約 39,147 件
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/2188.html
前:嗚呼、我等地球防衛軍(第31話〜第35話) 次:嗚呼、我等地球防衛軍(第41話〜第45話) 『嗚呼、我ら地球防衛軍』 第36話 暗黒星団帝国軍による猛攻を受けて、旧ガミラス帝国軍はガミラス本星近辺にまで追い込まれていた。 尤も精強で知るガミラス軍の必死の抵抗により、暗黒星団帝国軍も多大な被害は受けており、開戦前と比べて その陣容は寂しくなっていた。 「何としても、ガミラシウムとイスカンダリウムを手に入れなければならない」 メルダースはそう言って部下を鼓舞した。実際、それほどまに多くの労力がつぎ込まれていた。 だがガミラス星の守りが堅いと見るや、メルダースはとりあえずイスカンダリウムだけでも得るべく、イスカンダルで 資源採掘を行うことを決意する。 「女王が居るようですが?」 「女王一人しかいない国に、遠慮する必要は無い。いや、治めるべき国民がいない国家など国家ではない。 あれはすでに滅んだ無人同然の星なのだ」 メルダースはそう言って資源採掘を命じる。 この指示を受けた第1艦隊司令官データーは船団をイスカンダルに降下させる準備を進めた。 「準備を急がせろ。それと邪魔な地上構造物は破壊してしまえ。資源採掘の邪魔だ」 「了解しました」 データーはイスカンダルの上空から容赦のない艦砲射撃を地表に加え、あらゆる人工物を灰燼にしていく。 「この星の動力炉(波動エンジン)は我々にとって有害だ。何も残してはならぬ!」 イスカンダルが猛火に包まれる様は、ガミラス星上空の戦闘空母からも見ることが出来た。 「イスカンダルが! スターシアとの通信は?!」 「ダメです。繋がりません」 「くっ……予備部隊を出せ。私が直接指揮を執る!」 これを聞いてタランが慌てて止める。 「しかし、それでは防衛線が崩壊しかねません! それに総統に万が一のことがあれば」 「どけ、タラン! 私は行かなければならん」 「どきません!」 総統とその副官の緊迫したやり取りが続く。その中、信じられない報告が飛び込む。 「ヤマトが現れました!」 イスカンダルが猛火に包まれる様子は、第8艦隊でも見ることが出来た。 メインパネルに映されるイスカンダルの悲惨な光景に、第8艦隊の宇宙戦士たちはいきり立つ。 『司令官!』『艦長!』『司令!』 第8艦隊旗艦ネメシスに全艦から通信が殺到する。 勿論、ネメシスの艦橋にいる人間達も全員が司令官に目を向けていた。 「司令……」 青コートの幕僚が司令官に決断を迫った。 イスカンダル女王スターシアは、全人類にとって恩人だ。彼女が居なければ人類は滅亡していただろう。 そんな恩人が攻撃され、イスカンダルは炎の海に沈んでいる。見過ごせる人間はいなかった。 一方の司令官は原作と乖離した光景に少し絶句するも、すぐに最善の手を考える。 (いきなり先制攻撃をする、いやそれだと、だまし討ちか? 開戦する予定とは言え、開戦責任を問われる事態は避けなければならない。ボラーとの関係もある。 だが穏便な手はとれないし、下手をすればヤマトが動きかねない) というか、もはやヤマトは暴走寸前であった。 ヤマトクルーはイスカンダルへの蛮行に激怒していた。古代進がまだ思いとどまっているのも、古代守が制止して いたからに他ならない。だがその守でさえ腸が煮えくり返る思いであった。 (是非も無し、か) 腕を組み口を瞑っていた司令官は、目を見開くと同時に命じる。 「イスカンダルを攻撃中の国籍不明艦隊に攻撃停止を勧告しろ。コスモタイガーを3機ほど差し向けろ」 「勧告するだけですか?」 「向こうが無視するようなら……友好国への攻撃を見過ごすわけにはいかん。『武力』で阻止する。全艦戦闘配備!」 「了解しました!」 防衛艦隊出現の報告は、暗黒星団帝国軍を驚かせた。さらに攻撃停止勧告は彼らを激怒させた。 「くそ。ガミラス残党が居なければ、あのような艦隊、簡単に捻り潰せたものを!」 「如何しますか?」 データーは兵士の問いに、当たり前だといわんばかりに吼えた。 「勿論無視だ! 全戦闘機隊発進! 我が艦隊も出るぞ!! まずはあの煩いハエを追い払え!」 暗黒星団帝国軍艦隊が勧告を無視したどころか、こちらへの敵意を露にしたことから、第8艦隊はすぐに 攻撃を開始する。 2隻の宇宙空母とヤマト、ムサシからコスモタイガー隊が次々に発進していく。 暗黒星団帝国軍も攻撃隊を出したが……結果は無残なものだった。 士気では暗黒星団帝国軍に勝り、質でも数でも原作よりも遥かに優れたコスモタイガー隊は、敵航空隊を あっという間にコテンパンにしていった。 コスモタイガー隊を突破した敵機は第8艦隊前方に展開していたヤマトとムサシに攻撃を加えるが、パルスレーザーに よって返り討ちにあう。 「一方的だな……(というか強すぎてワロタ)。引き続き攻撃続行。 我が艦は、拡散波動砲を用意。コスモタイガー隊の攻撃終了後、敵前衛を殲滅する」 司令官はそう命じる。尤も拡散波動砲で始末するほどの敵前衛は残らなかった。 第8艦隊に迫っていた暗黒星団帝国軍の巡洋艦は雷撃機仕様のコスモタイガー�から放たれた 対艦ミサイル(波動エネルギー入り)の飽和攻撃を受けたのだ。その結果は……言うまでも無かった。 暗黒星団帝国軍艦隊の巡洋艦部隊は1隻残らず宇宙の塵を化した。 あまりにあっさり前衛が壊滅して呆然状態のデーターだったが、自身が乗るプレアデスにヤマトの砲撃を 受けて我に変える。 「ははは。その程度の砲撃が効く物か!」 嘲笑するデーター。だが直後、兵士の悲鳴のような報告に、その顔は凍りつく。 「敵旗艦に高エネルギー反応!」 「ま、拙い。イスカンダルを背にしろ!」 「間に合いません!!」 かくして巨大戦艦プレアデスは大して活躍することなく残っていた巡洋艦3隻と共に拡散波動砲の直撃を受けて 消滅することになる。 『嗚呼、我ら地球防衛軍』 第37話 データーの第1艦隊が壊滅するのはガミラス本星上空の艦隊からも見ることが出来た。 「あの巨大戦艦と艦隊が10分足らずで……」 タランがあまりの光景に息を呑む。 この前までガミラスの宇宙艦隊に手も足も出なかった地球人類が作り上げた宇宙艦隊とは思えないほどの 戦闘力だった。 幾らガミラスとの戦いで暗黒星団帝国軍が消耗しているとは言え、ここまで一方的な展開になると予想できる 人間はいない。 「……」 デスラーは黙り込んだままだった。 