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本編第弐話です。 786名前:名無し上級大将◆80fYLf0UTM投稿日:2008/01/27(日) 15 20 02 ID ??? ・・・ロシア海軍の保有する、ただ一隻の原子力空母―――もっとも事実上、というだけで、その艦種は重航空巡洋艦となっていた それが、ベーリング海という、構造体攻撃とはあまり関係のない海域に、巡航ミサイルを発射可能な艦艇を引き連れて出現していた それに迷惑する一部の人々がその動きに気がついたころ、ほとんど形だけのIUEITA本部にある、使われることの無い一室を借用し、全権委員たちが集まっていた パソコンの起動音と同時に、真っ暗な部屋の中にいる、数人の人間の体が、ゆっくりと浮かび上がる 全員、それなりに年を食っているようで、腕には皺がある者も多い 「―――聞いたか?」 「ああ、聞いたよ、こりゃまた大変なことになってきたらしいな」 ようやく薄暗くなった部屋の中で、スーツに身を包んだ数人の男たちが壁に寄りかかったり、机を石にしたりしながら、思い思いの姿勢で楽にしている 不思議と椅子に座っている人間はいなかった 「佐藤……だったか? 異例だからな、あの男は」 長身の男が、ネクタイピンの位置を微調整しながら、その発言に賛同する 「まぁな―――執行官と委員を兼任。しかしなんと言っても身元が確りとしているんだ、血が繋がっていないと言っても、家柄だとかで親戚が相当数―――」 787名前:名無し上級大将◆80fYLf0UTM投稿日:2008/01/27(日) 15 20 32 ID ??? 「妹もいるとか言っていたな」 低い声で要らぬ補足しつつ、組んでいた腕を解き、さらに話を続ける 「そのしっかりとした身元を作ったのは、あの男自身というよりも、日本政府のほうだろう、ゴーストを作るのは逆に向こうだと面倒だとかで」 「もっとも、そもそも異例なのが日本政府だからな―――」 吐き捨てるように言ってのけた割には、あまり悪意の感じさせない言葉が続く 「―――中国政府の穴埋め…もとい、中国政府より必要だったから日本政府が加わっているわけだが…」 話が脱線していることに気がつき、壁に寄りかかっていた一人が声を出す 「そろそろ本題に戻ろう」 壁に寄りかかり直して話を続ける 「あの男が異例だとか、そんなことはどうでもいい……やつのやろうとしていることが問題だ」 「そうだな、まだ“D”計画の続きをやろうとしている」 「その通り…」 感情がこもった声ではなかったが、多少怒りの成分を含んでいるようだった 「どれだけの予算を捻出することになったことやら……それだけならまだしも、代償が大きすぎる マンハッタン島どころか、全世界にひろがるネントワークに高度な電子機器。軍民間の衛星に、これでもかという人類側の情報とを引き換えにしたんだ」 「そして得られたものは何も無い」 「そうでもない、審判の結果は聞かされていないが、どうやら彼らのほうは裁定をすでに下したらしい」 少し笑いながら諭すような声を出した男が、持参したノートパソコンの操作を行う ディスプレイの明かりに照らされて見えた彼の顔は、どうやらラテン系の人間らしい 「後は彼…彼ら、というべきか―――の進めている、“A”計画の具合にもよるが、“D”計画の続行はある意味必要だろう」 「……あの連中がいっていたことを知っているか?」 「なに?」 わざとらしく間をおいて話し始めるので、聞く方の男はもう一度パソコンに向き直っていた 788名前:名無し上級大将◆80fYLf0UTM投稿日:2008/01/27(日) 15 21 47 ID ??? 「曰く―――この仕事に宗教的な考えだとか、哲学的な考えだとかを持ち込むと、どうも面倒な方向に転びそう―――だそうだ」 「確かに、あの男……いや、あの連中はそういう方向に肩まで浸かっているな」 悪そうな笑みを浮かべるが、悪意はないようだった その証拠に、次には肯定的な台詞を吐く 「だが、そうでもしなければ仕事にならんだろう、あくまでやつらに勝つために、そういう趣向のシナリオも用意している……そうでもしなければならない相手だ」 「経典の類の内容を再現してくるなどという馬鹿な真似をするとすれば、それは奴らの方だ―――」 黙って話を聞いていた別の男が、年のためかしわがれた声で忘れかけていたことを掲示してみせる 「―――我々と学者連中が、この一年足らずの間に導き出した仮説にのっとればな」 EIEやIUEITAなどの各種機関が公に創立される前から、空から降ってくるであろう存在を感知していた国連 そして、それらが地球に及ぼした微弱な影響や、その行動を下に、その目的やそれ以降の動きを、ある程度予測しておく必要があった 