約 441,804 件
https://w.atwiki.jp/matome3435/pages/259.html
暗中模索 Mon,26Jun200607 25 58GMT 彼は、私の母とは会ったことがありませんが、 以前はよくメールのやりとりをしたり、母がプレゼントを 贈ったり、母も彼のことを気に入り、仲良しだった時期も ありました。もう二年ほど前の話でしょうか。 最初に、彼はメールの中で自己紹介をしたらしいのですが、その文章に、 母はすっかり安心し信用していました。 母が一番大切にしている、家族の愛情が書かれてあったからです。 子供の頃から大切に育てられてきた、両親は立派な人だと。 我が家は代々恵まれた環境で生活してきましたが、結婚相手に裕福な資産状況は 求めてきませんでした。 ですから、一人っ子で、父息子共会社勤めであっても、特に財産がなくとも、 そんなことは全く問題ではありませんでした。 私の両親が大切にしていることは、赤ちゃんの頃から、両親やまわりから愛情を 込めて大切に育てられてきたか、良い環境で教育を受けてきたか、ということを 大事にしていました。 彼の心ない言動に私が傷ついている様子を見て、母親は、彼の育ちに疑問を持ち始めました。 母は40年近く教育関係に携わってきた人間ですから、子供の問題は、間違いなく親が 問題だから起こる、ということを知っています。 親元から離れて暮らしている大人ならともかく、彼は一人暮らしの経験はなく、 ずっと親と同居しています。 私も彼のお父様と直接お会いしてお話してわかったことは、彼のお父様が一番 彼のことをわかっていたことでした。 親が子供の頃を理解しているのは当然かもしれませんが、大人になると子供も 自分の世界を持ち、親の知らない顔を持つものです。 それでも、お父様は彼の芯の部分をよく知っていました。 やはりその人の本質的な部分というものは、何歳になっても変わらない、 ということなのかもしれません。 でも、自分がお付き合いしている愛する彼が、父親から、育て方を間違った、 あいつ(息子)は本当に思いやりのない陰気な人間だ、と話されて、私もショックを 受けたことは確かです。 それでも今もお付き合いを続けているということは、彼には良いところもたくさんある ということです。 母は、二年前から、彼のことを一切受け入れなくなりました。 自分の娘が、親にも愛想を尽かされている人間と交際していることを認めるわけが ないでしょう、と。 今はもう、愛想も小想も尽き果てる、といった感じです。 ここから抜け出すにはどうしたら良いのか、私も彼にもわからず、暗中模索しています。 (終わり) 前の日記 次の日記 桜の欲求不満日記
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1556.html
英雄伝説 零の軌跡 part56-81,82 81 :ゲーム好き名無しさん:2011/03/25(金) 12 33 32.88 ID H2lj6aST0 零の軌跡 わりと簡単めあらすじ 特務支援課 ロイド:某テイルズの同名さん並に鈍い一級フラグ建築士。三年前の兄の殉職を切っ掛けに警察学校へ入る。無事卒業した後に故郷クロスベルへ戻り、特務支援課へ配属される。 エリィ:ランディ曰くお嬢。クロスベルの市長の孫娘。市の歪みを何とかしたいと思い特務支援課へ ランディ:遊び人気質で陽気な性格。元警備隊員で女性関係のトラブルを起こした事が元で、特務支援課へやってきた。 ティオ:クールロリ。魔導杖の使い手で人並み外れた五感と感応力を持つ。エプスタイン財団からの出向ではあるが、自分から志願して特務支援課にくる。 セルゲィ課長:特務支援課課長。ロイド達には基本放置主義で、時々助けてくれる頼もしい課長。 キーア:裏オークションに出品させられそうになった、誰にも好かれる明るい謎の幼女。 クロスベル自治州。結構発展してる都会だが、共和国と帝国にはさまれ、色々なしがらみや歪みがある街。 市長はその歪みを何とかしようとするが、議員の偉い人々は、帝国か共和国どちらかに買収されてたり、マフィアとの癒着があったりと中々難しい。 警察もその歪みの中で市民からの信頼をなくし、国を超えて独自に民衆を守るという遊撃手に人気を取られていた。 その中で設立された特務支援課。警察組織の限界を感じたりはするものの、色々な事件を解決し、少しづつ市民からの信頼を得つつあった。 市の創立際の裏で行われる裏オークション。それを摘発はできないが、この目で見ておこうと、潜入捜査中に出品物である有名工房の人形があるケースの中に入れられていた キーアという幼女に出会ったロイドたち。 彼女を連れて脱出し、オークションを混乱させてしまい、議会のお偉いさんたちに糾弾されそうになるが、人身売買は流石にまずいとの事でお咎めなしに。 オークションの主催者もキーアがいるとは全然思ってなかったらしい。一体誰がこんな事を? 遊撃士のつても使いキーアの身元を調査するが、まったくわからず。 仕方がないので支援課で面倒を見る事に。 街で何かの薬物が横行してるらしい。その事を調査していると、マフィアのアジトがもぬけの空に。 一課のエリート刑事と協力し、調査をする支援課の面々。 黒幕は病院の医者だった!病院に駆けつけると医者は逃亡した後。 薬の効果で強化され、医者に操られたマフィアや国境の警備軍に襲われ、追い詰められる支援課。 医者はキーア様はわれらの巫女、キーア様を渡せば見逃してやると言うが、ロイドは絶対に渡さないと言い、助けに来てくれた遊撃手らと迎撃。 医者が逃げ込んだとされる遺跡(この遺跡で何百年とキーアは眠っていたらしい)にエステル、ヨシュアらと乗り込み医者を倒す。 医者は倒される際、キーア様はいつか目覚めてくれると言い残し消えていった。 今回の薬物騒動で、議会とマフィアの癒着など取りざたされそうだし、市の歪みがいい方向に向かうといいよね。 おわり。 82 :ゲーム好き名無しさん:2011/03/25(金) 12 37 08.34 ID H2lj6aST0 エステルとレンについて。 レンもクロスベルに滞在していて、それを追ってエステルとヨシュアもクロスベルに来訪。ロイド達と仲良くなる。 レンがなぜクロスベルにいたかというと、レンの両親とその息子(レンの弟)がいた為。 あるイベントで、レンの両親は本当はレンを捨てたわけではなく、貧乏のどん底にいた両親が再起する時レンに苦労はさせたくないと、泣く泣く知人に預けるが、 そこが何者かに襲撃され、レンが行方不明になってしまい、それを後悔していた事がわかる。 レンはそれを聞いて両親へのわだかまりは解けるが、両親に名乗り出る事はしなかった。 ラスボス戦時のイベントで、窮地の一行を助け、その後エステルにうちの子になれと勧誘されついに陥落。三人でエステルの家に帰る。 補足:今回のラスボスの医者はかつて色々な国で子供を攫い、その子供らを使い、非人道的な実験を行っていた教団(レンやティオはこれの被害者)の残党。 ティオはかつて、ロイドの兄に助けられた。ロイドの兄はその後教団を調べていたが謎の殉職を遂げる。 ロイドの兄を殺した人間はいまだに謎。最初はマフィアの誰かだと思われていたが、ちがった。 キーアの出自はまったくの謎。誰が人形のケースに入れたかも謎。なぜラスダンの遺跡で何百年も眠っていたかも謎。 次の碧の軌跡はこの零の軌跡の続編になるみたいで、キーア関連やるらしいけど、どこまでやるか… あと空の軌跡で出てきてたウロボロス関連が一切関係なかったのも残念。
https://w.atwiki.jp/suka-dqgaesi/pages/6097.html
244 :名無しさん@HOME:2013/02/13(水) 19 10 40.63 0 最近義実家と絶縁出来た。 旦那と結婚して二年経つ。 旦那と交際してすぐに、なんとなく子供の話になった。 私は生まれつきの病気で子供を妊娠する事が出来なくて 一度、これが原因で付き合ってた人に 「俺は長男だから跡継ぎ生めないのは無理。」 と言われて振られた。 仕方のない事だとわかっていても悲しかった。 それから数年して今の旦那と付き合ったけど 旦那は自営の跡取り長男。 前回の事があって、なるべくなら早く病気の話をしようと 子供の話になった時に旦那にカミングアウトしようとした。 そしたら旦那は「実は俺、子供って苦手なんだよね。 でもこんな事女の人に言えないしと思ってずっと悩んでた。」と話してくれた。 そこで私も「実は私、病気で子供産めなくて...。」と話をしたら 旦那は真剣に聞いてくれて「子供の事は気にしないで。二人で生きていこう。 子供がいなくても十分だよ。」 と言ってくれた。 それから2年交際して結婚した。 続きます。 246 :名無しさん@HOME:2013/02/13(水) 19 17 34.13 0 結婚して少し経ってから、義両親の孫産め攻撃にあった。 けど、私は結婚する時に旦那と二人で 義両親に病気で子供が産めない事を話していた。 それで納得してくれたのに、忘れたのか勘違いしてるのかわからないけど 早く跡継ぎ長男を産め!と会うたび言われた。 あまりにも酷いので、もう一度私と旦那 義両親の四人で話し合いをした。 申し訳ないですが病気で子供は産めません。 旦那君も子供は産まなくていいと納得してくれています。と説明。 けど、義両親はアメリカに行けば最新の設備で子供が産める! なんなら良い病院に行って代理母で産め!と言ってきた。 もちろん、そういう形をとっても どうしても子供が欲しい人はいると思うし それについてはどうのこうの言わない。 