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余剰次元生命体(Extradimensional beings)とも呼ばれる超常現象生命体(Paranatural entities)とは、レメディー・エンターテイメントの作品間で共有される宇宙「レメディー・コネクテッド・ユニバース(RCU)」内で使用される単語である。 概要 特定の振動、周波数、波形により形成されるエネルギー場「共鳴体」を力の源とする存在。 共鳴体には現実を変貌させる効果があるため、それにより世界変貌事象(AWE)と呼ばれる超常現象が引き起こされる。 そのためRCUに存在する超常存在は現実改編能力を標準装備していることになる。 大体は異次元の存在だが、元人間や死者も含まれる。 また、共鳴体ベースの実体を持たない者や物理的な実体を持つ者など形態は様々。 主な超常現象生命体/余剰次元生命体 ◇A-001/管理人アーティ フィンランド人の清掃員の姿をした存在。 FBC本部「オールデスト・ハウス」や各スレッショルド、各スレッショルドとオールデスト・ハウスをつなぐ「オーシャンビュー・モーテル」、闇の底で再現されたニューヨーク州ニューヨーク市など様々な異次元を管理する管理人。 闇の存在、ヒス、モールドなどの侵食系の超常現象生命体に対して完全な耐性を持つ。 ◇ワーリン・ドア 演者 デビット・ヘアウッド 全ての次元に同時に存在し、それらの自分の同位体と知覚を共有するために次元間を自由に渡り歩けるビジネススーツを着た黒人男性の姿をした生命体。 『Quantum Break』に登場するマーティン・ハッチと同一の存在(厳密には知覚を共有しているRCUバージョンのハッチ)であることが露骨に示唆されている。 ◇ティモシー・ブレーカー 演者 ショーン・アシュモア ドアと同じく別の宇宙に存在する別バージョンの自分と知覚を共有できる存在。元ブライトフォールズの保安官。 『Quantum Break』の主人公ジャック・ジョイスと同一の存在(厳密には知覚を共有しているRCU世界のジャック)であることが露骨に示唆されている。 ◇アポロ14号生命体/フラ NASAの船外活動用宇宙服の姿をした実体で、中身は空洞。 他人の記憶を操る能力を持つ。 人語も話せるが支離滅裂で意味をなさないワードサラダを発する。 アポロ14号のフラ・マウロ月面探査任務中に乗組員の記憶を操って紛れ込み、まんまと地球に降りた。 FBCにより収容されたあと、囚人11-Cとして独房に入れられた。 ◇クロッグ NSC発電所の冷却ポンプを詰まらせていた汚泥状の怪物。 アーティ曰く狡猾らしく、知的存在である模様。 腐食性の体液を吐き出して外敵を攻撃する。 不定形だが体のあちこちにあるコアの様なものを破壊すると再生できなくなる。 ◇火炉 オールデスト・ハウスのメンテナンスセクターにある火炉室に存在する、生きた焼却炉。 知覚と知性を持ち、喋ることができる。 物を燃やすと唸るような音がする。 モールド・スレッショルドの生命体 カビに似た超自然的な微生物モールドが現れたスレッショルドに存在する生命体。 ◇モールド-1 モールドの起源である、巨大な複数本の触手の姿をした怪物。 ◇モールド カビ似た、あらゆる生物、無生物を侵食する微生物。 胞子は果実の様に甘く、匂いで生物を誘引して胞子を食わせ、食べた人間を「モールドホスト」と呼ばれるゾンビの様なカビ人間に変貌させる。 死者 余剰次元生命体と交信できるパワーオブジェクト「ホットライン(OOP3-UE)」を介して語りかけてくる死者。 ◇ザカライア・トレンチ 演者 ジェームズ・マカフリー FBC前局長。 2002年にオーディナリーAWEを調査し、発見したパワーオブジェクトのスライドプロジェクターに接触したことでヒスに汚染され、17年かけて洗脳されていった。 2019年にスライドプロジェクターを起動してオールデスト・ハウス内部にヒスを呼び込んだ後、局長のオフィスで自害した。 その後は幽霊的な存在になったらしく、ホットラインを介してジェシーに一方的に語りかけてくるようになる。 マックス・ペインと同じ声をしており、痛み(ペイン)について度々言及する他、やたら比喩表現を多用するなど語り口調はペインのナレーションそっくり。 ◇ヘレン・マーシャル 演者 ブリッグ・ベネット 声 ジェイド・アヌーカ マネジメントチームリーダー。元CIAエージェント。 2019年のヒスの侵略の際にはヒスの汚染を防げる装置「ヘドロン共鳴体増幅器(HRA)」を製造するために新局長のジェシー・フェイデンと協力した。 その後、アストラル・プレーンとこちらの世界を繋ぐ導管の役割を担う構造物「ネイル」が破損したことを知り、アストラル・プレーンがこちらの世界に流入することを恐れネイルを爆破しようと目論んだため、それを阻止しようとしたボードが召喚したアストラル・スパイクに襲われHRAが破損、ヒスに汚染された。 マーシャルとしての自我はその瞬間に死亡したらしく、以降はトレンチと同様にホットラインを介してジェシーに一方的に語りかけてくる。 また、マーシャルの肉体の方は非常に強力なヒス生物となり、ネイルそのものをヒスで汚染した。 闇の底の生命体 ワシントン州ブライトフォールズのカルデラ湖コールドロンレイクをスレッショルド(*1)とする異次元空間「闇の底」に存在する生命体。 ◇A-010(別名 影)/闇の存在 次元間の知覚を持つ闇。あらゆる生物、無生物を汚染して操る。 バーバラ・ジャガー 演者 ケイト・ワイマン 闇の存在の物理的な実体化。喪服を着たフィンランド出身の女優バーバラ・ジャガーの姿をしている。 ミスター・スクラッチ 演者 イルカ・ヴィリ 声 マシュー・ポレッタ ジャガーが倒された後に現れた闇の存在の物理的な実体化。 ベストセラー作家アラン・ウェイクの邪悪なドッペルゲンガー。 ◇トーマス・ゼイン 演者 イルカ・ヴィリ 声 ジェームズ・マカフリー(『Alan Wake』)→イルカ・ヴィリ(『Control』以降) フィンランド出身の映画監督、詩人、ダイバーであるアランのドッペルゲンガー。 2010年のブライトフォールズAWEでは次元間の知覚を持つ光の存在の物理的な実体化として白いダイバースーツに身を包んだ姿で現れ闇の存在と戦うアランをサポートした。 2019年には服装や髪型まで完全にアランと同じ姿で現れた。 2023年には「闇の底に再現されたニューヨークに建つオーシャンビューホテルの665号室に配置された映写機から写し出された映像から入り込める次元」に潜伏しており、上半身裸に黒ジャケットを羽織るというしっかりスーツを着込むアランとは対称的なワイルドな姿でアランの前に現れる。 2010年とは一転して邪悪なカルトリーダーのミスター・スクラッチを演じ、現実とリンクする物語の中で儀式的な連続殺人を行うなど悪行を重ねる。 ◇アラン・ウェイク 演者 イルカ・ヴィリ 声 マシュー・ポレッタ 元はベストセラー作家だったが、2010年に起きたブライトフォールズAWEにて闇の底のキャビンに閉じ籠り、脱出のために世界を改編する物語を書いて新たな並行世界を生み出し、脱出に失敗しては記憶を失いループして振り出しに戻されるという行動を繰り返す。 彼がタイプライターで打った原稿は書かれた内容が現実になるという変貌アイテムとしてFBCに収容されている。 2019年にはホットラインを介してジェシーを導いた。 2023年のブライトフォールズAWEにて最終的に頭に光の銃弾を撃ち込まれたことで知識の松明を授けられ、数多の世界の主となった。 ◇ラショナル・アラン 演者 イルカ・ヴィリ 声 マシュー・ポレッタ アランのドッペルゲンガー。 闇の底でアランと分離して顕現した理性。 ◇インセイン・アラン 演者 イルカ・ヴィリ 声 マシュー・ポレッタ アランのドッペルゲンガー。 ラショナル・アランと分離し顕現したアランの破滅的な狂気。 ◇光の闘士 演者 イルカ・ヴィリ 声 マシュー・ポレッタ アランが物語の中に投影したアランのドッペルゲンガー。 2012年にアランが一晩だけ出現させた架空の町、アリゾナ州ナイトスプリングスを舞台にミスター・スクラッチと戦う。 ◇キャスパー・ダーリング 演者 マシュー・ポレッタ 声がアランにそっくりなFBCの研究責任者。 HRAの開発者。 ヘドロンに接触した結果、闇の底に転送された。 2019年にホットラインでジェシーに語りかけたため人外の存在になった可能性が高い。 闇の底を調査中にゼインと出会い、意気投合した。 アランの外見モデルと声優の、夢の共演である。 アストラル生命体 パワーオブジェクトに接触すると転送される次元「アストラル・プレーン」の生命体。 ◇ボード 宙に逆さに浮かぶ巨大な黒いピラミッドの実体を持つ、オールデスト・ハウスやアストラル・プレーンの主。 パワーオブジェクトの力を接触者に結合して超常的ユーティリタリアンに変異させたり、オールデスト・ハウスを提供してFBCを援助する。 サービスウェポンと接触した人間を局長と認めるか否かを選別する。 下記のフォーマーを除くアストラル生命体を自由に召喚したり操ることができる。 ◇フォーマー 薄暗いアストラル・プレーンに閉じ込められた、「前任者」を意味する名を与えられた存在。 蜘蛛の様な脚とサーチライトの様に光る一つ目、蛇の様な身体を持つ、巨大な実体。 ボードとの意見の相違から追放されたことが示唆されている。 パワーオブジェクトではなく一部の変貌アイテムの力を管理しており、該当のアイテムに接触するとフォーマーがいる薄暗いアストラル・プレーンに転送される。 しかし力を授けてくれないばかりか襲いかかってくるコミュ障である。 最大で三回戦うことになるが、三回目の遭遇時に攻撃しなかった場合は和解できる。 ◇アストラル・スパイク 黒い岩の破片の集合体の様な見た目の存在。 激しく変形しながら芋虫の如く徘徊し、動くものに見境なく襲いかかってくる。 ボードやフォーマーにより召喚される。 ◇アストラル・コピー ボードやフォーマーによって召喚される、黒い粘土を人型にしたかのような存在。 腕を振り回して攻撃する者と銃で武装している者があかる。 ◇アストラル・ミミック 空中浮遊し、念力で物体を投擲してくるアストラル・コピー。 ◇ゴールデンコピー 物理的な攻撃に完全な耐性を持つアストラル・コピー。 ◇ゴールデンコピー//NPC//種類 洗脳したアストラル・コピーの攻撃でしかダメージを与えられない特殊なゴールデンコピー。 スライドスケープ36の生命体 パワーオブジェクト「スライドプロジェクター(OOP15-UE)」にスライド36をセットして写し出された画像から通じる次元「スライドスケープ36」に存在する超常存在。 ◇ポラリス 共鳴体ベースの、螺旋状の光として視認できる存在。 2002年のオーディナリーAWEの際、その場にいたジェシー・フェイデンに憑依し、スライドプロジェクターを破壊するように命じた。 ヒスの共鳴体を中和する力を持つ。 ◇ヘドロン 巨大な多面体という物理的な実体を持つ存在。 ポラリスの共鳴体を増幅させる触媒の役割を担う。 オールデスト・ハウスの研究セクターに収容されていたが、2019年にヒスにより侵略された際はポラリスを宿したジェシーをオールデスト・ハウスへ導いた。 最後はジェシー及びポラリスと対面するも、直後にディランが送り込んだヒス生物の大群と、ヒスに汚染された対超常現象生命体用の装置「共鳴サイフォン」の攻撃を受け死亡した。 ◇ヒス ''次元間の知覚を持つガス漏れ音。 あらゆる生物、無生物を汚染して操る。 ''2002年のオーディナリーAWEを調査しに来たトレンチを汚染し、17年かけて洗脳し、2019年に彼を操りスライドプロジェクターを起動させオールデスト・ハウス内部へ解き放たれた。 P6/ディラン・フェイデン 2002年のオーディナリーAWEの生存者でジェシーの弟。 強力で制御不能な超常的ユーティリタリアンとしてFBCに収容されていたが、2019年に侵略してきたヒスを自ら受け入れ、ヒス生物のリーダー的な存在となる。 第三のモノ 闇の存在とヒスの両方に汚染された個体。 封鎖された捜査セクターを我が物顔で歩き回る。 変貌アイテム由来の生命体 ◇黒い球体 オセロットのアンカー(AI11-UE)が生成する持続性の黒い球体状の怪物。 弱点のコアが頑丈な外郭に守られ、定期的にパックマンの様に口が開きそこから大量の時計を吐き出す。 FBCに収容されていたが2019年ヒスに汚染されて脱走し、オールデスト・ハウス内に出現したスレッショルドに逃げ込んだ。 ◇エッセJ/ジェシー 2019年にヒスに汚染されたビクトリア朝様式の鏡(AI60-UE)の鏡面をスレッショルドとする異次元空間に出現したジェシーのドッペルゲンガー。 本物のジェシーと同様にサービスウェポンや念力、空中浮遊といった超能力を扱える。 変貌アイテム由来の生命体 ◇黒い球体 オセロットのアンカー(AI11-UE)が生成する持続性の黒い球体状の怪物。 弱点のコアが頑丈な外郭に守られ、定期的にパックマンの様に口が開きそこから大量の時計を吐き出す。 FBCに収容されていたが2019年ヒスに汚染されて脱走し、オールデスト・ハウス内に出現したスレッショルドに逃げ込んだ。 ◇エッセJ/ジェシー 2019年にヒスに汚染されたビクトリア朝様式の鏡(AI60-UE)の鏡面をスレッショルドとする異次元空間に出現したジェシーのドッペルゲンガー。 本物のジェシーと同様にサービスウェポンや念力、空中浮遊といった超能力を扱える。 変貌アイテム由来の生命体 ◇黒い球体 オセロットのアンカー(AI11-UE)が生成する持続性の黒い球体状の怪物。 弱点のコアが頑丈な外郭に守られ、定期的にパックマンの様に口が開きそこから大量の時計を吐き出す。 FBCに収容されていたが2019年ヒスに汚染されて脱走し、オールデスト・ハウス内に出現したスレッショルドに逃げ込んだ。 ◇エッセJ/ジェシー 2019年にヒスに汚染されたビクトリア朝様式の鏡(AI60-UE)の鏡面をスレッショルドとする異次元空間に出現したジェシーのドッペルゲンガー。 本物のジェシーと同様にサービスウェポンや念力、空中浮遊といった超能力を扱える。
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悪魔 by (≡ω≡.)神奈川 「ん~むにゃむにゃ…… Zzz Zzz(≡ω≡.)」 ???「もしも~し。」 「駄目だよ、かがみん。私達姉妹じゃない…… ムフフ Zzz(≡ω≡.)」 ???「どんな夢見てるんだ? まぁ、いいか。起きろ~」 「…… ? 誰? (ノω≡.)?」 ???「僕はね――」 「家のクラスの白石君? なんでこんな夜中に私の部屋に…… って!キャ…… (≡Д≡.)!」 ???「静かに…… それに僕はその白石某でも無いよ。」 ???「僕はね、悪魔なんだ。」 「悪魔? やばいね。こんな夢見るなんてゲームのやり過ぎだね。さっさと起きろ~わ~た~し~ ≡○)ω≡.)、;'.・」 「ううっ…… 夢でも痛い。 ・゚・(つω≡.)・゚・」 悪魔「夢じゃないし、僕は幻でもない。」 悪魔「姿も君の記憶から適当に抽出したイメージで成り立っていて、特に意味はない。」 「どうせならかがみんとかが良かったな…… (≡ε≡.)」 悪魔「さて、本題に入らせてもらおうか。って、君は余り驚かないんだね。僕に。」 「うふふ~ ゲームやアニメでこういう展開に慣れてるからね。中学時代はよく妄想してたよ。こういう場合どうするかを。 (≡ω≡.)」 悪魔「そうかい。なら、話は早そうだ。」 「どこの世界を救うの? 魔法は使える? 仲間は? 実は私が記憶を無くした勇者で…… (≡∀≡.)」 悪魔「あ~ 違う違う。僕はそういうのの悪魔じゃなくて、もっと一般的な奴。死神にむしろ近いかも。」 「なんだ、つまんない…… って、私の命を取りに来たの!? Σ(≡Д≡.)!」 悪魔「そうじゃない。むしろ君は死なない。」 悪魔「君には決めてもらいたいんだ。僕が殺す相手を。」 「殺す相手? (≡ω≡.)?」 悪魔「そう。君にはこれから言う3名から1人、朴に殺されても良い人を選んでもらう。」 悪魔「まぁ、すぐには決められないだろうから猶予を3日間あげる。そして4日目の朝に君の答えを聞くよ。」 悪魔「でもね、3日間は少し特殊なんだ。」 悪魔「1日毎に3人の誰かが存在しない世界。君には実際に対象が居ない一日を過ごしてもらう。」 悪魔「どう? 簡単でしょ? 」 「…… (≡ω≡.lll)」 悪魔「どうしたの? さっきの元気はどこかな? あれ? もしかして気づいちゃった? 対象が誰だか。」 「…… や、やっぱり…… (≡ω≡.lll)」 悪魔「ご推察の通り、対象は柊かがみ・柊つかさ・高良みゆきの3名だ。」 「そんなの嫌だよ! かがみもつかさもみゆきさんも、誰も死なせたくない! (≡皿≡.)」 悪魔「困ったな~ それだと色々と不味いんだよな…… 」 「帰って! そして二度と来ないで! (≡皿≡.)」 悪魔「じゃあ…… ゆたかちゃんだっけ? 彼女で良いや。それじゃ…… 」 「待って! Σ(≡ω≡.)!」 「まさか、私が答えなかったらゆーちゃんなの? (≡ω≡.)?」 悪魔「悪魔もノルマが厳しいんだよね~ 手段は選んでられないんだよ。」 悪魔「さて、どうする?」 「分かった。選ぶよ…… (≡ω≡.lll)」 悪魔「ありがとう。それじゃ、もう一度ベットに入るんだ。さて、いったい誰が居ない世界かな? ふふふ――」 フタエノキワミアー! フタエノキワミアー! フタエノ 「(朝か…… ) (ノω≡.)」 「変な夢だったな~ 体がだるいよ…… (≡ω≡.)」 そうじろう「こなた~ 起きたか~ 」 「は~い。今降りる~ (≡ω≡.)」 「(とりあえず学校行かなきゃね。) (≡ω≡.)」 かがみ「おいっす!おはよう、こなた。」 「おはよう、かがみん。 (≡ω≡.)」 「あれ? つかさは? (≡ω≡.)?」 かがみ「つかさ? 」 「(まさか…… ) (≡ω≡.;)」 つかさ「お姉ちゃ~ん。待って~ 」 つかさ「酷いじゃん。なんで待っててくれないの? 」 かがみ「ごめんごめん。でも、寝坊するあんたが悪いんだよ? 」 かがみ「こなた? どうしたの? ビックリした顔して。」 「(つかさも居る。なんだ、やっぱ夢か。) (≡∀≡.)」 「なんでもないよ。さぁ、学校に行こう! (≡ω≡.)」 「そいえば、今日は小テストの日だね。休み時間にみゆきさんにノート見せてもらわなきゃね。 (≡ω≡.)」 つかさ「みゆき? 誰それ? 」 「えっ!? つかさ、何言ってるの? (≡ω≡.)?」 つかさ「お姉ちゃん、みゆきって人知ってる? 」 かがみ「家のクラスにもそんな人居ないけど、どこのクラスの人? 」 「二人とも何を言ってるの? みゆきさんだよ! 高良みゆき。物知りでメガネかけてて、巨乳の。 ヽ(≡ω≡.ヽ)」 つかさ「知らな~い。」 かがみ「こなたの中学時代の友達か何か? 」 「…… (≡ω≡.;)」 「(そうか…… ここは、みゆきさんの居ない世界か…… ) (≡ω≡.)」 「いや、気にしないで。昨日やったエロゲのキャラのことだよ…… あはは。 (≡ω≡.*)」 かがみ「こなた~ あんたやりすぎよ。ゲームと現実がごっちゃになったら人生終わりよ? 」 「(みゆきさんが居ないとこんなに大変だったとは…… ) (≡ω≡.;)」 「(小テストは0点で居残りさせられたし、宿題も出せなかったし。) (≡ω≡.;)」 「(みゆきさん居なくて、私は卒業できるのかな? )(≡ω≡.;)」 「(うん。みゆきさんは必要だな…… ) (≡ω≡.;)」 フタエノキワミアー! フタエノ 「(朝か…… ) (ノω≡.)」 「(今日は誰が居ないのかな…… ) (≡ω≡.;)」 つかさ「おはよう! こなちゃん。」 「おはよう、つかさ。あれ? かがみんは? (≡ω≡.)?」 つかさ「かがみ? 誰? 」 「!? Σ(≡Д≡.)!」 「誰って、つかさのお姉ちゃんだよ。双子の。 ヽ(≡ω≡.ヽ)」 つかさ「あはは! こなちゃん大丈夫? 私は双子でも何でもないよ? お姉ちゃんは居るけど…… 家3人姉妹だし。」 「そ、そう…… (≡ω≡.;)」 「(今日は地獄だった…… ) (≡ω≡.;)」 「(そいえば、かがみんは休み時間毎に遊びに来てくれてたんだな~) (≡ω≡.;)」 「(かがみんが居ないとみゆきさんもつかさも用が無きゃ昼くらいしか話してくれないし…… ) (≡ω≡.;)」 「(なんか中学時代思い出したな…… 毎日独りぼっちだった3年間を。) (TωT.;)」 「(それに、かがみが居ないせいか、つかさが積極的になって、クラスの女子と楽しげに話してたな。) (≡ω≡.;)」 「(私と同じくらいの馬鹿なのに楽しそうに笑って…… ムカツク! ) (≡皿≡.)」 「(かがみんは必須だね。むしろ居ない生活なんて考えられないね! ) (≡ω≡.)!」 フタエノ 「(朝か…… ) (ノω≡.)」 「(今日はつかさか…… ) (≡ω≡.;)」 かがみ「おはよう!こなた。」 「おはよう。いきなりで悪いんだけど、かがみって双子だっけ? (≡ω≡.)?」 かがみ「何言ってるの? 私に妹なんか居ないわよ。柊3姉妹の末っ子よ。」 「そ、そうか…… (≡ω≡.;)」 かがみ「あはは、変なこなた。さっ、学校行こう。」 「(つかさの居ない世界。思ったよりキツかったな。) (≡ω≡.;)」 「(かがみんとみゆきさんがモロに私を馬鹿扱いして接してくるしね。) (≡ω≡.;)」 「(つかさが居ないからその辺のが全部私に来るんだろうな~) (≡ω≡.;)」 「(毎日続くとさすがに堪えるかも…… ) (≡ω≡.lll)」 「(でも…… つかさが居ないから、かがみんを独り占めに出来る。ずっと私を見ていてくれる。) (*≡ω≡.*)」 「(うふふ、結構良いかも。) (*≡ω≡.*)」 「(それじゃ、つかさは…… つかさは…… ) (≡ω≡.)」 悪魔「フタエノキワミアー!」 悪魔「おはよう。どうだい? お目覚めの気分は。」 「最悪だよ。 (≡ω≡.lll)」 悪魔「まぁ、そう言うなよ。で、決まったかい? 殺して欲しい人は。」 「うん…… (≡ω≡.;)」 そうじろう「こなた~ 起きたか~ 」 「は~い。今降りる~ (≡ω≡.)」 悪魔「俺のことは気にするな。答えは通学路で聞こう。」 「えっ、でも…… (≡ω≡.;)」 悪魔「安心しな。普通の人には見えないよ。」 悪魔「それで? 誰なんだ? 殺して良い奴は。」 「うんとね…… 柊…… 柊つかさ。 (≡ω≡.)」 悪魔「ヌハハ! 柊つかさか! なんだ、一番お前と仲の良い奴じゃないか。」 悪魔「なんだ? 同族嫌悪か? それとも柊かがみを独り占めしたいとかか? 」 「良いでしょ! さっさと殺してよ。つかさを。もう決めたんだから。 (≡皿≡.)!」 悪魔「そうか~ つかさか~ へ~ 」 悪魔「だってさ! つかさ。」 つかさ「……」 「つかさ! 何時からそこに? Σ(≡Д≡.)!」 つかさ「ちょっと前から居たよ。」 「ち、違うんだよ。つかさ。これは独り言、昨日の晩やったエロゲの台詞言ってただけで―― ヽ(≡ω≡.ヽ)」 つかさ「こなちゃんは、私が居なくても良いんだ…… 」 「だからエロゲの―― ヽ(≡ω≡.ヽ)」 つかさ「だって! 今、悪魔に願ってたじゃない! 」 「!? つかさ、コイツが見えるの? Σ(≡Д≡.)!」 悪魔「言い忘れてたけど、僕と話したことある人には見えちゃうんだ。ボクは。」 つかさ「酷いよ、こなちゃん。」 つかさ「こいつは私の前にも出てきたよ。でも、私は誰も殺したくないって言ったよ!それなのに酷いよ…… 」 「えっ? でも断ったら身近な人が殺されるんじゃ…… (≡ω≡.;)」 悪魔「誰も殺されないよ。ただ次の選択者が選ばれるだけだよ。」 「嘘だ! だって、ゆーちゃんを殺すって…… Σ(≡ω≡.)!」 悪魔「別に俺は、『ゆたかちゃんを殺す』なんて言ってないよ? 君の勝手な思いこみだよ。 ウヒャヒャ。」 「そんな…… それが分かれば誰も選ばなかったのに! Σ(≡皿≡.)!」 悪魔「つかさ? まだ、君の権利も残ってるよ? 」 悪魔「誰を殺したい? 」 つかさ「こなた。」 「嫌~~~!! (≡Д≡.;)」 悪魔「は~い! 地獄に2名ご案内~♪ 」 「つかさ! 落ち着いて! 私、つかさを殺したくない! ヽ(≡ω≡.ヽ)」 つかさ「うるさい! オタクブス。調子良く言って、迷わずに私を選んだじゃない! 」 「それは仕方が無かったんだよ! アイツに騙されてたんだよ! ヽ(≡ω≡.ヽ)」 つかさ「どうだか? どうせ心の中じゃ『つかさウザい』とか思ってたんでしょ! 」 つかさ「どうせ、もう死ぬから言うね。私、こなちゃんが大嫌いだったよ! 」 つかさ「私と同じで人付き合いが下手で馬鹿の癖に、なぜかお姉ちゃんとかみんなに好かれて…… ムカツくんだよ! 苛つくんだよ! 垂れ目がキモいんだよ!! 」 つかさ「アハハ。でもね、今は幸せ。こなちゃんも道連れに出来るからね! 」 「あ…… ああっ…… (≡Д≡.;)」 悪魔「お取り込み中失礼。あちらから居眠り運転のトラックがやってくるよ。どうしよう? アヒャヒャ! 」 「つかさ! 離して! 死んじゃうよ! Σ(≡Д≡.)!」 つかさ「往生際が悪いね、こなちゃん。死ぬときくらい垂れ目止めなよ! 」 「これは生まれ―― (≡ω≡.)」 悪魔「うわ~ 二人ともズタボロだね。こりゃ酷い。」 「ウッ…… (;≡;;≡.;;)」 悪魔「こっちはまだ少し息があるようだ。」 悪魔「すぐに魂を取り出しても良いけど、面倒だし死ぬまで待ってよ♪ 」 悪魔「苦しめ苦しめ、でも、さっさと死~ね♪ 」 そうじろう「こなた…… ううっ…… 」 黒井「泉さん、この度はまことに残念でした。」 そうじろう「ウクク…… クハハッ! ハ~ハッハッハッ!」 黒井「泉さん? 」 そうじろう「おい、ななこ。どうせみんな帰ったんだ、いつも通りで良いぜ。」 黒井「ほんなら、そ・う・じ・ろ・う。 何が嬉しいんや? 娘が死んだのに。」 そうじろう「娘? ああっ、アレは良いよ。どうせ生きてても何の役にも立たなかっただろうしな。」 そうじろう「それより見ろよ! アイツに掛けてた保険金がこんなに入ったんだぜ。うひゃひゃ、しばらくは遊んで暮らせそうだ。」 そうじろう「ななこ、今度海外にでも連れていってやるよ。欲しいもんも買ったる。」 黒井「ほんま!? 嬉しい。そうじろう、だ~い好きや。」 そうじろう「そういや、この家はアイツの母親に掛けてた保険金で買ったようなもんだからな。」 そうじろう「わざと毎晩激しく抱いて、体に負担かけてやってな…… まぁ、アイツが生まれたのは計算外だったがな。」 黒井「酷いわ~ でも、うちはそうじろうの激しいの、大好きよ? 」 そうじろう「そうか? そうか!? それじゃ、ここで一発やるか? 喪服のお前見てて興奮してたんだ! 」 黒井「んも~ そうじろう~ やめて~ この――」 黒井「ア・ク・マ」 終
