引き起こしている。・・・まてアラン!!」 「狂気の渦に飲み込まれゼインは消えた、迫りくる何かがウェイクを蝕んでいた、闇もそう悪くない」テレビが叫ぶ。 テレビがアランに襲い掛かってくる。アランはなんとかテレビを撃退することができた。 気が付けばアランはバードレッグキャビンの書斎で倒れこんでいた。アリスを救ってからアランはずっとキャビンに閉じ込められていたのだ。 「出口はどこだ?でられない。出口はどこだ?」 特別編2 「小説家」に続く 297 :ALAN WAKE:2011/02/19(土) 10 49 26 ID zrr5GuU20 特別編2 小説家 ハートマン「気が付いたかね?全ては君の妄想フィクションだ。」 ハートマンの幻影は消え、アランはいつの間にか闇の世界に戻ってしまっていた。そして目の前にはバリーがいた。「お前の妄想は手におえないな」 そこはハートマンのロッジの中庭だった。ロッジの裏からゼインの光が見えた。アランはゼインを目指す。 ロッジを抜け、テラスに出るとそこにいたのはやはりゼインだった。 「よくやった、ここからは私も行こう。君の夢を終わらせるために君自身を目覚めさせなくてはならない。キャビンを目指すんだ」 そういうとゼインは再びアランに原稿を渡す。原稿から”言葉”があふれる。”クリア””ボート””岩” ”クリア”は実体化し遠くに灯台が出現した。”岩”と”ボート”が空中にテラスから灯台に続く道を作り出した。 アランは空中に浮く道を進みながら灯台を目指す。 空中で回転する小屋、宙を舞う車、周囲の光景はどんどんと奇怪さを増していった。 アランが地下通路に入るとそこにはまたテレビがあった。やはりテレビには発狂したアランが映り、妨害を続ける。 地下通路を抜けると、観覧車のように360回転を続ける不思議な空間にでた。闇の世界は完全に狂い始めていた。 ゼインが語りかける「急げ、夢だからな何もかもが異質で広大な迷路だ。闇の存在がどうなったかは私にもわからない。交信は可能だが脱出する方法も実際にはわからない」 回転する空間を抜けると、今度はスタッキーのガソリンスタンドに出た。アランは灯台にどんどん近づいている。 「君はアランの理性の象徴なのだ。だから私と会話ができる。もう一人の君は諦めてしまった。夢は心地いいからだ、だが君は諦めていない」ゼインは語る。 「俺も幻影だっていうのか?」アランが聞き返す。 ゼイン「ここのあらゆるものと同じだ」 アラン「もう1人の俺?そいつが例のスクラッチか?」 ゼイン「違う」 アラン「訳が分からないぞ」 ゼイン「これは君が書いた物語だ」 アラン「俺とクリッカーのことを書いたのはあんただ。俺とウィーバーを導いたのもアンタだ」 ゼイン「そうだ彼女の力が必要だった。君もクリッカーが必要だった。だが私は・・・アラン今は急ぐんだ」 ゼインは言葉を濁し、これ以上は何も言わなかった。 298 :ALAN WAKE:2011/02/19(土) 11 37 27 ID zrr5GuU20 アランは巨大な鉄橋をわたり再び灯台に向かう。鉄橋は構造が歪んでいる上に、テレビの妨害によりどんどんと崩落していく。 アランはゼインの夢をコントロールする能力に助けられ、鉄橋を抜ける。 アランは渓谷に入る。灯台はすぐそこだった。だがやはりそこにもテレビがあった。「アランは力尽きるだろう。救いの光が消えるようにあっけなく」 テレビがそう言うと、灯台の光は本当に消えてしまった。 アランは渓谷の洞窟に入る。なぜか洞窟の中の空間はハートマンのカウンセリングルームになっていた。 カウンセリングルームではハートマンがテレビのアランにカウンセリングをしていた。 テレビのアランはハートマンのカウンセリングによって、これまでの出来事がすべて自分の妄想だと信じこんでいた。 2人は入ってきたアランには全く気づかずカウンセリングを続け消えてしまう。 またアランの前にアリスのビジョンが現れ、アランを罵倒する。こうなったのはすべてあなたの責任だと。 アランを追い詰める幻覚にもへこたれることなく、アランは渓谷を進みゼインと再会する。 「ようやくたどり着いたな。だが私はキャビンには入れない、ここからは君ひとりで進むんだ。すべての妄想を否定するんだ」 そういうとゼインはいなくなり、アランに最後の原稿を託した。”記憶”と”発光”という”言葉”が現れた。 ”記憶”を実体化させアリスとの思い出が再生される。そして”発光”により再び灯台に光が灯る。 テレビは灯台に向かうアランを妨害するため闇の住人を大量に呼びし続けるが、灯台の光によって闇はすぐに一掃されてしまう。 アランは光を頼りに灯台にたどり着き、灯台の最上階に向かう。 灯台の最上階はなぜかバードレッグキャビンのある湖につながっていた。アランはようやくキャビンにたどり着いたのだ。 キャビンの前にはバリーがいた。夢を終わらせるためには全ての妄想を消さなくてはならない。アランは襲い掛かってくるバリーを倒しキャビンに入る。 キャビンの書斎には、床に倒れこみ悶えるもう1人のアランがいた。アランが彼に触れた瞬間夢は終わった。 アランはバードレッグキャビンの書斎でようやく意識を取り戻した。だがキャビンには閉じ込められたままだ。キャビンからも脱出しなくてはならない。 アランは自らがキャビンから脱出するために新しい物語を書き始める。 「リターン」 アラン・ウェイク著 アランウェイク 完
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Alan Wake part52-374~376,380,382~384,388,392~397、part53-12~14,44,45 追加コンテンツ:part55-232~233,297~299 374 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/23(金) 16 20 07 ID tKzwgNpl0 366です とりあえず登場人物から アラン・・・主人公。二年以上にわたるスランプと不眠に苦しむ人気スリラー作家。アリスと共に田舎町ブライトフォールズに休暇に来る アリス・・・アランの妻。深刻化していくアランの苦悩に心を痛めブライトフォールズ行きを計画。冒頭で行方不明に バリー・・・アランの幼馴染にして代理人。アランの危機を察知しブライトフォールズヘ サラ・・・保安官。住民からの信頼も篤く権威を振りかざすFBI捜査官にも物怖じしない。いい人 ハートマン・・・スランプに陥ったアーティストの長期治療を専門にしている精神科医。湖の近くにクリニックを構える 375 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/23(金) 16 28 27 ID tKzwgNpl0 本編に入ります。駄文ですがよろしくお願いします エピソード1:悪夢 主人公アラン ウェイクはチュートリアルを兼ねた悪夢を見ていた 夜何かとても重要な理由で灯台へと車を走らせるアランはヒッチハイカーの男を轢いてしまう ちょっと目を放した隙に死体が消えてしまったので気を取り直して徒歩で灯台を目指す 脇道へ入ったアランの目の前に斧を振り回しながら迫る男の黒い影が。男はアランの書いた小説の登場人物だった。 男は竜巻に姿を変え追ってくる。逃げるアランの前に光が射し男の声がする。「光を追え、光の中は安全だ」 「君に警告するために夢に侵入した。闇は危険だ。重要な事だけ教えよう」光はそう言って闇との戦い方を教えてくれた。(ライト当てる→銃で撃つ) そんなこんなで灯台前の橋まで来た所でまたもや男の影が。 竜巻に姿を変えた男から逃げ灯台に入るアラン。 一息ついて上を見上げると急に光が消える。そして何かが落ちてくる。 「来 た わ」老婆の声がする そこで夢は終わる 「アラン…起きて」車の中で目を覚ますアラン。隣には妻のアリスが微笑んでいた。 アランはアリスと共に太平洋岸北西部の静かな田舎町ブライトフォールズにフェリーで到着しようとしていた。 フェリーでは地元のFM局のDJパット メインと知り合う。 メインはアランに出演を依頼するがプライベートな旅行なのでここで会った事は秘密にしてくれるよう頼む。 もう一人乗客がいたが彼は「精々今のうちに楽しんでおくんだな・・・」とかぶつくさ言っている。旅行者が気に入らないらしい。 キャビンの管理人カール スタッキーから鍵を受け取るためにダイナーに向かうアラン。その間にガソリンを入れに行くアリス。 ダイナーに入ると等身大のアランパネルが置いてあった ダイナーではアランの大ファンの女店員ローズ(パネルを飾ったのも彼女)、コーヒー大好きの森林公園ビジターセンター係員のラスティ ボケてるらしくアランに向って「久しぶりだなトム」とか言ってくるロッカーのアンダーソン兄弟、 真っ暗な通路を見ながらガクブルしているランタンを胸に抱えたお婆ちゃんシンシアなんかがいた。 熱烈なファンとか言う人種が苦手なアランはトイレにいるらしいカールから鍵を受けとりさっさと店を去ろうとする。その背中に「闇は危険なのよ」とかシンシアが声をかける 通路の奥のトイレをノックするアランの後ろに喪服の老婆が現れ「カールは来ないわ、鍵は預かってる」と言って鍵とキャビンのある湖までの地図を渡す 店を出て車を出すと同時にダイナーからツナギ姿の男が鍵を手に駆け出してくる 「おい待ってくれウェイクさん、鍵・・・鍵は?」 湖、コールドロンレイクに着くアランとアリス。目の前にはつり橋とその先にキャビンの建つ小島が キャビンの中は真っ暗だった。暗闇を恐れるアリスの代わりにジェネレータを点けに行く 明かりの点いたキャビンに入り置いてあったラジオを点けてみると先程のパットの声が。 「ディアフェストに向けて旅行者が続々と訪れています。先程もとあるアーティストと出会いましてね、さてどなたかな?こちらKBF・FM」 「はぁいパット、ローズよ!アーティストってアラン ウェイクでしょ?あたし大ファンなの!」 全くプライバシーも何もあったもんじゃない 軽くイラッとしていると2階でアリスが呼んでいる、見せたいものがあるらしい 2階の寝室に行くとアリスが既に脱いでいた。タンクトップに黒パンツといういでたちで誘っているのかと思ったら「私じゃないわ、書斎よ」とか言い出す。可愛い奴だ。 隣の書斎に行って見ると机の上にはタイプライターが置いてある 「ホント言うとね、ここなら書けるんじゃないかなと思ったの、環境が変われば・・・」 「止めてくれアリス、どうしてどいつもこいつも・・・」 ここにはハートマンと言うアーティスト専門の精神科医もいると言うアリスに対し切れてキャビンの外へ出て行くアラン。外はもう真っ暗だった。そこでいきなりキャビンの明かりが消える 「アラン?アラン!いや、いやーっ!助けて!」アリスの叫び声が響く。 キャビンに戻ると湖側の出口が開け放たれていた。そして湖に沈んでいくアリスの姿が見えた。 「くそっ」アランは湖に飛び込んだ 376 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/23(金) 16 33 51 ID tKzwgNpl0 アランは大破した車の中で目を覚ました。記憶が飛んでいたがアリスに何か起きた事だけは覚えていた。 頭を怪我したようだ。携帯も使えない。徒歩で助けを求める他無かった。遠くにガソリンスタンドの明かりが見えた。 道なりに歩いていくアラン。と、その目の前に光が広がる。「すみません、あの・・・」と声をかけるアランの前に2枚の紙片が落ちてくる。 それは「ディパーチャー」と題された小説の原稿だった。アランが最新作に使おうとしていたタイトルだ。 著者はアランになっていた。だがアランには書いた記憶など無かった。 そのページには主人公が夜の森で斧を持った殺人鬼に襲われるシーンが描かれていた。 更に道を進むと伐採所と小屋の明かりが見えた。これで助けを求める事が出来ると思った。辺りには霧が立ち込めていた。 そこにいた人影に声をかけると彼は「当日キャンセルはぁ…返金できません!カールスタッキーでぇす。どうぞよろしくぅ!」とか言いながら斧を振り回し襲ってきた。 小屋に逃げ込みドアを閉める。そこに斧が叩き付けられる。机の上にあった拳銃と懐中電灯を持ち保安官事務所に電話をかける。 一瞬だけ繫がったものの直ぐに切れる。外を見ると電柱が倒れている。そしてスタッキーが動かしたのかブルドーザーが突っ込んでくる。 急いで外にでるとブルドーザーは小屋ごと崖下に落ちていった。スタッキーも一緒だといいが確認してる余裕は無かった。 暗い夜道を進んでいくと夢で見たような黒い影に包まれた男達が襲ってきた。 夢で教わったようにそれらを撃退すると目の前で跡形も無く消えてしまった。 闇の中を息を切らせながら走りスタンドを目指すとまたスタッキーに襲われたがなんとか撃退しスタンドに到着した。 スタンドのガレージは乱闘でもあったかのように酷く荒らされていた。 恐る恐る進んでいくと目の前のTVがいきなり点いた。 「書こう、書き続けるんだ。俺が書けば現実になる。彼女を救い出すんだ」そう言いながら小説を書くアランがそこには映されていた。 訳の分からないまま保安官事務所に電話をかけるアラン。程なくしてパトカーに乗って保安官サラ ブレーカーが現れる。 「事故にあって…、妻が、いないんです。島のキャビンにいたんです、コールドロンレイクの…」 「あの湖に島はありません。70年代の噴火以来ね」 「でも、確かにキャビンが・・・」崩れ落ちるアラン。 「大丈夫ですか?湖に寄ってから署に向かいましょう。スタッキーを見ませんでしたか?ここのオーナーなんですが」 森での出来事を話せば正気を疑われてしまう。今はアリスの捜索が先決だった。 湖に着いて愕然とするアラン。そこにはサラの言うとおり島など影も形も無かった…。 