約 1,001,433 件
https://w.atwiki.jp/nolimetangere/pages/23.html
双子 --カク 「マイケル、ねえ、マイケルってば」 麗らかな陽射しが、冷たい石造りの廊下を照らし出している。その中を肩を怒らせて歩く半身に、ガビィは後を追いながら肩を竦めた。 事の顛末は、至極些細なものだ。マイケルとセシルがチェスの勝負をしていたら、その日に限って二人とも勝負の記録を取るのを忘れていた。気晴らしにと何局もやり合ったものだから、どちらが何度勝ったのか、二人ともはっきりと思い出すことができなかった。それでも、普段の二人なら、笑って肩を竦めることができただろう。だが、この日の朝、マイケルは性質の悪い上級生と角を突き合わせており、セシルは聖歌隊の練習で思うような結果を出せなかった。つまりは二人とも、普段より少し腹の虫の居所が悪かったのだ。 それでも不器用に気遣い合った二人は、互いに相手に勝ちを譲ろうとした。だが、物事が上手く噛み合わない日は、何をやっても裏目に出るものだ、譲り合いはやがて勝ち星の押し付け合いになり、押し付け合いは言い合いになり、不機嫌さはいやました。その結果が、談話室を飛び出した今のマイケルだ。 マイケルが頑固者であることは元より知っていたが、セシルも優しげな外見に反してかなり頑なな部分がある。二人が口論することは殆どないが、一度起きてしまうと、鎮火させるのはなかなか骨が折れるのだ。今回の件が収束するまでにかかる手間を思うと、ガビィは深く溜息を吐いた。 「マイケル、戻って謝ってきなよ。こんなこと、いつまでも意地張って引きずるようなものじゃないだろ」 ガビィが何を言っても、マイケルは怒りを顔に浮かべたまま、見向きもしない。時折何か呟いたかと思えば、先程の件に対する恨み言だ。こうなると、マイケルは何を言っても聞かない。ガビィはとうとう匙を放り投げ、ただ後を追いかけることに専念した。 どちらも無言のまま歩き続ける。やがて廊下の端に辿り着くと、マイケルはようやく足を止めた。 「……セシルが悪いんだ。素直に受け入れてくれればいいのに」 やっとはっきり放った言葉がそれであったことに、ガビィは脱力して壁に凭れかかった。 「そう言うなら、マイケルだって頷けばよかったじゃないか。セシルが折角譲ってくれたんだから。でも、それを認められなかったのは、マイケルだって同じだろ?」 マイケルは相変わらず答えない。ただ、肩は怒っているというのに、その後ろ姿はどこか悄然としている。これが引きずるには下らない口論であり、自分にも非があることを理解しているのだ。 「セシルも本気で怒ってなんかないさ。マイケルみたいに、意地張って引き返せなくなってるだけだよ。ね、素直に謝ってきなって」 ガビィはマイケルの顔を覗き込んだ。上気した頬の上では、怒りとも悲しみともつかない色に歪んだ目が、きつく床を睨みつけている。相変わらず、ガビィの言葉にはまるで耳を傾けようとしない。思わず溜め息を零した瞬間、背後から切羽詰まった声が聞こえた。 「マイケル」 凛として透き通った、聞き慣れた柔らかな声。マイケルが肩を揺らし、恐る恐る振り向いた。視線の先にいたのは、予想通りの人物だった。 「……セシル」 「ごめん、マイケル。僕、妙な意地を張った。本当はあんな言い合いなんかしたくなかったのに」 黒髪に包まれた優しい風貌が、今にも泣き出しそうに歪んでいる。おそらくは走ってきたのだろう、普段はきっちりと着込まれているはずの制服が、ほんの少し乱れていた。 その姿に、マイケルは息を飲み、次いでゆっくりと吐き出した。肩から力が抜けると同時に、顔に浮かんでいた険が、陽光を受けた雪のように消えていく。 「……僕こそ、済まなかった。折角気を遣ってくれたのにな」 太陽のように明るい表情で、マイケルは笑った。つい先程まで底辺を彷徨っていた心情が、今ではすっかり晴れやかだ。あまりにも現金な反応が、ガビィには少しおかしい。壁に凭れたまま、思わず噴き出してしまう。幸いなことに、マイケルはそれを見咎めることもなく、親しげにセシルの肩を抱いた。 「談話室に戻ろう。仕切り直しにもう一戦だ」 笑い合い、二人が連れ添って歩き出す。その後ろ姿に、ガビィは笑いかけた。 「よかったね、マイケル」 その声に、マイケルは振り返らなかった。セシルと談笑しながら、ガビィには一顧だにせず歩き去っていく。そしてそのことを、ガビィが訝しがることはなかった。 遠ざかる二人の姿が、角を曲がって完全に消える。その様子を、ガビィは穏やかに見送っていた。その顔が心底嬉しげに笑っていることを見ることのできる者は、もうそこにはいなかった。 ガビィルート以外のガビィのその後を想像してみたらこうなった
https://w.atwiki.jp/myuu12/pages/108.html
注意・このページは前作のものを流用しています 対策さえ出来ていればミュー側ガン有利な組み合わせ。 距離をとってしまえば自分から近づくことなく一方的に倒しきれるため、距離のとり方と迎撃方法さえ覚えれば勝率は上がるはず。 開幕 近くにいてもいいことはないため空中バックダッシュ安定。 テイガー側はこれを咎める方法がないため、距離を縮めようと前HJしてくることが多い。 その場合にはバックジャンプJC→D設置→バックダッシュとするとジャンプでの前進を止めつつビットを設置できるので有効。 外れていてもJCの硬直が切れた後そのままバックダッシュで逃げられる。 立ち回り ミューとテイガーが画面の端と端にいる場合はひたすら6D→ハバキリとすることでテイガーのプライマーを削り続けられる。 これによりテイガー側は動くしかなくなるのでそれに対応していく。 以下テイガーの行動に対しての対応 ①:スレッジハンマー 一気に距離を詰められるためテイガー側が一番良くやる行動。 対応としては初段の出かかりもしくは終わり際に5Cを差し込む。 こうするとカウンターヒットして6CまでつながるためゲージがあればRCから大ダメージを奪え、ゲージがなくても距離を離せる。 しかしスレッジは溜めることでタイミングと距離を変えられるため、自分がスレッジに当たるくらいの距離にいる場合は空中バックダッシュ で距離をとった方が安定。 