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66 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/10/12(月) 17 24 25 ID jXldQx3E 全国の会場で 照「ああ!? きょ、京ちゃん!?」 京太郎「あれ、照さん? 久しぶりですね」 照「なななななんでこんなとこに!?」 京太郎「麻雀部で全国出場したんですよー。女子団体戦で、俺は見学と荷物持ちだけど」 照「ってことは、清澄高校?」 京太郎「はい。あ、そうだ実は咲もいるんですよー」 照「・・・また咲と一緒なんだ」 京太郎「? はあ、そうですね」 照「・・・・・・京ちゃん、私は・・・!」 咲「あー、京ちゃんこんなトコにいたー! って、お姉ちゃん!?」 照「咲!?」 京太郎「おお、咲。実は照さんと・・・って、照さん、どこに?」 照「・・・私、試合の準備しないといけないから。じゃあね」 京太郎「は、はあ・・・頑張ってください」 咲「・・・お姉ちゃん・・・」 的な展開が 68 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/10/12(月) 21 38 19 ID O0fqnyeu タッタッタッ 照「ハァハァ・・・こんなことって・・・京ちゃん・・・」 菫「あ!こんなとこにいた。おい宮永。もう試合が始まるのに何を・・・うん?顔が赤いぞ。体が悪いのか?」 照「・・・なんでもない」 菫「そうか。なら早く準備しろ。もし気分悪いなら」 照「だから!なんでもない!」 菫「?」 照(京ちゃん・・・前は私より背が低かったのに。もう男の人なんだ・・・どうしよう、集中しないといけないのにドキドキする・・・) 記者A「あ!宮永さん!何か一言」 照「・・・」 記者B「さすが宮永照。勝負以外は眼中になしか」 照(緊張して手が震える・・・私は今年で最後。でもそんなことどうでもいい。・・・京ちゃんの前で不様な姿は見せられないのに・・・) 照(京ちゃん、大人っぽくなってたな・・・もう咲じゃなくて私を見て・・・京ちゃん・・・) ビーー! 実況「大会一日目終了!やはり優勝候補筆頭、西東京代表の白糸台高校。格の違いを見せつける結果となりました!」 照(ふぅ・・・何とか終わった。ん?あれは弘世・・・誰と話して・・えっ!?京ちゃん?・・・何で京ちゃんが弘世なんかと!) 照(な、何を話して・・・) コソコソ 京太郎「・・んですよ・・さんは・・で・・」 菫「へぇ、そうだったの。ふふっ」 照(あっ・・・京ちゃん、弘世なんかにそんな笑顔向けないで・・・弘世!馴れ馴れしくすんな!) 京太郎「あ、それじゃ俺そろそろ失礼しますんで。」 菫「じゃあね。」 照(こっちにくる!) ダッ 菫「ん?あぁ宮永。丁度いいところに。さっきお前の幼馴染みだったって長野の男の子が・・・ん?今度は機嫌が悪いのか?」 照「なんでもない」 菫「さっきお前の幼馴染みの男の子がお前に会いたいって来たんだが」 照(えっ・・京ちゃん私に会いに来てくれたんだ・・・やだ、どうしよう) 菫「探してもお前がいなかったんでもう帰ってしまったけど、もしかするとまだ間に合うかもしれないぞ」 照「興味ない」 菫「そうなのか。あ、あとお前やっぱり妹が」 照「うるさい」 菫「ふぅ」 ダッ! 照(京ちゃんが私に・・・京ちゃんが・・・) 照「ハァハァ・・・いた!」 照(咲は・・・いない、と・・・) 照「き、京ちゃん。」 京太郎「おおー!照さん!俺ついさっき会いに行ったんですけど照さん居なくて!」 照「あ・・・ごめんね。ちょっと忙しくって。」 京太郎「いえいえ!」 照「あの、あと・・・ごめんね・・・朝」 京太郎「気にしてないですって!俺の方こそすみません!照さん試合前だったのに無神経に。」 照「全然!あの、そんなことないのよ・・・うん。全然。」 京太郎「いやー、照さん懐かしくって。大会中に会えたらいいなーってずっと思ってて」 照「え・・・あ・・・そうなんだ・・・」 京太郎「いやー、照さんテレビや雑誌で見るのよりずっと綺麗で!俺のことなんて忘れてるのかと思ってましたよ!」 照「そんなことない!そんなことないに決まってるじゃない」 京太郎「おっともうこんな時間。俺そろそろ行かないと。じゃあ失礼します照さん。」 照「あの!京ちゃん!明日も良かったら・・・」 京太郎「あ、はい。また来ますんで。じゃあ」 照(・・・京ちゃんに綺麗って言われちゃった!・・・あー・・・嬉しい・・・) 白糸台控え室→ 菫「どこ行ってたんだ。もう帰、うん?なんか顔が赤いぞ。やっぱり体調が」 照「だから、なんでもない」 照(・・・眠れない・・・今日はいろんなことがありすぎた・・・京ちゃんに会えたのは良かったけど・・・) 照「京ちゃん、咲のこと・・・」 照(うわっ!口に出すと恥ずかし!!) 照(それとも、原村和・・・?やっぱり年頃の男の子だから、ああいうのが良いのかな・・・それとも小さくて元気なあの娘?) 照(私は咲の様に守ってあげたくなる感じじゃ・・・ないんだろうな・・・京ちゃん泣かしたりしたもんね・・・) 照(原村の様にスタイルいいわけでもない、あの娘の様に元気でもない・・・私は人と打ち解けるのは苦手。男の人はもっと苦手・・・) 照(それとも京ちゃん、もう彼女とかいるのな?・・・そうだったら・・・やだな・・・) 照(初恋は実らない、ってよく言うけど・・・本当なのかもしれない・・・それに私みたいにいい年して引きずってる奴は・・・) 照「やっぱり、無理なのかな・・・」 照(京ちゃん、明日になったらまた会えるのにいま会いたい・・・声が聞きたい・・・) 照(ふぅ・・・まだ大会中なのに考えることは京ちゃん、京ちゃん、京ちゃん、・・・あと咲) 照(私って、意外と馬鹿だったんだ・・・でも・・・明日も京ちゃんに会える・・・頑張ったら褒めてくれるかな・・・京太郎・・・) 照(結局昨日はあまり眠れなかった・・・体が鉛のように重い。子供でも初めてでもないのに何やってんだか・・・) 照(う・・・クマができてる・・・) 照(ふぅ、ひどい顔・・・こんな顔、京ちゃんに見られたくないな・・・) 菫「おはようみんな。今からミーティングを開始する。大会も二日目。そろそろ強豪と、って宮永。お前どうしたんだその顔」 照「・・・なんでもない」 菫「なんでもない訳ないだろう。昨日から変だったがやっぱり体調が悪いのか?」 照「だからなんでもない。私は問題ない!」 菫「はぁ・・・そうか、で・・・」 照(ほんとなにやってんだろ・・・幼馴染みと再会したくらいで眠れなくなって、クマ作って、おまけに弘世にまで心配されるなんて) 照(もうすぐ始まる・・・気分をかえよう・・・お茶はあいつのだし。確か食堂の方に自販機が・・・) 照(えーと、ど・れ・に・し・よ・う・か・なっと) 京太郎「あ!照さん!おはようございます!偶然ですねぇいきなり会うなんて。」 照「えっ!?き、京ちゃん?なんで、あっ」 京太郎「ん?どうしたんですか照さん、顔隠して。」 照「ちょ、なんでもないから、」 京太郎「あれ照さんその顔。どうしたんですか?」 照「えっ、やだ・・・ちょ、見ないで・・・」 京太郎「あ・・・すみません。大会中だってのに俺わすれて・・・照さんは注目されてるからプレッシャーとか半端じゃないのにまた無神経に」 照「えっ、ち、違うの京ちゃん、これはね・・・」 照(京ちゃんのこと考えてたら眠れませんでした。なんて言えない・・・) 照「あの、ね、私ちょっと寝つきが悪くて・・・それでね・・・」 京太郎「照さんなら大丈夫ですよ!照さん、照さんはめちゃくちゃ強いんですから!たとえ調子出なくてもそれはみんな知ってることですから!」 照「京ちゃん・・・」 京太郎「照さん、変な気を負わずに楽しんで下さい最後の大会!」 照「・・・京ちゃん・・・ありが・・・」 アナウンス『まもなく先鋒戦が始まります。対局選手は速やかに対局室へ移動してください。繰り返します・・・』 京太郎「おっと、俺もう行かないと。照さん。俺、清澄の次に照さんを応援してますから!じゃ!」 照(京ちゃん・・・) 照(さっきまでの体の重さを感じない・・・私は意外と馬鹿なんだって思ってたけど・・・大馬鹿だったんだ・・・) 照(見てないかもしれないけど京ちゃん、私、頑張るからね。京ちゃん・・・) 名前 コメント
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第08話 3色の夜明けに-サンショク- ワハハ。いやー困ったことになったなー。 いやホント参った。 殺し合いなんて聞いてないし、聞かされても困るなー。 私はただの女子高生、人殺しなんて出来ないし。 でも、殺し合いを拒否しても、藤田プロみたいになるんだろうなぁ…… 「…………はぁ……」 さすがの私も溜め息をついてしまう。 正直まだ死にたくない。 うんざりするまで皆で遊ぶと約束したばかりなんだ。 こんなところで死ねるわけがない。 (殺したくはないけど……脱出の方法なんて分からないんだよなー) 何をどうすれば脱出できるか、皆目見当がつかない。 現時点では皆殺し以外帰る術を提示されていないのだ。 まぁ、提示されても乗っかるかは分からないけど。 (ワハハ。今朝のテレビの占いじゃ今日の運勢は絶好調のはずだったんだけどなー) こんなことに巻き込まれて絶好調も糞もない。 一応、武器は当たりだったけど…… 人を殺す気がない以上、別に嬉しくもなんともないしなぁ…… (撃てないよなー……撃てないよ) 支給されたベレッタM92Fへと視線を落とす。 何やら米軍でも採用されてる拳銃で、弾詰まりが起こりにくく扱いやすい拳銃らしい。 素人に扱いやすいも糞もないような気がするけど。 「……せいっ!」 こんなもの、いらない。 だから、思いっきり投げ捨ててやった。 「がっ!」 ……すると、投げ捨てた茂みから悲鳴が上がった。 誰か、いた? 「……コホン。どうやら、殺し合いには乗っていないようですね」 茂みから、髪の長い少女が出てくる。 どっかで見たことあるぞーこの人。 「今すごい悲め「私も!」 あ、誤魔化した。 やっぱりちょっと恥ずかしかったんだ。 「……殺し合いには乗っていません」 「まぁ、乗ってたらそのベレッタで私を撃ってるだろうしなー。ワハハ」 いやー、この人が殺し合いに乗っていなくてよかった。 今更ながらホッとする。 危うくいきなり阿呆な形で退場するところだった。 「よかったら、一緒に行動してもらえませんか」 「んー、いいぞー」 「……早いですね。もうちょっと、迷われるかと思いましたが」 若干苦笑を浮かべている。 まあ、確かに即決は危険だろうし、普通はもうちょっと慎重になるわなー。 けど、ほら、今の私に選べる道なんて一人で迷うか付いていくかのどっちかなわけだし。 どちらかと言われたら、そりゃあ後者の方を選ぶ。 「ちなみに、えーっと……」 「ああ、南浦です。南浦数絵」 「ワハハ。ごめんなード忘れしてて」 「いえ、構いません」 いやー、喉まで出かかってたんだけど。 名前を言われて思い出したけど、個人戦成績優秀者の人だ。 「そーいえば、カズちんは何か脱出の方法思いつくかー?」 「か、カズ……?」 「ああ、数絵だからカズちん。キングみたいで格好いいだろー。ダメかー?」 「い、いや、ダメじゃないですけど……」 まだ少し戸惑ってるけど気にしない。 あだ名は友情の第一歩だしなー。 「とにかく、脱出の方法ですが……」 「ふんふん」 「一応、あります」 まあ、最初から期待してなかった…… って、えええええええええええええええええええええええ!? 「ほんとかー!? ほんとに何か策があるのかー?」 「え、ええ……その、顔近いです」 近くもなるさ。 まさか脱出のための策があるとは思わなかったしなー! 「とりあえず、移動しませんか?」 「いいけど、どこに行くんだー?」 「私の支給品があるところです。 脱出の役に立つものの、大きいし動かせないため置いてきてあるので……」 デカくて役に立つ物? なんだろうなー。 ……さすがに誘い出すための罠じゃないだろう。 まあ、行ってみたら分かるか。 「こ、これは……!」 そして辿り着いた先。 そこにあったのは、まさしく私向けの支給品だった。 ☆ ★ ☆ ★ ☆ 「ぜー……ぜー……」 しんどい。死ぬ。マジなんだこれ。 何で私は殺し合いなんてさせられてるんだ!? そんでもって、何でいきなり山の中に放り出されて、登山なんてさせられてるんだ!? 「……っは……!」 数時間の山歩きの末、ようやく道路が見えてきた。 道路の上に荷物を投げ出し腰を下ろす。 次はどちらに向かえばいいか、再び地図とにらめっこだ。 (殺人はさすがにしたくないよなぁ……) 荒い息を整えながら考える。 タチの悪い“いたずら”をしたことのある私だけど、それでも最低限の分別くらい持っている。 人を殺すなんて、さすがに出来るわけがない。 例え許可をもらっていても、だ。 (とりあえずは生き延びることだな……せっかく“アタリ”を引いたんだし、有効使用しなくっちゃ) 横に置いたサバイバルナイフに目を落とす。 銃に比べて殺傷力は低そうだが、人を殺す気が端からないなら関係ない。 むしろ、私にとってこいつはアタリ武器と言えた。 『無人島に何か一つ持って行けるなら?』という小学生時代に流行った質問で、私はナイフ派だったし。 こいつがあればある程度はサバイバルを生き延びることができるはずだ! ちなみに対抗勢力にライター派がいたけど、そのライターも私は現在所持している。 丁度舞と夕方までのフリータイムでカラオケした後花火にでも行こうとしてたところで拉致されたからな! ……ドラえもんでも支給されたら言うことはなかったんだけど、そこまで贅沢は言えまい。 「…………ん?」 微かに感じる謎の振動。 そして聞こえるエンジン音。 訝しんで振り返ると、そこには―― 「おわあああああああああああああああああああああッ!?」 暴走車だッ!! 慌てて茂みにダイブする。ちんたら避難している余裕なんてなかった。 実際、直後に私の居た所を車が通過していった。 「って、ああああああああああッ!!」 そう、通過していったのだ。 私に支給された虎の子のサバイバルナイフの上を通過して。 勿論、ナイフはベッキベキのバッキバキとなっている。 大型車、恐るべし。 「ふざっけんなコノヤロー! なんてことしてくれるんだよ! どこに目ン玉つけてんだ!」 トラックの後ろ姿に罵声を浴びせる。 浴びせないと気が済まなかった。 そして直後、後悔するはめになる。 「ぎゅあああああ! なし! 今のなし! たんまたんまたんまぁっ!」 声が聞こえたのだろうか、はたまた姿を現すのが早すぎてバックミラーに映ったのか。 それとも単にナイフを轢いた振動ででも気がついたのか。 とにかく、トラックがバックしてきた。 目的は、おそらく私。 ナイフを失い自衛手段も持たない私を、仕留めようというのだろう。 勿論勝ち目なんてない。 一目散に逃げるくらいしか出来ることなんてないのだ。 「ワハハ。ごめんなー。全然気が付かなかった」 パッパーとクラクションを鳴らしながら、窓から間抜けな笑顔の女が顔を出す。 人一人轢きかけといて、ごめんなーじゃねぇだろボケ。 「轢きかけておいてなんだけど、戦う気はないんだー」 ほんとに“なん”だなぁオイ。 武器があったら怒りに任せて襲っていってもいいんだぞ。 「私は鶴賀学園の蒲原っていうんだ。