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登録日:2015/05/21 (木) 22 45 00 更新日:2024/03/20 Wed 19 03 29NEW! 所要時間:約 ? 分で読めます ▽タグ一覧 ハッシュ・ハッシュ・クルーザー フューリアス ロイヤルネイビー 兵器 巡洋戦艦 改装空母 秘密兵器 空母 自重しろフィッシャー卿 航空母艦 英国面 軍事 軍艦 フューリアス(HMS Furious)とは、英国海軍が建造した世界初の航空母艦であり、世界初ゆえの試行錯誤が生み出した偉大なる英国面である。 なお、“フューリアス”は「怒り狂う」とか「猛烈な」のような意味合い。 性能諸元(初期値) 排水量(基準/満載):22,450/28,500t 全長:240m(水線長230m) 全幅:27m 吃水:7.6m 機関:ヤーロー式重油専焼小型水管缶18基+ブラウン・カーチス式ギヤードタービン4基4軸推進 最大出力:90,000馬力 最大速力:32.5ノット 航続距離:6,000海里/20ノット 乗員:880~1,218名 兵装:45.7cm40口径単装砲2基 14cm50口径単装速射砲11基 7.6cm40口径単装高角砲5基 53.3cm水中魚雷発射管単装2基 船体装甲:51~76mm(舷側水線部)、25mm(水雷隔壁)、76mm(甲板最厚部)、254mm(司令塔最厚部)、 279mm(前盾)、103~178mm(主砲バーベット) 搭載機 固定脚機5~6機、水上機3機 お前これのどこが空母やねん装甲以外巡洋戦艦やないかい、詐欺かオウ詐欺なんか? という突っ込みはごもっともだが、とりあえず読み進めていってほしい。 突っ込みどころの多すぎる建造経緯 どこぞのバカが火薬庫に火の着いたタバコを投げ込み、同時期に周りのバカがやってたチキンランも相まって勃発した第一次大戦勃発に際し、 英国政府は第一海軍卿(帝国海軍で言うところの軍令部総長のようなもん、と覚えておけばよい)の後任として、 引退していたジョン・アーバスノット・フィッシャーを引っ張り出した。 この名前にピンときたアニヲタ諸氏は正しい。この男、ドレッドノートの建艦計画推進者筆頭である。 まあ、要するに歩く英国面のようなもんで、英国面としてのジャンルは違うがジャック・チャーチルの同類だ。 そしてこの男、何をトチ狂ったか、会議の席上で文字通りにマジキチな作戦案を披露した。 要約すると、 ひとつ!究極無敵世界最強たるロイヤルネイビーの全力をもってバルト海に吶喊!!ふたつ!陸海軍の総力を上げてドイツ北海岸に強襲上陸!!みっつ!そのまま一気にベルリンを叩く!!☆ 大 英 帝 国 大 勝 利 ☆ ……馬鹿じゃねーの?何で現実で火葬戦記真っ青な作戦案開陳してんの? 今から考えればトチ狂ったとしか思えない作戦案がなぜ真剣に討議され、この作戦にしか使えないようなオモシロ戦艦が次々建造されたのか? そこには第一次世界大戦の、それまでとは次元の違う泥臭く、血なまぐさい戦場惨禍が背景に横たわっている。 有名な「西部戦線異常なし」でも知られるラビリンスの如く入り組んだ塹壕と、1メートル進むのにも数百の命を吸い取ると言われた吸血鬼さながらの消耗戦。 「異常なし」の異常とは、前線が動かないという意味で、その背景には数百、数千の死体が並んでいるという地獄の戦場。 そう、国境線がそのまま要塞線と化した西部戦線は、ただただ毎日膨大な鉄と血を消耗するだけでまったく進展がうかがえない膠着状態と化してしまったのだ。 ならば防備が整っていない北から攻めようという、ある意味では自然な発想から生まれたのがバルト海作戦なのである。 さて、フィッシャー卿のお脳の茹だり具合はともかくとして、仮に本作戦案を実行したとしよう。 その間、必死こいてパリ防衛中のフランスは捨て駒となる。これは英国的には「ざまぁwwww」だが、戦略的にはヤバい。 さらにイギリスを支える商船団はもれなくUボートの餌食となる。護衛艦隊もバルト海上陸支援に全振りするからね。 ついでに失敗すれば大英帝国軍はめでたく消滅、打ち切り最終話「☆ 連 合 軍 瓦 解 ☆」である。 どうあがいても実行できないししたくないしする気も起こりません、本当にありがとうございました。 今までの業績で自信過剰に陥ったか、そろそろボケ始めたか、はたまたニューロン一片に至るまで英国面に汚染されたか。 まあ全部、最善でも最後のは確定だろうが、ともかく総突っ込みを受けて本案はめでたく大却下された。 だがこれでめでたしめでたし……で済めば本項は要らん。 何とフィッシャー卿、職権濫用して作戦用秘密兵器を勝手に造りやがったのだ。 そんなこんなで建造されたのが、 バルト海上陸作戦支援用対地砲撃特化超大型軽巡洋艦 たるカレイジャス級(グローリアス級とも)と、その改良強化型たるフューリアスだったのである。 ちなみにフィッシャー卿曰く、こいつらのカテゴリーは「ハッシュ・ハッシュ・クルーザー」。 “ハッシュ・ハッシュ”というのは「人差し指を口に当ててシーッとやる行為」のことを指す。 まさに秘密(にしておきたかったしそもそも造る必要自体なかった)兵器。 なお、フィッシャー卿は本艦までの艦艇では満足しておらず、ハッシュ・ハッシュ・クルーザーや従来型の巡洋戦艦のコンセプトを極限まで突き詰めた、巡洋戦艦「インコンパラブル」の設計を進めさせていた。 このインコンパラブルのスペックは全長304m、排水量46,738t、速力35ノット、50.8cm連装砲3基を予定しており、完成していればアイオワ級の速力と超大和型の火力を併せ持つ化け物戦艦になる筈であった。もっとも、装甲は相変わらずペラペラなので完成したとしても実用性はお察しなのだが。 めでたく完成?そして第一次改装――使えるものは何でも使え とまあ、マジキチ作戦案とそれで使うマジキチ超兵器ども(ただし防御はティッシュ)を造らんとしたフィッシャー卿だったが、 なんやかんやあってガリポリ上陸作戦(詳細はGoogle先生に相談だ)失敗の責任をとって辞職。 バルト海侵攻作戦案は完璧に葬り去られることとなった。めでたしめでたし。ついでにインコンパラブルも没になった。 ……で済むわきゃないのが戦争である。それが1916年のユトランド沖海戦。 英独の主力艦隊が真っ正面から全力全壊で殴りあった結果、英国側の最新鋭巡洋戦艦が揃って汚ねぇ花火になってしまい、 ここに英国式(ひいてはフィッシャー式)の装甲軽視・超高速特化主義の弱点が露呈する。 そりゃそうだ、いくら速かろうが所詮艦、当たるときゃ当たる。本来はそのための右手、もとい装甲のはずなのだが。 カレイジャス級はしゃーないので惰性で完成させた(本艦未だ建造中)が、まあ、何だ。使い道がない。 そりゃそうだ、火力はともかく装甲は紙どころか濡れティッシュだし、喫水が低すぎるので外洋航海なんぞ不可能。 そんなもんをどうせいと?ということで誰かがひらめいたのが、 飛行機の海上運用プラットフォームにするのはどうよ? というものだった。 当時の英国海軍はドイツのツェッペリン飛行船による北海の定時哨戒やドイツ海軍大海艦隊とツェッペリンの海空連携戦闘をとられるのを危険視しており、 何とかして洋上でツェッペリンを捕捉・撃墜すべく海上航空プラットフォームを用意していたのだった。 先だって英仏海峡鉄道連絡船や高速商船を改造した水上機母艦や、陸上機滑走台を持つ水上機母艦「ミックスドキャリアー」が複数隻就役していたわけだが、 より大型で本格的な航空機運用プラットフォームとして目を付けられたのがフューリアスだったのだ。 と言う訳で、建造途中で扱いに困ってたフューリアスを設計変更しよう、となったわけである。 結果、前部主砲を撤去して飛行甲板としつつ、45.7cm砲での支援能力も多少維持した航空機海上運用試験艦として、本艦は就役した。 見た目はアレだ、前後の備品を逆転した伊勢型戦艦みたいなイメージでひとつ。 さて、なんとか完成したフューリアスだったが、艦橋が艦中央に鎮座しているため、後の空母のような着艦は不可能。 ではどうやって着艦するかというと…… 艦の隣を失速ギリギリで追い越し、艦橋を過ぎたところですかさず横滑り!甲板上に着艦(という名の落下)したところをすかさず乗組員が人力で押さえ込んで確保! というアクロバティック ダイナミック着艦であった。お前ら曲芸飛行団か。 当然のように死者が出まくったため、「自衛能力なんぞ知るか!」とまともに着艦できそうなように、 後部主砲塔も撤去して着艦用飛行甲板を設置した。これが第一次改装である。 これならどうよ、と改修にあたったドック工員や改設計者の皆さんも思っただろうが、そうは問屋が卸さない。 よく思い返してほしい、艦橋と煙突はそのまんまである。さて、これがどういうことかというと…… 飛行場で例えるなら滑走路のど真ん中に管制塔が突っ立ってるようなもんだ。 排煙と艦橋のせいで艦周辺の気流は乱れに乱れ、とてもじゃないが着艦なんぞできるわけがない。 しかし転んでもただでは起きないのがジョンブル魂、この扱いの難しすぎる艦でもって見事にドイツ軍への攻撃を成功させているのだがそれは後述するとしよう。 このフューリアスの実戦投入で得られたデータは後のイギリス空母、ひいては世界中の航空母艦の検討と運用に対する大きな手助けとなる。 第二次改装――本格的♂空母爆誕 さて、フューリアスの改装大失敗から得られた「航空機の離着艦に甲板上構造物は不要」という教訓により、 第二試作型空母の「アーガス」と「イーグル」は全通甲板を採用した空母として完成する。 全通甲板というのは、要は船体上面に何も乗せておらず、軍用機の離着艦に特化したものだ。おにゃのこで言うところのつるぺたであるな。 なぜか空母艦娘たちは、和装の上から膨らみが見える=おっぱいおっぱいなスタイルの持ち主が多いけど。 それはそれとして、この2隻の妹の運用実績に基づいてフューリアスは再改装され、格納庫の大型化や全通甲板採用を行い、 その分の浮力補填としてバルジを増設した結果、艦幅が拡大して安定性が若干向上している。 また、本艦で特徴的なのが二段式飛行甲板を備えていることだ。 上段は着艦及び攻撃機発進用、下段は戦闘機発進用となっており、複数機/複数種同時発艦が可能になっている。 下段甲板はちと短いが、当時の主力機は複葉機だったので問題はなかった。 なお、航空機の単葉化と大型化が進みつつある時期に三段式空母として改装された、赤城 加賀の一航戦コンビはというと……(目そらし) まあ本艦でも結局、下段甲板は対空火器増設スペースになるんだけどな! こうして2度の大改装を経て、フューリアスは空母として生まれ変わったのであった。 なお、小型艦迎撃用の単装速射砲2種はこの時点では残されていたが、39年の改修で対空兵装に換装されている。 性能諸元(最終型)――生まれ変わったフューリアスの性能がこれだ! 排水量(基準/満載):22,000/27,500t 全長:240m(水線長230m) 全幅:27.4m 吃水:7.6m 飛行甲板長:175.6m×27.9m(上段)/61m×27.9m(下段) 機関:ヤーロー式重油専焼小型水管缶18基+パーソンズ式ギアードタービンタービン4基4軸推進 最大出力:91,195馬力 最大速力:31ノット 航続距離:4,310海里/16ノット 燃料(重油/航空燃料):4,310/95t 乗員:1,230名中航空要員370名 兵装:Mark XVI 10.2cm45口径連装高角砲6基12門 ヴィッカーズ QF 4cm39口径ポンポン八連装砲6基48門 20mm連装機銃8基16門+同単装6基計22門 装甲(舷側/甲板):76/51mm 搭載機:最大40機 戦歴 時は1918年、世界初の空母として就役したフューリアスは第一次世界大戦に実戦投入される事となる。言わずもがな、これが世界初の空母の実戦投入となる。 第一次改装を終えたわずか4カ月後、フューリアスはその艦首に7機の爆装したソッピース・キャメルを搭載し、ドイツのトンデルン飛行船基地へと爆撃を加えたのだ。 この時代にはまだ珍兵器でしかなかった航空母艦からの攻撃はしかし、ソッピース・キャメルを駆る7人の勇士の手によって成功を収めた。 彼らは行く手を阻む対空砲火を潜り抜け、ドイツ海軍が擁する飛行船格納庫を急襲。 基地を炎上させて、「ハイトクライマー」と呼ばれた高性能ツェッペリン飛行船2隻を破壊する戦果を挙げた。 世界初の空母は世界初の空母作戦をも成し遂げたのである。 結果的に戦車に続く英国の珍兵器にしてやられたドイツ軍は各地の飛行船基地の対空装備を大急ぎで増強するハメになった。 一方この戦果に気を良くした英国海軍は空母活用の次の段階として雷撃機による艦隊攻撃を画策し これが第二次大戦における空母による初の戦艦撃沈=タラント夜襲へと繋がっていくことになる。 空母として迎えた第二次世界大戦では、序盤はH部隊に所属しており、主に船団護衛や戦闘機の輸送、哨戒任務に従事している。 43年2月以降は本国艦隊に編入され、8月から翌年2月までは修理と訓練に費やしている。 その後はノルウェー沿岸のドイツ船舶攻撃やティルピッツ撃滅作戦に参加したが、航空機の大型化や船体の老朽化には抗えず、 44年9月15日付で予備役に編入され、45年4月に退役。航空攻撃の構造的ダメージ調査に使用された。 最終的に48年にスクラップとして民間へ放出され、54年までには解体を終えたという。 余談 さて、フューリアス カレイジャス級改装の際に撤去された巨砲であるが、これらがどうなったかについても一応述べておこう。 カレイジャス級の38.1cm連装砲4基8門はそのまま保管され、戦時急造戦艦「ヴァンガード」の建造にリサイクルされた。 戦時急造と馬鹿にするなかれ、現場の改良要求をフル採用した結果、性能バランスに優れたなかなかの逸品に仕上がっている。 しかし結局終戦には間に合わず、最良最後と呼ばれた英国戦艦は、練習戦艦兼王室専用超巨大クルーザーとして生涯を過ごした。 一方フューリアスに搭載されていた45.7cm単装砲塔はというと、砲塔部が解体され、発射システムと砲身が再利用された。 沿岸での対艦/対地砲撃に特化した小型艦種であるモニター艦の「ロード・クライブ級」に増設されたのだ。 もともと前弩級戦艦の30.5cm連装砲塔積んでるところにさらなる無茶だが、何故かうまくいってしまった。 まあ、艦砲で一番重量食うのは砲塔構造で、発射システム(と砲身と防盾)だけなら結構軽く済むからだったりする。 そのせいで艦そのものを旋回させないと照準もろくにつけられず(そもそも右舷に向けて固定されてる)、もう完全に対地砲撃特化砲である。 なお、改修されたのはネームシップ「ロード・クライブ」(予備砲身)、3番艦「サー・トーマス・ピクトン」(艦尾主砲)、8番艦「ジェネラル・ウルフ」(艦首主砲)の3隻。 追記・修正は改装前のフューリアスに着艦してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] また君かwww素晴らしい。英国愛に溢れる見事な項目だwwwいいぞもっとやれ! -- 名無しさん (2015-05-21 23 22 42) なんでこんな案が真剣に討議され、こんな作戦にしか投入できなそうな艦が次々建造されたかというと・・・結局西部戦線の塹壕戦が恐ろしいほどの血を吸いまくったからだぬ。それくらいなら投機的でも短期にカタがつくバルト海作戦も賭けてみる価値があるのでは? と思われたわけだぬ -- 名無しさん (2015-05-22 12 55 31) 砲を流用したモニター艦は、無理やり積んだ巨砲の補強で全艦立錐の余地もない程に補強されまくった。当然この砲の砲弾装薬類は艦内に収められないので、水で覆った筒に小分けして露天搭載という空恐ろしい事になった。なお、元々この船が装備していた砲はバラスト代わりに引き続き搭載されているが、一応発砲は可能な状態を維持された。 -- 名無しさん (2015-05-23 00 27 49) 「西部戦線異状なし」なので異常とはちょっと違うかも -- 名無しさん (2017-11-12 21 36 59) シュリーフェンプランやら漸減作戦に比べればずっと現実的でしょバルト海作戦 -- 名無しさん (2017-12-22 21 46 29) 名前 コメント
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○作戦 【陣形】 敵に対して多数で攻撃することを前提とし、敵1体に2人以上で攻撃できるようにポジションをとる。 敵に後ろを取られないように味方同士でお互いに背中を守る。 【装備】 装備している物が体の動きを制限したり、身軽さや素早さを低下させないよう配慮する。 スコップは、折りたたみ可能で、携帯性の高い軍用のものを使う。 スコップの刃を防弾鋼鈑にすることで防盾として使えるようにする。 スコップの刃の中央にのぞき穴をつけ、盾と使用している最中も最低限の視界を確保できるようにする。 【体術】 ≪全般≫ 遮蔽物を利用して距離を詰める。 できるだけ敵の背後や側面へと回りこむように展開する。 敵の配置の薄い部分に集中して攻撃する。 敵の最も弱い部分を攻撃する。 それぞれの部隊が連携しタイミングを合わせて攻撃を開始、その後、途切れぬように絶え間なく攻撃する。 回避運動を取りつつ、攻撃を開始。 ふつうにやったら打撃力差がありすぎるので敵火力による自滅を狙う。 攻撃する際はなるべく遮蔽物をいかし回避することで被害面積を少なくする。 攻撃を仕掛けるときには奇襲を仕掛けることが大事になるので、攻撃ポイントに移動する際は移動時に敵にこちらの存在を気付かれないことを第1として、敵との距離が近くなってからは全員出来るだけ気配を消して慎重に行動する。 奇襲を仕掛ける前にできるだけ敵の背後や側面へと回りこむように部隊を展開し、敵に対する包囲を完成させておく。 身を隠しながら敵がやってくるのを待ち伏せし、敵がこちらの射程距離に入った時点で奇襲を仕掛ける。 万が一反撃を受けたときにできるだけ被害面積が少なくなるように攻撃のときはこちらの体を敵にさらしすぎることのないよう気をつける。 相手の隙を付き奇襲撹乱を実施するものとする。 フェイントを交えて相手の防御を崩してから攻撃する。 相手の目線、体捌き、ポジションから間合いや攻撃のタイミングをはかる。 目や鼻、こめかみ、あご、首、喉、鳩尾を狙って攻撃する。 オーマやアラダの目を積極的に狙い、突いたり目潰しする。 攻防の流れの中で相手の無防備な部分を見極めて肘や膝で打つ。 相手が飛び込んできた際は体全体を攻撃線からはずして防御する。 相手の打撃が来た場合、鞭やスコップなど手持ちの装備を使って防御する。 相手の攻撃の軌道を見極め、上段・中段・下段受けを状況によって使い分ける。 攻撃を受けた際は相手の近くから離脱するか、攻撃を続行するかを選択する。 反撃の際は防御したら即座に突く、蹴る、打つなどして攻撃する。 初撃で相手の動きを止めた後、続けて突き・蹴りなどで攻撃を続ける。 基本的な攻撃の技術を応用し、連続して技を繰り出すようにする。 相手が前に進んでくる勢いを利用し、脚を払ってバランスを崩し、次の攻撃につなげる。 力がない者は敏捷性・スピード・タイミング・バランス感覚を最大限に利用する。 単純なスピードだけでなく、攻守のタイミングを常に意識する。 一度に倒しきれないほど多数の敵は、前衛の負荷を超えない範囲で、少しずつおびき出して倒す。 ≪歩兵≫ 戦闘時は声を出さないこと(叫んだりしない)。ただし、要救助者への呼びかけや、緊急の事態はこの限りではない。 少数であっても、戦闘時には敵より多い数で攻撃できるよう、連携を密にとりゲリラ的に撃破。 ≪打撃≫ 状況によってアッパーカットや手刀、拳槌、肘打ち、膝蹴りを使い分ける。 突く際は全体重を乗せて、相手の体の向こう側を意識して打ち抜く。 状況に応じて横蹴り、前蹴り、回し蹴りなど蹴りの種類を変える 回し蹴りを打つ際は脚、膝、腰の力を利用し、上半身でバランスをとりながら相手に全体重を叩き込む。 蹴るときは踵、つま先、脛など状況によって蹴りに使う部分を変える。 打撃の種類 基本突き:脇を絞り、真っ直ぐ拳を突き出す。上半身の力だけでなく体重移動や腰の回転を意識し体重をかけて打つ。 上段突き:胸やノド、頭部を狙う。頭部は特に目、鼻、こめかみ、あごなど急所が集中しているので効果が高い。 中段突き:相手の胴体のど真ん中=鳩尾を中心に狙う。鳩尾にまともに打撃が入ると内臓へ衝撃が伝わって立っていられなくなる。 裏拳:手の甲でスナップを利かせて打つ。顔面など比較的もろい部分を狙う。 拳槌:握った拳を振り下ろしたり、体を回転させるようにして打つ。 肘打ち:人体の中でも硬い肘を使い、相手を打つ。全体重をかけて相手の弱い部分を狙う。 上段蹴り:下半身のばねを使って脚を振り上げ、上半身のバランスをとりながら相手の頭部を蹴る。 中段蹴り:相手のわき腹、みぞおちを狙う蹴り。相手の状況で前蹴りや回し蹴りを使い分ける。 下段蹴り:膝や足の甲を使って相手の太もも周辺めがけて蹴りこむ。足をつぶして立てなくしたり、素早さを封じたりできる。 前蹴り:片足を上げて抱え込み、体重を乗せて真っ直ぐ蹴りこむ。 ≪刃物≫ スコップで攻撃するときは攻撃角を意識し、上下左右斜めに斬ったり最短距離で突く。 斬撃の種類 唐竹割り:まっすぐ振り下ろして斬る。 袈裟斬り:刀剣を斜め上から敵の体に振り下ろして斬る。 水平斬り:刀剣を横水平に切り払って敵を斬る。 刺突:敵の胴体真ん中を狙い、まっすぐ突く。する時は刃を寝かせて(横にして)行う。そうすると、骨に当たらずに貫ける。 《鞭》 鞭と体術を組み合わせることで効果的な攻撃を行う。 【スコップ:攻撃】 略奪系考古学者は設定からスコップの扱いに慣れており、白兵戦時もスコップを鈍器として扱える。 土を掬い、相手にかけて目くらましに使う。 バットのようにして殴ることで、鈍器としてのダメージを与える。 常に自分が有利の位置をキープする。 遠心力をつけて叩きつける 【鞭:攻撃】 鞭は通常の武器と比べて非常に軌道が複雑であり、攻撃を避けにくい。 達人が扱う鞭は、音速を越え、回避が困難である。 鞭の一撃は激しい苦痛を引き起こし、激しいショックを与える。 鞭を何か物に巻きつけることで、体を振り子のように動かし、敵の予想外の場所から攻撃をしかけられる 鞭のリーチの長さを生かし、常に自分が有利な距離をキープできる。 暗所では肌を黒く塗り、腕の振りが見えないようにすることで、鞭の軌道を読みにくくする。 鞭を相手の脚に絡めて引くことで転倒させ、次の攻撃を回避し辛くする 【装備:鞭の達人】 革紐に竹のような節をつけ、鞭先端の速度をあげる。 骨を埋めた革紐で攻撃し、皮膚にとげを食いこませて傷つける。 鞭の攻撃でできた裂創は治癒しにくく、痛みも激しい。 多条鞭は複数の革紐をついているので、広範囲を攻撃できる。 複数の敵には、鞭を2本持つことで対応する。 攻撃の軌道を予測しにくいよう、人間の短期記憶で処理できる量(5~9)を超える10本以上の革紐で攻撃する。 多条鞭の革紐を寄り合わせることで、1本の革紐にしてピンポイント攻撃ができる。 【徳河:穴】 徳河は落とし穴作成が得意であり、トラップとして利用可能である。 ○SS&イラスト (SS作成者:444/イラスト作成者:忌闇装介) 「……やるしかないか。それ!」 そう言って、気合の叫びとともに徳河は敵に向かって鞭を振るった。 徳河も変幻自在の動きの鞭が、敵の守りの弱いところを直撃し、打ち倒す。 または、絡め取って引き寄せ、拳や蹴り、スコップの一撃で殴り倒す。あるいはナイフで切り裂く、さもなくば敵の攻撃からの盾にする。 敵が迫ったと思いきや、鞭を障害物に巻きつけ、体を振り子のように移動させて攻撃を回避し、 敵の予想外の場所から勢いをつけた強烈な飛び蹴りを炸裂させる。まさに攻防一体 徳河の鞭捌きは、もはや神業の域に突入していた。 tokukawa002.jpg 「よし、僕たちもいくか!」 「俺たちもやってやる!」 「私もやりますよー、それ!」 音声RP http //mezaden.way-nifty.com/idress/s0.mp3 http //mezaden.way-nifty.com/idress/s1.mp3 http //mezaden.way-nifty.com/idress/s2.mp3 一方、444、忌闇装介、田中申の鞭捌きは、徳河より一枚も二枚も劣っていたが、そのかわり武器に工夫を凝らされていた。 その鞭は複数の革をつないだ無数の鞭であり、眼でとらえることは不可能であった。 muti001s.jpg 奮闘を続けるみなの背後から、敵が迫ろうとしていた。だが、その姿が一瞬で消える。 「わはは、引っかかったな。そこには穴を掘っておいたのだ」 さすが徳河さんだ。そう思いながら穴に落ちた敵をスコップで土をかけて埋めると、みなは戦闘を再開した。 ○応援+RP 田中申@akiharu国「徳河さんは、スコップで掘り進むほうが走るより速いですよ」 田中申@akiharu国「徳河さん、すごいです」 田中申@akiharu国「徳河さん、かっこいいです」 田中申@akiharu国「徳河さんの鞭さばきはすごいですよ!」 田中申@akiharu国「スコップを持った徳河さんは、すごくすごいです!」 涼原秋春@akiharu国「徳河先生! ガンガン敵を穴に落としちゃって下さい!」 リバーウィンド@akiharu国「徳川先生、鞭捌きのお手本をお願い致します」 曲直瀬りま@FVB : 「おらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおら!」 天河宵@FVB : 「見せてやってください、その一撃は夜明けを呼ぶと!!」 空@アウトウェイ : 「遠慮は要らない!たたっ斬れ!」 城華一郎@レンジャー連邦 : 「発掘兵器ゲーム楽しかったよ、akiharu国さーーん!!!! がっつんとここでぶちかまそう!!!!」 橘@akiharu国 : 「その鞭に全てを載せて攻撃だ!」 うさぎ@ナニワアームズ商藩国 : 「止めをさしてやれ!」 織子@ナニワアームズ商藩国 : 「akiharu国no」 サーペント@FEG : 「カマキリの一撃を食らえ!」 くま@鍋の国 : 「ぶん殴るです!絶対勝つです!みなさんファイトー!!」 鍋@ふぁん@鍋の国 : 「いっけーーー!!」 城華一郎@レンジャー連邦 : 「楽しいゲームを取り戻そう!!!!」 りあらりん@たけきの藩国 : 「とにかくぶん殴ってください。負けないで!」 ゲドー@芥辺境藩国 : 「いけ!カマキリ!」 ジジ@ながみ藩国 : 「ぶっとばせ!」 九頭竜川@愛鳴藩国 : 「よっしゃー!余勢を駆ってこのままぶっちぎりだぜー」 イクト@FEG : 「後に続けー!!勢いに乗って夜明けまで突き進むぞ!!」 伯牙@伏見藩国 : 「ファイトです!」 御鷹@伏見藩国 : 「たけきのにつづけ!」 藻女@神聖巫連盟 : 「ぶっとませ~吶喊だ~」 周船寺竜郎@FEG : 「やっちまえーー!!俺らの分も全力でぶっとばしてくれーーー!!!!!」 竹戸 初@たけきの藩国 : 「懸れ~! かかれ~ぃ!」 言 成@よんた藩国 : 「一気に決めてしまうのです!」 SW-M@ビギナーズ王国 : 「皆に続けー!頑張れakiharu国さん!」 結城玲音@紅葉国 : 「akiharu国白」 駒地真子@詩歌藩国 : 「ワイルドに!ぶっとばして!」 織子@ナニワアームズ商藩国 : 「akiharu国の皆さん、頑張って!!」 liang@ヲチ藩国 : 「どんどん行け!たけきの藩国に続け!」 鍋@ふぁん@鍋の国 : 「ぶん殴って、ぶっとばしちゃえーーー!!」 鍋田 直@鍋の国 : 「流れは此方にあるッ!一気に押し返せーーーッ!!!」 島鍋 玖日@鍋の国 : 「勢いはついた!このまま突っ走れ!」 鍋嶋つづみ@鍋の国 : 「カオリに負けるな!akiharuの皆もがんばってください!!」 くま@鍋の国 : 「akiharu国さんがんばってー!!」 Wish@越前藩国 : 「akiharu軍抜刀突撃!私達に夜明けを見せてください」 曲直瀬りま@FVB : 「性根をたたき直してやれー」 よっきー@悪童同盟 : 「こう、鞭でビシッと!バシッと!」 木曽池春海@奇眼藩国 : 「追撃だぁーッ! 変幻自在の攻撃、見せてやれっ!」 霧原涼@芥辺境藩国 : 「まだまだ!どんどん攻撃をあびせましょう!!!」 御鷹@伏見藩国 : 「この勢いに乗ってがんばれ!」 宮瀬 拓@わかば@ビギナーズ王国 : 「やっちゃってくださいー」 蘭堂 風光@ナニワアームズ商藩国 : 「この流れで一気に押し潰せ!!!」 結城玲音@紅葉国 : 「akiharu国の皆様、がんばって下さい」 天河宵@FVB : 「優雅に華麗に撃破ですよ!!」 相葉 翔@アウトウェイ : 「続けてぶっ飛ばせ!!」 Millback@後ほねっこ男爵領 : 「次はakiharuか、がんばれ~!」 SOU@ビギナーズ王国 : 「波!ビッグウェーブです!どんどん突撃行きましょう!」 たんばの@ながみ藩国 : 「さらに追撃です!今こそ白兵戦の醍醐味を敵に教えるときです!!」 城華一郎@レンジャー連邦 : 「畳みかけよう!!!!」 ていわい@たけきの藩国 : 「いけぇー!ぶぅっとばせー!」 鍋@ふぁん@鍋の国 : 「軽いフットワークで、敵を討て!!」 西條華音@ビギナーズ王国 : 「これ以上の悲しみはいらない!がんばって!」 双樹真@レンジャー連邦 : 「続け続け!!流れは我等にある!!」 SVL@愛鳴藩国 : 「頑張れぇ!!!お願いします!!!!」 辻木 志朗@よんた藩国 : 「一気に押していけ!押しまくれ!」 yuzuki@ビギナーズ王国 : 「勢いに乗って駆け抜けろ!風はこちらに味方してますよ!」 とよのか苺@FEG : 「今まで耐えた分、お返ししてやってください!」 城華一郎@レンジャー連邦 : 「勢いに乗っていこうー!!!!!」 常世 知行@芥辺境藩国 : 「一撃をお見舞いしてやってください」 雑賀有@ゴロネコ藩国 : 「akiharuの皆、思う存分やっちまってください!」 都築つらね@都築藩国 : 「続いて攻撃打撃!ぶっ飛ばせ!!」 しじま@玄霧藩国 : 「勢いに乗って、押し切ってしまいましょう!」 アポロ@玄霧藩国 : 「やっっちゃってください!そのこぶしで!」 ジンジャー@都築藩国 : 「まだまだ攻撃は終わりませんよ!」 浮椎吾@都築藩国 : 「アルコーブ…時代遅れの戦法で、君の頭の中の全てを見直せっ!! akiharu国の底力、あまくみるなっ!!」 霧原涼@芥辺境藩国 : 「頑張れ!力が続く限り!!!」 Millback@後ほねっこ男爵領 : 「敵は崩れてるぞ、ちゃ~んす!」 鍋@ふぁん@鍋の国 : 「けり倒してしまえ!!」 ウル@ゴロネコ藩国 : 「たけきの藩につづいて行きましょう! akiharuファイオー!」 竜乃麻衣@FEG : 「たけきの藩につづけ~!」 ダーム@ながみ藩国 : 「akiharu国のみんな、行け!!!チャンスを逃すな!!」 御鷹@伏見藩国 : 「一気に行けー!」 秋雪@ヲチ藩国 : 「勢いに乗って押し切りましょう!」 たぐ@FEG : 「ただ、ぶっとばすのみです。頑張れ」 赤星 緑@愛鳴藩国 : 「akiharu国の皆さん、大地を穢したヤツラに天罰をー!!」 橘@akiharu国 : 「そのスコップは全てをつらぬくぜ!いけ4さーん!!!」 船橋@キノウツン : 「がんがん攻撃いったれや!」 三祭ノア@愛鳴藩国 : 「正義を見せてくれ!」 城華一郎@レンジャー連邦 : 「ここで押せ押せだ、勝利はチャンスをつかんだ時にこそ!!!!!」 