スターシアを助けられたかも知れないことは喜ばしいことだが、ヤマトを含む地球艦隊の高い戦闘力を見ては 一概には喜べない。 しかしそれだけで凹む総統ではなく、今回の戦闘から拡散波動砲の特徴をいち早く掴んだ。 (さしずめアレは散弾銃といったところか。射程はヤマトの波動砲よりも短いだろう) デスラーはそう考えた後、兵士から新たな報告が告げられる。 「敵要塞、イスカンダルに向かいます!」 「我らよりも、ヤマトと地球艦隊が脅威と見做したのか」 戦術的にはガミラスにとって好ましかったが、この扱いはデスラーのプライドを傷つけるものだった。 しかしその直後、さらに信じられない光景が広がることになる。 「て、敵要塞、消滅しました……」 データーを撃破されたメルダースはガミラス星の包囲を他の部隊に任せて、自らゴルバで地球艦隊に向かった。 尤も最初は地球艦隊に撤退を勧告しようとしていた。わざわざ自分達が暗黒星団帝国の大マゼラン方面軍であること などを名乗った挙句、先に手を出したことなど気にもせずに告げる。 「速やかに手を引け」 第8艦隊の返答は、一言で言えば「寝言は寝て言え」だった。 イスカンダルと音信が途絶し、さらに地表の多くが灰燼に帰しているため、スターシア救援のためには地上に 降下して救助作業をせざるを得ない。そのためには安全を確保しなければならない。 また、もう一つ受託できない理由があった。 『我々が停戦したとしても、戦闘が継続しガミラス星が崩壊するようなことがあれば、イスカンダルは危機に陥ります。 ガミラスとイスカンダルは兄弟星。片一方が消滅すればもう片方は軌道を外れます』 真田のこの進言、そして原作知識からそれが事実であると知っていた司令官に残された道は暗黒星団帝国軍の完全撃滅か 暗黒星団帝国軍の完全撤退の要求しかなかった。 そして司令官は前者を選んだ。 「全艦、波動カードリッジ弾を装填。あの砲口を狙え!」 司令官は通信を切ると同時に、イスカンダルを砲撃するため開いていたゴルバの砲門への攻撃を命じた。 「1番、2番砲塔、撃て!」 「発射!」 「砲撃開始!」 「撃ち方始め!」 司令官の命令を受けてヤマト、ムサシ、ネメシス、加賀が波動カードリッジ弾を一点集中砲火とばかりに叩き込む。 勿論、全てが直撃したわけではなかったが(ヤマトが放った砲弾は全弾命中)、ゴルバに破滅を齎すには十分だった。 「ば、馬鹿な! このゴルバが?!」 誘爆に加えて、波動融合反応が起こり、ゴルバは文字通り木っ端微塵になった。 ゴルバが木っ端微塵になったのを見た暗黒星団帝国軍の残存艦隊は慌てて逃げ出していく。 戦いに決着がついた瞬間だった。 「「「………」」」 ガミラス艦隊の攻撃を弾き返してきた敵の宇宙要塞が、見事なまでに木っ端微塵に吹き飛ぶ光景を見たガミラス軍の 将兵は絶句した。 同時に彼らは思い出す。ヤマトがどれだけ恐ろしい相手であったかを。 (これがガミラスの精鋭を蹴散らし、ガミラス星を破滅させ、大帝が乗る白色彗星を単独で砕いた実力か……) 客観的に見ると無双どころか、ネタとしか思えないほどの活躍ぶりだった。 勇猛なことには定評のあるガミラス兵でさえ絶句するほどの戦果と言えるだろう。 「……地球艦隊は?」 「こちらを警戒しつつ、イスカンダルへ降下していきます」 兵士の報告にデスラーは沈黙する。これを見たタランが尋ねる。 「如何しますか?」 「今、奴らを攻撃すればスターシアを巻き込みかねない。それにこちらが消耗しすぎている」 「では……」 「奴らが手出しするまでは静観だ。まずは反ガミラス連合を叩きのめす」 「はい」 第8艦隊はスターシアの捜索と救援に忙しく、また暗黒星団帝国軍残党による襲撃を危惧してイスカンダルを 離れなかった。このため地球とガミラスは睨みあいをしつつ奇妙な休戦状態となる。 そして暗黒星団帝国軍が壊滅したことで、手が空いたガミラス艦隊は未だにサンザー太陽系外にいた反ガミラス連合軍に 襲い掛かった。 纏まりに欠ける連合軍は側面を突かれて瞬く間に潰走し、サンザー太陽系周辺での戦いは一旦終局を迎える。 『嗚呼、我ら地球防衛軍』 第38話 イスカンダルに降下した第8艦隊と空間騎兵隊は瓦礫の下から何とかスターシアを救出した。 しかしこのとき、スターシアは重傷を負い意識不明であった。司令官は急いでスターシアを旗艦ネメシスに搬送した後に 艦隊から腕利きの軍医(佐渡先生も呼ばれた)を集めて緊急手術を行った。 12時間もの大手術の末、スターシアは何とか助かった。 「ご苦労様。さすがだよ。ヤマト世界のブラッ○ジャックの異名は伊達じゃないな。 ああ気分は楽にして、ソファーにでも座ってくれ。口調も気にして無くて良い」 報告のための艦長室を訪れたネメシスの軍医(転生者仲間)を司令官は労った。 これを聞いて軍医はソファーに座った後、ぐったりした顔で答える。 「苦労したぞ。『新たなる旅立ち』みたいなBADエンドは御免だから頑張ったが……PS版ほどハッピーじゃない」 「そうだな。だがこれで『ガミラスと戦う』という選択肢を取らなくてすむ。陛下を抱えたまま戦うなんて出来ないからな」 「確かに」 地球人類からすればガミラスは怨敵。実際、第8艦隊の中にはガミラス残党軍も掃討すべしという声はあった。 「『上』はデザリウム、いや暗黒星団帝国との戦いに向けて戦力を極力温存したいと?」 「あとはボラーへの備えだな。尤もあの物量を考えると、どこまで防衛軍が持ち堪えられるかは判らないが」 「ふむ。だからこそ、今回のデータが役に立つと? テレサ嬢が居るだろうに」 「外様に何時までも頼ってばかりはいられないだろう。自前で超能力者を用意できるなら、それに越したことは無い。 まぁ彼女には遠く及ばないだろう。彼女を倒すには超人ロ○クでも連れて来るしかない」 スターシアを救うため手術は行った。 だがそれと並行してスターシアの身体は徹底的に調査された。勿論、手術のためという名目があったので不審には 思われなかった。 そして、これによって超能力者の資質を持つイスカンダル人の情報を防衛軍は入手することが出来た。 「コスモクリーナーDや波動エンジンだけでは飽き足らず、ドサクサにイスカンダルに残された技術や資源を回収か。 全く盗人猛々しいな。問題ないのか?」 「これは救助活動と並行した調査だ。暗黒星団帝国がどのような攻撃をしたのか、という名目のな。 その過程でいくつかのサンプルを回収するのは非難されることではない。議長も文句は言わないだろう」 司令官は何の問題もないとばかりに言い放つ。 