けど、私はそういう方法はとりたくない派だったので断固拒否した。 跡取りにこだわる義両親に、旦那がついに切れてくれた。 248 :名無しさん@HOME:2013/02/13(水) 19 23 24.60 0 「そんなに跡取りが欲しいなら、養子を貰って二人で今から育てろ。 俺自身も子供が苦手だし、例え嫁子が子供を産める体だとしても 自分に育てられるかわからないから、産んでくれとは今は言えなかっただろうし。 でも、子供を産める産めないだけで 嫁子を見てきたわけではない。 俺が例え子供が好きでも、結婚したいと思ったのはきっと嫁子だった。 病気の嫁子にあれこれ言うなら俺たちは出ていく。 もう親父の自営も継がない。違う所に就職して、ここを離れて嫁子と生きる。 これから先は親父もお袋も二人で生きるんだな。」 旦那はそう言ってくれ、その日のうちに荷物をまとめて 私の実家に一旦行きました。 私実家で暮らしながら、すぐに引っ越し先のアパートを確保。 旦那は慣れた職を捨て、違う会社に就職を決めました。 250 :名無しさん@HOME:2013/02/13(水) 19 29 43.31 0 義両親からは「俺達が悪かった。息子と嫁子がいないと、仕事の手が回らない! このままだと母さんと俺で休みなく働いても間に合わない! 頼むから帰ってきてくれ!!」 と連絡が来てますが、旦那が全て対応してくれてます。 「じゃあ従業員を雇えば? 俺が働いてた時の様に安月給でさ? あんな給料でコキ使われたんじゃ 誰も働きになんかこないと思うけどね。」 と旦那は答えてます。 自営で働いていた時よりも、旦那の給料も高いし 私もパートで働きに出ているので、二人で暮らすのには充分です。 義両親は、近所の人から息子夫婦に捨てられた。 今時あんな安い給料で息子も嫁も使うからバチが当たったんだw と馬鹿にされているみたいです。 あまり激しいDQN要素はないですが 私が言えなかった事を、普段あまり喋らない旦那が言ってくれたので スッキリしました。 252 :名無しさん@HOME:2013/02/13(水) 19 31 35.02 0 旦那さん良い人だ… 254 :名無しさん@HOME:2013/02/13(水) 19 39 07.06 0 こっちでも、そんなにスレ違いじゃないような気はする。 どっちにしても、旦那さんが毅然としててGJだね。 二人で前からきちんと話し合って、お互いを尊重しあってたってのも大きいと思う。 お二人で、お幸せに。 255 :名無しさん@HOME:2013/02/13(水) 19 51 35.83 0 DQNがないからスレチだけど、旦那GJだな 256 :名無しさん@HOME:2013/02/13(水) 21 36 41.85 P うん、いい旦那さんだ。 義両親は、息子だけでなく息子嫁も労働力として搾取してたんどね。ヒドス。 仕事がまわらないなら仕事に見合った額の給料を設定して求人だせばいいだけの話なのにさ。 戻ってきてくれってのも、自分達が大変だからってだけで息子夫婦の気持ちは何も考えてないし。 …こんなクソ親から、よくこの旦那さんみたいな良い人が育ったね。 258 :名無しさん@HOME:2013/02/13(水) 21 57 46.21 0 ありがとうございます。 256さん。旦那も自分の両親にストレスが貯まっていて 体調崩して帯状疱疹になったりしてました。 子供の頃から、自分の親はおかしいなと感じてたみたいで 本当は違う職につくために大学に行ったのですが 自分で奨学金を払って行ってました。 長男だから仕方なしに継いだ面もありますが この事件で吹っ切れたみたいで 今は堂々とやりたい仕事をしています。 エネ夫とかじゃなくて良かったです。 子供は出来ないけど、私の病気自体も 命にかかわるような病気でもないし 普通に生活は出来るのでこのまま二人で仲良く暮らしていきます。 259 :名無しさん@HOME:2013/02/13(水) 22 20 22.98 P 聞けば聞くほどいい旦那さんだ。二人で仲良く楽しく暮らせますように!! 260 :名無しさん@HOME:2013/02/13(水) 22 37 51.95 0 DQNを期待して見に来たのにGJ話を読まされるとは 258には一生DQN行為に縁がなくなる呪いをかけてくれよう 次のお話→263
https://w.atwiki.jp/rakdeadsfe/pages/12.html
2年目 北条夫婦転落事故 1980年(昭和55年)6月22日(綿流しの日) 事故現場 県立白川自然公園内展望台 犠牲者 北条夫婦(夫は悟史・沙都子の養父、妻は実母。壊れた柵から転落死) その他 事故現場は先日の台風3号の影響で柵が脆くなっていたらしい。 北条夫(会社員)の遺体は発見された。 北条妻の遺体は発見されず、行方不明。 娘の北条沙都子は事故当時車の中で寝ていた。(本人談) 事故を目撃した者はいない。(沙都子にはアリバイがない) 北条沙都子、北条悟史は親戚に引き取られた。 梨花の予言(暇潰し編)「…その翌年の昭和55年の6月の今日。………沙都子の両親が突き落とされて死にます。」「……あるいは、事故というべきかもしれない。……不幸な事故。」 「突き落とされて」死ぬ、「不幸な事故」とは? 沙都子がちょっと脅かすつもりで両親を押したら、柵が壊れて転落した? 目明し編のように 勘違いから両親が殺されたならば、不幸な事故としても話が通る。 旅先でL5発症? 沙都子が柵にトラップを仕掛けて事故にしたてあげたのではないか? 恨み帳の記載が沙都子の場合、父を突き落とした可能性は? 母に関しては解らず…(行方不明になる) 梨花が犯行を指示、ないし沙都子から聞かされていた可能性は? 以下解答:(祭囃し編) 虐待狂言をきっかけに養父は沙都子との関係を改善しようと決意、沙都子に優しい態度をとるようになった。だが村民からの差別により雛見沢症候群の病状が進んでいた沙都子は、急に優しくなった義父と母親に不信感が募り、自分を殺そうとしていると思い込む。綿流しの日、北条家は雛見沢ファイターズの行事に出かけていた悟史以外で旅行に出かける。展望台に着いた両親は沙都子にも「行こう」と誘うが「車でこのまま寝たい」と断る。沙都子は「自分をここに連れてきたのは殺すため」と誤解しL5を発症、養父と母親を崖から突き落として殺害した。その後、北条夫妻転落事故の真相を知った入江が沙都子を守るため、これ以上警察(特に大石)の捜査が及ばないよう山狗に事故として警察に圧力を掛けるよう命じた。 →ただし、解答といっても目撃者の証言を元にした大石の推測にすぎないことに注意。
https://w.atwiki.jp/tsvip/pages/1544.html
この世界は古来より4つの神々が作った世界・・それぞれの神は生命、大陸、海、気候といった必要な要素をそれぞれ創り上げてこの惑星を創った。そして神々は自らの特権であった知恵と心を人類と呼ばれる無数の生命体に宿していった、彼らは神から譲られた知恵と心で自らの潜在能力を活用した魔法を生み出し、それぞれの文明を築き上げて破壊と再生を繰り返していった。しかし魔法は発展したのと同時に天才大賢者はその膨大かつ強力な魔法で己が邪悪な心を具現化した9つの悪魔を産みだす、悪魔達は生みの親である大賢者を抹殺するとその強大な力と魔法で無数のモンスターを産みだし、人類達に戦いを挑んだ。 人類達は多大なる犠牲を払いながらも神々の力を借りて悪魔を各地に強固な封印を施して地下に沈めた。 しかし悪魔の脅威が去っても繰り返される破滅と再生で疲弊する惑星に危惧した神々は人類に女体化という試練を与え、度重なる争いを停滞させるのと同時に人類を試したのだ。やがて神々は4つの大陸で自らの存在を封印しながら自ら作り出した人類を見守り続けていた。 これはそんな世界に住む人々のお話・・ まじっく⊆仝⊇ろ~ど 豊かな自然と巨大な大陸が広がるフェビラル王国、この国家は元来として魔法によって自然と共存して大きな繁栄を築いていった魔法国家である。4大大陸の一つであるこの広大なライン大陸一帯を統治しており、人々は王家を慕いながら平和に暮らしていた。 そんな広大な大陸の一角にあるどこにでもあるような田舎町、160センチぐらいの青年が巨大な鍬で畑を耕しながら腰に巻きつけてある袋から作物の種を取り出してばら撒いていく、彼の名はフェイ=ラインボルト・・今年で12歳の誕生日を迎えた青年である、フェイはいつものように魔法を駆使しながら家業である農業に勤しんでおり1ヘクタールはある農場の種まきを終えると20キロある巨大な鍬を片手に自分の畑一帯を見遣る。 「ふぅ~、種まきは終わったから後は大地の魔法で成長を促進させよう。“大地よ・・その恵みを作物に注いだまえ! ガイア・パワー!!”」 フェイが魔法と唱え終えると、畑一帯は光り輝いて様々な作物が芽を出して成長していくと大小様々な実を付ける。そのままフェイは鍬を片付けると今度はこれまた自分の身の丈の倍はある巨大なカゴを楽々と背負いながら実った作物を収穫していく、こればかりは手作業でやらないと作物が傷んで売り物にならないのだ。 もっとも上質で味が良い作物を大量に魔法で作り出すのはかなり難しいことで並の人間ならば魔法に頼るよりも普通の農業をしていたほうが比較的簡単に作れる。 「これだけ魔法が発展すると便利なのは確かだけど・・頼りすぎはいけないよね」 作物の味を確かめながらフェイは商品になりそうなものだけを選び抜きながら作物の収穫を続けていく、彼の中で魔法はあくまでも日常生活においての補助に過ぎない・・魔法に頼りすぎてしまうと人としての生活を失ってしまうのだという両親の教えが彼の行動原理となっている、だからフェイは必要以上に魔法を使わずにこうして自分の身体を駆使しながら農業を行っている。