約 235,564 件
https://w.atwiki.jp/animalrowa/pages/183.html
二度あることは三度ある ◆TPKO6O3QOM うーん、誰もいない。 幾許かの期待を裏切られ、ボクは項垂れた。 ボクはまだA-2にいる。塔に行く前に一応遊園地の周りに誰かいないか確かめることにしたんだけど、結果はこの通り。僅かだけど、誰かの臭いは流れては来てる。ただ、追跡するには足りなすぎるんだ。どうやら、ここよりもずっと遠くにいるみたい。 いやまあ、誰か居たら居たで困ったんだけど。 あーあ……じゃあ、塔に行こうか。 なんか無性に心細くなって、ボクは空を見上げた。ため息が出るほどに見事な満天の星空が広がっている。隣にリュカたちがいれば文句ないのに。 あ、流れ星。消えるまでに願い事をすれば叶うんだって聞いたことがある。 ええと願い事願い事……って間に、もう消えてるんだよね。 ……あれ? まだ消えていないや。 流れ星って、あんなに長くいるものだっけ? 月に照らされた何かが夜空を滑りながら、遊園地の入り口の方に落ちていく。 気がつくと、アライグマの父の目の前に大きな満月があった。 綺麗だなあ。と夢うつつに思ったのも束の間だ。体毛をかき回す強風と身体を下へ下へと強く引っ張られる腹立たしい感触に身体の制御を失う。そしてどんどん近付いてくる地面――。 いつか――10年ほど前に同じような経験をしたと首を捻ったとき、ようやく彼の脳は現状を理解した。 地面がない。そして満月が近くに見える。ということは、彼は今空を飛んでいるということだ。10年前に空を飛んだ時は、月は地上から見るのと特に変わらなかった気がするがおそらく記憶違いだろう。 また、彼は鳥ではない。鳥でないものが空を飛べば最終的にどうなるか? 答えは簡単。地上へ向かって落ちるしかない。 「――――!」 悲鳴を上げようにも風が強くて呼吸すらままならない。みっともなく鼻水と涙と涎が大量に毀れ、糸を引きながら上方へと流れていくがどうしようもなかった。 地上には赤や緑の灯りに包まれた巨大な建造物が見えるが、それに気を向ける余裕が彼にはない。 重力と強風に翻弄されるがまま、アライグマの父は地面に激突した。顔を強かに打ちつけ、その場に転がりまわる。鼻腔に血の匂いが広がった。 ようやく痛みが治まって、彼は履いていた靴を地面に叩きつけた。更に、酷く人間的な動作で靴を蹴り付ける。上空から落ちて悶絶する程度で済んだのはその靴のお蔭なのだが、そんなことを彼が知る訳もない。 そうやって憂さを晴らしていたため、彼は接近者に気が付かなかった。 「あの……大丈夫ですか?」 背後から突然聞こえた声に彼は全身の毛を逆立てて警戒の姿勢を取った。 声をかけてきたのは、柔らかそうな茶色い毛皮に覆われた一風変わったオオカミであった。頭には「M」という記号の付いた赤い帽子を被っている。 またオオカミかと、アライグマの父はうんざりとした表情を浮かべた。そもそも、ここに来てからの不幸には全てオオカミが関わっている。元々ロクな連中ではないが、ここまで厄病神然とした存在であるとは知らなかった。 ただ、目の前のオオカミもこちらに襲いかかる気はないらしい。 アライグマの父はオオカミの存在を無視することにしてデイバッグを漁った。何かの拍子に留め具が外れたのだろう、中身は殆どなくなっていた。残ったのは地図と細長い紙切れの束だけだ。 芋までなくなっていたのは痛い。いずれ何処かで調達するか、獣を捕えなければならなくなってしまった。問題は彼が勝てる相手がいるかどうかだ。小鳥などがいれば丁度よいのだが。 貧乏性の性で、酷い目に遭わされた筈の靴もデイバッグに仕舞っていると、ぺしぺしと背中を叩くものがある。どうやら、オオカミが耐えかねたらしい。また無視すると、あろうことかオオカミはしつこく何度も何度も背中を叩き続ける。 ぺしぺし、ぺしぺしと――。 何かを解放する清々しい音が彼の頭の中に響いた。一言でいえば、プツンという音が。 すくっとアライグマの父は立ち上がった。 「……俺はなあ――」 言いながら、ゆっくりとオオカミへと向き直る。 「でっかいお月さんも嫌ぇなら、弱え奴も嫌ぇだし、オオカミはもっと嫌ぇなんだよぉ……」 オオカミの顔には息子が彼に向けて浮かべるような恐怖の色が張り付いている。アライグマの父は震えながら口元に笑みを刻んだ。 「だがなぁ、何が一番嫌ぇかっていうとな――」 血走った目で拳をゆっくりと振り上げ――そして気づく。オオカミの視線は彼自身に向けられていない。視線は彼を通り過ぎ、その後ろへと注がれている。 ぞくりと彼の身体を悪寒が走った。何かからの熱く淀んだ眼差しが彼へと向けられている。 ぎこちない動作でアライグマの父は後ろを振り向いた。 「なるほど、じゃあてめえは強えんだな」 真後ろに仁王立ちしていたそれはにやりと嗤った。 「違うの違うの~! あたし、強くなんかないのーっ! もっと強い奴は他にいるのー!」 胸倉を掴み上げられながら全身でいやいやをする狸に、夜叉猿は困ったように頬を掻いた。 狸は鼻血と鼻水と涙と涎を盛大に振り撒きながら叫んでいる。泡を吹いているようにも見えるが気にしないことにした。 向かうつもりであった城の方角に流れ星のようなものが落ちたので来てみれば、居たのは狸と犬だけだ。犬は言うに及ばず、狸も見た目通りの弱者だ。 城の外壁から漏れる灯りが空々しく夜を照らす。城の入り口には≪キュービーランド≫と極彩色の小さな電球に彩られた文字が刻まれた看板が掲げられていた。 「……そのてめえより強い奴ってぇのはどんな奴だ?」 「え? ええと……強い、強い奴は……」 鼻先を狸に押し付けると、狸はだらだらと脂汗を流し始めた。しばらく唸った後、狸は息も絶え絶えに強い獣のことを語り出した。 それは二匹の狼で、何もない空間から獣のようなものを呼び出してくるらしい。そして、この狸はその二匹の狼に酷い目に遭わされたらしい。 後者の情報はどうでもいいとして、その二匹の狼は面白い。今一どのようなものなのか解らないが、何やら凄そうだと夜叉猿は興奮の吐息を吐いた。 ぽいと狸を放り捨て、夜叉猿は月に向かって一声吼えて気の高ぶりを幾分か散らす。 それから、解放されて咳き込む狸に夜叉猿は幾つか問い質した。整理すると、狸は空を飛べる靴――現物を見てもよく分からなかったが――を履いた途端、一気にこの城の前まで飛ばされてきたようだ。飛ぶ前に居た場所が温泉ということだから、B-1にその二匹の狼はいるのだろう。いや、すでに居“た”なのかもしれないが。 急がねば、折角の強者の情報も無為となってしまう。夜叉猿は徐に立ち上がると、犬と狸に視線を投げた。 「さあ、立て。温泉に急ぐぞ」 「ああ? なんで俺まで行かなきゃなんねえのよ!?」 犬の方は素直に従ったが、狸はそうではないらしい。狸は続ける。 「ははあん。もしかしておめえ、一人であのオオカミどもを相手にするのが怖えんだろう?うんうん。サルがオオカミに勝てるわけがねえわなあ。仕方ねえよなあ。助っ人が欲しいのかあ?」 焚きつけるつもりなのか、それとも本気でそう思っているのか。どちらにしろ、とても滑稽だと夜叉猿は失笑した。 「勘違いをしているみてえだが、てめえらはオレの連れでもなんでもねえ。食いものよ。腹が減ったときのな。逃げようなどと思うなよ。その場で引き裂くからな」 この言葉に犬がポカンと口を開けた。犬の方がそう言う勘違いをしていたらしい。狸は舌打ちしただけだ。 説明するのも面倒なので、そのまま二匹を追い立てる。 しばらくして、もうすぐ橋が見えるという所まで進んだ時、前を歩かせていた犬が突然立ち止まると、こちらに向き直った。そして告げてくる。 「あの、戻って遊園地を調べてみませんか?」 犬はこちらの反応を窺っている。夜叉猿は無言で先を促した。 「アライグマさんの靴は行き先が遊園地に指定されていました。あれはどうも目的地が固定されているようで――」 「だから、あそこにキュウビが見せたい何かがあるんじゃねえか……か?」 先を急ぎたいため、犬の言葉を遮り先回りをする。犬はきょとんとした後、すぐに続けた。 「そうです。勿論罠の可能性もありますけど……」 「罠は罠でも、殺傷能力のあるものではねえだろうな」 夜叉猿が断言すると、犬は不思議そうな表情を浮かべる。狸は興味がないのか、大欠伸をしていた。 「あの狐はこの殺し合いを儀式と言っていたろう? 殺し合うことそのものなのか、その過程か、その結果か。あいつの欲しいものは分からねえが、こういった催しを企画した以上、事故死なんてのは避けたいことの筆頭だろ――狸、逃げたら殺すぞ」 妙な動きを見せようとした狸を牽制する。 「……それをわざわざ誘発するものを設置するはずがない」 「あるとすれば、十中八九殺し合いを助長する何かだろうな」 「そこまで分かっているなら――」 「ああ。勿論、温泉に急ぐぞ」 目を煌めかせていた犬が口を開けたまま固まる。その口から言葉が漏れる前に、夜叉猿は続けた。 「食いものの割に頭が回るようだが、肝心なところが分かってねえ」 「………………?」 訝しげに首を傾げる犬を夜叉猿は鼻で嗤った。 「城は逃げて行かねえが狼は逃げる。なにせ、あいつら足があるからな」 「………………」 「行くなら殺り合った後だ。狸の靴はあそこが指定されてるんだろ。いつでも行ける」 夜叉猿はさっさと進めと手を振った。くだらないことで時間を消費してしまった。もし狼たちに会えなければ、あの犬は喰ってしまおうと心に決める。 赤犬は美味いのだから。 【B-3/橋の手前/一日目/黎明】 【チーム:猿王と哀れな下僕たち】 【夜叉猿@グラップラー刃牙】 【状態】:健康 【装備】:なし 【所持品】:ディパック(未開封) 【思考】 基本:強い奴に会いにいく! 1:橋を渡って温泉(B-1)に向かう 2:狼たち(イギー、コロマル)に遭遇して闘争を楽しむ 3:気が向いたら遊園地に行く 4:いずれアライグマの父とボニーは食べる 【備考】 ※地下闘技場終了時からの参戦です。 ※アライグマの父からイギーとコロマルの能力についての知識を得ました。 【アライグマの父@ぼのぼの】 【状態】:頭部に怪我、鼻血(止まりかけ)、罪悪感(微小) 【装備】:ディパック 【所持品】:地図、空飛ぶ靴@DQ5、魔除けの札@大神 【思考】 基本:積極的に誰かを襲うつもりはない。 1:どうにかして夜叉猿から逃げ出したい。 2:遊園地にあるものが少し気になる。 3:食料の調達をする。 【備考】 ※札は少し湿っています。 ※アイテムの説明は読んでいません。 ※イギーと情報交換をしました。 ※空飛ぶ靴は遊園地の入り口前が指定されていました。 ※B-1からA-2の遊園地入り口までの間にアライグマの父の支給品が落ちている可能性があります。 ※空を飛んだ時、月が地上よりも大きく見える気がしました。 【ボニー@MOTHER3】 【状態】健康 【装備】:マリオの帽子@スーパーマリオシリーズ、 【道具】:支給品一式、ビアンカのリボン@DQ5、不明支給品x1(確認済み) 【思考】 基本:ゲームには乗らない。 1:夜叉猿から逃げたい。 2:遊園地が気になる。 3:塔に向かってみる。 [備考] ※8章ラストからの参戦 ※遊園地には何かが隠されていると考えています。殺し合いを助長するものかどうかは判断し兼ねていますが、殺傷性のある罠ではないと思われます。 時系列順で読む Back 不夜城のシロ Next Gallery Fake 投下順で読む Back 不夜城のシロ Next Gallery Fake 023 北、玄武の方角ッ!! 夜叉猿 046 獣の卍(前篇) 005 動物アドベンチャー ボニー 046 獣の卍(前篇) 032 現場は木造平屋建て アライグマの父 046 獣の卍(前篇)
https://w.atwiki.jp/fullgenre/pages/267.html
用語集 本編の様々な用語を纏めたページです。 当然ながらネタバレ注意です。 【あ行】【か行】【さ行】【た行】【な行】【は行】【ま行】【や行】【ら行】【わ行】 【あ行】 大人の女性 【か行】 拡声器に愛された男 北岡先生の不運 クーガーはもう休め 【さ行】 社長包囲網 全裸 【た行】 対主催包囲網 【な行】 【は行】 緋村剣心は三度死ぬ フライングボードは死亡フラグ ボッチ皇 【ま行】 マウンテンカメール 【や行】 役立たず 【ら行】 【わ行】
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/1429.html