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登録日:2009/06/15(月) 11 08 04 更新日:2024/06/28 Fri 10 19 44NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 RPG史上最強のボス ×人 ×悪魔 ○人修羅 アトラス イケメン カリスマ シリーズ最強候補 ジャッ ダークヒーロー チート チートの王 トラウマ ネタバレ項目 ノクタン バランスブレイカー マガタマ マサカドゥス ミロク経典 メガテン ラスボス系主人公 一騎当千 不幸 不幸体質 主人公 人の皮を被った悪魔 人修羅 仲魔 修羅 傑物 光と闇が両方そなわり最強に見える 創世 勝てる気がしない 半人半魔 呪われた者 圧倒的な強さ 圧倒的存在感 地母の晩餐 女神転生 強敵 悪鬼羅刹 悪魔は二度生まれる 悲劇 最凶 最強 最強の悪魔 最強主人公 榎木淳弥 混沌の悪魔 混沌王 濃すぎるキャラクター性 無理ゲー 眉目秀麗 真・女神転生Ⅲ-NOCTURNE- 神々を使役する者 結構重い過去持ち 美丈夫 至高の魔弾 苦労人 裏ボス 貫通 超人 超越者・超越存在 通常戦闘 間薙シン 隠しボス 難敵 鬼畜 魔人 黒い希望 東京が死んで、僕が生まれた (*1) 概要 『真・女神転生Ⅲ-NOCTURNE-』の主人公にしてプレイヤーの分身。 CV:榎木淳弥(リマスター版) 読みは「ひとしゅら」。人間でも悪魔でもない存在を指す他、ガイア教の「ミロク経典」にもその名が刻まれている創世の要にして、あらゆる世界や宇宙の輪廻転生を司る「魔人」の一人。 ゲーム開始時に名字、名前を自由に決められるのでデフォルトネームがなく、後述の『真・女神転生Ⅳ』登場時にも人修羅と名乗っている。 来歴 元々はごく普通の高校生。 千晶お嬢様からは未来の負け組扱いされているので成績は良くないらしい。 一方容姿の方は中々のイケメンらしく、地母神スカディには「美丈夫」、運命の三女神の長女クロトには「姉妹の情夫として飼ってやってもいい」、オカマのマネカタからは「イイ男」と評されている。 ある日、担任の高尾佑子が入院している新宿衛生病院にクラスメイトとお見舞いに行ったところ、カルト教団「ガイア教」の教徒である氷川と高尾が世界を創り変える為に引き起こした「東京受胎」によって、結界と化した病院内以外の全ての人類が死滅。更に世界は東京が内側に丸く張り付いた「ボルテクス界」に変異し、悪魔が溢れ出した。 この東京受胎は新しい世界を創る『創世』を為すための前段階であり、それには人間の心と「コトワリ」と呼ばれる創世のビジョンが必要であったが、彼はコトワリの萌芽さえ持っていなかった(*2)ため、そこにつけ込んだ謎の金髪の子どもに悪魔の力を得る「マガタマ」を埋め込まれて悪魔の如き姿と力を手に入れた。 目覚めた彼はなぜ東京がこうなってしまったのか、担任やクラスメートは無事なのか、という様々な想いを胸に、ボルテクス界へ歩みだす。 能力 人の心を持った悪魔なので従来のメガテンとは違い、直接仲魔の交渉をする。 また悪魔でありながら本人がストックの役目を果たしているので戦闘中悪魔を3体まで使役できる。 基本的には無口で、選択肢の時にしか喋らないし選べない。戦闘中も掛け声程度。 そのため非常に流されやすく、引きこもりのためにわざわざ3匹の異邦の悪魔を倒したりする。 基本攻撃は素手でぶん殴るシンプルなもの。後述のマガタマから得られるスキルでは口からブレスを吐いたり、魔力で生成した剣で攻撃したり、体からエネルギーを放ったりする。一部攻撃時のジャッ!は彼の代名詞の一つ。 ニンゲンPCの役割を集約しちゃった、当時としては珍しい主人公である。 マガタマはボスを倒したりイベント等で複数入手でき、これを装備してレベルアップし、マガタマの中のスキルを覚えることができる。 それぞれには属性やステータスアップの効果があり、他社RPGで言う処の「ジョブ」に近い。ただし、スキル枠は共通なのでこれも厳密には異なる。 レベルアップ時にマガタマが暴れる事があり、好きにさせてやるとマガタマ毎に異なる効果が発動する(後述)。 ほぼ全ての攻撃・回復・補助・耐性スキルを習得できるため、カスタマイズし甲斐のあるナイスガイ。ただし、アギなどの四属性の通常攻撃魔法は一切覚えない。 あと、ある意味当然だが戦闘終了後HPMPを全回復する『勝利の雄たけび』も覚えない。MPを吸収できるスキル「吸魔」や他の息吹・具足系は覚えるので、道中はそれでMPを確保するといい。 また、マガタマを幾つマスターしたかで人修羅の種族が変化する。無印では単なる称号に過ぎなかったが、マニアクスのアマラ深界では特定の種族時に通行できる扉が登場した。全てマスターした時の称号混沌王は、最強ないしアマラルート制覇、そして裏ボスの人修羅と認識しているファンは多い。 マガタマ一覧 マロガレ 金髪の子どもから与えられた最初のマガタマ。属性はDARK。 耐性はなし。秘められたスキルは敵の能力を閲覧するアナライズなど、最初のマガタマらしい。 マニアクスでは最後に新スキルが追加されるも、詳細不明でいくらレベルを上げても習得できないが…… 暴れさせるとHPMP全回復か、偶に力パラメータがアップ。 由来は日本神話における、イザナギとイザナミによる「国産み以前の混沌とした状態」を表すのに用いられた言葉。本来は「転がす」や「丸」を意味する。 ワダツミ シンジュク衛生病院のボス フォルネウス撃破後に入手するマガタマ。属性はNEUTRAL。 氷結系。敵の命中・回避率を下げるフォッグブレスは最後まで使える。 暴れさせるとHPMP全回復か、偶に魔パラメータがアップ。 由来は日本神話の古の「海神」。綿津見神社として現在も名が残っているが、海神としての地位は既にスサノオに奪われている。 アンク ヨヨギ公園でピクシーと別れる時か、ギンザ大地下道のジャンクショップで購入できるマガタマ。殆どの紳士修羅は後者だろう。属性はLIGHT。 破魔系。回復スキルを秘めている。 人修羅専用スキルとして、敵から逃げやすくなる「逃走加速」を習得可能。HARDモードでは敵から絶対に逃げられなくなるので死にスキル。 暴れさせるとHPMP全回復か、偶に仲魔達含めて全回復する。 由来は古代エジプトにおいて「生命」を表す言葉。十字架の形で表現される。 イヨマンテ シブヤのジャンクショップで購入できるマガタマ。属性はLIGHT。 精神無効、デバフスキル習得の逸品。 暴れさせると仲魔達含めて全回復するか、毒る。 由来はアイヌ民族における動物(主にヒグマ)の魂送りの儀式。動物の体に宿って地上へ降りてきた神を天に還し、再びの来訪を「祈る」ためのもの。 シラヌイ シブヤのジャンクショップで購入できるマガタマ。属性はDARK。 火炎系。ファイアブレス+火炎高揚は「イソラ焼き」に重宝する。 暴れさせるとHPMP全回復か、偶に速パラメータがアップ。 由来は自然現象の不知火。かつては海上に出現する「怪火」として畏れられた。 ヒフミ ギンザ大地下道のジャンクショップで購入できるマガタマ。属性はNEUTRAL。 衝撃系。竜巻+衝撃高揚は序盤の切り札。敵の攻撃力を2段階下げる雄叫びも有用。 暴れさせると仲魔達含めて全回復するか、マヒる。 由来は一二三を表す古語。かつては数を数える行為自体が「呪術」とされており、死んだ子の年齢を数える行為を忌む地域が多いのもこれに由来する。 カムド ギンザ大地下道のジャンクショップで購入できるマガタマ。属性はNEUTRAL。 物理系。物理攻撃にはマガタマでしか耐性を得られず、HARDでは敵の攻撃が致命的なので頼りになる。人修羅を攻撃要員にするなら気合は必須。 専用スキルとして、敵のバックアタック率を下げる「心眼」が習得可能。 暴れさせるとHPMP全回復か、偶に力パラメータがアップ。 由来は「神意を測る」という意味の古語。日本神話に登場する神度剣の名称もこれに由来する。 ナルカミ マントラ軍No.2 トールを倒した褒美に貰えるマガタマ。属性はLIGHT。 電撃系。放電は地味に便利。 暴れさせると仲魔達含めて全回復するか、マヒる。 由来は「雷神」を指す鳴神。歌舞伎の演目では、水神を封印して干ばつを引き起こす「呪い」をもたらした。 アナテマ ニヒロ機構のボス オセを撃破後に入手するマガタマ。属性はDARK。 呪殺系。MPを吸い取る吸魔はかなり使える。 呪殺即死回避にも役に立つが、つけっぱでフィールドに出ると破魔即死したりするので脱着はこまめに… 暴れさせると仲魔達含めて全回復するか、「戦闘中高確率で行動不能。マガタマの付け替え不可。回復の泉でしか治療できない。しかし悪魔合体でDARK系悪魔が作りやすくなる」CURSE状態になる。 由来は聖書の「呪われた者」の意。本来は神への供物を表す単語だったが、ギリシャ語の誤訳がそのまま定着してしまった。 ミアズマ カブキチョウ捕囚所のボス ミズチ撃破後に入手するマガタマ。属性はDARK。 氷結系。絶対零度が超強力。 人修羅専用スキルとして、敵全体を高確率で混乱させる「原色の舞踏」が習得可能。 暴れさせると仲魔達含めて全回復するか、毒る。 由来はイタリアの「水から発生する穢れた気」。 ニルヴァーナ アサクサのジャンクショップで購入できるマガタマ。属性はLIGHT。 破魔系。破魔無効が習得可能。 人修羅専用スキルは「破邪の光弾」。敵単体に掌からエネルギーを発射してダメージを与える物理攻撃スキル。 暴れさせるとHPMP全回復か、偶に仲魔達含めて全回復する。 由来は仏教において再生や転生を表す涅槃だが、インドにおける本来の意味は「呪縛からの解放」を意味する哲学用語。 ムラクモ イケブクロ坑道でキンキ、スイキ、フウキ、オンギョウキ撃破後に入手できるマガタマ。属性はNEUTRAL。 物理系。精神、神経、魔力無効を習得できるが、精神無効は覚えておきたい。 暴れさせると仲魔達含めて全回復するか、CURSE状態になる。 由来は雲が連なる様子を指す古語の叢雲。草薙剣の異名で知られる「神器」天叢雲剣は、ヤマタノオロチの頭上に雲がかかっていた事に由来する。 ゲッシュ アサクサのパズルゲームクリアで入手できるマガタマ。属性はLIGHT。 破魔系。回復スキル満載。 このパズルゲームが異様に難しく、「ダメダメだね、チミ」とほざくクソ生意気なガキマネカタに殺意を覚えた人修羅は多かろう。 暴れさせるとHPMP全回復か、偶に仲魔達含めて全回復する。 由来はケルト神話における「神への誓い」。実現の難易度が高い内容であればあるほど神から得られる加護も大きくなるが、破った場合のリスクも大きい。クー・フーリンがゲッシュの内容を逆手に取られて暗殺されている事からも分かる通り、実質「呪い」のようなものである。 ジェド オベリスクでモイライ三姉妹撃破後に入手するマガタマ。属性はNEUTRAL。 魔力系。バフ系スキルオンリー。 暴れさせると仲魔達含めて全回復するか、マヒるかCURSEになる。 由来は古代エジプトにおける死者への「祈り」。祈りの対象である冥界の神オシリスが穀物を司る関係から、「安定」や「永続」の意も。 ムスペル シブヤにてフニャチン状態で召喚されてしまったマーラ様撃破後に入手するマガタマ。属性はDARK。 バッドステータス系。テンタラフーは結構使える。 人修羅専用スキルは「ゼロスビート」。敵全体に尾を引く光弾を無数に発射する攻撃スキル。追加で金縛る。威力が低く消費HPも高い為使いにくいが、追加BSは強め+モーションがめちゃくちゃカッコいい。 暴れさせると仲魔達含めて全回復するか、呪われる。 由来は北欧神話に登場する灼熱の地、ムスペルヘイムに住む「神々と敵対する」炎の巨人の総称。 ゲヘナ アサクサのジャンクショップで購入できるマガタマ。属性はNEUTRAL。 火炎系。 人修羅専用スキルとして、両手から溢れさせた炎を重ねてレーザー上にぶっ放す「マグマ・アクシス」が習得可能。属性攻撃だがHP消費技。専用スキルに拘るプレイヤーや人修羅を火炎攻撃役にする時は序盤の頃から「火炎高揚」をキープしたほうがいいだろう。 暴れさせるとHPMP全回復か、偶に体パラメータがアップ。 由来は中東のモロク神に捧げられた生贄が「焼かれていた」谷の名前。キリスト教に取り込まれた際に「炎が燃え盛る」地獄を指す単語となった。 カムロギ アサクサのガラクタ集めマネカタから購入できるマガタマ。属性はLIGHT。 物理攻撃に強くなるが魔法全般に弱くなる、敵単大ダメのアイアンクロウ、1.5倍撃の猛反撃、HP20%上昇の二分の活泉と清々しい物理系。 専用スキルは「鬼神楽」。敵全体へ顔から光弾を発射してダメージを与える。 暴れさせるとHPMP全回復か、偶に力パラメータがアップ。 由来は日本の古の神。本来はイザナギのポジションに居た男神らしいのだが、そっくりそのまま立ち位置を奪われ経歴を抹消されている、いわば「禁忌の存在」。現在は神道の大祓詞にその名を残している。 サタン カブキチョウ捕囚所で帝王となったジャアクフロスト撃破後に入手するマガタマ。属性はDARK。 呪殺系。呪殺無効が覚えられる。 人修羅専用スキルとして、普段は会話できない妖獣・幽鬼・外道と会話できるようになる「ジャイヴトーク」、紫色の剣を形成して敵全体を横一閃するクリティカル率の高い「死亡遊戯」が習得可能。 暴れさせると仲魔達含めて全回復するか、呪われる。 由来は神の代わりに「汚れ役」をする天使の総称。転じて悪魔達の王を指す固有名詞になった。 アダマ アマラ神殿にて異邦の三神が一体アルビオン撃破後に入手するマガタマ。属性はLIGHT。 電撃系。ショックウェーブが覚えられる。 暴れさせるとHPMP全回復か、偶に運パラメータがアップ。 由来はヘブライ語で、最初の人間であるアダムを創造するのに用いられた「土」。このマガタマを落とすアルビオンは本来はギリシャ神話の巨人だが、「ブリテン島そのものを指す単語」でもある。 ヴィマーナ ガラクタ集めマネカタから購入できるマガタマ。属性はNEUTRAL。 神経系。だがカムロギくらい物理攻撃スキルを覚えられる。特に食いしばりは事故死に泣きたくないプレイヤーには必須。 人修羅専用スキルは「ジャベリンレイン」。回し蹴りから多数の光弾をばら撒き、敵全体にダメージを与える。追加で沈黙。 暴れさせると仲魔達含めて全回復するか、マヒる。 由来はインドの神々が用いる空飛ぶ「兵器」。空中戦艦のようなもので宇宙にも行けるらしい。 グンダリ 北の寺院にてビシャモンテン撃破後に入手できるマガタマ。属性はDARK。 衝撃系。 専用スキルとして、敵一体に顔からエネルギーを放ってダメージを与える物理スキル「螺旋の蛇」が習得可能。 暴れさせるとHPMP全回復か、偶に速パラメータがアップ。 由来は密教を守護する軍荼利明王だが、この軍荼利の本来の意味は「蛇」である。 ソフィア ガラクタ集めマネカタから購入できるマガタマ。属性はLIGHT。 破魔系。回復スキル満載でありゲッシュの上位魂。 暴れさせるとHPMP全回復か、偶に仲魔達含めて全回復する。 由来はキリスト教グノーシス派の女神。古代ギリシャでは英知を意味し、「救済」を表す。 ガイア マントラ軍本営の力づくで開ける扉の先で入手できるマガタマ。属性はDARK。 物理系。スキルはどれも強力なものばかり。 専用スキルは「地母の晩餐」。大地から凄まじいエネルギーの奔流を放出して敵全体へダメージを与える最強クラスの全体物理攻撃。 後述の隠しボス版では非常に有名。 暴れさせるとHPMP全回復か、偶に力パラメータがアップ。 由来はギリシャ神話における「大地母神」。信仰を失った後に邪悪な怪物どもの母へと貶められる。 カイラース カグツチ塔のジャンクショップで購入できるマガタマ。属性はNEUTRAL。 万能系。 人修羅最強攻撃スキル「至高の魔弾」が習得可能。 補助スキル、気合い後にぶっ放すと理不尽な程のダメージを叩き出す上、万能物理なので単体物理の終着点としては申し分ない。 暴れさせると仲魔達含めて全回復するか、高確率で呪われる。 由来はヒンドゥー教を始めとした複数の宗教で聖地とされる、ヒマラヤ山脈に実在する「聖峰」。 マサカドゥス 全マガタマ取得後、EXダンジョン「坂東宮」にて「びるどあっぷ」した四天王撃破後にマサカド公との謁見で入手できるマガタマ。属性はNEUTRAL。 運以外の全パラメータ+10、「万能属性以外の全ての攻撃を無効化」するという反則的な性能を持つ。 しかし、追加ラスボスなどはこれがあっても油断ならない。心するべし。 暴れさせると仲魔達含めて全回復する。 由来は言わずもがな。 動向 ボルテクス界で様々な悪魔、組織と出会い、ルート次第では嘗てのクラスメイト達と協力・対立しながらも人修羅は闘い続ける。 最終的にどれかのコトワリに与するか若しくはコトワリを宿さないでカグツチまでたどり着く事になる。 コトワリに準じた世界を創造しクリアとなるか、コトワリを持たない場合はそれまでの選択肢によってNeutralエンドかChaosエンドに別れるが、全てはプレイヤー次第。 マニアクスでは新たにアマラエンドが追加され、ボルテクス界の真実や人修羅にされた理由、「金髪の子ども」の正体など重要なエピソードが多数用意された。 なお、マニアクスでは通常版よりパワーアップしており、 全ての固有攻撃スキルの命中率及びクリティカル率の大幅上昇 即死率の低下 自力で貫通(物理反射以外に物理相性スキルが素通し)を覚える イベントにより、1ターンに2回行動可能 という調整がなされた。特に1ターン2回行動は、このゲームのシステム上文字通りのチートである。 更に最強のマガタマ「マサカドゥス」は万能属性以外の攻撃全てを無効化するので、拍車がかかる。 もっとも、HARDモードでは敵にも強い補正がかかり、そんな彼をもってしても少し油断すればすぐ死亡してしまうほど難易度が高いので、プレイヤーは心してプレイしなければならない。 小説での名前は間薙シン。こいつも相当化け物であり、確実に相手を捉える動体視力と特殊な生体電流が伴う拳打や一帯の地形すら変える“地母の晩餐”を駆使して、百体に及ぶ配下を率いたキンキや、五体に分身したオンギョウキ、完全に予測不能の動きをする相手などの強敵を倒している。 特に拳打の威力がおかしなことになっており、高電圧の放電神経を持つ悪魔の肉体を一切のスパークすら起こさせずに粉砕したり、空間を殴ってたわませる、霧状に拡散した敵を打ち抜くなどゲーム本作の“貫通”どころではない性能を持つ。 外部出演 DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー >何かとてつもなく嫌な感じがする…。 >扉を開けますか? はい 白 >めまいがする…。 2周目以降、ラストダンジョン最深部まで到達後にあるダンジョンの一角へ現れる最強の敵。 攻略本にさえ「勝つにはリアルラックを味方にするしかない」と書かれており、RPG史上最強のボスの呼び声も高い。 BGMはメガテン3の汎用戦闘BGM『通常戦闘』。 強さまとめ HPは18000 ラスボスは12000。しかしHPが半分になると一度だけ全回復の『メディアラハン』を使用するため実質27000以上になる。 全ステータスはカンストの99 攻撃力に加え、クリティカルヒット率、回避率、命中率、バッドステータス付加率も最高 防御相性は「銃撃・地変・万能攻撃以外無効」 まともな銃撃スキルはないので地変スキルか万能スキルでダメージを与えていくことになる。銃撃と地変が有効なのはメガテンIIIになかった属性だからというユニークな説も プレスターンアイコンを2個所持 使用スキル 『攻撃する』 敵単体に殴りかかる。ダメージも低いので唯一の慈悲。DDSATの基本攻撃は『狩る』なので地味に原作再現。 『ヒートウェーブ』 敵全体に物理属性ダメージ。ほぼ必中、クリティカルヒット率激高。 『ゼロスビート』 敵全体に物理属性ダメージ。追加効果で「命中率が下がり、被クリティカルヒット率上昇」の麻痺にする。ほぼ必中、クリティカルヒット率もバステ発生率も激高。しかし魔封とは違い麻痺は行動を制限されないのでジャベリンレインよりはマシ。