約 1,001,346 件
https://w.atwiki.jp/suffix/pages/1425.html
序盤の戦法 居飛車vs居飛車 囲い・戦型 攻略法 矢倉 矢倉の銀はあまり早く確定させない。相手が銀で角筋止める・自分は角筋を通したままの場合、以下のようなパターンで攻略可能。1.右四間飛車2.中飛車(飛車先交換後、6三銀と桂で攻める)3.居飛車まま(8六歩から6五歩と突き、6六の弱い地点を攻める) 棒銀 6四歩から6五歩と角道を空けさせて棒銀で来られると以外に受けづらい。5五歩から角道止める、同角に5八飛車が対策の一つ。右金上がるより角を動かすのを急げ。 4六角型 敵とにらみ合いで交換しないでいるケースがあるが、手損覚悟で角交換後に端攻めする筋がある。(脇システム) 森下システム 飛車先を突かない森下システムに対しては、端攻め等が有効。 横歩取り お互いに飛車を引き、2六飛車まで落ち着いた際に、後手側が6二銀とするのは、3三角成から2一角の攻撃手段があるので注意。先に5二玉と中住まいにする必要がある。 雁木戦法 振り飛車に見せかけた右四間飛車。★★★未研究…★★★ 居飛車vs振り飛車 全般 振り飛車で高美濃に組むための6四歩は、以下があることを覚えておこう。銀を敵の玉頭(7六銀)まで繰り出して、8七角成- 8四飛の筋が消える。6四角の筋が消える 居飛車側:5七銀左系 振り飛車(3二銀、5二金状態)で、先手が船囲い5七銀左型の場合、高美濃囲いに組む前に5四歩をつこう。(先手の3五銀に対して、5三角を打ち、銀が上がったら飛車先を叩くため)。つかない場合、先手は3五歩- 4六銀で咎めよう。3六歩に大しても、3五銀- 角交換- 8八角で万全。対策の5四歩に対して、9七角から8六角または7九角の後、6六銀の筋があるが、この時、4五歩と4三銀の状態だと3七桂で咎めることができる。 居飛車側:鷺宮定石型(3八飛、銀は5七銀左) 3四歩から3三角の筋を無くすため、1二香を確実に上がってから、普通に高美濃に組もう。先手側は、1二香を後手が上がる前に攻め込もう。 居飛車側:棒銀戦法 振り飛車側の対応としては、6五歩と伸ばし、3五歩には4五角交換から6三飛車と左翼に使う対処や、4一金と残し、3五歩に強く同歩、3五銀には角交換を迫るという対処がある。 居飛車側:4五歩早仕掛け 後手側の対応としては、2二飛車等 居飛車側:鳥刺し戦法 振り飛車しか指さない相手には、鳥刺し戦法(角道を空けずに7九角から仕掛ける)が有効。★★★振り飛車側対策未研究…★★★ 振り飛車側 5二金を保留して、5一飛車と回る手もある。 居飛車側:5七銀右系 振り飛車で、先手が船囲い5七銀右型の場合、5五歩から6筋の歩を交換して位を取る流れがあるが、後手は6筋の歩を交換せずに、6二飛で対抗すること。 居飛車側:鷺宮定石の右銀型のような形 振り飛車で、先手が船囲い5七銀右型の場合、4三銀は悪手となる。3八飛,3五歩- 角交換- 6六角と一気に形勢を持っていかれる恐れ有。そして、代わりの待ちとしては5四歩や6四歩が考えられるが、どちらも先手側に9七角の覗きや3五歩があり、あまり面白くない。単純に4五歩をついて角交換をすると互角の流れ。 居飛車側:かまいたち戦法 振り飛車しか指さない相手には、かまいたち戦法が有効。(右銀を使い5五歩からの6五銀を狙う)★★★振り飛車側対策未研究…★★★ 居飛車穴熊 早い段階の7三桂(藤井システム)が結構きついので、まっすぐには組まない。7七角と決めてから、3六歩で組むのが基本。仮に、後手側が居玉のままであれば、そのまま3五歩で勝負できる。先手側が7八金をせずに9九玉に入城した場合、後手側は3,4筋を伸ばす等で対抗可能。穴熊に組む時に玉を囲うよりも先に3六歩は3筋から攻撃を食らうのできつい。2二飛車、3二金の向かい飛車で対抗する手もある。 玉頭位取り戦法 慎重さがかなり要求される難しい戦法。後手は4四銀型で一気に突っ走る手や穴熊で組むと対処できる。他にも5四銀 8銀冠からの7二飛車等の対抗手段もあり。6七金を早々と決めると、先手の5六歩の受けを取られてしまい破綻する。 振り飛車:対左美濃戦法 振り飛車側が7一玉のまま、桂馬あがってからの8五歩で責め立てる藤井システムという手段があり、厳しめ。 石田流の狙い 8五歩を桂馬や9六角打ちで狙っていくことで、飛車交換を狙う。8筋に飛車を回す。端攻めをして、9二歩をたらす。相手の4二玉には角筋を止める点に注意。角交換後の7六角の打ち返しがきかないので。 ゴキゲン中飛車 後手は3三銀から5五歩を取ると圧力をかけつつ、7六の角頭の歩を目指して銀を動かすと良い。先手側対応、★★★未研究…★★★ 向かい飛車 後手は、飛車先を交換した後、角交換後の角打を狙う。先手は対抗できるように、5七銀右とする等、固い形を築くようにする。居飛車側が2五歩まで突いた場合、3三角交換後の3三桂で2五歩を取ってしまう筋が存在する。 坂田流向かい飛車 ★★★未研究…★★★ 先手の向かい飛車 ★★★未研究…★★★ メリケン向かい飛車 ★★★未研究…★★★ 振り飛車vs振り飛車 全般 矢倉に組むと以外と良かったり? 金無双 以外と王金金が効いている6筋が弱点。 筋違い角 全般 後手は、以下のような対応が考えられる。1.5筋の歩を5五歩まで突く。2.同じく筋違い角を打つ。3.6筋の歩を突いていって、角の動きを制限する。4.8四角と打って6六歩を狙った後、6八飛に対して9五角の王手飛車。5.穏やかに腰掛け銀で対抗。 角換わり 全般 角換わりの時は、5三の守りをおろそかにして、5四銀を急ぎすぎると良くない。桂跳ねと7一角から一気に狙われる。 棒銀 棒銀に対して、腰掛け銀は1五歩からの端攻め、1二歩、2二銀、1一歩成、同銀、8四香がきついので無理筋。ただし、飛車を4筋に回しての反撃はありうる? 早繰銀(3七- 4六- 3五歩) 腰掛け銀からの4五歩カウンターが有効。 鬼殺し 全般 7三の弱い地点を狙われるので、そこを金で守ればOK。 角頭歩 全般 変わった戦法で3手目に角の頭の歩を突く戦法がある。攻め方のパターンは幾つかあり、自分から角交換後に7八金と固め5八金と右の金を挙げていくパターン。5六歩をついておき向かい飛車にするパターン等。いかにも飛車先交換したくなる手で、実際8五歩、7七桂、8七飛車成(8九飛車成は次の8二飛でイマイチ?)、8二飛、8六歩、6六角(7八金は8二龍、同銀、8七角でちょっと嫌味)、3三銀、8七飛車、同歩成、6五桂、5二金、8三飛車、8六飛、8四歩等の流れ有。対策は角道は空けたまま黙って4二玉 カニカニ銀 全般 ★★★未研究…★★★ 中盤・終盤の寄せ 端歩を受ける理由 受けないと端攻めから1三歩、2五桂のような筋の時に、1四香ができない。 ■参考 序盤向け:http //www.shogi-chess.net/senpouzukan/index.htm 中盤向け:http //shogikisho.blog54.fc2.com/category92-9.html http //d.hatena.ne.jp/teidan/200809 http //shogifan.hatenablog.jp/ 終盤向け:https //www.shogi.or.jp/column/tactics/ http //fumitan-shogi.com/category/kakoikuzusi ■気になっている書籍 寄せの手筋200 (最強将棋レクチャーブックス) 全戦型対応!囲いの破り方 (マイナビ将棋文庫)
https://w.atwiki.jp/netrhyme/pages/350.html
