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【登録タグ GUMI Keisuke.N NexTone管理曲 S ダルビッシュP 曲 456】 作詞:ダルビッシュP・Keisuke.N 作曲:ダルビッシュP・Keisuke.N 編曲:ダルビッシュP・Keisuke.N 唄:GUMI 曲紹介 孤独なとき、人間はまことの自分自身を感じる。 PVを 456氏 が、ベースアレンジを beriko氏 が、MIX・マスタリングを 神灼爺氏 が手掛ける。 CD 『High Gain Street』 収録曲。 歌詞 ふと目を閉じる 午前2時は 空虚な心映し出して 当てもないまま彷徨い 足早に過ぎてゆく 押し寄せる焦りと 戸惑いの中で 不完全な日常に潜んだ 影の行方は・・・ 躊躇いなく 巡り来る 交差点を 螺旋を描く日々と 言葉にならない声を 想いが紡ぐ道は 終わりなく続く 今日も 滲んだ夢の欠片 移ろう波に飲まれ 浮かべた闇に沈む この世界で一つだけの涙 子供の頃に 失くした物があるとすれば 不快感を内包した喧騒で 届かない現実を 戻れない可能性と 引き出しの中に 眠る未来数えて 陽炎の様に消えるだけ 頼りなさが 引き寄せる 孤独の果て 下弦の月が照らす 足掻いた夜もいつか 眠りにつける日まで 歩み続けてゆく そうさ 願いを叫び続け 掠れた声は響く この手を伝う熱は 零れ落ちた 一人だけの今を・・・ 螺旋を描く日々と 言葉にならない声を 想いが紡ぐ道は 終わりなく続く 今日も 滲んだ夢の欠片 移ろう波に飲まれ 浮かべた闇に沈む この世界で一つだけの涙 コメント 追加乙! -- 名無しさん (2013-10-01 21 12 56) いい! -- 名無しさん (2013-10-03 18 29 06) 乙~♪ -- 名無しさん (2013-10-03 18 30 43) 名前 コメント
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第208話:シノビーズ 「あー、あたしもあたしも!」 「やっぱりそうだったか! 衣装があまりに似てたからよ、きっとお仲間だと思ってたぜ。 で、忍術はどれぐらいマスターしてるんだ? 火遁ぐらいは使えるのか?」 「……かとん? なにそれ?」 「おいおい。忍者たるもの火遁は基本だろ。 水遁、雷迅まで扱えるようになって、ようやく忍者としては一人前! ってやつだ。 そこまで到達するのに俺も色々と壁を乗り越えてよ……へへっ……」 「あれ? ちょっとしんみりムードになってない? もしかして触れてはならない禁断の落ちこぼれメモリーだった?」 「ば、馬鹿いってんじゃねーよ。 火遁もできないエセ忍者がそんな口を利くのは百年早いぜ!」 「な、なんだとぉー!」 「うわっ、よせ! 人の背中で暴れんな!」 「ええーっ!? 風魔手裏剣にしてはちょっと小さすぎない? なんかマテリア穴もみあたんないし」 「まてりあ? なんだそいつは。 ……いや、待てよ? たしかどっかで……なんとなく覚えがあるんだが……」 「ふっふーん。知らないならこの1st級マテリアハンターであるユフィ様が教えてしんぜよう。 マテリアとは、様々なエネルギーを秘めた球体の名称である。 炎や雷、はたまた治癒といった魔法的な力を扱えるようになるものもあれば……」 「それだ! マリアさんが持ってたバカでかい剣に付いてた玉っころの説明書! ……そういえば今頃どうしてっかな。ちゃんと待っててくれればいいんだが。 ここはひとつ、確かめてみるとするか」 「人がせっかく説明してあげてんのに、いきなり自己完結しちゃってるし。その態度はアリ?」 「杖が反応しない……移動しちまったのか?」 「ちょっと、聞いてるエッジ?」 「あ……ああ。わりぃなユフィ、聞いてなかった」 「ちょーむかつく! こんな美少女を無視するなんてさ!」 「口数が少なくなってないか」 「んー、ちょっとやんごとなき事情でグロッキー気味。克服できないってのは辛いね。 エッジこそあんまり喋らなくなったじゃん」 「……そうかもな」 「あたし、そろそろ自分で走ろうか? 命の恩人二号様に元気な姿を見せたいしさ」 「今は体力温存しとけ。目的地はすぐそこだ」 「それがこうしているだけで消耗しちゃ……っ!? この匂い、微かだけど……もしかして……!」 「くそっ!」 不自然に堆く盛られた土。申し訳程度に添えられた一輪の花。 これが何を意味するのかは考えるまでもないだろう。 問題は、これが誰のために作られたものなのか。 その一点だ。 思案の末、二人は掘り返すことにした。 淡い希望と、押し潰されそうな不安を胸に。 最初に現れたのは腕だった。汚れてはいるが白くて華奢な――腕。 時が凍りつき、心臓を握られたような圧迫感が急速に押し寄せる。 もうやめたかった。――やめるわけにはいかなかった。 程なくして再会は果たされることとなる。 双方が望まぬ――残酷な形で。 エッジはしばし呆然とその光景を見詰めていたが、唇に触れた辛い感触を通じて我に返る。 涙があふれていた。 情けなかった。悔しかった。許せなかった。 こんな優しい人の命を奪った人間を、失わせてしまった自分を。 ユフィもエッジの背で泣いていた。 別段の面識があったわけではない。死の淵へ沈み行く際に、おぼろげながら彼女の記憶があるだけだ。 他愛もない世間話。王宮での生活。夫に対するおのろけ。 