エピソード1 終了 以下、三行で分かる「ここまでのアランウェイク」 休暇で訪れたブライトフォールズで妻のアリスが消えた 大破した車の中で目覚めたアランには一週間分の記憶が無く、闇を纏った敵の襲撃を逃れ 保安官と共に湖を訪れるがキャビンは島ごと消えていた 380 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/24(土) 01 12 00 ID TpNbrcpY0 エピソード2:しのびよる闇 三年前、自宅にて 急な停電で闇を恐れるアリスを落ち着かせるためにキャンドルを灯すアラン アランはアリスに自分も子どもの頃は暗闇が苦手だった事、そんな自分に母親がくれた魔法のスイッチ「クリッカー」(コタツのスイッチみたいなの)の事を話しアリスにクリッカーをプレゼントする チュッチュチュッチュするウェイク夫妻 現在、ブライトフォールズ アランは保安官事務所でサラが呼んだ医師による診察を受けていた。頭痛や記憶障害があったがアリスを捜すためにも平静を装う他無かった。 診察の後サラから落とした携帯を受け取り、アリスに何があったのか、何故スタッキーのスタンドにいたのか質問される。事実を話したかったが拘束されると思い止めた、とそのとき携帯に非通知の電話が 「アラン、どうか助けて」アリスの声が聞こえて驚くアラン。続けて男の声「サツには何も言うな。女房に会いたきゃ俺の指示に従え。」「何だと?」 「裏の駐車場へ行け。ちょっとした土産を置いといた。サツを適当にあしらったらエルダーウッド国立公園まで来い。ラバーズ峠って場所に午前零時だ。馬鹿な真似はすんなよ、見張ってるからな!」 駐車場の穴の開いたフェンスに立て掛けた板を蹴り一発で粉々にして進むと一台の廃車があった 廃車の中にはアリスの免許証が置いてあった。脅迫は本物だった そこにまた電話がかかってくる。幼馴染でエージェントのバリー ウィーラーからだった バリーによると一週間も音信不通だったらしく心配でブライトフォールズまで来ているらしい。保安官事務所まで迎えに来てくれるよう頼み電話を切る 事務所の通路に戻ると壁のテレビがいきなり点く。そこにはまた机に向うアランの姿があった。 「作家は物語を暗闇から解き放つ光だ、石を削る彫刻家のように無から世界を創り上げる。書くのを止めればその世界は崩壊し闇に飲まれてしまう。 アリスの命がかかっているが今は集中しなければ。書くんだ。ここでは全てが可能だ。物語を書いてアリスを救うんだ」そこでテレビは消える 受付前で初老の男と話をしているサラに「急用が出来たのでこれで」と言って去ろうとするアラン 話も聞いてないし滞在先を教えて欲しいと言うサラ。受付のおばちゃんオヌヌメのエルダーウッドのキャビンに決める そこに初老の男が割って入る。男はDrエミル ハートマンと名乗り、アランをコールドロンレイクロッジに招く。 アリスと口論になったときに出た名前である事を思い出し。アリスと何の関係があるのか問い詰めいきなり殴りかかるアラン。 サラに取り押さえられたところにアランに用があるなら俺を通せとバリーが颯爽と現れる。 「大丈夫だよサラ、訴える気は無い。ウェイクさんお待ちしてますよ」立ち上がりながらハートマンが穏やかに言う。立ち去るアランとバリー エルダーウッド国立公園に向う車内でアランはバリーにすべて話した。 一週間分記憶が飛んでいること、アリスが誘拐された事、暗闇で闇を纏った男たちに襲われた事、撃たれた男達が目の前で消滅した事、 道中で拾った書いた覚えも無い原稿の事。正気は疑われたがアリスが誘拐されたと言う事は信じてくれたようだ。 正気を疑いつつアリスの事は警察に任せろというバリーと軽く揉めるが最終的にはバリーも折れた 誘拐犯に指定された時間までまだ余裕があったため係員ラスティからキャビンを借り、ラバーズ峠への道も聞いておく。 夜、キャビンにて。一人でラバーズ峠に向おうとするアランを心配するバリー。 アランは自分が朝まで戻らなかったら通報するように言ってキャビンを出る。 遊歩道を歩いていくと車が事故っていて開け放たれていたトランクにはまた原稿が落ちていた。 瀕死の重傷を負ったラスティが「ウェイクさん、あの原稿に書かれていた通りの事が本当に起きたんです」と言う、といった内容だった ビジターセンターに近づくとラスティの叫び声と銃声が響く 中に入ると原稿の通りの惨状が広がっていた。瀕死のラスティに事務所のブレーカーを戻してくるよう頼まれる。しかしブレーカーには斧が突き刺さっていて完全に破壊されていた。 「うわぁぁぁぁ、やめてくれぇぇぇぇ!」ラスティの叫び声と何かを破壊するような轟音が響き渡る ビジターセンターに戻ろうとすると急に霧が立ちこめてきた、そしてまた斧を持ち闇を纏った男達が現れる。 センターに戻るとラスティが消えていて奥の壁には大きな穴が開いていた。 穴から外へ出ると闇を纏ったラスティが屋根の上から飛び掛ってきた。仕方が無いのでこれを撃退する。カールや他の男たち同様、ラスティも目の前で消滅した。 382 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/24(土) 01 14 04 ID TpNbrcpY0 ラバーズ峠を目指し遊歩道を進むアランにバリーから電話がかかってくる。 窓の外に何かを見てビビるバリー。妄想だと思ってたのにどうやらマジっぽいんで改めてアランに注意を促す。 敵に襲われながらも夜道を急ぐアラン。ライトの光に無造作に描かれた松明の印が浮かび上がった。 裏に回ると岩陰に金属製の箱が隠されていて中にはバッテリーや弾薬など闇の中で生きる必需品が入っていた。 この状況を知る何者かが隠しておいた物なのだろうか。 ラバーズ峠に着き、ケーブルカーに乗るアラン。しかし鳥っぽい群れに襲われゴンドラごと谷の向こう側へ叩き付けられる。 周囲を見ると闇人に囲まれている。銃は無くしてしまった。傍に落ちていたライトに手を伸ばすも闇人に阻まれる。 危機一髪のその時発炎筒の光と銃声が響き闇人達は消滅した。見ると銃を持った男が手を伸ばしている。 アランの奴等(闇人)が見えるのかの問いに「そういう筋書きだからな」と答える男。 男には見覚えがあった。フェリーで何かぶつぶつ言っていた男だ。アランの名前を知っていてラバーズ峠に現れた事からこの男が誘拐犯だと確信するアラン。 男に先導され峠の展望台まで来たアラン。闇人に囲まれる。銃の扱いが結構下手な誘拐犯に銃をよこせと言うが 「筋書き通りにやれよ」と断られる。その場は発炎筒を使いまくって凌ぐ。 アリスの居場所を問い詰めるアランに「原稿を全部よこせ、でなきゃ女房が苦しむぜ」と答える男。 殴りかかるアラン。揉み合いの末二人一緒に展望台の下に落ちる。男が落とした拳銃を奪うと男は捨て台詞を吐いて逃げていった。 バリーに相談するべくキャビンに戻るアランにバリーから電話がかかってくる 「ポーチが鳥だらけだ、まるでヒッチコックだぜ!」 ドアに鍵をかけて見つからないように隠れるように指示しキャビンへ急ぐアラン。 森を出たところで公園のガレージから車を拝借しようとガレージの鍵を捜す。 トイレの中に鍵はあった。そこにあったテレビがまた勝手に点く。例によって机に向うアランが写されている。 「ほんの些細な変化でも物語は連鎖反応を起こし全てに影響する。登場人物はリアルでなくてはならない。エピソードは物語の流れに沿っていなければならない。たった一つのミスで魔法は失われる。物語は崩壊し、アリスは死んでしまう」テレビの中のアランは言った 盗んだ自動車で走り出す。群がる闇人も車のライトで照らし跳ね飛ばしていく。 そろそろキャビンに着こうという所で誘拐犯から電話がかかってくる。 原稿をよ渡せばアリスは返すと言う誘拐犯にアランは原稿は未完成で仕上げるにはあと一週間かかると嘘をつく。「二日だ。炭鉱跡のビルまでもってこい。そこに正午だ」まんまと騙される誘拐犯だった。 キャビンには鳥の大群が飛び交っていた。窓からこちらを見て叫ぶバリー 「こいつら普通じゃねぇ!ニューヨークの鳩よりひでぇ。おいアラン、こいつら何とかしてくれ!」 こちらに向ってくる鳥の群れをフレアガンやライトを使って消滅させると、バリーはアランをサイコ扱いした事を詫びた。 アランはバリーに誘拐犯に関する聞き込みと消えた島やキャビンに関する情報を地元紙のバックナンバーから検索する様頼み、自身は原稿を書こうとするも一文字も書けなかった。 調査を進めるバリーにローズから電話がかかる 「原稿を見つけたわ…ウェイクさんと一緒に取りに来て。町外れのトレーラーパークよ…」 「一時間以内に行くよ、後でな!」電話を切るバリー 暗い室内、切れた電話に対し「ありがとう。またどうぞいらっしゃいませ…」と虚ろな笑顔で話し続けるローズ。 「いい子ね」その隣には喪服の老婆が佇んでいた。 エピソード2 終了 「ここまでのアランウェイク」 アランの妻アリスが誘拐された。エージェントのバリー以外には話せない 身代金はアランが書いたと言うホラー小説。書かれた事が現実になる原稿だ 手元にはまだ数ページしかなく、締め切りは二日後に迫っていた 383 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/24(土) 01 42 48 ID TpNbrcpY0 エピソード3:身代金 ローズのトレーラーハウスに着いたアランとバリー そこにサラからの電話が。FBIのナイチンゲール捜査官なる人物が話を聞きたいそうだ。 まずはローズに会うためにトレーラーパークの管理人ランドルフに案内してもらう 道すがらバリーの報告を受ける。この町では昔から湖周辺での失踪や変死体、オカルト話が本当になった等おかしな事件が多発している事 湖にはトーマス ゼインなる人物が住む島があったが1970年に湖底火山の噴火でゼイン共々島も無くなった事 ゼインは記事によると有名作家だったらしいがいくら調べても著作が一冊も見つからない事、噴火の前の週にゼインの恋人バーバラ ジャガーが湖で溺れ死んでいる事 これらの記事はすべてシンシア ウィーバー(ランタン抱えた婆ちゃん)である事、などなど。 ランドルフはアランとバリーのことを不審に思っている様子。 ローズのトレーラーに到着。ローズはアランとバリーにコーヒーを振舞う。 とバリーがいきなり倒れる、そしてアランも。どうやら睡眠薬を盛られたらしい アランは夢を見ていた。夢の中で闇との戦い方について教えてくれた声がまた聞こえる 「来るぞ、バーバラに成り済まして・・・。もう止められない。明かりをつけるんだ」 アランの後ろには喪服の老婆が 「会いに来たわ、あなたと素敵な奥さんに。最後まで書くのよ。ぜひともね」 そういって老婆は消えた。そこで目が覚める。 外はもう真っ暗だった。家の明かりをつけたアランの目の前でローズのテレビがいきなり点く。 「次第に夢と現実の区別がつかなくなってきた。だが俺には優秀な編集者がついている。喪服姿の彼女を俺はバーバラ ジャガーと呼んでいる。 彼女は酷く手厳しい。書けば書くほど日増しに修正は増え、今ではもう俺と彼女のどちらが書いてるのか分からないほどだ。気に入らないが仕方ない。 彼女は常に正しいのだ。書く事でアリスを救えると彼女は言った。彼女の言う事を聞いていれば間違いは無いはずだ。彼女は以前も同様の仕事をしているのだから。 トーマス ゼインという作家だ。俺の物語は次第にジャンルが変わってきた。ホラー小説だ。あと少し、結末は近い」行く先々に落ちている原稿はこのアランが書いた物なのだろうか。 ローズのせいでかなりのタイムロスだ、約束の時間までもう12時間を切っていた バリーを連れてここを出て行きたいがバリーは未だに意識が戻らず運び出すのは難しかった ローズは体育座りしながら虚ろな顔で「いらっしゃいませぇ…ご注文はぁ・・・?」とかぶつぶつ言っていた。彼女も何者かに利用されたのだろう。彼女への怒りは無かった 銃とライトが無くなっているのに気が付いた。パークの出口に向うとランドルフが待っていた。「あんた何をやらかした?あの子に何をしやがったんだ?」 どうやらランドルフが通報したらしい。ゲートの前にパトカーが数台止まり、中から銃を構えた男がでてきた。 「俺はナイチンゲール。FBIだ。貴様を逮捕する!」約束の時間が迫ってるのに冗談じゃない。ランドルフを突き飛ばし逃げるアラン。 ナイチンゲールはランドルフがいるにも関わらず発砲してきた。「追え!モタモタするな!奴を逃がしたらクビだからな!」警官隊に命令するナイチンゲール。作家一人に人員割きすぎだろう バリーを置いていくのは気が引けたがここで捕まるわけにも行かない 作家一人に余裕で発砲してくる警官隊から必死に逃げて高台に登ると霧が立ち込めてきて警官隊の悲鳴が聞こえる。どうやら闇人たちに襲われているらしい 彼らに勝ち目は無かった。彼らが追っているのは生身の作家だったはずなのだから。 大破したパトカーから聞こえる無線では警官隊と連絡がつかず「どうなってんのよ!」と叫ぶサラの声がしていた 展望台から周囲を見ると遠くにラジオ局の電波塔が見えた。メインは話の分かる男に見えたし炭鉱への道も聞けるだろう。ラジオ局を目指す事にした 道中闇人に襲われたがパトカーの残骸から手に入れた閃光手榴弾で撃退した 384 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/24(土) 01 45 54 ID TpNbrcpY0 ラジオ局に到着したアラン。メインの車を貸してもらおうとするが、そこにまたナイチンゲールが現れ発砲してくる。逃げるアラン。「何があっても絶対捕まえてやるからな!作家先生よぉ!」ナイチンゲールの声が遠くから聞こえる。 森の中を歩き続けるアラン。何故かこの事態を見越したかの様に行く先々に電力会社のライトやら銃やらが置いてある。そんなアランに電話がかかってくる 「どこまでも頑固な人」アリスの声だった。「アラン、アラン、怖くて…暗闇で…どうか助けて。」ノイズが混じっているだけではなく何か様子がおかしい。が電話はそこで切れてしまう。 歩き続けるアランの前に鉄橋と、更にその奥に操車場の倉庫が見えた。あの倉庫で車を借りられるかもしれない。 闇はどんどん力を増しているようで、あらゆる手段でアランの行く手を妨害してくる 鉄橋を進むアランだが、床がいきなり崩れ落ちたり頭上のパイプが外れて落ちてきたり、仕舞にはそのパイプや転がっているドラム缶が痙攣しながら飛んでくるなどポルターガイストに襲われた。 操車場では車を見つけたと思ったらブルドーザーに襲われた。闇人を巻き込みながらアランに襲い掛かってくるブルドーザーだが何とか撃退し車に乗り込むアラン。ようやく夜が明けようとしていた。 炭鉱跡地は博物館になっていて場所はすぐに分かった。待ち合わせの時間まであと少し。