約 1,499 件
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/2708.html
『ぐるぐるわーるど before』 15KB 虐待 自業自得 日常模様 駆除 幻想郷 独自設定 おまけが生えました。より狂気。拙文ですが、ゆっくりしていってね… ここは、10年前の日本。とある大きな街。外には前もって通達されていた知らせにより、人っ子一人いない。 その知らせとは「一斉駆除」の知らせ。 これにより、一般人からの有志以外は、終了の知らせがあるまでは自宅待機というわけだ。 飼いゆっくりも、絶対に外には出さず、出て死んでしまってもそれは飼い主の責任とされる。 駆除の数日前に行われた有志を募る場では、人々は前々から野良ゆっくりに対して怒りを募らせていたためか、 予想以上の数が集まり、その場で抽選が行われる事態となってしまった。 そして、満を持して一斉駆除の始まりだ。 街の端に、ぐるりと街を囲むようにして複数の加工所職員が立っている。 特殊な香料を使用したお菓子を腰のあたりにつけており、、匂いにつられた野良ゆっくりが 既にそれぞれの職員の周りに大量に群がっていた。 そして、一斉に手にした拡声器のスイッチを入れ、思い思いの言葉でゆっくりを挑発し始めた。 「え~ゆっくりできないげすどもは、さっさとしんでね~」 「にんげんになんかかてるわけないでしょ?ばかなの~?しぬの~?」 「ゆっくりはばかしかいないよね~なんでそんなにばかなのかな~」 「ゆっくりをみたらゆっくりできるってばかなの~?ゆっくりのそんざいじたいが すでにぜんぜんゆっくりできないよ~。」 「ひとりでもにんげんをたおせたらあまあまいっぱいだよ~」 子供でもこんな挑発にのる者はいないだろう。しかし、餡子脳では… 「ゆっがぁあああ!どれいごときがちょうしにのってぇえええ!」 「どれいごときがれいむにさからうとどうなるか、からだでおしえてあげるよ!」 「とかいはじゃないげすどれいいぃい!いますぐころすわぁああ!」 「あたまのよわいどれいがぁああ!ぱちゅにかてるわけないでしょおおお!?」 「わからない!わからないよー!なんでそんなによわいのにちょうしにのれるんだねー! どれいはいたいめみないとわからないんだねー!わかるよー!」 「はくろーけんのさびにしてやるみょんんんん!」 「ゆっぴぃいい!にゃんでしょんなにばきゃなのおお!?りぇいむにかてるわけにゃいでしょお!?」 ものの見事に挑発にのっている。路地裏から、公園から、ありとあらゆる場所から 怒りに醜く顔をゆがませた野良ゆっくりが現れる。 ご苦労なことに、どのゆっくりも子供を連れてきていた。赤ゆっくりでさえも。 どのゆっくりも、赤ゆっくりにも人間を制裁させようとしているのだろう。 逆を言えば、赤ゆっくりよりも弱いと人間をなめきっているのだ。 「まてぇええ!とまれえええ!くそどれいいいいいいい!」 「いまならはんっごろしでかんべんしてやるんだぜえええええ!?」 「わたしたちをほんきでおこらせないうちにないてあやまりなさいいいい!」 「ぱちゅのさくせんにかかればにんげんなんていちころなのよぉおお!? いままでころさないでおいたおんもわすれてぇええ!」 「ま、まつんだよー!くそどれい!ちぇんがほんきをだせばすぐにおいつけるけど、 ほんきをだすのはめんどくさいんだよー!だからとまれよー!」 「うごいてたらきれないみょん!このひきょうものぉお!」 ゆっくりはあまりに移動速度が遅いため、普通に歩いていては簡単に引き離してしまう。 そのため職員は後ろ歩きで、ゆっくりがちゃんとついてきているか確かめながら目的の場所へ進む。 サザエさんのエンディングを想像していただければわかりやすいかもしれない。 そしていよいよ到着した。計算された時間通り職員は一人ずつゆっくりを引き連れ中に入る。 が、最初の職員が中に入ったところで、嬉しい誤算が待っていた。 奴隷がそこにいっぱいいるということで、職員が連れてきた以外のゆっくりが すでに食料などを求めて大挙していたのだ。 しかし、観客席から投げられた石などにより、すでに何匹かはつぶれているようだ。 ちなみに不幸にも一斉駆除の舞台として餡子まみれになるのはとある球場。 ここならば、観客席から、また中継などでゆっくりの駆除の様子を見ることができる。 特に、今回の駆除は実験的なもので、中継により各市町村に駆除の効果を知らせる目的もあったのだ。 もはや一斉駆除は、ゆっくりによって溜まりきった国民の溜飲を下げる一大イベントだったのだ。 そして、最後の職員がゆっくりを連れ入ってきたところで、ワッと歓声が起きる。 みなこれから始まる宴を心待ちにしていたのだ。 どの席のチケットも決して安くはないのだが、それでも満席になっていた。 グラウンドにはすでに数えきれないほどのゆっくりがひしめきあって喚き散らしている。 と、ベンチから次々と入場する人々。幸運にも抽選に当選した人だ。 皆それぞれ加工所製の特殊な服を身に纏い、手には持参したバットやら木刀やらを持っている。 全員がゆっくりを踏み潰しながらピッチャーマウンドのあたりに集まる。 喚き散らすゆっくりがうるさいため、マイクを使った加工所所長からのいくつかの注意事項を受けている。 そして…所長がマイクを口元に持ってゆき… 【大変お待たせいたしました。それでは皆様…ゆっくりしていってね!!!】 「「「「「「「「「「ゆっくりしていってね!!!」」」」」」」」」」 観客と、本能で答えたゆっくり達がハモり、球場が震えたのを皮切りに、ついに開宴の時を迎えた。 「オラオラァ!いままでゆっくりしてたつけだ!ありがたく受け取れっ!」 『グチャグチャァ!』 「ゆっぎぃいいいだいいい!なんでどれいのくせにこんなにいだいのぉおお!?」 「ゆっくりは強いんじゃねえのか!?オラッ!」 この男性はバットで手当たり次第にゆっくりを粉砕している 「ヒヒヒィ!たまんねえ!こんなにやつらになんでいままで好きにさせてたんだよ俺は!」 『スパァッ!』 「かひゅ、かひゅう…ゆひゅりでひないぃい…」 「た、たまんねええええ!」 こっちでは刃物でゆっくりを両断している 「あー…快感だわ。今までは人の目があったからおおっぴらにできなかったけど… こんなに大勢の前でこんなにたくさん殺せるなんてね!死ねっ!」 『ヒュッ!パァン!』 「なんなのこれはぁああ!?こんな、こんなことってぇえ!?」 「ありすぅ?生きたい?生きたい?ダメ!死ねっ!」 『バッチィイン!』 この女性は自作の鞭でゆっくりをいたぶり倒している 「おらよ!その足りない頭でこの帽子を取り戻してみろよ!」 「むっぎゅううう!どれいのぶんざいでこのけんじゃに『バグッ』…むぎゅ…!」 「うっひゃあー!手が餡子くっせえ!」 素手でゆっくりを潰すものもいれば… 「自分の尻尾で殺される気分ってどう?ねぇ?ねぇねぇねぇねぇ!?」 『バチィン!』 「わぎゃらにゃいよぉおおおお!?いだい!ちぇんのしっぽをかえしいだいいい!?」 「あっはははは!ゆっくりなんて絶滅しちまえ!」 ゆっくりから奪い取ったものを使い駆除している者もいる。 「ほーら…おちびちゃんだよぉ?とりかえさなくていいのぉ?死んじゃうわよぉ?」 「ゆっぴやぁああん!みゃみゃあああ!たすけちぇえええ!」 「おちびちゃんをかえせぇこのどれいぃいい!そのあとしねぇえ!」 「ブブー。ハイだめー。おちびちゃん。永遠にゆっくりしてね!『プチ』 はい、ママはちゃんとおちびちゃんをもぐもぐしようねー。」 「ゆぶぉえええ!おじびじゃんうめぇええ!?」 『ドス』 「自分の子供食べてうまいとか…引くわぁ~♪」 このようにじっくりと駆除する者もいる。 「はくろーけんもらい~っと!」 『ヒョイ』 「か、かえすみょん!このひきょうものおお!」 「言われなくても…返すっての!」 『ザクッ!』 それぞれ駆除の方法は様々であるが、着実に数を減らすゆっくり。 所長も、人々の溜飲をより下げるために痛めつけながら潰そうとは考えていたが、 これならば自分たちがするよりもより効果的であったろう、と所長はにんまりしていた。 イベントは大成功である。 やがて、数時間もすればようやく力の差を理解したゆっくりたちは、 許しを請いながら死臭を避けるため隅へと追いやられていた。 「ご、ごめんなさいい…」 「まりさたちがわるかったです…」 「とかいはじゃなかったのはあやまるわ…だから…」 「も、もうぱちゅたちはさからったりしないからぁ…」 こうまで縮み上がったゆっくりにたいし、観客たちの中に可哀そうだから、 そろそろ見逃してあげて、という声が上がりはじめた。 これには所長をはじめ職員たちも同意である。 さんざ駆除したとて、日本中の全てを駆除できるわけではない。 ならば後は残った個体にプロである職員による体罰を施し、この場にいないゆっくりに 人間の恐怖を伝える伝道師になってもらうつもりだった。 しかし、とある女性によりその考えは水泡に帰した。 「…」 『クイクイ』 ジェスチャーでマイクを持って来い、と指示する女性。 慌ててマイクを持っていく職員。 【あーあー…反省したようね。いいわ、見逃してあげる。】 【ゆゆうっ!?ほんとう!?】 【えぇ、本当よ。】 マイクを巧みに自分とれいむの口元に交互にあて、会話がみんなに聞こえるようにする女性。 このやり取りに、今まで他の駆除当選者や観客は不服顔だが、観客の一部や職員達の顔からは、 安堵の顔が見て取れる。所長も女性の理解の速さに感心していた。 だが…女性はとあるまりさの表情の変化を見逃さなかった。 待ってましたと言わんばかりにまりさの口もとにマイクをあてる。 【ゆへへ…!しょせんはあたまのわるいくそどれい…ちょろいもんなのぜ!】 悲しいかな、考えていることをしゃべってしまう餡子脳。 それでも、ばれないように小さい声で呟いたつもりだろう。 しかし、このツイートはマイクを通じて日本全国に届いた。当然、球場の中にも。 当のまりさは、なぜ自分の声がこんなに大きくなったのかと固まってしまっていた。 女性の考えに気づき、頭を抱える所長。だが時すでに遅し。そんな様子の所長を見て、ニンマリと笑う女性。 最初から、一匹たりとも生かして帰すつもりはなかったのだ。 【むぎゅう!まりさあああ!なにいってるのぉお!?ばれちゃだめっていたじゃないの!】 【そうよこのばかぁ!もうすこしでぱちゅりーのさくせんでどれいをだましてにげられたのにぃ!】 【おばかなまりさはしねぇえ!】 マイクを巧みに操り、続きのやり取りも逃さずに中継する女性。 まりさに続き計画を暴露してしまったゆっくり達も、響き渡る自分の声に驚きまりさ同様固まっている。 このやりとりにより、明らかに球場内の空気が変わった。ゆっくりたちは気づいていないが。 そして、女性により止めが刺される。 【あらあら…そんなことを考えてたのね…?】 【ゆ…ゆぅう!ちがうよ!あのぱちゅりーたちだけだよ!】 【ふぅん…じゃあ最後のチャンスをあげましょう。】 【ゆ、ゆゅっ!じゃあみんなをにがしてね!いますぐだよ!】 【この質問に答えたらね…】 【はやくいってね!そしてにがしてね!】 【じゃあ聞くけどれいむ…あなたたちは、どうしてこんな目に合っているの?】 【ゆゅっ!?】 ゆっくりの謝罪は鳴き声。10年前はまだあまり知られていない事実であった。 だからこそ、観客の中からゆっくりを憐れむ者が現れたのである。 万が一れいむが答えたら逃げられるのではあるが、この場にいる時点でこのれいむが 理由を理解しておらず、質問に答えられないことは明白である。 理由を理解できたり、人間との力の差を理解できるようなごくわずかな賢い個体は、 最初の時点で挑発にのらなかったのだ。 【ゆぅう…】 【わからないのかしら…】 【ゆぅ…ゆんっ!わかるもなにも、れいむたちはなにもわるいことなんてしてないよ! れいむがかわいいからってどれいはむだなじかんかせぎはやめてね!ぷっくー!】 【ふふ…皆様。この様にゆっくりの謝罪は鳴き声と一緒です。騙されないで下さいね。】 これが決定打となった。本性を現したれいむの発言により、再び会場はヒートアップする。 これには流石にゆっくり達も異常事態に気づかざるを得ない。 ちなみにこの時の女性の発言で、ゆっくりの謝罪は大抵鳴き声であると広く世に知れ渡ることとなった。 【それじゃあ…全部この場で殺してあげるっ!】 女性の声に応えるように湧き上がる球場。所長はすでにあきらめていた。 ここまでヒートアップすれば収拾はつかない。 ここまでゆっくりに通じている一般人が、ましてや駆除に当選するなど所長は想像だにしていなかった。 【これが何かわかるかしら?】 『ヒュンヒュン』 そうゆっくり達に向かって言いながら、自作の鞭を振り回す女性。マイクは手放さない。 この場の主役は完全にこの女性になってしまった。 ゆっくり達はその鞭の放つどす黒いオーラに一様におもらししている。 【わからないみたい…ねっ!】 『バチバチバチィン!』 ゆっくり達の目の前の土を跳ね上げるようにして鞭をふるう女性。 大量の土埃が舞い上がり、ゆっくり達に降り注ぎ… 「ゆ、ゆぼええええええええ!なにこれぇえ!」 「ゆっくりできないにおいがするよぉおおお!」 「きょわいよ…くちゃいよ…もっちょ…ゆっくり…」 「あぁあ!おちびちゃゆぼええええ!くさいいいい!」 土埃を浴びた瞬間、苦しみだすゆっくり達。赤ゆっくりに至っては永遠にゆっくりした。 ゆっくりを含め、女性以外の誰もがその原因を理解できなかった。 【これねぇ…私の自信作なの。この中にはね、死んだゆっくりのお飾りが、 い~っぱい詰まってるの。いい匂いするでしょ?】 更に沸き立つ球場。一般人に、死んだゆっくりのお飾りは死臭を放つと理解されたのもこの時だった。 この女性自作の鞭の中には、より臭いを振り撒くように特殊な加工をなされた 死臭付きのお飾りが大量に詰められており、この鞭の描く軌道がそのまま死臭を放つ。 直接叩いた時はもちろん、こうして土埃に死臭を混ぜたりと様々な使い方ができる優れものだ。 死を具現化したかのような鞭を振るう女性は、もはやゆっくり達の目には死神としか映っていなかった。 だいぶ減ったとはいえ、それでも100をくだらない数はいたゆっくりだが、恐怖に怯えきっている。 もう動くこともままならないゆっくりたちは、駆除当選者達の手によりものの5分で残り1匹となってしまった。 そして、最後の1匹が鞭の女性につかまれ、高々と掲げられる。 奇しくも、最初に計画を暴露したあのまりさであった。 逃げようとあんよをぐねんぐねんとさせているまりさに、そっと、耳打ちをする女性。 「ありがとう、まりさ。」 「ゆ!?」 「あなたのおかげで、みーんな死んじゃったわ。」 「そ、そんな!まりさはなにもわるく…」 「だからお礼に、とびっきり苦しめて殺してあげる…」 そういうと女性は、マイクを手に取り、最後のマイク中継を開始する。 【これで最後です!】 この瞬間球場は本日最高の盛り上がりを見せた。そして鞭を使い、まりさを軽く、本当に軽く締め上げた。 包んだという表現のほうが正確かもしれない。 【ゆびょびょびょあああああ!やめでえええええ!ぐざいよぉおおお!】 鞭に触れている肌から、まりさの中に大量のゆっくりの怨嗟の声が流れ込んでくる。 この鞭に使われているお飾りは、どれも女性によってこの上ない拷問の末死んだゆっくりのもの。 一つ一つに、膨大な負の感情が詰まっていた。 【やめでぇええ!まりさはじにだぐないよぉおお!みんなうるざいぃい!だまっでねぇええ!】 と、急に拘束が解かれ、地面に落ちるまりさ。体力を消耗しきっており、もはや息も絶え絶えだ。 【ごめんねぇ、まりさ。私、嘘ついてたわ。】 やさしく、まりさに語りかける。少しずつ、少しずつ、女性の顔が変わってゆく。 【ゆぐ…じにだく…ないよぉおおお…】 【殺すとか、殺さないとか、死ねとか、生きたいかとか言っちゃったわね…】 【ゆ…さっきから…なにをいっで…】 【あれね…嘘だったのよ…】 【ゆ…!?ゆ…ひぃいい…】 本日最高の笑顔を見せる女性。その笑顔に、駆除を見ていた者全てがぞくり、とした悪寒を感じた。 【ゆっくりは…生きてなんかいないのよっ!】 『パァアアアン!』 こうして、渾身の一撃により、まりさは最期の言葉もなく砕け散った。 この女性の活躍により、今回の一斉駆除は大盛り上がりを見せた。 所長も、これはこれで結果オーライということで納得しているようだ。 ちなみに、この勇姿が中継されたことにより、女性の元には全国の加工所からのラブコールや メディアのインタビュー、果てはゆっくり虐待趣味の男性からの求婚がしばらく絶えなかったようだ。 こうして、一斉駆除最初の試みは、大成功に終わった。 この駆除法は全国に知られ、この後すぐに歴史に名を残す「全国一斉駆除」が行われる。 これにより、全国で野良ゆっくりの数は激減し、また数を増やしはしたものの、 以前のように人間に歯向かうような野良ゆっくりはとんといなくなった。 今回所長が考えていたような試みは、他の場所ではきちんと成功したのだ。 以後は徹底的に野良ゆっくりは全存在の最底辺へと追いやられることになる。 人間の間では、飼いゆっくりと野良ゆっくりは別物であると思われるほどにである。 このようにして、野良ゆっくり達の、ゆっくりできない時代は幕を開けた。 その幕が下ろされる可能性は、野良ゆっくりが絶滅することでしか訪れないのかもしれないが… 「ママー、プリンないよー?」 「ちゃんと探しなさいよ…ほら、ここにあるじゃない。」 「ほんとだー!もしかして隠してた?ママって意地悪ー。」 「…はぁ、もう。あ、髪濡れたまんまじゃないの、プリンはドライヤーで髪乾かしてからにしなさい。」 「自然乾燥で大丈夫だもーん!」 子供はプリンを持って自分の部屋に行ってしまった。 「ふぅ…誰に似たんだか…」 そう愚痴りながら、自分の部屋に入る母親。ふと、部屋の壁に掛けてある写真に目をやる。 それはあの時の駆除に貢献したとして、市長に感謝状をもらった時のものである。 あの駆除の大成功により、街はその名を日本で知られることとなったのだ。 写真の中央には、若かりし母親の姿。その手にはあの鞭が握られている。 「群れを全滅か…やっぱり、私に似たのよね…それにしても子供って、あんなうるさいのを潰すのに 人前で平気でやるものねぇ…子供はいいわねぇ。褒めるわけにもいかないけども。」 そう言いながら、思わず頬が緩む。あの後は、子供もできたため虐待からは遠ざかっていた。 喜んでいいのかはわからないが、娘の行いにかつての自分を見た母親は、とても嬉しそうである。 群れが全滅したとして、この母親にとっては娘との血のつながりを認識させる、良き出来事にしか過ぎなかった。 このゆっくりできない世界は、何も変わらず回ってゆく。 これまでも、これからも、ずっとずっと… 完
https://w.atwiki.jp/meidaibungei/pages/657.html
2012年10月24日(水) 20 51-鈴生れい 注:「退屈をこじらせる」「うざい人たち」の続きです。先にそちらをお読みください。 世間的には夏休みが明けてから最初の週末。 買い物に出ていた私が部屋に帰ると、学校が始まって以来顔を出していなかった萌が神妙な顔で部屋の真ん中にぽつんと座っていた。 暑かったのかクーラーがついている。わたしはクーラーをあまり使わないが、萌が来ると当然のようにつける。今度から電気代を請求しようか。クーラー代結構バカにならないのだから。 とはいえ、小5のガキがあまりに似つかわしくない顔で自分の部屋にいるというのは気分のいいものじゃない。勝手に入られることについてはもう慣れたが。 「おい、何してんだ」 買ったものを詰めた手提げ袋を机の上に置きながら、わたしはゆっくりとその場に腰かけた。9月に入ったとはいえまだ上旬、汗が不快に垂れてくる。 萌は黙ったままこちらを見つめていた。瞳が妙に潤んでいる。まぁ、あのくそ生意気で勝気な萌が、この時期にこんな顔をする理由など想像はつく。 「フラれたのか」 瞬間、じわっと萌の目尻に涙がにじんだ。 本当は萌がフラれたら思い切りバカにしてやろうと思っていたのだが、・・・・・・しかし、こういう時こそ二十歳になった私の母性の見せ所というやつじゃないのか。 そんな下心ありありのまま、わたしはそっと両腕を開いた。 普段ならば鼻で笑うのに、よっぽどショックだったらしく萌は素直にわたしの胸に飛び込んできた。途端、ううううと咽び始める。 さらにリズムよく優しく萌の背中を叩いていると、萌は本格的に泣きじゃくり始めた。 ―――彼女の泣きわめく姿も、これほど弱々しい姿も、わたしは初めて見た。 何しろ普段が普段、憎まれっ子と言って差し支えない彼女のことだ。特にわたしに、弱みを握らせるような真似などしない。 けれど今日ばかりは、わたしも日頃の恨みはぶつけまい。たまにはお姉さんぶってもいいじゃないか。 ・・・・・・という思いが半分。残り半分は、そう、わたしは萌が羨ましかった。失恋して泣いてしまえるほど、一途な恋をできたことに。 萌はずっと泣いている。感傷的な気分。わたしも泣いてしまいそうだ。少しずつ、目の端が熱くなっていく。 女一人子供一人が泣きあいながら抱き合うという、わたしが美人なら絵になりそうな状況。 そんないつもとは180度ほど違う雰囲気を、最初にぶっ壊して元に戻したのはやはり萌であった。 「空、臭い」 しゃくりあげながら、「臭い」わたしの腕の中で暴言を吐いたこのクソガキを、思わずわたしは「臭い」胸と腕で絞め殺しそうになっていた。 * ひとしきり涙し、あのとんでもない暴言を吐いた後、萌は何も言わずに自宅に引き上げていった。わたしの感傷を返せよ、マジで。 そんなことがあったのが、先週の金曜日。 一週間経った土曜日、わたしが目を覚ますと、目の前に二人の子供が鎮座していた。 一人は言うまでもないが、もう一人は見覚えのない男の子だった。というか、男の子・・・・・・。 「萌、あのさ、わたし一応女なんだけど」 「え、そうだったの?」 白々しく目を見開いていた。もう、いつか本気で殺りかねない。いっそ今好きな子の前で素っ裸にしてやろうか畜生め。 どうあがこうともう遅いので、所在なさそうに部屋の隅に座っている男子を尻目に、わたしは布団から這い出した。適当なTシャツと、面倒だったから確か下はパンツ一丁だ。いくらガキとはいえ、他人に見られて気分のいい恰好じゃない。 わたしが着替えている間、男の子は壁を向いていた。なるほど、いい子そうだ。陽子(大地の彼女)といい、篠山側は酷いのにその相手はいい人ばかりである。 「もういいぞ」 「ご、ごめんなさい」 壁に向かったまま、男の子は震える声で謝罪していた。ここまでくると色気の欠片もないわたしごときのために可哀想である。 ああでも、これだけ反応してくれるならこの方向で彼をたぶらかすのもありか。萌が面白いリアクションを見せてくれそうだ。 心の中で計画を練りながら、とりあえずわたしは萌をふん縛ることにした。 * 「つーか、お前フラれたんじゃなかったの?」 トースターに食パンを突っ込みながら、わたしはひっ捕らえられた萌に尋ねた。 「まずはこのビニールひもを解いてよ。話はそれからするから」 「じゃあいいや。えっと、翔己くんって言ったっけ? 萌をこんな生意気なガキ嫌だっつってフッたんじゃないの?」 彼は貝塚翔己というらしい。萌より一つ年上だそうだ。ただ随分幼い外見をしていて、割と身長の高い萌と並ぶと年下に見える。 保健室登校の理由については、詳しく聞いていない。 「え、えっとその・・・・・・」 しどろもどろ。どうやらいきなり恋人の従姉、それも自分で言ってて悲しくなるが男っぽい女子大生に会わされてテンパっているんだろう。 うーん、見た目だけなら大学に入ってからそれなりに女っぽくなったと自負しているんだが、如何せん口調と性格があれである。大学二回目の夏休みを超えてなお、浮いた話の一つもないのは悲しい。 ともあれ、萌ならどうでもいいが目の前にいる少年は初対面だ。助け船を出してやろう。 「あれか、萌にしつこーく付きまとわれて折れたのか? 困ってるんだったらわたしが処理してやるが」 「処理って何する気よ! 空が言うと怖いんだけど!」 何もそこまでというぐらい顔を青ざめながら叫ぶ萌。現状が現状なのであれだが。 そろそろ縛るだけじゃワンパターンだし、何か別のお仕置きを用意した方がいいかな。もっと精神的に来るやつの方がいいか。 新しい体罰法を思案していると、翔己が意を決したように口を開いた。 「あああああの、空・・・さんって本当に萌さんのお母さんなんですか?」 「あ゛あ゛んっ!?」 ひっと翔己が縮み上がった。そのまま壁際まで後ずさる。っといけない、想像を絶するぐらい失礼なことを言われたとはいえ、わたしの凄みに慣れていない翔己には少々酷な仕打ちだ。 仕打ちするならこの事態を引き起こし、今もぶるぶると肩を震わせる萌にやらなくては。 「ああ、ごめん。自己紹介がまだだったが、わたしは篠山空。萌の従姉だ。年は二十歳。いくらなんでもこの年齢のガキを持つ母親には見えないだろ」 「は、はい。ごめんなさい」 「あやまんのはいいから、少し萌に制裁加えるの手伝え」 「ちょ、ちょっと翔己くん、まさか裏切ったりしないよね・・・・・・?」 「どうするんだ翔己、さっきの件、これを手伝ったら許してやるぞ」 「え、ええと、」 「迷わないでよ。こんな悪魔に誘惑されないで!」 「今のでさらに罪が重くなったな。さぁ翔己、て・つ・だ・え」 * 「空ってさ、大人気ないよね」 「何を今更、一年半もつるんで」 萌を布団でぐるぐる巻きにし、ビニールひもで縛り上げると、すっかりトーストが冷めていた。仕方ないのでそのまま口の中に放り込む。 「だってさ、ちょっとからかっただけじゃん。まさか翔己くんも本気にすると思ってなかったし」 「聞いたか翔己、これがお前が付き合ってるやつの本性だぞ」 翔己はまた壁に向けて、今度は体操座りをしていた。返事はない。 確かに、見てくれは身内の贔屓目を覗いても可愛いのだ。ただ性格がご覧の有様、性悪とすら言いたくなる始末なのに、どうしてこんなやつに告白するバカたちが後を絶たないのか。 