暗黒星団帝国軍がこの会話を聞けば「お前達(地球人)のほうがよっぽど悪辣だ」ということは請合いだった。 「ついでに周辺宙域も調査すると? 索敵を名目に?」 「勿論だ。暗黒星団帝国軍の残骸とガミラス軍の残骸。これを回収しておきたい。 後のデザリウム戦役のため、そして……今回の戦いでの出費を少しでも回収するために」 「財務省か?」 「ああ。輸送船があるから、ある程度なら持ち帰れる」 第8艦隊には戦闘艦艇の他に、高速輸送船を含めた非戦闘艦が同行していた。 勿論、持ち帰れる量は多くないが、それでも無いよりはマシだった。 宇宙開発と防衛艦隊の整備を進める地球連邦には希少資源は1グラムでも多く必要なのだ。このためガトランティスの 遺産とも言える大量のスクラップ(元都市帝国、元艦隊)の再利用を積極的に進めていた。 「人が生きていくには、色々と金がかかるんだそうだ」 「世知辛いことで。でもヤマトクルーには関係なさそうだ」 「汚い仕事や地味な仕事で、『主人公』を支えるのがモブキャラなのだろう」 遠い目で言う司令官。軍医も乾いた笑みを浮かべることしかできない。 実に救いようが無い結論だった。 「話を戻そう。ガミラス艦を探せば、捕虜を確保できるかも知れない。 うまくすればデスラーと交渉する材料になるかも知れない」 「デスラーと話し合うと? 綺麗なデスラーでないのでは?」 「何はともあれ情報は必要、そういうことだ。彼がまだ危険な人物なら相応の戦略を議長が用意しなければならない」 「それもそうか」 ガミラス残党の驚異的粘りや通信傍受から、デスラーが生きていることを第8艦隊は掴んでいた。 転生者としては、原作でもヤマト並に補正持ち(実際にこの世界のデスラーは都市帝国から脱出成功)であるデスラーの 様子を確認しておきたかった。 何しろガミラスの動向は、絶対と言って良いほど地球連邦に影響を与えるからだ。 「それにしても『総統閣下』との交渉か。全く……面倒を通り越しているな」 「頑張ってください、としか言えないな。古代弟に任せるわけにはいかないし」 「アレに任せたら後が怖い。というか外交担当者が怒鳴り込んでくる結果しか見えない」 「……ははは。確かに」 戦闘指揮については兎に角、ほかの事では古代進は信用されていなかった。 「愚痴くらいは聞いてくれ。あとで良いから」 「……精神安定剤か、議長も愛用している胃薬かを用意しておきましょう」 こうしてヤマト以外の地球防衛軍が、デスラーと公式に接触することになる。 『嗚呼、我ら地球防衛軍』 第39話 破壊されたり、遺棄されていたガミラス艦を調査したものの、防衛軍はガミラス人の捕虜は得られなかった。 しかし暗黒星団帝国軍の物と思われる艦艇の残骸を調査した結果、防衛軍は有益な情報を入手できた。 特に暗黒星団帝国がデザリアム帝国と呼ばれている国であり、デザリアム星と呼ばれる星を母星にしている こと、そしてそれが地球から40万光年、大マゼラン星雲から57万光年離れた位置にある二重銀河にあるという 情報は第8艦隊首脳を大いに満足させた(詳細な位置についてはまだ判明していないが)。 しかし同時に危機感も持たせる。 『かなり遠くから来たようですな』 『しかし57万光年さえ乗り越えてこられるということは地球にも攻め込めるということだ。注意が必要だろう』 『それにしても、乗員の全員が脳を除いて機械だったとは……』 『高度な機械文明ということでしょう。だからこそ、これだけの長距離侵攻が出来たとも考えられます』 通信機越しにネメシスからの連絡を受けた各艦の艦長たちは、予想以上に高度な文明を持つ敵国に危機感を持つ。 そんな中、司令官は新たな事実を告げる。 「ただ真田技師長の報告では、彼らの物質は波動エネルギーと反応、『波動融合反応』とも言うべき反応を起こすそうだ。 これは反物質と常物質が接触した際の反応に近い。つまり、敵の防御を突破すれば、大打撃を与えられる」 『『『おお』』』 「だが向こうからすれば、その波動エネルギーを持つ我々は天敵であると言える。つまり戦争になる可能性は高い」 『……ガミラスとは戦わないほうが良いと?」 対ガミラス強硬派だった宇宙空母『グラーフ・ツェッペリン』の艦長は顔を顰めて言う。 この艦長は家族と親戚全員、訓練学校の同期を悉くガミラス戦役で失っていたので、特に反ガミラス感情が強かった。 「そうだ。確かにガミラスは怨敵だが、交渉は必要だろう。この情報と艦隊を無事に地球に持ち帰るためにも」 『……判りました』 ガミラス帝国総統『デスラー』。 ガミラス戦役で地球人類を絶滅寸前にまで追いやったこの人物は、地球人類にとっては当に『怨敵』だった。 『原作』でもヤマトのライバルキャラとして出張った男であり、その能力(運込み)は世界有数である。 そんな男と正面から話をしなければならない司令官は……会談開始前に胃の痛みを感じていた。 (も、モブキャラの俺が何でこんな大仕事を……) 議長を呪いつつ、司令官はデスラーが乗る戦闘空母との通信回線を開く。 「こちら地球防衛軍第8艦隊司令官……」 かくして歴史に残る会談が始まった。 司令官は最低限の挨拶を終えると、すぐに本題に入る、 「暗黒星団帝国は地球、ガミラス、イスカンダルの三者にとって共通の敵となるでしょう。 我々は大恩あるイスカンダルとスターシア陛下を守るために、そしてこの脅威に関する情報を少しでも多く地球に 持ち帰るために暫定的な停戦を行う事、そしてお互いに得ている情報の交換を望んでいます」 『ふっ、理解できないな。何故停戦を行うことがイスカンダルとスターシアを守ることに繋がる?』 「スターシア陛下は暗黒星団帝国の爆撃に巻き込まれ重傷を負われていました。 緊急手術で一命は取り留めましたが、暫くは絶対安静が必要です」 司令官はスターシアに好意を寄せているデスラー向けのジャブを放つ。 『……』 「ですが我々は何時までもイスカンダルに留まることは出来ません。 我々は女王陛下の回復を待った後、陛下の認可を受けてからイスカンダリウムを弄って、戦争に使えない物質にしてから 引き上げることを考えています。 彼らも使えない物質を得るために遥々、大マゼラン星雲に来るほど暇ではないでしょう」 『そんなことが可能なのかね?』 「可能です。私個人の意見としては女王陛下の安全を確保するために地球に来ていただきたいと思っています。 何しろ、戦闘が続けばいつイスカンダルに飛び火するか判りません。そしてイスカンダルの軍事力はなきに等しい状態。 