約 441,806 件
https://w.atwiki.jp/legends/pages/4813.html
「・・・・・・」 沈黙した電話機を、ムーンストラックは苦い表情で見つめていた。 傍らでは、柳が固唾を呑んで彼が何事か言うのを待っている。 「・・・両親の事を思い出したようだ」 「・・・!」 柳も呼吸が止まる。 ノイの両親の死と、それにまつわる彼女の記憶については、彼もムーンストラックから聞いていた。 8年前の冬の日。 「みろよ、あの子。月に・・・お前に祈ってるよ」 「俺は“ムーンストラック”だ。“月に住む男”ではない」 そう言うな、お前は居るだけで子供に夢を与えてるぞと 当時の契約者が物陰から見守っていた幼女は、夜空の月に向かって、何事かを祈っていた。 「さいきんね、お父さまとお母さま、けんかばかりしているの。 おねがいお月さま、お父さまとお母さまをなかなおりさせて」 ・・・それから程なくして後。 深手を負い、命が尽きるのを待つばかりとなった契約者は言った。 「契約・・・を・・・解除しよう・・・」 一蓮托生で二人とも消滅するより、彼だけでも助けようとした契約者の遺志を汲んでその子の様子を見に行った夜。 冬の夜は早く、一際暗いというのに邸内に明かりはついておらず、子供の泣き声が聞こえた。 「お父さま、お母さま、おきてー」 暖炉の火も消えた部屋で、女の子が泣いていた。 夫婦らしき若い男女は既に事切れていて― …子供の傍には、襤褸を纏った、骸骨。 その色濃い“死”を思わせる影は、ソレがどのような存在なのかを容易に想起させ、彼は此処で何が起きたのかを悟った。 そして、この場でただ一人、この子だけが無事だった、その意味は。 「何ということだ・・・!」 おそらくこの子には、自分のした事も、両親がどうなったかもわかっていないに違いない。 「おじさんだれ?」 気がつくと、子供は彼の服の裾を掴んでいる。頬には薄黒く涙の跡が残り、目は赤く泣きはらしている。 何時間ほどもこうして過ごしていたのかと思うと、彼は真実を言う気にはなれず、そのまま子供の額に手を当てた。 「・・・?」 たちまち子供は意識を失い倒れ込んだ。泣きはらした痕は消えないものの、その表情は安らかだった。 「皆、忘れてしまいなさい・・・これは、事故だ」 「良いな、お前の両親は・・・事故で死んだのだ」 『・・・・・・』 柳は重い溜め息をついた。なぜ自分が今、彼女の側にいてやれないでいるのか。 「俺、ちょっと出かけて」 「お前達」 言い掛けたところで、男二人に声を掛ける者が居た。 「リジー・・・?」 「イタル様に何か、変わった様子はないか?」 「変わった様子・・・さあ」 そういえば、あれから少し、口数が減ったような気がしないでもない。 一番大騒ぎを演じるノイが帰ってきていない今、静かすぎてあまり気がつかなかった。 「食もお進みでないようで・・・何かあったら教えろ」 それだけいうと、彼女はひらりと身を翻し、夕飯の買い物に行く、と言い残して出掛けていった。 「・・・・・・」 放課後。 極は繁華街のファーストフード店で時間を潰していた。 別に何か食べたいわけじゃない。昼食もだいぶ残しているし、今だって目の前のコーラの紙コップは手つかずのまま氷が溶けて外側は滴がしたたっている。 家に足が向かなかった。こんな事は初めてで、極自身にも何故なのかわからない。 今までだったらまっすぐ帰って、宿題と予習、復習を済ませて 「イタル、お勉強?」 「チューガクって、どんなお勉強するの?」 「邪魔だよ、テレビでも見てろ」 空いた時間には読書。 「イタルー!お勉強終わったらテレビ見ようよ!」 「イタルはマンガ見ないの?」 (・・・お前なんか・・・お前なんか。僕は) 氷の溶けきったコーラの味は、今の彼の気持ちのように、うっすらとぼやけていた。
https://w.atwiki.jp/trpgken/pages/2171.html
パーソナルデータ キャラクター名 キョウ メインクラス ミスティック クラスレベル 8 残存経験点 10 年齢 21 性別 女 身長 高 体重 軽 ライフパス 出自 オフィシャル 境遇 不安 運命 特徴 [俊敏性] 効果 防御/調査判定C値-1(~11)、【行動値】+CL コネクション(ハンドアウトで指定してあるものと、各PCへの関係を記載お願いします) 対象 関係 アン・フリダーシア [相棒] 能力値 体力 反射 知覚 理知 意思 幸運 基本値 6 12 15 12 18 15 ボーナス値 2 4 5 4 6 5 装備武器 部位 装備名 武器左 武器右 防具頭 防具腕 防具鎧 ウッドダブレット 防具足 アクセA フラワーネックレス アクセB アクセC ステータス表 戦闘能力値 ベース クラスB 武器左 武器右 防具頭 防具腕 防具鎧 防具足 アクセA アクセB アクセC スキル 合計値 命中値 5 4 9 回避値 4 4 -1 7 術式値 5 6 1 1 1 13 抗術値 4 5 -1 8 行動値 8 6 9 23 耐久力 6 15 21 精神力 18 31 12 61 攻撃力L XX 4 XX 4 攻撃力R XX XX 4 防御[斬] XX XX 1 3 4 防御[刺] XX XX 1 2 3 防御[殴] XX XX 2 3 5 防御[炎] XX XX 6 6 防御[氷] XX XX 6 6 防御[雷] XX XX 6 6 防御[水] XX XX 0 防御[風] XX XX 0 防御[闇] XX XX 0 戦闘移動 全力移動 射程:左 射程:右 取得スキル一覧 スキル名 SL 種別 タイミング 判定値 難易度 対象 射程 代償 概要 LUCブースト 1 常時 幸運+SL*2 方陣マスタリー 6 - 常時 - - - - - 精神力+SL*2,方TPコスト-SL/3,破dm回復+SL*3,炎氷雷+SL 方陣師の心得 