スレッジに差し込むタイミングを覚えるだけでかなりテイガー戦は楽になるため頑張って覚える。 ②:前HJ スレッジと同じく一気に距離を詰められるためテイガー側がよくやる行動その2。 空投げやJC等で対応するのもいいが、テイガー側の行動によっては潰されることもあるため地対空での迎撃が安定。 この時の対空手段としては、6Aではなく2Cを使う。 6AではテイガーがJ2Cをしてきた場合タイミングをずらされ攻撃を受けてしまう。 2Cの先端がちょうど当たるくらいのタイミング出だしていればJ2Cされてもお互いにスカるだけで何も起きない。 ミューが画面端の近くに追い詰められている場合はテイガーの下をくぐって位置を入れ替えるのがとても有効。 ③:ボルテックチャージ ハバキリを防ぎつつ磁力ゲージを溜められるためテイガー側がよくやる行動その3。 無視してそのまま6D→ハバキリを続けてたら結構あたってくれたりする。 またチャージの終わり際に6Cを当てるとカウンターヒットして5000以上のダメージを奪えるため、かなりおいしい。 ④:ガードを固めつつ前進 テイガー側があまりやらないけど実は一番対応しづらい動き。 ジリジリと画面端に追いやられる。 基本は小ビットで嫌がらせしつつ隙を見て溜めビットを設置し、ガードさせてる間にジャンプで位置を入れ替えたり 崩しを迫ったりする。 以上がテイガー側に磁力ゲージがない時の基本的な対策。 テイガーに磁力ゲージが溜まった場合、ビット設置の隙などにスパークボルトが刺さるため立ち回りをガラリと変える 必要がある。 基本はスパークを警戒しつつビット設置→HJ。これをするとビット設置を見てスパークされた場合に磁力を付けられず かわすことができたりする。 HJのあとにはスパーク当たらない高さで溜ビット設置をするとタイミングがずらせてスパークをかわせたり。 もちろんそううまくかわすことは難しいので、大体は地上でガードを強いられる。 磁力がついた後はビット設置は控えてひたすら逃げ。空中バックダッシュ、バックステップ等を駆使して磁力が切れるまで 逃げ続ける。 テイガー側は一気に距離を縮めようと各種磁力技等を使ってくるためこれに対応する。 vs テイガー【テイガー基本ステータス】 【テイガー戦基本戦術】 【注意するべき技】 ★立ち回り★【開幕】 【遠距離】 【中距離】 【近距離】 ★状況別★【空対空】 【空対地】 【地対空】 【固め】 【被固め】 【起き攻め】 【被起き攻め】 【端背負い】 ★ピンポイント攻略★【直ガ割り込みポイント】 【バースト確定ポイント】 ★その他★スレまとめ コメントフォーム vs テイガー 【テイガー基本ステータス】 ドライブ:ボルテックバトラー オーバードライブ:ボルテックフィールド ダッシュタイプ: HP: FC対応技: 下段技: 中段技: 空中ガード不能技: ガード不能技: コマ投げ 【テイガー戦基本戦術】 【注意するべき技】 ★立ち回り★ 【開幕】 要注意技: 【遠距離】 要注意技: 【中距離】 要注意技: 【近距離】 要注意技: ★状況別★ 【空対空】 要注意技: 【空対地】 要注意技: 【地対空】 要注意技: 【固め】 要注意技: 【被固め】 要注意技: 【起き攻め】 要注意技: 【被起き攻め】 要注意技: 【端背負い】 要注意技: ★ピンポイント攻略★ 【直ガ割り込みポイント】 【バースト確定ポイント】 ★その他★ スレまとめ コメントフォーム 今はエアドライバーがあるから空中のビット設置は慎重に -- (名無しさん) 2013-11-17 22 15 56 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/56351.html
登録日:2024/05/29 Wed 16 55 00 更新日:2024/06/01 Sat 12 55 29NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 ※CERO Aです。 どうしてこうなった ツインテール パワプロクンポケット パワポケ パワポケ赤髪彼女候補 ヒルドラクンポケット ポケ2 不倫 太った 彼女候補 昼ドラ 槌田コーチ 水木卓 熟女 監督の娘 童顔 野々村愛 闇 食堂 野々村愛とは、パワプロクンポケットシリーズに登場する彼女候補である。 2では赤髪ツインテールの女の子。 概要 ドリルモグラーズの食堂で働いている童顔女の子。 そして野々村監督の娘である。全く似てないが、多分母親似なんだろう。 健気な性格をしており、水木卓に好意を寄せられている。 活躍 モグラーズ編(2) 初登場で当時20歳。 食堂へ訪れた際に知り合いになる。 食堂の経営は球団同様厳しいのでメニューはきんぴらごぼうやめざし3匹、マヨネーズごはんなど。 米は自宅から持ってくるなど、やり繰りが生々しい。 2年目からは差し入れを持ってきてくれる。 そのうち、遊びに誘えるようになる。 やはりある程度好感度が上がると某ホテルの前で別れる。 そして告白をし、二人は付き合うこととなった。 誕生日プレゼントは「スムーピグッズ」。 エピローグ 子供が出来ており、監督含め4人暮らしをしているようだ。 好感度の上がりが遅く、攻略は意外と時間がかかる。 好感度が足りないと水木と付き合っているアルバムが追加される。 正史では水木と付き合っていた模様。だが… 忍者戦国編(5裏) 月光の忍者として登場。頭領の野々村の娘なのは同じ。 主人公が月光に属しているとストーリー終了後に恋仲になっている。その光景を水木が覗いている それ以外に属すと主要な敵として立ちはだかる。 最終的には殺されるが、そのとき主人公は残忍な一面を覗かせた。 ちなみに表サクセスでは、この時点でモグラーズを去っていた模様。 新球団ナマーズ編(11) 久しぶりに登場。このとき38才。なのだが… 太りました… かつての童顔はどこへやら、すっかり食堂のオバチャンになってしまった。 幸恵と霞の容姿が全く変わっていないのがより哀愁を誘う。 また、理由は不明だが槌田(*1)と結婚しており、槌田愛に姓を変更している。どうやら水木とは結婚しなかったみたいだ。 