大国ガリアとの最終交渉は決裂し、もはや戦争は避けられない状勢に陥った。 姫殿下の青き失策により、ゲルマニアとの同盟も気泡に帰したトリステインは七倍の戦力を誇るガリアに一国で臨まなければならない。 空の大国アルビオンは、先のタリブ会戦で、トリステインとの関係を劣悪なものにしていたが、かと言ってガリアに与する動きも見せず、中立の姿勢を守り続けた。 自国支配によるハルケギニア統一を目指すアルビオンは、この動乱を静観し、弱り切った勝者を捩伏せる腹積もりなのだ。 そして、遂に戦端は開かれる。 第三国は、数で圧倒するガリア優位に戦局は進行すると睨んでいた。 しかし、一人の英雄がそれを許さなかったのだ。 大地を覆い尽くす焔によって朱く照らされた夜空に、月が二つ、怪しく光る。 喧騒と怒号が入り交じる戦場の各所で残酷な徒花が咲き誇っていた。 戦況を一望できる小高い丘に設置された牛革製の天幕に、トリステイン王国軍指令部が敷かれていた。 ガリアの猛攻に動揺しきった士官達を、今まさにテントの中へと入り込んできた桃色髪の女が一喝する。彼女は、その背にくたびれた赤いひたたれを纏っていた。 「うろたえるな。寧ろ、教えてやりなさい。……ここに誰がいるかをね!」 士官達は女に向かい慇懃に膝を落とした。 女はその場にいる全員を見据えた後、机の上に広げられた戦図に目を落とす。 「グラモン元帥、戦況は?」 グラモンと呼ばれた金髪碧眼の青年が不敵な笑みで応える。 「ヴァリエール将軍閣下。残念ながら戦況と呼べる程の展開を呈してはおりませぬ。今はただ、野戦下手のガリア供が夜陰を舞台に、見るに耐えない滑稽な火の舞を披露しているに過ぎないのですから」 ヴァリエールは腕を組むと、グラモンの言葉に満足そうに頷いた。 「よろしい。つまり、我等の眼下に広がる松明の燭、一つ一つが全て敵というわけね」 「はっ。その数、およそ七万」 「相手にとって不足はないわ。いつもの様に、奴らを時空間ごと吹き飛ばす…!」 ヴァリエールは椅子に腰掛け、なまめかしく両足を組んだ。清楚な色気が周りに振り撒かれる。 彼女は頬杖をつき、妖艶に笑った。 「彼等は、私を誰だと思っているのかしら……?」 これは運命と戦い続ける男の物語。 その男は欲望に忠実に、奔放に生き、仲間を愛して、自由を目指し、そして、唐突に散った。 それでもルイズは生き続ける。 生き続けなければならない。 彼は本当に変わった人だった。 根拠のない自信に満ち溢れ、道理を無茶で吹き飛ばし、いつも豪快に笑っていた。 私はそんな彼の事が好きだった。 痛快で、それなのに朴訥さを感じさせる彼の声が大好きだった。 だけど、彼を使い魔にしてから間もない頃、私は彼の事が苦手だった。 人の心に土足でずかずかと上がり込む彼は、友達の少なかった私にとって、受け入れ難い存在だったのだ。 そんな彼を見直したのは、錬金を題材にした授業の最中、私がいつもの様に盛大な失敗を侵した時だ。 沢山の罵声と嘲笑を浴びせられ、私の心はくたくたになってしまった。 俯いて、油断をすれば零しそうになる涙と必死に戦っていた私に、彼が言った。 「上を向いて歩け、ルイズ!」 「……カミナ」 「カミナじゃねえ。兄貴って呼べ」 「何を言うのよ…?それにあんた私と同い年じゃない」 彼の右手が私の肩を掴んだ。 「そういう事じゃねえ。俺達は魂のブラザー、ソウルの兄妹ってことじゃねぇか。つまんねえ奴らが何を言おうが気にすんな!あの爆発、凄かったじゃねえか」 私の肩を握る大きい手を振り払い、私は彼を睨み付けた。 「馬鹿にしてんの?」 彼は大袈裟に溜息をつく。 「何を言うかと思えば…。いいか、良く聞けよ?」 私の背に左手を回すと、彼は人差し指を天に突き付けた。 「お前の魔法は天を突く魔法なんだよ!」 こいつは何をぬかすのか。私は強烈な偏頭痛を感じずにはいられなかった。 「なんで?」 「俺には分かる。理由は聞くな」 「つまり、説明できないってことでしょ?」 「言葉に出した途端、滑稽になる想いもある。だから、あえて言わないんだよ」 「今、わかった。あんたなけなしの馬鹿だ」 「馬鹿だと?おうおうおう。てめぇ、右手を伸ばしゃあ、天をも掴むこのカミナ様に向かって馬鹿と言ったのか?」 理由は分からないけど、彼とのやり取りが可笑しくて仕方がなく、私は思わず笑みを零した。 「ごめんね、カミナ」 彼の拳が震える。異様な迫力に圧倒された私は壁に背をつけた。 「兄貴だ」 「え…?」 「兄貴と呼べと言ったろ」 たぶん、私の頬は蒸気していたと思う。 「わかったわよ。……お兄ちゃん」
https://w.atwiki.jp/tarowa/pages/268.html
用語集 本編の様々な用語を纏めたページです。 当然ながらネタバレ注意です。 【あ行】【か行】【さ行】【た行】【な行】【は行】【ま行】【や行】【ら行】【わ行】 【あ行】 大人の女性 【か行】 拡声器に愛された男 北岡先生の不運 クーガーはもう休め 【さ行】 志々雄さんは対主催 下ネタ 社長包囲網 全裸 【た行】 対主催包囲網 多ジャンルバトルロワイアル語り 多ジャンルロワにおける童貞卒業率 【な行】 二大マーダー 【は行】 緋村剣心は三度死ぬ 病院戦 不幸四天王 フライングボードは死亡フラグ ボッチ皇 【ま行】 マウンテンカメール マジキチ 【や行】 役立たず 【ら行】 るろ剣勢のキャラの立ち方がおかしい件について 【わ行】 まだないよ!
https://w.atwiki.jp/shinmanga/pages/94.html
浅月香介は二度死ぬ ◆lDtTkFh3nc 「メンドくせぇな…全部持っていけりゃいいんだが」 ぶつくさと、真っ暗な学校の理科室で愚痴る少年が一人。 鮮やかなサツマイモ色の髪の毛をツンツンに逆立てた浅月香介は、役立つアイテムを探していた。 さながらRPGの主人公のように、勝手に物をあさる。 彼はRPGの主人公ではなく、現実に生きる少年だ。勝手に物品を持ち去るのは窃盗にあたる。 だが、今さらそれを気にするような甘っちょろい人生は歩んでいなかった。 支給された鞄に手に入れた薬品などを入れて持ち去ろうという魂胆だったが、問題が1つ。 RPGの主人公同様、浅月が持てる物の量は限られているのだ。 「こんな鞄じゃすぐに一杯になっちまうな。先にリュックか何かを探しとくべきだったか…」 ひとまず入れられるだけ入れておこうと、浅月は鞄にめぼしい物を放り込む。 めぼしい物といっても彼には薬品にまつわる知識がそれほど無い。 ほとんど全てがめぼしい物に見えた。 「フラスコとかは…いらねぇか。アルコールランプとか持ち歩くわけにいかねぇし…ん?」 窃盗行為にいそしんでいた浅月が、とある事に気がつく。 物をどれだけ入れても、鞄が一杯になる気配が無いのだ。 試しにに手を突っ込んでみる。確かに入れたものは存在していた。 だが、底のようなものを感じない。さらに様々な道具を入れてみる。 やはり鞄は一向に埋まる気配を見せなかった。 「ド○えもんじゃあるまいし…四次元デイバックだってのか?」 にわかには信じがたい。しかし、ワープやら電撃攻撃を目の前で見せられた実績もある。 なによりも、だ。彼はここに来た時からずっと抱えていた違和感をあらためて分析する。 自分はカノンとの戦いの怪我でまだ入院中だったはずだ。その怪我がすっかり治っている。 これも連中の細工なのだろうか。だとしたら、とんでもない相手だ。 大体、こんな殺し合いに今更常識を求める事の方が間違っているのだろうか。 そんな事を考えながら、1つのことを思いつく。 顎に手をあて、少し考え込むと、浅月は理科室の隅にある人体模型に近づき、箱から取り出した。 あまり気味のいいものではなかったが、気にせずそれを鞄に入れてみる。 すんなりと入っていった。 「…なるほどね。これならもしかすると…」 そう言うと鞄を開いたまま床に置く。そして深呼吸すると、自分の足を鞄に突っ込んだ。 「…ちっ、さすがにこれはダメか」 足はするすると入ってくれたが、すぐに床のような固い底に行き着き、そこで止まってしまった。 どうやら人間が入ることは出来ないらしい。 別に彼はこの鞄に隠れて殺し合いをやり過ごそうとしたわけではない。 ただ、何を入れてもほとんど重さの変わらないこの鞄に騒がしい同行者を入れて運べば、 少しは楽かな、と考えただけだった。 (それじゃ弱い奴らは皆これに隠れてればよくなっちまうしな) 妙な事に納得すると、彼は再び窃盗行為にとりかかる。 理科室のチェックを終え、次に保健室へ。 包帯や薬の類を集め、ついでにベッドのシーツやカーテンも剥がして頂戴する。 鞄の容量の多さを考えれば、無駄かもしれない物や大きい物も持っていって大丈夫だろう。 武器は手に入らなかったが、いろいろと収穫はあった。気を良くしたのかもう少し、と欲が出る。 どうやらこの学校は中学と高校が1つの敷地に別々に配置してあるらしい。 分けてあるのには何か意味があるのかもしれないと、浅月は中学のほうにも足を伸ばした。 昇降口にたどり着いた所で、どこからか音楽が流れ始める。 聞き覚えのあるこの曲は… 「……『孤独の中の神の祝福』、だったか?気にいらねぇな……」 ◇ ◇ ◇ 静まりかえった教室内に、ユッキーの寝息だけが聞こえていた。 それが由乃にはなによりも幸せで、とてもとても心地よかった。 ここに来てからいろいろあった。嫌な奴らにも会ったし、面倒事にも巻き込まれた。 それも全部、このユッキーの寝顔で癒される。彼女は今、本当に幸せだった。 そんな静寂に、無粋にも割り込んでくる音楽。 一瞬顔をしかめる。こんな音楽なんか流して、ユッキーが起きちゃったらどうしてくれる。 しかし、彼女の手にある『雪輝日記』は、彼が起きることを示していない。 気を静めて、由乃は放送の内容を聞き取る事に集中する。 それもこれも、今はスヤスヤと眠る愛しい人の為に。 結論から言うと、放送からは特に必要な情報は得られなかった。 まず参加者。自分が知った名前は二つ。 雨流みねね。未来日記を用いたゲームの9th。 何度か顔を合わせたことがあるし、アイツと戦った時のユッキーもかっこよかった。 別に雨流みねね自体に興味は無いが、もし未来日記を持っているなら厄介ではある。 しかし、自分やユッキーの例から考えてアイツに自分の未来日記が支給されている可能性は低い。 むしろ気にかかったのはもう1つの名前。 平坂黄泉。同じく未来日記のゲームの12th。 だが、コイツは死んだはずだ。他でもない、この手で倒したのだから。 そんな奴がどうしているのだろう。おまけに、ご丁寧に死亡者として読み上げられた。 この殺し合いが例のゲームの延長で、以前の死亡者もここで読み上げたのか。 だがそれなら、4thや6th等も呼ばれていなければならない。どうにも奇妙な事だった。 だが、それだけだ。 平坂黄泉は死んだ。それだけだ。ユッキーと自分には何の関係も無い。 それが彼女の結論だった。 他に気になる事と言えば、ミズシロの事だ。 ヤツの名前は見当たらなかった。だが、奴自身が偽名であることは宣言している。 その際にあげた偽名の1つが名簿に載っていた。これが奴だろうか。 まだ信用はしていないが、名前に関しては嘘をついていないと見ていい。 しかし、それも奴に限って言えば、だ。 同行者の『安西』と名乗った男。ソイツの名前が無かった。 安藤という性の人間が二人おリ、一人が奴にメッセージを託された『潤也』という名前だ。 偽名を用いたのがもう一方の『安藤』で、『潤也』の方はその肉親、という可能性もある。 もちろん推測に過ぎないが、あの男が嘘をいっていたのは事実。 それをミズシロこと、カノン・ヒルベルトは知っていたのかいないのか… 奴自身も騙されていたのか…それとも…? 奴らとは後でもう一度接触する必要がある。ユッキーの命でもある未来日記を取り戻す為だ。 その時の為にも、警戒しておくにこしたことはない。 後は特に気にとめるような内容ではなかった。 ユッキーに擦り寄ってきていたあの女がどうなったか気になったが、名前を聞いていない。 死んでいるといいなぁ…そんな事を考えている時だった。 人の気配。 匂いでわかる。この中学校舎の方に、誰かが侵入してきている。 高校校舎にいた人間なのか、それ以外か。 殺し合いにのっているか、いないか。 そんな事はどうでもいい。 ただ、放っておけばユッキーの安眠の妨げに、あるいは命の危険になるかもしれない。 『雪輝日記』を確認する。相変わらず彼はしばらく目を覚まさないらしく、寝顔日記のままだ。 だが、その理由はわからない。 自分がこれから相手を迎撃することで始めて、この未来が成り立つとすれば。 