よろしくなー」 ドアを開け、蒲原と名乗った少女が降りてくる。 小さい体に脳天気そうなその表情。 その姿に見覚えはなかったが、その校名には聞き覚えがあった。 「鶴賀……ああ、決勝の」 長野県大会決勝戦。 原村贔屓になった舞と一緒に途中から見たその試合に、中堅として出ていたらしい。 生憎駆けつけた時には中堅戦は終わっていたので、この蒲原という選手の出番は見ていなかったが。 今思い返すと、個人戦でもそれなりに目立っていた気がする。 ……何で知ってるかって? 私は個人戦敗退したからゆっくりモニター見ることが出来てたんだよ言わせんな恥ずかしい!!! 「私は葉子。門松葉子」 呑気な笑顔に当てられて、怒る気力が失せてしまった。 得する外見しやがって、コノヤロウ。 「ああ、確か当て馬さんだったなーよろしくー」 前言撤回。やっぱり今すぐ沈めてやろうかこの女。 「……とりあえず、私の武器、アンタに轢かれて駄目になっちゃったんだけど」 グッと堪え、折れてしまったナイフを見せる。 自分でも頬が引き攣っているのが分かった。 「マジかー。ごめんなー」 ごめんで済んだら苦労はしねぇんだよ、ボケ。 同じことを原村和に言われたらぐうの音も出ないのだが、そういった事実からは全力でお目目を背ける。 それが私の処世術。 「あ、そだ。武器といえば、私の武器なんだけど」 速攻話を切り替える蒲原。 本当に悪いと思っているのか? 確かに武器の話になったところで自分の武器を明かすのは自然な流れではあるけど…… お前の武器、もう見せて貰ってるぞ? 「ワハハ。ベレッタM92F――排莢不良とやらを起こしにくいらしいぞー」 「うおおおおおっ!?」 拳銃ウウウウウウウ!? 殺し合いという単語と密接に関わったアイテムの登場に思わず後ずさってしまう。 「おいおい、アンタの支給品は車だったんじゃ……!?」 さて、ここで問題です。支給品を二つ持っている理由とは何でしょうか。 ……素直に考えるのなら、答えなんてたった一つだ。 「まさかアンタ、既に誰かをっ……!」 顔面が青く染まっていく。 だってそうだろ? こいつが人を殺して車を得た(銃の方を得たって可能性もあるが)のだとしたら、次にやることなんて一つだ。 私の抹殺。間違いない。 「安心してください。この車は私のです」 助手席から降りてきたのか、ポニーテールの少女が車体の向こう側から現れる。 これまたやはり、どこかで見たようなそうでないような少女だった。 「……コホン。アンタは?」 動転した恥ずかしさを隠すように、ポニテ少女に名前を問う。 恐らく私の顔色は青から赤へと早変わりしているだろう。 ネルネルネルネも裸足で逃げ出す変色率。テーレッテレー。 「……南浦数絵です」 「どこ高校?」 「平滝です。平滝高校」 平滝高校。 まるで聞いたことがない。 少なくとも、決勝に残った4校ではない。 「ふぅん……知らないや」 「……でしょうね」 無愛想な奴だな、と思う。 脳天気な蒲原と足して2で割るくらいで丁度いいんじゃないだろうか。 「それで……えーっと、パイナップルちん」 「テメェどこ見て名前つけた」 髪か、髪型なのか。 それは世間じゃニックネームと言わないで、蔑称って言うと思うぞ。 「とにかく、私達と一緒にこの殺し合いを打倒しないかー?」 「こちらには銃がありますし、組むメリットは十分あると思いますが」 確かに、銃を持ってる仲間というのは心強い。 どの道殺し合いには乗り気じゃなかったところだし、手を組むのもありだろう。 だが―― 「裏切らない保証は? 脱出なんて無理な以上、いつかは裏切られちまうかもしれないだろ」 銃を持った奴が側にいる。 それは、恐ろしいほどリスキーに思えた。 いくらなんでも新入りの自分がいきなり銃は貰えまい。 となると、銃を持った奴をチームに抱えたまま、裏切りの恐怖に怯えるはめになる。 その心労を思えば、一人の方がマシなのかもしれなかった。 「大丈夫です。……ありますから、脱出のための作戦は」 「何だって!?」 だがしかし、脱出のための策があるなら話は別だ。 多少の危険は冒してでも、脱出のための電車には乗り込んでおくべきだろう。 「そもそもこの殺し合いには穴が多く存在しています」 「……そうかぁ?」 「ワハハ……意外とよく出来たルールだけど思うけどなー」 「だよね。忌々しいけど」 首輪によって殺し合いを促進するルールといい、全くよく出来ている。 本当に忌々しいけど、そこばっかりは認めざるを得ない。 実際、殺し合いなんてしたくないと思っちゃいても、絶対しないと誓えるかと言われたら怪しいもんだ。 誰も死なずに放送を迎えかけたら、つい牙を剥いてしまうかもしれない。 「逆に考えて下さい。確かに、首輪のルールは凶悪です。 誰も死ななければ、この首輪を爆破される――」 「そうそう、だから殺し合いをしないわけにはいかないんだろ?」 「隠れてようにも、禁止区域で追い出されたりするかもだしなー」 「そう、首輪は禁止区域や死者0人で爆発します。 しかし、こうも言えるのです」 一拍置き、南浦が告げる。 「それ以外なら、何をしても爆破はないと」 ドヤ顔でそんなことを言われても、それがどうしたという感じなのだが。 「要するに、いくら刃向かおうと問題はないんですよ。 自分達の管理システムに自信を持っているが故の慢心とでも言いましょうか。 少しでも多様な戦いを繰り広げさせるために、殺し合いへの抵抗も見逃し放題なんです。 そこに、付け入る隙があります」 「はー……なるほど」 まぁ、言わんとせんことは分かる。 殺し合いに刃向かう奴を片っ端から処刑してたらキリがないだろうしな。 それに、打倒しようと嘘を吐いて優勝目指す外道な奴もいるだろうし、全員処刑はあまりにも愚かな選択と言えた。 「でもさ、別に多様な戦いである必要はないんじゃないか?」 「一応麻雀の能力向上のための儀式みたいなものですから、多様な場面を切り抜けないと意味がないんですよ。 それに……このプログラムにはスポンサーが付いてますからね。 政治家なのか大企業なのかは様々ですが……」 おいおい、政府が行ってるんじゃあなかったのか? そう思い、疑問を素直にぶつけてみる。 「それはあくまで“今回のケース”にして“レアケース”です。 普段は揉み消しが出来るレベルの大企業に大物政治家が絡み、行われるようですね」 「何でまたそんなことを?」 「自分の手中に欲しいということでしょう、麻雀の強い手駒が。 優勝後の生活の保証が彼らから為される以上、優勝者は彼らの手から逃れられませんから。 ……死んだ仲間のためにも、野垂れ死ぬわけにもいかないでしょうしね」 「なるほど、そんなとこまでよくできてるっていうわけね」 しかし、前提条件に些か疑問を感じずにはおれない。 外交を麻雀で行っているということもそうだが、そんなに麻雀力というのは大事なものなのだろうか。 「……それは分かったけどさ、その、何て言うの? 麻雀力? それはホントにこんなことしてて伸びるもんなの?」 「それは間違いないと思います。データもしっかり出てますし」 どんなデータだ。 まぁ、聞いても多分理解の範疇を大きく超えてるんだろうけど。 「なるほど、それじゃあこの麻雀力養成ゲーム(笑)を生き残れば当て馬の私達でも超一流になれるってわけだ」 「ワハハ。私は一応決勝四校のキャプテンだぞー」 「そうなりますね。それこそ、個人戦優勝の風越キャプテンの現行麻雀力くらいなら凌駕するでしょう」 「マジかよ……」 「私は無視かー。ワハハ」 やかましいな、オイ。 一番実績あるけれど、一番殺し合いで残れ無さそうだ。 そう考えると、生存率と現行の麻雀力に関係はないように思える。 私にも生き残るチャンスはあるっていうことか。 「あーハイハイ凄い凄い。当て馬ってのは決勝に出られなかった私と南浦のことです。これでいい?」 「ワハハ。カズちんは個人戦4位だぞー。当て馬なんて言ったら怒られるぞー」 どうでもよさそうに言ったら、思わぬ反論を受けた。 そうか、どこかで見たことあると思ったら、個人戦の優秀者か。 「……何でそんなに強いのに団体戦じゃ話題にならなかったんだ? 仲間が弱いにしても、話題にくらいなっただろうに。全中時代の原村和みたいにさ」 「ああ……私は個人戦にしか出てなかったもので……」 「あー……人数不足だったのかー? ウチも人数直前まで足りなかったから人事じゃないなー」 人数が足りない。 それが理由とは、正直思えなかった。 だって、人数が足りないのなら、助っ人を用意すればよかったじゃないか。 麻雀は誰でも打ってる娯楽の一つ。 それ故に、運動系部活動の助っ人と違い練習してもらう必要がほとんどない部活動だ。 腕さえ問わねば人数くらい集められるだろうし、そうやって出ておけば名前くらいは売れていたはず。 「一応、人数はいたのですが……皆さん、驚くくらい弱かったので…… 当時はあまり仲間意識もありませんでしたし、人数は結構居たんですが、私は個人戦以外参加する気がなかったんですよ」 「当時は……?」 おかしな話だ。 実際個人戦にしか出ていないのに、当時はなんて言い方をするのは。 「ああ……人数だけは無駄にいたので、部全体としては団体戦に出る気が一応あったんですよ。 お遊戯のような溜まり場部活動だったので、勝てたとは思えませんけど」 「それじゃあ、何で出なかったんだ……?」 「……諸事情で、出られなくなったんですよ」 諸事情。 団体戦に出られなくなる諸事情とは一体何か。 不祥事の類だとしたら、個人戦にも出場できないはずだ。 だとすると、真っ先に考えられるのは人数が足りなくなったということ。 だが、のんびりお遊びをしているような部活動で、そう一気に人が抜けるものだろうか? 多数派はあちらだろうし、集団で抜けるくらいなら追い出してきそうなものだけど。 「……おい……おいおいおいおいおい」 そこで、一つの可能性に行き当たる。 ごっそりと、それこそ南浦以外の全員がいなくなる可能性に。 「まさか、あんた……!」 南浦と蒲原、そして私。 てんでバラバラの3人。 そんな3人は、脱出して新たな夜明けを拝むために同盟を組むことになる。 その決め手となったのは、告げられたこの一言だった。 「ええ、そうです。彼女達は、皆“犠牲”となったのです。 そこまでして生み出された雀士なのに、個人戦で敗れたのです。 当て馬呼ばわりも妥当ですし、殺し合いに放りこまれても仕方ないのかもしれません」 「それじゃあ、まさか……!」 やはりそれは、私が思い至っていた可能性。 南浦が何故かやたらとこの殺し合いに詳しかった、その理由。 南浦の言う“策”とやらに賭けようと思った、その理由。 「はい。お察しの通り、私は平滝高校麻雀部内で行われた第68番雀力強化プログラム―― 要するに、殺し合いの優勝者です」 【残り26人】 第07話← 戻る →第09話 前へ キャラ追跡表 次へ 対局開始 蒲原智美 第15話 対局開始 門松葉子 第15話 対局開始 南浦数絵 第15話
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中村和宏(なかむらかずひろ) 主にゲーム作品で活躍する作曲家。遊戯王ZEXALに参加した作曲家としては5人目である。 なお、スタッフとしてクレジットされたのは124話のOPからであるが、曲自体は遺跡編から提供していた模様。 カオスの力、闘志果てしなく、戦いはまだ終わらないなど、終盤の曲を多数担当した。 また、遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONSの作曲および編曲も担当。 新規音楽は、藍神のテーマ曲である「EYES」を3パターン作曲した。 また、編曲においては「神の怒り」を2パターン編曲している。 神の怒りの編曲はクワイヤ(クラシックコーラス隊)を取り入れ、原曲のイメージを崩さないままゴージャスな曲に仕上がっており、DM本編のファンからも支持を得ている。
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※小ネタ。……なのかどうかな短編集 色々と思いついたはいいけど、長く出来なかったものなど3本 ~HNとか 中級部屋の場合~ マイマイ:なぁ、相談したい事があるんだが カマボコ:ん、どうしたーワハハ マイマイ:……HNを変えようと思ってるんだが、何か良いHN無いか? カマボコ:おぉ、何かいきなりだなーワハハ めぐめぐ:何かあったんですかい? マイマイ:…………… マイマイ:マイマイってさ、カタツムリみたいなイメージあるだろ…… カマボコ:あー、まぁそういう感じは言われればするなーワハハ めぐめぐ:言われればそうですけど、自分で分かって使ってたんじゃないんですかぃ? マイマイ:………いや、分かって使ってたんだけど、さ めぐめぐ:? カマボコ:? マイマイ:大会予選で早和了りに追いつけなくってな、自虐的に思えてきて めぐめぐ:あー カマボコ:あー マイマイ:……だから、変えて心機一転してみよっかなって めぐめぐ:別にいいんじゃないですかぃ? カマボコ:だなー、気にするもんでもないぞーワハハ マイマイ:って言ってもなー カマボコ:それに、最近マイマイ高い役狙わなくなって早和了り狙うようになってきたしなー めぐめぐ:今までに比べて低い役ばっか張ってきて読みづらくなってきましたしねぃ マイマイ:そりゃ、予選であんだけやられたらな カマボコ:だから、そういう反省含めていいんじゃないのかーワハハ めぐめぐ:ですねぃ マイマイ:……そういうもんなのかね カマボコ:そうだぞーワハハ めぐめぐ:まぁ、あたしはいつも通りに打つだけですけど マイマイ:そっか、じゃあもうちょっとこれで行ってみますかね ~で~ マイマイさんが入室しました マイマイ:よぅ、たまにはこっちで打とうt 紫炎姫:蝸牛ノシ のどっち:よーツムリ ステルスモモ:かたつむりさん、こんばんはっす namber: (※カタツムリ苦手) マイマイ:どっちの方だっ!?カマボコかっ!?めぐめぐかあああああああああああ!? ~タコスぢからとか~ 酢だこ:…………うー、また負けたじぇ のどっち:………あのなぁ、南場で集中力切れすぎなんだよ 紫炎姫:見事に後半で南場に吹っ切られたな namber:東場でのお返しです 酢だこ:……ううー、貴様こそが我が生涯のライバルなのかっ!? namber:違います 酢だこ:もう一回、もう一回勝負だじぇ!!! のどっち:………何度やっても結果は似たようなものだと思うんだが 紫炎姫:もう3回目だしな namber:まぁ、今日はモモさんがお休みですので丁度いいんですが 酢だこ:ふっふっふっふ、笑ってられるのも今の内だじぇ!!!! 酢だこ:次は今までの私とは一味違うじぇ!!!!! のどっち:…………はぁ 酢だこ:次は食べるタコスを4倍にするじぇ!!! 紫炎姫>のどっち:待てコイツ、ネトマでもタコス食ってやがんのかよ!? のどっち>紫炎姫:ああああああああああああああもおおおおおおおおおおおおおお namber:………え、と別にタコスを食べても麻雀には変わらない気がするんですが 酢だこ:SDT!!!(そんなデジタル論理通用しないじぇ!!!) 酢だこ:タコスぢから=ユメぢから!!! 酢だこ:いつもより食べるタコスが4倍で4タコスぢから!! 酢だこ:いつもの2倍のトッピングが加わって4タコス×2の8タコスぢからっ!! 