結局原稿を完成させる事が出来なかったアランは追い詰められていた。 炭鉱に着いたが、人影は無かった。藁をもすがる思いで誘拐犯を待ち続けたが夜になっても奴は現れなかった。そこに誘拐犯から電話かかかる。 何故か焦ったような声で計画変更を告げる誘拐犯。炭鉱から北のミラー峠の展望台まで炭鉱の中を通って来いとのこと。 マジ切れしつつも峠への道を探すアラン。炭鉱跡のゴーストタウンを抜ける。 闇人やポルターガイストの襲撃から逃げた小屋の中にあったテレビがまたキャビンにいるアランを映し出す。 「書く事以外は全て苦痛だ。酷く気分が悪いが何とか階下に下りた。棚の箱に入ったゼインの著作を手に取りいくつか読んでみた。彼は詩人だった そこには魔法の湖で奇跡を起こすクリエイターや女神達、神々や夢や悪魔の王国そして人間に成り済まして機会を伺う魔物たちが歌われていた ゼインは自らの事も書いていた。闇に取り付かれた恋人や湖に対しての恐怖についてだ。彼にとって湖とは邪悪な存在が潜む底知れぬ恐怖を映し出す鏡だったのだ リアルだった。彼のアイディアを俺の物語に取り入れよう。これはいける」 更に歩き続けるアランに誘拐犯からのメールが届く。間違いだらけの稚拙な文章に奴の焦りが感じられる。 廃墟を抜け峠に着いたアラン。コールドロンレイクが見える。キャビンがあったはずの場所にはボートの物であろう小さな明かりが見えるだけだった。 そのとき誘拐犯の情けない声が遠くから聞こえた。「すいません奥さん知らなかったんです。きっとボスだって…ホントに知らなかったんです!奴の女房がどこにいるかなんて知りません きっと溺れたんだ。奴に原稿を書いて欲しくて、騙したんですよぅ!ごめんなさい、助けてください。あぁ~」誰と話しているのだろうか。 展望台についたアラン。そこにはうなだれて震えている誘拐犯がいた。その傍らに喪服姿の老婆が一瞬浮かび上がる。 突如巻き起こる竜巻。「よせ!うわぁぁぁぁぁぁ」巻き込まれて飛ばされていく誘拐犯。 咄嗟に発炎筒を手にするが、アランもまた竜巻に吹き飛ばされて湖へと落ちていく 湖に沈んでいくアランは湖の底に引きずりこまれるアリス、そしてタイプライターを打つ自分の幻を見ながら意識を失う。 そこに何者かがアランに向って手を伸ばす… エピソード3:終了 ここまでのアランウェイク アランはFBIに追われている 書いた覚えの無いアランの原稿が現実となり、その物語は次第にスリラーからホラー小説へとジャンルを変えていく アリスの誘拐は嘘だった。闇は誘拐犯と称していた男を飲み込みアランにも迫ろうとしていた 388 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/24(土) 14 25 12 ID TpNbrcpY0 エピソード4:真相 意識がハッキリしない中でハートマン医師が言う 「鎮静剤を打った。また発作が起きたんだよ。君はここの患者なんだ、入院してしばらく経つ。奥さんの死がよほど堪えたんだろう。君は様々な心の病に苦しんでいる」 目を覚ますアラン。そこはコールドロンレイクロッジ(ハートマンのクリニック)だった 部屋にはアランしか居らず、薬のせいか頭が朦朧として何も考えられなくなっているアラン。 そこにハートマンが現れる。ロッジの案内がてら現状を説明されるアラン このロッジは創作活動を治療の一環としていて、アリスが溺れ死にその現実を受け入れられ無いアランは闇に襲われたり書いた小説が現実になったりという妄想に苦しみここに入院していると言う。 嘘ばっか言ってんなよと思いつつも薬の影響からか信じてしまいそうな自分もいた。 ハートマンの演説を聞きながら掌に爪を食い込ませなんとか正気を保とうとするアラン ロッジには他にもちょっと壊れ気味な入院患者達がいた。ダイナーで会ったアンダーソン兄弟もその中にいた。 彼らは70~80年代に活躍していたメタルバンド「オールドゴッズオブアースガルズ」で解散後ロッジ近くの農場で暮らしていたが、認知症がかなり進行しているため入院していると言う。 どうやら嵐が近づいているようで外の天気は次第に荒れ模様になってきたようだ。電源の様子を見るから話の続きはまた後でとハートマンは去って行った。そこにアンダーソン兄弟が吐き捨てる 「奴の頭を叩き割ってやりてぇ」「ああ、秘密を探ろうったってあいつにゃ無理だ、俺たちみてぇにイカれてねぇからな」「まともじゃ駄目なのさ。イカれた世界はイカれた奴じゃなきゃ理解できねぇ」 久々に筋の通った話を聞いたと言うアランに兄弟は自分達の農場に招待しようと言う 「忘れる前に全部一気に書いておいたのさ、あとはいかに正気を保つかだ。メッセージを探すんだ」そういってアランに隠していたと言う原稿のページを渡す ハートマンの話は全て嘘だと確信するアラン。兄弟の方がよっぽど信頼できた。そんなアランに兄弟が続ける 「おいトム、酒はねぇのか?」「農場に行けば飛び切りのがあるんだ。頭がシャキッとして記憶がパァ~ッと戻ってくるんだ」そして続ける。魔女に「記憶」「思考」を奪われたと。 この湖はアーティストやクリエイターにパワーをくれるが、魔女が全てを捻じ曲げてしまうと。あの作家がどうなったか「ランプおばさん」に聞いてみろと。 部屋に戻る途中辺りを見てみるとよほど停電が心配なのかジェネレータとワークライトが用意されていた。 2階の廊下にあるテレビが例によってアランを映し出す 「何かがおかしい。頭の中に闇が巣食い、書く事以外何も考えられない。キャビンに閉じこもって何日が過ぎたろう。外は常に闇だ。バーバラは人間じゃない。 人間の皮を被った闇の存在だ。奇妙な闇に包まれ心臓があるべき場所にぽっかり穴が開いている。俺は間違っていた。このままじゃアリスを救えない。利用され、都合の良い物語を書かされそれが現実になってしまうのだ」 2階の部屋に戻ったアランはタイプライターで原稿を書いてみようとするがやはり書けない。気が付くともう夜だった。 階下ではアンダーソン兄弟がなにやら暴れているようだ。アランを見張っていた男も様子を見に行った。行動を起こすなら今しかなかった。 ハンマーで看護婦に一撃加えた兄弟を恐れたのか見張りの男はスタッフルームに閉じこもってしまったようだ。 扉の前でオラでて来いゴガギーンAAみたいな事をしている兄弟を尻目に倒れた看護婦から鍵を奪うアランに兄弟が声をかける。「楽屋はおめぇにくれてやる、トム。運命をつかめ!」 集めた原稿を取り戻すためにハートマンのオフィスに向うアラン。 診察室に潜り込み「診察記録」のラベルが貼られた音声テープを見つける。その中にはアリスの名前もあったので聞いてみる。 アランのことをハートマンに相談するアリス。不眠とスランプに苦しむアラン。瞳の奥に別人がいるようで不安だと語るアリス。そんなアリスにアランを連れてくるように薦めるハートマン。 アリスの言葉を聴きながら喜びと苛立ち、そして罪の意識を感じていた。そしてその言葉はアリスが誘拐されてから何度かかかってきた電話の声と同じだった。あれはこの会話の音声を合成した物だったのだ。 続く 392 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/25(日) 21 25 42 ID 8JcBTKPz0 スレ立て乙でした。ALAN続きいきます エピソード4 続き ハートマンの診察室に潜り込み、彼ががアリスの誘拐に関わっている疑惑を深めるアラン。 他のテープも聞いてみる。ハートマンは患者を病人としてではなく披見体としてみているのが分かる。 もう一本のテープにはナイチンゲールとの会話が録音されている。会話からどうやらバリーがここに来ているらしい。 バリーが来たならここにアランもいると踏んだようだ。アランを出すよう脅すナイチンゲールだがハートマンは突っぱねる。 ハートマンの部屋に向う途中、通路の写真に目が留まる。写真にはロッジのスタッフが並んで写っていたその中にはあの誘拐犯の姿もあった。 やはり全てはハートマンの策略だったのだ。 通路の奥からなにやら聞き覚えのある怒声が聞こえる。 「ここから出せ!訴えてやるから覚悟しろよ!俺を誰だと思ってやがる、有名人でセレブのエージェントだぞ!」 扉を開けるとバリーとダイナーにあったアランパネルがあった。再会を喜ぶバリー。ローズのトレーラーで保護された後、ハートマンからアランがロッジにいるという連絡を受け来て見たらそのまま捕まったそうだ。 パネルはローズにお仕置きするためにぱくってきたらしい。 バリーとハートマンのオフィスに入り奪われた原稿とついでに拳銃を手に入れる。そこに現れるハートマン。 バリーに車を探すよう指示しハートマンに銃を向けるアランに対しハートマンは言う。「我々が手を組めば最高の芸術を生み出せる。君の才能と私の・・・」 言葉を遮る様に壁の本棚が倒れてくる。アランは咄嗟に隣の部屋に逃げ扉を閉める。扉を叩くハートマンの後ろに闇が迫る 「ウェェェェイク!うわぁぁぁ」やがてその音も聞こえなくなる。ニヤリとするアラン。 闇の攻撃が始まった。通路に出たアランの後ろから闇がじわじわと迫ってくる。 原稿を見ると他の患者達もどうやらアンダーソン兄弟に連れられ逃げたらしい。ポルターガイストから逃げつつ外に出るとゲートの向こうでバリーが待っていた。 ゲートが開かないから庭の迷路を抜けて来いと持っているフラッシュライトを渡すバリー。ロッジを振り返ると闇が炎のようにロッジを覆っていた。 闇人達が襲ってくる中、庭の迷路を走り抜けるアラン。バリーと合流し車で逃げるアラン達。車の中にはなぜかアランパネルも積んであった。 アンダーソン農場へ向う車中でアランは言った 「俺はイカれてる、だがこんなイカれた状況に立ち向かうにはそれが不可欠なんだ。アリスは湖の底で闇に囚われている、そしてまだ生きている。分かるんだよバリー!俺はアリスを見つけ取り戻す。 この湖には特別な力がある。アーティストの想像力に感応して現実にしてしまう力だ。だが今は得体の知れない闇の存在が全てを捻じ曲げている。全てはそいつのせいで俺の原稿を利用しているんだ。 ゼインもアンダーソン兄弟もそいつに利用された。アンダーソン兄弟も気づいていたが薬漬けで説明できる状態じゃなかった。農場のどこかにメッセージがある。それを探すんだ!」 バリーも頷き手を貸す事を約束する。 そのとき道路脇の斜面から岩が転がってくる。岩にぶつかり車は谷に落ちる。 途中木に引っかかったショックでアランは車からはじき出され、バリーは車から出ようとして崖下の茂みに落ちたお陰でパネル共々無傷らしい。アランの静止も聞かず農場の「安全を確保」しておくとのたまうバリー。 崖下を見るとパネルを抱えてダッシュしている。ランボー気取りか、おめでてーな。 森の中に闇の気配を感じた。武器は車の中に置いたままだったがバリーも心配だし選択肢は無かった。 闇人から逃げ農場に向うアランの前に強い光が照らされる。 「適切な場所、適切なタイミングで原稿を届けよう。君に物語を伝えるためだ」 その光と声には覚えがあった。夢の中で聞いた声だ。夢の中の彼はダイバーか宇宙飛行士のような姿をしていた。アランの行く先々に原稿を置いていたのは彼だったのだ。 更に続く 393 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/25(日) 21 29 24 ID 8JcBTKPz0 農場近くの建物で拳銃を手に入れるアラン。そこにあったテレビが(ry 「俺はあらゆる展開を考えた。このまま書き続けてもアリスは取り戻せない。これはホラー小説なのだ。アリス も俺も、この街の誰一人として助からない。全ては消滅し世界は闇に包まれる。それが奴の望んだ結末なんだ。 アリスは俺に小説を書かせるための口実に過ぎなかった。俺が結末を変えなければ。逃げよう。俺は自分を物語に書き込んだ。俺が主人公になるんだ。 とてつもなく危険な賭けだがアリスを救うにはこうするしかない。俺も他の登場人物同様物語の制約を受けるだろう。エピソードはリアルでなくてはならない。 サスペンスを持続させ、犠牲も必要だ。ホラー小説では誰もが死と隣りあわせで主人公も例外ではない、むしろ死は必然だ。物語に脱出シーンを書こう。 それにはゼインの協力が必要だ。ゼインに俺を助けさせるのだ」 そんなこんなで農場に着いたアラン。農場のど真ん中に立派な野外ステージがあるではないか。アンダーソン兄弟がミュージシャンである事を実感した。 ステージ上のバリーが叫ぶ「奴らだ、逃げろ!すげぇ数だ!」 バリーの後ろにいた闇人が襲いかかろうとした瞬間、ステージにスポットライトが当てられ消滅する闇人。 大音量で曲がかかり周囲には花火が上がる。逃げたバリーがノリノリで照明を操作しアランが闇人を片付ける。 曲が終わる頃には押し寄せてきた闇人は全滅していた。パネルも無傷だ。 「お前のパネルは新品同等だ!片付いたら後で取りにこよう」バリーがやり遂げた男の顔で言う。 兄弟の家に行くには納屋を抜けなければならなかったが、納屋の入り口を探すアランを放置してパネルで遊ぶバリー。 「俺がアランウェイクだ。俺はいつだって正しい。好きにやらせなきゃいちんち中すねてやる。俺は気分屋でキレやすくってチャーミングでミステリアスなんだ。 今日は親友のバリーが運んでくれるのを待ってるとこだ。が、なぁに構わんさ。それ位当然だからな」アランの真似のつもりだろうか。全くこの男は・・・ 納屋にあったテレビをつけると深夜番組「ナイトスプリングス」(「あなたの知らない世界」的な番組)が放映されていた。 「懐かしいなぁ、お前の初仕事だもんな!」笑うバリー。プロの作家としての初仕事だったが小説家を目指していたアランにとっては屈辱でしかなく、仕事に誇りを持てるまでには長い年月が必要だった。 納屋を抜けサイロに入った二人は醸造施設を見つける。どうやら兄弟の言っていた酒は密造していた物らしい。出口は施錠されていたためバリーを置いて他の出口を探すアラン。 サイロの屋上から家らしき建物が見えた。元ロックスターの情報を信頼する事に不安は無かった。 ゴンドラに乗ってコンバインの車庫に降りてきたアラン。嫌な予感しかしなかったが案の定コンバインが轟音を上げながら車庫を壊しつつ襲ってきた。何とかぶっ壊す バリーと合流し兄弟の家に着くアラン。