実際に落ちてくるまでは何とも言えない状況ではあったが、その予測が現実となりつつある現状を前にして、この男の声もこわばる 「……もっともだな、大体、仮に目の前に本物の神が降りてきても、跪くことすらしないような人間しか、この仕事には参加していないことだし」 嫌味の様にも聞こえなくなかったが、本人は自身の言葉を他人がどう受け取るかよりも、襟元の形が気になるらしい 第一、彼の言うように、宗教を信じているというだけでこの役職につくのは難しかった 「まったく……映画に出てきたような科学技術に頼るエイリアンたちが、地球を焦土にして去っていくほうがずっと楽だというのに…」 「あれは神だよ、能力的にも性質的にも、そういって差し支えないのだ、くそ!」 明らかに何かを危惧するといった声で、必死とも取れる内容の文章を吐き出す 789名前:名無し上級大将◆80fYLf0UTM投稿日:2008/01/27(日) 15 22 21 ID ??? 「神か…計画の秘匿名称の由来事態、相手が神だと認めているようなものだな」 「アメリカのな……キリスト教徒といい、イスラム教徒といい、どちらも邪魔ばかりする」 「仏教は?」 「さあな―――敬虔な仏教徒というのを見たことが無い」 「そういう意味では、“A”計画という秘匿名称……というか、あれは計画の意味そのままか」 まだ続けようとしたところで、別の誰かが代弁する 「確かに、宗教的なものは感じさせないな」 「“控訴者達(Appelat`s)”計画か……案外、あの連中ならどんな判決が下ろうとも、不服としないかもれないな」 それをまた誰かが笑う 「元から我々は、どのような判決が下ろうとも、控訴なんぞする気はさらさら無い」 790名前:名無し上級大将◆80fYLf0UTM投稿日:2008/01/27(日) 15 23 11 ID ??? 「計画名が“最後の審判(Doom)”だしな、誰がつけたんだ、こんな名称?」 本当に不思議そうな声を上げる 屈み込んだせいで、彼の浅黒い顔がパソコンのディスプレイに照らされる 表情は特になかった 「仮説が正しいとしたら―――おそらくは、そのとおりなのだろうが―――やつらの行動は絞られてくる 「となると、場合によってはこちらの攻撃への報復を行い、最悪全面核戦争による殲滅戦もありうるが―――」 続けようとしたところで、パソコンの前の男が口を開く 「それは無いだろう、彼らが火器を持ち出さなかったことがそれを証明している」 「ただ可能性は十分にある」 「とりあえず、アメリカとロシアを捨てて様子を見ることになったが―――」 やるせない表情を見せる数人の同僚の顔を見て、多少言葉にオブラートをかぶせればよかったと後悔するかのように、一瞬口を閉める 「―――とにかく…まぁー、忙しくなるな」 結局曖昧な言葉で締めくくって次の人間に発言権を譲る 「国連軍の類があればいいんだが」 「国連軍? そんなもの無い方が良いさ、あったら“戦争”だ!」 ポケットから手を出しながら、一人の老人が声を荒げる それに驚くことすらしない委員たちは、諭す風でもなく、呟くように話を進める 「安心しろ、これは戦争ではない、それは何も知らない連中がやることだ」 「不謹慎かもしれんが、我々がするのはただのゲーム。ルールは簡単、有るのは勝利条件のみ!」 若干誇るような口調で喋る 表情もそれに合わせて変化しているのだろうか? 791名前:名無し上級大将◆80fYLf0UTM投稿日:2008/01/27(日) 15 24 10 ID ??? 「その勝利条件も簡単だな、人類という駒が“残って”いれば良い」 「そのあたりは専門外だがな、我々の仕事はあくまで国家の総意を動かすことだ、どういうことをやるかは連中が決める」 「にしては、やつら自身、忙しなく動き回っているがな」 要するに、お互いの領分を互いに侵しあい、いざこざを繰り返していることに他ならない 人類が一致団結するなどという妄想は、彼らの脳に欠片も無いのだろう 「兵隊の数はこちらの方が圧倒的だが、イリーガルの数においては向こうが多い」 「奴らについても連中のほうがよく知っている、我々は所詮政治的なもの―――それも、人類同士のことに関してだ」 人と人との関係が、その共通の敵である者たちと人類の関係よりも、遥かに複雑で解きにくいものだ そう言いたげな彼は、ここに敵が干渉してきた場合のことを考えてか、憂いの表情を浮かべる 「あいつらに政治も何もないだろう」 「そう願いたいものだ」 「いっそのこと、全面戦争のひとつでも起こしてくれればよかった」 「勝てるなら良いが、どうせだったら出来るだけ機会が多いほうが良いと思うがね」 嬉しそうに脈動する声を聞いて、腹を立てたように低い声が聞こえる 「ギャンブルではないぞ、政治とは」 「政治じゃないだろう、これはむしろギャンブルに近いゲームだ、例えるならポーカー。