川流鐘音@世界忍者国 : 「この一撃にすべてをかけてー」 豊国 ミロ@レンジャー連邦 : 「akiharuのーっ、かっこいいとこ見てみたい、そーれぶっ飛ばせ!ぶっ飛ばせーっ!」 西條華音@ビギナーズ王国 : 「流れに乗ってこのまま押し切れ!」 フィサリス@よんた藩国 : 「流れに乗って一気に押し切れ」 エスト@ゴロネコ藩国 : 「ファイトー、その全力をたたきつけろー」 鴨瀬高次@akiharu国 : 「田中さん、4さん!忌闇さん分までお願いします!」 鍋@ふぁん@鍋の国 : 「ぶった切ってしまえ!!」 伊能 誠人@詩歌藩国 : 「一気にいけぇぇえええーーー!!!」 うさぎ@ナニワアームズ商藩国 : 「余勢は我らに有りだ!」 駒地真子@詩歌藩国 : 「鞭でびしびしと!」 天河宵@FVB : 「今までぐっと我慢した分思いっきり叩きつけるです!!」 城華一郎@レンジャー連邦 : 「アタック!!」 サーペント@FEG : 「この波状攻撃で敵の全てを打ち砕け!!」 川流鐘音@世界忍者国 : 「絶対に負けるなー」 雷羅 来@よんた藩国 : 「いっけー、遠慮なくぶっ潰してしまえー!」 ハロルド・ロット@ながみ藩国 : 「ながみ藩の分もお願いします!! 叩きのめして!!」 鍋嶋つづみ@鍋の国 : 「押して押しまくれ!!」 でかあさ@フィーブル藩国 : 「まだまだ白兵!僕らの怒りを乗せて!」 liang@ヲチ藩国 : 「戦場に立てなかった俺達の分もぶつけてくれ!」 宮瀬 拓@わかば@ビギナーズ王国 : 「この勢いでいってしまえー」 ホーリー@都築藩国 : 「一気呵成に、かたづけてしまえ!」 城華一郎@レンジャー連邦 : 「ひたすらアタック!!」 九頭竜川@愛鳴藩国 : 「いいよ、いいよ! このままどんどん行こうー」 相葉 翔@アウトウェイ : 「目の前に見えたら容赦なく叩きこめ!!」 鍋@ふぁん@鍋の国 : 「ここで一気に敵を討ちましょう!!」 Wish@越前藩国 : 「一度崩れた軍はもろいぞ。抜刀突撃!」 榊聖@ゴロネコ藩国 : 「その力でガッスンガスウンと地ならしてしまえー」 アポロ@玄霧藩国 : 「敵などなぎはらってしまいましょう!」 九角アスラ@FEG : 「akiharu国のみんな、白兵の力存分に見せてやってくれ!」 六耳@ながみ藩国 : 「もうこれは、お仕置きです!」 od@ヲチ藩国 : 「この勢いでおしきってー!」 うにょ@海法よけ藩国 : 「どんどん続け~!」 ツグ@海法よけ藩国 : 「素早く動いて、相手を惑わせて、一撃一撃を着実に決めていきましょう!」 ウル@ゴロネコ藩国 : 「戦線はこちらに有利だ! 畳みかけてしまえ!」 真輝@ナニワアームズ商藩国 : 「追撃だー! ガンガンいこうぜっ!!」 空@アウトウェイ : 「押し斬れ!誤字じゃ無い、斬れ!」 くま@鍋の国 : 「地べたすりの根性見せてやりましょう!ファイトです!!」 寿々乃@たけきの藩国 : 「この勢いで敵全部ぶっ飛ばしてしまいましょう!」 須藤鑑正@詩歌藩国 : 「敵に息をつかせるな!畳みかけろ!」 鍋@ふぁん@鍋の国 : 「勝負はここからだー!!」 城華一郎@レンジャー連邦 : 「攻撃の山を築き上げよう!!」 とよのか苺@FEG : 「いっけえぇーーー!」 Millback@後ほねっこ男爵領 : 「akiharu国の強さを見せてやれ!」 天河宵@FVB : 「天の意はあなた達にある、勝利を!!」 榊遊@え~藩国 : 「あーるはんどぅがんぱれーど!ですわ♪」 戯言屋@フィーブル藩国 : 「この流れに乗るんだー! みんな頑張れー! いけいけー!」 おおとり@フィーブル藩国 : 「一気にたたみかけろー!!」 ガロウ@越前藩国 : 「akiharu国の皆さんがんばれー!」 鍋田 直@鍋の国 : 「突撃、突撃、突撃だッ!!」 織子@ナニワアームズ商藩国 : 「思いっきりやっちゃえー!!」 川流鐘音@世界忍者国 : 「魂の一撃でぶっとばせー」 赤星 緑@愛鳴藩国 : 「勢いは完全にこっちです!突撃・ぶんなぐれー!!」 鍋@ふぁん@鍋の国 : 「全国に勝利を!!」 ヘタレ@海法よけ藩国 : 「いっけぇー!」 九音・詩歌@詩歌藩国 : 「斬り込め!」 常世 知行@芥辺境藩国 : 「一撃にすべてをこめて」 浮椎吾@都築藩国 : 「全軍突撃っ!」 鍋ノ鴉丸@鍋の国 : 「この機をのがすな!タタミコメーーーーッ!!」 島鍋 玖日@鍋の国 : 「一撃を大切に、一手を確実に」 ヨルイチ@紅葉国 : 「みなさん、頑張ってください」 ゲドー@芥辺境藩国 : 「地べたすりなめんなよ~!」 アルバート・ヴィンセント・ログマン@紅葉国 : 「いけー、蹂躙してしまえー」 SOU@ビギナーズ王国 : 「敵は壊滅してますよ!押しつぶしちゃいましょう!いけー!」 双樹真@レンジャー連邦 : 「華だ華だ!!戦場の華が来た!!」 御鷹@伏見藩国 : 「一気にたたみかけていけー!」 霧原涼@芥辺境藩国 : 「悲しんでいる人がいるんだ、その悲しみごとぶつけちゃってください!!!」 yuzuki@ビギナーズ王国 : 「油断をせずに行きましょう!敵は崩れてます、チャンスですよ!」 たんばの@ながみ藩国 : 「もっと、もっと!まだまだこれからです!!」 駒地真子@詩歌藩国 : 「突撃ーーー!」 イクト@FEG : 「波状攻撃で戦果を増やすぞ!!」 ポレポレ@伏見藩国 : 「追い風吹いてる!雨がやむ前に綺麗にして、虹をかけろっ!」 橘@akiharu国 : 「志半ばで倒れたものたちの分までまかせたぜ!」 鉤生@フィーブル藩国 : 「追撃追撃ー.流れに乗って一気に撃破だー.」 木曽池春海@奇眼藩国 : 「息つく暇もあたえるなー! 追撃! 追撃!」 亀助@海法よけ藩国 : 「akiharu藩!かおりんに負けずに頑張れ、頑張れーーっ!!」 九頭竜川@愛鳴藩国 : 「akiharu国さん、がんばって目前の敵を撃破だー」 sakaki@ナニワアームズ : 「一気に叩きかけてしまえ~」 あ~やん@人狼領地 : 「ごごーごー」 川流鐘音@世界忍者国 : 「負けないでー明日の為にー」 天河宵@FVB : 「流れに乗ってそのまま叩きつけるです!!」 うさぎ@ナニワアームズ商藩国 : 「ACE達に続け!!」 りあらりん@たけきの藩国 : 「殴って殴って殴りまくって、とにかく殴ってください!!!」 Millback@後ほねっこ男爵領 : 「ハンニバル、カオリ、たけきの藩に続け~!」 とよのか苺@FEG : 「光になったACEの敵を!」 九角アスラ@FEG : 「このまま畳み掛けろー」 舞花@レンジャー連邦 : 「道は開かれていますよ! いまこそ渾身の一撃を!!」 三祭ノア@愛鳴藩国 : 「畳掛けよう! 渾身の一撃で!」 イクト@FEG : 「一気に畳み掛けていくぞ!!」 S×H@ビギナーズ王国 : 「ヤッチマイナ!!」 西條華音@ビギナーズ王国 : 「押し切ってください!私達の声が後押します!」 志水高末@たけきの藩国 : 「カオリに続け!」 タルク@ビギナーズ王国 : 「続け、続け、押し切って!」 アポロ@玄霧藩国 : 「このまま勢いにのっていきましょう!」 相葉 翔@アウトウェイ : 「アールハンドゥガンパレード!かおりんに続け!!」 都築つらね@都築藩国 : 「超薬戦獣でてるのかしらん・・・444さんいれば、食 い ち ぎ れ !!」 はっぷん@るしにゃん王国 : 「殴れーとつげきとつげきー」 高原鋼一郎@キノウツン : 「今こそ勝利への一撃を!」 プロフェッサーG@奇眼藩国 : 「ぐははははは!!悪党どもを鞭でしばき倒してしまえええい!!」 星青玉@ビギナーズ王国 : 「時の運は我々にある!行けー!」 橘@akiharu国 : 「徳河さん、掘って埋めまくれ!」 豊国 ミロ@レンジャー連邦 : 「今が好機だ、一気にぶっ潰してーっ!!」 ハロルド・ロット@ながみ藩国 : 「カオリにつづけー!」 かすみ@FEG : 「頑張って!!」 双樹真@レンジャー連邦 : 「ぶち抜け!!」 浮椎吾@都築藩国 : 「燃え盛るその闘気で、腐りかけの廃人間なんかぶったおしてしまえっ!!」 SW-M@ビギナーズ王国 : 「流れは完全に我々にある!押し切れ!」 とよのか苺@FEG : 「一気に押す!」 言 成@よんた藩国 : 「一気に決めるのです」 城華一郎@レンジャー連邦 : 「いけーいけー、れっつごー!!」 こんこ@たけきの藩国 : 「一気にぶっつぶせぇ!!」 空@アウトウェイ : 「止まるな!やれー!」 Millback@後ほねっこ男爵領 : 「たけきの藩が戦果を拡大しようとしてる。それに続けぇ!」 鍋田 直@鍋の国 : 「お家に帰れ!悪党!!」 九頭竜川@愛鳴藩国 : 「水に落ちた犬は打て! いや、自分じゃなくて相手を!」 城華一郎@レンジャー連邦 : 「ラッシュ!!」 羅幻雅貴@羅幻王国 : 「いっけー!がんばれー!このままふっとばせー!」 阪明日見@akiharu国 : 「徳河ーー!!頑張れ!!」 NOIS@ジェントルラット : 「この一撃が勝利を呼び込むと信じますっ!」 竹戸 初@たけきの藩国 : 「穿ち貫け!」 士具馬 鶏鶴@詩歌藩国 : 「今こそ、回天の時。千尋の谷より這い上がった獅子となりなさい。」 天河宵@FVB : 「此れが嘲笑った者達の力だ、存分に味わってくださいませ!」 でかあさ@フィーブル藩国 : 「たけきのに続いてパンチです!」 sakaki@ナニワアームズ : 「この流れに乗じて畳みかける~」 橘@akiharu国 : 「略奪系の名に恥じない略奪ッぷりで的の命を刈り取れ!」 西條華音@ビギナーズ王国 : 「流れに乗って一気に勝負をつけましょう!」 木曽池春海@奇眼藩国 : 「戦場を蹂躙ですー!」 亀助@海法よけ藩国 : 「敵に休む時間を与えずに、どんどん攻めて行って。」 阪明日見@akiharu国 : 「徳河の穴を掘る攻撃だ!!」 城華一郎@レンジャー連邦 : 「今が好機だ、その時だ!!」 赤星 緑@愛鳴藩国 : 「声を上げて!今一度、気炎を上げて一気にいきましょう!!」 川流鐘音@世界忍者国 : 「希望を信じて、青い光を解き放てー」 よっきー@悪童同盟 : 「鞭を駆使してズバっとやっちまえ!」 駒地真子@詩歌藩国 : 「勢いでぶっとばして!」 yuzuki@ビギナーズ王国 : 「ファイトファイト!ここを崩して前進ですよ!」 御鷹@伏見藩国 : 「一気に攻めろ!」 宮瀬 拓@わかば@ビギナーズ王国 : 「いっけー、この流れで一気に決めろー」 ウル@ゴロネコ藩国 : 「やれやれー、タコ殴りにしてしまえっ」 霧原涼@芥辺境藩国 : 「一気に畳み掛けて!追い返しちゃいましょう!!!」 サク@レンジャー連邦 : 「これで決める!!押し通す!!!」 双樹真@レンジャー連邦 : 「敵の流れに風穴を開けろ!!」 豊国 ミロ@レンジャー連邦 : 「やっつけちゃえー!!」 Wish@越前藩国 : 「吶喊せよ!大丈夫。私達も一緒に付いているぞ」 イク@玄霧藩国 : 「コブシを!教育的鉄槌を!!」 タルク@ビギナーズ王国 : 「カオリンに続けーー!」 うさぎ@ナニワアームズ商藩国 : 「さぁ、明日が来たぞ。今日よ死ね!」 須藤鑑正@詩歌藩国 : 「そのまま一気に!」 Millback@後ほねっこ男爵領 : 「雪崩だ~、ニューワールドパワーの雪崩じゃ~!」 竹戸 初@たけきの藩国 : 「外道を、それに相応しき地獄に叩き還そう!」 御鷹@伏見藩国 : 「相手に反撃のすきを与えるな!」 空@アウトウェイ : 「勢いを、流れを止めるな!押し切れー!」 たぐ@FEG : 「只、ぶん殴る。それだけですよ」 九頭竜川@愛鳴藩国 : 「今は我らが時です。存分に活躍を」 ジジ@ながみ藩国 : 「勝負はこれからだ」 曲直瀬りま@FVB : 「つづけ、つづけ、ものどもー!」 エスト@ゴロネコ藩国 : 「一気に叩き潰せー」 花井柾之@え~藩国 : 「いけいけいけーー!」 ダーム@ながみ藩国 : 「この流れに乗じるんだ!!!」」 天河宵@FVB : 「勝利を掻っ攫うですよ、勝利を残らず略奪するです!!」 草ノ端@わかば@伏見藩国 : 「雨が流れを呼び戻してくれた、カオリさんが道を開いてくれた──流れはこっちに来てる! 勝ちに行けーーーーーーーっ!!」 でかあさ@フィーブル藩国 : 「100万をぶっ飛ばせ!」 都築つらね@都築藩国 : 「唸れウィップマスター!!」 亀助@海法よけ藩国 : 「一気にぶち開けてぇぇ!」 城華一郎@レンジャー連邦 : 「届け一撃!!!!」 ポレポレ@伏見藩国 : 「此処で決めれば、ボスまでの道が開けます。そうすれば!」 駒地真子@詩歌藩国 : 「GoGo!!」 城華一郎@レンジャー連邦 : 「吹っ飛ばせー!!!!」 鍋田 直@鍋の国 : 「友軍に続けー!突撃だーーッ!!」 赤星 緑@愛鳴藩国 : 「世界を守ってー!akiharu国の皆さーん!!」 舞花@レンジャー連邦 : 「敵陣を崩すのは今です! 指揮系を狙って!!」 城華一郎@レンジャー連邦 : 「天は我らにありですよー!!」 とよのか苺@FEG : 「この流れにのるんだ!」 是空とおる@FEG : 「勝つことが光になったACEへの感謝につながる」 みぽりん@神聖巫連盟 : 「一発なぐったれー!!」 イクト@FEG : 「行けー、流れは我らにあり!!」 SOU@ビギナーズ王国 : 「石像なんてまってられません!白兵で蹴散らせー」 御鷹@伏見藩国 : 「このチャンスを逃がすな!」 ウル@ゴロネコ藩国 : 「最前線を切り開いた者に負けるな、この戦況を確固なるものと!」 橘@akiharu国 : 「地盤沈下のごとく穴を掘りまくれ徳河さん!」 城華一郎@レンジャー連邦 : 「九州戦を制するのだー!!!」 くま@鍋の国 : 「がんばれー!まけるもんかー!!」 liang@ヲチ藩国 : 「まだまだ!我々の怒りはこんなもんじゃない!叩きのめせ!」 木曽池春海@奇眼藩国 : 「突撃! 突破! 大逆転!」 羅幻雅貴@羅幻王国 : 「すっ飛ばせー!鞭をしならせて敵をぴしぴしと!」 プロフェッサーG@奇眼藩国 : 「徳河先生、時間です!!」 南天@後ほねっこ男爵領 : 「その拳骨で終わらせてくれーーー」 つばき@ながみ藩国 : 「押せ押せっ、いけーっ!」 室賀兼一@リワ : 「新しいだけが最高じゃない。温故知新という言葉を、教育してやれ!」 ハロルド・ロット@ながみ藩国 : 「まだまだあ!! 全てを鞭で薙いでしまえい!!」 涼華@海法よけ藩国 : 「さぁ、思いのたけをぶつけて、敵を殴りつけてください!」 霧原涼@芥辺境藩国 : 「がんばれ!思い切り攻撃を!!!」 真夕@ジェントルラット : 「その身、地に在りて天のちからなす龍を顕現するなら、己が行いを持ってそのちからを天に返すべし」 川流鐘音@世界忍者国 : 「明日を! 夜明けを!」 空@アウトウェイ : 「乱舞だー!」 浮椎吾@都築藩国 : 「駿馬がごとくのこの流れ、スカスカな緑にして腐敗に防げるわけがないぞっ!」 サーペント@FEG : 「戦場を駆け抜けろ!」 阪明日見@akiharu国 : 「埋蔵さん!ガンバです!」 城華一郎@レンジャー連邦 : 「後はもう根限り攻撃!!」 双樹真@レンジャー連邦 : 「負けねえ!非道を常等と吐く輩なんぞに俺たちは負けねえ!!」 赤星 緑@愛鳴藩国 : 「鞭で縛ってお縄にしましょう!そう!さくっと!!」 藻女@神聖巫連盟 : 「地獄を冥府に追い返そう、我らも地獄に落ちようと、それでも守らなければいけないものがあるのだから」 Millback@後ほねっこ男爵領 : 「全力攻撃だ!」 亀助@海法よけ藩国 : 「女王様~!(をぃ)」 でかあさ@フィーブル藩国 : 「正々堂々、勝負だ!」 九頭竜川@愛鳴藩国 : 「勝機かもしれませんる今は一心不乱の攻撃を!」 織子@ナニワアームズ商藩国 : 「いけ、押せ、ファイトー!!」 寿々乃@たけきの藩国 : 「今切り込まないでどうしますか!!思いっきりぶっ飛ばしにいってください!」 御鷹@伏見藩国 : 「全力でぶっ飛ばせ!」 GT@伏見藩国 : 「GOGOGO!浪漫を、勝利を目指してくださいなッ!」 時路しろ@ながみ藩国 : 「ぶっとばせ!今までの分、いえ倍で返してやって!」 城華一郎@レンジャー連邦 : 「繰り出せるだけ繰り出して!!」 狐@FEG : 「このまま一気に畳み掛けましょう。」 草ノ端@わかば@伏見藩国 : 「撓る分、鞭の軌道は変幻自在。そう簡単に見切られない──」 天河宵@FVB : 「風が吹いた雨がふった、ならば天は味方している、さぁ、勝利へ走れえええ」 ゲドー@芥辺境藩国 : 「いけ、逆転ホームランだ!!」 伊能 誠人@詩歌藩国 : 「思いっきり暴れてやれ!」 青にして紺碧@海法よけ藩国 : 「ぶっとばせー!」 浮椎吾@都築藩国 : 「みんな続いてっ!突撃!突撃!!突撃だぁぁっっ!!」 空@アウトウェイ : 「叩き潰せ!」 おおとり@フィーブル藩国 : 「思いっきりいけー!!」 羅幻雅貴@羅幻王国 : 「ええい、まだまだ!akiharuさんがんばれーーーー!」 yuzuki@ビギナーズ王国 : 「進め、進め!夜明けはもう少しです!」 川流鐘音@世界忍者国 : 「この一撃は希望を呼ぶんだー」 りあらりん@たけきの藩国 : 「とにかく殴ってください」 城華一郎@レンジャー連邦 : 「士気をアゲアゲで!!!!」 sakaki@ナニワアームズ : 「暴れまくれ~!!」 九頭竜川@愛鳴藩国 : 「まだまだいけます!へばるのは早いですよ、もっとかましてください!」 イク@玄霧藩国 : 「せんせーー!!スコップを! 敵をぼこっと落としてあっけに取らせて!」 三祭ノア@愛鳴藩国 : 「押し通せッ! 貫き通せッ! 誇りがそこにありますッ!」 ジンジャー@都築藩国 : 「百万が何だ!こちらの想いが負けるはずか無い」 かすみ@FEG : 「負けるわけにいかない!攻撃!!」 天河宵@FVB : 「あとひと踏ん張りですから、この山を越えたらおわりが見えますよ」 星青玉@ビギナーズ王国 : 「この流れ止めるな!一気に突き崩せ!」 常世 知行@芥辺境藩国 : 「畳み掛けましょう」 羅幻雅貴@羅幻王国 : 「ふっとばせーーー!すっとばせー!がんばれー!」 くま@鍋の国 : 「今までの分お返ししてやりましょう!!ガツン、といっちゃってください!」 竹戸 初@たけきの藩国 : 「残りも屠れ! 一兵たりとて還すな!」 Millback@後ほねっこ男爵領 : 「突撃しまくり~!」 赤星 緑@愛鳴藩国 : 「次々いきましょう!どんどん!どんどん!!いっけー!!」 西條華音@ビギナーズ王国 : 「吹っ飛ばせ!毒で戦いが決まらないと教えてやれ!」 羅幻雅貴@羅幻王国 : 「akiharu国がんばれー!そのまま潰してしまえー!」 Wish@越前藩国 : 「天の理はこっちにある!」 木曽池春海@奇眼藩国 : 「待たされた分の欝憤、晴らしてしまえー!」 霧原涼@芥辺境藩国 : 「頑張れ!頑張れ!!負けちゃだめだ!!!」 ウル@ゴロネコ藩国 : 「半分なら戦略的に大勝モンです! まだまだやっちまいましょう!」 ツグ@海法よけ藩国 : 「相手に攻撃する隙を与えずに、連携でラッシュで攻撃を!」 国駒@暁の円卓 : 「いけますよ!このまま一気にいってください!」 ヘタレ@海法よけ藩国 : 「突撃だ!!」 真輝@ナニワアームズ商藩国 : 「押せ押せだー! 突っ込めー!!」 都築つらね@都築藩国 : 「突貫!突貫!流星の如くに!!」 御鷹@伏見藩国 : 「畳みかけていきましょう!」 霞月@たけきの藩国 : 「この調子でいけー!」 九頭竜川@愛鳴藩国 : 「よし!終わりが見えた! 一気に殲滅だ~」 Millback@後ほねっこ男爵領 : 「押せ押せ押せおせ~!」 鍋田 直@鍋の国 : 「前へ!前へ!夜明けは近いぞッ!!」 でかあさ@フィーブル藩国 : 「じべたずりが恐ろしいという事を教えてやれ!」 SW-M@ビギナーズ王国 : 「もう少し!あと少し!頑張れ!」 GT@伏見藩国 : 「突っ込めーッ、いけますぜっ!!」 天河宵@FVB : 「倒れた人たち背負って帰るですよ、そのためにも勝利を略奪です!!」 双樹真@レンジャー連邦 : 「さあ勝利の始まりだ!!万一にも手前等の勝ちはねえ!!!」 城華一郎@レンジャー連邦 : 「おいたをした連中にめー、だ!!」 サーペント@FEG : 「百万回ぶん殴れればこちらの勝ちだ!」 舞花@レンジャー連邦 : 「華麗な鞭捌きで敵の動きを止めてしまって!!」 くま@鍋の国 : 「たけきの藩国を取り返すんですよ!がんばってー!!」 言 成@よんた藩国 : 「ここが好機です!」 安東西護@海法よけ藩国 : 「いつもなんとかなるんだから、今回もなんとかなるさ」 yuzuki@ビギナーズ王国 : 「最後まで気力を保って頑張ってください!」 浮椎吾@都築藩国 : 「奴らに終わりを見せ付けてやりましょう」 草ノ端@わかば@伏見藩国 : 「防具のない部分を狙っていきましょう! 鞭の長所を生かせるのは相手の生身にダメージを与える事!」 亀助@海法よけ藩国 : 「その鞭で、人の振りをした外道の皮膚を引き裂いてやって!」 エスト@ゴロネコ藩国 : 「変幻自在の鞭の威力を、その身をもって教えてやれー」 りあらりん@たけきの藩国 : 「この雨はたけきの国民の涙。涙よ、天恵となって皆を守りたまえ」 あやの@FEG : 「頑張ってーー!!!」 城華一郎@レンジャー連邦 : 「押し寄せるこの流れに抗えるか!?」 ダーム@ながみ藩国 : 「この絶好のチャンスを生かすんだ!!!いけーーーーっ」 駒地真子@詩歌藩国 : 「まだまだ押しまくれーー!」 Millback@後ほねっこ男爵領 : 「誰に喧嘩売ったのか思い知らせろ~!」 川流鐘音@世界忍者国 : 「これで決めてくれー」 鍋@ふぁん@鍋の国 : 「このまま押し返そう!!」 くま@鍋の国 : 「みんなファイト!!」 鍋嶋つづみ@鍋の国 : 「皆の敵をお願いします!!」 須藤鑑正@詩歌藩国 : 「一気に切り崩せ!」 たんばの@ながみ藩国 : 「このまま、一気に!!」 サーペント@FEG : 「押して押して押しまくれ!ここが決め所だ!」 ポレポレ@伏見藩国 : 「これで真正面まで来た!あともう少しッ!」 那限逢真・三影@芥辺境藩国 : 「後ろから隠れて陰険な攻撃しかできないような奴なんかに負けるか」 赤星 緑@愛鳴藩国 : 「叫べー!勝利は近いですー!!押せ押せー!!」 ていわい@たけきの藩国 : 「押し切れー!」 プロフェッサーG@奇眼藩国 : 「まだまだまだ~!!一気にしばいてやれ~!!」 言 成@よんた藩国 : 「相手に目に物を見せてやりましょう!」 羅幻雅貴@羅幻王国 : 「さあ、潰せーーー!ふっとばせー!」 常世 知行@芥辺境藩国 : 「一気に行きましょう!」 城華一郎@レンジャー連邦 : 「抗えるものなら抗ってみろ、みんなで作ったこの流れを!!!」 都築つらね@都築藩国 : 「破竹の勢いをこのままに、行け行け行け!!」 木曽池春海@奇眼藩国 : 「天は味方した! そのままいけえええ!」 雑賀有@ゴロネコ藩国 : 「攻めろ攻めろ攻めろー!」 みぽりん@神聖巫連盟 : 「天は我らに味方してます!」 竹戸 初@たけきの藩国 : 「一挙に屠れ! 外道を掃討する好機だ!」 御鷹@伏見藩国 : 「このまま一気に押し切れ!」 織子@ナニワアームズ商藩国 : 「勝ってください!!」 癖毛爆男@アウトウェイ : 「そのまま、決めてしまえ!!」 城華一郎@レンジャー連邦 : 「止められるものなら止めてみなーーーーーー!!!!!」 イクト@FEG : 「頑張れ、頑張れ!!」 よっきー@悪童同盟 : 「たかだか100万匹がなんぼのもんじゃーっ」 ウル@ゴロネコ藩国 : 「雨はまだ止まない! まだまだ行ける!」 たぐ@FEG : 「追い風が来てます。今ならぶっ飛ばせる」 宮瀬 拓@わかば@ビギナーズ王国 : 「このままいって下さいー」 橘@akiharu国 : 「たとえ参戦してなくても心はともにある!任せましたよ!」 タルク@ビギナーズ王国 : 「このまま一気に吹っ飛ばせーー!!」 花井柾之@え~藩国 : 「みんなガンバレーーー!!」 南無@るしにゃん王国 : 「押し倒して!」 九頭竜川@愛鳴藩国 : 「押し切れー!」 藻女@神聖巫連盟 : 「掃討戦だ~」
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登録日:2010/02/23 Tue 22 49 44 更新日:2024/05/06 Mon 09 18 38NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 01 0083 1号機 GPシリーズ HGUC_013/018 MS アテヌ砲 アナハイムガンダム アナハイム・エレクトロニクス社 オーバースペック オーパーツ ガンダム ガンダムタイプ ガンダム試作1号機 ガンダム開発計画 コウ・ウラキ ゼフィランサス ニンジン バッタ フルバーニアン 主人公機 前期主役機 化け物 地球連邦軍 幻の撃墜王 某野菜王子 長男 ガンダム試作1号機/試作1号機フルバーニアンとは『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場するモビルスーツ(MS)である。 概要 ◆ガンダム試作1号機□武器 □劇中の活躍 ◆ガンダム試作1号機フルバーニアン□活躍 □バリエーション◇ガンダム試作1号機(ティターンズ仕様) ◇フルアーマー・ゼフィランサス ◆『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』での換装◇チョバム・アーマー装備 ◇アクア装備 ◇G・アーマーⅡ ◇重装フルアーマー・バーニアン □余談□ゲームでの活躍 □ガンプラでのGP01 概要 地球連邦軍がアナハイム・エレクトロニクス社と共同で推し進めたガンダム開発計画で建造された試作機。 コードネームは「ゼフィランサス」。 この名前は同名のヒガンバナ科の植物から付けられている。花言葉は「清き愛情」など。 ただし、あくまで開発中のコードネームに過ぎないため劇中では誰もこの名で呼ばない。 劇中の呼び方はもっぱら“1号機”。 現実だと「試作1号機」や「GP01」といった呼称・表記をされる場合も多い。 改装後のフルバーニアンと区別するため、地上戦仕様の方をゼフィランサスと呼称する事はある。 デザインはマクロスシリーズのバルキリー等VFのデザインも行っている河森正治氏。 ウラキ少尉、吶喊します! ◆ガンダム試作1号機 型式番号 RX-78GP01 所属 地球連邦軍 製造 アナハイム・エレクトロニクス社 全高 18.0m 全備重量 65.0t 出力 1,790kw 推力 108,000kg 装甲材質 ルナ・チタニウム合金 武装 60mmバルカン砲×2 ビームサーベル×2 ビームライフル 90mmマシンガン シールド 他 搭乗者 コウ・ウラキ ガンダム開発計画によって作られた機体で、一年戦争で凄まじい戦果を挙げたRX-78-2ガンダムをベースに開発された新しいガンダム。(*1) RX-78-2の意匠を受け継ぎ、ツインアイや額のブレードアンテナ、バックパックから肩上に生えたビームサーベル、白青赤のトリコロールカラー(*2)などを備えるが、装甲形状は全体的に曲線を多用したものになっており、やや趣が異なる。 コンセプトは「MSとしての性能を極限まで引き出すこと」。そのコンセプト通り、基本性能は初代ガンダムを上回り、同時期のMSとしては非常に高い水準でバランスが取れた機体に仕上がっている。 しかし、これは運用条件を考慮した調整や換装を前提にした設計によるものでもあり、アニメ本編で登場した事実上の基本形態は地上戦仕様となっている。 また、漫画『REBELLION』では調整や換装機能の設定が広げられ、複数のオプション装備が登場している。 ボディ部分にはRX-78などと同じく「コアブロックシステム」を採用しており、コクピットブロックはコアファイターとしてボディから分離可能。 ただし、RX-78のようにファイターを内部に完全収納するのではなく、機体を半ばで垂直に変形させて本体の背面から挿し込むような形で、背部に出ているファイターのスラスター部がそのままMSのメインスラスターを兼ねる方式が採られている。(*3) 合体前には中心部が僅かなフレームのみとなってしまうため、「本体側からの駆動」から「四肢側からの駆動」に改めた新型の機動システムが装備されている。 ただしプラモデルRGの組み立て説明書によると、初代ガンダムと違い戦闘中の分離、合体には対応していないらしい。 この設計思想はのちに「ムーバブルフレーム」へと発展、以後のMS開発に貢献したとされている。 当初はアナハイム所属のパイロットであるニール・クレッチマンがテストパイロットを担当する予定だったが、ジェネレーター調整中のトラブルにより事故死。急遽連邦軍パイロットが担当する事となった。 これは連邦軍側でテストをさせるための妨害工作の1つだったのではないか、などとも言われている。 □武器 ビームライフル 専用のビームライフル。どことなくRX-78のライフルを意識したデザイン。 交換可能なEパックを使用した初めてのビームライフルであり、後のほとんどのビームライフルの基本となった名銃。 砲身下に「ジュッテ」と呼ばれる小さなビームサーベルを発振する機構を有し、緊急防御に使える。 この名称は正式名など知らない交戦したジオン兵も口にしており、宇宙世紀ではそれなりの知名度のある装備の模様。 ビームサーベル バックパックに2本装着されている近接武器。 コアファイターの時にはビームガンになるが、ほとんど威力なし。 90mmマシンガン ジム改等連邦MSの一般的な武器。 初期の陸上戦はよくこれを使用していた。 シールド 長めの形状だが、スライドして半分ほどにまでサイズダウンすることが出来空気抵抗を減らせる。 裏にライフル用Eパックの予備が取り付けられている。後のガンダムMk-Ⅱにも影響が見られる形状。 また青い部分は対ビームコーティングがされておりビームライフルの直撃も1、2発なら耐えられる。 ロングバレルライフル CDシネマ『ルンガ沖砲撃戦』で使用していた武器。 この機体専用の装備ではなく、照準精度を高めるためにアルビオンの主砲のスタビライザーを移植している。 □劇中の活躍 オーストラリア・トリントン基地に試作2号機と共に実験のために戦艦「アルビオン」によって搬送されていた。 しかし試作2号機は核弾頭を積んだままの状態でジオン公国軍残党のアナベル・ガトーによって奪取される。 残った1号機は偶然居合わせた新人テストパイロットのコウ・ウラキが無断で乗り込み起動させた。 そのまま2号機と戦うも経験の差から圧倒されて防戦一方となり、2号機はそのまま逃亡。アルビオンと共にガンダム奪還任務に就く。 途中でモンシアに1号機パイロットの座を狙われたりする等のなんやかんやがあったが、無事コウがパイロットを務めることになる。 ニナによればコウはポテンシャルを完全に引き出していたらしいが、それでも2号機を宇宙に取り逃がしてしまう。 その後、宇宙に上がるもコウが独断で宇宙用の装備への換装や調整をしないまま出撃し、シーマ・ガラハウ率いる部隊と交戦。 そもそも推進システムが宇宙非対応な上、多少の知識はあっても素人に過ぎないコウが自力で調整したOSでは、ニナの言う通りGM以下の戦力でしかなかった。 敵1機を奇跡的に撃墜したものの、そのまま格好のカモにされてしまいシーマのゲルググマリーネによって大破してしまう。 