命を救われたことも勿論だが、移動中にエッジから聞かされたそれらの会話を思い出すと……それだけでたまらなかった。 無言でエッジの背から下り、よろよろと歩き――やがてバランスを失いその場にへたりこむ。 「ごめん……あたしのせいだよね……あたしのせいで……ごめっ……さい……」 冷たくなっているマリアの左手を握り締め、かすれた声を絞り出すように嗚咽する。 許してくれとは言わない。だが、ケジメだけはつけると約束するぜ……! エッジが吼えた。力の限り、心の中で。 「……やめとけ。きっと、喜ばねぇよ」 ユフィの提案をやんわりと制し、マリアの遺体に土を被せていく。 「でも……あたし、こんなことぐらいしかしてやれないよ」 プリンセスリングを手にマリアの姿をじっと眺める。 支給品の水で顔と髪を洗い、こびりついた血は拭った。 だが、それだけだ。 体は傷ついたままで、衣服はボロボロの状態。 感傷だとわかっていても、せめて少しでも綺麗に着飾らせて天上へ送ってやりたかった。 二度と伝える機会のなくなってしまった、お礼代わりに。 「うまく言葉に出来ないが……気持ちは届くぜ。絶対にな。 だからその指輪はユフィ、お前が持ってろ」 ユフィはしばらく俯いて動かなかったが、不意に面をあげた。 泣き腫らして真っ赤な目を決意の眦に変えて。 再度の埋葬を終えると、エッジはどうしても移動中には切り出せなかった出来事を語った。 ユフィが意識を失っている間に行なわれた――放送のことを。 「……マリベル。おそらく、これで全部だ」 微かにユフィが震えていた。 やはり、挙げた名前の中に親しかった者が含まれていたのだろう。 それでも取り乱したりはせず、表情も変えないで押し寄せる悲しみから耐えている。 傍から見れば数時間前の俺の姿と重なるのかもしれない。 まだマリアさんと一緒に行動していた頃、空から聞こえてきた二人の名前から生じた動揺を 必死で見せまいとする、自分の姿に。 忍術だとか、そんなものは関係ない。 こいつは正真正銘の――忍ぶ者。頼りにできる一人前の仲間。 心の底からエッジはそう思うのだった。 「まずはあの剣を所持している奴を探す。 マリアさんを殺して奪い取ったのか、たまたま通りかかっただけの人間が持ち去ったのか。 それを確かめるんだ」 ユフィがこくんと頷く。 「よし、それじゃ――」 手持ちの風魔手裏剣をユフィのザックに分けながら、エッジは続けた。 「特訓が先だ。片腕でもちゃんと動けるようにな」 「あたしなら大丈夫だってば。ホラ!」 シュッシュッシュッっと、左拳が空を切る。 しかし―― 「そら見ろ。それだけで態勢崩れてるじゃねぇか」 「うー、片腕がないだけでこんなに影響あるなんて……」 失った腕を偲ぶように、右肩をなでながらユフィは独りごちる。 「急がば回れ、だ。無理すんなよ」 「りょーかーい」 ……リディア。 知っての通り、俺は馬鹿で不器用だ。二つのことを同時になんてやれやしねぇ。 セシルもローザも逝っちまったらしいこの世界で寂しい思いをしているだろうが、もうすこしだけ辛抱してくれ。 必ず――必ず迎えに行く。それまで待っててくれよ。 二人の忍者は歩き出す。新たな誓いと命を背負って。 【エッジ 所持品:風魔手裏剣(10) ドリル 波動の杖 フランベルジェ 三脚付大型マシンガン 第一行動方針:マリアの仇を討つ 第二行動方針:ユフィの特訓 第三行動方針:仲間を探す】 【ユフィ(傷回復/右腕喪失) 所持品:風魔手裏剣(20) プリンセスリング フォースアーマー 行動方針:同上】 【現在位置:アリアハン北の橋から西の平原】
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最近のお勧め記事 ■ 不景気に苦しむ国民をよそに別々のジェット機で避暑地を訪れたオバマ国王とそのお妃 「In the Strawberry(2011.8.20)」より ・昨日からオバマ王とミッシェル・貧乏人はハンバーガーを食うな・妃マーサズビンヤードで休暇をすごしている。しかし夫より一足先に避暑地を訪れたミッシェル妃のため、別のプライベートジェット機があてがわれ、それにかかった費用数千ドル。いや、ジェット機の費用だけではない。おつきの車や警備などをいれたら何万ドルという単位になるはず。たかが4時間くらいのことならオバマ王と一緒に行けば半分ですむのに。 ・この休暇は宿泊費だけで一週間なんと五万ドルという費用がかかっているのだという。 そのほか警備にかかる人件費や交通費などを加えたら、2~3十万ドルはくだらないはず。これを誰が払っているのかといえば、いわずと知れた我々納税者である。 ■ 開高健、心の闇の正体(1/4) 「新・心に青雲(2011.8.22)」より ・私は開高健のファンだったけれど、それは主に初期の「非私小説」つまり「外へ向かって書いた作品」やルポの類いであって、彼がヴェトナム戦争取材以降、内部の己にこだわって小説を書くようになってからのものは評価できなくなった。 引用したような心の闇を、私は共有し得なかった。 ずばり言えば、精神病者の繰り言には付き合いきれない、という思いである。 ・開高は己の心の闇を、科学的に(医学的に)分析することなく、華麗な修辞の実力で描写してみせた。実に描写の巧みさには感心するけれど、開高のような“人格剥離”などとはこちらは無縁だった。 ■ 右翼の嫌韓デモ - 安穏とギャラ稼ぎする「韓流スター」 「世に倦む日日(2011.8.22()」より ・昨日(8/21)、右翼4千人が大挙してお台場のフジテレビに押し寄せた事件について、一部のスポーツ紙を除いてマスコミの報道はなかった。