何もしないでいれば未来が変わってしまうかもしれない。 「ちょっとだけ待っててね、ユッキー」 バッグを枕に彼を寝かせる。名残惜しいが仕方が無い。 彼の安全は『雪輝日記』で逐一確認できる。今は侵入者の確認が優先だ。 武器を両手に構え、やる気マンマンで由乃は教室を飛び出した。 ◇ ◇ ◇ 「やっぱり…な」 放送後、上階から順に探索中だった校舎内で名簿を眺めながら浅月が呟いたのはその言葉だった。 それは、あまりにも予想通りの面々が呼ばれていたことを指している。 声からほぼ確実と踏んでいた亮子と鳴海弟。ブレードチルドレンの仲間である竹内理緒。 少し予想外だったのがおさげの新聞部員、結崎ひよのくらいか。 いやもう一人、予想外がいる。カノン・ヒルベルトだ。 「カノンの野郎は確か軟禁状態だったハズ……なんでここに?」 同姓同名の別人、ということはさすがに無いだろう。 これだけ自分の関係者が固まって集められているのだ。 なによりも、と浅月は思う。放送から掴んだ情報が、最大の理由だった。 『孤独の中の神の祝福』『土屋キリエ』この二つを使った放送。 参加者に多数のブレードチルドレンと、鳴海歩の存在。 これで鳴海清隆の関与を想像しないほうがどうかしている。 予想はしていたが、これはきっと奴の企みだ。 それならばカノンが解放され、参加しているのも納得がいく。 「フザけやがって…好き勝手するのも大概にしろよ」 湧き上がる苛立ち。これもまた奴の手の中なのだろうか。 とにかく、自分の関係者はまだ誰も死んじゃいない。 いや…放送を聞くに、土屋キリエはもしかすると…… だがこれ以上考えていてもしょうがないかと、浅月は一端思考を停止した。 頭が冷え、名簿を見渡したところで、一人の名前が目に留まる。 この名前、聞き覚えがある。確か放送で… いや、確かにそれはそうだ。しかしそれ以前に聞いた記憶もある。 少しだけ考え込み、気がついた。 「……クソッタレ」 それは宮子から聞かされていた友人の名前。 彼女が語ったとても仲の良いという先輩の名前だった。 放送は宮子も聞いているはず。浅月は、考えるより速く動き出していた。 (あのバカ、変な事考えてなきゃいいが…) 身近な人間が死んだ。 それは人をおかしくするには充分な理由だ。 彼女を一人にしておいた事を少し後悔する。 (チクショウ、何で俺がこんな一生懸命走んなきゃなんねーんだ! あいつがどうなろうが放っておきゃいいのによ…) そう考えつつも、少しも走る足が鈍らないのは『仲間』の大切さを知る彼故なのだろうか。 ◇ ◇ ◇ 中学校舎一階の廊下。 由乃はその真ん中に武器を構えて立ち、待っていた。 ココは一階。人の気配は上の階から降りてきているようだった。 何か焦っているのか、少し足音が聞こえたのである。 音の聞こえる階段の出口は1つしかない。 そこから外に出るためには必ずこの廊下を通る必要があり、ここで待ち構えていれば必ず侵入者に対処できる。 接触するだけなら武器を構える必要は無い。彼女は奇襲をかける気マンマンなのである。 それは彼女の中で ユッキーの安全 ユッキーの安眠 超えられない壁 他人の命 という価値観が出来上がっているからであった。 武器を構えていると『雪輝日記』を確認できない。 そんな状態を一分一秒でも長くかけたくないのである。 相手は参加者であるわけだから、死んでありがたいことはあれど、困ることは無い。 じっと階段の出口を見つめ、銃の引き金に指をかける。 人影が現れた一瞬、ほんの一瞬で全ては決した。 彼女の両手の『牙』は一切の躊躇い無く銃弾を放つ。狙いもなにもない。 圧倒的な量の弾丸が人体の周辺一体を埋め尽くし、粉々にしていく。 彼女が引き金から手を離した時には、もうそこに人影と呼べるものは存在していなかった。 ◇ ◇ ◇ (あっぶねーーー!!!あの女、なんの躊躇もしやがらねぇ!) 階段の陰で、浅月は胸をなでおろす。 危機察知能力はブレードチルドレンの中でも高いほうだ。 そんな彼がむき出しの由乃の殺気に気づかぬはずもない。 彼は身の危険を感じとり、様子見として身代わりを差し出した。 理科室で入手した人体模型である。 それが粉々に砕かれていく様を見るというのは、なんとも奇妙な感じだった。 (一切手加減なしだな。おまけになんて得物持ってやがんだ!あれじゃ姿も見せられねぇ) 相手は女だった。なぜか宮子と同じ制服を着ている。高校生だろうか。 手にはその格好に似合わぬゴツイ機関銃らしきものを構えていた。 身代わりをたてたのは正解だったが、状況は悪いままだ。 相手はもちろんこっちを倒したなんて勘違いはしないだろう。 こちらにも武器はあるが、いかんせん火力に差がありすぎる。 逆に接近戦に持ち込めば何とかなるかもしれないが…相手の得体のしれなさがそれを思い留まらせる。 階段を上って一度逃げるか?廊下の反対側にも階段はあったはずだ。 だが、モタモタしていたら相手が近づいてくるかもしれない。 急いで高校の方の校舎に戻らねばならない今、相手と命がけの鬼ごっこなんてゴメンだ。 身体能力如何では、あっさり追いつかれる可能性もある。 「(クソ…)よぉ!!まさかお前は殺し合いにのってんのか!?」 ダメもとでまずは説得を試みる。 だが、返ってきた言葉は冷たいものだった。 「邪魔するなら、とりあえずお前は殺しておく」 冗談には聞こえなかった。本気の声。 だが、浅月は逆に交渉の余地を見出した。 「待て!何のつもりか知らないが、俺はお前の邪魔はしない!今もここを出ようと思ってるトコだ」 利害の一致。 それがあれば何とかなるかもしれない。 相手はこちらに近づいてくる様子が無い。何かを気にしながら戦っている風だ。 何かを守っているのかもしれない。 「通してくれりゃもう金輪際ここには近づかない。アンタがここにいる事も誰にも言わない。 どうだ、見逃してもらえないか!?」 我ながら情けない状態だ。しかし、背に腹は変えられない。 今更かっこいい悪いを言ってられるかと、開き直った必死の懇願。 しかし、相手の声には一切の変化が見られなかった。 「関係ないわ。お前は後々厄介になりそうな気がする」 冗談じゃねー!「気がする」なんて理由で殺されてたまるか! そう叫びたい衝動を抑え、半ば諦め気味に浅月は鞄をあさる。 支給品の1つが、この状況を乗り切るのに役立つものだったハズだ。 それを取り出し、握り締める。後は少しでも隙が出来れば…… 「由乃!!何してるんだ!!」 どこかから聞こえた声。 それを耳にしたとたん、今まで獲物を見つめるハンターのようだった少女があっさりと視線をはずす。 背後に現れた少年に、完全に意識を取られている。 (今だっ!!) 浅月は手にしていた手榴弾を少女に向けて放り投げ、走り出した。 ◇ ◇ ◇ 悔しそうな顔で立ち尽くす由乃と、心配そうな顔を浮かべる雪輝。 二人の周囲にほとんど被害は無かった。先ほどの手榴弾はダミーだったのである。 由乃が雪輝に気を取られた一瞬の隙を突いて相手は脱出をはかった。 とは言え相手の位置から次に身を隠せそうな場所、教室の入り口までは距離があった。 由乃ならすぐに対応できる。しかし、それは相手も織り込み済みだったようだ。 その時間稼ぎとしてダミーの手榴弾を放ってきたのである。 由乃一人の状態ならともかく、雪輝の安全を守るためには手榴弾の処理が最優先。 ブラフの可能性を感じながらも、彼女は処理せざるを得なかった。 窓の外に爆弾を蹴り飛ばし、雪輝を伏せさせ安全を確保。 危険が無いことを確認した時には相手の姿は無く、すかさず教室内を確認したがもぬけの空だった。 「……ごめんね、ユッキー。うるさかった?」 「あ、いや……こっちこそごめん。邪魔になっちゃったみたいだね」 『雪輝日記』によれば、彼はまだ寝ているはずだった。 懐から携帯を取り出し、『日記』を確認する。 そこには 『ユッキーが起きて、私を心配して見に来てくれたよ。嬉しい、ユッキー!』 と記されていた。 由乃にとって本当に嬉しい内容ではあったが、これは先ほどまでの記述とは違っている。 彼女が動いたことで、未来が変わったということだろう。 自分の放った銃撃音が彼を起こしてしまったに違いない。 あの時侵入者を気にせずやり過ごしていれば、彼の安眠は守られたかもしれない。 そう思うと、由乃の中で先ほどの男への怒りが激しく高まる。しかし 「むしろ寝すぎたくらいだ。放送も終わってる、よね…? 何があったか、詳しく聞かせてくれないか、由乃」 ユッキーが、私を頼ってくれた。 それだけで彼女の感情メーターは一気にプラスへと振り切れる。 今はあんな男の事は無視だ。ユッキーに事情を説明し、彼の未来日記の確保を優先する。 彼女の行動の中心はあくまで天野雪輝、ただ一人なのだから。 【G-2/中・高等学校中学校舎1F廊下/1日目/朝】 【天野雪輝@未来日記】 [状態]:健康、軽い眠気 [装備]:違法改造エアガン@スパイラル〜推理の絆〜、鉛弾19発、ハリセン [道具]:支給品一式×2、不明支給品×2 [思考] 基本:ムルムルに事の真相を聞きだす。 0:由乃の話を聞く。 1:由乃の制御。 2:拡声器を使った高町亮子が気になる。 3:咲夜の生死が気になる 4:由乃の代わりにミズシロ達に連絡を入れたい。 [備考] ※咲夜から彼女の人間関係について情報を得ました。 ※グリードから彼の人間関係や、錬金術に関する情報を得ました。 ※原作7巻32話「少年少女革命」で由乃の手を掴んだ直後、7thとの対決前より参戦。 ※異世界の存在を認めました。 ※未来日記の内容は行動によって変えることが可能です。 唯一絶対の未来を示すものではありません。 ※放送を聞き逃しました。 【我妻由乃@未来日記】 [状態]:健康 疲労(小) [服装]:やまぶき高校女子制服@ひだまりスケッチ [装備]:ダブルファング(残弾25%・25%、100%・100%)@トライガン・マキシマム、雪輝日記@未来日記 [道具]:支給品一式×2、ダブルファングのマガジン×8(全て残弾100%)、不明支給品×1(グリードは確認済み) [思考] 基本方針:天野雪輝をこの殺し合いの勝者にする。 0:ユッキーに今起きた事と、放送の内容を伝える。 1:話を終えたら無差別日記に連絡し、現在の持ち主と接触。なんとしても取り返す。 2:ユッキーの生存だけを考える。役に立たない人間と馴れ合うつもりはない。 3:邪魔な人間は機会を見て排除。『ユッキーを守れるのは自分だけ』という意識が根底にある。 4:『まだ』積極的に他人と殺し合うつもりはないが、当然殺人に抵抗はない。 5:ミズシロと安西の伝言相手に会ったら、状況によっては伝えてやってもよい。 [備考] ※原作6巻26話「増殖倶楽部」終了後より参戦。 ※電話の相手として鳴海歩の声を「カノン・ヒルベルト」と認識、 安藤兄の名前が偽名であると気がつきました。潤也との血縁関係も疑っています。 ※未来日記の記述が本当に変わったかどうかはわかりません。 ※中学校舎のどこかに、ダミーの手榴弾×1(ピンなし)が落ちています。 ◇ ◇ ◇ 「ハァ…ハァ…冗談じゃねぇ、あんな奴の相手なんかしていれられるか」 辛うじて由乃から逃れた浅月は必死で走り、高校の校舎へと戻っていた。 あんな危険人物がいるとわかったらもうこんな場所にいる理由はない。 情報を引き出せなかったのは痛いが、ゲームにのった人間に接触して生きていただけマシだろう。 亮子も宮子の知り合いもここにはいないようだし、さっさとズラかるのが賢明というものだ。 そういえばさっきの女、宮子と同じ制服だった。確か『ユノ』とか呼ばれてたが… まさか、宮子の知り合いの『ユノ』って子じゃねーだろうな。 あんな危険人物と合流なんざごめんだぜ、と浅月は毒づく。 まぁ特徴が違うのでおそらく別人であろうが… そこでなぜ、自分が急いでいたかを思い出した。 「そうだ、宮子…」 友人の死を知って取り乱しているだろう宮子と早く合流しなければ。 疲れた体に鞭打ち、浅月は更に加速する。 ◇ ◇ ◇ 浅月少年が高校校舎へ舞い戻る数十分前。 さらに言えば放送の数分前。 宮子は高校校舎の三階、美術室の中でご機嫌だった。 「う〜ん、カワイイ♪これ、ゆのっちに着せたいなぁ…」 浅月の鞄の中になぜか入っていた女物の服に袖を通し、浮かれていたのである。 変わってはいるが彼女も女の子。さらには美術を愛する芸術少女だ。 かわいい服など見れば、それなりにテンションがあがるというもの。 「ヒロさんの方が似合うかな?でも、冴英さんあたりが実は一番似合ったりして」 悪戯っぽい笑顔を浮かべる。