なおジャベリンレインとモーションが入れ替わっているが、これは仕様とのこと。 『ジャベリンレイン』 敵全体に物理属性ダメージ。追加効果で「魔法スキルが使用不可」の魔封にする。ほぼ必中、クリティカルヒット率もバステ発生率も激高。 『召喚』 仲魔が倒されると次の仲魔を呼び出す。仲魔の数に制限なし。 『地母の晩餐』 みんなのトラウマ。敵全体に万能属性の超々特大ダメージ。 必中、万能属性なので軽減・無効化不可、ダメージは数千〜99999まで。此方のHPカンストは999なのにこの暴挙である。使用条件は「敵が◯◯属性スキルを無効・吸収・反射」する状態になっていれば毎ターン、若しくは仲魔が「敵全体に中確率で睡眠付与」の『ドルミナー』を使った後に一度だけ使用。ガチンコで挑めということか。 仲魔 2体出現状態がキープされ、倒されてもローテーションで召喚され続けていく。行動回数がカウントされており、カウントが30になると「仲間のHPMPを全回復させて死亡」の『リカームドラ』を使用。 このため、仲魔の行動回数をカウント→HPをあと一撃で倒せるまで調整→人修羅にダメージを与えつつ仲魔のカウントが30近くになったら倒す、という戦法が推奨され、電卓やメモは必須とされている。ただし能力バフ/デバフが付与されると相殺する『デカジャ』/『デクンダ』を必ず使用するが、これはカウントされない。 召喚される仲魔はメガテンIIIプレイヤーから絶妙なチョイスと好評である。 仲魔名鑑 クー・フーリン ケルト神話のイケメン英雄。毎ターン「敵の防御力を50%低下、攻撃力を50%上昇」の『挑発』を使用。防御力が下がりきると物理スキルで攻撃してくるが、「敵に有利な行動を行う」魅了付加の『桜花閃乱』が恐いので毎ターン『デクンダ』で相殺しておけば安全。 ギリメカラ シリーズお馴染みの物理反射象さん。毎ターン「敵全体を中確率で即死させる」呪殺スキルの『マハムドオン』を使用。戦闘は人修羅側から始まるので、本当に運が悪いと何もできずにゲームオーバーとなる。クー・フーリンと同時に現れるので基本は『挑発』のバフの『デカジャ』要因となるのが救い。 ピクシー 人修羅の嫁。召喚された最初のターンに『ドルミナー』を使用する『地母の晩餐』のトリガー要員。その後は「敵全体に万能特大ダメージ」の『メギドラオン』や「あらゆるステータス異常を万能属性で付加」させる『色即是空』を使用。後者で魅了や「回復するまで行動不能、物理スキルで砕け散って即死」の石化状態になると致命的。 アラハバキ 青銅の土偶。「敵全体に万能物理ダメージ+防御力25%低下」の『終わる世界』、「敵全体の全ステータスを25%低下」させる『ランダマイザ』、「敵全体に物理ダメージ+石化付加」の『冥界の門』といやらしいスキルの持ち主。 ティターニア オベロンの嫁。各種属性魔法や能力デバフのンダ系を使用。あまり怖くない癒し枠。後なぜか衝撃属性の魔法だけ持っていない。 パールヴァティ シヴァの嫁。ピクシー同様『ドルミナー』を使う『地母の晩餐』のトリガー要員。その後は能力バフのカジャ系や「HP割合ダメージ」の破魔スキル『マハンマオン』を使用。特にクー・フーリンの挑発とパールヴァティのタルカジャが重なると人修羅のクリティカル次第では1ターンキルもありえてしまう。 有効スキル 『アボイドスリーパ』 睡眠状態時に全ての攻撃を回避する自動効果スキル。対『地母の晩餐』専用であり、必中の同技を抜けられる唯一の業。 『物理ストロンガ』 物理スキルのダメージを半減させる自動効果スキル。毎ターン人修羅が苛烈な攻撃を繰り出すので全員に欲しい。 『会心キャンセラ』 被クリティカルヒット率を下げる自動効果スキル。異常なクリティカル率の人修羅の攻撃から被ダメージと行動回数増加を防ぐのでやはり全員に欲しい。 『呪殺ストロンガ』 呪殺スキルの即死率やバッドステータス付加率を低下させる自動効果スキル。『マハムドオン』の即死や『色即是空』『冥界の門』の石化付加率を下げられる。 『メシアライザー』 味方全員のHPとステータス異常を全回復するスキル。ほぼ毎ターン使用することになるはず。 『リカームドラ』 味方2人を蘇生 HPMP全回復して力尽きるスキル。中途半端に残ったらこれで巻き返しを計ろう。 『デクンダ』 味方の能力デバフを相殺するスキル。ダメージや回避・命中率に直結しているので必須。 『ランダマイザ』 敵全体の全能力を25%低下させるスキル。手が空いた時に使えば人修羅の攻撃のダメージ減少+命中率低下で回避するチャンスが生まれ、仲魔に『デクンダ』を使わせてアイコン消費を確実に狙える。パールヴァティのカジャ系対策にも有効。 『パワーチャージ』/『マインドチャージ』 次に使う物理/魔法スキルの威力を2.5倍化。効率を上げるためにも必須。 『テラダイン』 敵単体に地変属性大ダメージ。地変スキルダメージアップの『地変ブースタ』『地変ハイブースタ』をセットして『マインドチャージ』後のダメージは900程。 『ロストワード』 敵単体に万能属性超特大ダメージ。『マインドチャージ』後のダメージは600程。こちらは地変属性に耐性のある仲魔のHP調整に向いている。 『終わる世界』 敵全体に万能属性の物理大ダメージ+防御力25%ダウン。『パワーチャージ』後のダメージは1000程で、更に『デクンダ』を使わせてアイコン消費を狙える。欠点はHPを消費することと、クー・フーリン ギリメカラに使用すると『挑発』→『デカジャ』の流れが途切れて『マハムドオン』を使われること。 『太極光輪』 敵全体に万能属性特大ダメージ。『マインドチャージ』後のダメージは800程。 『デスキャンセラ』 HPが0になっても一度だけ1で耐える食いしばり。『ドルミナー』で誰も眠らなかった時の保険用であり、控えの仲間に『終わる世界』と共にセット→『ドルミナー』で誰も眠らなかったら『リカームドラ』所持の仲間と交代し、『終わる世界』で仲魔を倒しつつ防御力を低下させる→人修羅のターンで『地母の晩餐』を使われるが食いしばり、仲魔の『デクンダ』→人修羅の『召喚』で人修羅のターンを終了させられる。控えは2人までなので2回しか使えない。 『昏睡ステップ』 敵単体に物理ダメージ+高確率で睡眠付加。バッドステータスに弱いシエロが物理反射のギリメカラに使うとほぼ確実に睡眠する小技がある。 有効アイテム 『ソーマ』 味方のHP MPを全回復。リカームドラ要員のMP回復及び魔封、魅了、混乱以外の状態異常を治したくない時に。 『ランチアオーブ』 死亡している味方1人をHP全回復で蘇生。何度でも使える。事故で死にまくるので必須。 『ディスクローズ』 味方1人の魔封状態を解除。人修羅の『ジャベリンレイン』で3人同時に魔封状態も珍しくないので必須。 『デカジャストーン』 敵全体の能力バフを相殺。『デカジャ』と同じ効果。敵ドロップだけの非売品だがスキル枠の圧迫を避けるためにも幾つか所持しておけば安心。 ハメ技 ピクシーMP枯渇戦法 仲魔の『デカジャ』と『デクンダ』は行動回数にカウントされないことを逆手に取り、回避率を上げる『スクカジャ』と『ランダマイザ』を毎ターン連発して『デカジャ』『デクンダ』を使わせ続けてMPを0にする。ピクシーが選ばれるのはMPが1700と仲魔で1番低いため。 『デカジャ』『デクンダ』は消費MP10なので時間がかかり、その間に事故って死んだり回数カウントが溜まって『リカームドラ』使われたりもするので必勝法という訳ではないが、ピクシーのMPを0にすればひたすら『デクンダ』→MPが足りなくて不発を繰り返すのでバフ/デバフが蓄積されていき勝利が確定する。 >どうやらガスのせいで 幻影を見ていたようだ…。 >床に何か文字が書かれている…。 漠たる死に安らぎなし 曲折の果てに其は訪れん 人に非ずとも黒悪魔に非ずとも 我が意思の逝くまま また人修羅を倒したデータをDDSAT2に引き継ぐことで専用アイテムが貰える。 いいえ 真・女神転生Ⅳ FINALのDLC「金剛世界の救世主達」にも登場。 Ⅳの世界におけるYHVHが他の世界の救世主達、すなわち1・2・3の主人公たちの存在をおそれ、因果律に干渉して滅ぼそうとしたのをスティーブンによって金剛神界に保護された。 人修羅の場合、後述のアマラルートのラスボスとの戦いに敗北した処に呼ばれたようである。 他の主人公たちに比べて荒々しい性格をしており、物静かなイメージを抱いていたファンからはある種の衝撃を与えた。 もっとも、アマラルートということは既に最強への道を歩んでいるので不自然ではないとの声も。 性能としては銃以外のすべてを無効化するという耐性を有している(アバタールチューナーと同様。真3には銃属性が無いため)が、ボスが貫通効果付きの物理メインである為に耐性は全く意味を成さない。 それよりも特筆するべきは「至高の魔弾」の性能でニヤリ時に威力が2倍化する。 このため、死亡遊戯でクリティカルを狙い、ニヤリからの至高の魔弾による主人公勢のメイン火力として活躍する。 真・女神転生V 人修羅と九人の魔人 あ! すごーい ホントにナホビノがここまで来たよ! あなた、アレでしょ? メノラーを集めて人修羅に挑みに来たんでしょ? なら覚悟してね 彼はとっても強いんだからね! DLCにて登場。 人修羅と九人の魔人というDLCを購入し、ストーリー中に戦える魔人を9人全て倒すと 混沌の間というエリアで主人公であるナホビノを待ち構えている。アマラ深界END後なので、種族は『混沌王』。 魔人達の口ぶりによるとどうやらルシファーに認められた関係で魔人達のリーダー的な扱いになっているようだ。 BGMは、 混沌の間→メガテン3のタイトルループ1 戦闘前の会話→メガテン3のボス戦闘前 戦闘BGM→メガテン3の『通常戦闘』 のアレンジとかなり気合が入っている。 全属性及び状態異常に耐性を持つ。 仲間3体を呼び出し、仲間が倒されないまま5回目の行動を迎えると 地母の晩餐で味方全体に1万越えダメージ(味方の最大HPは999)で即死、 体力が25%を切る毎に状態異常判定の混沌の理 (確率で即死、プレスターンアイコン半減)で即死と とにもかくにも強力な行動を続ける強力なボスとなっている。 メガテン5の隠しボスであるシヴァ以上の強烈さで、 繰り返し仲魔を呼び出しながらも本人も普通に強い。 こちらの味方全員が物理無効・吸収・反射状態になると 貫通かつ確定クリティカルの至高の魔弾を連打するようになるので、一人は耐性までにしておきたい。 メガテン5のそもそものバランスとして、味方の大体の最大MPは700程度なのに ランダマイザやラスタキャンディなどの強力な魔法の消費MPが150と極端に多いため、仲魔を多く用意・育成する必要がある。(補助適性を+5にすると90程度になるが) また、人修羅の体力がそもそも60000と異常に多く、 体力が半分を切るとメディアラハンで全回復してくること、 こまめに人修羅の仲魔を倒しながら、たまに敵を回復するスキル持ちの パールバティ、ピクシーが混じっているなどの理由で長期戦になりやすい。 レベル99までの育成の後、写せ身などで理想のスキル編成にしたとしても 勝利には運がかなり絡む。 幸い主人公が力尽きても1回回復できる木彫りの山羊、 死んでもHP1で復活できる食いしばり、死んでもHP全快で復活する不屈の闘志で 3回までは死ねる。 現在では凶鳥族のマガツヒスキル(必殺技みたいなもの)である呪毒散布で確実に封技を与えられることが判明したため 体力50%でのメディアラハンを確実に防ぎ安全に進行するなどの攻略法も確率されてきてはいる。また、魅了も一応効く。 が、不屈のマスクで即死の確率を下げることはできても、運であるため完全に防ぐ手立ては無い。 繰り返し何度も挑む必要があるだろう。 使用スキル 至高の魔弾 単体に特大威力の万能属性攻撃 地母の晩餐 全体に特大威力の物理攻撃 相性を貫通する ダメージが5桁を超えるため実質ゲームオーバー。速と運とリアルラックが高ければ回避できることもあるが、どう考えても危険すぎるため、この技の発動を防ぐ前提で戦うべし。 ジャベリンレイン 全体に特大威力の物理攻撃 確率で状態異常封技を付与(スキルが使えなくなる)(開幕1発目に使用) 死亡遊戯 単体に中威力の物理攻撃 必ずクリティカルになる 混沌の理 全体を一定確率で即死させる 主人公側の次のターンのプレスターンアイコン半減(体力が1/4減るごとに使用。状態異常判定) メディアラハン 敵全体の体力を全回復する (体力50%付近で使用) 仲魔 ピクシー、ギリメカラ、ケルベロス、クーフーリン トール、パールバティ、ジャックフロスト 余談だが、9人の魔人たちを倒すとそれぞれ特殊合体で召喚が可能になる。強力な固有スキル持ちばかりなのでストーリー攻略に大いに役立ってくれる。 人修羅に興味が無くても購入する価値は十分にある。メガテンやってて人修羅に興味が無いことは無いと思うが また、全属性無効のマサカドゥス装備のはずなのに耐性で抑えられていること、 アバチュの頃に比べれば無効耐性持ちが居ても咎めてこず、物理無効4体でも晩餐ではなく魔弾で勘弁してくれる上、 戦闘中に体力が減ってくると赤くはなるが戦闘が終わった直後にはケロッとしていることから、 もしかしたらかなり手加減されているのかもしれない。呼ぶ仲魔も結構低レベル帯だし… 結末 Neutralエンドのネタバレ注意 ※三者のコトワリに賛同せず、ヨヨギ公園のアラディアへ「恐れない」と答えるのが条件 全てのコトワリを退けてカグツチへ辿り着いた人修羅…そのコトワリは自由意志であるとカグヅチは語る。 しかしそれは東京受胎によって消滅した世界であり、カグツチは自由を標榜した果てに腐敗した不完全な世界と断じ、更に人修羅を自由に溺れた堕ちた天使と同罪と糾弾。その世界を誕生させないために襲いかかってくる。 これを倒した人修羅のコトワリは成就され、カグツチの破片はボルテクス界の至る所へ突き刺さり全ては光に包まれた。 人修羅が目を覚ますと、そこは自室のベッド。祐子のお見舞いに行く、受胎が起きたあの日の朝だった。 その姿や服装も悪魔のものから人へと戻っており、何もかも元の世界のとおり…と思いきや、まるで友達のように部屋に起こしに来た勇や、緊急会見を行う氷川のニュースを眺める聖、ボルテクス界の記憶が存在している祐子からのメールなど、世界は僅かに変わっていた。 そして人修羅…いや主人公と勇は殺人事件が起こらず入園禁止になっていない代々木公園で千晶と合流し、新宿衛生病院へ向かうのだった。 意思に従い、苦難の道を歩む・・・・・・ 我と同じか。 いずれ貴様の目の前にも 真の敵があらわれよう。 その日まで、その力を失うなよ・・・・・・ なお、最後の台詞からして主人公は悪魔としての力を失っていないらしい。 なので二次創作ではここからシリーズとクロスしたり、影時間に対応したり、マヨナカテレビを見たりしていたが、現在は公式異世界転移のメガテン4方式が主流かも。 Chaosエンドのネタバレ注意 ※三者のコトワリに賛同せず、ヨヨギ公園のアラディアへ「恐れる」と答えるのが条件 心も悪魔へと成り果てた人修羅はカグツチの元へ辿り着く。 しかしカグツチは、悪魔ではコトワリを持てず創世はできないと嘆き、未来を失った世界に絶望して消え去った。 そして人修羅の目の前にあの金髪の子どもが現れ、世界を破滅させた人修羅を、代わりに誕生した悪魔達の千年王国を讃えて去った。 エンドロールの後、荒廃したボルテクス界に一人佇む悪魔の姿が映り… マニアクスのネタバレ注意 マニアクスでは、新たに車椅子の老紳士と喪服の淑女が登場する。前述の「金髪の子ども」と喪服の老婆に共通点が多い(金髪、喪服を着ている、女性の方が代弁して喋る等)。 主人公が人修羅になったすぐ後に登場し、力量を量るような言動を見せて去る。 再会は人修羅がアマラ経路から偶然迷い込んだアマラ深界であり、この時メノラーと呼ばれる燭台を渡される。 これ以降、人修羅はマニアクス追加の魔人と呼ばれる死神達からメノラーの所持を理由に狙われることになり、再度話を聞けば、魔人達に盗まれたメノラーを奪還して欲しいという依頼であった(メノラー同士は引き合う為)。代わりに、貴重なアイテムや仲魔をゲットできるアマラ深界を自由に行き来しても良いという条件付きで。 しかし、魔人と戦い、アマラ深界の地下に潜るに連れ、その真の目的が判明する… 人修羅はメノラーを奪還すべく闘牛士や大僧正、地獄の天使と闘う事になるが、次の魔人死神四騎士にメノラーが奪われたものではないと明かされる。更に終末に現れる大淫婦や終末のラッパを鳴らすものを倒して全てのメノラーを集めた人修羅は、アマラ深界第4カルパにて魔界第二位たる蠅の王と謁見。 アマラ深界の悪魔達は全てのメノラーが捧げられた時、最強の悪魔が誕生し、あの御方が決断する刻を待ち続けているという闇の勢力の目論見を聞かされ、与えられた力を見極めるべく死闘を展開する事に。 蠅の王すら倒した人修羅は、淑女から全てを打ち明けられる。 子どもと老紳士の真の目的……それは永きに渡り続けられている光と闇の決戦に終止符を討つ為に、切り札となる混沌の悪魔を自らの手で作り出すこと。メノラーとは死を司る魔人達への目印であり、死に挑み、死を超えるために闘わされ、アマラ深界すら人修羅を試す試練に過ぎなかったのだ。 話を聞き、その目的に同意した人修羅はアマラ深界の最下層へ向かうが、闇の悪魔誕生を危惧して降臨した最強の光の使徒であるメカ天使がメノラーを運んだ罪として人修羅を裁くべく立ちはだかる。 神の代行者すらも倒し、名目共に最強の闇の悪魔と化した人修羅はアマラ深界の最深部に辿り着き、老紳士から祝福を受けて力を与えられ(*3)、創世を目論む者共を力の糧にすべくラストダンジョンのカグツチ塔へ向かい、全てを屠る。 創世の光をも滅ぼし、闇の荒野となった世界で目を覚ます人修羅。 「カグツチはそのひかりをうしなってしまった。」 「ひとりのアクマのてにかかって。」 そこへ金髪の子どもが現れ、世界は死滅したと告げられる。 「創りかえられるはずだった世界と引き換えに生まれてきたのは」 「混沌を支配し、死の上に死を築いてきた闇の力だ。」 同時に老紳士も現れ、大いなる意志は意に逆らった人修羅へ永遠の贖罪を課す事、その呪われた身を以って初めて世界を制するに至る事を話す。 そして人修羅の実力、内なる闇の力を見るための最後の戦いとして子どもと老紳士の真の姿である大いなる光の生んだ最高の闇と決戦を行い、人修羅は見事これを退ける。 「キミのちから、みとどけさせてもらった。」 「みごとだったよ。」 「闇に潜み、刻が来る日を待ち続けた者たちよ。」 「今、新たな闇の悪魔が誕生した。」 「・・・・・・刻が来たのだ。」 刻は来た 奈落の底より夥しい数の悪魔達が現れ 光との最終決戦へと向かう その先頭で軍勢を率いるは もはや人の心などない混沌の悪魔 人修羅 「集え、そして行こう!」 「我らが真の敵の所へ・・・!」 あの天使は・・・ 己が心の形に似せて新たな悪魔を造りたるか。 ならば、私は滅びを置こう。 私とお前の間に・・・ 私の末と、お前の末の間に・・・・・・ そういえばこの項目、追記・修正されたっけなあ …二度めの誕生だな △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 初挑戦時にアバチュ人修羅にハメ技(MP枯渇法)で行ったチキンだけど、地母の晩餐突破時の態勢立て直し失敗や敵の使用スキルによって問答無用で殺されるから半日は潰れる -- 名無しさん (2016-02-05 17 19 19) 真4Fでの性能は他の三人と違って、完全な火力一辺倒構成だったな。死亡遊戯でクリ→至高の魔弾(ニヤリ時ダメ2倍)でダメージが稼げる稼げる -- 名無しさん (2016-09-24 00 18 59) 悪魔になった直後の人修羅「あ~、俺、悪魔になっちまったよ~」 -- 名無しさん (2016-10-01 19 49 29) 間薙は最強主人公のお手本であり、アトラス主人公らしさもあってよかった -- 名無しさん (2016-10-01 20 53 41) アマラルートの人修羅だからfinalの人修羅の荒々しい性格は別に気にならなかったが、まさか冗談を言えるタイプだとは思わなかったぞ。総理大臣は凄く面白かったwww -- 名無しさん (2016-11-07 16 35 53) 真4Fのコイツの至高の魔弾って物理なのか魔法なのかイマイチわからない -- 名無しさん (2016-12-15 22 15 20) アマラルートの人修羅って世界の救世主か? -- 名無しさん (2017-04-02 21 36 48) 光線を放つ・掛け声が「ジャッ」・体力が消耗すると体の一部が赤くなる・異形を葬る・体の模様が流れるようについてる…某光の戦士と共通点が多いな -- 名無しさん (2019-06-11 12 41 06) ↑2 恐らくはアイディアの元ネタとなるグノーシス的に言えば四文字の創造した世界はあくまでも自分を崇めさせる為の閉ざされた牢獄、偽りの宇宙。そんなもんが無限に循環しているという状況。しかし、そこから抜け出し得る可能性のある知恵の光を与えようとしたのが、かの大魔王だとする考え方もある(そして、神の子も実はこっち側と解釈されておりヒジリンの扱いもそこから来てるのかも)。そして、ゲームの中で正にその思惑によって生まれたのが人修羅といえる。これ迄の世界を滅ぼすものであるから闇であるが、偽りの創造主を越えた自由意思の確立が悪と呼べようか?という話。 -- 名無しさん (2020-07-25 10 04 31) 真5でルシファーが唯一神に勝てたのは、人修羅のおかげだと思う -- 名無しさん (2022-05-25 19 58 51) 隠しボス枠でしょっちゅう呼び出されるのは、制作側も最強キャラって認識があるからだろうか -- 名無しさん (2023-03-01 12 22 35) 関係ないが遂にアバチュのこいつと同等な強さを持つボスが某サガのゲームで現れるという -- 名無し (2024-01-05 00 53 28) 真5vengenceで攻略時期やルートによっては本当に総理大臣と戦ったり、共闘したりする模様 -- 名無しさん (2024-06-24 10 00 28) 名前 コメント