ネットでも、右翼同士が盛り上がって騒いでいるだけで、政治問題として関心を向けて批判的に考察する者がいない。こうした動きが、確実に日韓関係を変え、そして日本の将来に影響を及ぼしている弊害について、正面から言及し、問題視しないことは嘆かわしいことだと思われる。 ・不思議なのは、これほど日韓関係が危機になり、嫌韓運動を大衆的レベルで右翼が扇動している状況にもかかわらず、それに警鐘を鳴らすべき者が、テレビに出演して何も言わず、電波芸人のギャラ稼ぎに精を出している異常な光景である。姜尚中のことだ。韓流芸人とは、まさしく姜尚中のことではないか。 ・ちゃらけた「韓流スター」で遊興している。問題を正視せず、右翼と対決しようとしない在日の論者の不感症と自己欺瞞に、辟易とさせられる。 -------------------- ■ 6000人集結!マスゴミVSバカウヨ!どっちもどっちの21日フジテレビ抗議デモの実態 「憂国世界(2011.8.22)」より ・しかし、今回の騒ぎはマッチポンプ臭いな。 小寺信良「フジ韓流ごり押し騒動はブームの火付けに失敗した証拠」「韓国からの広告宣伝費も相当入ってるだろう」 m(_ _)m いやあ、あまりにもそのものズバリなのでコメントしようもありませんな。 ■ オールシカトってすげーなw 「qazx(2011.8.22)」より ・スポニチはデモ参加者数として400人の見出しを付け、記事には4000人と書き換えている。 -------------------- ■ 日本人は韓流に嫉妬している 「ネットゲリラ(2011.8.22)」より ・もともと人口が少なくて国力がないんだから、日本と同じやり方では市場競争力がない。なので、国家を挙げて、特定の商品をゴリ押しで売るというのが韓国のやり方で、自動車でも電化製品でも同じ。 .
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囲み寄せ 作詞・作曲 IVICA.OSAMU Produced by M.NARUSHIMA 囲み寄せとは… 挟み寄せがさらにパワーアップした技である。 とある後輩との電話で。 F「もし、は○やが二人いて、右には○や、左には○やで挟み寄せされたらやばいっしょ。」 N「じゃあ、前か後ろに逃げます。」 F「では、は○やが4人いて、前後からも寄せられたら…」 N「………」 以上より、四方向からの仕掛けにより、逃げ場を失わせて、思いのままに寄せる『囲み寄せ』という技が生まれたのである。 この技、もはや犯罪クラスであり、当本人ですら実践したことはまだ無い。もしこの禁断の技を敢行する猛者どもがいた場合、神同様の存在として崇拝したいという気持ちにかられるのは筆者だけではないはずである。 〜 完 〜
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ぷりずんらいくらぶ【登録タグ ふ メッシとイタ飯 初音ミク 多英子 曲】 作詞:メッシとイタ飯 作曲:メッシとイタ飯 編曲:メッシとイタ飯 唄:初音ミク 曲紹介 メッシとイタ飯氏 のボカロデビュー作。 イラストと動画は 多英子氏 が手掛ける。 歌詞 (PIAPROより転載) 想像と相愛した 難攻で不落なゲーム 思い出すのも 壊れるくらいに 頭ん中グチャグチャにしちゃえば 重大な駆け引きと 無色な君の顔 「ねぇ、笑ってよ」 呟く想いは 涙の雨の音に消されて その声も その形(なり)も 触れられた君の 優しい温度を包み込んでも虚しくて 透明な 空白を 埋めるように描く 切れる点と点 もう君はここにいないの? 何も知らないあの時間の僕へ 君と過ごした日々はもう無くて 繰り返す記憶ずっと遠く響いてく 空の色は青く滲む 涙で染めて 現実を押し殺した 空虚で皮肉なルール へばり付く影 爪で引き裂いて 頭ん中粉々にしちゃえば 感情も感覚も 置き忘れてた過去 履き違えた絵 くだらない理想を 押し付けた罪を 嘘で答えた 心無い言葉 虚勢の息でごまかした 突きつけられた 磔の刑は 君と僕との愛情証明 自意識精神崩壊 つまらない方便公開 止まらないようなリズム奏でて 答えがあるんなら頂戴 利己を固めた 世界(ここ)から連れ出してよ。ねぇ・・・ 「もう訳分かんないよ!」 you knew? love It those from me In tears Played out killing me 光も挿さない街の隅で 辿る君と見た光景 青空を 償うことさえ許されずに 流した涙のさよなら 何も知らないあの時間の僕へ 君と過ごした日々はもう無くて 繰り返す記憶ずっと遠く響いてく 独りの夜 孤独の奥 押し寄せてくる 君を傷つけた心で 君に触れた記憶ずっと遠く響いてく 空の色は青く滲む 涙で染めて コメント 名前 コメント