カゴ一杯に作物を収穫し終えたフェイはそのまま畑の外に出ると今度は残った作物を外敵から守るために柵を準備する。 「さて、今日はこんなものかな。“母なる大地の源よ・・その大いなる生命を与えたまえ! ガイア・ソウル!!”」 今度は平原から土で出来たゴーレムが4体ほど現れる、彼(?)達はフェイから魔力を貰っているので1体ずつ各自に分かれて行動することが出来る。ちなみに魔力とはご存知のとおり魔法を使う際に絶対必要な力のことでその許容量(キャパシティ)は人によって様々・・訓練を積んだ人間であれば魔力の許容量も増やすことは出来るのだが稀に高い潜在能力の影響かとてつもないキャパシティの持ち主がいることもある。フェイもその例外に漏れず比較的魔力の消費の激しい大地の魔法を連発しているのだが、本人はいたって無自覚である。 ゴーレムたちは各自に散って畑の周りを見張るように動きながらフェイの命令通りに畑の守護を開始する。そのまま仕事を終えたフェイは大量の作物が入ったカゴを抱えながらそのまま家へと戻っていく、家の前には馬車が止まっており1人の女性がフェイを出迎える。 「あら、フェイ」 「兄さ・・じゃなかった、姉さん」 彼女はフランソア=ラインボルト・・通称フラン、彼女はこのとおり列記とした女性であるが彼女は元は男性でフェイの実の兄であったが童貞だったために15歳の時に女体化してしまったのだ。そんな彼女の職業は医者、治療の魔法を特化してあらゆる怪我や病気を治し続けている、彼女も例に漏れずに魔力のキャパシティは常人と比べるとかなり高いほうなので高レベルの魔法を連発しても何ら問題はない、持ち前の魔法の腕に女体化してからの美貌も手伝って彼女はちょっとした人気者なのだ。 「姉さん、仕事はいいの? 前の台風で患者さんが増えたんじゃ・・」 「まぁ、大概は王宮が各地に医者を派遣しているから問題ないわ。重傷者もあらかた治療したけど・・問題なのは薬に使う薬草を取りに行かないと」 大概の病気や怪我は魔法で治るとはいってもこの世界でも薬というのは大変重宝されているので医者としてフランも調合にはかなりの心得がある、事実フェイが病気になったときはフランの薬のお陰で何事もなく完治している。 「だったら、僕が街に行くついでに取ってくるよ。どこに行けば見つかるの?」 「・・ナンメル山脈よ」 「ええっ!! あそこはモンスターが大量に生息しているじゃん!!」 この世界にも例に漏れずモンスターが生存しているのはお約束なのだが、生み出している悪魔自体が滅んでいないのでモンスターは当然生存をしている。しかし力の源である悪魔が封印されていた影響もあってかモンスターの力はそこらへんに生息している野生動物よりも弱いので今ではたいした驚異ではない、魔法を覚えた子供でも容易に倒せるほどだ。フェイが行きたがらないのは単にめんどくさいだけ、それにナンメル山脈と言えば余りいい思い出がない。 「あそこは昔のトラウマが甦るよ・・まだ魔法を覚えたてだった僕と姉さんをナンメル山脈に放り込んだのは父さんと母さんだよ!!」 「それは幼かった時の話でしょ、確かにナンメル山脈を始め死の谷やバーン火山に群島の無人島にも放り込まれたけど2人で何とか耐えたお陰でこうして強くなったものだしね」 彼らの両親はフェビラル王国では知らぬものさえいないと言われる魔道戦士、産まれたときから並々ならぬ魔力と才覚を持った2人は幼い頃からこの両親に様々な修行をさせられてその力を開花させるに至っているのだが当事者である彼らにとってはトラウマ以外何者でもない。 「まぁ、そうだけどさ・・やっぱり嫌なものは嫌だよ」 「ウジウジ言わない! いい、2人が行方不明になってから半年・・兄弟2人で助け合って生きていこうって誓い合ったの忘れたの?」 「うん・・」 2人の両親は子供たちの成長を見届けたのを確認すると今度は別の大陸へと旅立っていったのだが、度々届いていた手紙もばったりと消えて今では行方知らず・・しかし並みの人物ならばいざ知らず、生きる伝説とまで言われている両親の実力はこの2人が一番よく知っているので息絶えているとは思えないのだが、行方が知らないのでそれを確かめる術は今のところない。 両親が行方不明になってからも2人はこうして力をあわせて助け合いながら懸命に生活をしている、それに両親から鍛えられた力と魔法に伝授された知識も相まって苦労は今のところない。 「というわけで私の馬車使って良いから売るもの売ってさっさと出かけなさい。これが必要な薬草のリストね」 「わかったよ・・行ってくる」 少しばかり気分が落ちながらもフェイは収穫したばかりの作物を売りに街へと向かうのであった。 首都・中央市場 フェイが収穫した大量の作物はこの中央市場に納品されて各市場に売りさばかれる、最初はフェイ個人で販売していたものの一回での収穫する量が多すぎたので今はこうして中央市場で販売を一任してもらっている、販売を統括している店主とも今では顔なじみの間柄だ。 「んじゃ、今日は16000TSだな」 「ええ!! 今日は出来が良かったんだからもう少し値上げしてよ~」 「ダメだダメだ。先月の台風でどこの農家も軒並みやられて厳しいんだよ! いくらフェイでもここばかりは譲れねぇな」 頑なにフェイの交渉を跳ね除ける店主、どうやら先月の巨大台風でどの農家も凶作なので市場の台所事情も厳しいようだ。ちなみにTSとはフェビラル王国で流通している通貨の単価であり命名も女体化から来ている。 「今じゃ他所も一緒だよ。これだけの作物に16000TSを出すのはウチぐらいだ」 「う~ん、16000TSがあれば今月はギリギリ生活できけど・・仕方ない、飲むよ」 「毎度あり!! そんじゃこれが代金な」 店主から代金を受け取るもののフェイはどこか不満顔・・それもそのはず今回の作物はどれも出来が良くて自信作だっただけに今回の収入は少しばかり悔しいところだが先月のフェビラル国家を襲った台風で畑を立て直すのにはかなり苦労したのを思い出す、あの時はあまりにもの膨大な惨状に絶望したフェイはフランにも協力してもらったお陰で短期間で畑の建て直しと自宅の修復に成功したのにこの現状はとてもじゃないがフランに伝えられない。 あの台風での損害の穴埋めは今回の収入である16000TSではとてもじゃないが足しにはならない、家の修復だけじゃなく逃げ出してしまった馬や家畜の費用はとてもバカにはならない、新しく家畜を飼いなおすのもお金と手間が掛かるし交配させて成長させるのにも時間が掛かる。いくら魔法でも動物の成長を促すことはできない、せいぜい上質な餌を生産することだけしか関の山だ。 「はぁ・・これじゃ、姉さんに叱られるよ」 「お~い、フェイ!!」 「あっ、翼君」 当然フェイの目の前に声を掛けたのは1人の青年の名は大前 翼。このフェビラル国家は他国との貿易は盛んに行われており、お隣のデスバルト共和国の文学を祖に漢字と言う独自の言語にまで発展させており今では人の固有名詞までに使われているぐらいの普及率を誇る、このフェビラル国家は魔法国家としても名高いが独自の文化を形成している側面もあり世界でも注目されているぐらいだ。 そんな翼の職業はフェビラル国家お抱えの戦士、恋人である魔法使いのつつじ、相棒の明とパーティを組んでいる。彼らとフェイの関係は前に飛来してきた巨大ドラゴンとその集団を退治した時に共闘した間柄である、いつもなら一緒にいる明とつつじが見当たらないのを見るとどうやら翼1人のようだ。 「今日も農業? よくあの台風の後で畑を立て直せたね、滅茶苦茶だったんじゃない?」 「まぁ、姉さんに色々手伝ってもらってね。つつじちゃん達が見当たらないようだけど・・」 「2人は各地の復旧作業に当たっている。凄い台風だったからね、王宮は大慌てで魔法で色々直したりしているよ」 「そっちも大変だったんだね」 台風当日の日はフェイも畑と家には通常よりも上位な大地の魔法で守りを固めていたのだが畑は無残な姿に成り果てて家のほうも原形は留めているもののあちこちが壊れてしまって今でも修理しているのが現状だ、それに家畜小屋にも直撃して丹精込めて育て上げた家畜たちは散り散りバラバラ・・フランにも協力して魔法で何とか探したのだが大概は野生動物とモンスターの餌になっていて生き残っているのが今の馬一頭だけである。 フランの方は仕事に必要な薬品や薬草などは無事だったのだが、足である馬がいないので仕事にも支障をきたしている、一応魔法で空を飛んで移動することは可能ではあるがそれだと無駄に魔力を消費してしまうのでいざと言うときに魔力不足で治療が出来なくなってしまうのだ。今はフェイと共同で馬車を使っているのだが馬を早く揃えないとこっちも仕事にならない。 「それにしても何でフェイは農家してるの? 前にドラゴンの親玉を一瞬で退治した腕前なんだから王宮で働きなよ、その腕だったら隊長クラスは確実なのに」 「う~ん・・前にも言ったけど両親が反対してるからダメなんだ」 フェイの両親は日に日に力をつけていく子供たちの強大な力を目の当たりにして2人にある言いつけを守らせている、“国に絶対に属するな! その力は常に困っている人たちのためだけに使え”2人の強大な力が国同士の戦争に利用されるのを危惧した両親は常日頃から2人にはこの言葉を修行をつけた時から常に言い聞かせておりフェイとフランはこの両親の言いつけをきちんと守り通している。