3 常時 - - - - - 破dm+SL*5, SL5 オートTP-1, SL10 破TP-3 方陣師の極意 3 常時 - - - - - 方 2D6に+1可, SL3 1RR可, SL5 方TPコスト-2 毒の方陣 10 方 SU - - - - 19-SL(8 2D6 7- [SL*6](60)点毒、の方陣を2R展開 バンカー 1 腕 MJ - - - - 4+SL/2(4 HP[10+SL](11)のバンカー召喚 幸運の女神 1 AT 5 判定後 出目+1 逃走率アップ 1 常時 1D6 2で逃走可能 SP 1 所持品 常備化点使用履歴 名称 個数 出納 残 初期作 初期常備化点 +1500 1500 ウッドダブレット 1 -1250 250 フラワーネックレス 1 -200 50 1話 +460 510 2話 +1018 1528 枯森の手袋 1 -810 718 星つづり 1 -600 118 残 118 容姿 痩せた体に高い背丈と酷い猫背、無造作に伸びた長い髪、前髪から覗いた不健康そうな隈の目立つ目と青白い肌 設定 冷徹な両親から逃げるようにオフィシャルで勤務する女性。過剰に卑屈で不器用な言動に加え、ここ数年は自分にだけ見えているらしい「妖精」との会話のため、幻覚幻聴を思わせる独語症状があるように見られてしまう。その為周囲からも一歩距離を置かれ、治安の悪いアンダーアトランティスでの嫌われ仕事を押し付けられている。 キョウの両親は落ちぶれた名家の血を引く家庭。故に男児を切望するも子宝に恵まれず、晩年にようやく生まれた第一子も女児であった。失望した両親はその赤子に凶(キョウ)の名を付け名字も継がせず、彼女は後に養子として迎えられ宝の様に愛された弟の影で蔑ろに育てられてきた。その為異常なほど卑屈な性格に育っており、根暗な風貌も相まって不気味な印象を与え知人も増えず、日々の孤独さに拍車をかけている。 そんな過酷な家庭から逃げ出すようにオフィシャルへの勤務と寮生活を始めてからは、比較的健全な生活を送れていた。(仲の良い友達なんかは出来なかったが。)人目を避けて屋根裏部屋で暮らす中で培った、コソコソと素早く密かに動く俊敏性と隠密性だけは取り柄であったため、オフィシャルでは潜入捜査や闇取引の摘発等の後ろ暗い業界へのを担当する部署に配属を希望する。 そしてある日、巡回中に迷子としてアンを保護してから、彼女の生活は一変した。 事務的でも親の命令でもない何気ない会話のある生活、それだけで彼女には色づいた日々に見えるものだった。尤も、周囲からの奇異の目線自体は寧ろ悪化したのだが、彼女からすれば実家のそれよりもよほど快適であったのだ。 数年後にそんな唯一の拠り所とも言えるアンが失踪した以降は、どうしようもない不安感と孤独感を覚えつつ、やはりアンの存在それ自体が幻想であったのではという疑念と共に、アンの姿を何処か視野のの端に探し続けるだけの無機質な日々へ再び戻ったのであった。 その他 +18Lv案 18Lv案 世界樹:スピードの迷宮SRS/追加クラスC 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/orirowaz/pages/200.html
【名前】熊田 清子(くまた きよこ) 【性別】女 【年齢】15 【職業】中学生 【外見】黒い長髪、身だしなみが整っていることをのぞけばクマカイ( 49)に瓜二つ 【性格】真面目で潔癖、ゴミに関して神経質 【異能】 『人間掃除機』 彼女の主観で「捨てられている・放置されている」ものを質量・サイズ問わずカー〇ィのごとく吸い込める。 異能で吸い込んだものは吐き出し不能で、毒物でもなければ大抵のものは問題なく体内に収まる。 人間やゾンビの死体なども上記条件を満たせば吸い込み可能だが、生前異能を持っていた場合はその異能を使えるようになる。 ただし複数の異能を同時に発動させることはできず、また他の異能を発動中は『人間掃除機』も使えない。 【詳細】 山折村の小中学校で美化委員長を務める。 ゴミのポイ捨てや、分別を守らないものに厳しく、学校外でもそのような光景を見つけると大人だろうと注意する。 『捨てる』という行為に神経質なほどに過敏で、ペットを飼っている者に対しては買うのは構わないが責任もって最後まで育てなさいよと、釘を刺してくる。 その口うるささから学校では疎んじるものも多いが、休みの日には頻繁にゴミ袋を持って村内や山中で清掃活動に努めていて、周囲の大人たちからの評判は高い。 彼女のこのような性格の背景には、赤ん坊の頃に捨てられた双子の妹・クマカイの影がある。 2年前、クマカイが母親代わりのクマを失ったのと時を同じくして、清子は突然頭痛に襲われ、共感覚によりクマカイの怒りと悲しみを感じ取った。 そして、両親に「私に兄弟姉妹って、いないよね…?」と聞いてみた所、あからさまに動揺した様子を見せる両親を問い詰め、白状させた。 清子の両親は、当時、二人の子供を養う経済的余裕がなく、秘密裏にクマカイを山に捨て、清子を一人っ子として育てていたのである。 両親から双子の妹のことを聞かされた清子は、それ以降、『不当に捨てられる』ものに対して強い忌避感を感じるようになり、上記のような潔癖な性格となった また、両親への反発心から夜遅くまで外を出歩き、顔を合わせないようにしている。 妹のことは今もどこかで生きていると信じており、高校卒業後は猟友会に入って猟師となり、山で妹を探そうと考えている。 その為、若くして女性の身で猟師となった漆川 真莉愛に度々会いに行き、色々と話を聞いている。
https://w.atwiki.jp/trpgken/pages/2625.html