証言 【SIX】 ぶつかる文化でスクラム組んだ ショウをご静聴うるさくすんな YOU KNOW SIX? 主要人物の俺が乱射のブローニング銃 特別枠ごくセンセーショナル テトリスで言えば直線形のやつ にも似た期待みんなが普通 に持った大本命インダハウス 愛した場所は人々が去り 居もしない神は祈りようがない 殺伐としたアスファルトには土砂降りの雨 でも模索しとかねえ? うんざり結果に踏んだり蹴ったり 小さな移動でいいじゃないの 聞き手のアンタが異議でもあんなら表ん出ろコレが証言ゼロ 【fukku】 黒鳥が語る証言1現実見る目に救いの手 殺風景俯いた顔が弛み薄い袖 耳元まで表現しに行く気色は 到底位置まで掴め無いな己の美に聞こうか 甘い蜜に集る輩やたらと汚染が進む 現実との狭間虚構の点と点が結ぶ 枠を創りたがる人間の性へ 気付くか?神聖の幅に新政を興す進展の中で 光を奪われたのに朝は無情にも何も知らせず 狂気に満たされ夜通し喘ぐ 何れ何処かの御国の二ノ舞なら 輝きも浮かび消えそして埋もる死の貝殻 悪意を持ち生き血を吸い亡き骸を喰らう 酷く黒く欲に溺れた味なら黙諾 表裏一体と断言するなら此処に立つ意味は無く 本意だけに磨く雉は赤く 【Lamper】 此れは好戦期だ 当然今直ぐ牙剥く 条件に合う 証言二番 一つ一つの言葉に噛み付く 俺は飢えた野良犬に成り行く 元々馴れ合いが主だった飼い犬が 都会の片隅で放つ韻 信じてた者に裏切られた素直な者ばかりが 街の刃物だ 愛とは何処だ? 裏切り者は日々俺の影に怯える 車で周りの雑音は聞こえず 夢にまで見た平和通りも ただの幻想で 塀がここにも 俺は捨てられて身だ だからこそ大事な物も増えたって自慢 誰かが俺を拾ってくれるまで暗闇に向かってまた吠え続ける 【cactus】 あっかんべぇ浮かんでるランデブー3ch 残飯で宴 雨降りのパレード 黒く塗られて踊り出すウォーリアーズ 白くなった空に排泄物の不法投棄 金属性の毒林檎と心臓 とっかえひっかえされて飛んでいるよ 簡易なシンドローム あらゆる貧困 全自動で瞼の裏にプリント お~いで、後ろの正面で口から証言吹き出す 糞まみれの楽天主義者 ラベル、銘柄分けされたアジテーター レベル別大量生産されたインスタントなハイエナ 首絞められた赤子の目つき 逆さまになって真似るドブネズミの ii因果aa因果ぁぁaaaaa メシアは死んだ 後ろがないと うらやましいんだ 【番犬】 証言四 狂犬病 狂牛病 猛獣病 もう重量オーバー破裂しそうな 地球は可愛そう さぁ次の星を探そうレッツサーチフォートゥモロー 明日の夢を見て今日を生きれば もう昨日 今日も明日を思い現実逃避行 喰う寝る遊ぶ働く体たらく 阿阿毎朝後数分寝ていられるならどんなに楽 かと思い二度寝したら朝寝坊 あれと思ったらもう次の日の朝でしょう 上ってくる朝日は常時西日 生かされていると思う今日日しみじみ 徒労 労働 のローテーション 吾輩は吾輩であるという表現を 見せるため相当躍起に丁丁発止 論より証拠と男たるもの片道切符の旅 【天使乃仮面】 故郷の畸形 生き残りの狂犬の視線 民の証言 五番目の使者 咎める時だ 汚水で描かれた言葉の水墨画 罪滅ぼしは出来ぬ油性の落書き 餓鬼の企み 芸術は高嶺の花 貴方の頭では架空の世界 高望みした結果の曖昧な展開 思い浮かべた理想像と結末の微笑 他者は鼻で笑う 気付かぬ侭へま出す 音と文字の境界線も判らず彷徨う盲目の詩人 偉人の機敏な手捌きに比べれば死人 四六時中検診するが無形の進化の足跡 明日も何かを探しながら蟻地獄の餌食 出口は見出せない 生涯井戸の底で過ごす死掛け達 言い訳吐いて御臨終 雲の上から十三階段の招待状 最後の能書きも水蒸気に浄化 昼下がりの午後 【MALSON】 哀れみと戒めの集合体が誇る透明度 証言6 表現のローテーション 人間の後々、摩訶不思議に問う 片隅に被告、黙殺された操り人形 漂う悲哀が明日を嫌う 昨日から買う御利益 そして今が末路になる 柔すぎる自意識 地道に 自分を嫌う 人生を使って 地道に嫌う 宵果て日いずる眩しさに落胆 術、光が闇を炙り足りなくなる 悔いて華を咲かせましょう 脱獄させた胞子という名の囚人 待たせたよ。 廃墟にうずくまって体育座りしてるなんて言えばツウジマスカ? 許したくなる可愛い子 おふざけはまだいいよ まだ、いいよ。 【AAA】 乾いた世界に恵みの雨をあげよう 潤いの源は意味深き言葉でしょう 七番目の証言者が冷たく放つ決定打 考えりゃ解る‘彼らが何で素敵か’ 光り輝くモノに憧れるのは結構だが 導かれて幻想なら私は影踏もうかな 未だ幼き者今はもがけばいい ススメ自己を打破できた者だけ先に 評価の詳細をなぞり曖昧な響きに惑う 良い意味だろうとは自意識過剰 つまり現在の最上級が貴方ですか 笑わせんな 叫びの彼方病める我 坦々と経過してく三次元の生活 狭い視野に縛られ己のトドメになる カラダいっぱいの感情を表現しようよ 愛に遊び今日も追ってく記憶上 【思考遊戯】 馬鹿にしないでよ そっちのせいよ ちょっと待って Play Back Play Back 今の言葉 Play Back Play Back 馬鹿にしないでよ そっちのせいよ 井の中の遊牧民 光はずっと奥地 気付かず自己満足 見透かす以後暗礁 群れたがる蛙 未来すら化かす 家で篭城してるオタクの御託マジ笑わす 終末を知らせた除夜の鐘 偽りの時代 駄作の群れ 馬鹿ね 流れ作業バレバレ テンで駄目 円を描け 損なに暗くないから深みは軽く丸クスが一番 Daらしない海豹みたいな生きた惨死体 Doうしようもないただの勘違い 証言は八つ 貫通する脳味噌突き抜けるサイレンサー これが悪夢の再現だ 不安定なプランで 逆恨みまた恨んで 削除しな全作品が未完成だぜ 詩を血で洗う言い争い 時間があるのは君ばかり 因果応報 韻化応答せよ 俺は凡な地味な歌人 【深淵】 現実は氷解し笑顔が壁から剥がれ落ちる 唾をまぶし涙を吸う浅瀬の蛭 手に手を取り慈愛を口にねじ込むや否や ホラご覧孤独の群れが光の積み木へ祈る民なら 純朴に接吻をし真っ直ぐに突き落とす汚濁 衣が白くなるまで偽善の釘と鋲を刺す 輝きのための淘汰と鉄の摂理と美徳 愛たれば異端の腕をベールもせずにもぎ取る 容赦なき挙手の声に湧き上がる民は 繋がれた紐の先に何があるかには 心なきままにこの瞳を嘲り罵るのだ “悔い改めよ、罪を語れりその傷をな” 山羊の皮を被り欺瞞が手を差し伸べる 消えろ、手を取り微笑むくらいなら異端なれど神を蹴る 絶え間なく僕を舐め回す僕を誰が抱く? もがれた腕を掲げ此処に証言9を敷衍する
https://w.atwiki.jp/imaska/pages/474.html
小鳥さんのGM奮闘記ノーキンズアイ・ヒダカ ハルカ・アマーミン チヒャー アミ・フタミン リッツ・オータム リョウ・ケイメン エリ・ミズーリン 登場人物(NPC)オトナシ マイ・ヒダカ ボロゾフ ヨシナガ導師 用語・その他無茶振りに定評のある黒いの グラサイ 豆ガッツ OUT 小鳥さんのGM奮闘記 「小鳥さんのGM奮闘記」とは、ブリッツPによるソード・ワールドのリプレイ風架空戦記シリーズである。 765プロと876プロの親睦会として行うTRPGのGMを、TRPG未経験者の小鳥さんがやることになってしまった。 何もかもが手探りな状態で、時には失敗しながらも小鳥さんが奮闘しGMとして成長してゆく物語である。 当然ながらPL・PCであるアイドルたちも個性豊かで魅力的に描かれ、人気を博すシリーズとなった。 続編としてキャラクターや世界設定を一新し「続・小鳥さんのGM奮闘記」が連載されることとなる。 【ニコニコ動画】 ノーキンズ アレクラスト大陸中原北部の王国オーファン。その王都ファンにある「魅惑の音無亭」に集う冒険者たち。 物理攻撃に長けたパーティで、格上の敵にも無謀果敢に挑み、何故か勝ってしまう事が評判である。 「ノーキンズ」すなわち「脳筋ズ」であり、称号とも蔑称とも取れる名前で呼ばれるようになる。 アイ・ヒダカ 種族:人間 性別:女 年齢:13 出身:貴族 PL:日高愛 小さい体でプレートアーマーを着こみグレートソードという名の鉄塊を振り回す脳筋純真な少女。 最高クラスの筋力と最低の知力を持ち合わせた「ノーキンズ」を具現化した様なPCである。 巨人殺しの英雄マイ・ヒダカを母に持ち、立派な騎士になるために冒険者として修行中。 ハルカ・アマーミン 種族:人間 性別:女 年齢:16 出身:魔法使い PL:天海春香 最先端魔術国家オラン出身の新米魔法使いで、現在はオーファンの魔術師ギルドに所属中。 古代の遺跡を巡って見聞を広めようと思い冒険者になった。ノーキンズの頼りになる(?)リーダー。 リーダーとして決断力に定評があり、主な選択法は使い魔のフクロウ「ののワ」に丸投げしている。 チヒャー 種族:ドワーフ 性別:女 年齢:16 PL:如月千早 失踪した父をさがすために冒険者になったグードン出身のドワーフ。ブラキを信仰する神官戦士。 回復から攻撃までこなす万能なキャラクター。パーティにおける攻守の要となっている。 生真面目でお固い性格をしているため、グラスランナーのアミとは犬猿の仲である。 アミ・フタミン 種族:グラスランナー 性別:女 年齢:12 PL:双海亜美 お金にがめついグラスランナーのシーフ。