それに彼ら2人からすればドラゴン退治など幼い頃から両親に何度もやらされていたし、修行の一環でお隣のデスバルト共和国の最北端にある凶暴なドラゴンの魔窟で名高いクラフト・キャニオンへ装備も何もなしに4ヶ月間放り込まれたのでドラゴン退治など何ら抵抗など感じない。 ふとフェイは昔のトラウマを思い出してしまって閉口してしまっているが、翼はそんなフェイの気持ちなどお構いなしに残念そうな顔つきである。 「勿体無い話だね。でも無理強いするのはよくないし・・」 「ハハハ・・ゴメンね。こっちも台風で家畜や馬がいなくなって困ってるんだよ」 「馬なら、兵舎に一頭ぐらいなら余ってるよ。何なら僕が話をつけようか?」 「いいの!? 牡馬がいれば何とか繁殖できるから助かるよ」 思わぬ収穫にフェイは思わず歓喜してしまう、今の馬は牝なので牡馬さえいれば何とか繁殖にこぎつけることが出来るので馬車もフランと共有しなくて済む。 「ああ、確か余っているのは牡だったからねそれにフェイにはドラゴン退治のときにも手伝ってもらったからお安い御用だよ」 「ありがとう、それじゃ早速王宮に行こう」 「そうだね、僕も報告がてら行かなきゃいけないから一緒に行こうか」 翼はフェイの馬車に乗り込むと2人は王宮に向けて馬車を進める、ホクホク顔のフェイはこれから起こる困難など知らず馬車を王宮に向けて進めていくのであった。 フェビラル王国・DT宮殿 翼と一緒に王宮に着いたフェイはそのまま離れにある兵舎で貰う予定の馬を観察する、体格や健康状態ともに問題はないのだが肝心の性格が臆病で戦闘用には向いていないようで軍馬としては使えないのだ。なのでこのままフェイに貰われても軍としては何ら問題はないし後ろめたさがないので大助かりである、後は馬を管理する軍団長と翼の話し合いが終わればこの馬は正式にフェイに委譲されるのだ。 「うちの馬と相性も良さそうだし・・あの時はドラゴン退治に参加して良かったよ。あっ、翼おかえり」 「フェイ・・」 再びフェイの元に翼が現れるのだがその表情は先ほどとは打って変わってどこか申し訳なさそうな感じだ。 「ど、どうしたの・・なんかあったの?」 「すまん、馬は上げるが・・条件がついた」 「え・・条件?」 なにやら嫌な予感が思い浮かんでしまうが既に翼に頼んだ手前として断るわけにはいかない、もし断って薬草を取りに帰ったとしてもフランの怒る顔が目に浮かぶのでそれだけは出来ることなら避けておきたい。そのまま覚悟を決めたフェイは翼から条件を問い質す。 「翼、条件ってなんだい?」 「それは・・盗賊退治だ。詳しいことは国王から話があるはずだ」 「こ、国王って・・そんな大きな話なのかい!!!」 どこかのRPGのように一庶民が国王との拝見など本来ならばありえない、自分の両親はどうなのかはわからないが・・とりあえずやることはやって馬を受け取って帰ろう、翼には悪いが両親の教えもあるのでこれからは国とは出来るだけ関係を絶っておいたほうが良さそうだ。 「とりあえず、宮殿の中に案内するよ。国王陛下がお待ちだからね、馬はこっちで預かっておくから安心して良いよ」 「わかった」 そのまま翼の案内の元フェイは宮殿の中を進んでいき国王の待つ客間へと通される、これはフェイが一般人のために翼が配慮したもの・・一応一国の主であるので周囲のしがらみとかが色々あるのだ。 「それじゃ、待ってて。もうすぐで来られると思うから」 「うん、ありがとう」 翼が退室した後、1人残されたフェイは異様のない緊張感に包まれる。これからこの国の指導者と会うのだからそれは無理もない話しだろう、それから数分後・・使用人に伴われて見た目とは裏腹に簡素な衣装を纏った2人の男女が現れる、というか女性のほうは簡素と言うか女性の戦士に支給される制服である、彼らがこのフェビラル王国を統べる国王とその女王で名をシンジュ=フェビラル、ルリ=フェビラルといった。 「待たせて悪かったな。俺が国王のシンジュだ」 「私はこの国を守る戦・・じゃなくて女王のルリです」 「どうも・・フェイ=ラインボルトです。この度は国王陛下及び女王陛下にお招き頂いて大変光栄であり・・」 「硬い硬い、ご両親みたいにタメ口で結構だぜ。何せ先の大戦では2人によって救われて・・」 「シンジュ、その話はまた今度の機会で・・フェイ君が困ってるよ」 ルリに止められてシンジュは一呼吸置くと改めて今回の依頼をフェイに説明する。 「実は台風の騒動に便乗して略奪をする盗賊を退治してほしいんだ。一味の名前はサガーラ盗賊団、自然の要塞とも言われるナンメル山脈に潜んでおりその被害はかなりのものだ」 「あの・・失礼ながら盗賊退治であれば何も僕じゃなくて軍がやればいいのではないのでしょうか?」 「こっちもそれなりの手馴れを要して鎮圧部隊を編成して退治に向かったけど結果はすべて返り討ち・・兵の被害は少なく見積もっても一個師団以上に相当するわ、中には熟練の魔法使いや剣士もいたから国とすればかなりの損害よ」 「というわけだ。相手はただの盗賊ではない、こんな時に君の両親がいればいいのだが残念ながら行方知らず・・その偉大なる魔道剣士の血を引いた君に依頼したと言うわけだ、聞くところによると以前に飛来したドラゴン集団を瞬殺したと聞いている」 どうやら翼たちによって以前のドラゴン退治の話しも耳に入っているようだ、下手に断ったら自分の身が危ない気がする。自分はバリバリの戦闘派である両親とは違って平穏に暮らしたいほうなのでなるべくなら穏便に済ませておきたい、それにナンメル山脈の薬草を取りに行かないとフランに叱られてしまう。 「わかりました、お引き受けします。丁度ナンメル山脈には用事もありますし・・」 「ありがとう! お礼はたっぷりと弾むわ」 「馬一頭だと不釣合いだしな。それにこれから戦いに行くのだから武器や防具も必要だ」 「いえ、馬一頭だけで充分です。それに武器や防具も必要ありません、魔力増幅装置の類は身につけてますから」 フェイの右手の親指に装備されている指輪には魔力増幅装置と制御装置を兼ねており、下手なアイテムよりもかなり効果がある。これは両親がフェイだけのために作ってくれた特注品で他人がつけてもただの指輪い過ぎない。 それにあまり無茶な要求をして国との関係を結ぶとまずいのでここは当初の予定通りに馬一頭だけにしておいたほうが利口である、もし両親が帰ってきて国と繋がっているのがバレてしまえばあの地獄以上の日々を当分過ごさなければならないだろう。 「では、ナンメル山脈へ向かいます。見送りは不要ですので馬車を預かってもらえますか?」 「わかった、責任を持って預からせて貰うよ」 「気を付けてね」 シンジュとルリの見送りを受けながらフェイはそそくさと外に出るとそのまま力を念じて詠唱を唱え始める。 “風よ・・我が身を包み委ねたまえ!! 飛翔せよ!!” そのままフェイの身体は重力を無視して空に浮かび上がると鳥のように大空を駆け巡って天空を駆けてナンメル山脈へと向かう、この魔法は風の魔法の一つで文字通り飛翔。その単純かつシンプルな魔法であるが習得にはかなり難しく数ある魔法の中でも上位に相当する、魔法国家であるフェビラル王国でも飛翔の魔法が使えるのはほんの少数・・若いながらも楽々と扱うフェイの実力は計り知れないものがある。 久々の魔法にフェイも僅かなブランクを感じながらも身体のうちにあふれ出す魔力にかつてフランと行ったあの修行の日々を思い出す。 「久々に農業以外で魔法を使うけど・・威力を制御しないとね」 いざと言う時のために姉のフランと一緒に修行しているフェイであるが久々の実戦なので制御できるかどうかは心配なのところ、相手は同じ人間なのだから極力戦闘は避けておきたい。そんなことを考えているとあっという間にナンメル山脈へと到着するとそのまま魔法を解除して降り立つ、この美しい自然と山々の数々を見ていると幼い頃ここで両親に叩きのめされたことを思い出す。 「ここは相変わらずだなぁ・・2人とも容赦なかったし」 盗賊団のアジトを探すために幼き頃の記憶と照らし合わせながら険しいナンメル山脈を歩き続ける、ついでにフランの探していた薬草を収穫するのも忘れない。しかし盗賊もこんなところにアジトを構えるとは困ったものである、いくらフェイでもこんな天然の魔窟の中から盗賊を探し当てるのは骨が折れる。 (全く、戦闘を考えたら街中よりかはマシだけど探す身にもなって欲しいよ) 生い茂る草木を掻き分けながらフェイは盗賊探しを続ける。 盗賊団アジト ナンメル山脈にあるとある洞窟、ここがサガーラ盗賊団のアジトである。構成員は意外にも2人だけ、見た目は世の女性ならば誰もが羨む超絶プロポーションを誇る盗賊団首領の相良 聖と女性と思わしき顔立ちのこの人物、その名は・・ 「お芋たん言うなッ――!!」 「うるせぇんだよ!! ちょっとは黙ってろチビ助!!!!」 「す、すんません・・」 聖に怒鳴られてすぐに小さくなってしまった彼の名はお芋たん。よく周囲からは女性と間違えられるのだが・・信じがたいことに男性であり、ついてるものはきちんとついている、そんな彼の得意としているのは魔法であり常人では習得するのに時間が掛かる上位魔法をそれなりに扱える。 そんな彼らはこのアジトを基点にフェビラル王国を始めとして様々な諸国の貴族達を中心に荒しに荒しまわっているイケイケの盗賊団だ、現にフェビラル王国の軍隊を退けた実力は業界の中でもかなり評価されているほうだ。 「親分、貴族ばかり狙うのはやめませんか」 「あのなぁ、弱っちぃ奴等からぶん取ったって高が知れてるだろ。ボンボン貴族のほうが取った時の収入が大きいじゃねぇか」 「そりゃそうですけど・・親分が強いのは知っていますけど、折角綺麗な姿で女体化したんだから女として余生を生k――フベラッ!!」 