そこには嫌味が無く、朗らかなものだった。 普段は着ることが無いような衣装に身を包み楽しくなった所で、いい具合にBGMが流れ出す。 「お、なんだろう。もしかしてファッションショースタート?粋な演出しますなぁ〜」 とてもそんなイメージを持つような曲ではなかったが、浮かれ気分の宮子にはそう聞こえたのか。 ならばこの後に待ち受ける出来事は、彼女にどんなイメージを与えたのだろう。 ◇ ◇ ◇ 「おい、宮子!」 ドアを勢いよく開き、浅月が姿を現した。息を切らし、疲れが容易に見て取れる。 薄暗い美術室の中には窓際に佇む少女が一人きり。 非日常な衣装を着たその姿は、1つの絵画のようにも見えた。 「あ、あさっちおかえり〜」 振り向いた少女の後ろに、カーテンの隙間から漏れ出る朝の陽射しが重なって思わず目を伏せる。 眩しさで、宮子の表情は見えなかった。ただ、嫌な予感が背筋を走る。 「おま、大丈夫……か?」 こんな時に気のきいたことが言える様なら、いつも亮子に殴られることもないだろう。 そんな事を考えていた。 「大丈夫って?」 「そりゃ…」 言いかけて、口をつぐむ。放送を聞いていなかったのか。 それはないだろう。なぜなら自分と別れる前と今とでは、彼女はあまりにも雰囲気が違う。 かといって取り乱しているようにも見えない。だが、冷静であるとも思えなかった。 そういう時はきっと… 「よく聞け、宮子」 真剣な面持ちのまま、浅月が言葉を選ぶように投げかける。 対する宮子の雰囲気は変わらない。 「なになに?何か見つけたのー?」 「……放送は、嘘じゃない。あれは事実だ。そんでもってこれは、現実…だ」 はっきりと、だが最大限に気を配り、告げる。 彼女が取り乱さぬ理由は一つ。森の中で目を覚ました時と同じだ。 今この一瞬を、夢だと思っている。否、思いたいと思っているのだろう。 それを肯定してあげる方法もある。だがそれはより残酷な結末を呼び込むのではないか。 浅月はそれを良しとしなかった。 「え、どういうこと?」 「…死んだんだよ」 「誰が?」 「死んだんだ!お前の先輩の、ヒロって人は…!」 思わず声を荒げる。こういうところが、自分はまだまだ出来てないと思っていた。 真実を告げる。これは時として非情に辛いことだ。 嘘つきなだけだった過去の自分はどんなに楽だっただろう。 「……やめてよ、あさっちってばー。そういうのはさ……」 「お前…」 あるいは浅月が思っている以上に、この娘は賢いのかもしれない。 もうとっくに気がついていて、でも、だからこそ。 心が冷静でいられる唯一の方法をとっているのかもしれない。 それでも、と浅月は譲らない。 「逃げるな、宮子!今は逃げ出していられる状況じゃない」 「やめてよ、あさっち!」 教室内へと踏み込み、宮子の肩を掴む。 少女は何かから逃れるように必死で抵抗する。意外にしっかりした力に、少し驚く。 「ねぇ、なんでそんな事言うの!?楽しくないでしょ、あさっちだって!」 「楽しかねぇよ!けど、黙ってたって楽しくなんかなりゃしないんだよ!」 眠った少女を起こすかのように体をゆすり、必死で訴えかける。 だが、宮子も頑なにそれを拒もうと、逃れようと抵抗する。 「いい加減に目を覚ませ!宮子!!」 「やめて…ったら……やめてーーーー!!!」 はずみ、だった。 思い切り突き飛ばされた拍子に、浅月がよろめく。 「なっ…」 「あっ」 足元は宮子が物探しで荒らしていろいろな紙が散乱している。 あるいは彼も動揺していたのだろうか。滑らせた足が制御を失う。 行き着く先は窓。開け放たれ、朝の風が流れ込む窓。 少年の体は、そのまま宙を舞った。 「あ、あさっち!」 咄嗟に少女が手を伸ばすも届かず、少年は落下していく。最後に見えたのは、少女の顔。 先ほどまでとは少し違う。出会った時に近い、なんだがほっとする表情だった。 (チッ、なんだよ……俺の命も……安くなったな) ◇ ◇ ◇ 薄暗い、いや、朝日が差し込み多少明るくなった教室内。 宮子は膝をつき、顔を覆って泣いていた。 こんな風に泣いたのはいつ以来だろう。懐いてきた猫がいなくなった時も、こんな風にはならなかった。 猫と一緒にしたら、あさっち怒るかな。ごめんね。 そんな事を考える度、さらに罪悪感が心を埋め尽くす。 この手で人を殺してしまった。 そんなつもりはなかった。ただ、怖かったのだ。認めたくない現実を突きつけてくる彼が。 彼女だってなんとなくわかっていた。ヒロさんは……もうこの世にいないのだろう。 彼女は物分りの良い娘だ。前述の猫の時も、「自由が一番いいからいいんだよー」と笑ってみせた。 ただ、それとは比べ物にならない悲しみが、あまりに大きすぎる悲しみが、彼女を苦しめた。 その結果、さらに1つの命を奪ってしまったのである。 「どうしよう…」 知らず呟いていた。 どうしようもこうしようもない。 逃げ出してしまおう。そう思った。 こんな馬鹿げた殺し合いなんか夢だと思って、逃げてしまおう。 行くあてなんかないが、これは夢だ。それならどこでもいい。 どこかでのんびり絵でも描いて、笑って過ごしていればいつか目が覚める。 だから、どこかに行ってしまおう。 しかし、そんな考えはもう通用しなかった。 最後の最後、落ち行く少年が見せたのは、笑顔。 咄嗟の事態に現実を直視し、少年を助けようとした彼女の顔を見て彼は、笑ったのだ。 自分が再び夢へと逃げ込めば、彼の笑顔を裏切ることとなる。それは、イヤだ。 だが、だからといって何が出来るわけでもない。 自分はもう人殺しだ。ゆのっちや冴英さん達と、楽しくおしゃべりしたり、絵を描いたりする資格は無い。 戻る場所がない。ただふらふらと生きるしか道がない。 そう思うと、涙が止まらなかった。いっそここでこのままぼーっと過ごして、殺されるのを待とうかな。 そんな事を考える。 “それでいいの?” それは幻聴だった。 間違いなく、その場にはいない人の声。誰だかはわからない。 ただ、宮子の心を取り戻させる力を持った幻聴だった。 そうだ、これでいいのか? 自分はもう、ゆのっち達と楽しく過ごすことなんて出来ない。 けど、ここで何もしないのはズルだ。だって、できることがあるから。 宮子はゆっくりと立ち上がると、震える足で校舎を出た。 彼が落ちたとすれば、この辺りか。 その場所が近づくにつれて、宮子の震えは大きくなる。 顔は青ざめ、吐き気を催す。でも、逃げない。 できることをするんだ。その一念で、歩を進める。 足が、見えた。 植え込みの中でピクリとも動かぬ少年の姿。 校舎を見上げるように横たわるその姿を見て、宮子の涙がとめどなく溢れる。 「あ、あさっち……ご……め、ん、ねぇ……うぐっ」 涙を拭うことさえせず、ただただ謝りながら、彼女は少年の遺体に近づき、そっと手を触れた。 まだ、暖かかった。当然といえば当然か。 宮子はその現実と向き合うために、ここに来たのだ。 このまま逃げたり、何もしなかったら、ゆのっち達にあわせる顔がない。 そのまま死んでも、ヒロさんにあわせる顔がない。 自分が地獄に落ちるとしても、閻魔様の所で会っちゃうかもしれないし。 あわせる顔がなければ、謝ることができないではないか。 許してもらえるなんて思ってない。 でも悪い事をして謝るというのは、絶対に欠かしてはいけないことだと思った。 今まで一緒に楽しく過ごしてきた、大切な人たちだからこそ…… 一緒に居られなくたって、謝る事だけはしたいと思った。 なによりも……まず謝っておかねばならない人がいる。 出会ったばかりの自分を見捨てず、運んでくれた。 理解出来ずに騒ぐばかりの自分に、言葉をかけてくれた。 放送の後自分を心配して、走って帰ってきてくれた!! そんな、ゆのっちにも負けないお人好しな少年。 ……この手にかけてしまった、少年。 彼に謝りたい。そう思った。 だから、その為に。 今の自分に出来ることをする。 辛くても、恐ろしくても……あさっちの埋葬くらいは、できる。 「あ、あた、し…もう、逃げ、逃げな、いから…ぐす…だがら、ご、めん、って…」 彼を抱き起こすように引き上げる。 まるでまだ生きているようなその体が、さらに少女の心を痛めつける。 それでも、彼女は放り出さない。 「い、言い、たぐで……ぐず……ホ、ホントに…ホント、に、ごめ「良し、そこまでだ」 「ぶぇ?」 宮子が奇妙な声をあげる。 今の声は、誰だろう?自分の正面から聞こえたような気がしたが…… 「頑丈な体でわりぃな……まぁ、しぶとさが数少ない自慢なんだ。勘弁しろ」 間違いない。それは正面からの、目の前の少年からの言葉だった。 まん丸に見開いた瞳で、彼の顔を確かめる。 そこには先ほどまでと同じ、笑顔があった。 「あ、あさ、あさ、あさあささ……」 「…………誰だよ」 「あさっぢぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」 抱き起こしていた体に、今度は正真正銘、抱きつく。 涙と鼻水で塗れた顔を拭くように、少年の胸にすがり付いた。 「ぐが…い、いてーっての…やめろ!ついでに汚いぞ!仮にも女だろ」 「だって…うぐ、だって…なんで…」 「笑えることにな、こういうの、初めてじゃないんだよ」 この浅月少年、以前にも学校の校舎の、それも三階から投げ落とされたことがある。 その時も、左腕や左足を怪我した程度で助かったほどのしぶとさの持ち主なのだ。 この学校の美術室も3階。おまけに落ちた先は植え込み。助かる見込みのある高さではある。 冷静に考えればわかることだ。 だが、こんな状況で人を突き落とし、誰がそこまで考えられるだろう。 宮子にとっては奇跡としか思えぬ状況だった。 「良かった……よ、よかっ、た……ごめん、ごめんよ、あさっち……」 やっと、少しだけ落ち着きを取り戻してきた声で、宮子が呟く。 ふぅ、とため息を1つ吐くと、浅月は言葉を放つ。 「忘れんなよ、宮子」 「え?」 「さっきの気持ち、忘れんな。人を殺しちまうってことは、そういうことなんだ。 とんでもない後悔に襲われて、二度と元には戻れなくなっちまう。それを忘れんな」 それは彼の実体験から来た言葉なのだろう。 一度手を汚した人間がどの様な人生を辿るか。それは誰より知っている。 彼自身に後悔はないとはいえ、人に歩ませたい道でもなかった。 そんな彼の心情を汲み取ったのか、宮子もまた、真剣な表情で答える。 「……うん、忘れない。忘れられないよ」 「なら、それでいい」 また1つ、ため息を吐く。 複雑そうな笑顔を浮かべ、少年は眼鏡の位置を直した。 「じゃあ…1つ聞かせろ。お前、なんなんだ?その格好」」 ◇ ◇ ◇ 浅月を保健室に運びこむと、宮子が応急処置を始めた。 浅月の指示があるとはいえ、意外としっかり出来ているのには驚く。 治療を終えると浅月はすぐにここを出ようと言い出した。 「ダメダメ!そんな体で動いたらよくないよー!」 「ダメだ。九兵衛との約束もあるし、何よりここはやばいんだ」 浅月は簡単に中学校舎にいた危険人物の情報を伝える。 宮子もそれを聞いて顔を曇らせたが、それでも譲らなかった。 「せめて、病院いったほうがいいよー。その体で山道なんて危ないし」 「九兵衛との約束がある」 「じゃあ、あたしが一人で」 「ダメだ」 「なんでさー」 ぶーたれる宮子に、やれやれと頭をかきながら返事をする。 「ぶっちゃけ、俺一人でどっか行く方があぶねぇ。戦えないわけじゃないが… 何があるかわかんねーからな。誰かと一緒のほうがいいんだよ」 自分の体のことはわかっている。これはかなりのハンデになる怪我だ。 これでは亮子どころか、鳴海弟ですら守れるか怪しい。どちらかというと、守られる側だ。 情けない話だが、彼らを確実に守るには他者の協力が欠かせないだろう。 仲間を集うなら既に約束のある九兵衛を頼るのが今の所一番現実的だ。 最悪宮子を預けて、仲間の事を託したら自分一人で行動するくらいの気持ちでいる必要がある。 心の奥に、彼女を一人にするわけにはいかないという気持ちもあった。 「うーん、けどなぁ」 「安心しろ、こう見えてそれなりに頑丈なんだよ。とにかく今はここを離れることだ」 そういうと、有無を言わさず立ち上がる。 足は痛むが、歩けないほどではないのが救いだった。 「あ、あ、ちょっと待って」 「なんだよ、まだ文句あんのか?」 少し強く言い返すが、宮子も立ち上がり準備を始めていた。 しかしその準備が問題。その場で服を脱ごうとしている。 「わーーー、バカ!何してんだ!!てっ…!!」 大声を出したので傷に響く。 宮子は何してんの?といった顔をしている。 「え、着替るんだよ?この服かわいいけど、動きづらいし」 「そういうことを言ってんじゃねー!」 