オーファンの盗賊ギルドにも所属している。 パーティーの前衛の一人であり回避力に定評がある。歌うことが好きでバードの技能も取得している。 自由気ままで自分勝手、口も悪いためドワーフのチヒャーとはよく喧嘩している。 リッツ・オータム 種族:人間 性別:女 年齢:18 出身:商人 PL:秋月律子 オーファン出身の商人。パーティの知恵袋兼常識人その1。回復などの神官魔法も使える。 商品の調達、冒険者への依頼コスト削減のために冒険者をやっている。 リョウ・ケイメン 種族:エルフ 性別:男 年齢:100 PL:秋月涼 エルフのシャーマンである少年。Session4で商用のため離脱したリッツに代わりに参加する。 興味本位でアイたちに話しかけ、なし崩し的にパーティのメンバーとなってしまった。 ノーキンズの知恵袋で常識人その2。押しに弱く流されやすく、苦労人兼不憫役である。 エリ・ミズーリン 種族:人間 性別:女 年齢:15 PL:水谷絵理 アイが生涯仕えるべき勇者であると神託を受け、パーティに押しかけたマイリー神官の少女。Session7から参入。 パーティに加わる前は神殿に籠もっていたため、「冬眠のエリ」として実在が議論の対象になるほどの有名人。 熱烈なアイへのアプローチを咎めるリョウに対して、敵意にも似た感情を抱いている。 登場人物(NPC) オトナシ 冒険者の店「魅惑の音無亭」の店主兼店員。お店はあまり流行っておらず「閑小鳥亭」と呼ばれる事も。 初心者クラスの冒険者にバンパイアやバジリスク、デュラハン退治の依頼を薦めてくる困った人。 ノーキンズの活躍によって、そこそこお店の名前が売れてきているようである。 マイ・ヒダカ 単身でファイア・ジャイアントを倒し「ジャイアントキラー」の称号を持つ女性。アイの母親。 オーファンの貴族であり騎士。互角に戦えるのはオーファンでも国王を含め数人居るかどうかの腕前。 ファイターだけでなくソーサラー、プリーストも高Lvで取得している。まさにチートキャラクター。 ボロゾフ オーファンの盗賊ギルドに所属する情報屋。一応アミの上司に当たる。 普段はボロ布を身にまとっているがその腕前は確か。よくアミに報酬を値切られている。 ヨシナガ導師 オーファン魔術師ギルド所属。あまり戦闘には向いていないタイプの魔術師。 オーファンにおけるハルカの魔法の師匠だが、弟子に対する威厳が欠けている。 ハルカの伝手で、仕事の依頼をノーキンズに対して名指しでしてくれるお得意様。 用語・その他 無茶振りに定評のある黒いの 芸能事務所「765プロダクション」の社長、高木順一朗のこと。 TRPG未経験者の小鳥さんに「明日までにシナリオを作ってGMをやれ」と、とんでもない無茶振りをする。 この卓のみならず、他卓でも結構様々な無茶振りを小鳥さんやプロデューサー等に行なっているようだ。 グラサイ ダイスの中に重りを仕込み、出やすい目をコントロールできるようにしたもの。 自分を有利にするため、殺意の波動に目覚めたGMに対抗するために用意された。 結局(当然ながら)使用さなかったが、使用した場合は「事によっては地獄を見せる」事となるらしい。 豆ガッツ 小柄な体で鉄塊を振り回すアイ・ヒダカの愛称(?)。元ネタは漫画ベルセルクの主人公ガッツから。 後にイベント限定時の装備として「ドラゴンころし」というまさに鉄塊を借りて戦うこととなった。 OUT 「オーファン・アルティメット・トーナメント」の略称。 誰でも参加可能な勝ち抜き形式の王国主催トーナメント。参加者の実力が見合うようにランク分けがされている。 初回は前衛職のみ参加できる仕様だったが、次からは後衛職も参加できるようなシステムに変更された。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ffh2jpn/pages/92.html
「名前は?」 チェンバレンは彼女に尋ねました。 彼は、高貴の証のほとんどを――不活発な黄色の目、青白い様相、永続する冷笑を――持っていました。 「テアリィです」 訊ねられた若い女性は戦慄を堪え、小さく答えました。 「娘、近づいてよく聞くのだ。あの方に問われぬ限り、自分から名前を教えてはならない。そして、あの方を『閣下』や『主人』と呼ばなくてはならない。もし、お前が再び家族に会いたいと願うなら、あの方の言う事はすべからく従うのだ。……理解できたな?」 「はい、解かりました」 テアリィがそう答えたのを聞いて、チェンバレンはドアを閉め、一瞥もくれずに向きを変えて遠くへと行ってしまいました。 残された彼女がベッドの一角に目をやった時、テアリィは、寝室の造りに声にならない程の驚きを受けました。 そこは彼女が知りさえしなかった、贅を尽くしたもので満たされていました。 絹で編まれたシートとカーテン、タペストリー。 古く、まだ震動する時代に世界の裏側から輸入された古代のモミ木を刻まれて作られた家具、原始の銀に覆われた高い鏡。 テアリィは、その鏡で自分を見て、彼女が着て来た羊毛ガウンが汚らしく見え、自分が小さくて、みすぼらしい、この部屋に不釣合いな存在であると思い知らされました。 その時、ドアが突然開き、彼女の注意を急激に引き付けました。 そこに現れた男性――フラウロスは、部屋の調度品たちを彼女のブーツ上の汚れと変わらぬものに変えてしまいました。 何故なら、彼は、村の疲労した人々、あるいはそれらに対して威張った尊大な貴族などの、彼女の人生で見た、どの人間よりも美しかったからです。 刺すような目と高く滑らかな通った鼻筋。 その顔立ちは、神から捨てられたという人類の始まりから、隔絶した存在のようでした。 また、彼の振る舞いは、世界は彼のものであるのが自明であるかのように感じさせるものでした。 テアリィは悟りました。 自分の全ては彼の下に置かれた小物でしかない事を。 「やあ、私の子よ。恐れる必要は無い」と彼は言いました。 「君が私についての全てを聞かされている事は知っている」 「……いいえ、閣下。私は貴方様の美しさを聞いてはいませんでした」 彼は微笑みました。 「城下町でお前が働いているのを見たのだ、我が恋人よ。そして、ここに来る様に遣わせた。城に住むという事は、そうでない者とを明確に分かつ行為と言える。それは民衆が自分が何者であるかを忘れては秩序が乱れてしまうからなのだよ。……君の名は?」 「テアリィです、閣下」 「テアリィ。君の家族を城へ招待してやろうか?」 彼は彼女の肩に手を置いて尋ねました。 そこから始めた愛撫が彼女にとって不本意であると察し、彼は目をひそめました。 「恐れる必要は無い、と言った筈だが?」 「閣下、その……そうではないんです。私は一人身ではないのです。母親が死んで私が家計を助けるために、父親に婚約者と別れさせられて働きに出たものですから……」 それを聞いた彼は、瞳を見ることを彼女に強いてから、理解者のように接しました。 「ああ、テアリィ。そう緊張するな。今はその事は忘れるんだ。恋人や親について、心配する必要はもう無いのだから」 彼女はその言葉に抗議したかったのですが、彼の瞳を見た彼女はこう言ってしまうのでした。 「はい、閣下」 ……話に聞いていた破瓜の痛みは、思うほど辛くはありませんでした。 その事後、彼女は王の寝室ではなく、この部屋で自分を抱いたのは彼の謙虚から来るものではないと、思いました。 彼女の心と体を、翻弄したこのベッドでの行為は、巨大な権力を持つ王としてでなく、確かに彼女の夫としてのものでした。 その瞬間、彼女は、鋭い首の痛みに息を詰まらせました。 「止めて下さい、ご主人様ッ!!」 首の痛みは強まり、血液が首の下へ流れ出るのを感じました。 彼女は激痛にのたうち回って、再び叫びましたが、彼女の力ではそれから逃がれる事は絶望的でした。 そんな彼女の慈悲への嘆願に、彼は最後まで反応しませんでした。 やがて彼女は言葉を発さなくなり、世界は彼女の廻りをどす黒く染めていきました。 彼の寝室へのドアを開けた時、チェンバレンは絹のローブを着ている彼に出会いました。 そして、その後ろのベッドに血溜まりに倒れ伏し、色を失った肌をした若い少女が、彼に全てを悟らせました。 「閣下、彼女はまだ生きているのでしょうな?」 チェンバレンは咎める様に問いました。 「彼女と同じくらいの娘の時は生きていた。そうなるように、善処せよ」 そう言って、フラウロスは血で汚れた口を拭きました。 彼が謁見の間に入り、王座に俯きながら座った時、アレクシスは冷笑で彼の汚い寸劇を注意しました。 「良い加減に食事の際に遊ぶのを止められんのか? 弟よ」 「姉上、貴女が世界の終わりまで共に居るつもりなら、遊戯を楽しまない事は、人生を無意味にすることだと知って置いてください。食物は味わうのが道理。その喉が裂かれる瞬間による感情の混濁を湛えた人間ほど、精巧な風味はありませんよ。 ……その道理を知るからこそ、貴女はクリオテイテの大使が来るのを待ちわびているのでしょう?」 「確かに、な。たった今、その恋しい大使が来たよ。やはり奴らは和平を求めているようだな」 「では、彼は来た早々、交渉決裂の手紙を持たされて故郷へトンボ返りという訳ですか?」 「まさか。私は食料を無駄にする気など毛頭無いよ。たとえ、それがクリオテイテ産の馬臭い肉だとしてもな。いくら赤子の王様とて、自国の大使が帰らない事が何を意味しているのかぐらい察しがつくだろう」 「ならば見てください、我が親愛なる姉君よ。私が行う戦争という遊戯を。貴女が行う遊戯と共に――」