ブレーカーを探し2階に上がるとライトの先の壁には蛍光塗料で「OLD GODS KNOW THE TRUTH」と書かれていた ブレーカーを上げると一階から歌が聞こえてくる。これこそが兄弟の残したメッセージなのだろう。一つのフレーズが聞こえてきた。「レディー オブ ライト」 その言葉から一人の人物を思い出す。シンシア ウィーバー。あの「ランプおばさん」だ。 1階に降りた二人はドラムセットの前に置いてあったレコードを再生する。 ”愛する物を解き放つには魔女のキャビンの鍵がいる レディーオブライトを探せ 夜に狂わされた彼女を その手で運命を変えたいのなら” 今日はこの家に泊まって明日シンシアを探す事にした二人。 「なあアラン、朝までは長いしちょっと息抜きしようや。酒もあるし」そういってバリーはどこから持ってきたのか酒を勧める ちょっと悩みつつも酒を呑みべろんべろんになる二人。 「絶対アリスを助け出そうぜ!お前がどんなにイカれてようが俺は一生ついていく。なぁ兄弟!」 「俺は作家だってんだ。その気になりゃ年10冊は書ける。それもベストセラーだ」 「そりゃ無理だねw」「あぁそうさ、でもできるぜ。作家だからな」 「それにしてもこの酒何が入ってるんだぁ?脳みそが鼻から出そうだぜ」「はははは!」 そしてべろんべろんになりつつもアリスがいない事で弱気になるアラン。励ますバリー。そして潰れる二人 (ちなみにこの酒には濾過していない湖の水が使われている) 更に続く 394 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/25(日) 21 36 59 ID 8JcBTKPz0 夢の中でアランは湖のキャビンにいた 目の前には「何やってんだ・・・」とつぶやく自分自身の姿があった そしてアリスの叫び声。駆け出すアラン。ブライトフォールズに着いたその夜の出来事だった。あの時の自分をアランは見下ろしていた。 アンダーソン兄弟の密造酒の影響だろう。潜在意識化に眠っていた記憶が蘇ったのだ。真実を見届けるチャンスだった。 湖に沈んでいくアリスが見えて自分も飛び込んだのが記憶の最後。その後は大破した車の中で目覚めるまで記憶は飛んでいた。 ジャガーの罠だったのだ。湖から上がってきたアランはアリスが死んだ物と思い込んでいた。咳き込みながらアリスを呼び続けるアランの傍らにジャガーが現れキャビンを見上げて言う。 「御覧なさい、窓に人影が見えない?あれは彼女じゃない?きっとそうよ」駆け出すアラン。 闇に触れられたアランはジャガー=闇の存在の言いなりだった。 2階の書斎にアランを導くジャガー。アランは書斎に向うがもちろんそこにアリスはいない。 「ここにはいない、いる訳が無い。彼女は死んだの。溺れてね」嘘だと叫ぶアランに更に追い討ちをかけるジャガー 「みんなあなたのせい、あなたの責任。あなたの力になろうとした彼女を、あなたが殺した」絶叫するアラン 「あぁまだ望みはある。コールドロンレイクは特別な場所。ここならあなたが結末を変えられる」 アランに手を差し伸べながらジャガーは言った「原稿を書きなさい。私が教えてあげる。彼女を取り戻すのよ。あなたがそう書けば全ては元に戻る」 アリスが人質で原稿が身代金だったのだ 「あぁ書こう。書いてアリスを取り戻す」虚ろな顔でアランは言ってタイプライターを打ち始める それを見ていたアランの目の前にジャガーが現れた「お ま え !」 キャビンは島ごと湖に沈んでいた 夢から覚めたアラン。全て思い出した。アランは闇の中で丸一週間「ディパーチャー」と言う物語を書き続けた。 ジャガーの指示によって闇が物語の中で力を増していく。アリスを救い出すためだと思いこまされていたが、結末を書き終え闇が全てを飲み込む前にわずかに残った理性で脱出シーンを書き込んだ。 ゼインは弱っていたがアランが彼を登場させた事で、彼の光がアランを救った。 「今だ、原稿に書かれたとおりこの光で君を解放しよう。急げ、あれはすぐに戻ってくる。あれはバーバラの顔を盗み、年月が老いを刻んだ」 アランを逃がした代償に、ゼインは更なる闇の深淵へと沈められた。だがそのお陰で消耗しきったアランでも逃げ切る事が出来た。 闇の支配からは目覚めたが、アランは混乱し恐怖と闇に蝕まれていた。必死に逃げようとした物の消耗しきったアランは事故を起こし車の中で目を覚ました。 「俺が書いた…俺のせいだ…」 「ああ大先生、お前のせいさ。ツケは払ってもらうぜ」そこに銃を構えたナイチンゲールが現れる エピソード4 終了 「ここまでのアランウェイク」 ホラー小説を書いたのは闇に操られたアラン自身だった あの湖にはアーティストの想像力に感応して現実にしてしまう力がある アリスを攫ったのも闇だ。一刻も早くシンシア ウィーバーに会わなければ 395 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/25(日) 21 53 41 ID 8JcBTKPz0 エピソード5:クリッカー アランとバリーは留置場に入れられていた。ラジオからは翌日に迫ったディアフェストの話題が流れていた 虚ろな意識の中、アランは優しげな老婆の声を聞く 「待ってたわ、『いずれ時がきたら誰かが訪ねてくる』トムがそう言ったの。そう書き残したの。あれは保険。私がずっと大事に守ってきた。光の中で…」 夜になり、街は完全に眠りにつく。この田舎町にはコンビニなんて無いのだ 目覚めるアラン。原稿がなくなっている。ナイチンゲールに奪われたようだ。 隣ではバリーがげぇげぇ吐きながら二度と酒はごめんだとか言っている 通路の扉から現れるナイチンゲールとサラ。サラは取り調べもしないで二人をぶちこんだFBIに文句をつけている 得意気な顔でナイチンゲールガ言う「遂に捕まえたぞ作家先生。証拠はここにある。連邦捜査官の暗殺計画もな。これで無罪放免はもうありえん。分かったか大先生?」意味が分からない。 あなたの上司と話がしたいというサラ。事情があって今は駄目と答えるナイチンゲール いきなり留置場の電球が一斉に切れ、非常灯が灯る。そして頭を抱えて倒れこむアラン 鉄格子を開けてアランに近寄るサラ。罠に決まってるだろとナイチンゲール。 「やめて、もうここまでよ。ウェイク、あなたを信じるわ。ナイチンゲール、口を挟むならまずは酔いを醒まして。これが正式な捜査だと証明して!」遂に不満が爆発したようだ。つかこの男アル中らしい。 銃を向けるナイチンゲール「中に戻れ大先生、俺が生きてる限りお前を・・・」そこで何かに気が付くナイチンゲール。 「待てよ、こいつは…」持っていた原稿を読もうとしたとき後ろの扉が開き何かが彼を外へ連れ去った 後には原稿だけが残され、それには今の光景がそっくりそのまま描かれていた。 非常用電源をつけ、何故か取り乱す様子も無いサラから所持品を返してもらいシンシアの居場所も聞く。 彼女は閉鎖された発電所に住んでいる。レスキュー用のへリで行けばすぐだというサラ。 サラはバリーに事務所に残って電話で連絡を取る様に言ってリストを渡す リストにはサラの父親、パット メインら数名の名があった。万一に備えて連絡する必要があるそうだ。「『ナイトスプリングス』よ、それで通じるわ」 保安官事務所からでたアランとサラ 「さっきのナイトスプリングスってどういう意味なんだ?」 「あのドラマは前からこの街がモデルじゃないかって言われてたのよ。ここじゃ時々妙な事が起こるから、今回ほどじゃないけどね」 ヘリのキーを探しに町役場へと向う二人。道中闇人の大群に襲われるがショットガンを撃ちまくるサラのお陰で何とか役場へ辿り着いた。何この安心感。流石は現職保安官。 裏口から役場に入る二人。ブレーカーは壊れていた。ブレーカーをいじっているサラに替わりナイトスプリングスを見ながらキーを探すアラン。バリーから急げとメールが来る。心細いのだろう キーを手に入れ役場を出た二人の前に猛ダッシュしているバリーの姿が見えた。どうやらポルターガイストに襲われているらしい。建物に逃げ込むバリー。吹っ飛んでくるバス。道路は完全に塞がれてしまった。 裏に回ってバリーと落ち合おうとする二人。こんなこともあろうかと持っていた合鍵で本屋に入るサラ。 裏口から出るがバリーの姿は無い。とそのとき遠くにフレアガンの閃光が上がる 「あそこじゃない?ヘリがあるのもあっちの方よ」 ディアフェストの準備のためか、街は至る所が封鎖されていた。仕方ないので教会の中から地下室を抜けて進もうとする。外へのドアを蹴り開けるアラン。そこには斧を振りかぶった闇人が。 そこに後ろから強烈な閃光が広がり闇人は消滅する。光が収まり目を開けると、額にヘッドランプ、体にクリスマス用の電飾を巻きフレアガンを構えるバリーの姿があった。 「ブライトフォールズ雑貨店は世界中で一番ヒップな店だ!」飛び込んだ建物が運良く雑貨店だったらしい ヘリポートに着く一行。サラはヘリの離陸準備にかかる。ゲートが閉まり、響くバーバラの声「彼女は二度と戻らない」 押し寄せる闇人を蹴散らしながらヘリの準備を待つアラン。 「ウェイク、いいわよ乗って!」サラの声。アランたちを乗せ、ヘリは離陸する。 396 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/25(日) 21 56 50 ID 8JcBTKPz0 発電所が見えてきた。駐車場に着陸しようとするヘリに鳥の大群が襲い掛かる。 「つかまって!」叫ぶサラ。しかしアランが振り落とされる。例によって丸腰だ。危機感の足りない男だ。 「発電所で合流しましょう!」と飛び去るヘリ。幸い近くの詰め所で拳銃と弾薬は手に入ったが発電所に行くには河を渡らなければならなかった。 闇人に襲われつつも橋を渡るアラン。そこに鳥を振り切ったヘリが来る。が合流する間もなく鳥に襲われるヘリ 「避難するから発電所に入って。話がまとまったら連絡して!」そういってヘリは飛び去った。 発電所のロゴには見覚えがあった。あちこちで見つけた物資のありかを示す松明のマークだ ドアに近づくと内側から勝手に開いた。物凄い光がアランを照らす。 「動かないで!」ウィーバーの声がする「俺は味方だ、ウィーバーさん!」「証拠は?」「あなたが『レディーオブライト』ですよね。手を貸してください!」そこでアランに向けられたライトが消える 「あぁやっと!長い事あなたを待っていたのよ。闇を追い払う物は『照らされた部屋』にあるわ。ダムの中に部屋を作ったの」 それがあればアリスを取り戻せるのか。ヘリを呼ぼうとするアランに夜の外は危険なので秘密の明るい通路があることを話す。 急に部屋の電球がチカチカ言い出す。ウィーバーはアランに変圧器を止めてくるよう依頼する。 アリスを救うためならアランは何でもするつもりだった。今はウィーバーだけが頼りだ。彼女は何十年も前からこの狂気と向き合ってきたのだから。 変圧器を止めたアランをウィーバーは秘密の通路に案内する。道すがら友人であったゼインとジャガーについて話すウィーバー。 ジャガーが死に、彼女を蘇らせようとゼインは小説を書き始め闇を目覚めさせてしまった。蘇ったと思われたジャガーは顔はそっくりだが中身は完全な別人だった。 ゼインが気づいた時にはもう遅かった。彼は書いた物を全て取り消そうとした。著名だったはずのゼインが今では誰も知らないのはそのためだった。 ゼインはまた同じ事が起こった時のためにウィーバーにあるものを託し、ウィーバーはそれを「照らされた部屋」で守り続けた。 自分達はアランの物語に囚われている。闇を食い止めなければ生き残れない。ジャガーが結末を捻じ曲げてしまう。 「トムよ。彼がそう書いたの。彼は今でもテレビを通じて闇の底から話しかけてくるのよ」どことなく嬉しそうに言うウィーバー。 秘密の通路とはもう使われていない大きな水道管だった。明かりのついた水道管に入る二人。バリーたちに連絡を取るアランだが、ダムで合流しようと伝えた直後バリーの悲鳴が聞こえ電話は切れる。 そして何かが堕ちたような振動が伝わってくる。 「彼らを助けに行かないと!」ウィーバーの静止も聞かず外に出るアラン。墜落したヘリが燃え上がっているのが見え、空には何百羽もの鳥が飛び交っていた。 「勝手になさい!先に『照らされた部屋』で待ってますからね」ウィーバーは大丈夫だろう。二人を助けなければ。 墜落現場は悲惨だったがどうやら直前で脱出できたようだった。フレアガンを乱射するバリーとショットガンを乱射するサラが見えた。 合流した一行はダムへ入ろうとするがサラとバリーが中に入った瞬間上から落ちてきたタンクによって分断される。 別ルートを探すアラン。ダム上部に着くとジャガーの声が響く「止まれ、止まりなさい」 木を薙ぎ払い車や鉄骨を巻き込みながら闇の竜巻が迫ってくる。向こうでバリーたちが叫んでいる。間一髪エレベーターに飛び込むアラン。 続く 397 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/25(日) 21 58 45 ID 8JcBTKPz0 「照らされた部屋」に案内される一行。目の前にはシェルターのようなごっつい扉。 ダムの中に何でこんなごつい扉があるのかと思ったが、ダムの北に大戦当時の陸軍基地がありここもその一部なのだろうと言う。 扉を開けると中から強烈な光が広がる。中には物凄い数の電球が輝いていた。 「さあ、それよ。そろそろ6番と33番118番を換えなきゃいけないけどこんな夜中に梯子を上りたくはないし、もうくたくたなのよ。あなたに渡してしまえば私の役目は終わるのよ」 愚痴っぽいがたった一人で何十年もこの部屋を守ってきた事を考えれば当然だろう。 部屋の真ん中の机には小さな箱があった。箱を覗き込むアラン。 そこには一枚の原稿が。だが書いたのはアランではなくゼインだった。原稿にはアランの幼い頃の思い出が書かれていた。もう存在しないはずのページだった。 ”7歳のアランは眠る事を怖がった。寝付いても悪夢にうなされ悲鳴を上げて飛び起きてしまう。ある晩母親が古びたスイッチを持ってきてくれた。 「クリッカー」と呼ばれるそれを使えば魔法の光がたちまち怪物を追い払ってくれるのだと。しかもそれはアランの父からもらったのだと言う。 父を知らないアランにとって父に関するものは全て魔法だった。アランはクリッカーを握り締めようやく安心して眠りについた。 あれから数十年後、コールドロンレイクのほとりでアランはクリッカーを手に昔を思った。