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「話に聞きし南蛮《オンベスカフ》、よもやここまでの死地とは」 正規とはいえ珍しい手段にて南蛮へ到来した蟷螂人ジェン・タングは、南蛮行4日目にしてそう結論付けた。 主上より賜った南蛮渡航推薦状を手に、南蛮へと足を踏み入れたジェン。 南蛮とは言え比較的安全な延軍勢力下を半日ほどで越え、さらに一昼夜の単独行軍を経る頃には、陸にあっては鬼人に大漢、大猿人、犀人、象人、河川や湖沼の際にあっては食肉魚人や鯱人、鰌人や電鯰人も加わり、知性ある殺戮者だけでもその種別は多種多様。 生を屠る本能に忠実に生きる破滅獣に至っては、大小や種を問わなければ、既に二百は狩り殺したであろうか。 波状の如くに押し寄せる生への暴虐に対し独り立ち向かうにあたり、蟲人特有のメンタリティとバイタリティ、そして辛うじて残るディルカカネットへのアクセスにより収集した情報が無ければ、とうの昔に南蛮人の仲間入りか土に還るかのどちらかとなっていたであろう。 広く「南蛮」として知られる区域を指して主に語られるのは、まだヒトあるいはヒトと獣の境が曖昧な存在が智謀と武力により生活圏を形成している地域である。 自由と土地、食料を主な目的として塞王に攻め入る者たちは、普段は集落部で憩い、比較的温厚な(とは言え既知世界の猛獣とは比べるべくもない凶悪さだが)破滅獣と衝突あるいは懐柔を繰り返しつつ、日々糧を得るために開墾に精を出し塞王の向こうへ攻め入るための鍛錬を繰り返している。 中には攻城せずこの破滅の地で生きることのみに注力する村落もあるのだろうが、そんな彼らと交流出来た者など、死者を除き南蛮に足を踏み入れた総ての者から数え上げても一割から二割が精々だろう。 南蛮人たちが塞王を砕き北上を目指そうとする理由、それは先にも述べたように生存圏の拡大にある。 彼らは常に南から破滅獣に押し込まれ、北を目指さざるを得ない、というのは地理的要因であり、そして辛くも拿捕に成功した南蛮人の証言からも明らかである。 なお、塞王に攻め入って来る南蛮武人は女人や高齢者が多いが、それらでもなお延国軍の武人もかくやと言うほどの、粗野ながら一撃の破壊力に優れた武技の錬達を以て襲い来る。 膂力に優れた象人や犀人などであれば、老体であっても多少の犠牲を前提とした数による消耗戦でしか敵わない。 それが延国軍塞王部隊の現状であり、それ故に延国内にして国府警護に次ぐ武力と戦力が塞王に集結することとなる。 破滅獣は南から来る。 これはもう既に揺るぎ無いものとして語られているが、なぜ破滅獣は南から来るのか、そもそもどういう変遷で規格外の生態を得るに至ったのか、「突如として塞王周辺にその姿を現す」という現象が起こるのか、といった点については、未だ解明の余地がない。 南蛮人ですら知らぬことなのだから、まだまだ解明への道は遠いことは火を見るより明らかである。 行軍15日目の昼前、既にジェンが奪った命の数も五百に達しようかという頃。 「成程・・・主が言うように、実に面妖な景色也。 岩盤の如き土壌より岩の若芽が芽吹き、玉石の華を咲かせておる」 深緑の迷宮とも呼ばれ故郷マゼ・バズークの東に広がる帰還不能大森林《ケンバリ・ヴォイマーツ》も生への反攻が激しい場所ではあるが、地下には生活圏があり生気の溢れる場であると聞いている。 それに対し、この石岩樹林。 確かに石の草木が生い茂り花すら咲き誇っているが、生命の息吹が全く感じられない。 更に言えば、全身が流体の如くに滑らかにうねる珪素質あるいは水銀で出来た巨蛇や、岩山と言っても差し支えない程巨大な希少金属の甲羅を背負う巨亀、岩石でありながら人語を介し宝玉の果実を食らう岩人、そしてそれらを砕き屠り捕らえ捕食する、大黒白を筆頭とする大型破滅獣。 「石ノ森に辿り着きて道三分、だったか。 主の話では、中腹あたりに偏屈者が住まう小屋があるとのことだが」 現にこの地を踏破した主の話に異論を挟む余地は無いとは思うが、ここまでの行程からすれば、「全うなヒトの営み」がこの南蛮というヒトがヒトを食うことも茶飯事な地で行われているとは思えない。 「・・・む、長く立ち止まりすぎたか」 ジェンを取り囲むように集結してきたのは、表皮が文字通りの火炎で出来た6本脚の大蜥蜴の群れ。 「本当に生物なのか、貴殿らは? ・・・と、問うた所で返礼も無し、か」 破滅という字名の由来は破壊の使徒だからという単純なものなのか、あるいは生命として破綻した生態を指しての事なのか。 そんな事を考えながら、ジェンは前肢に備えられた鉄鋼奴すら両断する大鎌を繰り、火炎蜥蜴を一刀の下に切って捨てて往く。 そして、血の匂いに誘われたのか、殺気渦巻く戦地に惹かれたのか、黄金食に彩られた自走する食肉草や宝玉の刃に等しき花弁を旋回させ空を舞う食肉花、今や世界で最も有名な破滅獣である大黒白、あるいは伝承や異界遊戯に現れるという巨龍の如き生物までもが寄り集まり、互いに互いを食い、殺し、屠り合う。 地が揺れ、鉱石の樹木が折れ飛び、希少金属の塊が砕け、血液とも内臓とも知れない得体の知らない飛沫が飛び散り、咀嚼の音が響く。 「ふむ、異界にあるという石ノ森では毎年奇怪な異能で魔を討つ勇者が輩出されると聞くが、こちらの石樹林でこれならばその話も然り、か」 石樹林に踏み込み2日が経過し、既にディルカカネットがもたらす情報という偉大な恩恵による安全確保は不可能となり、さらには短期間に密度の高い戦闘を繰り返したこともあり、ジェンの身に蓄積された疲労は許容限界の手前に差し掛かっていた。 主から聞いていた家屋というものが全く目に付くことも無く、よもや過ぎ越してしまっているのではなかろうかと思い始めた時、 「これは久しぶりに珍しいものを見た。 こんな辺鄙な土地に蟲人独りとは」 涼やかな雌の声が聞こえてくる。 その声の主の姿は、樹国のエルフ種、というよりは主が持つ「絵が出る鉄板」で見た異界ヒトの雌そのもの。 異界門の開放より幾年過ぎ双方の往来が盛んであるとはいえ、このような死地に異界ヒト一人とはまず考えられない。 