ワンペアであがっても良いし、一思いにきってしまっても良い」 792名前:名無し上級大将◆80fYLf0UTM投稿日:2008/01/27(日) 15 24 46 ID ??? しばらく誰も口を開こうとせず、妙な間が続く 「………ワンペアすら出来ていないのが現状だ」 「というより、カードすらない」 「配られていないのか、配られたのに無いのかすらわからんが―――」 「急ぐ必要があるな、計画はやはり続けるべきだろう」 一瞬の沈黙 しっかりとした議場でも起こり得るのに、まして議長のいない話し合いの場では、当然のように訪れるものだ 「決を採ろう」 ノートパソコンを片付けながら、男が声を上げる 「計画続行を黙認するか、アドミラル・クズネツォフを動かすか……」 この程度の会話を済ませただけで決を採ってしまうなど、全権委員と言えるのだろうかなどと考えるものもいたが、あくまで確認程度の意味合いしかない会議だった 「動かす必要はないだろう」 少しの間もおかず、前者に賛同する声が上がる 「だな、黙認すべきだ」 「空母を動かしたところで、フランスの一件と同じことになるだけだ」 「ヤクーツクで何かがあっても、奴らがすべて消してくれるだろうし、その後に続く核攻撃の影響もある―――」 「何も漏洩しはしない―――か…その通りだな」 「前者に賛成する」 「私もだ、黙認しよう」 「ははは、いっそのこと協力してみればどうだね?」 793名前:名無し上級大将◆80fYLf0UTM投稿日:2008/01/27(日) 15 25 08 ID ??? ふざけ半分の声だったが、決を取っていた男は生真面目に答える 「彼はそのうち嫌でも日本に帰ることになる、その間は我々がことを進めよう」 肩をすくめて見せ、すぐに全員が目礼を済ませてろくにない荷物をまとめるか、服装を正しつつ、扉へとゆっくり歩き出す 国連に設立された、人類最高意思決定機関の試作品、その基幹を担うはずであった中国を除く常任理事国と先進各国から選出された全権委員 本来その直接管理下に置かれ、その手足となるはずであった執行官と各種機関 わずか一年足らずの間に計画され、ほんの数日で組織されたこれらの機関は、国連という枠組みをはずれ、各々の意志で動き始める 人類の為に―――その意思は共通のものではあった だが、どのような手段を用いるべきか、それは必ずしも一致してはいなかった そして、一部の機関の動きが、別の機関にとっての、公意義で言う敵となりうる要素であることは明白となりつつある だが、宇宙からの来訪者の動きよりも、それが味方と呼ぶに近いものであることも明白であった 人類の為に―――いったい何が最良の選択となりうるか、何のために其れを成すか、それすら未だ決めかねられている 彼らはそれぞれの思惑と、そういった個人の感情よりも優先される、それぞれの仕事を抱えて、会議室を後にしていった 問題なのは、保存か保管か現存か…はたまた存続か――― 794名前:名無し上級大将◆80fYLf0UTM投稿日:2008/01/27(日) 15 26 05 ID ??? <―――盗聴終了> 795名前:名無し上級大将◆80fYLf0UTM投稿日:2008/01/27(日) 15 27 17 ID ??? ―――鉛色の空から、大粒の水滴が地面に向かって叩きつけられて来る もはや車どころか、人通りすら殆ど見なくなったアメリカ合衆国の首都近郊は、軍用車両が時折姿を見せるだけの、ゴーストタウンといった様相を呈している 「録音は終わりましたか?」 車の中はいたって静かだった 運転手も乗客もスーツ姿で、どこかの会社の重役と、それを運ぶ取引先の人間を思わせた 軍用車両の中であることを感じさせるのは、せいぜい併走している装甲車の姿程度だろうか 「いいのですか? 公式のものではないといえ、全権委員たちを盗聴するなど―――」 「いいんです。もとはといえば私も全権委員の一人ですし、なまじ、佐藤を名乗っているのだから会議の内容を聞かせてもらうくらいは…」 「盗聴はそれ自体が罪を問われますが」 「…相原君」 「盗聴は警視庁勤務のころに君もやってたでしょうに、偉そうな事言わないでください」 「………」 佐藤がイヤホンを外して車に備え付けられている受信機に戻す 「それで、どう致しますか、盗聴器の回収は―――」 「いえ、必要ないでしょう……彼らは分かっていて盗聴器のチェックをしていないんだ」 「はぁ……」 それでも心配でしょうがないといった表情の熊谷を横目に、佐藤はなにやら携帯をいじっている 「―あっ、どうも……久しぶりです。暫くしたらそちらに……おや、もう準備は終わった。