https://w.atwiki.jp/tesu002/pages/3185.html
1番手の方、乙です。 投下します。 『ウワサ』 最初は、自分のことだと気付かなかった。 女子高生たる者、ヒソヒソ話の一つや二つくらい 別に珍しいものでもない。 いつからか、クラスの皆がどこか暗い視線で何かを見ているような そんな気はしていたが、まさかその視線が向けられているのが 自分だったとは夢にも思っていなかった。 律「今日はムギの奴、休みか……」 その日、ムギが休んだ。 季節の変わり目ということもあったし、おそらく風邪でも引いたのだろう。 昨日の部活の時も、どこか気のない感じだった。 後でメールでも送っておくか…… 1限目の休み時間、そう思った時ふと視線らしきものを感じる。 感じた方を向いてみると、数人のクラスメイトが 不自然に顔を逸らしたのが目に入った。 内輪でこっそり話をしているのは一見してわかるが どうやら、その話の標的は私だったようだ。 私は見逃さず、席を立ちその一団の方へ歩いて行く。 律「お~いお前たち。私の方見てただろ~?何の話してたんだ?」 いつもの軽い調子で話を振る。 そうすれば、いつもと同じように向こうも軽いノリで返してくる。 はずだった。 彼女たちは、複雑そうな表情でお互い顔を見合わせ 私の方をチラチラ見ては、何か言いたげな、でも言うのをためらう様子を見せる。 ……何なんだよ。 流石の私も少し気分が悪くなる。 それはそうだ。 ヒソヒソ話の標的にされ、しかもそれが本人の前で言えないような 内容であったというならば、不快感を覚えない人間などまずいない。 律「なあ、気になるだろ?何話してたんだ?」 嫌な気分を殺しながら、努めて明るい口調でもう一度尋ねる。 ただ、先程より少し語気が強めだったのか、私の声に反応して 体をビクっと縮こませる子もいる。 ……私が何かしたってのか? この時、既に私の表情から笑顔は消えていたのだと思う。 軽いノリではいられない、重い空気にその場は飲まれていた。 静寂が場を支配する。 やがて、輪の中一人が周りに目配せしつつ一言「何でもない」と小声で言う。 ……何でもないわけないだろう。 本人の前ではどうしても言えないような話なのか。 実は、今目の前にいる面子から ヒソヒソ話を追及するのは初めてではない。 前にも同じようなことがあった。 その時は、軽いノリでやりとりしあったのを覚えている。 「おい、何見てるんだよ~?」 「りっちゃんのオデコが輝いてたから見てたんだよん」 「何だとこの~」 記憶をたどると、そんな会話が思い出された。 このようなことがあったからこそ、私は遠慮無くこの輪に飛び込んで来たのに。 状況は、その時とまるで違っていた。 心の奥から様々なものが込み上げてくる。 怒り、不快感、吐き気…… 私はそれら全てを一息に飲み込み、「あっそ」と彼女たちに返事をした。 これ以上この場にいては、私自身が耐え切れない。そう感じたのだ。 私は踵を返し、ドタドタと足音を響かせ自分の席に戻る。 周りの視線が少し目に入るが、おかまいなく 私は乱暴に椅子を引き、ドサリと腰を落とす。 横目で先程の輪をもう一度確認する。 彼女たちは懲りもせず、また内緒話を始めているようだった。 昼休みになり、私は今朝あったことは既に忘れようとしていた。 嫌なことはさっさと忘れる……私の特技の一つだ。 私は弁当を持って、いつも昼食を共にしている仲間のもとへ向かう。 律「はあ~、腹減ったな~」 そう一言告げて、私は手近な席へ勢い良く腰掛ける。 唯「りっちゃん、お行儀悪ーい」 唯が冗談めかしく私を咎める。私は、へへと返す。 いつものお昼時間。勉強があまり好きじゃない私にとっての憩いの時間。 今日は一人足りないけれど、まあたまにはそんな時もあるだろう。 私はいつもの面子の顔を見渡し―― ふと、その内の一人がどこか浮かない顔をしているのに気付く。 律「澪、どうしたんだ?」 私は、俯き加減な澪に声をかける。澪は、少し周りの様子をチラチラ見るような 仕草を見せて、「何でもない」と気のない返事をする。 ……何でもない、なんてことは嘘だ。一目でわかった。 ふと、私は忘れようとしていた今朝のことをもう一度 頭の奥から引っ張り出した。いや、引っ張り出さざるを得なくなった。 ……視線を感じる。 今朝と同じような感覚。それも、一箇所からではない。 ……私のせいか? 何か私が噂されるようなことをしたせいで、澪まで過敏になっているのか? そう思うと澪や唯――もっとも唯は周囲の視線に気づいていないようだが――に申し訳 なく感じる。しかし、それ以上に実態不明のこの視線に対する苛立ちが大きくなる。 律「さ~て、今日のおかずはどんなのかな~」 私はイライラを押し殺すように、出来る限り明るく振舞う。 今ここで澪に何か言うことは難しいし、何より唯にまで変な心配を かけるわけにはいかない。 唯「あれ、澪ちゃん。食べないの?」 何も気づいていない唯は、いつも通り明るく元気に澪にも話しかける。 澪はやはりどこか気の抜けた返事を返そうとする。 その瞬間を狙い……私は澪の弁当からおかずを取り上げる! 律「ほーう、食べないんなら私がもーらい♪」 澪「な……!」 流石に勝手に弁当を取られたとあっては、澪も反応しないわけにはいかなかったのか。 澪は「何すんだよ!」といつもと同じ口調で、いつもと同じく私にツッコミを入れる。 痛っ! 容赦のないツッコミに、私は涙目になる。 けど―― ひとまずは、これでいい。 周りのことなんか気にしなくていい。 その後も、私は異常なテンション――我ながらそう感じた――でお昼休みを乗り切った。 ムギがいないにも関わらず妙に元気の良い私の態度に、唯は少しヒイていたみたいだったが 変に気を使わせるよりは遥かにマシだ。 ……しかし、この判断が余計に事態をややこしくするなんてことを 私は微塵も考えていなかった。 5
https://w.atwiki.jp/wakoku/pages/67.html
放浪料理人:マオ設定【空想職業】 空想職業案内【http //shindanmaker.com/267925】にて 出てきた設定を元にキャラ立てしてみた結果。 ※二次創作はご自由にどうぞです! *********************************** 【基本情報】 ・名前 マオ(華国語で「猫」の意) ・性別:男 ・年齢:19歳 ・家族構成:不明 ・出身地:華国・貧民街 ・現在地:草原船中心に放浪 【外見】 ・身長・体重・体型:176cm ・髪と目の色:深緑/漆黒 ・髪型:後ろで軽くまとめてる。ウェーブは天然 ・服装:チャイナ服的なもの ・小道具:腕輪(後述)・髪飾りや衣服の中に暗器あり ・その他:狩&護身用に小さい武器をいくつか隠し持ってる。主に針や投擲系。 【職業】 ・仕事内容◆放浪料理人◆ 各地を点々としながら珍しい食材や料理を開拓しつつ旅をしている。 屋台のような適当な感じで店を構えていたり何かしらやってる。 現在は草原船内で腕をふるってたりいなかったり。 草原船の正式な船員ではないので、気まぐれに船内から消えたりもする。 放浪している時は草原船の移動ルートと重なるように動いており、 暇になるとまた草原船に戻ってくる。 【能力】 *腕輪:たま マオの左手に付けられている腕輪。人間ほか動物とも会話が出来る。 堅物のおっさん。腕輪歴は400年強。 元々は倭国の宝物、そこに魂が移った。 盗まれ店に売られ、巡り巡って華国にやってきた。 マオに倭国語等色々教えたりもしてる。 