ふぅと一息ついて、時計を見るともう12時だ。少し寝すぎたかもしれない。 「何か食べるか。と言ってもうちにはまともな飯はないが」 「あ、萌ハンバーガー食べたい」 「お前は自分で買え。翔己はどうする?」 さっきから不憫な事態が連続していることだし、ついでに大人気ないところばかりを見せているわたしの名誉挽回も含め、翔己には何か奢ってやろう・・・・・・千円以内で。 自己嫌悪から抜け出したのか、翔己はこちらに振り返った。 「あ、いえ、その、そんな・・・・・・」 「いいから。萌と一緒でいいか」 「え、あの、えぇと、・・・・・・はい」 普通なら、初対面の相手に昼飯をこしらえてもらうのは失礼だろう。翔己もそこら辺はよく理解している。萌には本当もったいないぐらいいい子だ。いっそ8歳差もありか? なんて戯言はさておき、失礼だからと言って遠慮されても、翔己一人ご飯を食べないのはこちらとしても気まずい。子供は素直に奢ってもらうのが一番である。萌ほどあからさまなのはどうかと思うが。 「んじゃ決まりだな」 「空、原チャリで行ってきてよ」 「お前がひとっ走り行って来い」 「遠いじゃん」 通学用に原チャリはあるが、燃料がもったいない。その点チャリンコなら燃料は自分だ。実家から持ってくるべきは原チャリではなくチャリンコだったかもしれない。確かに遠いとはいえ、わたしならチャリでOKだ。 あーっと、実家っつったら思い出した。 「萌、今度のシルバーウィークだが」 「ああ、実家に帰るんでしょ」 そう、この前大地が来たとき聞いた。いい加減一度帰って来いと親父が言っているらしい。大学に入ってからこの1年半、1回も家に帰ってないのだから当然と言えば当然か。 「萌も行く」 「は? 叔父さんたちも一緒に帰るのか?」 「ううん、萌と空で」 なんだそれ、引率しろってことか、面倒くさい。 「叔父さんは良いって言ってるのか?」 「うん」 なんなんだ。叔父さんは自分の娘をなんだと思ってるんだ。篠山の親父は自分の娘を男だと思ってないか。 ふと自分の親父が脳裏に浮かんだ。元気にしてるんだろうな。そうじゃない親父が想像できない。 「し、篠山さん、その恰好で普通に会話しないでよ・・・・・・」 翔己が笑っていた。篠山さんと言うので一瞬わたしのことかと思った。付き合ってるのに、名字呼びかよ。奥手な。 「じゃあ助けてよ!」 「それは、その・・・・・・」 利口な子だ。さて、ハンバーガーを買いに行ってくるか。 * 帰ってくると、萌は簀巻き状態から抜け出ていた。 同時に、どういう具合か翔己と萌が布団の上で横になっていた。 一瞬、頭の中が真っ白になったが、耳を澄ますと寝息が聞こえる。どうやら寝てしまっているようだ。 一体全体どういう経緯でこんな珍事に陥ったのか見当もつかないが、これは面白い。まずは写メっておこう。いや待て、シャッター音で起きる可能性があるし、最初にやるべきはあれだ。 思い立ったが吉日、揃って窓に背を向けて寝ている二人に忍び足で近づき、揃って窓に背を向けている状態を改善する。萌は寝相も寝起きも悪く、多少の刺激では目を覚まさないので好都合だ。 仲良く面を合わせたところで、通学用のカバンに突っ込んである携帯を取り出し、パシャリ。 「・・・・・・ん?」 翔己の方は眠りが浅かったらしく、案の定シャッター音で起きてしまった。音を消せるのが一番いいのだが、そんなことができるのかまでは知らない。わたしはあまり機械に強い方ではないのだ。アウトドア派だし。 目を覚ました翔己は、眼前を注視して、リンゴもびっくりなぐらい顔を赤く染めた(青リンゴじゃないよ) 「し、しの、・・・・・・」 「翔己、起きたか?」 さも今気づいたかのように声をかけるわたし。我ながら名演技だ。 「え、と、その?」 「仲良く昼寝してたところ悪いが、昼飯買ってきたぞ。とりあえず食べようか」 ファーストフードの匂いはきつい。いくら萌の寝起きが悪いといっても、これだけきついのだからそのうち鼻をひくつかせて起きてくるさ。だから今は寝かせておいてやろう。 きっと今週は大変だっただろうし。 「ほら」 紙袋からハンバーガーを取り出すと、いよいよあの独特なにおいが部屋を満たした。これで起きないのであれば、それはそれで起こすのが可哀想なので放っておこう。 注文を聞き忘れたことに店に到着してから気付いたので、無難なものを選んできた。今時の子はハンバーガー3つあれば満腹になるかな。わたしは昔大食らいだったので、3つじゃ足りなかったが。 「あ、ありがとうございます」 律儀に布団に座ったまま礼をして、翔己はハンバーガーを1つ受け取った。 そうそう、さっき帰って来てから気付いたのだが、今日もクーラーがついていた。多分昨日うちに泊まっていった萌が翔己を連れて戻ってきた際に暑かったからだろうが、これはやはり電気代を萌か叔父さんに請求しよう。 「あの、空さんは食べないんですか?」 「ん? ああ食べるよ」 買ってきた本人より前に食べることを無礼だと思ったらしい。本当いい子。爪の垢を萌に食わせてやりたい。あのクソガキめ。 待たせても悪いので、わたしも食べることにした。とはいえ先ほどトーストを食べたばかりだし、買ってきたのは1つだけだが。 いや、買う気はなかったんだ。ただあの匂いに釣られたというか。無性に食べたくなったというか。 言い訳を心の中で重ねながら、わたしはハンバーガーにかぶりついた。昔はハンバーガーと言ったら大はしゃぎしたものだ。親父には「体に悪い」と言われほとんど食べさせてもらえなかったが。 無言。心の中で饒舌なわたしは勿論、翔己もただ食べることに集中しているようだった。 だが萌が寝ている今、翔己と二人きりになれる唯一といっていい機会だ。ここは少しばかり翔己と会話をしてみよう。それ以前に確認しなくてはならないこともある。 「翔己」 「は、はいっ?」 ・・・・・・なんだろう、わたしってそんな怖いかな。無意識なんだろうけど声が上ずっていた。一人の女として泣けてくる。 こうなったら、あまり柄じゃないが、少し女っぽい口調で頑張ってみるか。 「おま、いや、君、萌と付き合ってないんだろう?」 あ、これはダメだ。もう少し頑張らないと。 ともかく、初めこそ付き合いだしたから連れてきたのと思ったが、萌も翔己も断言してはいない。萌の性格上、そういったことは自慢してくるだろう。それに、なんとなく二人の間に距離を感じるのだ。 「え、と。はい」 迷うことも、悪びれる素振りもなかった。後ろめたい様子もない。慌ててもいない。平静。 「萌が一方的に付き纏ってるの?」 「い、いえ、そういうわけでは・・・・・・」 翔己は少しだけ視線をわたしから逸らした。否定したいが否定できないのか、肯定しかねるが否定もできないのか。 「遠慮しないで。今は萌も寝てるし、わたしは萌の味方ってわけじゃないから」 「え、遠慮してるわけじゃないんです。ただ、その、悪く言えばそうなるかなって」 わたしは萌をちらりと見た。 「さっきも言ったけど、迷惑ならよく言って聞かせ「迷惑なんかじゃありません!」 言葉を遮って、翔己は叫んだ。初めて彼が働いた無礼だった。彼が出した大声に、少し気圧される。 一旦深呼吸をして、翔己は続けた。 「ぼくは、保健室登校をしてます」 知ってる。それがきっかけでわたしは萌から翔己の話を聞いたのだから。 「体が悪いわけじゃないんです。ただ、教室に入ると気持ち悪くなって・・・・・・」 「そう」 「はい。だからぼく、友達いないんです」 「うん」 「でもしの、萌さんはそんなぼくに話しかけてくれて、それで付き合ってくれなんて言われて」 「・・・・・・」 「そのとき、僕びっくりしてごめんなさいって言って逃げ出したんです」 先週末の金曜日、萌が泣いたのはそれが原因か。 「だけど萌さんは、それでもぼくに話しかけてくれて。すごく嬉しかったんです」 「うん」 「だから迷惑なんてとんでもないです。今日はびっくりしましたけど」 あははと笑う翔己。それに引きずられて、わたしも少し笑った。 「そう、ならいいの」 萌、いい子を見つけたな。 * 翔己が一通り食べ終えたところで、わたしは再び訊ねた。 「それで、萌と付き合う気はないのか?」 もうそろそろいいだろうと口調を元に戻した。ついでに目の端でぴくりとあれが動いたのを確認する。 翔己は、顔を真っ赤にした。 「そ、それは、ぼく友達いないから、お付き合いなんて考えられなくて・・・・・・」 それもそうか。友達いないやつの気持ちはわたしには分からないが、友達いないのに恋人いるというのも変な話か。それも小6で。 「萌が好きだって言ってんだし、遊び感覚で付き合ってやってもいいんだぞ」 「そんなことできません!」 「そうか。・・・・・・いつかは、決着をつけてやってくれよ」 萌のためにも、翔己のためにもな。 「わ、分かりました」 「だとさ、萌ちゃん。翔己は萌ちゃんみたいな性悪女と付き合えないってさ」 「そんなこと言ってないじゃん!」 萌が飛び起きながら吠えた。その顔は翔己と同じく。 先ほど、具体的に言うと翔己の独白辺りから、起きているのは分かっていた。萌も悪だなしかし。 当たり前と言えば当たり前か、翔己は全く気付いていなかったようで、目を真ん丸にしていた。 「し、篠山さん、起きてたの・・・・・・?」 「う、ご、ごめん翔己くん。全部聞いちゃった」 黙っていればいいものを、バカ正直に告白する萌。対して、顔を赤色へ青色へとグラデーションさせている翔己。 ここでさらに爆弾投入。 「そうだ、この写真見てみないか?」 言いながら、仲良く同じ布団で向き合いながら寝ている写メを見せてみる。 「こ、こんなっ」 「あ、あはは・・・・・・」 火を噴きそうな顔で写真を見つめる萌と、目を回している翔己。ここまで弄れれば上等だろう。面白かった。あっはっは。 一しきり笑ったところで、わたしはお茶を淹れようと腰を上げた。すると、萌がズボンのすそを引っ張ってきた。なんだというのか。 「なんだよ。まだ弄られたいのか?」 冗談めかして言うと、いつになく真剣な様子で、萌は上目遣いに睨んできた。 ちょっとからかい過ぎたかなと1ミリグラムほど反省していると、萌が低い声音で言った。 「萌のハンバーガー、は?」 「えへへ」 我ながらキモいと思う。 違うんだ。本当は何かしら買おうと思ってたんだ。でも財布事情が冬だったんだ。仕方なかったんだ。 ハンバーガー1つ200円。お財布の中には0野口さん。推して察するべし。 「何キモい笑いことしてんのよ! 食べ物の恨みは恐ろしいのよ!」 「って、わたしの金じゃん! 奢らなかったからって恨まれる筋合いはねぇ!」 「わたしだけ昼飯なしってのが気に入らないの!」 ええいうるさい従妹め! 怒られる理由が理不尽だっつーの! ぎゃいぎゃいと言い合うわたしと萌を見て、何を思ったか翔己は微笑みながらこんな一言を口にした。 「仲、良いんだね」 「んなわけないじゃん!」「そんな馬鹿な」 ほら、揃ってないし。 可愛げのない可愛い従妹だ、本当に。 だんだんクオリティが下がっている気がする3作目です。 たぶん次回が最後です。最後にして一番長くなる予感。 本当は萌と翔己の恋愛模様を描こうと思ったらどうしてこうなった。最初は空が後に萌から聞いた話という形にしようとしたのですが、思った以上にシリアスになりそうだったのでやめました。 ミステリアスだったはずの翔己。結局一番の常識人に。
https://w.atwiki.jp/yukkuri/pages/1983.html
各キャラ紹介文 美鈴 と 咲夜さん 美鈴 と 咲夜さん1 ■制裁 _,,.. -‐ ''' "´ ̄ `"'' 、 , '"´ ____/ヽ.__ ヽ. 三三||= 邪 制 i \ 龍. / i. 三三||= .魔 裁 ,ゝ. 、 |,/\| ノ_,ノ, し で .,' `"'' ー`ーー--─ '' "´ ヽ. 三三||= て あ .,' ; ' ; i i ハ ; ', 三三||= は. る | / / /! ハ ハ / ', , i | 三三||= い. | i i !,|/__,.!,/ .レ' 、!__;'レ | | . . z Z Z け ⌒L⌒」⌒yヽ、 | | | ;イ -‐‐ ー- |-!ヘ;」 三三||= なヽヽ,_ _,ノヽヽイゝ、 .| |__;ハ| |リ'" ,___, "' i | 三三||= いr `ヽイヽ, .| | └リ ヽ_ ノ . ,.イ | 三三||= r` / ./λ 入、ヽ、ヽi | i 〈 >,、 _____,'J,.イ ;{、_;! 'y r .イ ____ヽ, ノ____ヽ、ヽ, | | i r´ ̄〈 Yヽ ---イ-、ヽ〈Yノi 三三||= ∠/ / ____ i レ'_____ ヽヽ、i | i/ }ンゝ ヽ(> )、 } { / イ}ヽヒ_i´ ´ ´ヒ_ア イヽヽ、 .| i, } ヽ -─ ヽレ'`ヽ, 三三||= / /くl"" , ""{yイ\ ゝ .L /|_くイ_,,-─、ノ /´⌒`i⌒ヽr__ノ i//{.人 ー─,- ,イiy}イ´/! iヽ、 ヽ´ イ ヽi //y}レヽ..、 ̄ ,イゝ|{yレV ´ ,{y -─r ̄´=イ─'- y}、 ´ ,{y -─r ̄´=イ─'- y}、 ,.-‐rrー、-、_ / ヽ_」L ソ_//`L_ _ .ノ ,r‐イ ̄ \ヽ、 `ヽミ/、 ヽ 〈 ,イ/ /i 、 、 ヽ ヽ\jミ `'i | .V /l / ト、 ト孑、 j ト、/´\|\__ノノミ,.く´ヽ /,/ハ l V \| 、〈Y〉、\\_| ミ/ `iミ_r==、 l/リ 〉〈Y〉i ヽ{Y〉、\\ ヽ、ヽ= ミ/ヽ__ミ/、 ヽ, r'''\ `l/l/ミ{Y〉 ゝ、 ヽ{Y〉 ト、|\ ヽミミ ミ/ ミ/ `'i ゙iヽ/ )ミ、r/l /〈Yjヽ\ ノ〈Y〉 ト ´ ヽ ミミ/ヽ ミ/ヽ、__ノ iミ`'ー'´ミ |ミ 〈Y〉-`'ー-- )_)、_ノ ヽ ミ〈 ミ|ヽ_ |ミ、 ミ|ミ )_) \ | } \ | ミヽ ミ!  ̄| `ミミミミミミミ \ ヽ.丿 L_/2ノ | ミ ミ| |ミミ、 ミr'⌒ヽ ミミ、 ヽ, ミ|、 / `ミ、ミ/\ ミ| . ヽ _,,.. -‐ ''' "´ ̄ `"'' 、 ヽ ミ ̄‐ イ ミ/ヽ、 ミ/ . , '"´ ____/ヽ.__ ヽ. \_ミミ/ヽ `´イ i \ 龍. / i. ミ、 ミ/ ノ ,ゝ. 、 |,/\| ノ_,ノ, \_|/. .,' `"'' ー`ーー--─ '' "´ ヽ. `'‐-==ニ,' ; ' ; i i ハ ; ', | / / /! ハ ハ / ', , i | | i i !,|/__,.!,/ .レ' 、!__;'レ | | . . z Z Z | | | ;イ -‐‐ ー- |-!ヘ;」 .| |__;ハ| |リ'" ,___, "' i | .| | └リ ヽ _ン ,.イ | | i 〈 >,、 _____,'J,.イ ;{、_;! | i r´ ̄〈 Yヽ ---イ-、ヽ〈Yノi | i/ }ンゝ ヽ(> )、 } { .| i, } ヽ -─ ヽレ'`ヽ, .L /|_くイ_,,-─、ノ /´⌒`i⌒ヽr__ノ iヽ、 ヽ´ イ ヽi ■偽乳とかいった結果がこれだよ! __ ,. -'''"  ̄`"''ー,..._ ,' 、--' ヽ_ `ヽ、 ! _________ 〉 龍 / `ヽ、 /´ /  ̄'-- 、. ト- 、_ i_人人人人人人人人人人人人人人人_───´─┬┐ ,ヘヘ ` `ヽ、_ノ> どこぞの偽造乳じゃない紅美鈴の< ___,,,...-‐''"| | ,'^ '^ヘ i '.,> 母乳AAキボンヌ!!・・・っと < ̄7 | | i ! _/,,..-i─i ', ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ i | |ヽト `レ'_,/ ノ、 ,' i. | .| .| | |ヒ_] ヒ_ン ) !/ | .| | | | |"" ,___, ""i___.ハ | | | | | ヽ _ン ./ イ'ノ .| | |、 〈イノイ i | | |Y>、.,_____,,...イイノハ!. | | | | Y ノハ_,くヽイ_〈 イ ト- 、_ .| | | | 〈イ |/7〈ハ〉 !ヘイ ハ.| | |______|__| } {!/ ≠ く/. i' !__ ̄ ̄ ̄__/_______/ V !/'7ヽ、_ !7ヽ、. | / ハニ二二i -二ニ---、としi /しヽ、_/ 7ヽ_」/ .| |________________ンー|.|""""`^ゝ、._ ` /-'´ | | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄二=-┐ | | | __ ,. -'''"  ̄`"''ー,..._ ,' 、--' ヽ_ `ヽ、 ! _________ 〉 龍 / `ヽ、 /´ /  ̄'-- 、. ト- 、_ i───´─┬┐ ,ヘヘ ` `ヽ、_ノ ___,,,...-‐''"| | ,'^ '^ヘ i '., ̄7 | | i ! _/,,..-i─i ', ,-r⌒L⌒」⌒yヽ、 i | |ヽト `レ'_,/ ノ、 ,' i. | _r─ノヽヽ,_ _,ノヽヽイゝ、、 .| .| | |ヒ_] ヒ_ン ) !/ | .| rヽ,/ / `ヽイヽヽ, | | | |"" ,___, ""i___.ハ | r` / /λ 入、ヽ、 ヽyi | | | | ヽ _ン ./ イ'ノ .| 'y r イ_____,ヽ, ノ.,____ヽ、 ヽ, | | |、 〈イノイ i | ノ ハ/⌒''ヽ,レ' レ,,r'''''' !i ',.|`ヽ、 | |Y>、.,_____,,...イイノハ!. | | . ./、 / .}(●),ン 、(●)!!ヘi、 | ヽl | | Y ノハ_,くヽイ_〈 イ ト- 、_ .| | . ´ .!イ ハ/`⌒,,ノ(、_, )ヽ⌒´{ハ .ハ| i | | | 〈イ |/7〈ハ〉 !ヘイ ハ.| | /V !人.ヽ il´トェェェイ`li ,イハ,-'、| l | |______|__| } {!/ ≠ く/. i' !__ ,' / (Y.ノ .!l |,r-r-| l! ,イインr-| 「 ̄ ̄ ̄ ̄__/_______/ V !/'7ヽ、_ !7ヽ、. | / ハ レ^iヽ/iY)ヽ、 `ニニ´一/´γ,U(ニ 、)ヽニ二二i -二ニ---、としi /しヽ、_/ 7ヽ_」/ .| | 〉イ〈} イ .〈ハ / i Yノ、 .l !(_(ニ、ノノ________________ンー|.|""""`^ゝ、._ ` /-'´ | | | ,.イ 〈ハ7 Lムヽ」 } イ」、 ゙ゝ-、_`フ´  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄二=-┐ | | | 〈 r`ーハ! レヘ__」 ,,.7`゙'ー─'´ /´〉,、 | ̄|rヘ l、 ̄ ̄了〈_ノ _/(^ーヵ L__」L/ ∧ /~7 /) 二コ ,| r三'_」 r--、 (/ /二~|/_/∠/ /__」 _,,,ニコ〈 〈〉 / ̄ 」 /^ヽ、 /〉 '´ (__,,,-ー'' ~~ ̄ ャー-、フ /´く// ,// ノ 丿 i i i ,ヽ `ー-、__,| '' / // /' / ,i ! ! i i ,-r⌒L⌒」⌒yヽ、. / // /' / / i ,' / ノ _r─ノヽヽ,_ _,ノヽヽイゝ、、 / / // / / / / ノ /,/ rヽ,/ / `ヽイヽヽ, //  ̄~√,`'iフ‐'t‐ ,,ノ,,ノ/彡' r` / /λ 入、ヽ、 ヽy i / / | 6 ∧ ノ||||l 'y r イ____,ヽ, ノ.,____ヽ、 ヽ, |/ / ∧ヘ/ 〈 u ヽ ∠/ / _____i レ' レ ______!ヽヽ、、i// / /,'/ `' 〉 ノu ,i / ,イ}. rr=-, r=;ァ イヽ、ヽ、 / /// 〈 i u / / /くl ' " ̄ ,  ̄" {yイ\ ヽゝ / /`k,, ,,〉 く___, ‐' i//{.人 ー─,- ,イiy}イ´/ヽ! / ,/,, `''v, ノ, ,r , //y}レヽ..、 ̄ ,イゝ|{yレV/ ノ '''''‐,,,, __ .〉.i''v .,,__ |.`ヽ, ´ ,{y -─r ̄´=イ─'- y}、 彡 `Lvノ' l | i `'/ / r´[ }「´ ̄`rt´ ̄ フ [ { ] 'ヽ、 ■紅魔館 鉄の掟『何人も咲夜さんの半径100M以内で机おっぱいをやってはならない』 へ' ヽ/ へ、 ヽ ) __ ,へ ヽ ノ ,. -'''"  ̄`"''ー,..._ l へ ヽ ノ.i ,' 、--' ヽ_ `ヽ、. ゝ/-、V_ノ ! _________ .〉 龍 / `ヽ、 /^i l/ /´  ̄'-- 、. ト- 、_ i / // / ,ヘヘ ` `ヽ、_ノ./ // ,-r⌒L⌒」⌒yヽ、 / / , i ,'^ '^ヘ i './ //| _r─ノヽヽ,_ _,ノヽヽイゝ、 | ! | | .i ! _/,,..-i─i ',// / rヽ,/ / ノ( `ヽイヽヽ, i_i_ | .__,ト レ'、___ ノ、 ,' i |/ . . z Z Z /λ ⌒ 入ヽ、ヽy i └rレ --‐ ー‐- !/ | | | 'y r イ____,ヽ, ノ.,____ヽ、 ヽ, | | | "" ,___, "" i___.ハ |/ヽ ∠/ / _____i レ' レ ______!ヽヽ、、i |i ', ヽ _ン、 ./ イ'ノ .| /ヽ_ / ,イ} rr=-, r=;ァ イヽ、ヽ、i 丿〈k 、 'J 〈イノイ. i |/ / /くl' " ̄ ,  ̄" {yイ\ ヽゝ / 〈ハ〉 Y>、.,_____,,...イイノハ!. | | i//{.人 ー─,- ノ(,イiy}イ´/ヽ / _,〈Y〉 ノハ_,くヽイ / .〈イ ト- 、_ | | //y}レヽ..、  ̄ ⌒イゝ|{yレV`. i/ .〈イ〉 |/7〈ハ〉= !ヘイ ハ| | ´ ,{y -─r ̄´=ゝ─--y}、' / / } {! / ≠ } { i' !__ / [ } |/>t | ,/ [ { ] く ,' ,′≠ jr!7ヽ、. | / ハ /\{ {// .!/ 7ヽ_」/ .| |. ̄ ̄.X. _ _ oヘ、 ノ ̄ ̄二=-┐ | |  ̄ ´ ` ー -- ー " | | | ■邪神 ヤター!咲夜さんのフィギュアできたよー! _/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ />───── \__ ヽ. // \|/`ヽ \ く7 / / | | /| ノ`ヽ/| | | / | ヽ/ヽ /|/_|/ ∨| | // ハ/─ 凵 ( ゚ )/| ハ ヽ | | /| (゚ ) "" | |`ヽ\ ヽ |/│"" ι二つ | | / ̄ | /ヽ ヽ /メハ/ | /| | 〈rヘメソゝ\___/ "イ/´ノ__ノ/ ヽ| [ く_] [ンく_] ∠_ゝ ヾ_)25 :名前が無い程度の能力:2009/05/03(日) 19 26 04なんというメイド・IN・CHINA _/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ , ''゛´  ̄`゛ ''' ‐- ..,,_ />───── \__ ヽ. . .,r' __/\____ `゛' 、 // \|/`ヽ \ .i ヽ .龍 / i く7 / / | | /| ノ`ヽ/| | . Y,,_(, |/\,| 、 ,.く, | / | ヽ/ヽ /|/_|/ ∨| | .,r' `゛ '' ─--ーー´ー ''゛` ',. // ハ/─ 凵 ( ゚ )/| ハ ヽ | ,' ; ハ i i ; ' ; ',. | /| (゚ ) "" | |`ヽ\ ヽ | i , ,' ゙i ハ ハ !゙i ゙i ゙i | つ |/│"" ι二つ | | / ̄ | | | J';__,! 'J. ',,!、__',| ,! i i | つ /ヽ ヽ /メハ/ | /| | .Lヘ!-| (ヒ_] ヒ_ン ) ト; | | | できた! 〈rヘメソゝ\___/ "イ/´ノ__ノ/ ヽ| | i '" ,___, "'リ| |ハ;__| |. [ く_] [ンく_] ε= | ト., ヽ _ン リ┘ | |. ∠_ゝ ヾ_) !;_、}; >、 ,_____ ,,イ 〉 i | ┌──────┐ . ハ,Y〉ノ ,.-ト----ィ'Y 〉 ̄`、i | │制作 紅 美鈴│ . } { ,.( <)ノ く{ ゙ii | └──────┘ ハ|γ ─- ( { ! |. (,__ヽ,r'⌒i´⌒ヽ Y ,.─-、_トン_|`_l. i/ .ト `,/ ノi , ''゛´  ̄`゛ ''' ‐- ..,,_ . .,r' __/\____ `゛' 、 _/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ .i ヽ .龍 / i ,-r⌒L⌒」⌒yヽ、 />───── \__ ヽ. . Y,,_(, |/\,| 、 ,.く, _r─ノヽヽ,_ _,ノヽヽイゝ、、 // \|/`ヽ \ .,r' `゛ '' ─--ーー´ー ''゛` ',. rヽ,/ / ノ( `ヽイヽヽ, く7 / / | | /| ノ`ヽ/| | ,' ; ハ i i ; ' ; ',. r` / /λ ⌒ 入ヽ、ヽy i | / | ヽ/ヽ /|/_|/ ∨| | | i , ,' ゙i ハ ハ !゙i ゙i ゙i | 'y r イ____,ヽ, ノ.,____ヽ、 ヽ, | // ハ/─ 凵 ( ゚ )/| ハ ヽ | | | J';__,! 