シソーラム クラス 演者レベル:6 クラス名 Lv 逸脱 職工 2 従者 3 戦人 1 基本剥離値:3 消費経験点: 配役 出自 聖職者の家庭 境遇 出会い パートナー: 感情 ステータス 能力値 肉体 知覚 意志 感応 社会 縫製 基本値 15 15 12 12 10 8 ボーナス 5 5 4 4 3 2 戦闘値 戦闘能力値 未装備 武器右 武器左 防具 アクセサリー1 アクセサリー2 その他 特技修正 合計値 命中値 11 -1 10 回避値 8 1 1 -1 1 10 術操値 7 7 抵抗値 7 1 8 行動値 16 -1 -3 -1 11 耐久値 30 4+7 37 精神力 26 2 28 攻撃力右 4 殴1 4+殴1 攻撃力左 4 殴4 4+殴4 防御[斬] 1 1 6 2 3 13 防御[刺] 1 1 5 2 3 12 防御[殴] 2 4 2 1 9 防御[術] 0 防御[縫] 0 戦闘移動 17m 全力移動 34m 装備・アイテム 常備化ポイント:40 装備 部位 種別 装備名 射程 常備化 備考 武器右 白兵(殴) 円盾 至近 2 武器左 白兵(殴) 鋼鉄の大鍋 至近 10 防具 珊瑚の鎧 アクセサリー フジツボ アクセサリー 細工時計 10 重圧,放心,狼狽1つを打ち消す/シーン1回 その他 大海亀 全力移動が10m/40m その他 自動人形 1 一般アイテム 名前 種別 タイミング 効果 名建築 その他(職工装備) 常時 達成値+2 お手伝いからくり その他(職工装備) 能力値判定直前 達成値+2 特技 特技名 Lv 種別 タイミング 判定 難易度 対象 射程 代償 効果 熟練工の極意 1 ア 常時 自動 自身 職工装備の常備化 王佐の才 1 必 オート 自動 単体 視界 3MP 判定の振り直し/1RにLv÷3(端数切り上げ) 勇猛なる血 1 必 常時 自動 自身 命中値,肉体による判定のクリ値-1/最低9 きらめきの壁 1 術 オート 自動 至近 4MP 命中判定直後に自分のいるエンゲージで「範囲」を自分1人に 我が身を盾に 1 オート 自動 自身 1MP 同一エンゲージ内のカバーをして実ダメージ6軽減 衰え知らぬ身体 2 常時 自動 自身 耐久力を〈Lv×3+クラスレベル〉 鋼の肉体 3 常時 自動 ダメージをLv個のD6+クラスレベル軽減 典雅なる笑み 3 オート 自動 自身 3HP 自分のバッドステータスをLv回回復 贋作 1 ア 「海と共生せしもの」により3個の海守り装備 設定・その他 18歳くらいの女の子。愛称はソラ。 共に聖職者の両親のもとに生まれた。二人とも神の信者というより、奉仕者に近い。神のお告げであるところの御標にも絶対的な信頼を置いている。シソーラム自身、幼い頃から両親の結婚や出産は全て御標のお告げであると言われて育ってきたが、そこにマイナスの感情はない。誰かに仕え尽くし信じることは強さであると、両親の懸命な姿を見ていたから。ところが12,3歳頃のある日、「自身の失敗により両親が死ぬ」といった旨の御標が下りる。両親は神を信じることを望んだが、シソーラム自身は奉仕に対する神からの裏切りであると怒り、御標に逆らうことで紡ぎ手となった。 その後、紡ぎ手に否定的な教会を出て桂緒の国にやってくる。そこで一心斎の精巧なからくりと出会い、一心斎に弟子入り。教会での教育もあり、比較的器用にこなす。また、歳の割りに大人びて見える言動が多い。 「仕える、親、信用」などに関して複雑な感情を持っているが、本質の部分が従者であり、からくりは自身の奉仕に裏切らないという気持ちから、現在はからくりへの奉仕で本質部分の渇望を埋めている。
https://w.atwiki.jp/corda2/pages/27.html
第1コンサート期間:四季~「秋」第1楽章(ヴィヴァルディ) 第2コンサート期間:「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」第四楽章(モーツァルト) 第3コンサート期間:6つの小品 作品118-2より「インテルメッツォ(間奏曲)」(ブラームス) 第4コンサート期間1:合奏協奏曲第8番「クリスマス協奏曲」第六楽章(コレッリ) 第4コンサート期間2:We wish you a merry Christmas(作曲者不明) 不和(対立イベントなど):魔法使いの弟子(デュカス) 対抗リレー:「天国と地獄」序曲(オッフェンバック) ダンスパーティ:ワルツ「女学生」(ワルトトイフェル) 休日:ジムノペディ第1番(サティ) 想い出:主よ、人の望みの喜びよ(バッハ) 加地のテーマ:イタリアのハロルド(ベルリオーズ)
https://w.atwiki.jp/wiki31/pages/21.html
おでこにグラス 630 名前: 名無しさん@HOME 投稿日: 02/07/19 18 41 義両親との月一お食事会。 本当は行きたくないし食べたくないんだけど、これをサボると色々うるさいのでお勤めだと思って 我慢していた。 実際に食事に行けばすごく歓迎してくれるし、普段は食べられない高級品ご馳走してくれるし。 ジジババの家で、特上寿司を食べながらいつか話は旦那の従兄妹の話に。 結婚して(たぶん4年目)で二人目のお子様ご懐妊らしい。 そういや去年挨拶回りで会った時、ジジィがやたらと可愛がってた子供がいたなぁ…とか アヤシイ記憶を繋げながら、その人の事を思い出してたら、ベロンベロンに酔っ払ったジジィが 言ってきた。 ジジィ「お前達の所もそろそろ…なぁ?」 旦那「何がそろそろ?」 ババァ「お父さんは孫が見たいのよねぇ?」 旦那「いつ作るかはうちの勝手じゃん」 で、ジジババは黙ったんだけど、運悪く緊急の仕事の電話が入った(旦那実家は自営業)。 ジジィは酔っ払って車を運転できないし、車で来ていた旦那が仕方なく行く羽目に。 私もくっついて行って、そのまま自宅に戻ろうと思ってたら、姑に引き止められた。 