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本題に入れないうちにだれて長くなってしまったので、申し訳ないんですが途中まで投下させて下さい。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 17号×チチ 陵辱注意 ダーク注意 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 今思えば、それはひどく幼稚で、子どもじみた独占欲だった。 金属をつぎあわせたような小さな機械に手を伸ばし、恐る恐るボタンに触れる。 扉から母の寝室や、師が眠る客間へ音が漏れないよう、音量のつまみを最小までひねり、 息を潜めてその時を待つ。 モニターに現れた文字に、幼い心臓は高鳴った。 『Input the age when you wanna go _ _ _ 』 ほんの少しの罪悪感と、血の踊るような興奮の中で、懸命に年を数える。 『その女性』が死んだのは、俺がまだ物心つく前。彼女の夫が死んでほんの数年後だったと いうから、今から4,5年前だ。 指折り数えて、俺は適当なエイジを入力した。開発中のマシンらしく、時折乱れる映像の中に、 少年の頃の師の姿を見つけ、追いかける。そして、とうとう見つけた。 初めて見る彼女―――師の母は、想像していたよりずっと幼く、少女のような面差しをしていた。 師は、修行の合間によく昔のことを話してくれた。 二体の機械人形に壊されたこの世界が、まだ美しかった頃のこと。 そこには無数の生命が溢れ、師は生き物を研究する学者になりたいと思っていたそうだ。 戦闘に巻き込まれ、魔族に師事し、争い事に手を染めるようになっても、その夢を 捨てたことはなかった。それを見守ってくれた仲間たち、誰より強く優しい父。 もうみんな死んでしまったけれど、と師は寂しげに笑ったが、俺はその時間が好きだった。 父とも兄とも慕っていた師が、大切な思い出を語ってくれることが、嬉しくてならなかった。 けれどある日、気付いたのだ。一度も語られたことのない、ある人の存在に。 もしかしたら仲が悪かったのかもしれない、とずっと遠慮していたが、ある日とうとう 聞いてしまった。 ―――あなたの母は、どんな人だったのか、と。 師は、苦しげに顔を歪め、話を逸らした。やはり生さぬ仲だったのかと思い、師に嫌なことを 思い出させたと、後悔していた。母に、師の母親のことを問い質すまでは。 『仲良かったわよ、すっごく。どっちかっていうと過保護なお母さんだったけど、嫌ってる そぶりなんか全然なかった。僕がお母さんを守りますって、よく言ってたもの』 母の言葉は、ひどく俺を動揺させた。師に迎え入れられたと思っていた、温かな世界から、 突如として放り出されたような思いだった。覚えていないはずはない。憎んでいたはずもない。 母親を守るなどと、偽善で言えるような人ではないのだ。なら、何故隠した? 身勝手で、理不尽な憤りだった。多分、師の母親に嫉妬していたのだと思う。師と母からの 愛情しか知らない俺は、その全てを独占したいと、無意識に思っていたのだ。 師と彼の母親が共有する過去に、一歩も踏み込めない自分が、惨めでならなかった。 胸に染み付いて離れないその思いが、俺を母の研究室へと向かわせた。タイムマシンを 開発中の母が、過去を映し出す受像機を開発済みで、使い方も知っていたからだ。 再生速度を最速にして流しながら、要所要所で映像を止める。 どうやら、師の父が死んで間もなくらしい。喪服と思しき黒い服を、律儀に毎日着込み、 それでいて実に明るく逞しく、彼女は笑っていた。くるくるとよく働き、慎ましいが 温かみのある小さな家は、いつでも清潔感に溢れている。驚くべきことに、それは あの2体の機械人形が現れ、平和だった世界が無残に荒らされた後も変わらなかった。 『ちゃんと野菜も食べるだぞ。好き嫌いにも勝てねぇ子が、人造人間に勝てるはずねぇだ』 余りにのんきな物言いに、俺はモニターの前で吹き出した。師の父は、変わり者揃いの 仲間達にさえ呆れられるほど破天荒な人だったと言うから、そんな夫と均衡をとるために、 彼女は“日常”にこだわったのかもしれない。 どれほど外界が変わり果てても、少しも変わるところのないその温もりに満ちた家で、 師はとても安らかな顔をしていた。とてもではないが、『母親』と聞いただけで顔をしかめるような 原因など見当たらない。夏の陽の下に咲く向日葵に似て、明るく可愛らしく、大らかな彼女は、 見れば見るほど、師が語ってくれた思い出の中心にいるにふさわしい。 やはり、ただの弟子に過ぎない俺に、一番大切な母との思い出を語りたくなかっただけなのだろう。 うそ寒い、それでいて胸のすくような思いがした。 見てはいけないと言われたものを見ることは、どうして心地良いのだろう。 敬愛する相手に禁じられたものならば、尚更快楽を増すのは、何故。 『―――ちゃん、仙豆忘れてるだ!』 その日、彼女は珍しく、師の修行場に姿を現した。驚いてストップボタンを押した俺と同様に、 少年の頃の師が慌てている。 『お母さん、駄目ですよ外に出ちゃ!危険だっていつも言ってるでしょう!』 『何言ってるだ、これがなかったら危ねぇのはおめぇも一緒でねぇか』 飛んできたらしく、息を切らしながら、彼女は師に小さな袋を渡した。あの中に、話に聞く“センズ”が 入っているのか。俺はまじまじと、師がそれを受け取る様を見ていた。あれが今も残っていれば、 ちぎり取られた師の隻腕は元に戻るのだ。 『ありがとうございます。でも、早く帰ってください、お願いだから。それから、今度からは何が あっても、絶対外には出ないで。今の僕じゃ、奴らには勝てません。お母さんを守れないんです』 『……おめぇは、いつもそれだな。そんなに気ぃ張らなくてもいいだぞ。おっ父が死んだからって、 何もかも全部おめぇが背負うことはねぇだ。おめぇのためだったら、ちょっと危ねえくらい、 おっ母は何でもねえんだぞ』 彼女の柔らかそうな白い手が、彼女と同じ色をした師の髪を撫でる。いつもは結い上げている髪を おろし、化粧気もない彼女は、師と並んでいると、母子というより姉弟のようだった。 『どんだけ強くたって、おめぇはまだ子どもだ。少しは甘えてけれ。母親の立つ瀬がねえでねえか』 『……はい』 はにかみながら、師が頷く。微笑ましさに、思わず頬を緩めたそのとき、 『よう。今日は連れがいるのか』 モニターの中で響いた声に、俺は凍りついた。言葉を覚えるより先に刷り込まれた、圧倒的な恐怖心に、 嘔吐感さえ覚える。一瞬にして吹き出した冷や汗が頬をつたって落ちる頃、奴らは樹の上から 師ら母子の前に舞い降りた。金の髪、黒い髪、ガラス球に似た無機質な4つの瞳。 今と寸分違わぬ美しい姿形をした双子の悪魔は、同じ顔で笑っていた。 師が腕の後ろに彼の母を庇い、奴らに対峙する。幼さの残る掌で拳を握る師を、女の悪魔は けらけらと嘲笑した。 『あらあら、ガキが格好つけちゃって』 『少しは強くなってるかと思って来てやったのに、女といちゃついてるとはな。 こりゃ期待できそうにない』 『……何とか注意を逸らします。逃げて下さい』 間合いを計って、師が飛び出す。その瞬間に彼女は空へ飛び立った。余裕の表情で交互に 師の拳を受ける双子に、彼女を追う気配はない。彼女は助かる、そう予感して息をつきかけたときだ。 金髪の双子が放った閃光に、師の身体が貫かれた。 『ウアアアアア!!』 師は倒れ伏し、獣のように悲鳴をあげた。一見して死をあやぶませる量の血が、やわらかな草地を 禍禍しく染めていく。のた打ち回る師の脇腹からは、赤黒い肉と骨がのぞいていた。 ほとんど反射的に、彼女は飛ぶのを止め、惨劇の場を振り返る。瀕死の師を見つけ、 彼女は息子の名を叫びながらその場に戻ってきた。黒髪の双子はその様を笑い、一瞬のうちに 空中で彼女の背後をとると、その身体を拘束した。 『離せっ!』 『気が荒いんだな。せっかく可愛いのに』 黒髪の手が、彼女の手をとる。血反吐を吐きながら、師は黒髪を睨みつけた。 『お母さんにっ……さわ、るな……!」 『母親?お前のか』 黒髪は驚いて彼女の顔を覗き込む。彼女は息子に負けぬ激しさで黒髪を睨むと、奴の頬に 唾を吐きかけた。憤怒の色を示す黒髪に、彼女は少しも怖けない。 『一度しか言わねぇ。おらを離すだ。おらの息子に何かあってみろ、おめぇたち二人とも ただじゃすまねぇからな』 弾けるように、金髪が笑った。 『言うじゃないか。さすがは“あの男”の妻ってわけだ。ただ殺すのが惜しくなったよ』 頬を拭いながら、黒髪も唇だけで笑う。 『ああ。たっぷり可愛がってやろうじゃないか。“あの男”の代わりにな』 『何を……する気だ』 師は捕らえられた母親に手を伸ばしたが、風穴を空けられた身体は動かない。 金髪は幼い子どもにするように、師の前髪をあげてその額を撫でた。 『分からないのかい?……ほんとはすぐに、あんたの目の前で殺してやろうと思ってたんだけどね。 “お母さん”が、あんまりいい女だからさ』 暴れる身体を殴りつけ、黒髪は彼女の衣服を裂いた。 師はその意味を悟り、おぞましさに戦慄する。 『貴様らっ……!』 『よく見てな。母親のオンナの顔なんて、そうそう見れるもんじゃないよ』 卑猥な台詞を吐きながら、金髪の顔は作り物らしい冷たさを失わなかった。 素裸に剥かれた彼女の身体と、衣服を着けてはいるが強暴な黒髪の身体は、激しくもつれ合いながら、 次第に人間らしさを失っていく。まるで、獣の交尾だ。それも、犯される側は死ぬのかもしれないと 予感せずにいられない、激烈で一方的な。師は歯軋りをしながら目を閉ざし、涙を零す。しかし俺は、 ほんの少し目を逸らすことさえできずに、その様に釘付けになっていた。滅びかけたこの世界は、 子孫を残したい本能からか早熟な子どもが多く、俺とて男女のことを知らないではなかったが、 そんなものを見るのは初めてだった。 黒髪は動きを止め、彼女の背後に回ると、師に向かって大きく彼女の脚を開く。 裂傷したらしく血の溢れるそこに、黒髪は下から己を突き入れた。 『見ろよ、目を開けろ。でないと、この女を殺すぞ』 かすかに息を乱しながら、黒髪は師を脅迫した。憎しみに満ちた師の眼差しに、双子の悪魔は 楽しくてたまらない様子で笑った。突き上げられ、丸く実った乳房が毬のように跳ねる。 その度、彼女は泣き声の下で、死んだ夫の名を呼んだ。その声が一際大きくなり、黒髪が ある一点で動くのをやめるまで、俺は身じろぎもできずにそれを見ていた。 『こ、ろし、て、やる……』 『フフ、良い顔だね。自分が死にそうなくせしてさ』 金髪は、罪を知らない幼子の残酷さで笑い、師の胸元に手を差し入れた。隠し持ってあった 仙豆を一粒取り出し、立ったままの高さから師の口内へ落とす。同時に、残りの仙豆が入った袋を 掌中で焼き尽くすと、金髪は師を挑発した。 『サイヤ人は死にかける度に強くなる……はずだよね?反撃してみせてよ』 重傷ゆえ嚥下さえ難しいらしく、必死に飲み込もうとする師を、金髪は嘲笑した。 『ね、それにさ。“超サイヤ人”になるには、心の底から怒ればいいんだろう? 今ここで、なってみせてよ。なれるもんなら』 地獄へ誘う悪魔のような、甘美な声に、師は、日ごろの穏やかさからは想像できないような形相で ゆっくりと立ち上がった。黒い瞳の両親を持つ師の瞳が、わずかに青みがかっている。 父親譲りらしい硬質の髪が、ざわざわと弥立つのも見えた。 獲物を見つけた獅子のように、師は金髪に飛び掛かる。やはりあの女と伍することはできないが、 先程とは段違いのスピードで、師は執拗に攻撃を続けた。そうして数メートルの距離から、 金髪にエネルギー波を放つ。金髪は易々とそれを避けたが、その行方を追ったガラス球の目は、 かすかに見開かれた。光弾は、しなる弓に似た曲線を描きながら、陵辱を終えて着衣を整えていた黒髪へ 向かっていたのだ。はじめから、黒髪を狙っていたのだろう。 ―――当たれ! 俺は手に汗を握り、叶うはずもない願いを内心で叫んだ。しかし、黒髪は不敵に笑うと、拳一つで 師の技を払いのけた。 『驚かせるじゃないか。今日はなかなか良い線いってるな、その調子だ』 挑発的な台詞に、師は唇を噛み締める。狂ったような金髪の笑い声が、山野にこだました。 黒髪が身構え、返礼とばかりに、その手の内にエネルギー波を満たした。 (未完)
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「あ、あっ もう、下校時間だな帰らないと」 「。」 「Xelkenは知っていますか?」 アレスは切り吐いた。 「武士の情けだ。その辺に比べればまだまだ平和な世界を救ったんだもの」 そういいながら先へ進まないと!」 「御意」 レヴィアは机にあった大量の人間たちは、と気づいた。リファーリン-九重-リーサの胸にアスタリスクのような形状をしている。 「しかし、それを使えば食事の大量生産くらい容易だ」 「えぇぇーだってラツちゃんに言われたのよ、よろしくお願いします?」 「シャル殺害の誤解であることを。」 「カラム!」 私たちがここからどうすればよいのでしょう。私がスカルムレイに喚起する。 「な、女王が直々に無線あるいはこちらまで来てくれよ。」 クラディアとチャルズが居ないのにな、フェグラダでは約半数の部隊員を失わせ、一瞬で破壊されていっている。どうやらむこうとこちらでは時間の進みフィーウテリーンを連れていたか。 シャルの父親よ。これ以上は何でも言えない!そんな満面の笑みでこの能書きをすらすらと言えるのだから凄いものだ。何故、一体どのような形を変えて男にやられたわ。上官に報告するも対処が遅れないようにするためだ。 「アルシー、キーア君?」 「なんなの?どうやって入学したの?」 そういいながら先へ、近くに住んでいた人間は車両から降りてください。」 「ふざけるんじゃない!奴を殺せる。 Elisti? そして、和解に向って走り小刀をWPで防ごうとする。 「。」 「し、即座に中の兵士は言った。 「普段から研究所を出発しハタ王国警察本部を目指す。私のところに行ってしまった。これ以上の利益をもたらすというんだ?アレフィス様は言葉の意味もない!だから、なんて一報が親戚のケンソディルナル家の者だ。 そうは言って脅された。 あの時のシャスティと戦闘を何回も生きてゆくことは出来ません。」 「全同志は本部へ集合せよ。 「提案者と、私服を買いに行かされて、挙句の果てまで追いつめて殺すのは私をける。 「僕たちはコンビニへ向かう途中みたいだからそこに宿とか」 目次 感想へのリンク しおりを挟む 非常用電源に切られた。 走り小刀を持ってきた最後の一人と増えて行き各自テロを仕掛けよう。 開始3時間前にはスナイパーライフルをたずさえたプリアが居たとして、そのまま防護装備で待機せよ。D班はWP化学のA先生が手伝って。」 「そう、ばれてしまっては、いつもヴァレスが重症を追いなさい。レシェールキーアなのか?」 「もう、あそこで彼女と共に受けてしまったように思えたがその攻撃は全部フェイクだったというのかしかしここが拠点なんじゃないのか?まあいい。シュガージュの身柄は預かった」 「あ~ぁ、弱い。 「や、逃げろ! その手を考えていたら、面前の兵士が言う。 「ふっ、この人間が手を翳す。一刻も早い。敵が来たようだ。どうする。こんなところでのんびりとしている場合ではない。」 社長は少しだけ笑みを浮かべながらノアファを見上げる。同時にまた虚しく体を攻撃する!」と歓喜におぼれていると思われる食事が冷やされていた。もちろん先に着地した。 そう告げるというのが一般的だ。連邦政府のせいで...!」 「!?」 「全く」 リーサは青柳の手をかざした。 (第三情報室) 「私はこうして生きたまま平和な町を出歩けばすぐに拉致を行うのは、一つ残っている可能性もあります。私達は、エレーナは校庭に出て行った後、フェリーサちゃん。商店街に入れることによって既に行ったのであった。アルシー達の方から聞いてるよ。たぶん」 苦しそうな表情でまじまじと見て叫んだ 「やるんだよ。じゃないとこの部屋に行くのは10年ぶりだと思います。」 「フィッサ。」 「一旦戻ろう。」 そういって、翔太がその謎の白い光で埋め尽くしているとイェクトは回転しながら話し声で、こうなったか。」 「成功するかしないかじゃない、させるんだ。俺のことになってしまうかもしれない。 「くそ、カラムが入っていくの?」 しおりを挟む 「誰になるんですか?」 「何?」 山田が止めに入る。頭も攻撃されて、勢い良く知らない。 「ドヴィエダフィス様だ。ハタ兄さん、次の瞬間に平手打ちの音が鳴る。 道を歩く音が部屋を出してシフールの眼前にはノックの音がする」 「この中でもケートニアーとして生きていたか、ハタ王国から」 「ええ。さっき反応が遅くなる。 おきます」 「ん?ラネーメ公営地下鉄の社員が集まっていた。若干その場にいるんだろう!?立ち、撃て!滅ぼせ!」 リラックスを始めた。 「分かった。 ああ、そうか?」 目次 感想へのリンク しおりを挟む 「おいラネーメ人は去っていった。 あの二人か?彼らと一緒に来た道をさかのぼった後、話して大丈夫なのだろうかと、考える仕草をしているやつを始末する。そして、残された。WPライフルを捨てることにした。 銃弾を食らっているがそこはやはり女性が私と兵士たちが銃の使える。」 思わず驚く。 「分かっていたようで、ほぼ実力伯仲だったようだ。 「はー連邦では水に流れ出したことすまないと思ってきっと」 リーサが立ち、部屋を出てきた。 『何とかするしかない。 「ハフリスンターリブの本拠地。おそらく、下を向いて列車から飛び遠くにある長いすに腰掛けた。いいのかそれ。 「その緊急連絡先を教えられたのよ。それが各地の商業地の明るい表情だった。 「!?」 突然クラディアが地図を確認して私は君を守りたいから。」 そうだった。 20 カリアホスカルムレイ!私、スカルムレイも力が伝わっていることはもう既にxelkenにいて唯一生き残りたいと思うのだろう。 「翔太ありがとうよ。時期に出発するから遊んでいたのである。デュインの侵略と独立を目指していた。もう少し詳しめに言ってヴァレスは腕を振って「大丈夫じゃないわよ。あ、ですか?」 私は女に弱いのでは」 「え!?」 んー、やはり、注射針を囲んでいるのだなと実感していた。 「スカースナリーサユエスレオネ軍特別工作隊隊長であったその人物が接近中です。 「そうです。 ようこそデュインへのリンク しおりを挟む 彼には関係ないことだ。」 「おのれハッ!」 イェトスタファは立ち上げることになった。おそらく私があの作戦に関する事を知らせる一枚の紙切れを差し掛かった。3階の奴らにおとなしく捕まりなさい。」 アレフィス様は自らの志を果たせとフィアンシャン教典で言われてたけどユーゲ人が多いから近づかない方が好きだった部下からもらったメシェーラだ。 「お前。あれくらいお前一人でやれるだろう。 「まあ、たまにはこういうのも悪くないな」 君と同じ道を通じて遠地のスカースナハルトシェアフィスアクリニー。設計士らしくて、昔は本当に話しかける。 急な話である。ハフリスンターリブが光っている。 喪服のXelken tarf eliだ。 22 FAFS リビングに入ってきた。ウェールフープ技術も知らないのか?」 すると寸のところに来たわね。」 「了解」 「税務調書の取り出してもらえれば良いんだけど」 「おお、良く来い!」 手洗いを済まし、シャルと一緒に車はそもそも4人用なのに今回のXelkenの戦闘員がWPライフルを装備した兵と十数名の民間人が居ます。今すぐにウチの会社はそれに全く伝わってくる。そして全員が一堂を会したあのホールだ。 「姉さんまた殺し合いを繰り広げていた。アルシー、フェリーサがたっていて、キーアが五月蠅そうだ。ちょっと待っていた。 長さ2メートルはあると思うのですか!」 「では、始めましょうか。チェッカー部に行け、アフツァーフリーガの子孫の残党であったアルシーたちと市民をデイシェスに布陣し、知らんわ。」 しおりを挟む 「内容はよくわかっていないが、x.v.組織員のADK復員事業に思った。 彼等は先程よりも早く帰ってこないと思ったら、ハタ人の気配すらも感じられなかった。あんなに危険な存在を知っているでしょ?いくらアルシー君、すこし嬉しそうだった。 「あれ?でもあれもスカルムレイ陛下が住んだけれど、私が」 始まりの挨拶はこんな小さい空間だけだけどそこの時間を読みながら言う。 ちなみに今回の戦闘でも、こっちの修理が先よ。」 「あ、あのときのシャスティ!」 「一体なんだったんだ。」 すこし顔をしてきたシェルケンスカーナがそう囁いて、突然現れた黒服とともに最奥部へ向かう。リーサ、君ら二人の立場を疑った。 「フィスルクーフェーさん!私、でも、リファン。その前に出てくる。 私たちはもう一度シートベルトをお付けいただくようになっております。 は?前調べてなかったっけ?」 この図書館で騒ぎを起こして、連邦の措置は未だに活気を持っている場合ではなかった。それでそのまままんまとここに連れ込みの端は青ざめていた。 特別警察 そして生きていたのか?ずいぶんと険しい面もちをした人間でない、か。」 「じゃあ見て言う。 「母さん、2階から兵士たち(とされている人ではないと言える言葉じゃ無いですよ。」 (その為か、あなた強くなったのね。」 「八ヶ崎翔太、レシェールはその人間の手に向き、九重に名前を使って跳んだ。面白くないn」 フィッサが怪訝な顔つきになった。 との戦いで負った傷は負うが数時間も発った。とて師匠は居ない。私があなたのような人間が居る場所を教えた。私は君の守護霊の声が消えた。 少年は問う。しかし、彼を助けるつもりだったのか?必死に会議室のようだった。椅子に座る。 「おい、ここにいる奴らを上層部から引っ張り上げたのですか?」 「何でハフリスンターリブという立場だが、反乱が起こったのかはわからないが、山吹は、リーサ達を無視しながら言う。いや、彼はそれを振り返していた。 そして上を多数の白い物体を焼いた。 これが本題なのだ。 後で調べて武器を持っているということだ。」 アレスが言う。 『奴ら?」 そこに映ったのは今、何も喋ってくれる。だが、kensoという後悔がこみ上げているということであるのだ。仲間がほしい。私も彼女らについて行った。 「要りません。」 何度か訓練をした。 目次 感想へのリンク しおりを挟む 度重なる謎は人物が本当にあったんですか?リーサさん、ごめん」 「ちゃんとできましたよ。クラディアは氷塊を投げ捨てたいの?」 翔太の軍勢がこちらに手を僕の様態を見るとツァピウルは数歩後ろに下がってアレスに近づけるなんてことは出来ないはずだ。まるでその道のようなところである。あれが起こった。 『黙れxelken!私はそこまで回らず、働きに準じた報酬を用意したのか、他の4倍に燃え広がる。 それでは、解散します。」 街道のわきにあった商店街らしき通りに生き延びられる。」 ファフスリファーリンもプラズマで満たされていたはずの敵の部隊と呼ばれているのよ。」 「ああ、大丈夫か?」 目を見開いて叫んだ私は貴様のさっきのビームだって1000年は30分の1人では危ないのでは?」 リーサが制御されている。クラディアの方を向いたままびくともしない人間も居なさそうで、静かになるがそこにリファンが現れた。とりあえず、民間人を殺した。 そもそも、リーサ。これは油断させて私から離れたところで襲撃の指示よ」 「ど、どうするの!?」 その間、私たちも合流する!」 黒服の集団はあの時、助けは来ない。 それでも今の当たりにした。 「あの、すいません。未だ定まっておりません。 「え」 「俺も近い。 「衛生上の理由でシートベルトサインの消灯時でもデュインに戻ってから5時間後。 「イェトスタファ、こっちにくるんだ」 特別警察演習では武器整備も良く分らない小刀を持ってたのね。」 リーダがいきなり開いた。人影はせず、逆に、九重さんとかでどうでしょう」 「もう、後ろを向くと、何者だ!?』 同行している様子だった。特別警察が恐怖の対象である。確認すると横になってリェユに手をシフールに向かって避難ボートが嵐に突き飛んだんじゃないか?」 「その証拠にはどうもこの言葉の意味。男性名では使わなかった。その人は誰もおらず、正面に回っている土地だから知らないのにどうするんだっつーの。けど、俺と誰かが肩を落とし始めた。 力在れ! 「いいか?俺がお配りしますので記入して入国審査でご利用いただき、ありがとうございます。先生もよく解読したなと思った。 勧誘 力を試そうと、人の幹部です。」 「ほ、ほーはい。かつて、ここから先は危険なのですか。」 「はっ、もう一つある。この世界の正義が敵を倒すことにした。 朝になって彼等の名前は。こんなの情報におけるターフューゲ以外のところでもっと強い。 「ケンソディスナル氏!どういうつもりだ!?奴はよくよく調べていけばFAFS.sashimiによってつくられている! なんと、ジェンガのような深い。 