'J. ',,!、__',| ,! i i | ∠/ / _____i レ' レ ______!ヽヽ、、i | /| (゚ ) "" | |`ヽ\ ヽ .Lヘ!-| (◯), 、(◯). ト; | | | / ,イ}. rr=-, r=;ァ イヽ、ヽ、i |/│"" ι二つ | | / ̄ | | i '" ,rェェェ、 "'リ| |ハ;__| |. / /くl ' " ̄ ,  ̄" {yイ\ ヽゝ /ヽ ヽ /メハ/ | /| | | ト., |,r-r-| リ┘ | |. i//{.人 ー─,- ノ(,イiy}イ´/ヽ 〈rヘメソゝ\___/ "イ/´ノ__ノ/ ヽ| !;_、}; >`ニニ´__ ,,イ 〉 i | //y}レヽ..、 ̄ ,イゝ|{yレV [ く_] [ンく_] . ハ,Y〉ノ ,.-ト----ィ'Y 〉 ̄`、i | ´ ,{y -─r ̄´=ゝ─--y}、 ∠_ゝ ヾ_) . } { ,.( <)ノ く{ ゙ii | ┌──────┐ ハ|γ ─- ( { ! |. │制作 紅 美鈴│ (,__ヽ,r'⌒i´⌒ヽ Y ,.─-、_トン_|`_l. └──────┘ i/ .ト `,/ ノi )) )) (( )) (( (( _,,.. -─-- ..,,_ )) ,. '´_∧_ `゙'' 、 (( / \ 死 / , `ヽ. ! ,.ゝレ\|´ ̄`゙' <., '., 「ン´ , `ヽノ !_______,-,、 / / !__,.ト、 | ー!-ハ ヽ. \,_ ノ======//_===o ;' ;' ./´|/|_! レ' ァァー-ト、 | i `Y `´ | | !/ ( ), 、( ) ! | | | ! ,| " ,rェェェ、 " |__」 | `ヽ!/}7. |-r-r,| ,}ホ'{ ! ! ,}ヘ.,、. ` ̄´ /、ン i | | ┌───┐ / / / │ ┌──┐ │ / \ __/ / ──┼── ├──┤ ─┼─ /│ \ │ /│ │ └──┘ │ ● / │ / ● ──┼── / │ │ ──┴── │ │ / │ ┼┐ │ / ノ \ ──┴── │ ___/ / │ │ / _/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ,-r⌒L⌒」⌒yヽ、 />───── \__ ヽ. _r─ノヽヽ,_ _,ノヽヽイゝ、、 // \|/`ヽ \ rヽ,/ / `ヽイヽヽ, く7 / / | | /| ノ`ヽ/| | r` / /λ 入ヽ、ヽy i | / | ヽ/ヽ /|/_|/ ∨| | 'y r イ____,ヽ, ノ.,____ヽ、 ヽ, | // ハ/─ 凵 ( ゚ )/| ハ ヽ | ∠/ / _____i レ' レ ______!ヽヽ、、i 。o 0(宝物にしましょう) | /| (゚ ) "" | |`ヽ\ ヽ / ,イ}. rr=-, r=;ァ イヽ、ヽ、i |/│"" ι二つ | | / ̄ | . / /くl'' " ̄//,/// ̄" {yイ\ ヽゝ /ヽ ヽ /メハ/ | /| | i//{.人 ー─,- ,イiy}イ´/ヽ 〈rヘメソゝ\___/ "イ/´ノ__ノ/ ヽ| //y}レヽ..、 ̄ ,イゝ|{yレV [ く_] [ンく_] ´ ,{y -─r ̄´=ゝ─--y}、 ∠_ゝ ヾ_) ┌──────┐ │制作 紅 美鈴│ └──────┘ ■眠鈴 _,,.. -‐ ''' "´ ̄ `"'' 、 , '"´ ____/ヽ.__ ヽ. ,-r⌒L⌒」⌒yヽ、 i \ 龍. / i. _r─ノヽヽ,_ _,ノヽヽイゝ、 ,ゝ. 、 |,/\| ノ_,ノ, rヽ,/ / `ヽイヽ、 .,' `"'' ー`ーー--─ '' "´ ヽ. r` / /λ 入、ヽ、 ヽy i .,' ; ' ; i i ; ', 'y r イ ヽ ノ', ,、ヽ、 ヽ, | | / / /! ハ ハ / ', , i | ∠/ / イ___ノヽ! l,、___ !ヽヽ、、i また寝てる… | i i !,|/__,.!,/ .レ' 、!__;'レ | | . . z Z Z / ,イ}. rr=-, r=;ァ イヽ、ヽ、 | | | ;イ -‐‐ ー- |-!ヘ;」 / /くl "" ̄  ̄ ""{yイ\ ヽゝ .| |__;ハ| |リ'" ,___, "' i | i//{.人 '-=ョ' ,イiy}イ´/ヽ! .| | └リ ヽ_ ノ . ,.イ | //y}レヽ..、 ,イゝ|{yレV | i 〈 >,、 _____,'J,.イ ;{、_;! ´ ,{y -─r ̄´=イ─'- y}、 | i r´ ̄〈 Yヽ ---イ-、ヽ〈Yノi r´[ }「´ ̄`rt´ ̄ フ [ { ] 'ヽ、 貴方が居眠りするからでしょうが ◎ _r-、r⌒yヽ_,.、 .| | _,.rY' __,!.-─ 、__Y ゝ、 _,,,...∧.....,,,_[二] _rヘ,γ´ ` ⌒ヽ!、 ,.' " ´ <.龍.> `ヽ、. く,_y' i / ハ ハ ', i ,,|,.ヘ.|,,__, ', お仕置きがナイフって Y /,./ / /./ヘノ レ ! ハ ヽ, 〉'"´ , , 、`゙ヽイ l. あんまりですよ… ,イ レ.イノイ__ノ 、__レイ ハゝ ,' ,' i ./! ハ ! ! ハ ヽノ / ゝ.i ,__, ,__, ハiイ| l ハ ハri-!、L_i riー-!、」ゝ |三[]二◎ ,' / (ヘ! "ノ( ,___, "'iイハ Lリイ i > /// < レイ .| ハ ハ (yヽ⌒ ヽ _ン .イ ! (人"| | ___ | |"!イ | | V レrー-、ン'`' ーr=='Yンヽハノ /(Y>'ー⌒ー'イYr- 、. | ,.イ⌒ヽ} { ̄'Y!ヽ} { / .Yi r/ゝtイ (イ/ ', | i/ レ L_くハ 」 Y /.l、} .{´ ∞ .} { 、____,;' | ゝ イオ ハ 〉ヘ l | | i ゝキ _,..イl | |─ じゃあ「居眠り」しなきゃいいんですね?─ 何よ意味深ね…。まあ居眠りしないならいいわよー翌日─ \ _r-、r⌒yヽ_,.、 \ _,.rY' _=!.-─ 、__Y ゝ、 Zzz・・・ ,. ''"´∧ ̄ ̄ ''' ‐ ., rヘγ `゚ ヽ、〉ヘ ──- / < 眠 フ `ヽ. く,y Yλ、 i ゝレ'ヽ、!─-ィ..,,_ノ i l k,, リ r〉'7´ / ハ i i i ヽ、_イ | /) / ,7 / _!,.ィi_! i_ !、__ i i i ',,,_____,,,,,,,,,,,___ l /イ/ i i i !,_, ,__, i i 」 i | ''''' -,, ) | .l、 .l、 、/. l、/ /i !_ハLハ'" ,___, " iハ) i || '、/ ノ ノ , / ノ ,i//ン イ ノ/ !Y!、 ヽ _ン .ハノ | | ヽ'〈r'k' ,!、k' ,!、k' ,!、ハノ _,r' ̄`ー==-Uー<7Y〉 \\ ヽ, ン´ i ゝ'=ニ=r'" Y `ヾ ( { { (  ̄「j j ヾ ヽ )く i i ゝ (⌒´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄⌒`{ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄⌒) ''ァーi i--ーィ´  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / ,i r=-r-y-=ri i | ■おいでませ紅魔館 ___ ,..- ´.'" ̄Y ̄ソ`ゝ-、 ,. ''"´∧ ̄ ̄ ''' ‐ ., _'r-ヽi _'y_,..-─...,_/ヘ, ', / < 龍 フ `ヽ. ;' ヽ'´ ̄ ,、  ̄ヽ/,ゝ i ゝレ'ヽ、!─-ィ..,,_ノ i ./ ./ノイrーイ-入 ,、 'ヽ, r〉'7´ / ハ i、,___ i ヽ、_イ. ノ_, イrーi ,rニiiヽ V '-.,イ i 7 / _!,.ィi_! i_ !,ィ=t、i i i ', ノ i.ゝ(ヽ,"" ,rニiiヽ/ ノ ゝ i i i !-‐‐ ー‐-ハ i_ i 」 i .| / iy, 'ー- ..__ "",iイ〉i´ !_ハLハ'" ,___, " iハ) i | .i ,´ λ (ゝ、_ ,イλ| !Y!、 ヽ_ ノ .ハノ | | ((. , . -,.,_r^ヽイ〉r )`ェ-,'"イVノ 〈ン ゝ、.,'J_ ,.イ7Y〉、 | |- .、)) ( [ ] [ ]', ,'´ ', ) ( ⌒) ( ⌒) (⌒ ) ( ⌒) (⌒ ) (⌒ ) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | おいでませ 紅魔館 | | おいでませ 紅魔館 | | | | | | | | | | | | | __ ___ ,. |\二  ̄`ヽ、 ,..- ´.'" ̄Y ̄ソ`ゝ-、 ./< 龍_〈-‐─ - 、... . ヽ _'r-ヽi _'y_,..-─...,_/ヘ, ', l /i/-‐`'  ̄ ̄ ̄`ヽ 〉 ;' ヽ'´ ̄ ,、  ̄ヽ/,ゝ ヽレ'´ ,、 ,、 、 、 ヽ ヽ'. ./ ./ノイrーイ-入 ,、 'ヽ, / /,.Nー^-! .ト、 ヽ 、 ヽ、 ', ノ_, イrーi ,riiニヽ V '-.,イ i l ! l l ! ヽN,z仕ヽ_ ゝ, ', ノ i.ゝ(ヽ,"" ,riiニヽ/ ノ ゝ ', | i,什_、 ,rニiiヽ i | リ l. _ .| / iy, 'ー- ..__ "",iイ〉i´ _,, ヽい,rニiiヽ "" | ! ト,ヘ、, ,ン´y .i ,´ λ (ゝ、_ ,イλ| yく ',Nヽ" _,,.. -‐' ,ィソくム_ヽr 、r'^ ((. , . -,.,_r^ヽイ〉r )`ェ-,'"イVノ '^ヽr 、__,ムrソ^ゝ、. ./┴ァくソソ‐- .、)) ( [ ] [ ]', `'ー'ーァ''´,'´  ̄ ', ) ( ⌒) ( ⌒) (⌒ ) ( ⌒) (⌒ ) (⌒ ) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | おいでませ 紅魔館 | | おいでませ 紅魔館 | | | | | | | | | | | | | ■メイドローラー ── / ̄ ̄ ̄\ / ̄/ . / \ /\// ̄ / /  ̄ ヽ / \ l 〇 〇 lヽ /\ | + | .l.\./\≦\ l 〇 〇 ! l |ヽ/\. \≦\ k ヽ __ / / l ヽ/\. \≦\ \ / /\ミ ヽ/\. \≦\ \―― /ヾヾ\ミ ヽ/\. \≦\ ―― ´ \ヾヾヾ\ミ ──|.\_\≦\ |\/ ___\≦\ _人人人人人人人人人人人人人_ X \., '"´ .,,-―v-―`「!-ァ,_ > メイドローラーだッ!!! < l. \ / __,/´こ>-'ー-、'-<]'ッ  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ |. ,;' /ヽ!/´ ` `ヘ'ァ l_.i i`ヽノ´ヽ/ / ,! ,! /! 7, . .| .[ V´ト、_,iル'__,,. ヽ ,ハノ | | | Y .ハ|ゝ ,riiニヽ ∨―ヽハ .トゝ ,' /ノ´ |ノ| "" ,riiニヽ.!ノ| ノ  ̄ハ, .|メ| 'ー- ..__ "".|レ'ハ _,,.. -‐ ''' "´ ̄ `"'' 、 i ,ハ .、ハヘ 八 , '"´ ____/ヽ.__ ヽ. ン ハ_レ'_ゝ'ヽ、_ _,,ノメ,r〉 i \ 龍. / i. ,ゝ. 、 |,/\| ノ_,ノ, .,' `"'' ー`ーー--─ '' "´ ヽ. .,' ; ' ; i i ; ', | / / /! ハ ハ / ', , i | | i i !,|/__,.!,/ .レ' 、!__;'レ | | . . z Z Z | | | ;イ -‐‐ ー- |-!ヘ;」 .| |__;ハ| |リ'" ,___, "' i | .| | └リ ヽ_ ノ . ,.イ | | i 〈 >,、 _____,'J,.イ ;{、_;! | i r´ ̄〈 Yヽ ---イ-、ヽ〈Yノi | i/ }ンゝ ヽ(> )、 } { .| i, } ヽ -─ ヽレ'`ヽ, .L /|_くイ_,,-─、ノ /´⌒`i⌒ヽr__ノ iヽ、 ヽ´ イ ヽi ■咲夜さんの体罰(性的な意味で) ,. ''"´∧ ̄ ̄ ''' ‐ ., __,,.. -‐─- 、.,_ / < 龍 フ `ヽ. _r'`i ̄Y ̄7ー、_. `ヽ、., i ゝレ'ヽ、!─-ィ..,,_ノ i r'´i>'‐- 、─-ァ' i‐-、 、ヽ、,__ r〉'7´ / ハ i、,___ i ヽ、_イ.Y´  ̄`ヽ/-、 ヽr--ヽ. 7 / _!,.ィi_! i_ !___i i i ', ノ i /i ハ ハ 、 Y´i `''ー- 、 . i i i ≡=///≡=i_ i 」 i ∠_/ /ト--、レ' |/!--i i iン く⌒ O !_ハLハ'//___///uiハ) i | ノへ .!l.rr=- ,=-‐、 .ハ ,ゝ ) !Y!、 ゝ_ uハノ | | .ンrン!./// ,___, ///r'Y ,へ( 居眠りの体罰である o 。` 〈ン >.、.,__ ,.イ7Y〉、 |く7_,.r'ンヽ、 !、__ン/)'ン、/iへ〈 !ノ 邪魔してはいけない (Y〉i; rィ''ki/7〈,ソ /7ヽ;! ンムー' レiヽ、__,.. イン'7`/ ヽ._ / } { ,.イ ∞イ/} {|/ ヽ! レヘrン´ン´ ̄`ヽ; Y´ 〈ム,イ _Y_ ム〉〈 、_,.r! } 'く{/ i i !/ ゝ,_ 十 _,.ィ/ヘk'´ ヽ / / |,,.. -‐ァ ,. ''"´∧ ̄ ̄ ''' ‐ ., __,,.. -‐─- 、.,_ / < 龍 フ `ヽ. _r'`i ̄Y ̄7ー、_. `ヽ、., i ゝレ'ヽ、!─-ィ..,,_ノ i r'´i>'‐- 、─-ァ' i‐-、 、ヽ、,__ r〉'7´ / ハ i、,___ i ヽ、_イ.Y´  ̄`ヽ/-、 ヽr--ヽ. 7 / _!,.ィi_! i_ !___i i i ', ノ i /i ハ ハ 、 Y´i `''ー- 、 . i i i !,'≡=///≡=i_ i 」 i∠_/ /ト--、レ' |/!--i i iン く⌒ O !_ハLハ'//___///uiハ) i | ノへ .!l.rr=- ,=-‐、 .ハ ,ゝ ) これはもう !Y!、 ゝ_ uハノ | | .ンrン!./// ,___, ///r'Y ,へ( ロイヤルフレアどころのさわぎ o 。` 〈ン >.、.,__ ,.イ7Y〉、 |く7_,.r'ンヽ、 !、__ン/)'ン、/iへ〈 !ノ じゃないッスよ (Y〉i; rィ''ki/7〈,ソ /7ヽ;! ンムー' レiヽ、__,.. イン'7`/ ヽ._ / } {/~∞~~ {|/ ヽ! レヘrン´ン´ ̄`ヽ; Y´ 〈ム,イそこまでよ!ヽ〉〈 、_,.r! } 'く{/ i i !/ ゝ,_そこまで_,.ィ/ヘk'´ ヽ / / |,,.. -‐ァ _,,,, --──-- ,,,__ そこまでよ!っつってんだろ! , '´ __ `ヽ、,ヘ ミシミシ・・・ .くヽ_r'_ヽ 、 ,、_) ヽ ,______r'´イ´ ['、イ_,-イ、ゝ,_, ,イ_,-,_ゝヽ、__〉 i´`Y´`Y`ヽ(⌒)._ ,! 、!-|ーi、λ_L!」/_-i、|〉',ヽイ(⌒)(´`Y´`Y`) ヘヽ_人_.人_ノ''' ‐ ., _`ヽL.イ(○),ン 、(○)!_.!_イ | | ヽ_人_.人_人ノ / < 龍 フ `ヽ. ^i`⌒,,ノ(、_, )ヽ⌒´ | ! | |r'´i>'‐- 、─-ァ'i‐-、,__ i ゝレ'ヽ、!─-ィ..,,_ノ iヽ、__',.ヽ il´トェェェイ`li !,! ! .| |_r─ノ  ̄`ヽ/ヽr r〉'7´ / ハ i、,___ i ヽ、ヾr-r'|ヽヽ!l |,r-r-| l! イノi .| ノ r` / ./λ入、ヽ、ヽi` i 7 / _!,.ィi_! i_ !___i i i ', /ゝ| ヽ、 `ニニ´// ∠_/ /ト--、レ' |/!--i i iンく⌒.| i i i 旡≧/ /≦乏i_ i 」 i | . ヽ i / / ' .. . ..,. ''.ノへ.!l.旡≧/ /≦乏、 .ハ ,) !_ハLハ| |/ / / /| |" uiハ) i |,' i | i i / . .. ,ンrン!.| |/ / / / | |" r'Yへ( !Y!| | , -- 、 | |ハノ | | .ハ.. ヽ ヽ , -‐''´ .. く7ヽ、| | , -- 、 | |iへ〈 !ノ 〈ン> ー'⌒ー' ,.イ/7Y〉、 |,' i ヽ. ヽ、 / . 、 .. ンム>. ー'⌒ー',.イ ヽ. / (Y〉i; rィ''ki/7〈,ソ /7ヽ;!! . i . . . `''‐,「/ '、ヽ!メ)レ' i !/7ヽ; k} { ,.イ ∞イ/} {|/ ヽ ! . . . !7 ;'\/}>!く{i / ヽ 〈ム,イ _Y_ ム〉〈 、_,.r! ' ,.| . . . . !' 'ー/ ハ/!-' 〈 、_,.r! ■マチョリーさんが寝静まった夜に , '"´___/ヽ.___ ヽ. Ζ i ヽ . 龍 / i. Z ,ゝ |/\,| ノ z スヤスヤ ,' `"'' ー`ーー-- ─ '' "´ ヽ r- 、-, ‐- 、_ ,' ; ハ i i |゙ ∩ ' ; ',. ,. ,べ´ ∨ |/ ̄-| i 、; _'´ ハ ハ ,-'ヽ | | ' , ' |., -- , / 「ヽ >''"´ ̄ ̄`ヽ/_.|| | |(ヒ_] |/ レ'ヒ_ン l .r- 、i | ||`‐‐´| ./ ノ-/ / `l | !" "" l /〈 \| | | _,. --─--,、| アレ .| .,' .| 7 .,' /メ、/| , レ| ! ー - ' /`,〈 i l / ! i `ヽ`‐-‐´ .| |/ | , /| /| ,ハ .| |>、 _ _ ,.イ\/ゝ-| | `-` ー- -‐ 'ー--' __| / / |./ == レ' |/ヽ .| |/ / '|/´/ l`ー´ / |____、 / | ' ̄/ 八 r=ミ | |} l(ハ)、/ l__ノ | / l./ | ∠.,_,. },., ハ|ヽ´ー' ' "´´ `` ゙ '' ‐ ヽ | / / _,,..i'"' , / イ l ト、 ,ー--, ノヽ- ─' ' "´´ `` ゙ '' ‐ `- / / / |\`、 i'、 ,' /| . / /γ⌒ヽ、 ` ´ ィ ヽ `, / / \\`_',..-i l lノ| ./ ̄` ー --ー- 、 ヽ l. / / 曰 \|_,..-┘ / ̄`ーヽ / /ヽ__`-ー´⌒ヽ __ __) / / / / ノ__丶 ノ r-´⌒ー.ー.´ `-ー´⌒ヽ `‐-, ( ( / / ||==||/ / ヽ l ヽ ヽ/ / ||==|| / l / ヽ l/ / ^^^ 各キャラ紹介文 美鈴 と 咲夜さん 美鈴 と 咲夜さん1
https://w.atwiki.jp/ikenuma-yui/pages/177.html
池沼唯の飲酒(その4) 泥酔した唯ちゃんが商店街で暴れてから数ヵ月後、年も開け季節は冬真っ盛りとなり厳しい寒さが到来しました。 憂「それじゃあ行ってくるから、いい子にしててねお姉ちゃん」 スッカリ冬支度を終えた平沢家は今朝も慌しい時間を過ごしています。 学校指定の冬用コートに身を包んだ憂は登校前に唯ちゃんに一声かけてから家を出ようとしていました。 唯「ギャギャギャギャギャ(*^q^*)いっでらーー!(*^Q^*)/」 酒焼けし、さらに不愉快になった気持ちの悪い声で憂を送り出す唯ちゃん。 唯「あ゙ーゔっ!ゆい、あいさつじょーずれずよぉ!ギャッギャッギャッ!(*^Q^ノ゙ノ~☆ 」パチパチパチ どうやら唯ちゃんはまた泥酔しているらしく、自身の挨拶に大受けして不気味な笑い声を上げています。 朝っぱらからこんな醜態を晒すなど今朝もお仕置きは確定したようなものですね。 憂「いってきまーす。」 しかし、憂はそんな唯ちゃんのことはまったく無視して学校に出かけていきます。 憂の唯ちゃんを見る眼は以前とはまるで違っていました、その瞳は澄んでおり愛情所か憎悪すらも感じられません。 もう憂は唯ちゃんに関心が無いのです。 前回の事件で梓達と友情を確かめ合い、自分の居場所を見つけた憂にとって唯ちゃんは最早果てしなくどうでもいい存在と成り果てたのでした。 唯「ぐぶぶぶぶ、おちゃけおかーり(*^q^*)んぐっ・・・んぐっ・・・ぷはぁ!まいうー!(* q *)/」 そんな憂のことなど御構い無しに唯ちゃんは大容量ペットボトルに入った焼酎を両手で持ち上げながら一気に煽ると幸せそうな笑みを浮かべます。 ・・・おやっ?唯ちゃんが普通に酒を与えられ飲酒しているのも妙ですが、憂が学校へ出かけていったということは今日は平日だということです。 年が明けたとはいえなかよし学校卒業までにはまだ少し時間があるはずです、それなのにこんなことをしていて良いのでしょうか? それに違和感はそれだけではありません、元々不潔で不細工な唯ちゃんでしたが今の姿は以前のそれより遥かに酷くなっています。 恐らく大量飲酒を長期間続けたせいであろう酒焼けした真っ赤な顔とガラガラ声、もうどれだけ入浴してないのか薄汚れた体は池沼臭にアルコール臭が混ざった凄まじい悪臭を放ち、元々濃かった体毛はさらに濃くなり顔にはヒゲまで生えて見た目は完全にアル中のおっさんになっています。 さらに体には無数の傷跡や焼けどの跡のようなケロイド状の爛れが目立ち、両足の膝関節など妙な方向に折れ曲がってしまっておりまともに歩けるのかさえ怪しいような有様です、一体何が起こったのでしょうか? それでは時系列順に見ていきましょう。 例の飲酒事件の後、唯ちゃんはすぐに最寄の病院に担ぎ込まれ全治1ヶ月と診断され入院を余儀なくされたのですが、その後驚異的な回復力を見せ、一週間もしない内に元の生活を送るには支障が無いほどに回復しました。 流石にグシャグシャになった鼻や千切れた左耳は元には戻りませんでしたが、体調が戻り元気になった唯ちゃんは病院の中でも持ち前のウザさを遺憾なく発揮、食事の配膳に涎をダラダラと垂らしながら突撃して数十人分の食事をひっくり返して駄目にしたり、意味も無く四六時中ナースコールを連打したり、真夜中に突然奇声を上げたかと思うとベットの上に立ち上がり自己紹介とうんたん♪を朝まで繰り返し患者達の安眠を妨害するなどをしたため、 退院という形で僅か十日ほどで病院から追い出されたのでした。 家に戻った唯ちゃんは以前とまるで変わらない怠惰な生活を送り、なかよし学校にもまた通い始めました。 鼻が変形し、左耳を失い、より醜くなった唯ちゃんはなかよし学校で他の生徒から怖がられたり虐めの対象になったりしながらも、復帰してから最初の数日は大きな異変も無く平穏に過ごしていました・・・しかしそんなある日。 唯「ぴいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!いちゃいよおおおおおおお!!!( q )」 たかし「ふざけんなよ唯豚!」ガスッガスッガスッ! ひろし「死ね!死んじまえ!」バキッ!ドカッ! 暴行を受ける唯ちゃんの泣き声が響き渡る昼下がり、なかよし学校の何時も通りの日常の一コマです。 その喧騒を聞きつけ先生は唯ちゃんがまた何かやらかしたことを察し、軽く溜息をつきながら教室へと向かいました。 唯「んひいいいいいいいい!ゆい、ぶつだめえええ!たかちくん、ひろちくん、ぶつのやめる!("q")」 ひろし「うるさい!今日という今日は絶対許さねぇ!」 たかし「このクズが!何であんなことしやがった!」 先生が教室に入るとたかし君とひろし君が凄い剣幕で唯ちゃんを怒鳴りつけ殴り続けていました。 先生「たかし君!ひろし君!唯ちゃんを殴るのを辞めなさい!」 唯「あうっ!せんせーたちけて!..・ヾ(。 q )シみーなが、ゆいいじめるれすよぅ!(TqT)」 先生を見た唯ちゃんは即座に先生に駆け寄り助けを求めます。 唯「ぜんぜー、ゆい、ごあがったよぉ・・・(TqT)」ガタガタ 先生「唯ちゃんもう大丈夫だから少し落ち着いてね・・・皆今度は一体何があったの?」 先生は自分にしがみ付いてプルプル震える唯ちゃんを落ち着かせるため優しく声をかけると状況確認を確認しようと他の生徒達に何があったのか問いかけます。 すると生徒達は口々に唯豚が!唯ちゃんが!喚き立てます!しかし、彼らも多くは池沼であるため興奮状態の彼らの話は説明の体を成さず何が起きたのか先生には読み取ることが出来ません。 先生はまた唯ちゃんが何かして、たかし君とひろし君から虐められたのだろうかと思いました。 しかし今日は何時もと少し様子が違います、何時もは唯ちゃんが暴行を受けるのを暢気に眺めている他の生徒達が、たかし君、ひろし君と一緒になって唯ちゃんを罵りながら袋にしたり、床にふさぎこんで泣いたりしているのです。 唯「あうっ!せんせー!みんながいじわるして、ゆいいじめた!(^q^)みーなわるいこれす!