魔力を帯びた拳がお芋たんの顔面に直撃して非常に硬い岩壁に叩きつけられてしまう、聖の得意技は自身の魔力を女体化してからも変わらないその強大な力と合わせて叩きつけるパワーファイト、しかも女体化してから俊敏さが増しておりタイマンであれば無類の強さを誇る。お芋たんの魔法と聖の格闘のコンビネーションによって2人は今日までにこの弱肉強食の盗賊家業を続けられたのである。 「うるせぇ!! 俺は昔から野郎たちを叩きのめしてここまでやってこれたんだよ!!」 「ずびばぜん・・」 聖の気性の激しさにお芋たんは手を焼くもののこれもコンビの宿命としてもはや諦めている。 「ったく、この前はあの男女如きに手こずりやがって・・」 「仕方ないでしょ、あまりにも強かったんだから・・ウチの魔法も万能じゃありません」 前に貴族の屋敷に忍び込んで金品を強奪した2人であったが、貴族お抱えの夫婦剣士であった光と明に思わぬ苦戦を強いられてた苦い記憶がある。あの時は2人とも完全に逃走スタイルであったので力をセーブして戦ったのは辛かったのだが決死の逃亡劇の末に何とか逃げ出すことには成功したのだが奪った金品の一部を失わざる得なかったのだ。 「本気でやれば楽勝ですけど盗む時は力を抑えないと後々考えたら面倒ですし・・」 「最近は派手に暴れまわったお陰で警備も堅くなってやがるしな」 「名前が売れれば売れるほど仕事がやりづらい・・盗賊家業の因果ですよね」 このアウトローの世界は非常に厳しく彼らを襲うのは何もフェビラル国家の軍だけではない、時には同業者である盗賊の縄張り争いにも巻き込まれることもあるのだ。某仲良し4人組の一角で盗賊狩りを趣味とする赤き眼の魔王の魔法を放ったりする物騒な人物がどこかの世界にいるとかいないとか・・ しかし彼らも一生盗賊を続けていくにも無理はあるのでどこか見切りをつけるのも大事である。 「ま、蓄えはあるし暫くは休業しても大丈夫だろうな」 「そうですね、後はアジトを変えるのとちょっかいかけてくる輩達を排除しましょう。いつまでもこうして洞窟に篭っているわけにも行きませんし・・」 「面倒くせぇがしかたねぇな。んじゃ明日に備えて今日は寝るか」 そのまま彼らは食事を終えるといつものように穴倉生活を脱するためにも行動を開始するまでだ。
https://w.atwiki.jp/holycross/pages/67.html
お久しぶりのミニぎふ!が始まりました!今回はアルルのプロフィールですがかな~り手間取りましたよ(゚Д゚;) 作者こと自分は男なので女性の平均的な身長、体重なんぞ知るか!!って感じで( ゚∀゚)・∵. とりあえず身長は女性では高め(?)設定にしてあります。ではではどうぞ!! 「うん・・・・・・ずっと待ってる。約束だよ」 アルル・F・リューネス 年齢 17歳 性別 女 身長 164cm 体重 ?kg 利き腕 右利き 性格 普段は明るいが結構寂しがりなところも。アリウスにはべったり。 クラス 魔導士 主な使用武器 現在は魔法のみ 元々使えた力 炎、水(氷も水の力に含まれる)、自然、?、? 外見 白い服と青いスカート、靴は短めのブーツを履いている。 髪はほどけば背中まではある綺麗な長い茶髪で、それを髪飾りで頭の後ろで束ねてある。 瞳の色はルークの薄い水色とは対照的な深く澄んだ青い瞳。 設定 アリウスの恋人。アルル自身は「決まり」を破ってはいないが、それを破り千年後の世界に飛ばされたアリウスを 追って同じ世界へ。しかし、アルルがアリウスと合流した際にアルルの魔力が今まで通りだと インチキになってしまうのでアリウス同様に力を奪われるはめに。 ただ、アルルの場合は飛ばされた場所がサレッドの中心街のど真ん中だったので、それを目の当たりにした 住民達に怪しまれ拘束。アリウスとルークに助けてもらうことになった。 両親は「ある奴」に無残にも殺害されてしまった。しかし、彼らは本当のアルルの親ではない。 アルルは生まれてすぐに捨てられた孤児である。 ちなみに アリウス動揺、アルルの名前に入っているFは本編が進行するまで秘密です。 「ある奴」もまだしばらくナイショ。本編が進行すればその名前が出てきます。か~なり本編では重要キャラです。 非常に残念ながら、アルルの本当の両親は本編にもミニぎふにも登場しません。あしからず。 アリウスとアルルがお互いに魔導士であることを知ったのは付き合うようになった後。さらに、ミーティアさんに出会ったのはそのもう少し後。 実は魔法に関しての潜在能力はアリウスよりも上。ただし、力の使い方にまだ慣れきっていないせいで現時点はアリウスよりも弱い。 こんな感じですかねえ。いや~意外と書いてみるとアルルの設定が多い多い。知らないうちに決めてしまっているものなのでしょうか? ん?何?体重が分からない?女性の体重を聞くのはタブーだぜ兄ちゃん。 まあ俺は変態という名の紳士なので公開してあげよう。アルルの体重は・・・・・・。 「このまま黙ってるのと全身焼き尽くされるのと、どっちがいい?」 ひぃぃぃ!!すみません、嘘です。冗談です。アルルさん、笑いながら右手を目の前に持ってくるのはやめて下さい。 「なら許してあげる。私の体重は永遠のヒミツだよ。アリウスにだって教えてないんだから・・・・・・」 ふう・・・・・・寿命が縮まなくてよかったところで今回のミニぎふ!はここまで。ではまた次回お会いいたしましょう!! 名前 コメント 第二回へ戻る 第四回に進む 小説ページへ戻る トップページへ戻る
https://w.atwiki.jp/nbugolf/pages/6.html
大分県出身 日本文理大学ゴルフ部の大分県出身者 朝生翔太 梁井竜輔 生野元大 佐野 徹 小野翔平 岩本隆義
https://w.atwiki.jp/legends/pages/4813.html
「・・・・・・」 沈黙した電話機を、ムーンストラックは苦い表情で見つめていた。 傍らでは、柳が固唾を呑んで彼が何事か言うのを待っている。 「・・・両親の事を思い出したようだ」 「・・・!」 柳も呼吸が止まる。 ノイの両親の死と、それにまつわる彼女の記憶については、彼もムーンストラックから聞いていた。 8年前の冬の日。 「みろよ、あの子。月に・・・お前に祈ってるよ」 「俺は“ムーンストラック”だ。“月に住む男”ではない」 そう言うな、お前は居るだけで子供に夢を与えてるぞと 当時の契約者が物陰から見守っていた幼女は、夜空の月に向かって、何事かを祈っていた。 「さいきんね、お父さまとお母さま、けんかばかりしているの。 おねがいお月さま、お父さまとお母さまをなかなおりさせて」 ・・・それから程なくして後。 深手を負い、命が尽きるのを待つばかりとなった契約者は言った。 「契約・・・を・・・解除しよう・・・」 一蓮托生で二人とも消滅するより、彼だけでも助けようとした契約者の遺志を汲んでその子の様子を見に行った夜。 冬の夜は早く、一際暗いというのに邸内に明かりはついておらず、子供の泣き声が聞こえた。 「お父さま、お母さま、おきてー」 暖炉の火も消えた部屋で、女の子が泣いていた。 夫婦らしき若い男女は既に事切れていて― …子供の傍には、襤褸を纏った、骸骨。 その色濃い“死”を思わせる影は、ソレがどのような存在なのかを容易に想起させ、彼は此処で何が起きたのかを悟った。 そして、この場でただ一人、この子だけが無事だった、その意味は。 「何ということだ・・・!」 おそらくこの子には、自分のした事も、両親がどうなったかもわかっていないに違いない。 「おじさんだれ?」 気がつくと、子供は彼の服の裾を掴んでいる。頬には薄黒く涙の跡が残り、目は赤く泣きはらしている。 何時間ほどもこうして過ごしていたのかと思うと、彼は真実を言う気にはなれず、そのまま子供の額に手を当てた。 「・・・?」 たちまち子供は意識を失い倒れ込んだ。泣きはらした痕は消えないものの、その表情は安らかだった。 「皆、忘れてしまいなさい・・・これは、事故だ」 「良いな、お前の両親は・・・事故で死んだのだ」 『・・・・・・』 柳は重い溜め息をついた。なぜ自分が今、彼女の側にいてやれないでいるのか。 「俺、ちょっと出かけて」 「お前達」 言い掛けたところで、男二人に声を掛ける者が居た。 「リジー・・・?」 「イタル様に何か、変わった様子はないか?」 「変わった様子・・・さあ」 そういえば、あれから少し、口数が減ったような気がしないでもない。 一番大騒ぎを演じるノイが帰ってきていない今、静かすぎてあまり気がつかなかった。 「食もお進みでないようで・・・何かあったら教えろ」 それだけいうと、彼女はひらりと身を翻し、夕飯の買い物に行く、と言い残して出掛けていった。 「・・・・・・」 放課後。 極は繁華街のファーストフード店で時間を潰していた。 別に何か食べたいわけじゃない。昼食もだいぶ残しているし、今だって目の前のコーラの紙コップは手つかずのまま氷が溶けて外側は滴がしたたっている。 家に足が向かなかった。こんな事は初めてで、極自身にも何故なのかわからない。 今までだったらまっすぐ帰って、宿題と予習、復習を済ませて 「イタル、お勉強?」 「チューガクって、どんなお勉強するの?」 「邪魔だよ、テレビでも見てろ」 空いた時間には読書。 「イタルー!お勉強終わったらテレビ見ようよ!」 「イタルはマンガ見ないの?」 (・・・お前なんか・・・お前なんか。僕は) 氷の溶けきったコーラの味は、今の彼の気持ちのように、うっすらとぼやけていた。
https://w.atwiki.jp/officialblog/pages/628.html