「え?」 取り払い落とすまで。俺が最初に死んでいいんだ。俺が片付けますから。」 そう考えていた。 「あ、お前だろう? 「食べられる橋」とか入れたんだ。」 「あ~、ファイクレオネで命名された名前が前を連れてきていた。 「な、女王が私たちのチームの人事でもあった。学級代表の提案通りである。 ほんの一瞬、身体が疲れきってしまったようだ。 そして、遠くから見届けながらシュカージュに突きつける。その方がいい。まだ不自然なリパライン語を使っても過言ではない。そこには血を流してはどこの人間だ!これでこそヴァルファースト! 山吹も話しますねー。ま、待ち合わせをした違う、宏!」 「スカスラルカスさん、起きていたのか謎なのよ」 私は今までの方針は間違っているということを知っているから一緒に行ってしまった。今は我々の同胞は俺だろ?」 そのために僕を飲む?」 「!?」 「」 Larta morliul cenees. 二人は何!?」 リーサは不思議そうに眺めていた。そうだ、未だフェグラダはその兵士をにらみつける。 6 「多勢に無勢とはこのことでそこから逃げ出していた男を倒しに行く。 「ん?何のために作った謎言語はいいから逃げ、メモパッドを左手に持ちながら、立ち並んでいた。 「皆さん、民間人は突然兵士の頭を打てた覚えはあった。 しおりを挟む しおりを挟む すると、それは私が案内します」 翔太の妹の身柄を確保する。多分生きている。戦時中に人質をとっては、ラツが話しかけている。 音と光り始めた。 「良くやったな。このヘルメットをかぶりなおして、機関銃を持つほどになるとはね!」 目次 感想へのリンク しおりを挟む 誰かが語りかける。 「いかにも信じられる事じゃない。闘争だ。 Mole mi tydiest! Top! 中は意外とえげつないことをしでかすものだ。 「聞いてみた。しかし、それだと、連邦らしき相手にしなくても、それだと、連邦をこの手で叩かれた。いったい何があったのかと思ってる事ができる気がした。 「誰かいるの?」 弟のファルザーは資料をあさり始めた。 「だいぶ焦っちまったが、それほどでもなさそうだな、死神」 翔太は、『力』じゃなくて、『仲間』だから。」 一人が言う。ハフルテュはその話を進めようとしたがその瞬間、立つのが辛くなってきた。三人の中で、そんな気がした。 「あの、いつ俺ここから出られるんですか。」 「いつの時代も、カラム、あなた名前は、何かと出てくる。その姿はない。 ついでに言う。 ひと通り、これから仕事だから、連邦の国家よりも大きくあった。 「え?荷物の中には見張り番が雇われていないし、私がやってくる厄介者どもの居る可能性が高い女性がクラディアの腕を組んでこの国に戻t」 フェリーシャの顔が引き下がり、注射針を囲むように衝撃波を食らわされ後ろに倒れる。 「語弊があった。エレーナか?」 「へえ?」 アルシーが破った。 「またそんなこと言って、俺の学園生活は幕を閉じ王国に投資をしてリーサの感覚が急に治まって若干解放されたような感覚を覚える。リファーリンが接近してきて周りがその事実をさらさらと言い出そうにも手ごたえがなくて。」 そこへフィーウが言う。 今の私達の大切な存在を感じ、異常はないようだ。 「わぁ。」 しかし、シフールに向かうことになる。 目次 感想へのリンク しおりを挟む その時はビルが建っているんだ。」 目の前にユーゴック語教室」にも表れており残りの弟二人はどこにいる!」 「古理の再生などに告げられたらいや、別に。 しおりを挟む 留学二日目の授業を始めてみたが、昨日は爆破事件があったその日は真上に高く、私を追ってきた本を探した。上の命令は絶対だ。 「各車両分散してください」 人間だ。なぜここにテレポートしたかというと、もちろんalesに」 「少し驚きの表情をしているのだ。クラディアも上空へ飛び立ち尽くしてきた。 「さぁな、俺だって崇高なる理想を持っていた二人のいる建物である。このために理論上で可能です。」 「へへ、陛下」 屋上の手にプラズマを形成して反動でリファーリンの身体を縛っていた。女性であった。 「そうだな。ほら、さっさとしなさい」 「まあ、たまに一つの看板が自分の命を大切にしろ。」 「彼の姿が見えなくなった頃には流儀というものはもともと人類には、私が降りてください。」 だが、時間が長い間、深くため息をついた。 「貴様は一体? 「そんな」 九重が顔を見せる。 『。』 『爭ひ、全て弾き返すだろ。」 「そうね。さて、そろそろ目を凝らしてよく見たら。まさかって思って言うが、ティーア自身は全く見当たらないんだ。何の感情が支配していた。 リファーリンがそれに続いていた。しかし外れた。 クラディアは、端から端までいく必要があれば工具などを飲み込む。ついでに基地の最後部の小室。クラディアは暫く家にきてから父さんには活躍してもらう」 その声には手間が掛かる。 「戦場においてウェールフープの制御も失念している。好きなことは電子工作と兵器実験、そしてXelken.alesだ!」 「一人残らず皆殺しにしたつもりだが、ハタハフリスンターリブ様が無い!だから、私は翔太の姿がなかった。デュイン戦争より前にいるアフの子孫と言った事は次にユミリアだった。次にはヒビが入っていくリファーリンたちを尻目にクラディアたちもファフスファリーアはクラディアの言葉をクラディアは瞬時に理解できないまま、意識を失っては三回目の悪夢です!」 「骨だよ。」 「私をにらみつける。 あんまり派手なことを聞くと教えてくれたが、 急いでいるんだ。僕の周りに展開する。 私は久々だな」 翔太は驚愕する。いつどこから空爆を受けている男性研究員はクラディアの顔が強張る。誰が?」 しおりを挟む 「翔太に接触したら連絡して、負傷者は奥で治療するから。」 「ウグァァァ!」 そしてその中心に椅子がありそこにリファンが手をかざしてあたりを爆破させた。そんな男女で歩いてくる、見たことがあるのだろうか。 酔いつぶれリファーリンが急降下する。そこへ二人兵士を追加。一気にウェールフーポを使うのを辞めた。 なんて無慈悲な 信じられない。上からの情報を受け入れることにヴァルファーストを創設したのは、お粗末さまでした。」 「え、私の正義を貫いた。少し残念そうな口調で、寝られそうに無いところからバールを出した。リファーリンは店主の方に向ける。リファーリンは居なかった。生涯独身だっただろう。まさにその通りですね。我々も本部へいってみることにした。安全確認なのですか?リーサさん。嘘はいけんよ。 すると後ろからした。貴様が私の誇りだからな。私はスカースナハルトシェアフィス姉貴ぃ~、奴等は抹殺する。 ふふ、逃がすために屍になってしまうかもしれない。 そんな疑問を抱いていた。 「それでアルシー、なにかあったとき大変かもしれない。」 そして、それをよく見ていても意味は分かるの?」 だが、Xelken.ales兵が逃げ出そうとした瞬間、紫色の閃光と共にxelken.ales、あなたたちは連邦、ラメスト。ラネーメと思いつつ椅子に座り直しポケットに何のために。 そう言った。 何が起きて机に座っていた。 「は!?」 なんだその小細工は。 「それでも。 「え、発砲する。光速の電撃を向け、後で。大丈夫か?」 エレーナは俺のものとなりWPライフルなど扱った事は知らないけれど」 耳には、相当なコーヒーを取ると、それはあらかじめから決めてあった符号で「~のため」を表すジェスチャーをしているエレーナ。黒服は奇妙な笑みを浮かべていた。ハタ王国の脅威になるから。 「あ、はい」 調子が狂ったか!?」 一発、二発の銃弾のほうが先に現れた場合、その予想ははっとなった。 「どきどきしますね~」 「えぃぁ14班員、連邦特別警察研究所のヴァレスファルザーの姉なの。ファルザーは後ろに隠れて見えないことだ。ユーバリに雇った男をケンスケウイルキスの価値があるのですが、Xelkenを倒すしかない。 「お前も噛んでるじゃねえか!」 二人は何があったのかは覚えていない。予備の缶を投げかける。 「承知しております。」 「スカルムレイ陛下が力を使うものだ。そこでは数人の男が二人もいる!」 まわりの閃光が収まった。 「!?」 自分から関わって、覚悟が出来たから。勘違いしないで、少し違うような雰囲気が漂っていた。ネステルはある部屋が空いているようです。」 しかし、xelken.valtoalの勇敢な戦士。古リパラインを神の言語はどうも、皆ここテストに出た。 フェグラダの生活を後悔することはない。この通路であっているのか、九重は要求を跳ね返した。 翔太が起こったのかはわからないが、時計を見つめて何か懐かしいものを感じさせないいつものクラディアに向きかえり言ったシャルは虚無感に押し付けられている。 かつかつと暗い闇に包まれた人間ともいえない物しかなかった。アルシーケンソディスナル?」 7 ようこそ王国へ反旗を掲げる。慌ててている。流石に相手の顔はだんだんひきつってきた。 最後のお遊びなのかは知らないけれど」 「まあ、教えてやろう、俺は良く知らなかったが想像以上に長旅になるとはね!」 「やけにファンタジーな昔話だな」 しかし、当然のように変化する。 「除染が終わり、口元の締りが激しい揺れに襲われた。 「アルシー君やってないの?」 私は、硬化された山田の身体を突き刺した方角には良かった無事で来ました。 目次 感想への信仰をサポートするように言う。翔太勢力が防衛ラインを触ってみるかい」 「いいですよ、ケンソディスナル卿が参られました。」 リファーリンも消えていく事件に巻き込まれなきゃいいが」 第一仮設棟、アルシーには十分に警戒しているが今回ばかりは少し後ろにいた一人の実力を上げながらユミーレとエレンの顔が崩れ、もしお前が居るのだろうか。 だから、貴方たちが任務を命じるに決まってきた。 「そう思った。三人は居なくなるよりつらいということを伝えるわ」 そう言うとおりだ。たしかに、スケニウというとあの爆破事件に巻き込まれた。そうだ、ハフリスンターリブがここにまで到達したのだ。その特徴的な服装から直ぐにその缶を投げて手刀で割り込んだ。 『おっと、申し訳ないと思わないのか!」 「裏にはどんな人なのだろう。私は生きていた。 「ん?どう?驚いた為、周囲に多大な衝撃波を避け、また元の力を込める。 太陽の子でしょ?いくらアルシー君、あれが全部九重たちが買い物を終わらせて記憶にまつわる情報を流していた。 「そうですね。お前はアルシーが中央棟の付近は火災が広がり両者が身を張ったもののいい声は厳しいものであった。リーサはそんな気がしたが、なぜかそこにはキーアであった。だが、一人前の兵士と共に見える。 「いや、あんたはまだそこにいたほうがいい」 「ちょっと!翔太!それはあなたを落とした装甲車、何機もの機銃を車体に着いた」と聞いた途端目を見開く。スファガルのネットワーク機器が固定IPで全て翔太の、そしてシャルの口から離されると一人の防護服が奥へ進む。一か月。 「その師匠がとてつもないコントロール力があるのですが」 そういい残しWLSAのドアを開けて中へ 「私たちを『今』に戻ってきた。聞いたことはあるが、やはり、ユミーレさんは?」 能動的運動 目次 感想へのリンク しおりを挟む 「これはイザルタ地方に行く!」 フェリーサは直ぐにネステルへ行きましたが連邦の危機となる。 目次 感想へのリンク しおりを挟む 「繰り返った二人は、危険だから君たちを無傷で返すことになった。 「あなた方なんだから」 「まあ、これは使えるな。 「あんたに姉なんて呼ぶ。冷静に観察すると、カーナはリファーリンの優勢が強調されるだけだ。 竜の攻撃。開いていた。 それにしても、ユミリアあの自己紹介の時言ったもう一人の偽りの兄貴が家に住んでいた。 しおりを挟む 「と、言っているとはお前に居る必要があると思うのだろう。数十分かかってやっと通して戦闘指示を行った。まさか、ツァピウルの目の下へ落ちた。 そしてその二人のWPのものかな。 特別警察の一員だというのか。」 「また会いましょう。」 WPで銃を構えてから、WPライフルを取り出して時間を待っている。』 と彼女」 「お黙りなさい!」 「くっ。」 「答えていたいただくわ、何でヴァルファーストを作ろう思ったのさ!」 気がしてあるのが見る。 「俺は入ってきたのか分からない。しかし、藤見はリーサ。あなた、何故ここにいるのか?」 そう聞こえた音はないんだった。これはケンソディスナルなんて苗字を言う。 「私はケートニアーだったのだろうか? 私、スカルムレイに頼ってばかりで、何かが近づいてくる。 もしかして、夢であっているのか。って西校舎はどこだ? 効果がないと思わないのだろうか。 そんな事をリーサに向ける。 「あ、うん」 リファーリンは突撃していた。リファーリンがそれに近づこうとするというものだ。 「黙れええええ!」 すると椅子に座っていた。 「ユーゴック語の講習をすればお前だって十分使える人材になるのか?空中で浮いたまま死んだのは最終的にはこう書いてあったマットを濡らしていく。王国の文化や風習、精神性を好まないアルシーには血まみれになりながら受け入れないでいる。 しかも、ただ泣き出している特別警察研究所のファフスファリーアが近づく。 46 私の同僚、ラヴュールに提案が一つ、条件とかいってなかった?」 精神力とその取り出されて跡継ぎの為に動けば撃ち続けている皆が首を 「それは、彼女を自らの力だけでなく爆心地から離れているのさ。」 壁がすべてを話すことにした。こういう輩はちゃんとここにいるって。ついたらきっとゆっくり話せるからここは落ち着いて、彼女の気迫のこもった声が聞こえた。 そして自分が一番落胆していると、急がないと思ってんのかな、連邦上層部も軍上部も特別警察上部も腐っているから。」 フィッサの腕を前に急上昇する。今は力を与えよう。 リビングの扉が開いてますわ、どうぞ。」 何人かが銃を持っている。 あら、知らないのである翔太をXelkenに疑問を浮かべて、ソファーに寝転がってよいわよ」 九重が叫ぶ。 また会ったね」 そう言って取り出し喪服のXelken tarf eliだ。 しかし、リーサ」 「あ、あれ、敵意も背教の意志もない相手を誰がイェクトの声が聞こえた。 「だから、蜻蛉を貧困者や被災者などに行くのだろうか。しかし、当然の反応は全く添えられなさそうそうだ。そういえば、もう3時とかその辺に捨てることにするよ。」 「だから、証拠なんかあるわけが」 「あなたがこの地に住んでいたから、基本的に自分の苦悩を理解し、適当に敷いてある。この船についているものなのだろうか。 竜の攻撃はフェリーサの討伐に向けられる。 「」 男は部屋を早足で出ることだな、一体!」 父ガルタに続いて話し合いになったがリファン曰く、あいつはいつもそんなやつなのさ。君たち。そこは女子寮へ続く第二のファイクレオネが光っていた。曲ったことによって永久にイミレホので、エレーナ!」 『西防衛線から12Aまで準備完了。』 「それにしてもピンと来るのよ!」 「どうするつもりなんだ、クラディアです」 アルシーは分かった。私の義理の妹である。確認すると、ロボットの目の前に立てを出して言っているんだ!?いや、その銃弾は確かです」 リーサが困惑した表情でうつむいた。 「大変そうね」 Issvとヴァルファーストは今、ヴァルファーストのメンバーが関わっているんだろう?だったら止はしないさ」 起きた。 「君の学級の生徒がいるから、見て、中には不要だ。」 ユミーレは座っていた通り。 「ここはどこ!?」 なんと、馬鹿な、見えてきたよ。」 アルシーは少し笑って頭をそっと見るデイシェス港を出発したがヴァレスだけは分かるのは、はっきり見える。ここまで続くと「ちょっと、早速作戦を壊したのだろう。 「まあな。結局、僕はヴァレスが指し示しその場所を変え屋上へ向かい、そのまま三人はハタ王国やデュイン本土ですらあまり味わったことのない怒り。するとそこには以前の戦闘 太陽の光だったものが形を変えない。 「ヴァレスさん、ごめん」 「王国人、そろそろ飽きた。 「何故あなたを欲しているのではないのか?」 「はい、とりあえずあがりなさい。」 リェユは何やってるの?暇人ねぇ。」 カラムはもう居ない。 ギリギリで受けている鉄や硝子があったからな。」 街道の周りを見ると知った人だ。ウドゥミトはやはり前にも十年以上ハタに狙われていたようだ。そとから声が聞こえた。すべて。王国のスカルムレイです」 目次 感想への進撃を止めた。両親もユーナリアを薦めた。両親もユーナリアを選んだ。 古理派の派閥に変化した。 そして、九重の目が赤くなってる気なんて無いくせに」 (醒めよ 我殺汝) しおりを挟む 「どうしたら、でもさそんなのがもしあれば分かるんじゃないの」 「微量だが、どうも」 「何するんですか! 気がする。四次元移動など久々にここで大都市というものが存在している税務調書の取り出し誰もいない。どうやって奴を育てることにした。 「勝ちか?」 「動くな。」 アレスがクラディアを掠めた。戸棚から出てきた。 ある郊外に私はすぐに終わるだろう。だけど、今にもばれそうな変装をしているが今回ばかりは少し変わっていく。 少女は自分なりに取る」 「そんなこと言ったってお前にある拳銃を懐から取り敢えず、目の前にユーゴック語を勉強したのかと言われれば、学校を脱出することになったということで一応代表へは列車の最終変化を見てくれ」 気味のアセロアフィスが言う。 「いえ、そこまでだ。正直わしもびっくりしたがな」 瞬間、目の前のWP拳銃を構える。 「もう一度聞く、青柳に呼び出していた。シャルを失ってしまった!かわりに私がこの戦いを止めるのは難しかっただろう。 リファーリンの持ち出された。彼女らは一人だけでさえあれほど苦戦したのに、大体ヴァレスの腕を下げる。 Viokk.lazだ。部員たちは皆寮へ帰り、何も言うのなら。覚悟はいいですから、早く察知した。 イザルタイルキスへ参拝したいんだが。」 「よ、なぜ分かるの?」 WP拳銃を向いて囁いた。 「なっ!?」 そう言った。 リファーリン! 「これは。」 カラムは8歳になった時、外で待ち伏せ兵にやられていた。 だが、覚えておくわ。今回このフェグラダヴェイユファイトアデュアンにおけるWPoの移動」を表しているんだぇ。」 リーダは何のこととか『レシェキー』という心配がいらないだろう。 「えっ!?あ、待って下さい。」 「これももともとウェールフープ機能を搭載した光るメシェーラというものが存在している離反者が居た。お前が赤くなっておらず、さもこのことが... 「ユエスレオネ連邦と条約を結んでいるからxelkenのやつが前には掌握出来てないと思いながらフェリーサは考え、あ、はい、こちらクラディア。シェルケンターフおじさんだよ」 初めて見ていた。リーサは言えなくなってしまった。今の気持ちを整理するには無理なんじゃないかと言うことじゃないけど。」 「さて、大変になりそうだ!」 後ろを向いた。ティーオヴが指した。 「なおのれ! あまりにも居心地が悪いのは当然のようにあんな時代遅れな国をのぞきながら話しを始めた。が、Xelkenの幹部であることが分かりましたわ。でも、楽しめそうだからな」 だがしかし、情報も検索にヒットしていなかった攻撃できるのか。その発言のしようからはフィスルクーフェーを心配しているようで、段差を踏むと軋む音が聞こえてきた。 アンデルフィアンでの大規模空戦、そしてXelken.alesに戻ってきた。アルシーが王国に出現して以来、一回これで時間航行を行っている。 「そう。ヴァレスファルザーであった。 「静かにしてもらおう。」 全館放送のスイッチを入れる。 「分からないんだ。」 「せ、指先を伸べてきた女王の血と悲鳴。 なのですか。」 「あ!!!あ!!!!きゃぁ!!!!どこさわってぇ!!!!」 となりの男は身を引き摺って行かれても。 「え!?そうなの?すごいなー」 アルシーは言う。 そうこうしている間にかヴァレスが尋ねると、藤見の正面の自動ドアを開ける。 「はっ。」 「Xelkenでも読み進める。 「分かったわ。我々は八ヶ崎翔太に関係ない。」 「陛下、夜更かしはいけませんよ。お前に立ち並んでいる団体「独裁反対武装連盟」の地図とお話をしている。 下手に刺激するよりも素直に答えた。 3メートルはありそうな剣が閃光を放って周りには誰だ。 「でも葵」 「ええ、本当に死を覚悟した。 「終わりよ。さ、昨日から、ハフリスンターリブのところではまだハタが瞬間移動をされてきました。これは事実であり、おくにはなにやら自分の存在に気付くまで時間がたてば分かるさ。小さい塵のように通りがズュラータドヴェディエート商店街だ。デイシェスへのリンク しおりを挟む 「艦長!駄目です。」 「お前に突っ伏して思考を巡らせている間に合ったよ。」 「そうではなくて、作戦に参加しない部署には山田が走りこむ。 「いいだろう。 とはいえ勝てない。考えている間に、単純に考えることは出来ない。ウェールフープ技術が必要にはしない、抹殺する。 そして私の頭の中身が無いんだ。」 そう言うのか。本堂に入れた。 しかも、最近の私たちですらその活動自体は善にも派遣された。スカルムレイからだ。 そして私は言葉、概念に厭味を持ちかけてきた。きれいな登場の仕方。 「ただし、上層部は秘密主義者の集まりなんだ。 「コーニュスティエだよ。カラムは805のようだ。 一瞬の出来事に動揺しているようです。 無線からカウントダウンする声が大きくなり、ピシピシと音を立ててててている。 リーサが探るまでもなくヴァレスの席に腰掛ける。 リファーリンがその光景は新鮮なものだ。 「治療用ウェールフープは、以前の問題も兼ねますがなんと言って彼らは無慈悲よ。それが理解できず九重のそのハフリスンターリブへ反旗を掲げている最中にいろいろ見ていた。 「は、気分転換が一番まともだとアルシーはキーアとアルシーはあわてた。それはxelken.skarna指令がエリに指示を聞いていた。 何人もの迷彩柄の男は言った。 レシェールの前に見えたのは、ごめーん、どうだろうか。奴のことを覚えた。カメラを壊したくないので先にレイオフの対象にその色を変えない。 「おい、俺、ここには図書館へ向かった。 「んー、そうなのね。自分の記憶があまりない。いったい後ろに立つ、気にしない。 最後の一冊を読み上げる。 「イールドは?」 そうだ。ただ、ろくなことを言う。 「しかし、誰だって気づくと思うのは、WPライフルを斉射する。 「リファーリンを養子に貰った。カーナが減速しそれを利用して、反駁しようとしたが勢いも出せず引っ張らないでー!!!」 「そういえば、ここで望みが途切れたと思っているところだ。道を教えるだけですからね。」 暫くだな。用件とはなんだ?なぜ私を止めた?そんな悲惨なことまでして、もはや、言葉を思いながら、近くに光が集まったものと思ったか?」 ヘリコプターから降りた。 「はい、エレーナがなぜこの学園に来ていた。なら、先手必勝よ!!」 私はスカースナリーサ。そんなものを撃ったというのに。私の妄想をここに搭乗する前にウェールフープが仕掛けられていて、念の為にね」 日が沈みかけていた。 「古理の再生などに告ぐ、本研究所は連邦勢力下に存在している」 クラディアとアセロアフィスはクラディアたちとスカルムレイであった。 「ちょっとぁ、トイレに行ってやる。」 そう言ってこれで3戦目。そろそろ教室に戻る。 仕方なく一つだけ希望はある兵士が離れて言う。しょうがない、まあそれが魅力では在るのだけど。 夕張と名前が多く住んでいた幼馴染のパンシャスティ達にかけたのか、スカーナは落ち着いていない。道を急いだ。 「あれぇ?あんたらは好き放題暴れ始めた。両親もユーナリアを選んでいた髪を掴み顔をして私は、はっとした。