マオの行為を咎める事もあるけど、かわいさ故で基本的に甘い。 生前はとある所に仕えていた武士。(徒大将辺り?) 本名は鐶(たまき)、年齢は30代後半あたり?戦にて討死。 過去に身分違いの女性と結ばれない関係を築いていた。 性的な面に関しては堅め。(特に女性相手) 別に経験が無い訳ではないし、必要ならば色町にも行く。 *できること:空を飛ぶ事・喋る事・動く事 人称:我・私・俺(使い分け)/貴公・おまえ・そなた/役職・名前呼び捨て 口調:少し古めで堅めな口調。ぶっきらぼう? ~なのか、~だろう、よかろう マオには態度が甘い。 装備者の体力を動力にしているので、死体では動けない。 装備者が気絶していてもたまの意思で飛んだりは可能だが、際限なく使い続けると装備者は死ぬ。 腕輪が外されていても外面的に動けないだけで、見聞きも出来るしたまの意思はある。 (腕輪を外している間はたまは何も知らないとマオは思ってるけど) 【性格】 ・基本性格 *いじわる猫。好奇心も強いけど警戒心も強い。 気まぐれ、飽きっぽい、マイペース。素直じゃない。 ・細かい設定 好き&大事:たま・料理・刃物調達・悪戯・優しくされる事、大事にされる事 嫌い&苦手:見下される・飼われる事・疲れる・面倒な事 *華国貧民街生まれの元少年奴隷。 *マオという名前は昔からの呼び名で実名ではない。 *8歳の時にたまを拾い、そのまま貧民街から出奔。 *奴隷時代の反動かちょくちょく意地の悪い行動をするが、適度な所で謝ったり「冗談」で流して終わらせる。 *自分と反対の幸せな生い立ちの人には、羨ましさ半分憎らしさ半分。 *素直じゃないだけで基本的には優しい。 *飼われるのは嫌だけど、寂しがりやなので構ってはほしい。 *頬をつねったり服や髪を引っ張ったりが日常コミュニケーション。 たまには抱きついたりで普通に甘えたりもする。 *ねこ、って呼ばれるのはなんか嫌。 *肩から背中にかけて傷痕と焼印痕があるので露出は好まない。 *奴隷時の虐待がトラウマで、似た状況になったり精神的に責められると気が弱くなる。 *草原船に身を置いてはいるが、略奪・暴力・殺傷行為は苦手。 *たまは父であり兄であり友達。 *女性の色気には弱い(恥ずかしいので) 【口調】 ・しゃべり方 わがままっ子な口調。中性っぽい感じ。 ~だよ、~でしょう、~なの等、敬語使うときは大体嫌味。 ・人称 自分:俺(昔は僕。今でも気弱になると僕になる) 他人称:キミ、職名+さん、名前の略称を呼び捨てか、さん付け 名前を呼ぶほど親しくない、は知らない時は、おにーさん・おねーさん 【関係】 ・各キャラとの関係 エルヴァ:雰囲気に惹かれたので話しかけてみたら無視された、ので蹴ったのが始まり。 (エルタオ交際時期辺り?この時はたまたま近くにフーはるが居なかったとか) 恋というよりは兄弟みたいな感覚でじゃれついている。 ご飯食べてたり楽しそうなエルヴァは好きだけど、残忍なエルヴァは嫌い。 風絲:昔のトラウマを色々思い出すので出来れば関わりたくない。苦手な人種。 エルヴァに構ってると邪魔をされるのもおもしろくない。 ひどくされても甘やかされると居心地よく感じてしまうので、その度に壁に頭を叩きつける気分。 悠:最初は女だと思ってなめてかかっていたら、怖かった。 風絲程ではないが少々警戒気味。逆らえない。 麻花:料理仲間。顔に傷作ってるとちょっと心配になる。(女の子だから) 風絲と兄妹とはあんまり信じたくない。 アムリタ:殴られて喜ぶ人を殴る趣味は無いので馬は合わない。 雑用お手伝い係くらいにはなるかなーと思ってる。 雫然:年上で同じ男だとは思えないという意味で不思議生物。 向こうからも嫌われてるし、こちらも特に思う事は無いので割とどうでもいい存在。 でも衝突したら一番ぎゃいぎゃいやりそうな組み合わせだと思う。 ・仲のいい職業・理由◆聞き耳屋◆ 嘘でも真実でも噂を聞くのは好き。 ・仲の悪い職業・理由◆音集め屋◆ 草原船に関わっているので、シュウくんにはあまり良く思われてなさそう? 【各キャラへの一言・名前呼び方】 ・麻花/麻花・麻(マー) ・エルヴァ/エル ・悠/はるさん・はる ・アムリタ/アム ・風絲/風絲さん・風絲 ・雫然/雫然 【その他】 【診断結果】 ふきは『放浪料理人』です。 髪は深緑。瞳は漆黒。 慎重な性格で、腕輪を使用します。 仲がいいのは『聞き耳屋』、悪いのは『音集め屋』。 追加要素は『背が高い』です。
https://w.atwiki.jp/usagike/pages/35.html
梅雨入りも間近い、湿った空気の漂う頃のことだ。 「今日は本当にありがとうございました」 「いえいえ、こちらこそありがとうございました。お役に立ててよかったです」 琳吾は愛想よく笑って握手をした。相手は琳吾より一回りほど年配の夫妻だ。 背の高い若白髪の男性と笑顔皺のある小さな女性は海の近くでカフェレストランを開くらしい。 旦那さんがフランス料理のコックで、奥さんがホールデザイナー。少しレトロな外観にしたいと幾つか調度品をお買い上げ頂いた。 タイプライターや小さな卓上ランプ。中でも一番大きな商談はオルゴールだ。 一般に普及する手のひらサイズのものではない。オルフェウスというギリシャ神話の詩人の名を冠すそのオルゴールは、小さな戸棚の背丈がある。 滑らかなアンバーの木枠と張ったガラスの奥に、星座盤のように無数の穴があいた金属盤がある。この穴に歯を引っ掛け、音を鳴らすのだ。 可愛らしいのは装飾で、緻密に彫られたアールデコ調の草花が支柱を覆い、天井には花と子犬が遊んでいる姿が浮き彫りにされている。ところどころに金メッキの補強が入っているのも豪奢に見せていた。 本当は、ピアノとピアノ弾きがいたらね。 奥さんはそう言って笑った。 夫妻は昔、フランスのピアノがあるバーで知り合ったらしい。残念ながら、レストランに置くには資金も場所も足りない。 かわりに、と紹介したオルゴールの柔らかい金属音に、嬉しげに笑顔を見せてくれた。 「イメージはもっと静かな感じなの。どうにか出来るかしら」 「もちろん。では、音量とテンポの調整をして、……そうですね、今月末にはお持ちします」 「首を長くして待っています。そうだ、よければ食事をサービスしますよ。とても綺麗な街並みだから、通るだけでも楽しいですがね」 ご機嫌な夫妻を見送って、琳吾は手帳を捲った。 細かい調整をするとなると、専門家の手が必要だ。こういう事が得意な昔馴染の職人が丁度来週にくることになっていて助かった。 頭の中で予定を捏ねくり回しながらレジに鍵を掛ける。 ちょうど一区切りついたところだった。一息入れようと思ったのだ。 いつもなら店の扉を開けて、ただいまの代わりにおやつーと叫ぶ来地が、珍しくこっそりと玄関から入ってきた。 今の時間はまだ開店中。見咎める事もなかっただろう。 たまたま、琳吾が手洗いに立っていなければの話だ。 「あれ、らい君。おかえり」 声をかけると、来地はギクッと肩を跳ねさせた。 「り、琳吾兄ちゃん! 店は?」 「今、ちょっとトイレに行ってきた。あれ、らい君、ブレザーどうかしたの?」 「な、なんでもない…」 来地が慌てたように丸めていたブレザーを抱きしめ、そこからクーンと苦鳴がした。 琳吾は目を眇めた。 「…………犬か」 ブレザーから小さな仔犬が鼻先を出した。 宇佐木家の末弟は、末っ子で甘やかし過ぎたのかなんなのか、中学生になっても小学生のようなことをする。 犬猫を拾ってくるのもその一つだ。ならば、それに対して雷を落とすのが責任ある長男の義務である。 いつになく冷たい表情の琳吾に来地がブレザーから覗く犬とそっくりな情けない表情をした。 「らい君、戻してきなさい」 「琳吾兄ちゃん酷い! 鬼!」 「鬼でもなんでも、らい君面倒みれないでしょ」 「だってかわいそうじゃん。もしおれが拾わなかったら、この子達、夜になって凍えて死んじゃったかもしれないんだよ」 「あのねえ、らい君。今かわいそうでも、うちじゃどうしようもない。うちにはもうノブナガがいるし、皆学校とか仕事とかで忙しいでしょう」 「でも琳吾兄ちゃんは大体うちにいるじゃん」 「ほら、そうやって人任せにする。自分で責任もてないなら拾ってくるなって言ってるの」 「琳吾兄ちゃん酷い! 揚げ足取り! ……鬼!」 語彙の少ない来地が言葉に詰まって地団駄を踏んだ。徹底抗戦のつもりか、潤んだ目で睨みつけブレザーをぎゅっと抱きしめる。 きゅう、と先ほどより弱い鳴き声がした。 「ちょっと、らい君仔犬絞めてない? 