「あ、あさっちってば、えっちー。外で待っててよー」 お前なぁ!と浅月から文句が飛ぶ。 ひと悶着の後、結局浅月は外で待ち、宮子は着替えを終えた。 「おまたせー」 再びやまぶき高校の制服に戻った宮子を連れて、浅月は歩き出す。 しっかりと警戒しながら学校を出ると、外はすっかり朝だった。 悪夢は未だ覚めないが、それでも朝はやってくるらしい。 浅月が前を行き、すぐ後ろに宮子がついていく。 校門に差し掛かったところで、宮子が口を開いた。 「あのさ、ヒロさんのこと、なんだけど…」 「……何だ?」 振り向かず、答える。 声は元気こそなかったが、彼女らしい明るいものだった。 「もう、ちゃんとわかったから。だから、だからさ、あさっち……」 「……」 黙り込むしかない。 少しうつむいて語る宮子に、浅月はかける言葉が見当たらなかった。 ただ、これだけは言える。今のコイツは、さっきまでとはちょっと違う。 ちゃんと向き合えるはずだ、このクソッタレな現実と。 後は向き合った現実と戦うだけ……ただ1つ、勝利を信じて。 「全部終わったらさ、一緒にお墓作るの、手伝ってよ。すんごく立派なヤツ」 「……生きてたらな」 どうしてこう気のきいたことが言えないのか。 頭をかく浅月の後ろで宮子は確かに、笑っていた。 【G-2/中・高等学校裏門/1日目 朝】 【浅月香介@スパイラル〜推理の絆〜】 【状態】左腕骨折、肋骨にヒビ、左足首捻挫 打撲(全て応急手当て済み) 眼鏡にヒビ 【装備】 レガートの拳銃@トライガン・マキシマム 【所持品】支給品一式、手榴弾(ダミー)×2@スパイラル 〜推理の絆〜 薬品多数、フラスコ等実験器具数種類、薬や包帯多数、シーツ数枚、カーテン 【思考】 基本:亮子を守る。理緒や鳴海、ひよのとも合流して協力したい。 1:神社にて九兵衛と合流。使えそうな仲間を探す。 2:最悪、宮子や仲間の事を信頼できる誰かに託す。 3:ひとまず殺し合いには乗らないが、殺人に容赦はない 4:亮子が死んだら――― 5:殺し合いには清隆が関与している……と思う 6:男女の二人組(由乃と雪輝)を要警戒 ※参戦時期はカノン死亡後。ただし、彼の死をまだ知りません。 ※宮子から「ひだまりスケッチ」関係の情報を得ました。 参加者ではゆの、沙英、ヒロについて詳しく聞いています。 ※中・高等学校、高校校舎の大体の見取り図を把握しました 。 ※デイバックの性質と、中に人が入れないことに気がつきました。 ※殺し合いの主催者が清隆であると睨んでいます。 【宮子@ひだまりスケッチ】 【状態】健康、精神的疲労(中) 【装備】 【所持品】支給品一式、メイドリーナのフィギュア@魔王JUVENILE REMIX、ハヤテの女装服@ハヤテのごとく! 筆と絵の具一式多数、クレパス一式多数、スケッチブック多数デッサン用の鉛筆や木炭多数 缶スプレー塗料数種類多数、彫刻刀一式多数、粘土多数 キャンバス多数 【思考】 基本: 絶対に殺し合いはしない。逃げ出さない。 1:あさっちを助ける 2:ゆのっち達とはやく合流する 3:全部終わったら、ヒロさんに立派なお墓を作ってあげる ※殺し合いについてしっかりと理解しました。 ※浅月から亮子について詳しく聞いています。 鳴滝歩や他の知り合いまで知ってるかどうかは次の書き手に任せます。 ※デイパックの性質にはまだ気がついてません。 【手榴弾(ダミー)@スパイラル 〜推理の絆〜】 その名の通り、手榴弾のダミー。ぱっと見では区別がつかないくらいに精巧。 もちろん爆発はしないので、武器としてはほとんど使えない。 時系列順で読む Back パロロワ版スパイラル~ひよのの電脳開拓史~ Next 魔人、憐れなるかな 投下順で読む Back 運命の螺旋乗り越えて(前編) Next 魔人、憐れなるかな 075 てこいれぷりんせす! 天野雪輝 113 未来視たちのアンガージュマン 075 てこいれぷりんせす! 我妻由乃 113 未来視たちのアンガージュマン 076 学校へ行こう 浅月香介 101 ちだまりスケッチ ~酒池肉林編~ 076 学校へ行こう 宮子 101 ちだまりスケッチ ~酒池肉林編~
https://w.atwiki.jp/srwdd/pages/241.html
イベント開催期間 2022年6月30日 14 00~7月15日 13 59まで イベント形式 各難易度のクエスト周回 特効ユニットパーツ 赤特効 ダブル・グラビトン・ライフル アームストロンガー・カノン・フルパワー 青特効 Gインパクト・キャノン ジー・エッジ二刀流 ボス情報(第4次超級) イデアール級機動殲滅機(アードライ) 弱点属性はビーム/特殊 ブレイク時防御力が10%減少する 優先ターゲット:反撃を受けないユニット 遠距離から攻撃を行う 一番奥の黄色い機体 ブレイク状態でないとき、射程が3増加し、攻撃力・防御力・照準値・運動性が75%増加する 必殺技命中時、攻撃力・運動性が35%減少する弱体効果を敵ユニットに付与する(敵ユニットが2アクション行動する間有効) ブレイク状態でないとき、全ての攻撃の与ダメージが30%増加する HPが25%減少する毎に、攻撃力・防御力が25%増加する 精神情報HP80%以下で一度だけアクション開始時に「気合」「集中」「熱血」を使用する HP40%以下で一度だけアクション開始時に「気合」「集中」「魂」を使用する HP40%以下で一度だけ「不屈」を使用する イデアール級機動殲滅機(クーフィア) 弱点属性は斬撃/ビーム/特殊 ブレイク時防御力が10%減少する 優先ターゲット:近距離のユニット 一番手前の赤い機体 ブレイク状態でないとき、移動力が3増加し、攻撃力・照準値が40%増加する 自分のアクション毎に攻撃力が8%増加する(最大40%) 精神情報1アクション目に「奇襲」を使用する HP40%以下で一度だけアクション開始時に「捨て身」を使用する イデアール級機動殲滅機(ハーノイン) 弱点属性は斬撃/ビーム/特殊 ブレイク時防御力が10%減少する 優先ターゲット:近距離のユニット 右から2番目の青い機体 ブレイク状態でないとき、移動力が3増加する 戦闘を行う敵ユニットが3マス以内にいるとき、距離が近いほど攻撃力・防御力が15%増加する(最大45%) 自分のアクション毎に攻撃力が8%増加する(最大40%) 精神情報HP80%以下のアクション開始時に「熱血」を使用する HP40%以下のアクション開始時に「熱血」を使用する イデアール級機動殲滅機(イクスアイン) 弱点属性は斬撃/ビーム/特殊 ブレイク時防御力が10%減少する 優先ターゲット:反撃を受けないユニット 遠距離から攻撃を行う 左から2番目の紫の機体 ブレイク状態でないとき、射程が3増加する 戦闘を行う敵ユニットが1マス以上離れているとき、1マス遠のくごとに攻撃力・照準値が7%増加する(最大42%) 自分のアクション毎に攻撃力が8%増加する(最大40%) 精神情報HP80%以下のアクション開始時に「奮起」を使用する HP40%以下のアクション開始時に「激闘」を使用する その他 地形は宇宙空間、中央にモジュール77 攻略情報 勝利条件は「イデアール級機動殲滅機(アードライ)の撃墜」 ボスが4機も出てくる珍しい構成。しかし勝利条件となるのはアードライ機だけ。ただしアードライ機以外はHPが1/4程度しかなくすぐ倒せるので大した脅威ではない。とはいえ他のステータスはあまり変わらないので油断は禁物。 弱点属性はほぼ共通だがアードライ機だけ斬撃が弱点から外れる。 4体ともブレイクすると大きく弱体化する。出来るだけ早くブレイクしたい。特にアードライ機は弱体化が著しい。ステータス補正が必殺技バフと底力だけになり、射程も落ちる。 デバフ耐性持ちがいないのでデバフが大いに有効。ブレイクしたうえでデバフをかければ20段改造&SR武器程度のユニットでも割と簡単にトドメを刺せる。 敵ステータス概要 コメント欄 名前 すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/nrks/pages/308.html
「―――『UNITED TRIGGER』。」 「うっ……当時の図に乗った自分がフラッシュバックして来るぜコノヤロウ……」 男は青のソフト帽を深く被り直しながら、新正義組織のチラシを強く握りしめた。 白シャツ×グレーのテーラードジャケット×ジーンズといったシンプルな格好に身を包む彼は、其れを見つめながら自らの過去を戒める。 彼の記憶が正しければ、正義組織が生まれたのは実に約2年ぶり。―――それも、とんでもないお騒がせな奴等だった筈だ。 そのお騒がせ組織が取った宣伝手段も、チラシによるもの。……嗚呼、地中に埋めた筈の黒歴史が、這い出てきたではないか。 「―――錆付いたもんだぜ、この蒼も……まぁ、落ち着いたとも言えるか? ハハッ……」 紺碧の双眸を伏せ、自虐気味に嘲笑う。彼はその2年の間に、多くの物を失った。……得るものもあったが、失ったモノが多すぎた。 ―――伏せた瞳は、右足へ移される。カーネルに、かつて傷つけられた右足首。それが悪化した結果―――取り返しの付かない傷へと、変貌して。 ―――右アキレス腱断裂。 千切れたのは、腱だけではない。その事故が組織を消滅させ―――彼から職を奪い、自信までも攫っていった。もう満足に走れない脚では、賞金稼ぎなど出来ない。 逃げる悪党を追えない右足では、駄目である。……リハビリも含めると、1年半の時間を病院で費やした。最近になってようやくの退院だった。 その間に、世界は大分変わってしまって。自分がかき乱したjusticeも影に隠れてしまい、カーネルの≪R.I.P.≫も壊滅した。 カノッサは大分形を変えながらも、最近になって凶悪さを増している。―――停滞している自分に、何度嫌気が差したことか。 未だに悪夢を見たりもする。あの頃の図に乗った自分を蹂躙するカーネルの姿に、堕ちた自分を嘲笑する数々の人間といったモノを。 ふと、握られたチラシに書かれたある言葉が、彼の眼を惹く。―――「守る為の戦いがしたい、という者」 ―――男は震えた声を、荒げる。 「……護られる側は、俺には辛すぎるッ……!!」 ―――無力であることの、苦しさを知った。カノッサのテロに何も出来ない自分を、そして壊れた右足首を憎んだ。 ……満足に走れないこの身体で、どれだけ通用するか解らない。だがしかし、男は『護る側』に居たいのだ。正義の誇りを、取り戻したいのだ。 「年齢、性別、経験問わず」。それなら元『青義同盟』のお騒がせ野郎でも、受け入れてくれるかも知れない。 ―――脚を引っ張るつもりは無い。怪我持ちとは言え、射撃技術だけは衰えていない。ついでに青臭い思想も、ご健在だ。 ……前のように、其れを周りに押し付けるつもりも無い。―――あくまで、これは俺による俺だけのルールであり、残った誇り。 「―――よし」 帽子の鍔を、軽く上げる。据わった紺碧の瞳に灯る、爛々とした意志。―――蒼き風が、遅れながらも。その新しい息吹に乗っかろうとしていた―――
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/374.html