危うくそのまま撃墜されかけるが、1号機の余りにも頑丈な装甲とバニングが治っていない怪我を押して強引に出撃・介入した事によりなんとか撃墜だけは免れた。 貴様が忘れても、オレは忘れはしない! ◆ガンダム試作1号機フルバーニアン 型式番号 RX-78GP01-Fb 所属 地球連邦軍 製造 アナハイム・エレクトロニクス社 全高 18.0m 全備重量 74.0t 出力 2,045kw 推力 234,000kg 装甲材質 ルナ・チタニウム合金 武装 60mmバルカン砲×2 ビームサーベル×2 ビームライフル シールド 搭乗者 コウ・ウラキ シーマ艦隊との戦闘で大破したGP01を月のフォン・ブラウンにあるアナハイム本社工廠で改修し、宇宙戦仕様にした機体。 元々試作1号機は簡単な調整で宇宙空間戦闘に対応出来る機体であったが、その調整前に機体が大破してしまったために修理も必要となり、宇宙戦用の改修計画もそれに対応した変更のうえで実施されることとなった。 そのため本編に登場したこのフルバーニアンは当初の改修計画による宇宙用試作1号機とは仕様が異なっている。 ちなみに、本来のプランはコアファイター中心に機体各部のスラスターの換装に留まり、外見上の変化は少なかったとされる。 最大の特徴は機体各部に装備されたスラスターである。 コアファイターは翼を取り外し巨大な「ユニバーサルブースターポッド」を2基増設。 肩や足も改修され元々の物とはかなり異なる形状になった。 また胸にもバーニアを内蔵し、急激な制動が掛けられるようになった。 その推力故の機動力はまさしく圧倒的であり、全身のスラスターを駆使した跳ね回るような機動はシーマに「バッタか!?」と言わしめたほど。 一方、経緯と出来上がりを見れば分かる様に、悪く言えばその場凌ぎの設計変更 突貫工事によって宇宙に完全特化させているため、地上戦をまともにこなせるのかは怪しい。 例えば胸部追加バーニアはもともとエアインテークがあった場所であり、大気圏内を想定したエアインテークとしての機能は失われているように見える。 余裕のある状況では無かったため、地上戦まで考えた設計・シミュレーションなどはそもそもしていないと思われる。 むしろ二日でこの急な魔改造を終わらせた時点でファンから驚かれている(*4)。 そのため、媒体によって(というよりゲーム上の都合で)地上でも使える・地上でも元の機体よりパワーアップしているケースもある一方で、 地上ではフルバーニアンは使えないとしているケースもある。 もっともGP03を(ゲーム上の都合で)地上で運用する場合の圧倒的な違和感に比べれば些末なことなので影に隠れがちである。 □活躍 月面のアナハイム本社で修復・改造され、コウに戦いを挑んできた元ジオン兵であるケリィ・レズナー操るヴァル・ヴァロを分離機構を使って見事撃破する。 ケリィとの戦闘前のテストにおいて、本人は「上半身だけで動きまわるのって気持ち悪いな」と若干気持ち悪がっていたが、その機構に助けられた。 以後は「星の屑」作戦阻止に尽力するも、ガトーの試作2号機は観艦式開催前の強固な警戒網を強行突破。 旧「ソロモン」・コンペイトウに核を発射し、連邦軍艦隊は殲滅されてしまう。 その後離脱しようとする試作2号機と交戦。 激闘の末、ビームサーベルで刺されるも胸部バーニアの噴射でできた隙を衝いてサーベルを突き刺し、相討ちに持ち込む。 だが激闘と無茶なバーニアの噴射で機体全体が限界に達しており、小説版ではコアファイターで脱出を試みるがシステム回りも破壊されており止むを得ず機体を放棄。 コウとガトーが脱出後、試作2号機と共に爆散して宇宙に散った…。 デラーズ・フリート壊滅後、パイロットのコウは試作3号機の無断使用と抗命罪の容疑で拘束され、軍事裁判で懲役1年の有罪判決を受けてしまう。 だが今回の戦争においての自分たちの数々の失態の隠蔽を目論む連邦の上層部が、服役中のコウと司法取引を行い、試作2号機、試作3号機と共に本機の登録を抹消。 本機の存在は歴史から闇に葬られてしまう事となったものの、これにより罪状が消滅したコウは無事に釈放され、北米のオークリー基地へと配属となった(*5)。 □バリエーション ◇ガンダム試作1号機(ティターンズ仕様) ゲーム『ガンダムトライエイジ』にて登場したティターンズ用となった試作1号機。 「ガンダム開発計画が抹消されず(デラーズ紛争でGP01が失われず)予定通りに進んでいた場合」というifの姿。 外観は機体色がティターンズカラーになったフルバーニアンで、ガンプラでもその色に塗れば再現可能。 ただ、本機の設定に関しては幾らかの無理をしてる部分が存在している。 原作「0083」を見ている人にはご存知だろうが、ガンダム開発計画の責任者でもあるジョン・コーウェン中将はティターンズを創設するジャミトフ・ハイマンとは政敵の関係であり、ジャミトフはガンダム開発計画を頓挫させるためにある謀略を打っている。※Gundam Evolve 04参照。 さらに言えば製造元であるAE社はスペースノイドの企業でもあるので、地球至上主義を掲げるティターンズとの相性は悪く(Z本編でAE社から引き渡され、使い潰されたマラサイの扱いが顕著)、試作1号機よりも「0080」に登場したNT−1アレックスの方が黒く塗られる可能性は高い。 しかし、ティターンズ結成の当初の理由がジオン残党狩りで、ジオンの象徴であるザクをベースにしたハイザックを採用し、その後もジオン系の特徴であるモノアイの機体を採用している、AOZのTR系機体の一部装備にガンダム開発計画の技術が反映されているとする資料がある、ティターンズがAE社と裏取引をしてガンダムMk-Ⅳを建造したという設定がある……といったあたりから、前記のような確執があっても利用価値があれば採用していた可能性はある。 色々設定面の問題はあるにせよ、あくまで「IF」の機体と割り切ってしまえば大した事はないが……。 なお、『トライエイジ』内ではビルドMSの時に使えるビルドアクションがラウンド1の敵MS全員のアタックを30%低下させる能力が頼もしく、この機体が実装されたビルド2弾の排出カードであったアリー・アル・サーシェスのパイロットスキルが同じ能力であるので、組み合わせてラウンド1を耐え凌ぐ戦法が取れる。 その後もビルドアクションの使いやすさがあって、多くのプレイヤーが格納庫に入れていた機体でもあった。 ◇フルアーマー・ゼフィランサス 『マスターアーカイブ RX-78GP01 ゼフィランサス』に掲載されたフルアーマー形態。 防御性能向上のためフルアーマーガンダムを踏襲する形で企画されていたという。 フルアーマー系では珍しく装甲自体を強化装甲と交換する架装方式。 ガンダム開発計画自体が凍結されたので、シミュレーション時点までは進めていたがお蔵入りになったというこれ系のご多分に漏れない設定。 ◆『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』での換装 漫画版『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』においては換装による様々な作戦対応が可能として設定されおり、様々なオプションが用意されている。 ◇チョバム・アーマー装備 試作2号機とのバディとなるために、チョバムアーマーを装備して、核攻撃に耐えられるようにした形態。 アレックスのと違って頭部にフェイスガードが追加されている。このフェイスガードのゴーグル形状はジム系統。 ◇アクア装備 アクアジムのパーツを流用した水中戦仕様。 両肩にアクアジムと同型のアーマーが装着され、バックパックは新造品となった。 武装は両肩に4基の魚雷発射管、携行武器として魚雷付属ミサイル・ランチャー。 ◇G・アーマーⅡ 試作1号機用のサポートメカ「GファイターⅡ」とドッキングした形態。 基本運搬目的なのと試作1号機のコア・ファイター形状の違いからGスカイやGブルにはなれない。 ◇重装フルアーマー・バーニアン 試作1号機Fbに、ガンダム7号機の「セカンド・アーマー」を流用、再調整したものドッキングさせた形態。 従来のものからサブアームユニットやらミサイル・ランチャーが随所に追加されている。 □余談 設定上のフルバーニアンの推力は異常に高く、かなりのハイスペックとされるΖガンダムよりも高く設定されている。 しかもウェイブライダーよりも高い。 その為、ファンからはもっぱらオーパーツ扱いされている。 実際、カタログスペックだけで見ればグリプス戦役の新MSに対して終始戦い抜けるポテンシャルがある。 「星の屑」事件終結後、「ガンダム開発計画」は闇に葬り去られ、3機の試作機は全て登録抹消されたために本機で使用された技術も継承されなかった、というのがどうやら公式側の見解らしい。かなり苦しいが。 その際に予備パーツ等も廃棄されたらしいが、リック・ディアスの機体構成やガンダムTR-1[ヘイズル]のユニバーサル・スラスター・ポッドなどに僅かながら開発思想は受け継がれている模様。 その他、『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』に登場したゲルググ・ウェルテクスにFbのデータが流用されている。 尚、OPで試作1号機は地上用装備のままカタパルトで颯爽と出撃してガトーの駆る試作2号機と戦っていたが、 実際地上用装備でもOSの書き換えと多少の機体調整だけで、それなりに宇宙で戦えるという設定がある。 劇中シーマにフルボッコにされたのは前述の通り換装どころか、コウがいじっていたOS構成や計算が間違っていた事に加え、調整までも無視して出撃したため。 そんな状態でまともに戦えるわけがない。 そのため、そんな状態で出撃するぐらいならバニングのジム・カスタムで出撃した方が良かった。 とはいえ宇宙に出た直後のコウが自分なりにパラメータを入力していた場面の小説版では ニナが「この機体は 実験機で、 評価試験機や先行量産機じゃないのよ!」と発言しており小説版においてはこれは実験機らしい。 試作◯号機の呼称が出たのは後年で、この時点ではGP-01表記が主体だったが、2号機強奪事件がなければそのままトリントンで評価試験をする予定の機体が評価試験機ではないという不思議。(*6) と言ってもこのニナの発言の趣旨は「本来なら実戦に出す段階じゃない機体を無茶して使ってる状況なんだからコウはもうちょい考えろ」なので実験機うんぬんはあまり重要ではなく、 むしろ試験止まりで実戦しない想定の機体なのに実戦で戦い抜いた1、2号機の完成度が素晴らしい。 ちなみに『機動武闘伝Gガンダム』最終回のガンダム連合の中にこっそり混ざっている。 かつて松戸にあったガンダムミュージアムにはGP01のコクピットの実物大模型があった 最近発売されたムック本にて一号機が表紙を飾ったのだがなんとサブアンテナが書き忘れられていた □ゲームでの活躍 ●ガンダムVS.ガンダム 家庭版の隠し機体として登場。最初はゼフィランサスで出撃し、撃墜されるとフルバーニアンに換装して再出撃するという変わった機体。 GP03とは違い、こっちはニナがよく喋る。 被弾する度に紫豚に怒られてビキビキする人もいる。 かなり特殊な挙動やコストを持ち、続編のNextではゼフィランサス時のコストが1000に下がった。 ●EXTREME VS ゼフィランサス形態が削除され、終始フルバーニアン形態で戦うようになった。 独特の挙動がなくなり、初心者でも扱いやすい機体に…と言いたいが。 ダウンをとれる武装が少ないが、単発150ダメージのCSである程度カバー出来る。 だが物凄~~~~~く当てづらいのでかなりの慣れが必要。 アテヌッ!! 横格闘からの前派生で、敵を掴み上昇後イズナ落としが発動。 『しぃぃずめぇぇぇ!!』 他にも格CSによるスーパーアーマー利用も可能。 弾数の多さから射撃の回転率も良い部類。 一方で機動力は初代などと同じで低くキャンセルルートもほぼ無く、火力は大きいものの攻撃の当てにくさ、ビーム依存などが響き、 一般的には2000コストの中では最弱の片割れという扱いになった。 次作のEXVSFBでも影は薄かったがAC終盤で怒涛の上方修正を受け、一転して2000としては上から見た方が早い程の強さになり、かなり戦える部類の機体となった。 具体的には相変わらずの火力・SA利用可能、2000トップクラスの総合的な機動力・それなりの射撃回転率・豊富なキャンセルルート・オバヒでも多彩な動き可能になり、 ビームに依存している部分をあることを除けば、2000としては隙が無い機体となった。 途方もなく強そうに見えるが、これで当時の環境としては実に丁度良いバランスとなったため、良調整と言われている。 ただ、他機体の数が増えたりして使用者が少なかったためか、前作の様に弱いという誤解を持ち続けたプレイヤーも多かったり、うっかり忘れられがちで評価されないといったケースもあった。 3作目のMAXI BOOSTにてゼフィランサスが復活。 40秒経過で使用できる特殊射撃を使用するとフルバーニアンへと換装する。 初期はコストに比べて性能が低いが、一定時間経過後はコスト以上の性能を発揮するという形。 しかしゼフィランサス形態は1500コストにも劣りかねないレベルの弱さで攻撃性能も貧弱すぎる為、換装まではひたすら耐えるしかない。 その為、「40秒待ってくれ」等と言われていた。 加えて、復帰時にも毎度ゼフィランサスからの出撃となる為、一度撃墜された後また40秒戦力にならなくなるという悲惨にも程がある性能だった。 流石に弱すぎた為か、稼働翌月にゼフィランサス形態に各種強化が施され、更に3か月後に換装後であれば撃墜されても換装後のままとなるようになった。 (ただしフルバーニアン形態でいるのが基本になった事を考慮されてフルバーニアン形態の機動力が少し落とされた。) フルバーニアン自体はほぼ据え置きということと周囲の強化っぷりと合わさり、結局稼動初期から最後まで2000コスト最弱の一機と当然の様に言われるとてつもない弱体化となった。 このためか、次作ではゼフィランサス形態はオミットされた。 EXVSMBONでは上記の通りゼフィランサス形態が廃されたが、さりとて受けた調整は微妙なものだった。 全体的にブースト回りの性能が劣化し、機動力が命の当機には逆風を吹かせるハメになっている。 まともな強化といえばサブ射撃の弾数増加や特殊射撃の強化だが、それだけでは環境に追い縋る事もできなかった。 機動戦士ガンダム Extreme vs. 2ではアシストに照射が追加。 ただキャンセル補正の一律追加でダメージが低下し、微妙な修正ばかりで実のない性能に落ち着かされてしまったため、不遇に甘んじている。 機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 X BOOSTでは一躍強化が入り目立つようになった。 覚醒中に一度だけ射撃CSがロングレンジビーム・ライフルに変更。銃口補正や威力に優れた照射ビームを打てる代物で、コンボの最中に入れてもダメージが伸びる。 ちなみにドラマCDでのみ登場した武器で外見はオリジナル。 また、ホバー中特殊射撃にはビームサーベル投擲が付き、前格闘も切り上げになるなど追い風は吹いた。 更に2022年6月には中間アップデートで強化が入る。 射撃CSは誘導が強化され、かつてはアテヌ砲と呼ばれたあの低性能が嘘かのような命中精度になった。アタルッ! 他にもアシストに突撃攻撃追加や、特殊格闘中特殊射撃に誘導切り追加、格闘前派生が追加入力によるダメージ増加ができるようになるなどの強化を受けている。 ●機動戦士ガンダム バトルオペレーション2 コスト550スタートの汎用機。ガンダム開発計画発の機体は全てこのコストとなっている。 ビームライフルが弾数制7発で即よろけと使い勝手がよく、更に格闘が強判定高威力かつ独自モーションのため下格の出が早いのが特徴。 以前はその特徴をかき消すレベルのコンボ火力の低さ、武装の少なさが問題となっていた。 前作で即よろけビームライフルを持ち込んだ結果バランスをぶっ壊した懲役が5年以上続いている等と言われ、 実装以来弱機体の象徴のように扱われていたが、2023年1月についに釈放もとい強化調整が入った。 スキル追加によるコンボ火力の増強や、唯一の副兵装のバルカンがコスト700相当の化け物バルカンに進化。 ビームライフルを当てて神速の下格闘を当てて寝かせるだけと言う初心者でも扱いやすいシンプルさと、 バルカンや追加スキルを活かした立ち回りの幅広さと言う上級者向けのテクニカル要素を兼ね備えた良機体に生まれ変わった。 一方でフルバーニアンは実装時は550宇宙における環境機であった。 宇宙戦闘の必要なスキルを取り揃えているだけでなく、更に貴重なスキルである「オーバード・ブースト」を持つ。 条件付きで一定時間ブーストゲージを使い放題になるので、その間に緊急回避を連打すれば殆どの時間を無敵時間で過ごすことができる。まさに原作で「バッタ」と呼ばれた異常な機動性を再現している機能と言えよう。 主兵装で選択可能な試作大型ビーム・ライフルが低燃費・長射程・高威力と申し分ないスペック。 とは言えその強みは良くも悪くもパイロットのエイムに依存しきっており、環境の変化に伴う戦闘スピードの高速化についていけなくなっていた。 こちらも地上版と同じく23年1月に調整が入っている。 各種火力が上昇しワンチャンスで叩き込めるダメージが増加した上、地上版共用の強力バルカンを獲得。 バルカン射程内に接近する必要こそあるもののエイムが追いつきにくい高速戦闘に対して食いつく手段ができたのは立ち回りの幅が増えたと言える。 既存機の強化から1週間後の23年2月頭にはガンダム試作1号機[アクア装備]が追加。 連邦機では貴重な水中適正を持つ。ジオン系でもこのコスト帯ではカプールくらいなもの。 基本スペックも高く、水中戦ならば殆どの他機体に対して優位に立てる。 ただ根本的にこのゲームでは水中戦はあまり人気がない。ランダムマップで水中マップが選ばれたとしても編成抜けが発生してゲーム開始できないことがザラ。 戦場の大半を占める地上マップでは、「スターク・ジェガンほど射撃が得意ではない」「試作1号機(前述)ほど格闘が得意ではない」「バランスは良いバランスは」等と言われている。 まあこのゲームでは「苦手が少ない機体」よりも「◯◯押し付けときゃ勝てる機体」の方が評価されがち。 考えようによっては「水中戦を押し付けときゃ勝てる機体」ではあるのだが、マッチングシステムの都合上水中戦は押し付ける事ができない。 ●Gジェネレーションシリーズ 武装は「ビームサーベル」「60mmバルカン砲」「ビームライフル」とごく基本的な物のみ。 特別な思い入れがない限り、図鑑埋め及び他のGPシリーズや初代ガンダムを開発するための機体と言える。 フルバーニアンは元の1号機とは別に開発する必要があったが、『WORLD』から換装パーツ扱いになった。 ●スーパーロボット大戦シリーズ シリーズ初期の作品では武装が貧弱で火力が乏しすぎるため、数合わせか中盤までの繋ぎ程度の存在でしかなかった。 しかし、『第2次α』で「ビームライフル(連射)」追加、『IMPACT』で地形適応が陸A宇宙Sに、『A』で「ロングバレルライフル」追加とシリーズが進む毎に強化されている。 バニングら脇役パイロットにとっては選択肢に上がるレベルにはなったと言えるだろう。 地上用が登場したシリーズは少なく、専ら改修後での登場が基本となっている。 □ガンプラでのGP01 1991年6月に1/144でゼフィランサスが発売。 後年キットと比べ設定画に準拠したプロポーションで、特にその後発売したフルバーニアンはより特徴を掴んでいる。 しかし色分けが非常に残念で、同時期発売されていた機動戦士ガンダムF91のキットと比べかなり劣悪。ビームライフルや盾が青色一色成形なのは見るに堪えない。 フルバーニアンはやや色数が増えたのもあってマシな部類にはなった。 1997年にはMGが発売。 設定画がカトキハジメによって再設計されたため、頭部を含めややスラッとした体形に変わった。 フレーム構造は脚部に導入され、盾の伸縮ギミックもここで初めて再現された。 フルバーニアンも程なく発売。腕や頭部など極一部を除いて新規造形になっており、特に脚部はフレームが共通しているので改修している風なのが味わい深い。 胸部のスラスター展開はさすがに差し替え再現ではあったが、肩部スラスターが装甲内部から引っ張り出せるなどギミックが盛りだくさんだった。 2000年にHGUCが発売。このブランド初のガンダムという名誉もこの時拝している。 ついに90ミリライフルが付属し、吶喊した時の再現が可能となった。 フルバーニアンも勿論発売したのだが、胸部と肩部のスラスターが展開状態のものしか付いていない。 このため2007年にガレージキットが発売し、上記の収納パーツや脚部のデザイン差替えが可能。 オマケとして地上用・宇宙用のいずれも、非変形のコアファイターⅡも付属。 2003年にPGが発売。 地上用と宇宙用に換装可能で余剰パーツは付属するハンガーにマウントしておける。 しかしパーツ数が1200と凄まじい事になっており値段もやや高め。 そしてなにより、換装可能にしたためかものすごいガチムチ体型である いやマジで。比べる2号機がいないがすごく威圧感がある。 2013年7月にはRGで発売。 瀧川虚至デザインの設定画となり、顔つきはやや凶悪なものに。 アドヴァンスドMSジョイントはRGガンダムMk-Ⅱと共通している。 いくらRGといえど小サイズでは換装まで再現出来ないため、ゼヴィランサスとフルバーニアンが別々に発売された。 フルバーニアンは脚部がやや細く賛否の分かれるものだが、肩部や胸部スラスターが仕舞える利点は捨てがたい。 更に両形態共にコアファイターの分離・合体ギミックも差し替え無しで再現。ただ大きさや当時の技術不足で安定性に欠けるが……。 2021年にはフルバーニアンのみだがROBOT魂A.N.I.M.E.が発売。 アニメ準拠のプロポーションで可動域やエフェクトパーツなどが優秀。様々なシーンの再現も余裕で可能だった。 “コウ・ウラキ、追記・修正します!" △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 関わった技術者はその後のMSにも関わってるし、記録から抹消されたからってのは苦しいわな まぁ推力デカイ分推進材の消耗激しくて実用性無かったのでは、とか言ってみよう -- 名無しさん (2014-03-22 08 00 57) 推力なんてドラッグレースみたいに燃料搾ればいくらでも出せるぞ 全推進力を後方に向けてるWRより速いはないでしょ。速い -- 名無しさん (2014-06-30 06 00 55) それにしてもまー、なんでまたGPではなく試作何号機なんて呼び方に変えたんだか? -- 名無しさん (2014-06-30 07 33 22) ↑推測するなら商標上の絡みとかじゃないかな -- 名無しさん (2014-06-30 08 21 41) ↑推測するなら商標上の絡みとかじゃないかな -- 名無しさん (2014-06-30 08 21 48) ちなみにRGは顔が違う。 -- 名無しさん (2015-02-01 20 20 50) エクバ時代は他の万能機がそれぞれの強みを持ってる中、1号機に与えられたのは必要以上に高い火力のみでそこそこ大きいにも関わらず平均的な機動力かつキャンセル技も皆無に近くかなり苦しかった。確かに射撃CSを中心とした火力は高いし格闘CSやら特格は光る物があるが周りはそれ以上の物を持っていた訳で、それに対抗する事を考えると正直初心者に勧められる機体じゃない。 -- 名無しさん (2015-06-10 01 15 58) カタログスペックの数値だけで比較されても、システム周りや機体構造など進化してるところはたくさんある。だから比較の参考になるけど絶対的な基準にはならんよな -- 名無しさん (2015-07-06 23 18 07) 爆散シーンで、「コアファイター仕事しろ」とツッコんではいけない。 -- 名無しさん (2015-07-29 18 14 35) なんちゃってムーバブルフレームとバカ推力のおかげでOSとかの近代化改修を逐次進めれば第四世代MSの登場までは一戦張れそう コスパ?手間?そこまでやる意義? そんなものロマンの前には屑同然ですよ(真顔) -- 名無しさん (2015-07-29 18 23 35) ↑近代改修されたGP02をクワトロが設計が古臭いとか言われたけどこいつはどうなんだろうか・・・ -- 名無しさん (2015-08-02 13 42 11) マクロスのデザイナーが描いたガンダムというのは感慨深い。 -- 名無しさん (2015-08-02 17 36 32) ↑4 小説版では、戦闘のダメージでコアファイターのシステムが壊れてたって理由づけされてたりする。 -- 名無しさん (2015-09-19 17 36 01) ↑ダメさ加減が増えとるw初代コアファイターも最終回で傷みまくってたし、実はコアブロックシステムって意外と信頼性がない?(0083がZの前日譚であることを考慮すれば、Zでリニアシートが普及している理由を描写したという解釈もできるか) -- 名無しさん (2015-09-19 21 45 48) 試作一号機とかいうマキブ迷走機体。結局バンナムがどんな機体したかったのか分からなかった -- 名無しさん (2015-11-03 11 41 42) シナンジュってこいつとνガンダム足して割ったような機体だよね。 -- 名無しさん (2016-04-18 19 16 05) NEXT PLUSでプレイ時、被撃墜ゼロでプレイした場合FBでプレイする前に終わっちゃうことがあったな -- 名無しさん (2016-06-05 16 00 49) こいつのMG Ver 2.0またはHG REVIVEをずっと待っているが、望み薄なんだろうか… -- 名無しさん (2016-09-02 11 28 48) HG fbの出来はお世辞にも良いと言えないからリバイブして欲しいね。KIMOKIが関わらなければ -- 名無しさん (2016-09-03 10 38 10) Zより高いから高スペックとか言われるけど、たぶんシステムと構造面は一年戦争から多少進んだ程度だからスペック通りに発揮できるは微妙なところがある -- 名無しさん (2016-11-23 20 15 50) 現行技術をつぎ込んでた一品物だからこその性能、Zの時代の技術で同じようなコンセプトにしたらSガンダムになった -- 名無しさん (2017-02-26 16 34 53) 最近スパロボに呼ばれないの悲しい -- 名無しさん (2020-04-12 01 50 55) 短パンだったり陸ガンとは違ったアプローチで地上用をデザインしてるのがすごく面白い見た目 -- 名無しさん (2021-03-30 22 27 43) Zはトップスピードでなく、宇宙地球でも使える汎用性と、MS1機搭載したまま空中戦できる輸送能力が優秀なわけで、スピードで負けても別に…て感じでもある GP01がF1としたら、ZはNASCARとかだろうし -- 名無しさん (2021-03-30 22 39 12) 「地上仕様でもOSさえちゃんと換えてれば宇宙でもそれなりにイケた」となってるけど、実際には『OSだけ換えたところでどのみちGM以下』と劇中で明言されてるので、シーマ様クラスを相手にしたらボコボコにされる運命なのはどのみち変わらないはず -- 名無しさん (2021-03-30 23 07 57) >最近発売されたムック本にて一号機が表紙を飾ったのだがなんとサブアンテナが書き忘れられていた なんていう本でしょうか? 注文したいので書籍名を教えてく下さい。お願いします。 -- 名無しさん (2021-07-14 22 05 24) PS2ガンダム戦記だと連邦側最強機体扱いだったけどゼフィランサス名義だったんで新機体かと思った -- 名無しさん (2022-06-11 20 37 26) 仮説ですまんが、ウラキのパイロット能力はアムロやカミーユ達に比べると劣るはず。それゆえあの化け物スペックを100%は引き出せなかったと思われる。本編中でちょくちょくスラスター噴射で生じるGに顔を歪めていたがアムロがそんな風になることが想像できない(νのコンセプトからしてアムロはそう言う速さには拘っていない節があるので当然と言えば当然か)。主人公が言い方は悪いが大したことのないキャラだった故+時代的には昔でも作品的には後にできたものと言うメタな面も合わさった結果あの化け物的性能なんだろうな、と。また武装が貧弱なのでグリプス戦役で活躍するのは難しかったんじゃないかなとも思う。機動力のものを言わせての一撃離脱戦法ならいけたかも知れないけど -- 名無しさん (2022-07-11 03 01 27) 技術的にはグリプス戦役のMSに劣る部分沢山あるから機動力で上でも総合的に性能上とは言えないでしょ。リニアシートと全天周モニター、ムーバブルフレームが正式に採用されてない時点でグリプス戦役のMSよりパイロットへの負担は大きいだろうし。 -- 名無しさん (2022-08-20 18 57 22) 作画の違いはあれど、ΖやMk‐Ⅱだってパイロットの負担があまりなくスマートな高機動を実現してるし、フルバーニアンみたいな大型バーニアを取り付けんでも良い様に大きく進化してるんだろうね -- 名無しさん (2023-02-05 11 44 31) ↑あとスラスターから噴く推進剤も、粘性や密度等性質が変わっただろうし。 -- 名無しさん (2023-02-05 22 34 24) ↑アレックス共々、化け物じみた推進力をネタにされるが、実際にはムーバブル・フレーム採用機以降とは機体性能差が雲泥で、推力の数値は大したことないように見えてもZガンダムとかとは比較にならんくらいに推力を無駄にしてしまってるらしいね。まぁ、発展の歴史の中の必然なんだから当然と言えば当然の話なんだけど。 -- 名無しさん (2023-02-22 09 53 59) コウが釈放後最後に配属されたのがトリントンなのは間違いで、北米のオークリー基地が正しい(作中でも基地名が出てる) -- 名無しさん (2023-09-18 14 01 31) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hshorizonl/pages/111.html