今変な声したけど」 「え、え、」 慌てる来地の腕からブレザーを奪い、そっと剥がすと鼻先の出ていた犬と、もう一匹、一回り小さい仔犬が出てきた。 どちらも泥だらけだ。小さい方は息が短く、脇腹が盛んに上下している。ぐったりと目を瞑り足を投げ出した姿はいかにも弱っていた。 「らい君、どうして具合悪いの先に言わないの!」 「えー、だって琳吾兄ちゃんが」 「ぬるま湯とタオル持ってきて。早く拭いてあげないと」 頬を膨らませたあと、来地ははぁいと返事をしてバタバタと台所に走っていった。 琳吾は足音を聴きつつ、店用のエプロンで顔周りの泥を拭ってやる。ポケットからスマートフォンをだすと行きつけの動物病院を呼び出した。 # # # 軽い栄養失調と悪戯で泥をかけられたための体温低下が原因だったようで、一晩点滴を受けた二匹の仔犬はすっかり回復していた。 茶の間におろすと元気に足を動かし始めた。お尻ばかりが目立って、コロコロ転がっているようにしか見えないが。 「元気になってよかったね」 小さなしっぽを掴まえた来地が、ふわふわになった仔犬を撫でた。 前に進まないことが理解できてないのか、仔犬は短い足で一生懸命足踏みしている。 もう一匹の鼻先をつつき、悠が伺うように言った。 「で、兄貴。これ飼うの?」 卓袱台の向こうでは、琳吾がこめかみを揉んでいる。 「飼わないけど、ここまで関わっちゃったからね。里親探しまではするよ」 「よっしゃ! ありがと、琳吾兄ちゃん」 「来地は里親、一人くらいは見つけて来いよ」 「わかってるって」 安請け合いした来地の隣で、達巳がボソリと言った。 「ノブナガと喧嘩しないかな……」 「大丈夫だって! こんなに小さいんだよ?」 「むしろノブナガにやられるんじゃね」 蜜柑の皮を剥きながら言う悠に来地が決意の目をした。 「マリオとルイージはおれが守ってみせる!」 「なにそのマリオとルイージって」 「え、この子達の名前」 「え、マジで」 「いや、らい君。さすがにそれ可哀相だから」 「ヒデヨシとイエヤス」 「それもどうかと思うよ、たつ君」 「……あ、寝ちゃったみたい」 兄弟の会話をよそに、仔犬はくっつきあい、しっぽを丸めて寝てしまっていた。
https://w.atwiki.jp/rinnchi/pages/26.html
「待ちな、ブス!」 台湾のトップモデル、リー・チーリンは広東語で怒鳴られ足を止める。 失礼な罵声を浴びせた人物に向けた顔は、うんざりした表情で満ちていた。 だが、その相貌は端整で見るものを魅了するものだった。 負の感情が浮かんでいようともその美貌は衰えることなく周囲に輝きを放つ。 琥珀色に染めた髪を惜しみなく広げ、芳しい芳香を纏わせている。 すらりと細く長く伸びた脚で支える体は、しなやかに引き締まっていた。 振り向いた先には人影が見えず、目線を大幅に下げるリー。 そこには脂肪の塊があった。 ウエストを中心にだぶだぶとした贅肉をまとわりつかせ、 その上チューブトップの服を着ているので、衆目にその樽腹を晒している。 上品なドレスで胸の谷間をわずかに見せる台湾も出るとは対照的だった。 顔も肉のつき過ぎで常に微笑んでいるような造作だが、 どうやら怒っているらしいことはリーにも分かった。 確か大食いを持ちネタにしている中国人芸人だ、と彼女は思い出す。 「あの……何かゴヨウでショウか?」 リーは台湾語の他に北京語、英語と簡単な日本語を話すことができる。 なので中国人の女性に対しては北京語で応答する。 それがさらに女芸人の癇に障ったようだ。 「ゴヨウでショウか? 下手な北京語シャべってんじゃないよ!」 訛りのキツイ広東語でそうまくし立てる彼女からどう逃げるか、 すでにリーは考え始めていた。 このような状況に彼女が立ち会うのはこれが初めてではない。 日本でのドラマ出演が決まってから、反日派の人間の嫌がらせが続いていたのだ。 一般人は事務所やマネージャーが対処してくれるが、 こういったタレント畑の人間まではTV局でも対応しにくい。 「ワタチのキムタックに媚売りやがって、イクラで寝たんだヨ!」 どうやら彼女は反日というわけではなく、 好きなアイドルと競演しているリーに嫉妬しているらしい。 そんなことを言われてもキャスティングの権限は私にはないのに、 とドラマと現実を混同する低脳な女性に対して哀れみさえ覚える美人女優。 「ンダヨその目は、大体ワタチタチ誇り高い中華人民共和国の役なんかして、 売国奴、娼婦、×××××!」 テレビでは人情派で通っているはずの女芸人の口汚い罵声に、 さすがのリーも驚いて周りを見渡す。 普段は喧騒で包まれているTV局も、深夜過ぎということで人通りは少なく 中国人女性の差別発言を咎めるものは誰もいない。 身の危険を感じたリーは、逃げようと距離をとり口を開く。 「あの、用事がありますので、シツレイします」 口早にそう言うと、身を翻し走って逃げようとする。 瞬間、リーの背中に衝撃が走った。 「アイヤー!」 150キロ超とも言われている女芸人が全体重をのせてタックルしてきたのだ。 あまりのショックで顔面から床に衝突する美人モデル。 ガスッ、っと鈍い音を立てて衝撃を顔中で受け止めてしまう。 「んぐぅ!」 鼻の奥からツーンと鉄の臭いが広がってくる。 美人モデルであり女優でもあるリーの鼻梁から、トロリとした血液が流れ出る。 床にぶつけた衝撃で鼻血を垂らす女優の顔は倒錯的でもあった。 あわてて拭おうと手で押さえようとする台湾女性。 そこに二度目の衝撃が振り下ろされる。 「フンガー!」 百貫デブの中国人が、肩幅よりも広い臀部をモデルの細い背中に叩きつける。 胃袋どころか背骨まで軋むような重量に、声もない悲鳴を上げるリー。 冗談ではなく腰骨が砕けてしまうのでは、と真剣に恐怖を感じてしまう。 「ぐぅう、お、オモイ……」 必死に声を絞り出し、少しでも重さを和らげようと上体を動かしてみる。 だが鬼のような形相の女芸人はそれすらも許さない。 「動くんじゃネーヨ!」 うつぶせに倒れている台湾モデルの背中に座っている中国芸人は、 あろうことか100キロを軽く超える体重で、再び尻を振り下ろす。 腰を少し上げて、落とす。 その繰り返しで、何度も何度も美人女優の背中に鉄槌を降す。 逃げる隙もないほど高速で上下運動のハンマーを繰り出され、 リーの口から情けない悲鳴がほとばしる。 「ぐげぇ! やめ゛やべでぇ! ぐええっ!」 細くくびれた腰に、無残にも馬乗りの悪魔が笑みを浮かべて拷問を続ける。 本当に潰れてしまう、もう潰れているのではと恐怖に顔をゆがめる台湾モデル。 鼻からは顎にかけて鼻血が滴り落ち、涙と一緒に床のタイルを濡らす。 限界だった。 か弱い女性であるリーは暴力に晒された事など一度もなく、 死の恐怖が脳裏をかすめて、子供のように泣き喚いてしまう。 「あー! あー! ユルシテ、死ぬ、シヌ!」 ドスン 「ぐぴっ!」 魔の乗馬運動を停止し、リーの背中に腰を落ち着けるデブ芸人。 座ったままでもかなりの重量だが、臀部を叩きつけられるよりはよほどマシだった。 ふーっ、ふーっ、と荒い息を立てて休憩を取る間に、脱力する台湾モデル。 ボクサーに殴られたようなもので完全にグロッキーになっている。 手足を投げ出し、顔は無様に床につけて歪んでいる。 鼻血を垂れ流したまま、舌を出して脱力し半分白目を剥いている。 「どうだ、謝罪と賠償をするカ?」 「あ、あへ……」 中国人が何かを語りかけているようだが、聞き取れるはずもない。 つかの間の安寧に身を委ねようにも、腹筋と背筋から痛みが昇ってくる。 呼吸をするだけでも胃から鈍痛がするのだ。 普段は完璧なポーズを決めてるモデルの無様な姿を見て、 満足そうにほくそ笑む脂肪の塊。 嗜虐の顔でにこやかに語りかける。 「返事がないな。反省しないなら、トドメだ」 「え?」 ジャンプ。 今まで地に足をつけ、腰を上下させるだけだった女芸人。 だが今、彼女は完全に宙に浮いていた。 背中から圧力がなくなり、開放感に浸る台湾モデル。 もちろん刹那の後、その甘美な夢は終わり残酷な現実が降ってくる。 ずん! 「っ! ……か、ぁ」 全体重に落下速度を加え、砲弾のような勢いでヒップを落下させた。 今までとは比べ物にならない爆弾に、絶息するリー。 突然降って湧いた災難は、本当に降ってきた衝撃に収束する。 頭が真っ白になり何も考えられなくなる。 それでも体は痛みを、重量で押し出される内容物を彼女に伝える。 歯磨き粉のように彼女の胃から、夕食が押し出されてくる。 それは彼女が女性として最も見せたくない姿に違いなかったが、 一秒たりとも我慢できるものではなかった。 「う、ごぽ、おげえええぇぇぇぇ!」 美人台湾モデルは強烈な嘔吐をした。 オットセイのような体勢で、胃の内容物を前方に押し出す。 とてもリーのような美女から生成されたとは思えない醜悪な物体が、 タイル張りにびちゃびちゃと広がっていく。 彼女は台湾のトップモデルではなく、哀れなゲロ吐き女となったのだ。