そして息を深く吸い込み飛び込んだ。” 原稿の下にはアリスにあげたはずのクリッカーがあった。 眩暈がした。ここにクリッカーがあるのはアランが書いた物語の中でゼインが書いたからだ。 クリッカーを手にしたアランは静かに言う。 「これでアリスに会える。終わらせるんだ…」 エピソード5 終了 「ここまでのアランウェイク」 闇の存在に操られ恐ろしいホラー小説を書いてしまった このまま書き続けてもアリスは救い出せない。これはホラー小説なのだ。誰一人助からない だがゼインが保険を残していた。クリッカーだ 12 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/25(日) 22 41 33 ID 8JcBTKPz0 エピソード6:ディパーチャー ニューヨーク、二年前 自宅で目覚めるアラン。酷い二日酔いで頭が割れそうだった 鎮痛剤を飲んでようやく落ち着いたアラン。テレビをつけると自分が出演したバラエティー番組が映し出される 最新作「サドンストップ」のプロモーションツアーについて話している テレビを見ているとアリスから声がかかる。 ツアーのパーティーで酔っ払って朝帰りしたアランに軽く腹を立てつつもスランプ気味のアランを心配するアリス。アリスの心遣いに申し訳なく思うも無性に苛立ってしまうアラン ツアーが終わったら二人っきりでゆっくり旅行に行こうと約束するアラン。抱き合う二人 ブライトフォールズ、現在 クリッカーがキャビンへの鍵だった。アリスを救うには湖に戻らなければならない原稿の最後のページに正しい結末を書き込むのだ。 「最後のページはキャビンのタイプライターにある。それを読まないと正しい結末は書けない。ゼインは近道をしようとして失敗した」アランは失敗するわけにはいかなかった。 付いてこようとするサラを止め、バリーに見張らせる。アランは一人で決着をつけるつもりだった。 涙を流しながらアランに抱きつくバリー「頑張れよ・・・」 外にでると夜が明けていて快晴だった。クリッカーのお陰なのだろうか とにかく今のうちに湖に向おう。ゼインの原稿の中でアランは湖のほとりでクリッカーを使おうとしていた。そこへ向うのだ。 湖に続くトンネルに入った瞬間アランはジャガーの存在を近くに感じた。一度闇に囚われたアランは闇と繋がっているためそういうことがわかる様になっていた 「彼女を殺してやる」ジャガーの声が聞こえる。さっきまで明るかった空はトンネルを出た途端真っ暗になっていた。 闇の存在は最早アランに自らの望む結末を書かせようとはしていなかった。ゼインの残した凶器を持ったアランの行く手を全力で阻もうとしていた。 ポルターガイストと戦ったり車をぱくったり闇人を轢いたり車をぱくったりして進むアラン バリーに大見得を切ったはいいが、実の所アランは頼りない夢の筋書きを辿っているだけだった。 何とか湖に辿り着き、古びたおもちゃで魔法のスイッチを入れ、ホラー小説にハッピーエンドを書き込まなくてはならなかった。そして闇の底に囚われたアリスを救い出すのだ。 闇の妨害を振り切りコールドロンレイクについたアラン 湖底を目指すアランの前には目の前には荒れ狂う闇の竜巻が立ちはだかる。もう逃げられない 湖底で朽ち果てた難破船や、墜落した飛行機の残骸。闇はそれらに息を吹き込み無造作にばら撒いた ジャガーの声が響く「アリスはお前など愛していない。私には勝てない。お前の負けだ」 竜巻に近づきフレアガンを打ち込むアラン。「現実じゃない。これは妄想」そういって消滅する竜巻 クリッカーを手に湖へ飛び込むアラン 暗い室内で飛び起きるアラン。傍らにはアリスがいる 「落ち着いて、また怖い夢?ただの夢よ。大丈夫、ここは家よ」妖しく微笑むアリス 「違う、夢じゃない。明かりを、明かりをつけろ!」後ずさりながら言うアラン 周囲をみると確かにアランの部屋だが窓の外はどんどん闇に覆われていく 暗闇を恐れる様子も無いアリスにお前はアリスじゃないと言い放つアラン 「クリッカーはどこへやった!」「何を言ってるの?こっちへ来て・・・」クリッカーを探すアラン 「ベッドに戻ってアラン・・・」 「ベッドに戻ってトム」 アリスの声にジャガーの声が重なる リビングにあったフラッシュライトの光を向けるとアリスは消滅した。そしてテーブルの上に奇妙な光景を見る。「クリッカー」の文字がテーブルの上に浮かんでいるのだ 文字に光を当てるアラン。するとその文字は本物のクリッカーへと姿を変えた。 クリッカーを使うアラン。部屋に光が広がっていく 窓からふわふわ飛び込んでくるゼイン。周囲はもう完全に闇に包まれている 「キャビンへの道を探せ、奴が邪魔をするだろう。あれには心が無い。闇で満ちている。心を光で満たせ」 気が付くとアランの隣にはもう一人のアランがいた 「彼は気にするな。ミスタースクラッチだ。後で君の友達に会わせよう。クリッカーを使え」そういってゼインともう一人のアランは消える 13 :ALAN WAKE◆l1l6Ur354A:2010/07/25(日) 22 45 50 ID 8JcBTKPz0 取り残されたアランは闇に包まれた不思議な空間を歩く。「ドラム缶」「電柱」「鳥」「原稿」「コーヒーポット」「電話」などの文字が浮かぶ空間を。 さっきのクリッカーと同じように光を当てるとそれらは現実のものとしての形を取った。そしてその度聞こえるタイプライターのキーの音。現れた原稿を読むアラン ”ゼインが姿を消すと、俺は変化し続ける夢の中に取り残されたキャビンへの道を探さなくては。俺は物語にこの場所から抜ける道を書き込んであった。 俺は「道」と言う概念を辿った。行く手を阻む海を渡る場面では島への橋が現れた。暗い湖底にキャビンと言う概念が点滅し、俺はキャビンが実在すると念じた。そして、それは現れた。” 周囲を見回すと確かに「道」があった「道」を実体化させて進むアラン。そこにアリスの声が聞こえる 「さようなら、出て行くわ。他に好きな人が出来たの。その人を愛しているのよ」「何を言ってるんだアリス!」 「あなたは私を愛していない。自分自身も愛していないのに。出来もしない仕事で自分自身を痛めつけているだけ」「俺は君を何より愛してるさ。君は、俺の女神だ!」 嘘だった。アランの知っている現実ではなかった そして目の前には「橋」が。光を当てると湖で見たのと同じキャビンへと続く橋が出来た そこに聞こえるアリスに似た女の声。「トムやめて、いいこにするから私を開放してよ。傑作を書かせてあげる。一生愛してあげるわ」 アランに似た男の声が聞こえる。「違う!君はバーバラ ジャガーじゃない!俺のせいだ、書くべきじゃなかった。君は別人だ。心は闇で満ちている」 「トーマス止めて、ナイフを捨てて!」「闇が満ちてる・・・切り取って湖の底に送り返してやる!」「トム、トムやめて!あぁぁー!」 これはかつてあったゼインとジャガーの物語なのだろうか そして目の前には遂にキャビンが姿を現す。駆け出すアランにアリスとジャガーの声が聞こえる 「触らないで、汚らわしい!ここはどこなの?放して!」 「お前の夫は裏切った。私が望む事を書くだけでよかったのに。もう遅い。お前は永遠にこのままだ」 キャビンに入るアラン。目の前にはバーバラが立っている。 「これで彼女は二度と戻らない」そう呟くバーバラの胸にはぽっかりと穴が開いていた 「私はずっと存在してきた。お前の処女作よりもずっと前から。また次の仮面を見つけるわ。夢で私を解放してくれる人を」 そう笑うバーバラの胸の穴にアランはクリッカーを持った手を突っ込む。驚くバーバラ。スイッチを入れるアラン。次の瞬間バーバラの内側から強烈な光が迸り彼女は消滅する。 書斎に行くアラン。成すべき事は分かっていた。「ディパーチャー」の正しい結末を書くのだ。 光と闇、原因と結果、罪と償い、全てに均衡があり、それを損ねれば代償が伴う。ゼインはここで道を誤ったのだ。 闇を抜け光の中へと戻る長い旅だ。タイプライターを打つアラン。時計の針が急速に逆回転していく…。 「アラン、アラン!いやぁー!」 初日の夜のシーンが繰り返される。湖に飛び込むアラン 湖の底から登ってくるアリス。桟橋に上がって咳き込む。 「アラン、アラン?アラン!」周囲を見回しアランを呼ぶも自分のほかには誰も居ない そこにあったはずのキャビンは島ごと消えていた… ブライトフォールズの街ではディアフェストが開かれていた。 闇に囚われてしまったはずの人たちもそこでは何事も無かったように祭を楽しんでいた ローズはランタンを胸元に抱え、後ろの店内を震えながら気にしている様子 そして真っ暗な店内には佇むナイチンゲールの姿があった キャビンの中で書き続けるアラン。 ハッとした様に呟く「湖じゃない。海だ」 ピリオドを打つアランに聞こえるアリスの声 「アラン…起きて」 ALAN WAKE 終了 14 :ゲーム好き名無しさん:2010/07/25(日) 22 52 27 ID 8JcBTKPz0 駄文に付き合っていただいてありがとうございました 終盤はもう何を言ってるのかわからねーと思うがって状態ですが 興味を持っていただけたら是非プレイして家ゲの考察スレでも行ってみるといいでしょう 44 :ゲーム好き名無しさん:2010/07/27(火) 23 07 35 ID jGtNn9Tu0 アランウェイク乙です。 ハッとした様に呟く「湖じゃない。海だ」 ここがわかんないです。 45 :ゲーム好き名無しさん:2010/07/27(火) 23 31 39 ID A2UNT+uD0 44 文章中では思いっきりはしょってしまったんだけど チュートリアル悪夢の中のゼインの台詞で 「よく聞け、『彼は知らなかったのだ。我が家たる湖の向こうに広がる深い常闇の海を、その荒ぶる波とその静けさを。 私はその港を訪れた。私はその海を訪れた』分かったか?」 というのがあったんだけど他には海がどうとか湖がどうとかには触れてないんで良く分からないんですよ まあもしかしたらDLCで何か分かるのかもしれないけど 232 :ALAN WAKE:2011/02/16(水) 10 28 07 ID WXNBjylC0 特別編1 シグナル 本編エンディングの続き。 アランは見覚えのある場所にいた。エピソード1で訪れたブライトフォールズのダイナー、そこでデジャブのような光景が繰り広げられるが何かが違っていた。 アランは誘われるように再びダイナーの奥にに向かっていく。 そこには老婆の姿はなかった。トイレに入るアラン、そこでゼインの声が響く「アラン、それ以上沈むな。自分を見失うな。私も手を尽くすが君次第だ、より良い交信地点を探せ」 そこは闇の世界だったのだ。ディパーチャーの完成後、何かが狂ってしまいアランは闇の世界に沈み続けているのだった。 ゼインはアランに”概念としてのライト”と”排除が可能な論理上の手段”(銃)を渡し消えてしまう。 トイレから出るとダイナーから人が消えていた。代わりにテレビが置いてあった。テレビにはアラン自身が写っていた。 テレビの中のアランは狂気に飲み込まれていた。「ダイナーの扉が破られて奴らがあらわれたー!!」テレビの中のアランが叫び、それは現実となる。 アランがダイナーを出ると存在しないはずの森がそこにはあった。アランは森を進み小屋を見つける。 小屋の中には原稿があった。原稿には断片的な文字の羅列が書かれていた。原稿の中のPHONEという文字が実体化し携帯電話が現れた。 電話が鳴る。ゼインからだった「私の声が聞こえるか?君を助けたいがそこは深すぎて届かない。私のところにきてくれ、言葉を使え、シグナルを追うんだ」 233 :ALAN WAKE:2011/02/16(水) 11 23 31 ID WXNBjylC0 フラッシュライト、フレアガン、小屋の中にはたくさんの”言葉”が浮かんでいた。アランが”言葉”を光で照らすとそれは実体化していった。 アランが小屋から出るとそこは森ではなく、街の中だった。道路の真ん中にはまたテレビが置いてあった。 テレビが付き、また狂ったアランの姿が映り、叫ぶ「車が宙を舞い、街がアランを葬ろうとしていた」再びそれは現実となる。 闇の世界はアランを妨害するかのようにどんどんと姿を変えていく。道路は裂け、迷路のような構造になった街をアランは進んでいく。 ゼインから再び電話が来る「君はどんどんと沈んでいく、このままじゃ助けられない。シグナルを追え。自分と向き合え・・・」 アランは”言葉”を実体化させ、度重なるテレビの妨害も切り抜けようやく迷路のような街を抜ける。 ゼインがの残した原稿を見つけるアラン。”友人”という”言葉”が浮かび上がる。友人が実体化しバリーが現れる。 「お前は、本物じゃない」「どうしてわかった?スケスケだからか?俺はお前の空想の産物さ」 アランは携帯のGPSでシグナルを追い続ける。シグナルは郊外のビルトモア製材所を指していた。 針のように無造作に地面から突き上げている電柱、鳥のようにアランに襲いかかる本、世界はますます狂っていく。テレビも執拗にアランを殺そうとする。 製材所の中に侵入したアラン。製材所の中はアランの自宅そっくりな空間になっていた。そしてそこにはゼインがいた。 「アランよくやったここならしばらく安全だ。今のうちに話しておこう。」すると急に狂ったアランが映ったテレビが現れる。 「それが君の敵だ、君自身だよ。これは闇ではなく君自身が引き起こしている。・・・まてアラン!!」 「狂気の渦に飲み込まれゼインは消えた、迫りくる何かがウェイクを蝕んでいた、闇もそう悪くない」テレビが叫ぶ。 テレビがアランに襲い掛かってくる。アランはなんとかテレビを撃退することができた。 気が付けばアランはバードレッグキャビンの書斎で倒れこんでいた。アリスを救ってからアランはずっとキャビンに閉じ込められていたのだ。 「出口はどこだ?でられない。出口はどこだ?」 特別編2 「小説家」に続く 297 :ALAN WAKE:2011/02/19(土) 10 49 26 ID zrr5GuU20 特別編2 小説家 ハートマン「気が付いたかね?全ては君の妄想フィクションだ。」 ハートマンの幻影は消え、アランはいつの間にか闇の世界に戻ってしまっていた。そして目の前にはバリーがいた。「お前の妄想は手におえないな」 そこはハートマンのロッジの中庭だった。ロッジの裏からゼインの光が見えた。