『予定されていたすべての準決勝が終了いたしました!見事決勝進出を果たした新人アイドルは以下の六名となっております! 優勝の発表予定は〇月△日を予定しております!新たな新人アイドルの頂点の栄光は誰に輝くのか、乞うご期待! ── ── ── ── ── 七草にちか』 W.I.N.G.公式アカウント、と銘打たれたアイコンの下に並ぶ名前の、その一番下に書かれた自分の名前を、どこか他人ごとのように見つめる。 ぼうっと眺めていたその文字列は、最新の投稿を知らせる通知によって押し流されて。 『七草にちかのW.I.N.G.決勝進出が決定しました!ここまで来れたのは偏に皆様の応援のお陰です。精一杯頑張りますので、最後まで応援よろしくお願いします!(スタッフ)』 その文字列を数秒見つめた後で、目を逸らすように画面をスワイプする。 流れてくるのは、雑多な文字列。アイドルをはじめとした様々なアカウントから毎日のように流れ出る、他愛もない情報の奔流。 『@WING_official 〇〇ちゃん残った!楽しみ!』『【新譜発売のお知らせ】今月の注目はストレイライトのサードシングル──』『明日は課題やらなきゃ!それと──』『@nichica_SHHis 頑張れー!』『警視庁の公式発表によれば、最近の東京都内における治安悪化の対策に向けた新たな警察部隊の編成を──』『@WING_official 八雲なみの子?』『【プロダクト】斑鳩ルカが出演するトーク番組のオリジナル商品が──』『@Sonoda_chocolate チョコちゃんかわいい!』『高校だるい』『今日のしあわせ~は──』『アンティーカLP現地二日目きた!!!!!!!』『動画上げました!【2X・夏】プチプラのススメ【これからのトレンド】』『今日も一日──』『渋谷区の建設中のビルにおいて事故が発生し一名が亡くなる事件が──』『SNSサービス・ツイスタでも注目を浴びる──』『八雲なみ歌詞bot』『@nichica_SHHis 283はやっぱり凄いけど、まだ研究生扱いなのはなんでなんだろ』『割引クーポン配布中!今なら新商品が──』『@WING_official 283の子残ったのか』『【定期ツイート】イルミネちゃん一生推す』『皆で喫茶店。季節限定うま。』『ever cheeryのポーチゲット! #まな #神まな』 好きなもの。同業者の情報。いつも使っているクーポン。お洒落。 年頃の少女にほんの少し偶像の世界が織り混ざった羅列を見るのは、嫌いではない。元から──ここに来る前からの、変わらない日常のルーチン。 ──ただ。 『やば……生で見ちゃったかもしれん』 ──ならばこそ、そこに混じる不純物は、この日常が非日常であると認識させる。 「──うわ」 つらつらと眺めていたタイムラインに、辛うじて輪郭が分かる程度のぶれた写真と共に「彼」の名前が現れたのを見て、七草にちかは思わず声を挙げた。 下手をしたら自分どころか、同じ事務所に所属する人気アイドルすらも余裕で抜き去りそうなインプレッションの数に、流石に辟易とする。 『すっごい人気者じゃないですか。凄いですね、英雄って』 『それはあえて姿を表したものですので。ですが、この地でも不肖の私をこうして皆様に愛していただけるのは有難い限りです』 そう虚空に問いかけてみれば、律儀にも返事が帰ってきた。 まさかこんな急に話しかけても分からないだろう、と高を括っていた分、その几帳面さがにちかの癇に障った。 ──彼を召喚してから、こうした念話での会話は幾らかしているものの、彼と対面して直に話したことは召喚した瞬間を含めても片手で足りるほどしかない。 それは彼自身が非常に特異なサーヴァントであり、召喚された時点でその真名が会場内のほぼ全域に知れ渡るからこその措置である、と説明はされたものの、自分のようなものはともかく事務所の他アイドルなどすらも超える程の扱いをされているのを見ると まして、彼が本来戦争など起こらない筈の現代日本において『英雄』として扱われ、あまつさえ各種行政機関やメディアにすら取り扱われるスター的存在。 事務所の仲間──社長やプロデューサー、美琴さんなども当然に知っていて、その影響は芸能界にすら届いているというのだから凄まじいものだ。 『サーヴァントって、目立っちゃダメなんじゃないんですか?』 『他のサーヴァントであれば、ですが。私は些か特異な身でして』 嫌味のようなニュアンスを込めても、凛々しい声はひらりとその癇癪をかわして耳障りのいい言葉を返してくる。 念話ですら涼やかで凛として通る声だ。アイドルの囁きと言われても反論が出ないであろうその声で呼ばれれば、さぞかし振り向く人も多いだろう。 『それにしても、このご時世に英雄って……お姉ちゃんまで、信じてるなんて』 『少なくとも、この東京においても秩序を守る英雄として任せられていることは、ひとかどの英雄として光栄なことではありますね。この身には過ぎた栄光とも思えますが』 それが当たり障りのない謙遜である、ということに、理由もわからぬ苛立ちが募る。 英雄。輝かしい──否、この会場の誰よりも輝かしい存在である彼が、丁寧に過ぎるというのも一つではある。 そして、それを、よりによって自分のような人間に召喚させた運命が──聖杯とやらの采配が、とにかく腹立たしかった。 『──さぞかし、立派な英雄だったんですね、ロスクレイさんって!』 困っているか。それとも呆れているか。あるいは侮蔑されているだろうか。 こうして叫ぶしかできない愚かな少女を、絶対なる英雄は、どのように見ているのだろうか。 『──私なんて、どうやって立てばいいかすら──』 言おうとして、続かなくなる。 分からない。怖い。 処理できていない感情が、形を成すことすらできず滓となって積もる。 『……マスター。マスターの仕事について、門外漢の私から伝えられることはないでしょう』 ──聞きたくなんてない。 英雄としての言葉。我が儘な少女をあやすような美辞麗句と、どこまでも輝かしい栄光に彩られた言葉。 そんな言葉は惨めになるだけで、そしてそんなこと──自分が惨めなことなど、とうに知っているのだから。 『その上で、私が敢えて言うのであれば』 けれど、そんな思いとは裏腹に。 絶対なる英雄は、その、どこまでも涼やかで凛とした声で。 『マスター、あなたは、そのアイドルという仕事を──どのように思っていますか?』 ──七草にちかにとっての、核心を突いた。 『──それは──』 迷いなく、答えられた筈の問い。 七草にちかにとってのアイドル。その顔貌。 それは間違いなく、たった一つしかない。 だから、それを答えればいい。 その筈だった。 ──そうなの? 白盤と手書きの文字。 12インチのいつかの叫び。 何に問いかけるでもない問いかけ。 いつも聞いているあの曲の、哀しそうな── 『──ッ』 『……マスター』 答えられない。 存在した筈の答えの場所に、今は空虚が収まっている。 その欠落を、伽藍の洞への恐怖を誤魔化すように、耳を塞ぐ。 『……もう、いいです。私、寝ますから』 『……それが良いでしょう。貴方も大事な出番が控えているのですから、貴方はそちらで貴方のするべきことを。 此方は、私が為すべき事を為します。お任せくだ──』 最後まで聞かないまま、念話を打ち切る。 どこまでも、丁寧にこちらの身を案じてくる彼の言葉は、なるほど正しく英雄のそれだ。 英雄として完成されているように聞こえる彼の言葉を、聞いていたくはなかった。 「……」 もう一度、SNSに目を通す。 タイムラインを遡れば、先程見たW.I.N.Gの告知ツイートが目に入る。 聖杯戦争という会場で、本来の世界からは歪んでいて──しかし、自分が立ち向かわなければならない舞台だけは、律義にもこの世界でも行われようとしている。 それを目にする度に、自分は思う。 ──どうして、私はステージに立っている? 笑う為の戦いだと、彼は言った。 これで終わらない為に──終わったとしても悔いのないように、笑えるようにする為のものなのだと。 ──なのに。 私はもう、どうやって笑えばいいのか分からない。 私の笑顔が模倣していた彼女の笑顔が、紛い物だったのかもしれないと、疑念を抱いてから。 私が履こうとしていた靴そのものが歪んでいた可能性など、考えたことすらなかったから。 「──なみちゃんが」 もし、このSNS全盛期の今、生きていたら。 あるいは彼女も、こんな風に一挙一動に反応が飛び交っていたのだろうか。 その光景を夢想して──八雲なみの情報が、音楽が、唄声が流れ出るインターネットの海を夢に見て。 ──そうなの? それを見て、私も無邪気に喜んでいたのだろう。 けれどそこに、私は何を見出していたのだろうか。 彼女がもしその光景を見たら、彼女は、笑えていたのだろうか。 ──なみちゃんは、幸せだったのか。 答えは出ない。 二十年も前に、その問いは放たれて。 私にとっても、もしかしたら彼女にとっても、答えが返ってくることはなくて。 ──あるいは。 「……あなたは、どうなんですか。ロスクレイさん」 彼に聞けば、分かるのだろうか。 彼を模倣すれば、あるいは、誰かに希望を持たせる偶像の在り方を知れるのだろうか。 ──あるいは。 ──彼すらも、そうなのだろうか。 ──その英雄の仮面の裏に、もしかしたら──ただの、人間としての素顔が── 「……ばかみたい」 ──時は、僅かに遡る。 SNSに彼の姿が投稿されてから、僅かにもしない頃──絶対なるロスクレイは、その撮影地点に程近い工事現場に佇んでいた。 周囲に人影は見当たらない。人を見たのは、数本前の通りで路駐して眠っているタクシーの運転手が最後だ。 およそ彼の華々しい容貌とは似合わぬ暗闇の中で、彼は一人棒立ちになる。 「──さて」 同時に、これまで着ていたスーツが一瞬のうちに鎧甲冑へと変わる。 世間に見せている「英雄」としての姿を、誰もいない場所で表す。それは紛れもなく──彼が、「本来東京都に存在するはずのない英雄」であることを知っている存在と相対する為。 「誘い込んだ、か──だがまあ、英雄として賞賛に値するぞ。絶対なるロスクレイ」 ──果たして。ロスクレイの前で、それは現れる。 霊体化を解いたサーヴァント──真名も知らぬセイバーが、獰猛な笑みを浮かべてロスクレイを見据えていた。 セイバーの主従は、元よりロスクレイを──目立つ位置にいる英雄を、仕留める為に行動を起こしていた。 彼が今この近辺にいることを、マスターの持つ端末からSNSを通して認識できたことは、彼等にとっては僥倖といえただろう。 「本戦が始まればいざ知らず、予選ともなれば必要以上に騒ぎを大きくする必要もない。ご理解戴けていたなら──」 「今更、御託はいい。これ以上の言葉は不要だ」 ロスクレイの言葉を切って捨て、セイバーは無造作に剣を抜く。 同時にロスクレイも、鞘から剣を抜き放ち、正眼に構えてセイバーを見据えた。 数秒、空間に静寂が下り──瞬間、裂帛の闘気が空気を割いたかと思えば──次の瞬間には、セイバーはロスクレイへと深く踏み込んでいた。 「──貴様の剣を見せろ、ロスクレイ!」 一合。互いの剣と剣が衝突し、一瞬の火花が暗い闇の中の工事現場を照らす。 セイバーの質量と膂力を乗せた一撃が、一瞬のうちにロスクレイへと迫っていた。 辛うじて踏みとどまるも、徐々に押されつつあるロスクレイは、鍔迫り合いから脱却する為に姿勢を下げる。 「【──からトウキョウの土へ】──」 瞬時に、相対するセイバーの足元の地面が胎動する。 距離を取ったのはこの為か、と理解すると同時に、今度はロスクレイが吶喊する。 一歩引きながら剣の腹で受け、次いでセイバーが繰り出したのは小ぶりな突き。点の攻撃でこそあれど、その一閃は確かにロスクレイの致命を見据えている。 辛うじて間に合ったロスクレイの防御が、その道を阻み──しかし、その剣には不可逆の罅がひた走る。 「この程度か──!」 剣が無ければ、ロスクレイも只の木偶と同じ。精々が先の魔術程度であれば、殺すのは容易い。 しかし、その想像を裏切るようにして、セイバーの剣を剣閃が遮る。 見れば、そこには新たな剣を手にしたロスクレイ。どこから、と思えば、セイバーがつい先程立っていた地面に、不可思議な隆起の痕がある。 ──最初から、この為の工術。足場を狂わせたのも、あくまで副産物に過ぎない。 (最初の一撃で、既に剣を捨てることを決意していたか) その判断力の素早さに、内心でほう、と舌を巻く。 事実、セイバーの渾身の踏み込みを受けた時点で、並みの無銘の剣ならば折れることもあろう。ロスクレイともあろうものが無銘を使っていることは意外でこそあったが、新たなる剣を持っているというのであれば納得もできる。 (ならば、もう一度──) 瞬時に踏み込み、再び先と同じ最速、渾身の剣閃。 だが、同じ手は決して絶対なるロスクレイへの決め手には成りえない。 流麗な受け流しの一手が、剣にかかる負担を最小限へと抑えながら、セイバーの剣の行先を誘導する。 そのまま追撃を加えんと振り被るロスクレイに、しかしセイバーもされるがままになることはない。 下段にて凌ぐセイバーと、上段より打ち下ろすロスクレイ。二度、三度と繰り返されたその剣戟から這い出るようにして、セイバーが 「【──土へ。形代に映れ。宝石の──】【──虹の回廊。隠れし天地を回せ──】」 「くっ──」 その隙を突くようにして、意識外からふわりと剣が浮かび上がる。 詞術──工術によって作られた剣が、力述──浮遊したかと思えば、セイバーの一閃を受け止めていた。 ロスクレイに届くことなく阻まれた剣閃をセイバーが訝しむ暇もなく、襲い掛かるはロスクレイの鮮やかにして正しき弧を描く一閃。 紙一重で回避したセイバーの目の前を、僅かに寸断された己の毛先がひらりと舞った。 「……なるほど。正当なる、故に強かな剣の使い手。またその術式。共に備えている──実に素晴らしい。英雄と呼ばれるだけはある、といったところか」 「お褒めに預かり、光栄の限りです」 セイバーの美辞麗句は、決して皮肉ではない。 少なくともただの白兵戦において、ロスクレイは達人の域にいる。その剣そのものを宝具とする程の神域には在らずとも、王城剣術の基礎を徹底して磨き上げたその剣技は只人のレベルを遥かに凌駕している。 純粋な決闘──それにおいて、なるほど、ロスクレイは英雄として担ぎあげられるに相応しきサーヴァントと言えるだろう。 「ならば、その正当な剣術と魔術を以てして、或いは貴様の持つ秘技を以てして──」 ならばこそ。 その奥にある神髄こそを、断つ。 「コレを受けてみせろよ、ロスクレイ」 瞬間。 空間の魔力が滞留したかと思えば、セイバーの剣に、四肢に、それが流れ込んでいく。 傍目に見ても、明らかに異質だと分かる魔力量。サーヴァント同士であれば、 濃密なマナの質量に淀んだ大気が、ロスクレイとセイバーを包む。 あくまで構えを崩さぬロスクレイに、セイバーは再び獰猛な笑みを向け── 「──お前ら!こんなところで何をやっている!」 不意に、声が聞こえた。 振り返りこそしないが、ちらりと意識を向ければ、そこにいるのは警察官と思しき服装をした二人組。 武器を携え戦闘している此方を警戒したか、既に携行しているのであろう銃器を構え、こちらに照準を向けている。 工事現場の警備員か、はたまた警察か──奥まったといっても、この都市では見つかる可能性があるということか。 「不純物が──」 面倒だと思いつつも、今は無視する。 神秘の秘匿がこの聖杯戦争で処理されるかどうかは知らないが、もし知られても見られたことを消すのはセイバーにとってそう難しいことではない。 そもそも、神秘のこもっていない弾丸など英霊にとっては些事。自分が傷を負う恐れなどない。 ならば、この一合を放った後。その後でも遅くはない。 故に、セイバーは己が剣の切っ先をロスクレイよりぶらすことは無く。 神速の踏み込みと共に、剣に込めた魔力をブーストして、一気に距離を── ──何かがおかしい。 先ぶれはあった。感じていた。 この場所に来た瞬間から、何かの違和感を、ずっと。 一見して、入りにくいだけで何の変哲もない空き地だ。周辺に人が集まるような場所ではなく、さりとて彼等のような部外者が駆けつけることが不自然な程離れている訳でもない。 だからこそ絶対なるロスクレイは、こうして工事現場に入った。自分を察知してのこと。自然な行動だ。マスターが何処にいるのかは不在だが、誰もいない場所で打ち合うのは市民を守る為の彼の行動として当然のことである。自分がそうしたように。 違和感はない。 何も。 無いはずだ。 けれど。 何だ。 何かを感じる。 それは例えば、この工事現場の上空から微かに聞こえ続けている、僅かなプロペラの音。 それは例えば、本来この時間帯なら片付けられていないとおかしいような重機の影。 それは例えば、此方を見るやすぐに銃を抜き構えていた、警官たちの用意の早さ。 それは例えば、宝具を使おうとした今この瞬間を狙いすましたかのような乱入。 一つ一つは、あるいは偶然かもしれない。 けれど──この刹那、彼は確かにその偶然が、必然である可能性を考えた。 それは英霊としての直感。 彼自身が養ってきた戦場での勘が、それらを繋げろと叫ぶ。 目を向ける。 一見、英霊には通じようがないであろう銃。──本当に? 闇にとうに慣れた視界が捉える。 それは普段、日本国の法令で警官が携えているものとは明らかに異質なもの。 アサルトライフルという種類の、突撃小銃。 ──ぷしゅ、ぷしゅ、ぷしゅう。 サイレンサーで消音された銃声が、一切の躊躇なく己だけに放たれたことを認識して──瞬間、セイバーの体は全力で跳ねた。 銃撃を避けることができたのは、偏に彼の英霊が瞬発力に秀でていたからに他ならない。 辛うじて銃撃を避けたセイバーが、再び構えを直そうとして、──終わらない。 「【──土の源。片目より出でよ。閃け】」 詞術の追撃。 これまで全く見せていなかった雷の詞術が、筋肉の硬直を起こしてセイバーの動きを制限する。 その中で、一直線に吶喊してくるロスクレイ。 狙う先は自分。恐らくは霊核を狙った、神速の突き。 だが、まだだ。まだ対応できる。 貯め込んだ魔力は、未だ拡散せずに宝具として解き放たれる時を待っていた。 小細工が漁夫の利を狙ったものか、それともロスクレイの仕込みかは知らないが──今この瞬間斬ってしまえば、それも終わる。 ロスクレイが此方に辿り着く前に、宝具を開放する。この差であれば、まだ自分の方が早く、ロスクレイの霊核を穿つことができる。 それを理解し、セイバーが口の端を歪めた、その刹那。 ──ぱしゅ、と。 先程聞いた音が、先程とは違う場所から響いたと思えば。 繋がっていることを認識していた魔力パスが、途切れていた。 今にも放たれようとしてした宝具の為の魔力にラグが起こり、セイバーが一瞬の膠着に陥る。 「貴様」 それは、即ち。 「ロスクレイ」 セイバーのマスターが、死亡したということ。 それも──今の状況下においては、間違いなく、ロスクレイ自身の策略によって。 最早疑う余地はない。 これは、仕込みだ。 英霊を狙うことを可能とした弾丸、乱入のタイミング、ロスクレイ自身が謀ったことを示して此方の注意を引く策略、凡て掌の上。 この場所に入った瞬間から──あるいは、彼がロスクレイを標的と定めた、その瞬間から。 ロスクレイは、この一瞬の為の、仕込みを── 「──ロスクレェェェェェイ!!!!!!!」 激昂する。 剣の道を汚した男を。 英雄と名乗り、栄光を浴びながら、その実、対等な筈の争いに不純物を混ぜ込んだ男を。 怒りのままに、保持した宝具を解禁する、その刹那。 「──これが、私の宝具です」 ロスクレイの、理想的なまでに研ぎ澄まされた一振りの剣撃が──霊核より先に、剣を持つ手を切り落とす。 それを支えるのは、詞術によって形作られた大地の足場。 開放先を失った魔力を持て余した次の刹那に──ロスクレイが放った返す刃は、やはり完璧な軌道をなぞるように。 セイバーの霊格を、その胴体ごと逆袈裟に斬り払っていた。 「──ロスクレイです。戦闘は終わりました。霊器の消滅まで確認しています。マスターについては──」 ──警察組織への連絡。サーモグラフィ―を搭載したドローンによるマスターの位置把握。事前に潜入していた工作班。詞術士の適切な詞術発動の為の随所の監視カメラ。 この工事現場そのものが、絶対なるロスクレイの策謀の下にあった。 細工によってロスクレイ自身に集中させ、セイバーの警戒がロスクレイへと集中した時点で──銃撃に気付いたマスターが此方を見ることを警戒し、これを殺害する。 一歩間違えば宝具開放に間に合わない危険な策ではあるものの、マスター・サーヴァントに気付かれないように仕込むという点においてはリスクを抱え込まなければいけない必然性が存在した。 『了解した。こっちでも追って処理する。今のところ、予選のうちにあんたで大物食いしようって奴はこいつで最後だ。しばらくは落ち着くだろうさ。本来は、マスターを日常のうちに暗殺するのが一番楽ではあるんだがねえ』 「確かに最良ではありますが、霊体化しているサーヴァントの不意を突くのはリスクが大きい。把握しているだけでも最良と言えるでしょう」 『まあな。それに、こっちで監視してるマスター候補で結託できそうな奴等についても幾つか当ては作ってある──勿論、こっちの細かい事情まで伏せて付き合ってくれそうな奴等をだがな』 「感謝します」 それからも幾らかの連絡事項を交わしながら、この奥まった工事現場に入る為の唯一の経路を戻る。 路地から人気のない道に出れば、そこには先程から変わらず路上駐車しているタクシーが一つ。 誰もいない場所で職務怠慢をしている──傍目からはそう見えていたであろう、先の警察を装った特殊部隊に連絡を取った運転手の待つタクシーに乗り込む。運転手──正確にはそれを装った公安所属の男は、ロスクレイの無事を確認すると何も言わずに車を出した。 後部座席で緊張を僅かに解きながら、ロスクレイは通話を終えた自らの端末に目を落とした。 (この端末…スマートフォンというらしいこれを弄ることにも、大分慣れた、か) 通信手段としての優位性の高さから、過去に客人が持ち込んだラヂオと比べても非常に隠匿性・伝達性・通信速度が高いスマートフォンは、彼の戦い方からすれば欠かせないものだ。 特に、SNSやメディアといった露出──神秘の秘匿を盾に暴く、あるいはマスターを追う手段等様々な工作に用いることができるこれは、他のサーヴァントには恐らく存在しようのない手段だ。己自身の不正について暴かれうる諸刃の剣にならぬよう、関係各所への根回しも既に済ませている。 (……これも、その一手) 部下に撮影させ、当たり障りのないプライベートアカウントを装ってロスクレイ自身の所在を喧伝させたSNSの投稿を見る。 あえておびき出す形で露出したのも意図的──打倒ロスクレイを掲げた主従が、複数の対ロスクレイ派閥と結託する前に隙を見せる。千載一遇の好機に乗ってくるかどうかまでは賭けだったが、予選序盤から積極的に動いていた好戦性に十分な担保はあったといえる。 とはいえ、やはりサーヴァント相手は決して並みならぬ戦いになることは避けて通れぬ道。 幸い、嘗ての六合上覧に顔を並べたような修羅と相見えることこそまだないが、そういった規格外の強者と戦うことになる機会もあるいは存在し得る。 また、今回のような相手でも、事前に宝具を防ぐことができなければ何もできずに倒れていた可能性も十分にある。 (……となれば、有力な他参加者との同盟を結ぶことも必要な手段となりうる、か) 幸い、ロスクレイ自身が聖杯にかける望みが必然性を伴わない──即ち、『聖杯を譲る』という最大の選択肢を筆頭に、少なくないカードを交渉手段として切ることができる。 ロスクレイがこの聖杯戦争において最低限叶えなければいけないのは、マスターの安全な帰還のみ。 そうであるならば、利用するべきは── 『すっごい人気者じゃないですか。凄いですね、英雄って』 ──七草にちかからの念話が来たのは、そんな時だった。 「……マスター」 念話を終えて、ロスクレイは嘆息する。 今のところ、召喚時を除いて彼女との直接接触はほぼしていない。ロスクレイの持つ単独行動スキルと、宝具による「絶対なるロスクレイ」としてのこの世界における立場の確立。その社会的地盤がある以上、ロスクレイとにちかの関わりは令呪という一点以外にほぼ存在しない。 そして、この聖杯戦争においては、かつての六合上覧のようにマスターとサーヴァント揃ってこそ参戦が認められる。人理の影法師として、守るべき人も襲い来る危機もないこの土地におけるロスクレイの所在はともかくとしても、自分を失った後にちかがどうなるかは決して保証できない。 そしてそうであるならば、絶対なるロスクレイが最も恐れるべきことは──自分のアキレス腱であるとして、にちかが命を狙われ、殺されること。 だからこそ、接触は最小限に──イスカと接していた時のように、細心の注意を払いながら。対面の機会は、極力絞るしかない。 ──だが。 忘れられない。忘れようもない。 召喚された時に見た、七草にちかの表情を。 まだ年若く、両親の庇護も欠けている中で、『アイドル』なるものを志している、と彼女は言っていた。 当世の知識を与えられただけのロスクレイからすれば、そこに賭ける情熱や意志を正しく推し量ることは決して簡単ではない。 それでも、分かることはある。 ロスクレイが培った、あるいは彼自身が持つ一つの才能。 観察と思考──彼を英雄たらしめた最初の能力は、彼女の表情の中に。 その情熱を、意志を支えていた「何か」が、消えてしまっていたことを。 スマートフォンを開き、ホーム画面に置いた一つのアイコン。 七草にちかのホームページへのリンクとなっているそれを開けば、そこには彼女が半年以上かけて受けてきた数々の仕事の実績が出てくる。中には、動画サイトに投稿された映像を見るものもあって。 そこに映っている七草にちかの姿は、確かに輝いているように見える。 けれど、分かる。朧気に。 それが何かの模倣である──『演技』であること。 絶対なるロスクレイが──『英雄』の『演技』をし続けたからこそ、分かること。 ──ある男を思い出す。 幼き頃の自分に、英雄としての立ち居振舞いを教え──勿論、当人もそんなつもりは無かっただろうが──結果的に、英雄ロスクレイが生まれるきっかけを作った男。 自分はいずれ主演男優になるのだと嘯いて、けれど結局ただの服膺のナルタとして死んでいった男のこと。 ──もう一つのページに飛ぶ。 七草にちかの、最も大きな「次の仕事」。 そのエントリーの為にこれまでの仕事があったと言っても過言ではない、新人アイドルとしての集大成。 『wingファイナリスト一覧』 『七草にちか』 彼女が挑まなければならない、彼女にとっての、戦場。 ──ある戦を思い出す。 自分がどうしようもなく矮小で、戦から逃げてしまいたいと思うような臆病者だと思い知ったあの日。 自分に英雄の器がないと知り、さりとてただの一兵卒として死にたくないと願ったあの戦場。 それでも尚──己自身の観察と思考で、栄誉ならぬ勝利を掴んだあの竜殺しの日。 英雄としての在り方を、英雄という演目を、演じ切ると誓ったあの日。 ──ああ。 彼女は、きっと分かっている。 彼女の心の中にある偶像が、この世に存在しないことに。 偶像などなく、そこにはただの少女が──取るに足りない一人の人間がいるしかないということに。 故にこそ、ロスクレイは祈る。 その虚像の果て、それでも信じたい何かを、彼女が見出すことを。 あるいは、その為に絶対の偶像が必要ならば──ロスクレイは、彼女に恥じぬ英雄でいることを誓おう。 嘗てと同じように、この英雄としての演目を終幕まで演じ切り、彼女にその作法を授けよう。 そして、あるいは。 七草にちかが、その砕けた虚像を踏み砕き、彼女自身が体現するべき信ずるものを見つけた時は。 彼女にとっての真業を見出した、その時は。 偶像になれないと嗤いながら、なお偶像を望み、その果てに偶像を見失ったもの。 英雄などないと嘆きながら、なお英雄を背負い、その果てに英雄を形作ったもの。 私が/誰かが仰ぎ見た虚像の中で。 ただの少女は道に迷う/ただの青年は道を進む。 願われし偶像と只人の境界──その地平に、何があるか未だ知らぬまま。 それは形振りすら構わぬ、憧憬への飽くなき執念を持つ。 それは己が欠落を嗤い、羨望を以て自己を形成する歪みを孕む。 それは嘗ての偶像の声ならぬ哀哭を、無意識のうちに内面化している。 いつかの歓びと哀しみに魅せられた、ただの、それ故に特別な少女である。 人間(ミニア)。偶像(アイドル)。 哀しき── 【クラス】 ヒーロー 【真名】 絶対なるロスクレイ@異修羅 【パラメーター】 筋力:B 耐久:B+ 敏捷:B 魔力:E 幸運:B 宝具:EX (宝具『絶対なるロスクレイ』により、何等かの方法でマスター・他のサーヴァントなどがパラメータを観測した場合は筋力:A、魔力:Aと表示される) 【クラススキル】 対英雄:EX 英雄を相手にした際、そのパラメータをダウンさせるスキル。 彼の持つ対英雄スキルは稀有なこのスキルの中でも異質なものであり、彼と敵対しないものから「絶対なるロスクレイは正しい側に立っている人間である」と認識され、常に彼こそが英雄だと認識される。 それは翻って──何者であれ、彼と対峙したものは英雄に倒されるべき邪悪に成り果てるということである。 【保有スキル】 絶対なるカリスマ:A+++ 軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘において自軍の能力を向上させる。 中でもロスクレイのカリスマは、最初から敵対の意思がない場合、その行動と意志を見たものにもれなく「絶対なるロスクレイは正しく英雄である」という認識を付与する。本来ならただのAランクですら呪いとも称される通常のカリスマを更に超越し、それは半ば狂気染みた「絶対の英雄」への信仰の域にも達し得る。 単独行動:A マスターとの繋がりを解除しても長時間現界していられる能力。依り代や要石、魔力供給がない事による、現世に留まれない「世界からの強制力」を緩和させるスキル。 ロスクレイの場合、彼自身が勇者を選抜する黄都二十九官でありながら己を勇者として擁立した逸話が元となってこのスキルを取得しており、彼自身が疑似的にマスターとしての社会的地位を獲得していることでマスターに縛られない行動を可能とする。 鋼鉄の決意:A 痛覚の全遮断、超高速移動にさえ耐えうる超人的な心身などが効果となる。複合スキルであり、勇猛スキルと冷静沈着スキルの効果も含む。 ロスクレイの場合、それが『英雄』に求められる振る舞いである場合ありとあらゆる苦痛を無視して『英雄』として振舞うことを可能とする。 人間観察(演技):B 人々を観察し、理解する技術。 ロスクレイの持つ人間観察は、己自身が「英雄を演じる」という在り方にルーツを持つことから、演技をしている人間の姿を見抜くことに秀でている。 【宝具】 『絶対なるロスクレイ』 ランク:EX 種別:対社会宝具 レンジ:なし 最大補足:14,000,000人 絶対の証明。個人が持つ社会的な権能の結晶。 絶対なるロスクレイが召喚されたと同時に、彼が生前活躍した竜殺しや六合上覧の逸話などによる『絶対なるロスクレイは人間にして最強の英雄である』という概念が構築される。 それは、彼自身の本来のパラメータを偽ると共に、生前構築し彼を英雄たらしめた社会的な工作能力が当聖杯戦争の開催地において再現されることを意味する。 具体的には、ロスクレイ自身が『英雄』として聖杯戦争の舞台における行政システムの重鎮に居座ると同時に、彼の周囲や彼が手回しできる民間の各会社に存在することとなる。これにより、ロスクレイは戦闘における詞術支援をはじめとした物理的支援、そして何より聖杯戦争中における様々な面での根回し・社会的制約を彼の権力の届く限り発動することができる。 また、生前彼に詞術で力を貸していた詞術士も召喚され、戦闘においては工術による剣の召喚や生術による各種術式などのサポートも可能となる。 今回の東京都においては召喚された仕官は多くが東京都政の重鎮として認識されていると共に、警察・マスメディアをはじめとする各種組織の中にもそれによる彼のシンパ、あるいは彼とその協力者によって詞術の強化が施された武装を持つ人々が存在している。 寸分違わず、聖杯戦争の行われる現代社会において、国家そのものを味方とした社会動物の持ちうる凡ての力を託された人工英雄としての逸話を体現する宝具である。 ──代償として、この宝具は彼自身の知名度と存在ありきであるため、彼が現界した時点で聖杯戦争の舞台中にマスター・サーヴァント・NPC問わず「絶対なるロスクレイが存在している」という情報が開示される。聖杯戦争の参加者にとっては、ロスクレイはセイバーのサーヴァントとして認識され、一部ステータスにも変化がある。 【weapon】 剣 彼の支援者が工術で紡いだ無銘の剣。彼がラジオ・携帯端末等で連絡を取っている詞術士が都度作成する。 その剣技は間違いなく英雄のそれであり、正当な王城剣術に基づいた正しき剣である。 詞術士 彼が抱える子飼いの詞術士。戦闘中においては、ロスクレイがマントの裏に仕込んだ通信端末から詞術を発動し彼を様々な点から援護する。 その他、あらゆる社会的権力 対抗勢力が存在しない限り、東京という現代社会を意のままに操る、英雄という立ち位置そのものが持つ政治力。 【人物背景】 『本物の魔王』が死亡した後、魔王を殺した勇者を決める戦いにおいて立候補した『最強』の一人。 黄都を収める二十九官の一人であり、民からは竜すらも単独で殺した英雄として篤く信頼されている。 しかし、彼自身はあくまで人間としての域を出た存在ではない。彼を英雄たらしめているのは、その政治力と智謀によって勝利を必然とする社会的なあらゆる支援であり── 『英雄であれ』という民の祈りを反映した、人工英雄である。 【サーヴァントとしての願い】 聖杯は不要。強いて言うなら、故郷のとある少女を救うことと、マスターの安全な帰還。 【マスター】 七草にちか@アイドルマスターシャイニーカラーズ 【マスターとしての願い】 元の世界に帰る。『八雲なみ』に──? 【能力・技能】 『アイドル』 283プロダクションのアイドル研究生。活動歴は八ヵ月近くだが、その間に少なくともファンを10万人以上獲得するだけの人気はある。 ダンスの能力や知識など、常人の200%とも言われた努力の賜物であるパフォーマンス目をつけるところもある一方で──その表現には、知識が先行しすぎた不必要なステップ等も存在しており、見る人によっては歪さを感じさせるかもしれない。 【人物背景】 283プロダクションの研究生として(紆余曲折がありながらも)アイドルデビューを果たした少女。姉であり当該事務所のアルバイトでもある七草はづきから、新人アイドルのグランプリである『WING』優勝を条件にアイドル研究生としてデビューを開始した。 その性格は平凡な少女として等身大なものであり、理論よりも感情で物事を考え、見栄を張って意地になり、追い詰められれば視野狭窄に陥るような一面を持つ。 また、自己評価の低さから、アイドル活動でも元から尊敬していたアイドルである「八雲なみ」の再現を試みることでアイドルとしての自己を確立しようとしていた。 ──その憧憬の対象であった八雲なみが、本当に笑顔であったかどうか、アイドルを楽しんでいたのかどうか──それを疑い、見失った時点から、彼女はこの聖杯戦争に招かれている。 【方針】 ひとまずは元の世界に戻ることを考える──?wingは──? 【備考】 七草にちかシナリオ、W.I.N.G準決勝勝利後~決勝本番前からの参戦です。 W.I.N.G決勝は聖杯戦争本戦中に行われるものとします。