姑に頼んでいた手編み半袖カーディガンの採寸と糸選びをしたいと言われた。 まぁ…頼んでいたのは私だし、旦那も30分ちょっとで戻って来れるというので、そのまま私だけ 残って糸と細かいデザインを決める事に。 姑と話していたら、旦那がいなくなったとここぞとばかりにジジィが絡む。 ジジィ「あいつだって(旦那)、口ではあんな事言ってるけど、子供好きだし、欲しがってるんだぞぉ。 あんたが一言欲しいといえば、すぐに種付けするだろうに。ウヒャヒャヒャ」 私「二人でまだいらないって決めた事ですから…」 ジジィ「○○(二人目懐妊の旦那従兄妹)はえらいよなぁ…次々に妊娠して、親孝行だ」 私「妊娠と親孝行がそういう関係にあるのか分からないんですけど…」 ジジィ「子無き3年嫁は去るって言葉知ってるか?ウヒャヒャヒャヒャ」 私「去年結婚したばかりですけど…あと1年半ほど猶予がありますね」 ジジィ「何でそう口答えするんだ!嫁は大人しく親の言う事を聞いていればいいんだ!」 ここでテーブルの上にあった食器類を全部床に払い落とした。 長いのでいったん送ります。 631 名前: 名無しさん@HOME 投稿日: 02/07/19 18 41 630続き 私「子供を作る作らない、生む生まないは本人達が決める事です。指示される覚えはありません」 ジジィ「どうせあんたの身体に欠陥があって子供作れないんだろ?不良品とうちの息子は 結婚しちまったのか・・・ものなら返品できるが・・・」 私「欠陥なんてありませんよ。健康体です。【二人でまだ子供はいらない】って決めただけです」 ジジィ「子供もできない不良品なら、返品するしかないからさっさと実家に帰れ!! 慰謝料はやらん!!」 そういいながら、手にしていた焼酎のコップを私に投げました。 中身は空だったのですが、うまく避けられず、おでこにグラスは直撃。 ここまで言われたので、旦那実家のすぐ近所にあるレンタカーに行き、実家まで乗り捨てて 車をレンタル。 速攻で自宅に戻って必要最低限の荷造りをしてそのまま高速道路を3時間。 実家に帰りました(月曜日)。 旦那には自宅を出た時に携帯から電話を入れ、「詳しい事はご両親から聞いてください。 あなたの事は好きだけど、あのご両親と血がつながっているあなたと、これからやっていく 自信はありません」とだけいいました。 旦那が仕事で急に席を外した時、私も一緒に行けばよかったと悔やんでいます。 今まで、旦那がいない所での私との会話は、一般的な話でここまで絡まれるとは 思ってもいませんでした。 姑は、「またお父さんが酔っ払って余計な事を・・・」と旦那に言ったみたいですが、ジジィが 散々私に絡んでいた時、何も言ってくれませんでした。それどころか時折頷いていたり… とりあえず、旦那とは実家に着いたときに電話でちょっと話をして、私が落ち着くまでは 実家にいていいよ、と言ってくれました。 ジジィは「酔っ払いすぎて口が滑った、本心じゃない。グラスも投げようと思って投げたわけじゃない。 当たるとは思わなかったし、酒の席のことなんだから…」と言ってきました。 これから先、どうするかゆっくり考えようと思います。 680 名前: 名無しさん@HOME 投稿日: 02/07/19 23 09 おでこにグラスです(w 今日、旦那と電話で話をしました。 姑に何があったのかはその日のうちに聞いたそうです。舅は酔っ払っていたので寝ていたらしい。 姑は「お父さんが酔っ払って、"早く孫の顔が見たい~"って言ってたんだけど、○(私)ちゃんが "余計なお世話です!"って言って、ちょっと言い争ったら実家に帰るって言って出て行った」 と旦那に言ったそうです。 旦那には、私が実家に帰ったその日に電話でですが説明をしていたので、「○から聞いた話とは 全然違う。グラスを投げられて、おでこにたんこぶ作ったっても言ってた」と言い返したらしいです。 それに対して姑は「そう?いくらお父さんが酔っ払ったって、そんな事するわけないじゃない。 や~ね~(笑)」とだけだったとも言っていました。 おでこのたんこぶと青あざは、移動中から腫れてきて、実家に帰った時には見事なまでに なっていました。 兄がすぐに知り合いの病院に連れて行ってくれ、その病院で写真も撮ってもらいました。 旦那にもその写真をメールで送ったら、かなりビックリしていました…直径約4センチ位の赤青な痣 が見事に出来ていますので。まるでお岩さんのよう(w とりあえず、私の親は「旦那に罪はないけれど、結婚してまだ1年半なのに子供の事で とやかく言ってきた挙句に不良品呼ばわりされた所へ戻す気はない。完全に旦那と両親が 絶縁にならないのであれば離婚させる。旦那にもそのくらいの覚悟はして欲しい」と興奮状態で まだ旦那がこちらにこれる雰囲気ではありません。 私も、旦那とはゆっくり話し合いたいけど、まだ気分的に落ち着かないので、電話での連絡を 中心に連絡だけは取ろうと思っています。 姑からは今朝方、私の携帯に(w電話がきました。 着信を見て無視をしていたら、実家に直接かけてきて「いきなり帰っちゃってどうしたの~?」と 努めて明るく話し始めたので、ぶち切れて「不良品だから返品するって言ったのはそちらでしょ? グラスをぶつけられた所も、病院で治療中ですので後ほど弁護士から慰謝料の請求の連絡が 行くかと思います。酔っ払っていたから本心じゃないなんて、ふざけた事を言っている人とお話も したくありません。失礼します」といって電話をガチャ切りしました。 また何か進展があれば、書き込ませてください。 782 名前: 名無しさん@HOME 投稿日: 02/07/22 09 41 おでこにグラスです。 昨日、旦那が私の実家に来ました。 私の両親も兄もまだ全然落ち着いていないのですが、とにかく謝って今後の事を話し合いたいと いって、日帰り覚悟で来ました。 