「異界ヒト、か? このような地に何故・・・?」 「私の容姿はお気遣い無く。 何が目的でこんなところに来たかは知らないけれど、ここで会ったのも何かの縁。 大した持成しは出来ないが、我が家で休んでいくと良い」 「これは忝い。 ご迷惑をお掛けする」 「構わないさ。 何せ前にヒトを見てからもう10年になる。 久々に世俗のことも聞いてみたくもあるし、君の話が宿泊の対価という事にしようじゃないか」 「心得た。 大した話は出来ぬやも知れぬが、御容赦願いたい」 ジェンとしては全幅の信頼を寄せたわけではないが、目の前の雌の佇まいからすれば、言に偽りは感じられない。 それに主が語った小屋がこの雌の家だとすれば問題は無かろう、とも判断出来た。 「そういえば名乗ってもいなかったな。 私はクァ・エァルカ=シッシオーリ。 訳有ってこの石岩樹林《ダンフォレクヤ》に隠遁している」 「ジェン・タング。 主命により、この先にあるという終焉樹《デュロコダマー》へ向かう所だ」 互いに名乗りこの場にいる理由を語った後は、特に言葉を交わすことも無く、クァと名乗る雌の宅へと辿り着いた。 その過程で、全天から捕食の機会を伺っていたはずの破滅獣の気配が薄くなっていることにジェンが気付くまで、そう時間はかからなかった。 【前】 もじり方や既存の設定の使い方が上手い。キャラの種類というか配役が光ってる -- (とっしー) 2012-09-18 22 24 34 いちいちカッコイイネーミングセンスにビクンときたわー -- (tosy) 2012-09-21 22 10 56 未踏破地帯はどこもヤバい! -- (名無しさん) 2012-09-22 00 52 38 蟷螂人強い!かっけー! -- (名無しさん) 2012-10-30 14 21 44 国の枠から出ると野生の世界という単純明快さを実感 -- (名無しさん) 2013-02-08 00 45 37 大延国の繁栄を守護する大壁の向こうに広がる地での人が獣になる道理を容赦なく見せるのは痛快でした。 南蛮の種も獣でなく人だったのならば、塞王にもっと違った攻め方で押し寄せていたのかなと。 ジエンが戦いながら進むのであれば、食事や睡眠などの様子も見せれば過酷な地の印象も深まるのではと思いました。 固有名詞は語源語幹上でくどくなりそうなぎりぎり手前で留めているのは上手いですね -- (名無しさん) 2013-09-13 02 27 14 凶暴な力の支配する南蛮ですがそれは土地そのものが影響を及ぼしているのではないかと思いました。神の力も及びがたい南蛮で何が起こっているのか起ころうとしているのか興味がありますね -- (名無しさん) 2015-02-08 17 19 09 じょうごかふるいか生存競争の果てなのか必然性をもって戦闘能力の高い種族が集まってる南蛮 -- (名無しさん) 2017-12-18 19 19 16 名前 コメント すべてのコメントを見る
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寄せ鍋(よせなべ)は、鍋料理の一つ。汁を入れた鍋に野菜や魚介類など様々な材料を入れて煮込むもの。地方毎に出汁や具材が異なり、多様な種類が存在する。 その地方の産物が入り特色が出る。出汁はかつお、昆布、キノコ、貝類などでとる。 味付けとしては、塩、醤油、酒、味噌(赤出し、白みそ)などが一般的。 具材は、白菜や葱などの野菜類、大豆製品(厚揚げ、焼き豆腐、揚げ)、練り物類(はんぺん、ちくわ)、海老や魚、貝などの魚介類、肉類(牛、鳥、豚)、キノコ類など、ほとんど何でもアリといってよい。
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『妙味』 8KB いじめ 虐待 虐待人間 ようやくアイデアを閃く。 先日、一本書いたら、な~んにも書けなくなっちゃったんだよね。 どうも完全燃焼という奴らしい。 気合いを入れて三本ほど仕上げては見たけれど、何か違う。 模索という言葉に逃げて、本来するべき事から目を逸らしているような・・・。 だから、さ、一つ初心に返って見つめ直してみようと思うんだ。 なんでゆっくりをいじめ始めたのか? 用意するのは適度にゲスなゆっくりまりさ。 まりさのやかましい妄言を打ち込む前に一言申し上げておきたい。 いじめるのは、ゲスに限る。 なぜか?理由があるから。 正当防衛か、せめて無礼打ちなら世間でも許されるだろう。 だが、無差別殺人はいかなる理由があっても許されまいね。 いじめるにはそれ相応の理由が必要なのだ。 一方で、駆除はいかに善良なゆっくり出あろうと、仮にそれが希少種であろうと、躊躇する必要はない。 目的が違うのだからやり方が違って当たり前である。 世間では「あんよ焼き」とか「あまぎり」とか「禿饅頭」とかが流行っているようだが、どうも、ありゃ下品だね。 あんよ焼きは火(ホットプレート含)を使う。 あまぎりは大抵はスプーンとか道具を使う。 禿饅頭もハサミかカミソリを使う事が多い、まあコレに限っては手でやることもそこそこ多いらしいが。 生き物を嬲るときの快感ってのはさ、指先で感じなきゃいけないんだ。 とはいえ、僕は自分の考えを他人に押し付けるつもりは毛頭無いからね、 焼きたい方は焼けばいいし、あまぎりたい方はあまぎればいい。 でも僕は、素手がいい。 あんよ焼きに関してはそれだけじゃない。 