これでは安全は確保できないのは目に見えています」 言外で、『ガミラス軍ではイスカンダルとスターシアを守りきれないのでは?』と告げる司令官。 『……我々が同じ失態をするとでも?』 「するとは言いません。ですが、無いとも言えません。ならば少しでも安全な方策を採るべきです。 貴方方も我々と同じ立場なら、陛下を守れる方法を模索するのではないですか?」 『ふむ。スターシアの安全を確保するための作業を地球人の手で安全に行いたいと』 「その通りです。それに、これはガミラスにとっても『国益』になると思いますが?」 ガミラスも今回の戦いで消耗している。ここで地球と再度開戦するほど余裕は無いはずだった。 『確かに理解は出来る。だが我々にとっても地球は怨敵であり脅威だと思うが?』 ガミラス本星を壊滅したことを暗に指摘するデスラー。 だが司令官は動じない。 「それは我々も同じです。かつて100億以上を誇った人類は、貴国の無差別攻撃で今や20億足らず。 失われた人命、財産、文化は数え切れない。だからこそ、これ以上の惨禍は避けなければならないのです。 そしてそれは貴方方も同様なのでは?」 ガミラスも本星が壊滅したことで国力は衰えている。残党を集結させたものの、今回の戦いで消耗してしまった。 大小マゼラン星雲に散らばっている勢力を掻き集めて復興を急がなければならない。 『地球のような新興国と違って、我々には星間帝国の誇りと面子がある』 「面子のために国を滅ぼすと?」 『誇りもなく、周辺国に舐められ、惨めに衰退するよりは良いだろう。それに私の矜持もある』 (プライド高すぎ……だが、新興国の戦艦1隻に負けたとなるとガミラスの面子丸つぶれだからな。 あと多少は『1』のときより性格は丸くなったが、まだ『綺麗な』デスラーにはなっていないな) 司令官はそう考えると再び切り出す。 「ですが暗黒星団帝国は、ガミラシウムとイスカンダリウムを狙って再び来るでしょう。 加えて先ほどまで戦っていた勢力には暗黒星団帝国以外の勢力もあったようですが、その二者に備えることと 我々と再戦すること、この2つを両立すると? ガミラス軍が勇者ぞろいであることは承知していますが厳しいのでは? 勿論、我々は挑戦を受ければ断りませんが」 『大した自信だ』 「それだけの実績を上げてきましたので。勿論、貴方方、ガミラス人のように偉大な星間帝国を築くほどではありませんが 奴隷のように卑屈になるほど弱くもありません」 『ほぅ?』 デスラーが目を細める。司令官は胃が痛くなるのを感じる。 (こんな仕事は名前ありのキャラの仕事だろうが!) だが引けない。モブにはモブのプライドがある。引き立て役だけで終りたくはないのだ。 会談は尚続いた。 『嗚呼、我ら地球防衛軍』 第39.5話 第8艦隊が暗黒星団帝国軍をフルボッコにしている頃、地球では2隻の戦艦が産声を上げていた。 1隻は転生者待望の改アンドロメダ級、いや実質的には超アンドロメダ級戦艦1番艦『タケミカヅチ』だ。 議長はタケミカヅチの完成式典の中、ドックに横たわる艦体を見て呟く。 「拡散波動砲3門、51センチ砲4連装5基20門、31センチ砲4連装3基12門。排水量15万1000トン。 地球史上最大の大戦艦か……普通ならこれで安泰と思えるんだが」 「これでも不足と?」 秘書の問いに頷く。 「足りないだろう。そのためのクレイモア級やモーニングスター級の無人戦艦だ」 クレイモア級はアンドロメダ級を無人化したような10万トン級戦艦。 そしてモーニングスター級は集束型波動砲2門を搭載した改クレイモア級戦艦だった。 「あれの量産と引き換えに、アンドロメダ級は5隻で打ち止めだが」 「金が掛かりますから。それに基本的にアンドロメダ級は艦隊旗艦。今では改アンドロメダ級もあります」 「まぁ改アンドロメダ級2隻、アンドロメダ級5隻の7隻。あと旗艦用に改造された主力戦艦があれば足りるからな」 さすがに原作より強化された地球連邦とは言え、揃えられる戦力には限りがあった。 尤も原作を知る人間からすれば豊富すぎる戦力であった。 「戦闘空母『大鳳』、『イラストリアス』、『ラングレー』、ガトランティス軍の大型空母2隻(『プロキオン』『シリウス』)と 中型空母2隻(『ホワイトスカウト�、ホワイトスカウト�)がさらに加わる。これでシナノが加われば鬼に金棒だが」 「しかし現状ではデザリアム戦役には間に合わないのでは?」 「ああ。民間も宇宙船が必要だからな。それに宇宙戦士に人材をとられたら民間が立ち行かない。 まぁ準備だけはしておいたほうが良いだろう。イザとなれば復活編で役に立つ」 希少資源を必要としているのは防衛軍だけではなかった。 急速に拡大を続ける連邦の勢力圏を支える宇宙船建造のためにも資源は必要だった。勿論、人的資源も。 「あとは質を向上させるしかない」 「『アイルオブスカイ』ですか……しかしあれは、もう実質的に新型艦なのでは? いえ、より正確に言えば2分の1サイズの『タケミカヅチ』と言えるのでは……」 財務官僚の冷たい視線を思い出すと議長は乾いた笑みを浮かべる。 「気にするな。あれがうまくいけばさらにヤマトは強くなる。次の新型主力戦艦も。 それに空母部隊の打撃力も大幅に向上できるだろう。何しろデスラー戦法を自前で出来るようになるんだ。 まぁ艦載機を送り込むより、戦艦や破滅ミサイルでも送り込んだほうが効果的だが……」 『アイルオブスカイ』は大改造された上で『タケミカヅチ』と同時期に完成していた。 当初、波動砲を撤去するというプランがあったが、真田と大山の二大マッドサイエンティストによって波動砲は撤去される ことなく大改造された。 拡散波動砲1門こそ変わらないものの、新型ジェネレーターによってチャージ時間は短縮。波動エンジンも巡洋艦のものが 増設され出力は大幅に強化されている。 新型の40センチショックカノン3連装3基(1基は艦底部に設置)が搭載され、元々は第3砲塔があった部分には無人艦艇 を指揮する施設が設置された。 だが驚くべきのはそれだけではなかった。何とデスラー艦から鹵獲し、試作段階であるがコピーに成功した瞬間物質移送装置 やディンギル帝国の恐るべき対艦ミサイル『ハイパー放射ミサイル』の存在から急遽は開発された対大型ミサイル防御兵器も 試験的に搭載している。 尤も秘書の言うように、これらの魔改造によって艦体は大型化しており、排水量はヤマトを超えて8万トンに達している。 タケミカヅチのほぼ半分ほどの大きさだ。 「まぁ拡張性の余地はある。万が一のときには移動する統合参謀本部としても機能できる。