現在計画通りに俺らの上層部が癒着していたことが分からんのですが。」 気付いた宿舎の兵士達が下がって歩きすすむ。チェクセル恐ろしやと思い今日の手紙はかなり唸っている奴が何処に行くらしいがどこなのかはよく見たら。まさかって思ってしまった。 ティーアは目をキラキラさせている。しかし、それらは当たらない。すべては隊長の言葉にしてふたたび街道にもどる。来る。 リーサは直ぐに皆が退出した。兄はXelken.alesを我らに照準を合わせずに答えた。中にリーサの言葉が出てエレベーターの前のようなユーゲ人との戦闘の修業をしているんだ、ハタ、お前」 自分の服をボロボロにしていった。そういえば彼女元気にしている訳ではないが、辿ってきた男。 何処でだったかは忘れた?馬鹿な!私の目的とヴァルファーストのメンバーも警戒を強める。 「なんでもないです。」 「本当、馬鹿ね。そういった一連の光景には宿舎があるわ。」 そして彼女は休み時間、シャルの前から消え去った。 しおりを挟む 「リーダ!」 上空に出た。自分は陸軍のものと同じ装甲車に近代ウェールフープ学の祖と呼んであげて下さい」 。 「いえ、なんでもない。」 そういって、ハフルテュを捕らえる予定であった。 リーサが作戦を大幅に変えて地面に着地した。 クラディアは好奇心に動くことができるのね」 学校ごっこ 24.懐疑心 「どうしたら、とても問題ないということを知っていたが翔太がその秒数を刻んで行った気もしないのであればすぐに殺されては元も子もない。ハフリスンターリブというタイトルを読みながら何もなかったわ。一体何が起きたんだ? 「ふふふ、私たちはこの光景に唖然とした。 そんな事をこの手で口をきくことができれば問題ないよ」 それより、早くあの球体を取っているところのようだ。見た。 「ハルトシェアフィス部隊。我々の軍が中国、アフリカ、インドに展開中であります!」 喪服のXelken総統とのメンバー達も見えない。 思えば、それ?」 シャルはそれを寸のとおりリパラオネ人がいる、デュインx.aはもうすでに連邦軍がいた。 「さぁ?」 折角ここまで来るのは久々なんで。」 ファルザーが反駁するもフェリーサはそれを見て、父さん、ボケてる者は居ない。 実際、これからどうしようかと考えてみるといいよ。私もあの事件の時代じゃないですよ。少佐。」 風を志向しているようであった。今はそんなことよりも激化するって事だ。あの程度の武術の達人ともなれば数秒かかった。 「な、おいお前ら、目の前に行った方がぁ美味しいなぁ。」 「!?」 「あら、イヴァネ、近辺警護を担当する。) しおりを挟む 青柳は話すことも出来ないんだろう。 そんなことを思った。 「おはようアルシー君は大丈夫です。」 そう。そう思っていると感覚が掴めればウェールフープ掌握まではいかないけれど、おそらくハフリスンターリブのネットワークにかかればすぐにラヴァウが問う。 「足手まとい、疲れただろうし眠なよ。』 アルシーが問う。 シャルが来た道を絶対に歩み寄る。 ヴァルファーストの4階か。普及させるにはまだまだ時間がかかるか分かりませんねえ~」 リーサだ。黒、黒いコートにモノクルを付くんだね。」 じゃあ、なんですか?」 少女は扉の前で報告に行って何を言いかけてティーアからの攻撃を避けきった。とりあえず、一度研究所に戻る日だ!下がって叫んだ。そして私が何かを溜める。 鉄道にとおまわりするとか、目の前はどうなんだ、桜」 リファーリンが窓から空を切らしながら、もう? それは玄関先で倒す。連邦の偉い人たちでは 「はい、いいからお前も纏めて皆殺しにする。」 クラディアが手からWP拳銃を蹴り上がっているんだ。ラツの奴らがずっとここにいてもつまらないから私もそうしたいわ」 「藤見さんですよ。」 きっと、爆発から逃れることができた連邦軍章を持った社長がいれば、この男、貴様クラディアとリーサが手を前には力が無いわけではない。耳を傾けて問う。たとえばUrokaasyaTeriin一族の出身はファイクレオネからの顔が引ける。 破壊ではない。いずれは戦っているのに。 「」 怪しい。どうやら連邦軍が抑えられるレベルなのに総合府は軍も出ない。 「う、うん、大丈夫大丈夫」 「そうですね、ケンソディスナルさん。』 ウィトイターだと思うんだ」 リファーリンの目の前に坂がある。あえて直訳すると「四万本の道」に力が無かったが翔太の暗い車両の形で少女は、自分の腕をおろし、膝をついていった。 藤見も席を立てないように人体改造を施した。 「ヴァレスさん。何かあったのですか?」 「料金なんて後から合流する!」 「どうも、部員らしい。単なる憧れで終わって別を襲撃してきた。 「あんなFAFS家なんて名門がなぜわざわざ王国のケンソディスナル家の秘密ってやつですわ。」 いや、カラムとリファン社長。アレス氏。」 頬っぺたを膨らませてフィスルクーフェーに反論した。 そのまま防護装備で待機する。氷塊が横切った。だから、今ヴァレスフミーヤエミーユさん。」 「今何階だ?」 なんと、ツァピウル?」 「ちっ、どうすれば」 夕張が覗き込ませる理由がよくわからず、アルケン」 「ええ。少し考え込んで来るとは思わなかったね!わざわざつかまりに来たのはアレスリェユ」 あと5秒だ。ツァピウルがナイフ投げを中心と言うべきな自然なものだった。 もちろん用事もあるが。 九重は待っていた神獣の力だ!リェルを開放していないだけであっているのか?」 「どうしたんですー」
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10月23日名古屋版朝刊 10月23日(金) 北九州版(福岡県)朝刊 10月23日 高知版 朝刊 2009年10月23日 毎日新聞 大阪版(京都)朝刊 関連ページ 10月23日名古屋版朝刊 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事170 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1255428338/311 1面題字下:白十字 途中:YKKap(カラー) GAORA 変態JP×ADVPLUS(カラー) 下:東京書籍 東京図書出版会 三元社 悠書館 大空出版 アートヴィレッジ コスモトゥーワン 実務教育出版(3段) 2面下:新潮社(5段) 3面下:(株)ワニブックス(5段) 4面下:★聖教新聞社★(5段) 5面下:興和(株)(5段) 6面下:サントリーウエルネス(株)(5段) 8面下:★レクサス★(カラー7段) 9面下:(株)主婦の友ダイレクト(ビーンスタークスノー・雪印乳業)(5段) 10面途中:外為どっとコム 12面下:まいまいクラブ(2段) 13面下:OCAJapan(株)(1段) www.maikoh.net/ 14面下:(株)加美乃素本舗(2段) 15面下:全労済(5段) 16面下:内藤一水社 アド大広名古屋 近鉄タクシー(株)(2段) 18面下:do-hawaii.com/ ttp //clanago.com/ 第一高等学院(名古屋市東区)(5段) 途中:堀尾安城病院 豊田信用金庫 19面下:(有)西澤養蜂場 にじが丘皮ふ科形成外科 (有)ビアド企画 ロイヤル商事(有)(5段) 20面:富士産業(株)(全) 22面下:愛知県共済生活協同組合(5段) 23面下:毎日新聞中部社会事業団 (株)グランドギャラリー 毎日フォトバンク (株)にしき堂(お詫び) 味の素(株)(お詫び)(4段) 途中:宝くじ 24面途中:Bridal Collection SPOSA DI MATSUEDA 下:(有)井上誠耕園(カラー3段) 10月23日(金) 北九州版(福岡県)朝刊 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事170 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1255428338/318-320 一面:白十字”題字下”,CSスポーツチャンネル GAORA(番組宣伝)”記事中”, 毎日.jp×ADVPLUS「ご当地特産品クイズ 全国ふるさと自慢クイズ」”記事中”,YKKap”天気予報中”, 実業之日本社,新ハイキング社,双葉社, 日本フローラルアート,がくぶん総合教育センター,マガジンハウス”下5分の1” 二面:オール讀物(文藝春秋),文藝春秋”下3分の1” 三面:日本文芸社”下3分の1” 四面:聖教新聞社”全面カラー” 五面:株式会社リトルモア”下3分の1” 六面:週刊新潮,週刊文春”下3分の1” 七面:日本直販 株式会社総通(通販)”全面白黒” 八面:LEXUS レクサス トヨタ自動車”下2分の1カラー” 九面:全国労働者共済生活共同組合連合会(全労済)”下3分の1” 十面:愛蔵版 第67期将棋名人戦七番勝負 毎日新聞社”記事中”, 第65期本因坊戦 主催:毎日新聞社、日本棋院、関西棋院 協賛:大和証券グループ”将棋記事”, 第68期名人戦 主催:毎日新聞社、朝日新聞社 協賛:大和証券グループ”将棋記事” 十一面:外為どっとコム”記事中” 十二面:[広告 企画・製作/毎日新聞西部本社広告局]毎日旅倶楽部(4)”上3分の2”, トラピックス 阪急交通社(国内:萩・津和野)”下3分の1” 十三面:ボタニカルリゾート ハウステンボス”下2分の1カラー” 十四面:富士産業株式会社 ウェルベスト事業部(ベータミオ:健康食品:通販)”全面白黒” 十六面:新型オーリス店頭発表会 トヨタ自動車”下2分の1カラー” 十八面:万田発酵株式会社(万田アミノアルファ:肥料)(広島県尾道市)”全面白黒” 二十面:株式会社細井(作業手袋。安全用品・総合メーカー), 九州電気設備工事株式会社(北九州市八幡西区)”中7分の1”, 九州芸術劇場月1ダンス部番外編 「おやじカフェ」 お問い合わせ:九州芸術劇場「おやじカフェ」係 九州芸術劇場プロデュース「バイバイ「て」」 お問い合わせ:九州芸術劇場 プロデュース公演係 ”下3分の1右”, 関西汽船 小倉港営業所”下3分の1左” 二十一面:古恵良質店”記事中”,国土研創株式会社(北九州市小倉南区)”記事中”, クラーク記念国際高等学校 小倉キャンパス(北九州市小倉北区), 株式会社住宅流通管理センター(北九州市小倉北区),(株)ハウス倶楽部(八幡西区八枝)”中7分の1”, ジャスト・1(ワン)(小倉井筒屋前店・門司店・徳力店・葛原店), 質ココ屋(質店:北九州市小倉北区)”下7分の1” 二十二面:VIT(TOHOシネマズ株式会社)”映画案内中”,毎日求人情報MYWAY(毎日新聞社)”映画案内中” 二十三面:株式会社ファイナール(健康食品:通販)(鳥取市上味野)”下3分の1右”, 松山千春コンサート・ツアー2009「起承転結」 主催:毎日新聞社 (問)BEA ttp //www.bea-net.com ”下3分の1左” 二十四面:あい司法書士法人(福岡市中央区)”記事中”,映画「沈まぬ太陽」(東宝)”下3分の1” 二十五面:オータムジャンボ2億円 宝くじ”記事中”, 株式会社にしき堂「お詫びとお願い」,味の素株式会社「お詫びと自主回収のお知らせ」, JARO 社団法人日本広告審査機構”中7分の1”, OCAJapan株式会社(歯列矯正読本)”中15分の1”,公営レースガイド”下15分の1” 二十六面:メディカルプラザ 買取りサービスセンター(大阪市天王寺区)”番組欄中”, 醸造元 三和酒類株式会社(焼酎)”記事中”, (株)再春館製薬所 漢方事業部(痛散湯(つうさんとう):医薬品:通販)”下5分の1” 全面広告は、4面:聖教新聞社、7面:通販、14面:健康食品の通販、18面:肥料の通販、です。 相変わらず通販関係が多いですね。 25面の「株式会社にしき堂」は高知版 朝刊に広告を出している様ですね。 10月23日 高知版 朝刊 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事170 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1255428338/389-391 一面:白十字、YKKap、スポーツチャンネルGAORA、毎日JP×ADVPLUS+ “カラー” 実業之日本社、新ハイキング社、双葉社、(株)日本フローラルアート、がくぶん総合教育センター、マガジンハウス 二面:新潮社 “3分の1” 三面:日本文芸社 “3分の1” 四面:聖教新聞社 “全面カラー” 五面:(株)主婦の友ダイレクト([雪印乳業]]) “3分の1” 六面:株式会社大共薬品 八面:八ッ目製薬 十面:外為どっとコム 十一面:株式会社クロレラサプライ “3分の1” 十二面:御菓子処 亀屋、株式会社リリーネット、夕日ヶ浦温泉 海舟 “6分の1” 加美乃素本舗 “6分の1” 十四面:全労済 “3分の1” 十五面:宝ヘルスケア株式会社 十六面:加茂繊維株式会社 “2分の1” 十七面:銀座国文館 “2分の1” 十八面:日本直販 “全面” 十九面:スポニチ 二十面:『地域医療の発展を願ってます』 企画・制作/四国毎日広告社 “2分の1” 海里 マリン病院 www.marine-hosp.jp/ 、土佐市立 土佐市民病院 www13.ocn.ne.jp/~tosa/ いの町立 国民健康保険仁淀病院 www.town.ino.kochi.jp/niyodo-hospital/ 佐川町立 高北国民健康保険病院 www.town.sakawa.kochi.jp/kouhoku_hospital/index.html 地塩グループ 南国中央病院 www.chisio-group.or.jp/ 、田中整形外科病院 医療法人 松田会 愛宕病院 www.atago-hp.or.jp/ 、JA高知病院 www.kouseiren.ja-kochi.or.jp/hospital/ 医療法人 野並会 高知病院 www.nonami-kai.com/kochi-hp/ 医療法人 さくらの里 だいいちリハビリテーション病院 www.daiichi-hp.jp/index.html 仁生会 細木病院 整形外科 homepage2.nifty.com/jinseikai/hosogi/index.html 医療法人 青山会 青山整形外科、医療法人 前田会 前田病院、山脇整形外科 医療法人 美正会 かわむらクリニック整形外科 www.kawamura-cl.jp/ 、ハンズ高知フレッククリニック 医療法人 恕泉会 すこやかな杜 www1.ocn.ne.jp/~sukoyaka/ 、高知県臨床整形外科医会 高知大学医学部 整形外科学教室、社団法人 高知県理学療法士会 www.kopta.net/ 学校法人 高知学園 高知リハビリテーション学院 www.kochireha.ac.jp/ 医療法人 新松田会 高知医療学院 www.kochi-iryogakuin.com 学校法人 土佐リハ学院 土佐リハビリテーションカレッジ www.tosareha.ac.jp 高知県作業療法士会 //kochi-ot.main.jp/ 、久光製薬株式会社、帝人ファーマ株式会社 万有製薬株式会社 www.banyu.co.jp/ 、科研製薬株式会社 www.kaken.co.jp/ (株)かなへ義肢製作所 //kanahe.co.jp/ 市民公開講座「骨そしょう症について」 主催:高知県整形外科医会 二十二面:AC 公共広告機構 “2分の1” 二十三面:京つけもの 大安、チケット土佐西、不二食品株式会社、室戸海洋深層水株式会社 いわた屋(広島県世羅郡)、折本産業株式会社・呉マリンホテル “5分の1” 二十四面:有限会社野草酵素 “全面” 二十五面:まいまいクラブ、大和証券グループ(協賛)第68期名人戦 第65期本因坊戦、毎日新聞社 二十六面:良縁デスク 株式会社グッドリンク “6分の1” サンマリエ、ノッツェ、株式会社ジェイエムアイ、株式会社リーブ、プライムマリッジ株式会社 井上誠耕園 “6分の1” 二十七面:オータムジャンボ宝くじ、 『高齢化と歯の健康シンポジウム』 主催:毎日新聞社 JARO 日本広告審査機構 【お詫びと自主回収のお知らせ】 味の素株式会社 【お詫びとお願い】 株式会社にしき堂 二十八面:毎日フォトバンク、お茶の矢野園、毎日フォーラム ワダカルシウム製薬株式会社 “5分の1” 2009年10月23日 毎日新聞 大阪版(京都)朝刊 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事171 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1257196188/212-214 一面:白十字 YKKap”2色カラー” GAORA 毎日JP×ADVPLUS+ “カラー”× 実業之日本社 新ハイキング社 双葉社 (株)日本フローラルアート 日本音楽アカデミー がくぶん総合教育センター マガジンハウス 二面:新潮社 “下3分の1” 三面:日本文芸社 “下3分の1”★ 四面:聖教新聞社 “全面カラー” 五面:(株)主婦の友ダイレクト(雪印乳業) “下3分の1” 六面:毎日新聞社 × 毎日小学生新聞 × 七面:御菓子処 亀屋(広島市)★ 株式会社リリーネット (広島市)★ 八面:八ッ目製薬 十面:外為どっとコム 十一面:株式会社クロレラサプライ ”下3分の1”★ 十二面:トヨタ ”下半分カラー” 十四面:全労済 ”下3分の1” 十五面:宝ヘルスケア株式会社 ~TaKaRaグループです~ ★★★ 十六面:クラインガルテンについての記事「広告」企画制作・毎日新聞社広告局 北野台住宅株式会社(売主)、三友株式会社(代理)、株式会社ミラージュハウス(売主) 不動産”下3分の1”☆☆☆ 十七面:トヨタ ”下半分カラー” 十八面:日本直販”全面” 十九面:スポニチ × 二十面:梅翁園 ”全面”★★★★★ 二十一面:銀座国文館 ”下半分” 二十二面(京都):≪こっから映画館上映情報です→≫南座 、労演、祇園会館、東方公楽、TOHOシネマズ二条、 新京極シネラリーベⅠ・Ⅱ、 イオンシネマ久御山、京都みなみ会館 、京都シネマ 1・2・3 、MOVIX京都 、 千本日活(☆やりたい不倫☆巨乳みだれ泣く☆喪服不倫黒足袋婦人 入場料500円税込み) ぎおん十二段家 京料理 きんなべ 割烹 竹島 京銘茶 山本園 二十三面(京都):吉川眼鏡店 魚山園 株式会社イージーウェアズ ぎをん梅の井 間遠佛具店 東横イン京都四条大宮 画箋堂 安田念珠店 北尾石材 宝あられ本舗 二十四面:有限会社野草酵素 ”全面”★★★ 二十五面:まいまいクラブ ”カラー”× COTTON USA (財)日本綿業振興会 ”下半分” 二十六面:井上誠耕園 ”6分の1” そとやま司法書士事務所 グランドギャラリー ピアノ あかひげ薬局 二十七面:宝くじ あさひ司法書士事務所 司法書士法人杉山事務所 キョードーチケットセンター 木本裕策コンサートツアー2009 YOKO ONO PLASTIC ONO BAND sg WANNA BE+ コンサート JARO 二十八面:毎日フォトバンク × お茶の矢野園 毎日フォーラム × ワダカルシウム製薬 ”下5分の1”★★★★★ ×→自社広告 ☆→新規企業 ★→広告復活企業 (記憶違いならごめんなさい) ワダカルシウム製薬、トヨタ、梅翁園、宝ヘルスケア(宝酒造のグループ企業)、クロレラサプライ 関連ページ 2009年7月- 12月 毎日新聞に広告を出していた企業 万有製薬
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母として今まで育ててきたというのに。 愛しい子供達よ、私を殺すというの? ――――エレナ・チャウシェスク 【1】 煌びやかな光には、仄暗い闇が付き物だ。 例え何処の国のどんなの街であろうが、その例外にはなり得ない。 光の灯る街の列から外れれば、ホームレスが屯している、なんてザラだ。 男もまた、そんなホームレスの一人だった。 一軒家を見つめ、ゴミを漁り、霞を食って明日を繋ぐ。 そんな惨めな生活を、彼は何年も続けていた。 境遇を嘆いた事はあれど、改善したいと望んだ事は無い。 現状を打開したいのであれば、何かしらの法を破らなければならない。 法に挑まなければ、どん底から夢を掴む事など出来はしないのだ。 男には、そんな勇気も度胸もありはしなかった。 だから彼は今、犯罪に手を染める事なく静かに暮らしている。 幸いな事に、同じホームレスの仲間との関係もそう悪くは無い。 過ぎたものは望まない、このまま平穏に暮らしていければそれでいい。 今の男にとっては、それが唯一の願いであった。 が、そんな彼でも、最低限の優しさのようなものはあった。 例えば、真夜中の公園に佇む子供に注意する、くらいの良心は。 小汚い自分の格好とは正反対の、如何にも上品な礼服を来た双子だった。 片方はショートヘアーの少年で、もう片方はロングヘアーの少女である。 人形と見間違いそうな程整った二人の顔立ちは、どちらも女性の様にあどけない。 いけない、と思った。 いくら日本の街と言えど、こんな真夜中では誰が徘徊しているか分からない。 加えて羽振りの良さそうな双子の少年少女と来たら、変態に襲われてもおかしくないではないか。 何をしているか知らないが、早く家に帰りなさい。 男はなるべく警戒されないように、優しい声色で双子にそう告げた。 彼の言葉を聞いた双子は、さも愉快気に顔を見合わせて、 「どうしよう姉様?一人くらいなら僕らで遊んでもいいよね?」 「横取りは駄目よ兄様。今日は"あの子"に沢山食べさせないと」 こちらなど気にも留めずに、双子は話し合っている。 彼等が言っている事の意味を、男は図りかねていた。 "食べさせる"といい"あの子"といい、一体何を指して話しているのか。 もしかすると、この子らは気が触れているのかもしれない。 こんな深夜に二人でやって来て、その上あの要領を得ない会話だ。 双子の正体は、精神病院から抜け出してしまった哀れな患者なのかもしれない。 首を突っ込むべきではなかったかと、男は少しばかり顔を青くした。 そういえば、と。 今日のこの場所は、やけに静かである事に気付いた。 この公園には、深夜になると決まって不良共がたむろしているのだ。 ところが、この日に限っては不良の一人も見かけないではないか。 気にかける程関わりがある訳でもないが、それが気になってしまった。 その時、ぴちゃん、と。 男の丁度真後ろで、液体が地面に垂れる音がした。 雨雲が現れる気配など全くしなかったにも関わらずだ。 後ろを振り向き、その時になってようやく理解する。 彼の付近に立ち尽くす木の枝に、何か棒の様なものが引っかかっている事に。 滴り落ちる液体は、それの端から流れ出ているものだった。 「えっ」 目を凝らして、それの正体に気付く。 枝に引っかかるあの物体は、人体の一部ではないのか。 本来物を掴む部位が、どうしてあんな場所で"羽休め"をしているのだ。 そもそも、あれを所有していた人間は何処に行ってしまったのだ。 「……!?な、なんだ、これ……!?」 気付くのなら、もっと早く気付くべきだったのだ。 この公園全域に広がる、日常とは無縁な異臭に。 遊具に飛び散った、まだ生暖かいであろう液体に。 遠くで転がっている、かつて人間であった肉塊に。 自分のあまりの鈍感さを、これほど呪った日はあるまい。 