https://w.atwiki.jp/merligold/pages/22.html
From めるりP 第1回 / 第2回 / 第3回 / 最終回 第3回 「理想と現実の狭間」 めるりゴールドは「イベント」なのか、「オフ会」なのか、当初はめるりP本人でさえ思案しあぐねていた。 「めるりゴールド」というと、あの伝説的で大成功して大盛り上がりした「トカチゴールド」の後釜というかパクリ企画のような名称で、これまたDJイベントかと思われる人がいるかもしれないが、まあ実際はそういうわけではない。 ちなみに、物事を先に名前だけ決めてから動き出すと後々面倒になるので、後進の方に参考にして頂きたいところである。 そもそも初めは、「めるりPの友人知人に来てもらって、何かやってもらうのをみんなでにやついてやろう」という大変意地悪な会だったのが、「見に来てくれる人って、めるりPが見たいんでないの?」という提案で(まともにごもっともである)、めるり出ずっぱりに。イケメンでもないのに申し訳ない。 で、イベントか、オフ会か、という話。 イベントは、内容をよく知らずとも、行けばとりあえず楽しかったりする。対してオフ会は、自発的に楽しもうとしなければ、なかなか楽しいものにはならない。その辺りのさじ加減は、どちらにも参加したことがある方ならおのずとおわかりだろう。 めるりゴールドは、「体裁」としては「イベント」であるけれども、その実は「オフ会」になるのかもしれない。というか実のところ、こういうことを主催したことはおろか、イベント(オフ会)としてもあんまり例のないことなんだそうで、大変困惑する話。 勿論運営側としては、来てくださった人を楽しませるのは当然といろいろ頭をひねっているわけですが、さりとて何にも知らないで来た人が楽しいかっていうとまた別の話で。しかもみんなはめるりPなわけで。いろいろと珍しいわけで。中野の箱から ’09。 そういうわけで、当日めるりPがすべっても、皆さんは笑うように。 さてさて、そんなこんなで、チケットのお値段を決めるのは難航。何よりも高くてはいけないのである。「めるりゴールド」ということで、綺羅星のような人々が入れかわり立ちかわり現れると思っている方もおられるかもしれないが、結構めるりPが出てくるばっかり。代金も比較的安く抑えたいところなのだが(めるりPに言わせれば「僕が出てくるところはタダでもいい」)、何分会場を借りているので、赤字にするというわけにもいかない。 そこで「赤字にならないギリギリのライン。最悪赤字」ぐらいの経済観念で済ますことにした。あれなら当日出納を壁に貼り付けてもいいけど、多分邪魔だろうなー。 しかし蓋を開けてみれば、あっさり満員御礼(会場のキャパ的に若干ぎゅう詰めか?)になりました。どうもありがとうございます。 当日は皆さんに、代金分の「しょうもなさ」と、あとお手伝いしてくださった方の豪華さをお約束できればと思う。 そんなイベントでもオフ会でもない、極めて変な催しに、お金と時間を惜しまず(ひょっとしたら惜しむことになるかも。その時は申し訳ない)来て下さる方にはとにかく感謝したい。 デペイズマイン(場所の違和感)を「ミシンと洋傘の手術台の上での不意の出会いのように美しい」と評したのはロートレアモン伯爵だったけれど、中野のお洒落な会場で、あたふたするめるりPと、素敵な人々との出会いも美しいと良いな、と願っています。
https://w.atwiki.jp/ryugugakkou2013/pages/7.html
九条院卓也の龍宮な日々「月とバニラ」(7/4) 九条院卓也の龍宮な日々「月とバニラ」(7/25) 九条院卓也の龍宮な日々「月とバニラ」(8/8) テーマ:仕事、息子、その他。 テーマ:仕事、息子、その他。 テーマ:仕事、息子、その他。 遅い朝。 今日も朝から暑かった。 朝から暑い。 夏の濃い日差しを感じる。洗濯物を取り込んだというだけで、すでにほんのりと汗ばんでいる妻の肌。 洗濯物を取り込んだというだけで、妻は軽く汗をかいていた。 洗濯物を取り込むだけでも妻は汗をかいていた。 ここのところずっと暑い日が続いているが、過ごしづらいほどでもない。 決して、過ごしづらいほどの暑さでもなく、これぐらいでちょうどいい。 だからと言って、決して過ごしづらいほどの暑さでもなく、これぐらいでちょうどいいかも知れない。 これぐらいでちょうどいい。 ほどなくして妻を見送る。。業者から店にアイスを下ろしに行くらしい。重たいクーラーボックスを5つぐらい車に積むわけで、女手ひとつで大丈夫だろうか。 仕事に行く妻を見送る。 仕事に出掛ける妻を見送る。 まずは、業者から店にアイスを下ろしに行くのが日課であるという。 業者から届いた荷物を店に下ろすのが日課であるとかなんとか。 せめて卸売の業者のにいちゃんが力仕事を手伝ってくれたら有難いのだが。 部屋に1人残され、水回りの整理と、布団を取り込むのが私の仕事。 部屋にはオレ1人。水回りの整理と、布団を取り込むのが残された者の仕事だ。 部屋に1人残されたオレは、水回りを整理したり、布団を取り込んだりするという重役を仰せつかっている。 昼食は、ホットケーキにサラダに、冷製のトマトスープ。これなら洗い物も少なくて済む。 昼食は、ホットケーキとサラダと、冷製のトマトスープ。 昼食は、トマトの冷たいスープ、ホットケーキ、サラダ。 レンジで温めたホットケーキの上にバニラのアイスを1玉乗せるのが最近のお気に入りだ。 そして、レンジで温めたホットケーキの上に、妻の仕事の残り物のバニラのアイスを1玉乗せるのが最近のお気に入りだ。 ホットケーキをレンジで温めてからバニラのアイスを1玉乗せるのが最近のオレのお気に入りだ。 バニラアイスは妻の仕事の残り物で、でっかいタッパーに入った状態で我が家の冷凍庫の大半を占拠している。 会社に着いたのは、昼の2時を少し過ぎた頃だった。 昼の2時を少し過ぎた頃に会社に着く。 昼の2時を少し過ぎたあたりに出勤。 正社員となり2年目の夏。 正社員となり2年目の夏。 正社員となって2年目の夏。 30歳を過ぎてなお、私はこの会社でバイトの身分に甘んじていた。壁を1枚隔てた隣のフロアには、伝票整理をしながら居眠りをしていた頃の私をよく知る連中が当時と変わらぬ配置のままで居るのかと思うと、なんとも不思議な感覚がある。 30歳を過ぎても、オレはこの会社でバイトの身分に甘んじていた。壁1枚隣のフロアには、伝票整理をしながら居眠りをしていた頃のオレをよく知る連中が当時とほとんど変わらないデスクの配置のままで居るのかと思えば、じつに不思議な感じがする。 30歳を過ぎてなお、オレはこの会社でバイトの身分に甘んじていた。 甘んじるも何も、伝票を数える途中で居眠りをして、どこまで数えたかわからなくなって結局イチからまた数え直す…などという体たらくがしょっちゅうだった。 壁1枚挟んだ隣のフロアには、その頃のオレをよく知る連中が当時とほとんど変わらないデスクの配置のままで居るのかと思うと、つくづく感慨深いような、不思議な感じがしないでもない。 居眠り小僧が今では、上役出勤だ。 かの居眠り小僧が、今では上役出勤。 居眠り小僧が、今では上役出勤というわけだ。 ある所では時が止まり、ある所では時が進む。そんなようなファンタジー小説を遠い昔に読んだような気がする。誰の何という本だったのか、時間がある時にでも調べてみるとしよう。 ある所では時が止まり、ある所では時が進む。そんなようなファンタジー小説を遠い昔に読んだような気がする。誰の何という本だったのか、時間がある時にでも調べてみるとしよう。 ある所では時が止まり、またある所では時が進む。云々。 なんとなく、そんなようなファンタジー小説を遠い昔に読んだような気がするのだが、誰が書いた何という本だったかまではよく覚えていない。時間がある時に調べてみるとしよう。 1週間の中で、昼過ぎに出社するのが2回。多くて3回。今のところ、誰も何とも言わない。 1週間の中で、昼過ぎに出社するのが2回。多くて3回。今のところ、それを咎める奴など居ない。 1週間の中で、昼過ぎに出社するのが2回か3回。