お手軽な方法としてこの世界では親しまれてはいるが、 無抵抗の相手を嬲るってのは人間としてどうなんだろうか? 相手も抵抗できる、その状態で奪い尽くし蹂躙し尽くす、だから楽しいんじゃないのか? ではさっそく、まりさの顎・・・口の下、生殖器の上の辺りに、おもむろに右手を突っ込む。 貫手ってやつだ。 当然まりさは泣きわめく、口汚く罵ったり、 あるいは、自分の足及び生殖器がいかに素晴らしい物かを力説するだろう。 それを聞いて悦に入っているようじゃ、ダメ。 集中すべきは指先の感触である。 ぐね、ぐね、と激しく動き回る餡子の感触。 ゆっくりの身体能力の9割を占めるあんよの、生きている、今まさに死につつあるこの感触をこそ味わう。 僕は昔足に結構な怪我をして、縫い合わせることになったんだが・・・傷口に麻酔の注射をされてね。 こいつが痛いんだ、泣きわめきながらもその瞬間を凝視していた事を今もはっきり覚えている。 今、このまりさはその時の僕のおそらく何十倍かの痛みを味わっている。 それを指先に押し寄せる餡の感触から感じるのだ。 次は、そうだな、さっきからべらべらべらべらとよく回る舌が良いかな? 餡子が中に詰まっているのに赤黒い、ウナギのように粘ついた舌をしっかりと掴む。 再び私事だが、僕は子供の頃転んで、舌をかみ切ったことがある。 と言っても、奥歯で舌の横幅の5分の一ほどを裂いた程度だったがね。 激痛と、口の中に噴き出す血の味と熱さに、ああ、自分はこんなに簡単に死ぬんだなと、 幼いながらに深く心の刻みつけられる出来事だったよ。 その感慨を込めて、まりさ自身の歯で、まりさの舌を切断する。 すり潰すようにやるのはどうも調子が良くないね、ばつんっと一発で裁断するのが良い。 切断した直後の舌は、まだ少し動くんだ・・・ほんの10秒ぐらいの間、ぐねりぐねぐ・・・ねって感じでね、 この感触を楽しみ忘れたら後悔する。 やがて出餡多量で死に至るだろうが、本ゆんは必死に口を閉じてそれを遅らせるだろう。 安心して眼ん玉を抉ろうか。 あまぎり? まあ似たような物だ。 突っ込むのは右手人差し指、突っ込む眼は向かって右側の眼。 寒天質の瞳孔をぶじゅると突き破ると、なんとも言えない感触と、灼熱感が歓迎してくれる。 間違っても両目を潰してはいけない、潰すのは片目だけ。 片方だけ奪うと言うことが重要なのだ。 奪うことも出来るけど、奪わない。 奪おうと欲すれば、まず与えるべし。 殺すことも出来るけど、殺さない。 殺そうと欲すれば、まず生かすべし。 トンボ取りで指先をくるくる回すように、眼球の中をかき回してやる。 今まりさにはどんな物が見えているのだろうか? もしかした僕も今のまりさと同じ視界を感じたことがあるのかもしれない。 昔転倒したとき、眼を強打して・・・視界がぼやぼやのまっしろなんだ。 どんなにがんばって目を見開いても、涙を流しても、その涙を拭っても、見えない。 後に視力が回復して心底ほっとしたよ。 そのほっとした幸せをこのまりさは決して感じることはない。 この僕が奪ったのだからね、視力を奪われる恐ろしさをその断片とはいえ知っているはずの僕がさ。 そろそろ終わりにしようか? まりさの眼ん玉に突っ込んでいた右指を更に押し込んで、中枢餡に触れるほど突っ込む。 眼窩を引き裂いて右の手首を全部押し込むぐらいで良い。 いつでも握りつぶせるのだと言うことを、まりさに解らせるように、マッサージしてやる。 このまましばし待つ。 やがて右手がぴりぴりしてくるだろう。 消化餡の効力によって、右手の皮膚が餡子に変えられているのだ。 もし今自分の腹を割いて胃の中に手を突っ込んだら、こんな感じなのだろうか? いわゆる理系に属する者ならば、誰だって自分がどのようにして構成されているのか興味を持つはずだ。 誰だってやってみたいと思うはずだ。 まりさと自分は何ら変わりのない生き物なのだ 血が流れているか、餡が流れているかの些細な違いしかないのだ。 その些細な違いしかないまりさの命を、僕は奪うのだ。 押し寄せる背徳を噛みしめながら、いのちのあんこさんこと中枢餡をじっくりじっくりと、握りつぶすのだ。 餡子の蠕動の最後の一震えまで、僕の指先は余さず感じ取る。 やがて熱が無くなり、命は消え失せる。 ここに僕のゆっくりいじめは完遂される。 「くそにんげんっ、まりささまをはなすのぜっっ まりささまはしょうらいどすになってぜんせかいのゆっくりをすべ、 やがてはにんげんもくそどれいにしてやるいだいなるゆっくりなのぜっ、 そのまりささまにこんなぶれいをはたらいてゆるされるとおもっているのかぜっ? ゆぁ~~ん?そういうことなのぜっ、いまのうちにおんをうってあとでとりたててもらおうってこんたんぜ? だったらそうとはやくいうのぜっ、あまあまをゆっくりしないでもってくるのぜっやまもりっでいいのぜっ、 そしたらつぎはびゆっくりをいっぱいつれてくるのぜっ、 れいむはびっちまんじゅうだからだめなのぜっ、 まずれいぱーじゃないとかいはなありす、もりけんじゃないぱちゅりー、それから、それから、 ともかくえらぶったきしょうしゅとかいうゆっくりできないゆっくりどもをとくもりっでつれてくるのぜっ、 ぜんぶまりささまのすっきりーどれいにしてやるのぜっ、 ゆふふふふふっ、ぺにぺにがうずくのぜーっ・・・ なにやってるのぜっくそどれいっまりささまはめいれいしたのぜっ、 ゆっくりしないでまりささまのあんよをなめて、めいれいをじっこうするのぜっ!」 「ゆ?ゆゆゆ?