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* 「ああ!?アルノーてめえ、ここまでお膳立てさせておいて何で外すんだよ!?」 マチェーテ持ちの中量級、ここまでの囮を引き受けていたテウルギア『パンター』のコックピットで、そのテウルゴスであるクリフォード・ドーヴァーは声を荒げていた。 《外したんじゃない、避けられたんだ。お前の誘導があからさま過ぎて勘付かれたんじゃないか?》 落ち着いた声で皮肉交じりに応答したのは滑空砲を放った砲撃型テウルギア『ティーガー』のアルノー・ブランク。三人の中では一番の手練れで、状況判断能力も高い。実際のところ彼の狙いは完璧であり、回避行動を取らなければルドラはコックピットを正確に撃ち抜かれていただろう。 「んだとォ!?」 《まあまあ、二人とも。不意打ちに失敗したからってまだ終わったわけじゃないし、相手は手負いでしかも三対一。これで勝てない方がおかしいだろう?》 溜息混じりの呆れた口調で二人に割り込むように口を挟んだのは、電子戦型テウルギア『レオパルト』のエミール・フェドー。ヴェーダへの通信を遮断するついでにターゲットであるルドラの位置を観測し、クリフォードによる誘導をナビゲートするなどの支援を行っていた、影の功労者である。また、気の早いクリフォードと冷静なアルノーの間を取り持つ苦労人でもあった。 マイルは知る由もない事だが、滑空砲での不意打ち失敗からルドラに対して立て続けに攻撃が行われなかったのは、彼らがこうして軽く口論になっていたからであった。 『ええい、いつまでやってんだい馬鹿共!モタモタしてたらチャンスはすぐに逃げちまうよ!』 『そうよそうよ!お姉様を待たせるなんて、一人じゃ何も出来ないヘタレのくせに生意気なのよ!』 『あの、いいから早く戦おう……?』 それぞれの機体のレメゲトン達もそれに参戦する。彼女たちは魂で繋がった姉妹を自称しており、反りの合わない三人がつるんでいるのも彼女たちがそれを認証の条件としているからである。《黒鉄の三姉妹》――それがクリフォード達のチーム名ではあるが、それはつまり彼らが完全にレメゲトンの尻に敷かれている事を意味していた。 彼らがそうこうしている間に、機を伺っていたらしい敵機が動きを見せる。 「あ、野郎!」 『ハ、不利になったら逃げようってかい!?とんだチキン野郎だね!!』 マイルが聞いていたら間違いなく「お前らにだけは言われたくない!」と言うであろう台詞を吐き、クリフォードは後を追うように機体を前に出す。 《む、突出するなクリフ!くそ、エミールは逃さないようサポートを頼む!》 《構わないけど、ジャミング切ってもいいかね?ヴェーダの通信を妨害したままはかなり負荷がキツい。》 様々な分野の専門家が居並ぶヴェーダの通信回線は、その道の熱狂的な専門家によって無駄に強度が高く、複雑に暗号化されていた。莫大量の規則制に沿って切り替わる複数レンジの信号も、電子戦特化のレオパルトと超高性能演算装置のレメゲトンを用いれば何とか総当りで妨害出来るものの、それを維持しながら戦闘行為を行うのは不可能だ。 《……いいだろう、ジャミングを切る。増援が来る前に仕留めるぞ!》 《了解。敵の後ろを取る。》 電子戦の機能をオフにすれば、軽量のレオパルトは敵機よりも速い。まして速度の出ない後退という手段を取っている敵機であれば追いつくのは容易だ。エミールのレオパルトが先行したのを確認し、アルノーもティーガーを前進させる。 「大人しく死にやがれ!」 そうして三機が標的を射程圏内に収めたと同時、追われる側のルドラが唐突に前に出た。 * マイルは斜め前方からの牽制のライフルを無視し、横合いからばら撒かれる中量級のマシンガンの射線から逃げる。ぶれた数発がルドラの装甲を抉るが、致命的ではない。だが、安易な回避行動にマイルは直感的な危機感を覚える。マズい、と。 直後、それを咎めるような鋭い警告音が操縦席のステレオから放たれる。 「……っあああ!!」 気合でペダルを踏み込む。爆発的な加速がマイルの身体を横殴りに襲い、意識が一瞬吹き飛ぶ。その甲斐あってルドラは後方から放たれた滑空砲を辛くも回避する事ができたが、後先考えない機動によって一瞬の隙が生まれる。 だが、致命的な隙に対して軽量級は追撃を躊躇した。その射線上には味方の中量級が居たからだ。 「……っ、まだまだ!」 その一瞬で復帰したマイルは挑戦的な笑みを浮かべ、軽量級に牽制の銃弾を放つ。エクは回避のサポートに全力を尽くしており、ほぼマニュアルで行われた射撃は致命弾とはなり得ない。だが、軽量級は慌てたように大げさな回避動作を取り、マイルはそれに合わせて位置取りを調整する。 (やっぱり、予想通りだ。) 追いすがろうとした敵機に突然の吶喊をかけて以降、マイルは敵機が相打ちを恐れて攻撃出来ないよう、可能な限りルドラを敵機と敵機の間に入るように動かしていた。 ある種の賭けではあったが、マイルにはある程度の確信があった。奇襲の初撃の後に追撃が無かった事。追撃を始めるタイミングがバラバラだった事。彼らをオラクルボードで見たことが無い事。 つまり、彼らはチームとしての連携が甘いのではないか、と。 そして、マイルの予測は当たっていた。これが熟練のチームであれば敵も射線が被らないように行動するのであろうが、彼らは相打ちには流石に気を使うものの、位置取りまでは連携が取れていない。結果、攻撃の頻度を大幅に減らしていた。無論、賭けに勝ったからと言って、状況は決して甘くはないのだが。 エクの能力と実戦の中で少しずつ精度を上げるマイルの直感で致命弾だけは避け続けているが、避けきれなかった弾や牽制で撒かれた弾は容赦なくルドラの機体を穿ってゆく。 『ひ、や、嫌!!ごめんなさいごめんなさい!!やめて!!やめてください!!』 先程からエクはずっと狂乱していた。害意どころか殺意満々の三体によってたかってボコボコにされ続ければ心も折れるだろう。それでも警告音はちゃんと鳴らしてくれるので、マイルは後で思いっきり甘やかしてやろうと決意し、そのためにもここを生き延びねば、と決意を新たにする。 牽制を避けつつ相手に攻撃をさせない位置取りをし続け、隙を狙う敵機に妨害に牽制の射撃を打ち込み、それでも時たま襲う致命的一撃を回避し続ける。 一手でも間違えれば死に至る、言うなれば逆詰将棋。急な加速と方向転換、極度の集中でマイルの体力も精神力もとうに限界であったが、彼は意地だけでそれを補い続ける。 「……惚れた女の子泣かせて、そのままで終われるかあッ!!」 吼える。しかしながら、テウルギアの限界が先に来た。牽制でばら撒かれたマシンガンの弾が運悪く膝の関節に命中し、バランスを崩したルドラは激しく転倒する。 「がっ……!」 衝撃に息を吐く。みしりと不吉な痛みを胸部に感じたが、マイルはそれを無視して即座に仰向けに倒れたルドラの身を起こそうとする。だが、 《残念だがゲームセットだ。》 ルドラの胸元に、重量級が滑空砲の砲口を押し付けていた。 《三対一で良くもここまで持ちこたえたものだ。素直に敬服するよ。》 オープン回線で届く生真面目そうなテウルゴスからの賛辞に、マイルは苦笑で返した。 「そりゃあどうも。ついでに見逃してくれると嬉しいんだけど?」 《悪いがそれは無理だな。》 ですよねー、とぼやきながら、逆転の一手を必死で探す。ルドラの無事な左腕は身を起こすために地につけたままだ。カーリーを手にとって反撃に移るのは不可能だろう。 「襲撃の目的は僕の首か?」 《ま、そういう事だ。ランカーを倒されたヴェーダの株は落ちるし、倒した俺達の株は上がる。シンプルだろう?》 三対一で勝っても株は上がるのだろうかとマイルは疑問を抱いたが、見え見えの罠に引っかかった自分の株は下がりそうな気がした。これは少しでも名誉を挽回しなければ、とマイルは冷や汗を垂れ流しながら頭を回転させる。 「ちなみに、バックの企業とか……」 《……言うとでも思ったか?》 どうせ通信繋がってるだろ、と呆れたようなツッコミが入れられるよりも、サブモニターからもエクが半目で見つめてくる方がマイルにとってはダメージが大きかった。とは言え、その甲斐はあったと言えよう。敵テウルゴスが時間稼ぎの終わりを宣言するが、逆転の一手の準備が完了したのだ。 《ま、遺言くらいは聞いてやろう。せいぜい情けないのを頼む。》 「あー、それじゃあ……」 コホン、とわざとらしく咳払いをする。これにはこれから口にする内容に覚悟を決める意味合いもあった。マイルにとって出来れば一生使いたくなかった禁じ手だ。 こちらを見下す敵機を見上げていたルドラの頭部から、第一の奥の手――頭部パルスレーザーが光速で放たれる。本来非装甲目標を攻撃するための武装だが、こちらを向いているカメラアイを狙えば一瞬ホワイトアウトさせるぐらいは可能だ。 《な!?》 重量級が狼狽えた一瞬の隙を突き、左腕で機体を持ち上げ一気に身をひねる。目的は肩の向きを変える事。そして、全力で叫ぶ。 (技を借りるぞ、アル!!) 「――“瞬刃・零式”!!」 叫ぶのと同時。第二の奥の手、無事だったルドラの左肩部にマウントされた実体刀『ドゥルガー』が炸薬によって高速で射出され、重量級の滑空砲に半分ほど切り込んで止まった。 まさかの反撃に重量級の反応が遅れ、マイルはその隙を逃すまいと背部スラスターを全開にする。 推力で一気に身を起こし、空いた左手でドゥルガーの柄を掴み、 「う……おおおおおおおおおおお!!」 滑空砲ごと、重量級の胴部を袈裟懸けに、一気に引き斬った。 ――ここで解説しよう。瞬刃・零式とは、絶賛発病中のアルが編み出した、六百六十六の死芸の一つである。瞬刃はドゥルガーをマウントから炸薬で加速するギミックを用いた必殺技のシリーズだが、零式はその中でもノーモーションから放てる不意打ち気味の隠し玉である。あと零式とか名前が格好いい。既にいい歳のマイルにとっては精神を蝕む諸刃の必殺技であるが、彼は義理堅いのでちゃんとアルが一晩かけて考えた技の名前を叫ぶのだった。 《アルノー!?》 《チィ、油断しやがって!》 今まで黙っていた残りのテウルゴス二人の、狼狽する声と味方を非難する声が同時に届く。だが、片足が使えない状態で無理矢理斬撃を繰り出したため、またしてもルドラは転倒する。もはやルドラに取れる反撃の手段は無い。 《だがこっちはまだ二機、奥の手はもう無えだろう!?てめえの負けだ!》 「――いいや、『僕ら』の勝ちだね!!」 三機に囲まれてから最初に決めた勝利条件を満たし、マイルは笑う。通信妨害は解かれ、ルドラへの集中を強いて時間も稼いだ。念のためにと遠距離攻撃も潰した。そして、勝利の女神からの通信が、つい先程入ったのだ。 次の瞬間、ルドラの周囲に着弾の土煙が巻き上がる。 《クソッ、何だ!?》 《マズい、増援か!》 散開する敵機。そして。 《いやあ、よく頑張ったねマイルくん!後は任せといて!》 気の抜けるような明るい声とともに、戦場に六本腕の鬼神が降り立った。 * 軽量級――『レオパルト』のコックピットで、エミールは焦っていた。 テウルギア『アスラ』とそのテウルゴス、リグ・ヴェーダ・アート。アレクトリスのランク10位。『鬼神』『邪神』『破壊神』。 腕が六本とカメラアイが六基あるぐらいで、これと言って強力な武装や戦術を持たないが、ただ単純なスペックで単純に並のテウルギアとテウルゴスより強い化物。 彼女が援軍で来る可能性は想定されていた。だからこそ短時間で仕留めるための不意打ちと、プライド抜きの三対一での戦闘だった筈だ。 彼らの誤算は、マイルを標的とした彼らの作戦にヴェーダの司令室が予想よりも早く気付いたのと、マイルが彼らの予想を遥かに超えて持ちこたえてみせた事、そして彼らがそれを失念するぐらいに熱くなりすぎた事だ。 (……どうする!?) 悩むエミールに、クリフォードから通信が入る。 《ヘタレてんじゃねえぞエミール!いくら格上でもこっちは二機だ、同時に動けば何とか――》 突如、ジッ、と音がした。直後、レオパルトとパンターの銃が同時に爆発する。 「なっ……!?」 気付けばアスラの肩上に伸びているアームの先端がいつの間にかこちらを向いていた。パルスレーザー砲としては比較的高めの出力ではあるが、一瞬で二機のマガジンを正確に撃ち抜いたのはテウルゴスであるリグの技量と、レメゲトンのミトラの的確なサポートである。 《不穏な気配がしたから、先に手を打たせてもらったよ。》 全く知覚できなかったその動作速度と楽しげな少女の声が告げる内容に、気配って何だよ、とエミールは震える。 これには、勝てない。次元が違う。黙っているクリフォードも一瞬で戦意を喪失したようだ。 「……投降する。いいよね?」 『……うん、これは仕方ないと思う。』 レメゲトンからの許しも下りたところで、エミールはレオパルトに手を上げさせる。目をやれば、クリフォードのパンターも同じ行動を取っていた。 《うんうん、素直が一番だね!ではここで、素直な君たちに我らがヴェーダ代表からのお話があるよ!》 《あー、あー、いいかね?ヴェーダ代表職員、ラハル・ナカジマだ。》 満足そうな少女の声と、続いて割り込む中年男性の声。エミールたちは固唾を飲んで彼の続く言葉を待つ。 《――いやあ、感動した!今回の件でマイル君達について過去最高のデータが得られたよ!ルドラの脆弱性にマイル君の癖、エク君の特異な能力……君たちには感謝してもしきれない!!本ッ当に!!ありがとう!!》 「……は?」 本気で感動しているらしいラハルの涙声に、戸惑いを隠せないエミール。そんな彼をよそに、ラハルは鼻をかんでから続ける。 《その感謝を示すため、我々は君たちを特別待遇でヴェーダに迎える準備がある!!今回の件は水に流す!!是非我々の研究のために協力してはくれないだろうか!!》 「え、ええ、まあ、そのくらいなら……。」 悪い話ではない。というか、捕虜にされるくらいは覚悟していたので拍子抜けである。大丈夫かこの企業……あれ、でも今後この会社に勤めるのか……?とエミールは少しずつ心配になってきた。 《いいのかね!?ありがとう!!いやあ、助かるよ!!では早速だが、君たちの弊社への貢献を評価し――新装備の評価試験の標的になってもらいたい。》 「……えっ」 一気に背筋を悪寒が走る。 《いやあ、新開発の徹甲炸裂焼夷弾なんだがね、活きのいい的がなかなか見つからなくて困っていたんだよねぇ!!いや、本当に助かるよ!!よろしくねぇ!!》 ラハルのテンションは一切変わっていない。本気で嬉しそうに喜んでいる。そして、アスラがこれ見よがしに銃をこちらに向ける。 《そういう事で、わたしとしては喧嘩売った相手が悪かったと思うんだけど……まあ、諦めて出来るだけ足掻いてね!弾切れまで頑張れば見逃してもらえるかも!》 アスラが放った足元への牽制射撃を合図に、生存のための無謀な挑戦が始まった。 * 「いやあ、それにしても死ぬかと思った。」 翌々日。医務室のベッドの上で意識を取り戻したマイルは、今回の件をそう振り返る。 ふと目が覚めたら枕元に置かれたタブレットでエクが『マ゛イ゛ル゛ざああああああああああああん!!』と大号泣していたが、タブレットの画面を胸元に向けて抱きしめるようにしたら一瞬で静かになった。 戦闘中は全く気づかなかったが、転倒やら無茶な斬撃やらの衝撃で、肋骨だの腕の骨だのが何本か逝っていたらしい。キシリと痛む身体に、マイルは涙目になりながらも「ああ、生きているなあ」と感慨を抱く。 「いやあ、痛そうだね!マイルくんもこれを機に全身チタン骨格にしてみたらどうかな?」 「嫌だよ……っていうか“も”って、そんな改造までされてたのリグちゃん……?」 ベッド脇で楽しそうにリンゴを剥くリグのろくでもない提案を、マイルは呆れながら拒否する。皿に乗せられているリンゴは身よりも皮のほうが分厚い。この人絶対このシチュエーションをやってみたかっただけだな、とマイルは推測した。 ラハルは今のところ見舞いに来ていない。「テウルゴスとレメゲトンが両方乗ったテウルギアに実弾撃ったデータなんてそうそう取れないからね!!」と二徹のキラッキラした顔で研究棟を駆け回っていた、とリグから聞いた。 襲撃した彼らはまあ、やっぱり生き残れなかったらしい。ヴェーダ謹製の鉄甲炸裂焼夷弾で、射手がリグである。無名のテウルゴスなら遺灰が残っていれば良い方だろう。……むしろ、早々に灰になれて幸せだったんじゃないかなあ、とすら思う。 「それにしてもまあ、実際良く生き残ったと思うよ、うん。私も先輩として鼻が高いね!」 そう言うリグの表情は確かに嬉しそうだ。ラハルのようなデータが取れた事に対する喜びでなく、自分の生存を純粋に喜んでくれる彼女の存在がマイルには非常に嬉しかった。 『わ、私たちもマイルさんのレメゲトンである事を誇りに思いますからっ!』 抱きしめた端末からくぐもった涙声が聞こえる。それに答えるようにマイルが端末を抱きしめる力を少し強めると、エクは声にならない声を上げる。心なしか端末が発熱しているような気がした。 「あっはっは。流石、女の敵。」 茶化すリグを無視し、マイルは決意を新たに、エクに告げた。 「ありがとう。僕ももっと強くなるよ。エク達の誇りとして恥ずかしくないぐらい。だから、これからも手伝って欲しい。」 『……はい。……えへへ、一緒に頑張りましょう。マイルさん。』 ひゅーひゅー、と茶々を入れるリグに、ミトラから容赦ないツッコミが入る。 端末を抱きしめているためエクの顔は見えないが、笑顔だといいなあ、とマイルは思った。 今回戦った彼らは、レメゲトンとどういった関係を築いていたのだろうか。ふと、そんな疑問がマイルの脳裏をよぎったが、頭を振ってそれを振り払う。 (――どうであれ、僕とエク達は自分たちの道を行く。それを妨げるものがあるなら、それを打ち破る力をつけてみせる。) 己の望みを叶えるために、その障害となる誰かの望みを打ち砕く。それが戦う者としての覚悟なのだとすれば、マイルは紛れもなくこの瞬間から、戦士としての道を歩み始めたのだった。
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09月 2012年 うすめ四郎 がのす にろ はと 戯画 田中一郎 雪仁 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (hight=80) 原画 うすめ四郎 , にろ シナリオ 雪仁、田中一郎、がのす、はと 528 :名無したちの午後 :2012/04/26(木) 16 52 38.70 ID QdMg/ykX0 戯画の新作中々期待できそうだな まぁ毎度公式サイトを見た限りはよさげだから油断はできないが… 529 :名無したちの午後 [sage] :2012/04/26(木) 17 51 53.41 ID WS+A2q020 戯画ねえ……戯画はなぁ…… 530 :名無したちの午後 [sage] :2012/04/26(木) 18 03 57.16 ID d+gDvlErO ショコラあたりの戯画は好きだったけど近年の戯画はな… バルドバレネコにゴーサイン出した時はこの会社パねぇと思ったけどw 531 :名無したちの午後 [sage] :2012/04/26(木) 19 32 53.94 ID 8X9vhY8B0 戯画とかネタにしか思えない。丸戸とバルドチーム以外では さかハリが一番良かったと聞くが・・・・ 532 :名無したちの午後 [sage] :2012/04/26(木) 20 01 30.24 ID rH3vciRl0 いつもどおり地雷に決まってる・・・ ホチキスで爆死したオレが言うんだから、そうに決まってる。そうでないと困る! 533 :名無したちの午後 [sage] :2012/04/26(木) 20 09 41.17 ID IwiqCEHr0 さかハリ→ビタスマ→シュクレ→ホチキス とやってきたが振り返ると確かにさかハリが一番良かった そして戯画のゲームはもう買わない 534 :名無したちの午後 [sage] :2012/04/26(木) 20 22 07.52 ID IPiX+Fk/0 そこまでやってようやくかよw 今月はなさそうだからアテリアルでも楽しんでおくか 535 :名無したちの午後 [sage] :2012/04/26(木) 20 26 09.70 ID nffTpZAP0 戯画の新作、今回はライター的に安心出来そうな気がするが・・・ 537 :名無したちの午後 [sage] :2012/04/26(木) 23 59 29.80 ID 9yL0KaCu0 ライター調べてみたらHOOKの作品で見かけた人かー メーカー側からの横槍が大きくなければそこそこ面白くなりそうかも 538 :名無したちの午後 [sage] :2012/04/27(金) 00 03 31.64 ID WtNKa3uz0 ラブラブル書いたこともあるし苺も数ルート残念なのがあったけど良いのもあった 少し期待もできるし不安もあるな 539 :名無したちの午後 [sage] :2012/04/27(金) 00 25 36.02 ID rKXwzEBg0 苺は全然駄目だったからこの人自体にいちゃラブの才能みたいなのはなさそうだけど 540 :名無したちの午後 [sage] :2012/04/27(金) 01 14 57.30 ID tiKZUctG0 俺は駄目じゃなかったから期待しておく 541 :名無したちの午後 [sage] :2012/04/27(金) 01 28 36.92 ID NVN/Focf0 苺は付き合ってからの描写が少なかった+展開が微妙ってくらいで ヒロインとのやり取りみればそこまでだめなライターってわけではないと思う 444 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012年08月04日(土) 23 05 02.09 ID xNsJsvfM0 (PC) 彼女はオレからはなれないの体験版、これってはがないのオマージュ? 445 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012年08月05日(日) 00 29 17.66 ID bXWhhnX40 (1/2) (PC) 444 体験版も何も、タイトルから設定までまるごとリスペクトじゃないですか 446 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012年08月05日(日) 00 46 42.39 ID rCGgR2Kp0 (PC) むしろ雑誌に「ラノベっぽいの」って自分でゲロってたぞ 448 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012年08月05日(日) 21 10 33.85 ID 6K3m40Lw0 (PC) 体験版やらなくても分かる彼女はオレからはなれない 桜井 柚季・・・イチャラブカップルを見て羨ましがってる主人公を見て、じゃあ私があなたをリア充実にしてあげようか?→接点なかったのに何故か惚れてる 成瀬 茉菜美・・・不良のレッテルを貼られてる私にも怯えず普通に接してくれた→惚れる 深山 遥香・・・家ではグータラで、学校では優等生演じてる私にも変わらず接してくれた→惚れる 上代 碧・・・品行方正で通ってるけど実は部室でエロ同人描いてました。失望したでしょ?え?そんなことない?運命の人だわ!ぽっ→惚れる 深山 紅葉・・・厨二キャラの女の子なんて気持ち悪いよね。え?そんなことない?お兄ちゃんって呼んでいい?→懐かれる ※主人公がイケメンだから。 453 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012年08月05日(日) 23 42 50.72 ID bXWhhnX40 (2/2) (PC) 448 原作とたいして変わらないんだからオマージュとして成功してんじゃね? 455 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012年08月06日(月) 00 37 10.75 ID 11LAZfgq0 (PC) 448 桜井 柚季→接点なかったのに何故か惚れてる とあるが、接点あるよ。はがないと設定が同じだから主人公の昔の親友。 主人公も小学生までこっちにいたって設定まで完全にはがないと一致してるw これがヒットしたら売れたラノベをコピペしてエロゲで出す商法が流行りそうだな。 456 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012年08月06日(月) 00 54 35.30 ID da+poXXc0 (PC) 戯画(特にいわゆるチームバルドやまるねこライン以外)が 流行りものの設定をぱくるなんて昔からやってることなのに、今更何騒いでんのお前ら? 12人の妹が出てくるゲームとか 457 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012年08月06日(月) 02 49 22.21 ID CYJRThUR0 (PC) そしてオリジナルを越えられないのもいつものこと 458 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012年08月06日(月) 03 07 30.11 ID Vi8SQRkV0 (PC) まさにいつも通り 460 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012年08月06日(月) 08 40 53.49 ID PDwVqXPk0 (1/2) (PC) 戯画マインだと分かっていてもなぜか吶喊したくなる不思議 461 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012年08月06日(月) 10 49 54.45 ID VMz94DLO0 (PC) 原画も劣化カントクっぽいな 294 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012/09/28(金) 18 11 55.49 ID j2gL/iLx0 今日発売だから、さすがにまだレビューでないだろ。 今やっとあのオレ先輩個別ルートはいったくらい。 たまにラブラブル臭がして「ここの担当雪仁かな・・・」と思ったりw 295 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012/09/28(金) 18 41 43.45 ID 6exBtmjy0 294 今のところどう? 296 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012/09/28(金) 19 22 37.45 ID j2gL/iLx0 295 個人的にはいい感じ。よくあるハーレムものラノベって感じだけどw うじうじ悩まず自分から告白して、周りからなんで先輩なの!?って聞かれると 主人公「厳しいところもあるけど、優しさがあって~略~だから好きなんだ!」 部員「わかった、もういい・・・惚気すぎだろ・・・でもおめでとう!」 みたいな感じでドロドロ感もない。 主人公も不快じゃない。ほぼ全てにツッコむので「え?なんだって?」も少ない。 いちゃラブイベント的には 普段ぐうたらな先輩がわざわざ弁当作ってくれた!→あーん コンビニから戻ると、先輩がベッドの上で主人公の枕を抱いてくんくんすりすり →バレると顔真っ赤にして「違うの!今のは・・・そう、枕の安全の確認よ!」 生徒会長の仕事をバリバリ!主人公それの手伝い。 「ふふーん、どう?かっこよかったでしょ?」 「はい。惚れ直しました!」 「え、えへへ。ありがと(ちゅ」 「お返しです(ちゅ、ちゅ」 的な感じで基本は抑えてる。 本スレでも鬱要素とかシリアス一切なかったって報告きてるので安心して進めます! 297 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012/09/28(金) 19 53 13.92 ID 6exBtmjy0 296 自分も「彼女(あのコ)はオレからはなれない」に突撃しようかな 298 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012/09/28(金) 20 14 59.00 ID qvDgb6oT0 戯画マインじゃないだと!?イチャラブのポイント抑えてるとか・・・・・ これは嬉しい誤算か 299 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012/09/28(金) 20 16 16.69 ID +mvqrkae0 戯画が地雷扱いされるのは当たり外れが極端にあるからだと思うんだよ 300 名前:296[sage] 投稿日:2012/09/28(金) 21 09 22.36 ID j2gL/iLx0 ちなみに上の報告は「恋人同士になりたて、Hする前」の状態です。 今回は正直戯画やるじゃんって思った。 