そして子供(槌田壮太)もいるのだが、顔も性格(*2)もどう見ても水木に似ている… 実はなんと水木とは不倫関係にあったのだ。しかも未だに続いているという。 順番としては「水木と愛は付き合っていた→槌田と愛が結婚→経緯は不明だが水木と愛は不倫関係になる→デキた」 という感じだろうか。 槌田もこの現状を把握しており、世間体も考慮してか容認している。昔からの仲間には情けをかけたのかもしれない。 また、槌田は2の時点でコーチという点からも分かるように愛とは親子ほども歳が離れており、明確には語られていないものの、結婚そのものにも相応の事情がありそうである。不倫を咎めるどころか、壮太と水木の面会まで黙認しているのもこのあたりが関係してるのかもしれない。 水木は愛と一緒にいるところを見られるのが嫌なようで、見られると監督評価が下がる。 ヒルドラクンポケット 壮太のアルバムではより意味深さが増している。 今作の再登場彼女候補でも一際異彩を放つ存在になってしまった愛。果たして今後どうなったのだろうか。 余談 11での状況について、しつもんコ~ナ~に疑問が寄せられていた。 Q.野々村愛が槌田コーチと結婚したいきさつは?てっきり水木さんとくっついたのだと思っていました。 A.野球のことで大変だったから、うまくいかなかったんだ。 野球万能説 GBC版パワポケ2の攻略本では野々村”藍”と誤表記されていた。パワプロクンポケット7で釈明した。 ここの項目にはあまり来ないから… じゃ、これからは追記修正してね。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] おばちゃんになっても不倫してて托卵してるの生々しすぎる… -- 名無しさん (2024-05-29 18 00 23) 忍者編で回復と高威力のかまいたちの術を使う頼れるヒロインぶりが好きだったけどそんなことになってたのか…(別人だけども) -- 名無しさん (2024-05-29 18 06 54) 月光編では死んだら育成失敗と言えるくらい優秀なキャラ -- 名無しさん (2024-05-29 23 24 21) デキタ後に水木と別れたけどいまだに未練たらたらなのかと思ったら托卵なのかよ。流石にちょっと見る目変わるわ。 -- 名無しさん (2024-05-30 06 08 42) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kiganhankoku/pages/65.html
その友誼の重さに #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 彼が壇に登る日は、兎角視聴率が取れる。 それが予算に関する議会の答弁だったとしても(※非常に暇である)、ゆうに三割は超えてしまう。 何と言うか、その。 水瀬悠は国を支える摂政にして、奇眼藩国の女性の心を掴んで離さないアイドルでもあるのだった。 さて、そんな彼であるが、今日は少し様子が違う。 彼をはじめとする奇眼の首脳陣は、戦争準備の報にもいつもどおりの応対をしていたが。 先ほど入った情報に、皆の顔色が変わった。 古い友人の戦死であった。 今は遠く、冬の京に籍を置く友が。 ああ。 胸の中で、黒いものが渦巻く。 ともすれば呪詛に心をもっていかれそうになる。 いけない、それは違う。 自分はそっち側ではない。 信念を貫くにあたって、負の感情で戦うことは許されない。 言い聞かせて、ひとつ大きく息を吸って、吐いた。 人はきっと綺麗事とそれを評するが、彼はその綺麗事を、指先の細胞ひとつにまで徹底させられる人間であった。 ゆえに、表情と言葉は真摯であり。 「起て、国民よッ!!! 今こそ我らが怨敵を粛清する時だッ!!!」 普段の気品と物静かさとそして笑顔は、そこには無かったが。 あまりにも必死な姿勢が、国民の心を揺り動かした。 後に、人は語る。 その絶叫は、いっそ歌のようであった、と――。 尚、その際に急増した志願兵の多くが女性であったことは、また別の話だ。 /*/ 「――もしもし、ああ、あたしだ。少し頼みたいことが――ああ、もう? そうか、済まない、ありがとう。では」 受話器を片手に、背にするのは書類の山、山、山。 但し、判は既に全て押してある。 終わった仕事だ。 木曽池春海は華族である。 宮廷服を纏って出仕する姿はまるで七五三のようだと、ごく一部の(特殊な類の)国民の間で人気である。 要は幼女である。 すぐこける、すぐ泣く、すぐ惚れると問題点を挙げればきりがなかったが、仕事をさせればまぁ、使えなくもなかった。 その彼女が、宮廷服として支給されたスーツを、脱ぎ捨てた。 職務放棄である。 公務中にそのシンボルをかなぐり捨てるという行為は、それだけでも重罪であった。 だが、きっと誰も彼女を咎めることは出来ない。 死を悼むことを止められる権利など、一体誰が持つだろう。 扉を引き千切るつもりで、ロッカーを開ける。 真っ白いコートの裏に隠された、もう一着のユニフォームを引っ張り出す。 軍服である。 胸に縫い付けられた犬の旗印は、義に誓った忠誠の証。 袖を通し、犬耳型センサーの組み込まれたカチューシャをつけた彼女は、既に一介の戦士だった。 右の瞳は色を変えて、奇眼の猟犬が眼を覚ます。 「友の仇――討ち損じはありえないよ。国を追われた屈辱とともに――ぜんぶ、ぜんぶ、たたっかえしてやる」 幼女は幼女なりに、怒っていた。 /*/ 「ふふ、く、くくく、あぁーっはっはっはぁ!!!」 雷鳴が鳴り響いた――ような気分である。 ブリジット山脈、山麓。 鼠色の巨大な建造物が聳え立つ。 表札には『プロフェッサーGの秘密基地』とボールドイタリックで書かれている。 ちなみにどう見ても秘密ではない。 むしろとっても目立つ。 さて、奇眼藩国の制服の何もかもを我が物にせんと日夜活動している彼――人は彼を(いろんな感情を込めて)『教授』と呼ぶ――は、狂喜乱舞していた。 理由はふたつ。 ・遂に念願の女性用宮廷服をゲットした ・公式に新型I=D設計が発布された 前者はついさっき怒り心頭で軍服に着替えて銃の整備に出て行った春海のものである。 どんまい春海。 