「あやうく死ぬところだった……」 「いえ、完全に死んでましたよハクオロさん」 ダギュン! ゴキッ 【B-8 遊園地の建物内部 0 30】 【エルルゥ@うたわれるもの】 [状態] 確信犯 [装備] 不明 [道具] 支給品一式 [思考]1 やっぱり…… 【ハクオロ@うたわれるもの 死亡確定】 ※ハクオロの支給品(ころばし屋他)はハクオロの死体のそばに落ちてるよ。 「さっきから何なんだ?」 「そんな……この病気は……まさか……」 何事もなかったかのように起き上がるハクオロを見て、エルルゥの顔がみるみる青くなっていく。 そして、震える声で一つの病気の名を吐き出した。 「野比玉子シンドローム!」 ナ ゝ ナ ゝ / 十_" ー;=‐ |! |! cト cト /^、_ノ | 、.__ つ (.__  ̄ ̄ ̄ ̄ ・ ・ ミミ ;,! u `゙"~´ ヾ彡 l/VvVw、 ,yvヾNヽ ゞヾ ,. ,. ,. 、、ヾゝヽr=ヾ ミ ;/  ゙̄`ー-.、 u ;,,; j ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\ ,r゙ゞ゙-"、ノ / l! !ヽ 、、 | ミ/ J ゙`ー、 " ;, ;;; ,;; ゙ u ヾi ,,./ , ,、ヾヾ | '-- 、..,,ヽ j ! | Nヾ| ←ナワヤ、タナカ、コイズミ '" _,,.. -─ゝ.、 ;, " ;; _,,..._ゞイ__//〃 i.! ilヾゞヽ | 、 .r. ヾ-、;;ノ,. -一'"i j / ,.- 、 ヾヽ、 ;; ;; _,-< //_,,\' "' !| l ゙i !_,,ヽ.l `ー─-- エィ' (. 7 / ' ・丿  ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、 i u ヾ``ー' イ \_ _,,...... ´゙i、 `¨ / i ヽ.__,,... ' u ゙l´.i・j.冫,イ゙l / ``-、..- ノ u l u  ̄ ̄ 彡" 、ヾ ̄``ミ .l u j i、`ー' .i / /、._ `'y / u `ヽ ゙ l ,. - 、,, ,. ノ ゙ u ! /_  ̄ ー/ u / _,,..,,_ ,.ィ、 / | /__ ``- 、_ l l ``ーt、_ / / ゙ u ,./´ " ``- 、_J r'´ u 丿 .l,... `ー一''/ ノ ト 、,,_____ ゙/ / ./__ ー7 /、 l '゙ ヽ/ ,. '" \`ー--- ",. く、 /;;;''"  ̄ ̄ ───/ ゙ , ' \ヾニ==='"/ `- 、 ゙ー┬ '´ / \..,,__ 、 .i ⌒`─-、_,.... l / `ー┬一' ヽ l / , ' `ソヽ ヾヽ l ` `ヽ、 l ./ ヽ l ) ,; / ,' '^i 「何度でも際限なく死に、生き返る最悪の病気! 別名ディアボロ症候群! このままだとネタキャラになっちゃいますよハクオロさん!」 「既に手遅れだと思うが……」 悲嘆に暮れるエルルゥの横でドアが開き、セーラー服の少女が姿を現す。 |┃ |┃三 ,ィ, (fー--─‐- 、、 |┃. ,イ/〃 ヾ= 、 |┃ N { \ |┃ ト.l ヽ l ←長門 ガラッ.|┃ 、ゝ丶 ,..ィ从 | |┃ \`.、_ _,. _彡'ノリ__,.ゝ、 | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |┃三 `ゞf‐>n;ハ二r^ァnj< y=レヽ < 話は聞かせてもらった。 |┃. |fjl、 ` ̄リj^ヾ)  ̄´ ノ レ リ | 私がなんとかする。 |┃三 ヾl.`ー- べl,- ` ー-‐' ,ン \____________ |┃ l r─‐-、 / | |┃三 ト、 `二¨´ ,.イ | |┃ _亅 ヽ、 ./ i ト、 |┃ -‐''「 F′ ` ー '´ ,.' フ >ー、 |┃ ト、ヾ;、..__ , '_,./ /l 「君は……」 「私の異次元同位体が全て知っている。あなたが殺し合いで生き残ることは不可能」 「どういうことだ?」 少女――長門有希は説明を始める。 「原因はキャプテン、別名生真面目小隊長。この小物のせいで何人かの参加者は予め死が決定されている。あなたはまだマシなほう。 ゼロの世界の参加者はもっと酷い目にあっている……蒼い槍兵に殺された異次元同位体からの情報」 「その、異次元同位体というのは?」 「別の世界の長門有希。人喰い双子の片割れと行動を共にしている長門有希やトラックに乗っている長門有希がいる。 同期を求めることで情報を手に入れることが可能」 なんとか状況を把握したハクオロが溜息を吐く。どうやら自らの運命を受け入れたようだ。 「それで、私の病気を治す方法というのは?」 ハクオロの問いに長門が頷き、着物越しの腕に噛み付いた。 「情報を書き換えた、これで死ねる」 「そうか……もう、死んでもいいんだな?」 「そう、早く元いた場所に戻ったほうがいい。向こうはホテル戦で大変だから」 「では、逝くことにするよ」 そう言い残すと、ハクオロは光になって消えた。もう復活することはないだろう。 「これで……よかったんですよね?」 「いい」 後には、満天の星空だけが広がっていた。 【B-8 遊園地の建物内部 0 30】 【エルルゥ@うたわれるもの】 [状態] 健康 [装備] 不明 [道具] 支給品一式 [思考]1 さようならハクオロさん…… 【長門有希@涼宮ハルヒの憂鬱】 [状態] 健康 B-1からイーグル号で飛ばしてきたため若干の精神的疲労 [装備] ナイフ [道具] 支給品一式 イーグル号@ゲッターロボ! [思考] 1 ゲームからの脱出 2 イーグル号を使いこなせる人間を探す 3 イーグル号をどこかに隠す 【ナワヤ@MMR】 [状態] 健康 [装備] 不明 [道具] 支給品一式 [思考]1 な、なんだってー 【タナカ@MMR】 [状態] 健康 [装備] 不明 [道具] 支給品一式 [思考]1 な、なんだってー 【古泉一樹@涼宮ハルヒの憂鬱】 [状態] 空気皇 [装備] 不明 [道具] 支給品一式 [思考]1 不明 【ハクオロ@うたわれるもの アニロワ死者スレに送還】 ※ハクオロの支給品(ころばし屋他)はそこらへんに落ちてるよ。
https://w.atwiki.jp/fullgenre/pages/269.html
用語集(な~わ行) 緋村剣心は三度死ぬ フライングボードは死亡フラグ ボッチ皇 マウンテンカメール 役立たず 緋村剣心は三度死ぬ 参加者の一人緋村剣心が三回死んだことに由来する。 ここでの三回とはまず最初の晩餐での死亡で一回目。 次に分岐された人斬りと暗殺者にて二回目。 最後に何故か出ているオールロワで三回目である。 ちなみにどの話も登場話かつ一撃で殺されている。 ここまでくると哀れみを通り越してむしろ笑えてくるから不思議だ。 フライングボードは死亡フラグ 支給品の一つフライングボードのこと。 このアイテム自体はただの空飛ぶサーフボードでしかない。 だが、北条沙都子の死亡者名鑑にこれを手にした参加者が次々に死んでいくという仮説が掲載されたことで、強力な死亡フラグではないかとの見方に変わってくる。 実際はどうなのか。 ここまで(84話まで)にフライング・ボードを手にしたのは柊かがみ、ミハエル・ギャレット、由蛇かなみ、北条沙都子、東條悟の5人。 最初の持ち主である柊かがみはこれをすぐに失くし、その数時間後に親友である泉こなたに殺された。 次に手にしたミハエル・ギャレットは、数時間後に友好的な関係であった東條悟に殺された。 ミハエルから一時的に借り受けた北条沙都子は、すぐ後に当時の同行者である東條に殺された。 確かに5人中3人が死亡し、なおかつ信頼していた者に裏切られて殺されるという死に方まで似ている。 疑うには十分だろう。 生き残っているのは由蛇かなみと東條悟。 この二人まで同じ死に方となれば、もはや疑う余地は無いが……二人の行く末に注目したい。 ボッチ皇 参加者の一人狭間偉出夫のこと。 原作での名前魔神皇と、ロワでのボッチっぷりからこの名がついた。 登場話から第一放送までの間、参加者中唯一誰とも遭遇しておらず、 さらに、半径2マス以内に死体しかいない。 原作でも彼はボッチであり、ここまでボッチなのは運命なのだろうか。 第一回放送終了後、今後ともよろしくでついにボッチから脱却。 水銀燈に枢木スザクとの出会いを果たしたが、人付き合いが苦手なため水銀燈からの印象は最悪。 スザクの好青年的態度にペースを崩されるなど、相変わらず受難は続いている。 マウンテンカメール 光と亀において亀山薫が稲田瑞穂に与えられた真名。 由来はmountain(山)+カメだろう。 名付け親の脳内ではこの名は光の神アフラ・マズダ様より賜った名であり、この名を賜ったことで彼も光の戦士の一員になっている。 わざわざ言う事もないが電波全開であり、一般人である亀山には彼女の言う事のほとんどは理解できなかった模様。 このあだ名も気に入らなかったようだがスレ住人には好評であり、死亡者名鑑にもその名は記され、AAもこの名が由来となり某ポケモンが採用された。 ちなみに名付け親の瑞穂自身も最後まで彼をこの名で呼び続け、シャドームーンと交戦中という張り詰めた空気を一瞬だけほぐした。 役立たず 参加者の上田次郎ことウェーダーマンネクストのために設けられた新ジャンルのこと。 具体的に上田のどんな点が役立たずなのかはここでは省略する。 これを列挙した場合は上田の行動ほぼ全てを挙げることになり、いずれ作られるであろう上田の死亡者名鑑と内容が大きく重複してしまうためである。 ただし「役立たずではなく気絶しやすいだけ」という弁護の声もあり、いずれは役立たずの名を返上し活躍する時が来るのかも知れない。 なお本人は上田次郎は二人の狂人を前に気絶するにて仮の名での功績を挙げていたが、それは上田ではなく上田の中の人が(ry
https://w.atwiki.jp/2ndsrwog/pages/132.html
EX-HARDに挑む際に注意しておくべきポイント EX-HARD全編で共通する攻略法 オススメユニット、キャラクター ステージ攻略第1話「星なき空」 マサキ編 第7話「喪われた記憶」 第21話「黒焔の狩人」 第23話「厭客再来」 宇宙編 第33話「繋がる縁」 第37話「頑鉄番長Gバンカラン」 第39話「狼と犬達」 第42話「妄念に操られし者(後篇)」 第43話「輝きを一つに」 第45話「凶鳥は三度死ぬ」 第46話「リューネ・カプリッチオ」 第53話「封印の予兆」 宇宙編 第54話「神の牢獄」 地上編 第56話「紅の聖誕祭(前篇)」 地上編 第57話「紅の聖誕祭(後篇)」 宇宙編 第57話「激震の白い大地」 第58話 部隊編成 第59話「デザイア」 N-第60話「四龍の長」H-61話「機人大戦」 N-第61話 事前準備 N-第61話(最終話)「封印戦争」 最終話 「古の忌憶」 EX-HARDに挑む際に注意しておくべきポイント 機体・武器・PP養成不可 通常時改造されて加入する機体も無改造で加入 敵パイロットの撃墜数+15(Lv35以上の敵パイロット全員がエースボーナス所持) SRポイントに関係なく、難易度はハードで固定SRポイントによるラストマップの分岐は健在。 序盤は、撤退する敵が多く、MAPWの使用に制限が設けられているフェイルロードのいるマサキ編が比較的楽である。 対してリューネルートは補給装置が2個になるタイミングがマサキルートより大分早い。相互補給でLvを上げるの前提ならこちらのほうが楽SRP全取りで相互補給可能なのは最速で25話。25話ではエクサランスがいるためマサキルートの場合でも問題無く相互補給は可能 その後Lv99を更に増やす場合はリューネルートの方が少しだけ早い EX-HARD全編で共通する攻略法 周回プレイにおける撃墜数の引継ぎはEX-HARDでも通常通りに適用されてゲームスタートとなる。このため、以前の周回で撃墜数を稼いでからEX-HARDに取り掛かれば、最初からエースボーナスを発動させることも容易となり、幾分か楽になる。 精神コマンドや信頼補正・指揮補正はフル活用しよう。しなければ、攻撃が安定して当たる事はまず無い。 精神コマンド「感応」持ちのパイロットは部隊の要である。 信頼補正は効果が累積するため、うまく配置を工夫すれば数十%も補正をかけることができる。特に気を配りたいのは命中・回避が補正される友情ボーナスとダメージが増加する恋愛ボーナス。今作のデータはまだ出揃っていないが、部隊編成をベーシックオーダーで行えば、基本的に深い関係を持つキャラ同士のツインユニットとなる。また、ATXチームやオクト小隊など、チームを組んでいるキャラ同士は友情ボーナスを持っていることが多い。前作・前々作のデータを参考にしても良いが、関係や計算式が変化している可能性に注意。 ルートによっては感応持ちがまったくいないこともあるため、どのルートを通るかも重要になる。 火力が高い機体を優先して使おう。機体性能は基本的に最初から最後まで変わらないため、ダメージソースは素で火力が高いユニットに頼るしかない。 統率技能や合体攻撃、アタッカー等のダメージに+補正を持つパイロットは優先して育てよう。ダメージソースに乏しいEX-HARDでは撤退する強化パーツ持ちユニット等を撃墜するためにシステムを最大限利用しなければならない。 敵ユニットのステータス 射程などは正確に把握しておこうターンはかかっても動かない(動けないようにした)ボスクラスの射程の穴から安全に削るのもひとつの戦法 資金やPP、SRPに拘るのは止めよう。EX-HARDでは養成・改造不可なので、資金とPPは使いどころが無いため稼いだところで意味は無い。 