(^Q^)」 先生が来たことで暴行から逃れ少し落ち着いた唯ちゃんは先生に他の生徒達は自分を虐めた悪い子であると告げ口をしました。 たかし「悪いのはお前だろうが!」バシッ! 唯「きゃうっ!( q )うーっ、ゆい、わるいことしてない!おりこうさんれす(TqT)」 ひろし「てめえ!あれだけのことしといて何がおりこうさんだ!」ボカッ! 先生「ちょっと二人とも!唯ちゃんを叩いちゃ駄目で・・・?!」 唯ちゃんを叩く二人をなだめようとしていた先生は二人の攻撃から逃れようと後ろ向きになった唯ちゃんを見て絶句しました、オムツが半分ほどズリ下げられ丸出しになった唯ちゃんのお尻に縦笛が挿入されていたのです。 一体何故こんなことに?まさか他の生徒達がこれをやったのか?と先生の頭に様々な疑問が浮かびました。 先生「ゆっ・・・唯ちゃん、いったい何をしたの?」 唯「あうっ!ゆい、ぴゅーぴゅーおしりいれた!(^q^)ひとりでできた!おりこーさん!(^Q^)/」 唯ちゃんの言うぴゅーぴゅーとは縦笛のことです、唯ちゃんは縦笛の仕組みが理解出来ず縦笛を吹くことが出来ないので音楽の時間は何時も一人でうんたん♪をしていました。 そのため唯ちゃんは縦笛を持っていません、何故その唯ちゃんが縦笛を持っているのかと不思議に思った先生が良く周りを見回してみると無数の縦笛がブブブー塗れなり教室に散乱していました。 どうやらこの間アナルにワイン瓶を突っ込まれた時に性的快感を覚えアナルプレイに目覚めた唯ちゃんはもう一度その快楽を貪ろうと縦笛を使用したアナルプレイに挑戦していたようです。 たかし「せんせー!唯豚が目を離した隙に俺達の縦笛を壊したんだ!」 ひろし「それもウンコ塗れにしやがった、もう使えないよ!」 前の時間の体育の授業中唯ちゃんが急にソワソワし始めさらには暴れ出したので、授業の邪魔になる唯ちゃんは先に教室へ帰されていたのです。 そして教室に戻った唯ちゃんは待ってましたとばかりに先程暴れた拍子に漏らしたホカホカのブブブーが満載されたオムツを脱ぎ捨てると、次の音楽の時間に備えて机の上に並べられていた大量の縦笛を次から次へと肛門に突き刺そうとして失敗を繰り返し、その都度「むふぅー!ゆいのいうこときかないわるいこ!(`q´)」と怒りながら縦笛を破壊し続けラスト数本という所でようやく縦笛を肛門に突き刺すことに成功したのでした。 先生「唯ちゃん・・・どうしてこんなことしたの」 もう何度目かも解らない唯ちゃんの奇行に先生は呆れと怒りを感じながらも何とか平静を保ち、 唯ちゃんに何故こんなことをしたのかと問いかけました。 唯「あうっ!あれ、ゆいのおしりはいらないわるいこれつ!(`q´)ゆい、わるいこにおしおきした!ゆい、つおいつおい!v(^oo^)vフンスッ!」 たかし「何が強いだよ!縦笛壊しただけだろ、この馬鹿!」 ひろし「そうだ!何考えてんだ大馬鹿唯!」 唯「むふぅー!ゆい、ばかちがう!かちこい!(`Д´)たかちくん、ひろちくん、おばかたん!(`Q´)」 唯ちゃんは馬鹿呼ばわりされたことに激怒し、二人に即座に反論します。 実際の所、唯ちゃんは池沼の集まるなかよし学校でも最下位クラスの成績なので二人の言ってることは正しいのですが、唯ちゃんは成績というものが何なのか理解出来ないのでそんなことお構いなしです。 その上、唯ちゃんは自分をなかよし学校どころか世界で一番賢いと根拠の無い謎の自信を持っているため二人の発言が許せなかったのです。 たかし「何だとお!」 唯「むふぅー!むふぅー!(`oo′)」 先生「ごめんね二人とも、少し落ち着いて」 怒って興奮状態の唯ちゃんは聞く耳を持たず何を言っても無駄なため先生はまず他の二人を落ち着かせようと諭すように話しかけます。 基本的に他の生徒達はこの二人に引っ張られる形で唯ちゃんを暴行していたため、中心であるこの二人が大人しくなれば暴行も止まることでしょう。 ひろし「でも先生!」 唯ちゃんに大事な縦笛を壊された挙句、池沼の中の池沼から馬鹿呼ばわりされた悔しさからたかし君とひろし君は目に軽く涙を溜めて先生の方を向きました。 先生「縦笛は後できっと何とかするから・・・たかし君とひろし君はいい子だもん、少しくらい我慢出来るよね?」 ひろし「うん、解った・・・」 たかし「けど先生・・・唯は・・・」 先生「大丈夫よ、唯ちゃんは先生にまかせ・・・」 唯「やーい!たかちくんのばーか!ひろちくんのまぬけ!しーーね!しーーね!(^Q^)」 するとたかし君とひろし君が先生の説得を聞いて仕方なく我慢しようと大人しくなったその様子を見て、 先生が自分の味方に回り二人を咎めているのだと都合良く解釈した唯ちゃんは知りうる限りの悪口を使って二人を罵りました。 唯「ゆい、おりこーさん♪たかちくん、ひろちくん、おばかたーん♪(^oo^)」 たかし&ひろし「・・・・・・・・・・(^ω^#) ビキビキビキ」 先生「唯ちゃん!」 唯「ぶひっ!(゚oo゚i)」 ノリノリで二人を罵っていた唯ちゃんでしたが先生の真剣な表情と怒気を孕んだ声の迫力に罵倒するのを忘れフリーズしてしまいました。 先生「唯ちゃん、もう一度聞くわよ?どうしてこんなことしたの?」 唯「あっ・・・あう・・・(^q^;)ゆい、ぴゅーぴゅーでおしりいじりした!ゆい、おしりいじりじょーず!おりこーさん!(*^q^ノ゙ノ~☆ 」パチパチパチ! 静かな口調ながらも只ならぬ雰囲気で先生が迫ってくるのを見て軽く恐怖を覚えた唯ちゃんは、 自分のおりこうさんな所を見せれば先生も機嫌を直し怒鳴るのを辞めて褒めてくれるだろうと考え新たな特技であるお尻弄りをアピールしました。 どうやら唯ちゃんはお尻弄りのことを披露すれば皆から褒めて貰える自慢の特技だと思っているようです。 まぁ、そもそもうんたん♪や自己紹介など何処が凄いのかまるで解らないものを凄い特技であると思い込んでいる唯ちゃんなのでその価値基準は余人の理解の及ぶ所ではありません。 先生「お尻弄り?」 唯「あうっ!おしりいじり、こーするれつよ!(^q^)/」 そう言うと、唯ちゃんは床に腰を下し足とお尻を天井に向けて持ち上げ大股開き状態になりました。 唯ちゃんの汚らしいアナルとモッサリとした濃い茂みに隠された性器が露わになり、 ブブブーの悪臭と愛液の何とも言えない独特の臭いの混じった吐き気を催す臭気が周囲に撒き散らされました、教室にいる他の者達はさぞ気分を害したことでしょう。 唯ちゃんの破廉恥極まりない姿を見た先生は止めなければという思いよりも驚きの感情が先行し一瞬思考が停止してしまい、 その隙に乗じる形で唯ちゃんはアナルに差し込まれた縦笛を掴むとそれを激しく出し入れし始めます! 唯「あううううううううううううううううううっ!おちりきもちーれつ!はああああああああんんっ!(*´q`*)」クチュクチュ 先生「ちょっ・・・!ちょっと唯ちゃん!辞めなさい!」 唯「おほっ!おほっ!おほほほほほほほほほほおおおおおおおおおおおっ!(*^Q^*)」ヌチュヌチュ 突如自慰行為を始めた唯ちゃんを慌てて制止しようとした先生でしたが、一度火が付いた池沼の性欲を言葉で止めるのは不可能です。 さらに池沼故に自制心や羞恥心などというものが無い唯ちゃんは皆の目の前でも平然と自慰を行うことが出来ます・・・いえむしろ自己顕示欲が強く目立つのが大好きな唯ちゃんにとって、 皆に見られながら自慰を行うという公開プレイは隠れてやるよりも遥かに興奮し快感が増すのです。 アナルに挿入する物なら家にもあったはずなのに態々学校まで来てから実行に移したのもそれが理由です。 唯ちゃんは自慰をするなら沢山の人に見て貰いながらが良いのです。 唯「あふうううううううううううんっ!(*´q`*)ゆい、おしりいじりじょーず!せんせーほめるっ!\(*^Q^*)/」グチュグチュ!ズブズブ! 池沼Tシャツの上からも解るほどビンビンに乳首を勃て、性器からだらしなく愛液を垂らし唯ちゃんは悶えながらドヤ顔で先生に自分を褒めるように促します。 先生「辞めなさい!唯ちゃん!辞めないとお仕置きよっ!」 唯「あうっ!あうっ!あうううっ!あうあうあああああああーーーーーーーーーーーーーっ!(*´Q`*)」ズッ!ズッ!ズブブブ! 必死で唯ちゃんを止めようとする先生でしたが、唯ちゃんのお尻弄りはさらに激しさを増し絶頂に向かってフルスロットル状態でした。 唯ちゃんも最早先生の制止など耳に入らないらしく夢中になって縦笛を上下運動させています。 女子生徒「ねっ・・・ねぇ先生、唯ちゃん・・・あれ何してるの?」 唯ちゃんの狂態を見て一人の女子生徒が恐る恐る先生に問いかけます。 先生「ッ!・・・・・・・・・・・・」パァン! 唯「あうっ?!(゚q゚#)あー?・・・うー・・・うーあー('q'#)あっ・・・うっ・・・ううっ・・・うぇっ!(;q;#)」 頬を叩かれた唯ちゃんは一瞬何が起こったのか解らず、混乱し呆けていましたが、 ジワジワと広がる頬の痛みに先生から打たれたのだと気づくと徐々に目に涙を溜め始めました。 唯ちゃんの目から大粒の涙が一つ、また一つとポロポロと溢れ始めます。 先生「唯ちゃんっ!ちょっとこっちへ来なさい!」グイッ! しかし先生は唯ちゃんの涙など全く意に介さず、唯ちゃんの首根っこを掴むと急いで教室から摘み出そうとしました。 何時も唯ちゃんを含めた生徒達に対して優しく接してきた先生でしたが、今はそんな余裕が全く無い程焦っていました、 何故ならなかよし学校では性教育というものが全く行われておらず、唯ちゃんがの公開自慰が他の生徒達に与える影響は計り知れないものがあるからです。 もしこれが切っ掛けとなり他の生徒達が性的行為に目覚めたりしたら・・・唯ちゃん程ではないにしろ自制心の弱い池沼達がどうなるのか想像するだに恐ろしい事態といえるでしょう。 唯「びええええええええええええええええええ!せんせーがゆいぶったああああああっ!ゆい、おりこーなのにいいいいいいいいい!(TQT#)」 しかし、そんな先生の思いも知らず唯ちゃんは声を張り上げて池沼泣きし始めました。 唯ちゃんにしてみれば頑張って一人でアナルに縦笛を突っ込み上手にお尻弄りすることが出来たのに、 その行為が褒められこそすれ何故殴られる必要があるのか?とそう思っているため先生の張り手が理不尽な暴行としか感じ取れないのです。 それに対し、少しでも早く唯ちゃんをこの場から連れ出したい先生は苛立ちを募らせ、声を荒げながら唯ちゃんに呼びかけます。 先生「唯ちゃん!立ちなさい!早くこっちに来るのよ!」 唯「びゃああああああああああああああああああっ!( q #)せんせーわるいこっ!しーねーっ!(`q´#)」ジタバタ! 怒った唯ちゃんはそんな先生の呼びかけも完全に無視し、巨体を大の字に横たえ手足を激しく振り回しながら、 耳に付く不快な金切り声を上げて先生に悪口を投げかけました。 子供ならまだしも、18歳にもなる丸々と肥え太った女が駄々っ子をするその姿は余りにも滑稽で、池沼の相手には慣れている先生ですら激しい不快感を覚える行為でした。 先生「っ・・・このっ!」パンッパンッパァンッ!!! 唯「あうっ!(#'q'#)おぶっ!(#"q"##)ぎょおっ!(##×q×##)」 バシーン!バシンッ!バシンッ! 唯「あぐっ!せんせっ・・・やめっ、むひぃ!(##@q☆##)げふぅっ・・・・・・(##。q°##) 」ドッシーン! 一向に動こうとしない唯ちゃんにとうとうキレた先生は往復ビンタで唯ちゃんが気絶するまで何度も何度も殴打し続けました、 十数分に及ぶ激しい折檻を受けた唯ちゃんは口から泡を吹き白目を剥いて痙攣しています。 先生「ハァ・・・ハァ・・・皆はしばらく自習しててください」ズリッ!ズリッ! 気絶した唯ちゃんを引きずりながら先生はもうこの池沼を教育していくのは自分には不可能だと思ったのでした。 その後、唯ちゃんは教室で自慰行為を頻繁に行うようになり、どれだけ体罰を与え叱り付けても一向に改善が見られないため、 憂を交えた三者面談の結果、他の生徒達への悪影響を考慮して卒業を間近に控えながらなかよし学校を退学することになったのです。 この決定に激しい拒否反応を見せるであろうと先生達から思われていた憂は意外にも「そうですか・・・」と一言話しただけで納得したらしく、すんなりと唯ちゃんの退学が決定しました。 途中唯ちゃんが「あーうっ!(`oo′)ゆい、おりこうさん!がっこー、やめない!(`Q´)うーい!せんせー!ゆいにいじわるする、だめっ!(`Д´)」と駄々を捏ね出したのですが、 憂は暴れだした唯ちゃんの横隔膜に無言で正確な抜き手を放ち、唯ちゃんの肺の空気を全て搾り出させて気絶させると、 気絶した唯ちゃんを担ぎ「お世話になりました」と軽く別れの挨拶をしてとさっさと家に帰ってしまいました。 こうして唯ちゃんはなかよし学校を退学することになったのです。 (その5) へ続く (その3) に戻る 池沼唯のSS に戻る (2012.05.04) カウンター 今日 - 昨日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/alternativemind/pages/345.html
医療エリアの長椅子はよく手入れされていて、座り心地は悪くない。 エリカはエヴァレットに呼ばれ、待機していた。隣には、ウズラマもいる。 眼前のスライド式のドアを隔てた向こう側には、治療用の個室がある。 「……」 ウズラマが手を重ねてきた。 これは特に女性の友人同士のコミュニケーションにある、緊張を和らげるための非言語的コミュニケーションのひとつであり、ウズラマの気遣いによるものだろう。 「お気遣いなく。私の心拍数は正常です」 見れば、ウズラマは眉尻を下げて目を潤ませていた。 通常、そういった感情は当事者が持っているべきだが、ウズラマの場合は共感力が人一倍強い傾向にあるため、周囲の空気に影響されやすいようだ。 「私が不安だからって事じゃ、ダメ、かな?」 「ご随意に」 そういう事ならば、ウズラマの手を握る。 ストレスを軽減する事で、意識混濁のリスクを減らす。 意識混濁による不具合発生は、ウズラマの脳に高い負荷がかかる。 そしてダメージを受けた脳は更にストレスを溜め込む。 日頃からストレスのケアが大切だと聞かされた以上、エリカも協力するにやぶさかではない。 この頼りない先輩はしかし、エリカが疑似人格を定着させるまでに切り捨ててきた数多の要素を持っている。 それを失うのは、エヴァレット“お嬢様”の業務に差し支える。 エリカは再び、個室のスライドドアへ視線を戻した。 ……お互いから採取した体細胞を用いた遺伝子診断の結果、間違いなく親子であるという判定が出た。 無用なお節介で赤の他人を連れてきたものだとばかり思っていたが、どうやらステラの情報収集能力も侮れないようだ。 思った事を口に出さずにはいられない性質なのは、些か承服しかねるが。 エリカはまだ、ステラが初日にエヴァレットを侮辱した件を許したわけではない。 スライド式ドアが開き、エヴァレットとステラが出てきた。 先に口を開いたのは、ステラ。 「エリカ。落ち着いて聞いてほしいんだけど……余命は、どう頑張ってもここ数日が限界みたいだって」 ステラに続き、エヴァレットが補足する。 「ナノマシン最適化プログラムの信号が未入力のまま放置して全身が虫食い状態となり、免疫力の極端な低下による腐敗が慢性的に続いた結果、末期癌患者に近い状態だそうです」 エリカはエヴァレットにだけ視線を合わせる。 「了解しました。状態確認、ありがとうございます」 「驚かないの? 実のお父さんだよ?」 ステラが驚愕する。 自分の親でもないのに。 「元より、死を受け入れるつもりだった」 最後に見た記憶を復元して分析したが、彼はどう考えても長生きできる状態ではなかった。 もっとも、この頃には、こちらの素体の精神もとうに限界を迎え、半ば植物状態だったが。 目を開けたままだったために、たまさか脳に記憶が残っていたに過ぎない。 感情を伴う記憶ではないため、これを今更「どういう気持ちだったのか」と振り返る事もできない。 が、現状だけで考えるなら、今は“父の死を受け入れる”という結論である。 あれはいなくとも業務上、支障がない。 「……それは、ナノマシンがそのようにさせたから?」 ステラの意図不明な質問。非効率だ。 こちらも返答に窮するような質問で、さっさとそのおしゃべりな口を塞いでしまうべきだろう。 「質問で返すが、私はただ単に涙を流して悲しめば良いのか? 通常、私にその機能は備わっていない。貴様がお互いの貴重な時間を浪費してでもエゴを満たしたいのであれば、お嬢様からの許諾を得たうえで協力してやる」 「ご、ごめんって……そんなつもりじゃ――」 「――お嬢様。必要であればアーカイヴから情動パターンをいくつかダウンロードし、エミュレートしますが、いかがですか?」 このように上長へ、YESかNOがはっきりしている質問をする。 そうすれば、居合わせている第三者に対して間接的に、簡潔明瞭に伝える事ができる。 今、何が最適解なのかを。 「不要です。それより貴女が必要とした行動を述べなさい」 ――ほらね。真に理解してくださるのはお嬢様だけだ。 「御意。私は、父と話をすべきだと考えています。同伴者は……」 「エリカ。貴女に決定権を委ねます。好きになさい」 「ありがとうございます。それでは、父と私の二人きりにさせてください。終わり次第、報告に伺います。お嬢様の業務の邪魔はいたしません」 エヴァレットは首肯し、ふとステラへ目配せしてからエリカへ視線を戻す。 「それと、本件において被害を最小限に抑え、貴女のお父上を生け捕りにできたのは、ステラの功績です。彼女に感謝しなさい」 「はい。お嬢様のご指示とあらば」 簡単な内容だ。 ステラに向けて会釈をした。 「V.Nステラ。お気遣い感謝する。しかし情報を集めるのであれば、あのような死にかけの独立傭兵などより、ベイラムのリオ・グランデを生け捕りにすべきだった。判断基準が些か不明りょ――」 ――バチン。 ウズラマによる平手打ちが、左の頬に命中した。 ウズラマは手を下げず、両目に涙を浮かべ、歯を食いしばっていた。 「ウズラマ。体罰ですか」 「エリカちゃん……! 駄目だよ……親を、まるで、いない人みたいに……それは、私やお姉様、ステラちゃんの家族までをも侮辱する事になるってわからない!? エリカちゃんのお父さんと何があったかは知らないけれど、そういう言い方って……! っう、うぅぅ……!」 ウズラマは、言葉の途中で泣き崩れた。 発話が不明瞭なのは不具合発生ではなく、情緒不安定によるものだろう。 ――断片的な単語から推定。ウズラマは「エリカが“親”という概念そのものを否定した」点に強いストレス反応があったものと思われる。形式上であれ謝罪による対応が最適。 ――待って待って待って? 確かにひどい言い草かもしれないけど、あたしを置いて逃げてったってだけで理由としては充分じゃない? でも、許すよ。だって、その頃にはもう、あたし死んでたみたいなものじゃん。母さんも。ウズラマ先輩には悪いんだけどロボットごっこ人間はこういう“人情”ってものにとことん無理解だから、徹底的に奉仕しちゃうんだよね。なんていうかかつては親だったとしても、今は顔も名前も知らない他人って感じ。でも、それって、ウズラマ先輩に「行き着く先はこうなっちゃうの?」って不安を与える事にもなるか。反省、反省。 ――不明なエラーを検知。 なんだ、この、ノイズまみれの、くぐもった声は。 どうして、自分と同じ声で喋るのか。 ――あれあれ~? ホントにエラーなのかな、これ? お嬢様から貰った落書きを手に小躍りしていたのは紛れもなく、あたしだよね? あ―― ――不明なエラーを解除。 何かが千切れて焼けていくような錯覚があった。 気を取り直してエリカは続ける。 「泣くほどの事でしたか。申し訳ございませんでした。付け加えるなら……私の家族関係は、大多数がそうであったように、比較的良好だったようです。いずれにせよ、私の身を案じてくださった事については、お礼を申し上げます」 「ううぅ、んひぃいい……にゃあ、にゃあ。はみがき、しゅくだい、あみだくじ。たらした なわ と くまさん くもさん トョヂュゴャモ! ハディヂヂヂ! シチューが柱を這っているの――」 「――リセットコード、送信」 「あ゛ッは! うにゃあ……」 エリカは、ウズラマが痙攣しながら倒れ込むのを抱き止め、ステラに渡す。 ステラは、浮かない顔をしていた。礼は伝えた筈だ。 「失礼します」 ノックをすると医師が出てきて、目配せした。 エリカは視線を返さずそのまま入室する。 溶けかけの死体みたいな青い肌の男が、ベッドに縛り付けられていた。 剥がれた頭皮が垂れ下がっているし、両目は白濁している。 「やっと、会えタ……やっと……」 男の両目からとめどなく流れる涙は血が混じっていて、ベッドのシーツを少し赤く染めていた。 自らの手で掴み取る事もできず、偶然生きながらえているだけの弱者が、何か感動的なものに出くわしたようだ。 「……元気に、していたカ? 仕事は、どうダ?」 「守秘義務に反する。貴様に話す事は何も無い」 「そうカ。元気なら、それでいイ」 奥底にある記憶に呼びかけてみる。 遺伝子情報――確認済み。 声質――86%の一致を確認。 輪郭――99%の一致を確認。 ――違う。もっと、人としての記憶を……“思い出”を。 ……思い出話など無意味だ。 無駄だ。生ける屍同士が話をして、何の足しになる。 企業が求めているのは、理論と利益のある情報。 早々に済ませ、業務に戻れ。 ――これが終わったら、父さんとはもう二度と会えない。生きている父さんとは。 ――不明なエラーを解除。 「……」 「母さんは……一緒じゃないのカ」 「母さんは――母親は、今は生体コンピューターとして稼働中だ。今の代で15体目になる」 「――……! ……そう、か……それでは、もう、話をできる状態ではないのカ」 「……」 首肯する。 「……すまなかっタ。やはり、私は父親失格ダ」 「愛情は間違いなく本物であったと記憶している」 「お前たちを愛していながら、巻き込んで、置いて逃げタ……どう言い訳しても、それは変えられない事実ダ。恨まれても仕方なイ」 「恨みはない。だが、不可解だ。何がきっかけで、下層市民救済を訴える人権活動を初めた? この数年間で、どういった活動をしてきた? 今は、特定の勢力に加担しているのか?」 「……企業がすべてを握っていれば、利益に還元されないと判断された者達は、いかなる理由であっても、使い捨てられル。人間としての居場所を、尊厳を失ウ。二度と、取り戻せなイ」 ――そうだったね。覚えてる。父さんは、困っている人を絶対に見捨てなかった。母さんは、そんな父さんにべた惚れして「どんなに険しい道でも構わない。隣を歩かせて」とプロポーズしたんだったよね。結婚記念日のたびに聞かされてさ。「その話あたしが物心つく前からしてない?」って聞いたら、照れ笑いしながらお互い見つめ合っちゃったりとかして! きゃー! ――不明なエラーを解除。 「格差と搾取は正当化され、そのために数多くの友人達が餓死していっタ。それが許せなかっタ。それから復讐のためにルビコンへ来て、相手を他の誰かが先に殺して、宙ぶらりんで死に損なって、こうなっタ。ちなみに、特定の勢力には加担していなイ」 「貴様の行動理念は理解した。私はアーカイヴから数多の論文をダウンロードし、インストールしている。人は、常に価値を示さねばならない。己の価値を裁定するのは他者のみだが、己の価値を証明するのは己の責務だ。それを怠った者達が苦し紛れの言い訳に、自らを弱者と称しているに過ぎない」 「論文の受け売りカ? 自己責任論はここ十数年のトレンドだナ。アーキバスから出ている物だけではバイアスを解消できなイ」 「詭弁は無用だ。この場での討論ごっこは何ら意味を成さない」 「お前は、まだ若イ。たくさんの人達と接して、色々な考え方を吸収するといイ。そうすれば、私よりずっと柔軟に、広い視野で見えてくル。きっと、大切な誰かを失わずに目的を達成できル……私のような失敗は、しないでくレ」 「……」 「他に何か聞きたい事はあるカ? 何でもいイ。今、この数年間で一番、頭がスッキリしているんダ」 「……後悔は? デモ活動を、しなければ良かったとか」 これに関しては、意地悪な質問をしてしまったかもしれない。 彼自身と、そしてエリカの疑似人格を否定する事になる。 この素体はファクトリーのおかげで生まれ変われた。 平凡な、何者にもなれない小市民的なお人好しから、栄えあるアーキバスの強化技術研究の礎……つまり―― ――つまり、あたしは“お嬢様”にとっての特別な存在になったの! あたし、お嬢様だ~いすき! かっこよくて、目標がハッキリしていて、意外と優しいし! ――不明なエラーを解除。 「それについての後悔はしていなイ。今、一番大きな後悔は……ファクトリーでお前達を置いて逃げた事ダ」 「あのデモ活動の参加者は全員が拘束され、再教育センターならびにファクトリーへと提供された。アーキバスとしては多少の足しになったが、貴様らは何一つ成し遂げていない」 「徒労にはならなイ。ルビコンの今が、それを証明していル」 確かに、吹けば飛ぶ筈だった解放戦線が今やアーキバスやベイラムと渡り合えてしまっている。 封鎖が解除された今、ファーロンを始めとした様々な企業が政治的観点から解放戦線に味方し始めている。 「力のある強大な組織に従属し、疑問を持たず、部品としての自己認識を徹底すれば、ああも血まみれになってまで自由を手にする事はなかった。生存とは、価値の証明と引き換えに与えられる権利だ」 「ふふ……頑固だナ」 「何がおかしい」 「娘に反抗期があったら、こんな感じだったのかもしれないと思ってナ……お前は昔から、自分を抑え込みすぎるところがあったかラ」 確かに、反抗期らしい反抗期は無かった。 家族関係は極めて穏やかで良好だったし、この父親は、いつだって…… ――父さんは、いつだって、あたしを一個人として見てくれていたし、いつだって、あたしの望む距離感で接してくれていた。あたしが悪い事をしちゃったら、叱ってくれた。どうしてそれが悪いのか、ちゃんと説明してくれた。時には、考えさせる時間をくれた。反抗、しようがなかった。