まぁそれはいい。 兵器開発だ。 悪のマッドサイエンティストとして、これ以上に魅力的な言葉が他にあろうか。 時は満ちたり。 機は熟した。 我輩の時代だ。 「くく…く、ふふ、ははは、あぁーっはっはっはっはっはぁッ!!!」 とりあえずもう一度悪役笑いをしておく。 美学であった。 「さて…確か猫神君が新型機の試作を始めていたな。少々手を出させてもらうかな…」 この男、何気に表の顔は吏族である。 首脳陣にも現場にも、顔は効いた。 「あー、もしもし、猫神君? ………留守電か」 尚、猫神や舞花といった歩兵師団の主力は、同じく歩兵の春海に連れ出されており、これからしばらく連絡が取れなかったりする。 教授、制服に笑い制服に泣く。 /*/ 「繰り返す、起て、国民よッ! 今こそ正義に誓った忠節を見せるときだッ! 我が友は、友の友を助けたりッ!!!」 奇眼の空に、少年の絶叫<うたごえ>が響く。 硝煙の臭いが近付いていた。 (本文・挿絵:木曽池春海)
https://w.atwiki.jp/wiki4_ameagari/pages/20.html
悠久の果てまでも ハーヴェイは一人、小高い丘に生えた大樹に背をもたれ、星を舞う空を眺めていた。 ……追い続け、探し続け、幾星霜を重ねただろう。 当て所無く、当て所無く、ただ彷徨い続け、求め続けた。 果てしなき放浪。 何の当ても無く、しかし、ただ求めた。求めずにはいられなかった。 だが、ついぞ探し出せず、年月を経る毎、彼の心は擦り切れて行った。 人には寿命がある。 その身は何時か朽ちる時が来る。 だが、もし、その身が滅びぬならばどうだろう。 永遠なる生。 ――それでも。 その心にも寿命があるのかも知れない。 人の心は、その体の寿命を越えて生きるようには作られていないのかも知れない。 彼の心がその動きを止めてから、どれ程の月日が流れただろう。 朝靄に煙る日の出も、風に揺れる木々のざわめきも、波の運ぶ潮騒も、響き渡るような歌も。 ……彼の心に届く事を忘れて久しかった。 何を感じる事も無く、ただ、遥か昔の想いのままに彷徨う亡霊に過ぎなかった。 天空で出会った一人の娘。 己でも解らぬままに、彼の心は止めていた鼓動を再び打ち始めたかのように動き出していた。放っておく事ができなかった。娘が姿を消す度、追わずにはいられなかった。 戸惑いの中で見た、その娘の瞳。 ――ただ、真っ直ぐな瞳。 それが、彼の心に息吹を吹き込んだものだった。 そう、忘れえぬ…… ハーヴェイは、そっと目を閉じた。 ――遥かなる時の彼方。 まだ、神々がその姿を地上に現していた頃。 その男は、女神フレイアに仕える娘と恋に落ちた。 共に時を過ごし、言葉を重ね、触れ合い、その仲を深めて行った。 やがて、彼はその娘を妻とするべくフレイアに申し入れた。 だが、フレイアは娘がその許を離れる事を許さなかった。 諦めず、幾度か彼は女神の許に出向いて申し入れた。 しかし、フレイアの答えは変わらなかった。 失意の中、それでも諦める事の出来ぬ彼に近寄る者があった。 ――邪悪にして気紛れなる神、ロキ。 ロキは彼に言ったのだ。 女神イドゥンの管理する黄金の林檎を盗み出す事が出来たならば、娘を彼の妻と出来るよう力を貸してやろう、と。 彼は迷いながらもロキの言葉を信じ、イドゥンの許へと忍び込んだ。 辺りを見計らい、その木の下に辿り着く。そして、その実を手にした。 神々がその若々しさを保つために食するというその林檎を。 そして、立ち去ろうとする彼を、しかし、見咎める者が居た。 それは、女神フレイアであった。 彼は知らずにいた。 フレイアがここを訪れる事を、ロキは知っていた事を。 フレイアは彼に何故に黄金の林檎を欲したのかと問うた。 観念し全てを告げた彼に、フレイアはその咎への罰を言い渡した。 ひとつ。彼を放逐する事。 ひとつ。娘を放逐する事。 ひとつ。彼と娘に終わらぬ命を与える事。 ひとつ。娘の記憶を消し去る事。 フレイアの告げたその罰を聞き、疑問に思った彼は聞いた。 終わらぬ命は罰となるのか、と。 それは身を持って知る事となるでしょう――フレイアは彼にそう答えた。 それが、放浪の始まりだった ……そして、幾星霜。 当て所無く、ただ、求め続け、探し続けた。 果てしなき放浪の中、時は彼の心を磨り減らして行った。 そう、彼は終わらぬ生の意味を正しく身を持って知って行った。 だが――ついに巡り会ったのだった。 果てしなく捜し求めた、その真っ直ぐな瞳の娘に。 ――女神フレイアは言った。 お前に黄金の林檎を与えましょう。娘を探し出しそれを与えた時にこそ、お前の罪を許しましょう、と。 再び巡り会った娘は、しかし、林檎を口にする事を選ばなかった。 彼は、しかし、それでも良かった。 とうに息絶えていたと思えていた彼の心に、年経た亡霊であっただけの彼に息吹を吹き込んだのは、遠い思い出ではなく、此処にこうしてあるこの娘だったのだから。 思い出の中の姿ではなく、彼は辿り着いた。 だから、娘が――その心が何処にあろうとも、彼は己の心を娘の元に置くだろう。 これからも終わらぬ生を過ごすとしても。 彼はその想いを、その温もりを、その真っ直ぐな瞳を胸に抱えて行くならば……それはきっと、もう彼の心を凍らせる事は無いだろう。 彼は待つだろう。 いつでも、いつまででも。 その心を娘の傍らに置くだろう。 終わらぬ生のその果てまででさえも。
https://w.atwiki.jp/sentai-chara/pages/360.html