SPは全て戦闘系につぎ込もう。次周の事などよりも今が大事である。 特にSRP取得による分岐次第では+2話されるためポイントを抑えればクリアもしやすくなる。が、「古の忌憶」に挑む場合はその限りではない。取る過程で強化パーツが得れるSRポイントや隠し要素を重視し、必要でなければスルーして40以上を目指そう。 補給装置と修理装置は最大限活用しよう。特に補給装置は戦艦のレベルUPにも使え、レベルを上げた戦艦を元にさらに他キャラのレベルUPも出来る。 最初から徹底的にやっていけば「全滅プレイ」や「交互に補給」などの真似を行わなくても最終的にLV99に育てる事は難しい事ではない。 ユニットを強化する方法は強化パーツ・Aボーナス・パイロットのLVUPだけであるため、出来る限りレベルは上げよう。 同時にレベルが上がりきったからといって油断はしないように。 今作の終盤の難易度は1周目でも普通に進めれば難しいといえる。 制限の付くEX-HARDは鬼畜と言っても過言ではない難易度になるため、例えLV99であっても「使える手段が増えた」程度の認識でいこう。 むしろ大量にENを消費する必殺技が連発できず、終盤の雑魚処理や敵ボスの連戦で半端に残してしまい反撃を許してしまう可能性が増える。特機には補給係を添えておくと良い。 オススメユニット、キャラクター 運用していく上で特に優先度の高いユニット、またいると便利なキャラクター(強い、精神コマンドなど)特殊スキル統率持ち キョウスケ、カイ、カチーナ、アヤ、ヴィレッタヴィレッタは集中力持ちなので安くかく乱を使える、終盤では心もとないが序盤では役に立つ マイSP回復が使え、感応も覚えている。EX-Hにおいて感応は重要スキルであり、更にレアなSP回復まで持っているので使わない手は無い。 ジガンスクード・ドゥロ参戦も早く、比較的高威力の弾数MAP兵器Gサークルブラスターが使用可能。敵の回避率が高いEXハードでは必中+Gサークルブラスターによる削りが非常に有効。 グルンガスト参式余らせるのはもったいない、おすすめユニットのページを参考にして誰かしらに使わせよう サーベラス・イグナイト(S)ケルベレイド・バスターの長射程で敵の射程外から攻撃できるため時間をかければ安全に攻略できるマップが多い。T-LINKセンサー2個積みで命中を補正すればまず当たる。 ラーズアングリフとランドグリーズのペア序盤からいる二人組なのだが、機体スペックが意外と高くユウキとカーラが念動力持ちで安定した命中回避に長射程といえば8マスの中最大射程9、使いやすいALL武器にユウキがヒットアンドアウェイ持ちとやたらハイスペック、ユウキが必中を持ってないのが欠点か 似た性能の機体なのでツイン相性抜群、長射程ALL武器で雑魚ツインを蹴散らしながら進軍、最強武器が長射程単体武器なので二人の援護攻撃も活きる ユウキとセットにするならカーラ側ALL武器が2発なのでハイパービームライフル等を持たせておきたいのと、最大射程が8なので高性能レーダー補強すればベストペアと言っても過言無い仕上がりに フォルテギガス隠し機体だが、撃墜数以外はEXハードでも難しくはない フォルテギガスが強いというよりは、デア・ブランシュネージュが耐久に難ありで使いにくいため、ジョッシュだけ使うぐらいなら二機のいいとこどりで最大火力も上がって二人分の精神も使えるこっちの方がオススメという理由 耐久面だけ見た場合はジェアン・シュヴァリアーに軍配があがる ギガブラスターの低消費・高威力ALLは便利 モニカとラーダのツインユニットどちらもSP回復を覚えるので、開幕大激励連発や期待をターンをかければ何度でも使える。感応で必中を使わずに済む 戦闘面は全く役にたたないが、ノルス・レイによる射程1~3の修理が便利 ミオツイン精神の脱力が非常に優秀 後半のボスの気力を一気に100以下まで下げることができる 脱力にSPを全て使うので火力は出ない、エクサランスなどのサポートユニットと組むと使いやすい ステージ攻略 第1話「星なき空」 クリアまで1周目からの流れで普通にプレイすると即撃墜される、1ターン目でアイビスはラウルに横付けしてターン終了、2ターン目から援護攻撃を使い攻撃するのが吉か。 シナリオの性質上、4ターン目で終了するので逃げ続ける手もあるが、経験値を稼ぐためにもある程度撃墜していこう、ダメージは修理で。 SRポイント狙い前の2機のみが前進してくるので、こちらも前進しなくてはならないが、基本的には上の内容を前進しながらやればいい、アイビスはすぐ落されるのでラウルで援護防御を忘れず。 マサキ編 第7話「喪われた記憶」 ポイント敵戦艦がブースターを落す、HP6000以下で撤退、ケルベリオンを撤退させ、援護攻撃総火力でなんとか落そう、クリア自体は難しくない SRポイント途端に難易度が増す。ライの加速、マサキのエースボーナスなどで援護防御できるユニットと一緒に進ませるのが安全か? 第21話「黒焔の狩人」 ポイントステージ自体の難易度は高くないが、全機体で2機以上の敵を撃墜しておくとクリア後にT-LINKセンサーとGテリトリーを入手出来る。普通のプレイでも有用な強化パーツなので是非入手しておきたい。 第23話「厭客再来」 ポイントベガリオンがテスラドライブを落とす、HP7000以下で撤退 SRポイント開幕から向かえばさほど難しくはない、アラセリを倒すとベガリオンを除く敵部隊が撤退するので可能なら全滅させてから獲得すること 強化パーツ等は持っていないのでアラセリを倒すメリットは特にない 宇宙編 第33話「繋がる縁」 ポイントゼラニオの足止めには「スパイダーネット」が有効。当てれば移動力を1まで減少させられる。 ビュードリファーはマキシマムブレイクで一撃必殺砲+五黄殺を『闘志』使用で当てれば撃墜可能。 第37話「頑鉄番長Gバンカラン」 ポイントバンカランで敵を3機以上撃墜しておくとクリア後に勇者の印を入手出来る クリア条件上登場から5ターンがリミットになるが、登場時に最強技を使える気力に必中も4回使える余裕があるので味方機で削った敵を仕留めていけば難なく条件は満たせる 第39話「狼と犬達」 ポイントシエンヌをスクールのメンバーで倒し強化パーツを得つつ、ブーストハンマーの獲得を狙うならば、アビリティで援護攻撃UPに格闘or射撃UPを付け、プレースメント10%+念動爆砕剣で装甲ダウン2の上から恋愛補正を付けたTBS+竜巻or一撃必殺砲に援護でRHB+ランペorEDNで26000を超えるダメージが出せる ゼオラでシエンヌを落とす場合、ファルケンにハイブリッドアーマーを2枚つければ安心(HP6700装甲1200)。「鉄壁」を使用することで装甲値が2400になり「ソニック・デストロイヤー」の直撃でクリティカルが発生しても落ちない。 SRポイントSPポイントの獲得だけならば、ヒューゴを中央の島へ逃げさせ、エール・シュヴァリアーに防塵装置かスクリューモジュールを装着し森or海中で迎撃でOK 第42話「妄念に操られし者(後篇)」 ポイントゼンガーは底力が発動してしまえば10ダメージまで抑えられるため撃墜されることはない。 問題はレーツェルの方。これはアウセンザイターにG・テリトリーを装備させればENが尽きない限り落とされない。 SRポイント2人に射程+と移動力+のアビリティを付けて敵陣へ突撃させ、毎ターンの反撃とアウセンザイターのMAP兵器で数を減らせば4ターン目ギリギリでSPポイント獲得は可能。この方法の場合、敵が高台の上に固まったままになるため、増援の味方本隊で敵を撃墜することはかなり困難。 第43話「輝きを一つに」 ポイント隠し武器『MTDMシューター』獲得のフラグあり なお、スレイの撃墜は補給装置によるLv上げでアイビスに『熱血』を習得させない限り不可能 SRポイントアラセリはHPが減少しても撤退しない。味方増援の攻撃を集中させれば、規定ターン以内での撃墜は容易 第45話「凶鳥は三度死ぬ」 ポイント隠し武器『グラビトンランチャー』獲得のフラグあり。イングはエグレッタの攻撃を受けて底力を発動させておくとよい SRポイントガリルナガンが5ターン目に登場した場合、鋼龍戦隊の増援は7ターン目、このガリルナガンを8ターン目までに撤退させるのが条件 撤退させるだけならば、イングをあらかじめMAP南側へ逃げさせ、おびき寄せておいたガリルナガンに総攻撃を仕掛けるだけでいいが、撃墜しようと思うならば、7ターン目の増援時にMB 合体攻撃要員を北側へ配置し8ターン目PPにMBで沈めることも可能 エクセレン&ミオの脱力で気力を130未満まで下げた上で、カイのグルンガスト改を起点にマキシマムブレイク五黄殺&オーバーカイザーソード+一撃必殺&竜巻(コウタとリュウセイの『闘志』使用)で35000は削れる 初期配置の敵を倒しすぎているとMBに必要な気力が足りなくなるが、大激励&激励で補える。味方増援が来るまで初期配置の敵をすべて残した状態で耐え切ることも可能。 第46話「リューネ・カプリッチオ」 ポイント『SSPドリンク』獲得のフラグあり。マサキを出撃させるのを忘れないように SRポイント『闘志』使用サイコブラスターのダメージはリューネの気力にもよるが2200~2500程度。1EPでの反撃で程よく削れば問題なし 第53話「封印の予兆」 ポイントドゥバンのアレス・ガイストは、ギリギリまで削ってマキシマムブレイクで撃破可能。資金・経験値・PPは最初の1回のみの獲得。 雀武王の撃墜はさすがに無理。マガルガを沈めてクリアしてしまうのが良い。 SRポイント1PPにアクセルは『気迫』『熱血』を使用しアレス・ガイストの2マス以内へ移動させ待機。 1EPにドゥバンはアリエイルへ攻撃してくるので反撃で麒麟、2PPに『熱血』麒麟を当てれば、2PPでSRポイントを獲得できる 宇宙編 第54話「神の牢獄」 友軍戦艦の撃墜が敗北条件になっており、敵は集中的に狙ってくる上友軍艦の回避は見込めないので非常に厳しく、加速を使わなければ近づく前に落されるので注意。 2ターン目以降は信頼などの回復精神を使っていかないとほぼ落とされるので、修理持ちユニットと加速ユニット(できれば援護防御も)を可能な限り早く友軍艦に隣接させたい。 敵ユニット自体はこちらの味方と戦う分にはそれほど強くないので、とにかく友軍艦が落ちないようにすれば割と楽ではある。 地上編 第56話「紅の聖誕祭(前篇)」 ポイントゼオラ・アラド・ラトゥーニの3人がケルベリオンに狙われるのを逆手にとってこの3機を囮にすると楽。ハガネの指揮範囲内で、さらに隣接による友情補正、地上に下ろして森に入ってしまえば命中率は一気に下がる。フェアリオンに乗せている場合は、Aアダプターを忘れずに SRポイントケルベリオン・ガーリオン(無明)の撃墜を後回しにしてエア・クリスマスへ攻撃。5万ほど削れば撤退するので難しくはない。 エア・クリスマスの撃墜は、たとえLv99まで上げていたとしても不可能。さっさとお帰り願おう。 地上編 第57話「紅の聖誕祭(後篇)」 ポイントしばらく戦艦が動けないので修理補給担当に戦艦を使ってる場合は一時的に他の機体にバトンタッチしておくといい 分岐開始時点から雑魚敵の改造段階が5段階となり、非常にハイスペック加えてサイリオンのMTDMランチャーが高命中補正でリアル系機体でも60%前後で当ててくる、おまけにALL攻撃で2連発 まずはスーパー系を主軸にサイリオンを片付けるといい ボス格が初期三体の後二体増える前半はガルベルスがアクア、エグレッタがイングを優先して狙ってくるので防御等でやりすごしつつ基地の上に陣取ると戦いやすい、この間にトライロバイトと雑魚を処理 ガルベルスとエグレッタはHP回復小を持っているので熱血等を織り交ぜつつ処理、後半のエア・クリスマス、ガリルナガンはHP回復を持たないのでラーダの『感応』に頼れば前半でSPを使い尽くしてもなんとかなる トライロバイト撃墜後、エグレッタに熱血がかかる。防御の上から落とされかねないので、ひらめきor不屈をかけたユニットか戦艦を当てて解除しておきたい SRポイント30機撃墜するには、ある程度敵陣に攻め込んでいく必要がある。 念動力組の多くが宇宙ルートに行っているため、高回避が望めるのはイングのエグゼクスバインとフェアリオンSに乗せたラトゥーニ。底力を発動させたスーパー系で攻めるなら、グルンガスト零式・ダイゼンガー(武装追加版)・ソウルゲインかこれらの機体になるべくいい強化パーツを装着し先陣を切らせ、反撃で削って行こう。 