アランはゼインを目指す。 ロッジを抜け、テラスに出るとそこにいたのはやはりゼインだった。 「よくやった、ここからは私も行こう。君の夢を終わらせるために君自身を目覚めさせなくてはならない。キャビンを目指すんだ」 そういうとゼインは再びアランに原稿を渡す。原稿から”言葉”があふれる。”クリア””ボート””岩” ”クリア”は実体化し遠くに灯台が出現した。”岩”と”ボート”が空中にテラスから灯台に続く道を作り出した。 アランは空中に浮く道を進みながら灯台を目指す。 空中で回転する小屋、宙を舞う車、周囲の光景はどんどんと奇怪さを増していった。 アランが地下通路に入るとそこにはまたテレビがあった。やはりテレビには発狂したアランが映り、妨害を続ける。 地下通路を抜けると、観覧車のように360回転を続ける不思議な空間にでた。闇の世界は完全に狂い始めていた。 ゼインが語りかける「急げ、夢だからな何もかもが異質で広大な迷路だ。闇の存在がどうなったかは私にもわからない。交信は可能だが脱出する方法も実際にはわからない」 回転する空間を抜けると、今度はスタッキーのガソリンスタンドに出た。アランは灯台にどんどん近づいている。 「君はアランの理性の象徴なのだ。だから私と会話ができる。もう一人の君は諦めてしまった。夢は心地いいからだ、だが君は諦めていない」ゼインは語る。 「俺も幻影だっていうのか?」アランが聞き返す。 ゼイン「ここのあらゆるものと同じだ」 アラン「もう1人の俺?そいつが例のスクラッチか?」 ゼイン「違う」 アラン「訳が分からないぞ」 ゼイン「これは君が書いた物語だ」 アラン「俺とクリッカーのことを書いたのはあんただ。俺とウィーバーを導いたのもアンタだ」 ゼイン「そうだ彼女の力が必要だった。君もクリッカーが必要だった。だが私は・・・アラン今は急ぐんだ」 ゼインは言葉を濁し、これ以上は何も言わなかった。 298 :ALAN WAKE:2011/02/19(土) 11 37 27 ID zrr5GuU20 アランは巨大な鉄橋をわたり再び灯台に向かう。鉄橋は構造が歪んでいる上に、テレビの妨害によりどんどんと崩落していく。 アランはゼインの夢をコントロールする能力に助けられ、鉄橋を抜ける。 アランは渓谷に入る。灯台はすぐそこだった。だがやはりそこにもテレビがあった。「アランは力尽きるだろう。救いの光が消えるようにあっけなく」 テレビがそう言うと、灯台の光は本当に消えてしまった。 アランは渓谷の洞窟に入る。なぜか洞窟の中の空間はハートマンのカウンセリングルームになっていた。 カウンセリングルームではハートマンがテレビのアランにカウンセリングをしていた。 テレビのアランはハートマンのカウンセリングによって、これまでの出来事がすべて自分の妄想だと信じこんでいた。 2人は入ってきたアランには全く気づかずカウンセリングを続け消えてしまう。 またアランの前にアリスのビジョンが現れ、アランを罵倒する。こうなったのはすべてあなたの責任だと。 アランを追い詰める幻覚にもへこたれることなく、アランは渓谷を進みゼインと再会する。 「ようやくたどり着いたな。だが私はキャビンには入れない、ここからは君ひとりで進むんだ。すべての妄想を否定するんだ」 そういうとゼインはいなくなり、アランに最後の原稿を託した。”記憶”と”発光”という”言葉”が現れた。 ”記憶”を実体化させアリスとの思い出が再生される。そして”発光”により再び灯台に光が灯る。 テレビは灯台に向かうアランを妨害するため闇の住人を大量に呼びし続けるが、灯台の光によって闇はすぐに一掃されてしまう。 アランは光を頼りに灯台にたどり着き、灯台の最上階に向かう。 灯台の最上階はなぜかバードレッグキャビンのある湖につながっていた。アランはようやくキャビンにたどり着いたのだ。 キャビンの前にはバリーがいた。夢を終わらせるためには全ての妄想を消さなくてはならない。アランは襲い掛かってくるバリーを倒しキャビンに入る。 キャビンの書斎には、床に倒れこみ悶えるもう1人のアランがいた。アランが彼に触れた瞬間夢は終わった。 アランはバードレッグキャビンの書斎でようやく意識を取り戻した。だがキャビンには閉じ込められたままだ。キャビンからも脱出しなくてはならない。 アランは自らがキャビンから脱出するために新しい物語を書き始める。 「リターン」 アラン・ウェイク著 アランウェイク 完
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悪魔 by (≡ω≡.)神奈川 「ん~むにゃむにゃ…… Zzz Zzz(≡ω≡.)」 ???「もしも~し。」 「駄目だよ、かがみん。私達姉妹じゃない…… ムフフ Zzz(≡ω≡.)」 ???「どんな夢見てるんだ? まぁ、いいか。起きろ~」 「…… ? 誰? (ノω≡.)?」 ???「僕はね――」 「家のクラスの白石君? なんでこんな夜中に私の部屋に…… って!キャ…… (≡Д≡.)!」 ???「静かに…… それに僕はその白石某でも無いよ。」 ???「僕はね、悪魔なんだ。」 「悪魔? やばいね。こんな夢見るなんてゲームのやり過ぎだね。さっさと起きろ~わ~た~し~ ≡○)ω≡.)、;'.・」 「ううっ…… 夢でも痛い。 ・゚・(つω≡.)・゚・」 悪魔「夢じゃないし、僕は幻でもない。」 悪魔「姿も君の記憶から適当に抽出したイメージで成り立っていて、特に意味はない。」 「どうせならかがみんとかが良かったな…… (≡ε≡.)」 悪魔「さて、本題に入らせてもらおうか。って、君は余り驚かないんだね。僕に。」 「うふふ~ ゲームやアニメでこういう展開に慣れてるからね。中学時代はよく妄想してたよ。こういう場合どうするかを。 (≡ω≡.)」 悪魔「そうかい。なら、話は早そうだ。」 「どこの世界を救うの? 魔法は使える? 仲間は? 実は私が記憶を無くした勇者で…… (≡∀≡.)」 悪魔「あ~ 違う違う。僕はそういうのの悪魔じゃなくて、もっと一般的な奴。死神にむしろ近いかも。」 「なんだ、つまんない…… って、私の命を取りに来たの!? Σ(≡Д≡.)!」 悪魔「そうじゃない。むしろ君は死なない。」 悪魔「君には決めてもらいたいんだ。僕が殺す相手を。」 「殺す相手? (≡ω≡.)?」 悪魔「そう。君にはこれから言う3名から1人、朴に殺されても良い人を選んでもらう。」 悪魔「まぁ、すぐには決められないだろうから猶予を3日間あげる。そして4日目の朝に君の答えを聞くよ。」 悪魔「でもね、3日間は少し特殊なんだ。」 悪魔「1日毎に3人の誰かが存在しない世界。君には実際に対象が居ない一日を過ごしてもらう。」 悪魔「どう? 簡単でしょ? 」 「…… (≡ω≡.lll)」 悪魔「どうしたの? さっきの元気はどこかな? あれ? もしかして気づいちゃった? 対象が誰だか。」 「…… や、やっぱり…… (≡ω≡.lll)」 悪魔「ご推察の通り、対象は柊かがみ・柊つかさ・高良みゆきの3名だ。」 「そんなの嫌だよ! かがみもつかさもみゆきさんも、誰も死なせたくない! (≡皿≡.)」 悪魔「困ったな~ それだと色々と不味いんだよな…… 」 「帰って! そして二度と来ないで! (≡皿≡.)」 悪魔「じゃあ…… ゆたかちゃんだっけ? 彼女で良いや。それじゃ…… 」 「待って! Σ(≡ω≡.)!」 「まさか、私が答えなかったらゆーちゃんなの? (≡ω≡.)?」 悪魔「悪魔もノルマが厳しいんだよね~ 手段は選んでられないんだよ。」 悪魔「さて、どうする?」 「分かった。選ぶよ…… (≡ω≡.lll)」 悪魔「ありがとう。それじゃ、もう一度ベットに入るんだ。さて、いったい誰が居ない世界かな? ふふふ――」 フタエノキワミアー! フタエノキワミアー! フタエノ 「(朝か…… ) (ノω≡.)」 「変な夢だったな~ 体がだるいよ…… (≡ω≡.)」 そうじろう「こなた~ 起きたか~ 」 「は~い。今降りる~ (≡ω≡.)」 「(とりあえず学校行かなきゃね。) (≡ω≡.)」 かがみ「おいっす!おはよう、こなた。」 「おはよう、かがみん。 (≡ω≡.)」 「あれ? つかさは? (≡ω≡.)?」 かがみ「つかさ? 」 「(まさか…… ) (≡ω≡.;)」 つかさ「お姉ちゃ~ん。待って~ 」 つかさ「酷いじゃん。なんで待っててくれないの? 」 かがみ「ごめんごめん。でも、寝坊するあんたが悪いんだよ? 」 かがみ「こなた? どうしたの? ビックリした顔して。」 「(つかさも居る。なんだ、やっぱ夢か。) (≡∀≡.)」 「なんでもないよ。さぁ、学校に行こう! (≡ω≡.)」 「そいえば、今日は小テストの日だね。休み時間にみゆきさんにノート見せてもらわなきゃね。 (≡ω≡.)」 つかさ「みゆき? 誰それ? 」 「えっ!? つかさ、何言ってるの? (≡ω≡.)?」 つかさ「お姉ちゃん、みゆきって人知ってる? 」 かがみ「家のクラスにもそんな人居ないけど、どこのクラスの人? 」 「二人とも何を言ってるの? みゆきさんだよ! 高良みゆき。物知りでメガネかけてて、巨乳の。 ヽ(≡ω≡.ヽ)」 つかさ「知らな~い。」 かがみ「こなたの中学時代の友達か何か? 」 「…… (≡ω≡.;)」 「(そうか…… ここは、みゆきさんの居ない世界か…… ) (≡ω≡.)」 「いや、気にしないで。昨日やったエロゲのキャラのことだよ…… あはは。 (≡ω≡.*)」 かがみ「こなた~ あんたやりすぎよ。ゲームと現実がごっちゃになったら人生終わりよ? 」 「(みゆきさんが居ないとこんなに大変だったとは…… ) (≡ω≡.;)」 「(小テストは0点で居残りさせられたし、宿題も出せなかったし。) (≡ω≡.;)」 「(みゆきさん居なくて、私は卒業できるのかな? )(≡ω≡.;)」 「(うん。みゆきさんは必要だな…… ) (≡ω≡.;)」 フタエノキワミアー! フタエノ 「(朝か…… ) (ノω≡.)」 「(今日は誰が居ないのかな…… ) (≡ω≡.;)」 つかさ「おはよう! こなちゃん。」 「おはよう、つかさ。あれ? かがみんは? (≡ω≡.)?」 つかさ「かがみ? 誰? 」 「!? Σ(≡Д≡.)!」 「誰って、つかさのお姉ちゃんだよ。双子の。 ヽ(≡ω≡.ヽ)」 つかさ「あはは! こなちゃん大丈夫? 私は双子でも何でもないよ? お姉ちゃんは居るけど…… 家3人姉妹だし。」 「そ、そう…… (≡ω≡.;)」 「(今日は地獄だった…… ) (≡ω≡.;)」 「(そいえば、かがみんは休み時間毎に遊びに来てくれてたんだな~) (≡ω≡.;)」 「(かがみんが居ないとみゆきさんもつかさも用が無きゃ昼くらいしか話してくれないし…… ) (≡ω≡.;)」 「(なんか中学時代思い出したな…… 毎日独りぼっちだった3年間を。) (TωT.;)」 「(それに、かがみが居ないせいか、つかさが積極的になって、クラスの女子と楽しげに話してたな。) (≡ω≡.;)」 「(私と同じくらいの馬鹿なのに楽しそうに笑って…… ムカツク! ) (≡皿≡.)」 「(かがみんは必須だね。むしろ居ない生活なんて考えられないね! ) (≡ω≡.)!」 フタエノ 「(朝か…… ) (ノω≡.)」 「(今日はつかさか…… ) (≡ω≡.;)」 かがみ「おはよう!こなた。」 「おはよう。いきなりで悪いんだけど、かがみって双子だっけ? (≡ω≡.)?」 かがみ「何言ってるの? 私に妹なんか居ないわよ。柊3姉妹の末っ子よ。」 「そ、そうか…… (≡ω≡.;)」 かがみ「あはは、変なこなた。さっ、学校行こう。」 「(つかさの居ない世界。思ったよりキツかったな。) (≡ω≡.;)」 「(かがみんとみゆきさんがモロに私を馬鹿扱いして接してくるしね。) (≡ω≡.;)」 「(つかさが居ないからその辺のが全部私に来るんだろうな~) (≡ω≡.;)」 「(毎日続くとさすがに堪えるかも…… ) (≡ω≡.lll)」 「(でも…… つかさが居ないから、かがみんを独り占めに出来る。ずっと私を見ていてくれる。) (*≡ω≡.*)」 「(うふふ、結構良いかも。) (*≡ω≡.*)」 「(それじゃ、つかさは…… つかさは…… ) (≡ω≡.)」 悪魔「フタエノキワミアー!」 悪魔「おはよう。どうだい? お目覚めの気分は。」 「最悪だよ。 (≡ω≡.lll)」 悪魔「まぁ、そう言うなよ。で、決まったかい? 殺して欲しい人は。」 「うん…… (≡ω≡.;)」 そうじろう「こなた~ 起きたか~ 」 「は~い。今降りる~ (≡ω≡.)」 悪魔「俺のことは気にするな。答えは通学路で聞こう。」 「えっ、でも…… (≡ω≡.;)」 悪魔「安心しな。普通の人には見えないよ。」 悪魔「それで? 誰なんだ? 殺して良い奴は。」 「うんとね…… 柊…… 柊つかさ。 (≡ω≡.)」 悪魔「ヌハハ! 柊つかさか! なんだ、一番お前と仲の良い奴じゃないか。」 悪魔「なんだ? 同族嫌悪か? それとも柊かがみを独り占めしたいとかか? 」 「良いでしょ! さっさと殺してよ。つかさを。もう決めたんだから。 (≡皿≡.)!」 悪魔「そうか~ つかさか~ へ~ 」 悪魔「だってさ! つかさ。」 つかさ「……」 「つかさ! 何時からそこに? Σ(≡Д≡.)!」 つかさ「ちょっと前から居たよ。」 「ち、違うんだよ。つかさ。これは独り言、昨日の晩やったエロゲの台詞言ってただけで―― ヽ(≡ω≡.ヽ)」 つかさ「こなちゃんは、私が居なくても良いんだ…… 」 「だからエロゲの―― ヽ(≡ω≡.ヽ)」 つかさ「だって! 今、悪魔に願ってたじゃない! 」 「!? つかさ、コイツが見えるの? Σ(≡Д≡.)!」 悪魔「言い忘れてたけど、僕と話したことある人には見えちゃうんだ。ボクは。」 つかさ「酷いよ、こなちゃん。」 つかさ「こいつは私の前にも出てきたよ。でも、私は誰も殺したくないって言ったよ!それなのに酷いよ…… 」 「えっ? でも断ったら身近な人が殺されるんじゃ…… (≡ω≡.;)」 悪魔「誰も殺されないよ。ただ次の選択者が選ばれるだけだよ。」 「嘘だ! だって、ゆーちゃんを殺すって…… Σ(≡ω≡.)!」 悪魔「別に俺は、『ゆたかちゃんを殺す』なんて言ってないよ? 君の勝手な思いこみだよ。 ウヒャヒャ。」 「そんな…… それが分かれば誰も選ばなかったのに! Σ(≡皿≡.)!」 