それはまた………では後ほど―」 ピッという聞きなれた電子音を最後に、誰も口を開かなくなる 佐藤は電話の内容を反芻しながら、なにやら考え込み 相原は黙ったままノートパソコンのディスプレイを眺めこんでいる 熊谷はといえば、ハンドルを握る手以外、微動だにしない 「―――あ、熊谷君…そこらへんの売店か自販機で、缶コーヒーとサンドイッチか何か買って来て下さい」 「申し訳ありませんが……開いている店を探すこと自体が至難かと」 別段残念そうでもない表情の佐藤だったが、いやな予感がするといった風の熊谷の反応は無駄にはならなかった 「ドーナッツでもいいので探してください、まだ便が出るのに時間はあるので」 796名前:名無し上級大将◆80fYLf0UTM投稿日:2008/01/27(日) 15 43 06 ID ??? これまでのおさらい ―――宇宙から何か落ちてきて困ってる 全権委員`s、ジャックとヨシュアの皆さん→「もういい加減面倒くさくなってきた」 人類最高意思決定機関(仮名すら無し)→「その本来のたいそうな名前も、最初から最後までお飾り」 佐藤→「こんな仕事になるはずじゃなかったorz もう帰りたい9 執行官`s+書記or秘書官`s→「右に同じ」 教授`s→「研究はしたい」 国家元首`sと愉快な仲間たち→「○○国が…我々の祖国が……」 軍人→「敵は宇宙人だ!」 イレギュラーな軍人→「人間の敵は、所詮人間だ!」 イリーガルな軍人→「この捕虜って人体実験に使うらしいよ」 被験者のみなさん→「私は何か…されたようだ……」 EOLT(低度個体)→「………」 EOLT(高度個体)→「―――」 EOLT(高度すぎて人と話せる個体)→「……話す相手すらいませんね」 OMNI(製作者)→「 」 神様→神は沈黙するのみ 797名前:名無し上級大将◆80fYLf0UTM投稿日:2008/01/27(日) 15 52 46 ID ??? 組織構成 「 (名称無し)」 ↓ ↓ ←上がないので、委員会と国連は=じゃない 「全権委員会」「国連」 ↓ ↓ ←全権委員は実際この辺、国家の代表程度 ↓ 「国家」 ↓ ←このあたりに執行官その他 「各種計画推進機関」←頑張る ↓ 「末端機関」 ←名前すらないのにとてもよく頑張る 798名前:名無し上級大将◆80fYLf0UTM投稿日:2008/01/27(日) 16 03 36 ID ??? 役職 全権委員:偉いことになってる人たち、国家とすっかり仲良くなった国連の人なので権限は絶対。一番多い苗字or名前 ジャックとヨシュア:国連のリモートコントロール型手足。聖書に由来したりと、凝った偽名 執行官:特務から一般まで、いろいろな人間の自立型手足、よく勝手に動くので迷惑この上ない。偽名、佐藤さん 政府首脳部:一番可哀想な役職。実際の名前を捻るor適当、たとえばエドワーズ大統領→エドワード大統領 軍上層部:一番犠牲者が出る役職。実際の名前を捻るor適当 書記・秘書官:執行官専属の部下、最低一名で通常は二名付く。偽名、相原や熊谷、命名規則は特に無し 教授:執行官などとつるんでいろいろと頑張る人たち。偽名、命名規則は特に無し 担当官:各種事件や計画にくっ付いて来る。偽名、種類によって命名規則が存在 事務官:事務担当の割には現場へ出張ってくる。偽名、命名規則はあってないようなもの 武官(?):そもそも全員がこれみたいなもの、下っ端で使い道の少ないSP。名前を呼ばれることすらない 799名前:名無し上級大将◆80fYLf0UTM投稿日:2008/01/27(日) 16 09 16 ID ??? マルタンは全権委員、チャーリーはエシュロン担当官 佐藤は外務省出なこともあり、何かの手違いで委員と執行官を兼任、国家と国連の両方に振り回される そんなところ 役人根性とは言っても、この状況を前にラリっている感は否めない
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日韓併合条約(にっかんへいごうじょうやく、正式名称=韓国併合ニ関スル条約) 1910年(明治43)8月22日に漢城(現:ソウル特別市)で寺内正毅統監と李完用首相が調印、29日に裁可公布して発効した「韓国皇帝が韓国の統治権を完全かつ永久に日本国天皇に譲渡する」ことなどを規定した条約のこと。 