旦那は実際に私のおでこを見て、言葉をなくしました… まだ紫痣がくっきり(傷の治りが元々遅いので)、ちょっとだけ腫れている状態なのを見て、 本当にごめんと謝っていました。 義両親は、「酔っ払いの戯言だった」とか「怪我をさせるつもりで投げたわけじゃない」 「嫁に来たんだから親の言う事は大人しく聞けばいい」「孫を見たいという事を言って何が悪い」と 完全に開き直っているようでしたが、それでも一応私の両親宛に菓子折りを持たせていました(w 旦那が義両親と絶縁するということは、今の仕事も辞めて転職する事になってしまうので、 大分悩んでいるようですが、私の痣を見て決心をしたらしく、8~9月に転職をして 今住んでいるマンション(旦那実家の持ち物)を出る方向で動きたい、とのことです。 幸い技術職なので、今までよりは給料も上がるだろうし、転職にも困らないとは思うので 心配しないで欲しい…とも言っていました。 ただ、今私が戻ってもまた余計なゴタゴタに巻き込まれる可能性があるので、もう少し実家にいて 引越し先を決める段階になったらこっそり戻る事になりそうです。 義両親は合鍵も持っているので、全てが決まってから言わないと、家に押しかけられたり…と言う 事にもなりかねないし、痣も消えないうちは人前に出るのも辛いだろうから…と。 私の両親は、旦那が来た時「今更何を話すんだ?」って雰囲気でしたが、旦那が謝って 今後の事を話しているうちに、とりあえず旦那に対する怒りは消えたようです。 転職がうまく行かなくても、いざとなったら当面の生活ぐらいうちで面倒見るから気にするな! なんて太っ腹な事まで言って…いえ、実際に頼るつもりはないんですが(w 私も一応資格と手に職は持っているので、転職が長引いてもどうにかなるとは思っていますし… ただ、義両親(特に姑)は、未だに私の携帯に電話をしてきたりしているので、今後も 何かしら接触してくるとは思います。 今年のお盆は大舅の法事もあるので。 その時こそ、はっきりと言いたい事を言いたいと思います。 何か長文&まとまりのない文章でごめんなさい。 63 名前: 名無しさん@HOME 投稿日: 02/08/05 22 06 お久し振りです、おでこにグラスです(w すっかりご無沙汰してしまってごめんなさい。 とりあえず、引越し先が決まって、先週の土・日を使ってこっそり引越しをしました。 旦那の両親はまだ気付いていません。 そして、旦那の就職先も無事に決まり、9月から働く事になりました。 給料は今までより10万円ちょっとアップ。嬉しいです。 辞表を叩きつけるのは、今週末くらい、と言っていました。 その後のジジババですが、相変わらずグラスをぶつけた事に関しては知らん振りです。 そして、夏の法事も、当然私も旦那も出席するものだと思っているようですが、 旦那が小さい頃お世話になっていた姑方の叔父さんに、事情を写真・診断書持参で 説明しに行きました。(その叔父さんは姑実家の代表として法事に参加) もちろん診断書(コピー)・写真は叔父さんに渡してあります。 ジジィが短気なのは叔父さんも知っていたようなので、すんなり信じて頂き、応援と 餞別を頂きました。 舅実家の方にも、旦那が仲のいい叔母さん(舅と血は繋がっていない)がいるので、 今週末にも説明して、欠席の旨を伝える予定です。 ジジババにしてみれば、まさか私たちがここまでこっそり色々とやっているとは思ってないと 思うので、旦那が辞表を叩きつけて、法事を欠席したときに一悶着あるとは思いますが、 また何かありましたらご報告しますね。 長文、失礼致します。 786 名前: 名無しさん@HOME 投稿日: 02/08/23 16 36 おでこにグラスです。 すっかりバタバタしてしまい、ご報告が遅れました… 法事には出席せず、一応お花とお金だけを送って、相手には了承していただきました。 その後のジジババですが、引越した事には法事の前日まで気付かず、旦那は法事の前日に 退職届をジジィに叩きつけてそのまま帰宅。 慌てて電話をしたババァの耳にはきっと「おかけになった電話番号は現在~」のアナウンスが 流れていたと思います。 旦那と私の携帯も、番号変更をして防御をし、私の実家の電話はナンバーディスプレイ& ボディガード機能をつけた物に変更、旦那実家からの電話は着信拒否にしてきました。 法事でジジババは「何であいつらは来ないんだ!!」と怒っていたそうですが、前もって 診断書&写真で説明をしていたのが効いたのか、逆に説教されていたようです(叔父談) その後、私たちの引越し先を知るべく、あちこちに連絡をしているらしいですが、 親戚にも教えてもらえないようです… 姑方の叔父いわく、「私たちに何かあったとき、息子にどうやって連絡を取ったらいいの?」と 言われたので「俺から連絡するから心配しないで」と言っておいたよ、との事です。 旦那も9月から、新しい職場で働く事になってますし、私も家を買うための貯金 (今まで全然貯金できないくらいの給料だったので:月18万円)の為に、9月中旬くらいから 働く予定です。 皆さんには色々励まして頂いて、本当にありがとうございました。 長文&乱文で申し訳ありません。 587 名前: 名無しさん@HOME 投稿日: 02/10/04 08 34 すっかりご無沙汰です。おでこにグラスです。 先日、姑方の叔父から電話が来まして、やはり義両親が「息子の行き先を教えて! あのこは嫁に騙されているの!」と騒いだそうです。週に1度はそうやって電話をかけてくる らしいのですが… しかし、何度聞いても誰も引越し先を教えてくれない事に業を煮やしたのか、とうとう 仮病を使いました。 叔父の所に「お父さんが倒れた。とりあえず入院はしなくてもいいが、自宅で絶対安静。 今までの事を謝りたいので、息子に連絡をとって欲しい」と。 しかし、何か胡散臭いものを感じた叔父は、「分かった」と言って電話を切り、その足で 義両親宅へ向かってみると、家の中から聞こえてくるのは笑い声。 