悪魔「つかさ? まだ、君の権利も残ってるよ? 」 悪魔「誰を殺したい? 」 つかさ「こなた。」 「嫌~~~!! (≡Д≡.;)」 悪魔「は~い! 地獄に2名ご案内~♪ 」 「つかさ! 落ち着いて! 私、つかさを殺したくない! ヽ(≡ω≡.ヽ)」 つかさ「うるさい! オタクブス。調子良く言って、迷わずに私を選んだじゃない! 」 「それは仕方が無かったんだよ! アイツに騙されてたんだよ! ヽ(≡ω≡.ヽ)」 つかさ「どうだか? どうせ心の中じゃ『つかさウザい』とか思ってたんでしょ! 」 つかさ「どうせ、もう死ぬから言うね。私、こなちゃんが大嫌いだったよ! 」 つかさ「私と同じで人付き合いが下手で馬鹿の癖に、なぜかお姉ちゃんとかみんなに好かれて…… ムカツくんだよ! 苛つくんだよ! 垂れ目がキモいんだよ!! 」 つかさ「アハハ。でもね、今は幸せ。こなちゃんも道連れに出来るからね! 」 「あ…… ああっ…… (≡Д≡.;)」 悪魔「お取り込み中失礼。あちらから居眠り運転のトラックがやってくるよ。どうしよう? アヒャヒャ! 」 「つかさ! 離して! 死んじゃうよ! Σ(≡Д≡.)!」 つかさ「往生際が悪いね、こなちゃん。死ぬときくらい垂れ目止めなよ! 」 「これは生まれ―― (≡ω≡.)」 悪魔「うわ~ 二人ともズタボロだね。こりゃ酷い。」 「ウッ…… (;≡;;≡.;;)」 悪魔「こっちはまだ少し息があるようだ。」 悪魔「すぐに魂を取り出しても良いけど、面倒だし死ぬまで待ってよ♪ 」 悪魔「苦しめ苦しめ、でも、さっさと死~ね♪ 」 そうじろう「こなた…… ううっ…… 」 黒井「泉さん、この度はまことに残念でした。」 そうじろう「ウクク…… クハハッ! ハ~ハッハッハッ!」 黒井「泉さん? 」 そうじろう「おい、ななこ。どうせみんな帰ったんだ、いつも通りで良いぜ。」 黒井「ほんなら、そ・う・じ・ろ・う。 何が嬉しいんや? 娘が死んだのに。」 そうじろう「娘? ああっ、アレは良いよ。どうせ生きてても何の役にも立たなかっただろうしな。」 そうじろう「それより見ろよ! アイツに掛けてた保険金がこんなに入ったんだぜ。うひゃひゃ、しばらくは遊んで暮らせそうだ。」 そうじろう「ななこ、今度海外にでも連れていってやるよ。欲しいもんも買ったる。」 黒井「ほんま!? 嬉しい。そうじろう、だ~い好きや。」 そうじろう「そういや、この家はアイツの母親に掛けてた保険金で買ったようなもんだからな。」 そうじろう「わざと毎晩激しく抱いて、体に負担かけてやってな…… まぁ、アイツが生まれたのは計算外だったがな。」 黒井「酷いわ~ でも、うちはそうじろうの激しいの、大好きよ? 」 そうじろう「そうか? そうか!? それじゃ、ここで一発やるか? 喪服のお前見てて興奮してたんだ! 」 黒井「んも~ そうじろう~ やめて~ この――」 黒井「ア・ク・マ」 終
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編集/ 20010804| 20010811| 20010818| 20020824| 20030329| 20060812| 20080824| 20120602 2012.6.2 お試しセッション「初陣」 PC 藤崎 アイオリア M16S13I12A14 オーランス ブロードソード、カイトシールド、全身にベザント(薄皮の詰め物)、馬 パヴィス出身のかけだしのオーランスの冒険者 初めて護衛任務を引き受けるが不思議な事件に出会う。 ワイルドな男をめざし、語尾に「~ぜ?」をつける。 さるきど キャンサー F16S12I14A12 フマクト アイオリアの幼馴染、目立たない外見にコンプレックスを抱いている? 背中にグレートソード、ブロードソード、ターゲットシールド、頭と両腕にベザント (他の部位は防具なし)、喪服のような黒いローブ、馬、腰に死のルーンを模った藁人形を ぶら下げている。 加護と制約 集中している間亡者検知、フマクトのカルト精霊呪文しか使ってはならない AZA エルミア M55S15I14A4 オーランスの牧夫の老人 つるっぱげのオーランス信徒。たまに含蓄のあることを言う。 サーター出身、隊商の客としてサーターに向かう 武装:ショートスピア? KON くろかみ F32S10A17I15 ダーカファールの祈祷師 サーター出身?隊商の客としてサーターに向かう。 美人だが巨大なニューギニア的仮面で隠す。 yukuhito ジラソーレ M24S17A15I17 ランカーマイの入信者 サーター出身?隊商の客としてサーターに向かう。 アーナルダ信徒であったが、一念発起し、研究の門を叩く。 ログ 海の季から火の季にさしかかろうとしている時期 二人の若者が冒険者として身を立てようとしている。 第一歩としてパヴィス街道をゆく隊商の護衛を引き受けることになった。 隊商には積荷の他に、合計8人の護衛と3人の客人がいた。 (中略) 隊商は山賊に襲われ、散りぢりに。 護衛の若い二人と客3人は追手をかわしながら、野営をとっていた。 皆、食料もなく、疲労が重なっていた(長期疲労-10)。 火を起こせば追手に見つかるかもしれないが、火の季に入るとはいえ プラックスの夜は寒い。松明に火を灯し、何か燃えるものを探そうとする。 そこに忍び寄る黒い影5体。 エルミアは視力で効果。それが巨大アリであることに気づく。 キャンサーは松明を地面に落とし、それをエルミアが拾う。 戦闘能力のないくろかみを守るように、四人がアリと対峙。 アイオリアが一匹を消沈させ合計二匹を引き受ける。 くろかみは前衛の二人に防護を準備。 キャンサーはグレートソードを振るうが、周りから危ないと言われ、 盾とブロードソードに持ち変える。 エルミアが脚に噛みつかれ、苦戦しつつも、着実に一匹づつ仕留め残りは三匹。 傷ついたエルミアをかばうべく、キャンサーが間に入り、盾受けを試みる。 アリの攻撃はクリティカル、キャンサーの受けは77-77-50 (中略) 昼時間 ある朝、アイオリアは目覚める。 隊商が襲われるという鮮明な夢を見た。 明日は幼馴染のキャンサーと隊商の護衛を引き受けることになっているが、 嫌な予感(確信)がしてならない。 キャンサーに夢の中身を話すが、(当然ながら)信用してもらえない。 どうやら夢?の記憶を持っているのはアイオリアだけらしい。 だが、アイオリアの必死の説得に何かを感じ、馬に乗るのをやめ、 死の呪いを込めた藁人形の予備を用意することにした(POWは入れていない)。 アイオリアも冒険の準備が不足していたことに気づき、食料やら何やらを用意。 途中、オーランス神殿で隊商の客であったエルミアと遭遇。 アイオリア「明日、隊商は全滅するぜ!俺はあんたたちに会ったぜ! 悪いことは言わないぜ。隊商と行くのを止めた方がいいぜ!」 エルミア「はァ?臆病風に吹かれたか?ボーズ?つか何で俺が明日隊商に ついていくことを知ってんだ?」 買い出しの後、晩飯を取っていた二人だったが、飯屋でアイオリアが 隊商の護衛役の一人で、山賊の手引き役であった男(裏切り者)に気づく。 キャンサー「あの男がどうかしたのか?」 アイオリア「アイツが明日山賊を手引きしたから隊商が全滅したんだぜ!」 キャンサー「はァ?」 男は別の誰かと話をしていたが、やがて一人になる。 キャンサー「気になるなら追いかけるか?それともひと思いに・・・」 キャンサーの見たところ、相手は二人よりも手練れの見込み。 アイオリア「いや(証拠もないし)別の方法を探そう・・・。 いっそ、明日の護衛はやめようぜ!」 キャンサー「フマクトの真実にかけて、契約を破棄することはできない! 初めての護衛で緊張するのはわかるが逃げたいなら一人で逃げろ」 何ら有効なアクションを取ることもできず、出発の朝を迎える。 アイオリアは商人に警告を発するが、かえって疑わしい上に 臆病者、狼少年のレッテルを貼られる。 アイオリア「あんた、後で蟻に襲われて足を怪我するぜ?」 ジラソーレ「何いってんの?アンタ?」 アイオリアの言うことは時系列が無茶苦茶で当然信じてもらえない。 アイオリア「俺はあんたの名前だって知ってるんだぜ?」 商人「だってさっき儂が紹介したじゃん」 全員「・・・」 祈祷師のくろかみは嫌な予感がしたのか魔精に命じノームを呪縛する。 そして隊商は何事もなくサーター方面に出発。 3時間ほど進んだところで、夜に備えて休息。 プラックスの夏季は非常に暑いため、熱暑を避けて昼休んで夕方歩く予定。 山間の合間に斜めがけにテントを張り、日光を避ける。 テントの出入り口の両側に一人づつの歩哨。 裏切り者の男が歩哨に立っているため、アイオリアはボロを出させようと 話かけるが、相手ははぐらかしてまともに答えない。 男「おっと、ちょっとションベンしてくるから、代わりに立っててくれよ」 アイオリア「早く戻ってくるんだぜ?」 テントの中で寝ているキャンサーは嫌な予感で目覚める(POWロール01)。 直感的にテントの裏で何かが起きそうな気がして駆け出す。 他の三人も気づきエルミアはテントの逆方向からテント裏へ。 残りの人間は武装。 テントの裏では裏切りものが鏑矢を放とうとしている。 キャンサーが剣を構えて突撃しようとするが、間に合わず矢は放たれる。 「ピ~ヒョロロロロ~」 夜時間 3R アリと戦っている一行。 ※昼時間の一行とは記憶は共有されていないが、昼時間の行動は 反映されている様子。 アリを着実に追い詰めようとするが、しかし、急激に地面が傾き始める。 エルミア他、何人かがジャンプに成功するが、キャンサー他何人かが 地面にこける。倒れたままアリと戦闘するはめに。 昼時間 2R 裏切り者は鏑矢を放った後、二の矢を継ぐ。 エルミアとキャンサーの挟撃の形に。裏切り者はジジィとフマクト少女の 二択問題に迷ったが、フマクト少女に狙いを定める。 キャンサーは一撃は食らう覚悟で盾を胸に構えて突撃。 裏切り者の矢はハズレ、キャンサーの攻撃もハズレ。 エルミアの槍が裏切り者の足先を貫き、男は倒れる。 テント裏の異変に気づいたアイオリアもキャンサーを連れて逃げようと テント裏に駆け出す。 夜時間 4R 地面の傾斜が急角度に。地面が流砂となり流れ出す。 アリは戦意を喪失し逃走。 エルミア、くろかみ、ジラソーレは流れとは逆に駆け出す。 アイオリアとキャンサーは何か捕まるものを探す。 暗闇でよくわからないが、ジラソーレが蟻地獄ではないかと推察。 昼時間 3R エルミアとキャンサーによって裏切り者は瀕死。 アイオリアも合流。 アイオリア「今から30人の山賊が襲ってくるぜ!逃げるんだぜ!」 キャンサー「逃げろと命じられない限り逃げない」 エルミア「おいおい、相手も確認してねーのにこの程度でビビるなよ?」 ジラソーレは隊商の荷物から蟻退治の毒薬的なものを探すが、なかなか 都合よくそんなものは見つからない。 突如、多数の騎馬による襲撃の足音が近づいてくる。 夜時間 5R 流砂はさらに激しく1Rに3D6m吸い込まれる。現在地は流砂の中心地から 20mほどの位置。登攀に成功すれば3m、効果、決定的なら段階に応じ登れる が、明らかに吸い込みのスピードの方が早くどうにもならない。 ただし登攀にー5のペナルティを得ることで、さらに1m上昇することができる。 エルミア、ジラソーレは普通に登攀するもののどうにもならない。 くろかみはノームを召喚し、地中からの脱出を試みる。 ノームの大きさは自分とロバをギリギリ包み込める大きさ。 ノームは1ラウンドに10m進むが期待値とどっこいどっこい。 またくろかみは「第2の目」で相手のPOWを見るがPOW20以上であることが 判明。詳しくみようとするがファンブル「目が目が~」 昼時間 4R めいめい隠れようとしたり、有利な場所に陣取ろうとしたり。 護衛隊長「商人殿?どうしますか?とても勝ち目はないと思いますが 降伏するか、逃げるかご決断を!」 商人「あー・・・うー・・・」 ジラソーレ「なんか殺虫剤みたいなのないですか?」 商人たち「それどころじゃないだろう!」 夜時間 6R 流砂の吸い込み11m。 アイオリア、キャンサーは残り9m 登攀に成功した者は残り12m くろかみは方針を変更、流砂を遡るのではなく、地中に垂直に潜り 遠回りで脱出を試みるが、窒息判定に失敗(00)「モゴモゴ」 エルミアは-75のペナを負い一気に脱出を図るが失敗。 アイオリアは逆に渦の中心に向かい突っ込む。 キャンサーもグレートソードを拾いそれに続く。 キャンサーは一回限りの神剣を発動。 昼時間 5R 商人は迷った挙句、パニックを起こし一番大事そうな荷物にしがみついて ガクブル状態。 護衛隊長「やむを得ん、全員散り散りになって逃げろ!」 全員「えー?今更かよー」 アイオリア「逃げようぜ?」 キャンサー「逃げろと命令されれば仕方がない」 昼時間のフラッシュバックはここで終了 夜時間 6R 流砂の吸い込み6m。 アイオリア、キャンサーは残り3mだったが、こちらから近づいて いったため既に接敵。 蟻地獄はデカい!SIZ50以上。 キャンサーのグレートソードは効果的成功(神剣付32ダメージ)だったが、 蟻地獄の牙をやや傷つけただけ。アイオリアの一撃も通常命中だったため、 コキーンと弾かれる。 全員「ダメだこりゃ」 7R 流砂の吸い込み15m このラウンドで全員吸い込まれる。 蟻地獄に取り込まれた段階でPOW抵抗ロール。 エルミア、ジラソーレは抵抗 アイオリア、キャンサーは失敗。 失敗したものは噛みつかれたイメージで1D6のMP/POWを失う。 MP-3。 魔力を消耗していたアイオリアは気絶。 神性介入を試みるもオーランスには届かず。 吸い込まれた者は、どうやら腹の中? 粘液上の何かに包まれるが、通常どおり呼吸や行動は出来る模様。 ただし真っ暗で何も見えない。 エルミア、槍で手当り次第に突っつく。 幸い壁の近くにいたようだったが、当然コチーンと弾かれる。 キャンサーは周りに何もなさそうだったので、沈んで底に近づこうとする。 蟻地獄はMP/POWを吸収する魔術装置か? 8R MP/POW吸収-4 アイオリアはPOWに浸食。8→4に。 キャンサーの残りMPは3。 何もしないのもどうかと思い、とりあえず空間を斬ってみる。 キャンサーの脳裏にフマクト神陰流開祖の言葉がよぎる 開祖「人と遭えば人を斬り、鬼と遭えば鬼を斬り、神と遭えば神を斬る」 キャンサー「蟻地獄と遭えば蟻地獄を斬る!」 キャンサーのいる位置はギリギリグレートソードが届く距離。 偶然同じ座標にいたジラソーレ「やーめーてー!」 命中は03、相手は無抵抗の物体なのでクリティカルとなる。 32ダメージAP無視。 エルミア「フマクトはただ斬るのみじゃ」 蟻地獄の腹が破れ、全員外に投げ出される。 蟻地獄は消滅し、周りには液体でベトベトになった四人と蟻の死骸。 地面の傾斜は元に戻っている。 ジラソーレ「珍しい液体ですので、集めさせてくださいな」 そのころのくろかみ・・・ 窒息判定連続ファンブルで地面の中・・・ゲフゲフ 一行は命からがらパヴィスへと戻った。 (中略) そしてある朝、アイオリアは目覚める。 キャンサーのどうでもいい裏設定 ※パヴィスに伝わる一子相伝のフマクト暗殺流派「神陰流」の継承者。 卑怯な剣を嫌う正統フマクトとは異なり、不意打ちも行う。 銅貨六枚の報酬で権力者に虐げられた民衆の恨みを晴らす復讐者となる予定。 しまったページタイトルを「短編」にしなければいけなかったんですね・・・ -- (さるきど) 2012-06-04 00 37 33 名前 コメント すべてのコメントを見る