条約文 韓国併合ニ関スル条約 日本国皇帝陛下及韓国皇帝陛下ハ両国間ノ特殊ニシテ親密ナル関係ヲ顧ヒ相互ノ幸福ヲ増進シ東洋ノ平和ヲ永久ニ確保セムコトヲ欲シ此ノ目的ヲ達セムカ為ニハ韓国ヲ日本帝国ニ併合スルニ如カサルコトヲ確信シ茲ニ両国間ニ併合条約ヲ締結スルコトニ決シ之カ為日本国皇帝陛下ハ統監子爵寺内正毅ヲ韓国皇帝陛下ハ内閣総理大臣李完用ヲ各其ノ全権委員ニ任命セリ因テ右全権委員ハ会同協議ノ上左ノ諸条ヲ協定セリ 第一条 韓国皇帝陛下ハ韓国全部ニ関スル一切ノ統治権ヲ完全且永久ニ日本国皇帝陛下ニ譲与ス 第二条 日本国皇帝陛下ハ前条ニ掲ケタル譲与ヲ受諾シ且全然韓国ヲ日本帝国ニ併合スルコトヲ承諾ス 第三条 日本国皇帝陛下ハ韓国皇帝陛下太皇帝陛下皇太子殿下並其ノ后妃及後裔ヲシテ各其ノ地位ニ応シ相当ナル尊称威厳及名誉ヲ享有セシメ且之ヲ保持スルニ十分ナル歳費ヲ供給スヘキコトヲ約ス 第四条 日本国皇帝陛下ハ前条以外ノ韓国皇族及其ノ後裔ニ対シ各相当ノ名誉及待遇ヲ享有セシメ且之ヲ維持スルニ必要ナル資金ヲ供与スルコトヲ約ス 第五条 日本国皇帝陛下ハ勲功アル韓人ニシテ特ニ表彰ヲ為スヲ適当ナリト認メタル者ニ対シ栄爵ヲ授ケ且恩金ヲ与フヘシ 第六条 日本国政府ハ前記併合ノ結果トシテ全然韓国ノ施政ヲ担任シ同地ニ施行スル法規ヲ遵守スル韓人ノ身体及財産ニ対シ十分ナル保護ヲ与ヘ且其ノ福利ノ増進ヲ図ルヘシ 第七条 日本国政府ハ誠意忠実ニ新制度ヲ尊重スル韓人ニシテ相当ノ資格アル者ヲ事情ノ許ス限リ韓国ニ於ケル帝国官吏ニ登用スヘシ 第八条 本条約ハ日本国皇帝陛下及韓国皇帝陛下ノ裁可ヲ経タルモノニシテ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス 右証拠トシテ両全権委員ハ本条約ニ記名調印スルモノナリ 日韓両国による「確認」 日韓併合条約は1965年に締結された日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約(日韓基本条約)によって「もはや無効であることが確認される」とされた。 条約に関する論争 韓国、北朝鮮の両国政府は、日韓併合条約は「締結当初から国際法違反の無効な条約」であるとしている。法学者の間でも合法性について見解の対立がある。対立の詳細については以下を参照。 合法論 合法の根拠は17世紀ごろからヨーロッパで作られ発展した韓国併合当時の万国公法(国際法)である。韓国併合当時の万国公法は世界を自主の国、半主の国、未開人と三種類に分け、主権の尊重、条約締結における批准と署名、侵略禁止などはヨーロッパ文明を有する自主の国の間でのみ適用され、当時の国際法成立に何ら関与してないアジア、アフリカなど非ヨーロッパ文明に対しては一方的に半主の国、未開人として主権を認めず、自主の国間では不法とされた侵略までも合法とされていた。韓国併合当時の日本はすでに欧米諸国からヨーロッパ文明を有する自主の国と認められていたので、当時の国際法では自主の国である日本が半主の国であるとされた李氏朝鮮に対して主権の尊重、条約締結における批准と署名は必要ない。よって日本の韓国併合は合法であるという論理である。 違法論 違法の根拠は、日朝修好条規にて「朝鮮國ハ自主ノ邦ニシテ日本國ト平等ノ權ヲ保有セリ」とされ、日本と李氏朝鮮の二国間条約では自主の国と認めている。しかし、その後の日韓協約や韓国併合ニ関スル条約締結時に当時自主の国間では必要とされた批准と署名はされず、どれも日本が単独で公布している。そのほかには日韓議定書では「大日本帝国政府ハ大韓帝国ノ独立及領土保全ヲ確実ニ保証スル事」とされているのに、最終的に併合した日本の条約違反行為なども違法の根拠としている。 また、第二次日韓協約が強制調印条約であるとして、違法性の根拠とする議論もある。 関連項目 日韓議定書 第一次日韓協約 第二次日韓協約 第三次日韓協約 韓国併合 伊藤博文 韓日合邦を要求する声明書 外部リンク 韓国併合ニ関スル条約(日韓併合条約) - 中野文庫による条約文 韓国併合に関する条約(現代語訳) 出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』_2008年10月3日 (金) 12 19。
https://w.atwiki.jp/oyassann/pages/15.html
名前:トッド・ブルムバーグ・バロット 年齢:12歳 (能力値は現在のもの) 器用度 16(+2) 敏捷度 15(+2) 知力 14(+2) 筋力 14(+2) 生命力 16(+2) 精神力 13(+2) 設定:ハーネス・ブルムバーグ・バロットの一人息子。 養子という噂も密かに流れているが、ハーネスは固く口を閉ざしている。 現在はハーネスが何者かによって攻撃、意識不明になったために、その全権を事実上持っている。 技能:シーフ2 セージ1 装備:ロングスピア(必要筋力7、打撃力17) ハードレザー(必要筋力7、防御力 7) 魔法道具:色々 コネクション:色々