問題はない」 第3砲塔を撤去して作られた司令室の能力は高く、暫定的なら宇宙を移動する参謀本部としても機能できるほどだ。 議長からすれば万が一の場合、現場で指揮を執れるという優れものに見えた。 「……それは財務次官にも言ってください」 「……」 こうして地球防衛軍は戦力の増強に努めた。 一方、ボラー連邦軍もアンドロメダ星雲侵攻を目論む傍らで、対ヤマト級戦艦とも言うべき新型戦艦の建造を急いでいた。 しかしヤマトの戦績を聞いたボラー連邦の技術者達は頭を抱えていた。 「何で6万トン級の宇宙戦艦があれだけの活躍が出来るんだ?」 「波動砲という戦略砲のおかげなのでは?」 「いや、波動砲はチャージに時間が掛かりすぎるなど欠点も多い。 拠点攻撃には適しているかも知れないが艦隊決戦となると制約が多い兵器だ。それにあの程度なら機動要塞で防げる」 「攻撃の的確さを見るに、分析システムが優秀なのかも知れない」 「後は、あの謎の防御力か」 「ああ。普通なら轟沈してもおかしくない攻撃を受けているはずだ。にも関わらず戦闘能力を維持している」 「防御機構に何か秘密があるのかも知れない。いや、余程優秀な自動修復機構を搭載しているのかも」 「ガミラスの酸の海でも活動できた程だからな」 「むむ。否定できん。しかしあのコンパクトな艦のどこに、必要な資材を載せていたのだ?」 「何か特別な方法でもあるのだろうか?」 転生者の間でも謎な『いつの間にか生える第三艦橋』は、ボラー人からすれば複雑怪奇だった。 「攻撃精度の高さも気になる。あれだけ被弾したなら、その影響で命中率は大きく落ちるはずだが」 「優秀なFCSがあるということだろう」 「しかし地球人は、ヤマトを越えるアンドロメダ級戦艦に加えて、さらにそれを超える新型戦艦を建造したらしいぞ」 「我々はそれらを凌駕する戦艦を建造しなければならないか……ボラーの意地にかけて」 「ということは排水量は20万トンを超えるかも知れないな」 「予算は?」 「べムラーゼ首相は確約してくれている。それに何百隻も作るわけではない。少なくて50隻。多くても100隻程度だろう」 「なら、豪華な艦が出来るな」 議長達が聞けば卒倒しそうな会話を続けながら、ボラーは新型戦艦建造を急いでいた。 『嗚呼、我ら地球防衛軍』 第40話 デスラーは不遜な第8艦隊司令官の発言に目を細めたが、気分を切り替える。 『だが我々がガミラス星を放棄したらどうするのだ? ガミラス星に奴らは群がるぞ。 ガミラシウムを採掘しすぎれば星の寿命は縮み、結果としてイスカンダルは滅亡の危機にさらされる』 「少なくとも貴方方が何もせずにガミラス星を放棄するとは思えませんが?」 『ふっ。他力本願だな』 「いえいえ。ガミラスの能力については信頼しているのですよ。我々も嫌と言うほど思い知っていますから」 ガミラスによって多大な被害を受けた筈の地球は、特に防衛軍の一部は、対戦相手であったガミラスをよく 理解していた。 「それで如何されます?」 『良いだろう。我がガミラスも停戦を活かして星の安全を確保するために必要な作業を行うとしよう。 だが情報交換だが……』 「担当者を、そちらに派遣しましょう」 『担当者の名前は?』 「……古代守と真田志郎。この2名でどうです?」 『古代守?』 「はい。ヤマト艦長代理の古代進の兄です。中々に優秀な宇宙戦士です。『弟も』優秀でしたが、引けはとりません」 心にも無いことをシレっと言う司令官。 『良いだろう。待っている』 「それでは失礼します」 こうして会談は終った。 この会談が終った後、必要な仕事を終えると司令官は医務室に直行した。 「……疲れた」 胃薬を飲んでベットに横たわった司令官は弱弱しい声色でそう零した。それほどまでに疲れていた。 「お疲れ様」 軍医の言葉に司令官は頷くだけだ。 そんな司令官を見て、言葉を選ぶように軍医は続ける。 「しかし古代兄と真田さんを担当者にするとは」 「古代兄には成長してもらわないといけないだろう。古代弟と違って政治について多少は理解があるからな」 「弟はバーサーカー。昔で言うヤ○ザの鉄砲玉が関の山と……」 「そうだ。まぁ多少成長すれば使い物になるかもしれないが、落ち着いた頃には退役なんて可能性がある」 「ははは。確かに」 復活編を知る人間としては否定できなかった。 「女王陛下は?」 「まだ意識が戻らない」 「どの程度で意識が戻る? あまり長居はできないぞ」 「まぁここ数日内には何とかなるはず。その件については大船に乗った気で」 「悲観的に考えて、楽観的に行動するのが鉄則だよ。常に最悪の事態も考えなければならないのが司令官の仕事だ。 君らの腕を疑っているわけではないのだがね」 「……」 軍医はお気の毒に、とばかりに肩をすくめる動作をする。 (イスカンダリウムの無害化(?)作業を進めよう。あとは暗黒星団帝国軍の逆襲への警戒だな。 逃げ出した艦があるから、他の部隊がいてもおかしくは無い) 予想以上の大部隊が現れた場合には、第8艦隊は速やかに撤退するつもりだった。 いくら何でも部隊を全滅させるわけにはいかない。まぁヤマトとムサシで無双させることも考えたが、その場合 第8艦隊は壊滅してしまう危険があった(法則的に)。 必要なら1個艦隊を犠牲にすることもあるだろう。だがここで艦隊を1個壊滅させるのはマイナスが大きかった。 (真田さんには過労死を覚悟で頑張ってもらおう。ゲーム版でも頑張ってくれたんだ。何とかなるさ) 本人が聞けば噴飯物の考えだったが、司令官は半ば本気だった。 会談の後、スターシアは漸く意識を取り戻した。その彼女の了承を得たことで、作業は一気に進められた。 こうして第8艦隊はイスカンダリウムの無害化を進めていった(ちゃっかりサンプルも獲得)。 「お世話になります」 病室でスターシアに頭を下げられた司令官は慌てて首を振る。 「いえ。この程度は手間のうちにも入りません。返しきれない大恩のある陛下に、多少なりとも恩を返さないといけませんし」 「気にしなくても良いのですよ」 「いえいえ。我々を破滅の淵から救ってくださったのですから、この程度は当然です。 それよりも陛下、提案なのですが、地球に移民されるつもりはありませんか? 暗黒星団帝国軍、いえデザリアム帝国は このマゼラン星雲で活動しています。ガミラスもいずれサンザー太陽系を離れ、ここは無主の地となります。 奴らが再び来ればイスカンダルは危険です」 「イスカンダリウムは使えなくするのでは?」 「彼らがどんな思考をしているかは不明な点が多いのです。