今のところ、それを咎める奴は居ない。 たかだかその程度のロスならば仕事でキッチリと返してやる自信が私にはある。 たかだかその程度のロスならば仕事でもってキッチリと返してやる自信がオレにはあるのだ。 たかだかその程度のロスならば仕事でもってキッチリと返してやる自信がオレにはある。 すなわち、仕事の量よりも、質。 仕事の量よりも、質。なんとも便利な言葉である。 部長とか課長とかの役職とは別に、プロジェクトリーダーというのを何回か連続してやっているわけで、とりあえず、ヒラの分際で部長クラスにモノが言える今のポジションがむしろ気に入っている。 部長とか課長といった役職とは別に、プロジェクトリーダーというのを何回か連続してやっている。 部長だの課長だのという役職とはまた別に、プロジェクトリーダーというのに何回か連続して任命され続けて今に至っている。 とりあえず、ヒラの分際で部長クラスにモノが言える今のポジションが気に入っている。 これがまた有り難い事に、ヒラの分際で部長クラスにモノが言えるのだからじつに占めたものである。 下手に管理職になど就いて、メクラ判を押すだけの仕事に明け暮れるとなると、クリエイターとして丸くなった、などと後ろ指を指されるのがオチである。 これがまた、下手に管理職になど就いて、メクラ判を押す仕事に明け暮れるとなると、穿った連中から、あいつはゲームクリエイターとして丸くなった、などと後ろ指を指されるに決まっている。 むしろ、下手に管理職になど就いて、メクラ判を押すだけの仕事に明け暮れた日には、妙に穿った見方をする連中から、あいつはゲームクリエイターとして丸くなった、などと後ろ指を指されるのがオチだ。 やっぱり、これぐらいがちょうどいい。 やっぱり、オレはこれぐらいがちょうどいい。 やっぱり、オレにはこれぐらいがちょうどいいのである。 だいたいいつも、5時の少し前になると各人のデスクにお局がお菓子を配り歩くのだが、こいつがまた、人をイライラさせる天才である。 いつも、だいたい、5時少し前になれば、銘々ののデスクにお局様がお菓子を配りにやって来る。 いつも、5時少し前になると、我が部署の銘々のデスクにお局様がお菓子を配りにやって来る。 こいつがまた、人をイライラさせるのが天才的に上手い。 このお局様がまたクセモノと言うか、どうやら、人をイライラさせる天賦の才能を持って生まれてしまったらしい。 ある時は、おみくじに見立てたクッキーを皆に1つずつ差し出して、若い社員がたまたま大凶を引いたのを見て大爆笑。その上に、「私もさっき引いたけど吉だったわよ」などと畳み掛けやがった。 ある時は、おみくじに見立てたクッキーを皆に1つずつ差し出し、若い奴がたまたま大凶を引いたのを見て大爆笑。しかも、その直後に、「私もさっき引いたけど吉だったわ」などと畳み掛けてくれた。 こないだなんて、おみくじに見立てたような洒落たクッキーを皆に1つずつ差し出し、たまたま若い社員が大凶を引いたもんだから大爆笑。しかも、その直後に、「私もさっき引いたけど吉だったわよ」などと畳み掛けて若僧の息の音を止めた。 またある時は、他の社員がうまく受け取れなくて床に落としたチョコの1粒を拾い、そのまま缶の中に戻してから、中身をグルングルンとかき混ぜながら薄ら笑いを浮かべていた。 また別の日には、飴玉のように銀紙にくるまったチョコを、でっかい缶ごと持って配り歩いていたのだが、たまたま他の社員がうまく受け取れなくて床に落としたチョコの1粒を拾って、そのまま缶の中に戻してから、中身をグルグルとかき混ぜながら、ニヘラ…と不気味な笑いを浮かべていた。 別の日には、飴玉のような感じで銀紙にくるまったチョコを、大きな缶に入ったまま持って配り歩いていたのだが、別の奴がうまく受け取れなくて床に落としたチョコの1粒を拾ったかと思えば、そのまま缶の中に戻して、中身をグルグルとかき混ぜながら、ニヘラ…と不敵な笑みを浮かべていたのだった。 まぁ、チョコは銀紙にくるまっていたため落としてもたいして問題はないし、潔くその場で配ってしまっても良いのだが、缶の中に戻して混ぜるとなると、いささか悪意を感じるから笑える。 もちろん、チョコは銀紙にくるまっているから落としてもたいして問題はないのだが、缶の中に戻して混ぜるという発想自体、少なからず悪意を感じてしまう。 もちろん、チョコは銀紙にくるまっているため落としても衛生上はたいして問題はないかも知れないが、缶の中に戻して混ぜるという発想自体には少なからず悪意を感じずにはいられない。 そんなこんなで、私にとって、このお局の習性を観察するのが社内での密かな楽しみのひとつになりつつあるわけだ。 と、まぁそんなこんなで、このお局の習性を観察するのがオレの社内での密かな楽しみのひとつになりつつあるわけですな。 と、まぁ、何を隠そう、このお局の習性を観察するのがオレの社内での密かな楽しみのひとつになりつつある。 そうして、今回は何をしでかしたのかと言うと、あろう事か、私の妻の物真似である。 そして、今日のところは何をしでかしたのかと言うと、事もあろうに、オレの妻の物真似である。 そうして、今日は今日でまた何をしでかしたのかと言うと、よりによって、オレの妻の九条院彩夏…の物真似である。 とうとうやりやがったか。 相変わらず、外れがない。 相変わらず、外れがない。 いやいや、まったく。相変わらず外れがない。 クッキーの箱を小脇にかかえ、くじょういんさぁ~ん…などと、妙にクネクネとしたイントネーションで私を呼びつつ、妖艶なつもりで足を組み換えて見せたりで、挙げ句の果てに、口角に舌先を引っ掛けながら不気味に笑っていやがるではないか。 どっかの外国のクッキーの箱を小脇にかかえて、くじょういんさぁ~ん…などと、クネクネとした変なイントネーションでオレを呼んだかと思えば、妖艶なつもりで足を組み換えて見せたり、しまいには、舌の先を口角に引っ掛けながらこれまた不気味に笑っていやがる。 外国だかどこかのクッキーの箱を小脇にかかえつつ、くじょういんさぁ~ん…などと、クネクネとした不気味なイントネーションでオレを呼んだかと思えば、いかにも妖艶なつもりで足を組み換えて見せるなど、体全体を使って、じつに生き生きとパフォーマンスしている。 極めつけは、舌の先を口角に引っ掛けながらニタニタと不気味に笑いやがって。なるほど。確かに、彩夏だ。 まったく、ここまで堂々とやられたらたまったもんじゃない。 向かいの席の若い奴があからさまに笑いを噛み殺そうとして、見た事もないような妙な表情になっている。 向かいの席の若い社員があからさまに笑いを噛み殺そうとして、入社以来誰にも見せた事もないような妙な表情になっているじゃないか。 向かいの席の若い社員と来たら、おそらくオレに気を遣ってか、あからさまに笑いを噛み殺そうとして、痙攣か引き付けでも起こしそうな妙な表情になっているではないか。 もういい。わかったわかった。 もういい。わかったわかった。降参だ。 オイ、お局。 よし、もういい。わかった。お局。お前には、冥土の土産に「月とスッポン」という諺を教えてやろう。 お局。どうやら、お前には、冥土の土産に「月とスッポン」という諺を教えてやるしかないようだな。 お前には、冥土の土産に「月とスッポン」という諺を教えてやるしかないらしいな。 それともうひとつ。九条院は妻の姓で、私は婿養子である。なので、妻が私を「九条院さん」と呼ぶのはあり得ないのだ。 それと、九条院は妻の姓で、オレは婿養子である。だから、妻がオレを「九条院さん」と呼ぶのはあり得ないのだ。 それと、九条院は妻の姓で、オレは婿養子である。 だから、妻がオレを「九条院さん」と呼ぶのはあり得ないのだ。 まぁ、どの道お前には関係ないし、関係なくて構わないのだが。 まぁ、どの道お前には関係ないし、関係なくて構わないのだがねぇ。 まぁ、どの道お前には関係ないし、関係あったらむしろ困るぐらいなのだがねぇ。 いやはや、見てはいけない物を見てしまった。 まったく、見てはいけない物を見てしまった。 いやはや、まったく、見てはいけない物を見てしまった。 今日のところは、思いのほか仕事もはかどった。 とりあえず、今日のところは、思いのほか仕事もはかどった。 そうは言いつつも、肝心の仕事が思いのほかはかどったのは有り難い。 さて、ビールでも買って帰るとするか。 さて、ビールでも買って帰るとしよう。 さてさて、今日のところは、ビールでも買って帰るとしようか。 月がキレイだ。 月がキレイだ。 月がキレイだ。 名前 コメント