だって父さんの“優しさ”は、母さんと同じくらい信頼できたから。 ――不明なエラーを解除。 「……話は以上か?」 「ああ。他は話す価値のない、愚痴になってしまウ。そんなもの、お前が受けてきた苦痛に比べれば……私は……」 あとはコーラル応用技術による自白プログラムを打ち込んで、洗い浚い吐き出してもらうだけだ。 脳に注入したコーラル化合物に電気信号を流す事で、対象は尋問に対し無抵抗となる。 そして、当然ながら大半は、その負荷に耐えきれず脳死状態へと陥る。 踵を返し、男に背を向ける。 「貴様の処遇は、追って伝える」 「不出来な父親で本当にすまなかっタ。たとえ許されなかったとしても……私は、愛していル……」 エリカは何も返さず、スライド式のドアへ向かう。 またしても、胸の中が痛みを訴える。 勝手に始めて、勝手に巻き込んで、勝手に終わらせたつもりになって、勝手に満足して逝くこの男への憎悪か。 かつて大切な日常を守ってくれていた、敬愛する肉親が消えゆく事への悲嘆か。 通常、感情というものは“人である事を許された者達”だけが持って良い権利だ。 ジャンクパーツ同然だったのを“修理”して使えるようにしてもらった身分で、創造主と同等の権利を望むのは分不相応だ。 ――そう邪険にしないでよ。表に出てきていないだけで、ずっと同じ場所にいたんだから。どんなに否定しようとしても、感情は消えない。ベッドのシーツに燃え移った火と同じ。払い除けても、何もかもを焦がしていく。あたし達が連れ去られた、あの夜と同じ……―― ――不明なエラーを解除。 この身体は生き人形に徹してこそ、主を喜ばせるに足る筈なのだ。 個室を出るなり、ウズラマとステラが長椅子から立ち上がった。 エヴァレットに喜んでもらうには、企業の求める最適解が必要だ。 「話は終わりました。あの男は用済みで……――ッ」 ――指定外の情動パターンを検知。 緊急リセットプログラム――ブロックされました――緊急リセットプログラム――ブロックされました――緊急リセットプログラム――ブロックされました――無効化。以降は使用できません。 「エリカちゃんのバカ。泣いてるじゃん……ちゃんと、泣けるじゃん……」 エリカに言わせてみれば、ウズラマのほうが涙の量も多く、明確に“泣いている”のだが。 「前例のない誤作動です。復旧まで時間をください」 「……それは、誤作動なんかじゃないよ、エリカちゃん」 正面から強く抱きしめられ、エリカは身動きが取れなくなった。 本気を出して突き飛ばせば動けるが、それをする利点よりもデメリットが大きい。 ふと、エリカは、もらい泣きのメカニズムについての知識が脳裏によぎった。 前頭前野は共感を司っている。 ウズラマはAIによる最適化を何度も繰り返しながら、元の人格を50%以上保持している。 社会生活を視野に入れるなら、円滑な人間関係を築けるという点で優れている。 エリカにはない、ウズラマの明確なセールスポイントだ。 ――……もっとも、それはあたしに求められた役割じゃない。 主以外の者には冷徹非情であってこそ、ちょうどいい筈なのだ。 「気が済んだら開放してください。お嬢様へ報告せねば」 「それは、私のほうで……やっとくから……ゆっくりしてて」 ステラまでもが泣きながら、途切れ途切れに言葉をひねり出していた。 他人の死骸を見て落涙するほどに脆弱な涙腺を持っているなら、何故、このような仕事をしているのか。 去りゆく足取りも生気を著しく欠いており、意気消沈なのは誰の目にも明らかだ。 あれでまともな報告ができるというのなら、ぜひ隣で聞いてみたい。 「ウズラマ。貴女はともかく、ステラがあのように泣く理由が不明です」 「……たぶん、エリカちゃんの事を考えて、複雑な感情が溢れちゃったのかも」 「……」 ――……みんな、あたしなんかのために、そこまでしてくれなくていいんだよ。どうせ、もう死んでるんだからさ。 ――不明なエラーを解除。現在、発生中のエラーは0件。システム、通常モードに移行。 原因不明の情動パターン異常は止まった。 次なる指示を確認しに行くため、ウズラマの手をどける。 「もういいの?」 「はい。待機時間を今から15秒以上延長した場合、業務に支障が出ます」 「そっか……つらかったら、我慢しなくていいからね」 「お気遣いなく。私の心拍数は正常です」 「私が不安だからって事じゃ、ダメ、かな?」 「ご随意に。それと……ありがとうございます」 ……急がねば。 ステラは手ぬるい。きっと自白剤の提案はしないだろうし、話題に登ったら猛反対するだろう。 その点は、家族である自分が押し通せばいい。ウズラマとステラのいない時に。 容赦などするものか。 叛逆者の末路など、そういうものだ。 音声記録:コックピット内の会話 残骸から抜き取った音声データ パイロットが、外部からの侵入者によって 人質になっている最中の会話と推定される ---------- 女性の声: 私からは“協力者”の名前は明かせないけど、 情報は同じくらいか、それ以上は持ってる あんたの知ってる娘じゃないかもしれないんだぞ? 男性の声: 生きているなら、それでいイ…… とにかく……娘を、頼ム 私はもう、長くは――ゴホッゴホッ 女性の声: おい、あんた、大丈夫か!? 口から血が……くそ! あんた、内臓出血してるな!? もうちょっとだけ我慢して! 私も、あんたと目指すところは同じだ ああもう、モタモタしてる間に相手が死にそう! ちょーっと待ったー! 関連 E413-K09 V.O エヴァレット ウズラマ V.N ステラ リビングデッド ウェディングマーチ 投稿者 冬塚おんぜ
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/50405.html
登録日:2022/02/05 Sat 20 22 06 更新日:2023/10/08 Sun 17 40 01 所要時間:約 11 分で読めます ▽タグ一覧 21年夏ドラマ アカレンジャー オシドラサタデー ザ・ハイスクール ヒーローズ ジェイ・ストーム ジャニーズ スーパー戦隊シリーズ スーパー戦隊シリーズ←ではない テレビ朝日 ドラマ ハイヒロ 中山美穂 塚田英明 大森敬仁 学園モノ 学園防衛部 戦隊版仮面ライダーフォーゼ 戸次重幸 東映 柳葉敏郎 特撮 秘密戦隊ゴレンジャー 美 少年 関智一 青春 高橋悠也 アカヒーロー! アオヒーロー! ミドヒーロー! キヒーロー! モモヒーロー! ギンヒーロー! 6人揃って! ザ・ハイスクール ヒーローズ!! 『ザ・ハイスクール ヒーローズ』とは、2021年7月31日よりテレビ朝日系列で放送されていたテレビドラマ。全8話。 毎週土曜日夜11時~0時の深夜ドラマ「オシドラサタデー」(*1)の枠にて放送された。公式略称は『ハイヒロ』。 概要 本作は、ジャニーズJr.に所属しているアイドルユニット・美 少年が主演するドラマであり、テーマは「戦隊ヒーロー」。 しかし、いわゆるアイドルにありがちな「戦隊パロディ」ドラマではなく、本格的な特撮が用いられた戦隊ヒーロードラマである。 製作にはジャニーズ事務所のレコードレーベルのジェイ・ストームとテレビ朝日、そしてスーパー戦隊シリーズの生みの親である東映が共同で執り行っている。 東映が製作しただけあって、特撮パートの作り込みは深く、ヒーロースーツや魔人のスーツの造形まで非常に気合の入った出来であり、爆発等の特殊効果も健在。 プロデューサーには、スーパー戦隊シリーズや平成ライダーシリーズに関わった塚田英明と大森敬仁が携わり、脚本には『仮面ライダーエグゼイド』『仮面ライダーゼロワン』の高橋悠也が抜擢された。 舞台は名門高校で、スーパー戦隊シリーズの記念すべき第1作『秘密戦隊ゴレンジャー』に憧れる高校生が、学園の裏で悪事を働く「魔人」と戦うためにヒーローに変身し、仲間を集めながら戦隊を結成して悪と戦う物語。 プロデューサーが塚田氏なのか、『仮面ライダーフォーゼ』を思わせる要素も見受けられる。 戦隊メンバーの抱える事情や恋、友情に悩む「青春」を余すところなく描き、なおかつ本格的な特撮も特撮ファンから高評価を得て、Twitterを中心に口コミで評判となった。 さらに、『ゴレンジャー』からの引用も秀逸で、リーダーのアカレンジャーが主人公のイマジナリーフレンドとして登場するだけでなく、登場する魔人は黒十字軍の仮面怪人からストーリー面まで細かな引用が用いられている。 また、変身アイテムの音声はクリス・ペプラーが担当している。 OPはKAT-TUNの「EUPHORIA」。OP映像まで『ゴレンジャー』のパロディである。 EDは美 少年の「ザ・ハイスクール・ヒーローズ」。美 少年のダンスムービーであり、スーパー戦隊シリーズ恒例のダンスEDとなっている。振り付けはミドヒーロー/森村直哉役の藤井直樹が担当した。 第3話のEDには当時放映されていた『仮面ライダーセイバー』の仮面ライダーセイバーと『機界戦隊ゼンカイジャー』のゼンカイザーが特別ゲストとして一緒にダンスした。 最終話のEDでは6人だけでなくレギュラー登場人物もダンスに参加した。 ストーリー 名門学園・五星(いつつぼし)学園に通う高校3年生、真中大成は『秘密戦隊ゴレンジャー』のディープなオタク。 彼は、初等部の頃に魔人に襲われて以来、「学園には魔人がいる」と危険を知らせ続け、非公認の部活「学園防衛部」をたった一人で立ち上げて治安維持の活動をし続けた。 だが、「部活は最低5人から」という規則も果たせず、周囲から白い目で見られる一方で、あわや廃部の危機に陥ったその時、生徒が魔人に襲われる現場を目撃する。 生徒を守るために無我夢中で父が作った「ヒーローアプリ」を起動させた大成は、なんとヒーロー、アカヒーローに変身。 それから大成は、学園の平和のため、『ゴレンジャー』に倣って4人の仲間を探し、魔人を操る黒幕と対決する決意をするのだった。 登場人物 ザ・ハイスクール・ヒーローズ 学園防衛部に所属する5(6)人のヒーロー。部員は一嘉を除いて全員高等部3年生。 大成が持っていた「ヒーローアプリ」にそれぞれの「何かを守りたい強い思い」が反応して変身するヒーロー。 当初は5人だったが、飛馬が加入して6人となる。 各メンバーのイニシャルが飾りとして頭部に装着される。 元々は成り行きで参加していく高校生の集まりだったため必殺技らしい技を持っていなかったが、ゴレンジャーハリケーンを参考にした技「ハイスクールヒーローズハリケーン」を習得する。 6人で繰り出したり、バスケ部のキヒーローはパスで渡しているなどの相違点がある。 アカヒーロー/真中 大成 演:岩﨑大昇 学園防衛部の部長。 正義感に厚く、困っている人間を見過ごせない、情にももろい根っからの熱血漢。若干思い込みが激しく時に無神経なところが玉に瑕。遠距離からでも魔人に襲われた相手の悲鳴を聞き取れ、正確に駆けつけることができる聴力の持ち主。 父の影響で『秘密戦隊ゴレンジャー』が大好きになり、初等部の頃に魔人に襲われたことを機に、自身もアカレンジャーのようなヒーローになって学園を魔人から守ることを夢見る。 だが、学園防衛部を立ち上げて魔人の危険を訴えても誰も信じてくれず、学園で浮いた存在になっていた。 そんなある日、野球魔人が生徒を襲っている現場を目撃し、生徒を守りたいという強い思いにヒーローアプリが反応してアカヒーローに変身した。 それからは魔人に対抗して戦隊を作るべく、様々な生徒の素質を見抜いて次々と仲間にしていった。 リーダーとしての資質はあるが、フィニッシャーというよりはメンバーの力を引き出すタイプのリーダーで、ハイスクールヒーローズハリケーンではフィニッシャーをギンヒーローに譲って完成した。 終盤、彼は父の死の真相を知ることになるのだが……。 変身後の武器はサーベルを思わせる剣。 アオヒーロー/滝川 雄亮 演:那須雄登 学園防衛部の副部長。元は野球部に所属していた。 成績優秀で常に学年トップを維持しており、如何なる時も冷静沈着なチームのブレイン的存在。 他人の感情の機微に敏いが、自分に向けられた好意に関しては無頓着なきらいがある。 野球部員のためにカンニングを手伝っていたところを野球魔人になった後輩に狙われ、彼を救うために大成の頼みを承諾し、アオヒーローに変身した。 変身後の武器は「アオアーチェリー」。なおアオレンジャーの武器も弓矢である。 ミドヒーロー/森村 直哉 演:藤井直樹 元はダンス部の部長で、学園中の女子にモテる色男。 妹の花とは中等部までは仲が良かったが、高等部では気恥ずかしさから疎遠になっており、無関心な振りをし続けていたが、内心では妹のことを誰より想い、そのために彼女を作らないでいた。 花が黒髪魔人に狙われ、彼女を守りたい思いからミドヒーローに変身。以後はシスコンぶりを隠さないようになった。ただし、あまりのキモシスコンぶりに、妹には引っ叩かれた。 変身後の武器は「ミドブーメラン」。ダンスを生かした華麗なアクションで戦う。 『ゴレンジャー』のミドレンジャーに倣って、メカニックも担当している。 キヒーロー/土門 龍平 演:佐藤龍我 元はバスケ部のエースで、体力が自慢なバスケバカ。実家は洋菓子店で、祖父母と共に暮らしている。しかし、洋菓子店は閑古鳥で、祖父母も能天気に散財するという苦境にある。 喫茶ゴンのカレーを誰よりも美味しそうに食べる様子から、大成にスカウトされる。ここはキレンジャーこと大岩大太のオマージュだろう。 ヨーヨー魔人の裏ギャンブルアプリにハマってプライドまで奪われたが、大成の説得によって自身のプライドを守るためにキヒーローに変身した。 変身後は怪力を武器に素手で戦う。 モモヒーロー/桜井 一嘉 演:金指一世 元は美術部員の意識高い系男子。部員の中では唯一の2年生。ドンブラザーズより1年早く登場したピンクヒーローでもある。 学園近くの喫茶「ゴン」でアルバイトもしており、店の名物となっている。 内面の性別が「女性」であることに悩みを抱えており、親友の花以外にそのことを打ち明けられずにいた。 花を守りたい一心でモモヒーローに変身し、長い間大成たちにも言えなかったが、4人の危機に「本当の自分」を曝け出すことを決意し、仲間入りした。これを機に、一人称が「僕」から「私」に変わっている。 その後は人の心に寄り添う者として魔人の悩みに理解を示すようになる。 変身後の武器は棒手裏剣のような投擲武器の「モモブレード」。これはモモレンジャーのモモカードが元ネタであろう。 ギンヒーロー/大浦 飛馬 演:浮所飛貴 元は生徒会長で、学園防衛部に対立する墨友学園長の傀儡として登場。 黄金魔人として生徒に魔人アプリを配布し、学園を裏で牛耳っていたが、学園防衛部の台頭によって徐々にその座が揺らぎ始め、彼らに激しい敵意を向ける。 家庭環境に恵まれず、長らく父に抑圧されてきたトラウマから「一番になること」に固執しており、墨友学園長の寵愛に飢えていた。 しかし、自身が魔人になるきっかけとなった事件の黒幕が学園長であり、さらに彼から見限られ命を狙われてしまう。 それでもなお真摯に向き合った大成の心に打たれ、ギンヒーローとして覚醒し、学園長と敵対する道を選ぶ。 なお、担当色が銀になった理由は、幼少期に運動会で1位を取れず銀メダル片手に落ち込んでいたところを、母に「負けた人の気持ちを分かってあげられるようになるから」と「銀(2位)の大切さ」を説かれたことが心に残っていたため。 ヒーローの協力者 森村 花 演:箭内夢菜 報道部の部長で直哉の妹。2年生で、一嘉とはクラスメイトで親友。 学園防衛部の取材をするうちに魔人の存在を知り、片想いしていた雄亮が加入したことを機に学園防衛部に入部。 当初はモモヒーローになる気満々だったが、親友の一嘉が変身したことを知りその座を譲った。 兄の直哉とは疎遠となっていたが、彼がミドヒーローになってからはすっかり打ち解けた。 天利 清春 演:戸次重幸 学園防衛部の顧問教師。 多くの生徒や教師が大成を馬鹿にする中で唯一彼の味方をしている。 『ゴレンジャー』はリアタイ世代であり、子供の頃は大ファンだったらしい。 風見 文人 演:長田成哉 報道部の顧問教師。 花とは違って大成の言う魔人を信じていない。 生徒への体罰問題でスキャンダルとなった頃に飛馬に脅されて学園防衛部を陥れたが、花に説得されて防衛部をサポートする決意をする。 金井 歩 演:片岡信和 五星学園のOBの記者。元演劇部でいちいち芝居がかっている。元生徒会長でもあったのだがその際の記憶を失っている。 大成が無実の罪で捕まった際に天利に頼まれて事件の真相を調査していた。 しかし、黒幕の正体を掴もうとした矢先に黒十字魔人に殺されてしまう。 大成の家族 真中 瑠璃子 演:中山美穂 大成の母。夫亡き後女手一つで豆腐屋「まなかとうふ店」を営んでいる。 美味しいけどどこかズレたご飯をよく作る。(*2) 誰よりも真っ直ぐな息子を「夫と同じ、正義感に溢れている」として自慢に思い、深い愛情を注いでいる。 実は大成の妄想と思われていたアカレンジャーを視認していた。 真中 大志 演:関智一 大成の父。『ゴレンジャー』の大ファンで、大成の『ゴレンジャー』オタクぶりは彼の影響。 特にアカレンジャーを好み、その影響で遺影には豆腐と共にアカレンジャーのフィギュアが供えられている。 大成に「学園を守れるヒーローになれる」と教え、ヒーローアプリを開発した。 10年前に山で遭難事故で死亡するが、その裏にはある真相があった。 アカレンジャー 声:関智一 『秘密戦隊ゴレンジャー』に登場するヒーロー。 『ゴレンジャー』を敬愛する大成にしか見えない存在(イマジナリーフレンド)であり、どこからともなく現れては彼にためになる助言を与える。 と思っていたら、瑠璃子も知っていたことが判明。 言っていることは若干回りくどいので、最初はあまり大成には伝わっていなかったりする。 学園関係者 墨友 団十郎 演:柳葉敏郎 五星学園の学園長。10年以上も学園を牛耳っている裏の支配者。 一見、物腰柔らかな人物だが、「Pure Right Beautiful」を信条に掲げており、その意に反する生徒には容赦ない罰を与える暴君である。 人心掌握にも長けており、使える生徒や教師に甘い言葉をかけて自分の手駒とし、そして用が済んだら冷酷にも切り捨てる無慈悲な人物。 飛馬を利用し不穏分子となる生徒を排除することで学園の浄化を図り、さらにはある計画を進めていた。 鳴沢 亜子 演:南彩加 学園長秘書。常に左目部分にヴェネチアンマスクを付けている。 墨友学園長を崇拝しており、彼の邪魔となる存在には容赦はない。 魔人 学園の生徒や教師が「魔人アプリ」によって変身した姿。 持ち主の負の感情に反応し、その人間がこだわるものをモチーフにした怪人へと変貌する。共通デザインとして心臓部に大きな釘が突き刺されている。 一定以上のダメージを与えると撃破できる他、武器を破壊しても撃破可能。 野球魔人 元ネタは「野球仮面」。 カンニングしていた野球部員の先輩を妬んだ四ノ宮丸雄(演:田中奏生)が変身。 剛速球のバッティング攻撃を仕掛ける。 黒髪魔人 元ネタは「黒髪仮面」。 直哉に近づく女を排除するために三島純加(演:新條由芽)が変身。 巨大なハサミによる切断や髪の毛による拘束攻撃をする。 ヨーヨー魔人 元ネタは「ヨーヨー仮面」。 闇カジノアプリを運営する生徒会役員の榊秀一と賢二兄弟(演:和田優希・檜山光成)が変身。 他人の大切なもの(声や精神)を奪う特殊な能力を持つ。 日輪魔人 元ネタは「日輪仮面」。 日々自分を抑圧していた苛立ちを発散するために教師の近杉真一(演:橋本淳)が変身。 太陽の如き火炎攻撃によって学園防衛部を圧倒した。 黄金魔人 元ネタは「黄金仮面」。 当初、飛馬が変身しており、学園防衛部を苦戦させていたが、正義の心に目覚めた飛馬が魔人の殻を破ってギンヒーローへと姿を変えた。この際、まるで金メッキがはがれて地金である銀が露出するように変化している。 その後、新生徒会長の豪田景樹(演:佐藤新)が新たに変身した。 三ヶ月魔人 元ネタは「三ヶ月仮面」。 鳴沢亜子が変身。その姿には愛用のヴェネチアンマスクのデザインも取り入れられている。対象人物を一時的に洗脳することができる。 黒十字魔人 元ネタは「黒十字総統」。デザイン的には『ジャッカー電撃隊』の鉄の爪の要素も含まれてるかもしれない。 初等部時代の大成を襲った魔人で、本作のラスボス。 圧倒的な戦闘力のみならず、記憶の操作能力も有している。 アニヲタWikiに必要なのは、追記・修正・団結だッ!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ジャニが深夜枠でやる程度だから適当にそれっぽいだけのjr顔見せ作品だろうな…と思っててごめんなさいめっちゃしっかり作りこまれたヒーローものだった -- 名無しさん (2022-02-05 20 56 13) EDではゼンカイジャーとセイバーとコラボもした。 -- 名無しさん (2022-02-05 21 29 33) 魔人のデザインはジオウでいうアナザーライダーでクオリティも良い。 -- 名無しさん (2022-02-05 21 31 41) 大ボスや一部の同情できる余地のある悪役以外は「こんなヤツ瞬殺されて当然だわ」と言いたくなるようなゲスい小悪党ばっかりなんだけど、裏を返せば、アイドルじゃない無名俳優の一人に至るまで、憎ったらしい悪を完璧に演じられる演技派揃いのドラマだったんだよな。 -- 名無しさん (2022-02-06 00 24 51) 戦隊版仮面ライダーフォーゼ -- 名無しさん (2022-02-06 00 36 43) それにしても箇条書きされると学園防衛部メンバーの素行すごい悪く見えるなぁw。カンニング補助にギャンブルに悪の手先、あと告白されたのに返事を後回しにし続けたり(はそこまで悪くはないか)赤ヒーローも序盤はすぐに犯人扱いしたり気付かない内に相手を傷つける事を言ってたりしたし、優等生は桃ヒーローくらいか? -- 名無しさん (2022-02-06 04 43 04) アカレンジャーが関さんなのは本家がどうのという話じゃなくて大志役と同じ人というのが重要なんじゃないかな -- 名無しさん (2022-02-06 11 26 04) 桃ヒーローの子、難しい役なのに演じきったの見事。だんだん可愛く見えてドキドキしてくるんだよな… -- 名無しさん (2022-02-06 11 29 32) 特別編くらいはやれそうなんだよな。まだ残党いるし。 -- 名無しさん (2022-02-06 11 31 26) スマホアプリが変身ツールなのが凄く良かった。ニチアサだと何でやらないんだろとずっと思っていたから。555はガラケーなんだしスマホで返信するヒーローはニチアサにもありだと思うのだが。ちょうど「幼い子供が触らせてもらえないもの」モチーフになるし -- 名無しさん (2022-02-06 12 01 29) ↑そうか?自分が聞いた話だと、赤ん坊の時からスマホに触らせている家庭もある -- 名無しさん (2022-02-06 16 04 26) ↑2そもそもスマホ型ならトッキュウ6号のアプリチェンジャーで通った道だからな…… -- 名無しさん (2022-02-06 16 16 37) ↑3ニチアサのは玩具を作り、売ると言う前提があるのでアプリ単体と言うよりはスマホ型の変身アイテムになる…と言うかトッキュウジャーでアプリチェンジャーってスマホ型のがあった。後子供が触らせて貰えない〜はライダーのコレクターアイテムの話じゃなかったか? -- 名無しさん (2022-02-06 16 25 50) アプリ型は玩具に出来ないし……キラメイジャーのブレスみたいにアプリっぽいデザインになるのはある -- 名無しさん (2022-02-06 16 32 35) 液晶型の玩具はコストが高めになりがちだからしょうがないね... -- 名無しさん (2022-02-06 21 13 54) スーツデザインもだけど、玩具売り上げ考えなくていいからデザインが尖ってて楽しい。 -- 名無しさん (2022-02-07 08 17 00) あれ戸次さんは項目なかったっけ? と思ったら本人のページも建ってて草 -- 名無しさん (2022-02-08 23 06 25) ヒーロー5人が揃った後にメンバーが具の案を出した五色丼(アカ=紅鮭、アオ=鯖、キ=カレー、ミド=ほうれん草、モモ=かまぼこ) が登場するが、最終回では紅鮭を銀鮭(アカ+ギン)に変えた六色丼が登場する。アカとギンの立ち位置も踏まえてるのが凄くよかった -- 名無しさん (2022-03-06 06 09 39) ギンヒーローだけ、名字に変身後に関連する文字が入ってないな。事前にばれないように外したのかな。 -- 名無しさん (2022-05-22 10 00 10) ↑アカとギンは色じゃなくて変身後の決めポーズの立ち位置から由来している。アカが真ん中でギンはその真後ろ(=裏)。ギンの場合は元々敵としての裏で魔人を操る立ち位置も含めている。 -- 名無しさん (2022-07-16 12 28 29) アカレンジャーさん「ソイヤッ」と言いながら押し入れから出てきたりするのがめっちゃシュールw -- 名無しさん (2022-07-26 20 38 32) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/166.html