「宇宙、行クゾー!!」 【名前】 エリーヌ須田 【読み方】 えりーぬすだ 【俳優】 滝沢カレン 【登場作品】 仮面ライダーフォーゼ 【初登場話】 第37話「星・徒・選・抜」 【分類】 人間 【名前の由来】 エリダヌス(みずがめ座のモデルになった水瓶から流れ出るとされる川) 【詳細】 アメリカからの転校生。 日本へ来たばかりらしく、あまり日本語に慣れていない(「注意シテヨ!!」を「チューシテヨ!!」といってしまったり「おだまり」を「おざなり」と間違えた)。 勉強、スポーツも、完璧な超スーパーエリート。 JAXAつくば宇宙センターのロケットの前で試験に受かるようにと気合を入れていたところに如月弦太朗と鉢合わせ、彼とは意気投合し仲良くなる。 とある理由(後述)から「宇宙飛行士になることを舐めている(いい加減な気持ちで宇宙飛行士になろうとしている)様に見える」城島ユウキに対して強い敵対心を持っている。 その理由は、自分の父親は宇宙飛行士だったが、宇宙に行くために絶え間ない努力をしていたにもかかわらず、パフォーマンスが得意な同僚に宇宙へ行く夢を阻まれたという過去によるもので、 宇宙飛行士になる情熱はユウキと同じぐらいに熱いが、思い込みが激しい所がある。 実はアクエリアス・ゾディアーツのスイッチャーで、 弦太朗と会う前から既に「ホロスコープス」として覚醒していた。 今までのホロスコープスメンバーと違い、強い自制心で力に飲み込まれることはほとんどどなく、自分が認めた相手は例え敵であっても任務よりもその人物に手を差し伸べる (本来の任務は生徒たちを極限状態に追い詰め「ラプラスの瞳」の能力を最大限に生かすように仕組むことだったが、 歌星賢吾が何時もの目眩を起こした時、アクエリアス・ゾディアーツの能力で助けている)ほどの誇り高き精神の持ち主であり、速水公平からはフォーゼの正体が友達になった弦太朗と知ったときは「知ラサレテナカッタ!!」と怒りを露わにしていた。 立神と同じく我望光明を個人的に慕っている節があり、速水が命令に反した事を咎めると「私ハ、オ前ノ部下ジャナイ!我望先生ノ部下ダ!!」と怒り心頭の様を覗かせた。 二次試験を順調にこなして行くがトラブルが発生、ユウキの機転で何とかその場を凌ぐが、納得がいかない彼女は試験を受けた会場へ行く。 そこで彼女は、いつもユウキが肌身離さず持ち歩いていた「はやぶさくん」に隠された探していたカメラのパーツを見つける。 彼女が自分に勝つために不正行為を働いたと確信し、アクエリアス・ゾディアーツになりユウキを排除しにかかる。 その現場に弦太朗が現れ止めに入って来た事により交戦、アクエリアスの回復能力で戦況を有利に進めるが、彼の「そんなの本当のお前じゃねぇ!!」という言葉に迷いが生じ、一時戦闘から離脱。 それでも怒りの収まらない彼女は、半ば八つ当たり気味に無関係の人々(生徒)を襲っていたがメテオに止められ、彼の「友情を貫き、友人の言葉を信じそれを守り通す!!」との言葉に再び迷いが生じ、戦闘から離脱する。 その後、最終試験にユウキが選ばれたため責任者の一人である速水に彼女の不合格を懇願するも却下されたため、遂に強硬手段に打って出る。 ユウキに密かにアクエリアス・ゾディアーツの姿で近づき、「ネクタル」で彼女を崖から転落させ、何食わぬ顔で賢吾の元へと戻る。 順調に試験をこなしていたが、駆けつけた弦太朗から、「想定外の出来事にどう対応できるかをテストするために、指令書に書かれた事をユウキが実行しワザとみんなの嫌われ者になり、彼女のアイデアをフォローし、彼女を守った」という真相を聞かされ自分の愚かさを知り、急いでユウキの元へ戻りアクエリアスの能力で彼女の負傷を治療する(弦太朗が彼女を信じて正体を教えていなかったため、2度目の戦闘での彼の態度から正体に感づいた流星と異なり、この行動により初めて他のライダー部員達に正体を知られることになる)。 その後、試験に参加していた4人全員が合格し、ユウキとも友達のシルシを交わすが、尊敬する我望(ホロスコープスの首領)を裏切れないこと、自分がホロスコープスのメンバーである限り彼とは友達にはなれないという強い想いから、ホロスコープスの一人としてフォーゼと戦う覚悟を決め、弦太朗との一騎打ちを望む。 覚悟を受け取った弦太朗も了承し、どこか悲しげな雰囲気が漂う雨の降りしきる中、激戦を繰り広げた果てにコズミックステイツのリミットブレイクを受けたことにより敗北。弦太朗に感謝の言葉を述べ気を失った。 その直後、ヴァルゴの空間転移能力により回収され、新たな「ホロスコープスの一員」を見つけ出すことに貢献したことでダークネビュラへの追放措置ではなく、ホロスコープス時代の記憶を消去され、弦太朗達と過ごした日々や、友情は忘れてしまった。 初めて弦太朗、ユウキと出会ったスペースシャトル前で再び2人と出会い、改めて友達になった。 夏の劇場版ではフュージョンスイッチを完成するためにライダー部が40個のアストロスイッチを天高の教師や生徒に配る際、ユウキから「ホイールスイッチ」を受け取っており、他の教師・生徒などと共に彼らの協力をしている。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/21557.html
登録日:2011/09/21 Wed 23 49 13 更新日:2024/09/04 Wed 00 26 35NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 しにてェ… デスクルス ドラム缶 メタルサーガ メタルマックス メタルマックス2 メタルマックス3 押してもいいんだぜ 日λ... 日日日日日日日日日日日日日日日日 ※ドラム缶です。 メタルマックスシリーズにおいて、ドラム缶とは単なる入れ物以上の意味を持っている。 メタルマックス2 バリケードやテーブル代わりとして活躍。加えて一部は押して動かすことが可能で、その下には階段が隠されていたりと、「動かせる障害物」として至るところに設置されている。 このアクションはゲームを進める上で必要不可欠なので、ゲーム中では 「ドっ、ドっ、ドラムかん……」 「おっ、おっ、おす、おす……」 と、ベッドの上で死にそうになりながら力説してくれる老人がいるほどである。 そして、プレイヤーにとっては忘れられないイベントとして「ドラム缶押し」が存在する。 とある理由でデスクルスという町に入った主人公達は、そこで囚人のような扱いを受ける。 そして主人公達に課せられるのが「ドラム缶押し」なのだ。 その内容は、 「5つ並んだドラム缶を端まで押し、そしてまた元の位置に戻す」というもの。 これを延々と繰り返しやらされる。 やってる最中には見張りの看守からひたすら罵声を浴びせられ、しかもノルマは日に日に増えていく。 人 遅いぞ!ムシケラ! __日λ、、1 日_____2 日_____3 日_____4 日_____5 こんな感じである。 