酢だこ:そしていつもの3倍早く食べて8タコス×3の…ここにいる全員のタコスぢからを上回る24タコスぢからだじぇーっ!!!! 紫炎姫>のどっち:そろそろ止めないとマズイと思う、胃腸的に namber>のどっち:そもそも私達にタコスぢからは無い気がするんですが のどっち>紫炎姫>namber:ああああああああああああああああもおおおおおおおおおおおおおおお ~で~ namber:…………東三局までは強かったんですがね 紫炎姫:………その後東場だというのに目に見えて失速したな 酢だこ:………うぅ、苦しいじぇ のどっち:ああああああああああああああああもおおおおおおおおおおおおおおおおお ~キャラソンとか~ 紫炎姫:そういえばなんだが のどっち:ん? 紫炎姫:お前のキャラソンなんだが のどっち:SOA 紫炎姫:日頃↑のような事言ってる割には結構オカルトなフレーズ多かったよな 紫炎姫:『神がかり無意識に全身で感じてる』とか『夢と現の境目をくぐりぬける』とか のどっち:それは、ほら、アレだよっ!キャラの乙女的表現とかそういうのだよ!!!! 紫炎姫:だよな のどっち:おう!! 紫炎姫:でなきゃ『天使の声がいま聞こえてきました』とか出ないよな のどっち:ああ、その通りだよ!!! 紫炎姫:フレーズだけ見れば完璧に電波だしな のどっち:その通り、ですけど、その、別にいいじゃないですか 紫炎姫:ん? のどっち: のどっち:いいじゃ、ないですか 紫炎姫:? のどっち:いいじゃないですか、歌でくらい夢見たっても!!!!!!!! 紫炎姫:って、歌詞書いたの実はお前か!? ~同時刻龍門渕部屋にて~ 龍門渕透華:ええ、タイトルを決めたのは私ですわよ 龍門渕透華:ハジメ、それがどうかいたしまして? 龍門渕一:………………… 亜空間>龍門渕一:まぁ、その何だ!国広君、落ち着けって!な!? 龍門渕一>亜空間:……原村和を「逃しません…ですわ!」なんだってさ、ふふっ ~同時刻永水女子部屋にて~ こまっきー:2期で全国編になると私たちもキャラソンの話がくる可能性があります♪ ハッちゃん:そうですねー姫様ー かすみん: (※多分に自分には関係ないと割り切っている) 巴御前: (※同上) はるまき: (※金平糖がしけってて少ししょんぼり) ~同時刻臨海部屋にて~ ねりねー:? パラソル:? メガラバ: (※多分に上二人なんだろうナーとか思ってる) 委員長: (※特に興味は無いが、上の二人がそもそも歌えるかどうか考えてる) ハオハオ: (※何気に自分が歌う気満々) ~同時刻白糸台部屋にて~ 九月愛:まぁ、間違いなく照が歌うだろうな ネオ緑茶:後は淡ですね てる☆てる:…………勘弁して 九月愛:まぁ、100%妹に対する想いを綴ったのになりそうだけど ネオ緑茶:そうですね てる☆てる:ちょ、菫に尭深も!!別にそんな事h 九月愛:それ以外に何かあるか? ネオ緑茶:ないですね てる☆てる:orz そんなこんなな短編とか 今更ながらにキャラソンを聞くと色々と凄い事凄い事 タイトルからして『染めて逆転』や『ステルス・モ・モ・モード』などネタ臭が 中身もなかなかに素敵フレーズ満載で作中台詞も各キャラ盛り込み済みと素敵 ………………… hrmrさんが実にhrmrさんだったり ちなみにキャラソンについて 『全キャラ纏めてのアルバム売りでは売れません!シングルで出すべきです!!』 だとかなんとかの戦略会議が永水女子内にて繰り広げられたとか何とか …………………… スト○イク・ウィ○チーズ方式で出せば、ある程度見込めると思ふ まぁ、そもそも2期が出r(ry 南場さんタコスに冷たいなあwSDTでバックドロップ系の投げ技を想像したがタコスは投げられてる姿しか思い浮かばなかったw -- 名無しさん (2010-02-10 02 32 11) まさかこんな所でウォーズマン理論の亜種を見る事になるとは…… -- 名無しさん (2010-02-10 02 40 33) 自分もオカルト能力者なのに冷たいのは、やはり相容れない能力だからか -- 名無しさん (2010-02-10 08 28 42) 2期があるなら、是非とも尭深さんのキャラソンを!需要は、需要はここに!! -- 名無しさん (2010-02-10 14 42 33) ともきーとキャラかぶってるから待遇が心配 声も同じだったりして。 お茶スレ落ちちゃったしなあ -- 名無しさん (2010-02-10 19 27 47) 名前 コメント
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33 : ◆AjotIQkrmw :2009/07/24(金) 22 56 26 ID pDNISlrf 和咲ss投下させてもらいます。 9レスほどお借りします。おそらく途中でさる食らうはずなので今日は前半、明日の朝に後半を投下する形になると思います。 注意事項 視点が咲→和→咲→和と3回ほど変わります。 ですが基本的には咲→和と思って下さい。 話の展開上、和父が出しゃばります。 親父・男イラネな方はスルー推奨です。 では前半部、咲視点を投下開始です。 卓の上に手紙が置かれていた。 そこには『麻雀部の皆様へ』と書かれていて、裏には原村和と書かれていた。 「原村さん?……なんだろ、これ」 勝手に中を見ていいものかどうか迷ったけど、結局見ることにした。 親愛なる麻雀部の皆様。 突然で申し訳ありませんが、この度父の仕事の都合で東京に引っ越すことになりました。 今日に至るまでの皆様の御厚情、仇で返す私をお許し下さい。 皆様と一緒に戦ったインターハイ、決して忘れません。 今まで有難う御座いました。 皆様の御健康と御多幸を祈念して。 P.S. 宮永さんへ。 あの日、貴女が麻雀部に来られた日から ずっと、ずっと貴女が好きでした。 こんな形でしか想いを伝えられない事、どうかお許し下さい。 え? 原村さんが東京に行っちゃう? もう二度と会えない? 「い、やだ」 そんなの、そんなの… 「絶対に嫌ぁーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」 ドアが勢いよく開けられる音がして、そっちに振り向いた。 「咲!?」 「部長…まこ先輩…」 原村さんじゃなかった。もしかして、なんて一瞬でも思ったけど。 「何なの一体…?階段まで聞こえたわよ」 「原村さんが…原村さんが…」 「こんちはだじぇ~」 震える手で手紙を渡すと同時に、優希ちゃんが入ってきた。 どうでもいい。挨拶を返す気にもなれない。 「ん?みんなどうしたんだじぇ?」 「……和が東京に転校する、らしいわ」 「ほへ?」 「和のことじゃ…会えば咲への気持ちを振り切れんと思ったんじゃろうなぁ」 だからって。 だからって、さよならも言うことができないなんて。 「で、でものどちゃん、さっき見たじぇ?」 「どこで!?どこで見たの!?優希!」 「裏門のバス停でバスを待ってた…んじゃないかなぁ。音楽室に忘れた鞄取りに行った時に外を見たら のどちゃんがいて、大声で呼んだらこう、小さく手を振ってたじぇ」 優希ちゃんが原村さんの行動を再現するように手を振った。 それを聞いて、部長が左手のブルガリを見てブツブツ言い出した。 「だとすると……バスは…時間は……まこ!」 「な、何じゃ!?」 「咲と優希を連れて橋のバス停のとこまで行って!それから貴女の自転車貸して!」 「な、何を言いよるんな?」 「いいから!説明してる暇はないの!!」 「あ、ああ…ほれ、鍵」 自転車の鍵を受け取った部長が脱兎のごとく駆け出して行った。 「ほれ、咲。いつまでもメソメソしよっても仕方ないじゃろ…」 先輩には分からないよ。 原村さんがいなくなる。 それは私の存在意義がなくなるってこと。 私の心が死んじゃうってこと。 「そうそう。人生は山あり谷あり…のどちゃんの選んだ選択だじょ。私達がどうこうできる筋合いはないじぇ」 「……優希ちゃんは寂しくないの?」 「そりゃもちろん、寂しいに決まってるじょ…まぁまぁ、そんな睨まないでほしいじょ」 とてもそうは見えない。 はっ…結局優希ちゃんはタコスがあれば何だろうと、どうでもいいんだ。 今だってタコスを美味しそうに頬張ってるし。 「出会いがあれば別れも必ずある…だけど人と人の繋がりってのはそんな弱いものじゃないじぇ。 どんなに遠く離れてても出会う時はどんな状況だろうと出会うのが必然… のどちゃんが東京だろうとレイキャビクだろうと、行く場所なんか関係ないんだじぇ。 要は次に会う時に、のどちゃんに胸を張って会える自分でいることが大事なんだじぇ」 「……」 「泣くだけなら子供でもできるじぇ…失いたくないなら、もがいてあがいて…全てをやりつくして初めて泣く権利があるんだじぇ」 ああ、優希ちゃんは大人なんだね。 そして私は癇癪を起こして拗ねてるだけの駄々っ子なんだ。 「それにしても…ここで待ってて何がある…ん、な!?」 一台の車が猛スピードでこちらにやってきて――私達の目の前で急ブレーキで止まった。 「さぁ、早く乗りなさい!時間がないわ!」 全員が乗ったと同時にアクセルを全開にして車が発進した。 「お、おい。この車ぁ藤田さんのインプレッサじゃ…」 「ええ、貴女の家に行って常連の人の軽トラ借りようと思ったんだけどね… よかったわぁ、靖子さんの車なら多少の無茶が出来るから」 「ぶぶぶ部長!ちょーっと飛ばしすぎだじぇ!?」 「これでも貴女達が乗ってるから抑えてるのよ?怖いのなら寝てなさい」 事も無げに言う部長。 ……え?まだ本気じゃない? 「おい、駅は国道の方じゃろ!?何で峠の方に行くんな!」 「このスピードで警察署と駐在所を抜けて、見逃してくれるなんて思う?」 「…思えんの」 「部長!」 「何!?ここから路面が荒れるから口を閉じてなさい!」 「もっと急いで下さい!」 「…OK、本気で行くわよー!」 祈る思いで時計を見ていた。 デジタル表示の数字が一分、また一分と変わっていく度に、私の心がズキンと鋭い痛みを発していた。 私、原村さんに何も言えてない。 どれだけ原村さんの麻雀に惹かれているのか。 どれだけ原村さんの強さを、麻雀だけじゃなくて何事にも折れない心を尊敬しているのか。 そして、どれだけ原村さんを愛しているのか。 優希ちゃんの言う通りだね。 何もしないで何かを手に入れようなんて、虫が良すぎる話だったよ。 今の私には諦めないことしか出来ないけど…祈ることしか出来ないけど… お願いだから待ってて、原村さん――!! 「……?」 「どうした?和」 「いえ…」 宮永さんに呼ばれたような… まさか、そんなはずがありませんね。 私が乗ったバスの次の便は…まだ清澄高校にも着いていないはず。 宮永さんがここにいるはずがありません… これは、私の未練…ですよね。 いい加減に断ち切りなさい、私。 無人駅の駐車場に車が静かに止まった。 「何とか間に合ったわね」 時間は――11分前。 「死ぬかと思うたで…おい、優希。着いた……あかん、気ぃ失うとるでこいつ」 「しょうがないわね、そのまま寝かせときましょう。それより和に会うのが先…って、ちょっと咲!?」 シートベルトを外すのももどかしく、やっと外した私は一目散に車外に躍り出た。 そう、今は原村さんに会うほうが先。 ごめんね、優希ちゃん。今は貴女に構ってられない。 駅の入り口を潜ると、反対側のホームに原村さんがこちらに背を向けてベンチに座っていた。 私は声の限りに叫ぶ。 「原村さん!!!」 「原村さん!!!」 また空耳ですか。 「和、友達じゃないのか?」 え? 空耳じゃ、ない? 後ろを振り向くと、宮永さんがこちらに向かって駆け出していた。 「み、やなが…さん?」 どうして!?どうして宮永さんがここに!? 信じられない思いで構内踏切の方に走った私を、一足早く渡りきってホームに上がった宮永さんが抱き付いてきた。 「原村さん!」 「どうして、ここに?」 「部長が、車で飛ばしてくれたの」 駅舎の方を見ると、まこ先輩が軽く手を上げて笑った。 部長はどこかに電話していた。 「行かないで…」 「っ!?」 私だけに聞こえる、宮永さんの声。 「私も、原村さんが好き…」 「で、でも…」 「誰にも渡したくない…ううん、絶対、誰にも渡さない!」 ずるいです、宮永さん。 それはずっと、ずっと私が望んできたことじゃないですか…! 貴女を、私のそばで縛り付けていられるなら、私は私の全てを捨ててもいいと……え? 「…そうですよ」 「え?」 「あ、はは…私、馬鹿ですよね。何でこんな簡単なことに気が付かなかったんでしょう」 そうだ、全てを捨てればいいんですよ。 私だってもう16歳、その気になれば働く事だって出来ます。 貯金だって20万ぐらい有るからアパートぐらいは借りられます。 何も問題ないじゃないですか! 「お父様!」 何だ?と言いながらお父様が近づいてくる。 「私、ここに残ります」 「和…馬鹿な事を言うんじゃない」 「申し訳有りません…でも私、決めたんです」 「住む所はどうするんだ?あの家の賃貸契約は解除したんだ。もう、戻れないんだぞ」 「貯金が有ります。当面はそれでアパートを借りるなりして生活出来ます。その間に働き口を見つければ…」 「未成年者が賃貸契約を結ぶには保証人が絶対的に必要なんだ。言っとくが私は保証人にはならんぞ」 保証人…そんな… 「あの~、ちょっとええですかいの?」 「まこ先輩…」 いつの間にか部長とまこ先輩が後ろに来ていた。 「雀荘roof topでは住み込みで働けるメンバーを募集っちゅうか、急募しとるんですわ」 「何を言っとるんだね!?君は!」 「藤田さんがうちの店に来てくれるようになってから『プロと打てるメイド雀荘』言うて有名になってのう。 今のメンバーだけじゃもう手が回らんのじゃ。かと言うて、その辺の馬の骨レベルじゃ客が満足せんしの。 その点、和なら実力もルックスも人格も折り紙付きじゃけん、来てもらえるとごっつ助かるんじゃわ。 その代わり、住居と食費と光熱費をこっちで持つんじゃ。休日なんぞない思えよ」 「駄目だ許さん!!高校にも行かずに麻雀で生きていくだと!?親として、そんな人生を送ることは絶対に許さんぞ!!」 「いや、うちもそこまで鬼じゃ…清澄に通いながらでええんじゃけど」 「もう退学届も出してるのに通える訳がないだろう?」 「通えますよ」 「部長!?」 「今、電話で確認したわ。和、まだ貴女の退学届は受理されてない。 明日の朝の職員会議まで保留になってるわ…我が校初のIH優勝メンバーに辞めてもらいたくないってのが本音みたいね」 「原村さん!」 「ええ…ええ…!……お父様、私」 「ここに何があると言うんだ!?麻雀なら東京でも出来るだろう!? 私はお前の将来の為を思って言ってるんだ!何故分からないんだ!?」 私の腕を掴む宮永さんの手に力が込められる。 大丈夫です。と宮永さんに微笑み、お父様に私の思いを告げる。 「私はこの素晴らしい仲間達と、今、この時しか出来ない事をやりたいんです――!!」 お父様が雷に打たれたかのように硬直し、2秒ほど経った後太く、短い溜息を吐き出した。 「……私の負け、か」 「お父様!」 「条件が3つある。1つ、まこさん…と言ったかな?彼女の家でお世話になること。しかし勉強に支障をきたす程働くことは許さん。 学生の本分は勉学に励む事にあるからな。2つ、大学は東大・御茶ノ水女子大のいずれかを受験すること。それ以外は許さん。 3つ、毎日声を…いや、メールでもいい。私に連絡すること。私を安心させること。 これが条件だ。1つでも不履行になった場合は理由を問わず東京に連れて行く。いいな?」 「…はい!必ず!」 カーブの向こうから警笛が聞こえて――やがて列車が姿を現し、17時21分発長野行きが静かに停車した。 「それじゃあ、元気でな…生活費は毎月お前の口座に振り込んでおく。ああ、もう1つ条件追加だ。長期休暇には東京に来る事」 そして宮永さんを見やり軽く咳払いをした。 「……そちらのお嬢さんも一緒に連れてくるといい」 「え?」 「……いくら私が鈍感でも、それだけあからさまにしてれば、分かる」 そう言った瞬間、体がドアの向こうに移りドアが閉じられ、列車がゆっくりと動き出し――トンネルの中へと消えて行った。 「原村さん……もう、絶対に離さないから…!」 力いっぱい抱きしめてきた宮永さんに負けない力で。 「ええ…ずっと一緒です……ずっと」 ありがとう……お父様… おまけ 「ええんか?あいつら置いて帰って」 「あんな世界に二人だけの空気にしてる所に居ろっての?……優希、起きてるー?」 「ぅん…究極…タコスも………至高のタコスが…くー…くー…」 「「美味しんぼかい!!」」 以上です。 お目汚し失礼しました。 そういえば今日でしたっけ?6巻の発売日。