三重出身芸能人・有名人のブログ一覧です。 関連リンク 取得中です。 関連ニュース いつかまた、どこかで 名古屋「ギャラリー366」10日閉廊 9年間で企画展300回 /愛知 - 毎日新聞 「美味しくなって戻ってきて」ヒラメ稚魚2000匹 子どもたちが海に放流 | 東海地方のニュース【CBC news】 - CBCテレビ 低山に「ただいま!」 マイナー峰も夢中で巡る 名張出身の市川さん | 【伊賀タウン情報 YOU】 - YOU 【凛九 伝統工芸を継ぐ女性たち】その八《伊勢一刀彫》太田結衣さん 心が“ほっこり”するような一刀彫を(オーヴォ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【新型コロナ】5日発表の感染者数 愛知4人 三重1人 岐阜は2日連続ゼロ 愛知は先週日曜から1人増 | 東海地方のニュース【CBC news】 - CBCテレビ 「2歳上の兄・タクにも絶対に負けたくありませんでした」ゴールに執着して泥臭く戦う浅野雄也の決意【INTERVIEW#2】(広島アスリートマガジン) - Yahoo!ニュース - スポーツナビ 彩人旬人:子どもの指導に情熱 能楽師 小松勝憲さん(79) /三重 - 毎日新聞 【千葉】3選手が契約満了。船山貴之「心が苦しいです」、矢田旭「力不足で申し訳ありません」(サッカーマガジンWeb) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 西岡良仁がジュニア対象の賞金つき大会「Yoshi s Cup」を開催「次世代の選手が世界で活躍できるインフラをつくりたい」【テニス】(Tennis Classic) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 長さ35メートル、重さ40キロの大しめ縄を張り替え 夫婦岩で迎春準備 | 東海地方のニュース【CBC news】 - CBCテレビ 詩集4冊出版 伊賀出身の森田さん | 【伊賀タウン情報 YOU】 - YOU スピーカーみたいに音が聞こえる新タイプのイヤホンって?【ハッシュタグZ】 #11月27日放送回(bizble) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 尾鷲沖で軽石7個程度見つかる 小笠原諸島の海底火山の噴火で発生した可能性も | 東海地方のニュース【CBC news】 - CBCテレビ 泥だらけになって高校生がレンコンを収穫 休耕田を利用 | 東海地方のニュース【CBC news】 - CBCテレビ 総務大臣表彰に名張の小引さんと武仲さん 地域活動に長年貢献 | 【伊賀タウン情報 YOU】 - YOU 鈴鹿医療科学大学がイルミネーションで幻想的に LED11万級で冬のキャンパス彩る(三重テレビ放送) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 3日午前の和歌山県沖地震 三重・熊野市で震度4 尾鷲市などで震度3を観測 | 東海地方のニュース【CBC news】 - CBCテレビ 119回目の絵画作品展 チャーチル会上野 伊賀市で | 【伊賀タウン情報 YOU】 - YOU 死亡したのは住人の高齢夫婦と息子 三重・鈴鹿市の住宅火災 | 東海地方のニュース【CBC news】 - CBCテレビ 「監督・小倉隆史」率いるチームが出場できた複雑な理由【将来的Jリーグ入りへの「第一関門」の魅力と問題点】(3)(サッカー批評Web) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「自暴自棄になり刑務所に入りたかった」空き家に火をつけ全焼させた男を逮捕 | 東海地方のニュース【CBC news】 - CBCテレビ オミクロン株の濃厚接触者・愛知県で新たに7人確認 6人が宿泊療養施設入所・1人が自宅待機 | 東海地方のニュース【CBC news】 - CBCテレビ 温めるだけで味わえる…マダイを丸ごと焼いた「めでたい焼き」作りが最盛期 | 東海地方のニュース【CBC news】 - CBCテレビ 作家10人の作品展 感性織り成す「美」 3日から名張で | 【伊賀タウン情報 YOU】 - YOU 子どものSOS気付くには地域の連携が大切…古川法相が三重・津の少年鑑別所を視察 | 東海地方のニュース【CBC news】 - CBCテレビ 「2022ミス・インターナショナル日本代表」佐賀県出身の松尾綺子さんに決定! - アットプレス(プレスリリース) 世界卓球男子ダブルス 戸上(津出身)、宇田組が銅 三重 - 47NEWS “生きたまま”箱詰めして発送 お歳暮用に人気の伊勢エビの出荷が始まる 三重・鳥羽市 | 東海地方のニュース【CBC news】 - CBCテレビ 世界卓球男子ダブルス 戸上(津出身)、宇田組が銅 三重(伊勢新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース アイドルが考える、健康な心と体 (後編) 私たちの生理の乗り越え方と、新時代の根性論(音楽ナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「文語は過去とつながる合鍵」 古典や文語を身近に感じて 津で講演(三重テレビ放送) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 集合住宅の一室で火事 男性1人死亡 遺体の身元特定を急ぐ 三重・鈴鹿市 | 東海地方のニュース【CBC news】 - CBCテレビ <萬波ユカ>看護師から転身の世界的モデル 昔は「自分に自信がなかった」(毎日キレイ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 俳聖・芭蕉の出身地訪ねて詠んだ? 一茶の句 短冊新たに見つかる|信毎web - 信濃毎日新聞 GENERATIONS中務裕太「新しい自分が見えた」 主演映画での衝撃シーンとは(ananweb) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 料理も芝居も“いつどこで誰と何を楽しむか”、舌と心を満たす「MPAD2021」開催(ステージナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 無病息災や五穀豊穣を願って太鼓を演奏 全国から集まった奏者が腕前を披露 三重・伊勢市 | 東海地方のニュース【CBC news】 - CBCテレビ GENERATIONS小森隼「本当に感慨深い」10周年…映画「昨日より赤く明日より青く」公開インタ(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ヴィアティン三重の来季監督に樋口靖洋さん【サッカー】(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 西山ファーム詐欺で共犯女を逮捕 三重・津市の夫婦に桃の投資話をもちかけ1200万円だまし取る | 東海地方のニュース【CBC news】 - CBCテレビ 「亀山ブランド」コーナースタート ジェイアール名古屋タカシマヤ | 東海地方のニュース【CBC news】 - CBCテレビ 「怖い。信じられない」三重・伊賀市役所職員が内部告発者の名前などを無断で告発者の会社の社長に伝える | 東海地方のニュース【CBC news】 - CBCテレビ 【ジャパンC コントレイル LastFlight(4)】矢作厩舎・金羅隆助手(サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 正月飾りなどに使われる葉ボタンの出荷始まる | 東海地方のニュース【CBC news】 - CBCテレビ 『八十亀ちゃんかんさつにっき』第4期制作決定 戸松遥らキャストコメント到着(クランクイン!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ボクシング】”かませ犬”思い切りかみついてやる!中村祐斗が新春にタイトル挑戦、勝てば2冠&世界ランク入りのチャンス(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 祝日の賑わいは? 東海3県の行楽スポットに注目! 各地の様子を空と地上から見てみると | 東海地方のニュース【CBC news】 - CBCテレビ 「真っすぐな指揮」で納得の演奏 伊賀市出身の山本さん | 【伊賀タウン情報 YOU】 - YOU “宛名のない手紙”を投函するポスト 伝えられない“あなたの思い”を空に届けます 三重・津市 | 東海地方のニュース【CBC news】 - CBCテレビ アスリートの情報発信 コロナきっかけ ファンとの交流、様変わり 三重(伊勢新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 亀山商議所が70周年 記念式典で知事が講演 三重(伊勢新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 大須シネマで「アニレコライブ」 地元声優がアニメに生アフレコ(みんなの経済新聞ネットワーク) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 柔道インカレ 皇学館大、初の日本一 女子3人制で優勝 三重(伊勢新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース #国民的グラドルコンテスト 開幕!