不審に思って庭から中をのぞくと、義両親がテレビを見て大笑いをしていたそうです。 倒れた筈の舅の手には、ウイスキーグラス、テーブルにはウイスキーとビールの空き缶が。 そして、覗いている叔父と目が合うと、舅は慌ててソファから飛び降り何もない床に 倒れこみ、姑は「お父さん、大丈夫?」と… 舅はベロンベロンに酔っ払っていました。 その後、叔父が思いっきり義両親を怒鳴りつけ、「葬式まで○○(旦那)には連絡しない!」と 宣言したのは言うまでもありません。 また、その話はその日のうちに舅方の親戚にも伝え、防御体制を整えてくださいました。 夫婦の生活は、今まで義両親が原因で喧嘩をする事が多かったせいか、断絶してから 特にこれと言った喧嘩等もなく、また収入も上がったお陰でうまくやっています。 来年には子供を…とも思っています。 スカッとした話ではないのですが、ご報告までに… 長文&乱文、申し訳ありません。
https://w.atwiki.jp/tyjump/pages/15.html
あることが不満で、現在離婚を考えています。 あることというのは、夫は自分の両親ばかり大切にして、私の両親のことは無関心だからです。 うちの実家も夫の実家も、車で二時間くらいのところなのですが、夫は頻繁に私たち家族を義理実家に行かせますが、うちの実家には顔を出しません。 私の実家も大切にしてほしいと言うと、おまえは嫁にきたんだから・・と言われます。 とても悲しくて、この言葉を聞いて離婚を考えるようになりました。 夫が私の実家に行かないなら私だけでも帰ると言うと、俺のご飯はどうするんだと怒ります。 私は結婚しましたが、いつまでも親の娘ですし、親孝行をしたいです。 夫は取り替えられるけど、親はこの世に一人しかいないとまで思うようになってしまいました。 現在離婚を考えています
https://w.atwiki.jp/sfcall/pages/248.html
前のゲーム | 次のゲーム クリア条件: EDを見る 開始時間:2010/07/23(金) 20 10 54.94 終了時間:2010/07/31(土) 21 12 53.08 参加人数:2 ここからハル研3連戦!全部一味違ったテイストです。 ご存知HAL研製作の3DダンジョンRPG。全5章で、RPGとしてはそこそこお手軽なボリュームか。 Wizのような3Dダンジョンかと思いきや特に仕掛けも面白みもない構成で、アイテムを探す以外に隅々まで歩き回る必要もない。オートマッピングもあるし。エンカウント率は高め。 振り向くだけで敵が出るのは勘弁して! タイトルの通り主人公は特殊武器として各種カードを使いこなすことができ、更に人間の仲間以外にも精霊を使役することができる。 各キャラクターごとに魔法を使うこともできるが、正直そんなに魔法は必要じゃないかも。なんたって消費MPが多い。特にMP最大値の低い序盤は回復魔法を使うことすらままならないので、アイテムをあらかじめ買い込むのが吉。 そしてなんといってもこのゲームのウリはBGM。 カービィでおなじみの石川淳、安藤浩和両氏による質の高い楽曲達が、単調なダンジョンめぐりを色鮮やかに演出してくれるだろう。 エンカウント率は高いが難易度そのものは高くない。 しっかり経験地稼ぎをしておけば詰まるような局面も殆どない。 魔法やカードは経験地稼ぎ用と思っておけばいい。 シナリオ的にはオーソドックスなのに穴が目立つのが難。 あと、姉妹でどちらが好きかは公言するように。 あらすじ(ゲーム中のプロローグより ) このエレメン島には、古の伝説の中で語られる勇者たちが興した6つの王国が存在している。 王国間の争いは幾度となく繰り返されたが、エレメンの長い歴史から見れば、それらは些細な出来事としてしか記されることはなかった。 しかし、それらの些細な遺恨はやがて、嵐となってエレメンの大地を荒らしまわることとなった。 いつの間にか戦乱は島全体に広がり、6国は互いにエレメンの覇権を争い続けることになった。 あれから幾年の月日が流れたであろう。 大地は荒れはて、街は廃墟と化し、あまたの地が大地にそそがれた。 レクスファート王国の王都ビザンツ。 エレメン島で最も栄えたこの都市で、突如として宮廷魔導師のガルネールが、国王ワグナールに反乱を起こした。 国王ワグナールはその戦いにおいて死去。 そしてガルネールが王座についた。 また、その反乱においてワグナール王の二人の娘は、行方不明のままである。 今からさかのぼること十年も前の事である。 ガーリア村に住むルークスは、平和な日々を過ごしていた。 ルークスの両親はすでに他界していた。 反乱の時にカードマスターであった両親は、村人が避難する中、数少ない兵士と共に援軍が到来するまで村を守るために戦ったが、 友の裏切りのために幼いルークスとたった1枚のカードを残しあえなく死亡したそうだ。 もう十年も前の話である。 ルークスはカードマスターの修行に明け暮れ、両親の形見のカードを使えるようになった。 主2 2日かけてまったりやらせていただきました。 途中無駄に広いダンジョンがあったりいきなり強力な仲間が消えて役立たずの全裸勇者が代わりに仲間になったりと地味に厳しいところもあったりしましたが特に詰まるところもなく。 正直カードマスター(笑)と言いたくなるカードの空気っぷりでした┓(;^ω^;)┏ ED妹 ED姉 この笑顔見て姉派にならないわけがなかった! 我らがアックスおじ様の素晴らしい笑顔はタイミングが悪くスクショ取れず・・・ END
https://w.atwiki.jp/origin2015/pages/191.html