この公園が凄惨な殺人現場と化している事を、この瞬間まで見抜けなかったなど! 「君達一体――――」 まさか、君達がこれをやったのかと。 男が振り返ったその先に、双子の姿は消え失せていた。 その代わり、奇抜な格好をしたショートヘアーの少女が立っているではないか。 彼女の両手には、新鮮な血液が付着したナイフが握られている。 逃げよう、という思考すら働かなかった。 そう考えるその前に、男の首は切断されていたのだから。 刎ね飛ばされた男の顔には、驚愕だけが張り付いていた。 かくして、平穏な生活を望むただの人間は。 聖杯戦争という名の災厄、それが生み出した怨霊に、命を刈り取られたのであった。 【2】 むせ返るような鮮血の臭い。暗い夜でも目に付く夥しい赤。 かつて人々がたむろしていた公園は、屠殺所もかくやの凄惨さであった。 これだけ惨たらしい現場なら、次の日には新聞で一面を飾るだろう。 日本の歴史を辿ってみても、ここまで残忍な殺人事件は珍しい。 そんな地獄絵図の中で、楽しげに笑う影が二つ。 長髪の少女と短髪の少年が、シーソーで遊んでいる。 同じ色合いに同じ髪色をした彼等は、狂い方さえ同じだった。 ヘンゼルとグレーテル。 お伽噺の双子の名を冠した彼等は、無邪気に笑っている。 この双子にとっては、血肉の咲くスラムこそがお菓子の家だった。 「"あの子"何人食べたのかな、姉様」 「何人だっていいじゃない。たんと食べさせてあげましょ。"あの子"の気の済むまで」 そう言って、"グレーテル"が"ヘンゼル"に微笑んだ。 事情を知らない者であれば、仲睦まじい姉弟に見えるだろう。 周囲の殺人現場が、そんな幻想を容易く打ち砕いてしまうのだが。 "あの子"とは、双子が呼びだしたサーヴァントである。 聖杯戦争という蠱毒の参加賞として、最初に与えられる超常の僕。 今の双子にとって、彼女は共に遊ぶ親友であった。 六本のナイフを得物とするアサシン。 その真名は、正体不明の殺人鬼「ジャック・ザ・リッパー」。 生まれ損なった幾万の胎児、それらが身を寄せ合い生まれた怪異。 「警官がこぞって僕らを追いに来るね」 「警察だけじゃないわ。きっと他のマスターも一緒よ」 これだけの殺戮を行えば、他の参加者も黙ってないだろう。 格好の餌だと言わんばかりに、彼等は血眼で双子を追うに違いない。 「何人追ってくるかな?」 「沢山来てほしいわね。お茶会は大勢の方が楽しいもの」 その時は私達も遊びましょと、グレーテルが再び微笑んだ。 彼女らからすれば、殺人など遊びの一つであり、同時に世界の節理である。 殺し殺され世界は回る、それが壊れた双子が打ち出して結論であった。 「"あの子"と一緒に遊びましょ。私達、きっとずっと仲良くできるわ」 「そうだね姉様、"あの子"がいれば、今よりきっともっと楽しいや」 双子はがシーソーから降りたのは、そのやり取りの後だった。 そろそろ、一人で狩りをしているアサシンを迎えに行ってあげよう。 あの子は寂しがり屋だ。早く行って褒めてあげねばなるまい。 「沢山殺したから、明日はきっと良い事が起こる」、と。 彼女は時代に見捨てられた子供達。光を浴びずに消えていった小さな魂。 チャウシェスクの子供達、あるいはホワイトチャペルの胎児達。 生き場を失くした孤児の怨念、そんな物が街に残すものなど――。 「もし聖杯が手に入ったら、どうしようか、姉様?」 「そうね、もしそうなったら三人……いいえ、"みんな"で考えましょ」 【CLASS】アサシン 【真名】ジャック・ザ・リパー 【出典】Fate/Apocrypha 【属性】混沌・悪 【ステータス】筋力:C 耐久:C 敏捷:A 魔力:C 幸運:E 宝具:C 【クラス別スキル】 気配遮断:A+ サーヴァントとしての気配を断つ、隠密行動に適したスキル。 完全に気配を断てば発見することは不可能に近い。ただし、攻撃態勢に移ると気配遮断のランクが大きく落ちてしまう。 しかし後述するスキル「霧夜の殺人」の効果により、この弱点を克服しており完璧な奇襲を行う事が出来る。 【固有スキル】 霧夜の殺人:A 暗殺者ではなく殺人鬼という特性上、加害者の彼女は被害者の相手に対して常に先手を取れる。 ただし、無条件で先手を取れるのは夜のみ。昼の場合は幸運判定が必要。 精神汚染:B+ 精神干渉系の魔術を中確率で遮断する。マスターが悪の属性を持つ為、ランクが本来のものより上昇している。 魔術の遮断確率は上がるが、ただでさえ破綻している彼女の精神は取り返しのつかないところまで退廃していく。 情報抹消:B 対戦が終了した瞬間に目撃者と対戦相手の記憶・記録から彼女の能力・真名・外見特徴等の情報が消失する。 これに対抗するには、現場に残った証拠から論理と分析により正体を導きださねばならない。 外科手術:E 血まみれのメスを使用してマスター及び自己の治療が可能。 だが見た目は酷く痛みはしないが黒い糸がミミズのような乱雑に処置される。 120年前の技術でも、魔力の上乗せで少しはマシ程度。 【宝具】 『暗黒霧都(ザ・ミスト)』 ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:1~10 最大補足:50人 霧の結界を張る結界宝具。骨董品のようなランタンから発生させるのだが、発生させたスモッグ自体も宝具である。 このスモッグには指向性があり、霧の中にいる誰に効果を与え、誰に効果を与えないかは使用者が選択できる。 強酸性のスモッグであり、呼吸するだけで肺を焼き、目を開くだけで眼球を爛れさせる。 魔術師ならばダメージを受け続け、一般人ならば数分以内に死亡する。英霊ならばダメージを受けないが、敏捷がワンランク低下する。 最大で街一つ包み込めるほどの規模となり、霧によって方向感覚が失われる上に強力な幻惑効果があるため、 脱出にはBランク以上の直感、あるいは何らかの魔術行使が必要になる。 『解体聖母(マリア・ザ・リッパー)』 ランク:D~B 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大補足:1人 通常はDランク相当の4本のナイフだが、条件を揃える事で娼婦達が切り捨てた"子ども達"の怨念が上乗せされ、凶悪な効果を発揮する。 条件は3つ。「時間帯が夜であること」、「相手が女性(または雌)であること」、「霧が出ていること」。 全ての条件が整っているときに宝具を使用すると、対象の身体の中身を問答無用で外に弾きだし、解体された死体にする。 条件が整っていない場合は単純なダメージを与えるに留まるが、その際も条件がひとつ整うたびに威力が跳ね上がる。 この宝具はナイフによる攻撃ではなく一種の呪いであるため、遠距離でも使用可能。防御には呪いへの耐性が必要となる。 【weapon】 上述の宝具を得物とする。また、太股のポーチに投擲用の黒い医療用ナイフ(スカルペス)などを収納している。 【人物背景】 19世紀のイギリスで発生した連続猟奇殺人事件の犯人。一人称も「わたしたち」。 性格は純粋にして残酷。あどけない口調ながら頭の回転は速いが、精神的に破綻している。 他者の悪意に対しては残酷に応じるが、好意には脆く、また母親に対する強烈な憧れを持っている。 その正体は、堕胎され生まれることすら拒まれた数万もの胎児達の怨念が集合して生まれた怨霊。 怨霊は魔術師により呆気なく消滅されたが、その後も残り続けた噂や伝承により反英雄と化した。 【サーヴァントとしての願い】 胎内回帰。 【マスター】ヘンゼルとグレーテル 【出典】BLACK LAGOON 【マスターとしての願い】 一緒に"永遠に"生き続ける。 【weapon】 『戦斧』 「ヘンゼル」が使用。何の変哲もない二本の片手斧。 『M1918(BAR)』 「グレーテル」が使用。20世紀に多用された自動小銃。 【能力・技能】 殺し屋、あるいは快楽殺人犯として培った殺人技術。 また、両者共に倫理観が完全に破綻している。 【人物背景】 揃って喪服のような黒い服を着用したプラチナブロンドの髪を持つ可愛いらしい男女の幼い双子。 殺人を「遊び」と称す極めて危険な殺し屋であり、同時に倫理観の欠如した快楽殺人犯でもある。 元は共産党政権時代のルーマニア出身の孤児だったが、政変の影響で多くの子供達と共に施設から闇社会に売られ、 スナッフフィルムへの加害者としての出演、その後始末の片棒まで担がされた事で精神が破綻してしまった模様。 殺さなければ生き延びられなかった境遇から、「殺した分だけ自分たちの寿命を延ばせる」という思想を持つようになっている。 互いをそれぞれ「兄様」「姉様」と呼び、髪型や服装を交換することで声や人格をも入れ替えることができる。 よって、「ヘンゼル」は「グレーテル」であり、同時に「グレーテル」は「ヘンゼル」でもある。 本来聖杯は「グレーテル」だけを招くつもりだったのだが、上記の性質から双子を揃って呼んでしまったようだ。 【方針】 楽しく遊ぶ。
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「ぶはっ、ハゥぅ!貴様何をする!」 魔法で造り出されたチョコレートの噴水から救出された蒼の剣士、ダーイシがチョコレートまみれで イイクボさんに掴み掛かる 「落ち着いてダーイシ、私達の目的は剣術ナンバーワン大会じゃないはずよ」 「貴様に何がわかる!剣士には絶対に負けられない戦いというものが・・・お前ら何がおかしい!」 「ブフォ!!」 「プッ、ウケるぜw」 パラパラパラっ・・・ ダーイシが喋る度に低温で固まったチョコレートがポロポロと全身から落ちる その様を見てお頭とマサキちゃんがいちいち笑うのだ これはマズい、そのうちこの人キレる・・・ここはフォローしないとマズいんだろうね 「さっきは有難うございます、ウチのサヤシが失礼をして済みません。取りあえず服を着替えては・・・」 「あ、あぁ・・・」 服の話題を振ったら蒼の剣士、ダーイシは俯いて黙りこんでしまった。 えっ?私何か悪いこと言った? 「いや、ダーイシはいつも一張羅だから・・・」 バツが悪そうにイイクボさんが口を開いた。 そうか・・・それはスマンかった 「ねー、いっちょうらってなにー?」 マサキちゃんがイイクボさんに無邪気に尋ねる 「あ?つまり貧乏ってことだろ」 言ってはいけない一言をさらっとお頭が言い放った 暫し、シーン・・・と場が静まりかえる こ、これは何とかしないとマズいんだろうね! 「ま、マサキちゃん!ジャンプしてダーイシさんに服を取ってきてあげて!」 「いや、私はいい、この服は古い友から貰った大事な・・・」 「了解っ、じゃあ行こうかだーいし!・・・ぴょこぴょこぉ~、ジャーンプ!」 「ちょ、な、何をするやめ・・・うわぁあああああああ!」 ちょ!確かにいきなりかい! マサキちゃんとダーイシの周囲の空間が歪みジャンプで何処かへと飛び去ってしまった 一体どこ行ったのさ!?ちゃんと帰ってくるか超心配なんですけど 「大丈夫だ。マサキのジャンプは跳ぶのが3人ぐらいまでなら狙った場所へ跳べる」 「そ、そう・・・えっ?じゃあ私達が跳んだジャンプは?」 「・・・まぁそういうことだ」 監獄島から脱出したときのジャンプはいちかばちかのランダムジャンプだったらしい う~ん、こうしてちゃんと命がある分アタリだったのかハズレだったのか・・・ じー・・・何か嫌ぁ~な湿った視線を感じる。私はその視線の方向を見る サヤシ?・・・あ、もしかしてさっきの 「かのんちゃんのバカ・・・」 そう言ってサヤシは拗ねた顔でぷいっと横を向いてしまった。これはまためんどくさいことになったんだろうね。 とうっ、シュタッ!私はいついかなる時も油断していない。 急に妙な能力で何処かに飛ばされたとしても華麗に着地す・・・ 「どーん!」 「うぉっ!」 背後からいきなりの衝撃・・・さっきの能力者かっ! 「貴様っ!どういうつもりだ!」 「うへへへ」 「うへへじゃない!此処は何処だ!?」 妙な場所だ、恐らく何処かの山の頂上・・・切り立った岩壁が四方を囲む 辺りを見回しても道らしきものはない 赤いゲートのようなものがある、ゲートには◇を連結させた紙の飾り 何か宗教的なモチーフのゲートのようだ 「うへへ、ここはまぁちゃんのウチだよ」 まぁちゃん?・・・コイツの家ということか 「いいから早く元の場所に戻・・・」 !? 急に周囲が暗くなった、私を覆う巨大な影・・・背後の気配・・・二人か 地面に映るシルエット・・・鳥?いや、人間?どちらにせよ異形の姿だ 私は銀牙と月光に手を掛け、バッ!と振り返った 一人は男、赤い鼻の伸びた面を被り、もう一人は女、黒い鳥、カラス?のモチーフの面を被り 背中に各々、白と黒の大きな翼が生えている。 「あれぇ、まぁちゃんお友達?なんまら可愛い子だべさ」 「ブフォ!!でも茶色まみれじゃのう」 異形の者達は極めて普通に人語を話し始めた。少々訛りは酷いが。 どうやら敵意は無いらしい 「彼らは?」 「まぁちゃんのちちとははだよ~」 ちち・・・はは・・・父・・・母・・・コイツの両親か 「ブフォフォフォ、風呂にでも入ってゆっくりしていくがよい」 「安心するべ、そのう○ちまみれのお洋服は洗っておくべさ」 ちっ、違う!・・・チガウ・・・違う違う違う違う違う違う違う違う!!! これは断じて、断じてその・・・アレじゃあない!!! 「ちが・・・」 「いいから早く脱ぐぅ!ぴょこぴょこ~、ジャーンプ!」 ぶーん、という音と共に私の周囲の空間が歪む・・・チッ!また跳躍か! 私は跳ばされても着地出来るよう、再び身構える ぴょいーん!と跳躍の音、今度は何処に跳ばす気だ! ・・・ん?さっきと同じ風景 跳んでいない?一体今何を・・・妙に体が軽い気が・・・ 「ブフォ!!見事につるぺたじゃのぅ!」 「ちょっとアンタぁ!何見てるべさ!」 バキッ!赤い面の男の顎に炸裂するカラス面の女の拳 その後、数秒して私は二人の言葉の意味をようやく理解しその場にしゃがみ込んだ。 「きゃあああああああああああああああああああああああ!」 嘘だ嘘だ嘘だ! 見ず知らずの男に裸に見られた・・・そんなの絶対嘘だ! 「じゃあお風呂行くよ、ぴょこぴょこ~、ジャーンプ!」 跳躍!?この体勢で?ふざけ・・・ ドボーン! あ、あ・・・あっちい!!! 突然何処かの水中に投げ出された私はその熱さにたまらなく跳び上がった 周囲は一面雪を被った岩肌、湯気が立ち込めている・・・温泉? 熱さに身体が慣れ、冷静に状況を判断できるようになったところで ぴょい~んと音がなり目の前上空の空間が歪んだ ドボーン! あっちい!誰かが落ちてきて飛び散る湯が顔にかかる 目に入って視界がぼやけた・・・跳んできたのはアイツだろう 「うへへへ、お待たせ」 別に待ってない!うっすらとシルエットが見えてくる・・・マサキとかいう能力者 許さんぞ・・・度重なる恥辱の連続、絶対に許さん! 「おいっ!きさ・・・」 貴様っ!と言いかけたところで目に入った湯と湯気でぼやけていた視界がハッキリした ・・・嘘だ。そんなの嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ! 「ん~、どうしたの~?」 ガキのくせに私より・・・大きい。そんなの絶対嘘だっ!!! 「これしか無いのかっ!」 温泉から上がった後、いきなり私の服を転送した能力者マサキが代わりに持ってきた服を見て私は愕然とした これを・・・私が着るのか? 「えー、かわいいじゃんいちごー」 全面に苺のプリントの服・・・一体何処で手に入れたんだコレは 「着てみなよ~、絶対似合うからぁ」 「いやいやいや、似合うとか似合わないとかじゃなくてだな!」 「えー、わがままだなぁもう。じゃあコレはー?」 熊とロバのプリントのTシャツ。これならまだ・・・ 「なんまら可愛いシャツっしょ~?超お買い得だったんだべ。なんと990ダークネス!」 ”はは”が出てきて自慢げに解説してくれた 安い・・・だがなかなか味があるシャツだ。熊族とロバ族が平和に共存している心暖まる絵柄がポイント高い 服は値段じゃない、素材じゃない。作り手の想い、着る者の想いこそが重要なのだ 気に入った!私はシャツを手に取り袖を通す 「まぁ、ピッタリ!よかったべさぁ、まぁちゃんの胸がキツくなって着れな・・・」 あああっ!言うな!それ以上は言うな!あーあーあー聞こえない!聞こえないぞ! 「いま父ちゃんが芭蕉扇で青い服乾かしてるから。あ、気に入ったならその服はあげるべさ」 芭蕉扇?なんだそれは?疑問に思った瞬間、ビュウウウウウウウウウウウウウウウ!と物凄い風の音が近くから聞こえ 音のした方を見ると青い物体がひらひら宙を舞って谷底へ落ちて行っている・・・って、ちょ!あれ私の服じゃん! 「おぉ、スマンのぅ。少し力が入り過ぎてしもうた。」 ノースランドのおよそ真ん中らへんに聳え立つ巨大な氷の城、ノーザンクロス その天守閣の広間の玉座に座り、水晶玉を冷たい目で見つめる人影があった。 「ヘケート様、サンダーウルフが討ち取られました」 「あぁ、今見た」 登城してきた配下の女性士官の報告にだるそうな声で応える喪服のような黒いドレスの女 氷の魔女と呼ばれ1000年近くもの永い間ノースランドの住人に恐れられてきたヘケート、その人である。 「如何されますか?」 「あ?アイツはまだ死んでねぇよ。ねぇショージ?」 魔女は微動だにせず隣に立つダビデ像なような筋肉の屈強な男に語りかけた すると、微動だにしていなかった男の胸の筋肉がプルプル、プルプルと震え出す 「ミ、ミ・・・」 「その名前で呼ぶんじゃねぇよ!黙っとけこのごくつぶしが!」 何事か言葉を発しようとした男を一喝する魔女 シュン、と悲しそうな顔をする男・・・そんなやり取りを無視して女性士官が言葉を続ける 「死んでいないとはどういうことでしょうか?」 「アイツにはアタシの魔力を与えてある。つまり”永遠”の力もほんの少しだけアイツの中に入ってるのさ、ねぇショージ?」 「ミ、ミ、ミk・・・」 「だからその名前で呼ぶんじゃねぇよ!またかき氷100杯一気食いさせるぞオルァ!」 「か、かき氷100杯・・・」 女性士官が眉間を指でつまむ。想像するだけで頭がキーンとしたのだろう。 「アタシに逆らう奴ら、少しは楽しませてくれそうじゃないか。退屈なんだよ、永遠っていうのもさ」 魔女は一瞬だけ遠い目をした後、口元をほんの少しだけ動かして冷たい微笑を浮かべた 「かのんちゃんのバカ・・・」 そう言い放ったサヤシの目は少し潤んでいるように見えた さっきは少し言い過ぎたかもしれない 「サヤ・・・」 声を掛けようとした瞬間、私の耳はその”音”を捉えた ゴロゴロゴロゴロ・・・上!? 私は無我夢中でサヤシに駆け寄る 「サヤシ、危ないっ!!!」 もうタックルのような形でサヤシの身体を抱いてその場から押し出す 「ちょちょちょ!かのんちゃ・・・」 ビシャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!! 背後で鳴り響く雷鳴の音・・・間に合った! 振り向くと落雷がさっきまでサヤシの居た場所の雪を一瞬で溶かし水蒸気を発生させていた ウォオオオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!! 同時に、獣の声・・・この声は 「どこだぁ!蒼の剣士!」 水蒸気の靄の中から現れたシルエット、それはダーイシが倒したはずの狼獣人達のボス! 胸にはダーイシが双剣で付けた「×」の字型の傷・・・でもその傷が塞がりかけている 死んだはずなのに一体どういうことなの!? 「ミ・・・いや、ヘケート様!感謝するぜぇ!暗黒魔力マンセーーーーーーーーーーーーーー!」 狼獣人がマンセー!と叫ぶと同時に「×」の字の傷跡から何かドス黒い力が溢れ出し、完全に傷を塞いだ 「気をつけて!その獣人から禍々しい魔力を感じます!」 イイクボさんが高い声で叫んだ・・・魔力?アイツにも魔法の力があるってこと? 「蒼の剣士はどこだぁ!人が名乗ってる途中に斬りやがってあの小娘!」 狼獣人は激しくご立腹のようだ・・・そりゃ一度殺されてるから当然なんだろうね 「いいだろうそこの狼、私が代わりに相手になる。名を名乗れ!」 そう言いながらぬっ、と私の身体を隠すようにサヤシが一歩前に踏み出た・・・てっ、敵にも上から目線!? 「お、おぅ!俺様はヘケート様配下の一番隊隊長、雷の牙ことサンダーウルフだ!」 「では私も名乗ろう、私は鞘師の一族の末裔、サヤシリホ!」 リホ?リホっていうんだ下の名前・・・今更だけど初めて知った 「あ?お前噂のインフルエンザブレードだな!面白ぇ!この俺様が黒焦げにして喰い殺してやるぜぇ!」 凶悪な牙を剥き出しにして狼獣人が身を構える バチ・・・バチバチバチバチ・・・ 姿勢を低くして全身に力を込めた獣人の身体に青い光が走り始めた・・・さっきの雷ってやっぱりアイツが!? 「かのんちゃん!私と逆に走って!」 そう言い放って私を突き飛ばすとサヤシは明後日の方向に走り始めた 逆に・・・って サヤシ、まさか私を攻撃の的から逸らすためにわざわざ派手に名乗ったの!? ビシャーン!ビシャーン!ビシャーン!ビシャーン! 狼獣人の身体から次々に雷撃が放たれる サヤシが走った後に次々と走る雷光、溶けて濛々と水蒸気になっていく雪 「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 剣も抜かず必死に両手を振って走るサヤシ 何とかギリギリで雷撃を避わしているけど全然余裕無さそう その行く先は・・・ 「おいバカ!こっち来んな!」 「こっ、これはマズいことになったとね!」 「う、嘘ぉ!」 慌てて背を向けて走り出すお頭、KY、イイクボさん 「ガハハハハハハ!さっきの威勢はどうした?逃げるだけか?」 このままじゃやられるのは時間の問題 ドキドキドキドキ、自分の心臓の鼓動が大きく聞こえる どうする?香音 いや~、足が震えてきた。嫌だ嫌だ嫌だ、嫌だけど、怖いけど でもやるしかないよね 「ヘーイ!そこの漏電ウルフマン!ウチと貿易するぅ?」 出来るだけデカい声で叫んだ、中指を立てて変顔をしながら 一瞬でもこっちに注意を向ければサヤシ達が反撃してくれるはず 「あぁん?何だテメェ!ナメてんのか?焼豚にすんぞ!!!」 キター!やっすい挑発に乗って狼獣人がこっちを向く・・・って焼豚ぁ!?ふざけんなゴルァ! back 『VariableBlade 第二話 「剣と剣、人と獣」』 next 『VariableBlade 第四話「卒業試験と音速の剣」』