3PPに82式戦車ガヴァメントの射程内に入り込めるぐらいならばSRポイント獲得は間近。『覚醒』など精神ポイントはボスに温存しておきたいので、ここではイングの連続行動を上手く活用したい 宇宙編 第57話「激震の白い大地」 ボスのバラン=シュナイルは毎ターンHP40%(HP回復(大)+地形効果)回復。EP開始時には回避不可能のピンポイント爆撃(味方4機のHP半減)がある。気力が高まるとガードが発動し、底力L7も覚えているので非常に硬い。中途半端な攻撃をしていると簡単に詰んでしまう。 鍵となるのはミオの脱力。LV61まで育てれば7回分を確保できる。プレシア・モニカあたりと組ませて連発すると非常に楽になる。 序盤から精神はなるべく温存して戦い、ボスを一気に畳み掛ける事が出来るほどのSPは残しておく。統率持ちのカチーナ・ヴィレッタを中心に陣形を組み、一撃必殺砲を複数回撃てるよう調整。 地味ながらアヤも統率を持つ。分離状態でライとツインユニットを組み、MBで直撃アーマーブレイカーを当てると効率が良い。閃き・不屈はないものの、集中を使えばゼゼーナンの命中率は5割を切る。どうしても不安ならハイパージャマーを。 ただ、強化パーツ無し・無改造・無養成のアヤでゼゼーナンの命中率を0%まで落とすことは、Ex-hardでも可能(Lv 60-63で確認)。 補正なしのアヤに対するゼゼーナンの命中率は98%以上。この数字を信頼補正・指揮官補正・ムーンクレイドルの地形効果で削り落とす。 まず分離でアヤとライがおかしなところに飛ばされないように、直前のターンでSRXの前方3マスと真横の1マスを味方ユニットで塞ぐ。 位置取りは、分離したアヤ(ライ)の前にリュウセイ、後ろにロフが来るように配置しておく。ロフの背後にはヒリュウを置き、左右にセティとゼブを並べる。 アヤのtwinの相手は当然ライディース。これでゼゼーナンの命中率を19%まで落とせる。集中を使えば0%である。 出来れば全機体2ターン分は最大攻撃できる余力を残しておきたい。1ターンキルを狙う場合、ゼラニオの時点で陣形を組み終えておくこと。ギリギリまで削ってPPを終了し、次PPでケリをつける。 増援のライグ=ゲイオスは一機だけ高性能照準機を持っているので注意。 第58話 部隊編成 最終分岐も終わり残り数話、一部を除きほぼ全ての戦力が集結するのでここで最終編成を見越してアビリティや強化パーツの構成を吟味しておきたい SP回復持ちラーダ、ギリアム、マイ、モニカの4人、2ペア作ればターンさえかければツイン精神も使い放題 ラーダ、ツイン精神「期待」と「感応」はこれからラスボスクラスとの戦いになるので非常に頼もしい、上記のいずれかと組んで必ず部隊に入れておきたい、修理も出来るモニカのお供がオススメ ギリアム、ツイン精神「かく乱」が便利だが、加速覚醒熱血等の便利精神が使えるのも大きい モニカ、ツイン精神「大激励」のほか「信頼」が便利、搭乗機が修理持ちなのでサポート担当として入れておくと心強い マイ、念動力持で戦闘向きの精神を持っている、熱血一撃必殺砲が強力なのでSRXを使っているならR-GUN一択か 第59話「デザイア」 ポイントファートゥムのHPは38万2400で2回行動あり。HP70%以下と60%以下になった時「ド根性」を、HP50%以下になった時「かく乱」を使用してくる。 ペルフェクティオの気力が120以上で有効射程内に複数の味方ユニットがあれば、ほぼ確実にMAP兵器のウルティムムを使用してくる。ダメージは2000~4000程度。クリティカルが出ると低HPのユニットは危険。HPはフル回復させた状態で敵フェイズに入りたい。ただし、このMAP兵器ウルティムムを2回行動で2連発してくることはなく、1回目の行動でMAP兵器、2回目の行動で四方の隣接しているユニットへ通常攻撃を仕掛けてくる。 ツイン精神の「かく乱」を使用し、「チャフグレネード」を当てた上で、戦艦の指揮範囲内に居れば、ほとんどの攻撃の命中率は20~70%程度まで低下する。高回避ユニットなら「集中」で十分に対処可能。 「覚醒」「再動」「期待」「大激励」とMBを上手く合わせ、「アーマーブレイカー」を入れれば、EX-HARDであろうとも1ターンで削りきることも可能。 SRポイントイグニスのインペトゥスを最後に撃墜するだけなので達成は容易。 インペトゥスの背後にバリケードのように配置されているベルグランデは、反撃はしてくるが移動も攻撃も行ってこない。MAP兵器で一気に削ってしまえばよい。 N-第60話「四龍の長」H-61話「機人大戦」 【ガチガチの安全策コース】まず四凶をSP・武装惜しまず全力で倒してしまう。雀武王/武雀王は特に厄介なイベント精神も使わないので回復サポート付きのグランゾンあたりに任せる。四凶の二体にはイベント精神(加速・必中・熱血)があるため次ターン持ち越しなどして誰か落とされるような事態になると応龍皇相手の火力が足りず詰む可能性も。 四凶はマガルガを狙ってくるため岩の上に乗せてEPは防御させよう。遠距離攻撃なら熱血込みでも耐える。 応龍皇が出現したら、グランゾンなど高装甲・強バリア持ちを一機で射程の遠い方ギリギリに立たせ、残弾を(総数約200)PP攻撃/EP防御で無くなるまで削る。サポートに射程外から修理補給が出来るよう機体配置を。また、この間に全機体の補給/修理/SP回復を行う。 マップ兵器を戦艦などを配置して受けきったら、最強武装の射程の穴(1)と外から削る。出撃ユニットを総動員、SPも節約しつつ使えば1ターンで20%超を削れる。 頃合を見て主力ユニットは一気に距離を詰め、精神コマンド総動員で削り切る。尚この戦術の場合SRポイントは意図しない限り自然に取れるものと思われる。 饕餮王の餓弩貪牙にはSP吸収Lv3がついているので、パイロットブロックor閃きで防ぐ応龍皇は移動しないので出現しても放置 武雀王は岩の上にいるので、移動させて地形効果をなくしたほうが倒しやすい 武雀王はイベントでHP回復するので数ターン待って変形させたほうが良い。 応龍皇にはHP回復(中)がついているので、R-2パワードの直感・直撃アーマーブレイカーなどで装甲を下げ、マキシマムブレイクやツインユニットによる援護で一気に倒す N-第61話 事前準備 中途半端な装甲、運動性を持つ機体はいいカモになる、選り好みしないで強い機体強いパイロットで挑みたい ガンエデン最強武器がEN吸収武器なので主力スーパー系ユニットで「ひらめき」を持たない者にははあらかじめスキルでフルブロックをつけておきたい 58の部隊編成でも説明したが、ラーダ+他のSP回復持ちパイロットで時間さえかければSPは回復し放題、精神の使い時間違ってガス欠なんてことがなくなるのでとりあえず出しとくといい やたら硬いボスクラス×3とラスボスになるので修理補給担当も多めに、戦艦でもいいし、エクサランスにメガブースター等つけておくと頼りになる クストース、ガンエデン共に一気にけりをつけるため、ライ、レオナ等「直撃」持ちで換装武器を持てる機体にアーマーブレイカーを持たせておきたい、EN吸収武器も後述する敵の反撃手段を奪う策として使えないこともない 対ガンエデンパターン幾つか ※心配性な人向けです、ちゃんと準備してれば詰むような難易度ではないです 1「簡単安全な一番手っ取り早い手段」ガンエデンの最大射程は12でHP回復手段は持たない、サーベラス・イグナイトは強化パーツ、アビリティで射程を上げれば射程外から攻撃できる、時間はかかるが一番簡単で安全なので細かい事は考えたくない人はこれで、回避能力は皆無なので命中補正は考えなくても100%当たる 2「安全策その2」長射程を誇るマヴェット・ゴスペルは弾数99発、グランゾン等やひらめき持ちなどで撃ち切らせれば最大射程は7 多くの射撃ユニットが最大射程8なので後はぼこるだけ、前述したようにHP回復も回避能力も皆無なので誰でも削れる 3「もっと安全に殴りたい」スーパー系でも殴りたい人は準備段階で説明した「直撃」+エナジーテイカー等で攻撃すれば100近いENを減らせる、「再動」や覚醒で連続行動し削ればさっきとは逆に1~2マスが死角になる、EN回復大でターン辺り150近く回復するがフルブロックや「ひらめき」持ちでフォローザサンを誘えば再びガス欠に 3「事前準備は完璧、突撃粉砕勝利脳な人」アーマーブレイカーで装甲下げて精神フル活用して一撃必殺砲連発したりで1~2ターンで勝てる N-第61話(最終話)「封印戦争」 クストースへの攻撃タイミング5ターン目終了時orクストース全滅でガンエデンが出現するが、この際エースボーナスでクストース含む全敵機体のHPが5割回復する 精神フル活用でもない限りクストース攻略中にガンエデンが出現するため、せっかく削ったHPを回復されかねない なのでガンエデン出現までクストースは後回しにし、まずは雑魚敵から処理するといい、特にガンエデンの出現する場所を取り囲むズロア達は長射程から反撃不可のユニットをやたら狙ってくる、おまけに味方ターン時は防御に徹する面倒さ ガンエデン出現後スキルで敵の残り数×100のダメージを軽減するためとりあえず雑魚は殲滅、クストースは放置でもクリアできるかもしれないが、クストースも倒す方向でまとめた MAP兵器は誤射を避け範囲内に味方が残っていると使ってこない ガンエデンの攻撃対象選別は状況によって候補が変わる、HPの低い者、装甲の低い者が狙われやすい傾向が強い? 誰を狙うかはっきりしない上、最強技二連発を容赦なく叩き込んでくるので部隊のHPは常に高めを保ちたい、何ターンかすれば対象になるユニットに目星が付く おそらくガンエデンとクストース相手にするこの期間が一番の難所である、幸いガンエデンはHP回復もイベント回復もないので、クストースの処理に全力をつくしてもいい クストースを倒すとMAP兵器を使用するようになるので、あらかじめ範囲外に退避するなどしておきたい クストース処理後、対ガンエデンMAP兵器解禁、5対程対象がいないと撃ってこないまずは戦艦や硬めのユニット囮に打ち切らせよう、MAP兵器後やはり最強技を叩き込んでくる、ここでもHPに注意 後は好きに殴るだけ、HP回復手段はないので詰むことはない 最終話 「古の忌憶」 クストースやヴォルクルス、四凶などボス格が勢ぞろいするMAP 出撃枠が多いので、普段使っていないキャラでも友情や脱力があれば出撃させる。さすがに最終話ともあって反撃であっさりHPを削られてしまうので、撃墜されそうなユニットは速やかに修理or戦艦に乗せて回復する クストースと饕餮王は底力とガード持ちなのでSPを温存する場合倒すのに時間がかかる、まずはやわらかい窮奇王から撃墜する。運動性が高いのでアルフィミィやククルの感応が便利 進軍するとアダマトロンやヴォルクルスの射程に入ってしまい攻撃されるので、向かってくる雑魚や四凶を相手するのが良い。 饕餮王は底力・ガード持ちでALL攻撃のSP吸収と嫌らしい相手 東のほうの雑魚へグランゾンを向かわせると、雑魚を相手しつつ饕餮王をグランゾンで受けれるので楽になる Pブロック持ちなのでSPも下がらない。 ヴォルクルス上下を撃墜するとヴォルクルス(合体)になる2回行動・底力Lv7・ガードと厄介な相手、がHP回復を持っていないので時間をかければグランゾンやガルムレイドS形態など射程の長いユニットで楽に倒せる 更に言えばEN回復手段を持っていないのでEN切れで射程1~2でしか反撃できなくなる。哀れ破壊神・・・ 雑魚を処理したらいよいよアダマトロンとの勝負ラスボスだけあって脅威のHP452400。更にリベンジ 最長射程は13もあり、2回行動+ABが重なれば3回攻撃であっさり撃墜されてしまうので、戦艦に乗せ安全に近づいて援護やMBを使えるように配置する MAP兵器がバリア貫通・精神禁止と非常に危険な性能をしているので、戦艦などを使って4発全部撃たせておきたい。 HP回復(小)で45200ずつ回復するので、直撃アーマーブレイカーから一気にケリをつける HPが10万を切るころには底力L8で装甲が3500前後まで上がりほとんどダメージを与えられなくなる 脱力は非常に有効だが、性格のせいかすぐに気力170まで戻ってしまう SPを温存していれば1ターンで30万強は削ることができる育成(レベル)次第では闘志と援護攻撃・MBをフル活用すれば1ターンで落とすことも可能。ダメージ効率を上げるためにMB要員以外はツインを作らず、援護持ちもツインサブには置かない。 SP切れでとどめを刺せなかった場合詰むので注意