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※モブキャラネタ ※※いつもと毛並みがかなり違います ※※※てか酷い話 defaultplayer1:そう言えばさ、そろそろ夏休みじゃん defaultplayer2:待ち遠しいよねー defaultplayer3:アタシの学校、進学系だから夏期講習ばっかりー。゜゚( ヘ<)゚ ゜。 defaultplayer1:うわ、マジで?面白みなくね? defaultplayer2:悲惨だねー defaultplayer3:あー成績も良くないし、他の高校選べば良かったー。゜゚( ヘ<)゚ ゜。 defaultplayer1:まぁ、この子は放っておくとして defaultplayer2:夏休み何するー? defaultplayer3:泣くよっ!?本気で泣くからねっ!?。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。 ~で~ defaultplayer2:折角だし、東京とか行ってみたいよねー defaultplayer3:当て付けだよね、もういっそ当て付けだよね。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。 defaultplayer2:いやいや別にそんな事は無いよー defaultplayer3:嘘 を つ け! defaultplayer1:はいはい、話戻すよー defaultplayer2:いえっさー defaultplayer3:うぅぅ……… defaultplayer1:で、東京だけどさ、実は私行く予定あるのよね defaultplayer2: defaultplayer3: defaultplayer1:てなわけでお土産は何がいい? defaultplayer2:ちょっ、何でー!? defaultplayer3:おのれいつのまにそのような資金力を!!三日目の十冊ほどお願い!! defaultplayer1:………念の為言うけど、学校のイベントでだからね。てか三日目て何よ defaultplayer3:な、何だろうね!? defaultplayer2:女性向けはその前だよー ~で~ defaultplayer3:で、イベントって?学校のってーと甲子園? defaultplayer1:うんにゃ、麻雀 defaultplayer2:あー、そっかー defaultplayer1:そーゆー事 defaultplayer3:? defaultplayer2:そういや、清澄に入学したんだったねー defaultplayer1:イエース!!!!!! defaultplayer3:あーあー、そういや今年の県予選優勝してたしてた!! defaultplayer2:いいなー……しかもあの人もいるしー defaultplayer1:でしょでしょ!! defaultplayer3:あの人……あー、あの去年全国で優勝してた子ね defaultplayer1:そ、原村和ちゃん! defaultplayer1:見かけ良し性格良しの私の嫁だね!!!!! defaultplayer2:はいはいー脳内脳内ー defaultplayer1:同じクラスで席も隣だぜ!これはもう大宇宙の意思で嫁だろ!!! defaultplayer3:つ 席替え defaultplayer1:委員長だろうと先生だろうと○すよ? defaultplayer2:うわ、ガチだよー defaultplayer3:通報した方が本人の為なのかな? ~で~ defaultplayer2:で、個人戦で2位だったみたいだしそれで追っかけ? defaultplayer1:まーね♪ defaultplayer3:清澄の他の選手どこに行った defaultplayer1:生徒会長さんとかも結構な人数が応援にしに行くっぽいけど? defaultplayer2:へー defaultplayer3:しっかし、やっぱ原村って人スゴいのな。一年なのに個人でも全国とか defaultplayer1:自慢の嫁でしてよ♪ defaultplayer2:あれだけ強かったら将来的にプロなってそうだよねー defaultplayer1:原村プロの誕生も近い!!! defaultplayer3:それじゃちょっとサイン貰って来てよ、将来プレミア付くかもしれないし defaultplayer1: defaultplayer2:あ、それだったら私のもおねg defaultplayer1:原村さんのサインだったらむしろ私が欲しいわあああああああああああ defaultplayer2: defaultplayer3: defaultplayer1:むしろ話しかける権利をくださいいいいいいいいいいいいいいいいいい ~で~ defaultplayer3:話 し か け た 事 な い の か よ defaultplayer1:………この前、移動教室の時に話しかけられたし defaultplayer2:ちなみに会話はー? defaultplayer1:…………ちょっと席幅の有効活用についての雑談などを defaultplayer3:訳すと? defaultplayer2:「ちょっと詰めて貰って宜しいですか?」「あ、はい」 defaultplayer1:エスパー!? defaultplayer3:図 星 か よ defaultplayer2:嫁と言うには随分程遠いよねー defaultplayer1:ぐ、ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ ~で~ defaultplayer1:そ、それでも嫁の為なら東京まで応援しにいって見せるし!!! defaultplayer3:純愛と取るべきかストーカーと取るべきか defaultplayer2:でも、いいなー defaultplayer3:東京が? defaultplayer2:うぅん、応援しに行けるのがー defaultplayer3:? defaultplayer3:って、あー、アンタそういや風越だっけ defaultplayer2:ついでに言うと麻雀部だよー defaultplayer1:ま、まぁまぁ、来年とか優勝するかもしれないじゃん? defaultplayer1:ってか、個人戦1位の人って風越の人じゃなかったっけ? defaultplayer2:うん、ウチのキャプテンだよー defaultplayer3:だったらフツーに応援しに行けばいいじゃん defaultplayer2:………… defaultplayer2:………でも私、麻雀弱いしー…… defaultplayer1:そんなの関係ないって!! defaultplayer2:…………レギュラーの先輩達が応援しに行くらしいしー defaultplayer3:後学の為に、でぉkじゃない? defaultplayer2:……そう言うのは、一年でレギュ入りしたあの人の特権だしー defaultplayer2:………私は、どうやっても成績伸びないs defaultplayer1:このお馬鹿っ!! defaultplayer2: defaultplayer1:そうこう言ってる位なら、その間に強くなればいいじゃん!!! defaultplayer2: defaultplayer2:………簡単に言うけど、それが出来たら苦労しないよー defaultplayer1:でも、応援しに行きたいんでしょ!! defaultplayer2:……………うん defaultplayer1:だったらさ、練習するだけして強くなって、応援しに行っても良い位にならなきゃ! defaultplayer1:このゲームでさ、私も手伝うから!!!! defaultplayer2:…………でもー defaultplayer3:よし、そういう事だったら私も付き合おうかな defaultplayer1:あ、間に合ってるから defaultplayer3:涙がとまらねぇよっっ!!!!!!。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。 defaultplayer1:いやだって、全国までの間みっちりするし、夏期講習あるっしょ? defaultplayer3:………大丈夫、それでもしっかり付き合うから defaultplayer1:…………無理に付き合って成績落とされても責任は取れないよ? defaultplayer3:ほ、本当に大丈夫!!私のクラスになんか毎日のように欠席してる子いるし!! defaultplayer1:……………その子はその子で大丈夫なの? defaultplayer3:………私の斜め前の席の子なんだけど、本当消えてるが如く居ないのよね defaultplayer2: defaultplayer1:っと、余計なのの所為で横道ずれちゃったけど defaultplayer3:屋上 defaultplayer1:別々の学校行っちゃったけど、友達なんだしさ。頼ってよ? defaultplayer2: defaultplayer2:…………うん ~結果~ defaultplayer2:……でも、チャットにしか使ってなかったけど二人とも麻雀出来るのー? defaultplayer1:ふっふっふ、嫁に話題を振られた時の為にバッチリ勉強してある!!! defaultplayer3:無駄な努力にも程が有り過ぎやしないか defaultplayer1:ぬ…そういうお前はどーなのよ defaultplayer3:3年の先輩がカード麻雀好きでさー defaultplayer1:戦力外、と……… defaultplayer3:酷ぇっ!? defaultplayer2:…………それじゃ、皆で他の部屋回って修行しようかー defaultplayer1:お、名案 defaultplayer3:いわゆる、慣れるより慣れろだな defaultplayer2:入りやすそうな部屋探すねー defaultplayer1:おー defaultplayer3:おー defaultplayer2: defaultplayer2:あ defaultplayer1:有った? defaultplayer2:うん、私たち向けっぽい所見つかったよー defaultplayer3:なになに、何て部屋? defaultplayer2:えっとねー、 defaultplayer1:うん defaultplayer3:うん defaultplayer2:『長野女子部屋』ってとこー そんなこんなな話 たまにはレギュラーどころか準レギュも除こうとしたらこうなった話 …………あれ、これオリジナルじゃn(ry そして、酷い結末 ちなみに、この後はいわゆる一つのBADENDだったぽい いつもの部屋の日常の裏には誰かの涙が見え隠れしてるようなしてないような ……………………… こうして長野女子部屋の一般的な悪評がより一層高まっていくとかそうでないとか そして、全国区ホイホイへと 平滝高校ェ… -- 名無しさん (2010-04-24 10 16 17) この後モブ子三人組は狩られるのか………嗚呼無情。てか使い捨てに勿体無い位良いキャラしてるなー三人とも -- 名無しさん (2010-04-24 12 19 20) defaultPlayer1:あののどっちとかいう奴許せん!名前も嫁のパクリだしなんかアバターも嫁っぽいし! -- 名無しさん (2010-04-24 15 40 04) こうして、只でさえ層の薄い清澄と鶴賀の若い芽は摘まれてくそうな -- 名無しさん (2010-04-24 15 43 42) 一瞬ともきーのことかと思ったらステルスさんの方でした。defaultPlayer2は文堂さんの背中を追うのか… -- 名無しさん (2010-04-24 17 48 35) 1→のどっち前提で2→1←3と読んだ自分は百合脳 -- 名無しさん (2010-04-25 15 18 03) 初めは1→のどっちが主流だったが1→←2ネタが増えていき3がブラック化すると見た -- 名無しさん (2010-04-25 16 04 42) ↑いやいや、3→→←1くらいになって2が嫉妬するけど自分に自身が持てず思いを持て余すと見た -- 名無しさん (2010-04-25 20 38 03) 1年でレギュラーというと猫さんしか思い浮かばなくて悩んでしまった。 -- 名無しさん (2010-04-25 23 19 45) 久保コーチ、おたくの部員がこんなとこでダベってますよーw -- 名無しさん (2010-06-19 11 46 28) 名前 コメント