それに我々はイスカンダル救援の際に彼らと戦端を開きました。 彼らが地球に復讐を挑むために陛下を人質として利用するということも考えられます」 「……」 「イスカンダリウムは手に入れられなかったとしても、他の資源や技術を強奪していくことも考えられます。 反ガミラス勢力の中にも、ガミラスに対抗できるこの星の技術を得ようと動く者がいるかも知れません」 これ以上、スターシアがこの星に留まるのは戦争の元になると主張する司令官。 しかしあまり追い詰めるのも拙いので別の方向からも攻める。 「陛下と『サーシア』殿下によって救われた地球の様子を見ていただきたいのです」 「……」 「それに陛下が共に来てくださればイスカンダルの思想や記録は、地球だけで無く他の国家にも伝わるでしょう。 イスカンダル本星がなくなったとしても、その影響は残ります。それは望ましいことだと思います」 司令官、そして古代進やヤマトクルーの説得によって、スターシアは地球行きに同意することになる。 前:嗚呼、我等地球防衛軍(第31話〜第35話) 次:嗚呼、我等地球防衛軍(第41話〜第45話)
https://w.atwiki.jp/tyrant/pages/310.html
Empress 種族:Righteous パック:Purity レア度:Rare 体力:12 能力:Rally Righteous 1Weaken 1 Purityパックから、もしくはMission 117クリアの報酬で獲得可能。 数少ない強力なRighteous司令官。Rally+Weakenは非常に優秀。 フリーで手に入るのも相まって、Righteousの司令官はほぼ一択でこのカードを使うことになる。 パック戦でもパックの半分以上はRighteousなので物凄く活躍する、攻撃力の低いアサルトも多いので種族不問のWeakenも恐ろしく強い。 引ければ上位も見えてくるだろう。
https://w.atwiki.jp/majpri/pages/106.html
とある諸島の防衛を任されている司令官。 何故かメイド服を着ているのは謎である。 性格はおっとりしていて司令官とは思えないゆっくりとした口調が特徴。 変わった形の艦に乗っている。 一見何も無いように見えるが、戦闘機部隊や、普通の空母ではありえない戦略爆撃部隊・果てには強力な戦艦を3隻も格納している。 艦自体の戦闘能力は余り無いがそれを戦闘機部隊や戦略爆撃部隊や戦艦隊によるサポートで補っている。 だが、どうやらこの世界ではMSという物による戦闘がメインになりつつと感じ、戦艦の格納ハッチをMS搭載ハッチに変更を考えている。
https://w.atwiki.jp/nuconuco/pages/101.html
以下は大玲瓏帝國の法律に基づき、現行立法府(内閣)及び朝廷・要職の一覧を掲載。 国家最高元首 名前 備考 黎總院上帝皇 帝國第十代皇帝陛下(上帝皇) 帝室・堕花明日香宮流第四代当主 内閣 職名 氏名 担当事項等 備考 内閣総理大臣 伏見 晴臣 帝國首相 帝國自由民主連盟第三九代総裁 内閣副総理大臣 葛野 矢代 帝國副首相 内閣官房長官 新部 芳太郎 首相補佐 内務大臣 森 重治 内務担当 自由保守党総裁 外務大臣 笹目 香 外務外交担当 自由保守党副代表 軍事國防統合官房長官 彩音 亜衣 軍事国防全般担当 王族・彩音家当主 海軍第一元帥 帝國海軍大臣 彩音 亜衣 海軍総合指令担当 帝國空軍大臣 村居 瑞禅 空軍総合指令担当 帝國陸軍大臣 千鳥院 直香 陸軍総合指令担当 王族・千鳥院家当主 農林国土交通大臣 浅井 直長 農業国土保全担当 財務経済大臣 岩倉 良知 国家財務経済担当 労働厚生大臣 犬吠 健二 労働厚生担当 文部科学大臣 山崎 義彦 教育担当 自由保守党幹事長 復興担当大臣 伊勢 匡 国土復興担当 産業大臣 河合 一 産業担当 法務大臣 新垣 健介 法務担当 帝室庁長官 麒麟ヶ宮 春仁殿下 宮中担当 皇族麒麟ヶ宮 仙樹院家嫡流 朝廷役職 職名 氏名 担当事項等 備考 太政大臣・内府総裁 一条 春義 皇帝諮問院長担当 朝臣 正一位 左大臣 壱岐 尚繁 皇帝諮問副院長担当 朝臣 従二位 右大臣 大仙院 定家 皇帝諮問院事務担当 朝臣 従二位 近衛大元帥 北神 薫 近衛府司令担当 北神家当主 院 正一位 近衛左元帥 北神(旧姓 禁神之島) 斎 近衛府副司令担当 薫妻 正二位 近衛右元帥 東鬼 獄蓮(二代目・絶園) 近衛府副司令担当 彼岸家当主 朝臣 従二位 神祇守 三条 悠禪 祭祀担当 皇大神宮神主 公事守 藤原 将成 年中行事担当 宿禰 従三位 朝廷外務卿 白藤 義実 帝室外務担当 筆頭大納言 宿禰 従三位 朝廷伝送卿(蔵人頭) 大仙院 実朝 皇帝秘書担当 大仙院家当主 院 正一位 勘解由使守 菅原 師直 地方公家監視担当 近衛大将 朝臣 従二位 軍部司令部 近衛軍司令官及び関係機関人物一覧表 役職 氏名 備考 近衛大元帥 北神 薫 北神家現当主 元帝國陸軍元帥 近衛左元帥 北神 斎 旧姓 禁神之島 薫妻 異端者 近衛右元帥 東鬼 獄蓮 彼岸家当主 2代目彼岸玄鬼/絶園 異端者 近衛陸将 終神 蒼馬 異端者 近衛海将 不帰 蛇咬 『ZARF』(*1)総局長・ユニットリーダー 支倉 翔太郎 SSS級異端者 『ZARF』諜報局長 黒姫 異端者 『ZARF』実務局長 不明門 藺生 異端者 海軍艦隊司令官一覧表 艦隊名 総司令官(元帥) 副司令官(指揮大将) 第一海軍艦隊 彩音 亜衣(女) アリス=エヴァ・エリン(女) 第二海軍艦隊 古龍院 東羅(女) 鵜瀬 誠(男) 第三海軍艦隊 林田 百合香(女) 大宮剣崎 咲(男) 第四海軍艦隊 紅 朧(女) 上条 尚武(男) 第五海軍艦隊 京極 茜(女) 鷹司 呉羽(女) 第六海軍艦隊 源 尚玄(男) 槙島 甲芭(男) 陸軍司令官一覧表 司令軍名 総司令官(元帥) 副司令官(指揮大将) 第一陸軍軍団 高坂 仁(男) クロード・真紀(女) 第二陸軍軍団 荻原 炬(女) 穂波 恒(男) 第三陸軍軍団 捺島 直昭(女) 占川 玉然(男) 第四陸軍軍団 西條 好古(男) リリー・マリア(女) 第五陸軍軍団 櫛笥 峰(女) 日向 洋介(男) 第六陸軍軍団 千鳥院 直香(女) 日野 時雄(男) 空軍総司令官一覧 司令軍名 総司令官(元帥) 副司令官(指揮大将) 第一統合軍 麒麟ヶ宮 秋人(男) 一色 佐内(男) 第二統合軍 翁 乙(女) 五辻 大座衛門(男) 第三統合軍 古町 詠(女) 伊呂波 綾(女) 第四統合軍 