予選ラウンドに進出した16人を紹介 - NEWSポストセブン 三重国体、県選手団に認定証 中止も、積年の努力に敬意 三重(伊勢新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 津の石水博物館 半泥子代表作など100点 移転10周年で記念展 三重(伊勢新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 農and食・毎日農業記録賞:県内から5人受賞 /三重 - 毎日新聞 通学途中に気づいた「パン屋の匂い」「カモの親子」マイ・フェイバリット・チャリンコ・ロード(TOKYO FM+) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【世界卓球2021】水谷も認めた若手ナンバーワン・戸上隼輔|テレビ東京卓球NEWS:テレビ東京 - テレビ東京 沖縄戦、60.5%が「自分にも沖縄の人にも継承する責任がある」 考えるきっかけ、修学旅行が大きな鍵に(沖縄タイムス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース いじめ、させない! 女子ラグビー選手訴え 近鉄四日市駅で 防止強化月間 三重(伊勢新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 伊勢湾に姿を現したクジラ 海上保安部の巡視艇が撮影に成功 三重・鳥羽市 | 東海地方のニュース【CBC news】 - CBCテレビ 【ボクシング】鈴鹿出身の無敗全日本新人王が2年ぶりリングで再始動 中村淳希「KO狙う」(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ヴィクトワール広島・阿曽がプロ初優勝 今季集大成のレース「すごく達成感ある」(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 優れた嗅覚を活かし事件現場などで活躍へ 「嘱託警察犬」の審査会 三重県警 | 東海地方のニュース【CBC news】 - CBCテレビ 明治安田生命 県へ152万円寄付 「地元応援」コロナ医療に 三重(伊勢新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 熱い映画「おれらの多度祭」上映へクラファン 三重 - 朝日新聞デジタル 「父親が入院」などと“うそ”をついて約90日も無断欠勤 三重県の男性職員を懲戒免職に | 東海地方のニュース【CBC news】 - CBCテレビ 和歌山県文化賞に久保田さん 宇宙工学の世界的研究者(紀伊民報) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 阪神・ドラ4前川、虎党の「右京コール」熱望!ドラマ「相棒」にも出演だ!(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 三重・和歌山・奈良で死者・行方不明88人「紀伊半島大水害」10年で防災訓練…災害から命を守るために | 東海地方のニュース【CBC news】 - CBCテレビ サッカー・なでしこL2部 ヴィアティンLが自力昇格決めるか 入れ替え戦あす最終日 三重(伊勢新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 名古屋No.1人気の望木聡子アナ「ご近所さんの親近感を強みに」(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 新役員就任に関するお知らせ - PR TIMES 県庁ク、日本リーグV狙う ソフト決勝T進出で知事表敬 三重(伊勢新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース サッカー全国地域CL、あす開幕 FC伊勢志摩が初出場 三重(伊勢新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース サーキットで脳内活性、レーサーが運転技術指導 - 朝日新聞デジタル 絶景からコスプレまで、モデルの柴田紗希が三重県を遊びつくす!NEXT TRIP「~伊勢へお参りの旅~」編、「~伊勢・志摩 豪華リゾートの旅~」編、BS12で18日、25日の2週連続放送! (2021年11月11日) - エキサイトニュース “東京世代”が一気に台頭! 日本代表メンバー28名を徹底紹介!(SOCCER KING) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「釣りガール」をPRパートナー認定 三重県名張市 - 朝日新聞デジタル 元F1レーサーは最前列からスタート…特別国会召集で衆議院新人議員が初登院 “10万円給付”への考えは(東海テレビ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「戦死やあわれ」詩人・竹内浩三の碑建立 小津安二郎と同じ公園に - 朝日新聞デジタル 「素材・SDGs・郷土愛」三重の輝き 三重出身アクセサリー作家が制作 - 中日新聞 ハンド代表に服部、山本ら 四日市出身 女子世界選手権 三重(伊勢新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース メ~テレのゴールデンタイムを見て東海3県の「うメ~もん」や「QUOカード」を当てよう!11/8(月)~11/28(日) プレゼントキャンペーン - PR TIMES 俳優チャット小説 初のクライムサスペンスストーリー「DEEP HaCK」チャット小説アプリ「KISSMILLe」で11月7日(日)より連載中! - PR TIMES 全日本大学駅伝 駒大連覇で最多14度目V 東海代表の皇學館大は17位 三重 (伊勢新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 和歌山県高校駅伝で田辺工業優勝 男子の部、3年ぶり2回目(紀伊民報) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ハンセン病元患者ら20年の記録出版 三重テレビの小川さん、差別克明に - 中日新聞 三重高、4年ぶり選手権出場!主将らのゴールで3得点 海星の猛攻しのぐ【高校サッカー三重大会】(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 新人演奏会 個人レッスンやレクチャーも 12月11、12日に伊賀市で | 【伊賀タウン情報 YOU】 - YOU 衛藤選手の功績ねぎらう 陸上男子走り高跳び、鈴鹿で記念セレモニー(伊勢新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 村川選手、プロ入り報告 横浜育成1位、四日市大訪問(伊勢新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 村川選手、プロ入り報告 横浜育成1位、四日市大訪問 - 47NEWS 三重県知事に一見氏初当選 国交省出身、与野党が支援 - 日本経済新聞 マラソン男子 中村匠吾選手28 (三重県四日市市出身) - 読売新聞 陸上1600リレー 川端魁人選手 22(三重県松阪市出身) - 読売新聞 東京パラリンピック陸上代表…三重県出身の前川・伊藤両選手が知事に意気込み語る「自分の力出し切る」 - tokai-tv.com 金メダル目指し頑張る 三重県内出身6選手が意気込み - 中日新聞 三重県フェアで三重とこわか国体・三重とこわか大会のPRを行います - 三重とこわか国体・三重とこわか大会 関連ブログ #bf 関連アイテム showrss プラグインエラー RSSが見つからないか、接続エラーです。 上へ トップページ
https://w.atwiki.jp/flavor/pages/21.html