このイベントは言うまでもなく苦痛で、多くのプレイヤーにトラウマを残した。 しかし、その一方で「必ず抜け出してやろう」という反骨心をも煽ってくれるのである。 クリア後 町を解放し、晴れて自由の身となった主人公達。 ドラム缶押しをさせられた場所へ行って見ると、そこにはあの看守がどことなく寂しげに佇んでいる。 「別に誰に命令された訳でもないのに、みんな時々ドラム缶を押しに来るのさ。」 「どうしてだ? 懐かしいのか?」 →はい/いいえ →はい 「わかんねえな……オレには」 「……押してもいいんだぜ! 懐かしいドラム缶をよ!」 苦しかった日々を思い出しながら、ドラム缶を押す。 これは命令ではなく自分の意思である。 途中で止めてみる。 それを咎める者は誰もいない。 改めて「自由」を実感出来るはずだ。 トラウマになりながらもこのイベントを名シーンとして挙げるプレイヤーは多い。 MM2Rでも相変わらず健在のイベント。 さぁ、今日も元気にドラム缶を押しましょう。 メタルサーガ~砂塵の鎖~ やっぱり押せる。 とあるドラム缶の前にいる男が先に述べた看守の名ゼリフ、 「押してもいいんだぜ!」を無駄にかっこいいカメラワークで言ってくれる。 さらにエンディングではドラム缶を押した総距離が表示される。 なお、本作においてはクリアの為に「ドラム缶を押す」というアクションをする必要は一切無い。 メタルマックス3 ドラム缶の数が明らかに多い。 開始時に記憶喪失になった主人公が名乗ることになる偽名を、 ドラムカン・スミス ドラムカン・ジョーンズ ドラムカン・ジューロ の3つから選ぶことになる。 どう足掻いてもドラムカン。 因みにゲーム開始時、プレイヤーは当然主人公の名前を入力するのだが、最初はドラムカン固定であり、決めた名前を名乗れるのはしばらく先になる。 ドラムカンのままクリアすることも可能。 途中で愛着が湧いてドラムカンのままにする人も多いとか。 おまけに、ヒロイン・コーラが正体を隠す為に名乗る偽名は「ドラム子」 極めつけにはインテリアで「黄金のドラム缶」が購入可能。 お値段なんと30万G。 もはや公式でも完全にネタにされている。 因みにMM3の限定版特典はドラム缶型クッションベール。 そしてやっぱりドラム缶押しのイベントがある。 ただし、これはコーラのお手伝いクエストの一環であるのでそれほど苦痛ではない。 MM4でもDLCキャラとしてゲスト参戦しているのだが、公式ネームはやっぱりドラムカン。人気投票のエントリー名もしっかりドラムカンである。 「別に誰に命令された訳でもないのに、みんな時々この項目を見に来るのさ。」 「どうしてだ?懐かしいのか?」 →はい 「……してもいいんだぜ!懐かしい追記、修正をよ!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 鋼の季節の『ドドドドドドラムカ~~~~~ン!!』が抜けてるゾ -- 名無しさん (2017-09-26 18 31 18) やってる内にいつのまにかいかに効率よく動いて手早くノルマを達成するか考え始める、それがドラム缶押し -- 名無しさん (2023-08-12 05 27 35) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/poppomemo/pages/32.html
第1話「Wの検索/探偵は二人で一人」 W →番組タイトル →wind(風) =物語の舞台は風都 =サイクロン(台風)メモリ →WINDSCALE =犯人達の勤めていた会社 →with(~と一緒に、~と共に) =翔太郎とフィリップ 検索 →フィリップの能力 上へ 第2話「Wの検索/街を泣かせるもの」 街を泣かせるもの →ドーパンド? 上へ 第3話「Mに手を出すな/天国への行き方」 M →money(貨幣、金) =マネードーパンド =依頼人は借金を背負っていた →MILLION COLOSSEO =敵の本拠地 →my family =フィリップを悩ませた記憶 →M資金? →Marry Christmas? =サンタちゃんが初登場 天国 →ミリオンコロッセオ 天国への行き方 →ミリオンコロッセオへ行くにはバスに乗る必要がある 上へ 第4話「Mに手を出すな/ジョーカーで勝負」 ジョーカー →ジョーカーメモリ =ジョーカーメモリは「切り札」の記憶 ジョーカーで勝負 →ババ抜き勝負から =「切り札で勝負」? 上へ 第5話「少女・・・A/パパは仮面ライダー」 A →anomalocaris =アノマロカリスドーパンド →Asuka =依頼人の娘、あすか →Acetic Acid(酢酸)? =フィリップの気付けに酢が使われたことから? 少女A =少女あすか =同名の楽曲から? パパは仮面ライダー →みやびはあすかにWを亡き父親だと教えていた 上へ 第6話「少女・・・A/嘘の代償」 嘘 →あすかの父親がWだと教えていたこと →翔太郎がWの知り合いだとあすかに言ったこと 嘘の代償 →あすかが鷹村に誘拐されたこと 上へ 第7話「Cを探せ/フィリップはそれを我慢できない」 C →cockroach(ゴキブリ) =コックローチドーパンド →Chiduru =弾吾が探していた人物、千鶴 →comic =コックローチドーパンド、伊刈は同人漫画家 Cを探せ →千鶴を探せ →コックローチドーパンドを探せ フィリップはそれを我慢できない →映画「女はそれを我慢できない」から? 上へ 第8話「Cを探せ/ダンシングヒーロー」 ダンシングヒーロー →Wと弾吾 →同名の楽曲から? 上へ 第9話「Sな戦慄/メイド探偵は見た!」 S →Sweets(甘いもの、可愛らしい) =スイーツドーパンド =メイド姿の亜樹子? →Sonosaki =園咲家 →Saeki =真犯人 →Soukichi =「おやっさん」こと鳴海壮吉 メイド →亜樹子がメイドとして園咲家に潜入 メイド探偵 →ドラマ「メイド刑事」から? メイド探偵は見た! →ドラマ「家政婦は見た!」シリーズから? 