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あらゆるゲームで不敗を誇り、ツールアシスト、チートを使っても勝てないとされる都市伝説にまでなったゲーマー。 その正体は空と白の二人組の兄妹。 唯一神にゲーム(ネットチェス)に勝ったことよって異世界へと召喚される。 一人ではコミュニケーションを取ることもできないコミュ症なので、いつもお互いが認識できる範囲にいる。 280を超えるゲームで頂点に立ったが、『リアル人生ゲーム』と『リアル恋愛ゲーム』の2つだけはルールも理解できずまともにプレイしたことがない。 現在はエルキアの国王・女王で人類種の全権代理者。 ノーゲーム・ノーライフ
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年齢:67歳誕生日:死神の月18日所在:スプラッシュクラス:神官系使用武器:小剣、水術、神聖術肩書き/通称:内務大臣 ロードリア王国の内務大臣。 ローラ王女がエリザベート女王の養女となる前に家庭教師を務めていたこともあり、ローラを孫娘のようにも想っている。 元々は、ロードリア国教会の神学者だったが、政治学にも明るく、内務大臣に抜擢された。 ロードリア国教会の司祭でもある。 --------- 1317年に、レナ自治領・アルサケスで開かれた、ロードリア連邦会議の全権大使を務め、東大洋の制海権を完全にロードリア連邦下に置くことを念頭に置いた「アルサケス条約」を締結させた。 所有AF:
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うぃすーく カルアミーク王国三大諸侯の一人、ウィスーク公爵家の当主。一人娘にエネシーがいる。 三大諸侯の筆頭とされるが、日常生活は意外と庶民的。 突如やってきた日本国の使者に対して、驚きと不安をもって迎えることになった。 同時期に発生した侯爵マウリ・ハンマンの反乱によって国王ブランデが討ち取られてしまった時は、王規法によって全権を与えられ、その判断によって日本国に援軍を要請することになった。 関連項目 人物|カルアミーク王国|エネシー ※既存のコメントに返信する場合、返信したいコメントの左側にチェックを入れて下さい。 過去のコメント 名前 ここを編集 〔最終更新日:2018年08月23日〕
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役職 名前 Discord Twitter instagram Youtube Scratch サーバー所有者 d51 d51#3681 d51gogo サーバー所有者全権代理 そぼたん koutaro226 koutaro226 サーバー管理者・地図係 もっこす mokkorius もっこす mokkosu08 papamokko サーバー管理者 りきんこ rikinnko りきんこ rikinnko_ch_official りきんこちゃんねる rikinnko サーバー管理者 する suru_kov sion-k サーバー管理者 も(Reichsführer ) asakura_1207 Spazio_Vitale サーバー管理者 カピ提督 kapi_taitoku 響提督 サーバー管理者 えすじぇーかむい sj_kamui えすじぇーかむい shoya_fullmoon
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autolink 所在 ニュクス 本名 ラウンド=ビショップ 役職 「ニュクス」ロイヤリスト筆頭(ロイヤルクラウン) 九国全権監督 種族 人間 年齢 24歳 所有装具・武具 デュランダル? 詳細 【僧侶】の渾名で知られる【ニュクス】最高幹部会〝十三夜想会〟の上位三名を除いた幹部十名、〝ロイヤリスト〟の筆頭として、盟主より〝ビショップ(僧侶)〟のベリティを与えられ、九国全権監督の権限を有する。 黄金色の頭髪と橙色の瞳を持つ美青年であり、純白の法衣に身を包んでいるのが特徴である。 柔和な表情には、常に笑みを絶やさないという。年齢は、二十四歳になるらしい。 ヴァナヘイム協和信仰国の出身者であり、【ニュクス】では唯一の神肯定派でもある。 宗教的観念からという訳ではないが、個人の嗜好からベジタリアンであるようだ。 家は、代々クロムウェル(神に忠誠を誓った信奉者の意味)を統率する任を負った家系であり、ラウンド自身もヴァン信仰の象徴にして、法王ヴァナディースの敬虔なる信徒である。その信仰心は、今も衰えてはいないという。 しかし、今から四年前、アース、ヴァン両信仰の頂点に君臨し、数多くの信徒を統率する組織【聖公会(アングリカン・コミュニオン)】の勅命により、闇に堕ちた聖者討伐の任務をきっかけとして、神々が抱える矛盾と堕ちた者が誓った復讐の真実を知り、その思想に一石を投じる結果となった。 