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[人物タグ]は冒険者ギルドの受付嬢が書いていて、かなり適当で噂話や主観、誹謗中傷が書かれています。 [独自調査結果]はできる夫が調べさせて、忘れたい過去や本人が知らないこと秘められた出生だろうが暴きます。 できる夫:バトロン。寝取られ性癖を拗らせた金持ち やる夫:昔のできる夫の仲間、精霊様の剣 やらない夫:昔のできる夫の仲間、デーモンの剣 【できる夫の家族】 空:妻(1番)、元冒険者。やらない夫のいいなり浮気女。胸も使える あかり:妻(2番)、元歌姫、元異国の上流階級。できる夫の寝取られ趣味にドン引き。できる夫の子ができたが譲った 離婚し、ダンジョン近くの家でやらない夫に囲われている ユリカ:妻(3番)、一番若い、ドM。やらない夫の恋人? マリィ:妻(4番)、売春プレイ。できる夫の趣味に協力的。できる夫の一番になりたいが、やる夫に呼ばれれば辺境にも来てしまう アインハルト:妻(5番)、元冒険者、娘と母をやる夫に売り、魔法によりできる夫の趣味に気づかない。 罪悪感から独立を試みるができる夫を心配し断念 なのはの娘A できる夫と交際中らしい 清姫:できる夫が口説いた新しい女。早速NTRに出されて、浮気セックスの味を覚えさせられている。 【娘】 美遊:娘、やる夫の恋人。やる夫に授乳プレイを仕込む。特別扱いされている ヴィヴィオ:娘、変身アイテム、冒険者。つまみ食いしようとしてやる夫の奴隷にされる アイズ:あかりの義理の娘、上級冒険者。やらない夫と交際中。 雪泉:空の姉、やらない夫の情婦 パチュリー:できる夫の親族、妊娠済み。本の虫 シノン:できる夫の姉、未婚、やる夫の女 メアリ(エルフ):アインハルトの母、長寿、やる夫のセフレ ルサルカ:できる夫の義母。できる夫と肉体関係があった エリザベス:人形、できる夫の練習相手 武蔵:ゆかりから譲渡された機械人形。ドM 2B:遺跡から発掘された戦闘用機械人形。ドM 【できる夫の昔馴染】 アティ:できる夫の元カノ すずか:できる夫の幼馴染。スパイだったが捕まり、やる夫預かりとなる。鞄輸送 桜:冒険者ギルドの受付ビッチ嬢。前線にもいた なのは:できる夫の元カノ、既婚。やらない夫と浮気中 なのはの娘A:できる夫と交際中らしい ありす:なのはの娘B。レディコミに憧れて母の浮気相手と関係を持つ 【スグリPT】 スグリ:雪泉の娘。父親に勝利した ヴィヴィオ:できる夫の娘 アルトリア・ランサー:やらない夫と復縁。実家と揉めているが、マシュ達とは仲直り ゆかり:のか夫の幼馴染、保護観察中。武蔵代が入るが今の生活から抜けられない ユグドラ:異国の騎士、蛮族、捕虜 調:やる夫最低評価、やらない夫高評価。 【のか夫PT】 のか夫:6スレ目で姉を襲い捨てられた。やらない夫に敗れ、開拓地に旅立つ。成功しているらしい やる夫好き。やらない夫嫌い。マイに托卵したと思い込む。紫とレベル上げ中。邪教(できない夫)と戦っている ハンナ:フリー。のか夫を想い続けている 【元のか夫PT】 カノン:ふわふわ キノ:やる夫と交際中。大食い 雫:やる夫と交際中。実家を襲うやる夫を心配して来た 【過去メンバー】 白野:魔女、刺青を入れられる。扱いが悪い ヒナギク:恋人あり、店のバイト、居候中。アル中だったが断酒。 ホーネット:デーモンの剣の前所有者、やらない夫の女 マイ=ナツメ(BLAZBLUE)元一流エロい服着てる奥さん。のか夫君と不倫中だがやる夫に托卵を約束させられた 真紅:マイの知人の魔術師。アンチラの面倒を見ている。やらない夫との悪ふざけを楽しんでいる 桜小路ルナ:のか夫君が撃退され、夜逃げした為はぐれた。 【辺境の人々】 花城摩理:やる夫の幼馴染。病弱だった。やる夫と里帰りして魔槍の保管所を荒らした村人を串刺ししたヤバい女 レン:やる夫の幼馴染。妹分。勝手に建てていたやる夫と住む家を使えて喜ぶヤバい女 リーゼロッテ:BBの師匠筋の大魔女。激弱まんこ。封印され解除の為村襲撃に加わるヤバい女 BB:魔女。やる夫の幼馴染(偽)。やる夫人形で遊んでいたヤバい魔女 峰津院都:やる夫の幼馴染。有名なソロ冒険者。やる夫の手下として働くドM 小日向未来:やる夫の義妹。やる夫と正反対の婿を取った生真面目な女だった。 やる夫の女になり、囲われている。 星奈:やる夫の義妹。やる夫の手駒になった イリヤ:やる夫の義妹。面識がなかったお陰かやる夫の女として励み、評価を上げた。 桜:やる夫の元母。やらない夫のペットにされた。 【寝返った街】 できない夫(故?):幼馴染愛宕を娶る為に全て裏切って成り上がったが、邪教と関わったことがバレ逃げた暗黒司祭(他評) 佐々木:領主。できない夫の妹。やるやらの庇護を得て、名を上げた結果売女から妖婦位にはなった。 佐々木千枝:できない夫の母。今はやる夫が飼い主。娘を手助けしようとしているが力不足 ネプテューヌ:辺境で有名な宗教の神降ろしの巫女。 神を堕落させる手伝いをさせられている。 愛宕:蛮族都市マイヅル有数の名家の娘。できない夫と想いあっていたが、ドン引きして冷えた 母と神社に滞在していたが、マイヅルに戻る。 蓮:やる夫に分からされた都合のいいエロゲヒロイン 辺境で出た冒険者、騎士達 バッチ 中級冒険者。メスガキ。自分を狙ってる男をおもちゃにして率いていた。呼べば来る ほむら:いすずが好きだったがわからされ子飼いになっている CC:園子のため無茶を繰り返していた冒険者。やるやらに弄ばれている 乃木園子:CCの仲間。代償に捧げた体をやる夫が治してくれるので必死 原村和:美森よりおっぱいがおおきい元カノ。美森と再び同棲中。 アンチラ:やらない夫に分身を教える。真紅に懐いている。時々ジャックと遊んでいる ヴィーラ:冒険者。村でやるやらに負け捕虜に 真鏡名ミナ:蛮族のレンジャー。できない夫と愛宕の為に協力した。やる夫の女 ベネット:元密偵。今は犬。アクアという新しい犬が放し飼いになったので喜んでいる。 イレイナ:ヒルダの弟子魔女。留守中散財してやる夫に差し出された マーリン:ヒルダの師匠。性悪だったのでわからせられた。回復後もその時の快感が忘れられない カリオストロ:ドM錬金術師。やるやらに捕まり、精液ポーションを作った ジャック;暗殺者だったが、カリオストロママに預けられて転職。 四条貴音:エセルドレーダの持ち主の転生体。エセルに売られた アンジェリカ:ヴィクターの親族。愛人になったやるやらを贔屓している。托卵予定。 マシュ:ランサーの親戚。ランサー達と合流し、先輩とは仲が拗れている 神代小蒔:神社の巫女。婚約者を捨てて、やらない夫の女になった アクア:上位の水の巫女だったが、デーモンプリースト(笑)に。辺境で教えが広がるでしょう。 ソラス:占星術師。元蛮族の娼婦。できる夫の元カノだったので確保された 今日も飯がうまい のらきゃっと:蛮族の半数を超える氏族(53)の14番目の姫。やらない夫の女だが奔放。ジャックを捕まえた ターニャ:遊牧系商家出の軍人。やる夫にわからされ、恐れている ダ・ヴィンチ:蛮族のロリ参謀からアンジェリカのロリ参謀に 白雪千夜:神殿騎士。紫の頼みを聞きのか夫君を教育していたが…? 八雲紫:デーモンさんの顔見知り、やらない夫の女達に追われている。 ティアーユ:どスケベエルフ。メアリの夫に売られる カレン:戦場で戦っていたメアリの親族。やらない夫の女にされ、久しぶりにランサーと組む 水銀燈:戦神。通常は剣の姿をしている。やらない夫のサブウェポンになった アル・アジフ:魔導書。やらない夫の物になった。 山城恋 (魔都精兵のスレイブ):蛮族将軍。やらない夫のペット 長波:蛮族将軍。やらない夫のペット アンゼロット:互助組織の幹部。わからされたが相変わらず性悪。 Es(XBLAZE):ホムンクルス。部隊ごとやるやらの影響下にある。 【冒険者】 アナスタシア:上級冒険者。のか夫君の為にやるやらと戦い敗北。聖女と呼ばれている 風見幽香:上級冒険者。ヴィヴィオを指導していた いすず:上級冒険者、入り浸り 両儀式(空の境界):亡き退魔の家系出身の冒険者。魔を滅ぼす事に楽しみを覚えていたがわからせ済み いつ襲ってもいいやらない夫に甘える ジャンヌ:元聖女。できる夫の元嫁。オルタもできる モードレット:居候。餌付けされた。城下町の家を拠点に活動中 響:同上 言葉:PTから離脱、やらない夫の下につき、友人さんの護衛に クリス(このすば):聖職者兼シーフ。窃盗を行い以後やる夫の女に クリス(シンフォギア):愛歌の貢物。モードレッド達と組む さやか:惚れた相手の為に体を売ったが、振られた 【シェルター最果ての街の人々】 【学生】 メイコ:やらない夫の彼女 コッコロ:メイコの姉、婚約者破局 アカネ:メイコの友人、同級生、精処理メイド。家を乗っ取られ、魔法でボテ腹を隠して通学している ミナミ:アカネたちの先輩、婚約者との新居でやらない夫と行為に及ぶ。 メアリ(猫):メイ子の友達。親は領地持ち。彼とは深い仲(80台)だったがやらない夫を優先するようになった 食蜂操祈(しょくほうみさき):文香の娘、妊娠(やら5)、やらない夫○。闇と母親の関係を面白がっている エール・モフス:メアリの妹。愛する姉の間男について調べ、わからされた 金色の闇:操祈の親戚。文香の浮気相手やる夫を気に入り、追いかけて家出した。やる夫の女 凛:花屋、歌姫から転落。キュルケの店で働くやる夫の女 【他】 さとり:のか夫の姉、占い師、やらない夫の彼女面。辺境で起きていることも大体知ってる 愛歌:できる夫の仲人の娘、妊娠中。やる夫の為に少し働いた マト:できる夫の取引先の妻。夫を足でイジメている。淫紋を貰って喜ぶ雌奴隷15号。若い子と張り合う ルリ:酒場のマスター。ささらの世話もする シノア:酒場の店員。酒に弱くやる夫に潰れた所を襲われている ささら:歌姫。あかりの援助と才能で登っていく。メルトリリスも出ている劇場で歌っている 誾千代:店の女将、未亡人、資金援助を受ける見返りに愛人にされ、店をないがしろにする 【城下町の人々】 【王族】 ヴィクター:王妃。ほぼ女王。夫と不仲で不倫にハマる。 ピアニィ:王妃3、元義賊。王様と政治ごっこ中 聖羅:王女、ピアニィの娘。元義賊。やる夫の特別扱いを受ける ペコリーヌ:王女、妊娠中。同母姉妹のアナスタシアと悪さをする アナスタシア(王女):王女、クソガキ。褐色化可能、アリス施設譲渡で強化。妊娠中。 アチャ子(クロエ):ヴィクターの娘。次期女王。冒険者、魔法による成長、褐色化 王様:ピアニィが好き。ヴィクターは自分の完全上位互換なので嫌いだったがヴィクターに本命ができて冷えた。 忘れられていた別大陸の開拓を進めて、ピアニィとの子供に継がせたい アナペコには負い目があり、わがままを許している。聖羅をやるやら分断の為に余所に嫁がせようと思っているが…? 【騎士・貴族】 ファリエル(ファルゼン):団長、ビッチ。やる夫に絞ったかもしれないが隠れて摘んでるかもしれない モニカ:副団長、やらない夫に食われてから少しサボるようになった ユウキの旦那:騎士。のか夫君援助中。ベルの手下だったので落ち目。開拓に心揺れる。 コッコロの元婚約者:同上 サーニャの旦那:騎士。おくすりが恋人だったが供給を絶たれた 巴:騎士、妊娠中。やる夫の物になった 巴の旦那:騎士、裏切り者であったので消された アスナ:騎士、公爵家の跡取り、新婚旅行中、妊娠中。オナホ アルト:若輩騎士。あかりと同郷で祖父は使えていた様子。恋人がいる アリス:永年筆頭宮廷魔術師、やる夫に隷従。呪いでやる夫が好きになったが、失うのを恐れる やる夫の女の後始末を勝手にしようとしており、いつでも手切れ金を出せる。 サーニャ:元奴隷、騎士の嫁。ドM ヒナタ:騎士の嫁 玲愛:騎士の娘、恋人あり。薬漬けだったが助かる 【市民】 あずさ:凛ちゃんを援助、邪教の信者だった 鷺沢文香:貴族、夫が寝取らせ趣味のせいでやる夫と関係を持ち、手遅れ 猫猫:やるやらエロポーション販売元。時々エロを見せられてる クルル:爵位継ぎ、前線で戦い成果を上げた。 クレア:王族、聖羅の姉、契約(聖羅に手を出さない)、妊娠中 友:できる夫の友人。友人達の危険な遊びに理解がある。 オリコ:復讐を果たした貴族。ユリカ・友の友達 ワイス:ユリカ・友の友人。オリコの事情を知ってからより親密 ライネス:ユリカ・友の友人、パパ。母と過ごす時間が増えて喜んでいる ライネス(母):遺跡調査に熱心な貴族。不倫により、街に残るようになった エレナ:ライネス叔母。魔剣に興味有り。遺跡たっぷりの開拓地…? ナイチンゲール:闘技場の医者、オナホ メルトリリス:劇場のスタァ、遊び相手縁切り。変なロールプレイも得意 タマモ:商人の妻、やる夫の愛人、妊娠中 美森:甘味屋、レズ恋人の原村和と別れた。妊娠中 直葉:武器屋、兼業冒険者、愛人。妊娠中。武器屋は酒場になった キアラ:邪教(極悪)、やる夫引取待ちで疲弊中 狂三:やらない夫の女、時間係能力アリ。現状子作りは無理な仕様 白坂小梅:デーモン崇拝(小規模善良)。デーモンだけでなく所持者にも気持ちが向く 所持している店であかりが働いている。 アム:デーモン教団の教祖。長寿で、一族の者が教団に多数所属。わからせられた 鹿島:元娼婦、やらない夫愛人。 キュルケ:元娼婦、元冒険者、やるやら経験あり、やらない夫愛人。ダンジョンの前にある酒場のマスター 凛・箒達を時折働かせている。生活を立て直せたので感謝している チキ:娼婦、やる夫勧誘中 なのはの旦那:資金難・キアラ達に協力していた 翠星石:アリスのようにやる夫に惚れさせられている。行為中だけ正気に 店はヤバい 蒼星石:翠星石の娘。彼氏とはもう上手く行かない。 青子:将来が切望される魔法使い。放浪癖があったがやらない夫の元に通える程度に 弟子君と仲が良い。 【剣闘士】 ユウキ:剣闘士、騎士の嫁、離婚が済、王都で剣闘士に集中 先代:既婚、娘あり、堕落(実家帰省中・やる夫スキルフラグ)、妊娠中 切歌:調の友人。居候中 箒:妊娠中、キュルケの酒場で時々働く オリヴィエ:彼氏あり、妊娠中。彼氏のもとに戻ったが… 【その他】 小悪魔:サキュバス 葵・喜美:精霊剣の主に仕える、彼氏あり。妊娠中。行為を拒めない カーミラ:できる夫の元彼女兼師匠。やる夫に遊びで宗旨変えさせられた ヒルダ:魔女。ワープ可能。ベルを復活させた後トラウマを負う アリス(SAO):ヒルダを追っていた精霊剣士。常識変換中 エセルドレーダ:生きた魔導書。やる夫に古新聞扱いされていた。ヒルダ預かり 元主(貴音)を売り、エロ本棚に戻った 浅間:王様がやる夫に襲った刺客。やる夫のチンポを見て即落ちして以来若干敬遠されている 仙孤:便利屋。やる夫の犬として調教され、マイとのか夫君の不倫情報などを流している ベル:蘇った魔王。弱体化中。ポンコツ。呪いの武器を撒いたり、悪さをしているらしい 【古都の人々】 ライネス夫:遺跡探索中。えぇっ別の大陸に遺跡が…? 【登場人物一覧に現在未記載の人々】 涼宮ハルヒ(涼宮ハルヒの憂鬱) 武田信玄(戦極姫) 戦闘教官アレイン(クイーンズブレイド) プリンツオイゲン(アズールレーン) アナスタシア(THE IDOLM@STER シンデレラガールズ) ワルキューレ(円盤皇女ワるきゅーレ) 藤丸立香(Fate/Grand Order) アリサ・ラインフォルト(英雄伝説 閃の軌跡) 胡蝶しのぶ(鬼滅の刃) フーカ・レヴェントン(Vivid Strike) アヤメ(ガンダムビルドダイバーズ) コレット・ブルーネル(テイルズ オブ シンフォニア) ダージリン(ガールズ&パンツァー) 【2024/01/09までに11スレに登場したやる夫ヒロイン】 天童アリス(ブルーアーカイブ) ライザリン・シュタウト(アトリエシリーズ/秘密シリーズ) ベルファスト(アズールレーン) 鴇(閃乱カグラ) 華琳(恋姫無双) 四糸乃(デート・ア・ライブ) 環いろは(マギアレコード魔法少女まどか☆マギカ外伝) シオン(eden*学園恋物語) 小鳥遊ホシノ(ブルーアーカイブ) ヴィクトリカ・ド・ブロワ(GOSICK-ゴシック-) 犬吠埼風(結城友奈は勇者である) メリュジーヌ(Fate/Grand Order) 薔薇水晶/爆乳(Rozen Maiden) 【2024/01/09までに11スレに登場したやらない夫ヒロイン】 リンネ・ベルリネッタ【ロリ】(魔法少女リリカルなのは) 琴葉茜(葵) (VOCALOID/VOICEROID) ルビー・ローズ(RWBY) アリス(アリスソフト ドーナドーナ) ニアス・グローリア(やる夫スレオリジナル) シャナ(灼眼のシャナ) 白井黒子(とある魔術の禁書目録) 楠舞神夜(スーパーロボット大戦) 島風(艦隊これくしょん) 遠坂凛(Fate/stay night) 結城晴(アイドルマスター) ナルメア(グランブルーファンタジー) めぐみん(この素晴らしき世界に祝福を) 巴マミ(魔法少女まどか☆マギカ) 薙切えりな(食戟のソーマ) レ級(艦隊これくしょん~艦これ~/深海棲艦/戦艦レ級) ホライゾン・アリアダスト(境界線上のホライゾン) 白レン(TYPE-MOON/月姫) 十六夜咲夜(東方project) エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル(魔法先生ネギま!) オティヌス(とある魔術の禁書目録) 鹿目まどか(魔法少女まどか☆マギカ) 【2024/01/09までに11スレに登場したまだどちらのヒロインか不明なヒロイン】 後藤ひとり(ぼっちざろっく) 黒神めだか(めだかボックス)