かつて夫婦仲の良い家庭に生まれた、恵まれた少女がいた。 名前はラモサ。永久の幸福を祈って名付けられた彼女は、その名の通り笑顔が絶えない元気な少女である。 この時代は決して平和とは言い難い。常人の手に負えない者が悪行の少なくない世の中であり、毎日のように凶悪犯罪が起こっている。 されどこの世界には、もう一つの勢力――ヒーローと呼ばれる者たちが存在する。 正義の代行者たる彼らは、どんな悪行も許さない。市民を護る為にも血肉を撒き散らし、悪党に対抗している。 だから、無駄な心配は必要ない。ラモサはヒーローを信じて、この素晴らしき日々が永劫に続くと思って暮らしていた――――。 学校の帰り道。 何の変哲もない幸せな日々を壊すように、ラモサの家から見知らぬ少年が突き飛ばされていた。 喧嘩でもしたのだろうか? 彼は酷い重傷を負っていて、立ち上がるのもやっとだという様子である。 「諦めの悪いガキだ。ヒーローに私情を挟むな」 玄関から歩き出た灰色の男が、見下すように少年を眺めた。 生気を失い濁り果てた瞳は、まるで死人のようで、見ているだけで彼が只者ではないと知らされる。 対する少年が瞳に宿しているものは――希望だ。絶体絶命の窮地であるにも拘らず、彼は一向に諦める気配がない。 「うるせェ! 政府直属のヒーローだかなんだから知らねえが――その人たちは、人間だッ!」 「それがどうした? 元が人間であろうが、今や彼らは怪物同然。殺すべき悪だと政府から連絡も入っている」 「理解も納得も出来ねェな。俺の知ってるヒーローは――――師匠は、罪のない人を殺したりしない! そしてそれは俺も同じだ。まだ人間の心が残ってるなら――俺はこの人達を全力で守ってやる!」 この二人は何を言っているのだろうか? 突如の事態に、頭が追いついていかない。状況を理解することが出来ない。 辛うじて解ることは、少年が対峙している男は政府直属のヒーロー、早乙女灰色だということだけだ。 だから普通に考えればヒーローが悪人を追い詰めているようにも見えるが――少年の言葉の内容から察するに彼が悪人ではないのだろう。 考えれば考えるほど、わけがわからない。そもそも少年は何を守ろうとしているのか。 「それが俺の――ヒーローの王道だぁっ!」 気合いを振り絞り、立ち上がった少年が拳を固く握り締める。 真っ直ぐな瞳が灰色を見据える。/生気の宿らぬ死人がヒーローを見据える。 実際は灰色がヒーローで少年は素性すら知らないのだが、今のラモサにはそんな風に見えた。 互いの視線が交わった刹那に――少年が疾走り、灰色が身を構える。 助走をつけて振り抜かれた正拳突きが、灰色に迫り――――数瞬後のラモサが見たものは、全身全霊で放った一撃を躱され、態勢を崩す少年だった。 「ガキが」 ――――無慈悲な銃声が響き渡る。 結城陽太は政府に悪と認定されていない少年だ。命を奪う必要はないが、彼は仕事の邪魔をした。 ゆえに灰色は容赦をしない。足を撃ち抜き、少年の自由を一時的に奪うとラモサの家へ再び戻ろうとして――。 「お前も止めてみるか?」 陽太に駆け寄るラモサを一瞥した。 意味不明だ。何らかの事件に巻き込まれたことは間違いないが、どうして灰色はラモサに声を掛けたのか。 「……もしかしてラモサちゃん、か?」 「え――どうして私の名前を?」 「あの人たちが呼んでたんだ。家族3人で笑っている写真に、何度も何度も……。 それで俺は確信した。二人はまだ意識がある。姿形は変わっても、ラモサちゃんの両親は怪物なんかじゃねェハズだっ!」 「え? それってどういう――」 「――――何も難しい問題ではない。政府に悪と認定されたから殺す、それだけのことだ」 再びラモサたちの目の前へ立ち塞がる灰色。2つの異形を手にした彼は、それらを悪と断じて殺すと宣言した。 未練がましく家族写真を抱えて涙を流す怪物たち。肉体の至る所からギロチンの突き出した形状はとても人間だとは思えないが、彼らの一挙一動はどこまでも人間臭くて――。 「お母さん? お父さん?」 血に塗れても守り抜いた家族写真が、ラモサに状況を理解させた。 「お前の両親は数時間前、Mr.イヴィルの手で怪人に成り果てた。今や政府が害と認めた、立派な怪人だ」 何一つ表情を変えることもなく、灰色は真実を告げた。 つまりそれは、ラモサの両親が理不尽に怪人にされた挙句、政府直属のヒーロー手で殺されてしまうということで。 未だ人としての意思がある生物の命を強引に奪い去ろうとしているということで。 政府は。ヒーローは、姿形が怪物になってしまえば、罪なき人々を見捨てる悪ばかりの集団なのだろう。 「……ラモサちゃんの両親を殺させるわけにはいかないッ! ここで負けたら――いのりみたいな子がまた増える……! だから――この戦いは絶対に引けるかぁっ!」 負傷した箇所から血を撒き散らし――それでも立ち上がるヒーローが、そこには居た。 彼は政府直属でもなければ、変身すら出来ない未熟者であるが、如何なる巨悪にも立ち向かうその姿は、正しく正義の味方。 その雄姿にラモサは感動を覚えて――――。 「やっと来たか。――――エンマ」 気が付けば一人の幼女が現れて。 「ラモ――サ?」 ラモサが瞬きをしている間に、両親の片方は呆気無く崩れ落ちていた。 母親か、父親か。もはやそれすらも解らぬ歪な風貌であるが――――最期に聞いたその呼び掛けは、よく覚えている。 「ど――してこ――なこと――に」 次いでもう片方の異形も、真紅に染められていた。 人間とは程遠い存在になっても――――やはり彼らの気持ちは不変で。それを証明するかのように告げられた遺言は、深く胸に刻み込まれている。 † そして現在――――。 悪しきヒーローに人生を狂わされた少女は、自らが正義の執行者となることで悪を滅することになる。 突如として自らの内に宿った変幻自在の幻創武具――――常闇照らせし正義の柱(ボア・ドゥ・ジュスティス)が無力な少女に力を与えたのだ。 「チーム戦の殺し合い、か。悪趣味で吐き気を催す最低最悪の行事だね」 それがICプレイヤーで話を聞いた後の率直な感想だった。 