また、この事件の際にミッドナイトと出会い、行動を共にするなどして、ラウンドは自身の道行きに迷いを見せたが、最終的に神々ともミッドナイトとも違った結論を出すことで、神々の国を離反し、【ニュクス】へと降ったという。 ラウンドは、当時より家宝として存在した『デュランダル』の使い手として、高い実力を有し、ヴァン信仰最高峰の司教でも在ったことから、ミッドナイトとの対立は凄まじいものがあったようだ。 今も敬謙な信仰の僕を自称するが、一部の神々や人間の横暴なる行いを許すつもりは毛頭ないようで、弱者を虐げる悪は神、人の区別無く根絶やしにするという過激な思想を持っている。また、そのためならば、例え自身の信仰の対象を殺すことになっても本望であると考えている。 神の信奉者である彼が、【ニュクス】の幹部筆頭を務めているのは、ラウンドという人物の戦闘能力が、ある意味ミッドナイト以上に優れているからだろう。 例えミッドナイトであっても、いや、それ以上の実力を持つ幹部面子であっても、ラウンドを打倒することは困難である。 更に、神の信奉者であると同時に、党員の中でも盟主への忠誠心が極めて高い人物でもあるのだ。 ラウンドは、ミッドナイトのことを夜の王という意味を籠めて、〝真夜中〟、或いは〝王〟と呼ぶ。 ラウンドの罪状は、ミッドナイト幇助の罪のみであるが、しかし、九国全土指名手配となっている。 これは、ミッドナイトを助ける存在に対して、賞金額を問わず、すべてが全土手配となることが決定しており、〝十三夜想会〟の面子は、賞金額や罪状の例外なく全土手配を受けているのだ。よって、ラウンドだけが特別ではない。 現在、二百万ドラクマの賞金で指名手配を受けている。 当然にして、ロイヤリスト筆頭でありながら〝十三夜想会〟最低賞金額の男である。もっとも、本人曰く、本物は巧く遣るらしいから、実際の賞金がこれに相応しくないことは云うまでもないだろう。 普段は、九国全権監督として、多忙な日々を送っており、休みなく各国支部を周り、幹部連中と途切れることなく面会している唯一の人物である。 九国中もっとも多忙な地域、アスガルズを監督するシュトルツが「休めよ」と言い切るほどのハードスケジュールであるらしい。 更に、そもそも柔和な性格と好き嫌いという感覚が薄いラウンドは、神肯定派であるにも関わらず、幹部全員とそれなりに仲がいいことでも知られている。 実力や手腕が高いことも、皆に一目置かれる理由の一つだろう。 忙しさの合間には、【宵闇の降魔亭】に赴き、女性陣の健康面や生活に不自由がないかと気遣っている。 また、ローレンシアにとっては、道徳哲学の先生でもあり、倫理についての講義もしているようだ。ただし、ラウンドに学んだことで、ローレンシアの善悪に対する思想が、より一層凝り固まったことは、云うまでもない。教えている内容に間違いはないが、極論過ぎるのだ。 エリザベスの方は、「いい」の一言で断っており、ラウンドも強要するタイプではないので、彼女は助かっている。 ヴァナヘイムの出身者にして、ベジタリアンであるにも関わらず、以外にもヴァナヘイムの名物料理〝修道士御用達ソテー〟を好ましく想っていないらしく、彼には珍しいことに口を付けることもないという。理由は、どうやら肉料理が駄目なら肉の味がする野菜料理にしようという考えが、間違っていると考えるからのようだ。
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2018年10月24日(水) プレスリリース 公益財団法人早稲田大学 YMCA(信愛学舎) 在日ジンバブエ共和国 特命全権大使をお招きし、講演会を開催 公益財団法人早稲田大学YMCA(通称 早大YMCA、代表理事 東條隆進 早稲田大学名誉教授、日本宣教学会初 代会長)は、在日ジンバブエ共和国 特命全権大使 タイタス・メリスワ・ジョナサン・アブ-バスツ 閣下を お招きしして講演を開催いたします。 昨年 11 月には当法人の前身である早稲田大学基督教青年会の設立 130 周年記念講演会を開催いたしました。今 年は、いま学生の世代がグローバル時代の市民社会において価値発揮するにあたり、今聞くべき、知るべきこと を語っていただける方として大使をお招きできることになりましたことを感謝いたします。 アフリカ大陸・ジンバブエ共和国。あまりなじみのない国かもしれません。植民地時代を経て独立した、様々な 政治・経済の課題を経験している点で日本の大学生の未来にとって示唆深い国です。37 年続いた長期政権、政治 介入、豊富な鉱物を産出しながらも改善できない貿易赤字、海外資本の流入、ハイパーインフレ、飢餓や貧困、 クーデター、そしてこれからの政治・経済の目指す方向について大使の主観を交えて、ここでしか聞けないこと を講演していただきます。 