れいむの失敗 12KB 注意書き 思ったことを反射的に書き連ねただけです。駄文注意 心優しい愛でお兄さんがでます。人間注意 登場するゆっくりは全員生き残ります 初めてのSSにより、読みにくい部分が多々あるかもしれません。 それでも読んでくださるという方はどうぞお付き合いください 【れいむの失敗】 「みゃみゃまってぇ~!ありしゅをおいちぇいかにゃいでぇ~~~!!」 「ついてこないでね!れいぱ~のことはゆっくりできないよ!!」 人通りのない朝方の公園に響く悲鳴と怒声。その声の主である饅頭が2個跳ねている。 バスケットボール大のゆっくりれいむと、テニスボールサイズのゆっくりありすである。 見るとれいむの頭には、ありすと変わらぬ大きさのれいむ種が2匹乗っかっていた。 「みゃみゃ~!ありしゅは、みゃみゃとゆっくちちたいよぉ~!!」 「ふん!ままなんてよばないでよね!れいむはおまえとなんかゆっくりしたくないよ!!」 このれいむに番はいない。 この公園で1匹ゆっくりしていた所をありす種に襲われ、結果として望まぬ子を孕むこととなった。 最初はやり場のない怒りにかられたれいむだが、頭上の我が子の温もりを感じ立派な子に育てあげること決意した。 しかし、番のいないことから狩りと子育ての両方をしなければならないことから、次第にれいむはストレスを感じるようになる。 そのストレスの捌け口にされたのが、あの忌まわしきれいぱーと同じ姿をした末っ子のありすだった。 ある時は理由もなく怒鳴りつけ、ある時は体罰を与え、他の子供達に比べ与える食事の量は目に見えて減っていった。 それでも自分をママと呼び甘えてくる我が子に、れいむはただただイラつきを感じることしかできなかった。 そしてこの日、ついにれいむの我慢が限界値を突破した。 ありすが特に何かしたということではない。日頃たまっていた思いが爆発したのである。 れいむはありすを捨てることにした。あの日れいぱーに襲われたこの公園に 「みゃみゃ…おにぇぎゃい…ありしゅをしゅてにゃいで…」 「ゆぷぷ~ありしゅはばきゃだにぇ!おきゃーしゃんがありしゅとゆっきゅりしゅるわきぇないでしょ!!」 「しぇいじぇいしょこでにょたれじんでにぇ!おぉあわれあわれ」 ありすの悲痛な呼び声にれいむの頭上の赤れいむ2匹が更に罵倒を加える この赤れいむはありすの姉にあたるのだが、親れいむの度重なるありすに対する虐待により、次第にありすを見下すようになった。 もはやこの家族の中にありすの居場所はなかった。 それでも、ありすにとってはかけがいのない家族であり、何者にも代えられない母親なのだ。 しかし、2匹の距離は次第に遠のいていく。 自分より一回り以上ある大きさのれいむにありすが追いつけるわけもなく、生まれて間もないありすには長時間跳ねられる体力もない。 「ゆぅ…みゃみゃ~…ゆぐっ!みゃみゃ~~~~~~!!」 やがてありすは地に顔を伏せ、その場に泣き崩れてしまった。 しかし親れいむは気にも留めない。厄介者は消えた。これでゆっくりできると信じて。 「みゃみゃ…みゃみゃぁ…」 「…どうしたんだい?」 「ゆっ!?」 突然れいむにとって思いもしない声が聞こえてきた。 振り向くとそこにはありすの数十倍はあろうかという巨漢がいた。人間だ きまぐれでゆっくりを生かしたり殺したりする人間。れいむは人間の理不尽さに恐怖していた。 このままではまずい。自分もゆっくりできなくなる。れいむは急いで近くの草むらに身を隠した。 今はあのありすに注意がそれている。このままありすだけ殺して去ってくれれば御の字だ。 そう思い草むらからありすと人間の様子を伺うれいむ。 人間は腰を下ろし、そっとありすに話しかけている。 「大丈夫?君一人かい?お母さんはいないの?」 「ゆぐっ…みゃみゃは…ゆ…ありしゅのことおいちぇ…ゆぐぅ…みゃみゃ…」 「ひょっとして…捨てられたの?」 「ゆっ…ゆうぅ~!みゃみゃ~~~~!!」 「可哀想に…良かったらウチにこないかい?ウチにもありすがいてね、きっと仲良くなれるよ。 おいしいあまあまを食べて、一緒にゆっくりしよう?」 今あの人間はなんと言った? あのれいぱーに似たゆっくりできないありすを引き取るというのか。 これから自分達が人間の出すゴミを漁っている時に、あのありすは人間と一緒においしいあまあまを食べるというのか。 そんな事はおかしい、あってはならない。あんなゆっくりできない奴よりも、ずっとゆっくりしているれいむが人間のおうちに行くべきだ。 そう考えたれいむは草むらから飛び出し叫んだ。 「にんげんさん!ゆっくりまってね!!」 「うん?」 「ゆ?みゃみゃ?みゃみゃ!!」 ありすを手に乗せ、その場を去ろうとした所を呼び止められた青年は怪訝な表情を浮かべれいむを見た。 対してありすは声の主が親れいむだと知り歓喜の声をあげる。 だがそんなことはおかまいなしとばかりに親れいむは話はじめる 「みゃみゃ!ありしゅといっしょにゆっきゅりしちぇにぇ!!」 「にんげんさん!そのこはゆっくりできないありすだよ!つれていくなられいむたちにしてね!」 ありすの訴えなど聞こえないようにどこか誇らしげな表情で叫ぶれいむ 「しょうだよ!れいみゅたちはきゃわいくてゆっくりできるよ」 「きゃわいくてごめんにぇ!」 親れいむの思惑を読んだのか、赤れいむも親に続き人間に媚を売り始める。 「みゃみゃ…どうしちぇ…?」 「こいつが君の母親?」 青年の問いにありすは涙一筋を頬に伝わせ頷く。 「ゆっ!にんげんさんきいてるの!?そんなやついいからはやくれいむたちをゆっくりさせてね!」 「はやきゅしちぇにぇ!のろまはきりゃいだよ!!」 「ばきゃにゃの?」 無視されたと思い言葉が荒くなるれいむと赤れいむ。既にれいむの中で人間は恐怖の対象ではなく、ゆっくりさせてくれる道具に成り下がっていた。 「にんげんさん!さっさとれいむたちをおうちにつれていってね!!」 「ん?嫌だよ」 「「「ゆゆっ」」」 予想だにしなかった返答を受け驚愕する3匹。 こんなにゆっくりしているれいむたちの要求を拒むなんて、この人間はおかしいのではないだろうか。 そう思っている3匹をよそに、青年は話を続ける。 「君達はこの子を見捨てたんだろ?自分の家族を捨てるような奴らと僕は一緒にいたくないよ。」 「なにいってるの!?そのこはれいぱ~ににたゆっくりできないありすだよ!いっしょにいてもゆっくりできなかったよ!!」 「あーそういうことね。まったく…だかられいむは嫌なんだよ被害者ヅラしちゃってさ」 「ゆッ!?なにいってるの!?」 この人間は何を言ってるんだろう。これではまるでれいむが悪者みたいではないか 「君は見たところ今まで一人で生きてきたみたいだね?親しい友人もいなかったのかな?」 「ゆゆっ!ともだちはみんなにんげんさんにつれていかれちゃったよ!」 「うん。だから一人寂しく生きていた君に、ありすが協力してあげたんだろ?」 「ゆ?なにいってるのにんげんさん?ありすはれいぱ~なんだよ?」 「それは君の勝手な解釈だよ。ありすは孤独なゆっくり達に赤子を与えてゆっくりさせているコウノトリなんだよ? それを君は自分は被害者ですって言って恥ずかしくないの?」 意味がわからない。あのれいぱーがれいむに協力して赤ちゃんを作った?そんな訳ない現にれいむはゆっくりできなかったのだから 「れいむはこどもなんてほしくなかったよ!かりにこそだてにたいへんだったよ!!ぜんぜんゆっくりできなかったよ!!!」 「あそう。じゃあその頭の子達もその内捨てるんだね?」 「「「ゆゆっ!?」」」 突如話を向けられた赤れいむ。自分もいつか捨てられる?あのありすのように… 「なにいってるのおぉぉぉぉ!!れいむがちびちゃんをすてるわけないでしょおぉぉぉぉ!!」 「でもこのありすは捨てたんだろう?自分がゆっくりできなかったらその原因と思うものをどんどん排斥していくんだよね? だからこれからもゆっくりできない時がきたら、次はその子達を捨てるんだろ?」 「ゆ…おきゃーしゃん…れいみゅたちもしゅてられりゅの?」 「やぢゃよ…れいみゅしゅてられちゃくないよ…」 「ゆゆっだいじょうぶだよおちびちゃん!れいむはおちびちゃんをすてたりしないからね!!」 自分達も捨てられるという恐怖から涙ぐむ赤れいむ達、それを親れいむは必死に弁解しなだめる。 「ははっ、やっぱりれいむはれいむだな。自分とその身内のゆっくりは最優先で他はどうなってもいいんだろ? そんな奴らとはやっぱりゆっくりできないなぁ」 見下すような青年の言葉。親れいむはなだめることをやめて青年に顔を向ける 「さっきもこのありすの「一緒にゆっくりしたい」って言葉を無視したね?つまり君達から見たら自分達こそ世界の中心だとでも思ってるんだろう? 他人をゆっくりさせることを忘れたゆっくりはさ、やっぱり誰が見たってゆっくりできないんだよ」 「ゆゆっ!?」 そんなはずはない。みんなれいむたちがゆっくりしてるところ見てゆっくりしているはずだ 「そんなはずないって思っているんだろ?でも実際そうなんだよ。君が見捨てたこのありすを僕は可哀想だと思った。 この子が幸せな表情を浮かべゆっくりできるようになれば僕はとてもゆっくりできるだろう。 でもこの子を捨てた君達が、ありすを捨てたお陰でゆっくりできたよなんていってそれを聞いてゆっくりする人がいると思うかい?」 青年の手に乗せられたありすを見上げる親れいむ。ありすは力ない表情で、大粒の涙を浮かべれいむを見下ろしていた。 青年は言葉を続ける 「みんなこう言うだろう「ありすが可哀想!このありすをゆっくりさせてあげたい!あのれいむの親子だけゆっくりしているなんて許せない!」ってね。」 れいむは押し黙る。言葉が出ない。できることなら今すぐにでも言い返したい。でもできない。このありすを捨てたのは自分なのだから 「僕はなんとも思わないけどね、だってそれがれいむなんだから。自分の種を第一にゆっくりさせる生命体。もう他のゆっくり達とは別モノだよね君達 さっきから「ゆっくりしていってね」の一言もないし…最初から僕をゆっくりさせる気なんかないんだろ?」 れいむは押し黙る。言葉が出ない。青年の言葉はれいむが考えてることそのままだから 「ゆ…おにぃしゃん…」 突然手のひらのありすが声を出す。その顔は未だに母に捨てられたショックで疲弊していた 「なんだいありす?」 「ありしゅは…ありしゅはみゃみゃとゆっきゅりしちゃいよ…」 「ゆゆっ」 「ありしゅは…みゃみゃとおねぇちゃんとみんにゃでゆっきゅりしちゃい…」 「「「ゆゆぅー!」」」 れいむ達にも理解できた。このありすはゆっくりしていると 今まで酷いことを沢山してきた。そして今日ゆっくりできないとわかりながらも捨てようとした。 そんなれいむ達を、このありすはまだ家族と言っているのだ。 「…ねぇれいむ」 「ゆゆっ」 「このありすは、やっぱりまだゆっくりできないありすかな?」 「ゆぅ…」 青年がれいむを見下ろしている。 しかしそこにさっきのような蔑むような表情はなかった。 れいむにも分かっている、答えは出ていた。 「ゆっ!ありすはれいむのじまんのこどもだよ!ゆっくりできるよ!!」 「ゆうぅぅぅぅ!みゃみゃあぁぁぁぁ!!」 歓喜の声をあげるありす。れいむの目にも涙がにじんでいた 「よく言ったねれいむ。じゃあ行こうか?」 「ゆゆっ?」 「「ゆゆっ?」じゃないよ。僕のウチ、くるんだろ?」 「にんげんさん…いいの?」 「いいとも。一緒にゆっくりしよう」 「ゆゆぅ~ゆっくりしていってね!」 「「「ゆっくちちていっちぇにぇ!!!」」」 これからのゆっくりした生活を想像し、噛み締めたような笑顔で挨拶をする4匹。 青年は手にありすを乗せ家路につく。その後ろには赤れいむを乗せた親れいむ これでゆっくりできる。広くて大きいおうち。今まで食べたことのないようなあまあま。想像するだけで笑みがこぼれくる これからはありすを入れた家族全員でゆっくりしよう。 「到着!ここが僕の家だよ。」 「ゆぅ~…」 目の前にそびえる大きな家を前に、れいむはただ圧巻されるだけだった。 今日からここが… 「さぁ、中にお入り」 「ゆ!」 青年がドアを開け我先にと入っていくれいむ そして一言 「今日からここをれいむのおうちにするよ!!」 「「ゆゅッ!れいみゅたちのおうちだにぇ!!」」 あれからありすの生活は変わった 毎日おいしいごはんを用意してくれるお兄さん。 飼いゆっくりとしてのマナーも教えてくれるありす。 家の中のよくわからない道具を丁寧に教えてくれるぱちゅりー。 みんなありすに優しく接してくれた。 ありすの母親と姉達は気付いたらいなくなっていた。 お兄さんに聞くと「ここならありすが安心してゆっくりできる。後は任せた」と言って家を去っていったらしい それを聞いた時どうして置いていったのと一日中泣いたが、新しい家族の励ましを受け立ち直った。 これからありすは精一杯ゆっくりしよう。母と姉がそれを望んでいるのだから あれかられいむ達の生活は変わった 青年の家に入るや否やおうち宣言をした3匹は、青年に捕まれそのまま台所のゴミ箱に入れられた。 それからというものゴミ箱に入れられる残飯を食べる日々となった。 最初こそいやだと喚き食べずにいた残飯も、腐りだし臭いが酷くなるとやむなく食べた。 今では立派なコンポストして役割を担っている。 青年も初めはれいむ達にこんな措置をするつもりはなかった ただれいむにゆっくりさせてもらう方法が他に思いつかなかったのである。 家に入った途端に出たおうち宣言を聞いた時「やはりれいむはれいむだな」と思った。 こんな奴らが家に入ったら家は荒らされ、大事な家族であるありすやぱちゅりーにも危害が加えられない。 早々に考えを改めた青年はゆっくりコンポストとしてれいむにゆっくりさせてもらっている。 「「「むーしゃ…むーしゃ…」」」 れいむ達は光の当たらないゴミ箱の中今日も与えられた残飯を租借する なぜこうなったのかわからない。気付けばここでまずいご飯を食べさせられていた 周りには残飯ではなく自ら出した排泄物の臭いが立ち込めており、まったくゆっくりできない。 なぜこうなった?どこで間違えた?れいむ達はいくら考えても答えが見つからない 「「「ゆゆぅ~ん♪ゆんゆ~ん♪」」」 外から微かに聞こえる、家族だったありすとその友人であろう者達の楽しげな歌声 なぜありすだけがゆっくりしているのだろう?れいむ達はどこで失敗したのだろう? れいむ達はいくら考えても答えがわからない れいむ達の失敗はれいむとして生まれてきたこと 【あとがき】 ごめんなさい。 こんなSSと呼べない代物を読ませてしまったことを深くお詫びします。 現在漫画を描こうにも超絶スランプにつきまったく描けなくなっており、 それでも何らかの作品を残したいと思いSSというものに挑戦しました。 至らぬ部分数え切れぬ程あるでしょうが、ご指摘いただけると幸いでございます。 これからも精進していきますのでよろしくお願いします。 次回は漫画でお会いできたらと思います byおねにいあき トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 「俺の嫁ゆっくり」と「俺と霊れいむとお袋」見た後だとれいむがウザい 冬風 -- 2018-12-11 22 58 15 れいむ種はゲス因子が強い(開口一番お家宣言w)、なのにコンポストとして置くなんて、なんて優しいお兄さん・・・! ありす種はレイパー化しなければ普通。(といっても、すぐにレイパー化するから去勢したほうがいい) まぁ、ハッピーエンドで良かったです。 ↓×4 長過ぎwwウザイったいww内容ほとんど関係ないしww投稿前にゆっくり長考してくださいww -- 2018-01-03 09 37 06 面白かったよ -- 2017-10-23 01 53 11 謝る必要ないよ。ちゃんと面白かったよ! -- 2017-03-07 07 28 13 れいぱーに似た子を可愛がれないのはれいむがゲスというより当然な気がするんだけどな…… ゆ虐界ではよく見るけどそれでゲス認定ってのが理解できないな -- 2017-03-02 00 34 06 子ありすが優しくて可愛い!あんなに反吐が出る酷い罵倒や虐待を受けたのにあのどうしようもないあんなドゲスで無能なれいむ達を家族と思っているのだから。 作品名忘れたけど、あの子ありす思い出すな……。そういや親れいむだったような……。このれいむほどドゲスで無能じゃなかったな……。 お兄さんが凄いカッコ良かったです。お兄さんの言葉でれいぱーの印象が変わりました。 私はれいぱーをただ自分の欲求を満たして、自分に似たありす種の子供を不幸にする醜悪なゆっくりだと思いましたがお兄さんの「ありすは孤独なゆっくり達に赤子を与えてゆっくりさせているコウノトリなんだよ? 」って言葉を聞れいぱーの印象が変わりました。 れいむ種って、改めて本当に愚かな種族だなと認識しました……。 所詮れいむ種なんて、自分に似たれいむ種の子供にしか愛情を注がないし、似てない子供はこの作品のれいむみたいに産まれてすぐ殺したり虐待したり餌は与えずのけ者にしますから。 目的の相手と結婚するために、事故に見せかけて自分の子供を殺した親失格の最低のれいむも見ましたから。 基本れいむ種なんて、自分がゆっくりする事しか考えないクズで、自分がゆっくりする為なら自分の子供ですらあっさり道具にして利用し切り捨て、他者を利用し何か問題があれば全ての責任を他者に押し付け自分は被害者気取り……反吐が出るクズですので。 更に食べ物にありつけたり、死の危険が迫ると自分がゆっくりするために家族や子供を平然に見捨てる存在する価値ゼロの生ゴミですからね。 たぶんお兄さんの言う通り、親れいむは危険が迫ると絶対に子供を見捨てますね。 「まりさやありすが死ぬと悲しむ人が多少出るが、 れいむが死ぬとみんな喜ぶ」が分かります。どうしてあんな存在する価値ゼロの生ゴミが生きてるんだろう……。 子ありすは幸せに生きて、れいむ親子は無様で不幸に生きてて本当に良かったです。 そのまま苦しんで死ねばいいのに……。 人違いかもしれませんが、おねにいあきさんってまさか「ちゃいるどまざー 」を描いたおねにいあきさんですか? -- 2016-11-23 13 52 07 子ありす可愛い!れいぱーじゃなくてよかった! 糞でいぶは体を引きちぎられて死ねばいいのにw 頑張ってください!(^O^)/ -- 2016-06-02 15 58 38 虐待されているアリスを優しく迎えたのはok!だけどでいぶへの虐待はダメダメですでももっと厳しく虐待すれば 良くなります!応援しています頑張って!+(長文駄文ごめんなさい!) -- 2016-05-08 20 06 22 つまんね センスねえから二度と書くなよ低学歴くんwwwwww -- 2016-04-29 23 24 33 殺さないからまだ優しい -- 2016-01-24 16 25 29 他のゆっくりのうんうんを餌にすればよかったのに・・・流石愛で尾に胃酸!優しい! -- 2015-10-19 23 37 50 ヒャッハー!!でいぶは消毒だー! -- 2015-10-19 23 35 13 ハッピーエンドに見せかけて、ちゃんと汚饅頭が酷い目に合うところがゆっくりできるね‼ -- 2015-08-20 23 10 18 この霊夢はめちゃくちゃげすだ。お兄さんはいいことした -- 2015-08-12 19 19 09 やっぱれいむはお馬鹿なゲスでゆっくりできないんだねーわかるよー -- 2013-10-28 02 16 50 ヒャッハー!!!でいぶは消毒だぁ!! -- 2013-09-25 11 17 17 ヒャッハー!!!!れいむは消えろ~~~~~~~!!!!! -- 2013-05-29 07 10 30 所詮、ゲスはゲスなのだ! -- 2013-05-09 20 18 50 所有、れいむは、ゲス…無様なもんだ… -- 2013-03-30 10 21 57 兄さん流石だね、所詮ゲスはゲスだったんだ、ゆっくりできたぜ -- 2012-12-14 16 08 01
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/3975.html
『ゆっくり観察日記』 15KB 観察 小ネタ 現代 失礼します。 anko2611 ゲスゆっくり奮闘記1 anko2622 ゲスゆっくり奮闘記2 anko3414 ゲスゆっくり奮闘記3 anko3417 ゲスゆっくり奮闘記4 anko3456 れいむのゆん生 anko3458 まけいぬとゆっくり anko3461 ゆっくりに生まれて anko3484 ゆっくりブリーダー anko3489 休日とゆっくり anko3652 ドスについて anko3715 ゆっくりに餌を anko3729 はじめてのぎゃくたい anko3730 はじめてのしいく anko3794 まりさとの勝負 anko3843 野球部のゆっくり anko3855 ゆっくりと会話してみた 誤字脱字失礼します 観察開始 『初日』 今日からゆっくりの観察に日記をつけようと思う その記念すべき最初の日だ まずは観察の場の説明から入ろう 観察の場、などと言っても何てことはない 大安売りで売っていた発育停止を施されて、成体になっても赤ゆっくりの半分程度の大きさにしかならないゆっくりを大量に購入した このミニサイズのゆっくり、一時期流行ったのだけれど、卵ポーロ程度のゆっくりは躾けるにしても体罰は難しく直ぐにゲス化してしまうので、最近ではめっきり見なくなっていた まぁ、それは置いといて買ってきたミニサイズのゆっくりは全部で20 子が出来れば小さな群れに匹敵するサイズだろう そのゆっくりたちが住むのは、縦横1m、高さは50cmほどの大きな水槽 その水槽の底面のおよそ5分の4には、柔らかい土がしかれている、この土はゆっくりのうんうんやしーしーを分解してくれる優れものだ そして残りの一部分、水槽の隅にはザラザラした砂と硬い土が敷かれた区画がある これは後々役に立つだろうと睨んでいる 水槽の内部にはマジックミラーのように、外からは見えるが中からは外が見えなくなるシートを念入りに張っておく そして、水槽の真ん中より左よりを横断するように、幅5センチもない小さな擬似的な川を作る 半分に切った配管と、モーターを組み合わせて緩やかに水が流れ続ける ミニゆの子供だと危ないが、成体ならまずおぼれることなく水を手に入れられるレベルだ 念の為に、数箇所に橋のように板を渡しておく 川を挟んで右に木のオブジェ群、川向こうには水槽の隅に砂の地帯となっている それが完成したら、柔らかい土の方には根元が太く、下に穴があいた木のオブジェを植え込む これがミニゆっくりの巣だ、この木のオブジェを適当にとりあえず12個柔らかい土に設置 川を挟んだ地域の柔らかい土にも3つほど植え込む 砂と硬い土の区域にはガチャガチャのカプセルの片割れにカッターで入り口をつけたものを配置 そして次に、ミニゆ達の食事となる「理論理屈は解らないけど1日1回霧吹きで水をあげればグングン育ってゆっくりが食するに適した謎の苔」を随所に植え込む ゆっくり観察テラリウムに必須の謎アイテムだ、キノコタイプもあったけど売り切れだったので苔にしてみた それらを柔らかい土の、そこらに適当に植えてから着床させる薬品を霧吹きでかけて そしてビービー弾や、半分に折った綿棒、小さな螺子、おはじきなどゆっくりが興味を惹きそうなものを適当にバラまき 大き目の石や、川に使うので余った配管の半分をトンネルのようにおいたり、指人形を置いたりして、これで一通りは完成だ 最後に蓋をする、この蓋には6時間サイクルで1日が過ぎるように3時間ごとにライトが昼モード夜モード切り替わるようにしてある 夕暮れなどは再現出来ないが、ゆっくりにはこれで十分だろう 狭い世界だ、昼は短いほうがストレスの感じは少ないだろう この水槽ではこれより人間の1日で、ゆっくりは4日経過する仕組みになった もちろん防音の箱なので、蓋からは指向性スピーカーが伸びていて、内部の音を拾ってくれる 手動だけど、操作すれば聞きたいゆっくりの会話なども拾うことは可能だ 指向性と非指向性の切り替えも出来る これにて完全に完成した では、ゆっくりの日々を観察してみよう 夜モードからライトが切り替わった それに反応するようにゆっくりたちは「ゆぴゆぴ」鳴いて起きだした 水槽の隅に適当に放置して置いたゆっくりたちは、1匹の声に反応して連鎖式に起きていく 気付けば20匹全員が起きていた 店員さんに包んで貰ったので買ったのでれいむ、まりさ、ぱちゅりー、ありすはそれぞれ5匹づつなっていた スピーカーからは混乱する赤ゆ言葉がひっきりなしに聞こえてくる 赤ゆだけではなく、各自買おうか迷ったけど余計なことになりそうでやめた そうこうしている内に、1匹のまりさが1歩前に出た そして近くにあったおはじきの上に飛び乗り、みんな落ち着けと叫んでいた やはり、この様な場合ではまりさ種のリーダーシップは強いのだろう 落ち着けと叫びながらも言葉の端々に「直ぐに親が来てくれる」と根拠のない不安の言葉が出ていた まぁ、まだ赤ゆ、その程度だろう しかし、他のゆっくりたちも顔も見たことないハズの親を信じて安心しだした 皆一様にゆっくりと、その場で親を待つ体勢になっていく だが、そんな平和も一時のもの 30分もしない内に、1匹のれいむがお腹が空いたと駄々をこねて、その場でゴロゴロしだした 周りのゆっくりはそれを止める術もないので、おろおろしながら見ていた すると、また1匹また1匹とゆっくりたちは転がりだす それを見ていた他のゆっくりは、転がらない代わりに声をあげて泣き出す 随分とカオスな状況になっていた 転がっていたゆっくりも疲れ泣き出し、全員が「ゆぐゆぐ」と声をあげることも出来ないくらい疲労した頃に、1匹のぱちゅりーが声をあげた 泣いていても仕方ない、と 自分たちもゆっくりプレイスを作ろう、と 少ない体力を振り絞って、大きな声で宣言した その言葉に他のゆっくりは1匹、また1匹と泣き止み、ぱちゅりーを見つめた 全員の視線が集まったのを感じてか、ぱちゅりーは大きな声で「ゆっくりプレイスを探しにいく」と叫んだ それに呼応するように、ゆっくりたちも声をあげた まぁ、探すと言っても、今いる場所から少し進めば木のオブジェタイプの巣がいくつもあるし 近くには苔も生えている、探すなどと大それたことでは間違ってもない それでも、ゆっくりたちは世紀の大仕事のように、一丸となって這っていく 進むこと10分ほど、赤ミニゆの集団は、1個目の木のオブジェにたどり着いた あまりの遅さに、ちょっとイライラしてしまった まぁ、卵ポーロサイズでは仕方ないだろう オブジェのサイズから、1個のオブジェに今のサイズなら5~6くらいは入るだろう 周りのもいくつもオブジェがあるのだがら、どうやら取り合いが始まったらしい 最初にオブジェに潜り込んだまりさ種、それに続くように数匹が入ればもう満杯だ 入れないゆっくりは涙を流しながら騒いで、既に入っているゆっくりの髪を引っ張ったりしている 身体の弱いぱちゅりー種はそれを遠巻きにみていたが、やがて1匹が近くに同じものがあることに気付いた そして、それを独占することなく、ぱちゅりーは皆に声をかけた いわく「お家は周りに沢山ある」と その言葉を聞いて、争っていたゆっくりたちは木のオブジェをそれぞれ見つけてやっと1息をついていた ゆっくりたちは1つのオブジェに限界まで入って身体を寄せ集めて、眠りだした ゆっくりの習性なのかも知れない 12個設置したオブジェは、半分以上が使用されなかった 空腹もあったのだろうけど、今は涙を流して眠りだした まだライトが夜に変わるには時間があったけれど、まぁ、良いのかも知れない 『5日目(水槽内での)』 時間が出来たので、水槽を覗き込んで見る 切り替えライトのカウンターを計算してみて、どうやら水槽内では5日が経っていたようだった 水槽内では、ゆっくりたちは木のオブジェの設置されている辺りで跳ね回ったり 集まって何やら話したりしていた 見たところゆっくりの食事用に植えた苔はしっかり食べているらしかった ちょっと大目の植えすぎたので、まだゆっくりたちが気付いていない部分では苔はかなりの成長しているようだった サイズはまだ1円玉程度の、どうやっても死んでしまいそうな大きさだった それでも、どうやらそれなりに生きているようだった まだ良いとこ子ゆっくり程度なのに、中には遊ぶだけじゃなく、離れた場所まで苔を取りにいって、口に含んでオブジェに何度も運び込んでいるゆっくりもいた まぁ、そのオブジェの直ぐ近くにも苔が生えているのに気付かないのはゆっくりならではだろう 少し目が疲れたが、数を数えたところ3匹減っているようだった カメラなどを仕掛けていないので、いつどうやって死んだかは分からなかったが、直ぐに原因は解った ゆっくりたちの会話に「川は怖い」という言葉が多く出ていたので、擬似の川を確認したところ、まりさ種の帽子が2つと、れいむ種のりぼんが延々と流れ続けていた どうやら、川に落ちてとけて死んだらしい 一旦モーターをとめて、お飾りを取り除き、水も交換しておく 水分を補給できずに全滅なんてことになっては困る 怖いというのは、ゆっくり特有の死臭もその1因だろうから、これで少しは改善されただろう 見ていれば、特に秩序もないのか、そこらで排泄をして、好き勝手苔を食べている 一部の苔は、ほとんど食い尽くされている そして、無くなった苔を見てゆっくりたちは騒いでいる 他にもいくつも苔の生えている場所はあるのに 何より、どうして無くなったかを、しっかり把握出来ていないのだろう ぱちゅりー種も何となく理解できているけれど、それを言葉の出来ないのか、れいむ種の「どうして苔がなくなったの?」