本スレでも「戯画なのに地雷じゃない」とか言われててワラタw ただ、体験版プレイは必須。ここの住人の好きであろう「好きになる過程」はほぼ0です。 Aさん「昔の親友。ずっと好きだった!→惚れてる」 Bさん「普段怖がられてる私に普通に接してくれて嬉しい!→惚れる」 Cさん「隠していただらしない本性も受け入れてくれた!→惚れる」 Dさん「優しいしお兄さんみたい!私のことわかってくれてる!→惚れる」 Eさん「隠れてエロ同人書いてる変態だけど優しく受け入れてくれた!→惚れる」 が体験版までの話。 ハーレムラブコメ系ラノベやはがないが好きな人ならおすすめ。 とりあえず一人クリアしたらまたくるー 301 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012/09/28(金) 21 10 41.83 ID BTeAhTFT0 戯画でこのスレ的に当たりっぽいのが来るのは…昨今の戯画からすると奇跡だ 302 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012/09/28(金) 21 44 53.67 ID BXTKwotX0 SMEEがいいこと言った直後にこれかよ まあイチャラブがあるんならこのスレの許容範囲内だが 305 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012/09/28(金) 22 48 29.39 ID j2gL/iLx0 先輩攻略完了。いい意味で期待を裏切られたわ。 表・優しく美人で完璧な生徒会長 裏・楽しいこと大好きめんどくさいこと大嫌いな大雑把人間 だったから、こんな自分じゃ釣りあわない→別れ話とか 裏の顔がばれてだまされただの主人公の悪影響だのの流れか・・・ と思ったら 先輩は努力もしてるし結果も出してるしすごい人だ・・・ →「俺も頑張って先輩の側にいられるように努力しよう!」 付き合いだしてから生徒会の書類にミス連発。副会長に交際考え直せば?と言われる →「ふざけんな!だったら今まで以上に結果だしたる!誰にもヒロ君との交際に文句なんか言わせない!」 あっさり終了w シナリオに山場はないんだけど短時間の起伏が少しある。 でもその起伏の内容がグダグダにならず、キャラの魅力をちゃんと引き出してる。 つまり無駄シリアスとか誰得展開じゃなく「意味のある展開」になってる。 このシナリオ書いてる人すごい気に入った。担当ライター名わかったら今後ライター買いするかも。 欠点としては、いかんせんボリュームが足りないかな。全体としても個別としても。 共通7個別3って感じだった。 俄然全員コンプにやる気わいてくるわ。 308 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012/09/29(土) 10 48 39.33 ID u5D5t1Qc0 やっぱりシリアスがないほうが楽しめるわ 痛感した 316 名前:296[sage] 投稿日:2012/09/30(日) 05 07 31.87 ID i9fWHxcp0 あのオレコンプしたので報告。 296、 300、 305も参考にどうぞ。 最近の戯画にしては珍しく出来のよい良作。 「いちゃラブ流行ってるみたいだから自称いちゃラブゲー作りましたw」ではなく 「ちゃんといちゃラブを調査・研究して丁寧にいちゃラブゲーを作りました!」という スタッフ全員のやる気と気合が伝わってくる一品。 内容ははがないのエロゲー版。主人公は「え?なんだって?」ではなく「よくわからんが・・・」を使用。 これは主人公が「両親の都合で毎年のように転校を繰り返したため親しい友人がいなくなり、 人と距離をとるようになった結果、他人からの気持ち(好意)に鈍感になってしまった」という設定のため。 そのため大量生産型難聴主人公よりも大分マシな人物に思える。 また、自分の気持ちに気づく→デートに誘う→告白する→皆にすぐ報告する→積極的にいちゃいちゃ など行動・言動にフワフワした部分がなく、前向きな性格のため不快に思うことがなかったのも良い点。 各シナリオには小山が用意されているが、速効かつ簡単に片がつくので安心してプレイできる。 例)両親に隠れてエロ同人書いてる→ばれる→パパ「遊びじゃなくて本気でやってるならおk。頑張れ」 よくある駆け落ちとか親との熱い説得バトルとか一切なく、両親の立ち絵すらなく終わったのには感動w いちゃラブゲーに中身の濃い話なんて求めてないからそれでいいのよ。スピード解決最高。 ↓ 317 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012/09/30(日) 05 09 47.94 ID i9fWHxcp0 全体的にシナリオは短め。共通に比べ個別は短いが、これは偉い人のナイス判断だと思う。 ライター「これ以上長くするなら無駄シリアスとかないと無理っすよ。」 偉い人「じゃあ短くていいよ。ユーザー求めてないだろうし。」 といった会話が聞こえるようだ。簡単に言えばラブラブルのさつきルートみたいなもん。 ラブラブルやましろ色がいちゃラブのベストセラー小説だとすると、これは教科書みたいな感じ。 他のメーカーはこの作品を参考にして独自のいちゃラブを盛り込んでいってほしい。 決して傑作とはいわないが、文句のつけどころのない良作。 布団ごろごろや壁ドンレベルではないが、終始ニヤニヤしながらプレイできました。 たいした理由もなく好かれるハーレム系ラノベでも特に問題はないなら買って損はないと思う。 ピュアガールや辻堂さんも本スレで評判がいいので今月は当たり月だね!やったねたえちゃん! 319 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012/09/30(日) 07 20 20.78 ID HODUmfCY0 個別が短いのはNG 320 名前:名無したちの午後[] 投稿日:2012/09/30(日) 08 07 41.26 ID PomImCy00 戯画マインですね。 321 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012/09/30(日) 08 14 23.22 ID HODUmfCY0 317は一見ほめているようだがなんか面白くなさそうだ 正直な評価だな 342 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012/09/30(日) 14 28 53.00 ID zhp1qdC5i 317 どう考えても戯画の上の方が分かってるわけないだろ 雪仁はもともとここでは賛否両論別れるライターだからな 苺ノーツの良し悪しの時に意見が割れてたイメージ 343 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012/09/30(日) 14 56 44.56 ID i9fWHxcp0 342 言い方が悪かったな。戯画のお偉いさんではなく、あのオレのシナリオにOK出した人のこと。 フルプライスで普通の萌えゲー作ってあの長さじゃOK出さないと思う。 あとあのオレは雪仁も参加してるってだけで複数ライターです。 344 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012/09/30(日) 15 17 54.82 ID zRatvJ270 苺も実は複数ライターでしたってパターンだったな ギャグ的には雪仁も今回の方がはっちゃけれたんだろうか 345 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012/09/30(日) 15 56 07.22 ID zhp1qdC5i 343 複数ライター知ってるよ でも雪仁がメインってことは少なくともオープニングとかテキストカラーは雪仁だろ? 大体ライターは誰々ルート担当しましたーって言うんだから 355 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012/09/30(日) 21 39 02.94 ID 28OHv49G0 戯画のやつは思ったより絵がやばいな・・・ オレ絵柄で回避した事ほとんどないんだがこれはちょっと・・・ 406 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012/10/03(水) 05 01 05.89 ID kY5/6+dd0 辻堂さんとラブクエと戯画マインから離れられないおわった。 辻堂さんはタカヒロ作品がバトル系描写弱めにしてそこにちょいイチャラブをいれた感じか。 燃え系ストーリーを楽しみつつ、ほんの少しはイチャラブも楽しめたい、って人には悪くないんじゃね。 ラブクエはここの評価通りイチャラブ的には隙の無い作品。ラブラブルとか保住作品みたいなパンチ力は無いが、 どのシナリオも安心して一定のイチャラブも楽しめるのは好ポイントか。エロも下品すぎずに可愛いところも良い。 このレベルの作品が毎月コンスタントに出れば良いんだがな。 戯画マインから離れられないは、まぁアレだ。hookの苺が好きだった人には悪くないんじゃね。 共通ルートはわりと良い感じだったんだが、個別に入るとルートが短いつーよりも、 各イベントの配置が妙にスカスカなのよね。それで急に山に入ってすぐ終わったりするから、 イチャラブが盛り上がるまえに終わってしまうような気分になる。 409 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012/10/03(水) 12 40 11.01 ID 9IEZrUz/i 離れられないの肉ルートは最後にぽっと出のクズ男がウザかったのがマイナスだった 報復も微妙だったしスッキリしない 紅葉はすごく可愛かったが 410 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012/10/03(水) 19 11 11.71 ID ki7gPxL10 409 離れられないの肉ルートは最後にぽっと出のクズ男がウザかったのがマイナスだった 報復も微妙だったしスッキリしない まじかよ メインキャラに主人公以外男がいないのがよかったのに 結局こんな落とし穴があるのか…… 411 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012/10/03(水) 21 25 23.56 ID kY5/6+dd0 離れないはそういう薄いイラ展開が多いからね。特筆するほどキツイわけじゃないんだが、 展開が唐突すぎるし物語との流れも関係が薄いので、こんなの必要ないよなぁぐらいにしか思えない。
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無屬性 火屬性 水屬性 冰屬性 雷屬性 龍屬性 異常狀態 WiKi編輯意見 素材查詢 無屬性 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 達人彎刀SPⅠ 40,000z 280 ----------. -. ------------- - - 0% --- ----------. -. ------------- ---- - 生產 鳥龍種的特上毛x2 染色草・藍x3 迅猛龍的上皮x10 輝龍石x25 HR100 達人彎刀SPⅡ 50,000z 294 飛龍種的秘棘x2 魚龍種的鰭x5 迅猛龍的尖爪x25 達人彎刀SPⅢ 60,000z 308 甲殼種的剛鉗x2 染色草・藍x3 龍苔x4 達人彎刀SPⅣ 70,000z 322 魚龍種的特上鰭x4 牙獸種的毛皮x15 一角龍心臟x1 達人彎刀SPⅤ 80,000z 336 飛龍種的重骨x6 染色草・藍x3 毒猛龍的上皮x12 達人彎刀SPⅥ 90,000z 350 魚龍種的重牙x6 鳥龍種的上毛x10 神龍苔x4 達人彎刀SPⅦ 100,000z 364 魚龍種的重牙x6 飛龍種的重頭x6 氨基石x7 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 卓越小劍SPⅠ 40,000z 280 ----------. -. ------------- - - 0% --- ----------. -. ------------- ---- - 生產 魚龍種的特濃血x2 染色草・白x3 靈鶴石x20 紅蓮石x5 HR100 卓越小劍SPⅡ 50,000z 294 飛龍種的特濃液x2 飛龍種的珠x5 獄炎石x8 卓越小劍SPⅢ 60,000z 308 牙獸種的厚毛皮x2 染色草・白x3 琥珀冰結晶x20 卓越小劍SPⅣ 70,000z 322 飛龍種的剛爪x4 飛龍種的角x15 虹色礦石x5 卓越小劍SPⅤ 80,000z 336 魚龍種的特上鰭x6 染色草・白x3 白鳩石x12 卓越小劍SPⅥ 90,000z 350 飛龍種的重顎x6 飛龍種的上髓x10 獄炎石x18 卓越小劍SPⅦ 100,000z 364 飛龍種的重頭x6 飛龍種的剛爪x6 黑星鐵x8 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 核心之刃SPⅠ 40,000z 280 ----------. -. ------------- - - 0% --- ----------. -. ------------- ---- - 生產 甲殼種的剛鉗x2 染色草・黃x3 公會硬幣x3 達人硬幣x10 HR100 核心之刃SPⅡ 50,000z 294 牙獸種的厚毛皮x2 飛龍種的殼x5 公會硬幣x1 核心之刃SPⅢ 60,000z 308 飛龍種的剛尾x2 染色草・黃x3 古龍的硬幣x1 核心之刃SPⅣ 70,000z 322 飛龍種的重骨x4 鳥龍種的殼x15 單手劍票券x30 核心之刃SPⅤ 80,000z 336 甲殼種的凶刃x6 染色草・黃x3 古龍的硬幣x2 核心之刃SPⅥ 90,000z 350 飛龍種的秘淚x6 鳥龍種的銳嘴x10 公會硬幣x2 核心之刃SPⅦ 100,000z 364 飛龍種的剛尾x6 魚龍種的重牙x6 古龍的硬幣x5 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 怨魂SPⅠ 40,000z 280 ----------. -. ------------- - - 0% --- ----------. -. ------------- ---- - 生產 牙獸種的重牙x2 染色草・白x3 黑色彎角x1 白銀角x1 HR100 怨魂SPⅡ 50,000z 294 飛龍種的重顎x2 飛龍種的骨頭x5 炎妃龍的尾巴x2 怨魂SPⅢ 60,000z 308 魚龍種的特濃血x2 染色草・白x3 老山龍的大爪x3 怨魂SPⅣ 70,000z 322 鳥龍種的特上皮x4 飛龍種的爪x15 火龍的紅玉x2 怨魂SPⅤ 80,000z 336 飛龍種的重殼x6 染色草・白x3 迅猛龍的尖爪x32 怨魂SPⅥ 90,000z 350 鳥龍種的重骨x6 鳥龍種的上皮x10 黑角龍堅殼x7 怨魂SPⅦ 100,000z 364 牙獸種的厚毛皮x6 魚龍種的特上腮x6 老山龍的蒼角x2 火屬性 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 焰息SPⅠ 40,000z 238 火 300 ----------. -. ------------- - - 0% --- ----------. -. ------------- ---- - 生產 飛龍種的秘棘x2 染色草・白x3 炎龍塵粉x2 火龍的體液x7 HR100 焰息SPⅡ 50,000z 252 火 320 飛龍種的剛尾x2 飛龍種的髓x5 火龍骨髓x10 焰息SPⅢ 60,000z 266 火 340 鳥龍種的特上毛x2 染色草・白x3 火龍延髓x4 焰息SPⅣ 70,000z 280 火 360 飛龍種的剛爪x4 牙獸種的毛皮x15 蒼火龍的上鱗x20 焰息SPⅤ 80,000z 294 火 380 鳥龍種的重骨x6 染色草・白x3 火龍的體液x25 焰息SPⅥ 90,000z 308 火 400 魚龍種的重牙x6 飛龍種的上棘x10 鎧龍延髓x5 焰息SPⅦ 100,000z 322 火 420 魚龍種的特上鰭x6 魚龍種的重牙x6 發火袋x10 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 赤輝石之劍SPⅠ 40,000z 238 火 200毒 60 ----------. -. ------------- - - 0% --- ----------. -. ------------- ---- - 生產 甲殼種的重殼x2 染色草・赤x3 棘龍的上棘x1 火炎袋x8 HR100 赤輝石之劍SPⅡ 50,000z 252 火 220毒 70 獸人的秘紅玉x2 飛龍種的殼x5 爆炎袋x4 赤輝石之劍SPⅢ 60,000z 266 火 240毒 80 鳥龍種的剛爪x2 染色草・赤x3 紅熔岩龍的銳牙x1 赤輝石之劍SPⅣ 70,000z 280 火 260毒 90 甲殼種的秘晶石x4 牙獸種的爪x15 火龍翼爪x5 赤輝石之劍SPⅤ 80,000z 294 火 280毒 100 鳥龍種的剛尾x6 染色草・赤x3 火龍翼膜x5 赤輝石之劍SPⅥ 90,000z 308 火 300毒 110 飛龍種的特濃血x6 甲蟲種的堅殼x10 炎王龍角x3 赤輝石之劍SPⅦ 100,000z 322 火 320毒 120 飛龍種的重殼x6 魚龍種的厚鱗x6 棘茶龍的尖角x4 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 紅喵棒SPⅠ 40,000z 238 火 200麻 60 ----------. -. ------------- - - 0% --- ----------. -. ------------- ---- - 生產 獸人的秘紅玉x2 染色草・赤x3 木天蓼x20 肉球印章x5 HR100 紅喵棒SPⅡ 50,000z 252 火 220麻 70 魚龍種的特上腮x2 甲蟲種的殼x5 火炎袋x4 紅喵棒SPⅢ 60,000z 266 火 240麻 80 草食種的特上皮x2 染色草・赤x3 麻痺袋x3 紅喵棒SPⅣ 70,000z 280 火 260麻 90 獸人的秘寶x4 飛龍種的爪x15 紅蓮石x4 紅喵棒SPⅤ 80,000z 294 火 280麻 100 鳥龍種的剛尾x6 染色草・赤x3 貓毛紅玉x2 紅喵棒SPⅥ 90,000z 308 火 300麻 110 飛龍種的真肝x6 牙獸種的韌尾x10 獄炎石x4 紅喵棒SPⅦ 100,000z 322 火 320麻 120 飛龍種的重牙x6 草食種的重骨x6 肉球之印x15 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 地獄焰息SPⅠ 40,000z 238 火 200眠 60 ----------. -. ------------- - - 0% --- ----------. -. ------------- ---- - 生產 古龍種的重殼x2 染色草・赤x3 火炎袋x6 眠草x11 HR100 地獄焰息SPⅡ 50,000z 252 火 220眠 70 鳥龍種的剛尾x2 鳥龍種的牙x5 火龍骨髓x4 地獄焰息SPⅢ 60,000z 266 火 240眠 80 飛龍種的秘珠x2 染色草・赤x3 火龍上鱗x3 地獄焰息SPⅣ 70,000z 280 火 260眠 90 飛龍種的重牙x4 草食種的殼x15 睡眠袋x2 地獄焰息SPⅤ 80,000z 294 火 280眠 100 鳥龍種的秘石x6 染色草・赤x3 炎王龍的甲殼x8 地獄焰息SPⅥ 90,000z 308 火 300眠 110 牙獸種的重牙x6 古龍種的上鱗x10 炎王龍的堅殼x4 地獄焰息SPⅦ 100,000z 322 火 320眠 120 魚龍種的特上腮x6 鳥龍種的凶嘴x6 炎妃龍鬃毛x6 水屬性 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 沁涼水劍SPⅠ 40,000z 238 水 300 ----------. -. ------------- - - 0% --- ----------. -. ------------- ---- - 生產 魚龍種的特上鰭x2 染色草・藍x3 翠水龍的上鱗x15 黑珍珠x15 HR100 沁涼水劍SPⅡ 50,000z 252 水 320 甲殼種的凶刃x2 鳥龍種的殼x5 水龍的上鰭x8 沁涼水劍SPⅢ 60,000z 266 水 340 飛龍種的特濃液x2 染色草・藍x3 魚龍的硬幣x3 沁涼水劍SPⅣ 70,000z 280 水 360 飛龍種的重骨x4 飛龍種的角x15 翠水龍的上鰭x5 沁涼水劍SPⅤ 80,000z 294 水 380 飛龍種的秘棘x6 染色草・藍x3 龍蝦的巨大殼x5 沁涼水劍SPⅥ 90,000z 308 水 400 鳥龍種的重殼x6 飛龍種的上珠x10 儲水袋x5 沁涼水劍SPⅦ 100,000z 322 水 420 鳥龍種的重骨x6 牙獸種的剛爪x6 虹色礦石x7 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 澈水時代之劍SPⅠ 40,000z 238 水 200麻 60 ----------. -. ------------- - - 0% --- ----------. -. ------------- ---- - 生產 魚龍種的特上腮x2 染色草・白x3 大地結晶x42 春夜鯉x5 HR100 澈水時代之劍SPⅡ 50,000z 252 水 220麻 70 飛龍種的剛角x2 草食種的骨頭x5 山椒鰻魚x4 澈水時代之劍SPⅢ 60,000z 266 水 240麻 80 飛龍種的重殼x2 染色草・白x3 水龍背鰭x3 澈水時代之劍SPⅣ 70,000z 280 水 260麻 90 草食種的重骨x4 甲蟲種的殼x15 砂龍的上鰭x2 澈水時代之劍SPⅤ 80,000z 294 水 280麻 100 鳥龍種的特上皮x6 染色草・白x3 痺猛龍王的尾巴x2 澈水時代之劍SPⅥ 90,000z 308 水 300麻 110 飛龍種的真髓x6 飛龍種的上翼x10 龍蝦的小殼x7 澈水時代之劍SPⅦ 100,000z 322 水 320麻 120 甲蟲種的特濃液x6 魚龍種的厚鱗x6 砂龍的桃鰭x4 冰屬性 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 翡翠銳劍SPⅠ 40,000z 238 冰 300 ----------. -. ------------- - - 0% --- ----------. -. ------------- ---- - 生產 牙獸種的厚毛皮x2 染色草・綠x3 雪獅子的銳牙x2 萬年霜x15 HR100 翡翠銳劍SPⅡ 50,000z 252 冰 320 甲殼種的剛鉗x2 牙獸種的牙x5 鋼龍尖爪x2 翡翠銳劍SPⅢ 60,000z 266 冰 340 飛龍種的秘棘x2 染色草・綠x3 鋼龍寶玉x1 翡翠銳劍SPⅣ 70,000z 280 冰 360 牙獸種的剛尾x4 飛龍種的下顎x15 雪獅子王尾巴x10 翡翠銳劍SPⅤ 80,000z 294 冰 380 飛龍種的重骨x6 染色草・綠x3 冰結晶x60 翡翠銳劍SPⅥ 90,000z 308 冰 400 鳥龍種的重殼x6 飛龍種的上淚x10 雪獅子的銳牙x8 翡翠銳劍SPⅦ 100,000z 322 冰 420 甲殼種的剛鉗x6 飛龍種的重頭x6 鋼龍寶玉x3 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 雪尾SPⅠ 40,000z 238 冰 200麻 60 ----------. -. ------------- - - 0% --- ----------. -. ------------- ---- - 生產 魚龍種的厚鱗x2 染色草・白x3 冰結晶x22 雷光蟲x22 HR100 雪尾SPⅡ 50,000z 252 冰 220麻 70 鳥龍種的剛爪x2 草食種的角x5 痺猛龍的麻痺牙x8 雪尾SPⅢ 60,000z 266 冰 240麻 80 飛龍種的特上皮x2 染色草・白x3 冰猛龍皮x12 雪尾SPⅣ 70,000z 280 冰 260麻 90 鳥龍種的重牙x4 飛龍種的髓x15 雪獅子的剛毛x6 雪尾SPⅤ 80,000z 294 冰 280麻 100 甲殼種的重殼x6 染色草・白x3 痺猛龍王的尾巴x2 雪尾SPⅥ 90,000z 308 冰 300麻 110 甲殼種的秘晶石x6 鳥龍種的尖爪x10 雪獅子的銳牙x2 雪尾SPⅦ 100,000z 322 冰 320麻 120 飛龍種的真肝x6 飛龍種的厚鱗x6 尾晶蠍的大顎x2 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 霜咬SPⅠ 40,000z 238 冰 200眠 60 ----------. -. ------------- - - 0% --- ----------. -. ------------- ---- - 生產 飛龍種的重牙x2 染色草・藍x3 冰猛龍鱗x6 催眠生肉x6 HR100 霜咬SPⅡ 50,000z 252 冰 220眠 70 鳥龍種的秘石x2 飛龍種的體液x5 雪獅子的牙x3 霜咬SPⅢ 60,000z 266 冰 240眠 80 飛龍種的真肝x2 染色草・藍x3 眠魚x6 霜咬SPⅣ 70,000z 280 冰 260眠 90 飛龍種的剛角x4 鳥龍種的骨頭x15 冰猛龍的上鱗x11 霜咬SPⅤ 80,000z 294 冰 280眠 100 鳥龍種的重牙x6 染色草・藍x3 雪獅子的銳牙x3 霜咬SPⅥ 90,000z 308 冰 300眠 110 魚龍種的厚鱗x6 鳥龍種的靭尾x10 大眠魚x6 霜咬SPⅦ 100,000z 322 冰 320眠 120 甲殼種的秘晶石x6 甲蟲種的特濃液x6 催眠袋x10 雷屬性 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 英勇之刃SPⅠ 40,000z 238 雷 300 ----------. -. ------------- - - 0% --- ----------. -. ------------- ---- - 生產 牙獸種的剛尾x2 染色草・黃x3 發電袋x2 燕雀石x8 HR100 英勇之刃SPⅡ 50,000z 252 雷 320 飛龍種的剛尾x2 牙獸種的尾巴x5 一流獵人之證x1 英勇之刃SPⅢ 60,000z 266 雷 340 魚龍種的特上鰭x2 染色草・黃x3 電氣袋x20 英勇之刃SPⅣ 70,000z 280 雷 360 飛龍種的重骨x4 飛龍種的血x15 電撃袋x15 英勇之刃SPⅤ 80,000z 294 雷 380 飛龍種的剛爪x6 染色草・黃x3 一流獵人之證x2 英勇之刃SPⅥ 90,000z 308 雷 400 牙獸種的剛爪x6 魚龍種的濃血x10 深紅色角x6 英勇之刃SPⅦ 100,000z 322 雷 420 飛龍種的重顎x6 飛龍種的重頭x6 一角龍心臟x5 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 遠古之劍SPⅠ 40,000z 238 雷 200毒 60 ----------. -. ------------- - - 0% --- ----------. -. ------------- ---- - 生產 飛龍種的特濃血x2 染色草・白x3 麒麟皮x3 毒菇x7 HR100 遠古之劍SPⅡ 50,000z 252 雷 220毒 70 鳥龍種的剛爪x2 飛龍種的珠x5 火龍上鱗x5 遠古之劍SPⅢ 60,000z 266 雷 240毒 80 飛龍種的重殼x2 染色草・白x3 猛毒袋x5 遠古之劍SPⅣ 70,000z 280 雷 260毒 90 飛龍種的重牙x4 飛龍種之淚x15 電龍帶肉肋骨x2 遠古之劍SPⅤ 80,000z 294 雷 280毒 100 牙獸種的重牙x6 染色草・白x3 氨基石x5 遠古之劍SPⅥ 90,000z 308 雷 300毒 110 甲殼種的秘晶石x6 牙獸種的韌尾x10 舞雷龍鬃毛x4 遠古之劍SPⅦ 100,000z 322 雷 320毒 120 魚龍種的厚鱗x6 鳥龍種的秘石x6 舞雷龍的上翼x3 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 自來也劍SPⅠ 40,000z 238 雷 200麻 60 ----------. -. ------------- - - 0% --- ----------. -. ------------- ---- - 生產 魚龍種的重牙x2 染色草・黃x3 星鐵x5 電氣袋x2 HR100 自來也劍SPⅡ 50,000z 252 雷 220麻 70 飛龍種的剛尾x2 飛龍種的骨頭x5 麒麟鬃毛x6 自來也劍SPⅢ 60,000z 266 雷 240麻 80 鳥龍種的重殼x2 染色草・黃x3 電龍帶肉肋骨x3 自來也劍SPⅣ 70,000z 280 雷 260麻 90 飛龍種的秘淚x4 飛龍種的頭x15 麒麟的雷角x5 自來也劍SPⅤ 80,000z 294 雷 280麻 100 飛龍種的重顎x6 染色草・黃x3 電龍霜降肉x4 自來也劍SPⅥ 90,000z 308 雷 300麻 110 魚龍種的特濃血x6 飛龍種的尖角x10 電撃袋x14 自來也劍SPⅦ 100,000z 322 雷 320麻 120 牙獸種的剛爪x6 飛龍種的重頭x6 黑星鐵x8 龍屬性 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 邪龍劍SPⅠ 40,000z 238 龍 300 ----------. -. ------------- - - 0% --- ----------. -. ------------- ---- - 生產 牙獸種的剛爪x2 染色草・黑x3 白鳩石x8 神龍苔x2 HR100 邪龍劍SPⅡ 50,000z 252 龍 320 魚龍種的重牙x2 鳥龍種的毛x5 古龍之血x5 邪龍劍SPⅢ 60,000z 266 龍 340 魚龍種的特濃血x2 染色草・黑x3 獄炎石x4 邪龍劍SPⅣ 70,000z 280 龍 360 飛龍種的重顎x4 魚龍種的鰭x15 黑龍角x3 邪龍劍SPⅤ 80,000z 294 龍 380 飛龍種的秘淚x6 染色草・黑x3 炎龍塵粉x8 邪龍劍SPⅥ 90,000z 308 龍 400 鳥龍種的特上毛x6 牙獣種的尖爪x10 炎龍寶玉x2 邪龍劍SPⅦ 100,000z 322 龍 420 甲殼種的剛鉗x6 飛龍種的重頭x6 黑龍的魔眼x4 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 