上へ 第10話「Sな戦慄/名探偵の娘」 名探偵 →鳴海壮吉 名探偵の娘 →壮吉の娘である亜樹子 上へ 第11話「復讐のV/感染車」 V →virus(ウイルス) =ヴァイラスドーパンド →vehicle(乗り物) =ヴァイラスドーパンドの被害者は黒須以外全員車に轢かれている →vengeance(復讐) =幸の湯島に対する復讐 =康平の黒須一味に対する復讐 →villain(悪党) =黒須一味 =結婚詐欺師の湯島 →virgin road(結婚) =幸と湯島は結婚する予定だった →venom(怨恨、憎悪) =湯島の裏切りに対して =幸をひき逃げした黒須一味に対して →voice(声) =車とヴァイラスドーパンドの泣き声? →vacillate(動揺、迷い、ぐらつく) =「トリガー……エクスプロージョン」の躊躇い →vain(無駄な) =無駄になったガイアメモリ =霧彦のぬか喜び →varicolered(雑色の、まだらの) =ヴァイラスドーパントの模様 →vaunt(自慢する、誇る) =得意げに新発見を報告する霧彦 →venial(罪が許される、深く咎めるに及ばない) =湯島に対して「お前の罪を数えろ」 →vermin(害獣、害虫) =黒須一味と湯島 →vulture(人を食い物にする悪漢) =結婚詐欺師 →vacancy(空虚な) =抜け殻になった幸の体 →victim(被害者) =山村幸 →vary(変化する) ヴァイラスメモリの特性? 感染車 →ヴァイラスドーパンドに感染した車 →「感染者」のシャレ? 上へ 第12話「復讐のV/怨念獣」 怨念獣 →ヴァイラスドーパンド 上へ 第13話「レディオでQ!/狙われたプリンセス」 レディオ =WIND WAVE Q →Question(質問、問いただす) =ミスタークエスチョン =若菜がガイアメモリの入手方法を上尾に問いただしたことから? =若菜が何故ガイアメモリのことを知っていたのか? →cue(キュー、きっかけ) =同音繋がりから →quarter(一期、四半期) =1クールの区切りであることから →Quit(辞める) =若菜にタレントを辞めさせようとしたこと? →quiz(クイズ) =ミスタークエスチョンは若菜にクイズを出した →pをひっくり返すとq =プリンセス(若菜)の裏の顔? →MとVの中間がQとR マスカレイドドーパンドとヴァイオレンスドーパンドの中間? →腕を出して丸まったヴァイオレンスドーパンドの姿? →qualm(不安) =フィリップが若菜の本を取りかけたときの良心の呵責? quell(押さえる) →怒りの感情を静める? quicken:生き返らせる
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/3882.html
登録日:2011/10/05 Wed 14 41 01 更新日:2023/01/03 Tue 21 40 50 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 剣士 夜都賀波岐 大剣 天魔・悪路 寺島拓篤 屑兄さん←禁句(シナリオライター的に) 正田崇 毒 石川ゆうすけ 神咒神威神楽 神州無間憂国列士 穢土蓮蛇 腐食 装甲悪鬼村正←ではない 「無駄だぞ。言ったはずだ。木偶の剣では斬れんと」 天魔・悪路 CV:石川ゆうすけ/寺島拓篤 夜都賀波岐の1柱で死人の如きの肌色が特徴の青年。 身の丈を遥かに上回る巨大な刀を使った卓越した剣術で戦う。 異能力としては万物全てを腐り落とす力を持つ。 悪路に攻撃の為に体に触れる。彼の視界に入る。気を浴びる。それだけで体が腐る。 ぶっちゃけ悪路と交戦した瞬間から腐食の呪いを浴びる事となる。 常人なら悪路の一睨みであっという間に腐泥と化し、覇吐ら高位の歪み者であっても体の内部、末端から徐々に腐り落ちて行く。 [性格] 普段は非常に穏やかな雰囲気で仲間の天魔達に接し、特に妹にして恋人である母禮に対してはそれが顕著。 だが敵対者に対してはその限りでは無く、冷淡な顔を見せ、容赦無く殲滅する。 その様は機械と評される程、容赦がない。 特に西側の住民に対しての殺意と嫌悪は凄まじく、嘲りと蔑みの感情を隠さず、殺戮していく。 ――太・極―― 随神相――神咒神威・無間叫喚! 【太極】 太極・無間叫喚地獄。 これこそ悪路の真の力。 発現された随神相は鬼の如き巨大な武者。 通常とは異なり悪路の視線の外や体に触れずとも一定の範囲にいるなら腐食の呪いを浴びる事となる。 加えて悪路は通常の戦闘行動が可能な為、敵対者は腐食に耐えつつ、悪路と戦わなければならない。 この呪いに汚染された場合、常に発狂しかねない激痛を伴った腐食の浸食に悩まされる事となる。 以下、ネタバレ 神号(本名)は櫻井戒。 夜刀と共に旧世界にて波洵と戦った英雄である。 本来、思慮深い優しい青年なのだが、悪路の場合、夜刀の表層意識、即ち西側……波洵への憎悪の影響が強い為、現在のような性格に変貌している。 【作中の行動】 不破之関にて母禮と共に覇吐らの前に現れる。 夜行は母禮に任せ、自身は覇吐、刑士郎、宗次郎、紫織と交戦する。 通常時でも4人を圧倒し、叫喚地獄を発現して、紫織の両腕を消し、宗次郎を汚染し、刑士郎の異能を消し、覇吐を一度死に追いやった。 また真の姿となった二童子とも立て続けに交戦。先の覇吐同様、一度死に追いやった。 続いて諏訪原に登場。 但し、東征軍制圧の為ではなく宿儺のとある行動を咎める為。 蝦夷にて宗次郎と最終決戦。 やはり終始圧倒。彼を死の一歩手前まで追い詰めたが……。 【関連人物】 ◇天魔・母禮 悪路の妹にして恋人である夜都賀波岐の1柱たる女性。 本作から座シリーズに入ったプレイヤーにとっては禁断の愛にしか見えないが、前作経験者からすると、非常に物哀しい気分になる関係。 ◇壬生宗次郎 東征における宿敵……というか宗次郎が一方的に敵視している。 悪路から木偶呼ばわりされた事に怒りを燃やしているが、反面悪路の卓越した剣術と斬っても斬れない存在という点に関しては憧れと好意を抱いている。 悪路にとって波洵の一欠片に過ぎなかったが……? 【顛末】 蝦夷にて宗次郎を死の淵まで追い詰めるも、発現した太極・布都御霊剣によって腐蝕の異界を切り崩されてしまう。 