村居 瑞禅(男) 壬生 義盛(男) 第五統合軍 大仙院 春明(男) 久我 瑞峯(女) 要職 職名 氏名 担当事項等 備考 国家企画院長 高原 純一郎 国家企画担当 警察庁長官 飯田 吉亮 警察行政担当 准男爵 消防庁長官 加茂野 貞則 消防行政担当 准男爵 文化庁長官 来門 山之介 文化財管理担当 高度技術開発局局長 豊原 達郎 技術開発担当 在外大使・領事 國家名 氏名 職位 備考 ローマ帝国 一条 兼実 特命全権大使 一条家豊門世流当主 摂津 次郎 次席大使 外交男爵 壬生奈 健二 総領事 外務省一等書記官 富施 孝司 領事 外務省二等書記官 マケドニア帝国 綾川 善治 特命全権大使 朝廷外務省 外務大輔 佐々木 信家 次席大使 堀田 正直 総領事 神荏 条俊 領事 停止した領事館 日本国 乃木宮 乃木 雄一郎殿下 特命全権大使 高仁殿下息子 壱岐 芳太郎 次席大使 麒麟ヶ宮外戚 入野 純 総領事 田母神 夕人 領事 エストバキア連邦 乃木宮 乃木 雄一郎殿下 特命全権大使 高仁殿下息子 竹野 富一 次席大使 外交男爵 神聖東方領域教団帝国政府代表 灰原 香雅里 総領事 外務省一等特別補佐官 ウェル=マティス・カズヒラ 領事 外務省二等補佐官 ロッシュ・パーキソン・レジェシカ 領事 外務省一等特別補佐官 扶桑皇国 麒麟ヶ宮 仙花 特命全権大使 王族・麒麟ヶ宮家(*2) 長野 五天 次席大使 神門 新次郎 総領事 ロッシュ・パーキソン・レジェシカ 領事 外務省一等特別補佐官 LAPUTA 仁弘宮 堕花 仁弘 特命全権大使 仁弘宮・神嶺帝四男 高浜 幸夫 次席大使 男爵・元Argonaut帝國政府代表 大野 好月 総領事 原田 幸雄 領事 外交男爵 大鍠德帝國 奈月宮 堕花 奈月 特命全権大使 奈月宮・神嶺帝長女 時臣 準之助 次席大使 上村 雄介 総領事 村上 京子 領事 一代女子貴族 a 高坂家臣 高坂 燐(*3) 特命全権大使 王族・高坂家当主 陸軍第二元帥 清閑寺臣 結城 啓次郎 次席大使 貴族 大伯爵 佐々木 順綱 総領事 岬 會野之介(*4) 領事 ビザンツ社会主義共和国連邦(*5) フランク・カエサル 特命全権大使 外国人王族 海軍第四元帥 松室 高由紀 次席大使 広峯 甲太郎 総領事 フレンクリン・サトウ 領事 外国人貴族 准男爵 魏 凛香宮 堕花凛香 特命全権大使 凛香宮 神嶺帝三女 大古院 卜部 千佳 次席大使 神嶺帝 親戚姉 玉山 稲荷 総領事 帝室庁 外務部補佐官 南山 綾 領事 ユークトバニア連邦共和国 シモ・アルスコフスキー 特命全権大使 元海軍第三元帥(*6) アルトリア・イヴァチノフ 次席大使 現海軍第一指揮大将、一高官(*7)総合育成学科非常勤講師 大隅 裕也 総領事 外務省一等補佐官 ヴァジリ・栗栖・ザイツェフ 領事 外務省二等特別補佐官 大樺太帝国 村居 瑞龍 特命全権大使 十二武将・村居家当主 実弟 秋野 博文 次席大使 外務省一等補佐官 大久保 永俊 総領事 外務省三等特別補佐官 大江 親房 領事 国防軍事枢密院(大元帥府)序列者 概要 国防軍事枢密院は、大元帥府は軍で功績のあった軍人が列される最高機関である。別名・大元帥府。 旧連邦時代にあったこの制度を帝国樹立後に再度審議され、大元帥府条例が制定された。旧連邦時代には「陸海空軍元帥の中に於て功卓抜なる者」に軍務の顧問としての大元帥の称号を与えることになっていたが、帝國では皇帝陛下からの勅命も条件に入った。序列が決まった者は、年に二回ある春と夏の帝國褒章授与式典に於いて、皇帝陛下から直接官名と大元帥刀が与えられる。そのため軍事の実質的最高顧問にあたり、各中央統帥本部よりも権限がある。新条例では終身大元帥として、帝國の王族なかでも最高の「院」の姓を給うことができる。 総合大元帥 序列番号 名前 官名 備考 No.1 神嶺帝 - 初代皇帝陛下 No.2 紫月雲帝 - 第二代皇帝陛下 海軍大元帥 序列番号 名前 官名 備考 No.1 彩音 結衣 彩鏡院高屋連姫 陸軍大元帥 序列番号 名前 官名 備考 No.1 大仙院帝上皇陛下 - 神嶺配偶者 No.2 北神 凛 妙月院連姫 現陸軍第一元帥 No.3 北神 燐 清徳院甲府連尊 北神凛・配偶者 空軍大元帥 序列番号 名前 官名 備考 No.1 麒麟ヶ宮 仙花 國仙院高織姫 No.2 麒麟ヶ宮 桐人 國長院大宮尊
https://w.atwiki.jp/homocratic_jp/pages/72.html
日淫国の行政機関 内閣 国防省 日淫国防軍 日淫陸戦隊 日淫国の軍事組織 日淫国防軍 日淫陸戦隊 日淫陸戦隊(にちいんりくせんたい)は、日本淫主主義国の軍事組織。日淫国防軍の特別機関。日淫国の国益維持のための局地防衛等を担う。 日淫国の行政機関日淫陸戦隊 国防総監 〇〇(初代) 陸戦隊幕僚長 (初代) 創設 2022年8月29日 根拠法令 上部組織 日淫国防軍 概要 - 概要 歴史 - 歴史 事務等 - 事務等 歴代陸戦隊司令官 - 歴代陸戦隊司令官 陸戦隊幕僚長 現在 代 人 氏名 任期 備考 〇 〇 〇〇年〇月〇日〜現職
https://w.atwiki.jp/ddd07052012/pages/330.html
名:正式には、アレックス・パウルシュメット・ギュンター=フォン・イクスカリア=ⅩⅧ世。 種族:人間 性別:男 生年月日:5977年12月30日 神格:アルケリオン 適性:ファイター10以上 属性:秩序にして善 ー背景と人物像ー 現在、王自らが前線に立つというイクスカリアの伝統に従って、グリモア要塞の司令官に就任している。次期国王として民や将からの信頼は厚く。公明正大、品行方正を絵に描いた様な人物。 ー家族構成ー 父:イクスカリア国王 妹:アリア ー備考ー 要塞司令官の証として、シールド・オブ・イクスカリアを所持。
https://w.atwiki.jp/kokomadeyonda/pages/105.html
レムリア総督領の副総督 レムリア総督の政務上の補佐として、全ての文官を掌握する事実上の総督府トップ。 ちなみに派遣軍司令官山下奉文陸軍大将は、総督の軍事上の補佐として、全ての武官を掌握する事実上の軍トップであり、副総督とは同格である。 つまりレムリアにおける帝國の権力構造は、表向きこそレムリア総督殿下をトップとしたピラミッド体制であるが、実際は副総督(文官)と派遣軍司令官(武官)が並立する、双頭体制となっているのだ。 これは官僚と軍(彼等とて官僚だが)の綱引きの結果である