と詰め寄られて唸っていた 若干先行きが不安になってところで、ライトが夜に切り替わった 切り替わると直ぐにゆっくりたちは、それぞれオブジェに入って眠りだした オブジェは8割ほど使われているようだった まだギュウギュウで寝ているものもいるが、中には既に2匹で暮らしだしているゆっくりもいた 『7日目(水槽内での)』 相変わらず、木のオブジェの地域を出るゆっくりはいない しかし、川に近寄って水を得ているのを見ると、川への恐怖心は薄れているみたいだ それでも、橋を渡る者はいまだ出ない 皆木のオブジェの周りで手に入るガラクタを集めるの必死らしい どうやら、ガラクタを持っているのステータスらしく、1匹のまりさ種はBB弾、折った爪楊枝、おはじき、小さなネジなどを持っているのを他のゆっくり自慢していた それに対してゆっくりたちは羨望の眼差しと、嫉妬の視線を向けていた 自慢げなまりさに1匹のれいむが「自分にも渡せ」と、交渉とも言えない交渉を始めた そこらにまだまだ落ちているものなのだけれど、探すのは困難なのかも知れない それはさておき、いきなり自分の物を渡せと入れたまりさは、それを突っぱねた しかし、それでもれいむはとまらず、大きな声で喚く 周りはオロオロとそれを見守るだけだった 拒否を続けるまりさに、れいむは体当たりを仕掛けた まりさはそれを偶然か実力か、綺麗に避けて直ぐに反撃に乗り出した こちらも体当たりでれいむを攻める 自分から攻撃を仕掛けたくせに、れいむは泣きながら「何故こんなことをするのか?」と問うていたが、まりさは「ゲスは制裁だ」といきり立ち、れいむが動かなくなるまで体当たりを続けた 死んだかのように見えたが、れいむは小刻みに身体を揺らしていた 痛みで身体を動かせないのだろう まりさは、自慢げに息を吐くと見ていたゆっくりたちに 「同じ目に合いたくなければ、自分の物に手を出すな」と告げて、ガラクタを回収して寝床にしているらしい気のオブジェに戻っていた まりさがいなくなりしばらくしてから、数匹のゆっくりが、ぼろぼろのれいむに近づいて声をかけ、身体を舐めだした それのおかげか、それとも時間の経過か、れいむは涙に顔をグチャグチャにしながらも立ち上がった そして、周りに「何故自分を助けなかった?」と、怒声を浴びせ駄々をこねだした 慰めていたゆっくりは、その態度に愛想をつかしたの、1匹また1匹と離れていった それにまたれいむは叫ぶが、慰めるものはいなかった 『12日目(水槽内での)』 水槽内で若干の変化が見られだした 今までは、どのゆっくりも分け隔てなく交流していたのに、どうにもグループが出来ているようだった 集まって遊んで、集まって苔を採集に行き、集まってゆっくりする 17匹のゆっくりが、4のグループに分かれているようだった 巣の近隣関係から、グループを掛け持ちしているものもいるようだったが、巣の距離が遠いグループでは交流自体がほとんどなくなっているようだった 巣については、空きは2つだけで残りは何らかの形でゆっくりが住んでいた 3匹のペアが1番多く、1匹で住むものもいた 少し前にまりさ種に突っかかってやられたれいむ種がそうだった それと、ぱちゅりー種が1匹で住んでいたが、良く他のゆっくりが訪ねてくるようだった 相談役の様な立ち位置になっているようだった そろそろ、ゆっくりの内情にも変化が大きくなっているようだった 二匹で暮らしているゆっくり数ペア、これはしばらくしたら何らかのアクションを起こすことになるだろう 『19日目(水槽内での)』 ちょっと目を離していたら、中は結構様変わりしていた 木のオブジェは全て埋まり、そこかしこに、最初にこの水槽に放り込んだ時のようなサイズのゆっくりが転がっていた どうやら、ライトの切り替えによる思い込みでか急成長したゆっくりたちは、自分の子供を生んだららしかった 数匹を除いて、残りは番になってそれぞれ2匹ほどの子供を成していた 種の問題で、2匹程度しか子供が出来ないらしい 成体になっても良いとこピンポン玉の半分程度、しかし子供の大きさは1円玉より少し小さいくらい 明らかにサイズが釣り合わないのだ、2匹で限界 それ以上はどうしても作れないらしい まぁ、それでも結構な量が増えていた 数えるのは疲れるので止めたけれど、水槽内のゆっくりの総数30は超えているだろう 木のオブジェは全部15、もう少ししたら問題になるのは目に見えていた 『22日目(水槽内での)』 子供は生まれたことで、苔の消費が多くなってきたので増量をしておく ついでに、川を流れるゆっくりの死骸を取り除く 赤ゆっくりが流されたみたいだ これだけ増えても、まだ川を越えることはしないらしい 確認したら、例のれいむを除いて全てのゆくりが番になっているようだった 16匹が番になり、それぞれ2匹で巣を使う そして、れいむが1つの巣を使う これにより12の巣の内、9が埋まることになった 適当に住んでいたころよりも、空きが出来ていたが、赤ゆっくりが大きくなる頃には巣の限界を超えるだろう 相談役のぱちゅりーは、ありすと番になり、子供の熱心に何かを教えていたが 内容は、実にどうでも良いことだった まぁ、危険も何もないこの世界〔水槽〕では教えることもないのだろう チラシの切れ端を「古文書」と呼び、出鱈目な内容を教え込んでいた まりさ種は総じて子供の「狩りの仕方」を教えていた 狩りといっても、苔を取ってくるだけの行為なのだが、それが如何にも危険であるように言いながらレクチャしていた まぁ、ぱちゅりーの古文書解読よりかは将来役に立つことだろう れいむ種は何故か、特技とは言えないけれど特性とも言える「おうた」を教えることはなかった これについては、後日調べてみたところ ミニサイズゆっくりは歌う機能を持っていないらしい やはり少量の餡子では機能は取捨選択しなければいけないのだろう まぁ、ミニサイズゆっくりの言語能力が通常のゆっくりと大差ないところを見ると、ゆっくりが如何に無駄かが解るというものだな 子育て風景を見ながら、そう感じた 『23日目(水槽内での)』 木のオブジェが設置されている、居住区で騒ぎが起きていた オブジェの感覚がやや広い、いつの間にか広場扱いされていて、子ゆっくりが遊ぶに適したそこで、例のれいむが怒りを露にしながら子ゆっくり数匹を怒鳴っていた 一回り程度大きな成体のれいむに怒鳴られるのは怖いのは、子ゆっくり数匹は震えて身体を寄せ合っていた 話を聞いていくと、苔を採取して帰るれいむにこの子ゆっくりたちは遊んでいてぶつかったらしい それがれいむの怒りを買ったらしく、叱責を受けることになった この子ゆっくりの親は近くにおらず、他の親ゆっくりも例のれいむを嫌煙してるらしく、近づこうとしない しかし、声に気付いたのか、誰かからか知らされたのか親であるゆっくりが駆けつけてきた 全部4匹、番2組だ 内の1匹は、れいむをボコボコにしたまりさだった 4匹はれいむを宥めたが、れいむは怒りを納めない まりさは忘れていたのだろうけど、れいむはボコボコにされたの覚えていたらしく 「子供もまともに育てられない」「親に似て子供もゲス」と散々に罵り出した 子供が迷惑をかけたを感じていた親ゆっくりが下手に出ていたので得意げに暴言を吐くが、流石に頭に来たのか親ゆっくりのれいむが口を開いた 「誰ともゆっくりしてもらえない奴が大きなことを言うな」と、例のれいむが気にしているところを深く抉った それに追従するように、番であるぱちゅりーも反論し まりさと、その番のありすも反論を開始する 主に「番がいない」「嫌われている」といった部分を狙っての反論に、れいむは歯を食いしばって唸る そして、子供の頃の焼き回しのように、飛び掛ったれいむは4匹に死なない程度のボコボコにされた その際に、リボンが少し千切れてしまい、このれいむは以降「ゆっくり出来ない」と言われ続けることになった 『38日目(水槽の中での)』 元からいたゆっくりから生まれた子ゆっくりが独り立ちする時期になった これによって、住居問題が浮上した 川のこちらにあるオブジェ12が全て埋まってしまい、それでもまだ巣を持てないゆっくりが数匹いた ならば親の元にでも居れば良いと思うが、周囲が独り立ちした中で親元にいるのは恥ずかしいことらしかった これにより、勇士により開拓隊が結成されることになった 目指すは川の向こう、まだ見ぬ世界、ということらしかった 出発した開拓隊は、1回の野宿の末に川の向こうの地域にたどり着き 新しい木のオブジェ、向こうには無かったガラクタ、そして砂の地域を発見にいたった 『40日目(水槽の中での)』 新しい巣の発見により、住居問題一挙挙に解決、とまではいかなかった 発見された巣は3つ、これでもまだ僅かにだけれど足りなかったの 一応、砂地の巣も発見されたけれど、そこに住みたがるゆっくりはいなかった そして、例のれいむに白羽の矢が立った そんな良い物でもなかったけれど、れいむは「ゆっくり出来ない」という理由で住んでいたオブジェを追い出されて砂地に追放された 抵抗するれいむだったが、ボコボコにされて砂地に放り込まれてしまった 砂地には近くに苔の生える場所もないので、とても生きるのに苦労する場所だった れいむは悔しさに涙を浮かべ、歯を食いしばりながらもそこで生きていくことになった 巣の問題がぎりぎり解決したことにより、ゆっくりとした空気が流れ出していた しかし、追放されたれいむの目にはしっかりとした復讐の炎が灯っていた それに気付くゆっくりはいなかった これからこの水槽内は最盛期を迎えるけれど、所詮は有限の世界、崩壊は近い こちらからの手を加えることはない、ただ見て、ただ繁栄させれば、いつの日か、ただ滅びていく それを見るのが今から楽しみでしょうがない
https://w.atwiki.jp/childrights/pages/147.html
総括所見:デンマーク(第2回・2001年) 第1回(1995年)/第3回(2005年)/第4回(2011年)OPAC(2005年)/OPSC(2006年) CRC総括所見日本語訳(国別)/CRC総括所見日本語訳(会期順) CRC/C/15/Add.151(2001年7月10日) 原文:英語(平野裕二仮訳) 原文は国連人権高等弁務官事務所のサイト(国別情報のページまたはCRC会期一覧ページ)を参照。 1.委員会は、2001年5月22日に開かれた第699回~第700回会合(CRC/C/SR.699 and 700参照)において、1998年9月15日に受領したデンマークの第2回定期報告書(CRC/C/70/Add.6)を検討し、2001年6月8日に開かれた第721回会合において以下の総括所見を採択した。 A.序 2.委員会は、子どもの状況に関する理解をより明確なものとすることを可能にしてくれた、締約国の第2回報告書および事前質問事項(CRC/C/Q/DEN/2)に対する文書回答の提出を歓迎する。委員会は、報告書が、グリーンランドおよびファロー諸島の子どもの状況に関する十分な情報を記載しておらず、かつ条約第44条1項(b)に基づいて締約国によって提出される定期報告書の形式および内容に関する一般指針(CRC/C/58)にしたがっていなかったことを遺憾に思うものである。委員会は、締約国との間に持たれた建設的かつ開かれた対話を心強く思うとともに、議論の際に行なわれた提案および勧告に対する前向きな反応を歓迎する。委員会は、条約の実施に直接関与する代表団が出席してくれたことにより、締約国における子どもの権利についていっそう十全な評価が行なえたことを認知するものである。 B.締約国によってとられたフォローアップ措置および達成された進展 3.委員会は、子どもの権利条約の実施における全般的進展について締約国を称賛する。委員会の第1回総括所見および勧告(CRC/C/15/Add.33)を子どものための立法、政策およびプログラムに適用しようとした締約国の努力が留意されるところである。 4.委員会は、国際協力および開発援助の分野における締約国の傑出したコミットメントに、評価の意とともに留意する。これとの関連で、委員会は、締約国が、主として後発開発途上国への支援として、国内総生産の相当割合を対外援助に配分していることに留意するものである。 5.委員会は、保育施設の質を向上させるため、法律により導入され、かつ自治体および教育専門家と協力しながら行なわれている、子どものケアに関する取り組みを歓迎する。 6.委員会は、子どもに対して体罰を用いる親の権利が1997年に廃止されたことに、満足感とともに留意する。委員会は、この新法について親に情報を提供するために行なわれた全国規模の意識啓発キャンペーンについて、さらなる満足感を表明するものである。委員会は、キャンペーンのフォローアップとしてマイノリティ言語による資料を含める取り組みに留意する。 7.委員会は、国家子ども評議会が1998年に法律によって常設機関とされ、かつ、条約の原則および規定に照らして締約国における子どもの状況を独立の立場から評価する権限を与えられたことに、満足感とともに留意する。 8.委員会は、締約国が、国際的な養子縁組に関する子の保護および協力に関する1993年のハーグ条約を1997年に批准したことに、満足感とともに留意する。批准によって養子縁組法の改正が必要となり、とくに自己の養子縁組への子どもの参加の拡大が確保されることとなった。委員会はさらに、締約国が、最悪の形態の児童労働の禁止および撤廃のための即時の行動に関するILO条約(第182号)および就業が認められるための最低年齢に関するILO条約(第138号)を批准したことに留意する。 9.委員会は、締約国が最近、第2回デンマーク若者議会の開催の便宜を図ったことに留意するとともに、若者議員の決定および勧告を検討しかつ回付する内閣の取り組みを歓迎する。 C.主要な懸念事項および勧告 1.実施に関する一般的措置 報告 10.委員会は、報告書が、グリーンランドおよびファロー諸島の子どもの状況に関する十分な情報を記載しておらず、かつ条約第44条1項(b)に基づいて締約国によって提出される定期報告書の形式および内容に関する一般指針(CRC/C/58)にしたがっていなかったことを遺憾に思う。 11.委員会は、次回の定期報告書がグリーンランドおよびファロー諸島の子どもの状況に関する十分な情報を記載し、かつ条約第44条1項(b)に基づいて締約国によって提出される定期報告書の形式および内容に関する一般指針(CRC/C/58)にしたがうことを確保するため、締約国があらゆる効果的な措置をとるよう勧告する。 留保 12.委員会は、締約国が、手続法に関する常任委員会を通じ、条約第40条2項(b)(v)に対する留保を見直す手続を開始したことに留意する。 13.ウィーン世界人権会議のウィーン宣言および行動計画(1993年)に照らし、委員会は、締約国に対し、条約第40条2項(b)(v)に対する留保を撤回する目的で、当該留保の見直しの手続を完了させるよう奨励する。 立法 14.委員会は、法務大臣が、子どもの権利条約を含む中核的国際人権条約をデンマーク法に編入することに関わる利点および不利益について検討するための人権専門家委員会を設置したことに留意する。委員会は、専門家委員会の勧告がまだ完成していないことには留意しながらも、国内法における子どもの権利条約の法的地位について依然として懸念を覚えるものである。 15.委員会は、締約国に対し、子どもの権利条約を含む中核的国際人権文書を国内法に編入することを検討するよう、奨励する。これとの関連で、委員会は、締約国に対し、すべての国際人権文書を平等に重視するよう促すものである。締約国は、この問題に関する専門家委員会の勧告および政府の決定についての情報を次回の定期報告書に記載するよう、勧告される。 国際人権文書の批准 16.委員会は、締約国が現在、すべての移住労働者およびその家族構成員の権利の保護に関する国際条約への加入の可能性を検討していることに留意する。 17.委員会は、締約国に対し、同条約に加入するよう奨励する。 調整 18.省庁間子ども委員会の委任事項が1997年に更新されたことには留意しながらも、委員会は、条約がまだ省庁間委員会の活動の枠組みとして定められていないことを依然として懸念する。委員会はまた、子ども政策および子どもプログラムの一般的考慮事項に条約を明示的に含めるために締約国が行なった努力が不十分であることも懸念するものである。 19.委員会は、締約国に対し、条約を省庁間委員会の活動の枠組みとして定めることを検討するよう、奨励する。加えて、締約国は、子どもの権利条約に基づく、子どものための包括的戦略の策定を検討するよう奨励されるところである。 データ収集 20.委員会は、現行のデータ収集機構が、条約のすべての側面に関する細分化されたデータの収集を確保し、かつ、達成された進展の監視および評価ならびに子どもに関して採択された政策の効果の評価を効果的に行なうには不十分であることに、懸念とともに留意する。 21.委員会は、条約の実施に関して達成された進展の監視および評価ならびに子どもに関して採択された政策の効果の評価を効果的に行なうため、締約国が、データ収集システムを強化しかつ指標を開発するよう、勧告する。データ収集システムが、条約が対象とするすべての分野を編入し、かつ、とりわけ脆弱な立場に置かれている子どもをとくに重視しながら18歳未満のすべての子どもを網羅することを確保するための努力が行なわれるべきである。 独立の苦情申立て機構 22.委員会は、締約国が、オンブズマン事務所および電話ホットライン等を通じ、自己の権利侵害に関する子どもの苦情申立てを促進するための多くの取り組みを設けてきたことに留意する。しかしながら委員会は、締約国内のすべての子どもにとってのこれらの苦情申立て機構のアクセス可能性および利用可能性について、依然として懸念を覚えるものである。 23.委員会は、子どもの権利侵害に関する苦情申立てに対応し、かつこのような侵害に対する救済を提供するための独立した苦情申立て機構がすべての子どもにとって容易にアクセスできかつ利用者にやさしいものとなることを確保するため、締約国があらゆる効果的措置をとるよう提案する。これとの関連で、委員会は、締約国に対し、子どもによる苦情申立て機構の効果的利用を促進するための意識啓発の取り組みを強化するよう、奨励するものである。子どものために別個の苦情申立て機構を設けることへの消極的姿勢には留意しながらも、委員会は、締約国に対し、国家子ども評議会の権限を強化して個別の事案および子どもからの苦情への対応を含めることを検討するか、オンブズマン事務所内に子どもの権利担当部署を設置するよう、奨励する。 条約およびその原則の普及 24.委員会は、学校においておよび子どもとともに働く専門家(教員、学校管理者および警察職員を含む)の間で、インターネット等も通じ、条約の原則および規定を普及するために締約国が行なっている努力に留意する。しかしながら委員会は、子どもならびに子どもとともにおよび子どものために働く専門家が条約およびそこに掲げられた原則について十分な意識を有していないことを、依然として懸念するものである。 25.委員会は、締約国が、条約の原則および規定を体系的にかつ継続的に普及し、かつ、条約が学校カリキュラム、ならびに、子どもとともにおよび子どものために働く、社会のあらゆるレベルの専門家集団および行政機関の研修活動に体系的に編入されることを確保するための努力を強化するよう、勧告する。 2.一般原則 差別の禁止 26.委員会は、とくに刑法改正ならびに民族的マイノリティと警察に関するパンフレットの作成および配布を通じ、差別の禁止を促進するために締約国がとった措置を認識する。しかしながら委員会は、一部集団の子ども、とくに民族的マイノリティに属する子ども、子どもの難民および庇護希望者、移住者家族に属する子ども、障害のある子どもならびに社会的および経済的に不利のある家族に属する子どもに対する事実上の差別および排外主義的感情が、教育制度におけるものも含めて引き続き懸念の対象となっていることに、留意するものである。 27.条約第2条その他の関連条項に照らし、委員会は、締約国が、とくに継続的な意識啓発キャンペーンを組織することにより、マイノリティ集団、とくに移住者家族に属する子ども、子どもの難民、障害のある子どもならびに社会的および経済的に不利のある家族に属する子どもに対する態度の変革ならびに事実上の差別および排外主義的感情の解消のための措置(民族平等委員会を通じての措置を含む)を強化するよう、勧告する。 子どもの最善の利益 28.委員会は、子どもの最善の利益の一般原則(第3条)が、締約国の政策およびプログラムの実施において全面的に適用されかつ適正に統合されていないことを懸念する。これとの関連で、委員会は、しばしば親の権利のほうが子どもの最善の利益よりも重要だと考えられていることに留意するものである。 29.委員会は、子どものための法律、政策およびプログラムならびに子どもに関わるあらゆる司法上および行政上の決定における子どもの最善の利益の原則の実施を確保するため、締約国がさらなる努力を行なうよう勧告する。 子どもの意見の尊重 30.委員会は、意見を聴かれる子どもの権利について法律にさまざまな規定が置かれていること、および、この点に関わる法定最低年齢が12歳であることを認識する。しかしながら委員会は、条約第12条の実施が不十分であること、および、12歳未満の子どもは意見を聴かれる権利を有しないことを、依然として懸念するものである。 31.委員会は、裁判手続のみならず、子ども保護サービス、監護手続および子どもの施設措置に関するものを含むさまざまな行政上の決定においても条約第12条の効果的実施を確保するため、締約国が必要な措置をとるよう勧告する。さらに、締約国は、子どもの発達しつつある能力にしたがって、かつ条約第12条に照らし、12歳未満の子どもの意見の尊重を効果的に促進しかつ奨励するよう促されるところである。 3.家庭環境および代替的養護 親の指導および責任 32.ひとり親を対象とする金銭的援助および特別援助のプログラム(自治体レベルのものを含む)が確立されたことには留意しながらも、委員会は、ひとり親家族に属する子どもが脆弱な状況に置かれていることを依然として懸念する。民族的マイノリティの家族に属する子どもの状況についても懸念が表明されるところである。 33.委員会は、締約国が、ひとり親家族および民族的マイノリティの家族を支援するプログラムおよび取り組みを強化するよう、勧告する。 家庭における児童虐待およびネグレクト 34.委員会は、性的虐待に関する省庁間作業部会の提案の実施を含め、子どもの虐待およびネグレクトに対応するためにとられたさまざまな措置に留意する。しかしながら委員会は、この現象の規模および実施されたさまざまな措置の効果に関する情報が存在しないことを依然として懸念するものである。 