鋼龍鉻金劍SPⅠ 40,000z 238 龍 300 ----------. -. ------------- - - 0% --- ----------. -. ------------- ---- - 生產 飛龍種的秘珠x2 染色草・黑x3 霞龍的尾巴x2 龍玉x3 HR100 鋼龍鉻金劍SPⅡ 50,000z 252 龍 320 獸人的秘寶x2 魚龍種的血x5 古龍之血x2 鋼龍鉻金劍SPⅢ 60,000z 266 龍 340 甲殼種的重殼x2 染色草・黑x3 輝龍石x5 鋼龍鉻金劍SPⅣ 70,000z 280 龍 360 鳥龍種的秘石x4 飛龍種的牙x15 白鳩石x5 鋼龍鉻金劍SPⅤ 80,000z 294 龍 380 飛龍種的剛角x6 染色草・黑x3 炎龍爪x5 鋼龍鉻金劍SPⅥ 90,000z 308 龍 400 甲蟲種的特濃液x6 飛龍種的堅頭x10 炎妃龍鬃毛x5 鋼龍鉻金劍SPⅦ 100,000z 322 龍 420 鳥龍種的特上皮x6 飛龍種的真髓x6 獄炎的龍鱗x7 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 天照劍SPⅠ 40,000z 238 龍 200麻 60 ----------. -. ------------- - - 0% --- ----------. -. ------------- ---- - 生產 古龍種的特濃血x2 染色草・黃x3 古龍之血x3 萬能礦石x11 HR100 天照劍SPⅡ 50,000z 252 龍 220麻 70 甲蟲種的特濃液x2 飛龍種的殼x5 痺猛龍的麻痺牙x13 天照劍SPⅢ 60,000z 266 龍 240麻 80 飛龍種的剛翼x2 染色草・黃x3 麒麟鬃毛x4 天照劍SPⅣ 70,000z 280 龍 260麻 90 飛龍種的秘珠x4 飛龍種的下顎x15 古龍骨x6 天照劍SPⅤ 80,000z 294 龍 280麻 100 鳥龍種的特上皮x6 染色草・黃x3 鋼龍翼膜x2 天照劍SPⅥ 90,000z 308 龍 300麻 110 鳥龍種的凶嘴x6 牙獣種的尖爪x10 炎龍塵粉x2 天照劍SPⅦ 100,000z 322 龍 320麻 120 飛龍種的剛角x6 草食種的重骨x6 炎妃龍的尾巴x3 異常狀態 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 暗黑公主SPⅠ 40,000z 238 毒 200 ----------. -. ------------- - - 0% --- ----------. -. ------------- ---- - 生產 飛龍種的剛尾x2 染色草・紫x3 猛毒袋x8 雌火龍的逆鱗x1 HR100 暗黑公主SPⅡ 50,000z 252 毒 220 鳥龍種的特上毛x2 鳥龍種的爪x5 櫻火龍的上鱗x20 暗黑公主SPⅢ 60,000z 266 毒 240 魚龍種的特濃血x2 染色草・紫x3 雌火龍紅玉x1 暗黑公主SPⅣ 70,000z 280 毒 260 鳥龍種的重骨x4 飛龍種的鱗x15 毒猛龍的上皮x20 暗黑公主SPⅤ 80,000z 294 毒 280 牙獸種的剛尾x6 染色草・紫x3 大七星瓢蟲x5 暗黑公主SPⅥ 90,000z 308 毒 300 牙獸種的剛爪x6 飛龍種的堅頭x10 大角鳳蝶x10 暗黑公主SPⅦ 100,000z 322 毒 320 鳥龍種的重殼x6 牙獸種的剛尾x6 激毒袋x10 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 喵喵棒SPⅠ 40,000z 238 麻 200 ----------. -. ------------- - - 0% --- ----------. -. ------------- ---- - 生產 飛龍種的特濃液x2 染色草・黑x3 貓毛紅玉x1 肉球印章x5 HR100 喵喵棒SPⅡ 50,000z 252 麻 220 魚龍種的特濃血x2 甲殼種的殼x5 痺猛龍的上皮x8 喵喵棒SPⅢ 60,000z 266 麻 240 飛龍種的特濃液x2 染色草・黑x3 麻痺袋x20 喵喵棒SPⅣ 70,000z 280 麻 260 甲殼種的凶刃x4 飛龍種的尾巴x15 女王蜂的尾巴x5 喵喵棒SPⅤ 80,000z 294 麻 280 牙獸種的剛尾x6 染色草・黑x3 亮水晶x10 喵喵棒SPⅥ 90,000z 308 麻 300 飛龍種的重頭x6 飛龍種的上皮x10 貓毛紅玉x3 喵喵棒SPⅦ 100,000z 322 麻 320 牙獸種的剛爪x6 甲殼種的凶刃x6 雷光蟲x50 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 麻痺細劍SPⅠ 40,000z 238 麻 200 ----------. -. ------------- - - 0% --- ----------. -. ------------- ---- - 生產 飛龍種的重牙x2 染色草・黃x3 雌火龍的上鱗x4 麻痺袋x6 HR100 麻痺細劍SPⅡ 50,000z 252 麻 220 鳥龍種的重牙x2 甲蟲種的針x5 金火龍的上鱗x3 麻痺細劍SPⅢ 60,000z 266 麻 240 飛龍種的特上皮x2 染色草・黃x3 雷光蟲x7 麻痺細劍SPⅣ 70,000z 280 麻 260 甲殼種的秘晶石x4 草食種的皮x15 痺猛龍的麻痺牙x9 麻痺細劍SPⅤ 80,000z 294 麻 280 飛龍種的真髓x6 染色草・黃x3 雌火龍的逆鱗x1 麻痺細劍SPⅥ 90,000z 308 麻 300 飛龍種的秘珠x6 獸人的上寶x10 金火龍的堅殼x4 麻痺細劍SPⅦ 100,000z 322 麻 320 飛龍種的特濃血x6 鳥龍種的剛尾x6 尾晶蠍體液x5 名稱 費用 攻擊 效果 鋒利度鋒利度+1 暴擊 洞數 劍SPⅠ 40,000z 238 眠 200 ----------. -. ------------- - - 0% --- ----------. -. ------------- ---- - 生產 鳥龍種的重骨x2 染色草・白x3 黑狼鳥耳x3 吶喊果實x15 HR100 劍SPⅡ 50,000z 252 眠 220 鳥龍種的特上毛x2 飛龍種的翅膀x5 大角鳳蝶x8 劍SPⅢ 60,000z 266 眠 240 牙獸種的厚毛皮x2 染色草・白x3 黑珍珠x25 劍SPⅣ 70,000z 280 眠 260 魚龍種的特濃血x4 飛龍種的下顎x15 大王扶桑花x30 劍SPⅤ 80,000z 294 眠 280 甲殼種的剛鉗x6 染色草・白x3 尖銳鳥嘴x5 劍SPⅥ 90,000z 308 眠 300 飛龍種的秘淚x6 飛龍種的堅顎x10 神龍苔x6 劍SPⅦ 100,000z 322 眠 320 飛龍種的秘淚x6 鳥龍種的重殼x6 催眠袋x10 WiKi編輯意見 以下輸入框 「書き込む」是留言用的 . 要查素材 請用上方或下方的[検索する] 維持版面整潔 感謝您的配合 冰狐狼 - 2011-03-25 23 20 36 飛龍種的重牙 - 2011-12-19 20 30 42 染色草 - 2012-03-31 23 23 07 萬年霜 - 2014-12-06 13 16 17 睡眠袋 - 2014-12-15 01 53 38 睡眠袋 - 名無しさん 2015-02-22 12 58 40 名前 1. 拜託不要再用「書き込む」這個框框查素材了,這是留言用的。 2. 沒有輸入名字也可以留下您的意見,主要是阻止你的潛意識把上面這個誤認為查素材的地方。 素材查詢 検索
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第二回戦賽の河原 戸次右近太夫統常 名前 性別 魔人能力 戸次右近大夫統常 男性 母より受け継ぎし覚悟 肉皮リーディング 両性 あっついぜリーディング 採用する幕間SS なし 本文 「もうすぐここは戦場となる・・。やつらが来るとのことだ。」 獄卒の長は静かに話し出した。 「1人はその武で天界を文字通り地獄にし、もう1人はあの蟻地獄を生き延びた。双方共に尋常にあらず。」 ゴクリ・・・100人はいる獄卒たちの唾を飲み込む音が聞こえる。 「この地は亡者どもの罪を量る聖地、ゆめゆめ荒らさせる訳にはいかん。」 長は少し間を空ける。 「先ほど、我らが主比良坂様より“香の物一切れ”を賜った。」 「“香の物一切れ”は“人斬れ”の意。我らでやつらを殲滅せよとの命だ。」 獄卒たちの熱気が長に伝わってくる。 「いざ、この聖地を守らん!!」 “ウオオオオオォオォオ・・・・!!!” “おぅ!やったらんかい!!” “殺せー!!魔人どもを殺せー!!” 咆哮・・それは、比良坂たちにも届いていた。 「「「ふふ・・上手くいったね。あいつらをその気にさせるのは簡単だ♪」」」 そう、賽の河原は比良坂たちの支配下にある。 二回戦第一試合、賽の河原では魔人たちの戦いを見るつもりはない。 獄卒たちによる一方的な殺戮・・・戸次や肉皮が無様に逃げ回る その様子を楽しみにしているのだ。 だが・・・想定外の状況、それは比良坂たちにも存在した。 「お婆ちゃん・・・・上から大きな声がするよ?」 「・・・・・そうさねぇ」 「・・・お婆ちゃん」 「見に行くとかはダメよ。怖い鬼がいっぱいなんだから、今は見つからない様にじっとしているんだよ。」 「で、でも・・・」 「いいかい・・私たちは、戦えるほど強くはない・・良い子だからじっとおし」 ───この子の安全を第一したいけど、隠し続けるのも限界かもしれないねぇ ───亡者から奪衣婆になったとたん、“生きてる孫”を見つけてしまうとは・・ ───そして、魔人どもがこれから戦うというこの状況 ───本当についてない ───ここいらで博打の覚悟をしないと・・・ 奪衣婆、彼女の孫娘はいわゆる臨死で彷徨っている霊である。 賽の河原では特段珍しいものではない。 大抵は獄卒に見つかり亡者とされてしまうが、運良く生き返るものもある 非合法だが、意図的に生き返らせる方法もある 取引をして獄卒たちの承諾を得るか、見つからずに全てをやりきる 安全に孫の魂を現世に戻すため、その両方を模索していた そんな時・・まさに、そんな時にである。状況としては最悪だ 「まったく・・・くたばり損ないどころか、くたばり”済”の婆には荷が重いことだよ。」 「孫の命を救うのも楽じゃないね。」 彼女にも決断のときは迫っていた。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 「母上・・?」 目の前に母が立っていた。 「な、何故このようなところに・・・?」 戸次は喜びと驚きを合わせたような表情になっている ちょろい・・ちょろすぎる 肉皮は笑うのを必死で抑えていた この馬鹿は1回戦の他の試合を全く見ていなかった 余裕のつもりか何なのか知らないが、ずっと寝ていたのだ 確実に肉皮の試合も見ていないだろう つまり、肉皮の能力をこいつは知らない あとは隙を見て殺すだけ、なんて簡単な試合だろう ついてる・・私もの凄くついています!! 神様ありがとう 微塵も信仰心などないくせに感謝する ふと、戸次は足を止め、手で肉皮を制した 「母上、お下がりを・・。」 前方より一団が駆けてくる 獄卒たちだ。30人ほどいるだろう 「おぉ、恐ろしや・・統常や、殺してたもれ・・。」 獄卒と戦わせ続けるのも面白い 何これ、どんどん有利な展開に・・・あ、あれ? 戸次の雰囲気が変わっていた。 異様な・・得体の知れない殺気を肉皮に向けて放っている 「・・・・流石は母上。そのお覚悟、この統常感服仕りました。」 え?殺される?何で?意味不明 どこでどう母親を殺す流れになったのか全く分からない やばい・・に、逃げなきゃ、こいつ・・いかれてる 突然の変化に戸惑う、足が震えて動かない 槍が、その穂先が首めがけて飛んできた 「ひ、ひぃいいいい!!」 得体の知れない恐怖で、腰が抜ける 間一髪、穂先は頭上を通り過ぎた 「偽者であったか・・。」 変身が解けてしまった 戸次が槍を構・・・・ “ボン・・ボワワワア” 煙が充満する。何も見えない 「さ、こっちだよ。早くおし。」 何者かに手を引っぱられ我に返った とっさに転がり、槍から逃れる その後、何者かに誘導されるまま走った 後ろは振り返らない、ただただ全力で疾走する 「チッ・・逃げおおせたか」 そんな声が後ろから聞こえた 考えろ、考えるんだ・・・生半可な策ではヤツには勝てない ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 戸次の興味は獄卒たちに移っていた 屈強な兵であることは見て取れる それが30人近くも、非常に喜ばしい ゆっくり槍を構えなおす まだ、煙幕で上半身しか見えていない “吶喊・・・!!” 戸次は無意識の内に地を蹴っていた 獄卒たちと槍をあわせ、体をぶつけ合う かわるがわる襲い掛かる獄卒を突き刺し、払いのけ、殴り倒す 「こやつら・・・。」 強い、確かに強い、だがそれだけだ。それ以上のものは感じない 次第に戸次は圧倒していく 何かがおかしい、ないのだ、強さに見合った怖さが 「ひ、引けぇー!!」 獄卒の1人が叫ぶ 「退却?・・そうか、伏兵!」 獄卒たちは先駆け、某を誘い出すのが役目か この場で倒しきる気概を感じなかったのも頷ける 他に策がある場合、死ぬ気で戦うのは難しい 面白い・・笑みがこぼれる ならば追撃だ 「なっ・・・・。」 獄卒の長は絶句していた こちらに誘導するべく放った先発隊の面々が次々に討ち取られていく 足が達者なものを選りすぐった精鋭たちだ 魔人ごときに追いつけるはずがない。充分訓練も積んでいた が、それ以上に戸次の追撃が疾すぎるのだ。 これでは、このままでは、この場所に辿り着く頃には全滅しているだろう 背中を見せた獄卒たちは、格好の的であった 「く・・・、くそ。」 今回のような魔人同士の殺し合いの会場に、この賽の河原が選ばれることは度々ある その都度、比良坂から魔人の殲滅を命じられてきた 何度も魔人を葬ってきた必勝の策、それが今打ち破られつつある もうすでに半分は減っていた 一度背を向けた以上、先発隊は自力で体勢を立て直すのは不可能な状態だ 限界だった・・もうこれ以上、仲間を見殺しにはできない 一緒に酒を飲み、語らい、この聖地を守ってきた大切な部下たちなのだ 「皆のもの、これより突撃を敢行する。仲間を救えぇーーー!!!」 左右に控えた伏兵に号令をかける 約70名の獄卒が戸次に襲い掛かった ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 肉皮は宿所のような建物の中にいた。 「私に何か用?婆さん?」 奪衣婆と名乗る鬼に問いかける 助けてくれた礼は言わない 「あんたの方が話は通じそうだったのでね。」 「だから何の用か聞いているのよ。」 「焦りなさんな。こっちは見極めなきゃならないのだよ。あんたが信用できるか・・。」 信用?私を?馬鹿かこいつ・・。 「それじゃ、交渉は決裂だ。婆さんに付き合う暇はない。」 「ふぅ・・。分かった。取引が成立したら、あんたを手伝ってやる。」 「手伝う?婆さんが?」 「私は奪衣婆。三途の川の対岸へは何もかも持ち込み禁止さ。衣服とともに持ち物を全て奪う。それが私の仕事、能力だよ。」 「槍も?」 「あぁ、槍も。どうだい話を聞く気になったかい?聞く気になったら眼を見せな。」 目を見て人を信用するか・・・ ふふ・・、この婆さんはやはり甘い 人間いざとなれば目で人は騙せる この婆さんを利用するだけ、利・・・!? 奪衣婆が顔を近づけてくる “ゾクリ・・・” 悪寒が走る み、見られている。心の奥底まで・・・覗き込まれている 「年寄りをあんまり馬鹿にするものじゃないよ。」 淡々と奪衣婆は語る 何もかも見透かしているような言い方だ 背中が汗でびっしょりだった 戸次とは別の意味で恐怖を感じた 「あんたも碌な人間じゃないね・・だけど、心根までは腐ってない。ま、いいだろう、入っておいで。」 少女が姿を現す 酷く怯えているのが一目で分かった この孫娘を現世へ戻してやりたいこと、それには協力者が必要なこと 奪衣婆は洗いざらい話した 「つまり、私にそれを手伝えと?」 「そう、実際には川岸で孫娘と隠れていて欲しい。」 現世に戻すためには、川底に穴を開けなきゃならない 岩を退かすだけでも結構時間がかかる作業だ 川のど真ん中、とても見えやすい場所だ 孫娘をそばに置いて作業するわけにはいかない かといって、幼い娘を独り川岸に隠れさせておくのは不安が残る・・という訳だ。 「孫娘が無事現世に帰ったら、何でも協力しようじゃないか。獄卒らに話をつけてやってもいい。」 「分かった。協力しよう。」 話はまとまった。 「それはそうと、一つ願いを聞いてくれないか?」 奪衣婆が思い出したように言う 「あんた変身できるのだろ?」 そうかあの時、見ていたのか・・。 「ん?あぁ・・。」 「あの子に見せてやってくれ。こっちに来てから笑顔を見てなくてな。」 「減るものじゃない。頼む、あの子を喜ばせてやってくれ。」 奪衣婆は頭を下げた チッ・・・心の中で舌打ちする めんどくさいな まぁ、だけど断るほどのことじゃない 肉皮はマントで体を包んだ 娘の最愛の女性、奪衣婆に変身する 「うわー、お婆ちゃんが2人も・・」 子供は単純だ。パッと表情が明るくなる もっととせがまれ、今度は孫娘に・・ 「今度は私だ!ありがとう、お姉ちゃん!!」 ニッコリ笑って感謝された 久しく感じたことのない無垢な笑顔、肉皮は対応に困ってしまった。 ───クソ・・。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 策が破綻した獄卒たちには、もう作戦もクソもなかった 数に任せた力押し、これ以外選択できない状況に追い込まれたと言っていい 戸次に対し、中途半端な数で対抗する これは無謀な選択である 策を破られたことで、戸次の土俵に乗ってしまった 戸次は先頭を走る獄卒に狙いを定めた 足を斬りおとし、転倒させる 突如として足元に障害物が出現した 後に続く獄卒たちは躓き、その体勢は崩壊する それらを一つひとつ丁寧に突き殺していった 初撃で4~5人殺せば、敵は怯む 目に見えて、獄卒たちの士気が下がっていった あとは戸次の独壇場である 多数との戦いは、相手の戦意を削ぐことが重要である いったん削いでしまえば、烏合の衆へと成り下がる 20人ほど倒されたところで、長は腹を括った これ以上やっても被害が大きくなるだけだ 大切な部下をこれ以上失うわけにはいかなかった 倒されたものたちに祈りを捧げると、獄卒たちに引けと合図を送る そして、長自身は戸次の前に立ちはだかった 「長・・?」 「何をやってる早く逃げろ!今回の失敗の責はワシにある!殿は引き受けた。お前達は態勢を立て直せ!!」 「し、しかし・・」 戸惑う部下の獄卒たちを睨みつける 「殊勝な心がけよの。長殿・・」 抑揚のない声で戸次は呟き、長に襲い掛かった 「ぐ・・早く、ワシは長くもたん。」 辛うじて自らの武器で槍を受けている 「長、ご武運を・・。このご恩忘れません。」 部下たちは一礼をし、次々去っていった ───長の断末魔が賽の河原にこだましたのは、すぐ後のことである そして、語るも無残な追撃戦が始まった 獄卒たちは散り散りになって逃げ惑い、戸次に討たれていく 賽の河原は獄卒たちの死体であふれ、三途の川は赤く染まっていた ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 「ここじゃよ・・。」 奪衣婆が川底を指す 「ここら辺りの岩を退かせば、現世へと通じる穴がある。」 「それって、私が飛び込んでも・・?」 「ダメだね。臨死状態の霊じゃないと通り抜けることはできない。完全に死んでいるあんたは跳ね返されるだけさ。」 「あんた達は、あそこの岩の下に隠れていな。以前、穴を掘っておいた。」 大きめの岩を指し示した しばらくはここで娘と待機だ 娘を勇気づけつつ、穴の中に入る 奪衣婆は岩を退かす作業に入った “ザッ・・ザッ・・ザッ・・” 足音が聞こえる・・・が、奪衣婆が気付く様子がない 穴を掘る作業に一生懸命だ 少しだけ顔を出し、確認する 最悪だ・・ヤツがきた そこには返り血で真っ赤に染まった戸次が立っていた 奪衣婆が戸次に気付く、しかし、もう遅い 既に戸次は跳躍している 間一髪、初撃をよけた 一瞬、こちらを見て笑顔を見せると、奪衣婆は逆方向に逃げ出した もう、戸次はいない 新たな獲物を探しにいったと思われる 奪衣婆の死体は逃げた先で見つかった 孫娘からヤツを遠ざけるための緊急処置だったのだろう 少女は奪衣婆に覆いかぶさり泣いている 婆さんが死んだ今、取引はもう成立しない 娘を守る義理は既にない 私だって生き返らなきゃならないのだ ヤツに・・あの化け物に勝つ方法を考えなきゃならない 可哀想だが、仕方ない どうしようもないことなのだ そう、自分に言い聞かせる 娘に背を向け、立ち去ろうとする 一歩、また、一歩と前に進む 心の中がズシリと重い 「お姉ちゃん・・・。」 「・・・・・。」 無視しろ・・無視しなきゃ・・ダメだ クソ・・・何だこのモヤモヤは・・・ 「グスン・・・ありがとう。」 チクショウ・・・チクショウ・・・チクショウ・・・ 泣いている私の肩に手が置かれる この感触を私は知っている、ガサガサしているけど温かい手 振り向くとやっぱり大好きなお婆ちゃんが・・ 「しっかりおし、いつまでも泣いてるんじゃないよ。」 でも・・でも・・お婆ちゃんはもう 「お前にはまだ希望がある。諦めるんじゃないよ。お前は・・・」 お婆ちゃんがお姉ちゃんに変わっていく 「小娘、お前は私が救ってやる!!だから、もう・・・泣くな。」 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 戸次は獄卒たちの残党狩りを継続していた そこには10人ほどの獄卒、戦意はほぼ消失している 肉皮は比較的大きな岩の上によじ登る 手には奪衣婆の宿所からパクってきた煙幕弾 「やめな!!」 戸次が振り返る 「ほう、貴殿か・・。ふ・・・、良き面構えに候。」 歯を食いしばり、覚悟を決めた眼光、戸次好みの顔がそこにはあった。 「あんた達、奪衣婆の宿所だ!!」 複数の煙幕弾を投げる 戸次の視界が確保される頃には、誰もいなくなっていた。 「これで全部かい?」 落ち着き払った表情で肉皮は言った 奪衣婆の宿所には20人ほどの獄卒たちが集まっている 「あぁ、そうだ。だが、あんた・・。」 「おっと、それ以上言うのはなしよ。」 そう、誰もが分かっている 協力するしか、戸次を倒す手立てはないことを 「あんたら獄卒の目的は、あの戸次と私を殺すこと・・。そうだね?」 獄卒たちは頷く 「私が挽回する機会を、目的を達成する機会を与えてやる。だから、私の指揮下に入りなさい。」 一同、驚きの表情を浮かべる。魔人の指揮下なんて聞いたことがない 肉皮はそれを気にせず、淡々と作戦内容を説明した 戦いに関しては戸次の方が、一枚も二枚も上手だ 複雑な計略を立てても、覆されてしまうだろう だから、一瞬で方をつける 獄卒たちの顔が紅潮していくのが分かった 「何、私は戸次より後に死ねばいい。あんた達こそ遅れるんじゃないよ。」 獄卒たちに戦意が戻ってくる 希望を示され、汚名を返上する機会を得られた それだけで元気が、勇気が湧いてくる 肉皮は獄卒たちの変化を感じ取り、付け加えた 「あー、一つ条件がある。簡単なことさ。」 部屋にあの娘が入ってくる 「この小娘を現世に戻してやってくれ。全てが終わってからでいい。」 違法行為だが、そんなことを言っていられる状況ではない 獄卒たちは了解した。するしかなかった 「約束だぞ。」 肉皮は念を押す 「分かっている。」 比較的リーダー格の獄卒が真剣な顔で頷いた 嘘を言っている顔ではない あとは決行あるのみだ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ───私が持てるモノ全てを絞り出しても戸次のようになれないのは分かっている・・・ ───彼は黄金であり、私は石に過ぎないのだから・・・・どこまで行っても私は凡人のまま ───だから、全力でメッキを貼る・・・・全力で黄金のフリをして自分自身を騙すんだ ───いけ・・私は出来る!! 振り向くと、そこには母親が立っていた 戦国の世に相応しい気性を持つ女性だが、体格は小柄な母親が 「また、貴殿か・・。」 少し呆れ気味に呟く 「・・・。」 返答はない 目の前の母親はペンを構え、襲い掛かってきた 戸次は余裕をもって応戦する 心臓に狙いを定め、一突きに 穂先が肉体に届く直前、肉皮は変身を解除した 槍は肉皮の腹部を貫く 戸次の母親に比べれば、肉皮の身体はかなり大きい つまり、直前で変身を解除すれば急所は外れる 肉皮は槍の柄を掴む これを放さなければ、勝ちだ 「あんた達!や・・・れ・・!!」 「む・・・」 戸次の背後から獄卒たちが襲い掛かる 手に持つのは、刀、槍、斧・・ 様々な武器が戸次の頭部、胸部、首に突き刺さった 戸次の身体から一瞬力が抜ける そして、カウントダウンが始まった ─── 壱拾(じゅう) ─── 「か、勝った・・。げふ・・。」 肉皮は戸次の能力を知らない 前回の試合を分析してもよく分からなかったのだ そのため、今まで戸次の能力というものを無視していた 吐血しながらも、勝利を確信している その右手は槍を放し、動き出す そして肉皮の身体をまさぐり始めた 「な、何なの?これ・・?」 肉皮の顔は恐怖に引きつる ─── 捌(はち) ─── 右手は肉皮の胸部を掴むと、その肉をむしりとり 肋骨を強引に取り除く 「が・・・はっ・・・・」 肉皮は血を流しすぎた 反抗する体力は残っていない ─── 肆(よん) ─── 右手は露出した心の臓を握る 肉皮は敗北を悟る 最後の力を振り絞り、叫ぶ 「あん・・・た達・・・や・・グフ・・・・・そく・・を、ま・・・れ・・・」 獄卒たちは肉皮に頭を垂れる その顔は涙に濡れていた ─── 貮(に) ─── 獄卒たちの様子を眺めると 肉皮は少し満足げに・・・絶命した ─── 零(ぜろ) ─── 戸次の身体も崩れ落ちる これにて、二回戦第一試合 賽の河原の試合は 戸次右近大夫統常の勝利で幕を閉じた ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 獄卒たちは約束を守った 少女は無事現世に返され両親と幸せな人生を送っている お婆ちゃんと不思議なお姉ちゃんへのお祈りは、今も欠かさず毎日行っている 大切な、とても大切な恩人だ ───そして、賽の河原 新しい獄卒長の強い推薦により、賽の河原では新たな奪衣婆が選出されることとなった 彼女は黒髪ボブカット、服は着ておらず、下着の上から羽織ったマントが風にたなびく 前代未聞、ニューハーフの奪衣婆であったという (おしまい)