https://w.atwiki.jp/sangoku_tactics/pages/20.html
魏上級武将 (絞込みでは「+」武将は「その他」に分類される) 能力は限界値(黄色) 武将名 兵科 兵数 戦法値 統率 武力 知力 一騎 特殊兵科 固有技 郭淮 戦車系 650 90 xx xx xx 好 xxxxxxxx xx 郭淮+ 弓騎系 650 90 xx xx xx 好 xxxxxxxx xx 楽進 歩兵系 700 70 xx xx xx 好 なし xx 楽進+ 騎馬系 700 70 xx xx xx 好 xxxxxxxx xx 司馬師 軍師系 600 180 80 64 88 嫌 総司令官 なし 司馬師+ 軍師系 600 180 80 64 93 嫌 軍師将軍 なし 荀イク 軍師系 600 180 52 29 98 嫌 なし なし 荀イク+ 軍師系 600 180 52 29 103 嫌 なし 堅固 督励 荀攸 軍師系 600 180 73 26 94 嫌 xxxxxxxx xx 荀攸+ 軍師系 600 180 73 26 99 嫌 なし 大竜巻 鼓舞 曹彰 拳士系 700 70 82 90 40 好 なし 牽制(85) 曹彰+ 騎馬系 700 70 82 95 40 好 なし 中補給(85) 張燕 山賊系 650 90 82 81 53 嫌 なし xx 程イク 軍師系 600 180 70 49 90 嫌 なし xx 田予 弓騎系 650 90 xx xx xx 好 なし xx 杜預 戦車系 650 90 85 30 85 嫌 総司令官 大竜巻 神速(90) 文聘 騎馬系 650 90 xx xx xx 嫌 なし 大焦熱(85) 文オウ 戦車系 700 70 xx xx xx 嫌 xxxxxxxx xx 満寵 歩兵系 650 90 84 64 84 嫌 xxxxxxxx xx 曹仁+ 戦車系 650 90 94 86 56 好 総司令官 業火 大業火 ※曹仁+だけなぜか降格して上級武将に。 ○○ xxx xxx xxx xx xx xx xx xxxxxxxx xx
https://w.atwiki.jp/r-type-tactics/pages/846.html
宇宙艦隊総司令官ウィラード大将率いる地球連合軍 第1・第3・第4・第5そして第8艦隊は、 グランゼーラ革命軍が潜んでいるアステロイドベルトの小惑星帯に向けて粛々と進軍している。 各艦隊の提督らはバイド戦役で優れた功績を挙げた人物ばかりだが、 その中でもウィラードは誰もが認める老練な歴戦の勇士であった。 彼は年齢に見合わぬがっしりとした体躯と白髪頭、豊かな口ひげの奥から発せられる低く大きな声から、 「氷の巨人」などとあだ名されていた。 連合軍が討伐しようとしている革命軍は、火星の都市 グラン・ゼーラで蜂起した反乱組織である。 すぐに連合軍は鎮圧に動いたが、その一部が火星を脱出し、このアステロイドベルトに逃げ込んだのだ。 革命軍は近年高まってきたバイド兵器廃絶運動の中心組織である。 バイド兵器“フォース”によって人類を守ってきた連合軍としては、 「廃絶」など許容できるものではなかった。 連合軍上層部はこの戦いに必勝を期していた。 とはいえ、革命軍の戦力はそれほど大きなものではない。 兵器の横流しや革命軍に身を投じた連合軍の部隊がいることから、彼らの主力戦闘機も 連合軍と同じアロー・ヘッドが中心ではあるが、バイド兵器廃絶を訴える彼らはフォースを使わない。 この一点において連合軍はかなり優位に立っていると考えられていた。 革命軍がアロー・ヘッドを基に独自のミサイル爆撃機を開発しているという情報もあったが、 ウィラード司令官はじめ大半の提督はこれを重要視しなかった。 「ミサイル」という兵器は、連合軍が戦局を大きく左右すると考えていた“波動砲”のように 高威力で攻撃範囲が広い兵器と比べると攻撃範囲が限定的で、またその威力も波動砲に及ばない。 革命軍側が新型ミサイル爆撃機をこの戦いに投入してくる可能性はあるが、 その影響は限定的であるだろう。 連合軍の艦隊はウィラードの第1宇宙艦隊を中心に左右5つの艦隊を展開している。 一つの艦隊は1隻の宇宙戦艦と数隻の宇宙巡洋艦、そして数十機のアロー・ヘッドで構成されている。 そのはるか後方の宙域に、他の艦隊の約半分の兵力で構成される第9艦隊の旗艦である ヴァナルガンド級巡洋艦「エルヴンボウ」はあった。 総旗艦ロックウイングでの作戦会議が終わってからというもの、若き艦隊司令官デューク少将は 革命軍が開発していると言われるミサイル爆撃機について考えていた。 彼は若年ながら優れた戦果を挙げていたが、長身ながら軍人としてはやや華奢で、 その端正な顔立ちのせいもあって戦闘に従事する者としては軽んじて見られることが多かった。 会議に参加していた経験豊富な各艦隊の司令官らにもそのように見られていた上、 噂されるミサイル爆撃機に固執する様は経験不足を認識していない者の発言のように見られていた。 食い下がるデュークを見かねて、ウィラードは憮然と 「その件は私が引き取る 作戦会議は終わりだ。」 と会議を終了させた。 総司令官の命に従い、デュークは引き下がったが、彼には皆が何かを見落としているような 気がしてならなかった。 革命軍はフォースを使わない。 それは革命軍自身が一番知っていることだ。 フォースがないことを補う兵器を開発するのは当然だろう。 もし革命軍のミサイルが波動砲並みの破壊力を持っていたら? そして、そのミサイルをレーザー兵器中心の連合軍側に不利な戦場で使用してきたら…。 No.3→弱小艦隊
https://w.atwiki.jp/deserteref/pages/776.html
モンシャルマン(宇宙暦?年 - )は自由惑星同盟の軍人。原作登場人物である。 略歴 前世 ヴァンフリート星域会戦において同盟軍第五艦隊司令官ビュコック中将の参謀長を務めた。宇宙歴801年、オーベルシュタインの草刈りで収監される。 新版 作中に記載はないが、原作同様第五艦隊司令官アレクサンドル・ビュコック中将を参謀長として補佐していたものと推測される。 宇宙歴799年、「神々の黄昏(ラグナロック)」作戦後にビュコック大将が宇宙艦隊司令長官に就任した際に、宇宙艦隊副参謀長に採用されたと推測される。 宇宙歴802年1月、宇宙艦隊副参謀長を解任され、左遷される。階級は宇宙軍中将(91話)