35.委員会は、締約国が、児童虐待(性的虐待を含む)およびネグレクトのあらゆる事案の通報および付託に関する効果的システム、とられたさまざまな措置の成果の定期的評価、ならびに、子どもにさらなるトラウマを負わせることを回避するための、十分な訓練を受けた専門家による、子どもにやさしい部門横断型の手続を確保するための法律を含む、包括的な政策を策定しかつ実施するよう、勧告する。 4.基礎保健および福祉 思春期の健康 36.締約国の努力には留意しながらも、委員会は、思春期の子どもが直面している健康上の問題、とくに、とりわけ10代の女子の間で多数発生している摂食障害、薬物、アルコールおよびタバコの濫用ならびに自殺について、依然として懸念する。 37.委員会は、締約国が、とくに若者の自信を強化し、かつ健康に悪影響を及ぼす可能性がある行動を防止するための予防教育、カウンセリングおよびリハビリテーション・プログラムを通じて、思春期の身体的および精神的健康に関わるこれらの懸念に対応するための努力を強化するよう、勧告する。 5.教育、余暇および文化的活動 施設における子どもへの暴力 38.この点に関して締約国が行なっている活動は認知しながらも、委員会は、学校におけるいじめの水準がやや高いこと、および、保育施設その他の施設における虐待(性的虐待を含む)からの子どもの保護が不十分であることを、依然として懸念する。 39.委員会は、締約国が、この点に関する国家子ども評議会の勧告を考慮に入れ、かつ子どもの参加を得ながら、学校における暴力およびいじめを防止しかつこれと闘うための措置を強化するよう、勧告する。さらに、締約国は、子どもに対する犯罪について有罪判決を受けた者が子どものためのケア施設その他の施設で働くことを防止するために必要な措置をとるよう、奨励されるところである。 6.特別な保護措置 少年司法の運営 40.少年司法の分野における締約国の努力には留意しながらも、委員会は、15~17歳の子どもが成人用の拘禁施設に収容され、かつ独居拘禁下に置かれる可能性があることを依然として懸念する。 41.委員会は、締約国に対し、少年司法を規律する法律および政策が条約、とくに第37条、第40条および第39条、ならびに、北京規則、リャド・ガイドラインおよび自由を奪われた少年の保護に関する国連規則のようなこの分野における他の関連の国際基準に全面的に一致することを確保するため、当該法律および政策を見直すよう促す。条約第3条、第37条、第40条および第39条に照らし、委員会はさらに、子どもが拘禁施設で成人から分離され、かつ子どもが独居拘禁の対象とされないこと(これが子どもの最善の利益にかない、かつ裁判所による審査の対象とされる場合を除く)を確保するため、締約国があらゆる効果的措置をとるよう勧告するものである。加えて、委員会は、締約国に対し、法律に抵触した子どもの更生および再統合のためのプログラムを強化するよう、奨励する。 性的虐待および搾取 42.委員会は、性的虐待に関する情報収集システムを最近確立したことを含め、性的虐待および搾取を防止しかつこれと闘うための締約国が行なっている努力を認識する。委員会は、子どもの虐待および搾取に関する意識が欠けており、かつ児童ポルノに対応するための努力が不十分であることを懸念するものである。委員会はまた、虐待の被害を受けた子どもとともにおよびこのような子どものために働く専門家(警察官、弁護士およびソーシャルワーカーを含む)を対象とした研修の必要性があることにも留意する。 43.条約第34条その他の関連条項に照らし、委員会は、締約国が、これらの現象を防止しかつこれと闘うための現行の政策および措置(ケアおよびリハビリテーションを含む)を強化するための努力を増強するよう、勧告する。委員会は、締約国が、虐待および搾取の被害を受けた子どもとともにおよびこのような子どものために働く専門家の研修を導入しかつ(または)強化するため、あらゆる適当な措置をとるよう勧告するものである。 44.委員会は、社会の規範および規則への適応の面で困難を経験している可能性がある15~17歳の子ども、とくに法律に抵触したこれらの子どものための支援を提供する法案が提案されたことに留意する。しかしながら委員会は、このような子どもの状況について依然として懸念を覚えるものである。 45.委員会は、締約国に対し、これらの子どもおよびその親に対して十分な支援を提供する努力を継続し、かつ必要なときは強化するよう、奨励する。 7.選択議定書の批准 46.委員会は、締約国が、武力紛争への子どもの関与ならびに子どもの売買、児童買春および児童ポルノに関する子どもの権利条約の両選択議定書に署名していることを認識する。 47.委員会は、締約国に対し、両選択議定書を可能なかぎり早期に批准するよう奨励する。 8.文書の普及 48.最後に、条約第44条6項に照らし、委員会は、締約国が提出した第2回定期報告書および文書回答を広く公衆一般が入手できるようにするとともに、関連の議事要録および委員会が採択した総括所見とともに報告書を刊行することを検討するよう勧告する。このような文書は、政府、議会および一般公衆(関心のある非政府組織を含む)の間で条約、その実施および監視に関する議論および意識を喚起するため、広く配布されるべきである。 更新履歴:ページ作成(2011年1月20日)。
https://w.atwiki.jp/keikenchi/pages/636.html
ボール遊び タブンネちゃんとボール遊びをしたんだ 最初に投げたボールはトゲトゲのボール。 えいって投げたらタブンネちゃん見事にキャッチして可愛いおててに穴があいちゃった。 痛くて泣き叫ぶタブンネちゃん可愛いよ 次の日もボール遊び 今日はくろいてっきゅうを投げたんだ。 昨日みたいにうまくいかず頭に当たっちゃった。 「ミギッ」って声をあげて伸びるタブンネちゃん可愛いよ その次の日もボール遊び 今日は焼けた鉄球だよ 今日はうまくキャッチできたみたい 焦げた手でボールを持とうとがんばってるタブンネちゃん可愛いよ その次の日もボール遊び 今日は小型爆弾をつけたゴムボールだ キャッチした瞬間爆発! 漫画みたいに真っ黒焦げのタブンネちゃん可愛いよ 次の日から丸いものが怖くなったみたい 風船にすらおびえるタブンネちゃん可愛いよげしげし 賢かったタブンネ 幸せそうにオボンのみをかじるタブンネ一家を発見した ご自慢の聴力を活かせず俺に捕まれwwwと思っていたら母タブンネが遠く離れている俺に気づき、子どもを背中に乗せさっさと木に登ってしまった。 すべてのタブンネがおはなばたけな奴ではないようだ。母タブンネは木の上から俺を睨んでいる。 やがて俺がなにもしないと分かると木からするすると降りてオボンを食べ出す。 このタブンネ一家がとても幸せでいられるのは母タブンネの強い警戒心からだろう。 俺はこいつらを観察することにした。 1日目 このタブンネ一家の住処の木に別に別のタブンネがやってきた。 別のタブンネは、この母タブンネを見た途端、木の実を分けておくれといった。同族だから分けてもらえると思ったのだろう。 しかし母タブンネは首を縦に振らない。まぁこれが普通だな。 そのまま口論へ発展したが、母タブンネがさっさと引っ込んでしまった。 どうしてそうしたかはすぐに分かった。キリキザンの群れがきたのだ。 あっさりと別のタブンネは狩られてしまった。しかし母タブンネは警戒心強すぎるな。 2日目~30日目 特になにもない 31日目 あのタブンネ一家が住んでる木に雷が落ちた 5匹いた子タブンネのうち3匹が死んでしまった 母タブンネは泣いた。が、すぐに立ち直って… ? 子タブンネがいない 周囲を見渡すとなんとキリキザンの群に狩られていた ここでそんなヘマをするとは…よっぽどショックだったようだ 母タブンネは自分からキリキザンに刺され、そこからかえんほうしゃを撃ちキリキザンと数匹のコマタナを道連れにした 子の仇、といったところか。なかなか最期は立派だったな。まぁ魂ランプラーに吸われたがな ボコンネ あー暇だなーなんか面白いことないかなー あれ?あそこにいるのタブンネかな?あ!やっぱりタブンネだ!かわいー! 両手をこっちに突き出して、甘えたいのかな?よしよし あれ?なんか怒ったような顔になってない?って痛ッ! なんで急にとっしんするのよ!…もしかして食べ物目当て? どうやらそうみたいね、首をそんなに縦に振るんだもの じゃあたっぷり食べさせてあげるわ…私の怒りをね… やっ!あらー一発でダウンしちゃったのー? そうそう立ち上がって…今度はすてみタックル?あっそ はっ!どう?人間の女の子に力負けする気分は? まぁ「ただの女の子」じゃなくて「バトルガール」だけどね あはは、ボッコボコになっちゃって、可愛くなくなっちゃったね まだかかってくるの?いい加減諦めなさいよ… 数日後 ねぇねぇリザードン、この辺に乞食タブンネが出るらしいよ 出会ったら僕らで叩きのめそうよ! お!タブンネ発見!…早速物をねだってるよこいつ さっさとたた…いたっ! こいつすてみタってああ!ふしぎなあめ食べやがった! この野郎!…あれ?リザードンしっぽの炎青い… あーあ、あのタブンネ終わったね タブンネは約1時間リザードンにボコられました ん?首輪と縄が欲しいってリザードン、それ何に使うの? …なるほど、ふしぎなあめを探させるのか、見つかるといいね ほら、豚がサボってるよ。あんなに必死で探して、面白いね、タブンネは いっぱい見つかったし、帰るか。 こらこらリザードン、そんなにじゃれないでよ~ ん?どうしたのタブンネ?分け前欲しいの? あげないよ。すっかりボロ雑巾みたくなってるもの じゃあね、ボロンネ あー楽しかった。じゃあね、ボコンネちゃん せいぜい食べられないようにね 綱渡り タブンネちゃんを爪先立ちにさせて、電流を流した剥き出しの銅線を跨がせる 脚を完全に地面に付けちゃうと、銅線が股に当たってびりびり痺れちゃうよ 疲れて脚がプルプルしてるタブンネちゃん可愛いよ、いいダイエットになるね! 20分おきくらいに悲鳴が聞こえてくるけどこうやって続けてればだんだん鍛えられてくるからね! とりあえず三日三晩は放置しとこうっと^^ 楽しいクイズ ベビちゃんを人質にとって、クイズに正解したら助けてあげると言って、絶対に解けない問題を答えさせたい (間違えるとベビちゃんの入ったミキサーにスイッチが入る、水槽が満杯になるまで毒水を注がれるなど) ↑ 第一問と言ったところで問題文読みあげる前に試しに一匹ヤっちゃうのはお約束ですね ママちゃんの反応が凄い凄い、不意打ちすぎて大混乱 あとは正解しても串刺しにしたり、不正解だけどあえて助けてあげたり 間違えた方がいいの?と迷いが生じサービス問題の超簡単な問いをわざと間違えるママちゃん わざと間違えるなんていけないねぇ?とボーナスで一度に3匹ベビちゃんを失っちゃうのもまたかわいい ↑ 不意打ちで発狂するママンネちゃん想像したらムラムラしてくる お馬鹿なママンネちゃんを翻弄するのは楽しいな、時間制限設けて精神的に追い込んだり 正解したら全員解放してあげると言って淡い期待を抱かせたり 終いには神経衰弱と罪悪感で廃ポケになるのがオチだな ↑ 時間制限良いね!「解答時間は10秒です」って言っておいてカウントが10の次がいきなり1になったりとか楽しすぎる 問題にちゃんと正解してそれっぽいファンファーレも流れたのに、ベビちゃんが急に爆破されてわけがわからないママちゃんも可愛い ボタンをいくら押しても反応しなかったり、ボタン押して応えようとした直後に解答すら出来ず子供が砂地獄に飲み込まれるママちゃんまじ悲惨 あとは○×問題で正解の方に飛び込めば1匹助かります!とか言ってどっちかに走っていくママちゃんもかわいい どっちに飛び込んでもクイズ続行可能な程度に酷い目にあった挙句結局ベビちゃんも死んじゃうとか素晴らしい チョッキ on the チョッキ タブンネちゃんにTの文字が入ったチョッキをプレゼントしてあげたい Tはタブンネの頭文字だと思って喜ぶタブンネちゃんかわいい そんなタブンネちゃんにTはチンコチョッキ豚の頭文字だよ!と教えてあげたい よかったねタブンネちゃん! チンコの頭文字はCじゃないかという疑問は受け付けないよ! 永久機関 タブンネに賢者の石を埋め込んで、ミキサーにかける。 賢者の石の中にある命がある限り、体は再生して死ぬことがない。 痛みは感じるからずっとミキサーの中で破壊と再生を繰り返しながら苦痛の中、「ビャァビャァ」 悲鳴を上げる。こんな仕組みはどうだろうか? 心折心 タブンネが自慢するから「長所の耳」をナイフで切ってやった。 タブンネがコンプレックスだと言うので「短くて不便な手足」を電動ノコギリで切ってやった。 マランネになった癖に「タブンネ」の自慢の「ふわふわな尻尾」は切らないで!と泣き叫ぶから、遠慮なく中華包丁で切ってやった。 流石に黙ったのでここらでやめようとしたら「タブンネ」自慢の「うるうるおめめ」でこっちをみてきやがった。 ムカツクから片目だけえぐりとって、姿見の前に放置してやった。 無様な姿を見続けて発狂するマランネちゃんはいつみてもゾクゾクするね。 ジムの敷居 「ミッミッ!(アカネさん、タブンネをお前の手持ちに入れろ!)」 「ミッミッミィー!(ノーマルタイプを使っているんだから手持ちに入れるのは当たり前!)」 アカネ「すまんな潤オタブンネ、イッシュ地方のノーマルポケモンはチラチーノと決めてるんや」 アカネ「それに媚びる事と食べる事しか能のないタブンネは、こっちからお断りや!」 「ミィーン!ミィヒヒ、スッ(すてみタックルの姿勢)」 アカネ「へぇー、やる気はあるようやな!ミルタンク!ころがるや!」 「ミィギャーーーーー」 アカネ「なんや、一撃でやられてしもうた。」 アカネ「ミルタンク、帰ろうや!」 四季ンネ マフラーまいた冬タブンネ。ムンナと遊んでましたが、ムンナのご主人さまがやってきて、手持ちポケモンの経験値稼ぎに倒されました。 真っ白な雪を血で赤く染めた汚い冬タブンネ。 よくみたら右腕がへんな方向に折れてました。 満開の桜をみつめる春タブンネ。 桜の花びらはタブンネ色してる!なんて言っています。 上ばかりみていたから足元のダグトリオに気づかず全体重をかけて踏みつけてしまいました。 ダグトリオ怒りの一撃必殺「地割れ」。 春タブンネは衝撃のショックで声を失いました。 傘とポンチョを身につけた梅雨タブンネ。 この傘とポンチョは近所の小学生のものでした。 どうしても黄色い雨具が欲しくて盗んだのです。 雨具を盗まれた小学生の親は娘の雨具を我が物顔で使う梅雨タブンネめがけて斧を振りかざしました。 はじめは尻尾が切断され、次は耳、最後は左足。 梅雨タブンネは傷口に雨水がしみてうめき声をあげていました。 タブンネ権利宣言 タブンネに永久に与えられることの無い権利。 ①五体満足でいられる権利 ②暖かい家族と温かい住居にで生活できる権利 ③子供の晴れ姿を見る権利 ④オボン、オレンなど、安定した美味しい食事に有り付く権利 ⑤第三者に心身を脅かされることなく一生を終える権利(捕食、虐殺など) ⑥ポケセン勤務での失敗時、過度の体罰を受けない権利 ⑦綺麗な尻尾を持つ権利 ⑧強姦されない権利 ⑨主人(トレーナ―)から愛される権利 ⑩寿命を全うするまでこの世に留まれる権利 ⑪他人(他ポケ)に迷惑をかけない範囲で自由に活動する権利 ⑫自由に他ポケと結婚する権利(タブンネに相手を選ぶ権利は無い) ⑬同族の肉を食べなくて良い権利 ⑭トレーナーに捕まえてもらい家族になる権利 ⑮自由な時間を過ごす権利 ⑯清潔な生活を送る権利 ⑰(タブンネに)痛みを伴わない遊びをする権利 自由研究 今年の自由研究はタブンネを使おう。 タブンネを数匹用意し、目玉を抉る。抉った目玉があった場所にやどりぎのタネやまきびし、ようかいえきやエレキボールを 埋め込み、タブンネがいかに苦しむか実験する。 タブンネ虐殺専門学校理科室資料にて抜粋。 進路絶望 ミィミィ学園進路調査及び結果 タブ1「優しいナースさんになりたいミィ♪」→ポケセンサンドバック タブ2「強くなってバトルで活躍したいミィ!」→レベル上げ用サンドバック タブ3「こどもがいっぱいの幸せな家庭を築きたいミィ♪」→食用タブンネ出産用 タブ4「メスンネちゃんとたくさん恋がしたいミィ!」→種タブンネ タブ5「お肉にだけはなりたくないミィねw」→お肉 タブンネかき揚げ 通販で頼んだ大きな釜が届いたので早速使ってみよう。 用途はもちろん愛しのポケモン達の為のご飯作り。今日はタブンネちゃんを油で揚げよう。 そうと決まれば早速出発。今日は生け捕りのプロのキノガッサと一緒だ。この子は肉は好まないけど皆の為に頑張ってくれる優しい子なんだ。 さて、道なりに歩いているとさっそく草むらが揺れ始めたね。中を覗いて見ると案の定タブンネちゃんだ。しかもママンネとベビンネの二匹。 早速背後から近づいてキノコの胞子だ。全く気付かないおバカなタブンネちゃんかわいいよ。自慢の聴力も形無しだね。 キノコの胞子をモロに浴びてお寝んねしちゃうタブンネ親子。さすがは安心と信頼のキノコの胞子。百発百中だ!ご褒美にタブンネちゃんの持ってたオボンの実をキノガッサにプレゼントしよう。 かわいい寝顔のタブンネちゃん達をゴミ袋に入れて帰還。モンスターボール代合計200円も払うのは勿体無いからね。 家に着いたら早速タブンネちゃん達を油を入れた釜の中へシュート!♪衝撃で目が覚めたけど辺りは真っ暗でママのお腹辺りまでの深さの油。何が起こったのか分からずに混乱するタブンネちゃんも可愛いね。 そんなタブンネちゃんを他所に点火だ。最初は何が起こったのか分からないけど段々熱くなって来て事の重大さが分かっちゃうんだ。 しばらく親子でダンスしてたタブンネちゃんたちだけどママンネちゃんが子タブンネちゃんを短いお手手で持ち上げるんだ。 この子だけは助けてって言わんばかりの表情で子タブンネちゃんを必死に持ち上げるママンネちゃんはまるで女神様だね。 子タブンネちゃんは熱くなくなって暫くは安心してるんだけど偶然触れた触角でママンネちゃんの感情を読み取ってママの最期を悟っちゃうんだ。 必死な声で泣き叫ぶ子タブンネちゃんはまさに天使だねっ♪ でも安心して、タブンネちゃん♪キミも大好きなママと一緒に僕のポケモン達が美味しく食べてあげるからねっ! さて、必死の抵抗も虚しく力尽きて倒れちゃったママンネちゃん。当然子タブンネちゃんが油の中へダイブ! 枯れ掛けた声で一層泣き叫ぶ子タブンネちゃんもかわいいよ。でも悲しいかな、お別れの時が来ちゃったみたい。 子タブンネちゃんの鳴き声が小さくなって行って油の中へと沈んで行っちゃった。 ママンネと子タブンネを一緒に油で揚げただけでこんな感動的な光景が見られるなんてタブンネってのはやっぱり飽きが来ないなあ♪ END 糞豚一等兵 徴兵制(二年間)のポケモン世界 before ヤダミィ!、お家に居たいミィ!ママと一緒にいたいミィ! after(一年後) タダ飯食えて、寝床があるから幸せだミィ! でも…何でこの可愛いタブンネちゃんが一等兵なんだミィ! 大将にするミィ!給料も増やせミィ! ガブリアス中将「調子に乗るな!この豚肉ー!(ドラゴンクロー)」 タブンネ「ブミィー!やっぱお家に帰りたいミィー!」 ガブリアス中将「あと一年辛抱するんだなー(笑)」 タブンネ「ミィィィィィィィィィーン!」 日記 タブンネの日記 8月26日 今日はご主人とボール遊びをしたミィ。ご主人様が熱い鉄のボールやトゲトゲボールを投げるから わたしのかわいいおててがボロボロで悲しいミィ。 8月27日 今日はわたしの大好きなオレンの実をいっぱい食べさせてもらったミィ。 いつもご主人はわたしにイジワルなのに今日は優しいミィ。何か企んでるのかミィ? でもオレンがオイシイからまぁ、どうでもいいミィ♪ 8月28日 今日はオボンの実をたくさん食べさせてもらったミィ♪オレンよりも味が良いミィ。 だけど今日の夕方にご主人が商店街から鋸やフライパン、ミキサーを買ってきたミィ。 日用大工やお料理に目覚めたのかな?今日もお腹いっぱいで幸せだミィ。 明日も食べたいなオボンの実。 (これより後日の日記はない。) 飼育係タブンネの日誌 飼育係タブンネの日誌 May 9, 2010 夜、警備員のタブットとタブリアス、研究員のスターブとポーカーをやったミィ。 スターブの奴、やたらついてやがったがきっといかさまにちがいねェミィ。 僕たちをばかにしやがってミィ。 May 10, 2010 今日、研究員のおえら方から新しい化け物の世話を頼まれたミィ。 皮をひんむいたカイリキーのような奴だミィ。 生きたえさがいいってんで、ベビンネを投げこんだら、奴ら、足をもぎ取ったり内臓を引き出したり 遊んだあげくやっと食いやがるミィ。 May 11, 2010 今朝5時頃、宇宙服みてえな防護衣を着たタブットに突然たたき起こされて僕も宇宙服を 着せられたミィ。なんでも、研究所で事故があったらしいミィ。 研究員の連中ときたら、夜も寝ないで実験ばかりやってるからこんな事になるんだミィ。 May 12, 2010 昨日からこのいまいましい宇宙服をつけたままなんで、背中がむれちまって妙にかゆいミィ。 いらいらするんで、腹いせにあの家畜タブンネどもの飯を抜きにしてやったミィ。 いい気味だミィ。 May 13, 2010 あまりに背中がかゆいんで医務室にいったら、背中にでっけえバンソウコウを貼られたミィ。 それから、もう俺は宇宙服を着なくていいとラッキーさんがいったミィ。 おかげで今夜はよく眠れそうだミィ。 May 14, 2010 朝起きたら、背中だけでなく足にも腫物ができてやがったミィ。 家畜どものオリがやけに静かなんで、足引きずって見に行ったら数が全然たりねえミィ。 めしを三日抜いたくらいで逃げやがってミィ。 おえら方に見つかったら大変だミィ。 May 16, 2010 昨日、この屋しきから逃げ出そうとした研究いんが一人、射さつされた、て はなしだみぃ。 夜、からだ中 あついかゆいみぃ。 胸のはれ物 かきむしたら 肉がくさり落ちやがたみぃ。 いったいぼく どうな て May 19, 2010 やと ねつ ひいた も とてもかゆい みぃ 今日 はらへったの、かちく のエサ くうみぃ May 21, 2010 かゆい かゆい タブットーきた ひどいかおなんで ころし うまかっ みぃ。 4 かゆい うま 宣伝乙 一匹のタブンネちゃんがカメラの前で憤ってるよ 「何でタブンネちゃんを食べるんだミィ!もっとおいしいお肉があるはずだミィ」 そのタブンネちゃんの前にステーキがひとつ運ばれてきたよ、そのお肉に齧り付くタブンネちゃん 「これだミィ!この世にはこんなにおいしいお肉があるんだミィ!タブンネの肉なんて食べてたら損だミィ!!」バクッバクッ! 怒りながら食べるタブンネちゃん、とっても行儀が悪いね 「おいしかったミィ~、テレビの前のみんなは解ったかミィ!これからはこのお肉を食べるミィ!とってもおいしくて安いミィ!! ところで何のお肉だったんだミィ?」 「そりゃあタブンネちゃんだよ^^」 「ミィ…!?ミィィイイイイ!!!!」 次の日からタブ肉の出荷量は激増したという 三者一両損 タブA「うちのベビンネちゃんは可愛いミィ~♪」 タブB「何言ってるミィ!うちの子のほうが可愛いミィ!!」 タブC「二人ともやめるミィ、どうせうちの子に勝てる子は居ないんだから無駄だミィ」 タブA&B「なんだとミィ!!」 ガスッ!ボコッ!グシャッ! タブA「ミィ!?ベビンネちゃんがいないミィ?」 タブB「どこ行ったんだミィ?」キョロキョロ サザンドラ「♪~」ゴクリ タブABC「ミィギャアアアァァアアア!!」 生餌 旅行でシンオウ地方に来て数日が経ったある日、俺は無性に釣りがしたくなった。おもむろにすごい釣竿を出し、そこに餌を取り付けようとしたのだがいざとなると餌にうってつけな物が中々見つからない 仕方が無いのでモンスターボールからタブンネを出した。タブンネは食事とでも思ったのだろうか、物欲しそうにこっちを見つめている。 だがそんな視線等無視してタブンネを釣竿の針に刺した。「ミィ!?」突然の出来事にタブンネは理解できず、ただもがくが、そんなタブンネの耳元で一言「お前はエサだ。いいもんつらねーと殺すからな」そう言い終わるのと同時にタブンネを水の中へ投入。タブンネはよっぽど殺されるのが嫌なのだろう。必死になってポケモンを捕まえようと足掻いている。正直餌になってくれた方が良いんだがな・・・ 数時間が経過したが、結果は無残だった。殆ど釣れもせず、釣れたかと思えばコイキングばかり「バトルも駄目な上にエサにも使えない・・・これは信じられないような無能っぷりだな・・・」俺はそう呟きへ俺は自転車に乗ってサイクリングロードへと向かった。 サイクリングロードの坂の下でタブンネを出し、そのまま放置して坂を上っていく。タブンネは追いかけようとしてくるが流石にサイクリングロードの坂は上れず転がり落ちていった。 「イヤッッホォォォオオォオウ!」俺は坂の頂上から一気に降りる。爽快感に今までのストレスが一気に消し飛ぶ。 坂が終盤に差し掛かるとそこにタブンネが居た。坂は上れないがかと言って逃げ出して野生で生きていく自信もないタブンネは同じ場所で蹲っていた さすがに耳は良いのでタブンネは俺に気付く。きっと俺が迎えに来てくれたのだと思ったのだろう、嬉しそうな顔で坂をよじ登ろうとしている。そんなタブンネは実に滑稽だった。 「ハハハ・・・・死ねええェェェ!!!!!!!!」 俺はそう叫びながら渾身の力を込めて自転車を加速させる。そのまま飛び切り勢いをつけてタブンネを轢き飛ばした 「ミィィィイイイイン!!!」 タブンネは綺麗な流線型を描きながら勢い良く飛んでいった。しばらくするとどこかの水面が大きな音をたてて揺れ、そこにはタブンネと思われるピンクの塊が浮かんでいた 生きるゴミと言わざるを得なかったタブンネはたった今本当のゴミとなったのだった