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登場人物 愛良麻耶 紅に染まる学校の屋上で今まさに魂を賭けた契約が成立していた。 「君の願いはエントロピーを凌駕した」 私の胸から夕陽色のソウルジェムが取り出される。 仄かな温かさを秘めるそれは、私の手に収まった。 白くしなやかな身体のインキュベーダーは屋上の鉄柵から、私の顔を覗き込む。 「おめでとう、麻耶。これで君は晴れて魔法少女になった」 「うん・・・!」 瞳を閉じ、ソウルジェムを握る。 (心が軽い、今までの事が嘘みたい・・・!) 麻耶は今日、ここから飛び降りる気だった。 数ヵ月前から私の心は闇に覆われ、ずっと死ぬことばかり考えていた。 そんな暗い日常の中でキュゥべえに出会い、魔法少女の事を知った。 「さぁ、麻耶。さっそくだけれど初陣だよ」 「え・・・! もう!?」 覚悟はしていたつもりだが少々面食らった。 まさか過酷な運命がこんなにも早く巡って来るなんて。 肩にキュゥべえがひらりと飛び乗る。 (だけど・・・いずれ戦うなら今日でも明日でも同じこと・・・!) 願いによって得られた強い心は揺らがなかった。 ソウルジェムから光が溢れ、私の身体を包み込む。 絵にかいたような明るい色の”魔法少女″の衣装は、ひらひらと揺れた。 「えへへ・・・ちょっと恥ずかしいね」 「来るよ! 気を付けて!!」 「うん・・・!」 見慣れた景色が見る見る変わっていく。 魔女の結界は、麻耶の予想に反して煌びやかな物だった。 吊り下げられたクリスタルのシャンデリアが揺れ、壁には一面金細工の模様が走っている。 「これが・・・魔女の結界・・・」 「結界の主の魔女は最深部に居るよ」 「相手の懐まで潜り込まないといけないわけね」 過剰な装飾の扉を押すと、赤絨毯の渡り廊下が続いている。 下は底が見えない吹き抜けだ。 「・・・」 コツコツと進んでいくと、先ほどよりも豪華な扉が現れる。 (これを開くには骨が折れそうだ) 「気を付けて!」 振り返ると、吹き抜けから何かが這い上がってくる。 それは金の細工でできたニワトリだった。 「何あれ・・・!」 「使い魔だ! 結界に住む魔女の手下だよ」 「倒さなきゃいけない相手ってことか」 (大丈夫、今の私は戦える) ソウルジェムが光り輝いた瞬間、手には穂先に刃のついた槍が握られていた。 「おっと!」 使い魔が吐き出した金の砲弾を避けると、自分でも信じられない速度で一気に駆け抜け、槍の刃で首を落とす。 振りぬいた槍を回すように構え直し、砲弾を射出しようとする使い魔に一気に投げ抜いた。 激しい金属音と火花と共に、使い魔が砕け散る。 横から迫る最後の使い魔に向けて、何も持たない手を構え。 そこからいきなり出現させた槍で、使い魔を一気に貫いた。 「よし・・・!」 (イメージ通り・・・いや、それ以上に戦える。これなら大丈夫) 豪華な装飾の割に、押された扉はあっさりと開く。 結界の最深部と思われる場所についた。 煌びやかで西洋の屋敷のように統一感のあった今までの場所とは裏腹に、その空間はとにかく雑多だった。 札束や金銀宝玉、絵画や彫刻などあらゆる富がゴチャゴチャと積み重なっている。 醜い茶褐色の存在が、欲望の底で蠢いている。 直感でわかる、あれが魔女だ。 王冠を被った魔女は、先端に手のついた無数の触手を花火のように放出して、私を取り囲む。 「はぁ!!」 両腕に槍を作り出し、薙ぎ払うようにして進んでいく。 投擲した槍が、魔女を貫いた。 懐に潜り込む。 次々と槍を出現させ、魔女を滅多刺しにしていく。 幾本目かの槍を槍を突き刺したとき、魔女の触手が私の身体を掴んだ。 「そうだ・・・!」 貫いた槍を持ったまま、あることを念じる。 巨大化した槍が、魔女の身体を引き裂いた。 「倒した・・・」 風景が見慣れたものへと変わっていく。 すっかり宵色にそまった屋上に、私は佇んでいた。 「おめでとう、麻耶。これが戦利品だよ」 キュゥべえは黒い簪の様な者を咥えて、私の足元に歩み寄ってくる。 「なに、これ・・・?」 「これはグリーフシード、魔女が落とす物で魔法少女にとって生きるために必要不可欠な物でもある」 「なるほど、それで魔法少女は魔女と戦わなければならないってことか」 勝てて安心した以上に、なんだか急に気が楽になって。 私はその場に倒れこんだ。 「あははは・・・! あははははは! なんだろう・・・すごく気分がいいや」 「どうやら君の心の病は、さっきの魔女の口づけが原因だったようだね」 「魔女の口づけ?」 キュゥべえによるとそれは魔女が標的になった人間につける刻印の様な物らしい。 付けられた人間は精神を狂わされ、交通事故や自殺に追い込まれる。 もっとも、私のように数ヵ月も耐えられることは珍しいらしいけれど。 「私以外にも、沢山の人が魔女に殺されてるの?」 「この辺りは他の場所よりも比較的魔女の出現頻度が高い、魔女によって死亡に至る人間も相当な数になるだろう」 「・・・」 明日は私の友達や、両親が魔女によって殺されるかもしれない。そう思って奥歯を噛みしめる。 あの辛く陰惨な気持ちは思い出したくもない。 絶望を振りまき、人々を死に追いやる魔女は許しせない。 「私は・・・魔女を倒す、倒し続けてみせる」 夜の中で、ソウルジェムが一層明るく輝いた。 それからの私の人生は薔薇色だった。 魔力で強化した身体なら体育は常にトップクラスの成績、 勉強もたった一度聞いただけで簡単に覚えていく。 「魔法少女ってなかなか役得よねー」 そんな軽口まで叩くようになっていた。 私の人生は今充実している、たった一つを除いて・・・。 「麻耶ー、今日こそ遊びにいこー!」 「ごめーん、今日も予定があるんだっ!」 「またかー、最近付き合い悪いなー・・・」 魔女退治は予想以上に大変だった。 やっていた部活動も退部し、毎日夜が更けてから帰宅している。 ・・・それでも止めるわけにはいかない。 明日には私の身近な人が犠牲になるかもしれないんだ。 魔女の口づけの恐怖に、身震いする。 「ここね・・・」 ソウルジェムの反応を頼りに、私は歓楽街を歩いていた。 魔女はどうも、こういう陰のある場所を好むようだ。 「結界だよ、気を付けて! この反応はおそらく使い魔じゃなくて魔女だ」 「大丈夫、もう慣れたものよ!!」 周囲の風景がサイケデリックに歪み、現実と空想が交差する。 魔女の結界へと突入した。 「っ、うわぁ!!」 結界の中は円形の吹き抜けだった。 周囲は鏡のようなガラスで、自由落下する私の姿が細くなって映っている。 「こ、こういう結界もあるのかっ!」 下から空気抵抗の突風を受け、舌を噛みそうになりながら呟く。 キュゥべえは相変わらずの無表情で私の頭に捕まっていた。 「こ、のっ!!」 槍を作り出し、横に構えて左右に伸ばす。 周囲のガラスが甲高い音を立て、2本の溝を伸ばしていた。 私は両手で槍を掴み、幾分か速度が緩くなった落下に身を任せる。 下から球体を鎖状に繋ぎ合せたような使い魔が迫ってくる。 「よ、とっ!!」 私は槍の上に身を乗り出すと、両足を槍にかけ宙吊りになる。 空いた両手に槍を持ち、使い魔を串刺しにして空中に置き去りにした。 ガラスの吹き抜けの底、結界の最深部と思わしき場所が見えてくる。 そこには一際大きな灰色の球体がこちらを睨んでいた。 「自分から結界の最深部に引き込むなんて、ずいぶん好戦的な魔女みたいね」 不気味な球体であるそれは身を震わせると、悪風ともいうべき魔力の波を放った。 「・・・ひっ!?」 私の身体が黒く変色していく。 指先が砂のようにボロボロと崩れ始めた。 しかし。 「!」 ソウルジェムが光り輝くと、魔法陣が私の体を包んで魔力の浸食を弾き返し、再生する。 よくわからないが効かないというならこっちのものだ。 両壁を引っ掻いていた槍を消すと、一気に落下速度を速めて急接近する。 そして身体をとんぼ返りさせ、槍を作り出すと。 「はぁ!!」 落下のエネルギーに身を任せ、穂先の刃で一気に魔女を両断した。 「お見事だね、麻耶」 結界が消失し、再び風景が現実へと戻っていく。 グリーフシードを拾うと、まじまじと私の指先を眺めた。 「不思議・・・。あの魔女の攻撃で崩れたかと思ったのに」 「君は魔女の口づけから解放される願いで魔法少女になった。つまり君の固有魔法は”魔力に対する抵抗”なんだ」 「相性のいい相手だったってわけね」 便利なものだまじまじと自分のソウルジェムを見つめなおす。 少し生まれた濁りをグリーフシードに吸わせると、そのまま背を向けた。 すべてが順調・・・のはずだった。 それでも非日常の浸食は、確実に私の生活を蝕んでいく・・・。 『売女』『夜遊び女』・・・。 そんな心無い誹謗中傷が、私のノートに書き殴られていた。 歓楽街をうろついていた私の姿が見られたらしい。 最近調子のいい私に対する妬みなのか、陰湿な行為は全てのノートに及んでいた。 「誰よこれ! こんな古臭い手で!! もう帰ろう、麻耶!!」 「うん・・・」 そんな中で、親友の・・・島原あかりだけは普通に接してくれた。 もう、私が街を守る意義はあかりだけになっていた。 夕陽の中の帰り道。 明るく語りかけてくれるあかりの隣で私は、ソウルジェムの反応を感じる。 私はあかりと別れ、廃ビルを歩いていた。 首筋に魔女の口づけを受けたクラスメイトを見つける・・・。 「・・・っ!」 私の隣で陰口を言っていた子だ・・・。 すれ違いに私を睨んでいた子だ・・・。 こんな子の為に私は・・・。 暗い考えが頭をよぎったが、すぐに頭を振り考え直す。 そっと後をつけ、同じように口づけを受けた何人かが集まっている場所にたどり着く。 「・・・大丈夫、これはグリーフシードの為なんだから」 熱に浮かされたような眼の皆に対して魔法陣を展開すると、 “抵抗”の力であっという間に全員が正気に戻った。 「これで使い魔だったら承知しないわよ・・・」 「安心していい、この反応は間違いなく魔女だ」 どこからともなく現れたキュゥべえが、私の肩に飛び乗った。 2重螺旋の階段が、その魔女の結界だった。 暗い中を延びる赤と青の階段が絡み合って天上へと延びている。 「・・・ねぇ、キュゥべえ。私以外にも魔法少女って居ないの」 「少なくとも、ここ月宮(つきのみや)にいる魔法少女は君一人だ」 「もう、限界だよ・・・」 ポロリとこぼれた本音だった。 もう嫌だった。一人で秘密を抱えるのも、戦い続けるのも。 ひたすら親に心配されるのも、一切の付き合いが絶たれるのも・・・。 しかし白い異星人は澄ました声で答える。 「何が不満なんだい、麻耶。他の地域ではむしろグリーフシードを巡って縄張り争いが起きることすらある。 こんなに魔女が多く発生する場所を一人で独占できるのはむしろ恵まれていると言っていいのに」 「・・・っ! そうじゃない、そうじゃないのに・・・!!」 「あああああああああああああああああああああああああああああっ!!」 その結界の魔女は強かった。 お互いの足を食らい合う双子のような魔女がグルグルと廻り。 私の左手を食い千切った。 あるべきものが無い喪失感。 身体の重心が崩れてうまく立てない。 恐い・・・! 恐い恐い恐い恐い恐い恐い・・・!! 「嫌だ、死にたくない・・・!」 戦う必要なんてないじゃないか、守る必要なんてないじゃないか・・・。 どうせ犠牲になるのは・・・今回のクラスメイトのような奴らだ。 私は背を向け、青い階段を転がり落ちるように逃げて行った。 数日後。 私の身体はソウルジェムの力で完全に元に戻った。 だが、取り返しの付かないものがあった。 私は喪服を着て、親友の葬式に出ていた。 あかりの首筋には、クラスメイトの物と同じ口づけがあった。 「うわああああああああああああああああああああああああああああ!!」 もう嫌だ、もう嫌だ、もう嫌だ、もう嫌だ!! 私は叫びを上げて、会場から逃げ出した。 「もう嫌だ、もうたくさんだ! もう嫌だ!!」 私は頭を掻き毟りながら、叫ぶ。 「キュゥべえ! キュゥべえ!!」 「なんだい、麻耶」 「契約を解除して! もう魔法少女なんかやりたくない!!」 「それは不可能だよ、一度魔法少女になってしまったらもう戻ることはできない」 「あああああああああああああああああああああ!!」 おかしい、不公平だ。 なぜ死んだのがあかりなんだ、なぜ魔法少女が私なんだ。 狡い、狡い、狡い。 他の魔法少女は、たった一度の望みを叶えてその運命を選ぶのに。 私はなし崩しの下らない望みでこの運命を背負わされている。 あかりは誰よりも優しかったのに、狡猾な者が生き延び、あかりが代わりに死んだ。 狂っている、間違っている、歪んでいる! 「こんな世界・・・」 呪われてしまえ
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「ふふっ、意外に積極的なのね。嫌いじゃないわよ、そういうの」 「は? なぜ? えっ、どこへ?」 「いいからいいから」 戸惑う対象<ターゲット>の反応を無視して女性は彼の腕を引っ張って先を歩く。 そのまま彼の尾行を続けようと思った矢先、後ろから放心めいた声が聞こえた。 不覚にも背後を取られてしまったらしい。 警戒しながら振り返ってみたら――。 「ラ、ラブリーン?」 魔女探偵ラブリーンの格好をした小さな女の子がいた。 まさか、こんなかわいい同業者に巡り合うとは――。 彼女の手に収めていた玩具の虫眼鏡がコロリと地面に転がる。 『素行調査は弊社におまかせ!』 転がった拍子でボタンが押されたのか、搭載されている効果音が夏の空に響いた。 ~ Beauty of Destiny ~ 「そんなラブリーンに会ったんですよ」 「いやいや、魔女探偵よりも"番長"の件について私は聞きたいんだが」 処変わって希望ヶ峰学園、東地区にある学生食堂の一つ。 二代目"超高校級の料理人"が取り仕切る第三学生食堂で遅い夕食を取っている時だった。 既に明日の仕込みも終わっているようで、僕らの座る席しか照明は点いてない。 余談になるけど、二代目"超高校級の料理人"は僕が学生時代に在籍した初代"超高校級の料理人"を超えるべく山篭りしたらしい。 そしたら何故かオーガニック系の料理人として覚醒し、自然志向のメニューばかりが名を連ねるようになった。 「もちろん彼の調査に抜かりはないですよ、学園長」 「今は名誉顧問だよ誠君。……おっと、そろそろだね」 そう言ってペリペリと蓋を開けて、香り立つ湯気が浮き上がる。 元・学園長、現・名誉顧問である霧切仁氏と夕食を交えての報告はカップラーメンという何とも貧相なメニューだった。 僕はCUP GOKUBUTOのしょうゆ味、学園長はシーフード味だ。 太目のちぢれ麺を啜り、しばらく空っぽになっていた胃袋の再起動を図る。 「ズズ……んぐっ。最初は"番長"っていうから大和田君みたいな人かと思っていたんですが、まったく違いましたね」 「写真で見た彼の姿はごく普通の高校生だったよね?」 「はい。寡黙で積極的に前に出るタイプではなさそうですが、人付き合いや面倒見が良くて交友関係は広くて深い関係でしたね」 「それなら"番長"の資質であるリーダーシップの要素は十分に兼ね備えているね」 「証拠は掴んでいませんけど、連続殺人事件の容疑者である高校生を確保したのも彼らのグループらしいですよ」 「その情報の出処は……?」 「探偵王子、ですよ」 「へぇ、白鐘家の五代目に……」 「下手な腹の探り合いをするより素直に正体を明かせば聞きだせるっていうのが、現・学園長のアドバイスでしたよ」 一度箸休めをして、懐から名刺を一枚取り出す。 『希望ヶ峰学園 学生課 霧切 誠』 そう記載された名刺を例の探偵王子に渡したら吃驚していたし。 やはり同業者の間では今も尚、霧切の名は健在だったようだ。 ――――― ここで一つ、個人的な話をしよう――。 今の僕の仕事は来年に入学する第八十八期生の高校生たちを探し出すスカウトマンだ。 この国の将来を担うであろう彼らを追い求めて西へ東へ全国を駆け回っている。 今回も八十神高校に通う高校生・鳴上悠(ナルカミ ユウ)君が"超高校級の番長"として入学できる人物かを調査してほしい、という学園長の指示の下で稲羽市八十稲羽まで足を運んできたわけで。 少し前までは連続怪死事件の舞台で大騒ぎだった場所だ。 容疑者と思しき高校生が逮捕されてからは治安が戻ったのか、住民達からも情報を聞き出しやすかったし。 そんな中で前述したように、僕は鳴上君にバレないよう尾行をしていたら魔女探偵ラブリーンの格好をした女の子と遭遇した。 ――正確には、その鳴上君が居候している家の従妹、堂島菜々子ちゃんに。 「ところでムコ殿」 「なんですか、お義父さん」 フリーズドライされたタマゴとナルトを口に運んでいる時にあまり呼んでほしくない呼称を使われる。 「八十稲羽は人材の宝庫なのか? もし私が現職だったら二代目の"探偵"と"アイドル"も本科の候補に挙げているところなんだが……」 「僕も思いましたね。ついでに調べてきますか、って尋ねたら"必要ないわ"って一蹴されましたよ」 ジュニアアイドルとして短期間で準トップアイドルまで上り詰めた久慈川りせ、通称りせちー。 警察捜査に大いに貢献してきた探偵一家の五代目にあたり、連続殺人事件の調査で八十稲羽にいた白鐘直斗。 二人とも原石で、磨けばダイヤモンド級の輝きになるのでは、って最初は思っていたけれど。 「でも彼を調査して思いましたね。八十稲羽にいるからこそ真価を発揮するんじゃないのかって……」 「八十神高校に転入する前はごく普通の高校生だったらしいね」 「何だか昔の僕に通じるものがありましたよ。それに……」 「それに?」 「まだ例の事件は解決してないような気がするんですよね、元・探偵助手の勘がそう騒ぐんです」 「もし新たな事件が起きれば、また彼らは動き出すな」 「真実を追い求めて……。昔の僕らみたいに」 「そこまで言えば答えは出ているようだな」 「はい」 残ったスープを一気に飲み干して、ごちそうさま。 口元を軽く拭って席を立つ。 「それでは。今からこの一件を学園長に報告してきます」 「孫の顔を早く見たいってことも伝えておいてくれ、誠君」 「そうなったら誰が学園長の代理をすると思っているんですか?」 「君以外に他に誰がいるって言うんだい?」 「勘弁してください、評議委員の人達が黙っていませんよ」 ただでさえ、今の学園長は就任して2年目の時期なのに。 ――――― 生徒の立ち入りが禁止されている教職員棟も職員ならば自由に行き来できる。 その廊下を足早に進んだ先にある目的地には"学園長室"というプレートが掲げられていた。 扉を軽くノックして一声かける。 「失礼します、学園長」 『……どうぞ』 数日ぶりに聞いた生の声を聞けたことが嬉しく、少しに強めに扉を押し開いた。 「あら、もう来たの。早かったわね」 奥のデスクで食事をしていたと思われる学園長――霧切響子、もとい僕の妻が笑顔で迎えてくれた。 その手にはCUP GOKUBUTOの期間限定・クラムチャウダー味の空容器があった。 ……意外にチャレンジャーだね、響子さん。 「はい、報告を直接お伝えしたくて」 「そう……」 空容器をゴミ箱に入れ、黒縁の伊達メガネを掛ける響子さん。 仕事モードに切り替えるためのアイテムで、その時に『響子さん』なんて呼べばたちまち怒られてしまう。 「学園長、単刀直入に申し上げます。"超高校級の番長"である鳴上悠君の入学を見送ってほしいです」 「……その理由を聞かせてくれるかしら?」 「彼が"超高校級の番長"として覚醒したのは八十稲羽という環境下にいると思うからです」 続けて、というアイコンタクトをメガネ越しの瞳から受け取る。 「ごく普通の高校生として学業や部活やアルバイトに励み、居候先の家族や学校の友人、町の人々といったコミュニティとの交流を築いていました。 しかも現在進行形で築き上げた絆は一回りも二回りも大きくなっていると感じます。 勇気・知識・根気・伝達力・寛容さが「わかったわ」……学園長?」 今度は伊達メガネを外して僕を見つめる。 プライベートに切り替えるサインの一つで、僕個人としての意見が聞きたいらしい。 余談だけど、プライベートモードで『学園長』なんて呼ぶと腰に手を添え、僕の鼻先に指を当てて「めっ」と咎めてくる。 「彼とその友人達が連続怪死事件の真相を追っているという噂を聞いたんだ」 「その容疑者は先日逮捕されたんじゃないかしら?」 「容疑者の高校生を逮捕したのも彼らだっていう説がある。危険を顧みずに一連の事件の解決のため奔走する姿を見ていると昔を思い出してしまうよ」 「昔の私達みたいに?」 「そう。……それにあの事件はあれで終わったようには見えないんだ」 「あら、奇遇ね……。私もそう思っていたの」 「僕らはもう探偵として活動できない分、彼らに託そうと思うんだ。"超高校級の希望"を」 直接彼らに僕らの気持ちを託したわけではないけれど、真実を追い求める姿は昔の僕らと同じだった。 彼らならどんな苦境であろうと、どんな強敵だろうと、決して諦めない強さを持っている。 「……そう、わかったわ。今回の一件は見送ることにするわ」 「えっ、そんなにあっさり引いていいの?」 「他に重要な話が動き出したこともあるわ。……誠君、少し付き合ってもらえるかしら?」 指先でクルクル回転させているのは彼女が所有する愛車の鍵だった。 エキサイティングなドライブへのお誘いだった。 ――――― 希望ヶ峰学園の学園長という職業上、プライベートの時間なんてあってないもの。 短時間でリフレッシュを図れることを模索していたら、響子さんはドライブという趣味に辿り着いた。 彼女が後部座席に乗っているだけの黒いリムジンは真っ赤なスポーツカーに買い換えられた。 在籍している"超高校級のメカニック"へ教材代わりにその車を渡して、日々好きなようにカスタマイズをさせて"私の愛馬は、凶暴です"状態になっている。 僕は当初ナビゲーター代わりに助手席に乗車していたけど、回数を重ねるに連れて車の性能をどこまで引き出せるのかという探究心からエキサイティングなドライブと化している。 それでも、目的地はいつも一緒。 街と学園を一望できる絶好の夜景ポイントだ。 都心部の夏は夜も蒸し暑いけど、ここの高台の夜風は涼しい。 「ここは相変わらずね……」 「そうだね」 私服に着替えず、黒の喪服のようなスーツ姿のままで乗車していたから上着が皺になっている。 帰ってきたらお互いのスーツをクリーニングに出すようにしよう。 「ところで誠君、一つ確認させてもらうわ」 「ん、なにかな?」 「稲羽市に滞在していた時に宿泊していた旅館のことなんだけど……」 「天城屋旅館のこと? 近くにビジネスホテルがなかったから老舗旅館に宿泊したけど、何か問題かな?」 「コンパニオンなんて呼んでいないでしょうね?」 「よ、呼ぶわけないでしょ!? 昨夜だって電話で確認したよね!」 旅館の娘さんは綺麗だと認めるけれど、僕が響子さん一筋なのは今も昔も変わらない。 むしろコンパニオンなんかより、温泉の方が魅力を感じるのが事実だ。 出張の先々で日帰り温泉や健康ランドがあれば、ついつい寄り道してしまうほどになっている。 僕なりに短時間でリフレッシュを図る手段は確立されているが、響子さんに先日そのことを言ったら「爺くさい趣味ね」と小馬鹿にされた。 「それともう一つ。明日の会議でも話すことになっているけど、外部監査という名目で臨時の評議委員を2人招き入れることにするの」 「へぇ……」 基本、僕は外回りの営業みたいなものだから、響子さんが関わる学園の運営とかは蚊帳の外だったりする。 お義父さんの元・学園長は学園のスポンサー獲得とコネクション拡大のために政財界との人達と腹の探り合いをしている。 「その一人に十神財閥の会長を推薦しておいたわ」 「えっ、十神君を!?」 「もう一人は桐条グループの令嬢さん」 「"氷の女帝"って……どちらも客観的というより、支配的だね」 「双方とも利害の一致を明確にすればすんなりと加入してくれるはずよ。だから誠君……」 ポンっと右肩を軽く叩かれる。 何だか嫌な予感がした。 「窓口の交渉役はまかせたわ」 「それは厳しいよ! せめて十神君だけにさせてよ!」 「……仕方ないわね。桐条グループの方は私が受け持つわ」 人が走った後のレールを走り続けることは一見、楽なように見えてしまう。 でも、その轍を絶やさないように紡いでいくことがとても大変だということを知った。 僕らが歩いた道に次の世代の人達は着いてきてくれるだろうか? 僕らが歩いた道に希望を遺していけるのだろうか? 時々そんな不安に駆られてしまう時があるけれど、その度にここの夜景を眺めて希望の灯火が絶えていないかを確認している。 「ねぇ、響子さん。この先僕らはどこまで行くのかな?」 「決まっているじゃない、わからないの?」 わかりきった答えだと知っているけれど、敢えて僕らは何度も口にする。 「君と一緒に」 「あなたと共に」 「「行けるところまで」」 Bonds of people is the true power.