上機嫌の宗次郎を波旬と同一視し、殺しにかかるが、宿儺の言葉、そして宗次郎が滅尽滅相から逸脱した言葉を言い放った事から目の前の存在が波旬の細胞の業から抜けだそうとしている事を察知。 本来なら現時点では瞬殺可能ながら、最後の力を宗次郎が単なる刃の宇宙と化すのを防ぐ為、波旬との繋がりを断ち切るのに使う。 最期は宗次郎らに全てを託し、黄昏の世界での妹と恋人の思い出に浸りながら消滅した。 「分からんだろうが、この項目を追記し、修正して逝けるうぃき籠りは幸せだよ」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 毒、全部使える厨性能になったんだっけ? -- 名無しさん (2013-07-11 02 32 23) 求道型って自分に触れさせなきゃいけないから多人数戦に向かないって話だが、こいつや母禮見てるとそうは思えない -- 名無しさん (2014-01-12 00 55 01) ドラマCDでまじで屑兄さんなっとって笑った。 -- 名無しさん (2014-01-28 13 47 56) 昔やったゲームで「あくろおう」っていたけどこれか。 -- 名無しさん (2019-10-13 10 55 35) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/toho_yandere/pages/2012.html
咲夜は○○が好きだった。 否、今も彼を好いている。 ○○が館の同僚である美鈴と恋仲になった今でも、その気持ちは些かも衰えることは無かった。 勝負は既についてしまっている。 彼女は、負けたのだった。 しかし、負けてなお諦めることは出来なかった。 むしろ、遠ざかれば遠ざかるほどそれは強くみなぎり、燃え盛った。 視線が自然と○○を追ってしまう。 ーー肩。そこへと頭を預けたい。 ーー腕。強く抱き寄せられ ーー胸。掌を乗せて鼓動を悦しみ ーー背。やがては自らも腕をまわし抱き合いたい。 その唇を、お互いに求めながらそうしたい。 したい、したい、したい! だって、だってだって、だって!! 私だって愛していた! 愛しているんだもの! 当たり前でしょう? それが、それがもう二度と叶わないなんて……ッ 咲夜は悶えるほどに○○を求めていた。 何度も何度も、自分の指先を彼に見立てた。 ○○がそうしてくれたなら……ううん、これは彼の指、これは彼の掌……そう思うだけで咲夜は何度も切なく鳴いた。 そんな彼女がついにはこうして禁忌を犯すのは正しく時間の問題だったのだろう。 静止した、いや「させた」時間の中、満願叶った恍惚の眼差しで咲夜は○○の手をとった。 ゆっくりと、それを自分の頬へと導く。 「あぁ……はああああアアアァァァ…アア」 長く感極まった吐息が長く尾を引いた。 恍惚であった。 ○○は美鈴のもの。 それは分かっている。 二人は愛し合っている。 分かっている。この館の誰よりも、この郷の誰よりも! しかし、私は誰にも知られない。 この気持ち、この胸の高鳴り、これから起こることを誰にも知られない。 咲夜はこの静止した世界ではたった一人の王。 たった一人の司祭なき神だ。 この世界の中でなら、誰一人彼女を咎めるものはいない。 そも、これから自身がすることは「起こった」と言えるのか? 「1秒にも遥かに満たない、刹那よりなお短いことなのよ? 少し……少しだけ何かあったかもしれなくても其れがなんだって言うの?」 無意識に封じていた、彼女だけが持つことの出来る理屈を、咲夜は謳うように唱えあげた。 何も、何も彼には起こらない。 ○○が穢れることなどない。 ただ自分の世界の中の事象なら、毎夜行う慰めと何も違わないではないか? そう違わないのだ。 彼は、私は、誰も裏切ってなど居ない。 「ねぇ、そうでしょう○○?…………そう、私も嬉しい」 咲夜は彼の頷く声を聞いたようだった。 拒まれることなど全く想定しない動きで、○○の首に腕をまわす。 鼻筋を擦り付けながら、うっとりと目を細め感触を楽しむ。 そさてほんの一瞬もだけ○○の瞳を覗いてからゆっくりと唇を合わせた。 咲夜の触れたところだけが動くことを許されるこの世界で、○○の唇は彼女の形に歪んだ。 (ああ……嬉しい…嬉しい! はは、はははやった! キス、キスした! ああ素敵……!) 閉じた瞳の奥で世界が新に色付いたようだった。 どこかモノクロめいた印象の合った世界が極彩色々に息吹を取り戻していくように。 それは自分を祝福するかのような、素晴らしい命の脈動に感じられた。 唇を触れあわせたまま、より深く悦ぶ為に○○の腕をとり自らの胸へと導く。 既に固く喜んでいた先端が待ち望んだ刺激にビクンとうち震える。 咲夜は頬を染め上げ、涙を溢れさせながら、より深く○○を侵食する。 ンフと女の匂いがする鼻息を浴びせ、○○の舌先へと自らの其れを絡めーー その瞬間。咲夜の脳裏にある映像が割り込んだ。 紅い髪、豊満な胸と見事にくびれた腰…… それは誰よりもよく知る女。 今この時誰よりも何よりも見たくないビジョン。 (な!? め、美鈴邪魔をす……) 高電圧がショートしたような、流れ弾が鉄の扉に弾かれたような高く激しい音。 それと共に七色の光は弾け、同時にその極彩の爆心地にいた咲夜は強かに弾き飛ばされた。 「あ、あがぐ……っ ぎ、 ふ、ふぉぐ……えいふぃん…っッッ」 咲く夜の世界は解け落ち、平等な世界が再び時を刻みだしていた。 覚えのある激痛だった。 彩光蓮華掌……ゴッコ遊びのなかでだが、この内側から熔けて爆ぜるような感覚はこれに相違なかった。 はその激痛が遥かに強いことを除けば、まさに。 咲夜は薄れ行く意識の中、全てを悟った。 そして、何故か悔しさ怒りに混じって嬉しさが込み上げてくるのを自覚した。 ははは! ふぉは! こんなこと。ここまでのことを! 何よ美鈴。あんたも、貴女も私と同じだったのね 狂ってるわ! 私の想いは、貴女のそれと同類だったなんて! ふふふふぉふぁははは! ○○、○○が愛した女は私と同類だった! 二人とも愛しているわ! 十六夜咲夜が意識を失うまでの僅かな時間。 彼女は、彼女達にだけ分かる狂気にうち震え、嘶いていた。 ギスギス紅魔館 番外編 完