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傷キズ泣ナ語ガタリ 螺旋眼・浅上藤乃 ◆mist32RAEs ◇◇◇ 黒い壁が目の前にそそり立つ。 まるで矮小な存在が前に進もうとするのをあざ笑うかのように。 輝いていたはずの朝日は隠れ、全て闇に染まる。 「はは……なんだこりゃ」 全て真っ暗な中で、震える声で阿良々木さんは笑った。 命の危機だというのは分かっていてもあまりにバカバカしいほどの出来事で、もはや笑うしかないといった心境なのだろう。 「ごめん、浅上。僕は君を救えない」 ただ、呆然と――ではない。 悔しそうに、本当に悔しそうに。 阿良々木さんの声は震えていた。 どうしてそうしようと思ったのか。 私は声のする方へと手を寄せて、そして彼の手を探った。 強く握りしめた拳があった。 そこに温かさがあった。 痛みを取り戻して、そして得た温もり。 生きている痛みと、そして温もり。 私は、浅上藤乃は生きている。 「阿良々木さん」 「あ……さ、がみ……」 痛い。 心が痛い。 自分のことを、そんなふうに想ってくれる人が泣いているのは辛いから。 このまま死ぬのだろうか。 そんなのは嫌だ。 だって私はなにも残していない。 だって私はなにも伝えていない。 そんなのはむなしすぎる。 そんなのはかなしすぎる。 ただ消えていく孤独はつらすぎる。 だから私は、今までずっと意固地になって守ってきた、ちっぽけでささやかな願いを……伝えた。 「泣かないでください、阿良々木さん」 「貴方が泣いていると、こんなにココロが痛いと、わたし、泣いてしまう」 「藤乃は……泣いても、いいんですか」 阿良々木さんは息を詰まらせて、そして――ごめん、とだけ言いながら、私の手を強く握り返した。 ――あたたかい。 生きているから、痛い。 生きているから、温かい。 死にたく、ない。 失うのが、怖い。 脳裏に船着場全てを飲み込もうとする黒い津波が浮かぶ。 そして、こちらに襲いかかる寸前に位置する波の中に、地面から空への方向に向かって回転軸を作り――それを曲げる。 そう念じると、途端に頭の中が溶けそうになるくらいの灼熱で満ちて、視界が赤く染まった。 赤い景色。 夕焼けはいつも赤い色。 私はずっと前に、三年前の夕暮れに、先輩が教えてくれた言葉を思い出していた。 ――馬鹿だな、君は。いいかい、傷は耐えるものじゃない。痛みは訴えるものなんだよ、藤乃ちゃん。 私は痛みを知らなかった。 だからあの時、お祭りみたいな総体の時に挫いたくるぶしは全く痛まなかった。 痛まなくても見るからに尋常ではない腫れ上がり方をしていたから、だから私は仕方なく動けず、独りで途方に暮れていた。 助けは呼ばなかった。呼んだら、きっとみんな訝しげに聞くんだ。 ――痛くないの? ――よく我慢できたね。 ――とか。 私はそれが嫌で、普通のふりをして座り込んでいた。 痛みを知らない私は異常なんだ。 だからせめて普通のふりをしていなくちゃいけないんだと、そう思っていた。 他校の生徒だったあのひとに声をかけられて、「痛いの?」と言われても、私は認めてなんかやるもんかと首を振った。 痛みがわかる普通の人なんかにかけられる無神経な言葉を、私は聞きたくなかったから。 けれども、次にやってきたのは違う言葉だった。 誰も気付かない、気づかせない筈だった自分の苦しみを案じてくれたあの言葉。 あの言葉を私はずっと覚えている。 あの言葉が、淡い夢みたいな思い出が、溶けかかった思考をつなぐ。 燃え尽きそうになりながら、あの時の、遠くの地平線が燃えているみたいな夕暮れ時を思い出して。 私は、灰になるまで叫んだ。 「凶がれえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!」 ◇◇◇ 巨大なるものは強い。 単純なる大質量は 小難しい理屈など地の果てまで吹き飛ばす。 計略だの兵法だのが馬鹿らしくなるような光景がそこにはあった。 魔王が放った瘴気の津波は、船着場の一帯全てを文字通り闇へと沈めていた。 それはまるで黙示録の断罪された世界のよう。 「なんて……ことですの!」 衣と式を抱えて上空へと逃れた黒子は自らの無力を嘆き、絶望するしかなかった。 このあたりは元から瓦礫と化していたが、もはやそれすら跡形も残らず飲み干されてしまった。 背後の豪華客船も漆黒の大波の直撃を受けて横転し、真っ二つに割れ、そして外壁を溶かされて無残な有様を晒している。 もう少し経てば完全に水没、おそらく乗っていた黒服もすでに生きてはいないだろう。 「……なんで助けた」 左肩に衣を抱え、そして反対の右手の先からぶっきらぼうな声が聞こえた。 撃ち抜かれた右肩がズキリと痛む。 だがこの怒りに比べれば痛みなど眼中になかった。 「あなたなんか……!」 つないだその手を握りつぶさんばかりに、強く力を込める。 そして吐き出される少女の叫び。 「士郎さんを殺しておいて、よくもそんな事を!!」 「……」 「絶対に許しませんわ。あなたの望みどおりの死に方なんて、絶対にさせてやるものですか!!」 「許さない、か……」 叫びと共にこぼれ落ちた黒子の涙が、その下に位置する式の頬に触れた。 やがて宙空に浮かんでいた三人の身体が、重力加速度の法則に従って高速で落下していく。 「私は阿良々木さんたちを見捨てましたわ! 私の判断で! あなたを助けて他の皆さんを見捨てた!」 あの瞬間、衣を助けてくれと指示したのはグラハムだ。 だがそれも自分の判断だと黒子は考えていた。 黒子、衣を含めてテレポートできる重量限界では、暦、スザク、グラハムの三人は成人男子という時点で限界ギリギリ、もしくは確実なアウトだ。 衣を見捨てて三人のうち誰かを助けるという選択はグラハムが簡単には許すまい。悩んだり説得したりする時間はないのだ。 そして失敗すれば黒子自身と衣の身すら危うくなるリスクを考えれば、おのずと式か藤乃のどちらかを助けるべきだと言える。 黒子との立ち合いでも凄まじい身のこなしを発揮、そしてルルーシュとのコネクションを考えれば式を選ぶことはよしとすべき判断。 だが――そんなものは所詮、机上の空論だ。 選んだ方の命しか助けられない。選ばなかったほうは永久に失われて二度と戻らない。 その重さの前にはいかなる理屈も紙のように吹き飛ぶ。 「死にたくないですって!? でも仕方ないですって!? 私は逃げも言い訳もしませんわ! 見苦しくとも、泣きわめいても、最後までっ! あなたのように、生きることに投げやりになるなんて絶対に私は許しませんの!!」 「生きることに……投げやりに……」 「どうして私と戦ったときも! そうやって自分も他人もどうでもいいみたいな態度で!」 「うるさい! 俺だって……!」 何があっても無気力でぶっきらぼうな態度ばかりだった式が、珍しくむきになって何かを言い返そうとした瞬間だった。 いきなり視線を黒子から外して、眼下に広がる地獄のような光景を見つめる。 「浅上……阿良々木も」 「なんですって!?」 上空から見れば、黒い泥沼に染まる船着場の真っ只中で、浮島のように見えるわずかなコンクリートの上に二人はいた。 ほっと息をつくのもつかの間、そこに近づく巨大なる影も同時に発見する。 「信長だ……! おい、早く私をあそこに送れ。できるだろ!」 「くっ……言われなくともっ!」 怪我の痛み、身体面と精神面両方の疲労で本当はとっくに限界だ。 だがここで弱音を吐くわけにはいかない。いや吐くことは許されない。 気合でカバーだ。根性があればなんとかなる。ついでにこの無責任女への八つ当たりも追加だ。 黒子はそんな根拠のない理屈で己を奮い立たせ、再びテレポートのための演算を開始した。 ◇◇◇ 突然、視界が変わった。 今の今まで遠かった地面が直ぐ目の前にある。 「とっ――」 とっさに体勢を整え、地を覆うぬるりとした黒い泥に足を取られないよう慎重に着地。 ブーツの底が、じゅうっという音を立てて湯気を発生させる。 まるで強酸性の液体のようだ。 黒子は大丈夫かと、繋いだ手の方を見やると案の定バランスを崩して転びそうになっていた。 抱えた金髪の子供と一緒に支えてバランスをとってやる。 「ぐっ……余計な……」 次の瞬間に文句がマシンガンのように飛んできそうな表情だが、顔色が極めて悪い。 怪我のせいか、疲れているのか。おそらくは両方だろう。 結局文句をいう元気もなく、またフラリと崩れ落ちそうになる。 すぐ近くにかろうじて残った瓦礫に座らせてやった。 浅上は――いた。 「気絶だけはするなよ。その子供は守ってやれ」 「い、言われ……」 その言葉を最後まで聞かず、自分のデイパックを強引に押し付けてやった。 すでに取り出しておいた刀を抜いて走りだす。 「預けとく」 待ち受けるのは間違いなく命ギリギリの死闘。 戦力差を考えれば一騎打ちで10回やったとして一回勝てればいい方だ。いや、もっとか。 だけど、それがいい。 ――そうやって自分も他人もどうでもいいみたいな態度で! どいつもこいつも人間ってやつは勝手に人の像を作る。 外見がそうだからって、なんで中身まで判断できるって言うんだ。 私のことなんて私自身ですらわからないのに、他人なんかにどれほどわかるっていうんだ。 ああ、それでも――、 ――そっか。じゃあ仕方ない。式の罰は、僕が代わりに背負ってやるよ。 ――ならその減らず口が叩けねぇように、今ここでぶっ殺しておいてやろうか! 鬼が死神に殺されるなんざ、さぞかし洒落た絵面だろうなァ!? ――絶対に許しませんわ。あなたの望みどおりの死に方なんて、絶対にさせてやるものですか!! なんで、なぜ他人なんかに、私なんかに構うんだ。 ココロが空っぽになって、何をしても埋められなくて、誰かが埋めてくれたと思えば消えて失くなる。 そして伽藍洞は前よりもどんどん広がって、もう何が何だか分からない。 織田信長。 今の私はお前と戦って死の際を、生きる実感を得られるか。 お前は何のために人を殺すんだ。見境もなく、どこまでも際限なく。 お前はなんだ。答えを見せてくれ。 私の身体、速く、速く、走れ。 浅上藤乃。 私と似たもの同士で、そして決定的に違っていたお前は、なぜあんな風に言い切れるんだ。 殺したくないなんて言いながら、殺すのを愉しんでおいて。 生きたいと、そう言える理由はなんだ。 死にたくないだけ、死ぬことを許されないだけの私は、じゃあどう生きればいい。 私の身体、速く、速く、走れ。 疾く、あそこへと辿りつけ。 たとえ無駄でも構わない。 私に――何らかの答えをくれ。 ◇◇◇ まるで暗い棺に閉じ込められたかのようだった。 凄まじい衝撃が襲いかかり、上下左右に狭いスペースを撹拌していく。 狭い内壁に肘や膝を押し付け、無理矢理にでも自分の身体を固定しようと試みる。 身体が揺れれば視界は安定しない。 そうなれば生き残るための一縷の望みすら潰えてしまう。 だがまるでになぶられる一枚の木の葉のように、己の力は矮小でどうしようもなかった。 連続して襲いかかる衝撃が再び視界を撹拌する。 眼前のモニターが左右に大きくブレて映った。 天地無用――もはやどちらが天でどちらが地なのかわからない。 ここで終わりかと弱い考えが浮かぶ。 そんなことはあるものかと操縦桿を強く握り直すも、それをどちらに向けていいのかわからない。 このままか、それともこちらに倒すか、それとも――結局、無駄か。 そんな中で、狭い空間の中で、ふと目に入った強く光る赤い双眸だけが、ひどくグラハム・エーカーを惹きつけた。 サザーランドの操縦桿を握るグラハムの手に別の手が添えられる。 それは同乗者である枢木スザクの隻腕だった。 ◇◇◇ 阿良々木暦は空を見上げていた。 真っ白な朝日が東から顔を覗かせ、空は夜闇の残滓と朝焼けのコントラストで彩られている。 痛い、と暦は思った。 手足がまるで焼けるようだった。 だが、その程度のダメージならここに来てからいくらでも受けてきた。 吸血鬼もどきの再生力がなかったらとっくに手遅れだったろうが、とにかくこんなときは大抵ろくな目に合わない。 女の子に刺されたり、女の子に切られたり、女の子に捻られたり――といったところで実は女難の相でもでているんじゃないかと、自分の不運にセルフツッコミを忘れない。 とにかく痛かろうが何だろうが倒れていることは許されなかった。 というか、倒れていたら間違いなく死んでいた。そんなケースの連続だった。 経験による、さらなる危機の予感無理やりに身体を起こそうとして、そして自分が誰かに抱きかかえられていることに気付く。 女の子だった。 その子はとても綺麗だった。 だけど泣いていた。 尋常じゃない赤い涙を流しながら、でもその顔はとても美しかったのだ。 彼女のくちびるが動いている。 暦はその美しさに呆けて、涙の赤さも、自らの激痛も一瞬忘れてその動きを追った。 ――い ――た ――い 「痛い――の?」 彼女にそう尋ねた。 そしてつい先刻聞いた言葉を思い出す。 ――もっと、生きて いたい ――もっと、話して いたい ――もっと、想って いたい ――まだ、ここに いたい その涙の正体が血だと、目の前にいる女の子が浅上藤乃であると、ようやく暦は認識する。 周辺はすべて黒い泥に覆われ、得体のしれぬおぞましい大気に包まれている。 信長に襲われる直前に、浅上と二人で乗り込もうとしていた軍馬はすでに跡形もなく消えていた。 真っ黒な地獄の中で、阿良々木暦と浅上藤乃だけがそこに在った。 「浅上ッ!!」 矢も盾もたまらず、体を起こして彼女の肩を掴んだ。 そしてぬるりとした嫌な感触。 ほんとうに嫌な感触だった。 おぞましいと思えるほどの、激痛の思い出と共にある傷の記憶。 「浅上――!!」 もう一度、その名を呼んで背中に手を回した。 ぬるりとした感触は増し、さらにぶよぶよした何か、そして指先に刺さる硬い何かの感触があった。 津波が襲いかかる直前に「曲がれ」と叫ぶ声を聞いた。 誰が言ったかなど考えるまでもない。 だが液体を――ましてや波を曲げようとしたところで、流水というものは変幻自在に形を変え、最後には大きな流れに従う。 浅上藤乃はそれでも阿良々木暦を守った。 黒い泥沼の中に、ぽつんと浮かぶ僅かなスペースは、彼女がこの赤い血の涙と、えぐれて溶けた肉を代償に守りぬいたものだった。 異能で大津波を曲げるなど、どれほどのことなのか暦にはわからない。 だがそれは素人目にも聞くだけでおおよそ無茶な所業であって、挑戦しようなど考えもしない。 だから諦めた。 だから浅上に謝った。 諦めずに守ってくれた彼女に、そうしなければならなかった。 「ごめん、浅上……! ごめん……!」 彼女の真っ青なくちびるが震えた。 でもそれはもう、何らかの言葉を紡ぐ力など残っていない。 何かを言おうとして、そして力尽きたように微かに息をつく。 