ゆっ? ゆぎゃあああああああああああああああああああああああああああっ まりささまのとくだいっさいずのすとろんぐびっぐぺにぺにがあああああああっ、 かもしかさんもまっさおのあんよざんがああああああああああああああああっ どれびっだにずるのぜええあげあああああいだいいだいいいいいいだいのぜええええええええっ ごべんだざいっにんべんざんっ、おでがいなのぜっはやくぬぐのぜっ・・ぜっ? どぼじでながでうごがずのぼおおおおおおっ!? いぎゃいいぎゃいいいいいいいいいいあばあああああっっ」 「ゆひぃ・・・ゆひぃ・・・ばりさのべにべにざん、あんよざん、もどっでね・・・? ゆう゛? なんなどぜ、ごのでは? ぼぼじでばりばのじだぼびっばりだうのぜええええっびっばぶばのべっびばいおぜっ (どうしてまりさのしたをひっぱりだすのぜええええっひっぱるなのぜっいだいのぜっ) あぼざんをぼじあべでどうぶるづぼりなぼぜ? (あごさんをもちあげてどうするつもりなのぜ?) ばだばっ、びべぶぼぜっ、ばりざのぼびんびょうぎもびうがぜばいをぶごがるぢだざんばああああああああっ (まさかっ、やめるのぜっ、まりさのそしんちょうぎのようなせかいをうごかすしたさんがああああああああっ)」 (もうじゅうぶんわかったのぜっ、にんげんさまにさからったまりさがおろかだったのぜっ、おねがいしますのぜっ、 あまあまをほしいなんていわないのぜっ、すっきりーどれいもじょうだんだったのぜっ、 せめて、せめていきてもとのおうちにがえっぎゃああああああああああああああああああああっ ばりざのおべべざんがああああああああっねこめいしさんよりもかがやいてせかいをてらすおほしさまのようにうつくしいっ、 ばりざのおべべざんがああああああああっっ ぎゃああああああああっ、かきまわすなのぜええええっっいだいいだいいだいいだいいだっ) (も、もうころしてくださいっにんげんさんっおねがいしますっもうころしてくだいっ、 たえられませんっ、いついのちのあんこさんをつぶされるのかっ、こわくてたえられませんっ、 やるんならひとおもいにやってくださいっ、あっあっあっあっあっああああああああああああああああああっ) (もっとゆっくりしたかった) 後書き 私がもしゆっくりをいじめるとしたら・・・を率直に書いてみました。 この上なく率直に、正直に。 いじめるときは自分が経験した痛み苦しみを再現すると、その辛さがフィードバックされて良いと思うんですよね。 それがないと私は物足りない。 早速人間がでしゃばってますね・・・。 前作 apoptosisに沢山の感想とコメントを頂き、ありがとうございました。 (今作もそうですが)悩んで草臥れて辛くて苦しくて、何もかも投げ出したくなった瞬間、 あっと浮かんだアイデアを一気に文章にしました。 そう言う作品は自分でも思いがけない異様な空気を帯びるので・・・その、登場人物の設定が変で失礼しました。 次から気をつけます。
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216 :earth:2012/04/08(日) 11 34 36 日欧共同租界の建設となって坦蓮港には多数の日欧の船舶が押し寄せた。 船上の人間達は、史上稀に見る珍現象によって隣り合うことになった異世界を見て好奇心を刺激される。 「これが『蒼海世界』か」 「歴史や地理こそ大きく違うが、国家や文化は類似している部分も多い。非常に興味深いな」 「むしろ異世界というより地球外の惑星なのかも知れん。もしそうだとしたら、宇宙開発が進めばゲートを使わなくても接触できるようになる」 「まぁどちらにせよ、新市場には変わりない。多少のリスクは付き物だ」 日欧はこの新世界のことを門の出現場所に因んで『蒼海世界』(厳密には蒼海の端だが)と命名し、進出を活発化させた。 勿論、『門』が閉じることも考慮し、すぐに脱出できるように高速船や高速機も配備されるなど備えも進められた。 「とりあえずは津州皇国だな。母屋の主人には色々と礼を弾まないと」 「武器、インフラ施設、医療品……色々と売れるものは多い。まぁ向こうの列強のほうが高く買ってくれるだろうが、まずはかの国に確固とした 足場を築かないと」 加えて日欧諸国は建設に伴い、現地の建設業者に多数の発注をかけたこともあり、津州皇国からも多数の建設業者が押し寄せ坦蓮の景気は 一気に上向いた。加えて津州皇国の企業も坦蓮に赴き、日欧諸国と接触し商談を持ちかけるなど動きを活発化させていく。 「遥かに進んだ技術をもった国々だ。この機会は逃せない!」 勿論、日欧に接触するために『蒼海世界』の列強諸国も相次いで坦蓮への進出を津州皇国に打診した。 「津州皇国だけが、異世界との交易を独占するのは絶対に認められない」 ヴェラヤノーチ帝国は特に強硬だった。彼らは楠叙の北側に兵力を集め、威嚇さえ行い始めた。 他の列強も経済的、軍事的な圧力を強め、これに津州皇国は苦慮した。 「列強諸国の圧力は日増しに強まるばかりです。レヒトブルクさえ、津州が交易独占を図るなら関係を見直すと」 「「「……」」」 宮城の御前会議は暗い雰囲気であった。 何しろ向こうの世界の欧州諸国も汐見人への迫害を口実に圧力を掛けてきている。列強と欧州諸国が手を組めば大変なことになる。 「G動力が使えない以上、列強の要求は呑まざるを得ないでしょう」 陸相の言葉に誰もが歯噛みする。 水相は自国を味方してくれそうな国である日本の動向を外務大臣に尋ねる。 「日本は?」 「日本は内政問題として不干渉の立場を表明しています。ただ、欧州列強の心情を理解したほうが良いという助言も頂きました。 あと日本政府も欧州列強を完全に抑えるのは難しいと」 この言葉を受けて水相は皇帝壱代に顔を向ける。 「陛下、水軍では現在、汐見人と追那人の士官候補生がおります。それぞれ十四期、十五期の首席を務める優秀な人間です。 この生徒の乗艦実習を向こうの世界、または欧州諸国の目のある坦蓮で行い、我が国が少数民族にも門戸を開いていることを 示すのが良いと思います」 これに外務大臣が賛同する。 「それが良いでしょう。日本人の中にも、露骨な差別に顔を顰める者もいると聞きます。ここで津州への心象をよくするのは大きな 利益になります。向こうでは世界最強と言われる日本帝国からの経済支援や軍事支援を受けやすくなります」 かくして運命は捻じ曲がる。