ラモサは己が命を切り捨てることに躊躇のない性格である。彼女の想像する早乙女灰色や早乙女エンマと違い、正義の為に力を振るう少女だ。 この危機的ともいえる状況に怯えたりすることはないが、単純に殺し合いという行為自体が気に入らない。 「終了条件が最後の一人になるか、参加者様方が一チームのみになること? 早乙女灰色や早乙女エンマは嬉々として他人を見捨てたり、他のチームを襲ったりだろうけど――私は無駄に被害者を増やすことなんて御免かな。あいつらと同じになるくらいなら、死んだほうがマシだ。 だから私はAKANEや悪を断罪して、皆を救ってみせるよ。 そして――早乙女灰色と早乙女エンマを見つけたら今度こそ裁いてやる。あの二人がいる限り、皆が笑顔で暮らせる時代は絶対に訪れないから」 「このお母さんとお父さんに託された――――常闇照らせし正義の柱(ボア・ドゥ・ジュスティス)で」 ラモサの呼び掛けに応じて右掌に顕現する正義の柱。 深淵の闇をも照らす白銀の刃は、悪の用意したICプレイヤーを斬首した後、再びラモサの体内へ戻り。 「さあ――征こうか、常闇照らせし正義の柱」 己が正義を貫く為に、戦士は征く。 【F-3/平野/1日目/深夜】 【ラモサ@アースH】 [状態]:健康 [服装]: [装備]:なし [道具]:基本支給品一式、ランダムアイテム1~3 [思考] 基本:AKANEや悪を断罪する 1:早乙女灰色、早乙女エンマを見つけたら処刑する 010.鏡面の憎悪 投下順で読む 012.殺人鬼×少女×少女 010.鏡面の憎悪 時系列順で読む 012.殺人鬼×少女×少女 GAME START ラモサ 041弱さ=強さ
https://w.atwiki.jp/inourrpg/pages/69.html
ディヴェーティメント=ペレ=バンビーノ 「楽しいことをなさい。さすれば罪は晴れますともぉ。 ・・・・えぇ、貴方さんにとっての楽しいことですかぁ? そうですねぇ。 -自称-被害者を、 --すことじゃないですかぁ?プスプス!」 性別 男 通称 無知の裁判官 年齢 17歳 身長 168cm 所属 中立 人称 ぼくさま 貴方さん 好き 楽しいこと、死んでゆく生物の観察、妹 嫌い 楽しくないこと、生きてる生物の観察、下の名前 モチーフ 白い薔薇(花言葉は「尊敬」「私はあなたにふさわしい」など) 楽しい事こそが全てを幸せにする道具と思い込んでいる変態。 一般的に考える楽しいこと、ではなく個々の考える楽しいこと、を崇拝しているから人によっちゃ平気で殺人を犯させることも。 性格 とにかく楽しいことを追い求める。 水を求める砂漠の住民に笑顔でタバスコを渡すような人種。わりと傲慢 ただの快楽厨。楽しくないことをするものは罪人。 死刑死刑死刑! 備考 裁判官の仕事も普通にこなしているが、快楽殺人の場合七割が殺人犯の勝利。 理由ぅ?だって彼楽しんで殺したんでしょぉ?プスプス! 幸福≠楽しいこと 何故か爪を噛む癖がある。 ただし親指限定 笑い方が何故かプスプス。昔はクスクスだったらしいが何年か前に突然変わったらしい。 悪魔を(武力的な意味で)裁くのが趣味。首狩りも最近 下の名前で呼ばれるのが大嫌い。冗談抜きで楽しくないことより嫌い。 一回目は警告だけだが二回目に下の名前で呼ぶと容赦なく殺しにかかる。それくらい嫌い。 むしろ嫌いというか半トラウマ状態。 自分をひとつとして特定されあああああああ アリネと昔に関わりがあったとかなかったとか 背中に着物の帯のようなものを背負ってる。 裾の緑な部分が紐になってて鞄のように背負えるようになってる。 後ろの太股に縫い目のようなものが。 靴と足が一体化しているようで・・・・? 過去 一般の家庭に生まれたが両親が旧友の借金の代理人で多額の借金を背負わされ蒸発。(後に両親は逃げたことがバレて内蔵売り飛ばされ借金は片付けたらしい) 妹と二人で貧しい暮らしをしてきたが妹の11歳の誕生日(本人は当時15歳)に突然両親(?)が帰ってきて家族四人でその日一日は幸せに暮らした。 が、 両親は勿論偽物で、金品目当てに入り込んできた泥棒。 それに気付いたディヴェーティメント本人は勿論偽物の両親を殺した。 が、そこで運悪く妹があんなに笑って嬉しそうにしたのに、という謎の嫉妬に掴まされ「こんなの楽しくないやぁ、」ということで楽しいことに目覚めてしまった。 そのまま感情に身を任せすぎた結果ずっと扱き使われていたバイトの上司を殺しちゃったり ずっと差別してきたご近所のおばさんを殺しちゃったり、地域は血塗れに。 次の日妹とともに王国へと逃げてゆくが、 その途中なぜか喧嘩している二人組はどちらが悪いのか、という話しに巻き込まれ とりあえず客観的に見てこっちが悪いんじゃね? →な、なるほどそうだったのか・・・申し訳ないことをしたな、相棒!こちらこそ、相棒!あのぉ、おいてかないでくれますぅ? な状況へとかわりふと闇医者ならぬ闇裁判官という職を思いつき今に至る。 靴 死んでも自分は歩き続ける、という意思表示の為に脚の皮膚替わりに直接靴を縫い付けた。 だから靴が脚のようなもの。 靴は脱げないしもし無理矢理剥いだとしても皮膚のないぐちゃぐちゃの肉が見えるだけ お風呂ぉ?ああ、うんあれ脚ですからぁ。脚ですからねぇ!! わっか 襷のような長いものと、それに繋がるわっか。に、さらに繋がるわっか四つでできた不思議な武器。 肩にかけた黒い帯状のなにか。否、刃物。 普段は布のようだがぶんっと一回強く振ると真っ直ぐになってきちんとした刃物になる。 ただし持ち手がほとんど無いに等しいためある意味外だけ刃物なフラフープ状態。 下のほうについてる四つのわっかは手裏剣みたいなもので、抜いても気付けば同じ形で生えてる。 ただし四つを繋いでる一つを抜いて「一つのわっかに四つがついてる」状態にするとフラグ。いろんな意味で