まだ1年ほど前の事なのですが・・・。 彼女がこの世を去りました。病死です。 その彼女と出会ったのは7年程前でした。 相手はその頃大学1年生でした。 持病があり、あと5年生きられるかどうか?と寂しく笑っていました。 それを承知で私たちはつきあい始めました。 つきあい始めたのは良いのですが、私の仕事の関係で遠距離(関西-東 北)になってしまいました。それでも、彼女は笑いながら逢えるついで に旅行も出来ると言い、月に1度のペースで会いに来てくれました。 相手は実家に住んでいて、私は貧乏サラリーマン。それを察して、相手 が私の所に会いに来てくれていたのです。 最初の3年は、その様な感じで普段は寂しいながらも、お互い幸せに 過ごすことが出来ました。 そして相手は卒業。しかしこの就職難の折り、東北から関西に就職す るのは無理でした。そこで彼女は地元で就職し、お金を貯めて関西に来 ると言いました。私も彼女を迎えるため、必死で貯金を始めました。 相手が就職して1年が過ぎたころ、相手の遊びに来る頻度が、それま で毎月だったのが、だんだん2ヶ月3ヶ月と間延びし始めました。 毎晩電話で話をしていましたが、丁度1年半ごろ前から、たまに彼女 が電話に出ないことがありました。そのころから、ふと私に嫌な予感が わき起こっていました。 私は両親がいません。物心ついた時には、父親は蒸発。そして私が高 校の時に母親が病死しました。そのため、彼女の両親には嫌われていま した。彼女はそれなりに良いところのお嬢様だったので、どこの馬の骨 とも分からない私は、最初から相手にされていませんでした。 ある日、そんな彼女の父親から私の元に電話がありました。 彼女の持病が重くなり、来週から入院することになる。だからもう電 話はかけてくるな、もうほっておいてくれとだけ言われ、一方的に電話 を切られました。 私は来るべき時が来たと思い、しばらく悩みましたが、思い切って上 司に掛け合ってみました。東北に転勤させてくれと。答えはNOでした。 しばらく会社と話し合いをしましたが、結局私は会社を退職し、故郷に 戻りました。荷物も売れる物は売り、出来る限り身軽にして彼女が入院 した病院の近くに、小さな部屋を借りました。離職票が出る前に契約し たので、なんとか部屋を借りることが出来ました。 そして、彼女に会いに行きました。 彼女はかなり驚いていました。そしてひたすら「ごめんなさい」と謝っ ていました。私は会社をリストラされたから故郷に戻ってきたと言い、 新しい勤め先も近くだから、仕事が終わったら会いに来るよ、とだけ伝 えました。 昼間は彼女の母親が居るので、私は病室に入れてもらえませんでした。 そして週末には父親も面会に来るので、もちろん病室に近寄ることも許 してもらえませんでした。ですので昼間や週末はコンビニでバイトして、 平日の夕方彼女の母親や父親が帰った後、残された僅かな面会時間に会 いに行くという日々を送っていました。 そうする間にも、彼女は目に見えて衰弱して行きました。 柔らかかった手は骨が浮き出て、頬はこけ、足はすっかり衰えてしま い、ベッドから起きあがるのも難しいくらいでした。 彼女は私が会いに行くとよく泣いていました。元気じゃなくてごめん なさい。ちゃんと両親に認めてもらえなくて、ごめんなさいと。私は、 そんな事気にしたことはありませんでした。ほとんど食欲がなく、もっ ぱら点滴と、管で栄養をとる彼女でしたが、時々大好物のリンゴを持っ て行き、すり下ろして絞って作ったリンゴジュースをなめさせたりしま した。そのときに見せる笑顔で私は十分幸せでした。 私に出来ることは、そうやって彼女を元気づけることだけでした。 短い面会時間だったので、あまり話も出来ず、ただ彼女の手を握り、 帰り際にキスするくらいしか出来ませんでしたが、私は十分幸せでした。 去年の3月の末くらいだったと思いますが、いつもの様に彼女に会い に行きましたが、彼女は眠っていました。病室に響く規則正しい電子音 に私も睡魔を感じ、つい1時間程眠り込んでしまいました。目が覚める ととっくに面会時間は過ぎており、あわてて病室を後にしました。 すると、エレベータの前のベンチに誰かが座っていました。別に気に せずエレベータのボタンを押そうとした私に、その人が話しかけてきま した。 「話がある。」 その人は彼女の父親でした。 「何でしょうか?」 「君はどうしてここにいる?」 「あの娘のお見舞いに来ているのです。」 「そんな事を聞いているのではない。」 「と言いますと?」 「会社を辞めて、フリーターになってまで、どうして帰ってきたんだ?」 「ご存じでしたか。」 「どうしてそこまで出来るんだ?」 「どうして?好きな相手の側にいるのに、何か理由が必要ですか?」 「・・・・。」 「私の事を認めてくれとは言いません。ですから、せめてご迷惑をおかけしない様にと・・・。」 「分かった。今度からは私たちに気兼ねすることなく、あの子に顔を見せてやってくれ。」 「え?」 「それではこれで失礼する。」 たしかこんな会話だったと思います。 それからは毎日彼女に会えるようになりました。彼女の母親も面会時 間の終わる1時間前に病院を出て、私が彼女と会える時間には席をはず してくれるようになりました。 彼女の話によると、父親が母親にそうするように言ったそうです。そ して、私とのことは彼女の好きにするようにとも言ったそうです。 でも、それから1週間ほどのことでした。 夜自分の部屋で寝ていると、彼女の父親から電話がかかってきました。 低く落ち着いた声で、今から会いに来てやってくれ、そのかわり覚悟 して来てくれと、彼女の父親ははっきりとした口調でそう言いました。 私は、大急ぎで彼女の病室に行きました。 看護婦や医師に囲まれたベッドの中で、うつろな目をした彼女が居ま した。薬の影響ですっかり髪の毛は抜け落ち、頬はこけ、青白い手を医 師が掴み、脈を取っている様子でした。 夕方彼女と会った時、確かに衰弱は進んでいましたが、それでも話が できる程度の元気があったはずでした。その変わり果てた彼女の様子に、 私は身動きも出来ませんでした。 一歩下がった所で、目を真っ赤に腫らして立っている彼女の両親が居 ました。私を見た彼女の父親は、黙って母親を促しました。彼女の母親 は私の手を取ると、この子の手を握ってあげて、と言いながら、彼女の やせ細った手を取り私に握らせました。 そのとき、うつろだった彼女の目に一瞬光が見えた気がしました。 そして、彼女はゆっくり口を動かしました。ほんの僅かでしたが、はっ きり動かしていました。私は急いで彼女の口元に耳をあてがいました。 微かでしたが、彼女は、ごめんなさい、と繰り返して言っていました。 私は涙が止まらず、そして何もいえず、ただその子の手を握り返し、 その子の言葉を聞き逃すまいと必死で彼女の口に耳を当てていました。 とにかく、頭が真っ白で、どうして良いのか分からず、ただ手を握り 返す事しかできませんでした。 突然私は肩をたたかれ、我に返りました。振り向くと彼女の父親が私 の肩を掴んでいました。そして彼女を真っ赤に腫れた目で見つめていま した。私はその手を取り、彼女の手を握らせようとしましたが、彼女の 父親は首を横に振り、君が握ってやってくれ、私はここで良い、と言い ました。 それからどれくらいの時間がたったのか、私には分かりません。しか し、それまで僅かにごめんなさいとつぶやき続けていた彼女が、一言、 別の言葉をつぶやきました。 「○○ちゃん(私の名前)ありがとね。すごくしあわせだったよ。」 確かにそう私には聞こえました。 それが彼女の最後の言葉でした。 私はあわてて彼女の両親の手を取り、彼女の手を握らせました。気丈 だったご両親でしたが、彼女の手を握った途端、涙を流しました。 それからどのくらいの時間がたったのか分かりませんでしたが、突然 それまで不規則に響いていた電子音が、連続音に変わりました。 医師が彼女の目に懐中電灯を当て、ゆっくり、ご臨終です、と言いま した。その言葉を聞いて、彼女の母親が声を上げて泣き始めました。気 がつくと私も、そして彼女の父親も声を上げて泣いていました。握りし めていた彼女の手が、ゆっくり確実に冷たくなっていくのを感じました。 次の日、彼女の父親から喪服を渡されました。そして、二通の手紙を 手渡され、今夜は君もあの子のそばにいてやってくれと言われました。 私はひとまず部屋に戻りました。部屋に入った私はしばらく力無く部 屋に座り込んでいました。ふと手に握らされた手紙を思い出し、二通の 手紙を見ました。一通は彼女の父親からでした。中を見ると一枚の便せ んにしっかりとした字で、すまなかった、そしてありがとう、その二言 が書いてありました。もう一通は彼女の字で、私に当てた手紙でした。 中には、私と出会った頃から彼女が入院するまでの事が、びっしり書き 込まれていました。そしてその内容一つ一つに、自分がどれだけ幸せだっ たか、どれだけ救われたかが書かれていました。その手紙を読みながら、 私はまた声を上げて泣きました。その手紙の最後には、こう書かれてい ました。 私が居なくなっても、○○ちゃんは元気でいてね。私のすごくすごく 大切な人だから、沢山幸せになってね。新しい彼女見つけなきゃだめだ よ。私のこと好きなら、○○ちゃん、絶対に幸せになってね。約束。 私はシャワーを浴びながら、声を上げて泣きました。いつまでもシャ ワーを浴びながら泣き続けていました。 シャワーを出た私は、彼女の父親から受け取った喪服を着ました。 なぜか私にぴったりのサイズでした。 まだ涙は乾いていませんでしたが、喪服に着替えた私は、彼女の家に 行きました。彼女の家には少しずつ親類や知り合いの方々が集まって来 ている様でした。私は彼女の両親に連れられ、彼女の安置されている部 屋に通され、彼女のすぐ側に席をあてがっていただけました。 彼女の両親は、親類縁者の方々に私を彼女と付き合っていた青年だと 紹介されました。 通夜と葬式にも出席させてもらえました。そして常に私があてがって もらえた席は、彼女に一番近い席でした。彼女の両親よりも近い席でし た。私はその席を辞退しようとしましたが、彼女の父親に諫められまし た。君がその席に座らなくてどうする。私たちに気遣うならその席に座っ てくれと。 今は彼女の父親に紹介された会社で働いています。いったんは断りま したが、彼女の父親と直接関係のある会社ではない事、そして仕事が気 に入らなければ自由に辞めて良いと説得され、その好意を受けることに しました。 彼女の思い出はまだ鮮明に心に残っています。