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トロフィー一覧 コメント欄 トロフィー一覧 グレード タイトル 説明 備考 プラチナ すべてのトロフィーを獲得した 伝説となりし者 ゴールド 世界を守りし者 闇竜シャムダを倒し 世界の平和を 取り戻した ゴールド 強さを求めし者 すべての仲間が レベル50に 到達した シルバー まものハンター すべての魔物と戦い やっつけた シルバー まものコレクター すべての魔物と出会い 仲間にした シルバー そざいマスター すべての素材を手に入れた シルバー そうびひんマスター すべての武器と オーブを 手に入れた シルバー アクセサリーマスター すべてのアクセサリーを 手に入れた シルバー クエストマスター すべてのクエストを達成した シルバー 強者の中の強者 すべての強敵に挑み 勝利した シルバー 錬金マニア アクセサリーの錬金を 累計で100回 おこなった シルバー ブルジョワ隊長 獲得したゴールドが 累計で50万Gに達した シルバー メダルマニア ちいさなメダルを 累計で200枚集めた シルバー ぱふぱふマスター すべての仲間に ぱふぱふしてもらった ブロンズ 駆けだしの親衛隊長 基本的な戦い方を マスターした ブロンズ エルサーゼの親衛隊 ドラゴンを倒し 王都 エルサーゼの 城と町を 守り抜いた ブロンズ コートルダの救世主 巨大なギガンテスを倒し 魔法研究の町 コートルダを救った ブロンズ ラバトールの恩人 闘技場に あらわれた魔物を倒し 砂漠の町 ラバトールを救った ブロンズ シーラの救済者 押し寄せてきた 魔物を倒し エルフたちの村 シーラを救った ブロンズ ドワドキアの解放者 大聖堂に あらわれた魔物を倒し ドワーフたちの町 ドワドキアを 救った ブロンズ 闇にまみえし者 押し寄せる 魔物の大群から 世界樹を守るべく 奮戦した ブロンズ 女神の啓示を受けし者 光の塔へおもむき その最上階で 女神の啓示を受けた ブロンズ チカラを授かりし者 海の底の神殿で 試練に挑み 真なる光のチカラを手に入れた ブロンズ 霊木の加護を受けし者 始原の里を 魔物の襲撃から救い 太古の霊木から 聖なるしずくを 手に入れた {ブロンズ 世界樹を救いし者 闇に染まりし世界樹を 聖なるしずくで救った {ブロンズ 闇に挑みし者 次元島で ヘルムードを倒し 伝説の魔物も しりぞけた ブロンズ まもの討伐人 多くの魔物と戦い やっつけた ブロンズ まもの愛好家 多くの魔物と出会い 仲間にした ブロンズ そざいマニア 多くの素材を手に入れた ブロンズ そうびひんマニア 多くの武器や オーブを 手に入れた ブロンズ アクセサリーマニア 多くのアクセサリーを 手に入れた ブロンズ クエストマニア 多くのクエストを達成した ブロンズ モンスターキラー やっつけた魔物の数が 累計で10000匹を超えた ブロンズ ほこらの探求者 宝の地図に記された ほこらでの戦いに 累計で50回勝利した ブロンズ 錬金に挑みし者 アクセサリーの錬金に挑戦した ブロンズ 錬金名人 アクセサリーを錬金し 大成功した ブロンズ まもの使い 仲間モンスタースロットを 最大まで 大きくした ブロンズ そざいコレクター そざいぶくろを 最大まで 大きくした ブロンズ そうびコレクター そうびぶくろを 最大まで 大きくした ブロンズ 回復の達人 所持できる ホイミストーンの数を 最大まで 増やした ブロンズ テンションを極めし者 テンションを極め スーパーハイテンションになった ブロンズ かいしんの達人 かいしんのいちげきを 累計で100回放った ブロンズ とくぎ・じゅもんの達人 特技や呪文を 累計で1000回放った ブロンズ ひっさつマスター 仲間全員の 必殺技を すべて 使いこなした ブロンズ ベテラン戦士 冒険の書の プレイ時間が 30時間に達した ブロンズ コンボマスター 敵に 連続で300回以上 攻撃をヒットさせた ブロンズ ルーラマスター ルーラができる場所を 40カ所以上見つけた ブロンズ メタルスライムハンター メタルスライムを やっつけた ブロンズ はぐれメタルハンター はぐれメタルを やっつけた ブロンズ メタルキングハンター メタルキングを やっつけた コメント欄 この掲示板はツリー方式です。レスをする時は、レスをしたい記事の先頭をクリックして選択してから書き込んで下さい。 それをしないとツリー表示されず、新規投稿になってしまいます。他の人が不快になる様な投稿は控えましょう。質問は質問掲示板で行いましょう。 名前 全てのコメントを見る