それが最期。 どんなにそうであって欲しくないと願っても、もう二度と動かないことは誰よりも阿良々木暦が理解していた。 【浅上藤乃@空の境界 死亡】 ◇◇◇ 「どうやら君のおかげで助かったようだ。礼を言う、スザク」 「いえ――それよりもどうしますか。いまの僕らでは……」 船着場から離れた、倉庫などの施設群。 そこに立つのはグラハム・エーカーと枢木スザク。 彼らの背後には手脚や装甲が半ば以上も溶け落ちた無残なサザーランドの残骸が横たわる。 あの津波が襲いかかってきた瞬間に、グラハムは咄嗟の指示で黒子に衣を預けた。 直後、スザクと自分の二人でサザーランドのコクピットへと乗り込んだのだ。 そしてあの漆黒の津波をナイトメアフレームで泳いだ。 無茶な真似は百も承知、だが選択肢が他になければ是非もなし。 初撃の黒い壁をブーストでかわした。が、逃げ切れずに脚部をもっていかれる。 あの波が強酸性の液体に似た特性を持っているとここで判明し、そしてその後は激流に逆らわずに流される。 そして極力コクピットブロックを波に触れさせないように機体を制御する必要があった。 いかにユニオンのエースとはいえ、慣れない機体を操るグラハムには荷が勝ちすぎる作業だった。 しかしもはや絶体絶命かと諦めかけた時に手を貸してくれたのがスザクだった。 一人乗りのコクピットに無理やり二人詰め込んだ状態、しかも隻腕で命がけの超難度機体制御を見事にやり遂げた。 まさに恐るべき技量。 「おとめ座の私としてはセンチメンタルな嫉妬を感ぜずにはいられないな……」 「は?」 「いや、何でもない。それよりも彼女たちが無事かどうかが気になるな」 グラハムは、たしかに指示はだしたが、あれでどれほどが助かったかは分からない。 あの瞬間にグラハムたちから距離が離れすぎていた浅上藤乃と阿良々木暦の二名には、声すらかけてやれなかった。 見捨てたも同然だ。無力感がつのり、屈辱が胸を焼く。 「もどるんですか」 「当然だ。だが、君は行く必要はない」 「何故です」 ルルーシュという、君の主のためだ――とグラハムは返した。 こちらの集団はすでに壊滅状態だ。頼みのサザーランドもすでに無く、式は生死不明。 はや人数的に考えて信長や一方通行に勝てるのは、彼ら以外にいないと断言していい。 そしてその集団ともっともスムーズに渡りをつけられそうなのは、スザクを置いて他にないのだ。 「君は死ねない。死なせるわけにはいかない。黒子の話を聞く限り、一方通行が信長の力を防げるかはわからん。 だがもし奴がそれすら跳ね返せるなら、倒せるのは君を置いて他にない」 「……」 スザクは押し黙る。 そして口を開いて言った。 「さっき僕に言ったでしょう、背負うなと」 「ああ、だから私は何も背負わない。君がどんな事情を抱えているのか知ろうとも思わん。 ただ私はグラハム・エーカーとして、戦う。まだ戦友が生きてあそこで戦っていると信じ、自らの意思のみで戦場へと戻るだけだ」 「……ずるいですよ」 「そうかもしれんな。だがあえて言わせてもらおう、それがグラハム・エーカーであると」 ◇◇◇ 阿良々木暦の眼前に織田信長の刃が迫っていた。 両儀式のからの距離は10メートルより僅かに遠いか。 浅上藤乃は――手遅れだ。 彼女に尋ねたいことがあった。 だが死んでしまったのなら、それはもはやモノだ。 用があったのは浅上藤乃という人殺しであって、モノじゃない。 それにもう既に一度殺した相手だ。だからもう興味はなかった。 だが阿良々木は何をやっているのだろう。 あんなモノを抱きかかえて、命が危ないってのにそこから動かない。 別に他人なんてどうだっていい。 でも死は嫌だ。だからできるだけ助けてやろうと思う。 だからさっさと逃げればいいのにそこから動かない。 「――まあ、いい」 無理ならこっちも勝手にやるだけだ。 思考を切り替え、信長に集中。 刀を持つことにより、自らの肉体と精神を極限まで戦闘用に切り替えた。 感覚が鋭敏になり、それでいながら痛みや恐怖に必要以上に頓着しなくなる。 相対距離は10メートルを切った。 一足飛びで届く間合いに、一切の恐れなく飛び込む。 「――ふざけんじゃねえぞ、馬鹿野郎!!」 突如、ズタボロの血まみれで、阿良々木が吠えた。 その手にはいわゆるロケットランチャー。 式は慌ててブレーキをかける。 信長に向かって、そして着弾とともに炸裂する爆音と爆風。至近距離。 「ムチャを――!」 この距離じゃあほとんど自爆だ。 もうもうと煙が立ち込め、あたりは視界がきかなくなった。 「くそっ……邪魔が――」 「邪魔ってなんだ! 殺し合いかよ! お前らそれだけ強いくせに、殺しあうことしか能がないのかよ!」 「……ああ、そうだ。俺は人殺しだ。それしか能がない」 「この野郎……!」 それだけの言葉を素っ気なく返して、式はやがて晴れゆく煙の向こうだけを見つめていた。 やがて地獄の底より沸き起こるような声が響く。 式の興味はその向こうにしかない。 「くくくくくく……」 やっぱりだ。ろくに効いちゃいない。 式も再び刀を構える。 「笑止……! この世に生を受けて、滅せぬもののあるべきか! 人も! 物も! 全て死に絶え、滅するために生まれてきたのだ! そしてその滅びを与えるは、この織田信長よぉぉぉぉおおおお!!!!」 大音声。 そして軍馬にまたがった漆黒の鎧武者は再び黒い瘴気を操り、身にまとう。 それを式は真っ向から紫蒼に輝く瞳で睨みつけた。その厚みが先程に比べて弱まっていることを直死の魔眼は教えてくれている。 「さっきと比べて弱まってるな……お前の取り巻き、死が視え易くなってるぜ。さっきの一発でだいぶ疲れたんだろ」 「死が視えるとな……面白い」 「ああ……面白い、か。お前は楽しいのか」 「フン、その妖しく輝く眼を抉りとって食ろうてやるわ。くるがいい、人も物も、戦国という時代すらも全て滅ぼすが、この信長よ。 貴様の如き小娘など眼中にありはせん――!!」 ――なぜだろう。こいつは極上の獲物だ。ギリギリのところで殺しあえるってわかってるのに、楽しくない。 ――なぜだろう。こいつはアラヤとはまるっきり違う。いや、似ているのか――人間じゃない、すべてを滅ぼすという概念に充ち満ちた存在。 ――そうなのだろうか。なぜだろう。わからない。 ――うん、じゃあ、わかりあおう。 ――殺し合おう。 【F-3/船着場/二日目/早朝】 【阿良々木暦@化物語】 [状態]:疲労(中) 、全身に銃創(処置済み、治療中)、手足に火傷のようなダメージ、失血(大) [服装]:直江津高校男子制服(破損:大) [装備]:ベレッタM1934(5/8) [道具]:基本支給品一式、毛利元就の輪刀@戦国BASARA、マウンテンバイク@現実、拡声器@現実 ギー太@けいおん!、ピザ@現実×10、RPG-7(グレネード弾×2、煙幕玉×2付属)、衛宮邸土蔵で集めた品多数 軍用ゴーグル@とある魔術の禁書目録、沢村智紀のノートパソコン@咲-Saki、レイのレシーバー@ガン×ソード [思考] 基本:戦場ヶ原だけじゃなく、個人の意思としてこのゲームから生きて脱出。 0:浅上を助けられなかった……。 1:対一方通行戦の準備。 2:―――戦場ヶ原……。 3:ルルーシュ達との確執は最大限妥協する。特に憂の事は結果はどうあれ決着を付ける。 4:支給品をそれぞれ持ち主(もしくはその関係者)に会えれば渡す。原村和とは一方的な約束済。 5:落ち着いたら【ホール】を再調査してみる。 [備考] ※アニメ最終回(12話)終了後から参戦。 ※回復力は制限されていませんが、時間経過により低下します。 ※サポート窓口について知りました。また、原村和が主催側にいることを知りました。 ※衛宮邸の土蔵にあったガラクタを多数回収しました。武器の類は入ってません。 ひょっとしたらなんらかの特別な物が混入してる可能性もあります。 ※衣の負債について、直接内容は分かっていませんが、何らかのリスクを負ったと想定しています。 【補足備考】 ※薬局、遺跡で何か買ったかどうかは後の書き手の自由です。ペリカの差し引きはお忘れなく。 【天江衣@咲-saki-】 [状態]:頭部失血中(応急手当済)、血液700ccマイナス、グラハムに抱えられ睡眠中、首輪爆発まであと2~3時間(現在の負債:2億ペリカ) [服装]:いつもの私服 [装備]:チーズくんのぬいぐるみ@コードギアス [道具]:麻雀牌セット、エトペン@咲-Saki-、水着セット@現実、サンドイッチ@現実×10、ミネラルウォーター@現実×20 ペリカード、血液700cc [思考] 基本:殺し合いには乗らない、麻雀を通して友達を作る。 0:Zzz…… 1:グラハムとまた会えて嬉しい。 2:ギャンブルルームで麻雀をする。 3:誰にもバレないように負債を返済する。 4:《はらむらののか》と《清澄の嶺上使い》を救い出したい! 5:ギャンブルではない麻雀をして友達をつくる。 6:チーズくんを持ち主である『しーしー』(C.C.)に届けて、原村ののかのように友達になる。 7:インデックスと友達になりたい。浅上、白井とは友達になれた……? 8:東横を止めたい [備考] ※利根川を帝愛に関わっていた人物だとほぼ信じました。 ※Eカード、鉄骨渡りのルールを知りました。 ※エスポワール会議に参加しました。 ※『黒子の仮説』を聞きました。 ※ヒイロ・ファサリナと情報交換し、今まで判明した情報を『エスポワール・ノート』で整理しました。 ※エスポワール船底に『ジングウ』が存在していることを知りました。 ※帝愛グループに1億ペリカの借金をしました。借金は定時放送を迎えるごとに、倍額になります。 7時32分までに借金を返済出来ない場合、首輪が爆破されます。 【白井黒子@とある魔術の禁書目録】 [状態]:疲労(極大)、全身に切り傷、刺し傷、擦り傷(いずれも処置済み)、右肩口貫通(麻酔処置)、転移能力精度低下 [服装]:常盤台中学校制服(破損:大、右襟排除)、両手に包帯 [装備]:スタンガン付き警棒@とある魔術の禁書目録 [道具]:基本支給品×6、ペーパーナイフ×6@現実、USBメモリ@現実、ティーセット@けいおん! ルイスの薬剤@ガンダムOO、特上寿司×37@現実、空のワインボトル×2@現実 ピザ×8@現実、シャトー・シュヴァル・ブラン 1947 (1500ml)×25@現実、麻酔注射器、痛み止め、 落下杖(故障)、伊達政宗の眼帯、基本支給品外の薬数種類@現地調達 、ペリカード(残金5100万) [思考] 基本:士郎さんの夢は、わたくしが。 1:士郎さんを殺した両儀式に守られる…… 2:この短剣で魔術を解除できる……? 3:グラハム達と合流する。 4:薬局での天江衣のリスクを調べる。 5:対一方通行の作戦を練る。 6:スザクに頼もしさと警戒。ルルーシュとの同盟は何としても成功させたい。 7:士郎さんが解析した首輪の情報を技術者へ伝え、解除の方法を探す 8:お姉さまが死んだことはやはり悲しい。 9:アリー・アル・サーシェス…… 10:イリヤって士郎さんとどういった関係なのでしょう? 11:危険人物を警戒。藤乃のことは完全に信用したわけではないが、償いたいという気持ちに嘘はないと思う。 [備考] ※本編14話『最強VS最弱』以降の参加です ※空間転移の制限 ・距離に反比例して精度にブレが出るようです。ちなみに白井黒子の限界値は飛距離が最大81.5M、質量が130.7kg。 ※エスポワール会議に参加しました。 ※帝愛の裏には、黒幕として魔法の売り手がいるのではないかと考えています。 そして、黒幕には何か殺し合いを開きたい理由があったのではとも思っています。 ※衛宮士郎の【解析魔術】により、首輪の詳細情報(魔術的見地)を入手しました。 上記単体の情報では首輪の解除は不可能です。 ※原村和が主催者に協力している可能性を知りました。 ※衛宮士郎の能力について把握しました。 ※衣の負債について、直接内容は分かっていませんが、何らかのリスクを負ったと想定しています。 ※帝愛グループは、ギャンブルに勝ちすぎた参加者側を妨害すべく動いていると推測しています。 ※傷の痛みで空間転移の精度が落ちています。程度は後の書き手次第に。 ※両儀式の荷物を一時的に預かっています。 【両儀式@空の境界】 [状態]:ダメージ(小)・切り傷多数 [服装]:白い和服(原作第五章・荒耶との戦いで着たもの) [装備]:九字兼定(投影)@空の境界 [道具]:基本支給品一式(水1本消費)、首輪、ランダム支給品0~1 、ルールブレイカー@Fate/stay night 、陸奥守吉行@現実、鬼神丸国重@現実 ※今はデイパックごと黒子が預かっています。式自身は装備品のみ。 [思考] 基本:私は死ねない。 0:戦う。 1:士郎との約束に基づき、白井黒子を守る。 2:澪との約束は守る。殺そうとしてくるヤツを……殺す? 3:澪に衛宮士郎の遺言を伝える。 4:そういえばデュオを置いてきてしまった。 5:荒耶は確実に殺す。 6:刀を誰かに渡すんだっけ?もったいないな……。 7:荒耶がこの殺し合いに関わっているかもしれないとほぼ確信。荒耶が施したと思われる会場の結界を壊す。 8:首輪は出来るなら外したい。 [補足] ※A-5の敵のアジトが小川マンションであると分かりました ※以下の仮説を立てています。 ・荒耶が殺し合いの根幹に関わっていて、会場にあらゆる魔術を施している。 ・施設に点在している魔法陣が殺し合いの舞台になんらかの作用がある。 ・上の二つがあまりに自分に気付かせんとされていたこと自体に対しても疑念を抱いている。 ・首輪にはなんらかの視覚を始めとした五感に対する細工が施されてある。または魔眼の効果を弱める細工がある。 ※ルルーシュと情報交換をしました。阿良々木暦が殺し合いに乗っていると吹き込まれました。 ※平沢唯から聞いた信頼できる人間に刀を渡すというプランを憶えています(引き継ぐかは不明) ※荒耶が生きていることを知りました。 【備考】 ※今の九字兼定は投影品です。耐久力や存在していられる期間などは後の書き手にお任せします。 【織田信長@戦国BASARA】 [状態]:疲労(中)、ダメージ(中)治療済み [服装]:ギルガメッシュの鎧、遮光カーテンのマント [装備]:カリバーン@Fate/stay night [道具]:なし [思考] 基本:皆殺し。 1:伊達軍の馬を駆り、参加者を殺し尽くす。 2:荒耶は可能な限り利用しつくしてから殺す。情報に不備があった場合、問答無用で殺すつもりでいます。 3:首輪を外す。 4:もっと強い武器を集める。その為に他の者達の首をかっきり、ペリカを入手する事も考慮。 5:余程の事が無ければ臣下を作る気は無い。 [備考] ※光秀が本能寺で謀反を起こしたor起こそうとしていることを知っている時期からの参戦。 ※ルルーシュやスザク、C.C.の容姿と能力をマリアンヌから聞きました。どこまで聞いたかは不明です。 ※トランザムバーストの影響を受けていません。 ※思考エレベータの封印が解除されましたが、GN粒子が近場に満ちたためです。粒子が拡散しきれば再び封印されます。 ※瘴気によって首輪への爆破信号を完全に無効化しました。 ※首輪の魔術的機構は《幻想殺し》によって破壊されました。 ※荒耶との間に、強力な武具があれば譲り受けるという約束を結びました。 ※伊達軍の馬の裏切りを許しました。ただし、もう一度裏切った場合は問答無用で切り捨てるつもりでいます。 ◇◇◇ 「これは……!」 