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レムーリア戦・シオ見て分隊 白兵1 作戦 【地形】 ≪山林≫ 周囲の森や林、くぼ地に身を隠す 土や枝、葉っぱをかぶせて偽装する。 枝葉などを使って偽装するときはなるべく自然な模様になるようにする。 偽装に使う植物はその土地の気候にあったものを選び、定期的に交換する。 森林または雪原の模様をした迷彩服を着る。 偽装用ネットを使う。 皮膚に擬装用のペイントを施したり、どろやすすをつかって迷彩を施す。 歩兵による伏撃が可能 木々を遮蔽として身を隠す事が出来る 木々や凹み地に伏せて衝撃を緩和 密度の高い森林地の場合、大型の敵はつっかえるため行動の邪魔が出来る 歩兵ならば小さいので、活動に支障がない 木に登る事で上から攻撃することが出来る 下生えや木の根、木の洞などに身を隠す事で防御効果が期待できる 機動力はあまりないが歩兵であれば、この地形でも踏破可能。 《平原》 平原なので、部隊展開が容易である 岩や丘がある場合は、その場所を確保。橋頭堡とする。 偽装用ネットを使う。 皮膚に擬装用のペイントを施したり、どろやすすをつかって迷彩を施す。 歩兵による伏撃が可能 木々を遮蔽として身を隠す事が出来る 木々や凹み地に伏せて衝撃を緩和 密度の高い森林地の場合、大型の敵はつっかえるため行動の邪魔が出来る 歩兵ならば小さいので、活動に支障がない 機動力はあまりないが歩兵であれば、この地形でも踏破可能 【陣形】 敵に対して多数で攻撃することを前提とし、敵1体に2人以上で攻撃できるようにポジションをとる。 敵に後ろを取られないように味方同士でお互いに背中を守る。 ≪歩兵など≫ 攻撃班は可能なら友軍の攻撃から隠れている敵を側面、背面から奇襲する。 【装備】 対雪装備や対砂装備を施した靴を使用。速やかに、最小限の労力で移動できるようにする。 豪雪地域用に、裏が鮫肌の「歩く」用のスキー板とストックを装備 北国から豪雪用装備を融通してもらい、全部隊着用。 迷彩服(服のカラーはリバーシブルで。表白、裏迷彩柄)を着用して地域に応じて着替え、隠蔽性を高める。 飲み水や簡易食料を欠かさないこと ヘルメット、戦闘用の靴などの装備用品を武器として利用する。 即席の武器としてシャベルや棒、ロープ、砂や岩を利用する。 ナイフやソードなどの刀剣類で突きや斬撃を行う。 装備している物が体の動きを制限したり、身軽さや素早さを低下させないよう配慮する 【体術】 ≪全般≫ フェイントを交えて相手の防御を崩してから攻撃する。 相手の目線、体捌き、ポジションから間合いや攻撃のタイミングをはかる。 目や鼻、こめかみ、あご、首、喉、鳩尾を狙って攻撃する。 敵の目を積極的に狙い、突いたり目潰しする。 攻防の流れの中で相手の無防備な部分を見極めて肘や膝で打つ。 相手の懐に飛び込む際は防御を意識しつつ相手の急所を狙って突く。 相手が飛び込んできた際は体全体を攻撃線からはずして防御する。 相手の打撃が来た場合、銃や杖、刀など手持ちの装備を使って防御する。 相手の攻撃の軌道を見極め、上段・中段・下段受けを状況によって使い分ける。 攻撃を受けた際は相手の近くから離脱するか、攻撃を続行するかを選択する。 反撃の際は防御したら即座に突く、蹴る、打つなどして攻撃する。 初撃で相手の動きを止めた後、続けて突き・蹴りなどで攻撃を続ける。 基本的な攻撃の技術を応用し、連続して技を繰り出すようにする。 相手が前に進んでくる勢いを利用し、脚を払ってバランスを崩し、次の攻撃につなげる。 力がない者は敏捷性・スピード・タイミング・バランス感覚を最大限に利用する。 単純なスピードだけでなく、攻守のタイミングを常に意識する。 一度に倒しきれないほど多数の敵は、前衛の負荷を超えない範囲で、少しずつおびき出して倒す。 打突に体重を乗せるためには脇を締め、腰の回転を意識する 力みすぎないよう心がける(動きに柔軟性がなくなるから) 相手の勢いを意識する 相手との間合いを意識する 自分にとってベストの間合いで戦うことを意識する 決めたと思っても気を抜かない 打撃を行うさい、姿勢が崩れるほどの体重をかけないこと (体が流れるため、打ち終わりに自分の姿勢が崩れるため) 即座に行動できるよう自身の姿勢を意識し、常に維持すること 打撃は、相手に当たったらすぐに引く(姿勢維持と打撃力が上がるという効果がある) 合図を使って連携して動く ターゲットの選定は武術の心得がある者が行う ≪打撃≫ 状況によってアッパーカットや手刀、拳槌、肘打ち、膝蹴りを使い分ける。 突く際は全体重を乗せて、相手の体の向こう側を意識して打ち抜く。 状況に応じて横蹴り、前蹴り、回し蹴りなど蹴りの種類を変える 回し蹴りを打つ際は脚、膝、腰の力を利用し、上半身でバランスをとりながら相手に全体重を叩き込む。 蹴るときは踵、つま先、脛など状況によって蹴りに使う部分を変える。 打撃の種類 基本突き:脇を絞り、真っ直ぐ拳を突き出す。上半身の力だけでなく体重移動や腰の回転を意識し体重をかけて打つ。 上段突き:胸やノド、頭部を狙う。頭部は特に目、鼻、こめかみ、あごなど急所が集中しているので効果が高い。 中段突き:相手の胴体のど真ん中=鳩尾を中心に狙う。鳩尾にまともに打撃が入ると内臓へ衝撃が伝わって立っていられなくなる。 裏拳:手の甲でスナップを利かせて打つ。顔面など比較的もろい部分を狙う。 拳槌:握った拳を振り下ろしたり、体を回転させるようにして打つ。 肘打ち:人体の中でも硬い肘を使い、相手を打つ。全体重をかけて相手の弱い部分を狙う。 上段蹴り:下半身のばねを使って脚を振り上げ、上半身のバランスをとりながら相手の頭部を蹴る。 中段蹴り:相手のわき腹、みぞおちを狙う蹴り。相手の状況で前蹴りや回し蹴りを使い分ける。 下段蹴り:膝や足の甲を使って相手の太もも周辺めがけて蹴りこむ。足をつぶして立てなくしたり、素早さを封じたりできる。 前蹴り:片足を上げて抱え込み、体重を乗せて真っ直ぐ蹴りこむ。 CQCに属する現代の戦闘技術(フェアバーン・システム、無音殺傷、クラヴ・マガetc)を応用する ≪刃物・棒術≫ 武器を振り回すため、しっかりとした足場を立ち回れるようにする。砂の斜面等は避ける ナイフや刀剣で攻撃するときは攻撃角を意識し、上下左右斜めに斬ったり最短距離で突く。 自分の獲物のもっともダメージ与えられる間合いを確保する 多くの数を相手にするために、刃が切れなくなるのを防ぐため斬るより突き刺すのメインにする 斬撃の種類 唐竹割り:まっすぐ振り下ろして斬る。 袈裟斬り:刀剣を斜め上から敵の体に振り下ろして斬る。 水平斬り:刀剣を横水平に切り払って敵を斬る。 刺突:敵の胴体真ん中を狙い、まっすぐ突く。する時は刃を寝かせて(横にして)行う。そうすると、骨に当たらずに貫ける 大型で両刃の剣は振るときに両手で持って自分に刃が当たらないようにする。 刃の重みを使って叩き切るように使う。 重さに振り回されて手首や肩の関節を痛めないように振るう範囲をきちんと決めて振るう。 構えは半身で行い。敵の正面に晒す面積を少なくする。 上段から振り下ろす時は地面に刃を当てないように注意する。 棒状の武器は全体重を乗せて突き、払い、スナップを利かせて打つようにする。 ≪歩兵など≫ 戦闘時は声を出さないこと(叫んだりしない)。ただし、要救助者への呼びかけや、緊急の事態はこの限りではない。 隠れつつ展開。敵集団内に木や草原に隠蔽しつつ距離を詰める 少数であっても、戦闘時には敵より多い数で攻撃できるよう、連携を密にとりゲリラ的に戦闘する。 ≪オペレータとの連携による攻撃補助≫ オペレーターからの情報で敵の陣形が判っており、敵攻撃の弱い方向へ移動する オペレーターからの情報で敵の種別が判別しており、敵の攻撃に関する情報がある オペレーターからの情報で敵の移動ルート及び移動速度が判別しており、最適な回避・防御行動が取れる オペレーターからの誘導で、火力を展開するのに適切な配置が行われている オペレーターからの誘導と地図から、最適な移動ルートがとれている 【その他】 SS/イラスト 絵:寿々乃 「寿々乃みぎっ!」 反射的に身体が応えた寿々乃の右腕が、とっさに敵の攻撃をかわした隙を突いてりあらりんの抜き手が敵の腹部を貫通したと同時に炸裂する。 「二人とも出すぎだよ、いったん下がって!」 こんこの指示を受けて二人はいったん下がる。 二人の抜けた穴は、霞月と竹戸のコンビでふさがれる。 「竹戸さん行きますよ」 「おっけ、やりましょう!」 「二人ともやり過ぎないようにね!」 部隊長のこんこは二人に指示を伝える。 「作戦どうりに、決して先走らないでね~」 たけきの藩国派兵部隊の一つシオ見て部隊、この部隊は龍の使いアイドレス着用しシオネアラダの守り手を装備しているもので編成されていた。 この部隊のリーダーたるこんこは前回のレムーリアの戦いで得た経験のもと、敵に対する攻略法を練る時間を幸いと得ることが出来た。 航空支援があるのならば、戦車の支援任務が可能であるが、今のところわがほうに航空支援がない以上、とりうる選択はゲリラ戦だけである。 【各自遮蔽物の位置を確保しつつ、無理な前進をかくに戒めるものとする】 事前に命令されていた通告どおり、こんこは部隊を無茶な命令を下すつもりはなかった。 「行けるとこまでいきましょう、各員とも無理しないように」 「りょうかい~」 「遊んであげますよ」 「相変わらず無茶言いますね」 「当たり前です」 こんこの指示に部隊員はそれぞれ個性的な返事を返すようだ。 「ではいきましょう、ここがたけきのの龍の使いの見せ所です!」 シオ見て部隊の一斉攻撃が始まる。 (文:TAKA 絵:寿々乃) そして、伸びきった敵軍を寸断すべく突撃を開始した、隣国のドラスレ部隊の吶喊。 (作戦成功、懸った!) そう認識した瞬間、竹戸 初は先程までとは違う速さと拍子で、馬手の剣と弓手の虎の爪を揮った。 今一歩まで竹戸を追い詰めていた筈の敵が、今までの奮戦が嘘だったような呆気なさで討ち取られる。 同じような光景は、周囲で次々と展開した。 それこそ、今までの苦戦と後退が嘘だったように。芝居の変化か悪質な詐欺のように、形勢が逆転して行く。 (実際、弱そうに見せかける詐術だったのだが…) 不意の出来事に、流れを停滞させてしまった緑の軍勢。 (秩序を快復させる暇は与えない。一気呵成に押し潰す!) たけきの藩国に対して無道に侵攻する相手に憐憫の情を抱くほど、彼は優しくは無かった。 (文:竹戸 初) 攻撃命令が出た瞬間、敵の肉薄するのを待ち伏せていたシオ見て分隊の龍の使い達は、一斉に敵に襲いかかった。それこそ、訓練された猟犬が狩りをするように。 距離を詰め、畳み掛けるように攻撃する。間合いが開けば、白兵戦に特化している部隊は脆い。 互いの死角を補いながら、彼等は次々と敵を屠る。剣が、虎の爪が、そして鍛え抜かれた拳打と足蹴が飛ぶ。場合によっては、体当たりして跳ね飛ばす。 間合いに応じて、得物を揮う。これは拳法家にとっては、春と夏では衣替えするように当然の事だ。 と、一人の龍の使い手が揮っていた剣が、手元から弾き飛ばされる。よく鍛えられた鋼に特有の高く澄んだ音が響くが、音楽的なその音は使い手にとっては不吉な楽でもある。 すかさず、次の敵が襲いかかってくる。 彼は、予備の剣を抜きはしなかったし、今の敵をあしらっている左手を動かそうともしなかった。また、足蹴が間に合う間合いでもない。 勝利を確信した敵は、しかし次の瞬間には悶絶していた。 錐を揉みこむように繰り出された、右手の拳を喰らって。 (文:竹戸 初) その拳は岩をも粉砕する。それが龍の使いの体術特化の能力である。 無論彼等は様々な武器を使いこなす事が出来るが、その武器も比較的虎の爪などの体術から派生したリーチの短い武器が好んで使われている。無論剣士としての嗜みとして剣術も使うのだが、それは敵のリーチに従って使い分けれている。本来は敵との超近距離…0距離での殴り合いが最も龍の使いの中で好まれ、得意とする攻撃なのだ。 その俊敏さを生かし敵の懐に潜り込めば圧倒的に有利で、拳と脚をふんだんに使った連打は敵を粉砕する。 http //atpaint.jp/takekino/src/1184353171306.gif 又、元々少人数での編成で戦う事が前提とされている為仲間との連携も十二分に訓練されている。素早く目の前の敵を倒し、仲間の死角の位置の敵を優先的に攻撃してゆく、そうやって仲間の死角をお互いに順次潰して行き出来るだけ多くの敵を砕くのだ。 「次来るぞ!」 敵の本拠地であるレムーリアに降り立ったのだから敵が次々にやってくるのは当然である。声を上げたリーダーは目の前の敵をその拳で粉砕すると素早く敵の全体の様子を伺い少しでも有利な立ち位置を確保する。それは視野の広さ、俊敏さを持った彼ら独特の戦い方であった。 剣が折れれば己の拳がある。脚もある。ただ只管に狂乱の様に戦いながらも彼等は常に冷静に戦いを分析し少しでも有利な方向へ持ってゆく。少数精鋭であるからこそ、それぞれの能力を最大限に発揮せねば敵に勝つ事は出来ないと知っているのだ。 一体でも多く倒せば祖国へ進軍する敵が減るのだ。全滅させれば祖国は守られるのだ。 彼等は『守る拳』を存分に振るいその戦場で狂乱の舞を舞う。 (文:砂神時雨 絵:コダマゆみ) 國分という名の兵隊が広島で戦っていたことがある。 彼は最初、不平をいうだけでそう熱心にはならない人だった。 だがあるときから彼は変わった。 戦場に出るたびに、敵と会うたびに名乗りを上げるようになった。 彼が何故そうなったかはわからないが。 彼がそうなった事を見習いたく思う。 「とおからんものは音にも聞け。 近くば寄って目にもみよ! 我こそはたけきの藩 武道家なり。 アラダに組する者どもよ、我が拳といざ尋常に勝負せい!」 日本古来より伝わるモノノフの名乗りであった。 「侍」が生まれたことにより誕生したようだ。 地球の3分の一反対側の西洋でも名乗りという習慣はあったようだ。 有名なのは王や領主に使える騎士たちの名乗りであろう。 中国戦記小説や、三国志などでも猛者たちは名乗りをあげている。 何故名乗りというものがあるのか。 理由は様々あるので詳細は専門家に任せる。 そして私は専門家ではない。 ゆえに肌で感じた理由を述べるしかあるまい。 何故名乗りを上げるかといえばそれは 名誉欲であり。 恐怖感であり。 歓喜でもある。 俺はここにいる。見よ、○○○(好きなACE名とか)! 我が研磨せり努力の証を! 奴らの目が、牙が、拳の輝きが恐ろしい・・・。奴ら圧倒的な兵力だな。 正義の御旗と子供の笑顔のために戦えるは人にとって甘美極まりない幸福なり。 そう、今この場で戦える己がなんとも誇らしいのだ。 やれることはもう全部やった。イラスト、事前応援、作戦、SS・・・。 さぁ、あとにやるこたぁただ一つのみ。 群がる敵をぶちのめしてぶちのめしてぶちのめす! http //atpaint.jp/takekino/src/1184341098207.jpg (文:二郎真君 絵:月光ほろほろ) もうどれだけの敵を倒しただろう。 そして、どれだけの傷を負っているのだろう。 部隊の誰一人としてわかるものはいない。 わかっていることは、これが負けられない戦いだということ。 自分の体がまだ動くということ。 今、まさに、このときのために、苦しい修行の日々を送ってきたということ。 その奮い立つ心の中に、かすかな歓喜があった。 自らの体に練り上げた力を解放する歓喜が、護るべきもののために己の身を捧げることのできる歓喜が。 本人達が気づかなくとも、歓喜は人を強くする。 訓練時以上に研ぎ澄まされた感覚、動く体、それを操り、疾走し、発見し、誘い込み、逆撃し、倒し、また疾駆する。 「さぁ、次の敵だ!蹴散らすぞっ!」 指揮官であるこんこが目標を選定する 「了解。さっさとぶっ飛ばしておうちに帰りましょう。そうしましょう」 寿々乃が応える。 その声を聞く前に竹戸が飛び出す。無勢を装い敵を引き込むためだ。 引き込んだ敵の側面、背面をつけるよう、りあらりん、霞月が移動する 十分に引きつけたところで、竹戸が攻勢に転じる。 「 !」 <無声の気合。」 竹戸の1撃を合図に全員が飛び込む。 「女だからってなめるんじゃないわよ。厳しい修行の成果、見せてやる!!」 叫びなが飛び出したのはりあらりんだ 作戦というよりは、戦場で自然とうまれたコンビネーションである。 そして、目の前の敵に戦闘能力がなくなると次の敵を探して移動を始める。 自分の大切なもののために、護るべきもののために、戦況がもたらす絶望を抑え込み、 歓喜と使命感が動かす体が、戦場をかけて行く。 (文:ていわい) 参戦RP 「 !」 <無声の気合。 -- 竹戸 初@たけきの藩国 (2007-07-14 06 35 41) 「全員戦闘開始!蹴散らすぞっ!」 -- こんこ@たけきの藩国 (2007-07-14 18 25 28) 「了解。さっさとぶっ飛ばしておうちに帰りましょう。そうしましょう」 -- 寿々乃@たけきの藩国 (2007-07-14 19 45 59) 「あー、もう前よりしぶとくなってないー!?(敵を蹴り倒しつつ)」 -- 寿々乃@たけきの藩国 (2007-07-14 19 51 14) 「ここで負けるにはいかんのですよ。さっさと退場願いましょうか!」 -- 寿々乃@たけきの藩国 (2007-07-14 19 53 14) 「貴様等か、我が国を蹂躙したのは?」 -- 竹戸 初@たけきの藩国 (2007-07-14 20 17 15) 「そうか。ならば、報いを受けよ!」 -- 竹戸 初@たけきの藩国 (2007-07-14 20 18 23) 「女だからってなめるんじゃないわよ。厳しい修行の成果、見せてやる!!」 -- りあらりん@たけきの藩国 (2007-07-14 21 22 59) 「とりゃーっ!!(敵を思い切り蹴り倒す)うん、蹴りも好調。この調子でいくわよ」 -- りあらりん@たけきの藩国 (2007-07-14 21 30 30) 「ウドの大木め! 大男、総身に智慧が周りかね、かっ!」 -- 竹戸 初@たけきの藩国 (2007-07-14 22 41 35) 名前 コメント 応援RP
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334: 弥次郎 :2021/04/17(土) 19 01 23 HOST p2938249-ipngn19601hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp 憂鬱SRW GATE 自衛隊(ry編SS「空想夢転のカブリオール」 特地 企業連合拠点 講堂 機動兵器を操るうえにおいて必要なこととは何か? リンクスたちに尋ねたならば「イメージ力」と答えが返ってくるであろう。 というのも、AMSを通じたダイレクトマンマシンインターフェイスを採用している都合上、イメージがそのまま操縦となるのが特徴だからだ。 コンピューターや機械による補正やアシストもあるとはいえ、基本的には「できると思ったことができる」という特性。 パイロットの持つ能力を最大限操縦に反映させることで、最大の力を出すという発想である。まあ、ダイレクトすぎる弊害がないわけではないのだが。 そして、この「イメージ力」や「発想力」の重要性は、リンクスに限ったことではない。 人型機動兵器は、人の延長に形がある。人にはない機能や機構が含まれているが、基本的には人の延長であり拡大型。 故に、その動きは人のできることに基本がある。そして、人間はイメージしたことができるように体の構造ができている。 すなわち、イメージしたことがそのまま人型兵器の操縦に直結する、ということである。 機動兵器の訓練が始まったばかりのころに、自衛隊と米軍の候補生たちはそれを最初に教えられた。 そして、同時に篩い分けがなされることになったのだ。 「卿らも繰り返し聞いていることであろうが、人型兵器は人の形を模している。 だからこそ、極めて汎用性があり、柔軟性がある。車では後ろを振り返るという動作ができない。飛行機ではその大きさや構造によって動きが制限される。 戦車は搭載し運用する砲や砲弾を自由自在に選べるか?不可能だ。重さや反動という問題が存在するためだ。 だが、人の形ならば?それらの複雑な、人間的な、あるいは生物的な動きが可能だ」 その基本を語るのは、講師を務めるリンクスのモンテ・クリストだ。 即席の講堂の中で、身振り手振りを交える彼は、堂々と多くのパイロットたちに語り掛ける。 恐らく最も有名な復讐者、あるいは報復を成し遂げた架空の人物の名前を名乗るリンクス。 彼が語るのは、極めてシンプルで、とても残酷なまでの真実であり、未知の知識であった。 「動き回り、機動し、動きを有機的にする。それこそが基本だ。 そして、多くの機動兵器が旧来の兵器を駆逐できた最大の理由が、この柔軟性にある」 それは基本にして基礎。とてつもない、単純な心理。 あらゆることができるという、シンプルで、他では決して真似できないモノ。 歩兵であり、戦車であり、砲兵であり、壁であり、飛行機であり、車であり、潜水艦であり、重機でもある。 オールインワンという在り得ないか、絵空事と思えるような、極めて稀有な存在。それこそが機動兵器なのだ。 「卿らはまだ乗り物という感覚であることは否めない。まあ、これについては実地訓練で潰してもらう予定だ」 そして、とモンテ・クリストは告げる。 「先日まで行ってもらった適性試験や訓練の結果を踏まえ、グループ分けを行った。 即戦力を欲している自衛隊や米軍の要望に基づいてのものだというのは卿らも知っていると思う。 よって、諸卿らの奮闘を期待するものである。各自、配られた適正表に書かれている通りの場所に移動を開始してくれ給え」 335: 弥次郎 :2021/04/17(土) 19 02 03 HOST p2938249-ipngn19601hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp 以上、と切り上げた彼は速やかに移動をはじめ、候補生たちもまた誘導に従って動く。 時間は短く、また、余裕はない。本格的な訓練はノンストップで始まることになった。 他方、平成世界の人々、自衛隊や米軍に属するパイロット候補生達は訓練を受けながらも、困惑を避けえなかった。 多くの候補生が人型兵器を乗り物という感覚で動かしているが、それを捨てろとたびたび言われるからだ。 まあ、それはしょうがないのだ。人は過去の経験や知識を基にして動いてしまう者であり、新しい常識をいきなり身に着けられるものではない。 とはいえ、である。そんなことは企業連からすれば予想された答えであり、ある種の選別の指針になり得たので問題視していなかった。 嘗て機動兵器というモノが生まれた時もそうだったのだ。速やかに適応できた者とできなかった者と別れてしまい、苦労を重ねた。 その苦しみや苦労こそが洗礼だと知っているがゆえに、焦りも驚きもしない。 「あれ、隊長?」 「クリにクロもこっちか…というか第三偵察部隊がそろってこっちになるなんてな」 伊丹が振り分けられたのは、適正ありとみなされたグループ。 適応ができて、即戦力となり得ると判断された彼らは、これからみっちりと扱かれる予定となっている。 だが、あまり実感のないのが実情だった。確かにいくつかの試験や検査などを経たとはいえ、これからのことにイメージなどわきにくい。 それに、彼らも人型兵器についてみたことはあっても、それを操縦しているのは見たことはあっても、動かすとなるとよくわからないのだ。 ともすれば、人型兵器に対して懐疑的なところがある隊員さえもいるのだから。 「というか、即戦力を欲しているって、そんなに連合って人手不足なんですかね?」 「いや、どっちかというと俺たち自衛隊や米軍がお荷物になっているのを上が嫌ってのことらしい。 炎龍の時だって、結局は傭兵たちが何とかしただろ?」 「そういえば……」 栗林が思い出すのは、炎龍との戦いだ。 あの戦いは確かに衝撃的な戦いだったのを覚えている。同時に、如何に自分たち歩兵が巨大な存在に勝てないかというのを感じさせた。 戦車並みの装甲、ヘリの機動性と飛行能力、スケールを間違えたかのような火炎放射。そしてすさまじい馬鹿力。 一歩間違って歩兵が紛れ込もうものならば、一瞬で足蹴にされておしまいであろうことは想像に難くない。 あの時は観戦武官を送るという形だったが、それで発覚したことは、連合や傭兵たちにとって自分たちは足手まというという、残酷な事実だったのだ。 そして、現在出現している怪物---ゴーレムという、これまたファンタジーな存在は、そんな炎龍さえも生ぬるい怪物なのだという。 かといって、そんな守られてばかりというのも都合が悪いし、寝覚めも悪い、という話である。 それに、万が一突破されてしまえば、東京にいきなり怪物の群れが出現する。そうなれば、ゲートが開いた時の比ではない悲劇が起こる。 「もしもだけど、あんなのがもっとたくさん都心に現れたら…」 「銀座事件の比じゃないですね……」 「映像だって見たしな……あれだけの群れと怪物とか、歩兵でどうしろってんだ…」 彼らの脳裏には、出現したヴォルクルスとその眷属の群れの映像が浮かぶ。 炎龍どころではない怪物が、文字通り大地を埋め尽くしているのだ。そんなものを相手に現代兵器で無双?不可能だ。どう考えても息切れする。 「だから、俺たちが少しでも食い止めないといけないんだよな…」 「その通りだぞ、英雄殿」 「わっ!?」 そんなことを話していた伊丹の肩を叩いたのはモンテ・クリストであった。 いつの間に、と驚く伊丹らを気にすることなく、彼は力強く言葉をかける。 336: 弥次郎 :2021/04/17(土) 19 02 42 HOST p2938249-ipngn19601hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp 「人を守るというならば、武器をとれ。力を持て。そして使え。躊躇うことなくな」 「え、あ、はい…」 「卿らの国のことはある程度知っている。 力に罪があったか、人に罪があったか。そして、力に罪があったと結論付けたのだったな」 それは、伊丹達もよく知る憲法のことだ。その九条に記された「国家間の問題の解決手段として戦争を用いず、その戦力を持たない」というもの。 それは、軍部の統制という問題に苦しみ、そして敗戦した日本という国家にとっては、ある種の反動として形成された意識であり、憲法であるといえた。 そして、少なからず自衛官である伊丹達もそのことを叩き込まれている。だから、モンテ・クリストの解釈はある種新鮮であった。 「まあ、卿らの国の事情にまで首を突っ込む気はない。卿らは戦うことをイメージしてほしい」 「ですが教官、イメージしろと言われましても…」 「わかりにくいか」 「はい」 物おじなく疑問を呈する栗林に、モンテ・クリストは少し悩み、しかし言い切った。 「先ほども言ったが、別にイメージできなくとも構わない。 だが、想像力を働かせてほしい。自分が機動兵器を自在に操り、戦うところを。 不可能だとか、ありえないと思えば、それだけの動きしかできない。やるのだ、という志、決意こそが卿らには必要だ」 「できるかもわからないことを、やり切る?」 「そういうことだ。我々の世界において人型機動兵器が生まれた時も、先駆者たちは同じように壁にぶつかった。 だが、その壁を超えたからこそ今日がある。我々にできたことなのだから、卿らにできないということはないと信じている。 困難にあたるだろう、苦しむこともあるだろう。だが、人はそれを超えてきた。これはあらゆることに共通することだろう」 徐々に弁舌に熱が入るモンテ・クリストは、やがて、力強く断言した。 「だが、結局のところは喜びも苦しみも相対的なもので、最終的には意志なのだ。意思がなくては何も始まらん。 意志だ。その強い意志こそが、命運を分けるといってもいい。状況に流されて終わるか、それとも、状況に抗い、人らしくあるかを」 「……意志」 「そうだ。卿らは命令で動くものだ。軍属というのはそういうものだ。 だが、人形やロボットのように淡々と動くものに世界は動かせない。動かす苦しみがあるだろう、だが、その先にこそ答えはある。 待て、しかして、希望せよ」 そこまで言い切り、モンテ・クリストは去っていった。 世界を、動かす。そんな大きくて、曖昧なことを言われたというのに、彼らの胸中にその言葉は重くのしかかっていた。 「ていうか、モンテ・クリストって名前であのセリフって狙っているんですかね?」 しばらくのちに、倉田はぽつりとつぶやく。 巌窟王という名で日本で知られているアレクサンドル・デュマの小説「モンテ・クリスト伯」の有名なフレーズだ。 ほんの一行知識として知るだけであるが、その独特な一節は倉田の記憶に残り続けていた。 「傭兵ってことで偽名というかセカンドネームを使っているって言っていたよな…」 「あの人、モンテ・クリストが好きなのかな?」 首をひねるが、彼らがモンテ・クリストの事情を知る由もない。 ともあれ、彼らはいよいよ始まる訓練に興奮と困惑を両立させ、挑むことになるのであった。 337: 弥次郎 :2021/04/17(土) 19 05 56 HOST p2938249-ipngn19601hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp 特地 連合敷設屋外演習場 そして、候補生たちは本格的な訓練が始まってからというもの「イメージ力」という力の重要性を理解することになった。 操縦桿が二つしかないのにとおもったが、そこはそれ。OSにはあらゆる動作を、モーションを、仕草を行うためのパターンが登録されていた。 そして、それらは数百数戦を超える組み合わせがあり、どれをとっさに選ぶのか、動作をどのように組み立てるかはパイロットの考え一つに依存してしまうのだ。 ある程度のオートマチック動作があるとはいえ、パイロットが思考を止め、操縦を止めてしまうと、致命的なまでに動きが止まってしまう。 そして、そのわずかな時間の硬直が発生するだけで、再度動き出すのに時間がかかる。そして、巨体であるがゆえに、人とは比較にならない時間がかかるのだ。 人間で言うところの障害物競走---ただし銃火器でターゲットを破壊しながら---の訓練プログラムは、そんな想像力の足りないパイロットを容赦なく締め上げる。 センサーやカメラの捉えた情報を基にして先行入力し、逐次修正し、適切なコントロールを行う訓練は、それ故に能力を浮き彫りにするのだ。 イメージ力というよりはマルチタスクと言った方がいいかもしれないのだが、ともあれ、そういう能力を鍛える必要がある。 操縦に関しては極論言えばOS任せでもどうにかなるのだが、そのOSに動作を入力するのは人間の役目なのである。 そして、コースを必死に走り、ターゲットを打ち抜く候補生たちに、容赦のない叱咤が今日の教官を務める『ルネ・モルフォ』から飛ぶ。 『3番機、動きを緩めてはいけませんよー。センサーの情報を読み取って、動作を先行入力です』 『は、はい!』 『5番機、止まらない。落ち着いて動作を確認』 『え、いや、でも…!』 『3…2…1…はい、バーン』 『おうわ!?』 そして、動きを一定以上止めると、『死亡判定』が教官から下される。具体的にはペイント弾が飛んできて着弾するのである。 レースが終わるころには、どれだけ動きが止まったり躓いてしまったのかが嫌でもわかるようになっているのだ。 そうして可視化することで、より競争心に訴え、奮起を促すのだ。ちなみにペイント弾を落とす作業もセットでついてくる。 『慎重すぎるとむしろ動作が止まる。だから、稚拙でもいいからまずは動きを継続すること。 多少雑でもOSの側で補佐してくれるから、そこをまず意識して』 がしょん、とルネ・モルフォの乗るアレイオンL型がペイント弾を装填したライフルを再度構える。 多少の衝撃はあるけれども死にはしない。けれど、撃たれるということへの恐怖はあるし、被弾というのはそれだけで恐ろしいもの。 故に、その動きを見た誰もが、動きを必死にせざるを得ない。 『機動兵器は既存兵器の攻撃を受けても大丈夫なくらい頑丈に作られている。 けど、まったく無問題、というわけじゃない。動きを止めたらそこに攻撃が来ると思うこと。OK?』 『『『了解!』』』 慌てた返事か、回線越しにちゃんと返事が返ってきていないパイロットもいる。 そのパイロットの位置をすぐに把握すると、ペイント弾を撃ち込んでやって注意をする。 『今撃たれた人、生身なら指示を無視に等しいので、ちゃんと返事をすること。 忘れがちかもしれないけど、集音装置は耳、振動感知は触覚、カメラとセンサーは目、通信機は耳と口。 それらを制御できないことは目隠しや耳栓をして戦場に出ていることになる。そうなれば、即座に死ぬ』 338: 弥次郎 :2021/04/17(土) 19 09 40 HOST p2938249-ipngn19601hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp 冷たい声を意図して出してやる。 慌てた動きでOFFだったいくつかの機体との回線がONになり、全員にようやく声が届くようになった。 『そんなバカな、と思うのは自由。だけど、その結果は戦場で自分の命で報いることになる。 今ここで死ぬことができる幸運を、しっかりかみしめて』 ルネは何も嘘は言っていない。鍛錬を怠れば命でそのツケを払うことになる。油断や慢心をすれば、あるいは些細な油断が、即座に死へと直結する。 そうやってたった一つしかない自分の命を落としたパイロットたちをルネは何度となく見てきたのだ。 彼らはその危機感を未だに持っていない。そういう意味では戦場に立たせることさえ避けねばならない。 だが、そうもいっていられない。だから、スパルタであろうと何であろうと叩き込んで覚えさせるしかない。 『各員、訓練を続行。私の目は背中にもついているし、空にも浮かんでいる。油断せず、集中すること』 今度こそ全員から返答が返ってきた。彼らの中には不満もあるだろうし、困惑もあるだろう。恐怖や怯え、負の感情も。 だが、死んでもらっては困る。彼らが生き延びるためのすべを教えることこそが自分の第一義だ。そこに余裕はない。 だから、そちらについては専門のメンタルケアやアフターコンバットケアに任せることとしよう。ルネは自らの心を鬼とすることをいとわなかった。 すべては、彼らが徒に死ぬことなく、使命を果たしてもらうために。敬意と愛情をこめて、ルネの指導は続いた。 (無人機の方がよほどマシな動きをするけど、彼らも上層部の無茶振りの犠牲者ってところかしらね) はっきり言ってしまえば、彼らの戦力的な価値は大量に配備されている無人のMTにも劣りかねない。 戦闘を仕事とする傭兵としては、そんな劣る戦力があるというだけで、戦場の不安要素が増えてしまうので歓迎できないものだった。 だが、政治的なものが絡めば話は変わってきてしまう。彼らも彼らで事情があり、尚且つ、一つの国家としての矜持というのがある。 全くを以て面倒な話であり、同時に、かわいそうな話だ。一手間も二手間もかかる育成を吶喊でやって、戦力化して、放り込む。 だから、せめてできる限りを。そして、ルネは動きが悪くなったスレイプニルL型に照準を合わせ、トリガーを引いた。 339: 弥次郎 :2021/04/17(土) 19 10 35 HOST p2938249-ipngn19601hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp 以上、wiki転載はご自由に。 訓練が始まったばかりの頃の風景を。 長くかかり申し訳ないです。 「文章が長すぎ」と怒られてしまったので急遽分割して文章を書きなおしました。 349: 弥次郎 :2021/04/17(土) 20 51 34 HOST p2938249-ipngn19601hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp 348 New氏 oh...誤字修正感謝です 336のモンテ・クリストのセリフのところ、修正をお願いします ×力が罪かあったか、人に罪があったか。 〇力に罪があったか、人に罪があったか。