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楽団死亡枠 モーゼス・“インスティゲーター”・マカライネン(担当ブラックボウ) コールアングレの首席奏者(トップ)にして、『楽団』木管楽器グループのリーダー格。 男性。壮年の白人。燕尾服にショートマントを羽織っています。口ひげが素敵なダンディ。 ごつごつとした印象を与えるコールアングレ(イングリッシュホルン)を演奏します。 霊魂を弾丸にして複数の敵を撃ち麻痺させるなどの攻撃が可能です。 また、怨霊を召喚する能力があると考えられますが、戦闘中は一度に数体に限られるようです。その他の詳細能力は不明。 バレットとは仲がよくなさそう? ☆木管楽器 基本的に木で出来た管楽器だが、改良されて金属になったもの(フルート)や元々金属のもの(サックス)もある。 音を出す仕組みが、リコーダーのような笛のもの、サックスのようにリードを振動させるものが木管楽器とされる。 フルート/ピッコロ/クラリネット/オーボエ/サックス/ファゴット(バスーン)/リコーダー/尺八など ●二人の少女 名前は不明。ピッコロを手にしたボブカットとロングへアーの小柄な少女で、 喪服のようなドレスを着込んでいます。攻撃能力は不明 <混沌組曲・破>崩壊都市/Yggdrasill<近畿> <混沌組曲・序>三ッ池公園狂想曲~Jötunheimr <混沌組曲・急>Ragnarøkにて死亡 フィクサード:『官能』エリオ(担当らると) 蝙蝠のビーストハーフの死霊術師。 アルトサックス『sexsax02』 半径数十m内の任意の対象(複数)に物理的な力を持つまでに至った濃い音を絡みつかせ、其の動きを縛る。 移動距離減、速度減、命中減、回避減、攻撃力減 を与える。 ペナルティを与える人数を一人に絞る事も出来、その際のペナルティは更に大きな物となる。 但しこのアーティファクトを演奏には他の能動的行動が一切取れないほどの集中力を必要とする。 フィクサード:『煽情』エルモ(担当らると) 蝙蝠のビーストハーフの死霊術師。 ソプラノサックス『sexsax01』 半径数十m内の任意の対象(複数)の動きを物理的な力を持つまでに至った濃い音で後押しする。 移動距離増、速度増、命中増、回避増加、攻撃力増 を与える。 ステータス増加を与える人数を一人に絞る事も出来、その際のステータス増加は更に大きな物となる。 但しこのアーティファクトを演奏には他の能動的行動が一切取れないほどの集中力を必要とする。 『オルガニスト』エンツォの兄 比較的新顔 得に混沌組曲には興味はなく、体裁のために付き合っている 好敵手と認め楽しんだ場合、邪魔が入るのを嫌がる。リベリスタ側に支援を掛ける利敵行為 ジャズが好き <混沌組曲・序>三ッ池公園狂想曲~オーロクローム <混沌組曲・破>崩壊都市/凶鬼顕ル<近畿> 『弦楽三重奏』ロマーニ(担当らると) 自らの体に死者の腕を縫いつけ、右側面でヴァイオリンを、正面でチェロを、左側面でヴィオラを、たった一人で同時に弾く老人。 ケイオス率いる楽団メンバーの、比較的古参の一人。 死体の精密操作を特に得手としており、彼に操作された死体は生前よりも高性能を発揮すると言われる。 性格は割と陽気。 <三ツ池公園大迎撃>彷徨う者 <混沌組曲・破>崩壊都市/凶鬼顕ル<近畿>にて死亡 『透明ノイズ』エルヴィーノ(担当夕影) フライエンジェ×アンノウン 超ナルシスト フルートを武器とします。音の高さにより、付与するBSが変わります 今回は音楽を奏で、死体を起こすのが主な行動です 絶対音感、集音装置 <三ツ池公園大迎撃>糞みたいな神様に祈れ <混沌組曲・序>轟音クラッシュ×透明ノイズ×闇夜のパーティー <混沌組曲・破>根絶不堪メトロノーム<沖縄>にて死亡 『フラミーニア』(担当麻子) メタルフレーム×アンノウン。楽団所属の調律師。 機械化した喉に組み込まれたチューナーから発せられる声によって調律・死体操作を行います。 歌姫・シアーの古い知り合いであり、彼女への深い愛情を抱き続けています。 死体操作以外には、その声によって共振を起こして内側から敵を破壊するようなスキルも使用するようです。 その他は不明。 <混沌組曲・破>わたしのうたごえはとどかない<東北>にて死亡 ゼベディ・ゲールングルフ(担当商館獣) フライエンジェのアンノウン。外見年齢は50前後。 出身国不詳。痩せぎすでちょび髭な白髪交じりの黒髪の白人。 『ダブルスタンダード』というファゴットアーティファクトを操る『楽団』のフィクサード。 その能力はほとんど不明。ダブルキャストを活性化。 『ダブルスタンダード』の能力の片鱗によって、彼の配下の全ての死体及びゴーストは 『敵のブロックを無視して動ける』という性質を持ちます。 生前の記憶を残したまま操られないようです <混沌組曲・序>三ッ池公園狂想曲~五線の上を駆けよ~ <混沌組曲・破>濁流に逆らえ<北陸>にて死亡 『死を踊る』フェネラル・”フィドラー”・フォルテ(担当pipi) フィドル奏者。強力なネクロマンサーと思われます。 能力など知れたものではありませんが、死体は自在に操っているようです。 自分自身が直接戦うことは嫌うようです。 何らかの強力なアーティファクトやEXスキルも保有しています。 『生を悼む』ラクリマ・”リューテニスト”・ルクレツィア(担当pipi) シルクハット燕尾服の少女。 <混沌組曲・序>Ballare F-F-F <三ツ池公園大迎撃>Crystal Garden <混沌組曲・破>Saltare L-L-L<関東> <混沌組曲・急>Corpus Chaos Carolにて死亡 『調律者』ミオーネ(担当らると) ジーニアスの死霊術師。 両手に音叉を持った女性。其の役割は楽器の調律。 音叉で空気を震わせる広範囲攻撃(物神防無+麻痺)や、音叉の振動で無機物を破壊する事を得意とする。 <混沌組曲・破>崩壊都市/凶鬼顕ル<近畿>にて死亡 『チェレーレ』(担当麻子) 楽団所属のチェリスト。女。フライエンジェ。 ヴィオレンツァの弟子とも言うべき存在です。 彼に従い、より強い死者を得るためにやってきました。 <混沌組曲・序>チェリストは恋を奏でる <混沌組曲・破>解れた運命、血色のスコア<関東>にて死亡 “調律師”フェレス(担当力水) 音叉型のアーティファクトで死体を“調律”し、その時々の戦況に最適化します。 戦闘時は死体達の後方から攻撃します。 使用スキルは「他者付与単体+回復」「音叉による遠距離単体攻撃」。 総合的な能力はアークのリベリスタ達より少し上です。 <混沌組曲・破>トライアングル・ファイト(ノー・アーリー)<東海>にて死亡 『フラミーニア』(担当麻子) メタルフレーム×アンノウン。楽団所属の調律師。 機械化した喉に組み込まれたチューナーから発せられる声によって調律・死体操作を行います。 歌姫・シアーの古い知り合いであり、彼女への深い愛情を抱き続けています。 死体操作以外には、その声によって共振を起こして内側から敵を破壊するようなスキルも使用するようです。 <混沌組曲・破>わたしのうたごえはとどかない<東北>にて死亡 ・ネーロ=ジェメッリ(担当KSK) 『楽団』に属するフライエンジェの少年です。 アークのリベリスタと比べて実力は勝り、『チェネレ・チェネレ』と呼ばれるヴァイオリン型のアーティファクトを所有します。 ・ヴィオーラ=ジェメッリ(担当KSK) 『楽団』に属するフライエンジェの少女です。性格は残酷で兄を敬愛しています。 『ポルヴェーレ・ポルヴェーレ』と呼ばれるヴァイオリン型のアーティファクトを所有しています。 <混沌組曲・序>咎人は天国へ行けない <混沌組曲・破>古の都に明日は無い<近畿>にて死亡 ・『ヴァイオリニスト』チェーザレ・インカンデラ(担当椿しいな) の、三人で構成される『楽団』のメンバーです。 具体的な能力はシアー同様不明ですが、彼女の護衛で結界能力があるようです。 『ピアニスト』のAFであるピアノは小さくしてトランクに入れられるようです。 結界は3人のアーティファクトによって作られている <混沌組曲・序>ある歌姫のためのアルト狂詩曲 <混沌組曲・破>ある歌姫のための夢のあと<中国>にて死亡 ジェルソミーナ・ラヴァネッリ(担当宮橋輝) 『楽団』のユーフォニアム奏者、ジーニアス×アンノウン。 ジェルトルデの実妹で、外見年齢10代半ばの少女。 マーチング・ユーフォニアムのアーティファクトを装備。 (※ユーフォニアムはチューバを一回り小さくした形の金管楽器です) <混沌組曲・破>姉妹が奏でる惨禍奇想曲 ―虎の血潮に染まれ―<北海道> <混沌組曲・急>姉妹が奏でる愛憎円舞曲 ―痛みに焦がれて―にて死亡 『黙したバンドネオン』アデラーイデ(担当八重紅友禅) 病的なまでに寡黙で、アーティファクト『あてどない死』を所有しています。(尚、演奏を止めても意味はありません) 戦闘方法は主に、首無し少女を意のままに動かしたり、死体の残骸を武器にして飛ばしたりといったものです。 <混沌組曲・序>首切連鎖狂想曲 <混沌組曲・急>指鳴りジョージの桃弦郷にて死亡 “男爵(バロン)”ジャン・ブレーメン(担当みちびきいなり) 所持楽器はマレット <混沌組曲・序>ロマンを謳う、密やかに <混沌組曲・破>ロマンを謳う、濃やかに<北陸> <混沌組曲・急>ロマンを謳う、高らかににて死亡 ラッパのオムザック(担当nozoki) 『楽団』の一人で、老紳士風の男性です。落ち着いた喋りをし、周りの人を安心させる雰囲気を持っています。 雰囲気通り、そのラッパは安らかで世界が静止したような気分になると言います。 戦場ではラッパを吹いています。吹きながら霊魂を飛ばして攻撃してくるようです。遠距離神秘攻撃です。 <混沌組曲・序>骨で奏でる音 <混沌組曲・急>開戦のラッパにて死亡 『ハモニカ令嬢』ニコレッタ・ブランジーニ(担当ガンマ) フライエンジェ×ネクロマンサー。 アーティファクトであるハーモニカを携えた令嬢。 演奏で死者を操るが、演奏を止めても死者たちの動きが止まるわけではない。 <混沌組曲・序>したいしたい <混沌組曲・急>したいしたいしたいしたいにて死亡 「一人上手」バルベッテ・ベルベッタ(担当田奈アガサ) 外見からは種族はわかりません。 一人で二人いるようにしゃべります。 アーティファクト「細断コロラトゥーラ」を駆使して、死体を操ります。一度起動してしまえば、演奏の必要はありません。 芸術家なので、肉体労働はしません。 <三ツ池公園大迎撃>搾取するなら、最後まで。 <混沌組曲・序>細断コロラトゥーラ <混沌組曲・破>ケヤキ並木700メートルの攻防<東北> <混沌組曲・急>我らが指揮者殿のためのファンファーレにて死亡 ニナ(担当茶零四) 女性。ジーニアスのネクロマンサー。ケイオス率いる楽団メンバー。クラリネットを使用する。 外見的には十代前半の少女だが、実年齢はもう少し高い。楽団員としても比較的若い模様。 狂っているか否かという点だけではエヴァルドより“マシ”である。 アーティファクト「Applauso del morto(死者の喝采)」を操り、援護重視の姿勢。 Applauso del morto(読:アップラウゾ・デル・モルト) ニナの使うアーティファクト。戦場域の死者の限定部位を大量に操る事が出来る。 今回はOPで使っている通り、無数の「手」を地中から蘇生させ、足止めの役目をしている。 具体的な効果は、 1:【一回の行動内における最大移動距離10m制限】 2:【速度半減】 3:【回避値を対象のレベル分(最大20の値まで)下げる】能力。 この効果は飛行状態で全て無視できる。(低空飛行では無視出来ない) また、敵(楽団員・死者)はこの効果の対象にはならない。 エヴァルド 男性。ジーニアスのネクロマンサー。ケイオス率いる楽団メンバー。クラリネットを使用する。 外見的には30~40代の落ち着いた雰囲気の男性だが、実年齢は遥か上。 今回は死体の蘇生や指示に主眼を置いている。 「死者は起こさず眠らせるべき」という考えと「ケイオス様の命令は絶対」という考えが入り乱れ、 最終的に「起こされた死者が可哀想だから早く眠らせて(救って)やってよ敵さん^^」というトチ狂った思考を持つに至る。 基本的に彼の言動は大真面目である。狂っている事以外は。 『<混沌組曲・序>死者を想いて笑い泣き』 『アリオーソ』(担当椿しいな) 楽団に所属している女ヴァイオリニスト。ヴァンパイア。ジョブ不明。 『ヴィオレンツァ』の恋人であり、深く彼を愛しています。チェリストの彼と奏でる二重奏は彼女の心の中で常に鳴り響いています。 『ベムレクト』(担当椿しいな) 楽団に所属しているヴァイオリニスト。メタルフレーム。ジョブ不明。 アリオーソの友人であり、良き理解者。 遣る事がなく、アリオーソに『フィクサード達を死者にすればいい』と助言を受けています。 <三ツ池公園大迎撃>君が愛するアントニム <混沌組曲・序>ヴァイオリニストは愛を奏でる <混沌組曲・破>橋上のア・バラータ<九州> <混沌組曲・急>ある歌姫のためのオブリガートにて死亡