他にも今後のジンバブエがどのように国を発展させていくのか、何が必要なのか、海外資本を取り入れる中で日 本が期待されることとは何か、小さな会場で質疑応答も交えるため、この講演会では濃密な経験が得られること でしょう。 互いを知り、興味を持つことがきっかけになると考えております。 学内外、学生・社会人を問わず、多くの方にお集まりいただき、互いを知ることからはじめ、ともに磨きあう時 としたいと考えています。 ■講演の概要 タイトル「HISTORICAL OVERVIEW OF ZIMBABWE PAST, PRESENT CULTURE AND FUTURE./ジンバブエの歴史的概要:過去、現在の文化と未来」 講 師 ジンバブエ共和国 特命全権大使 タイタス・メリスワ・ジョナサン・アブ-バスツ 閣下 日 時 2018年11月17日(土)10 30開場 11 00開会 場 所 早稲田大学YMCA会館 信愛学舎 (住所)東京都新宿区西早稲田 2−5−2 費 用 無料 ■法人の概要 名称 公益財団法人 早稲田大学YMCA 代表理事 東條 隆進 所在地 〒169-0051 東京都新宿区西早稲田 2-5-2 URL https //www63.atwiki.jp/shinai/ 本件に関するお問い合わせ先 理事 渡邉規和 090-1606-0313 norikazuwtnb@gmail.com 2017年10月2日(月) プレスリリース 早稲田大学YMCA創立130周年(信愛学舎創設100周年)記念講演会を開催 公益財団法人早稲田大学YMCA(代表理事 東條隆進早大名誉教授)は創立130周年(信愛学舎創設100周年)を記念して講演会を開催いたします。 1884年の東京専門学校(早稲田大学)開校から間もない1887年基督教青年会の学内活動(聖書研究会・祈祷会等)が開始され、約30年後の1916年学生寮(信愛学舎)が開設されました。 以来、中国・韓国からの留学生を含む男子寮として歩んできましたが、第二次世界大戦中の防空対策のため一旦取り壊され、1960年に再建、2013年夏の公益財団法人化にあわせ全面リフォーム工事を施し2014年4月から男女寮として再出発しました。寮生活ルールの改定も行われ、現在では早稲田大学生に限らず、都内の諸大学の学生が共に生活しています。 信愛学舎は全国に十ある学生YMCA寮の一つであると共に、早稲田界隈にあるキリスト教主義三学舎(他は東京YMCA山手学舎、早稲田奉仕園友愛学舎)と寮生同士の交流を行いつつ世界に開かれた寮として歩んでいます。 信愛学舎が100年かけて培ってきた価値観を「地球市民の育成」とのヴィジョンに昇華し、この時を記念して講演会を行うことといたしました。講師には国際基督教大学(ICU)特任教授の千葉眞先生をお招きします。学内外、学生・社会人を問わず、多くの方にお集まりいただき、思想と志をともに磨きあうときとしたいと思います。 ■講演の概要 ² タイトル「無境界の思想――いま考える善きサマリア人の譬え」 ² 講 師 :千葉 眞先生(国際基督教大学教養学部特任教授) ² 日 時 :2017年11月4日(土)13 30開場 14 00開会(17 00から記念祝賀会) ² 場 所 :日本キリスト教会館 トーキョーコンサーツ・ラボ (住所)東京都新宿区西早稲田2−3−1早稲田奉仕園内 ² 費 用 :講演会は無料 ■早稲田大学YMCA概要 ² 名称 :公益財団法人早稲田大学YMCA ² 代表理事 : 東條 隆進 ² 所在地 : 〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-5-2 ² URL : https //www63.atwiki.jp/shinai/ ² 本件に関するお問い合わせ先 ² 信愛学舎:03-3203-2858
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死霊術師ラクタイナを追い詰めたリューネ=パーサ連合軍であったが、リューネ騎士団総長のアルティナと大都督スヴェステェンが伏兵にかかり戦死したことで、勝利を目前にして戦闘の停止を余儀なくされる。 首脳部の判断により騎士団司馬のセレンに全権を委ねられる事となったが、追放者の家系出身である彼女に対する反発は激しく、騎士団内に不和が生じ始めていた。 そんな最中、旧ルートガルト第三軍の強襲によって本拠のリュッセル城が陥落し、更に穹廬奴の再起によって連絡路も絶たれ、騎士団は未だかつてない危機を迎える。 果たして、セレンはこの逆境に打ち克つことができるのであろうか? 以前書いたものを改訂 -- 執筆者 (2010-10-22 02 43 32) 名前 コメント