それはスザクが見つけたコンテナ倉庫だった。 グラハムがすぐさまジープで船着場に戻ろうとしたのだが、黒津波で流された工業地帯の瓦礫が運悪く道を塞いでおり、車が走れる場所まで歩かなければならなかった。 いや、運は良かったのかもしれない。 なぜならそこで見つけたものは、彼らが欲してやまないものだったのだから。 最初に見つけたのはルルーシュたちだった。 ガンダニュウム合金でできていると推測された特性のコンテナ群。 おまけに式の魔眼にすら見切らせない、なんらかの仕掛けが施されたいかにもなにかあるといった感じの特別性だった。 信長の放った黒い津波がそのコンテナを流し、そして溶かし、偶然にもその中身が無事だったのはちょうど二体。 まさに神の思し召しか。 いや、それによって最終的にグラハムとスザクがどんな道を選び、どんな未来にたどり着くかは誰も知らない、 この二体の機神がどんな運命をもたらすかは、まだ誰も、わからない。 神が微笑むのか、悪魔があざ笑うのか、結末は未だ闇の中。 【F-3/倉庫群/二日目/早朝】 【グラハム・エーカー@機動戦士ガンダムOO】 [状態]:疲労(中)、全身にガラスによる刺し傷(処置済み) [服装]:ユニオンの制服(破損:小) [装備]:コルト・パイソン@現実 6/6、コルトパイソンの予備弾丸×30 、GN拳銃(E残量:小)、ゲイボルグ@Fate/stay night [道具]:基本支給品一式、サザーランドのキー、SIG SG552(30/30)@現実(予備弾30×3)、軍用ジープ@現実、ゼクスの手紙、RPG-7(グレネード弾×3、煙幕玉×2付属) 双眼鏡、手術用の針、手術用の糸、消毒用エタノール、ヴァンのテンガロンハット、水着セット@現実、ミネラルウォーター@現実×15 ギャンブル船商品カタログ(機動兵器一覧)第3回放送分@オリジナル、『ガンダムVSガンダムVSヨロイVSナイトメアフレーム~戦場の絆~』解説冊子、 2757万ペリカ(端数変動)、包帯(20m)×3、治療に使えそうなもの(1万ペリカ分) [思考] 基本:断固として殺し合いには乗らない。主催の思惑を潰す。 0:この機動兵器は……? 1:信長を倒す。 2:できれば薬局で治療のリスクを調べたい 3:ルルーシュ(とスザク)には最大限の譲歩を。もし対立が不可避なら……。 4:天江衣をゲームから脱出させる。脱出までの間は衣の友達づくりを手伝う。 5:首輪を解除したい。首輪解除後は『ジングウ』を奪取または破壊する。 6:荒耶宗蓮への警戒。 7:ガンダムのパイロット(刹那)と再びモビルスーツで決着をつける。※刹那の名を知らない為、相手が既に死んでいることを知りません。 8:サザーランドもいいがモビルスーツが欲しい。できればフラッグ。更に言うならオーバーフラッグ。 9:可能ならば、クレーターと遺跡の隠し通路を調査したい。 【備考】 ※バトル・ロワイアルの舞台そのものに何か秘密が隠されているのではないかと考えています。 ※Eカード、鉄骨渡りのルールを知りました。エスポワール会議に参加しました。 ※衛宮士郎の【解析魔術】により、首輪の詳細情報(魔術的見地)を入手しました。この情報だけでは首輪の解除は不可能です。 ※『黒子の仮説』を聞きました。 ※原村和が主催者に協力している可能性を知りました。 ※ヒイロ・ファサリナと情報交換し、今まで判明した情報を『エスポワール・ノート』で整理しました。 ※エスポワール船底に『ジングウ』が存在していることを知りました。 ※ヒイロから【憩いの館】にある遊技台、『戦場の絆』について聞きました。 ※衣の負債について、直接内容は分かっていませんが、何らかのリスクを負ったと想定しています。 【枢木スザク@コードギアス 反逆のルルーシュR2】 [状態]:疲労(中)、左腕切断(処置済)、 [服装]:ナイトオブゼロの服(マント無し) [装備]:レイのレシーバー@ガン×ソード、アゾット剣@Fate/stay night [道具]:基本支給品一式×2、鉈@現実、 スフィンクス@とある魔術の禁書目録、あずにゃん2号@けいおん!、アーサー@コードギアスR2 イングラムM10(9mmパラベラム弾32/32)イングラムの予備マガジン(9mmパラベラム弾32/32)×4 シグザウアーP226の予備弾倉×3@現実、M67破片手榴弾×2@現実、シャベル@現実 軽音部のラジカセ@けいおん、お宝ディスク、Blu-ray Discドライブ搭載ノートパソコン、水着セット@現実 サンドイッチ@現実×10、ピザ@現実×10、ミネラルウォーター@現実×20)、 [思考] 基本:生きて、ユーフェミアの約束(命令)を果たす。 0:どうする……。 1:態勢を立て直す。当面の目的はルルーシュとの合流。 2:阿良々木とルルーシュとの間の仲裁に入る。その際ルルーシュがギアスを使える状況を作る。対立が決定的ならルルーシュに付く。 3:ショッピングセンターで義手をとりつけたい。 4:ユフィ……。 [備考] ※ラウンズ撃破以降~最終決戦前の時期から参戦。 ※主催が不思議な力を持っていることは認めていますが、死者蘇生が可能という点は全く信じていません。 ※一回放送の少し前に、政庁で五飛が演じるゼロの映像を見ました。また、ビデオメールの送信元と受信時間を確認しました。 ※飛行船についての仮説、ライダーの石化能力と藤乃の念動力についての分析を一方通行から聞きました。 ※二日目深夜に、ルイスの薬剤@ガンダムOOを飲みました。 ※一方通行の反射の壁を越える方法を理解しました。 【コンテナ群の機動兵器について】 ※ルルーシュや式たちが調べたうち、当たりと見た四体のうちの二体が残っています ※当たりの四つにしても時間制限があったり、定員が決まっていたり、中途半端に使えないものばかりかもしれません。 ※グラハムとスザクがどうするか、どんな機体があるかは次の書きてさんにお任せです。 時系列順で読む Back 絆キズナ語ガタリ 半端者・阿良々木暦 Next 許せないのどっち(前編) 投下順で読む Back 絆キズナ語ガタリ 半端者・阿良々木暦 Next 許せないのどっち(前編) 289 絆キズナ語ガタリ 半端者・阿良々木暦 白井黒子 291 BRAVE SAGA『死踏』 289 絆キズナ語ガタリ 半端者・阿良々木暦 阿良々木暦 291 BRAVE SAGA『死踏』 289 絆キズナ語ガタリ 半端者・阿良々木暦 グラハム・エーカー 291 BRAVE SAGA『絶望』 289 絆キズナ語ガタリ 半端者・阿良々木暦 枢木スザク 291 BRAVE SAGA『絶望』 289 絆キズナ語ガタリ 半端者・阿良々木暦 浅上藤乃 GAME OVER 289 絆キズナ語ガタリ 半端者・阿良々木暦 天江衣 291 BRAVE SAGA『死踏』 289 絆キズナ語ガタリ 半端者・阿良々木暦 両儀式 291 BRAVE SAGA『絶望』 289 絆キズナ語ガタリ 半端者・阿良々木暦 織田信長 291 BRAVE SAGA『絶望』 289 絆キズナ語ガタリ 半端者・阿良々木暦 伊達軍の馬 291 BRAVE SAGA『絶望』
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最後に7/17現在ネタバレをちょっと含みます 紫炎姫:てめぇ!!!何であの点差でカンしなかった!!!! かじゅ:あそこは何としても和了りたかった局面だったしな のどっち:あの局面なら私でもカンするわ ステルスモモ:きゃー!!先輩かっこいいっすー!!! namber:打ち筋が渋いですよね・・・・・・ちょっとだけ、おじいさまのそれと似ています かじゅ:お、おじいさま? 畑石:あら、ピッタリじゃないゆみ かじゅ:どういう意味だ のどっち:畑とマグロでジジババコンビだってことだよwwww言わせんなよwwwwww かじゅ:久、言われたい放題だぞ 畑石:放っておきましょう のどっち:図星だから反論できねぇでやんのwwwwwwwバーカバーカwwwwwwww 紫炎姫:奇乳マジうぜぇwwwwwwwwwwwwwwww ステルスモモ:絶好調っすね、おっぱいさん namber:あわわわ・・・・・・ かじゅ:いいのか久、年下にあんなことを言わせて 畑石:まぁk 畑石:って、ちょ かじゅ:? 畑石>かじゅ:名前!名前! かじゅ>畑石:あ 紫炎姫>ステルスモモ:ようやく気付いたな ステルスモモ>紫炎姫:さぁて、どうなることやら のどっち:おい、何だよ? かじゅ:いや、別に 畑石:何でもないわよ のどっち:そういえばさ、畑石の名前って「久」なんだよな 畑石: かじゅ: のどっち:知り合いにも「久」っているぞ。お前そっくりな奴が 畑石: のどっち:何で驚いてんだよ。時々そう呼ばれてたじゃん。さっきだって 畑石:そうだったかしら のどっち:あと、たまに「上埜さん」って呼ばれるじゃん? 畑石: のどっち:つーかSapphireぐらいしか呼ばないけどさ のどっち:つまり、「上埜久」が畑石の本名なわけだな 畑石:・・・・・・えーと のどっち:なーんかどっかで聞いた気がするな・・・・・・上埜久、上埜久、上埜久 畑石:ドミノピザ、ドミノピザ、ドミノピザ のどっち:やめろ!!思い出せなくなるだろ!! のどっち:・・・・・・あークソ!!ドミノピザが頭から離れねぇ!!! 畑石:(※計画通り) ~~~ のどっち:でさ、実際のところお前何歳なんだ?本当に高校生?もしかして大学生? 畑石:29歳よ のどっち:職業は? 畑石:とあるファンド会社の社長 のどっち:既婚? 畑石:未婚 のどっち:社長か。やっぱ秘書とかいんの? 畑石:何を隠そう、ゆみがそうなのよ のどっち:全部嘘だろ? 畑石:もちろん♪ のどっち:ああああああああああああもおおおおおおおおおおおおおおおお かじゅ:その辺にしておけ 紫炎姫:何か、畑石のことになると熱くなるよな、お前。何でだ? のどっち:別にそんなことないだろ namber:そんなことありますよ のどっち:だって気になるだろ?いつも上から目線で説教臭いし ステルスモモ:いや、それほどは のどっち:・・・・・・お前ら、実は畑石が誰なのか知ってるだろ 紫炎姫:知らん ステルスモモ:知らないっす namber:知りません かじゅ:知らないな のどっち:少なくともそこの加治木饅頭は嘘だろ!!名前で呼び合ってんじゃねぇか!!! かじゅ:名前しか知らないさ。会ったことはない のどっち:この前楽しく話してたじゃん。「この間一緒にいったお店がどうのこうの」って かじゅ:・・・・・・ ステルスモモ:先輩?それ詳しく聞いときたいんすけど 畑石:はいはいその辺で終了、これ以上はよしましょう のどっち:ぐぬぬぬぬぬぬぬ ~~~ のどっち:イライライライライラ namber:どうどうどうどうどう 紫炎姫:何でそんなに気になるんだよ のどっち:いやだって、さっきも言ったけど、その ステルスモモ:その? のどっち:何か、気になるんだよ。あれで私達と同じ、長野の高校生なんだろ namber:そうらしいですね のどっち:モモ、お前だって気になるだろ?そのうちマグロをとられちまうぞ ステルスモモ:それを言うなら、清澄の部長さんの方が危険な気がするっすよ のどっち:そうか・・・・・・あいつ、県予選には出たのかなぁ 紫炎姫:その辺にしとけよ、考えたって仕方ないだろ namber:そうですよ、今は麻雀のことだけを考えないと。大事な時期なんですから のどっち:・・・・・・ ~~~ ~~~ 畑石さんが入室しました 畑石:こんばんはー のどっち:また来やがったな 畑石:あらあら、ずいぶん嫌われちゃったわね のどっち:で、何か用かよ。今日はまだ面子が揃ってないぞ 畑石:なら、この部屋の牌譜を見てもいいかしら のどっち:好きにすれば ~~~ 畑石:うん、やっぱり流石ね。お手本のような打ち筋だわ のどっち:あーそうですかい 畑石:それに、半荘一つ一つにしっかりとテーマを込めて打っている のどっち:知ったか乙 畑石:例えば、直前の半荘。これは・・・・・・そうね 畑石:かなり点差がついている状態を想定して打っていたんでしょう? のどっち:え 畑石:半荘何回勝負かしら。そこまでは分からないけど・・・・・・もしかして、団体戦? 畑石:紫炎姫達も、それを想定して打ってくれてるみたいだし のどっち:・・・・・・ 畑石:聞いたわよ。今度、大事な試合があるって のどっち:大事な試合、ね。・・・・・・お前さ、どこまで知ってんだ? 畑石:実はね、貴女が誰なのかは、もう見当がついてるのよ。清澄高校の原村和さん? のどっち: 畑石:ふふ、驚いた? のどっち: 畑石:おーい のどっち: のどっち:・・・・・・不公平です 畑石:え? のどっち:不公平です!!どうせ紫炎姫さんあたりがバラしたに決まっています!!! 畑石:いや、そういうわけじゃ のどっち:それなら、そちらこそ名を名乗るべきです!!! 畑石:・・・・・・よし!じゃあ、賭けといきましょう のどっち:賭け? 畑石:次の試合はいつ? のどっち:・・・・・・分かってて聞いているんですよね。まだだいぶ先ですよ 畑石:次の試合で貴女が勝てたら、何でもいうことを聞くわよ のどっち:!!! 畑石:負けたらその逆。どう? のどっち:・・・・・・団体戦で、個人の勝ち負けを決めるのは難しいと思いますが 畑石:そうかしら?単純に、チームの勝利に貢献したかどうかの問題でしょう? のどっち:・・・・・・分かりました。今更撤回は無しですよ 畑石:自信満々ね。相手は県代表よ?そううまくいくかしら のどっち:勝ってみせます!!!!! 畑石:そうそう、その意気よ。頑張ってね、応援してるから のどっち:・・・・・・だから何なんですか!!その余裕は!!! ~で~ 『決ィまったァァァッ!!!清澄高校中堅・竹井久!!連荘六本場でハネ直炸裂!!!』 『副将にまわすことなく一回戦突破だーッ!!!!』 和『・・・・・・』 部長「不正はなかった」 部長どんだけ強いんだよw -- 名無しさん (2010-07-18 05 26 31) まさかそのタイミングで素どっちがくると思わなかったああもう可愛いなあちくしょうw -- 名無しさん (2010-07-18 08 24 39) すげえ、そういう裏があったのか(ありません) -- 名無しさん (2010-07-18 10 22 24) ドミノピザww -- 名無しさん (2010-07-18 13 17 21) ええと、これはのどっちが部長、いや畑石の言うことを何でも聞くってことだよな -- 名無しさん (2010-07-18 14 33 13) ↑のどっち:ま、まだです!まだ私は負けてません!!(←確定フラグ)…ていうかむしろ不戦勝のような気ががでも貢献度は0のようなでもやっぱり不戦(ry -- 名無しさん (2010-07-18 16 22 51) 久、部員を混乱させてどうする -- 名無しさん (2010-07-18 19 28 17) ドミノピザ万能&最強説 -- 名無しさん (2010-07-20 10 34 01) なるほど…対局前に(加治木)饅頭だと思ったが、(ドミノ)ピザだったか…タコスにピザにペンギン…とんだ色物集団な訳ですね -- 名無しさん (2010-07-20 16 55 16) ま、まさか「全部嘘だろ?」「もちろん♪」ってことは「未婚」も嘘なのかぁっ -- 名無しさん (2010-07-20 20 35 46) 名前 コメント